「義理の実家と上手に付きあえない…」という既婚女性の悩みをよく耳にしますが、じつはこの義実家との関係が原因で起こる「夫婦トラブル」も多いといいます。妻にとっては「もとは他人」の義実家も、夫にとっては生まれたときからの家族。そのちがいが、夫婦間に溝をつくってしまうケースも少なくはないようです。そこで、実際に起きた「義実家が原因の夫婦トラブル」を例に、それを回避するための方法について考えてみたいと思います。■夫には、自分の味方でいてほしい!「結婚当初から、何かにつけて義母は私のすることが気に入らないようで、顔を見るたびに嫌みを言われ続けていました。さすがに耐えきれなくなって夫にそのことを打ちあけると、『お袋は俺たちのことを思ってアドバイスしてくれているんだから、素直に聞かなきゃ』と義母に味方したんです。そのひと言を聞いて、それまで抱えていたストレスが爆発。感情的に夫を責めた結果、夫も怒りだし、大ゲンカに発展しました」(Kさん・30代主婦)頼みの綱である夫が、自分の味方をしてくれないという状況はつらいです…。ただ、夫と義母はずっと家族として生活してきたわけですから、考え方や価値観が似ているのは当然。そのため、「お義母さんが嫌みを言ってくるので、我慢できない」と伝えてしまうと、夫は母親の悪口を言われたように感じます。夫に自分の味方をしてもらいたいのであれば、まずは「義母を立てる」ことを忘れないようにしたいですね。たとえば、「お義母さんともっと仲良くなりたいけど、どうしたら良いかわからない」、「お義母さんが求めているような、良い嫁になりたいけど難しい」というように、前向きな「相談」という形で伝えることができれば、夫は「自分の母親を大切に思ってくれている」と感じ、少なくとも夫婦ゲンカに発展することは避けられるはずです。■余計な口出しは控えるべき?「以前、義姉が転職を考えていて、弟である私の夫、そして義理の両親たちはそれを反対していました。私は義姉と仲が良く、転職への強い思いも聞いていたので、義姉の味方をしたのですが、それが失敗でした。結局、家族の説得により義姉は転職をやめ、私と夫の関係は険悪に。結婚して家族になったとは言え、そこは口出しすべきではなかったと反省しました」(Iさん・30代アパレルメーカー勤務)Iさんは義理のお姉さんを応援したい一心だったようですが、それによって夫との関係が悪化したそうです。嫁とはいえ家族の一員なのですから、「余計な口出し」とは私は思いません。ただ、Iさんのように積極的に義実家内の問題に首を突っこむことで、最終的に自分の立場が悪くなってしまうケースもあります。こういった場合は、義姉の相談に乗ってあげる、夫婦2人のときに夫に義姉の思いを伝えるなど、陰でサポートするかたちの方が、角が立たなくて良いかもしれません。「義理の実家とどう付きあっていくべきか」というのは、既婚女性にとって悩みのタネ。しかし、もっとも大切にした方がいいのは、やはり夫婦の関係です。夫婦の絆さえしっかりしていれば、義実家と何かあったときも乗りこえられるはず。義実家についてアレコレ考える前に、まずは夫婦の問題として物事をとらえるように心がけること。これが、夫婦トラブルを回避するための一番のコツではないでしょうか。
2016年06月01日離れて暮らす姑をたまに訪ねても、会話が弾まなかったり、なんとなく態度がよそよそしかったり…ということはないでしょうか。早く心をつかみたいけれど、しょっちゅう会いには行けないし、電話するのも面倒。そんな人のために、ラクなのに意外と効果の高い「姑攻略法」を3つ紹介します。■「季節の節目に絵ハガキ」作戦もっとも手軽なのがこの作戦。年賀状以外にも、季節が変わったタイミングや帰省後など、年に3、4回、あいさつやお世話になったお礼をしたためた絵ハガキを姑に送るようにします。絵ハガキは書くスペースが限られているので、長々と気持ちや近況を述べる必要はありません。2、3行さらりと書いて、ポストに投函するだけ。その分、できる限り字は丁寧に書きましょう。絵ハガキは、草花や名画、風景などが印刷された、飾っておきたくなるような上質で美しいものをチョイス。美術館や文具専門店に行った際に、よさそうなものを買ってストックしておくといいでしょう。いまどきの若者はハガキや手紙を書かないイメージがあるので、あえて郵便でまめに絵ハガキを出すことで、ちょっと古風できちんとした女性というイメージをアピールできます。■「記念日のフラワーアレンジメント」作戦姑の誕生日や母の日。けっして無視はできない重要なイベントですが、毎回きばった贈り物をしていると、出費も大変ですし、アイデアも尽きてきます。一方、「毎年、お義母さんのお誕生日はお花」と決めてしまえば、何にするか悩む必要はありません。最近はインターネットでもお花を注文できるので、センスがよくてリーズナブルなショップを見つけておけば、記念日の前に、予算に合う商品をポチッとするだけでOKです。一見、女性らしいものに興味がなさそうに見える姑でも、やはり中身は女性。きれいなお花をもらえば意外とうれしいはずです。ただし、花束や鉢植えのお花を贈ると、水の交換や手入れに手間がかかって迷惑がられる場合も。カゴや花器に入ったアレンジメントなら、花瓶を用意する必要もなく、おしゃれに見えておすすめです。記念日のお花のほか、小旅行や出張の際に、手ぬぐい、石けん、化粧品といったプチ土産を買って、手紙とともに贈るのも一案です。■「写真で子どもの成長を共有」作戦スマホやパソコンを使える姑には、定期的に孫の写真を送ってあげるのも有効です。さらに姑がSNSもできるタイプなら、Facebookを活用しても。家族だけが見られる非公開グループをつくって子どもの動画や画像をアップしていくと、姑は孫や嫁をより身近に感じられる上、成長を共有している気分にもなれるはず。姑がスマホやパソコンを使えない場合は、半年か一年ごとに、フォトブックをつくって送ってあげてもいいでしょう。フォトブック作成アプリを活用すると、手軽で便利です。姑に限らず、人との距離を縮めるための基本は、「まめにコミュニケーションをとること」だと言えるでしょう。今は電話や手紙だけでなく、メールやSNSなどさまざまな手段があるので、姑との交流にも活用してみてはいかがでしょうか。
2016年05月31日私の義母は、どちらかと言うと無口なタイプ。ふたりきりになっても義母から話しかけてくれることは少ないので、こちらから話題をふって、何とか会話の糸口をつくるようにしています。しかし、最初のうちは話題選びをまちがって、すぐに会話が終了してしまうことがよくありました。そこで今回は、これまでの経験から、義母との会話で使えた鉄板ネタを紹介します。姑と話が続かない、共通の話題がない…という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。■夫の子ども時代の思い出夫(姑にとっては息子)は、嫁にとっても姑にとっても大切で、興味のある存在。話題にするには絶好のテーマと言えるでしょう。ただし、現在の夫について話題にすると、照れが生じて話しにくくなることや、夫への不満が言葉に表れて姑の気分を害する可能性があり、少々危険です。時代を一気にさかのぼって、夫の赤ちゃんのころや少年時代の思い出話を聞きだすのがおすすめ。アルバムを見せてもらいながら話すと、より話が弾みます。■義父との新婚時代のエピソード夫の子ども時代の話をひと通り聞いてしまったら、姑の夫(義父)をネタにするのも手です。ただしこの場合も、現在の義父について触れると、延々とグチを聞かされる可能性もあるので、避けた方が無難です。話題にするなら、義父とのなれそめや結婚式、ハネムーンの思い出など、結婚した前後の時期について聞いてみましょう。新婚生活の失敗談や結婚して初めてわかった義父の素顔など、ちょっと笑える系の話が飛びだして、会話が盛りあがるかもしれません。■育児の悩み相談子育て中なら、育児の悩みや疑問をぶつけてみるのもいいでしょう。姑は育児の先輩。夫を成人まで育て上げた人ですから、とくに男の子の育て方については、少なからず参考になる意見が聞けるはずです。姑も意見を求められるとうれしいものなので、距離が縮まるきっかけにもなります。■料理やグルメの話題食事中や台所で家事を手伝っているときなどに、深入りせずに軽く会話を交わしたいときは、食べ物に関する話がおすすめです。通常、食べ物にまったく興味がない人はいないので、確実に話が引きだせるネタと言えます。姑がどんな味付けが好みで、何が苦手か、スイーツのなかでは何がお気に入りかなどを聞いて把握しておけば、贈り物をするときの基準にもなりますよね。義実家の食卓で出た料理や食べ物でおいしかったものがあれば、つくり方や購入したお店を聞いてみましょう。料理が得意な姑なら、得意料理のレシピを詳しく教えてくれるかもしれません。レシピを教えてもらったときは、後日、自宅で実際につくってみて、次に会ったときに「あのお料理、この間うちでもつくってみたんですけど…」と報告すると、さらに話題が広がります。上記のほか、姑の趣味や好きな芸能人に関するニュースなど、ウケがよかったネタを覚えておいて、次に会ったときにふくらませて話すのがポイント。鉄板ネタをいくつか用意しておけば、緊張しがちな姑との対面にも、リラックスして臨めるはずです。
2016年05月18日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「義両親を許す気になれない」という、ももんがさん(37歳・パート)へ心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ももんがさんのお悩み私には3歳の娘がおり、主人の両親と同居しています。悩みは義両親との関係についてです。色々なことが積もり積もって、今では顔もみたくないほど嫌いな存在になってしまいました。 でも、主人は自営業の長男ということもあり、別居はできない、と言います。それならと、私は娘をつれて実家に帰ったこともあります。でも、主人の考えは変わらず、結局私がまた戻ってきました。 毎日、義両親の足音、声に敏感に反応し、なるべく会わないように避ける生活です。精神的にも疲れてしまいます。 なんとか義両親と仲良くできないかと、心理学の本や心屋さんの本も読みましたが、どうしても、ピンとこないし、義両親を許す気になれないのです。「私は悪くない!」という気持ちが、押さえきれません。 でも、私はなんとかこの家で、穏やかに暮らしていきたいのです。どうすれば、義両親を許すことができるでしょうか?■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこんにちは。早く許さないと自分がこの家に住めなくなる等、損得勘定を横に置いて考えた場合、義両親のことを許したいですか? もし純粋に仲良くしたい、許したいと思っておられるなら、その気持ちに素直になるだけであとは時間が何とかしてくれると思います。ところがご相談から、ももんがさんにとっては許すよりも大切なことが他にあるのでは?と感じましたのでその方向でお話させていただきますね。まず結論から言うと、義両親のことは今すぐ努力して許さなくてもよいでしょう。許せない状態は心が苦しいですよね。ですが今は「許す」「許さない」ということから少し離れてみましょう。いま目の前で起こっている問題について、義両親は全く関係ないとしたら? 少し視点を広げて、あなたの心のカラクリを見つめてみると本当にあなたが必要としていることが見えてきます。ももんがさんは過去に義両親に何かいやな気持ちになるようなことをされたと感じ、今でも腹を立てているし、許せないと思っています。またそんな自分を責める気持ちもあるのかもしれません。ですが、まずその腹が立っていたり許せない気持ちを思いきり認めてあげてください。それを何とかしようとするのではなく、ただそう感じている自分がいる。それだけです。また、頭では『感謝しなければいけない』と分かっているのに心がついて行かないですよね。そこは無理に感謝しなくていいのです。感謝「したい」ではなく、しなければという「べき」はあなたの心を苦しめ、ますます頭と心がバラバラになってしまいます。本音はいつも「心」が教えてくれます。そちらに耳を傾けてみてください。さて、許してしまうと、どんな嫌なことが待っているでしょうか。 たとえば、まだ傷ついている心が収まらないまま相手を受け入れなければならなかったり、負担が増えそうな気がしますね。