俳優の香川照之が、7月13日から10月8日まで東京・上野公園の国立科学博物館で開催される特別展「昆虫」の"昆活マイスター"(オフィシャルサポーター)を務めることが12日、発表された。"昆活マイスター"を務める香川照之同展が呼びかける"昆活"とは、「昆虫に興味を持つ・学ぶ・採集するなど、昆虫に関わるすべての活動」のこと。昆虫の魅力を伝え、薄れつつある人間と昆虫の関わりを再び強めたいという同展の考えが香川の思いと一致し、就任に至った。不定期放送されている『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)でカマキリ先生に扮するなど、昆虫好きとして知られている香川。今回の就任発表を受け、「僕が若いころは人々のまわりにも昆虫がたくさんいました」と回顧し、「でも環境の変化で、身の回りの昆虫も少なくなってしまいました。昆虫を触ったことがない人も多くなったのではないでしょうか」と推測する。そして、「この特別展『昆虫』で、みなさんにぜひ昆虫の魅力を知ってほしいと思います」と同展への思いを伝え、「たくさんの昆虫に触れ、その生命力や、ボディの美しさを感じてください。きっと明日からの生活に活かせる何かが見つかるはずです」と呼びかけている。
2018年03月12日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催された「神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER」に出演した。香川沙耶香川は「ROXY」のステージにビキニ姿で登場。美しいデコルテ、引き締まった腹筋、スラリとした美脚と、抜群のスタイルで観客を魅了した。同ステージには、島袋聖南や瑛茉ジャスミン、池田美優らも出演。スポーツブラやビキニ、へそ出しコーデなど、美しいスタイルを存分に生かした衣装でランウェイを歩いた。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。32回目となる今回は、3月3日の「ひな祭り」=「女の子にとって特別な日」の開催ということで、「You are special」をテーマにファッションショーを行った。118人のモデル・タレントが出演。1万2,514人の観客が駆けつけた。なお、3月29日にMBSで特別番組『神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER』(25:59~26:29、MBSローカル)を放送。ステージの模様や舞台裏の様子を届ける。(C)神戸コレクション2018 SPRING/SUMMER
2018年03月05日「SEASON I」が大きな反響を呼んだドラマのセカンドシーズンにあたる「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」完成披露試写会が1月7日(日)、都内にて行われ、出演する松本潤、香川照之、木村文乃、片桐仁、マギー、馬場園梓、岸部一徳が舞台挨拶に登壇した。チームワークのよさも話題に上る「99.9」だが、演者陣は正月休みを返上して「台本読み」のために集まったという。声かけをした主演の松本さんは、「皆さんに“台本読みをやりませんか?”と言ったら、集まってくださいまして。役者陣だけで集まり自主的にやりました。すごく、このチームのいいところ」と笑顔を向けると、登壇した岸部さんは、「(役者だけの台本読みは)初めて聞きましたね。あり得ないと思う」と目を丸くしていた。そのシーンでの撮影がなかったという岸部さんと、仕事が入っていた馬場園さん以外、全員参加したという異例の台本読み。本シリーズから参戦となった木村さんは、「これがうわさに聞いていたチーム感か、と思いました。その熱量、このドラマならではだなって。だからと言って、入ってくるなというのも全くなく“きてよ!きてよ!”という空気なので入りやすくて」と楽しんだことを告げた。香川さんも「本台詞をリハしているかと思いきや、本台詞の後ろにガヤがあって、ガヤをどうするかを本気で決めるんです。松本さんがセンスを妥協しないで追求するので、ついていくのが楽しかった」と、熱いまなざしを松本さんに送った。そんな松本さんと香川さんは、シーズンI以降、結束力を固くしてプライベートでもかなりの頻度で会うという。馬場園さんが「香川さんに“芸能界の中で一番仲がいい人、誰なんですか?”と聞いたら“潤くんかな”って言ったんです。信頼しているのがドラマに出ているんだろうな」と打ち明けると、香川さんもうなずいた。松本さんと香川さんが「どれだけ会っていたかね」、「プライベートでね」と言い合い、「2カ月に1回くらいは、ごはんを食べていましたよね」と仲睦まじい様子をさらすと、マギーさんが、「現場でもずっといちゃいちゃしていますよ!」とさらなるタレコミを寄せていた。「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」は超型破りな弁護士・深山大翔(松本さん)と敏腕弁護士の佐田篤弘(香川さん)の名コンビが、ぶつかり合いながらも、0.1%に隠された事実を解き明かす痛快リーガル・エンターテインメント。2016年4月期に放送されたSEASON Iは全話平均視聴率17.2%(同クール内でトップ)をたたき出し、TBSの日曜劇場枠としては6年ぶり2回目となる異例のシーズン化となった。日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」は1月14日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送(初回25分拡大スペシャル)。(cinamacafe.net)
2018年01月07日ふだんは重厚な演技を見せる俳優の香川照之がカマキリになりきって昆虫への愛を叫ぶ!そのギャップの激しさで話題となった人気番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』が再放送される。まだ見たことのない人のために、この番組のおもしろポイントを解説!■マニアックだからおもしろい教育番組のニューウェーブこれこそナンセンス&マニアックの極み。演技派俳優であり歌舞伎役者、そして昆虫愛好家である香川照之が「私の代表作」「本当にやりたかった仕事」と断言するNHK Eテレの人気企画『香川照之の昆虫すごいぜ!』が帰ってくる。過去放送した4番組が12月31日(日)朝9時から一挙オンエア。そして5作目にして初の海外ロケを行った新作『特別編 カマキリ先生☆マレーシアへ行く』が元旦、1月1日(月・祝)の朝9時から放送されるのだ。2016年10月に『1時間目 トノサマバッタ』が放送されるや、SNSを中心に話題騒然。いったい『昆虫すごいぜ!』の何がすごいのか?<「昆虫すごいぜ!」の4つのすごいポイント>1) 香川照之の昆虫愛がすごい2) 香川照之のプレゼン能力がすごい3) 制作スタッフのバラエティセンスがすごい4) 生徒役・寺田心くんの空気を読む力がすごい■過去4回の放送で香川照之の昆虫愛が炸裂!1時間目で香川はカマキリの着ぐるみを着て登場するなり、「カマキリ先生」と名乗り、しかもメスだと宣言(着ぐるみの腹部に卵のうがあるから?)。おじさんなのに「お母さんと呼びなさい!」というナンセンスぶりに、生徒役の寺田心もタジタジ。昆虫採集をするロケでは、昆虫マニアとしての“性”(さが)をいかんなく発揮する。「草むらを見るとムラムラする!」、「カマキリに休憩はない」という名言(迷言?)を吐きつつ、ムキになってほふく前進とまでなりトノサマバッタを追いかけた。『2時間目 モンシロチョウ』でも、よく見かけるわけに捕まえにくいモンシロチョウと2時間以上格闘。いったん虫捕り網を振り下ろしたあと、すぐ返す網で捕まえるなど、時代劇の殺陣もかくやという機敏な動きを見せた。そして、チョウを捕まえると、その腹部に触れ「この『触らないで!』とビクビクする動きがたまらない」とご満悦に。さらに続く特別編『出動!タガメ捜査一課』では、水のきれいなところにしか住めない幻の水生昆虫タガメを探しに栃木県へ。香川は「小学5年生のとき、デパートで購入したタガメにたった一晩で逃げられてしまった」と過去のトラウマを語り、それ以来、目にしたことのないタガメを追い求めて水たまりの中に“胴つき長ぐつ”姿で入っていった。そして、4時間近い捜索の末、「カエルを捕らえ食べている最中のタガメ」というスクープ映像の撮影に成功。その様子を見ながら「いま、まさに地球からひとつの命が失われているんだよ」と感慨深げに語っていた。『3時間目 オニヤンマ』こそ、香川の昆虫愛がもっとも激しくスパークした回。狙うのは日本最大のトンボ・オニヤンマ。河原をパトロールするオニヤンマを待ち伏せしては網を構え、時速70kmの飛行スピードと対決した。そして、無事ゲットすると、思わずオニヤンマに顔を近づけてキス! 初めて捕まえたというギンヤンマにも当然「人生初チュー」。腹部の鮮やかな水色に見とれて「この青のために生きていると言っても過言ではない」と大興奮だった。■香川照之の突出した能力が番組をおもしろくするこうして振り返ってみても、香川の昆虫愛は常に凡人の想像を超えてきた。そして、趣味とはいえ、これだけ昆虫に詳しく、環境問題なども絡めて昆虫を語れるその知識見識もすごい。