学校が再開され、楽しんで通っている子も多いと思いますが、中には学校へ通う足取りが重くなっている子もいるかもしれません。この春に入学した小学校1年生のみなさんはいかがでしょうか。私は元小学校教諭で、小学1年生の担任を務めたことがあります。小学1年生のこの時期は、学校生活にも慣れ、友達もできてくる頃です。それと同時に、勉強も少しずつ難しくなって思うようにいかないこともでてきます。緊張から解放されてきて自分を出しやすくなる子がいる一方で、自分の思いを伝えられないで困っている子も。ちょっとしたきっかけで「学校へ行きたくない」と言い出すことがあるかもしれません。特に2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、自粛中に自由に過ごしてきた反動もあって学校で楽しさが見つけられず、家にいたいと言い出す子もいるのではないでしょうか。子どもが学校に行くのを嫌がったとき、どうすればいいのかはその子の抱えている問題や思い、シチュエーションによってさまざまです。今回は、保護者の相談から解決までの4つの事例をお伝えしたいと思います。話を聞いて、解決策を一緒に探る1年生が行き渋る原因は本当に些細なことが多いです。「今日の給食が好きなメニューじゃないから」「昨日、先生に怒られたから」「叩いてくるお友達がいるから」「体育で走るのが疲れちゃうから」「国語の教科書をなくしちゃったから」。大人から見れば、「え!?そんなことで!?」と思うようなことも多いですが、子どもにとっては大事件です。どうしよう、どうしようと不安でいっぱいなのです。わが子が「学校に行きたくない」と言ったら、まずはじっくり話を聞いてあげてください。いろいろ根掘り葉掘り聞きだそうとするのではなく、子どもが話したいことを話したいように話してもらいます。話したがらないこともあると思いますが、時間をおいたり、違う場面で聞いたりするとぽろっと言ってくれることも。親子2人では話さなかったことも、先生を交えると話してくれることもあります。「学校の大きなプールが怖い」と話せたことで「子どもが学校に行きたくないと言っているのですが」という保護者と本人とで三者面談をしたことがあります。学校に来られたお母さんはとても話を聞くのが上手な方でした。お母さんと私で、子どもの話をうんうんと相づちを打ちながら聞いていきました。いろいろ話を聞いているうちにその子は「学校の大きなプールが怖い」というのが原因のようだとわかりました。「最初はこんなに少ない(おへその下くらい)お水から入るんだよ」「怖かったら先生も一緒に入るから、先生のところにきてもいいよ」「最初は足だけでもいいんだよ」などと話をしたら、安心してくれたようです。その子は、お母さんも先生も自分の話を聞いてくれて、思いを受け止めてくれたということが安心につながったようでした。学校生活は自分の思い通りになることだけではありません。ガマンしなければいけないこと、頑張らなければいけないこともたくさんあります。そのたびにこうしたらいい、ああしたらいいと先回りしてアドバイスをしたくなりますが、自分で乗り越える力をつけていくことも大切です。話をじっくり聞いて、どうしたらいいのかな?と一緒に考え、やってみる経験をたくさん積んでいく。そして乗り越えられたことを一緒に喜んでいくことで子どもは安心し、自信を持ち、一歩が踏み出せるのかなと思います。「子どもはウソをつく」ことを知っておく子どもの話を聞くうえで気をつけてほしいのが、子どもは多かれ少なかれ「ウソをつく」ということです。お母さんに怒られたくない、嫌われたくない、カッコ悪いところを見せたくない…。自分が悪かったところは隠したり、自分のよいように事実を曲げてしまったりするのは当たり前です。ウソだと分かって言っていることもありますが、それが事実だと思い込んでいて、ウソをついている自覚がないこともあります。記憶違い、勘違いが起こることも多いです。この時期、自分のことをよく見せたいと思うのは当然のことなので、あまり問い詰めずに、話を聞いてあげればいいと思います。ただ、子どもの話すことを全面的に信じるだけでなく、いろいろな方面から話を聞いて、多角的に冷静に判断することで大きなトラブルになることを防げます。「教科書をお友達にとられた」と話していたけれど「〇〇ちゃんに教科書をとられてしまって、学校に行きたくないと子どもが言っている。うちの子はいじめられているのか!?」と、保護者がとても怒って、学校に来られたことがあります。翌日、本人に話を聞いてみるとどうしても教科書が見つからず、かといってなくしたとお母さんに言うと怒られそうで怖くて、ウソをついてしまったということがわかりました。その後、みんなで探してみると隣の席の子が間違えて持っていました。なんでウソをつくの!と怒ってしまうと、ウソにウソを重ねていく…ということになりかねないので、子どもにも子どもなりの事情があるのだなと思いつつ判断するように心がけるのがよいと思います。親の不安は子どもにうつることを意識して入学当初、いつも自信がなさそうにおどおどしていて、困ったことがあるとすぐに泣いてしまう子がいました。勉強も学校生活も問題があるわけでもないのに、いつも不安そうにしていました。お母さん自身の不安な気持ちを取り除くことで個人面談の時期になり、その子のお母さんと話をしました。お母さんは、「娘はちゃんとやっていますか?何もできないのではないですか?」と、とても心配されていました。実は、保護者が必要以上に不安がっていると、子どもも不安でいっぱいになります。また、保護者が学校や先生に対して怒ったり文句を言ってばかりいると、子どもも学校や先生に不満をもちやすくなります。逆になにがあっても大丈夫!とドーンと構えているお母さんの子どもは安定しておだやかに過ごせていることが多かったです。この不安が大きかったお母さんには、折を見て学校生活では問題なく楽しそうに過ごしていること、勉強も積極的にしていることをお話しし、学校公開などで実際に見てもらうことで少しずつ不安を取り除いていきました。するとその子にも少しずつ変化が。小学2年生になるころには、ニコニコ元気いっぱい学校で過ごせるようになったのです。子どもの能力を信じて、あまり心配しすぎないことも大切です。些細なことでも先生に相談してOK学校は親の目の届かないところでの生活です。幼稚園や保育園と違って担任の先生と会う機会はそれほどなく、子どもが話してくれないと学校生活が見えてこないことが多いです。そのため不安に思うこともたくさんあると思います。ですので、心配なことがあったら些細なことでも先生に相談してみるとよいと思います。先生がその子の状態を知っていると、気にかけて見たり、声かけしたりしやすくなります。毎朝の声掛けで子どもに変化が学校ではとても楽しく過ごしているように見える子どものお母さんから「学校へ行きたくないと言っている」と相談されたことがありました。学校生活の中では行き渋りがあるようにはまったく見えなかったので、とても驚きました。私は、相談された日から、登校時に「おはよう!今日も会えてうれしいよ!」「頑張ってきてくれたんだね。ありがとう」と声をかけるようにしました。最後の保護者会の日にお母さんから、「毎日、喜んで学校に行くようになった」と言ってもらえてホッとしました。「1年生は1年間かけて小学生になる」を心に私が勤めていた学校の校長先生は「1年生は1年間かけて小学生になるんだ。1年生の一番大事な勉強は学校が楽しい、勉強が楽しいと思えるようになることなんだよ。そんな学級経営をしなさい」と言っていました。ランドセルを背負えば誰でもすぐに小学生!というわけではありません。焦らず1年かけて学校生活に慣れ、勉強することに慣れ、お友達をつくり、学校の中での自分の居場所を見つけていければ大丈夫です。子どもたちみんながにこにこ楽しく学校に通えるように、保護者と先生が手を取り合って支えていけるといいなと思っています。<文:ライターHIDE>
2020年06月19日新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休校・休園になり、子どもたちの生活にメリハリがなくなってしまったことが気になっていた私たち夫婦。子どもたちもクラスの友だちに会えなくてつまらないというので、「オンライン朝の会」を始めることにしたのです! 休校・休園による子どものストレス新型コロナウイルス感染拡大防止のために、休校・休園となった7歳の長男と5歳の次男。長男は学校から貸与されたタブレット端末で勉強でき、次男も元々うちで過ごすことが好きなタイプなので、それほど困ることはありませんでした。朝も「早くしなさい!」がなくなり、親子共々、朝のストレスが減ったようにも感じていました。 しかし休校が長引くにつれ、子どもの生活にメリハリがないことが気になるようになった私。また、子どもたちは「クラスのみんなはどうしているんだろう」「みんなに会いたい」「おしゃべりしたい」と言うようになりました。 仲の良い家庭とオンライン朝の会を開始! 早速、連絡先を知っている3家庭に声をかけて、平日の朝8:30~9:00までオンラインで朝の会を始めてみました。夫婦で元教員だったので、朝の会や学活のイメージはできていています。みんなの健康観察、昨日のできごと、今日したいことの発表といったことを親子で参加してもらいました。 写真のように「生活」「運動」「勉強」という3つのカテゴリと、その難易度でビンゴを作って取り組んだり、何かお題を決めて話したりしました。 効果と見えてきた課題オンライン朝の会をしてみてよかったのは、朝の時間にメリハリができたこと。8:30にパソコンの前に座れるように身支度を整え、朝ごはんをとるという習慣がつきました。画面越しではあるけれど、他愛もない話をしたり変な顔をして友達を笑わせたりすることができて、子どもたちも楽しそう。また、よその家庭がどのような過ごし方をしているのかを聞くことで、刺激を受けているようです。 課題としては30分間も集中力が続かないということと、ストレスの緩和が目的なので、あまりガチガチに「今日の目標」をしなくてもいいかもしれないということです。そしてできればクラスの子たち全員とつながりたいということでした。 学校主導でのオンライン朝の会は可能か息子の通う学校では1人1台タブレット端末が貸与され、課題のやり取りや先生からの動画配信もおこなわれています。しようと思えばオンライン朝の会もできるのではと思い、先日担任の先生に相談しましたが、「プライバシーの問題や通信料など、越えなくてはいけない壁がいろいろとあるので難しいと思います」と言われてしまいました。ただ、一保護者としてこのような意見があったことを校長先生に伝えてほしいとはお願いをしました。 オンライン朝の会でほんの少しの時間でもみんなの顔を見ることができ、安心したり自分とは違った時間の過ごし方に刺激を受けたりすることができたと思います。もうしばらく休園や休校が続きそうですが、自分たちでできることで自分も子どももなるべくストレスの少ない生活をしていきたいと思います。 ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! 著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2020年06月18日ASDの長男のパニック対応…これまでの対応Upload By スガカズ長男にはASDがあり、対人関係の苦手さやこだわりによってまわりの人から強く言われる事があります。小学1~4年生頃はパニックになりがちで、帰宅して押し入れにこもったり、時には自分で自分をたたいた事もありました。そういった場面に直面した場合は、その行動には触れず、長男がキラキラする言葉をつぶやいてみたり、右手と左手の人差し指を差出し、「こっち(右手人差し指)はYES、こっち(左手人差し指)はNO。どっちを選ぶ?」など、選択しやすくする工夫で切り替えてもらうなどの対応をしていました。親子のコミュニケーションでも、パニックになりづらい声かけを意識していました。受験が近づいてきて…親もピリピリ。とうとう父親がしびれを切らして…!Upload By スガカズ年末年始で本番が近づいてきたある日の休日、いつもの様に長男は外出して3~4時間勉強、私はその支援をする予定でした。パパと残りのきょうだいは、家で留守番です。ところが本人は弟と遊ぶことに集中して、なかなか次の行動に移れませんでした。この時期は夫婦の間で緊張した空気が流れていました。パパがいよいよしびれをきらして、いつもより強く叱りました。Upload By スガカズ長男は勉強しないつもりではなく、目の前の「遊びたい」欲求と戦っていましたが、強く叱られたことでパニックまではいかないものの、落ち込み…「何のために勉強しているのかわからなくなってきた」「頑張っても怒られるくらいなら、受験するなんて決めなきゃ良かった」と言い泣いてしまいました。そんな長男に旦那は、「自分のことしか見えていない。受験勉強のために家族も頑張っているのに、自分だけが頑張っていると思っている。」と、ひと言。Upload By スガカズしばらくしてパパが長男に怒った理由を説明しました。わが家のパパは、普段しゃべる方ではないのですが、その分気まぐれで発言を変えたりしません。「やる」と決めたことは「やる」性格です。そのため、長男が「受験をやめる」と言えば、「じゃあやめよう。」と、さっと幕をひくことに抵抗がないのです。(私は今までの長男の努力など考えると、とてもじゃないですが同じ様な決断はできません)そんなパパの警告の意味を長男は理解したのと、「約束を守ることで得られること」を振り返ったようでした。その後はさっと切り替えることができました。母親として少しかわいそうな気もしますが、この先の中学校生活を考えると、敢えて障害物を与えることも大事なのだと理解しました。親子喧嘩は増えたけれど、キラキラ言葉も忘れないように…Upload By スガカズ長男は、中学受験勉強をきっかけに、家での遊びと勉強の切り替えが上手くいかず、大なり小なり叱られる回数は増えました。受験で親も焦り、叱りがちになってしまいます。でも、次の行動に移った時や、注意散漫になっている時、リラックスしている時など、私はなるべくキラキラ言葉を忘れないようにしようと心がけました。受験勉強でいろんな経験ができたので、子どももずいぶん成長した様に思います。もちろん親としては志望校に受かってほしいのはやまやまなのですが、8ヶ月間を通して「できない自分」を責める機会がグンと減り、もし受験した私立中学校に入れなかったとしても、公立中学校でやっていけそうだと感じるほど、自信がついていると感じました。さて、いよいよ試験本番の話にうつります。これまで第一希望と第二希望の学校のために勉強に取り組んできた長男でしたが、1月に本人がある決断をして、状況が変わってしまいました。次回、詳しくお話したいと思います。
2020年06月18日私は道内に住んでおり、小学4年生と中学1年生の息子たちがいます。新型コロナウイルスの影響で、長男の卒業式・入学式に親が出席できないのはとても残念でしたが、長引く休校措置で息子たちに及ぶ影響が増えてきているように思えてしかたありませんでした。ステイホームにより、私の子どもたちが苦しんでいたことをお話ししていきたいと思います。 休校はうれしい半面、家庭学習に苦しむ…新型コロナウイルスの影響により、道内では2月末から休校になりました。新学期に入り学校に行けたのは1週間程度です。5月末まで休校が延びて「やった~!」 となる息子たちでしたが、教育委員会や学校からの家庭学習の課題に苦しむように。 学校で推奨している学習時間は授業時間通りで、取り組みシートも用意されてはいるものの、息子たちは課題の多さにやる気を出せず、頑張っても1日1時間半しか机に向かうことができないでいました。 〇〇しなさいと叱られることが増える学習課題が進まないことに私は不安になり、授業時間通りに学習できるよう、私が先生となって時間配分を決め、課題に取り組むように頑張ろうと息子たちに提案。しかし、休憩時間後からまた学習するという切り替えができなく、私は「勉強しなさい!」 と叱ってしまうことが増え、余計に息子たちのやる気をなくす結果に……。 学習だけでなく、運動も課題です。家ではしない運動をいきなりおこなうということが、息子たちの場合は継続することができず、私はまた叱ってしまう……という状況でした。 息子たちの学校担任による訪問や電話連絡休校が5月末まで延びることになり、健康状態・家庭学習の進み具合などの調査のため、息子たちの担任から電話や訪問があると連絡がありました。そして私は、担任の先生に息子たちが課題に取り組むには限界があることをお話しさせてもらいました。 それぞれの担任の先生と私と息子たちが直接話せたことで、「無理のないペースで進んでも大丈夫」と言って頂き、親子ともに安心できたように思います。 新型コロナウイルスによる学校の休校で、本来学校でおこなう授業を家庭で同じようにおこなうことが私の息子たちには難しかったようですが、息子たちなりに頑張って毎日取り組みました。「学習するよ」と声をかけないと始められませんでしたが、1日1時間半は頑張れていたので、この調子で学校再開後も継続できたらと思います。 著者:古谷きょうこ2男1女の母。正看護師免許資格あり。育児休暇や隙間時間を利用してライター活動をしてます。主に妊娠・育児や健康についてのジャンルをメインに活動してます。
