ゴールドラッシュに沸く19世紀のアメリカを舞台にジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッドが豪華競演を果たすジャック・オーディアール監督最新作『ゴールデン・リバー』(原題:THE SISTERS BROTHERS)。この度、“夢”に目がくらんだ4人の男たちの思惑が交錯する本予告映像が到着した。第75回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)受賞、第44回セザール賞にて監督賞など4冠に輝いた本作は、黄金が4人の男たちを狂わせていく一攫千金ウェスタンサスペンス。到着した予告映像では、いつも冷酷に殺しの仕事をこなす兄・イーライ(ジョン・C・ライリー)が、女性には奥手であることを弟・チャーリー(ホアキン・フェニックス)にからかわれ、ムキになって言い返す兄弟喧嘩のシーンから始まる。ある日、政府からの内密な依頼で、連絡係(ジェイク・ギレンホール)とともに追うことになったのは、黄金を探す化学式を知る化学者(リズ・アーメッド)。居場所を突き止めた連絡係は兄弟に知らせようとするが「黄金によって暴力に支配されない社会を作りたい」という化学者の言葉に心酔、逃亡に協力することに。その後、連絡係の裏切りに感づいた兄弟が彼らを追いかけるが、「黄金の半分は君たちにやる」という化学者の言葉に惑わされ、結果、4人はそれぞれの思惑を抱きながら手を組む。化学者が発明した“預言者の薬”と呼ぶ液体を川に流し込むと、沈んでいた黄金が光り輝く。簡単に黄金を探すことができ、歓喜する3人。しかし、この時すでに“黄金”は彼らの運命を狂わせ始めていた…。「弟は親父を殺している」と告白する兄、「一緒に逃げよう」と化学者に提案する連絡係、「俺は殺されるのか?」と思い悩む化学者。トラウマ、憧憬、疑心、そしてかすかな友情。欲望が生みだす様々な感情が人の心を翻弄していく、一瞬たりとも目を離せない予告編となっている。『ゴールデン・リバー』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴールデン・リバー 2019年7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定Ⓒ 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. AllRights Reserved.
2019年03月29日「X-MEN」シリーズ最大の闇を描く最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の日本公開日が6月21日(金)に決定、さらに新予告【最大の驚異編】が全世界で一斉解禁された。超人的能力を持って生まれたミュータントたち、X-MENの戦いを描く原作コミックの中でも、極めて重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス サーガ」。当時のファンに多大な衝撃を与えただけでなく、物語に触発された作家を数多く生み出し、その後のアメコミ界隆盛の礎となった伝説的作品とされている。この度の本予告編では、マーベル史上最強最悪のダークヒーロー、ダーク・フェニックスの驚異的なパワーがベールを脱ぐ。自らの力をコントロールできず、裏人格のダーク・フェニックスを解き放ったジーン・グレイ。その変貌と圧倒的な力を目にしたX-MENのメンバーたちは、仲間であるジーンを救うべきか、戦うべきか苦悩する。しかし、ジーンのダークサイドを助長する謎の女性が出現し、ダーク・フェニックスの暴走はさらに加速、大きな犠牲を出してしまう。X-MENは否応なしに“最大の脅威”となった彼女と対峙することに…。ついにX-MENの全てが終わってしまうのか――。驚異のパワーを持つジーン・グレイこと“ダーク・フェニックス”を演じるのは、23歳のソフィー・ターナー。4月に最終章が放送される大ヒットドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目を集める彼女が、自らの二面性と強大なパワーを制御できずに葛藤する、複雑なキャラクターをどう演じるのか要注目。また、マイケル・ファスベンダー(マグニート)に、『ミスター・ガラス』における怪演も記憶に新しいジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサーX)、オスカー女優ジェニファー・ローレンス(ミスティーク)、『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダン(サイクロプス)など豪華キャストが集結し、今回の予告編にはクイックシルバー役のエヴァン・ピーターズも登場。そして物語の鍵を握る謎のキャラクターには、多数の受賞歴を持つジェシカ・チャステインがキャスティングされている。仲間であるジーン“ダーク・フェニックス”との戦いに身を投じてゆくX-MENの葛藤や心の機微を、実力派キャストのアンサンブルによって描いた本作は、観る者の心を揺さぶるマーベル史上最もエモーショナルな物語となりそうだ。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年03月01日渋谷発の国際音楽祭「SOMEWHERE,」が、渋谷ストリームホールで4月19日から6月7日まで開催。ヘッドライナーアーティストとして、ジャスティス(JUSTICE)やフェニックス(Phoenix)など、グラミー賞受賞者の出演が決定した。「SOMEWHERE,」は、今年4月を皮切りに開催される渋谷発の国際音楽祭。世界から日本で最も認知されている国際都市である渋谷の日常に、音楽とアート、特別な文化的体験を求めるコスモポリタンが世界中から訪れる、そんな国際的な音楽祭となるようにプログラム、キャスティング。音楽、アート、フィルム、そして混沌とした東京のリアリズムを体現するアクトがキュレートされている。史上初の日本発信の国際音楽祭として、渋谷の後、ロンドン公演が決まっている。今回、イベントのヘッドライナーアーティストとして、フレンチ・エレクトログループのジャスティス、世界的人気を誇るフランスのインディー・ロックバンドのフェニックス、ダンス・ユニットのベースメント・ジャックス(Basement Jaxx)の出演が決定。この他、カール・バラー(Carl Barat)、フレンドリー・ファイアーズ(Friendly Fires)といった注目のアーティストがラインアップ。また日本からは“JAGUAR星出身”エンターテイナー、ジャガーが参戦する。フェニックス(Phoenix)会場となる渋谷ストリームホールは、昨年9月に開業したばかりの渋谷の最新スポット。4月19日から29日までの期間中、4、5階のフリーエントリースペース、そして6階のコンサートホールのすべてがフェニックスの主宰するイベント「Ti Amo」のハイセンスでアッパーなデコレーションで装飾される。チケットはウェルカムシャンパン付きのため、シャンパンを優雅に傾けた後に、ほろ酔い気分で最高のライブを楽しめる。他にも「SOMEWHERE,」では、参加アーティストによる貴重な映像、映画の上映等のアートインスタレーションも開催を予定している。また、渋谷のラグジュアリーホテルであるセルリアンタワーのボールルームでは、プライマル・スクリーム(Primal Scream)、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)、オアシス(OASIS)等が名を連ねた伝説のインディー・レーベル、クリエイション(CREATION)の設立者、アラン・マッギー(Alan Mcgee)の他、国内トップクラスのDJらが参加するパーティー「DEATH DISCO」も開催。アーティストの出演日程は、フェニックスが4月19日・20日・22日・23日・24日、アラン・マッギー(DJ Set)+シークレットゲストが4月21日、カール・バラー(Dirty Pretty Things/The Libertines)が4月26日・27日、ジャスティス(DJ SET)が4月26日・27日、フレンドリー・ファイアーズが4月28日・29日、ベースメント・ジャックス(DJ Set)が6月5日・6日・7日。チケットは2月14日から一般販売中、詳細は公式サイト()にて。【イベント情報】SOMEWHERE,会期:4月19日~6月7日会場:渋谷ストリームホール住所:東京都渋谷区渋谷3丁目21‒3
2019年02月27日ティラミス専門店「リバーレ」が、大阪・ホワイティうめだ(Whityうめだ)に2019年2月1日(金)オープン。「リバーレ」では、イタリアンドルチェの代表格“ティラミス”を、日本の食と融合したメニューを展開していく。店内限定で提供する「ティラミスだんご」は、みたらし団子とティラミスを組み合わせた新感覚スイーツだ。そのほか、「なめらかティラミスプリン」や「ティラミスゼリーラテ」など、店内でゆっくり楽しめるメニューから手土産にも最適なメニューまでを取り揃える。店舗は、優しい温もりを感じさせるナチュラルウッドとブラックの和モダンな空間。のれんをくぐれば、ティラミスの甘い香りが広がる。【詳細】ティラミス専門店 リバーレオープン日:2019年2月1日(金)住所:大阪市北区小松原町梅田地下街4-8 ホワイティうめだ営業時間:10:00~22:00(ラストオーダー21:30)定休日:地下街定休日■メニュー例・ティラミスだんご(店内限定) 680円+税・なめらかティラミスプリン 420円+税・ティラミスゼリーラテ 580円+税
2019年01月31日ガス・ヴァン・サント監督3年ぶりの新作『ドント・ウォーリー』が来年5月に公開されることが決まった。主演は、ホアキン・フェニックス。アメリカの風刺漫画家ジョン・キャラハンの半生が描かれる。■あらすじオレゴン州ポートランドでアルコールに頼りながら日々を過ごしているジョン・キャラハン。自動車事故の後遺症で下半身麻痺になってしまったキャラハンは、酒浸りで自暴自棄な毎日を送っていた。しかし、過去を乗り越え、持ち前のユーモアと不自由な手を使って、風刺漫画を描き始める。59歳で他界したキャラハンと、彼の人生を支え続けたかけがえのない人たちの物語。■ロビン・ウィリアムズの意思を受け継ぎ、ガス・ヴァン・サント監督が映像化2014年に他界した名優、ロビン・ウィリアムズは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の公開当時から本作の企画を考えていた。ガス・ヴァン・サントはウィリアムズの死後、彼の意志を受け継ぎ、自身の半生を綴ったジョン・キャラハンの自伝をもとに、ついに映画化へと本格的に乗り出した。監督自らが脚本を書き、約20年の月日を経て、念願の劇場公開となる。ガス・ヴァン・サントは本作について、「キャラハンは僕の住んでいたポートランドでとても有名で、すごいスピードで街を(車椅子で)走り回っていたからね。また『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』に出演してくれたロビン・ウィリアムズは、彼の漫画がとても好きで、ずっと愛読していたんだ」と明かしている。主演を務めるのはホアキン・フェニックス。今年日本でも公開された『ビューティフル・デイ』では、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞。来年には、自身がジョーカー役として出演する『Joker』の公開も控えており、今後の活躍にも注目が集まっている。本作では、キャラハンの仕草や話し方を徹底的に研究し、見事に演じきった。ホアキン・フェニックスの俳優魂も見所のひとつとも言えるだろう。また、共演者に『キャロル』『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジョナ・ヒル、『ルイスと不思議の時計』のジャック・ブラックと、豪華俳優陣が名を連ねている。2018年サンダンス映画祭、第68回ベルリン映画祭に正式出品された話題作がついに日本公開となる。『ドント・ウォーリー』は2019年5月よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月30日野外映画上映イベント「調布リバーサイトシネマ(CHOFU RIVER SIDE CINEMA)」が、2018年11月18日(日)に多摩川河川敷で開催される。多摩川河川敷に設置された巨大スクリーンで、無料の映画上映を行う本イベント。川・芝生・電車が一望出来る調布らしい自然の景色が広がる会場で、解放感溢れる映画鑑賞が楽しめる。上映作品は、2018年5月に公開されたばかりの映画『ピーターラビット』。全世界36の言語でシリーズ累計1億5000万部を記録している、ビアトリクス・ポター原作のベストセラー絵本を初めて実写化した作品だ。イベント当日の上映時間は日暮れ時の17時が予定されているが、13時から飲食やDJによるBGMの提供がスタートするので、休日のピクニック気分でゆったりと映画の上映を待つのも良さそうだ。【開催概要】「調布リバーサイトシネマ(CHOFU RIVER SIDE CINEMA)」開催日時:2018年11月18日(日) 13:00~19:00(上映開始17:00)場所:多摩川児童公園自由広場(京王多摩川駅より徒歩約5分)入場料金:無料上映タイトル:『ピーターラビット(日本語吹き替え)※雨天中止。※席の用意は無いため、敷物やキャンプチェアの持参を推奨。© 2018 Columbia Pictures Industries, Inc., 2.0 Entertainment Financing, LLC and MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved. | PETER RABBIT and all associated characters ™ & © Frederick Warne & Co Limited.
2018年11月11日映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』が、2019年6月21日(金)に公開される。悪に蝕まれた仲間と世界のためにX-MENが立ち上がるシリーズ7作目となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、前作の『X-MEN:アポカリプス』で巨大なる脅威に大打撃を与えたジーン・グレイにフィーチャー。テレパシーとサイコキネシスの能力を持つ彼女は、宇宙ミッションでの事故が原因でダークサイドが増幅し、内に秘められたもう一つの人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまう。悪に支配され制御不能となり、全宇宙を破滅に追いやるジーン・グレイを、X-MENは止めることができるのか。ジェシカ・チャスティン&お馴染み豪華キャストキャストには、シリーズお馴染みのメンバーが再集結。前作に続き、ジーン・グレイをソフィー・ターナーが演じる。また、ジーンの恋人であるサイクロップスを、『レディプレイヤー1』で大ブレイクを果たしたタイ・シェリダン、プロフェッサーXをジェームズ・マカヴォイ、マグニートーをマイケル・ファスベンダー、ミスティークをジェニファー・ローレンスらが務める。また、ジーン・グレイに迫る謎の女には、『ゼロ・ダーク・サーティ』『モリーズ・ゲーム』などを好演した演技派女優ジェシカ・チャスティンがキャスティングされている。監督は、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』で共同脚本、『X-MEN ファースト・ジェネレーション』からシリーズ作品で製作を担当しているサイモン・キンバーグが務める。ストーリー人類を救う戦いから10年。巨⼤な脅威・アポカリプスへの壊滅的な⼀撃を与えたのは、サイコキネシスとテレパシーの特殊能⼒を持つX-MENのメンバーであるジーン・グレイだった。しかしジーンは、宇宙ミッションでの事故が原因でダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格「ダーク・フェニックス」を解き放ってしまう。そして訪れる、世界の危機。全宇宙の破滅を⽌めるため、X-MENがジーンの“悪”に⽴ち向かう。【詳細】映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』公開日:2019年6月21日(金)監督:サイモン・キンバーグ出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャスティン配給:20世紀フォックス映画
2018年11月11日2000年の『X-MEN』以来、アメコミヒーロー映画の決定版として6作品が製作された「X-MEN」シリーズ。その最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の日本公開が2019年6月に決定、併せて日本版予告編&最新画像が到着した。世界を危機に陥れる強大な敵とミュータントたちの時空を超える壮絶な戦いを描き、全世界累計興収が28億ドル(Box Office Mojo調べ/約3,167億円:11月2日時点)を超える驚異の大ヒットを記録したメガヒット・シリーズ「X-MEN」。2011年に公開された『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』では1960年代、2014年の『X-MEN:フューチャー&パスト』では1973年と2023年をつなぎ、2016年の『X-MEN:アポカリプス』では紀元前2600年から1983年へと舞台を変え、人類初のミュータントで最恐のパワーを持つアポカリプスとのシリーズ最大級の壮絶な戦いが繰り広げられた。その戦いから10年。巨大な驚異・アポカリプスへ壊滅的な一撃を与えたのは、サイコキネシスとテレパシーの特殊能力を持つX-MENのメンバー、ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)だった。しかし、ジーンは宇宙ミッションでの事故が原因でダークサイドが増殖、内に封じ込められていたもう1つの人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまう。そして訪れる、世界の危機。全宇宙の破滅を止めるため、本作ではX-MENがジーンの〈悪〉に立ち向かうことに。今回公開された予告編は、チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)の“恵まれし子らの学園”から始まる。「私を治せるの」と彼に問いかけるのは、秘められた能力に目覚める少女ジーン。テレパシーとサイコキネシスの能力を持つ彼女は、幼き日のトラウマを克服し、X-MENの一員となる。だが、自らに秘められた“真実”を探し続けるジーンに、「誰もあなたの心を理解できない」と謎の女(ジェシカ・チャステイン)が囁く。「変わり始めている」と彼女の変化を気に掛けるチャールズとレイブン(ジェニファー・ローレンス)。涙を流すジーンに「お前が探しているのは『答え』じゃない『許し』だ」とエリック(マイケル・ファスベンダー)が諭す。しかし、制御不能の“ダーク・フェニックス”となったジーンの能力は暴走を始めていた。ジーンの秘められた最大の“闇”が明らかになるとき、悪に支配された仲間、そして世界を救うために、X-MENが立ち上がるーー。また、同時解禁となった最新画像は、闇に包まれた中でXのオーラを放つジーン・グレイ/ダーク・フェニックスがフィーチャーされたもの。演じるのは『X-MEN:アポカリプス』に続き、「ゲーム・オブ・スローンズ」のサンサ・スターク役で世界的に知られるソフィー・ターナー。さらに、チャールズ/プロフェッサーX役のジェームズ・マカヴォイ、エリック/マグニートー役のマイケル・ファスベンダー、レイブン/ミスティーク役のジェニファー・ローレンス、ハンク/ビースト役のニコラス・ホルトらお馴染みのメンバーに、スコット/サイクロップス役のタイ・シェリダン(『レディ・プレイヤー1』)も登場。ジーンを闇へと誘う謎に包まれた女性キャラクターを、演技派女優ジェシカ・チャステインが演じている。監督は『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』(06)で共同脚本、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からシリーズ作品で製作や脚本を担当してきたサイモン・キンバーグが務める。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は2019年6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月08日『The Joker』(原題)の撮影がスタートし、ホアキン・フェニックス演じるジョーカーことアーサーの姿が初めて公開された。監督のトッド・フィリップスがSNSに、少し髪が長く不気味な雰囲気を醸し出すホアキンの画像に「アーサー」とキャプションを付けて投稿。7月に報じられた通り、ホアキン演じるジョーカーの本名が「アーサー・フレック」であることを認めた。また、「Variety」誌は、バットマンことブルース・ウェインの父トーマス役が、降板したアレック・ボールドウィンからブレット・カレン(「パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット」)に代わったことも伝えている。アレックはトーマス役に決定したと報じられてからわずか2日後に「スケジュールの都合」で降板し、「映画に出演できなくなったんだ。あの役を演じられる俳優はほかに25人はいるだろう」と語っていた。新たにトーマス役にキャスティングされたブレットは、別のバットマン映画『ダークナイト』にも議員役で出演していた。その他のキャストはロバート・デ・ニーロ、フランセス・コンロイ、マーク・マロン、ザジー・ビーツら。『The Joker』の全米公開は2019年10月4日予定。(Hiromi Kaku)
2018年09月18日都会のオアシスで夏を先取り!堂島川と土佐掘川の中州にある大阪・中之島公園。緑豊かな癒やしのオアシスに、2018年4月4日(水)より夏を先取りしたメニューが楽しめるお店「“R” RIVERSIDE GRILL&BEER GARDEN(アール・リバーサイドグリル&ビアガーデン)」がオープンします。一足早くビアガーデンを楽しめるこのお店では、鶏・豚・牛を楽しめるBBQコースやとろ~りチーズと食べる「サムギョプサルコース」も登場。アイスクリームやテイクアウトメニューも充実しているので、食べ歩きをしながら園内を散策することもできます。初夏にはバラが園内を色鮮やかに染めるバラの名所としても有名な中之島公園。初夏の時期、公園には約310品種・3,700株のバラたちが咲き誇ります。バラ園側の席からは、公園を色鮮やかに染めるバラたちを眺めながら食事をすることも。夏本番になると日中は木漏れ日を、夜はライトアップされた夜景を目下に食事を楽しむことができるでしょう。川のすぐそばにあるため夏でも涼しく、心地よい風に吹かれながらBBQを楽しむにはぴったりのスポットでもあります。納涼を感じながらBBQを楽しもうジューシーな豚肉を頬張る韓国の定番料理「サムギョプサル」が進化したとろ〜りチーズと一緒にたべる人気のスタイルで新登場。野菜も充実しているので、女性の方でも気軽に食べることができます。プラス500円でサムギョプサルを食べ放題にすることも。BBQをもっとおしゃれに楽しみたい方には「リバーサイドBBQコース」がおすすめ。8席限定のスペシャル席は、「お肉のアップグレードに加えシーフードも楽しめる。人気の席で夏を感じながらスパークリングワインで乾杯しちゃいましょう。中之島名物、バラの香りをブレンドしたソフトクリームに、バラのジャムをトッピングした「ローズソフトクリーム」も登場します。ここでしか味わえない上品なアイスクリームを食べてみてください。北浜(京阪と地下鉄あり)から徒歩5分にある「“R“RIVERSIDE GRILL&BEER GARDEN」で、一足早く夏を満喫してみませんか。スポット情報スポット名:“R“RIVERSIDE GRILL&BEER GARDEN住所:大阪府大阪市北区中之島1 中之島公園バラ園内電話番号:06-6202-0112
2018年06月25日●山守としての心得も永瀬が伝授世界中で高い評価を受ける河瀨直美監督が、生まれ故郷である奈良を舞台に撮った最新作『Vision』が6月8日から公開される。奈良・吉野の森を舞台に、フランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュ演じるフランスの女性エッセイスト・ジャンヌが、幻の薬草”Vision”を探し、永瀬正敏演じる山守の智(とも)と心を通わせていく。森の中で繰り広げられる物語は、幻想的なモチーフに彩られ、寓話のように観る人の心を突き刺していく。作品の鍵を握るのは、後半で智が出会う鈴(りん)という青年で、岩田剛典が演じた。独特の撮影手法で知られる河瀨組常連となった永瀬と、初参加となった岩田に、作品についてインタビューした。○岩田はリバー・フェニックスのよう――永瀬さんと岩田さんのシーン、とても雰囲気が良くて印象的でしたが、互いに印象的な出来事などはありましたか?永瀬:河瀨組ってなかなか特殊で、現場で役者同士話すことが出来ないんですよ。違う部屋で支度をして、現場で初めて会うようにセットされます。監督は役者の私語がダメなので、智と鈴として接していました。でもあとから見ると、岩田くんの笑ってる目の奥に感じる寂しさのようなものが、ちょっとリバー・フェニックスのようだなと思いました。岩田:カメラが回っているシーンが本当に「はじめまして」で、ご挨拶できなかったんですよね。永瀬さんは河瀨組を何度も経験されていて、僕は撮影手法も役への取り組み方もやったことがないことばかりでしたので、たくさん助けていただきました。監督には森に至るまでのバックボーンも考えて作ってきてね、と言われて、おばあちゃん役の方と2人で、東京の公園でピクニックもしました。クランクイン初日には永瀬さんと一緒に散歩をしてお参りをして、紐の結び方や、山守としてのスタンスなど、「河瀨組で撮影していく日常とはこういう感じだよ」と、示していただいたと思います。演じるのではなく、役を生きていくという現場だよ、と。監督からの指示もほとんどなかったですし、奈良に行った瞬間から「鈴」と呼ばれ、本名で話しかけられることはありませんでした。永瀬:「岩ちゃん」って、呼ばれないよね。岩田:呼ばれないです。河瀨組のイロハを永瀬さんに教わって、腹を据えました。――永瀬さんが山守としてのアドバイスもされていたんですか!永瀬:監督が「先生ではなく、智が道具の使い方や薪の割り方を教えて」と指示を出してくれました。でも岩田くんは、すぐに上達しましたよ。普通は先生から教わるんですけど、山守として世代を紡いでいくことを監督は大事になさってるんですね。――それでは、本当に智と鈴としてしかやりとりをされていないんですね。撮影後の印象はいかがでしょうか。永瀬:国民的歌番組に出ている方ですからね(笑)。クランクアップして初めて、「年末、出るんだよね?」という話が出ました。岩田:そうでしたね(笑)。永瀬:「俺、ちゃんと見て応援するから」と言ったし、本当に「見たよ」とメールをしました。そうしたらすぐに「本当ですか!有り難うございます!」ってちゃんと返信くれて。撮影が全部終わった後も真っ先にお礼のメールをくれて、鈴としてだけでなく、岩田くんもとても礼儀正しい青年。先日は一緒にご飯も食べに行きました。岩田:智の時と雰囲気は違いますけど、永瀬さん自身もとても優しい方です。僕は不安な気持ちも大きかったですし、なかなか不安を共有できる現場でもなかったので、撮影が終わってから現場の話を永瀬さんとするのが楽しくて。永瀬:言えない裏話ね(笑)。岩田:言えない話ばかりなんですけど(笑)。大先輩ですが、包み込むような優しさで向き合ってくださいました。●岩田くんがかわいくてしょうがない○100時間のOKテイクを2時間に――河瀨監督はカットもスタートもかけないと伺ったんですが、そういう撮り方ならではの魅力や大変さを教えてください。永瀬:撮影期間中はずっとその役で生きていかなきゃいけなくて、どこを撮られているのかもわからない。それはすなわち“人を演じる”という役者の原点にピュアに戻らせていただける。全てを永瀬から智に入れ替えて、持続しなければならないので、それは大変なことですが。岩田くんとの出会いも鈴として初めて映画の中で出会うんですね。90時間くらいOKテイクがあって、風景も入れると100時間弱にもなるところを、2時間にするのだから、作品に映っていないところの細かいニュアンスも、河瀨さんの世界観につながるのだとも思います。岩田:100時間は、すごいですね。永瀬:「その場で生きてくれ」という監督さんなので、最初はみなさん戸惑うんです。僕も最初に『あん』という作品に出演したとき、一番はじめのシーンでカットがかからないので、口もとが動かないようにしながら樹木希林さんと「これまだ回ってるのかな」「回ってると思いますね」と言いながら撮影を続けました(笑)。――完成作を観るまで、全体像がわからないですか?永瀬:そうですね。いや、今回もびっくりしました。意外なところだらけです。すごいなと思いました。岩田:僕も「こういう作品になるんだ」とびっくりしました。自分が出演していないシーンはもちろんのこと、全体の作品としての構成も脚本も変化していて。仕上がりも、映像美や音楽と相まってアートのような、すごく美しい映画だなと思いました。あとは、登場人物それぞれに2時間で描ききれないほどの思いや背景があるので、ラストシーンに至るまでの人生が伝わるといいなと思います。○森の強さと怖さを感じた――吉野の森の撮影で、大自然で暮らすことについては、どのような印象を持たれましたか?永瀬:生活していくと、綺麗事ですまないこともいっぱいあります。死に直結する部分もあるし、自然の強さや怖さを感じました。実際に失われつつあるものもある。しかし数百年もの間、守り続けられている歴史も刻まれている。ちょうど台風の時期だったので、スタッフの宿泊施設ギリギリまで土砂崩れが起こったこともありましたし、僕らの大好きな犬のコウが定期検診で病院に行ったら、あっという間に畑が害獣に荒らされたこともありました。起きたら胸のところにムカデがいるなんてこともありましたけど、それらを差し引いても、森からいただくものは多かったと思います。岩田:役に入っていくときのリアリティは、すごかったです。携帯電話も繋がらないし、否が応でも下界とシャットダウンされる。俳優目線で見たら、幸せなことなのかなと思います。森の中で寝泊まりする経験も初めてでしたので、鈴のリアルな体験として自分の中に入ってきました。寝ているときも、鹿が鳴いている音、虫がカサカサ来る音や川の音、都会だったら聞こえないような音がたくさん聞こえてくる。小さな変化かもしれないけど、監督は画面に切り取ってくださっているので、経験が生きていればいいなと思います。――それだけ役に入り込むと、役が抜けるのも大変なのではないかなと思いますが……。永瀬:こうやって喋ったり、観たりするとダメなんですよね。忘れたつもりが、また復活してくる(笑)。岩田:僕はツアー中だったので、撮影中に東京に戻ったんですけど、他のグループのメンバーからは結構「大丈夫?」と言われました。僕はわかっていないんですけど、「森からきたみたいになってる」と言われたんです。撮影期間は終わるまでずっと抜けなかったですね。永瀬:河瀨監督作品の場合は、次の作品に行くのが大変なんです。みんな作品に魂を置いてきちゃうんで。藤竜也さんが監督は「魂の盗人だ」とおっしゃってましたけど、次に行くときがものすごく大変です。他の現場で「スタート」「カット」がかかるんだ、ということすら驚いてしまうんです(笑)。でも現場には嘘がないので、濃厚な経験はなかなかできないのかもしれません。――河瀨監督作品の永瀬さんは「一見近寄りがたいけど、心を開くと……」というところがあるきがするのですが、永瀬さんご自身も反映されているのでしょうか?永瀬:境目がわからなくなってくるんですよね。気持ちとしては100%、智であったらいいので、自分とは違うのかなと思います。自分が入り込む隙はあまりないですし、撮影がある日、ない日に関わらず、お参りに行く、犬の散歩をする、と色々なミッションがあるんです。予定のない時に急に呼ばれたりすることもあるし、常に智でないと追いつかない現場でした。――それでは、作中で愛を持って接してる周りの人への愛情も生まれてしまいそうですね。永瀬:もう、岩田くんもかわいくてしょうがないです。多分、ずっと応援するだろうなと思います。「頑張れ、鈴!」って(笑)。●新しい世界に触れるきっかけに○「ラブシーンで泣いたのは初めて」と言われた――印象的な場面がたくさんあったと思いますが、お二人が自分が演じてないところで印象に残っているシーンを教えてください。永瀬:僕は、画面に映っていないところを想像するのが、楽しみでした。鈴とコウがいなくなった場面も、何かが通じていたのかなと想像して。そういうことで膨らんでいく作品だと思いますし、バックグラウンドを想像しながら観ていただければ。ジャンヌの過去も美しかったですね。――永瀬さんとビノシュさんのラブシーンも素敵で印象的でした。永瀬:最初の方のラブシーンは、音楽を担当された小曽根真さんが見にいらしてました。遠慮されて、撮影ではなくプレビューを見られていたんですが、泣いてしまったそうなんです。「ラブシーンで泣いたのは初めてです」とおっしゃっていて、心に響きました。岩田:僕は、夏のロケシーンに参加してなかったのですが、夏木マリさんの役柄と僕の役柄がリンクするようなシーンがいくつかあったことが印象的でした。同じシチュエーションだったり、同じ場所を歩いて同じ木を触っていたり、そういう部分もお客さんに伝わるといいなと思いました。勘を研ぎ澄ませて拾い集めてみてください。年月は経っても、すべて森の中で起きていることを感じて観てもらえると、より理解が深まるのだと思います。永瀬:何回も観て欲しいね!岩田:1回じゃわからないかもしれないですし。永瀬:結末を知って観ると、また違うと思います。――岩田さんのファンの方も今回たくさん映画を観られると思いますが、何か作品を楽しむ上でのポイントはありますか?岩田:僕のファンの方で、こういうタイプの映画を観る方は少ないかもしれないと思うんですけど、映画を観るよりはアートを観る感覚で受け入れてもらえたらと思います。映画の結末を知った時に、胸にくるものがあってくれたら、と思います。――普段触れない作品に触れるきっかけになるかもしれないですよね。岩田:フランス映画みたいな作りですよね。もしかしたら、好みは分かれるかもしれないですけど、新たな世界が広がる一つのきっかけになる作品になってくれたら嬉しいです。■永瀬正敏1966年7月15日生まれ、宮崎県出身。1983年の相米慎二監督の映画『ションベン・ライダー』でデビュー以来、『ミステリー・トレイン』(89)、『息子』(91/日本アカデミー賞最優秀助演男優賞他)、『毎日かあさん』(11/日本映画批評家大賞主演男優賞)など国内外の100本近くの作品に出演、数々の賞を受賞。台湾映画『KANO ~1931 海の向こうの甲子園~』(15)では、金馬映画祭史上初の中華圏以外の俳優で主演男優賞にノミネートされる。カンヌ国際映画祭ある視点部門オープニング作品『あん』(15)では国内外の男優賞多数受賞。近年は『64-ロクヨン- 前篇/後篇』(16)、『後妻業の女』(16)、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『パターソン』(17)と『光』(17 ※本部門へは日本より唯一選出)等に出演。また平成29年度芸術選奨文部科学大臣賞を映画部門で受賞。写真家としても活動し、現在までに多数の個展を開いて20年以上のキャリアを持つ。■岩田剛典1989年3月6日生まれ、愛知県出身。EXILE / 三代目 J Soul Brothersのパフォーマー。2013年の舞台で俳優として本格始動。豊田利晃監督の『クローズEXPLODE』(14)で映画初出演を果たす。15年からはドラマ、映画と展開した『HiGH&LOW』シリーズに3年に渡り参加。『植物図鑑運命の恋、ひろいました』(16)では第40回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞。18年には映画初主演作品『去年の冬、きみと別れ』をはじめ、『ウタモノガタリ‐CINEMA FIGHTERS project‐』(6月22日公開)『パーフェクト・ワールド 君といる奇跡』(10月5日公開)に出演。4月からはドラマ初主演「崖っぷちホテル!」(NTV毎週日曜22:30~)が放送。
2018年06月08日映画『ウインド・リバー』が、2018年7月27日(金)より角川シネマ有楽町ほかにて全国の劇場で公開される。ストーリー舞台はアメリカの忘れ去られたコミュニティー・ネイティブアメリカンの保留地。雪深いアメリカの土地“ウインド・リバー”に突如、女性の死体が見つかった。 心に傷を抱えた孤高のハンターを演じるジェレミー・レナーと 新人 FBI 捜査官役のエリザベス・オルセンが共に事件を追う、雪山のクライムサスペンスだ。アカデミー賞脚本賞2年連続ノミネートのテイラー・シェリダン初監督作監督を務めるのは、『ボーダーライン』『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞に2年連続でノミネートされたテイラー・シェリダン。初監督として迎えた今作品は、昨年、全米4館での限定公開にも関わらず、作品評価の高さから口コミで話題を呼び、公開4週目には全米2,095館に拡大公開し、ランキング3位まで上昇。6週連続TOP10 入りというロングランでの大ヒットを記録。主演はアカデミー賞主演男優賞ノミネートのジェレミー・レナー心に深い傷を負う孤高のハンター・主人公のコリー役を演じるのは、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、その後『アベンジャーズ』シリーズにも出演したジェレミー・レナー。主人公コリーと共に事件を追う新人FBI捜査官ジェーン役は、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で映画デビュー、『アベンジャーズ』シリーズにも出演したエリザベス・オルセンが演じている。脇を固めるのは、ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」に出演の俳優ジョン・バーンサルだ。あらすじ雪深いアメリカの、ネイティブアメリカンが追いやられたワイオミング州の“ウインド・リバー”に突如見つかった女性死体―。新人捜査官ジェーン・バナーが単身 FBI から派遣されるが、不安定な気候と、慣れない雪山の厳しい条件により捜査は難航。ジェーンは地元のベテランハンターかつ、遺体の第一発見者のコリー・ランバートに協力を求め、共に謎を追うが、そこには思いもよらなかった結末が・・・。作品詳細『ウインド・リバー』(原題:Wind River)公開時期:2018年7月27日(金) 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー監督、脚本:テイラー・シェリダン出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル配給:KADOKAWA© 2016 WIND RIVER PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVE
2018年01月21日リゾート感溢れる開放的な、あたたかみのある空間「ラ・テラス 中之島」は、大阪北エリアにあるフランス料理店です。スタイリッシュで洗練された店内は、非日常的なリゾート感漂う雰囲気。白と木を基調としているのであたたかみもある、落ち着いて過ごせる空間です。窓側は全面ガラス張りとなっているので、明るい陽射しが差し込むだけではなく、食事をしながら景色を楽しむこともできます。妥協しない食材選びから生まれる絶品料理の数々2016年9月に奈良の老舗レストラン「ラ・テラス」の大阪初出店店舗として「ラ・テラス 中之島」は、オープンしました。アメリカ西海岸を意識したリバーサイドレストランです。特に素材選びにはこだわりがあり、生産者の顔が見える食材を厳選。素材の味を活かした、それぞれの食材を引き立たせる料理を提供しています。味だけではなく、うつくしい見た目も魅力です。新鮮なものだけを芸術作品のように盛り付けたサラダコースの料理の中でふるまわれる「和歌山県産鰹のサラダ仕立て 山葵の香り」は、新鮮な鰹を奈良県契約農家より直送される無農薬野菜がワンプレートでいただけます。まるで、芸術作品のようにうつくしい盛り付け。新鮮なものだからこそ味わえる鰹本来の味は絶品です。添えられている山葵風味のクリームをつけると、また違った味をたのしめます。まさに絶品!「榛原牛グリル エシャットのソース」「榛原牛グリル エシャットのソース」もコース料理の中の人気メニューです。使用しているのは、奈良県榛原牛のランプ肉。分厚く切った肉をグリルして仕上げます。肉本来の味を堪能したあとは、西洋ネギをふんだんに使用しているソースをつけて召し上がってください。癖になるほどおいしいソースが、肉の旨味をより一層引き立てます。特別な日に利用したい! 魅力がつまったお店「ラ・テラス 中之島」では、日本人の口に合うフランス料理を心がけているため多くの人に親しまれています。おしゃれな空間で味わう上品な料理は、家族とはもちろん、デートや誕生日など、特別なお祝いの席としても利用可能です。このお店でしか味わえない食材本来の味を堪能できる絶品料理を、是非一度堪能してみてはいかがでしょうか。京阪中之島線「中之島駅」から徒歩2分の場所にお店はあります。新鮮食材を使用した料理はもちろん、景色も雰囲気もたのしめるリバーサイドレストランで、非日常的な時間を過ごしてみませんか。スポット情報スポット名:ラ・テラス 中之島住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-60 中之島バンクス電話番号:06-6233-8822
2017年12月26日2015年に日本初演したミュージカル『ドッグファイト』が再演する。作品はリバー・フェニックス主演の映画でも知られ、2012年にオフ・ブロードウェイでミュージカル化。映画『ラ・ラ・ランド』の歌詞でアカデミー賞を受賞し、作詞・作曲のミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』がトニー賞を受賞するなど、ブロードウェイで今注目のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビが作り上げた。タイトルは、パーティに一番イケてない女の子を連れて来た者が賞金を得るという、海兵隊に伝わるゲームのこと。物語の舞台は、ベトナム戦争出征前夜のサンフランシスコ。若き海兵隊の兵士バードレイスは、仲間と共に最後の夜を楽しもうとゲームに参加、街の食堂でウェイトレスのローズと出会い、パーティに誘うが…。キャストは、主演の屋良朝幸とヒロイン役の宮澤エマらが続投。ふたりのほか、中河内雅貴、矢田悠祐、浜中文一(関西ジャニーズJr.)、保坂知寿らが出演する。初演で素晴らしい歌声を観客に強く印象付けた宮澤が来阪、作品のテーマと魅力、ローズ役への想いを語った。ミュージカル「ドッグファイト」チケット情報「この作品の主軸は、ラブ・ストーリーじゃないんです。人間の尊厳を理解し、自分を変えていく難しさを、人と人とのふれあいをテーマに描いている。早い展開の中に、彼らの命が次々と奪われていく戦争の恐ろしさも込められていて、こんな子供たちが戦争に行っていたということ、自分で考え自分で行動することの大切さも物語を通して感じます。決して押し付けることなく、歌の力でシンプルなメッセージをすっと伝えているのが、このミュージカルの魅力なのかなと、改めて思っています」。宮澤の演じるローズは、食堂を経営する母親とその場所から飛び出せない女の子で、見た目もイマイチ。男の子に初めてデートに誘われ、外の世界で傷つき歌う1幕最後の“笑えるわ”の曲が切ない。「ひどい目にあったのに、ポジティブに考えようとする彼女の心の美しさ。優しさの中に強さを秘めている彼女の魅力が一番出るのは、2幕で歌う“終わる前に”。世の中は可能性にあふれていて、それを自分のものとするかどうかは自分次第、きっともっとできるはず、と歌うんです。すごく力を持った曲で、ほんとにステキなんですよ」。客席は屋良のファンたちを含め98%が女子だった初演では、「すごく勇気をもらった」「背中を押されたような気がする」という声が多く届いたそう。「思いもかけず、自分たちのストーリーだって思っていただけたんだと思います。見た目で判断されることも女性はすごく多いと思うけれど、そうではない美しさを持つ強さを、私もローズから教わりました。すごくポジティブなメッセージ。今回、女の子たちは特に楽しみに来ていただければと思います」。公演は、12月8日(金)から11日(月)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、12月14日(木)から30日(土)まで東京・シアタークリエ、2018年1月6日(土)は愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。取材・文:高橋晴代
2017年12月06日今年『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー主演男優賞を獲得したケイシー・アフレックが、ジェニファー・ガーナーと離婚した兄ベンに続き、サマー・フェニックスと離婚することになった。2人は2015年11月から別居を初め、2016年3月に別れることを公に発表していた。ケイシーは2000年から故リバー&ホアキンを兄に持つフェニックス家の末っ子サマーと交際をスタートし、2006年6月に結婚した。2人の間にはインディアナくん(12)、アティカスくん(9)の2人の息子がおり、「People」誌が入手した離婚申請書によれば、離婚を申請したサマーはケイシーに息子たちの共同親権と扶養費を求めているようだ。サマーはケイシーと交際後、2004年の『Suzie Gold』(原題)への出演を最後に2016年まで女優業を休業していた。2003年から友人とマンハッタンでヴィンテージ服を扱うショップを経営していたが2012年に閉店。ケイシーとの別れを決意した2016年に女優業に復帰している。今年は精力的に映画に出演し、『The Mad Whale』(原題)でジェームズ・フランコ&カミーラ・ベルと、『The First』(原題)でバルサザール・ゲティらと共演している。ケイシーは義兄ホアキンとともに製作したモキュメンタリー映画『容疑者、ホアキン・フェニックス』以来8年ぶりに自身で監督・脚本・主演を務める『Light of My Life』(原題)が待機中だ。(Hiromi Kaku)
2017年08月02日今年1月頃から交際がうわさされていたルーニー・マーラとホアキン・フェニックスが、ついにカップルであることを認めた。2人はカンヌ国際映画祭の閉会式に一緒に出席し、会場では隣同士に着席。ホアキンは『You Were Never Really Here』(原題)で男優賞に選ばれ、アナウンスを受けると茫然とした表情で隣のルーニーの手に自分の手を添えた。そして、2人は立ち上がってハグ。ディオールのドレスに身を包むルーニーと、タキシードのホアキンの抱擁は、ホアキンの足元がスニーカーであること以外は絵になる美しさだった。本人が「完全に予想外の受賞」と驚きを言葉にした通り、舞台に上がることになるとは思っていなかったのだろう。「ETonline」によれば、授賞式の後、2人は手をつないで同じ車に乗り込み、会場を後にしたという。ルーニーとホアキンは、2013年に『her/世界でひとつの彼女』、今年『Mary Magdalene』(原題)で共演。『Mary Magdalene』の撮影中にはイタリアのホテルのバルコニーで一緒にタバコを吸う姿を目撃されていた。スパやスーパーへの買い物など、たびたび2人で出かけてはいたものの、公式イベントに参加するのは今回のカンヌ国際映画祭が初めてであった。(Hiromi Kaku)
2017年05月30日ケイシー・アフレックが本年度アカデミー賞主演男優賞に輝いた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。本作で、ケイシー演じる主人公の甥パトリックを好演し、新人ながら助演男優賞にノミネートされたルーカス・ヘッジズ。マスコミ関係者向けの試写では「あの子は誰?」と話題を呼び、公開後も「ケイシーもすごいけど、パトリック役の子の演技も素晴らしい!」「パトリック役の子が気になって仕方ない」など、日本でも人気急上昇の兆しが見える彼から、20歳とは思えないしっかりとした語り口と、若者らしい茶目っ気を併せ持つ魅力たっぷりのインタビューが到着した。本作は、ボストン郊外で便利屋として暮らしていた主人公リーが、兄の死をきっかけに故郷“マンチェスター・バイ・ザ・シー”へと戻り、16歳の甥パトリックの後見人となることに戸惑いながらも、過去の悲劇と向き合っていくヒューマンドラマ。ルーカスが本作の脚本を初めて読んだのは、高校3年生、17歳のときだったという。「いつもは“誰かの息子”役しか回ってこなかった」と言う彼は、本作に関しては「いままで読んだ中で、最高のティーンエイジャーの役だった。何よりも、すべてのシーンが素晴らしく練られていたよ。いくつか悲惨なほどに気まずい瞬間があるんだ。多くの映画監督はそういった気まずい真実を描くことに尻り込みをしてしまうけれど、ケニー(ケネス・ロナーガン監督)はそういった瞬間を大切にして物語を綴るんだ」と語る。「真実味のある会話を聞き取れる鋭い耳を持った作家は滅多にいない。ケニーはそういった会話に命を与えられる稀有な存在だと思った」と、しっかりとした言葉でその印象を打ち明けた。「5回目のオーディションの後、ケネスと一緒の帰り道、電車の中で直接『参加してもらう』と伝えられた。そのとき、どう感じたかは正確には表現できない。きっと、NBAの選手だったらドラフトに選ばれた! って感じかな。その瞬間から、憧れの役者さんたちとこれから2か月間ずっと一緒に現場にいる自分を想像し始めた。毎日朝起きて、その現場に行けるんだ! ってね。それからあとはもう、喜びのあまり叫んでた」と、その当時を嬉しそうに思い返す姿はまさに現代の若者そのものだ。彼が演じるパトリックは、突然父親を失うものの、友達とともにアイスホッケーやバンドに打ち込む、ごく普通の高校生だ。そんなパトリックと暮らすことで、主人公リーの固く閉ざされた心が少しずつ解かされていく。父は作家・脚本家・監督のピーター・ヘッジス、母も詩人・女優という芸術一家で育ったルーカスは、どのように役との共通点を見出したのだろうか。「僕とパトリックの共通点は、全人類に共通すること――愛だと思う。そして、パトリックと彼の父親の関係は、僕の父親との関係に似ている。僕が思うに、パトリックと彼の父親は親友で、それは僕と僕の父親も同じ。僕は父親と船に乗って釣りには行かなかったけれど、一緒に映画を観たり、キャッチボールをしたりした」と語る。さらに、「この映画から学んだのは、ぼくは“悲しみ”について全く何も知らないということだ」とルーカスは言う。「それぞれのシチュエーションにはそのとき独自の状況があって、そのシーンを演じる唯一の方法は、知識などに縛られずオープンマインドで現場へ行くこと。パトリック自身、悲劇にどう対応したらいいかなんて知らないわけだから、それでいいんだって。かつては、事前に頭の中ですべてを綿密に計算していた。でも実際には、計算は役者として自分がその瞬間に潜む真実を発見することや、何かが起きる可能性を阻んでしまう」と明かす。本作で得た役者としての収穫を語る姿は、すでに頼もしいといえるほど。その一方で、「ケイシーとの共演は初めとてもこわかった」とふり返るルーカス。「映画を観ればわかると思うけど、なかなか近寄り難い役柄だからね。ケイシーは現場ではリーになっていたんだ。リーとパトリックの関係性はケイシーと僕の関係性に反映されていると思う。何せ役者になりたい僕にとって、ケイシーはヒーローで、ケイシーからの愛と承認がほしかったけど、いつももらえるわけではなかった。これはまさにパトリックに起きていることだったんだ」と、自ら鋭く分析。「撮影が終わってはじめて、ケイシーに『お前はすばらしかったよ。ただ撮影中にはそれを伝えられなかったんだ』って言ってもらえたんだ」と語るルーカスは、「彼は僕に、どう自分自身を役に捧げるか教えてくれて、今回とても意義深い経験になった」とも語り、“ヒーロー”との共演からは多くを学んだようだ。そんなケイシーにいい影響を受けながら好演を見せたルーカスは、アカデミー賞助演男優賞に、ジェフ・ブリッジズ、マイケル・シャノン、マハーシャラ・アリ、デヴ・パテールといった大物・実力派と並んでノミネートされるという快挙を果たす。授賞式時20歳。本年度オスカー候補者の中で最年少だった彼は、18歳で初ノミネートされた故リバー・フェニックス(『旅立ちの時』)や、19歳で初ノミネートされたレオナルド・ディカプリオ(父ピーターが原作・脚本の『ギルバート・グレイプ』)に続く新星として注目を浴びた。本作の高評価やアカデミー賞ノミネートを受けて「なんだか自分が2つの世界に生きているみたい」と語るルーカスだが、最も感激だった出来事を聞かれると、「アカデミー賞名誉賞授賞式で、憧れのアンドリュー・ガーフィールドに会えたこと!本当に嬉しかったよ。そしてその直後にエマ・ストーンにも会ったんだ。しかも彼女は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を観てくれていて、ほめてくれた。立て続けに顔に素晴らしいパンチを2発食らったよ。って実際に殴られたわけじゃないけど(笑)」と、憧れのスターとの出会いを喜びいっぱいに語る姿は実に初々しい。これからは、彼自身も大きな注目を集めるはずだが…?「(注目を浴びることは)僕にとって初めての経験だし、有頂天になってしまったり、将来が不安になってしまったり、迷子になるのは簡単だと思う。でも、僕の仕事は、人間であること。自分自身を大切にして、しっかり地に足をつけて、舞台や映画も挑戦し続けたい。とにかく演じることが大好きなんだ」と、しっかり者らしい答えを返すルーカス。これから挑戦してみたい仕事は、「いままでやったことがないからラブストーリーかな。本当のラブストーリー。でも、その前に自分の人生で本当の愛を見つけないとね(笑)。あとは、ずっとスポーツ映画をやってみたいと思っている。野球好きとして育ったから、本当に特別な若手俳優たちと一緒にスポーツ映画に出られたら最高!」と語るルーカス。映画の中では二股中のプレイボーイだが、実生活では恋人募集中なのかも?今後もさらなる活躍が期待される新星ルーカス・ヘッジズ。まずは、鮮烈で胸打つ演技を本作で確かめてみて。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』はシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マンチェスター・バイ・ザ・シー 2017年5月13日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
2017年05月21日マット・デイモンがプロデュース、ケイシー・アフレック主演、ケネス・ロナーガン監督の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が、5月13日よりいよいよ公開。本作でアカデミー賞主演男優賞に輝き、まさに俳優人生の代表作を手に入れたケイシー・アフレックのインタビュー動画が到着した。本作は、ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公リーが、兄の死をきっかけに、二度と帰ることはないと思っていた故郷の“マンチェスター・バイ・ザ・シー”へと戻り、16歳の甥パトリック(ルーカス・ヘッジズ)の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく物語。映像では、主人公のリーを演じた感想を「最高だったよ。難しい場面や深刻な場面を撮影する日が多くて、1日の大半をセットで過ごす日々が延々と続いたけど、ルーカス・ヘッジズたちと会話を楽しんだよ」とふり返るケイシー。「共演したシーンにはとてもおもしろいシーンもあった。一見冗談っぽくないけど、大げさで馬鹿げたことよりおもしろくて、もっともらしいと感じた。僕が好きなタイプの“笑い”だった」と、撮影中は甥っ子役のルーカスと仲睦まじく交流を深めていたことを明かす。また、ロナーガン監督が手がけた脚本はアカデミー賞脚本賞に輝いた。ケイシーは、「脚本で重要なことは、物語の内容や登場人物たちの描写の仕方。彼の脚本は魔法みたいだよ。登場人物はみな複雑で、本物の人間みたいだ」と絶賛。ケイシーはじめ、どのキャストも本当にその土地で生きているかのようなリアリティがあり、強さも、弱さも併せ持った不器用な人間らしい姿がある。「素晴らしい脚本があったから、迷わずに信頼して進むだけだった」とケイシー。「だから僕がすべきことは、セットに現れて正しい感情を表現するのみだった。ケネスも共演者たちも素晴らしかったので、ただ、登場人物の感情を意識するだけでよかったんだよ」と、信頼のおける最高のチームワークのもとで演じられたことに喜びをにじませた。ケイシーは、兄で俳優・監督のベン・アフレックとは3歳違い、米マサチューセッツ州生まれ。『誘う女』(’95)で映画デビューし、2007年には兄ベンの初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』で主演を務めた。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『オーシャンズ11』にも出演していたほか、ブラッド・ピット主演『容疑者、ホアキン・フェニックス』(’10)では監督・脚本・製作・撮影も手がけた。2002年、ロナーガンの舞台「This is our youth(これが僕らの青春)」でマットと共演し、同舞台で共演したサマー・フェニックス(故リバー・フェニックス、ホアキン・フェニックスの妹)と結婚していたが、昨年、離婚している。近年のアカデミー賞主演男優賞といえば、ノースタントで鼻を折るほどのストイック怪演をみせた『レヴェナント:蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオ、難病ALSと闘う博士を体当たりで演じた『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン、エイズ患者を演じるために約22.5kgもの減量をして挑んだ『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒーなど、外見で魅せるインパクトの強い役柄が多かった。だが、そんな中、本作におけるケイシーの場合は、外見の変化ではなく、内面からにじみ出る演技が注目を集めた。過去に壮絶な悲劇を体験して生きる意味を見失った、孤独と哀しみを見事に体現しており、“引き算”の演技が特徴的だ。感情を押し殺し、多くを語らず、目の動きひとつで感情の揺れ動きを表現する手法は、批評家陣からも「アメリカン・ニューシネマ的名演の再来!」「人生に打ちのめされて表情を失った顔をこれほど魅力的に演じられる俳優を見たことがない!」と大絶賛されている。そんなケイシーの演技力の高さはもちろんのこと、本作で演じたリーとケイシー自身の実人生のシンクロ率の高さも、オスカーを手にした理由の1つかもしれない。10代からテレビに出演し、その後、映画界でも活躍するものの代表作といえる作品にはなかなか恵まれず、さらには自ら監督した『容疑者、ホアキン・フェニックス』ではセクハラ疑惑をかけられてしまうなど、決して輝かしい俳優人生とはいえなかった。そんな彼が演じた、孤独を抱え生きることに不器用な男リーの生きざまは、まさにケイシー自身と重なり合う。主人公のリーはやがて、絶望の淵から雪解けのごとく再生へと向かっていく。ケイシーもまさに、この役でオスカーを手にしたことで映画界への復活を果たすことができた。これ以上のハマリ役はないほどの作品との運命的な出会いにより、「ベン・アフレックの弟」という殻を打ち破ったケイシーの名演を、スクリーンで確かめてみてほしい。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月13日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マンチェスター・バイ・ザ・シー 2017年5月13日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
2017年05月14日今週末から、いよいよ日本でも公開される話題のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。今月26日(現地時間)のアカデミー賞でも作品賞最有力と言われている本作が、ある海外ドラマとつながりを持っていることをご存じでしょうか?その海外ドラマとは、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めた「SMASH」。2012年から2シーズン放送された「SMASH」は、ブロードウェイのスターを夢見るヒロインを中心に、業界の内幕を描くショウビズドラマとして日本でも注目を集めました。新作ミュージカルをブロードウェイで上演すべく、キャストの座を勝ち取った役者たちはもちろん、演出家、プロデューサー、作詞家、作曲家、出資者らが思惑を交錯させていく「SMASH」は、劇中に登場するミュージカルがドラマ用に作られたオリジナルであることも魅力の1つ。物語の中心となる劇中ミュージカルを描くため、豪華なソングライターたちによって数多くの歌曲が作られました。その豪華なソングライターたちの中の1組が、『ラ・ラ・ランド』の劇中歌の作詞を担当しているベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。ゴールデン・グローブ賞で『ラ・ラ・ランド』が主題歌賞を受賞したときに壇上で大喜びしていた2人組、と言えば思い出せる人もいるでしょう。このベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは、共に1985年生まれの若さでありながら、すでにブロードウェイで大活躍しているコンビ。作詞作曲を手掛けたミュージカル「クリスマス・ストーリー」がトニー賞のミュージカル部門作品賞にノミネートされたほか、リバー・フェニックス主演映画を舞台化した「ドッグファイト」などでも知られています。本来は作詞作曲を2人で手掛けることの多いパセック&ポールですが、『ラ・ラ・ランド』では彼らが劇中歌の作詞を担当し、デイミアン・チャゼル監督の盟友でもあるジャスティン・ハーウィッツが作曲を担当。言うなれば、シンガーソングライターのスガシカオさんが「SMAP」の「夜空ノムコウ」に歌詞のみを提供したときのような状態でしょうか。オープニング曲の「Another Day of Sun」からゴールデン・グローブ賞に輝いた「City of Stars」、ミア役エマ・ストーンの熱唱が美しい「Audition」まで、1曲1曲にのせた言葉がどれも愛おしく響いてきます。名作ミュージカルへのオマージュなど、クラシカルな魅力をフィーチャーされがちな『ラ・ラ・ランド』ですが、いまを生きる私たちにも身近な作品となったのはパセック&ポールの紡いだ言葉の力も大きいところ。彼らが「SMASH」で手掛けた楽曲も、若々しくエネルギッシュなものでした。『ラ・ラ・ランド』で注目度がさらに急上昇中のパセック&ポールは、作詞作曲を手掛ける新作ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」(『ラ・ラ・ランド』に負けない大傑作!)が現在ブロードウェイで大ヒット中。こちらは、友達のいない高校生エヴァンが同級生の自殺をきっかけにSNS社会の注目の的になるものの、自分の内に秘めた真実を言い出せず…という、より一層現代的な物語です。また、海外ドラマ作品では、ミュージカル仕立てとなる「THE FLASH/フラッシュ」と「SUPERGIRL/スーパーガール」のクロスオーバー・エピソードにも楽曲を提供。このエピソードは、全米で3月20~21日に放送されます。さらに、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『ザ・グレイテスト・ショウマン』(原題)やディズニーの実写版『白雪姫』でも音楽を担当!ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの名前を、今後もぜひ覚えておきたいところです。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月22日ビューティフルピープル(beautiful people)が11月12日より、直営店限定でネイビーカラーのリバーコートを発売する。リバーコートは、「リバーシブル縫製」で仕立てたコートのことで、ビューティフルピープルの定番コート。オリジナルカラーのグレージュ、マスタードに加え、今回限定カラーとしてネイビーが登場する。「リバーシブル縫製」は両面着られるということではなく、工程の70%以上を手まつりによって仕上げる熟練された技術者しかできない高度な縫製技術のことを指す。縫い代を包むようにまつることにより表地一枚で仕立てることができ、裏地を付ける必要がないためブランケットやストールを巻くような感覚で着られる軽い仕上がりとなっている。素材にはカシミヤの繊維の細さに匹敵するウールのスーパー100’s原料を使用し二重織にした後、両面をビーバー起毛し、滑らかな毛並と光沢を出した柔らかい風合いを演出する。今回新作として登場するのは、ダッフル型とブランケット型で、価格はともに11万円となっている。ダッフル型はメンズサイズを着ているようなオーバーサイズ感が特徴となっており、後ろにボリュームを持たせる立体的な袖のデザインが新しいシルエット。ガウン型は、一枚の布にアームホールを開けて着用したところからコートとして再構築したデザインとなっている。取り扱いは、12日から青山店、伊勢丹新宿店、オンラインショップ、16日から阪急うめだ店、ルクアイーレ店にて開始する。
2016年11月04日チームラボがイベント「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル(Music Festival, teamLab Jungle)」を大阪・堂島リバーフォーラムにて開催。会期は2016年12月24日(土)から2017年1月9日(月・祝) まで。「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル」は、光と映像によって演出される幻想的な空間の中で、音楽に合わせて観客全員で踊ったり音を奏でたりさまざまな体験が可能な音楽フェスティバル。会場全体が光による幻想的デジタルアート空間であり、ミュージシャンを呼ぶのではなく、参加者みんなでイベントを創っていく。昼フェスと夜フェスに分かれており、昼は子どもから大人まで、夜はカップルからアートファン、もちろん一人でも楽しめるようになっている。さらに、世界最大級のワークショップイベント「ワークショップコレクション」の人気プログラムを厳選した「ワークショップコレクションミニ」を昼フェスと同時に開催する。のぞくと虹が見える不思議なカメラ作りや自分だけのお絵かきロボット作りなど子どもの創造意欲はもちろん、大人も興味をそそられるようなイベントがラインナップ。 【開催概要】Music Festival, teamLab Jungle日時:2016年12月24日(土)~2017年1月9日(月・祝)会場:堂島リバーフォーラム住所:大阪府大阪市福島区福島1-1-17料金:・昼フェス前売券 15歳以上 1,200円、3歳~14歳 600円当日券 15歳以上 1,600円、3歳~14歳 800円※2歳以下無料。・夜フェス前売券 一般3,500円 当日券 一般4,000円※小学生以下は入場不可。※19:00からの公演は16歳未満は保護者同伴。※21:20からの公演は18歳未満は入場不可。※価格は全て税込み。発売日:・ローソンチケット先行発売2016年10月21日(金) 18:00~28日(金)23:00・一般発売2016年10月29日(土) 10:00~◼︎ワークショップ・レインボーカメラで虹をさがそう体験価格:600円(税込)制作時間:15~20分・お絵かきロボットをつくろう体験価格:800円(税込)制作時間:15~20分・ エレキハンティング体験価格:1000円(税込)制作時間:20~35分※開場時間は9:30。終了時間は、当日最終の昼フェスの終了時間(14:50か16:50)を予定。【問い合わせ先】「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル」大阪運営事務局TEL:0570-200‐883(10:00~18:00)
2016年10月24日これから、どんなふうに変わっていくのか、色気の種を備えた、その姿に目が離せない…。男子が青年へと変わるころ、そんなふうに思ってしまう女性も少なくないことでしょう。自分の美学と世界観を持つ、アンニュイ男子・竜星涼さん。彼が語る、自分の強み。無垢でいて、魔性のような、相反する魅力を解き明かします。***色気は、人を魅了する大事な要素ですよね。僕自身、性別は関係なく、セクシーさを感じる人に惹かれます。でも、それは肌を見せるとかのあからさまなものではなくて、品や知性を備えていたり、儚さがあったり、そういうことだと思っています。男性なら、リバー・フェニックス。男らしいんだけど、どこかに女性らしさや繊細さを感じて、彼に勝る人はいません。人や作品の雰囲気に陰と陽があるとするならば、神秘的な感じがする前者が好きだし、そういう世界観の作品を残したい。でも、僕自身は基本的に陽な人間です(笑)。自分にないものだからこそ、気になってしまうのかもしれないですね。幸せなのは、感性が刺激されること。オフの日には洋書や雑誌を漁って、フィーリングの合う写真や服を見つけるのが楽しい。そうして好きなものに囲まれると心が満たされる。今年は夢だったパリコレクションに挑戦しまして。ひとりで、自分の大好きなファッションの仕事をやり抜いて、“好きなことをやりたい欲”を思い切り解放できました。すると、少しだけど自信がつき、視野が広がったんです。そのおかげで、人の意見を聞いたうえで自分の意見を伝えるという、ディスカッションができるようになりました。その他人との関係性が、今、僕が作品作りをするうえで一番気持ちいいことのひとつ。自分の意見を通すだけでなく、周りのみんなと作りあげる時間がハッピーです。◇りゅうせい・りょう1993年3月24日生まれ。近年では映画『シマウマ』や『泣き虫ピエロの結婚式』で主役を務めた。『君と100回目の恋』(2017年2月)など出演作品の公開が控えている。トップス¥19,000(LITTLEBIG)パンツ¥53,000(SISE) 共にPR01TEL:03・5774・1408※『anan』2016年10月19日号より。写真・笠井爾士(Mild)スタイリスト・山本隆司ヘア&メイク・TAKAIインタビュー、文・重信 綾
2016年10月17日ルーニー・マーラ主演で製作準備が進められている『Mary Magdalene』で、ホアキン・フェニックスがイエス・キリストを演じるかもしれない。スケジュールの調整などが必要なようで、まだ決定とはなっていないが、プロデューサーらは彼を望んでいるようだ。その他の情報映画は、イエスの死と復活を見届けたマグダラのマリアの人生を描くもの。過去に『最後の誘惑』でバーバラ・ハーシーが、また『パッション〈2004年〉』でモニカ・ベルッチが、“罪深い女”とも呼ばれたこの女性を演じている。『ダ・ヴィンチ・コード』にもストーリーの重要な部分として存在する。今作の監督はガース・デイビス。来年の公開を目指し、撮影はこの夏開始する予定だ。フェニックスの最近作は、6月11日(土)に日本公開されるウディ・アレン監督の『教授のおかしな妄想殺人』。マーラは『キャロル』で今年のオスカーの助演女優部門にノミネートされた。文:猿渡由紀
2016年04月25日写真提供:タイ国政府観光庁チャオプラヤー川沿いで連夜華やかに賑わうナイトマーケット、「アジアティーク・ザ・リバーフロント」。2012年4月のグランドオープン以来を集め、観光地としても、地元デートスポットとしても人気だ。 歴史ある貿易会社の船着場を再開発!写真提供:タイ国政府観光庁東京ドーム約2.5個分という広大な敷地は元々、シャム王国(タイ王国以前の呼び名)時代の19世紀後半、木材の輸出を行っていたイースト・アジアティーク社の船着き場。デンマークとの友好条約締結後、シャム王国が独立国家としての貿易をスタートした、歴史的にも重要な場所ということで、その背景を尊重し、同社の建物を修復・復元する形で再開発が進められた。 4つのエリアに分かれた巨大施設写真提供:タイ国政府観光庁完成した「アジアティーク」は4つの地区に区分され、約1,500もの店舗とレストラン約40店舗が入居。ウォーターフロントならではの開放感が気分を盛り上げる。昔ここにあった倉庫の面影が残る施設は、所々にアンティークの装飾や当時の作業車が飾られ、ライトアップされた雰囲気はまるでテーマパークのよう!写真提供:タイ国政府観光庁チャルンクルン通りのメインゲートを入り、一番近くにある地区が「Charoenkrung District(チャルンクルン地区)」。お土産やアクセサリーなど約1,000店舗が並び、2012年には市内よりキャバレーシアターショー「Calypso」が移転。ムエタイをテーマにしたステージショー「Muay Thai Live」や4Dシネマ「Ymax」など、エンターテインメントも充実のエリアだ。 敷地の中央に位置するのが「Town Square District(タウン・スクエア地区)」。オープンエアの空間に、フードコートのように数々のレストランが密集し、手軽に食事が出来る。ビヤホール、イベント広場もある。写真提供:タイ国政府観光庁「Factory District(ファクトリー地区)」はファッション中心のエリア。かつての木材工場を修復した巨大な建物の中に、500店舗以上軒を連ね、タイのトレンドアイテムから子ども服まで、幅広く揃う。写真提供:タイ国政府観光庁「アジアティーク」内で最も賑わうのが「Waterfront District(ウォーターフロント地区)」。チャオプラヤー川沿いに面したこのエリアは、人気ワインバーや高級レストランが連なるグルメスポット。BTSサパーンタクシン駅と同施設を結ぶ専用シャトルボートの船着場もこのエリアにある。川面を赤く染めるサンセットや、美しい夜景を眺めながら楽しむディナーは何ともロマンティック。食後は川沿いに伸びる遊歩道を散策するのもおすすめだ。写真提供:タイ国政府観光庁 アジアティーク・ザ・リバーフロント(Asiatique The Riverfront)・住所:2194 Chroenkrung Rd., Wat Prayakrai, Bangkoleam, Bangkok・営業時間:17:00~24:00・HP:
2016年03月22日リバーベッドテクノロジーは3月10日、インフラストラクチャ統合ソリューションの「Riverbed SteelFusion」が、Microsoft AzureとAmazon Web Services(AWS)をサポートし、クラウド環境にも適用を広げたことを発表した。これにより、ユーザは拠点で利用するクラウドベースのデータストレージをより多くの選択肢から柔軟に選択できるようになるほか、クラウドの容量増強やバックアップ用のセカンドストレージとしての利用、自社データセンターのストレージ資産と連動させてストレージ階層として追加することも可能になる。SteelFusionは、拠点の管理コストの削減、データセキュリティの向上、事業継続性とITの機敏性の向上(リカバリ時間の100倍高速化、拠点のサービスやサイト導入の30倍高速化)を実現。また、拠点のアプリケーションパフォーマンスを最大100倍高速化し、生産性向上も期待できるため、ビジネス部門、IT部門、従業員それぞれの最優先要件を同時に満たすことができるという。今回の発表は2015年にリリースされたSteelFusion 4.0の機能強化の成果だといい、ハードウェアプラットフォームの機能と設計を見直し、さまざまな規模の拠点や地域ハブでパフォーマンス強化と拡張性を向上させている。
2016年03月10日点在する拠点で利用するアプリケーション環境のパフォーマンスをいかに上げることができるのか。3月4日、リバーベッドテクノロジーは、米デルモンテ・フーズとの取り組みについて発表した。米デルモンテ・フーズは社内の組織再編の際して、従来の自社運用環境をオールクラウド環境への方向転換を図る。オフィス用ソフトには「Office 365」、ファイル共有には「Box」、SAPなどのエンタープライズアプリケーションのホストにはHPの仮想プライベートクラウドを用いたほか、SaaSアプリケーションをメインに利用する。IT部門が既存環境のメンテナンスやサポート以外にも、イノベーションや変化に対応できる効率的な組織に変更することが目的だったと述べているのは、デルモンテ・フーズ副社長兼CIOのTimothy Weaver氏。同社は、米国食品大手のデルモンテ。トマトの輸出量が多いメキシコにも拠点があり、これらを含む30カ所に信頼性の高いネットワーク接続を提供することができるかどうか?がオールクラウド環境化のための重要なポイントになっていたのだという。オールクラウドを図っても、ネットワーク経由でのアプリケーションのパフォーマンスが、従来環境よりも良くなっていなければ拒絶されてしまうとWeaver氏は述べている。デルモンテ・フーズは、比較的大きな拠点19カ所にリバーベッドの「SteelHead」を導入することでSAPなど仮想プライベートクラウドで運用するアプリケーションを高速化、その後の「SteelHead Saas」の導入で、SaaSアプリケーションのユーザーエクスペリエンスの改善に成功したという。リバーベッドのSteelHead SaaSは、Microsoft Office 365やSalesforce.comなどSaaSクラウドアプリケーションのデリバリの高速化を実現するソリューション。クラウドとユーザ間の距離により遅くなるパフォーマンスを大幅に改善する事例が数多く、同社のWebサイトにも掲載されている。デルモンテ・フーズの場合もOffice 365などアプリケーションパフォーマンスの向上が実現した結果、以前は拠点によってはネットワークパフォーマンスの問題から一部ツールの利用に消極的な拠点においてもスムーズに導入が進んだことをWeaver氏は述べている。
2016年03月04日「二次元コスパ」ブランドより『ご注文はうさぎですか??』の新アイテムとして、リバーシブルメッセンジャーバッグが登場。ココア、チノ、リゼ、シャロ、千夜の5ラインナップで、価格は各6,400円(税別)。発売は2016年5月の予定となっている。■ココア リバーシブルメッセンジャーバッグ■チノ リバーシブルメッセンジャーバッグ■リゼ リバーシブルメッセンジャーバッグ■シャロ リバーシブルメッセンジャーバッグ■千夜 リバーシブルメッセンジャーバッグ2パターンのデザインが楽しめるメッセンジャーバッグ。フラップのオモテ面は、各キャラクターがアンティーク調のデザインでフルカラープリントされており、ウラ面はラビットハウスの看板をメインモチーフに、ココアたち5人の名前や、「ラビットハウス」「フルール・ド・ラパン」「甘兎庵」の店名などが添えられている。フラップをはずしマジックテープで付け替えるだけで、その日の気分や用途に合わせて簡単に付け替えが可能。収納・耐久・機能性に優れており、PCや雑誌、教科書などもたっぷり入り、フラップ部分がマグネットで開け閉め出来るようになっているので、中の荷物も楽に出し入れすることができる。詳細については、二次元コスパの新商品情報ページをチェックしてほしい。(C)Koi・芳文社/ご注文は製作委員会ですか??
2016年02月20日リバーベッドテクノロジーは1月20日、SDN(Software-Defined Network:ソフトウェア定義型ネットワーク)やSD-WAN(Software-Defined WAN:ソフトウェア定義型ワイドエリアネットワーク)ソリューションのプロバイダである独Ocedoの買収を発表した。現在、リバーベッドは次世代SDNソリューションをハイブリッドエンタープライズに提供し、アプリケーションのパフォーマンスとビジネスアジリティの向上を支援する取り組みに注力しており、今回の買収を事業戦略の強化につなげる考えだ。SD-WANソリューションにはハイブリッドWANの導入と管理を合理化・簡素化する効果があり、企業のIT部門はその機敏性などを活かし、自社運用やパブリッククラウドのアプリケーションを迅速かつ安全に配信することができる。Ocedoは拠点向けSDNソリューションを開発しているSDN分野のパイオニア的存在で、製品ラインにはセキュアゲートウェイやワイヤレスのアクセスポイントやスイッチのほか、ゼロタッチプロビジョニング、リモートデバイス/ネットワークサービスの集中管理を実現する統合型クラウド管理システムを揃えている。リバーベッドは今回の買収により、2015年に発表したアプリケーション中心のSD-WANソリューションを市場投入するプロジェクトである「Project Tiger(開発コードネーム)」を推進していく方針だ。同プロジェクトはクラウドによるゼロタッチのプロビジョニングと管理を実現し、従来型の拠点向けルータを使用する必要性がなくなる。同社では、2016年第1四半期に提供開始を予定している。
2016年01月20日リバーベッドテクノロジーは11月30日、ネットワークからアプリケーションまで製品群の統合管理を行うソリューション「SteelCentral」の機能を拡張し、最新バージョンを発表した。同ソリューションは、一元的な可視化と分析を実現する総合的なパフォーマンス管理ソリューションであり、エンタープライズアプリケーションのパフォーマンスを維持しながらITの効率と生産性を高めることができ、ユーザエクスペリエンス、アプリケーション、インフラストラクチャ、およびネットワークのモニタリングが統合され、アプリケーションのパフォーマンスの総合的な可視化を実現。アプリケーションやネットワーク、インフラストラクチャの全体にわたるパフォーマンスの可視化を実現する場合やミッションクリティカルなアプリケーションのコードを綿密に調査する際にも利用が可能とした。新バージョンのSteelCentralでは、協調型のトラブルシューティング機能が進化し、Portal、AppInternals、AppResponse、NetAuditor、NetShark、NetPlanner、NetSensorなど、主要コンポーネントに追加された新機能はプラットフォームの統合促進という共通のテーマをサポートしている。ネットワークとアプリケーションの可視性の強化では、トラブルシューティング機能が進化しており、既存の論理ネットワークやアプリケーションマップに統合された実際のアプリケーションの物理的なネットワークパスを可視化ができ、IT部門のスタッフはアプリケーションとネットワークの運用状況のビューを切り替えながら参照が可能。また、構成などの変更に起因する問題領域に集中して対応できるようになり、根本原因の特定を実現するほか、NetSharkのパケットストレージが576TBまで増強され、詳細なフォレンジック分析にも対応ができる。この機能は政府機関や金融機関、医療機関などのセキュリティ、コンプライアンスの要件が厳しい大容量ネットワークで有効だという。さらに、エンドツーエンドのアプリケーショントランザクションモニタリングの強化では、ネットワークの遅延指標とアプリケーションのパフォーマンス指標をトランザクションレベルで統合する。1つの画面であらゆるトランザクションを包括的に可視化できることに加え、コンテキストベースのドリルダウン機能により問題の診断プロセスが大幅に合理化され、複雑な問題も短時間での解決を実現している。このような機能向上によりIT部門は、ネットワークやアプリケーションのパフォーマンス問題の解決に時間や労力をかけず、戦略的なプロジェクトにリソースを割り振ることが可能だという。加えて、WebアプリケーションとWAN最適化のモニタリングのコスト効率の向上では近年のIT環境のハイブリッド化により、自社運用、仮想環境、クラウドに関わらず、WAN最適化ツールである「SteelHead」を使用してアプリケーションデリバリを最適化する企業に対応している。機能拡張により、SteelHead環境の可視性と管理性を強化し、企業ではSteelHead EXデバイスやSteelHead Interceptorデバイスのステータスを全体的なインフラストラクチャの一部としてモニタリングが可能だ。そのほか、SteelHeadで最適化されたWebアプリケーションやSaaSアプリケーションのエンドユーザエクスペリエンスのモニタリングについてもパフォーマンスの改善が期待できるとしている。
2015年11月30日米Wind Riverの日本法人であるウィンドリバーは11月4日、クラウドベースのSaaS製品「Wind River Helix App Cloud(Helix App Cloud)」「Wind River Helix Lab Cloud(Helix Lab Cloud)」ならびにOSプラットフォーム「Wind River Rocket」「Wind River Pulsar Linux」を同社のIoT向けポートフォリオに加えると発表した。「Helix App Cloud」はクラウド上でのアプリケーション開発を可能とする製品。これにより、タブレットなどでもブラウザベースでアプリケーション開発を行うことができるようになるほか、遠隔地のチームメンバーとも連携しやすくなるなどのメリットがある。もう一方の「Helix Lab Cloud」では、開発したアプリケーションのシミュレーションを行うことが可能となる。IoTシステムでは多数のデバイスがネットワーク化されるため、物理的な検証を行うとコストが高くなってしまうが、「Helix Lab Cloud」を利用すれば検証コストを抑えることができる。今回発表された「Helix App Cloud」と「Helix Lab Cloud」は、同社が2014年に提供を開始したクラウド型プラットフォーム「Wind River Helix Device Cloud(Helix Device Cloud)」と共に「Wind River Helix Cloud(Helix Cloud)」としてスイート化される。アプリケーションの開発環境である「Helix App Cloud」、IoTシステムのシミュレーション環境である「Helix Lab Cloud」、デプロイしたIoTデバイスとそのデータを管理するクラウド型プラットフォームである「Helix Device Cloud」が揃ったことで、IoTシステムにおける開発からデプロイまでをカバーするクラウド環境が出来上がったことになる。「Helix Cloud」について米Wind Riverのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるディニア・ダスツール氏「IoTシステムではデバイスおよびネットワークの寿命が長いが、技術・環境が常に変化している。そこで重要となるのはアプリケーションを開発、検証、デプロイするインフラを整えることだが、それを提供するのがHelix Cloudだ。」と説明する。「Wind River Rocket」は、4KBという小さなフットプリントのリアルタイムOSで、32 bit MCUで動作するスモールフットプリントのセンサーハブやウェアラブルデバイスなど向けのOSとなる。一方、「Wind River Linux」は32 bit MCUから64 bit CPUまで対応するアプリケーション向けのバイナリLinux OSとなっている。いずれのOSもマルチアーキテクチャをサポートし、「Helix Cloud」に直接接続される。今後、インテルとARMアーキテクチャのサポートに加え、主要な商品ボードをサポートしてく予定だという。なお、両OSとも無料で提供される。ダスツール氏は今回の製品拡充について「クラウド分野における(Wind Riverの)存在感を高めるだけでなく、既存の事業を拡張するものであり、より大きなマーケットセグメントをカバーできるようになる。新しいOSプラットフォームはクラウドに接続し、マルチアーキテクチャに対応しているため、ユーザーはPoC(プルーフオブコンセプト)を迅速に実行することができ、非常に早い段階での商品化を最小限のコストで実現することが可能となる」とコメントし、IoTシステムを運用する上でWind River製品を使うメリットを強調した。
2015年11月04日