つまり、今のあなたにとって「許す」=ガマンが増える。になっているかもしれません。 ガマンするということは相手に粗末に扱われるのを受け入れる行為で、ますます自分を犠牲にしてしまいそうです。いかがでしょうか。ここで視点を広げてみます。今は義両親のことが許せないのだけれど、もともとあなたは被害者意識を感じやすかったかもしれません。それがいま目の前にいる義理のご両親など目の前の人たちを通して「私は大切にされないみじめなヤツ」「どうせ誰も私の気持ちを分かってくれない」「やっぱりガマンしないといけない」と思いたい自分がいるかもしれないということです。なぜなら自分はこういう人だ(セルフイメージ)と思い込んでいるからです。一度その視点でご家族をぐるりと見まわしてみてください。自分のセルフイメージや心の前提がいまの現実を創っているとはこういうことで、実は知らないうちに他人に粗末に扱われるよう自分で仕組んでいるかもしれないということです。それは自分が自分を粗末に扱ってきたから。何か嫌なことをされて言い返せなかったり、相手の立場を優先しすぎて自分がガマンを重ねたり。また、傷ついているのに「今のままでは自分はダメだ、もっとしっかりしなきゃ。頑張らなきゃ」など、できない自分、弱い自分にまだまだむち打って嫌ってしまったり。心当たりはありませんか?これからは弱い自分のことも、誰かを許せない心の狭い自分のことも、あなた自身がまず優しく受け止めてあげる練習をしてみてください。そして嫌なことを伝えたり、言い返したりしてもいいのです。もしかしたら義両親はあなたが嫌な気持ちになったことすら知らないだけかもしれません。嫌な気持ちをガマンして飲み込むことは、あなたがあなたを傷つけてしまいます。いま起こっている現実を使って、あなたが自分と仲直りするチャンスです。子育てに、嫁業、妻業もがんばっているあなた自身をねぎらいつつ、たくさんわがままを言わせてあげてください。最後に、この魔法の言葉をプレゼントします。「心が狭くてダメな私だけど、どうせ愛されてるし」「本音を言ってもいい」「もうガマンをやめてもいい」「愛されている」のは義両親やご家族を超えたもっともっともっと広い大きな範囲だと想像しながらこの言葉を口にしてみてくださいね。どうか心穏やかな日々が訪れますように。 ・このカウンセラーのブログを読む
2016年05月17日出産時は何かと不安や心配が尽きません。ひとたび陣痛が始まれば、もう産むことに集中するしかないわけで、できる限りほかのことでわずらわされたくないもの。しかし、そんな状況でも、「姑」によって思いもよらぬトラブルが持ち込まれることもあるようです。今回はそんな、出産時の姑との「ひと悶着」経験談を集めてみました。■今になって言われても…「長男を出産したとき、夫のみの立ち合いを予定していました。しかし、『いざ出産!』というタイミングで病院に駆けつけてくれた姑が『私も立ち会いたい』と言い始めて…。マジで勘弁して!と思いましたね」これは、現在第2子を妊娠中のHさんの身に起きた「ひと悶着」。そもそも、予定していた人以外は立ち合えないという病院側のルールがあったため、なんとか姑を説得できたそうです。「夫が必死になって説得し、なんとか姑も引き下がってくれました。その後、夫の立ち合いのもと無事出産を終えることができましたが、姑は初孫の顔を見ても、微妙に不機嫌な様子。想像していたような、幸せとよろこびに満ちた出産とはなりませんでした」第2子出産時に同じことが起きないよう、「お義母さんは立ち会えません」と、今から釘を刺しているというHさん。当日になって、また無茶を言いださないことを祈ります。■嫌なものは嫌!続いては、昨年第1子を出産したKさんの体験談です。「『病院に一緒に行って最初から付き添うから、陣痛が始まったらまずは私に連絡して!』と言い張っていた姑。正直、私と姑はそれほど仲良しという感じでもなく、実母が付き添ってくれることになっていたため、断りたかったのですが…」しかし、姑のあまりの頑固さに、結局断り切れないまま出産を迎えてしまったそうです。「でも、いざ陣痛がきたら本当に余裕がなくて。どうしても姑に最初から付き添ってもらうのが嫌で、夫に頼んで連絡を遅らせてもらいました。姑が病院についたときは、私はすでに分娩室の中。無事出産を終えられたものの、姑からはこのときのことを、今でもグチグチ言われています」姑にとっても、孫の誕生は一大事。できるだけ力になりたい!という気持ちはわかりますが、出産する嫁の意思を大事にしてほしいですよね。 お互いに納得できていない問題を抱えたまま出産を迎えるのはトラブルのもと。事前に出産について、姑と話し合う機会を作っておくと良いかもしれません。■なぜ呼んだの?最後は、長男出産時に姑がとった行動を思い出すと、今でも腹が立ってくるというFさんの「ひと悶着」です。「夫立ち合いのもと、無事長男を出産。その直後、私の病室になぜか大勢の親戚が押し寄せてきたんです…」実は、Fさんが分娩室にいる間に、姑が「もうすぐ産まれるから、見に来て!」と親戚中に連絡をしていたそうです。「普通、出産直後の病室に大勢の親戚を招いたりしませんよね? はじめてのお産だったのに、その余韻に浸ることも、ゆっくり体を休めることもできませんでした」うれしさのあまり、姑も舞い上がっていたのでしょうか。「親戚には俺から直接連絡したいから」と夫から言っておいてもらうと、こういった事態を回避できるかもしれません。出産時の「ひと悶着」がのちの嫁姑関係に響くことも多いようです。出産を控えている人はトラブルのタネがないかどうか、今のうちに一度じっくり検討しておきましょう。
2016年05月02日子育ての頼もしいサポーターになってくれる祖父母世代。でも、昔と今とでは子育ての常識も大きく代わり、祖父母世代とママ、パパとでは意見が食い違うことも。相手に悪気がないとなかなか言いづらいものですが、角を立たせずにギャップを埋めたいですよね。■祖父母世代は「上司」だと考えよう祖父母世代とギャップが生まれるのは、前もって自分たちの育児方針を伝えていないことにも原因があります。「スプーンや箸を共用しない」など、今は常識と考えられていることでも、祖父母の子育て時代には一般的でなかった考え方も多いもの。「親子だから言わなくても分かるだろう」と考えず、子育てに対する考え方をきちんと伝えておきましょう。そのうえで意見の違いが出てきたとき、ポイントは「相手を上司だと考える」こと。会社で上司と意見が対立したとき、頭ごなしに「その考え方は間違っています」とは言いませんよね。年長者として相手を立てつつも、「でも今はこういう方法がいいといわれているんですよ」と伝えてみて。専門家の意見や育児書などを見せると、説得力がアップします。それでもギャップがある場合は、無理に埋めようとせず聞き流すのも一つの方法です。 ■食事やおやつに関するギャップにはこう対処するママ達の悩みで多いのが、食事やおやつについての祖父母世代との考え方の違い。ミルクや母乳の与え方をはじめ、「離乳食開始前に果汁を飲ませようとする」「甘いものはできるだけ避けたいのにおやつを与えすぎる」などという声も多いようです。果汁は、昔のミルク育児が推奨されていた時代に、ミルクだけでは水分や栄養分が不足するためにすすめられていたもの。でも、現在では逆に、早くから果汁を飲ませると、胃腸に負担がかかったりアレルギーの原因になったりする可能性があるといわれています。また、おやつに関しても、虫歯予防や栄養バランスを考えれば、甘いものはできるだけ避けたいですよね。こんなときは、まず「果汁を飲むと母乳(ミルク)を飲まなくなる」とやんわり伝えてみては。「お腹を壊しやすいから」「虫歯ができやすいと歯科健診でいわれた」などというのも方便です。自分だけで説得できない場合は、健診時に祖父母についてきてもらいましょう。健診では食事についてのパンフレットや指導があり、それらを使って理解を深めてもらうことができます。市町村によっては健診時に栄養士の個別相談を受けられる場合もあるので、一緒に話を聞くのもよいですね。おやつの問題も、なかなか理解されない場合は小児科や歯科を一緒に受診し、医師から伝えてもらうのが効果的です。■「抱き癖がつく」って本当!?赤ちゃんが泣いたらできるだけ抱っこしてあげる、というのは子育てママの常識。でも、「抱き癖がつくからあまり抱っこしてはいけない」と祖父母世代からいわれ、戸惑ったことのある人もいるのではないでしょうか。昔は一般的だった「抱き癖」という考え方ですが、現在では、泣いている赤ちゃんを無視していると、感情を上手に表現できなくなる恐れがあるといわれています。最近では母子手帳にも、「じゅうぶん抱っこしてあげましょう」「抱き癖がつくと心配する必要はありません」などと書かれているほど。「抱き癖がつく」という祖父母世代には、育児書などに書かれている内容を見せて、「たくさん抱っこしても問題ない」ということを分かってもらいましょう。ママ、パパも祖父母世代も、「子ども(孫)がかわいい」という気持ちは同じ。考え方の違いを上手に埋めて、無理なく子育てを手助けしてもらえると良いですね。
2016年05月01日いきなりですが、Googleの検索窓に「姑」と入れると、「姑 嫌い」というワードが出てきます。Googleの検索窓にことばを入れると出てくるワードは、いま世の中でもっとも検索されているものです。この結果から予想すると、「嫁姑戦争が勃発している家庭が多い」ということに…。なんということでしょう!?愛する夫を産んだ人とはいえ、姑は赤の他人。夫とは分かり合えても、その親となると難しい。いえ、親だからこそ難しいのかもしれません。では、どうすれば姑と良好な関係を築けるのでしょうか? ご家庭によって事情は異なると思いますが、比較的どの嫁姑にもあてはまるであろう「聖域」という観点でまとめてみました。主婦にとって台所は「聖域」である。例えば夫に「まな板を使ったら立てかけておいてね」とお願いしていたとします。夫がまな板を立てかけず、食器乾燥トレーに置いていたらどうでしょう?「どうして言ったとおりの場所に収納してくれないのよ」と腹が立ちませんか?主婦は家のなかのルールを握っています。「何をどこに収納するか」「どのように家事を進めるか」というルールが明確にあることがほとんどです。とくに、主婦にとって台所は特別な場所ではないでしょうか。家のなかのどこよりも「ルール」を重んじたい、デリケートな「聖域」だと言っても過言ではないでしょう。それは姑にとっても同じこと。むしろ、主婦生活の長い姑のほうが「聖域レベル」が高いかもしれないのです。姑にとっての「聖域レベル」を探る。夫の実家に遊びに行ったら、ぜひ「台所の姑的聖域レベル」を見定めてください。姑さんはどのぐらい凝った料理をしますか? どのぐらい家事にこだわりがありますか?息子である夫は、どのぐらい姑さんの家事を手伝っていますか?もしあなたの姑さんが専業主婦で、そのうえ家事にこだわりのあるお人柄なのであれば、「台所の姑的聖域レベル」は高めかもしれません。「台所の姑的聖域レベル」を知るため、ためしに残りもののお片づけをお手伝いしてみましょう。ラップをかけて冷蔵庫に収納するだけでも、姑さんが「ゴールが同じなら経緯は気にしないタイプ」なのか、「手順や結果のカタチにこだわりがあるタイプ」なのかが分かります。「ラップのかけかた」「冷蔵庫のどの段に入れるか」に指示はありましたか?もし細かい指示があったのであれば、台所の「聖域レベル」は最高域である可能性が高いです。誰だって「自分の聖域」を荒らされたら気分がよくないですよね。姑さんの「聖域レベル」が高ければ高いほど、嫁であるあなたは姑さんを立て、姑さんのルールに従ったほうが争いを起こさずに済みます。姑さんが「手伝わなくっていいのよ」と言ってくれるのであれば、勇気を出してお手伝いを放棄することも視野に入れてください。もちろん、感謝の気持ちはしっかり伝えてくださいね。自分にとっての「聖域」を自覚し、伝える。では、自分にとっての「聖域」はどこでしょうか?家のなかのどこを勝手に触られたらイヤな気分になるのか、じっくり思い返してみてください。多くの主婦のかたにとっては台所かもしれませんが、そうじゃない人もいると思います。どこが自分にとっての「聖域」かハッキリしたら、そこが「聖域」であることを姑さんにしっかり伝えましょう。これで自分が嫌な思いをしたり、イライラする状態を防ぐことができます。もし「聖域」だと感じる場所が複数あるときは、優先順位をつけましょう。