2020年06月17日私には新1年生になった娘がいます。新型コロナウイルスの影響で入学式と始業式に出たきり小学校に行っていなかったため、小学生になったという実感はあまりありませんでした。長い間、学校で勉強ができないため、家で取り組む課題を出してくれたのですが、家で勉強をさせるのは予想以上に大変だったのです……。 学校に課題を取りに行く当初5月6日までと言われていた緊急事態宣言は、大方の予想どおり延長されることになりました。そこで小学校から、ゴールデンウィーク明けの5月8日に家で取り組む課題を取りに来てくださいと連絡が。 きちんと手を消毒し、間隔を開けて並ぶという厳戒態勢のなか、担任の先生から受け取ったのはプリント、ドリル、算数セット、図画工作で使う粘土、アサガオの栽培セットでした。 家で勉強させるのは難しい受け取りの際、先生から学校の時間割に合わせてスケジュールを立て、勉強に取り組むよう言われました。休み時間やお昼も挟みますが、授業開始は8時40分からで、終わるのは14時30分。私はそのことを聞いたときに愕然としました。家で20分間、通信教育をやらせるのも結構大変なのに……。 実際に家で時間割どおりに進めようと頑張ってみましたが、娘の集中力はそんなに続きません。2時間目ぐらいからすでに不機嫌で投げやり。字がどんどんと汚くなっていき、指摘するとふてくされ、やらなくなってしまいました。 妹がいるからさらに大変わが家には新1年生の娘の他に、2歳の娘がいます。1年生の娘はまだひとりで勉強を進めることができません。私が「このページをやろうね」とドリルを開いてあげ、問題文を一緒に読まないと意味を理解することが難しいため、勉強中はほとんどつきっきり。 2歳の娘がその間おとなしく待てるはずもなく、「遊んで」「テレビつけて」と寄ってきました。お姉ちゃんにつきっきりなので嫉妬もしていました。しかたなく2歳の娘の相手をしながら勉強を見るのですが、近くで遊んでいるとお姉ちゃんも集中できなかったのです。 家で自宅学習をさせようと思っても、なかなか思うように進みませんでした。学校と先生のありがたみをひしひしと感じる日々。自宅学習させている間、勉強嫌いになっては元も子もないので、なるべくガミガミ言わないように気をつけていました。 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年06月16日勉強ができる=仕事ができる=人生は順風満帆 ではなかった誰かが「勉強ができる」ことは、その誰かが「たまたま勉強において好成績をとるのに向いた特性を持っている」ことを表すにすぎません。仕事や生活では、体力やコミュニケーション能力、応用力や瞬発力、マルチタスク能力が要求されたり、ジェネラリストであることが求められることも多くあります。勉強がよくできても、仕事や生活管理がうまくできるとは限りません。勉強のできる発達障害者の場合、こうした本人内での凸凹が大きいので、「勉強はできても仕事はできない」ということが十分起こりえます。しかし、大学時代、就活をしていた当時の私は、自分に発達障害があるとは気づいていませんでした。自分の中で能力の凸凹があるという自覚もありませんでした。新卒採用の面接で落ちまくったり仕事がことごとくうまくいかなくなったりするようになるまで、勉強ができる=仕事ができる=人生は順風満帆 だと思いこんでいたのです。勉強ができる=本人の努力のおかげ、でもない勉強の成績には、本人の生まれ持っての特性や努力だけでなく、育つ環境も大きく関わっています。たとえば、本人にポテンシャルがあったとしても、家庭が勉強に集中できる環境でなければ本来の力が発揮できないでしょうし、逆に、家庭に教育にコストをかける十分な余裕があれば、本人の力を最大限に引き出すことができるでしょう。また、誰かのある能力が「〇〇ができる」と評価されるのは、その能力が運よくその世相で価値があるとされるものであるからにすぎません。たとえば、現在天才物理学者とされているアルバート・アインシュタインも、たまたま世で価値があるとされる物理理論を発見したからこのような評価を得ていますが、あの発見がなければ、あるいはあの理論が世から価値あるものとして見いだされなければ、彼はもしかしたらただの変わった人として扱われていたかもしれないのです。こうしたことは勉強の成績だけの話ではありません。人からの「◯◯ができる」という評価には、育つ環境や世相といった運が大きく関わっているのです。生活上おおよそすべてのスキルについて、何かが人よりできることに傲慢になってもいけないし、何かができないことについて本人の努力の問題にしてはいけないと、私は思っています。勉強ができることに対する嫉妬や差別での苦労私は、「勉強ができること」を理由に嫉妬や差別を受けることもありました。小さいころには、勉強ができるからってお高くとまっている、ずるい、などと言われましたし、職場で「基本的には高学歴の人は採らないようにしている」「これだから高学歴は使いづらい」などと罵られたこともありました。職場で「宇樹さん◯◯大卒だって」と言いふらされ、同僚からしつこく嫌味を言われたり、周囲からひそひそ話されたりするようになったこともあります。私の場合、学歴や、喋ったときの理屈っぽさが変に目立つ一方、周囲とうまくなじめないし、仕事はぜんぜんうまくできないので、「勉強ができるならほかのこともできるはずだ→ 人間関係や仕事がうまくこなせないのは本気を出していないからだ、悪意だ」と感じる人が多かったのではないかと思います。私が「勉強ができる」ことで嫉妬や差別を受けやすかったことの原因のひとつは、こうした私自身の中での能力のアンバランスさにあったと感じています。こうした嫉妬や差別のもうひとつの原因は、いまの社会が「能力」に重きを置きすぎた世界観で回っていることにあると思います。多くの人がなんとなく「世の中、能力があるほうが得だ」と感じているような雰囲気がありますよね。これは容易に、「能力がある人は得してずるい!」に転じます。私はこの雰囲気には疑問を持ち続けておかなければならないと思っています。私の能力が非常にアンバランスだったように、人の能力は決して一枚岩ではありません。それに、「人間として全面的に能力に溢れた人」だけが得をする世の中が正しいのかと考えると、どうしたってそうは思えないのです。そもそも人生を勝ち負けで考えることをやめる今は「人を差別するのはいけない」と考えている私ですが、発達障害を自覚する前には「勉強のできない人」を見下し、差別していたことがありました。みっともない言い訳をすると、私は生きづらさの裏返しで傲慢になっていたのです。周囲になじめずに生きづらさを感じたとき、「見てろ、自分は勉強ができるのだからエリートになって見返してやる!」と思い込むことでなんとか生きる気力を振り絞っていたところがありました。こんなありさまだったので、新卒採用の就活がうまくいかなかったことは、なんとかしがみついていた最後の希望を絶たれるもので、人生最大の挫折でした。絶対に受かると思っていた会社の面接でなぜだか面接官に怒られまくって落ちたときは、文字通り三日三晩泣き続けて、目がパンパンに腫れて開けられなくなったものです。嫉妬や差別の話は、「勉強ができるタイプの発達障害者はかわいそう」というものではありません。「残念ながら、誰もが思いもよらない属性をきっかけに嫉妬されたり差別されたりしうる」という話です。私は、嫉妬や差別の根本原因は、誰かが自分と誰かの人生を比較して「この人の人生は自分の人生よりもイージーモードだ」と勝手に断じることにあるのではと思っています。だから私は、互いを無個性な「敵」と認定して比較しあう価値観から「いちぬけた」しようと思いました。勝ち組とか負け組とか、人を十把一絡げにすることもやめる。見返してやるとか仕返ししてやるとかいった気持ちも手放す。「勉強ができる」ことは、「勝ち組へのパスポート」などではない。そもそも世の中には、勝ち組も負け組もない。ただ、それぞれの多種多様な、他者には想像もつかない人生の苦労を抱えた個人がいるだけ。その中で私は常に、自分が自分史上最高に楽で、最高に自分らしくいられる場所を求めていければいい――「勉強のできる」発達障害児であった私は、現在このように考えています。
2020年06月16日子育てにおけるキーワードとして頻繁に見聞きする「ほめて伸ばす」という言葉。ただ、株式会社子育て支援代表取締役であり日本アドラー心理学会/日本個人心理学会正会員でもある熊野英一さんは、「ほめて伸ばす」子育てに潜む危険性を指摘します。アドラー心理学に基づく子育てでは、ほめるのではなく、「勇気づける」ことが大切だとされているのだそう。その理由とはどんなものでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカット)親子の信頼関係を壊す、子どもを操作しようとする「下心」アドラー心理学に基づく子育てでは、「ほめない」ことを大切にしています。その代わりに、子どもを「勇気づける」のです。こう言うと、「ほめることで子どもは伸びるのではないか」と思う人も多いでしょう。「ほめ言葉」が駄目だという意味ではありません。大切なのは、親の声かけのなかに「下心」をもたないこと。子どもをほめるときには、どこかで「子どもを自分の思い通りにしよう」という「操作」の下心が入りやすくなるものです。「いい子だから早く寝ようね」「こんなに勉強ができてすごいね!」と言って子どもをその気にさせようとする。そういった操作の下心があると、子どもとの信頼関係をきちんと築けなくなります。なぜなら、親の下心を子どもは敏感に察知するからです。最初は、子どももよろこぶでしょう。お父さんやお母さんから「いい子だね」と言われて嬉しくない子どもはいません。でも、親の下心は、表情やしぐさなどどこかににじみ出るものですから、そのうち必ず子どもにバレます。自分に置き換えて考えてみてください。仕事相手でもプライベートの知り合いでも、妙にお世辞を言うなどしてあなたのことをうまく転がそうとしてくるような人間と、いい関係を築けると思うでしょうか?そんなことはないはずです。ほめすぎることが子どもの人格形成に与える悪影響また、下心をもっているかどうかは別として、子どもをほめすぎることは、子どもの人格形成に悪影響を与えることもあります。ひとつは、「ほめられないとなにもしない子どもになる」ということ。ほめられることが当たり前になるために、ほめてくれないのなら勉強もしない、部屋の片づけもしない、といったことになります。また、「指示待ち人間になる」というのも、ほめすぎることが子どもに与える悪影響です。なぜなら、ほめるという行為の前提は、上下関係があるということだからです。子どもをほめすぎることは、「親は上に立って命令し、結果を評価する人であり、子どもは言うことを聞いたり親に依存したりして、その評価に左右される人」という関係をつくってしまう。その関係のなかで、子どもは指示待ち人間になっていきます。そして、最終的には子どもが「勇気を失ってしまう」ことにもなる。子どもを大げさにほめすぎるような親は、反面、子どもがちょっとしたミスをしたようなときには必要以上に叱りがちです。そういう親は、子どもが勉強の基本問題で正解できたようなときにも「わあ、すごい!」なんて大げさにほめ、「あなたは頭がいいから、応用問題もやってみようか」とけしかけます。でも、子どもは「基本問題だけでいい」とチャレンジから逃げてしまう。なぜなら、難しい応用問題でもいい結果を出せなければ、叱られることを知っているからです。ほめられないとなにもしない、自分で考えて行動できない、チャレンジする勇気がない――そんな子どもが、将来、自立した人生を歩んでいけるでしょうか?答えは考えるまでもなく「NO」ですよね。子どもを認めることが、子どもに「勇気」を与える大切なのは、ただ子どもをほめることなどではなく、子どもをひとりの人間として信頼してリスペクトすることにあります。もちろん、親と子、大人と子どもという立場の上下は存在する。でも、親子でコミュニケーションをするときには、縦ではなく横の関係であるべきです。それは、子どもを「認める」、子どもに「共感する」ことであり、そして子どもを「勇気づける」ことにつながります。テストで100点とったかそうではないのか、スポーツでいいプレーをできたかそうではないのか――そういった子どもがやったことの結果ではなく、子どもの気持ちに関心を寄せるのです。仮に結果がよくなかったとしたら、悔しさや恥ずかしさなど、子どもはさまざまな気持ちを抱いています。その気持ちに共感して寄り添うのです。そして、「じゃ、今度はどうしようか?」「なにか手伝えることはある?」と親が伴走してくれたなら、子どもにとってこれほど頼もしいことはない。きっと子どもは「よし、もう一回やってみよう!」という勇気を手にすることができるはずです。このように、子どもがなにかに失敗した場面でなら、「認める」「共感する」「勇気づける」ための親の振る舞いはイメージしやすいものでしょう。でも、逆に子どもがなにかに成功した場面ならどうでしょうか?それこそ、手放しでほめたくなるものですよね。下心のないほめであればいいですが、やはりほめることに重点は置かないようにしましょう。ほめてあげるよりも、もっと子どもを勇気づけるのは、「自分の気持ち」、そして「感謝」を伝えることです。子どもが打ち込んでいるなにかでしっかり結果を出した。そのとき、お父さんとお母さんから、「すごく嬉しいよ、ありがとう!」と言われた――。それこそが、子どもにとって最高の勇気づけです。『アドラー式働き方改革 仕事も家庭も充実させたいパパのための本』熊野英一 著/小学館(2018)■ 株式会社子育て支援代表取締役・熊野英一さん インタビュー記事一覧第1回:「○○ファースト」がポイント!アドラー心理学で親子間のコミュニケーションがうまくいく第2回:大事なのは我が子を無条件で信じる「信頼」。「信用」しかできないのはとても危険第3回:子育てでは“ほめないこと”が大切なわけ。アドラー流・子どもを「ほめずに勇気づける」方法第4回:つい叱りたくなるときでも、親は「インタビュアー」になれば落ち着いて我が子に向き合える(※近日公開)【プロフィール】熊野英一(くまの・えいいち)1972年1月22日生まれ、フランス・パリ出身。株式会社子育て支援代表取締役。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。メルセデス・ベンツ日本人事部門に勤務後、米国Indiana University Kelley School of Businessに留学(MBA/経営学修士)。製薬企業イーライ・リリー米国本社及び日本法人を経て、保育サービスの株式会社コティに統括部長として入社。約60の保育施設の立ち上げ・運営、ベビーシッター事業に従事。2007年、株式会社子育て支援を設立し、代表取締役に就任。日本アドラー心理学会/日本個人心理学会正会員。主な著書に『アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本』(小学館)、『アドラー子育て・親育て 家族の教科書 子どもの人格は、家族がつくる』(アルテ)、『アドラー子育て・親育て 育児の教科書 父母が学べば、子どもは伸びる』(アルテ)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年06月16日子育てに関する考え方は家庭それぞれです。「子育てに欠かせないものはなに?」と問われたら、みなさんならどう答えるでしょうか。この問いに、株式会社子育て支援代表取締役の熊野英一さんは「信頼」だと答えます。日本アドラー心理学会/日本個人心理学会正会員でもある熊野さんが、アドラー心理学の観点から、子育てにおける「信頼」の重要性、その築き方を教えてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカット)子どもは、生まれた瞬間から親の「信頼」を確認するみなさんは、自分の子どもを「信頼」していますか?「もちろん!」と思った人もいるかもしれませんが、じつはなかなか難しいことでもあります。でも、子どもを「信用」している人は多いはず。どういうことかと言うと、「信用」と「信頼」はまったく別の意味を持つ言葉なのです。簡単に言えば、「信用」は「条件つきで信じる」こと。対して、「信頼」は「無条件で信じる」ことです。「テストで100点とれたからいい子だね」「早く起きてくれたからいい子だね」――。これらの言葉には条件がありますから、「信用」になります。子どもを信用することも子どもを信じることには変わりありませんが、これらの言葉は、「あなたがいい子であるためには、なんらかの条件をクリアしないとだめだよ」と伝えていることになります。これは、子どもにとってはよくないこと。そうやって条件をつきつけられ続けた子どもは、「もし条件をクリアできなかったら、いい子じゃなくなっちゃう……」と怖がり、さまざまなチャレンジを回避するような生き方しかできなくなってしまうでしょう。子育てにおいては、子どもを無条件で信じる「信頼」こそが大切です。これは、「愛」と言い換えてもいいでしょう。子どもに対する信頼が大切になるのは、子どもが生まれたその瞬間からです。生まれたばかりの子どもは、2歳くらいまでのあいだに親からの「信頼」を確認していきます。一番近くにいる親――たいていは母親の振る舞いから、「この世界は、そして自分は、生きるに値するのか」と確認するのです。赤ん坊は、自分ではなにもできない存在です。それでも、そんな自分に対して母親はあらゆる世話をしてくれる。そのなかで、「ありのままの自分が受け入れられている」「なにも価値を生み出さなくとも、ありのままの自分がすでに価値を持っているんだ」と確認します。それが、その後の人生をしっかり歩んでいくうえで欠かせない重要なステップなのです。親の過剰な期待によって、「信頼」が減り「信用」が増えるもちろん、ほとんどすべての親が、子どもが生まれた瞬間には「この世に生まれてきてくれただけで嬉しい!」