離婚のあり方として、別居を経たうえで正式に離婚するケースは珍しくないでしょう。実際に離婚前に別居した経験を持つ人の声を知ることができるのが、法務省が全国の協議離婚(※)を経験した30代および40代の男女1,000人を対象に行った実態調査です。それによると、別居するうえでやはり子どものことは争点になりやすいことが見えてきました。--------------------(※)協議離婚とは裁判所を通さず、夫婦間の話し合いによる合意で離婚条件を取り決め、離婚届の提出をもって成立する離婚です。最も一般的な方法といえます。離婚前の別居、約3人に1人は「話し合い」なしまず、離婚前に別居をしたと回答した430人を対象に、別居することを決めたときに「相手と話し合いをしたか」を尋ねた結果ですが、「別居前に話し合いをした」と回答した人は66.3%、「別居前に話し合いをしていない」と回答した人は33.7%でした。別居をする前に話し合いをした人が多数派のようです。別居した相手と話し合わなかった理由はなぜですか。一番近いものを教えてください。―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変話し合いをしなかった理由|「相手と話すことがいやだった」が4割近くでは、話し合いをしなかった人には、どのような理由があるのでしょうか。最も多かったのが「話をすることがいやだったから」(37.9%)でした。次いで、「突然出て行った/追い出されたから」(33.8%)が続きます。この二つが主だった理由であることがわかります。そのほか、「相手が応じなかったから」が13.1%でした。「話をするのがいやだったから」という人は、おそらく、きちんと話し合った方がいいことは理解しつつも、話したくないという心理の方が強かったのでしょう。それほど夫婦関係が悪化していた人が、意外と多いことに驚かされます。また、「DVや子どもへの虐待等の問題があり話をする余裕がなかったから」(4.1%)や「話をすることが危険だったから」(4.1%)など、なかには切羽詰まった状況もあることがわかります。別居した相手と話し合わなかった理由はなぜですか。一番近いものを教えてください。―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変子どもとの同居に関して争いがあった人は4割以上話し合いで揉めやすいことの筆頭といえば、やはり子どものことでしょう。本調査の回答者は全員子どものいた夫婦ですが、別居にあたって、どちらが子どもと暮らすのかについて争った人はどのくらいいるのでしょうか?回答を見ると、「なかった」が55.8%で半数を超えています。一方、残りの44.2%は争いが「あった」ということになりますが、なかでも「激しくあった」が12.8%と1割を超えているのは気になります。別居や離婚でどちらが子どもと一緒に暮らすのかは、やはり争点になりやすく、合意が一筋縄ではいかないことを改めて実感する結果です。別居に当たって、あなたと相手のどちらが子どもと暮らすかについて、あなたと相手との間で争いはありましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変子どもとどちらが同居することになったか話し合いの結果として、子どもがどちらと暮らすことになったかに関しては、全ての子が自分と暮らすという人が47.4%、全ての子が相手と暮らすという人が45.1%となりました。また、「子によって異なる 」(4.2%)や「自分と相手の家を行き来した」(2.3%)という回答も少数ながら見られました。別居に当たって、子どもはどちらと一緒に住むことになりましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変まとめ離婚を前提とした別居をしようとしたとき、やはり気になるのが子どもの存在です。子どもがどちらの親と暮らすのかを争うことは、なるべく避けるべきではあるものの、難しいのが現実のようです。両親が別れて暮らすことになったと聞いて、ショックを受けない子どもはいないでしょう。お互いの主張が対立すると冷静さを失いやすいですが、落ち着いた話し合いが行われることが望まれます。(マイナビ子育て編集部)調査概要■協議離婚に関する実態調査/法務省調査対象:協議離婚を経験した30代および40代の男女調査時期:2021年3月8日~10日有効回答数:1,000(男性:500、女性:500)
2024年03月10日■これまでのあらすじ美穂は、夫と娘と3人暮らし。育児にパートにとそれなりに充実した日々を過ごしているものの、結婚して12年経つ夫との間にほとんど会話はない。付き合っていた頃は、心配して家まで送ってくれたり、好きなブランドの財布をプレゼントしてくれたりと、夫から大切に思われていることを実感していたが、今では態度が変わってしまい、まるで“パシリ”のような扱いに…。夫への不満が日に日に募る中、遊びに出かけた動物公園で「お弁当を食べよう」と声をかけると、夫がハンバーガーを食べようと言い出す。子供の前とはいえ、早起きしてお弁当を作った美穂は「何言ってんの?」と苛立ちが抑えられなくて…。最初から外食するつもりなら、お弁当は不要だと言ってほしい。気まぐれで「私の時間と労力を奪わないで」と怒れば、子どもの前でキレてみっともないと、逆に夫は私を悪者扱いしてきて…。なんでこんなに人の気持ちを考えられないんだろう。身勝手すぎて嫌になります…。外面がいい夫を持つ私と娘は、他人から「幸せ家族」に見えるようです。はたして今の私は「幸せ」なのか。たしかに子どもがいる幸せはあります。でも、私の人生…これでいいんでしょうか?思いやりのない夫と別れたくなる気持ちをパート先の先輩主婦に相談しました。きっと少しはわかってもらえると思ったのですが、それは私のワガママだと一蹴されてしまったのです…。次回に続く(全19話)毎日更新!
