「実は、以前の日本青年館ホールは、僕の両親が結婚披露宴をした場所らしいんです。当時は最新の会館だったんでしょうね。今はリニューアルして姿は変わっていると思いますが、そこでお芝居をするなんて。家族も見に来ると思いますし、不思議な縁を感じます」そう語るのは、この夏、東京・日本青年館ホールで上演される舞台『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』(8月30日~9月23日まで)の稽古中の稲垣吾郎(45)。昨年夏、京都で上演した同舞台は、ひとつの恋を失った男が新たに3人の女性と出会う大人の恋の物語。そして今回は、昨年11月に亡くなった作曲家・佐山雅弘氏の追悼公演となる。「本当に残念です。でも、悲しんでばかりいるのは、亡くなられた佐山さんも望んでいることではないと思うので、僕らが遺志を引き継いで伝えていきたいです。今回は息子さんが代わりにピアノを担当されるので、佐山さんも天国から温かく見守ってくれるのかなと思いながら……。歴史ある京都の劇場で始まった公演が、東京の日本青年館ホールという最新の劇場で上演できることも楽しみですね。劇場の周辺は、国立競技場を含め、以前の面影もないほど変わっていますから。2020年に向けて盛り上がっているホットな場所でお芝居できることも、うれしいですね」キャストも昨年に引き続き、安寿ミラ(59)をはじめとする大人の女性3人との共演となる。「今回は、一度できあがったものを、また違ったところから展開させます。よりクオリティーの高いものをお届けすることができるのではないかと思っています」そんな情熱を込めて臨む舞台だけでなく、最近ではSNSやネットメディアなど新たなフィールドへと活躍の場を広げている稲垣。今年3月には、惜しまれながらも『ゴロウ・デラックス』(TBS系)が終了したばかりだが、“テレビの時代”を牽引してきた彼が今見据えるものとは何なのだろうか。「『ゴロウ・デラックス』で培ってきた人脈や興味は、今後も継続していきたいです。今、月イチでやっている『7.2新しい別の窓』(AbemaTV)で“インテリゴロウ”という対談のコーナーが新しく始まりました。放送では10分程度ですが、1時間くらいお話ししてぜいたくに収録しています。今後は作家さんや映画監督さんに限らず幅広く文化人の方をお招きし、ロケに行くこともあると思いますので、楽しみですね」どんな状況であれ、時代はどんどん変わっていくもの。「そこはついていかなきゃいけないし、逆に引っ張っていかなきゃいけないという思いもありますね。メディアの形も変わっていくのは当然で。でも、古いもののよさもあれば、新しいもののよさもありますよね。僕らは『テレビだから、ネットだから』と分けて考えているわけではなく、モチベーションはまったく同じ。新しいことには常に意欲的に挑戦していきたいですし、起用したいとおっしゃる方がいればテレビもやっていきたいです」
2019年07月28日元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が7月19日、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さん(享年87)死去についてコメントを発表した。今月9日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のためこの世を去ったジャニー社長。3人は今月12日に都内で営まれた家族葬には参列しなかったが、「先週、ジャニーさんの家族葬が執り行われたと伺っております。僕らは、僕らのそれぞれの想いを込めて、今、自分達のいる場所からお別れをさせていただきました」と振り返った。続けて「どんな時でも背中を押してくれたジャニーさん、ありがとうございました。心からご冥福をお祈りします」と追悼した3人。訃報から10日、「ほかの元ジャニーズ事務所のタレントたちは続々と書面や自身のSNSでコメント。しかし普段は積極的にSNSで発信している3人が無言を貫いていたのです。そのためネット上では、3人のコメントを待ち望む声が続々と寄せられていました」(芸能記者)1991年にCDデビューし、国民的人気グループへと成長したSMAP。16年末に惜しまれつつ解散し、3人は翌17年6月にジャニーズ退所を発表。その際、ジャニー社長は異例の形で3人を送り出していた。「ジャニーさんは3人にエールを送り、SMAPについて『(S)すばらしい、(M)MEMORIES、(A)ありがとう、(P)POWER』と表現していました。この言葉に3人はいたく感動していたそうです。今回のコメントも、ジャニーさんへの恩返しだったのでしょう」(前出・芸能記者)
2019年07月20日昨年夏に京都で大好評を博した、稲垣吾郎の主演舞台『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』が今秋、東京で上演される。2012年から3度にわたり上演されてきた『恋と音楽』シリーズの進化系といえる作品だ。稲垣に話を聞いた。【チケット情報はこちら】『恋と音楽』に続き、鈴木聡(作・演出)とジャズピアニスト・作曲家の佐山雅弘(音楽)と再びタッグを組んだ本作では、ジャズミュージシャンとの生演奏とともに大人の恋物語が展開する。「錚々たるミュージシャンの方たちと舞台の上でやりとりできるのは、すごく贅沢なことですよね。一流だからこその余裕といいますか、毎回奏でる音楽の表情が違う。もともとジャズは即興の音楽ですから、僕ら俳優もあまり決めつけて演じてはいけない気がして。お互いに共鳴しながら日々変化していくというのが、この舞台の面白さのひとつだと思います」音楽に造詣が深く、オールジャンルを楽しむという稲垣は、この作品を演じている間は、自然と家でもジャズを聴くことが多いそう。今回は、昨年亡くなった佐山への追悼の意を表した公演でもある。「佐山さんが書かれたオリジナル楽曲はジャズをはじめ、ボサノバ、シャンソン、昭和歌謡のテイストまで入っていて実にバラエティ豊か。音楽の引き出しの多さに驚かされるばかりですし、一緒に仕事をしながら、真のエンターテイナーだなといつも感じていました」物語の舞台は、海の見えるホテルを兼ねたダイナーだ。そこで稲垣演じる男と、それぞれ事情を抱えた3人の女性が出会うが……。「鈴木さんが僕に当て書きしてくださったジョージという男は、恋しやすいところがユーモアたっぷりに描かれていてチャーミングなんです。これまで何作もご一緒してきて僕のことをよくご存知ですし、こういう部分をファンの方が見たいんじゃないかとか、リアルだけど僕自身ではない人物を作ってくださるのがありがたいですね」芝居と音楽の一体感も魅力の本作。「鈴木さん主宰・作・演出の劇団ラッパ屋の上質なコメディーの要素がありながら、音楽と歌でさりげないお話を描くという。僕たちが最初に目指したオリジナルミュージカルのひとつの完成形ができたかなと思っています。1幕と2幕の間にはショータイムがあり、京都ではスタンダードナンバーがメインだったところ、東京で曲も新たになり、衣裳も変わります。お話自体はサラっと観れるんだけど、ちょっとドキドキして甘酸っぱい気持ちになってもらえるものになっているので、ぜひリラックスして観にきていただきたいですね」公演は8月30日(金)から9月23日(月・祝)まで東京・日本青年館ホールにて。チケットは7月23日(火)より一般発売。ぴあでは7月21日(日)までWeb先行販売を実施中。取材・文:宇田夏苗
2019年07月19日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が19日、くも膜下出血のため9日に亡くなったジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんを追悼するコメントを連名で発表した。3人は「先週、ジャニーさんの家族葬が執り行われたと伺っております。僕らは、僕らのそれぞれの想いを込めて、今、自分達のいる場所からお別れをさせていただきました」と伝え、「どんな時でも背中を押してくれたジャニーさん、ありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。1991年にCDデビューし、数々の名曲を世に送り出したSMAPは、2016年末に解散。その後、稲垣、草なぎ、香取は2017年9月にジャニーズ事務所を退所し、「新しい地図」を立ち上げ活動している。
2019年07月19日ジャニーズ事務所は17日、公正取引委員会から注意を受けたとする同日の報道を受け、「今後は誤解を受けないように留意したいと思います」とコメントを発表した。この報道は、NHKが第一報を出したもので、元SMAPでジャニーズ事務所から独立した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人について、同事務所が民放テレビ局などに対して出演させないよう圧力をかけていた疑いがあるとして、公取委が独占禁止法違反につながるおそれがあると注意していたという内容。これに対し、ジャニーズ事務所は「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」と説明。その上で、「とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」とした。
