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2019年01月15日「イヤイヤ期」「子どもの食」「叱り方」…はじめての子育ては、わからない事だらけの毎日。そんなパパママ達のために、新米保育士・きっちょむ先生が立ち上がる!現役保育士さんが「今」実際に保育園で使っている、家庭でも使える育児テクニックをどーんと紹介★子育ての「困った!」ぜーんぶ解決しちゃいます!コンテンツ提供: ベビモフ 『今日から使える保育士のワザ! おしえて!きっちょむ先生 子育てQ&A』 購入はコチラ
2019年01月12日叱るって難しい…。母になってもう6年、でも、まだ6年。いまだに「叱る」が難しくて、試行錯誤の日々です。■叱ってばかりの日々…子どもの一言がグサリ!!子どもたちが幼稚園から帰ってきたら、なんだかずっと叱ってばかりいるような気がします。もともとのどが弱い私は、夜寝るころにはのどガラガラに。それにしても、なんで子どもって同じことを何度もしてしまうのでしょう。「3歩歩くと忘れるニワトリか!」と突っ込みたくなります。まあ、こういう軽い「叱り」はまだいいのですが(根気はいりますが)、お友だちをたたいたり、道路に飛び出そうとしたりと、深刻なときの「叱り」は難しい。「怒り」「心配」「不安」、いろんな感情が飛び交うときは、つい「叱り」を超えて感情を込めた「怒り」になりがちだからです。気持ちの切り替え下手な私は、一度「怒りモード」になると、「ニコニコモード」に切り替えるのが大変。「叱り」が終わったあとも、自分の中のイライラが解消できずに不機嫌になってしまったり、その後子どもが普通に接してきても、ぶっきらぼうな対応をしてしまったりすることがありました。そんなときに子どもに言われた一言が…ズキューンと胸に突き刺さりました。せっかく子どもは気持ちを切り替えて普通に接してきてくれているのに、母である私は自分の感情をコントロールできずにずっとウジウジ怒っている。それに対して、夫は大人の対応をしている。しかもそれを子どもに悟られている…!いまでもやっぱり気持ちのモード切り替えは苦手ですが、母になった今、そんなことは言っていられない。ひとしきり叱ったあとは、無理やりにでも、見た目だけでも気持ちを切り替えるように心がけるようにしています(顔は引きつってるかもだけど…苦笑)。最初は無理やりでも笑顔で接していくことで、自然に「ニコニコモード」になっていくのが不思議。■「わかってくれるだろう…」で起こる「叱る」の悪循環また、これまで叱るときに「まだ子どもだから、ただ叱るだけではピンとこないんじゃないか」と考えて、具体例をだしたり、長々説明したりしていました。「自分がされた側だったらどう思う?」 なんてことを、グダグダと叱ってしまっていたのです。これだけ手を変え品を変え諭したんだから、わかってくれるだろう…そう思ってみると、ある程度物事がわかる年であれば、いろんな例を出すなどの諭し方は効果的かもしれません。でも、まだそうではない年齢の場合、集中力が続かず逆効果だったみたいです。結果として、聞いていないことにさらに「叱る」という悪循環…。また、日々生活するうえで、娘と息子では効果的な「叱り方」が違うように感じてます。息子には、回りくどい間接的な叱り方よりも、直接的な叱り方の方が効果的な気がします。わが家の場合は姉弟ということ、年齢によるものなどの違いもあるのかもしれません。ただ私の周りの兄妹を育てている先輩ママも同じようなことを言っていたので、もしかしたら男女差もあるのかもしれませんね。そんなこんなで「叱る」に試行錯誤を繰り返すわが家。私自身に課している「叱る」の目標があります。『自分の感情を巻き込まず、短く簡潔に短時間で「叱る」。そしてひきずらない』まだまだ100%実施とまではいかないけれど、これを意識することで、少しずつ「叱る」が「良い叱る」になってきているように感じます。何度注意しても同じことを繰り返す子ども。これからも、私は、子どもが大人になるまで何万回、何十万回と叱ることになるのでしょう。世のお母さんお父さん、めげずにがんばって子どもと接していきましょうね。
2019年01月11日今回は、長女ももが3才くらいの時のお話しです。■叱らない方法子どもを育てるって忍耐ですよね…「ここは叱るべき!?」っていう自問自答を何度繰り返したことか…。叱るべきところなのか、自分がイライラしてるだけなのか分からなくなる時が何度もあります。この時もそうでした。「自分が買い物に行くっていったのに」「私は両手にいっぱい荷物持ってるのに」「抱っこだと…!?」って言いたくなったんです…が!!たまたま前に本で読んだ方法を試してみたら、家まで全速力で走って帰りました(笑)。言い方ひとつで変わるもんなんだなーと思いました。でも、子どもって同じ方法がまた通じるとは限らないんですよね。忍耐ですね。ほんと忍耐!(笑)
2019年01月10日こんにちは。とりです。今回は我が家のしつけについて描いてみました。2歳2ヶ月となったむすめ。元気いっぱいなのは良いことなのですが、元気いっぱい力いっぱい母を叩いてくることがあります。それも突然に。どうやらテンションが高くてじゃれつきたいらしいのですが…普通に痛い。そんなとき、私は驚きとともに笑ってしまうことが多く、いくら言葉で叱っても「遊んでもらってる」と認識されてしまう模様…。痛いでしょ!と伝えても私の顔が笑っていたらそれにつられてキャッキャと笑い、また懲りず叩いてくるのです。このままじゃダメだ、そのうちお友達を叩いてしまう…。意を決して怖い顔を作り、怒っているのが伝わるようにしっかりとダメなことはダメと伝えることにしました。だめだ、全然きいてない。聞いてないし効いてない。目を逸らして現実逃避をするむすめ。その様子までも正直面白く感じてしまうのですが、ここで笑ったらまた同じことになってしまう。きちんと叱らないといけない…。きちんと顔を見て話を聞きなさい。伝えるとぐっとこらえたあと泣いてしまいました。むすめはまだ何が悪いかもわからずじゃれついていただけなのに…と胸がちくりと痛みます。でもこの先むすめが誰かとコミュニケーションをとるときに面白半分で人を叩いてしまったりしないように、しっかりと教えなければなりません!余談ですが、最近は「明らかな失態」をしたときに「ごめんね」と謝れるようになりました。「ありゃりゃ…ごめんねえ…ごめんねえ〜…」と可愛い声ですごく申し訳なさそうに謝られると、全力でフォローしてしまいますね。2歳に近づいた頃からぐんぐんと「人間」になってきたなと感じます。いろいろなことがわかるようになってきた様子なので、だめなことはだめと叱る。それ以上に良かったこともどんどん褒めながら育てていきたいと思いました。
2019年01月09日こんにちは! ねここあんな。です!息子のきっくんは1歳10ヶ月。言われていることもだいぶわかってきているはずだけど、すべては理解できていない。今回は、そんなきっくんへのわが家の「叱り方」についてお伝えします!■1歳児に「叱る」意味はあるのか?まず、そもそも1歳児に「叱る」って意味があるのか? という疑問があるとは思います。子どもを生む前だったら「1歳にしつけは早すぎる」、そう思っていたと思います。でも、一緒にいてよくわかるんですが、子どもって大人が思う以上にこちらの伝えたい気持ちを把握しているんですよね。例えば「テレビに近い」ことを注意しても、わかる年頃ってもっと大きくなってからだと思っていました。でも、テレビのすぐ下に何かバリヤーになるようなものを置くのもかわいそうだし、言って聞いてくれたら助かるなと思ってたんです。そこで、一人歩きをするぐらいになってから、テレビの近くへいくたびに…。少し低い声で言います。顔はもちろん真剣な表情で!最初は「?」という感じなので、そのたびに少し離れたところへ連れて行ってました。これぐらいのことなら「怒る」というより「わかってね」という感じ。1歳前後の頃からひたすら、6ヶ月ぐらいこれを繰り返すのは結構面倒でした(笑)。それでも続けていたところ…■1歳でも「ダメ」がわかってくれた瞬間なんと素直にテレビから遠ざかっているではありませんか!!「え? 偶然?」そう思っていましたが、別の時にも注意すると「わかったよぉ~」と言わんばかりに自ら移動!! これは続けた成果がありました!うれしくてうれしくて、わが子が引くほどほめちぎりました!! アメとムチのアメは、甘々なぐらいで良いのが、わが家流です。かなりうざいぐらいやります。意識してというより、気づいたらやってます(笑)。もちろん帰宅後の夫にも報告。夫からも“ほめほめ攻撃”をくらう息子なのでした。■「絶対にダメ」が何かを伝えるためにちなみにわが家はなるべく「ダメ」という言葉をおさえています(おさえててもつい口から飛び出してしまうことがあるんですが)。なぜなら「ダメ」は効果を発揮させるためにも、「本当にやってほしくないこと」に備えているんです。例えば、物を投げるのもだれかにあたったら危ないので、わが家ではボールだけOKと言い聞かせています。もちろん人の顔をたたく、何か(人形など)に乱暴をするのにも、誰かを傷つけてしまうかもしれないのでNG!また自らが危険な目にあうようなことは絶対にダメ。火に近づく、走ってる車に近づく、正体のわからないものを食べる、そんなときはまず「ダメ!」の声がけです。安全が確保されてからダメな理由を伝えます。そういうときはいつもよりきつく言います。お互い人間。私自身、いつも聖母マリアのようなほほ笑みをしていたらパンクしてしまいます。「誰かの痛み」や、「本当の危険」に気づくことができる子になってもらうためにも、小さいうちから声と表情で伝えることが必要だって思います。■結局は親の演技力? あなどれない1歳児の理解力私たちの演技力(!?)もあって、今のところきっくんは「なんとなくそれをやっちゃダメなんだ」と認識してきています。何歳だから叱っていいとかじゃなくて、何歳からでもダメなものはダメ。理解できたらたくさんほめてあげる。それの繰り返しかなぁと思っています。ただし月齢や年齢に合わせて言い方を工夫したり、言い回しに変化をつけています。そうやってわかってもらう努力は大切にしたいです。こんなふうにわかりやすい言葉で伝えたからなのか、表情や声に変化をつけたからなのか、ある日からコンロは触らなくなりました。冷蔵庫の開け閉めも同じで、きちんと言えば伝わったりもするんです。1歳のしつけって迷うところもありますが、自分は女優だと思って時には怒りの顔を見せることも大切なのかもしれません。そしてわかってもらえたら、ほめ倒し! わかってもらえなくても、焦らず、継続あるのみです!(笑)自分が思っている以上に子どもって理解力があったりして、こっちが驚かされます。
