9月8日(金)に放送されたNHK総合「あさイチ」のプレミアムトークにNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に見習いコックの前田秀俊役で出演している俳優の磯村勇斗が出演。共演した女優の有村架純からのコメントや朝ドラ撮影時のエピソードなどが語られた。今回の出演にあたって「ひよっこ」公式インスタにストーリー動画を載せるなど、意気込み充分の磯村さん。放送は磯村さんの「おはようございます」の挨拶からスタート。有働由美子アナウンサーが「お母さんみたいな気持ちで放送を見ている方も多い」とFAXを紹介するとTwitter上にも「お母さんみたいな気持ちwwわかるわ」「私もお母さんの気持ち」と共感するコメントが投稿。勝負のときは赤いパンツを着用するという磯村さん。本日も赤パンツでの出演とのことで「ひよっこ」撮影初日に赤いパンツを穿いていったところコックの衣装が白で透けてしまったエピソードが紹介されると「今日も勝負の赤パンツ!」「初生放送は勝負パンツの赤パンツ」など“赤パンツ”に反応するツイートも。「ひよっこ」のヒロイン・みね子役の有村さんから「収録の休憩中ずっと立って話してて、遠慮してるのかと思ったら座ると落ち着かないと言われ心配になった」というコメントが流れると「素の磯村くんの雰囲気がとても良い」「真面目な人だなあ」「真っ直ぐで全く気取ってなくていい」と、真面目な人柄に惹かれたというコメントでタイムラインが埋め尽くされる。また磯村さんだが、演じているヒデ同様恋愛には奥手だといい、女性を意識するとカッコつけてしまうのだとか。「ひよっこ」のクランクイン当初、有村さんにもカッコつけてしまったそうで、「それはヒデじゃない」とプロデューサーに注意されたエピソードが語られると「もう全力でカッコつけて欲しい」「正直な言葉は響く(笑)」とやはりその素直さを讃える声が寄せられた。さらに朝ドラの撮影で使っていた包丁がスタジオに登場。「購入してでも欲しい」と語る磯村さんに番組からサプライズでプレゼントすることが告げられると本気で喜びの表情を浮かべるなど、初生放送でフレッシュな魅力をふりまいた磯村さん。「真面目な人だなあいい俳優さんになりそう」「真っ直ぐで全く気取ってなくていい」「好感度しかないな。まじめなんだな」「誠実な感じが伝わってくる」とネットにはその人間性に惚れ込んだという声が溢れていた。今後磯村さんは、中条あやみ、志尊淳、小関裕太、杉野遥亮ら最旬フレッシュ俳優と共演した映画『覆面系ノイズ』が公開予定。磯村さんは劇中バンドにてドラムを担当。さらに本作から飛び出した謎の覆面バンド「in NO hurry to shout;」バンドのメジャーデビューも決定している。若手俳優“群雄割拠”の時代のいま、瑞々しい魅力と可能せに溢れた磯村さんから、目が離せない。(笠緒)
2017年09月08日“バツイチ”ならぬ“没イチ”という言葉をご存じだろうか。その意味は、配偶者に先立たれ、単身になった人のこと。そして、2年前、同じ境遇の没イチ同士が集まり、明るく笑顔で交流を深める「没イチの会」が結成された。現在はテレビでも特集が組まれるなど、話題を呼んでいる。 「65歳以上の没イチの数を見ると、女性は約720万人もいるんです。そんなに多いなら、“没イチ”同士をつなげたい。そう思って、定期的に飲み会を開催し、亡くなった配偶者のぶんも楽しむことができる会を作りました」 そう語るのは、発起人の第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部の小谷みどりさん(48)。彼女は、50歳以上のシニアを対象に再チャレンジをサポートする、立教セカンドステージ大学で“死生学”を教える講師だ。’15年6月、同大学で小谷さんの講座を受講する生徒やOB、OGの中で、配偶者を亡くした7人で発足したのが「没イチの会」。現在、小谷さんのほか、50〜70代のメンバーが11人(男性6人、女性5人)いる。 「私自身も、6年前に夫と死別しています。伴侶がいれば、どちらかが先に亡くなります。つまり、残された方は必ず“没イチ”になるわけです。ところが、死別した人に対してかわいそうという世間の目がずっと付きまとう。この偏見を変えていきたいとずっと思っていました」(小谷さん) では、没イチの会ではどんな会話で盛り上がっているのだろうか。本誌は、同会員にも話を聞くことができた。 「死別した伴侶のことを、普通の知り合いや仲間同士の飲み会ではなかなか話せない。相手も聞きたくないだろうし、話せば暗い雰囲気になったりもします。でも『没イチの会』は、みんな同じ境遇なので、“いきなり宗教勧誘が来るようになったよね(笑)”“私はお墓と相続問題はこうやって解決した!”と、それぞれが体験したことを“あるある”として違和感なく話すことができる。そこが普通の飲み会とは大きく違うところでしょうか」 こう語るのは、7年前、妻の和子さん(享年62)を肝臓の病気で亡くした池内章さん(62)。現在、「没イチの会」で幹事を務め、3〜4カ月に1回のペースで飲み会を開催。そこで死別した妻や夫の話だけではなく、それぞれが近況報告を楽しんでいるという。 「メンバーの中には、現在博士号を取るために大学のオープンカレッジに通う77歳の男性もいたりするんです。自分自身が刺激を受けることも多いですね。没イチの人たちが、どんどん前向きに生きている姿を見ると、暗くなっている暇などないなぁ、と」(池内さん) 11年前、13歳年上の夫・靖幸さん(享年62)を胃がんで亡くした、矢島元子さん(59)も、「没イチの会」に入って元気を取り戻した1人だ。 「夫が亡くなった当時、私は48歳。喪失感と共にこれからどう生きていこうかと、すべてをもぎ取られたような不安感に襲われ、自殺も考えました。数年間は何をやっても面白くない時期が続きましたね」(矢島さん) 矢島さんは、がんの遺族会のようなシンポジウムにも参加したが、悲しい話ばかりを共有する感じがして、前向きになれなかったという。 「数年後、このままではいけないと思い、積極的に趣味をやっていこうと考え、徐々にお茶の稽古などに通うようになりました」(矢島さん) そして2年前に、矢島さんは没イチの会の発足メンバーとして参加するようになる。 「没イチの会のようなサークルが全国に広がれば、没イチ同士での再婚も増えるかもしれません。ただ、お互い年齢も重ねているでしょうから、財産があったりすると、いろいろ問題が出てくるかもしれないので、“通い婚”がいいかもしれないですね(笑)」 同じ境遇であればあるほど、気も許せるようになり、明るく笑って何でも話せるもの。彼らは、そんな仲間を得て、前向きな“没イチライフ”を送っているようだ。
2017年09月06日“バツイチ”ならぬ“没イチ”という言葉をご存じだろうか。その意味は、配偶者に先立たれ、単身になった人のこと。そして、2年前、同じ境遇の没イチ同士が集まり、明るく笑顔で交流を深める「没イチの会」が結成された。現在はテレビでも特集が組まれるなど、話題を呼んでいる。 「65歳以上の没イチの数を見ると、女性は約720万人もいるんです。そんなに多いなら、“没イチ”同士をつなげたい。そう思って、定期的に飲み会を開催し、亡くなった配偶者のぶんも楽しむことができる会を作りました」 そう語るのは、発起人の第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部の小谷みどりさん(48)。彼女は、50歳以上のシニアを対象に再チャレンジをサポートする、立教セカンドステージ大学で“死生学”を教える講師だ。’15年6月、同大学で小谷さんの講座を受講する生徒やOB、OGの中で、配偶者を亡くした7人で発足したのが「没イチの会」。現在、小谷さんのほか、50〜70代のメンバーが11人(男性6人、女性5人)いる。 「私自身も、6年前に夫と死別しています。伴侶がいれば、どちらかが先に亡くなります。つまり、残された方は必ず“没イチ”になるわけです。ところが、死別した人に対してかわいそうという世間の目がずっと付きまとう。この偏見を変えていきたいとずっと思っていました」(小谷さん・以下同) 朝起きたら、心臓が止まって亡くなっていたという小谷さんの夫(享年42)。前日までまったくどこも悪くなかったのに、何が原因で心臓が止まったのかいまだにわからないという。 「6年がたちましたが、いまも夫が死んだとは思っていません。だから悲しくもないんです。周りの方々からは、“悲しいですね”“かわいそうですね”と言われますが、まったく悲しくないので違和感がある。ずっと出張に行っているという感じですね」 夫の死後、小谷さんが最初に違和感を覚えたのが、「離死別」という言葉だった。書類などで婚姻関係をチェックする欄に「既婚」「未婚」「離死別」の3つがある。離婚と死別はまったく違うのに、同じ扱いになっていることに疑問を感じたのだという。 「離婚と死別が同じようにされている割には、“バツイチ”は明るく言えるのに、“没イチ”はかわいそうな人のイメージ。たとえば、夫と死別した配偶者が、奇麗にお化粧をして明るい表情で出かけたとします。それを近所の人が見たら、“あの人、旦那さんが死んだばかりなのにね〜”となるんです。つまり死別の場合は、周りから悲しい姿を強要されるんですね。それも夫婦仲がよいという評判が高ければ高いほど強要される。世間にはまだそういう風潮が根強く残っているんです」 “没イチ”という言葉がこれからどんどん世間に浸透していくことで、多くの人が“バツイチ”のように明るく普通に使える社会になるーー。小谷さんは、そうなれば偏見がなくなると考えている。 「だから『没イチの会』は、悲しい人は入会できません。死別を思い出して泣いたりする人もダメ(笑)。年齢やどのような死別のされ方をしたかはそれぞれ違いますが、みんな死別を経験しているという共通意識がある。だから普通は聞けないようなことでも、明るくざっくばらんに話せる。自分1人だけではないという安心感がある。これが大事なのです」 世間の教訓としてよく使われる言葉に“その人の死を無駄にしない”というものがある。葬式に参加するたび、友人などを亡くすたび、そう思う人も多いだろう。しかし、小谷さんの解釈は、“その人が生きてきたことを無駄にしないために、その人と共に2倍楽しく生きる”ということーー。 「『没イチの会』は、亡くなった伴侶の愚痴なんかも明るく話せる環境なので、みんなで慰め合ったりもします。ただし、みんなが悲しんだりするための会ではありません。入会条件は、ポジティブであること。たしかに“没イチ”になると寂しいかもしれません。でも“悲しい”と“寂しい”は違います。できれば、地域ごとに『没イチの会』のようなコミュニティを作れるのが理想なのですが……。でも、そういうムーブメントを起こす火付け役になることはできると思っています。それが私の役割。亡くなった人のことを忘れずに明るく楽しく。そう思える世の中に近づいていければいいな、と」 配偶者との死別は大きな悲しみだ。ただ、考え方ひとつで、その後の人生の充実感は大きく変わってくるのかもしれない。
2017年09月06日日本屈指のベーシストとして活躍しているハマ・オカモトさんが、インターネットテレビに出演した際に披露した父親の浜田雅功さんとのエピソードが話題となっていましたね。高級すし店を訪れた際、「ウニを食べたい」といったハマ・オカモトさんに両親は「毒だから子どもは食べちゃダメ」と説明したとのこと。“子どもにウニのおいしさが分かるはずない”という思いからそう言ったのではないかということですが、これには「さすが!」と賞賛する声も多く聞かれました。テレビでは怖い印象がある浜田さんですが、実は立派なイクメンだったんですね!さて、芸能界には他にも「良いパパだなぁ〜」と思える人が数多く存在しますよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『いいパパだと思う男性芸能人』について2017年8月31日〜9月4日の間にアンケートを取ってみました!311人の方にご回答いただいたので、その結果をランキング形式でお伝えします。●1位:つるの剛士『前にわざわざ育休を取って家事を一人でこなしてたのを知ってステキなパパだと思った。見た目もかっこ良くて話も面白くて……うちの旦那もこんなだったらいいのに(笑)』(39歳女性/2児のママ)『イクメンといえばこの人って感じ。本人はあまりイクメンって呼ばれたくないって言ってたけど』(34歳女性/1児のママ)第1位は『つるの剛士』さんで25%(77人)となりました。一昔前までは“おバカタレント”として活躍していたつるのさんですが、今ではすっかり日本を代表する“イクメン芸能人”になっていますよね。妻の気持ちを知るために1か月間有給休暇を取って家事をこなしたり、勉強嫌いの長男のために一緒に学習塾に通ったりするなど、父親としての覚悟が違います。そんなつるのさんですが、実は“イクメン”という言葉が嫌いなようで、「イクメンがなくなって普通になればいい 」と語っています。つまり、イクメンという言葉が存在すること自体がおかしくて、本来は父親全員が家事育児に参加するものという考えを持っているようです。まさに“理想のパパ”と呼ぶにふさわしいつるのさんですが、今後も世のパパたちのお手本になるように頑張ってほしいですね!●2位:井ノ原快彦『ジャニーズなのに、子どもの運動会とかにはしっかり行くギャップがステキ。あさイチのときの優しい感じを見てると、家でも優しいパパなんだろうなぁって思う』(40歳女性/3児のママ)『イノッチはあんまり自分の口から育児のことについて語らないけど、なんとなく良いパパって感じがする』(35歳女性/1児のママ)第2位は『井ノ原快彦』さんで18%(57人)となりました。井ノ原さんといえば、『あさイチ』でMCを務めて主婦層から絶大な支持を得ていますが、番組の中で見せる有働アナへの優しい気遣いなどがたびたび話題になりますよね。そんな優しい姿を見ていると、なんとなく家の中でも優しいパパのような気がします。実際、井ノ原さんはあまりプライベートなことを話しませんが、過去には子どもの運動会に参加したり 、手をつないで散歩していたりといった“イクメン”エピソードが報じられており、やはり良いパパであることに間違いはないようです。これからも主婦の味方として活躍していってほしいですね。●3位:関根勤『私の父はめちゃめちゃ堅い人だったから、関根さんみたいな気さくな父親は憧れです。裏表もなさそうな感じ』(32歳女性/1児のママ)『麻里ちゃんを育てたんだから良いパパに間違いない!この二人みたいに親子揃って好感度抜群なんてなかなかいないよ』(37歳女性/2児のママ)第3位は『関根勤』さんで12%(36人)となりました。関根さんといえば、タレントの関根麻里さんの父親として有名ですが、その独特の子育て方法はたびたび話題になりますよね。中でも印象的なのは、「生きていることは面白いんだ、すばらしいんだ 」ということを知ってもらうために、とにかく麻里さんを笑わせてきたというエピソード。だから麻里さんはあんなにも明るくポジティブな性格なのかもしれませんね。今は麻里さんのお子さんの子育てに“おじいちゃん”として関わっているという関根さん。これからも楽しい子育てを実践し続けてほしいですね。----------“イクメン”という言葉が生まれてからしばらく経ちますが、いまだに家事育児を手伝ってくれないという夫は少なくありません。