2019年07月18日俳優・歌手の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』の東京公演が、8月30日から9月23日まで日本青年館ホールで上演される。同作は、2012年、2014年、2016年と3度にわたり上演された稲垣主演「恋と音楽」シリーズのクリエイター陣が集結し、再び稲垣とタッグを組んだ舞台。昨夏に京都で上演され、今秋パワーアップして東京にて上演される。作・演出は、数々のオリジナルミュージカルを手掛ける鈴木聡氏、音楽は、昨年11月に亡くなったジャズピアニスト・作曲家の佐山雅弘さんが担当。この強力タッグによるミュージカルを通じて稲垣は、それまで敬遠しがちだったジャズを身近に感じるようになり、音楽の幅が広がったという。自身に大きな影響を与えた同シリーズの魅力、そして、音楽への思いを稲垣に聞いた。――「恋と音楽」シリーズから定期的にミュージカルに挑戦されていますね。僕にとってミュージカルはずっとやってきたものではなく、軽く違和感がありました。もちろん歌も芝居も何十年もやっているんですけど、芝居しながら歌うというミュージカルはどこか不思議でふわふわする感じがあって、それでもようやく去年の京都公演くらいから自分なりにつかんできたものがあり、芝居をしながら歌うことを素直に楽しいなって思うようになりましたし、ミュージカル特有の違和感はなくなりました。ただ、僕らがやっているのはいわゆる大きなグランドミュージカルとは違い、もう少しこぢんまりしたイメージの中でジャズバンドでやっていくスタイルで、だから僕もできるという感じはあります。今の僕でも楽しみながらできて、ファンの方も楽しんでいただけるというのが鈴木さんと佐山さんが作ってきた世界観。それがまた新しい形で去年からスタートすることができ、ようやく東京公演もできることになってうれしいです。――東京公演で楽しみにしていることはありますか?日本青年館ホールで舞台をしたことがなく、初めてのステージ・舞台に立つのはすごく幸福感に満ちているもので、独特な喜びがあります。見え方も景色も変わってきて、同じ演目をやっても小屋が変わると違うものになるので。劇場によって発見もあり、新しい劇場というのは楽しみです。あと、お客さんの前でお芝居をして、同じ時間を過ごすというのは、この仕事をやっていても舞台だけなんですよね。新しい地図でファンミーティングとかやらせていただきましたが、役者としての自分を生で見ていただけるのは舞台。ファンの方も喜んでくださいますし、僕もこれまで舞台をやってきてお互いに成長できている感じがしています。――『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』は、歌やダンスによるショーが間にあり、そこも大きな見せ場ですね。ショータイムは音楽的な要素が強くなってくるので、一度見た方でもまた楽しんでいただけるようにブラッシュアップしていきたい。もうちょっとボリューム感のあるショータイムになると思います。――ボリューム感とは?曲数を増やしたいねっていう話があって、曲が変わるというのもあるかもしれない。せっかく新しい東京公演なので。ビジュアル的な部分で衣装や小道具も少しリニューアルして新しいものが見せられるんじゃないかなと思いますし、1回見た方でもまた楽しんでもらえるような内容にしたいと思います。――鈴木さんと佐山さんとのミュージカルは、音楽面でも影響を受けたそうですが、具体的にどのような影響を受けたのか教えてください。まずは佐山雅弘さんの音楽…ジャズですね。ジャズは心地よくて好きだけど、なんとなくかかっているというBGM的な感じで深く追求してこなかった。僕らはメインがポップスですし。でも、このシリーズでジャズを歌う楽しさを感じるようになりましたし、プライベートでも聞きたいなと思えるような音楽との出会いでした。絶対好きだろうなってわかっていたんですけど、どこから手をつけていいのかわからなかった。でも実際に彼らの生バンドの音を毎日近くで聞いていると好きになりますし、感覚的にジャズ脳になるというか、街でジャズが流れていても気になりますし、聞くときにそういう曲を選曲したり。佐山さんから具体的なジャズの楽曲やアーティストを教えてもらったこともあり、すごく影響を受けたと思います。――表現者としての幅が広がってそうですね。「ジャズに影響を受けてこの曲を作った」とか言いたいけど、作曲しているわけではないので(笑)。でも、絶対に影響は受けていると思います。例えば、映画を見ていても「ここでこういう音楽を使うんだ」とか、映画の見方が変わりました。歌うということに関しては、現代の音楽よりも歌いやすい。現代の音楽はジェットコースターみたいな音階で難しいんですよ。もちろんジャズを本当に歌うとなると難しいと思いますが、音楽の幅は広がったと思います。これからもジャズも歌っていきたいですね。歌は得意ではないですけど好きなので、1つの表現としてこれからもやっていきたいです。――歌に関して、日々努力していることや意識していることはありますか?ミュージカルとかは声がかれて劣化してしまうので、毎回自分のベストを出せるように喉のケアはすごく気にしています。病院に行ったり、吸入器を使ったり。あと、終わったあとはなるべくしゃべらないですし、電話は喉に負担がかかるので使わない。舞台中は声に関しては神経質です。――最後に、歌手・アーティストとして挑戦してみたいことを教えてください。新しい地図でも歌はやっていますが、個人としてもライブをやってみたいという思いはあります。このミュージカルによって音楽の幅が広がったと思いますし、いろんな形ができるんじゃないかなと。ファンの方も喜んでくれると思うので、できたらうれしいです。■プロフィール稲垣吾郎1973年12月8日生まれ、東京都出身。1991年にCDデビューして以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。俳優としては1989年にNHK連続テレビ小説『青春家族』でドラマデビュー、 1990年に『さらば愛しのやくざ』で映画デビューを果たし、ドラマや映画、舞台で活躍。2017年9月に、草なぎ剛、香取慎吾とともに「新しい地図」を立ち上げた。現在はAbemaTV『7.2 新しい別の窓』、文化放送『編集長 稲垣吾郎』にレギュラー出演。映画『クソ野郎と美しき世界』(18)、『半世界』(19)、舞台『No.9 -不滅の旋律-』(18 ※再演)などに出演。映画『ばるぼら』も2019年公開予定。草なぎと香取とともに楽曲も配信リリース。約14年ぶりとなるソロシングル曲「SUZUNARI」(18)もリリースした。衣装クレジット:ジャケット、ニット、パンツ、スリッポン/すべてエトロ(エトロ ジャパン)
2019年07月12日昨年公開されたオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」に出演し話題になった元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)。今年はそれぞれの主演映画が公開されている。2月には稲垣主演の「半世界」(阪本順治監督)が公開。現在、香取主演の「凪待ち」(白石和彌監督)が公開中だ。「阪本監督、白石監督ともに日本の映画界を代表する存在。稲垣さんは田舎町の炭火職人で香取はギャンブルにはまるろくでなしなど、これまで演じたことのない役柄を熱演しました」(映画業界関係者)そして単独主演映画の“トリ”として公開を控えるのが、草なぎ主演の「台風家族」(市井昌秀監督)。当初は6月公開が予定されていた。だが今年2月に主要キャストだった新井浩文被告(40)が強制性交の疑いで逮捕・起訴され、公開が延期されることに。その後、公開については何の発表もなされていない。「当初、製作サイドは新井被告の公判がどうなるかで対応を考えようとしていたそうです。しかし被害者女性との示談が成立していないようで、まだ新井被告の公判の日程は決まっていないといいます。そのため年内に公開できるかどうか怪しくなってきたと、関係者から不安の声が上がっています」(芸能記者)まさかの「お蔵入り」という事態は回避してほしいものだが……。
2019年07月09日第31回東京国際映画祭コンペティション部門で観客賞を受賞した稲垣吾郎主演の感動作『半世界』が、早くもBlu-ray&DVDになって10月2日(水)にリリース決定。稲垣さんと阪本順治監督からコメントも到着した。本作は、阪本監督の完全オリジナル脚本作品。かつて一緒に過ごした3人組の紘(稲垣さん)、瑛介(長谷川博己)、光彦(渋川清彦)といった、諦めるには早すぎて、焦るには遅すぎる39歳という年齢の彼らの視点を通じて、「人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるか」という誰もが通るある地点の葛藤と、家族や友人との絆、そして新たな希望を描くヒューマンドラマだ。今回リリースが決定した本作のBlu-ray&DVDでは、稲垣さんと阪本監督によるオーディオコメンタリーなど特典も充実。特に豪華版には、クリアケース仕様で特製ブックレットを封入。映像特典には、キャストや監督のコメントと共に、撮影現場の風景や製炭作業の裏側など初公開の映像を含む貴重な映像を収めた保存版のメイキング、先行舞台挨拶や東京国際映画祭のレッドカーペット映像も収録される。ディスクリリースにあたり、稲垣さんは「『半世界』は映画でしか伝えられない味わいをしっかり感じさせる作品になったと自負しております。