フォトグラファーの角田明子が長年撮り続けているサンタクロースをテーマにした写真展が、東京・青山のギャラリー ミュベール(GALLEY MUVEIL)と、吉祥寺のブック オブスキュラ(book obscura)の2会場にて、12月7日から25日まで同時開催される。©akiko tsunoda「世界のサンタさんを撮り続けること」が、ライフワークになって今年で6年目を迎える角田明子。青山のギャラリー ミュベールでは、「THE SANTA PARADISE〜日本のサンタさん 20年目の夏」と題し、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースのパラダイス山元が、アジア圏で初の公認サンタククロースに任命されてから、20年目を迎えた節目となる今年の夏に角田明子が同行した「第60回世界サンタクロース会議」での旅の写真を、お祝いのメッセージを込めて展示。©akiko tsunoda一方、吉祥寺のブック オブスキュラでは、「JULTOMTEN〜スウェーデンのサンタさん」と題し、これまでグループで会う機会の多かったサンタさんたち、ひとり一人の活動をより深く知りたいと思い、角田明子が2016年の冬にスウェーデンサンタクロース協会公認のサンタさんの家を訪ねたときの写真を展示。タイトルとなっている「JULTOMTEN(ユールトムテ)」は、スウェーデン語でサンタクロースを表す言葉で、ユールはクリスマス、トムテは妖精という意味を持つ。北スウェーデン・ラップランドの北極圏より、さらに100kmほど北に位置する自然豊かな街・イエリヴァーレで暮らす、可愛い三角帽子が印象的な素敵なユールトムテを紹介する。また、12月16日の18時から、これまで角田明子が追い続けてきたサンタさんを紐解くトークイベントをブック オブスキュラで開催。サンタさんの裏話しや、旅のエピソードを温かいココアやコーヒーを飲みながらお届けする。トークイベントは事前予約制。予約は「角田明子さんトークイベント」と題し、参加者名、人数、連絡先を明記の上、メール(bookobscura@indoorbooks.jp)にて受付中。【イベント情報】「THE SANTA PARADISE〜日本のサンタさん 20年目の夏」会期:12月7日~12月25日場所:GALLERY MUVEIL(ギャラリー ミュベール)住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1時間:11:30~20:00「JULTOMTEN〜スウェーデンのサンタさん」会期:12月7日~12月25日会場:book obscura (ブック オブスキュラ)住所:東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103時間:11:00~20:00トークイベント会期:12月16日時間:18:00〜19:30定員:30名参加費:1,000円(ドリンク代込み)
2017年11月30日フォトグラファー・角田明子によるサンタクロースをテーマにした写真展『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』と『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』が開催。2017年12月7日(木)から12月25日(月)まで、青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店ギャラリー ミュベールと吉祥寺のギャラリー「「ブック オブスキュラ」にて同時開催される。角田明子は「世界のサンタクロースを撮り続けること」をライフワークに、子どもたちの夢を守り、喜びを届ける世界中のサンタクロースたちをカメラとともに追ってきた。今回、その中から日本とスウェーデンのサンタクロースにフォーカスし、彼らのサンタスピリットを作品を通して伝える。青山で開催される『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』は、アジア圏で初めてグリーンランド国際サンタクロース協会に公認されたサンタクロース・パラダイス山元の、サンタクロースに公認されてから20年目という記念すべき節目を撮影。角田は夏に行われた「第60回世界サンタクロース会議」に同行し、その旅での写真を展示する。吉祥寺で行われる『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』では、今までグループで会う機会が多かったというサンタクロース個人の活動を知るべく、2016年冬にスウェーデンサンタクロース協会公認のサンタクロース宅を訪れた際の写真が展示される。北スウェーデンの北極圏よりさらに北に位置する街、イエリヴァーレで暮らす「ユールトムテ(スウェーデン語でサンタクロースの意)」を紹介する。また、2017年12月16日(土)に吉祥寺のギャラリーでは、角田明子がこれまで追い続けた様々なサンタクロースの裏話や旅のエピソードなどを語るトークイベントも開催される。【詳細】角田明子サンタクロース写真展開催期間:2017年12月7日(木)~12月25日(月)■『THE SANTA PARADISE~日本のサンタさん 20年目の夏』会場:ギャラリー ミュベール住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1営業時間:11:30~20:00TEL:03-6427-2162■『JULTOMTEN~スウェーデンのサンタさん』会場:ブック オブスキュラ住所:東京都三鷹市井之頭4-21-5 #103営業時間:11:00~20:00TEL:0422-26-9707<トークイベント>会場:ブック オブスキュラ日時:2017年12月16日(土) 18:00~19:30定員:30名参加費:1,000円(ドリンク代込)※事前予約制。※「角田明子さん トークイベント」と題し参加者名、人数、連絡先を明記の上、下記のアドレスに申し込むこと申込先:bookobscura@indoorbooks.jp
2017年11月27日テキスタイルデザイナー・鈴木マサルの展覧会「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」が、2017年12月9日(土)から2018年1月14日(日)まで、福岡・三菱地所アルティアムで開催される。自身のブランド「オッタイピイヌ(OTTAIPNU)」に加え、マリメッコなど国内外のメーカーやブランドでもデザインを手がけている鈴木マサル。鮮やかで奥行きのある色彩、そしてユーモア溢れるモチーフとダイナミックな構図がもたらす不思議な世界観にファンも多く、2012年からは各地で展覧会を開催し、好評を博している。福岡では初開催となる本展では、展覧会タイトルにもある"目に見えるもの、すべて色柄”をテーマに、彼がこれまでに発表してきたテキスタイルや傘、ラグ、ファブリックパネルなど、約100点の作品を展示。四方の壁、床、空間の全てが、鈴木マサルの色と柄で埋め尽くされる。なお、会期序盤には、デザインジャーナリストの高橋美礼を聞き手に迎えたトークショー、テキスタイルでオリジナル缶バッジを作るワークショップが開催されるほか、併設ショップ内ではオッタイピイヌのアイテムや書籍も販売する。【開催概要】「鈴木マサルのテキスタイル展 - 目に見えるもの、すべて色柄 - 」開催期間:2017年12月9日(土)〜2018年1月14日(日)※12月31日(日)、1月1日(祝)は休館日会場時間:10:00〜20:00入場料:一般 400(300)円、学生 300(200)円、高校生以下 無料※( )内は前売り料金/チケットぴあ・10名以上の団体料金※アルティアムカード会員・三菱地所グループ CARD(イズムカード)会員無料※再入場可■トークショー日時:2017年12月16日(土)時間:開場 13:45〜、開演 14:00〜 およそ90分会場:セミナールームA(イムズ 10F)参加費:500円 ※入場料は別途定員数:60名(自由席・要予約)予約TEL:092-733-2050(アルティアム)※予約開始は12月1日(金)より■ワークショップ日時:2017年12月17日(日)受付時間:13:00〜15:00会場:会議室(イムズ 8F)講師:鈴木マサル参加費:1つ 800円 ※限定100個(無くなり次第終了)※混雑状況によって、整理券を配布する場合あり
2017年11月10日歌舞伎とフィギュアスケートがコラボレーションを果たす、「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」が国立代々木競技場第一体育館にて開催されることが分かった。さらに、デジタル映像の演出をアートクリエイター集団「チームラボ」が担当するという。「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」は、日本文化を代表する歌舞伎と、芸術性に富んだスポーツであるフィギュアスケートを融合した、世界初の氷上のエンターテインメント・ショー。物語は、清けき光に包まれて現れた女神が、少年に見せる夢物語。少年が見る夢の世界は、神話の時代の日本を舞台に歌舞伎の善と悪のキャラクターが戦う。華美な衣装でリンクに登場するのは、市川染五郎や澤村宗之助ら歌舞伎役者、そして世界的トップフィギュアスケーターの荒川静香、高橋大輔、鈴木明子、村上佳菜子、織田信成、浅田舞など豪華キャスト陣。今回市川さんは、本公演の演出も手掛けている。本公演のさらなる見どころは、最先端のテクノロジーを駆使したデジタル映像。この映像の演出を、プログラマー、エンジニア、建築家、グラフィックデザイナーなど、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団で、集団的創造をコンセプトに活動している「チームラボ」が担当。アイスリンク全面を使った床打ちやスクリーンへの“プロジェクションマッピング”で空間を作り上げ、出演者の動きを、リアルタイムに察知し、シーンに合わせた映像を演出していく。「氷艶 hyoen 2017 -破沙羅-」は5月20日(土)~5月22日(月)、国立代々木競技場第一体育館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年05月10日「娘が家事をしないとか、結婚後に文句を言われても困りますからね。だから結婚する前に、父親の私がきっちり相手の男性に言っておきたかったんです。でも、結果的にあの記事が結婚の後押しになってくれたんだと、感謝していますよ」 と語るのは、元フィギュアスケート日本代表・鈴木明子(31)の実父・和則さん(70)だ。鈴木は6日、『ゴゴスマ』(TBS系)に出演。同級生の一般男性(31)と2月1日に入籍したことを報告した。お相手は外資系サラリーマン。彼は鈴木の母が営む居酒屋の常連で、15年秋に18年ぶりに再会。そこから交際を始め、昨夏に婚約していたという。 交際発覚直後の昨年6月、本誌は鈴木の父・和則さんを直撃していた。その際、和則さんは交際を認めつつも、記者に“婿の条件”をこう語っていたのだ。 《娘は小学校のころからずっとスケート漬けだったので、掃除も洗濯も料理もできません。引退後もアイスショーで忙しいですし、結婚したからといって家事を急にやるというのは無理でしょう。だから掃除して料理を作って、妻が帰ると『お帰りなさい』と言うぐらいの男性でないと続きません。そんな娘を理解してくれるのか、聞こうと思っています》 この父から出された厳しい条件を、お相手の男性はクリアしたのか。