と感動し、ありのままの子どもを受け入れ信頼します。ところが、時間が経つにつれて、ほかの子どもや自分の理想の子ども像と現実の我が子を比べ始めてしまう。そうして、「こんなふうに育ってほしい」という思いから子どもに条件を突きつけ、徐々に信頼の割合が減って信用の割合が増えることになるのです。このことは、先にもお伝えしたように、子どもがチャレンジを回避するような生き方しかできなくなるといったデメリットを生みます。さらに、ほかのデメリットとして、親子関係を悪化させることも挙げられます。親は「こんなふうに育ってほしい」と子どもに対して過剰な期待をしてしまいますから、そのあとには必ず「落胆」がある。落胆は、コミュニケーションの大きな障害となる「イライラ」や「怒り」を生む一次感情です。そうして必要以上にイライラや怒りの感情を抱えてしまうことになり、親子関係は悪化してしまうでしょう。そう考えると、子どもをしっかり信頼するための方法のひとつが、前回の記事でお伝えした、まず子どもの気持ちに共感する「共感ファースト」ということになります(インタビュー第1回参照)。子どもの言動にたとえ同意できなくとも、まずは共感する。そうすることが、よりよい親子関係、親子間のコミュニケーション、信頼の構築につながるはずです。子どもに対する強い信頼をつくる「課題の分離」子どもを信頼するためのもうひとつの方法として、アドラー心理学でいう「課題の分離」というものも紹介しておきましょう。「勉強をしない」「きょうだいげんかをする」といった子どもの言動に「イライラする」とき、その主述関係を整理して、課題を親子それぞれにきちんと分けるのです。このケースなら、「イライラする」のは「親」です。つまりこれは「親の課題」となる。一方、「勉強をしない」「きょうだいげんかをする」のは「子ども」ですから、これらは子どもの課題。そのように切り分けて、子どもの課題に親が手出し口出ししないようにするのです。これは、日本を含むアジア圏でとても有効な方法です。小さい子どももひとりの人間として扱う個人主義が強い欧米に比べ、アジアでは「子どもは親が助けてあげなければならない存在」と考えがちです。そのため、子どもの課題も親の課題であるかのように考えて介入したくなってしまう。そうして、必要以上にイライラしていく構造だというわけです。でも、親子それぞれの課題を明確にすれば、そういったことは激減するでしょう。もちろん、子どもが本当に困ってしまって助けを求めてきたなら、助けてあげる必要はあります。でも、そうなるまでは信頼して子どもを見守るべきです。その姿勢が、子どもに対する強い信頼をつくっていきます。『アドラー式働き方改革 仕事も家庭も充実させたいパパのための本』熊野英一 著/小学館(2018)■ 株式会社子育て支援代表取締役・熊野英一さん インタビュー記事一覧第1回:「○○ファースト」がポイント!アドラー心理学で親子間のコミュニケーションがうまくいく第2回:大事なのは我が子を無条件で信じる「信頼」。「信用」しかできないのはとても危険第3回:子育てでは“ほめないこと”が大切なわけ。アドラー流・子どもを「ほめずに勇気づける」方法(※近日公開)第4回:つい叱りたくなるときでも、親は「インタビュアー」になれば落ち着いて我が子に向き合える(※近日公開)【プロフィール】熊野英一(くまの・えいいち)1972年1月22日生まれ、フランス・パリ出身。株式会社子育て支援代表取締役。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。メルセデス・ベンツ日本人事部門に勤務後、米国Indiana University Kelley School of Businessに留学(MBA/経営学修士)。製薬企業イーライ・リリー米国本社及び日本法人を経て、保育サービスの株式会社コティに統括部長として入社。約60の保育施設の立ち上げ・運営、ベビーシッター事業に従事。2007年、株式会社子育て支援を設立し、代表取締役に就任。日本アドラー心理学会/日本個人心理学会正会員。主な著書に『アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本』(小学館)、『アドラー子育て・親育て 家族の教科書 子どもの人格は、家族がつくる』(アルテ)、『アドラー子育て・親育て 育児の教科書 父母が学べば、子どもは伸びる』(アルテ)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年06月14日4歳と2歳の息子、0歳の娘を持つパパです。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言。わが家のママは育児休暇中のため、登園の自粛要請が幼稚園からきてしまいました。外出もできない生活で、今後いつまで続くかもわからない状況。何か行動しなければ上の息子はだらけた生活をしてしまうと思い、規則正しい生活のために実践しようと決めた3つについて紹介します。 時間を決める1つ目は、起床時間と就寝時間、食事の時間を決めました。幼稚園では時間割があり息子は規則正しく生活していますが、自宅ではテレビばかり観ることになってしまうため、規則正しく生活することができるように努めました。 また、最近幼稚園で少しずつ勉強する時間を作ってくれていたので、1日20分間、5ページひらがなの練習をすることに。お風呂から上がり就寝するまでの時間で、息子が勉強する機会を設けるようにしました。 当番として任命する2つ目は、お手伝いの当番として息子を任命しました。幼稚園ではさまざまなことを当番として子どもたちに実践させてくれています。しかし家では、あまりお手伝いをしてこなかった息子。 難しいことを任命するのではなく、「食器を運び片付けること、ゴミ出しをすること、拭き掃除すること」に限定し、一緒に実践することに決めました。簡単なことで、一緒に実践するので息子も張り切ってくれ、ご褒美シールを追加するとよりやる気を持ってくれました。 一緒に作成する3つ目は、何でも息子と一緒に作成するようにしました。起床時間や就寝時間を決めたり、当番を任命しても、外出できなければどうしても時間が余ってしまいます。そのため、一緒に工作をするだけではなく、ホットケーキやお好み焼きを作るなど、簡単な料理を息子とチャレンジ。 ダンボール箱や牛乳パックを使う工作は普段からしていたことですが、一緒に料理をする機会はなかったので、息子も新鮮な体験だったようで反応がよかったです。 新型コロナウイルスの影響により登園自粛となってしまった息子。幼稚園に通っていたときと同じように生活できるよう時間を決めたり、当番を任命したりして、わが家でも規則正しく生活することができるように努めています。今後、登園自粛が延長されることも有り得ると考えられるため、息子と一緒に考えながら実践していけたらと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する4歳と2歳の息子、0歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2020年06月13日子どもと朝から晩まで、ずっと一緒に過ごすことになった休園休校期間。ようやく園や学校がスタートしてうれしいはずなのに、これまで必死に子どもと向き合ってきた分、ぽっかり穴が開いたような状態になっていませんか?これは、子どもが初めての社会生活を送り始めた入園時に起こりやすい“入園ロス”の状態と似ているのかも…。私は娘の入園後、成長が喜ばしい反面、「これからどんどん離れちゃうのかな…」と寂しさを覚えました。私自身は当時、体調不良の実父母のサポートや仕事もあり、忙しくしてはいましたが何とも言えぬ、ぽっかり空いた気持ちは自覚していました。そんな時、私がやってよかったと感じたおすすめの過ごし方を3つ紹介します。【その1】断捨離でスッキリ&意外な収入のチャンス!子どもから目が離せない時は、部屋の掃除もままならないもの。子どもが園に行っている今が掃除や片付けのチャンスです。私も断捨離を始めたところ、乳児期に使うグッズや衣類などがまだきれいな状態で捨てるにはもったいないけれど、わが家ではもう使わないだろうなと思うものがたくさんありました。まずは譲れるものと処分するものに分けてみるまずは、使わなくなったものを状態によって、「譲れるもの」「処分するもの」に分けてみました。私自身、ベビーベッドやベビーバス、かわいいお洋服などを譲ってもらい、とても助かったので、できれば友人や知り合いに使ってもらえたらと思ったのです。結果、必要な人の手に渡り、とてもうれしかったのを覚えています。また、片付けを始めると思わぬところから掘り出し物が出てくることも。自分が若かりし頃の服や小物が、リサイクルアプリで売れて、臨時収入にも繋がりました。【その2】読書や資格取得の勉強でスキルアップ!子どもにも好影響⁈入園まもない頃は、いつ呼び出されるか分からず心落ち着かないので、習い事を始めたりする気持ちにはなりにくいもの。そんなときは、スキマ時間にできる読書や資格取得のための勉強はいかがでしょう?ジャンルは気が向いたものや好きなことなど何でもよいと思いますが、暮らしや料理、お金に関するものは、実生活に役に立ちます。私のおすすめは、自分の癒しにもつながるアロマテラピー講座の受講。学びながらリラックスした時間を過ごすことができると思います。娘が本好き・勉強好きになったきっかけは読書や勉強は、ママ自身にメリットがあるのはもちろん、子どもにも好影響が期待できるようです。子どもは親の様子をよく観察し、いろいろ考えているもの。うちの娘は「ママ、今日何してたの?」とよく聞くので、とりあえず「仕事の本を読んでいた」とか「ちょっと、お勉強してたかな」と言っていました。すると娘も自ら、絵本を開いたり、文字の練習をするように。身近なお手本になるママが、一生懸命に本を読んだり、勉強をしていると知れば、子どもも自然に、本好き・勉強好きになってくれるかもしれません。【その3】ガーデニングで新たに“育てる”楽しみを!ガーデニングは、心地よいリフレッシュになります。庭やバルコニーで、手軽なものからスタート。新たに、“育てる”楽しみを得られるところがいいと思います。わが家では、植物を育てたことで、娘にもよい影響が。家で自然に目に入る植物は、名前や特徴を覚え、一緒に図鑑で調べて楽しむこともできました。ハーブ好きの私に影響されて、娘は当時、園児だったにもかかわらず、レストランで「これ、バジルだよね」と、ちょっと大人っぽいコメントも(笑)。水やりを手伝うことも大切な経験になりました。ミニトマトなど、お弁当にも重宝する野菜なら、なおよいですね。やっと得られた、ひとりの時間。無理に忙しくする必要はなく、ゆっくり休むのもよいと思います。でも、「何かやってみたいな」という気持ちが芽生えたら、ちょっとずつアクションを起こしてみては。ひとりでいるときに充実した時を過ごせば、園にお迎えに行ったとき、すっきりした笑顔でわが子を迎えられるのではないでしょうか。ママの自分時間、うまく気持ちを切り替えて、有意義に過ごせるといいですね。<文・写真:ライターOtoka>
2020年06月12日PTA委員決めは悲喜こもごも「委員を決めるのに何時間もかかった。」「委員決めの日に欠席したら委員になっていた。」「くじ引きで委員長になってしまった。」地域によって選出方法に違いはあるにせよ、PTAの委員決めは小・中学生の保護者にとって心がざわつく行事になっていることは間違いないでしょう。そもそもPTAの活動ってなんだろうPTAは「子どものために」親ができる身近なボランティア活動のひとつです。活動を通じて保護者同士の交流を深めることにもつながります。会長や副会長、書記、会計といった本部役員は前年度あらかた決まっている(正式な決定はPTA総会の承認を得たあと)ので、新学期がはじまってからは各種委員の選出です。地域により名称、選出人数はさまざまですが、わが子が通ってきた学校のPTAの委員には主に以下のような種類がありました。1.学級委員クラスごとの保護者会などを取りまとめます。給食試食会や地域学習の活動を企画します。べルマーク集計作業をします。2.校外委員校外での子どもたちの安全を守る活動をします。通学路を確認したり防犯パトロールなどを行います。地域と学校との連携を図ります。3.校内保健委員校内の環境を整える活動をします。子どもの手が届かない場所の清掃を、保護者を集めて行ったりします。4.広報委員入学式や運動会などの学校イベントや、PTA主催のイベントなどを取材して、学校の広報誌を発行します。委員決めに異変が!発達障害の娘はもう社会人ですが、わが家には今年中1になる息子がいます。中1保護者のPTA委員決めは例年入学式終了後に行われるのですが、今年はCOVID-19の影響で保護者は入学式に参加できませんでした。そのため委員選出は生徒が入学式を行っている間に体育館の外で行われたのですが、驚くべきは立候補数の多さでした。理由は明白…!?一定期間の休校と、その後の学校や地域の行事の自粛を予測し、今年の委員の仕事は少ないだろうと見越した保護者が多かったためでしょう。例年なかなか決まらない委員決めはあっという間に決まりました。Upload By 荒木まち子確かに大変といえば大変...子どものためになる活動はしたい!でもPTA活動は避けられるものなら避けたい...多くの保護者がそう思うのは「PTAって大変そう」と感じているからだと思います。確かに私もこれまで、大変!と思うことが何度もありました。私は子どもたちが小学生のときに校外委員と学級委員、謝恩会委員を経験しています。校外委員ではスクールゾーン対策協議会(通学路などの危険箇所をまとめ、警察、土木事務所、区役所などの行政担当の方、地域の方々と話し合う会)の準備のため、1ヶ月ほどほぼ毎日学校に通いました。学級委員ではベルマーク集計のときに人数が集まらず、時間内に作業が終わらなかった分を自宅に持ち帰って集計したこともありました。Upload By 荒木まち子謝恩会委員をしていた昨年度は、COVID-19の影響で、事前に準備していた会場の手配や出し物の計画をすべてキャンセルすることになりました。PTA活動は確かに時間と労力を必要とします。それでも子どものために必要なことなら皆で分担しつつ行うべきと私は考えています。本当に必要なのか疑問を感じる活動も...上記以外にも、委員はPTA主催のイベント(行事や講演会)の手伝いもします。子どもが楽しみにしているバザーやお祭りのお手伝いなどはいいのですが、平日の昼間に行われる保護者向けの講演会や勉強会の企画、参加も、委員の役割になっている(PTA連合会から学校ごとに参加人数が振り分けられる)ことに私は少し疑問を感じています。PTA主催でヨガや英語の勉強会をやったときには、参加者のほぼ全員がPTA役員や委員で、一般の保護者で参加した人はほとんどいませんでした。多様化、地域化が進んでいるこの時代、素人(保護者)がニーズを把握しイベントを企画する(内容を考え、日にちを決め、講師に依頼をし、会場のセッティングをする)のはとても大変です。慣行化している“PTA活動を活性化させることを目的とする行事”が役員や委員の負担になり、そのことが原因で保護者がPTA活動参加を躊躇してしまうのであれば、それは本末転倒なのではないかと私は思うのです。今は講演やイベントの動画配信もできます。動画配信なら日中仕事などで参加したくてもできない人も見ることができます。インターネットの有効活用も視野に入れ、今まで慣行的に行われていた行事の在り方をこのコロナ禍を機に見直していけたらいいなと思います。もちろんPTAには良いところもある!よくPTA役員や委員経験者が“PTA活動をして良かったこと”を話す際に「学校の先生方との距離が縮まる」「学校での子どもの様子がわかるよ」などと言います。学校に行く機会が増えるので、これは本当のことです。それに加えて、私は一緒に活動をした保護者と知りあいになれてよかったと感じています。PTA活動を通じて頼りになる人、懐の深い人、細かいところまで気が利く人、しっかりした人、話していてとても楽しい人、PC操作などにめちゃくちゃ詳しい人、他の人のフォローができる優しい人、行動力がある人、可愛らしい人...などなど、さまざまな魅力的を持った人たちと知りあうことができました。知りあいが増えれば学校行事のときに一人ぼっちになることもありません。地域の情報も入ってきますし、不安やちょっとした愚痴を言いあうこともできます。お互いの子どもを見守ることもできます。娘が高校から通った高等特別支援学校では進路委員と広報委員をしたのですが、そのときに一緒に活動した先輩お母さんの話はとても参考になりました。他の保護者と交流を持ったり話をしたりすることで、「障害の有無や障害の種類、その程度にかかわらず、誰もが大なり小なり生活や子育てに悩みを抱えている。悩みのない保護者なんていない」と気づき、それまで悶々としていた気持ちが晴れるという事が一度ならずありました。PTAにも良いところはたくさんあります。不要な活動はそぎ落とし、誰もが気軽に参加できるような団体になって欲しいと願っています。
