■前回のあらすじ飲まず食わずでの誘発分娩は続きます。あまりの激しい痛みに呼吸も上手くできないほどに…。■陣痛と内診グリグリは痛みもWパンチ…?■医師の言葉に衝撃を受ける…!先生同士の会話には衝撃を受けました。冷静に考えて、めちゃくちゃ怖かったです…。ただ、内診してもらった方がむしろ陣痛の痛みは緩和されていたように思います。痛いですけども! 不思議ですね。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月18日2人目の妊娠が判明したのは産後4カ月のときでした。順調にいけば、12、3カ月差の年子になります。思いのほか早く妊娠したことで、現実的にワンオペでの妊娠、出産、育児が可能なのか悩み、葛藤した話をお伝えします。2人目妊娠はいつでもよいと思っていた私は1人目を出産するときに、以前勤めていた職場を退職しました。そのときは専業主婦となり2カ月ほどで1人目を出産し、育児に専念中でした。 私もパパも2人目の妊娠については、子どもは授かりものだから妊娠したときが良い時期なのだと、楽観的に考えていました。さらにそのときは仕事に縛られないことや周りにも年子が多くいたこともあり、2人目は早くてもいいのかなと思っていた産後4カ月目……妊娠が判明したのです。 このまま出産して本当に大丈夫なのか出産予定日は上の子の誕生日の1カ月後でした。周りに年子が多くいたとはいえ、さすがにこの年齢差の年子の知り合いはいません。妊娠が現実となり、2人目の妊娠時期を楽観的に考えすぎていたのかなと思い始めました。つわりや臨月になっても上の子のお世話をちゃんとできるのか、出産した後に2人の育児をできるのか真剣に悩みました。 年子は子どもが小さいうちはすごく大変でも、大きくなったら一緒に遊ぶようになって一気にラクになるとも聞きます。私は、少なくとも子どもが小さいうちはワンオペで育児をしなければならないので、自分が耐えられるのかたくさん考えました。 結論、産むことに最終的には産む決心がつきました。私は以前から婦人科系の疾患で妊娠しにくい可能性があると言われていたこともあり、順調に2人目を自然妊娠で授かったということは奇跡なのではないかと思いました。 さらにそのときは仕事もしていませんでしたので、縛られることもないタイミングで良い時期だったと感じます。産む決心がついてからはインスタなどを通じて同じ境遇のママさんの投稿を見て励まされたり情報を得たりして、今も育児の参考にしています。 わが家では思っていたよりも早く2人目を妊娠出産しましたが、年子を産めてよかったと思っています。たしかに産後1年間は壮絶な日々が続きました。今は1歳と2歳になり、喧嘩もよくしますが、それ以上に一緒に遊ぶ姿をみる機会も増え、微笑ましい光景がみられます。あっという間に時が過ぎていってしまうので、日々噛みしめて2人の成長を見守っていきたいです。 ※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2021年12月17日長期化するコロナ禍で、孤独な子育て「孤育て」が社会問題化しています。この約2年間で、たくさんのママたちが孤独な出産や育児に向き合ってきました。コロナ禍で実家を頼れなくなった人もたくさんいます。 そして両親に会う機会が減り、LINEや電話でやり取りすることが多くなり、気持ちがうまく伝わらなかったり、お互いの状況が理解できなかったりすることが増えたと実感する人も少なくありません。そうしたコミュニケーション不足が、ママたちのストレスに拍車を掛けることも。コロナ禍だからこそ感じたもどかしさ、両親に会えないジレンマのリアルを取材しました。 現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 生まれた孫に会わせてあげたいけど…両親とのすれ違いから生まれた歪みコロナ禍で実家との交流の機会が減った人は多い。「感染の可能性を考えると、高齢の親が暮らす実家へ気軽に帰るわけにはいきませんでした」と語るのは30代の田中あき子さん(仮名)。感染者数が右肩上がりだった今年7月、里帰りせず第2子を出産した。医療現場は厳戒態勢が敷かれており、夫の面会すら許されない孤独な出産だった。「早く孫の顔を見せてあげたいな……」 出産で疲労と感動の中にいたあき子さんは、そんな気持ちを込めて病院のベッドから両親にLINEを送った。 「無事に出産しました」 通常であれば、あき子さんの両親も病院に駆け付けて、孫の顔を見に来るはずだった。しかしコロナ禍でそれは許されない。 「明日、面会に行きます」 と返事が来たので、夫ですら立ち会い出産も面会も許されていないことを伝えた。すると、 「ではいつなら可能なのか」 と返事が来た。あき子さんも、両親に会いに来てもらいたいのは山々だったが、その気持ちがLINEのやり取りでどれほど伝わっていたのかはわからない。気持ちがうまく伝わらない上、コロナ禍の病院の状況が理解できていなかったのかもしれない。 東京オリンピック直前の時期。いつから会えるのかなんて、誰にもわからなかった。感染拡大防止を考えると、地方に暮らす高齢の両親を気軽に自宅へ招くわけにもいかない。確実な約束ができないまま退院を迎えた。そんな最中、両親からLINEが来た。 「明日の午前中着で、差し入れのご飯を送ります」 この後、些細なすれ違いから誤解が生まれ、あき子さんと父との間に歪みが生まれた。気持ちを急かしたのは、「孫の顔が見られない」という両親のジレンマからだった。突然の電話で怒鳴り声!孫にも当たり散らして呆れ果て「受け取ったらまず電話!お礼だろ!そんな電話もできないのか!」 電話に出た途端、怒鳴り声が耳に響いた。父の声だった。 母がクール便で送ってくれた手料理を食べていた時だった。母が「会えない代わりに」と煮物や漬物、炊き込みご飯など、愛情たっぷりの手料理を送ってくれたのだ。産後のあき子さんにとって、最高のプレゼントだった。 しかし配送業者とのタイミングが合わず、午前着の荷物の受け取りが最終の夜8時に。大好きな「ばあばの手料理」を心待ちにしていた長女(3歳)はもう腹ペコ。届いた料理をすぐに温め、「たくさんあるね」「おいしいね」と家族で温かい食卓を囲んでいた矢先、父からの電話が鳴ったのだ。 謝っても父は聞く耳を持たなかった。 「さっき荷物を受け取って開けたばかりで。時間が遅いからまず食べようってことになって……」と説明しても、怒りは収まるどころか、孫にも飛び火した。「じいじ、ありがとう」と言った娘に、「ありがとうじゃねえ!」と語気を強めて言い放った。 「娘は『どうして?』と驚いた様子で、しゅんとなっていました。父は元々難しい人なんです。ちょっとしたことでへそを曲げるような。でもあそこまで頑固だとは。娘にまで怒るなんて初めてでした。普段はLINEでのやり取りだけだったので、久しぶりの電話でした。なのにいきなり怒鳴られて……とてもショックでした」とあき子さんは振り返る。壮絶な出産を経て退院、通院、子育て……置かれた現状をわかってくれないあき子さんの第2子出産は波乱万丈だった。予定日より数週間早く破水して緊急入院。そして入院先のトイレで産気づいて、個室の鍵が開けられず一人で出産した。 赤ちゃんは無事に産まれたものの、体重が思うように増えず、黄疸が出たため入院延長に。あき子さんがひと足先に退院し、すぐに母乳を届けるための通院が始まった。壮絶な出産を経ての退院、通院、そして上の子の世話にも追われる暮らし。不安と疲労が蓄積していた。 近くに頼れる親戚はおらず、コロナ禍で友人を頼るわけにもいかなかった。そんなあき子さんに向けられた父の怒鳴り声は、怒りというよりも失望感を湧き上がらせた。まるで孫に会えないことを責められているような感じがして、孤独感を助長した。せめて両親には労ってもらいたかったのに……。 「自分と両親の考え方の違いに、イライラを通り越して呆れてしまいました。正直、めんどくさいなと思っちゃいました。このタイミングでお礼を強要する?って。 もちろんうれしい気持ちを伝えることは大切ですけど、こっちのタイミングもあります。一方的に送ってきたものに対して、お礼がないと腹を立てるなんて。それどころではないことをわかってもらいたかったです」父と久しぶりに再会。オンラインでは気付かなかった両親の老い結局、緊急事態宣言もあり、しばらく両親とは会えぬまま、父とは冷戦状態が続いていた。