いきなりすべての聖域をアピールするとイヤな印象になりますから、「もっとも聖域レベルが高い」と思う箇所に絞って伝えるといいと思います。筆者の場合は台所よりも仕事部屋です。お義母さんを含め、誰が台所を好き勝手に使ってもイヤな気持ちにはなりません。ですがたとえ愛する夫であっても、仕事部屋に入られると落ち着かない気分になります。とはいえ、いきなり「ここはわたしの聖域なので立ち入らないでくださいね」というのはよくありません。伝えかたは姑さんのキャラクターに合わせて工夫してください。わたしは「仕事部屋はすごく散らかっていて恥ずかしいので、ドアを開けないでください」と伝えるようにしています。「張り合い」ほど無駄なものはない。もし、姑と自分の「聖域」がおなじで、そのうえ「聖域レベル」も同程度だったら…?賛否両論分かれるところですが、姑さんに譲ったほうがいいと思います。たしかに、自分の聖域が台所だった場合、自分の家の台所を姑ルールで好き勝手にされたら気分が悪いものです。ですが多くの場合、姑の主婦歴は自分よりずっと長いのです。長い時間守り抜いてきた「聖域」なのであれば、尊重してあげたほうが、良い関係は作りやすいでしょう。別居されているのであれば、姑さんが遊びにきている時間だけの辛抱です。もし同居されているのであれば、辛いですが被りやすい台所や水まわりを「聖域」にすることは諦めましょう。そのかわり、夫に頼んで「聖域」になる場所を用意してもらいましょう。例えば自分の鏡台や机があればいいかもしれません。今回は姑との良好な関係を築く方法を、「聖域」という観点にしぼって考えてみました。とはいえ、それぞれの性格や習慣で事情は大きく異なると思います。どの家庭にもあてはまる方法ではないかもしれませんが、これから結婚されるかた、新婚のかたに少しでも参考になればいいなと思います。うちは、わたしの一方通行な想いでなければ、嫁姑関係が非常に良好だと思います。どのぐらい良好かといいますと、お義母さんとサシで2時間以上語り合えるほどです。お義母さんが帰ったあとに、さみしくて涙が出るほどです。「お義母さんのごはんが食べたいよう」と泣いてしまうほどです。決して「お母さんのごはん」が恋しいわけではありませんのであしからず♪ライター:金延さえ
2016年04月23日ゴールデンウィークを前に、実家や義実家への帰省を計画している人も多いのではないでしょうか。帰省には「手みやげ」が欠かせませんが、これがなかなか厄介なもの。まず、品物選びが難しいですし、その量や金額など、いろいろと気を使いますよね。そこで今回は、「帰省時の手みやげで困っていること」に関する体験談をご紹介。実際の困りごとから、手みやげ選びのポイントや注意点を探ってみましょう。1.最初に張りきりすぎた!まずは、年に数回は義実家に帰省するというBさんの体験談です。「結婚してはじめて義理の実家へ帰省した際に、張りきって高額の手みやげを持参しました。親戚一同、とてもよろこんでくれたのですが、それ以来ハードルが高くなってしまって…。グレードを下げるわけにもいかず、集まる親戚の人数も多いため、毎回かなりの出費です。手みやげの準備が、憂うつで仕方ありません」一度、高価な手みやげを持参してしまうと、Bさんのようにあとで苦労することになりかねません。奮発したくなる気持ちをおさえて、初回こそ控えめに。その後も継続できる程度の金額におさえておいた方が良さそうです。2.くりかえされる羊かん地獄「ここ数年ずっと、同じ羊かんを手みやげとして持ってくる義姉。正直、みんなもう飽きていて誰も食べたがらず、毎回私が無理して食べるハメに。お礼を言いつつその羊かんを選ぶ理由を聞いてみると、義姉は『私の好物なの!』と…。『たしかに、おいしいですよね~』と返すしかなかったです」これは、義両親と同居しているAさんの体験談。もらいものですから文句を言うわけにもいきませんし、ツライところですね。もらう側は、「もう飽きたから別のものがイイ」なんて言えません。相手のリクエストなら話は別ですが、そうでないなら、毎回同じものを選ぶのはできるだけ避けましょう。3.気の利かない嫁でスミマセン…最後に紹介するのは、正月のみ帰省するというMさんの体験談です。「義実家に帰省中、近所に住む義母の友だちが『いま帰省してきているウチの息子夫婦から』と、手みやげを持ってきました。義母が『いつもすみませんね』と言って受けとっていたので、その息子さん夫婦は帰省のたびにウチの義実家にも手みやげを準備していたのでしょう。私はそれまで一度も『ご近所さん用の手みやげ』なんて持参したことがありませんし、思いつきもせず…。反省しました」義両親がどのような近所付きあいをしているかはわかりません。帰省前に「ご近所さんにもおみやげを準備したいのですが、いくつあれば足りますか?」と、サラッと聞いておくと安心ですね。きっとその心づかいをよろこんでくれるはず。ちなみに、筆者が義実家に帰省する際には、夫から「みやげは何がいい?」と聞いてもらいます。新婚時代には頭を悩ませて選んでいましたが、やはり聞いてみるのが一番! ということで、この方法が定着。「お菓子はいらない」「あそこのアレがいいな」と、案外素直にリクエストしてくれます。手みやげの準備は正直言って面倒ですが、相手がよろこんでくれると、こちらもうれしいもの。次の帰省時の参考にしてみてください。
2016年04月21日嫁姑問題は永遠のテーマ。仲良く暮らしている人もいるけれど、何かと問題を抱えている義親子は多いようです。そこで、リアル姑にどうして嫁を嫌ってしまうのか、その理由を直撃! 姑たちの意見から、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。■自分も姑にいじめられたから50代のAさんは、姑からひどい仕打ちを受けていたそうです。義実家へ行くと手伝いばかりさせられるのに、自分の食事はない。顔を合わせるたびに嫌みをいわれる。典型的な嫁いびりをされたので、嫁をすんなり家庭に受けいれることができないといいます。「さすがに私は姑のようにいじめることはありません。でも、私はあんなに苦労したのに、嫁だけがいい思いをするのはおもしろくないですよね。こうした経験があるから、仲良くしたいと思えないんですよ」直接嫌みをいうことはないAさんですが、息子の家族が遊びにきても、嫁とは必要以上に話をしないそうです。■「家族」とは思えない「息子とは家族かもしれないけれど、私と嫁は赤の他人。それなのに『おかあさん』といわれるのが嫌ですね」と語るのは、60代のCさん。「嫁はよそもの」という意識があり、家族として認められないそうです。しかし、それをいうなら、Cさんも嫁いだときには「よそもの」だったのでは…。「それはそうなんですけど、理屈じゃないんですよ。本能的というか、どうしても好きになれません」とのこと。こう思われてしまったら、距離を置いて付きあうほうがいいかもしれません。■私のかわいい息子に手を出すなんて!50代のTさんは、嫁の態度が気に入らないとご立腹。どうやら、結婚前から遊びにきては、家でいちゃいちゃしているのが許せなかったようです。「いくつになっても、私にとってはかわいい息子。子どものころと変わらないと思っているのに、『女』の顔で息子に甘えるんですよ。私は嫌な姑にはなりたくないと思っていましたが、これだけは許せません」夫婦の仲が良いのはすばらしいことだけど、義両親の前ではほどほどにしておきましょう。■接し方がわからないだけ最後に紹介する50代のEさんは、嫁のことが嫌いではありません。それでもそっけなくしてしまうのは、どう接していいかわからないから。「うちには息子しかいないので、娘と接する感覚がわかりません。一緒に買い物もしたいけれど、嫌われてしまうのはこわいし…」といいます。嫁いびりをされないけれど、そっけない態度をとる姑には、自分から話しかけてみるといいかもしれません。自分が姑に嫌われていると思ったら、その原因を探ってみるのも一案。姑によってその理由はさまざまですが、原因がわかれば対処しやすくなりそうです。
2016年04月15日いまでは食物アレルギーをもつ子どもは珍しくなく、学校給食でも対応食が提供されるようになりました。食品にも細かく表示されているので安心かと思えば、意外と注意したいのが私たちの親世代。アレルギーと好き嫌いを混同していることがあり、悪気もなくアレルゲンとなる食品を与えてしまうこともあります。わが子を守るためにも、アレルギーについてきちんと理解してもらうことが必要です。■「死」を連想させて危険性をアピール食物アレルギーの症状には個人差がありますが、重度の場合は口に入れただけでショック症状が見られ、呼吸困難におちいることもあります。親が一緒なら食べ物を選べるけれど、問題は姑に子どもを預けたときです。食物アレルギーとはどのようなものか、ママがしっかり説明できればいいのですが、姑は嫁の話を聞きたがらないことがあります。自分のやり方にケチをつけているだけだと、かえって反発してしまうことも。そのため、夫から話してもらうのがいいかもしれませんね。実際には軽度だとしても、大げさに危険性を訴えるのがポイント。食べたら死んでしまうから絶対に与えないでほしい、「ちょっとくらい」も死にいたることがあると、きつく言ってもらうと効果があるようです。■わかりやすい表を作る姑がアレルギーに対して理解してくれても、何を与えてはいけないのかわからないこともあります。たとえば、大豆アレルギーなら納豆や豆腐はNGということは理解していても、パンの焼き型に大豆油を塗っていただけでも反応することは、すぐにはわからないかもしれません。預ける際には、食事やおやつをすべて準備していくのが確実ですが、急に預けなくてはならないこともあるし、姑が用意したおやつを与えたくなることもあるでしょう。そのときにそなえて、アレルギー対応表を渡しておくこと。市販のお菓子や加工品などは、表示の書かれた現物を添付して、どこを見ればいいかわかりやすくすることも大事です。■医師に協力をあおぐここまでいっても、理解してくれない人もいるという話はよく聞きます。これだけニュースになっているのに、「うちの孫は大丈夫」という、根拠のない自信があるようですね。また、「気合いでなんとかなる」、「努力すれば克服できる」と勘違いしていることもあるので、この手のタイプは、実際に危険な目にあうまでわからないかもしれません。しかし、わが子にもしものことがあったら大変です。夫がいってもわかってくれないときには、一緒に病院へ行きましょう。家族の話は信用しなくても、姑世代は医師のいうことは聞くことが多いです。医師もこのようなケースに慣れているので、しっかり説明してくれます。ここまでしても、アレルギーをワガママだと思い込んでいる人もいるのだとか。そんなときは預けないようにするだけでなく、ふだんから子どもと会わせないようにすることも考えなくてはなりません。姑にとって、孫に会わせてもらえないのはかなりのダメージです。世代によって子育ての環境が異なるので、「常識」もどんどん変化していきます。姑世代がすぐに対応できないのは無理もないのかもしれません。しかし、アレルギーは命にもかかわることです。根気強く訴えて、わが子の身を守りましょう。
2016年04月13日4月末から始まるゴールデンウィーク。義実家への滞在、特に泊まりを憂鬱に思う既婚女性は多いもの。ゆかりのない地方で友達もおらず退屈だけど気をつかう…そんな人にちょっとしたコツを紹介します。■思い出話で盛り上がる義母と嫁で共通する話題といえば、息子である夫。お義母さんがノリノリで話してくれるというのがポイントです。あなたはニコニコと話を聞いていればいいだけ。夫に関する意外な事実も判明したりして…!?・夫が昔どんな子供だったか(出産時のエピソードなども話がふくらみやすい)・どんな習い事をしていたか・どんなことに興味があって、得意だったか・一番よく食べた時の食事量(男の子はたいてい大食いレジェンドを持っている)・反抗期武勇伝・学生時代の恥ずかしいエピソードなど、上手に質問をつなげば話も途切れにくく、間が持たない…という気まずさも回避できます。母親というものは、子育て時代の鉄板ネタやすべらない話をいくつか持っているもの。何度でも話したい、何度でも聞ける話があるはずです。■母校めぐり思い出話に花が咲いたら、夫の母校めぐりに出かけてみては。幼稚園、小学校、中学校、高校…と、全部まわれば1~2日かかるでしょう。よく通った図書館や公園などをのぞいてみても。特別な場所や遠くまで出かけなくても、当時の話を聞きながら地元や近場を回るだけでも楽しめるもの。義両親を誘って、みんなで散歩がてら出かけてみてもよろこばれそうですね。■映画泊まりなど、数日の滞在で「ちょっと外の空気を吸いたいな…」という時は、映画に出かけるのもおすすめです。映画ならおひとり様でも、半日ぐらい時間をつぶすことができます。シネコンが近い場合や、車がある人はレイトショーもいいですね。また、思い切って義両親を誘い、一緒に観に行ってみても。お嫁さんからお出かけに誘われたら、きっとお義母さんも嬉しいはず。ショッピングだとトークに気を遣ったり、なにかと義母の目が気になるところですが、映画なら少なくとも2時間ほどは話さずにいられます。帰宅後もストーリーや俳優の話ができるので、話題に困らないかもしれませんよ。せっかくのお休み、義実家でも楽しく過ごせるよう工夫してみてくださいね。