つるのさんの言う通り、いずれ“イクメン”が普通になる時代が来るといいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜9位)】いいパパだと思う男性芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年09月05日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務め、NHK総合で平日朝に放送されている「あさイチ」に9月1日(金)、福山雅治が出演。映画『三度目の殺人』の撮影秘話や高校時代の“モテエピソード”など様々な話題で盛り上がった。福山さんの「おはようございます」の挨拶とともにスタートしたこの日の「あさイチ」。冒頭では「朝ドラには出演しないんですか?」という視聴者からの質問に福山さんが「オファーを頂いたことがないです」「視聴率いいですから出たいですよ」と答える場面も。その後話題は福山さんが主演を務めた映画『三度目の殺人』の話題に。是枝裕和監督から「タイプとしてはピッチャーではなくキャッチャー。相手の芝居を受け止め柔軟に反応する」とコメントされると自分の演技について「僕は基本芝居では“受け”」と回答。映画で共演した広瀬すずからの「芸人さんがやるモノマネをご自身でもやられてる」とコメントには「ラジオでも“セルフカバー”してます」と言い、自分のモノマネを自分で再現するサービスも。また視聴者からの「敵わないと思う男性はいるか?」という質問には「イノッチ」と司会の井ノ原さんを挙げ「人当りの柔らかそうなところは敵わない。僕は警戒されてしまう」と答えていた。広い年代に支持される福山さんだけに今日は多くのファンが放送を見守っていたようで「『ひよっこ』観ながら、あさイチ待機」などの“待機ツイート”が放送前から多数見受けられた。放送が始まると「やっぱり福山雅治さんのトーク力、はんぱナイス」「男前でコメントがいちいち面白い!」「ほんとに返しの面白い人」とそのトーク力に感嘆する声とともに「改めて聞いてもやっぱ福山雅治イケボやな」「色男で声もよくてトークも楽しくて…」「聞くと落ち着く」とその“美声”についても多くの投稿が。また「別に大ファンとかじゃないんだけど、きもい角度がない」「この年齢で肌綺麗すぎない?!?!」「相変わらずかっけーな48歳には見えないな」「同年代とは思えない驚異の若々しいかっこよさ!」とそのイケメンぶりにも賞賛の声が送られていた。番組では福山さんが高校時代、通りかかったバスから女子高生が手を振ってくるなどモテモテだった“伝説”を語り、それが真実であることを証明するため当時のことを証言してくれる人のFAXやメールを募集。番組のラストでは「手を振っていたのは私です」「校門で待ち伏せしたことあります」「バス停の貴公子と呼ばれていた」などのコメントが続々送られ、高校時代の“激モテ伝説”を見事証明。最後は井ノ原さんと共に「行ってらっしゃい」とキメポーズで番組を締めくくっていた。(笠緒)
2017年09月01日主演最新作『三度目の殺人』がベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることになった福山雅治が、NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の9月1日(金)放送回に生出演する。映画祭出席のためイタリアに向かう直前の福山さんが作品への想いを語る。音楽アーティストとして1990年にデビュー。「IT’S ONLY LOVE」「HELLO」「桜坂」などの名曲を世に送り出し、9月には新曲「聖域」のリリースも控える福山さん。俳優としては1993年放送のドラマ「ひとつ屋根の下」の“チイ兄ちゃん”役をはじめ「いつかまた逢える」「パーフェクトラブ!」などで“トレンディ俳優”として人気となり、2007年から始まった「ガリレオ」シリーズは連ドラ2ndシーズンやSPドラマのほか映画化もされ息の長い人気を誇る作品に。また2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬役を演じて主演。「第19回橋田賞」「第48回ギャラクシー賞」を受賞。2013年の是枝裕和監督作品『そして父になる』では「第37回日本アカデミー賞」をはじめ「第35回ヨコハマ映画祭」「第28回高崎映画祭」で主演男優賞を受賞するなど日本を代表する俳優へと上り詰めた。また歌手、俳優としてだけでなく写真家としての顔も持つなど多彩な活躍をみせる福山さんが、今回「あさイチ」のプレミアムトークに登場。最新作『三度目の殺人』へかける想いから音楽アーティストとして常に新境地に挑み続ける姿勢。そして“アラフィフ”を迎える現在の心境などを、ベネチア行き直前の福山さんに司会のNHKアナウンサー・有働由美子と「V6」井ノ原快彦の2人がとことんインタビューする。福山さんの主演最新作『三度目の殺人』は『そして父になる』の是枝裕和監督と2度目のタッグを組んだ法廷サスペンス。それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった重盛。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。だが、何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも…。弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願い始める。やがて、三隅と被害者の娘・咲江の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる――。勝ちにこだわる弁護士・重盛を福山さんが演じ、死刑がほぼ確実な殺人事件の容疑者・三隅には役所広司。『海街diary』に続き是枝作品に出演する広瀬すずのほか斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、市川実日子らが顔をそろえる。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。福山さんをゲストに迎える「あさイチ」は9月1日(金)8時15分~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2017年08月31日4日、俳優の高橋一生(36)がNHK総合の情報番組「あさイチ」に出演。角膜炎のためサングラスをかけての出演となり、放送終了後にはYahoo!検索ワードで1位に「高橋一生」2位に「角膜炎」がランクインし話題になっている。 この日、高橋はサングラス姿で登場。「角膜炎になってしまい、お見苦しい姿を見せないように」とその理由を説明した。 番組では、’14年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で共演し、高校時代の同級生である岡田准一(36)からのコメントが紹介され、「高校の同級生で、よくキスされていました。軍師官兵衛のクランクアップでキスされた時、久しぶりにやられたなと思いました」と暴露。 高橋は「基本、岡田准一さんとはマウストゥマウスです」と仲の良さを明らかにした。 これに対しファンは「角膜炎心配だけど、サングラス姿見れて良かったとか思ってしまう」「高橋一生と岡田准一仲良しすぎ!!!可愛い」「高橋さんのサングラス姿最高」「本日の朝イチは永久保存だわ」などの反応をみせている。
2017年08月04日NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の8月4日(金)放送回に、俳優の高橋一生がゲスト出演。角膜炎のためサングラスをかけての出演となった高橋さんは、高校時代からの親友・岡田准一との“友情秘話”や多彩な趣味などについてトークした。「あさイチ」はNHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務める朝の情報番組。番組冒頭で高橋さんは「角膜炎になってしまい、お見苦しい姿を見せないように」とサングラス姿での出演となった理由を説明、視聴者に陳謝。井ノ原さんも「芸能人ぶってるわけじゃないんです(笑)」とフォローしてスタジオの笑いを誘った。そんな“レア”ともいえる高橋さんのサングラス姿にネット上では「角膜炎にならなければサングラス高橋一生を見れなかったのです。嗚呼」「角膜炎でもカッコいい」などのコメントが相次ぎ、番組開始からタイムラインには高橋さんに関する投稿が溢れていた。番組では2014年に放送された大河ドラマ「軍師官兵衛」で共演した岡田さんからの「変人な部分は隠されてると思いますが…イノッチは優しいのでそんな部分を出しても大丈夫」というメッセージを紹介。さらにメッセージで岡田さんが「高校時代にはよくキスされた。“マウストゥマウス”だった」と“衝撃告白”すると、井ノ原さんも「高校時代からよく一生君の話は聞いていた」とコメント。そんな岡田さんからのメッセージに対し高橋さんは、高校1年生の終わりに突然「泊まりに行っていい?」と言われ、一緒に期末試験の勉強をしたことがきっかけで「急接近」したと岡田さんとの“なれそめ”について明かした。そんな2人の“友情”ぶりには視聴者から「呼吸止まりそう。」「朝から瀕死」などたくさんの反応が寄せられ、、特に「マウストゥマウス」というワードには「かつて高橋一生と岡田准一が「よくキスをしていた」世界がこの世にあった……だと……?」「キスしてる程の仲良しな親友って聞いて引くどころかときめく」など2人の“キス”を想像した“悶絶ツイート”も数多く投稿されていた。また番組ではTBS系「カルテット」の映像や98年にまだ10代だった高橋さんが「嵐」相葉雅紀らと共演した「少年たち」の映像なども流され、高橋さんが自身の“演技論”について語ると「『作品に帰依』という言葉選びに驚いた。演じるために生まれてきた人だ。」「高橋一生さんの考え方、素敵だな」という反応も。さらに「刺し子」が趣味であることが紹介されると「一生くん、女子力高過ぎ…」「人間力が高過ぎて色々諦めがつく」などその多才ぶりを賞賛するツイートも多数投稿されていた。(笠緒)
2017年08月04日ミニマリストとして知られる尾崎友吏子氏による、家族5人が快適に暮らしている最小限の生活用品の全てを紹介する著書『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人これだけで暮らしています』(NHK出版)が、7月12日に発売されました。シンプルライフの達人による、もっと快適に暮らすヒントが満載の1冊尾崎友吏子氏はミニマリズム(最小限主義)の実践者で、自然にやさしいシンプルな暮らしを綴ったブログ「cozy-nest小さく整う暮らし」や、著書『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』『追われない家事』(KADOKAWA)などで多くの読者を得ています。本書では写真とイラストを交えて、家族5人で暮らす尾崎家の全ての生活用品を紹介しています。食器やキッチンツールから、家具や収納グッズ、衣類や思い出の品などを掲載。シンプルライフの達人がお届けする、もっと快適に暮らすヒントが満載の1冊です。著者によると、次の4つがミニマリズムによって得られるとのこと。1.日々の暮らしが楽になる2.持ちものを工夫する楽しみ3.人生で大切なものに集中できる4.変化に対応しやすいまた、ミニマリズムについて次のように述べています。ミニマリズムというツールを得て、私は以前よりも、持ちものを機能的、効率的に活かせるようになり、より愛着を持てるようになりました。本書は、その残した大切な持ちものを紹介した本です。とある家族もちのミニマリストというひとつの暮らしの形として、興味本位で楽しんでいただきつつ、あなたの「必要充分」を見つめるきっかけとなれば、この上ない喜びです。(「はじめに」より)主な内容1章台所用品和洋中なんでもこい/ほかの用途でも使ってみるなど2章住用品「循環する」素材/使い道や形の自由度の高いものなど3章衣類今着る服しか持たない/フル活用して使い切るなど4章家族のもの置いておく?どんどん手放す?/思い出も少数精鋭でなど5章その他化粧品もミニマムに/消耗品ストックは箱ひとつ分など著者プロフィール尾崎友吏子(オザキユリコ)3人の男の子を育てながら、建設コンサルタントで働くワーキングマザー。主婦育児雑誌やNHK「あさイチ」などの情報番組等でたびたび取材を受け、講演活動も行う。2級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級。ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」書籍情報書名:NHK出版なるほど!の本ミニマリストの持ちもの帖~家族5人これだけで暮らしています発売日:2017年7月12日価格:定価:1,512円(本体1,400円)判型:A5判並製ページ数:120ページISBN:978-4-14-011354-7
2017年07月20日大野智が忍者に扮する映画『忍びの国』(中村義洋監督)が好評上映中だ。戦国時代、“どんな堅牢な門でも彼の前では意味をなさない“と一目置かれる無門という名の忍者(大野智)がいた。この時代、織田信長が次々と国を攻略し、勢力を拡大していく中で、なぜか大名のいない伊賀の国を手中に収めることができなかった。無敵の織田軍の侵攻を阻んだのが、無門だった……というお話だ。観る前、なんの前情報も入れずにいたときは、てっきりコメディと思っていた。なぜなら、ポスターのビジュアルで、大野智がにやりと笑っていて、キャッチコピーが「織田軍1万人VS オレ1人?」とポップな雰囲気で躍っていたので、楽しげな話と思いこんでしまったのだ。でも、楽しいところもあるが、それだけではなかった。冒頭、伊賀の忍者同士がふた手に分かれて闘うシーンがある。それは、忍者としての腕を競うもので、大野智の華麗なアクションを楽しんでいたら、衝撃的な展開となり、のっけから、忍の道の険しさを見せつけられる。生と死が紙一重の、とても非情な道を歩んでいる大野くん……と思ったら、家に帰ると、嫁・お国(石原さとみ)からは、お金を稼がないうだつのあがらない男扱いされていた。伊賀一の忍びと言われる男も、妻にはかたなしで、なんとか大金を獲得して、男をあげようと、大きな戦いに挑んでいく。どんな堅牢な門も開けてしまう、なかなかの強者であるにもかかわらず、妻が閉ざした家の門は開けられないというギャップも面白さだ。大野くんが、まるで、家庭で顧みられない現代の企業戦士(サラリーマン)にも見えてしまった。○忍者の異形性が際立ついまの企業戦士は長引く不況で、ブラックな会社も多く、命の心配もないこともない。とはいえ、やはり戦国はもっと死が隣り合わせで、ことは深刻。大野くんが所属する忍者集団は、“虎狼の輩”と呼ばれる、人を人とも思わない、まさに獣の集団だ。そういうところが、これまでの忍者もののアクションとはまた違って、人間を超えた迫力で見せる。大野以外の忍者役の方々も含め、のびやかで爽快で、イマジネーションあふれる動きの数々に、忍者の異形性を見せつけられて楽しい。喜々として走り、飛び、殺し……という感じ。でも、演じている人たちが、大野を含め、全員、無理してなくて、当たり前のようにやっているふうに見えるのだ。こんな凄いことを、しれっと、楽しそうにやっている、そこに彼らの恐さがある。死をも恐れず、目的にただまっすぐにぶつかっていく彼らを止めることは難しい。とりわけ、すごいのは、宿命のライバル的な存在になる、鈴木亮平演じる下山平兵衛との一騎打ちのシーン。役によって極端に肉体改造をし、映画『変態仮面』に代表される濃密な肉体アクションにも定評ある、鈴木の迫力は圧倒的だが、大野は、そんな彼にも淡々と向き合う。その差が、ふたりの闘いをよりスリリングにする。大野智は、もともと、どんな場でも、淡々として見える。淡々と、嵐のコンサートや歌番組では巧みな踊りを見せ、リーダーではあるが、ぼくが引っ張ってます! という感じを見せない。ソロ活動では、淡々と芸術的な絵を描き、淡々とアクション活劇の舞台(『センゴクプー』『バクマツバンプー』など)をやり、怪物の国の王子(『怪物くん』)や死神(『死神くん』)や大企業の社長(『世界一難しい恋』)を演じている。○ジャニーズならではの特性何が彼をそうさせるのか、と思えば、嵐としてデビューする前に、2年間、京都の劇場に出演していた体験は大きいのではないか。そういえば、先日『あさイチ』に出た大野は、その2年で「ダンスを極めた」というような発言をしていたが、その口調にも、アイドルであり、スターでありながら、何か職人のような風情を感じさせるのだ。任務を最高の水準で全うする、そんな精神が彼の全身からにじみ、浮ついたところがいっさいない。十代のときに故郷を離れ、毎日舞台に立ち(しかも1日複数公演もあったとか)、自分の技を磨き、どうしたら舞台が魅力的なものになるか考え抜いた、その積み重ねが、大野智の、ちょっとやそっとでは動揺しない、心の強さをつくりあげたのではないか。大野の話でなくて恐縮だが、嵐のメンバーのひとり、松本潤が以前、舞台『白夜の女騎士(ワルキューレ)』(06年)に主演したとき、舞台の奈落に潜んでいて、床の扉を開けて中から人を出すという場面があった。主役にもかかわらず、その作業を彼もやっていたのだが、じつに淡々と手際よく、やっている姿に目を見張ったことがあり、凄いですねとインタビューで向けたら「ジャニーズの舞台で、そういう仕掛けも行うことに慣れているのだ」と語っていたことがあった。ジャニーズのスターたちは、スターとして輝くだけでなく、地道に作業する職人でもあるのだと思わされたエピソードであったが、ドラマや映画などに観る大野智は、かなりそのジャニーズならではの特性を引き受けているように感じる。『忍びの国』で、忍者たちが、農民のいでたちから忍者の格好になって大暴れ、みたいなシーンがあるのを見て、大野智も日々、こんなふうに、アイドルやスターの衣裳に着替えて、そのお仕事という実務を完璧に行う、職人気質のひとなんじゃないかと思った。だからこそ、信頼できる。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年07月17日NHKの人気番組『あさイチ』で、2010年から不定期で放送されていた「スーパー主婦」というコーナーをご存じでしょうか? 生活術の達人であるスーパー主婦の知恵と力を借りて、暮らしの困り事を解決するという内容で、多くの視聴者の支持を集めました。「スーパー主婦」なんて聞くと「私にはムリ」「真似できない」と構えてしまうかもしれませんが、番組で紹介されたのは、誰でもできる驚きの家事ワザばかり。しかも、単なるノウハウだけでなく、その裏には目からウロコの「暮らしや人生を変えるヒミツ」が潜んでいました!今回は、同シリーズの担当ディレクターであり、 『NHK「あさイチ」スーパー主婦のスゴ家事術』 も出版した伊豫部紀子(いよべのりこ)さんにインタビュー。取材でわかった、スゴ家事術がもたらす本当の「変化」について聞きました。 ■家事を変えるだけで、仕事や人づきあいもうまくいく「スーパー主婦」とは、NHKのテレビ番組「あさイチ」が発掘した家事の達人の主婦たちのこと。全国2万人の主婦が85年以上にわたり家事の探求と実践を続けている「友の会」 の会員が中心です。数多くのスーパー主婦を取材してきた『あさイチ』ディレクター伊豫部(いよべ)さんも、かつては仕事に精一杯で、家事にはまったく興味がなかったそう。ところが番組制作のなかで、多くのスーパー主婦に出会い、考え方が変わったといいます。「スーパー主婦の家事ワザのひとつに牛乳パックの仕切りがあるのですが、以前はどこか貧乏くさい感じもするし、再利用してちょっと得をしたからといって何が嬉しいんだろうくらいに思っていました(苦笑)。でも、スーパー主婦の家事ワザは単に節約のためのものじゃなかったんですよね。牛乳パックは薄くて自分の好きな形にカスタマイズできるから本当に取り出しやすいし、サイズ調整もカンタン。裏返せば牛乳パックとはわからないし、掃除もラク。やっぱり長年、家事のプロである主婦たちがやってきたことは、合理的なんです」スーパー主婦たちは、「家事をがんばりましょう」という考え方ではなく、「やりたいことをやるために家事をなるべく合理的にすませましょう」というスタンスなのだそうです。「家事をがんばると、そのぶん仕事ができないと思っていましたが、実際は逆。スーパー主婦の家事ワザを活用して、どこかがきれいになると、気分もよくなり、だんだん家のなかも片づいて、仕事にも集中できる。むしろ、仕事が大変で家事を後回しにすると家がグチャグチャで、仕事から帰ってもリラックスできなかったり、時間のメリハリがつかなかったりするんです。家事は、朝起きて顔を洗って歯を磨いて…いったことと同じで、誰もがやる生活の基本。そういう日常はすごく現実的で夢もロマンもないですが、そこがすっきりすると、それを土台にして、その先の仕事や人づきあいもうまくやっていけるんだということを、最近実感しています」家事は何かの妨げになるどころか、むしろほかでも好循環が生まれてくるのですね。 ■「あさイチ」で大反響だったスゴ家事術 3選書籍で紹介されているスゴ家事術のうち、とくに反響が大きかったものや、「家事が苦手だった」という伊豫部さん自身も実践しているものをご紹介しましょう。▼【掃除編】売り切れ続出!「セスキ炭酸ソーダ」伊豫部さんが「とにかく反響が大きかった」というのが、掃除に使う「セスキ炭酸ソーダ」です。重曹の10倍のアルカリパワーがあるというセスキ炭酸ソーダは、油汚れや手アカ・皮脂汚れの掃除に最適。水に溶けやすいのでスプレーに入れて常備しておくと便利です。また、頑固な油汚れはセスキ水で煮たり、セスキを溶かしたお湯にしばらくつけておいたりするのも効果的だそうです。「ロケでは廃品のようなやかんをセスキ水で煮たら、ずるりと焦げが取れました。現場でもみんなびっくりしましたね。放送時の反響もすごくて、ネットや薬局でセスキ炭酸ソーダが売り切れたほどです」さっそく筆者も試してみましたが、いつも掃除に苦労しているレンジフードの上や冷蔵庫の上の油汚れが軽くひと拭きしただけでとれて驚きました。これに加えて、水アカや尿汚れを酸の力で落とすクエン酸水。そして、界面活性作用で落とす「プリン状せっけん」の3種類があれば、ほとんどの汚れを落とせるそう。本にはそのほかに、ヨーロッパの「スーパー主婦」が紹介した「イヴォンヌ・ブレンド」も紹介されています。▼【片づけ編】平成の大発明!? 「紙袋仕切り」片づけ家事術のなかで、伊豫部さんが「平成の大発明」と絶賛し、自身も実践しているのが、あまっている紙袋を活用する「紙袋仕切り」です。高さも形も自由に変えられるので、引き出しでも棚でも仕切りとして便利に使えます。「番組では、活用した人の喜び度合いが大きかったですね。本当に便利で、私も使っています。オシャレなカゴをそろえてもいいですが、引き出しや戸棚の中なら外から見えないし、気軽にやってみるには紙袋でも十分ですよ」収まっているときは周りのモノとぴったりして空間のムダがなく、出し入れするときは仕切り部分をぐいっと広げられるので、とても使いやすいそうです。▼【料理編】もう悩まない!献立の黄金比率「具体的なレシピではないんですが、私の気をラクにしてくれるんです」そう伊豫部さんがいうのが、「食器でわかる献立の黄金比率」。茶椀はごはん、汁椀はみそ汁やスープなどの汁物、大皿には主菜、小皿には副菜のイメージです。「目から入る図形としてパターンを組み込んでおくと、献立がぐっと立てやすくなります。主菜はたんぱく質の存在感があることだけを考えればよく、肉を焼くだけでもいい。副菜は野菜をなにか添えておけばいいと、気軽に考えればいいんです。無駄に多く作ることがなくなるんです。中学校の家庭科の教科書に載っていそうな基本的なことですが、実際に意識するかどうかで大きくちがいます」このほか、筆者が目からウロコだったのは、冷蔵庫の目の上の高さの棚に「スタンバイコーナー」をつくるという家事ワザ。夕食のメイン食材を決めたら、前日の夜、もしくは朝に、冷凍庫やチルド室から、スタンバイコーナーに移しておく…と、たったこれだけなのですが、やってみると本当に気持ちがラクになりました。ほんの小さな行動ですが、夕食準備の手間をひとつこなしたことで、「追われる」気持ちが軽減したのです! ■家事にあらわれる「自分の生きている目的」家事の目的は、表面的には家をきれいにして気持ちよく過ごす、ということですが、それだけではないことが伊豫部さんは取材をしながらわかってきたそうです。「小さな家事ワザも、ひとつずつやっていくことで、少しずつ自信がついていくんですよね。暮らしはいつでもグチャグチャになるし、それをリセットしながら生きていかないといけない。そんななかでも、やるべきことをひとつでもやっているという自信があると、主婦として、または生活者としての最低限の誇りのようなものが持てて、気持ちもラクになるんじゃないかなと思います。それからやっぱり、“誰かのために何かができる”というのが、家事のいいところだと思います。スーパー主婦たちは、最終的には人のために、ということを見すえて家事をしています。家事を合理的にやって、労力やお金、時間を浮かせて、それをちょっとだけ公共のためにまわす。毎月、友の会として公共費を積み立てていて、東日本大震災のときはそのお金を使っていち早く支援活動をしていました」伊豫部さんも毎月一定額を家計の「公共費」として、動物愛護の団体に寄付しているそうです。そうすることで社会とつながっていると感じることができるといいます。「もちろん、お子さんのため、家族のためということでも同じだと思うんです。家族も社会の一員として働いていたり、がんばっていたりするので、結果的に社会に還元して、社会とつながっていくことになると思います。そういうふうに “誰かのために” と思って家事をやるのと、単に “10円得するために” やるのでは、生活者としての誇りがちがってくるはず。自分がなんのために毎日がんばって生きているのかということも、なんとなく見えてくると思うんですよね」■家事を考えれば「自分の人生をどうしたいか」が見えてくる番組や書籍で紹介されている家事ワザはどれもすぐに実践できることばかりですが、慌ただしい日々のなかで継続するコツはあるのでしょうか?「最近は、別に続かなくてもいいのかな、と思うようになってきました。私も一時期、スーパー主婦のように、完ぺきな状況を理想にして、できていないとかなり落ち込みましたが、いまはできるときに自分にあった家事ワザを実践していけばいいんだと思っています」伊豫部さんは、書籍の前書きで「生き方が変わって大きく幸せになりました」と書いていますが、スゴ家事術を実践するようになって、「自分がどう生きたいのか」という本音の部分がわかってきた気がするそうです。「番組を制作していても、自分でできる家事ワザもあれば、できないものもある。すべて完ぺきにやろうと思わないほうが、自分が見えてくると思います。どれくらいきれい好きなのか、どれくらい料理を自分でしたいのか、どれくらいおいしさにこだわるのか…そんなこともわかってきました。人生は何かを選択することの繰り返し。すべてをやることは難しいので、優先順位が常に大事になってきます。優先順位を決めるには、自分がどう暮らしたいかが見えていないと選べません。自分を見直すときに自己啓発本を読むのもひとつの方法ですが、家事をやるということも意外といいきっかけになります」一番身近な家事をどうしていきたいかを考えることが、自分の暮らしや人生をどうしたいか決めることにもつながっていきます。自分がどうしたいかわかれば、がんばりどころや手の抜きどころもわかってくるでしょう。書籍には、このほかにもさまざまな家事ワザがイラスト付きでたくさん紹介されています。さらに、家事がもたらす変化についても詳しく書かれていて、「家事が苦手」という人も読んでいるうちに道がひらけてくるはず。子育てママはなにかと悩みの連続の日々だと思いますが、まずは一番身近な家事を変えることで、自分も家族ももっと気持ちよくなる暮らしをはじめてみませんか。参考書籍: 『NHK「あさイチ」スーパー主婦のスゴ家事術』 伊豫部 紀子/主婦と生活社(1,200円+税) NHK「あさイチ」 の人気コーナー、「スーパー主婦」たちの驚きの家事ワザをたっぷり紹介した一冊。苦手な家事が劇的にラクに楽しくなるだけでなく、自分のことが好きになる、キレイになる、家族関係が改善する、仕事の悩みが解消する、生きていく希望が見つかる、家事を変えると人生も変わる…といいことずくめ。番組では紹介できなかったワザ&最新ワザもイラスト付きでたっぷり収録されています。伊豫部紀子(いよべのりこ)埼玉県生まれ。立教大学文学部卒業後、ナレーターを目指すが成り行きで番組制作会社に入社。ドキュメンタリーや科学番組・情報番組・報道番組を手がけ、1996年よりフリーディレクターに。2000年よりNHK「生活ほっとモーニング」の生活情報紹介や著名人のインタビューに取り組んだ。番組が「あさイチ」に変わるのにともない「スーパー主婦直伝」を企画して立ち上げ、人気シリーズとなる。
2017年06月18日歌舞伎俳優の市川海老蔵が12日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻・小林麻央の病と戦う姿に"生きる力"を感じるとつづった。海老蔵は「今日はまおと病院へいってました」と一緒に病院に行ったことを報告。「日々戦っている妻本当に言葉ではあらわせない、強さというか信念というか、愛なのか、そういう生きる力を感じます」と病と戦う妻をたたえた。海老蔵は7日に行われた「第36回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」の授賞式後の囲み取材で、「私は支える側。最大限のバックアップをやっていくことが、彼女にとって一番の回復への近道」と自身の役割を語り、「在宅はなかなか大変。いざ何かあった時に…さまざまなことを準備するのが家族の責任なので、緊張感があります」と在宅医療の大変さも告白。また、8日に生出演したNHK朝の情報番組『あさイチ』では、「基本的に愛してるんでしょうね」「魂のところで惹かれるものがたぶんあって、すごい顔して寝ていようが、どんな形になっていようが、かわいらしいなって日々思うので、これ不思議ですね」と麻央への愛を語り、ネット上で感動の声があがっていた。
2017年06月12日地上波初MCとなる「KAT-TUN」中丸雄一と、「オードリー」若林正恭の進行のもと、“身近なモノのルーツ”を解き明かしていく知的エンターテインメント番組「世界ルーツ探検隊」。このほど、6月5日(月)に放送される2時間スペシャルに、中丸さんが以前「理想のMC」として挙げた先輩「V6」井ノ原快彦と、「KAT-TUN」のメンバー・亀梨和也がゲスト出演することになった。2時間スペシャルとなる今回は、「飛行機」と「時計」のルーツを探る旅と、大食い女王・もえのあずきがイタリアで世界最古の「ピザ店」を探す旅など、世界を股にかけたロケを展開する。「飛行機」のルーツを探るパートには、現在放送中のドラマ「警視庁捜査一課9係」に出演している井ノ原さんが、共演者の羽田美智子とともにゲスト出演。中丸さんと井ノ原さんは、プライベートでよく一緒に飲みにいく間柄なのだそう。「実は、中居正広くん、国分太一くん、僕の3人でたまに飲むんですけど、あるとき『誰かひとり、後輩を呼ぼうよ』という話になって!『中丸っていう面白いヤツがいるんですよ』と言って、それ以降、その会にも何度か来てもらったことがありましたね」と告白。とはいえ、中丸さんにとっては事務所の大先輩でもあり、この日もスタジオで顔を合わせるや恐縮しきり。そんな中丸さんの肩をほぐそうと、井ノ原さんは「僕、いつも中丸くんのことを、すごく見ているんですよ。斜め横から顔を見るのが好きなんです。鼻と唇の形がかわいくて!」とニッコリ。軽妙なトークで場を和ませていた。実は井ノ原さんは、中丸さんが以前、本番組の記者会見で「理想のMC」として名を挙げた人物。収録後の囲み取材で中丸さんが、「井ノ原くんのいつも自然体なところが好きなんです。たまに『番組見たよ』とメールもくれて…!すごく優しいじゃないですか。こういう人になりたいです」と打ち明けると、井ノ原さんも「うれしい!」と大喜び。「僕もMCを始めた当初は『よし、やるぞ!』みたいな気持ちで、肩に力を入れて臨んでいた。でも、何となくそのままフラットにスーッと歩いていく中で、無意識のうちに自然体で臨むようになっていったんです」と、NHK「あさイチ」やテレビ東京「出没!アド街ック天国」などでMCをこなす現在の井ノ原スタイルが形成されていった経緯を明かす。さらに、井ノ原さんは「若林(正恭)さんと一緒にMCをやると聞いて、『中丸くんを鍛えてもらえるな』と、ちょっとうれしくなったんです」とコメント。「でも、今日お邪魔したら、中丸くんがあまりしゃべっていなくて(笑)」と茶化しつつも、「ここぞというタイミングで一生懸命しゃべった後、耳が真っ赤になっている中丸くんが、僕は好きです!こういうタイプの人はなかなかいない気がするので、ぜひ若林さんに中丸くんの面白い部分を引き出していただきたいです」と、先輩らしい優しいリクエスト!このお願いを受け、若林さんは「中丸くんはよく隣でボソボソと面白いことを言っていて、そのたびに『もうちょっと大きい声で言えばいいのに』と思うんですよ。物事の感じ方が独特で面白いので、僕もそれをもっと引き出すよう頑張ります」と宣言。中丸さんも「今日、僕に足りないものがひとつ見つかりました。次回から声を張ります!」と、大きな声で誓いを立てていた。一方、「時計」のルーツを探るパートにゲスト出演した『美しい星』が公開中の亀梨さん。「メンバーが司会を務める番組に出演するのも、メンバー個々の仕事現場を見るのは今回が初めてなので、うれしいです。頑張ります!」と語り、スタジオMCという立場にまだまだ慣れず、普段は緊張気味な中丸さんは、その言葉を受けた瞬間に柔らかい笑顔を見せていた。中丸さんによれば、「KAT-TUN」が充電期間に入ってから「メンバーと会う機会が減った」のだとか。とはいえ、メンバー同士の深い絆はどうやら健在!2人は気心の知れた温かい雰囲気で言葉や目線を交わしながら、収録に参加した。収録を終えた中丸さんは、「亀梨くんがいてくれたので、安心して司会をすることができました」と告白。また亀梨さんも、「メンバーだけにしかない歴史や関係性が圧倒的にあるので、こうして会ってしまえば普通に接することができる。やっぱり特別な関係なんだな、と今日改めて感じました」と、しみじみ。「メンバーの番組だと自分も勝手に親近感を覚えるというか、ゲストで出させていただいていてもホーム感があるんですよね。こうやって堂々とお邪魔できる場所を中丸くんが増やしてくれて、すごくありがたいです」と語った。さらに、「グループのときとは違うチャンネルに切り替えて仕事をしている中丸くんを見て、不思議な感じがありつつも、なんか嬉しかったです。中丸くんの進行は一生懸命で、無駄なことはしないところから始めるスタイル(笑)。すごく中丸くんらしいと思いました」と、“MC・中丸”の健闘を称えていた。そんな2人の“特別な関係”を目の当たりにした若林さんからは、「本番前に袖のところで、お2人がじゃれ合うというか、話していたんです。中丸くんが誰かに心を開いているのを初めて見ました(笑)」と舞台裏の(秘)エピソードも!そのコメントを聞いた中丸さんは「若林さんたちに対して心を閉じているわけじゃなく、まだ自分の仕事でいっぱいいっぱいなだけなんです!」と慌てて釈明。「もうちょっと待ってください。余裕が出てきたら、心の中がどんどん見えてきますんで!」と、若林さんとも深い関係を築いていきたいことを表明!?“ルーツMCコンビ”の未来にも期待をのぞかせた。「世界ルーツ探検隊 2時間SP』は6月5日(月)19時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日今年3月に美容師の菊地勲氏と離婚したタレントの小倉優子(33)が8日、NHK『あさイチ』に生出演。離婚後の不安について語る場面で「時間が解決してくれるのかな」と涙を流した。 この日、小倉は、『女性リアル離婚×子育て』というテーマで放送された同番組で離婚を振り返り「まだ2カ月しか経っていないので、不安なことはいろいろあるんですけど、先のことは考えないようにしています。ひとりで仕事があるんだろうか、息子の思春期はどうしようとか、キリがないので」と胸の内を明かした。 また、現在について「睡眠不足でも眠いという感情がない。無我夢中な感じです」だといい、「(仕事復帰で)4歳の子に“行かないで”と泣かれてしまって。でも、応援してほしいと話したら、今は頑張ってねと言ってくれています。環境が変わったので子どもにストレスを与えてしまったのかなと感じています」と母親としての葛藤についても率直に語った。 終始、明るく笑顔を見せながらトークをしていた小倉だったが、番組内で我が子に離婚をどう告げるべきか悩む母親のVTRが流れると、自身と重なったのか思わず涙をこぼす場面もあった。 さらに、協議離婚を選んだ理由について「弁護士を入れると、どこが嫌だったとか話し合いになるのが嫌だった」と振り返り、教育費についても「(日本では」8割の方が払ってもらえないと聞いて、信じるしかなくて取り決めもしませんでした」と経緯を明かした。
2017年05月08日「これ、ちょっと切りたいよね~。ハサミ、ハサミ、ハサミじゃなかったら、包丁ある?包丁~!」 張り詰めた緊張感のなか、突然、料理愛好家・平野レミさんの甲高い声が響いた。まるで自宅で料理しているかのような調子だ。しかし、そこは4月からスタートしたNHK『ごごナマ』の生本番中のスタジオである。その名のとおり“生放送”が売りの帯番組で、レミさんは、毎週火曜の料理コーナーを担当している。だから、その瞬間もカメラは回り、放送は続いているのだ。 「あ、お肉、切りますか?」と、慌てて声をかけた島津有理子アナに、レミさんは平然と「うん。だって、デカすぎるんだもん、これ」と答えた。事前の段取りでは、肉を切る手順は省かれていたのだろう。大慌てでスタッフが駆け寄り、包丁を手渡すと、皿の上に載ったままの牛肉に、大胆に包丁を入れた。 「今日は『秘伝・牛トマ』です」。レミさんは何事もなかったように、これから作る料理の名前を紹介すると、今度はいきなり、煮えたぎる鍋のお湯に人さし指を突っ込んで「熱っ!」。見る者をヒヤヒヤさせる彼女は、人呼んで「歩く放送事故」。事故寸前のハプニングが逆に人気を呼んでいる。 ’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”とさえ呼ばれているのだ。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 何事にも屈託のないレミさんは、料理番組のみならず、数多くのレシピ本を出版し、調理器具のプロデュースも手がけて、“料理愛好家”としての不動の地位を築いてきた。ただただ自由で楽しく料理したいから、“研究家”でなくて“愛好家”、その奔放さが私たちを魅了し続ける。
2017年04月28日「え、あの放送が“神回”なんて言われてんの?」と語るのは、4月からスタートしたNHK『ごごナマ』で、毎週火曜の料理コーナーを担当している料理愛好家・平野レミさん。’14年10月、同じくNHKの『あさイチ』で披露した「まるごとブロッコリー」という料理の生放送は、“神回”と呼ばれている。ブロッコリーを切り分けず、まるごと使う大胆かつ斬新な調理法だけでも目を引くが、それだけで終わらないのがレミさんだ。 調理中、鍋の蓋が手近に見当たらないと、長年、スタジオのセットとして飾りに使われていた埃まみれの鍋蓋を使い、段差につまずいてコケ、揚げ句、完成したブロッコリーがパタリと倒れて、皿からはみ出し、こぼれたソースで周辺はドロドロ。これには、出演者も視聴者も目が点。そして直後に大爆笑となった。 「あのあとオファーが山のように増えて、CMやら出版のお話やら、もう大騒ぎよ~。世の中って変よね~。失敗したほうが盛り上がるんだからさ~。でも、実は転んだとき、骨にヒビが入っちゃって。ブロッコリーだけじゃなく、私が倒れちゃった(苦笑)」 テレビ初登場となった’85年6月のNHK『きょうの料理』でも、レミさんはやっぱり“やらかした”。湯むきしたトマトを素手で握りつぶして、鍋に放り込む。今では違和感なく見られるが、当時の視聴者から「あの下品な料理はなんだ!」とクレームが殺到した。’79年から現在まで『きょうの料理』のディレクターを務める河村明子さんは次のように話す。 「賛否両論だったんですね。当時の真面目な視聴者からは、彼女のノリがショッキングだったんでしょう。ただ、クレームと同時に『すっごい楽しい』『誰?あれ?』って反応もたくさんあって」 その“大反響”のおかげでレミさんは『きょうの料理』にレギュラー出演することになる。 「彼女はいまだに“料理愛好家”で、“料理研究家”とは名乗っていない。それは自由に楽しく料理することを追求しているからでしょう。彼女がテレビ業界で最初の料理エンターティナーだったんじゃないでしょうか」(河村さん)
2017年04月28日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:東京03・豊本明長の不倫疑惑。"あの女性"と赤面エロLINE『FLASH』が爆笑と紙一重の新たな不倫疑惑を報じた。今回の主役は、東京03・豊本明長(41)。『キングオブコント』王者にも輝いた実力派だが、正直なところスクープ感は薄い。しかし、豊本は女子プロレスラーのミス・モンゴルこと上林愛貴(40)と同棲中かつ事実婚の状態で、報じられた相手が女優の濱松恵(34)だった。濱松は昨年、狩野英孝(35)との不倫を告白したほか、「本能寺の変」で知られるダンスユニット・エグスプロージョンのおばらよしお(35)の子を妊娠・流産したことを認めた危険な女性。豊本と濱松は昨年11月に知人の紹介で出会い、すぐに意気投合して交際スタート。ただ、食事などはせずに歌舞伎町のホテルでエッチするだけの関係だったとされている。それにしても、2人の性癖がセキララにつづられたLINEのやり取りは、恥ずかしいとしか言えない(あまりに下品なのでここでは書けない)。報道を受けた豊本は、ツイッターで「上林愛貴を裏切らないようにしていきたいと思います」とコメント。一方、濱松はブログで「事実なので反論のしようがない」と認めたほか、その後も真剣交際を主張し、売名説を否定している。脱力感たっぷりのニュースであり、豊本のダメージは少ない。それだけに求められるのは、笑いに変えるたくましさ。ピンの仕事を増やすチャンスとも言える。■4位:プロポーズ宣言から一転。トレエン斎藤司の非情ポイ捨てに恋人激怒『女性自身』がトレンディエンジェル・斎藤司(38)の破局詳細を報じた。斎藤が看護師の恋人(32)との破局を明かしたのは、3月20日放送の『ビビット』。交際3年で同棲していた上に、昨年4月には同誌に「プロポーズできたら」と年内結婚を宣言していたが、2月上旬に破局したという。そんな経緯があるだけに、斎藤が「お別れされちゃって……」とフラれたように振る舞う姿には違和感しかない。そもそも斎藤は売れない時代から支えてもらってきたにも関わらず、昨年9月には二股疑惑が報道されたほか、合コンや浮気の噂が絶えず、相方が「福岡の女性」をネタにすることすらあった。さらに驚かされるのは、昨年8月に斎藤が個人事務所を立ち上げたとき、彼女が取締役に就いていたこと。しかし、それでも斎藤はプロポーズしなかったため、最後の別れ話では「かなりもめて、"慰謝料"的なお金も発生した」と報じられている。斎藤は後日、「170万円の指輪も買って結婚に備えていた」ことや、「忙しかったし、結婚したら落ち着いてしまうのではないかと迷っていた」ことを明かした。どうやら「僕は"結婚するする詐欺"じゃない」と言いたいようなのだが、持ちネタを使えないと1つも笑えるところがないのがつらい。■3位:木村拓哉、「深夜のSMAP熱唱」と「5月から芸能生活初めてのオフ」女性誌が相次いで木村拓哉(44)のニュースを報じた。まず『女性セブン』は、SMAP解散後のソロ初仕事となったドラマ『A LIFE~愛しき人~』の打ち上げをリポート。木村がカラオケで「夜空ノムコウ」「SHAKE」「セロリ」「青いイナズマ」「世界に一つだけの花」とSMAPの楽曲を次々に歌ったようなのだ。言わば、ソロコンサート状態であり、共演者とスタッフは拍手喝采。5人のパートを一人で歌い、しかも5曲連続とは……ともにドラマを作り上げた仲間へのお礼か。それとも、いまだ残るSMAPの思い入れか。次に『女性自身』は、木村のスケジュールにクローズアップ。当面は4月29日に公開される映画『無限の住人』のPR活動に励むが、5月からのスケジュールが空いているという。レギュラーのラジオ番組こそあるものの、ドラマや映画の仕事はなく、芸能生活25年目で初めての長期休暇になるらしい。ただ解散後、初ドラマの視聴率が好調だったことから「オファーは次々に舞い込んでいる」とのこと。木村はつかの間の休息に何をするのか。放っておいてあげてほしいが、記者たちは追いかけるだろう。■2位:ゲス川谷、「芸能界のドン」傘下入りで、メディアが手のひら返しか『週刊文春』がゲスの極み乙女。・川谷絵音(28)の意外な続報。不倫騒動と未成年飲酒疑惑で「無期限活動休止」に追い込まれて、どん底と思いきや、「未来は極めて明るい」という。いったいどういうことなのか?どうやら川谷が大手芸能事務所・田辺エージェンシー傘下の事務所と、4月に契約するようなのだ。田辺エージェンシーの社長は、「芸能界のドン」と言われる大物の一人。それだけに、今後は各メディアがバッシング記事を書かなくなるどころか、手のひら返しで盛り上げることになるかもしれない。同誌の発売後、「5月10日に発売延期になっていたアルバムをリリース」して、「復活ライブを行う」こと、さらに「ワーナーミュージックとのマネジメント契約を結んだ」ことが発表された。大手芸能事務所の傘下に入る以上、メディアの報道は控えめになりそうだが、世間の人々は厳しい目を向けるのではないか。ただ、音楽活動に徹してテレビ出演はしないだろうし、ワイドショーが追いかけなければファン以外は川谷の姿を目にすることはない。■1位:渡辺謙が日米をまたにかける不倫。妻の闘病中もラブラブの衝撃!今週は『週刊文春』が堂々のワンツー。ひさびさに派手な文春砲をブチ上げた。ターゲットになったのは、渡辺謙(57)。ハリウッド映画やブロードウェーニュージカルに出演した世界的俳優だけに、スキャンダルのインパクトは大きい。目撃されたのはニューヨーク。2月18日、20日に、36歳のジュエリーデザイナーとデートしていたようで、手を握り合って歩く写真も掲載されている。出会いは3年半前、女性が大阪・北新地でホステスをしていたときで、2年半前から男女の仲に進展。ニューヨーク以外でも、大阪、気仙沼、冬のビーチなどでデートを重ねたほか、渡辺がティファニーの指輪をサプライズプレゼントしたという。渡辺も女性も所属事務所もノーコメントを貫いているが、流出した写真がすべてを物語っている。ここまで親密なツーショットの数が多く、キスをするような姿や、ソファで寝る渡辺の姿が撮られたものもあり、言い訳はできないだろう。不倫以上に深刻なのは、昨年3月に渡辺の妻・南果歩(53)が乳がんの手術をして、9月まで放射線や投薬治療を続け、現在も闘病中であること。昨夏に結婚10周年を祝う姿が報じられるほどのおしどり夫婦として知られていただけに、イメージダウンは必至。さらにタチが悪いのは、ワイドショーのコメンテーターたちがバッシングをしないこと。「相手女性は田中みな実にそっくりな清楚系美人」なんてツッコミどころがあるのだから、酷評できないのなら、せめてもっとイジってほしい。□おまけの1本「有働由美子アナ、お守り100個の無益。もう結婚はいい…」『女性自身』が何とも切ないニュースを報じた。有働由美子アナ(48)といえば、『あさイチ』で圧倒的な人気を誇るNHKの看板。2013年12月に5歳年下実業家男性との熱愛報道があり、翌年もデートの様子が報じられるなど、交際は順調と見られていたが、一向に結婚の知らせは聞こえてこない。そんな有働アナを見かねた全国の視聴者から、縁結びのお守りが100個以上届いているという。そして3月22日に迎えた48歳の誕生日。「彼とのデートか」と思いきや、「実家の大阪に帰省していた」とのこと。それどころか、愛犬を見つめながら「もう、そんなに大きな夢は持っていないんですよ。この子と2人で幸せに暮らしていければいい」と話すなど、恋人男性との破局を示唆。「結婚願望もなくなった」というから、失恋で深く傷ついたのか、それとも、あきらめの境地に達したのか。仕事は順風満帆だけに、プライベートとのコントラストが闇の深さを感じさせる。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年04月02日「私事ですが、48歳になるのにまだ結婚できなくて。視聴者のみなさんが心配して“縁結びのお守り”をくださるんです。なんと100個以上集まっちゃいました(苦笑)」 大阪の名門・北野高校主催の講演会が2月に都内で行われた。卒業生代表として演壇に立ったのが、NHKの有働由美子アナウンサー(48)。講演会の一幕で、お得意の“自虐ネタ”を披露し、笑いを誘っていたという。 有働アナといえば情報番組『あさイチ』で不動の人気を誇るNHKの看板アナ。彼女には“結婚できないキャラ”というイメージも強いが、この数年“結婚間近”と言われ続けてきた。13年12月に本誌がスクープしたのが、5歳年下の青年実業家A氏との熱愛だ。 「Aさんは東海地方に拠点をかまえる老舗の空調設備会社の御曹司。有働さんより5歳年下ながら、将来の社長候補との声が上がるほど優秀なビジネスマンです。熱愛報道後も2人は“週末同棲”を続けていて、交際は順調でした。有働さん自身も、『彼と50歳までに結婚するのが目標』とよくのろけていましたよ」(2人の知人) しかし、いまだに吉報は届かない。そんな彼女を心配して、全国の視聴者から大量の“縁結びのお守り”が送られてきたというわけだ。 「有働アナは、“みなさんの思いがこもったプレゼント。捨てるなんてとんでもない”と、大事に箱に詰めてNHK内の自分のスペースに保管しているそうです」(NHK関係者) じつは、3月22日は彼女の48歳の誕生日。きっと遠距離恋愛中のAさんと、“誕生日デート”を楽しむはず。もしや“結婚報告”まで聞けるかもと、誕生日の翌日、本誌は彼女を直撃した。ところが、待っていたのは予想外の展開で――。この日、『あさイチ』の本番を終えた彼女が都内自宅に帰ってきたのは、午後1時過ぎ。すっぴんの有働アナはどこかに預けていたのを引き取って来たのか、愛犬のトイプードルを入れたケージを抱えている。 ――お誕生日、おめでとうございます。 「ありがとうございます。昨日で48歳になっちゃいました(苦笑)」 ――昨日のお誕生日は? 「1泊2日で大阪の実家に帰って、かわいい甥っ子と過ごしました」 ――じつは、視聴者から縁結びのお守りが100個以上届いてるとお聞きして。 「そうなんです!」 ――縁結びの“ご利益”はありましたか? 「う~ん、『ご利益がない』と言うと、いただいた方たちに失礼なので、講演会では言えなかったんですが……。正直なところ、ご利益がないので、いまに至ります(苦笑)」 ――じゃあ、Aさんとの関係でも“ご利益”はナシ? 「(以前の記事は)たまたま(Aさんが)うちに出入りされたのを撮られただけで……。その後の進展は全然ないんですよ」 ハッキリしない微妙な返答。だが、有働アナの表情には何とも言えない陰が……。 ――お付き合いはもう終わられたということ? 「(お守りの)ご利益はナシですね」 ――うーん、残念。 「よい報告ができなくてごめんなさい。もう、そんな大きな夢は持ってないんですよ。本当に、この子(愛犬)と2人で幸せに暮らしていければ、それでいいんです。小さな幸せをね。健康で長生きできれば」 ――でも、いつかは結婚したいという思いは? 「いやもうそれもなくなりましたねえ。なんかもうねえ」 48歳の誕生日を迎え、シングルを貫く“決意”を宣言した有働アナ。結婚という重圧から解き放たれたのか、彼女は去り際、爽やかな笑顔を見せてくれた――。
2017年03月28日中野セントラルパーク・四季の森公園で、2017年4月2日(日)、「四川フェス inなかのアンテナストリート」が開催。刺激的な辛さで知られる四川料理が一堂に会す日本初のフードイベントに注目が集まっています。辛いもの好きの方は要チェックですよ。日本初の“痺れる”フードイベント「四川フェス inなかのアンテナストリート」「日本に四川料理をもっと広めよう!」を目的とした麻辣連盟が運営する巨大飲食イベント「四川フェス inなかのアンテナストリート」が開催されます。開催日は、2017年4月2日(日)。近年本格的な味を求める市場の流れを受け、料理人、食材・調味料メーカー、四川料理の刺激的な味に魅了された美食家など、四川料理を愛する人々が集う、日本初の四川料理の祭典です。辛くて刺激的な本格四川料理が大集合!四川料理とは、唐辛子や花椒など香辛料が効いた辛い中華料理として知られる、中国四川省の郷土料理。今回初開催となる「四川フェス」の会場には、永田町の「赤坂四川飯店」、麻布十番の「飄香(ピョオシャン)」など、選りすぐりの13店舗が登場します。価格は1品500円~1,000円。麻婆豆腐や火鍋などの定番四川料理から、現地でしか味わえない刺激的な四川料理まで、バライティに富んだラインナップです。なお、当日の料理は屋台形式での提供、現金での販売となっています。できるだけ小銭を用意して行くことをおすすめします。●出店店舗と提供料理をご紹介!●赤坂四川飯店(永田町)日本に四川料理を広め、「四川料理の父」と呼ばれる陳建民創業の老舗四川料理店。赤坂店はその総本山です。現在はテレビなどでも活躍する三代目・陳建太郎氏が率いています。提供料理:麻婆豆腐●中国菜 老四川 飄香 麻布十番本店(麻布十番)NHK朝の情報番組「あさイチ」レギュラー出演者・井桁良樹オーナーシェフの店「飄香(ピョオシャン)」も登場。ランチでは現地の農家レストランの味をイメージした料理を味わえることでも知られています。提供料理:四川春巻、粉蒸牛肉、白面鍋盔、牛肉焦餅、四川豆花、三合泥●麻布長江 香福筵(六本木)「麻布長江 香福筵」は、伝統的な四川料理をベースに再構築した、オリジナリティあふれる料理が注目される田村亮介オーナーシェフの店。テレビや雑誌、イベントなどでも幅広く活躍中です。提供料理:チャイニーズベーコン、よだれ鶏ソース(物販)●仙ノ孫(西荻窪)大分から直送される野菜と、鮮度のいい肉、内臓、魚介類を用いた四川料理の店「仙ノ孫」。牛脂で香辛料を煮出して作る重慶式の火鍋ダレや、数種類の辣油、香味油などを用い、化学調味料を使わない中華をモットーとしています。提供料理:火鍋●中国菜館 志苑(水道橋)「中国菜館 志苑」は「特製 土鍋麻婆豆腐」が看板料理の中国料理店。落ち着きと高級感のある店内で、老若男女が安心して味わえる、日本人好みの味づくりが好評です。提供料理:羊肉の蒸しパン包み、牛筋麻辣豆腐●中国的酒場 孔明の罠(国分寺)中国南方~西方の味にインスパイアされた料理と中国酒が楽しめるエキゾチックチャイナバル。お酒のつまみとして楽しめる中国料理を幅広く提案しています。提供料理:揚げよだれ鶏●天府舫(西新宿)「天府舫」は、パンダの故郷・四川省都江堰出身のオーナーと、成都市の5つ星ホテルで腕を振るってきた何(カ)シェフがコンビを組んだ、現地系四川料理店。在日四川省出身者も通う本場の味が自慢です。提供料理:棒棒鶏、夫婦肺片、冷吃牛肉●華美(横浜中華街)四川省成都市でトップクラスのホテル「錦江賓館」料理主任を担当し、中国最高峰の料理人の称号「特級厨師」を取得。さらには四川料理のプロとして「川菜烹飪名師」の称号を手にする楊聡シェフが腕を振るう四川料理店です。提供料理:粉蒸カキ、藤椒アヒルの鎖骨、四川風凉皮、酸辣フカヒレスープ●おいしい雲白肉四川料理愛好家がこのイベントのために研究した渾身の一品を提供します。ウェブサイトではその過程を公開中です。提供料理:雲白肉●銀座 やまの辺 江戸中華(銀座)数々の高級中国料理店で腕を磨き、料理長を務めた山野辺仁オーナーシェフが、「日本人にしか創れない」中華に挑戦。店はカウンター中心でおまかせコースのみで、日本各地から厳選した食材を、独自のセンスでインパクトのある一皿に仕立てています。提供料理:牛肉串、豚肉串、食べくらべセット2本●jiubar(OPEN準備中)表参道等に数店舗を構える希須林(きすりん)がオープンを予定している新業態の店。酒吧(jiuba)=中国語でバーをもじった店名で、その名の通り、中華をつまみにお酒を楽しめる店になる予定です。提供料理:肉団子●南三(OPEN準備中)台湾に留学し、「黒猫夜 銀座店」で調理長として腕を振るった水岡孝和オーナーシェフの店。台南、湖南、雲南と三つの「南」をテーマに、中国南方系の料理を提供しています。提供料理:羊肉干鍋●陳家私菜(赤坂)激辛グルメ祭り3年連続売り上げNo.1の「陳家私菜」は、都内中心地に7店舗を構える現地系中国料理チェーン店です。名物は「元祖・頂天石焼麻婆豆腐」「頂天石焼麻婆刀削麺」などの激辛料理。今回は1号店となる赤坂店での出店します。提供料理:香麻辣チキン、麻辣ハチノス、皇帝よだれ鶏料理以外のイベントも充実!また、四川料理以外にも、四川省伝統芸能「変面」などの舞台コンテンツや、ANAで行く四川省成都への直行便・エコノミークラスチケットをプレゼントする抽選会も開催予定となっています。日本初の“痺れる”イベント「四川フェス」にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。イベント詳細名称:四川フェス inなかのアンテナストリート会場:中野セントラルパーク・四季の森公園アクセス:JR、東京メトロ「中野駅」徒歩5分日程:2017年4月2日(日)時間:10:00~18:00入場:無料公式サイト:
2017年03月20日『ラ・ラ・ランド』の主演を務める世界一ホットなセクシーガイ、ライアン・ゴズリングと、オリジナル脚本でメガホンをとった若き天才デイミアン・チャゼル監督が、来週1月27日(金)放送のNHK「あさイチ」に登場!生放送の日本のテレビ番組に初出演することになった。夢追い人が集まるロサンゼルスを舞台に、女優志望のミア(エマ・ストーン)とジャズピアニストを目指すセブとの夢と恋を描いたミュージカル・エンターテインメントとなる本作。先日の第74回ゴールデン・グローブ賞では、歴代史上最多となる7部門を制覇した。いまアカデミー賞に最も近い2人ともいえるチャゼル監督とライアンは、来週、本作のプロモーションのために来日。そろって、NHKの朝の人気番組「あさイチ」の「特選!エンタ」コーナーに生出演を果たす。2年前『セッション』で一躍注目を集めたチャゼル監督は、今回が初来日。本作では、往年のミュージカル作品や映画そのものへの愛たっぷりにオリジナル脚本も手がけ、ゴールデン・グローブ賞では『ゴッドファーザー』(’72)のフランシス・F・コッポラ監督の当時33歳という記録を塗り替え、史上最年少となる31歳での監督賞受賞を果たしている。一方、『きみに読む物語』以来、なんと13年ぶりの来日となるライアン。同作以降も数々の映画に出演、今年はリドリー・スコット監督の『ブレードランナー2049』も控えており、いまやシリアスからコメディまでこなすハリウッドを代表する俳優となった。日本のテレビ生出演の直前、1月24日にはアカデミー賞のノミネーションが発表される。ノミネーションの興奮冷めやらぬ中、2人はどんなことを語ってくれるのか。井ノ原快彦や有働アナらと、どんなスタジオトークを繰り広げるかにも注目していて。デイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリングは1月27日(金)8時15分~「あさイチ」内「特選!エンタ」コーナーに出演予定。(※急きょ変更になる場合あり)『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月20日●"エセ"ではない優しさをもった3人デビュー20年を経て、CD売上増、紅白歌合戦出場など新たな姿を見せているアイドルグループ・V6。年下の3人はComing Century、年上の3人は20th Centuryというユニットを組み、それぞれの活動も行われている。坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の3人からなる20th Century、通称トニセンは、CDやコンサート、舞台などで3人の活躍を見せており、これまでユニットとしての作品も多数存在する。全員が40代となっているが、2017年1月からは、完全オリジナルで新作の舞台 TWENTIETH TRIANGLE TOUR『戸惑いの惑星』を発信することとなった。発表されるやいなや多くの読者から反響を呼び、また「ぜひ取材してほしい」というリクエストもあったこの作品。今回は作・演出を務め、舞台の鍵を握る演出家/劇作家のG2に話を聞いた。○3人がそろうなら、自分が演出したい――今回の作品について、けっこう前からあたためていたというようなお話を伺いました。ちょうど2年前に、3人が中心となった『ON THE TOWN』というブロードウェイのミュージカルがあって、翻訳・訳詞だけで関わっていたんです。でも3人が久々に集まるのに、「なんで俺が演出してないの?」という思いを抱いていて(笑)。ブロードウェイのミュージカルですし、仕方ないなと納得していたんですけど、悔しいなと思っていたら、「今度は3人だけで何かをやりたいと考えている」という話を聞かされて、「それはぜひやらせてよ」と申し出ました。イノッチが『ON THE TOWN』打ち上げ中にもう、「G2さんがやってくれるって」と話を通していたので、向こうも「しめしめ」と思っていてくれたのかもしれません。――たとえば劇団などではない商業的な舞台で、自発的に公演が出来上がることはあるんでしょうか?出演者発信というのはなかなか難しい部分もあるので、珍しいでしょうね。――そこに2年ほどかけて準備をされたきたんですね。いや、2年ほどかけて、うだうだしてきました(笑)。集まってはなんてことない話をしながら、方向性を模索しまして。"うだ話"という形式からスタートしたために、こういう作品になったのかもしれない、というのもありますね。ご覧になっていただいたらわかると思います。今までそれぞれとは仕事をしてきたのですが、他の人から聞いた話で見えてくることもありますし、本人のエピソードなども生かしています。○驚きの初対面――先ほど「3人がやるなら自分が演出したい」というお話がありましたが、そろった時の具体的な良さはなんだと思いますか?トニセンの3人と接していると、幸せになれるんですよ。その状態でものづくりができたらこんなに幸せなことはないというか。うまく言葉で伝えられないですけれど、3人が何か、人間としての潤いのコーティングを共有して包まれている、みたいな感じ。それで、そのコーティングの中に「俺も入りたいなあ」という気持ちにさせられるんです。――その潤いのコーティングは何か、理由があるんでしょうか?3人が苦労してきたということはあるのかもしれません。その苦労を、見ている人の胃がきりりと痛む方向で出さないのは、みんなに喜びを与える仕事をやっているという自覚ゆえなのか、良い方向に転化することを身につけた結果なのか、元々の天賦の才能なのか。そもそも、そんな3人をひとまとめにして、"トニセン"と名乗らせたジャニーさんがすごいのか、定かではないんですけど。初めて3人に出会ったのは、酔っぱらったイノッチを、別の店でダーツ中の坂本くんと長野くんのところに送り届けた時なんです。届けに行ったら2人が、イノッチを「その辺に転がしといてください」と言ったのが、エセっぽい優しさではなくて、本当の優しさに感じて。その時から、「3人でいる姿はいいなあ」と思っていたんですよ。――それはすごい初対面ですね。イノッチが酔っ払っちゃって、「どこに帰るの?」と聞くと、「坂本と長野がダーツしてるから、そこに行きたい、行きたい」と言うから(笑)。大阪だったんですけど、「あの町のあたりで」「どの辺?」「こっちだ」といったやり取りで連れ歩いたのに全然見つからなくて。イノッチはもうふにゃふにゃですし、本当にどうしようかと思いました。そしたらあるビルの窓から、坂本くんと長野くんがダーツしている姿がふっと見えて「あそこじゃない!?」って、嘘みたいな展開(笑)。大体は場所が合っていたから見つかったんですけど、イノッチが言っていたビルとも違いましたからね。さすがに十数年前の話なので、今はイノッチもそんなことにならないと思うんですけど(笑)。●トニセン3人の、役者としての印象○本人と役が入れ子構造に――今回の作品では、設定としては作中の人物だけど、本人のエピソードは入れ込む、ということなのでしょうか。本人と役が入れ子構造になっているんですが、ベースになっているのは本人なので、実際のエピソードを入れることによって、メタフィクション的な、現実か虚構かわからないところに持って行くという試みではありました。彼らの話したことと、彼らの曲が作品の中に入ってくることは決めていたので、3人が自分で好きなトニセンの曲を選んでもらって、それを聴きながら書きました。――概要を拝見したときに、トニセンさんの楽曲を使うということで、ジュークボックス・ミュージカル的な作品なのかと思ったのですが、それともまた違った形になりますか?1曲今回のオリジナルがありますが、彼らの曲を使っているという意味では、そうかもしれません。でも、絶対に彼らの楽曲を使わねばならぬ、とは思っていなくて、台本が書き上がったときに、使ってなかったらごめんなさいと思っていました。ジュークボックス・ミュージカル、カタログ・ミュージカルと言われている作品に、もちろん素晴らしいものもあるのですが、ただ曲を並べたバラエティショー的な感じになってしまうと、僕はあまり得意ではないんです。ストーリーやイメージ、あるいは何か比喩的な形で、強烈に結びついているという因果関係が好きなので、曲を並べただけの作品にはしたくありませんでした。いらっしゃる方も、「この作品のために作られた曲かと思った」「迷宮に迷い込んで旅をしていたら、トニセンの曲が聴けたね」といった感じで見てもらえたらいいなと頑張っています。――台本が固まって、稽古が始まってみて、3人の感想などはありましたか?なかなか言ってくれないんですよ!! やっぱり、僕が提示したものを「これはできません」とは言いたくないだろうし、ずっと話しながら段階的にやってきたので、すでにコンセンサスもとれているんですよね。3人とも「あれ?」ということはなかったんじゃないでしょうか。でもコツコツと「ここはちょっとわかりにくくないですか?」と聞いていくと、「もう少しわかりやすい方がいいかもしれませんね」と言ってくれるから、ちょっとでも意見が出てくるとすぐに反映しますけどね(笑)。3人ともピースな人たちだから、本質的な意味で意見がぶつかることもあるんだろうけど、意見を言う方法としてはとても平和で、すごくやりやすいんですよね。僕も争いごとは苦手で、「日本一権威のない演出家」と言われるので(笑)。○トニセンの役者としての印象――それでは、3人のそれぞれの役者としての印象を伺いたいと思います。まず坂本さんについてはいかがですか?正統派ですよね。舞台出演も一番多いし、僕も彼とだけは2回やっているんです。1回はストレートプレイで、1回はミュージカルで。とても正統派で真面目で、よく考えてきてくれます。あとは、もっと大きく外れてもいいと思ってしまうくらいです。――正統派な作品や役柄が似合うということでしょうか?というよりも、作品への取り組み方が正統派ですね。ミュージカルスクールにいって手取り足取り教えてもらって、あるいは劇団に入っていたわけじゃないのに、我流な感じがしないんです。教育手順を踏んで成長してきたように見えるところが、逆に不思議。何かを作り上げるときに、一番真っ正直な方法でアプローチをしていく役者さんですね。――では、長野さんはいかがですか?長野くんと前回やった時は、ものすごい量の注文を出したんです(笑)。その注文地獄から、どう演じていくかと試してみたんですが、本当に懐が深いし、探究心もすごい人なんですよね。その深いところに、たくさんの注文を投げ込むことによって、化学反応を起こしたいなと思ってやっていました。――例えばどんな注文を出されたんですか?もう、一挙手一投足。「このセリフを言った直後にあちらに行ってください」とか、「このセリフはまるで独り言のようですけど、ここにいる3人中2人に聞かせてください」とか。温和な長野くんがフル回転している姿は面白かったです。ただ前はたくさん注文を出しすぎたので、10のうちの3つくらいは、「どうやったらそう見えるか」という近道の方法を教えてあげてしまったということがありました。今回は、あえて全部遠回りで行ってみてもらいたいなと思います。――それでは、最後に井ノ原さんについては。俳優としてのイノッチは素直で何色にでも染まりそうで、実際いろんなものを投げていくと染まっていくように見えるんだけど、ふと気づいて完成してみると"イノッチ"なんですよね。不思議な存在です。僕は、前々から「一人芝居は絶対にしたくない」と言っていて。一人芝居って本当に演じている人も演出する人も大変だし、大変な割に報われない印象があったんですけど(笑)、イノッチとならやってもいい。そのくらい、何かを言ってくと吸収力があるんです。例えば何か注文つけた時に「ここはできたけど、ここはできてないな」ということが、普通は気になるんですけど、イノッチに関してはあんまり気にならないというか。気にさせないような雰囲気を持っているから、リラックスして向き合えます。――ドラマや、NHKの番組『あさイチ』などで拝見しても、自然体のイメージがありますね。イノッチは毎朝しゃべっていることで、言葉の説得力が増していますよね。普段のトークも当然なんでしょうけど、セリフを読む時も「前はこの説得力は得てなかったな」という変化は感じます。○戸惑いは真理へのきっかけ――他に、3人について、前の作品で接したときから変化があったと感じる部分はありますか?でも3人とも、いい意味で変わらないですね。自分も含めて、人間って年をとると固くなっていくじゃないですか。10年ぶりに会って仕事をすると、どこかで「頭の関節が固くなっちゃいましたね」と思う人もいるのですが、3人にはそれがない。彼らに変化がないということではなく、柔らかいところが変わらないんです。――そういうところも『戸惑いの惑星』というタイトルに含まれていますか?元々は一番年下のイノッチが40歳になって「不惑」というトニセンの曲ができあがり、この曲をお芝居にしてしまう方向性についても話していました。結局「不惑」という曲を1本作品にするまではいっていないですが、かなり「惑う」という言葉をキーワードにしていますね。40歳は「不惑」、惑わないという歳だけど「40歳そこそこで惑わないはずがないじゃない?」という。むしろ今まで若さだけで突っ走っていたところが、そうはいかんだろう、大いに戸惑う年齢じゃないのか、という考え方で、そういう時期にさしかかった3人の物語です。――タイトルの「惑星」という部分についてはいかがでしょうか?現在は太陽を中心に惑星が回っている図を教えられるんですけど、昔の人は知らなかったんですよね。そうすると、夜空を見たときにほとんどの星は全部一緒に動いているのに、惑星だけは変な動き方をしている。「なんだ、あの戸惑っている星は」ということで惑星とつけたそうです。結局、彼らが戸惑った動きをしているおかげで、太陽系の存在がわかるきっかけとなる。だから、戸惑いは真理を得るきっかけなんです! というくだりを台本に入れたかったんですけど、セリフになっていないので、これは記事にしておいてください(笑)。■TWENTIETH TRIANGLE TOUR『戸惑いの惑星』夢を追い続けた3人の男たちの物語。不意に手渡された一通の手紙。そこには不思議な質問が記されていた。東京公演は東京グローブ座にて1月21日~2月14日。福岡公演はキャナルシティ劇場にて2月18日~19日。大阪公演はシアター・ドラマシティにて2月24日~26日。
2017年01月14日NHKの有働由美子アナウンサーが28日、同局朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金曜8:15~)で、歌手・俳優の星野源の前で"恋ダンス"を披露した。TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で星野が歌う主題歌「恋」に合わせてキャスト陣が披露し、一大ブームとなった"恋ダンス"。「紅白直前スペシャル」として放送されたこの日の『あさイチ』には、2年連続で紅白に出場する星野がゲスト出演し、本人を前に有働アナが"恋ダンス"を踊った。気合いの入ったダンスにV6の井ノ原快彦も星野も爆笑。井ノ原は「なんだろう…なんかの生き物に似ている…」「あーガッキーに会いたい!」とイジり、柳澤英夫解説委員も「あざらしじゃないかな?」とからかうと、有働アナは「あんまり遜色なかったじゃん。衣装もあわせてきたんですけど」とやや不満顔。星野は「素晴らしかったです」と拍手し、「めちゃくちゃ練習されたんだなと。顔から気迫が…」と称えた。そして、ライブにも行くほど星野の大ファンだという有働アナは、「一番最初に好きになったのは歌詞なんですよ」と打ち明け、「『くだらないの中に』『歌を歌う時は』とか…声も弾き語りだとまた全然違いますよね」と絶賛。また、「ファンとしては源様がどんどんいろんな活躍をされていくと、わが子があんまり高いとこに…」という思いも告白し、井ノ原が「源様」発言をツッコんだ上で「遠くに行っちゃう気持ちになっちゃう?」と聞くと、「そうなんですよね」と複雑そうな表情を見せた。
2016年12月28日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:上田まりえがイケメン社会人野球選手と"遠距離復縁婚"元日本テレビアナウンサーで現在はフリーの上田まりえ(30)がトヨタ自動車・竹内大助投手(26)と、来年2月に結婚することが明らかになった。2人は、上田が日テレ入社2年目、竹内が慶大2年の2010年春に出会い約3年間交際したが、東京と愛知の遠距離恋愛になったことで破局。その後は友人関係が続いていたが、上田が「破局後の3年半、竹内が他の女性と交際せずに上田を思い続けていた」ことを知り、今年10月に復縁したという。上田と言えば、日テレ時代からマツコ・デラックス(44)に女子アナらしからぬ"不美人キャラ"で絶賛されていたが、退社後も『5時に夢中!』(東京MX)で帯番組MCを務めるなど、芸能活動は順調そのもの。相手の竹内投手は、中京大中京高、慶大、トヨタ自動車と活躍を続け、プロのドラフトにこそかからなかったものの、野球ファンにはおなじみの選手。上田は「野球と結婚して"野球まりえ"になりたい!」と公言するほどの野球好きだったが、プロではなく社会人選手を選んだことで好感度が上がっている。■4位:浜崎あゆみ、離婚宣言から3カ月でマッチョ男と密着ハグ『女性自身』記者が都内のスーパーで偶然、浜崎あゆみ(38)と遭遇。ドリンクコーナーで「身長180㎝のマッチョイケメンとイチャイチャしていた」というのだが、浜崎は今年9月にアメリカ人男性との離婚意志を発表したばかり。何が起きているのか? 2人はカートを押して仲よくお買い物。さらに、浜崎が男性にしがみつくようにハグするシーンも見られたという。事務所関係者によるとこの男性は、「都内のフィットネスクラブで働くAさん」であり、「交際しているわけではなく、トレーナーを務めている男性」とのこと。12月29日からのカウントダウンライブに向けてトレーニングをしているのだろうか。ちなみにスーパーで買ったのは、韓国風インスタントラーメンや野菜など大量の食材で、約5万円というから、やはりその金銭感覚は凄まじい。いまだ正式な離婚成立の発表はないが、すでにスッキリとした気持ちでリスタートを切っているのかも。■3位:岡田准一と宮崎あおいが伊勢神宮へ手つなぎ参拝旅行『FLASH』が岡田准一(36)と宮崎あおい(31)の手つなぎデートを報じた。12月11日の日曜日、場所は三重県の伊勢神宮。メガネや帽子で顔を隠し、朝7時半~9時という早い時間を選んではいるが、それでも観光客の多い場所へ向かった理由は何なのか? 記事には「悲願成就へ恋愛パワスポ祈願」と書かれていたように、結婚に向けたお祈りだったのかもしれない。2人は駐車場で高級外車を降りてから、手をつないで参道を歩き、内宮ではメガネや帽子を取って参拝。巨大な古木で記念写真を撮ったり、食べ歩きをしたり、旅行を楽しんでいたという。今年3月に『FRIDAY』が同棲報道をしたばかりだったが、この日の参拝は結婚が近いことの裏づけとも言える。ともあれ、2人が『FLASH』や『FRIDAY』から密着マークされているのは間違いない。■2位:成宮寛貴告発のA氏が『とくダネ!』出演。ブログで言い訳か『FRIDAY』での薬物疑惑報道を受けて突然、芸能界を引退した成宮寛貴(34)。そのきっかけを作った告発者・友人A氏が『とくダネ!』に出演したことが物議を醸している。A氏と成宮は4年前に出会い、今年9~10月ごろから急接近。六本木のクラブなどで頻繁に会っていたという。「なぜ告発したのか?」と聞かれたA氏は、「罠をかけるつもりはなかったんです。彼にそういうのはやめてほしい。悪いことしているわけじゃないですか」と話した。しかし、本当の理由は、「彼は逮捕されていないし、自分はいろんな人から叩かれて勘違いされているので、それを変えたいんです」と話したように、自らの身を守るために出演したのだろう。「(報酬100万円の要求は)全然ない。(報道は)嘘です」と否定し、A氏自身の薬物使用についても否定しつつ、「彼と一緒に病院行って検査するのならやってもいい」とコメント。あまりにも自分に都合のいい言葉ばかりだけに、各番組のコメンテーターたちから袋だたきに遭っていた。さらに、A氏はツイッターとブログをスタート。しかし、内容は『とくダネ!』のときと同じで、自分の正当性を訴えようとするだけ。友人が去り、自宅にまで嫌がらせを受ける……A氏の身に何かが起きているとしたら自業自得であり、今ごろ後悔をしているのではないか。■1位:福山&吹石、山本&堀北、前川&政井、水野美紀、おめでたラッシュ不倫や薬物などの暗いニュースばかりの中、妊娠・出産報告が続いて明るいムードを振りまいている。最初に報道されたのは、山本耕史(40)・堀北真希(28)夫妻の第1子誕生。山本の親友である香取慎吾(39)がテレビ番組で明かしたことから発覚したが、所属事務所も事実を認めた上で、「母子ともに健康」であることを明かした。出産日時や性別は非公表ながら、イベントで山本が「本当にかわいいの一言。今までこんなに、かわいいと思うことなかった」と発言したことでお祝いムードが高まった。そして驚かされたのが、福山雅治(47)・吹石一恵(34)夫妻。出産は来年1~2月と言われていたが、22日にファンクラブサイトで第1子誕生を報告した。福山は出産に立ち会い、涙を流したことも明かすなど幸せいっぱい。こちらも母子ともに健康で、出産日時や性別は非公表。さらに、今年6月に唐橋充(39)と結婚したばかりの水野美紀(42)の第1子妊娠、前川泰之(43)・政井マヤ(40)夫妻の第3子妊娠も明らかになった。元テレビ朝日アナウンサーでフラワースタイリストの前田有紀さん(35)も21日に第1子を出産。クリスマス直前の幸せなニュースにほっこりとした人は多いのではないか。□おまけの1本「のんがNHK生放送でテレビ復帰! 来年こそ女優復帰へ」21日、のん(23)が能年玲奈から改名後、初めてテレビ番組に出演。しかもNHKの生放送番組『あさイチ』だったことに驚きと喜びの声があがっている。番組のオープニングで映し出されたのは、司会者の井ノ原快彦(40)と有働由美子アナ(47)ではなく、のん。番組紹介のあいさつをしたが、テロップには能年玲奈ではなく「のん」と書かれていた。新年に向けての願い事を聞かれたのんは、「髪が重たくなってきたから切りたい」と小さくボケる。次に、見たい景色を聞かれると、「富士山が見たい」と言い、番組は富士山を見せようと中継車を走らせる。さらに、のんが声優を務めるアニメ映画『この世界の片隅に』の声を聞かせてほしいというリクエストを受けて、「あちゃー」というセリフを再現。料理コーナーでは空腹であることを正直に言いつつバカ食い。極めつけは、NHKのキャラクター・はに丸くんと、『天空の城ラピュタ』の「バルス!」を叫ぶなど、単独ショーのような活躍を見せた。民放テレビ局がのんの出演を見送る中、大フィーチャーしたことでNHKの株が上がったのは間違いない。しかし最大の収穫は、今回の『あさイチ』登場で、「NHKのドラマなら女優復帰できる」道筋が見えたこと。来年、何らかの作品に出演するのは間違いないだろう。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年12月25日現在放送中のTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の原作者で漫画家の海野つなみが19日、NHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金 8:15~)に"顔出しNG"で出演した。この日は、年末SP「オンナ×働く」モヤモヤ大特集として「女性活躍」「輝く女性」と叫ばれる中、女性が仕事を続ける上で現れる様々な壁について闊達な議論を展開。コメンテーターとしてほかに、女優・長野里美、作家・本谷有希子、『日経DUAL』編集長・羽生祥子が出演した。近所に漫画家だと明かしていないという海野は、擦りガラスを前に立てつつも、自由に議論に参加した。職場での独身女性と子育て中女性の助け合いに話が及ぶと、同局 有働由美子アナウンサーが独身女性の立場として「時間あるし、都合つくんだからやったらいいと思うんですけど、結局女同士の中で解決させようとする」と経営側の努力不足を語った。有働アナが「あんまり女が文句を言って『やっぱり男を雇うか』とならないように、女性みんなで頑張ろうぜみたいな」と全体の雰囲気を語ると、その場にいた女性たちも一斉に同意。有働アナは「本当に男女50%50%で雇ってみてほしい」と提案した。海野は「こんなことを言いたくないけど、都合よく使われてしまう人って皆都合よく使われてしまう。だって便利だから」と問題点を指摘。海野は、自分のアシスタントが「スキルがあるので、時給は高いです」と言っていることから「『私はこの安い給料では働きません』言えるのが、搾取されないためには、大事なのかな」と、"使われる側"から抜け出すスキルを磨く必要を説いた。これに対して、Twitterでは「海野さん、本質をついた」「激アツな叫び」「胸が痛い」と様々な反応が。スタジオは同意しつつも、有働アナは「そこにいけるまでね」、井ノ原快彦は「『とりあえず明日を迎えなきゃ』という人には、『何でもやります』ということもあるでしょうね」と構造的な問題に対して理解を示した。
2016年12月19日のんが主人公の声を務め、『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直監督が6年の歳月をかけて作り上げたアニメーション映画『この世界の片隅に』。SNSなどによる口コミから、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では前週6位から4位に異例のジャンプアップ、3週連続で週末興収が前週越えというヒットを記録していることが分かった。こうの史代の同名漫画を原作にした本作は、戦時下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きる女性、すずを描いた珠玉のアニメーション映画。絵が得意な少女・すずは、昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ、18歳で一家の主婦に。あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らし、毎日を築く、すずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の8月がやってくる――。11月12日、全国63館よりスタートした本作。3週目には82館に拡大され、全国動員ランキングは6位に浮上、4週目の12月3日(土)、4(日)は公開館数87館、週末興行成績は6,791万4,220円、動員4万6,108人で、前週比104%の興収となり、全国映画動員ランキングではなんと4位にジャンプアップ。累計では32万8,618人動員、累計興収4億5,074万140円を突破。週を追うごとに右肩上がりに勢いを増している。口コミのさらなる拡がりを感じさせる結果となった4週目は、学生、女性層、シニア層の動員に加え、カップルやファミリー層などが一緒に鑑賞する姿が増え、SNSでも感動を伝える声が相次いだ。このヒットを受けてTVでの紹介も相次ぎ、12月2日(金)放送のCX「ユアタイム」では10分強に渡る特集が放送され、12月5日のNHK「あさイチ」では「ことしの映画トレンド」という切り口で、SNSによる口コミ効果が爆発的に広がっている作品としても紹介された。また、3日に発表になった「第38回ヨコハマ映画祭」では、『湯を沸かすほどの熱い愛』『ディストラクション・ベイビーズ』『シン・ゴジラ』など、今年公開の錚々たる映画をおさえ、日本映画ベストテン第1位と作品賞をW受賞、のんさんも「作品世界を決定づけた声音の魅力を称えて」審査員特別賞を受賞した。片渕監督は多くファンの気持ちに応えようと、公開後も精力的に活動を続けており、「大ヒット御礼全国舞台挨拶行脚」でこれまでに訪れた場所は、都内のほかに広島県、山口県、宮城県、静岡県、滋賀県、大阪府、京都府など。なお、今後も広島や兵庫、東京、埼玉での舞台挨拶を予定している。「この映画をみてほしい」「この映画をまたみたい」という熱が、日本全国へますます拡がりを見せている本作。今週末からは90館に拡大、年末年始も順次上映劇場を拡げ、累計で当初の3倍近くの約180館での上映が決定している。『この世界の片隅に』はテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2016年12月06日22日に放送予定だったNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(毎週月~土曜8:00~8:15)の第44話が、福島県沖で起こった地震の影響で放送休止となった。地震を受け、テレビ各局は予定を変更して地震や津波のニュースを放送。NHKも地震発生直後から地震報道を展開し、『べっぴんさん』がスタートする8時になると、「この時間放送予定の『べっぴんさん』は、あす午前8時から放送します」とテロップで休止を発表し、NHKのホームページでも伝えている。続く『あさイチ』(毎週月~金曜8:15~)も、「あさイチの時間ですがニュースを続けます」と放送を休止し、その後も地震報道を続けている。『べっぴんさん』は、会社経営者の家に生まれた坂東すみれが、戦後の混乱の中、赤ん坊を抱えて「子ども服作り」を始め立ち直っていく姿を描く物語。女優の芳根京子がヒロインのすみれを演じている。
2016年11月22日●初めての経験「私にできるんだろうか」4月の改編で、各局夜のニュースのメインキャスターが大幅に入れ替わった中、NHKの23時台では『ニュースチェック11』がスタートした。これまで放送されていた『NEWS WEB』を発展的に解消し、ウェブやSNSを大胆に活用している点が他のニュース番組と大きく異なる。このメインキャスターとして白羽の矢が立ったのが、桑子真帆アナウンサー。『ブラタモリ』でタモリの横について歩き回り、天然な一面や親しみやすいキャラクターで、一躍お茶の間の人気を集めた期待のアナウンサーだ。ニュース番組のメインキャスター、そして帯番組のメインも初めての挑戦だという彼女に、手応えと意気込みを聞いた――。――『ニュースチェック11』がスタートして2カ月弱がたちました。もう慣れましたか?慣れたんですかねぇ…(笑)。世の中的にはそんなに早い時間ではないのですが、今日はいつもよりちょっと早起きをしたら、「早起きだな」って感覚になったので、たぶん生活のリズム的には遅い方にシフトできたんだなって感じました(笑)――今の生活サイクルはどのようになっているのですか?起きるのがだいたいお昼くらいで、それからNHKに来て、日中から夜にかけてずっと番組の準備をします。24時に本番が終わってその後帰宅しますが、神経が高ぶっているので、すぐには寝付けなくて、お風呂に入ったりのんびりしたりして、だいたい薄ら明るくなってきたくらいに床に就く感じですね。――4~5時くらいになってしまいますね!すぐ寝ればいいんですけど、帯番組の生放送ってこういう感じなんですね。気持ちがなかなか静まらないというか。――『ニュース7』『首都圏ニュース845』を隔週で担当されていた時には無かった興奮ですか?その2つをやっていたときは、同じ生放送でありながら、徐々に"着陸態勢"に持っていけたので、ここまで寝付くのに時間はかからなかったです。『ニュースチェック11』は1日の一番最後にズドーンってあって、そっからワーってハイな状態が続くので、なかなか着陸できないという感じですね。――今回、メインキャスターの話を受け時の心境はいかがでしたか?びっくりしました! NHKでは最初地方局に赴任するんですけど、だいたいのアナウンサーは帯番組を夕方に担当して、1回でも代行などをして経験するんです。でも私は夏休みのメインキャスターの代行も経験したことがないですし、帯番組のメインは本当に初めてなので、「どういう感じなんだろう」「私にできるんだろうか」という感じで、不安は大きかったです。――現在もまだ不安はありますか?不安はもちろん無くなってはないんですけど、自分なりに一生懸命やって、なんとかなっているのかな…?という感じですね。自分は報道のアナウンサーとして経験もないし、スキルも本当に底辺のところから始めているので、今の身の丈にあった最大限のことをしようという感じで2カ月弱やってきて、とりあえずは毎日なんとかなってるのかなと思います(笑)――他のインタビューなどで、『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れているとお話になっていますよね。"メインキャスター"という部分で同じお仕事に就きましたが、1つ夢がかなったという感じですか?国谷さんへの憧れというのは、テレビのメインキャスターということではなくて、国谷さんを小学生の時に見て、1つのテーマに対して真剣に向き合って、ゲストの方の言ったことをさらに深めていくという、その人と向き合う姿勢にすごく感激していて、ああいう女性になりたいというものだったんです。まだまだ、ここからだなという感じですね。●有馬キャスターと至近距離「最初は照れました(笑)」――『ニュースチェック11』は、スピーディーにテンポよくトピックを紹介していく、今までにないニュース番組の印象です。ご苦労している点は結構あるのではないですか?ニュース番組には、1つのテーマをものすごい時間をかけて掘り下げるものと、いろんなニュースをお伝えして"横"の面に広げていくものがありますが、私たちは、どちらかというと後者の"横"の方を重視している番組です。掘り下げる方はそれなりの知識が必要ですが、"横"も全部のニュースをある程度分かった上でお伝えしないと、なにか言うべきことも言えなかったりしますので、楽ではないですよね。――カメラに正対するのではなく、斜めの姿勢で話しかけるというのも、他のニュース番組では無いことですよね。でも、私は今まで帯番組のメインでニュースを経験していないので、先入観がなく、そこは適応できているかな…。楽しみながらやってますね。―― 一方で、1人1人に至近距離の小型カメラもありますよね。あのカメラは有馬さんの解説を聞いた後、視聴者の皆さんに「今の分かりましたか?」って1対1になって話しかけるのを目的にしているのですが、なかなかうまくいかなくて…。――スイッチャーさんとのタイミングが課題なんですね。スタジオがラジオブース風なのも印象的です。ラジオの強さって聞き手に近いというところですよね。リスナーに語りかけるし、お便りも読むし、この双方向性をテレビでできないかということで、視覚的にラジオスタイルで作っちゃおうということにしました。狭く狭く行こうと。2月に1回パイロット版を放送したときに、「もっと狭くしろ、有馬さんともっと近づけ」って言われて(笑)。本当に近くに顔があるくらいで、最初は照れました(笑)。でも、その方がよりアットホーム感も出るし、身近にも感じるし、そこに視聴者の皆さんからのツイートがポンって表示されてくることで、1人でテレビを見てる人もツイートに共感したりとか、みんなで見ている気持ちになれる雰囲気を目指しています。――そのツイートは生放送中にどんどん投稿されてくるのを、タブレット端末でチェックして拾って読んでいますよね。まさにラジオのような、生の双方向のやり取りも新鮮です。うまく双方向できていればいいんですけれど…。番組が終わると、いつも皆さんからのツイートのリストを紙で見るんですけど、「あーこのツイートをご紹介すればよかった!」とか、すごい後悔するんです。――プリントアウトして全部のツイートを見てるんですか! 投稿すれば桑子さんの目に間違いなく届くということですね。もちろんです! 本番中は、自分が回さないといけないですし、有馬さんの解説を受けてそれを理解しないといけないですし、ずっとツイートのモニターを見ているわけにはいかないので、限られた瞬間の中で自分が「これいいな」と思ったものを選ぶのは限界があって、いつも悔やんでます。――日によると思いますが、毎日全部でどれくらいのツイートが来るんですか?番組で紹介するのは250から、多い時には300くらいですが、いただいているのはだいたい4,000から、多い時には5,000を超える時もあります。5月16日は本番前に茨城で震度5弱の地震があったので、5,700くらいありましたね。――印象的なツイートはどんなものですか?地域のニュースに対して「すごく癒やされる」とか「ほのぼのする」という感想を多くいただくので、びっくりしています。NHKは全国に放送局があり、1つの県の中にも支局があって地域に密着して取材しているので、自分の住んでいるところ以外のこんな場所でこんなことがあるんだ!と知ってツイートしてくれるんですね。地元の空気感ってみんな忘れたくないと思うんですが、この番組はそれを思い出させてくれる存在なんですかね。地域のニュースになると「キター!」「癒やされタイム!」というツイートをいただくんです。――Twitterの活用もありますが、『ニュースチェック11』は、ビジュアル面でウェブニュースを意識していますよね。そうですね。今ニュースってテレビで見る人もいらっしゃいますけど、インターネットが重要な情報源になってきています。視覚的にもネットを見ているような感覚になってもらうことで、入りやすくするというのも狙いの1つです。――この番組を始めてから、ウェブニュースの見方も変わりましたか?そうですね。例えばヤフーニュースでは、まずタイトルが見えて、1回クリックするとリード文が読めて、もう1回クリックすると全文が読める3段階になってますよね。私たちのニュース番組は、この2段階目くらいまでを伝えているイメージなんです。だからタイトルで何を伝えて、その次の段階でどこまで伝えるかというのは意識するようになりました。それより詳細を知りたい人は、NHKのウェブサイトで見ることができるという構成もネットっぽいのですが、それがどう受け入れられているのか、気になるところではあります。――このウェブとの親和性は前番組『NEWS WEB』から引き継いでいますよね。担当していたのは先輩の鎌倉千秋アナウンサーでしたが、意識している部分はありますか?やはりTwitterを活用するところですね。『NEWS WEB』では、A・B・Cの意見を全部コメンテーターの方に当てられていたんですが、この番組の場合はそこまでTwitterをきっかけに回すのは難しいので、より共感できるツイートをポッと選ぶことによって、見ている方が「私もそれ思った!」と近くなってくれたらいいなと思っています。あとは私がある考えを思いついて、それをうまく言葉にできないとき、それをきれいに表現されているツイートがあると、「これちょっとお借りしま~す」っていう感じで紹介したり(笑)。私もそこで共感が生まれてるわけなんですけど、見ている人と私たちがより近づけるツールとして、Twitterをうまく使っていきたいなと思ってます。一方で鎌倉さんは、スタジオで話を展開しながら、ツイートからきっかけを探していましたよね。そこのバランス感覚が本当に素晴らしいなと思うんですが、自分がやってみるできないんですよ。有馬さんの解説をちゃんと聞かないと理解できないので、聞き終わった後に「ではツイートを探しますね」と、視聴者の皆さんにちょっと待ってもらうことになってしまうんです。そこが自分の中で不器用だなと思っていて…。――でも、編集長が「解説している人間の脇でツイートを探すのは失礼なので、その部分のムダは仕方ない」と言っていますよね。桑子さんの誠実さが、画面から伝わってきます。そうですか? よかった(笑)●いつもタモリさんが頭の横にいるんです――桑子さんが一躍有名になったのは『ブラタモリ』ですよね。今回『ニュースチェック11』を担当するにあたって卒業されましたが、タモリさんからアドバイスはありましたか?やっぱり私にとって初めての帯番組なので、それを30年以上続けてらっしゃったタモリさんに「どうなんですか? 帯番組」って単刀直入に聞いたんです。そしたら、ひと言「やってみればわかるよ」と。私は意味が分からないので「はぁ~」って言うと、「ま、やってみな」という感じで言われました。――タモリさんらしいですね(笑)はい(笑)。今は「やってみればわかる」っていうあのひと言を、常に頭の片隅に置いて、どういうことなんだろうって思いながら番組に臨んでいます。いつもタモリさんが頭の横にいるんです(笑)。でも、その言葉は今に分かるものじゃないとは思うんですけどね。――『ブラタモリ』では台本も渡されず、まっさらな状態でロケをしていると、いろんな情報が飛び込んでくる形でしたよね。どんどんニュースやツイートが飛び込んでくる『ニュースチェック11』とある種似ていると思うのですが、『ブラタモリ』の経験が生きている部分はあるのですか?生きてると思います! 『ブラタモリ』はそれこそ、インターネット上の情報すら見てくるなと言われるくらい、集合時間にその場にいればいいという状態だったんです。今回も、私は今まで記者でもないし、何かを掘り下げて取材した経験もあんまりなかったので、毎日ほぼまっさらな状態で、今日取り上げるニュースを知って、原稿を見て分からないことがあればネットや新聞で調べてワッって頭に入れ込んで、その中で自分なりに思ったことをまず有馬さんに相談します。「私こう思ったんですけど、どうですかね?」って聞くと「ああいいんじゃない」とか、「その感覚はちょっと違うかもしれない」とか、「個人で持つ考えとしてはいいけど、1アナウンサーとしてだとちょっと偏ってしまう」とか…やっぱりいろんなバランスがあって、そこの難しさっていうのを毎日感じながらやってますね。――タモリさんが有馬さんに代わったという感じですか?ん~どうなんだろう…いや、違いますね。タモリさんは私が添えられるという感じなんですけど、有馬さんはやっぱり自分も主体的になって一緒に番組を作る人です。番組を作っていくという意味では、同じパートナーだけど、そこは全然違います。今話してて分かりました。ありがとうございます(笑)――『ブラタモリ』の桑子さんの最後のロケが熊本でしたよね。今回の地震には心を痛めているのではないでしょうか。つらいですけど、私のつらさなんかよりも、現地で被災された皆さんの方が、比べ物にならないほど大変だ思います。私も、熊本という場所を学んですごく興味を持っていた場所だったので、やはり『ニュースチェック11』でも、本当にたった40秒の1つのニュースかもしれないけれど、そこに自分なりの情報を加えたりできないかなというところを大事にしています。他のニュースもそうですが、それによって後のニュースが落ちることもあるかもしれないけれど、私なりにすごく感銘を受けたり、これは言いたいという気持ちはやっぱり大切にしていて、自由にやらせていただいています。本当に心強いバックがいるので、信頼しています。――桑子さんは広島放送局の勤務時代もありますよね。広島といえば、オバマ大統領が被爆地に米大統領として初めて訪問する予定ですが、このニュースに対する思いはいかがですか?広島には2年間いたのですが、毎日通勤で平和公園を歩いて通っていましたし、被爆された方々に取材して1つの企画を作ったこともあります。広島にいると本当に毎日、核とか平和とか原爆といった言葉を口にするんですよね。そこの東京との温度差をすごく感じましたし、そんな場にいたからこそ、広島の皆さんが抱えているものを少しでも見ていたので、今回オバマ大統領が来るということで、自分なりにこの番組でも注目して、言葉を発していきたいなという思いはありますね。――この4月に、桑子さんも含めて各局夜のニュースキャスターがガラッと変わりました。裏のニュース番組は意識されていますか?そこまで意識はしてないんですけど、私のハードディスクは同じ時間で2番組まで録れるんです。だから自分のところは毎日録って、+1は「今日はここの局を録ってみようかな…」という感じで、ランダムに録画しています。――その中で、気になる番組はありますか?『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のスポーツコーナーって、ラルフ(鈴木崇司アナウンサー)さんの読み方や、映像のテンポなど、すごく引きこまれますよね。私はそんなにスポーツに詳しくないんですけど、なんか見ちゃうんですよ。「あっ、そこ着目するんだ!」と思って見ています。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。最後にあらためて、番組への意気込みをお聞かせください。ニュース番組なんですけど、情報の内容にしても、量にしても、番組の雰囲気にしても、いわゆる皆さんがイメージするようなニュース番組とは全然違うので、とにかく見ている人が「11時台になったから1チャンネルに合わせてみよっかな」と、無意識に思えるような番組を作っていきたいです。皆さんがツイートを投稿したり、それを見て共感したりして、私も自然体で臨んでいるので、おうちの時間をゆったり過ごしてもらうための1つのツールになれたらと思います。ぜひ、見ていただければうれしいです。■プロフィール桑子真帆(くわこ・まほ)おもな生育地は神奈川県。平成22年NHK入局。これまで『ワラッチャオ!』『ブラタモリ』『ニュース7』を担当。趣味は、旅行(特にイタリア)、映画鑑賞(『ニューシネマパラダイス』『オリバー』『レ・ミゼラブル』)、水泳、ジョギング。特技は、ピアノ(ドビュッシー「月の光」が得意)、クラリネット、サックス、スキー。モットーは「素直でいること、感謝の気持ちを忘れないこと」。○『ニュースチェック11』坪井蘭平編集長に聞く――有働由美子アナと共通する資質――今回、桑子アナを起用した背景を教えてください。私がこの番組を担当するときに、彼女がメインキャスターを務めるというのはもう決まっていたので、実はすごい難しいなと思いました。普通のニュースを作るんだったら指名しませんから(笑)。なので今回は、彼女にアジャストするように番組を作っています。今何を見たいのか、どう感じたのかという感性が常人離れしているので、今やるべきだと思ったら、「予定していた特集はまた来週やります」と言っても構わないと伝えているんです。そうやって本能のままにやらせないと生きないアナウンサーは何人かいて、彼女はその典型。私は『あさイチ』も立ち上げに参加したんですが、有働由美子アナにも同じことを言いました。――打ち合わせなどでの様子はどうですか?頑固ですよ(笑)。周りのスタッフが「これで分かる」と言っても、視聴者の代表という思いで「これじゃ分からない」という雰囲気を出しますね。良い意味で頑固です。――大きく期待をかけられていますね。期待してますよ。だって好きなアナウンサーランキングで、いきなり5位に食い込んだんですから(笑)――桑子アナも、スタッフの皆さんをすごく信頼している様子が伺えます。それは、彼女がとても真面目だからです。本来だったら自分が責任回避していいことも「こうすればよかったな、ああすればよかったな」と反省してるんです。でもそれは大事なことで、他人の荷物を背負える人間だから、他人も彼女の荷物を背負うんです。番組のリーダーなんですね。その資質を持ったアナウンサーはなかなかいないですけど、そこも有働アナと共通する点ですね。
2016年05月26日東京都・吉祥寺にてパンの朝市「パンイチ! 」を企画運営するパンイチ事務局は29日、「パンイチ! vol.5」を開催する。○花見直前、サンドイッチ・惣菜パンをフィーチャーした「パンイチ! 」「パンイチ! 」は、「いつもとはちょっと違う休日の朝を届けよう」と、パン屋や焼き菓子屋に呼びかけて始まったパンの朝市。天然酵母でパンを焼くこだわりの店から、小さな焼き菓子屋、店舗を持たない移動パン屋など、さまざまな店の店主が腕をふるったおいしいパン、焼き菓子、コーヒーなどが楽しめるという。第5回目の開催となる今回は、お花見シーズンにちなんで「お花見で食べたいおかずパン特集」となる。老舗「ケーニッヒ」のウィンナーを使ったスペシャルパンを限定販売するなど、多彩なおかずパンが並ぶ。また、吉祥寺タイ料理の名店「アムリタ食堂」のテイクアウトカレー、「つなぐコーヒー」の入れたてドリップコーヒーも用意。新規店も増え、さらにパワーアップして展開するとのこと。当日は、9時からと11時から販売の店に分かれた2部制を採用。さらに今回は、会場のニューロ吉祥寺から徒歩3分のセレクトショップ「PARKHOUSE101」にて「パンイチ! から来た!」と申告すると、"パンイチ! ノベルティー"がもらえるスペシャルな特典付きになっている。開催日時は、3月29日 9時~13時。1部は9時~、2部は11時~。場所は井の頭公園のすぐそば、大通りを1本入った路地にある吉祥寺「Neuro Cafe(ニューロカフェ)」(東京都武蔵野市御殿山1-8-9 パークハウス90-105)。カラフルな壁画が目印となる。入場無料。※情報は掲載時のもの
2015年03月23日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!
皆さんは、パートナーの発言にイライラしたことはありますか?今回は「モラハラ発言を連発する夫」を紹介します。育児休暇中の出来事主人公が、育児休暇を取得していたときの話です。ある日、夫が仕事から帰宅すると…。文句を言うモラハラ夫出典:CoordiSnap子どもがぐずってしまい、夕飯の準備ができていなかった主人公。すると夫が「はあ?今まで何遊んでたんだよ」と文句を言ってきたのです。そんな夫にイラッとした主人公は、育児休暇明けに職場復帰を目指し、夫への復讐計画を考えるのでした…。モラハラ夫にモヤッと…育児と家事の両立で大変な主人公にモラハラ発言をする夫。子育ては夫婦で協力しながら取り組みたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2024年05月15日年下の彼との恋愛、そのバランスは難しいかもしれません。恋愛関係において年齢差が引き起こす問題は意外と多く、恋の行方に影響を及ぼす可能性があります。では、年下の男性が心の中で「これは…」と感じてしまう女性の態度とは何でしょう?そして、それを避けるためにはどのようなアプローチを選べばよいのか?今回は年下の彼をがっかりさせないためのポイントを紹介します。過去の恋愛を引き合いに出さない恋愛経験が豊富な女性は、つい「前の彼はこんなことをしてくれた」と言ってしまうかもしれません。しかし、これは避けるべきです。彼だけの特性に注目し、その成長に目を向けることで、新しい関係の中で新鮮な喜びを見つけ出せるかもしれません。手助けし過ぎない彼が何かに苦労しているとき、手助けすることは善意から出る行動でしょう。ただし、その善意が彼の成長の機会を奪ってしまうことがあるかもしれません。「こんな方法もあるよ」と軽いアドバイスをする程度に留め、彼自身に考える機会を残すよう心掛けてみてください。批判ではなく助言仕事上の指導と同じく、真摯な助言は受け入れやすいものです。「こうするともっとよくなるかもね」という形で、あなたの経験や知見を優しく彼に伝えることで、彼の成長に繋がり、2人の絆も深まるでしょう。彼を頼ることの重要性彼が年下であっても、彼に頼ることは重要です。彼はあなたに頼られたことに喜びを感じ、2人の絆をより深めることができるでしょう。このように、年下の彼との恋愛には注意点がありますが、これらのポイントに気をつけることで、素敵な関係を築くことができるかも。お互いの尊敬と理解をベースにした関係なら、年齢差は問題にならないでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年05月15日