僕自身にとっても大切な一作を、こうして皆さんにお届けできることが本当に嬉しいです」と喜び、「また、阪本監督と一緒に撮影当時を振り返りながら収録したオーディオコメンタリーも、『半世界』の新たな魅力を発見できるきっかけになっておりますので楽しんでいただければ嬉しいです」とアピール。そして、阪本監督も「おひとりで、または大切な方といっしょにご覧いただき、みなさまの日々の暮らしに寄り添えることあれば、こんなに幸せなことはありません。きのうと、いまと、あしたの物語です。わたしとあなたの物語です」とコメントしている。『半世界』Blu-ray&DVDは10月2日(水)リリース、同時DVDレンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:半世界 2019年2月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2019年07月05日俳優・タレント・アーティストなどマルチな活躍を見せる香取慎吾が、白石和彌監督と初タッグを組んだ主演映画『凪待ち』(公開中)で新境地を開拓。恋人が殺され、さらに次々と襲い掛かる絶望的な状況から自暴自棄になっていく主人公・郁男役で、「こんな香取慎吾は見たことない」という、悲しみと狂気が交錯した鬼気迫る演技を披露している。6月2日に配信されたAbemaTV『7.2新しい別の窓』(『ななにー』)では、ひと足早く本作を鑑賞して感動した稲垣吾郎が香取に電話したエピソードが明らかに。そのときの2人のやりとりについて香取に詳しく聞いてみた。さらに、「新しい地図」立ち上げ後の稲垣と草なぎ剛との関係について尋ねると、新たに発見した一面に刺激を受けているようだった。――『ななにー』で、稲垣さんが『凪待ち』に感動して香取さんに電話したという話があり、びっくりしました!僕もびっくりしました!――どんなやりとりだったのか教えてください。まず電話があって。こういうことで電話の連絡なんてしないので、これは何か事件が起きたなと思ったんですけど、そうしたらすぐ興奮した様子で映画の話を。吾郎ちゃんと電話で話した人生最大の時間でした(笑)――時間はどれくらいですか?10分ないくらいだと思うんですけど、吾郎ちゃんとの電話では今までで一番長いです。――ちなみに、どれくらいぶりの電話だったのでしょうか?1年くらいはなかったと思います。それが『凪待ち』(笑)――それほどの衝撃だったということですね。そうみたいです。電話での最後の言葉が印象的で、「興奮冷めやらず電話しちゃった」と言っていました。本当にその通り、一気にストーリーや役のこと、監督のことなどいろんな話をして、最後に「興奮冷めやらず電話しちゃった」って。――香取さんはどう返したんですか?素直に本当にうれしかったので、びっくりしながらも「ありがとう」と伝えました。「この先はまた会ったときに話す」と言われ、次に会った時も同じくらいのテンションで話してくれました。――稲垣さんのブログに影響を受けて、香取さんも花を好きになったというのもびっくりして、お互いに刺激し合い、影響し合っているんだなと感じました。めちゃくちゃしていますね! 花瓶を2個も買いましたからね。――花に囲まれた生活はどうですか?すごく大人。花瓶を買って、初めて花も買いに行ったんです。いつもの友達なんですけど、友達が来る前日に花を買いに行ってしまうっていう(笑)――素敵です(笑)。「新しい地図」立ち上げ後の3人の関係が深まっているんだろうなと思いますが、いかがでしょうか?関係の深さというか、初めて知ることが多いかもしれないです。吾郎ちゃんの花も知ってはいたけど、ブログを始めたことによって「本当にこんななんだ!」って知りました。見ているうちに、きれいだし、すごい大人の男だなって。僕は最初、撮影現場でいただいた花とかを家に置いてみて、吾郎ちゃんのブログの影響で置き方などを気にしているうちに、なんかいいなって思ってきました。――草なぎさんの新たに発見した一面はありましたか?思っていた以上にワイルドで男でしたね。バイクのことと→トルもギターのこともわかってはいたけど、“つよぽん”というよりもっと男らしかったです(笑)■プロフィール香取慎吾1977年1月31日生まれ、神奈川県横浜市出身。1991年にCDデビューして以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。2017年9月には稲垣吾郎、草なぎ剛とともに「新しい地図」を立ち上げ、「雨あがりのステップ」など配信リリース。俳優としての主な出演作にドラマ『新選組!』(04/NHK)、『西遊記』(06/フジテレビ)、映画『THE 有頂天ホテル』(06)、『西遊記』(07)、『座頭市 THE LAST』(10)、『こちら葛飾区亀有公演前派出所 THE MOVIE~勝鬨橋を封鎖せよ!~』(11)、『ギャラクシー街道』(15)、『クソ野郎と美しき世界』(18)など。2018年8月に香取と祐真朋樹がディレクターを務めるショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」をオープン。同年9月にパリ・ルーヴル美術館で初個展を開催し、2019年3月~6月に国内初個展を開催するなどアーティストとしても活躍している。
2019年06月29日俳優・タレント・アーティストなどマルチな活躍を見せる香取慎吾が、白石和彌監督と初タッグを組んだ主演映画『凪待ち』(6月28日公開)で新境地を開拓。「こんな香取慎吾は見たことない」という、悲しみと狂気が交錯した鬼気迫る演技を披露している。バイオレンスと狂気、怒りと裏切り、不条理と悲劇、そして、切ない暴力を描いた衝撃のヒューマンサスペンスである本作で香取が演じたのは、恋人が殺され、さらに次々と襲い掛かる絶望的な状況から自暴自棄になっていく主人公・郁男。“心の闇を抱える男”を見事に表現した香取に、本作への思いや“心の闇”との向き合い方について聞いた。――郁男という役はこれまであまり演じてこなかったタイプの役となりましたが、この作品は香取さんにどのような影響を与えてくれましたか?見てくださった方が「今まであまり見たことのない香取慎吾だ」と言ってくれるんですけど、僕の中ではそこはあんまり強くはなく、自分の作品であっても監督のものだという思いが強いほうなので、そう思ってくれる人が多いということは、白石監督が何か引き出してくれたのかなと思います。――郁男というキャラクターを掘り下げる中で自分の中で発見はありましたか?今までの役が、本当に正義を語る役が多かったんだなと。簡単に言うと、前向きで、その人物が光を背負って、みんなに光を与えるような役が多かった。それに気付けたのは、今回があまりにもそこと離れているから。撮影時間を考えると今回はすごく楽な役。正義を語るヒーローはいい言葉を叫んで走り出す。そうすると走り出すシーンの撮影があって、その次のシーンにも登場し、シーン登場数が増えるから大変なんです。でも郁男は走らないので、次のシーンをめくったらいない。撮影日数が減るからすごく楽な役でした(笑)――郁男は暴れたり激しいシーンがあるので大変だったのでは?それよりもすべての話に参加しようとする正義感の強い男は大変です(笑)――本作は、自分の人生について考えさせられる映画だと感じました。香取さんもこの作品を通してご自身の人生について考えましたか?この手の映画だと、もっと光が差す。でも、その光の見え具合が僕は本当に大好きで、この映画のエンディングこそエンターテインメントでフィクションなんだけどノンフィクションのような、光が差さない映画ではないんだけど、差しているんだか差していないんだか…。映画を観終わったあとに自分の人生と置き換えて、郁夫と自分だとしたら、今、自分の位置ってどのへんだとか考えさせられる部分があるから、自分の人生を考えさせてくれる映画だなと思いました。――「今の自分の位置」をどう考えましたか?幸せですよ。それこそこの作品で白石監督と出会えたのは。この作品を通してまず監督のことが大好きになりましたし、映画というものに対しての愛とか、この監督の作品に参加できている自分が本当に幸せだなって思えているので、それが公開しようとしている今は本当に幸せです。――あらためてこの映画を通じて幸せを感じられたということですね?そうですね。――イベントで「誰でも心の闇を抱えている」とおっしゃっていましたが、香取さんの心の闇とは…?言えないですけど(笑)、でもちょっと変わっているかもしれないです。華やかな、闇とはかけ離れたアイドルとして生きてきているから、みなさんに見せない闇の部分は闇ではあるけど好きな部分かもしれないですね。――郁男は自分の心の闇と向き合ったときに逃げてしまいましたが、香取さんは逃げたいことや闇の部分にどう向き合っていますか?逃げないかもしれないですね。逃げそうになる瞬間もいっぱい経験してきましたけど、逃げなかったから今ここにいるのかなと。結果、逃げないかも。逃げて後悔したくないんですかね。基本設定で逃げるっていうのはあるかもしれないけど、その中に少しでも隙間を見つけたらその瞬間にそれをこじ開けてでも光を目指してきたかもしれない。かっこいい!(笑)――なるほど!(笑)新しい地図を立ち上げて再出発後、初の単独主演映画ということでプレッシャーもあったそうですが、そこはどう乗り越えましたか?稲垣(吾郎)と草なぎ(剛)と3人でやらせてもらった『クソ野郎と美しき世界』は、新しい始まりとしてのお祭り感覚もあって、なんかやってやろうぜ! って。それが終わって、いざ自分が1人で映画をやらせてもらうときに、「あ、やべーな」「大丈夫かな」っていろんな思いが生まれたけど、まず最初にそれを壊してくれたのが、白石監督と会った瞬間でした。白石監督とお仕事できるかもしれないっていうときにまず『凶悪』を観て、お会いするという日に『孤狼の血』を映画館で観て、単純にすごい怖そうな監督なんじゃないかと思いましたが、ドアを開けた瞬間に「いつの日か香取さんと仕事がしたかった」というのをえんえんと話してくださって、その瞬間に不安やプレッシャーがなくなった感じがありますね。会った瞬間に愛情にあふれていると感じる部分もある方が『凶悪』や『孤狼の血』を作ったという不一致な部分とかが、いい化学反応を起こしてくれるんじゃないかと思えたときからプレッシャーや不安がなくなっていき、撮影が始まって白石監督の映画に対する愛の深さを知って、“自分がやらせてもらう映画へのプレッシャー”と思っていたのがそもそも間違っていたなって。もともと作品は監督のものだと思ってずっとやってきていたんですけど、そのときはちょっと変わってしまっていたのかもしれない。自分が主役だからちゃんとやらなきゃって。でも、“作品は監督のもの”というのを思い起こすことができました。――今回ほとんどノーメイクだったそうですが、それはご自身の提案ですか?違います。僕は何かを言うことは一切ないですね。衣装合わせでも今まで「これが着たい」と言ったことはなく、着ている服を全部脱いで「はい、どうぞ!」って(お任せ)。「どう思いますか?」と聞かれても、「監督はどうなんですか?」って聞き返して、「いいと思うんですけど」っておっしゃったら、「じゃあいいんじゃないですか」って言うほうなので、今回のメイクも「このままいきたい」と言われて、「はい、わかりました」という感じでした。――口ひげもですか?そうですね。たまたま衣装合わせのときにちょっと伸びていたのかな? それで、そのまんまいきたいみたいな感じだったと思います。――口ひげを伸ばした姿はご自身的にどう感じましたか?「慎吾ちゃん」として、ちゃんとした姿でいろんなところに映っていますが、普段これで生活していて僕は初めて見る感じじゃないので、まったく違和感はなかったです(笑)――再出発後初の単独主演で、あらためて俳優としての楽しさは感じましたか?昔からずっとなんですけど、僕はけっこう苦手であんまりなんです(笑)。お芝居は決まったセリフがあって、うまく言えるかどうかという緊張感があり、自由なほうがいいなって。身近だと草なぎや稲垣はお芝居好きで、そういう人と比べたらちょっと違うなと。ずっとそうですから、新たに楽しみっていうのはないです。――そうだったんですね! とすると、またやりたいという思いは?それはもう、僕を求めてくれる人がいたら。そこには応えたいと思います(笑)――俳優、アーティスト、歌手、タレントと、いろんな肩書きがありますが、このバラエティ豊かなのが自分だという感じなのでしょうか?そうですね。子供の頃から将来は俳優さんに! ミュージシャンに! とか思わず、ずっとこの形のままいられたらいいなと思っていて、いまだにこうやってできているので、この形が自分なんだと思います。きっと今日の取材は俳優でしょ? 個展のときはアーティストでしょ? 「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェオンテンバール)で打ち合わせしているときはディレクターかな? 今日の昼間は草なぎとラジオ収録だったからラジオDJ。毎日違います(笑)■プロフィール香取慎吾1977年1月31日生まれ、神奈川県横浜市出身。1991年にCDデビューして以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。2017年9月には稲垣吾郎、草なぎ剛とともに「新しい地図」を立ち上げ、「雨あがりのステップ」など配信リリース。俳優としての主な出演作にドラマ『新選組!』(04/NHK)、『西遊記』(06/フジテレビ)、映画『THE 有頂天ホテル』(06)、『西遊記』(07)、『座頭市 THE LAST』(10)、『こちら葛飾区亀有公演前派出所 THE MOVIE~勝鬨橋を封鎖せよ!~』(11)、『ギャラクシー街道』(15)、『クソ野郎と美しき世界』(18)など。2018年8月に香取と祐真朋樹がディレクターを務めるショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」をオープン。同年9月にパリ・ルーヴル美術館で初個展を開催し、2019年3月~6月に国内初個展を開催するなどアーティストとしても活躍している。
2019年06月28日主演・稲垣吾郎、作・演出・鈴木聡、音楽・佐山雅弘という布陣により、好評を博してきた舞台『恋と音楽』シリーズ。2012、2014、2016年と続いた本シリーズだが、昨年夏に京都で上演された『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』で、この3人が再びタッグを組むことに。そして今秋、待望の東京公演が行われる。そこで安寿ミラ、北村岳子、中島亜梨沙を含めた、キャスト4人のビジュアル撮影現場に潜入! さらに鈴木と稲垣のふたりに話も聞いた。京都公演ではサマーリゾート風の爽やかなビジュアルが印象的だったが、東京公演ではキャスト全員が白いレース地のスーツを身にまとい、スタイリッシュでクールな装いに一新。撮影を担当するのは、第一線で活躍する写真家の下村一喜。下村からポージングなどの指示が出されると、プロフェッショナルな4人はすぐに反応。さまざまな表情、動きを見せていく。すると下村も「王子(=稲垣)! カッコいい」「OK! きれい」とノリノリ。最後には「素晴らしい!」と拍手で終え、その仕上がりが実に楽しみな撮影となった。『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』ビジュアル撮影現場鈴木と稲垣にはまず、2年ぶりのタッグが実現した京都公演について振り返ってもらうことに。「『恋と音楽』シリーズの延長線上にあるのがこの『君の輝く夜に』ですが、僕と佐山さんは本当にいいパートナー同士になれたと思います。まるでセッションをするように音楽のアイデアを出し合ったり、今までの積み重ねの上にこの4作目が出来たという感触があって。残念ながら佐山さんは昨年の秋に亡くなってしまわれたのですが、きっと同じように感じてくれていたと思います」(鈴木)。「前回は僕自身の環境が変わったということもあり、本当にフレッシュな気持ちでやらせていただくことが出来ました。もちろん『恋と音楽』シリーズでやらせていただいたことを踏まえつつ、ひとつアップデートしたといいますか、これまでで一番いいかたちに仕上がったのではないかと思います」(稲垣)。鈴木と稲垣が舞台で組むのは、『謎の下宿人~サンセットアパート~』(2003年)からすでに7作目。その相性のよさは言わずもがな、お互い絶大な信頼を寄せる。「吾郎くんってやっぱり、パフォーマーとしての経験量が非常に豊富なんですよね。舞台だけでなくドラマも、バラエティも、MCもやるわけですから。持っている引き出しも多いですし、その開け方もとてもうまい。だからもう基本的なことはまず吾郎くんにやってもらって、あとはそれを微調整していくような感じです」(鈴木)。「鈴木さんとの現場は、本当に家に帰って来たようなリラックス感がありますね。家族だから逆に恥ずかしいみたいな(笑)、もうそのくらいの領域。世間の僕に対するイメージはどんどん変化していきますが、鈴木さんはそれに合わせて、その時々の僕に当てて役を書いてくださっている。時代とともに新しい稲垣吾郎をつくってくれているというか……。だからもう究極の当て書きなんです(笑)」(稲垣)。左から稲垣吾郎、鈴木聡そんな“今”の稲垣に当てて鈴木が書いたのが、ある約束のためにホテルを兼ねたダイナーを訪れた男、ジョージ。「ちょっとダメな色男、みたいな感じが吾郎くんの役柄としてはあるんじゃないかと思っていて。モテているつもりなんだけれども実はモテない、みたいな(笑)。やっぱり吾郎くんってすごくロマンチックなことも出来ますし、ズッコケも出来る。しかもそれをファンの方も受け止めてくださるわけですよね。そこはこれまで積み重ねによる、お客さんとの信頼関係が大きいのかなと思います」(鈴木)。「これほどファンの方のことを考えて書いてくれる作家さんって、鈴木さんしかいませんからね。ファンの方が“そこ見たかった!”ってところを鈴木さんは書いてくださるので。本当に僕のことを観察してくださっていると思いますし、とてもうれしいなと思います」(稲垣)。芝居とショータイムで構成される本作。「京都公演を踏まえつつ、ショータイムに関しては新しいことを取り入れます。前回よりも自信を持って、それがさらに何かクリエイティブなものにつながっていけばいいなと思います」(鈴木)。『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』は、8月30日(金)から9月23日(月・祝)まで日本青年館ホールにて上演。取材・文:野上瑠美子撮影:岩村美佳
2019年06月24日元SMAPの稲垣吾郎と香取慎吾が出演するノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」の新テレビCM「ノンアル維新」シリーズ最新作として、野球評論家で読売巨人軍特別顧問の高橋由伸氏をゲストに迎えた『ノンアル維新! 夏だ、自由だ。』篇(15秒・30秒)が、22日より全国で放送される。同シリーズは、「ノンアル維新」というテーマのもと、味わいが進化したオールフリーのおいしさを日本中に広めるために立ち上がった2人の志士(稲垣、香取)を描くというもの。シリーズ第3弾となる『ノンアル維新! 夏だ、自由だ。』篇では、高橋由伸氏がゲストとして登場。白シャツに青のベストとパンツを組み合わせたオールフリーカラーの衣装を身にまとい、同じく青を基調とした羽織・袴姿の稲垣、香取とともに、絶景の大海原を望むビーチで、“のどごし、バツグン”のオールフリーに驚く姿を描いた。オールフリーをひと口飲んで、あまりのおいしさに目を丸くしながら「これがノンアル!?」と高橋氏が驚くと、2人の武士(稲垣、香取)も「でしょーっ!」「この爽快さ!」とうれしそうな表情に。そして、2人は「いいものが売れる」「そんな時代にしたくて」と力強く宣言。再び3人でオールフリーを飲み、「プハァー!」とおいしそうな表情を見せ、最後は海に向かって「生きてるーっ!」と気持ちよさそうに叫ぶ。撮影は5月半ば、秘境のような砂浜で行われた。今回が17年ぶりのテレビCM撮影ということで、やや緊張の面持ちでスタンバイした高橋氏だったが、少しずつリラックス。無事OKテイクを獲得すると、ホッと胸をなで下ろし、周りのスタッフの拍手に笑顔で応えていた。また、3人を正面から捉えるシーンでは、監督から「両脇の2人がしっかり合わせてくれるので安心してください」と励まされていた高橋氏を横目に、任せろといった表情で力強く頷いていた稲垣と香取。頼もしい2人のリードにより撮影は順調に進行した。撮影後、高橋氏が「慣れないので、撮影中からずっと緊張しっぱなしでした」と打ち明けると、稲垣と香取は「意外です。自然でしたよ」「あんまりそんな風には見えなかったです」と発言。また、高橋氏は「ドキドキしていました。衣装を着て、役を演じるというのは、やっぱり緊張します」と話し、稲垣が「でも、これから増えるんじゃないですか」と言うと、「そうなったらうれしいですね」と返した。共演の印象について、稲垣「いや、もう、球界のスターですよ」、香取「元監督ですからね。まさか、共演できるとは」、高橋氏「ずーっと2人をテレビで見ていたので、テレビの向こう側の方たちという感覚です」とそれぞれコメント。稲垣が「昔、コンサートに来てくださったんですよね」と言うと、高橋氏は「はい。あと、野球の試合で国歌斉唱された時もお会いしました」と返し、稲垣と香取は「あれは緊張しましたね。高橋さんの緊張は、その時の感覚と似てるのかなぁ」「あの時の僕らの方がもっと緊張していた気がします」と懐かしそうに振り返った。
2019年06月20日元SMAPの稲垣吾郎が17日、自身のブログを更新し、香取慎吾の国内初となるアート作品展「サントリー オールフリーpresents BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾NIPPON初個展」を訪れたことを報告した。「やっとね。」と題した投稿で、「香取慎吾 日本初個展 BOUM!BOUM!BOUM! 最終日に行くことができました。」と報告。「一日たった今もまだ興奮冷めやらない。自分がミクロな存在になり彼の細胞内部を旅してきた感覚のようであり、彼自身がマクロな存在として僕らを大きく包み込んでくれているような穏やかな気持ちにもなり…こんなアート鑑賞体験は初めてだ」と感想を述べ、「ルーブルでの個展で感じたこと以上に、ここ五、六年の彼の心境、喜びや痛みもしっかり伝わりましたよね。これだけの付き合いがありながらも、未だに知らな香取慎吾をこんなにも発見出来るって、なんて素敵なことだろう!」とつづった。最後には香取からの挨拶もあったようで、「それを見守っているNAKAMAの皆さんの横顔を見ていると、こちらもこみ上げるものが(僕の顔は冷静ですが…)」と稲垣。香取の作品と撮影した写真も公開し、「おめでとうのスキンシップその1 香取君の夢が叶うということは、僕らNAKAMAの夢が叶うということ。」「おめでとうのスキンシップ、その2(あの、、ツーショットは無いんですか?)贅沢に本人に作品案内してもらったんだけどな。。」とコメントした。最後は「改めて、この個展に携わった全てのスタッフ関係者の皆様、三ヶ月間お疲れ様でした。そして、毎日会場に足を運んで下さったNAKAMAの皆様、本当にありがとうございました」と感謝し、「ではまた約束の場所で☆」と締めくくった。
2019年06月18日元SMAPの香取慎吾とスタイリストの祐真朋樹が手掛けるショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)より、NY発ブランド・VASICのコラボレーション第2弾として、バッグとカードケースが6月17日から発売される。第二弾はカラフルな展開。まるでつぼみが開くようにデザインされたペタル(花びら)という名前の女性向けハンドバックと、9色展開のカードケースが登場する。いずれも2019S.S(スプリング・サマー)シーズンに向けて香取が制作したアートのひとつ“ FLOWER MAGIC があしらわれている。香取は「稲垣吾郎さんのブログに、よく花が登場するのを見ていたら、最近僕も花が好きになりました。ファッションにも花を咲かせたく、春と夏の花を一枚の絵に咲かせました」とコメントしている。
2019年06月10日俳優の稲垣吾郎(45)と女優の芦田愛菜(14)が7日、都内で行われたアニメーション映画『海獣の子供』の初日舞台挨拶に登壇。8年ぶりの再会を果たした。五十嵐大介氏の同名漫画を原作とする同作は、自然世界への畏敬を下地に“14歳の少女”と“ジュゴンに育てられた2人の兄弟”とのひと夏の出逢いを描いた物語。この日の舞台挨拶には、芦田(安海琉花役)、石橋陽彩(海役)、浦上晟周(空役)、稲垣(安海正明役)、渡辺歩監督が参加した。芦田演じる主人公・琉花の父親・正明役を演じた稲垣は「芦田愛菜ちゃんのお父さんの稲垣吾郎です」とあいさつ。石橋、浦上、芦田を見ながら「3人に会えたのがうれしい。不思議な感じがします。僕くらい売れっ子になると1人でブースに入って、アフレコのときはお会いできないので。みんなそうだったかもしれませんけど」と笑いを誘い、「映画の中の海と空と娘のように見えてすごくうれしいです」と喜んだ。そして、稲垣は「どうですか? 僕。テレビと変わらないですか?」と印象を尋ね、浦上が「素敵です」と返すと大満足。また、「愛菜ちゃんも大きくなって」と芦田に近づき、成長した姿をじっくりと見ていた。また、「僕もこの世界に入ったのが14歳の頃だったので、3人を見ていると『こんなにしっかりしてなかったかな?』と思ったり、いろんなことを考える」と言い、さらに、「はかなさもありますけど、強さも感じました。映画の中の小さな隕石にいろんなものが詰まっているようなパワーを…限りない永遠の可能性を感じました」とコメント。芦田は「そんな風におっしゃっていただけてうれしいです。ありがとうございます」と感激していた。稲垣は、芦田との再会について「阿部(サダヲ)さんと番組に…」と、芦田がフジテレビ系ドラマ『マルモのおきて』に出演していた頃に共演して以来だと話し、芦田が「小学校1年生のときなので8年前です」と言うと、「そんな経つんだ! 僕なんか何にも変わってないですけどね。本当に小さかったし、不思議ですね」としみじみ。「こうやってまた再会できるのはうれしいです」と喜んだ。
2019年06月07日元SMAPの稲垣吾郎が7日、都内で行われたアニメ映画『海獣の子供』の初日舞台挨拶に登壇。同作で夫婦役を演じた女優の蒼井優が、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太と結婚したことについて「びっくりしました」「お似合い」などと話した。司会者から蒼井の結婚について振られると、「あ、今日はいらっしゃらないですか? あれ?」とキョロキョロ。会場の笑いを誘ってから、「びっくりしましたし、蒼井さんと映画の中では夫婦の役で、疑似夫婦体験に酔いしれていたんですけど、ニュースが飛び込んできまして」と話した。続けて、「山ちゃん、山里さんは本当にお世話になっていますし大好き。すごくお似合いの2人だと思いますし、会見も見させていただいて、山ちゃんかっこいいなと思った」と会見での山里の男らしさを絶賛。「末永く2人の幸せをお祈り申し上げます」とメッセージを送り、「山ちゃんにも(本作を)見てみていただきたいですね」と期待した。五十嵐大介氏の同名漫画を原作とする同作は、自然世界への畏敬を下地に“14歳の少女”と“ジュゴンに育てられた2人の兄弟”とのひと夏の出逢いを描いた物語。稲垣は、主人公・琉花の父親・安海正明役、蒼井は、琉花の母親・安海加奈子役を演じた。舞台挨拶には、芦田愛菜(安海琉花役)、石橋陽彩(海役)、浦上晟周(空役)、渡辺歩監督も出席した。
2019年06月07日俳優の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル『君の輝く夜に~FREE TIME, SHOW TIME~』が、8月30日から9月23日まで東京・日本青年館ホールで上演されることが31日、わかった。同作は、2012年、2014年、2016年と3度にわたり上演された稲垣吾郎主演舞台「恋と音楽」シリーズのクリエイター陣が集結し、再び稲垣とタッグを組んだミュージカル。1人の男(稲垣)と3人の女たち(安寿ミラ、北村岳子、中島亜梨沙)による夏の終わりの“大人の恋の物語”で、歌やダンスによる華やかなショーを挟む。昨年夏に京都で上演され、大好評のうちに幕を閉じた舞台が、この秋、東京で上演されることに。音楽監督・ピアニストとして「恋と音楽」シリーズを支えた佐山雅弘氏への追悼の意を表して上演される。
2019年05月31日平成の終わりに彗星のごとく現れたトラックメイカーSASUKE。中学を卒業したばかりのまだまだあどけなさの残る容姿ながら、作詞作曲のみならず、ダンスやフィンガードラムなど非凡な才能を発揮し、いまや令和の音楽シーンを象徴する存在として名を馳せる。2歳でダンス、5歳で作曲、6歳でDJ、9歳でフィンガードラムをスタートさせたという異色のキャリア。自身の音楽制作やライブ活動のみならず、InterFMでレギュラー番組も持ち、さらには稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図 join ミュージック」の「#SINGING」の作詞作曲を手掛けたりなど、活動の幅は多岐に渡る。そんなSASUKEは今年、Spotifyが注目のニューカマーを年間を通じて応援するプログラム「Early Noise」に選出されている。5月22日には、Spotify Japanオフィスで「SASUKE Special Showcase」と題したライブイベントが開催された。会場には、抽選で選ばれた20名のファンが集い、アットホームな空間で和やかに幕を開けた。ライブの前日、5月21日はなんとSASUKEの誕生日。16歳を迎えて初めてのライブとなった今夜は、イントロに始まりキレキレのダンスパフォーマンスで観客を沸かし、『平成終わるってよ』でたちまち会場は一体となった。『STORY』『sciencely solution』と続き、「部屋にこもり楽曲制作をしていた小6の頃、抱いていた都会への憧れを曲にした」という『Happy End』、ラストは新時代の到来にふさわしい『新元号覚え歌』を、客席のグルーヴにのせて軽やかに歌い上げた。一度聴いただけで耳に残るキャッチーなリリックとメロディー。音とリズムにのせて、時代をタイムリーに表現していくその才能と姿に誰しもが惹きつけられた。続いてイベント後半は、SASUKEと司会者によるトークセッションが行われた。「路上パフォーマンス以来の(お客さんとの距離の)近さ」と、臨場感たっぷりのセッティングの嬉しさを話したSASUKE。その後、TVやラジオ収録、MV撮影の秘話や、松平健、EGO-WRAPPIN、三浦大知、休日課長といったアーティストとの交友録から、地元愛媛での中学校卒業・高校入学式、家族が撮影したオフショットのエピソード、7歳の弟と母が『平成終わるってよ』でコーラス参加していることなどを明かした。イベント最後にはファンとの記念撮影を行い、サプライズのバースデーケーキでお祝いが行われ、特別な一夜は幕を閉じた。【セットリスト】① イントロ② 平成終わるってよ③ STORY④ sciencely solution⑤ Happy End⑥ 新元号覚え歌
2019年05月29日激動の平成が終わりを告げてからまもなく1カ月。30年の間、本誌は時代を彩った驚きの現場を多数目撃してきた。そのなかでも特に反響の大きかったスクープを改めてお届けしたい。16年のSMAP解散後も、精力的に活動を続ける香取慎吾(42)、草なぎ剛(44)、稲垣吾郎(45)の3人。今もSNS上で仲睦まじい様子を度々アップする3人だが、本誌は元日に初詣へ訪れる姿をキャッチ。支え合うその姿には、今も変わらぬ絆があった(以下、2018年1月16日、23日合併号掲載記事)18年元日の午前0時45分から生放送された『27Hunホンノちょっとテレビ』(AbemaTV)が仕事始めとなった、元SMAPの稲垣吾郎(当時44)、草なぎ剛(当時43)、香取慎吾(当時40)。この日、放送が終わっても3人は帰路に就かなかった。揃って向かった先は、港区にある西久保八幡神社だ。徳川2代将軍秀忠の正室・お江の方が“関ケ原の戦い”の戦勝を祈願。願いが叶ったお礼に社殿を寄進したという、“武運の神”としても信仰を集めてきた八幡さまだ。ひっそりとした都心の神社とあってか、大晦日の夜でも参拝客は少ない。この夜も、初詣でに訪れた3人に気付く人はほとんどいなかった。深夜の参拝を終えて神社から最初に出て来たのは、稲垣と草なぎ。2人は神社前の路上で談笑しながら香取を待っている。その間、ファンが数人、2人に話しかけると笑顔で対応していた。じきに神社から現れた香取に気付くと、2人は先に信号を渡る。赤に変わって渡れなかった香取を2人が立ち止まって待ち、合流した3人はスタッフと連れ立って近くのビルへと入って行った。初仕事を終えた打ち上げだろうか。こうした一連の様子からは、親密な3人の“あうんの呼吸”が伝わってきた。明けて元日の朝、香取は『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系・2月3日放送)の収録へ。「香取さんはほとんど寝ていなかったはずなのに、朝8時に現場入りしてやる気満々。今年は香取さんの“番組降板危機”も囁かれていただけに、収録が始まってからも緊張気味でしたが、欽ちゃんとのやりとりが盛り上がると、香取さんもどんどんハイテンションに。収録もテンポ良く進み、予定より1時間以上早く終了しました。長丁場を終えた香取さんは欽ちゃんと固い握手を交わし、新年のプレゼントを渡していました」(テレビ関係者)事務所退社で迎えた初めての新年。3人そろっての“必勝祈願”は武運の神の耳に届いたか――。
2019年05月28日5月27日、元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)が「新しい地図 join ミュージック」として新曲「星のファンファーレ」の配信がスタート。MVも公開され、反響を呼んでいる。同日は『ドラゴンクエスト』の第1作目が発売された“ドラクエの日”。そのタイミングでスマートフォン用ゲーム『星のドラゴンクエスト』の応援ソングである「星のファンファーレ」が配信スタート。合わせてミュージックビデオも公開された。香取は自身のInstagramを更新。《#星のファンファーレ 配信スタートだ! #sekainoowari #nakajin #新しい地図 #星ドラ #星ドラギガミーティング今日は #ドラクエの日 !!》と新曲の配信を伝え、5月25日に幕張メッセで開催された「ドラクエの日プロデューサー“ギガ”ミーティング」での集合写真を投稿した。新しい地図公式ホームページによると、「星のファンファーレ」はSEKAI NO OWARIのNakajinが作詞・作曲担当。ミュージックビデオは、全編にわたって「ドラゴンクエスト」キャラクターが登場。アーティストと共演するのは、ドラゴンクエスト史上初の試みとなるという。さらには星ドラ公式YoutubeチャンネルでもMVが公開され、300万回再生を突破。またiTunes Music Single Top 200ランキングで1位を獲得した。ネット上では、早くも話題となっている。《星のファンファーレダウンロードしましたMVも素敵で何度も観ました振り付けも可愛い爽やかでいい曲ですね》《大好きな歌が増えて嬉しいよー聞いてるとどんどん元気が湧いてくる感じ~!!今日からリピしまくるよ》そんな声が続出している配信スタート。新しい地図のファンのみならず、ドラクエファンにとっても楽しみな展開となりそうだ。
2019年05月27日新しい地図の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が25日、千葉・幕張メッセで行われたスマートフォン用ゲーム『星のドラゴンクエスト』(『星ドラ』)のイベント「ドラクエの日 プロデューサー“ギガ”ミーティング」に登場した。5月27日の“ドラゴンクエストの日”を祝う同イベントに、今年1月より星ドラのプロデューサーに就任した3人が登場。CM衣装のカラーと同様に、稲垣は青、草なぎは黄色、香取は緑のスーツを着用した。稲垣は「今年一番の真夏日。外に負けないような盛り上がったイベントにしたい」と意気込み、草なぎは「基本的にノープランなのでみなさん助けてください」と呼びかけ。香取は「みなさんこんにちはー!」と大きな声であいさつし、「今日はみなさんに負けないくらいの盛り上がりを稲垣吾郎が見せてくれると思います」とむちゃぶりすると、稲垣は「ギガストラッシュ!」と盛り上げた。プロデューサー就任時のビジュアルがスクリーンに登場すると、稲垣は「僕だけかっこいい顔してますね」と満足そうな表情。以前から『ドラゴンクエスト』シリーズと関係があったにも関わらず、稲垣がドラクエをやったことがなかったことについて、香取は「本当にやったことない。すごいですよね」と笑い、MCの池田美優が「仕事したらやろうとなりませんか!?」と突っ込むと、香取は「稲垣吾郎はなりません!」と返した。その後、稲垣、草なぎ、香取の3チームに分かれ、それぞれ来場者3人と一緒にプレイするマルチプレイを実施。香取チームの参加者の1人のプレイヤーネームが、SMAPメンバーだった木村拓哉と同じ名前“たくや”であることがわかると、香取は「名前たくやですよ! たくや!」と興奮し、会場を沸かせた。最後に、星ドラ応援ソング「星のファンファーレ」のフルバージョンを初披露。草なぎは振り付けを忘れていたようで、香取が「衝撃的に振り付けを草なぎがほぼやらない! やっているこっちの方が間違えているみたいな」と指摘すると、草なぎは「踊って歌うって難しいんだよね。僕は徐々に覚えていこうと…」とマイペースぶりを発揮し、会場から笑いが起こった。イベントには、“ドラゴンクエストの生みの親”であるゲームデザイナーの堀井雄二氏、『星ドラ』プロデューサーの市村龍太郎氏も登場。MCは田中大貴アナウンサーと池田美優が務めた。
2019年05月25日元SMAPの稲垣吾郎が14日、東京・上野の東京都美術館で行われた「クリムト展 ウィーンと日本1900」(~7月10日)の取材会に登場した。同展のスペシャルサポーターを務め、音声ガイドも担当した稲垣は、この日初めて展示を鑑賞。さらに生音声ガイドにも挑戦した。昨年秋の舞台『No.9-不滅の旋律-』の再演を前に、ウィーンを訪れ、ベートーヴェンが暮らしていた家や墓地をめぐったほか、クリムトの作品も鑑賞したという稲垣。「華やかさや繊細さや圧倒的な存在感に心を奪われた」とそのときの感動を語り、同展のスペシャルサポーター就任に「非常に縁を感じています。大役を任されて光栄に思っています」と語った。初挑戦の音声ガイドについても「本当に光栄」と喜び、「美術館なので、この場所をイメージしながら、出しゃばったまねはしたくないなって。美術鑑賞の邪魔をしてはいけないと思うので、さりげなく、聞き心地いいようにやらせていただきました」と説明した。その後、同展のメイン作品のひとつである「ユディトI」前にて生音声ガイドを披露。「なんでしょうね、この緊張感は。美術館なので、重々しい雰囲気もあって、暗い感じでより緊張しますね」と照れ笑いを浮かべ、「では、朗読風に」と言ってスタート。「みなさんこんにちは、稲垣吾郎です」とゆっくりと話し出し、作品の魅力を伝え、「ご案内は稲垣吾郎でした」と締めくくった。稲垣は「ちょっと緊張しました。不思議な感じでしたね。朗読やこういった作業は好きですし、その世界に入っていきますよね」と緊張しながらも楽しんだ様子。「最初ちょっと緊張しましたけど、後半は使いどころかなと思います。表情もいいところを使ってください」と報道陣にアピールして笑いを誘った。そして、自身が担当した音声ガイドについて「僕も借りて聞いていいんですよね? 不思議ですよね」と笑い、「プライベートで何回もこれから来たいので。期間も長くやっているので、何度も足を運びたいと思います」と予告。「集中して自分の音声ガイドを聞きながら見ている僕を発見したら、声をかけずにそっとしておいてください」と呼びかけた。その後、クリムトがベートーヴェンの交響曲第9番に着想を得て制作した全長34メートルの壁画「ベートーヴェン・フリーズ」の精巧な原寸大複製の前で写真撮影も。作品を見渡し感動していた。
2019年05月14日スマートフォン用ゲーム『星のドラゴンクエスト』のプロデューサーに就任した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が歌う星ドラ応援ソング「星のファンファーレ」を使用した新テレビCM「ギガ感謝祭 応援ソング 勇者篇」が、18日より順次全国で放送される。それに先駆け、10日よりWEBCMが公開された。新CMでは、「星のファンファーレ」のサビに乗せて3人がスマホを見ると、その影がドラゴンクエストの勇者の姿に。スマートフォンの中で冒険する3人の姿を投影している。新CMで使用している星ドラ応援ソング「星のファンファーレ」フルバージョンは、「5月27日ドラゴンクエストの日」のプレイベントとして5月25日に幕張メッセで開催される「ドラクエの日 プロデューサー“ギガ”ミーティング」の会場で初お披露目される予定だ。
2019年05月10日稲垣吾郎(45)が昨年12月に発売した楽曲「SUZUNARI」のMV再生回数が、5月6日に56万回を達成。“ゴローの日”のミラクルに、ネットでは祝福の輪が広がっている。同楽曲は稲垣にとって約14年ぶりとなるソロ楽曲。楽曲をゲスの極み乙女。の川谷絵音(30)が手がけたことも話題となっていた。川谷はSMAPに「愛が止まるまでは」「アマノジャク」「好きよ」といった楽曲を提供してきた。それだけに稲垣との相性は抜群だとして、楽曲リリース後にはYouTubeのコメント欄に《ごろうさんにぴったりのソロ曲》《歌詞に聴き入ると泣けてくる》と絶賛する声が上がった。「SUZUNARI」の再生回数は、5日までは55万回だった。しかしネットではファンの間で「ゴローの日に56万回を!」と呼びかける動きが。そういったことも功を奏し見事、6日に“56万回再生達成”となった。Twitterでは《スマオタの団結力すごし!56万回再生おめでとう》《吾郎ちゃん、NAKAMAおめでとう カッコイイから何回も見ちゃうね》といった祝福の声が上がっている。さらに、ゴローの日のミラクルを喜んでいるのはファンだけではない。川谷はTwitterでこうつづった。《本日5/6はゴローの日ということですが、僕が作らせて頂いた稲垣吾郎さんの「SUZUNARI」のMVも56万回再生という奇跡的な数字。何か嬉しいなぁ。また2人で歌いたいです》そんな川谷に対して、感謝する声も上がった。《本当に素敵な楽曲を ありがとうございました 何度リピしても 耳に優しく また吾郎さんの声とうまくマッチングして 聴き惚れて酔ってます》《とっても大好きな曲で毎日欠かさず聴いています ななにーで聴いた時の絵音さんと吾郎さんの声の親和性がとても心地よくてまた一緒に歌ってほしいなって思ってます》《共に歓んで下さって嬉しいです 共演も新曲提供も両手いっぱい期待しています!》「SUZUNARI」の再生回数は現在56万回を超え、すでに58万回近い。昨年のゴローの日には《なんだか、自分の誕生日かと錯覚してしまう気分》とTwitterに投稿していた稲垣だが、今年もプレゼントを受け取って喜んでいることだろう。
2019年05月06日ミュージシャンの遠藤ミチロウさんが、膵臓ガンのために亡くなっていたと5月1日に発表された。享年68。遠藤さんのTwitterアカウントによると先月25日に逝去し、葬儀は近親者のみで執り行われたという。遠藤さんは80年代にパンクバンド「ザ・スターリン」の中心メンバーとして一世を風靡。ライブ中に動物の死骸を投げたり、全裸で放尿するなど過激なパフォーマンスが話題を呼んだ。しかし素顔は裏腹に心優しく、晩年は故郷・福島の震災復興に尽力する姿にスポットライトが当たることも。その人柄もあり、各界でファンが多かった。「宮藤官九郎さん(48)は、遠藤さんの大ファン。自身が監督を務めた映画『少年メリケンサック』に遠藤さんを出演させたり、グループ魂のライブで共演を果たしたこともありました。また昨年7月に放送されたドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)に出演して話題を呼んだ峯田和伸さん(41)は、ミュージシャンとして遠藤さんからの影響を強く受けているといいます。稲垣吾郎さん(45)主演の映画『半世界』の阪本順治監督(60)とも古くからの付き合いがあり、ジャンルを問わず幅広い分野に大きな影響を与えた人です」(音楽関係者)Twitterでは思想家・吉本隆明さん(享年87)の娘である吉本ばなな氏(54)が《ミチロウさん、ずっとうちの父の友だちでいてくれてありがとう。今頃ふたりが久しぶりに出会っていますように。安らかに》と投稿。さらにその死を悼む声も上がっている。《同郷と知って以降、ミチロウさんという人にひかれ、震災後の行動や存在も含め誇りで。本当に残念です》《ミチロウさん。アルバム”TRASH”は中坊の頃の青春の一枚でした》《福島のパンクはミチロウさんが誇りでした みんなはじめてお会いした時スターリンのイメージで怖い人なんだろうと思って恐る恐る話しかけるんだけども 心より優しいかたでした》亡くなるまで福島の復興に奔走していた遠藤さんだが、もともとは福島が嫌いだったという。そのため大学入学とともに早々と町を出た。「そんな遠藤さんが復興に懸命になったのは、不思議なことに思えるかもしれません。ですが震災直後に福島への”差別”を目の当たりにした遠藤さんは、憤りから立ち上がることを決意しました。またこれまでも“世の矛盾”をテーマに歌ってきましたが、『福島の矛盾は隠ぺいされ、忘れられている』と告白。1人の表現者として、その矛盾に目を背けたくなかったようです」(前出・音楽関係者)復興は志半ばとなったが、これからの福島を天国で見守ってくれることだろう。
2019年05月01日4月30日、元号「平成」が最後の日を迎えた。平成を代表するグループといえば、惜しまれつつ16年で解散したSMAP。いまだに“SMAPロス”に陥るファンもいるなか、平成の最後にファンにとってはうれしいことが続けて起こった。まず27日放送のTBS系「人生最高レストラン」には、香取慎吾(42)が登場。番組冒頭、SMAPの冠番組だった「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)内のコーナー「BISTRO SMAP」での“つまみ食い疑惑”を聞かれた香取。「あのレストランは世界一のレストランですから。あれは食べないわけにはいかない」「世界中の美味しいところに行ったけど、あそこには勝てないですね」と絶賛していた?そして29日、NHKで「総決算! 平成紅白歌合戦『第1部』」が放送された。そこで平成15年(2003年)の紅白大トリとして「世界に一つだけの花」を披露するSMAPのVTRが紹介されたのだ。さらに30日には稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取のインターネットテレビ局・AbemaTVのレギュラー番組「7.2新しい別の窓」が、午後5時から日付をまたいで放送。3人が平成元年から平成31年までの数々の名曲を歌う「平成名曲ライブ」で盛り上がった。「紅白特番の放送前は『SMAPがクローズアップされないのでは』と心配する声が飛んでいました。そのため放送されると『オーラが違う』『平成代表はやっぱりSMAP』と歓喜の声が飛んでいました。解散してしまいましたが、平成から令和の年またぎにSMAPが放送されたのはファンにとって何よりの“プレゼント”となったようです」(芸能記者)令和になってもSMAPは変わらず“レジェンド”グループとして、その楽曲が歌い継がれそうだ。
