私は現在4児の母をしています。夫をいれて6人家族です。さらに1人目が生まれる前から飼っていた犬が1匹います。そんな私の表面だけを見て、道端で会ったら話す程度の保育園ママに言われた言葉にモヤッとしてしまいました……。 現在の私の生活夫は大学院卒の会社員。私はついこの前までは専業主婦をしていたのですが、開業届を出し、自営プラス非常勤講師として学校現場で働いています。子どもたちの服はありがたいことに、周りの友だちがきれいなおさがりをたくさんくれます。おしゃれな服も多く、子どもにお金をかけているように見えるかもしれません。 ですが、私たちは実費での外食は特別なときしかしませんし、旅行も周りの友だちが行くような旅行は行けておりません。でも子どもたちが日々楽しめるように努力しているし、働いているし、節約もしているし、私は誇りをもって頑張っていると言える生活をしています。かけられたもやっとした言葉ある日道端で保育園ママと話していたときのことです。「4人も子どもがいるのに犬も飼ってるんでしょう?お金かかるでしょう」と声をかけられました。そして、どこかのママに聞いたのか、夫が院卒の会社員ということを知っていた保育園ママ。 「でも旦那さん大学院卒でいいところに就職してるみたいだし、あなたのおうち、お金あるよね~。あなたは働かなくていいじゃん」 と嫌味な感じで言われたのです。 さらっと言われた言葉ではあったけれど、私の心の中は「私の生活の何を知っているの?」 と、モヤっとの嵐。そして「私も頑張っているよ?」となんだか切ない気持ちに……。 お金の話は非常にシビアだと思います。家庭によってもお金の使い方、生活の仕方は違うもの。今回私が言われて嫌だった言葉は「お金」 についてでしたが、自分が言われて嫌なことは他人には絶対に言わないようにしようと改めて思った出来事でした。 イラスト/ふくふく著者:松谷 えりな
2023年11月21日小学生の娘が幼稚園のころから仲良しのAちゃん。頻繁にお互いの家を行き来して遊ぶ仲だったのですが、小1になったころからだんだんAちゃんの私への態度に変化が現れました。Aちゃんが私に信じられない暴言を吐くようになったのです……。 礼儀正しかったAちゃんがまさかの…幼稚園の年長のころから週1以上、うちへお母さんの付き添いなしで遊びに来ていたAちゃん。大切な娘の親友ということで、私も毎回自分なりに精一杯の気遣いを込めた対応をしていたつもりでした。 ところが小1になったころから、それまで礼儀正しい印象だったAちゃんの態度に異変が現れたのです。 うちに遊びにくるなり「お菓子まだ?」発言。タイミング悪く下の子がぐずったりしてお菓子を出すのが遅れると「お菓子は?って言ってるでしょ。ノロノロしないで」などの暴言が……。 娘に対しては今まで通り仲良くしているものの、私に対してのみ挑戦的な言動が多く見られるようになりました。あまりに頻繁にお互いの家を行き来しているので、わが家が自分の家化してしまっているのかなとも思いました。 少しずつ家遊びを減らすように彼女の言動を、私に甘えてくれていると思えば流せるのかもしれません。しかし、再三そんな態度をとられ、私は大人気なくもAちゃんを家に招くのに嫌気がさしてきたのです。まだ手がかかる下の子がいて、もともとお友だちを頻繁に家に招くのには負担を感じてもいました。 娘とは変わらず仲良しなので子どもたちは引き続き一緒に遊んでいましたが、徐々に「予定があるから公園で遊んで」など理由をつけてわが家で遊ばせる頻度を減らすようにしました。 Aちゃんのわが家での態度に困惑する一方で、自分の子どももよそのおうちに行った際、私の見ていないところで悪態をついていないか心配になります。娘にはよそのお家では遊びに行かせてもらっている意識を忘れないように、そして「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を少しずつ教えるようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:澤崎 凪
2023年11月20日孫が大好きな義母。私の双子の娘たちが赤ちゃんのころから、育児に協力的で困ったときにいつも助けてくれて、とても感謝していました。ところがある日、義母が娘たちを好きすぎるあまり、とんでもない行動に出たのです……。 孫のことが好きすぎる義母義母は初孫である娘たちのことが大好きで、離れて暮らしているにも関わらず、毎日のように私と夫が住むアパートに育児を手伝いに来てくれました。 初めての双子育児に疲れ果てていた私にとっては、義母の行動はとてもありがたく、感謝してもしきれないくらいです。そんな日が続いたある日、私は義母の驚く行動を見てしまったのです。 義母が娘たちに…その日もいつものように、お昼ご飯を作って持ってきてくれた義母。義母に感謝して、昼食の準備をしているときです。廊下のほうから、義母と2歳になったばかりの娘たちが何やら話しているのが聞こえてきました。 私は昼食の準備が整ったので義母と娘たちを呼ぼうと近づいたとき、義母が娘たちに「お母さんって呼ぶのよ」と、一生懸命話しかけている様子を見てしまったのです。私がその様子を見てびっくりしていると、義母が「お母さんって呼ばせたいのよね」と笑顔で言っていて、背筋が凍る思いでした。 義母の一言に私はびっくりしてしまい、ドン引きしてしまいました。しかし、今まで育児を手伝ってくれて、娘たちに溢れんばかりの愛を注いでくれていた義母なので、きっと娘たちがかわいすぎてそのような行動をとってしまったのではないかと思います。 ただ、義母のことをお母さんと呼ばせるのは嫌なので、義母がいない間に私も娘たちに必死に「ばあばと呼ぶんだよ」と教えました。そのおかげか、現在小学4年生になった娘たちは義母のことをばあばと呼んでいます。これからも、義母とは温厚な関係を続けていきたいと思っています。 イラスト/ぽん子著者:みついみゆ
2023年11月19日ある日、幼稚園の友だちAちゃんママと一緒に買い物でスーパーへ。ひととおり買い物を済ませた後、最後に子どもたちとお菓子売り場へ行きました。子どもたちは自由にお菓子を選んでいたのですが、そのときのAちゃんママの行動が非常に衝撃的だったのです! ママ友と子どもたちとスーパーへ5歳の娘のお友だち、Aちゃんと公園で遊んだ後、「一緒にAちゃんの家でお昼ご飯を食べよう」ということになりました。公園の近くにスーパーがあったので、そこで昼食を買ってからAちゃんの家に集合することになり、そのままみんなでスーパーへ。わが家は5歳の娘と2歳の息子、Aちゃんママは5歳のAちゃんと、2歳の妹を連れていました。昼食を選び終えると、子どもたちがお菓子を買いたいと言って聞かないのでお菓子売り場へ移動。息子はカートの椅子に座り、娘たちたちは自由にお菓子を見ていました。 え?! そのお菓子戻すの?娘とAちゃんがお菓子を選んでいる間、1つのお菓子を持ってパッケージのまま口にくわえていたAちゃんの妹。しかし、妹ちゃんは他のお菓子が目に入ったのか、Aちゃんママに「ん」とくわえていたお菓子を渡し、違うお菓子を手に取りました。 次の瞬間、Aちゃんママは「あ、こっちにするの?」と言って、妹ちゃんがくわえて唾液がついたお菓子を棚に戻したのです。「えぇ?!」と内心びっくりした私。そのままAちゃんママは、お菓子を決めたAちゃんとレジに行ってしまいました。 残された私は、妹ちゃんがくわえていたお菓子をとり、唾液をティッシュでふきとって自分のカゴへ。わが家の子どもたちが好まないお菓子でしたが、仕方なく購入しました。 子どもが汚してしまった商品は買い取るものだと思っていた私にはショッキングな出来事でした。あまりにもママ友が当たり前のように棚に戻していたので、うまく言葉が出てきませんでした。今後ママ友と話し合って、少なくともそのまま置いてくることのないようにできればと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:山口花
2023年11月18日上の子が1歳のころ。ベビースイミングスクールに通っており、仲良くなったママ友がいました。そのママ友と話していたときに別のママから声をかけられ、自宅へ遊びにいくことに。おいしい料理を食べて楽しい時間を過ごしていたのですが……。 自宅に来ない?誘われて行ったところ…上の子が1歳のころ。ベビースイミングスクールに通っており、仲良くなったママ友がいました。ある日のこと、いつものようにレッスンを受けて仲良しのママ友と話していると、別のママが寄ってきたんです。「いつも仲いいよね。私も2人と仲良くしたいから、今度家に遊びに来て」と誘われました。 親しくなれそうな気がしたのでお誘いがうれしく、仲良しのママ友と子どもを連れて自宅へ遊びに行きました。最初は楽しくおしゃべりをして、子どもたちも仲良く遊んでいました。 そろそろ帰ろうという時間になったとき、「あっ、今日来てもらったのはコレなんだけど〜」と、高級そうなお鍋セットを出してきたんです。「今日の料理やお菓子は全部これで作ったんだよ。おいしかったでしょ」とお鍋のセールスが始まりました。なんとか言い訳をして購入はせず……。 後日、レッスンで会ったときにも何度か「お鍋どう?」と聞かれました。毎回断っていましたが、なんだか気まづく……。これ以降、お互いを知らない間柄で自宅へ遊びに行くのはやめておこうと決めました。 ◇ ◇ ◇ 仲良くなれると思って遊びに行き、勧誘目的だったと分かると気落ちしますよね。子どもを介して知り合うと気を許しがちですが、少しずつ距離を詰めながら仲良くなるのがいいのかもしれないですね。 作画/さくら著者:さと ふじこ年の離れた兄弟を育てる2児の母。現在は写真業界で働いている。
2023年11月17日2週間に1度、図書館に本を借りに行くことを楽しみにしている年長の次男と2歳の長女。駐車場から図書館に行くまでは、駐車場を出てすぐにある道路を横断しなくてはいけません。長女を抱っこして車の鍵を閉めていると、次男がひとりで走り出そうとしました。あわてて次男の腕をつかんだ私と、早く図書館に行きたい次男が揉めているとパトカーが目の前に停まったのです……。 暴れる次男の前に停まった車は「ママ、手をはなして!」と言う次男に「ひとりで走って行くつもりなら絶対にだめ!」と言い返す私。暴れる次男の腕をつかみながら「次男の気持ちが落ち着くまで車の中にいようかな」と私が思ったそのとき、偶然通りかかったパトカーが駐車場に入ってきて、私たちの前に停まりました。 パトカーから顔を出したのは、男性の警察官。ただならぬ雰囲気の次男と私を見て声をかけてくれたようです。私が状況を説明すると「お母さんとしっかり手をつないで、一緒に渡ろうね」と、次男にやさしく注意する警察官。 「ごめんなさい」と下を向いて言った次男に、警察官は「ごめんなさいが言えてえらいね」と言い、私にも「お母さんも、お気をつけて」と会釈し、その場を去りました。私に抱っこされたままの長女も「手をつなぐ」とつぶやいていたので、一連の流れを見て自分なりに理解したようです。 図書館では、交通安全に関する絵本と、警察官が登場する絵本を借りてきました。「ビックリしたけど、かっこよかった」と目を輝かせながら熱心に絵本を読む次男。小学生になるまでに交通ルールをしっかり学ぶきっかけになったようです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:安藤 はるか
2023年11月16日長女が幼いころ、シングルマザーだった私。シングルマザーの私が一番困ったのが、子どもが体調を崩したときの買い物でした。今ほどネットスーパーは普及しておらず、体調の悪い子どもを買い物に連れて行くのは躊躇してしまう……。そんなときは私を助けてくれたのは……。 大人がひとりしかいない長女が0歳から8歳のころ、私はシングルマザーでした。長女と2人で生活していたので、長女が体調を崩したときには私ひとりですべてをまかなわなければなりません。 長女が体調を崩したとき、幼い子をひとりで留守番させておくわけにはいかず、困ることがありました。当時は今ほどネットスーパーが普及しておらず、日常的に利用することはしていなかったのです。 食欲が落ちて食べられる物も限られてしまい、長女を連れてスーパーやコンビニに買いものに行かなくてはならないことがありました。 助けてくれたのは…そんなときに助けてくれたのが、私と同じシングルマザーの友人です。車で15分ほどの距離に住んでいた友人とは、普段から親しくしていました。 長女が体調を崩したときには代わりに買い物に行ってくれたり、友人の子どもが体調を崩して入院することになったときには、私が友人の分の食事を差し入れたりしていました。 長女が体調を崩して友人に頼るときは「申し訳ない」という気持ちもありましたが、友人も私を頼ってくれていたので、「困ったときはお互いさま」と思うことができたのです。 長女は中学生になり、今でこそ体力もつき体調を崩すことは少なくなりましたが、0歳~3歳のときはしょっちゅう熱を出していました。そのたび、同じシングルマザーの友人に助けられ、また友人が困ったときに自分も役に立つことができてよかったと思っています。 イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな
2023年10月31日ある日、私と長男と次男でファミリーレストランに入ろうとしたところ、満席で待ち時間が発生することに。5分ほど待ったところで、先に待っていた人が案内されなかったので、長男に「違うところ行くよ」と声をかけたところ、先に待っていたやんちゃそうな若いお兄さん3人組が声をかけてきたのです……。 やんちゃそうなお兄さん3人組ある日曜日、私は駅前のファミリーレストランに、当時4歳の長男と生後9カ月の次男を連れて入ろうとしました。ですが、そのレストランは満席……。ウェイティング表に名前を記載したところ、前に1組のお客さんが待っていました。 そのお客さんは20代前半と思われる3人組で、そのうちの1人は右足にはサンダルを履き、左足はなぜか裸足の状態。3人での話し声も大きく、話している内容からも「やんちゃなお兄さんたちなのかな」と思っていました。 お兄さん3人組にかけられた言葉とは私たちが5分ほど待ったところで、先に待っていたお兄さんたちが案内されることはなく、「時間がかかりそうだな」と思った私は、長男に「違うお店に行くよ」と声をかけました。すると、3人組のお兄さんがこちらにやってきたのです。 「次もうすぐ案内されると思うので、先いいですよ」 なんと3人組は順番を私たちに譲ると言ってくれたのです。先に待っていたのは彼らだったので申し訳ない気持ちもあり何度も断ったのですが、「俺らはまだまだ待てるんで」「お子さん2人もいて大変だし……(長男の前にしゃがんで)お兄ちゃん、おなかすいたよね?」と声をかけてくれ、お言葉に甘えることにしました。 それから数分ほどで私たちは店内に入ることができ、食事を楽しみました。あとから案内されたお兄さんたちが私たちの席の前を通るときにお礼を再度伝えると、「いえいえ、楽しんでください」と温かい言葉。そして長男に向かって「かわいいね、何歳? たくさん食べて大きくなるんだぞー!」と、声をかけてくれました。 見た目からして、「少しやんちゃなお兄さんかな?」と思いましたが、私や長男にやさしく接してくれ、そのギャップにほっこりした出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:吉川 みきな
2023年10月31日数カ月に一度の義実家訪問。私と義両親との関係はいたって良好で、幼い子ども2人のこともかわいがってくれています。ある日の義実家へ向かう途中、新しくオープンした和菓子屋さんがたまたま目に入ったので、私は手土産に少し買っていくことに。しかし、義父のリアクションは予想外で、私は動揺してしまいました……。 気遣いのつもりが、恥ずかしい思いに私は、ほんの少しの気持ちと思ってお饅頭を2つ買って義実家へ向かいました。普段はあまり甘いものを食べない義父と、甘いものを食べる義母。日持ちもしないし、たくさん買っても困るかな……と感じたので私は2つだけ買うことに。 義母は「ありがとう」と笑顔で受け取ってくれましたが、義父は妙な表情。義父から出た言葉は……。 「なんだ。2つだけか」 軽く笑いながら、冗談っぽく言っていました。私は「あ、すみません」と言うのが精一杯。その場はそのやり取りだけで終わりました。「もっと買っておけばよかった」と、私が思ったのは言うまでもありません。 次の訪問時も…数カ月後、今度は大手の全国チェーン店で購入したお煎餅を手土産に持っていきました。 すると、義父は「もっと高級なのがいいなぁ」と一言。前回同様、笑いながら言っているので冗談を言って周りを和ませようとしているのかもしれません。 しかし、私は正直いい気持ちにはなれず、夫に相談することに。そしてその結果、手土産を買うことをやめました。その代わり、娘や息子が作った折り紙や手紙などを渡すことにしたのです。 するとどうでしょう。数カ月後の訪問時、義父はどんな手土産よりも喜び、うれしそうだったのです。義母も喜んでくれましたし、何より私の気持ちがラクになりました。 今ではお正月やお盆などの行事以外は手土産を買うのをやめた私。自分も相手も気持ち良く過ごせることを考えた結果、子どもも私も義両親もハッピーな案を見つけることができました。 イラスト/きりぷち著者:下園ひかり
2023年10月28日娘のプレ幼稚園のクラスには、近寄りがたい派手なギャルママ2人組がいました。地味な性格の私はギャルママと会話しようとするとどうしても緊張してしまい、他愛もない話しかできません。しかし、ある日の幼稚園のお迎えのとき、1人のギャルママから声をかけられたのです……。 同じクラスにギャルママが2人いた娘が週2日のプレ幼稚園に通うことになり、同じクラスにどんなママがいるのかドキドキしていた私。1学期は母子同室の幼稚園だったため、同じクラスのママの顔を早く覚えたいと思っていました。 緊張しながら初めて登園すると、真っ先に目に入ったのは、金髪ロングヘアのギャルママ。もう1人、茶髪ロングヘアの若いギャルママがいて、人を寄せ付けないピリピリした雰囲気を醸し出していました。地味な性格の私は2人を見るとどうしても緊張してしまいました。 登園しているうちに同じクラスのギャルママたち2人は仲良くなったようで、いつも楽しそうに喋っているのを見かけました。私は他のママたちなら緊張しないで話せるのに、ギャルママたちとあいさつ程度しかできず情けない……。 会話する機会は何度かありましたが、2人とも赤ちゃんを連れてきていて、私はとにかく「赤ちゃんとってもかわいいですね」と声をかけることぐらいしかできませんでした。 ギャルママに声をかけられて…なかなかギャルママたちと距離が縮まらないまま娘が年少になり、ある日幼稚園のお迎えに行くと、ギャルママの1人が私に声をかけてくれました。ギャルママから「他のママから聞いたんですけど、私同い年なんですよ! 勝手に友だちだと思ってました!」と言われてビックリ! 私よりも遥かに若く見えるのに……。 その後も会ったときはギャルママたちの会話に入れてくれるようになり、偏見を持っていた自分に後悔しました。 ギャルママたちの派手な見た目に勝手に距離を感じていた私ですが、実際には人柄のよいママたちでした。私は現在2人目を妊娠中なので、きょうだい育児の先輩としてギャルママたちにいろいろ相談してみると、ギャルらしく、と言ってはなんですが、明るく楽しい育児話を教えてくれるところがおもしろいです。これからも、彼女たちとのお付き合いも含めて楽しく育児ができたらいいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:渡邊なつ4歳女の子のママ。実家が遠方で頼れない、友だちがいない、夫は夜勤あり。トラブル満載な育児体験記を執筆中。
2023年10月26日家から車で5分ほどの距離に住む義父は、便利なものが大嫌いです。そのため私が文明の利器に頼って子育てをしていると、ものすごく拒否反応を示すのです。そんな義父が言葉をつまらせる出来事がありました。 古い考えの義父義父は昔ながらのやり方が好きな人で、最初はチャイルドシートすら「昔はなかった」と突っぱねていました。さすがに命に関わることは何度も説明して納得してもらいましたが、細かいところで拒否反応を示されます。例えばわが家には家事時短のため、ロボット掃除機があります。義父はロボット掃除機を使うのが気に入らないようで、「ちゃんと手を動かせ」とお古の掃除機を渡されました。 またあるときは、わが家が無洗米を使っているという話をすると、「米を研がないなんて」と呆れた顔をした義父。後日、大量の無洗米ではないお米をもらいました。 その他も私が子育てで便利グッズを使っていると、「まーたラクして」といちいち突っかかってくるので、内心イラっとしつつ気にしないようにしていたのです。 娘の素朴な疑問当時3歳の娘が義実家で動画を見ていたとき、義父に「またそんなもの。外で遊んで来い」と言われました。すると娘が「え、じいちゃんもスマホ見てるのに」と何気なく答えました。 義父は最近スマホに変えたばかりで、あれこれと楽しそうにずっとスマホを操作していたのです。娘の嫌みのない返しに、言葉をつまらせた義父。少し恥ずかしそうに咳払いしながら「まあ、少しだけならこういうのも悪くない」とつぶやいていました。 それからというもの、義父の誕生日には子どもと相談して、何かしら便利グッズをプレゼントしています。「またこんなもの」と言いつつ、「孫からのプレゼントだしな」と言ってなんだかんだ愛用してくれる義父。素直になれない義父ですが、孫の力もあってかだんだんと拒否反応も薄れてきたように感じています。 イラスト/海乃けだま著者:山口花
2023年10月24日長男が幼稚園に入園したころ、子どもが早く幼稚園になじめるようにママ友づくりに励んでいました。しかし、そんな必要はなかったと感じています。そして必要以上に自分のことを話すととんでもない目に遭うことを学びました……。 長男が幼稚園に入園長男が年少の4月、わが家はその地域に引っ越して間もなかったこともあり、幼稚園に誰も知り合いがいない状態で入園。5月のある日、父母会でお母さんたちと話す機会があり、数人のお母さんと連絡先を交換し、SNS上でグループを組むことになりました。 最初は楽しかったSNSも、ひっきりなしに連絡が来るようになり、だんだんと面倒になっていきました。最初は子どもたちを遊ばせる目的で公園などで待ち合わせする程度だったのが、やがてランチ会や、しまいには飲み会に誘われるようになったのです。 でも、当時生まれたばかりの下の子のお世話があったので、断っていたらそのうち誘われなくなりました。 話さなければよかった幼稚園の送迎中に、とあるお母さんから、「朝美さんって〇〇公園前に住んでいて、ご主人は〇〇やっている方なんですってね?」と言われてびっくり。なんと、最初にSNSの交換をしたママさんたちに何の気なしに話した自分の情報が、別のお母さんに漏れていたのです。 どんなつもりで話したのかはわかりませんが、このときはママ友と仲良くなる必要なんてなかったと思ってしまいました。そしてあとで嫌な思いをするくらいなら自分の情報は人に話さないほうがいいなと思いました。 ママ友に助けられることももちろんあります。ただ、人の口に戸は立てられぬとは言いますし、ママ友という呼び方は通称なので知り合いになったお母さんたちに話す内容には、十分気を付けたいと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:小川 朝美
2023年10月23日5歳の息子の運動会での出来事です。保護者の観覧人数に制限があるため、義父母には運動会観覧はできないと伝えてありました。けれども運動会には離れたところに義父母の姿が!帰宅後、義母に電話をすると、信じられない言葉が返ってきたのです……。 勝手に運動会に来た義父母運動会当時は新型コロナウイルス感染症が流行中だったため、息子の保育園では、保護者の観覧は2名までと決められていました。そのため私と夫の2人で行くことに。しかし、運動会が始まって1時間ほど経ったころ、敷地内に義父母を発見したのです……! もちろん義父母には、感染対策のため運動会の参加を遠慮してもらうことを事前に伝えてありました。「なぜ来ているの?」と思いましたが、義父母が観覧している場所は離れていたため、特に会話をすることもなく別々に帰宅。 しかし、勝手に来ていたことに納得できない夫は、義母に電話をしたのです。夫は「人数制限は園の決まりなのに、なんで来たの? 事前に伝えたよね?」と、義母に伝えました。 すると義母は……。 「わかってるよ。だから離れて観てたでしょ。いちいち固い考え方するよね。あんたの価値観が正しいわけじゃないから!」と、ひらきなおった発言をしたのです。 その返答にあきれた夫は「価値観とかじゃなくて、ルールだから! みんなルールを守って我慢してるんだよ!」と、強めに伝えました。 隣で電話を聞いていた私は「さすがにこれでわかってくれるでしょ」と思ったのですが……。 なんと義母は「はいはい! それはすみませんでしたー!」と言って、一方的に電話を切ったのです。義母の態度に私と夫は呆然。私と一緒に電話を聞いていた息子も、「ばあば、ルールわからないのかな?」と驚いていました。 義母との電話が終わったあとも、夫は「納得できない」と、直接義実家へ話をしに行きました。何度も強く伝えたところ、結果的には義母も納得してくれたとのこと。来年からはルールを守ってくれることを願うばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:森井さやか
2023年10月22日コロナ禍になる前、私は第1子となる息子を出産しました。初めての育児はわからないことばかりで、てんやわんやの日々。息子は寝つきが悪く、夜泣きも多かったため私は毎日寝不足でした。それでもかわいいわが子のために私は育児に奮闘していました。そんななか、ある日息子と私は体調を崩してしまって……。転職したばかりの夫は頼りにならない当時、わが家は私と夫と息子の3人家族。お互いの実家は遠方であったため頼れません。さらに夫は転職をしたばかりだったこともあり、新しい仕事や職場に慣れることに一生懸命で、なかなか積極的に育児に関わろうとしてくれませんでした。 また、夫は休日も私と息子をほったらかしにして遊びに行ってしまうことも多々ありました。そんな夫に対して私は、転職したばかりで大変なのかもしれないし、言い争いをして傷つくぐらいなら自分ひとりで育児も家事もやってしまったほうがいいと思うようになりました。 母子ともに体調不良! ワンオペ育児の限界……自らワンオペ育児を選んでしまった私ですが、ひとりではどうしようもない出来事が起きました。生後6カ月の息子がインフルエンザにかかり発熱、薬を飲んでも泣き止まないため、私は付きっ切りで看病しました。 しかし翌日には私も発熱、息子はまだ完治していません。ついに私は夫に「今日は仕事から早く帰って来てほしい」と伝えました。しかし、夫から「今日は毎週恒例の上司との飲み会があるから難しい」と信じられない返事をされました。 その飲み会は家族よりも大切なの?夫によると、この毎週恒例の飲み会によって次の赴任地が変わってくる、言わば出世に関わる大事な飲み会で、絶対に欠席はできないと言うのです。私は夫のその発言に呆れて物も言えませんでした。 この飲み会は先週もあったし、きっと来週もその次もあります。その飲み会と苦しんでいる家族、どちらが大切なのか、私は夫に問いました。夫はきちんと返事をしないまま出社をして飲み会に行き、深夜に帰宅。私は怒り心頭でしたが、私も息子も薬が効いて体調は回復傾向にあったのが幸いでした。 その後、私は飲み会を優先したにもかかわらず謝罪もない夫に怒りを爆発させましたが、夫は反省していない様子。そんな夫が変わったのは約1年半後、第2子である娘が生まれてからです。私ひとりではどうにもならないことがようやくわかったようでした。自らワンオペ育児を選んでしまった私にも否がありますが、今ではとても頼りになる夫も、この出来事だけはどうしても許すことができません。 著者:都 うめこ5歳男児と3歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2023年10月16日娘を連れて実家に遊びに行ったときのこと。近くのドラッグストアで近所のおばちゃんが働いており、会えば世間話をしていました。子どもを抱っこして楽しく話していたのですが、あるひと言にモヤモヤして……。これ以降、実家に帰ってもお店から足が遠のくようになりました。 おばちゃんと世間話をしていたら…実家に遊びに行ったときのこと。近くのドラッグストアに近所のおばちゃんが働いており、会えば世間話をしていました。その日は私の子どもを見て、「大きくなってきたねー!」など話していたのですが、「1歳なのにまだ歩かないの?大丈夫なの?」といきなり言われて固まりました。何も言うことができずそのまま帰ったのですが、気にしていた事だったので心が折れそうにーー。悪気はないんだろう……と思いながらも、イライラして母に電話してしまいました。母は「それはショックだね。でも大丈夫。成長が早い子もいれば遅い子がいて当たり前だから。もし障害があったとしても、あなたは子どもを愛せるでしょ?堂々としてなさい」と言われ、心が落ち着きました。 このことで、自分も発言には気をつけようと改めて思いました。今回とは逆で、さりげない一言に救われる事もあるので、相手を傷つけるのではなく、力になれる人になりたいと思います。 ◇ ◇ ◇ おばちゃんは疑問に思ったことをそのまま口に出したのかもしれませんが、成長や発達に関して悩んでいるママパパは多いと思います。デリケートなことだけに、親しい仲でも触れない方がいいこともありますよね。話す前にひと呼吸おき、相手のことを考えて会話したいですね。 作画/森田家著者:ぷくぷくムー子6歳児を育てる母。一日三笑いをモットーに生活している。
2023年10月13日初めての幼稚園登園日に、ひときわ目立つ個性的なママがいました。声が大きくて気が強そうなそのママに圧倒されて、怖く感じた私はおどおどするばかり。ある日、幼稚園で娘の誕生会が開かれました。すると、そのママに突然話しかけられたのです!初めての登園日。クラスには個性的なママが!娘の幼稚園が決定し、初めての登園日、同じクラスのママはどんな人が集まるのか気になってドキドキしていた私。1学期までは母子同室で過ごす幼稚園のため、できるだけママたちと仲良くしたいと思っていました。するとひときわ目立つママを発見。 そのママは赤髪のボブへアに、カラフルで珍しい柄の服を着ており、個性的なファッションをしていました。その個性的なママの子どもは、いつもパンダのキャラクターの服を着ている女の子だとわかり、親子そろって目立っていました。 気が強そうなママと仲良くできる自信がない私その個性的なママは、3人のきょうだいを子育て中で、幼稚園の事情に詳しい様子。他のママたちと比べて声が大きく、気が強そうに見えて怖い印象でした。人見知りで地味な私は、個性的なママと仲良くできる自信がありませんでした。 週2日ほどの登園でしたが、入園してかれこれ1カ月がたち、私も娘も友だちができ始めひと安心。そして幼稚園に慣れてきた中、4月生まれの誕生会を幼稚園でしてもらえるということで、ちょうど3歳になる娘がひとりでみんなの前に立つ出番がきました。 突然声をかけられてビックリ!4月生まれの誕生会当日。娘はみんなの前に立ち、幼稚園から頂いた冠を被り、お名前や好きな食べ物など、先生からのインタビューに受け答えをして楽しそうにしていました。 そして誕生会が終わったあと、個性的なママに「誕生会の動画撮ったから送るね! 連絡先教えて!」と突然話しかけられ、私はビックリ。自分の子どもの出番ではないにもかかわらず、誕生会の動画を撮ってくれたママにとても感謝し、連絡先を交換しました。 今では個性的なママを含め、ほかのママも子どもたちもみんな仲良くなり、幼稚園以外でも遊ぶようになりました。私は勝手にそのママのことを怖そうだと思っていました。しかし実際は子どもの名前をいち早く覚え、満遍なくいろいろな人に話しかけていて、気づかいじょうず! そのママの気づかいとやさしさがクラスの雰囲気をよくしてくれていると実感しており、感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:渡邊なつ4歳女の子のママ。実家が遠方で頼れない、友達がいない、夫は夜勤あり。トラブル満載な育児体験記を執筆中。
2023年10月09日何気なく利用していたSNSが原因で、まさかママ友からクレームがくるなんて思いもしませんでした。仲良くしていたママ友から責められるなんて……。考えが足りなかった私が悪いのか……。大人になって、こんなにも人に怒られることがあるなんて私は思いもしませんでした。一緒に遊んでいたときに娘が病気に娘が3歳のころ、ベビーサークルで出会ったAさんとよく遊んでいました。そのときは、某有名キャラクターが来るイベントへ、AさんとBさんと出かけました。キャラクターの踊りと音楽に合わせて体を動かす子どもたちを微笑ましく見ていると、娘の手に赤いブツブツが。よく見ると手や足に数個ブツブツがありました。 そのころ、手足口病が流行していたことから、もしかして娘は手足口病かもしれないと思った私。「ごめん、手足口病な気がするから先に帰るね」と言って私と娘は帰宅しました。その後、病院を受診すると、やはり娘は手足口病でした。 ママ友の子どもも手足口病に!?娘の手足口病は3日ほどで回復。ちょうどそのころAさんからAさんの娘さんの写真付きで「うちの娘も手にもブツブツがあるんだけど手足口病かな? どう思う?」という連絡が来ました。私は医者ではないし、写真を見て判断できるわけではありません。 しかし、タイミング的にうちの娘の病気がうつったと思って連絡をしてきたのかなと思いました。私は「ごめん、手足口病かわからないけれど、可能性は高そうだよね。病院へ行ったほうがいいと思うよ。ひどくならないといいけど」と返信をしました。 SNSを見てクレームの電話が来たその週末、私は元気になった娘と家族でお出かけをして、その様子をいつものようにSNSに投稿しました。すると、その日の夜に突然Aさんから着信が。 「自分の娘が病気をうつして私たちは出かけられない週末を過ごしているのに、どんな神経で出かけた様子をSNSにあげているの。信じられない」というすごい剣幕の連絡でした。あまりの剣幕に怖くなり、私は「ごめんね」としか言うことができずにその電話を切りました。 Aさんは交友関係が広く、お出かけすることも多いようで、SNSはいつもキラキラしていました。そのころ手足口病が流行っており、娘にブツブツが見られた時点で、もしかしてと思った私はすぐに帰宅しました。そして、手足口病が回復するまでどこにも出かけていません。もちろん、もし娘がうつしていたら申し訳ない気持ちなのですが、回復後のお出かけをSNSに投稿したことでこんなに責められるとは思いもしませんでした。 その後、Aさんは以前のように仲良くしてくれました。しかし、私はAさんが怖くなってしまいそのまま疎遠に……。今では、自分の家族はもちろん、周りに体調不良の人がいるときなどは、SNSへの投稿も控えるように気をつけています。いつも気軽に利用していたSNSですが、誰からでも見られることを再認識し、SNSの活用の仕方を見直す出来事となりました。著者:柚木 はるかワンオペ2歳差育児の幼少期を乗り切り、現在は小学生2児の母。作業療法士パートをしながら家でもできるモンテッソーリ教育を実施中。「遊び」「子育て」を中心に執筆活動もしています。
2023年10月05日親戚からの娘への誕生日プレゼントに悩む母のエピソードをご紹介します。 親戚からの誕生日プレゼントに苦笑い…隣に住む親戚の話です。娘の誕生日に毎年プレゼントをくれるその気持ちはうれしいのですが、毎年必ず「ゴミみたいなものなんだけど……」という前置きと共に大きな箱を渡されます。 「なんだろうね、楽しみだね!」と懸命に場を盛り上げようとする私、わくわくを隠せない娘。そして箱を開けてみると……。中身は壊れたストラップに、埃まみれのカエルの置物、色あせたミニチュアの食べ物にサイズも種類もバラバラなビーズ。せっかくのプレゼント、悪気はないと信じたいのです。娘が喜ぶと思って選んで箱に詰めてくれたのだと信じたいのです。ですが、「いや、ほんとにゴミじゃあないですか」と心の中で苦笑いと共に特大溜め息をついてしまいます。 娘も娘で「これ、どうすればいい?」と言い出す始末。毎年、「お気遣いありがとうございます。毎年のことですし、プレゼントは結構ですよ。」なんてポップに明るく伝えてはいるのですが、止まりません。何なら何でもない日にまでくれるようになってしまいます。 「ごみみたいなものなんだけど」と先方にとっては悪気なく自分たちは必要なくなったものだけど、相手は必要だと思っているのかもしれない。今ではSDGSの一環かなと思うようにしています。 作画/miyuka 著者:柏木 くるみ1児の母で元看護師。現在は事務員として働く。自宅のダイエット計画に邁進中。
2023年09月30日同じこども園で仲良くなったママ友Aさん。Aさんは、待ち合わせに必ず遅刻する人でした。降園後、親子で一緒に遊ぶ約束をすると、いつも私たち親子が待ちぼうけ……。我慢も限界になったある日、私は反対に待たせてみることに。すると……!? 連絡も謝罪もナシ! 1時間遅刻は当然!?Aさんは、1時間の遅刻くらい当たり前の人でした。しかも、連絡も謝罪も一切ないのです。「〇分遅れる、〇時ごろ着く、と連絡をくれれば、待たされる側も予定が立てられるのに……」と思うものの、同じこども園だし、小学校も一緒なので、気まずくなることは避けたい私は、何も言えずにいました。 しかし「これ以上Aさんを待つ日々は続けられない……」と2週間ほど悩んだ私は、Aさんから「公園に着いた」と連絡がきてから出発してみることに。人を待たせることに抵抗はありましたが、こちらも限界だったのです。その日の降園後、いつものようにAさんに誘われました。Aさんとの待ち合わせは、いつも「近所の公園に16時」。 私は普段なら、16時前には公園へと出発し、公園でAさん親子を待つのですが、この日は自宅でのんびり、Aさんからの連絡を待ちました。16時の待ち合わせから1時間後、Aさんから「公園に着いた」と連絡が。「もうすぐ着きます」と返信し、私と息子は公園に向けて出発しました。 私たちが公園に着くと…5分後、私たち親子が公園に着くと、Aさんはいつも通りで、私たち親子が遅刻したことは気にしていない様子でした。Aさんは、遅刻はするけれど、人の遅刻も気にしないタイプだったのです。そして私はというと、その日はいつものように長時間待たされなかったうえ、家事や幼児ドリルが終わってから公園に来れたことで、Aさん親子といつもより楽しい気持ちで過ごせました。 そのうち、公園で遊ぶ仲間は、増えたり、減ったり、どんどん変化していきました。子ども同士の関係も日々変わっていき、Aさん親子との待ち合わせは自然消滅。Aさん親子とは「偶然会ったら楽しく遊ぶ」関係になりました。 私は「遅刻をしない」というマナーを重視しすぎて、息子の大切な友だちを奪ってしまうところでした。今は、「大切なのは子ども同士」と割り切り、相手のお母さんに注目しすぎないよう、気を付けるようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ぽん子著者:宇佐美にこ
2023年09月29日長男が保育園入園前によく通っていた子育て支援センター。そこで仲良くなったママ友とその息子(長男と同い年)と久しぶりに会うことになり、少し遠出して大きな公園に行くことになりました。私は2人が仲良く遊んでいたと思ったのですが……。3年ぶりに会うお友だちと公園へ子育て支援センターで仲良くなったママ友とは、子どもが通っている園は違うものの、ずっと連絡を取り合っていました。 コロナ禍もありタイミングが合わず、久しぶりに会うことになったのはなんと3年ぶり。子どもたちを連れて、大きい公園で遊ぶことになりました。 揉めたり仲良く遊んだりを繰り返し…3年ぶりなので子ども同士が覚えているはずもなく、最初に公園で会ったときは、ぎこちない雰囲気の2人。しかし徐々に仲良くなり、親は安心していました。 ボールで遊びたいわが家の長男と、ボールを椅子代わりにして休憩したいママ友の息子さんとで口論になったり、お菓子の取り合いでケンカになったりと、揉めることもありました。 しかし、揉めたあとはすぐに一緒に遊び始めるので、問題はないと思っていたのですが……。 最後に息子がまさかの捨てゼリフ!?帰り際、長男が車のチャイルドシートに座りながら、まさかの「楽しくなかった」と発言。ママ友とその息子さんもしっかりと長男のひと言を聞いていました。 私は慌てて「仲良く遊んでいたじゃない! 楽しかったくせに」と言ったものの、長男は無反応。ママ友に平謝りするしかなく……。後味の悪い公園遊びとなりました。 長男に話を聞くと、ママ友の息子さんは遊びに誘っても休憩ばかりで、自分はもっともっと遊びたかったとのこと。私からしたら十分遊んでいたと思うのですが、長男には物足りなかったよう。それでも最後に「楽しくなかった」と捨てゼリフを吐くのは、相手を嫌な気持ちにさせてしまうということを長男に話し、次からは「一緒に遊んでくれてありがとう」と伝えるようにしようと約束しました。親としては、ヒヤヒヤした出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:鬼頭いちか
2023年09月28日スーパーでパンの取り合いから兄弟喧嘩が勃発したときのことです。何を言っても喧嘩がおさまらず、周囲の目も気になりつつ途方に暮れていました。無理やりにでも連れて帰るしかないと思ったりしていた矢先に、見知らぬ人が声をかけてきたのです……! お目当てのパンが残り1個しかない!5歳の長男と2歳の次男が2人でドはまりしている、キャラクターシール付きの蒸しパンがあります。近所のスーパーではもともとの仕入れの数が少ないこともあり、いつも買い物に行くときは、そのパンが2個残っていることを祈りながら向かっていました。 普段は次男1人だけを連れて買い物に行くことが多いのですが、この日は兄弟2人を連れて買い物へ。案の定、2人ともパンを欲しがったため、パン売り場へ直行することにしたのですが……。お目当てのパンが1個しか残っていなかったのです。 見知らぬ子連れママが近づいてきて…残り1個のパンの奪い合いがスタート。「1個しかないね、どうする?」 と私から聞いてみたものの、それぞれが自分が欲しいと言うばかりで埒があきません。「お菓子にしよう」「ジュースも買ってあげる」と言ってみても聞かず、長男は怒り、次男は泣き出す始末。 私があきれ顔で途方に暮れていたところ、私たちを見かねた子連れママが近寄ってきました……。 そして「コレどうぞ」と、なんと同じパンを差し出してくれたのです。私はあまりの申し訳なさに最初は断り続けていたのですが、次男が言うことを聞かずお言葉に甘えることに。 子連れママのやさしさに心から感動してしまいました。見ず知らずの方のやさしさに実際に触れたわが子2人。今後は1個しかないときは1個を2人で分けるように提案するなど、子どもとの関わり方も考えていきたいと思いました。そして私自身も周りの方にやさしく手を差し伸べられるようになりたいと、いろいろなことを考えさせられた出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:鬼頭いちか
2023年09月27日生後10カ月の長女が、早く離乳食を食べたくて大泣きをしていたときのことです。あまりにも続くギャン泣きの声に対し、私は思わずため息をつき、ボソッと「はぁ……うるさいな」とつぶやいてしまいました。それを聞いていた実母が、長女を抱きかかえて衝撃のひと言を放ったのです。実母が娘に語りかけた言葉にあぜん…当時、私はシングルマザーで実家に住まわせてもらっており、生後10カ月だった長女は実母にとって初孫だったので、とてもかわいがってもらっていました。ある日、私が長女のお昼分の離乳食を準備していると、長女がぐずぐずと泣き始めました。おなかが空いて泣いている長女に対し、私は「今ごはんの準備してるからね」「もう少し待ってね」と声をかけながら、離乳食の準備を続けていたのです。 次第に長女のぐずぐずが大きい泣き声に変わって、私の心の余裕もなくなっていき「ちょっと待ってねって」と、少し強い口調に。そんな言葉が長女に通じるわけはないのに、あまりにもぎゃんぎゃんと泣く長女に、私は思わず「はぁ……うるさいな」と、ため息をつきながらつぶやいてしまいました。 すると、それを見ていた実母が長女を抱っこし、「あのね、うるさいんだって。ママは〇〇ちゃん(長女)のこと、いらないんだって」と言ったのです。 私が「そんなこと言ってないよね? 〇〇がまだ言葉を理解できなくても、勝手に言い換えるのはやめて」と言うと、実母は「ごめん、ちょっと冗談のつもりだったのよ」と謝ってくれましたが、私の中ではしばらくモヤモヤしました。 確かに、生後10カ月の長女に対して「うるさい」と言った私も悪かったのですが、そのひと言が「〇〇のこと、いらない」という言葉に言い換えられたことに、とてもショックを受けました。この一件以降、実母からこういった発言はなかったので、本当に軽い冗談のつもりで言ったのかもしれませんが、私も自分の使う言葉には気を付けようと思った出来事です。 イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2023年09月26日現在は1児の母ですが、結婚後なかなか子どもを授からず、不妊治療をしていた私。当時は正社員で働いていましたが、仕事と不妊治療の両立は想像以上に大変でした。そんな中、上司からの心無い言葉に私はショックを受けてしまい……。 不妊治療に否定的な上司不妊治療の病院に通院して1年ほど経ったころ、体外受精にチャレンジすることになりました。介護福祉の仕事をしていたので、シフトを管理している40代の女性上司に、不妊治療をしていることを打ち明けることに。 すると、「あなたまだ若いのに、不妊治療する必要ある?」「なんで子どもができないの?」と言われてしまったのです。 まさかの言葉に驚いてしまって、そのとき私は何も返答できませんでした。検査をしても原因のわからない不妊だったので、「そんなの私が知りたいよ!」と思うと同時に、とても悲しい気持ちになりました。 仕事を辞めることを決意その後も、私が通院のために有給休暇を使うと、上司は「人員不足でシフトが組めなくなる」とため息をついたり、「私は30代で結婚したけど、すぐに子どもを授かったよ」と言ってきたりしました。上司の言動で私のストレスはピークに達していたので、このままでは心身ともに良くないと思い、仕事を辞めることに。 退職の意向を伝えると、上司は言い過ぎたと反省したようで、「そんなに悩んでいたなんて気づかず、ごめんなさいね」と謝罪してくれました。そして、不妊治療について嫌みを言わなくなり、スムーズに辞めることができたのです。その後、体外受精で息子を授かることができました。 妊娠というデリケートな話題は、自分が気づかないうちに相手を傷つけてしまうことがあると身をもって感じました。上司も私を傷つけようとして言ったわけではないと思いますが、私は悲しい気持ちに……。改めて、相手の立場に立って発言することが大切だと思った出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:田中はぐみイラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年09月25日2歳の次男とバスで移動中に起きた出来事です。静まり返った車内で、次男は最近ハマっている童謡「アイアイ」を急に大声で歌いだしてしまいました。うたた寝している乗客もいたため、焦った私でしたが……。バスで移動中、次男が突然!?私は次男を連れて、以前勤めていた会社の元同僚とランチをしたあと、帰宅するためにバスに乗り込みました。おなかがいっぱいであろう次男は、バスから見える景色に最初は興奮していたものの、どうやら眠そうな様子。 昼下がりのあたたかな日差しと、暑くも寒くもないちょうどいい車内の温度に寝落ち寸前!というところで、次男は何を思ったか童謡の「アイアイ」を大きな声で急に歌いだしたのです。 気持ちよく熱唱する次男と焦る私車内には気持ちよくうたた寝している乗客がちらほら……。 次男の声で起こしてしまっては申し訳ないと思い、私は「アリさんの声で歌おうね」「寝ている人がいるから、ちょっと静かにしようか」と声をかけまくりましたが、次男はまったく聞く耳を持たず。ノリノリで歌い続ける次男に、私は焦り始めました。 ほかの乗客の思いがけない反応!最初は黙って次男の歌う「アイアイ」を聞いていた乗客の皆さんでしたが、私たちの前の席に座っていた白髪の高齢の女性がこちらに振り向き、手拍子をしてくれるではありませんか。 通路を挟んで隣に座っていた女性もニコニコ笑顔で「じょうず〜」と言いながら手拍子をしてくれていました。次男が歌い終わったあとは、バスの中でなんと拍手が! 次男はそれはもうご満悦といった表情で、とてもうれしそうでした。 私は反応してくれた方や拍手をしてくれた方に向けて、頭を下げてお礼をしました。次男が歌い始めたときはどうなることかと思いましたが、ほかの乗客の皆さんのやさしい反応の数々に、とても心があたたかくなった出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:鬼頭いちか
2023年09月25日去年私自身が新型コロナウイルス感染症にかかり、家族が全員濃厚接触者になりました。一家で外出禁止の数日間、身動きが取れなくなってしまい誰にも会えずとても心細くなっていました……。そんなときの出来事です。 長男の同級生のお友だちママ近所に住むAちゃんは、長男と同級生の女の子。長男とは通っている保育園が違っていたことから、公園や児童館で見かけることはありましたが、一緒に遊ぶ様子はありませんでした。 しかしAちゃんのお母さんとは小学校の学区が同じで近所に住んでいたことがわかり連絡先を交換して、親同士はなんとなくママ友になりました。 新型コロナに感染! 外出できないわが家…Aちゃんのお母さんのご実家は農家なので、よく野菜の差し入れをしてくれました。わが家はお返しにお菓子を渡したり、その際になんとなく立ち話をする仲に。しかし新型コロナが流行り始めてからは、そうしたやり取りもほとんどなくなりました。 そんなある日、私自身が新型コロナに感染。それは長男が小学校に入学する年の3月のことでした。幸い私の家族は全員陰性でしたが、濃厚接触者になり外出できない状況に。 誰にも会えず心細く感じていたときに、久々にAちゃんのお母さんから「野菜もらってくれない?」 と連絡が。事情を話して、気持ちだけ受け取るねとお断りすると、「じゃあドアノブにかけておくよ」と返事をくれました。 玄関を開けるとびっくり数時間後、ドアノブに紙袋がかかっていました。「よかったら使ってね」と書かれたメモと一緒に入っていたものは野菜だけではなく、くだもの、食パン、ジャムやレトルト食品、乾麺、ジュースでした。 Aちゃんママはわが家が外出できないことを気づかって、すぐに使える食材を一緒に持ってきてくれたのです。心づかいがうれしくて思わず涙が……。後日お礼を伝えると、「治ってよかった。4月からよろしくね」と笑顔で言ってくれました。 長男は小学校に入学後、Aちゃんととても仲良く遊んでいます。遠くの親戚より近くの他人、ではないけれど、ママ友の存在に助けられた忘れられない出来事でした。 ※本記事の内容は、2022年のときの体験談です。2023年9月現在は、感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められておりません。感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。 イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:小川 朝美
2023年09月23日私は、初めての妊娠で双子を妊娠しました。ベビー服やチャイルドシートなど、すべてに2人分の費用がかかり、それは想像以上の金額でした。そのため、私は育児用ミルク代を節約する目的も兼ねて、「出産したら、可能な限り母乳で育児をしよう」と思っていたのですが……。うまくできない授乳に焦り…私の場合、産後すぐに母乳が出ましたが、うまく飲ませることができませんでした。入院中、練習に付き合ってくれた助産師さんから、「はじめに母乳をあげてみて、難しそうなら育児用ミルクを用意すればいいからね」と励まされましたが、それが2人分となると大変な労力です。 ミルク代がかかる上に、哺乳びんの消毒などの手間も2倍かかります。睡眠不足で体がつらい中やっていけるのか……と、私は今後の育児と家計に焦りや不安を抱え、「授乳の時間が来なければいいのに」とさえ思っていました。 育児は本来、こういうもの!入院最終日、また授乳がうまくできないでいると、いつもとは別の助産師さんが来てくれました。とても気さくな彼女に、私は「育児用ミルクは経済的な負担を感じる。母乳での授乳ができるようになるまで2人分のミルクを用意せねばならず、大変で体がもたない。双子の母乳育児をできる気がしない」と、つい愚痴をこぼしてしまいました。 すると、助産師さんは「母乳で育てられたら、もちろんそれがいいのだけど。育児用ミルク代は、子どもが大きくなったら働きに出て稼げばすぐよ。精神的な余裕がなくなって、育児がつらく感じるほうがもったいない。本来、育児は楽しいものなのよ」と言ったのです。 家計や今後の母乳育児で悩んでいた私は、「育児は楽しいもの」という言葉にハッとさせられました。本来は楽しいものを、私が勝手につらく苦しいものに変えていると気が付いたからです。助産師さんに言われた日から、余裕があるときだけ直に飲ませ、他は育児用ミルクや搾乳した母乳を哺乳びんで与えました。すると、苦しい時間は減り、余裕をもってわが子に接する瞬間が増えたのです。自分自身で育児を苦しいものに変えないように肩の力を抜いて、と助産師さんは教えてくれたのだと思いました。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ミロチ著者:長谷川 なぎ
2023年09月22日わが家から車で1時間の距離に義実家があります。義母はわが家に過干渉気味で、子育てのダメ出しや夫婦関係などの意見を頻繁に言ってきます。機嫌が悪いときは嫌味も多く、悩んだ私は実母に相談をしていたのですが……。 悩みを実母に相談義母の過干渉が始まったのは、私たちが結婚をしてからです。夫に相談をしても「考えすぎ。母さんは俺たちのことを思っての行動だよ」と言い、相談に乗ってくれません。 私は思い悩み、義母のことで実家で母に相談をするように。初めは真剣に義母の悩みを聞いてくれていたのですが、半年が経ったころ、実母から言われた言葉に私はあ然としました。 「お義母さんの機嫌を損ねると大変なことになるということがわかった」と実母が言いました。確かに、義母は機嫌が悪くなると私を無視して嫌味を連発。あからさまに私に攻撃をしてきます。「あなたはお義母さんの機嫌が悪くなるようなことはしないようにして。私もお義母さんには逆らわないし意見も言わない。お義母さんの顔を立てるのよ」と実母は言うのです。 さらに「これからもお義母さんのやることにムッとすることがあるかもしれないけれど、旦那さんを産んでくれた母親なんだから目をつぶりなさい」と言いました。それからというもの、私が実母に義母の相談をしても「今、忙しいから」と言い、話をほとんど聞いてくれなくなりました。 実母の対応に義母は…実母が義母にたまに直接会うことがあると、義母のことを褒めちぎるので義母はいつも上機嫌でした。 義母を褒めていれば、嫌味を言われなくなるのだろうかと考え、私は実行してみることに。しかし、義母に会うたびに毎回褒めちぎることは、私にはできませんでした……。 実母が私を思って、義母との関係性を良くしようとアドバイスをくれたことは理解しています。それでも、私は義母とのことでストレスが溜まって悲しくなることもしばしば……。今後はママ友や育児相談などで話を聞いてもらい、ストレスとうまく付き合っていこうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:神崎 ハナ
2023年09月22日わが家から車で1時間の距離に義実家があります。家族で義実家に行く予定の前日に、私はおなかを壊しました。そんな私に対して夫と義母がとった態度にあ然とした出来事です……。 配慮のない夫と笑顔で嫌味を言う義母おなかを壊した私は、夫に調子が悪いと訴えました。夫は「明日は義実家に行く日なのだから早く治してくれよ!」とだけ言い、心配してくれる様子は皆無。翌日、おかゆ以外のものを食べるとおなかを壊してしまうので、体調が戻らないと話しましたが、夫は「熱はないから大丈夫だろ!!」と言い、予定どおり義実家へ……。 夫の強引さに対し意見する元気もないくらい私は弱っていました。日ごろから義母と私の折り合いは悪く、会うと何かしらのトラブルが起きるのでこの日も不安でした。 義実家に着くと洋菓子が用意されていました。私が食べずにいると、義母からなぜ食べないのか聞かれ、私は「今はおかゆ以外のものを食べるとおなかを壊してしまう」と正直に話しました。すると、義母は「こちらとしては、トイレからずっと出てこなくていいのよ?」 と笑顔で言ったのです。夫が義実家へ帰省した理由私は苦笑いでその場を流しました。そばにいた夫は「胃腸炎にかかってるらしいよ」と義母に報告。義母は「あらー! 残念! 今日はいいお肉が手に入ったから、すき焼きよ! 食べられないなんてかわいそうねー!!」となぜか笑顔で話してきます。心配をしている様子はありません。そして……、夫が義実家にどうしても行きたがったのは、すき焼きが目的だったと判明しました。 私の不調が回復後、すき焼きを目的に義実家行きを強行させたことについて話し合い、夫は反省し今後は同じことはしないと約束してくれました。義母へも、不調の嫁に対しての言葉は選ぶようにと夫から話してくれるそうです。今回の義母の態度は珍しいことではなく、今後も変わらない気がします。ですが、地道に伝えていくことで変わることを期待し、いつか良い関係が築けるよう諦めずにやっていこうと思っています。 イラスト/ふくふく著者:神崎 ハナ
2023年09月21日3児の母ですが、一番下の子と真ん中の子を連れて子育てサークルに通っていたときの出来事です。それまではあまり深く考えていなかったのですが、ママ同士の距離感の大切さを学びました。子育てサークルで出会ったママに…一番下の子(男児)が生まれた後に出会ったママさんです。真ん中の子(女児)もまだ小さかったので、子ども2人と子育てサークルに参加していました。楽しく通っていたのですが、そこで非常識なクレクレママに出会いました。 最初はクレクレママだと分からず、お姉ちゃんの洋服を見て「来年はもう着られないねぇ。うちの子に来年着せたいわぁ」と言われ、捨てるよりは着てもらった方がいいかなと思い、何着かまとめて渡しました。そこから頻繁に、「この服はサイズアウトしたらどうするの?」と聞いてくるように。挙句の果てに「家に行って服をみたい」と言い出す始末。迷惑なので少しずつフェードアウトしました。ママ同士の距離感は大事だなと思いました。 ◇ ◇ ◇ 親切心からお下がりを渡して、家に行きたいとまで言われたら驚きますね……。相手がどんな人か分かるまでに多少時間はかかりますが、何かあったらあまり話さない、近づかないようにして関わりを減らすことが良さそうですね。 作画/てる子著者:高橋せな3児の母。20代で第一子を出産後、家事や育児に追われながら隙間時間を見つけて執筆を行う。家事や育児の体験談をメインに執筆中。
2023年09月21日私の娘は1歳1カ月のころに初めて歩けるようになりました。その後娘は歩くことが大好きになり、特に外をお散歩するととてもうれしそうな笑顔に。娘と一緒に歩くのは、1日の中で一番楽しい時間でした。ある日、娘と2人でいつものように歩いていると、突然女性が話し掛けてきて……。たくさん歩きたい娘とお散歩私の娘は1歳半を過ぎたころ歩くことに慣れてきて、とにかくたくさん歩きたい、あちこち歩き回りたいという時期でした。家の中では狭いので、私と娘は毎日のように公園や児童館などへ行きお散歩。広いところを歩く娘は本当に楽しそうで、私も成長を感じうれしくなりました。 なるべくいろいろな景色を見せてあげたいと思い、次はどこへ行こうかと考えることも楽しみのひとつに。そんなある日、近くの駅の広場を歩いていると、突然40~50代ぐらいの女性に話しかけられました。 お友だちいないんでしょ?その女性は1枚のチラシを私に差し出し、「ひと駅向こうでやっているから、よかったら来てみてね」と言いました。チラシに書かれていたのは、とある子育てサロンの案内。私はその子育てサロンのことを知らなかったので、「初めて知りました、ありがとうございます」と言ってしばらくそのチラシを見ていました。 するとその女性は、「こんなところで遊んでるなんて、お友だちいないんでしょ? ここに来たらお友だちいっぱいできるからね」と言ったのです。 見知らぬ人の言葉に驚いた私は……「お友だちいないんでしょ?」という言葉を向けられたのは、娘なのか私なのか、もしかしたら両方だったのかもしれません。たしかに友だちと呼べる人は少ないけれど、公園や児童館でよく一緒に遊ぶ人たちや、お互い子連れでよく会う学生時代からの友人もいました。 私たちがいたのは遊具も何もない広場で人通りも少ないところでしたが、安全な場所を選び歩くことを楽しんでいただけ。何より、今ここで初めて会ったばかりの人にそんなことを言われるなんて、と驚き、返す言葉が見つからず……。私は「そうですね、ありがとうございます」と言って娘とその場を去りました。 街で子どもと一緒にいると、本当にさまざまな人に話しかけられます。この女性は子育てサロンの良さを伝えるために何気なく言っただけかもしれませんが、私はとても嫌な気持ちになりました。結局その子育てサロンへは行っていません。私も誰かと話すときは言葉に気をつけようと思った出来事でした。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2023年09月20日