2019年01月07日娘が小学生になると、計算や漢字の読み書きなどだんだんできるようになったり、習い事も上達したり、目に見えて成長を感じることがあります。発言も急に大人びてきて、ドキッとすることも。しかし、娘が急成長中であっても、幼児期と同じように声かけをするというパパもちらほら…。小学1~3年の娘にどのようにほめたり叱ったりすれば効果的なのでしょうか? パパはどんな点に気をつければいいのでしょうか?発達心理学にくわしい小野寺敦子先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…小野寺敦子(おのでら・あつこ)先生心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。主な著書に『小学生のことがまるごとわかるキーワード55』(金子書房)、『「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本~ego-resilience~』(一藝社)、『親と子の生涯発達心理学』(頸草書房)、『手にとるように発達心理学がわかる本』、『ゼロから教えて発達障害』(ともに、かんき出版)など。■娘のほめ方「すごいね!」だけではほめられた気がしない小学校低学年女子――日ごろ娘の宿題を見たり、学校であったことを聞いたりするなかで、ママは娘の成長を感じるわけですが、多くのパパはたまに見たり聞いたりするくらいです。パパが娘の成長に無頓着な場合、保育園や幼稚園のころと同じように娘をほめたり叱ったりするのはよくないのでしょうか?小野寺敦子先生(以下、小野寺先生): そうですね。なるべく発達に合わせた言葉をかけてあげたほうが、効果的です。とくに女の子は言葉に敏感なので、パパは声をかけるときに気にかけてあげるといいですね。ほめるときに、幼児のころは「すごいね!」と言えば、娘は満足そうな表情を浮かべていたでしょう。でも、小学生になるとそれだけでは心に響きにくくなります。具体的な「ほめ」が大切になってきます。たとえば、お手伝いをしてくれたとき、「みんなの食器を下げてくれてありがとう。パパもママもとても助かったよ」などと具体的にほめてあげましょう。感情のこもったほめ言葉なら、娘の反応は良くなるはずです。――「すごいね~」だけだと、小さいうちは無邪気に喜んでいますが、大きくなってくると「何が? 何をほめているの?」と疑問に思うのかもしれませんね。小野寺先生:どこまで思っているかはわかりませんが、具体的なほうが伝わりやすくなります。勉強や習い事で上達したことをほめるときには、前よりも進歩していることを伝えてあげると効果的ですね。「こないだよりも計算が早くなっているね」「一生懸命練習したから、間違えないでピアノを弾けるようになったね」といった具合に、ほめてみましょう。頑張っていることがあれば、応援してあげるといいですよ。きちんとほめてあげることで、娘の自己肯定感はぐんぐん高まっていきます。■娘の叱り方「〇〇しなさい」パパの命令口調はNGワード――「ほめ」の積み重ねが大事なのですね。叱るときはどういうことに気をつければいいのでしょうか?小野寺先生: NGワードの一つは「〇〇しなさい」という命令口調です。子どもであっても、威圧的な印象を受けます。早熟なタイプの娘なら「命令しないで!」と反発されるかもしれません。また、娘のわがままな発言にカッとなって感情的に叱るのも当然良くないですね。親子でヒートアップしてしまいます。――宿題しない娘にパパが厳しく言ってくれたほうがやりそうですけど、そうではないのですね。感情的になるのはパパもママも気をつけたいですね。小野寺先生:はい。そのうえで、叱るときにはいくつかポイントがあります。娘にも自分なりの主張がありますから、「頭ごなしに否定をしない」ことが大切です。たとえば、ケンカをして娘が下のきょうだいに手を出してしまったとき。「たたいちゃだめだよ」ではなく、「なにがあったのかな?」と言い分を聞き出しましょう。肯定できる部分は「そうだね」と相づちを打ちます。聞いてみると、「〇〇ちゃん(妹)にプレゼントしようと折り紙で作ったのに、途中で取られてぐちゃぐちゃになったから、たたいちゃった…」など理由を言うはずです。――親としてはつい叱ってしまいそうになりますが、グッとこらえるわけですね。小野寺先生:そのうえで、「なぜ叱るのか」を伝え、「問題の原因となったことだけを叱る」+「さわやかに主張する」ようにしましょう。さきほどのたとえなら、「イヤだったんだね。でも、たたくのは良くないと思うな。そういうときは、言葉で『やめて』と伝えてみようか」という感じで言えればいいですね。間違っても「昨日もたたいたよね。いつもすぐに手を出すからだめなんだ」など関係のないことや、娘の人格を否定するような発言にはくれぐれも気をつけたいですね。また、パパは悪気なく言ってしまいがちなのですが、たとえば娘が九九を覚えるのに苦戦していたとしましょう。そのとき「お姉ちゃんは、すぐに覚えたのになぁ」など誰かと比較することを言ってしまうと、娘の心をじわじわと傷つけるので気をつけたいですね。とはいえ、あまり難しく考えないでください。ほめるのも叱るのも、自分なりの言葉でいいんですよ。■パパの役割「父娘で“特別な場所”へおでかけ」が娘の好奇心を引き出す――ママでも参考になる、ほめ方と叱り方ですね。この時期の娘にパパだからできることはありますか?小野寺先生:小学校前半の娘は、幼児期と比べてできることが格段に増えるので、パパと娘のふたりで遠くに出かけたり、さまざまなことに挑戦できるようになったりします。好奇心の引き出しを増やしてあげるのもパパならでは。休日などを利用して、普段は行かない「特別なところ」に連れて行ってあげるといいでしょう。たとえば、博物館や美術館に行ったり、ボランティアをしたり、登山やキャンプをしたり。パパの得意分野である場所や体験がいいと思います。遠くではなくても、たとえば雪が積もったら、雪合戦を思いっきりやってみるのもおすすめです。後になって、進路選択や就職のときなどキャリア形成に影響を与えることもあります。パパとの思い出は娘の記憶にしっかりと残りますから、思春期になる前に娘と楽しい時間を過ごしてくださいね。 次回 は、「思春期にさしかかって親離れしていく小学校4~6年生の娘への接し方」について、引き続き小野寺先生に教えていただきます。参考図書: 『パパのための娘トリセツ』 (講談社)パパにとってはナゾだらけな、女の子の子育て。幼児期、小学校から社会人になるまで、娘はどういう発達段階なのか、どう接すればいいのか、ほめ方やNGワードなど著者の心理学博士・小野寺敦子先生がくわしく解説しています。
2019年01月02日こんにちは。山本みつ湖です。新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新年一発目の記事は、次男が1歳くらい、長男は三歳になる少し前の頃の思い出について描きました。その日は朝から忙しく、長男と次男を連れて出かけ、なんとか用事を済ませてやっと帰ってきたものの、部屋は散らかり、次男はぐずり、自分も疲れてしまっていました。次男が眠るまでと思い長男にDVDをみせましたが、次男が寝付く前に終わってしまい…。「もう一回」と言ってきた長男に、私はイライラをぶつけてしまったのです。長男は私の大きな声に驚き、怯えた表情で「ごめんなたい」と謝りました(絵を描いていて、長男がかわいそうで泣けてきた)。怯えた長男の顔を見て我にかえりましたが、なかなか謝れず…。次男が眠った頃、やっと長男に「ごめんね」と言えた時…、長男は落ち着いた声で、「お母さんが大きな声で話すとビックリするから、優しい声で話してほしい」と自分の言葉で気持ちを話してくれ、本当に驚きました。何に驚いたかというと、●私(母)の気持ちの高ぶりが落ち着くまで、何も言わず待っていてくれた●自分はこう思うからこうしてほしい、と「自分」を主語にして話してくれた(お母さんは悪い、お母さんは間違っている、とは言わなかった)●落ち着いて話してくれたこの3点です。どんな言葉も、相手が感情的になっているときには届きませんし、主語が「あなた」になっていると、相手は責められたと感じ、話を聞くどころか身構えてしまうでしょう。この時私は感情に任せて「あなたはもう見たでしょう! もう終わり! 」と責めたのに、長男は私を責めるような言い方はせず、心に届く話し方をしてくれたのでした。今、長男は反抗期の入り口にあり、ちょくちょくなかなかの口答えをしてきます。ついカッとなって感情のままに口うるさく言ってしまいますが、「あの時の長男のように話したいな」という気持ちはいつもあり、大事なことを教わったなと感謝しています。
2019年01月01日毎日育児と向き合っていると綺麗事では済まされないことも多いですよね。皆さんはお子さんを叱る時どうされていますか?ご家庭の方針で叱らないという方もいらっしゃるでしょうが、我が家の場合は…我が家は男の子と母親の距離が近すぎて、小学校に入ると優しいママンは完全にナメられています(汗)。そこでカミナリ要因としてパパンが呼ばれるわけですが、普段温和な性格のため叱る時に物凄いエネルギーを消費します。男の子は父親に戦いごっこやスポーツで挑んでくる事が多いため、その時に弱い父親像を見せてはパパンもナメられます。腕力で圧倒的な力の差を見せてやらねばならないことも多いのです。しかし、女の子には、こんなやり方は逆効果。精神的な成長が早いのか?なぜ叱られているのか順序を踏んで伝えなければ大炎上。いきなり大きな声で叱ろうものなら、一日口を聞いてくれません。アリッサが大好きなパパンとしてはこれほど堪える仕打ちはありません。そして我が家では子供が悪い場合でも、お互い謝って仲直りするようにしています。こうすることで子供も素直に受け入れられるのです。プライドに年齢は関係ありません。子供も人です。自分の感情に任せて、多くの人の前で我が子を怒鳴り散らしたことはありませんか?大人がやられて傷つくことは、我が子にも気をつけましょうね。