2024年03月09日円満な離婚のためにはいろいろな合意形成が必要不可欠でしょう。いつ・どのように合意形成をするかはそれぞれの事情によって変わってくると思いますが、今回は一つの参考として、離婚前に別居していた人の場合を見ていきたいと思います。法務省が全国の協議離婚(※)を経験した30代および40代の男女1,000人を対象に行った実態調査をもとにお伝えします。--------------------(※)協議離婚とは裁判所を通さず、夫婦間の話し合いによる合意で離婚条件を取り決め、離婚届の提出をもって成立する離婚です。最も一般的な方法といえます。■ 離婚前の別居にあたって話し合いをした人は6割以上離婚前に別居をしたと回答した430人を対象に、別居することを決めたときに「相手と話し合いをしたか」を尋ねた結果を見ると、「別居前に話し合いをした」と回答した人は66.3%、「別居前に話し合いをしていない」と回答した人は33.7%でした。およそ3人に2人が何かしらの話し合いをして、別居を開始したことがわかります。別居をする前に、離婚した相手と話し合いをしましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変■ 話し合いでどんな合意形成をしたか?ここからはさらに、別居前に話し合いをした285人を対象に、8つの項目における合意の有無を尋ねた結果を見ていきましょう。・別居に関すること1.別居についてまずは、「別居すること」そのものについてですが、「合意できた」と回答した人は72.6%でした。一方、「合意できなかった」は18.9%、「別居することについて話し合っていない」が8.4%となっています。ほとんどの人はお互いに合意して別居を開始したようですが、3割弱の人は合意に至らない、または、別居について話し合うことなく別居を始めたようです。別居前に、別居した相手と話し合った結果、別居することについて合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変2.子どもの同居者について今回の調査では離婚時に子どもがいた夫婦が回答者となっています。したがって、別居時にはどちらが子どもと同居するかという問題も生じます。この点を聞いた設問は、「合意できた」が68.8%、「合意できなかった」が18.2%という結果でした。夫婦の間に子どもがいた場合には、どちらが子どもと暮らしていくのかはとても重要な事柄です。それだけに合意がなかなか難しいケースもあるでしょうが、それでも合意できたほうが約3倍多いという結果でした。なお、「話し合っていない」という人も13.0%と、1割を超える数にのぼりました。別居前に、別居した相手と話し合った結果、子どもとの同居者について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変3.同居しない親との面会について子どもと同居していない親がどう面会するかについては、「合意できた」と回答した人が38.6%、「同居しない親との面会等の仕方について話し合っていない」が37.9%と、いずれも約4割。「合意できなかった」は23.5%となりました。まだ離婚に至っていない、一時的な別居の段階では、そこまで取り決めないケースも少なくないと想像されます。別居前に、別居した相手と話し合った結果、同居しない親との面会等の仕方について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変4.別居中の生活費について「別居中の生活費の支払い」については、「合意できた」と回答した人は50.5%と半数にとどまり、「合意できなかった」が24.6%、「別居中の生活費について話し合っていない」が24.9%で、ほぼ同じ割合となりました。そもそも話し合いをしていない人が意外にも多い印象です。別居を考えるような夫婦関係となっている以上、お金の話はしにくいということなのかもしれません。別居前に、別居した相手と話し合った結果、別居中の生活費の支払いについて合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変・離婚に関すること5.離婚することについて別居前の話し合いで、離婚することについて「合意できた」と答えた人は58.6%、「合意できなかった」は29.8%でした。一方が離婚を望み、一方は望まないケースもあることを考えると、別居前に話し合いで離婚の合意をした人が約6割にのぼるのは、思ったよりも多いといえるかもしれません。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚することについて合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変6.離婚後の親権について離婚後の親権者については、「合意できた」が58.9%で約6割を占め、「合意できなかった」(20.0%)と比べて約3倍でした。別居にあたってどちらが子どもと同居するかという設問の回答とおおむね近い結果です。子どもがいる夫婦が離婚する場合、協議するうえで重大な論点のひとつが親権でしょう。現在、政府が離婚後の共同親権の導入を検討していますが、現行の法律ではどちらか一方の親が親権を持つことになっています。夫婦や子を交えた話し合いで親権者を決められるのが理想ですが、そうはいかないことも大いにあり得ます。別居前の話し合いですでに合意形成を行ったのが約6割というのは、少なくない数字かもしれません。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚後の親権者について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変7.離婚後の養育費について子ども関連でいうと、離婚後の養育費をどうするかも大きな問題ですが、しっかり合意できた状態で別居を開始したという人は半数ほどでした。「合意できた」は51.6%、一方の「合意できなかった」は25.6%となっています。まだ離婚が確定していない段階ではやはり決めにくい向きが強まるのか、親権と比べると合意の割合は下がるようです。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚後の養育費について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変8.離婚後の財産分与について最後は、離婚に伴う財産分与についての合意の有無を見てみます。「合意できた」人は39.6%、「合意できなかった」人は23.9%、「離婚に伴う財産分与について話し合っていない」人も36.5%にのぼりました。離婚成立前であり、また、ここまで話し合う余裕がなかったという人も多いのでしょう。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚に伴う財産分与について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変■ まとめ今回は、離婚前に別居をした人を対象にしたアンケートをもとに、別居前の話し合いの状況を見てきました。離婚は大きな負担を伴うものですが、その後のことを考えると、相手とよく話し合って双方が納得したうえで進めたいもの。離婚に向けて別居前から必要事項について合意形成をはかっている人は少なくないようです。離婚は必ずしも後ろ向きな行動ではなく、「これからまた違う一歩を踏み出すための行動」と捉え、平和に解決できるのなら、それが一番だといえるでしょう。(マイナビ子育て編集部)・調査概要■協議離婚に関する実態調査/法務省調査対象:協議離婚を経験した30代および40代の男女調査時期:2021年3月8日~10日有効回答数:1,000(男性:500、女性:500)