鈴木の結婚報告を受けて再び愛知県豊橋市にある和則さんの割烹料理店を訪ねると、こう話してくれた。 「あの記事が出てすぐ、相手の男性が母親(和則さんの妻)の店に女性自身を持って飛んで来たそうです(笑)。『お母さん、こんな記事が出てます。お父さんがこんなこと言ってます』って。まあ、驚いたんでしょう(笑)。きっと、あのころの彼はまだ娘のことをよくは知らずに『結婚したら家事もしてもらえる』なんて希望がちょっとはあったのでしょう。けど『そんなこと期待してもらっては困りますよ』と私は釘を刺したかったんです」 なんと夫は記事を読むや、血相変えて鈴木の母親に相談に来たという。だが、あの記事は「男を試すという意味もあったのだ」と和則さんは続けた。 「父親からこれしきのことを言われたくらいで結婚を躊躇するような男なら、最初から駄目だと思っていました。女性自身が2人を向き合わせる、良いきっかけになりました。その後、2人は将来について話し合ったといいます。一緒に努力して工夫できることはないか。お互いに結婚の覚悟があるのかどうかをね。そうやって歩み寄ることができたのです」 本誌記事から半年、着実に愛を育み晴れてゴールインした2人。娘から父への感謝の言葉はあったのかたずねると「ないない。そんな言葉を娘から聞くのは嫌だね。もし聞いたらきっと、涙が出てきて……」と告白。1人娘を嫁に出す父親の寂しさがあるようだ。結婚前には彼に釘を刺した和則さん。今回本誌記者が再び「新婚の2人に言いたいことは」と聞くとこう答えた。 「親が口を出せるのは結婚前まで。もう何も言いませんよ。娘たちも結婚したからには、2人で話し合って決めていくしかありません。それが結婚ですからね」 だが、照れくさくて直接は伝えられなかった“2人への祝福の言葉”を「ぜひ書いてほしい」と本誌記者にお願いしてきた。 「なかなか直接言葉では、伝えられなかったので……。結婚おめでとう。いつまでも仲良く幸せにね!縁あって2人が一緒になった以上、ずっとずっと楽しく暮らしていってください。泣くのも1日、笑うのも1日。同じ1日だったら笑うほうを、より多く積み重ねていってほしいですね」 最後に、鈴木は現在、多少家事ができるようになったのか確認すると「娘が家事修業ですか?今さら無理!」と大笑いする和則さん。だがその“愛ある苦言”があったからこそ、鈴木は理解ある夫と自然体で結婚生活を送れているのだ――。
2017年02月16日都内最大級の万華鏡イベント「万華鏡生誕200年 万華鏡展2016」が、9月17日から9月28日まで東京・渋谷のBunkamura Galleryで開催される。近年、美しいアート作品として生まれ変わっている万華鏡。ガラスや木工の工芸作家の専門技術が加わり、覗き込んだ時の映像の素晴らしさに加え、外観も劇的な進化を遂げている。今年、万華鏡生誕200年を記念し開催される本展では、最先端の万華鏡を一挙に紹介。会場では、毎年アメリカで開催される万華鏡の世界大会で2016年度最優秀賞を受賞した日本の万華鏡界の第一人者、山見浩司の作品の特別展示に加え、山見作品の世界観を表現した特集コーナーも展開。また、モダンな万華鏡を制作する女性万華鏡作家、中里保子による最新作「This is it!」をはじめ、アクセサリー万華鏡デザイナーでナンバーワンの実力者、関一(せきはじめ)による、ファッション性の高い万華鏡、変幻自在に移り変わる万華鏡の映像を、“ハッと驚く瞬間の出会いを永遠に見ていたい!”というイメージで描かれた3人の人気アーテイストによる万華鏡絵画も展示される。さらに、羽石茂&泉、傍嶋飛龍、堀越順子、黒川達也、林和子など、人気の作家達による魅力的な万華鏡も集結。同作家たちに制作を依頼したBunkamuraの限定記念モデルを「bicentennial(200年記念)」の刻印付きで特別に販売。今年のテーマである「花」と「宇宙」をイメージした万華鏡の特設コーナーや、プラスチック製万華鏡などもラインアップしている。なお、同ギャラリーで毎年好評の万華鏡ワークショップが今年も開催。日本を代表する万華鏡作家・鈴木明子、山見浩司、佐藤元洋からオリジナルの万華鏡作りを直接教わることが出来る。詳細についてはBunkamura Galleryのオフィシャルサイトで確認しよう。【イベント情報】「万華鏡生誕200年 万華鏡展2016」会場:Bunkamura Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1階会期:9月17日~9月28日時間:10:00~19:30入場無料会期中無休
2016年09月01日角田明子の写真展「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」が、7月30日から8月14日まで東京・南青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店GALLERY MUVEILにて開催される。同展は、角田明子がライフワークとして訪れた旅先での出会いをZINEとしてまとめた冊子シリーズ『レーゲンボーゲン(REGENBOGEN)』をもとに開催されるもの。同作では、今までにラトビア、エストニア、メキシコ、スウェーデン、デンマークと続き、角田ならではのやさしい光と色彩で世界の魅力を表現してきた。この春刊行したシリーズ初のアジア号タイ・チェンマイ編では、山岳民族たちのハンドクラフトとその暮らし、無数のコムローイ(ランタン)が空に舞うイーペン祭(ロイクラトン)の幻想的で美しい夜など、タイの“北方のバラ”とも言われる美しい古都・チェンマイの魅力溢れる情景が紹介されている。同展では、角田明子が旅先で出会った魅力あふれる世界のグランマ(おばあちゃん)たちの写真によるミニ展示コーナーも登場。また、角田明子がチェンマイを訪れるきっかけとなった、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設としてスタートしたBan Rom Saiで作られた雑貨や、ミュベールのミューズでもあるグランマチャームの限定商品の販売も行われる。その他、8月4日には角田明子とNPO法人バーンロムサイジャパン代表である名取美穂による、“チェンマイ”をテーマにしたトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」会場:GALLERY MUVEIL住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山地下1階会期:7月30日~8月14日時間:11:30~20:00
2016年07月27日角田明子写真展「REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai」が開催。2016年7月30日(土)から8月14日(日)まで南青山にあるミュベール(MUVEIL)のコンセプトショップ、ギャラリー ミュベールにて行われる。フリーランスのフォトグラファーとして広告、雑誌や書籍、CDジャケット、写真展開催など、さまざまな分野で活躍する角田明子。彼女が2012年から刊行しているZINE「レーゲンボーゲン」は、彼女が訪れたエストニア、メキシコ、スウェーデンなど、世界各国での出会いを記録しているシリーズだ。本展ではタイ・チェンマイを舞台に、山岳民族たちのハンドクラフトとその暮らしや、無数のランタンが空に舞うイーペン祭の幻想的で美しい夜など、美しいチェンマイの魅力を紹介する。彼女ならではのやさしい光と色彩があふれる作品に映し出されるチェンマイ人々や街並みは、あたたかくゆったりとした空気感に包まれている。さらに同展では、彼女が世界各地で出会った素敵なおばあちゃんを捉えた、グランマたちの写真のミニ展示コーナーも登場。会場では角田がチェンマイを訪れるきっかけとなった、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設、Ban Rom Saiで作られた雑貨や、ミューベルのグランマチャームも限定販売される。また、8月4日には角田とNPO法人バーンロムサイジャパン代表、名取美穂による、「チェンマイ」をテーマにトークイベントも開催。【開催概要】REGENBOGEN~a walk around Chiang Mai会期:2016年7月30日(土)~8月14日(日)開催時間:11:30~20:00会場:ギャラリー ミュベール住所:東京都港区南青山5-12-24シャトー東洋南青山 B1F■角田明子・名取美穂 トークイベント開催日:2016年8月4日(木)開催時間:18:30~【問い合わせ先】TEL:03-6427-2162
2016年07月26日女子フィギュアスケーターの浅田真央選手が、16日放送のTBS系スポーツバラエティ番組『炎の体育会TVSP』(18:55~20:54)で、DaiGoとの心理バトルに挑む。浅田は、メンタリストDaiGoがアスリートと1対1で心理戦を繰り広げる企画「ファイブカード」に登場。姉の舞も応援に駆けつけ、「真央はウソがつけないのでそういう意味ではDaiGoは楽かもしれない。でも、まだ知られていない面がたくさんあるので今日はDaiGoさんに暴いてもらいたい!」と話す。番組では、栄光の歴史を振り返る年表と知られざる裏側を暴く"裏年表"を用意。同局の『学校へ行こう!MAX』出演時の映像なども使って浅田真央を分析する。さらに、高橋大輔、村上佳菜子、鈴木明子という苦楽を共にしたスケーターたちが素の浅田真央について語る。さらに浅田は、キム・ヨナとの関係からソチ五輪でショートプログラム16位に沈んだ夜の心境、休養中の揺れ動いた思いまで告白するスポーファンがスポーツの魅力を熱く語る「体育"愛"TV」には、俳優の香川照之が登場。自他共に認めるボクシング通の香川が、その魅力を語る。
2016年04月16日2014年に10周年を迎えたアイリッシュ・ダンスの世界最高峰、トリニティ・アイリッシュ・ダンス(以下トリニティ)。アメリカを代表するダンサーで、振付師&舞台演出家でもあるマーク・ハワードが主宰する団体で、様々な舞踏や音楽を融合したプログレッシヴ・アイリッシュ・ダンスを創造している。メンバーには、世界チャンピオンを含むダンサーや、才能溢れるミュージシャン&スタッフなどが集結。世界中でセンセーションを巻き起こしていることは周知の通りだ。トリニティ・アイリッシュ・ダンス チケット情報そんな彼らが、今年7月に2年ぶり6度目の来日公演を開催。それに先駆けて、3月17日に、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで記者会見が行われた。登壇者は、トリニティ注目の若手、コートニー・ディアンジェロ。北アメリカ選手権大会3位、全アイルランド選手権大会3位などに輝いた実力派で、現在19歳。プライヴェートでは、名門オハイオ州立大学にも通う才媛だ。この日の会見には、当公演の応援隊長を務めるプロフィギュア・スケーターの鈴木明子と共に登場した。冒頭は、企画元テンポプリモの中村聡武 代表取締役による挨拶。トリニティの歴史や魅力をわかりやすく説明した後、ディアンジェロを紹介して、壇上に招き入れた。鮮やかな緑色の伝統衣装に身を包んだ彼女は、さっそくアイリッシュ・ダンスのパフォーマンスを披露。ゆったりとしたアイルランド民謡に乗せて、その曲想とは対照的な切れ味鋭い足技と跳躍で、我々報道陣を魅了した。この約2分の演技が終わると、応援隊長の鈴木が登壇。彼女は、バンクーバー五輪のショート・プログラムでアイルランド音楽(「ファイヤーダンス」)を使用したこともあり、その魅力を、「私はアイルランド音楽のバグパイプが大好き。あの独特の音色とリズム感は、生命が躍動しているようで心に響くんです」と説明。また、同じ踊り手としての観点から、ディアンジェロのダイナミックで洗練された演技を絶賛し、質問でも練習方法などに言及。それに対しディアンジェロからは、ヨガやランニングも取り入れた毎日2~3時間の練習や、翌週に世界選手権を控えていることなどが詳細に語られた。今回の来日公演では、世界選手権3連覇のピーター・デジャークら、総勢25名が出演。中でも注目は、「リバー・ダンス」のプリンシパルを務めたコリン・ダンが振付&共同制作した新作「Listen!」だ。他にも、2014年の世界選手権(20~21歳の部)で第1位に輝いたアリー・ダウティさんの出演や、今回のメイン・プログラムである「ブラック・ローズ」など、見どころが多い公演になりそうだ。東京公演は7月8日(金)・9日(土)オーチャードホールにて。その他、全国を巡演。取材・文:渡辺謙太郎
