ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。ゆる子さんは娘のことを赤ちゃんのころから何もないところで笑いかけたりするので不思議な子だと思っていました。ゆる子さんが娘に初めてメロンを出した日。なんと娘はゆる子さんが妊娠中にメロンをたくさん食べていたことを言い当てたのです。そして、ママのおなかの中に入る前は空にいて、そこではたくさんの赤ちゃんが雲から下を見ていることや、ひげが長くて白い服を着た神様がいたことを話してくれました。ひげが長くて、白い服を着た神様!? 一体神様は何をしているのだろうか。と、気になったゆる子さんは娘に神様のことを聞きました。 次々と明らかになる娘の胎内記憶ですが、さらにゆる子さんを驚愕させる発言が……!?娘がおなかの中にやってくるまで 娘の話によると、どうやら空にいる神様は、ご飯をくれたり遊んでくれたりするらしいのです。お世話をしてくれる神様もいれば、その一方でお酒を飲んだりゴロゴロしたりしている神様もいるみたい……。 そして! 「そのあとにピューンってママのところに行った!」 ゆる子さんは、おなかに入ったときのことを語りだした娘の言葉にびっくりしました。 空の上で行く場所を決めたら、雲の飛行機を飛ばしてもらい、壁にぶつかったところで四角い箱に入った。そしてそのままママのおへそに宅配されたと、娘は言うのです。 娘が信憑性のある言葉を使っていることから、これまで話してくれたおなかの中やおなかの中に入る前の記憶は本当なのかもしれない……と感じたゆる子さん。そして「生まれてきてくれてありがとう……」 と娘を抱きしめるのでした。 ◇◇◇妊娠は奇跡的な出来事ですよね。娘さんのお話を聞いて、娘さんが生まれてきてくれたことに改めて感謝の気持ちを抱いたゆる子さん。育児は大変なこともたくさんありますが、子どもがおなかの中でどんな風に過ごしていたのかを想像してみると、心がほっこりするかもしれませんね♪著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年05月25日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。ゆる子さんは娘のことを赤ちゃんのころから何もないところで笑いかけたりするので不思議な子だと思っていました。そんなある日、ゆる子さんを驚かせる出来事が起こります。それは娘が2歳のころのことでした。娘は初めてのメロンを見て「きらい」だと言いました。なんと、ママが妊娠しているときにメロン、オレンジジュース、ドーナツばかり食べていたから、娘はおなかの中で食べすぎたと言うのです。思い返すと、ゆる子さんは妊娠中つわりがひどく、メロン、オレンジジュース、ドーナツしか食べられない時期がありました。 この日の出来事をきっかけに、ゆる子さんは娘に特別な能力があると思うようになります。それから娘は、おなかの中のことやそのもっと前のことまで語りだして――!?生まれる前に娘がみた世界 ママのおなかの中のことを話してくれた娘。 娘はゆる子さんに、おなかの中で元気いっぱいに体を伸ばしたり、ジャンプしたりしていたと話してくれました。 しかし、娘のおなかの中の記憶はそれだけではありません。 「おなかの中に入る前は、お空にいたよ♪」「そこに神様もいるの~」 この言葉にゆる子さんはびっくり! 娘は空には赤ちゃんがたくさんいて雲から下を見ていることや、ひげが長くて白い服を着た神様がいたことも話してくれました。 ゆる子さんは娘がおなかの中にいたときのことを覚えていて感動しました。そして、神様って何をしてくれる人なのだろうかと気になり、さらに話を聞いていきます。すると、娘は神様がいっぱいいることを話してくれました。 ◇◇◇娘さんのお話は、おなかの中に入る前は空にいたこと、そしてその空には神様がいたことなど、びっくりしてしまうような内容でしたね。 そんな娘さんのお話を、驚きつつも否定することなく、むしろ質問をしながら興味を持って聞いているゆる子さん。とても素敵ですよね。きっと娘さんはママがきちんと話を聞いてくれているからこそ、うれしくてたくさんお話してくれるのでしょうね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年05月24日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。ゆる子さんは娘のことを赤ちゃんのころから何もないところで笑いかけたりするので不思議な子だと思っていました。そんなある日、ゆる子さんを驚かせる出来事が起こったのです……。それは娘が2歳のころのことでした。娘の数々の不思議な発言。その真相は……? 「ママのおなかは、もう少し広くて温かいお風呂だったよ~」 ある日、ゆる子さんが娘と一緒にお風呂に入っていると、娘がおなかにいたときのことを話しだしました。けれどもゆる子さんは、なにかの偶然だと思ってこのときは娘の言葉を信じてはいませんでした。 別の日、おやつにメロンを出した日のことです。娘はゆる子さんを驚かせる発言をしました。「ママのおなかの中で食べすぎたの……」「メロンとオレンジジュースとドーナツばっかり食べてた!」 思い返せば、ゆる子さんは妊娠中、つわりがきつくてメロン、オレンジジュース、ドーナツしか食べられない時期がありました。このことがきっかけで、ゆる子さんは、娘はおなかの中にいたときのことを覚えているのだと思うようになりました。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、つわりは妊娠6週ごろから始まり、約8割の妊婦さんが経験するとのこと。ゆる子さんのように、吐きつわりであまり食べられないときは「食べられるときに食べられるものを食べる」のがよいそうです。きっとゆる子さんには、メロンとオレンジジュースとドーナツが「つわり中の食べられるもの」だったのでしょうね。当時おなかにいたわが子に言い当てられたらとても驚いてしまいますね。みなさんのお子さんは、おなかの中にいたときのことを話してくれたことはありますか?著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年05月19日庭野はなさん一家は、娘のつむぎちゃんが小学校に上がるタイミングでマイホームを購入。つむぎちゃんは、ご近所に住む、同い年のサラちゃんと大の仲良しになりました。母親のリカさんはユージという男性と不倫関係にあり、不仲だった夫とは別居予定。リカさんに苦手意識のあったはなさんですが、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちで、ママ友付き合いをしていました。リカさんに頼まれ、ユージとのデート中にサラちゃんを預かることが日常になっていたある日。サラちゃんを迎えに来たリカさんは、「縄跳びばかりじゃなくて、スケボーもさせてあげて! もっとサラの気持ちを考えたらどうなの!?」と、はなさんを怒鳴りつけました。さすがのはなさんもリカさんの主張には納得できず、ブチ切れる寸前。そのときは、なんとか理性を保ち、つむぎちゃんを連れて家に帰りました。帰宅するとすぐに、リカさんからメッセージが。「あのさぁ、気をつけてよね! まじ最近サラが意地悪でワガママな性格になってんの!」。なんとリカさんは、さらにはなさんを咎めてきたのです。「ユージさんとサラが合わないのも、はなちゃんが原因! 私が破局したら責任とってもらうからね」 はなさんの怒りは爆発します。壁を殴り、抑えきれない怒りを発散させ、「もう絶対、協力せん!!!」と心に決めますが……。 決心がゆらぐ出来事… リカさんに理不尽に怒鳴られた翌日、当たり散らし、傷つけた壁を見つめるはなさん。 「やってしまった……」 後悔に駆られていると、インターフォンが鳴ります。 「誰よ、こんな朝早く」 そっとモニターを確認すると、そこにはサラちゃんがひとりで立っていました。 「サラちゃん!? どうしよう、ひとりで来たのかな。でももうこれ以上関われないし、関わりたくな……」 「つむちゃんママ? お話、聞いてほしいの」 ドアをノックしながら、はなさんにお願いするサラちゃん。その声を聞き、はなさんの決心はゆらぐのでした。 幼い子どもがひとりで訪ねてきたら、何事かと心配になりますし、「関わらない」と決めていた気持ちがゆらぐのもわかりますよね。はなさんがサラちゃんを受け入れるかはわかりませんが、はなさんは元々、子ども思いの母親。娘の友人であるサラちゃんのことも、とても大事に思っていました。「サラちゃんを受け入れるべきか」と、はなさんを葛藤させてしまうリカさんの言動は、本当に問題だらけです……。笑顔ではなさん宅を訪ねるサラちゃんの姿を見られることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター こばぱぱ
2023年04月24日40代から、だんだんと変わってきた自分の姿を受け入れるのに抵抗を感じることがありました。「あれ? こんな顔つきだった?」「この洋服似合わなくなっているな」と気付いたときは、とうとうこの日が訪れたかという複雑な心境に。加齢による変化を嘆けば今の自分を否定することになるけれど、すんなり受け入れるのも難しい……。そんな心の負担を軽くするため、45歳の現在までの3年間で私が実践した3つのポジティブ行動をご紹介します。★関連記事:「原因は加齢と更年期によるもの?」肌の乾燥やたるみ改善のためにおこなったこと【体験談】年齢に合ったメイクや身だしなみを心がけるまず1つ目は、今の自分の見た目をしっかり認識したことです。子どもが小学校に入学した42歳のころ、人と会う機会が増えた影響で、自分の見た目が気になるようになりました。そこで改めて自分の顔を鏡でよく見てみると……年齢を感じる顔つきに変わったことに気付きました。シミもこんなにあったのか!というほどに増えています。ずっと自分は30代後半のころとあまり変わらない見た目だと思い込んでいたので、かなり落ち込みました。しかし、自分の顔の状態をしっかり見つめたことで、「これではいけない」という思いが私の心に生まれました。そして、年齢に合った基礎化粧品に変えて、以前よりも時間をかけてケアするように。特に変えたのは、メイクの下地作りを念入りにすることです。シミを目立たなくするコンシーラーと肌の色の補正効果のある下地をうまく使えば、年齢の出た肌をしっかりカバーできるとわかり、うれしくなりました。また、服選びでは、顔映りやきちんと感、今の自分に合うかどうかを重視。顔周りを明るくするためにピアスを手作りして楽しむようにしたので、落ち込んだ気持ちがだんだんと明るくなっていきました。年齢と体調に合わせて食生活を整える2つ目は、食生活の見直しです。40代になってから食べ過ぎると胃に負担がかかるのか、たまに胃もたれするようになっていました。そこで年齢による変化に対応すべく、食生活を見直すことに。具体的には、カレーライス、オムライスなど、子どもの好きなものに偏りがちだった献立を、旬の野菜や魚を取り入れた和食中心の献立に変えました。幸い子どもの好き嫌いがほとんどなかったので、レパートリーの幅が広がって胃の負担も減り、食事がより楽しくなりました。また、44歳のときに受けた健康診断では、今まで正常だった悪玉(LDL)コレステロール値だけが急に上がり、要経過観察という結果に。体重が減っているのに数値が上がっていたので気になってネットで調べたところ、更年期特有の女性ホルモン減少が要因で数値が上がることがあるとわかりました。対策として、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを含む大豆製品を食べると良いとのこと。そこで、普段の食事でも積極的に大豆製品を取り入れました。それ以後、まだ健康診断を受けていませんが、次回の健康診断では効果が出て、悪玉(LDL)コレステロール値が下がることを期待しています。推しがいるから頑張れる! 好きの潤い効果3つ目は、趣味や生きがいを新しく見つけたことです。子どもが小学生になって自由になる時間が増えたことで、SNSやいろいろな媒体から情報を得て、好きなことが見つけやすくなりました。顔周りを明るくしたくて始めたアクセサリー作りや、子どもと一緒にできるお菓子作り、自分磨きのためのランニングは、今の私にとって大切な趣味です。しかし私にとって、数ある“好き”の中で最も日々の生活の原動力となっているのが“推し” の存在。現在では、歌手やスポーツ選手、俳優や女優などで応援している人を推しと呼びますが、私にもかけがえのない推しが何人かいます。音楽を聴いたり、スポーツを見たり、映画を見たりしながら、「Mさんの歌を聴くと心が震えるほど感動する! 」「Oさんはホームランをたくさん打ってすごい! 」「Yさんはすてきなお芝居をしていてかっこいい! 」と応援することでいつも勇気づけられて、自分も頑張ろうと思えます。推しが頑張る姿を見ていると、ときめいて心が若返るようです。いくつになっても何かを好きになる気持ちを持つことは、何げない日常に潤いを与えてくれる効果があると実感しています。まとめ年齢を感じることが増えてきて最初は戸惑い、若いときはよかったな……と思い返して落ち込むことも多々ありました。でも、育児や家事を頑張ってきた経験があるからこそ今の自分がいると思えば、年を取るのも悪くありません。増えてしまったシミは子どもと外でたくさん遊んだ証と考え、食生活を見直して健康を維持して、趣味や生きがいを持って張り合いのある生活を送っていけば良い。そう考えて折り合いをつけていくことで、年を取ってもポジティブな行動を取れるようになれたと思います。これからも体の変化に戸惑うことがあるかもしれませんが、その時々に合った改善方法を探しながら、すてきに年を重ねていけたら良いと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/あめあがりのにじ (46歳)映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。