2024年03月09日35歳の友人夫婦の話です。友人夫婦に子どもが生まれ、しばらくしてあることがきっかけで、友人は不満をため込むようになります。しかし、その不満を夫には伝えず、友人は一方的に怒り、高圧的な態度を取るようになりました。次第に夫婦関係は悪化し、夫から離婚話が出るまでに。夫を苦しめるまで、友人が夫に気付いてほしかった気持ちとは?子どもが生まれて小さな不満が出てきた33歳で結婚し、専業主婦になった私の友人。彼女は夫のことを、とてもやさしい人だと結婚前からよく話していました。友人は「夫には家でリラックスしてほしいから、家事も頑張れるんだよね」と夫に尽くしているようで、他にもいろいろなのろけ話をしてくれました。また、友人の夫は週3回、2時間半のサッカー練習に参加しています。友人は、「家でゴロゴロするだけじゃなくて、ちゃんと趣味があるからいいよね!」と夫の趣味にも肯定的でした。翌年には、女の子が誕生して2人で慣れない育児に奮闘! 「練習に行く前にせめてできる家事はするね!」と夫は夕食後の皿洗いをしてくれていたようです。皿を洗い終えると「いつも練習に行かせてくれてありがとう!」と声をかけてくれ、「お皿洗いをしてくれるだけでも助かる!」と友人は感謝していたそう。積極的に子どもの世話をしてくれていた夫ですが、半年ほどたつと練習前の皿洗いをしなくなり、ただ「練習行ってくるね!」のひと言だけになりました。娘はかわいいものの、育児疲れが出始めた友人は夫の練習に対して少しずつ不満を持つようになっていきます。「お皿洗いは強制じゃないけど、ただひと言くれれば違うのにな。夫は仕事も頑張ってるし、サッカーはストレス解消になると思う。でも、なんで○○(夫)だけ自由にできるの?」と思うように。その一方で、「もし、喧嘩になったら嫌だな」と思い、夫に気持ちを伝えることはしなかったそうです。友人の不満はやがて高圧的な態度にそれからも夫は変わらず家事は何もせず練習に行くことが当たり前になり、友人は「私は家事も育児も毎日頑張ってるのに、ありがとうすら言ってくれない」と不満はたまる一方。そして、「私が夫に怒ってることに気付いてほしい!」と、次第に間違った形で態度に出してしまうように……。友人は家事を完璧にこなしつつも、ドアを強く閉めたり夫の前で物に当たったり、夫が話しているのに無視するようになりました。こうすることで、いつもの自分とは違うことに気付いてほしかったそう。夫は友人の変化を心配していたようですが、理由を何も言わないので夫もイライラすることが増え、家の雰囲気は最悪……。夫婦の会話はほぼなくなってしまいました。夫が家事や子どもの世話をしようとしても「私がするからしなくていい!」と断っていたそうです。夫は「何か不満があるならちゃんと言えよ! 毎日そんな態度を取られる筋合いないんだけど」と怒り気味。その夫の態度に「全部あんたのせいじゃん! なんで自分ばっかり自由にできるの?」と思ったものの、「別に。ただちょっと疲れてイライラしてるだけ」と、意固地になり、本心を伝えることはしなかったそうです。ほぼ家庭内別居のようなギスギスした生活が3カ月ほど続いたころ、友人は「さすがにこのままではだめだ……」と思い始めたそう。そんなとき、夫から「ねえ、○○(友人)のこともう好きじゃないかもしれない。今は顔を見るのも嫌だし家に帰ってくることすらつらい。離婚も考えてしまう」とカミングアウトされたそう。このとき、夫から「離婚」というワードが出たことで友人はことの深刻さを理解し、これまでの気持ちを正直に話すことにしたそうです。察してほしいは伝わらない友人は、泣きながらこれまでの気持ちを少しずつ伝えました。「私は仕事をしていないけど、家事育児を頑張ってるし、私が娘を見てるからあなたは練習に行けるんだよ。なのに、何もしないで練習に行くし、娘が生まれる前の生活と変わらず自由に見える。それがうらやましくて、ムカついて嫌な態度を取ってしまった」そう伝えた友人を、夫は責めることなくしっかりと聞いてくれたそうです。友人の気持ちを聞いた夫は「俺の配慮が足りなかったのは謝るし、家事も任せっきりでごめん。ちゃんとありがとうも言えてなかった。だけど、怒ってる理由を何も教えてくれないし、家事や娘の世話をしようとしても断られるのにずっとイライラされるだけで、俺はどうしようもできなかった。俺は人の心は読めないし、正直、察してほしいは無理だよ」と言われたそう。友人はそのときやっと「気持ちを察するなんてできないのに何してるんだろう。意固地になって、夫にだけ変わってもらうことしか考えてなかった」と、夫に謝罪したそうです。そこから友人夫婦はしっかり話し合い、離婚の選択はせず、もう一度夫婦関係をやり直すことに。「毎日会話をする」「ささいなことでも気持ちを共有する」「家事育児は2人でする」「思いやりを持つ」ことを心がけ、寛大な夫のおかげもあり、次第に仲がよかったころの関係に戻れたそう。お互いに気持ちをしっかり伝えるようにして心にも余裕ができたことで、練習にも気持ちよく送り出せるようになり、今では夫婦で娘の成長を楽しんでいるようです。まとめ「夫は働いているから、専業主婦の私が家事も育児もすればいい」と、昔から自分の意見を飲み込んでしまう友人は、夫を思いやる気持ちが次第に不満となってしまいました。その不満を間違った方向に爆発させた結果、夫婦関係は破綻の危機に。友人は「察してほしい」と自分勝手な態度で夫を傷つけ、素直になれなかったことをとても反省していました。夫婦でいれば相手に対して何かしらの不満は出るものですが、小さな不満をため込み過ぎて爆発させると、関係を修復できずに夫婦関係が終わりを迎えることも。私たち夫婦も友人の体験を反面教師に、相手への思いやりを忘れず、気持ちを素直に伝え合える夫婦でいたいと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/MISATO産後の物忘れの悪化に悩む2人兄妹のママライター。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすることです。
2024年03月08日■これまでのあらすじ美穂は、夫と娘と3人暮らし。育児にパートにとそれなりに充実した日々を過ごしているものの、結婚して12年経つ夫との間にほとんど会話はない。この日、娘から「動物公園に行きたい」と言われた美穂が夫にそれを伝えると、夫は「ふーん」と空返事。しかし、そこに現れた娘には「動物公園に行きたいのか?」と楽しそうに声をかけるなど、あからさまに態度が違って…。わかりやすく酷いことを言うわけではないとはいえ、「お弁当を作ったほうがいい?」と聞いても、「お前の好きにしたらいい」などと無関心の夫。子どもが小さいうちはいいけれど、夫婦2人きりになる将来を考えた美穂の頭には、“離婚”がよぎるのだった。新卒入社の同期だった私たち。夫は営業で私は経理でした。同期飲み会で意気投合し、ふたりでご飯に行くようになって割とすぐに、夫から告白されました。当時の夫はとても優しく、私は彼に愛されていることを実感する毎日でした。だからこそ「一生大事にする」というプロポーズを鵜呑みにしてしまったのかもしれません。私への優しさはとうの昔に消えてしまったけれど、その分、娘を大事にしてくれる良い父親ではあるので、割り切ればいいんでしょうが…。作ったお弁当を食べないと言われた時は黙ってはいられませんでした。次回に続く(全19話)毎日更新!
2024年03月08日結婚して12年。私たち夫婦の間にまともな会話はありません。私が話しかけたところで、無視か生返事がいいところ…。そんな夫は娘には自分から積極的に話しかけます。家で私だけ空気のように扱われるのにも慣れました。わかりやすく酷いことをされるわけじゃないから我慢はできます。でも、私に関心のない人と夫婦を名乗って一緒にいることに虚しさを感じるのです。今は娘がいるからいいけれど…、ふとした時に「離婚」の二文字が頭をよぎります。次回に続く(全19話)毎日更新!