実際にドラマの現場などで香川に話を聞くと、彼の知識の豊富さ、作品についての理解の深さ、そして質問に対する答えの的確さに驚き、東大卒という学歴を聞くまでもなく、とんでもなく頭の良い人だとわかるのだが、この番組ではその頭脳明晰ぶりをいかんなく発揮しているのだ。 ほかの教育番組と違うのは、香川が役者として培ってきた“伝える力”。『昆虫だいすき!』というメッセージコーナーでは、ホワイトボードに図解を書きながらひとりで場を持たせられるのがすごい。昆虫学者など、俳優経験のない専門家ではここまで説得力を持って語れないだろう。毎回恒例のクレーンを使った体感実験でも、トノサマバッタのジャンプ力を人間に換算して11mの高さまでつり上げられるなど、体を張ったプレゼンをしている。■笑えるバラエティ番組としても完成度高し!香川もすごいが、制作スタッフもすごい。Eテレなのに民放のようなバラエティ番組としての完成度が高く、たとえ虫に興味がなかったとしても楽しめる作りとなっている。香川が「やらせなしのガチ虫探し。私にとっては昔の『進め!電波少年』みたいなもんです」と語ったように、体当たり取材には『世界の果てまでイッテQ! 』に近いノリが…。香川がカマキリの着ぐるみを着て「チョア~」と叫ぶ姿は、まるで『オレたちひょうきん族』のようだし、BGMにクリスタルキングの『大都会』や仮面ライダーのテーマ曲を使うなど、おふざけ感満載。これならふだん『イッテQ! 』やYouTubeの番組ばかり見ているお笑い好きの男児にもウケる。さらに、見逃せないポイントは、生徒役・寺田心のリアクションのすばらしさ! 香川がカマキリの着ぐるみを着て登場すればすかさず「お似合いです」とほめ、香川がモンシロチョウの捕まえ方を実演しようとすれば、「僕がチョウチョ役をやったほうがいいのかなって」と、テレビ業界で言う「良い画(絵)が撮れる」ことを考えて提案する。恐るべき小学3年生。そのプロフェッショナルぶりには香川も一目置いているようだ。■好きなことに熱中する姿を子どもたちに見せたいもちろん、Eテレ制作なので、子どもと一緒に楽しめる教育番組としても充実している。とくに虫の捕まえ方を実践して見せてくれるのはTV番組ならでは。しかも、現在、子育て中の親世代が知らないコツを現在50代の香川が伝授してくれるのだ。また、毎回のメインテーマとなる昆虫については小学生向けの昆虫図鑑を超える情報量があるので、録画しておいて夏休みの自由研究のネタにするという活用もできそう。元旦放送のマレーシア編では、国蝶のアカエリトリバネアゲハや、三つの角を持つカブトムシ“アトラスオオカブト”などを捕獲するという。ジャングルでの虫捕りということで、もはや懐かしの『川口浩探検隊』のようになってきたが、香川の挑戦をとおして、好きなことに情熱を注ぐ楽しさを子どもたちに伝えられるだろう。NHK Eテレ『香川照之の昆虫すごいぜ!』年忘れ、一挙4本放送「トノサマバッタ」「モンシロチョウ」「タガメ捜査一課」「オニヤンマ」2017年12月31日(日)午前9:00~11:00『特別編 カマキリ先生☆マレーシアへ行く』2018年1月1日(祝・月)午前9:00~9:44<再放送>1月2日(火)午後10:50~11:34
2017年12月30日実に27年にわたって続く、フジテレビが贈る「中村屋ファミリー密着ドキュメント」。17作目となる今回は、4歳と6歳になった“小さな中村屋”の成長がたっぷり詰まった300日を追う「独占密着!中村屋ファミリー勘九郎父との約束&4歳と6歳の猛稽古泣いて笑って300日」を放送する。今年2月、愛らしくも凛々しい「二人桃太郎」の姿で感動の涙と笑いをもたらした、中村勘九郎の2人の息子たち。この小さな“中村屋”と、勘三郎亡き後の歌舞伎界を引っ張り奮闘する勘九郎・七之助兄弟を追った「密着!中村屋ファミリー」ドキュメンタリーの第17弾。独占密着で知られざる“中村屋”が明らかに見どころは、勘太郎、長三郎の凛々しくも愛らしい成長ぶりと、日本中に残る“芝居小屋”の美しさ、そして、その舞台に立つという勘三郎さんの強い意思を受け継ぎ躍動する勘九郎・七之助兄弟、さらに勘三郎さんが愛し育てたお弟子さんたちの活躍ぶり。まず独占密着の中で映し出されるのは、幼い中村屋の2人、まじめで頑張り屋の兄・勘太郎と、マイペースな弟・長三郎の間に勃発する兄弟ケンカ。常に中村屋のムードメーカーでもある2人が、いま再ブームになっている荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」を流すと、父・勘九郎&叔父・七之助も踊り出すというお茶目なシーンも。そのほか、七之助が46歳で歌舞伎の世界に飛び込んだ市川中車(俳優・香川照之)と食事に行った際に、どちらがごちそうしたかについてある裏話を披露するなど、ここでしか見られない歌舞伎俳優や、中村屋ファミリーの素顔が盛りだくさん。また、いつも子どもたちを見守る母・前田愛が、息子のこと、夫・勘九郎のことを語るなど、貴重なインタビューも必見。勘三郎さんの死から5年、歌舞伎界の次世代を担う勘九郎&七之助兄弟と、勘九郎の幼い息子たちの300日に密着していく。前田愛、子どもを見守る母親としての思いとは…前田さんは初舞台のときの勘太郎さんをふり返り、「初日が開いてから、1週間くらいは毎晩泣いていました。『もっと稽古したかった。どうしてもっと稽古できなかったんだろう』と言って、泣いている姿を見て、悪いことしたなあと思いました。自分がここまでやったんだって、思えるようになってから出してあげたかったなと思って、私も凄く反省して。何も声をかけられないんですよね、そういうときは」と、母としての葛藤を感じながらも、その成長を見守った様子。それでも「1週間くらい経ってから、ピタッと言わなくなったんです。あ、今日泣かない、 自分の中で何か乗り越えたなっていう感じで、毎日のことが自信につながってきたのかな。だから良かったと思って、それはすごく驚いたことでもありました」とも語る。また、中村屋一門を率いる勘九郎さんと七之助さんの姿については、「お父さんが命がけで作ったものを絶やさないように2人で一緒に悩んだり苦しんだりしてきている同士のようで、すごくグッとつながっている感じがいつもするんですよね。ケンカもあるだろうし、何かを作り出すときは、そんなことはしょっちゅうだと思うんですけど、2人の強い絆を感じます。勘太郎と長三郎にも、そういう風に育ってほしいなぁとすごく思います」と明かしている。演出・松木創氏(共同テレビ)は「長い間番組を作り続けてきた中でただ一度だけ、放送後に勘三郎さんから間違っていると諭されたことがあります。縁の下で歌舞伎界を支えるお弟子さんについて、ナレーションで“生涯、主役を務めることは叶わない”と表現したときのこと。勘三郎さんから『そういった歌舞伎の慣習は変えていくつもりだから止めてくれ!』と言われました。勘三郎さんが亡くなった日の口上で、歌舞伎の歴史上初めてのことだと思いますが、勘九郎さんは中村屋一門全員の名前を挙げました。芝居の技術だけではなく精神もしっかりと受け継がれる様に深く感銘を受けました。我々の番組もその精神の元に作っているつもりですし、今作もそのテーマを深く扱っています」と、本作に込めた思いを明かしている。勘九郎&七之助、父・勘三郎の思いつなぐ中村屋の300日2017年2月、歌舞伎座・千穐楽。重たい桃太郎の鎧衣装を身に纏い初舞台を務め上げた、中村勘九郎の2人の息子・勘太郎6歳と長三郎4歳。「もっと舞台に立ちたい!」という勘太郎。一方、長三郎は「もう出ない…」と、まさかの引退宣言!? 周囲を驚かせる可愛いひと言から、今回の密着ドキュメントは始まっていく。4月、その父・勘九郎と、叔父・七之助兄弟は亡き父・勘三郎が作り上げた「赤坂大歌舞伎」で気鋭の演出家・蓬莱竜太と組み、新作歌舞伎に挑戦。幼い息子たちの成長とともに、自らもさらなる高みを目指す。中村屋一門にとっての今年の大勝負は6月。巨大プロジェクト「平成中村座」を8年ぶりに名古屋城、かつて勘三郎が大坂城に出現させた伝説の大舞台を彷彿とさせる場所で行う。そして代々、中村屋が大切に演じてきたお家芸「お祭り」と「仇ゆめ」を見事に演じ切った。長男・勘太郎の大勝負は8月。歌舞伎座・八月納涼歌舞伎の大舞台で、単独で10分間舞い続ける舞踊「玉兎」に挑戦。また10月、“引退宣言”をした次男・長三郎も、なんとわずか4歳で1人だけでの舞踊に挑戦。“つけ打ち”を買って出て応援する勘太郎。しかし…あることを巡って兄弟ゲンカが勃発!そんな幼い2人を支えるのが母である勘九郎の妻・前田愛と、亡き勘三郎の妻・好江さん。厳しくも愛情たっぷりに接する母と祖母、2人の女将さんも“小さな中村屋”に心血を注いでいく。そして迎えた11月。中村屋は日本全国の残る古い芝居小屋の巡業に旅立つ。この公演で勘九郎・七之助兄弟は、父・勘三郎が愛した芝居小屋の人々との感動の再会を果たすことに。12月、1年を締めくくる京都公演。勘三郎がこの世を去った2012年12月5日も、勘九郎と七之助は舞台に立ち続けたあの地。万感の思いを込めた京都の舞台で、試練を乗り越え大きく成長した新しい中村屋が躍動する――。「独占密着!中村屋ファミリー勘九郎父との約束&4歳と6歳の猛稽古泣いて笑って300日」は 12月22日(金)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月21日9月7日、フジテレビ系「アウトデラックス」に福山雅治(48)がゲスト出演。