3月末にNHKを退社し、フリーとなった有働由美子アナウンサー(49)。所属事務所や民放初出演番組がどこになるのか注目が集まっていましたが、このたびマツコ・デラックスさんやくりぃむしちゅーらを擁する芸能事務所「ナチュラルエイト」への所属が決まりました。 そして5月29日、今回有働アナをナチュラルエイトへ勧誘した張本人と噂のマツコ・デラックスさんの番組『マツコ、昨日死んだってよ。(テレビ東京)』でナレーターを務めることが決定。人気者とはいえ、一人のアナウンサーの一挙手一投足にここまで注目が集まることもそうないでしょう。 『あさイチ』で築いた人気は言わずもがなですが、気になるのは彼女の魅力を形容する際、多くの人が“庶民的”“飾らない”など従来の女性アナウンサーとかけ離れたイメージを口にすることです。 親しみやすくて仕事ができて魅力的な女性。そんな有働由美子さんの魅力はどこにあるのか。今回2014年に発売となり、今月に文庫版が発売になったエッセイ『ウドウロク』を紐解き、彼女の魅力を考えます。 ■『ウドウロク』逆から読むと『クロウドウ』 有働由美子アナといえば、2011年に『あさイチ』でみせた“脇汗事件”が有名です。ただ彼女の魅力の1番はやはりダメ恋愛や下ネタ、円形脱毛症や幼少期のおもらしの話まで赤裸々に語る“さらけ出し力”にあります。 本エッセイではとにかく「ウドウさん、そこまで言っていいんかい?」と読んでいるこちらが心配になるほど、軽快な口調でさらけ出しが続きます。 「犬を飼っている独身の友人をあざ笑っていた。あ?あ、ついにそちら側へ。(中略)ワタシはしばらく恋もしていないが、まだペットには逃げていない、と、なんとなく上から目線で語っていた。長い間。しかし、ワタシは犬をかった」 「(パートナーと一緒に住むという話題に対して)いざ現実として、この空間を二人でシェアしようといわれると、怖くなる。シェアが、怖い」 「ひとりだから、休みの朝から長風呂に入れる。しかも、新聞を持ち込んで。トイレなのに、料理本を並べてある。(中略)急に友達を連れてきちゃいけなくて、変える時間を知らせなくちゃいけなくて、その日のうちに食卓を片付けなくちゃいけなくて、酔っ払ってすっ裸で寝ちゃいけなくて。共同生活が怖い。別居も寂しい」 タレントさんならいざしらず、元NHKの女性アナウンサーがすっ裸とかトイレとか衝撃を覚えます。でもこの羞恥心とマナーの微妙な境を渡り歩けるのが、有働由美子という女性の知性ある最たる部分かもしれません。 ■「40代独身」という微妙さの活かし方 有働さんといえば独身であまり浮ついた話がなく、エッセイの中でもダメ男に引っかかってばかりを自称するほど“恋愛ベタ”なのだそう。 「そうなんだ~」と自然と視聴者は情報を受け流してしまいがちです。でも実はブランディングの観点からみても“気のいい不器用な40代独身女性”というキャラクターはまだ押し出している人が少ない上、ニーズも高い。有働さんは時代にマッチした存在であるということもいえそうです。 また「40代で独身」をキャラクターとして押し出して活動する芸能人は、なぜか好感度が高い人が多いのも注目すべき点。タレントであれば井森美幸さん(49)や島崎和歌子さん(45)。お笑い芸人であれば大久保佳代子さん(47)やいとうあさこさん(47)などなど。名前を挙げていくと、それぞれ個性は違ってもどこか似たような空気感をまとっているような気がします。 有働さんの魅力はもともとあったものではありますが、今の爆発的な人気のキッカケは時代も味方していたようです。 ■とにかく「真面目でいい人」そう! 有働さんの庶民派な空気感には、同時に「いい人そう」というイメージも多くの人に抱かせています。 実際エッセイの中でも、結婚式の司会を職業もあいまって200件以上受けたことを暴露。また彼氏の浮気相手が逆上したため女性の説得に当たったら、最終的に浮気相手と彼氏がくっついてしまったなど“ビンボーくじ”を引いた経験もたくさんあるようです。 ここ数年、芸能界は清廉潔白な優等生タイプが愛される傾向があります。ただ有働さんのこうした不器用だけどいい人な部分も清廉性を強め、人気を高めることに繋がっているのかもしれません。 本書あとがきでは『あさイチ』降板について「その理由が、寿かプライベートの充実か、とまことしやかに報道されました。が、そんなことで、大切な番組を降りるほど、やわな仕事の仕方はしてこなかったつもりです」と語っています。 エッセイは赤裸々で自虐的で、でもカラッとしていて面白い。それと同時に、仕事に対する真摯な取り組みが垣間見える瞬間が多々あります。彼女の魅力がそのままエピソードにも反映されていますが、その良さがフリーアナウンサーとなった今後活かせるのかどうか。応援と注目の気持ちでいっぱいです。
2018年05月23日お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、16日放送のTBSラジオ『たまむすび』(毎週月曜~金曜 13:00~)で、NHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金曜 8:15~)で起こった偶然について語った。博多大吉この日放送された『あさイチ』ではゲストとして俳優・谷原章介を迎えた。谷原は現在、11年に亡くなった児玉清さんの後を継ぎ、ABC・テレビ朝日系クイズ番組『パネルクイズ アタック25』(毎週日曜13:25~)の司会を務めている。また華丸はかつて「児玉清のモノマネ」でブレイクした経験をもつ。そんな縁もあり、華丸と谷原は他局の番組にも関わらず、『あさイチ』の中で「アタックしていきたい」「アタックチャンス」「角をとっていきたい」など、『アタック25』を連想させる言葉を繰り返した。大吉は『たまむすび』にて、番組終了後にマネージャーから「今日、児玉清さんの命日なんです」と言われたことを明かし、「不思議ですよね。児玉さんのたまたま命日なのね、今日」と感想を漏らしていた。
2018年05月18日女優の上野樹里(31)が5月16日、自身のインスタグラムを更新。義母で料理愛好家の平野レミさん(71)の“伝説の料理”と称される「まるごとブロッコリーのたらこソース」を再現したと報告し、話題を呼んでいる。 上野は「おはようございます。レミさんのレシピブロッコリーこけるどころか、寝てます」というコメントとともに、ブロッコリーがお皿に横たわっている写真を投稿した。 この料理は、レミさんが’14年10月放送のNHK『あさイチ!』のお料理コーナーで披露したもの。ブロッコリーをまるごと1株使用し、木のようにお皿に立てて盛り付けるのがポイント。だが生放送ではブロッコリーが倒れてしまうハプニングも相まって、大反響を呼んでいた。 上野は‘16年5月にレミさんの息子でロックバンド・TRICERATOPSの和田唱(42)と結婚。嫁姑で“伝説の料理”が受け継がれたことについてファンからは「笑撃です」「伝説のブロッコリー!」「上野さん最高」「何回見ても笑っちゃう」といったコメントが寄せられている。
2018年05月16日「NHKを辞めたからって、私という人間は変わりません」 こう口を開いたのは、有働由美子アナ(48)。3月いっぱいで人気情報番組『あさイチ』(NHK)のMCを降板。4月3日、27年間勤めたNHKを退職していたと発表した。退職を報告する文書で、彼女は《ジャーナリストとしてNHKの番組に参加できるよう精進してまいります》と宣言。今後は海外での取材活動を行っていくという。 “時の人”の肉声を聞こうと、NHK退職発表後は連日のように報道陣が有働アナの自宅に集結。それでも彼女が多くを語ることはなかった。だが今回、本誌は有働アナの退職後初インタビューに成功した! 5月初旬、都内の仕事先で有働アナを直撃。顔なじみの本誌記者を認めるも「ここでは何なので」と取材を断り、車に乗り込んだ。数分後、記者の携帯電話に着信が!わざわざ記者の名刺を見て、電話をかけてきてくれたのだ。有働アナは開口一番、こう語った。 「誰にも言わずにNHKを辞めてしまったので、お世話になった方々や視聴者のみなさんにまだちゃんとしたご報告ができていないんです。ですから『女性自身』さんの誌面をお借りして、いままで何もお話しできなかったことを謝りたいです」 ――今後具体的にどんなお仕事をされる予定か、まずはお聞かせください。 「フリーアナウンサーとしてのスタートを切ったばかり。具体的な未来予想図を描くまでには正直、なっていなくって。経年劣化した身体を癒しながら焦らず少しずつ、ですね(笑)」 一部では、「有働アナは報道1本でやっていきたいという思いが強く『バラエティ番組に出たくない!』と話していた」とも言われている。実際のところ、どう思っているのか。 「“お堅い仕事しかしません”なんて、全然そんなことありません。退職の際に使った“ジャーナリスト”という言葉が一人歩きして、勘違いされてしまったのですね。ジャーナリストって、いろいろな捉え方があると私は思っていて。NHKに入ったときから『アナウンサーだけど、気持ちはいつもジャーナリストであれ』と教えられてきました。だから“ただニュース原稿を読むのではなく、そのニュースの本質は何か”ということを『あさイチ』でも、1人のジャーナリストとしてやって来たつもりです。これからも、その部分を大切にしていきたいと思っています」 いっぽう、私生活での変化はあったのか――。本誌が有働アナと5歳年下の実業家・Aさんとの交際をスクープしたのが、5年前のこと。以来、破局説が出たかと思えば、いやいや入籍間近という情報も。そこで今回、恋愛&結婚についてもずばり聞いてみた。 「……私は、結婚だけが幸せのゴールだとは思っていないんです。だから、(結婚は)ないですね!」 キッパリとした強い口調でこう否定。続けて、さらに驚きの発言が飛び出した。 「結婚はしばらくどころか、一生ないのかも。未来のことはわかりませんが、いまのところは関心も興味もまったくありません。それに相手もおりませんし……」 まさかの“生涯独身宣言”!?“非婚”を覚悟し、会社勤めからも解放された有働アナ。いま、彼女はどんな夢を抱いているのだろうか。 「オリンピックはアナウンサーとして大いにやりがいのあるお仕事。手を挙げてやらせていただけることではありませんが、もしお話しをいただけたら、ぜひ挑戦してみたいと思っています!」