2016年03月23日2014年に10周年を迎えたアイリッシュ・ダンスの世界最高峰、トリニティ・アイリッシュ・ダンス(以下トリニティ)。アメリカを代表するダンサーで、振付師&舞台演出家でもあるマーク・ハワードが主宰する団体で、様々な舞踏や音楽を融合したプログレッシヴ・アイリッシュ・ダンスを創造している。メンバーには、世界チャンピオンを含むダンサーや、才能溢れるミュージシャン&スタッフなどが集結。世界中でセンセーションを巻き起こしていることは周知の通りだ。トリニティ・アイリッシュ・ダンス チケット情報そんな彼らが、今年7月に2年ぶり6度目の来日公演を開催。それに先駆けて、3月17日に、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで記者会見が行われた。登壇者は、トリニティ注目の若手、コートニー・ディアンジェロ。北アメリカ選手権大会3位、全アイルランド選手権大会3位などに輝いた実力派で、現在19歳。プライヴェートでは、名門オハイオ州立大学にも通う才媛だ。この日の会見には、当公演の応援隊長を務めるプロフィギュア・スケーターの鈴木明子と共に登場した。冒頭は、企画元テンポプリモの中村聡武 代表取締役による挨拶。トリニティの歴史や魅力をわかりやすく説明した後、ディアンジェロを紹介して、壇上に招き入れた。鮮やかな緑色の伝統衣装に身を包んだ彼女は、さっそくアイリッシュ・ダンスのパフォーマンスを披露。ゆったりとしたアイルランド民謡に乗せて、その曲想とは対照的な切れ味鋭い足技と跳躍で、我々報道陣を魅了した。この約2分の演技が終わると、応援隊長の鈴木が登壇。彼女は、バンクーバー五輪のショート・プログラムでアイルランド音楽(「ファイヤーダンス」)を使用したこともあり、その魅力を、「私はアイルランド音楽のバグパイプが大好き。あの独特の音色とリズム感は、生命が躍動しているようで心に響くんです」と説明。また、同じ踊り手としての観点から、ディアンジェロのダイナミックで洗練された演技を絶賛し、質問でも練習方法などに言及。それに対しディアンジェロからは、ヨガやランニングも取り入れた毎日2~3時間の練習や、翌週に世界選手権を控えていることなどが詳細に語られた。今回の来日公演では、世界選手権3連覇のピーター・デジャークら、総勢25名が出演。中でも注目は、「リバー・ダンス」のプリンシパルを務めたコリン・ダンが振付&共同制作した新作「Listen!」だ。他にも、2014年の世界選手権(20~21歳の部)で第1位に輝いたアリー・ダウティさんの出演や、今回のメイン・プログラムである「ブラック・ローズ」など、見どころが多い公演になりそうだ。東京公演は7月8日(金)・9日(土)オーチャードホールにて。その他、全国を巡演。取材・文:渡辺謙太郎
2016年03月23日フォトグラファー・角田明子による写真展「ノルウェーのサンタさんを訪ねて」が、12月15日から25日まで東京・青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店GALLERY MUVEILにて開催される。角田明子は「穏やかで優しい時間と希望の光」をテーマに、広告や雑誌、CDジャケットなどを手掛けるフォトグラファー。プライベートワークとして、サンタクロースを撮り続けている。同展では、そんな角田明子が昨年、友人のサンタクロースを訪ねたノルウェーでの旅の様子を写した数々の作品を出展。ノルウェー語でユーレニッセン(Juleniss=妖精)と呼ばれるサンタクロースは、小柄な姿で農家の納屋に住むとされており、家や土地の守り神として国民から愛されている。今回は、角田明子がそんなユーレニッセンたちから教わったクリスマスの過ごし方や、旅で出会ったノルウェーの美しい情景を紹介。なお、写真の展示に合わせて、写真集やグッズの販売も行われる。また、12月11日から25日まで、大阪では異文化体験スペース・SAAにて、「サンタさん in OSAKA」を開催。真夏のコペンハーゲンで行われた「世界のサンタクロース会議」にて撮影した写真を始めとしたサンタクロースの様々な写真が展示される。【イベント情報】「ノルウェーのサンタさんを訪ねて」会場:GALLERY MUVEIL住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 地下1階会期:12月15日~25日角田明子写真展「サンタさん in OSAKA」会場:SAA住所:大阪市西区江戸堀1-16-32 E-BUILDING 1階会期:12月11日~25日休館日:日曜日入場無料
2015年12月15日学生時代、誰しもが体育の授業で汗を流したはずだ。熱心に指導してくれたり、こまめに相談にのってくれたりなど、先生によって指導方針はさまざまだが、体育の授業が思い出になっている人も少なくないだろう。だがもしも、人生経験豊富なアスリートが「一日教師」のような形で自分に指導してくれていたら、その思い出はさらに色濃く残ったはずだ。そこで今回、マイナビニュースの女性会員200名に対し、「保健体育の教員にいたらうれしかった女性フィギュアスケーター」に限定してアンケートを実施したので、回答理由と併せて紹介しよう。Q. 学生時代に保健体育の教員にいたらうれしかった女性フィギュアスケーターを教えてください1位: 浅田真央(25.0%)2位: 荒川静香(21.0%)3位: 鈴木明子(11.5%)4位: 浅田舞(7.5%)4位: 伊藤みどり(7.5%)■浅田真央・「努力がスゴイし、相談したい」(37歳女性/医療・福祉/専門職)・「和やかな雰囲気で授業を受けられそうなので」(37歳女性/その他/事務系専門職)・「真央ちゃんの純真さには心が洗われるから、真面目に授業に取り組めそう」(38歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「やるときはやるで頼りになりそう」(34歳女性/建設・土木/技術職)・「笑顔で実技を教えてくれそうだから」(36歳女性/医療・福祉/専門職)■荒川静香・「一流の技術を優しく教えてくれそう」(32歳女性/学校・教育関連/技術職)・「クールだが的確にアドバイスをくれそう」(45歳女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「やさしく、時には厳しくって感じ」(49歳女性/商社・卸/販売職・サービス系)・「一見怖そうだけど、生徒のことを思って指導してくれそうだから」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/営業職)・「練習の積み重ねが大事だということを教えてくれそう」(32歳女性/自動車関連/事務系専門職)■鈴木明子・「失敗しても頑張っていれば許してくれそうだから」(32歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「お姉さん的な存在で、相談にも乗ってくれそうだから」(28歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「挫折したとき励ましてくれそう」(34歳女性/その他/その他)・「生徒の気持ちを大事にしてくれそうだからです」(32歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)■浅田舞・「色々話してくれそう」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「楽しく授業をしてくれそうだから」(30歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「元気になれそう」(22歳女性/金融・証券/専門職)■伊藤みどり・「リアルに人生を教えてくれそう」(31歳女性/その他/その他)・「教え方が面白そう」(30歳女性/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)・「女子達から信頼されそうだから」(24歳女性/食品・飲料/専門職)■総評1位になったのは浅田真央選手。11月6、7日に開催された「中国杯」でトータル197.48をマークして優勝を飾った同選手には、「褒め上手そう」「信頼できる」「優しそう」など、実に多様な意見が寄せられた。アスリートとしての実力や、誰からも好かれる性格などが好感を持たれたようだ。2位は荒川静香さん。トリノ五輪で金メダルを獲得するなどの実績を持つ荒川さんには、「丁寧に指導してくれそう」との声が目立った。また、厳しさの中にある温かさで生徒たちをうまく導いてくれるのではないかという意見も見られた。3位にランクインした鈴木明子さんは、「人柄のよさ」や「親しみやすさ」が選ばれた決め手となるケースが多かった。フィギュアスケートは、「他人との戦い」というよりも「自分との戦い」という意味合いが強く、セルフコントロールが求められやすいスポーツと言える。それだけに、思春期特有の悩みを持つ10代にとっては、意外とよき"教師"となれるかもしれない。調査時期: 2015年10月14日~10月17日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年11月09日人気少女マンガを実写化した『俺物語!!』の初日舞台あいさつが10月31日に、都内で行われ、主演の鈴木亮平をはじめ、ヒロイン役の永野芽郁、坂口健太郎、鈴木砂羽、寺脇康文、河合勇人監督が登壇した。舞台あいさつ/その他の写真見た目はイカツイが心優しい15歳の高校生・剛田猛男が、恋や友情に一途に奮闘する姿をコミカルに描く本作。わずか1カ月間で体重を30キロ増やし、役作りに臨んだ鈴木は「妥協せず、やれることはやった。ただ、若くないし、絶世の美男子でもない…。映画を見てくださる方がいるのか不安だった」と葛藤を明かし、「今日は集まってくださりすごくうれしいです。ありがとう!そして好きだあ!」と客席に向けて、猛男ばりの雄叫びを披露した。ハロウィンにちなみ、「どんな仮装がしたいか?」と質問されると、鈴木は「この映画で中学生、高校生を演じたので、次は小学生がいいですね。自分の限界を試したい」と笑いをさそった。舞台あいさつには、鈴木が役作りのために増量した30キロと同じ重さの“猛男かぼちゃ”も登場し、「これだけの重さが、(体に)ついていたなんて」と当の本人も驚いた様子だった。鈴木の役作りに対しては、「とにかく食べて食べて、さらにジムにも通っていて、すごかった」(坂口)、「菓子パンをプロテインで流し込んでいたよね」(寺脇)と称賛のコメント。