2020年06月09日私には新1年生になった娘がいます。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、入学式と始業式に出たきり学校へ行っていないので、小学生になったという実感はあまりありませんが……。幼稚園は3月初めから休園となったため、すでに2カ月ほど休みが続いています。 臨時休校が続いている幼稚園が休園になった当初は、娘のペースで生活していました。好きなときに好きなことをして遊び、寝る時間が遅くなるので朝は8時ぐらいまで寝てしまい、私も合わせて起きるのが遅くなっていました。しかし、緊急事態宣言が出て、私が住む市の小学校の臨時休校期間は5月6日までとなりました。 当時私は、この期間は更に延長され、長丁場のものになるのではないかと懸念していました。そして予想どおり、緊急事態宣言の期間は延長され、5月末まで休校が続きました。「何カ月も親子でぐうたらな生活をしてはいけない」と思い、一念発起して1日のスケジュールを2人で考え、実行することにしました。 タイムスケジュールを作ったスケジュール作りは自主性が大切だと思い、娘主体で考えさせました。「朝のうちにやらなくてはいけないことは済ませたほうが良い」と娘にアドバイスしたので、勉強時間は朝の身支度ができたらすぐです。 娘はまだ集中力が続かないので、勉強時間は15分ほど。その他にやらなくてはいけないこととして、朝のトイレ、ごはん、ラジオ体操、手伝い、お風呂などを組み込んでいます。 19時半から絵本の読み聞かせをして20時には寝ます。すると次の日は自然と6時半には起きるようになった娘。スケジュールを立てる前はダラダラと観ていたYouTubeとテレビですが、時間に区切りができたため、連続して長時間見ることはなくなりました。 タイムスケジュールに沿って生活した結果娘は律儀な性格で自分で決めたことはやり通すため、3日坊主にはならず毎日作ったタイムスケジュールに沿って生活をしています。きっちりするのが好きな娘に合っている方法だったようです。タイムスケジュールに沿って娘が生活してくれることで、私も図らずしてメリハリのある生活が送れるようになりました。 なぜなら、「娘がこの時間は勉強するからそばで見守ってあげないといけない」「この時間はテレビを観ているから家事をしておこう」など、自分が何をしないといけないかも見えてきたからです。 新型コロナウイルスは私たちの生活を大きく変えてしまいました。そして、この状況はいつまで続くのかわかりません。本来なら、新1年生は今ごろ学校のルールやお友だちに慣れてくるころです。しかし今はさせてあげられないのだから、せめて家でできることを引き続き頑張ろうと思います。 著者:小川恵子6歳と2歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2020年06月03日編集部:学研キッズネット編集部学校での授業も徐々に再開しつつあり、新しい生活様式の中での学習を考えていく必要があります。特に、臨時休校期間により遅れた学習進度を取り戻すためには、自宅学習を効果的にしていくことが大切です。そこで、ポスト・イットブランドではポスト・イット製品の無償配布と家庭環境をうまく活かした学習環境作りをサポートする「ふせん勉強法」の公開を実施します。自宅学習にご活用ください!ポスト・イット製品を無償配布実施自宅学習の支援に、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンとスリーエム ジャパン株式会社のポスト・イットブランドが手を取り、ふせんを使った勉強で楽しく自宅学習に取り組んでほしいという思いでポスト・イット製品を1000名の方にお届けいたします。ポスト・イット 強粘着ふせん ノート応募期間:2020年5月29日(金)~2020年6月30日(火)▼詳しい応募方法は、下記URLからなお、当該期間中は株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンから出版されている清水先生の書籍『東大式ふせん勉強法』の内容の一部を下記URLにて無料公開しております。そちらも合わせて是非ご覧ください。URL:清水章弘先生が教える、自宅だからこそ出来るふせん勉強法最近自宅にいる時間が長くなっているお子さんが多いと思います。それにともない、勉強もお家ですることが多くなりました。でも、一番難しいのがモチベーションの維持。家だと勉強が単調になりがちで、長続きさせるのが難しいものです。そんな時におすすめなのが、ふせん。ただの文房具と思うなかれ。さまざまな使い方があるのです。例えば、暗記をゲーム形式にできたり、作文が書けるようになったり。楽しいだけでなく、成績アップにつながります。僕も子どもの頃から、ふせんを使って勉強をしていました。ぜひ、みなさんにも同じ体験をしてもらい、楽しく効果的に勉強してほしいと願います。勉強って本当は楽しい!・ゲーム感覚で高速記憶が出来る!「暗記ドア」机に向かわなくても自然とおぼえる習慣が身につきます。どうしても覚えられない問題は声に出しながらやると、さらに効率がアップします。1.おぼえたい内容を問題にする。2.家のドアに貼る。3.こたえるまでドアを開けられない。・お家で英語を楽しく学べる!「おうち英語図鑑」家の中にある色々なものに英語の名前を書いたふせんを貼り付ければ、家の中が英語図鑑に早変わり!身近なものから英語をおぼえることで、英語に親しむ習慣が生まれてきます。剥がしておいて、もとの場所に貼って戻すタイムを競うのも面白いです。友だちや家族と競って楽しみながら学習をしてみてください。・他にも色々、ふせん勉強法!ケアレスミスをなくす勉強法 ミスらんノート教科書や参考書の内容が理解できる勉強法 書き込み読書メモ200字まとめ作文が書けるようになる勉強法 記述分解▼詳しい勉強方法は『ポスト・イット製品でまなびに+プラス』でご紹介■清水章弘先生プロフィール教育アドバイザー 清水 章弘(しみず あきひろ)東京大学教育学部を経て、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。東京と京都で「勉強のやり方」を教える塾プラスティーを運営。テレビ番組で「赤門の神」と呼ばれ出演実績も多数。著書「東大式ふせん勉強法」など多数。<製品に関するお客様お問い合わせ先>スリーエム ジャパン株式会社 文具・オフィス事業部TEL:0120-510-333(受付時間 平日 9:00~17:00)企業サイト:【3Mについて】3M(本社:米国ミネソタ州)は、Science(サイエンス)を活かし毎日の暮らしをより豊かにすることを目指しています。売上高は321億ドルで、9万6,000人の社員が世界中のお客様の課題解決にむけて、創造的なソリューションを提供しています。3Mジャパングループについては企業サイトをご覧ください。※3M、Post-it、ポスト・イットは、3M社の商標です。企業サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月29日参加者満足度4.5(5段階評価)!オンライン勉強会についてご紹介発達ナビPLUSでは、オンライン勉強会個別ケース相談特別支援教材子育てヒント動画という4つのサービスをご提供しています。今回はその中でも、オンライン勉強会をクローズアップしてご紹介します。発達ナビPLUSでは、毎週、発達の専門家によるオンライン勉強会を開催しています。5月には合計9回の勉強会を開催。約500名のPLUS会員のうち、5月の勉強会にはのべ425名から参加申込をいただいている人気のサービスです。Upload By 発達ナビ編集部5月の勉強会は次のようなテーマで行いました。・心理の専門家によるサポートブック勉強会<未就学版>・心理の専門家によるサポートブック勉強会<学齢期版>・OTによる学習支援と体づくりの関係・OTによる運動・身辺自立 着替え編・STによるコミュニケーションの土台作り:未就学を中心に・STによる発語・コミュニケーション相談:小学校高学年編サポートブックなど新学期に必要となるツールについてや、ニーズの高いテーマで開催しています。オンライン勉強会は、お住まいの地域にかかわらず、またお子さまの預け先なども不要で気軽に参加できる勉強会です。リアルタイムでお子さまの発達支援に取り組む専門家の講義を聴講でき、チャットで質問も可能、ニーズの高いテーマということもあり、勉強会にご参加いただいたPLUS会員の皆さまの満足度は平均4.5(5段階評価)と好評価をいただいています。新学期、先生や支援者との連携に必要な「サポートブック」のポイントや書き方は?オンライン勉強会ルポUpload By 発達ナビ編集部今回は、サポートブックの勉強会の様子をピックアップしてお伝えします。今年度は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、新学期の開始が遅れましたが、ようやくスタートを切れるようになってきたのではないかと思います。新学期が始まり先生方も落ち着いたところで連携したいのが、サポートブックです。サポートブックは進学進級などお子さまのライフステージが変わる際に、関わり方等知っておいて欲しい情報を学校の先生や支援者と共有するためのツール。発達ナビPLUSでは未就学版と学齢期版の2種類のサポートブックのフォーマットを会員さま向けにご提供。勉強会では、書き方のコツから連携方法までをご紹介しました。未就学版の勉強会では・小学校入学時、どのような内容を記載しておくと連携しやすいのか・詳しく書きすぎても読んでもらえない?ちょうどいい分量が知りたい・障害についての補足資料は必要か学齢期版では・サポートブックを渡しても活用してもらえない場合はどうアプローチしたらいいか・先生にうまく受け入れてもらう渡し方が知りたい・サポートブックの見直しのタイミングは?・保護者自身支援の仕方がわかっていないのでサポートブックにも依頼したいことが書けなくて困っていると言った悩みが、事前にたくさん寄せられました。Upload By 発達ナビ編集部登壇した菅佐原洋先生は、事前に寄せられた質問を講義の中でも織り込みながら話を進めます。「サポートブックは詳しく書いていい。必要なところを先生や支援者の方でじっくり読んでくれる」「サポートブックを渡して後はお願い、というのではなく、サポートブックをみながら面談をして、どのような支援ができるのかをお互いに相談をすることが大切」「就学前や前年度に一旦面談をしても、担任の先生は前年度末まで決まっていないことがほとんど。新学期が始まって1か月程度たったくらいの時期に面談をできるといいですね」といった、具体的なアドバイスも。また、お願いしたい事を10個も20個も書いてしまうと対応が難しかったりもします。スキルチェックシートを使いながら、その中でも「家ではできていて、学校など集団の中でもあと一歩でできそうなこと」など、あともう少しで家庭以外でもうまくいきそうなことを中心に、3つ程度を重点的に支援してほしいと依頼するのが連携もしやすく、お子さまにとっても無理なくがんばれるでしょう、というお話もありました。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部6月以降もさまざまな勉強会がラインナップUpload By 発達ナビ編集部6月以降も、心理の専門家やOT,STによる勉強会を予定しています。7月以降はレギュラー講師による講演に加え、ゲスト講師もお呼びし、行政書士による親なきあとのお金や制度についてや、特別支援教育の専門家による学校や家庭での子どもの学びの支え方や合理的配慮についてなど、さまざまな講演も予定しています。また、6月以降、リアルタイムでご参加が難しい会員さま向けにオンライン勉強会のアーカイブ動画も掲載していきます。家事の合間に、通勤途中に、昼休みに…ご都合のいいときに知りたいことを学ぶことができます。発達ナビPLUSにはその他のコンテンツも!発達ナビPLUSでは、・オンライン勉強会・メールでの個別ケース相談・特別支援教材・子育てヒント動画など、勉強会以外のコンテンツもご用意しています。
2020年05月29日発達障害長男の中学受験わが家の発達凸凹の長男は、4月から大学附属の私立中学校に通っています。中学受験に向けてスタートしたのは小学6年から!初めての経験でまさにドタバタな1年間でした。そもそもなぜわが家が長男の私立進学を考えるようになったのか、受験勉強にはどのように取り組んだのかを連載シリーズでご紹介します。今回は第4話です!長男の集中力とモチベーション、どうあげる?Upload By スガカズ受験勉強に重要なこと――それは、本人に合った環境と、モチベーションが重要ということです。それはみんな同じだと思います。ただ、発達凸凹な長男にはその状態を維持するのが難しい…。平日は私が仕事をしているので、日中はもちろん、帰宅後もごはん、小学校の宿題、お風呂…と、慌ただしく、長男中心に支援することは難しい。その上、きょうだいが話しかけたりTVを見てしまったりもします。夏休みなど、長期休暇の時期は特に大事な時期と言われていたので、どうすれば私の目の届かないところで長男が勉強に集中できるのかを必死で考えました。Upload By スガカズ夏休みのある日、長男を連れて会社に向かうことにしました。片道1時間で、大人でも大変な中がんばってくれました。会社といってもオフィスの中に入れるわけではなく、会社のすぐ近くの休憩スペースに長男を連れて行きました。そこでは沢山の人が休憩・飲食・デスクワークをしています。「お母さんがランチで迎えに行くまでの3時間と、ランチが終わってから1時間勉強しようね」というルールにしました。この体験は長男にとって楽しいものになりました。とはいえ、すぐにやる気スイッチオン!となったわけではないのですけどね…。Upload By スガカズ大人に近づいた気分になって、さらに中学校に通うイメージがついた様で、本人が「明日もついて行く」と言いました。それ以降長期休暇時の日課になりました。本人の型にはまった環境を見つけてからは、塾、外(図書館など)、家庭の3つの環境で勉強する内容など、ルールを設けることにしました。Upload By スガカズUpload By スガカズ塾以外の勉強はマンツーマンです。もともと小さいころから運筆が苦手だったり処理速度が低いことから算数で途中式が抜ける傾向がありそうだったり、「旅人算」「食塩水」の問題など、図にすると解きやすい問題を敬遠しがちだったので、本人のレベルに合わせて問題を図を交えて解いてもらいました。直前までなかなか定着しなかったのですが、年末年始になってようやくやる気になり、解けるようになりました。苦手なことに取り組む姿勢が変わったのは、前回のコラムで紹介した言語聴覚士さんのお陰でもあります。この時期は年末年始。いよいよ本番目前になりました。これまで色々と右往左往しながらも勉強をがんばってくれている長男でしたが、家族はそれなりにストレスも抱えていました。次回は家族間で起こった受験ならではのトラブルについてお話したいと思います。
2020年05月28日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営する、オンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』編集部は、現役大学生に対して「国公立大学、私立大学どちらを志望していたか?」について調査。その結果を発表しました。志望が多かったのはどっち?世の中には、沢山の大学があります。自分のやりたいこと、学びたい分野で大学を探していくと自分の行きたい大学が絶対に見つかるはずです。日本の大学は主に国立大学、私立大学、公立大学、短期大学に分かれています。そして、国立大学と公立大学との差はあまりありません。そのため国公立大学とも呼ばれることも多いです。その中でも、高校生の進学志望先として多い大学が国公立大学と私立大学になります。現役大学生の方々が高校生だった頃、国公立大学と私立大学どちらを志望していたのでしょう?【調査概要:大学受験に関する調査】調査方法:インターネット調査調査人数:42名調査対象:現役大学生『スタディチェーン』編集部は、現役大学生を対象に「高校生のころ、国公立大学と私立大学どちらを志望していましたか?」とアンケート調査を行いました。まずは、アンケート結果をご覧ください。アンケート結果スタディーチェーンから引用現役大学生を対象に「国公立大学、私立大学どちらを志望していましたか?」とアンケートを実施したところ、どちらも半数ずつという結果になりました。●私立:50%「私立大学を志望していた」と回答した人は全体の50%でした。私立大学を志望していた理由は、学部の選択肢が国立より豊富なので、勉強したいことが私立大学にあったという声や、入試のために勉強する科目が少ないので、偏差値の低い高校生が1年間かけて逆転合格を勝ち取ることができると思った、といった声が上がりました。●国公立:50%「国公立大学を志望していた」と回答した人は全体の50%でした。国公立大学を志望していた理由は学費が私立よりも半額近く安いため親に負担をあまりかけなくて済む、大学という場所でよりアカデミックな勉強をしたかったなどの声が上がりました。現役大学生42名に「国公立大学、私立大学どちらを志望していましたか?」アンケートを取った結果、まさかの50%50%にわかれました。国公立大学、私立大学どちらかに人気が偏ることがないのはとても良いことだと思われます。▼参考記事「志望校の大学の決め方」について詳しく説明▼他のアンケートなども参考にしたい方はこちらから▼【コロナ】休校期間中でも家で無料で受けられるオンライン塾【スタディーチェーン公式サイト】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月26日休校が続き、子どもの勉強のことで不安になったり、逆に楽観的になってみたり…毎日(気持ちが)忙しいです。1年生の1学期は、息子が次々と新しいことを覚えてくることに、ただただ感動していていました。勉強については、ほぼほぼ学校におまかせ(なんだかんだ楽しく通えていれば万々歳というスタンス)だったあの頃が、今となっては懐かしい…。今も試行錯誤の真っ最中ですが、息子の休校中の家庭学習についてちょっとだけご紹介しようと思います。ちまみに息子の通う小学校から指示された課題(プリント)は、以下の内容に溶け込んでいます。■兄妹一緒にワークやプリント■「学び」は生活や遊びのなかにも…息子、現在小学2年生。娘、年中。時間割などは作っていません。息子とタイミングや気分を相談しながらとはいえ、どうしてもやる気が出ない日、途中でどうしても飽きちゃう日はあります。そんな日は、「5」のお散歩や読み聞かせのみです。大丈夫…きっと、何かしら吸収しているはず! と思っています。学年、家庭環境、地域などなどでさまざまな違いがあり、苦労や不安もいろいろかと思いますが、私は、将来子どもたちがこの時期を思い返したとき、大切な思い出になっていれば…と願いながら、とりあえず過ごしています。
