ちょっと不思議な家族の物語を描く堤真一主演ドラマ「妻、小学生になる。」。この度、神木隆之介が“亡き妻の弟”役を演じることが分かった。本作は、10年前に愛する妻を亡くし、生きる気力を失った夫とその娘が、生まれ変わって小学生になった妻(母)と再会し、徐々に生きる喜びを取り戻していくホームドラマ。神木さんが演じるのは、貴恵(石田ゆり子)の弟・古賀友利という、原作にはないドラマオリジナルキャラクター。フリーターで生活は崖っぷちの友利は、姪にあたる麻衣(蒔田彩珠)とは仲がいい。また、理想の生き方を探し、毎日闘っているのだが、違和感を持ちながら時の流れに身を委ねている。実は、第1話で麻衣と電話をしていた“謎の青年”は、友利だった。また、ラストで圭介(堤さん)が万理華(毎田暖乃)にプロポーズする場面も目撃している。圭介や麻衣だけでなく、友利もまた、大好きだった姉を突然亡くしてからある思いを抱えて生きている様子。小学生になった貴恵と再会することで、友利が自分自身の人生とどう向き合っていくのか、注目だ。「妻、小学生になる。」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年01月28日ちょっと不思議な家族の物語を描く堤真一主演ドラマ「妻、小学生になる。」。この度、神木隆之介が“亡き妻の弟”役を演じることが分かった。本作は、10年前に愛する妻を亡くし、生きる気力を失った夫とその娘が、生まれ変わって小学生になった妻(母)と再会し、徐々に生きる喜びを取り戻していくホームドラマ。神木さんが演じるのは、貴恵(石田ゆり子)の弟・古賀友利という、原作にはないドラマオリジナルキャラクター。フリーターで生活は崖っぷちの友利は、姪にあたる麻衣(蒔田彩珠)とは仲がいい。また、理想の生き方を探し、毎日闘っているのだが、違和感を持ちながら時の流れに身を委ねている。実は、第1話で麻衣と電話をしていた“謎の青年”は、友利だった。また、ラストで圭介(堤さん)が万理華(毎田暖乃)にプロポーズする場面も目撃している。圭介や麻衣だけでなく、友利もまた、大好きだった姉を突然亡くしてからある思いを抱えて生きている様子。小学生になった貴恵と再会することで、友利が自分自身の人生とどう向き合っていくのか、注目だ。「妻、小学生になる。」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年01月28日映画『ノイズ』(1月28日公開)の公開初日舞台挨拶が28日に都内で行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、永瀬正敏、廣木隆一監督が登場した。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。この日は永瀬が撮影した映画中の写真も公開。永瀬は「緊急事態宣言が出た時に引きこもってたんですが、自分の身の丈に合ったもので伝えられたらと思って、毎日インスタとかに笑顔の写真を載せてたんですね。その趣旨に賛同してくれて撮らせていただけたということもあって、特別な写真」と説明する。笑顔の写真に藤原は「ガチでいかないと怒られるかなと思って、めちゃくちゃ笑うようにさせていただきました」と周囲を笑わせ、永瀬は「すごい素敵な笑顔をいただいてうれしかったです」と感謝した。松山の笑顔の写真も映し出され、松山は「ずっと真剣になってたからなかなか笑えるところは作れなかったですし、この現場でこういう顔ができたのは永瀬さんのおかげなのかな」と振り返り、「竜也さんもだと思うんですけど、僕たちは永瀬さんを見て育ってきたので、永瀬さんの前で自然に笑えないんですよ。竜也さんの表情もそうですけど、今まで見たことない表情してるなと感じました」と語る。神木は「映画の中では一切笑わないので、この時に久しぶりに笑ったというか。撮影現場は楽しくて笑ってるんですけど、衣装を着てる状態で永瀬さんに『笑って』と言っていただけたので、一瞬だけでも(作中の)共犯というプレッシャーが解けた瞬間でもある写真」と分析した。
2022年01月28日『デスノート』で話題を呼んだ俳優の藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』。筒井哲也氏によるサスペンスコミックの実写化作で、絶海の孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)が、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまい、3人はこの殺人を隠すことを決意する。今回は松山と神木にインタビュー。2012年の大河ドラマ『平清盛』以来の共演で幼なじみ役となった2人は、今作で距離を縮めたという。今回は、共演中の2人の様子や、2人から見た藤原のすごさなどについても話を聞いた。○■撮影中にアニメにハマって号泣——お二人の共演は2012年の大河ドラマ『平清盛』(松山:平清盛役、神木:源義経役)以来ですが…。松山:『平清盛』の撮影では、実はあまり会えていないんです。神木:僕は逃げる側だったので、お会いできたのはポスター撮影の時くらいだったかもしれません。松山:でもその時に1回、ごはんに行ったよね。覚えてる? まだ未成年だったよね?神木:覚えてます! ぎりぎり20歳になっていました。松山:(笑)。その時は人もたくさんいたし、あんまり話す時間もなかったけど、今回は神木くんから色々な話を聞けたのが良かったです。アニメが好きということでおすすめを聞いて。教えてもらった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を、この『ノイズ』の撮影が終わって戻ったホテルで必ず見て……。本当に素晴らしい作品だった!(笑)神木:すごい「泣いた」って言ってましたもんね。松山:もう泣いて泣いて。撮影中に他の作品を見ていると、そういう感動を無意識に引きずるところもあって、(演じている役と)どこかリンクしているような気持ちにもなる。もちろん、まったくわからないレベルの話ですよ!(笑) 「この役をどうやってやろう」と考えてアンテナを張るから、やっている作品の時期によって、普段見るアニメやドラマ、映画とかの方向性も少しずつ変わる気がします。神木:ちょっとわかります。共感というか、少なからず通ずるものを探します。松山:それで 無意識に取り入れているところがきっとあるんだよね。——神木さんにとっては、松山さんはどういう存在なんですか?神木:僕はとにかく、たっちゃんさん(藤原)と松山さんが共演されていた映画『デスノート』が大好きだったんです。中学生の時に映画館で「わあ、すごい」と思って見ていた2人が目の前にいらっしゃるのが、現場に入って第一の感動でした。とにかく僕はもう皆さんにくっついていけるかどうか、必死で。こんなに緊張感を持った役は初めてでしたし、こんなに大きなことを背負った役もなかなかないので、とにかく緊張しながら、でもその緊張を途切れさせないように必死でやってました。——そういう感覚になるのは、藤原さん松山さんというお二人が、大きすぎる存在ということですか?神木:もちろん、そうですよ! 演技も「うわ、すごい」と思いながら見ていましたし、合間に会話している時も「(『デスノート』の)Lと月と話してる」と思ってしまったりもするんです。連絡先も「松山ケンイチさん(L)」と登録してます。松山:『デスノート』の「L」じゃなくて、『ノイズ』の「純」にしてよ(笑)神木:「純」だと紛らわしいので(笑)。ずっと大好きでしたし、お二人のすごさは『デスノート』上映当時から身に染みてわかっていたので、嬉しかったです。——松山さんの手作りトマトジュースのラベルを神木さんが作った、というエピソードもあるそうですが、この作品がきっかけでまた仲が深まったんですか?松山:撮影の休憩中に話している時「ちょっとラベル描いてくれない?」と言ったら、神木君がわざわざ空き時間にお店に行って、画材道具をそろえて描いてくれたんです。「1カ月待ってください!」とかじゃなくて、すぐに描いてくれて。神木:「1カ月」だなんて、プロじゃないですから(笑)。でも、そう言っていただけて良かったです。松山:そういうところがいいんだよ。本当に多才だから、話していてもすごく面白い。○■藤原竜也のすごさを目の当たりに——今回は藤原さんと3人で幼なじみの役でしたが、お二人から見て「すごいな」と思ったのはどんなところでしたか?神木:全体的に緊張感あるシーンばっかりでしたけど、本番前まで普通に笑ってるところがすごい。松山:(渡辺)大知くんをずっといじってましたね。竜也さんのいじり方って、オチがないからちょっと怖いんですよ(笑)神木:たしかに、わかります(笑)松山:本気で言ってるのかボケてるのか、つっこんでいいのかどうか(笑)神木:ほったらかしですからね(笑)松山:大知君もビックリしたと思う(笑)。覚えているのは、大知くんが死んだシーンの撮影で、NGがあってもう1回やり直そうとしたら、死んでいるはずの大知君が起き上がっちゃって。みんな「いや、なんでだよ!(笑)」みたいな感じで笑ってたんだけど、ふと竜也さんを見たら芝居のまんま本気の顔だったの。「やばい! この人、まだやってる!」と思って。その集中力というか、こんな俳優さん、今まで見たことがないかもしれない。神木:僕らが「今、和んじゃいけなかったのかな!?」と思うくらいの迫力で。松山:そうそう。あと、余(貴美子)さんと柄本(明)さんの大絶叫シーンも、スタッフも役者も笑ってるのに竜也さん見るとやっぱりマジな顔してるんだよ。神木:すごいですね! 集中力がカンストしてる。松山:ちょっと、信じられない。——松山さん、神木さんのお二人が言うくらいだから、よっぽどということですよね。松山:でも、それくらい竜也さんの演技が暴力的というか、本当に殴られているみたいな感覚で対峙していました。——ちなみにこの作品は「ネタバレ厳禁」で、神木さんは以前「ネタバレもけっこう大丈夫」ということをおっしゃってましたが、松山さんはいかがですか?松山:イヤですね。『シックス・センス』とか、上映当時にエンドロールで「ネタバレしないでください」という注意書きが出ていたのを覚えているんですが、それくらい大事なものだったから。だから「ネタバレ=厳禁」のイメージは強いです。全部台無しになっちゃうんじゃないか、と。神木:僕は意外と大丈夫なんです。「そこまでにいくプロセスはなんだろう?」と興味を持つから。松山:2回目の感覚ってことかな。神木:この『ノイズ』もネタバレ厳禁ですけど、何回も観てもらえたらきっとまた新しい見方ができると思います。■松山ケンイチ1985年3月5日生まれ、青森県出身。2001年に「New Style Audition」でグランプリを獲得しデビュー。2006年には『デスノート』『デスノート the Last name』のL役で話題となり、2012年にはNHK大河ドラマ 『平清盛』で主演を務める。近年の主な出演作に映画『怒り』『聖の青春』(16年)、『宮本から君へ』(19年)、『ホテルローヤル』(20年)、『ブレイブ-群青戦記-』『BLUE/ブルー』(21年)、ドラマ『日本沈没-希望のひと-』(21年)など。公開待機作に映画『大河への道』(5月20日公開)、『川っぺりムコリッタ』(2022年公開)がある。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。1999年、ドラマ『グッドニュース』に出演。映画『妖怪大戦争』(05年)で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作に、『桐島、部活やめるってよ』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』、『バクマン。』(15年)、『3月のライオン 前編・後編』(17年)、『フォルトゥナの瞳』『屍人荘の殺人』(19年)、『ラストレター』(20年)、『るろうに剣心最終章TheFinal』(21年)など。公開待機作に映画ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)、『GHOSTBOOK おばけずかん』(7月22日公開)がある。
2022年01月27日明日1月28日(金)公開の映画『ノイズ』より、幼なじみ役を演じる藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介のコメントが挿入された本編映像が到着した。今回公開された映像は、藤原さん演じるサイコキラーを殺してしまった泉圭太、松山さん演じる死体隠しに協力する田辺純、神木さん演じる新米警察官の守屋真一郎が、死体をどう隠すか密談しているシーン。『ノイズ』キャストコメント付き本編映像守屋は不安を吐露するが、2人からの言葉に従わざるを得ず、意を決して3人で移動させようとしたそのとき、扉をノックする音が。謎の訪問者によるノックは何度も何度も力強く行われ、さらにはスコップでこじ開けようとしてくる。そして、扉が開けられ、侵入してくるところで映像は終了。ちょうど“中盤”だという同シーンについて藤原さんは、「日本映画史に残るであろう大アクションシーン」が繰り広げられるとコメント。さらには、「あの熱量と緊迫感は、『るろうに剣心』を超えたのではないか(笑)」と語っている。『ノイズ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月27日俳優の藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介が出演する映画『ノイズ』の公開を記念し、auスマートパスプレミアムで特別映像が配信された。28日公開の同作は、漫画誌『グランドジャンプ』で連載された筒井哲也氏の同名漫画を映画化。絶海の孤島・猪狩島で暮らす泉圭太(藤原)、幼馴染の田辺純(松山)、新米警察官・守屋真一郎の3人は、圭太の家族を狙う不気味な男を誤って殺してしまう。島と家族を守るため、3人は死体を隠蔽することを決意し、「この男が消えたところで、だれも追ってこない」と思っていた矢先にこの男が出所したての凶悪犯であることが判明。足取りを追う警察官が島に次々と押し寄せ、3人を追い詰める。次第に島の日常は崩壊し始め、島中がパニックに陥っていくストーリーだ。今回、auスマートパスプレミアム会員に向けて、神木のコメント付き本編映像(約8分)が初公開されるほか、藤原と松山が映画の見どころを語るスペシャルコメント動画、auシネマ割×映画『ノイズ』コラボレーション予告映像も公開された。また、auスマートパス公式Twitterアカウントをフォロー、対象ツイートをリツイートすると藤原と松山のサイン入りポスターが抽選で当たるキャンペーンも実施。同キャンペーンは、auスマートパスプレミアム会員であればauだけではなく、ドコモやソフトバンクなど、どの携帯キャリアでも利用することができる。