周囲の心配をよそに、鈴木本人は「先日、人間ドックを受けましたが、すこぶる健康でした」と余裕の表情だった。劇中には、鈴木がラップ越しの坂口を相手に“キスの練習”をするシーンもあり、「本番前に、とりあえず歯は磨こうって話になって(笑)。うがい薬で口をゆすいで、歯を磨く自分になぜかキュンとしました」(坂口)、「ラップがあるとはいえ、やっぱり(歯を磨くのが)マナーかなって」(鈴木)。人気俳優の“胸キュン”トークに、会場は大いに盛り上がった。『俺物語!!』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月31日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、世界各国から集められた最新の万華鏡や、万華鏡コンベンション受賞作品などを展示する「万華鏡展 2015-無限に変幻する光の夢想空間-」を開催する。会期は9月17日~9月30日。開場時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、世界各国から集められた最新の万華鏡、アメリカ万華鏡コンベンション最優秀賞受賞作など、世界中から集められた万華鏡500点以上が展示される展覧会。万華鏡の筒を覗き込んだ映像の素晴らしさだけでなく、アート作品としてオブジェクトの美まで探求した、国内外の第一線で活躍する万華鏡作家たちの作品が紹介される。同展の注目作品として、毎年アメリカで開催される世界最大の万華鏡コンペティションにおいてグランプリを獲得した佐藤元洋のガラス万華鏡や、従来の万華鏡の常識を覆し、世界中にファンを持つ鏡の魔術師マーク・ティックルの日本初公開の大型万華鏡、そして、からくり造形万華鏡作家、若林寛によるイタリア・ローマの「真実の口」をモチーフにした大型トリック万華鏡など、驚きの万華鏡が展示される。なお、佐藤氏の作品については、新作の販売も行われるとのこと。ほかにも、独創的な想像力で多くのファンを魅了し続けている傍嶋飛龍は、今年初めて、木工作家や造形作家とのコラボレーションユニット「Pranarians」を展開。一際美しい外観を持つ、羽石茂と泉の艶やかなる作品は「繊細・美」をテーマに出品。また、ワークショップも開催される鈴木明子を中心とした大阪を代表する万華鏡メンバー「フォトン」はバラエティ溢れる最新作の展示を行うということだ。さらに会場では、色彩豊かな美しさで人気の若手作家、兼古麻衣のかわいらしい万華鏡や、アクセサリースコープデザイナー、関一による最新作と限定品の販売も行われる。なお、全ての展示作品は手に取って鑑賞することが可能となっている。また関連企画として、プロ作家の指導で自分だけのオリジナル万華鏡を本格的に作れる「万華鏡ワークショップ」が開催される。講師は鈴木明子(9月20日)、山見浩司(9月21日)、佐藤元洋(9月26日・27日)の3名。参加に際しては予約が必要となる。予約方法や日時などの詳細については同展Webページを参照。
2015年08月31日ハースト婦人画報社の『エル・ジャポン』が、20代後半から40代の働く女性をメインターゲットにしたイベント、第2回「Women in Society(ウーマン・イン・ソサイエティー)」。前編の1/2に引き続き、同誌発行人の森明子氏、エル コンテンツ部編集長の坂井佳奈子氏に、女性が生き生きと働く為に必要なことや環境についてWトークします。■女性は“トップを目指す”べき?――一般的には、管理職に就くと、男性的なリーダーシップを発揮するよう求められます。管理職に就いた女性は、どのようにリーダーシップをとるべきでしょうか。また、リーダーシップの形に変化はあるでしょうか。森:細やかな気遣いができる女性としての面と、会社が管理職に求めるクールな面を、分けて考えることができないと、辛くなるでしょうね。私も、スタッフが泣きながら相談を持ちかけてきた時など、「いいよ」って言ってあげたい自分と、「そんなことしたら組織が成り立たない」と思う自分とがいるんです。管理職になったら、こういった悩みに何度も直面すると思います。坂井:やっぱり部下のコントロールと、会社のミッション遂行との間で、闘わなきゃいけない部分っていうのがあると思うんです。自分に与えられたミッションにどう応えていくかというところを、クリアにフィードバックしていかないと、すべてが破たんしてしまう。そこをきちんとやっていくべきじゃないかなって思いますね。――様々な葛藤を乗り越えられて管理職となられたおふたりですが、今回のイベントの登壇者の方々が掲げているメッセージのひとつ「トップを目指そう!」についてお話いただけますか。森:例えば若い編集希望の方とお話すると、皆さんよく「ナンバーワンは嫌だけどナンバーツーまでならOK」とおっしゃるんですよ。坂井:ワークライフバランスに重きをおくなら、そういう働き方もありますよね。森:そう。ただ私は、一回は上を目指した方がいいと思います。達成感と苦労の多さは比例するんですよね。苦労しないで達成感だけ得ることは難しい。ワーキングウーマンとして、自分がこれと決めた仕事を極めていくことって、すごく大事だと思うんです。悩み葛藤しながらも成長することが出来れば、より豊かな人生になるんじゃないかな、と。坂井:実は、私が一番就きたかった仕事は、ファッションディレクターだったんです。ですから組織のトップというよりも、職務でのトップになって、色々なことにチャレンジすることを目標にしていたんです。編集長職に就いて仕事の幅はすごく広がりました。仲間と共に目標を一つずつ達成していく時、何とも言えない達成感を感じています。森:人間って目標のレベルより上には行けないんです。例えば、課長になることを目標にしていたら社長になったって人、あまりいないのではないでしょうか。だからやっぱり目標は高く持っておいて、何かチャンスが巡ってきた時に「やってみます」って言える自分でいられるのは素敵なことだと思います。日本人は謙遜しがちですが、遠慮ばかりが美徳ではないですよ。■ワーキングウーマンが生き生きと働ける環境とは――女性が働きやすい環境を構築するために、なにを目指すべきでしょうか。森:女性は、男性とは異なり、妻や母の立場になることもありますし、身体の変化も男性に比べて大きい。定年までのロングスパンでみた時、女性に対して「常に100パーセントのあなたでなければいらない」と組織が言ってしまったら、そこで終わりだと思うんです。ある程度、長い目で人材を活用していこうと考え、組織は1年や2年の短期間において結果や成果を求めないということですかね。逆に女性の方も、自身が活躍できない時期に、組織が金銭的負担などを軽減できるように、ライフワークバランスの制度などを活用して、両者が上手く話しあえるようになれば、色々な働き方が可能になってくると思います。坂井:「エル」には“Open your Appetite!(好奇心いっぱいに生きて!)”というコンセプトがあります。「エル」は、女性たち一人ひとりが生きたい人生を送るためのバイブル的な面もあるんです。一人の人間の生き方という問題は、今はちっちゃなものかもしれませんが、それが大きくなれば、社会全体が変わるかもしれないと思いますね。――では最後に、女性たちが、社会からロングスパンで求められる「輝く人財」になるために、アドバイスをお願いします。森:まずは、自分がやれることは全力でやる、出し惜しみをしない、っていうこと。手を抜いて仕事をしたら、人は伸びていかないし、評価もされないと思うんです。会社全体の目標を意識したら、やるべき未着手の仕事があるはずです。それを全力でやれって言いたいですね。全力で頑張っていれば、いつか「100パーセントを出せない」時期が訪れても、周りがきっと応援してくれます。力を出し惜しみしていると、そういうときにバシッてツケが廻ってくるんです。それって分かっちゃうことだから。坂井:さらに、自分が何をやりたいのか、何が好きなのかを見つけていかなきゃいけないと思いますね。求められる人材になるためには、志高く、全身全霊でぶつかっていけるものを知っている女性でいたいですね。--このインタビューを最初から読む。
2015年06月11日ハースト婦人画報社が発行する『エル・ジャポン』が、20代後半から40代の働く女性をメインターゲットにしたイベント、第2回「Women in Society(ウーマン・イン・ソサイエティー)」を、6月13日に開催する。開催に先駆け、同誌発行人の森明子氏、エル コンテンツ部編集長の坂井佳奈子氏にお話をうかがった。■「ウーマン・イン・ソサイエティー」が目指すもの――昨年開催された第1回イベントを踏まえ、第2回「ウーマン・イン・ソサイエティー」が掲げる目標とは何でしょうか。森 明子氏(以下 森):私も坂井も今回からの参加となりますので、第1回の反響を聴いたところをお伝えすると、皆さんとても真剣に、情報収集の意欲を持っていらしているということですね。今年はその点をより発展させていくこと、そして「エル・ジャポン」のミッションである「常に女性に寄り添い、彼女たちの人生が豊かになるように応援する」ことにフォーカス出来ればと思っています。坂井 佳奈子氏(以下 坂井):本イベントは、フランスでは4年前からスタートしています。昨年の日本初開催時には700名ほどの方にご参加いただきましたが、参加応募自体は1000名弱の方からいただいていました。今年はその4倍、約4000名の方が応募されていて、多くの女性が働くことに対して関心を持っていることを感じます。今年のイベントは「幸せになる働き方」をテーマとして掲げていますが、そういった関心ともリンクしているのではないでしょうか。森:若い女性たちは、よく「仕事は好き、働くことは自然なこと、でも自分が摩耗しない働き方を教えてくれるメンター的存在が欲しい」といいます。人生のナビゲーターや相談者、そういった相手と出会える場所を求めているようです。――では現在の働く女性に、メンターとの出会いの場を提供するといった意味合いもあるのですね。森:そうですね。今回は登壇者として『AERA』編集長の浜田敬子さんをお呼びしています。子育てと女性編集長職を両立なさっている浜田編集長は、30代から40代の働く女性たちにヒントを与えてくれるのではと思います。坂井:現代の女性たちは、自分自身が幸せになる働き方を目指すというステージにまで来ているんじゃないかと思います。その一番の代表例として、ソーシャライトのオリヴィア・パレルモさんを登壇者としてお呼びします。彼女の、自身の人生を自身で先導していくところに、今の女性を象徴する働き方を見ています。■女性のキャリア形成について――若い女性たちの中には、管理職を目指すことをためらう気持ちがあったり、専業主婦を希望する方が増えていたりするようですが。森:私は、子どもの頃から働くってことを当たり前のことと考えていて、働かない人生ってちょっと考えられなくって。専業主婦をしていた時期に、自分の存在価値が分からなくなってしまった経験があるので、自分が生きていく中で仕事をするということはマスト。ただ、管理職であるとか、会社のキーパーソンになるとか、高収入であるとか、そういったことにこだわりがあったわけではないんです。坂井:私も同じです。私にもふたりの子どもがおりますが、ふたり目の出産の時に、当時の勤め先を退職しました。子育てをしながら2年ほど専業主婦を経験したんですが、当時は次の勤め先の予定もありませんでしたし、子育てのために社会から孤立してしまったようで、不安な気持ちでしたね。今、子育て中の方や専業主婦の方も、私と同じようなことを感じたまま生活しているんじゃないでしょうか。森:専業主婦願望が強い人が、主婦として暮らして40代になった時、愛情を注ぎ込んだ子どもや夫が自分のコントロール下から抜け出て、それぞれ好きに人生を生きている時に、自分が犠牲者であるかのように、家族にリターンを求めるのは間違っているでしょう。でも、仕事には見返りを求められますよね。私が『エル』に入ったのは18年くらい前ですが、当時の編集部にはシングル、既婚者、離婚経験者、子どもを持つママなど、大体の属性をもったスタッフが全部揃っていたんですよ。人生の苦さ甘さを全部知った人たちが集まったところから生まれてくるものって、一段深いのかなと。広く様々な属性の人を受け入れた方が、結局は優れた組織になると思いますね。――多様性を認める寛容な組織作りが、女性の活躍する職場へと繋がっていくということでしょうか。森:そういった寛容さは、絶対必要だと思います。坂井:現在、編集部には産休中のスタッフが一人、妊婦が一人、ママは多分10人ぐらいはいると思います。様々な立場のスタッフがいる中で、管理職として気を付けなきゃいけないなと思ったのは、持ちつ持たれつ、お互いがみんなで支え合おうといった考え方を浸透させていくことです。そういった他者への気配りっていうのは、女性の方が少しだけ優れているのかな。そういった気配りできる職場ってすごく理想で、それを実現できるように、日々努力しなきゃいけないなって思うんですけどね。--続く2/2では「女性は“トップを目指す”べきか」について両氏が語る。