2023年03月24日わが家には小学3年生の長女と、もうすぐ1歳になる次女がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れることができませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどんな反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をすると、「そりゃうれしいんちゃう」と、のんきな言葉が返ってきました。一方私は、精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠の話をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!!ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんを匂わせる話はしないよう気を付けました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気付かないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ。長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心のなかでいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産!長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒にままごとをしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理、洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがとても重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。この1年で、長女の心は大きく成長したと感じました。 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2022年11月24日■前回のあらすじ少しずつわかってきた娘の状態。初めての療育センター受診を終え、夫も娘の状態を受け入れてくれた。しかし次にやらなければいけないのは、娘の診断結果を身内に報告することで…。■まずは私の実家へ報告することにどんちゃんの診断名がついたことで、身内に報告することに。まずは私の実家へ結果を報告することにしました。実家なので気を使わなくていい反面、「父親と母親の世代には、どんちゃんの障害を受け入れるのが難しいかもしれない…」と思うと、正直、気が重かったのですが…。母は、どんちゃんの診断結果を、私たちと同じように前向きにとらえてくれました。 ■娘が周囲の人から大きな愛情をもらっていることを再確認この頃は、コロナ禍ということで、新幹線を使わないと往復できない場所にある実家には、子どもたちを預かってもらうことはできませんでしたが、それでも精神面で心強い味方になってくれました。お義母様へは夫さんから連絡してもらい、こちらも「何かあればすぐ連絡してね!」と寄り添ってくれました。「受け入れてもらえるだろうか?」と心配していた診断結果の報告でしたが、どんちゃんが、周囲の人たちから大きな愛情をもらっていることを再確認することができた一日でした。次回に続く(全21話)毎日10時更新!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2022年09月14日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫を見限り、娘を連れて実家へ戻った妻。すると夫が突然実家へやってきて、「一番大事な人を傷つけてた。本当にごめんなさい!」とこれまでのことを涙ながらに謝罪した。しかし妻が許せなかったのは、自分への態度ではなく、娘への関心がなかったこと。外では体裁よくイクメンぶって、家では家事も育児もしないし、隣で泣く娘を放置してスマホをいじる……信じられなかった。 「結が成長する喜びを、ずっと一人で噛みしめてきた。でも、本当はカズ君と分かち合いたかった……」 妻はさらに思いを告げる。 ずっと期待してた……でも夫は変わらなかった。 カズ君が結に関心がないこと、受け入れたくなかった。 親なのに、こんなに可愛い結に関心がないなんて、信じられなかった。 「仕事が忙しいから仕方ない」「もう少ししたら変わるはず」 ずっと待ち続けてた。でも…… カズ君は変わらなかった。 さらに妻は不満を吐露しつづけて…… 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年08月25日近年は、白髪を生かした「グレイヘア」がブームになっているように、“加齢を受け入れてありのままの自分でいることが美しい”という価値観が広まってきている。そんななかで、“あからさまなアンチエイジング”をするマドンナ(63)やニコール・キッドマン(54)にファンから心配する声や批判的な声が上がっている。今年デビュー40周年を迎えるマドンナは63歳だが、自身のインスタグラムに投稿する近影はまるで20代のような若々しさ。シワひとつない顔に、過激なファッションを着こなす引き締まった体は、さすがに不自然ではある。かつては「整形しすぎ」と言われたマドンナだが、最近は「フォトショップで顔を修正しすぎ」とファンの間で物議を醸してる。《マドンナはどこ?》《これが真実だと信じる人はいるのだろうか?こんな63歳は地球上どこにもいない》《まるでティーンエイジャー。真の強さは、優雅に年を重ねることから生まれるのに》《フォトショップで顔を加工しないで。不健康だし、歳を取るのは悪いことだというメッセージを送ってしまう》《年齢を重ねることは恥ずかしくないし、20代に見える必要はない。若い世代に、ありのままの自分に価値があることを伝えるべき。63歳の美しいあなたでいて》《数十年も応援している私は確実に年を取っているのに、彼女はあの頃とまったく変わらない。一緒に年齢を重ねられないなんて悲しい》また、ニコール・キッドマンは今月、撮影中のドラマの監督とのツーショットをインスタグラムに投稿。白いノースリーブ姿でノーメーク風の素顔を公開したが、ピンと張った肌はシワひとつなく滑らか。こちらも投稿を見た人たちから「顔どうしたの!?」などのコメントが続出した。ニコールは過去にボトックスをしていたことを認めた上で「もうボトックスはやめた」と公言していたこともあり、ファンは敏感に反応したようだ。《また顔が変わってる》《その顔一体どうしちゃったの?》《ニコールに見えない。お願いだからやめて》《せっかくの美しい顔をめちゃくちゃにしないで。そのままでゴージャスだから》《時間を止めるために顔を破壊する必要があると感じるのはとても残念》■加齢を受け入れられなくても“ポジティブ”なセレブたち好意的に受け止めているファンも少なくない数いるのだが、「ありのままの自分を否定すること」や「老いに抗う生き方」について懸念の声が上がっていることは事実だ。“加齢を受け入れられない”女性の心理について、心理カウンセラーの横山真香さんは次のように解説する。「加齢を“受け入れられない人”も“受け入れられる人”も、実はどちらにもポジティブな心理とネガティブな心理があるんです。まず、“加齢を受け入れられずネガティブ”な場合とは、過去の写真に執着したり、若い頃のファションに固執するなど、周りからも見て取れるような、いわゆる“あがき”や“もがき”という状態です。一方で、“加齢を受け入れられないがポジティブ”な場合は、受け入れられないからこそ、諦めたら終わりなので『挑戦していこう』という、実は前向きな姿勢があります。老いには抗っても、いつまでも素敵な自分でいようと努力しているということです。逆に“受け入れているがネガティブ”な場合は、『どうせ年だし』『誰も見てない』などと、洋服にもこだわらず、美容院も何カ月も行かないなど、諦めの境地です。一方で、“受け入れてポジティブ”な場合、『グレイヘアも素敵』『目尻のシワも美しいし、これが私』といったように、ありのままの自然体な自分に満足している状態です。マドンナの場合、下着のような際どいファッションも『着たいから着ているだけ』であり、年齢など関係なく“マドンナらしく”生きるということを体現している。彼女のメッセージはそういう“生き方”だと思います。とはいえ、顔を20代のように修正するのは、老いを受け入れられない本音の部分もあるのかもしれません。現実は残酷です。でも、だからといって諦めたくもない。彼女が投稿する写真は、世界が注目する“永遠のアイコン”かつオピニオンリーダーとしての、作品的なメッセージではないでしょうか。ニコール・キッドマンの場合も、女優として周囲が彼女に何を求めているかを理解しているからこその挑戦だと思います。果敢に美しさをキープすることは決してネガティブな心理からとは限りません。54歳というと年齢的に求められる役柄が難しい時期だと思います。逆にもう少し年齢が上になれば、アネット・ベニングやシガニー・ウィーバーのように歳をとった素敵な女優になるかもしれません」■人の老化が気になる人は、自分にコンプレックスがある加齢を受け入れられない姿勢が批判される一方で、受け入れているのに批判されることもある。『セックス・アンド・ザ・シティ』で人気を博した女優のサラ・ジェシカ・パーカー(57)は自然なシルバーヘアにした際に、年齢や容姿に関する批判的なコメントに晒された。これについて、本人が『VOGUE』(日本版WEBでは1月30日配信)のインタビューで苦言を呈している。《特にソーシャルメディアについてはそうです。誰もが言いたいことを言っています。『シワが多過ぎる』とか『シワが少な過ぎる』とか。世の中の人たちは、私たちが今の自分に完璧に満足していては不愉快になるのでは? 私たちが今の自分の姿に悩み、苦しんでいるところを見て溜飲を下げたいのでは? と思ってしまいます。それは自然に年齢を重ね、容姿の衰えを受け入れる道を選んでも、良かれと思って何か対策をしても、同じことです。今の自分がどんな見た目か、私はわかっています。何をしても何か言われます。私はどうすればいいんでしょう?老化に抗うべきなんですか? それとも消えろ、と?》サラのこの発言にこそ「真理が含まれている」と横山さんは指摘する。「結局、見ている人の受け止め方の問題なんです。自分が『もう60歳になっちゃった』とか『シワができちゃった……』と無自覚でも気にしている人は、他人に対しても『あの人キレイにしていても整形だしね』とか『あの人は年齢よりも老けて見えてだらしない』などとネガティブな感情が沸くこともあります。逆に、年齢など気にしていない人からすればどうでもいい話。つまり、他人の年齢や容姿に何か言いたい人というのは、自分に何かがある人です。合わせ鏡のように自分の中のモヤモヤを他者に見つけてしまい、気になってスルーできないのです。白髪を染めたければ染めればいいし、白髪が素敵だと思えばそのままにすればいい。個人のチョイスなんです。ひと昔前なら、たとえば、デパートの店員さんは女性だけは白髪を染めなければいけないとされた時代もありました。でも今は、『男性の加齢や白髪は渋いけど、女性が年老いていくことは恥』というような考え方が古くなりました。女性の加齢がポジティブに捉えられるようになって、昔より選択肢が広がったというだけのことです。自然体じゃなきゃ不健全ということでもないし、若々しくいるべきということもない。『若作り』と言われても、本人が好きで楽しくやっていれば健全ですよ」問題なのは「アンチエイジング」or「老化に抗わない生き方」ではなく、見る側のマインドということか。