2018年05月08日●『アニニャン!』収録を終えた岩井を直撃3日にスタートしたお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気がパーソナリティを務めるTBSラジオの新番組『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』(毎週火曜 21:00~21:30)。この番組はお笑い界きってのアニメ・アニソン好きである岩井のもとに、様々なゲストを呼び、アニメ作品の楽しみ方を紐解いていくという内容だ。『アニニャン!』の収録を終えた岩井に、同番組の見どころやアニメの魅力などを聞いた。○「岩井くらいがお試しでちょうどいいんじゃないかって(笑)」岩井勇気お笑いコンビ・ハライチのボケ担当。1986年7月31日生まれ。趣味:アニメ・アニソン関連、邦楽LIVE鑑賞、麻雀特技:サッカー(県1位)、フットサル(全国3位)、ピアノ――『アニニャン!』のパーソナリティを岩井さんご自身が務めることについて、感想をお聞かせください。そうですね、結局は俺なんじゃないかなと思いましたけどね。もっと知名度が高いアニメ好きの人にやらせて失敗したら目も当てられないので、岩井くらいがお試しでちょうどいいんじゃないかって(笑)。一回先陣を切らすにはちょうど良い人間なんじゃないかと、俯瞰的に見て思いました。俺が足場作って、本当に人気ある人が今後やる可能性も秘めてるのはわかってますので(笑)。――いやいや、そんなことないですよ! 岩井さんといえば、コンビとして出演している『ハライチのターン!』をはじめ、TBSラジオによく出られているイメージです。いつの間にかですね。TBSラジオが岩井を欲してるんで(笑)、「いい女」じゃないですけど、求められたら応えていこうかなと思ってます(笑)。――5日放送の『ハライチのターン!』では、収録前のスタッフとの打ち合わせの際に、ちょうど『アニニャン!』が放送されていたとお話しされていました。『ハライチのターン!』のスタッフさんと聞くという地獄の時間でしたね。「なにを言ってるか分からない」ってポカーンとしてましたね。でも『ハライチのターン!』のスタッフは、TBSラジオの2軍ですので、なにを言おうが気にならないですけど(笑)。『アニニャン!』は1軍のスタッフでやっていますので。――17日の『アニニャン!』放送回では、10日放送回に続いて声優の松岡禎丞さんがゲストに登場しますね。憧れの声優さんでいろんなアニメで聞かせていただいていたので、すごくお会いしたかった方です。お忙しいでしょうし、まさか来ていただけるとは思わなかったです。○マニアックすぎる話題も飛び出した放送――収録後もかなり話し込んでいましたね。そうですね。聞きたいことがいっぱいあったんですけど、放送では時間の都合上、半分も聞けなかったですね。また来ていただけたらいいなと思います。――収録では「オメガバース」という話題も飛び出していました。ワードが出た時点で笑っちゃいましたけどね(笑)。BL作品を見ていって、さらにもうちょっと見ていった先にあるマニアックなジャンルですので。TBSラジオ、しかも21時台でこのワードが出るとは思わなかったです(笑)。●「バラエティ番組をあまり見てこなかった」――今後も番組では、ゲストを呼んでいく予定ですか?第一回は岩井だけでやりましたけど、岩井だけでずっと聴いてもらえるわけでもなく(笑)。ブッキングをとにかく頑張って、今後も声優さんやアニメクリエーターの方、アニソンシンガーの方などに出演してほしいです。『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』お笑い界きってのアニメ、アニソン好きのハライチ岩井勇気のもとに毎回様々なゲストを呼び、 岩井のシニカルな視点と、ゲストのまっすぐな視点(?)の相乗効果によりアニメ作品の世界の楽しみ方を紐解いていく。○岩井勇気が会いたいと語る女性声優は――『アニニャン!』にぜひ呼びたいという方はいますか?能登麻美子さんという女性声優さんに、ぜひ一度お会いしたいと思っています。テレビやネットに出てる能登さんは能登さん役の女優が演じていて、能登さんの声は”概念”ではないか、実は存在しないんじゃないかと僕の中ではなっているので(笑)、ぜひお会いしたいです。――岩井さんは昔からアニメ好きだったんですか?昔から好きでしたね。アニメがやっていたら絶対見ていましたし。僕はお笑いをやっていますが、バラエティ番組をあまり見てこなかったんですよ。バラエティを見るんだったらアニメ見てたんで。芸能人にお会いしても、僕はそこまでテンション上がらないんですが、声優さんに会うとテンションが上がるというか緊張します。――そんな声優さんたちとは『アニニャン!』で共演する機会も多そうです。岩井さんにとっては、最高の仕事ですね。本当に最高ですね(笑)。TBSラジオで週に2回、自分の気持ちを公に話せる番組があるというのは、ありがたいです。好きなことをやっているので、仕事をしていると感じないときもありますね。○『アニニャン!』への抱負は「とにかく1年続ける」――『アニニャン!』で今後していきたいことはありますか?やっぱりイベントをやりたいですね。朗読やコントでもいいですし、アニソンシンガーの方の歌ゾーンもあったりしたら、かなり盛り上がると思います。――最後に『アニニャン!』への抱負をお聞かせください。とにかく面白いアニメトークになるように話を盛り上げて、とにかく1年は続けたいです(笑)。1年やったら、誰かの記憶には残ると思うので。1クールで終了してしまったら、なかったと一緒ですので(笑)。
2018年04月16日朝はコーヒーから始まる。そういうあなたに、素敵なキャンペーンの情報です!! 至福のコーヒー体験を提供する、カプセルコーヒーで有名な「NESPRESSO(ネスプレッソ)」は、が、4月3日から面白いキャンペーンを実施しています。理想の朝のコーヒー体験を、写真にハッシュタグとその時の気分をのせて投稿するだけです!賞品は、1月にオープンしたばかりのハイアットの新しいブランド「ハイアットセントリック 銀座 東京 ペア宿泊券」やフレンチレストランを全国に展開する「ひらまつ」によるラグジュアリーホテル「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 賢島ペア宿泊券」など素敵なラインアップです。 投稿する写真は、「NESPRESSO(ネスプレッソ)」のコーヒーでなくても参加できます。詳しい参加方法は、こちら 素敵な朝のひとときを写真におさめる、そんな余裕のある毎日を過ごすきっかけに、あなたの朝をシェアしてみては? 「ネスプレッソ あさイチ気分 キャンペーン」●開催期間:2018 年4 月3 日(火)~4 月30 日(月)※4 月30 日(月)23:59 までの投稿を有効とします●キャンペーン参加方法:朝の気分で選んだ「ブラックコーヒー」または「ミルク入りコーヒー」の写真と「1 日のはじまりのコーヒーを選んだ気分」のコメントを、下記の指定のハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿。あわせて「ネスプレッソ あさイチ気分 キャンペーン」特設サイトからキャンペーン参加登録。●指定ハッシュタグ: ブラックコーヒーの写真を投稿する場合 : #ネスプレッソあさイチ気分 #おはようブラック ミルク入りコーヒーの写真を投稿する場合 : #ネスプレッソあさイチ気分 #おはようミルク あさイチ気分 キャンペーン
2018年04月12日「過去に“美輪明宏さん(82)の写真を待ち受けにすると金運があがる”という迷信が流行りましたが、いま芸能界でいちばんキテいるのは、タモリさん。タモリさんの写真を携帯の待ち受けにすると“出世運”や“仕事運”がアップするそうです」(テレビ局関係者) 近年、“女子アナ育成力がすごい”と話題になっている、タレントのタモリ(72)。冠番組の『ブラタモリ』(NHK総合)では、初代アシスタントの久保田祐佳アナ(35)や3代目の桑子真帆アナ(30)などが続々とブレークしている。 「3月に同番組を卒業したばかりの4代目アシスタント・近江友里恵アナ(29)は、NHKを退社した有働由美子アナ(49)の後を継いで名物番組『あさイチ』の司会に大抜擢されました。タモリさんと仕事をしたアナウンサーはほぼ100%、みんな出世してるんです。いまや『ブラタモリ』は“看板アナになるための登竜門”のような番組になっています」(NHK関係者) それゆえ、タモリとの共演は女子アナたちの憧れの的。前述した“タモさん待ち受け”も、女子アナの間で大流行しているという。 「ただ、どの画像でもいいというわけではなく特定ものでなくてはならないのです。有名なのは、薄いサングラスをかけている画像。少し瞳が見えているものだそうです。さらにレアなのが、『おそ松くん』バージョン。タモさんが、登場人物であるイヤミの“シェー”ポーズをとっているものがあると聞きました。どちらもなかなか手に入るものではありません。“ブラタモリ枠”を狙う女子アナの間では、“タモさん画像”をめぐって争奪戦状態だといいます(笑)」(前出・テレビ局関係者) まるでタモリが出演する『世にも奇妙な物語』みたいな不思議な話!?
