今年の直木賞を受賞した池井戸潤の「下町ロケット」(小学館刊)がWOWOWの連続ドラマW枠で実写化。主演の三上博史、寺島しのぶ、渡部篤郎と鈴木浩介監督、そして原作者の池井戸さんが8月4日(木)に都内で開催された記者会見に出席した。純国産ロケット生産のために欠かせないある部品は、下町の小さな町工場の特許技術だった――。その特許がなければロケットは飛ばないという状況の中、巨大企業と町の小さな工場のプライドを懸けた熱きドラマが展開する。東日本大震災の後に、急ピッチで制作が進められた本作。三上さんは「3.11の直後、自分に何ができるかとずっと考えていましたが、行き着いたのは本分である役者で何かをすること。そんな中で(オファーの)電話をいただき、時間もなく大変なのは分かってましたが参加しようと思いました」と強い思いを明かす。三上さんと渡部さんの共演は映画『スワロウテイル』(岩井俊二監督)以来。三上さんは「気がついたら15年経ってた。あのときはお互いにまだガキんちょでしたが(笑)、いまこうしてオヤジになって顔を突き合わせているのが不思議です」と感慨深げ。三上さん演じる佃の口からは「誇り」、「プライド」といった言葉がたびたび発せられるが、三上さん、渡部さん、寺島さんも、職種は違えど佃と同様に強い思いを持って役者という仕事に打ち込んできた。自らの俳優としての信念や情熱について渡部さんは「ひとつのシーン、作品を作るにはすごく力が必要なんです。『誇りを持っている』ということすら考えずに挑んできたように思います」と語り、寺島さんは「自分が共感できることやビビッと来たものに対して執着はすごくあると思います。といってあれもこれもできるタイプではないんですが(笑)、この作品になら命を懸けられる、という情熱はあります」と胸の内を明かす。そして三上さんは「僕にとって(俳優の)仕事は生きがいなんです。生きがいにするためには、お金のためだけでなく、プライドを持たなくてはいけない。こうして夢中になれるものを持っていることを幸せに思います」と真摯に語ってくれた。この日は、原作者の池井戸さんも出席。「下町ロケット」を出版した後、20件を超える映像化のオファーがあったそうだが「その中でWOWOWさんに決めた理由は、(自身の小説が原作で、以前ドラマWで製作された)『空飛ぶタイヤ』のスタッフが揃うと聞いて、僕自身が見たくなったから」と直木賞受賞決定以前から話が進められていたという今回の実写化の経緯を説明。改めてキャスト陣の苦労をねぎらい、感謝の言葉を口にした。「下町ロケット」はWOWOW連続ドラマWにて8月21日(日)22:00より放送開始(全5話)。なお第1話は無料放送される。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館 CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション■関連記事:長澤まさみ、小栗旬にヒソヒソ話で下ネタ?小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年08月04日先日、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』が公開を迎えた。20年以上にわたってファンタジーから青春ドラマまで様々な作品を世に送り出し、幅広い世代の支持を集めているジブリ作品。主人公たちが家族を助けようとしたり、愛する人たちを守ろうとしたり、恋に思い悩んだり…何度見ても胸がキュンとさせられる名シーンがいっぱい!数ある作品の数ある魅力的な登場人物たちの中であなたが最もキュンとさせられるのは誰のどんなところ?シネマカフェが送るランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では胸キュンなジブリキャラクターをテーマにランキングを実施!果たして1位は?圧倒的な票数、特に女性の支持を集めて第1位の栄冠を手にしたのは、『となりのトトロ』のトトロ。「あのうつろな目が放っておけない」(30代・女性)、「雨粒に驚いたりするキャラクター、フワフワの見た目にキュンとなる」(30代・女性)といった声が寄せられた。はっきりと言葉を喋るわけでもないのに、愛嬌のあるしぐさと見た目で第1位に輝いた。そして2位は、トトロとは逆に男性票が数多く寄せられた『風の谷のナウシカ』の主人公・ナウシカ。「凛々しさと自己犠牲の精神に惹かれる」(50代・男性)、「一生懸命で行動力があるところに同性ながら、胸キュン♪」(30代・女性)と幅広い世代から愛されている。最初に劇場で公開されたのは17年前の1984年。それから幾度となくTVでも放送されている人気作品だが、彼女の意志の強さや自らを犠牲にしてみなを守ろうとする姿にキュンとさせられたという人が多数!第3位には『魔女の宅急便』のキキがランクイン。「飛べなくなって、一生懸命自分の能力と向き合う姿が、とてもいい」(30代・女性)、「思春期特有の気持ちを思い出す」(20代・女性)。魔女でありつつ、笑ったり、怒ってむくれたり、落ち込んだりという、等身大のキキの姿に自分をついつい重ねてしまう人が多くいるよう。少年キャラクターとして最上位に入ったのは、第4位『天空の城ラピュタ』のパズー。「あんなに必死に守ってくれる男の子いない!!」(30代・女性)、「シータを支える姿は、幼いながらも頼れる男という強い印象を持った」(30代・男性)など少年ながらもシータを救おうと命懸けで戦う姿にキュンとさせられる。胸キュンポイントとして「子供なのにお姫様抱っこができる腕力と優しさ」(30代・女性)を挙げる人も。そしてヒロインのシータは第5位に入った。「守ってあげたい衝動を起こさせる」(30代・女性)、「女の子らしい弱さと強さを持っていて、そのギャップにキュンとさせられる」(20代・女性)などなど、シータにキュンとする同性の方も多いよう。ピュアな少年と少女の冒険譚という点で『ラピュタ』の人気の高さも浮き彫りになった。シータと同率で5位に入ったのは『魔女の宅急便』のキキの相棒である黒猫のジジ。外見のキュートさはもちろん、ちょっぴり生意気で甘えん坊なあの性格にコロリとやられてしまったという人は男女世代を問わず多数。なお、5位以下では『もののけ姫』のアシタカ、『崖の上のポニョ』のポニョ、『耳をすませば』の青年・天沢聖司なども多くの票とコメントを集めた。外見のかわいさに内面的な強さ、そしてあわせ持っている弱さとのギャップなどなど胸キュンポイントは人それぞれ。少女に少年、人間以外も含めて数多くのキャラクターに数多くの声が寄せられた。公開中の『コクリコ坂から』の主人公・海や彼女が想いを寄せる俊は青春真っ盛り。極上の胸キュンポイントが劇中に散りばめられているので、こちらもお見逃しなく!「胸がキュンとなるジブリキャラクター」ランキング1位:トトロ(『となりのトトロ』)2位:ナウシカ(『風の谷のナウシカ』)3位:キキ(『魔女の宅急便』)4位:パズー(『天空の城ラピュタ』)5位:シータ(『天空の城ラピュタ』)5位:ジジ(『魔女の宅急便』)ちなみに、8月のテーマは「あなたの“ベスト”ホラー映画は?」。こちらもぜひご投票ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:崖の上のポニョ 2008年7月19日より全国東宝系にて公開© 2008 二馬力・GNDHDDTコクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:長澤まさみ『コクリコ坂から』初日でメインMCに抜てき!思わず自画自賛?新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設宮崎吾朗監督「今後のジブリの方向性は?」女子高生の鋭い質問にタジタジ!岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた
2011年07月25日女優の長澤まさみが7月16日(土)、長編アニメ声優に初挑戦したスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』の初日舞台挨拶に登壇…と思いきや、なんとメインMCに大抜擢され、舞台挨拶の進行役を務める“珍事”が起こった。発案はジブリの鈴木敏夫プロデューサー。これまで数多くの舞台挨拶をこなしてきた長澤さんだが、このまさかの事態に緊張しきり。早速「新聞部」を「しんぶうぶ」と言い間違えるなど、終始カミカミだったが、最後には「和気あいあいとして、いつもとは違う舞台挨拶になったと自負しております」と自画自賛していた。舞台挨拶には共演の岡田准一(V6)をはじめ、石田ゆり子、柊瑠美、内藤剛志、風間俊介、香川照之、主題歌を歌う手嶌葵、そしてメガホンをとった宮崎吾朗監督が出席。“長澤仕切り”の舞台挨拶に、岡田さんも「まさみちゃんの緊張が伝わって、僕もガチガチ」と苦笑いを浮かべた。1963年の横浜を舞台に、ヒロイン・松崎海(長澤さん)と同じ高校に通う先輩・風間俊(岡田さん)の淡い恋模様を描く青春ストーリー。岡田さんは「不安と緊張の中、(アフレコの)現場に行ったら、風間俊介くんがいて…。僕は“風間俊”役だし、ややこしやーと思いました」。実際、アフレコ中に吾朗監督が「風間くん」と呼びかけると2人揃って返事してしまうこともしばしばだったようだ。また、長澤さんが「今回の役柄はいかがでしたか?アンジェリーナ・ジョリーさん」と香川さんにムチャぶりする場面も。なんでも本番前に香川さんが、長澤さんをそそのかしたのだとか。内藤さんは予備校時代、横浜の女性をお茶に誘ってデートした淡い思い出を告白。さらにその女性が、現在の奥様だと明かし、キャスト一同を驚かせていた。何とか舞台挨拶を終え、ホッと胸をなでおろした長澤さんは「ジブリが大好きでしたら、今回は本当に夢のようでした。言葉の持つ大切さや美しさを改めて知る、いい経験になりました」とニッコリ。岡田さんは「吾朗監督のまっすぐな思いが詰まった作品。ぜひ大切な人と観てください」と客席にメッセージを送った。『コクリコ坂から』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設宮崎吾朗監督「今後のジブリの方向性は?」女子高生の鋭い質問にタジタジ!岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作
2011年07月16日宮崎吾朗監督が7月8日(金)、公開を目前に控えたスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』の高校生限定試写会に登場。会場となった神奈川近代文学館に集まった約160人の高校生を前に、トークショーを行った。高校生でありながら下宿を切り盛りする少女・海(長澤まさみ)と不思議な魅力を持った少年・俊(岡田准一)の青春が、東京オリンピックを控えた高度成長の時代を背景に瑞々しく描かれる。物語の舞台は横浜で、神奈川近代文学館がある山下公園の当時の姿も垣間見られる。吾朗監督は「意外と黒髪が多いですね」と思わずポツリ。客席からは「感動した」、「同じ高校生として共感できた」など好意的な意見が聞かれ、吾朗監督も安堵の表情だ。ある女子高生からは「観る前はリアル路線だと聞いていたので、どうなのか不安だったが感動しちゃいました」と冷静な意見も。さらに「でも私はジブリのファンタジーが好きなんです。今後のジブリはどんな方向性なんですか?」と鋭い質問が飛び出し、吾朗監督はタジタジ!それでも「しばらくはファンタジーから離れることになると思う。いまはファンタジーが作られ過ぎているし、大震災という現実を前にすると生半可なファンタジーは作れない。今後は、現実に軸足を置いた作品が作られるはず」と真摯に答えていた。企画とシナリオを手掛けているのは、吾朗監督の父親である宮崎駿。「僕の親って宮崎駿ですからね。これはもう“運命”として受け入れるしかないんですよ。僕自身そこから出発している部分もありますし」と吾朗監督。また当初、吾朗監督が描いたヒロイン像は「丸顔で首が太くてがっしりした体型だった。いわゆる普通の女の子ですね」(吾朗監督)。ところが駿監督から「ヒロインがこんなんじゃダメ。もっとかわいく描け」という“ダメ出し”があったのだとか。親子2代の物語を描いた『コクリコ坂から』の舞台裏に、そんなドラマがあったとは…。ぜひかわいくデザイン変更された海ちゃんを劇場のスクリーンで確認してみては?トークショーには現在、スタジオジブリに“弟子入り”しているという川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)も出席。「ジブリってすごく厳しい職場だと思っていたけど、実際は、ジブリの夢物語に住んでいるような人たちが働いているんですよ。まぁ、吾朗さんは大変な立場で可哀想ですけど(笑)」とその知られざる内情を明かしていた。『コクリコ坂から』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:岡田准一「恋の始まりにニヤニヤドキドキ」長澤まさみ起用のきっかけはあの人の推薦ジブリ最新作を携えて宮崎駿、鈴木P、庵野秀明が被災地を訪問していた松下奈緒「ゲゲゲ」以来のNHKドラマは、憧れの向田邦子原作シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第16回)“胸キュン”ジブリキャラクターは?長澤×岡田共演!ジブリ最新作『コクリコ坂から』試写会に25組50名様ご招待
2011年07月08日野球&ラブストーリーで人気のマンガ家がワンツーフィニッシュ!最近は「野球観戦合コン」なるものも登場しているようですが、残念ながら「野球大好き!」という女の子は少ないもの。無理やりルールを教えたり、プロ野球の"解説”をしたりしても、なかなか興味を持ってくれないし……。そこでまずは野球で味わえる感動をマンガで知ってもらうという作戦はどうでしょうか?20代の男性に「野球ファンじゃない人にこそ読んでもらいたいマンガ」を選んでもらいました。>>女性編も見るQ. 野球のよさを知らない人にぜひ読んでほしい野球マンガは?(複数回答)1位『タッチ』29.4%2位『H2』17.2%3位『MAJORDRAMATIC BASEBALL COMIC』16.9%4位『ROOKIES』12.2%5位『ドカベン』11.5%■『タッチ』がオススメ・「あだち充のスポーツものはキャラクター一人ひとりの個性が強烈すぎず、すっと話の中に入っていけそうな雰囲気があるから」(29歳/学校)・「野球といえばこれ!!」(23歳/運輸/営業)・「野球のルールを知らなくても、楽しめる」(29歳/精密機器/研究開発)・「熱血野球マンガとラブストーリーもあるあだち充作品がいいかと思います」(24歳/電気/営業)・「男女問わず人気があるから」(27歳IT/SE)■『H2』がオススメ・「ライバルとの対戦、仲間と戦っていく姿などが描かれていて、一人の活躍で勝ち進んでいく野球マンガとは違い、エースじゃなくても野球って面白いと思えそうなので」(24歳/商社/営業)・「野球以外の人間関係も面白く、自然に入っていってもらえそうだから」(24歳/小売/販売)・「気張らない感じがいいから」(26歳/官公庁/総務)・「『タッチ』とはまた違う楽しさがあるから」(27歳/通信/研究開発)■『MAJORDRAMATIC BASEBALL COMIC』がオススメ・「チャレンジする大切さを教えてくれる」(28歳/金融/金融系専門職)・「比較的リアルな物語で、何よりホントに野球が中心の作品だと思えるから」(26歳/精密機器/営業)・「壮大な人生ドラマとともに野球の楽しさを分かってくれそう」(26歳/食品/研究開発)■『ROOKIES』がオススメ・「初めて野球マンガで泣いた作品でした!!」(22歳/不動産/営業)・「桧山が最高にいいキャラ」(28歳/レンタル/サービス)・「野球の熱さを伝えたい」(28歳/建築/建築)■『ドカベン』がオススメ・「あの長さの中にいろいろと深いストーリーがあるから」(25歳/医療/サービス)・「キャラクターが面白いから」(29歳/食品/事業開発)・「野球に興味のない自分が読んでも面白い作品だったので」(24歳/精密機器/設計)■こんな野球マンガもオススメ!・『Mr.FULLSWING』:「ハチャメチャさが野球の枠を超えて面白いマンガなので」(25歳/金融/金融系専門職)・『ONE OUTS―ワンナウツ―』:「心理戦を楽しむことができ、野球に興味がなくても面白いはず」(22歳/機械/システム)・『Dreams』:「一見不良の少年にも夢が持てる話だから」(28歳/小売/総務)・『おおきく振りかぶって』:「野球のよさを伝えるのなら登場人物の話より野球についての描写が多いものがいいと思うので」(26歳/IT/SE)・『巨人の星』:「"昭和のお父さん”を星一徹が教えてくれるから」(27歳/機械/営業)総評「野球のよさを知らない人」に読んでもらいたいなら、"恋愛や友情などが丁寧に描かれている作品のほうがいいかも”ということで、女性からの人気も高いあだち充さんの作品が見事にワンツーフィニッシュ!!1位の『タッチ』は30年も前に連載がスタートした古い作品ながら、テレビアニメが何度も再放送され、長澤まさみさん主演で実写映画化されたこともあり、20代にとっても親しみ深い作品になっているようです。1995年にアニメ化された2位の『H2』は、二人のヒーローとヒロインの友情や愛情はもちろん、野球の面白さもしっかり感じられる作品。「『タッチ』とは違う面白さがある」と、この作品をNo.1に推す声もありました。3位の『MAJORDRAMATIC BASEBALL COMIC』は2010年、16年にわたる連載が終了した全78巻の大作。主人公の吾郎がひたむきに野球に取り組み、メジャーリーガーとして活躍する姿が「感動的」と支持を集めました。4位はドラマ化、映画化もされ大ヒットを飛ばした『ROOKIES』。5位の『ドカベン』は30年も前に連載が終了した作品ですが、野球マンガの第一人者として知られる水島新司さんの作品として選んだ人も多かったようです。数ある野球マンガの中から選ばれた今回の5作品は、どれを読んでも満足できる名作ぞろい。ただし、恋愛要素が強い作品にするか、野球の面白さを実感できるスポ根ものを選ぶか、どのタイプをオススメするかは相手に合わせて選んだほうがよさそうです。気になる女性にマンガを貸して、気に入ってくれたら野球観戦デートに誘うのもいいかもしれません!?(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2011年1月24日~2月1日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性279名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンクエンタメに関するコンテンツは『コブタメ』でCHECK!!【男性編】読んでみたい時代劇マンガランキング【男性編】好きな『SLAM DUNK』の登場人物ランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年06月06日大ヒット公開中の『岳 -ガク-』主演の小栗旬とヒロイン役の長澤まさみ、片山修監督が5月19日(木)に都内劇場で開催された舞台挨拶に登場した。“山女子会”と称して、この日の客席には山を愛するアウトドアガールたち約350人が集結!“山ガール”たちは、映画や撮影についてストレートな質問を小栗さんらにぶつけた。マンガ大賞にも輝いた石塚真一の人気漫画を実写化。山を愛する山岳ボランティアの島崎三歩(小栗さん)と登山者たちの交流を通じて、山の楽しさや時に人間に牙をむく自然の恐ろしさを描き出す。“山ガール”ファッションに身を包んだ観客からの大歓声に小栗さんは「みなさん、映画観に来る格好じゃないですよ!」とツッコミつつ、頬は緩みっぱなし。長澤さんも「みなさんカラフルで、はつらつとしていていいですね。“山ボーイ”も増えてくれたら嬉しいです」と笑顔を見せた。撮影を通じて見えた、互いの良いところと直してほしいところは?という質問に小栗さんは「(長澤さんは)基本的にすごく素敵です」と賛辞を贈ったかと思えば「人工呼吸をするシーンの撮影の合間にこの人、一瞬寝てました、半目あけて(笑)。その顔はひどくて(笑)、直してほしいかな」といたずらっぽい笑みを浮かべて暴露。一方の長澤さんは「直してほしいところ…あった!」と言った直後に「やっぱりいいです、やめときます」と撤回。マイクを通さずに隣の小栗さんにごにょごにょと内緒話で中身を伝えると、小栗さんは「ここで言うことじゃなかったですね。下ネタでした…」と苦笑い。長澤さんが小栗さんに直してほしいと思う、下ネタまじりのこととは一体、どんなことだったのか…?“山デート”をするならどんなことをしたいか?という質問に「テントに泊まるのも面白そうですね。でも、せっかく山に行くなら、彼女と一緒でもいいですが、大人数で行って、みんなでバーベキューしたり、クライミングをしたい」と小栗さん。長澤さんもこのプランに飛びつき「私もそれ参加させてもらっていいですか?」とノリノリ。ただ「彼氏と山登りして、必死な顔を見られるのは恥ずかしい…」と女の子らしい一面も。さらに小栗さんは「前日に大ゲンカしたカップルが、山に登ると良いと思います。助け合いながら登って、頂上に着いたら、ケンカしたことなんてどうでもよくなります」と新タイプのデートプランを提案し、会場の笑いを誘っていた。また、長澤さんが演じた山岳救助隊員・久美のようなタイプの女性について小栗さんは「(付き合うのは)絶対ムリ。怖いもん。(劇中の)『山をなめるな!』という感じで毎日怒られて、家に帰りたくなくなりそう」と弱腰姿勢。逆に、三歩のようなワイルドな男性は?と問われた長澤さんは「三歩はワイルドだけど、意外と草食系っぽい。でも彼女とかはできなさそうですね」と冷静な分析をしつつ「(ワイルドと草食系が)ちょうど半分ずつの人がいいです」と中道路線を表明。すかさず「オレみたいなタイプだね?」と言う小栗さんに「毎日、怒りますよ」と笑顔でカウンターを食らわせていた。『岳 -ガク-』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?
2011年05月20日スタジオジブリの最新作で、長澤まさみが主人公の少女・海(うみ)の声を、そしてV6の岡田准一が、海が心惹かれる少年・俊の声を担当することが明らかになった。「なかよし」(講談社刊)で1980年に連載された全8話からなる少女漫画を原作とした本作。物語の舞台は東京オリンピックの開催を目前に控えた1963年の横浜の高校。16歳の海と17歳の俊の出会いと交流、高度成長に学園紛争など揺れ動く時代の中で真っ直ぐに生きる若者たちの姿を瑞々しく描き出す。2006年の『ゲド戦記』に続いて宮崎吾朗監督がメガホンを握るが、その声優陣がついに発表された。これまで、アニメ版「デトロイト・メタル・シティ」に、スタジオジブリがアニメーション作画を担当したニンテンドーDSのゲーム「二ノ国漆黒の魔導士」のボイスキャストや映画『つみきのいえ』のナレーションなどを担当してきた長澤さんだが、長編アニメーションで声優を担当するのは今回が初めて。海難事故で父を亡くしており、多忙な母を助けながら「コクリク荘」の下宿人を含む6人の“大家族”の面倒を見るしっかり者・海を演じる。長澤さんは「喜びと同時に、ジブリ作品が大好きなので私で大丈夫かなと少し不安もありますが、とにかく楽しむことを忘れないように自分らしくできたらと思います。(長編アニメーションの)声優は初めてのことですが、海ちゃんのしっかりとした芯のあるところをキチンと出せるよう、丁寧に落ち着いて取り組みたいです。(脚本を読んで)私たちに何が本当に必要なのか考える時間を持ってみることも大切なのではないかと思いました」と物語から感じた思いと意気込みを明かす。「海ちゃん役の長澤さんに関しては、三谷幸喜さん脚本のドラマ『わが家の歴史』での彼女のお芝居が良かったので、決めました」と鈴木敏夫プロデューサー。すでにアフレコが進められているが、宮崎吾朗監督は「長澤さんを選んだのはカンです。カンは大当たりでした」と手応えを感じている様子だ。そして、海と惹かれ合う高校三年生の新聞部部長・風間俊を演じるのは、宮崎監督の信を受け『ゲド戦記』に続いての参加となる岡田さん。「宮崎吾朗監督とは、二度目のお仕事になりますが、今回もお話をいただけたこと、そして大好きなジブリ作品に参加させていただけることを大変光栄に思います。監督やキャスト、スタッフの皆様に支えていただき、いつまでも観続けられるジブリ作品の力に、少しでもなれるように精一杯演じたいと思います」と出演の喜びを語っている。2人のほかに、海の祖母に竹下景子、コクリク荘に下宿する研修医の北斗役に石田ゆり子、そして海と俊の両親の旧友である小野寺に内藤剛志と、ジブリ作品常連の俳優陣が顔を揃え、海の母・良子役の風吹ジュン、徳丸社長役の香川照之など岡田さん同様に『ゲド戦記』に続いての参加となる面々も。加えて“ジブリ初参加組”も豪華!俊の親友である水沼を風間俊介、俊の父を大森南朋がそれぞれ演じる。プロの声優ではない俳優や著名人をボイスキャストに数多く起用するのはジブリ作品のひとつの特徴だが、これだけの名優たちがキャストに名を連ねるのは近年のジブリ作品においても異例と言える。長澤さん、岡田さんにとっては生を受ける数十年前の日本を舞台にした本作。どのような仕上がりとなっているのか期待が高まる。映画の制作状況は、3月の会見で鈴木プロデューサーの言葉にもあったように、依然として遅れてはいるが、5月より主要キャストのアフレコも開始。完成に向け着々と進められている。昨年の12月に「上を向いて歩こう」はキャッチコピーとして決まり、坂本九による同名の名曲が挿入歌として使用されるが、奇しくもこの言葉は、東日本大震災の発生後に多くの人々の口から日本中で発せられることになった。いまを生きる全ての日本人にスタジオジブリが贈る『コクリコ坂』は7月16日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:宮崎駿「自分たちが何を作ってゆくのか問われている」
2011年05月13日映画『岳 -ガク-』が5月7日(土)に公開初日を迎え、都内劇場で行われた舞台挨拶に主演の小栗旬に長澤まさみ、佐々木蔵之介、渡部篤郎、石田卓也、片山修監督が顔を揃えた。石塚真一による、マンガ大賞受賞作を実写化した本作。山をこよなく愛する山岳ボランティアの島崎三歩(小栗さん)と、山岳救助隊、そして登山者たちの交流を通じて山の面白さと美しさ、そして時に人間に牙をむく自然の厳しさを描き出す。およそ3か月にわたって山にこもって撮影されたが、その前には過酷なトレーニングも行われた。小栗さんは「最初に監督と一緒に登った八ヶ岳はすごかったです。5メートル先が見えなくて…遠くから徐々に人の影が見えてくるのが本当に嬉しくなるんです」と雪山の厳しさを身を持って感じたよう。「山の上で摂る食べ物、飲み物は違う味がするんです。登ってから食べるカップラーメンは本当においしい!何なんでしょうね?とにかくうまいんです」としみじみと語った。長澤さんはここ数日、映画のプロモーションで毎日のように各局の番組に出演していたが「やっと初日を迎え、みなさんにお届けすることができて嬉しい」と満面の笑みで初日を迎えた喜びを語った。この日、キャスト陣は次々と撮影時のエピソードを披露。佐々木さんは山岳救助隊の隊長役だが「隊長はそんなに登らず、基本的に基地で指示を出し、報告を待ってまして…」(佐々木さん)と苦笑い。小栗さんによると「隊長はヘリで迎えに来るシーンで初めて山に触れて、隊長なのに『すごい景色だなぁ』って写真を撮ってました」とのこと。また、夏山にハイキングに来た男性とのシーンの撮影について、小栗さんは「あの日のまさみちゃんはメッチャ怖かった!すごくプリプリ怒ってて、石田くんと『怖いね』と話してました」と証言。これは、長澤さんがそれだけ役に入り込んでいたという証…?何があったのかと尋ねられた長澤さんは、「軽装で登ってくるのが悪いんです!」と怒気を発しながら答え、会場は笑いに包まれた。他にも、長澤さんと石田さんがヘリコプターに乗るシーンでは山の上をグルグルと40〜50分ほど旋回していたそうで「吐きそうになってました」(石田さん)、「2人ともガマン大会みたいになって、絶対に『無理です』って言わない戦いを繰り広げていた」(長澤さん)とか。役の上でこのヘリコプターを運転しているのが、エアレスキューパイロット役の渡部さん。もちろん、実際には運転はしていないのだが、何とも居心地が悪そう…。渡部さん自身はプライベートで山に登ることもあり、原作のファンだったそうで「本当は佐々木さんの役(=救助隊隊長)がやりたかった(笑)」とボヤく一幕も。さらに役作りについて聞かれ「日焼けサロンに行って色を黒くしました」など飄々とした口調で語り会場の笑いを誘っていた。監督は本作の魅力を「人間ドラマ、心と心の通い合い」にあると強調。小栗さんも「僕らが山に向き合ったということが見ていただけると思うし、生きる勇気が伝わると思います」と胸を張った。『岳 -ガク-』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?東宝シンデレラオーディション、グランプリは10歳!鹿児島の美人姉妹が席巻
2011年05月07日2008年の『幸せ最高ありがとうマジで!』でパルコ劇場初登場を飾った本谷有希子が、3年ぶりに同劇場へと帰ってくる。ヒロインを演じるのは、これが初舞台の長澤まさみ。本谷はこれまで永作博美や小池栄子、りょうなど名立たる女優陣と共に舞台を作り上げてきた。しかも彼女が描くのは、同じ女性から見ても非常に面倒くさい――男性にとっては時に非常に愛おしくもある――女の姿。そんな女を演じた時、すべての女優はこれまでとはまた違う一面を見せる。それだけに長澤まさみという女優にいかなる化学変化が起こるのか。リリー・フランキーに成河(チョウソンハ改めソンハ)、安藤玉恵、吉本菜穂子ら共演者の顔ぶれと共に、非常に期待は高まる。ワークショップオーディションの写真そんな本谷待望の新作舞台『クレイジーハニー(仮題)』だが、実は出演者はこれだけではない。大規模なオーディションを実施し、その応募総数は約1000名。1次審査で200名に、2次審査で24名にまで絞られ、ワークショップオーディションという形でここから約10名が選出されることになったのだ。そのワークショップ最終日。本谷は参加者を前に、自分が惹かれるものについて「人の心が面白い。それが理解出来ないとさらに面白い」と語った。そこで本谷がエチュードのテキストとして選んだのが、怪談『予言猿』。服の裾を掴まれた人は死ぬという猿がおり、飼い主である八百屋夫婦の娘もその予言で死に、最後には主人が猿を洗い殺してしまうという話だ。本谷はその「“猿を洗い殺す”という聞いたことのない状況にワクワクする」と話し、物語ラスト部分を3人ずつ、5組の役者に演じさせた。5組の即興芝居はもちろんそれぞれ違うのだが、やはり“猿を洗い殺す”主人の演技に、最もその特徴が表れたと言える。妙にテンションの高い者がいれば、その逆もおり、笑い、怒り、悲しみなど、人の心の移り変わりが多様な表現で提示される。若い役者が多いため荒削りな部分も多いが、それも含め本谷は楽しんでいたようだ。残りの9人に渡されたのは、ふたりの人物が登場する別のテキスト。役者は約30分のうちにせりふを覚え、即発表しなければならない。役者たちはそれぞれキャラクターを作り、覚えられなかった部分については必死にアドリブを繰り出す。追い詰められた状況下での役者の転がり方が分かり、こちらも非常に面白い。ワークショップは終わり、結果10名が合格、出演が決まった。大規模なオーディションという試みから、本谷はいかなる新しい武器を手に入れたのか?その答えは8月のパルコ劇場で明らかになる。公演チケットは6月発売を予定。取材・文:野上瑠美子
2011年04月27日映画『岳 -ガク-』の特別試写会が4月13日(水)、都内で開催され、主演の小栗旬に長澤まさみ、片山修監督が舞台挨拶に登壇。撮影の様子や互いの思い出にまつわるトークを繰り広げた。第1回マンガ大賞に輝いた人気漫画を原作に山をこよなく愛する島崎三歩(小栗さん)の優しさ、登山者たちとの交流、山の素晴らしさやその裏にある自然の厳しさを描き出す。当初、3月下旬に完成披露試写会が開催される予定だったが、東日本大震災の影響で中止となり、ようやくこの日、観客にお披露目となった。小栗さんは「改めてお見せすることができて嬉しいです」と感謝の挨拶。さらに被災地を訪れた高校時代の友人エピソードや、劇中の三歩の「感動した。生きていた君に」というセリフに触れ「ずっと、何か僕らにできることがあれば、という気持ちでした。この映画が前向きな力になるような、観た人が『元気をあげたい』と思えるような作品になれば…」と思いを込めた。長澤さんは新人の山岳救助隊員を演じるが「この映画を通じて命の尊さ、山の厳しさを感じることができ、成長につながったと思います。(登場人物たちの)一生懸命に前に突き進んでいく姿が素晴らしいです」とアピール。片山監督も「これから立ち上がっていこうとする人たちの力になれば」と真摯に語った。撮影を前に、小栗さん、長澤さんらキャスト陣と監督は登山の練習のためにいくつもの山に登ったそうだが、小栗さんが最初に登った山でのエピソードを披露。「風速16メートルの吹雪で、登る前は『山頂で写真撮りましょう』とか話してましたが、写真どころじゃない(苦笑)。それでも監督がカメラを出そうとして、手袋を飛ばされまして。みんながロープで繋がっているので、監督が飛ばされた手袋の方に走ると、みんなが引っ張られるんです!」。思わぬ暴露に監督は苦笑いを浮かべていた。また、小栗さんと長澤さんは映画では8年ぶりの共演となったが、小栗さんは長澤さんについて「まさみちゃんは人見知りなのかな…?(8年前の)15歳のまさみちゃんと20歳の僕はそれなりに仲の良い関係を作れたと思ってたけど、8年の間にまさみちゃんはよそよそしくなって、顔を合わせても目も合わせてくれなくなった。『変わっちまったな、まさみちゃん…』と思ってたら、今回、普通に話すことができたとき、『これは良い映画になる』と思った」と思い出を語った。この発言には長澤さんも「(8年の間に)映画以外の仕事で、小栗くんと共演の機会は何度かあったんですが、作品ごとに役のせいもあってか印象が違うんです!『小栗くん、変わっちゃったのかな…』って思ってました」と“反撃”!そして「私にとっては憧れの先輩であり、追い付きたい先輩」と付け加えた。すると、今度は小栗さんが「まさみちゃんにはお兄さんがいるんですが、現場で一度、『お兄ちゃん』と呼ばれたことがあります」と暴露。長澤さんは恥ずかしそうに「よく間違えるんです。マネージャー(※男性)を『お母さん』と呼んじゃったり…」と明かし、小栗さんは嬉しそうに「おれ、知らないうちに妹ができたんだな」と嬉しそうに語り会場は笑いに包まれた。『岳 -ガク-』は5月7日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館■関連記事:小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第13回)逆境に強そうな戦う俳優は?東宝シンデレラオーディション、グランプリは10歳!鹿児島の美人姉妹が席巻佐々木蔵之介主演ドラマ第3弾で大先輩との共演に恐縮しきり
2011年04月13日ナインティナインの岡村隆史が主演する映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』。夢に向かって真っすぐに走る主人公(岡村)と、彼を支える妻(松雪泰子)の“奇跡”を描いた作品だが、製作においても“奇跡の連続”だったという。その他の写真映画は、沖縄のかつての美しい海を、愛する妻と子どもたちに見せたいとの思いから、絶滅の危機にひんしたサンゴを養殖、海に移植し、世界初の産卵に成功した金城さんの物語。岡村は笑いを一切封印し、久々の主演、初の父親役に挑んだ。「金城さんとは2008年5月に初めて会ったのですが、翌年5月にはクランクインしていました。1年後に撮影を開始できたことが奇跡だと思います。映画の製作が決まるまで時間がかかるものなのですが、プロデューサーが即断即決。岡村さんも出演即決だし、松雪さんにもすぐに快諾していただいて」と李闘士男監督。多忙を極める岡村は、脚本に目を通すまでに多少時間を要したが、初稿を読んで「出演を即決しました」と快諾。事務所サイドからも「やります」という返事が返ってきた。クランクイン後も奇跡は起こった。象徴的なのは、クライマックスとなるサンゴの産卵シーン。李監督は「CGだと思っている方がいるみたいですが、本物のサンゴの産卵シーンを撮影するために1か月間、沖縄のあちこちの海にもぐり続けました。産卵は5月下旬から6月上旬で、産卵しない可能性もあると言われて心配しましたが、この年は例年より2週間以上遅れて産卵しました。奇跡というまさしくドキュメンタリーを撮影しているような感じでした」と振り返る。苦労が生んだ映像はまさに神秘的で圧巻の一言だ。共演は、吉沢悠、國村隼、原田美枝子、長澤まさみ、渡部篤郎ら。プロデューサーは「第一希望の方ばかりでしたね」とキャスティングにも自信を見せている。『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』4月24日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
2010年04月16日これまで数々の話題作を深夜帯から世に送り出してきたフジテレビ系列のアニメーション枠「ノイタミナ」で森見登美彦の傑作青春小説「四畳半神話大系」(太田出版、角川文庫刊)が2010年4月より放送されることが決定した。“Animation(アニメーション)”を逆からローマ字読みした“ノイタミナ”では、「アニメの常識を覆す」というコンセプトの下、これまでに「ハチミツとクローバー」、「働きマン」、「のだめカンタービレ」といった人気コミックを原作にした作品や「図書館戦争」、「空中ブランコ」といったベストセラー小説をオリジナリティあふれる世界観でアニメ化した作品など、話題のアニメーションを次々と生み出してきた。今回、アニメ化されることが決まったのは、「太陽の塔」(新潮社刊)で鮮烈にデビューし、2006年に発表した「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店刊)で第20回山本周五郎賞受賞を受賞、直木賞候補となり、本屋大賞では2位を獲得した森見登美彦の「四畳半神話大系」。残念な青春を送るヤロー共を書かせたら右に出る者なしの森見さんの作品の中でも、人気の高い作品である。主人公は京都の大学に通う誇り高き三回生であり、薔薇色のキャンパスライフを夢見つつもそれとは程遠い、実り少ない生活を送る“私”。悪友や師匠を気取る謎の自由人など、騒がしい周囲に振り回されながら、秘かに憧れる孤高の乙女・明石さんとの距離を縮めようともがくさまが、不思議な並行世界(パラレル・ワールド)で繰り広げられる。注目すべきはアニメ化に際してのスタッフ陣!脚本およびシリーズの構成を担当するのは、関西を拠点に活動し、メキメキと頭角を表した劇団「ヨーロッパ企画」を率いて、『サマータイムマシン・ブルース』、『曲がれ!スプーン』などの劇場公開作品の原案となる舞台を手掛けてきた上田誠。また、キャラクター原案は、上の写真を見てピンと来た人も多いはず。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDのジャケットのデザインを始め、森見さんの「夜は短し歩けよ乙女」などの書籍のカバーのデザインなど印象的なイラストで多くの支持を集めるイラストレーターの中村佑介が担当する。アニメーションの制作は、言わずと知れたクリエイティブ集団「マッドハウス」。そして「クレヨンしんちゃん」シリーズや、「ミチコとハッチン」など20年以上にわたって日本のアニメーションの最前線で活躍してきたアニメーター、湯浅政明が監督を務める。森見作品初の映像化はどのような仕上がりとなるのか?不毛と愚行の青春奇譚「四畳半神話大系」は2010年4月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送。「四畳半神話大系」公式サイトイラスト/中村佑介 © 四畳半主義者の会■関連作品:曲がれ!スプーン 2009年11月21日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ/ROBOT/博報堂DYメディアパートナーズ/東宝/日本映画衛星放送■関連記事:【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」
2009年12月14日まもなく劇場公開を迎える『僕の初恋をキミに捧ぐ』が21日(水)、開催中の東京国際映画祭で上映され、あわせて主演の岡田将生と井上真央、新城毅彦監督による舞台挨拶が行われた。映画は、青木琴美による漫画を原作に、限られた時間の中で愛に生きる若いカップルの姿を描いた純愛ストーリー。岡田さんが登場すると、会場は黄色い声援でいっぱいに。「まーくん!」という声援に岡田さんは「はい、岡田将生です(笑)」と返し「季節の変わり目に、この日を迎え…えーと…来ていただいてありがとうございます!楽しんでいってください」と少し緊張気味に挨拶。井上さんも「真央ちゃん!」という声に「はい、真央です」と笑顔で応じ「この作品を通じて、いろいろ考えさせられました。(劇中の)2人のようにタイムリミットがなくても、一生懸命に生きることや人を愛することの大切さをご覧になっていただくみなさんに感じてもらえたら嬉しいです」と語った。続いて、話題は土曜日に行われたグリーンカーペットに。監督は「すごく緊張しました。それと、岡田くんと井上さんの人気がすごくて、2人のすごさを初めて実感しました」と感想を語った。井上さんは、監督の言葉に笑顔を浮かべ「車で待機しているときから、2人(岡田さんと監督)がすごく緊張してて、それがこっちにも伝染してきました(苦笑)。ドキドキしましたが、(岡田さんが)素敵にエスコートしてくれました」と岡田さんに“合格点”を与えた。岡田さんは「すごい緊張しましたが(苦笑)、自分らしさが出せたかな、ちゃんと井上さんを引っ張れたかな、と思います」と言いつつも、そのときの様子を思い出したのか、かなり照れくさそう。最後に一言ずつコメントを求められると、井上さんは「胸を痛めるシーンもありますが、ひとつの希望を見出せる作品になってます。それぞれの純愛を感じてくれたら」とアピール。岡田さんは「(舞台挨拶の)締めという大役を任されまして…まあ締めというのがどういうものかイマイチ分かってないんですが(苦笑)。素直に観て、心の中に何かが残ってくれたら嬉しいです」と呼びかけた。『僕の初恋をキミに捧ぐ』は10月24日(土)より全国東宝系にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】矢沢永吉が人生初の舞台挨拶!30年前の自分に「生意気なヤツ」【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日YAZAWAがグリーンカーペット&舞台挨拶に参上!ミュージシャンの矢沢永吉の歩んできた軌跡を追ったドキュメンタリー『E.YAZAWA ROCK』が10月21日(水)に東京国際映画祭で上映された。上映前には、矢沢さんのためだけに劇場前にグリーンカーペットが敷きつめられ、多くのファンの声援に受けながら矢沢さんは堂々とカーペットを闊歩。続いての舞台挨拶では、初めての経験に少し戸惑いを見せながらも、熱烈な観客たちの声援に応えた。舞台上で矢沢さんは、苦笑いを浮かべながら「(初の舞台挨拶は)落ち着かなくて、手を前で組んだり、“いい人”になってしまうんですね」とコメント。30年前のインタビューの映像の中の自分について「『何て生意気なヤツ!』って思いましたね。青くて、生意気で言いたいことスパンって言ってる。いま思うと恥ずかしいくらいです。あぁ、これがあのときの自分か…という気持ちでした」と少し照れくさそうにふり返った。増田久雄監督は、この映画を作ることになったきっかけについて「18年ぶりに永ちゃんと一緒に『RUN & RUN』(※1980年に製作された、増田監督のプロデュースによる矢沢さんのドキュメンタリー作品)を観たんです。隣りにいまの永ちゃんがいて、スクリーンに30歳の頃の永ちゃんがいて、ブレてないんですよ。でも変わった部分もあって…理屈じゃなく、1年追いかけたくなったんです。そのつもりが2年追いかけてしまいました」と語り、「野球のクライマックス・シリーズの巨人vs中日が気になってる人もいると思いますけど、この映画を観たら、永ちゃんについて語りたくなって、野球のことなんて忘れると思います」と自信満々。さらに「(映画を観て矢沢さんの良さが)分かんなかった人は、僕のとこ来てください!勝負するので」とも。監督の発言に隣りの矢沢さんも驚いたような表情を浮かべつつ、笑っていた。「(劇場で)フィルムで観て楽しんでください!」と呼びかけ舞台を去っていく矢沢さんに、客席のあちこちからは熱烈な「永ちゃん」コールが響き渡った。『E.YAZAWA ROCK』は11月21日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催E.YAZAWA ROCK 2009年11月21日より全国東映系にて公開©2009 映画「ROCK」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】井上真央、岡田将生のエスコートに合格点!【TIFFレポート】川村陽介&ダンテ・カーヴァー箱根のゴールの瞬間の顔は素?【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!
2009年10月22日箱根駅伝を題材にした青春映画『風が強く吹いている』が開催中の東京国際映画祭で上映された。出演者による舞台挨拶も開催され、『ROOKIES』にも出演している若手俳優・川村陽介とソフトバンクのCMでおなじみのダンテ・カーヴァーが大森寿美男監督と共に登壇した。国際映画祭の場ということで舞台挨拶には随時、英語通訳が入るが、川村さんは海外のファンを意識して(?)、「Good evening evryone!」と英語で挨拶。逆にダンテは「みなさん、こんばんは。来てくれてありがとうございます」と日本語で語り、2人に触発されたのか、大森監督は「My name is 大森寿美男と申します(笑)」と日英ハイブリッドで語りかけ、会場を笑いに包んだ。本番、練習を含め、キャスト陣がとにかく走って走って走りまくったという本作。川村さんは「昔から短距離は好きだったんですが、長距離は苦手。ずっと不安で、トレーニングに夏合宿をやってもまだ不安がありました。走りのシーンを全て撮り切って監督の『OK』を聞くまで不安でした」とふり返った。それでもやりきれたのは「日に日にほかのメンバーが速くなっていくのを見て、『負けてられない』という気持ちになったから。それに、みんなで走ってると楽しくなってきました」と苦楽を共にした仲間の存在を強調。ダンテも「冬に走るのは寒いけど、チームと一緒だと温かかった」と語り、日本語での演技という大きな挑戦についても「日本語はいまだに難しいです。でも難しいと思えば大変なもの。楽しむ気持ちでやりました。カメラの前に立つ前に全てのセリフを100回以上は練習しています」と努力を明かした。さらに「(ランナーたちが)フィニッシュラインを越えるときの表情を見てください!真に迫っています」とアピールした。大森監督は「こうして字幕付きで、海外の方々に観てもらえる機会を持てて嬉しいです。魂がこもっています!」と呼びかけた。『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催風が強く吹いている 2009年10月31日より全国にて公開© 2009「風が強く吹いている」製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】友情がテーマの映画で爆笑・太田、田中を離婚ネタでイジり通す【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!【TIFFレポート】セクシー佐々木希、かわいい顔してやるもんだ!監督が素顔暴露小出恵介『風が強く吹いている』インタビュー「男が何かを背負って走る姿は美しい」
2009年10月21日注目の若手劇作家・上田誠と本広克行監督の『サマータイムマシン・ブルース』(’05)コンビが再結成し、今度は長澤まさみを主演に迎えて贈る、シチュエーション・コメディ『曲がれ!スプーン』。10月20日(火)、開催中の東京国際映画祭に出品された本作の完成披露記者会見が行われ、長澤さんと彼女を囲む7人の“エスパー軍団”の男性陣、そして本広監督と上田さんの総勢10名が登壇した。物語の舞台となる“カフェ・ド・念力”に集う、最弱のエスパー軍団に抜擢されたのは、三宅弘城に諏訪雅、中川晴樹、辻修、川島潤哉、岩井秀人ら小劇場を中心に活躍する面々とベテラン俳優の志賀廣太郎。みんなのアイドル・長澤さんは、「素敵なお兄さま方で、いつも負けないように頑張らなきゃと思ってました」と満面の笑みを浮かべたが、三宅さんはこれに対して「僕らはだいぶ年上なのに、長澤さんにコケにされながら、楽しく撮影しました」とコメント。普段は舞台を中心に活躍する一同は不慣れな会見に、ぎこちなさを全面に出す一方で、長澤さんとの共演話では一様に身を乗り出す。諏訪さんが「カメラが回るとキッラキラに輝いていて、長澤まさみはこれか!と」と語れば、“透視”のエスパー役の中川さんは「長澤まさみちゃんをずっと見つめられて本当に幸せな役でした。大好きです!」とアプローチ。かたや、川島さんは「朝から納豆巻きを食べているのを見て、人間味もあるんだなと(笑)」と長澤さんの素顔をポロリ、仲の良い雰囲気が伝わってきた。長澤さんに「一番変な人」のお墨付きをもらった岩井さんは、身の上話を語り出すや「映画に出るという15年がかりの夢を叶えちゃって、次はどうしようかなと…」と語り、自己満足に浸った。この個性派揃いを「ロクでもないエスパーたち」と見守るのは上田さん。4年ぶりの本広監督との仕事を「より密接な、とても幸せな作り方が出来た」とコメント。本広監督も「信じることを忘れない気持ちを、ストレートに表現した」と充実した様子を見せ、“エスパー”たちを「100人の男を見た中のツワモノたち」と称賛を贈った。さらに、報道陣からキャスト陣に「エスパーの力があったら何がしたい?」という質問が。「透視。見ちゃいけないものを見てみたい」と答え、一瞬男性陣をドキリとさせた長澤さんだが、曰く「当たりクジを引いてみたい」とのこと。その後も「透視」を支持する声が相次いだが、志賀さんは「空を飛んでみたい」と可愛らしい夢を、三宅さんは「僕はいまの僕で充分です!」と言い放ち、笑いを誘った。最後の記念撮影では、登壇陣に内緒で観客全員が“エスパー”の象徴的なアイテム、銀スプーンに見立てた全身シルバータイツに変装するサプライズも。こみ上げる笑いを我慢できない長澤さんは「みなさん、銀になってくださってありがとうございます!」と元気に呼びかけ、終始笑いにあふれた会見は終了した。『曲がれ!スプーン』は11月21日(土)より全国東宝系にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:曲がれ!スプーン 2009年11月21日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ/ROBOT/博報堂DYメディアパートナーズ/東宝/日本映画衛星放送第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!【TIFFレポート】セクシー佐々木希、かわいい顔してやるもんだ!監督が素顔暴露【TIFFレポート】トルナトーレ“『ニュー・シネマ・パラダイス』の親戚”作に自信【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び
2009年10月20日山田孝之を主演に迎え、妄想男たちの暴走を描いた『大洗にも星はふるなり』が、先日より開催されている東京国際映画祭で上映され、山田さんによる舞台挨拶が行われた。この舞台挨拶は山田さん単独で行われるはずが、この日、誕生日を迎えた山田さんを祝福するために監督や共演者たちが乱入!果ては、この映画と無関係のはずの、俳優で弁護士の本村健太郎までが現れ、映画に因んで、山田さんを被告にした“公開法廷”まで開かれたが、当の山田さんは超ローテンション…。微妙な温度差が漂う、何とも不思議な舞台挨拶となった。山田さんは開口一番「山田です。昨日、仕事で茨城で夜から朝まで雨に打たれていて、3時間しか寝てないので頭がパッパラパーですが…」とお疲れ気味のよう。この日は、山田さんにとって26回目の誕生日。司会者に促され、山田さんが26歳の抱負を語ろうとしたそのとき、客席の一角から「孝之、ハッピー、ハッピー、ハッピーバースデイ!」と甲高い声があがり、本作に出演するムロツヨシと白石隼也、そして福田雄一監督が舞台上に乱入した。さらに、舞台袖からは、かわいい山田さんのイラストが描かれたケーキも!会場全体でハッピーバースデイの歌を歌い上げた。さらにムロさんはなぜか「もう一回歌います!」と宣言。再びの唱和に、山田さんは指揮者のような動きで両手を振り上げながら、祝福の歌に聴き入り、さらに実際にはないケーキの上のローソクを吹き消す仕種も見せた。が…山田さんはローテンション。サプライズの祝福の感想を聞かれ「正直、ムロさんの声が聞こえた瞬間、イラッとしました」と歯に衣着せぬ物言いで会場を笑いに包んだ。福田監督はそんな山田さんの様子を察知し、「実は、山田さんは『サプライズが何より嫌い』らしいです…」とあるTV番組での山田さんへのアンケートの答えを暴露。司会者からの「嬉しいですか?」という問いに山田さんは引きつった顔で「嬉しいですよー!感動してます。びっくりー」とほとんど感情を出さずに語り、再び会場は笑いに包まれた。ここで終わればいいものの、会場にはなぜか俳優で本物の弁護士の本村さんが登場。映画に因んで山田さんを公開裁判の場に引っ張り出した。罪状は「ストーカー規制法違反」。ヒステリックな声で山田さんを有罪にしようとする本村さんに対し、山田さんはあくまでローテンション。ほかの3人が“証人”として山田さんの罪を証言したが、年下の白石さんが語る際には、山田さんは別の出演作『クローズ ZERO』で演じた芹沢のような睨みで白石さんを震え上がらせた。監督は「山田くんは、戸田恵梨香が現場に来たらいきなりテンションが上がった」などと現場の様子を明かしたが、山田さんは本村さんを横目に「もっと良い弁護士を立ててやる」とボソリ。ジャッジは200人の観客に委ねられたが、結果は無情の100%有罪!山田さんは最後にイベントの感想を求められると、低〜い声で「サプライズとか本当に嬉しくて…」と語り、涙をぬぐうような仕種を見せるも「サプライズ過ぎて何言っていいんだか…」と本音を語り、改めて会場全体から「おめでとう!」という言葉が贈られた。『大洗にも星はふるなり』は11月7日(土)よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:大洗にも星はふるなり 2009年11月7日よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2009「大洗にも星はふるなり」製作委員会第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】セクシー佐々木希、かわいい顔してやるもんだ!監督が素顔暴露【TIFFレポート】トルナトーレ“『ニュー・シネマ・パラダイス』の親戚”作に自信【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び
2009年10月20日佐々木希主演で人気ケータイ小説を映画化した『天使の恋』が特別招待作品として東京国際映画祭(TIFF)で上映され、舞台挨拶に佐々木さん、共演の谷原章介、そして寒竹ゆり監督が登壇した。右肩を大胆に露出した白のかわいらしいドレスで登場した佐々木さんに客席からは大歓声が。今回、映画初主演を果たしたが、「演技経験もそんなになく、不安で『できるのかな?』という思いでした。最初は『できない』ってお断りしたんです。でも、監督にお会いして熱い思いが伝わってきて『やるしかない!』とお引き受けしました」とふり返った。そんな佐々木さんについて谷原さんは「(共演は)『ハンサム★スーツ』に続いて2回目です。前回は彼女は映画は初めてで、当然、器用な演技はできないんですが、天真爛漫な役で、役柄と不器用さがマッチして本当に明るくてかわいらしかったです。今回の理央という役はいろんなものを背負っていて、(谷原さん演じる)光輝と出会うことで変わっていき、いろんなことを受け止められる女性に成長する。難しい役ですが、初日からクランクアップまで、(佐々木さんは)目覚ましい成長を遂げていき、隣でそれを目の当たりにし『人はこんなに変化するのか!』と思いました。花が開く瞬間に立ち会えて嬉しかったです」と手放しで称賛。寒竹監督も「最初の本読みのときは正直、『どうしようか…?』と思いましたが(笑)、希はこんなかわいい顔して、メチャクチャ根性あるし、他人の話を素直に受け入れ、まずやってみる吸収力があった。それに谷原さんもすごい包容力で支えてくださいました」と称えた。佐々木さんにはさらに、劇中の理央と光輝の関係のような18歳もの年齢差のある恋はありか?という質問が。佐々木さんは笑顔で「谷原さんのようなかっこいい男性なら全然ありです!」と即答。これには谷原さんも満面の笑みを浮かべた。『天使の恋』は11月7日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:天使の恋 2009年11月7日より全国にて公開© 「天使の恋」製作委員会第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催■関連記事:【TIFFレポート】長澤まさみ、エスパーだったら「見てはいけないものを見たい」【TIFFレポート】“有罪”山田孝之、「イラっと」ローテンションの26歳誕生日!【TIFFレポート】トルナトーレ“『ニュー・シネマ・パラダイス』の親戚”作に自信【TIFFレポート】公開に間に合う?ドキドキ『アバター』キャスト陣が“説明”会見【TIFFレポート】『アバター』シガニー・ウィーバー、久々の来日に日本語で喜び
2009年10月20日27日、秋葉原にカラフルなセーラー服姿のキルステン・ダンストが現れた。これは、『ターミネーター4』のマックG監督の新作ビデオの撮影のため。パステルピンクの日傘を差し、ブルーのウィッグに黄色とピンクのセーラー服とチュチュ、水色のチェックのニーハイにピンクのハイヒールといういでたちは「美少女戦士セーラームーン」を意識したもの。日本のサブカルチャー好きで知られる監督が大ファンなのだという。撮影したビデオ作品は今年後半、ロンドンのテート・モダンで公開される予定。こんな派手なスタイリングも何とか着こなしてみせるのは、ファッション・アイコンとしても知られるキルステンだからこそ。30日に渋谷にオープンしたセレクトショップ「OPENING CEREMONY」のオープン記念パーティ(29日)に出席したが、そこでは白いレースのフリル付きの黒のミニワンピース姿を披露していた。パーティにはアシュレイ&メアリー・ケイト・オルセン姉妹、モデルのエリン・ワッソン、ジェイソン・シュワルツマンら海外からのゲストに加え、菊地凛子、長澤まさみ、玉山鉄二といった日本のスターたちも出席した。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『ターミネーター2』の美少年、エドワード・ファーロングが離婚へ『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?ブライス・ダラス・ハワード&ムーン・ブラッドグッド強く、美しき女たちの戦い!「ドラえもん」にターミネーター乱入猫型ロボットvs不死身のアンドロイドが実現!帰ってきたぜ!『ターミネーター4』シュワちゃん出演シーン含むTVスポットが到着
2009年08月31日いよいよ夏本番。夏といえば海ですよね。昼の海で遊んだり泳いだりした後は、夜の海でしっぽりとロマンティックに過ごすのもいいでしょう。そんなとき、20代男性が一緒に海に行きたいと思うのは、セクシー系?それともキュート系?どちらに軍配が上がるのでしょうか?20代男性227名に、女性タレントに例えて回答してもらいました。1位上戸彩7%2位綾瀬はるか5%2位浅尾美和5%4位蛯原友里4%5位長澤まさみ3%5位ほしのあき3%・ワイワイ楽しみたい派上戸彩:おちゃめなところが楽しそう(28歳/運輸/総務)上戸彩:最初から最後まで笑顔で過ごせそう(30歳/出版/マーケティング)長澤まさみ:一緒にスイカ割りをしたい(29歳/男性/医薬品/総務)スザンヌ:子供みたいな気分で遊べそう(24歳/金融/営業)・まったりしたい派綾瀬はるか:のんびり海を眺めていたい(23歳/小売/販売)新垣結衣:夜、浴衣姿を見てみたい(26歳/通信/SE)・水着姿に期待派浅尾美和:ビーチが似合うから(26歳/金融/営業)蛯原友里:スタイルがよく、水着が似合いそうだから(25歳/官公庁/公安職)蛯原友里:海で目立ちそう。「あれ?エビちゃんじゃね?つか、隣のあいつ誰」って言われてみたい(28歳/官公庁/その他)ほしのあき:あの見事なプロポーションを見てみたい(25歳/電気/設計)・その他叶姉妹:ゴージャスな気分を味わいたい(29歳/広告/クリエイティブ)完全版(画像などあり)を見る
2009年07月15日美しい自然に恵まれた沖縄の離島、渡名喜島を撮影地に、最愛の人を亡くした悲しみを乗り越えて生きる少女、そして父親との絆を描いた感動作『群青愛に沈んだ海の色』。6月27日(土)、本作が公開初日を迎え、主演の長澤まさみ、佐々木蔵之介、良知真次、田中美里、そしてメガホンを取った中川陽介監督が初回上映後の舞台挨拶を行った。会場は満席で立ち見が出るほどの盛況ぶり。ファンの声援を浴びて登場した長澤さんは、「こんなに会場が人で埋め尽くされるのを見て、みんなで渡名喜島で暑い中一生懸命撮影をした甲斐があったと思いました」と晴れやかな笑顔を見せた。本作で佐々木さんと親子を演じたが、「蔵之介さんの眼差しがすごく強くて、見られてることが多々あったんですけど(笑)」と明かすと、言ってるそばから隣から熱い視線が長澤さんに…。長澤さんは照れ笑いぎみに「そこから父親の威厳や強さを感じて、本当に頼りがいのある父親でした」と語った。逆に佐々木さんはというと、長澤さんの美貌を「太陽光線がすごく差している中で、なんでこんなに爽やかで涼しげに出てくるんだろうと、めちゃくちゃ綺麗やなーと思って、カルピス(長澤さんCM出演中)飲みたくなりました」とユーモアを交えて称え、会場を笑いで包んだ。そして観客に向けて「『お父さん、映画観にいこう』と言ったら、泣いて喜ぶと思います。ぜひ親子一緒に観に来てください」とすっかり父親モードとなっていた。良知さんと田中さんは、それぞれ映画の重要なアイテムである、サメの歯のネックレスとサンゴのネックレスを身につけて登場。本作が映画初出演となった良知さんは「みなさんと一緒にこの映画を作れたことが僕の人生の宝物になりました。みなさんに出会えてすごく幸せでした」と感慨深げに語った。長澤さん扮する凉子の母親を演じた田中さんは、「私もとうとうそんな年になったのかなと感慨深くなったんですが、まだ(凉子が)赤ちゃんの頃なので(笑)。でも、まさみちゃんが映画に登場したときは、母親のような気持ちになって泣けてきました」と胸中を明かした。約1か月の合宿生活ですっかり打ち解けた様子の一同。佐々木さんは「主役である青い空、海、緑や白浜、あの自然の中でやれたことがとっても幸せで、島民の方たちと一緒になって作った映画。みんなに愛される映画になってくれたら嬉しいです」と島への愛着を感じさせた。最後は、来る7月7日の七夕の節句に先立ち、それぞれ短冊に綴った願い事を披露し笹に飾った。長澤さんは物語のテーマに因んで「世界中の親子の絆が強くなりますように」。佐々木さんは「またこんな素敵な映画に出会えますように」と威勢よく読み上げると、続けて「一人でも多く『群青』を観てくれますように」(良知さん)、「『群青』大ヒットで監督が嬉し泣きしますように」(田中さん)とそれぞれ映画の大ヒットを祈願した。そして、ラストは中川監督。「『群青』が人の心に届きますように」と想いを込めると、会場から盛大な感動の拍手が贈られた。『群青愛に沈んだ海の色』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。■関連作品:群青愛が沈んだ海の色 2009年6月27日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「群青」製作委員会■関連記事:深い愛に包まれた大人の女性を体現長澤まさみが語る「雰囲気で伝える」こと【どちらを観る?】夏、沖縄へ誘う――『群青愛が沈んだ海の色』&『真夏の夜の夢』「毎年、沖縄で仕事してます」長澤まさみが美ら島沖縄大使に主演作『群青』アピール長澤まさみとの父娘役に、佐々木蔵之介「こんなかわいい娘がいたらたまらない!」
2009年06月27日サンゴ礁が生息する美しい海と緑豊かな沖縄の小さな島で、海人の父の下、天真爛漫に育った少女・凉子。だが愛する者を失ったとき、彼女は深海の底のような悲しみの世界に…。しかしやがて、その深海にも一筋の光が差し込む――。『世界の中心で、愛をさけぶ』でその人気を不動のものとして以降、近年では「ラスト・フレンズ」や「ぼくの妹」など、母性を感じさせるまでの大人の女性に転身を遂げた長澤まさみ。間もなく公開される『群青愛が沈んだ海の色』で、彼女は凉子という一人の女性の絶望、そして再生を見事に体現した。どのようにこの難役と向き合っていったのか、話を聞いた。沈黙の中で心情を見せることの難しさ「雰囲気で伝えること」――。深い悲しみから言葉を失ってしまった凉子を演じるにあたり、長澤さんにとって最大の挑戦であり難関となったのは、沈黙の中でその心情の変化を見せることだった。「台詞がない分、台本を読んでて、何でこうなるんだろうと思うところが多かったです。初めて映画のお話をいただいたときに監督から画コンテを見せていただいたのですが、そのときに凉子に対して抱いた印象が撮影を通してどんどん変わっていきましたし、彼女が自分自身と闘っているという雰囲気を出すのが難しかったですね」。「何でだろう?」。台本に描かれる凉子に対して絶えず繰り返されたその問いかけは、やがて凉子自身が内に秘める思いと交差していく。母の遺したピアノを弾くシーンで見せる、悲しみを湛えた瞳がその全てを物語る。「恋人の一也(良知真次))が死んでしまったとき、凉子は何でそうなってしまったのか分からない。答えをずっと探し、前向きに生きようとするけど見つからないまま、自分の中で堂々巡りをしていたと思うんです。ピアノを弾くシーンで、風が入ってきたときに『お母さん』と呼ぶ場面があるんですけど、何でこれがお母さんなんだろうと台本を読んだときは分からなくて。撮影前に監督に聞いたら、凉子にとって母親の形見であるピアノがお母さんなんだよ、凉子はいつもお母さんに自分の気持ちを訴えかけていると言われたんです。その答えにたどり着くまでに時間がかかりました。でも、そう言われたときに自分の中で凉子の気持ちの筋道が立ったんです」。言葉ではなく、雰囲気で見せる演技ということにかけては、父親役の佐々木蔵之介さんから学ぶものもあった。「蔵之介さんって目ヂカラがすごく力強いじゃないですか。よく視線を感じるなと思って見ると、ずっと見られているということもあったんですが(笑)。その目ヂカラから父親の威厳や揺るがない父親の強さ、そして優しさと包容力をすごく感じましたね。蔵之介さんが演じている父親というのは、理想の父親像なんじゃないかと思うほどでした」。撮影が行われたのは、沖縄本島から船で2時間以上かかる小さな楽園、渡名喜島。真夏の1か月にわたる撮影の日々を、長澤さんは名残惜しそうにふり返る。「やっぱり一番大変だったのは、暑さでしたね。これまでもたくさん暑い国に行ってきましたが、いままで一番暑かったかもしれません。撮影中は、男性陣は海人の訓練で現地の漁師さんと釣りにも行っていたんですけど、私は役柄もあってずっと部屋にこもっていたので、見ていてちょっと羨ましかったですね。部屋ではずっとDVDを観たり、自分を見つめ直す時間になっちゃってましたが、そういう環境も凉子の役作りには生かせました。ただ、せっかく沖縄に来たし、海で泳ぎたいと思っていたので、夕方になってから女性スタッフのみんなと海に入ったり、終わりがけにみんなで一緒にお酒を飲んだのが楽しかったですね」。「誰かに寄りかかることも大事なんだなと思った」全てを背負い込み、自分を追い詰めてしまう凉子だが、それは彼女が責任感や愛情に満ちているゆえ。「自分も凉子みたいに考えすぎてしまうところがある」と共感を口にする長澤さんだが、凉子という役を演じることは自分自身を見つめる作業となった。「人それぞれ違うと思いますが、悩んだときの出口というのは誰かに気づかせてもらわないとなかなか見つからないと思うんです。凉子にとっては、それを教えてくれるのがお母さんであって。この作品で思ったのが、誰かに寄りかかることは生きていく中で大事なんだなということでした。大人になっていく中で、私自身、何でも自分で出来なきゃと思っていたんですけど、いろんな人の意見を聞いて成長していかないと、どんなことも前に進む道はないし、出口も見つからないと思いました」。ちなみに、自身が落ち込んだときの解決法は…?「最近車を買ったので、落ち込んだときは運転してます。本当は落ち込んだときは運転してはいけないって教習所で習ったんですけど(笑)」。時折あどけない笑顔を見せながらも、真剣な眼差しで慎重に言葉を選んで話す長澤さん。最後に、22歳の胸に秘める“女優”としての覚悟を語ってくれた。「どんな作品も、そのときにしか出せない自分の力を出すだけで、そのときに“もっとこうやれば良かった”という反省や欲はいっぱい出てくるんですが、そういうのがあるからこそ次もまた頑張ろうと思えます。一つの仕事をずっと続けていくというのが、一番難しいじゃないですか。先輩の俳優さんたちを見ていて、“何でこんなに撮影が大変なのに続けていられるんだろう”と思うことはありますが、やっぱりみなさん“次はこうできる”“まだまだだな”という思いがあるからこそ、次も頑張れるのだと思いますし、自分も同じなのかなと思います。続けることの、大変さと大事さを感じますね」。(photo:Shunichi Sato)■関連作品:群青愛が沈んだ海の色 2009年6月27日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「群青」製作委員会■関連記事:【どちらを観る?】夏、沖縄へ誘う――『群青愛が沈んだ海の色』&『真夏の夜の夢』「毎年、沖縄で仕事してます」長澤まさみが美ら島沖縄大使に主演作『群青』アピール長澤まさみとの父娘役に、佐々木蔵之介「こんなかわいい娘がいたらたまらない!」
2009年06月26日最愛の男性を失い、絶望に打ちひしがれるヒロインの心の再生を描く『群青愛が沈んだ海の色』と、恋に破れて帰郷したヒロインが、島の精霊を巻き込んだ騒動を繰り広げる『真夏の夜の夢』。共に沖縄の島を舞台にし、共に愛や恋に翻弄される美しいヒロインを擁した2作がこの夏に観られる。1本目の『群青愛が沈んだ海の色』は、いまをときめく長澤まさみ主演のシリアスなラブストーリー。長澤演じるヒロイン、凉子が幼なじみの青年・一也と結婚を誓い合う仲になるものの、思わぬアクシデントで彼を亡くす悲劇が物語の中心となる。妻に先立たれ、忘れ形見である凉子に深い愛情を注いできた父も、凉子のもうひとりの幼なじみで、彼女に密かな恋心を寄せ続けてきた青年・大介も、愛を失って沈む彼女を黙って見守るしかなく…。この作品で描かれる沖縄の海は、従来の明るく楽しいイメージから離れ、凉子を残酷な運命へと導く非情な存在として登場する。一也が命を落とした場所であり、その後も再び凉子に試練を与える沖縄の海。けれども、その海の青はやはり美しく、観る者を魅了する側面も持ち合わせている。2本目の『真夏の夜の夢』は、シェイクスピアの同名戯曲をアレンジしたハートウォーミング・ストーリー。不倫相手との関係に疲れたヒロイン、ゆり子(柴本幸)が東京から帰郷。そんな彼女の前に現れた島の精霊・マジルーが、ゆり子を元気づけようと、“恋の秘薬”を使って活躍するが…。ファンタスティックな喜劇として親しまれたシェイクスピアのオリジナル同様、テイストはコミカルで軽快。ゆり子はもちろん、彼女を追って来た不倫相手やその妻を大らかに迎え入れる沖縄の自然も、ゆり子を取り巻く島の個性的な人々も、折に触れ奏でられる音楽も、ハッピーな気分へと誘う存在として、恋のドタバタ騒動に寄り添っている。『群青愛が沈んだ海の色』を手がけたのは、『青い魚』、『真昼ノ星空』などの中川陽介。一方、『真夏の夜の夢』を放ったのは、『ナビィの恋』、『ホテル・ハイビスカス』などの中江裕司。それぞれ沖縄を舞台に作品を撮り上げてきた両監督だが、当然ながら作風は全く別物。シビアな現実の中で圧倒的な美しさを誇る青い海と、降り注ぐ太陽の下、カラフルなハッピーオーラを放つ豊かな大自然。この夏、触れてみたいのはどっち?(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:群青愛が沈んだ海の色 2009年6月27日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「群青」製作委員会真夏の夜の夢 2009年7月25日よりシネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2009「真夏の夜の夢」パートナーズ■関連記事:沖縄の神秘!『真夏の夜の夢』試写会に5組10名様をご招待「毎年、沖縄で仕事してます」長澤まさみが美ら島沖縄大使に主演作『群青』アピール長澤まさみとの父娘役に、佐々木蔵之介「こんなかわいい娘がいたらたまらない!」
2009年06月23日沖縄の離島を舞台に、ひとりの女性が愛する人を亡くした痛みから再生していく姿を描いた感動作『群青愛が沈んだ海の色』が6月27日(土)より公開される。昨年の7月に1か月にわたり、サンゴ礁が生きる美しい海など自然豊かな渡名喜島(となきじま)で撮影された本作。公開に先立ち、このたび主演を務めた長澤まさみが、沖縄の文化を広め、観光の振興に寄与した功績を認められ、沖縄県知事から「美ら島沖縄大使」に認定され、15日(月)、晴天の沖縄にてその認定証交付式が行われた。『深呼吸の必要』(’04)、『涙そうそう』(’06)に続き本作と、沖縄を舞台にした作品に縁深い長澤さん。今回の大役に「デビューしてから、毎年仕事で沖縄に来ているので、縁があってこういった大使に任命されることは嬉しく思います」と喜びを笑顔で語り、「沖縄はすごく好きで気候とか、食事とか、風景、海が好きなので、その良さを伝えられたらと思います」と意気込みを口にした。この任命にあたり、仲井眞県知事からは沖縄県民を代表して「女優として全国的に活躍している長澤まさみさんに美ら島沖縄大使を引き受けていただき、心から感謝してます。『群青 愛が沈んだ海の色』では、癒しの島、沖縄の魅力を発信していただいてます。これからも、沖縄の笑顔と元気をアピールして下さい」と長澤さんへ思いが託された。沖縄の自然の広大さと美しさの反面、その厳しさも描かれる本作。最後に長澤さんは「この作品で、沖縄で撮影する作品は4本目(※上記3作に加え映画『ラフ』は一部沖縄で撮影)になりますが、この映画は特に、景色だとか人の温もりといった沖縄の良さが詰まった映画になっています。私もがんばって演じたので、ぜひ観てください」と作品をアピールし、大使として最初の役目を果たした。『群青愛が沈んだ海の色』は6月27日(土)より全国にて公開。■関連作品:群青愛が沈んだ海の色 2009年6月27日より有楽町スバル座ほか全国にて公開© 2009「群青」製作委員会■関連記事:長澤まさみとの父娘役に、佐々木蔵之介「こんなかわいい娘がいたらたまらない!」
2009年06月17日私、「サレ妻予備軍」になりました。
兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言出産直前に妻が知らない男の名前を叫んだ結果主人公が妻の出産に立ち会ったときの出来事です。妻は初めての出産で疲れ果てていて…。子どもが産まれる直前に見知らぬ男性の名前を叫んだのです。それを間近で聞いてしまいショックを受けた主人公。妻が退院してくるまでの間、妻への疑念が拭えずにいました。妻が退院して…出典:モナ・リザの戯言妻が退院したため、主人公は出産時のことを問い詰めました。すると妻は以前1回だけ元カレと浮気したと言います。妻は後悔しており、反省していると涙を流しました。その様子を見た主人公は妻と話し合い…。お互いの気持ちをすっきりさせるため「DNA鑑定しよう」と決意しました。問題さあ、ここで問題です。DNA鑑定の結果は?ヒント主人公が望む結果でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「正真正銘、主人公の子どもだった」でした。主人公の子どもであることが判明し、改めて謝罪する妻。主人公は「もう何も言うな」と一旦水に流すことにしたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年04月30日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『飲み会で上司に嫌がらせをされた結果』第1話を紹介します。大変なことも多いけど、やりがいを感じているサラリーマンの主人公。忙しいのも悪いことばかりではないとは言いますが…。≪HPはこちら≫#1飲み会で上司に嫌がらせをされた結果出典:進撃のミカ声をかけてきたのは…出典:進撃のミカぽっちゃりしていた女性が…出典:進撃のミカダイエットで別人に!出典:進撃のミカその変貌ぶりに…出典:進撃のミカ頼んでいた資料を…出典:進撃のミカいつも助けてもらっている出典:進撃のミカいい雰囲気だったのに…出典:進撃のミカ人気のない上司が…出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカ気配りができてとても優しい女性。以前はぽっちゃりしていたのですが、ダイエットをして別人のような変貌を遂げていました。そんな女性といい雰囲気になっていた主人公のもとに、人気のない上司がやってきて…。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2024年04月30日皆さんは、生活の中で思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んで驚いてしまうような物語とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。友人の発言に困惑夫とは共働きで暮らす主人公。ある日、友人の奥さんに誘われ夫婦4人でボーリングへ行くことになりました。すると友人が、主人公に連絡をしてきて…。話が盛り上がるなか「お前気づいてた?俺の妻とお前の夫浮気してんだぜ」と言ってきたのです。出典:Youtube「Lineドラマ」友人の突然の暴露に、主人公は「え?」と困惑。しかし主人公にも思い当たる節があり「話を聞かせてくれる?」と頼みました。すると友人は、興信所に依頼して浮気の証拠を掴んでいると言うのです。そのとき主人公は、夫とお互いの両親たちと食事会の予定があることを思い出して…。食事会の前に行くボーリングでは浮気のことを問い詰めたくないと友人に伝えた主人公。そして主人公と友人は「当日は気づいてないふりをしよう」と話し合うのでした。読者から募集した「夫の浮気相手が友人の奥さんだったとき」の対処法○友人と協力する浮気相手が友人の奥さんだったなんてとんでもない裏切りを、とても許せるとは思えません。友人と協力して浮気の決定的な証拠を集め、絶対に夫と友人の妻を追い詰めます。(20代/女性)○実家に帰る夫の浮気相手が友人の奥さんだったなんて、ものすごいショックを受けてしまいそうです。書き置きを残して実家に帰ることで、夫に反省を促します。(30代/女性)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。
2024年04月30日映画化、舞台化と展開してきたアニメ『オッドタクシー』の世界から新たに誕生したドラマ『RoOT / ルート』の第5話が30日よりテレ東(毎週火曜深0:30)ほかにて放送される(Netflixにて見放題独占配信中)。同ドラマは、漫画『RoOT / ルート オブ オッドタクシー』に登場する若手探偵コンビ・玲奈役を河合優実、佐藤役を坂東龍汰が演じ、ドラマオリジナルストーリーで描く。玲奈(河合)は佐藤(坂東)とともに、奇妙なタクシー運転手・小戸川(篠原篤)の身辺調査をする傍ら、世間を賑わす“女子高生失踪事件”の女子高生が高校時代の後輩・三矢ユキと知り、親友でキャバ嬢をしている花音(寺本莉緒)とともに、三矢ユキと同姓同名のメンバーがいるアイドルグループ・ミステリーキッスの調査を進めていた。第5話では、玲奈は花音とともにミステリーキッスのイベントにいた今井(稲葉友)が働くキャバクラにキャストとして潜入捜査をすることに。ミステリーキッスの古参ファンであり、二階堂ルイ(中村麗乃)推しの今井からミステリーキッスの“三矢ユキ”の情報を聞き出す作戦だ。一方、今井は、何やらつながりがあるというタクシー運転手・小戸川(篠原篤)との再会を望んでいた。情報の見返りとして小戸川の情報をリークする玲奈。今井と小戸川のつながりも気になるところだ。そして、キャバクラの客としてやってきた小戸川の席に着いた玲奈は、小戸川から手がかりを引き出すことができるのか!?■松竹奈央プロデューサーのコメント――本企画の制作に至った経緯アニメからずっと作ってこられた原作の此元和津也さんと平賀大介プロデューサーの元で、新たに視点を変えてアニメと表裏を成すような実写での企画が生まれ、それをお預かりしたところからスタートしました。『オッドタクシー』を観てくださってた方からすると「あの世界を実写で??」と物語の根幹に関わる部分を想像してくださる方も多いかと思いますが、原作となる物語をいただいて、そこにドラマオリジナルの展開も加わり、新たに主人公となる探偵2人の物語としても、これまでアニメで描かれてきた人物や事件を追う物語としても、広がりながら深まる世界が楽しめるドラマが生まれたかなと思います。――第5話撮影時のエピソード第5話では、わりと長めの1カットが出てきます。玲奈と佐藤の関係性が変わるきっかけとなるシーンですが、撮影は12月の寒い夜。手や口もかじかむ中でずっと動きながら会話しながらシーンは、お2人とスタッフ全員の息も合って本番1回でOK、思わず現場で拍手が起きた撮影でした。――ドラマ後半戦の見どころ前半は佐藤がトラブルを起こしつつも小戸川と行方不明のユキを探す2人でしたが、後半は玲奈が自分の過去を振り返りつつ、ユキの背景にある事件とその関係者に迫っていく展開となります。それぞれの人物の思惑に迫り、そこから見えてくる真実をぜひ楽しんでもらえるとうれしいです。
2024年04月30日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の第22話が30日に放送され、森田望智が演じる花江の一言に注目が集まっている。第22話は、直言(岡部たかし)は寝たきりでろくに食事も取ろうとしない。そんな様子をはる(石田ゆり子)は心配していた。一方、直言の弁護を引き受けた穂高(小林薫)から「君にしかできないことがある」と言われた寅子(伊藤沙莉)は花岡(岩田剛典)たちと共に予審の膨大な資料を書き写し、調書内容をひとつずつ確認し始める。なかなか成果が上がらない中、寅子は証拠になりうる「重要なもの」の存在に気付く…というストーリーだった。騒動は収まる気配がなく、直道(上川周作)&花江の息子夫婦に対してはるは「猪爪から籍を抜きなさい」と伝える。直道は「別にいいけど、それでお母さんの気が楽になるならさ」と飲み込むことで母の負担を減らそうとするが、花江は割って入り「お母様、それ今じゃないです。籍はいつでも抜けます。でも今やるべきはお父様から真実を聞き出すことです。頑張りましょうよ、お母様」と優しい言葉で励ます。一連のシーンに視聴者からは「花江ちゃーーん!お互い嫌いにならなかった結果だわ~」「花江ちゃん、肝座ってるね」「いいお嫁さんになった」「花江ちゃんのフォローに泣いた」「花江ちゃんいい子だよなあ…」「出来た嫁さんや、花江さん」などの声が寄せられている。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。
2024年04月30日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の第23話が、5月1日に放送される。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。■第23話のあらすじ検察の取り調べに耐えかねたと認めた直言(岡部たかし)だが、証言を覆すつもりはないと言う。穂高(小林薫)は寅子(伊藤沙莉)を共亜事件に関わる弁護士たちに紹介。寅子らが確認した調書内容の誤りを軸に、無罪を主張しようと提案する。寅子は帝都新聞の記者・竹中(高橋努)に記事にしてほしいと依頼。竹中は危険なマネをするなと寅子に忠告するが、寅子と花岡(岩田剛典)に怪しい男たちの手が伸びる。
2024年04月30日