2020年05月26日サッカークラブや各種スポーツ団体を対象に「スポーツマンのこころ」と銘打つ講義で、一流アスリートになるための心得を伝え続ける岐阜協立大学経営学部教授の高橋正紀先生。ドイツ・ケルン体育大学留学時代から十数年かけ、独自のメソッドを構築してきました。聴講者はすでに6万人超。その多くが、成長するために必要なメンタルの本質を理解したと実感しています。高橋先生はまた、「スポーツマンのこころ」の効果を数値化し証明したスポーツ精神医学の論文で医学博士号を取得しています。いわば、医学の世界で証明された、世界と戦える「こころの育成法」なのです。日本では今、「サッカーを楽しませてと言われるが、それだけで強くなるのか」と不安を覚えたり、「サッカーは教えられるが、精神的な部分を育てるのが難しい」と悩む指導者は少なくありません。根性論が通用しなくなった時代、子どもたちの「こころの成長ベクトル」をどこへ、どのように伸ばすか。「こころを育てる」たくさんのヒントがここにあります。(監修/高橋正紀構成・文/「スポーツマンのこころ推進委員会」)<<前回|連載一覧>>(写真は少年サッカーのイメージです)■勉強を本気で頑張れないやつがスポーツを頑張れるわけがない「小学生のころに"スポーツマンのこころ"に出会っていたら、もっと自分を磨けたのに」"スポーツマンのこころ"の講義を聞いて、そう後悔する学生は少なくありません。今回は学生たちの生の声を紹介します。岐阜県内にある私が勤務する大学では、本格的なオンライン授業が始まっています。運動部活に取り組む学生が7割近くを占めているスポーツ経営学科の必修科目であるスポーツ原論という授業で、入学直後の1年生に「スポーツマンのこころ」を伝えています。オンライン授業は初めての経験ですが、こうやって画面越しでも内容はかなりしっかりと伝わるのだと実感しました。例えば、スポーツは本質本質的には遊びの一種であり「非日常」の時空間で行われるゲームであること、学生にとっての「日常」であるをおろそかにしてしまうと非日常のスポーツでの成長が鈍ること、自分を大切にするということは、大切であるからこそ自分を磨くということ、そしてその"自分を磨く"は自己決定することによってより意味が出てくること、などを理解してもらいます。「文武不岐」の話もします。この連載でもお話ししましたが、文武不岐とは学問とスポーツは別物ではなく、学問を極め何が正しいかを知ることは、スポーツで厳しい練習を積むなかで人間性を向上させることにも通じる。その逆も然りであるという意味です。つまり、学問とスポーツと不離一体になっているわけです。「文武両道」という言葉のほうが一般的に知られていますが、単に両立すること者に価値があると論じるだけでなく、相乗効果をもたらす関係なだと話しました。私は「勉強を本気で頑張れないやつがスポーツを頑張れるわけがないということなんだよね。だからいますべきことがわかるよね」と呼びかけました。新型コロナウイルスの渦中で、このようにして「スポーツマンのこころ」を学んだ学生たちは、心が穏やかにもなるようです。「なんでサッカーできないんだよ!」という葛藤からは少なくとも脱出できているようです。なぜそう思うのかというと、学生たちが授業後に書いたレポートにそういったことを感じさせることが書かれているからです。<一部抜粋>★日常の中で目標を持ってやり抜くことは口で言うのは簡単だけれど、正直難しいと思う。だからこそ、部活動などの非日常で達成感を得る感覚を身につけた後に、日常にも繋げられたら日常も非日常も有意義な時間になると思いました。★私の県ではベスト8にはほぼ進学校が入ってました。勉強が頑張れるからスポーツも頑張れていたんだと思いました。★「文武不岐」は、学校の勉強を頑張ることで競技を強くするという意味をもち、非日常よりも日常のほうが大切であることも意味に含まれていると思いました。★文武不岐を実行するのは今からでも間に合うと思ったので今日からすぐに実行しようと思います。それと同時にスポーツ以外の事で自分が本当に好きなことについて考えてみます。こういう考えに大学一年生のうちに出会えてよかった。「1年生のうちに出会えてよかった」と書かれていますが、「この考え方に小学生のうちに出会っていたら、もっと自分を磨けたのに」と悔しがる学生も多いです。以下のように、授業を受けて、小・中・高校時代を振り返る学生たちです。★今の日本は、スポーツの中で人間性を磨いても、日常につなぐ力がなく、スポーツと日常は全くの別ものだと感じている子は少なくありません。そして、本当にスポーツを楽しんでいる子も少ない気がします。★中学生くらいの頃は、クラブ活動の時だけちゃんとして、学校にいる時(授業)は寝ていたり、クラブの時とそれ以外を分けて考えていました。★野球から目上の人への態度や人間性を学んだりはしてきたが、それを日常に取り入れることができていないと思います。★これまでは、野球という「非日常」の活動のために「日常」を頑張るといった思考だった。そのような心構えでは、非日常がなくなったときに、日常が空っぽになってしまうと思う。日常を頑張ることで、他の強みを手にすることが必要だ。★体を動かすことは楽しい。厳しい練習をやり切った時の爽快感も知っている。練習を重ねて、できなかったことができるようになったときの喜びも何度か味わっている。だから、それを学生の本分である勉強に同じことを当てはめれば良かったのだ。繰り返し練習する。スポーツでは当たり前にやっていたことを、勉強に当てはめて繰り返し数学の問題を解いたり、漢字練習をしていれば、もう少し賢くなっていたかもしれない。これらを書いてくれた学生たちは、野球やサッカーなどさまざまな競技をしていますし、強化指定クラブに所属する学生も5割を超します。少年時代から競技スポーツに取り組んできたであろう彼女・彼らは「スポーツが、実は自身の成長に完全にはつながっていなかった」という気づきを得ています。■学生たちも気づいている。「少年スポーツの指導スタイルやマインドを変えなくてはいけない」私はこれまで十数年にわたって、入学したばかりの1年生に「スポーツの正しい理解」と「スポーツマンのこころ」を授業で伝えてきましたが、その相互コミュニケーションを続けてくる中で、学生たちから同様のリアクションを常に聴き続けてきました。が、部活動や育成の現場で「人間性を高めるためにスポーツをするんだ」などと教えている方たちはこういった声の存在に驚くのではないでしょうか。そして、学生たちは少年スポーツの指導スタイルやマインドを変えなくてはいけないとも書いています。<一部抜粋>★指導者が選手のちょっとしたミスに暴力を振るったり、人前で怒鳴り散らかしたりするのは、「試合に勝ちたい、そのために厳しく指導しなきゃいけない」ということで、頭がいっぱいになり、楽しむという感情が薄れてしまっていることが原因だと思います★「勝ちにこだわる」と「楽しさにこだわる」を両立させたらチームとしても個人としても大きく成長出来ると思います。★日常よりも、非日常の遊びであるスポーツの方を大事にする子どもの考えは、周りの大人の考え方、教育の問題です。★日本のスポーツ界の発展につながるには、スポーツの現場にいる指導者が従来の選手が楽しむことができない育成方法を改めることで、補欠文化がなくなり、欧州のように選手全員が平等になり、スポーツの位置づけが日常の中の非日常になると思いました。いかがでしょうか。■勝ち負けより記憶に大きく残るもの(写真は少年サッカーのイメージです)スポーツの存在意義、人間らしく生きるためにスポーツは大切なものだと、学生たちは気づき始めています。勝ち負けではなく、記憶の中にあるのは、大会までのプロセスです。夢中になれた記憶のほうがはるかに大きいのです。"私たちがこれからスポーツの本当の価値を伝えていきます"と宣言してくれる学生も毎年多数います。成人してしまうと、スポーツが人生の何に役に立ったのかはあくまでも個人の感覚。科学的に証明できません。ただ、その日々が豊かで幸せな時間だったことは間違いないのです。<お知らせ>高橋正紀教授監修の「楽しまなければ勝てない~世界と闘う"こころ"のつくりかた」は、今回でいったん終了します。またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。ご愛読ありがとうございました。(スポーツマンのこころ推進委員会)<<前回|連載一覧>>高橋正紀(たかはし・まさのり)1963年、神奈川県出身。筑波大学体育専門学群ではサッカー部。同大学大学院でスポーツ哲学を専攻。ドイツ国立ケルンスポーツ大学大学院留学中に考察を開始した「スポーツマンのこころ」の有効性をスポーツ精神医学領域の研究で実証し、医学博士号を取得。岐阜協立大学経営学部教授及び副学長を務めながら、講演等を継続。聴講者はのべ5万人に及ぶ。同大サッカー部総監督でもあり、Jリーガーを輩出している。Jリーグマッチコミッショナー、岐阜県サッカー協会インストラクター、NPO法人バルシューレジャパン理事等を務める。主な資格は、日本サッカー協会公認A級コーチ、レクリエーションインストラクター、障害者スポーツ指導員中級など。
2020年05月22日徐々に休校解除になった地域も増えてきましたが、私が住む地域は、5月31日までの休校が決定しています。学校が再開したとしても元通りに通えるようになるにはまだ時間がかかるのかな…と思います。元小学校教諭の経験をもとに、自宅でできることをと新1年生の娘といろいろと取り組んできましたが、お友達と一緒に学ぶ機会も作ってあげたいと思い立ち、先日、オンラインで勉強会を3日間行ってみました。これがとてもよかったので紹介します。オンライン授業、いろいろ増えてきたけれど…学習塾や通信教育会社、芸能人やスポーツ選手、いろいろなところでいろいろな人が休校対策の動画を盛んに発信していますね。利用されている方も多いのではないでしょうか。しかし、テレビアニメなら何時間でも集中して見ていられるのに、学習動画はなかなか見てくれない…。見てはいるけれど、内容が頭に入っているか心配…なんて声も。大人でも動画を見ながら、自分で勉強を進めていくのはなかなか大変。それを、まだ学校へ何日も通っていない新1年生が一方的に説明される動画を見て、自分のこととして捉え、自分で勉強を進めていくのはかなりハードルが高いなと感じています。自分が発信したことになにか反応が返ってくる、身近なお友達の発言について自分なりに考える、そんな経験ができたら学習にも興味が出るかなと思いました。ママ同士で相談!オンライン勉強会をやってみた家庭学習ではできなくて、学校ならできることといえば、やはりお友達と一緒に勉強することです。自分の考えと違う考えを聞く、お友達の前で自分の意見を発表する、お友達と力を合わせて物事をやり遂げる…。そんな経験を少しでも家庭でできないかなと考え、仲良しのママ友グループにオンライン勉強会を提案しました。「一緒にやってもいいよ」という人が何人か集まったので日時を調整、私から内容を提案し、準備するものを伝えました。先にある程度やる内容をママたちに伝えてあったので、オンライン勉強会中に、私の説明では理解しにくそうだった子ども達も、それぞれのママたちがサポートしてくれていました。進めやすいオンライン勉強会のポイントはオンライン勉強会は、LINEのビデオ通話機能やzoomなどのアプリを使用して行いました。■メンバー幼稚園・保育園のころのお友達や近所の公園での遊び仲間で、連絡先を交換している人がいれば声を掛け合ってすぐにできます。私は子育てサークルのOBメンバーと一緒に取り組みました。■参加人数人数はあまり多すぎると収拾がつかなくなりますし、子ども達は自分のことを見てほしいと思うもの。目が行き届く3~8名程度がよいと思います。■勉強会の内容勉強会といっても、黙々とワークやドリルに取り組んだり、話し合いをしたり、といったことは低学年には難しいので、内容はゲームや工作にしました。■開催時間低学年は、長い時間集中するのは厳しいので、少し物足りないと感じるくらい(20~30分程度)で終わらせるようにしました。子どもたちがイキイキ!関わり合う大切さを実感今回取り組んだ内容を詳しく紹介します。■工作食品トレー、厚紙とストローなどを使って登り人形を作りました。ヒモを引っ張ると人形がぐんぐん登っていくおもちゃです。作り方を説明した後、仕掛け部分を一緒に作り、その後は自由にお絵描きタイム。みんなでできあがった作品を見せ合ったり、遊んでいるところを映したり。娘はお友達の作品を見て、次はあれを作ってみたい!と次々に作っていました。ひとりで作っていたら、ここまで発想は広がらなかったかもしれないなと思いました。次はアルミホイルと紙コップなどを使ってけん玉づくりをしようかなと考えています。■ビンゴゲーム3×3や5×5のマスに数字を書いて、ビンゴゲームをしました。最初は数字のカードを使って同じ数字に丸をつけるだけでしたが、慣れてきたあとは計算カードを使って、計算の答えの数字に丸をつける方法もやってみました。年中のお友達も参加してくれましたが、お母さんにサポートしてもらいながら一緒にできました。数字だけでなく、ひらがなやアルファベット、色などを入れてやってもいいかなと思います。■言葉集め「あ」のつく言葉を探してみよう!などとお題を出し、みんなで順番に言っていきます。最初に少し、個人で考える時間をとってからみんなの前で発表していきます。個人対抗も良いですが、2チーム・3チームに分けてチーム戦にしても盛り上がります。それぞれの活動がちょうど30分程度でした。1日に1回、1つのテーマで行いました。子どもからもママからも「またやりたい」の声今回のオンライン勉強会は元小学校教諭という経験があるため、私が進行役を務めましたが、特にそんな経験がなくても大丈夫です。家に遊びに来たお友達と一緒にゲームや工作をする感覚で進められます。ママ達も画面の向こうでサポートしてくれました。子ども達は久しぶりにお友達と顔を合わせることもでき、みんな楽しそうに活動していました。「またやってね!」の声が子ども達からもママ達からもたくさん寄せられ、わが子も活動に大満足。やってよかったなと思いました。元気いっぱいに学校に通える日が早くくることを願いつつ、今後もいろいろ工夫しながらサポートしていきたいと思います。<文・写真:ライターHIDE>
