パルコ・プロデュース2022『凍える』(原題:FROZEN)のフォトコール&初日前会見が行われ、舞台写真とコメントが到着した。1998年にイギリスで初演された『凍える』は2004年にニューヨークで上演され評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーによるヒューマンサスペンス。2018年には、ロンドンのTheatre Royal Haymarketでジョナサン・マンビィの演出でもリバイバル上演された。重厚で骨太な脚本と「病的疾患による連続殺人」を扱った本作は、家庭内暴力や幼児虐待など社会に潜む病巣が事件となって表出し、毎日のようにニュースとして報道される現代に疑問を投げかけるストレートプレイとなっている。キャストには、栗山民也が演出を務めたミュージカル『阿国』(1992) で初舞台を踏んで以来、30年ぶりに栗山演出作品に出演、そして22年ぶりにPARCO劇場の舞台に立つ坂本昌行。2016年に第24回読売演劇大賞・優秀男優賞を受賞した坂本が、今回は幼少に受けた虐待で患った疾病により、児童に執着し殺人を繰り返してしまう難役に挑む。20年間愛する娘の生還を信じ続け、娘の死を知らされた今も現実を受け入れることの出来ない母親には、栗山演出作品初出演となる長野里美。そして、2020年に栗山の演出舞台『殺意 ストリップショウ』で読売演劇大賞・最優秀女優賞に輝き、栗山からの信頼の厚い鈴木杏が坂本演じる殺人犯の担当精神科医を演じる。■坂本昌行 コメント今作は不思議というか怖いというか、どう捉えて良いか分からないかもしれません。演出の栗山さんからは、芝居ではなく、リアルに、ドキュメンタリーで生きてくれという言葉があり、30年ぶりの栗山さんの演出に、改めて作品・役作りの難しさを感じながら勉強させていただきました。非常に難解な作品、難解な役ではありますが、自分の中の引き出しを出し切って千秋楽まで頑張っていければと思っています。人の抱える『闇』や『痛み』がリアルに表現されています。お客様にもそれぞれ何を感じていただけるか非常に楽しみにしております。日々公演を重ねる中で表現も深化していくと思いますので、ぜひお越しください。■長野里美 コメント出演のお話をいただいたときから緊張しておりました。ナンシーという役は自身の状況や気持ちを説明する独白が多く、そこが課題となっていましたが、栗山さんに助けていただきながら稽古をして来ました。「人間を見せていく」ということが初日を迎えるにあたってどこまでできるか、また、お客様にどのように受け入れていただけるかが楽しみです。とにかく集中し、真摯に頑張っていきたいと思っています。お越しいただいた皆様にはそれぞれに「あぁ...」という言葉にならないけど、大事なものを感じて、持ち帰っていただければと思います。■鈴木杏 コメントこの作品は稽古するごとに発見がある作品で、日々切磋琢磨しています。色々試されるので役者としては怖い戯曲ではありますが、公演が始まってからも成長していくようなお芝居だと思いますので、沢山のものを見つけながら千秋楽まで深めていきたいと思っています。「楽しんでいただく」という戯曲ではありませんが、現代社会に多くの問いを投げかける内容となっていて、日本ではなかなか見られないタイプのお芝居だと思います。お客様の心に観劇後何日かたっても、残り続けるものになれば嬉しいです。今作のテーマの1つは「赦し」ということで、許して欲しいことについて鈴木:稽古などでくたくたになって帰宅しても、翌朝愛犬に散歩のために起こされるのでそれは「許してほしい」ことですね。そういうことありませんか?(坂本・長野を見る)坂本:ぼくも犬を飼っていて、朝4時に起こされるので……鈴木:4時!長野:お散歩の後もう一回寝ないんですか?坂本:流石に寝ます(笑)。<公演情報>パルコ・プロデュース2022『凍える』作:ブライオニー・レイヴァリー翻訳:平川大作演出:栗山民也出演:坂本昌行 / 長野里美 / 鈴木 杏【公演日程】東京:2022年10月2日(日)~24日(月) PARCO劇場福島:2022年10月30日(日) いわき市芸術文化交流会館アリオス中劇場兵庫:2022年11月3日(木)~ 6日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール豊橋:2022年11月10日(木)~13日(日) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール松本:2022年11月16日(水)~17日(木) まつもと市民芸術館 主ホール新潟:2022年11月26日(土)~27日(日) りゅーとぴあ・劇場北九州:2022年12月 3 日(土)~4日(日) 北九州芸術劇場 中劇場沖縄:2022年12月10日(土)~11日(日) 那覇文化芸術劇場 なはーと【キャスト】ラルフ(連続殺人犯・小児性愛者):坂本昌行ナンシー(娘のローナをラルフに殺される):長野里美アニータ(精神科医):鈴木杏公式サイト:
2022年10月03日舞台『凍える』のフォトコール・初日前会見が1日に東京・PARCO劇場で行われ、坂本昌行、長野里美、鈴木杏が取材に応じた。同作は1998年にイギリスで初演、2004年にNYで上演され大評判となり、同年に演劇賞の権威「トニー賞」のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーのヒューマンサスペンス。10才の少女ローナが行方不明になってから20年後のある日、児童連続殺人犯のラルフを前に、ローナの母・ナンシー、精神科医・アニータがそれぞれ対峙する。主演の坂本は、栗山民也が演出を務めたミュージカル『阿国』(1992年)で初舞台を踏んで以来、30年ぶりに栗山演出作品に出演し、22年ぶりにPARCO劇場の舞台に立つという。坂本は「もう30年も経ってますので、すっかり忘れておりますが、それでも30年後にお会いして稽古場で同じ空間でご指導をいただいている時に、改めて役づくり、作品づくりの大変さ、難しさ、奥深さ、楽しさ、面白さを感じさせてもらいました」と感謝。「栗山さんから『演じるな』『表現するな』と言われ、今まで『表現しなさい』と言われたことと逆で、リアルに生きてセリフを言わなきゃいけないことの難しさを改めて勉強させてもらった」と語った。児童連続殺人犯という役柄に、坂本は「どのようなところから役に近づいていったらいいのか正直わからなかったんです」と苦笑。「いろいろな痛みを抱えている人間であることは理解して。人である以上、心の奥底に何らかの痛みであったり、苦しみであったりを持ってると思って。自分の過去を振り返った時に、大なり小なりあったことを思い出して、重ね合わせた」と明かす。「長野さん、杏ちゃんにもいろいろ話を聞いて、杏ちゃんからは脳やトラウマについての本も脳もお借りして、ただの悪人ではなく、何らかのトラウマを抱えて生きているんだなと。それを純粋に言葉にできたという思いで。自分の役者の演技プランの引き出しが本当に少ないので、ガムシャラですけども、とりあえず目の前にあるラルフという役と向き合いました」と苦労を明かした。作品にちなみ「最近許せなかったことや許してほしいこと」を聞かれると、坂本は「日常で許せないことってあんまりなくて……『あんなのダメだよ』と思うタイプじゃなく、『この人はこういう考えなんだな』と思ってしまうので、基本的には『許す』『個人を認める』という考えではあるんですが、まあ唯一許せないといったら、まだまだ自分の芝居ぐらいですかね」という発言に、なぜか周囲に笑いが起こり、自身も堪えきれずに吹き出していた。
2022年10月02日20th Centuryの坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が出演する、ニベア花王・ニベアメン アクティブエイジシリーズの新CM「ケア開始」編、「続けよう」編が、25日より放送される。新CMには、20th Centuryの3人が、同シリーズのCMに日本人として初めて出演。トニセンの3人が見晴らしのいいラウンジを舞台に、スキンケアについて和気あいあいと語り合う姿を描いている。また、CM楽曲には20th Centuryの新曲「水曜日」が採用された。日本人初の同シリーズのCM出演に3人は、「光栄です。ニベアメンとともに歩んでいきたいです!」と声を弾ませながら、「ニベアメンのCMって、かっこいい外国の男性が出ているイメージがあったので、下町育ちの私達でいいのかなと思いましたが、リアルな日本の男として、身近に感じてもらえるといいですね」と抱負を語った。さらに、CM出演をきっかけに改めてスキンケアの大事さを感じたという3人。井ノ原が「同世代の男性だけではなく、若い世代の男性たちにも(スキンケアの大切さを)教えてあげたい」と話すと、長野も「油断しちゃいけない。(スキンケアは)早く始めるに越したことはないからね。歳を重ねた時に差がでてくる」と同意した。そして、「心の健康、体の健康は、肌に出ますからね」という坂本の言葉に、長野と井ノ原も「ホントそうだよ!」と大きくうなずいていた。撮影では、監督から「3台のカメラで同時に撮影し、行けるところまで止めずに、一連で撮影していきます」という説明があると、「ありがたい!」と喜びの声を上げるなど、終始リラックスした姿を見せた3人。撮影を振り返った長野は、「一気に撮っていただいたので、自然体でいけました」と感想を語り、井ノ原も「いつもの楽屋で会話しているかのような感じで撮影できたのが嬉しかったです」と笑顔を見せた。撮影現場で緊張することが多いという坂本は、「撮影ではよく監督から“坂本さん、普通でお願いします”と言われるのですが、緊張しちゃって“普通”が分かんなくなっちゃうことがあります。今日は“普通”にできて楽しかったです(笑)」と話し、笑いを誘った。
2022年09月21日東京・明治座で9月20日(火)に開幕する『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』。バラエティ番組で共演経験はあるものの、本格的な舞台では初タッグを組む坂本と中村がインタビューに応じた。第一部の芝居『いくじなし』は、脚本を平岩弓枝、演出を石井ふく子が務める下町人情劇。江戸時代、浅草龍泉寺町のとある長屋に暮らすおはな(坂本)と六助(中村)夫婦が、同じ店子の姉弟を助けたことを機に物語が加速していく。これまでの座長公演では芸者に呉服問屋の内儀など、華やかな衣裳に身を包んできた坂本。薄利多売の水売りを生業とする六助の妻は慎ましい役どころだが、「大酒飲みで気が強くいつも六助に文句を垂れているおはなって、意外と素の私に近いんですよ」と笑ってみせる。姉御肌で豪快な一面を覗かせるのかと思いきや、台本を半年前から取り寄せるなど心配性なところも。「不器用なのでパニックにならないよう早めに準備するんです」という坂本の言葉に、中村は「俺は正反対で、追い詰められて本領発揮するタイプ」と苦笑した。慣れたら次第にアドリブ合戦になるのでは、と記者から水を向けられた坂本は「とんでもない!」と謙遜。中村も「ポスター撮影の段階から演出をつけてくださった石井先生のお考えを尊重するなら、稽古でセリフを何度も返し動きも洗練させていくのが本道ですよね」と続く。心あたたまる夫婦の掛け合いが期待できそうだ。第二部は『坂本冬美オンステージ2022 艶歌(うた)の桜道(はなみち)』と題された歌謡ショー。「あばれ太鼓」「夜桜お七」「また君に恋してる」といった坂本の代表曲をはじめ、中村のヒット曲も聴けるそうだ。二人の共通項といえば、坂本の「ブッダのように私は死んだ」(2020年)、中村の「恋人も濡れる街角」(1982年)を作詞・作曲した桑田佳祐の存在だろう。楽曲提供を受けた経緯を懐かしそうに振り返りながら、坂本は桑田作品の魅力を「ストーリー性に富んでいて、老若男女すべての方に広く伝わる普遍性がありますよね」とコメント。中村も「艶っぽい言葉遊びがいまでも楽しく聴ける」と言って、サビに込められた別の解釈をそっと教えてくれた。坂本の後輩である森山愛子も歌声を披露するほか、坂本と中村のデュエットも。すでに行われたリハーサルを振り返って、中村は「歌い出しから世界をつくってしまうのはさすがですよね」と坂本を称えた。『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』は、東京・明治座で10月18日(火)まで。ぴあでは座席指定できるチケットを販売中だ。取材・文:岡山朋代
2022年09月16日坂本昌行がパルコ・プロデュース2022『凍える』で主演を務め、連続児童殺人犯に扮する。ハードな難役に向き合う稽古前の心情を語ってもらった。ブライオニー・レイヴァリーによる戯曲『凍える』は、1998年にイギリスで初演されたヒューマンサスペンス。2004年には米ブロードウェイでも上演され、同年のトニー賞演劇作品賞にノミネートされた。劇中では20年前に行方不明になった少女ローナをめぐって、連続児童殺人犯のラルフ、ローナの母ナンシー、精神科医アニータがそれぞれに向き合う様子が描かれる。今回は栗山民也が演出を手がけ、ラルフ役を坂本昌行、ナンシー役を長野里美、アニータ役を鈴木杏が務める。坂本は「この作品で起こる悲しい出来事を前面に押し出すのではなく、登場人物が抱えている心の痛みや闇をしっかりお見せすることで、お客さんの心に何かを問いかけたい」と語る。とはいえ戯曲の冒頭が登場人物による“独白”で占められる本作。セリフを交わすことで各キャラクター像が自然と浮かび上がる会話劇と比べて、アウトプットが封じられている感覚に陥ることはないのだろうか──?「劇中でラルフが連続児童殺人犯になった経緯が語られることはありません。でも気迫がこもった登場人物の独白を通じて“ひょっとしたら過去にこんなことがあったのかな”と観客の皆さんにイメージさせることはできる。そのために彼が幼少期に受けた“傷”を深く考えながら役と向き合っていきたいですね」と坂本。「誰しもこの世に産まれた瞬間から凶悪ではないですし、純真無垢だった時期もあるはず。周りの環境に左右されてしまった側面もあるでしょうし、ラルフがそこへ至った経緯をしっかり考えたい」と続く。折しも、栗山は登場人物の内面を克明に見せる硬質な人間ドラマに定評がある演出家。坂本とは、彼の初舞台でもあるミュージカル『阿国』(1992年)以来の創作となる。「先輩キャストの方々に『もっとないのか』『他にもあるだろう?』と投げかけていた栗山さんの演出がとても印象的で。ものづくりに徹底して向き合うプロ集団の凄みを実感し、舞台の魅力にハマった現場でした」とデビューする前の若手だった当時を振り返った。30年ぶりのクリエーションに対して「聴く耳を大きく広げ、栗山さんとの議論でラルフ像を構築していきたい」と意気込んだ。三者三様の独白後、繰り広げられる長野ナンシーや鈴木アニータとの“対峙”にも注目したい。公演は10月2日(日)~24日(月)に東京・PARCO劇場にて。その後、福島・兵庫・愛知・長野・新潟・福岡・沖縄と巡演する。チケットは発売中。取材・文:岡山朋代
2022年09月02日「2022ミス・ユニバース ジャパンファイナル」が25日、都内で行われ、東京都出身で会社員の坂本麻里ベレンさん(23歳)が日本代表に選ばれた。ミス・ワールド、ミス・インターナショナルと並んで世界3大ミス・コンテストの一つに数えられるミス・ユニバース。1952年のスタートから今年で71回目を迎え、世界大会(開催場所&日程は未定)への出場権を賭けた日本代表の座を賭けた戦いが繰り広げられた。この日はセミファイナリスト34人が登場し、ステートメントスピーチ、水着審査、イブニングドレス審査を実施してベスト5が決定。そしてファイナリスト5人によるQ&A審査を経て、東京都出身の坂本麻里ベレンさんが日本代表に選出された。自分の名前を呼ばれて涙が溢れた坂本さん。「クラウンを付けてもらう時は本当に信じられなくて、夢を見ているようでした。花束を持ってランウエイを歩く時も信じられなくて、フラフラしちゃいました(笑)」と苦笑いも、「昨年の代表でもある渡邉珠里さんが素晴らしい成績(世界大会でベスト16入り)を残されたので、渡邉さんを越えるぐらい私も素晴らしい賞を獲りたいと思います」と視界は早くも世界大会に向いていた。坂本さんは、ペルー人の父と日本人の母の間で生まれたハーフ。「ペルーに行ったことはありませんが、父がよくペルー料理を作ってくれて、ペルーの文化を感じさせてくれました。家ではスペイン語が飛び交う中で育ちましたね」と幼い頃から国際的な感覚を養ったといい、「母は純日本人です(笑)。私のダメなところをきちんと伝えてくれます。母のような強い女性になりたいですね」と自身の母が憧れの女性だという。会社員でもある坂本さんは「料理教室で先生をやっています。料理やパンケーキなど全部教えてます」と職業柄、料理は得意だといい、「知花くららさんのようにWFP(国際連合世界食糧計画)で活動していきたいです。食べ物を配るだけでなく、現地の人と同じ食べ物を食べて交流している知花さんにすごく感動しました。私も知花さんのように交流しながら食べ物を渡しつつ、料理の先生だからこそ出来る食育も一緒にやっていきたいです」と将来の抱負を。ミス・ユニバースの先輩である知花はミス・ユニバースの日本代表になってから芸能界入りしたが、「正直言ってあまりないです(笑)」と芸能界入りには否定的だった。なお、日本代表の坂本さん以外は2位に岩手県出身で歯科医の及川紗利亜(27歳)、3位に東京都出身で学生のウィルソン恵みさん(26歳)、4位に茨城県出身でモデルの神崎梢さん(23歳)、5位に沖縄県出身で学生の平良あすかさん(22歳)がそれぞれ選ばれた。
2022年08月26日●グソクムズとのコラボで“音楽の力”を実感坂本昌行、長野博、井ノ原快彦からなる3人組ユニット、“トニセン”こと20th Centuryが、8月1日に新曲「風に預けて」を配信限定でリリースする。3人にインタビューし、同楽曲の魅力を聞くとともに、トニセンの今に迫った。配信第2弾となる同楽曲は、4月から動画配信サービス「SPOOX」で配信、CSチャンネル「フジテレビTWO」で放送されているレギュラー番組『トニセンロード~とりあえず行ってみよ~』(毎週金曜23:30~)のテーマソング。“ネオ風街系”と称され注目を集めている新進気鋭のバンド・グソクムズが楽曲提供した一曲で、自分のペースで自分らしく楽しんでいこうという、今のトニセンの姿を表すようなグルーヴ感が心地よい仕上がりとなっている。――この楽曲をもらったときの印象をお聞かせください。井ノ原:『トニセンロード』をやればやるほど、これが一番ハマるねって。僕らがたどってきた道がそのまま映像として浮かんでくるような曲だなと思いました。坂本:番組にこの曲が当たり前に寄り添っているような感じがあり、僕らがこの楽曲の中にポンと置かれても何も違和感ない楽曲だなと。僕らのスタンスや歩幅が、この曲に非常にイコール的な感じがあると感じました。長野:歌詞が番組にすごく合って、この番組のために書いてもらったのかなっていうくらいどんどんフィットしていきました。――それぞれ心に刺さったフレーズを教えてください。井ノ原:僕らは「無理するのはもうやめようぜ」って。頑張るんだけど、楽しいことを頑張っていきたいなって話していたので、「君だけの輝きだから 誰にも内緒でいいのさ」というフレーズは刺さりました。坂本:6人でグループ組んでいるときもそうでしたが、目標・ゴールを決めないというスタンスでずっとやってきたので、「行き着いたそこがゴール」「いつだってここがゴール」というのは、気づいたらここがゴールだったんだなと、次に行ったらまた次のゴールがあるんだなということを考えると、好きですね。長野:「君にしか見えないものが 一番大切なのさ」というフレーズが好きです。その人それぞれの価値観や、自分に見えているものを信じていいんだよって、背中をポンと押してくれるような感覚があって。――グソクムズさんという才能ある若者たちとコラボレーションし、どのようなことを感じましたか?坂本:音楽って若いとかベテランとか関係ないんだなって感じました。初対面だったのに、音楽という共通項があるだけでこんなにも会話がスムーズにいくし、ここまで曲を作れたというのは、音楽の力ってすごいなと思いました。長野:曲は出会いですからね。昔から見てくださっていたグソクムズさんが、僕らをイメージして書いてくださって、こういう風に見てくれていたんだな、こういうのを歌ってほしいいんだなというのが伝わってきましたし、すごくいい出会いができたなと思います。井ノ原:初めて会って音楽でつながれるから年齢関係ないなと思うけど、僕らも長いことやらせてもらっているから、そこらへんのぶつかり合いが面白いかったです。こうしたらどうだろうっていうのにすぐ対応してくれたりして、すごい柔軟な若者でいいなって。1回やってみましょうみたいな感じで、非常に僕らと相性がいいなと思いました。●何もやらないとは違うトニセン流“頑張らない”とは?――「自分たちのペースで気ままに進んでいこう」というのがテーマとしてある、今のお三方を表したような楽曲。昔はガツガツしていたときもあったと思いますが、マイペース感がしっくりくるようになったのはいつ頃からですか?井ノ原:わからないけど、僕が40歳になったとき、(坂本は)45歳だから、もうすっかりマイペースな感じで。僕は「肩の力が抜けてきました」って言いたい時期だったと思いますが、それももう言わなくなったので、今ぐらいがちょうどいい感じなんですかね。ラジオも27年目に入って、無理に自分らマイペースでやってますって言わなくても自分たちの空気でしかできないし。「頑張るのやめよう」という話はしているから、これ頑張らなきゃダメそうだなと思ったらやらないようにしているかもしれない。もう十分頑張ったから(笑)。頑張ってないわけではないんですけど、あくせくしちゃわないような感じで、そうしたら余裕も持てますし。坂本:いろんなものを触ってきて、これは持てる、これは持っちゃいけないなというのがなんとなく自分たちでわかってきて、それが自分たちの引き出しとなって今があるような感じ。昔はいろんなことをがむしゃらにやっていましたが、自分たちができるものややりたいことが明確になってきて、それが形になっているのが今というか、なんとなくトニセンのペースになっていったのだと思います。長野:年齢とともに自然にですけど、仕事の内容も変わってきますし、その一つ一つの課せられる部分も幅が変わってくる。それとともに、マイペースというか、もしかしたら頑張っていても頑張っているように見せないようにしているかもしれないし、それが自然に出せるようになってきたのかもしれないですね。――「頑張らない」というのが今のトニセンさんのカラーのようですが、その中で新しいことにも挑戦されていくのでしょうか。井ノ原:それは全然あるし、新しいことはけっこうやっていると思います。無理はしないとは言ってますが、面白いものとかお互い共有して、「今度これやってみない?」という感じで、けっこう新しいことはやらせてもらっているかなと思います。――新しいことというと配信もそうですが、配信という形式は以前から考えていたのでしょうか。井ノ原:あまりやってないことやろうと。僕らもレコード、カセット、CD世代だから、何か物がないと安心しないというのはわかるんですけど。配信のダウンロードの仕方とか、特にジャニーズのファンの子たちは知らない子も多いんですよ。今まで物を持っていたから。一緒に覚えていこうじゃないかっていうのもチャレンジ。安心できる物はいつか形としては残したいと思っていますが、今手軽に短いスパンでできることは何かなって探した結果ですかね。長野:初めてなんだって話題にもなるだろうし、今までやってないことを体感してみるというか、そういった意味でも「いいね、配信」という話になりました。打ち出し方も、ちょっと出して、また完成版って、いろんな方法ができるというのも面白いなと思いました。坂本:配信は手元に届けやすい、すごくいいツールだと思います。形に残らないという寂しさもあるかもしれませんが、配信するタイミングが常にあると考えると僕らもスタンスが楽だし、待ってくださる皆さんも期待感で待ってくれていたらうれしいなと思います。――今後のビジョンのようなものはあるのでしょうか。井ノ原:ビジョンね~。長野:昔からそういうのは考えてなかったね。坂本:頑張らないって何もやらないということではないんです。僕らが何かをやろうとすると無理がたたるような気がしていて、そういう頑張りではなくて、今までやってきたものを自分たちなりに租借して新しいものを作り出していくという頑張り。後輩たちが新しいことに挑戦していく頑張りとは意味が違うのかなと。僕らもアクロバット相当頑張ってきたので(笑)。それを経ての今なので。井ノ原:後輩たちの挑戦は感心しながら見つつ、年齢も、通ってきた道も違うから、先輩とか後輩とか関係なく、一アーティストとしてお互い尊敬できる間柄だったらいいなと思います。なかなかこういうグループもないので、ゆるい感じでやらせてもらえるのがありがたいなと思います。●V6解散後も3人の関係性は変わらずSNSは「新鮮」――昨年11月1日にV6としての活動が終了してからお三方の関係性に変化はありますか?井ノ原:舞台やライブ、ディナーショーなどはずっと3人でやっていたので、あまり変わらないかな。長野:ラジオも27年目でずっと毎週放送でやっていて、常に会っているので、普段のこともその中で話しますし、そんなに感覚としては変わってないですね。坂本:変わってないです。井ノ原:V6があるとそこに向けてのトニセンの活動というか、持って帰るものを探すみたいな活動になっていたけど、今はここでしかないので、そんなに気を張らなくても、何もないこともあるよねという感じでやっています。ただ関わってくれた人たちがみんな幸せであってほしいなと。あと、どんどん後輩たちが出てきているけれども、この年齢で楽しんで音楽をやっていて、自分1人のしっかりとした仕事も持っていてというのは、後輩たちにも恥じないようにという堅苦しいことではなくて、こういうのもあるよっていう感じで見てもらえたら。――5月にツイッターを開設されました。お三方の掛け合いにほっこりしますが、やってみていかがですか?井ノ原:これも焦らずですよね。長野:遅ればせながらだけど新鮮ですよ、SNSは。いまだに「へえ!」ってありますからね。マネージャーに教えてもらったりしながら。自分のツイートが見られなくて、「スレッド押すと見れますよ」って。井ノ原:僕それ知らない!坂本:スレッドって?長野:それを押すと関連したコメントが全部見られるっていう。井ノ原:「すごいですよ、ファンの人が反応してますよ」って言われても、どこで反応しているのかわからなくて。「反応」とか書いてほしい(笑)――直接、声が届くのはうれしいですか?井ノ原:でも、届いているのかどうかわかってなかったから(笑)。僕らがやっていることすら知らない人たちがいっぱいいると思うから、届いた気にならないように。反応も、いいも悪いも、浮かれないようにしています坂本:スレッドで見れば。井ノ原:とにかく「スレッド」を言いたくてしょうがない時期だから、言わせてあげてください(笑)●三宅健とは「絶対フォローしないからなって(笑)」――SNSもトニセンさんらしく頑張りを見せないわけですね。井ノ原:ツイッター、全然頑張ってないですもんね。長野:最近スレッドを覚えたぐらいですから。だからまだまだ活用しきれてないですね。井ノ原:フォロワーを増やそうという話を1回もしたことないですから。僕はフォロワー数を見て、ゾロ目が出たときにスクショして喜んでいる(笑)。わざわざフォローしてくれているってもちろんありがたく受け止めているけど、それ以上になっても自分たちとしてもついていけなくなってしまうから。今いてくれる人たちを楽しませるというのが一番いいのかなと。――先日、三宅健さんがソロでの音楽活動をスタートすると発表され、ツイッターも開設されましたが、お互いフィードバックはあるのでしょうか。井ノ原:ないですね。でも、話したりするので、「頑張ってね」とは言いますけど。ツイッターを始めたから、お互い「絶対フォローしないからな」って言っています(笑)――ファンの方はツイッター上での絡みも期待されているのかなと。井ノ原:そんな形だけのフォローなんてしないですよ。長野:わざわざしなくても、ってことだよね。井ノ原:(SNS上で)見えなくても、もうフォローし合っている。「いいね」とかもありがたいですけど、そういうことじゃないんだと。坂本:「いいね」だけの関係じゃない!井ノ原:そういうことを見せていこうかな、逆に(笑)。「いつになったらフォローするんですか?」「もうしているだろ」と。形じゃないだろっていうところを見せていきたいです(笑)■20th Century(通称:トニセン)V6のメンバーのうち年長の3人、坂本昌行(1971年7月24日生まれ、東京都出身)、長野博(1972年10月9日生まれ、神奈川県出身)、井ノ原快彦(1976年5月17日生まれ、東京都出身)で結成されたユニット。V6として1995年にデビューした後、トニセンとしては1997年にアルバム『ROAD』でCDデビュー。2021年11月1日にV6が解散した後も、トニセンは存続。2022年5月23日に配信第1弾シングル「夢の島セレナーデ」、8月1日に配信第2弾シングル「風に預けて」をリリース。4月よりSPOOXとフジテレビTWOにてレギュラー番組『トニセンロード~とりあえず行ってみよ~』がスタート。1996年4月にスタートしたラジオ番組『S.I.N NEXT GENERATION』は現在27年目。スタイリスト:秋谷和之メイク:松本未央知野香郡子
2022年07月28日ミュージカル『THE BOY FROM OZ』の主人公ピーター・アレンを演じた主人公の坂本昌行は魅力的なエンターテイナーであり舞台人であると実感させてくれた。定評のある歌唱力、しなやかなダンス力、そして説得力のある演技力。ミュージカル俳優に必至な三要素を過不足なく持ち合わせている。ピーター・アレンは1970年代から80年代に光り輝いたエンターテイナー、トップスターだった。その波乱に満ちた半生を一気に駆け抜けた。第1幕の最初の曲「この俺の別の顔」で客席に語りかけるように、伸びる高音で歌った。坂本は、観客と共有するその姿勢を終始、貫いていた。エンターテイナーの自分自身がエンターテイナーを演じる。それはたやすいようで、実は違う。まして、アレンはトップである。同様のレベルで観客を納得させる力量が求められるからだ。前座歌手として起用してくれた大スター、ジュディ・ガーランドの鳳蘭とのダンス。明るく陽気である。その娘でスターにのし上がる前のライザ・ミネリ(紫吹淳)との結婚生活は野心的に。1幕の幕切れではライザと離婚し、売れなくなった失意の中、故郷に戻って再起を胸にしたソロダンス。ピアノの上に立ち、決意を込めた渾身のポーズを決める。その立ち姿がスタイリッシュだった。2幕の幕開けはナイトクラブでのショーから始まる。ピアノを使ったセクシーな歌と踊り。続いて、ラインダンスの中央で跳ねるように踊る。坂本は1幕で10曲、2幕で9曲披露した。まさに“坂本オン・ステージ”である。坂本は主人公と自分を重ねながら演じていった。ジュディ・ガーランドと、ライザ・ミネリという女性との関係。同性の恋人グレッグ・コンネル(末澤誠也)との喜怒哀楽。そして今陽子が演じだ最愛の母マリオンとの情愛。女、男、家族、さらに人々。それは「愛」の物語であった。ラストシーンで表現したのが命を燃焼し切ったポーズ。長くはなかった人生とはいえ、走り抜いた満足感を全身で見せた。2年ぶりの復活上演の今作。フィリップ・マッキンリーの演出、ジョーイ・マクニーリーの振付が坂本の才能を充分に引き出した。坂本の代表作である。(6月20日所見)プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には「名優の食卓」(演劇出版社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年07月08日パルコ・プロデュース2022『凍える』(原題:FROZEN)の上演が決定。10月の東京を皮切りに、12月には福島、兵庫、豊橋、松本、新潟、北九州、沖縄と巡演される。1998年にイギリスで初演された本作は、2004年にNYで上演され反響を呼び、同年に演劇賞の権威『トニー賞』のBEST PLAYにもノミネートされたブライオニー・レイヴァリーのヒューマンサスペンス。重厚で骨太な脚本と「病的疾患による連続殺人」を扱った本作は否応なく観客の胸を締め付け、2018年にはLONDONのTheatre Royal Haymarketでジョナサン・マンビィの演出でもリバイバル上演された。劇中では20年前に行方不明になった10才の少女ローナを巡り、連続児童殺人犯のラルフとローナの母ナンシー、精神科医のアニータがそれぞれ対峙。3人それぞれの内面に宿る拭いきれない絶望感や消えることのない悲しみ、やり場のない憎悪が演出を手がける栗山民也によって描かれる。キャストは、栗山が演出を務めたミュージカル『阿国』(1992年)で初舞台を踏んで以来、30年ぶりに栗山演出作品に出演、そして22年ぶりにPARCO劇場の舞台に立つ坂本昌行。2016年に第24回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞し、現在は主演するミュージカル『THE BOY FROM OZ』にも出演中の彼が、今回は幼少に受けた虐待で患った疾病により、児童に執着し殺人を繰り返してしまう難役に挑む。20年間愛する娘の生還を信じ続け、娘の死を知らされた今も現実を受け入れることの出来ない母親役には、待望の栗山作品初出演となる長野里美。そして『トロイ戦争は起こらない』や『母と惑星について、および自転する女たちの記録』などで栗山演出作品に出演し、2020年には栗山の演出舞台『殺意 ストリップショウ』で読売演劇大賞・最優秀女優賞に輝いた鈴木杏が、殺人犯の担当精神科医を演じる。■栗山民也(演出)コメントいつものことですが、新しい作品と初めて出会う時は、部屋の灯りなど辺りの環境を整え、開演の幕が上がるその時の気持ちで、「えいっ!」とプリントの一枚目をめくります。そして、一気に幕の降りるまで読みます。劇場の観客が感じる同じ時間で、同じ体験をするのです。鉛筆片手に、思いついたことは台本の余白にメモします。これが案外役に立ちます。とにかく、新しい物語に初めて触れた、その時のリアルな実感を大事にしたいのです。この「凍える」という劇も、そのように読み始めました。多くの場面のそれぞれの世界感、登場人物である三人のモノローグのバラバラな感情、時間、背景、質感、それらがぐるぐると円環しはじめ、物語が一つの網のように絡みついていきます。こんな複雑で面倒な台本は初めて。すぐにプロデューサーに、「これで、いきましょう」と、電話をしました。■平川大作(翻訳)コメント『凍える』には主人公が存在しません。鮮烈な出来事の前では主人公も脇役もなく、個々の人間が自分の置かれた位置からそれに対峙するしかない。三人の独白の連打という、戯曲の形式としてはやや特異な手法でこの作品が語りはじめるのは、そのような状況です。やがて三人が放つ強烈な磁場はお互いを引き寄せ、干渉し、舞台上に意想外の文様を浮かび上がらせることでしょう。三人のキャストの磁場から、栗山さんが描く文様を劇場でぜひ目撃いただきたいと思います。■坂本昌行 コメント普段の生活では、なかなか起こり得ない、また、センセーショナルな内容ですが、非常に考えさせられる舞台になっています。今までに演じたことの無い『連続児童殺人犯』ラルフを演じます。ラルフという人間になった時に、どのように気持ちが動いてどのようになってしまうのか、僕自身楽しみですし、心も体ものめり込んで行けたらと思います。僕が30年前に初舞台を踏んだ時(1992年「ミュージカル 阿国」)の演出家が栗山さんだったので、たくさんの時間と経験を経て、再びご一緒できることがとても楽しみです。PARCO劇場に立つのは22年振り(2000年「東京サンダンス〜俺たちの20世紀〜」)なので、22年前とは違った僕を見ていただけたら嬉しいです。劇場でお待ちしてります。■長野里美 コメント本作がパルコでの三人芝居であることと、以前から演出を受けたかった栗山民也さんが抜擢してくださったという情報だけで出演を決めたのですが、決めてから本を読み、おののきました。こんなに一人でしゃべるなんて!後半まで共演者と(舞台上で)助け合うこともできない。しかも心情の移り変わりが難しい。今も震えています。けれど、愛する者を失う気持ちはきっと観て下さる方と共有できると信じて立ち向かいます。ナンシーのように。■鈴木杏 コメントまたハードルが高い戯曲と出会ってしまったなぁと思っ ています。スリリングで繊細な対話のなかに、生きていく上で大切なものが埋まっていそうで、それをたくさん見つけたくて、今から稽古が楽しみです。栗山さんと再会できるのは、ご褒美のようでうれしく、同時に背筋が伸びます!坂本さん、長野さんと向き合った時に生まれるものを大切にして、観に来て下さった方の記憶の片隅に残るような舞台をお届けできるように頑張ります。<公演情報>パルコ・プロデュース2022『凍える』作:ブライオニー・レイヴァリー翻訳:平川大作演出:栗山民也出演:坂本昌行 長野里美 / 鈴木杏【公演日程】東京:10月2日(日) ~24日(月) PARCO劇場福島:10月30日(日) いわき市芸術文化交流会館アリオス中劇場兵庫:11月3日(木) ~6日(日) 兵庫県立芸術文化センター阪急 中ホール豊橋:11月10日(木) ~13日(日) 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール松本:11月16日(水) ~17日(木) まつもと市民芸術館 主ホール新潟:11月26日(土) ~27日(日) りゅーとぴあ・劇場北九州:12月3日(土) ~4日(日) 北九州芸術劇場 中劇場沖縄:12月10日(土) ~11日(日) 那覇文化芸術劇場 なはーと公式サイト:
2022年06月23日ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』の公開ゲネプロが18日に東京・東急シアターオーブにて行われ、坂本昌行、紫吹淳、末澤誠也、宮川浩、今陽子、鳳蘭、フィリップ・マッキンリー(演出)が取材に応じた。同作は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍し「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの名曲を生み出したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンを主人公に、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズなど波乱万丈な生涯を描くミュージカル。日本では2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度にわたって再演された。公開ゲネプロ役にはヤングピーター役を木村咲哉、リトルピーター役を重松俊吾が務めた。17年ぶりの再演に、坂本は「気づけば十……数年」とごまかしながら、「久々にの作品に触れて、こんなにも色褪せない、こんなにも常に新鮮にドキドキさせてくれる、楽しませてくれる作品はなかなかないんじゃないかな」と自信を見せる。紫吹は「色々な思いがあったんですけど、お稽古場でやってても、時が当時に戻ったような感じになって不思議な気持ちになって、そんな経験もさせていただけることに感謝してます」と心境を吐露した。演出のフィリップは「まるでとっても上品なワインのように熟成されて参りました」と表し、「私にとってパンデミックとなりまして以来初の作品となりまして、2年ぶりの作品の演出となっています」と自身の状況も。坂本は「より深く考えられるようになった。僕も17年間いろいろ経験してきまして、大切な人を亡くしたり、出会いもいろいろある中、別れというものが大切で、旅立った人を心より愛していたんだなというのを改めて思うことでもあったので、それをピーターという役に投影してやってる部分はあります」と変化について表す。18日がピーター・アレンの命日ということで「ピーターは48歳でなくなった、僕も2年前は48歳だったのですが、(コロナの状況で)できなくなってしまって。今、命日でやらせてくれるというとは『やりなさい』ということなのかなと思って、心のどこかでピーター・アレンに捧げたいという思いがあります」と胸の内を明かした。坂本と紫吹は夫婦役、そして坂本と末澤は恋人役となり、紫吹は「焼き餅を焼いちゃうくらい、ピーターとグレッグ(末澤)が素敵すぎて、ちょっとグレそうな感じです。新たな感情が芽生えてます」という。稽古場でも紫吹は「ピーターが歌うじゃないですか。末澤くんに『あなたのために歌ってるのよ、私のためには歌ってくれないのよ』とずっと言ってました」と振り返り、末澤は「申し訳ないなと思いながらも、ありがとうございますという気持ちでした」と苦笑する。末澤は「僕自身、初ミュージカルというお所もあって、こういうすばらしい歴史のある作品に出させていただけるのは光栄なことですし、お話を聞いたときは不安も大きかったんですけど、稽古を重ねながら先輩方もアドバイスをくださったり、フィルさんもこと細かにグレッグの心情や性格を説明してくださったので、腑に落ちて臨むことができました」と明かす。「坂本くんが稽古の時から遠慮せずにとおっしゃってくださってて、やっていく中でも『悲しみや死への恐怖、悔しさを前面に出すだけじゃなくて、抑えながらという方向もあるんじゃない?』といった提案してくださったりもしたので、やりやすくやらせていただけた」と感謝した。坂本は末澤について「弟的なかわいらしさがある」と言いつつ、「元々彼も芝居が好きと言ってたので、芝居に入って日に日に変わっていく姿を見ると、『だったら、もっとこういう風にやってみたらどう? と言っちゃって。思いながらやってるんですけど、まあ、でもそれを自分なりに吸収して、フィルの言葉をしっかりと受け止めて、自分のものにしてくれた」と頼もしさを感じている様子で、仲良くなれたのかという質問にはとぼける坂本に、末澤がすかさずツッコむ一幕も。坂本は改めて「こういう関係はできてるので、稽古中でもふざけ合いながら楽しみ合いながら、でも締めるところはお互いしっかり締めて稽古していたので、初めてという感覚はないです」と信頼を寄せる。一方の末澤は「大先輩なので、どういう感じで接していったらいいんかなというのはあったんですけど、役柄的にも恋人ですし、なるべく近づきたいと思ったので、結構話しかけさせてもらったり、ぐいぐい行ってましたね」と振り返る。坂本も「壁がないので、僕もボケたりすると全部突っ込んでくれるて、一緒にいる時間が楽しい」と言いつつ、「まだLINEは交換してないんですけど……」とチクリ。末澤がその場で「本当に言おうと思ってたんです。そろそろお聞きしようと思ってたんですけど、いいですか?」と尋ねると、坂本は「交換だけがすべてじゃないからさ、思いが通じ合ってるので大丈夫です」と爽やかに断り、2人の空気に紫吹は「ほんと、グレますよ」とまとめていた。東京公演は東急シアターオーブにて6月18日~7月3日、大阪公演はオリックス劇場にて7月14日~7月16日。
2022年06月19日坂本昌行が6月18日、渋谷・東急シアターオーブで開幕した主演ミュージカル『THE BOY FROM OZ Supported by JACCS』の取材会に出席した。2020年の公演中止を経て、ついに念願の初日を迎え「こんなに色あせない、常に新鮮でドキドキさせてくれる作品もなかなかない。贅沢な時間を観客の皆さんと共有できると思うと最高ですね」と声を弾ませた。クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s theme)」、オリビア・ニュートン=ジョンの「愛の告白(I Honestly Love You)」など、数多くの名曲を生み出した稀代のエンターテイナー、ピーター・アレンの波瀾万丈な人生を描いた本作。坂本は2005年の日本初演から、主人公ピーターを演じており、2006年、2008年に続き、今回が14年ぶり4度目の上演となった。坂本昌行初演から17年の歳月が流れ、坂本は「変わったことですか?真面目に答えると、作品のことをより深く考えられるようになった」と語り、「いろんな経験をする中で、出会いはもちろん、大切な人を亡くすことも。逆に旅立った人を心から愛していたんだなと思えることもあり、そういう思いはピーターという役に投影できた部分もある」と役作りを深めた“時の流れ”にしみじみ。くしくも6月18日は、48歳で亡くなったピーター・アレンの命日にあたり、「今、演じなさいということなのかなと。もちろん、お客様に向けたステージですが、心のどこかでピーター・アレンに捧げたい」と誓った。末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)新キャストとして、ピーターの恋人グレッグ・コンネルを演じる末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)は「最初は不安や緊張もあった」と明かし、「でも、皆さんがとても優しく、温かく迎え入れてくださり、楽しく稽古することができました」と安どの表情。本作が初ミュージカルとなり、「それが歴史ある素晴らしい作品ということで、とても光栄。千秋楽まで走り抜けたい」と抱負を語った。坂本とは恋人役という間柄で「なるべく近づきたいと思い、話しかけたりした」。また、坂本から演技のアドバイスもあったといい「とても演じやすかった」と感謝していた。そんな“後輩”の言葉に、坂本は「普段は弟的な可愛らしさがあるが、芝居に入ると、日に日に変わっていく姿を見せてくれた。だったら『もっとこうしたら?』と。(助言し過ぎるのは)あまり良くないと思いつつ、でも、僕の言葉をしっかり受け止め、自分のものにしてくれた」と目を細めていた。『THE BOY FROM OZ』より撮影:阿部章仁東急シアターオーブでの上演は7月3日(日)まで。その後7月14日(木)~16日(土)に大阪オリックス劇場にて上演を予定している。取材・文・写真(取材会写真)=内田涼公演情報『THE BOY FROM OZsupported by JACCS』演出:フィリップ・マッキンリー振付:ジョーイ・マクニーリー出演:坂本昌行紫吹淳末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)宮川浩今陽子鳳蘭 ほか【東京公演】2022年6月18日(土)~7月3日(日)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2022年7月14日(木)~7月16日(土)会場:オリックス劇場
2022年06月19日演歌歌手として、長きにわたり活躍している坂本冬美さん。近年では、長引くコロナ禍においてYouTuberとしても注目を集めており、2022年2月末には、自身のYouTube公式チャンネル『冬美チャンネル』の登録者数が10万人を突破しました。さまざまな挑戦を続ける坂本さんが、同年5月26日、羽田空港第3旅客ターミナル直結の『TIAT SKY HALL』から、約2年ぶりに生配信ライブを行いました。撮影:田中聖太郎生配信ライブには、自身のデビュー36周年にちなんで、36人のファンを特別に招待。坂本さんは「1日も早く、全国各地でコンサートを開催したい」という願いを込めて、日本の玄関口である『羽田空港』にあるコンサート会場を選んだそうです。ライブは、5月25日に発売した『酔中花』を、会場の外にある国際線ターミナルの日本橋から歌唱するというサプライズな演出からスタート。そして、ホール後方より『ロッキーのテーマ』が流れる中、坂本さんは客席の間からステージに登場しました。ライブの途中では、メガネをかけて、リアルタイムに書き込まれたコメントに丁寧に答えながら『紅とんぼ』や、カラオケファンによる熱い支持を得て、ロングセールスを記録した『俺でいいのか』などを熱唱。撮影:田中聖太郎最後にもう一度『酔中花』を披露して、生配信ライブは終了しました。撮影:田中聖太郎生配信ライブの様子は、こちらをご覧ください。開演前の囲み取材で、坂本さんは『酔中花』について、次のように語りました。「愛してはいけない人を愛してしまった」という女性の心を描いた作品です。本当は一緒にいたいけれど、これ以上を求めてはいけない。儚くて切ない女性像を歌っています。続けて、坂本さんは「かなわぬ恋がテーマ。大人の艶(つや)歌です。私はやきもち焼きなので、相手の女性がいる男性を待つことはできません。ずっと1人、独身は耐えられるのですけどね」と、笑いを交えて説明しました。『明治座』での特別公演が決定!坂本さんは、2022年9月20日~10月18日まで、東京都中央区日本橋にある『明治座』で開催される『坂本冬美特別公演 中村雅俊特別出演』に出演します。本公演は芝居と歌の2部構成で、第1部の芝居は、心あたたまる下町の人情物語である『いくじなし』(作・平岩弓枝、演出・石井ふく子)を上演。第2部は、スペシャルゲストに俳優で歌手の中村雅俊さんを迎えて『坂本冬美オンステージ2022 艶歌の桜道 スペシャルゲスト中村雅俊』が行われます。坂本さんと中村さんの夢の共演による、スペシャルなステージは見逃せませんね。詳しくは『明治座』のウェブサイトをご確認ください。明治座[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日6年ぶりの4thアルバム『物語のように』は、坂本慎太郎さんの楽曲のひとつの特徴でもあるもったりとしたループ感からくる中毒性が更新されながらも、バンドメンバーでもあるAYAさんのボーカルやコーラスが多く聴かれたり、キャッチーなメロディも強く印象に残るポップなアルバムだ。“何だかわからない”のが一番面白い。「コロナ禍や社会情勢や老い、いろんなことが重なって、普通に作ると陰気な音楽になりそうだったので(笑)、自分ができる一番明るい音楽にしようと思いました。元々ポップなものは好きなんですが、重い要素が入ってきがちなので、なるべくうまくやろうと思いました」ただ、「それは違法でした」や「浮き草」といった楽曲には、何かしらの表現を行う際に窮屈さを感じることが多くなった今の空気が滲んでいるように聞こえる。「そういう感情はもちろん入っているんですが、曲を作り始める段階でそういった息苦しさについて歌おうとしたわけではなく、『それは違法でした』っていう言葉が譜割りにぴったりとハマったところから“これは何のことを歌ってる曲なんだろうな”というふうに広げていきました。この曲に限らず、曲ができたタイミングはその瞬間にわかるものなんです。リズムとメロディがぴったりハマっているだけでなく、文字だけで読んだ時に恥ずかしくなく読めるもの。一線を越えると、元からそこにあった言葉に思えるんです。そうすると、誰か他の人が作ったようにも思えて、あまり恥ずかしくなく歌える。そういう瞬間があったら完成です。そうでないと、自分の感情を歌ってるみたいに思えてくる。今まで出した曲は全部そのレベルまでいった曲ですね。でも年々“これならいいかな”と思える幅は狭くなっています」「ある日のこと」は特にキャッチーでありながら、以前から坂本さんが理想型としてあげていた童謡のような印象も受ける曲だ。「この曲は最後にできた曲で、曲も歌詞もすんなりできて、“これは何なんだろう?”と思いました。でも、そうやってぴったりハマった感じがあるともう動かしようがないので歌うしかない。“何だかわからない”っていうのが一番面白いというか。悩みながらこねくり回して作った曲より、簡単にできた曲のほうがよかったりしますからね。それは狙ってもできないし、考え込むと大体つまらないものができるので、なるべく考えないようにしてます。とっかかりとしては、例えば起きて歌い出しから歌い出してみて、ピンとくるものが出てこなかったら深追いせずに散歩をしたり別のことをして、忘れた頃にまた歌ってみる。なるべく無意識の状態に持っていき、言葉が浮かぶのを期待します。ワンフレーズハマると急に続きがスラスラ出てきたりもするんですよ」ゆらゆら帝国時代を含め30年以上音楽活動をする中で、音楽への探究心はどう変化してきたのだろうか。「自分が飽きないように、自分を騙しながらやってる感じかもしれない。全部つまらなく感じるともう終わりで、やりたいことがなくなってしまう。そうならないように自己暗示をかけてやっています。ライブもやりすぎてマンネリになってフレッシュさがなくならないように。慣れるとそういう部分はなくなりがちなので、いかにそこに行かないようにするかをずっと考えていますね」4thアルバム『物語のように』。「それは違法でした」など全10曲収録。全世界デジタル配信と国内CDにて発売中。CDはアルバム全収録曲のインストバージョン入りCDが付いた2枚組。¥2,860(zelone records)さかもと・しんたろう1989年、ロックバンド・ゆらゆら帝国のボーカル&ギターとして活動開始。2011年、ソロ活動をスタート。’17年、ライブ活動を再開。アーティストへ楽曲提供するなど、活動は多岐にわたる。※『anan』2022年6月15日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・小松香里(by anan編集部)
2022年06月12日動物保護をテーマに2014年より毎年開催されてきた動物好きの著名人による手作りイベント「いぬねこなかまフェス」。(株式会社ミグノンプラン主催)今年も通常通り9月に開催予定ではありますが、このたび6月にウクライナの動物保護活動の支援を目的とした、オンラインチャリティーイベントの開催が決定しました。その名も「いぬねこなかまウクライナ」。2022年6月19日(日)17時より、オンラインにて開催されます。「いぬねこなかまフェス」のメンバーが中心となって緊急開催するもので、常連メンバーの小泉今日子さん、坂本美雨さんのライブパフォーマンスに加え、ウクライナの民族楽器・バンドゥーラの演奏家であるカテリーナ・グシーさん、ウクライナから避難しているチェロ奏者のラブロワ親子によるライブ演奏も行われます。また、ポーランドの獣医師もリモート出演する予定。本イベントに寄せられた小泉さん、坂本さんコメントをご紹介します。▼小泉今日子さん「ぺットを抱えて避難する人の姿をニュース映像で見た時に胸に棘のようなものが刺さりました。そして私の黒猫を抱きしめました。体温と心臓の音を感じました。等しい命を守るために出来ることがあるならと、微力ながら参加させて頂きます」 小泉今日子▼坂本美雨さん「こんなことが本当にこの時代に起こっていることが信じ難く、苦しい気持ちで数ヶ月過ごしてきました。微力でも、何か自分にできることをとにかくやるしかない。避難した人々の、故郷での暮らしがいつ戻るかはわからないけれど、少しでもホッとできる瞬間がありますように」 坂本美雨また、今回出演できない「いぬねこなかまフェス」のメンバーによるチャリティーオークションの開催も検討されているとのこと。(開催情報はチケットサイトにて随時お知らせ予定)本イベントの収益金の全額はウクライナの動物保護活動へ寄付され、今後はイベントを通じた寄付だけでなく、ウクライナの動物保護活動への継続的な支援も呼びかけていくといいます。人と動物たちが平和に暮らせる日々が戻ることを願いつつも、何もできずにもどかしい思いをしていた方、動物たちを救いたいと思っていた方、今回のライブを通じてウクライナの動物保護活動に参加してみてはいかがでしょうか。オンラインチャリティイベント 緊急開催!「いぬねこなかまウクライナ」日時:2022年6月19日(日)17時開演チケット購入: チケット料金: 3千円出演:Kateryna Gudzii、黒猫同盟(コイズミキョウコ ウエダケンジ) 、坂本美雨、スティーヴ エトウ、Tetiana Lavrova&Iana Lavrova (ウクライナより避難してる親子・チェロ奏者)、友森昭一、富樫春生、Jakub Kotowicz(ポーランドの獣医師・リモート出演)※本イベントの収益金は全額をウクライナの動物保護活動へ寄付されます主催:株式会社ミグノンプラン2007年より、いぬ、ねこ、うさぎなどの保護活動を行っているNPO法人ランコントレ・ミグノンのサポートをするために渋谷区の北参道に設立。(代表取締役:友森玲子)1階がペットサロンとグッズショップ、2階が動物病院、 3階がいぬねこのシェルター。チャリティーグッズの企画販売やチャリティーイベント、保護活動に関する広報活動なども行う。
2022年05月31日20th Centuryの坂本昌行、長野博、井ノ原快彦が19日、初めて監修したミールキット「20th Century監修! 野菜6種が入ったドライカレー」を、食品サブスクリプションサービス・Oisixで発売する。今年2月に同サービスのCMに出演した20th Centuryの3人。CM放映後の反響が大きかったこと、3人が日常的に同サービスを利用していたことからオファーの声がかかり、実現した。初監修でドライカレーに挑戦し、具に使用する6種類の野菜を相談しながら選択する場面では、井ノ原が「悩むな~。大人も子どもも食べられる野菜にしたいな」とつぶやくと、坂本は「せっかくだからご家庭であまり買わないような野菜を入れたいな」と提案。長野も「ヤングコーンをわざわざ買ってくる機会は少ないから入れたいな。ご家庭だとなかなか全部使いきれないし、Kit Oisixを買ってくださる理由になるかもしれない」とアイデアを積極的に出す。試食の際には、坂本が「色んな食感があるのが良いね。インゲンがいい仕事してる!」と食レポ。「僕が選んだんだよー。本当にいい仕事してくれてるよね」という井ノ原を「やるね~すごい良いよ!」と絶賛するなど、満足度の高い仕上がりとなった。また、普段どのような料理を作るのかスタッフから尋ねられると、坂本は「冷蔵庫の余り物から献立を考えます」と回答。「料理って大変ですよね。そうやってあるものから献立を考えなくちゃいけないんで」と実感しているようで、日々料理をする人の苦労を思いやっていた。
2022年05月12日2022年4月22日、声優や歌手として活動する坂本真綾さんが第1子の出産を報告しました。坂本さんは2011年に、同じく声優の鈴村健一さんと結婚。人気声優同士のビッグカップル誕生に、祝福の声が相次ぎました。そして2021年12月末にウェブサイトで妊娠を発表し、この度無事に出産を終えたのです。所属事務所を通して発表された夫婦連名のメッセージによると、坂本さんは母子ともに元気な状態といいます。坂本真綾より皆様にお知らせです。 pic.twitter.com/S4hugWbXZb — fortunerest_info (@fortunerest) April 22, 2022 おめでたい報告に、ネットからは「自分のことのように嬉しい」「本当によかった!」といった声が続出。また声優界からは、鈴村さんと坂本さんをよく知る人たちから祝福する声が上がっています。出産のため、仕事をセーブしていた坂本さん。母親となった坂本さんの活躍を、多くのファンが楽しみにしているようです![文・構成/grape編集部]
2022年04月22日江若交通株式会社(本社:大津市、代表取締役 安積 正彦)と比叡山鉄道株式会社(本社:大津市、代表取締役社長 仁賀 剛)は、坂本地域の観光施設および比叡山へのアクセス性の向上を図るため、バス・ケーブルの1日乗り放題乗車券を発売します。周辺の社寺・施設・店舗の特典も付いたお得な1日乗車券です。詳細は下記のとおりです。記1.企画券名 坂本周遊バス・ケーブル一日乗車券2.発売期間 2022年3月21日(月・祝)~2023年1月31日(火)3.取扱期間 2022年3月21日(月・祝)~2023年1月31日(火)4.有効期間 購入日から翌月末日までのお好きな1日※ただし、2023年1月31日(火)まで5.販売価格 大人1,700円(税込) 小児900円(税込)6.有効区間 江若交通 (日吉台線)比叡山坂本駅~西教寺~日吉大社前(ケーブル坂本線)ケーブル坂本駅~比叡山坂本駅(浜大津線)比叡山坂本駅~石川町(坂本城址公園)比叡山鉄道 ケーブル坂本駅~ケーブル延暦寺駅※有効区間内は乗り降り自由とする。7.発売場所 【京都・大津(坂本地区)】関西ツーリストインフォメーションセンター京都(京都タワー3F)大津駅観光案内所、石山駅観光案内所、坂本観光案内所びわこ楽園ホテル井筒セブン-イレブンキヨスクJR比叡山坂本駅改札口店セブン-イレブンハートインJR大津京駅前店びわ湖浜大津バスターミナル内出札所【雄琴(堅田地区)】琵琶湖グランドホテル、びわ湖花街道、里湯昔話雄山荘、暖灯館きくのや、湯元館、天然温泉の宿ことゆう、雄琴荘、おごと温泉観光公園、堅田駅前観光案内所、江若交通(株)本社、江若交通(株)堅田営業所券面デザイン(表面)(裏面)以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月16日比叡山鉄道株式会社(本社:大津市坂本本町、社長:仁賀 剛)は、坂本ケーブルが開業した1927年(昭和2年)から使用していたレールを3月12日(土)開催の「集まれ!京阪グループ@SANZEN-HIROBA」で販売いたします。販売するレールは、JOEUF製1926年(大正15年)製造の37kg/mレールです。JOEUF製レールを使用した鉄道は国内では珍しく大変希少なレールです。「T-JOEUF-1926」の刻印入りカットレールと刻印なしのカットレールを販売いたします。詳細は以下のとおりです。○ レール販売について(1)販売日時 2022年3月12日(土) 10時00分~16時00分※「集まれ!京阪グループ@SANZEN-HIROBA」販売会は12日(土)・13日(日)の2日間ですが、レール販売は12日(土)のみです。(2)販売場所 KUZUHA MALL 南館ヒカリノモール1F SANZEN-HIROBA(京阪電車 樟葉駅 下車すぐ)(3)販売商品 「T-JOEUF-1926」の刻印入りと無刻印カットレール数本※今回販売のレールには、当社で使用していた上記レールであることの証明書を発行いたします。(4)価 格 3,300円~110,000円(税込) ※完売次第終了販売レール(イメージ)刻印入りカットレール刻印無刻印カットレール以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月07日アイドルグループ・V6の坂本昌行が、ミュージカル『THE BOY FROM OZ supported by JACCS』の主演を務めることが27日、明らかになった。同作は、1970~80年代にアメリカを中心に活躍し「I Honestly Love You」「あなたしか見えない」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」などの名曲を生み出したオーストラリア出身のエンターテイナー、ピーター・アレンを主人公に、ジュディ・ガーランドとの出会い、その娘ライザ・ミネリとの結婚、離婚、同性愛にエイズなど波乱万丈な生涯を描くミュージカル。日本では2005年に坂本昌行主演で上演され、その後2度にわたって再演された。2020年5月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて公演中止に。今回は14年振りの日本上演となる。前回同様、演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリーに加え、坂本同様に初演からの出演となるジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子が再集結。さらに『スケリグ』(19年)など外部公演でも俳優として活躍し、リーディングシアター『キオスク』(19年)では舞台単独初主演を飾った末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)が新たにピーターの恋人グレッグ・コンネル役に抜擢された。敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役には、中止となった公演でも発表されていた新メンバー宮川浩が加わる。さらに松原剛志、井上一馬、尾関晃輔、加藤翔多郎、北村毅、古賀雄大、さけもとあきら、佐野隼平、高橋伊久磨、LEI’OH、谷合香子、福田えり、町屋美咲、岩崎ルリ子、大月さゆ、北村羽菜、久保田彩佳、竹内真里、中原彩月、横山祥子、米島史子が出演。木村咲哉/日暮誠志朗がWキャストでヤングピーター、小暮航ノ介/重松俊吾がWキャストでリトルピーターを演じる。東京公演は東急シアターオーブにて6月18日~7月3日、大阪公演はオリックス劇場にて7月14日~7月16日。○坂本昌行 コメント一昨年はコロナの影響で公演が無くなり本当に悔しい思いをしました。しかしそんな悔しさを経験したからこそ、今回、この作品にかける思いは今まで以上です。新たなキャストを迎えて、ピーター・アレンの半生を名曲と共にドラマチックにお届けします。これぞエンタテインメント! そんな時間を堪能して下さい。○紫吹淳 コメント一昨年、12年振りにライザに出会えた喜び、突然の別れ…そして思いもよらぬ再会! ライザは私の中で物凄い勢いで行ったり来たりしています。まだまだ不安が尽きない世の中ですが、今一度、出会える喜びをエネルギーに変えて、再会の楽しみをパワーに変えて…素敵な時間を皆様と過ごせます様に…。時を経てワインが熟成されて美味しくなる様に、ライザも最高なお味となリます様に…願いを込めて…。○末澤誠也 コメントグレッグ・コンネル役を演じさせて頂くことになりました、末澤誠也です。初めにこの話を聞いた時は、以前からブロードウェイミュージカルに出演してみたいと思っていたので本当に嬉しかったです。それと同時に事務所の大先輩である坂本さんとご一緒出来ることの喜びや緊張も込み上げてきましたが、今は早くお会いして稽古をしたいと思っています。他のキャストの方々も素晴らしい大先輩ばかりなので稽古場でたくさん勉強させて頂きながら、精一杯頑張りたいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。○宮川浩 コメント2年前、この作品に初参加! と、とても楽しみにしていましたが、2020年は残念ながら中止となり、ステイホーム生活へ。そして今年、2022年の公演、またキャスティングされるのか? スケジュール的に大丈夫なのか? と心配しましたが、やれる! 待たされた分、嬉しさ倍! 2つ歳を取りましたが、坂本君があの大変な役をまたやるのなら、俺も頑張らねば! ピーターの父親役とプロデューサー役の二役を存分に楽しみます。○今陽子 コメント大好きな作品『ボーイ・フロム・オズ』・・・・やっと公演できる喜びでいっぱいです。ピーターの田舎の母マリオンを演じる私。劇中で歌う「泣かないで」は私のライブでもお馴染みで大好評です。実生活では95歳の母を介護中なので・・・今までより母マリオンをより温かく優しく演じられるんじゃないかと思います。コロナ禍を経てステージに立てる喜びを噛み締めて大切に頑張ります!○鳳蘭 コメント17年前の初演から再演を重ねて、今回また大好きなジュディ・ガーランドをさせて頂きます。幼い頃からショービジネスの世界で生きてきたジュディに私自身を重ねて、心を込めて演じます。『ボーイ・フロム・オズ』の楽曲は、数あるミュージカルの中でもかなり難しいですし、迫力あるダンスシーンも多く、お客様の心に響く深い感動に溢れる作品です。是非ご覧ください。劇場でお待ちいたしております。
2022年02月27日坂本昌行主演『THE BOY FROM OZ Supported by JACCS』が2022年6月~7月に東京・大阪で上演される。クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s theme)」、オリビア・ニュートン=ジョンの「愛の告白(I Honestly Love You)」など、数多くの不滅の名曲を生み出した稀代のエンターテイナー、ピーター・アレンの波瀾万丈な人生を描いた本作。2005年に日本初演され、その後2006年に再演、2008年に再々演され今回が14年ぶり4度目の上演となる。ピーター・アレン役を、数々の名作ミュージカルに出演し、16年には第24回読売演劇大賞 優秀男優賞も受賞、初演時から同役を熱演してきた坂本昌行が再び挑む。さらに演出のフィリップ・マッキンリー、振付のジョーイ・マクニーリー、坂本同様に初演からの出演となるジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子といった豪華メンバーが再集結。新キャストには『スケリグ』(19)など外部公演でも俳優として活躍し、リーディングシアター『キオスク』(19)では舞台単独初主演を飾った末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)が新たにピーターの恋人グレッグ・コンネル役に抜擢。敏腕マネージャー、ディー・アンソニー役には、中止となった2020年公演でも発表されていた新メンバー宮川浩が加わり、さらに作品に期待と深みを与える。“My songs are my biography”と語っていた稀代のエンターテイナー、ピーター・アレンの人生を中心に、様々なテーマとあふれるエネルギーが魅力の本作品が再び観客を虜にする。<ストーリー>抜群の音楽センスを持つピーター・アレン(坂本昌行)は、その才能を見守る母マリオン・ウールノー(今陽子)の心配をよそに、スターを夢見てオーストラリアの小さな田舎町を飛び出した。友人とコンビを結成し人気が出ると、ある日出演した香港でのステージが大女優で歌手のジュディ・ガーランド(鳳蘭)の目にとまり、ショーの前座に抜擢される。アメリカへと渡ったピーターは、ジュディの娘ライザ・ミネリ(紫吹淳)と電撃的な結婚を果たすが幸せは長くは続かなかった。ハリウッドで成功し大女優へと飛躍するライザと、仕事が行き詰りつつあったピーター。同性愛者であることも明らかになり2人はぎくしゃくし始め、ついには離婚してしまう。離婚後ソロで歌い始めたピーターに、新しい恋人グレッグ・コンネル(末澤誠也)と敏腕マネージャー、ディー・アンソニー(宮川浩)がブレーンとして加わり、再び運が向いてくる。次々と夢を実現させ、人生の絶頂に立ったかに見えたピーターだったが、すべての幸福を覆す、ある事実が発覚する……。<出演者コメント>坂本昌行(ピーター・アレン役)一昨年はコロナの影響で公演が無くなり本当に悔しい思いをしました。しかしそんな悔しさを経験したからこそ、今回、この作品にかける思いは今まで以上です。新たなキャストを迎えて、ピーター・アレンの半生を名曲と共にドラマチックにお届けします。これぞエンタテインメント!そんな時間を堪能して下さい。紫吹淳(ライザ・ミネリ役)一昨年、12年振りにライザに出会えた喜び、突然の別れ…そして思いもよらぬ再会!ライザは私の中で物凄い勢いで行ったり来たりしています。まだまだ不安が尽きない世の中ですが、今一度、出会える喜びをエネルギーに変えて、再会の楽しみをパワーに変えて…素敵な時間を皆様と過ごせます様に…。時を経てワインが熟成されて美味しくなる様に、ライザも最高なお味となリます様に…願いを込めて…。末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)(グレッグ・コンネル役)グレッグ・コンネル役を演じさせて頂くことになりました、末澤誠也です。初めにこの話を聞いた時は、以前からブロードウェイミュージカルに出演してみたいと思っていたので本当に嬉しかったです。それと同時に事務所の大先輩である坂本さんとご一緒出来ることの喜びや緊張も込み上げてきましたが、今は早くお会いして稽古をしたいと思っています。他のキャストの方々も素晴らしい大先輩ばかりなので稽古場でたくさん勉強させて頂きながら、精一杯頑張りたいと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。宮川浩(ディー・アンソニー役/ディック・ウールノー役)2年前、この作品に初参加!と、とても楽しみにしていましたが、2020年は残念ながら中止となり、ステイホーム生活へ。そして今年、2022年の公演、またキャスティングされるのか?スケジュール的に大丈夫なのか?と心配しましたが、やれる!待たされた分、嬉しさ倍!2つ歳を取りましたが、坂本君があの大変な役をまたやるのなら、俺も頑張らねば!ピーターの父親役とプロデューサー役の二役を存分に楽しみます。今陽子(マリオン・ウールノー役)大好きな作品『ボーイ・フロム・オズ』・・・・やっと公演できる喜びでいっぱいです。ピーターの田舎の母マリオンを演じる私。劇中で歌う「泣かないで」は私のライブでもお馴染みで大好評です。実生活では95歳の母を介護中なので・・・今までより母マリオンをより温かく優しく演じられるんじゃないかと思います。コロナ禍を経てステージに立てる喜びを噛み締めて大切に頑張ります!鳳蘭(ジュディ・ガーランド役)17年前の初演から再演を重ねて、今回また大好きなジュディ・ガーランドをさせて頂きます。幼い頃からショービジネスの世界で生きてきたジュディに私自身を重ねて、心を込めて演じます。『ボーイ・フロム・オズ』の楽曲は、数あるミュージカルの中でもかなり難しいですし、迫力あるダンスシーンも多く、お客様の心に響く深い感動に溢れる作品です。是非ご覧ください。劇場でお待ちいたしております。公演概要『THE BOY FROM OZsupported by JACCS』演出:フィリップ・マッキンリー振付:ジョーイ・マクニーリー出演:坂本昌行紫吹淳末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)宮川浩今陽子鳳蘭 ほか松原剛志井上一馬尾関晃輔加藤翔多郎北村毅古賀雄大さけもとあきら佐野隼平高橋伊久磨LEI’OH谷合香子福田えり町屋美咲岩崎ルリ子大月さゆ北村羽菜久保田彩佳竹内真里中原彩月横山祥子米島史子木村咲哉/日暮誠志朗(ヤングピーター/Wキャスト)小暮航ノ介/重松俊吾(リトルピーター/Wキャスト)【東京公演】2022年6月18日(土)~7月3日(日)会場:東急シアターオーブ【大阪公演】2022年7月14日(木)~7月16日(土)会場:オリックス劇場チケット一般発売:2022年5月14日(土)
2022年02月27日元V6で俳優の三宅健が13日、都内で行われた主演舞台『陰陽師 生成り姫』の製作発表記者会見に出席した。同作は、映画、舞台、そして歌舞伎など様々なジャンルで取り上げられてきた夢枕獏原作による『陰陽師』(「生成り姫」)の舞台化作。平安時代を舞台に、繊細で聡明な陰陽師・安倍晴明と友であり大切なパートナーである源博雅の活躍を描く。主人公・安倍晴明を演じる三宅は「安倍晴明はいろんな方が演じられていて、自分がこの役を演じるというお話をいただいたときとても光栄でした。同時にプレッシャーもあるんですが、自分にしかできない安倍晴明を演じたいと思っています」と意気込んだ。演出の鈴木裕美氏は、安倍晴明と源博雅の関係性について「ドラえもんとのび太みたい。のび太が『ドラえもん助けてくれ!』って言うと、ドラえもんがいろいろやってあげる。『陰陽師』も、博雅が『晴明、大変だ!』と言うと、晴明が『しょうがないなぁ』と言ってあげるような関係性」と捉えている。三宅は「うれしいですね。誰もが憧れるドラえもんですから」と笑い、「とてもわかりやすい説明だなと。おっしゃっていることが理解できました」と納得していた。V6が解散し、個人として活動するようになってから迎える初の舞台。違いはあるか聞かれると、「たまに解散していたことを忘れちゃうくらいなので、そんなに変わりはないです」と答え、「連絡網が自分1人のところに来るとかで、『あ、そっか』って思いますけど」と話した。新橋演舞場・南座初座長となる三宅。「座長をすることに対するプレッシャーはそんなにないですけど、新橋演舞場も南座もとても歴史のある劇場なので、とても光栄に思います。ただ感染者が増えてきているので、出演者・スタッフ1人も感染せず無事に大千秋楽までこの舞台を終えるようにしたい。そこへの緊張感は常に持ち合わせてやりたいと思います」と気を引き締めた。元宝塚トップスターで女優の朝海ひかると結婚した坂本昌行の話を振られると、「自分のメンバーの幸せな報告は純粋にうれしかったです」と心境を告白。坂本の結婚により、三宅は元V6で唯一の独身に。「いろんな意味で1人になっちゃいましたね。ひとりぼっち」と話し、「それが言ってほしかったんでしょ?」とニヤリ。自身の結婚について聞かれると「今のところ予定はないです」と答えた。『陰陽師 生成り姫』は、2月22日~3月12日に東京・新橋演舞場、3月18日~3月24日に京都・南座にて上演。会見には、物語の鍵をにぎる徳子姫役の音月桂、晴明の無二の友・源博雅役の林翔太、晴明のライバル・蘆屋道満役の木場勝己、脚本のマキノノゾミ氏、松竹専務取締役の山根成之氏も出席した。
2022年01月14日オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『MURDER for Two マーダー・フォー・トゥー』が、1月8日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて開幕する。これに先立ち、報道陣向けのゲネプロと直前取材が行われた。KELLEN BLAIRが脚本、JOE KINOSIANが音楽、SCOTT SCHWARTZとJ. SCOTT LAPPが演出を手がけ、2013年に米オフ・ブロードウェイで公開された本作。日本では2016年に坂本昌行と松尾貴史によって初演され、坂本は読売演劇大賞 優秀男優賞を獲得した。今回は坂本と海宝直人のタッグで上演される。偉大なアメリカ人作家アーサー・ホイットニーが、バースデーパーティーの席で銃殺されてしまう。現場から1時間の街にいた警官マーカスが寡黙な相棒ルーを伴って現場へ向かうと、個性豊かな容疑者たちが立ちはだかる。果たしてマーカスは、ベテラン刑事が到着するまでの限られた時間の中で真犯人を見つけることができるのか──。坂本は、容疑者となる多数のキャラクターを巧みに演じ分ける。第一容疑者として疑われるプリマ・バレリーナのバレット・ルイスに扮する際は過剰なまでにステップを踏み、観客の笑いを誘ったかと思えば、頭を振って額のメガネを目元に下ろす大胆な瞬間芸でアーサーの妻ダーリア・ホイットニーに扮する。口調や仕草はもちろん、ポケットに忍ばせた小道具を駆使しては、ひと癖もふた癖もある10役になりきってみせた。対する海宝は、警官マーカス役を中心に“受け”の演技で応戦。刑事昇進の野心を覗かせるM3「マニュアルは踊る」で伸びやかな歌声を披露したのも束の間、何にでも頭を突っ込みたがるアーサーとダーリアの姪ステフ・ホイットニー、事件現場に入ってしまった少年合唱団メンバー3人など坂本が立ち上げる多彩な容疑者たちにどんどん翻弄されていく様子が何ともおかしい。中でもプリマのバレットに心奪われる描写は必見だ。坂本も海宝もステージ中央に置かれたグランドピアノを生演奏し、時に観客やスタッフを巻き込みながら、息ぴったりの掛け合いで客席を大いに湧かせる。手数や段取りが多いにもかかわらず“もたつき”を感じさせない器用さでテンポよく物語を進めるふたりの熱量と手腕に、上演時間の約110分(休憩なし)があっと言う間だった。ゲネプロのあとに行われた直前取材には、坂本と海宝が登壇した。新たな“相棒”となった海宝について、坂本は「とにかくクレバーで、僕が適当にやっていても反応して次々とフォローしてくれるので頼もしい」「おかげさまで自由にやらせてもらっています」と絶賛。これを受けた海宝も、坂本について「作品に対して本当にストイックで、誰よりも長く稽古場に残って演技を追求されていました」「ピアノをひとりで練習する音が聞こえた時には『(初参加の)僕が足を引っ張るわけにはいかない』と刺激を受け、坂本さんの背中を見ながら必死についていきました」と語り、育んだ信頼関係を覗かせる。オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『MURDER for Two マーダー・フォー・トゥー』取材会より、海宝直人(左)と坂本昌行(右)多数のキャラクターに扮する坂本は、2016年の日本初演時に「39.5℃の“知恵熱”が出たんですよ」と笑う。当時を知るレポーターから役が混乱することはないのか問われると、「こんがらがってしまった時は何ごともなかったフリで乗り切ります!」と対処法を明かした。海宝が「いろんな要素が混ざったキャラクターが生まれる楽しいハプニングもありましたよね(笑)」と稽古場でのエピソードを披露するひと幕も。初日を前に、海宝は「お客さまが入って完成するコメディですから、いよいよ“船出”という気持ちです」「大変なことを忘れて楽しんで帰っていただければ。必死に演じますのでぜひご期待ください」とメッセージをおくる。坂本は「世界中が得体の知れない・目に見えない脅威に怯えていると思いますが、僕らはエンターテインメントのパワーをお届けして皆さんを笑顔にできたら」と挨拶し、取材会を結んだ。東京公演は1月23日(日)まで。その後、26日(水)〜2月1日(火)に大阪・森ノ宮ピロティホール、2月8日(火)・9日(水)に宮城・電力ホール、12日(土)・13日(日)に長野・キッセイ文化ホール 大ホールと巡演する。取材・文:岡山朋代撮影:岡千里
2022年01月09日オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『マーダー・フォー・トゥー』公開ゲネプロが7日に東京・Bunkamura シアターコクーンで行われ、坂本昌行、海宝直人が登場した。同作は2013年にオフ・ブロードウェイのニュー・ワールド・シアターで公演された話題作で、 2016年には東京・大阪にて日本人キャ スト版を公演し、第24回読売演劇大賞にて優秀男優賞及び優秀 スタッフ賞を受賞した。シンプルなセットの中で存在感を放つ1台のピアノを中心に、時に語り、時に演奏し時に歌いながら、職業も性別も違う13人のキャラクターを、坂本・海宝のたった2人で演じきる。坂本は海宝について「とにかくクレバーなんです。こっちが別のことやっていてもとにかく反応をしてくれるので、舞台上で自由な状態になれて、楽しい方です。自由にやらせてもらっています」と感謝する。さらに「実は前回の初演の時に、あるセクションだけは演出家の方が『毎回変えていいよ』と言ったんですが、その時は僕のキャパシティの問題で1回も変えずにやったんです。でも今回は稽古場から結構変えてた。それくらい自由にやらせてもらったので、本当に感謝です」と明かした。逆に海宝は坂本について「本当に作品に対してストイックで、誰よりも最後まで稽古場に残って追求している。ピアノももちろんすごくたくさん弾いているので、ずっと練習されてる音が聞こえてきたりして、僕が足を引っ張るわけにはいかないなと思って、坂本さんの背中を見ながらとにかくついていこうと思いました」と表す。こんがらがるときもあると言うが、海宝は「このキャラクターはこういう動きをして、ということが綿密に組み立てられてるので、違う動きが見られるようなハプニングも含めて稽古場は楽しみながらやってます」と語った。息ぴったりの2人だが、海宝は「稽古時間を超えて、2人だけで時間を使ってやったりとか、すごくいい時間をすごさせてもらった」と振り返り、坂本も「終わってなんとなくセリフを合わせたら、今日の復習しようか、明日の予習もやろう、と言うことでやって……」と苦笑。海宝が「半分以上、通しみたいな感じになったことありましたよね」と同意すると、坂本は「あったね。その時スタッフの方が付き合ってくださって、なんとかなりました」と良い雰囲気を見せていた。撮影:泉山美代子
2022年01月08日《私、坂本昌行は結婚いたしましたことをご報告させていただきます》12月30日に朝海ひかる(年齢非公開)との結婚を発表した坂本昌行(50)。坂本は、所属するジャニーズ事務所の公式サイトを通じて冒頭のようにコメントを発表し、《これまでファンの皆さま、そして、関係者の方々に支えられ素敵なお仕事をさせていただきましたことに、心より感謝申し上げます》と続けた。各メディアによると、そんな坂本と朝海の出会いは約3年前に遡る。「2人は18年11月に上演された坂本さんの主演ミュージカルで初共演し、距離を縮め、19年の春ごろから交際をスタートしたそうです。当時、V6のメンバーとしても活躍する坂本さんを朝海さんは献身的に支えていたと聞いていいます。すでに同居しており、披露宴などは現状予定していないといいます」(芸能関係者)本誌も19年11月に坂本が愛犬とともに朝海と公園を散歩する姿を目撃している。入籍した30日は2021年最後の一粒万倍日。縁起が良いとされる吉日だが、この日に“もう一つの意味”があると、前出の芸能関係者は指摘する。「V6は11月1日に解散しましたが、ファンへの“プレゼント”などはまだ続いていました。50〜53枚目のシングル購入特典であるスリーブケースが12月28日までに発送され、地域にもよりますが29日までにほとんど到着していたようです。さらに、ファンクラブ向けの最後の会報も、29日にはファンの元へ届いていた模様です。坂本さんが30日を結婚発表の日に選んだのには、ファンへの贈り物が終わったことを一つの区切りとする思いもあったのではないでしょうか」26年間、V6のリーダーとしてグループを支え続けた坂本。その全てが幕を閉じるタイミングでの結婚発表に、SNS上では多くのファンが祝福の言葉を綴った。《坂本くん、結婚おめでとうV6が綺麗な終わり方で完結し、最後の会報を届けた時点での発表、完璧です。お幸せに!》《最後の会報が発送された後に結婚発表持ってくる坂本昌行さんに愛しかない》《V6からの贈り物及び会報、エイベックスからのスリーブケース発送が終わった後に御報告なんて全てのタイミングが素晴らしい》《さかもとくんおめでとうおめでとう最後の会報も届いて本当に区切りがついたタイミングなのが…あんたリーダーだぜ》
2021年12月31日《12月30日に私共は入籍いたしましたことをご報告させていただきます》坂本昌行(50)と朝海ひかる(年齢非公開)が12月30日に結婚を報告した。同日、坂本の所属するジャニーズ事務所を通じて、コメントを発表。そこには《人生のパートナーとしてお互いを想い支え合いながら、二人三脚でこれからの人生を歩んで参ります》と語っていた。’18年11月の舞台で知り合い、’19年12月に本誌のスクープで交際が発覚した坂本と朝海。2人の近況を芸能関係者はこう語る。「すでに坂本さんと朝海さんは同居をしています。外でデートすることはほとんどなく、自宅で一緒に食事したりして、2人の時間を過ごされているそうですよ。なんでも朝海さんが坂本さんのことを気遣い、周囲に気づかれないように2人で出歩かないよう配慮していたそうです。またよっぽど信頼している人以外には、坂本さんの話は絶対しないと聞いています」元V6のメンバーとしては5人目の結婚となった坂本だが、なぜこのタイミングで決断したのだろうかーー。「11月1日にV6が解散したことが、1つの大きな契機になったようです。坂本さんは26年間V6のリーダーとして、グループをまとめてきました。リーダーを完遂して、これまで支えてくれた朝海さんへの感謝の意味もあるのではないですか。また朝海さんにとっても、公私とも区切りの新年を迎えられる、最良のタイミングだったそうです」V6をけん引してきた坂本。これからは朝海と2人で人生を歩んでいくようだーー。
2021年12月30日2021年12月30日、アイドルグループ『V6』の元メンバーである坂本昌行さんが、元宝塚歌劇団トップスターで女優の、朝海ひかるさんとの結婚を発表しました。歳末の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。私、坂本昌行は結婚いたしましたことをご報告させていただきます。これまでファンの皆様、そして、関係者の方々に支えられ素敵なお仕事をさせていただきましたことに、心より感謝申し上げます。これからも皆様のご期待に応えられるように、日々精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。Johnny’s netーより引用坂本さんは、2021年で50歳を迎え、ジャニーズ事務所所属のアーティストとしては、最年長での結婚ということも話題に。年末に届いたビッグニュースに、ファンからは「おめでとうございます!」と祝福の声も寄せられています。坂本さん、朝海さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年12月30日比叡山鉄道株式会社(本社:大津市坂本本町、社長:仁賀 剛)は、比叡山坂本周辺の西教寺・日吉大社・旧竹林院の秋のライトアップに伴い、坂本ケーブルの夜間特別運行(最終の運転時刻延長)を実施いたします。国の登録有形文化財「ケーブル延暦寺駅」のテラスや隣接の展望台からの大津市街地・琵琶湖北部・京都市街地3方面の美しい夜景をお楽しみいただけます。詳細は次のとおりです。〇比叡山坂本 秋のライトアップに伴う坂本ケーブル夜間特別運行について(1)期 間 2021年11月6日(土) ~ 12月5日(日)の土日祝※11月20日(土)を除く10日間(2)運行時間 上り 18時00分~19時30分下り 18時00分~20時00分※毎時00分/30分発(3)料 金 1,660円(往復) ※各種割引券・クーポンは利用不可ケーブル延暦寺駅からの夜景 大津市街地夕暮れのケーブル延暦寺以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日【音楽通信】第93回目に登場するのは、音楽一家に生まれ育ち、心が洗われるような美しい歌声をわたしたちに届けてくれる天性のアーティスト、坂本美雨さん!母のお腹の中にいるときから音楽に触れる【音楽通信】vol.9316歳のときに「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー以降、本名で本格的に歌手活動をスタートさせた、坂本美雨さん。その後は音楽活動に加え、ラジオパーソナリティ、執筆活動、ナレーション、演劇といった、さまざまなフィールドで活躍。「東京2020パラリンピック」開会式では、「パラ楽団」の一員として登場し、その美声を世界に届けました。そんな坂本さんが、2021年10月20日にニューアルバム『birds fly』をCDリリースされるということで、音楽的なルーツなどを含めて、いろいろなお話をうかがいました。ーー2021年8月24日から13日間開催された「東京2020パラリンピック」開会式では、式典のために特別に結成された「パラ楽団」のボーカルとして、坂本さんは澄み渡る美声でパラリンピック旗入場曲「いきる」を歌唱されていました。パラ開会式は素晴らしい式典になっていましたね。パラリンピックは障害者の方々が主役であって、わたしたちパラ楽団のなかにも障害者の方もいたんですが、その方々の晴れ舞台という想いで参加していました。ですから最初から、「みなさんのお役に立てば」という気持ちでいたので、プレッシャーを感じることなく全体を楽しむことができましたし、素晴らしいメンバーに加われてとても光栄でした。今回、開会式に関わっただけでも、考え方が変わりました。今回のスローガンとして、世界中で15%の人たちが何らかの障害を持っているという「We The 15」がありました。これからの時代は、障害者の方々がよりわたしたちの生活に溶け込んでいくはずですし、サポートが必要なときに自然にお手伝いできるように、社会全体でなっていけたらと思っています。ーーここでおさらいとして、そもそも坂本さんが音楽にふれたきっかけもお聞かせ願いたいのですが、坂本龍一さんと矢野顕子さんがご両親という音楽一家に生まれていらっしゃるので、もう小さいときから音楽が身近な環境だったのでしょうか。そうですね。無意識のうちに、母のお腹の中にいるときから音楽の中にいて。母は妊娠中も父のYMOツアーのサポートメンバーをしていて、生まれて数か月でまたツアーに出てという環境でした。だから、自分の音楽的嗜好を考えると、お腹の中で聴いていた音の影響が大きいんじゃないのかなあと感じますね。テクノを聴くと、やっぱりなんか懐かしいな、気持ちいいなと思うんです。ーーご両親の音楽はもちろんですが、他にもプロになる前によく聴いていた音楽はありますか。父と母だけじゃなく、そのまわりに素晴らしいミュージシャンたちがいたので、自然とそういう方々の音楽が入ってきました。日本人ですと大貫妙子さんやオフコースが、わたしのルーツになっていますね。自分で音楽を聴き始めて選ぶようになってからは、TMネットワーク、X Japanと、いろいろな音楽を聴きました。9歳からニューヨークに住んでいたので、アメリカでは音楽をむさぼるように聴いていました。(アメリカのロックバンドの)スマッシング・パンプキンズ、マリリン・マンソンとか。それと同時に、テクノの血が騒いで、イギリスのクラブシーンを聴きあさったりと、ゴクゴクと飲むように音楽を聴きました。ーー1997年、16歳で「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビューされ、その後本名で活動をスタートされましたが、自然と音楽の道へと歩まれたのでしょうか。14歳ぐらいから「音楽家になる」とまわりには言っていて、学校でも将来の夢としてそう書いたりもしていたんですが、恥ずかしかったんです。まわりに本気で音楽に向き合う人たちがいるなかで、適当な気持ちではそんなこと言えないから、大きな声でやりたいとは、言えなかったですね。音楽家になるには、やりたい気持ちだけではできないことはわかっていましたし、どれだけの才能と努力が必要かは肌で感じて知っていたから。これは、自分は演奏する側ではなくて、ジャケットのデザインを手がけるといったかたちで音楽に携わろうと思って、途中まではデザインの勉強をするつもりでいました。ーーでも坂本さんの歌声を聴かせていただくと心が洗われるような癒しを感じるので、もしデザインの道に進まれていても、音楽業界の方から求められる存在だったのでは?いいえ、最初にSister Mとして歌うことが決まったのも、本当に偶然でした。教授(坂本龍一さん)のスタッフさんと一緒にカラオケに行って、華原朋美ちゃんの歌を歌ったときに「こういう声してるんだね」と聴いてくれた機会があって。たまたまそのとき、父のプロジェクトで探していた声質にフィットしているということで、やることになっただけなんです。求められたわけではなく、偶然、灯台下暗し! ということです(笑)。でもそこから、自分で意識を高めていったところはありますね。なんの発声のテクニックも、教えも受けていなかったので、自分の声を最初から好きなわけではなかったんです。本当に、徐々に開眼していった感じですね。音、歌、呼吸、響きをていねいに封じ込めた新作ーー2021年10月20日に、約5年ぶりのニューアルバム『birds fly』をリリースされます。こちらはドリーミュージックと KSR の共同レーベル「FOLKY HOUSE」第一弾アーティストとしての発表で、8月からビジュアルEP(Music Video付きアルバム)としての先行配信もありました。企画に富んだ印象の今作ですが、いつから制作していたのですか。制作は2月ぐらいから始めました。曲自体は昨年からできているものや、もっと前からの曲も入れています。今作に参加しているピアニストの平井真美子さんと、年明けぐらいに組もうと決めました。そのとき同時進行でレーベルのお話もあって、「FOLKY HOUSE」が発足しての第一弾となるのですが、全部が同時進行で形づくっていった感じなんです。レーベル主催の新羅慎二(にらしんじ)さんとお話しするなかで、「室内楽的な音楽」「人がそこにいるぬくもりのある音」また「それができていく過程をリアルに見せる」というキーワードも出てきて、今回6曲全部を1日でほぼ一発録りでレコーディングするかたちに至ったんです。ーー新羅さんといえば、湘南乃風の若旦那さんですね? レーベル主催が若旦那さんで、坂本さんのリリースに至るのは不思議なご縁ですね。新羅さんとはボイストレーナーが同じ方で、一緒にご飯を食べに行くこともあって、それからは不思議となぜだか気にかけてくださっていて、いまに至ります。ーーコ・プロデューサーも今回担当しているピアニストの平井さんは、もともとお知り合いだったのですか。一昨年から、ライブでご一緒する機会が何度かありました。今作は(平井)真美子さんの他に、チェリストの徳澤青弦(とくざわせいげん)さんとのトリオで演奏したんですが、(徳澤)青弦とは20年来の仲間です。ライブで一緒に演奏するピアニストを探していたときに、青弦が推薦してくれたことがきっかけとなって、一度合わせてみたらすごく化学反応があって、おたがいに「もっと一緒にやりたいね」と息が合ったんです。その後ライブを何度か重ねて、今回2曲目に「shining girl」を収録していますが、もともとこの曲は真美子さんのソロアルバムに収録されている楽曲なんです。ライブでも何度かこの曲を演奏しながら、「オリジナルも作りたいね」という話になって、4曲目の「gantan(birth)」も、そんな感じでできあがっていきました。ーー「gantan (birth)」は、「あぁ かわいいひとよここまでよく来たねあぁ 愛しい子よこれまでよく生きたね」との歌詞が印象的ですが、どのようなイメージで歌っていますか。これは子どもの頃の自分に捧げる歌で、いまはもう大人だから引きずってはいないけれど、小さい子ならではの心の整理の付け方、寂しさ、本当は心にあった気持ちみたいなものをいま認めてあげようという思いで歌っていますね。さらに、いま大人になった自分たちのことも、「よくこれまで生きてきたね」と言ってあげたいと歌っています。ーー収録曲1曲目「birds fly」は清々しい楽曲ですが、アルバムのタイトル曲となっているということは、もっとも今作を表す楽曲ということになりますか。結局はそうなったのかな、と思っています。アルバムタイトルで他にふさわしいものが見つからなくて、みんな馴染んでしまったから(笑)。新曲としては最初にできた曲でもあって、コロナ禍のステイホームとなってすぐに作った曲で、解放されたい、という気持ちがあふれている曲です。ーー3曲目「story」は、一般の方も坂本さんの公式YouTubeチャンネルでMVを視聴することができますが、すでに1万回の再生回数を突破されています。今作は東京の自由学園 明日館(みょうにちかん)で 3 人の生演奏を1日で全曲レコーディングするという画期的な作風ですが、その様子がわかる動画は緊張感がありながらも、美しい歌と演奏に見入ってしまいました。この曲を含めて、全6曲のミュージックビデオをApple MusicでビジュアルEPとして先に配信しているのですが、インスタグラムなどにうれしい感想などをいただきました。今回は、自分の身近な人たちに聴いてほしくて、「新作できました」と、データを友人たちに送ったりしたんです(笑)。信頼する友人たちが「素晴らしいね」と言ってくれたので、自信になりましたね。今作は普段の自分と歌っている自分の乖離がない作品というか、素の私のまま、より個人的な作品を作れた気がします。ーーいつもは完成してもあまりお知らせしないのですか。あまりないですよ、恥ずかしいので(笑)。今回は、自分に正直な作品になりました。ーー今作が収録されたその現場に、観客として行きたかったぐらい、とっておきなものと感じました。今回、いろいろなクリエーターの方々が参加してくださって、一緒に作っていきました。衣装、ヘアメイク、頭の後ろの編み込みは装飾の方が編んでくださった付け毛のアート作品だったり。写真家、映像チームも本当にすごかったです。あの緊張感の中、録音と映像とを両方やるというのが無謀なことだったのですが、あんなにたくさんの機材を動かしながら物音ひとつもたてない。誰もくしゃみも咳もできない、すごい集中力でした。演者の私たち3人は、おたがいの気配に感覚を研ぎ澄ませて、呼吸を合わせて演奏しました。ーー5曲目「hoshi no sumika」は、haruka nakamuraさんとの共作となりますね。以前、『Sing with me』『Sing with me II』(ともに2016年発表)というアルバムを2枚一緒に作って、そのあとも全国ライブしてまわった仲間なんですが、その頃のデモに歌詞をつけました。真美子さんとのライブでこの曲を一緒にやったらすごくしっくりきたので、今回はふたりの曲として収録しました。ーー6曲目「for IO(イオ)」は、悲しみを帯びているように聴こえながらも、最後は顔を上げて希望を感じるような歌詞に思えました。この曲は、友人のミュージシャンの猫沢エミさんと、その猫のイオちゃんに捧げた曲です。春に病気で闘病していたイオちゃんを看取ったんですが、それまでの壮絶な看病やその移り変わりを細かくインスタグラムに綴っていらして。私自身もイオちゃんに会いに行ったりと、すごく通じ合うものを感じていて、離れているけれど一緒に時を過ごしている感覚がありました。いよいよ今日看取るという日に、私もスタジオに入って、遠隔の「音楽葬のつもりで歌うので聴いていてね」と話して、インスタライブでそれをエミさんも聴いていてくれて。そのときに生まれたメロディから、ふくらませた曲です。歌詞も、イオちゃんとエミさんのことを綴りました。ーー坂本さんは動物愛護活動をライフワークとされていますし、猫がお好きなことでも知られていますね。飼い猫のサバ美ちゃんは、お元気ですか。元気ですよ。本当の年齢は保護猫なのでわからないですが、推定2歳からうちにいて、11年になります。まだまだ長生きする予定です!ーーでは聴き手には、今作をどのように聴いてほしいでしょうか。室内楽として建物の会場の響きも大切に、その瞬間にしかない音、歌、呼吸、響きをていねいに封じ込めた作品です。部屋のなかでも、もちろん外でヘッドフォンでも、どこで聴いてもそばに私たちがいるような気配を感じてもらいたいですし、安心や穏やかさも感じてもらえたら一番うれしいです。「自分のなかの小さな女の子を輝かせていく」ーーお話は変わりますが、坂本さんはおうち時間をどのようにお過ごしですか。しいて言うなら、よくお料理しています。でも母親なので必要に迫られてやっているところもありますね。おうちにいると、娘と一緒に料理をする時間は増えました。娘も成長してきて、包丁を上手に使えるようになって、料理を手伝ってくれるようになったんです。この間も、餃子を一緒に作りました。娘が担当する料理もあって、そのときは任せています。ステイホーム中、娘がアメリカの料理番組にハマって、番組で作られていた創作料理をどうしても自分も作りたいと言われたことがありました。どうやって作るのかさっぱりわからないけれど(笑)、見よう見まねで作ってみたりして、すごく楽しかったです。ふたりの趣味ですね。でももともとは、時間があるとすぐ外出して、「とにかく美味しいコーヒーが飲みたい!」とカフェに行ったりするのが好きなんですけどね。ーーおうちで美味しいコーヒーを集めたり、淹れたりしますか。私はコーヒーを淹れるのがヘタなので、夫に「美味しいコーヒーを淹れて」とプレッシャーをかけてみたりはします(笑)。ーーみなさんの仲の良さが伝わってきます。ところで、いつもしなやかで美しい坂本さんですが、普段、コスメや美容面で気に入っているものはありますか。たくさんありますよ。まわりに美容に詳しい人やエキスパートがいるので、日本一の美容情報をまわりから得ています(笑)。最近だと、FEMMUE(ファミュ)の「ソフトクレイ ベルベットマスク」という、ピンクのクレイマスクが最高です。まず香りも色も最高に気持ちよくて、うすいピンクのクレイなんですが、肌がワントーン明るくなりますね。あとは(メイクアップアーティストの)早坂香須子×シンシア・ガーデンによるオーガニックスキンケアブランドのNEROLILA Botanica (ネロリラ ボタニカ)のものは全部信頼していますし、THREE(スリー)もよく使います。新作を試させていただく機会も多くて、いろいろと使いますね。OSAJIも好きで、新作が出るたびに感激しています。ーーたくさんのおすすめ情報を教えていただき、ありがとうございます。では最後になりますが、今後の抱負をお聞かせください。今回のアルバムでも、真美子さんと「自分のなかの小さな女の子を見つけて大事にする」「その子を輝かせる」という話をしていたのですが、それは今作のテーマというよりも、わたしたちのこれからの人生のテーマなんです。たとえばそれはインナーチャイルドと呼ばれることもあるものですが、自分のなかの小さな女の子が感じていることをより大事に生きていくことが、一番幸せなのかなと感じていて。どんな音楽をやっていくのか以前に、どうやって、本当の自分として生きていくのかを考え続けていますし、このアルバムはその第一歩になるものでした。それは今後の音楽人生においても大事な一歩で、この続きがどうなるかはまだわからないですが、自分のなかのそんな声をこれからも大事にしていきたいと思っています。取材後記美しく胸を打つ歌声や楽曲で、わたしたちの毎日を彩ってくれる、坂本美雨さん。その歌声や話し声を聴いていると、癒されるのは、筆者だけではないと思います。音楽活動だけではなくさまざまな表現活動もされ、さらに猫ちゃんや娘さんなど、まわりを大事に愛し愛されている様子がとっても素敵。そんな坂本さんのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・前康輔取材、文・かわむらあみり坂本美雨PROFILE1980年5月1日、東京都生まれ。音楽一家に生まれ育ち、9歳でニューヨークへ移住。1997年、16歳で「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー。以降、本名で本格的に歌手活動をスタート。音楽活動に加え、執筆活動、ナレーション、演劇など表現の幅を広げ、ラジオではTOKYO FM他全国ネットの「ディアフレンズ」のパーソナリティを2011年より担当。村上春樹さんのラジオ番組「村上RADIO」でもDJを務める。ユニット「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」としても活動。2020年、森山開次演出舞台『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙』に出演。2021年、ニューアルバム『birds fly』を8月20日に配信、10月20日にCDをリリース。『Memories of Shelter坂本美雨 feat. 平井真美子』として、12月26日に金沢21世紀美術館 シアター21にて、昼夜二回公演を開催。また、ユニット「おお雨」では、年末にライブを行う予定。InformationNew Release『birds fly』(収録曲)01.birds fly02.shining girl03.story04.gantan (birth)05.hoshi no sumika06.for IO(作詞:坂本美雨 作曲:坂本美雨)2021年10月20日発売(通常盤)MUCK-1001(CD)¥3,300(税込)*特殊仕様パッケージ。(初回限定盤)MUCK-8001/2(CD+Blu-ray+特典)¥6,820(税込)*特殊仕様ボックス。[Blu-ray収録内容]※初回限定盤のみ全楽曲のレコーディング風景を収めたMusic VIdeoを収録。写真・前康輔 取材、文・かわむらあみり
2021年10月13日坂本真綾が歌詞集『刺繍』を11月17日に発売することが決定した。2007年に発表された『地図と手紙と恋のうた』に続く、坂本の歌詞集第2弾として発売される『刺繍』には、初めて作詞を手がけた1stアルバム収録曲「Feel Myself」から今まで綴ってきた全130編が収載されている。作詞を始めた10代からその年代ごとに生み出された作品の数々を自身の歌唱曲のみならず提供作品も一同に集め、坂本の書き下ろしのエッセイと共にアーティスト・作詞家としての軌跡を辿る1冊となっている。また、10月27日にリリースされるライブ映像作品『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』のティザー映像「~From Bonus Movie~」が公開された。■坂本真綾 コメント(あとがきより)歌詞集のタイトル『刺繍』は、そもそもダジャレから思いついたものですが、それにしても作詞ってまさに刺繍のようなところがあるな、と納得した次第なのです。キャンバスにひと針ひと針入れていき、時間をかけて完成を目指す。思い描いた通りになることもあれば、作業の途中で新しい発想が生まれて予想外の仕上がりになることもある。光沢のある糸を使うのか、麻のようなザラっとした質感を求めるのか、毛糸であたたかみのある風合いにするのか。市販の糸の色でしっくりこなければ自分で染めるところからこだわる必要があるかもしれません。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~From Bonus Movie~<書籍情報>坂本真綾 歌詞集『刺繍』2021年11月17日(水) 発売定価:2,420円(税込)坂本真綾 歌詞集『刺繍』書影判型:四六判 / 本文:296ページ発行:株式会社KADOKAWA<リリース情報>『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』10月27日(水) リリース●Blu-ray:7,920円円(税込)●DVD:6,930円(税込)※初回生産分のみ、ライブ写真集、スリーブケース仕様、坂本真綾メッセージ入りフライングハートを封入。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 スリーブケース『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』通常盤ジャケット『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 展開画像【収録内容】01. M25〜Introduction02. 約束はいらない03. CLEAR04. MC105. スクラップ〜別れの詩06. ユーランゴブレット07. オールドファッション08. MC209. いつか旅に出る日10. 独白11. 躍動12. 色彩(Duet with 内村友美)13. MC314. sync(Duet with 内村友美)15. あなたじゃなければ(Duet with 堂島孝平)16. MC417. レコード(Duet with 堂島孝平)18. ひとくちいかが?(Duet with 土岐麻子)19. MC520. DOWN TOWN(Duet with 土岐麻子)21. gravity22. 序曲23. birds24. MC625. 25th Anniversary Medley(ループ〜ヘミソフィア〜逆光〜奇跡の海〜Private Sky〜トライアングラー〜マジックナンバー〜指輪〜光あれ)26. MC727. 誓い28. プラチナ29. Ending【映像特典】1. Day1ゲストパート「Be mine!」〜MC〜「でも」(Duet with 原昌和)2. ドキュメンタリー映像 “Maaya Sakamoto 25th Anniv. LIVE「約束はいらない」Behind the Scenes”出演:坂本真綾(Vo)/ 北川勝利(G / Band Master)/ 佐野康夫(Dr)/ 千ヶ崎学(B)/ 奥田健介(G)/ 扇谷研人(Key)/ 毛利泰士(Per)/ 稲泉りん(Cho)/ 高橋あず美(Cho)ゲスト:内村友美(la la larks)/ 堂島孝平/ 土岐麻子/ 原昌和(the band apart)『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~LIVE Duets!~【オリジナル特典】■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。Blu-ray 特典付き 特典無し 特典付き 特典無し■オフィシャルライブレポート公開中!周年記念ライブ『約束はいらない』セットリスト配信中坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』発売中2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾『Duets』リリックビデオ完全版■『Duets』楽曲試聴ページ:■『Duets』配信リンク:関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年10月08日坂本真綾が、10月27日にリリースする『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』のジャケット写真と最新アーティスト写真を公開した。坂本にとって6年ぶりのライブ映像作品となる今作は、横浜アリーナにて2日間開催された坂本のCDデビュー25周年記念ライブより2日目の3月21日公演の模様が完全収録される。デビュー曲「約束はいらない」や、『Fate/Grand Order』の楽曲、内村友美(la la larks)や堂島孝平、土岐麻子らをゲストに迎えた最新アルバム『Duets』の収録曲に加え、代表曲をメドレーで披露した16分を超える「25th Anniversary Medley」など新旧ファン納得の内容となっている。さらに、the band apartの原昌和が出演した初日3月20日公演のゲストパートに加え、2日間のバックステージに密着したドキュメンタリーが特典映像として収録されるほか、初回生産分のみスリーブケース仕様となり、ライブ写真集と実際に「プラチナ」の演出で使用したもののレプリカとなる坂本のメッセージ入りフライングハートが封入される。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 展開画像また、近日中に今作の新たなティザー映像の公開が予定されている。<リリース情報>『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』10月27日(水) リリース●Blu-ray:7,920円円(税込)●DVD:6,930円(税込)※初回生産分のみ、ライブ写真集、スリーブケース仕様、坂本真綾メッセージ入りフライングハートを封入。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 スリーブケース『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』通常盤ジャケット【収録内容】01. M25〜Introduction02. 約束はいらない03. CLEAR04. MC105. スクラップ〜別れの詩06. ユーランゴブレット07. オールドファッション08. MC209. いつか旅に出る日10. 独白11. 躍動12. 色彩(Duet with 内村友美)13. MC314. sync(Duet with 内村友美)15. あなたじゃなければ(Duet with 堂島孝平)16. MC417. レコード(Duet with 堂島孝平)18. ひとくちいかが?(Duet with 土岐麻子)19. MC520. DOWN TOWN(Duet with 土岐麻子)21. gravity22. 序曲23. birds24. MC625. 25th Anniversary Medley(ループ〜ヘミソフィア〜逆光〜奇跡の海〜Private Sky〜トライアングラー〜マジックナンバー〜指輪〜光あれ)26. MC727. 誓い28. プラチナ29. Ending【映像特典】1. Day1ゲストパート「Be mine!」〜MC〜「でも」(Duet with 原昌和)2. ドキュメンタリー映像 “Maaya Sakamoto 25th Anniv. LIVE「約束はいらない」Behind the Scenes”出演:坂本真綾(Vo)/ 北川勝利(G / Band Master)/ 佐野康夫(Dr)/ 千ヶ崎学(B)/ 奥田健介(G)/ 扇谷研人(Key)/ 毛利泰士(Per)/ 稲泉りん(Cho)/ 高橋あず美(Cho)ゲスト:内村友美(la la larks)/ 堂島孝平/ 土岐麻子/ 原昌和(the band apart)『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~LIVE Duets!~【オリジナル特典】■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。Blu-ray 特典付き 特典無し 特典付き 特典無し■オフィシャルライブレポート公開中!周年記念ライブ『約束はいらない』セットリスト配信中坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』発売中2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾『Duets』リリックビデオ完全版■『Duets』楽曲試聴ページ:■『Duets』配信リンク:関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年09月22日