2016年04月07日リミフゥ(LIMI feu)は、4月6日から12日まで、伊勢丹新宿店で着物生地を使用したスタイリングを新提案する期間限定ショップを同店本館2階ステージ#2にオープンしている。この取り組みは、伊勢丹新宿店で開催中である日本の伝統や文化にスポットを当てた「イセタン ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」キャンペーンの一環。同ショップでは「伝統と革新」をテーマに、京都の伝統の象徴でもある「舞妓や芸姑」の衣装や装飾品、立ち振る舞いなどをリミフゥが独自の解釈で現代に昇華したアイテムを紹介する。今回リミフゥは、京友禅で460年の歴史をもつ老舗、千總(ちそう)とコラボレーション。リミフゥが着物のソースを取り入れ、独自のパターンを創出、すべて職人によって手作業で仕上げられた。また、日本の伝統柄である両滝縞模様など、和柄ながらもモダンな雰囲気が醸し出されている“新しい服”も見ることができる。千總とのコラボアイテムには、裏地に花柄が施された黒のリバーシブルジャケット(22万円)や、松梅の花が輪繋ぎになったドレス(6万2,000円)やブラウス(4万2,000円)、横縞に浮かぶ丸の中に洋花や格子模様が描かれた柄のドレス(6万6,000円)やブラウス(6万8,000円)、黒とえんじ色に流れるように百合が描かれたブラウス(5万8,000円)やパンツ(5万2,000円)などがラインアップ。また、千總の世界観にマッチするような、麻の葉繋ぎ模様のスタイリングアイテム(4万4,000円から)やシフォンのストール(1万8,000円)、ポーチ(4万2,000円)なども展開されている。
2016年04月07日しばらく2人だけの生活を楽しみたい。もう少しお金をためておきたい。そんな思いから子どもはもう少し先、と考えるカップルも珍しくはありません。また、望んではいるけれど、なかなか授からないというケースもあるでしょう。そんな中、当人たちの事情などおかまいなしに繰り出される、舅・姑からの「子どもまだ?」攻撃はつらいもの。そこで、うまく「『子どもまだ?』攻撃をかわせた!」という女性に、その方法を聞いてみました。■夫の一言でピタリ!商社で営業職をしているAさん。お互いの仕事を考慮して「子どもは、もう少し先で」と夫婦で話し合って決めたものの、姑からの「子どもまだ?」攻撃に、かなり悩まされていたそうです。というのも、姑が孫を催促をするのは、Aさんに対してのみ。息子である夫には一切言わないため、Aさんはひたすら耐え、抱え込んでいたとのこと。しかし、どうしても我慢できなくなり、ついに夫につらい真情を吐露しました。その後、「俺たち夫婦には俺たちなりの考えがあるから、少し黙っていてほしい」と夫がビシッと言うと、うそのように「子どもまだ?」攻撃がなくなったそうです。たしかに、なぜか姑の孫催促の矛先は、嫁に向きがち。結局、姑は、息子には嫌われたくないのでしょう。■子どもができない原因はアナタ!子どもについては、自然に任せているというBさんご夫婦。しかし、何度そういっても、姑は「まだなの!」「治療をはじめなさい!」の一点張り。そこで、あるときBさんは、こんなことを言ったそうです。「ほしいとは思っているのですが、あまり『ほしい、ほしい!』と焦ると、ストレスになってかえって妊娠しにくくなるようで……」この一言が効いて、それ以降は孫を急かす発言はなくなったとのこと。孫の顔を早く見たければ、黙っているのが一番。姑も、そう気づいたのかもしれません。■夫に言ってください!小売店の店長として活躍中のCさんは店長になりたてで忙しく、まだ子どものことを考えられない時期。それなのに、舅から会うたびに孫を催促され、つらい思いをしていました。ついにキレたCさん。「まだ子どもはできないのか?」という舅の一言に対し、ニッコリ笑って「それじゃあ、もっと頑張るように主人に言ってやってくださいよ」と返したそう。それで、「子どもまだ?」攻撃がピタリと止まったそう。舅も、「孫がほしい」とはいえても、「子づくりをしろ」とは言いにくいですよね。最近では、結婚しても子どもを持たないという選択をする夫婦も少なくありません。しかし、舅・姑世代には理解されないことが多いので、「子どもはいらない」「まだいい」という返しは通用しないものです。そんなときは、夫を味方につけたり、体の調子を訴えたりすると効果的。舅・姑からの「子どもまだ?」攻撃をかわすには、根気とちょっとした工夫が必要かもしれませんね。
2016年03月21日姑とは仲良くしたい。せめて嫌われたくはない。それが「嫁」としての本音ではないでしょうか。しかし、なかなかうまくいかないのが嫁姑関係のむずかしいところ。結婚前の「彼ママ」時代は仲が良かったのに、「姑」になった途端にぎくしゃくしてしまうケースも見られます。そこで、「いい嫁とイヤな嫁のちがい」について、現役姑たちに話を聞きました。■キッチンは私の城!Aさん(50代・専業主婦)は、長男一家と同居中です。嫁が家事を手伝ってくれるのはうれしいけれど、「私の仕事がなくなってしまうと存在価値を見いだせなくなってしまうので複雑。専業主婦だからそう感じるのかもしれません」といいます。とくに自分が元気なうちは、キッチンに入られることに抵抗があるのだとか。「私の旅行中に調味料の位置がかわっていたことがあって…。自分が使いやすいように配置しているのに、『このキッチンは使いにくい』と嫁からいわれたような気分になりました」「キッチンは女の城」ともいいます。とくに料理上手な姑の場合は、掃除や洗濯など、料理以外の家事をフォローするようにしたほうがいいかもしれませんね。■近くの嫁より遠くの嫁!?2人の息子夫婦とは別居しているBさん(60代・退職後無職)。長男夫婦は近くに住んでいるけれど、「遠くに住む次男の嫁のほうがかわいい」といいます。それは「距離感」の問題なのだとか。「長男の嫁は自分が遊びに行きたいときだけ孫の世話をおしつけにきます。私たちが遊びに行くといやがるのに、こんなときだけ利用するなんてずうずうしい!一方、遠くに住む次男の嫁は、孫の成長やちょっとしたことでもメールで報告してくれるんです。次男がまったく連絡をよこさないから助かるし、遊びに来ないかと誘ってくれたりと、いい距離感で付きあっています」近くに住んでいても甘えすぎず、離れて暮らしているときにはこまめな連絡を忘れない。これが姑との程よい距離感を保つコツといえそうです。■「息子の彼女」時代はよかったけれど…Cさん(40代・会社員)は、長男がこの夏に結婚を予定しているプレ姑。嫁は彼女時代から家に遊びに来ることが多く、一緒に買い物をしたりと自分の娘のようにかわいがっていました。いままで仲良くしてきたけれど、いざ「嫁」になると思うと、細かい言動が気になるようになったそう。「まだ20代とはいえ、結婚したら、若者言葉やミニスカートなどの派手な格好は控えてほしいです。我が家の一員になるわけですから」まったくの他人である「息子の彼女」と、家族になった「うちの嫁」。立場が変わると付きあい方も変わる可能性があることは忘れないようにしたいですね。今回紹介したケースにあてはまらない姑もいることでしょう。そんなときは、姑の性格を見極めると同時に、相手が「してほしい」ことと「してほしくない」ことを意識する。そうすれば、少なくとも「イヤな嫁」とはいわれなくて済むのかもしれませんね。(藤井蒼 OFFICE-SANGA)
2016年03月04日孫の喜ぶ顔見たさに、毎回おもちゃを買ってきてしまうおじいちゃん・おばあちゃんたち。ありがたい反面、あまり量が多いと収納に困ることも。そこで今回は祖父母のプレゼント攻撃をやんわりかわす方法をご紹介します。「もっと気軽に手ぶらで来てください」1つめは「もっと気軽に手ぶらで来てください」と率直に言う方法。これだけだと「好きで買ってきてるだけだから気にしないで」とあっさりかわされてしまいますが、「毎回お金を使わせてしまってると思うと、家に呼ぶのが申し訳なくて…。手ぶらで来ていただくほうがお声掛けしやすいです」と言うと、孫に会えなくなるのは困るという気持ちから、あっさり承諾してくれることも。また、「毎回何かを持ってこられると、他人行儀な感じがして寂しいです」と言う方法も効くみたいです。ただし、おもちゃは減るものの、訪問の回数は増えるかも。「おもちゃを買うのは特別なときだけ」2つめは「おもちゃを買うのは特別なときだけにした」と伝える方法。祖父母がおもちゃを買ってきたときにいきなりこれを言うと「せっかく買って来たのに…」と角が立ってしまうので、子どもがおねだりをしたときに「おもちゃは誕生日の時だけって決めたでしょ」と諭し、協力をお願いするかたちで伝えるのがベスト。「子どもの教育のことをちゃんと考えている」と好印象を与えるのにも役立ちますが、言ったからには自分もおもちゃを買い控えるようにしないと、逆にマイナスの印象を与えてしまうので注意しましょう。買ってきてほしいものを指定するどんなに言ってもやっぱりおもちゃを買ってきてしまう場合には、「最近、○○がお気に入りなんです」「この間から××のシリーズのおもちゃを集めてて…」と、買ってきてほしいおもちゃを指定するのもひとつの手。ミニカーや着せ替え人形の服などかさばらないものを指定すれば、大きなおもちゃを買ってこられて収納に困ることもなくなります。また、ぬりえやシールなど、使ったら処分できるものをお願いするのもおすすめです。子どもにとっても、おじいちゃんおばあちゃんにとっても楽しいおもちゃのやりとり。買いすぎを上手に防いで、円満な関係を築いていけるといいですね。(岡本まめ)
2016年03月04日松田龍平主演の映画『モヒカン故郷に帰る』の完成報告会見およびヒット祈願が2月8日(月)に開催。松田さんをはじめ、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督が勢揃いした。『南極料理人』『横道世之介』の沖田監督のオリジナル脚本で、タイトル通り、松田さんがモヒカン頭にしたことでも話題の本作。売れないバンドマンの永吉は妊娠した恋人を連れて結婚を報告するために故郷・広島の戸鼻島に帰るが、そこで頑固者の父のガンが発覚し…。松田さんが演じた永吉は、父・治が矢沢永吉の熱烈なファンであることから名前が付けられたという設定だが「役作りはモヒカンにしたくらいかな(笑)。ちゃんと、スタイルを持ってこういう格好をしており、形から入って作っていくところがありました」と振り返る。島での撮影では、現地の吹奏楽部の学生たちの演奏に永吉が割り込み、指揮をするというシーンがあったが「段取りを踏まずに演奏をメチャクチャにするという、賭けに出たシーンでしたが刺激的で楽しかったです。教室から出ると、中から『こえー!』って声が聞こえてきて(笑)、それがヒシヒシと伝わってきて心が痛みました…」と笑いながら明かした。柄本さんは、松田さんとの親子役での共演について「お父さんの優作さんと同じ劇団にいたことがあり、親子役に感慨深いものがありました」としみじみと語っていた。前田さんは、永吉の“嫁”として、彼の実家を訪れるが、この日も姑役のもたいさんと手を取り合って登場。もたいさんを“まさこ様”と呼び「劇中のお義母さんもかなり優しいですが、現場でもまさこ様はすごく優しくて、楽しくすごせました」とニッコリ。もたいさんも「“まさこ様”と呼ばれるのは初めてでしたが心地よかったです(笑)。(前田さんは)ストンと人の心に入ってくる感じで、嫁姑というより、友達のようでした」と笑顔で振り返った。