2015年06月11日タレントの松本明子さんは、40年以上も便秘に苦しんできたのだとか。ところが順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の指導のもとで腸をキレイにする“腸活”に挑戦したところ、劇的に改善できたのだといいます。しかも、その方法は驚くほど簡単で、お金もかからないものばかり。『腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨナラできました!』(松本明子著、小林弘幸監修)では、そんな腸活の方法がわかりやすく解説されています。「Chapter 2 カンタン&お金もかからない腸活はじめました!」から、いくつかのポイントを引き出してみましょう。■1:朝は1杯のお水で腸を刺激する!便秘解消に向けて最初にすべきことは“朝1杯の水を飲む”こと。便秘解消法の定番でもありますが、忘れるべきでないのは、“一気飲み”がポイントだという点。なぜなら一気飲みをすると、飲みものの重みで腸が刺激され、朝ほとんど動いていない腸が活動を開始するから。なおスイッチの役割を果たすことが目的なので、一気飲みできる程度に温めても、常温でも冷たいものでもなんでもOK。水ではなくお茶や牛乳、ジュースなど種類を問わないそうです。■2:簡単ストレッチでさらに腸を刺激便を詰まらせないようにするには、食べものや飲みものによる内側からのアプローチに加え、ストレッチなどで刺激を与える外側からのアプローチも大切。この2段構えが腸を刺激し、便を肛門へ運んでくれるというわけです。ちなみにストレッチは朝に限らず、1日のうちのいつやっても腸のためになるのだといいます。朝だけにこだわらず、やりたいときにやれる分だけやればいいということ。背伸びをするだけでもからだの側面が伸びて腸への軽い刺激になりますが、さらに両手を頭上でクロスさせてからだを左右に倒すと、腸への刺激がぐっと強くなって効果的。■3:朝食に乳酸菌を食べることも大事軽度の便秘の人なら早々に、極度の便秘の人はある程度排便してから、“1日1品、善玉菌のエサとなる乳酸菌(発酵食品)を摂る”生活をスタートさせるといいとか。乳酸菌を多く含む代表的な食品は、ヨーグルト、チーズ、納豆、キムチ、お漬物、味噌などの発酵食品。松本さんの場合は、1日3食のどこで摂ってもいいというゆるい設定にしながらも、できるだけ朝食で摂るように心がけたのだといいます。また、スーパーの安売りのときにまとめ買いしておいたヨーグルトドリンクをバッグに入れて出かけ、移動中に飲むこともあるそうです。「最初は“1日1品乳酸菌”のハードルがそれなりに高いように感じましたが、いまではパズルのピースをはめ込むように、1日のどこかで食べる生活を楽しんでいます」こういう話を聞くと、気軽に取り組めばいいのだということがわかるのではないでしょうか?(文/印南敦史)【参考】※松本明子(2015)『腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨナラできました!』アスコム
2015年06月08日5月18日、9回目を数える『THE ICE 2015~真夏の氷上祭典~』の記者会見が行われた。当日朝にブログで現役続行を宣言した浅田真央が、壇上でその思いを語った。THE ICE(ザ・アイス) 2015 チケット情報浅田は「一年間休養していましたが、試合が恋しくなりました。いい演技をした後の達成感をまた味わいたくなったのが、(現役続行を決めた)ひとつの理由です」と話した。3月にコーチに相談し、5月からは練習に入った。まずは「試合に出られる状態に持っていくために練習しています」とのこと。目標はまず休養前のレベルに戻すことだと言う。「この先何が起こるかわからない。うまく行けば『五輪』に出られるかもしれないし、出られないかもしれない。今の時点で『五輪』は考えていません。最低でも去年の『世界選手権』のレベルまで戻さないと試合には出られないと思っているので、そのレベルまで戻すのが今の目標です」。公式戦の出場時期は未定だが、復帰戦の舞台では新たな滑りが期待できる。本人も「今まで、トリプルアクセルが跳べることを強みにしてきましたけど、それだけではなく、大人の滑りができればいいなと思います」と新しい魅力を引き出すことを約束した。また、浅田が座長を務める『THE ICE 2015』について、「自分がどこまで戻していけるかによって、ショートを滑るかもしれないですし、いつもどおりエキシビションを滑るかもしれないです。曲はまだ決めていないですけど、去年とは違った曲をやりたいし、なるべく今までにやったことのないような曲にチャレンジできたらなと思っています」と抱負を語った。『THE ICE 2015』は、7月22日(水)・23日(木)・北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ、7月25日(土)・26日(日)・大阪市中央体育館、7月29日(水)・30日(木)・愛知県・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内アイススケート場、8月1日(土)・2日(日)・宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)で計11公演を開催する。浅田真央とともに、『ソチ五輪』銀メダルのパトリック・チャン、銅メダルのカロリーナ・コストナー、織田信成(大阪・仙台公演のみ)や鈴木明子、村上佳菜子(7月26日(日)・大阪、7月29日(水)・愛知公演除く)らが出場予定。先行先着「プリセール」は、札幌公演は5月18日(月)午後11時59分まで、大阪公演は5月28日(木)午後6時まで、愛知・仙台公演は5月23日(土)午後11時59分まで、受付中。札幌・愛知・仙台公演は5月24日(日)午前10時より、大阪公演は5月30日(土)午前10時より一般発売。
2015年05月18日ライフスタイルファニチャーブランド「アルフレックス(Arflex)」が、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルとコラボレーション。特別展「MARENCO×鈴木マサル」が4月21日まで、アルフレックスショップ大阪で開催中。鈴木マサルは多摩美術大学の染織デザイン科を卒業後、粟辻博デザイン室に勤務。やがて独立すると、05年からファブリックブランド「オッライピイヌ(OTTAIPNU)」を主宰している。その後はフィンランドの老舗ファブリックブランド「マリメッコ(marimekko)」のデザインを手掛けるなど、これまで様々なメーカーやブランドのプロジェクトに携わってきた。今回のイベントは家具とテキスタイルデザインの楽しさを伝えることを目的に、昨年東京で開催された展示会を再現。アルフレックスのシンプルな家具に、鈴木の大胆かつ鮮やか、そしてユーモラスな要素を併せ持つデザインが融合している。中でも注目なのが、ブランドを代表する「マレンコ(MARENCO)」のコラボモデル。このソファーはデザイナーのマリオ・マレンコが一瞬のうちに描いたスケッチから生まれたもので、無駄のない個性的なフォルムは、発売から40 年経った現在でも多くの人々に愛され続けている。コラボ作品の一つ「ダンス(DANCE)」(3人掛け/78万8,000円)は、鈴木が“攻める”気持ちで手掛けたという、日常使いのリアリティから逸脱したデザインが特徴。「色も柄も、なるべく合わないようなものを隣に並べた」という鈴木の言葉通りに、名作ソファーが現代アートのように芸術的な姿へと生まれ変わっている。一方、「パーク(PARK)」(3人掛け/74万2,000円)はシャープなモダニズムとは対局の存在として、可愛らしく感情移入のしやすい動物をモチーフに使用。ソファー全体を1枚のキャンバスとして捉え、座面や肘掛けなどを横断するようにプリントした。その中で、各パーツ間で分断され、結合されたモチーフが絵画的に表現されている。これと良く似た技法を用いているのが「バルーン(BALOON)」(3人掛け/61万2,000円)だ。マレンコのフォルムにも似たドッドモチーフを横断的にプリントすることで、予測出来ない変則的なパターンが誕生。あたかもソファの形が変化しているような錯視を生み出している。素材にはマレンコの定番である麻を用い、一版ずつ手捺染でプリントした。更に、木目の方向にまで気を配り、途切れることなく流れるようなフォルムを生み出しているチェア「リン(RINN)」(5万3,000円から)でも、今回鈴木とのコラボが実現。座面にマレンコにも用いられた全20種類のファブリックを使用し、アートな感性をプラスしている。また、音響メーカー「バング&オルフセン ジャパン」とコラボし、今年3月に発表された「BeoPlay A9」の限定スピーカーカバーも出展される。今回のコラボについて、鈴木は「異なる技術で作られた3種類のテキスタイルに包まれたマレンコは、皆さんの知っているあのクールなマレンコとはまったく別の姿を見せました。色柄が空間を漂い、人の心の中で揺らぎ、高揚させ、形にならない感覚が新しいリアリティとなって生活を、そして環境を変えていくのです。モダンデザインとカワイイデザインが絡み合い、テキスタイルによって劇的にソファー自体が、環境が、変わっていくその瞬間。皆様、是非高覧下さい」と語っている。【イベント情報】MARENCO×鈴木マサル会場:アルフレックスショップ大阪住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-11 ベネトン心斎橋ビル6階会期:4月10日から21日まで時間:11:00から19:00まで(10日は18:00から20:00まで)休館日:4月15日