でもこのままでは引きずると感じ、あき子さんから折れることにした。仲直りのきっかけを待っている父の気持ちが、なんとなくわかったからだ。 「会いに来てくれるのを待ってます」 コロナの感染状況が落ち着いたころ、孫たちの写真を添えて父のLINEに送った。 父からの返信はなかった。 でもその日のうちに母と会いに来た。少し年を重ねていた父は、孫を愛おしそうに抱いた。 「気難しい人はかわいいんです」とあき子さんは笑う。「自分からは素直に折れないくせに、きっかけを待っていたんですね。やっぱり会って直接話した方が、すんなりお互いの気持ちも伝わります。あの出来事も忘れて話せるのは親子だからですね」 両親との気持ちのすれ違いを通じて、あき子さんは直接会うことの大切さを再確認した。「オンラインでのメールや電話も便利ですけど、所詮オンラインはオンライン。直接会って話すのとは全然違います。家族だから会えば細かいニュアンスも伝わりますし、電話やメールで話しづらいことも話せます。 それから、画面越しだと感じなかったですけど、久しぶりに両親に会ったら老いを感じました。少し小さくなった姿にショックを感じましたが、やさしくなれる自分もいました。直接会うって大切ですね」 オンラインでは自分の気持ちや状況をすべて伝えることも、相手のすべてを理解することも難しい。会えない時間が続くと、家族でさえ縁や絆が薄れがちになる。産後、両親がすぐに孫に会えていたら、あんな感情をぶつけなかったかもしれない。 「これからどんな状況になるかわかりませんが、会えない時は大らかな気持ちで相手を労ろうと思います」 コロナによって生まれてしまった両親とのすれ違い。そして久しぶりに再会した両親の老いーー。 これらのことから多くの気づきを得たと彼女は言います。 どんな状況になっても相手をいたわり、助け合える世の中になることを願ってやみません。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年12月17日■前回のあらすじ帝王切開の可能性があると言われるも、赤ちゃんが苦しむのは嫌、という気持ちから躊躇なしに即決。しかしその直後、飲食禁止と言われ…。■飲食禁止の中、誘発分娩は続く…■体力限界寸前!? 痛みで呼吸も上手くできない…!痛みが耐え難い、呼吸をしたくてもできない…というのは、1~2時間程度でずっとエンドレスに続くというわけではないのですが…。水分すら摂れないのはとてもしんどかったですね…!次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月17日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男は33歳、次男を36歳のときにどちらも帝王切開で出産。長男のときには感じなかった育児の違いを感じました。そんな次男の育児についての体験談をご紹介します。嫌でも感じる体力の衰え長男も次男も帝王切開だったのですが、どちらのときにも傷の回復に差はありませんでした。ただ、次男が1歳になり歩くようになってから感じたのは、体力の衰え。少し走っても息切れが激しく、止まってしまう始末。子どもの寝かしつけ時に一緒に寝てしまうことも増えました。 長男のときには必要ないと思っていた昼寝をするほどまでに……。次男を抱っこひもに入れて移動するのも、とても疲れるようになりました。また、産後の体重の戻りも次男のときのほうが遅かったです。 特にキツイ外遊び…今でも大変なのが、次男に付き合って外で長時間遊ぶこと。特に幼稚園が終わったあと、次男は1時間ほど園庭で遊びたがるのですが、「今日はもう帰らない?」とつい聞いてしまいます。 長男のときには園庭遊びはまったく苦にならなかったので、やはり私の体力が落ちているんだなと実感。このままではマズいと思い、家で踏み台昇降やスクワットをして体力を付けることを意識しました。幸い継続することで、現在は少し体力が付いてきた気も。 ママの年齢は関係ない私の住んでいる地域では、私との年齢差が1個下や1個上といった同世代のママが多く、当時流行った音楽やテレビ番組の話で盛り上がることも。次男を出産前は「年下のママばかりなのかな?」と少し心配もありましたが、まったくそんなことはなく、いろいろな年代のママ友ができました。 ママ友はあくまでも子どもを介していることが多いので、出産前に気にするほどママの年齢は関係ないんだなと実感。特に私の周りの40代で出産したママ友は落ち着いた方が多いです。私の場合、偶然かも知れませんが「この人と友だちになりたい!」と思うママは実は同い年だった……ということも。もちろん年下のママ友でも素敵な方がたくさんいます。 私は36歳で次男を産むことになりましたが、体力的な衰え以外は特に困ったことはありませんでした。まだまだ、幼い長男と次男。外で遊ぶ機会も多いと思いますので、体力を付けることはこれからも続けていきたいです。 監修/助産師REIKO著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2021年12月17日ベビーカレンダー公式YouTubeでは、リアルな出産動画を公開中。今日は、再生回数241万回の出産ドキュメンタリーをご紹介します! 32歳初産、陣痛開始から出産〜産後1カ月半のママとパパと赤ちゃんのリアルを見てみましょう。 38週1日目 21:35 産院到着産院到着から約1時間半で、陣痛間隔が1〜2分に。この時点では個室にいます。痛みに耐えるママの腰を一生懸命マッサージしてくれているのは、義理のお母さん。パパはうちわでママをあおいでサポートします。さらに1時間半が経過し、ママもぐったりした様子に…。そんなママの手を握ったり、さすったりするパパ。 産院到着から4時間35分後。ようやく子宮口が5cmまで広がってきました。助産師さんの「赤ちゃんの頭 もうすぐそこだね」の言葉に安心するも、その後、「腰が痛い」とうわ言のようにつぶやくママ。「まってな、腰やるわ」とお義母さんがマッサージをします。 LDRに入って約40分経つもお産は進まず、助産師さんから「(赤ちゃんが)もう少しおなかの中で楽しみたいのかも?」との声が。ママから「早く生まれてほしい…!」とつい本音が出ると、そんな言葉にも「本当だね。もう出てきてもいいんだよ〜」と助産師さんがおなかに優しく語りかけました。 時間は深夜2時47分。まだまだ長い道のりが続きそうです。 バースプランにはびっしりの文字が事前に書いたママのバースプランにはびっしりと文字が。 ・夫にぎりぎりまでそばに居てもらいたい・お産の状況を説明しながら、声かけをしてほしい・視力が悪いので、メガネをしたまま出産したい・好きな音楽をかけてリラックスしたい・体力がないので、(状況次第ですが)母体回復のために夜間赤ちゃんを預かってほしいなど ママが出産に向けてどれだけいろんなことを考えてきたかが伺えます。初産なので痛みの怖さなどもあったはず。それでも前向きにバースプランを考えていたようです。 LDR入室 約1時間半 子宮口8cmにLDR入室から1時間35分後、子宮口が8cmまで開いてきました。汗だくのママの額に冷感シートを貼ってあげるパパ。 「(子宮口の開きが)8cm〜9cmくらいのいきみたいのにいきめない時間が一番苦しいんですけど、(子宮口が)全部開いたらもうちょっとラクになるので。もう一息!」と、状況の説明しながら、ママを励ます助産師さん。 そして、いよいよパパの登場です。助産師さんに教わりながら「ここを押さえてあげて」とポイントを教えてもらいます。「大丈夫です!頑張ってパパ!」のかけ声に、パパも「はい!」と返事をしてチャレンジ。 「えっ? こんなに力入れちゃっていいの?」と不安げなパパ。「けっこう入れなきゃダメよ」とお義母さんが先輩ママとしてのアドバイスをします。「パパの力、いいですね!」と助産師さんもパパを応援します。ナイス連携プレーです! 明け方5時36分 子宮口全開LDR入室から約3時間半。時刻は明け方5時36分になりました。ようやく子宮口全開です。いよいよ出産も間近…。 バースプランにあったように、出産の瞬間を見逃さないようにと眼鏡をかけるママ。助産師さんから「そう上手です! すごく上手!」と励まされながら、残りの力をふり絞って頑張ります。 そして、ついに6時11分に出産。