2024年03月07日■これまでのあらすじ異常な束縛や試し行動をして、自分の中の不安を妻にぶつけていた夫。妻はわけもわからず、夫の行動に恐怖を感じる日々を過ごしていた。残業だと嘘をついて帰宅、妻の接待先に現れる、出張と言ったのに突然現れる…ついに妻は友人宅に逃げ込んだのだが、夫は妻をGPSで監視しており、友人宅の前にも現れたのだった。さすがにもう一緒にはいられない、と考えていると、義母から呼び出され、過去に義母の行動によって女性に対して不安になっているという事実を聞く。義母から謝られたものの、まずは夫と話をすることに。夫は、妻が自分の不安を受け入れてくれたと感じ、甘えていたのだと話す。しかしそれは、夫の身勝手な理由により自分の中の不安をぶつけていただけ。自分を守るために、これ以上一緒にいるのは難しいと話す妻だったが…。私は夫を許したわけではありません。夫の行動は怖かったし、あまりに身勝手でした。でも、不安の理由がわかったこと。そして彼自身が葛藤しもがいていること。今まで一緒にいるとき、どれだけ夫が家族を愛しているか、言葉にも行動にも示してくれていたこと…。その想いから、もう一度だけ向き合ってみようと思いました。簡単に人は変われないけれど、以前のような試し行動はなくなり、不安と向き合いながら、言葉と行動を選んでくれるようになりました。人によってはあの行動だけで離婚だ、となるのは理解しています。でも、私たちは価値観をすり合わせることに決めました。まだ家族でいたいから。※この漫画は実話を元に編集していますこちらもおすすめ!私を助けてくれた、優しい彼…!上京したばかりで、右も左もわからない私を助けてくれたのが彼。いつも優しくて、彼と付き合ってから毎日が本当に楽しくなりました。でも…少しずつおかしくなっていって…そしてついに… 「好きだからで束縛する男」 1話目はこちら>>
2024年03月07日■これまでのあらすじ夕飯をいらないと言ったのに急に帰ってきたりと、試し行動ばかりする夫。妻・美幸の接待先にまで現れるようになったため、妻は「信用されていない」と悲しくなっていた。ついには出張と言っていたにも関わらず、娘といた遊園地にも姿を現す。あまりの異常な行動に恐怖を覚えた妻は、友人の家に避難。どうしてこうなってしまったのか…と落ち込んでいると、そこにも雨の中ずぶ濡れで夫がこちらを見ていた。スマホに追跡アプリが入れられ、ずっと監視されていたことに気付いた妻は、「これ以上は一緒にいられない」と義母と話すことに。義母は、ひたすらに「私のせいだ」と謝ってきて…。夫がこうなったのは、自分が、幼い息子を置いて他の男性と家を出て行った経験からだと話す。事情を聞いた妻は、改めて夫と話すことにしたのだが…。夫の言い分はわかりました。過去の経験があって、女性に対して不安感があること。今までの交際はうまくいかなかったけれど、私は「受け入れてくれた」と感じたため、結婚に至ったこと。そして、出産育休で私と過ごす時間が長くなったことで、歯止めが効かなくなってしまったこと…。不安な気持ちはわかった。でも、だからと言って何をしていいわけではない。夫は自分の気持ちを私にぶつけていただけなのです。私の気持ちなんて、何も考えずに。ツラかったのだとは思います。でも…自分のことしか考えていないのだということを、理解してほしい。そうでなければ…私は私を守るために、この人と一緒にはいられないと思いました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月06日私には単身赴任中の夫がいます。たまに夫とデートするときはレストランでおいしいものを食べたり美術館や神社巡りをします。2年前のある日、レストランデートを予定していたのですが、待ち合わせをしても出会えないことがありました。結論は私の勘違いが原因だったのですが、そのときの反省点と今後の改善策について紹介します。夫と久しぶりのデートで浮かれていたけれど夫は単身赴任中。夫とはなかなか会えない生活を送っており、年に3回ほどしか会えません。そんな中でも夫婦の時間を持つようにして、食事したり美術館に出掛けたりします。ある日、久しぶりに夫と食事することになったのですが、夫とステーキ屋さんに行こうという話で盛り上がり、現地で待ち合わせすることにしたのです。何年も一緒にいるとはいっても、離れて暮らすとなれば寂しいものです。数カ月ぶりに夫と会うことに私はうれしく、何を着ていこうかと洋服選びを楽しんでいました。夫婦となってから5年たちますが、夫から見ていつまでもきれいでいたいと思う女心を持っていたいと思うのです。女性らしい服や夫の好きそうな服やアクセサリーを選んで、当日を待っていました。待ち合わせ場所の勘違いに気付かない私いよいよ、夫とのデートの日がやってきました。久しぶりに夫に会うことがうれしかった私は、少し気合を入れてお気に入りの服を着て待ち合わせ場所に出かけました。電車に乗ること2時間以上。夫のいる街に到着し、目的地のステーキハウスを目指しました。はやる気持ちを抑えて、慣れない土地でお店を必死に探しました。目的のステーキハウスに到着しましたが、夫の姿が見当たらなかったので少し店舗の外で待つことにしました。ほどなくして、夫から「お店に着いたよ」と連絡が入りました。私はお店の周りをきょろきょろして、夫の姿を探します。しかし、夫の姿はなく、夫にお店の外の階段のそばにいると伝えると、夫からは思わぬ答えが返ってきました。夫はなんとわが家の近くのステーキハウスに来ていたのです。完全な行き違いです。夫の単身赴任先での様子を電話やLINEで聞くことがあり、おいしいステーキハウスがあると話していました。「今度はそこに行ってみたいね」とやり取りをしていたので、今度のデートは赴任先のお店だと私は思っていました。以前から家族で「ステーキを食べるならこのお店」というところがあり、夫は赴任先ではなく家のほうのお店のことを話していたのです。待ち合わせしても会えないはずです。私が夫にきちんと確認せずに勝手に決めつけたことが原因でした。夫とのすれ違いが原因で喧嘩夫と電話やLINEでのやりとりでしたが、夫がとても怒っていることがわかりました。言葉が短く、きつい言い方での返事に、私は少しカッとなってしまいました。私の言い分も聞いてほしかったのですが、夫から返信が途絶えて伝えられなかったのです。夫には自宅で待機しているように伝え、急いで私は家に戻りました。その日の午後に私が家に着くと、夫はムスッとしつつも話を聞いてくれました。私の勘違いからすれ違うことが原因で、喧嘩となってしまったデート。激しい喧嘩ではなく、私に対して八つ当たりのように怒った夫は、また同じ思いをしたくないのでしょう。ステーキデート以降に2人で出かけることを嫌がることになりました。夫はとても私とのデートを楽しみにしていたので、デートできなかったことが寂しかったようです。2時間もかけて会いに来てくれたのに、待ち合わせ場所にいなかったら怒るのも当然です。なぜ私が勘違いしたのかといえば、夫の近況報告の話の途中で「そうだ! ステーキ食べよう!」と話が出てきて、確認せず、早とちりしてしまう癖でてっきり以前話していたお店を想像したためです。その後、夫と話し合ってこれからは待ち合わせするときは、しっかりと確かめ合おうということになりました。夫もお店の名前を出さなかったからと気にしてくれて、怒りも収まり仲良く話ができるようになりうれしかったです。そもそも、お互いに店名を確認しないまま、デートしようとするところに詰めの甘さを感じます。今となっては笑い話ですが、当時は会えないことの寂しさや勘違いして迷惑をかけたと思い、ひどく落ち込んだことを覚えています。まとめ私の思い込み癖が原因で夫とすれ違ってしまい、デートができずさらには喧嘩をしてしまい、夫婦共に悲しい思いをしました。そして、これを機会に私の至らない点に目を向けて改善できるように話し合いをしました。夫に具体的な待ち合わせ場所の確認をすることを忘れないようにすると伝え、夫も同意してくれました。それからというものの、夫が嫌がっていたデートは私がきちんと待ち合わせ場所や時間を確認するようにしてから、喜んで応じてくれるようになり、今は楽しい時間を一緒に過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/マメ美著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2024年03月05日■これまでのあらすじ妻を疑い、試し行動ばかりしてくる夫に困っていた美幸。夕飯はいらないと言ったのに急に帰宅して誰かいないかチェックしたり、接待先に現れたり…どうしてそんなにも信用してくれないのかと、妻は悲しくなっていた。何度言ってもわかってくれないため、夫の出張中に娘とこっそり遊園地に行くことに。