2018年04月11日3月いっぱいで『あさイチ』を降板した有働由美子アナ(49)。その後、27年間勤めたNHKを退職していたことも明らかになり、日本中が驚いた。有働アナに近いNHK関係者は本誌にこう断言する。 「彼女は親しい人たちに『私は番組を辞めたくなかった……』とはっきり言っています。彼女にとっては、不本意な降板だったんです」 誰もが認めるNHKの“エース”は、なぜ“失意の降板”に追い込まれたのか――。 「局内には部署に関係なく“目立ってはいけない”という掟があります」(NHK関係者) 有働アナもこの数年、そんな局内の“嫉妬”の視線に悩まされていたという。 「彼女を異動させたがっている人たちがいるという噂は前からありました。それが具体的になったのは去年の秋だと聞いています」(別のNHK関係者) きっかけは昨年夏、NHKから独立してフリーで活躍する先輩アナと彼女が飲みに行ったことだった。 「酒飲み話で、有働さんがその先輩の近況を聞こうと『フリーになるのってどうですか?』と聞いたんです。すると、その先輩アナが“彼女も独立を考えているんだ”と受け取ってしまって……。先輩アナは悪気なく『こないだ相談されてさ』と別の誰かに言ったんでしょう。その言葉に尾ひれがつき、NHK上層部の耳に入って『有働はいい気になってけしからん』という話になったようです」(前出・NHK関係者) そうして始まった“有働おろし”。だが、彼女は人気芸能人から“ご指名”でインタビュアーを頼まれる人気アナウンサー。さすがに地方に飛ばすわけにはいかない。 「結局、彼女を番組から降ろすことで“見せしめ”になると考えた人がいるということでしょう」(前出・NHK関係者) 有働アナに残されていたのは、「フリー転身」の道しかなかった――。 NHKからの退職を決断したこのとき彼女の頭をよぎったのは、彼女が「公私ともに充実していた」と振り返る10年前のニューヨーク特派員時代の思い出だったかもしれない。 「有働さんはNHKで初めて、アナウンサー職のまま特派員としてニューヨークへ渡米しました。そのとき米国のジャーナリストとも仕事をして、彼らが自分で調べて報道してすべての責任を自分で引き受けることを思い知ったそうです。このときの経験が、彼女の“生涯現場主義”のもとになっています。NHKで現場にいることができないのなら、いっそ退社してもう一度、ニューヨーク時代のように自由に取材してみたい――それが退社の決断の決め手になったのでしょう」(前出・NHK関係者) 彼女は自分自身の手で、今後の人生を切り拓くことにしたのだ。 「すでに民放各局で争奪戦が起きていますが、有働さん本人は『バラエティ番組には絶対に出ない』と言っています」(スポーツ紙記者) 49歳の彼女にとっては、覚悟の船出になる。だが、その行く手にはきっと新たな大地が広がっているはずだ。
2018年04月10日4月2日から新体制で始まった「あさイチ」(NHK)。リニューアルから1週間を終えたが、その反応は上々のようだ。 井ノ原快彦(41)、有働由美子(49)、NHK解説委員・柳澤秀夫(64)に代わり、博多華丸(47)、博多大吉(47)、近江友里恵アナウンサー(29)の3人が進行を務めることになった「あさイチ」。 新体制になってからの最初の放送では、大吉が冒頭で「違和感しかないでしょ。お互いさまですから」とあいさつ。すかさず華丸が「歩み寄ってね」と受け、ネット上では「視聴者寄りっていうか寄りすぎ(笑)」「やりにくいよね。わかる」と話題を呼んだ。 「違和感」というワードと共に始まった新体制。しかし初週の放送を終え、視聴者からは早くも「違和感がなくなってきた」との声が多く上がっている。 「大吉さんの安定感と華丸さんのちゃちゃと近江さんの独特なマイペースが面白い」「大吉先生の安定感すごい」「このMCの安定感。華大さんも九州でしっかり積み上げて来たものがあるんだねって思うわ」と、ネット上では華丸大吉の安定したMC力が好評を得ている。 また、近江アナとの連携も順調。映画紹介のコーナーで青木さやか(45)に「無骨な男性はいかがですか?」と振られると、近江アナは「どうでしょう……」と、ポカンとした反応。「そのリアクションが許されるのは長島監督だけ!」と大吉がすかさずツッコみ、スタジオは笑いに包まれた。 週ラストの6日放送では、初週を振り返ってのコメントなどは一切なし。この日にゲスト出演した三浦大知(30)に寄せられた視聴者からのFAXへのコメントを振り、近江アナが「ありがとうございます、三浦大知さんでした!」と締めて放送を終えた。 MCをほとんど映すことなくゲストの笑顔で番組を終えるスタイルは、3月までのあさイチのスタイルそのままだ。さらには、連続テレビ小説『半分、青い。』を絡めてコメントする“朝ドラ受け”も健在。 「どうなるかと思っていたらさすがお三方」「ロスになりかけてたけどうまい具合にスムーズできてる」と、以前からのあさイチ視聴者も太鼓判。変わらないものを安定感とともに伝えているのが、違和感のなさにつながっているようだ。
2018年04月06日有働由美子アナウンサー(49)が3月31日付で、NHKを退社していたことが今月3日に分かった。有働は同局を通じてコメントを発表。「27年間務めたNHKには大変愛着があった」としつつ、退局の理由について語った。 「以前から抱いていた海外での現場取材や興味ある分野の勉強を自分のペースで時間をかけてしたいという思いが捨てきれず、組織を離れる決断をしました」 退局から間もないため、現時点ではすべてが未定だという。しかし報道の仕事に関与していくことを有働は示唆した。 「今後、有働由美子という一(いち)ジャーナリストとしてNHKの番組に参加できるよう精進してまいります」 有働は退社日の前日に、8年間メインキャスターを務めた「あさイチ」を卒業していた。しかし同番組内で今件に触れられることはなかった。有働は、こう説明している。 「新たなスタートを切る“あさイチ”の門出を邪魔したくなく、ご報告が遅れましたことをお許しください」 4日に放送された同番組内でも、有働のコメントを紹介。博多大吉(47)は「最後まで男前な方ですねぇ。有働さん、お心遣い、ありがとうございます」と有働に感謝した。有働の突然の退局に、Twitterは騒然。しかし、賛辞の声が上がっている。 《まさか退社されていたとは……!凄い決意と行動力ですね!》《素晴らしい出発!有働さんの発信が楽しみです!》《ずっと有働さんの味方だよ!》 これからの活躍にも期待したい!
2018年04月04日シリーズ劇場版第22弾『名探偵コナン ゼロの執行人』完成披露舞台挨拶が4月3日(火)、東京国際フォーラムにて行われ、ゲスト声優を務めた上戸彩、博多大吉が登壇した。この日は、サプライズゲストで原作者・青山剛昌がコナン君とともに登場し、「見ての通り元気です。連載も再開したので心配は0です」と挨拶すると、観客はどよめきと黄色い歓声で沸いた。前作『名探偵コナン から紅の恋歌』は2017年邦画ランキング第1位を獲得し、劇場版は5年連続で興行収入最高記録を達成するなど、常に大きな話題を呼ぶ『名探偵コナン』シリーズ。最新作『名探偵コナン ゼロの執行人』は、東京サミットをターゲットに、真実を暴く者と正義を貫く者がぶつかり合う、極秘任務ミステリーとなっている。博多大吉さんは、「ここにいるのが大吉じゃなくて、“福山さんだったら完璧だったのに”という声なき声、届いております」と、主題歌を担当した福山雅治を引き合いに出し、自虐気味に語り始めた。「(感想を)拡散してネットに書くのもいいけど、僕の場合『あさイチ』を昨日から担当して、FAXを後ろに貼るシステムがあるから、コナン君の似顔絵を描いてくれたら、スタッフさんの目を盗んで貼ろうかと…」と早速「あさイチ」をネタにした饒舌な博多大吉さんは、上戸さんらの笑いを誘っていた。「ほぼ初対面だった」という上戸さんと博多大吉さん。博多大吉さんの印象について、上戸さんは「何日か宣伝で一緒に取材していたんですけど、インプラントの治療をされていて、歯がずっと抜けていて。それでも大きな口を開けて“コナン見てね!”ってやっている大吉さんが清々しいなと思っていました」と、意外な感想を漏らすと、博多大吉さんも思わず苦笑。「墓場まで持って行くつもりだったけど…今回の映画、僕は奥歯が2本ない状態でやりました!」と最終的に自らも公表していた。また、完成披露舞台挨拶には、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹というレジェンド声優陣も集結。博多大吉さんが「皆さんは一緒(に収録)ですか?ひとりがミスをしたら、やり直しみたいなのはあります?」と素朴な疑問をぶつけると、コナンの声を長く担当している高山さんは「実は、あまりミス、ないんです」と打ち明け、古谷さんからも「レジェンドですから!」と言い渡され、「すごい」と目を丸くしていた上戸さんと博多大吉さんだった。『名探偵コナン ゼロの執行人』は4月13日(金)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:名探偵コナン ゼロの執行人 2018年4月13日より全国東宝系にて公開© 2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2018年04月03日「あさイチ」(NHK総合)がパーソナリティに博多華丸・大吉と近江友里恵アナ(29)を迎え、新体制へ。その初めての放送が、4月2日に行われた。 スタジオゲストとして登場していた坂下千里子(41)も緊張の様子。“夫の転職”をテーマにトークを繰り広げるなか坂下は「主人はカマメラマン(カメラマン)なんですが」とカミカミでコメント。大吉もホンネとともにフォローを入れた。 「坂下さんがドキドキしなくて大丈夫です。緊張はわれわれだけで」 放送後の取材会で近江アナは、緊張のあまり番組終盤に“異常事態”が起こっていたと明かした。 「(番組進行に)夢中で足がつっていた。緊張していたのでしょうか……。すごい力が入っていたんですね」 いっぽうで、番組を手がける片山淳一統括チーフ・プロデューサーは「不安に感じていた自分がバカだった」とし手応えを語った。 「いい感じで始めて下さいました。非常にいい第一歩を記せたと思います」 Twitterでは今回の放送について「緊張ぶりが伝わってきた」「それでも良かった」といった声が上がっている。 《新メンバーあさイチ緊張もありつつ楽しい内容だったな》《適度な緊張感と緩さと笑いが混じっていてよかったです》《近江ちゃん&華大、まだまだ緊張してるみたいだけど、あさイチの雰囲気に合ってて良かったよ!》 さらに期待を込めたエールも。 《あさイチちょろっと観てから出勤したが、期待大だな!!朝から笑った》《皆さん緊張してる感じあったけど、なんだかすぐ馴染めそう!!頑張って!》《今までのじゃなく皆さんオリジナルのあさイチを期待してるので徐々に見せてもらえたらいいな》 「緊張のあまり持ってきてしまった」と放送中に突然ロッカーキーをテーブルに置き、公開した近江アナ。視聴者の笑いを誘ったが――。緊張を解く“鍵”はどこに?