臍の緒を切って、赤ちゃんとの初対面です。ママは少し慣れない様子で赤ちゃんを受け取ります。パパもまだまだ生まれたばかりの赤ちゃんに見慣れない様子。そんな中、お義母さんは写真を撮ります。産院到着から約9時間。LDR入室から約4時間での出産となりました。ママ、本当にお疲れ様です。 ママの体の後処置と赤ちゃんの体のケアをしたあと、もう一度、赤ちゃんを抱っこするママ。さっきとは違い、もうしっかりお母さんの顔になってますね。 動画では院長のインタビューに加えて、出産直後と1ヶ月半後のご夫婦のインタビューも収録されています。 ベビーカレンダー公式YouTubeでは、他の出産動画も公開中。リアルで感動するママとパパの出産動画を、ぜひチェックしてみてくださいね。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年12月16日わが家の子どもたちは1歳1カ月差の年子です。次女出産に向けて、私と長女は2人で私の実家へ里帰りをしていました。そんなある日、突然長女が首をかしげるような仕草を繰り返すようになりました。そのときの状況を詳しくお話しします。突然、長女が不自然な動きをするように…私の実家には母と兄の2人が住んでいます。長女のときも里帰り出産で、本当によく泣いてまいっていた私に代わり、母がよく抱っこをしてくれていました。母はまた長女と一緒に暮らせると喜んでいました。里帰りをして2週間が経ったころ、それまで変わらず元気に過ごしていた長女にある異変が……。 長女は首をかしげる仕草を何度も繰り返すようになったのです。それも、昼間に母と兄が仕事でいないときにはほとんどしませんでしたが、夜になって2人が家に帰ってくるとその仕草を始めるようになりました。 病院を受診はじめは変な動きをするなぁと動画を撮って様子を見ていたのですが、翌日も何度も何度もその仕草を繰り返すようになりました。動き方が自分の意思で動いている様子ではなく不随意運動のように感じて、心配になり小児の脳波を撮れる病院を探して受診することに。 診察中にもその仕草を繰り返しており、先生は「てんかんも否定はできないけど、チックのようにも見える」「ただ、生後11か月でチック症は聞かないな」と言っていました。その後、脳波をとりましたが特に異常は見られず、里帰りで環境の変化に敏感になっているのではないかということでひとまず漢方を処方されました。 保育士さんからのアドバイスそんなこともあり不安がありましたが、長女は数日後に保育園へ通い始めました。保育士さんにそのことを話すと、母と兄も長女と一緒にたくさん遊んであげたら良いのだとアドバイスをくれました。 たしかに仕事で関わる時間も少ないうえ、肉体労働の2人が疲れて帰ってきた姿を見て、慣れていない長女は戸惑う気持ちがあったのかもしれません。その後は母と兄も仕事で疲れているなかで遊ぶ時間を増やしてくれ、気づいたら首をかしげる仕草はしなくなっていました。 長女はまだ生後11カ月なのに環境の変化を敏感に感じることのできる子なのだと、プラスに捉えるようにしました。このこと以外にも、里帰りを終えてから公園で知らないお友達がいると一歩も動けず固まってしまったり、道ですれ違う人を嫌がって回り込んだりなど、長女の困りごとはたくさんあったのですが、それも個性なのだと受け入れて見守るようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:雨宮春季13カ月差の年子姉妹、1歳児と2歳児の母。前職の看護師を辞めて現在は育児に専念中。次女が重くなってきて2人を連れての外出に限界を感じてきた今日この頃。最近は家に引きこもりがち。
2021年12月16日■前回のあらすじついに医師から正式に帝王切開を選択肢に入れたいとの説明がありました。そう言われたとき、あるドラマのシーンが思い浮かびました。■緊急帝王切開になるということは…医師に帝王切開を打診されたときに浮かんだドラマのシーンとは…、それはお産の進みが悪く帝王切開を打診された妊婦が「赤ちゃんが苦しいのが嫌だからお願いします」と、間髪入れずに言っていたシーンです。赤ちゃんが苦しむことを考えると、即答でした。帝王切開についての説明を諸々受け、気合いも入れ直したところでしたが…まさかの飲食禁止!?次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月16日■前回のあらすじ徐々に強くなる陣痛はお産が進んでいる証拠。それは嬉しいけれど、さらに誘発剤が追加されるのを見るのはなかなか辛いもので…。■医師の説明を受けると…■ついに帝王切開の可能性が…!?どこかで自分は大丈夫だろうと思っていたけれど、いよいよ帝王切開の可能性が増してきました…!次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月15日■前回のあらすじ赤ちゃんの胎動を感じ、赤ちゃんも頑張っているし、助産師さんたちもついている! と不安な気持ちを打ち消します。■順調なのは嬉しいけれど…■〇〇を冷やすとお産の進みが悪くなる!?夏場だったので、足首に対しちょっと無防備だったのは否めませんでした…。これから出産を控えている方はぜひ足首をしっかり温めてみてください!次第に陣痛が強まるのは誘発剤を使用するしないに限らず同じですが、「すんごいいってえぇぇぇぇ!!」という状況で「増やします(さらに痛くなる)」と言われ、投与されていくのを見るのはかなりきつかったです…。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月14日第一子出産時、私の出血量は男性の致死量以上。退院してからも、私の体はふらふらな状態でした。そんな中、初めての子育てがわからないことだらけでスタート……。当時はママ友もおらず、育児雑誌が私の大きな味方でした。とはいえ、夫婦の置かれている状況や子どもの性格は人それぞれ。子育ては育児雑誌通りに進むものではない、と実感した私の体験談です。 初めての沐浴に悪戦苦闘!出産するまで生活の中で赤ちゃんに関わることがなかった私は、ただ娘を抱っこするだけでも恐る恐る触れて……という状態でした。娘の首はふにゃふにゃで、これから私に娘のお世話なんて本当にできるのか、と不安に陥る日々。 中でも沐浴に、私は苦戦を強いられました。お風呂場でベビーバスを使い、ガーゼでやさしく娘の体を洗い上げるのですが、片腕で3kgの娘を支えるだけで腕はプルプルと震え、とにかく娘の口にお湯が入らないように気をつかうことに私は必死でした。 1カ月健診での指摘に落ち込む1カ月健診で助産師さんが娘を抱き上げたとき、娘のわきの下や首の下に、汗や育児用ミルクが固まって真っ黒の線ができあがっていることに気が付いてくれました。 助産師さんは私を責めることなく、「お母さん、初めてのことだから知らなかったのは仕方がないですよ。気を付けつつ、あまり気にしないでくださいね」と諭してくれたのです。ですが、毎日一生懸命だったのにきちんと娘のお世話ができていなかった事実にショックを受け、私の頭は真っ白になりました。 育児雑誌を鵜呑みにしすぎないことが大切どうして私は沐浴に苦手意識があるのか考えてみたところ、手間がかかるからという仮説が浮かび上がりました。「沐浴剤は洗浄力が弱く、赤ちゃんの肌の汚れが落ちない」と育児雑誌で読み、当時の私は沐浴時にせっけんを使用していたのです。けれど、せっけんの泡立てにも手間取り、そして、なんとか娘を洗ったあとも、きちんと泡が落ちているか不安になってばかり……。 沐浴自体に苦手意識を持っているような状態でしたが、優先すべきは、私がきちんと私自身の置かれている状況や、娘自身を見ることだと思い直しました。実際に沐浴剤を試してみたところ、娘の体が泡で滑ることもなく、娘の体を洗い流す手間もかからず、負担が少なかったのです。 沐浴での失敗から、洗うのに慣れていない&ベビーバスで洗っていたころの私には、沐浴剤を使って娘を洗ってあげる方法が合っていたのだと思いました。私と娘にとって、どんな育児の方法を選択すれば良いのかを考えられるようになった経験でした。 著者:西垣かおり7歳女児のママ。元転勤族の妻で、子どもは1人だが、3度の保活経験あり。縁もゆかりもない街で戸惑いながらも、初めての子育てを楽しんだエピソード中心に執筆中。
2021年12月13日■前回のあらすじ帝王切開の可能性があるものの、その可能性は低い様子。しかし誘発剤の投与が始まり、徐々に不安が募っていきました。■出産はひとりじゃない…!不安を打ち消す■コロナ禍での出産…夫の立ち合い時間は?夫の立ち合いはほぼ難しい状況に…。産院側もコロナの対応にとても苦慮しているだろうと思います。大変ですよね。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月13日■前回のあらすじ出産時には医師の立ち合いが必要と言われ、少し不安な気持ちに。その日の夜は痛みで全く眠ることができず…。■翌日、医師に診てもらうと…■誘発剤の投与が始まり…急に不安が募る同じ経験をした方はたくさんいらっしゃると思いますが、2時間しか寝られずに出産に臨むのが精神的にきつかったです…。コロナ禍での出産は夫も傍にいられないし、ひとりで大丈夫だろうか…という不安が突如として襲ってきました。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月12日■前回のあらすじ突然の破水に冷静さを失いつつも、なんとか夫を呼び起こし産院へ行くと、助産師さんから気になる一言を言われ…。■医師の立ち合いが必要な理由は…?■眠れないほどの痛みが続く…助産師さんが当時どう表現していたかあまり覚えていないのですが、私は医療従事者ではないので、正確な表現ができていないかもしれません…。とにかく、逐一医師がモニターで経過を見てくれるということでした。ちなみに、私の通っていた産院では正産期に入ってお腹が等間隔に痛みだしたら基本的に電話で確認も不要、すぐ来院してOKという方針だったので、そこはありがたかったです。また、SNSで他の方の出産レポを拝見すると、やはり陣痛だと眠れないほど痛い、と呟いている方が多かったように思います。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月11日第一子の女の子を出産後、夫婦で1年間育児休暇を取得しました。夫と2人でてんやわんやしながら育児をする中で、出産前にはわからなかったこと、やってみて気づいたことがたくさんありました。 育休して気づいてしまったこととは…? 育児をするようになって、今まで見ていた景色が違って見えるようになりました。特に感じたことは、育児には正解がなく、自分たちで試行錯誤して取り組んでいかなければならないのだということです。育児についてさまざまな情報が飛び交い、初めての育児だと何が正しいのかわからず、頼れる人がいないとプレッシャーに押しつぶされてしまうだろうなぁ……と思いました。 夫と2人で育休を取って育児をしていますが、ママだけに負担がいくのではなく、夫婦2人でしっかりと育児をしていくことの大切さを日々実感しています。 監修/助産師 松田玲子著者:こむぎ2021年4月に第一子となる女の子を出産。夫婦で1年育休をとって、現在育児中。初めての育児や男性の育休に関するエッセイ漫画を中心に執筆中。
2021年12月10日■前回のあらすじ妊娠39週を過ぎても産まれる気配がなく、運動をたくさんするように心がけていました。そんなある日の夜、突然違和感が…!■突然の破水にパニック!■すぐに産院へ実はSNSを通じてフォロワーさんと「破水スタートはテンパるから嫌だよね」なんて話をしていたのです。まさか自分が破水スタートになるとは…。案の定超超超テンパりました。そして助産師さんからは気になる一言が…。ちなみに、夫と別室で寝ていたのは、臨月は初夏の頃だったのですが、私の体温が高くて寝室が暑かったので、温度の低い涼しい部屋で寝ていたからです。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月10日私は三男をコロナ禍で出産しました。妊娠39週のとき、体調に不安を感じ病院に行くと、医師から驚きの言葉が! コロナ禍のために予想外の入院と選択を迫られ、戸惑った出産エピソードです。 三男はコロナ禍での出産三男を出産したときの話です。出産したのは2020年7月だったのですが、新型コロナウイルスに関して当時はわからないことが多かったため、私の通っていた産科でも試行錯誤して対策をされていました。 妊娠39週のとき、体の様子に異変があったので産科で診てもらうと、医師から「子宮口が4cm開いていましたが、まだ生まれなさそうですね」と言われました。コロナ禍でなければ帰宅してよかったそうなのですが、帰宅途中で新型コロナウイルスに感染したら危険なので、自宅に戻る選択肢は捨ててほしいと言われたのです! 待つか産むかの選択を迫られて「産むまで病院からは出られないということですか!?」。リスクを心配する医師の言っていることはよくわかったのですが、突然のことに戸惑いました。さらには、自然に生まれるのを待つか、陣痛促進剤を打つかの選択を迫られたのです! できれば自然に生まれるのを待ちたかったのですが、なんと入院費は1泊3万円! 1泊はして待ってみましたが、何泊すれば生まれるのかもわかりませんし、日々3万円の出費はかなりつらいものがあります……。結局、観念して陣痛促進剤を投与してもらって産むことに。3回目とはいえ、新型コロナウイルスのおかげで戸惑いの多い出産になりました。 長男の言葉で気づいたこと新型コロナウイルスの影響はその後も続き、お見舞いは一切禁止だったため、産後の入院中も退院するときもずっとひとりでした。ですが、入院中に当時年長だった長男と電話していたとき、「大丈夫だよ。赤ちゃんが一緒だからママはひとりじゃないよ」と言ってくれて泣きそうになりました。それからは、赤ちゃんと2人の静かな時間を楽しもうと思えるようになったと同時に、長男の成長とやさしさを実感でき、良いこともありました。 コロナ禍の出産で大変なことばかりと思っていましたが、考え方をちょっと変えるだけでマイナスがプラスになる、ということを長男に教えてもらいました。 そのことを今後も忘れないようにしたいですし、それに気づかせてくれる家族ってありがたいなと思いました。 著者:ゆなて男子3人(6歳、4歳、1歳)の母。 3人とも高齢出産で、三男は43歳のときに出産しましたが、親も子も元気一杯の毎日です。 10年以上、広告やWeb制作、雑誌編集等の多忙極まりない仕事ばかりをしてきましたが、今はひとまず子育てに専念中。
2021年12月09日長男を帝王切開で出産したため、次男も帝王切開を選択しました。2回目の出産ということもあり、入院・出産準備はバッチリ! 出産に対して何も心配していませんでした。ところが、そんな用意周到な私にまさかの展開が待っていたのです。 入院・出産準備は順調!私は、長男を帝王切開で出産したため、2人目の出産も帝王切開を選択しました。個人病院でお盆の時期に出産することもあり、少し早めの妊娠37週での帝王切開になりました。長男を出産したときは、母体の発熱や赤ちゃんの心拍が弱くなってしまったこともあり、自然分娩からの緊急帝王切開に。バタバタと忙しい出産だったのですが、母子ともに術後の経過は良好であったため、今回の手術に対する不安はありませんでした。 コロナ禍で立会い出産も面会もできないので、長男の面倒をみてもらえるように夫と母にシフトを組んでもらい、入院する荷物も用意。出産を終え、帰ってきたときのための部屋と備品も準備万端! 出産に対する不安はなく、のんびりと入院・出産準備をして過ごしていました。 体調が変化し、念のため入院出産予定日から2日前の真夜中。なぜか突然の吐き気と倦怠感に襲われました。さらに若干の腹痛を感じ、病院に電話したところ、「万が一陣痛だと困るので、とりあえずきてください」とのこと。体調不良と不安に襲われながら、長男を母に預け、念のため入院道具を持って夫と病院へ行きました。 病院に着くと、コロナ禍のため夫は院内に入れないとのことで、夫は車で待機していてもらい、私だけ病室に入りました。胎動や産道、尿や血圧を確認しましたが、異常はみられず、出産の兆候もないとのことでした。原因がわからず不安ばかりが募っていたところ、病院の先生より「念のため1日入院する?」とのひと言があり、その日は1泊することに。その間、血圧が低いこと以外、特別異常はなく過ごし、翌朝一時帰宅をしました。 不安ななか迎えた出産当日迎えた出産当日。