するとそこに夫が現れて…!恐怖を覚えて友だちの家に逃げると、夫はそこにも現れ、妻のスマホにGPSをつけていたことがわかる。恐怖のあまり震える妻だったが、翌日、義母に呼び出され話を聞くと…「私のせい」と泣かれてしまうのだった。夫は義実家にいるようで、何をするかわからないからと一旦義父がいてくれるようでした。そして義母から語られたのは…おとなしそうな義母からは考えられないような過去。幼い紀彦の目の前で、他の人と逃げたという義母。それは…幼い心は確かに傷ついたのかもしれません。でも…だからと言って、何をしていいわけでもないのです。私は、事情を聞いたうえで、もう一度夫と話すことにしました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月05日■これまでのあらすじ心配性すぎる夫から、執拗に試し行動を繰り返されていた美幸。接待先に夫が急に現れたり、夕飯はいらないと言いながら急に帰ってきたり…。不貞を疑われているのか、信頼されていないことに悲しくなる妻。ついには泊りがけ出張といっていたのに娘と遊びに行った遊園地に、夫が突然姿を現す。その恐怖から娘と友だちの家に避難したのだが、その家の前にも夫が現れて…!エンジニアである夫に、デバイスやアプリをおすすめされるのはよくあることで、そういうことに疎い私は、夫に言われるがまま受け入れていました。だからそのときも全然違和感はなかったのです。でもまさか、私の行動を監視するためのものだったなんて…。ずぶ濡れの夫にメッセージが届いたのかどうかはわかりません。恐怖のあまり夫のほうを見れずにいると…しばらくして、夫の姿はなくなりました。次の日、夫は義実家にいたようで…義母から「会いたい」と連絡がありました。そして義母は…ただひたすらに、「私のせいなの」と謝ってきたのです。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月04日■これまでのあらすじ妻の美幸は夫の試し行動に悩まされていた。残業で夕飯はいらないと言いながらも急に帰ってきたり、怪しんでくる夫。さらには接待先にまで現れるようになる。友人に話しても「普通ではない」と言われてしまって…。もともと束縛気味だった夫。しかし度が過ぎていると思う美幸は、同時に信じてもらえないと悲しい気持ちになっていた。そして夫が泊まり掛けの出張にいくというので、娘と遊園地に遊びにいくと、いないはずの夫が現れる。あまりの恐怖に夫を置き去りに美幸は娘と逃げるのだが…。友人に話したことで少し落ち着くことができましたが、私の心臓はずっとバクバクしていました。夫の行動は異常。心配性なぐらいの人だったのに、どうしてこんな風になってしまったのでしょうか。このままではいけないと思いつつも、どうしたらいいかわからないでいました。外は雨が降ってきて、暗くなってきました。友人がカーテンを閉めようとすると…。そこには…ずぶ濡れになった夫が、こちらを見ていました…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月03日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ夫・てつおさんに不満を感じている妻・キリコさん。「熟年離婚とかするのかな。子どものいなくなったこの家で、夫婦2人なんて無理」と思うのでした。「遠慮と気づかいがなくなった夫婦は、愛情をすり減らしていくしかない。愛情がゼロになったらどうなってしまうんだろう……」と不安になるキリコさんは……。俺のほうが働いている時間が長いから…てつおさんが「明日遅いから」と声をかけると、「お好きにどうぞ」と答えたキリコさん。てつおさんはついに「何を怒っているんだよ。言えよ!」と怒鳴りました。「じゃあ言わせてもらうけど、お風呂の栓を抜いてと何回言っても直らない」とキリコさん。てつおさんは「だからって不機嫌丸出しで、ネチネチ責めてもいいのかよ!?」と怒りました。キリコさんは「そうだよ!」と……。てつおさんに「不機嫌丸出しで、ネチネチ責めてもいいのかよ!?」と言われ、「そうでもしないと私の気持ちのやり場がないの!」と反論したキリコさん。「私のお願いなんて全然聞いてくれない! 私のことを何だと思っている!? 」と言うと、「キリコより働いている時間が長いんだから仕方ない」とてつおさん。「それは私がはるかのことを見ているから。私の犠牲の上で成り立ってんの」と反論すると、「犠牲って、はるかのことをそんなふうに思っているのか」と言われ、思わず「てつおに思ってんだよ!」と叫んだのです。-----------------------どんどんエスカレートしていく口論。でも、2人ともいっそのこと、心の中のわだかまりを全部吐き出してしまったほうが、探り合っているよりはすっきりするかもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年03月02日■これまでのあらすじいつもスマホに夢中で、肌身離さず持ち歩いている夫。陣痛中でも出産中でもスマホを手放さず、家事にも育児にも非協力。ワンオペ状態の妻・美里は夫と何度も大喧嘩になるなか、ある日のフードコートでとうとう限界に達し、「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。夫から謝罪の言葉はなかったが、少しは反省したように見えたため、買い物をしている間だけ公園に息子を連れていってもらったが、そこに息子の姿はなく…。またスマホに夢中になっていた夫。たまたま保育園で仲良くしている子のパパが助けてくれていたのでよかったが、夫は妻の言動はいちいち大袈裟だと笑い飛ばしていた。息子を危険な目に遭わせても何も変わらない夫と、このまま一緒に暮らすのは難しい…。勝負をかけた妻の手紙はスマホに夢中の夫の目には届かず、妻はついに子どもを連れて家を出た。スマホ離婚という結論を出す前に、最後の話し合いをするべく、妻が家に戻ると…。夫は人の気持ちを考える想像力に乏しい人です。想像力がないから、スマホを見ていて無視されたら相手がどう思うのか、子どもの教育にどう響くのか、危険があるのか…まったく考えが及ばないのでしょう。「大事に思っている」気持ちに嘘はなくとも、どういう行動が「大事にする」ことなのかも想像できないのです。私は家政婦ではありません。心のないロボットでもありません。夫とは家族として、対等の関係で支え合っていきたいと思っています。これは人によっては離婚したほうがいいと言われるのでしょう。でも…私は彼が頑張ってくれるなら、もう一度家族としてやっていこうと決めました。これからどれだけ夫が変われるかわかりませんが…家族とはどういうものなのか、それに気づいてもらえたことは、よかったと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 1日1鶏 こちらもおすすめ!最近動きが活発な息子…なのに…夫はこの調子で、いつも息子の行動を甘く見ています。ケガをしてからでは遅いのに…。何度言ってもちゃんと見てくれない夫でしたが、少しずつ変わってくれると…そう思っていました。でも、ついに恐れていたことが―…! 「夫の危機管理能力が低すぎる!」1話目はこちら>>
