イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』の公開ゲネプロが10日に東京・オルタナティブシアターで行われ、小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也、板垣恭一(上演台本・作詞・演出)、京極夏彦(原作)が取材に応じた。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。これまでも映画化、漫画化、アニメ化、舞台化など様々な展開をしてきたが、今回は初のミュージカル化で、小西演じる中禅寺が美声を響かせる。ファンにも人気の高い、久保竣公(加藤将)による作中作「匣の中の娘」もナンバーとして披露された。ゲネプロ後に行われた会見では、京極が「コロナが大変ですから、お客さんが来てくれるのか心配だったんですよ。蓋を開けてみたら追加公演で、こんなことする必要ないんですけど……」と、サプライズで「千客万来」の色紙をプレゼント。小西は「皆さんに見ていただけるように、ロビーに飾ります」と喜んでいた。公演は東京・オルタナティブシアターにて11月10日〜15日。また、イープラス「Streaming +」にて14日13時30分公演(全景映像配信)、18時30分公演(スイッチング映像配信)の配信も決定している。○会見全文・初日を前にして一言小西:今回『魍魎の匣』を初めてミュージカルにするということで、僕も原作の煉瓦と呼ばれる本を読ませていただきまして、あの面白い原作をミュージカルにしてお客様に楽しんでいただくためには「どうしようどうしようどうしよう」と、1カ月以上考え続けてここまで来ました。歌で説明をしていくことが多いので、お客さんに果たして伝わっているのだろうかと考えながら。ラストシーンなんか45分くらいあるんですけど、1つも脳が休まる隙がないですね。今もゲネプロをやったばかりで意識が朦朧としているんですけども、この後の初日を無事開けていきたいなと思います。吉田:やはり分厚い原作をこれだけの時間に圧縮した台本をどう演じるのか、すごく考え続けて、今なおまだ考え続けて、どんどん作品を良くしていきたいと思っているのが、千秋楽までずっと続いていくと思います。我々イッツフォーリーズという劇団で、長い歴史の中でも今までこういう作品をやってきたことが、おそらくないと思うんですけど、これを機に新しい劇団の第一歩になるような作品になればと思います。北村:これまで映画化、舞台化、アニメ化だったり、いろんな展開をすでにしている『魍魎の匣』という作品が、今回ミュージカルになる。今までそれだけ展開しているということは、たくさんの方に愛されてるという証拠でもありますし、今回発表させていただいて、ありがたいことにチケットもけっこう早い段階で売り切れて、追加公演も決まったり、本当に期待がすごく大きいんだなと、始動してから改めて思いました。昨今のご時世で満席の客席で演じられることもなかなかないと思いますので、『魍魎の匣』というこの重厚なとんでもない情報量をお客様に余すことなくぶつけたいと思っています。神澤:今、北村さんが言ったように、初日から千秋楽まで満員というのは人生でも初めてで、正直プレッシャーもあるんですけど、それ以上にワクワクが勝ってるかなというのが第一印象で。あとは原作ファンが多いので、今回『ミュージカルなのか』とか、『男性のキャラを女性に?』とか、色々な書き込みがあったんですけど、観てもらえた時にこれもアリだなと思ってもらえるように初日から頑張れたらと思います。板垣:あんまり観たことないミュージカルを作ってみたいなという野望がございまして。『魍魎の匣』の存在はもちろん存じてたんですが、あまりの分厚さに、本屋でに見かけるたびに25年くらい逃げ続けたんです。最近知り合いに「やっぱり面白いよ」と言われて、新しいものをちゃんと読まなければと思って読んだら、すごい面白かったんです。あの厚さをものともしない面白さ、そういうことだったんだと思いました。同時に「ミュージカルにできるかもしれないな」と考えてしまって。演劇における歌というのは、時間と空間を自在に飛び越えることができるという特性がありまして、だとしたら複雑な人間関係を1つの舞台で、1つの時間軸で見せられるのではないかと狙ったのが、今回の企みでございました。今、初日の直前ですけど、京極先生が横にいるところで「セリフ足すから」とか、映像チームにも「字を足しますから」とか、バタバタでございます。なので逆に緊張はしておらず、早く準備を整えて皆さんに渡し切らなければと、楽しみにしています。京極:皆さんの頭が朦朧としてしまうのは、全て私のせいです(笑)。過去にも映画化、アニメ化、漫画化、舞台にも2度ほどかかっていて、(原作が)長いですからね、どれもつまむところが違うんですよ。作品ごとに全く違う作品になっていて、原作を読んでくださってる方は「そこがない」とか「そこが違う」とか言うんだけど、それはもう、作品が別ですから。今回はミュージカルということで、僕は「どうなるんだろう」と耳を疑ったんです。おっしゃる通り、前代未聞にはなってると思います。犯行の動機や怪我の具合やお化けの説明を歌うというのはないと思うし、今後もない。各主演の中禅寺役の方は、誰もが朦朧とするんです。長いんです、セリフが。長いんですけど、歌えばいいんだって、今日ようやくわかりました。参考にさせていただきます。お疲れ様です。・本番を控えて、原作者:京極夏彦に聞いてみたいことは?小西:今!? もう、手遅れですよ。何を聞けばいいんですかね。何も言わないでいただきたいくらいです(笑)。とりあえず、(幕を)開けたい。京極:今「違うよ」と言われたら困っちゃう(笑)小西:とりあえず、絶賛しておいていただきたいです。気に入った曲とかありました?京極:曲は耳に残るいい感じで、みなさん声もよろしいですし、内容がちゃんと入ってくるんです。ただ、元々ごちゃごちゃしてますから、入ってきて心地よく聞いてると抜けていくんですね。でも、それが逆にいい感じ。あと、さっきスタッフとも話していたんですが、驚いたことがあって。榎木津礼二郎が、「飼っている熱帯魚に話しちゃった」って、客を魚に喩えましたよね。僕、今まで榎木津礼二郎が熱帯魚を飼ってるって書いてないと思うんですけど……北村:そうですね、勝手に作りました。京極:実は、榎木津礼二郎は熱帯魚を飼うことになっているんです。全員:ええ!?京極:まだ、書いてないんです。北村:やばい、逆にネタバレしちゃったかもしれない。京極:こっちが先だと思われたら悔しいので言いますけど(笑)。ただ、そのくらい皆さんつかんでくださってるんだなと思いましたので、ものすごく褒めてます。北村:よかった、めちゃくちゃダメ出しが来るかと思った。小西:発売されたら、こっちが先に言おうよ。北村:声を大にして……(笑)。ありがとうございます。・イッツフォーリーズの公演に客演として入っての感想は?小西:日本でオリジナルミュージカルをこんなに長く作り続けてる劇団って少ないと思うんです。最初はビビっていました。稽古場に行った時にみんながお互いを知っていて、そこに放り込まれる感じでしたから、(セリフを)噛もうものなら睨まれるんじゃないかな、みたいな。もちろんそんなことはないですし、僕が商業で普段ミュージカルをやってる時って、いろんな人が集まってきて作品を作るんですけど、この劇団にはそもそも個性的なキャラクターがたくさんいて、ここに関わっていないメンバーも本当にたくさんいるんですよね。『魍魎の匣』を作るとなった時に、木場役、関口役にこれほどピッタリな人を見つけてくることができる劇団の幅広さを感じましたし、あとは本当にミュージカルが好きなんだなと、毎日のように思います。だから僕自身、刺激になる。北村:僕も最初めちゃくちゃビビり散らかしてたんですけど、稽古をさせていただいて一緒に作ってく中で、「家族のような劇団なんだな」というあたたかさを感じたというか。知り合いの役者に「今度、イッツフォーリーズの作品に出るんだ」と言った時も驚いていて。僕もこれまでミュージカルに出た経験が多くないので、友達からも「歴史ある劇団に出演するなんて、すごいね。楽しみにしてる」と言われたので、イッツフォーリーズという名前がいろんなところで長年知られてるんだなと誇らしくもあり、家族に迎えられたような心地よさもあり、かつ毎日刺激をもらっています。なので、非常に楽しいです。・客演を迎えて、影響を受けたことなどは?吉田:毎日たくさん影響を受けて、刺激を受けまして。「刺激を受けてる」と言ってくださったことに驚いているくらいです。芝居や稽古への向かい方、台本の読み方だったり、小西さんにはすごくアドバイスしていだきましたし、北村くんも「すごいな、自由だな」と。これだけ自由に動き回れるんだな、すごいなと、本当に毎日感じましたし、他の客演の人たちもそうなんですけど、我々が今まで活動したことがないような、多方面で活動している人たちの持っているものをすごく感じました。劇団の中だけだと、家族みたいになってしまってそこから抜け出せない、はみ出さないみたいな部分が、もしかしたらどこかであるのかなみたいなことも感じ……。小西:反省はあとでしてもらっていいですか?(笑)吉田:はい、わかりました!(笑) とにかく刺激を受けまくって、吸収し尽くしてやろうと思った期間です。神澤:皆さんと同じくですけど、僕もかなり刺激を受けまして、まだまだ盗める所もあるんじゃないかなと思いながら。初日を迎えてしまってはいるんですど、ゲネプロでもまだまだ見つけられたことはあったりして。それこそ客演の方は色々な方面でご活躍されてるので、1人からもらえるものだけじゃなく、全員からもらえるもの数が多くて、頭がパンクしそうにはなったんですけど、そのパンクは悪い意味じゃなく、自分の中でいいものになっていったなと思いました。・(板垣に)原作のどの辺りを面白いと思ったのか?京極:遠慮なく……。板垣:思い切って言ってみますと、まあ、よく人が死んでしまう。バラバラになっちゃうのが特に面白かったです。全然知らないで初めて最近読んだもので、これはどういうふうに着地していくのか、と。あと僕が1番面白かったのは、歌にもしているんですが、「動機というのは解釈にすぎない」とか、シリーズの定番にもなっている「この世には不思議なことなど何もない」といった言葉。京極先生が妖怪などいないということを、百鬼夜行シリーズで書いてることに驚いたんです。僕も演劇という人間を描く仕事をしているもので、どんなに凄惨な事件や浅ましい話、ハートウォーミングであったりしても、個人個人のレベルではささやかなことでしかなかったりする物語を観ていただくことに、意義を感じている。という意味で、一見仕掛けはおどろおどろしいんですけど、ものすごく普通の人間の営みの部分を中心に据えてらっしゃると思ったので、やりたいと思いました。そこから先は後悔して、台本が書き上がらなくて死ぬかと思ったんですけど……。書き上がる前にまとめられない。すごい時間がかかったんですが、(演出で)文字を出すということを考えついたもので、これで難しい単語を説明なしで一気に見せてしまおうと。ただ、人間というものはささやかな一人ひとりの事情で生きてて、一つひとつに関しては、不思議な事情はなかったです。さらにもう1個、飛び抜けたことを先生はおっしゃっていて、「物語は解釈である」と。物語を書きながら、「物語は解釈だし、僕たちは物語の中で生きてるに過ぎないんだよ」と中禅寺が言ってることに感銘を受けました。京極:今おっしゃった通りで、私は字を書いただけなので、あとはそれを受け取る人の解釈なんです。この舞台は板垣さんの解釈、そしてその解釈を受けた表現者の方々の解釈で、受け取った、観てくださった方々もそれぞれに何かを解釈する。そういうことなので、もう私の出番はないです。小説書き上がった段階で手を離れているので、どのように受け取られてもどのように表現されても、僕は全然なんとも思わないです。よく原作を改変して怒る方がいらっしゃいますけど、全く僕は思わなくて、むしろそこからできた一つの作品が面白いかどうか。今回は面白かったので、全然OKです。・最後に一言小西:今こうやって劇場でいよいよお客様に観ていただけるということですが、僕らは稽古初日くらいからずっとワクワクしていました。面白い作品ができるかどうかは僕ら次第ですけど、作品に入る前に原作を読み、台本を読み、これが本当にうまく作用したら、皆さんにとても複雑なエンターテインメントを届けられるなと感じていました。言葉というのは、苦手な人はとても難しいものに感じるかもしれませんが、この作品の中にはあまり答えがないので、僕らも脳を思いっきり揺さぶっていきたいと思います。お客様の受け取り方も自由だという言葉もありましたし、答えを求めずに、ぐわんぐわんの頭で帰っていただければなと思っています。今、劇場を100%の状態で開けられることが本当に幸せだと思っているので、皆様の貴重な時間をほんの少し僕らにいただいて、損しなかった、よかったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。
