40歳になる夫とのLINEのやり取りをTwitterに公開した、妻のせぐち(@segu0506)さん。何気ない日常のやり取りからあふれ出る夫婦愛に、多くの人から反響が上がっています。弁当を食べた夫のテンションが高かった理由ある日の昼、せぐちさんのスマホに夫からLINEで1枚の画像が届きました。写っていたのは、弁当に入っていたおかずのカップ。底にはこのように書かれていました。今夜、あの人から電話が来るかも!食べる人を楽しませるため、底に絵やメッセージが書かれているカップは珍しくありません。この仕切りは恋愛運を占ってくれるようで、投稿者さんの夫は「電話が来るかも!」とワクワクしながら妻にメッセージを送ってきたのです。占いの結果、どうなったかというと…。今日の旦那からのLINE pic.twitter.com/Fqof7jpwCX — せぐち (@segu0506) June 22, 2020 いうまでもなく、夫の想い人の相手は妻である投稿者さんです。投稿者さんが電話をかけると、夫は占いが的中したことに大喜び!きっと、夫は妻に電話をしてほしくてこの写真を送ったのでしょうね。ほほえましい2人のやり取りはTwitterで拡散され、27万件以上の『いいね』が寄せられました。・将来はこんな夫婦になりたい…。・夜ではなく、すぐに電話しちゃう投稿者さんも素敵!・夫かわいすぎかよ!夫婦の温度差もイイ…。多くの人が何気ない夫婦のやり取りに癒され、「自分もいつか愛する人とこんな関係になりたい!」と思ったようです![文・構成/grape編集部]
2020年06月24日2020年6月22日に、タレントの加藤綾菜さんがInstagramを更新。夫である加藤茶さんと、結婚して9年目を迎えたことを明かしました。加藤綾菜「元気でいてくれるだけで幸せ」結婚当初、45歳という歳の差結婚で世間を驚かせた加藤さん夫妻。同年現在、綾菜さんは77歳の夫を支えるために、介護試験を受けるだけでなく、実践的な知識を深めるため、介護施設で働くことを決意しました。加藤綾菜、介護施設で働くことを決意「純粋にすごい」「応援しています」努力を苦ともせずに夫を支える綾菜さんからは、あふれるばかりの愛情が伝わってきます。綾菜さんは、同日Instagramに結婚9周年目を祝うケーキの写真を投稿し、次のような想いをつづりました。9年記念日です出会って11年目ですカトちゃんが元気でいてくれるだけで幸せだと染み染み思う毎日です世界一の旦那さんです皆んなのカトちゃんを支えていけるように頑張りますこれからも、皆様宜しくお願いしますkatoayana0412ーより引用 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 - 2020年 6月月21日午後10時57分PDT「元気でいてくれるだけで幸せ」という言葉には、一緒にいられる喜びと、相手を大切に想う気持ちがうかがえますね。綾菜さんの投稿に対し、ネット上では祝福の声が相次ぎました。・おめでとうございます!お2人を応援しています。・カトちゃんにとっても、綾菜さんは世界一の妻だと思いますよ。・綾菜さんの投稿を読んで、本当に夫を愛していることが伝わってきました。お互いを想い合う2人ならば、これからも仲よく歳を重ねていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年06月23日大人になっても、疲れた時には誰かに甘えたいものですよね。そんな時は、誰かに素直な気持ちを聞いてもらったり、おいしいごはんを作ってもらったり…甘える方法は人それぞれだと思います。さく兵衛(@sakubetaro)さんはこの日、ユニークな方法で夫に甘えてみたそうです。「夫がママみに溢れている」 pic.twitter.com/0FJTie7XFH — さく兵衛@漫画家 (@sakubetaro) June 4, 2020 ムキムキのママ…!胸板が厚い!さく兵衛さんの夫は、戸惑いながらも渋い声で「ママだよ…」と抱きしめてくれたのだとか。ムキムキの『ママ』に抱きしめられながら、さく兵衛さんは「この人と結婚してよかった」と思ったそうです。仲のいい夫婦のやりとりに、にやけてしまいます。投稿にはさまざまな声が寄せられました。・うちの夫は「ママー!」って甘えると、「あらやだ~!」といいながらスナックのママになってくれます!・ボロボロになった妻をありのままに受け止めてくれる夫、素敵すぎます。・ママでありパパである、優しい夫。最強ですね!少しおかしなことをいっても、受け止めてくれる優しさには心から癒されますね。お互いに自分をさらけ出して甘えあえる2人は、理想の夫婦関係といえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日俳優の上野樹里さんが、2020年5月26日にInstagramを更新。夫であるロックバンド『TRICERATOPS』の和田唱さんとのやり取りを撮影した動画をアップしました。結婚4周年目を祝う上野樹里同日は、上野さん夫婦にとって4回目となる結婚記念日。2人は1本のギターを共有して、ビートルズのバラード曲『If I Fell』を演奏しました。夫婦仲のよさが伝わる、こちらの動画をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 上野樹里(@_juri_art_)がシェアした投稿 - 2020年 5月月26日午前7時05分PDT和田さんと上野さんの間には、愛犬・ブーちゃんの姿も。最後はお酒で乾杯し、結婚記念日を祝ったようです。上野さんは、動画とともに次のようなメッセージをつづりました。皆さまの温かい応援のお陰もあり、私達は結婚4周年を迎える事が出来ました!!仕事から帰ってきた夫のハーモニー付きで、まだ不慣れではありますが、 BEATLESの『IF I FELL』をお届けします_juri_art_ーより引用夫婦で歌いながら祝杯をあげる上野さんたちに、ネット上では祝福の声が相次ぎました。・結婚4周年、おめでとうございます!・夫婦でハモるところが楽しそうで好き。・なんて素敵な動画!見ているこちらまで幸せな気持ちになった。穏やかな信頼関係が伝わってくる動画ですね。これからも夫婦仲よく過ごしてください![文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2020年5月15日に、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さんがInstagramを更新。妻であり、タレントの南明奈さんとのツーショット写真を公開し、反響を呼んでいます。南明奈の誕生日を祝う濱口優同日は、南さんの31回目の誕生日。濱口さんが用意したと思しき『happy birthday あきな』と書かれたチョコプレート付きのケーキを持ち、夫婦で仲よく撮影した写真をアップしました。 この投稿をInstagramで見る 濱口優(@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 - 2020年 5月月15日午前7時59分PDT濱口さんは、写真とともに『#5月15日』『#アッキーナ』『#お誕生日おめでとう』というハッシュタグをつけて、妻の誕生日を祝っています。夫婦仲のよさが伝わる投稿に、ネット上では祝福の声が上がりました。・明奈さん、お誕生日おめでとうございます!・幸せそうでホッとします。こういう写真が今は癒しですね。・濱口夫婦は永遠の憧れ。ずっと仲よしでいてください。ちなみに、南さんも同様の写真を、自身のInstagramに公開しています。南さんの弾ける笑顔からは、とても楽しんでいる様子が伝わってきますね!これからも夫婦仲よく過ごしてほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月16日2児の父親であり、家族との日常を中心に漫画で描いているパパ頭(@nonnyakonyako)さん。パパ頭さんは、大学生だった頃に教授が発した『愛とは何か』という質問についてのエピソードを描きました。これを読んでいるあなたにとって、『愛』とはなんでしょうか。一緒に考えながら、パパ頭さんの漫画をご覧ください。『愛すること』とは何か(2/2) pic.twitter.com/sUa5ATvIWG — パパ頭 (@nonnyakonyako) May 2, 2020 妻と過ごすうちに『愛する』ということについて、「いつも変わらず支えること」「相手のことを記憶に残し続けること」「相手を笑顔にすること」だと思っていたパパ頭さん。しかし命がけである出産について考え、支えることも、記憶することも、笑顔にすることもできなくなってしまう未来を想像してしまい、『愛』の定義が分からなくなってしまったこともあったそうです。2020年5月現在、パパ頭さんは妻や2人の子供と一緒に笑顔あふれる日々を送っています。今後もパパ頭さんたちは共に人生を歩み、いろいろな『愛』の定義を知ることで愛あふれる生活を送ることができるでしょう。漫画を通して多くの人がパパ頭さん夫婦の姿に心打たれ、「愛とは何か」を考えたようです。・胸が温かくなって泣いた…。「愛ってなんだろう」って考え直してみたい。・「子供が欲しい」と思った時、妻のことを考えられるのはまさに愛だと思う。・考えさせられる内容だった。自分もお互いのことを想い合える夫婦になりたいな。「愛とは何か」という問いには、きっと人の数だけ答えがあるでしょう。人生とは、自分なりの答えを見つけるためのものでもあるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日2020年5月5日に、お笑いトリオ『ネプチューン』の名倉潤さんがInstagramを更新。妻である渡辺満里奈さんと結婚15周年を迎えたことを明かしました。名倉さんは、同年5月現在、新型コロナウイルス感染症の影響で外出を自粛しているためにプレゼントを買えず、花と手紙を贈ったことをつづっています。こう言う状況なのでプレゼントは買えませんでしたが花と手紙を感謝の気持ちを持って渡しましたいつも妻には感謝しかありません。これからもよろしくお願いしますnagrat1968ーより引用 この投稿をInstagramで見る Jun Nagura(@nagrat1968)がシェアした投稿 - 2020年 5月月4日午後5時05分PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。名倉さんは、渡辺さんに対する日頃の感謝を込めて、色とりどりのバラをプレゼントしたようです。名倉潤からのプレゼントに、渡辺満里奈は…同日、渡辺さんは夫からもらった花束と手紙をInstagramに公開し、次のような言葉をつづりました。本日は結婚15周年こんな状況なのに、お花とカードのサプライズ!カラフルな薔薇がたくさん。いつも思いを伝えてくれる夫に感謝です。色々いろいろ、いろいーろあるけど夫と、家族と共に歩む幸せをかみしめながらのんびり前へ進みます。ありがとう!funnyfacefunnyーより引用 この投稿をInstagramで見る 渡辺満里奈 marina watanabe(@funnyfacefunny)がシェアした投稿 - 2020年 5月月4日午後5時35分PDT渡辺さんは、投稿に結婚指輪の写真もアップ。また、結婚15年目の『水晶婚』であることから、名倉さんが花束の包みを水色のものにしたことについて『#細やか#そんな人#優しい人』というハッシュタグで表しました。【ネットの声】・素敵…。2人のような夫婦関係に憧れます。・15年ってあっという間だね。おめでとうございます!・名倉さんはさすがだなぁ。いつまでも夫婦で仲よく過ごしてください。相手への感謝や思いやりを忘れずに愛情を伝えることは、素敵なことです。いくつになっても、お互いを想い合う名倉さん夫婦の姿に、心が和みますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日ある日、5歳の息子さんと公園を訪れた、はるまき(@hitomitoguri)さん。テイクアウトした牛丼を食べながら過ごしていると、近くのベンチに腰掛けている70代くらいの見知らぬ老夫婦の姿が目に留まりました。老夫婦の様子を目にしたはるまきさんは、あまりの衝撃に言葉を失います。おじいさんは、おばあさんのためにシロツメクサで花冠を作ってあげていたのです。※写真はイメージ息子と公園に行って牛丼をテイクアウトしてビールを飲んでいたら70代くらいのご夫婦が近くのベンチに腰掛けていらして、お爺さんがお婆さんに白詰草で冠を作ってあげていて、私はなんだかもうその美しい光景が衝撃で、私の人生…これまでの2度の結婚での夫婦関係…と考えてしまった。— はるまき (@hitomitoguri) 2020年5月4日 愛おしさが伝わる2人のやり取りを見て、はるまきさんは自らの夫婦関係について考えざるを得なかったといいます。一連のエピソードはTwitterに投稿され、13万件を超える『いいね』を集めました。・なんて素敵な夫婦…。憧れます。・ウルッときました。きっといろいろなことをともに乗り越えてきた2人なのでしょう。・映画のワンシーンみたいですね。想像しただけで心に刺さるものがあります。献身的なおじいさんの行動からは、おばあさんを大切に想う気持ちが伝わってきます。どんなに時間が経っても色あせない愛情は必ずあるのだと気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月06日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、職場まで行かず、在宅勤務に切り替える企業が増えています。それに伴い、聞こえてくるようになったのが『コロナ離婚』という言葉。夫婦で過ごす時間が増えたことで相手への不満が表面化しやすくなり、結果、夫婦関係に亀裂が生じやすくなっているというのです。その一方で、コロナ離婚とは無縁な家庭も。「ごちそうさまです!」「幸せな気持ちになった」との声が寄せられている、ぴーちゃんパパ(@P_chan_papa)さんの投稿をご紹介します。在宅勤務になった妻の姿を見た夫は…投稿者さんの妻も、在宅勤務に切り替わり、家で仕事をする日々が続いているといいます。家で仕事をする妻の姿を間近で見たことで、投稿者さんの胸の中にはある思いが込み上げてきたのでした…。リモートワーク妻が電話会議でキリッと話してたり優しい言葉遣いで仕事を指示したり予想以上に軽快なタイピングをしてるのを自宅で至近距離で眺められる日が続いており、「なんのボーナスタイムなのかな」と思っています。あと妻が上司に毅然と意見し後輩に優しいので「超好き‥」ってなってます。— ぴーちゃんパパ (@P_chan_papa) April 3, 2020 「なんのボーナスタイムなのかな」電話会議中の凛々しい姿、的確な指示出し、キーボードを打つ時の華麗な指使い…普段目にすることがなかった仕事中の妻を見て、より一層愛おしさが増したという投稿者さん。のろけ全開で、さらにこうも続けます。全社リモートワーク決まってすぐにでかいモニターとゴツいキーボード(なんかすごい光る)買って帰ってきたのもすごくかっこよかったしかわいいしマスクも普通に薬局で見つけてきて頼りになるし、軽い化粧に部屋着で仕事バリバリこなす貴重な妻の姿を見れるのご褒美でしかない。あとかわいい。— ぴーちゃんパパ (@P_chan_papa) April 3, 2020 コロナ離婚とは程遠い投稿内容は反響を呼び、2人の関係性をうらやましがるコメントが多数寄せられています。・在宅勤務をしている旦那としては、逆に嫁からかっこいいと思われる仕事振りで働かないとですね。・おかげでこっちは『照れワーク(テレワーク)』だよ。・暗い気持ちになっていたけれど、幸せな気持ちになりました。ありがとうございます。在宅勤務は、相手の仕事中の姿を見ることができる貴重な機会。投稿者さん夫妻に関しては、ある意味、コロナウイルスがより愛を深めるきっかけになったともいえるのかもしれません。末永く、お幸せに…![文・構成/grape編集部]
2020年04月05日《家族のカタチ》の変化。これはあくまで我が家の変化ですが、子どもが生まれる前までは…。もともと、そんなにラブラブなお付き合いではありませんでしたが、結婚して《夫婦》になってからも2人の時間は大切にしていました。そして長男・長女が生まれてからも、おばあちゃんに協力してもらいながら、結婚記念日などには《夫婦》2人の時間を作っていました。そして3人目・次男が生まれてからは、《夫婦》2人の時間というのはほぼなくなり、4人目が生まれてにぎやかの極みになった頃にはもちろん子どもが生まれても《夫婦》であることには変わりないのですが、《夫婦》というよりかは《同志》という言葉の方がしっくりくるような関係になっていました。そして5人目末っ子の四男が生まれた現在、大きくなった長男・長女も助けてくれるようになりました。私がバタバタしていると、まるで《同志》のように、自ら進んでお手伝いをしてくれるのです。毎日とっても助けられています。本当にいつもありがとう!!
2019年02月27日ウーマンエキサイトのコミックライターさんが、夫婦喧嘩のエピソードや乗り越え方をつづった特集 「“夫婦喧嘩”してる? 夫と私のガチ喧嘩体験談」 で、“夫婦喧嘩”についてのアンケートを実施しました。どんな夫婦にも、考え方の相違など喧嘩につながる“問題”は存在するもの。だれだって喧嘩はしたくないと思いますが、我慢が積み重なったり、疲れが溜まっていたり、“相手にわかってほしい”という気持ちでいっぱいになったりすると、避けられない場合もあるはず…。みなさんの家庭では、夫婦喧嘩にどんな方法で対処しているのでしょうか。アンケート結果から、いまどきの夫婦喧嘩事情を探ります。■まさか!“喧嘩をしない夫婦”が意外に多い!?今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしますか?」という質問をしたところ、1番多かった回答が「ほとんどしない」34%、次に「たまにする」が31%、さらに「よくする」が18%、「全くない」が15%とつづきました。Q.夫婦喧嘩をしますか?ほとんどしない 34%たまにする 31%よくする 18%全くない 15%その他2%程度の差はありますが、「ほとんどしない」「全くない」を合わせると49%。「たまにする」「よくする」を合わせると49%。つまり、夫婦喧嘩を“する夫婦”と“しない夫婦”は、ちょうど半数に分かれる結果となったのです。筆者の周りでは、ママ友と話していると「旦那と喧嘩しちゃった…」なんて会話が多いので、“喧嘩をしない夫婦”がこんなに多いとは意外でした。■喧嘩しない派:“オトナ対応”夫婦今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしない」と答えたのは約半数。夫婦といえど他人。相手にイライラしたり、相手の考え方ややり方に納得いかなかったりすることは当然あるはずです。喧嘩する夫婦から見たら、「なぜ喧嘩しないでやっていけるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。まずは、喧嘩しない夫婦の“喧嘩しない理由”をご紹介します。喧嘩を売っても買ってもらえず。(大人の対応を受け、終了〜♪) 8年間、ほとんど喧嘩はありません。夫は短気でよくイラついていますが、独り言のように一人で怒るのみ、私はそんなときに「触らぬ神にたたりなし」を実践しているからです。夫に直してもらいたいところは、最小限を、彼の機嫌のいいときに冗談ぽく伝えるようにしています。高2から付き合って29で結婚。結婚前はたまに喧嘩してたけど、結婚後はお互い「これ以上言ったら喧嘩(険悪)になる」というラインがわかり、相手に対してあまり強く言わなくなりました。結婚して14年、本格的な喧嘩は1〜2回しかないと思いますどちらかが“大人の対応”をすることで、喧嘩が回避できるというのはあるかもしれませんね。怒っているまっただ中では冷静になれず、感情に任せてひどいことを言ってしまいがち。だからこそ、喧嘩になる前で止めることで、最悪の事態を避けようというわけです。場合によってはちゃんと話し合いができないことで不満が残る可能性もありますが、これも夫婦がうまくやっていく方法のひとつなのではないでしょうか。■喧嘩しない派:すぐれた監察眼夫婦喧嘩すると、お互いに嫌な気持ちになるもの。でも、自分が抱えている不満を相手に伝えないことには、解決できない夫婦の問題もあって…。“喧嘩をしない夫婦”は、どのようにして不満や想いを伝えているのでしょうか。彼らが実践している“喧嘩にしないコツ”をご紹介します。言いたいことは素直に言う。嫌みっぽく言わない。なにか思うことあっても、夜には言わない。昼間にする。ムカついたらまず、相手を良く観察する。本当の意味を探るため。「私を困らせたいの?」、「嫌がらせ?」、「言いたいことがうまく言えてない?」、「本当は相手が困ってる?」。観察すると落ち着いて考えられて、根本的原因を除くことができ、再発防止につながります。年月がたつにつれ、理解できてムカつくことが減りました。相手の態度ややり方を「気に入らなかった」とか「こうして欲しかった」と伝えるとき、オブラートに包むと伝わらないことが判明。あまり時間をあけず、端的に「このときのアレはこう思えたから、今後はこうして欲しい」と要望として訴えることにしたところ、喧嘩にならずすむようになりました。我慢してたことが、我慢しきれなくなったとき。お互いの意見が合わなくて納得いかなかったとき。直接言うと、感情的になって言いたいことも伝わらないので携帯で文章にして送ります。旦那はいいたいこと言わないので、「そっちは?」とこちらから聞きます。それで納得して終にしてます“言い方”に気をつけること、冷静になること、相手の気持ちも聞くこと…。小さな気遣いや心がけで、もしかして喧嘩は穏やかな“話し合い”になるのかもしれませんね。■喧嘩しない派:あきらめの仮面夫婦「喧嘩をしない」と聞くと「夫婦円満なんだなぁ」と想像する人が多いと思います。しかし、今回「喧嘩をしない」と答えた方からは、「相手にあきらめているから」「喧嘩する時間や体力がもったいないから」といったコメントも集まりました。期待は、すればするだけガッカリするので、期待することをやめました。何かをしてくれれば二度手間に。やらなくちゃいけないことが増えるだけ。疲れました。人(自分以外の生き物、家族も同様)を思いやること、想像力、危機感がなさすぎます。期待をしない。これが一番。以前はしていましたが、最近はしていません。でもけっして仲が良いからではありません。喧嘩にもならないほど仲が良くないということです。何かを言えば、すぐにヒートアップしてメチャメチャ言われ、私のメンタルは崩壊。もう相手が勝手に怒り出しても、嵐が去るのをひたすら待ちます。ストレスはたまりますが、反論して長引いたり、余計傷つくよりはマシという境地にたどり着きました。読んでいるだけで、胸が締め付けられます。良い方向に進むには、どうしたらいいのでしょうか…。喧嘩をするのは、「相手との関係を良くしたい」「相手に自分の気持ちをわかってほしい」という想いが根底にあるからなんだな、とあらためて気づかされるコメントです。■喧嘩する派:朝起きたら仲直り夫婦怒りや不満を相手にぶつけてスッキリしたけれど…、どうやって喧嘩を“終わり” にするか悩んだことはありませんか? 喧嘩をする夫婦は、どのようにして仲直りをしているのでしょうか。結婚した当初は、喧嘩した次の日もなんとなく気まずく、よくメールで「昨日はごめん。」とお互いに仲直りしていました。結婚して12年、いまでは寝て起きたら普通にしておけば、あとは時間が解決してくれるようになりました。喧嘩はイヤだけど、あのとき我慢するよりも、真っ向勝負したから今があるんだと思います。いまでは家事に育児、何でもやってくれるスーパーパパです。たいていどちらも空腹、睡眠不足状態でおきるものなので(判断力の低下、余裕がない)まずはご飯を食べたり仮眠とったりする。ほぼこれをやると喧嘩自体どうでもよくなる「自分が悪くなくても、謝る」という答えもあり、毎回どちらか一方だけが謝っているとしたら、ストレスがたまるかもしれません。意外に多かった「朝起きたら終わり」というコメント。過ごす年月が長くなるにつれ、ふたりならではの仲直り方法が生まれていくのかもしれませんね。■夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるコメントを読んでいて感じたのは、夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるのだということ。喧嘩は良くないものと思われがちですが、プラスの面もあるのだと。殴り合い取っ組み合いの喧嘩をしました(笑)お互い頑固頭で譲れない性格で苦労してます。ですが、喧嘩を重ねることでお互いの距離の保ち方や接し方が少しずつわかってきた気がします。言いたいことは我慢しないで、ぶつかることも大事。どちらも我慢せずに思っていることを吐き出すようにしています。お互い自己主張が強くて謝るのが苦手なので、言いたいことを言って相手の考えを聞く。何に対して怒っているのかということを理解して、全部吐き出したところで終了しています。平行線で終わることが多いけれど、相手がどういう時やどういうことに立腹するのかということがわかれば次回から気を付けることができるように思います。どちらか一方だけが主張したり我慢したりすることがないように、それだけは気を付けています。大事なのはお互いが1つの家庭として過ごすために、ストレスや不満をためないことだと思います。自分だけがつらいと感じてしまっている場合、なかなか相手の気持ちまで考えられないかもしれません。でももしかしたら相手も、何か訴えたいことがあるのかも。喧嘩しないことが大切なのではなく、相手の声に耳を傾けて、もし喧嘩になってしまったとしても、自分の気持ちや相手の気持ちが少しでも伝われば、それはプラスとなるのかもしれません。もちろんできれば話し合いで解決できれば、ベストですが…。お互いの意見を交換することで、よりよい夫婦関係を作ることにつながるのではないでしょうか。Q. 夫婦喧嘩エピソードや、対処法、ご意見などをお聞かせください。回答数:242アンケート集計期間:2018/11/7~11/26
2018年12月13日結婚して年月が経つと、愛が冷めていくと言われています。しかし、決してそんな夫婦ばかりではありません。なかにはずっとラブラブな状態を維持する夫婦もいます。そこで、“夫から妻への愛してるLINE”というテーマで奥さまたちに話をお聞きしたのでご紹介しましょう!文・塚田牧夫「30年後の君を今と変わらず…」「私の夫はだいぶ歳が上。私とひと回り以上離れています。そんな夫から、私の三十歳の誕生日にLINEが来ました。朝言えばいいのに、照れているんでしょうね。仕事中にわざわざ送ってきました。“誕生日おめでとう”というメッセージのあとに、三十歳にちなみ、“三十年後の君も今と変わらず愛している”と書かれていました。そこでちょっと意地悪したくなり、“四十年後は?”と聞いてみたんです。そうしたら、“そのころは僕が生きてるかどうか分からないから”と切実な答えが返ってきました」ナナカ(仮名)/31歳「では問題です」「夫が毎日のようにLINEでクイズを送ってきます。“では問題です”と言って、まずは自分に関するクイズを出します。内容は、昔言ったことだったり、最近のことだったり。例えば、“高校の修学旅行の場所は?”みたいな感じです。私の場合、だいたい正解率は半々くらい。で、次は私が出題する番になるんですね。すると、彼が全部正解してくるんです。今までほぼ間違えたことがない。“愛するトウコのことなら、なんでも知ってるよ!”とのこと。私のことが大好きで仕方ないんだな……って感じます」トウコ(仮名)/34歳「必ず君を見付ける」「主人とは趣味が同じ。お互いに音楽が好きで、結婚する前からライブやフェスによく行っていました。結婚後も二人で出掛けることがあります。それであるとき、フェスの最中に彼とはぐれてしまったんです。まあ、スマホあるし大丈夫か……と思ったんだけど、見たら電池がほとんどない。ピンチ!そこで急いで彼にLINEして、その旨を告げました。すると、“大丈夫だ”と来ました。さらに、“必ず君を見付ける”と。“愛してるから見付けられる”みたいなことを言うんです。そのときちょうど見たいアーティストの番だったので、探すのはそれを見てからでいいよと。で、ライブが終わったあと彼を探すことに。でも、ものすごい人の数なんですよ。会えるはずない……と心細く思ってたら、後ろからトントンと肩を叩かれました。彼でした。“ほらね”だって」カンナ(仮名)/31歳“夫から妻への愛してるLINE”を覗き見してみました。結婚後、歳月とともに愛が冷めていくのは、愛を伝え合わなくなるせいかもしれません。できればいつまでも、こうやって分かりやすくストレートに伝えていけるといいですね。(C) ESB Professional / shutterstock(C) Goran Bogicevic / shutterstock(C) hurricanehank / shutterstock
2018年11月22日子供のご予定は?子なし夫婦であれば、何百回と質問されたでしょう。子供を産むのが当たり前。しかし本当にそうでしょうか?世の中の夫婦は、みんな子供を産み、本当に幸せになっているのか、パピマミ編集部が調べてきました。結婚と出産に関する全国調査によると6%が子どもを産んでいない引用:総務省2010年の総務省の調査によると、約6%の夫婦が子どもを産んでいないのがわかります。結婚したら、子供を育てる。たしかに、その考え方は一般的です。しかし「結婚=子育て」とは言いづらいのではないでしょうか。もちろん、結婚されている方に「お子さんはいらっしゃるんですか?」と質問をするのは問題ありません。しかし、子どもがいるのが当たり前、という前提で話をするのは問題 です。もし相手が、子どもを産めない体だったとしたら?傷つきますよね。自分が子どもを産んで幸せだからと言っても、相手も同じ気持ちとは限りません。むしろ、自分と同じ気持ちでいてくれる人など、滅多にいない はずです。「夫婦=子育て」はちょっと違う夫婦であれば、二人で子ども育てたいと思う気持ちは、ごく自然な発想 ですよね。テレビや新聞などのマスメディアを見れば、子供を育てることが大切だと耳にタコができるほど叫ばれています。しかし子どもを産んでいない夫婦もいらっしゃいます。ですから、「夫婦=子育て 」と一般化して、早く子どもを産もうとするのは、自分たちの首を絞める ことになります。自分で選べば良いのです。たとえ子供がいなくても、夫婦としての幸せは手に入るのですから。子育てをしなくても幸せに「夫婦のすれ違いは子供が原因?家族みんなで幸せになる方法とは 」では、子供を産んだ方が、幸せになりやすい! と説明しました。その反面、子供が原因で問題が起きやすいのも事実です。子育てをすることで得られる経験もあります。そして、子育てをしないことで得られる経験 もあります。どちらか一方が正義なのではなく、どちらもあっていいのではありませんか?子供を産まないメリットを挙げて安心する必要すらないのです。今までの人生もこれからの人生も、みんな違いますよね。でも、「子育てはみんなしよう!」は、おかしいと思うのがふつうでしょう。大切なのは、あなたが幸せになることで、子育てをすることではありません。愛の形は自分の意思で選ぶテレビや新聞のようなマスメディアにも、役に立つ情報は数え切れないほどあります。しかし情報が溢れすぎているからこそ、しっかりと考えて情報を選ばなければいけません。焼肉食べ放題だからと、お腹が破裂しそうなほど食べたりはしないはずです。「この情報は必要なのか? 」という疑問を常に持って、自分で決めていきましょう。周りが言っているから子供を産むのではなく、自分の意思で子供を産んで育てる 。誰が決めるのか、考えるのかは本人が決めること。そうやって私たちは、夫婦になっていくのではないでしょうか。まとめ夫婦の問題をしっかりと見据えて、行動をしていくことが何よりも大切になってきます。子どもをむりやり生まなくてもいいのです。自分で決めていきましょう。そのためにも、しっかりと自分の人生を見据えて、生きて行けると良いですよね。
2018年11月07日元モーニング娘。でタレントの高橋愛と夫でお笑いタレントのあべこうじがこのほど、夫婦でおそろいのハロウィン仮装をした姿をそれぞれのインスタグラムで公開し、「可愛すぎる」という声が上がっている。高橋は「今年はクマタンになりました」と、タレントの若槻千夏がプロデュースするキャラクター・クマタンのコスプレをした自身の写真をアップ。続く投稿で、あべとの夫婦2ショットを披露した。あべも自身のインスタグラムで、仮装した2ショット写真や高橋1人の写真をつなげた動画をアップし、「ハッピィハロウィン」とコメント。さらに、飲食店で食事している2ショット写真も公開し、「クマたんのお食事」とつづった。夫婦そろっての“クマタン”仮装に、ファンから「可愛すぎ」「夫婦で……可愛すぎます」「仲良し夫婦憧れる~」「かわいすぎ夫婦」「愛ちゃんとあべさん可愛すぎ」と言った声が寄せられている。View this post on Instagram高橋 愛 Ai Takahashiさん(@i_am_takahashi)がシェアした投稿 - 2018年10月月31日午後3時51分PDT
2018年11月01日結婚して晴れて夫婦となった二人。日中は、二人とも仕事や家事で忙しくしているの会話をする時間は少ないでしょう。実際に、二人がゆっくり過ごせる時間は、夜になってからという夫婦がほとんどではないでしょうか。新婚夫婦にとって夜の過ごし方は愛を育むためにとても重要です。仕事や家事で疲れてさっさと寝てしまっては、夫婦の会話も減り、すれ違いが起きることもあります。ということで、今回は、新婚夫婦にオススメの夜の過ごし方についてご紹介します。1. 二人の愛を育む方法結婚する前も十分に愛を育んできた二人だと思いますが、結婚しなければできなかったこともあったでしょう。新婚の二人は、結婚したからこそできることで夜の時間を楽しく過ごすのがおすすめです。といっても、夜から外に出かけたりして遊ぶのは疲れてしまいますよね。新婚夫婦の夜の過ごし方は、仕事や家事で疲れた体を癒し二人がリラックスするのがベストです。愛を育むためには会話ももちろん重要だけれど、お互いの体に触れ合うことも大切です。夜は、一緒にベッドでイチャイチャするのが新婚夫婦の楽しみ方のひとつと言えます。 (1) セックスをする新婚夫婦の夜の過ごし方で欠かせないのがセックスです。新婚だからこそ盛り上がれるということもあるので、結婚してからは定期的に夜はセックスで二人の愛を育みましょう。子供を望んでいる人は、日々のセックスで自然な形で子供ができればよいですね。またセックスがあまり好きでないけれど、子供は欲しいといった場合には排卵日を狙って夫をセックスに誘うのもよいでしょう。まだ子供はいらないという場合にも、セックスによって体を密着させることで夫婦仲をより深めることができますよ。 (2) マッサージをする夜は仕事で疲れ果ててしまいセックスをする元気なんてない!といった場合には、お互いにマッサージをしあうのがおすすめです。ベッドに横になって、肩や腰、足などをマッサージしましょう。体に触れることで、お互いに体調の変化に気がつくこともあります。二人で癒しあえば、また明日からの活力にもつながります。お店でプロのマッサージを受けるのもよいけれど、夫婦でマッサージし合ったほうが、経済的かつ愛も育むことができるので一石二鳥と言えるでしょう。2. 二人の絆を深める方法お互いの体を触れ合わせることで愛を育むことができますが、新婚夫婦が今後長く一緒に暮らしていくためには絆を深めることも重要です。二人の絆を深めるためには、会話をすることが大切です。日中仕事をしていると、二人が話をできる時間なんて、朝の少しの時間や夜ぐらいしかありません。この貴重な時間を夫婦の会話にあてないといつの間にか心がすれ違っていたなんてこともあります。そんなことにならないためにも、夜は夫婦で積極的に会話をするようにしましょう。 (1) 一日の出来事を報告しあう夫婦の会話で最も大切なのが、お互いがその日、一日どんな日だったかを報告することです。もちろん、すべてを報告しなくてはならないといったわけではありませんが、自分が夫に聞いてほしいことは聞いてもらうことが大切です。仕事や普段の生活の中で不満などを誰かに話したいこともあるでしょう。そんなときに、夫に話を聞いてもらうことでストレス解消することができますし、逆に夫の話を聞くことで夫のほうも妻に癒されるでしょう。二人で愚痴を言い合って、ストレスを発散することができれば、また明日からのやる気にもつながります。二人の日常生活を把握することは浮気防止にもつながるので、毎日の報告は日課にするとよいでしょう。 (2) 今後の夢について語り合う普段の些細な出来事を話すのも大切だけれど、今後の夢や目標について話し合うことも夫婦の絆を深めるためには必要です。たとえば、子供は何人欲しいとか、海外旅行に行きたい、一軒家が欲しい、そのためにお金を貯めようなど、二人が思い描く理想の未来はたくさんあると思います。小さなことでもいいので将来の夢について語り合うことで今後の二人の生活の予想をつけることができます。また、お互いの夢を実現するために努力しようとするので絆も深まります。夢と言うのは、大きなことである必要はないので、今週末は○○に行きたいのような些細なことでもよいでしょう。夫婦の夜の過ごし方は愛と絆をより深めるために使うべきです。結婚して夫婦となると、ずっと一緒にいるイメージがありますが、夫は普段仕事で家にいないことがほとんどですし、妻も仕事や家事があり忙しいので案外二人が話をする時間は少ないものです。夫婦のふれあいや会話がなくなり仮面夫婦にならないためにも、貴重な夜の時間を大事にして、二人の関係を良好に保つことが大切です。よりの仲の良い夫婦を目指してみてくださいね!
2018年09月02日山口もえ(40)が5月1日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、爆笑問題・田中裕二(53)との夫婦生活について明かした。山口のテレビ出演は、出産後初となる。 昨年5月に次女を出産した山口は、田中の子煩悩ぶりを明かした。田中は次女の夢を見るようで、夢の内容から「うちの子はもしかしたら天才かもしれない。だから幼児教育はしない」と話したという。これには司会の黒柳徹子(84)も「夢なのに……?」と笑いながら思わずコメント。さらに山口は「次女が生まれたことによって家族がより深くまとまるようになって……」と喜びを語った。 前夜に家で携帯を失くしたところ、田中が「熱心に探してくれた」と語った山口。しかしここで、黒柳は事前に田中に取ったアンケートを発表。「毎日携帯を探すのを妻に直してほしい」という田中のコメントを黒柳が明かすと、山口は声をあげて大笑い。「そうなんですね」と相槌を打つも、笑いが止まらない様子だった。 そして山口は、田中へこうメッセージを送った。 「いつも支えてくれてありがとう。夫がいなかったら今の自分はいません」 ネットでは2人の夫婦愛に「幸せなのが伝わってくる」と、絶賛の声が上がっている。 《感じがいい夫婦で幸せなことが伝わってきます》《いい家族だね。幸せなのが伝わってくる。ステップファミリーのいい例》《今が一番幸せと思える二人は見ていて気持ちいいです。きっと互いに赤い糸で繋がっていたのでしょうね》
2018年05月01日「仮面夫婦」ってご存知ですか? 仮面夫婦とは、他人や子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際は関係が冷え切った夫婦のこと。そうした夫婦にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 1. 仮面夫婦ってどんな夫婦?その特徴仮面夫婦がどんな夫婦なのか、実際に想像するのは難しいですよね。特徴をいくつかご紹介します。お互いに無関心相手がいつどこで何をしようと興味がない、一緒に何かをしようと思わないなど、お互いに無関心な状態です。お互いに自分中心自分が欲しいもの、やりたいことを優先させ、夫婦に困ったことが起きても解決しようとしないで逃げてしまうといったことも特徴です。家でのコミュニケーションがないふたりきりのときの会話は必要最低限。スケジュールのことや子どものことなど、生活に必要な事務連絡のみ。世間話をしたり一緒にテレビを見て笑い合うなどはしません。スキンシップもしない会話をしないのだから、当然触れ合ったりなどしません。セックスレスになることも多いでしょう。他に相手がいることも仮面夫婦を続ける中で「癒し」を求めるために、不倫をしているかたも中にはいるようです。関心がないために相手の不倫に気づかない、気づいても放置・黙認していることもあるのだとか。周りの人からはわからない外では夫婦円満を「演じている」ので、気づかない人も多いでしょう。子どもや親族にも仮面をつけて接しているパターンが多いため、他人からは仮面夫婦だと見抜けません。ただし、子どもにはバレている可能性大です。 2. 仮面夫婦はどうして別れないの?気になるのは「なぜ別れないのか」ですよね。夫婦関係が破綻しているのに、夫婦円満を演じてまで夫婦生活を続けることが不思議です。世間体や子どものため、金銭的問題といった理由が多いと思いますが、今回は「心理的な面」から別れない理由を探ってみます。愛情が残っている?片方もしくは両方に、わずかでも愛情が残っているのかもしれません。まだ離婚までとはいかない関係を保ちたい、より良くしたいと思っていて、きっかけがつかめないままずるずる仮面夫婦を続けているパターンもありそうです。さらに、ふたりでいるときは会話もスキンシップもないので、「相手が何を考えているのかわからない」状態が続きます。仮面夫婦から第一歩を踏み込む勇気はないし、相手のことを知りたがっている自分を認めないように、より厚い仮面を被ってしまうのかも。割り切っている?「夫婦はこんなもの」と割り切って、同居人がいる感覚で生活をしているのかもしれません。離婚に至る大きなきっかけがない限りは、仮面夫婦として生きていくほうが楽な人も中にはいるでしょう。意地になっている?仮面夫婦になるきっかけが、「相手の不倫」「セックスレス」など相手に不満がある場合、意地になって形だけの夫婦生活を続けている可能性も考えられます。特に不倫の場合は、別れないことで相手に罰を与えているのかもしれません。 3. 仮面夫婦にならないためのコミュニケーション悲しくて恐ろしい仮面夫婦ですが、一度そうなってしまえば、解消するのにかなりの時間と根気がいりそうです。仮面夫婦にならないよう、予防を行ったほうが良いでしょう。仮面夫婦にならないためのコミュニケーション術や予防法をご紹介します。スキンシップをたっぷりと夫婦の会話の時間を大切にするのはもちろんですが、「スキンシップ」も非常に重要です。日ごろから手をつないだり、抱きしめたりキスをしたりすることで、セックスレス予防にもつながります。また、スキンシップをすることでさまざまな物質が分泌され、ストレス緩和や幸福感の高まりなどの効果があります。夫婦にとって良いこと尽くしなので、積極的に取り入れていきましょう。> いってらっしゃいのキスで事故に遭わない?驚くべき効果とは> 夫婦のキス事情!キスがもたらす夫婦円満へのカギ夫婦で「一緒に」する運動やゲームなど、夫婦で一緒になにかに取り組んでみるのもおすすめです。共通の趣味ができることで話題も増えますし、それをしている夫婦はしていない夫婦に比べて「仲が良い」というのも、データとして出ているんですよ。身近にあることから一緒に行ってみましょう。> ダイエット効果も上がる?夫婦で運動すると良い理由> 40代が一番危険?いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法喧嘩をしたら仲直りお互いの気持ちをぶつけ合うのも大切なことですが、必ず仲直りをするようにしましょう。仲直りの方法は人それぞれかもしれませんが、なによりも「お互いが納得する」ことが大切です。喧嘩と仲直りのルールを作って、お互いにそれを守るようにしましょう。> 【保存版】夫婦喧嘩の仲直りをするための5つの方法> 仲直りのきっかけは?わが家の夫婦喧嘩マイルール 仮面夫婦になるきっかけはさまざまあるでしょう。でも、なってしまったら修復は大変ですし、子どもにも悪影響を与えてしまいます。なによりせっかく愛し合って結婚をしたのに、形だけになってしまうのは悲しいことですよね。仮面夫婦にならないためにも、コミュニケーションやスキンシップは積極的に行うようにしましょう。喧嘩をしても相手を傷つけない、仲直りをするなどのルールを設けてくださいね。ずっと夫婦円満が続くよう意識して行動することが大切です。 参考:「仮面夫婦」を10年続けた人の苦悩と活路なぜか離婚しない・・・仮面夫婦の意味と心理的特徴
2018年02月15日恋人から夫婦になり、子どもが生まれてママ・パパになった私たち。ステージの変化とともに、恋心が愛に、やがて情に変わっていく、とよく聞きますが、実際、子育て中の夫婦はパートナーにどんな感情を抱いているのでしょう。11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、夫婦関係について調査したアンケートの結果をもとに、よりよい夫婦関係を続けるためのポイントを探ってみます。■3人に1人が「パートナーへの好きな気持ちがダウン」。その理由に「子育て」が関わっている?ここでは、ベビーシッターサービスを行う「キッズライン」が行った「いい夫婦の日に関するアンケート」(回答者数:子育て中の女性337名、男性14名/2017年10月実施)の調査結果をピックアップしてみていきます。まず、パートナーへの「好き」の度合いを結婚前と現在で比較する質問では、「結婚前と変わらず好き」と答えた人が39.3%で多数派に。19.1%は「結婚前より好きになった」と回答しています。一方で、「好きな気持ちが薄れてしまった(29.3%)」「どちらかというと嫌いになった(6.3%)」と、パートナーへの「好き」が下降気味の人は35.6%。およそ3人に1人の割合と、見逃せない数字に。その理由として寄せられたフリーコメントでは、・子ども優先になっているうちに夫婦間での会話が少なくなり、距離が出来てしまった・育児のことや家事のことは全部任せきりで、協力的ではない。また、会話が一方通行になり愛情が薄れてしまった・仕事や価値観は基本的に変わらずリスペクト。一方、結婚前に重視していなかった「子煩悩かどうか」が、出産後は切実な問題になった・育児で忙しすぎて、夫婦関係や愛情について考える暇がなくなり、育児タスクを実践できる一員としか見られなくなった※「いい夫婦の日に関するアンケート」(キッズライン10月調べ)よりとの声が挙がっていました。子育てのスタートをきっかけにパートナーへの物足りなさが表面化し、それが「好き」の低下につながっている様子がうかがえます。子育ては、ただ楽しくハッピーなだけではなく、タスクも考えることも増えます。今抱えている思いを夫婦間で共有し、ねぎらいあうことが、パートナーをずっと「好き」でいられるポイントのひとつかもしれません。■以心伝心はありえない? 夫婦水入らずの時間で「目に見える愛情表現」を続いて、夫婦間のコミュニケーションについてのアンケートも。「夫婦に目に見える愛情表現は必要だと思いますか」との質問に、92.6%が「はい」と答えています。以心伝心、暗黙の了解など、「口に出さなくても伝わる」を意味する言葉はありますが、たとえ夫婦であっても「口や態度であらわさなければ伝わらない」と思っている人が大多数であることがわかりました。日頃の感謝やねぎらいの気持ちをきちんと言葉で伝えたり、スキンシップであらわしたり。子どもと一緒に家族で過ごす時間も大切ですが、自分が思っていることを伝えたり、パートナーが考えていることを知ったりする時間を確保することも同じぐらい大事です。ふたりきりで食事をしたりするだけでも、ちょっと新鮮な気持ちで話すことができそうですよね。たまには誰かに子どもをみてもらって(シッターサービスなどを利用したとしても)ときどきでも夫婦の時間をつくっていくことが、よりよい夫婦関係の持続や、「もっと好き!」につながるのかもしれません。パパとママが仲良しで、きちんとコミュニケーションが取れているということは、子どもにとってもいいことですよね! 「いい夫婦の日に関するアンケート」 アンケート回答数:子育て中の女性337名、男性14名 キッズライン総研調べ(ベビーシッターサービス・キッズライン)
2017年11月22日嵐の二宮和也を主演に迎え、『おくりびと』(08)の滝田洋二郎監督がメガホンをとった『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』が11月3日(祝)より公開されます。本作は二宮くん演じる天才料理人が、消えたレシピの解明に挑むミステリーですが、その謎をひもとくと、かけがえのない夫婦愛や家族愛の結晶がちりばめられていました。■西島秀俊と宮崎あおいが織りなす夫婦愛二宮くんが演じたのは、一度食べた味を完全に再現できる絶対味覚“麒麟の舌”を持つ料理人・佐々木充。ある日、中国料理界の重鎮からの依頼で、幻のフルコース「大日本帝国食菜全席」の復元を依頼されます。そのレシピは、1930年代の満州にいたもう1人の天才料理人・山形直太朗(西島秀俊)があみ出したものでした。もと天皇の料理番だった彼は、まさに身を粉にして、日本と他国の料理を融合させた新しいレシピ作りに挑みます。その山形にずっと寄り添うのが、宮崎あおい演じる妻の千鶴です。身重な体でありながら、夫について満州国に移住。完ぺき主義者の山形が、自分を追い込みすぎたり、助手に当たったりした時、千鶴は周りの気づかいもしながら夫が働きやすい環境を整えようとします。当時はまだ珍しかった、レシピを写真に残すことを思いついたのも千鶴でした。千鶴は才能をもつ夫の一番の理解者で、常に天才料理人の妻として腹をくくっています。夫に従順でありながらもでしゃばりすぎず、陰で支えていくという絶妙な距離感は、まさに内助の功の鏡かと。あおいちゃんは、『神様のカルテ』のシリーズ2作や、同じく滝田洋二郎作『天地明察』など、数多くの作品で夫を立てる賢い妻役を好演してきました。今回は妻としての献身ぶりはもとより、母としての深い愛も紡いでいます。■服部幸應監修の豪華けんらんなメニューたち原作は、伝説のTV番組「料理の鉄人」を手がけた作家・田中経一。そしてスクリーンからにおい立って来そうな数々のメニューを監修したのは、同番組で解説を務めた料理界の重鎮・服部幸應です。もはや芸術の域にあると言いたい「大日本帝国食菜全席」のメニューは、見ているだけでうっとり。味覚だけではなく、視覚にも訴えかけてきます。また、充が作るオムライスや、綾野剛演じる充の幼なじみ柳沢健が豪快に中華鍋を振るチャーハンなども見るからにおいしそう。空腹で観ると、間違いなくおなかがなる映画となっています。■料理の最大のスパイスとなるのは愛現代と1930年代というふたつの時代を行き来しながら、レシピのルーツが解き明かされていく本作。ミステリーとしてのストーリーテリングの巧みさはもとより、本作で特筆すべきなのは、クライマックスの落としどころが、壮大な愛という点です。愛を渇望していた充と、愛の深さをかみしめた山形。その愛は、料理を介してひとつの大きな愛に結実します。そこで豪華けんらんな料理だけではなく、愛する家族のために作る家庭料理の素晴らしさもあらためて実感。料理の最大のスパイスとなるのは、愛なのかもしれません。確かに心に残る料理は、作った人や作ってくれた人、いっしょに食べた人などの思い出とセットになっていることが多いですよね。映画を観終わった後、日頃作る家庭料理への向き合い方も少しだけ変わるかもしれません。『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』11月3日(金)公開 公式サイト:
2017年11月01日『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)は、錦戸亮演じる仕事ができないお荷物社員・小林司が、妻・沙也加(松岡茉優)と二人三脚で成長していくお仕事ホームドラマ。物語の最大の魅力は、なんといっても小林夫婦のかわいらしさ! しかも、そんな2人のやりとりには、ただかわいいだけでなく“夫婦”にとって大切な要素がたくさん詰まっていそう。そこで、つかポン&サーヤの美しき夫婦愛を名言とともにおさらいしたい。■夫が会社を辞めようとしているときにかける夫婦愛明言妻の期待に応えたい一心で、本当の姿を隠していた司。そんな彼が「ぼくは仕事ができません」と正直に打ち明けたときに、沙也加が返した一言。「司さんの良さがわからない会社なんて辞めていいです」さらにその後、「家族がいて、おいしいご飯が食べられて。それで健康だったら、お金はたくさんいらない」と、落ち込む司を優しく包み込んだ。妊娠が発覚し、それを伝えたことで司が退職について話せなかったのだろうと謝る沙也加。仕事を辞めようとしている夫に対してけっして詰め寄らず、「これからも私の大好きな司さんでいてください」なんて言葉を掛けられるなんて、どれだけ良い妻なんだと頭が下がる。互いを思う2人のほのぼのとした雰囲気に、心が温かくなった。■仕事で評価されなかったときに妻にかける夫婦愛の名言TOKYOおもちゃエキスポで、本来新人の仕事である弁当発注を任された司。しかし、予算を考えずに弁当を数種類用意したことで上司の土方(佐藤隆太)に罵倒されてしまう。その様子をたまたま見かけてしまった沙也加が、一緒に遊びに来ていたマタ友に「夫だ」と話せなかったことを謝った際の司からの返事。「いつかサーヤが僕を“ウチの夫です”って、自慢したくなるような夫になります」結果として、発注した弁当はクライアントからは高評価。しかし手柄を後輩の田所(薮宏太)に横取りされてしまったことには「オイオイしっかりしろよ…」とツッコみたくなったが、その悔しさより“みんなが喜んでくれたことがうれしい”と心底思える器の大きさは見習いたいもの。そんなつかポンに対して、「いまのままでいいから、私の夫になってほしい!」と切に願う女性が急増したのでは?■仕事をするのは誰のため? そんなときに思い出したい夫婦愛の名言ショッピングモールの集客企画を考えるよう指示された司は、人気デザイナーのレイジカキタニ(岸谷五朗)の個展という企画を思いつく。土方は、この企画と田所発案の“来場者にTシャツプレゼント企画”を合体させ、カキタニにTシャツデザインを依頼するよう命令する。しかし納期まで3週間しかないにも関わらず、デザインには2ヶ月かかると言うカキタニ。田所は実際の納期を隠して契約しようとするが、司は事実を伝えた上で、それでもお願いしたいと頼み込む。そして、自分が肩たたき人事でいまの部署に来たこと、今回の企画を妻と一緒に考えたことなどを赤裸々に告白し、最後にこう話す。「レイジカキタニさんのデザインが好きだと喜んでいた妻にも、Tシャツ着せてやりたいなって」一度は破談となった企画だが、最終的には“田所に言い込められている司”を模したカバ2体を描いたデザイン画がFAXで届き、無事に成功を収めた。多くの夫が家族を思って働いていることは周知の事実だが、自分の評価を下げてでも、まっすぐに妻への愛を打ち明ける勇気は並大抵じゃない。それをサラリとこなす司を見て「夫婦って良いな」と、あらためて気付かされる名シーンだった。■「仕事できない=ダメ夫」ではないと気づく夫婦愛の名言テレビ局の大型イベントの目玉ステージをつなぐ隙間企画を任された司が、沙也加に隙間であることを隠して「責任者だ」と見えを張ってしまったことを謝ったときの言葉。「僕の場合、隙間責任者なんだ。大きく言ってしまいました…」若干のミスはあったものの、今回も自力で挽回。企画自体は成功し、土方からも「おまえに任せてよかったよ」と声を掛けられるなど、司が沙也加の力も借りて成長していることはたしか。このあと、沙也加がいまの司のほうが前よりもっと好きだと話して2人はキスをするのだが、近年まれに見る純粋すぎるキスシーンにだれもがキュンキュンときめいた。第3話の田所のセリフにもあったように、実際の仕事現場では「仕事だから」と割り切らなくてはいけない場面は多い。そういった意味で、司は仕事ができないのかもしれないが、“仕事ができない=ダメな夫”ではない。そして、短所を認めて互いに支え合うのがチーム、もしくは夫婦なんだと気付かされ、見えないところで働く夫を思い、自分の態度を改めなくてはと感じた妻は私だけではない…はず。第5話では司の姉・みどり(江口のりこ)と、なにやらひと悶着ある予感…。今後、どのような試練を乗り越えてつかポン&サーヤ夫婦が成長を遂げるのか、優しい気持ちで見届けたい。
2017年08月04日“愛”(LOVING)という姓を持つ夫婦役を演じたジョエル・エドガートン、ルース・ネッガがそろってゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、ネッガがアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされている『ラビング愛という名前のふたり』。実話から生まれた、この純粋なラブストーリーから、2人の愛を映し出した本編映像がシネマカフェに到着した。大工のリチャード・ラビングは、恋人のミルドレッドから妊娠したと告げられ、大喜びで結婚を申し込む。時は1958年、バージニア州では白人と黒人間の結婚は法律で禁止されていた。だが、2人は法律で許されるワシントンDCで結婚。地元に新居を構えて暮らし始めるが、夜中に突然現れた保安官に逮捕されてしまう…。いまからわずか60年前、アメリカのいくつもの州で禁じられていた人種が異なる者同士の結婚。しかし、活動家でも何でもない、ごく普通の労働者階級のラビング夫妻の訴えによって、1967年6月12日、ついに法律が変わる。この驚くべき夫妻の実話に深い感銘を受けたコリン・ファースが、プロデューサーを名乗り出て映画化を実現させた。そんな本作から今回届いたのは、リチャードとミルドレッドの現状を知ったアメリカ自由人権協会(ACLU)の弁護士からのすすめで、夫妻が「ライフ」誌の取材を受けるシーン。実際に、このときの取材の模様は、1966年「ライフ」誌に「結婚という犯罪」という記事で取り上げられている。結婚後、保安官によって逮捕された2人は執行猶予となるが、この先25年間、一緒にバージニア州に戻ってはならないという条件を突き付けられる。それから5年、ワシントンD.C.で、リチャードは黙々とレンガを積む日々を送り、ミルドレッドは3人の子どもの育児に追われる日々を送っていた。一方、世間は黒人の自由と平等を求める公民権運動に沸いていた。彼らのデモのニュースを見たミルドレッドは、ロバート・ケネディ司法長官に宛てて手紙を書く。数日後、バーナード・コーエン(ニック・クロール)と名乗る弁護士から電話が入る。ケネディがミルドレッドの手紙を送ったアメリカ自由人権協会から、弁護を依頼されたという。そして、リチャードはあまり乗り気ではなかったが、ミルドレッドは支援を集めるためメディアの取材を積極的に受けることにする。ある日、「ライフ」誌からやってきたのは、グレイ・ブレット(マイケル・シャノン)という気のよさそうなカメラマンだった――。メガホンをとったジェフ・ニコルズ監督は、当初、自分自身のイマジネーションから生まれたものではないテーマについて脚本を書いたり、監督したりすることに興味を持てなかったという。しかし、ラビング夫妻を追ったドキュメンタリー映画『The Loving Story』を観たニコルズ監督は、作品の重要性と現代にも通じるポジティブなメッセージ性に注目した。それ以上に彼が引き込まれたのは、リチャードとミルドレッドの「自分たちが選択した人生と愛を生きる」という静かだが、揺るがぬ決意だった。「2人の間に生まれた愛に衝撃を受けた」とニコルズは語る。「(2人が勝利を勝ち取るまでの)裁判の映像で、映画の大部分を占めることもできただろう。けれども僕は、法についての物語より、愛の物語が描きたかった。いままでにない愛についての映画を作りたかったんだ」と監督は語る。「僕は、公民権運動に関する映画を作った監督として考えてほしくない。もし、それがテーマなら、もっと優れた監督が他にたくさんいる。それよりも、ある2人の人間に関する映画を作った監督だと思ってほしいし、彼らの本当の人となりを讃えたかったんだ」と監督は言う。「ラビング夫妻を見たとき、僕が本当に心惹かれたのは、彼らが政治にまったく関心がないことだった。彼らの結婚は、政治的な抵抗ではなかったんだ。もしこれが政治的な表明だったとしたら、これは僕の考えだが、愛の価値は消えていたと思う。そういう思いがあったから、この時代で最も純粋なラブストーリーと表現したんだ」と、あくまでも愛の物語であることに言及した。さらに、夫リチャードを、まるで別人かと見間違うほどの役作りで演じ切ったエドガートンも、「この作品は『この時代で最も純粋なラブストーリー』だと思う」と明かし、「僕は俳優として、ラブストーリーに出たいとずっと思っていた。でも残念なことに、最近のラブストーリーはほとんどがロマンチック・コメディーや、ただお気楽なもの、ありえないようなメロドラマだったりする。ラブストーリーとは、静寂のようなストーリーを持つものだと思う。この映画には静寂を表現するペースとエネルギーがある」と語る。「それは、僕たちが撮影をしていた畑に吹いていた風と似ている。動いていて、揺れている。でも実際の展開は、結婚したことによって窮地に追いこまれている夫婦に、プレッシャーがどんどんかかっていく。道が閉ざされていきながらも、途中には素晴らしいこともあり、映画が終わるころになってようやく、この素朴な2人にどれだけたくさんの重荷がかかっていたのかに気づくんだ」。口下手で不器用でも、その優しさと誠実さで妻を愛し続けるリチャードと、ふだんは控えめで物静かだが、そんな彼と揺るがぬ愛を築いていったミルドレッド。いま、この時代だからこそ、スクリーンで目にしたい純粋な夫婦愛の物語といえそうだ。『ラビング愛という名前のふたり』は3月3日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マギーズ・プラン-幸せのあとしまつ- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2015 Lily Harding Pictures, LLC All Rights Reserved. (C) on Pack, Hall Monitor Inc.ラビング愛という名前のふたり 2017年3月3日よりTOHOシネマズ、シャンテほか全国にて公開(C) 2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月18日コリン・ファースがプロデューサーを務める『ラビング愛という名前のふたり』。“愛”(LOVING)という姓を持つ夫婦役を演じたジョエル・エドガートン、ルース・ネッガがそろってゴールデン・グローブ賞にもノミネートされている本作から、予告編が解禁となった。大工のリチャード・ラビングは、恋人のミルドレッドから妊娠したと告げられ、大喜びで結婚を申し込む。時は1958年、バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていた。だが、子どものころに出会って育んだ友情が、愛情へと変わっていったリチャードとミルドレッドにとって、別れるなどあり得ないこと。2人は法律で許されるワシントンDCで結婚し、地元に新居を構えて暮らし始めるが、夜中に突然現れた保安官に逮捕されてしまう…。異人種間の結婚は違法だった時代に結ばれた、ラビング夫妻の実話を元に映画化した本作。その実話に心動かされ、プロデューサーを務めたのは、『英国王のスピーチ』のオスカー俳優コリン・ファースだ。届いた予告編では、愛し合って結婚したラビング夫妻の新居に、夜中に突然保安官が押し入り、収監される場面が描かれる。2人は、離婚か、あるいは生まれ故郷を捨てるか、二つに一つの選択を迫られる。やがて、妻のミルドレッドは、J・F・ケネディ大統領の弟であるロバート・ケネディ司法長官に1通の手紙を書く。愛する夫のリチャードと生まれ故郷で夫婦として暮らしたいと…。口下手で不器用だが、その優しさと誠実さで妻を愛し守り続けるリチャードを演じるのは、『ブラック・スキャンダル』『ザ・ギフト』のジョエル・エドガートン。普段は控えめで物静かだが、子どもたちのためなら思わぬ行動力を示すミルドレッドには、「エージェント・オブ・シールド」『ワールド・ウォーZ』のルース・ネッガ。国と国、人と人の間で、互いへの思いやりや多様性を認める寛容さが失われつつあるこの時代に、ラビング夫妻を演じることに重大な使命と責任を感じたエドガートンとネッガは、夫妻の資料を丹念にリサーチし、彼らの思い出の場所を訪ね、外見はもちろん内面にも深くコミット。そうして生まれたのが、言葉に頼らず、いつも見つめ合い、触れ合い、大事なときにはしっかりと手を握り合って想いを確かめ合う2人の愛の姿だった。その慎ましくも美しい姿を、丁寧に慈しむようにスクリーンに焼きつけたのは、期待の気鋭監督ジェフ・ニコルズ。マシュー・マコノヒーが主演を務めた前作『MUD ーマッドー』に続き、本作もカンヌ国際映画祭に正式出品され、高い評価を得た。続くトロント国際映画祭でも絶賛されており、アカデミー賞候補の有力作となっている。実力派俳優と新鋭監督が入魂のコラボレーションで贈るラブストーリーを、まずはここから確かめてみて。『ラビング愛という名前のふたり』は2017年3月3日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月28日ドイツからベルギーを目指す、ある夫婦と仲間たちの自転車旅を描く『君がくれたグッドライフ』。 “尊厳死”をテーマにした作品にもかかわらず、仲間たちの美しい旅と夫婦の愛には、涙とともに笑い声があふれ、「どのように死ぬかではなく、どう生きるかを描いた映画だ」と絶賛を受けている本作から、夫婦愛にスポットを当てた場面写真が到着。そのほかにも、5月の映画館には、さまざまな夫婦の形を描いた映画が続々と公開される。まず、そんな『君がくれたグッドライフ』で印象的なのが、気の置けない仲間たちとベルギーへの旅を選んだ、主人公ハンネスと妻キキの揺るぎない夫婦愛だ。ハンネスはALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症しており、旅の中で、日に日に症状も悪化していく。キキは、そんな彼の決断を受け入れ、悲しみをこらえながら最期のときまで全力で支えようとする。長年彼と暮らし、その体調の変化や苦悩を痛いほど知るからこそ、愛する人のために悲しみをこらえ、精いっぱいの愛をぶつけていく。もちろんハンネスも、キキを愛するからこそ負担になりたくないという思いを持っている。彼らと共にベルギーへと向かう仲間にはもう一組の夫婦もいるが、彼らもまた、旅を通じてお互いの価値観と向かい合い、それを乗り越えていくことに。今回到着した場面写真では、笑顔や思い詰めた様子の表情まで、2人のさまざまな姿を捉えているが、スキンシップがとても多いのが特徴的。草食系カップルは、参考にしたいところかもしれない。さらに5月には、シェイクスピアの4大悲劇の1つを映画化した『マクベス』(5月13日公開)もある。中世スコットランドを舞台に、欲望と野心に取り憑かれたマクベス(マイケル・ファスベンダー)と夫を破滅へと向かわせてしまう妻(マリオン・コティヤール)の狂気の愛と、2人の激動の人生を壮大なロケで描く。また、鬼才・園子温監督が20代のときに書き留めていた物語をついに映画化した『ひそひそ星』(5月14日公開)は、妻で女優の神楽坂恵を主演に迎え、彼女はプロデューサーとしても参加。まさに夫婦二人三脚で作り上げた珠玉の作品となっている。そのほか、仕事ばかりで妻(ユン・ウネ)を顧みずにいた元パイロット(パク・シフ)が、彼女を亡くして初めてその想いに気づき、かけがえのないものの大切さについて描く韓中合作映画『きみの声を探して アフター・ラブ』(5月14日公開)、山口県の電気も水道もない山奥で暮らすある夫婦と彼らを支える家族の姿を足かけ25年にわたり追いかけたドキュメンタリー番組の映画化『ふたりの桃源郷』(5月14日公開)なども注目。ジャンルや製作国もバラエティに富んでいることも魅力だが、愛、信頼、共闘、友情など、とてもひと言では語り尽くせない夫婦の形。ぜひ映画館で確かめてみて。『君がくれたグッドライフ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日突然ですが、私はついこの間まで北欧スウェーデンの、とある夫婦の家で居候をしていました。スウェーデン人のパートナーとともに東京で暮らしていた私ですが、思いがけず彼の母国への移住が決定。かくして数ヶ月前、訪れたこともなかったこの国にやってきた私は、二人で住むアパートへの引越しまでの間、彼とともにその両親の家(つまりは彼氏の実家)にお世話になるという展開に。結婚はおろか正式な婚約もしていない状態でスウェーデンに来た私が言えたことではないですが、息子の彼女とはいえよく知らない日本人を自宅に住まわせる彼の両親も、なかなかワイルドな精神をお持ちです(笑)。しかしながら居候生活は本当に楽しく、この国の文化を知るためにもとてもいい時間を過ごすことができました。そしてこの居候生活で学んだことの中でも特に印象的だったのが、スウェーデンの夫婦関係について。パートナーの両親であるトーマス(父)とオーサ(母)は結婚30周年目(!)のベテラン夫婦ですが、そんな彼らを日々観察していると、日本とは少し違った夫婦の形が見えてきました。今回は私がこの居候生活で図らずも学んだスウェーデン流・愛を長続きさせる素敵な習慣をご紹介したいと思います。純愛の国スウェーデンでの「結婚」とは?まずはスウェーデンという国における「結婚」について。徹底した個人主義が貫かれているこの国では、シングルであることや離婚したことに対する「世間体の悪さ」なんてものはほぼ皆無。充実した社会福祉や経済的自立性の高さから、たとえ離婚したとしても女性が一人で、あるいは子どもを育てながらでも、生きていく環境がしっかり整えられています。加えて、夫婦の一方が離婚を望めば自動的に離婚が成立するといった法律も……。そうなると当然離婚も多く、離婚率はなんと50%近く。約半数の夫婦が離婚をする計算になります。「世間体が悪いから……」や、「経済的に厳しくて……」といった理由で離婚を躊躇することは一般的ではありません。基本的には愛がなくなれば結婚生活も終わり、離婚街道まっしぐら。スウェーデン人にとっての結婚は、純粋な愛によってのみ維持されるものなのです。そんな「純愛の国スウェーデン」において、30年間にも及ぶ長い夫婦生活を維持してきた夫婦には、互いに愛し合う関係を維持するためにどのような秘訣があるのでしょうか?【愛を維持するコツ1】 カラダに触れるコミュニケーションを日常で!行ってきます、ただいま、ごちそうさま、ありがとう、ごめんね、なんとなく……これはトーマスとオーサの場合、ハグやキスのタイミングです。控えめでおとなしいとされ「ヨーロッパの日本人」とも言われるスウェーデン人ですが、体が触れ合うコミュニケーションは日常的に多く、とくにあいさつや感謝を「ハグ」で示す比率は、欧米諸国の中でも高い方なのだとか。夕食後は一緒にソファに横になって、テレビや映画を観てリラックス、外を歩くときも手はつないだまま、と常に密着度は高め。彼らと同世代の私の両親(日本人)にはそのような習慣がないため、多少目のやり場に困ったりもしましたが(笑)。人前でイチャつけ!ということではないですが、例えば朝の出勤前に「今日もがんばってね」と軽くハグをしたり、一緒の外出時には手をつなぐなど、忙しい毎日の中でも相手に対する気持ちを「体温が伝わる方法」であらわすこと。ついつい忘れがちですが大切なことではないでしょうか。【愛を維持するコツ2】おたがいに「やってあげる」という考え方女性の就業率が80%を超えるスウェーデンでは共働きが一般的です。だから家事は、基本的に二人の仕事。そう、旦那さんが家事を手伝うのではなく「旦那さんと家事をシェアする」というスタンスが確立しているのです。トーマスとオーサの場合も、料理好きなオーサに対してトーマスは洗濯や掃除、というように家事をシェア。「やってもらって当たり前」ではなく「やってもらった分、相手にも何かをしてあげる」という考え方のようです。素晴らしい!!そのことについてトーマスに意見を求めてみると、「家庭の中での役割を決める必要はないよね。僕たちは二人とも働いているんだし、お互いに協力して助けあうことが大事だと思うよ」とのこと。男性諸君、ここちょっと暗記ね。テストに出ますよー!【愛を維持するコツ3】余計な感情をそぎ落として「伝える」ことある日、オーサとコーヒーを飲んでいたときのこと。私がトーマスのことを褒めると、彼女からは「そうね。彼は最高の夫だと思うわ。私はとてもラッキーね」という言葉が。またトーマスも、「どのレストランよりもオーサの作った料理が一番美味しいよ」など、日常的に褒め言葉や感謝の言葉を口にしています。こういった二人を見ていて、少し考えてしまいました。パートナーに不満を言ったり、悪いところを指摘することはあっても、きちんと相手のいいところに注目して、感謝の言葉を口にしていただろうか?自慢や押しつけなど余計な感情が挟まれていない尊敬や感謝を伝える素直な言葉は、言われた相手はもちろん、その言葉を聞いた周りの人をも幸せな気持ちにするものだと思います。そして何より、相手のいいところを言葉にしている自分自身が、相手の魅力を再確認し、幸せを実感できるのではないでしょうか。思いやりを持つことを習慣にしよう一緒にいる時間が長くなればなるほど、いい意味でも悪い意味でも、すべてが「当たり前」になっていきます。それは自然なことです。でもよく考えみれば、夫婦とはいえど結局は他人同士の関係。「一緒にいることが当たり前」ではないんですよね。他人が共存する関係のなかで大切にするべきなのは、お互いに相手を思いやり、それを示す努力を続けること。シンプルに聞こえますが、継続するのは意外に難しいことです。実際にオーサも言っていました。「離婚する夫婦が多い中、これまでの長い結婚生活を維持するのは楽なものではなかったわ。それでも私たちは30年間、チームとしてお互いに努力しあって、絆を深めてきたの」愛情表現を多くおこなう、家事を分担する、言葉にして相手を褒める……二人を見ていると、それは「外国人だから」当たり前なのではなく、長年互いを思いやってきた結果のように感じます。その努力を大切にしてきたからこそ、二人は30年たった今でもお互いを尊敬し、気遣う関係を保てているのではないでしょうか。
2016年03月23日第67回カンヌ国際映画祭でカンヌ国際映画祭「パルム・ドール」を受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作『雪の轍(わだち)』を始め、いま、“夫婦のさまざまな愛の形”について描かれた映画が続々と公開中だ。『雪の轍』は、カッパドキアの洞窟ホテルを舞台に、いまは裕福なホテルのオーナーとして暮らす元舞台俳優と、歳の離れた若く美しい妻、そして妹との愛憎など、一組の夫婦の葛藤を軸に人間の内面の深部を描く濃密な会話劇。表面的には歳の離れた仲睦まじい夫婦。だが、ありあまる富と時間を持て余す傲慢な夫・アイドゥン、そして、世間も知らず、夫に頼りながら生きていく自分に次第に鬱屈した思いが募っていく妻・ニハルは、冬の訪れとともに、お互い秘めていた心の内が浮き彫りになり、ストレートな言葉で感情をぶつけ合う。それまで自覚のなかったお互いの気取りや、偽善心が見えたとき、夫婦は新しい一歩を踏み出せるのか…。文豪・チェーホフの作品をモチーフに、夫婦との関係性、さらに“人間であること”をカッパドキアの景観と圧倒的な映像美と共に考えさせる本作。ほかにも、今年は、映画を通じて夫婦の関係性を見直すきっかけになりそうな作品がめじろ押しだ。胸を打たれる夫婦と家族のカタチジュリアン・ムーア主演の『アリスのままで』は、若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描く。アリスは記憶や知識が日々薄れていく中、以前、自らパソコンに残したビデオメッセージを発見し、自分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとする。変わりゆく妻を見守り支えながらも、悲しみに暮れる夫の姿と、母を支える子どもたちが印象的に描かれている。また、マリオン・コティヤール主演の『サンドラの週末』は、上司から解雇を言い渡された女性が、自身の解雇撤回のため奮闘する姿を描くヒューマンドラマ。体調が思わしくなく休職していたサンドラは、復帰のめどが立った矢先の金曜日、従業員のボーナス支給のためにと解雇を通告される。サンドラのためボーナス返上を受け入れる同僚が半分以上になれば、解雇を回避できると聞いた彼女は、その週末、月曜日の投票に向け同僚たちの説得のため奔走するが…。弱気になりがちなサンドラを、常に隣で支え励ます夫と、次第に自信を取り戻していく彼女の姿が胸を打つ。失ってはじめて気づく…夫婦の強い絆『愛を積むひと』は、北海道で第2の人生を送る熟年夫婦の愛と絆を映し出す。主人公篤史(佐藤浩市)は東京の下町で営んでいた工場を閉鎖し、残りの人生を北海道で過ごそうと決意した矢先、妻・良子(樋口可南子)が持病を悪化させて他界してしまう。妻を失い深い悲しみに沈む夫だったが、新たな人々や娘との再会を経て、前を向く姿を感動的に描く。『夫婦フーフー日記』は、結婚、妊娠直後の妻に悪性腫瘍が見つかった夫婦の、育児と闘病生活をつづる実在のブログから生まれた「がんフーフー日記」の実写映画化。育児と仕事に孤軍奮闘する夫(佐々木蔵之介)の前に死んだはずの妻(永作博美)が現れ、2人で共に歩んできた日々に思いをめぐらせる。伝えられなかったそれぞれの思いを見つけ、少しずつ現実を受け入れていく夫の姿を、映画ならではのストーリーで描く。本当は知らなかった…窮地に陥って見えてくる夫婦のカタチカンヌ国際映画祭「ある視点」部門「審査員賞」を受賞した『フレンチアルプスで起きたこと』は、フランスのスキーリゾートに休暇で訪れたスウェーデン人一家が経験する家族の危機を描く人間ドラマ。一家が山際のテラスでランチを食べていると、突如ごう音が鳴り響き、目の前の斜面で雪崩が発生。大事には至らず家族は無事だったが、夫が取った行動は妻と子どもたちの反感を買い、頼れる理想のパパ像も崩れ去って、家族はバラバラに。窮地に陥って初めて見えてくる夫婦の関係性には、戦慄が走る!?『サイの季節』は、実在するクルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールをモデルに、イスラム革命によって引き裂かれた夫婦の苦難の道のりを描いた社会派ドラマ。イスラム革命中、詩人サヘルはいわれなき罪で投獄され、30年後にようやく釈放される。彼の妻(モニカ・ベルッチ)はサヘルの釈放を切望していたが、夫はすでに刑務所内で死んだという悪意ある嘘を信じ込まされていた。30年という長い年月を前に立ちすくむ夫婦の悲劇に、言葉を失うしかない!?夫婦って、いったい何?さまざまに描かれる夫婦の愛と絆のカタチから、思いを巡らせてみては。『雪の轍』は角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会雪の轍(わだち) 2015年6月27日より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2014 Zeyno Film Memento Films Production Bredok Film Production Arte France Cinéma NBC Filmアリスのままで 2015年6月27日より 新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2014 BSM Studio. All Rights Reserved.www.alice-movie.com
2015年07月16日北海道を舞台に夫婦愛を描く感動作『愛を積むひと』の“新婚さん限定試写会”が6月8日(月)、都内で行われ、本作で初の夫婦役に挑んだ佐藤浩市と樋口可南子が出席。駆けつけた新婚80組を前に、長年連れ添う夫婦にまつわる“現実”を突きつけた。主人公は有意義な老後を求めて、北海道に移住した熟年夫婦の篤史(佐藤さん)と良子(樋口さん)。自然を相手にガーデニングや野菜作りに励む良子とは対照的に、仕事一筋だった篤史は時間を持て余す日々。そんな夫を見かねて、良子は家の周りの石塀づくりを頼むが、ほどなくして良子の心臓病が悪化し、帰らぬ人となってしまう・・・。実は良子は生前、夫に内緒で手紙を残していた。事前のアンケート調査の結果、いまどきの新婚夫婦が「両親のような夫婦」「友だちのような夫婦」「いつまでも手をつないでいられる夫婦」を目指していると知ると、「そうなりゃ、いいよね…。実際には言いたいことを飲み込んで、(角が立たないように)変換しなくちゃいけなくなる」(佐藤さん)、「相手のことをわかっているつもりでも、わかっていないことが多い」(樋口さん)と自身の経験を踏まえて(!?)、持論を展開した。それでも「普段、隣にいるのが当たり前のように思ってしまうが、実際にはそうじゃない。お互いに努力が必要」(佐藤さん)、「そうですね。歳をとるとお互い、いろんな顔が見えてくるし、ときには別々に好きなことに没頭するのも大切」(樋口さん)と夫婦円満の秘けつも伝授していた。イベントには共演する野村周平と杉咲花が出席。劇中では恋人同士を演じており、「男女の距離感というものがよくわからないでいたら、野村くんが気を使って、話しかけてくださった」(杉咲さん)、「そんなこと言われると、背中がかゆくなるますね…」(野村さん)と初々しいやりとりを披露していた。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月09日作家志望の“ダンナ”が長らく友人だった“ヨメ”と結婚、その後に“ヨメ”に病気が発覚するという夫婦の実話をもとにした映画『夫婦フーフー日記』。このたび、本作の心温まるプロポーズシーンが公開された。亡くなったヨメ(永作博美)が、四十九日を前に、突如悲しみに沈むダンナ(佐々木蔵之介)の前に登場する。そこにブログ書籍化の話が持ち上がり、作家志望のダンナは死んだはずのヨメ、二人の子供“ペ~”と共に生活をしながら、本の執筆を行う。その中で、ヨメと入籍してからの闘病、出産、育児、死までの493日を振り返り、今まで見落としていた愛に気付く――。今回到着したプロポーズ映像では、17年間友人だったコウタとユーコの二人が、照れあいながらも次のステップに進む一言を発する愛の溢れるシーンを描いている。友人期間が長すぎたせいか、うまく話し出せないダンナと、何度も何度もグラスに手を運びながらその一言を待つヨメ。佐々木さんの繊細な目線と表情、ぶっきらぼうながらもプロポーズされたうれしさを隠し切れない永作さんのはにかんだ笑顔が印象的だ。本シーンを撮影する際、段取りの確認だけをして、後は佐々木さんと永作さんの間合いに全てをかけたそう。言葉を交わした二人がその後少し黙るその間に、幸せがあふれたシーンに仕上がっている。佐々木さん、永作さん、そして前田監督にとっても一発撮りをした特に印象深いシーンとなったようだ。監督は新進気鋭の前田弘二、脚本に『藁の楯』『永遠の0』の林民夫を迎え、夫婦を支える友人・家族役には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平、などの演技派俳優陣らが脇を固める本作。まずは、こちらの映像から恥ずかしさと喜びに満ちたプロポーズシーンをご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月22日本日4月22日(水)は「よい夫婦の日」。嬉しいことは倍に、辛いことは半分にしてくれる、一番近くで寄り添う存在。でも、あまりに近すぎるため、ふだんはまるで空気のように隣にいることが当たり前になってしまうもの。そして、かけがえのないその存在を失ったとき、心が押しつぶされるほどの深い悲しみが訪れる…。そんな夫婦の愛の力を強く深く感じられる新作映画2本を、「よい夫婦の日」にちなんでシネマカフェがご紹介!★『夫婦フーフー日記』~2人の時間はあっという間…“瞬間”を大切に生き抜いた夫婦の愛~5月30日(土)より全国公開される『夫婦フーフー日記』は、2010年に38歳という若さでこの世を去った“ヨメ”と、彼女を支え続けた“ダンナ”の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)が原作。夫婦役を演じるのは、本作が10年ぶりに2度目の夫婦役で共演する佐々木蔵之介と永作博美。作家志望の“ダンナ”が、長年友人だった“ヨメ”と出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れた!夫婦だった期間はわずか493日という2人。嬉しいことも大変なこともあっという間に過ぎていく。だからこそ、この瞬間、瞬間を大切に精一杯生き抜いた夫婦の愛に、笑いながら涙する作品となっている。★『愛を積むひと』~亡くなってなお夫を支える妻と妻を思い続ける夫、不器用な夫婦の愛~また、6月20日(土)公開の『愛を積むひと』では、佐藤浩市と樋口可南子が長いキャリアの中で初めての夫婦役に。原作は2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著「石を積むひと」。第二の人生を踏み出そうと北海道・美瑛町に移住した篤史と良子の夫婦。だが、その矢先、妻・良子が病に侵され先立ってしまう。良子が遺した手紙によって、悲しみから新たな人生に向き合う篤史は、良子に頼まれていた家の石塀作りを再開。篤史が妻を思いながら積み上げた石に、彼を取り巻く人々の人間ドラマが重なっていくーー。十人十色、愛の形は夫婦それぞれ。パートナーがいる人は、かけがえのない“互い”という存在をいま一度見つめてみる良い機会に、また、いま人生のパートナーを探している人にとっても、自分にとってかけがえのない存在について考えさせてくれるであろう、2作。誰かと寄り添い、互いを思いやる人生について、思いを巡らせてみてはいかがだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年04月22日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることで話題の『夫婦フーフー日記』。実話を基にした本作からこの度、佐々木さんと永作さんの絶妙な掛け合いが印象的なTVスポットが公開された。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。原作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)。『婚前特急』などで知られる前田弘二監督が映画化する本作では、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る”という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせ、笑いながらも涙が溢れるストーリーに仕上がってる。今回、「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」で人気の声優・諏訪部順一がナレーションを務めた映像では、ヨメを失い茫然とするダンナ(佐々木さん)と、死んでもほっとけないダンナの前に突如現れ、明るく、力強く励ますヨメ(永作さん)が登場。佐々木さんと永作さんのツッコミ、ツッコまれる掛け合いは、まるで夫婦漫才を見ているかのよう。特に、最後の出産直前の病室で永作さんが手紙を書いているシーンで、「ありがとうダンナ、大好きだよ」と病気を抱えながらも母親になることを選び、心から喜ぶ永作さんの姿は印象的。まずはこちらの映像からわずか493日の夫婦の日々をふり返り、“フーフー”言いながら生き抜いた佐々木さんと永作さんの姿をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役を演じ、北海道に住む夫婦の愛や家族の絆を描く映画『愛を積むひと』が10月末にクランクアップを迎え、メイキング写真と佐藤、樋口のコメントが到着した。その他の情報本作は、2004年に『石を積むひと』のタイトルで出版されロングセラーとなったエドワード・ムーニー・Jrの小説を基にしたヒューマン・ドラマ。東京下町の工場をたたみ、北海道に移住してきた不器用な夫と、彼を支える妻の愛と絆を大自然の四季の移ろいとともに描く。『釣りバカ日誌』シリーズ、『武士の献立』の朝原雄三監督がメガホンを執り、佐藤、樋口のほか、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明らが出演する。北海道・美瑛町の丘に本建築のオープンセットを建て、約1年にわたって撮影を敢行したという本作。北海道では、十勝岳での登山撮影や、雑木林での茸狩りのシーン、旭川空港での別れのシーンなどの撮影が行われたといい、夫婦が移住する前の回想シーンの撮影を東京都内で行い、10月末に佐藤、樋口らキャストはクランクアップを迎えた。今後は北海道で冬の風景を撮影し、来年1月末に映画を完成させ、初夏の公開を目指す。佐藤は「足掛け4か月の撮影は、夏編と秋編との間が2か月ぐらい空いていました。美瑛の大地に本建築で家を作って、そのオープンセットでほとんどのロケをしたので、美瑛の風光明媚な風景、人々の優しさ、空気感は確実にフィルムに焼き付いていると思います」と話し、「可南子さんとの共演は、昔の日本映画を知っている者同士ということで、安心してキャッチボールができました」と振り返った。また、「朝原組は『釣りバカ日誌』で三國(連太郎)と一緒にやってきたスタッフが多いので、みんな僕の後ろに三國を見るだろうし、逆に言うと僕は朝原さん含めて、スタッフの後ろにまた三國を見る。そんな、普段なかなか無い相関性がありました」と語った。樋口は「美しい大自然の中で、静かに戦ったという感じ。命の時間が長くないと知った妻は、残された時間をどう夫と過ごすのだろう? 自分のため、夫のため、娘のため、何をしたいのだろう? ロケの間、ずーっと考えていたような気がします」と明かし、「実は、石塀を夫に作って欲しいという希望を出すところが、とりわけ難しかった。この突飛な希望って大丈夫なのかなぁと思っていたのですが、浩市さんの石を積む姿を見ていたら、なんだか妙に納得してしまいました。私の答えは、言いません。映画を観て下さる方からもいろんな答えが出そうで、今から楽しみです。演じ終えて、苦労はたくさんあったのに、純な気持ちを失わないこの夫婦は、つくづくいいなぁと思いました」とコメントを寄せた。『愛を積むひと』2015年初夏 全国ロードショー
2014年11月18日