自身と香川照之(51)のBL(ボーイズ・ラブ)について語り出したことで、衝撃を受ける視聴者が続出した。 自身のラジオ番組にリスナーから「気がつけば本棚がBLだらけ」という川柳が届いたことがきっかけで、BLに興味を持った福山。世間での需要やマーケットを知りたがったところ、スタッフがBL漫画を集めてくれたという。今ではBL漫画を現場に持ち込むほどのハマりっぷりだ。 視聴者が驚愕したのは、福山が親交の深い香川とのBLを語り出した場面。ラジオのリスナーにBL脚本を募集したところ、福山と香川が付き合っている設定の「福山と香川と時々昆虫と」という本が届いたという。福山はこの脚本を香川のモノマネをしながら実演。 忙しい仕事の合間に、つかの間の公園デートを楽しんでいた二人。だが大の昆虫好きの香川が突然、草むらに入りバッタを捕まえ始める。「照之さん何やってるの、おれのことより昆虫のことが大事なのか!」という福山に、平然と「おう雅治、トノサマバッタがいたぞ!」と応える香川。福山は「もう照之さん、せっかくの休みなのにどうしてデートを楽しめないんですか」と怒り、なぜかその流れで最終的にキスをする……という内容だった。 荒唐無稽なストーリーに、マツコ・デラックス(44)は「それ超見たいんだけど」「キスだけですか?」と大興奮。福山は「僕も勉強して初めて知ったんですけど、ナマモノというジャンルらしいんです。実際にいる僕とか菅田将暉くんとかを絡ませちゃう」と解説した。 福山は以前から自身のラジオでBLの話をしていたが、テレビの地上波で堂々と語るのは初めて。しかも「ナマモノ」という一般的にデリケートとされるジャンルに触れてしまったことで、ネット上では「一緒に見ていた福山ファンの母親に『BLって何?』って聞かれていたたまれない」「ナマモノの話はテレビでしちゃダメ!」と、BL愛好女性たちから悲鳴が上がっていた。 とはいえ先入観を持たず、知らないものを素直に勉強する福山の姿勢に好感度が上がったという声も。盤石の人気を誇る福山だが、さらなるファン層の開拓につながるのかもしれない。
2017年09月08日6月29日より動画サービス・Netflixで配信される映画『オクジャ/okja』のプレミア試写会が22日、都内で行われ、試写会前の舞台あいさつにポン・ジュノ監督、アン・ソヒョン、香川照之、小林星蘭が登場した。「第70回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門で正式出品作品として上映された本作は、韓国の巨匠ポン・ジュノ監督の最新作。韓国の天才子役と呼ばれるアン・ソヒョンを主演に抜てきし、ソヒョンが演じる少女・ミジャが、巨大な多国籍企業に追われる親友の"オクジャ"という巨大な動物を守るために冒険を繰り広げる、というストーリーとなっている。ポン・ジュノ監督作で、2008年公開の映画『TOKYO!/シェイキング東京』に出演したことがある香川は「僕の人生に大打撃を与えてくれた監督が何人かいるんですが、ポン・ジュノ監督はその筆頭。『TOKYO!』での撮影で、これが映画ということを教えてくれました」と振り返り、「大きな豚というスケールを持っていながら、細かいところも見られるのが面白いですね」と感想を語った。また、主演のソヒョンの印象を「スクリーンでは幼く感じますが、1年でこれだけ女性らしくなりました。目力だけは変わらないし、この役にピッタリでしたね」と絶賛し、褒められたアン・ソヒョンは「近所のおじさんみたい(笑)」と香川の印象を語って会場の笑いを誘った。舞台あいさつの最後には小林星蘭が登壇してアン・ソヒョンにプレゼントを贈呈し、「心で会話しているような表情が上手ですごいと思ったし感動しました」とアン・ソヒョンの演技に刺激を受けた様子。続けてポン・ジュノ監督とアン・ソヒョンに「世界で活躍するにはどうしたらいいですか?」と質問すると、ポン・ジュノ監督が「日本でしっかり頑張ることが大事です。いつも通りやっていれば世界で活躍できると思いますよ」とエールを送れば、アン・ソヒョンが「ポン・ジュノ監督にお会いすればいいと思います」とアドバイス。2人の言葉受けた小林は「毎日頑張りたいと思います」と意欲を見せていた。
2017年06月23日長谷川博己、香川照之、岡田将生ら豪華キャストが共演し警察内部の権力闘争や腐敗、その中でもがく現場の刑事たちといった“リアルな警察の姿”を描いたドラマ「小さな巨人」が、6月18日の放送を持って最終回を迎えた。本作は長谷川さんが元捜査一課の刑事ながら所轄に左遷された刑事・香坂真一郎を、岡田さんが同じく捜査一課から所轄に異動した山田春彦を、香川さんが香坂と山田の2人と対峙することになる捜査一課長の小野田義信をそれぞれ演じ、芳根京子、安田顕、春風亭昇太らに加え、第6話からの“新章”では梅沢富美男、和田アキ子、ユースケ・サンタマリアらも加わり「学校法人早明学園」を巡る不正とその裏に潜む“警察の巨悪”に立ち向かう香坂らとそこに立ちふさがる小野田を軸にストーリーが展開した。本作ではズームとアップを多用した長谷川さんと香川さんのオーバーともいえるほどの「顔芸」も見どころの1つだったが、もちろん最終回でも「顔芸」は健在。犯人と疑われた小野田の「私は殺人をしたとは認めない!」と強く叫ぶシーンでは「駄々っ子みたいな言い方で笑う」「爆笑した!!!!」「子どもの言い方」など、あまりの迫力に笑ってしまったという反応が続々ネット上に投稿。その後も真実の公表を迫る香坂と涙を流して17年前の事件の真実を語り出す小野田のシーンでは、「くちびるプルプルし過ぎ」「香川さんの演技すごい」「歌舞伎か」などその演技を賞賛する声がTwitter上に溢れかえった。また「めっちゃ熱い展開で感動の涙も流れてるのに、めっちゃ笑えるドラマって初めてなんですけどwww」という声も。そして17年前の事件の証拠を手元に抱えたまま、香坂を正面から捉えたラストシーンでドラマが終了すると、タイムラインはラストの解釈を巡る“ツイート合戦”へと突入。「本物の怪物は香坂だったというオチなんだね」「結局香坂は自分の身を守ったというか」「17年前の殺人は揉み消して一課に戻る黒い香坂」など、長谷川さん演じる香坂が今度は小野田に代わり“警察の闇”を抱えて生きていくというラストに対し、放送終了後もしばらく賛否両論が多数ツイートされ続けていた。(笠緒)
2017年06月19日福山雅治(48)が10日放送された「福山雅治福のラジオ」(TOKYO FM)で“BL妄想”を繰り広げたと話題を呼んでいる。 きっかけは「本棚がBLだらけ」と語るリスナーからの「福山さんはBLに触れたことはありますか?」という質問。福山は「ほぼ知らない」と答えつつも、興味津々。「俺だったら誰とBLすればいい?菅田(将暉)くんとか、阪本奨悟くんとか?」などと提案した。 また福山は、ラジオリスナーにBL設定の脚本を募集。「いいのがきたら読み上げますよ」と意気込みを見せ、その後も1人で菅田とのBL妄想を展開した。 「『将暉……お前ギターまだ練習してんの?ミルクティーできるようになったの?……貸してみろよ』って言って、ギター練習してるうちに顔が近づいていって……」と大盛り上がり。同番組で共演する放送作家の今浪祐介氏からツッコミが入ると「今菅田くんとやってんだよ!!」と怒る場面も。 そしてさらには、俳優の香川照之を相手に「歌舞伎ばっかやってないでよ~映像来いよ~」と言いながらキスをする……といった妄想まで繰り広げた。 一連の仰天内容を受け、ネット上ではBLを愛好する腐女子を中心に「映像化してほしい」「絶対イメージソングが桜坂のストーリーがいい」「(月9)ラブソングをヒロイン菅田将暉でもう1回」など、異様な盛り上がりを見せている。 また番組公式Twitterでは「ということで福山雅治がBL設定で登場する脚本、募集します!セリフありでお願いします!良いもの頂いたらラジオドラマでやってみようかと思います(^_^;)」と本当に“BL脚本”を募集している。腐女子の夢が実現する日も近い!?
2017年06月12日自ら“うどん県”と称しアツいうどん愛がほとばしる!そんな香川県で話題なのが、地元の工芸高校出身者を中心に集まったクリエーター集団“瀬ト内工芸ズ。”が作り出した、B6サイズのリングノート「うどん帳」。これ、聖地・香川でうどん店巡りを楽しむ際に、自分だけのうどん情報をつづれるノートなのだ。 表紙は瀬戸内海の波模様!?の合間にねぎが散らばるうどん模様、中は食べたうどんをつづれる充実の記入欄から“うどん店巡り初心者の心得”……と女性デザイナーが紙や印刷にもこだわって作り上げた一冊。 リングが斜めに取り付けられ、お店の情報を書き込むときにリングが邪魔にならず、快適。採算を度外視し、デザインや中身にとことんこだわった結果、SNSの口コミから一気に話題が広がり、人気急上昇。うどん帳を片手にうどん店巡りをして、お気に入りの一杯を見つけて。「あ〜、お腹がおきたぁ〜(いっぱい〜)」食べすぎ注意! 香川随一の恋愛スポットがガラスの灯台「せとしるべ」。側面に19センチ角のガラスブロック1,600個、上部ランプは鼓動のように点滅し、高松市の港湾エリア「サンポート高松」にたたずむ。 ’16年に日本ロマンチスト協会から「恋する灯台」に、夜景観光コンベンションビューローから「日本三大夜灯台」に認定。超おすすめは夕暮れ時、灯台全体が赤く輝く胸キュンタイムだ!