2015年04月18日フィギュアスケートの世界選手権が3月末に閉幕し、2014-2015シーズンの主要大会は、残すところ4月16日開幕の国別対抗戦のみとなりました。今シーズンは競技会でのボーカル使用が許可されたこともあり、競技での使用曲はどうなるのかということに注目が集まったと思いますが、みなさんの印象はどうだったでしょうか。今回はオフシーズンで最も重要な「使用曲の決め方」を、私の経験などを中心にお伝えします。○ヒット映画から使用曲を決めるケースが多い以前にオフシーズンは曲を決めることから始まるとお伝えしましたが、今がまさにその時期で、もうすでに来季の使用曲を決めている選手もいることでしょう。使用する曲を探すことは本当に難しく、毎年頭を悩ます選手が多いのではないかと思います。今シーズンの国内大会において、シニアでは「オペラ座の怪人」を、ジュニアでは「ロミオとジュリエット」を使っている選手が多かった印象を持っていますが、同世代で使用曲がかぶってしまうのは珍しいことではなく、私の現役時代もよくありました。昨シーズン(2013-2014シーズン)は、「レ・ミゼラブル」を使用している選手がよく見られましたが、全国的にヒットした映画の使用曲はスケートに使われることが多いです。また、有名な選手が使っていたから「この曲を使いたい」という選手もいます。このように映画やドラマ、また試合観戦などを通じて、知った曲を使うというパターンが一番多い選び方ではないでしょうか。私自身も、現役最後のシーズンで使用した曲(FS: 篤姫)は大河ドラマの影響が大きいです。○コーチや振付師が薦めてくる場合もあるスケーターの中には、感性を養うためにミュージカルやバレエなどの芸術鑑賞に行く人も多く、そこで使用されていた曲を使う選手もいます。今シーズンの村上佳菜子選手は、ショート・フリー共に「オペラ座の怪人」の中の使用曲を用いていましたが、「劇団四季」のミュージカルを見てからずっと使いたかったようです。「リバーダンス」という曲もよく使われていますが、これもアイリッシュ・ダンスを中心とした舞台作品の中で使われている曲です。このように自分自身で勉強のために見た作品の楽曲も、プログラム曲に選ばれることが多いです。また、周囲の意見を参考にして決めるというパターンもあります。振付師の方が、「この選手に合うだろう」と持ってきてくださる場合や、普段指導をしてくださっているコーチが、「この曲が好きだからぜひ滑ってほしい」と希望する場合などです。ソチ五輪シーズンに鈴木明子さんが滑ったショートの曲「愛の賛歌」は、師である長久保裕コーチが好きだった点も選曲決定につながったようです。○自分の演技が映える一曲を選ぶ難しさ先ほど「選手に合う曲」と表現しましたが、「どのような基準で選んでいるのか」と気になる方もいらっしゃるでしょう。実はそのほとんどが「フィーリング」で、これというものがなくお伝えしにくいのが正直なところです。ですが、その曲を聴いたときに「滑ってほしい選手が、その曲で演技している姿が想像できるかどうか」という点が、ポイントになると思います。競技中は、使用している曲を表現しなくてはいけません。ダイナミックなジャンプを跳ぶ選手はそのジャンプに合うような曲を、魅せるのが上手な選手はその表現がより映えるような曲を選ぶでしょう。また、高橋大輔さんのように速くステップが踏める選手は、ステップの足さばきを後押ししてくれるような曲を…というように、選手の得意なエレメンツが一層映えるような曲を選ぶケースが多いのではないかと考えられます。その一方で、伸び盛りのノービス・ジュニアの選手はもちろん、シニアの選手でも自分自身の表現の幅を広げるため、昨季とは全く異なるジャンルの曲を選ぶこともあります。自分の演技を生かしてくれる一曲を、慣れ親しんだジャンルとは別分野から選ぶことの難しさは、皆さんもうっすらと想像できるのではないでしょうか。○苦労して決めた曲をブラッシュアップこのようにオフシーズンにさまざまな苦労を経て使用曲を決めていきますが、実際に振り付けをしてみて、「ジャンプがどうしてもはまらない」「スピンをする時間が足りない」などの問題が出てくることはよくあります。そのような問題を解決し、より良いものができるように何度も何度もブラッシュアップをしていきます。全日本選手権につながる国内予選が始まるまで、残り半年を切りました。選手たちにとっては長いようで短いオフシーズンになるかと思いますが、試行錯誤を重ねてできた良い作品が数多く見られることを楽しみにしたいです。写真と本文は関係ありません○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年04月15日フィギュアスケート世界選手権の男女フリーが3月28日、中国・上海にて行われた。男子は羽生結弦選手が、女子は宮原知子選手がそれぞれ総合で銀メダルとなり、日本人選手の最上位となった。他の日本人選手たちもそれぞれ奮闘したが、男子は来季の出場枠が2007年以来の「2」に減少することが確定するという結果となってしまった。四大陸選手権4位などの成績を収め、現在はコーチとして活動する元フィギュアスケート選手の澤田亜紀さんの目に、出場選手らの演技はどう映ったのだろうか。小塚崇彦選手、無良崇人選手、宮原選手、本郷理華選手、村上佳菜子選手の演技について解説してもらった。○男子編小塚選手今回で7度目の世界選手権出場となり、2010-2011シーズンでは銀メダルも獲得している小塚選手。ショートプログラム(SP)はまさかの19位スタートとなったが、フリーはシーズンベストの152.54をマークし、トータル222.69で総合12位となった。澤田さんは、フリーでは小塚選手の長所が出ていたのではないかと指摘する。「SPでは本人にとって予想外のミスが相次ぎ、フリーでは1番滑走での演技となりました。開始冒頭にミスはあったものの、それを引きずらず、曲の後半に向けてどんどん気持ちと曲が一体になっていくような演技に見えました。小塚選手の持ち味である滑らかなスケーティングもよく伸びており、ジャンプ以外の部分でも魅せてくれたなという印象です」。無良選手無良選手は今シーズンにグランプリファイナルに初出場するなど、確実に成長の跡を残した。そのシーズン終盤に迎えた世界選手権は、総合16位と不本意な形で終わってしまった。「無良選手が得意としていたトリプルアクセルがSPで決まらず、フリーでも同じミスが1度ありました。前日の悪いイメージが身体に残っているのかなと感じましたが、フリーの後半では高く大きなトリプルアクセルを着氷し、そこからは不安要素なく滑っていた印象です」。○女子編宮原選手昨年末の全日本選手権で初優勝し、休養中の浅田真央選手に代わる「新女王」として世界選手権に臨んだ宮原選手。SPではパーソナルベストのの67.02をマークして、自ら誕生日を祝福。SP3位で挑んだフリーでは、冒頭の3回転ルッツ-2回転トゥーループ-2回転ループを流れるように決める。1度の転倒はあったものの、銀盤の妖精のように美しくしなやかなスケートを披露した。初出場で堂々の銀メダルという、147センチの17歳がやってのけた大きな偉業に、澤田さんは「努力が報われた結果」と話す。「SPをノーミスで終え、フリーでは1カ所手をつく場面も見られましたが、大きなミスもなく、宮原選手が出せる力はすべて出したのではないかと思います。以前出場した世界ジュニア選手権では、ジャンプの回転不足により、点数が伸び悩むということがありました。その判定を宮原選手自身が真摯(しんし)に受け止め、日々コツコツ努力してきたことが、今回の結果に表れているのではないかと思います」。さらに澤田さんは、表情の変化にも注目している。「顔の表情も、曲調に合わせて変えていたのが印象的でした。表情は試合のときだけではなかなか表現できないので、日々の練習時から努力してできあがったものではないでしょうか。ジャンプの内容としては、全日本選手権と同様、ダブルアクセル+3回転トゥーループが後半に2つ入っています。ジャンプの基礎点が1.1倍になるところで成功したことにより、大きな得点源となっていますね。着氷姿勢も美しく、加点がもらえる結果となりました。来シーズンは、ぜひともより大きな成果を期待したいです」。本郷選手長年にわたり日本の女子フィギュアスケート界を支えてきた鈴木明子さんの師・長久保裕コーチの指導の下、今シーズンに入って一気に頭角を現してきた本郷選手。今大会でもSPとフリーでパーソナルベストを出すなど、試合を重ねる度に成長していく姿に、澤田さんも期待を寄せる。「世界選手権初出場でしたが、堂々とした演技で、本郷選手が今出せるものをすべて出せたのではないかと思います。長い手足を生かしたダイナミックな演技で、ジャンプなどのエレメンツにも目立ったミスもなく、いいシーズンの締めくくりではなかったでしょうか。試合に出るごとに点数も伸びていき、今回もシーズンベスト更新という形になりました。GPファイナルにも出場し、シニアの中で戦っていく自信がついたシーズンでもあったと思うので、来シーズンはより飛躍的な活躍を期待したいです」。村上選手宮原選手ら若手の台頭もあり、20歳にして女子最年長での出場となった村上選手。SPは65.48点で4位と、表彰台を狙える位置で発進。フリーでは、後半に予定していた3回転サルコウが1回転になってしまうミスなどもあり、トータル7位で5回目の世界選手権を終えた。「全日本選手権で(高い質の演技を見せたものの、得点が伸び悩むという)つらい経験をしてから、本当に長い3カ月間だったと思います。SPではトゥーループの3回転+3回転を成功させましたが、高さと幅が以前よりも大きくなったように感じました」。また澤田さんは、技術面での変化も感じている。「(3回転トゥーループ以外の)他のジャンプでも、高さや回転のピッチなどが良いものになっていると感じました。一度身体で覚えてしまっているものを修正していく過程は本当に難しく、多少の不安もよぎるのではないかと思います。フリーではいくつかミスもありました。ただ、村上選手が取り組んできたことは、間違っていないのだと証明できた試合になったのではないかと思います」。○出場枠減を、より厳しい競争へとつなげる今大会の結果により、男子は来季の世界選手権の出場枠が1つ減ってしまった。世界選手権の出場枠は、3人が出場する国の場合、そのうち上位2人の合計順位が「13」以下ならば次回シーズンも3枠を維持できる。女子は来シーズンも3人が出場できるが、男子は羽生選手が「2」で、その次に成績の良い小塚選手が「12」。合計「14」となるため、来季は2人しか出場できなくなる。ただ、過ぎたことを悲観しているヒマはない。「男子の出場枠が減ってしまいましたが、過去には1枠しかなかったこともありますし、女子の出場枠も少なかったことがあります。減ったことは残念に思いますが、その限られた出場枠に入るべく、全員が練習を積み上げるため、日本チーム全体のレベルアップができるというメリットもあるのではないでしょうか」と澤田さんも話す。○新世代の選手たちの飛躍に期待フィギュアスケートの2014-2015シーズンは、「高橋大輔さんや浅田選手が試合に出ない」「ソチ五輪5位などの実績を持つ町田樹さんが、全日本選手権で突如引退」といったことなどもあり、物寂しさを感じたファンも少なくないだろう。ただそんな中でも、男子では全日本選手権2位の宇野昌磨選手、女子では今大会の宮原選手や本郷選手に代表されるような若い力も出てきている。芽生えて間もない選手たちがオフに練習を重ね、来シーズンに大きな花を咲かせてくれることが、今から楽しみだ。写真と本文は関係ありません○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年03月30日華やかに、そして美しく氷上を舞う女性フィギュアスケーターたち。競技を見ていると、いつの間にかその世界に引き込まれてしまいますよね。銀盤でライバルたちや、時には自分自身と戦っているときの彼女たちは輝いていますが、特にその情感たっぷりの瞳は美しいです。今回は先日の[男性編]に続き、女性フィギュアスケーターたちの「目」に注目してみました。目がキレイな女性フィギュアスケーターと言えば誰を思い浮かべますか?