助産師さんの指示に従い、体を斜めにしたり、持参した音楽をかけたり、先生が麻酔を始めたりと、いよいよ手術するんだと実感。私は不安に襲われ、息が荒くなってきました。すると先生が、「麻酔の影響で息がしづらくなることもあるけど、心配しなくていいからね。頑張って自分で深呼吸してね」と説明してくれました。 そして手術開始! おなかで何かが動く感触に気持ち悪くなり、パニックになりかけましたが、聞こえてくる大好きな音楽と、深呼吸を意識し、必死に過ごすうちに、先生が「赤ちゃん出てくるよ!」と、ひと言! ようやく生まれる……!! 出てきた瞬間、赤ちゃんのオギャーッという産声が聞こえ、安堵と感動と、自分でもよくわからないぐちゃぐちゃな感情で涙が出てきました。子どもが処置されているのを見ている間に、あれよあれよと手術が終了し、病室に戻ることになりました。 夕食後、突然の吐き気と腹痛が!出産翌日は、家族や職場に出産報告をしながら体を休めました。術後の経過が良ければ、母子同室になるとのこと。出産後、体調は回復傾向に向かっており、このままいけば母子同室も乗り越えられそうだと思い、助産師さんに母子同室に同意しました。 ところが、子どもを連れてきてもらった数時間後、夕食を食べ、にやにやしながら子どもの写真を撮っていると、突然の吐き気と腹痛が襲ってきたのです! 冷や汗が止まらなくなり、さらには手術の傷が痛み、ゴミ箱を抱えて床にうずくまってしまいました。吐こうとしても手術痕が痛んで吐けず、パニックになりながらナースコールをすると、あわてて助産師さんが駆け付けてくれ、子どもを一旦引き取ってもらうことになりました。 そこから数時間にわたって吐き気、腹痛、冷や汗、手術痕の痛みが続きました。薬を飲んでもおさまらない吐き気と痛みにパニック状態になり、ようやく落ち着いたころには、朝日が昇っていました。これは一体なんだったんだろう?と不安を感じ、母に連絡したところ、「後腹(後陣痛)じゃない?」とのこと。後腹って何? とすぐさま調べると、驚くことに出産後にも陣痛がある事が判明! 長男のときにはなかったのですが、経産婦は感じることが多いとのこと。病院によると、今回の私の症状は、後陣痛による痛みと、麻酔が解けて内臓が動き出したことによる吐き気を感じたのではないかとのことでした。 長男の出産時に陣痛も術後の痛みも経験していた私。今回は術後の痛みだけだし大丈夫!と楽観視していましたが、産前の体調不良に付随し、陣痛と術後の痛みでパニックになりました。インターネットなどによる情報が発達した時代。予想外のことが起きる前提で、事前にいろいろと調べておかなければいけなかったのかなと思います。まだ術後の痛みが残っているので3人目は考えられませんが、痛みが引いて3人目も考え始めたときには、情報収集に勤しみたいと思います。 著者:リオン2歳、0歳の2児の母。現在育休を取得し、育児奔走中。里帰り出産を経験し実家の有り難みを知ってしまい、なかなか実家から自宅に戻ろうと思えない今日この頃。
2021年12月09日こんにちは! シカです。初めての出産にドキドキ…! どうか安産であって欲しい、産前はそう思っていましたが、実際は緊急帝王切開での出産となりました。自分的に怒涛のドラマだった、出産ストーリーを綴っていきます。■妊娠39週! 産まれる気配がなく…■眠りにつこうとしたその時…!出産前は、痛いのも怖いのも辛いのもパッと終わって欲しくて、ひたすらスーパー安産希望でした。しかし、39週の妊婦健診では子宮口が全然開いていない状態で、少しずつ焦りを感じ始めていました…。次回に続く「緊急帝王切開出産レポ」(全17話)は12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月09日転院先の総合病院の紹介状について説明受けた後、ミロチさんは看護師さんへ感謝の言葉を述べました。すると、涙を流しながら自分の病院で産ませてあげられないことを嘆く看護師さん。力強い励ましを受け、病院を後にしました。帰宅途中に買い物に立ち寄ると、すれ違う人が「双子? 三つ子? あの腹やばくね?」と笑いながら話す声が聞こえてきて…… 出産に備えて食べ過ぎ…? 買い物のときに言われた言葉が気になり、帰宅したミロチさんはお母さんに聞いてみます。「私のお腹って大きすぎる?」 「お腹の子は大きいし、羊水も多いって言われたんでしょ? そんなものじゃない?」若干動揺しながら答えるお母さんを見て、ミロチさんは「やっぱり大きいんだ……」とお腹が大きいことを確信しました。 翌日の転院先での処置を予想しつつ、「出産に向けて体力をつけなきゃ……」とミロチさんはご飯をおかわりしました。 するとその夜……食べ過ぎて腹痛に襲われてしまいました! 心配するパパをよそに、「むしろ好都合……」とトイレで痛みに耐えながら密かに喜ぶミロチさん。ミロチさんは、1人目の出産中に漏らしてしまった黒歴史がありました。 「今回はあらかじめ出すものを全部出しておけば、失態を免れるはず!」 ……と、思ったのですが、なんだかただの腹痛ではなさそうで!? 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター ミロチ
2021年12月07日出産直後にもかかわらず、慌ただしく出張に向かった夫。その後、夫からまさかの連絡が!社畜夫と私が新生児を抱えながら出した結論とは……?私のドタバタな思い出をご紹介します。 出産直後、夫からきた連絡は… 当時の人事担当者が何を考えていたのか今となってはわかりませんが、会社の「出産・育児に対する夫の働き方」にまだまだ理解がないと感じた出来事でした。仕事も大切だと承知していますが、さすがに出産直後の引越しはヘビーです……。 著者:ぼさ子北海道の田舎在住のボサボサ主婦。自閉症と知的障害を合わせ持つ息子ほぺろう(2015年生まれ)の育児日記をブログにて掲載中です。
2021年12月07日何でも先回りして心配してくれる義父。2人目が双子だとわかった瞬間から、「産後はどこで過ごすのか?」「子ども3人、どうやって育てるのか?」など義父の心配事は尽きませんでした。出産予定日間近で気持ちもギリギリのとき、義父の心配によって私が大泣きするほど困惑させられた出来事を紹介します。義父が心配してならない車の買い替え義父が数ある心配事のなかで一番気にしていたのが、車の買い替えです。実は、私たち夫婦は2年前に5人乗りの新車を買ったばかり。3歳のお姉ちゃんと双子のチャイルドシートを乗せることを考えると、夫婦としてもどうすべきか悩んでいました。 しかし、車はトランク収納が十分なSUV車なので、私が狭い思いをして我慢すれば、乗れないこともありません。また、家族揃って外出するのは週末だけで頻繁ではないため、今すぐ買い替えを決めなくてもしばらくはなんとかなるだろうと私たち夫婦は思っていました。 帝王切開3日前に迫られた大きな決断!いよいよ帝王切開予定日まであと3日と迫った夜、夫から電話がありました。義父母が私たちの車を買い取るので、代わりに義父母の知人から中古車を買いなさいと連絡があったというのです。詳しく話を聞くと、義母が乗っていた車が廃車になり、新しく車を買う必要があるためとのこと。 一見ありがたい話のようですが、その中古車の値段は400万円。中古車でこの値段は高すぎる!と反対しましたが、義父母はもうその気のよう。夫もすでに義父母に説得されている様子で、あとは私が了承するのみという状況でした。 妊娠中の不安が重なり大泣き!双子妊娠でおなかははち切れそうなほど大きく、夜も眠れない日々が続いていた私。正直、車どころではない状況なのに、出産ギリギリになって大きな決断を迫られたことと、義父母がすでに話を決めているという状況にストレスを感じました。 帝王切開手術への不安や、管理入院で長期間入院しなければならず、その間実家で祖父母と生活しているお姉ちゃんのことなど、いろいろな思いが重なって涙がぽろぽろとこぼれ始め……。夫は私が急にひどく泣き出したため、「なぜそんなに泣いているのかわからない」と困惑している様子でした。 実は車の買い替えは義父の独断だった!その後、「夫婦で決めていた通り今の車で生活してみていいのではないか?」と夫を説得しました。涙が功を奏したのか、夫も理解してくれて義母へそのことを報告しました。実は知り合いから中古車を購入するという提案は、義父だけで進めていたそう。私たちの車を買い取ることに、義母は内心反対だったようです。 私の決断をとても喜んでくれ、義母は自分が乗りやすい車を買うと義父を説得してくれました。それを聞いて、義父母の提案に流されず、正直に自分たちの意見を伝えてよかったなと思いました。 私たち夫婦のことを思っていろいろと心配をしてくれるのはありがたいのですが、もう少し私たちを信じて見守ってほしいと強く感じた一件でした。購入したチャイルドシートを設置してみると、やはり車は買い替えなくても大丈夫そう。車の件はとりあえず納得してくれましたが、次は私のワンオペを心配してくれている義父です。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2021年12月07日出産祝いは、自分では買わないけれどあったら便利だなというものが意外に重宝しました。冬に初産だった私がうれしかった出産祝いをご紹介します。カサカサしがちな冬に必須の保湿アイテム 新生児のお世話は、ひたすら授乳とおむつ替えの日々。私はお世話の前後には手を洗うようにしていたので、手がカサカサになってしまい困っていました。そんな私に友人がプレゼントしてくれたのは、ちょっと高級なママの保湿グッズでした。赤ちゃんのお世話で荒れがちなお肌を守るためのハンドクリームやリップクリームなど、外出しづらい産後にプレゼントしてもらえてありがたかったです。しかも、ちょっと高級なので、使うたびにウキウキできる効果もありました。 ほっとひと息つく時間のおともに ハーブティーの詰め合わせのプレゼントも、冬出産の私にはうれしいプレゼントでした。冷え性の私は、体を温めるためになるべく温かいものを飲むようにしています。ハーブティーの詰め合わせは、選ぶ楽しさがあり、自分好みのハーブティーを探すティータイムが、育児中のちょっとしたぜいたく時間に。カフェインが入っていないものを選んでくれたので、寝る前や授乳の影響なども心配せずに飲めました。 用途いろいろ、大判おくるみ aden + anais (エイデンアンドアネイ)のスワドル(おくるみ)の存在を知らなかった私ですが、使い始めて虜になりました。 赤ちゃんをおひな巻き(※)する際に使うと、伸びが良いので縛りやすく、通気性が良いので赤ちゃんも巻かれたままスヤスヤ寝ていました。また、授乳する際には自分の首の後ろで結んで授乳ケープに変身したりと使い方がいくつもあり、おでかけの際には小さく畳んでバッグに入れて必ず持ち歩いていました。 (※)赤ちゃんが丸くなる姿勢でくるむ巻き方。おなかの中にいたときのような体勢でリラックスでき、安眠効果が期待できます。 こうして書いてみると、もらってうれしかった出産祝いはちょっと高級で日常使いできるものが私にはうれしいポイントだったようです。そして、赤ちゃんのためだけのものではなく、ママのことを考えているプレゼントに対して、その気持ちがうれしくて、より印象深くなっていると気がつきました。 監修/助産師REIKO 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2021年12月07日妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業、株式会社ベビーカレンダーは、4,812人のママ及びプレママにアンケート調査を実施し、「実際に使ってよかった」と思うマタニティ&ベビー用品をランキング形式でご紹介する「ベビーカレンダーアワード2021」を発表いたしました。 昨年から始まったベビーカレンダーアワードは、今年で2回目を迎えます。今回はノンカフェイン飲料、防臭袋などのアイテムも増やしてさらにパワーアップ!今年は4,812人と、多くのママたちからリアルな声がたくさん届きました。 使ってよかったマタニティ&ベビー用品を大調査!ママたちから支持された2連覇1位の商品は9アイテムも!実際に使っているママならではのシビアな目で選ばれているから、「役に立つ!」と好評です。そのなかで、2年連続1位を獲得したものが、なんと9アイテムも! カテゴリごとにたくさんの商品があるほか、企業開発が進み、新商品が生み出されるなかで、2年連続1位というのはとても輝かしい結果かと思います。 以下の9商品がたくさんのママたちから支持された、2連覇達成の最強アイテムです! <ベビーカレンダーアワード 2年連続1位に輝いた9アイテム> コスパがいいとされるアカチャンホンポや、イケアなどの商品がランクイン! また、授乳用ブラジャー・インナーでは、昨年に引き続きユニクロが首位という結果に。昨年の1位の商品は「ワイヤレスブラ」でしたが、今年はCMでもお馴染みの「ブラトップ」でした!さらに、ユニクロはベビー肌着でも1位に輝くなど、2冠を達成しています。 アカチャンホンポのおしりふきは「水分量が多くて拭き取りやすい」とママからの支持率が絶大!豊富なラインアップとお手ごろ価格で、今年も堂々の1位に輝きました。そのほか、ロングセラー商品である「母乳実感 哺乳びん」など、定番商品が多数ランクインしていました。また、アンケートでは、商品を使用したことのあるママのリアルな口コミが、たくさん書かれていました! これから育児グッズを購入するという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 お金の使い方が変わった!?コロナ禍で人々の生活に変化が…!今回の調査では、コロナ禍になり、お金をかけるところがどのように変化したのかを調査するため、2020年1月1日以降(新型コロナ流行後)に生まれたお子さんがいる方1,188人に、コロナ禍だから購入したものや、入会したサービスについてお答えていただく独自のアンケートを実施しました。すると、ママたちがコロナ禍でいかに工夫しながら育児をしているかが、うかがい知れる結果となりました。 <コロナ禍だからこそ購入したアイテム、または入会したサービスTOP5>1位「食品宅配サービス」、2位「動画配信サービス」、3位「ウォーターサーバー」、4位「テレビゲーム」、5位「オンラインレッスン(習い事など)」でした。TOP5はいずれも、2年目となるコロナ禍の自粛生活のストレスを軽減し、おうち時間を快適に過ごしたい、楽しみたいというママたちの思いが読み取れる結果に!※調査対象者:2020年1月1日以降(新型コロナ流行後)にお子さんが生まれた方1,188人 コロナ禍だからこそ購入したグッズで意外な結果が判明! 最高額はなんと4000万円!?1位「食品宅配サービス」、2位「動画配信サービス」は、コロナ禍における、サービス拡充・多様化により、多くのママが利用しやすくなり、3位の「ウォーターサーバー」は、在宅時間が増えたことで、その便利さへの需要が高まったと見られます。 このTOP5以外にも自粛生活を楽しむ工夫や、意外な購入品の数々も! 例えば、「ディズニーの英語システム」や、「ホットプレート」、「花火や外ご飯ができるウッドデッキ」、「近くの水族館の年間パスポート」といった教材や、家にいる時間を楽しく過ごせるグッズのほか、密にならずに通えるレジャー施設の年間パスポートなどが挙がっていました。ほかにも、「在宅勤務がメインになったことで、もう一人の家族として保護犬を迎えた」という声も。また、感染予防のために、立ち会い出産や面会が制限されたことで、画面越しに出産の喜びを共有したいと「画質重視のスマートフォン」、「撮影用三脚」を購入したというママもいました。 さらには、200万や600万といった高額で「公共交通機関での帰省が不安なので自動車を買った」という声があったほか、アンケートのなかでずば抜けて高額な買い物をした方は、「子どもの足音や生活音に気遣うから、一戸建てを購入した」というママでした。購入金額はなんと4000万円!その買い物の規模の大きさに編集部一同、驚きました! ただ、その一方で、マザーズバッグなどのお出かけ用品にかける金額が、コロナ禍前は一人当たり平均10,814円であったのに対して、コロナ禍では平均7,509円と、3,305円減少していました。 今年も引き続き自粛生活が中心の1年でしたが、コロナ禍で人の価値観やお金をかけるポイントなどが大きく変わったことかと思います。来年はどんな1年になるのでしょうか。ベビーカレンダーでは、引き続き世の中の動きにも着目しつつ、ママたちにとって役立つ情報を発信できればと思っています。 4,812人のママが選んだ【ベビーカレンダーアワード2021】「実際に使ってよかった」マタニティ&ベビー用品ランキングを発表 ベビーカレンダーアワードとは…4,812人のママが「実際に使ってよかった」と思うマタニティ&ベビー用品26部門をランキング形式で発表! これから妊娠・出産を迎える方、子育て中の方の参考となるように、先輩ママの本音レビューを掲載するほか、専門家が自分に合った商品を選ぶためのポイントについても解説します。赤ちゃんとの毎日を、もっとラクに!もっと楽しく! <POINT>★小児科医と助産師が商品のじょうずな選び方&使い方を指南!→子育て中のママである専門家が解説。ママや赤ちゃんの状況に合った商品選びをおこなう手がかりに ★先輩ママの本音の口コミを多数掲載!→商品を愛用しているママのリアルな感想。本音レビューだからこそ「私の場合は必要なかった」の口コミも ★ママ&プレママの利用率や使用した期間がデータでわかる!→どのくらいの人が使っているの?いつからいつまで使うの?気になる“みんなの参考データ”を掲載 ▼各カテゴリ受賞商品のうち、1位に輝いた商品を一部抜粋してご紹介します すべてのランキング結果は、ベビーカレンダーサイト及びベビーカレンダーアプリからご覧いただけます。 監修してくれた医師・助産師のプロフィール 高円寺こどもクリニック院長 保田典子先生 2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了。東京アドベンチスト衛生病院小児科勤務後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談、起立性調節障害の診療にも対応している。 保健師・看護師・アドバンス助産師(※)高塚あきこさん 都内の看護大学にて保健師・助産師・看護師の資格を取得。大学卒業後、大学附属病院の総合周産期母子医療センターにて、助産師として妊娠期から産後のケア、新生児のケアに携わる。約10年勤務した後、現在は横浜市内の総合病院で勤務している。現在、自身も4人の子の育児に日々奮闘中。 ※アドバンス助産師とは、日本助産評価機構より自律して助産ケアを実践できると認証された助産師の呼称です。 「ベビーカレンダーアワード2021」は、ベビーカレンダーサイト及びベビーカレンダーアプリからご覧いただけます。 <ベビーカレンダーアワード2021調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年10月2日(土)~2021年10月28日(木)調査件数:4,812件
2021年12月06日第1子である長女を妊娠・出産したのは、私が20歳のときでした。周りの友人たちは、まだ独身ばかり。保育園のママたちは“怖い”というイメージがあり、仲良くなれず……。当時、私にはママ友と呼べる存在がいませんでした。相談できる友人、同僚がいなかった私が20歳で第1子の妊娠・出産をした当時、周りの友人たちは、子どもはおろか結婚もしていませんでした。また、当時働いていた職場にも結婚している人や、子どもがいる人がいなかったのです。 私には実母がおらず、義理の母も遠方に住んでいるため、身近に妊娠や育児の相談をできる相手がいませんでした。育児でわからないことを聞くのは、もっぱら医師や保健師さん。もっと気軽に相談や話を聞いてくれる存在が欲しかったです。 他のママたちが怖く思えて避けるようにまだ若かった私は、他のママたちから良く思われないのではないかと思い、乳幼児健診や子どもが入園した保育園で、他のママたちとあまり接しないようにしていました。 また、“保育園のママたち=怖い”というイメージがあり、「ママ友なんて必要ない」と思っていたのです。そのため、第1子である長女が年長組(6歳)になるまで、保育園のママたちとはほとんど話したこともありませんでした。 先輩ママの助言を受け、ハッとした長女が6歳のとき、医療事務の資格を取るために職業訓練校に通ったのですが、そこで中学生の子どもを持つ女性と親しくなりました。その女性がいろいろと子どもの話をしてくれて、「子どもが小学校に入る前に、ママ友を作っておいたほうがいい」とアドバイスをくれたのです。 ママ友がいると情報共有や相談ができる他に子どもの友だち作りにも役立つと言われ、ハッとしました。自分のことばかりで、子どものことを考えていなかったと気がついたのです。 考えを改めママ友づくりに挑戦!「若いから良く思われない」と思い、他のママたちとの交流をもたないまま、6年が経過していました。今から間に合うのかと不安に思いながらも、まずは長女と仲のいい友だちのママたちに話しかけてみることに。 するとフレンドリーなママたちばかりで、年長組の1年間であっという間に仲良くなれました。家に呼んでもらったり一緒に出かけたりするようになり、私だけではなく、子どもにも友だちが増えたのです。こんなことなら、最初から変な壁を作らなければよかったと後悔しました。 今では「若いから……」と、自分で周りに壁を作っていたことを後悔しています。6年間ママ友がいませんでしたが、先輩ママの助言と長女の交友関係のおかげで、今ではたくさんのママ友がいます。育児の相談や愚痴、保育園や学校でわからないことなど、気軽に話したり聞いたりすることができます。ママ友がいなかった時期より、今のほうが子育てをより楽しめています。 監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2021年12月05日次女を出産後、長女の赤ちゃん返りなどのストレス症状をきちんと受け止められることができず、八つ当たりしてしまうことが度々ありました。そんなもどかしい思いをしてから「なんでこんなにイライラしてしまうのか」という、自身の心の内から少し抜け出せたヒントを見つけるまでの過程をお話しします。 八つ当たりの毎日だった私私は現在3歳の長女と生後8カ月の次女を育てている2児のママです。次女の出産後は、長女の「なんでもママにしてほしい」「食事への執着心とかんしゃく」などの赤ちゃん返りに翻弄(ほんろう)されている毎日でした。長女の気持ちを考えれば、できる限り気持ちを受け止めるのが理想的なママだと思うのですが、なかなか「理想のママ像」にはなれず、長女や夫に八つ当たりをして、あとで「なんであんなに怒鳴ってしまったのだろう……」と後悔の毎日。 そんなとき「私のこの気持ちを誰かにわかってほしい」という思いからネットでリサーチすると、「産後うつ」というワードが私の目に飛び込んできました。 育児ストレスの症状を和らげたかった私私は「もしかして、産後うつなのかもしれない」といった疑いを、自身の中にずっと持ち続けていました。しかし、正式な診断は医師の判断になるので、あくまで「疑い」レベルです。そして「精神科を受診」となると、私には敷居が高くてなかなかその一歩を踏み出せずにいました。そのため、あくまで投薬や医師による診断などには頼らず、臨床心理士による心のカウンセリングなどを受けて、なんとかこの症状を和らげようともがいていました。 最終的には医師に頼った私臨床心理士のカウンセリングを受けて、たしかに気持ちは和らぎましたが、やはり感情の起伏が激しく、夫や長女へ感情的に怒鳴ってしまう自分がいました。最終的には保健所に助けを求めて、精神保健福祉士さんの導きもあり、次女が生後8カ月のころにやっと精神科を受診。医師の診断は「産後うつ」と「適応障害」でした。診断されたときは一瞬ショックを受けたのも事実ですが「やっと私の苦しみに病名がついた」と納得して安心したような気持ちになりました。 そして、プロの方とお話ししていく中で気付いたことがあります。それは、私自身の幼少期の生育環境の悪さが、「子どもに対して無性にイライラする」という気持ちの原因の1つであるということがわかりました。幼き自分の置き去りにされたままの気持ちと少しずつ向き合っていくことも治療の一環として考え、自分の子どもたちとも誠実に付き合っていきたいと、一歩ずつ着実に歩んでいる毎日です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/Michika監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年12月04日「僕と帰ってこない妻」第53話。妻からの「陣痛かも」という連絡を受け、新幹線で里帰り先の病院へ駆けつけた夫。しかし、立ち会い出産は叶わず、連絡から3時間ほどで生まれてしまった!出産という大仕事を終え、心身ともにヘトヘトな妻に、夫は「大したことなくてよかったね!」と笑って声をかけてしまい、妻から激怒されてしまう。 外で反省していると、義母がやって来て……。「僕と帰ってこない妻」第53話 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月03日「僕と帰ってこない妻」第52話。「男は仕事・女は家庭」という古い考えが根強い旧体質な夫の会社。たとえ出産の日であっても有給さえ取れない雰囲気。しかし、「陣痛がきたかも」という連絡を知り、先輩が「全部俺のせいにしていいから、早く行け」と、妻の元へ行かせてくれた。 病室に入ると、出産を終えたばかりの妻の姿が。心身ともにヘトヘトな彼女に、夫はまたしても、とんでもない言葉をかけてしまう……。「僕と帰ってこない妻」第52話 「大したことなくてよかったね!」 陣痛の痛みや苦しみ、出産の大変さを一切見なかった彼は、出産直後の妻に向かって、ありえない言葉をかけた。 「大したことないわけないでしょ!」 妻は激怒してしまいます。 また言葉のチョイスを間違ってしまった…… 落ち込んでいると、そこに義母がやってきて……? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月02日「僕と帰ってこない妻」第51話。「男は仕事・女は家庭」という古い考えが根強い旧体質な夫の会社。妻が里帰り出産のため帰省している最中、夫は新しいプロジェクトのメンバーに抜擢された!「育休が取りたい」なんて言い出すなよ?と上司に釘を刺され、たとえ出産の日であっても有給さえ取れない雰囲気……。 そんな中、妻から「陣痛かもしれない」と連絡が。妻の元に行くべきか悩んでいると、やさしい先輩が……?! 「僕と帰ってこない妻」第51話 「全部俺のせいにしていいから、早く行け」 そう言って、妻の元へ行かせてくれた。 「産まれた」 連絡が来てから3時間、驚きのメッセージが……!!! 病室に入ると赤ちゃんがいない。 あれ……子どもは? 著者:イラストレーター ちなきち都内在住の会社員。「結局、一番怖いのは人間だよね」というテーマで、エッセイ漫画を描いています。ベビーカレンダーでは実話「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」を短期連載。
2021年12月01日私が産後の体の変化でもっとも驚いたことが、「出産後の尿もれ」です。娘を出産後、尿を長い間ためておくことができず頻繁にトイレに行く必要が出たり、くしゃみや重い物を持つなどのちょっとした刺激で尿がもれるようになってしまったのです。そこで私は、尿もれ改善のためにあることを始めました。私にはとてもよかったので紹介します。 職場で尿もれ私はブラジルで出産・子育てをしています。出産後、尿もれはあったものの仕事を長い間休むことはできず、娘が生後2カ月になったころ仕事に復帰しました。おりものシートを2重にしてトイレに頻繁に行って尿もれをなんとかしのいでいましたが、ある日会議が長引きトイレに2時間ほど行くことができなかったのです。 会議後急いでトイレにかけこみましたが、ドアを閉めた瞬間尿がもれてしまいました……。それも少しではなく、下着はもちろんスカートも濡らしてしまうほどの尿が出てしまったのです。 同僚の助けで事なきを得るたまたまトイレにいた会社の同僚に事情を話たところ、同僚はフィットネスジムで着るウェアを持ってきているということで、貸してもらうことにしました。同僚は嫌な顔をするでもなく「自分も出産後に尿もれがあったよ!」と言ってくれました。 恥ずかしさでいたたまれない気持ちになっていたので、うれしかったです。その日はそのまま会社を早退させてもらい事なきを得ました。 夫のすすめでピラティスを始める帰宅後夫にその日あったことを相談したところ、「ピラティスを始めたら?」とのアドバイスが。聞けばブラジルでは、産後の体力回復などを目的に、ジムやピラティスに通う人が多いとのこと。このままではリラックスして仕事や旅行などが楽しめないと思った私は、アドバイスに従いピラティスに通い始めました。 ピラティスを始めてから少しずつ尿もれが改善していき、半年ほどで尿もれはほとんどなくなりました。なにより楽しく通うことができてストレス解消にもなり、娘が5歳になった今でもピラティスは自分の趣味として続けています。 尿もれ改善に良いピラティスの動きピラティススタジオでは、以下のような動きが尿もれに効果があると指導されました。①あお向けに寝転がり、足を肩幅くらいに広げ膝を曲げて立てる。その後、おしりと腟に力を入れながらおしりを浮かせて20秒ほどキープ。これを20回ほど繰り返す。②立った状態で足を肩幅より少し大きめに広げ、つま先を外へ向ける。まっすぐ腰を少し落とし、腟に力を入れながらゆっくりと元の姿勢に戻る。これを30回ほど繰り返す。私がピラティスで指導された動作はどれも体に負担の少ないものばかりで、産後の体でも安心して取り組めるものでした。 産後は子どものケアが最優先で、母である自分のことは後回しにしてしまっていました。ですが子どもの面倒をしっかり見るには体力が必要です。子どものケアはもちろん、自分の体をいたわることも大事なんだな……と感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2021年11月29日先輩ママから便利とよく聞く「バウンサー」。赤ちゃんが生まれる前や生まれたあとすぐに購入を検討する人も多いと思います。でも、実際にバウンサーが必要なのか、またどんなバウンサーを選べばいいのか悩みますよね。そこで、おすすめのバウンサーや選び方…
出産準備で購入を検討するもののひとつ、ベビーベッド。決して安くはない買い物になりますので本当に必要なのか?使う期間は? と悩まれる方も多いと思います。場合によってはレンタルのほうがお得になることもあります。そこで、先輩ママたちの実体験やお…
2人目までは一人っ子より兄弟がいたほうがいいと思って産めても、3人目となると迷ってしまうママも多いと思います。育児や経済的負担だけでなく、仕事をしているママにとってはキャリアが途切れてしまうことも悩みのひとつです。そこで、3人目を産んで良…
病院で正式に妊娠と診断されると、気になるのが母子手帳。お住いの自治体から交付され、生まれる前から母体や赤ちゃんの健康状態、経過などを記録します。妊婦さんの必須アイテムである母子手帳の取得時期から、かわいい母子手帳ケースに関することまで、母…
女優の小雪さんが利用したことから産後ケア施設はもはやママたちの新常識になりつつあります。最近では、卓球の福原愛さんも台湾の産後ケアセンターに1ヶ月滞在したそう。出産で体にダメージを受けた女性の体に必要な産後ケアのポイントと、自宅でできるマ…
何か月も続くつらいつわり。人によって症状が違うこともあり、まわりの人にはなかなかその苦しみがわかってもらえないのが余計につらいところ。そんなつわりについて、タイプや乗りこえ方をまとめました。プレパパに読んでもらいたい内容もあるので、ぜひご…
妊娠36週を過ぎるといよいよ臨月。マタニティライフも残りわずかです。臨月になると、出産準備や産後の不安でストレスを感じる人も少なくないそうです。今回は臨月のストレス緩和方法や過ごし方についてまとめました。臨月、またはまもなく臨月を迎える妊…
親の手を借りて体を休められる里帰り出産ですが、意外とストレスになるなど、いいことばかりとは限らないようです。里帰り出産のメリットデメリット、また成功させるために必要な準備についてまとまめました。いつからいつまで帰るべき? 何を用意していく…
我が子の誕生に立ち会うのは、感動的。出産に立ち会いを希望する旦那さんも多いでしょう。しかし、実際に出産の場に立ち会うとなると、夫として「自分に何ができるのだろう」と疑問に思う人も。立ち会い出産にまつわる、夫と妻、それぞれの本音と希望をまと…
育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です