2021年11月10日俳優・池内博之が“物語の鍵を握る謎の男”として出演した香港のホラーサスペンス映画『リンボ』が、第34回東京国際映画祭にてジャパンプレミア上映されることが決定。池内さんからコメントが到着した。香港のスラム街で猟奇的殺人事件が頻発する。被害者は全て女性で、腕が切り取られた状態で発見されていた。ベテラン刑事ザムが、新人のウィルと組んでこの事件を担当する。ザムは若い女性トウを協力者として捜査に当たるが、ザムの妻子が命を落とした事故を引き起こしたトウに対し、ザムは時に怒りを抑えきれない。やがて捜査線上にひとりの謎めいた男が浮上するが…。本作は、中国のインターネット小説を、舞台を香港に置き換えて映画化した、鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の最高作ともいえるバイオレンス映画。驚異的なモノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港映画界で活躍する池内さんの存在感が見どころ。2017年に香港にて撮影され、今年3月のベルリン国際映画祭にて4年の時を経て上映。日本でも東京国際映画祭にて初お披露目される。以前、池内さんが出演した『イップ・マン序章』監督のウィルソン・イップが本作のプロデューサーを務め、再びコラボが実現した。池内さんは、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せている。『リンボ』は11月2日(火)に有楽町よみうりホール、11月6日(土)にヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1にて公開。第34回東京国際映画祭は10月30日(土)~11月8日(月)にて日比谷・有楽町・銀座地区にて開催。(text:cinemacafe.net)
2021年10月30日俳優の池内博之が出演する映画『リンボ』が、30日から開催の「第34回東京国際映画祭」で、ジャパンプレミアとして日本初上映される。同作は、中国のインターネット小説を原作に、舞台を香港に置き換えて映画化された作品。鄭保瑞(ソイ・チェン)氏が監督を務め、モノクロ撮影と美術、林家棟(ラム・カートン)の鬼気迫る演技、そして香港で活躍する池内の存在感が見どころとなっている。物語は、香港のスラム街が舞台となっており、そこでは女性ばかりを狙う猟奇的殺人事件が頻発していた。新人のウィルと組んで事件を担当しているベテラン刑事・ザムは、トウという若い女性を協力者にして捜査を進めていくうちに、謎めいた男が捜査線上に浮上する。役柄は明かされていないが、“物語の鍵を握る謎の男”として出演する池内。ジャパンプレミア決定を受け、「この度、東京国際映画祭で上映されること、本当に嬉しく思っています。ホラーサスペンス映画ですが、内容もさることながら、素晴らしい美術と音楽とともに楽しめる作品です。是非劇場にてご覧ください」とコメントを寄せた。
2021年10月30日先月17日に蛍原徹(53)とのコンビ・雨上がり決死隊を解散した宮迫博之(51)。YouTuberの活動に専念するいっぽう、ゲスト出演した動画が物議を醸している。お笑い芸人のなかやまきんに君(42)のYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」にゲスト出演したところ、その動画への低評価が殺到しているのだ。宮迫がゲスト出演したのは、同チャンネルで12日に投稿された「【超簡単】宮迫さんにゆる〜いダイエット飯(激ウマ)を作ってもらいました。」と題された動画。料理が得意で筋肉のある宮迫が、身近な食材を使って筋トレ中の人におすすめの料理を作るというものだ。この動画は13万回再生(13日23時時点)されており、押された低評価の数は8,142件(9月13日23時時点)。これは「ザ・きんにくTV」に投稿された動画史上最多となる数だ。また直近で公開された他3本の動画への低評価は57~113件の間。投稿されている動画の中で、今回の動画の次に低評価が多いのは874万回再生されている動画についた1,164件だということからも、今回の“異例”ぶりがよくわかるだろう。宮迫のゲスト出演により“荒れて”しまった、きんに君のYouTubeチャンネル。過去にタレントのフィフィ(45)のYouTubeチャンネルでも同様の事態が起きている。同程度の再生回数の動画に対する低評価が2桁台なのに対し、宮迫がゲスト出演した動画にだけ2,035件の低評価がついたのだ。ネットでは宮迫の“影響力”に騒然とする声が相次いでいる。《宮迫完全に疫病神だな》《高評価の塊のきんに君をもってしても絶対に駄目な存在とわかってしまった》《宮迫が動画に出ただけで炎上してしまうきんに君》《あれだけ平和が売りだったきんにくんのチャンネルがここまで荒れるとは》《宮迫すげぇな、きんに君の動画にあんなにbadつけて》ここ数年はYouTubeをメインに活動するきんに君。チャンネル登録者数は、133万人と宮迫の143万人に迫る勢いだ。また最近では、ゲームソフト「バンドリ! ガールズバンドパーティ! for Nintendo Switch」のテレビCMにも出演。ネット上には再ブレイクが期待されるきんに君への影響を危惧する声も多い。《きんに君今宮迫とコラボすんのはあかんで……》《きんに君だめだよ宮迫と絡んじゃ……》《イメージ良かったのにもったいないな》宮迫のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ」に出演した際、自身のチャンネルへの出演を依頼していたきんに君。今回の共演が、自身の活躍に水を差す結果にならないといいが……。
2021年09月14日お笑いコンビ・雨上がり決死隊が8月17日に解散して以来、YouTuberとしての活動を本格化させている宮迫博之(51)。再出発して1カ月が経とうとしているが、頻繁にコラボすることでも知られている大物YouTuber・ヒカル(30)との関係性が注目を集めている。「最近では焼肉店の共同経営プロジェクトも始まりました。すでに店名も決まり、オープンは10月初旬を予定しているそうです。発端は今年2月のドッキリ企画で、宮迫さんが『焼き肉店を始めるために1億円出資してほしい』とヒカルさんに持ちかけたこと。それをヒカルさんが二つ返事で快諾したことで実現化したのです。当時、世間ではコンビの解散危機が取り沙汰されていましたが、焼肉店のオープンに向けた準備は順調のようでした。宮迫さんは埼玉県の食肉工場でブランド牛を選定するなど、意欲的に動いていました」(スポーツ紙記者)しかしヒカルとのコラボ企画が順調に進む一方で、ネット上では宮迫に対して「ヒカルに媚びてる」などと厳しい声も散見される。《シンプルに年下に媚び売ってるようにしか見えない 》《ヒカルをヨイショしてる宮迫なんて見たくないよ……天下とった男が…… 》さらに、かつての芸人仲間からも厳しい言葉が。千原ジュニア(47)は『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)で、「色んな芸人と何十年一緒にやってきたと思ってんねん」「『昨日今日会ったユーチューバーの方を取るのか』というのは、多くの芸人が思った」とコメント。謹慎期間中に人気YouTuberとの活動を優先させた宮迫を一刀両断していた。■「すごく濃い関係が築けた」テレビの世界を離れ、新たな世界で挑戦する宮迫。そんな彼が“年下先輩”のヒカルと仲を深めていくことは、果たして「媚び」なのだろうか?「宮迫さんがYouTuberを始めた当初は、再生回数に伸び悩んでヒカルさんにアドバイスを仰ぐこともありました。ですが宮迫さんが二回りも年下のヒカルさんに低姿勢で接する姿は、テレビでの活動ぶりを見ていた視聴者にとってインパクトが強かったようです。YouTube界の先達であるヒカルさんは、454万人もの登録者数を誇ります。一方で宮迫さんのYouTuber歴はまだ1年半ほどで、登録者数もヒカルさんの約3分の1に当たる143万人。一般社会でも勤め先で、年下の人が上司にあたることはザラにあります。そういった観点から見ても、宮迫さんがヒカルさんに謙虚に接することは何らおかしなことではないでしょう。確かに2人はビジネスから始まった関係ですが、ヒカルさんは宮迫さんのことを『かけがえのない存在』と語っていました。今ではビジネスを超えた信頼関係を構築しているのでしょう」(ITジャーナリスト)8日配信の動画ではタレントのフィフィ(45)との対談で、ヒカルへの思いを打ち明けた宮迫。窮地に陥った自分を救ってくれた「恩人」として、ヒカルへの感謝の気持ちを述べていた。また「ヒカル君とそんな長い年数を一緒にしてきた訳じゃないけど、YouTubeに携わってすごく濃い関係が築けたと思う」と、ジュニアの意見に反論する一幕もあった。コンビの解散騒動から心機一転、YouTuberとして奮闘する宮迫。“恩人”のヒカルに敬意を持って接する姿勢に、支持する声が広がっている。《違う分野で成功している相手で自分を助けてくれる相手に年齢など関係なくリスペクト対応するのは当たり前。年下であろうと気を使う宮迫が正解の対応だと思う》《宮迫さんのヒカルさんに対する感謝の心、本当に美しいです。ヒカルさんは宮迫さんにYouTubeを教えてくれましたが、宮迫さんも年長者としてヒカルさんにアドバイスされています。テレビの時より数倍宮迫さんの魅力を感じます》《ヒカルさんと宮迫さんの関係は最高です。外野が何と言おうが、最高です。これは紛れもない事実です》
2021年09月12日元雨上がり決死隊の宮迫博之が6日、都内で行われたメンズ脱毛サロン「メンズクリア」全国100店舗達成記念 新商品発表会に出席した。8月17日をもってお笑いコンビ・雨上がり決死隊を解散、約32年連れ添った相方の蛍原徹とは別々の活動をしていくこととなった宮迫。「メンズクリア」のイメージキャラクターを務めるが、「興味のある人もそうなんですけど、自分で悩んでいらっしゃる方、悩んでいるくらいだったら、ただちにやるべきだと思います。前に進んですぐにやっちゃおうよと。50のおっさんも前に進んでますので、チャレンジチャレンジでやっていきましょう。絶対気持ち変わります」と呼びかけた。また、最近した「脱〇〇」を聞かれると、「僕はコンビを解散という形になったので、脱コンビですね。それしかないので。お互い前向きに頑張っていくということで、脱コンビです」と回答。「前に進むだけ」と語った。発表会には、大倉士門、大口智恵美、土井レミイ杏利、真洋も出席。大倉と土井は、「メンズクリア」の技術を詰め込んだ新発売の家庭用脱毛器「HOME CLEAR」を体験し、「めちゃくちゃ手軽」「熱いとか痛いとか何もない」と驚いていた。
2021年09月06日元雨上がり決死隊の宮迫博之が6日、都内で行われたメンズ脱毛サロン「メンズクリア」全国100店舗達成記念 新商品発表会に出席した。先日、目の下のクマを除去する美容整形手術を受けたことを告白していた宮迫。そのことについてMCから振られると、「どちらかというと男にしては肌がきれいと言われていたので、その利点は生かしておこうかなと思ってケアはしています」と美へのこだわりを語った。「メンズクリア」のイメージキャラクターを務める宮迫は、脱毛もしているという。「VとIとOと、すねと。つるんといっちゃいました」「つるつる状態で気持ちいい」と説明し、「まったく痛くなかったんです。施術のスタッフさんに『やってます?』と言うくらい」と話した。発表会には、大倉士門、大口智恵美、土井レミイ杏利、真洋も出席。大倉と土井は、「メンズクリア」の技術を詰め込んだ新発売の家庭用脱毛器「HOME CLEAR」を体験し、「めちゃくちゃ手軽」「熱いとか痛いとか何もない」と驚いていた。
2021年09月06日元「雨上がり決死隊」でタレントの宮迫博之が5日、京セラドーム大阪で開催された「EXIA Presents KANSAI COLLECTION 2021 AUTUMN & WINTER」に登場。前回はメインMCとして出演したが、今回は“モデルとして”出演した。ステージに現れた宮迫だったが、慣れないランウェイに緊張した表情。ぎこちないながらも右手で手を振り笑顔を浮かべ、最後はおなじみ“宮迫です”のポーズを決める。「歩くってだけでも緊張しますね」といい、無事にランウェイを終えて安堵の表情だった。8月17日をもってお笑いコンビ・雨上がり決死隊を解散。約32年連れ添った相方の蛍原徹とは別々の活動をしていくこととなった。ランウェイ後、宮迫は「色々あったんです…」と意味深につぶやき「51歳、負けずに頑張っていきます」と誓った。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベントで、今回で21回目の開催。人気モデルやタレントによるファッションショーやトーク、アーティストによるライブステージを展開する。前回に引き続き、有観客での実施となる。
2021年09月05日俳優の小西遼生が主演を務める、イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『魍魎の匣』のビジュアル及び配役が19日、明らかになった。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。この度公開されたのは、中禅寺秋彦(小西)、木場修太郎(吉田雄)、榎木津礼二郎(北村諒)、関口巽(神澤直也)が並んだビジュアル。京極堂こと中禅寺秋彦の視線が印象的なビジュアルとなっている。また、各キャストの配役も明らかに。カストリ雑誌編集者・鳥口里美役に大川永、新人小説家の久保竣公役に加藤将、事件のきっかけとなる14歳の少女・楠本頼子役に熊谷彩春、刑事である木場の部下・青木文蔵役に池岡亮介、頼子の友人・柚木加菜子役に德岡明、頼子のクラスメイト加菜子の実の母親・柚木陽子役に万里紗、派出所勤務の警官で頼子の相談相手となる福本郁雄役に横田剛基、主人公中禅寺の妹で新聞記者の中禅寺敦子役に宮田佳奈が決定した。また頼子の母・楠本君枝役に米谷美穂・金村瞳(Wキャスト)、柴田財閥の顧問弁護士・増岡靖子役に神野紗瑛子、加菜子が入院する美馬坂近代医学研究所所長・美馬坂幸四郎の助手・須崎太郎役に堀内俊哉、柚木母娘の世話をし、長年監察してきた雨宮典匡役に浅川仁志、新興宗教の教主・寺田兵衛役に森隆二が名を連ね、美馬坂近代医学研究所の所長・美馬坂幸四郎役を駒田一が務める。○キャスト中禅寺秋彦:小西遼生木場修太郎:吉田雄榎木津礼二郎:北村諒関口巽:神澤直也鳥口里美:大川永久保竣公:加藤将楠本頼子:熊谷彩春青木文蔵:池岡亮介柚木加菜子:德岡明柚木陽子:万里紗福本郁雄:横田剛基中禅寺敦子:宮田佳奈楠本君枝:米谷美穂、金村瞳(Wキャスト)増岡靖子:神野紗瑛子須崎太郎:堀内俊哉雨宮典匡:浅川仁志寺田兵衛:森隆二美馬坂幸四郎:駒田一
2021年08月19日女優の小西桜子が1日、東京・渋谷区で実施されたファースト写真集『月刊 小西桜子・刹 写真 永瀬正敏』(発売中、2750円税込み、小学館刊)の発売記念会見に出席。デビュー映画『ファンシー』で共演し、今作でカメラマンを務めた俳優・永瀬正敏との撮影を振り返った。本作は、商業映画デビューから間もない小西のファースト写真集。大人っぽい水着を着て露出にも挑戦した他、自身でボディペインティングをする様子などが収められている。現在23歳の小西。写真集デビューの心境を問われて「すごく嬉しい。私も色んな女優さんの写真集をずっと見ていたので、『写真集を出したいな』というのは一つの目標としてずっとあった。出せてすごく嬉しいです」と喜び、タイトルについて「『刹』は刹那的という意味の刹。一番、この写真集に合っている。今の私しか出せない瞬間的な写真をたくさん集めている。だからこのタイトルにしました」と解説した。都内近郊で実施した撮影は、約3日間で敢行。カメラマンとしての永瀬は「ぜんぜんまた印象が違う。すごく真摯に、カメラを通して向き合ってくださった印象」だと言い、過去の共演経験も踏まえて「すごくリラックスして撮影できました」とほほ笑んだ。お気に入りカットの一つであるボディペインティングの撮影は、絵を描くのが趣味の小西のために、永瀬が提案したという。小西は「初日にやらせてもらって、それですごく気分が上がった。楽しい撮影でした。一番興奮する体験でした」と話した。今作の自己採点は、100点満点中85点。「残りの15点はこれからもっと、色んな写真集を作れたらいいなと思うので、100点にはせず、次回また色んな機会を頂けるように」とニッコリ。コロナ禍で実現できなかった海外での撮影を希望して「自然が多いアイスランドとか、日本ではない広大な自然で撮影できれば」と妄想を膨らませた。また、大勢の報道陣が集まる取材会も初めてだという小西。「私1人のためにこんなに集まって頂いて恐縮です。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべていた。
2021年08月01日京極夏彦原作の人気長編推理小説『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』がミュージカル化。主演に小西遼生を迎えて、2021年11月10日(水)から11月15日(月)まで東京・オルタナティブシアターで上演される。京極夏彦の人気長編推理小説『魍魎の匣』『魍魎の匣』は、京極夏彦による百鬼夜行シリーズ第1弾『姑獲鳥の夏』に続く第2弾として刊行された長編推理・伝奇小説。第49回日本推理作家協会賞に輝き、コミック化、アニメ化、映画化され、2019年には舞台化もされた人気作品だ。戦後まもない昭和27年を舞台に、古本屋「京極堂」を営む、宮司にして陰陽師の“拝み屋”中禅寺秋彦が複数の事件を解き明かしていく物語が描かれている。イッツフォーリーズによってミュージカル化そんな複雑で怪奇な物語『魍魎の匣』が、ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズによって初めてミュージカル作品として上演されることに。上演台本・作詞・演出は、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した板垣恭一が担当する。主人公・中禅寺秋彦に小西遼生主人公・中禅寺秋彦役には、テレビドラマのアクション作品からブロードウェイミュージカルまで、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍を続ける小西遼生を抜擢。また、正義感が強く、暴走しがちな刑事・木場修太郎役は、ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』や『おれたちは天使じゃない』など、イッツフォーリーズの名作舞台に出演する吉田雄が演じる。さらに、私立探偵・榎木津礼二郎役には「『刀剣乱舞』大坂夏の陣」などの北村諒を、中禅寺秋彦の幼馴染で小説家の関口巽役にはミュージカル『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の神澤直也を起用。その他、熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派俳優・駒田一などがキャストに名を連ねる。<配役>中禅寺秋彦…小西遼生木場修太郎…吉田 雄榎木津礼二郎…北村 諒関口巽…神澤直也鳥口里美…大川 永久保竣公…加藤 将楠本頼子…熊谷彩春青木文蔵…池岡亮介柚木加菜子…德岡 明柚木陽子…万里紗福本郁雄…横田剛基中禅寺敦子…宮田佳奈楠本君枝…米谷美穂、金村 瞳(Wキャスト)増岡靖子…神野紗瑛子須崎太郎…堀内俊哉雨宮典匡…浅川仁志寺田兵衛…森 隆二美馬坂幸四郎…駒田 一ミュージカル『魍魎の匣』あらすじ戦後復興たけなわの昭和27年8月15日。暗い性格で友達も少ない14歳の少女、楠本頼子と、頼子のクラスメイトで秀才だが、同じく親しい友人がいない柚木加菜子。ある日加菜子は、自分たちは互いが互いの生まれ変わりだ、と頼子に声をかける。やがて2人は親交を深め、最終電車で湖を見に行こうと約束するが、中央線の途中で加菜子がホームから転落し電車に轢かれてしまう。たまたま乗り合わせていた刑事の木場修太郎は現場に駆けつけ、頼子と共に病院へと向かった。そこで加菜子の姉の柚木陽子と出会う。重体の加菜子を救える可能性のある病院を知るという陽子の話から、窓のない建物で、周辺住民からは「匣(はこ)」と呼ばれている相模原の研究棟に加菜子を転院させ、そこで治療を受けさせることになった。一方、小説家の関口巽は、知り合いの雑誌記者、鳥口と、出版社社員の中禅寺敦子と共に、武蔵野の連続バラバラ殺人事件を追っていた。その最中、道に迷って「匣」のような建物にたどり着いてしまう。そこは「美馬坂近代医学研究所」で、加菜子が入院している研究棟だった。その後、厳戒態勢の中で加奈子が失踪し、姉の陽子宛に脅迫文が届く。鳥口は新興宗教「穢封じ御筥様」の調査をしている中、関口を通して「京極堂」と呼ばれる拝み屋、中禅寺秋彦に相談を持ち掛ける。そこに私立探偵の榎木津礼二郎が加わり、行動を共にすることになった。バラバラ殺人事件、加菜子の誘拐、穢れた金を浄化のために教祖に集める新興宗教。異なる事象がやがて一つに集束していく。事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。そして、京極堂の過去の秘密とは。作品詳細イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』原作:京極夏彦「魍魎の匣」(講談社文庫)上演台本・作詞・演出:板垣恭一作曲・音楽監督:小澤時史出演:小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也、大川永、熊谷彩春、万里紗、德岡明、加藤将、池岡亮介、横田剛基、宮田佳奈、米谷美穂、金村瞳、神野紗瑛子、堀内俊哉、浅川仁志、森隆二、駒田一、ほか<公演情報>上演期間:2021年11月10日(水)~11月15日(月)※楠本君枝役Wキャスト・金村瞳:10日、12日、13日18:30、14日13:30・米谷美穂:11日、13日13:30、14日18:30、15日会場:オルタナティブシアター住所:東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館 7Fチケット料金:前売8,800円、当日9,300円、土日ソワレ割7,500円、S70 7,500円(70歳以上、当日要年齢確認)、他、割引有※全席指定チケット一般発売日:2021年8月20日(金)11:00~(ぴあのみ10:00~)チケット窓口:・オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)、公式サイト・ぴあTEL:0570-02-9111(Pコード:507-688)、公式サイト・イープラス:公式サイト・カンフェティチケットセンター:公式サイト主催・企画・制作:オールスタッフ、ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ※未就学児童入場不可<追加公演>上演日程:2021年11月11日(木)14:00開演■先行抽選期間:2021年10月6日(水)12:00~12日(火)23:59取扱:オフィシャルサイト■一般発売発売日:2021年10月20日(水)11:00~チケット窓口:・オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)、公式サイト・ぴあTEL:0570-02-9999(Pコード:509-078)、公式サイト・イープラス:公式サイト・カンフェティチケットセンター:公式サイト【問い合わせ先】オールスタッフTEL:03-5823-1055(平日11:00~18:00)
2021年07月16日京極夏彦原作の長編推理小説をミュージカル化した『魍魎の匣』が11月10日(水)~15日(月)に有楽町マリオン内の劇場・オルタナティブシアターで、小西遼生を主演に迎えて上演される。『魍魎の匣』は、京極夏彦による第1作の『姑獲鳥の夏』に続く百鬼夜行シリーズ第2弾として刊行され大人気となった長編推理伝奇小説。第49回日本推理作家協会賞受賞作でもあり、コミック化やアニメ化、映画化、さらに2019年には舞台化もされ、シリーズ最高傑作との呼び声に違わぬ根強い人気を持つ。この作品を初ミュージカルとして演出するのは、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した板垣恭一。上演台本と作詞も同時に手掛ける。作品の特徴ともいえる民俗的世界観をオリジナルミュージカルとしてどう創作していくのかに期待だ。古本屋「京極堂」を営み、宮司にして陰陽師の「拝み屋」であるシリーズの主人公中禅寺秋彦役には、テレビドラマのアクション物からブロードウェイミュージカルまで、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍を続け、話題となった『フランケンシュタイン』では怪物役を演じて演出の板垣恭一ともコンビを組んだ小西遼生が決定している。そしてミュージカル『見上げてごらん夜の星を』や『おれたちは天使じゃない』など、イッツフォーリーズの名作舞台作品でカンパニーを引っ張る吉田雄が、正義感ゆえ暴走しがちな刑事・木場修太郎役、舞台『刀剣乱舞』大坂夏の陣や『おそ松さん』シリーズのほか、数々の話題となった2.5次元ミュージカル作品で活躍する北村諒が探偵の榎木津礼二郎役を演じる。さらにミュージカル 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(20)で好演した神澤直也が、主人公・中禅寺の幼馴染で小説家の関口巽役に、さらに熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派・駒田一ほか、様々な場で活躍する俳優陣とイッツフォーリーズのメンバーとで人気作『魍魎の匣』の初ミュージカルに挑む。物語は戦後復興たけなわの昭和27年8月15日。バラバラ殺人事件、加菜子の誘拐、穢れた金を浄化のために教祖に集める新興宗教。異なる事象がやがて一つに集束していく。事件の裏に渦巻く「魍魎」とは何なのか。そして、京極堂の過去の秘密とは一体。<上演台本 / 作詞 / 演出:板垣恭一・コメント>「新作ミュージカルを一緒に作りましょう」と持ちかけられた僕は、どうせなら今までのミュージカルにないような題材をと考え、才人・京極夏彦氏の小説『魍魎の匣』を提案しました。ファンの方には「レンガ」と称される、あの分厚い小説です。複雑で多彩な人間関係、重厚な謎解き、そして昭和27年の日本。この傑作小説をミュージカルにしてみませんかと伝え、企画が動き出しました。見どころは大きく3つ。ひとつ目はスピード感。長大なストーリーを素早く展開させるノンストップ・ミュージカルを目指します。ふたつ目は原作世界観の再現。映像で投写されるのは、ひたすら「文字」です。聞きなれない言葉、難しい漢字をビジュアル化して、小説のページをめくっているかのような観劇体験を目指します。3つ目はキャストの妙。主演の小西遼生氏、元劇団員の駒田一氏を中心とする豪華な外部出演者と、劇団員が混ざり合って演技の火花を散らします。『魍魎の匣』は「百鬼夜行シリーズ」の2作目にあたり、時代設定は前作『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』同様、昭和27年(1952年)です。同年4月、サンフランシスコ平和条約が発効され、日本は主権を回復したと言われています。つまり現代日本がスタートした年なのです。もしかして京極夏彦氏はこのシリーズで「現代の古典」を書こうとされているのではないか、つまり現代に通底する真理を描こうとしてのではないでしょうか。本作では「科学」と「情念」という真逆な要素が絡み合います。それは、世界は計算で割り切れるはずと考えたい我々と、感情に振り回され己をコントロールできない我々、つまり今現在の私たちそのものだと僕は感じています。見たことのないようなミュージカルを作り出すのが目標です。劇場でお待ちしておりますので、どうぞご期待ください。<主演:小西遼生・コメント>この度、中禅寺秋彦役を務めさせて頂きます小西遼生です。この複雑怪奇な物語に音楽をのせて、一からまた新たなるミュージカル作品を創れる喜びを感じています。馴染みある板垣恭一さんの脚本・作詞・演出と、以前よりご一緒してみたかった音楽家・小澤時史さんのタッグ、そしてオリジナルミュージカルに精力的に挑み続けているイッツフォーリーズの面々との共演も心強く、とても楽しみです。とはいえ慎重すぎるほどに慎重で、事件解決には腰が重い中禅寺が、個性豊かな他の登場人物と、この度の事件と、どのように関わりを持っていくのか、、脚本と音楽が手元に届くのを心待ちにしたいと思います。きっと皆様にお目にかかる頃には、素晴らしい作品が出来上がっていることでしょう。この世には不思議なことなど何も無いのだから。<出演:吉田雄・コメント>京極夏彦さんの原作を読んだ時、難解だけど面白く、もし自分が配役されるなら、絶対、木場刑事をやってみたいと思っていたので、演出の板垣さんから指名されたときは感無量でした。初めての刑事役に全力で取り組み、板垣さんや初顔合わせの共演者の皆さんと火花を散らして舞台を作っていきたいです。劇団の先輩である駒田一さんと共演するのも今から楽しみです。イッツフォーリーズの舞台をご覧になったことがない方も是非、観ていただきたい作品にしたいと思っています。<出演:北村諒・コメント>榎木津礼二郎を演じます、北村諒です。すでに様々な展開をしている魍魎の匣。沢山の方に愛されている作品で、榎木津礼二郎を演じれること、とても嬉しく思います!原作のもつ雰囲気をしっかり舞台上で表現できるよう、そして観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、全身全霊で挑みます。学ぶことも多いと思うので、今から楽しみです!<出演:神澤直也・コメント>僕が演じる関口巽と僕の年齢は10歳ほど離れていますが、いかに違和感なく演じられるか、僕自身が演じることに意味があるようなキャラクターに仕上げていくのが課題です。『魍魎の匣』はミステリーが苦手な人にも面白いと思っていただける作品です。原作の面白さをミュージカルにすることでまた違った味わいが出て来ると思っています。■公演情報イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』11月10日(水)〜 15日(月)会場:オルタナティブシアター※未就学児童入場不可チケット料金:前売8,800円 / 当日9,300円 / 土日ソワレ割7,500円S707,500円(70歳以上、当日要年齢確認)他、割引有※全席指定・税込
2021年07月13日俳優の小西遼生が、イッツフォーリーズ公演ミュージカル『魍魎の匣』の主演を務めることが13日、明らかになった。同作は、京極夏彦による同名小説のミュージカル化作。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(小西)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。この作品を初ミュージカルとして演出するのは、日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』で第27回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞している板垣恭一。上演台本、作詞も同時に手掛け、作品の特徴ともいえる民俗的世界観をオリジナルミュージカルとしてどう創作していくのか注目となっている。主演の小西は、古本屋「京極堂」を営み、宮司にして陰陽師の「拝み屋」であるシリーズの主人公・中禅寺秋彦を演じる。話題となったミュージカル『フランケンシュタイン』(17・20年)では怪物役を演じて演出の板垣恭一ともコンビを組んでいる。ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』(16年)や『おれたちは天使じゃない』(21年)など、イッツフォーリーズの名作舞台作品でカンパニーを引っ張る吉田雄が正義感ゆえ暴走しがちな刑事・木場修太郎役に、舞台『刀剣乱舞』大坂夏の陣(21年)、『おそ松さん』シリーズのほか、数々の話題となった2.5次元ミュージカル作品で活躍し続けている北村諒が探偵の榎木津礼二郎役に、ミュージカル 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(20)年で好演した神澤直也が中禅寺の幼馴染で小説家の関口巽役に決定。さらに熊谷彩春、加藤将、池岡亮介、イッツフォーリーズ出身のベテラン実力派・駒田一ほか、様々な場で活躍する俳優陣とイッツフォーリーズのメンバーとで人気作『魍魎の匣』の初ミュージカルに挑む。公演は東京・オルタナティブシアターにて11月10日〜15日。○板垣恭一 (上演台本・作詞・演出) コメント「新作ミュージカルを一緒に作りましょう」と持ちかけられた僕は、どうせなら今までのミュージカルにないような題材をと考え、才人・京極夏彦氏の小説『魍魎の匣』を提案しました。ファンの方には「レンガ」と称される、あの分厚い小説です。