2024年03月02日■これまでのあらすじ何度嫌だと言っても試し行動をしてくる夫。残業で夕飯はいらないと言いながらも急に帰ってきたり、誰か来るのではと怪しんできたり…。接待先にまで現れる始末の夫に、友人は「キモい」と一蹴。もともと束縛気味の人だったけれど、エスカレートしている今の状況はどうしたらいいのかと妻は悩んでいた。そんなとき、夫が一泊の出張にいくことが決まり、妻と子どもはたまには夫の嘘に怯えずに羽を伸ばそうと遊園地にでかけることに。久しぶりに夫の影を気にせずに時間を過ごしていたのだけれど、その遊園地になんと夫が現れて―…!怖くて怖くてたまりませんでした。結婚する前は、束縛気味だったけれどこんな風ではなかった。いつからこんなにおかしくなってしまったの?出張だと嘘をついたり、教えてもいないのに遊園地に現れたり。そのうえ私が浮気しているかのような口ぶりで、「今日誰か来る予定だったんだ!」と怒鳴りつけられ…。普段は温厚で、本当に優しいいいパパなのに。どうしてこんなことになってしまったの…?私は恐怖のあまり、娘を連れて彼から離れました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月02日義実家の方々はみなさんとても良い人たちばかりです。ただ、義母とは会うたびにモヤッとしてしまいます。なぜなら義母は……とにかく“中古”の品ばかりをプレゼントしてくれるのです。良かれと思ってしてくれていると思うと、断れずモヤモヤが溜まる私。しかしある日、とどめを刺す出来事がありました。捨てられない義母からのプレゼント義母はとにかく物を溜め込む「捨てられない」人です。対して私は断捨離派。そんな私が義実家へ遊びに行ったとき、義母から手土産を持たされました。そこに入っていたのは、お世辞にも今の時代に合っているとは言えない、義母が若いころ着ていた洋服シリーズ。 肩パッド入りは当たり前で、毛玉がついているものも……。そういった服が大量に入っていたのです。「捨てよう……」と、私はこっそりとその服たちをゴミ袋にまとめました。 このころはまだ、貰っても捨てれば良いだけなので特に気にしていませんでした。 お古ラッシュに溜まるストレス遠方に住む義母とはたまにしか会わない分、会えばいろいろと支援してくれようとします。とはいっても、いただくのはすべて中古の品々。正直、会うたびにストレスが蓄積されていきました。そしてある日、いただいたのは長男(7歳)への子ども服。どうやら夫の弟一家の子どもたちのお古が回ってきたようなのです。 何かをこぼした黄色いシミがついていたり、破れた個所を糸でまつってあったりする服が大量に。夫にやんわり断ってほしいと頼みましたが、「悪気はないから雑巾にでもしたら?」と。私は「捨てるにも手間がかかるのに……」と思ってしまいました。 ついに“新品”が届いた!! でも……程なく私たちに次男が生まれ、義実家のみなさんもかわいがってくれました。そして次男が生後2カ月のころ、義母から宅配便が届いたのです。箱の外には「子ども服」と記載。嫌な予感のなか開けてみると、なんと新品の赤ちゃん服がズラリ!! でも、その奥にもう1つ「長男ちゃんへ」とマジックで書かれた紙袋が。そこに入っていたのはまた例のごとく中古の服でした。隣にいた長男がそれを見て、静かに悲しそうな顔をしたのが忘れられません。 悪気はない、それはそうなんだけど……長男が悲しい顔をするのを見たことで、今までのモヤモヤも爆発してしまい、私はすぐさま夫の元へ。経緯を話すと「悪気はないから」とひと言。「いやいや、違うでしょ!!」と私。その後のことはよく覚えていませんが、とにかく夫にキレてまくし立てたようです。そして、夫へ3つの約束を取りつけました。 ①今すぐ義母へ連絡し、もうやめてほしいと伝えること。②今後も中古を渡されたらハッキリ断ること。③長男と次男には平等に物を買うこと。渋々でしたが、怒る私に夫は納得し、その日すぐに義母へ電話をしてくれました。 それからも、義実家へ遊びに行くたびに中古プレゼント攻撃は止まりません。ですが今は夫が間に入り「いらない」と断り続けてくれているので、私はストレスもなく義母と会うことができます。嫁姑問題とまではいきませんが、やはり元は赤の他人。トラブルや関係の悪化を防ぐためにも、私たちの場合は夫に潤滑油になってもらうべきだと感じた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:岡田ちえこ離婚→再婚を経てステップファミリーとなったポジティブママ。「ゆるく・楽しく」をモットーに7歳、0歳の息子と共に過ごす日々のなかで感じたことをお伝えしていきます。
2024年03月02日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ妻・キリコさんのことを男友だちに愚痴り、帰宅した夫・てつおさん。無表情のキリコさんを見て「今日も不機嫌か」とうんざり。キリコさんも、何度言っても靴を散らかしたままのてつおさんにうんざり。2人とも「なんでこんな嫌な思いをしてこの人と暮らしているんだろう」と思うのでした。しかし……。お風呂の栓も抜いていないし…「はるかが大きくなって手が離れたら、熟年離婚とかするのかな」と考えたキリコさん。「子どものいなくなったこの家で、夫婦2人なんて無理」と思うのでした。「遠慮と気づかいがなくなった夫婦は、愛情をすり減らしていくしかない。愛情がゼロになったらどうなってしまうんだろう……」と不安になるキリコさんでした。てつおさんがキリコさんに「明日遅いから」と声をかけると……。てつおさんが「明日遅いから」と声をかけると、「お好きにどうぞ」と答えたキリコさん。「いいかげんにしろ。何を怒っているんだ」と問いただしても、「怒ってない」と言うキリコさん。てつおさんはついに腹を立て、「怒ってるだろうが! 言えよ!」と怒鳴りました。「じゃあ言わせてもらうけど、お風呂の栓を抜いてないないでしょ。最後に入った人が抜くって約束でしょ!?」「それなら言えばいいだろう!」「何回言っても治らないから怒ってるんでしょ!」とついに口論へ!てつおさんは「だからって不機嫌丸出しで、ネチネチ責めてもいいのかよ!?」と怒るのでした。-----------------------どちらの主張もそれなりに理屈が通っているだけに、どうしたらこの口論に決着がつくのかが見通せませんね。こじれる前に、冷静な第三者に入ってもらって話し合いをするのがよいのかもしれません。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年03月01日■これまでのあらすじいつでもスマホに夢中の夫に、美里はほとほと呆れていた。妻の出産中でもスマホを手放さなかった夫は家事にも育児にも非協力的で、ワンオペ状態の妻の声に耳を傾けることなく、ずっとスマホを見ていたのだった。ある日のフードコートでとうとう限界に達し、妻は「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。夫から謝罪の言葉はなかったが、反省したのかスマホを見ることが少しだけ減ったように思え、買い物をしている間だけ夫に息子を預けたところ…。夫はまたスマホに夢中で、公園に息子の姿はなかった。たまたま保育園で仲良くしている子のパパに助けてもらうことができたが、夫は妻が大袈裟に騒ぎ立てているだけだと笑っていて…。息子を危険な目に遭わせても何も変わらない夫と、このまま一緒に暮らすのは難しい。そう決意した妻は手紙を残して息子と家を出ていく。一方、夫は手紙に気づかず、3日間の猶予を過ぎた4日目に、自分がチャンスを潰したことを知ったのだった。公園にひとりでいた息子を助けてくれた、崇くんパパ。あの騒動のあと、崇くんママに、夫がスマホばかり見ていることについて、相談に乗ってもらっていました。おふたりの一緒に育児をしている姿勢がとてもうらやましいです。それにくらべて、うちは…夫が私の手紙にも気付かず、スマホを見続けて3日が経ってしまいました…。スマホ離婚、そんな選択肢が脳裏をよぎります。崇くんママとパパにいつまでも迷惑をかけられないし、夫と最後にもう一度だけ話し合ってから結論を出そうと決めました。そして、久しぶりに家に帰ると……。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月01日■これまでのあらすじ妻の美幸は夫の試し行動に悩まされていた。残業で夕飯はいらないと言いながらも急に帰ってきたり、怪しんでくる夫。さらには接待先にまで「嘘をついているのでは」と現れるようになる。友人と話しても「愛が重い」「不安なのでは」「普通ではない」と言われるばかり。もともと束縛気味だった夫だったが、ここのところの行動は異常。とはいえ、普段はいい夫でいいパパであるため、どうしたらいいのかわからないまま日々が過ぎていった。そんなとき、夫が一泊の出張にいくことが決まって…。夫から出張の話を聞いてまず思ったのは「本当かな?」でした。あまりにも急な予定変更が多すぎて、私の中で夫への信用もなくなっていたのです。はっきり嫌だと言っても「何かやましいことがないなら大丈夫なはずだ」とさらに疑ってくる夫に、私はもうどうしていいかわかりませんでした。