○日本が世界に誇る、あのフィギュアスケーターが第1位!目がキレイな女性フィギュアスケーターNo.1に輝いたのは、浅田真央選手でした! ソチオリンピックの女子シングルのフリーにおける「全6種類、計8度の3回転ジャンプ」という快挙は、まだ記憶に新しいですね。その演技はもちろん、キュートなルックスや人柄に魅了されたというファンも多いはず。そんな浅田選手の目、どんなところが魅力なのでしょうか?・「つぶらな瞳だけど、芯の強さを感じる」(女性/東京都/41歳)・「曇りのない綺麗な目をしている!」(女性/千葉県/28歳)・「ピュアな感じ」(男性/北海道/35歳)・「スケートが大好きというのが目からも表れている」(女性/神奈川県/28歳)・「とにかく一生懸命やっていることがわかる」(女性/東京都/31歳)浅田選手のかわいらしいつぶらな瞳の奥に、「強さ」を感じ取っている人が多い様子。いつも輝いているように見えるのは、スケートと一生懸命向き合っている証拠なのかもしれません。また、「お茶目な目がいいと思う」(男性/岩手県/22歳)という意見も。たしかに、リンク外で見せる表情は、まだあどけなさの残る少女といった印象。いたずらっ子っぽい目をしていますよね。○唯一無二の表現力を誇るスケーターが第2位2位は、昨年現役を引退し、現在はプロスケーターとして活躍している鈴木明子さん。最近はフィギュア関連のテレビ番組にも、よく出演していますね。鈴木さんの演技は、なんといってもその表現力が魅力。まるで一本の映画を観たような気分にさせてくれます。その表現力には、「キレイな目」も影響しているのでしょうか。・「目が大きいということもあるかもしれないが、とても楽しそうにスケートをしていた印象がある」(女性/兵庫県/26歳)・「大きな目だからか、女性らしい優しい感じがする」(男性/愛知県/41歳)・「大きな丸い目で特徴的だから」(女性/東京都/26歳)・「大きい瞳が輝いている」(女性/東京都/31歳)・「目力がハンパない」(男性/東京都/28歳)このように、鈴木さんの「大きな目」に魅力を感じている人が多数。特に氷上では、その大きな目が輝いて見えます。また、「視線がきれい」(女性/東京都/33歳)というコメントも見受けられました。鈴木さんが持つ高い表現力の秘密は、目にあるのかも? 視線の送り方一つにまで気を配っているからこそ、繊細な表現ができるのでしょうか。○3位には、現役を引退したフィギュアスケーターが3人!3位には、3人のスケーターがランクインしました。1人目は安藤美姫さん。その高い技術で「ジャンプの安藤美姫」と呼ばれた現役時代を経て、現在はアイスショーやフィギュア解説などで活躍中です。「キリっとして格好良い」(男性/新潟県/26歳)、「華があるタイプで、目もきれいだと思う」(男性/静岡県/32歳)など、その美しい目に憧れる声が多数寄せられました。2人目は浅田舞さんです。「目が大きくて、黒目が大きいように感じる」(女性/東京都/23歳)、「大きくてキラキラしている」(女性/高知県/27歳)と、浅田さんの大きな目が印象に残っている人は多い様子。1位の浅田真央選手に続き、姉妹でのランクインとなりました。そして、3人目は2006年トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さん。「冷静に見えるが、心の底にある力強さが目に宿っている」(男性/大阪府/49歳)、「クールビューティ。大人の魅力」(女性/千葉県/46歳)など、そのスッキリとした涼しげな目元に、美しさを感じている人は多いようです。3位まではこのような結果となりました。やはり、実力と人気を兼ね備えたアスリートは、目に輝きを宿しているものなのかもしれません。今後フィギュアスケートを見る際には、目の美しさにも注目したいですね。なお、11位までのランキング結果は以下の通り。こちらも、ぜひチェックしてみてください。
2015年03月17日鈴木おさむが作・演出を手がける舞台『美幸 -アンコンディショナルラブ-』に、大島優子、鈴木浩介の出演が決定。2016年5月、東京・本多劇場、大阪・サンケイホールブリーゼで上演する。本作は鈴木が、妻の森三中・大島の学生時代にあったいじめ経験に着想を得て書下ろしたふたり芝居で、2012年と2013年に山崎樹範、鳥居みゆきの出演で上演されている。書道コンテスト優勝をきっかけに学校で執拗ないじめにあい悲惨な学生生活を送った過去を持つ女・美幸が主人公。彼女は会社で出会った元役者の雄星に、自分の過去と同じ境遇を感じ“無償の愛”を捧げることを誓うが、その愛は次第にエスカレートして、雄星を悩ませるすべての人々に復讐を企てていく。今回タイトルロールの美幸を演じるのは、先ごろ映画『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した大島優子。美幸の憧れの存在である雄星をはじめ、男性登場人物5役をひとりで演じ分けるのは舞台、ドラマで活躍する人気の個性派俳優・鈴木浩介。ふたりは出演決定にあたり以下のコメントを寄せている。■鈴木浩介おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。■大島優子以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。
2015年03月17日世界文化社はこのほど、男子フィギュアスケートの最新プログラム曲を収録したCDを付録として付けた「家庭画報4月号」を発売した。今回発売された最新号では、「独占企画 男子フィギュアスケーターの挑戦」として、フィギュアスケートに焦点を当てている。昨年末に開催された全日本選手権で電撃的に引退を表明した町田樹さんにささげる、フィギュアスケーターのステファン・ランビエールさんのインタビューが掲載されているほか、直近に開催される世界選手権にも注目。世界選手権および世界ジュニア選手権に出場する選手の今季のプログラムの魅力を、五輪入賞などのキャリアを持つ鈴木明子さんが解説している。さらにとじ込み付録として、男子フィギュアスケートの最新プログラム曲の中から、クラシックの名曲を11曲厳選した「氷上のクラシック」CDが付いている。収録曲は、羽生結弦選手が使用していたフレデリック・ショパンの「バラード第1番 ト短調 Op.23」や町田さんが使用していたルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「交響曲第9番 ニ短調 Op.125 『合唱付き』」など。「家庭画報4月号」の価格は税込1,300円。
2015年03月03日プロフィギュアスケーターの織田信成が1月30日(金)、東京都内で豪華客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」のPRアンバサダー任命式を行った。現在2児の父親でもある織田さんは、愛妻との変わらぬラブラブぶりを明かした。2010年に結婚した織田さんは「交際中がラブラブ絶頂期だった。お弁当で鳥そぼろのハートマークを作ってくれたり」と言いながらも「今でも『行ってきます』と『お帰り』のチューはしますし、家で手を繋ぎながらドラマを観たりする。子供たちが寝た後に、買ってきたスイーツを一緒に食べるのが幸せな時間」とノロケ倒し。第3子の予定については「考えています。もう少し時期を置いて女の子がいい。女の子だったらフィギュアスケートをやらせると思いますね」と待ちわびているようだった。4歳になる長男は、織田さんがバラエティ番組でモノマネした元フィギュアスケート選手・鈴木明子の真似をするといい「才能があるんじゃないかと、親バカみたいな感じですけど」と嬉しそうに語り、「自分でやってきて、フィギュアスケートは楽しいし、華やかで素晴らしいスポーツだと身に染みて分かっている。フィギュアスケート選手になってほしい」と期待大。ただ、自身がコーチを務めるとなると話は別のようで「たぶんビシビシとは出来ない。子どもは可愛いので、厳しいことを言って嫌われたらどうしようかと思う。ほかの先生にお預けするかもしれませんね」と優しいパパの表情を浮かべていた。アジア最大級の豪華客船のアンバサダーに任命された織田さんは、5月6日(水・祝)から2日間、「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」に乗船し、船上トークショーとスケートレッスンを行う。(text:cinemacafe.net)
2015年01月30日マックス ファクターが展開する高級スキンケアブランド「SK-2」は1月16日~18日、同ブランドの誕生35周年を記念し、限定イベント「SK-2 美肌体感ミュージアム」を東京都・表参道ヒルズにて開催する。開催時間は11時から20時まで。入場料は無料。なお3月下旬(予定)まで、全国の主要都市にて順次開催を予定し、大阪府大阪市・大阪タカシマヤにて2月11日~17日、福岡県福岡市・岩田屋本店にて3月18日~24日の開催が決定している。○SK-2で肌と自分の運命を変える!2015年のブランドのテーマは、「運命よりも、きれいになろう」。これには2つの意味があり、「肌はきちんとスキンケアすることで、肌の運命(=生まれ持った肌質)を超えた美しい肌が手に入ること」「美しい肌になることは、気持ちが前向きになることにつながり、その前向きな気持ちが自分の運命を変える力となること」というメッセージが込められているという。美肌体感ミュージアムでは、同ブランドの35周年のヒストリーを最新デジタルアートでひも解く「35周年ヒストリーアート」や、肌の運命を超えて美しい肌を獲得した女性たちの美肌の秘けつを知ることができる「美肌ギャラリー」など、さまざまな美肌体感プログラムを展開。また、SK-2独自の肌分析マシン「マジックリング」による無料トータル肌分析と特別カウンセリングも実施する。カウンセリングを受けた人には、肌状態に合わせた無料サンプルを提供。なお、同イベントで「SK-2 フェイシャル トリートメント エッセンス」(215ml)を購入した人には、好きなデザインを選んでボトルに名前などを刻印できる「パーソナライズボトル」のサービスも行う。○キックオフセレモニーに2人の"ミューズ"が登場イベントの開催に先駆けて1月15日、「キックオフセレモニー ~運命よりも、きれいになろう。~」が行われ、同ブランドのミューズを務める女優の桃井かおりさんと綾瀬はるかさんが登場した。「"隠れSK-2"だった頃を含めると、SK-2の愛用歴は35年」という桃井さんは、その魅力を「以前、アフリカに1カ月仕事で行ったときに、SK-2のトリートメントのおかげでシミにならなかった。それですごく信用して……。他の化粧品を使ってみたいと思ったときもあるけど、結局はSK-2に戻ってくるんですよ」と語った。一方、23歳で初めて同ブランドの商品を使ったという綾瀬さんは「最初は"自分の年齢にしてはリッチすぎるかな?"と思っていましたが、年齢を重ねても肌のコンディションが変わらずにいられるのは、SK-2のおかげだと実感しています」とコメント。テーマにちなんで、「美しい肌を持つことで運命が変わったと思うこと」を聞かれると、綾瀬さんは「朝起きて肌がうるおっているとポジティブになれるので、運命が変わっている気がします」と語った。また、「肌がきれいだとモテるか」という質問には、桃井さんが「肌の調子が良いと厚化粧をしなくていいから清潔感も漂うし、仕方なしにモテますよね(笑)」と代弁した。なお1月15日には、「SK-2 #changedestiny プロジェクト」もスタート。同プロジェクトでは、一般女性から「どんな肌になりたいか、そして美肌を手に入れて、運命を変える第一歩として挑戦したいことは何か」を特設WEBページで募集する。そして、応募者の中から10名のプロジェクトメンバーを選出し、「SK-2商品」(肌分析後、個別に選定)半年分と活動資金(35万円)で、"肌と運命を変える"サポートをするという。なおサポートメンバーを、美容ジャーナリストの齋藤薫さん、プロフィギュアスケーターの鈴木明子さん、ボストンバレエ団プリンシパルダンサーの倉永美沙さんが務める。さらに応募者の中から抽選で500名に「SK-2 フェイシャル トリートメント エッセンス」(75ml)「SK-2 フェイシャル トリートメント マスク」(1枚)「SK-2 ステムパワー」(15g)をプレゼントする。