2022年05月15日「流産のはなし」9話。夫婦で病院へ向かい、赤ちゃんの様子を確認したところ……。医師から告げられた、受け入れがたい事実とは?待望の第二子を妊娠したものの、赤ちゃんが小さかったため再受診することに。医師から、「今回の妊娠はダメかもしれないね」と言われ、落ち込んでしまいます。 その3日後、まさかの出血……! 朝一で受診をして、赤ちゃんの様子を確認したところ……。 流産のはなし 第9話 「心拍は止まってしまっているね……」 医師から告げられた、受け入れがたい事実。 なっちゃんの心臓が止まってしまった……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター まきこんぶ心に余裕のないヒステリックなワーママ。牛乳多めのカフェオレと焼き立てパンがあればだいたい機嫌が直る。何気ない日常をテンション高めで漫画にしてブログやInstagramにUPしている。ナルシストで家庭的な夫・『オタッキー』と内弁慶外地蔵な娘・『こはさん』、食欲が9割の息子・『あん太くん』との4人暮らし
2022年02月13日わが家には小学3年生の長女と、もうすぐ1歳になる次女がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れることができませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどんな反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をすると、「そりゃうれしいんちゃう」と、のんきな言葉が返ってきました。一方私は、精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠の話をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!!ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんを匂わせる話はしないよう気を付けました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気付かないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ。長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心のなかでいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産!長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒にままごとをしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理、洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがとても重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。この1年で、長女の心は大きく成長したと感じました。 作画/山口がたこ監修/助産師REIKO著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2021年11月29日40代となってから、だんだんと変わってきた自分の姿を受け入れるのに抵抗を感じることがありました。「あれ? こんな顔つきだったかしら」「この洋服似合わなくなっているな」と気付いたときは、とうとうこの日が訪れたかという複雑な心境に。加齢による変化を嘆けば今の自分を否定することになるけれど、すんなり受け入れるのも難しい……。そんな心の負担を軽くするため、45歳の現在までの3年間で私が実践した3つのポジティブ行動をご紹介します。年齢に合ったメイクや身だしなみを心がけるまず1つ目は、今の自分の見た目をしっかり認識したことです。子どもが小学校に入学した42歳のころ、人と会う機会が増えた影響で、自分の見た目が気になるようになりました。そこで改めて自分の顔を鏡でよく見てみると……年齢を感じる顔つきに変わったことに気付きました。シミもこんなにあったのか!というほどに増えています。ずっと自分は30代後半のころとあまり変わらない見た目だと思い込んでいたので、かなり落ち込みました。しかし、自分の顔の状態をしっかり見つめたことで、「これではいけない」という思いが私の心に生まれました。そして、年齢に合った基礎化粧品に変えて、以前よりも時間をかけてケアするように。特に変えたのは、メイクの下地作りを念入りにすることです。シミを目立たなくするコンシーラーと肌の色の補正効果のある下地をうまく使えば、年齢の出た肌をしっかりカバーできるとわかり、うれしくなりました。また、服選びでは、顔映りやきちんと感、今の自分に合うかどうかを重視。顔周りを明るくするためにピアスを手作りして楽しむようにしたので、落ち込んだ気持ちがだんだんと明るくなっていきました。年齢と体調に合わせて食生活を整える2つ目は、食生活の見直しです。40代になってから食べ過ぎると胃に負担がかかるのか、たまに胃もたれするようになっていました。そこで年齢による変化に対応すべく、食生活を見直すことに。具体的には、カレーライス、オムライスなど、子どもの好きなものに偏りがちだった献立を、旬の野菜や魚を取り入れた和食中心の献立に変えました。幸い子どもの好き嫌いがほとんどなかったので、レパートリーの幅が広がって胃の負担も減り、食事がより楽しくなりました。また、44歳のときに受けた健康診断では、今まで正常だった悪玉(LDL)コレステロール値だけが急に上がり、要経過観察という結果に。体重が減っているのに数値が上がっていたので気になってネットで調べたところ、更年期特有の女性ホルモン減少が要因で数値が上がることがあるとわかりました。対策として、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを含む大豆製品を食べると良いとのこと。そこで、普段の食事でも積極的に大豆製品を取り入れました。それ以後、まだ健康診断を受けていませんが、次回の健康診断では効果が出て、悪玉(LDL)コレステロール値が下がることを期待しています。推しがいるから頑張れる! 好きの潤い効果3つ目は、趣味や生きがいを新しく見つけたことです。子どもが小学生になって自由になる時間が増えたことで、SNSやいろいろな媒体から情報を得て、好きなことが見つけやすくなりました。顔周りを明るくしたくて始めたアクセサリー作りや、子どもと一緒にできるお菓子作り、自分磨きのためのランニングは、今の私にとって大切な趣味です。しかし私にとって、数ある“好き”のなかで最も日々の生活の原動力となっているのが“推し” の存在。現在では、歌手やスポーツ選手、俳優や女優などで応援している人を推しと呼びますが、私にもかけがえのない推しが何人かいます。音楽を聴いたり、スポーツを見たり、映画を見たりしながら、「Mさんの歌を聴くと心が震えるほど感動する! 」「Oさんは32号ホームランを打ってすごい! 」「Yさんはすてきなお芝居をしていてかっこいい! 」と応援することでいつも勇気づけられて、自分も頑張ろうと思えます。推しが頑張る姿を見ていると、ときめいて心が若返るようです。いくつになっても何かを好きになる気持ちを持つことは、何げない日常に潤いを与えてくれる効果があると実感しています。まとめ年齢を感じることが増えてきて最初は戸惑い、若いときはよかったな……と思い返して落ち込むことも多々ありました。でも、育児や家事を頑張ってきた経験があるからこそ今の自分がいると思えば、年を取るのも悪くありません。増えてしまったシミは子どもと外でたくさん遊んだ証と考え、食生活を見直して健康を維持して、趣味や生きがいを持って張り合いのある生活を送っていけば良い。そう考えて折り合いをつけていくことで、年を取ってもポジティブな行動を取れるようになれたと思います。これからも体の変化に戸惑うことがあるかもしれませんが、その時々に合った改善方法を探しながら、すてきに年を重ねていけたら良いと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)著者/あめあがりのにじ (45歳)映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。
2021年08月20日「流産のはなし」9話。夫婦で病院へ向かい、赤ちゃんの様子を確認したところ……。医師から告げられた、受け入れがたい事実とは?待望の第二子を妊娠したものの、赤ちゃんが小さかったため再受診することに。医師から、「今回の妊娠はダメかもしれないね」と言われ、落ち込んでしまいます。 その3日後、まさかの出血……! 朝一で受診をして、赤ちゃんの様子を確認したところ……。 流産のはなし 第9話 「心拍は止まってしまっているね……」 医師から告げられた、受け入れがたい事実。 なっちゃんの心臓が止まってしまった……。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター まきこんぶ心に余裕のないヒステリックなワーママ。牛乳多めのカフェオレと焼き立てパンがあればだいたい機嫌が直る。何気ない日常をテンション高めで漫画にしてブログやInstagramにUPしている。ナルシストで家庭的な夫・『オタッキー』と内弁慶外地蔵な娘・『こはさん』、食欲が9割の息子・『あん太くん』との4人暮らし
2021年05月22日こんにちは、エェコです。今回は娘の一人称のお話とそれを受けての息子のお話です。■娘の「僕」呼びに、かわいいと思う反面心配が…私はというと「僕」呼びかわいいなぁとほほえましくみてますが、そうじゃない人もいますよね…。どうやら幼稚園でも「僕」呼びしている様子で少し心配しているのですが、今のところ娘からは「からかわれた」「悲しかった」など聞かないので大丈夫なようです。■「僕」呼びする妹を兄はどう思ってる?息子に言われてドキっとしました。もしかして息子は娘の「僕」呼びを受け入れない旨を言ってくるのかと思ったのですが…私が教えなくても人それぞれの個性を受け入れている息子が本当に嬉しかった。そしてそれは娘の強い味方になるのではないかと思っています。「僕」呼びが一時的なのかどうなのかはわかりませんが、娘が悲しい思いをした時は家族で支えてあげようと思っています。