2018年04月02日YUKIは、ニューシングル『チャイム』を発表。2018年2月にはシングルコレクション『すてきな15才』を発売したYUKI。今回の新曲は『チャイム』と銘打たれた。同曲は、NHK総合テレビの朝の情報番組「あさイチ」のテーマソングになることが決定している。なお、これは番組史上初めての試みでもあるという。番組プロダクト・マネージャーからは、「歌詞の一言一言が女性の気持ちに寄り添う、優しさと希望にあふれているテーマソングです。」というコメントも寄せられている。なお、同曲について、YUKIは「いつも『愛』という手段をもって、見知らぬ人と分かち合う喜びがもっともっと広がってほしいと思い、この歌詞を書きました。この歌の『あなた』は、『あさイチ』をご覧の皆さんであり、私の大切な人達のことです。一緒に胸のチャイムを鳴らしましょう。」と話している。【詳細】YUKI『チャイム』(NHK「あさイチ」テーマソング)配信リリース日:2018年6月25日(月)※iTunes、レコチョク、mora、他配信サイト各社にて配信。■YUKI 『チャイム』(Official Lyric Video)フルバージョン ※期間限定公開配信期間:2018年7月2日(月)12:00~7月9日(月)11:59配信サイト:GYAO!
2018年03月31日3月30日に放送された「あさイチ」(NHK系)をもって井ノ原快彦(41)と有働由美子アナウンサー(49)が、同局の柳澤秀夫解説委員(64)と共に同番組を卒業。3人の任期は、8年間に及んだ。有働アナは放送開始当時を回想した。 「思い出してみると、最初のころはコテンパンにやられたもんだな」 有働は当時、どんなことをしても批判があったと告白。番組内容だけでなく、“NHKらしくない”とセットにまでそれは及んだようだ。「あなたが出ていたら見たくないとか、いっぱい来て……。(あさイチの始まる)前を大事にしてくれればくるほど、違和感を探してしまうから」と有働はコメント。続けて井ノ原は、こう感謝した。 「そういう厳しい意見は本当にありがたいと思った。そのおかげで3人の絆が深まった。それでここまで来られた」 「ちょっとだけ“ロス”になってほしい」と思っていたことを明かした有働に「ロス、ロスってニューヨークって言ってみるんだよ、たまには」と柳澤がふざけると、「いい加減にしろよ!柳澤さんもう大好きだよ!」と井ノ原が叫んだ。最後まで“3人らしい”放送となったが、井ノ原が最後を締めた。 「みんな大好き。ありがとう。4月からも……シクヨロ」 Twitterでは3人に感謝する声と共に、同番組との思い出が上がっている。 ≪朝の大事な時間でイノッチと有働さんの「おはようございます」の声と笑顔で1日「始まるぞ」「頑張るぞ」となっていました≫≪辛い日やしんどい日もあったはずなのに変わらず笑顔を届けてくれて何度も励まされました≫≪8年間本当にお疲れ様でした!ありがとうイノッチ!有働さん!ヤナギー!大好きです≫ 4月からは博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサー(29)が同番組を引き継ぐ。井ノ原が「よくお受けしてくださったなって」と振ると博多大吉(47)は「わかります?井ノ原さんが思ってる5倍ぐらい嫌です」と緊張の様子を見せたが、はたして。4月2日から放送開始される、新体制の「あさイチ」も楽しみだ。
2018年03月30日3月30日、お笑いコンビ博多華丸・大吉が4月から新MCに就任するNHK朝の情報番組『あさイチ』にゲスト出演。現MCであるV6の井ノ原快彦(41)から手紙を受け取っていたことを明かした。 博多大吉(47)は井ノ原から事務所に手紙が届いていたことを告白。「このお手紙をうちの会社のマネジャーがいたずらだと。ずっと隠していて、こういういたずらが来ていますよ」と明かされた。 さらに「電話番号とかアドレスが書いてあったので、多分2人がこれに返信すると個人情報抜かれます。NHKの朝をやるということはこういう危険が迫っています」と忠告を受けたことを暴露。しかし番組スタッフに確認したところ間違いなく井ノ原からの手紙だったという。 井ノ原は2人が「『あさイチ』について話したい」と言っていたとV6長野博(45)から伝え聞き、その手紙に『あさイチ』MCとしての心得をつづったという。 「図々しい話で、僕から言えることなんて何もないと思っていたんですけど。だけどもし何かあったら、たとえば朝何時に起きるだとか、前日は何時までにお酒を切り上げた方がいいとか、どうでもいいことなんだけど」と内容を明かした。 この日の放送をもって、10年3月29日の番組スタート時からMCを担当していた井ノ原、NHK有働由美子アナウンサー(49)が降板。4月からは博多華丸・大吉と近江友里恵アナウンサー(29)が務める。
2018年03月30日3月いっぱいでメインキャスターが降板するNHKの人気番組『あさイチ』。8年間の放送の中で何度となく話題になったのが、有働由美子アナウンサー(48)の“ぶっちゃけ発言”。番組内で「セックスレス」特集をしたときは、セックスレスという言葉を連発し、SNSやメディアをにぎわせた。 ほかにも、デート中に粗相しちゃった話、BL(ボーイズラブ)漫画を愛読している話など、“度を超えた”ように見えるぶっちゃけ発言でたびたびお茶の間を騒がせてきた。 しかし、そんな有働アナに眉をひそめる人は少なく、女子アナにはうるさい(!?)中高年女性の心さえもがっちりつかんでいる。そこで、『あさイチ』降板直前、“女性に嫌われないラインを読む天才”有働アナの奔放発言をプレーバック! ■「セックスレス」特集が波紋(’10年6月23日) 40代女性に向けたコーナー「キラキラ40」での特集が話題に。 「(セックスレス特集の冒頭で)嫁入り前なんですが、あえて取り上げさせていただきます」(有働アナ・以下同) 企画内でセックスというワードを連発。潤滑ゼリーの紹介では「どこで買える?」といった質問も。朝からスゴイと大反響。 ■衝撃の“脇汗”騒動(’11年5月27日) 視聴者からの「脇汗、見苦しい」という苦情を受けーー。 「(脇汗に)あまり恥ずかしい思いがなかったんですが、これから気を付けま〜す。すみません!」 放送中に彼女の脇汗が衣装に染みてしまい、番組にファクスが多数寄せられ……。それをなんと本人が番組内で読み上げる事態に! ■“悲しき一人暮らし”ネタ(’14年7月12日/ブログ) 「髪切りました…(中略)…えり足の処理をしてくださいと言われましたが、一人暮らしで、どうやってえり足を剃るのか、、、思案中です」 番組公式ブログで、一人暮らしの女性に起こりがちな“あるある”ネタの1つとして紹介。本当にどうしていたの? ■“下痢ピーおもらし”告白(’16年7月15日) 「トイレ入った瞬間に、もう一気に(下痢が)ピューッとなっちゃって汚れたんですけど、それがすごい“いい下着”だったから」 ゴルフの打ちっ放しデートのときに思わず粗相しちゃった話を暴露。『あさイチ』でこんな話していいの?とゲストもビックリ! ■“幸せ年賀状”論争(’16年10月19日) 学生のときに彼氏をとられた人から“結婚しました”みたいな年賀状が来たらーー。 「それは嫌だ!でも、相手の人がブサイクだったときに『ああ、よかった。ざまあみろ』みたいな(笑)」 年賀状の家族写真がテーマの回で。自慢しいの人から送ってくる自己アピール系年賀状に対しても「はいはいっていう(感じ)」と一蹴。 ■“更年期”あけすけ発言(’17年11月13日) “女性ホルモン”特集にて取材中、尿の拭き方の話になりーー。 「私も48年、女をやっておりますので、後ろから前はダメ、絶対に前から後ろと習いましたよ」 女性ホルモンの話から、自身が40歳のときに更年期と診断されたことを告白。拭き方は自信満々に答えるも、間違っていたというオチが。 降板後の有働アナからも目が離せなさそうだ。
2018年03月26日3月いっぱいでメインキャスターが降板するNHKの人気番組『あさイチ』。放送中、“有働さんの脇汗が見苦しい”とのファクスを自ら読み上げ、そのあけすけなキャラクターで一躍人気者になった有働由美子アナウンサー(48)。 番組内で「セックスレス」特集をしたときは、セックスレスという言葉を連発し、SNSやメディアをにぎわせた。ほかにも、デート中に粗相しちゃった話、BL(ボーイズラブ)漫画を愛読している話など、“度を超えた”ように見えるぶっちゃけ発言でたびたびお茶の間を騒がせてきた。 しかし、そんな有働アナに眉をひそめる人は少なく、女子アナにはうるさい(!?)中高年女性の心さえもがっちりつかんでいる。かくいう45歳・独身(バツイチ)の本誌記者もその1人。そこで、彼女の魅力にあやかるべく、鋭い洞察力を持つ漫画家・倉田真由美さんに、人気の理由を分析してもらった。 「彼女の印象というと自由奔放なキャラですよね。でも実は、ギリギリのラインを絶妙に読んでいる。だから見ているほうも不快にならないんです」(倉田さん・以下同) どこまでぶっちゃけてOKかきちんと自分で判断し、自分の言葉で話しているからこそできることだとか。 「このバランス感覚が最大の魅力。私なんかギリギリでストップできないから大変になっちゃうことも(笑)」 セックスレスなどちょっとデリケートな内容を取り上げるときもそうだ。 「彼女は開き直りすぎず、恥ずかしがりすぎない。開き直られると見るほうもしらけるし、テーマそのものへの興味も薄れちゃう。逆に、恥ずかしそうに言われるとエロくなって、今度は見るのが恥ずかしくなる」 そのさじ加減が功を奏したのか、ほかのデリケートな内容の企画も「気になっていたテーマを扱ってくれた」と大反響を呼んだ。 「更年期がテーマの回もそう。恥ずかしがらずに『私もそうだ』と話してくれたでしょ。だから、共感を得ることができたんだと思いますよ。私にしたら、よくぞ言ってくれたという気分。こういったテーマって、周りも気を使うし、男性などに話すと引かれることも多いから。有働さんが告白してくれたことで話しやすくなりましたね」 さらに、番組やブログでよく語られる“独身あるある”的な自虐ネタも、共感を呼ぶ要因の1つだ。 「独身って年齢問わずなぜか焦るんです。私も焦ってましたね。だから有働さんが独身アピールするとなんだか安心したりして。結婚している人から見ると応援したくなったり。なかにはちょっと優位な気分で自分に余裕が持てるという人もいるかもしれませんね」 倉田さん流に有働さんを一言で表すなら? 「誤解を恐れずに言うなら、『最上級のおばさん』かな?おばさん特有のずうずうしさや、ネガティブな部分を排除した、いい意味での大人の女性。外見も女っぽすぎず、元気でサバサバしてて、親しみが持てて、なんでも話せるような。かつて有働さんとお会いしたことがあるんですが、おばさんって年じゃないのに、すでにそんな感じで好感が持てました。私たち世代のお手本。あんなふうに年をとっていけたら素敵ですね」 そして降板は残念な一方、今後が楽しみでもあるとか。 「女性でメイン司会者になれる稀有な存在。ニュースを読むだけでなく自分の意見をどんどん言って、新しいメディアを作ってほしい」
2018年03月26日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、4月3日よりTBSラジオでスタートする新番組『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』(毎週火曜 21:00~21:30)に出演することが決定した。岩井勇気この番組はお笑い界きってのアニメ、アニソン好きの岩井のもと、様々なゲストを毎回呼び、岩井のシニカルな視点とゲストとの相乗効果によりアニメ作品の楽しみ方を紐解いていくという内容だ。岩井は自身のTwitterで「TBSラジオにて来月4月3日から毎週火曜日ハライチ岩井のアニメのラジオがスタートします!TBSラジオでは珍しいアニラジ! 毎週聴いてニャン!」と告知している。また岩井は現在、ハライチとしてTBSラジオ『ハライチのターン!』(毎週木曜 24:00~25:00)にも出演中だ。
2018年03月21日3月16日(金)放送のNHKの朝の情報番組「あさイチ」に、NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロイン・藤岡てんを演じている女優の葵わかながゲスト出演。10か月に及ぶ撮影をふり返る葵さんの姿にSNS上では「成長した」「きれいになった」の声が続々投稿されている。番組では共演の徳永えりがVTRコメントで登場。徳永さんによれば葵さんは「ちょっとヌケてる“おとぼけさん”なところがある」という。葵さんは「えりさんは京都時代から支えていただいた方。えりさんなしではわろてんかは語れない」と徳永さんへの感謝の言葉を述べていた。「わろてんか」では17歳から50歳を超える年代までを演じるという葵さんだが、特に「子どもが出来た頃を演じるのが難しかった」と、自分と比較的近い年代ながら立場の違う役を演じるのが難しかったと撮影をふり返った。今週のオンエアでは40代を演じているが「逆に離れ過ぎたほうが、自分のイメージする40代を演じられた」という。またオーディションで合格した瞬間の映像も初公開。この直前に「ニャンちゅう」のモノマネを披露したそうで、スタジオでもモノマネを披露していた。ヒロインに決まった際は18歳、その後10か月に及ぶ撮影を経て、役のなかだけでなく自身も成長を遂げた葵さんの姿に、放送が始まると「おてんちゃん、最初より大人になってる!」「この1年でだいぶ貫禄ついたねえ」「最初と比べて落ち着きというか安定感でている」と、葵さんの成長ぶりに感慨を感じている視聴者からのツイートが数多く投稿。「わかなちゃんは落ち着いてるから、てんちゃんと全然雰囲気違うよね」とてんと実際の葵さんの違いに驚くコメントや、「葵わかなさんって、ほんと、クレバーな方ですねえ。賢いお方。ステキ」「演技力もそうだけど、話し方とかも凄くしっかりしてるなぁ」「お芝居しているときより、素のトークのほうが引きつけられる」と、落ち着いたトークの運び方を評価する反応なども寄せられていた。(笠緒)
2018年03月16日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナーー。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。そこには、確かに“読者世代のリアル”があった。 「勢いで生きてきたんです。行き当たりばったり人生といいますか(笑)」 チャーミングな容姿に、エレガントな魅力が加わって、ますます輝く永井美奈子さん(52)。母となってから、テレビの仕事はセーブし、子育てを軸に司会業やチャリティ活動、母校・成城大学で教壇に立つなど、多忙な毎日を送っている。 永井さんのパワーの源はやはり局アナ時代に培ったもの。日本テレビ入社は’88年。時はバブル景気の真っただ中。永井さんは、週に10本もの番組に出演、CDデビューも果たすなど、超売れっ子アナとして活躍した。 「残業も何百時間で、有給もお買い上げの時代。在職中は、忙しくて記憶が飛んでいる期間でもあるんです。でも、CDデビューは『藪本(雅子)さん、米森(麻美)さんという若手をもり立てるために私が入ったのかな?』って」 そう語るように、本人には人気者だった自覚はあまりないよう。それでも、局アナだからこそ経験できることがたくさんあり、充実していた。 「ミーティングにもみっちり参加して、みんなでいい番組を作り上げるプロセスを経験できたのは、社員ならでは。どんなに忙しくとも楽しくて仕方がなかった。辞めるときも『こんないい会社をなぜ去るの?』というくらい居心地のよい会社でした」 退社後もフリーとして活躍し、仕事には恵まれていたが、転機は’01年に訪れる。「大学院で学び直したい」と研究計画書を作成していたときに出会った現在の夫と結婚、出産。さらには、慶應義塾大学大学院入学。「すべて勢いなんです」と永井さんが語るように、その1年の間に、怒濤のように、人生は景色を変えていく。そして出産後は、テレビの仕事をセーブし、子育てを優先。 「長男を出産してすぐ、報道特別番組に出たのですが、息子のことが気になって。終わると猛スピードで車を運転して家に帰ったんです。これでは大好きなテレビの仕事に対して失礼だなと思って」 しかし昨年、十数年ぶりにBSの番組でイタリアロケに。 「その間、息子が家族の食事を作ったり、よくやってくれました。息子も娘もテレビに出ている私が好きで『もっと出て』と。私に子離れしてほしいのかもしれませんね」 子育てが一段落した永井さんの目の前には、再び自らが輝く未来が広がっている。
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナーー。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。 そんな、年をとるごとに共感度が増す女子アナたちのなかでも、一世を風靡した「フジテレビ花の三人娘」を筆頭に、寺田理恵子さん(56)、中井美穂さん(53)、近藤サトさん(49)ら、スター女子アナたちを多数採用した元フジテレビの露木茂さん(77)。 益田由美さん(63)や山村美智子さん(61)の上司にもあたり、その活躍を後押しした、まるで女子アナブームの仕掛け人だ。そんな露木さんが、彼女たちとの思い出を交えながら、“女子アナの時代”を振り返ってくれた。 まず、女子アナブームの仕掛け人ということについて、露木さんはあの穏やかな口調で、こう否定する。 「少なくとも私は『女子アナ』という言葉を一度も使ったことはないし、ある種の蔑称だと思っているんです。ですから、仕掛人などではありませんよ。当時の社風と時代に彼女たちがマッチしただけで、私はその『邪魔をしなかっただけ』なんです(笑)」 ブームの契機となったのは’70年代末。フジテレビは分社化していた制作部門を自社に統合する、大改革を行った。 「このとき、アナウンサーも報道局から編成局へ移されました。これによって、ニュース番組のキャスターという1つの頂点しかなかった女性アナウンサーの目標に、バラエティや音楽番組など、さまざまな『場』ができた。いわば頂上が増えたことで、彼女たちの個性が輝いたのでしょう」 その草分けが、『なるほど!ザ・ワールド』のレポーターに抜擢された益田由美さん。瞬く間に番組の顔となった。 「次がひょうきんアナの山村美智子でしょう。社内では女性アナウンサーにこんなことまでやらせるのかという批判もありましたが、僕は『女性アナウンサーが、ここまでできるんですよ』と反論していましたね。番組制作も型破りな時代だったので、彼女たちにもとにかく自由にやっていこう、と話していました」 採用担当者として重視したのは一貫して「画面越しに魅力的に映るかどうか」。最終面接は男性役員のみだったため、「女性の意見も必要」と考えた露木さんは、ひそかに城ヶ崎祐子さん(63)や益田由美さんなどを別室に呼び、面接の様子をモニター中継。意見を参考にしたという徹底ぶりだ。 「そして、女性たちからも圧倒的に高評価だったのが、あの三人娘です。親しみやすい八木(亜希子・52)くん、活動的な有賀(さつき・享年52)くん。そして、おとなしい河野(景子・53)くん。三人三様、魅力的でしたね」 露木さんが女性アナウンサーに向けるまなざしは、いまも昔も娘を見つめるかのよう。 「いまでもときどき集まりますが、みんなよく頑張っているなと思います。彼女たちの今後も見守りつつ、テレビの世界で女性がもっと活躍できるようになることを、願っています」
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナーー。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。そこには、確かに“読者世代のリアル”があった。 「18歳のとき母がくも膜下出血で倒れ、後遺症が残ったため車いすでの生活を余儀なくされました。親が共働きで5人家族が何とか生活していたなかで、母の医療費用がのしかかり、家計はいつも火の車。大好きな母のために私が選んだのが、女子アナでした」 女子アナブームの真っただ中だった’95年、日本テレビに入社した町亞聖さん(46)。華やかな世界に身を置きながら、母の介護という現実にも直面していた彼女のスタンスは少し変わっていた。 「入社して以来、やりたいことを聞かれると、『弱者の視点に立った取材』と答えていました。当時はバリアフリーという言葉すらない時代で、車いすの母と外出をするのも一苦労でした。こうした現実をアナウンサーなら広めることができるのではと思っていたんです」 しかし、現実はそう簡単にはいかなかった。新人のころは、バラエティ番組のアシスタントなど、“番組の華”的な仕事も多かったという。 「よく母に『歌って踊る女子アナがいるなら番組を作る女子アナがいてもいいのに』とぼやいていました。でも、外出もままならない母にしてみれば、私の仕事ぶりをテレビで見られることがうれしいようでした。私も、母が喜んでくれるならと、どんな仕事にも前向きに取り組めるようになりました」 アナウンサーと介護という、まったく異なる2つの世界を経験していた町さん。周りからは「20代なんて遊びたい盛りでしょうに」と言われることもしばしばだった。 「この時期、母と一緒に過ごすことは、私にはとても大切なことでした。もちろん、介護は大変なこともたくさんありますが、苦だと思ったことはありません。むしろ、2つの世界があったことで、私の中のスイッチのオンオフができていた部分もあります」 町さんが28歳のとき、母・広美さんは49年の生涯を終えた。ところが、この時期に訪れたショックはそれだけではなかった。翌年、報道部への異動の辞令が出たのだ。 「アナウンサー6年目に入る直前で仕事が充実していたときのこと。自ら希望を出したわけでもなく、『青天の霹靂』でした。母を失った直後の悲しみも癒えないなかで、異動直後の1年間はやる気が起きず、涙もろくなっていました。今思うと鬱っぽくなっていたのでしょう」 しかし、あるとき、報道部の先輩に言われた言葉が、町さんを初心に帰らせる。 「『町は医療のテーマをやりたいんだろ?だったら1年で100人の医師を取材してみろよ』と言われ、ハッとわれに返りました。『そうだ。ここなら新人のころから希望していた“弱者視点”での取材ができるじゃないか』と。それからは報道という仕事にも、誇りをもって取り組めるようになりました」 そして40歳のとき、「やっぱりアナウンサーがしたい。自分の声で情報を届けたい」という思いが強くなり、退社を決意した町さん。 「現在はフリーで介護や医療分野を中心に取材し、その内容を皆さんにお伝えできる場が持てています。今がいちばん充実して仕事ができているように感じています」
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナーー。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。 近藤サト(49、以下=近藤)「私はアナウンサーを完全に辞めていた時期はないんです。退社して、最初の結婚生活を送っていたころも、ゆるくではあるけれど続けていました。いまは、ナレーター業は死ぬまで続けたいと思っているの」 寺田理恵子(56、以下=寺田)「サトちゃんらしい。私は再婚後14年間、専業主婦だったの。その時期には『いまできること』を考えて、好きな手芸の腕を生かして、匿名で在宅ワークをしたり」 ともにフジテレビ出身で、先輩・後輩の間柄。当時、「内定競争倍率は数千倍」といわれた難関を突破し、花形職業の座を射止めたのは、寺田さんが’84年、近藤さんが’91年のこと。 ’80〜’90年代はバラエティ番組が全盛。当時、「楽しくなければテレビじゃない」を旗印に、お茶の間の圧倒的支持を得たフジテレビで、寺田さんは元祖アイドルアナとして一躍人気者に。 近藤さんはバラエティのほかに、『FNNスーパータイム』などのニュース番組に出演。報道アナウンサーとしてのイメージが定着していく。 その後、2人はともに寿退社。寺田さんは27歳で制作会社のディレクターと結婚。しかし長女を出産後、夫の不倫疑惑が報じられ、離婚。そして、’00年にNEC元会長の御曹司である大手広告代理店勤務の男性と再婚し、次女をもうけるが、夫は’12年に急逝してしまう。 一方、近藤さんは’98年に歌舞伎俳優の故・坂東八十助さん(のちの三津五郎・’15年逝去)と結婚後、1年あまりで離婚。’03年に会社経営者と再婚し、1男をもうけている。 結婚・離婚・再婚など、2人の私生活は、常に世間の注目の対象に。女子アナだからこその試練ともいえるが、それらの体験はその後の人生に生かされているのだろうか。 寺田「私はマスコミに追いかけられて嫌な記事が出ても、たいていは『あーあ』って忘れちゃうタイプなの。女子アナって追いかけやすいと思います。芸能人のように、所属事務所がガッチリと守るというわけでもないし」 近藤「私も週刊誌の直撃取材を何度か受けて、もう驚かなくなった。友達は『ひどいこと書くね』って言うけれど、いつしか『これも仕事なんだなぁ』と思えるようになりました」 寺田「私は表に出ている人間だからしょうがないけれど、それが家族に及んだときはつらくて。主人が亡くなったとき家族葬にしたんだけれど、『誰も来ないお葬式』とか書かれたり。娘に車内づり広告を見せたくなくて、『今日は電車通学させられない!』って思ったこともあったし」 近藤「家族のことまでっていうのは、すごく困りますね。だからもう、書かれないようにしよう!(笑)波瀾万丈という意味では、私もさまざまな経験をしました。でも、読者の方だって同じなんだと思います。いま母校の大学で教えているんですが、学生さんの母親と私は同じ世代。それで、『母親の一代記をインタビューして舞台化する』という課題を出したの。原稿を読んでいると、そこには病気や介護から嫁姑の確執まで、もう10人いれば10通りの深い人生があって。『この方は私より波瀾万丈だわ』とか、泣きながら添削しているの。そういう意味で、教えていても学びがたくさん」 寺田「田丸美寿々さんと、あるパーティでお会いしたとき、『60になったら収穫の年』とおっしゃったの。その言葉がすごく心に残っていて。いまのうちに種まきをしておきたい。そのために実家で、子育てサロンや紅茶教室など、大人の学びの場を開いたり。地域に貢献することが、これからの高齢化社会で大切になってくると思うんです」 近藤「すごーい。私は職人気質なので、1つのこと、ナレーションを極めたいと思っていて。最近やっと『ナレーターの近藤サト』と認知していただけるようになったの」 寺田「サトちゃんみたいにしゃべる仕事がずーっとあるってすごいことよ」 近藤「ありがたいです。でもいいことばかりでないのも事実。女子アナは、見た目や服装も含めた自分の個性に、8割の人から『いいね』をしてもらうことが大事。1割が『いいね』じゃいけないんです。でも、没個性の女子アナはフリーになったときに埋もれちゃうんです。だから『武器になるような個性がない』と模索している方も多いの」 寺田「確かにそう。女子アナは資格じゃないので、プラスアルファを打ち出さないと生き残れない」 近藤「寺田さんもそうですが、局を離れても常に新しいチャレンジをして、アナウンサーという経験をベースに何かを打ち出したいという人が多いですよね。それは素晴らしいことだと思う」 寺田「女子アナの共通点は“行動力”かしら?パッと思いついたら、行動するのは早いかもしれない」 近藤「バイタリティあふれる男っぽい方が多いですよね」 寺田「確かに。でも、その行動力が波瀾万丈な人生を招いてしまうのかな(笑)」
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナーー。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。 近藤サト(49、以下=近藤)「寺田さんはいつもたたずまいがとても素敵で、私にとってお手本のような存在です」 寺田理恵子(56、以下=寺田)「うれしい〜。フジ出身のアナウンサーはみんな先輩を立てるのよね。でも、本当は私を反面教師にしてるんじゃない?波瀾万丈すぎて(笑)」 ともにフジテレビ出身で、先輩・後輩の間柄。当時、「内定競争倍率は数千倍」といわれた難関を突破し、花形職業の座を射止めたのは、寺田さんが’84年、近藤さんが’91年のこと。 寺田「私は劣等生なのよ。たまたま大学の就職課でアナウンサー募集の張り紙を見て、『あ、3社(テレビ朝日、日本テレビ、フジテレビ)受けられるんだ』と知って、とりあえず受けてみたけれど、フジテレビはもう4人がすぐに決まって、私は追加みたいな採用だったの」 近藤「寺田さんが4人にプラスされて採用されたのだとすると、特例だったんですね」 寺田「そう。私だけ何のトレーニングもしていなくて。面接で原稿を朗読するんだけど、練習不足で。面接官だった露木茂さんに『君、自分でしゃべっていること、わかるかな?』と言われるくらいだったんですが、なぜか合格して」 近藤「知らなかったです。でも、寺田さんの個性を見ていたのでは?入社後の人気はすごかったですものね」 ’80〜’90年代はバラエティ番組が全盛。当時、「楽しくなければテレビじゃない」を旗印に、お茶の間の圧倒的支持を得たフジテレビで、寺田さんは元祖アイドルアナとして一躍人気者に。 寺田「そんな状況で入社したら、ほかの4人はすでに訓練を積んでいて続々と仕事が決まって。私だけ半年間、仕事がなかったんです。それが、山村(美智子。現在、美智)さんが新婚旅行へ行くことになって、私だけしかスケジュールが空いてなくて急きょ代役で『オレたちひょうきん族』に出演して、そのまま2代目に抜擢。私はそういう偶然やラッキーだけで来ているのかもしれません」 近藤「それは、やってきたチャンスをしっかりつかんだということですよね」 寺田「サトちゃんはアナウンサー志望だったの?」 近藤「私は大学時代、NHKでADのアルバイトをしていて、お弁当の手配から、床をはいずり回るような作業まで、いわゆる裏方をしていたの。アナウンサーになろうと思ったことはなかったんですが、日大の芸術学部だったので、『みんな試験を受けるから私も』というノリで、履歴書に3分間写真を貼って送ったんです。そうしたら入社後、人事の人に『写真がめちゃくちゃ目立っていた』って」 寺田「きれいだから、それでも受かってしまうのね」 近藤さんはバラエティのほかに、『FNNスーパータイム』などのニュース番組に出演。報道アナウンサーとしてのイメージが定着していく。 近藤「入社試験のカメラテストで、当時の社会党の故・土井たか子さんとのパネルトークがあり、『土井さんは女性の仮面をかぶった男です』と言ったら、また後から人事の人に『おまえこそ男だよ!』と言われて。入社後もそういう、心の強い女性に出会う機会が多く影響を受けましたね。あのころはほとんど休みがなかったけど、『早く帰りたい』と思ったことはなかった」 寺田「私もなかった。取材を受けることも多くて、余波でCDデビューもしちゃったけど、それもこれも『局の宣伝になれば』『おもしろければ』という風潮。私はあの時代に鍛えられたことが、その後の糧になっていると思う」 その後、2人はともに寿退社。寺田さんは27歳で制作会社のディレクターと結婚。しかし長女を出産後、夫の不倫疑惑が報じられ、離婚。そして、’00年にNEC元会長の御曹司である大手広告代理店勤務の男性と再婚し、次女をもうけるが、夫は’12年に急逝してしまう。 一方、近藤さんは’98年に歌舞伎俳優の故・坂東八十助さん(のちの三津五郎・’15年逝去)と結婚後、1年あまりで離婚。’03年に会社経営者と再婚し、1男をもうけている。 近藤「私はアナウンサーを完全に辞めていた時期はないんです。退社して、最初の結婚生活を送っていたころも、ゆるくではあるけれど続けていました。いまは、ナレーター業は死ぬまで続けたいと思っているの」 寺田「サトちゃんらしい。私は再婚後14年間、専業主婦だったの。その時期には『いまできること』を考えて、好きな手芸の腕を生かして、匿名で在宅ワークをしたり」 近藤「そんな時期が?」 寺田「そうなの。子どもの通学用のバッグを作ってサイトに出品したり。夫が急死した後は『稼がなくちゃ』と思って、普通のオフィスでも働いていたし」 近藤「うわー。何、やってたんですか?気になる」 寺田「最初は、何社か応募して。でも『なぜ寺田理恵子が?』ということや、年齢で不採用になるの。その後やっとベビーシッターの派遣会社に採用していただいて。そんな経験をしたから、私はいつも自分の体験を俯瞰して眺める癖がついているのかも」
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナ――。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。そこには、確かに“読者世代のリアル”があった。 「私の人生、挫折の連続です。結局、私はプロのアナウンサーにはなれませんでしたから」 そう苦笑するのは、元日本テレビの藪本雅子さん(50)。「DORA」の一員として、女子アナブームを盛り上げた1人だ。だが、その華やかな姿とは裏腹に、彼女が直面してきた困難とは――? 「顔は売れても実力が伴わず、的はずれな発言を繰り返しては突っ込まれてばかり。皆さんにカバーしてもらってばかりで、とくに永井美奈子さんには頼ってばかりいましたね。永井さんは仕切りが本当に上手で、まさに神業。いっぽうの私はてんでダメで、自己嫌悪の連続。毎晩、浴びるようにお酒を飲んでいました」 10代のころに芸能界入りしたものの、挫折した経験がある藪本さん。いわばリベンジとしてアナウンサーになったものの、自分の才能のなさに自信を失っていたという。 「それでも『話術が未熟な分体を張るぞ!』と、水着姿で熱湯に入ったり、求められることは何でもしたんです。注目されたかったですし、アナウンサーはみんな、周囲の期待に応えたい人が多いと思うんです。でも、結局、番組内での『いじり』をかわせず、いちいち真に受けて落ち込み、ここでも周囲に迷惑をかけてしまいました。自己嫌悪の極みで外に出るのも怖くなり、お酒と精神安定剤に頼りながら、なんとか仕事をしているような状態でした」 それでも、社会から排除されるのが怖くて作り笑いを続けていたという藪本さん。自分を完全に見失っていた――。 転機は’95年。阪神・淡路大震災で現地取材を担当したことを機に、自ら企画、取材することにやりがいを見いだした。 「そんななか、ハンセン病問題に出合い、『本当の自分をわかってもらえない』という元患者さんたちの苦悩に心を打たれたのです。私はこの問題に取り組むべきだと思いました」 当時、最初の結婚もしていたが、夫にさえ本当の自分を見せられず、夫婦の関係は破綻。そこで藪本さんは「まずは自分が自立しなければ」と30歳で離婚に踏み切り、まさに「人生をやり直す覚悟」で報道局への異動を願い出た。 「アナウンサーとしての才能はありませんでしたが、記者は努力しただけ成長できる実感がありました!」 そして’01年、ハンセン病の国家賠償請求訴訟が原告勝訴で終了。達成感を胸に藪本さんは退社し、フリーに。取材を通じて知り合った防衛省職員の男性と再婚した。 「夫とは価値観の違いから、憲法や安保問題を巡っていつも衝突していますよ。それでも一緒にいようと、お互い不断の努力をしています(笑)」 人権問題を通じて、新たな人生が開けた藪本さん。現在は日本語教師としても活躍。 「在日外国人に対しては、言葉の壁による差別や就労困難が根強く存在しますので、これも、人権問題の延長ですね。やりがいもあり、英語力も不要なので、読者の皆さんにもぜひお勧めしたいです(笑)」
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナ――。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。そこには、確かに“読者世代のリアル”があった。 「局アナ時代は、朝の情報番組を担当していたので、出社は朝3時、帰宅は午後10時というのがだいたいのルーティンでした。そんな生活が勤務していた10年間、ほぼずっと続いていましたね」 ’95年、日本テレビに入社した魚住りえさん(46)。その愛らしい笑顔で一躍人気アナに。しかし実際は、超過密スケジュールの過酷な生活だったと当時を振り返る。 「先輩からも『テレビの世界は、見えているほど気楽な世界じゃないよ』と言われていましたが、『私はテレビには向いていないのでは』と落ち込み反省する、そんな毎日の日々でした」 そして同僚のアナウンサーと結婚をしたことを機に’04年、フリーに転身したが、1年後に破局。 「離婚は落ち込みました。『これからどうなっちゃうんだろう』と不安にもなりましたし。でも、『このまま狭い世界にだけいてはいけない』と思って、外に出るようにしたんです」 そんなとき、人生を一変させる出会いが訪れる。 「今では私の親友なんですが、ある会でたまたま出会った女性が、顔の広い方で、私にいろいろな人を紹介してくれました。実業家、会社員、OL、自営業の方と本当に職種もさまざま。みんな、私の『アナウンサー』という肩書に関係なく接してくれるのです。話している内容も、私が聞いたことのない話ばかり。みんな、自分の価値観をしっかり持っていて、生き生きとして見えました」 自分が悩みもがいていたことが、実はとても小さな世界のなかでのことだったと気づき、衝撃を受けたという。 「この新しい出会いは、まるで『ひよこが殻を破って外の世界に出た!』かのように、私の人生を変えました。彼らと交流を続けているうちに、『私も自分にしかできないことを、今までとは違う世界で挑戦してみたい』と考えるようになったんです。そしていろいろ考えた末、『私にはやっぱりアナウンサーの経験を生かしたノウハウしかない』と。そこで、これまでに声や話し方を研究し、実践してきた蓄積や、私がこれまでにしてきた失敗例などをまとめて、『魚住式スピーチメソッド』の原型を作ったんです」 現在のご主人に出会ったのはそんなとき。優しい性格に引かれ、40歳で再婚。 「結婚後、メソッドの本も出版できましたし、スクールの仕事も順調に拡大。主人はどんなときも精神的に支えてくれています」 最良の伴侶を得た魚住さんだが、すべてが順風満帆ではないという。それは結婚後しばらくしてから始めた不妊治療。思うようにいかず、昨年、体調を崩したことで、現在はいったん休止している。 「不妊治療は本当につらいです。でも、私が確立したメソッドを私たちの子どものように考え、社会で広がるように育てていくのが使命という考え方もあるのかなと、今は主人と話しているんです」
2018年03月15日NHK総合テレビの情報番組「あさイチ」で“スーパー主婦”として話題の井田典子さんが、初の著書『「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う 片づけ』を発売しました。書影/プロフィール画像井田典子(イダノリコ)さんプロフィール整理収納アドバイザー。相模友の会(婦人之友 読者の会)所属。NHK総合テレビの情報番組「あさイチ」などで“片づけの達人”、“スーパー主婦”として活躍。主婦ならではの実践的な整理・収納術が好評で全国各地で講演会を行う。HP: 整理収納アドバイザーでもある井田さんが、長年の家庭生活のなかでトライ&エラーを繰り返しながら確立してきた整理収納術は、どれも目からウロコ! 片づけはもちろん、時間の使い方やお金とのつきあいかたまで、家事の考えをあますところなく語った一冊です。今回は本のなかから、おさえておきたい片づけの4つのルールや忙しいママにぜひ参考してほしい時間管理のコツをご紹介します。■まずは収納の枠づくり コツは「キン・コン・カン」子どもがいると片づける暇もないし、毎日ふつうに暮らすだけでもモノは増えがち。「いくらやっても片づかない」「知らないうちにモノが散らかってしまう」と嘆くママも多いはず。井田さんは本のなかで、「家が片づかないという方は、『枠』を決めてみましょう」と呼びかけています。具体的には、「カトラリーは仕切りに収まるぶんだけ」とか「本はこの棚に入るだけ」など、あらかじめ収納空間を決めてしまうんだそうです。枠という言葉には、なんとなく窮屈で不自由そうな響きがありますが、井田さんいわく「じつは、その逆」。枠を決めることで家に迎え入れるモノのハードルがあがり、「必要にして十分なだけのモノと暮らす、満ち足りた生活」になるのだといいます。収納の「枠」づくりをするときにヒントになるのが、井田さんが提案する「キン・コン・カン」という考え方です。・キン… できるだけ使う場所の「近く」に置く・コン… 「コンパクト」の略。外封筒や包装を外して本体だけにする・カン… 「簡単に」の意。ワンアクションでスムーズに出し入れできるように収納する枠はつくるだけじゃなく、保つことが大事。キン・コン・カンに従えば、枠もキープしやすくなりますね。ちなみに「枠」は、収納以外のことにも当てはまるそうです。時間がないという人は時間の区切りを意識して暮らしてみる。お金がないという人は予算立てをしてみる。そんな「枠」の意識が、暮らしのシステムを劇的に変えてくれるといいます。■片づけの4つのルール 「だ・わ・へ・し」基準となる「枠」を決めたら、いよいよ片づけです。忙しくて片づけの時間がとれないというママもいると思いますが、井田さんは「片づけの時間なんて一生やってきません」とバッサリ。モノは意識して処分しなければ増えていく一方。その状態にも慣れてしまい、「ゴミ屋敷」になってしまったお宅もあるというからおそろしいかぎり。そうならないためには、とにかく「手をつける」ことが肝心。一度に家中をきれいにしようと思うと心が折れそうになりますが、「引き出し1つ」からでOKと聞けば、少し気がラクになりませんか?具体的な片づけの基本となるのが「だ・わ・へ・し」。以下の4つのルールに沿ってやれば、誰でも上手に整理整頓できるそうです。●「だわへし」ルール・だ(出す)… なかのものを全部取り出してみる・わ(分ける)… 種類別にして仕分けする・へ(減らす)… レギュラーを選んで適量に減らす・し(しまう)… 枠を決めて収納するこのなかで、意外に忘れがちなのは「減らす」かもしれませんね。ごちゃごちゃしがちな文具やカトラリーなどは持ち数を決めると、引き出しのなかですぐに見つかり、探すストレスもなくなります。ちなみに井田さんが片づけのスタート地点としておすすすめするのはキッチン。用途がはっきりしているので選別しやすく、毎日使う場所なので達成感も大きいのがその理由。ほかには、こまかなモノがあふれがちな洗面所まわりもおすすめだそうです。