複雑で多彩な人間関係、重厚な謎解き、そして昭和27年の日本。この傑作小説をミュージカルにしてみませんかと伝え、企画が動き出しました。見どころは大きく3つ。1つ目はスピード感。長大なストーリーを素早く展開させるノンストップ・ミュージカルを目指します。2つ目は原作世界観の再現。映像で投写されるのは、ひたすら「文字」です。聞きなれない言葉、難しい漢字をビジュアル化して、小説のページをめくっているかのような観劇体験を目指します。3つ目はキャストの妙。主演の小西遼生氏、元劇団員の駒田一氏を中心とする豪華な外部出演者と、劇団員が混ざり合って演技の火花を散らします。『魍魎の匣』は「百鬼夜行シリーズ」の二作目にあたり、時代設定は前作『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』同様、昭和27年(1952年)です。同年4月、サンフランシスコ平和条約が発効され、日本は主権を回復したと言われています。つまり現代日本がスタートした年なのです。もしかして京極夏彦氏はこのシリーズで「現代の古典」を書こうとされているのではないか、つまり現代に通底する真理を描こうとしてのではないでしょうか。本作では「科学」と「情念」という真逆な要素が絡み合います。それは、世界は計算で割り切れるはずと考えたい我々と、感情に振り回され己をコントロールできない我々、つまり今現在の私たちそのものだと僕は感じています。見たことのないようなミュージカルを作り出すのが目標です。劇場でお待ちしておりますので、どうぞご期待ください。○小西遼生 コメントこの度、中禅寺秋彦役を務めさせて頂きます小西遼生です。この複雑怪奇な物語に音楽をのせて、一からまた新たなるミュージカル作品を創れる喜びを感じています。馴染みある板垣恭一さんの脚本・作詞・演出と、以前よりご一緒してみたかった音楽家・小澤時史さんのタッグ、そしてオリジナルミュージカルに精力的に挑み続けているイッツフォーリーズの面々との共演も心強く、とても楽しみです。とはいえ慎重すぎるほどに慎重で、事件解決には腰が重い中禅寺が、個性豊かな他の登場人物と、この度の事件と、どのように関わりを持っていくのか、、脚本と音楽が手元に届くのを心待ちにしたいと思います。きっと皆様にお目にかかる頃には、素晴らしい作品が出来上がっていることでしょう。この世には不思議なことなど何も無いのだから。○吉田雄 コメント京極夏彦さんの原作を読んだ時、難解だけど面白く、もし自分が配役されるなら、絶対、木場刑事をやってみたいと思っていたので、演出の板垣さんから指名されたときは感無量でした。初めての刑事役に全力で取り組み、板垣さんや初顔合わせの共演者の皆さんと火花を散らして舞台を作っていきたいです。劇団の先輩である駒田一さんと共演するのも今から楽しみです。イッツフォーリーズの舞台をご覧になったことがない方も是非、観ていただきたい作品にしたいと思っています。○北村諒 コメント榎木津礼二郎を演じます、北村諒です。すでに様々な展開をしている魍魎の匣。沢山の方に愛されている作品で、榎木津礼二郎を演じれること、とても嬉しく思います!原作のもつ雰囲気をしっかり舞台上で表現できるよう、そして観に来てくださる皆様に楽しんでいただけるよう、全身全霊で挑みます。学ぶことも多いと思うので、今から楽しみです!○神澤直也 コメント僕が演じる関口巽と僕の年齢は10歳ほど離れていますが、いかに違和感なく演じられるか、僕自身が演じることに意味があるようなキャラクターに仕上げていくのが課題です。
2021年07月13日●「女優のお仕事をしていなければ曲を作れなかった」女優の小西真奈美が、アーティスト活動を始めて、5年目を迎えた。歌だけでなく、作詞作曲も手掛け、昨年11月にはアルバム『Cure』をリリース。その直後、ブルーノート東京で無観客配信ライブも開催し、成功を収めた。きっかけは2016年の舞台、『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」』でラップに初挑戦したことだった。小西の才能を見抜いたスタッフたちに推され楽曲制作を始めたところ、自分でも驚くほど曲が生まれ、2018年にはファーストアルバムをリリースするまでに。5月末に新曲「Dear my friend」をリリースした小西にインタビューし、音楽活動を始めたきっかけまでさかのぼるとともに、音楽活動への思いや女優業との相乗効果、新曲に込めた思いなどを聞いた。――5年前、どのようなきっかけで歌手活動を始めたのでしょうか。当時、KREVAさんの音楽劇に出演した時に「曲を作ってみたら?」という話になり、それがきっかけでした。自分で曲が作れることがわかり、人生でも衝撃的な出来事でした。20代ならまだしも、まだ自分の人生でこういう驚きがあるのかと自分で自分に驚きました(笑)。でも、こんなにたくさん曲が生まれてくるのであれば、カタチにしないと自分と曲に対して悪いような気もして、挑戦することにしました。――やってみてできることがすごいと思いますが、ご自身としても新たな発見でしたか?はい。最初は自分で紡いだ言葉を世に披露するなんて、人前でお芝居をすることよりも恥ずかしいと思っていたのですが、どんどん曲があふれ出てカタチになっていきました。プロデューサーさんと音を作っていく過程から完成した瞬間まで、ゼロから携わっているものが作品として具現化していくことは衝撃の連続でした。――最初に歌詞を考えるのですか? それともメロディーから?一番多いのはサビの歌詞とメロディーがまず浮かぶパターンです。でも歌詞先行で作る場合もあれば、トラックだけいただいて曲を作ることもあります。出来上がっている曲を一曲いただいて、部分的に変えて作る共同制作もありますし、いろいろな角度からですね。歌うことも好きですけど、この楽しみを知った時に楽曲制作も好きなんだって思いました。――女優業をしていたからこそ、言葉の表現など生まれてくる曲が心に響くのかなと思いますが、その強みは感じますか?女優のお仕事を先にしていなければ、曲を作れなかったと思っています。だいたいの場合、曲を作りながら映像が見えてきます。まるで、その曲を映画にしたものを観ながら曲を作っている感じというか。機材の名前や音色を知らない場合は、プロデューサーさんやトラックメーカーさんに頭の中の映像のイメージを伝えています。これは独特みたいです(笑)。台本もそうなんですよね。文字を題材に映像が見えている。これは子どもの頃からで、映像が浮かべば次のページに行けるみたいな感覚です。――台本は文字があるから映像が浮かび上がりやすそうですが、曲はゼロからの状態ですよね。はい。浮かぶタイミングは同時なんです。たとえば『スタンド・バイ・ミー』ならあの曲、みたいなセットがあると思いますが、曲を作る時にあの映像とあの曲が同時に頭に思い浮かぶような感じです。「特殊だよね」、「女優さんだからだよね」とよく言われます(笑)。――眠っていた才能に気づいた感じでしょうか?もちろん、1人の力ではありません。でも、音色を選ぶ作業がすごく楽しくて、頭の中に鳴っている音を追い込み、探して見つけて当てはめて、完成した瞬間はとてもうれしいです(笑)。もともと自分が歌うことになるとも思っていなかったので、人生いろいろあって面白いなと思います(笑)。●音楽活動が女優業にもプラス「切り替えがスムーズに」――歌手活動5年での変化はありますか?あります。最初は作っていく過程が楽しかった。誕生から携わっているものが、出来上がっていく工程がとにかく楽しい。それがだんだん人に届いて、その感想が自分に届いた時に、自分が作ったものがある人の喜びになり、その手助け、一部になれていることが自分の喜びになり、それがまた作りたいパワーになります。学ぶこともたくさんあり、それも楽しいと思うようになりました。――作曲だけでなく、ピアノにも挑戦されているそうですね。まだ全然ひよっこですが、2年ほど前から始めました。いつか弾き語りもできたらいいなと思いながら、ただただ練習している段階です。披露できる段階になったら、画面を通してやるのではなく、その空間に来てくださった人にだけ、「失敗してもごめんね」みたいな感じでやりたいですね。なんでも10年やればものになると言いますので、今日明日で出来なくても長い目で日々努力しています。――新たな生きがいができて、音楽活動を始めてからのほうが生き生きしているのでは?楽しいです(笑)。時を忘れて楽曲制作をして完成した時は、細胞の奥から喜びを感じています。自分で作っているので、誕生の瞬間からリリースする直前まで携わっていられるので、その面白さはあります。――歌手活動以降、女優活動にもプラスになるなど、相乗効果を感じますか?(お芝居と音楽は)まったく違うものなので、クリアな状態で作品に臨めています。先月まで舞台をやっていて翌日から違う作品に入ったのですが、音楽があるので、一度そこでクリアな思考や気持ちになり、また次の作品に向き合えています。まったく違うところに飛べるので、それは私の中で一番いい効果かなと思っています。――以前は切り替えが大変だった?(作品が終わると)一度旅に出ていたくらいです(笑)。でも今は自分が書いて、リズムマシンを鳴らし、好きな音楽を聴くだけでもいい。ちょっとピアノを弾いてみるとか、音に触れる時間を過ごすことで、切り替えがスムーズにできています。●友人への想いを乗せた新曲有観客ライブにも意欲――今回の配信中の新曲「Dear my friend」は、どういう曲でしょうか?友達についてダイレクトに書いた曲で、もともと作ってあった自分としては大事な曲です。苦楽をともにした友達たちとのかけがえないの時間が長くあり、今だから書けたという思いが自分の中にあります。また、コロナ禍で頻繁に人に会えないけれど、何かあったら駆けつけるし、気持ちはいつも寄り添っている。そんな実体験から生まれているものですね。――歌詞の中で思いが強い箇所や、こだわったところはどこでしょうか?あえて言うなら、サビとサビの間の『10年後はネタにしちゃって~』のパートでしょうか。20~30年来の友達との時間の中で築けていたものがなければ書けなかっただろうなと思います。今までこうやって生きてきたし、今後もこうやって生きていくと思います。今後もそうして生きていくであろうことが1ミリの疑いもなく想像出来て、そういう未来を一緒に見ていきたい人が回りにいたから書けたというか、そんな感じがします。――メロディーへのこだわりはいかがでしょうか?入口はピアノでシンプルに入りたいなと思っていて、曲全体もシンプルだから、その中で世界観を感じるようしたかったです。友達の歌なので寄り添ってわいわいみたいな感じや、和やかな感覚になってもよいのですが、もっと深いところでつながっているというのが伝わればいいなと思ったので、入口はシンプルにしました。――そういう表現は、歌手としての経歴を重ねてこそ生まれたものなのでしょうか。それもありますが、今回は学んできたことや、やってみたいことを一回削ぎ落して、一番シンプルに戻りました。聴いた人が、声が寄り添って感じるように。――今後、表現者として、どのような目標を掲げますか?歌手活動を30代後半で始めましたが、年齢を重ねていくと、もうこれはできないとか躊躇したり、そういうことありますよね。でも、歌が作れる自分の人生に驚き、去年初の単独ライブをブルーノート東京で無観客でしたり、驚きがあります。これからも最初に曲を作った時の喜びや、情熱がなくならない限り、チャレンジは続けていきたいです。今度はブルーノート東京で、有観客でやりたいですね。■小西真奈美1978年10月27日生まれ。1998年、つかこうへい演出の舞台『寝盗られ宗介』でデビュー。映画『阿弥陀堂だより』でブルーリボン賞新人賞・日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、また『のんちゃんのり弁』で毎日映画コンクール女優主演賞・ヨコハマ映画祭主演女優賞など多数受賞。そのほか代表作に、映画『振り子』、ドラマ『小児救命』『Nのために』『半分、青い。』、舞台『赤鬼』(演出:野田秀樹)、『悼む人』(演出:堤幸彦)など。2016年5月23日にリリースしたKREVAのカバー曲となるシングル「トランキライザー」が、iTunesヒップホップチャートで1位を獲得。2018年10月24日、メジャー1stアルバム『Here We Go』をリリース。女優・アーティストとして幅広く活躍中。Photo by ROBIN FURUYA
2021年06月21日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が先月28日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』で、動画「田村正和さんに感謝の気持ちをお伝えさせてください」を公開。4月3日に心不全で亡くなった俳優・田村正和さんの知られざる人柄について語った。1999年に放送されたドラマ『美しい人』(TBS系)で、田村さんと共演した宮迫。台本の読み合わせで、共演者の柳沢慎吾が、セリフにあった「最中」という漢字を“もなか”ではなく、“さいちゅう”と読み間違えたそうだが、「芸人魂で、一瞬ツッコもうかと思ったんですけど、そんな空気じゃないんですよ。初めての本読みだから、ものすごい緊張感なんです」というエピソードを披露。その後、主演の田村さんのセリフにも、「最中」が登場したため、「被せてわざと“さいちゅう”って言ってくれるんじゃないかって、ものすごい期待して。なんとなくみんなも期待してた」というが、田村さんは、柳沢に被せることなく、“もなか”と発言。「大スターの役者さんが、被せなんかせーへんかって。周りの人も一瞬、そりゃあ言わないよねっていう空気になった」そうだが、「その瞬間、ちょっと間を置いて『……“さいちゅう”って言った方が良かった?』って。うわー! おしゃれー! って。おしゃれな笑いの取り方で。素敵やろ?」と、懐かしそうに振り返った。チャーミングな一面をのぞかせた田村さんだったが、ドラマ撮影中も、「僕のことを、現場に行くたびにイジってくれた」と言い、「最高に素敵な方やったんですよ。本来なら、俺みたいな若手の芸人が声をかけられるような人じゃないのに、すごくそこを開けてくれるんですよ」「おしゃれで素敵な人で、どんだけ憧れても、あんな人にはなられへん」と、分け隔てなく接してくれた田村さんに感謝。打ち上げの飲み会でも親交を深めたことを明かしつつ、最後は、「本当に残念なのは、どんな形でもいいから、お仕事を一緒にしたかった」と神妙に語っていた。
2021年06月02日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が先月28日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』に出演。4月3日に心不全で亡くなった俳優・田村正和さんとのエピソードを明かした。この日公開された動画「田村正和さんに感謝の気持ちをお伝えさせてください」で、田村さんとの思い出を振り返った宮迫。1999年に放送されたドラマ『美しい人』(TBS系)で、田村さんと共演した宮迫は、「連ドラが初めてで、すごく緊張してて。若手のお笑い芸人が連ドラに出ることが、ほぼほぼなかった時代なので、周りに知り合いも友達もいなかった」と話し、「初めての顔合わせのときに、そうそうたる出演者のみなさんがいる中で、誰とも口をきかない状態で端っこの方にいたんです」と、当時の撮影現場を回顧。慣れない環境で人見知りをしていた宮迫が、リハーサル室に置いてあった椅子に座ると、「なんか周りがヒソヒソ不穏な空気が流れてた」と言い、「当時はまだ尖ってた時代でもあったので、『芸人が場違いな場所にいる』みたいなことを言われてんやろうなと思って」と、誰とも目を合わせずうつむいていたそう。しばらくして、人の気配を感じて顔を上げると、主演の田村さんが目の前に立っており、「おはようございますも言えないくらいビックリして。だって、子供の頃から観てたスーパースターが立ってるわけですよ」と、突然のことに大焦り。すると、田村さんが「それ、僕の椅子」と笑顔で話しかけてきたそうで、「僕、現場のルールを知らなかったんですけど、“田村チェア”っていう田村さんの特別な椅子がどの現場にも置かれてたんです」「『すみません! 僕、全然知らなくて……』って言ったら、『構わない。ただ、僕の椅子に座ってた人は初めてだよ』って。初対面がそれやったんです」と述懐。何も知らずに、“田村チェア”に座ってしまった宮迫だったが、「優しいフォローをしていただいて。その場も盛り上がって、ちょっと俺も打ち解けた感じになって」と、田村さんの優しさに大感激したことを打ち明けていた。
2021年06月01日元SMAPでタレントの草なぎ剛が23日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、女優・小西真奈美への思いを語った。この日公開された動画「大河があるのにやっちゃいます!舞台『家族のはなし PART1』が2年ぶりに再演決定しました!」で、主演舞台『家族のはなし PART1』の再演を喜んだ草なぎ。同作では、20代の頃に、つかこうへいの舞台『蒲田行進曲』で共演した小西が出演しており、「真奈美ちゃんとは同志ですね」「何十年かぶりの共演だったんだけど、もうずーっと心の中に、小西真奈美ちゃんっていうのがあって」と、秘めた思いを明かした。「本当に今の僕があるのは、『蒲田行進曲』のおかげ」だという草なぎは、「1日10時間くらい口立てで、真奈美ちゃんと叫んで泣いて。僕自身も、つかこうへいさんにお芝居の扉を開いてもらったんですよ。真奈美ちゃんも、そのとき初舞台だったの」「とても熱い毎日を。だって、1日10時間くらいずーっと叫んで稽古してるってさ。今はもうできないもんね。多分寝ちゃうと思うよ(笑)。1日2回くらい通ししてたから、すごかったよね」と、当時を懐かしそうに振り返った。一方、再演する『家族のはなし PART1』は、「日常を切り取ってるところが多くて、劇的なことは起こらない。ゆえに、芝居をするパートナーの方が重要」だと話した草なぎ。それゆえ、「だから真奈美ちゃんじゃないと、この『家族のはなし』はできないなと思ってて。それはやっぱり『蒲田行進曲』で、あの苦楽を共にした真奈美ちゃんなんだよって感じなんだよね」「真奈美ちゃんとは、あうんの呼吸というか。そういうのがあると思う」と、感慨深げに話していた。
2021年04月30日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が3日、次長課長・河本準一のYouTubeチャンネル『河本じゅんちゃんねる』に出演。動画「【神回】宮迫さん初大号泣!雨上がり決死隊の宮迫博之は僕の大好きな兄ちゃんです。」内で、相方・蛍原徹への切なる思いを語った。宮迫の不祥事により、2019年からコンビとしての活動を休止中の雨上がり決死隊。河本から、コントやネタへの意欲を聞かれると、「いや、全然あるよ」と即答し、「いつか単独ライブっていうのは。ずっとやってた時期があって。もし、“おかっぱ”さんがその気になってくれたら、いつかしたいね」と前向きにコメント。そんな宮迫に対し、河本が「一緒にコント番組をやりたい」と伝えると、「そやな」と答えつつ、「でも、自分の中で200万登録とか、そういうのを超えてからなのかなっていうのはあんねん」とも。現在、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」の登録者数は140万人だが、「200万人っていうのが、なんかトップユーチューバー感出るやん。そこを超えれば、自分の中で節目というか、もう一段階たどり着いた気がするから。そうなってから動こうかなと思ってます」という目標を明かした。さらに動画内では、感極まった河本が、「本当にみんな雨上がり決死隊が大好き。蛍原さんと宮迫さんが大好きなんです」と大号泣する場面も。「だから2人の活動を早く見たいと思って。僕は蛍原さんと宮迫さんが大好きで、僕がスベッても2人だけが笑ってくれたのが救いで。若い頃からずっと世話になってるんで、どんな形でもいいんで早く2人が笑ってるところが見たい」と嗚咽をもらすと、宮迫も「ありがと。頑張るから」と涙しながら、「絶対実現しますわ。おかっぱさんに土下座してでもやってもらうわ」と決意を新たにしていた。
2021年04月08日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が4日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』で、動画「有吉、結婚おめでとう」を公開。お笑い芸人・有吉弘行の結婚を祝福したほか、芸人としての魅力について語った。今月2日、前日にフリーアナウンサー・夏目三久と結婚したことを電撃発表した有吉。「有吉さん、夏目さん、ご結婚おめでとうございます!」と祝福した宮迫は、「いいなぁ、有吉。順風満帆どころの話じゃない。ずっと鼻の穴開いてんちゃう? 仕事はあるし、自分の冠番組がいっぱいあって、そのうえで……」と、仕事もプライベートも順調な有吉が心底うらやましい様子。有吉といえば、誰彼構わず秀逸なあだ名をつける芸で再ブレイクを果たし、いまやバラエティ番組にひっぱりだこの人気タレントに。そのきっかけはバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、品川庄司の品川祐につけたあだ名“おしゃべりクソ野郎”だったそうで、「“おしゃべりクソ野郎”事変って言われてるくらい、あんな的を射たあだ名がなかったですから」と振り返った。そんな有吉を、「能力が抜群にあったっていうことは、芸人みんな分かってたから」と称した宮迫。あだ名を披露するたびに大ウケしていた有吉に、「俺にもつけて」とお願いしたというが、「“薄らハゲのくせにクソナルシスト男”ですって言うてん。全然おもんないやんか。そんなウケへんかった。ややウケって、ただの悪口やからな。これあだ名ちゃうで」と苦笑しながら、エピソードを披露。いまや毒舌キャラを確立した有吉だが、「知ってる? ちょっと強めのこと、悪口を言ったあと、自分でめっちゃ笑うんですよ。でもあれは手法ですよ。あの技はすばらしいと思う」とその手腕を大絶賛しつつ、「でも家では言ってないんやろ? そんなことは。夏目さんと。本当にいいな。本当に幸せにね」と改めて結婚を祝福していた。
2021年04月07日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが21日、YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』で、動画「【コラボ】宮迫博之×千原ジュニア~2年ぶりの再会で全て語る~」を公開。雨上がり決死隊・宮迫博之に対し、伝えたいと思っていたことを明かした。反社会的勢力の忘年会で闇営業を行ったという不祥事が発覚し、芸能活動を自粛していた宮迫。所属事務所の吉本興業からも契約を解除され、昨年からは、YouTubeチャンネルでの活動がメインとなっているが、「やっぱり大変は大変。ここしかないのもあるし。生きていくっていう意味では、色々やっていくんでしょうけど」と心境を吐露。「テレビに戻りたい」という本音を漏らしつつ、「でも、テレビに戻りたいっていう感覚ではなかったりもするのよ。相方と何か、イベントであろうが何であろうが、後にできたらいいなと思う」と、コンビでの活動を目標としていることを明かした。そんな宮迫に対し、「俺は今回、一個だけ言いたいなっていうのがあって」と、真剣な表情で切り出した千原。「あのとき一緒に闇営業に行ったヤツを呼んだってほしいです。それぞれがYouTubeやったりしてるから。だから俺なんかより、くまだまさしやレイザーラモンHG、スリムクラブを呼んだってほしい」と伝えると、宮迫は大きくうなずきながら、「うん。そこやねん……」とポツリ。千原は、「向こうが断るかもしれない。俺は、宮迫さんからしか事件の話を聞いてへんから分からないけど」と前置きしながら、「でも、声はかけたってほしいねん」と再度、懇願していた。
2021年03月26日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが21日、YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』に出演。動画「【コラボ】宮迫博之×千原ジュニア ~2年ぶりの再会で全て語る~」内で、雨上がり決死隊・宮迫博之と飲みの席でケンカに発展したエピソードを披露した。あるとき、元芸人が経営するお店に、後輩を連れて飲みに行ったというジュニア。すると偶然、宮迫が後輩たちと飲んでいたそうで、「俺も宮迫さんと飲むのも久しぶりで。『アメトーーク!』のあと一緒に行くとかもなかったから」と思い、同席することにしたそう。しかし、「陰で言われてるんですよ。宮迫さんが酒飲んだらこうや~とか。ほんならマジで、聞いてる以上やでっていう自慢をずっとする」状況だったと言い、「“宮迫博之伝説、宮迫博之が語る”。まじで4時間いった。俺が『M-1』の審査員だったとき、こうでこうでって。後輩たちも、ホンマですか! アハハハハ! ってやってるわけ」と苦笑い。あまりの長丁場に、「これなんやねん!」と怒りが湧いてきたジュニアは、「ちょっとこれ不健康やで。陰で言われてるのもあったから、宮迫さんのためにならへんっていうのもあって。そんなことここで言うてるのもダサいから、オモロイことで勝負しましょうよ!って」と横やりを入れたものの、宮迫は、「そんなんちゃうねん」と一蹴。終いには、マイクを持った宮迫が、「ジュニア、何聴きたいねん?」と言ってきたそうで、「歌!? ってなって。ほんで、フルで『ラヴ・イズ・オーヴァー』を聞かされて、後輩がワアアアアアー! ってなってて。これはちょっと、えらいとこ行ってはんなって思った」と振り返った。この話を聞いた宮迫は、「言うてることの7割はほんま」と肯定しつつ、「楽しく飲んでんねん。俺が金払って飲んでるわけやし、後輩たちがうんうんって聞いてても別にええやん」と不満顔。「そこに、“大喜利しましょうメンバー”が来られても……。何回も、勝負しましょうや! って。楽しく飲んでんねん。今仕事じゃないねん。絡んでこんといてっていうことをずっと言ってた。それで最後に、もうええやん、歌聴いて帰ろうっていうので歌った」と真相を説明し、「お前のところの後輩も喜んでたな。信じられんくらい上手い! って言うてくれてたわ」と、明かして笑いを誘っていた。
2021年03月25日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が21日、YouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』に出演。長い付き合いがあるものの、“犬猿の仲”とされている千原兄弟・千原ジュニアに対し、謝罪したかったことを打ち明けた。この日公開した動画「【犬猿の仲】千原ジュニアとの間に起きた数々の揉め事について検証トークしました」内で、約2年ぶりの対面を果たした2人。ジュニアを前に、「うれしさ反面、謝らなきゃいけないこと、色々話したいことがあってさ」と話し始めた宮迫は、2001年に起こったジュニアのオートバイ事故について、「事故で死にかけたやんか。死にかけたときの、あそこの謝罪がちゃんとできてないのよね」とつぶやくように告白。当時を振り返り、「仲良くはないねんけど、俺の中で、ダウンタウンに勝つためにどうすればいいか? の一番手がジュニアやったから。俺らは人気はあったけど、カリスマ性がない。俺が求めても得られないものがあって、同世代の頂点がジュニアやった。ジュニアを獲得しなければ、ダウンタウン、松本人志さんに勝てるわけがない。ジュニアと一緒になったら、もしかしたら……っていうのがあった」と語った宮迫。そんなジュニアへの熱い思いを秘めていたころ、雨上がり決死隊と千原兄弟がメインを務める新番組がスタートすることになり、「めちゃくちゃ期待してたというか。担ぎたいと思ってたヤツと、一緒に仕事ができるって、ものすごいテンション上がってて」と、大喜びしていたそう。しかし、新番組の打ち合わせの翌日に事故が起こり、「みんなが心配してるのに、俺だけ『何してくれてんねん!』ってキレててん。俺の中ですっごい思いがあって。どちらかというと、“お山の大将”タイプやから、後輩を担ぐってなかなか考えへんことやったから。勝つための一番の武器やと思ってた人が、そうなったときに、俺すっげーショックで……。いまだに忘れんくらい覚えてる」と、正直な気持ちを吐露。それ以降、ジュニアと会うと、「なんか揉めるようになってん。しゃべることがずっとズレるのよ。俺の思いとジュニアの思いが違うから」と、そりが合わなくなってしまったことを明かすと、黙って話を聞いていたジュニアは、「そういう思いがあるとは、俺は知らんからね」と返していた。
2021年03月25日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」にメインMCとして出演。自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」のスタッフ3人も登場した。一連の闇営業問題後、芸能活動を休止していた宮迫は、昨年1月29日に自身のYouTubeチャンネルとブログを新設。活躍の場をテレビからネットに移して発信してきた。この日の関コレでのMCは宮迫にとって久々の大舞台。「これだけの人の前に出るのは久しぶりすぎて。何年ぶりか…。緊張しています。すごい震えています」と吐露するも、ランウェイを歩くと指ハートや自身の持ちネタである「宮迫です!」を披露し、会場を盛り上げた。「宮迫博之スペシャルステージ」と題されたコーナーでは、YouTuberのヒカルが考案したドッキリを仕掛けられ、落とし穴に落とされた宮迫。このコーナーには、宮迫のYouTubeチャンネルのスタッフ、おりょー、ニシキドアヤト、つつみひろきも登場した。その後、ステージの合間のトークタイムに、再びスタッフ3人が登場。宮迫がニシキドアヤトについて「錦戸亮くんのいとこです」と紹介すると、ニシキドは「錦戸亮のいとこ、やらせてもらっています」とあいさつ。宮迫が「ちゃんと見たら男前なんです」と言うと、「しっかり血は引いています」と話した。宮迫とスタッフ3人は、ステージでYouTubeチャンネルをアピール。「チャンネル登録をぜひよろしくお願いします!」と呼びかけ、その場で登録している人たちの姿を見て、「うれしい」「ありがとうございます!」と喜んでいた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。
2021年03月08日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」にメインMCとして出演した。一連の闇営業問題後、芸能活動を休止していた宮迫は、昨年1月29日に自身のYouTubeチャンネルとブログを新設。活躍の場をテレビからネットに移して発信してきた。この日の関コレでのMCは宮迫にとって久々の大舞台。「これだけの人の前に出るのは久しぶりすぎて。何年ぶりか…。緊張しています。すごい震えています」と吐露するも、ランウェイを歩くと指ハートや自身の持ちネタである「宮迫です!」を披露し、会場を盛り上げた。また、YouTubeを始めた感想を聞かれると、「始めるつもりではなかった状態で始めることになりましたので、今こうやってこんなステージに立てるようになるなんて夢にも思っていませんでしたから、よかったです」と答えた。さらに、今後やってみたいことを聞かれると、「今後はいろんな方と…。(YouTuberの)ヒカルくんもそうですが、本来は会うことはなかったであろう人たちと出会ったことによって今の現状があるので、もっといろんな人と出会って、つながりをもちたいですね」と回答。「出会いが人生すべてですから」と熱く語り、「本当に助けられています」と感謝した。ヒカルも関コレに出演。宮迫を落とし穴に落とすという、ヒカルが考案した宮迫へのドッキリ企画も行われた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。
2021年03月08日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」に出演。「宮迫博之スペシャルステージ」と題されたコーナーではYouTuberのヒカルらにドッキリを仕掛けられ、落とし穴に落とされた。宮迫はステージ上で育毛剤の宣伝ソングを熱唱していたが、歌い終わったタイミングで足元のステージが開き、そのまま落下。「うわああ! え、何?」と驚くと、宮迫のYou Tubeチャンネルを制作するスタッフが駆け寄りドッキリだったことが明かされた。宮迫は「50(歳)を落とすな。骨折れるで。気持ちよく歌っていたけど、おかしいと思っててん。なんでこの客層の前で育毛剤の歌を歌ってるのかって」と苦笑いだった。宮迫は2019年に闇営業が報じられ、吉本興業との契約を解消。昨年1月29日にYouTubeチャンネルを開設し、活躍の場を地上波からネットに移してきた。YouTubeで共演しているヒカルは「やっと大きな舞台で宮迫さんと絡める。お金がかけられると聞いたので落とし穴を作った」と話し、「最高でしたよ。テレビから落ちて、関コレでも落ちて」と闇営業問題以降、テレビに出演していない宮迫をイジった。宮迫は「落ちるのはもうこりごりやねん。現在テレビには出られません」と力なく笑っていた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。
2021年03月07日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」にメインMCとして出演した。一連の闇営業問題後、芸能活動を休止していた宮迫は昨年1月29日に自身のYouTubeチャンネルとブログを新設。活躍の場をテレビからネットに移して発信してきた。この日の関コレでのMCは宮迫にとって久々の大舞台。会場は新型コロナウィルス感染防止のため入場人数を制限しての開催となったが、「これだけの人の前に出るのは久しぶりすぎて。何年ぶりか…。緊張しています。すごい震えています」とガチガチ。観客席に向かって「(コロナ対策で)声を出せない状態ですがみなさん、大丈夫?(自分が出てきて)何人かキレている方いらっしゃいませんか?」と苦笑いだった。同じくMCを務めるFM大阪のDJ・KOJIとみぃから「歩いてみません?」とランウェイを提案されると、宮迫は「マジですか。いいですか…」と戸惑いながらも歩くことに。軽快な音楽に乗せて闊歩し、ランウェイ先端に到着すると指ハートと自身の持ちネタである「宮迫です!」と披露した。「50歳ですよ、むちゃくちゃ恥ずかしい。恥ずかしさと気持ちよさの複雑な感情」と照れながらも、「みなさん優しく手を振ってくれて。ありがとう!」と来場者の気遣いに感謝した。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。
2021年03月07日眞栄田郷敦と小西桜子が、鈴木亮平主演「レンアイ漫画家」に出演することが決定。眞栄田さんが主演し、小西さんも出演するスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」が配信されることも明らかになった。漫画一筋で恋愛が超苦手な少女漫画家・刈部清一郎(鈴木さん)とダメ男ホイホイと呼ばれる崖っぷち女子・久遠あいこ(吉岡里帆)が繰り広げる、笑えて、ほろっとくるコミック・ラブストーリー「レンアイ漫画家」。本作で眞栄田さんが演じるのは、あいこの行きつけのカフェ&バーで店長代理として働く店員・二階堂藤悟。心優しく聞き上手で、仕事や恋に悩むあいこの愚痴聞き役。また、二階堂の何気ない行動が伏線となり、物語が意外な展開に動くことも。眞栄田さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初めてで、連続ドラマの出演は「ノーサイド・ゲーム」「私の家政夫ナギサさん」に続き3作品目。また、鈴木さんや吉岡さんとの共演も初となり、「テレビなどで見ていて、鈴木亮平さんや吉岡里帆さんは役者として尊敬するお二人でしたので、ご一緒出来ることがとても光栄に思いました。撮影がより楽しみになりました!」と出演決定時をふり返る。役柄については「ぱっと見は、少しチャラチャラしたように見えますが、真っすぐで素直な人物だと思います」と説明し、「演じる上で、動きや仕草にチャラチャラした感じを取り入れています。でも、ただチャラいイメージにはしたくないので、バランスは難しいです。かっこよさやモテ要素は木村拓哉さんを参考にしている箇所があります」と明かす。そして小西さんが演じるのは、二階堂の店の店員で、彼に好意を寄せている伊藤由奈。二階堂と同様にあいこの愚痴聞き役で、あいこの恋愛ミッションに協力的だが、二階堂とあいこの関係性に嫉妬することもしばしば。『初恋』「猫」など、昨年出演した映像作品は12作品にも及ぶ注目の若手女優・小西さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初。「フジテレビのドラマに出るのは初めてで、とてもうれしかったです!この作品は王道のラブコメディーなので、キュンキュンしながらも楽しんでいただけるドラマをお届けできればと思います」と出演を喜んだ小西さんは、「私が演じる伊藤由奈という役は、見た目はいまどきの女の子で、吉岡さん演じるあいこさんとは対照的な恋愛経験豊富な役どころです。二階堂を巡ってあいこさんとライバル関係になったり…、いろんな登場人物と絡んで行くところに注目していただければと思います!」とアピールしている。そして、眞栄田さんが主演を務めるスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」の配信も決定。二階堂と由奈を中心としたテンポの良い掛け合いをベースに、男女の恋愛観の違いをテーマに展開されていくシチュエーションコメディとなっている。このスピンオフドラマについて眞栄田さんは「スピンオフはよりコメディー要素が強くなっています。二階堂と由奈の本編では描かれない面も出てきますので、本編よりも笑ってご覧いただければと思っています」と言い、小西さんは「気軽に楽しんでいただける作品になっていると思います。本編では描かれていない由奈のクレイジーさが予想を裏切っていき、その変化を楽しんでいただけるかなと思います!」とコメントしている。「レンアイ漫画家」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。スピンオフドラマ「レンアイ格闘家」はFODにて独占配信。(cinemacafe.net)
2021年03月02日蛍原徹(53)が2月24日放送の『あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~』(テレビ東京系)で、相方・宮迫博之(50)とのやり取りを明かす一幕があった。「蛍原さんは収録前日に、宮迫さんと1分ほど電話したことを明かしました。昨年11月以来、およそ3カ月ぶりの会話だったそうです。また昨年7月には直接会って今後について話し合ったそうですが、これまでのように具体的な内容は語りませんでした」(テレビ誌ライター)チャンネル登録者数136万人を誇る宮迫は、サブチャンネルを開設するなど精力的。そんななか、YouTube開始からちょうど一周年にあたる1月30日には「『最初のテレビ復帰はアメトーーク』発言を撤回いたします」と題した動画をアップ。当初から「テレビに戻りたい」と公言していた宮迫が、今後の決意を表明したのだ。「これまで『アメトーーク!』(テレビ朝日系)以外の出演オファーもあったそうですが、信念を貫くために断っていたそうです。ですが今後は、オファーがあるものに関しては引き受けていく方針に転換。蛍原さんにも報告したと明かしていました」(前出・テレビ誌ライター)だが宮迫のYouTubeでの言動は、裏目に出ていることもあるようだ。宮迫は決意表明した翌日、“吉本に戻りたい人”と題する動画をアップ。だが吉本興業の大崎洋会長は、FRIDAYの直撃に対して「もう戻らんでええと思うで」と一蹴。「いちいちYouTubeでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよ」と突き放している。他にも宮迫のYouTubeでの言動は、たびたび物議を醸している。「昨年末にはヒカルさん(29)と宮迫さん、手越祐也さん(33)の3人で集まった“焼肉宴会”の動画がアップされました。そのなかで宮迫さんは『誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん!』など、ある芸能人を揶揄。名前の部分は消音されましたが、人物を特定する憶測が飛び交うなど波紋を呼びました。またつい先日も今田耕司さん(54)がトーク番組で、宮迫さんのYouTubeでの言動について厳しい意見を述べました。すると今田さんのYouTubeチャンネルに《謝罪動画出しなさい》《YouTube辞めたら?》など、コメント欄が荒れる事態に。宮迫さんは緊急動画をアップし、心ないコメントを控えるよう呼びかけました。たしかに、宮迫さんのYouTube展開は好調といえるでしょう。ただそこで発信すればするほど、今もなお多くを語らない蛍原さんとの温度差は広がるばかりです」(芸能関係者)最終目標として『アメトーーク!』への復帰と“蛍原の隣に戻ること”を掲げている宮迫。そのための模索は続くようだ――。
2021年02月25日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が10日、自身の公式YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で、島田紳助さんと電話でトークを繰り広げた。「【神回】島田紳助師匠が電話出演してくれました【ガチ】」と題して公開された動画で、宮迫が島田さんに電話をつないだ。そして「今、YouTubeの動画を回しているんですけど、お声の出演だけっていいですか」と聞くと、島田さんは「おう…別にええけど…(笑)」と快諾した。島田さんは最近の芸能界について、「(事務所を)辞められるようになったんやな。民主的になってきた。芸能界どんどん変わって、そうなっていったら、みんな辞めていくよな」と語ると、宮迫は「まあまあ僕が開いた記者会見あたりから、きっかけになってしまっているのかなっていうことに関しては、芸能界の方々に申し訳ないなとは思ってはいるんですけど」と話した。そして島田さんが「あとは義理を感じる会社やったか、感じひんかった会社かって、個人の感じの違いやもんね」と言うと、「僕は感じております。感じておりますので、何とかしたいなと今、もがいております」と宮迫。それに対して、島田さんは「でも吉本戻った方がええよ。戻ってから辞めんのやったら辞めたらええねん。なんか変な感じで辞めてるからよくないわ」とアドバイス。さらに島田さんは、自身については「辞めてからもいろいろ声かけていただくけど。ネット見てたら、『復帰を画策してる』みたいなの書いてあったけど、1ミリも戻ろうと思ったことないよな」と話していた。
2021年02月11日新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘3』に出演する、小西詠斗さんにお話を伺いました!1度のリハーサルで即本番。しかも一度スタートしたら最後まで止まれないノーカットの一発勝負。アドリブ力が問われる舞台に近いスリリングな状況をテレビの世界に持ち込んだ、新感覚ドラマ『テレビ演劇 サクセス荘』の第3期がスタート。「稽古はないしノーカットなんで、放送の尺にうまく合わせなきゃいけなくて、毎回、舞台とはレベルが違うパニックです(笑)。途中でお芝居をテンポアップさせたり延ばしたり、アドリブで調整していかなきゃいけなくて苦労しました」そう話すのは、第2期より参加の小西さん。前回は「必死すぎて何も考えられず、一瞬で終わってしまった」そう。新シリーズが始まっても「やっぱ慣れません」と苦笑い。「毎回、台本と違うことが普通に起こるんです。結構セリフを噛んじゃったりしたんですけど、共演のみなさん…とくにゴーちゃん役の和田雅成さんがツッコんだりしてくださるんで、失敗すると、ついゴーちゃんを見てしまいます。僕は予想外の展開が好きなんで、いろいろ起きてほしかったりするんですけど(笑)」演じるケニーは、マジシャンを夢見る青年。しかし時には超能力めいた不思議なパワーを発揮することも。「場の空気が読めない、ちょっと浮いたキャラクターです。相当変わっているようなので、この先、みなさんの予想を超えるようなお芝居も入れていけたらと思っています」サクセス荘は成功を夢見る若者たちが暮らすシェアハウス。小西さんにも、そんな頃があったのだろうか。「もともと俳優を目指していたわけじゃないんです。でも初めて小劇場の舞台に立った時、俳優としてやっていけたら幸せだなって思うようになりました。稽古が始まった当初は何もできなかったんですが、稽古が進むうち、台本を何度も読み込んで次はこういう言い回しにしてみようって考えるようになって。そうしたら、ちょっとですが評価されるようになり、嬉しかったんですよね。同じ台本でも演じる人によって違いますし、正解がないので、それをずっと考えられるのが面白いです」今後、「自分からアドリブを仕掛けられたら」との果敢な発言も。「見て、どこが台本でどこがアドリブか考えるのも楽しいですよね」『テレビ演劇 サクセス荘3』毎週水曜25:28~テレビ東京ほかにて放送中。脚本/徳尾浩司、川尻恵太(SUGARBOY)、ニシオカ・ト・ニール監督/川尻恵太出演/和田雅成、高橋健介、髙木俊、黒羽麻璃央、spi、立石俊樹、有澤樟太郎、定本楓馬、玉城裕規、寺山武志、小西詠斗、唐橋充(劇中部屋番号順)©「テレビ演劇 サクセス荘3」製作委員会こにし・えいと2000年1月21日生まれ、広島県出身。舞台『刀剣乱舞』堀川国広役で注目される。1月21日に初の写真集『瞬間』が発売されたばかり。春に上演予定のミュージカル『黒執事』への出演も控える。※『anan』2021年2月3日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年02月01日