2019年05月01日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が4月30日、インターネットテレビ局・AbemaTVのレギュラー番組『7.2新しい別の窓』(毎月第1日曜17:00~7.2時間生配信)の生配信の合間に平成最後の囲み取材に応じ、平成を振り返るとともに令和への意気込みを語った。稲垣は「僕らは平成とともにデビューして、そういうグループでずっとやってきた。本当にすごくいい時間と、多くの人との出会いと、いろんなものを自分の中で吸収して、また今後それを生かしていけるすごく貴重な時間だったなと思います」とSMAP時代を振り返り、「最近ではファンミーティングやこういう番組もやらせていただいて、みなさんのおかげで順調にやってくることができたので、これからもこの勢いで新時代・令和を突き進んでいきたい。みなさんの期待に応えられるように、みなさんの願いを叶えていくことが僕らの仕事だと思いますので、応援してくださる皆さんとも刺激し合って、成長し合って、人生を豊かなものにしていきたい。令和ってすごく名前も好きなので、人々の心が美しく咲き誇るような、そんな時代になってほしいなと祈っています」と語った。また、平成で印象に残っている出来事についても稲垣は「やっぱりグループとしてずっとやってきたことが宝でもありますし、いろんな愛をくださって、それがあって今の自分たちがある」とSMAPとしての活動を挙げ、さらに、「僕は元年から役者として初めてテレビドラマに、朝ドラをやらせていただいて、そこからの役者の道は今でもずっと続いている。そういう芸能界での活動すべてが貴重なものとなり、これからもまた生かしていきたいと思います」と話した。草なぎは「平成ではファンの方に愛していただいて、たくさんの宝物をいただいたので、令和になって新しい時代がきて、また一緒に思い出作りとか、一緒に歩んでいきたい気持ちです」と語り、香取は「昭和に生まれて、平成を生きることができ、そして令和にも咲き誇りたいと思います。今日この瞬間にみなさんと一緒に生放送で歌を歌えているっていうのは本当に幸せなことです。これからの新しい時代にもみなさんの心に残るような歌を歌っていけたらなと思っています」と意気込んだ。ライブ写真=AbemaTV提供
2019年05月01日“新しい地図”の発足から1年半。映画、舞台、CM、SNSにYouTube、そして今年は初のファンミーティングも開催!と着実に活躍の場を広げる草なぎ剛(44)に、今の心境を聞いた。「いい風が流れているのかな。1年半前は、頑張るしかないという気持ちで船に乗り込んだけど、今思うと不安のほうが強かったかもしれない」“新しい地図”として再出発した当時を、そう振り返る草なぎ。「あまり先のことは考えず、その時その時を一生懸命やっていれば、明るい未来につながっているんじゃないか、という思いで航海してきた先が、とても楽しいところでよかった。環境がガラッと変わったのは事実。でも人って適応していく能力があるんですよ。YouTuberを始めた影響も大きくて、最近はよく『意外としゃべる人なんですね』と言われるし(笑)。今はNAKAMA(新しい地図につながる仲間)のみなさんもたくさんいてくれて、この先どんなところにつながっていくのか、楽しみのほうが大きいかな」稲垣吾郎(45)、香取慎吾(42)と3人での船出。当時はとにかく3人で話し合ったというが、その関係にも変化が――。「今は前みたいには話さないけど、お互い気持ちはより近くなっている気がする。でもそれは“話さなくてもわかり合える”ってことじゃないんだよね。結局、人って話さなきゃわからない。それまでもずっと一緒にやってきたけど、話さないとわからなかった。特にあの2人は(笑)」活動も軌道に乗る中、次の舞台『家族のはなし PART1』(京都劇場にて5月4日~6月1日)では、初めての“犬役”に挑戦。人間との距離感など、愛犬のクルミちゃんを役作りの参考にしているそう。「セリフ、あまり覚えなくていいからいいよね(笑)。今回はたたずまいに重きを置いています。ただそこにいるだけでシーンが成立するような俳優になりたいと常々思ってきたけど、これはその第一歩になるんじゃないかな」犬役とともに、つかこうへい作・演出の舞台『蒲田行進曲』(’99、’00年)で共演した小西真奈美(40)と夫婦も演じる。「つかさんが僕の芝居の扉を開いてくれた瞬間、真奈美ちゃんが隣にいてくれた。今、あのときのことを思い出すと、涙があふれてくるんですよ。20年前、一緒に築き上げた空気感や間があってこその、2人にしかできない、芝居を超えた芝居ができる予感がしています」2つの“家族”のエピソードを描く舞台を通じて、改めて考える、自分自身の家族についての思いとは?「若いうちは親の気持ちがわかっていなかった。自分はわがままだったなと思いますね。芸能界という特殊な世界で、やりたいことをやらせてくれたことに、今は感謝しています。人の数だけ家族の形があると思うから難しく考えていないけど、僕もいつかは結婚するのかな。好きな時間に起きて好きなことをするのが好きだから、子どもや人の世話をするのは向いてないと思っていたけど、クルミと暮らしてみると意外に父性があった。最初はどう育てていいかわからなくて、驚くことばかりで。ベッドの下からカリカリになったウンチが出てきて、“こんなところでするの?”とか(笑)。だから子どもができたら、けっこう面倒見のいいパパになっちゃうのかも。今は家族を持つのもいいなと思いますね。全然予定ないけど(笑)」
2019年04月28日数字選択式宝くじのイメージキャラクターを務める稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する「ロト7」の新テレビCM「ロトもだち選手権 in 沖縄」篇(30 秒・15 秒)が、27日から全国で順次放映開始される。また、同CMのWEB限定ロングバージョン(160秒)が、23日からWEBで公開される。「ロトもだち」というコンセプトのもと、「56(ゴロー)」「244(ツヨシ)」「405(シンゴ)」と、名前が全員数字でできている仲良し3人組の愉快なフリートークと、ほほえましい掛け合いを通じて、数字選択式宝くじの楽しさを伝えるCM「ボクたち、ロトもだち」シリーズ。今回は稲垣、草なぎ、香取が、全国各地の新しいロトもだち(名前を数字に置き換えられる人)を探す旅に出て、グランプリを決める新企画「ロトもだち選手権」が開幕。3人は第1回の開催地に選ばれた沖縄に上陸し、会場に集まった地元の人たちと一緒に、出場者がロトもだちかどうかを判定していく。フルネームをきれいに数字で表記できる女性や、個性的な苗字を持つ3人組など、珍しい苗字が多く存在する沖縄で、栄えあるグランプリに選ばれるロトもだちとは果たして……?全篇フリートークで展開される「ボクたち、ロトもだち」シリーズということで、今回の「ロトもだち選手権」のシーンも、MC役の香取を中心に、ほとんどの会話がアドリブで進行。出場者の伊禮(いれい)さんの顔を見た稲垣が「うちのお父さんにそっくり」と評したシーンでは、その発言に乗っかった香取が、「よく気付きました! お父さんです!」と、まるで稲垣の本当のお父様であるかのように紹介して会場の笑いを誘った。さらに、こっそり伊禮さんに耳打ちして、「久々だな、吾郎!」というコメントを仕込む場面も。稲垣と草なぎはもちろん、素人である出演者の人たちの魅力もたっぷりと引き出し、ユニークな掛け合いと、スムーズな進行に貢献していた香取。その抜群の仕切りっぷりを目の当たりにした草なぎさんは、「ホントに仕切るの上手いよね。プロだ、プロ!」と褒めたたえていた。
2019年04月23日元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)が4月17日、福岡国際センターでファンミーティング『NAKAMA to MEETING_vol.1』のファイナル公演を迎えた。東京、愛知、大阪、宮城、福岡の5都市全22公演12万人以上を動員した『新しい地図』初となるファンミーティング。ラストを迎えるこの日の公演はYouTubeで生配信され、最後に3人がステージから去る場面で香取は「また遊ぼうね~!アイシテマース!」と手を振って退場した。その後、香取はTwitterでも、「#NAKAMAtoMEETING 楽しかったよ!また遊ぼうね!アイシテマース!!」と投稿。「また遊ぼうね」「アイシテマース」という言葉は、SMAPのコンサートではお馴染みとなっており、ファンは思わず反応した。「慎吾の『またあそぼーねー』と『アイシテマース』を聞いたのは2015.1.12以来かな。もう聞けないのかもしれないと思ったことも正直あったから、凄く凄く嬉しかったよ」「えーーーんアイシテマース!!泣かせないでよーーーーっ」「アイシテマース!最後に言ってくれてアリガトウ」とSMAP時代からのファンは喜びと感動に沸き、「アイシテマース」というワードがTwitterの「世界のトレンド」入りを果たすほどの反響を呼んだ。
2019年04月18日