2021年02月21日「自分の声は好きじゃないです。でもまあ、しょうがねえなとも思っています」そう淡々と中村倫也は話す。そこに自虐の色はない。持って生まれたものを、そのまま受け入れる。どこか諦観に近いものを、中村倫也は身にまとっている。少し鼻にかかった、甘くて、やわらかい中村倫也の声は、聞いているだけで自然と心がおだやかになるヒーリングボイス。ナレーターを務める『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩きあるがままに、水と大地のネコ家族』でもその癒し効果は絶大だ。猫たちに話しかけるような中村倫也のナレーションは、まるでひなたぼっこをしているような心地にさせてくれる。けれど、中村倫也本人は決して自身の声が好きではないと言う。「そもそもこの仕事をはじめて最初に衝撃を受けたのが、自分の声を聞いたときでした。俺、こんな声してるのかって。たぶん同じように驚いたことがある人も多いと思うんですけど、自分の中で鳴っている声と、実際に周りの人に聞こえる声って全然違うじゃないですか。その衝撃は大きかったですね」「ずっと自分の声とは向き合ってきました」特に、俳優という仕事をしている場合、戸惑いは大きい。「自分の頭の中でイメージしているものと、実際のアウトプットとの誤差を減らすことも、この仕事において大事なテクニックのひとつ。それは声だけに限らず、四肢の使い方もそうです。最初は自分の出している声が思い描いている理想とかけ離れていて。こうしようと思っても、技術がないからどうすればいいかわからない。全然思い通りにいかねえやって思っていました」だからこそ、俳優は研鑽を積む。正解も完璧もない演技の世界で、少しでもいい芝居ができるように。「この仕事を始めてから、ずっと自分の声とは向き合ってきました。僕らにとって、声は仕事道具。無自覚ではいられないんですよね。今さら身長は伸びないように、声質も今さらそう変わらないからこそ、あるもので工夫するしかない。そうやっていろいろ工夫をしながら今に至るという感じです」決してこの声は好きではない。だからと言って、誰かと声帯を取り替えられるわけじゃない。与えられたものの中でどうするか。表現を生業とする人間は、絶えず自分と闘い続けている。「柔らかさとか硬さはもちろんですけど、そういった声質だけに限らず、息の使い方、口跡の残り方、全体的な音程、間、そういったものをすべてコントロールして、どう変化をつけていくか。たとえばこういうキャラクターだったらこういう喋り方をするだろうなということを考え、特徴を取り入れていく。そうやって少しずつ自分なりの声の表現というのができるようになりました」中村倫也の舞台に行くとわかるが、彼の台詞はどんなに早口でも一語一句まで綺麗に聞き取れる。また、声色の使い分けも巧みだ。たとえば、『この恋あたためますか』の浅羽なら低音域を効かせて有能冷徹な男の雰囲気を強調し、『凪のお暇』のゴンなら甘み成分多めの優しい声で天然人たらしというキャラクターに説得力を持たせた。そして、この『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩きあるがままに、水と大地のネコ家族』では、よりソフトな声で作品の中に流れるゆったりとした空気を引き立てている。「ナレーションの声は、ほとんどいつもの僕のまんまです。観ている人を作品の世界にいざなうとか、情報を正確に伝えるとか、考えることはもちろんありますけど、ほとんど何もしていないです。普段から野良猫を見かけると『何してるの?』って話しかけるタイプなので。普段猫に話しかけているような感じでナレーションも読ませてもらいました」北海道の牧場と、ミャンマーのインレー湖。2つの町を舞台に、猫の日常が描かれる。中でも特に印象的なのが、「猫たちはみんな自分なりの生き方を自分で決めていました。無理はせず、だけど精一杯まっすぐに自分の道を歩きます」という、監督・撮影の岩合光昭自らによる語りだ。誰かのようにならなくていい。自分は自分のままでいい。そんなメッセージが、比較とマウントの渦巻く現代社会で生きる私たちを温かく包み込む。「自分らしく、というのは決してワガママということではなく、自分を受け入れるということ。誰かや何かと比べて自分が劣っているとか優れているとか模範的だとか貢献しているとか、そういうことじゃなく、シンプルに生きればいいってことだと思うんですよね。今のような情報社会は何でも簡単に比較できるようになって。もちろん便利なこともあるけれど、ずっと比べ合いの中にいると心が疲れてしまう。だからこそ、相対的じゃない、絶対的な指針を持って生きるべきだと僕も思います」「僕も昔はいろいろと比較をしてきました」そうは言っても、つい隣の芝居は青く見えるのが人間の心理。中村自身も「僕も昔はいろいろと比較をしてきました」と認める。その上で「けど、あるタイミングでやめたんです」と打ち明けた。どうやって不毛な比べ合い競争から抜け出すことができたのだろうか。「あきらめる、ことですね。この見てくれとか声質が変わらないのと同じように、自分の発想とか、できることもそう簡単には変えられない。今、空手黒帯と戦って勝てるわけないし。そんなもんだと思うんですよ。もちろん自分を向上させていくのは当たり前としてやるべきこと。でもそれ以外のことを比較したってしょうがない。特に僕のような仕事は、オリジナルになる仕事なんで、比べる時点で違うんだろうなと思うようになりました」そう言ってから、最後にまとめるようにこう付け加えた。「どれだけ人と比べて足りなくても、死にやしないんで。だったら、僕は僕のままでいいかなって」そうやってくすっと笑った顔は、私たちのよく知る中村倫也らしい柔らかさの中に、できない自分を受け入れられるようになるまで、必死に自らと向き合ってきた足跡のようなものが混じって見えた。その声に、その演技力に、中村倫也への大衆の熱は高まる一方だ。でも、今、多くの人が中村倫也という存在に惹かれるいちばんの理由は、彼のこうした人間性の部分なのかもしれない。撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、ヘアメイク/Emiy、スタイリスト/戸倉祥仁 (holy.)、衣装協力/衣装クレジット※金額表記は全て税抜き価格 Tシャツ 20,000円(アトウ / シアン PR)、ジャケット 45,000円・パンツ 25,000円(共にシャリーフ / シアン PR)、その他スタイリスト私物<問い合わせ先>(シアン PR)〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-2-3 ルカビルⅡ2F-4F、☎︎03-6662-5525、info@sian-pr.com、sian-pr.com中村倫也さんのサイン入りチェキを2名にプレゼント!応募方法ぴあ映画編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあ映画編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあ映画編集部Twitter()対象ツイート:※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年1月20日(水) 23:59まで※期間中は何度でも応募可能です。ぴあアプリをダウンロードすれば、未公開の中村倫也さんの写真が見られます!ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=8f1f5a6c-ac86-48d9-be4f-4a28f85ccc14&contentTypeId=2) から
2021年01月06日彼との結婚の前に、まずは同棲をしようと考えている人はいませんか?でも、いままで別々の環境で育ってきたふたりだからこそ、同棲を成功させるためには気をつけなければならないことがいくつかあります。そこで今回は「同棲がうまくいくカップルの特徴」についてご紹介します。■お互いの素を受け入れられる「私は部屋はキレイにしておかないと気が済まないタイプ。でも彼は洗濯物とかすぐ貯め込んじゃうんです・・・。はじめは受け入れられなかったけれど、最近では『こういう大雑把なところがあるから私とうまくやれているのかな~』なんて割り切っています」(26歳/女性/金融)一緒にいる時間が長くなるほど、相手のイヤな面が見えてくるもの。でもそれを受け入れず、拒否ばかりしていては同棲もうまくいきません。「私に合わせてほしい!」と思うのではなく、「私とは真逆のそういうタイプの人もいるよね~」と軽く考えるのが大切です。そうしているうちに、自然と同棲もうまくいくはずですよ。■相手のひとりの時間を大切にできる「前に同棲していた彼女は、家の中でも常にベタベタしてくるタイプで・・・。いつの間にか家にいても疲れるようになっちゃって、俺から別れを切り出しました」(26歳/男性/営業)同棲していると常に相手の行動が気になるもの。ちょっと帰ってくるのが遅いと「何で帰ってこないの!?」とイライラするようになってしまいます。どんなにラブラブだったとしても、彼にだってひとりになりたいときがあるもの。毎日顔を合わせるからこそ、ほどよく心の距離感を保つべきです。プライバシーを確保するためにも、できれば同棲する家は2DK以上のほうが良いかも・・・。■「ありがとう」を忘れない「3年以上彼氏と同棲しているのに、ラブラブな友達がいる。何かルールでも決めているのか聞いたら、何かあったら『ありがとう』だけは言うようにしているそう。やっぱり感謝する気持ちって大切だよね」(27歳/女性/販売)同棲期間が長くなるにつれて、相手を感謝する心を忘れがちになってしまいます。そうするといつの間にか「やってもらって当たり前」になってしまい、ふたりの間に見えない上下関係ができてしまうことも・・・。同棲をする前から「『ありがとう』を大切にしようね」とふたりで決めておくのも良いでしょう。日常生活で普通に「ありがとう」が言えるカップルは、いつまでもラブラブでいられるはずですよ。■些細なことでも相談ができる「同棲していた元カノは、不満や悩みを溜め込むタイプだった。彼女が何を考えているのかわからなくて、すごく不安でしたね」(27歳/男性/販売)「彼に迷惑をかけるのは良くないから・・・」と職場や友人などとの間でトラブルがあっても、自分の中で解決しようとしている人はいませんか?でも一緒に住んでいれば、彼女に元気がないのは彼だってわかるはず。そのため彼からしたら悩みがあったら相談してくれたほうが、頼ってもらえて嬉しいと感じるはずです。また人間関係以外でも彼との間で問題が発生したら、不機嫌になったりするのではなく、まずは話し合いをするようにしましょう。小さなことでもその場で解決できるカップルのほうが、同棲はうまくいくはずですよ。■おわりに同棲して彼との関係を深めるためには、「相手を受け入れること」と「初心を忘れないこと」が大切なのかもしれませんね。同棲を無事成功させて、そのままゴールインを目指しちゃいましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年05月29日発達障害のことを話してから1週間...何度も聞かれる同じ質問。娘に発達障害のことを話してから、1週間。それまで娘から『発達障害』について聞かれることは、全くなかったのですが…1週間を過ぎたころから、娘は3日に1回ぐらいのペースで私に「発達障害って…この家で私だけ?」と聞くようになりました。その度に私は同じ説明をしました。Upload By SAKURA娘は毎回、私の話を聞いたあとはそのまま去って行きます。私は、その表情から娘の気持ちを読み取ってあげることができず、ただ聞いているだけなのか、それとも何か不安を抱えているのかわかりませんでした。娘は『発達障害』をどう思った?このやり取りが何度か続いたため、私は娘が何を思って聞いているのか知りたいと思いました。そこで娘に聞いてみることにしました。Upload By SAKURA娘は、『発達障害』があることが「心配」と感じていました。私が思った以上に、娘は表面上だけではなく、深いところまで考え始めていました。困ったのは『障害』という言葉。今回、娘に説明をしていて私が一番困ったのは…Upload By SAKURAなぜこれが『障害』という言葉なのか、ということ。『障害』という言葉は、子どもにはとても説明しにくいのです。「発達障害」ではない別の言葉ならよかったと、この時ほど感じたことはありませんでした。(発達障害ではなく、個性強め型とか、〇〇タイプとか、「障害」がつかない呼び名にしてほしいと思いました。)恥じるべきことではないのに、人に使ってはいけないという矛盾を上手く説明できない葛藤もありました。Upload By SAKURA最初の説明は、きっとその後の価値観の土台になっていく…。自分の言葉一つひとつの重みを認識するたび、その大きな責任感に身が引き締まる思いでした。受け入れるまで、寄り添う。その後も間隔は少しずつ開いてきていますが、娘は定期的に「発達障害って…この家で私だけ?」という質問をします。Upload By SAKURAその度に、こんな会話をします。ただ、心配なことばかりではなく…Upload By SAKURAこんな前向きな会話も、たくさんあります。娘は、『発達障害』を知ったばかり。何度も質問するのは、まだ受け入れることができていないということなのでしょう。私だって何年もかかったのです。娘もゆっくり受け入れてくれればいいと思って、聞かれる度に何度も答えています。
2020年04月22日ありのままの自分を受け入れることは、簡単なようで難しい。理想もありプライドもある。女優の夏帆は、最新作映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』の撮影を通して、少し自分のことを「認めてもいいのかな」と受け入れられるようになったという――。いままでで一番やりたいと思えた役本作で夏帆さんが演じた砂田は、自称・売れっ子CMディレクターで、理解ある優しい夫もおり、字面的には満ち足りた人生のように感じられるが、その実は、自らを偽り“大人”のふりをして負の感情を溜め込み、心は荒れすさんでいる。どうにかしたくても、日常は止まらない。ときばかり過ぎていく焦り、葛藤――「このままでいいのか」。「この映画は、時間に対する向き合い方を描いている作品でもあります。私自身、10代のころから仕事をしていて、時が過ぎていくなかで、周囲がどんどん変化していくのに、そこに気持ちが追いつけないと感じることもありました。それでも時間は流れていくし、生きていかなければならない。立ち止まることも必要ですが、立ち止まったままでいると、いつの間にか自分だけ置いてけぼりになってしまう。砂田にもそういう葛藤があり、演じていて共感する部分は多かったです」。いまの夏帆さんの気持ちにリンクするキャラクター、そして世界観。メガホンをとった女流監督・箱田優子は、脚本のほかに、どういうことを映画にしたいのか、なぜ夏帆さんにオファーをしたのかを手紙にしたためた。夏帆さんは「その手紙を読んで腑に落ちました」と語ると「いままで一番やりたいと思えた役に出会えた」と出演を熱望した。本作では、大きな出来事や事件が起こるわけではない。言ってみれば、砂田が地元に帰って、そして戻ってくる物語。狭い範囲で砂田は揺れ動き、ビフォアーアフターの心の動きも繊細だ。どのシーンも、しっかり砂田に向き合い、丁寧に感情を表現することが求められる。それだけに、些細なことでも常に箱田監督と共有し、一緒に役を作っていく感覚を味わえたことは夏帆さんにとって、かけがえのない現場体験だったという。「一緒に走ってゴールに向かっていく作業は、非常に心地よく楽しかった」と笑顔を見せる。シム・ウンギョンはすごい女優なかなか感情を開放できない砂田に、常にインパクトを与える存在が、シム・ウンギョンさん演じる清浦だ。ある意味で、砂田とは真逆の立ち位置で、物語を大きく動かす役割を演じる。「ウンギョンちゃんとはお芝居のことはあまり話をしなかったのですが、共演してすごい女優さんだなと思いました。感受性が豊かで、役への理解度も深い。自由で伸びやかなのですが、ただ自由にやっているわけでもなく、そこにはしっかりとした計算もあるんです」。母国語ではないセリフ回しであるにも関わらず、瞬発力のある演技も、夏帆さんを驚かせた。「アドリブもバンバン入れてくるんです。それが物語のなかでしっかり活きているので、私自身もウンギョンちゃんの立ち振る舞いに乗せられる部分がありました。繊細さと大胆さのバランスもすごい」と称賛の言葉が止まらない。ありのままの自分を受け入れるそんなウンギョンさん演じる清浦が、砂田の言動に「そういうのダサいっすよ」と発言するシーンがある。しかし、そのダサさを笑い飛ばし「最高!」と肯定できることが、人生を豊かにすることもある。「つい最近までどうしても理想を高く持ってしまい、そこにたどり着けない自分を受け入れられなかったのですが、どうやったってできないことはある。それをダサいと思わずに、受け入れられるようになることで、見えてくることはあると思います。ここ1年ぐらいでやっとそういう考え方になってきました」。こうした夏帆さん自身の考え方の変化に大きな影響を与えたのが本作との出会いだ。完成披露試写会で夏帆さんは「いまの等身大の自分が出ている」と話す一方で「いまの私がこれなんだ」と落ち込んでしまったというエピソードを話していた。しかし「この作品と出会ってから、うまくできない自分を受け入れようと思い始めたんです。もちろんグチグチと言ってしまうこともありますが、違う視点で物事を見れば見えてくるものも変わってくるし、意外と楽しめるのかなと」と考えが変わった。いままでは自分のことが「嫌いだった」というが、最近は「まあまあ、頑張っているんじゃないかな」と心を開放できているという。それもこれも、いままでやってきたことの積み重ねによって「心からやりたいと思える作品」に出会えたことで、夏帆さんが進んできた道が「間違っていなかったんだ」と思えたことが大きいようだ。「女優の仕事をするなかで、いろいろ悔しいことも辛い思いもしてきましたし、『果たしてこっちでいいのかな』と迷うことはいっぱいありました。でも諦めずに続けたからこそ、この作品に出合えた。この仕事を続けてよかったなと思えることは幸せなことです」。無駄な武装がなくなり、よりシンプルに…30代に入るのが楽しみ!「20代後半に差し掛かった私にしか演じられない役」と砂田というキャラクターを位置づけた夏帆さん。それだけに「この作品を終えて、次のステージにいかなければいけない」というプレッシャーもひしひしと感じている。積み重ねることでしか、次に続かないということは、10年以上の経験のなかで敏感に感じ取っている。「私は怠け癖があるので、日々怠らずに向き合っていかなければいけないですね」と苦笑いを浮かべていたが、30代、40代と“年齢を重ねる”ことは怖さもあるが「20代前半までは、無駄なもので武装をしていたのですが、いまはシンプルになってきました。自分で言うのはどうかと思いますが、肩の力が抜けてきた感じがして、30代に入るのが楽しみなんです。もっと自由になる気がして…」と未来に思いを馳せる。“年をとる”という言葉にはマイナスなイメージを持つ人が多いかもしれないが、夏帆さんを見ていると“年を重ねる”ことには、大いなる希望が感じられる。(text: Masakazu Isobe/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:ブルーアワーにぶっ飛ばす 2019年10月11日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会
2019年10月10日こんにちは!あいです。今回は我が家の離乳食事情について書かせて頂きます。 愛娘ゆいどんの離乳食を進める上での我が家が掲げたスローガンは「遊び食べを受け入れる」です!SNSなどの体験記で先輩ママたちが残してくれた貴重な記事を読んで勉強する中で、「離乳食食べない」・「遊び食べが辛い」この2点が鬼門のように感じました。幸いゆいどんは食欲がとてもあり、嫌いな食べ物がなく何でもよく食べてくれる子でした。ところが食べる量に比例して、とても遊び食べに興味がある子でした。「遊び食べは脳を育てる!」 「この月齢では指導しても理解はまだ無理!」 「子供の行動を肯定してあげる!」育児書で読んだこの言葉たちを胸に、自分の常識を無視して、とことん遊び食べに付き合うことにしました。そんなゆいどんの遊び食べエピソードの一部をご紹介したいと思います。主に10〜12か月頃のお話になります。美容液のごとく塗り込まれるおかゆ。髪の毛からあごまで。食べ終わる頃にはカッピカピ。そんな事しなくてもあなたのお肌はツルツルなんだよー!すごい飛距離を記録する大好物の納豆おにぎり。ゆいどんは納豆大好き少女なのですが、やっぱり臭うんですよね…まさかカーテンも自分に納豆がへばりつく日がくるとは思いもしなかったでしょう。手についたご飯を振り回して飛ばすのが習慣となっているゆいどん。飛び散るご飯粒が体に付くのを防ぐために、旦那のマウンテンパーカをすっぽり着て対処しています。「なんで俺のやつなん…」 と言っていた旦那ですが、防水なのに通気性が良くて、軽くて、すごい丁度よかったんです…ごめんね旦那。椅子から逃げ出そうとしてるのかと思いきや、ん?筋トレ?筋トレなのか?テレビのS●SUKEばりの身体能力を披露するゆいどん。この時母は驚きと共に感動までしました。このように、想像の上をいく遊び食べをアトラクション感覚でテンション高く乗り切っていた私。そうは言っても食べ終わるといつもぐったり…。離乳食後に机や床を拭いている時は、どっと疲れを感じていました。そう、まるで舞台から降りた女優のよう…。そんな我が家の離乳食事情でしたが、ゆいどんは1歳になって保育園に行きだしてからみるみるうちに成長し、しっかり椅子に座って自分でご飯を食べるようになってきました。離乳食も卒業し、幼児食となりました。振り返ってみれば0歳の遊び食べは一瞬でした。なんだかんだ楽しく乗り越えられたのかなと思います!まだまだこれから山あり谷ありな子供とのお食事。 なるべく子供のやる事を受け入れて親子共に楽しく成長していけるといいなと思いました!●ライター/あい
2019年08月20日長女の不登校の体験談、第4話です。前回の記事でも書きましたが、娘の不登校を受け入れたつもりでいた私。しかし、毎日何の予定もない日々なので娘の生活リズムはどんどん乱れていきました。おそらく多くの不登校の子が通る道なのではないかと思うのですが、ゲームばかりで昼夜逆転してしまうのです。不登校になってから生活リズムが乱れてしまった娘娘の中には「学校のことを忘れたい」という気持ちが隠れていたのです!ただゲームがやりたいからやってるのではありませんでした。昼夜逆転してしまったのには、夜寝付けないという理由以外に学校が終わる時間以降に起きるほうが気持ちが楽だということも分かりました。出かける家族、帰ってくる家族、みんなが当たり前にできていることを目の当たりにすること、また、自分だけが学校へ行かず家で過ごす罪悪感、焦燥感、そういったものを避けるためにも昼夜逆転は自分の心を守る手段でもあったように感じました。私としては昼夜逆転なんて良くない、学校行かなくても最低限の生活くらい守らないと!という気持ちがありました。でもそれはいつかまた学校に戻ることが前提ということに娘は気づいていたのかもしれません。「学校行かなくていいよ」と言えたとしても言動や表情に出ていたら意味がないことに改めて気づきました。ここで娘に「話しても無駄…どうせ分かってくれない」と思われていたら、事態はもっと悪化したのでは…と思います。生活リズムは「朝起きる目的ができれば戻る!」と信じて、人に迷惑かけてないのだからと自由に過ごす娘を見守るようにしました。好き! を見つけた娘そのうちにゲームにも飽きた娘、ネットで絵を投稿できるサイトがあることを知ったようです。1人でただ描くのとちがって、ネットに投稿すると反応がある…やはり反応があるということは楽しいんですよね。不登校だと人との関りが無くなってしまうことが心配なのですが、ネットは外出しなくても共通の趣味を持つ人と知り合えるステキなツールだと思いました。(もちろんネットの怖い側面に気を付けることが必要です)こうして娘に教えてもらいながら一緒にイラスト投稿を楽しみました!娘が絵の才能がズバ抜けていたとは思っていません。が、好きこそものの上手なれ!ってやつです。もうひたすら絵を描いていました。あと私事ですが、こうしてデジタルで絵を描くことを娘と楽しんでるうちに始めたのが、今の私のブログ 「じゃがいもころりん」 なのです(笑)娘はひょうきんなところがあるので、そこにスポット当ててマンガを描き始め…今に至ります。元気を取り戻す薬は「自分は価値ある存在」と思えること元気を取り戻すためには「こんな自分でも受け入れられてる、分かってもらえてる」と思えることが一番の薬かなと今の私は思っています。子どもが幼い時、ただそこにいて元気に笑っていてくれたらそれだけで幸せでしたよね。子どもも親の笑顔に「自分は価値ある存在なんだ」ということを感じてきたはずです。不登校の間…子どもはいろいろと考えています。子どもと信頼関係さえあれば、別の居場所を探すこと、好きなことを見つけることを一緒にやったり情報集めたりができ、手探りの中にも希望を発見できる可能性があります。将来の仕事に繋がるとは思えないことや、才能がないのでは…と思うことでも、「本人が楽しめること」ならそれが元気ややる気の源になるのではないでしょうか。そして好きなことが見つかって、とことんやれるとそれは自信に繋がります。その後月日は流れ、中学3年になり、進路を考える時期となりました。この頃には学校の先生との面談など要所要所は学校に顔を出すこともできるようになっていました。そして…3年間の不登校が終わったキッカケ節目である高校進学を機に、3年間の不登校が終わりました。次回は個性や発達のことについて思ったことを書きたいと思います。
2019年06月20日「相手の性格はどこまで受け入れる?」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳。婚活で知り合った男性の性格のことで悩んでいます。その彼はSNSに頻繁に自撮りを投稿する習慣があり、トピ主さんは「37歳にもなってそんな事してるの?と結構引いてしまった」そうです。ただ、それを除けば「彼に決めたい」と思っていて、年齢も近く、エスコートしてくれるし、話しやすいし、優しいし、食事していても嫌ではない。彼の個性として受け入れるべきか、それともこういうタイプを夫にすると大変なのか……と問いかけています。「絶対に許せないこと」と、「好きな点・尊敬できる点」を書き出してみよう理解できない彼の自撮り行動に対し、「自己顕示欲が強いのか、かまってちゃんなのか、極度の寂しがり屋なのか」と分析をしているトピ主さん。ただそんな彼だけれども、何かを強要したり勧めたりしてくるわけではない。何より、婚活ではかなり年上の男性からの申込みばかりで、「こんなに年が近い人で、話して疲れない人はもういないかも」という焦りもあり、彼を選びたい気持ちもあるようです。人間関係は、相手に多少理解できないところがあっても、「絶対にこれは嫌だ、許せない」というほどのことはなく、かつ相手に「好きなところ」や「尊敬できる部分」があれば続きやすいです。彼がこの両方を満たしているかどうか、まずは検討してみましょう。表題にもありますが、「相手の何もかもを受け入れなくては……」とまで極端には考えなくていいと思います。どんなに大好きな恋人でも、親しい友達でも、長く付き合っていく中では、「ここはちょっと考え方が違うな」「相手のこういうところだけは苦手かも」などと思ってしまう瞬間はあるもの。しかしそこを許容しあい、良いところを見て魅力を感じあえるならば、仲良くしていくことができます。恋愛では一時期、ネガティブな部分がまったく見えなくなるほど相手にのめり込むこともありますが、そのような状態は長く続かないのが常です。ということで、以下について自分の考えを書き出してみましょう。(1)自分がパートナーに対して、「絶対にこれは嫌だ、許せない」と思うのはどんなこと?(2)「その彼」の好きなところ、尊敬できるところはどんなところ?トピ主さんが「絶対にこれは嫌だ、許せない」と思うのはどんなことでしょうか。彼の言動や挙動の中に、そう感じる瞬間がないか振り返ってみるといいでしょう。併せて、その彼の好きなところ、尊敬できると思うのはどんなところなのか。「絶対に許せない」と思うほどのことがないならば、気に入っている部分もあるわけですし、交流を続けてみてもいいのでは。そして、(2)もしっかり確信できるようになると、結婚に対しても前向きな気持ちが強くなってくるかもしれませんね。「結婚を決める」ために必要な確信とは重要な決定で迷うときは、「すぐに決めないで様子を見る」という選択肢も検討してみてくださいね。知り合ってすぐに結婚を決めてうまくいく例もありますが、トピ主さんの心には迷いがあり、その“勢い”も付いていない。ならば普通に楽しい交流をするなかで、様子見をしてみるのが最善のように思いました。結婚は人生を左右する大きな出来事ですし、「この人とやっていこうかな、やっていきたいな」と思う瞬間が来てから決断しても遅くはありません。お見合いのシステム上、すぐに答えを出さなければならないならば、「まだ気持ちが追いつかないので、ゆっくり関係を進めたい」と伝えた上で、結婚は確約せずに交際を始める……というのも一案。「今すぐ彼を断ったときの後悔と、付き合った後でダメになったときの後悔と、どちらが大きいだろう?」といった観点で考えてみるのもおすすめです。もちろん、どんなに交際に時間をかけても相手のすべてを知ることは不可能なので、迷いがゼロになることはないかもしれません。しかし少なくとも、「この人とやっていってみよう」と思えるくらいにまで気持ちが固まらなくては、結婚は決まらない。そう考えれば、その彼とはまだ結婚を決めるには時期尚早、ということなのかも。彼側の気持ちや事情もあるでしょうし、トピ主さん側だけで決められることではないですが、結果的に「急がば回れ」になってしまうのは本意ではないですよね。長引かせたくないならば「半年で最終結論を出そう」などと期間を決めた上で、少しだけ余裕を持って関わってみてはいかがでしょうか。応援しています。(外山ゆひら)
2019年01月21日スピリチュアルにハマる女性は多いですが、ハマりすぎには注意して! 単に現実逃避するだけなら、痛い人になってしまいます。「そろそろ恋人ができてもいいはず」と思い込む31歳スピ系女子に、占い師兼恋愛メンタルアドバイザーがお答えします。文・沙木貴咲お悩み9:スピリチュアルにハマリ中。恋人ができるはずなのに、なぜか出会えません。数年前からスピリチュアルな生き方を目指しています。瞑想や粗塩・お香での浄化は欠かせない日課になっていますし、日々の気づきと学びを書き綴った日記も書いています。新月と満月には、月光浴をしてお願いワークもしており、結婚を前提の恋人が欲しいことは何度も書きました。日々のいろいろな気づきから、そろそろ恋人ができるはずだと直感しているのですが、なかなかお相手が現れません。私はすでに恋をする準備が整っているので、お相手のタイミングが整っていないのでしょうか?三十路を越えてしまったので、早くめぐり会いたいと思っています。いつ出会えるのでしょうか?(あつ子/31歳)スピリチュアルは目的ではなく手がかりスピリチュアルは今、すっかり市民権を得た文化として、女性を中心に浸透しています。信じる信じないは別にして、私も「人生を生きやすくする知恵」のひとつだと感じることが多々あります。ただ、スピリチュアルは人生をよりよく生きるための手がかりであって、目的ではないと思うんですね。ほとんどの人にとって、人生の目的は「幸せになる」でしょうから、それを実現するためにスピリチュアルを活用する、というスタンスが適当ではないでしょうか。あつ子さんも例外ではないと思います。というのも、あつ子さんはプロのスピリチュアリストになるお考えはないとお見受けするためです。普通に結婚の幸せを望んでいるはずなのに、日常生活がスピリチュアルに偏りすぎているでしょう。スピリチュアルに凝りすぎると、現実的な思考や行動が欠落しがちになるのは、決して珍しい話ではありません。あつ子さんにもその傾向があらわれていて、「新月のお願いワークをしたから出会いがあるはず」と思い込み、自分の念に縛られているように感じます。「お願い」と「直感」だけで願いは叶わない新月のお願いを紙に書くという行為は、自分の望みが明確になるので、とても良いと思います。ただ、それだけで男性との出会いを叶えるのは難しいでしょう。同様に、直感だけで結婚相手を見つけるというのは、さすがに現実逃避しているはず。いつ出会えるかわからない偶然を待つより、確実に男性と出会える場に足を運んだほうが、新しい恋を早く手に入れられます。合コンや婚活パーティ、友達の紹介、結婚相談所など、方法はたくさんありますから、それらを試すことで出会いの数をまずは増やしてみては?「もうそろそろ出会ってもいいのに」と感じるなら、なおさら効率良く、スピーディに恋のきっかけを探すのが良いと思います。スピリチュアルは棚ボタじゃないスピリチュアルは精神性を高めるために効果的で、恋や結婚を求めるうえでプラスになることも多いでしょう。独特の神秘的なムードを味わうだけで気持ちが和む、スッキリするという方もいらっしゃるかもしれません。けれど、精神性や神秘性ばかりを重視すれば、『現実逃避した痛い人』と見られかねないことも覚えておいてください。そもそもスピリチュアルは、神頼みや棚ボタを狙うようなものではないはずです。日常をより良く過ごすためのスパイスとして、スピリチュアルを活用しながら、地に足をつけた婚活をすることが大事です。そうすれば、未来の結婚相手とも出会えるのではないでしょうか?結論・婚活パーティや合コンなど、確実に男性と出会える場に行く・スピリチュアルに頼りすぎない最近は、スピリチュアルを好む男性も少なくありません。そうしたセミナーや講演会で知り合う男性、すでに顔見知りの男友達が、恋のお相手になる可能性もあるのでは?ご相談お待ちしています!恋愛や結婚のご相談を募集しています!沙木貴咲のツイッターにダイレクトメールを送るか、あるいは、以下アドレスまでメールで送ってください。アドレス:oka.saki.oka@gmail.com生年月日やお名前を教えてくださる場合、占い鑑定もいたします。お気軽にご相談ください!©eldinhoid/Gettyimages©Favor_of_God/Gettyimages©alexey_ds/Gettyimages©Capuski/Gettyimages
2018年12月04日手相、四柱推命、人相学、動物占い、宗教、スピリチュアルなどなど、世の中には「人智を超えた何か」の力を信じている人たちがたくさんいます。日本では、占いぐらいのライトなものならハマってもいいけれど、宗教やスピリチュアルに傾倒しすぎると「完全にやばいやつ」のレッテルを貼られる傾向にあります。一方で、インドなんかに行くと、インド人のほとんどは占いを信じていますし、占いで結婚相手を決める人もいるほどかなり浸透しています。その国の文化や環境いよって、「目に見えないものの力」の信仰度は全く異なるので、何がいいとか悪いとかいう判断はできないと思います。大事なのはそれを手段として、自分の人生を好転させるために上手に使えているかということです。■心を扱うことを「ビジネス」にしている人たちには要注意世間には、占いやスピリチュアルをビジネスに利用しようとする人たちが少なからず存在します。メンタルの弱っている「カモ」を見つけると、「全て手放してしまいなさい」とか「自分の心にしたがっていいのよ」などといったそれらしい言葉で安心させて、「その人が持っている責任を放棄させるように」仕向けます。そうするとそれまでのストレスに耐えきれなかった人たちが、放棄してはいけない責任までも放棄し、「ここは本当の自分の受け入れてくれる唯一の場所だ」と勘違いするようになってしまうのです。■「ありのままでいいんだよ」という言葉の真実2013年、『アナと雪の女王』というディズニー映画が世界的に大ヒットしたことは記憶に新しいですが、日本においても『Let It Go』という曲が「ありの~ままの~姿見せる~のよ~」と訳され、たくさんの人の共感を呼びました。しかし「ありのままでいい」という言葉は時に、そのメッセージの本質から外れて、全く異なった受け取られ方をすることがあります。「ありのままで生きる」ということは、「人生における全ての責任を自分に負わせる」ということだと僕は思っています。誰のせいにも環境のせいにもせず、自分がした意思決定に100%責任を持ち、誰かと比較することなく、その道でやり抜く誓いを立てる、それが「ありのままに生きる」ということです。決して全ての社会的責任を放棄して勝手気ままに生きる、ということではないのです。■占いやスピリチュアルを恋愛に活かせる人、活かせない人占いやスピリチュアルを恋愛にうまく活かしている人たちは、「自分の意思決定や行動」に対して、その責任を100%自分に課す為に「目に見えないものの力」を利用するのです。一方で、占いやスピリチュアルを恋愛にうまく活かせない人たちは、ビジネスに利用されてしまう「カモ」のように、責任を持たないようにする言い訳として占いやスピリチュアルを信仰してしまう傾向にあります。彼氏との相性を占って、「やっぱり別れよう」ないしは「やっぱり向き合おう」と何かしらの行動に向かう意思決定する人は活かせている人です。彼氏との相性を占って、「占いではこう言ってたし~、でも彼は愛してるっていうし~、どうなんだろう~」と行動しない言い訳に使う人は活かせていない人です。引き寄せの法則を信じて、「私は運命の人に出会うべき人間だ」と信じて、いろんな人に会いまくる行動を起こせる人が活かせている人です。引き寄せの法則を信じて、「私は運命の人に出会うべき人間だ」と勘違いして、何もせず出会いが起こることをただ待っているだけの人は活かせていない人です。占いやスピリチュアルに頼ってしまう人は、それらを自分の恋愛に活かすことはできません。占いやスピリチュアルを自分の恋愛に上手に活かしたいなら、そのアドバイスを勇気にしてアクションに繋げることです。いつだって神様は見ていますから。(※ただし、行動している人に限る)(川口美樹/ライター)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年06月01日「スピリチュアル詐欺(以下・スピ詐欺)とは、精神世界を利用して、効果の不明なものを売りつける詐欺商法のこと。従来の開運商法詐欺は、不安を煽ることで、物品を買わせる手法が主流でした。しかし、最近のスピ詐欺は、SNSやブログで注目を集め、『幸せになるため』などと希望を見せるのが特徴。被害者の9割以上は女性です」 こう話すのは、5年前から詐欺被害の無料相談を受けつけている「不動法律事務所」の若井亮弁護士。過去5年間で国民生活センターに寄せられた開運詐欺の相談は、4811件に上る。しかも1人当たりの被害額(契約購入額)でみると、’12年の65万円から’16年には130万円へと、5年間で倍増しているのだ。 「だましやすい人からとことんとるという傾向の表れで、非常に危惧しています。SNSを利用した勧誘が現れたことで、これまで高齢者が多かった相談者の年齢が30〜40代にまで広がっているようです」(国民生活センター) 若井さんのもとに届いている「スピ詐欺」の被害例を紹介。 ■カリスマブロガーの巧みな話術で100万円のローン地獄! 1年前、AさんのSNSに“ママ友のSさんが写真を更新しました”というお知らせが。タップしてみると、あざやかな虹が写った写真とともに、それを見た女性たちの「元気になった!」というコメントが載っていた。 「その写真はSさんがSNSを通して知った、ヒーラー(癒しの力を持つ人)の女性・Mさんが撮ったものでした。素敵だなと思い、私もMさんのブログを読むようになったんです」(Aさん) ブログには海外各地で彼女が撮ったという、竜のように見える雷の写真や、雲が七色に変化していく様子の写真が掲載され、いかにも不思議な力が宿っているように思えた。 このころ、Aさんは小学生の息子の不登校に悩んでいた。苦しい日々のなか、ブログに寄せられた読者からの「救われた」というコメントを読み、Mさんに話を聞いてほしいと思うようになっていった。 そんなとき、Mさんのブログにスピリチュアルセミナーの告知が掲載された。場所は都内の有名ホテルの会議室なのに、参加費は1,000円。Aさんは思わず参加を決めた。 「初対面のMさんは笑顔で『いい縁が持ててあなたは幸せよ』と。とにかくポジティブで圧倒されました」(Aさん) 憧れの人に会えて喜ぶAさんに、Mさんがささやいた。「来週、特別なセミナーがあるの。あなたも来てみない?」。ごく少数に向けたセミナーで、参加費は100万円だった。 「豊かさを手に入れるためには、最初に出費することで豊かさが入る隙を作らないとだめなのよ」 まるで催眠術にかかったかのように、Aさんはローンでセミナーを契約。気がつくと、毎月ローンに追われる地獄に落ちていたのだ……。 ■波動が上がるグッズ購入で100万円以上のリボ払い! 20代前半のBさんは、ネットサーフィン中に見つけたスピリチュアルブログの愛読者になった。ある日、そのブログは「天使が見える」ヒーラーが運営していることが判明する。ブログには、「波動を高めれば、誰でも天使とつながれる」と書かれていた。 仕事のことで悩んでいたBさんは、「波動が上がる」パワーストーンやオイルを次々購入。総額はリボ払いで100万円を超え、毎月利子だけで3万円以上を返済する羽目になった……。 こうした被害に遭わないために、若井さんは次のように警鐘を鳴らしている。 「自分のお小遣い程度で済むものであれば、気にする必要はないでしょう。何を信じるかは個人の自由だし、癒されるのが目的であれば、それが実現する限り問題はありません。ただ、借金をしてまで続けることかどうかが、1つの判断基準。つぎ込む前に一度、家族や友人に相談し、客観的な意見を聞くのが一番です」 被害額の高額化が進むスピ詐欺。スマホの普及により、そのわなはより身近になった。一度支払ったお金は戻ってこない。スピリチュアルな商品やセミナーにお金を使いたくなったときは、一度冷静に考えてみる必要がありそうだ。
2017年11月03日大好きな人と付き合ったのに、いつの間にか苦しさばかりが募っていく・・・。彼のことは大好き、だけどいつも不安や不満が絶えない。そんな女性は、彼氏ではなく自分側に問題を抱えている「期待女子」かもしれません。ここでは、付き合ってもなかなか幸せになれない「期待女子」の特徴をご紹介します。■■自分をまるごと受け入れてと期待する自分に自信のない女性ほど、「自分のすべてを受け入れてくれる人」を探しています。そのため、お付き合いがスタートするやいなや「彼氏なんだから受け入れてくれるはず」と必要以上に期待し、ワガママを言ったり彼氏の愛情を試したりやりたい放題。恋人とはいえ、人と人との付き合いです。彼にすべてを受け入れてほしいというのは、一方的でワガママな話。自分を押しつけているうちに、彼も疲れてあなたへの愛情が薄れてしまいます。愛されたいなら、まず自分自身を受け入れること、そして彼を愛することから始めましょう。■■女の子扱いをしてほしいと期待する「彼氏ならお店の予約をしてくれるはず」「誕生日にはジュエリーをプレゼントしてくれるはず」など、彼氏に対して女の子扱いを期待する女性は、それが満たされないことで「彼からの愛情が足りない」と感じてしまい、すぐに不満が募り破局してしまいやすい傾向があります。この手の女性に共通するのは、物の金額やかけてくれた時間で彼の愛情をはかるところです。彼の言動やそこにある彼の気持ちを無視して、わかりやすい「女性扱い」にときめくので、なかなか彼氏のことを大切にできません。女の子扱いをしてほしいという間違った方向での欲望は、もしかしたらワガママなのかもしれません。■■私の寂しさを取り払ってと期待する心の寂しさを埋めたいからと、自分を愛してくれる人を探す期待女子も、なかなか幸せになれません。自分の心の寂しさを自分で埋められないため、彼に依存してしまうからです。しかし、あなたの「寂しい」という感情に振り回される彼からすれば、負担が重くなるばかり・・・。しかも、このタイプの女性は彼に依存することで一時的に寂しさを忘れられても、また別の部分で寂しさや不安を感じるので、堂々巡りに。恋愛をしていたって、結婚をしたって、寂しさを感じる瞬間はあるものです。寂しさに対する耐性のない女性や、いつでも恋人に寂しさを埋めてもらおうとする女性は気をつけましょう。■■結婚してほしいと相手に期待する「お付き合い=結婚」というのは、ひとつの価値観です。たとえ、彼が「結婚願望がある」と言っていても、あなたとは限りません。結婚してほしいと期待してお付き合いをすると、意識せずとも彼に媚びてしまうため、素の自分が見せられずお付き合いがスムーズにいきません。そうこうするうちに、結婚してくれないことに対してイライラがどんどん募っていきます。結婚はどちらか片方ではなく、お互いが決めるものです。彼に期待するものでも、そして「してもらう」「してあげる」ものではありません。■おわりに彼氏に期待することで、どんどん自分の首を絞めていく「期待女子」。自分の幸せは自分で決めるものだということを忘れずに、お付き合いをしましょう。(小林リズム/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月31日Q.あなたはお花見に行きました。さて、咲いていた花は次のうちどれでしたか。1.梅2.桃3.桜4.すももこの心理テストでは、あなたが「告白を受け入れてしまうシチュエーション」がわかります。花は時間をかけて美しく咲くもの。深層心理において「恋愛」を示します。また、花の種類はあなたの願望を表します。つまり、あなたが告白されると思わず心が動いてしまう状況がわかるのです。それではそれぞれ結果を見ていきましょう。■1.梅・・・静かな海辺梅を選んだあなたが告白を受け入れてしまうシチュエーションは「静かな海辺」。あなたは大切なことはじっくりと考えたいタイプです。告白されても落ち着いて考えたいところがあるため、周りにあまり人がいない状況を作ってくれる相手にやさしさを感じて、つい心を許してしまうこともあるでしょう。■2.桃・・・家までの帰り道桃を選んだあなたが告白を受け入れてしまうシチュエーションは「家までの帰り道」。あなたはさみしがり屋なタイプです。別れが近付いて、「もう少し一緒にいたいな」と感じている時に告白されるとあまり恋愛対象として意識していなかった相手からでもつい受け入れてしまうこともあるでしょう。■3.桜・・・おしゃれなレストラン桜を選んだあなたが告白を受け入れてしまうシチュエーションは「おしゃれなレストラン」。あなたはロマンチックさを大切にするタイプです。いつもとは違った雰囲気だと気持ちが盛り上がり、普段よりも心のガードが下がってしまうため、「少し微妙だな」と思っている相手でも受け入れてしまうかも。■4.すもも・・・ふたりの思い出の場所すももを選んだあなたが告白を受け入れてしまうシチュエーションは「ふたりの思い出の場所」。あなたは相手との関係性を大切にするタイプです。はじめて会った場所などお互いの絆とこれまでの時間を思い出させる場所を覚えている相手に誠意を感じて、気持ちを受け入れてしまうこともあるでしょう。■おわりにあなたの診断結果はいかがだったでしょうか。できれば好きな人には素敵なアプローチをしてもらいたいと感じることはあるでしょう。相手に対してそれとなく伝えてみてください。きっとあなたの望みを叶えてくれるでしょう。(藤間丈司/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月25日やっと固まった、娘の不登校と向き合う決意出典 : 不登校の子どもや、障害のある子どもを育てていると、世間一般的な子育てをするだけではうまくいかず、悩んだり、選択を迫られたりする場面が多いと思います。自分の子育てに対する考え方を問われるようなこともあるかもしれません。私の娘は小2で不登校になり、小4でアスペルガー症候群と診断されました。娘を育てていく中では、「学校とどうやって付き合うか?」「勉強はどうするか?」「昼夜逆転、パソコン・ゲーム漬けをどうするか?」「発達障害の療育はしなくていいのか?」など悩むことばかりでした。問題とぶつかるたびに、主治医と相談したり、本やブログを読み漁ったり、相談機関にかかったり、親の会で話を聞いてもらったりと必死で手掛かりを求めました。ときには失敗して娘も自分も傷つきましたが、だんだんと「私はこういう考えで娘を育てていく」という気持ちが固まっていきました。私の考え方は、「学校も勉強も無理しなくていい。昼夜逆転でもいい。娘の心が元気であることを第一にして本人を信じて、任せて、待つ」です。発達障害については発達障害者相談センターで「今のままの育て方で問題ありませんよ」と言われたので、特別なことはしないでおこうと決めました。こうやって自分なりの考え方をしっかり持っていれば、迷わず娘を育てて行けると思っていました。しかしそれでも、周りの声や世間の常識、自分のなかに巣食っている価値観に、何度も迷い自分を見失いそうになったのです。そんなときにどうやって対処してきたのか、私の経験を書きたいと思います。私の育児は間違っているの…?周りの声に気持ちは揺れ動く出典 : 私が仕事をしていたときのことです。お昼休みはどうしても職場の人と話す機会が多いですよね。そこで子どもの話になったとき、私は嘘をつきとおすのも疲れるので「娘は学校に行ってないんですよ」と正直に話すわけです。すると、年上の先輩お母さんには、「のんきなお母ちゃんやねぇ」と言われ、高卒すぐの子には「学校だけは行っといた方がいいですよ」と言われ…周りからの言葉に、「私は怠慢なのかなぁ、もっと娘にとっていい方法を探さなくてはいけないのかなぁ」と心がかき乱されて、どっと疲れてしまったのです。そして、突然焦って塾を探したり、居場所を探したり、福祉サービスを探してみたりと、すっかり自分を見失ってしまいました。そのときだけではありません。例えばブログなどで、「不登校だったけど親がしっかり支えて学校に通えるようになった話」を読んだときや、新聞で引きこもりの記事を読んだとき。私の中の「子どもは学校へ行って就職して独立して一人前。それは親の義務。」という刷り込まれた価値観がムクムクと顔を出し、「本当に子どもに任せていて大丈夫なの?」「このまま引きこもりになったらどうするの?」と不安でいっぱいになってしまいます。そして「うちの子は簡単な計算もできないし、雑談もうまくできないし、家の中で好きにさせていたら本人のためにならないんじゃないのかな…。私が何もしないのは努力不足なのかな?」と自信がなくなってしまうのです。大事なことを思い出させてくれたのは、同じ悩みを持つ仲間たちだった出典 : そんな私に大事なことを思い出させてくれたのが不登校の親の会の仲間たちでした。「娘さんにはね、今は『世界は安心なところだ』ということを確認してもらうのが先ですよ。この前、編み物カフェにいったでしょ?それだけでもすごいことなんだから、できたねって一緒に喜んだらいいんです。無理に新しいことをしなくていい。」「娘さんは『ちゃんとやらなければいけない』と思い込んで、外に出られない状態なんだと思います。何かできた、気持ちよく体を動かせたとかいう『今はこれが気持ちいい』という体験を積み重ねていくことが大切なんですよ。」「勉強はいつでもできます。全然あせらなくていいんですよ。」そう言われて目が覚めました。私は何を焦っていたのだろうって。もう少しで、一番大切なことを見失ってしまうところでした。私たち親子にとって、いちばん大事なことは何だろう出典 : 親の会の仲間たちの言葉を聞いて、思い出したのです。娘が不登校になった当初、よく「死にたい」「私なんていない方がママが楽になる」といって泣いてばかりいました。だけど、私が娘が学校に行かないこと、勉強をしないことを受け入れて、「本人の力で立ち上がるまで待つ」と決めてからは、娘もすっかり落ち着いて家で楽しそうに過ごしていました。一番大切なことは、「生きていてよかった」と娘自身が思えること。そして、家で安心して心を休ませて、「楽しいな」と思えることが一つでも増えていくこと。それだけでいいんです。娘もこの春には中3になります。また私の心が揺れ動いてしまうこともあるでしょう。だけど、私たち親子に寄り添ってくれる親の会の仲間や教育相談の先生、支援者の方たちがいれば大丈夫だと確信しています。「お母さん、それでいいねんで。よくやってるよ」と言ってくれる人がそばにいてくれたら私は頑張ることができます。この記事を読んでくださっている方も、私のように心揺れ動きながら奮闘されているのかもしれません。しんどい育児を家族だけで乗り切っていくことは、とても難しいと私は感じています。つらい時にはためらうことなくSOSを出して、一人でも多く自分たちを応援し支えてくれる人たちとつながっていくことを願っています。
2017年02月10日女子たちを不思議な魔力で魅了する、スピリチュアルなパワー。自由にお金が増えるアラサーは、スピリチュアルにお金をかける女性が増えてきます。しかし、「スピリチュアルのおかげで結婚できました」や「占いに行った私は幸せの絶頂!」なんて話、あまり聞きませんよね?それどころか「痛い人」というレッテルを貼られてしまうのが、悲しきスピリチュアル女子、略してスピ女。そんな彼女たちの本音や周囲の反応について分析します。占いに何万円もつぎこむスピ女……!?スピリチュアルにはまる女子たちに、少し話を聞いてみました。まずは28歳で占いにはまり、今はお気に入りのサロンに2か月に1回は行くというAさん(30歳)。1回のセッションは1時間1.5万円だそう。「今の先生には、過去の恋愛をズバリと当てられたので、この人しかいないと思っています!」と興奮気味に語るAさん。ちなみに、2年ほど通っていますがまだ彼氏はいないようです。続いて、趣味はパワースポット巡りだというBさん。恋愛結婚に効くパワースポットがあると聞けば友人と足をのばし、Facebookにその活動を記録。都内の神社はすべて制覇したようです。「50か所近くは行ったかな。収集癖があってグッズも必ず買うんだけど、それを部屋に飾っていたら友達に怖いと言われました(笑)」と、明るく自虐的な雰囲気で笑いを誘うBさん。まだ結婚相手には巡り合えていないようです。男性にはなかなか理解されない「スピリチュアル」女性ならば、なんとなくわかるスピリチュアルにはまる気持ち。それに対する男性の反応はどうでしょうか。そういえば、占いサロンに男性が行列を作っていることはあまり見ませんよね。数人に聞くと「根拠がないのになぜ信じられるの?」「地震予知もできないのに、人間の人生を予言できるわけない」と懐疑的な意見が多いのが特徴。男性は現実的な理系脳。「根拠」がないものは信じられないということなのでしょう。スピ女に対する意見は、「遊び程度に軽くやるならいいけど、浪費する人はちょっと」「信じ込んでしまう人は、ちょっと頭が弱い女性なのかな、と思う」などの厳しいものが聞かれました。スピ女の隠されたデリケートな本音そもそも、なぜ女たちはスピリチュアルにはまるのか?調査を進めていくと、自分に自信を持てない人ほど、見えない力に頼るデリケートな傾向があるとわかりました。先のBさんは「アラサーになっても、なかなか結婚できる気配がない。だから、少しでも縁起を担いで、焦る気持ちを落ち着かせたいんです。こんなに参拝しているのに、なかなか出会えません。なにが足りないのかな。友達の友達は、鈴虫寺に参拝してすぐに彼氏ができたらしいんだけど」と愚痴ります。Aさんは、自分のことを男運がない恋愛下手であると評価。「ぶっちゃけ、予言に当たる当たらないは求めていないかも。話をすると前向きになれるので、つい行ってしまう。先生は、今の私が欲しい言葉を言ってくれるんです」と言います。たしかに、近しい友人から現実的なアドバイスをもらうと、傷つくこともありますよね。占いは、そんなデリケートな自分を慰めてくれる存在。ある意味、カウンセリングのようなものなのかもしれません。スピリチュアルにはまりすぎるのを防ぐには?スピリチュアルにお遊びで興じるのはいいとして、高額なお金をかけるのはいかがなものか。つい心配になってしまうものです。繊細な女子たちが、スピリチュアルに頼らないで生きる方法は、あるのでしょうか。まずは自分の意志を養うことが大切でしょう。誰が言ったから、占いが言ったからではなく、「自分はこうしたい」という意志を徹底的に探ること。まずは1週間、そうやって生活を。そのうち、自信を取り戻します。日記やノートをつけて、自分の状態や気持ちを振り返ることも大切ですね。注意したいのは、「占い師が言っていたから大丈夫。パワースポットでお願いしたから大丈夫」と安心してしまうこと。これは、あまりにも安直な考えかた。参拝で結婚できるなら、こんなに楽なことはありません。スピリチュアルは、人生の指針ではなく、単なるエンタテインメントです。妄信してお金がとんでいかないように注意しましょうね!
2016年09月04日生涯を共にするパートナーや、自分以上に大切な我が子。最も愛する彼らだからこそ「違う価値観でも全て受け入れたい」と思うもの。とはいえ「相手の気持ちが理解できない…」なんて悩んでいませんか。理解できないあなたは、それが正解。たとえパートナーでも我が子でも、違う価値観を理解したり、受け入れる必要はないのです。自分を押し殺すのが本物の愛情?「相手を理解したい、受け入れたい」と思う気持ちはとてもステキですし、自然な感情でしょう。愛情が強くなるほどそう思いますよね。とはいえパートナーも我が子も結局は他人。性格・価値観・趣味嗜好は違って当たり前ですし、「違う相手を理解できるか、受け入れられるか」というと難しく、ほぼ無理です。それは「受け入れよう」とすると必ず自我が出てくるから。たとえば朝食はパン派のあなたに、ご飯派の夫の場合。夫のために和食を作り続けたとしても、「和食って作るの大変だし、朝から重いんだよね。美容のためにも軽くパンとフルーツで済ませたい」という自分の気持ちはいずれ出てきます。「そんなの本当の愛情じゃない」なんて意見も出てきそうですが、自分の気持ちを押し殺し、相手に従うのが本物の愛情でしょうか。お互いが自分らしく生きるのを見守ることこそ、本物の愛情だと私は感じています。最初は相手を受け入れようとしても、必ず自分の気持ちが出てきて、受け入れられないと悩むことになるのです。「受け入れる」の主役は自分、決定権も自分では、なぜ愛する相手なのに違う価値観を受け入れられないのか。それは「理解しよう、受け入れよう」とする時点で「自分本位」になっているからです。理解や受け入れるという行為は、相手を思っているようで、実際は「自分というフィルター」を通して行われます。あくまで主役は自分、決定権も自分。そこに違う価値観を通せば、どうしても自我がストップをかけます。相手を理解しようとして悩み苦しみ、「やっぱり理解できない!」となるのですね。見守り、信じようほんとうに相手のためを思うなら、「見守り、信じる」しか私たちはできません。見守り、信じる行為は、自分フィルターを通しません。相手のありのままをそのまま尊重することになります。これもまた難しいことではあります。つい口を出したくなっても、自分は何もできないからです。一見「諦め」にもみてとれるでしょう。ただ「諦める」とは仏教用語で、「明らかに見る」という意味。結局はありのままの相手を見守り、信じるのが本物の愛情ではないでしょうか。見守ることは相手のためだけでなく、自分のためにもなります。先ほどの例のように、無理して自分を押し殺す必要もないからです。自分も相手も、その人らしい人生を100%生きるために。「見守る」訓練を今から少しずつ始めてみませんか。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日「娘は自閉症かも」と母に打ち明けた日Upload By こころ娘が発達障害かもしれないということは、1番身近な存在である義両親にはすぐに話していました。実の母は住んでいる場所も遠くて、ほとんど会うことはありません。それでも話さなくちゃと思い、私はSNSを使って報告することに決めました。「発達相談にも行ってきたんだけど、娘は自閉症かもしれない……」そう送るとすぐに返事が返ってきました。「大丈夫」と言われるのがつらかったあの頃Upload By こころ「1人目だからそんな風に思うんじゃないの?ずっと2人で一緒にいるからそんな風に考えてしまうのよ」「そんなこと言ったら皆がストレスを感じてしまうじゃないの」「3歳まで話さない子なんて沢山いるし、考えすぎ」母から来たのはそんな返信内容でした。その時の私は娘に障害があるかもしれないことを否定されることにうんざりしていました。保健師や心理士、誰に話しても「大丈夫、大丈夫」と言われていたからです。私は娘がただ話せないだけならきっとこんな風に疑ったりしなかったと思います。話せないだけじゃなくて、言葉自体が通じないことや指差しだってしないのに……大丈夫って、一体何が大丈夫なの?自閉症の特性などを話しても母は聞く耳を持ちませんでした。でも母は、自分の知らないことや分からないことはすぐに調べる性格です。今思えば、あの時もきっとすぐにパソコンを使って検索していたのだと思います。診断結果を母に連絡。返ってきたのは意外な反応だったUpload By こころ「診断がおりたよ。やっぱり自閉症だって」母に連絡するとまたすぐに返信が届きました。「そうなんだ。普通に生まれてきても虐待を受けたりして殺されてしまう子だっているでしょう。障害があっても娘は娘だよ。生まれてきたことには何か意味があるんだから」最初は娘の発達の遅れを認めようとしなかった母でしたが、診断を機に娘に障害があることを受け入れてくれました。そういえば、私が娘の自閉症を疑う前に母と電話したとき、母はこんなことを言ってきました。「その歳になってもまだ一言も喋らないって、義両親は何も言ってこないの?」信じたくなかっただけで、本当は母が1番最初に娘に違和感を感じていたのかもしれません。滅多に会うことはないけど、娘のことを少しでも分かってくれる、それだけで充分だと思いました。
2016年08月18日