2020年05月22日編集部:学研キッズネット編集部「つくることで学ぶ・つながる」を加速させるためのものづくり教材プラットフォーム『SchooMy(スクーミー)』を運営している株式会社ライカーズアカデミアのオンライン教材を利用して学んでいる山梨県の学生が、休校中に伴う課題を解決するアプリケーションと自動消毒液噴射システムを開発し、自身の通う小学校に提供しました。休校中の課題を解決休校になった小中高校生を対象に、同社のプログラミング動画教材サービス「SchooMy(スクーミー)」を活用し、感染症対策をテクノロジーで行うオンラインクラスを実施。このクラスを受けている小学生が、作成したアプリ・自動消毒液噴射システムを自分たちの通っている小学校に提供しました。学校の教員に勉強のわからないことを質問したり、友だちと勉強しているときに教え合うことができるアプリと、消毒液を出すためにポンプ部分を手で押さえなくても、センサーで手を感知して自動で消毒液を出す消毒スプレーを、自身が通う小学校に提供し、それぞれの学校での使用が検討されています。手を出すとセンサーが感知してモーターが動きます自動消毒液噴射システムの中は、シンプルな構造になっていますスクーミーボードに距離センサーとモーターをつないで作成しました特に、勉強について質問することが可能なアプリは、新型コロナウイルス感染症の影響で学校に行けなくなってしまい、担任の教員と思うようにやりとりできなくなった課題を解決するためのもので、プログラミングを学び始めて1週間の小学生が開発しています。今後は、今回作成した小学生が作成したものを教える講師となり、他の子どもたちや地域の大人に教えていくための準備を進めています。またウィズコロナ・アフターコロナにおける『観光』『農業』をテーマにした仕組み作りも進めております。現在、スクーミーを活用した感染症対策の授業が、全国の高校・大学でのオンライン授業で実施されています。4月に公開されたスクーミーのプラットフォームも、社会課題を題材にしたITの学びとしてが全国の学習塾や地域団体で使われ始めております。5月21日にリニューアルされる100講座を超える動画教材は現在期間限定で無料で利用することができます。体験授業も6月30日まで延長して実施していますので、ご利用ください。※教育機関・行政向けの仕組みも用意しております▽リニューアルしたものづくり教材プラットフォーム「スクーミー」はこちらから※一部のPCでセキュリティーの都合で利用できない場合があります)▽オンライン講座の体験会はこちらから※期間限定で授業料を無料で行っています)■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月22日編集部:学研キッズネット編集部ODKソリューションズは、半世紀以上にわたり、日本の大学入試を支えるサービスを提供しており、国内の総受験生の約2人に1人が利用しています。現在、新型コロナウイルスを背景に、勉強や受験に対する不安の声が大きくなりつつあります。そのような中、ODKでは、2021年度(2021年4月入学者対象)入試を控えた高校3年生200名を対象に、「受験生への新型コロナウイルスの影響に関する調査」を実施。その結果を発表しました。調査結果(ODKソリューションズ調べ)■調査概要調査対象者:2021年度(2021年4月入学者対象)入試を控える高校3年生200名調査方法:インターネットリサーチ調査期間:2020年4月27日(月)~2020年4月30日(木)調査協力会社:株式会社ネオマーケティング・新型コロナの影響により、受験に不安がある受験生は9割以上!・すでに受験勉強に支障が出ていると感じている受験生は約8割!・「学校ごとの対応の差」「試験の中止・延期の可能性」「自宅学習」に不安の声多数2021年度入試を控える受験生に、新型コロナの影響を背景とした受験への不安について尋ねたところ、「不安がある」「どちらかといえば不安がある」と答えた人の合計が9割以上(93.5%)にものぼることがわかりました。また、現在すでに受験勉強に「支障が出ている」「どちらかといえば支障が出ている」と答えた人は約8割(78.0%)に達しています。「不安がある」と答えた人に具体的な内容を尋ねると、「学校ごとの対応(休校等)の差による勉学への影響(63.1%)」、「試験の中止・延期の可能性(60.4%)に不安」、「家での学習(59.4%)」が上位を占めました。また、感染拡大防止のために「大学のオープンキャンパスに参加できない可能性」が約6割、「受験・大学に関する情報収集」が約3割と、学校選びのために必要となる情報収集に不安を感じている人が多いことがわかります。加えて、受験までのスケジュール管理がしづらいことや、自宅学習による勉強の進捗、入試内容・試験方式変更の可能性、受験に対するモチベーションキープに対して不安を感じると回答した人がいずれも5割を超えており、先行きの不透明感を背景とした不安や相対的な学力が把握しにくい自宅学習等に対して不安を感じる人が多いことがわかります。・新型コロナの影響で受験方法の見直しを検討していると回答した受験生は約3割!・うち6割以上がAOや推薦入試での早期の受験を検討、約半数が志望校のレベルを下げると回答。一方、例年どおりの入試実施を望む受験生も多数受験に対する不安を募らせ、勉強にも支障が出ていると回答する受験生が多い中、受験方法の見直しを検討する人も出てきています。調査によると、受験方法の見直しを「検討している」「どちらかといえば検討している」と答えた人はすでに約3割となっています。そのうち、早期に実施されるAOや推薦入試を利用することを考えている人がそれぞれ6割以上にのぼります。また、志望校のレベルを下げると回答した人が約半数との結果になりました。その他、自由回答では「受験科目が少ない大学に変更する」「そもそも大学進学できるかわからなくなった」という回答も見受けられ、新型コロナが多くの受験生の進路に影響を及ぼしていることがわかります。一方、見直さないと回答した人が約4割にのぼっており、現時点においては自身の当初の予定どおりの受験を望み、例年どおりの入試実施を期待している様子が窺えます。また、「どちらでもない」と回答した人も3割という結果になりました。前述の調査結果のように9割以上の人が受験に不安を感じており、その不安や先行きの不透明感に起因して迷いが生じている様子が垣間見えます。・各学校の対応の違いによって受験への不公平さを感じると回答した受験生は7割以上!・休校期間の長さや授業のすすむスピードが変わってしまうということだけでなく、オンライン授業や学習用端末貸与の有無等、自宅学習に対する支援の差に不公平を感じる傾向・新型コロナへの対応は地域や各学校等によって異なり、7割以上の人が受験への不公平さを感じていることがわかりました。特に「休校期間が異なる」ことや「授業のすすむスピードが変わる」といった授業への直接的な影響に対して、9割以上の人が不公平さを感じると回答しています。また、「リアルタイムでのオンライン授業の有無(86.4%)」や「学校からの自宅学習用タブレット端末等の貸与(61.9%)」といった点にも多くの人が不公平さを感じており、自宅でも学習できる環境が整えられている人が受験に対して有利だとする見方が強いことが窺えます。・新型コロナ対策として、約2人に1人の受験生がすでにオンラインサービスで学習!・満足度をあげるポイントはモチベーションキープ新型コロナ対策としてオンラインで学習をすすめられるサービスを利用する人が増えており、この度の調査においても、半数近くの人がすでに導入済、約3割の受験生が「導入検討中」または「今後検討したい」と答え、満足している人も半数を超える結果となりました。オンラインでの学習に対し、移動時間の無駄が省けることや、自分のペースで学習をすすめられること、効率的に復習ができる等、多くのメリットを感じている一方、「やる気が出ない」や「集中できない」といったモチベーションキープに苦心する人も約6割にのぼることがわかりました。・受験情報のこまめな発信や入試情報やスケジュールの一元管理システムを求める声が多数!・オンラインオープンキャンパスの開催やオンライン資料送付を求める教育現場にもIT化の波が押し寄せる中、受験生から大学に期待すること、オンラインでできると便利だと思うことについて質問したところ、大学からの情報発信に期待すると回答した人が最も多く、受験情報の収集に積極的な姿勢が窺えます。また、受験生から大学に期待することとして次いで多かったのが「入試情報やスケジュールの一元管理システム(72.0%)」の導入となりました。各学校において特色ある入試を実施される等、入試情報は学校選びの一つのポイントとなりつつあります。また、出願期限や合格発表日、各種手続き期限等、受験時は守らなければならないスケジュールが多くあり、それらは各学校によって異なります。入試制度の複雑化を背景に、手続き漏れや失念を防ぐためにもスケジュールを一元管理できるシステムが求められていると推測されます。会社概要【『UCARO®』の概要】『UCARO®』は、ODKが提供する、日本初の大学横断型の受験ポータルサイトです。出願、スケジュール管理、大学との個別連絡や合否照会、入学手続等、出願から入学に至るまでの手続き等を一元管理することができます。『UCARO®』は大学間の垣根を越え、“受験”の各プロセスにおける共通プラットフォームを目指し、受験生の利便性向上・負荷軽減に加え、大学の業務効率向上・コスト削減を含めた省力化に寄与しています。2017年4月入学者対象(2017年度)入試よりサービスの提供を開始し、現在では、約2人に1人の受験生にご利用いただいています。会社公式サイト:紹介動画:■受験生のメリット・受験や入学に関する情報をマイページで一括管理・確認ができる。・マイページで登録した個人情報は、各大学のWeb出願で流用が可能。・『UCARO®』で受験に関する手続きの進捗等を確認できる。・入学手続きや振替・辞退手続きが『UCARO®』で完結。Web決済も可能。■大学のメリット・受験から入学までの各プロセスを『UCARO®』に集約することが可能。複数のシステム間をまたぐデータのやり取りが不要に。・受験票・入学手続書類等の郵送にかかる費用や手間を削減。・メッセージ機能により、受験生からの問い合わせの対応やイベント告知等を行える。・受験や入学に関する手続きの進捗を受験生にリアルタイムでお知らせし、きめ細やかなフォローができる。【『UCARO®』×『みんチャレ』の概要】三日坊主防止アプリ『みんチャレ』のカテゴリに「大学受験(UCARO®)」を開設し、大学受験生及び未来の大学受験生(以下、学生)が集まるコミュニティを提供。合格を目指す匿名の5人が1チームのチャットで励ましあうことで受験に対するモチベーションをキープし、受験勉強の習慣化のサポート並びに学生同士のコミュニケーションの場を創出します。■習慣化を促す『みんチャレ』3つの仕組み・証拠写真を送る「自己認知」・同じ目標のユーザー同士の「ピアサポート」・AIサポートやコイン獲得等の「ゲーミフィケーション」この3つの仕組みで行動変容が続くサポートをします。【株式会社ODKソリューションズについて】機密性の高い大量データの処理に強みを持ち、教育・金融・医療分野にITサービスを提供しています。[教育関連サービス]大学入試をトータルサポート。受験生の約2人に1人が利用する大学横断型「受験ポータルサイト『UCARO』」のほか、「入口(受験生向け広報)から出口(入学手続)」に至るまでをサポートする『大学入試アウトソーシングサービス』を提供しています。[金融関連サービス]「証券総合システム『SENS21』」や「不公正売買監視システム『Watch21』」等を提供しています。[医療関連サービス]臨床検査システムの運用業務のほか、クラウド型の電子カルテの開発並びに導入サポートを行っています。【株式会社ODKソリューションズ】所在地:〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町一丁目6番7号代表者:西井 生和設立:1963年(昭和38年)4月1日資本金:6億3,720万円(2020年3月31日現在)Tel:06-6202-3700(代表)Fax:06-6202-0445会社公式サイト:事業内容:教育・金融・医療分野へITサービスを提供『ビジネスを、スマートにつなぐ。人生の、ストーリーをつむぐ。』ITの力で、すべての人の人生に喜びをもたらしたい。私たちのビジネスは、夢に向かって挑戦する人の人生を、より素晴らしい方向へとリードするソリューションでありたいと願っています。創業から50年以上の歴史の中で積み重ねてきたデータと経験で、お客様のビジネスをスマートにつなぎ、そして、より豊かな人生のストーリーをつむいでいきます。■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月21日編集部:学研キッズネット編集部オンライン家庭教師の提供をするO-jukuは、世界中の論文を調査して導き出した科学で証明された勉強法(暗記力・集中力・数学力・ノート術など)と習慣法を毎週提供します。教師は全員受験のプロである京大生がスケジュール管理(課題調整)を行うため、親御さんも安心して子どもを預けることが出来ます。また、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、全教科の動画授業見放題を初月無料で提供しています。オンライン家庭教師O-jukuはじめまして、京都大学建築学科3年生の木谷です。京都大学には家で一人で勉強し、独学で合格しました。私達O-jukuは本当に子どもの学習に必要なものは何か?の解を導き出しました。従来の家庭教師のように単に勉強を教えるだけでは成績UPには限界があったのです。そこで、「生徒が自分で勉強する時間」ここに私達はフォーカスしました。生徒自身で自立して勉強できるようになることこそが一番の成績UPの近道だったのです。そこで、O-jukuは勉強の本質だけをぎゅっと詰めて、最短ルートで合格を目指します。【O-jukuポイント】・京大生によるスケジュール管理・科学的勉強法・習慣法の提供【お客様の声】〜高校2年生の息子さんを持つお父様〜「普段だと休み期間に入った途端基本ゲームやテレビばかりを見ているのですが、O-jukuに入ってから計画建てて勉強をするようになりました。これには本当に驚きました。」〜中学2年生のSさん〜「勉強机に向かうのが苦でなくなりました! いままでの中で一番勉強できています。こんな勉強できるようになったのははじめてです!」などなど、驚きの声を頂いております。→無料体験授業はこちら()授業の流れ1.1週間分のスケジュールチェック生徒様のモチベーションを大切にしており、ちょっとした変化に対応できるよう前週の分の課題を一つ一つチェックします。生徒様にとって最適な勉強計画となるような前準備です。2.一週間分のスケジュール作成LINEカレンダーを用いてスケジュール管理をします。ワシントン大学の研究によると、習慣をしたいなら最初に取り入れるべきは「今日何をすべきかをチェックする習慣」なのです。(これを、コミットメント想起といいます)そのため、一番通知が目に止まりやすく、気軽にチェックもできるためLINEカレンダーを導入しています。毎日のはじめに、今日の課題の通知が生徒様に届くようになっています。このように、O-jukuのノウハウにある「習慣付けの方法」をフル活用します。さらに受験のプロである京大生の体験をベースにスケジュールを組み立てるため、鬼に金棒と言えるでしょう。3.科学的勉強法の提供O-jukuが世界中の論文から調べあげた科学的に証明された勉強法・習慣法・集中法・暗記法などを惜しみなく提供します。成績が伸び悩む一番の原因は「勉強法が間違っているから」とも言われています。実際に学校で昔から教えている勉強法は間違ったものも多く、一般的に正しいと思われていることが逆効果で、むしろ成績ダウンに繋がることもあるのです。O-jukuでは、その科学で証明されている勉強法を毎週提供する上、京大生の体験をプラスするのでより実践的な濃い授業をし、成績UPへの最短ルートに導きます。【オプション】勉強見守りサービス:習慣付けがなかなか難しい生徒様でも、先生がLINEで勉強を毎日チェックする「勉強見守りサービス」を導入することで自然と学習をすることができます。誰かにチェックされる感覚は習慣付けにとても有効です。課題の達成度が5割以下のお子様におすすめです。十分課題が達成できるようになったらこのオプションを取り外すのが良いでしょう。授業見放題:教育課程をしっかり進めたい方は授業見放題を付けることも可能です。課題の中に予習を盛り込むことで、周りとしっかり差を付けることができます。(初月無料キャンペーン中)→無料体験授業はこちら()カリキュラム■1年間の例(生徒様に応じて対応しています)1〜3ヶ月目:習慣化(感情予測・パブリックコミットメント・ポジティブキュー・if-thenプランニングなど約30の習慣法を提供)4〜7ヶ月目:集中力(脳内コントラスト・内発的モチベーション・セルフコントラクトなど約40の集中法を提供)8月:記憶力(英語単語の暗記などに使えるメソッドを提供)9月:ノート(学校でのノートの取り方を徹底解説)10月:勉強法(チャンク化・間隔練習・複数のメソッドなど10以上の勉強法を提供)2ヶ月分:テスト対策用(学校や模試に特化したテスト直前の集中特訓)※1コマ50分【料金】ベーシック:授業の料金は1コマ(戦略授業25分+スケジュール作成・管理25分):1980円/50分(基本は週に1回です)勉強法・習慣法提供料:1万円/月【オプション】授業見放題:1980円/月(新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、初月無料)勉強見守りサービス:1万円/月授業の延長料金:396円/10分お支払方法:クレジットカード・デビットカード・銀行振込→無料体験授業はこちら()いまは金銭的に厳しいという方も、O-jukuブログにて勉強法を無料で公開していますのでぜひご活用下さい。■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月21日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営する、現役大学生が受験生の時に欲しかった塾がコンセプトのオンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』編集部は、現役大学生に対して「受験期の息抜きは何だったか」について調査を実施したことを発表しました。調査概要:大学受験に関する調査調査日:2020年5月10日 〜2020年5月16日調査方法:インターネット調査調査人数:43名調査対象:現役大学生大学受験というのは今まで生活してきた時間で行っていたもの、例えば友達と遊ぶ量回数や、SNSを断ったりして勉強以外の時間を大幅に減らし受験勉強に打ち込まなければなりません。勉強をしていると集中がきれてしまうことももちろんあります。そんな時、息抜きの時間が大事になってきます。現役大学生の方々は受験期にどのように息抜きをしていたのでしょう『スタディチェーン』編集部は、現役大学生を対象に「受験期の息抜きは何でしたか?」とアンケート調査を行いました。まずは、アンケート結果をご覧ください。調査結果スタディーチェーンから引用現役大学生を対象に「受験期の息抜きは何ですか?」とアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。・スマートフォン(35%)受験期の息抜きの方法として一番多かったのはスマートフォンを利用することでした。時には音楽を聴いたりしながらやることで休憩の要素を入れ、ソファに座りながら単語帳を読むなど休憩しながらも勉強することもできます。YouTubeで自分の好きなアーティストの動画を一本だけ、自分の好きなアプリを5分だけなど制限を付けて利用することも推奨します。