しっかりものの次男を演じた千葉さんは「僕は長男で、お兄さんはいないので、この映画でお兄さんができて嬉しかったし、撮影の合間にご飯を食べたり、遊んだり嬉しかったです」と笑顔。松田さんも「かわいかったですね」と思わず、顔をほころばせていた。沖田監督は今回の父と息子を中心に据えた物語について「男同士の面白さを映画でやりたかった。特別に話すことのない距離感のある2人が、こうした状況になって、疎遠だった時間を埋めていくのが面白い」と自信をのぞかせた。『モヒカン故郷に帰る』は4月9日(土)より全国にて公開。3月26日(土)より広島先行上映。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日オウチーノ総研はこのほど、「義実家」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月10日~13日、首都圏在住の20~59歳の既婚男女862名を対象に、インターネットで行なわれた。○義実家に年1回以上帰省する人、64.7%はじめに、「ご自身・配偶者それぞれの実家に帰省する頻度はどれくらいですか?」と質問した結果、自身の実家に帰省する頻度は「半年に1回程度(19.0%)」が最も多く、次いで「2~3ヶ月に1回程度(15.2%)」「毎月1回程度(13.0%)」と続いた。一方、配偶者の実家の場合でも、「半年に1回程度(17.9%)」が最多となり、次いで「年に1回程度(15.9%)」「2~3ヶ月に1回程度(12.9%)」と続いた。年に1回以上、自身の実家に帰省している人は72.2%、配偶者の実家へは64.7%という結果となった。また、配偶者の実家へ帰省する主な目的について尋ねたところ、最も多かったのは「子どもの成長報告・子どもの顔を見せるため(36.6%)」で、そのほか「習慣・義務・決まりだから(36.1%)」「配偶者が帰省したがるから(22.0%)」「法事・墓参りなどの行事のため(17.3%)」「義親が会いたがるから(10.6%)」と続いた。○義実家の帰省、男性は「楽しみ」、女性は「気が重い」次に、「配偶者の実家への帰省は楽しみですか?」と尋ねたところ、「楽しみ」だという男性は42.7%だったのに対し、女性は31.5%にとどまった。また、妻の約半数が夫の実家への帰省を「気が重い(47.1%)」と感じているのに対し、妻の実家への帰省を「気が重い(18.3%)」という夫はわずか2割弱だった。「楽しみ」だと回答した理由を聞いたところ、最も多かったのは「高級店でご馳走してくれるから」(47歳/女性)、「喜んでご馳走してくれるから」(48歳/男性)、「新鮮な野菜が食べられるから」(52歳/女性)など、おいしいものが食べられることだった。そのほか、「年に1回なので、子どもについてなど積もる話がたくさんあるから」(46歳/女性)、「家族みんなで集まってお酒を飲んで話すのが楽しいから」(47歳/女性)、「家が広々として気持ちが良いから」(56歳/女性)、「子どもの面倒を見てもらえるし、炊事をしなくて良いから」(28歳/女性)など、話しをしたり、のんびりできることも理由に挙がった。一方「気が重い」理由については「仲良くしてもらっているが、やはり娘のようにはいかず気を遣うから」(40歳/女性)、「気を遣うだけで、心も体も全く休まらないから」(38歳/女性)など、気を遣うことが最多となった。次いで、「遠いから移動だけで大変で、お金もかかるから」(28歳/女性)という理由。また、「義母も義姉もネガティブでインドアだから」(36歳/女性)など、気が合わないことも多く挙がったほか、「家が汚いから」「やることが無く、暇だから」といった理由も並んだ。○女性36%が気を遣うことは、義実家での「家事・手伝い」最後に、「配偶者の実家で、気を遣うことは何ですか?」という質問を実施。その結果、男性は「姑との会話(11.5%)」や「座る場所・居場所(11.5%)」がトップとなり、次いで「舅との会話(8.1%)」「家事・手伝い(7.6%)」と続いた。一方女性は、「家事・手伝い」が最も多く36.0%、次いで「姑との会話(24.0%)」「舅との会話(11.4%)」「義理の兄弟・姉妹との会話(11.4%)」と続いた。「家事・手伝い」に気を遣う理由としては、「どこまで手伝えば良いか悩むから」(56歳/女性)が最多で、次いで「習慣が異なるから」(38歳/男性)、「何もしなくても良いと言われるが、どうしたら良いか悩むから」(33歳/女性)といった声が寄せられた。また、「姑との会話」や「舅との会話」、「義理の兄弟・姉妹との会話」では「会話が続かないから」(38歳/男性)、「年齢が離れているため、話し方や内容に気をつけているから」(54歳/女性)などが挙がり、特に舅に対して多かったのが「無口なので話をふるようにしている」(43歳/女性)という声だった。また、「特になし」の回答を男女別に見ると、男性は57.3%だったのに対し、女性は26.4%と、大きく差が開き、この結果が「配偶者の実家への帰省」が「楽しみ」か「気が重い」かの差に繋がっていることがうかがえた。
2015年08月26日旭化成ホームズはこのほど、「息子夫婦同居・娘夫婦同居で異なる同居前不安と交流意識」に関する調査結果を、運営する二世帯住宅研究所の報告書として発表した。調査は3月と6月に、25歳以上の一般既婚者男女1万9,884名と、将来同居検討者(親世帯父母各206名、子世帯夫妻各206名)、およびヘーベルハウスオーナー(2000~2014年建設 親世帯の母102名、子世帯の妻239名)を対象に行われた。○9割超が「同居前に不安を感じる」同調査では、一般の方が同居前に抱く不安要素と、実際に同社のヘーベルハウスで同居生活をしている居住者の実態を、"息子夫婦同居・娘夫婦同居"という視点で調査を実施。まず、二世帯同居を阻害している心理的要因を把握するため、一般既婚男女を対象に親・子世帯同居前に感じる不安について調べたところ、9割以上の人が不安を感じていることがわかった。不安が最も多いのは息子夫婦同居の子世帯「妻」で、その理由は「嫁姑関係は何かと気遣い多い(88%)」だった。全体的には、属性を問わず「生活上の相違・干渉・負担に対する不安」など、以前からある親子同居に伴う不安が上位に上がり、相手にどれくらい合わせたらよいのかといった点を気にしている様子が伺えた。何かと気遣いの多い同居を実際にしている世帯の実態として、ヘーベルハウス二世帯同居者のキッチンの設置数を調べたところ、息子夫婦同居の場合で81%、娘夫婦同居でも70%がキッチンを2つ設けており、水廻りなど基本的な生活を分けることで満足度が高い傾向に。お互いマイペースにくらせるような建物計画をすることが安心につながると言えるようだ。○娘夫婦同居の不安は「マスオさんへの気遣い」次に、娘夫婦との同居が増加している中、「母」はどのような不安を抱えているのか調べたところ、「娘夫婦同居の母娘関係は遠慮がなくなる(61%)」や、「娘夫婦同居の夫は気遣いが多くなる(62%)」といった、いわゆるマスオさん(子世帯夫=お婿さん)への気遣いなど、意外にも、実の娘との同居でもさまざまな心配があることがわかった。一方、マスオさんの不安の1位は「1人になれない(64%)」で、「娘夫婦同居の夫は気遣いが多くなる」については、本人以上に妻や母の方が強く心配しているよう。ヘーベルハウスの娘夫婦同居者の約半数が、書斎や趣味コーナーといった子世帯の夫専用スペースを設置している。リビングはもちろん、マスオさんがくつろげるスペースを設置することが不安解消へのヒントと言えそうだ。○嫁が見られたくない場所1位は「クローゼット」次に、息子夫婦同居の嫁姑関係について調べたところ、「同居母とは会えばよく話をする」や「同居母とは仲がいい」と回答した息子夫婦同居の妻の割合は、娘夫婦同居の妻よりも20ポイント程度少なかったものの、いずれも6割を超えた。しかし、「同居母には言いたいことが言える」という息子夫婦同居の妻はわずか22%と、娘夫婦同居の妻(79%)よりも60ポイント近く少ない結果となった。続いて、嫁が同居の母に見られたくない子世帯専用の部屋や設備について聞いたところ、「クローゼット」がトップとなり、次いで「寝室」「冷蔵庫」と続いた。母の多くは「子世帯の部屋・設備で見ないようにしているところがある」と回答していることから、仲は良いが、お互いのプライバシーを重視し、上手にバランスを取っている様子がうかがえた。○息子夫婦同居は「交流上手型」、娘夫婦同居は「自立×シェア型」最後に、イマドキの息子夫婦・娘夫婦同居の嫁姑・母娘関係に焦点を当て「交流レベル」×「気兼ねレベル」で細かくタイプ分けした結果、息子夫婦同居では、発売当初の二世帯住宅で提案した「お隣さん感覚型」も17%あるものの、交流しながらもバランスよくプライバシーを保つ、いわゆる「交流上手型(49%)」が主流だった。また、娘夫婦同居では、自立意識をもって心と生活の距離を分離し、張り切りすぎない協力関係を築く「自立×シェア型(47%)」が多数派となった。
2015年07月29日夫の実家に久しぶりの帰省。少しスリムになった姑に「うわぁ、やせましたね!!」と笑顔で褒めたら、「持病が悪化してねぇ」と重~い雰囲気……。ヤバい、やっちまった~~(涙)。今回はマイナビニュース会員の男女300名に、夫または妻の実家(舅、姑、小舅、小姑、親戚など)への自分の言動に「失敗したな」と思ったことはあるか聞いてみた。Q.妻の実家(舅、姑、小舅、小姑、親戚など)への自分の言動に「失敗したな」と思ったことはありますか?男性: はい 6.6%、いいえ 93.4%女性: はい 8.6%、いいえ 91.4%(「はい」と答えた方にお聞きします)Q.それはどうしてですか? どんな言動を「失敗した」と思いましたか?■うっかり失言・「年寄りは……的な発言をしたが、奥さんのお父さんとほぼ同じ年の人のことを言っていたので、気まずくなった」(32歳男性/電機/技術職)・「方言をバカにしてしまったことです」(31歳女性/その他/その他)・「失業中とは知らずに、甥に職場のことを質問してしまった」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「義母がボケ始めていることに気付かず、ちょっときついことを言ってしまったことがあり、それは反省している」(50歳以上男性/電機/技術職)■礼儀で失敗?・「ちょっとした、敬語を誤った時」(41歳男性/小売店/経営・コンサルタント系)・「妻が出産で実家に帰った時、義母に世話になったお礼を言いそびれた」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「お線香をあげるタイミングが悪かった」(35歳女性/医療・福祉/専門職)■妻や夫への態度・「目の前で奥さんを叱責する」(45歳男性/電機/事務系専門職)・「妻の悪いところを言ってしまった」(33歳男性/金融・証券/営業職)・「夫をちゃんと立てないといけないと思ったから」(31歳女性/自動車関連/事務系専門職)■同居問題でギクシャク・「同居の話を断ってから、大事なことをあまり言わなくなった」(35歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「将来同居しちゃうー? と姑に軽く言われたので『絶対無理です』と言い切ったらしばらく根に持たれた。同居はしたくないと最初に結婚するとき自分が言ったくせに」(25歳女性/印刷・紙パルプ/営業職)■親しくできない・「あまり親しく付き合っていない」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)・「常にそっけない態度を取ってしまっていること」(34歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「出来れば、関わりたくない」(46歳女性/医療・福祉/専門職)■その他・「自分を正直に出しすぎたこと」(50歳以上男性/電機/技術職)・「指先は落ち着いたネイルですが、足に真っ赤なネイルをしていて、お風呂上がりに裸足になった時に見られてしまいました。特に何も言われませんでしたが、何となく落ち着いた色の方が良かったと後悔しました」(27歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「泊まりにいったときに寝坊。