2022年01月25日友情とは何か? 正義とは何か?思わずそんなことを考えてしまったのは、この映画を観たからだ。スリリングな展開にゴクリと息を呑む、極限の新感覚サスペンス映画『ノイズ』。絶海の孤島“猪狩島”に突然現れた一滴の“ノイズ”=サイコキラーを誤って殺してしまうことから、命懸けの死体隠しの幕が上がる。漫画家・筒井哲也による同名の大ヒットコミックを原作に、平和に暮らす島民の日常生活が、一気にダークサイドへと変貌する様を描く。過疎化に苦しむ島で新たな名産品“黒イチジク”を生産し、島を再生させる希望の象徴的存在となる泉圭太役に藤原竜也、幼馴染で親友の猟師・田辺純役に松山ケンイチというふたりがW主演を務める。さらに、圭太と純を慕う新米警察官の守屋真一郎役に、神木隆之介。日本を代表する実力派俳優が、今作で一堂に会した。“殺人の共犯者”となる3人を演じる、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介に話を聞いた。藤原竜也は大黒柱だから揺るがない藤原と松山は映画『DEATH NOTE デスノート』(2006年)以来15年ぶりの本格共演、藤原と神木は『るろうに剣心』の「京都大火編」と「伝説の最期編」(ともに2014年)以来7年ぶり、松山と神木はNHK大河ドラマ『平清盛』(2012年)以来9年ぶりの共演となるが、お互いにどんな印象を持ったのだろうか。「3人でいるのはすごく楽しかったです。このおふたりもそうですし、他の共演者の人たちにしても、素晴らしいメンバーを集めてもらえたなと。この人たちの中で芝居できることが本当に面白かったですし、現場で集中していても、みんなと話していると楽しくなって、時に芝居のことも忘れてしまうほど(笑)。愛知県の常滑市で一ヵ月間撮影をしたのですが、ずっとこのメンバーでいましたから、精神的にもラクでしたし、楽しくやらせてもらったのでありがたかったですね」(藤原)そう笑顔で振り返る藤原。インタビューの際も、旧知の仲である3人が醸し出す、和やかな雰囲気があたたかい。3人の中で、一番年上でもある藤原は、誰もがその背中を追いかける圧倒的な演技力と存在感を放っている。「竜也さんと一緒にやれるのは、僕にとっては、安心材料でしかないです。やっぱり大黒柱ですし、僕の中でズドンと作品の真ん中に立っている人なので、まわりで僕らが変なことをしていても、揺るぎようがないというか。そういう安心感をいつも竜也さんには感じているので、今回も安心して演技ができましたね。最初に台本でキャストの名前を見たときに、好きな俳優さんばかりで、演技以外でも話をする機会が持てたらいいなと思ってみなさんといろいろな話ができたことも勉強になりました」(松山)W主演ながら、藤原を大黒柱として慕う松山も、類稀なる才能の持ち主。“遊びをせんとや生まれけむ”というテーマも胸に残る大河ドラマ『平清盛』での松山の凄みは今もなお印象深い。ただ、3人の中で一番年下となる神木は、ふたりに対してまた違った心象があったようだ。「僕は『DEATH NOTE デスノート』が大好きなので『目の前に夜神月とLがいる!』という気持ちでした(笑)! 『平清盛』では、松山さんと同じシーンでの撮影はなかったのですが、ポスター撮影ではご一緒できて、食事にも連れていってもらいましたね。キャストの方々とお店に行って、当時はちょっとお話をさせてもらったくらいでした。だから、今回はほとんどはじめましてに近い感じです」(神木)劇中でも、ふたりの弟のような存在となる神木。子役時代から培った実力に定評があるものの、謙虚に現場を思い返す。「今作の現場でも松山さんはすぐに受け入れてくださいましたし、たっちゃんさん(藤原の愛称)は『るろうに剣心』で僕が常に横にいてお使えする役だったこともあって、すごく安心して現場に入ることができました。ただ、おふたりにご迷惑をおかけしないように、必死にしがみついていかなきゃいけないと思いながら撮影していましたね」みんなを守ることは法でさばくことだけではない「島を守りたい」という気持ちで繋がる島民たちだが、個々の思惑が重なることで、予期せぬ結末を招いていく。藤原が演じる圭太は、島のヒーローとして島民の期待を背負い続ける。「『この島を背負っていかなきゃいけない』という気持ちから、死体を埋めて隠す決断をしてしまう。間違った正義なんですよ」(藤原)松山演じる純は、圭太の死体隠しに協力。寡黙でどこか影があるために、時折見せるクールな表情の奥にあるものが気にかかる。そんな純を演じるにあたって、松山がこだわったことがあるという。「純なりの思惑があって動いているところがあって。個人的には、純が、ある人物をスコップでぶん殴るシーンにこだわりました」(松山)「クランクインのときからこだわっていたことなんですよ」(藤原)「『殴るふりだと面白くないよね』って、そういう話をずっとしていたんです。スコップの素材を変えてやってみたりして。」(松山)もうひとりの共犯者となったのが、神木演じる真一郎。入れかわりに島を出た寺島進演じるベテラン駐在員・岡崎正が去り際に、島のために「かさぶたになれ」と言った言葉が、のちのちまで影響する。「かさぶたになれなんて抽象的なことを言われたら、どうとでもとれるじゃないですか(苦笑)。岡崎さんももともと島の人で、真一郎もみんなも幼馴染で、岡崎さんの姿を見て育ってきてしまったから、そんな考えが染み付いていたんでしょうね。警察官になって島に帰ってきて、みんなを守ることは法でさばくことだけではない、という考えが潜在意識にあったために、波風を立てないことが一番平和だと考えたのではないかと。だから、殺人を『なかったことにしましょう』と言ってしまって、すべてが始まってしまう。結果的には、それが“ノイズ”になってしまうので、一番かわいそうな男の子だと思いました」(神木)ビニールハウスのシーンで印象的だったこと藤原、松山、神木と個性の異なる一流の役者が、劇中においても三者三様の役柄で、スクリーンから圧倒する。ヒリヒリするような出来事がスピーディーに繰り広げられるが、3人にとって印象的だったことのひとつは、サイコキラー・小御坂睦雄役の「渡辺大知」なのだそう。「廣木隆一監督は、1カットで回していく撮り方が多かったんです。ビニールハウスで大知くんを目撃したこの3人が疑いの目を向けるシーンで、格闘があった末に、大知くんが命を落とすところをけっこうな長回しで撮っていて。もしも大知くんの呼吸や表情が少しでも動いてしまうと、もう1カット撮り直しということになるわけで、何回もそれを重ねていくと、大知くんも焦りが出てくる。かわいそうな話だけど、監督も『もう1回やらせてくれ』となることも」(藤原)「実際、ハウスの中は暑くて、汗だくでした」(松山)「そのあたり大知くん、息を止めていないといけないですから」(神木)「きついよね。今となっては、思い出のシーンです」(藤原)「純は威嚇のために銃を持っていました。(小御坂が)怖くなって逃げればいいと思っていたんですけどね。大知くんのアドリブなのかわからないのですが、変質的なネチネチした感じが本当にすごくて……」(松山)「……アドリブでしょうね(笑)。本人はネチネチしていなかったので(笑)」(神木)一同笑「もちろん、大知くん自身はすごい好青年でした(笑)」(松山)島をお散歩していたら見つけた生卵屋さん“ノイズ”としてサイコキラーが訪れたことから“平和”な島に波紋が広がっていく。撮影中、3人にとって“ノイズ”と“平和”だと思えたことをたずねてみた。「ノイズといえばなんだろうね?」(藤原)「撮影現場で言うと、飛行機ですよね」(松山)「『本番、よーい!』となってからの『ちょっと待ってください、飛行機が飛んでいます』ということがあって」(神木)「飛行機待ちがあったね」(松山)「まあでも、面白いですよね。だって、膨大な時間があるのに、ピンポイントで撮影を始めようとすると来るんです」(神木)「それは確かにノイズかもしれないね。いろいろなセッションのために、僕らも本番に向けて、気持ちを整えている部分があるんです。そこで、どんなことであれ、中断してもう一回その気持ちを組み直すというのは『あれ?』となるときもありますね。もちろん、こちら側がお邪魔をしているので仕方がないことなんですけど…(笑)でもその一方で、平和だったことといえば、個人的には、お弁当の時間。松ケンは撮影中でいなかったかな」(藤原)「どんなことですか」(松山)「神ちゃん(神木さんの愛称)が島をお散歩していたら、生卵屋さんを見つけたんですよ」(藤原)「ありましたね」(神木)「神ちゃんが『美味しい生卵屋さんを見つけましたー!』と言って、10個ぐらい生卵を買ってきてくれて、ご馳走してもらったんですよ。控え室でお借りしている旅館の方にご飯を出していただいて、その常滑で有名な卵屋さんの生卵を卵かけご飯にして食べて。すごく平和で良いなあって、思いましたね」(藤原)家族で雪を見に行きたいコロナ禍でエンターテインメントの現場にも影響が出たが、徐々にその状況にも明るい兆しが見えてきた。映画『ノイズ』は2022年1月28日の公開だが、新しい年にやりたいことはあるのだろうか。「コロナ禍になって、みんなやりたいことができなくなりましたが、消去法をしていくと、物事の選択肢が見えてきた部分もあったはず。エンターテインメントの定義は広くて、何をしてもみなさんが楽しんでくれればいいと思っているので、今だから思いついたことや出来たことなども生まれて、さまざまなことがフラットになったんじゃないかなって。年齢関係なく挑戦をしやすくなったから、今後もどんなふうに変化するのか、楽しみでもありますし、僕もエンターテインメントの中の何かのひとつになれればと思いますね」(神木)どのような未来が広がっていくのか、期待が募る。いつどんなときも、しっかりとした自分軸を持っていれば、まわりがどう変化しても、ブレることはない。「世の中の状況は関係なく、いろいろと目の前に、ポッとやりたいことが出てくるんです。そのときに俳優の仕事だけではなく、公私ともに気づいた物事、目の前に出てきたことを『どう面白くしていくか?』だけを考えようかなと思っているんですよ。だから、この先何をやりたいかはあまり考えず、基本的には今やっていることを面白くしていく気持ちでいます」(松山)肩の力を抜いて、自分の人生を歩くのは、なんとも清々しい。今作の公開は冬だが、プライベートにおいてやりたいことはあるのだろうか。「僕は大人になって、仕事以外、プライベートで雪山やスキーに行った記憶がないんですよね。だから、まだ子どもが小さいということもあるので、家族で雪が積もっている山に行って、雪を見に行きたいですね」(藤原)そう語る藤原は、実に穏やかな表情をしていた。そんな藤原、松山、神木をはじめとした実力派俳優が揃う今作。新年の幕開けに、極上のサスペンスエンターテインメントを味わわせてもらおう。撮影 / 奥田耕平、取材・文 / かわむら あみり
2022年01月25日Saucy Dogの新曲「ノンフィクション」が1月26日に配信リリースされることを記念した番組『Saucy Dogの控え室番外編「ノンフィクション」リリースSP』が、リリース日の21時よりLINE LIVEミュージックアカウントで生配信されることが決定した。「ノンフィクション」は、2022年1月よりWOWOWで放送および配信されている『WOWOWオリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』の主題歌として起用されている楽曲で、YouTubeで公開されている同曲のMusic Videoのコメント欄やSNSでリリースを望む声が多く寄せられていた。ジャケットのイラストは、イラストレーター・みずすが手がけている。ネコのキャラクター『フテネコ』の作者としても知られる芦沢ムネト氏がMCを務める同番組では、楽曲に込めた想いやMV撮影秘話、6月に控えるバンド初のアリーナツアーへの意気込みなどがメンバーの口から語られる。またゲストに音楽専業のデータ分析・デジタルプロモーション・マーケティング会社arne代表の松島功氏を迎え、音楽サブスクリプションサービスの使い方や遊び方のレクチャーを受ける企画も届けられる予定だ。<配信情報>『Saucy Dogの控え室番外編 「ノンフィクション」リリースSP』1月26日(水) 21:00~生配信配信URL:<リリース情報>Saucy Dog「ノンフィクション」2022年1月26日(水) 配信リリース※『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』主題歌Saucy Dog「ノンフィクション」ジャケットPre-add / Pre-saveリンク: Dog「ノンフィクション」MVSaucy Dog「あぁ、もう。」Now On Sale※森永製菓DARS(ダース)コラボ楽曲※テレビ朝日・TELASAスペシャルドラマ『デキないふたり』主題歌配信リンク: Dog「あぁ、もう。」MV<ツアー情報>Saucy Dog ワンマンライブ20226月9日(木) 東京・日本武道館開場 17:30 / 開演 18:30(問)DISK-GARAGE:050-5533-08886月10日(金) 東京・日本武道館開場 17:30 / 開演 18:30(問)DISK-GARAGE:050-5533-08886月14日(火) 愛知・日本ガイシホール開場 17:30 / 開演 18:30(問)サンデーフォークプロモーション:052-320-91006月16日(木) 大阪・大阪城ホール開場 17:30 / 開演 18:30(問)GREENS:06-6882-1224■プレイガイド最速先行受付期間:1月30日(日) 23:59まで受付URL:<番組情報>『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』毎週金曜23:00~放送・配信中(全8話)※各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』第1話ドラマ公式HP:ドラマ公式Twitter: Dog オフィシャルサイト:
2022年01月24日映画『ノイズ』(1月28日公開)に出演する神木隆之介の場面写真が20日、公開された。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原竜也)と幼馴染の猟師・田辺純(松山ケンイチ)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。この度公開されたのは、一人のノイズによって壮絶な事件に巻き込まれていく警察官・守屋真一郎の新規場面写真。守屋は本作の舞台となる猪狩島にある島唯一の駐在所に帰ってきた新米警察官という役どころで、泉圭太と田辺純を本当の兄のように慕う心優しい青年だ。しかし、平和な島に突然現れた一人の“ノイズ・小御坂陸雄”を殺してしまったことで、次第に島全体に不穏な“ノイズ”が広がっていくことになる。守屋は“島を守るため”という純粋な想いから、殺人を「全部なかったことにしましょう」と提案し死体隠しに加担するが、正義感の強い彼は次第に自分自身を攻め、精神的に追い込まれていくことになる。場面写真では、ふだんの神木の爽やかな姿とは違い、追い詰められ周囲をうかがうような悪い顔が収められている。全編にヒリヒリとする緊張感が漂い、豪華キャスト陣による心理戦が繰り広げられる本作だが、守屋は観客と共に“一つのきっかけから事件に巻き込まれていく男”として、スクリーン上で輝きを放っている。守屋を演じた神木も先日のジャパンプレミアで「観た人全員が共犯者」と発言し、本作について「まるでドキュメンタリーのような作品」と表す。さらに「これまで味わったことのない臨場感と没入感がこの作品には存在しています。完成された作品を観て、本当にその場にいるような気がしてなりませんでした。廣木監督の長回しのカットや、近距離で僕らのお芝居を撮っていてくださったからこそ、この臨場感が生まれたんだと感じています」と作品全体に広がるリアリティのある緊張感と臨場感を絶賛している。(C)筒井哲也/集英社 (C)2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月20日藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務め、神木隆之介、黒木華、寺島進、柄本明ら豪華キャストが出演する映画『ノイズ』。来週から公開がスタートする本作より、神木さん演じる新米刑事・守屋真一郎の新場面写真が到着した。本作は、「予告犯」「マンホール」などを手掛ける鬼才・筒井哲也の同名サスペンス漫画の実写化。舞台となる猪狩島の復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまう泉圭太を藤原さん、圭太の殺人を隠蔽すべく、死体隠しに協力する幼なじみ・田辺純を松山さん、2人と幼なじみで猪狩島の駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官・守屋真一郎を神木さんが演じている。平和な島に突然現れた一人の“ノイズ”、小御坂陸雄を殺してしまったことで、次第に島全体に不穏な“ノイズ”が広がっていくことになる本作。今回到着した場面写真に写る守屋は、島を守るためという純粋な思いから、殺人を「全部なかったことにしましょう」と、圭太と純に提案し、死体隠しに加担するが、正義感の強い彼は、次第に自分自身を攻め、精神的に追い込まれていく。全編に緊張感が漂い、俳優陣による心理戦が繰り広げられる中、守屋は観客と共に“一つのきっかけから事件に巻き込まれていく男”として、スクリーン上で輝きを放つ。先日のジャパンプレミアにて「観た人全員が共犯者」と神木さんが語っていたように、本作は、まるでジェットコースターのように様々な感情を一つの映画の中で体験できる映画となっている。観客の目線で島に蔓延する“ノイズ”を体感していく守屋。神木さんは本作について「まるでドキュメンタリーのような作品」と評し、「これまで味わったことのない臨場感と没入感がこの作品には存在しています。完成された作品を観て、本当にその場にいるような気がしてなりませんでした。廣木監督の長回しのカットや、近距離で僕らのお芝居を撮っていてくださったからこそ、この臨場感が生まれたんだと感じています」とコメントしている。『ノイズ』は1月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2022年01月20日人気俳優のみなさんがどんな休日を過ごしているのか、興味をそそられる人は多いですよね?そこで話題となったのは、撮影が突然休みになった俳優たちの1日を気鋭のクリエイターたちが妄想を膨らませ描くWOWOWオリジナルドラマ『撮休』シリーズ。好評を博した『有村架純の撮休』、『竹内涼真の撮休』に続き、第3弾『神木隆之介の撮休』が放送されています。今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。神木隆之介さん【映画、ときどき私】 vol. 441ドラマや映画の撮影期間中にある休日を通称“撮休”と呼んでいますが、本作でさまざまなクリエイターたちが妄想して作り上げたのは、“オフの神木隆之介さん”。そこで、全8話にわたって自分自身を演じた神木さんに、思い出の撮休エピソードや彼女との理想の過ごし方、そして驚きの“職業病”などについて幅広く語っていただきました。―本人役とはいえ、他人が考えた自分自身を演じてみていかがでしたか?神木さんフィクションでありながら、まるでノンフィクションのように感じさせる必要があるので、私生活の僕がしゃべっているような雰囲気を見せたくて、役作りは一切しませんでした。たどたどしいところも含めて、「僕だったらこう話すかな」というのを考えながら演じています。―なるほど。各話はそれぞれのクリエイターの方々が神木さんに抱いているイメージが反映されていますが、実際のご自身と比べてみて、近いところはありましたか?神木さん「みなさん、好青年に描いていただいてありがとうございます!」という感じです。どの僕もちゃんとした人間でクズ感はないですよね、本人とは違って(笑)。実際の僕よりもまじめで、まっとうな意見を言っている部分が多かったですが、世間のみなさんから見ると、僕はふざけていないイメージなんでしょうか?(笑)―そういう印象を抱いている人は多いのかなと。この際、訂正しておきたいパブリックイメージがあれば、教えてください。神木さん公の場で余計なことを言わないだけで、僕は本当にお調子者ですし、ふざけてばかりいる人間ですよ。落ち着きもないですし、28歳にしては無駄にテンション高めかなと(笑)。ただ、僕は無駄なことも、ふざけることも大好きなので、そこは伝えておきたいですね。―過去には、世間のイメージとのギャップに悩まされるようなこともあったのではないかなと。神木さんそういうことに苦しんだりしたことは、まったくなかったですね。共演者の方から、「意外とうるさいんだね」とか言われることはありますが(笑)。でも、僕としては相手が僕にどんなイメージを持っていたとしても、実際に会って話しているときが真実。そこから新しく構築していけばいいと思っているので、イメージを気にしたことはないですね。似たような経験に共感することもあった―第4話「夢幻熊猫(むげんぱんだ)」では、女優業に興味を持つ姪っ子さんにアドバイスをしていますが、実際に悩みを相談されたらどうですか?神木さんあそこまでまじめには返さないと思いますし、「役者ってさ……」みたいに自分のことを話すことはないかもしれないですね。ちなみに、僕にも姪がいて、ここ最近「女優になりたい」と言い始めたみたいです。―まさに同じシチュエーションですね!神木さんまだそうらしいと聞いただけですが、僕としてはやってみなきゃわからないから、いいんじゃないかなとは思っています。無責任に聞こえるかもしれないですが、想像していた以上につらければやめればいいですし、耐えられれば続けたらいいんじゃないかなと。どんな仕事でもつらいことはあるので、僕としては「がんばれー!」くらいの感じです。―将来が楽しみですね。今回、一番自分に近いのは、どのエピソードですか?神木さん僕はしゃべることが本当に好きなので、第7話の「友人の彼女」は話しているシーンが多くて近いかなと思いました。この話は友達と仲が良すぎて、友達の彼女から嫉妬されるという内容ですが、実は僕にも同じような環境がありまして。ゲーム会社に勤めてる3つ上の親友がいるんですけど、毎日のようにゲームで遊んでいたとき、「この人、彼女とかいるのかな?」とふと思ったんです。優しい人なので何も言わないんですけど、もしかしたら僕がかなり独占しているんじゃないかなと。そしたら、最近結婚したんです。というか、彼女がいたんですよ!―ということは、その彼女から嫉妬されたとか……。神木さん紹介したいと言われて会ったんですが、奥さまから「隆さんとのいままでの関係を壊したくないので、私のことは気にせずにこれからもどうぞ誘ってやってください」と言われて、なんて優しいんだろうと。でも、同時にすごい申し訳ない気持ちにはなりましたね。だからこそ、このエピソードにはすごく共感しました。あと別の友達も、僕と一緒にカラオケに行き過ぎて、周りから予定を聞かれるときに「今日は神木くんと遊ばなくて大丈夫?」といつも聞かれると言っていましたね。一番優先してもらっているみたいです(笑)。彼女とは家でゆっくりして、買い物に出かけたい―そのお話も納得してしまうほど、神木さんといえば愛され力が高いですが、何か秘訣はあるのでしょうか。神木さん自分ではよくわかりませんが、「相手に楽しんでほしい」というのは第一に考えています。「神木と話せておもしろかった。悪い時間じゃなかったな」と感じてもらえることを目指しているので。周りからは、グイグイくる変なヤツだと思われているかもしれませんが、僕はウザいと思われてもいいんです。ただ、裏ではなくて、面と向かって「ウザい」と言ってほしいですね。そうすることで、ウザいキャラとしてお互いに“言葉のプロレス”ができますから。そんなふうに、一緒の時間を楽しく過ごしたいというのが伝わっているのかもしれないですが、それを受け入れてくれる人がいるのはありがたいことです。―また、第5話「優しい人」では、恋人と過ごす撮休が描かれています。神木さんが思う恋人との理想の撮休といえば?神木さんまず、午後までは寝たいですね。劇中では、カーテンをいきなり開けて起こされるのですが、あれはちょっと嫌だなと思いました。低血圧気味なので、もう少し優しく起こしてもらわないと機嫌が悪くなる可能性も……。家でゆっくりするのもいいですけど、一緒に買い物に行くのもいいですね。―彼女がキスシーンに嫉妬する場面もありましたが、こういう女性はどう思いましたか?神木さんすべてを理解してとは言わないですが、どんな仕事でも理解しようとしてくれない時点で、相手へのリスペクトがないと思うので、それがお互いの関係を壊すのであれば難しいのかなと。「そっちの世界のことはよくわからないけど、がんばってるよね!」みたいな感じがいいですよね。もちろん、キスシーンに嫉妬する気持ちはわからなくもないですけど、ちゃんと信頼関係が築けていれば、わかってもらえるはずなので。ここに出てくる彼女とは、お互いのためにならないので、速攻別れたほうがいいと思います!(笑)おもしろさを追い求める子ども心は大事にしたい―そのあたりも見る方に、委ねたいところですね。ちなみに、もし急に明日撮休になったら何をしますか?神木さんやっぱり午後までは寝て、ダラダラとお風呂に入り、一緒にカラオケに行ける人を探しますね。もし誰も募れなくても1人でカラオケに行って、散歩くらいはしたいかなと。あとは、ゲームして終わると思いますが、実際はそんなものですよ(笑)。―カラオケがお好きなんですね。神木さんカラオケが第一希望ですが、それは「何かした」というせめてもの救いになるからですね。何もしなかったというのはできるだけ避けたいので。いろんなジャンルを歌いますが、最近は桑田佳祐さんの「可愛いミーナ」やボカロ系を歌っています。カラオケに行けなかったら、1日中ゲームすることになるでしょうね。特に、新しく発売された『ファイナルファンタジーXIV』を買ったら、家にこもることになりそうですが……。パソコンの横に冷蔵庫も置いているので、そこですべて完結できるようになっています(笑)。パブリックイメージと全然違いますよね。―ちなみに、今までで一番いい撮休の思い出があれば、教えてください。神木さんコロナ禍の前ですが、秋葉原に行き、アニメグッズを探して、カラオケでアニソン歌って帰る、みたいなのは楽しかったですね。―もし長期で休みがあったら、したいことはありますか?神木さん1つだけ、本当にやりたいことあります。それは、鳥取砂丘に行ってラクダを借りて、石油王のコスプレをして写真を撮ることです。それをSNSのアイコンにして、「どうも石油王です」と書くことが僕の一番の目標です。―石油王!?なぜですか?神木さん一時期流行ったというか、「どうも石油王です」と書いたらモテるとネットで見たので。その次は、「どうも吉沢亮です」と言ったら全員落ちるそうなので、石油王と吉沢亮くんは二強みたいです(笑)。僕は人がしないようなくだらないことにものすごい労力を使って、語り継がれるようなことをしたいなと。メリットデメリットとかではなく、単純におもしろさを追い求める子ども心は大事にしたいと思っています。私生活でもカメラの位置を意識してしまうことがある―石油王、楽しみにしています。第1話「はい、カット!」では、“はい、カット!シンドローム”というカットがかかるまでは何でもできるという状況に陥っていましたが、その時間内にしてみたいことはありますか?神木さん「横浜流星だよ」と言いながら渋谷でナンパしまくりたいです(笑)―(笑)。横浜流星さんに憧れる理由は?神木さんだって、あんなにかっこよくて、背が高い王子さまみたいなタイプいないですよね!うらやましいですよ。横浜流星だと言えば、絶対イケると思うのでしてみたいですね。―“はい、カット!シンドローム”は、子役で仕事をしている人ならではの架空の症状として描かれていますが、俳優ならではの職業病もあるものなのでしょうか。神木さんありますね。ふとした瞬間に「カメラがここにあったら、こう映ってるだろうな」とか、音楽を聞きながら「この曲が主題歌だったら、こういう物語がいいだろうな」とかいろいろなことをつねに想像してしまいますね。―現実と区別がつかなくなることもあるのでは?神木さんそういうときは、だいたいボーっとしてますね。たとえば、買い物中に考え始めると、お店を出たあとに、「ちゃんと買ったんだっけ?」みたいになることも。あとは、カメラの位置を意識しているときは、目線とか顔の角度とかをなんとなくそれに合わせて変えたりすることもありますよ。もはや癖みたいなものです。―すごい職業病ですね。多くの俳優さんにある現象なのでしょうか。神木さん第1話でご一緒した安達祐実さんとは、「そういうのあるよね」みたいな話はしましたが、ほかの方には聞いたことがないですね。2022年も「よかった」と言ってもらえるようになりたい―そういうなかで、素に戻るためにしていることがあれば、教えてください。神木さん基本的に、ゲームやカラオケをしているときと、友達といるときは素になりますね。そもそも、僕としては普通に一都民の感覚なので、そんなに意識したことはないです。ただ、回転寿司のお店で「神木さま、4名さま!」と大きな声で呼ばれたときは、びっくりして素になりましたけど、それくらいですね(笑)。―20代も残り2年を切りましたが、30代はすでに意識されていますか?神木さんここ最近は、「もう30か、やばいな!」みたいに学生のノリでおもしろおかしく盛り上がっていますが、本心ではあまり気にしていないですね。でも、もう少し落ち着かないといけないかなと思ってはいますが。―今後やってみたい役はありますか?神木さん一番は、山田涼介くんと2人でアイドル役をすることですかね(笑)。あとは、配信者の役をして、リスナーとの絆を描いたらおもしろそうかなと思います。―では、始まったばかりの2022年はどういう年にしたい?神木さんいつも通り、がんばるんですけど、去年はドラマ『コントが始まる』で菅田将暉くんや仲野太賀くんといった素晴らしい人たちと出会えたので、刺激を受けている彼らから「よかったじゃん!」と言ってもらえるようなことができたらいいですね。―最後に、本作シリーズの見どころをお願いします。神木さん各話いずれも、みなさんに楽しんでいただける作品になっていると思っています。横浜流星くんは出ていませんが(笑)。一番見てほしいところをあげるとすれば、全話のオープニングに出演しているマネージャー役の池田鉄洋さんです。渾身の怪演なので、ぜひ注目してください!インタビューを終えてみて……。さすがの話術と頭の回転の速さで、おもしろい回答を続出させる神木さん。いい意味でパブリックイメージを壊してくださる姿に、取材中は笑いが止まらなくなりました。俳優としてはもちろん、気になる素の部分もさらに深掘りしたいところです。予想外の展開に、目が離せない!8つのパラレルワールドのなかで、個性豊かなキャストに囲まれながら、さまざまな表情を見せる神木隆之介さんが堪能できる本シリーズ。神木さんの知られざる撮休を一緒に過ごしている気分を味わってみては?取材、文・志村昌美ストーリー1995年のデビュー以来、数々の話題作で人々を魅了してきた人気俳優・神木隆之介。多忙な毎日を送っていたある日、マネージャーから突然撮影の休みを告げられる。はたして、彼は“撮休”をどのように過ごすのだろうか……。早く続きが観たい予告編はこちら!作品情報『WOWOWオリジナルドラマ神木隆之介の撮休』WOWOWにて放送・配信中毎週金曜よる11:00より放送・配信(各話放送終了後、WOWOW オンデマンドにてアーカイブ配信)。【WOWOWプライム】第1話無料放送/【WOWOWオンデマンド】無料トライアル実施中・出演:神木隆之介安達祐実/成海璃子、藤原季節/MEGUMI、矢本悠馬/長澤樹/木竜麻生松重豊、大塚明夫、田中要次/萩原みのり、井之脇海、北村有起哉/仲野太賀、坂井真紀/池田鉄洋・監督:瀬々敬久、森ガキ侑大、三宅唱、天野千尋、枝優花・脚本:狗飼恭子、高田亮、篠原誠、ふじきみつ彦、竹村武司、玉田真也・天野千尋、山﨑佐保子、山田由梨・番組HP:
2022年01月12日映画『ノイズ』(2022年1月28日公開)のジャパンプレミアが11日に都内で行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、廣木隆一監督が登場した。司会は日本テレビの辻岡義堂アナウンサーが務めた。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。ワンカットでの撮影が大変だったと振り返るキャスト陣。特に藤原と松山のシーンについて、永瀬は「僕らはテントみたいなところで控えて『ワンカットかあ』と思いながらコーヒーを飲んでたら、松山君と藤原君が自主トレを始めて、『すげえな』と思って緊張が走りました」と明かす。「それ、写真撮ってもらいましたね」と思い返す藤原に、永瀬は「そういうのがいっぱいこの映画の中に散りばめられているので、見てるお客さんにも緊迫感みたいなものは、たぶん伝わっているんじゃないですか」と語る。さらに刑事役として追い詰めることになった藤原、松山、神木について「3人の目の表情がどんどん変わっていくんです。僕は1人ずつ対峙するシーンがあったんですけど、どんどん目が変わってくるっていうのもヤバかったですね」と見どころを表した。また、藤原と夫婦役となった黒木は「私と竜也さんの娘(子役)が、監督からの指示なのか、台本を渡されずにその場にいてくれるという感じで、竜也さんがすごくいいお父さんをしてくれました」と振り返る。藤原は「(娘を演じた子役に)直前まで、監督が台本を持たせなかったの。ストーリー展開もわからないし、数分後にどういうシーンを撮るかということだけ聞かされて、ただそこのシーンだけに集中する演出方法をとっていた」と説明していた。
2022年01月11日映画『ノイズ』(2022年1月28日公開)のジャパンプレミアが11日に都内で行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、廣木隆一監督が登場した。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。ネタバレを気にしながらも同作のキーワードを紹介してほしいというお題に、神木はこれから同作を観る客に向けて「皆さん、これから共犯者になるんです。皆さんも共犯者です。皆、共犯者です」と表す。しかし周囲の反応があまりなく「ダメだった今の? 大丈夫ですか?」と不安そうな様子になっていた。また年始と言うことで抱負も聞かれると、神木は「2022年も本当にお互い体調に気をつけて、できるだけ笑顔で過ごしていきたいなと思っております。皆さんもそうであれと心から祈っております」と、観客や配信先の視聴者へメッセージ。「個人的には、いつかたっちゃんさん(藤原)や松ケンさんみたいな覇気が出たらいいなと思いながら、仕事を頑張っていきたい」と語った。
2022年01月11日神木隆之介は、常に神木隆之介であることに疲れないのだろうか?いや、神木さんに限らず、俳優やタレント、有名アスリートに政治家…人前で何かをすることを生業とする者であれば誰もが、TV番組や映画、報道などを通じて人々から勝手な“イメージ”を持たれるものではある。ただ、神木さんが他の人々と異なるのは、子どもの頃から現在(28歳)に至るまで、ほぼ休むことなく俳優として活動し続けてきたことで、子どもの頃からのイメージが長く、そして深く人々の中に根付いているということだろう。いまなお、神木さんを“息子”や“孫”を見るような視線で“見守っている”人も多いし、「明るくて人当たりもよく、演技も上手でしっかりしている」という完璧なイメージを抱いている人も多いだろう。そんな<人々がイメージする>“神木隆之介”そのものを主人公としたドラマ「神木隆之介の撮休」が1月7日より毎週金曜よる11時からWOWOWにて放送・配信となる。物語はあくまでフィクションだが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。突然、翌日が撮休(=撮影がお休み)となった神木さんの姿をオムニバス形式(全8話)で描いている。あくまで脚本家が書いたセリフだが、まさに上記のような人々が抱くイメージについて言及されるシーンや「初対面の人からも『神木くん』と呼ばれるんですよね…」とボヤキ気味に語るシーンも…。果たしてこの“本人”役に神木さんはどう挑んだのか?神木隆之介を演じる上で「役作りは全くしなかった」「神木隆之介の撮休」第2話――最初にこの「神木隆之介の撮休」の企画を聞いて、台本を読んでの印象は?台本のト書きに「神木、○○する」とかあったり、自分の名前が台本にあるって、普段はないことなので不思議な気分になりましたね。他の人たちはみんな役名なので、みんなは僕のことを「神木」と呼んで、僕はみなさんを役名で呼ぶという(笑)。他人の撮休を他人が考えてくれるって、なかなかない発想だなと楽しく読ませていただきました。(8話で)それぞれ色が違うなと感じながら読みました。――あくまで脚本家が書いたフィクションではありますが、神木さんが演じるのは神木隆之介本人。神木隆之介を演じる上で、いわゆる役作りなどはあったんでしょうか?役作りは全くしなかったです。でもあえて意識したのは、“ちゃんと”しゃべらないようにしようということ。もちろんセリフはあるんですけど、人間って考えながらしゃべるじゃないですか? “役”を背負うと伝えないといけないことが明確に出てくるので、変なところで途切れたりしたらダメだけど、今回はノンフィクションにも思えるような物語を作っていただいたので、ちゃんと考えつつしゃべっていても、ところどころ、たどたどしかったり、「僕だったらこういうしゃべり方だな」というしゃべり方――芝居をしているというより、僕が私生活でしゃべっている雰囲気で見せたいなということは意識しました。――ある意味で、ここで描かれている神木さんの姿は、人々が抱くパブリックイメージであったり、脚本家がイメージする撮休の神木さんだと思いますが、本人としてはどう受け止めましたか?みなさん、本当に“好青年”に描いてくださって、ありがとうございます(笑)!(劇中の神木さんは)ちゃんとしてる人間ですね。どこにもクズ感がないですよね、本人と違って(笑)。これまで共演者の方に「もっとおとなしい人間かと思ってた」「意外とうるさいんだね」とか言われたことはありましたけど(笑)、そういうのとは違って、脚本家のみなさんが作品を通して僕のイメージを「あなたってこうだよ」と伝えてくださっていて、その意思が作品で届くというのはおもしろかったですね。「こう見えているんだなぁ…」って(笑)。わりとちゃんとした人間で、あんまり、ふざけてないですよね。本来の神木はもうちょっとふざけてますね。(劇中の神木さんは)真面目でまっとうな意見を言うキャラクターだったなと思います。ということは、世間のみなさんのイメージとしても、あまりふざけない感じなんですかね? 「コメントもちゃんとしてるし」みたいなセリフも出てきましたけど「そういうイメージなのか…」とは思いましたね。あと、(普段の神木さんは)あんまり自分のことはしゃべんないかもしれないですね。第4話「夢幻熊猫(むげんぱんだ)」の中でも姪(長澤樹)に「役者ってさ…」みたいなことを言ったりしてますけど、そういうことはあんまり言わないかな? 実際に姪もいるし、最近その姪が「女優になりたい」って言い始めたらしいんですけど、僕は「いいんじゃない?」って。やってみなきゃわかんないし、この仕事に限らずどんな仕事でもつらいことはあるだろうし。想像していたよりつらかったらやめてもいいし、やってみないとわかんないから「がんばれ~」みたいな感じです。この(エピソード)の中では真面目な叔父ですよね。本来は「普通のちょっとテンション高い28歳」「神木隆之介の撮休」第4話――「それはちょっと違うぞ」と否定したい、壊しておきたいパブリックイメージはありますか?僕は、お調子者ですよ(笑)、本当に。すぐふざけるんですよ。外(=仕事)では余計なことは言わないというだけです。落ち着きもないですし「普通のちょっとテンション高い28歳だよ」ってことは言っておきたいですね。周りからは「まあまあ、もう28歳なんだから、無駄にテンション高くしないでもうちょっと落ち着けよ」って言われるかもしれないですけど(笑)。無駄なこと、ふざけることが好きな人間なんです。――周りのイメージと本当の自分のギャップで悩んだりしたことはないんでしょうか?それは全くないですね。そんなに苦しんだりってことはなくて、お会いする相手の方がどんなイメージを持たれていても、実際に会って話していることが真実だと思っているし、会った時から新しく(イメージを)構築していけばいいと思っているので、そんなに気にしたことはないですね。――“国民の息子”のようなイメージを持たれたり、「完璧にそつなく何でもこなす」というイメージを持たれることもあるのではないかと思いますが…。そういうイメージを気にしたことはないんですよね。逆に「なんでこんなに褒められてるんだろう?」って思います(笑)。「え? そんなに過大評価をしていただいて…ありがとうございまーす(笑)!」って感じですね。かといって、それをプレッシャーに感じるってこともないですし。――“いい人”のイメージを持たれやすそうですし、意地悪な言い方をすると「挫折を感じたこともないし、コンプレックスもないんでしょ?」とか思われがちですけど、実際にコンプレックスを抱くことは?あります、あります!「もっと身長が高ければなぁ…」とか「(新田)真剣佑くんとか(山崎)賢人くんみたいな顔になりたかったなぁ…」って思いますもん(笑)。「背が高いと服も似合うし、いろんな髪型も似合うでしょ。いいなぁ」って思います。なぜか僕の周り、背が高くてカッコいいやつばっかりが揃ってるんですよ。過去に「イケメンたちに囲まれて神木、ハーレム状態」とかって記事が出てたのを読みましたから(笑)。志尊淳くんとかもそうですし、主人公性のある人たちばかりが周りにいて「目の保養になるなぁ」「心が浄化される」と癒されつつ「いいなぁ…。うらやましいな…」とか思ってますね。それはずっとコンプレックスですね。縁のある俳優&スタッフとのドラマ製作が実現「神木隆之介の撮休」第7話――今回、神木隆之介役を演じたことで気づいたこと、発見したことはありましたか?やっぱり、普段の自分ってちょっとテンション高いんだなって思いましたね(笑)。しゃべることが好きなんだなと思いました。素の自分と一番近かったのが第7話の「友人の彼女」かな? 結構セリフが多かったですよね。井之脇海くんが親友役で、萩原みのりさんが海くんの彼女で、僕が海くんと仲が良すぎて彼女が嫉妬するというお話で。井之脇海くんとの思い出をずっとしゃべってるというシーンがありましたけど、あのテンションは(自分と)近かったと思います。たしかにしゃべるなって。実は、僕も同じような環境にいたことがあって(笑)、親友とすごく仲が良くて、毎日のように遊んでて、毎日一緒にゲームをやってたんですよ。ふと「この人、彼女とかいないのかな?」って思ったんです。いや、いた場合、どうなんだろう? 俺がかなり独占してるぞ…って。その親友が最近、結婚したんですよ。だから(彼女が)いたんですよ。すごく申し訳ないじゃん!って思って(苦笑)。奥様にも挨拶をさせていただいたんですけど「隆さんとの関係を壊したくないので、どうぞ私のことは気にしないでいままで通り、誘ってやってください」って言ってくださって、すごく優しいなと思いつつ…「でも彼女いたんだ!?」って(笑)。あと、もう別の仲良い友人の話ですが、カラオケを一緒に行き過ぎて、他の人に「今日空いてる? あぁ、でもどうせ神木くんと遊ぶでしょ?」とか「神木くんは大丈夫?」って聞かれるって言ってました。一番優先されてるらしいです(笑)。「神木隆之介の撮休」第6話――今回、全8話でいろんな監督、俳優さんとご一緒しましたが、特に思い出深かったことや出会いは?いっぱいあるんですけど、第6話の「ファン」には松重(豊)さん、田中(要次)さんも出てくださっているし、なんなら大塚明夫さんですよ!(ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの)スネークが出てくれたんですよ? YouTubeで以前、ゲーム配信でコラボさせていただいて、その時に「お会いしたいですね」と言ってたらこうやってお会いできたんです。しかも、エピソードの中の神木も大塚さんが演じる声優・小野寺修吾のファンという設定で、僕も大塚さんのことは大好きなので、リンクするところがあって嬉しかったです。あとは矢本くん(悠馬/第3話「捨てる神あれば」)もそうですし、仲野太賀くん(第8話「遠くにいる友人」)、成海璃子ちゃん(第2話「嘘から出た何か」)も藤原季節くん(同)もそうだし、仲のいい人たちが出てくれて楽しかったですね。監督の森ガキさん(オープニングと第3話「捨てる神あれば」、第6話「ファン」の演出担当)は、志尊淳くんとSNSで制作してた映像でご一緒したことがあったんですけど、「本格的に映像で一緒にできたらいいね」とか言ってたらこの作品でご一緒できたので、すごく嬉しかったです。繊細な画ですけど、すごく自由にさせていただいて、またご一緒できたらいいなと思います。子役出身の苦労や葛藤は「全く意識したことない」「神木隆之介の撮休」オープニング――毎回、冒頭で明日が撮休になったと知らせるマネージャー役を池田鉄洋さんが演じています。もしも、池田さんが現実でも神木さんのマネージャーだったら…?メッチャ楽しいと思います! 鉄洋さん、本当に優しいですからね。あんなに優しい人いないですよ。映画『屍人荘の殺人』のとき、矢本悠馬くんは「イケテツ」って呼んで、僕は「鉄洋」ですよ(笑)? そんなの許してくれる年上の人、いますか(笑)? 僕がたまに「イケテツさん」って呼んだら「いや、鉄洋でいいよぉ。そっちのほうが落ち着くから」って(笑)。メッチャ良い人です。今回の企画の打ち合わせの段階で「誰と仲が良いか?」といったリサーチがあったんですけど、マネージャー役が必要ということで「誰か候補はいますか?」と聞かれたので、迷わず「池田鉄洋で!」と(笑)。――劇中の関係性が池田さん演じるマネージャーが「神木さん、すいませーん…」という腰の低い感じで、その関係性も毎回、面白いですね。実際、僕と鉄洋さんもそういう“プロレス”をできる関係性なんですよね(笑)。――神木さん以外では、第1話の「はい、カット!」で共演された安達祐実さんだけが唯一、本人役で出演されていて、“元子役”ということについて語り合います。本人同士でフィクションの作品でお芝居をするのはいかがでしたか?楽でした(笑)。安達さんのことを「安達さん」って言えるので。初めてお会いしたのが、何年か前にスタジオで、たまたますれ違ったんですけど、僕が小声で「あ、おつかれさまです」と言ったらペコってしてくれて。僕は休憩で、安達さんは楽屋からスタジオに入る、ちょうどスイッチを入れる時で、僕は心の中で「うわっ! 安達祐実だ!」と思ってました(笑)。「やべぇ!」って。これは今回、ご本人にも伝えたんですけど、ちょうどスイッチが入ったのか、なんか“気迫”があったんですよ。「やっぱり違うな、安達祐実は」って。今回、ご一緒すると聞いて「あの気迫で来られたらとんでもないことになるな…」と思ってたんですけど、おそるおそる話しかけたらすごくニコニコとお話してくださって、すごく優しい方でした。「初めてお会いしたとき『やべぇ、安達祐実だ!』って思ってました」って言ったら、笑ってくれました(笑)。「神木隆之介の撮休」第1話――このエピソードでは、子役出身の俳優ならあるのかも?と思わせる架空の“シンドローム”が描かれますが、神木さん自身は普段からこれは職業病だなと感じることはありますか?あります。ふとした瞬間に「カメラがここにあったら、こう撮っているだろうな」「引きだったらこうで、寄りだったらこうだろうな」というのが頭に浮かびます。歩きながら音楽を聴いてても「この曲だったら、こうやって歩いてるシーンに合うな」とか「この曲が主題歌なら、こういう物語がいいな」とか思いながら歩いてます。それはクセですね。「こういう物語、画の質感で、いま自分が歩いてるカットはスローで…」とか想像しちゃいます。――このエピソードの中の神木さんのように、現実とお芝居の区別つかなくなることはありますか?たしかに、いま言ったような「こういう映像だな」とか考えてる時は基本、ボーっとしてますね。レジで支払いをしてる瞬間も「でもこっちから撮っているなら、こう見えるだろうな」とか「こういう角度で映ってるな」とか考えてて、「ありがとうございました」って出ていく時に「あ、やばい。いま楽しかったけど……あ、ちゃんと買ったか」みたいにはなりますね。――ちなみにそうやって妄想するとき、「カメラがここにあるなら、顔の向きをもう少しこっちに向けた方がいいな」と考えて動かすことなどは…?します(笑)! 「いま、この向きなら…」とか目線をちょっとずらしたり…。――劇中のように「子役出身だからこそ、どこかで一皮むけないと」みたいな焦燥や葛藤を抱えたことはなかったんですか?それはなかったです。全く意識したことないですね。何も考えてこないで生きてきちゃったんで(笑)、周りの人が大変だったみたいです。「子役からやってきた俳優は(大成するのは)大変だよ」という俗説みたいなものが芸能界にはあるので「どういうブランディングで、どんな作品に出て…」みたいなことはマネージャー陣が考えてくれていて。僕は何も考えずに台本を渡されたらとりあえず頑張るという姿勢でやってきたので、僕自身は大変ではなかったし、自分の見え方とか「このまま20代もいけるか?」みたいなことも全く考えてなくて、のんきでしたね。実際に撮休になったらやりたいこと「カラオケが第一優先」――もしも、実際に急に「明日、撮休です」となったら、どんな1日を過ごしますか?午後まで寝て、ダラダラ風呂入って、誰かと一緒にカラオケいけないか探って、誰もいなかったらひとりで行って……。そうなんですよ…(苦笑)。パブリックイメージと全然違うかもしれませんが…。――何はともあれカラオケは最優先事項で外せないんですか?第一優先ですね。「何かした」という、“抗い”なんですかね? カラオケが。1日の中で、かろうじて何かした――「カラオケ行った」と言えるように、行っちゃいますね。――ちなみにカラオケに行ったらどんな歌を?毎回、必ず歌うのは桑田佳祐さんの「可愛いミーナ」、あとは「シカバネーゼ」(jon-YAKITORY)とかボカロ系の曲ですかね。ボカロ系の曲を歌い手さんが結構、歌っていて、そのキーを調べられたりもするので、それで歌ったり。他にもいろんなジャンルを歌いますね。――外出などをせず、何もしないで過ごすということはないんですか?できるだけイヤですね。まあ、外に出ないとなると、1日中ゲームしてますね。「FF(ファイナルファンタジー)XIV」の「暁月のフィナーレ」という新しいストーリーが増えたので、今後はそれをやりながら籠もることになるんだろうなぁ…と思いますけど。ちゃんとPCの横に冷蔵庫があって、飲み物も冷やせるんでね(笑)。2022年は2021年で得たものを「活かす」1年に――これまで過ごした撮休の中で、最も良い過ごし方をしたなと思える過ごし方は?(しばらく考えて)…ないですね。ないなぁ…(笑)。急に撮休になっても買い物と…あぁ、コロナ前ですが、秋葉原に行って、好きなアニメグッズを漁ったり、帰りにカラオケに行ってアニソンを歌ったりしたのは楽しかったです。――劇中でも「神木隆之介を演じてるんだろ?」みたいなことを言われますけど、素に戻れる瞬間ってありますか?ゲーム、カラオケ…。まあでも友だちといるときは素だなって思います。別に普通にいるんでね、一都民なんで(笑)、そんなに意識したことはないですけど。まあ、お店で「神木さま、4名様!」と呼ばれた時は、席に座るまで意識しましたけど(苦笑)。普段はあまり何も意識してないですね。――先ほど、誰も集まれなかったら一人で…とおっしゃっていましたが、「おひとりさま」でカラオケや食事に行くことはわりとあるんですか?ありますね。こないだの舞台の大阪公演の休演日には一人で焼肉に行ってきましたよ。おいしかったです。全然、気にせずにひとりで行けちゃいますね。ちょっと寂しいけど「でも、ひとりでもできるしなぁ」と思うと、ササっとなんでもひとりでやっちゃうんですよね。――現実には撮休どころか、忙しい日々を過ごしているかと思いますが、多忙な中で気持ちを切り替えたり、リラックスのために大事にしていることはどんなことですか?友だちとのご飯。あとは趣味ですね。YouTubeを見たり、ゲームしたり、そこは夜更かししてでもやりますね。時間がない時ほど遊びたくなるんですよね(笑)。「時間があるときに遊べばいいじゃん!」って思いますけど人間、時間がある時ほどボーっとしちゃうんですよ(苦笑)。本当にワガママでないものねだりなんですね。時間がない時に限って、誰かと会いたくなったり遊びたくなるものなんです。だから時間がない時こそ、一緒に友達とご飯を食べたり、ゲームしたり、ひとりでも趣味をやってますね。そこは睡眠時間を削ってでも。――本作を含め、この1年も多くの作品に出演され、多彩な活動をされてきました。改めてふり返って、どんな1年でしたか?すごく大きな刺激をもらいましたね。ドラマ「コントが始まる」で始まって、特に菅田(将暉)くんと仲野太賀くんは「お芝居って楽しいことがいっぱいあるんだな」ということを気づかせてくれた2人ですし、あの作品に出られてよかったなと思います。それから、最近まで舞台(「パ・ラパパンパン」松尾スズキ演出)をやらせてもらいましたけど、まさかの2度目の舞台で、初めての舞台(「キレイ-神様と待ち合わせした女-」)の時とは全く違う、博学でセリフの多い役で「これは無理だよ!」「できるのかな?」と心配だったんですけど、みなさんの支えもあって無事にやることができました。あきらめかけていたことをやり遂げることができたというのが、自分の中の“強み”になったし、すごく大きなものを教えてもらえた1年だったと思います。それを2022年にどう活かせるか? 勝負だなと思います。もちろんやってみて、活かしきれなかったら、それはそれでいいとも思っていて、「活かそう」と思うことが大事なので、とりあえずあがいてみます!「WOWOWオリジナルドラマ神木隆之介の撮休」WOWOWにて1月7日(金)放送・配信スタート(毎週金曜よる11時~放送・配信/各話放送終了後、WOWOW オンデマンドにてアーカイブ配信)。【WOWOWプライム】第1話無料放送/【WOWOWオンデマンド】無料トライアル実施中。(text:Naoki Kurozu/photo:Maho Korogi)
2022年01月07日瀬々敬久監督、森ガキ侑大監督らが、神木隆之介の知られざる“オフの姿”を妄想を膨らませて撮るドラマ「神木隆之介の撮休」。この度、本作の放送開始の前日となる1月6日(木)に、YouTube生配信「神木と“撮休”、過ごそうじゃ Night!!!」の実施が決定した。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか?本作は、知られざるオフの姿を、クリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ。今回の生配信では、神木さんをはじめ、第1話「はい、カット!」に出演の安達祐実、全話のオープニング映像にてマネージャー・祝崎を務めた池田鉄洋が集結。「神木隆之介 Official リュウチューブ」にて、前日にYoutube LIVEを実施。本作の魅力を伝えると共に、特別企画も予定している。なお、前シリーズでも話題となった、<マネージャーから“明日、撮休”になった>と、告げられるオープニング映像が、同じく「リュウチューブ」にて特別公開中。第1話の本編未収録“ノーカット版”となっており、編集の都合上、収まり切らなかった2人の息の合った即興演技が見られる。「放送・配信直前!!SP 企画★神木と“撮休”、過ごそうじゃ Night!!!」は1月6日(木)18時~神木隆之介 Official リュウチューブにて配信予定。WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」は2022年1月7日より毎週金曜日23時~WOWOWにて放送・配信。(cinemacafe.net)
2022年01月03日俳優の藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める映画『ノイズ』(2022年1月28日公開)の特別映像が23日、公開された。同作は筒井哲也によるサスペンスコミックの実写化作。絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”の青年・泉圭太(藤原)と幼馴染の猟師・田辺純(松山)は、新米警察官の守屋真一郎(神木隆之介)とともに誤って小御坂睦雄(渡辺大知)という男を殺してしまう。島の未来、そして家族の未来を守るため、3人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、実は元受刑者のサイコキラーだった小御坂の足取りを追って県警が島に押し寄せることに。第2、第3の死体が増える中、すべてを隠し通せるのか。凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意(ノイズ)が染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。今回解禁となったのは、親友3人が殺人を犯してしまう、という物語が大きく動き始める重要シーン。服役していた凶悪犯の小御坂睦雄が猪狩島に降り立ち、圭太と彼の幼馴染の猟師・田辺純、新米警察官の守屋真一郎の3人は小御坂の不審な言動に違和感を覚える。小御坂を追い詰める3人だが、圭太の娘の失踪を機に、誤って小御坂を殺してしまう。本編映像の前後には、親友3人を演じた藤原、松山、神木の特別コメントも収録。凶悪犯・小御坂を演じた渡辺大知との撮影現場での過酷なエピソードも振り返っている。本編内の小御坂のセリフがあまりにも過激なため、今回の解禁映像にはピー音が入れられている。本作のメガホンを取った廣木監督は緊迫感・緊張感を表現するために1カット&長回しが多いことでも知られるが、今回はソニーのVENICEという最新型のカメラを使用。レンズを含め非常にナマっぽい画が撮れるというこのカメラで、親友3人が小御坂を殺害してしまうシーンを撮影した。本編ではこの廣木流の長回しカットが効果的に多用されているが、役者たちの確かな演技のおかげで、引きの画で表情をはっきりと読み取れなくてもキャラクターの感情が濃厚に伝わってくる映像となっている。(C)筒井哲也/集英社(C)2022映画「ノイズ」製作委員会