2015年01月16日昨年12月26日から28日にかけて開催されたフィギュアスケートの全日本選手権。女子では、ここ8年で6度も同大会で優勝したエース・浅田真央選手が不在だったため、誰が勝っても初優勝という中で迎えた試合だった。○新女王に輝いたのは宮原知子群雄割拠の戦いを制し、新女王となったのは関西大学高等部の宮原知子選手。その宮原選手をはじめ、ジュニア選手の勢いが目立った大会は、元選手の目にどのように映ったのだろうか。四大陸選手権4位などの成績を収め、現在は関西大学を拠点にコーチとして活動する元フィギュアスケート選手の澤田亜紀さんに主だった選手を解説してもらった。宮原知子悲願の優勝を果たした宮原選手は、確実性を重視しつつ、持ち前のスタミナをいかした戦略が見事にはまったという。「ショートプログラム(SP)では、3回転-3回転のジャンプコンビネーションがアンダーローテーション(回転不足)判定となり、ジャンプの点数が少し低くなっていました。しかし、フリーでは3回転-3回転を回避し、後半にダブルアクセル-3回転トゥーループのジャンプコンビネーションを2本入れるという作戦に切り替えていました」。体力の落ちる後半に、3回転をセカンドジャンプに入れることはかなりの高難度となる。ただ、宮原選手がそれを非常に簡単そうにこなした点に、澤田さんは注目している。「普段あらゆる場面を想定して練習していることや、『練習の鬼』と呼ばれるほどの練習量が、この結果に結び付いたのではないかと思います。シーズン後半は、日本のエースとして戦うこととなります。練習してきたことが結果につながったことを自信に、シーズン後半も戦い抜いてほしいと思っています」。本郷理華12月のグランプリファイナルに繰り上げで出場した本郷選手。大舞台での経験を糧に、全日本選手権でも2位と活躍した。「持って生まれた長い手足を生かし、ダイナミックな演技を見せてくれました。SPで1位になったことで、フリー直前は緊張をしている様子でした、それでも、フリーでは本郷選手が今、できること行っていた印象です。フリーの選曲『カルメン』も本郷選手に非常に合っており、主人公・カルメンになりきり、見ている側に気迫が伝わるかのような演技でした。グランプリファイナルに出場したことで意識などが変わったのか、『より攻めの姿勢が見えたな』というのが私の印象です」。樋口新葉中学2年生ながら、シニア顔負けの演技を披露して3位に輝いた新星・樋口選手。岡島功治コーチに師事し、今シーズン頭角を現した14歳は、一気にスターダムを駆けのぼる可能性を秘めていそうだ。「ジュニアグランプリファイナルでメダルを獲得した樋口選手は、全日本ジュニア優勝者として推薦での出場になりましたが、SP・フリー共に3位という、素晴らしい結果を残しました。SPでは樋口選手の持ち味を生かしたスピードのある演技を、フリーでは最初のジャンプこそ失敗しましたが、残りの要素をきっちりと行っていました。最終グループでの演技で緊張した面持ちでしたが、ジュニア1年目でこの経験をできたことは、今後を考えると非常に大きかったと思います。フリー終了後には演技内容に満足していなかった様子でしたが、3月の世界ジュニア選手権で悔しさを晴らしてほしいです」。村上佳菜子女子の参加選手の中で唯一五輪の舞台を経験して、年齢的にも次代を担う役が期待されている村上佳菜子選手。だが、SPでは自身の得点源でもある3回転トゥーループの連続ジャンプが回転不足とジャッジされるなど、思ったように得点を伸ばせなかった。「村上選手は、今シーズンは苦しい戦いが続いています。全日本では素晴らしい演技でしたが、結果につながらず、悔しい思いをしたことと思います。昨シーズンに上位にいた選手が出場していないことで、『勝たないといけない』というプレッシャーもあったのかもしれません。プレッシャーをかけすぎると身体が思うように動かなくなり、タイミングもずれてしまうこともあります」と澤田さんは指摘する。長年共に戦ってきた先輩・鈴木明子さんが昨シーズンに引退。さらに本来のエース・浅田選手も休養している今シーズンは、村上選手に女子のエースとしての期待がかかっている。そんな目に見えない重圧とも戦っているかもしれない村上選手に、澤田さんは光明を見出している。「技術点は伸び悩みましたが、演技構成点だけで見れば、フリーでは2位です。『オペラ座の怪人』の曲を使いたいと、コツコツ努力していることはきちんと結果に出てきています。シーズン後半はこの悔しさをバネに、飛躍的な活躍を期待したいです」。○若い世代の台頭が目立つ女子女子に関して言えば、ジュニアの活躍に注目が集まる結果となった今大会。だが、その潮流は世界でも同様のことが言え、特にフィギュア大国・ロシアではその傾向が顕著だ。昨年12月のグランプリファイナルでは、女子は参加6選手中で4選手がロシア勢だった。優勝を飾ったエリザベータ・トゥクタミシェワ選手は、17歳とは思えないほどの妖艶(ようえん)な表現を見せた。そのほか、ソチ五輪で一気に知名度が高まった5位のユリア・リプニツカヤ選手(16歳)、2位のエレーナ・ラジオノワ選手(16歳)、4位のアンナ・ポゴリラヤ選手(16歳)のいずれも10代半ばだ。若い世代がどんどん力をつけ、結果も伴いだしている。シーズン後半は、そんなフレッシュな世代たちが火花を散らせる「ライバル物語」に注目してみるのもいいのではないだろうか。○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年01月09日鈴木明子さんの引退、浅田真央選手の休養宣言によって、フィギュアスケート日本女子のエースとして今シーズンを迎えることになった村上佳菜子選手。かつてはチームジャパンの末っ子として数々の試合に出場していましたが、今シーズンからは村上選手が他のチームジャパンの選手を引っ張るという形になりました。今回は、後輩たちを導くリーダー役としての期待もかかる村上選手についてお話しましょう。○一人二役でのオペラ座の怪人今シーズンは、「オペラ座の怪人」の曲を使用する選手が多く見られますが、村上選手もその一人です。ショートプログラム(SP)では作品のヒロイン・クリスティーヌに、フリーでは主人公・ファントムになりきり、同じ物語の曲でも見事に演じ分けています。選手の多くはSPとフリーの曲を違うものしますが、村上選手はあえて同じ物語の曲を選んできました。長年やりたかった曲だからこそ、村上選手なりのこだわりなのかもしれません。○幼い頃から身についていた巧みな表現村上選手のお姉さんと私が同い年の友人であったことから、村上選手のことはノービスで活躍する前から知っていました。ノービスの頃は身体が小さかったのですが、手や上体をうまく使い、動きがとても大きく見えていたことを覚えています。シニアになった今でも、ステップなどに加点がついています。小さい頃に身体に染み込ませた表現の仕方が、今の村上選手の巧みな表現力につながっているのではないでしょうか。○3回転-3回転でプログラムに勢いまた、今の村上選手の武器は、3回転-3回転のコンビネーションジャンプであると感じています。昨シーズンの全日本選手権のフリーで行った3回転トゥーループ-3回転トゥーループのジャンプには、GOEで2・10の加点がつきました。結果として、基礎点8・20点のジャンプが10・30点のジャンプになりました。このコンビネーションジャンプは、ジャンプの幅や高さが十分にあり、見ていて気持ちいいジャンプです。また、プログラム序盤で行うことが多いので、このジャンプをきっかけとしてプログラムに勢いが出ているなという印象もあります。今シーズンのグランプリシリーズでは細かいミスが続き、残念ながらファイナルに進出することはできませんでした。しかし、村上選手は「ここぞ」というところで、持っている最大限の力を発揮することができる選手です。12月26日より開幕する全日本選手権では、村上選手らしいダイナミックなプログラムが見られることを楽しみにしています。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2014年12月25日2015年1月10日(土)・11日(日)・12日(月・祝) に大阪・なみはやドーム、1月17日(土)18日(日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で行なわれる「スターズ・オン・アイスジャパンツアー2015」に浅田真央の出演が決定した。今回出演が発表された浅田真央のほかにも、日本勢は高橋大輔をはじめ、鈴木明子、織田信成、宮原知子など、また、海外勢はパトリック・チャン、カロリーナ・コストナー、エヴァン・ライサチェクなどの出演が決まっている。チケットの一般発売は、大阪公演が発売中。東京公演が11月1日(土)午前10時より。なお、東京公演のチケットの一般発売に先がけて、ぴあでは先行抽選プレリザーブを実施中。受付は10月31日(金)午前11時まで。■スターズ・オン・アイスジャパンツアー 20151月10日(土) なみはやドーム(大阪府) 開場12:00 / 開演13:001月11日(日) なみはやドーム(大阪府)開場12:00 / 開演13:001月12日(月・祝) なみはやドーム(大阪府)開場12:00 / 開演13:001月17日(土)国立代々木競技場第一体育館(東京都)【昼公演】開場12:00 / 開演13:00【夜公演】開場17:00 / 開演18:001月18日(日)国立代々木競技場第一体育館(東京都)開場12:00 / 開演13:00【ジャパンツアー レギュラースケーター】高橋大輔(バンクーバー五輪 銅メダリスト)鈴木明子(2012世界選手権 銅メダリスト)メリル・デイビス&チャーリー・ホワイト(ソチ五輪 金メダリスト/バンクーバー五輪 銀メダリスト)テッサ・バーチュー&スコット・モイヤー (バンクーバー五輪 金メダリスト/ソチ五輪 銀メダリスト)エヴァン・ライサチェク (バンクーバー五輪 金メダリスト)パトリック・チャン (ソチ五輪 銀メダリスト)カロリーナ・コストナー (ソチ五輪 銅メダリスト)ジョアニー・ロシェット (バンクーバー五輪 銅メダリスト)キミー・マイズナー (2006世界選手権 金メダリスト)シネイド・ケアー&ジョン・ケアー (2011欧州選手権 銅メダリスト)ライアン・ブラッドレイ (2011全米選手権 金メダリスト)【ゲストスケーター】浅田真央 (バンクーバー五輪 銀メダリスト)織田信成 (2006四大陸選手権 金メダリスト)宮原知子 (2014四大陸選手権 銀メダリスト)ほか、世界のトップスケーターを予定。※ 出演者は都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
2014年10月29日兄の連れてきた婚約者は…
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