夫とリビングにいったら、もう朝食ができていた」(32歳女性/電力・ガス・石油/技術職)■総評義理の家族に対する「失敗談」を聞いた今回のアンケート。もっとも多かった回答は、"失言"に関するものだった。高齢になる義両親の前でうっかり「年寄り批判」してしまった男性や、その土地の「方言」をけなしてしまった女性、失業中の甥に仕事について聞いてしまった男性など、さまざまな報告が寄せられた。いずれにしても本人に悪意があってのことではなく、よくよく考えてみたら相手を批判しているように受け取れる発言だったな……などと反省しているケースが多いようだ。また、親の目があることを忘れて、その実子である妻を叱ってしまったという報告や、「夫をちゃんと立てないといけなかった」という妻からの後悔の声も。親にとって子どもはいつまでもかわいいもの。その大切な子どもが叱らたり、ないがしろにされているのを目の当たりにすれば、いい気分はしないだろう。いらぬ心配を抱かせないためにも、親の前ではしっかりと夫婦円満をアピールしておきたい。一方、「同居問題」にまつわる失敗もいくつか寄せられた。同居話を断ってからギクシャクしたという回答や、姑からの「同居しちゃうー?」という誘いを「絶対無理」の一言でスッパリ斬る猛者も。のらりくらりとかわし続けるよりは潔い感じがするが、この回答者は「しばらく根に持たれた」とのことなので、やんわりと断る方がベターなのかもしれない。今回のアンケートでは、そもそも親しい付き合いがないという寂しい回答もチラホラ。どうしても気を使う相手だが、「泊まりにいったときに寝坊した」なんて笑える失敗談があるだけ、いいのかも……と思わされた。調査時期:2015年4月6日~2015年4月26日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性150名、女性150名、合計300名調査方法:インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年06月21日嫁姑問題は、いつの時代にもあるもの。姑とのトラブルの原因は、さまざまなことが考えられますが、大部分を占めているのは、実は育児に関することではないでしょうか?姑には、「私は息子を立派に育てた」という自信があり、その時の育児を今に結び付けている傾向があります。「私はこうして育ててきた」という、自分自身の育児が基本となってしまい、時代に合わせた考え方をするのが難しくなっているのでしょう。嫁と姑との間にある「時代の壁」を乗り越えないと、ママのイライラはどんどん蓄積されてしまいます。今回は、姑とのトラブルでありがちなことを挙げながら、トラブル回避策をご紹介いきましょう。■ありがちな嫁姑トラブル(1)抱き癖やおっぱいのことを口出ししてくる姑の育児に関する口出しは途切れることがありません。「抱き癖がつくんだから、そんなに抱っこしちゃだめじゃない」「おっぱい、ちゃんと出てるの?」「もっといいものを食べさせなきゃ」「寒いんだからもっと服着せないと!」など、何かにつけて文句を言ったり口を挟んできたりしますよね。最近では、子どもはできるだけ抱っこしてあげたほうがよいこと、母乳の出方には個人差があること、赤ちゃんは大人よりも1枚薄着で過ごさせることがわかっています。しかし、そのことを知らないで口を挟まれるため、ママたちは嫌な思いをすることが多いのです。■ありがちな嫁姑トラブル(2)子どもに勝手にあれこれする「姑が、子どもに勝手にお菓子やジュースを与えてしまった」という経験をした人は、少なくないのでは? よかれと思ってしたことですが、食べ物はアレルギーが怖いので、ママとしては、ひと言ことわってからあげてほしいと思うでしょう。おやつ以外の例としては、「姑に娘を預けていたら、勝手に髪を切られていた」というケースもあるようです。「こんなに髪が長いと邪魔だと思って」と、せっかく伸ばしていた髪をばっさりカットされた姿を見た時には、さすがに言葉が出なかったそう。姑にとってはかわいい孫かもしれませんが、その孫の親は、ほかでもない嫁なわけで、親の許可なく孫にあれこれするのは、やめてほしいものですよね。■子どもにまつわる嫁姑トラブルを防ぐには「事前に約束事を決めておく」こと不要な嫁姑トラブルを避けるためにも、事前に約束事を決めておいたり、今の育児はこういうものなんだということを伝えたりして、姑の間違った言動を回避する対策をとっておきたいです。直接伝えにくいなら、「最近私、育児について勉強し始めたんです。お義母さんも育児書を読みませんか?」と、育児書を置いて帰って、今の育児の在り方を知ってもらうという手段をとってみては? パパが協力的なら「うちの子の育児は夫婦でするから口は出さないでくれ」と、少し強く伝えてもらうと効果的でしょう。姑はただ孫のことを考え、悪気がないつもりでいたのかもしれないので、はっきり伝えたほうが解決しやすいはずです。姑とのトラブルを少しでも抑えるためにも、育児に関する問題を勃発させないように事前に対策をとっておきましょう。
2015年06月21日野村不動産アーバンネットはこのほど、 "同居"・"近居"をしている親世代・子供世代を対象に実施した、「同居・近居に関する調査」の結果を公表した。○親子の"ほどよい"距離感が理想?「どのような居住形態にしたいか」と質問した結果、"近居"をしている人については「今のままがいい」と回答した人が84%だった。"同居"をしている人については67.6%が「今のままがいい」と回答。"同居"よりも"近居"の方が満足度が高いという結果となった。「"近居"をしている人は、どういう理由で"同居"を選択しなかったのか」を聞いた。最も多かったのは「プライベートを保ちたいから」で63.8%だった。以下、「ライフスタイルが違うから」が52.4%、「夫婦水入らずで過ごしたい」が17.9%、「嫁姑問題が気になる」が15.0%で続いた。「"同居"をしている人に、"近居"について感じるメリット」を質問した。その結果、最も多かったのは「ほどよい距離感」で73.9%でだった。また、13.8%の人が「共働きが可能」ということにメリットを感じているという結果になった。「居住形態を選ぶにあたって妥協できない点」を、近居をしている年代別に質問した。「子視点」では、30歳~49歳、50歳~69歳の両年代共に一番多かったのが「親の様子が心配」で、61.6%と77%となった。また、両年代間で大きな開きがあったのは「共働きだから、子供の面倒を見てほしい」が16.2%差だった。一方「親視点」では、30歳~49歳で最も多かったのが「子供の様子が心配」「孫の側にいて、成長を見たい」という意見が共に40%となった。50歳~69歳では「孫の成長を見たい」が最多で47.5%だった。また、特徴的だったのは「経済支援をしてあげたい」が30歳~49歳では0%だったのに対し、50歳~69歳では8.2%となった。実際に近居している人は「どういったことが良かったと感じているのか」を質問した。その結果、「ほどよい距離感」「すぐに駆けつけられる」「(同居時にあった)関係の修復」「経済的なメリット」「嫁・姑問題の回避」といった回答が寄せられた。
2015年05月12日水野敬也の恋愛本が原作の新ドラマ「LOVE理論」(テレビ東京)。冴えない童貞大学生に、カリスマキャバクラ店長がモテテクを教える内容ですが、実は女性にとっても使える理論が盛りだくさん!そこで1~2話に登場した理論の応用方法を紹介します。●未来のお姑さんや小姑さんには勇気を出して「暴露返し理論」こちらは自分の暴露話をすると、相手も思わず人に言えない秘密を暴露し、心を開き始めるという「暴露返し理論」。ドラマでは、主人公が想いを寄せるヒロインに実家が貧乏であることを打ち明けると、彼女からも同様に父親の借金の話を聞き出せて、同調意識で仲良くなる場面がありました。この理論は、女性同士でももちろん使えます。とくに短時間で距離を縮めたい人間関係にこそ有用。例えば、彼のお姉さんや妹さん、そして将来のお姑さんである彼のお母さんなどとは、ひんぱんに会う機会が少ないけれど、好印象を持たれたいですし、互いに心を開いて、早く信頼関係を築きたいですよね。そこで、「実は…」と、女同士だからわかる“あるある”ネタを暴露してみて。人には言いにくい悩みを打ち明けて、相談にのってもらうのも◎。勇気を出して自分の弱みを見せることで、相手との距離を一気に縮められるはず。ここで注意したいのは、彼についてのネガティブな暴露や愚痴を言ってしまうこと。「わかる!」「え!そうなの!?」とその場は盛り上がったとしても、彼の株を下げるような発言はあなたの株を下げることにもなるので避けましょう。●難しい女性上司との距離が縮まる!「秘密の共有理論」秘密を共有した男女は距離が縮まり、恋愛感情が芽生えやすくなるという「秘密の共有理論」は、女性上司との有効な人間関係を目指すときに応用できます。職場での女性同士のイザコザはよくありますが、とくに自分より年齢もキャリアも上の女性上司に嫌われるのはなかなか恐ろしいもの。そこで媚びを売らずに、自然と仲良くなれて、良好な人間関係を築けるのが、この秘密の共有なのです。例えば、暴露返し理論の延長線上で「これ、誰にも言わないでくださいね」と前フリしつつ、学生時代にやらかしてしまったことをプチ暴露したり、「繁盛しちゃうのであまり人にはおすすめしたくないんですけど」と行きつけのお店をこっそり教えたり、「皆には理解されないんですけど実は○○が好きなんです」と、好きな芸能人や好きなタイプを教えるのもアリ。仕事中のふとしたタイミングや、帰り道が一緒になったとき、飲み会で近くの席に座れたときなど、話すチャンスを上手に狙いたいですね。●苦手な人と仲良くなれる「キャッチ&リリース理論」クラブでナンパするときに、ちょっと話しかけてはすぐ離れ、また話しかけ…を繰り返すことで、短時間で何度も会ったような印象を与える「キャッチ&リリース理論」。人は、会った回数が増えるほど好意や信頼感が増すため、長時間話し込むよりも効果的なのです。職場で、なんとなく話しかけにくい人がいたら、ぜひこの理論を活用してみて。朝の「おはようございます」から始まって、その人の席の近くを通ったり、廊下などですれ違うたびに「その服、可愛いですね!」「チョコ食べませんか?」など、一言でいいので積極的に話しかけましょう。相手が心を開いてきたら、タイミングを見計らって「暴露返し理論」や「秘密の共有理論」を実践。きっと仲良くなれるはず!このように、女性同士の人間関係にも応用できるドラマ「LOVE理論」。キャバクラ店長を演じる片岡愛之助さんのキレキレっぷりも注目です。深夜枠ということもあって男性向けのお色気シーンたっぷりですが、笑える演出なので、女性でも楽しめる人は多いはず。今後も意外と使える理論が続々登場しそうなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。<文:富士みやこ>
2015年05月08日「あの人は●●だから気をつけた方がいいわよ」新しい知人の話題になると、こんな風に教えてくれる人がいます。陰口のようにも聞こえる忠告です。その”●●”がわたしにとっては取るに足りない理由だったりすることもあるのですが、人によっては重要な”●●”なのかもしれません。きっとその人は、わたしに良かれと思って言ってくれたのでしょう。でもね、この「良かれ」って必要なんでしょうか?渡る世間にみる「良かれ」行動の真意現在は終了してしまった「渡る世間は鬼ばかり」の中で、最大の悪役といえば赤木春恵さん演じる幸楽の姑。嫁役の泉ピン子さんをいたぶる姿は秀逸でした。でも、あの姑だってきっと悪意はないんでしょう。ただ「あんたに良かれと思って、助言してやってるんだよ」というところでしょうか。でもそこには、善意よりもむしろ悪意を感じてしまいます。ピン子に代わって「良かれと思うな!」と叫びたかったことも、1度や2度ではありません。自分の悪意に、自分では気付きにくい良かれアドバスの多くは、とても独りよがりです。まるで相手のことを想っているかのような口ぶりでも、実際には「自分に良かれ」と思っているにすぎない、利己的な行為です。冒頭の話にしても、「あの人のココが気に入らないから、他人にも同じように思って欲しい」という意図が見え隠れします。人の評価に関する「良かれ」忠告は、アテにならないものです。そこに悪意といえるほどの感情はないかもしれませんが、自分では自分の悪意に気付きにくいことも事実。そして他人の悪意には敏感になるというのも、また事実でしょう。悪意にはどう対処すればいいの?誰しも多かれ少なかれ利己的な感情を持っているので、自分の損得を考えます。ですから、善意だけで行動するなんて、とても難しいでしょう。逆に言えば、他人の悪意に触れずに生きることも難しいということです。そんな環境で、他人の善悪を見抜いたところで、どうなるわけでもありません。大切なのは他人の価値観に振り回されて、自分の善意を見失わないことではないでしょうか。他人のことより、まずは自分!他人の言動の良し悪しなんて、実はどうでも良いことなのかもしれません。かのマザー・テレサがこんなことを言っています。正直で誠実であれば、人はあなたをだますかもしれません。それでも正直に誠実でいなさい。正直に誠実に行動していれば、どんな悪意に触れても、自分に裏切られることはありません。そして、自分の悪意に苦しむこともなくなるはずです。自分の悪意以上に厄介な感情なんて、そう多くはないでしょう。