2021年12月24日俳優の役所広司、神木隆之介、トミー・リー・ジョーンズ、女優の杉咲花が出演する、サントリー食品インターナショナル・サントリーコーヒーBOSSの新CM「宇宙人ジョーンズ・オーケストラ」編が、26日から放送される。新CMは、トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズが、様々な職業を転々としながら、地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」の第80弾。今回のジョーンズは、街の合奏団を調査対象に選んだ。役所が指揮者を務めるその合奏団は、コロナ禍で演奏会が中止となり、個人練習を余儀なくされる。一年半の時を経て、チェロ奏者の杉咲、チューバ奏者の神木ら団員たちが再会し、久しぶりに全体練習を行う。開放的なビルの屋上で、喜びに満ちた団員たちが心を込めて演奏する曲は、ドラゴンクエストシリーズでおなじみの「序曲」。指揮をしながら、思わず感極まる役所を中心に、一人ひとりの音色やキャラクター、多彩な楽器が重ね合い、ひとつの曲が生まれる様子を目の当たりにしたジョーンズが、「この惑星には、一人では決してできないこともある」とレポートをする。役所、神木、杉咲のほかにも、合奏団員として前田吟、戸田恵子、もう中学生らがゲスト出演している。撮影では、「宇宙人ジョーンズ・会議室」編の撮影以来、およそ半年ぶりに顔を合わせた役所、神木、杉咲。それぞれオーケストラでの役どころについて、「チューバは初めて」「私も弾いたことないです」「俺も」と、お互いに初めての経験であることを伝え合う。ひと足先に指揮のリハーサルを終えていた役所は「指揮者は難しい。演奏している人を見ていると途中でわからなくなるから、さっきもずーっと目をつぶってました(笑)」と話すと、杉咲さんと神木さんからもリラックスした笑みがこぼれ、現場は和気あいあいとした空気に包まれた。■役所広司 杉咲花 神木隆之介インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。役所:指揮者という役回りは初めてなので、本格的なことはまったくわからないんですけど、指揮者が指揮棒を動かすと同時に音楽が鳴るというのは気持ちいいんだろうなって。いつも指揮者の人は魔術師みたいだなと思っていましたから、そういう意味で今回はいい経験になりました。杉咲:今回はチェロを演奏させていただいたのですが、初めての経験だったので緊張しました。実際に演奏するシーンではプロの方々の演奏をバックに、私も一緒に弾いていたので、気分が高揚していく感覚があって、音楽の力ってすごいなと感じました。神木:初めてチューバという楽器に触れて、吹く描写があるんですけど、先生に教えていただいて、なんとなく音は出るようになりました。難しかったけど、貴重な体験でしたね。チューバ自体デカくて、肺活量とかすごいんだろうなと思いながら吹いていました。――うまく演奏してみたい楽器は?役所:やっぱりピアノを自在に弾けるようになると楽しいんだろうなと。以前、ピアノを弾く役があって、ずいぶん練習したりもしましたけど、うまく弾けるといいなと思います。杉咲:弓を使って演奏する経験が初めてで、本当に素人なので、きっとひどい音だったと思うのですが、音が出た時はとても感動して、チェロをもっと弾けるようになったら楽しいだろうなと思いました。神木:人生の中でもしあるひとつの楽器をパーフェクトに、プロ並みに弾くことができるとしたら、僕はピアノが弾きたいです。楽譜も読めないんですけど、中学の3年生の時に出演したドラマで、「乙女の祈り」という曲を一ヶ月半で覚えなきゃいけなくて。それが人生で絶対忘れられない貴重な経験でしたし、やっぱり練習が大変でしたね。あと、アニメが好きなんですけど、動画でアニソンをピアノで弾く方がいらっしゃって、「いいなー、こんだけ自分の好きな曲を自由に弾けるようになったら、どんだけ気持ちいいんだろうな」と思いながら、よく見ています。――この一年を振り返って、「一人ではなく、みんながいるからできた」と実感したことは?役所:今年は去年中断したり、延期したりした作品を紹介しているところですが、僕たちの仕事は本当に一人じゃできない仕事なんですよね。一年半経って、また作り始めた時、つくづく一人じゃできなくて、元気にみんなが集まれたことで仕事ができてるなと実感しました。杉咲:撮影する時はいつも感じますね。今回もチェロの演奏は初めてだったので、先生に演奏できる人のような動きを細かく教えていただくことで、出来上がっているのかなと思います。神木:僕の中で大きかったのは、出演した「コントが始まる」というドラマですね。今まで同世代の93年生まれの方たちと、大人数で共演したことがなかったので、貴重な経験でしたし、他のみんなはこういう風に仕事や芝居に向き合って、生きてきたんだなということを目の当たりにしました。そういう意味で、人生ですごく刺激を受けた作品に出会えた今年は、とても幸せな年だったと思います。――2021年の個人的な重大ニュース第1位は?役所:仕事がらみで練習をずっと続けてきた陶芸ですね。陶芸は土をこねるところからずいぶん練習しましたけど、ちょっと面白いんですよね。ハマりそうな雰囲気があります。杉咲:運動が苦手なのですが、自粛期間ですし、仕事で夜遅くに帰ってくることも多いので、ウォーキングマシンを買って毎日ウォーキングしているのが、重大ニュースだったと思います。神木:ゲームが好きなんですけど、今年デュアルスクリーンにしたんですよ。めっちゃ便利ですね。すごい衝撃を受けました。今までは音楽を流しながらゲームを楽しむ時、Alt Tabを押して一回曲を再生して、また戻ったりしていたんですけど、今はゲームと音楽が同時に流れるんですよ。しかも、左でゲームを維持しつつ、右で次のクエストはどこの場所かなとか、どうやって攻略すればいいのかなとか調べられるんですよね。それをリアルタイムでできる快適さは衝撃でした。――今年やり残したことで、年末にやりたいことは?役所:練習用の土の塊を自宅に持ってきて、ろくろで練習していたんですけど、その塊があと2袋残ってるんですよ。練習用に作ったものは焼いてもらったりしているので、その2袋で今年中に何か器を完成させたいと思っています。杉咲::やはり大掃除でしょうか。今年は例年以上に力を入れて隅々まで掃除したいなと思っています。特にベランダの窓をちゃんとやりたいですね。神木:やり残したことはほぼないんですけど、たぶん僕の部屋はまだ汚いはずなんですよ(笑)。なので、年末の大掃除でしょうね。新年を迎えるに当たって、ちょっとだけきれいにしたいという思いがあって。片付けが下手くそなんですけど、絶対やんなきゃいけないですね。―――2022年の抱負や挑戦したいことは?役所:陶芸の道具があるので、先生のところへ行って本格的に習いたいなと思って。撮影が終わっちゃうと、フッと抜けるかもしれないけど、今のところこれはいい趣味だなと思ってます。杉咲:自然に触れながらのんびりしたいと思います。今年は結構慌ただしい一年だったので、少し気を抜いて、ちょっと遠くに行って落ち着く時間を作りたいです。神木:来年もう29歳なんですよね。心はまだ高校生だと思って過ごしているので、29歳らしい落ち着き具合を習得していきたいと思います。どっかで自覚するのかな。それも楽しみですね。――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。役所:どうか健康に気をつけて、なんとかこのコロナ禍を一緒に乗り切っていきましょう。皆さんの健康を祈っています。CMを楽しんでください。杉咲:今回はシンプルに、みんなで力を合わせて、そばに誰かがいる喜びを感じられるCMになっていると思うので、そのあたたかさを感じ取っていただけたらうれしいなと思います。神木:肌寒くなっている年末に、どこか心が温まる、ホッとするようなCMになれたらいいなと思います。体調に気をつけて良い年末を、そして、良い新年をお迎えください
2021年12月24日神木隆之介×豪華実力派俳優陣×気鋭クリエイターによる、オムニバスドラマ「神木隆之介の撮休」より、プロモーション映像と場面写真が公開となった。さらに「Saucy Dog」による書下ろし主題歌「ノンフィクション」の音源も解禁された。今回解禁となったのは、それぞれ第1話~第4話までと第5話~第8話の4話ずつを紹介するプロモーション映像。神木さんが「はい、カット!シンドローム」にかかりパニックに陥る姿や、ファンと名乗る男に翻弄させられたり、親友の彼女に“親友”と会うなと言われ困惑したりと各話を象徴する名場面が映し出される。「神木隆之介の撮休」プロモーション映像(#1~#4)このプロモーション映像には、「有村架純の撮休」「竹内涼真の撮休」でも好評だった、マネージャーから突然「明日“撮休”になった」と告げられるオープニング映像の一部も収められており、本作では池田鉄洋が神木さんのマネージャー・祝崎役を演じている。神木さんと池田さんは、即興芝居で撮影を行ったそうで、2人の息の合った演技と毎話の“撮休”になった理由にも注目だ。「神木隆之介の撮休」プロモーション映像(#5~#8)さらに「Saucy Dog」初のドラマタイアップとなった主題歌「ノンフィクション」もこの度、オンラインにて初解禁。実在する俳優が、自ら自身を演じる「撮休」シリーズ本来の企画と、「神木隆之介の撮休」の脚本やスタッフとの打ち合わせから着想を得て、生み出された楽曲が「撮休」シリーズお馴染みのエンドロールを彩る。併せて各話の名場面が切り取られた場面写真も到着。神木さんと同じく安達祐実が本人役を演じている第1話「はい、カット!」では、幼いころから実力派俳優として活躍を魅せる2人が話すシーンが切り取られている。第2話「嘘から出た何か」からは、神木さんと約8年ぶりの共演となる成海璃子との2ショット写真や、ファンとのコミュニケーションを題材にした第6話「ファン」では、神木さんのファンを名乗る男性役を演じた松重豊と、神木さんがファンである声優役を演じた大塚明夫の不思議な3ショットが切り取られ、神木さんと豪華キャストの共演に期待が高まるカットとなっている。WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」は2022年1月7日より毎週金曜日23時~WOWOWにて放送・配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2021年12月23日『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』が2022年1月7日(金)放送・配信スタートとなる。この度、第1話~第4話、第5話~第8話それぞれのプロモーション映像2種、場面写真が解禁となった。併せてSaucy Dogによる主題歌『ノンフィクション』がオンライン初発表されている。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ『撮休』シリーズ。2020年3月~5月に放送されたシリーズ第1弾『有村架純の撮休』は今までにない企画として情報解禁時から話題を呼び、監督・脚本家たちがそれぞれの世界観で創り上げた“有村架純の架空の休日像”が話題と高い評価を獲得した。さらに視聴者からの根強いラブコールを受け、第2弾『竹内涼真の撮休』も2020月11月~1月に放送・配信。こちらも期待を上回る形で、高い人気と評価を得た。そして主人公に実力派俳優・神木隆之介を迎えた『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』がいよいよ放送される。今回解禁となったプロモーション映像はそれぞれ第1話~第4話まで、第5話~第8話の4話ずつを紹介。神木が「はい、カット!シンドローム」にかかりパニックに陥る姿や、ファンと名乗る男に翻弄させられたり、親友の彼女に“親友”と会うなと言われ困惑したり…と各話を象徴する名場面が連なる。担当した気鋭のクリエイターたちの個性が光る物語と、神木と豪華キャストたちの名演技も垣間見れる。コメディテイストの物語から、心温まる物語まで、バラエティ豊富な8つの“神木の架空の休日”に期待だ。さらに神木隆之介×池田鉄洋による8つのオープニング映像にも注目。『有村架純の撮休』や『竹内涼真の撮休』でも好評だった「マネージャーから突然、“撮休”になった」と告げられるオープニング映像の一部もプロモーション映像(#1~#4)に収められている。なお、本作では、池田鉄洋が神木のマネージャー・祝崎役を演じ、森ガキ侑大監督が演出を務めた。神木と池田は即興芝居で撮影を行ったという。ふたりの息の合った演技と毎話の“撮休”になった理由も気になるところだ。そして主題歌アーティストを務めるのは、幅広い世代から人気を誇る人気バンド・Saucy Dog。実在する俳優が、自ら自身を演じる『撮休』シリーズ本来の企画と『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』の脚本やスタッフとの打ち合わせから着想を得て、生み出された主題歌『ノンフィクション』が『撮休』シリーズおなじみのエンドロールを彩る。<各ストーリー紹介>第1話「はい、カット!」(監督:三宅唱 / 脚本:竹村武司)に安達祐実が出演。幼きころから実力派俳優として活躍を魅せる2人が初共演。“子役出身”ならあるのかも...?と思わせる架空の“シンドローム”を題材に神木と同じく本人役を好演。第2話「嘘から出た何か」(監督:瀬々敬久 / 脚本:篠原誠)には、NHK『小暮写眞館』以来、神木と約8年ぶりの共演となる成海璃子、第2弾『竹内涼真の撮休』でも好演を魅せた藤原季節ら神木と同世代の実力派がそろい踏み。ノスタルジックな世界観の中、神木の同級生役を演じる。第3話「捨てる神あれば」(監督:森ガキ侑大 / 脚本:山﨑佐保子)には、ドラマや映画を始め幅広いジャンルから多数のラブコールを受け、話題作への出演が続くMEGUMI・矢本悠馬が出演。ハートフルコメディな物語となっており、神木が出会う“どこか少し嚙み合わない”個性豊かな登場人物を熱演している。第4話「夢幻熊猫」(監督:枝優花 / 脚本:山田由梨)では、神木の姪役を若手注目女優・長澤樹が好演。架空の物語でありながらも、姪の“相談”を通して神木の華々しい役者人生の過去とこれからを想像させる物語となっており、長澤は多感な時期にいる姪の心情の機微を瑞々しく体現。第5話「優しい人」(監督:三宅唱 / 脚本:狗飼恭子)には、神木の恋人役で木竜麻生が出演。架空の物語ながら、恋人への気遣いによって生まれてしまう“すれ違い”をリアルに描いた物語となっており、木竜は優しい人=神木へ静かに葛藤を抱く恋人を好演。第6話「ファン」(監督:森ガキ侑大 / 脚本:ふじきみつ彦)には松重豊、大塚明夫、田中要次が出演。“ファンとのコミュニケーション”を題材に、神木のファンを名乗る男性役を松重、神木がファンである声優役に大塚、ファンの思いの行き違いによって生まれた “ちょっと気まずい時間”に巻き込まれていくカフェの店員役を田中が演じる。第7話「友人の彼女」(監督:天野千尋 / 脚本:玉田真也、天野千尋)には萩原みのり、井之脇海、北村有起哉らが出演。井之脇は神木の親友役を演じ、親友の恋人役を萩原、神木のスキャンダルを狙う週刊誌の記者役を北村が演じる。親友と、まさかの理由で不機嫌な恋人の間で頭を悩ませることとなる神木の元に、週刊誌の記者が現れ...先の読めない展開が待ち受けている。第8話「遠くにいる友人」(監督:瀬々敬久 / 脚本:高田亮)には、かつて共に子役時代を過ごした役者仲間・友人役に仲野太賀、その母親役で坂井真紀が出演。友人の母親との再会を機に、忙しく過ぎ去った神木の過去を尊むと共に、業界を離れてしまった友人への寂寥感を孕んだ物語となっている。『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』2022年1月7日(金)放送・配信スタート毎週金曜23:00より放送・配信(各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにて配信)
2021年12月23日俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(2022年4月29日)の劇場幕間映像が20日、公開された。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。今回解禁される映像は、新たに公開となる本編映像に加え、撮影中のメイキングがふんだんに盛り込まれた特別仕様。四月一日を演じた神木隆之介や侑子を演じた柴咲コウが、妖しく豪華に彩られた【ミセ】のセット内で蜷川監督から直接演出を受けている様子や、神木、松村北斗、玉城ティナの同級生3人組が制服姿で和気あいあいと笑い合う様子、撮影オールアップの際の集合カットなど、ここでしか見ることができない現場での様子が公開されている。さらに神木、柴咲、監督本人によるインタビューも使用され、「実花さんの脳内を完全に再現したい」「夢の世界のような一幕でしたね」のコメントの通り、CLAMPが生み出した妖しく美しい世界観が、蜷川監督の手によって映画として昇華されている様子が見てとれる。映像の最後には、神木からの「お願いします!」メッセージも収められた。(C)2022映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2021年12月20日神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗(SixTONES)、玉城ティナらが出演し、蜷川実花がCLAMPの世界観を映像化する映画『ホリック xxxHOLiC』。この度、初披露となる本編カットやメイキングを盛り込んだ、劇場幕間映像が公開された。今回到着した映像は、すでに公開中の特報映像にはない、新たに公開となる本編映像に加え、撮影中のメイキングが盛り込まれた特別仕様。『ホリック xxxHOLiC』劇場幕間映像四月一日役の神木さんや侑子役の柴咲さんが、【ミセ】のセット内で蜷川監督から直接演出を受けている様子や、神木さんと四月一日の同級生を演じる松村さん&玉城さんとの和気あいあいとした様子、撮影オールアップのときの集合カットなど、貴重な撮影の裏側が公開。さらに、神木さんと柴咲さん、そして蜷川監督によるインタビューも収録。映像最後には、「お願いします!」という神木さんからのメッセージが収められている。『ホリック xxxHOLiC』は2022年4月29日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2021年12月20日2022年4月29日(金)に公開される映画『ホリック xxxHOLiC』の特別映像が公開された。原作は、累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミック。『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで、今回初の実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(ワタヌキ)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(ユウコ)は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁くのだが……。公開された映像は、初披露となる本編カットやメイキングを盛り込んだ、劇場幕間映像。四月一日を演じた神木隆之介や侑子を演じた柴咲コウが、妖しく豪華に彩られた【ミセ】のセット内で蜷川監督から直接演出を受けている様子や、神木、松村、玉城の同級生3人組が制服姿で和気あいあいと本当の同級生のように笑い合う様子、撮影オールアップの際の集合カットなど、ここでしか見ることができない現場での様子が公開されている。さらに、神木、柴咲、監督本人によるインタビューも使用され、「実花さんの脳内を完全に再現したい」「夢の世界のような一幕でしたね」のコメントの通り、CLAMPが生み出した妖しく美しい世界観が、蜷川監督の手によって圧倒的映像美で映画として昇華されている様子が見てとれる。映像の最後には、神木からの「お願いします!」メッセージもあり、今後解禁される情報からも目が離せない仕上がりとなっている。『ホリック xxxHOLiC』2022年4月29日(金)公開
2021年12月20日藤原竜也×松山ケンイチ×神木隆之介らを始め、豪華キャストが出演する『ノイズ』。この度、永瀬正敏が神木隆之介に何かを語りかける緊迫した場面写真をシネマカフェが独占入手した。親友でありながら、性格の全く異なる3人のキャラクターがキモとなる本作。今回シネマカフェに届いた場面写真では、永瀬さん演じる県警の刑事・畠山が神木さん演じる新米警察官・守屋真一郎に何かを語りかけ、真一郎が神妙な表情を浮かべている。死体を隠すために結託するも、畠山が追い詰めていくことで性格の違いから言動に少しずつズレが生じる3人。そして、次第に3人の間に生まれたズレ、“ノイズ”がより大きくなっていくことを予感させる。永瀬さんは『あん』『パターソン』『光』で、3年連続カンヌ国際映画祭に出演作が選出された唯一無二の国際派俳優。立っているだけでも強烈な存在感を放つ永瀬さんだが、作品に対する洞察力も図抜けている。畠山が真一郎に圭太(藤原竜也)と純(松山ケンイチ)のDNAを採取してくるよう伝えるシーンでは、台本は「協力してくれ」と頼むはずだったが、永瀬さんからの提案で「もってこい」と命令口調に変更。この彼の行動が物語後半に深い意味を持たせることになったという。本作の企画・プロデューサーを務めた北島直明は、「役者さんにしか見えない感情の線があることに改めて気付かされました」と永瀬さんの役者としての鋭い感覚に唸る。そんな永瀬さんと3人が初めて対峙するシーンでは、終始息が詰まるような緊張感がスクリーンから放たれる。畠山の圧倒的プレッシャーに終始堂々と向き合い、平然と虚偽の証言をしていく圭太、一貫してぶっきらぼうで硬い表情を崩さない純、一人落ち着きなく視線をさまよわせる真一郎。廣木隆一監督による緊迫感溢れる長回しのワンカットでの撮影も相まって、日本最高峰といっても過言ではない演技合戦は、瞬きも許されないほどの気迫に満ちている。『ノイズ』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノイズ(2022) 2022年1月28日より全国にて公開©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会
2021年12月19日映画『すずめの戸締まり』(2022年秋公開)の製作発表が15日に都内で行われ、新海誠監督、上白石萌音、森七菜が登場した。同作はアニメーション監督・新海誠による最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描くロードムービーとなる。九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。不思議な扉に導かれ、すずめの"戸締まりの旅"がはじまる。まだヒロイン役のオーディションが行われていないため、新海ファミリーとして登場した上白石。「こうやって監督の横でマイクを持つと、6年前の『君の名は。』の製作発表のことを思い出します。本当に手が震えるほど緊張して、隣では新海さんの大ファンの神木(隆之介)さんが饒舌にしゃべっていて、『ここから何かすごいことが始まるのかな』と思ったのを感じています」と振り返る。上白石は「随分と時間が経って、あの時より会見の会場が大きくなり、記者の方の数も増えて、まぎれもなく今の新海監督の最新作なのだということを実感しています。私が登壇したことを知ったら、きっと神木さんは歯を食いしばって悔しがると思いますが、今日は幸運なファン代表として、そして新海ファミリーの1人として楽しく過ごさせていただきたいと思います」と挨拶をした。2人は映像のコンテである「Vコンテ」を見たそうで、「めちゃくちゃ面白かったです」と興奮。上白石は「いろいろあるけど、解決しないことってないのかな、明けない夜はないのかな、と。今も不安定な世の中で、常に不安があって、どんなに幸せな時も明日がどうなるかわからなくて。でも明るい明日を信じてみたいなと思わせてくれるような、引っ張ってくれるような前向きな終わり方で、とっても勇気をもらいました」と感想を述べる。さらに「『天気の子』を見た後に『もうすぐ晴れるよ!』をマネしちゃったんです。『君の名は。』も『入れ替わってる〜!』をマネされることが増えたんですけど、この作品を見たら、たぶん朝仕事行く前にを閉める時、絶対マネしちゃうと思います。一緒に日常を過ごしてくれるような、お守りみたいな作品になる気がします」と太鼓判を押した。
2021年12月15日俳優の神木隆之介と中川大志、女優の松本穂香と西野七瀬が出演する、au・意識高すぎ! 高杉くんシリーズの新CM「先生、観てるよね」編が、13日より放送される。新CMは、高杉くん(神木)と松本さん(松本)、細杉くん(中川)の3人が、進路指導中や廊下でのすれ違いざまに貯杉先生(西野)から、Netflixで配信作品の名セリフを言われるというストーリー。落ち葉が舞う木の下で、松本さんが「貯杉先生さ……観てるよね?」と高杉くんと細杉くんに話しかける。すると松本さんは進路指導室で『梨泰院クラス』の名言「お前はお前だ、他人を納得させる必要はない」を、高杉くんと細杉くんは廊下で『ストレンジャーズ・シングス 未知の世界』のセリフ「Friends don’t lie」を言われたことを回想。「観てる」「観てるね」と同意したところに貯杉先生が自転車に乗りながら「観てないってんだバカヤロー」と『浅草キッド』のセリフをつぶやきながら走り去る。そして授業の開始も「ドゥドゥーン」とNetflixの効果音を発すると、しびれを切らした松本さんが「観すぎっ!」と突っ込む。高杉くんたちが貯杉先生に「観てないってんだバカヤロー」と言われるシーンの撮影では、神木と中川が様々なパターンでリアクションを披露。だんだんと激しくなる2人の演技に現場は笑いに包まれた。また、神木・松本・中川・西野へのインタビューでは、Netflixにハマっている貯杉先生にちなんで、最近ハマっていることを聞かれると、松本は、「さつまいも。おいもが好きで……」と回答。すると3人は興味津々の様子で「家で焼くんですか?」「上手に焼けますか?」「石をひいたりして?」と矢継ぎ早に質問が飛ぶ。一方、中川が「食器がすごい好きで、最近買いました」「新しいお皿買うと、それにあう料理をしたくなるので、お皿きっかけで料理もします」と明かし、「最近作ったのはキムチチャーハンと中華スープとか……あとはピクルスを漬けたり」と話すと3人からは「おいしそう……」と声が漏れた。今回のCMが2021年ラストということで、西野は「すごく充実していた1年でした」「もちろん楽しかったんですけど、去年に比べると難しいなと思い悩むことが多かったです」と今年を振り返りながらも、「でもそれはすごくいいことだと思います」と前向き。神木も「今年は特に人生に影響するような出会いがいっぱいありました」と良い一年を過ごしたようで、高杉くんシリーズについても「充実しつつも、いかに鋭くぶっこんでいけるかが勝負なんで……。“高杉と細杉、良いエッジの効き方してるね”って言ってもらえるような翌年にしたいです」と決意を新たにしていた。
2021年12月13日俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(2022年4月29日)の特報が6日、公開された。同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。映像内では四月一日不思議な運命に足を踏み入れていく様子が描かれ、四月一日の同級生で、アヤカシを祓う者・百目鬼(松村北斗)、同じく四月一日の同級生でアヤカシに憑かれる者・ひまわり(玉城ティナ)も登場。VFXで表現された“アヤカシ”の様子や、炎の中“アヤカシ”に向かって弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな【ミセ】のビジュアルなど、まさに、“究極の新体感ビジュアルファンタジー”の名にふさわしい、艶やかで魅惑的な映像が満載となっている。そして追加キャストとして、願いを叶える【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に、独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト・DAOKO、同じく【ミセ】で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈が決定。侑子を慕い、四月一日になついていく、いつも2人で過ごす通称マル・モロを可愛らしく演じている。本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで世界的に活躍する渋谷慶一郎。ストーリーのキーとなる”アヤカシ“のサウンドデザインをサウンドアーティストのevalaが担当し、立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜ける。ドバイ万博でも渋谷との共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声が強力にフィーチャーされるなど、多層的な展開となっている。あわせて蜷川監督自らの撮りおろしによる2枚の写真も公開された。1枚は四月一日、侑子、マルダシ、モロダシが妖しい雰囲気漂う【ミセ】におり、もう1枚は四月一日、百目鬼、ひまわりの同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべた学校での一瞬を切り取ったものとなっている。(C)2022映画「ホリック」製作委員会 ?CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2021年12月06日神木隆之介×柴咲コウがW主演を務める蜷川実花監督最新作『ホリック xxxHOLiC』。この度、追加キャストとしてDAOKOとモトーラ世理奈の出演が決定。さらに特報映像&蜷川監督による撮りおろし特写&音楽担当も解禁となった。神木隆之介×柴咲コウのW主演に続き、松村北斗や玉城ティナがキャストとして発表され注目を集めている本作。この度、柴咲さん演じる【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト、DAOKOが決定。同じく【ミセ】で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈が出演する。蜷川監督自ら撮りおろした2枚の写真では、四月一日(神木さん)、侑子(柴咲さん)、マルダシ(DAOKOさん)、モロダシ(モトーラさん)が妖しい雰囲気漂う【ミセ】にいる鮮やかなカット。もう1枚は四月一日、百目鬼(松村さん)、ひまわり(玉城さん)の同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべた学校での一瞬を切り取ったものとなっている。30秒の特報映像では、四月一日が迷い込んだ【ミセ】の扉が開き、女主人・侑子が「いらっしゃい、ここは願いを叶えるミセ」と出迎えるシーンから始まる。さらに、四月一日の同級生でアヤカシを祓う者・百目鬼とアヤカシに憑かれる者・ひまわりも登場。VFXで表現された“アヤカシ”の様子や、炎の中“アヤカシ”に向かって弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな【ミセ】のビジュアルなど、まさに“究極の新体感ビジュアルファンタジー”の名にふさわしい、艶やかで魅惑的な映像だ。そして、本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで世界的に活躍し、映画『ミッドナイトスワン』では第75回毎日映画コンクール・音楽賞、第30回日本映画批評家大賞・映画音楽賞をダブル受賞し話題となった渋谷慶一郎。さらに、ストーリーのキーとなる“アヤカシ”のサウンドデザインは、サウンドアーティストのevalaが務めた。立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜け、渋谷さんとはドバイ万博でも共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声が強力にフィーチャーされるなど、通常の映画音楽の枠を逸脱した多層的な展開となっている。四月一日が【ミセ】と学校のふたつの世界でどのような物語を紡いでいくのか、期待が高まる。『ホリック xxxHOLiC』は2022年4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2021年12月06日蜷川実花が監督を務めた『ホリック xxxHOLiC』が2022年4月29日(金・祝)に公開となる。この度、本作より特報映像と追加キャスト&スタッフ、蜷川監督による撮りおろし特写が解禁された。原作は、累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミック。『ヘルタースケルター』や『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで初の実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(ワタヌキ)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な「ミセ」にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい女主人・侑子(ユウコ)は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁くのだが……。解禁された映像内では、人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた四月一日(神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる「ミセ」に迷い込み、ミセの女主人・侑子(柴咲コウ)と出会うことで、不思議な運命に足を踏み入れていく様子が描かれている。さらに、四月一日の同級生で、アヤカシを祓う者・百目鬼(ドウメキ / 松村北斗)、同じく四月一日の同級生でアヤカシに憑かれる者・ひまわり(玉城ティナ)も登場。VFXで表現されたアヤカシの様子や、炎の中で弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな「ミセ」のビジュアルなど、まさに“究極の新体感ビジュアルファンタジー”の名にふさわしい、艶やかで魅惑的な映像が満載だ。また追加キャストとして「ミセ」の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に、独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト・DAOKO。同じく「ミセ」で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈。侑子を慕い、四月一日になついていく、いつもふたりで過ごす通称マル・モロを可愛らしく演じている。また、本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで、世界的に活躍する渋谷慶一郎。近年では映画『ミッドナイトスワン』の音楽を担当し、第75回毎日映画コンクール・音楽賞、第30回日本映画批評家大賞・映画音楽賞をダブル受賞し話題となった。全編、先鋭的かつ壮大なエレクトロニック・ミュージックが、本作をより激しく、美しく彩るだろう。そして、ストーリーのキーとなる“アヤカシ”のサウンドデザインをサウンドアーティストのevalaが担当、立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜け、渋谷とはドバイ万博でも共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声が強力にフィーチャーされるなど、通常の映画音楽の枠を逸脱した多層的な展開に期待したい。なお、今回解禁された2枚の写真も、蜷川監督自らの撮りおろし。1枚は四月一日、侑子、マルダシ、モロダシが妖しい雰囲気漂う「ミセ」におり、もう1枚は四月一日、百目鬼、ひまわりの同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべた学校での一瞬を切り取ったものとなっている。『ホリック xxxHOLiC』2022年4月29日(金・祝)公開
2021年12月06日CLAMP(クランプ)の漫画『xxxHOLiC』が実写映画化。映画『ホリック xxxHOLiC』として、2022年4月29日(金・祝)より公開される。蜷川実花が監督、神木隆之介&柴咲コウがW主演。CLAMPの人気漫画『xxxHOLiC』が実写映画化原作の『xxxHOLiC』は、耽美的なビジュアルで超常現象を描く、創作集団・CLAMPのベストセラーコミックだ。ヤングマガジンで2003年から2010年まで連載され、単行本の売り上げは累計1400万部を突破。これまで小説化・アニメ化・実写ドラマ化・舞台化をされてきた人気漫画が、初めて実写映画化される。<映画『ホリック xxxHOLiC』あらすじ>どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う代償が必要—————ここは心の奥に潜む願いを何でも叶える【ミセ】。さあ、あなたの願いは?人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(ワタヌキ)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(ユウコ)は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁く。四月一日は、侑子のもとで暮らし【ミセ】を手伝うように。やがて同級生の百目鬼(ドウメキ)やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく――!監督は蜷川実花メガホンを取るのは、日本を代表する写真家でクリエイターの蜷川実花。これまでに映画『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』やNetflixオリジナルドラマ「FOLLOWERS」を手掛け、映像作品でも実績を残している。蜷川実花は、『xxxHOLiC』刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し、構想を温めてきたという。劇中には、VFX満載のアクションシーンも登場するとのこと。唯一無二なCLAMPの世界を、蜷川実花がどのように実写化するのか注目したい。神木隆之介&柴咲コウがW主演四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)...神木隆之介人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えるという特殊な能力のせいで人と距離をとり、普通の生活を送りたいと願っている孤独な高校生。“アヤカシ”との対決シーンに注目。主演を務めるのは、『フォルトゥナの瞳』『屍人荘の殺人』で主演を務めた神木隆之介。壱原侑子(イチハラ・ユウコ)...柴咲コウどんな願いも叶えるという不思議な【ミセ】の女主人。四月一日の能力を見抜き、対価と引き換えに彼の願いを叶えようと申し出る妖しく美しい女性。「ガリレオ」シリーズ第3弾『沈黙のパレード』の公開も控える柴咲コウが、神木隆之介と共にW主演を務める。神木隆之介と柴咲コウが共演を果たすのは、神木が10歳の時に出演したTVドラマ「Dr.コトー診療所」以来だ。百目鬼静(ドウメキ・シズカ)...松村北斗クールでミステリアスな、四月一日の同級生。寺の息子で、巧みな弓の使い手。四月一日同様に特殊な能力を持つ。映画『ライアー×ライアー』『劇場版 きのう何食べた?』などに出演したSixTONESの松村北斗が演じる。九軒 ひまわり(クノギ・ヒマワリ)...玉城ティナ四月一日と百目鬼の同級生。明るい笑顔の陰に謎を秘めた、ツインテールの美少女。蜷川実花監督映画『Diner ダイナー』への出演経験を持つ玉城ティナが担当。マルダシ...DAOKOモロダシ...モトーラ世理奈【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシとモロダシ、通称マル・モロ。侑子を慕い、四月一日になついていく。いつも二人。女郎蜘蛛&アカグモに吉岡里帆と磯村勇斗女郎蜘蛛...吉岡里帆”アヤカシ”を操り、四月一日を襲う妖艶な悪女。映画版では物語の鍵を握る重要なキャラクターとなる。『ハケンアニメ!』で主演を務める吉岡里帆が、蜷川組に初参戦。アカグモ...磯村勇斗ヒトでありながら女郎蜘蛛を崇拝する手下という、映画オリジナルキャラクター。劇場版『きのう何食べた?』『東京リベンジャーズ』など、話題作に立て続けに出演している磯村勇斗も、蜷川組に初めて参加する。【ミセ】に訪れるキャラクター美咲...趣里知らず知らずのうちにアヤカシに取り憑かれてしまい、図らずも【ミセ】の女主人である侑子の元を訪れることになる女性客。【ミセ】に彼女が訪れることになった理由とは…?そしてなぜ彼女はアヤカシに取り憑かれてしまったのか…?猫娘...西野七瀬“井戸の水が欲しい”という侑子のお願いを叶えるために【ミセ】に訪れる情報屋。大きな瞳をきゅるんきゅるんに輝かせ、侑子の願いを叶える対価として、大好きな魚(金魚)を手に入れようと可愛くおねだりする。アヤカシに取り憑かれた客...大原櫻子どうしても叶えたい願いがあり、侑子の【ミセ】を訪れる客。その願いはかなり強く、「どんな対価でもお支払いします!!」と鋭い眼つきで侑子を見つめ懇願。するとその欲望の塊がアヤカシとなり、黒々としたモヤに体中を覆われてしまうという業に満ちたキャラクター。四月一日を惑わす女性客...てんちむ侑子に願いを叶えてもらえた嬉しさを抑えられず、四月一日に思わず抱きついてしまうキャラクター。客の前ではポーカーフェイスの四月一日の表情が珍しく崩れるシーンで登場。座敷童...橋本愛四月一日に恋心を抱いているというキャラクター。四月一日に恥じらいながらプレゼントを渡すなど、思わず微笑んでしまうような可愛らしいシーンを見ることができる。本編カット&メイキングを盛り込んだ幕間映像劇場幕間映像は、編カットやメイキングを盛り込んだファン垂涎の内容。神木隆之介・松村北斗・玉城ティナの同級生3人組が制服姿で和気あいあいと笑いあう姿や、神木隆之介・柴咲コウ・蜷川実花監督のインタビューシーンなどを垣間見ることができる。音楽は渋谷慶一郎音楽を担当するのは、近年では映画『ミッドナイトスワン』で、第75回毎日映画コンクール・音楽賞、第30回日本映画批評家大賞・映画音楽賞をダブル受賞し話題となった渋谷慶一郎。壮大なエレクトロニック・ミュージックが、映画全編をより激しく、美しく彩る。ストーリーの鍵となる”アヤカシ“のサウンドデザインは、サウンドアーティストevalaが担当。立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜る。また、渋谷慶一郎とドバイ万博でも共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声を強力にフィーチャーするなど、多層的な音楽を展開する。監督・蜷川実花のコメントなお、映画『ホリック xxxHOLiC』の公開に合わせて、監督の蜷川実花は下記の通りコメントを寄せた。「どうしても xxxHOLiC を映画化したい!」と最初に打ち合わせをしてから、約 10 年。様々なことを乗り越えてやっと完成しました。終わってみるとこの時期に公開できることに,ある種の「必然」を感じます。音を立てて世界が変わる瞬間を体験した私たち、今だからこそ『xxxHOLiC』の中で語られていることが、より滲み入るように入ってきます。「この世界ではみんな誰かと関わって、何かを共有している。選ぶのはあなた自身、未来はそれぞれの選択の先に在る」原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました。ぜひ劇場にお越しください。【詳細】映画『ホリック xxxHOLiC』公開日:2022年4月29日(金・祝)監督:蜷川実花出演:神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、DAOKO、モトーラ世理奈、趣里、西野七瀬、大原櫻子、てんちむ、橋本愛、磯村勇斗、吉岡里帆原作:CLAMP「xxxHOLiC」(講談社「ヤングマガジン」連載)脚本:吉田恵里香製作:映画「ホリック」製作委員会配給:松竹 アスミック・エース
2021年12月05日瀬々敬久、森ガキ侑大らが監督を務める、神木隆之介の“架空の休日”を描くWOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」。この度、本作の主題歌アーティストに「Saucy Dog」(サウシードッグ)が決定した。ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか――。知られざる“オフの姿”を、クリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ「撮休」シリーズ。有村架純、竹内涼真に続き、第3弾には神木隆之介を主演に迎え、来年1月より全8話で描く。そんな本作の主題歌が、「Saucy Dog」の「ノンフィクション」に決定。2013年のデビュー以来、成長と飛躍を続け、幅広い層からの人気を誇る3ピースギターロックバンド「Saucy Dog」。本日ツアーファイナルを迎え、ライブ内で本作の主題歌アーティストを務めることが発表された。「撮休」シリーズお馴染みの、撮影の日々がカメラマン・スタッフの撮影によって切り取られたフィルム写真が連なるエンドロールを、彼らの音楽が彩る。WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」は2022年1月7日より毎週金曜日23時~WOWOWにて放送・配信。(cinemacafe.net)
2021年12月02日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!