・友達や親との会話(24%)常に机に向かって勉強している受験生にとって、誰かと話すことによってとても良いリフレッシュとなります。塾などでに通われている人は、時々休憩室などで友達と会話することもとても息抜きとしては有効です。・テレビ(18%)テレビと回答してくれた方からは「塾で遅くまで勉強し、自宅に帰宅してから家族と一緒に1時間だけテレビを観る、見終わったら勉強を再開する」していたという声も頂きました。家族と会話しながらテレビを観ることはとても良い息抜きとなりますね。・その他(23%)その他と回答していただいた方からは、「勉強に集中できなくなったら10分だけランニングをしてそのあとすぐに勉強を再開していた」や、「15分の昼寝をして眠気を取りリフレッシュしていた」などの回答を頂きました。運動することは、記憶力アップやストレス解消にもなるのでとても有効です。【スタディーチェーン公式サイト】▼他のアンケートなども参考にしたい方はこちら■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月20日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営するオンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』は、新型コロナウイルスによる休校期間が長期化する中、コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届ける新プロジェクトを、国内最大級のクラウドファンディング「READYFOR」にて2020年5月13日(水)より開始したことを発表しました。【日本初】コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けるプロジェクト私たちはオンライン学習コーチング「スタディチェーン」として、合格までマンツーマンの形で先生が受験勉強のモチベーション管理、勉強計画と勉強法の指導、分からない問題の解説などなど生徒との対話を通して、目標達成まで色々な壁を乗り越えられるよう励んできました。私たちはこれまでオンラインでの対話を通して生徒と絆を築き、不安や想いを打ち明け一緒に話し合うことで解決し、明日からの自宅での受験勉強を頑張れるようになる生徒をたくさん見てきました。そんな中で、新型コロナウイルスの感染拡大により日本全国の受験生が今、苦境に立たされています。日々悩み、考え抜いた末に私たちがもっとより多くの人々に知って頂くこと、ご支援を頂くことで、日本全国の受験生が自宅学習での苦しみから解放されるのではないかと考えております。これから日本全国の少しでも多くの中高生、受験生に安心して、対話を通して成長する「オンライン学習コーチングサービス スタディチェーン」を利用していただけるよう、ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。▼クラウドファンディング「READYFOR」本プロジェクトページ日本全国の一斉休校により感じた生徒と先生の対話の大切さ新型コロナウイルスの影響により、日本全国の中高生が一斉に自宅学習を強いられるようになりました。そんな中で、毎日のように受験勉強や生活リズムの変化に苦しむ生徒達を数多く目にしました。そして、これからよりオンライン「対話」を通しての学びが大切であることに気付かされるようになりました。コロナによる影響の中でもなんとかして生徒を助けてあげたい、そんな想いからこれまで自分達「スタディチェーン」が行ってきた生徒との関わり合いを通して、いつでも気軽にオンラインで対話ができる環境を日本全国のより多くの生徒に届けてあげたい、と思うようになりました。コロナウイルスの影響や拡大する地域格差の影響を踏まえて、日本全国どこでも最高の教育を受験生が受けられるように、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生を中心とした難関大学生講師によるオンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」のさらなる充実化に取り組みます。私たちがこれまでの体験を通して思い描いた新しい学びを、日本全国の外出自粛による自宅学習で苦しい思いを抱えている受験生に届けるカタチに挑戦します。プロジェクト概要プロジェクト名:コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けたいURL:募集期間:2020年5月12日(火)〜7月31日(金)目標金額:200万円募集方式:All-or-nothing方式■支援金額とプロジェクトの返礼品3000円:受験生へ合格までの勉強計画を東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生の現役大学生がオーダーメイドにて作成し、プレゼント7000円:子ども1人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)36,000円:子ども3人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)※日本全国の子供10人に無料で合格までのオーダーメイドの勉強計画を配布することができます。※活動報告書をメールにてお送りします。※発送はいずれも2020年7月上旬頃を予定オンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」について■ 会社概要会社名:HUSTAR株式会社本社:東京都新宿区西早稲田1-22-3代表者:代表取締役CEO 竹本明弘<リンク一覧(スタディチェーン)>・公式サイト:・公式youtube:・公式twitter:・公式facebook:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月18日編集部:学研キッズネット編集部株式会社ベネッセコーポレーションの提供する「進研ゼミ中学講座」は、新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休校や緊急事態宣言などの状況を受け、2020年3月9日~5月10日の期間中、進研ゼミ会員向けにプロ講師によるオンライン授業を緊急開催しました。その利用者数が延べ20万人を突破したことを発表した。提供サービス概要利用会員のアンケートでも95%超の満足度をいただき、休校中の自宅学習としてご好評をいただいています。そのような状況を踏まえ、中学生向けのみの提供だったオンライン授業を高校生向けにも5月より展開することを決定。小学生向けの授業も今後実施させていただく予定です。今後も緊急事態宣言等の状況をみながら、さらなる延長や拡大も検討してまいります。■オンライン特講 (追加受講費不要)・進研ゼミ「中学講座」会員向けに提供・わからない問題はチャットを通して質問できる・「進研ゼミ中学講座」会員サイトからアクセス可能です※各講義のコマ毎に定員(5,000名程度)が設定されている場合があります。【カリキュラム】 (以下は中1生の例)・勉強法: 中学ならではの、学習時間の確保の仕方や力がつく勉強のコツを解説します・英語<be動詞の英作文>: 中学校で最初に学ぶ文法を押さえながら、定期テストにもつながる英文を書く力を見につける・数学<正負の数の加法・減法>: 中学校で最初に習う、正負の数の加法・減法のポイントがわかる【講師のご紹介】※講師は一例です。変更の可能性があります●株式会社ベネッセコーポレーション 「進研ゼミ中学講座」オンライン授業責任者:伊藤ひとみからのコメント「自宅での学習の支えになれれば」との一心で、10日間朝授業を企画しました。この時間をきっかけに、学力はもちろん学習リズムを整え、自己学習が進むように設計しました。会員様から多くの「ありがとう」をいただくことができたのも、リアルタイムで双方向のコミュニケーションを盛り込んだ授業展開にしたことがポイントだと感じています。講義をする先生とこっそり質問に答えてくれる先生のWティーチング、全国の頑張る仲間と励ましあえる空間の創出、アンケートクイズ等での参加など、オンラインならではの良さで、今後も授業をお届けしていきたいと思っています。「オンライン授業」に寄せられた声(抜粋)●朝の決まった時間に勉強できて、良かったと思います。寝過ごしそうになってもこの朝授業は毎日参加しました。この休校中に人からの授業を受けられて新鮮な気持ちになるのと同時に嬉しい気持ちになりました。志望校に合格できるように頑張りたいです。●今回の英語と国語が学校ではやってなくてチャレンジで自分一人でしか確認できてなかったので詳しく耳で聞いて覚えられたのでとても良かったです。きっとまだ休校も続くと思うのでまたオンライン授業を実施してくれると嬉しいです。●毎回違う先生が教えてくださってとっても楽しかったです!私は動画サイトにアップされている授業も見ていましたが、あまりやる気が起きませんでした。でも進研ゼミの授業は、チャットで質問・回答ができたり、自分以外にも頑張っているチャレ友がいる!とやる気が出てきたりと、すごく良かったです。●今学校で授業受けられないけど、こういう機会があってよかった。友達とか学校で作れてないけどみんなでチャットで、友達を作って久しぶりに友達との交流ができて、たのしかったです。●中学校が再開したときに、オンライン朝授業で教えてもらった、古文とか計算の順序や入試にでやすい英単語などを教えてもらったおかげで、基礎には、ほとんど困らないようになりました。クイズ形式のつもりで取り組んでくださいの発言は、不正解になっても大丈夫というイメージができ、答えやすかったです。本当に助かりました。▼参考資料■「進研ゼミ中学講座」 について「進研ゼミ中学講座」の会員は約40万人(2019年4月)で、そのうちの約6割が専用タブレットで学ぶ<ハイブリッドスタイル>を受講しています。「進研ゼミ中学講座」ではこれまでも、教科書タイプ、学習レベル、ニガテ別などの対応を行ってきましたが、4月からの新講座では、デジタル学習の特性を活かし、オンライン授業の強化に加え、AI学習アシスタントの導入など、今まで以上に普段の学習とテスト対策での個別対応を強化していきます。会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月18日編集部:学研キッズネット編集部株式会社ベネッセコーポレーションは新型コロナウイルス感染症対策のための一斉臨時休校の発表後、2020年3月20日から5月8日まで毎週、全国の約2,800世帯に対して「親子の生活における新型コロナウイルス影響調査」を実施。その結果を発表しました。【調査結果ポイント】■休校期間中にデジタルデバイスによる家庭学習や、学校の宿題が増加している■オンライン授業サービスの利用経験は約3割にとどまるも未利用者のうち75%が利用を検討■一方で利用者からは、「わからないところを質問できない」「受け身な学習になりがち」などの不安も■オンライン授業サービス活用のカギは「双方向型コミュニケーション」。調査結果■調査概要調査名:親子の生活における新型コロナウイルス影響調査調査形式:インターネット調査調査対象:全国47都道府県在住の約2,800世帯(幼稚園の年中~高校3年生のお子さまがいる世帯)調査実施時期:3/20、3/28、4/3、4/10、4/17、4/24、5/8頃に実施【1】休校以降、保護者の学習に対する不安は増加。「学校の勉強に遅れてしまう」不安が4月に入り急増し、小学生低学年では1カ月で2倍に。中学生は6割を超え、高い状態が続く。【2】休校中にデジタルでの学習経験や宿題提出が増加3割以上がデジタルで学習。高校生ではデジタルでの宿題も3割が経験。【3】オンライン授業の未利用者でも約75%が利用を検討オンライン授業サービスの利用率は学齢に応じて上昇。未利用者の保護者のうち、どの学年でも75%以上が今後利用してみたいと回答。【4】中高生は「理解度」、小学生では「集中力」に不安。保護者のオンライン授業への不安として、中高生は「子どもが理解できているかわからない」が約4割を超える。小低学年では「集中力が続かない」なども。その他の主な調査結果オンライン授業サービスに対して、保護者からは学習法に対する不安や戸惑いも。保護者のオンライン授業への不安として、小学校高学年以上では「子どもが理解できているかわからない」、小学校低学年では「子どもの集中力が続かない」が約4割に。●親の不安/解決したいことデジタルデバイスでの学習について、タブレットのみで大丈夫か、紙教材とどちらが良いのかなど・計算問題などは力がついている気がするが、文章問題など読み込んで答えるようなものはもう少し深く勉強できるようなものがほしい・タブレットのみできちんと理解し、わからないことをタブレットのみで解決できるのか。・タブレット学習がいいのか、紙に書くスタイルのままの学習の方がいいのか。デジタルデバイスでのオンライン授業などについて、理解しながら見ているのか、どこから手をつけて良いのかなど・ちゃんと理解してやってくれるのかどうか。ただぼーっと見てるだけの様な気がする。・(世の中に)コンテンツが多すぎて、何から手をつけさせればいいかわかりづらい。・一方的に授業を聞くだけなので、わからないことへの質問がリアルタイムでできないと勉強の熱量が減ってしまいそうで心配。・リアルの授業では発表や発言などを通して自分のわからないことを多種多様に学べるが、(動画では)その機会が難しい。休校当初の「家でさせることがない」不安は減少しているが、学習習慣や勉強の遅れへの不安はいまだ高い。●親の不安/解決したいこと・算数、理科は家庭で勉強できるが、国語の記述問題など、専門的な知識がないと添削できない科目は、親が教えるには限界。・今年から小学校ではプログラミングや英語の授業が追加されて、例年以上に授業数が増えるはずだったのに休校延長で大丈夫なのか。・宿題や課題はあるが、授業がないため理解度が低いのではないかと思う。わからないと勉強は楽しくなく、だんだんとその科目だけ適当になってくる。・学習意欲も低下したように思う。学校からの課題やアプリでの自主学習もあるが、なかなかやる気がわかないように感じる。約7割の家庭で、コロナウイルスによる経済状況が「教育費への不安」につながっている。家庭での自主学習における「オンライン授業型の学習教材」の活用ポイント家庭での自主学習用としての「オンライン授業」は、一見学校での授業と似ているので取り組みやすい印象があります。しかし、実は先生や仲間たちと同じ教室で話を聞いたり質問したりしながら進む授業とは違い、自宅で一人で長い時間授業の動画を見ていても、ただ聞いただけで終わるということも起こりやすくなります。そのため、お子さまが集中できる環境づくりと、サービス選びをしっかり行うことが大切です。今回の調査では、小学生では「集中が続かない」、中高生では「理解できているか心配」という不安の声が多くみられました。その対策として、例えば臨場感のある双方向型オンライン授業であればメリハリがつき、集中力が続きやすいといったメリットがありますし、質問ができるチャットなどのコミュニケーション機能が付いた教材であれば、わからないところを質問して自分の理解度を確認しながら進めることができます。一緒に受講する仲間とのコミュニケーションが取れるような仕組みも、休校中であっても「一人じゃない」「みんなと頑張る」という子どもたちの気持ちを醸成し、集中力や学習意欲を保つことができると思います。<参考情報:「進研ゼミ」について>「進研ゼミ」は、小学1年生から高校3年生まで継続してご受講いただける家庭学習サービスです。お子様の学校の教科書や授業進度、お一人おひとりの学力レベルや目指す進路・進学先に合わせて学べる教材・サービスは多くのお客様にご支持いただいています。 個人別に効果的に学習できるデジタル・タブレット教材とお子様のやる気を引き出す人による個別指導の組み合わせを進化させ、お子様が主体的に自ら学ぶ習慣を身につけ、目標に向けて継続的に力を伸ばしていく学習をサポートします。株式会社ベネッセコーポレーション 「進研ゼミ中学講座」商品責任者:山根 伊都子【株式会社ベネッセホールディングス公式サイト】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月18日休校中の小学1年生の過ごし方Upload By taeko新型コロナウイルスの影響で入学式の参加を自粛。新しいランドセルを背負って入学式に行きたかったかなと思いましたが、ミミは休みなんだと喜んでいました。その後、小学校は休校になり、楽しんでいた学童も2日間だけ行った後、長期の休みに。子どもたちは毎日見るニュースの影響で、「新型コロナウイルス感染拡大」が口グセになっています...。小学校が休校中に学校から出ている宿題や、家庭学習の内容はこちら。ペーパードリルや、パソコンなどでできる学習サイトのwebドリルなどです。Upload By taekoまずはペーパードリルに挑戦。ミミは年長の頃やっと鉛筆を持つようになって、家ではパパとドリルをごくたまにやっていた程度。今でも鉛筆で書くことが苦手です。最初はタイマーを45分にセットして、みっちり座らせて勉強させないと!と必死になっていましたが、ミミはやる気無し。少しでも間違えるとガックリ気分を落とし、自分でバツを書きます。「間違ってても良いんだよ」と伝えても、「バツなの。僕、悪い子なんでしょ」と言って聞かず...。消しゴムで消せば良いと言っても消すことを拒否して、ひたすらマイナス思考に。webドリルは、iPadとタッチペンを使っています。書く必要がほぼないのでストレスも少なく興味を持って進めていましたが、午前中の時間帯はアクセスが集中してサイトに繋がらず、しばらく取り組めなかったことも。さらに2歳半の次男ふー君が黙っているわけもなく、ミミが集中する環境をつくることが難しく...!Upload By taekoある日、あまりにもしつこく「バツしてよ」と言ってくるので私も嫌になって爆発して怒鳴ってしまいました。さすがにパパがフォローに入り、ミミを慰めながら話を聞いていました。少し時間をおいてから私は、「何度も何度も『バツしてよ!』と言われるのが嫌だった」と伝えました。すると、「ドリルに文字を書こうとした時に私が『書かなくていい』と、書かせなかったことが嫌だった」とパパが代弁。「書くことを嫌がるから書かなくていいと言ったんだよ!」と心の中で思いつつ、「ごめんね」と言って和解しました。ちょうど小学校からメールアンケートがあったので集中力が続かないことや、ペーパードリルを進めるのが難しいことを書いたところ、フォロー電話があり相談に乗ってもらえました。そして先生のアドバイスに従って、勉強の時間を1回45分から30分に減らすことにしました。こうして、作った1日の流れがこちらです。毎日時間はズレてしまいますが...。ドリルは30分でできるところまでやる。キリが良い所で多少早く終えることも。同じ教科が続くと飽きてしまうので、飽きた頃を見計らって、国語・算数で数種類のドリルを切り替えます。また、問題文を私が読んだり、ミミに読ませたりして集中力を切らさない工夫をしています。Upload By taeko小学校の再開が待ち遠しいUpload By taeko子どもに分かりやすく教えるって大変ですね。問題文を正しく読み解くことも難しく感じてしまいます。「早く学校が再開して欲しいな」と先生方の有り難さを毎日のように痛感。でも、仕事の時間を大幅に減らしている今だからこそ、また育休を取ったんだと思い家族との時間を楽しめたらと思います。
2020年05月16日編集部:学研キッズネット編集部教育出版の旺文社は、一斉休校による高校生の自宅学習について、当社が提供する英単語アプリ「ターゲットの友」および参考書情報サイト「StudiCo」のユーザーを対象に、実態調査アンケートを実施しました。アンケート調査の背景新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う全国的な休校対応により、次年度以降の大学入試に臨む高校生の多くは、自宅での受験勉強を余儀なくされています。学習をサポートするアプリやWebサービスのユーザーに向けて、自宅学習についての調査アンケートを実施したところ、多くの高校生が、学校の通常授業時間と同程度以上の時間を、自宅での勉強に費やしていることがわかりました。一方で、「周りとの差が不安」「大学入試がどうなるか不安」といった悩みの声も多く、イレギュラーな環境下で不足しがちな、コミュニケーションや教育情報に対する課題も浮き彫りとなりました。アンケート調査概要〈自宅学習についてのアンケート〉・調査内容:休校中の勉強時間・学習内容、自宅学習の悩み等・調査対象:旺文社が運営する以下のアプリ・Webサービスのユーザー‐英単語アプリ「ターゲットの友」シリーズ‐参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」・調査時期:2020年4月30日~2020年5月7日・回答規模:953件*学年の内訳は以下の通り‐高校3年生:56.3%‐高校2年生:12.4%‐高校1年生:20.2%‐その他合計:11.1%■休校期間中の高校生の勉強時間休校期間中の勉強時間を調査したところ、30%以上の高校生が、1日のうち「7時間以上」勉強していることがわかりました。「5時間~7時間未満」「7時間以上」の合算では過半数(55.9%)となり、多くの高校生が、学校の通常授業と同量程度かそれ以上の時間を、勉強に費やしていることがわかります。■休校期間中に取り組んでいる学習内容休校期間中にどのような学習に取り組んでいるかという調査では、「学校からの課題」が回答数トップ(81.4%)でした。このほか「参考書等での自習」も同規模の回答数(71.0%)を集め、学校や塾に通えない状況の中、多くの高校生が自主的に勉強を進める姿勢が見て取れます。一方で「学習アプリ・Webサービス」にも、半数近くの割合(45.6%)で回答が集まりました。電子端末やネットワーク接続環境さえあれば、休校期間中も自宅にいながら新しい学習コンテンツにアクセスできる、教育系ICT(※)サービスも積極的に利用されています。※ICT:Information and Communication Technologyの略語。情報処理や通信に関する技術、設備の総称。■自宅学習における高校生の悩み自宅で勉強するにあたって悩んでいることを聞いたところ、「周りとの差が不安」が回答数トップ(76.4%)となりました。休校期間中は、学校のテストや模試を受験する機会がなく、同世代の友人と直接会うことも少なくなるため、自分の学力や受験勉強計画の “現在地”を知るための情報が乏しくなります。これらの情報不足は、「適切な勉強量がわからない」「何を勉強してよいかわからない」といった悩みにも直結しており、ひいては「やる気が起きない」といった、勉強のモチベーション低下を誘引する要因になっていると見られます。■大学入試制度や「9月入学」制度に対する不安も自宅学習で悩んでいることとして、「大学入試がどうなるか不安」という項目も、過半数(58.1%)の回答を集めています。大学入試制度の改革が進められる中、2021年1月には「大学入試共通テスト」の初年度実施が予定されていますが、特に対象学年となる高校3年生の中には、「予定通り実施されるのか」といった不安が広がっているようです。また、本調査の自由回答内容には、一斉休校の影響で議論が活発化している「9月入学・始業」制度についても、関心を寄せる声が多く集まりました。大学受験への影響と合わせて、自分たちの将来を左右する制度面の問題に対しても、高校生による心配の声が高まっています。■自宅学習のコツは「タイムマネジメント」と「スマホ管理」自宅での学習を効率的に進めるコツや、勉強の際に決めているルールについて聞いた質問では、「1日の時間の使い方」に関連する回答が多く集まりました。「休校期間中でも学校の時間割に合わせて勉強する」「毎日学習する内容のルーティン・ペースを守る」といった、タイムマネジメントや自分なりの目標を意識した行動について、多くの意見が見られました。このほか、「スマホは勉強以外に使わない」「スマホを触る時間帯を決めて勉強する」といった、スマートフォンとの付き合い方に留意する声も、多く上がっています。旺文社では、休校期間にも時間を有効に使って毎日の学習を進められるアプリや、受験勉強に役立つ情報を効率的にキャッチできるWebサービスを提供しております。この機会にぜひご利用ください。【英単語アプリ「ターゲットの友」】「ターゲットの友」は、旺文社刊行の大学受験用英単語集『英単語ターゲット』シリーズに対応した公式アプリです。音声を聞きながら英単語を覚える、覚えた成果を確認テストでチェックするといった、書籍とアプリを連動した学習法が高校生の支持をいただき、2014年4月のリリース以来、300万ダウンロード(※1)を突破しています。・公式サイト:【参考書情報サイト「StudiCo(スタディコ)」】「StudiCo(スタディコ)」は、大学受験生のための参考書・勉強法情報サイトです。旺文社刊行書籍を含む、約6,800点(※2)の大学受験用参考書を科目・ジャンル別に掲載しており、書籍を実際に利用したユーザーによって、「使用時期」「使用期間」などの参考書の使い方情報が蓄積・シェアされていく仕組みとなっています。様々な参考書を比較しながら自分に合った勉強法を探せるサービスとして、2020年4月の利用者数は約3.1万人(※3)に上っています。・参考書検索トップページ:※1 2020年3月末現在、シリーズ4アプリiOS/Androidの合計※2 2020年4月末時点の掲載書目数※3 2020年4月の月間サイト訪問者数【会社概要】社名:株式会社 旺文社代表者:代表取締役社長 生駒 大壱設立:1931年10月1日本社:〒162-8680 東京都新宿区横寺町55TEL:03-3266-6400事業内容:教育・情報をメインとした総合出版と事業会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月15日編集部:学研キッズネット編集部コロナウイルスの感染拡大により休校の延長を受けての自宅学習の支援策として4月から5月にかけて「オンライン自習室」を実施しているHUSTAR株式会社が運営するオンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」は、「オンライン自習室」の累計の利用者が1000人を突破したことを発表しました。「スタディチェーンのオンライン自習室」の利用者が累計1000人を突破スタディチェーンでは、コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、休校延長により自宅学習が強いられた受験生の自宅学習の支援策として4月から5月にかけて「オンライン自習室」を実施しました。合計1ヶ月間に渡るオンライン自習室では累計の利用者が1000人を突破しました。期間中、朝9時~夜23時まで開放したオンライン自習室ですが、「モチベーションが上がった」「勉強時間が前よりも伸びた」という生徒の声がたくさん寄せられました。▼実際のオンライン自習室の様子また、参加者に「オンライン自習室を利用して感じたオンライン自習室のメリット」をアンケート調査したところ、「勉強しているライバルが画面の向こう側にいるからモチベーションが上がる」、「みんな勉強しているからなかなか席を離れずらい」、「スマホで自分の手元をカメラで映すために、必然的にスマホを使えない状況にできた」、「オンライン自習室がないと絶対にだらけた休校期間を送っていた」など多くの回答をいただきました。30日間「スタディチェーンのオンライン自習室」を運営して発見した次世代の学びの形■ネットだからこそ繋がることができる日本全国、世界中の仲間とライバルオンライン自習室では、日本全国各地から多くの学生に参加して頂きました。中には海外(カナダ、アメリカ)からの参加者もおり、日本全国だけでなく世界中の休校中の受験生達が一つのオンライン自習室を通して繋がることで、刺激し合いながらの勉強や自宅学習に取り組むやる気のUPに大きく繋がりました。■休校中の受験生にとって一番の課題はスマートフォンの存在オンライン自習室ではビデオ会議アプリのZoomを使用して、入室するシステムとなっています。多くの学生はスマホでアプリを立ち上げ、スマホのカメラにて自分自身の手元を映すことで、オンライン自習室の時間中はスマホを必然的に使えない状況になるため、「なんとなくスマホを触ってしまう」という状況を回避することができました。【対話の必要性】オンライン自習室を30日間、休日、祝日も含めて朝9時~夜23時まで開放しましたが、開始から最後まで食事、休憩以外オンライン自習室を活用できた生徒はほとんどいませんでした。ただ、オンライン自習室を9時~夜23時まで活用できた生徒の特徴として、スタディチェーンの本サービスである「学習コーチング」にて、現役大学生講師と週一回Zoomにて一対一で対話を行ったという結果が判明しました。「学習コーチング」としての対話の中で、先生とオンライン自習室で1日10時間勉強するという約束を生徒自身から発表することで生徒のやる気、モチベーションが上がり毎日の学習の継続にも繋がったという事例が数多く見受けられました。やはり、コロナウイルスの感染拡大によりこれまで塾の自習室や学校での勉強が生活の中心だった生徒にいきなり長期間の自宅学習が強いられると、非常に精神的にも辛いことがたくさんあります。だからこそ、これから日本でますます発展するオンライン教育においてはより対話の形が必要となってくるのではないかということが30日間のオンライン自習室にての学びとなりました。■スタディチェーン オンライン自習室概要・時間:9時スタート、23時終了。・期間:2020年4月11日(月)から5月11日(金)まで・対象:新高校1年生、新高校2年生、新高校3年生、浪人生・自習環境:ビデオ会議サービスZoomを活用【リンク一覧(スタディチェーン)】・スタディチェーン公式サイト:・公式youtube:・公式twitter:・公式facebook:・公式クラウドファンディング:■ 会社概要会社名:HUSTAR株式会社本社:東京都新宿区西早稲田1-22-3代表者:代表取締役CEO 竹本明弘■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月13日編集部:学研キッズネット編集部HUSTAR株式会社が運営するオンライン学習コーチングサービス『スタディチェーン』は、新型コロナウイルスによる休校期間が長期化する中、コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届ける新プロジェクトを、国内最大級のクラウドファンディング「READYFOR」にて2020年5月13日(水)より開始いたします。【日本初】コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けるプロジェクト私たちはオンライン学習コーチング「スタディチェーン」として、合格までマンツーマンの形で先生が受験勉強のモチベーション管理、勉強計画と勉強法の指導、分からない問題の解説などなど生徒との対話を通して、目標達成まで色々な壁を乗り越えられるよう励んできました。私たちはこれまでオンラインでの対話を通して生徒と絆を築き、不安や想いを打ち明け一緒に話し合うことで解決し、明日からの自宅での受験勉強を頑張れるようになる生徒をたくさん見てきました。そんな中で、新型コロナウイルスの感染拡大により日本全国の受験生が今、苦境に立たされています。日々悩み、考え抜いた末に私たちがもっとより多くの人々に知って頂くこと、ご支援を頂くことで、日本全国の受験生が自宅学習での苦しみから解放されるのではないかと考えております。これから日本全国の少しでも多くの中高生、受験生に安心して、対話を通して成長する「オンライン学習コーチングサービス スタディチェーン」を利用していただけるよう、ぜひ皆様のご支援をお願いいたします。日本全国の一斉休校により感じた生徒と先生の対話の大切さ新型コロナウイルスの影響により、日本全国の中高生が一斉に自宅学習を強いられるようになりました。そんな中で、毎日のように受験勉強や生活リズムの変化に苦しむ生徒達を数多く目にしました。そして、これからよりオンラインでもオンラインでも「対話」を通しての学びが大切であることに気付かされるようになりました。コロナによる影響の中でもなんとかして生徒を助けてあげたい、そんな想いからこれまで自分達「スタディチェーン」が行ってきた生徒との関わり合いを通して、いつでも気軽にオンラインで対話ができる環境を日本全国のより多くの生徒に届けてあげたい。と思うようになりました。コロナウイルスの影響や拡大する地域格差の影響を踏まえて、日本全国どこでも最高の教育を受験生が受けられるように、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生を中心とした難関大学生講師によるオンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」のさらなる充実化に取り組みます。私たちがこれまでの体験を通して思い描いた新しい学びを、日本全国の外出自粛による自宅学習で苦しい思いを抱えている受験生に届けるカタチに挑戦します。プロジェクト概要プロジェクト名:コロナで学校と塾に通えない中高生にみんなの力で授業を届けたい募集期間:2020年5月12日(火)〜7月31日(金)目標金額:200万円募集方式:All-or-nothing方式【支援金額とプロジェクトの返礼品】・3000円:受験生へ合格までの勉強計画を東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、医学部生の現役大学生がオーダーメイドにて作成し、プレゼント・7000円:子ども1人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)・36,000円:子ども3人を一ヶ月間サポートすることができます(目安)※日本全国の子供10人に無料で合格までのオーダーメイドの勉強計画を配布することができます。※活動報告書をメールにてお送りします。※発送は、いずれも2020年7月上旬頃を予定公式サイト:オンライン学習コーチングサービス「スタディチェーン」について【リンク一覧(スタディチェーン)】・スタディチェーン公式サイト:・公式youtube:・公式twitter:・公式facebook:■ 会社概要会社名:HUSTAR株式会社本社:東京都新宿区西早稲田1-22-3代表者:代表取締役CEO 竹本明弘 ■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月13日ぽこちゃんです&どんちゃんです
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両手に男児