2018年12月28日みなさんこんにちは! まつざきしおりです。平成最後の投稿ですよ~!(言いたいだけ)今回は、わが家のしつけに関してのお話です。どうぞゆるりと読んでやってください。娘は第一次反抗期、いわゆるイヤイヤ期がすごすぎて、常に私は心がポッキー状態だったのですが、その地獄のようなときも、4歳になるころにはだいぶ落ち着き、やっとこさ平穏な日々がやってきました(笑)。しかしそれに伴い、娘を怒る機会も減ったので、少し怒ったり注意したりすると、すぐにショボーーーンとするようになってしまいました。(わが家ではそれを、プレパラート現象と呼んでいます。)思わず、感情的に怒ってしまいそうになることもありますが、それで言うことを聞くかと言ったら、そうでもない…!怒りたくなる気持ちを深呼吸をして一度落ち着かせ、娘の目を見て「なぜ注意しているのか」の理由を話すように心がけています。(いや、それでも「コラーーー!」てなることもありますが。母さんも人間だもの。)しかし、最近では理解力がある分、もっともらしい理由をつけて反論してくることも…!子どもの成長とともに、こちらも成長していかないといけないなと、実感する今日このごろです。
2018年12月28日子供のしつけってどれが「正解」みたいなのがないから悩ましいとこですよね。我が家も夫と私、そしてお義母さん、それぞれが自分なりの育児方針があるのでよく衝突します。娘がベイビーの頃は、まだ大人側も探り探りだったのと、ワガママがあったとしても「まだ言ってもわからないから仕方ないよね…」とわりと大目に見ていたところがあったんですが、さすがに言葉を理解できるようになってきたらそうはいきません!特に最近なんかは自立心も芽生えてきてるせいか、娘も反抗的な態度をとりがちで私達も厳しく叱ることが増えてきました。例えば夕食前。とにかく娘は1回や2回「ご飯だからお片付けして、手を洗って」と言ったところで素直に行くことはまずありません。最初のうちは優しく言い聞かせていた私も段々と声を荒げることになります。しかし、毎度のことに慣れたのかもう娘は私が少々声を荒げたぐらいでは動じません。しまいには私の「もう知らないからね!」の捨て台詞です。(これもはじめはそこそこ効いてたんですが最近は「いいよ」とか言い返してくる憎たらしさ…ギギギ…!)そこへ見かねたお義母さんがやってきてお菓子でどうにか解決を試みてきます。まさに「アメとムチ」のアメ派。おじいちゃんおばあちゃんが孫に甘いのは世の常。ですが夕飯前に甘いものはいかがなものか.…それに翌日もまたご飯前にゴネればお菓子がもらえると思い込むかもしれません。なので、やんわりお義母さんには待ってもらうんですが、これもお義母さんを傷つけないよう言葉を選ぶのに結構苦労します。正直、娘に怒っている時にお義母さんには笑顔で配慮ってなかなか難しく、自分でもわけわからなくなって竹中直人ばりの「怒りながら笑う」みたいな状態になります。夫はお義母さんとは逆にムチ派で、私やお義母さんが言っても聞かない時ガツン! と叱る感じです。これは効果てきめん。さすがの娘も1回で言うことを聞きます。ただ、効きすぎて泣き出すとさらに面倒なことにもなります。グズグズといつまでも泣いて夕食どころではなくなることも。(最悪パターンはここでまたお義母さんのアメちゃんが登場というカオスなことに…)こんな感じで夕食前は大騒ぎだったんですけどもね、最近わたくし手っ取り早く娘に手を洗わせる画期的な方法を編み出したのですよ!それは...洗面所駅まで「お母さん列車」の運行です!!駅員風にアナウンスしつつおんぶのポーズをすると、どんなに急かしてものらりくらりとしていた娘がダッシュで飛びついてくるのです。そして「がったんごっとん」と言いつつ洗面所まで連れて行くと自分で手を洗い、席に着き比較的スムーズに夕食に入ることができます。やっぱり子どもも叱られながらイヤイヤやらされるより、楽しくやるほうがいいですもんね!とはいえ、この方法も私に体力と気力がある時限定だし、飽きっぽい娘のことだからいつまでもつやらで「これで解決!」とならないのが育児の難しいところ。これからも家族でああだこうだと試行錯誤しつつ、子育てをしていくのだろうと思ってます。
2018年12月25日どうもこんにちは、のばらです。子どもの叱り方って難しいですよね。おそらくほぼ8割くらい、とっさに怒鳴ってしまってるんですが、そのあとハッと我に返り、それぞれに合った話し方を心がけています。どんな時にも感情的にならず、子どもが素直に聞き入れる諭し方ができたらいいのですが、まだまだ修行が足りません…。結局同じようなことで毎日怒っている、母も子どももあんまり成長してない我が家なのでした…涙
2018年12月21日■自分なりに考えていた子どもへの愛情の伝え方■育児は褒められることが少ないから…誰かに認めてもらうコトって、生きてくうえでとても大切なことだと思うんです。パートナーでも、身内でも、友達でも、知り合いでも、ひと言でいいから「頑張ってるね」って言ってもらえたら、それだけでとてもうれしいことだと思います。私は単純だから、それだけで明日も頑張ろうって活力がわきます。ワンオペで大変な親御さん、夜泣き対応で眠たい親御さん、イヤイヤ期で大変な親御さん、反抗期で大変な親御さん…。頑張ってる! 頑張ってるよね! 私も頑張ってる!そして、また明日からも頑張りましょう! 私も頑張ります!
2018年12月21日こんにちは!はな@まるママです。2歳10ヶ月の男の子“まる”を育児中なのですが、毎日毎日、本当によく動き回り、何にでも興味深々で、何でもやってみたがるし、できないと怒って泣くし、自由奔放に生きる野生児のようで…まだまだイヤイヤもあるし、とにかく我が道を行くまるですが、それでも最近はずいぶんと楽になりました。■始めはうまく進まなかったわが子のしつけその要因の1つは、『危ない!』『ヒヤッ』とさせられるような行動が減ってきたことだなぁと感じていたりします。2歳児まるを育てていて、とにかく何としても守らなければならないのは“安全”なのだ…!と目を光らせて過ごしてきたわけで…こんな自由奔放な2歳児まるに対して叱るタイミングというものを、現在1つ明確に決めていて、それというのが、“危険なことをした時(自分や相手を傷つけるような行動をした時)”だけは迷わずビシッと叱る!ということ。…と、今でこそ、はっきりとした“叱るタイミング”の線引きをしているのですが…実際には、2歳前から始まったイヤイヤ行動に対して、私の方がうまく対応できず、つい感情的に怒ってしまったり、2歳児相手に伝わらないような言い方をしてしまったり…ああすればよかったこうすればよかった…と、毎日のように反省を繰り返していました。もともとは“いつ叱るか”なんて、自分の中でも特に決まりはなくて、『いま困るからいたずらしないで!』『他の人の迷惑になるから今はやめて!』と…私のその時々の都合によって、怒ったり怒らなかったり…でもそれでは2歳児まる相手にはなかなかうまくいかず、私にとっても怒ること自体がより一層ストレスになっていたり、このままでは幼いまるの自由な感性や好奇心を奪うんじゃないか…と、不安になったりしていました。■たどり着いたわが家のしつけルールあらゆるイヤイヤ行動に対して、叱る・叱らないの線引きをしなければ…と、イヤイヤまる&イライラママで過ごす日々の中でたどり着いたのが……こんな考えでした。そして“危険なことをした時(自分や相手を傷つけるような行動をした時)”を叱るタイミングにしようと決めたのでした。もちろん、そうは思ってもこちらも人間なので、危険な場面ではなくてもイラっとしたりムカッとしたりすることはあるのですが、自分の中での線引きがあるのと無いのとでは、やはりとっさの対応が違ってくるような気がします。いつ叱っているか、具体的な例をあげると…車通りのある道で手を繋がない時、棚の上など、危険な場所に登ろうとした時…たくさんありますが、とにかく本人が怪我をするかもしれない、危険な時です。まるにとっては、楽しくてついやってしまう事だったりするのも分かるけれど、叱るべきタイミングだと思っているので、甘さや優しさはなく真剣な声で『危ないからそれはやってはダメ』『車が来るところで手を繋がないなら、危ないから一緒にお出かけできないよ』というような具合で、強めに伝えています。おかげで、いつの頃からか、車通りがあるところではまる自ら手を繋いでくれるようになりました。ありがたい…!そして、自分以外の誰かを傷つけるような行動だと…八つ当たりで物を人に向かって投げてしまった時、怒ったりイヤイヤしたときに、その表現として人を叩いたりした時、階段でふざけて人を押したりした時…これも、そのときまるが腹を立てている表現だったりただふざけて遊んでるつもりだったりするのは分かりますが…『人を危ない目にあわせたり、傷つけることはしちゃダメ』と、その場で伝えるようにしています。とは言え、なかなか、まるの方がおふざけモードのままできちんと聞いてくれない時なんかもあって、もっとキレのある叱りスキル(真顔や声のトーンでしょうか…)を習得せねば…と思う事もしばしばではありますが…2歳10ヶ月のいま、“あれしたい!これしたい!いやいや!したくない!”なんていう自由奔放さは相変わらずながらも、段々と危険な行動が減ってきたなぁと感じる今日この頃です。また年齢があがってくると“叱る”タイミングも少しずつ変わっていく必要があるだろうなと思いつつ…今もうしばらくは“安全第一”でやっていければと思います。
2018年12月18日イヤイヤ期が始まってから、息子を叱る回数がグンと増えました。叱っても叱っても、全く効き目がありません。朝から晩まで息子のためを想って、叱る毎日。ただ…息子のために叱っていたつもりが、最近はイライラをただ単に息子にぶつけているような気が…。しつけしているつもりが本当はできていないかも。息子からしたら、私はどんな感じに見えるんだろう。ちゃんと私が教えていることが伝わっているのだろうか。まずは叱る際に自分が冷静にならないと。1. 怒ると叱るの違いをハッキリと意識する。2. 感情的にはならず、『なにが悪いことなのか』を伝える。3. どうやるべきなのかを教える。もちろんイヤイヤ期は感情的になりやすく(叱る回数が多い)、つい「ああああああああ!!!」ってなるんですが(笑)このルールを念頭に置くと、一瞬だけ冷静になれる自分がいます。叱っているつもりが実は単に怒っているだけだった…ということはよくあると思うので、今後もマイルールを意識してしつけをしていきたいと思います!
2018年12月14日育児をしていると、避けては通れないしつけ。家庭や個人の方針でいろいろなしつけの仕方があると思います。他の人はこの場合だったらどうやって叱るんだろう…と気になることも多々あります。「怒る」は感情的になっていて自分のために、「叱る」は冷静に相手のためにとどこかで見たことがあって、今でもすごく考えさせられる言葉です。■つい感情的に!? わが家のしつけ子どものためにと思っても、感情的になって言いすぎてしまったりすることもあるし、毎日何度も何度も同じことが続くと、初めは冷静でいられても回数を重ねるごとに感情的になってしまうことも。でも、どんなに感情的になって怒ってしまっても、子どもってすぐに笑顔で「ママ大好き!」って言ってくれるんですよね!少し前まで怒られて泣いて「ママ、嫌!」と言っていても、すぐにニコニコしながら話しかけてくれると、怒りすぎたなと反省してしまいます。とくに1日の終わり、寝顔を見ては反省する日々です。もう少し優しくしよう! と思っててもそれがなかなか難しい…!■叱るって難しい。だからこそ…しつけのつもりが感情的になってしまうこともよくある私ですが、寝る前に絶対にしていることがあります。それは子どもをぎゅーっとハグすることと、「なーとみーはママの宝物だよ! 大好きだよ」とうざいくらいに伝えること(笑)そして怒ってしまった日は「ちゃんとルールが守れる人に育ってほしいから怒るんだよ。大好きだから怒るんだよ」とも伝えています。次男はまだそこまで理解できていないかもしれませんが、伝えることは大事かなと思っています。冷静に子どものためだけに叱るのって簡単なようで難しくて、時には感情が爆発して「もう嫌!!!」となることもありますが、そういうときはお菓子を食べたりストレス発散も大事だよな~と思い日々過ごしています。だから太るんですよね…(笑)育児って今まで生きてきた中で最高難易度に難しいです(笑)
2018年12月13日子育て中のパパ、金星です。子どもを叱るときに父親として私が気をつけていることは、母親と一緒になって長々と説教はしないということです。この時はたまたま妻が叱り役でしたが、叱り役はどちらかに任せるようにしています。もう片方は、子どもに理由までちゃんと伝わっているか確認したり、次からどうすればよいか一緒に考えたり、叱った側はあなたを想って叱ったんだということを伝えたりするフォロー役に徹する ようにしています。うちの場合、どっちも叱ったのでは叱られた印象だけを引きずって、本当に伝えたいことが伝わらないことがよくあるので…。ただ母親にどんなに叱られても、どんなに父親である私がフォローしようとも、最終的にはお母さんが一番みたいですね(泣)●ライター/金星
2018年12月03日子どもの想像力を育むことは大切。でもそれが想定外だとしたら…子どもの行動は、親の想定外の「よくぞここまで!」と思うようなことをやってのけてくれますよね。わが家の3人の子どもの場合も、いろいろ驚かされることがいっぱいです。私自身は、子どもの想像力を育むことはとても大事なことだと常々思っています。先日絵本作家さんの講演会に行ってきました。その人のお父さんは、絵本をらくがき帳代わりにしようが、はさみで切って遊んでも、叱らなかったとのこと。それを聞いて、わが子たちにもそんな環境を作ってあげられたらなぁ、と改めて感じました。ですが、頭で思っていることと実際の私の行動には大きなギャップがあるようで…。今回は私が本気でキレてしまった「わが家の高級枕」についてのお話です。大げさでなく、その事実を知ったときの私、こんな顔だったんじゃないかと思います子どもの誕生日にプレゼントした高級枕みなさんのお子さんは、枕を使っていますか?わが家では、3歳の誕生日、何をプレゼントしようかと悩み、「3歳くらいから枕を使うといい」という情報を得て、どうせ買うならきちんとしたものを!と意気込んで購入しました。高級枕の代名詞のようなテンピュール。子どもたちの成長や体のことを思い、よいものを与えたいという親心でした。しかし、まだまだ3歳児、とんでもない寝相です。「枕ってなんだっけ?」と思うような寝相。枕は早かったのかもしれません。高級枕をわきによけ、妹の上で爆睡中!枕がまさかの!?異変に気付いた私は…ところで、スクイーズってご存知ですか?発泡ウレタンでできた柔らかいスポンジのような素材で、握りつぶして遊ぶグッズです。少し前に子どもたちの間で大流行しました。スクイーズだけを扱う専門店が登場したりもしましたね。スクイーズ。にぎにぎしてその触感を楽しみますある日、私が子どもの枕を触った時、「うん?形が変?」と異変に気づきました。カバーを取り外してみると、この惨状。2か所の角が切り取られていたのです。まぁ、子どもたちも、ばれないよう最小限にしておいたんでしょうが、「子どものために」、「体にいいものを」と奮発して購入した高級枕の姿に母はガクゼンとしました。子どもたち3人を呼びつけ、「なにしてんのー!」大声あげて叱りつけてしまいました。加えて「いくらしたと思ってんの?」という言葉まで添えてお説教。切ったものを持ってこさせたものの、1か所はなんとか出てきたピースでなおりそうでしたが、大きく切りとられた方は、あきらめるしかなさそうです。そこで先ほどの写真にあった食パンのスクイーズ。それを使って母の意地で修復しました。触り心地はいまいちですが、枕へのこだわりと意地でなんとか体裁は整えました子どもの豊かな想像力だと受け止められるようになりたい!子どもたちが、にぎにぎして気持ちいいと思うのもよくわかります。確かに気持ちいいですものね。その気持ちいい感触から、すばらしい想像力で自分たちのおもちゃに変身させた子どもたちってすごい!と思いたいですが、私には枕を切り刻まれてにぎにぎおもちゃと化した惨状を大きな心で受け止めることはできませんでした。子どもの豊かな想像力だと受け止められるようになりたいと思いながらも、こんなことなら、母こそ安眠をもたらす高級枕を買っておけばよかったといまだに少し根に持っている私です。
2018年11月15日トップライター:竹内 ナナ長期休暇明けの初登校の日、事件は起きました。ひさびさの学校なのに、午前中は通常授業、体育はプール、午後はマラソン大会の予選、部活もあるという、盛りだくさんの時間割です。教科書にプールバッグ、体操着、テニスラケット、さらにロッカーに入れる大きな箱まで持っていかなかくてはいけないので、「わたしが学校まで運ぼうか?」という話を前の晩からしていたのですが……。ハルキの言動にイライラが爆発!当日朝になっても、「持っていけるかな、どうしようかな」と決められずにいるようです。わたしも仕事で8時30分には家を出るので、学校に行くなら猛スピードで準備しないといけないのに……。(早く決めてよ!)と心のなかで思っていたところに、今度は学校のマラソン大会のへ不安をつぶやき始めたハルキ。「最近走ってないから無理かな」「手抜きでいいか」ときどき父親とランニングをしているのですが、部活が始まってからは時間がとれず、ほとんどできずにいました。ハルキは自分が不利になると、ネガティブなことを口にする傾向があり、わたしは以前からそれが気になっていました。「なんでも、うまくいくことばかりじゃないの」「いい結果が出せそうになくても、そのときの出せる力でやってみるとか、ときにはやり過ごすことだって必要なんだよ」「自分が不利になると言い訳するのはカッコ悪い」「そういう考え方が大嫌いだ~~~~~」(×2回リピート)わたしが荷物を運んだほうがいいかの返事を聞きたかったところに、そんな言い訳がましい話をされたので、イライラが爆発してしまったのです。その直後は「ひどい……」とだけ言って身支度を続けたハルキ。数分後、わたしのところに歩み寄ってきて「こんなに心臓がドキドキするのはどうしてだろう」と力なくつぶやきます。ハルキの胸に手を当ててみると、ドクンドクンと大きな鼓動を感じます。「ほんとだ……」とわたし。そして、大きな荷物を前とうしろに抱え、ふて腐れた顔で登校してしていきました。先生が大きな声で叱らない理由動悸がしたまま、泳いで、マラソンをして、部活をやったらどうなってしまうんだろう。急に不安になり、学校へ電話。担任の先生が不在だったので、同じ学年の先生に朝のできごとを正直に話し「具合が悪そうだったら、運動はさせないでほしい」と伝えました。仕事に向かう途中、担任の先生が携帯に電話をくれ、「電話をもらう前に、ちょうどハルキ君と話していたのですが、いつも通り元気でしたよ。自律神経のバランスがちょっと崩れたんでしょうね。お母さんから電話があったことを伝えて、『具合が悪かったら先生に言うんだよ』と伝えましたから」と言ってくれました。先生のこの言葉にどれだけほっとしたことか。わたしの言葉は、ハルキが動悸を起こしてしまうくらいひどいものだったのか。「大嫌いだ~~~~~」がハルキの中でリフレインしたんだろうな……。ハルキがじゃなくて、考え方がだよ、と心のなかでつぶやいてみる。いつも注意をするときは、叱るというより、感情的になってしまうわたし。これから思春期に入り、親の言うことも聞き入れにくくなるだろうし、わたしがこんなことではいけないと、さすがに反省しました。口ではうまく伝えられない気がして、ハルキに手紙を書きました。感情的に叱ってしまうことを謝り、これからはもっと言葉を選ぶことを約束しました。部活を終え、帰宅したハルキ。心配をよそに、いつも通り元気なようすでした。わたしの手紙を読み終えると、「うん」と一言。「先生、なんて言ってた?」「ん?『ケンカしたの?』って」ハルキは、担任の先生をとても信頼しています。先生のクラスになり、はじめて叱られたとき、先生は叱るときに大きな声は出さない長い時間は叱らない人と比べないと言っていたそうです。大きな声で叱ると、子どもは、怒鳴られるからやってはいけないと思ってしまうからだそうです。その通りです。育児書にもそう書いてあります。でも、いざとなると感情的になってしまうんです、母は……。担任の先生は、わたしと同世代だと思います。先生にとって、たとえそれが仕事だとしても、実践できているということはやっぱり立派です。「先生を見習おう。次に大きな声で叱りそうになったら、とりあえずトイレにかけこんで、深呼吸してみよう!」と、心に誓ったのでした。ナナ竹内(たけうちなな)夫と息子との3人暮らし。神奈川県在住。出版社勤務を経て、フリーランスのライターに。息子がテニスを始めたのを機に、自分もスクールに通って、基礎をきちんと学びたいと思う今日このごろ。青空の下、家族でテニスを楽しみたい。
2018年11月14日子どものしつけ、叱り方というのは家庭によって様々です。もちろんこれは自分の子どもに対することが前提ですが、今回は自分の子ではなく、よその子を叱るとしたらどうするか?についてのお話です。日本では、あまりこういうことってないですよね。ところが、アメリカでは、よその子を叱ることも、育児の中でよくあることなのです。もし、ママさん自身が、そういう場面に遭遇したらどうするだろう?と考えてみる参考になるかもしれません。まずは日米比較・子どもの叱り方日本では、子どもを叱るときこんな風に叱りますよね。例えば、ご飯を残していたら、「ちゃんと食べないと大きくなれないんだよ。頑張って食べようね」。何か悪いことをしていたら、「コラコラ、そんなことしたら危ないでしょ? 〇〇ちゃん怪我しちゃうし、痛いからやめようね」など。なぜ叱っているのか、まずは理由を説明して、だからダメなのよ、叱っているのよ、というスタイルが殆どでしょう。しかし、アメリカの場合は、「全部、食べなさい」「こっちに来なさい。それダメだから。やめなさい。今あなた何したの?」と、まずはダメなものはダメ。理由を先に説明するのは無し、もしくは後回しです。子どもと同じ目線では叱りません。まずは、親と子どもの上下関係をはっきりさせておくことを徹底しています。自分の子を叱るのは簡単。でも、よその子は?日本の場合だと、よその子を叱るなんて場面、そうそうないと思います。もしも、よその子を叱ったとしたら、その子のママさんたちに、「うちの子に何を言うの?」なんて思われかねませんよね。よほどの危険を感じない限り、見て見ぬ振りをするのが一般的でしょう。ところがアメリカのママさんたちの場合は違います。違うんです。よその子だとしても、自分の子同様に叱るのです。例えば、公園で子ども達がワイワイと遊んでる中、悪い言葉を使ってる子がいたら、「それは言ってはいけないよ、ダメだよ」とはっきり伝えます。何か行動で悪いことをしてる子がいる時も「それはやってはいけないことだよ、わかった?」などと直接的に伝えます。もし、目の前にその子達の親がいたとしても、悪いことをしていると目に入ってきたならば、迷わず叱るのです。「うち」の子と「よそ」の子を叱る時の違いって?自分の子にも、よその子にも迷いなく叱ることができるアメリカのママさん達。それって両方とも分け隔てなく叱るのか、それとも叱り方に違いがあるのか、気になるところですよね。実はちょっとした違いがあります。自分の子を叱るときは、親子の上下関係をはっきりさせて叱るのですが、よその子を叱るときは、少し優しいトーンで、理由を説明しながら叱るのです。これって何か聞き覚えがありませんか? そうです、日本のママさん達のスタイルそのもの。ですから、何ら難しいテクニックではないのです。確かによその子を叱るのは勇気が要ることです。周りの目も気になります。ところが、アメリカのママさん達の考え方は、「みんな平等に」。一個人として向き合うので、自分の子もよその子も、特別分けないのだそうです。だからこそ、説明を付け加えるという配慮をしながら叱るそうです。また、直接その子のママさんに同じように言うこともあるそうです。どうしても見過ごせない場面に遭遇した時は、こういう考え方もありなのかもしれませんね。Yuka RiverfieldPHOTO/Yuka Riverfield
2018年09月30日自分の子どもと違い、特に言葉選びが重要となってくるのがよその子を叱るとき。注意する必要があれば、よその子にだって正しいことを伝えなければなりません。そこで今回は、よその子を叱るときに気を付けるべきポイントについてチェックしておきましょう!「うちでは〇〇だから!」と自分の家のルールを持ちださない自分の価値観で考えてしまいがちですが、よその子を叱る際には絶対に自分の家のルールを持ちださないよう気を付けましょう。「お前の家のことなんか知らないし!」と子どもを逆なでして、解決どころか悪化させてしまう危険性があります。躾は家庭によって様々ですし、温度感も大きく異なります。自分の家庭が正解とは限らないので、自分の家のルールをよその子どもに押し付けたところでなんの説得力もありません。自分の家のルールは持ちださず、的確に良くなかった行いについて指摘するのが一番です。「ママからは何も言われてないの?」と親を批判するのはNGうちだったら絶対にそんなことさせないのに…という気持ちになると「お家の人からはどんな風に言われているの?」とか「ママからは何も言われてないの?」と、よその子の親について問いかけてしまいそうになります。でも、叱る対象なのはその子本人。もちろん、大きな怪我や事故、事件につながるようなときは親にも関わってもらうのが当たり前ですが、些細なトラブルを注意するくらいなら親を引き合いに出す必要はありません。子どもにとって、自分の親は絶対的な存在です。その親を否定したり、蔑んだりするような発言があれば、その子からあなた、そしてあなたの子どもまでが「敵」とみなされてしまいかねません。親を否定することは絶対に避け、冷静に叱るように気を付けましょう。存在そのものではなく、叱るべき行動のみに言及を!よくありがちなのが、叱る相手を悪い子認定してしまうこと。「もう! 悪い子なんだから!」といったように存在そのものを否定してしまうような物言いは子どものプライドを傷つけてしまうので、避けましょう。あくまでも、叱るのはその子の性格ではなくその子の行い。どんな行動が間違いだったのかを的確に指摘し、間違いを認めさせることだけに集中しましょう。頻繁に近所の大人から注意されてきた世代は、今では祖父母世代になりました。わたしたち親世代は、近所の子に対しても対処の仕方に困ることがしばしば。それでも、伝えなければならないことは誠意をもって伝え、子どもに善悪を知ってもらうことが大人の努めではないでしょうか。PHOTO/Fotolia
2018年09月08日専門家・プロ:親野智可等親子関係がよければうまくいく親子関係をよくすることは、しつけや勉強よりもはるかに大事です。これは、子どもが幼児であろうが小中学生であろうがそれ以上であろうが、まったくかわりません。そして、親子関係をよくするために絶対必要なのが、子どもが「自分は親に受け入れてもらえている」「わかってもらえている」「大切にされている」「愛されている」と実感できるようにしてあげることです。これが、すべての土台であり始まりです。子どもがそういう実感を持てていれば、生きる力がわいてきます。いろいろなことでがんばるエネルギーがわいてくるのです。そして、親の言うことも素直に聞くようになります。親が「ゲームのやり過ぎに気をつけよう」とか「友達の家に行ったらあいさつを忘れないでね」などと言えば、それを素直に受け入れます。すぐにはできないことでも、やってみようという気持ちにはなります。親が「いけないことや危ないことに誘われたり巻き込まれたりしたら、心配だよ」とか「危ないことしないでね」などと言えば、「大好きな親を心配させちゃいけない」ということで心のブレーキになります。叱りすぎると子どもは親の愛情を疑うようになるこの反対に、「自分はいつも叱られている」「自分は親に受け入れてもらえていない」「自分の気持ちを分かってもらえていない」「あまり大切にされていない」「あまり愛されていない」などと感じている子もいます。もちろん、親は愛しているつもりです。でも、子どもの方はそれが実感できていないというのです。こういうケースはけっこうたくさんあり、多くの場合その原因は親の叱りすぎです。このような場合、親がいくら口でいいことを教えても、いくら正しいことを教えても、子どもはそれを素直に聞くことができません。親の心配が心のブレーキになるどころかかえって反発材料になり、よけい危ないことをしてしまうことすらあるのです。こういうわけで、いい親子関係をつくることこそが最優先なのです。それのないところで、「しつけをしなければ」とか「勉強をさせなければ」などと思っても絶対にうまくいきません。ある親の実例これらのことは、私が教師時代にいろいろな親子を見てきてわかったことです。ある親が次のように言ったことがありました。「懇談会で先生が教えてくれたように、2学期のはじめに節目の高揚感を活かして「○○するために□□する」という目標の書き方をしてやり始めたんですけど、子どものやる気はあまり続きませんでした」親はそう言いましたが、私にはうまくいかない原因ははっきりわかっていました。うまくいかないのは、その親が感情の起伏が激しくて、自分の気分が優れないときは感情的に叱りつける人だったからです。子どもはそういう親にかなり反発心を持っていました。ですから、形だけ「○○するために□□する」などという目標の書き方をさせられても、素直にがんばろうという気持ちになれないのです。肝心なところができていないとノウハウコレクターになるだけまず、土台になるいい親子関係がなければ、どんな方法を試したところで、うまくいきません。それでは、いわゆるノウハウコレクターになるだけです。みなさんの職場やビジネスの世界にもそういう人がいるはずです。いろいろなノウハウに飛びついてやり始めるけど、結局うまくいかないという人です。そういう人は、一番肝心なところができていないのです。ノウハウコレクターは職場やビジネスの世界だけでなく、親の中にもいるのです。親野智可等(おやのちから)教育評論家。1958年生まれ。本名杉山 桂一。公立小学校で23年間教師を務めた。教師としての経験と知識を少しでも子育てに役立ててもらいたいと、メールマガジン「親力で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いとたちまち評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。また、子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いた。読者数も4万5千人を越え、教育系メルマガとして最大規模を誇る。『「親力」で決まる!』(宝島社)、『「叱らない」しつけ』(PHP研究所)などベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても知られる。長年の教師経験に基づく話が、全国の小学校や幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会で大人気となっている。著書多数。Webサイト
2018年08月27日こんにちは。和泉こたろうです。「旦那さんが子どもを叱ってくれない」 なんていう話よく聞きますよね。今回はそのような悩みを抱えたママに、そんな旦那さんをどのように変えたらいいのかについて書きたいと思います。と、その前にどうして子どもを叱ってくれないのか考えてみたいと思います。多くの旦那さんが忙しいです。ママからすると、旦那さんに、しっかりと稼いでいただかないと、子供にご飯を食べさせられないし良い教育を受けさせる事も難しいので、働いてくれてるのはありがたいです。ただ、忙しいあまり、「今日も帰りが遅い。」「日曜日しか休みがない。」 なんてこともあります。また、旦那さんが帰る頃には子どもが就寝していることも多いかと思います。そんな旦那さんにとって、たまに会うお子さんは、可愛くて可愛くてたまらないのです。おそらく、目の中どころか、どうにかして口の中に子供をいれちゃったりしたいくらい可愛いんじゃないですか?笑つまり、子どものことがとても可愛いと思う気持ちが強くなり 、「子どもを叱れない旦那さん」を生み出してしまうのですね。そして、旦那さんが可愛くて可愛くて仕方がない、子供が悪さをします。お行儀の悪いことをします。汚い言葉遣いをつかいます。旦那さん、怒ってくれますか?怒ってくれませんよね。それどころか、ニヤニヤしてませんか?それとも無視してませんか?なので、ママはそんな旦那さんに呆れ、旦那さんの代わりに子どもを叱ったり、怒鳴ったりしますよね。そーなったら、旦那さんは「言い過ぎだよー。」「いいじゃないか。」「ママは怖いでしゅねー。」 と言うわけです。ママの内心しては、「あんた、そんな風に怒られず育ったから箸の使い方も下手クソで食事中に音立ててお口を閉じる事も出来ずくちゃくちゃとお食事とってるんじゃないんですか?!」て、怒り心頭ですよね。あるあるですよね。そういえば食事時中に音を立てているといえば、大人のクチャラー、いますよね! しかも、そこら中に!私のママ友の旦那さん、取引先の社長とかでもいます。良い歳こいて、食事中にものを噛んでる際、口があいてらっしゃるから音がなるんですよね。少し話はそれてしまいましたが、もしも自分のお子さんがそんな「クチャラーな大人」になって、恋人やお友達との食事や大切な会食にお呼ばれして恥をかくのは誰でもない親です。勿論本人もそうです。つまり、お箸の持ち方やテーブルマナーはしっかりと教えてあげないとお子さんが可哀想 だということが私は、言いたいのです。そしてそのような、最低限の事は普段から一緒にいるママからではなく父親からビシッと言っていただきたいものですよね。そんな父親にするためにママができることがあります。それは家の中で、子供の前だけでもいいから、常に意識的に父親を立ててあげて ください。「あなたがしっかりしてないとダメなの。」「あなたが言わなきゃダメなの。」このように、頼って頼って、ついでに持ち上げて甘えてお父さんのモチベーションを上げまくりましょう。そして、「怒る」、「叱る」 というなんともストレスの多い育児での業務をお父さんに代わってもらってください。そうすれば、ママは責任感の重圧からも少しは救われるし、怒ったり怒鳴ったりが減ればシワも自然と減るでしょう。まぁ、怒ってくれない旦那さんには「尊敬されない、恐れられない、舐められる父親になってしまうと家庭での居場所がなくなってしまうよ」と少し恐怖を感じてもらうくらいにチクっとしながら、少し褒めてあげる。このように、飴と鞭で教育、誘導していけたら良いですね。●ライター/和泉こたろう
2018年07月06日こんにちは。山本みつ湖です。現在無料期間ということで、「おやこ診断」( iOS / Android )にチャレンジしてみました。家族の生年月日を入力すると、「かぞくの本質」「今日の関係性」「ファミリー診断」がでてきます! 「かぞくの本質」は一人ずつかなり詳しく書かれていて、子ども達も自分の診断結果に興味津々。夫はどうかな、とドキドキして見てみると…。夫への感謝の気持ちが新たに芽生えていい感じでした。参考になったのが叱り方・褒め方のアドバイス。「この子にはこの方法が合っています」という言葉の表現をしてくれていて、すっと受け止めることができました。また、それぞれの子ども達の得意分野についても、その伸ばし方を具体的にアドバイスしてくれていて、繰り返し読みたいなと感じました。自分の「一日の運勢」を見ることもできて楽しい!家族との今日の「関係性」を見ることもできます!そして一番最後は「ファミリー診断」。ちなみにわが家は「はっちゃけママのスリリングファミリー」でした。「はっちゃけ」というには体力が落ちすぎているので、少し運動でもして元気を出していきたいと思います。※ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料キャンペーンは2018年6/27(水)をもって終了いたしました。無料でも有料でも楽しめる!ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料でダウンロードできるウーマンエキサイトのアプリ内診断サービス。家族の生年月日と性別を登録すると、以下の診断を無料(一部有料)で楽しめます。<無料>■あなた(パートナー)の本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人■子どもの本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人<有料>■あなた(パートナー)の本質診断・あなたから見たパートナーの関係性・母親としての傾向・子どもから見たイメージ■子どもの本質診断・やる気にさせる方法・思春期の行動と対処法・叱り方、褒め方・得意分野・才能・能力適正<有料コンテンツ料金>・大人: iOS/Android 600円・子ども: iOS 1,080円/Android 1,000円 ※アプリ内で一度ご購入いただいた診断結果はいつまでも閲覧できます。※診断結果は買い切りとなり、月額料金は発生しません。>>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ おやこ診断の詳細はこちら↓
2018年06月18日知人の育児の話を聞くと、親が子どもに対して『ダブルバインド 』を使って叱っていることがわかりました。ダブルバインドとは、アメリカの人類学者グレゴリー・ベイトソンが提唱した心理学用語で、二重拘束と翻訳された造語です。ダブルバインドを使った叱り方は、子どもの心を傷つけてしまいます。こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。体験談を参考にしながら、言葉の選び方について考えていきましょう。おもちゃの出しっ放しをダブルバインドで叱ったらお話を伺ったNさん(30代で子ども3人のパートママ)家族のお話。ある日、テレビをつけっ放しにしながらおもちゃを散乱させている3人の子どもたちを見て、N さんは注意しました。「もうお父さんが帰って来る時間だから片付けてちょうだい」最初はやさしく頼むように伝えました。子どもたちの様子を見てみると、返事はしたものの片付ける気配はありません。「ちょっと、片付けをしてって言ってるでしょ。」次は、強めな口調で頼みます。しかし子どもたちは片付けません。「いいかげんにしなさい!片付けてって言ってるのがわからないの?全部捨ててしまうわよ!」最後は声を荒げてしまいましたが、子どもたちもこの言葉を聞いて片付けを始めました。ダブルバインドで子どもは心に矛盾を感じている『ダブルバインド』とは、言葉と言葉、言葉と非言語(しぐさや表情など)といった2つのメッセージ内容が一致しないために起こる精神的ストレスを言います。先ほどのような「片付けをして」と「全部捨てる」という矛盾する2つのメッセージを受け取ると、受けた相手側の精神にストレスを感じてしまうのです。とくに子どもは、違和感を覚えても不満を抱えながらでも親の指示に従いがちですよね。反論したくても、ダブルバインドによって思考を停止してしまうのです。矛盾や違和感を覚えさせないための言葉の選び方子どもは、矛盾した内容の言葉をたくさん聞いて、違和感をたくさん覚えてしまうと、心に歪みのようなものを持ってしまうことがあります。このような思いをさせないためには、ダブルバインドを使わないことが一番 です。そのためには、叱る時の言葉の選び方に気をつけることが必要です。例1:夕方になってもなかなか帰ろうとしない○:暗くなったから帰ろう。一緒にお家に入って美味しいご飯食べよう。×:暗くなったから帰ろう。今帰らないならずっと外にいなさい!例2:休みで家にいる子に勉強をさせたい○:遊んでないで宿題したら。やることやってしまおうよ。×:遊んでないで宿題したら。それじゃなかったら家の手伝いしてよ。ポイントは「共通性のある言葉を選ぶ 」ことです。親子関係でのダブルバインドは、子どもの成長と共に矛盾を感じ取ることで親子関係が悪化してしまう可能性があります。そのようなことにならないために、叱る際には共通する言葉の選び方に注意していきましょう。おわりに矛盾した内容の叱り方は、知らず知らずのうちに口にしてしまいがちです。しかし、ダブルバインドは、子どもの心に歪みを感じさせたり、違和感を覚えてしまったりして、余計なストレスを抱えさせてしまいます。子どもを操るつもりはなくとも、操ることになりますので、注意していきましょう。●ライター/桜井涼
2018年06月12日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。小学生になったモン太は、最近ますます自分の意思がしっかりしてきて、かーちゃんとぶつかることもしばしば。かーちゃんもついつい熱くなってしまい、大人気なく言い合いになることも。きっとこの先こんなことが増えるんだろうな~と、赤ちゃんのころとは違った子育ての大変さに頭を悩ませている今日この頃…。叱ったあとはぐったり…。ちゃんとわが子に響いているのかもわからずモヤモヤだけが残る~!そんな悩めるかーちゃんにぴったりのアプリがリリースされたですって!?なになに? 子どもとの相性を診断し、子どものやる気を引き出す方法やその子に合った叱り方、褒め方を教えてくれる…。その名も「おやこ診断」( iOS / Android )むむむ、これは気になる~!! 早速やってみよう!登録はカンタン! 家族の生年月日を入力するだけ。まずはかーちゃんの基本の性格や行動パターンが細かく表示されました。久しぶりに自分を分析されてニヤニヤしながら画面を見つめるかーちゃん。もうこれだけで楽しい(笑)。家族それぞれの性格、行動パターンなども細かく分析されていて「うんうん」とうなずけるものばかり。とーちゃんとは最高の組み合わせですって! こんなこともわかってしまうのね(照)。ちなみにモン太の診断結果は、「自分がやりたいことを一瞬で決めて行動に移したいタイプ、あまりべたべたとかまわれるのは嫌なので、本人の好きにさせましょう」※一部抜粋なるほど~!! かーちゃんはいつも、なんでもかんでも聞きすぎてしまうので、ある程度距離を置いて見守ることも大事ですね。子どもたちの性格や相性からどう接したらいいかのアドバイス、とても参考になる~!とーちゃんと子どもたちの相性もわかるので、夫婦で共有してそれぞれの役割を考えてみるのもいいですね。最後にわが家のファミリー診断結果は…「切れ者ママのミステリアスファミリー」みんな、ミステリアスなかーちゃん!? についてきてね!このほかにも、今日の運勢や家族との関係性など、いい1日を過ごすためのちょっとしたアドバイスがあったりと、家族みんなで楽しめる内容が盛りだくさん!育児の合間の息抜きに、みなさんもぜひやってみてくださいね!※ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料キャンペーンは2018年6月27日(水)をもって終了いたしました。無料でも有料でも楽しめる!ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料でダウンロードできるウーマンエキサイトのアプリ内診断サービス。家族の生年月日と性別を登録すると、以下の診断を無料(一部有料)で楽しめます。<無料>■あなた(パートナー)の本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人■子どもの本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人<有料>■あなた(パートナー)の本質診断・あなたから見たパートナーの関係性・母親としての傾向・子どもから見たイメージ■子どもの本質診断・やる気にさせる方法・思春期の行動と対処法・叱り方、褒め方・得意分野・才能・能力適正<有料コンテンツ料金>・大人: iOS/Android 600円・子ども: iOS 1,080円/Android 1,000円 ※アプリ内で一度ご購入いただいた診断結果はいつまでも閲覧できます。※診断結果は買い切りとなり、月額料金は発生しません。>>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ
2018年06月05日子育てをしていると、「うちの子ってどうしてこうなんだろう」「親としてどんな声掛けをしてあげたらいいんだろう」そんな悩みを抱えることはありませんか?そこで、ウーマンエキサイトは毎日子どもとの相性を診断し、子どものやる気を引き出す方法やその子にあった叱り方、褒め方などを教えてくれる動物系占いと共同開発した「おやこ診断」をリリースしました。「かぞくの本質」、「今日の関係性」、「ファミリー診断」の3つのコンテンツで構成された「おやこ診断」は、ウーマンエキサイトアプリ限定のコンテンツで、iOSは2018年3月13日、Androidは2018年3月22日より配信されます。 iOS ウーマンエキサイトアプリ Android ウーマンエキサイトアプリ はじめに家族の情報を入力! すぐに診断開始はじめに、ウーマンエキサイトのアプリをダウンロードし、ホーム画面からアプリを起動。緑色の画面に出る「早速やってみる」をタップします。次に下記の(1)~(3)の情報を入力します。(1)あなたの生年月日 (2)パートナー(パパ)の生年月日(3)子どもの生年月日、性別※子どもの登録は最大3人まで可能です。まずは家族一人ひとりの本質を知ろう!かぞくの本質は「動物占い」発案者の前田知則氏監修のもと、生年月日や男女の性別に隠された性格や特性等を、統計学に基づいて分析、診断しています。登録が完了したら、まずはかぞくの本質をチェックしましょう! 自分の基本性格や行動・感覚パターンの診断結果が表示されています。旦那さんとの関係性や、お子さんから見たあなたのイメージ、母親としての傾向などを細かく分析します。顔のイラスト部分をタップすると、家族それぞれの診断結果が見られます。子どもの診断結果は、基本性格に加え本人の得意分野や才能、適正能力を診断します。毎日ママの頭を悩ます子どもをやる気にさせる方法や、適切な叱り方・褒め方、思春期の行動と対策なども紹介しています。きっと子どもが成長していく過程のヒントになるはず。また、子どもと同じ本質を持った有名人も分かります。今日の親子の関係性は?次に、画面上の中央にある「今日の関係性」では、ママと入力した子どもやパパとのその日の関係性が見られます。ハートの数が少なければいつも以上に気にかけてあげたいサインです。また、この画面から顔のイラストをタップすると、一人ひとりのその日の運勢が。息子の今日の運勢は「門限ギリギリに帰ろうとすると、信号が赤だったりと小さなトラブルで間に合わない、なんてことになりそう。少し早めに遊びを切り上げておうちに帰るようにしよう」とのこと……! 早く帰るように連絡しておかなくちゃ! ずばり!あなたは○○なファミリー!そして、登録した家族を全24パターンから診断! 「あったかママのマニアックファミリー」「秘書系ママの気配りファミリー」「切れ者ママのミステリアスファミリー」など、あなたがどんな家族かを診断します。有料診断が今なら無料に! 家族のことを詳しく知ろうそして、今なら「かぞくの本質」画面の有料ページを無料で見ることができるチャンス! 通常は、家族の情報を入れると、以下の枠線内にあるあなたの本質診断までが無料で見られます。【無料コンテンツ】■あなた(パートナー)の本質診断 内容・基本性格・行動パターン ・感覚パターン ・同じ本質を持った有名人--■子どもの本質診断 内容・基本性格・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人そして、今なら以下の有料コンテンツが無料!【有料コンテンツ】■あなた(パートナー)の本質診断 内容・あなたから見たパートナーの関係性・母親としての傾向・子どもから見たイメージ--■子どもの本質診断 内容・やる気にさせる方法・思春期の行動と対処法・叱り方、褒め方・得意分野・才能・能力適正あなたの家族はどんな診断が出るのか、「ウーマンエキサイト」のアプリでチェックしてみてくださいね。無料キャンペーン期間は2018年6月27日(水)までです。>>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ
2018年03月12日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。親が子に対して叱ることができないという話がよくあります。「○○しなさい」などの指示言葉を使うことや怒ることはできるけれど、叱るのが難しいというのです。私のところに相談にこられる方の中にも、「冷静になろうと思っているのに、気づいたら子どもとケンカになっていた」という話がありました。今回は、『怒ることはできても叱ることが難しい 』というところに焦点を当ててみたいと思います。●「叱る」と「怒る」の違いこの2つは、多くの人が課題として考えているところだと思います。まず、この2つの違いから見ていきましょう。・叱る:親が知的に考えて、子どもに言い聞かせること・怒る:親の感情にまかせ、言葉を発したり手などを出したりしてしまうこと『叱ると怒る』を実際に言葉として見てみると、大きな違いに気づくと思います。最初に取り上げた方の話(状態)は、怒るになっていることがわかりますね。感情にまかせて怒鳴ったり、手をあげたりしても子どもを怖がらせるだけで、大切なことは何も届いていない のです。●叱り方のコツ叱っているつもりが怒るに変わってしまうことがあると思います。特に、子どもがへりくつを言ったり反抗したりのときです。年齢が上がってくれば、言うことを聞かないでじぶんの欲求だけ言ってくるなんてことも多くなります。そんな時に、叱り方のコツを理解していたら怒るのではなく叱ることができます。コツは、親が冷静になり、「良くないこと」や「ダメな理由」を短く適切な言葉で話す ことです。「ダメなことはダメだ!」と言うだけでは、子どもは理解できません。なぜダメなのか理由も一緒に言って聞かせる ことで、子どもが親の考えを知ることができます。そうすれば、納得とまではいかなくても理解させることはできるようになります。その他に「話を切り上げる」という方法もあります。子どもからへりくつを言われてしまった場合などは、親の判断や家庭のルールだからと言うことだけ伝えて、あとは話を終わらせてしまうのです。親が場所を移動してしまうようにそうすれば、子どもは親が言ったことについて考えるようになります 。●親の判断やルールを子どもの意見で安易に曲げない個々の家でルールなどがあるかと思います。それを子どもの意見で安易にまげてしまうようなことがあってはいけない と私は考えています。(臨機応変さや柔軟さは必要でしょうが…)よく話に出てくるのは、『通信機器を買ってあげるか問題』です。親と子どもとでは、意見が食い違うことがありますね。子どもの言い分を見てみましょう。「みんな持っている」「私だけ持っていない」「今の時代はこれが常識だよ」など、聞いたことのある言葉ではないでしょうか。親は必要ないと思っていても、子どもからの意見で購入をしてしまったという話を聞くことがあります。親が必要ないと判断したには、何らかの理由があるはず です。その理由を子どもの意見に押されて、安易に考えを曲げないことも必要ではないでしょうか。このような場合でも冷静に話をつけることが大切です。「今の時代がそうでも、うちのルールはこうだからね」「うちはうち、よそはよそだよ。お母さんたちがそう判断したの」このように、家には家のルールがあることを示すようにしましょう。----------子どもには、甘えも叱りも必要です。甘えだけの優しい親だけでは、子どもを守ることができないでしょう。子どもはかけがえのない存在です。だからこそ、叱らなければならない時に叱れるようにしておく必要があると思います。【参考書籍】子育てハッピーアドバイス大好き!が伝わるほめ方*叱り方3著:明橋大二●ライター/桜井涼●モデル/REIKO
2017年12月21日最近、“叱らない育児”を実践している人が増えてきているようですが、その育て方には賛否ありますよね。テレビや書籍などでは「子どもを萎縮させない」「ママがストレスから解放される」などのメリットが謳われていますが、一方では「現実的じゃない」「ワガママに育つだけ」という意見も存在します。子育ての方法に正解はないので、各々の家庭が自由にやればいいだけの話ではありますが、実は“叱らない育児”によって被害を被っている人たちもいるのです。今回は、周囲のママたちに聞いた、“叱らない育児”を実践しているママ友にイラッとしたエピソードについてご紹介します。●(1)「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの」『私のママ友に子どもを全く叱らない人がいます。子どもが他の子のおもちゃを横取りしようが突き飛ばそうがずっとニコニコ。うちの子のおもちゃも横取りされたので、ママ友に「あれ、うちの子のおもちゃなんです」とやんわり言うと「そうなの?ちょっと貸しててね」と一言だけ。イライラ!ときた私は「普通、叱りません?」と聞くと「うちの子怒ると機嫌悪くなっちゃうの 」ですって!あまりのショックに何も言い返せませんでした。ちなみにこのママ友、自分の子が他の子に泣かされたらその子を烈火の如く怒ります』(37歳女性/4歳男児・3歳女児のママ)聞いているだけでイライラしてしまいそうなエピソード。この方のママ友は子どもが何をしようが全く叱らないのだそうです。出会った当初、あんまり叱らないので叱っている自分がおかしいのかと錯覚したほどだったとのこと。おそらくこういう人は自分の子どもを異常にかわいがっているか、あるいは単純に叱るのを面倒くさがっているかのどちらかですが、そのせいで被害を受けているこっちからしたらたまったもんじゃないですよね。このママ友は、自分の子どもが泣かされたらものすごく怒るとのことなので前者かと思いますが、こういうママにはなるべく近づかないようにしたいものです。●(2)「私は感情に任せて叱らないから」『うちの子の幼稚園にもそういうママ友がいます。その人の子どもは、言葉は悪いですがかなり陰湿な性格で、親の見ていない間に他の子を殴ったり蹴ったりします。他のママ友の間でも有名で、皆その子にイライラしていました。ある日私の子どもを階段から落とそうとしていたので「危ない!なんてことするの!」と激怒しました。するとママ友が飛んできて、「ちょっと大げさじゃない?うちの子怯えてるじゃない」と睨まれました。へたしたら命に関わる行動だったため、「大げさ?じゃああなたの子どもに同じことさせる?」とついキレてしまったら、「あなたみたいな人をモンペって言うのよ 」と言われました。そして「私は感情に任せて子どもを叱らないから」と結局子どもを叱らずにどこかへ行ってしまいました。叱らない育児……絶対間違ってる!』(32歳女性/4歳男児のママ)これはビックリなエピソードですね。子どもが命に関わるような行動を取った場合には叱るのが普通だと思いますが、それを「モンペ」呼ばわりし、ついには子どもを全く叱らなかったこのママ友はすごい神経の持ち主ですね。子どもを頭ごなしに叱ったり人格を否定したりすることは避けたほうがいいですが、叱るべきところで叱ってあげないと、子どもは成長しません。よく“叱らない育児”を“しつけない育児”と勘違いしている人がいますが、このママ友はまさにその典型と言えるかもしれません。●(3)「お風呂で言っておくから」『学生時代から友達のママ友がそういう感じです。ママ友自体はとても優しくて気さくな性格なんですけど、子どもを叱りません。たとえば、図書館で子どもが暴れ回っていても、叱らずに困ったような表情でその子の後をついていくだけです。そのせいか、子どもはすごいワガママで、私の子どもにしょっちゅうイタズラをします。そういうとき、ママ友は決まって「ごめんね。お風呂で言っておくから」と言ってきます。このママ友は子どもを叱らない代わりに、お風呂の時間に“その日のいけない行動”を優しく諭してあげるのだそう。いや、その場で叱らないと意味なくない? と思うのですが、仲が良い分我慢してしまいます』(36歳女性/5歳女児・1歳男児のママ)本人はいい人なのに、子どもがワガママで叱らない育児をしている人って対応に困りますよね。ママ自身も「何が悪いの?」と開き直っているような人ならこちらも怒れますが、普段から仲が良かったり、本人がものすごく申し訳なさそうにしていたりしているとなかなか怒れないものです。「他人の子育てには口を出さない」と自分を説得しながらも、モヤモヤした状態で付き合っていくことになります。●叱らない育児を実践するママ友への対処法子どもが他人に迷惑をかけても全く叱らないママ友に遭遇したとき、そのように対処すればいいのでしょうか。まず最善策として挙げられるのは“近づかない”こと。教育方針が大きく異なっている以上、一緒にいてもストレスを感じてしまうだけです。なるべく接点を減らす ようにしましょう。とはいえ、状況によっては接点を減らせないこともあると思います。そんなときは、自分の教育方針を明確にしておくといいです。子どもが意地悪されたら、他人の子どもでもきちんと叱り、ママ友に文句を言われたら「うちはこういうとき叱るので」と毅然としておくのです。“叱らない育児”をしている人の中には、相手を選ぶタイプの人もいます。「この人は子どもが悪さしても怒らないから謝らない」「この人はすぐ怒るから謝っておこう」という風に。毅然とした態度で接していることで、すぐに謝ってくれるようになることもあります。また、これはオススメはしませんが、人によっては“同じことをやり返す”こともあるようです。子どもがそのママ友の子どもに何かしても、叱らないのです。そうすることでママ友に“叱らない育児の弊害”について体感させてあげることができます。ただ、場合によっては直接対決になってしまうこともあるので注意が必要です。----------いかがでしたか?叱らない育児は“まったくしつけない育児”ではありません。しかし、そこを勘違いしてしまっている人は少なくないようです。自分もそうならないように気をつけたいものですね。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年07月09日