出張当日、夫はさっくりとした荷物を持って出ていきました。荷物の内容から出張は嘘じゃないと思いたいけれど…。疑う気持ちはありつつも、私はハッキリと「そういう行動は嫌だ」と伝えています。そのため、夫には内緒で娘と遊園地へ出かけることにしました。夫の影に怯えることなく娘と遊園地を楽しんでいたとき…話しかけてきた声に心底驚きました。そこには…夫が立っていたのです…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月01日男の子を育てながら在宅でマンガを描いている神谷もちさんが、友人の体験をもとに夫婦のすれ違いを描いたマンガ妻・キリコさんのことを男友だちに愚痴った夫・てつおさん。「家に帰って妻が不機嫌だと気がめいる」と思う夫3人でした。友だちの「妻は自分ばっかり大変だと思っている」という言葉を聞き、「俺たちって何?」と思うてつおさんなのでした。その後、帰宅すると……。好き同士、結婚したくて結婚したのに…帰宅したてつおさんは無表情のキリコさんを見て「今日も不機嫌か」とうんざり。キリコさんは玄関の靴を見て「はるかの教育に悪いからちゃんとそろえてって何回も言ってるのに……」とうんざり。キリコさんとてつおさんそれぞれに「なんでこんな嫌な思いをしてこの人と暮らしているんだろう」と思うのでした。でも、子どももいるし家のローンもあるし……。子どももいるし、家のローンもあるから、こんなくだらないことでいちいち離婚なんてしていられないけど。はるかが大きくなって手が離れたら、熟年離婚とかするのかなあ……。子どもがいなくなったこの家で、夫婦2人なんて無理。好き同士、結婚したくて結婚したのに……。遠慮と気づかいがなくなった夫婦は、愛情をすり減らしていくしかない……。愛情がゼロになったら、私たちはどうなってしまうんだろう……。-----------------------ずっと遠慮や気づかいができる夫婦でいられたら……それはすてきだし、ある意味理想かもしれません。でも、一緒に生活をしていたら、現実問題としてなかなか難しいですよね。そのとき、2人でどんな関係を作っていくかが大切なのでしょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/神谷もち2019年、男の子を出産したアラフォーママ。現在育児をしながら在宅でイラストやマンガを描く仕事をしている。
2024年03月01日■これまでのあらすじいつもスマホに夢中で、肌身離さず持ち歩いている夫。陣痛中でも出産中でもスマホを手放さない夫に、美里はほとほと呆れていた。子どもが大きくなってきてもスマホばかり見ていて、家事にも育児にも非協力。ワンオペ状態の美里は夫と何度も大喧嘩になるなか、ある日のフードコートでとうとう限界に達し、「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。夫から謝罪の言葉はなかったが、それからはスマホを見ることが少しだけ減ったように思えた。夫を信じて、買い物をしている間だけ公園に息子を連れていってもらったが、そこに息子の姿はなく…。夫に任せた自分のせいだと後悔する美里。男性に抱えられている息子を見つけて思わず大声で叫ぶと、振り返ったのは保育園で仲良くしている子のパパだった。息子の危ないところを他のパパに助けてもらっても、夫は反省の素振りすらなかった。そして、ついに美里はあることを決行する。【夫SideStory】3歳の息子と妻と仲良くくらしているつもりでした。週末には3人で遊園地にも行くし、ショッピングモールへの買い出しにも付き合います。それなのに、突然、妻と息子が家を出て行きました。残された手紙を見ると、最後通告のような言葉が並んでいて…血の気が引きました。俺に与えられた猶予は3日間。え、待って待って。ヤバイ、もう4日経ってるんですけど…?次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月29日■これまでのあらすじ残業があるから夕飯はいらないと言いつつ突然帰ってきたり、夫の急な予定変更に頭を悩ませていた美幸。さらには仕事の接待先にまで現れ、会社の人にも不信感を露わにする夫に、ついに妻はハッキリと怒る。きちんと連絡をしていたにも関わらずそういった行動をする夫に、「そこまで信じてもらえてないのか」と妻はショックを受けていた。そのことを友人に話すと、「キモい」と一蹴されてしまう。友人に夫のことを話したら、ドン引きされてしまいました。そりゃそうですよね…結婚して子どももいるのに、わざわざ仕事の接待先で待ち伏せしているんですから…。もともと束縛気味ではあった夫。逐一連絡がきて「どこにいるの」と聞かれることはあっても、そこを強要するほどではなく、あくまで「心配だから」というスタンスだったので、私も受け入れていました。でも職場復帰してからというもの、夫の行動は少しおかしい。でも普段はとってもいいパパでいい夫なのです。どうしてこうなってしまうのだろうと、私はただただ悲しかったです。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月29日■これまでのあらすじいつでもどこでもスマホを持ち歩く夫。結婚前からゲーム好きではあったものの、妻が陣痛で苦しんでいるときにもスマホで遊んでいた夫は、家事も育児もスマホばかり見ていて非協力。遊園地に行っても子どもと話すこともなくスマホに夢中で…。なんでついてくるんだろう、と妻が夫へのイライラを募らせていたとき、フードコードでスマホが汚れたことで、夫は理不尽に妻子を怒鳴りつけてきた。さすがにキレた妻は公衆の面前で大声で「じゃあスマホと結婚したら!?」と叫んで…。それから少しは反省しているように見えた夫。スマホを見ることが減ったため、公園へ息子を連れていくというのを任せたのだけれど、妻が公園につくとそこに息子の姿はなかった。夫に任せた自分のせいだと後悔する妻は血眼になって息子を探し、そして見つけたとき…息子は男性に抱えられていたのだった。息子の姿を見つけたとき、心臓が止まるかと思いました。息子は男性の脇に抱えられ、どこかに連れていかれていたからです。私は慌てて、大声で息子の名を呼びました。すると…振り向いたのは同じ保育園の仲良しの子のパパさん。たまたま同じ公園に来ていて、息子を見つけて親を探してくれていたそうなのです。謝る私をよそに、のんびりやってきた夫はまるで私が大げさに騒いだように言ってきました。あなたがちゃんと見ていればこうはならなかったのに…。夫には改めて注意しましたが、全く悪いと思っていないようでした。息子を危険にさらしても、これだけ家族が訴えても、この人には届かないのです。私はもう、すべてを諦めました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月28日■これまでのあらすじ急な予定変更ばかりしてくる夫の態度に不信感を募らせていた妻・美幸。夕飯がいらないと言われたのに突然帰ってきたり、それを見越して作って待っていても「誰か来る予定だった?」と不審がられたり…。モヤモヤする日々を送っていた。そんなある日、妻に急な接待の予定が入る。嫌そうな夫に店の場所などすべて伝えた上で参加したのだが、接待が終わって外に出ると、なんと夫がそこに立っていたのだった…。残業だと言って、お迎えを代われないと言っていた夫。それがなぜここに?たしかにお店の場所は連絡したし、何時頃終わるかも教えました。でも、このお店は夫の会社から徒歩で来れるような場所でもありません。わざわざ仕事を抜けてきた? いったい何のために…?夫は私の上司のこともかなり怪しむ様子の態度で、私はハラハラしてしまいました。上司が何か勘づいてくれたのか、さっと名刺を出すと、夫は途端に安心したように笑顔になったのです。これって…私は疑われていたってこと…ですよね。ちゃんと仕事しているだけなのに。今まで何かしたことがあるわけでもないのに。私は、ここまで夫から信用がないのかと、怒りとともに悲しくなってしまいました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月28日■これまでのあらすじいつでもスマホを手放さない夫にほとほと呆れている美里。