■やりかけのままにしない 「ひと仕事ひと片づけ」片づけや収納の考え方は家事全般や時間の管理にも応用できるそう。井田さんは時間の使いかたとして、婦人之友社創立者の羽仁もと子さんの言葉「ひと仕事ひと片づけ」を心がけているといいます。「効率を追い求めて『ながら仕事』をするよりも、やることをひとつずつ順番にすませたほうが、結局は時間のムダが減ります。あれこれ手をつけては、やりかけのままという状態になりがちな場合、『今している1つの動作に集中して、手早く終わらせる』ことを意識してはいかがでしょう」(井田さん)たとえば、子どもの学校へ提出する書類を書いているのに、頭のなかで次にやる家事のことばかり考えていたら、書き間違えて修正が必要になり、結局二度手間に…なんてよくある話。また、作業を途中で中断してほかの作業をすると、戻ったとき、どこまで進めたか振り返る手間がプラスされて余計に時間がかかることも。それなら1回で最後まで仕上げてしまったほうが、結果的に時間も労力も省けますね。ママは片づけだけじゃなく、料理や育児などやることがいっぱい。毎日がバタバタしているうちに終わってしまうという人は、一度時間の使いかたを見直してみるとよいかもしれません。■書き出すことで 「脳内の荷」を下ろす物理的には「ひと仕事」だけをしていても、頭のなかはマルチタスク状態になっている人も少なくないかもしれません。「子どもに頼まれていたことはなんだっけ?」「もうすぐシャンプーがなくなりそう」などあれこれ考えて「頭が忙しい」状態になると、疲れてしまうし、目の前のこともおろそかになってしまいがち。「それは『頭でつくり出した未来のために、大切な今を犠牲にしている』ということ。今を大事にするなら、今に集中して、気がかりなことはいったんすっぱり忘れる、ということを心がけています。なので、やらなければいけないことが続いても『忙しい』と思うことはあまりありません」と井田さん。ただ、本当に忘れてしまっては困るので、「書きとめる」ことを日常の習慣にしているそう。予定はキッチンの1カ月カレンダーに、買うべきものは携帯電話のメモに入力したら、そのときがくるまで忘れてOK。そうやって“脳内の荷下ろし”をすると、頭や心に余裕ができ、今を楽しめるようになるのだそうです。本にはこのほかにも、1週間分の「買い物の型紙」の作り方や、家にあるもので作れる根菜ストッカー、年賀状ファイルの作り方など、すぐに真似したくなる整理収納のノウハウ、そして暮らしと心をラクにする家事の考え方のヒントがいっぱい。自分にとって心地よい暮らしが何かを考えるきっかけになり、それを実現するための一歩を後押ししてくれる一冊です。 『「引き出し1つ」から始まる! 人生を救う 片づけ』 井田典子著(主婦と生活社) 1200円(税抜) NHK「あさイチ」“スーパー主婦”で話題の著者、初めての書籍。番組で話題となった整理収納術、時間の使い方や、お金とのつきあいかた、 家事の考えをあますことなく語った写真つき・イラストつき55編のエッセイ。暮らしと心をラクにするヒントをたっぷりとお届けします。NHKの番組取材で訪れた「香港」「スウェーデン」の片づけ紀行も収録。
2018年03月13日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務め、NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の3月9日(金)放送回に、好評放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」に出演している俳優の濱田岳がゲスト出演した。冒頭で濱田さんが挨拶すると「朝から癒されるなぁ」「がくちゃんが可愛すぎる~~」「濱田岳かわええな」と早速ネットが沸き立ち始める。トークでは「わろてんか」内で披露されている濱田さんのアドリブに関する話題に触れ、濱田さんのアドリブシーンと共に夫婦役で共演している徳永えりからのコメントVTRが流された。徳永さんによれば「最初はシャイで目も合わせてくれなかったが、その後“生粋の甘えん坊”が出始め、私とのシーンでは甘えていいんだとわかった瞬間、私のセリフにどんどんアドリブを被せてくるようになった」という。さらに濱田さんの未公開アドリブVTRもオンエア。放送では使われた部分の後も延々とアドリブで芝居を続ける濱田さんと徳永さんの姿に、MCの井ノ原さんが思わず「(監督の)カットかからないと演じるしかない」とコメント。濱田さんはその場面を「見えないトンネル状態で演じた」とふり返り、「そっちがその気ならこっちも行く」状態で演じきったそう。これには「下手なコントより面白いw」「風太夫妻の掛け合い(アドリブ)は好きだな」「怒涛のアドリブ(笑)」「アドリブで爆笑(*≧∀≦*)」など、次々と濱田さんの演技を賞賛する声が上がっていた。また同作で主演を務める葵わかなからの「お酒の飲みすぎには気をつけて」というメッセージには「お酒のほうが僕に寄って来てる気がする」という“迷”回答が飛び出し、これには「昭和の役者が言うことみたい」「落語に出てくる酒呑みみたいだ」などのコメントが寄せられていた。16歳で「金八先生」に出演した際を振り返り、半年拘束で学校と両立できずものすごく悩んだが、両親からは「好きにしなさい」としか言われなかったが、ふり返ってみると自分で選んだからいまは悔いがない。この仕事は同じ役が二度と来ない。物理的に保証されてない、明確なことがない理不尽さが魅力」と自身の“俳優観”を語り、「自分に才能があるとしたら、それは人と巡り合う運があること」と話した濱田さんに、ネット上からは「濱田岳ちゃんの言葉身に染みる」といった声も上がっていた。(笠緒)
2018年03月09日北川景子(31)が3月2日、「あさイチ」(NHK総合)に出演。“自暴自棄だった”という下積み時代について語った。 06年に公開された映画「間宮兄弟」で映画デビューを果たした北川。しかし同作のオーディションを受けるまで、100本近く“落選”したそうだ。北川は当時を回想する。 「また今日もダメなんだろうな……って思って。いま思えば自暴自棄になっていたのかも」 同作のオーディションにも「どうせダメだから」という投げやりな気持ちで挑戦していたことを明かした。 「自己アピールとかはほとんどしなかったですね。そこでアピールした方が受かるとか思ってやっててもずっと無駄だったから、自分らしく、私はこういう人間です!みたいな感じで」 実は北川が自暴自棄だったのは“下積み”をしていたから、という理由だけではない。08年8月、雑誌のインタビューで明かしている。当時の北川はまだ学生であり、「あと1回休んだら単位を落としてしまいそうな、大事な授業があった」そうだ。しかし事務所に勧められたので、大切な授業を休んでまで会場に向かったが――。 「(オーディションの)時間がすごく延びていて、授業を受けた後に来ても間に合う時間だった(笑)」 「授業を受けておけばよかった」という後悔で“自暴自棄”になってしまったそうだ。 オーディションが始まってからも「ブルー」だったという北川。森田芳光監督(享年61)から「『俺のこと誰だか分かる?』って聞かれても、『分かりません。私に自己紹介してください』みたいな受け答えをしてしまった」と明かしている。しかし監督は「森田です」と答えたそうだ。 「『君は何で今、不機嫌なの』って(笑)。脚本について意見を聞かれて、『この役は私じゃないと思います』って言ったら別の役(“夕美”役)をやることになったんです」 北川はそれ以来「『この子だったら合う』って、“人”としてキャスティングしてくれた」と、森田監督を尊敬するようになったそうだ。 「そうやって幅広くキャスティングしてるから、本当に映画を愛してるんだなって」 「あさイチ」でも森田監督との出会いが、仕事を続ける動機だと語った。 「親とか家族だけじゃなくて、森田監督にも成長した姿をお見せしたいと思うようになれた。出会えたことは大きかった。このために(オーディションに)落ち続けたんだと思いました」
2018年03月02日NHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務めるNHK総合「あさイチ」の3月3日(金)オンエア回に、放送中の大河ドラマ「西郷どん」で篤姫役を演じる女優の北川景子が出演。大河撮影の裏話や夫のDAIGOとの家庭内エピソードまで幅広くトークした。番組では「西郷どん」で主演を務めている鈴木亮平がVTR出演。「北川さんは標準語と関西弁をしゃべるときで別人になる」という鈴木さんのコメントに、有働アナが「ここからは関西弁で行きましょう」と水を向けると、北川さんも神戸弁でトーク。「西郷どん」では関西出身の俳優が多いそうで「関西人を見つけるとそのノリを出してしまう」という。神戸弁で話す北川さんに「北川景子さんの関西弁ええな」「関西弁のノリツッコミ!北川景子さんもそうなんやー」「DAIGOを関西弁でしばき飛ばす北川景子、が頭に浮かんだ」といった反応がSNS上に続々とアップ。また「北川景子ちゃんから神戸弁がリアルに聞ける嬉しさ」「朝から北川景子と鈴木亮平の関西弁を拝めるなんてありがとう」といった声や、なかには「関西弁で怒られたい」という反応も。また鈴木さんいわく北川さんは「よく食べる人」だそう。「麺類もごはんも好き。食べないと力が出ない」と答える北川さんに、井ノ原さんが思わず「ラグビー部のよう」と突っ込みを入れる場面も。「西郷どん」で共演した泉ピン子とは短い収録期間ながらとても親しくなったと語る北川さん。VTRで出演した泉さんは「あっけらかんとしてて、きれいだけど三枚目なところに惚れた」と北川さんの魅力について語る。また北川さんにとって「芸能界のお母さんのような存在」だという泉さんからは、泉さんにとって芸能界の母である森光子からもらった浴衣を北川さんに託したというエピソードも明かされた。終盤には視聴者からの「落ち込んだときはどうしてるか?」の質問に「宝塚のチャンネルを見ながら、TVの前で一緒に歌い踊って気持ちを切り替えてる」と答えた北川さん。いまでは夫で音楽アーティストのDAIGOさんも女優の名前を覚えるまでに“洗脳”されてきたことを話すと、「北川景子やばいwww 1人宝塚www」「景子ちゃん宝塚めっちゃ好きなのよねw踊ったり台詞言ったりだなんてかわいい」と同じく宝塚ファンらしきアカウントから共感のツイートが数多く投稿されていた。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合/18時~BSプレミアムにて放送。(笠緒)
2018年03月02日東京マウントガールズ
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい