「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法をヒット作『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマです。■「顔が好き」と言ってほしい彼。でも私、顔で選んでないし!私の彼は世に言う「イケメン」。これまでもモテる人生を生きてきたのだそう。そんな彼は、「俺のどこが好き?」とよく聞いてく。「顔が好き」と言ってほしいのだ。一方で私は顔で付き合っているわけではないから「顔はタイプじゃないけど、仕事に一所懸命なとこ」と言ったら不機嫌に。だって、本当にそうなんだもん。中身が好きなんじゃダメなのかな。私としてはウソつきたくないし、何と言えばいいんでしょうか?■佐々木さんの答えは…「周りのみんなは、イケメンと言うけど、私は仕事に一所懸命なとこだな」いくら正直な気持ちでも、「顔が好き」と言ってほしい彼に、「顔はタイプじゃない」はマズイです。だって音楽でも、本でも、自分が大事にしているものを、相手が嫌いだと、悲しい気分になりますよね。ウソをつく必要はありません。友だちの話として、彼の言ってほしいことを言いつつ、伝え方のレシピ「認められたい欲」です。あなたの本当の気持ちである「仕事に一所懸命なとこ」と言ってあげると、彼もさらに仕事をがんばりたくなるでしょう。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師。株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書史上初、3年連続ベスト10入り、シリーズ85万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割(2)』ビジネス書史上、初版数1位で発売中!●伝ちゃんがLINEスタンプになりました!「伝ちゃん基本編 伝え上手になれるスタンプ」販売中。※『anan』2016年5月4日-11日合併号より。写真・土佐麻理子イラスト・吉野永里子
2016年05月10日職場やプライベートで言いたいことをうまく伝えられなかったり、心の中のホンネを言えず我慢したこと、ありませんか?言葉のニュアンスの違いは、たとえ些細なことに思えても人間関係に影響を与えるものだから、言葉選びや言い方にはどうしても慎重になってしまいがち。でも、「どうせ伝わらないし」と諦めているなら…ちょっと待って。「伝え方はセンスでなくて技術。料理と同じで、実はレシピがあるんです。それを知るだけで、誰でもきちんと伝わる話し方ができるようになります」と、『伝え方が9割』の著者で、anan本誌でも人気の連載コラムを持つ佐々木圭一さん。「伝え方において一番大切なのは、自分が思ったままを話すのではなく、まず相手が何を考えているのかを想像しながら話すこと。それを踏まえて“レシピ”を上手に使えば、言いたいことを言いつつ、相手に好かれるコミュニケーション力をつけることができますよ」今回は伝え方についての悩みを持った女子が集合。佐々木さんから、伝えるコツについてアドバイスをいただきました。ここからあなたも、“伝え上手”になるためのヒントをきっと得られるはず。■お悩み1何を言ってほしいのか、相手の欲している言葉を考えすぎて、本当に自分が思っていることを伝えられません…。(夕貴さん26歳・モデル)A.メモ帳を買って言いたいことを書き出してみる伝える前に相手の気持ちを考えている時点で、コミュニケーション上級者。電車でどう席を譲るか迷ってしまうのも、目の前の人の反応をさまざま予想できているから。これは素晴らしいことですし、悩むことはないですよ。ただし、気を使ったり遠慮をすることを続けていれば、“伝えられない”というはがゆさは解消されません。それを解決するには、紙に書き出すことが有効です。僕自身も、頭の中を整理するときは一度紙に落とすようにしています。それは書き出すことで、頭の中の空き容量が増え、冷静に考えられるようになるから。次々に浮かんでくる言葉を一度紙に落とし、相手の状況や自分の目的と照らし合わせながら整理することで、答えが見えてくるかもしれません。まずはメモ帳を買うことからスタートしてみることをオススメします。■年上の女性に自分の気持ちを伝えるのが苦手!変に気を使ってしまったり。どうすれば遠慮せずに話せますか?(新宮志歩さん24歳・司会業)A.「あなた限定」という方法が最適です目上の人に気を使うのは悪いことではなく、むしろ「伝える」ための第一歩。ただ行きすぎると仕事がスムーズに進まなかったり、自分の実力を出しきれず悔しい思いをするということにもなるでしょう。そういうときは「あなた限定」というレシピがオススメ。例えば、部下の話を聞こうとしない上司・山本さんがいるとします。「私の話を聞いてください!」と言えばムッとされるリスクがありますが、「山本さんにだけには聞いてほしくて」「山本さんにしか相談できない話があって…」と伝え方を変えると、印象は変わります。自分が特別だと言われると、人間は気持ちよく動けるのです。しかも、上司にとって“頼られる”ことは部下が考える以上にうれしいこと。言い方ひとつで、生意気なヤツからかわいがられる後輩へとステップアップできるはず。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師。株式会社ウゴカス代表。『伝え方が9割』シリーズは累計85万部の大ヒット。アメブロ「伝え方の秘密」も更新中。※『anan』2016年3月30日号より。写真・森山祐子文・中村朝紗子
2016年03月27日仕事でも恋愛でも、「こんなとき、相手の気持ちに沿ってスムーズな伝え方ができたら……」と思った経験はありませんか?そんな“伝え下手”な悩みをもつアンアン女子が、解決のためのアドバイスを佐々木圭一さんからいただきました!■お悩み1自分では怒ってるつもりはないのに、言い方がキツイのか、「そんなに怒らないでよー」とよく言われてしまいます…。(柴本愛沙さん33歳・会社員)A.相手の「認められたい欲」を刺激すること柴本さんに使ってほしいのは、「認められたい欲」を刺激するという方法です。仮に後輩が遅刻してきたとします。今まで通り「遅刻しないでよ」とストレートに言えば、そのセリフがいくら正しくても“この人怖い”という印象が強く残ってしまうかもしれません。これを「認められたい欲」を使って言い換えると「遅刻みたいにつまらないことであなたの評価を落としたらもったいないよ」となります。“評価を落としたらもったいない=あなたはいま評価されている”というメッセージが自然に伝わり、相手も快く行動を変えてくれる確率がアップ。相手を怖がらせないために思っていることを言わないという選択肢もありますが、それでは仕事の質が落ちたり、ストレスも溜まっていく一方。言いたいことは、伝え方を工夫しながら言っていきましょう。■お悩み2彼にしてほしいことを上手に伝えたい。これから一緒に住むので、今後は家事も分担してほしいのですが…。(木之本もよさん27歳・編集)A.「選択の自由」に見えることを相手に与える。「家事を手伝ってよ!」と言われれば、カレは自分が悪者にされたような気分になるかもしれません。かわいく上手にお願いするには、「選択の自由」を使いましょう。お願いごとが家事の分担であれば、「お風呂掃除と食器洗い、どっちがいい?」と選択肢を並べて聞いてください。すると相手も自然に、どちらかを選んでくれるはず。カレからすれば、選択肢を自由に選べるので尊重されていると感じて、前向きに動いてもらえる確率が上がります。一方、木之本さんからすれば、どちらに転んでも目的は達成されるというわけです。この「選択の自由」は、忙しい人をランチに誘うときや、乗り気でないカレをお出かけに誘うときにも活用できますよ。僕の感覚値ですが、「YES」の確率を2~3割上げることができるのではないでしょうか。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師。株式会社ウゴカス代表。『伝え方が9割』シリーズは累計85万部の大ヒット。アメブロ「伝え方の秘密」も更新中。※『anan』2016年3月30日号より。写真・森山祐子文・中村朝紗子
2016年03月26日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に、伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマです。■気づくと、彼の予定聞きまくっている。私はストーカーか?つきあって4年。気分にムラのある彼でデートしたいと思っても向こうの気分が乗っていないと、軽くスルーされる。友だちとの旅行から帰ってきてちょっとと会えてなかったから「週末は空いてる?空いてないなら、来週の空いてる日程おしえて」とメッセージしたら、まだわかんない」。いやいや、なんとか調整しようと思わないのかキミは?それに、なんか彼の予定を監視しているみたいな気分になるのもイヤ。■佐々木さんの答えは…「旅行のお土産わたしたいから、いつだったらいい?」あなたはただ、「この日、空いてるよ」と言ってくれればいいのに、と思っているでしょう。一方で彼は、ちょうど気分が乗らないときにメッセージをもらったのでしょう。ここであなたが予定を聞くメッセージを重ねれば重ねるほど、彼の気分は逆方向に行ってしまいます。そんなときは伝え方のレシピ「相手の好きなこと」。お土産は、彼のことを考えて買ってきたことが伝わり、嬉しいもの。そのお土産が彼の好物だとさらに効果的でしょう。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書史上初、3年連続ベスト10入り、シリーズ85万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 2』ビジネス書史上、初版数1位で発売中!※『anan』2016年3月23日号より。イラスト・吉野永里子
2016年03月22日ananで好評連載中の、佐々木圭一さんの「anan女子の伝え方」。そのキャラクター、伝書鳩の伝ちゃんがLINEのスタンプになりました。伝え上手になるため修行している伝ちゃんが、その成果をLINEスタンプで発揮!できるのか?!ぜひみなさん、いっぱい使って、伝ちゃんを応援してあげてください。「伝ちゃん基本編伝え上手になれるスタンプ」 …今回は基本編。次々とシリーズが増えていきます。お楽しみに!※LINEスタンプショップクリエイターズ「anan伝ちゃん」で検索。
2016年03月08日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に、伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマです。■年下の彼って、難しい。もっと私のことだって心配してよ!6つ下の彼は23歳。そんな私は、いいお年頃。彼は社会人になったばかりだから、仕事でいっぱいいっぱいなんだと思う。でも私のことだって、もっと考えてほしい。親や友だちから、結婚の話ばかりされるし。「もっと私のこと、心配してよ!」そう言いたいけど、言えない。彼の話はいっぱい聞いてあげてきたし、困ったときは助けてきたのに。でもそう言ってしまったら、この関係終わってしまうのかも…。■佐々木さんの答えは…「最近、仕事関係で男の人から、2人でごはん行こうって誘いが多いんだ」「私のことを心配してよ!」と言っても、彼は「それじゃあ心配しよう!」とは思いません。逆に「めんどうなこと言うな」と思います。あなたの求めとは逆に、心の距離も離れてしまいそう。そんなときは、伝え方のレシピ「嫌いなこと回避」。彼にとってみたら、彼女がモテて、他の人に取られてしまうのはイヤですよね。そうならないように、もっとあなたのことを気にかけるようになります。彼が心配したくなるように、伝えてあげるのです。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師。株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書史上初、3年連続ベスト10入り、シリーズ85万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割2』ビジネス書史上、初版数1位で発売中!※『anan』2016年3月9日号より。イラスト・吉野永里子
2016年03月03日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に、伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマです。* **■オーダーしてないのに、座るってありえなくない?!南青山のカフェでバイトしはじめた私。憧れの場所! ということで、ここのところテンション高めだったのだけど、働いてみるとそんなカンタンじゃない。特に学生の集団。5人で来て、ひとつしかオーダーしないなんてざら。「当店は、お一人さまワンオーダー制になっております」マニュアル通りに言うと、「え?」と言われたりする。それはこっちのセリフだ!オーダーもせず、座ってんじゃねーよ。まずい。私の接客、南青山っぽくない。■「ワンオーダー制ですが、お飲み物と食べ物、どちらになさいますか?」いくらマニュアルに書かれていても、「ワンオーダー制になっております」とだけ言われると、聞いた方は、注意された感覚になります。なんか悪いことをしたと指摘されたようで、後ろめたい気分にさえなりそうです。そこで伝え方のレシピ「選択の自由」。「飲み物」と「食べ物」どちらがいいですか?と言ってください。すると相手も自然と、どちらかを選んでくれるでしょう。せっかくいらっしゃったお客さまを、イヤな気分にさせません。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書史上初、3年連続ベスト10入り、シリーズ85万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 2』ビジネス書史上、初版数1位で発売中!※『anan』2016年3月2日号より。イラスト・吉野永里子
2016年02月27日3月5日公開の映画『星ガ丘ワンダーランド』の完成披露試写会が10日、東京・新宿バルト9で行われ、中村倫也、新井浩文、佐々木希、管田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。本作は、日本が世界に誇るCMクリエイターの柳沢翔が監督とオリジナル脚本を手掛けた記念すべき長編映画第1作目となる作品。主人公の温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母の訃報が届き、温人は離れ離れになっていた兄(新井浩文)、そして義理の姉(佐々木希)と弟(菅田将暉)と再会して閉ざされた過去が明らかになっていく……というストーリーになっている。主演の中村は「この映画、実は今から4年ぐらい前にお話があったんですが、待てど暮らせど何もなく、やらないんだと思っていました」と明かしながら「急に監督を紹介され、それから脚本が来てちょっとしたら豪華な皆さんがいらっしゃってビックリしました」とトントン拍子に話が進み、戸惑いもあったと告白。兄役の新井とは昨年TBS系で放送された『下町ロケット』で帝国重工の同僚として出演したが、その新井について「贅沢でしたよ。新井さんって寡黙な人かと思ったら、めちゃくちゃ気さくに話しかけてくるし、役者として対峙してスリリングでした」と賞賛、新井も「ちょっとしたある色がテーマなんですが、だから帝国重工にいたんだと分かる色ですよ(笑)」と話して笑いを誘った。そんな2人の姉妹役を演じた佐々木希は、劇中ではほぼスッピンの状態で出演したという。「化粧水などスキンケアはしてもらったんですが、ほとんどメイクをしてない状態でした。なかなかスッピンに近い役はなかったので、すごく新鮮でしたし新しい佐々木希が見られるんじゃないかと思っています」とアピール。また、親自慢のコーナーとなり、佐々木は「手料理です。実家に帰りたい理由になります。炊き込みご飯が大好きです」と話していた。映画『星ガ丘ワンダーランド』は、3月5日より全国公開。
2016年02月11日2015年に活躍したブロガーを表彰する授賞式「BLOG of the year 2015」が2月8日(月)に開催され、佐々木健介・北斗晶夫妻が最優秀賞をW受賞し、佐々木さんが登壇。スピーチでは、佐々木さんが「何でもないような日常ですが、この日常が一番幸せだなと昨年本当に思い知ったので、少しでも多くの笑顔を皆さんに届けられたらと思います」と妻である北斗さんへの愛を惜しみなく述べ、会場が温かい拍手で包まれた。この日のプレゼンターは、最も価値のあるブロガーとして初代「MVB(Most Valuable Blog)」に認定された市川海老蔵が務めた。満面の笑みでトロフィーを受け取った佐々木さんを、市川さんが自身のスマホで撮影する、ブログ授賞式ならではの瞬間も見られた。佐々木さんは受賞したブログについて、「自分は女房、息子たち、愛犬とサザエさん一家のようなブログに憧れて、やらせていただいています。ほんわかした雰囲気ですけども皆さんに見ていただいて本当に幸せです」と感謝を伝えた。そして、北斗さんより受け取ってきたという手紙を音読した。手紙には「昨年、ガンになり闘病生活になってから、毎日を家族や友人と共に、壊れそうな心をずっと支え励ましてくれたのが読者の皆さんでした。元気をもらっていたのは私でした。今では読者の皆さんは私にとって頑張る気力の源です。そして私は元気です」などと綴られており、この日一番の拍手が送られた。佐々木さんは、今朝家を出るときに「『頑張ってこいよ』って言われました(笑)。お弁当をもらって、行きの車の中で美味しくいただきました」とラブラブなエピソードを披露し、照れていた。また、最優秀賞のほか、優秀賞としてオクヒラテツコ(ぺこ)、織田信成、後藤真希、高橋克典、樽美酒研二、土屋太鳳の6名も授賞式に参加。登壇者同士で互いのブログを見ているという話で盛り上がった。特に、市川さんが樽美酒さんに「顔がすごい親近感」と話しかけると、「偽物の歌舞伎で…自分で(メイクを)やってます」と答えた。すると、市川さんが「うまいですね。歌舞伎役者っぽい。すげえうまいですよ」と矢継ぎ早に大絶賛し、樽美酒さんは恐縮しながらも「筆で全部やってます。いやあ、うれしいです」と微笑み合っていた。(cinamacafe.net)
2016年02月08日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に、伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマです。■お悩み「大ピンチ!子どもが、全く言うこと聞いてくれない!」今日は、夢に見た教育実習!小学校で社会科の授業を担当することに。クラスで「先生!」って呼ばれちゃうのかな?!子どもたちに喜んでもらおうと、資料も徹夜して準備した。昔から先生になるの夢だったんだ。さっそく「みなさん、この地域について、調べてください」って言ったら、あれ???反応がにぶい。教育実習生だからナメられてる?後ろの席なんて、完全に聞いてない。先生、どうすればいいですか!?あ、先生は私だ。■佐々木さんの答えは…「今日これからみんな、観光大使になってもらいます!」観光大使になれるって言われたら、楽しそうですよね。子どもたちも喜んで参加したくなるでしょう。これは、伝え方のレシピ「相手の好きなこと」。子どもは、楽しそうなことはするけど、そうでないことはやりません。調べてほしいから、そのまま「調べてください」と言ってはダメなのです。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ82万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 2』ビジネス書史上、初版数1位で発売中!※『anan』2015年12月25日号より。イラスト・吉野永里子
2015年12月19日好きな異性をデートに誘いたい、というシチュエーションを想像してみてほしい。この時ストレートに「デートしてください」と伝えたとして、相手が同意してくれる確率は正直なところあまり高くはないだろう。元々相手が自分に強い好感を抱いているといったような特殊事情でもない限り、すげなく断られて終わりのはずである。ところが、同じことをたとえば「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」という形で表現してみると、誘える確率が上がるような気はしないだろうか。どちらも実質的にはデートに誘っているだけなのに、伝え方ひとつでここまで印象が変わってしまう。相手に何かをしてもらいたい場合、「伝え方」はその伝える内容以上に結果を大きく左右する。実はこの言い換えは、『伝え方が9割』(佐々木圭一/ダイヤモンド社/2013年2月/1400円+税)の冒頭で紹介されている例だ。本書の著者である佐々木圭一氏は「プレイステーション」などのヒットコピーを手がけ、米国の広告賞で日本人初の「ゴールド賞」を受賞するなど売れっ子のコピーライターであり、言うならば伝え方のプロである。うまい伝え方を知っているだけで、ビジネスでもプライベートでも有利に事を進められるようになる。伝え方に自信がないという人は、ぜひ本書を参考にしてみてほしい。○「伝え方」はセンスだけの問題ではない「うまい伝え方」ができるかどうかは、ほとんど持って生まれたセンスによって決まってしまうと考える人がいるかもしれない。僕も最近までは、コピーライターという職業はたとえば小説家であるとか映画監督のように神秘化された職業というイメージを持っていた。「うまい伝え方はできる人にはできるし、できない人にはできない、それだけだ」という身も蓋もない意見も、それなりに正しいと思えないこともない。しかし、本書はそのような「センスだけで決まる」という考え方を否定する。「伝え方には技術があり、共通のルールがある」というのが本書の基本思想だ。そのため、本書では単に名コピーや言い換えを列挙するのではなく、その裏にあるシンプルな原理についての説明が試みられている。読んでみると「なるほど」と頷けるものも多い。もちろん、センスが伝え方に与える影響が一切ないと言い切ることはできないだろう。本書を読めば、誰でも糸井重里級の名コピーを量産できるようになるとは残念ながら言えない。もっとも、日常生活で求められる「うまい伝え方」は映画やヒット商品のキャッチコピーを作るのとは違う。冒頭で挙げたデートの誘い方のような言い換えの例は、原理さえおさえれば誰でも実践できるようになると言っても差支えないだろう。そういった「うまい伝え方」を身につけるという意味では、本書で説明されている「技術」は力強い武器になる。○「ノー」を「イエス」に変える伝え方前述のデートの誘い方の例は、伝え方を工夫して相手の「ノー」を「イエス」に変える技術の典型であると言える。「デートしてください」を「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」に言い換える過程には、非常に論理的な思考プロセスが存在する。相手の「ノー」を「イエス」に変える伝え方を考える際には、自分の希望だけでなく相手の頭の中をよく想像するところからはじめなければらない。相手の頭の中を想像すれば「興味ない人とデートはしたくない」と相手が考えているであろうことはすぐわかる。ここで「デートしてください」とストレートにお願いしても、自分と相手の利害が相反している以上、断られるのはある意味あたりまえだ。ゆえに、思ったことをストレートに伝えるのはNGということになる。「イエス」と言ってもらうためには、自分と相手の利害を一致させなければならない。ここでたとえば、相手が初めてのものが好きで、食べ物としてはイタリアンが好物ということがわかっていたとする。それなら、相手が行ったことがない美味しいイタリアンの店に一緒に行かないかと提案してみれば、自分と相手のメリットが一致して提案が成就する可能性が高くなることが想像できる。このようなプロセスを経て、「デートしてください」という体当たり的な伝え方は「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」という「うまい使え方」に変貌する。こうやって書いてみるとシンプルであたりまえのことに思えるが、実践できている人は決して多くない。何かをお願いすることが下手な人は、往々にして相手の都合を無視して自我を通そうとする。それではうまくいくわけがないということが、この技術からもよくわかる。○伝えたいことがあっても伝え方が悪ければ伝わらない本書では他にも「強いコトバ」をつくる原理が5つの技術と共に紹介されている。こちらは上述の「ノー」を「イエス」に変える伝え方に比べるとやや身につけるのが難しいように思えるが、身につけることができれば仕事でメールを書く際やブログに文章を書くときなど、色んな場面で役に立つだろう。詳細は本書を読んでみてほしい。どんなに熱く伝えたいと思うものを持っていたとしても、伝え方が悪ければ残念ながら伝わらない。それはものすごくもったいないことだと思う。自分の思いをムダにしないためにも、「伝え方」はぜひとも身につけたい技術である。
2015年09月11日佐々木希が8月31日(月)、パスタ専門店やドレッシングの販売で知られる「ピエトロ」の創業35周年記念イベントに出席した。以前よりピエトロのアンバサダーを務めている佐々木さんは9月よりオンエアされる新CMにも出演。これが6作目のCMとなる。新CM2本のうち1本では、以前から好評のウサギの耳をつけており、森の中でクマと遭遇。そして35周年を記念して制作されたもう1本では、同社の村田邦彦社長と共演し、社長が手作りでドレッシングを作るさまを隣で見守っている。この日も村田社長はコックコート姿で登場し、佐々木さんのためにその場でドレッシングを調理。佐々木さんは「コック姿がカッコいいです」と微笑み、手作りのドレッシングも「最高です!普段のピエトロのドレッシングも美味しいけど、目の前で作っていただき、フレッシュで美味しいです!」と感激の表情を浮かべ、野菜をほおばっていた。35周年にちなんで、佐々木さんが35歳になったら?という質問には「いまは女優の仕事をやらせていただいているので、35歳になってもいろんな役をやっていたい。体力勝負なので、野菜をしっかり摂って健康と美容に気をつけて頑張りたいです!」と8年後を見据えた。報道陣からは「その頃には結婚は?」という質問も飛んだが「どうですかね(笑)?そればっかりはタイミングなので…」と語る。「いつまでに結婚したい」という願望に関しては「ないですね」とキッパリ。「もっと若い、20代前半の頃は早くウエディングドレスを着たいと思ってましたが、現実的になりました」と明かし「どうなってるか自分でも楽しみです」と笑顔を見せた。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日女優の佐々木希が主演を務める映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』のメインビジュアルと特報映像がこのほど公開され、佐々木の白無垢姿が初披露された。2014年、60年に1度の大遷宮を迎えた縁結びで知られる島根・出雲大社。本作は、その出雲大社が初めて映画撮影に全面協力し、神話の国・出雲を舞台に人々を結ぶ"縁(えにし)"の物語を描く。佐々木が演じるのは、都内の出版社に勤務する飯塚真希(29)。平岡祐太演じる大手建設会社勤務のエリート・中村和典(30)との結婚式を控えていたが、祖母の遺品を整理する中で白無垢と婚姻届の束を見つけたことで、家族の在り方と自らの縁(えにし)を見つめ直していく。公開された特報では、佐々木がナレーションを担当。『欲望の翼』や『恋する惑星』など多数の映画で、世界的に活躍する撮影監督クリストファー・ドイルによって、出雲大社本殿や出雲の地ならではの神秘的な景観が映し出され、ラストシーンでは、白無垢をまとった佐々木が「私、結婚します」と宣言する。本作でメガホンを取るのは堀内博志監督。出雲を愛するがゆえに周囲と折り合えない充役を『砂時計』(08年)の井坂俊哉、真紀を常に優しいまなざしで見守る婚約者・和典役を平岡、祖母の婚姻届の夫の欄に書かれていた「秋国宗一」を国広富之が演じるほか、りりィや藤本敏史(FUJIWARA)など、共演陣は多彩な顔ぶれ。全国公開に先駆け、作品の舞台で撮影も行われた島根、鳥取の3カ所の劇場で、9月26日から先行公開される。(C)映画「縁(えにし)」製作委員会
2015年08月16日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に伝え方ひとつで、がらりと変わる方法をヒット作『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、女性ショップスタッフのこんなお悩み。■ニガテな上司と食事!同僚のユキも引きずりこみたい!大ピンチ!私の上司は、会社の女子会でもたびたび話題になる、クセのある上司。その上司にしつこく誘われて、断り切れず食事することに。私ひとりだとキツい!キツすぎる!そうだ。女子会仲間のユキを連れていこう。でも…「上司との食事、キツいから来てくれない?」と言っても、笑いはするだろうけど来てくれないだろうな。私だったら絶対行かない。でも、ひとりで行くのだけはいや!!!■佐々木さんの答えは…「女子会のネタづくりに行こうよ。次回のお酒が最高に美味しくなるよ!」ユキさんは、イヤな上司とは飲みたくないはずです。ですが、女子会が盛り上がる話題はつくりたいでしょう。どんなことでも、物事は一つの局面だけではありません。「相手の好きなこと」を探し出してみましょう。伝え方で突破することは、可能なのです。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、株式会社ウゴカス代表。アメブロ「伝え方の秘密」スタート。『伝え方が9割』ビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 2』ビジネス書史上、初版数1位で発売中。※『anan』2015年7月29日号より。写真・土佐麻理子イラスト・吉野永里子
2015年07月25日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」そんなアンアン世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は小旅行を計画中の女子からのお悩みがテーマ。■友だちと海へ。でも私は車を出したくない!大学時代の友だちと、海に小旅行。女の子の荷物は多いのだ。あと、パラソルとかも持っていきたい。海に行くなら車が便利なのだけど、持っているのは私とエリちゃんだけ。……でも私は出したくない。車汚れそうだし、車出したらほぼ運転でしょ。帰りはみんな爆睡に決まってる。だからって、「汚れるから、私は車を出したくないな」なんて言うと、ただのワガママな子。ダメダメ、ステキ女子を目指す私のコトバじゃないわ。■佐々木さんの答えは…「エリちゃん、運転うまいし、曲のセンスいいから、お願いできない?」車を持っている人は、基本運転が好きです。それを認めてあげれば心も動くものです。でも、ただ褒めるだけではダメなのです。自分が褒めたいところではなく、相手が褒めてほしいところを言う。思ったまま言うのではなく、相手を想像して伝えて下さい。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割(2)』発売中!※『anan』2015年7月22日号より。イラスト・吉野永里子
2015年07月19日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法をヒット作『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回のテーマは、女性ショップスタッフのお悩み。■待たせるとお客さんが逃げちゃう!待って!地元のコーヒーショップで働いている私。最近、近くのコンビニでもドリップコーヒーが売られるようになって、店長も焦っているみたい。という私、カウンターにいていちばん悲しいのが、コーヒーがちょうどなくなったタイミングで「もうすぐ、落とし終わるので、お待ちください」と言っても、せっかちなお客さんは帰ってしまうこと。“待って待ってオーラ”を出すのだけど、効かない。え、色気がたりない?■佐々木さんの答えは…「淹れたての美味しいコーヒーができます。少々お待ちください」お客さまがコンビニではなく、高いコーヒー屋に買いに来ているのはなぜでしょう?それは美味しいコーヒーを飲みたいから。相手のことを想像して伝えれば、想いは伝わります。今回の伝え方のレシピは「相手の好きなこと」。お客さまが待ちたくなるよう伝えるのです。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割2』発売中!※『anan』2015年7月8日号より。イラスト・吉野永里子
2015年07月05日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」そんなanan世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回はこんなお悩みがテーマ。■急な仕事で、彼とのデートをドタキャンすることに!月末になると、仕事が忙しくて。彼よりも、私のほうが忙しいなんてときもしょっちゅう。せっかくの約束もドタキャンになる。「ごめん。急なトラブルで、どうしても今夜抜けられなくて」と話すと黙る彼。納得できない様子。そりゃ私のほうが悪いけど、なんか世の中のカップルと逆なのかな…。でも周りに聞いてみると、意外と友人でもそういうことってあるみたい。■佐々木さんの答えは…「行きたかったレストランの予約、来週とれた!今日はその日の分、仕事になっちゃうけど」ドタキャンは、それだけで相手のテンションを落とすものです。伝える前に、彼の好きなことから話しましょう。彼へのダメージをだいぶ和らげることができます。思ったまま、ストレートに言えばいいというわけではないのです。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割(2)』発売中!※『anan』2015年7月1日号より。イラスト・吉野永里子
2015年06月30日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」そんなアンアン世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法を『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回はこんなお悩みがテーマ。■部屋をちらかしっぱなしの彼。何度言っても片づけない!出会った頃は、もうちょっと片づいていたのに。彼の部屋の話です。今は、どうですか?部屋に行ったら、何日も前に帰ってきた出張のカバンとか、転がってるわけです。のぞいてみたら、出張先で買ったのか、おむすびがビニール袋に入ったまま。怖いもの見たさで開いたら、かなりパンチが利いた香りが。「いいかげん、片づけて!」と言ったのだけど、大きな変化なし。将来結婚するということになる前に、教育しておかないと。■佐々木さんの答えは…「カバンを床に置いておくと、仕事運が下がるんだって!」注意しても、なかなか直してくれない彼には、伝え方の最終手段「嫌いなこと回避」です。こうなると嫌だよね、と伝えることで、動かなった彼も動きます。ちなみに「カバンを床に置いておくと、仕事運が落ちる」というのは、風水の基本中の基本です。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 (2)』発売中!※『anan』2015年6月24日号より。イラスト・吉野永里子
2015年06月20日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつで、がらりと変わる方法をヒット作『伝え方が9割』の著者・佐々木圭一さんが教えます!今回は、こんなお悩みがテーマ。■名字で呼んでくる年下の彼。下の名前で呼んでほしい!つきあって半年。彼は、優しくて、まじめで、がんばり屋さん。そして……会社の後輩。そう、職場恋愛、真っ最中なのです。会社の飲み会から、帰りの方向が、たまたま一緒だったのがきっかけ。会社で「小林さん」と呼ばれていて、そしてプライベートでも。「ねえ、名前で呼んでよ」と言っても、笑ってごまかされた。また同じこと言うのもな、だしこのまま名字で呼ばれるのもな。■佐々木さんの答えは…「まなみか、まなちゃん、どっちが呼びやすい?」AかBかどっちがいい?と聞くと人は思わずどちらかを選んでしまうものなのです。呼び名を変えるのは、彼も言い慣れてないから、照れるもの。でもこうやって、あなたからガイドしてあげれば、彼も選びやすいです。しかも自分から選ぶことになるので、名前で呼んでくれるのが期待できます。◇ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ79万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割2』発売中!※『anan』2015年6月17日号より。イラスト・吉野永里子
2015年06月15日佐々木蔵之介が作家志望の“ダンナ”、永作博美が“ヨメ”を演じて大ヒット中の『夫婦フーフー日記』。このほど、佐々木さんと本作のモデルとなった実在の“ダンナ”清水浩司さんとの“ダンナ×ダンナ対談”が実現。その模様を収めた特別動画が、シネマカフェに到着した。17年間友だちで、1年ちょっと夫婦で、そして9か月だけ母親だったヨメ・ヨーコ(永作さん)。四十九日を迎えたある日、ダンナ・コウタ(佐々木さん)の目の前に、“死んだはず”のヨメが現れた!果たして、これは幻影か、現実か?ダンナは死んだはずのヨメと、あの怒涛の日々をブログを通してふり返っていく…。本作の主人公夫婦のモデルとなったのが、清水浩司(ダンナ)さんと睦(ヨメ)さんご夫婦。作家志望で音楽誌編集者だった浩司さんは、睦さんの病気発覚後、離れて暮らす家族や友人へ彼女の病状を伝えるため、“川崎フーフ”という名で「がんフーフー日記」という闘病ブログを開始。やがて、そのブログは、大切な人たちとの繋がりとなっていく。睦さんは、念願の男児を出産し、治療に臨むも、38歳という若さでこの世を去ることに。次々と起こる事態の中で、最期まで精一杯笑って生きた493日の夫婦の日々を綴ったブログは人気を博し、2011年に書籍化され、そして今年、映画として誕生した。映画化にあたっては、死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る、という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、そして家族の愛がより浮き彫りにされている。ダンナ・浩司さんは、「映画は(本で書いた奮闘記の)その後のストーリーですが、フィクションと分かっていてもダンナに自分を重ねてしまうところはありましたし、ドキッとした部分もありました。生前のエピソードはほぼ原作に忠実に描いてくださり、とても感謝しています」と、メッセージを寄せている。動画では、映画が完成した後だからこそ語れる佐々木さんがダンナを演じた心境、ヨメ役の永作さんとどんな夫婦像を創ろうとしたのかなどを、元編集者でもある浩司さんが怒涛の質問!佐々木さんは、笑いながら涙が溢れる、かつてないストーリーへの思いと、映画同様、“怒涛”の撮影の様子を明かしている。『夫婦フーフー日記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年06月04日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつでがらりと変わる方法を、コピーライターで作詞家の佐々木圭一さんが教えます!今回はこんなお悩みがテーマ。■時間に超きびしい彼。でも15分遅刻! がーん。外資系金融に勤めている彼、というか、まだ食事を2回だけした人。しっかりしていて、ワタシ的にはかなり気に入ている。でも彼には一つだけキレポイントがあって…。それは、仕事柄なのか、時間にだけはとにかくきびしいこと。なのに…今日は、完全に遅刻。いま待ち合わせに確実に遅れること決定で、電車の中のワタシ。早くつくなら、電車の中でも走りたい!(無意味)メッセージしようにも、『寝坊しちゃって、15分遅れます。ごめんなさい』と送ったら、デートのスタートから険悪になりそう。■佐々木さんの答えは…「いっしょに歩くと思ったら嬉しくて、ぜんぜん服がえらべなくって。気づいたら、時間がたってました。15分ほど遅れてしまいます。ごめんなさい」彼のキレポイントである遅刻を言う前に、『相手の好きなこと』である「いっしょに歩くと思ったら嬉しくて、ぜんぜん服がえらべなくって」と伝えましょう。するとまず、メッセージを読んで嬉しい気持ちからはじまります。「じぶんのために時間をかけてくれたんだ」と伝わり怒る気持ちもなくなるでしょう。ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネス書大賞2014年総合1位、シリーズ77万部の大ヒット。待望の第2弾『伝え方が9割 2』発売中!※『anan』2015年6月3日号より。イラスト・吉野永里子
2015年06月02日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつでがらりと変わる方法を、コピーライターで作詞家の佐々木圭一さんが教えます!今回はこんなお悩みがテーマ。 ■アート系のイケメンをじょうずに誘い出したい! 会社のデザイナーに、気になる人がいて。たまに原稿を渡しに行くことがあるのだけど、それだけの関係。彼はたいていデスクでデザインをしていて、そのときの表情はちょっとコワい。だけど、原稿を受け取ったときは、やさしい笑顔で「ありがとう」と言ってくれる。恋の一歩目は、お茶から。いちど、彼と行きたいのです。「こんど、お茶でもしませんか?」と言うのは、ちょっと恥ずかしいし、ちょっと唐突。きっと彼も困ってしまうかも。 ■佐々木さんの答えは… 「3Dラテアートって知ってます?凄いんです。そうだ、見に行ってみませんか?」 アート好きな彼のことを想像すると、見たことのないアートは見てみたいはず。そこでこう伝えれば、同時にあなたの求めるお茶に行くことにもなるのです。あなたの求めていることをそのまま言わず、相手の興味あるもので誘うと成功率が上がります。お誘いするときは、「相手の好きなこと」を考えてみましょう。 ささき・けいいちコピーライター、作詞家、上智大学 非常勤講師、「ウゴカス」代表。『伝え方が9割』はビジネ ス書大賞2014年総合1位、シリーズ73万部の大ヒット。 待望の第2弾『伝え方が9割 2』発売中! イラスト・吉野永里子 ※『anan』2015年5月20日号より
2015年05月18日「コトバが足りない」「うまく説明できず、察してほしいと思ってしまう」。そんなアンアン世代に。伝え方ひとつでがらりと変わる方法を、コピーライターで作詞家の佐々木圭一さんが教えます!今回はこんなお悩みがテーマ。 ■ケンカせず、ハッピーに彼の気持ちを変えたい! 同棲中の彼が言い出した「マットレスを、もうひとつ買いたい」。どうやら彼は、ひろーい布団で寝たいとのこと。ただでさえ狭い1Rなのに、私としては、これ以上部屋が狭くなるのはイヤ。ヨガするスペースもなくなっちゃう。でも、思ったまま、「部屋が狭くなるのは、イヤだな」と言ったらケンカになってしまいそう。 ■そんなときは、伝え方のレシピ【相手の好きなこと】「はなれて寝るのはイヤだな」 彼としては、「そばで寝たい」という彼女のきもちが嬉しいに違いありません。じぶんの思い通り部屋を狭くすることもなく、しかも彼との関係もよくなってしまう素敵なレシピです。伝えるとき、思ったままストレートに言うのではなく、「相手の好きなこと」から考えて、話してみましょう。 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月12日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。この度、本作に登場するキュートな赤ん坊“ペ~”に佐々木さんと永作さんが悶絶するシーンが一足先にシネマカフェに到着した。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“ぺ~”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。今回公開された映像は、ヨメの出産から闘病中の育児に奮闘するダンナとヨメが、日々を“フーフー”駆け抜けながらも、赤ん坊ぺ~の笑顔に悶絶する愛に溢れたシーン。ぺ~が誕生した日の幸せ、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平らが演じる仲間たちと一緒に育児に励んだ日。また、ぺ~が初めて発した笑い声をもう一度聞こうと夫婦で笑わせようと必死になった日など思わず笑顔がこぼれるシーンが詰まっている。撮影現場で苦労したところは、佐々木さんと永作さんの愛しい息子である当時8か月のぺ~とのシーンだったそう。タイトなスケジュールの中、ぺ~に笑ってほしいとき、なかなか思うようにはいかず、ぐずってしまい、佐々木さん、永作さんが現場であやすことも多々あったようだ。出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚…闘病生活の中に笑顔があったのは“ぺ~”存在があったからかもしれない。まずはこちらの映像から佐々木さん&永作さんを魅了するキュートな“ぺ~”をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることで話題の『夫婦フーフー日記』。実話を基にした本作からこの度、佐々木さんと永作さんの絶妙な掛け合いが印象的なTVスポットが公開された。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。原作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)。『婚前特急』などで知られる前田弘二監督が映画化する本作では、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る”という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせ、笑いながらも涙が溢れるストーリーに仕上がってる。今回、「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」で人気の声優・諏訪部順一がナレーションを務めた映像では、ヨメを失い茫然とするダンナ(佐々木さん)と、死んでもほっとけないダンナの前に突如現れ、明るく、力強く励ますヨメ(永作さん)が登場。佐々木さんと永作さんのツッコミ、ツッコまれる掛け合いは、まるで夫婦漫才を見ているかのよう。特に、最後の出産直前の病室で永作さんが手紙を書いているシーンで、「ありがとうダンナ、大好きだよ」と病気を抱えながらも母親になることを選び、心から喜ぶ永作さんの姿は印象的。まずはこちらの映像からわずか493日の夫婦の日々をふり返り、“フーフー”言いながら生き抜いた佐々木さんと永作さんの姿をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会が3月24日(火)に開催され、佐々木さん、永作さんに加え、共演の佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督も出席。撮影時は生後8か月だった息子役の赤ちゃんと久々の対面を果たした。実話をベースに製作された本作。17年間、友達として過ごしたのちに結婚したダンナとヨメ。入籍後すぐにヨメが妊娠するも、時を置かずにがんに侵されていることが発覚し、やがて悲しい別れが訪れる…。そんな様々な事態に直面するも前を向いて仕事、子育てに奔走するダンナの姿を描き出す。佐々木さんは本作の脚本を最初に読んで「ただ悲しい、苦しい、絶望だけでなく、希望にあふれていて笑い泣きしました」と明かす。脚本を呼んで出演を即決したという永作さんも「本当に面白かった。魅力的な人がたくさんいて、こんなに泣いたり笑ったり忙しい脚本はない!感情が揺り動かされて『やりたい』と思いました。闘病シーンがしっかりとある中で、こんなに笑っちゃうなんて…爆笑しましたから」と語る。2人の“夫婦漫才”のような掛け合いも本作の大きな魅力だが、佐々木さんは「(永作さんとの共演は)10年前に夫婦をやって以来ですが、何の打ち合わせもなくやれました」とニッコリ。永作さんは「ボケとツッコミが多くて、生粋の関西人の佐々木さんがいてくださってよかったです!私も(佐々木さんのボケとツッコミを)盗もうとしたんですが、全く盗めなかったです(笑)」と述懐。すかさず佐々木さんから「永作さんのキャリアにそんなのいらないでしょ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。改めて久々の共演について、佐々木さんは「アイドルグループの)『ribbon』の頃から全く変わらないかわいさでした。僕が関西の小劇場にいた頃、『ribbon』が古田新太さんの『劇団☆新感線』に客演すると聞いて『え?ribbonが?』と思った頃から変わらないです」と永作さんの変わらぬかわいらしさを絶賛!永作さんは「あいかわらず男らしい方だと実感しました」と役を離れても仲睦まじい様子をうかがわせた。ヨメに先立たれたダンナは父親として仕事、そして“ぺーちゃん”の育児に奔走するが、佐々木さんは「撮影は3週間でタイトなんですけど、ぺーちゃんにはぺーちゃんの時間が流れてる(笑)。笑ってほしい時でも、ぺーさまは、お泣きになられたり、寝ておられたり…(笑)。それでも1回、笑ってもらえると現場が明るくなるんです。(劇中のダンナと)現場がリンクしてました」とふり返る。永作さんはそんな佐々木さんの奮闘について「大変だったと思いますが慣れてらして、上手に抱っこして落ち着いてました」とパパぶりを称える。佐藤さんは「(現場に)いないと思ったらぺーちゃんのところに行ってて、いると思ったら筋トレしてた(笑)」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。そして、イベントの最後にぺーちゃんを演じた平井美遥ちゃんが佐々木さんに抱っこされて登場!撮影当時は生後8か月だったが、そこから約1年で大きく成長し、佐々木さん、永作さんらを驚かせていた。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日佐々木希が永作博美との共演し、初めて母親役に挑んだ『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』がまもなく公開になる。佐々木は「これまでにない難しい挑戦だった」と撮影を振り返った。その他の写真台湾の女性監督チアン・ショウチョンがメガホンを握った本作。東京から故郷・奥能登に帰り珈琲店を開いた岬と、シングルマザーの絵里子の交流が美しい風景を背景に紡ぎ出されていく。元々「子どもは大好き!」という佐々木。子どもたちに触れ合う時間を設けてから撮影に臨んだが、それが功を奏した。「撮影以外の時間も一緒にいるのが当たり前で、子どもたちは“希ママ”と呼んでくれていました。コミュニケーションを取ろうと意識したというよりも好きで自然とそうなりました」と振り返る。だが、絵里子は単に子どもたちを愛するだけの母親ではない。シングルマザーとして家事や仕事に追われる中で、子どもに八つ当たりしたり、子どもたちの気持ちをよそに男に入れあげることもある。「そこはすごく難しかったです。何が正解か分からないまま葛藤していました」と語る。一方で、完璧ではない絵里子に佐々木自身、強く惹かれたという。「上手く言えないけど絵里子のキャラクターは私、好きなんです。前半の出来ない部分も含めて、人間臭いなと思います。『あぁ、こういう人いるなぁ』と思いながらやってました。私自身、彼女の気持ちはよく分かるし、不器用さがかわいいと思えました」。佐々木もまた自らを「不器用なタイプ」と語る。これまでにない難役を前にパニックに陥ることもあったが、映画さながら、永作の言葉に助けられたという。「いろんなことをやろうとして、頭の中に全部入れて現場に行ったらパンクしそうになりまして…(苦笑)。そうしたら永作さんがすっと近づいてきて『自分が思う大事なことひとつだけに絞って、それを信じてあとのことは捨てていいから』ということをおっしゃってくださり、その言葉に救われました」。岬との出会いをきっかけに成長を遂げていく絵里子――それは現在進行形で女優として成長を続ける佐々木そのもの。“女優”佐々木希にとって、忘れられない大切な1作となった。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開取材・文・写真:黒豆直樹
2015年02月25日手塚治虫タッチのパロディー漫画『神罰』で知られ、著名作家の絵柄をまねたシモネタギャグを得意とする漫画家の田中圭一氏。デビュー当時からサラリーマンを兼業する"二足のわらじ漫画家"としても有名で、現在はBookLiveに勤務する一方で、京都精華大学の講師も務める。そのほか、「田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-」(ぐるなび)、「うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~」(文芸カドカワ/note)、「ハピラジ!」(ニコニコ生放送)など、インターネットを中心に幅広く活動している田中氏。今回、紙からインターネットへ移行した経緯や、インターネットの魅力、漫画家としての今後の展開などをインタビューした。――田中先生はインターネットを積極的に活用されていて、2013年に漫画発表の場を紙媒体からインターネットに移されたとのことですが、どういった経緯だったのでしょうか。ちょうどその少し前から僕の紙の本が売れなくなってきていて、世間でも、雑誌も売れない単行本も売れないという傾向が顕著になってきてますよね。だから、これから先、漫画家で食べていくのに希望的な状況じゃないなと思ったんです。そんな時に、電車で周りを見渡すとみんなスマホをいじっていたんですね。新聞や漫画雑誌を読んでる人はずいぶん減ったけどスマホは見ている。だったらスマホの中で自分の存在感を大きくすることが生き残りの1つの手だなと感じたんです。当初は、特にマネタイズは考えていなかったんですが、Twitterで面白いネタをつぶやいたり面白い画像を載せるとフォロワーが増えるし、これから先スマホやインターネットでみんなもっと情報を得るようになっていくだろうから、その中で生き残るための第1歩と考えたんです。――編集者で漫画原作者の竹熊健太郎さんにも後押しされたとか。竹熊さんが2010年くらいから、これからは「街のパン屋さんのような漫画家を目指せ」とおっしゃっていて。彼が紙の本からの仕事がなくなってスランプになっていた時期に、周りから勧められて『たけくまメモ』というブログを立ち上げたんですよ。そうしたら一気に固定ファンが数万人できて。これからの漫画家は、大手のメジャー雑誌に載ってミリオンセラーを出して豪邸を建ててというのが年々難しくなってくるから、数万人でもいいから固定ファンを捕まえてその人たちが欲しいもの、望むものを提供することでマネタイズをしていくのが良いと。それはすごく正しいなぁと思っていて。それを見ていたから、最初は自分も興味本位でおもしろ画像などを上げている内に、リツイートが増えて、フォロワーが増えて、「あー、これはメディアなんだ」とわかったです。――実際にSNSを始められて実感したんですね。当時、前の会社で「コミPo!」という漫画制作ソフトを発表する際に、プロモーションムービーを作って発売前に一部の関係者用にWEBにアップしたんですよ。その時にアルファブロガーの小飼弾さんにも見てもらったんだけど、「発表会が来週ありますよ」という告知をした時に、「ようやく発表ですね」と一部の関係者しか公開していなかったムービーのURLをうっかりTwitterに載せてしまって…。そしたら一気にダーッとリツイートされてサーバーもパンクして、その時にツイートをエゴサーチするとドンドン話題が増えていくのがリアルタイムで見れて、「バズられるってこういうことなんだ」とわかったんです。それまでもバズるとかバイラルっていう言葉は知っていたんだけど、1秒に何十人もリツイートされるという経験を初めてしたんですよ。――個人がすごい影響力を持つ、と。「コミPo!」でコンテストをした時、中に1人すごく面白い漫画を作ってくる人がいて、それがダ・ヴィンチ・恐山さんでした。彼は芸能人でもない普通の人なんだけど、彼のツイートはものすごく面白くて、それがドンドンとバズられて多くのフォロワーが付いたんです。その時、「Twitterって、有名人でなくてもバズられればフォロワーが集められるんだ」とあらためて思ったんですよ。僕も初めは、なにげなくおもしろ画像を投稿していたら、ついっぷるの人気画像ランキングに入って、僕のフォロワーじゃない人の目にも触れてドンドンとリツイートされて、フォロワーも増えたので、「これは面白いな」と思いました。ツイートや画像を何時ごろに上げればバズられやすいかとか、どんなネタが受けるのかとか、Twitterを使って、個人でのマーケティングリサーチをできることに気付いたんですね。――ご自身でマーケティングリサーチまでされているなんて驚きです。私はこれまで雑誌のアンケート結果ってあまり教えてもらえなかったんですよ。ギャグ漫画でページが少ないとアンケート上位に行くことは難しくて、編集さんも気を遣ってくれて「一部では好評みたいですよ」くらいしか教えてくれなかった。ただ、個人的には、今回こういうネタだからこういう反響があった、というデータが欲しかったんですね。この時間にこのタイミングでこのネタを上げたらリツイートされた、勝因は何だろう、自信満々のネタが全然ウケなかった、敗因は何だろう、みたいな。こんなことを繰り返し、ずーっと自分のデータとして蓄積していったんです。そこから、もちろんマネタイズは無視して、「ウケたいという気持ちだけで、いかに多くの人を笑わせられるか?」ということをやり始めたんです。――ファンの方と直接的な交流が生まれたんですね。そんなことをしているうちに、僕のネタ画像を見た編集者からWEBでの連載依頼が来て、そこに載った作品をTwitterやFacebookで情報発信してバズられて…という良いスパイラルになった。紙の雑誌に固執していたら、世の中に作品を発表できなかったかもしれない。これによって、「田中圭一をフォローしておくと面白いものが色々とくるぞ」というフォロワーとの信頼関係ができたっていうのは、これから電子化が進むという時期に、うまくSNSの波に乗れたなと思いますね。――そうしてインターネットの影響力を実感される中で、電子書籍の可能性と課題についてもお聞かせください。日本の家電メーカーにぜひ言いたいのは、日本って世界的に珍しく国民がすごく本を読む国だということ。日本人は知識欲が旺盛で、本を読むことが好きですよね。にもかかわらず、なんで電子書籍デバイスを日本人に合う形で作らないのかと思うんですよ。スマホはアメリカ製か韓国製で、手帳サイズで、さすがに漫画を読むにはきついですよね。タブレットは、サイズはちょうどいいですけど重い。だったら、もっと薄くて軽くてペラペラで、筒から巻物のように液晶画面がひゅっと出せて、雑誌の見開きサイズで読めるような端末ができるといいですよね。日本のメーカーが本気出せば簡単にできそうなもんじゃないですか。それによって電子書籍の市場ってもっと広がりそうなのに、やらないでしょ、どこも。電子書籍の漫画が読みづらいという人もいますが、新しいデバイスなら解決できる。ガラパゴスでもいい。日本市場って本に関しては大きいはずなので。――デバイスの進化には期待ですね。コンテンツ側で電子書籍に期待することはありますか。たくさん言いたいことはありますね。昔、ケータイコミックなどで音が出るものがありましたが、あまり流行らなかった。デジタルならではの面白い仕組みはあったんですが、それを最大限に使う作品・キラーコンテンツがなかった。やはりこういったものを普及させるのはキラーコンテンツありきですよ。例えば、デジタルデータなんだから、1ページ目からラストまで1本道である必要はないですよね。ゲームが得意としているストーリーの分岐とか、最初に自分の名前を登録すると、漫画の主人公の名前が自分の名前になるとか。分岐に関しても、アドベンチャーのように選ばせるのもあれば、ランダムに変わるというのもあるとか。そういった仕様も技術的には難しくない。問題は、そういう面白い仕組みを活かしたキラーコンテンツがあるかどうか。器を作ったら、器に見合う料理を考えなきゃいけなくて、漫画家さんなりクリエイターさんが、新しい仕組みに見合う作品を作って、1作品でもヒットが出れば、「この手法があるなら俺ならこう活用するぜ」という人が続々と出てくる。それが電子デバイスで本を読む新しい形にならないかなと思っています。――田中先生もそういう作品を作ってみたいですか。作りたいですね。たとえば、(主人公が複数存在し物語が並行して進む)ザッピングの作品ができないか、とか。とある夫婦が登場する作品で、奥さん目線では幸せなストーリーなんだけど、旦那さん目線では悲劇だとか。他には、最初のページで「あなたはどの漫画家が好きですか」というアンケートがついていて、手塚治虫とか松本零士とか選択肢を選んでもらって、ストーリーは同じでも、選んだ作家の絵柄に変わるとか。手塚治虫の絵で読んだ後に松本零士の絵に切り替えると微妙に違っていて、「こう違うんだ」というようなところを楽しむとか。デジタルの時代の表現方法の1つだと思います。――いろんな可能性がまだまだあるんですね。あるんですよ。誰かがキラーコンテンツを出して、そればブレイクした時こそ、新時代が来ると思います。僕も実験的に、なにかやってみたいと思うんですよね。ホラー漫画は僕の絵じゃ合わないかもしれないけど、じつはやりたいんですよ。例えば作品の中に、"読んだら死んじゃう漫画"というものが登場して、登場人物がその漫画を読んで次々に死んでいくというストーリー。これは、当然フィクションなので、実際にこのデジタル漫画を読んだ読者が死ぬわけじゃない。でも、ストーリーを読み進めていくと、最後に「この漫画は絶対に読み返してはいけない」と書いてあるページが開かれて、作品は終わる。それを、たまたま2回目に読んだ読者がいたとしたら、冒頭に「なぜ読み返すなと言ったのに読んだのか!」と書いてあって、つまり1回目に読んだときと中身が変わってしまっている。この恐怖ってハンパないと思います。これで読者が作品の中にイッキに引き込まれていくとか。――田中先生は現在、電子書籍の「BookLive!」にお勤めですが、最近話題の漫画家さんへのインタビューコーナー「わが生涯に一片のコマあり」についても教えてください。どういった経緯で始まった企画なんですか。BookLiveの社員の方から、以前に私が実施した藤田和日郎先生のインタビューがすごく好評だったので、ああいうものを定期的にできないかという依頼があったんです。コーナー化するにあたっては、ネットで読ませるための文字数の上限やテーマ設定など、いろいろと改良が必要な点がありました。そうした時にある方から、「"作者の渾身の1コマ"に絞ってはどうですか」というアイデアが出た。それならワンテーマだし文章も短くて済むし、焦点もはっきりする。他でもやっていないと。そして別の方が「わが生涯に一片のコマあり」というぴったりのタイトルを考えてくれた。そうしてこのインタビュー企画が始まりました。第1回ゲストの新條まゆ先生が、こちらが望んでいたとおりのお話をしてくれましてね。新條先生の連載が打ち切りになりそうだった時期に、「渾身の1コマ」を描くことで盛り返して人気が回復して行った、というような。そこで弾みがついてコーナーが続いています。――このコーナーはTwitterなどでもすごく評判なのですが、インタビュー時にこういうことを聞こうというのは何かあるのでしょうか。そうですね。僕も漫画家なので、この作品のここはすごく苦労して描いててるなっていうのがわかるんです。例えば東村アキコさんの場合は、『マカロニほうれん荘』(鴨川つばめ/秋田書店)や岡田あーみんさんの漫画が大好きで、それが引き出しになっていて今の作品を描いているとおっしゃっていて。自分もギャグ漫画家として、小さい頃好きだった漫画はあれとこれとこれで、それが組み合わさって今の漫画になっているというのがあるので、すごくわかるというか、お互い「そうだよね」というのがあるのは作家同士ならではだと思いますね。――なるほど。漫画家同士だからこそわかる世界観が、あのインタビューを生んでいるんですね。そうした幅広い活動をされている田中先生ですが、今年から京都精華大学で「ギャグマンガコース」の講師もされています。そのお話もぜひ聞かせてください。本当は竹熊健太郎さんの助手で入る予定だったんだけど、急きょ竹熊さんが休学されるということになって、あとは任せたと(笑)。経験もないし、忙しくて準備もできてないしで、バタバタとしたスタートでした。始めてみて思ったのは、生徒に教えるためにはロジックを自分で整理して伝えなきゃいけないということ。今まで直感で、つまり右脳でやっていたものをロジカルに整理することで自分にも気づきがあったんです。例えば、読者に「こっちだよ」とわざと思考をミスリードさせておいて、実はこっちだったみたいな意外性というかギャップが笑いを生むんだ…とかね。――教えることを通じて、田中先生ご自身も表現の理論を改めて整理できたんですね。どうしてこれは面白いんだろう、と常に分析しながら見るという視点も持つようになって、他の仕事にも良い効果が生まれましたね。先ほどのインタビューコーナーも、この作品はどうして泣けるんだろう、とか分析しながら作品を読んでいますし、今ぐるなびで連載している『ペンと箸』も、事実をそのままの順番で漫画にするのではなく、話の順番を入れ替えることでより感動が伝わるな、とか。いろいろと並行してやっている仕事がそれぞれ役に立っているんです。――これまで若い漫画家志望の方に教える機会はあったのでしょうか。今まで何人か、漫画家志望の若いアシスタントが来たことはあったけど、あまりギャグ漫画家になりたいという人はいなかったから、教えられることがあまりなかったですね。でも今は、大学でギャグ漫画家になりたいという人に教える訳だからやりがいもあります。京都精華大には「ストーリーマンガコース」と「ギャグマンガコース」があって、ストーリーマンガコースに落ちたからギャグマンガコースに来た人もいるんだけど、そうした中にもすごくギャグセンスのある学生もいる。プロになろうと思ってなくてもポテンシャルがあったり、センスを秘めている人はいっぱいいて、そういう人には「君はギャグに向いているから磨いていこうよ」という話もできますよね。――違う道を目指そうとしていた人が、ギャグ漫画家になって良い作品を生み出して、読者を楽しませていくというのは素晴らしいですね。本人もたぶん、ストーリーマンガコースに行ってたら生徒数も多くて競争率が高かったりで挫折してしまったかもしれないけど、ギャグマンガコースは人数も少ないから、その中で「イケてるぞ」となれば、自信もつくんじゃないでしょうか。竹熊健太郎さんが「電脳マヴォ」っていう無料の漫画サイトをやってるんですが、ギャグマンガコースで才能を持った人はそこでも紹介していきたいと言っていて、生徒さんが納得してくれればそこに作品をアップして世の中の多くの人に見てもらう機会を持つというのも、ありかなと思っています。そこで編集者の目に止まって商業誌デビューを果たす、という道もあるかもしれないですし。――インターネットならではの作品の見せ方ですよね。「note」っていうSNSで人気の『岡崎に捧ぐ』という漫画がものすごく読まれていて、作者の山本さほさんは、現在いろんなところから引っ張りになっているんですよ。内容は「ちびまる子ちゃん」的な作品なんですが、「ちびまる子ちゃん」よりももう20才くらい下の世代にすごくささっていて。ちびまる子って10年ごとに、つまり年代ごとに作ればいいんじゃないかと思ったりね(笑)。とにかくその漫画、面白いんですよ。ネットで人気を博して商業誌に行くっていうのもあるんですよね。こういう言い方はよくないんだけど、漫画家志望って編集さんとそりが合わなくて、デビューはしたものの連載を取れないまま何年かの時間をすり減らしてしまうこともある。でもネットに上げると、支持してくれる人が何人いるかが数字でわかるので、結果が悪ければすべて自分の責任です。冷酷ではあるものの非常に平等な発表の仕方ですよね。そういう方法でのデビューもあると思ってまして、竹熊さんの「電脳マヴォ」などからデビューするというのもあると思うんですね。――このようにファンの方と直接つながれる時代に、出版社の役割とは何だとお考えでしょうか。やっぱり大手の出版社の編集さんって、すごく特殊なノウハウを貯めている方がいて、新人が持ち込みしてきてから一人前にして世に送り出すまでのトレーナーとして一流な人もたくさんいるんですよ。それを分っていない人は編集者を軽視する発言をしがちですよね。WEBとかブログで人気になった漫画家さんが10年、20年と食べていけるかというのは、トレーナーの力量も大きいと思います。あとはアシスタントに入ってそこの先生に学ぶとかね。そういう道のメリットもたくさんあると思いますよ。ネットはそういう工程をすっとばせるから便利だと言われがちですけど、最初はビギナーズラックでヒットを打てても、2打席目から打てない人もいて、とにかく編集者や師匠から教えや、漫画家としての基礎体力作りを軽視してはいけないと思いますね。――ある作家エージェントの方がおっしゃっていたんですが、「0を1まで売るのはエージェントの役割だけど、1を100にするのはやはり出版社さんが強い」と。どちらが良いではなくて、それぞれ役割があるということでしょうか。大手の出版社さんって編集者が優秀だからミリオンセラーが出ると思われていますが、それに加えて営業の方のスキルも高いからだと思いますよ。僕も営業やっていたからわかるんですが、良いものを良いと伝えて書店さんを説得するのは営業さんの力なんですよね。だから1万部を100万部にするのは、販促やキャンペーンも含めた営業力だと思うんですよ。ネットで作品を出した人がそこまで行けるかというと、営業さんが後押ししてくれないとなかなか難しいですよね。ネットでヒットした『きょうの猫村さん』(ほしよりこ/マガジンハウス)とか、『となりの801ちゃん』(小鳥アジコ/宙出版)とかは、紙の本になって初めて大きくマネタイズができたわけじゃないですか。ネットだとただの人気者で終わってたかもしれない。だから、出版社が今も作家さんにお金をもたらす重要な役割を担っているのは確かですよね。今後は電子書籍ストアとか先ほどの「note」とかで作家が直接売るというの時代が来るかもしれませんが、それはそれで作家自身の営業力が必要だと思いますよ。ネット上には様々なコンテンツがものすごくたくさんあるので。――田中先生が先日から参加されている「ハピラジ!」についても教えてください。ニコ生(ニコニコ生放送)で「ハピラジ!」というWEBラジオを始めることになりまして。この番組というかシリーズは、声優さんを中心にやってきて、漫画家は僕が初かもしれません。番組としては、企画の担当者が面白いコーナーとかを考えてくれていて、ニコ生を使うので、音だけじゃなくて時々絵を描いたり大喜利のようなこともやっていきます。僕が描いた絵に声優さんが声を当てたり、4コマ漫画の3コマまでを僕が描いて4コマ目を募集とか。ラジオなんだけど、ところどころ絵も入っている感じで今の時代ならではの番組ですね。――田中先生はTwitterやFacebookも活用されていますが、ニコ生をやろうと思ったのはなぜですか。もともとニコ生は個人でもやりたかったんですが忙しくて手をつけられていなかったところに、ハピラジ!のお話をいただいてぜひやらせてくださいと。一人で全部やるのは大変ですからね。FacebookとTwitterとニコ生は個人で出来るプロモーションとして、3つでセットと考えています。Twitterは瞬発力、バイラル力はあるけど、すぐタイムラインが流れてしまう。Facebookはもう少し滞留しますし、もう少しお友達限定というクローズドな部分がある。音声は生放送でリアルタイム性がある。この3つを組み合わせるのが1番効果的だと思っていたんです。だから、ニコ生を始めたのはちょうどいいタイミングでした。今後、以前に勤めていたソフト会社で企画していた『ライブアニメ』という、音声に反応してアニメのキャラが操作できるソフトを使った放送などもやってみたいなと思っています。アニメキャラによる生放送です。――次々と新しい取り組みをされている田中先生ですが、最後に、漫画家・田中圭一としての今後の展開について教えてください。僕が今52歳だから、健康にペンが握れるのはあと20年なんですよね。土日しか描いてないから、計算するとあと単行本15冊しか死ぬまでに出せないな、と最近考えています。つまり、残された時間と描ける作品数は限られています。なので、山のようにある「やりたい企画や作品」の中から「何を諦めて、何をやるか」を考えなきゃいけない歳なんですよね、52歳って。これまで温めて実現できていない企画の中で早めに着手しないとダメなものを、優先的にやっていきたいと思っています。ここ2、3年はそこに力を注ぎたいなと。さっき言ったインタラクティブな漫画もその1つなのでぜひ実現したいですね。
2014年12月26日トッコ・クローゼットのイメージキャラクターに採用された『佐々木あさひ』さん!株式会社PETTERSは、『佐々木あさひ』さんをトッコ・クローゼット(tocco closet)アイテムのイメージモデルとして登場させる。トッコ・クローゼットは、ファッション誌に登場する著名人および有名人から愛用されている、フェミニンでキュートなアイテムを手頃な価格で提供している女性用ファッションブランドである。また佐々木あさひさんは、今話題のカリスマモデルで、おすすめのコーディネートを知ることができる動画が12月18日から公開された。動画では“大人かわいい、きれいめコーディネート”が学べる。佐々木さんはコメントの中で、外国のメイクアップビデオを見てメイクを覚えました。動画は“女性に生まれたよろこび”を感じられるようにつくっているので、ぜひ活用していただければと思います。(株式会社PETTERS プレスリリース アットプレスニュースより)と、自身の経験および動画作製の動機を述べた。佐々木あさひさんについて1984年8月生まれで東京都出身。4人兄妹の長女。ユニークなメイクアップから、女性らしいメイクアップまで、バリエーション豊かなメイクアップの動画を配信している。さまざまなメイク方法を知りたい人は、佐々木さんの動画を活用してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社PETTERS プレスリリース (アットプレスニュース)・「トッコ・クローゼット」通販サイト・佐々木あさひ(Facebook)
2014年12月26日東京・銀座に10月30日(木)にオープンした商業施設「キラリト ギンザ(KIRARITO GINZA)」のオープニングセレモニーに、女優の佐々木希が出席した。銀座一丁目近辺にオープンする同施設は、地下1階から地上12階の全52店舗で構成され、物販、飲食、サービスの専門店がテナントしている。名称の「KIRARITO GINZA」には“銀座でいちばん、幸せな場所”との願いが込められているそうだ。店名にちなんで“キラリと輝く晴れの瞬間”を聞かれた佐々木さんは「美味しいものを食べている時」と恥ずかしそうに即答しながら「食べるのが好きなので、友達にも『食べている時の顔が一番幸せそう』って言われますね」とニッコリ。さらに最近キラリと輝いた瞬間も“食事系”で「この間、初めて金目鯛のシャブシャブを食べて幸せになりました。毎日お鍋でもいいくらい好きなので、本当に美味しかった」と食欲の秋を満喫しているようだった。また、そんなキラリとした瞬間をどう祝いたいか?との質問には「友達と皆で集まってのホームパーティもいい。お店の個室を予約して皆でワイワイするのも、いい思い出になるはず」と、美味しい食事を想像するように話していた。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日