陣痛中もスマホ片手に妻に寄り添い、子どもが生まれてからも家事育児中も常にスマホを見ているため、何度も喧嘩しているのだが…夫は「俺は仕事して疲れているんだから!」と言うばかり。スマホがないと大騒ぎし、子どもが楽しみにしているイベントにも間に合わなかったにも関わらず反省の色はナシ。それでも一緒に出かけようとする夫が不思議でならないのだが、休日に行ったフードコートで息子がこぼしたうどんがスマホにかかっただけで夫は怒り、妻のせいにしてきた。ついに限界に達した妻は「じゃあスマホと結婚したら!?」と声を荒げてしまう。助けてくれたのは周囲にいたママたちで、夫からの謝罪はなかった。フードコードの一件のあとから、夫はさすがに懲りたのかスマホに触る機会は減っていきました。謝罪の言葉はなかったけれど、大衆の前で怒られたのが効いたのでしょうか…?そんなある日訪れたショッピングモール。息子が駆け回ってなかなか買い物が進まない私を見かねて、夫が裏の公園に連れていってくれると言ってきて…。私は、油断していたのです。ここ最近ちゃんとしてくれているから、任せてみてもいいのかなと。急いで買い物して、公園に行ったら…そこにいたのは、スマホを見ている夫でした。息子はどこに行ったの…?こんな人に任せてしまった自分を、本当に情けなく思いました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月27日■これまでのあらすじ夫と子どもと3人で暮らす美幸。しかし最近、急な予定変更ばかりしてくる夫に困っていた。残業で夕食はいらないと言っていても、不意打ちのように急に帰って来たりするのだ。予防のため夕食は用意するのだが、夫が何がしたいのかわからず、妻はモヤモヤしていた。そうしたことが何度かあったある日、夫が飲み会だというので娘と家でピザパーティをすることに。ピザを受け取った途端に現れたのは夫。ピザの宅配にやってきた男性を疑っているかのような夫に妻は違和感を覚え始める。さらには夫が急に飲み会を切り上げて帰ってきたというのに、「仲間はずれにしないで」などと言われ、不信感が募っていくのだった…。いつも保育園の送り迎えは曜日ごとに夫と分担していました。急な接待となったこの日は私がお迎え担当の日。夫も残業で対応が難しかったため、近所に住んでいる義母にお迎えをお願いしたところ快諾。ありがたくお願いしました。夫は、男性が一緒だと聞くと少し嫌そうではありましたが、これは仕事。何を心配しているのかわかりませんが、ここで機嫌が悪くなられても困ると思った私は、帰る時間やお店の詳細などを連絡し、納得してもらいました。そして接待が始まり…職場復帰してからはなかなか夜の会食は参加できませんでしたが、娘のイヤイヤも落ち着いてきたため今後はすべてNGにしなくてもいいのかな…と思っていたのですが…。店の外で先方を送り出したあと…夫がそこに現れたのです。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月27日■これまでのあらすじ夫はいつもスマホに夢中で、肌身離さず持ち歩いていた。陣痛中でも出産中でもスマホを手放さない夫に、ほとほと呆れていた妻だったのだが、それは子どもが大きくなってきても同じ。家事育児も半端にしかやらず、スマホ三昧の夫に妻は何度も苦言を呈するのだけれど、夫は「俺は仕事をして疲れている」と怒るばかり。遊園地にせっかく行っても、子どもではなくスマホばかり見ている夫に、妻は「なんのために一緒にいるのか」と疑問を抱き始める。そして休日に出かけた先のフードコートで、子どもがうどんをこぼしてしまい夫のスマホが濡れてしまう。すると夫は子どもに怒鳴ったあげくに妻のせいにしてきて…。ついに妻は、「じゃあスマホと結婚しなさいよ!」とキレてしまうのだった。私を助けてくれたのは、同じくフードコートにいたママさんたちでした。恥ずかしさでどうにかなりそうな私に、手を差し出して「スッとした」と言ってくれて…。親としてかなり恥ずかしい対応だったと思うのに…みなさんの優しさにまた涙が出そうでした。夫からは、謝罪の言葉はありませんでした。そうでしょうね。彼からすればいつもの日常で、突然大事な大事なスマホを汚されたのですから。でも、私が公衆の面前で怒鳴りつけたことで少しは懲りたようで、夫はその日から少しだけ変わっていったのです。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月26日■これまでのあらすじ夫と幼い娘と暮らす美幸。職場復帰してから仕事と家事育児の両立に奮闘していたのだが、最近夫の急な予定変更に困っていた。残業で夕食はいらないと言っていたにも関わらず、突然帰宅してきたりして…。何度言ってもやめない夫のために、念のため夕食を用意するような生活に、妻は疲れ始めていた。しかし、夫は普段は家事育児も一緒にやってくれる優しい人。どうしたらこの行動をやめてくれるのか…。夫の飲み会の予定は、前々から言われていました。ふたりだけの晩ごはんなら夜食を残す必要もないし、たまにはピザでも取ろうと娘と盛り上がっていたのですが…。また、突然の帰宅。しかも、ピザの宅配のお兄さんを睨みつける始末で…何を心配しているのかわからないけれど、飲み会切り上げてまで帰ってこなくていいのに…。さらにはピザパーティのことを話すと「仲間はずれにしないでよ」と言い出すのです。そんなつもりないのに…。何度言ってもこの予定変更をちゃんと伝えてくれない夫に、モヤモヤは募るばかりでした。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月26日■これまでのあらすじもともとゲーム好きの夫だったが、年々度を超えていることに妻はイライラを募らせていた。陣痛のときにさえスマホで遊んでいた夫は、家事育児もスマホに夢中で協力してくれることが少なく、妻が諌めても「うるさい」「俺は仕事して疲れている」と反発するばかり。トイレにスマホを持ち込んでこもったりして家族はずっと迷惑していた。子どものために行った遊園地でも、待ち時間に退屈する子どもを放って自分だけスマホ三昧し、妻は「何のために一緒にいるかわからない」と苦言を呈す。しかし夫は「俺はみんなを連れて行った!」とドヤ顔で言い張るのだった…。「一緒にいるだけで十分」? 本当にそうでしょうか。家族と同じ空間にいれば、家族のことを何も見ていなくてもいいのでしょうか。私はそうは思わない。でも、夫は違うようでした。私は、夫にわかってもらうことを完全に諦めました。そして週末に行ったショッピングモール。フードコートでは、大変そうなママとのんびりスマホを見ながらご飯を食べているパパばかりが目につきました。きっとそんな人ばかりじゃないのでしょうけれど、私は「うちだけじゃない。うちが変なわけじゃない」と思いたかったのかもしれません。息子の分を先に頼んで、食べさせようとした矢先…和弘が急に椅子から立ち上がってしまいました。そのうどんはスマホを見ている夫の方へ…。そして出てきた言葉に、私はもう我慢の限界に達しました。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月25日夫は今回のように、残業と言っていたにも関わらず突然帰ってくることが最近多くなりました。「やめて」と言っても、「何か不都合があるの?」と言ってきて…。何度もやるので問い詰めると、「ふたりだけで家にいさせるのは心配だから」と言うのですが…だったら予定変更時にも連絡できるはずですよね?夫のこの不可解な行動は、今後もっとエスカレートしていったのです…。次回に続く(全12話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月25日モラハラ、DVはもってのほかだけど、仕事で出世の兆しなし、脱いだ靴下はそのまま、食器も洗わない、もちろん子育てにも協力しない…。そんなダメ夫をイケてるパパに変えたいと思いませんか? あなたの夫がこれで変わる?かもしれない「ダメ夫改造マニュ…
兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
モラハラ夫図鑑