2015年05月07日嫁姑問題が起きたとき、間に立って難しい判断を迫られる夫たち。ときには妻の味方か、母の味方か、選択を迫られることも。マイナビニュース会員の既婚者200名に実施した家庭の嫁姑問題に関するアンケートには、「夫たち」からの意見も多く寄せられた。Q.嫁姑(舅)問題について聞かせてください。印象深いエピソードと、その際ご自身がどう感じたかを教えてください。○板ばさみにあって困った「肉じゃがの煮方が違う、と殴り合いになりそうだったが、なんとか自分が解決した(笑)」(36歳男性/東京都/その他)「新婚当初私の両親と同居していたが、ちょっとした姑の言葉で嫁が頭にくるようで、よく母親と自分(嫁)のどっちを取るのかと言われた。新婚なので嫁の意見を尊重し近所のアパートを借り別居する事に……」(50歳以上・男性/岡山県/販売職・サービス系)「なにかといちゃもんをつける姑。そのストレスを自分に発散する嫁。その間にたつ自分という構図になってしまい、困った」(33歳男性/東京都/クリエイティブ職)「姑の、嫁に対する言動に不快感を抱きつつも嫁の味方になってあげられないもどかしさを感じることが時々ある」(50歳以上・男性/東京都/事務系専門職)「嫁とは離婚しました。相性が悪いのでしょうね。聞こえるところで、自分の母親の悪口を吐き捨てるように荒立てて言っていました。さすがに自分の身内をののしられると耐えられない」(50歳以上・男性/兵庫県/事務系専門職)○子どもの件で問題が勃発「一度死産したのに、次の子を期待する発言を露骨に言われた」(29歳男性/徳島県/技術職)「以前一番困ったのは、どちらの舅姑も妻に対して古い子育て知識を押し付けてくること。特に、奥さんは母乳が出にくい体質だったが、そのことで人格否定みたいなことまで言うので困ってしまった。しかも、今の常識は違うことをネット記事などを印刷して見せても、舅姑は不機嫌になるだけで改めようとしなかった」(50歳以上・男性/神奈川県/技術職)「孫の甘やかし度合いが半端ない程度。特に小遣いがおそらく世間一般的なものとかけ離れてる。ま、ありがちなことだろうけど、嫁は嫌がってる感が若干ある。自分はそれほど大きな問題とはとらえてないが、そう思ってるのは本人だけだったりしてなw」(45歳男性/兵庫県/販売職・サービス系)○嫁の実家の行動にもやっと「結婚式の次の日に、新婦の両親が新婚旅行についてきた。しかも夫婦を挟んで4人で布団を並べて寝た」(36歳男性/兵庫県/情報・IT)「妻のお母さんから『妻の言う事はどんなことがあっても全部聞きなさい』と言われた時は、夫婦関係に口出ししてくるなと思った」(33歳男性/京都府/技術職)「お歳暮にハムを送ったら、またこれ? と嫌みを言われた」(26歳男性/新潟県/技術職)○間に立って問題を解決できればいいが……もどかしさを感じる夫たち自分の母親と妻の間で起こる嫁姑問題に対して、夫の立場からの意見には、「揉めてもどちらの側にもつかず中立を守る」「合わないと分かっているので接触回数を減らしている」と、自分なりの解決方法を持っている人も多かった。また、「妻の母親から日ごろの態度について文句を言われる」「勝手に家に出入りされて困る」など、妻の実家と自分の間に起こる摩擦に関しては、「相手の性格は変えられないとあきらめている」「我慢が大事」「流す技術!! 」など、できるだけ関係を穏便に保つために我慢する夫たちの姿がうかがえた。とはいえ、「問題は起これどうちはまだ良好な方じゃないかな」「目立った争いは起きてない」など、良好な関係を築けていると感じている夫も多いようだった。希望の持てる回答なのか、それとも気づいていないだけか……。問題は起きないに越したことはない。結婚すれば何十年も続く関係だけに、良好な関係を保ちたいものだ。調査時期: 2015年2月4日~3月14日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月30日結婚したら避けては通れない、嫁と姑、舅の関係づくり。仲がいい家庭もたくさんあるけれど、育ってきた環境が違うもの同士、折り合いが悪いことも多々あるようで…。マイナビニュース会員の既婚者200名に嫁姑のエピソードをアンケートしたところ、中にはずいぶんとパンチの効いた回答が寄せられた。Q.嫁姑(舅)問題について聞かせてください。「あれはムカついたな」「わが目・耳を疑った」「など、印象深いエピソードと、その際ご自身がどう感じたかを教えてください。○嫁がいちいち気に入らない姑「結婚の報告をした時に、夫経由で『もっと若くてかわいい子がよかった』と姑が言ったそう。そんなに息子が大事なら、自分でお嫁さんを探してくればいいじゃん! と思った」(31歳女性/東京都/秘書・アシスタント職)「会うたびに嫌なことばかり言われたりされたりするので書ききれない。母の日などのプレゼントなども、夫が選んだのに私が選んだと姑は思ったらしく、『趣味じゃない』と文句を言われたが、夫が選んだと分かったとたん、『前からほしかった物だから嬉しい』と言う。私は着飾っていないし節約をしているのに、私ばっかり服を買ったり着飾ったりして、夫には何も買ってやらないからかわいそうと言われる。すべてムカつく」(28歳女性/福岡県/営業職)「『おかあさん』と呼んだら『あんたのおかあさんとちがう』と言われた。『金遣いが荒らそう』と言われたこともある」(41歳女性/滋賀県/事務系専門職)○非常識なふるまいに我慢ができない「姑が私が浮気してるんじゃないかという妄想に取り付かれていて、尋ねてくるときは大抵突然抜き打ちで来る。やってくるなりすごい勢いで家の中にあがってあちこちの部屋を調べる」(27歳女性/福島県/秘書・アシスタント職)「次男家族ばかりちやほやして煩わしかった。アポなしで、子どもは預けるし、勝手に階下のビデオデッキは持ち去るし……家のモノは何でもただと思っているのかな? 」(37歳女性/福岡県/販売職・サービス系)○子どもに関するエピソードは尽きない「わたしは長男の嫁ですが、娘を産んだ後に、舅から『次男の嫁が息子を産んだから、女の子でもいい』と言われた。大した家でもないくせに、後継ぎを気にするんだと思った」(38歳女性/長野県/クリエイティブ職)「第一子出産のときに、姑が分娩室に突撃をしてきたこと。まさかと思ったし、それを手引きしたのは夫だったこともむかつくし、信じられない。出て行ってもらうわけにもいかず本当に困った」(29歳女性/神奈川県/事務系専門職)「子供が生まれたとき、期待はずれの女の子だったからか、お祝いの電話もプレゼントも無かったのでひどいと思った」(32歳女性/京都府/技術職)「お産したとき、わたしの方がしんどかったと言われた。ありえない」(29歳女性/神奈川県/販売職・サービス系)○普通他人だったらしない態度もとってしまう不思議な間柄中でも一番多かった回答が、子どもに関することだった。生んで育てるだけでも一大事業なのに、子どもの性別や人数に関して細かく口を出されることや、古い育児方法を押し付けられることを苦痛と感じているお嫁さんは多いようだ。他にも、「ファッションセンスに駄目出しされた」「自分がいない間に鍵で家に入って台所を使われた」など、嫁と姑の距離感は難しい。人によっては家事をやっておいてもらってありがたいと感じる人もいれば、自分の城を荒らされるのは我慢ならないという人も。回答の中にあった「もっと若くてかわいい嫁がほしかった」「あなたが選んだプレゼントは趣味じゃない」等の言葉も、言われたら未来永劫忘れられそうにない。何事もお互いへの配慮と距離感が一番大事なのかもしれない。調査時期: 2015年2月4日~3月14日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月24日オウチーノ総研はこのほど、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20歳~79歳の既婚女性827名を対象に、「結婚生活」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は2月10日~12日。○夫の親と同居している嫁、15.7%調査ではまず、夫の親と同居しているか(していたか)質問したところ、「同じ家に住んでいて、共同部分を共有している/していた(13.9%)」「同じ家に住んでいるが、生活は完全に分かれている/分かれていた(1.8%)」と回答。同居経験のある既婚女性は15.7%となった。○既婚女性13.0%に『嫁姑問題』アリ!続いて、「姑との間で『嫁姑問題』はありますか? もしくは、ありましたか?」と尋ねたところ、「ある/あった(13.0%)」「ない/なかった(87.0%)」という結果に。年代別では、「50代(14.0%)」と「60代(13.9%)」が多く、最も少なかった年代は「40代(10.3%)」だった。また、同居/別居別では、「同居している/していた」人の25.4%、「別居しているが、簡単に行き来できる距離に住んでいる/住んでいた」人の17.1%、「別居していて、簡単に行き来できない距離に住んでいる/住んでいた」人の8.8%が、『嫁姑問題』が「ある/あった」と回答。なんと、姑と同居している嫁の4人に1人が『嫁姑問題』を経験していることがわかった。具体的には、「私のやることなすこと何でも文句をつける」(66歳)や「毎日の食事やたばこなどについて、口出ししてくる」(29歳)といった"姑の過干渉"を挙げる人が最も多く、次いで、「味の好みや生活スタイル、衛生観念などが合わない」(39歳)、「いつも否定される」(35歳)など、"性格・価値観の不一致"が多かった。ほかにも、「子どもの教育方針に頓珍漢な口出しをされる」(32歳)、「私に対するイヤミを、わざと私に聞こえるように、まだ言葉の分からない息子に言われた」(27歳)、「食事に言いがかりをつけられた」(35歳)、「仕送りを強要された」(58歳)といった経験談が寄せられ、家庭における"嫁ハラスメント"が一定数発生していることが伺えた。○夫65.4%が、認知していても対処せず次に、「嫁姑問題がある」と回答した人を対象に、「夫は『嫁姑問題』があることを知っていますか? また、対処してくれていますか?」と聞いた結果、65.4%の夫が「知っているが、対処してくれていない/対処してくれなかった」ことが判明。年代別では、「対処してくれた」と回答した人は「20代(60.0%」が最多で、最も少なかったのは「60代以上(17.4%)」となり、20代の嫁の夫だけが、飛び抜けて協力的であることがわかった。夫の具体的な対処法は、「同居を解消してくれた」(35歳)や、「なるべく接することのないようにしてくれている」(38歳)など、姑との距離を置いてくれたという声が最も多く、次いで、「こちらの考えや思っている事などを姑に話してくれる」(50歳)、「姑を説得してくれている」(30歳)など、"味方となり間に入ってくれる"という声が多かった。最後に「『嫁姑問題』は解決しましたか?」と尋ねた結果、47.7%が「解決した」と回答。その多くは、解決するというよりも「距離を置いて関わりを減らした」とのことだった。