2017年06月05日女優の芳根京子が10日、自身のブログを更新。同日都内で行われたTBS系日曜劇場『小さな巨人』(4月16日スタート、毎週日曜21:00~)の制作発表で、ブログを毎日更新することに限界を感じ、いつやめようか考えていると発言した真意を明かした。芳根は、「悩。」と題したブログで「毎日更新が日常化しているから、やめたい!ってことではないんだけど、私、不器用なもので、、ここ半年くらいいつも撮影の合間に日付超える!ってハラハラしてたりしていまして。笑」とコメント。「それだけ現場にいさせてもらえてるっていうのは幸せなことで、ありがたいことで、でもここまでくると負けず嫌いな部分だったり意地な部分も多くて、現場でギリギリで焦りながら書いたりとかしててマネージャーさんともいつか区切りつけてもいいんじゃないって話をずっとしてて」と説明した。続けて、「正直に言えば先日『BLOG of the year 2016』をいただいて、こりゃ、やめられない!って思いました。笑」と明かし、「やめるって言っても毎日更新をやめるってだけなのに、こんなに決められないのはそれだけ大きな存在になってたんだなーと思うの半分、意地な部分半分みたいな感じで。笑」と正直な思いを伝えた芳根。「事務所に入って何もすることなくてブログを始めて、誰が読んでくれるんだろな~なんて思いながら書いてたブログが、今ではたくさんの方がいいねを押してくれて、コメントをしてくれていて、3万人を超える方に読者になっていただいていて」と感慨深げにつづった。また、制作発表後に、香川照之から「今日でやめるか、3日に1回にするか、続けるか決めたら!」とアドバイスをもらったことも明かし、「それからずーっと考えてるのに、決められないまま今に至ります。笑」と説明。「また決めたら言いますサクッと決められたらいいのになんでこんなに悩んでるんだろう!笑」とつづった。ファンからは「自分のペースで」「芳根さん流で、芳根さんらしく... それが一番」「京子ちゃんのペースで!!」「無理しないでね!」「無理はしちゃアカン!!!」「どんな答えでもファンは受け止めますよ~」「いままで忙しいのに毎日ブログ更新して本当凄いなと思ったよー!」などと気遣うコメントが続々。「大変だろうけど、極力続けてほしい。」「正直やめて欲しくはない」「毎日ブログ更新続けてほしいな~毎日、楽しみにしてるから」と継続を望む声も寄せられている。
2017年04月11日TBSの日曜劇場の新ドラマ「小さな巨人」の第1話の完成披露試写会が4月10日(月)に開催。主演の長谷川博己、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之が揃って舞台挨拶に登壇した。警視庁のノンキャリアの最高峰・捜査一課長を目指し、エリート街道を突き進むも、あるミスにより、花の捜査一課から所轄へと左遷された刑事・香坂が、組織内の理不尽に憤りつつも己の道を突き進み、正義を胸に戦うさまを描く。長谷川さんは、観客と共に第1話を鑑賞し「このまま突き進んでいいんだと確信しました」と手応えを口にする。撮影はかなりハードなようで、この日も朝の3時まで撮影があったと明かされ「怒涛の日々です」と苦笑交じり。岡田さんが、疲労のせいか、突如、壇上で大声で笑い出し、香川さんが慌てて「岡田は寝てないんです(笑)!」とフォローするなど、その過酷さをうかがわせたが、その苦労が報われる、予想を超えた出来栄えだったようで、キャスト陣は一様に充実した表情を浮かべていた。同局の日曜劇場と言えば、2013年の「半沢直樹」の大ヒットが印象深いが、今回の「小さな巨人」で香坂の人生を大きく変える捜査一課長の小野田を演じ、4年前の「半沢直樹」でも、主人公・半沢の前に立ちはだかる専務を演じた香川さんは、2作品に同じ匂いを感じているよう?4年前に行われた同様の試写会をふり返り「おそらく、会場で見たみなさんの口コミから(ヒットが)始まったのではないかと思います。日曜9時らしいドラマになっています」と4年前の旋風の再来への期待を口にする。男だらけの刑事ドラマだが、キャスト陣から高い評価を得ているのが、紅一点にして最年少10代の芳根さん。警察犬のブリーダーに憧れて入庁するも、人事に配属された祐里を演じており、まさにその“人事情報”が男たちの人生を大きく左右することになるが、長谷川さんが「芳根さんにはピュアな素晴らしさがあり、グッときました」と称賛すれば、安田さんも「お芝居よりも先にバラエティー番組で会ってて、この子はちょっとした“不思議ちゃん”かと思ってんですが、“怪物”香川さんが、彼女とのシーンでだけ、芳根さんに寄り添う演技をしてる。ほかの人は引っ張っていくのに。この人はすごいと思いました」と驚嘆。その香川さんは、芳根さんの存在を「『ウルトラセブン』でいう、アンヌ隊員」とジェネレーションギャップたっぷりのたとえで評し、会場は笑いに包まれていた。日曜劇場「小さな巨人」は4月16日(日)21時よりTBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年04月10日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が、現地時間12日にハワイ・ホノルルのハワイアンコンペティションセンターで行われた「ベストボディ・インターナショナル2017ホノルル大会」でグランプリを受賞し、"世界一"に輝いた。香川は、「ベストボディ・ジャパン2015日本大会」で女子総合グランプリを受賞しており、今回の受賞で"日本一"から"世界一"に。「とってもうれしいです、2年前を思い出します! どきどきとわくわくいっぱいです。日本だけではなく、ホノルルの大会も出られて本当に貴重な経験になりました!」と喜び、「これからも女性としてきれいになることを楽しみたいです!!」と話している。同コンテストは健康的で美しく、そして、かっこよさを追求する男女の年齢別ミスター&ミスコンテスト「ベストボディ・ジャパン」のホノルル大会。2013年に世界で初めて開催された「ベストボディ・ジャパン」は、2017年度は全国各地にて全37の大会コンテストを開催予定しており、今回のホノルル大会はその前哨戦&開幕戦として実施された。日本人の父親とフィリピン人の母親を持つ香川は、女性ファッション誌『Oggi』の専属モデルを務め、東京ガールズコレクションなどのファッションショーで活躍している。
2017年03月13日長谷川博己を主演に、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ「小さな巨人」。この度、本作の新たなキャストとして、香川照之の出演が決定。香川さんは、長谷川さん演じる主人公の刑事人生を大きく変える捜査一課長役で登場する。警視庁捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川さん)は、祝勝会と称して前捜査一課長でいまは所轄の署長をしている三笠(春風亭昇太)と料亭で会食していると、そこへ現捜査一課長・小野田(香川照之)が現れる。三笠と小野田は優秀な部下の香坂を評価しているという共通点はあるが、互いの捜査理論の違いから腹の底ではいがみあっている。会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一の飲酒運転を目撃して取り調べた際、偶然、隆一の車を傷付けてしまう。すると翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクの見出しに“飲酒状態の刑事、車を破損”と記事が掲載。香坂は警察官による不正を調査する監察官・柳沢(手塚とおる)に呼び出され、所轄への異動を命じられてしまう。そして香坂が署にやってくると、日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正が誘拐される事件が発生。捜査一課のときと同様に捜査をしようとする香坂であったが、これまで部下であった警視庁捜査一課長付運転担当・山田に「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺されてしまう…。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか――!?本ドラマは、これまでの事件解決の謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画し、いままでにない“リアルな警察の姿”そして“人”を写し出す警察エンターテインメントドラマ。キャストには、捜査一課長を目指す刑事・香坂真一郎役に長谷川さん、同じく捜査一課長を目指す刑事・山田春彦役を岡田将生が演じるほか、安田顕、春風亭昇太、駿河太郎、手塚とおる、木場勝己らが出演する。そして今回新たにキャスト発表された香川さんが演じるのは、捜査一課長・小野田義信。小野田は高卒のノンキャリだが、叩き上げで事件現場の最高指揮官である捜査一課長までのぼりつめた実力の持ち主。対立する前捜査一課長・三笠のお抱えである香坂を自分の部下に引き入れたのは、優秀な道具と認めたから。だが、そんな香坂が左遷される要因となる証言をしたため、2人の関係に亀裂が生じる…。香坂ら警察官たちが目指す最高峰のポジションは、小野田の手に握られており、小野田は己の正義を信じて全うしようとする香坂にとって最大の敵になっていくのだ。今後、ドラマのヒロインとして警察官たちの人事を握る人事課に配属された新人職員・三島祐里役に、いま最注目の若手女優が決定しているという本作。隠された配役の続報も楽しみだ。日曜劇場「小さな巨人」は4月期より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年03月12日エイチ&エム(H&M)が、2017年4月21日(金)から27日(木)の1週間で、香川、木更津、鈴鹿、徳島県に店舗をオープンすることが決定。4月21日(金)にオープンする「H&M イオンモール綾川店」は、香川初出店となる記念すべき店舗。香川県内のイオングループで最大規模を誇るイオンモール綾川に出店する。徳島初進出となる「H&M イオンモール徳島店」は、四国エリア最大の売場面積を誇る。出店予定の「イオンモール徳島」は、商業施設自体も同日に開店。県内最大規模の商業施設となる。そして、「H&M イオンモール木更津店」が4月21日(金)にオープンするほか、4月22日(土)には「H&M イオンモール鈴鹿店」が登場する。4店舗それぞれレディース、メンズ、キッズ、アクセサリーを取り扱っており、トレンドアイテムからベーシックまで、あらゆる世代の人に対応。幅広い商品ラインナップが魅力のH&Mに、ぜひ一度訪れてみて。【店舗情報】H&M イオンモール綾川店オープン日:2017年4月21日(金)住所:香川県綾歌郡綾川町萱原822-1H&M イオンモール木更津店オープン日:2017年4月21日(金)住所:千葉県木更津市築地1−4H&M イオンモール鈴鹿店オープン日:2017年4月22日(土)住所:三重県鈴鹿市庄野羽山4-1-2H&M イオンモール徳島店オープン日:2017年4月27日(木)住所:徳島県徳島市南末広町4-1
2017年03月12日累計240万部突破、逢坂剛のハードボイルド小説「百舌」シリーズを西島秀俊主演で映像化、大ヒットしたドラマの映画化作品となる『劇場版MOZU』が、3月5日(日)今夜深夜に放送される。原作の「百舌」シリーズをTBSとWOWOWが共同制作でドラマ化した「MOZU」は2014年に放送されたちまち話題となり「ギャラクシー賞2014年7月度月間賞」や「東京ドラマアウォード2014」などの賞を受賞、海外でも「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル」やテレビ界のアカデミー賞と呼ばれる「エミー賞」の国際版と言われる「国際エミー賞」にノミネートされるなど非常に高い評価を得た。本作はそのシリーズ完結編として制作された劇場版となり、2015年秋に全国公開された。ドラマシリーズから続投する西島さんと香川照之、そして真木よう子らに加え、シリーズ最大にして最後の敵であるダルマ役にビートたけしを起用、劇場版からのキャストとして伊勢谷友介、松坂桃李といった俳優陣も新たに迎える。そのほか池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力、長谷川博己、小日向文世ら豪華なキャストが顔を揃え、日本では撮影が難しい、実物を使ったガンアクションやカーチェイスなどを史上空前のスケールで描いている。娘を亡くし妻も爆弾事件で失った公安警察官の倉木(西島さん)は、家族の死に隠された謎を警視庁捜査一課の大杉(香川さん)や同僚の明星(真木さん)らと追い続け、ついに警察内部の闇を暴く。だがそれは恐るべき謀略の序章に過ぎなかった。ある日高層ビルが占拠爆破され、同時にペナム大使館が襲撃されるという大規模テロが発生。2つの事件は犯罪プランナーの高柳(伊勢谷さん)と殺し屋・権藤(松坂さん)を中心とするテログループによる犯行であることが発覚するが、その裏には犯罪史の重大事件を影で操ってきた「ダルマ」と呼ばれる存在が。誰もが予想だにしない巨大な犯罪計画を極秘裏に進行するなか、ついに全ての事件の黒幕であり最大のタブー「ダルマ」との最終対決を迎えることに。ペナム共和国を舞台に事件の真相を追う倉木たちの運命は…という物語。『劇場版MOZU』は3月5日(日)深夜1時50分~TBSにて放送。(笠緒)
2017年03月05日映画『永い言い訳』の西川美和監督と、西川監督の10年前の作品『ゆれる』に主演したオダギリジョーが、12月3日(土)に『ゆれる』公開時以来となるトークセッションを行ない、映画について、お互いについて、語り合った。オダギリさんは今回のトークを前に『永い言い訳』を2回見たと明かし「これは傑作ですよ!」と断言。「真面目な話はテレくさいけど、これはすごい。こんな作品を撮るようになっちゃたら、次に撮りたいものがなくなっちゃうんじゃないかと心配になるくらい、ひとつの完成形を見せつけられた気がします」と手放しで絶賛する。有名作家としてテレビなどにも出演する衣笠幸夫(本木雅弘)が、不倫にふけっている最中に事故で妻を亡くし、その葬儀でも本心からの涙を流すことができなかったが、同じ事故で妻を亡くした男やその子どもたちとの触れ合いの中で、妻への愛に失ってから気づいていくさまを描く本作。オダギリさんは本木さんが演じた幸夫の魅力に引き込まれたよう。「すごく気になったのは本木さんがたびたび言う『そうでしょ?』というセリフ。本木さんがアドリブで入れたのかと思いました。ものすごくお上手!『そうでしょ?』を言わせたら、いまの日本で本木さん以上の人はいない!」とも。実は、オダギリさんは若い頃から本木さんが大好きで「本木さんの影響を受けたことは、自分の中で20%くらいある!いや、言い過ぎかな(笑)。でも17%くらいはあります。芝居もそうだけど、ファッションとか、あの時代のとんがった感じ。紅白歌合戦でコンドームをぶら下げた衣裳を着たり(笑)」と熱く語る。当初、オダギリさんの言葉を「意外!」と受け止めていた西川監督も「そう言われると共通しているかも。突飛でとがった行動の部分は似てる」と納得した様子。ちなみに西川監督によると、本木さんは幸夫役に自分がふさわしいのかを、公開後もずっと「グチグチと(笑)」気にしているそう。キャンペーンで地方を回っても「自分じゃなかったら、誰がふさわしいか?と尋ねて、具体的な名前を挙げるまで待つ(笑)。挙げたら挙げたで『それはちょっと違う…』とか言う」と幸夫以上に自意識の捻じ曲がっためんどくさい性格であると暴露する。また、幸夫役に関しては、原作の本がテレビで取り上げられた際、『ゆれる』でオダギリさんの兄役を演じた香川照之から西川監督に「あれをやるのは僕しかいないと思う」と直接売り込みの電話があったとか!すでに、そのときには本作の撮影が始まっており、監督は「『ありがとうございます』と言って電話を切った…(笑)」とのこと…。オダギリさんはこのエピソードを笑いつつも「この役は俳優なら演じてみたいですよ。ものすごく魅力的。西川さんの携帯を知っているかいないかの差ですね(笑)」と香川さんの行動に理解も示す。作家というクリエイティブな仕事をする一方で、TVに出るなどタレント的な活動もする幸夫は、俳優と重なる部分も多く「俳優から見ると、(幸夫の言動の)何もかもがイタイ!自分の一部を見せつけられている気になる」とも。一方で、「本木さんは特に内面にそういうものを持たれている方。こういう役はいいですね!ほかの俳優じゃ出ないものがある」と本木さんにしかできない役だと語っていた。また、オダギリさんはこのトークのために、前夜、約10年ぶりに『ゆれる』を見返したそうだが「当時、20代最後の作品で、ムッチャ気合入れて臨んでて、自分の中であるひとつの答えを出せた気になってたけど、いま見ると…ショボい(苦笑)!」と自身の演技に辛口評価。またメイキングの様子を見て「生意気でした(笑)」とも。また、『永い言い訳』の幸夫を見て「『ゆれる』で僕が演じた早川猛が、大人になったらこうなっていてもおかしくないと思った。繋がっている気がした」と語る。西川監督は『ゆれる』で20代の自分自身を猛に、『永い言い訳』で30代の自身を幸夫に投影したと明かし、オダギリさんの感じた“つながり”を肯定。「10年後に、50代になった猛が(映画の中に出て)来るかも」と語っていた。『永い言い訳』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月04日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、驚異の10頭身ボディを持つ、明るいキャラクターが魅力的な香川沙耶さんです。モデルになるために生まれてきたような、完璧なスタイルの香川さん。「ブランド物に疎いし、ヒールは得意じゃない。中身はモデルっぽくないかもって思うんです。でも、人が好きだから、たくさん人に会えるこの仕事ができて幸せ。今秋から『Oggi』の専属になり、夢がひとつ叶いました。次なる目標は…海外進出かな」。美の秘訣は?「食べて、動くこと。私はジャンクフードも我慢しません。運動は義務になると嫌になるから、“やりたい”と感じたらやる。きれいでいたいなら、自然体が一番!」◇かがわ・さや1994年生まれ。Oggi専属モデル。2015年「ベストボディ・ジャパン」グランプリ。レプロエンタテインメントのモデルの美に迫る『モデルール』(大和書房)が発売。◇家で過ごす休日はのんびりDVD観賞「気に入った映画があったらセリフを覚えるくらい繰り返し観ます!」◇ジム通いは生活の一部。「飽きっぽい性格だけどジムは好きで続いてる(笑)。ウェイトを中心に」◇チョコレートに目がないの…♪「なかでもキスチョコが大好き!ちなみに嫌いな食べ物はブロッコリー」※『anan』2016年11月9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年11月05日櫻井翔と長澤まさみが初共演で夫婦役を演じる新春大型ドラマ「君に捧げるエンブレム」。この度、本作の新たなキャストとして市原隼人、田中哲司、小林薫、倍賞美津子、かたせ梨乃、安藤政信、そして香川照之という豪華俳優陣が集結することが決定した。将来を有望視されたJリーガー鷹匠和也(櫻井翔)が、不慮の事故で命の次に大事な脚を失うも、車椅子バスケという新たなスポーツに出会い、愛する人のため、不屈の闘志で戦うヒューマン・ラブストーリー。実在の元パラリンピック選手をモデルに描く本作は、エキサイティングな車椅子バスケ競技の世界を、新春の大型ドラマにふさわしい迫力ある映像で描く。物語の核となるのは、逆境に立ち向かう男とそれを支え続けた妻の夫婦愛、そして彼らを取り巻く人々、仲間やライバルたちとの絆、愛する家族との葛藤。そんな感動のドラマを共に作りあげるべく、今回新たに出演者が発表!片足を切断しているが、それ以外は健常者同様の身体能力を持ち、車椅子バスケ・チーム“Wings”の得点王として活躍する向井大隼役に、男子シンクロ、野球、ボクシングといったスポーツ・ドラマにも果敢に挑んできた市原さんが抜擢。実は転移性の癌を患っており、いつ選手生命を絶たれてもおかしくない状態で、それゆえ生き急ぐようにハードにバスケに取り組んでいるが…という役どころだ。市原さんは「どういう形でこの作品を捉えたらいいのか、ということをいままでで一番悩んだ作品でした。自分には経験のない立場で、障害を持つということをどう捉えていいのか、いまでもその概念をわかっているとは決して言えないのですが、1%でも近づけるように、と撮影に臨んでいます」とコメント。また実際に競技を体験してみて、「車椅子バスケは本当にハードな競技で、手もボロボロですし、毎日筋肉痛ですし、転んで頭は打つし、フィジカルにも内面的にも強くなくてはいけない。でも、ハードだからこそどんどんのめり込んでいってしまう競技だということも実感できました」と語っている。そして、数々のドラマや映画で個性的な役を演じ続ける田中さんが、和也の妻・未希(長澤まさみ)が障害者手帳の手続きをする朗らかな市役所の職員・鶴田仁志役。日本アカデミー賞最優秀賞を3度も受賞するなど名実共に日本を代表するベテラン俳優である小林さんが、和也との結婚に反対する未希の父親・仲川明生役で出演。そのほか、倍賞さんが和也の母・鷹匠和歌、かたせさんがシングルマザーとして女手ひとつで向井大隼を育ててきた向井史子、安藤さんが車椅子バスケ日本代表不動のエース・神村錬、香川さんが和也がまだ高校生だった頃からそのサッカーの才能にほれ込み、自腹を切って追い続けてきたスポーツ紙記者・福本廣太郎を演じる。新春大型ドラマ「君に捧げるエンブレム」は2017年1月3日(火)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月01日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたハロウィンイベント「ジャック・オー・ランド」に出演し、『うる星やつら』のラムちゃんコスプレを披露した。香川は、黄色の虎縞模様と緑のロングヘアが特徴のラムちゃんコスプレで登場。大胆に肌を露出したセクシーな衣装で、10頭身の完璧なボディを見せつけた。ランウェイの先端では笑顔でポーズを決め、観客の心をつかんだ。同じステージには、石田ニコルや立花恵理、浦浜アリサ、舟山久美子、八木アリサらも登場。ハーレイ・クインやスパイダーマン、赤デビルなど、それぞれインパクトのある仮装姿を披露し、華やかなランウェイとなった。10月29日・30日の2日間かけて行われた「ジャック・オー・ランド」は、ゲストがハロウィン仮装でランウェイを彩る今年初のハロウィンイベント。親子向けの昼の部「KIDS PARK」では、人気キャラクターやティーンモデルたちが登場し、大人向けの夜の部「CELEBRITY PARADE」では、人気モデルやスペシャルゲストが登場するハロウィンパレードを実施。29日は8,600人(昼:2,600人/夜:6,000人)、30日は9,000人(昼:4,000人/夜:5,000人)の観客が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2016年10月31日NHK総合で10月22日からスタートする土曜ドラマ『スニッファー 味覚捜査官』(全7話 毎週土曜日 22:00~22:44)の試写会が3日、東京・渋谷の同局で行われ、阿部寛、香川照之、井川遥が出席した。同ドラマは、2013年にウクライナで制作され、すでに60カ国以上の国が放映権を取得した世界的にヒットしたドラマで、世界に先駆けて日本でリメイクされたもの。動物以上の特殊な嗅覚を持ち、犯罪現場に残されたあらゆる匂いを嗅ぎ分けて事件を解決する捜査官・華岡信一郎(阿部寛)と人情派刑事・小向達郎(香川照之)の活躍を描く。主演の阿部は「久しぶりのNHKで現代劇ということでうれしく思っています。今回は濃い男の役をやらせてもらいましたが、昨日完成品を見て周りに助けてもらったと思いました。香川さんとガッツリ組むのも初めてだし、井川さんは共演したかった女優さんでしたので引き受けてくれて嬉しかったですね」と共演者に感謝しながら「すべてのバランスが整っています。自信を持ってお届けできる作品になりました」と作品の出来には自信をのぞかせていた。そんな阿部とタッグを組んだ香川は「阿部さんがコミカルなのは薄々何年か前から思っていました。『テルマエ・ロマエ』を見て1人で爆笑しましたし。井川さんも日本のアンジェリーナ・ジョリー。僕自身はおばさんにしか見えませんね(笑)。いいドラマに出させてもらいました」と感謝しきり。華岡の嗅覚に興味を持つ耳鼻科の女医役の井川も「阿部さんに嗅がれると私から何が臭うんだろうと素に戻りました。こんな人が近くに居たら嫌だなと思いましたけど、不思議な感覚になりました(笑)」と苦笑いを浮かべるも、「ウクライナ版よりも見応えとして勝っているなと思います。阿部さんの鼻の穴を見せてもセクシーでした」と絶賛していた。
2016年10月04日●Wキャストの落とし穴大学時代より演劇活動を開始し、2008年には平成20年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞受賞、2011年に『BLUE/ORANGE』および『春琴』の演技により第18回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞、そして先日はミュージカル『エリザベート』ルキーニ役で第24回読売演劇大賞上半期ベスト5に選ばれるなど、その実力が多方面から高く認められている俳優・成河(そんは)。現在は『エリザベート』東京公演を終え、福岡・博多座公演の真っ最中だが、帝国劇場での公演を振り返り、作品への思いを語る合同取材会が博多座主催で行われた。○会場に感じる違い今回、同作は東京・帝国劇場、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場での公演が行われるが、帝国劇場での公演を振り返った成河は「1,800人のお客さんはすごい」と振り返る。成河:1,800人のお客さんって重たいんだなって、初めて知りました。特にルキーニは狂言回しの役だったので、バスガイドみたいな役割ですよね。バスツアーで1,800人連れているんですよ。一言発するだけでものすごく疲弊するというか、汗だくになる経験がすごく新しかったです。痛烈に感じたのは、最初の一週間でしたね。「これじゃもたないかもしれない」と思ったくらいでした。ただ、公演を重ねるうちに少しずつ、変わっては行きました。腹がすわっていくということだと思うんですよ。香川照之さんが、はじめて歌舞伎の公演に出るときに「できるかできないか、じゃないんだよ。やるからやないかなんだよ」とおっしゃったのですが、まさしくその言葉を感じました。帝国劇場1,800人へストーリーを届ける時に、小手先ではなくて「やるんだ」と、腹がすわっていくことが大事なんだなと。帝劇はびっくりしました。(帝劇にむかって)帝劇はびっくりしたぞー! ここはやっぱり歌で伝えるべき場所、朗々と歌って初めて伝わるというところもある、大変な劇場ではありました。そういう意味では、博多座では1,500人にどれだけ、すみずみまで行き渡らせることができるかというのがチャレンジですね。あと、博多座は誰に聞いても評判が良いし、みんな大好きですよね(笑)。すごく期待値が上がっています。一番楽しみなのはやはり距離感で、どこまで客席と舞台が一体化できるか。井上芳雄さんの実家も泊まりにいきますよ。なんの約束もしてないけど、僕の中では決まっています(笑)。いっぱい教えてくれるんですよ、歌のこと。○Wキャストの功罪現在、ミュージカル界では当たり前にもなった「Wキャスト」。成河は今回、山崎育三郎とWキャストでルキーニを演じる。組み合わせの妙、また演者の負担軽減、興行的なメリットなどがあげられる制度だが、本格的なWキャストが初めてという成河は「正直慣れない」と言葉を濁す。そして、Wキャストが陥りがちな思考についても指摘する。成河:自分の出ているシーンを俯瞰的に観られる、Wキャストの相手と役について話す戦友になれる、というのはとてもいいことだと思いますが、どうしたって稽古時間が半分になるので……相手がどうとかではなく、僕にとっては稽古が全てなんだなと改めて感じました。稽古の時間がなくなるということは、とても深刻です。そして、どうもこれは落とし穴になるんだろうなと思うのは「もう一人はああやっているから、あえて違うことをしてやろう」という気持ちです。そうすると、どんどん作品と役の本質から離れていってしまいます。あくまでも劇の構造と自分の役割を理解すればいいのであって、もし同じことをしても、違う人間が演じれば違うものが出来上がります。小手先上のことで、違うアイディアを盛り込もうとは考えないようにしましたし、おそらくそれが正解だろうなと思います。●演劇界には"中の人"同士の混ざり合いが必要○『エリザベート』という作品の魅力『エリザベート』という作品を最初に見たとき、ファンタジーな世界観に驚いたという成河。自身が演じるにあたり、実は「唐十郎などのアングラ演劇が好き」だった小池修一郎と話が合い、多くの質問を投げかけながら作品についての理解を深めた。成河:小池先生は芸術としての本質を突き詰める点と、ショービジネスの上に立つ点と、水と油の二面性を抱えていて、その中で常に葛藤している方なんだなと、ものすごく愛せました。何よりもあの膨大な知識量、見てきたもの、考えてきたことを、尊敬することができました。『エリザベート』という作品は懐が深くて、いろいろな国で上演される際に振り付けや演出を自由に任せてくれていたんですよね。いろんな文化を取り込んで成長していくところが凄みなんだなと思いました。僕も勉強して日が浅いですけど、日本でのエリザベートは、すごくハイブリッドに進化しているんだと思います。本来、シニカルで退廃的な歴史劇であった作品に、日本人の持つ情緒と言いますか、少女漫画的、アニメ・コミック的、ファンタジー的な要素を加えて観客を引き付けた。そうすることで生まれた多面性が、何よりも魅力なのではないでしょうか。お姫様の話としてうっとりもできるし、見方を変えれば「もしかして私たちのお話?」と考えることもできる。自分の観たい場所から観られるように作られているんだと思うんです。さらに言えば、公演ごとにいろんな葛藤とパワーバランスがあり、今回は、少しずつ歴史劇としての要素を取り戻そうとしているのかなと思います。○ミュージカルとストレートプレイつかこうへい作品から始まり、多くの舞台に出演してきたが、『グランドホテル』『エリザベート』と、2016年はミュージカル作品への出演が続いた成河。しかし、他の音楽系大学出身などの俳優とは譜面と向き合ってきた年数が違うため、自分のことを「歌唱表現ができる俳優とは思っていない」と語る。成河:僕は今までの延長で演技をしていますし、ルキーニじゃなかったら、僕に話がくるわけないですから! フランツとか、合わないことこの上ないですよ(笑)。田代万里生くんやシュガーくん(佐藤隆紀)のような歌唱は、1年2年訓練してできるものではありません。ただ、ずっと羨ましいなとは思っていました。せりふ劇では2時間積み上げて積み上げて最後に泣かせようとしたりしますが、歌なら5秒くらいで泣けてしまう。僕だって、袖で泣いちゃいますよ(笑)。ついつい僕は言葉を捉えてしまうんですけど、言葉と理屈ではないものが、メロディーにはどうもあるらしいぞ、というのがブームです。これは井上芳雄先生から教えてもらいましたけど、歌はどんなに暗い深刻なものでもどこか陽の部分があり、浄化作用によって頭でっかちにならないですむというか。小池先生も「お芝居しながら歌になってくのもいいけど、最終的には音楽にどんどん乗ってくことで、もっともっと楽に表現できるようになっていくよ」と言ってくれました。ただ、観てくださっている方からは、ミュージカルと、ストレートプレイといわれる芝居の垣根はなくなっているように見えるかもしれませんが、中はまだまだ混ざっていないようにも感じます。もっと中の人間同士が関わらなければいけないし、やるべきことかなと思っています。
2016年08月12日この度、絶賛公開中の映画『ONE PIECE FILM GOLD』の主人公モンキー・D・ルフィと、サッカー日本代表・香川真司とのコラボレーションが実現。「ワンピース×香川真司SP絆リフティング」と題した映像がYouTubeにて公開された。尾田栄一郎による大人気コミック「ワンピース」は、「単一作家による累計発行部数世界一」としてギネス登録を果たし、先月公開された映画『ONE PIECE FILM GOLD』もこの夏公開作品のNo.1大ヒットスタートを切るなど、日本のみならず世界中で愛される作品となっている。今回は原作連載開始19周年を記念して、「夢が世界を変えていく~Dream will change the world~」というテーマの下に奇跡のコラボレーションを果たした。ルフィとまさかのコラボを果たした香川さんは、日本代表はもとより、ドイツ、ブンデスリーガのドルトムントで活躍をするなど世界に誇る日本人サッカー選手。そもそも2次元と3次元で次元も異なる2人だが、今回公開された動画では同じ想いのもとリフティングを披露。そして最後は、互いにアイコンタクトをとりながら空間を超えてサッカーボールを交換するシーンで幕を閉じる。この動画を通じて伝えたいことは「夢にむかって真っすぐ進んで行ってほしいということ」。世界に羽ばたく2人からの熱いメッセージでもあるのだ。今回のコラボは、「ワンピース」原作者の尾田氏が元々学生時代にサッカー部に所属するなど、かねてよりサッカーが好きであったことと、香川さんが原作コミックスを海外にも持っていくほど「ワンピース」が好きだという2人のつながりによって実現したという。香川さんは「海への冒険に出て、海賊王になる頂点を極めたい思い、そして仲間への思いなど常に共感できるルフィをアニメや漫画で応援してきた僕ですが、今回僕のフィールドであるサッカーを共にプレイできた事を幸せに思います」と喜びを表し、「誰もが持つ夢の素晴らしさや、友情の大切さをより多くの子どもたちに知ってもらうきっかけになってもらえればうれしい」と語った。さらに「ルフィ! 今回は一緒にボールを蹴ってくれてありがとうね。今度はぜひドイツで僕の試合を見に来て応援してください。僕は足は伸びないけどね…」と愛をこめて呼びかけた。「ワンピース×香川真司SP絆リフティング」は8月8日(月)8時~12月31日(土)まで配信。映画『ONE PIECE FILM GOLD』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年08月08日映画『クリーピー 偽りの隣人』の上映後のトークイベントが6月28日(火)に開催され、竹内結子、藤野涼子、黒沢清監督が、上映後だから話せるマル秘エピソードや撮影中の秘話で盛り上がった。元刑事で犯罪心理学者となった高倉(西島秀俊)が6年前に発生した一家失踪事件に興味を持ち、調査をする中で、妻ともども、奇妙な隣人・西野(香川照之)の存在に惑わされ、事件に巻き込まれていく様を描く。竹内さんは高倉の妻・康子を演じ、その隣の西野家に暮らす少女・澪を藤野さんが演じている。ラスト近くのシーンで竹内さんも藤野さんも、それぞれに感情を爆発させる場面があるが黒沢監督は2人の演技を絶賛する。藤野さんは「これまで感情を表に出すような芝居をしたことがなかったのですが、大変でもあったけど楽しかったです」とふり返る。黒沢監督は「難しい役だったけど、肝が据わってる。大物なんでしょうね。くせ者たちを前に、動じることなく堂々と存在してました」と称賛を惜しまない。一方、竹内さんのこのシーンでの感情表現について、黒沢監督は「脚本では何も書いてなかったんですが、竹内さんから『感情を内に向かって出しますか?それとも外に向かって出しますか?』と言われて『外にお願いします』と言ったんですが…(その感情を受け止めた)西島さんが一番驚いていたと思います」と述懐。「舌を巻くうまさでした。芝居が計算されているんですが、その場の瞬発力もあり完璧。見た目のきれいさに騙されるけど演技派!」とこちらも最大限の賛辞を贈った。藤野さんは「日常から澪でいようと思ってたんですが、休憩中とかに香川さんや西島さん、竹内さんが楽しそうに話していて『いいな』と思って見てました…」とうらやましそうにふり返る。その竹内さんが、楽しそうに喋っていた直後に、先述の感情を露わにするシーンを目の当たりにしたそうで「竹内さんは、切り替えが早くて私もそれができるようになりたいなって思いました」と先輩女優を憧れのまなざしで見つめる。竹内さんは「私は、ずっと役でいる時間も大切だと思うけど、時に早くから離れた方がやりやすいこともあると思ってます。今回は、普段はヘラヘラしてた方が、差をつけられていいと思ってふざけてました」と役柄によってアプローチを変えることやメリハリの重要性を説き、16歳の藤野さんは真剣に耳を傾けていた。トークでは、2人が関わる物語の核心部分であり、凄まじい描写が話題の“パッキング”シーンの撮影エピソードも語られたが、藤野さんは「やってて楽しかったです(笑)」とやはり肝の据わった頼もしい発言!竹内さんはそんな藤野さんの「目の力に感じるものがありました」とうなずいていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月29日サッカー日本代表の香川真司選手が、7月14日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『VS嵐 夏の豪華2本立てSP』(レギュラーは毎週木曜19:00~19:57)に初出演し、嵐チームの司令塔を務めることが29日、明らかになった。毎回、嵐とゲストがさまざまなアトラクションで対決する同番組。今回はHey! Say! JUMPの中島裕翔ら、7月スタートの同局系ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』出演者との対決で、香川選手が登場する。香川選手は、番組出演を「すごく楽しみにしていたので、嵐の皆さんと勝ちにいきたい」と意気込みを見せるが、信じられない様子の嵐のメンバー。香川選手と似ていると言われる二宮和也は「偽物でしょ!? 本物だったら『VS嵐』に来るわけない!」と半信半疑な様子だが、香川選手は「よく似ているって言われるんです…」と笑顔で、ちゃめっ気たっぷりに応えてスタジオの笑いを誘う。今回は、ターゲットを蹴ったボールで倒すという、サッカー選手としては外すことができない"キッキングスナイパー"にも挑戦。香川選手は「この"キッキングスナイパー"のために、両足で蹴れるよう練習していました」と活躍を約束するほか、さまざまなアトラクションで、嵐チームの勝利ために奮闘していく。収録中には、"アモーレ"で話題の日本代表・長友佑都選手と女優・平愛梨との交際にも言及。尾形が「香川選手にアモーレはいますか?」と口にすると、香川選手は、少しはにかんで「残念ながら、いません!」と告白。「出会いも全然無いです」とも話し、ドイツでの生活模様を語る。
2016年06月29日瀬戸内を訪ねるにあたり、気になるアーティストがいた。1902年香川県高松市に生まれた画家・猪熊弦一郎。スキャパレリーピンクの小石が遊ぶように書かれた三越の包装紙「華ひらく」のデザインや、JR上野駅の中央改札の上に架かる壁画「自由」も広く知られる彼の作品だ。きっと誰もが、一度は猪熊の作品を目にしたことがあるだろう。今回FASHION HEADLINEでは作品を通じて猪熊弦一郎とはどんな人物だったのか知るために、彼の故郷・香川県にある「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(通称 MIMOCA、以下MIMOCA)」を訪ねた。■駅前に現代美術館を作った理由MIMOCAは、猪熊弦一郎の生前に完成した美術館だ。故に、美術館の設立を猪熊に提案した丸亀市の熱意と、猪熊本人の思いが込められた館になっている。美術館があるのは、高松駅からJR予讃線で約40分のところにあるJR丸亀駅から、徒歩1分のところ。まさに駅前美術館だ。1902年香川県高松市に生まれ、幼少期の一時期を香川県丸亀市で過ごした猪熊弦一郎。MIMOCAの設立は、丸亀市から猪熊へ「猪熊弦一郎の記念館を作りたい」という提案からはじまったという。しかし、猪熊は「私個人の記念館ではなく、世界の現代美術と触れ合える美術館にしましょう」と逆提案したのだと同館の学芸員、古野華奈子さんが教えてくれた。現代美術館にしたいと猪熊が願ったのは、自身の作品だけでなく現代の優れたアーティストや現代美術を紹介することで、何度も足を運びたくなる場所にしたいという願いから。そして、それが西洋の教会のように「訪れるとすっきりリフレッシュできるような「心の病院」のような存在でありたい」と生前猪熊は語っている。■MIMOCAの建築はMoMAも手がける建築家・谷口吉生駅からMIMOCAに向かうと、大きく広げたキャンパスのような猪熊による壁画「創造の広場」の脇に小さなドアがある。このトンネルの中に入って行くような感覚を覚えるエントランスを抜けると高さ14mにも及ぶ自然光が差し込む吹き抜けが私たちを迎えてくれる。「猪熊は小さな頃からいいもの、いい空間を体験して欲しいと願っていました」と古野さん。その願いから、今でも高校生までは無料で入館することが可能だ。猪熊は才能を見出すことにも長けていた人物。丹下健三の名建築の一つである香川県庁も、歴史を紐解けば当時の香川県知事から猪熊が県庁建築にあたり相談を受けた折に、丹下の名前を挙げたのがきっかけだという。MIMOCAの建築にあたっては、後にニューヨークのニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築をデザインコンペで勝ち取る建築家、谷口吉生が猪熊によて選ばれた。谷口の設計による展示室の一つからは、その上部に設けられた横長の窓から丸亀の空を覗くことができる。美術館を訪れた人は、その日の空模様を感じながら作品と向き合うことができるだろう。また、展示室からカフェへと渡るガラス張りの渡り廊下からは駅前の光景を眺めることができる。「街の人々に訪れてもらえる場所に」という熱意はMIMOCAにもう一つのエントランスがあることからもよく分かる。前述の入り口の横に、建物に入らずとも上へ昇ることが可能な大階段がある。その先にあるのは、瀬戸内の海を思わせるような青の絨毯が印象的なカフェレスト MIMOCAや、猪熊の蔵書等を公開する美術図書室などの共有スペースだ。街に開かれた場所でありたいという思いが、至るところから感じられる仕掛けだ。後編は、MIMOCAの収蔵作品を通じて知る、アーティスト猪熊弦一郎が生涯求め続けた"美"について
2016年06月28日NHK総合で7月30日に放送する終戦スペシャルドラマ『百合子さんの絵本‐陸軍武官・小野寺夫婦の戦争‐』(21:00~22:30)の試写会が21日、東京・渋谷の同局で行われ、薬師丸ひろ子、香川照之が出席した。『ムーミン』など児童文学の翻訳者として知られる小野寺百合子(薬師丸ひろ子)を主人公にした同ドラマ。第二次世界大戦の最中、スウェーデンの在住武官であった陸軍軍人の夫・信(香川照之)とともに諜報の最前線を生きた百合子の姿を通じて夫婦の愛と絆を描く。主演の薬師丸は「とても思い出深い作品になりました。戦争をテーマにした作品はこれまでありましたが、ここまで自分たちの力で国を救わなければいけない、といった重いモノを背負った人物を演じたのは初めてで、とてもプレッシャーがありました。どうしていいものかと撮影に入るまで悩み続けましたね」と明かしつつ、「撮影中も良い意味で追いつめられていく中、何とか皆さんのお力をお借りして完走したという感じです。百合子さんを35歳から75歳まで演じ、生き抜いたという気持ちがありますね」とやり切った様子。そんな薬師丸と夫婦役を演じた香川は「薬師丸さんの隣にいさせていただき、気品を感じました。一緒に夫婦を演じた中で、戦争とは何か、という重い思いを体感できたし、メッセージを与えることができたと思っています」と充実した様子だった。戦時中はスウェーデンで諜報活動を行っていた小野寺信・百合子夫妻。劇中でもそのようなシーンが随所で見られるが、薬師丸は「監督がこだわっていたのは、暗号文の作り方。分厚い本を読みながら理解したので、暗号文が書けるようになりました」と茶目っ気たっぷり。そんな薬師丸について香川は「打ち上げの時にミニコンサートと称して、『セーラー服と機関銃』、『探偵物語』、『Wの悲劇』、『潮騒のメモリー』を歌ってくれました。鳥肌が立つぐらい覚えているんですけど、神だと思いましたね。劇中の佇まいが皇后陛下に見えてきて、いつかやっていただきたい」と話していた。
2016年06月22日女優の芳根京子が19日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』前編25日21:00~23:10/後編26日21:00~23:09)の完成披露舞台あいさつに登場し、"天真らんまん"な一面を次々に見せた。このドラマは、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた渡辺潤氏による『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』を原作に、50年前に発生した、20世紀最大の未解決事件「三億円事件」が題材。主演の福士蒼汰演じる大和と、芳根演じる幼なじみの未来が、遠い過去に起こった同事件に巻き込まれていく。福士は、撮影時での芳根の印象を「天真らんまんなイメージそのまま。明るい太陽のようで、みんなを和ませてくれて、現場も明るくなったと思います」と振り返り、この舞台あいさつでも、その言葉通りのやり取りが随所に見られた。今作では、遠藤憲一、唐沢寿明、西田敏行、香川照之、夏木マリなど、大御所俳優・女優陣が多数出演。芳根は「毎日周りにすごい方がいらっしゃってハラハラ・ドキドキしていたので、正直、記憶が飛んでる部分も多いです」と、撮影は緊張感の連続だったことを報告した。そんな中、芸人である劇団ひとりも共演しており、司会のフジテレビ笠井信輔アナウンサーから「劇団ひとりさんは、ちょっと近い感じがしませんでしたか?」と尋ねられると、「私、近い!? お笑い芸人!?」と混乱してしまった。また、芳根は「本当に人見知りが激しくてなかなか話しかけられない」そうで、福士にそのことをさらけ出して伝えたところ、「すごく助けてくださいまして、お世話になりました」と感謝。これまでは支えてもらう役柄が多かった中、今作は逆に大和を支えていくという役柄で、「新鮮でしたし、初めての経験だらけで、撮ってる時もよく分かんなくなっちゃうんです…。台本を読めば読むほど、頭が混乱しちゃう…」と苦心したことを明かした。この会では、三億円事件にちなみ、宝くじで3億円が当たったらどうするか?という質問に回答し、福士は「貯蓄(笑)」と堅実な性格を披露。一方の芳根は「レジに行って、レジの人に『以上10点で合計3億円です』って言われて、『じゃあ一括で』って言いたいです」と謎の願望を力説しだし、笠井アナから「それ、3億円手に入っても言われないですね」と冷静に突っ込まれていた。また、今作の放送前日にあたる18日に、東京・渋谷PARCO前で、福士と芳根のパネルと記念撮影ができるブースが設置されることが発表されると、「(福士さんと自分が)一緒に行って写真撮ったら、(トランプの)神経衰弱みたいになりますね!」と、1人で想像して喜んでいた。
2016年06月19日公開初日を迎えた映画『クリーピー 偽りの隣人』の初日舞台あいさつが18日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、西島秀俊、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が出席した。前川裕の小説『クリーピー』を、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が映画化した本作。ある夫婦の日常が、奇妙な隣人への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたもので、2月に行われたベルリン国際映画祭や4月の香港国際映画祭でで大きな反響を呼んだ。西島は「今年の1月に完成した作品を見て、1日でも早く公開が始まって皆さんに見ていただきたいと思っていました。ご覧になったら分かっていただけたと思いますが、香川さんをはじめ、ここに登壇している共演者の皆さんが怪演しています。キャストやスタッフも緻密な作業をしていると思いますので、また劇場で堪能していただければと思います」と作品の出来に自信を見せた。メガフォンを執った黒沢監督は「『クリーピー』とは"気味が悪い"という意味ですが、それを十分堪能していただけたと思います。今日は天気が良いので、一端映画の雰囲気を忘れて気持ちのいい1日を送って欲しいですが、寝る時に香川さんが立っていると思うので、ご注意下さい」と話して会場の笑いを誘った。他人に成り代わることが本作のキーワード。これにちなみ「自分以外で成り代わりたい人は?」という質問に、竹内は「藤野涼子ちゃんや川口春奈ちゃんにもなりたいんですけど、東出さんになりたいですね。スラっとしたビジュアルから想像もつきませんが、折り紙をするんです。すごく可愛らしい性格だな~と思ったし、その世界からモノを見てみたいですね」と回答して、香川や藤野も竹内と同意見。また、川口は「大好きな香川照之さんです。香川さんになってみて、色んな角度からモノを見てみたいし、(劇中での)サイコパスなお芝居をしてみたいです」と謎めいた隣人を怪演した香川に影響を受けた様子だった。
2016年06月19日映画『クリーピー 偽りの隣人』が6月18日(土)に公開を迎え、主演の西島秀俊をはじめ、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が舞台挨拶に登壇した。“クリーピー”とは「奇妙な、気味が悪い」を意味する言葉で、前川裕の小説を原作に、犯罪心理学者の高倉が、6年前の一家失踪事件の謎を追う中で、奇妙な事件に妻とともに巻き込まれていく様を描く。西島さんらは、映画を観終えたばかりの観客が座る客席の通路を通って壇上へ。映画の独特の内容もあって、会場は“クリーピーな”静けさがあり、西島さんらもドキドキ…?西島さんは「サスペンスということで、宣伝してても言えないことが多かったので、こうしてみなさんと(中身を)共有できて嬉しいです。堪能していただけたのを、雰囲気から感じています」と嬉しそうな笑顔を見せた。映画の中で、タイトルの通り、隣人が他人になり代わっているさまが描かれるが、これにちなんでもしも、登壇陣の誰かになり代わるなら?という質問には、怪演を見せている香川さんと、身長の高い東出さんの目線で世界を見てみたい!と2人に人気が集中!本作の役柄そのまま「変なおじさん」を自任する香川さんも東出さんになり代わることを希望!「(頭の上に手を掲げ)ここに目線があるんでしょ?どんな世界が見えるのか…手を伸ばせば太陽も届くでしょ?お子さんも生まれて、抱っこしただけで俺を超えてますからね。なんなら、俺を含めて3つ子で抱っこしてほしい!」と東出さんと妻の杏さんの間に双子の赤ちゃんが誕生したことをネタにしつつ、熱く語り、会場は笑いに包まれた。この初日の翌日の19日は「父の日」だが、東出さんに加え、西島さんもお子さんが生まれたばかりとあって、会場からは祝福の拍手が。本作の宣伝コピーで、「あの人、お父さんじゃありません」という言葉がたびたび使用されたが、藤野さんは「父の日」を前にコメントを求められ、香川さんの方を向き「あの人、お父さんじゃありません!」と壇上で語り、再び会場は笑いに包まれていた。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月18日夫婦の危機
体調悪い詐欺夫
義父母がシンドイんです!