2015年02月24日明治安田生活福祉研究所は12月24日、全国の20歳~69歳の男女6,195人を対象にした「介護の不安に関する調査」の結果を発表した。調査は3月18日~20日、インターネットで実施された。○介護未経験者の半数が、将来「自分の母親」の介護を想定介護経験のない人に、将来自分が誰を介護することになると思うかを訊ねたところ(複数回答)、約半数(50.1%)が「自分の母親」と回答した。次いで「配偶者」(41.3%)、「自分の父親」(37.8%)と続く。「自分の母親」が「自分の父親」を10ポイント以上上回っているのは、平均寿命の男女差をふまえ、「"父親が要介護になった際は母親が介護し、母親がひとりになって介護が必要になったら自分が介護する"というようなことを想定している人が多いからであると考えられます」と同調査。○女性が将来介護すると考える人数は平均「2人」自分が今後介護すると考える平均人数は、男性の「1.4人」に対し、女性は「2.0人」だった。女性が介護相手として一番多く挙げているのは「夫」(53.2%)。「自分の母親」(52.7%)、「自分の父親」(40.3%)と続く。男女の違いが際立つのは、まず、女性は半数以上(53.2%)が「夫」を介護すると考えているのに対し、「妻」の介護を想定している男性は約3割(30.2%)にすぎないこと。義理の父(舅)・義理の母(姑)の介護に関しては、「舅」は男性の8.7%に対して女性は18.9%、「姑」は男性の12.8%に対して女性は26.4%が介護することを想定しており、それぞれ女性が男性の2倍以上となった。また、介護を想定する相手が「誰もいない」と回答した割合は、女性は17.6%なのに対し、男性は30.9%を占めている。同調査では、「女性のほうが介護を自分のこととして考えている人が多いことがうかがえます」と分析している。○女性の1割近くが、自分が最も深く介護に関わると思うのは「義理の親」自分が将来最も深く介護に関わると思う相手をひとり選んでもらったところ、「配偶者」が約3割(30.9%)、次いで「自分の母親」(27.0%)、「自分の父親」(10.8%)の順だった。女性の回答では、「夫」が38.9%、「自分の両親」が33.6%(「母親」26.3%、「父親」7.3%)だが、「姑」(6.0%)と「舅」(2.0%)を合わせると8.0%となっており、自分が最も深く介護に関わる相手を「義理の親」と予想している女性が約1割いる。○介護を経験した男性は、「妻」に介護されるだろうという気持ちが増加家族・親族のうち将来自分を介護してくれると思う人(複数回答)のトップは、男女とも「配偶者」だった。ただし、女性は、「配偶者」が介護未経験者・経験者いずれでも40%台だったのに対し、男性は、介護未経験者では49.3%、介護経験者では65.6%で、介護経験により大きく増加している。女性の2位は「娘」だった。一方、男性も「娘」を想定する割合は比較的高く、特に介護経験者では2位で、4人に1人(25.3%)が挙げている。○「将来自分を介護してくれる家族・親族を想定できない」人もこの質問は家族・親族のいる人(独身だが将来結婚すると思う人を含む)に聞いたものだが、自分を介護してくれる家族・親族を想定できない人(「わからない」と「誰もいない」)が、介護未経験者の約4割(男性43.4%、女性39.6%)、介護経験者でも3割前後(男性25.2%、女性31.4%)を占めた。○女性の約2割が、将来自分を主に介護してくれると思うのは「娘」将来、自分に対する介護に最も関わると思う人を1人挙げてもらうと、男性の場合、「わからない」と「誰もいない」を除くと、回答は「妻」が大半とななった。一方、女性も「夫」が1位(介護未経験者34.9%、経験者33.9%)だが、介護未経験者の16.7%、介護経験者では22.8%が「娘」を挙げており、自分が将来介護が必要になった場合に「娘」への期待が大きいことがわかる。そのほかの調査結果は、同研究所サイト内で確認できる。
2014年12月25日引っ越しを決めたら、まずはネットなどで物件情報を探しますよね。でも、気に入った間取り図に心躍らせて実際に部屋を見に行ってみたら全然違った、なんて経験はありませんか?著者の友人は、地方から急な上京となり、風呂トイレ別でフローリング1Kの物件を間取り図だけで契約した結果、ボコボコの板の間、雨漏り、和式トイレのアパートで小虫達と住んでいました。こんな間取り図トラップの経験者は、きっと少なくないはず!そう思い今回は、「間取り図に「騙された!」と思ったことはありますか?」という質問を20代~30代の男女100名に聞いてみました。すると、引っ越し経験者は平均2.34回も間取り図に「騙された!」と思ったことがあると判明しました!では、具体的にはどんな違いがあったのか、中身を見てみましょう。■間取り図の裏切りトップ3まずは、間取り図と現場のギャップで最も多い3つから。「意外に古かった」「間取りは問題ないが、築年数より古く感じた」「思ったよりも狭かった」「汚さが実際見た感じとイメージが違った」そうそう。物件情報にあるアパート名や説明文などでイメージしちゃうから、実物の“古い”“狭い”“汚い”は、裏切られる基本パターン。不動産屋さんに訴えても、「そうですか? こんなもんですよ」なんて片づけられて、危うく判断力を失いかけたりもしますね。■間取り図の姑息な隠し技また、間取り図じゃ見えない事実に要注意、という経験者も。「完全に仕切ってあるのかと思ったら襖で仕切り」「間取り図では分からない、柱などがすっごく出ていた」「2DKフローリングと畳とあったが、思いのほか安っぽいでこぼこしたフローリングと、家具跡意外変色した畳だった」なんか、このパターンが一番騙された感がありそう。こうして見ると、どうやら、間取り図は嘘ではなく事実をうまーく隠しているようですね。 苦し紛れというか、姑息というのか……。また、「一軒家だったが、間取りはごく一般的。でも中に入ると薄暗くて、ここの部屋は使わないでほしいと大家が言ってるとか薄気味悪かった。実際住んだ別の家は欠陥住宅!トイレから水はあふれ、風呂場からお湯を沸かすたびに小石が出てきて、台所も網戸も不調で。ひどかった」なんて、奇奇怪怪な物件を巡った人も。けれども、嬉しい裏切りもあるようです!「実際に見るとよかった」「いい意味で。実物の方がよくて即決しました」間取り図より実際のほうが良かったというエピソードもちゃんと寄せられました。これってやっぱり、部屋探しの経験がある人は必ず通る道なのですね。もちろん、間取り図だけで契約をしてしまう人は、さすがに論外。しかし、現場で間取り図とのギャップが目についても、担当者の巧みな話術で自分の判断力を失うこともしばしば。アドバイスは参考にしつつ、あくまでも自分の感覚を大切にしましょう!あと、引っ越しのベテランに聞くと、回数を重ねると、間取り図を見抜く勘は、ちょっとは磨かれるらしいですよ!みなさん、間取り図に負けず、担当者にも負けず、良い物件と巡り合いたいですね。(文/茶柱ズバ子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月3日 (水)調査対象:全国20~30代男女計100名
2014年12月23日「そろそろ同居を考えているんだけど」と姑から言われたら、あなたならどうしますか?たとえ「同居なんて嫌」と思っていたとしても、絶対に口には出せないもの。だからと言って、「そうですね。そろそろ…」と言ってしまうと、あなたの意に反して同居までのカウントダウンがスタートしてしまうかもしれません。今回は、姑との同居を望んでいない時に、うまく回避するための有効なフレーズを紹介しましょう。■1.「適度な距離感があるからこそ、良好な仲を築けるらしいですよ」同居することでお互いの悪い部分も見えてしまって、関係が悪化することを嫌がっているという素振りを見せ、この関係を崩したくないと伝えましょう。「この前テレビで、嫁姑が仲良くする秘訣は適度な距離感だと言ってましたよ」「お義母さんとは、今のような関係でいたいんです」と加えれば、より効果的です。■2.「近々子どもが近所の習い事を始めるので」姑の家での同居になる場合は、このフレーズが有効です。「子どもの友達も何人も通っている教室で、お友達と一緒に行けることをすごく楽しみにしているんです」と、子どもの習い事をダシにすれば、「そう、それなら仕方ないわね」と引き下がってくれるはず。ただ、「じゃあ、私がそっちに移るわ」と提案されることもあるでしょう。その場合、次のようなフレーズはいかがでしょうか? ■3.「生活リズムが違いすぎて、ご迷惑をかけますよ」生活リズムが異なる環境で一緒に暮らすとなると、どちらかが我慢を強いられることになります。仕事から帰ってくるのが遅く、夜ご飯を食べる時間が食い違うこと、起床時間が早く、睡眠を邪魔してしまうことなどを伝えて、「もっとじっくりと考えてみませんか?」という言葉も付け加えておきましょう。■4.「私の一存では決められないので、もう少し時間をください」義母が同居の相談をしてきても、その可否は自分ひとりだけの判断で決められるわけではありません。「今は夫がいないから、じっくりと2人で話し合ってから答えを出しますね」と、やんわりと伝えて、その場は逃げたほうが無難です。夫に相談をする際には、同居したらこんなところに問題が生じるということを具体的に、そして多少大袈裟に伝えて、同居をしない方向に持っていくことも忘れないでくださいね。姑との関係は、これからも続いていきます。険悪な仲にならないよう、言い方には十分注意が必要です。今回紹介したように、なるべくオブラートに包んだ言い方、間接的に否定する言い方で丁重にお断りしましょう。
2014年12月14日今も昔も変わらず存在する嫁姑問題。嫁姑の間に溝が生じるきっかけは様々だが、ママたちに聞くと、「子供がうまれてから深刻化した」という声が少なくない。Aさん(38歳・3歳女児)は逆子で帝王切開となった。産後の回復も遅く、自宅で横になる日々が続いていたという。そんなAさんに義母は、「『経膣分娩でこそお産の大変さがわかる。帝王切開だったアナタにいつまでもゴロゴロ横になっている資格はない』と言いました。その後も体調の悪い私に長々と説教を続けてましたね。聞き流してましたけど。悔しいとかそういう感情はなく、この人とはこの先うまくやっていけないだろうなと思いました。それまで、関係は良好だったんですけどね」。現在はというと、「盆正月も夫の実家には帰っていませんね。会いたくないから、そういう時期にはいつも家族旅行の予定を入れています」。Bさん(37歳・2歳女児)も子供がうまれるまでは義父母との仲は良かったという。しかし、「無痛分娩をすると夫がメールで伝えると、すぐに電話が。『赤ちゃんに悪影響があるかもしれないのに! 自分がラクするために赤ちゃんを危険にさらすなんて』と義母だけではなく義父にも怒鳴り散らされました」。Bさんの場合、さすがに出産時は義父母を病院に呼んだそうだが、その後は1年ほど会う機会を設けなかったという。「会うと絶対色々ケチをつけられると思うし。これからも極力会わないようにします」。○母乳育児派の義母&義祖母Cさん(29歳・3歳男児)は、母乳が出ず、悩んだ末に完全ミルクでの育児を選んだ。義父母、義祖母とは結婚と同時に同居だったのだが、粉ミルクを子どもにあげている様子を見ると義母と義祖母が大騒ぎ。「粉ミルクだから寝つきが悪い! 」「粉ミルクだから下痢ばかりしている」「母乳が出ないのはお前の不摂生のせいだ」と2人からまくし立てられた。現在、Cさんの子は標準より少しほっそりとした体型なのだが、「『粉ミルクだったから痩せているんだ』といまだに言われますよ」。出産前は3人で買い物に行くほど仲が良かったというが、「もう人間不信レベルですよ。粉ミルク育児にしただけでこんなにも言われるだなんて。夫も間に入るのに疲れて、最近は、別居をして3人で暮らそうという話が出ています」と関係修復が困難な状態だ。これまで嫁姑の関係が良好でも、育児という互いに譲れない事柄に向き合うことで、考え方や価値観の違いが表面化してくるようだ。姑にとっては育児の先輩としての誇りがあり、嫁にとっては「自分の子なんだから口出しされたくない」という思いが強いのだろう。また、育児法も時代の移り変わりと共に変化していくもので、そういった点でも衝突することが少なくない様子。互いに適度な距離を保ったり、夫や義父に間に入ってもらうなどして、絶縁状態になることだけは避けたいものだ。※画像と本文は関係ありません。
2014年12月10日私のママ友付き合い事情
うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた