歌手・俳優として活躍する星野源のエッセイ「いのちの車窓から」が、3月30日(木)より発売されることが決定しているが、この度その著書の発売に先駆け、カバービジュアルが公開された。「コウノドリ」「逃げるは恥だが役に立つ」や大河ドラマ「真田丸」に出演し、4月には劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』で主演を務めるなど話題作に立て続けに出演する星野さん。本著書は、星野さんが雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)で2014年12月号より現在も連載中のエッセイ「いのちの車窓から」に、新たに書き下ろしを加えて単行本化したもの。話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」撮影現場での秘話から、念願だった紅白出場、“兄さん”こと大泉洋の存在…などなど、約2年間にわたり彼がが見てきたもの、感じてきたことが満載の一冊となっている。そして今回、発売される著書のカバービジュアルがいち早く公開!今回カバーイラストを手掛けたのは、TVアニメ「キルラキル」のキャラクターデザインも務めたすしお。装丁は大ヒットシングル「恋」のジャケットなども担当した吉田ユニが手掛けている。また、このカバーにはちょっとしたサプライズ(?)が隠されているという。どんなサプライスなのかは、ぜひ手に取って確認してみて。星野源著書「いのちの車窓から」は3月30日(木)より発売。(cinemacafe.net)
2017年02月17日アンバー・ハードが雑誌にドメスティック・バイオレンス(DV)についてのエッセイを発表した。アンバーは今年5月にジョニー・デップとの離婚を申請、顔にあざができた写真を公表してジョニーからDVを受けたと主張し、否定するジョニー側と争ったが、8月に離婚の合意に達した。アンバーはファッション誌「Porter」に「あなたは1人じゃない。閉ざされた扉の後ろで1人苦しんでいるかもしれないけれど、あなたは1人じゃない。それを知ってほしい」と、DVに苦しむ女性たちに訴えかけた。「自分に強さがあることを思い出してほしい。あなたを背後から静かに支える何人もの女性たちの数も掛け合わせてきた強さです」「冷たくつらい真実から始めましょう。女性が前に出て、不正や彼女の苦しみについて語ると、助けや尊重、支えの代わりに彼女が直面するのは敵意と懐疑の眼差し、そして恥辱です。彼女の真意や目的は疑われ、真実は無視されます」と綴った。「私は、自立して他者を頼らない人間になるよう育てられました」とふり返るアンバーは誰かが自分を救ってくれるとは思わなかったという。「 “被害者”というレッテルを貼られることに憤慨しました」というアンバーは「今日、これを書きながら、私は沈黙の中で苦しんでいる女性たち1人1人に約束できる。あなたは1人じゃない。私たちの姿は見えないかもしれないけれど、私たちはここにいます」と結んだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月14日大泉洋が自ら綴った、北海道時代や「水曜どうでしょう」の裏話などを凝縮したエッセイ「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」が、台湾・香港・マカオにて発売されることが決定。大泉さんから感謝のコメントが到着した。北海道を拠点に活動していた1997年から雑誌3誌で連載・執筆していた幻の原稿108編に加え、「水曜どうでしょう」秘話、「TEAM NACS」にまつわる爆笑話、“大泉洋の在り方”についての自身の考察、また自身の“プロポーズ”時に起きた思わず泣ける感動エピソードなど、大量書き下ろしを加え、「大泉洋が綴った16年のすべて」を一挙収録したこのエッセイ。2013年に発売され、2015年に角川文庫化、日本国内でエッセイとしては驚異の累計発行部数40万部を突破している。今回の“海外進出”は、大泉さんのファンである台湾の編集者から、「大泉洋さんは何か特別なものを持っている人。彼の青春、仕事への情熱、何かを信じて自分や家族に向き合うこと、そういった彼の面白さが詰まったこのエッセイを広めたく、ぜひ自分の手でこの本を手掛けさせていただきたい」と、熱い手紙が届いたことがきっかけ。熱烈なオファーを受け、翻訳版が発売されることになった。マンガ家・あだち充が描いた装画はそのままに、来年1月には台湾、香港、マカオの書店に並ぶ予定。ついに、彼の唯一無二な“面白さ”が海を越える!<大泉洋コメント>果たして、私の人生の失敗ばかりを綴ったあの赤裸々なエッセイを、私をよく知らない海外の人たちがどう読んでくれるのか?そもそも誰が読んでくれるのか(笑)?不安と期待でいっぱいです。でも、めちゃめちゃ嬉しいです!ありがとう!台湾、香港、マカオ!「大泉エッセイ」(海外版)は台湾、香港、マカオにて2017年1月予定。「大泉エッセイ~僕が綴った16年」(日本版)はKADOKAWAにて発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日大ヒット痛快エッセイ「世界一周ひとりメシ」の著書で旅人、エッセイストのイシコの新刊大人旅エッセイ「世界一周飲み歩き」(朝日文庫/620円+税)が好評発売中だ。著者のイシコは、旅のエッセイやブログを中心に執筆活動を行う旅人エッセイスト。2008年より1都市1週間のペースで旅をするプロジェクト「セカイサンポ」を始め、世界一周を達成。帰国後に発行された「世界一周ひとりメシ」は、2万5千部を突破(2016年7月時点)。自称旅ベタで人見知り、どこへ行ってもピンチの連続なのに、どんな場所でもそれを楽しんでしまうような底なしの明るさを秘めた著者が贈る肩に力の抜けたエピソードが満載の一冊。本書は、アジア編、ヨーロッパ編、南米・アフリカ編の3部構成で、犬ぞりで向かう雪原の店(スウェーデン)、地元のおじさんとビールを片手に見た夕日(タイ)、朝から立ち飲み屋をはしご(スペイン)、デモから逃げ込んだバーには…(アルゼンチン)など、著者の目を通した世界中の街角が一冊の中に詰め込まれている。「今年の夏は旅行に行けなかった」、「これからバカンスを計画中」という人にもぴったり。ゴーイングマイウェイな旅のすすめに一冊いかが?(text:Miwa Ogata)
2016年09月01日「出産」それは、人生の一大事。命がけの大イベント。無計画にできちゃったりしたら、ふたりの将来が大きく狂うかもしれない。「笑う出産―やっぱり産むのはおもしろい」(情報センター出版局)と出会う前のわたしはそう思っていました。まっすぐ真面目に「出産は勢いでするものではない」と考えていました。それは間違っていないと、今でも思います。本来、勢いで「できちゃった!! 産んじゃえ!!」なんて、いいはずがないのです。それでもデキチャッタとき、あなたはどうしますか?「おなかの中にあかちゃんがいるということは、なんていうか、ひとことでいうと”らりらり”です」(本書引用)ページをめくるとすぐにある「まえがき」の3行目。ここを読んで、わたしは決めました。「よし、産もう!!」「オススメ!めおとブックス!」バックナンバー第1回:「他人と一緒に暮らすということ『ラララ』第2回:「わかっているよ・察してよ」信頼過信を2つの漫画から考える第3回:グルメ漫画ブーム!何を食べるかよりも「誰とどう」食べるかが大切食う” “寝る” “セックスする” “産む” “死ぬ” 生きるっていたってシンプルだと気づかされる本書は漫画家兼ライターの著者が、半分お遊びで取材に行ったインドで「子づくり」をするところから始まります。いきなり子づくりです。しかもお相手は「知人 の知人」でお付き合いさえしていない。冒頭から飛ばしまくっているので、秩序と常識を重んじる人は頭が痛くなること間違いなし!!“インドでなにがあったんだ。インドは、とにかく、なにもかもありすぎた。”“時間も空間もお金持ちも貧乏も、犬も蛙もなめくじも、人生も宗教も、宝もゴミも、ありとあらゆるものが、あったっていいじゃんと存在している”ただそこに存在するあらゆるものを眺めているうちに、著者はインドで「わたしは生きている」と実感します。そして「子どもを作ろう」と思い立ちます。文字に起こすと「ほえ!?」なミラクル展開でありますが、本書を読むと自然となじんでくるから驚きです。「ぼくらはみんな生きている!!」「わたしも生きている!!」「さあ、子どもを作ろう!!」そんな自然な流れで「妊娠」を受け入れることができるのです。子どもを囲んでゲラゲラ笑えば、そこがホーム。漫画家兼ライターの著者と、フリーカメラマンの夫。それまで気ままに自由に生きてきただろうふたりには貯蓄がなく、そのうえ安定した収入もありません。一般的な感覚なら、この条件で「子育てしよう」とは思わないでしょう。家探しをしながら「子育てのための住宅」で悩む著者。彼女の頭にふと浮かんだのは、インドで見たほこりだらけの家族でした。“カルタッタで見たテント暮らしのインド人親子はすげー幸せそうだった”狭くとも汚くとも、家族が一緒にゲラゲラ笑えたら幸せなのです。どんなに広くてキレイな家でも夫のシワにも気づかないような距離があるのなら、そんなに不幸なことはありません。笑っていればだいたいのことは大丈夫なのです。身体は神様からの借り物だ。わたしは生かされている。「結婚」「妊娠」「出産」現代日本で生きていると、これらのワードがとても重く感じます。「よいこらどっこいしょ!!」と、鉛のように重くなったリュックサックを背負いながらしがみつき登る壁のよう。本当にそうでしょうか?だって産まれるときに、「さあ産まれるぞ」と決意したわけじゃありませんよね?気づけば産まれていたんです、みんな。決意する間もなくおぎゃあと。そして気づけば手足が伸び、大人になっていた。本書を読み終えるころには、すべては至ってシンプルなのだと、肩の力がすーっとぬけていきました。「大好きな彼女と結婚するか悩んでいるなら読むべき」最後に、わたしとともに「デキチャッタ!!」を乗り越えた夫の感想を聞いてみました。――――――妊娠が発覚したとき「このさきどうなるんだろう」と不安しかありませんでした。ワクワクよりも、これから起こる大変なことばかりを妄想してしまって。彼女のことは好きだし、この先もずっと一緒にいたいけど、自分は「父親」にふさわしいのだろうかと悩みました。でも、この本を読むとめっちゃ楽しそうなんですよ。冷静に考えるとすごく大変なことをしているのに、読み終わる頃にはワクワクしてしかたがなくなってました。父さん(著者の夫)のインタビューが終始適当なのも素晴らしい。「ああ、父親ってこんなのでいいのか」と思えました。これからの人生で背負う責任の重さに押しつぶされそうになっていましたが、いい意味で吹っ切れました。それでホイホイ結婚してしまったわけですね(笑) いまが楽しいので結果オーライです。――――――「出産」を重く感じているのなら読んでみてほしい妊娠が発覚したとき、わたしは駆け出しフリーランスでした。無職と言われても返すことばがない状態です。「まさかね…」と軽い気持ちで試した検査薬の結果を見て、脳みそフリーズしました。「結婚していないのに産むの?」「そもそも結婚するの?」「お金は?」「住む場所は?」「安定した職業は?」「わたしの夢は?」…エトセトラ脳内をせわしなく駆け巡る「これからどうするの?」の自問自答。考えすぎて涙が止まらなくなりました。そんなときに救ってくれたのが「笑う出産」です。今まさにデキチャッて脳内嵐真っ最中のあなたや、マタニティブルーでハートが壊れそうなアナタに読んでもらいたい。そんなパートナーを支えようと心に決めた男性にもオススメです。笑う出産―やっぱり産むのはおもしろいライター:金延さえ
2016年06月14日ミュージシャン・渡辺俊美さんによる大反響のお弁当エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』がコミックに。コミック版の作者、荒井ママレさんにコミック化に際し、工夫した点をお聞きしました。***「私は独身で、女のひとりっ子なので、男だけの家庭の空気を出せるか多少不安もありました。だけど原作を読んだら愛情に溢れていたので、これなら描けると思ったのです」そう語るのは、コミック版の作者である荒井ママレさん。同名の原作はTOKYO No.1 SOUL SETなどで活躍するミュージシャンの渡辺俊美さんによるエッセイなのだが、シングルファーザーの彼は、息子の登生(トーイ)くんとふたり暮らし。高校入学を機に、息子の希望で父が3年間、毎日弁当作りをすることに。「原作は俊美さんの視点なので、息子思いのいいお父さんといった印象が強いのですが、トーイさんから直接お話を聞いて印象が変わった部分も大きくて。距離が近くてお互いを必要としているけど、ひとりの人間として見ているところがステキで、マンガに出せたらと思いました」仕事で慌ただしい日々を送りながらも、父は弁当で毎日しっかり愛情を示し、多感な時期の息子もそれを素直に受け止める。一緒に過ごす時間や交わす言葉が決して多くないときも、弁当が豊かなコミュニケーションになっているのだ。しかも俊美さんの作る弁当が、いちいちおいしそうで、グルメマンガとしての楽しみも。ただしそこは、マンガ家泣かせでもあったようで……。「お弁当は冷めているもので、しかも箱の中に整然と並んでいるので、シズル感でおいしさを表現できない難しさがありました。だから料理シーンではなるべく素材に寄るなどして、臨場感を意識したんです」原作モノを手がけるのは、初めてだったという荒井さん。「キャラクターも空気感も、読んで素直にニコッとできるお話は、自分からあまり出てこないので、今までにない描き方ができたと思います」思わず笑みがこぼれるだけでなく、読んだらきっと、大切な人に弁当作ってあげたくなる(あるいは作ってもらいたくなる!)はずだ。◇ミュージシャン・渡辺俊美さんによる人気エッセイのコミカライズ。息子トーイくんの視 点で描いたコミック版オリジナルエピソードが奥行きを与えている。弁当作りのヒントがより詰まった原作(マガジンハウス 1500円)も併せて読みたい!小学館552円(C)荒井ママレ・渡辺俊美/小学館◇あらい・ままれマンガ家。第63回小学館新人コミック大賞に入選して、デビュー。著作に『おもいでだま』(全4巻/小学館)がある。現在は次回作に向けて準備中。※『anan』2016年4月20日号より。写真・森山祐子(本)インタビュー、文・兵藤育子
2016年04月19日2003年、2014年に上演し好評を博した「コミックジャック」が、1月20日より東京・紀伊國屋サザンシアターで「コミックジャック-RETURN2016-」として再び幕を開けた。【チケット情報はこちら】漫画家・天辺麻人(木戸邑弥)が、現実と漫画の世界が交差する第3の世界に迷い込んでしまう物語。自身の連載『ゲートマン』の最終回を前に、編集者から「"アクション、バイオレンス、スペクタクル”が足りない」と指摘された麻人が迷い込んだのは、自分が連載してきた漫画の世界だった。そこでは、自分の描いたヒーロー・ジン(伊崎龍次郎)の評判はすこぶる悪く、ジン自身も「もう戦いたくない」と酒におぼれている。ショックを受ける麻人。なんとか最終回に向かうために、戦いたくないジンに剣を握らせたり、そんなつもりがない敵キャラに通りすがりの“(麻人曰く)ザコキャラ”を撃たせようとする。いかにもヒーロー然としたド派手な風貌のジンだが、無駄な殺生はしたくないし、戦うことで嫌われたくもない。さらに、恋までしてしまうジンに、「これは青春ストーリーでもラブコメでもない!」と引き裂こうとする麻人。麻人が「こんなの『ゲートマン』じゃないよ!」と、無理矢理、ジンに罪なき者を殺させようとしているのを見ていると、観客はだんだん誰がヒーローで誰が悪いのか分からなくなってくる。登場するキャラクターはひとりひとりがとても魅力的で、ただ殺されるだけのはずだった“ザコキャラ”も気付けばしっかりと観客の心に入り込み、いつのまにか重要な役を担っている。そのキャラクターたちは麻人が生み出したはずなのに、ストーリーとかみ合わないのはなぜ?麻人は、編集者の言うことを丸飲みし、自分の考えを手放してしまっている。わかりきったラストシーンを提示され、それを描く前から「読者が喜ぶ」と信じて一生懸命がんばる。それが本当に自分の描きたいものなのか、本当に読者が喜ぶラストなのか、自分の頭で考えることはなく、「これは自分のためだ」と信じて必死で取り組む。それは観ていてもどかしいがどこか身に覚えがあり、いつの間にか麻人の成長を願っている。脚色・演出を担当するきだつよしは、スーパー戦隊のステージショーなども手掛けており、アクションシーンは圧巻。さらに、普段はサンリオピューロランドでミュージカルを演じている“ねずみ男子”も登場する。舞台は終始賑やかで楽しく、終演後は自然と「私もがんばるか!」と元気に劇場をあとにできそうだ。「コミックジャック-RETURN2016-」は、東京・紀伊國屋サザンシアターで1月27日(水)まで上演中。取材・文:中川實穗
2016年01月22日移動中でもリラックスタイムでも、場所と時間を選ばないで読めるエッセイ。笑いがついつい噴き出してしまうものから、人生を少し考えさせられるものまで、大人女子のためのエッセイを3冊紹介します。■爆笑必至「生きるコント」(大宮エリー/文藝春秋)作者の大宮エリーさんは、高学歴で元大手広告代理店に勤めていたという経歴をもつ女性。現在は映画監督から芸術家までと、あらゆる才能を発揮されています。そんな彼女が実際に体験したエピソードをつづったエッセイが「生きるコント」です。電車の中で読むことは絶対にオススメしません!なぜなら面白くて笑いが抑えられないから。ひとりで大爆笑すること間違いなしの一冊です。大宮エリーさんはたびたびトークショーも開催しているので、内容の濃い話を聞きに行ってみるのもおススメです。■衝撃の仕事内容が満載「督促OL 修行日記」(榎本まみ/文藝春秋)クレジットカード会社に新卒採用された榎本まみさん。配属となった部署では毎日が督促の電話業務。ときおり四コマ漫画が描かれており楽しみながら読める本ですが、仕事内容に関しては大変さがうかがえます。督促電話をしてこんなことをいわれた! など日々の業務を愉快に紹介しています。どんな仕事でも苦労は絶えないものですが、笑いあり涙あり自分も頑張ろうと奮起させられる一冊です。■女性なら誰もが考える「結婚願望」(山本文緒/角川書店)結婚願望がある人も、ない人にもオススメな一冊。山本文緒さん自身の結婚と離婚経験について書かれているエッセイ。最終的に結婚とは何なのか、に対するヒントがこの本で見つかるかもしれません。ただただ笑いたい時間をつくりたいときと、じっくり自分と向きあう時間をつくりたいときと、自分のペースに合わせて読めるエッセイをチョイスしてみました。本を手にとって週末に自宅でゆっくり、リフレッシュしてみてはいかが。
2016年01月21日少女コミックもいいけれど、たまには大人の恋愛コミックで、等身大の恋を楽しんでみませんか? 仕事と恋のはざまで揺れる、大人のためのリアルな恋愛コミックを3冊ご紹介。どの作品も内容もさることながら、独特なタッチのイラストもステキ。■引っ越し先で起きる大人の恋の話「グランメゾンむらさきばし」南Q太タイトルにもなっている「グランメゾンむらさきばし」という集合住宅が物語の舞台。その集合住宅に越してきたばかりの39才、子持ちの美穂。引っ越し先では、いまの時代には珍しいご近所付きあいが展開されます。幼稚園児をかかえるシングルファザーや、小学生の女の子をもつ気のよさそうなおばさん、個性的な髪型のフランス人、少しかわっている漫画家などさまざまな人たちが登場。美人な美穂に、シングルファザーの男性が好意を寄せます。両思いになれるのか、とても微妙な間合いが描かれています。なにやら訳ありな人間模様とともに、恋愛が繰り広げられていく。これからの展開が楽しみな一冊です。■主人公の愛への正直さを表現「南瓜とマヨネーズ」魚喃キリコ同棲(どうせい)を始めて1年半になる現在の彼氏「せいちゃん」との日常に、昔つき合った「ハギオ」との思いでが重なります。何気ない生活のなかで、自分の行動を「せいちゃん」のせいにしている自分。そんな自分と向き合う主人公の心情を軸に話は進みます。納得がいかない「せいちゃん」の行動に、「ハギオ」だったら…と考えてしまい、つい「せいちゃん」に八つ当たり。「ハギオ」との関係は決して良いことだけではなかったのに、どうしてこんなにも思い出があふれてしまうのだろう。結局いまを選んでいるのは自分。どうすべきかを悩みながらも進んでいく、心の葛藤が繊細に描かれています。■夫婦の関係性をオシャレなタッチで描いた「西荻夫婦」やまだないと結婚7年目のとある夫婦のゆるやかな生活が、オシャレなタッチで描かれています。漫画家である夫ナイトーと会社員の妻ミーちゃん。お互い仕事をもっており、誰から見てもステキな夫婦。ところが実際は夫婦であるのに孤独を感じていたり、パートナーに言えないひみつのことがあったり…。人間は一方向だけでなく別の角度からみてみると、何やら違ったものが現れる、と気付かされる内容です。日常のなかでふと愛の本質について考えさせられる3冊。これらの作品を読んで、大人の恋愛とは何なのか追及してみませんか。
2016年01月20日2003年、2014年に上演された人気作再び!というわけで、2016年上演の舞台『コミックジャック-RETURN2016-』パンフレット撮影現場に潜入だ!舞台『コミックジャック-RETURN2016-』チケット情報物語は、自身の描く作品世界に迷い込んでしまった漫画家・天辺麻人が元の世界に戻るべく、主人公のヒーロー・ジンと奔走する冒険活劇譚だ。まずはジンに挑む、伊崎龍次郎さんを直撃。──笑いの絶えない撮影でした。伊崎:衣裳を着ると気持ちが上がって、弾けました!スタッフの皆さんも「ジンがいる!」って言ってくださってすごくうれしかったです。──ジンはどんなキャラクターでしょう。伊崎:ヒーローですがすごく人間味があって、凹むし、酔っ払って愚痴ったりするんです。ぼく自身も弱いところがあるので共感できます。ただ、同時に熱い面もあって、そこも似ていると思うので、めいっぱいジンに心を寄せて魅力的なヒーローを演じたいです。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?伊崎:たくさんの舞台に立たせていただき、激走!の年でした。この作品が、新年最初の舞台になるので、そのまま続けて走っていきたいです。初めて共演する方と初めて立つ劇場と、初めてだらけの新年に向け、今は少しでも役を深めたいです。──皆さんにひとこと、お願いします。伊崎:文字通り、おもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい作品世界を楽しんでください!続けて、主演で漫画家・天辺麻人を演じる木戸邑弥さん、登場です。──撮影はいかがでしたか?木戸:ペンを持った手元だけを撮る、という経験は初めてでした。ちょっと恥ずかしかったですが、どんなパンフレットになるのか楽しみです。──夢を諦めない主人公です。木戸:はい!麻人は漫画家として作品のために苦しみますが、僕自身も役のために苦しむことがあって、努力を続けています。だから、もっともっと麻人を知って近づきたいです。同時に座長を務めさせていただきますが、俺についてこい、というタイプではないので(笑)。出演者全員で、いい舞台を創りあげたいと思っています。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?木戸:充実、ですね。映像も舞台もライブも…色々と経験させていただいた一年になりました。「コミックジャック」から始まる2016年も、充実した一年にしたいと思います。──皆さんにひとこと、お願いします。木戸:人気作品なので、前作の方々の思いを継ぎ、僕らは僕らにしかできない舞台を創りあげます。それには、まず僕らが楽しんで、その空気をまるごと観てくださる方々に届けたいと思います。彼らの冒険活劇は、2016年1月20日(水)から27日(水)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。取材・文/おーちようこ
2015年12月17日これまでポップカルチャーを中心に執筆してきた“ロック漫筆家”安田謙一の、初の全編書き下ろしによるエッセイ『神戸、書いてどうなるのか』が11月26日(木)に発売される。本書は、神戸生まれ神戸在住の氏がこれまでに体感してきた“神戸というまち”の魅力を、さまざまな角度から綴った内容となっている。神戸を知る人はもちろん、そうでない人にとっても、神戸という街が浮かび上がってくるような、“ガイドブックには載らない神戸案内”と言える1冊だ。また、発売に先駆けてVIDEOTAPEMUSICが手がけた予告編プロモーション・ビデオも2バージョン公開されている。そして、12月には本書の刊行記念イベントが続々と決定。東京では「Time Out Cafe & Diner」にて前述のVIDEOTAPEMUSICのほか、町あかり、DJ2741、松永良平らが出演するパーティが開催される。さらに書店等でのトークショウも各地で開催。神戸は「旧グッゲンハイム邸」にて、ゲストにtofubeatsを迎えるほか、京都は元・恵文社一乗寺店店長の堀部篤史による新店「誠光社」で堀部篤史と、そして大阪は「FOLK old bookstore」にて、著者の盟友でありPVのナレーションも担当したキングジョーと、それぞれトークイベントを行う。■安田謙一『神戸、書いてどうなるのか』刊行記念イベント「ビデオナイトラウンジ -世界各国の夜。そして神戸の夜-」12月11日(金)東京・恵比寿Time Out Cafe&Diner[リキッドルーム2F]ライブ:町あかりDJ:VIDEOTAPEMUSIC、DJ2741、キングジョー、松永良平トーク:安田謙一×松永良平「電波の届かない場所 2015 思い出し怒りのデス・ロード」12月12日(土)東京・高円寺円盤トーク:安田謙一×キングジョー「神戸、喋ってどうなるのか 神戸編」12月17日(木)神戸・旧グッゲンハイム邸トーク:安田謙一×tofubeats「神戸、喋ってどうなるのか 京都編」12月23日(水・祝)京都・誠光社トーク:安田謙一×堀部篤史「神戸、喋ってどうなるのか 大阪編」12月26日(土)大阪・FOLK old book storeトーク:安田謙一×キングジョー※番外編「藤脇邦夫×安田謙一 ダブル刊行記念トークショー&サイン会」12月16日(水)大阪・スタンダードブックストア心斎橋トーク:藤脇邦夫×安田謙一■『神戸、書いてどうなるのか』安田謙一2015年11月26日(木)発売1500円+税978-4-8356-2853-0四六版並製本256ページ
2015年11月05日2015年8月27日(木)に創刊した新しい4コマ雑誌「月刊コミックキューン」(KADOKAWA刊)は、10月27日(火)より無料WEBコミックサイト「ComicWalker」にて連載中の全タイトルの無料配信を開始した。全タイトル無料で、第1話以降も順次配信することが決定している。毎月5日・10日・15日に各タイトル配信予定となっているので、雑誌とあわせてチェックしてみよう。
2015年10月28日肩ヒジ張らずに読めて、爽快な読後感を味わえる秀逸なエッセイに出会った時の歓びは、ささくれた心を、洒脱なユーモアで包み込んでくれる親友を得たようなもの。そのおもしろさに快哉を叫びながら、大きく深呼吸できるような気分になれるから不思議です。著者がアラフォー、あるいは、アラフォーの頃に書かれたエッセイ集で、クスリと笑えるのにジンとくる、味わい深い珠玉の3冊をご紹介しましょう。類まれなるセンス。片桐はいりさんの文才にハマる!▼『わたしのマトカ』片桐はいり(幻冬舎文庫)片桐はいりさんという俳優をもともと好きだったのですが、2006年に出版された彼女の初エッセイ集「わたしのマトカ」を読んだとき、あまりのおもしろさと類まれな文章センスにぶっ飛びました。2005年、映画「かもめ食堂」の撮影のため、フィンランドに1カ月間滞在したことをきっかけに、書き下ろされたエッセイが本書。マトカは、フィンランド語で「旅」という意味だそうです。撮影の待ち時間、フィンランド人の若手俳優と「ヤッチマイナ!」と「キル・ビル」ごっこをしたり、フィンランドの鬼才、アキ・カウリスマキ監督映画の常連俳優との共演に胸ときめかせたり、サルミアッキという甘塩っぱいゴムみたいなお菓子に驚いたり、「大根おろしが食べたい」と発作のように思ったり、フィンランドの魅力のみならず、片桐さんの役者人生と世界各地への旅がレイヤーで描かれ、息もつかせぬおもしろさ。映画好き、芝居好きという芳醇な愛情が根底にピシッと1本通っており、生き方にも感銘を受けずにおれません。この後に出た『グアテマラの弟』(幻冬舎)、『もぎりよ今夜も有難う』(キネマ旬報社)も間違いなくおもしろいので、心から一読をお勧めします。電車で読んだら危険!? 報復絶倒のエッセイ『ワタシは最高にツイている』小林聡美(幻冬舎文庫)女優の小林聡美さんが、30代から40代にかけての3年間に書いたエッセイがまとめられ、2007年に出版されたもの。「かもめ食堂」つながりというわけではないのですが、主演された映画の撮影期間はこの3年間に含まれるので、ヘルシンキ滞在中のエッセイも2編。もちろん映画を観ていない人にも楽しめる内容で、笑いなしには読めません。長期滞在者向けのアパート型ホテルで、鉢植えの花を窓辺に飾って愛で、ささやかな幸せを満喫しながらも、控えめそうな国民性なのになぜか目立つ若者の尻出し率(パンツの位置が下過ぎ)を憂う。また、フィンランドと日本のスタッフが双方の言葉を覚えて、互いに「ホンバンイキマ~ス」「ウスコマトンタ(信じられない)!」などとやりとりする現場の雰囲気を活写。それ以外にも、3年分のリアルアラフォー感が味わえます。かつて夫であった三谷幸喜さんが、原稿が書けなくて七転八倒し、リビングルームで気分転換に彼女の本を手に取ったら、おもしろ過ぎてかえって自信をなくした…というエピソードが残っているくらいの名文家。同じく幻冬舎から出ている『マダム小林の優雅な生活』『マダムだもの』なども、報復絶倒なので電車の中では読まないほうがいいかもしれません。一切ハンパなし! 妄想炸裂の爆笑エッセイ『お友だちからお願いします』三浦しをん(大和書房)作家の三浦しをんさんは、もちろん小説も素晴らしいですが、エッセイの絶品さは他の追随を許さないものが。脳内で妄想が炸裂し、血中濃度の臨界点を振り切った描写は、一切ハンパなし。とはいえ、これは、様々な新聞や雑誌に書かれたものが1冊にまとめられ、2012年に刊行されたエッセイ集。帯に「よそゆき仕様・自社比」とある通り、初心者の方にも非常に入りやすく、食わず嫌いの方にも読みやすい内容となっています。「私はふだん、『アホ』としか言いようのないエッセイを書いているのだが、本書においてはちがう!(自社比) よそゆき仕様である!(あくまで自社比)」という前書きから始まり、個々のタイトルからして、「オヤジギャグのマナー」「加齢の初心者」「ヴィゴ・モーテンセンと妄想旅行」「町田も東京だったんだ」など、妙にそそられるものばかり。また、後書きで「いかがでしたでしょうか。お友だち以上になっていただけそうですか? 『なれるわけないだろ、ごるぁ!』という怒声が聞こえてくるようだ。精一杯よそゆきの姿勢を装ってみたつもりなのだが、ほうぼうで本性が表れてしまってるもんなあ……。今回読み返して、自分のあまりのダメぶりに、『お友だちですらご免です』と思った」としをんさん。いえいえ、もうお友だちですってば。よそゆきじゃないほうをお望みなら、新潮文庫の『しをんのしおり』『人生激場』『乙女なげやり』をぜひ!この3冊は、すべて“旅”が通底しています。それも魅力のひとつかもしれません。笑ったりジワッとしたりスカッとしたり…脳内の果てしない旅をどうぞお楽しみください。・ 『わたしのマトカ』(幻冬舎文庫) 片桐はいり ・ 『ワタシは最高にツイている』(幻冬舎文庫) 小林聡美 ・ 『お友だちからお願いします』(大和書房) 三浦しをん
2015年05月18日Amazon.co.jpは27日、Kindleストアの新機能として、コミックなどのシリーズ作品を一括購入できる「まとめ買い」サービスの提供を開始した。今回実装された新機能は、巻数の多いコミックなどをまとめ買いできるというのもの。ただしまとめ買いできるのは25冊までで、それ以上の巻数のものは複数のセットで分割される。なお、まとめ買いによる特別な割引などはない。サービス開始時点での提供タイトルは、「進撃の巨人」(講談社刊)、「ONE PIECE」(集英社刊)などを含めてたコミックを中心に、400シリーズ以上が用意される。購入済みのタイトルに関しては対象から除外される。
2015年03月27日KADOKAWAは2月20日、『俺のうつ嫁が、めんどかわいい。』(著者:門瀬粗、監修:ゆうきゆう)を発売した。○すべてのうつ病患者と、その家族へ向けたうつ病コミックエッセイ同書は、うつ病患者とその家族へ向けた、"笑って泣ける"うつ病コミックエッセイ。眠いのに眠れない。食欲がまったくない。物忘れが激しい。些細なことも継続するのに必要以上のプレッシャーを感じてしまう。これらによって、どんどん自己嫌悪に陥ってしまい、さらに感情のコントロールが困難になる……。同書の著者・門瀬粗(かどせ・あら)氏の妻「よこさん」は、このような症状を抱えるうつ病患者だという。うつ病は、最近こそ知名度を増してきたが、実際の症状などはほとんど知られていない。だからこそ、一般ではなかなか理解されず、病気を患っている本人だけではなく、その家族にも何かと苦労が多い。同書では、いわゆるそんな「手のかかる」妻を、愛情たっぷりに紹介しつつ、うつ病と向き合いながらも2人で面白おかしい毎日を過ごす様子を描いている。深刻なテーマを描いているにもかかわらず、ゲーム・アニメ・ネットが大好きな「よこさん」が、うつ病を抱えながらもいろいろなことに一喜一憂する姿や、自分なりの理論を振りかざす姿がとても愛らしく描かれる。また、それを見守る著者の優しさから生まれるコミカルさが、夫婦の"少しだけ普通じゃない"日常を暖かく包み込む内容となっている。「マンガで分かる心療内科」の原作を務め、同書の監修をしているゆうメンタルクリニックの総院長ゆうきゆう氏は、著者と妻の関係を「理想の寄り添い方」と絶賛している。価格は1,296円(税込)。
2015年02月21日5月に公開になる映画『夫婦フーフー日記』が公開に先がけてコミック化されることが決定した。本作は、佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める“泣けるコメディ映画”で、コミックはビッグコミックオリジナルで2月20日(火)発売号から全6回連載される。その他の画像映画『夫婦フーフー日記』は、育児と闘病生活に奮闘した実在の夫婦による闘病ブログを書籍化した『がんフーフー日記』が原作。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の前田弘二監督がメガホンを執り、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定を加え、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族愛を浮き立たせ、笑いながら涙が溢れるハートウォーミングな作品を目指した。本作のコミック化を手がけるのは“第1回オリジナル新作賞・大賞”を受賞した新進気鋭の作家くれよんカンパニーで、連載後に単行本の発売も決定している。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
2015年02月05日電子書店パピレスが運営し、コミックから小説、実用書、雑誌、グラビアと幅広いジャンルの電子書籍を取りそろえている電子貸本「Renta!」。特にコミックは、少年漫画、少女漫画、ティーンズラブ、レディース、青年漫画、4コマ、萌え、サブカル、ボーイズラブなど最も豊富なラインナップを誇っているが、今回はその中からルポ・エッセイ漫画の11月の月間ランキングの中からレビュー・評価が非常に高い作品をピックアップして紹介していこう。○百姓貴族「鋼の錬金術師」で知られる荒川弘の「百姓貴族」。漫画家になる前は北海道で7年間、牛を飼い、野菜を作り、クマにおびえ、エゾシマリスに翻弄されるーー朝から晩まで年中無休で働く、タフでハードな農業に従事していたことを知るものは少なくない。本書は、そんな荒川が送る血と汗と笑いの知られざる農家エッセイ・コミックだ。“イモもダイコンもカボチャもキャベツも買ったこと”がなく、“あらゆる野菜を物々交換で手に入れてい”て、さらに“親戚は米農家”だという荒川を指した言葉が、ずばり百姓貴族である。牛の乳搾り自慢をはじめ、野菜ドロボーあるある、そして「水がなければ牛乳を飲めばいい」など名言とともに、牛飼いと農家のうんちくと上京苦難の物語などが語られる。実家が代々牛を飼っており、農家だという“本物”を知る荒川ならではの理論、そして北海道国独立という途方も無いが、本書を読んでいるとなくもないな、と思わせられてしまう、その見事な筆致……エピソードのすべてが為になるようなエッセイだ。○イタリア家族風林火山一躍時の人となったヤマザキマリの「イタリア家族風林火山」は、その「テルマエ・ロマエ」に至る苦悩の(?)歴史が垣間見えるドキュメンタリー漫画。子持ちのシングルマザーだったヤマザキが、ひょんなことから学者で14歳年下、そしてイタリア人らしからぬイタリア人男性ベッピーノと結婚することに。夫の実家は水の都ベネチアから車で1時間という好立地の山麓にある広大な敷地。そこでイタリア人大家族と暮らすことになったヤマザキを、個性的なキャラクターの親族たちが“襲う”という物語。夫をはじめ、舅のアントニオ、姑のマルゲリータ、祖母のアンナ、舅の母エリザベッタ、小姑のローザ……とにかく出てくる人たちが強烈。 “デフォルメしすぎでしょ”というくらい過酷なヤマザキのイタリア新婚生活。アドリア海の2週間にもおよぶ夢のクルーズは涙なしには読めないくらい笑える。シリア編、ポルトガル編、アメリカ・シカゴ編なども読んでみたいところ。○監督不行届安野モヨコの「監督不行届」は、一応巻頭で“このマンガはフィクションであり、実在の人物と団体とは関係がありません”と謳っているものの、明らかに、安野と国内屈指の映画監督/アニメーターである夫・庵野秀明の超ディープな家庭生活を赤裸々に描いたラブストーリー。ここで登場する旦那は“カントクくん”と呼ばれ、“国内のオタク四天王”とも噂される人物。結婚式後、アニメのDVDボックスを渡され、「残りの一生かけてオタク教育を施し、死ぬ頃には立派なオタクの嫁に」という宣誓(?)から物語は始まる。カントクくんが歌うアニソン、演じるアニメキャラクター、真似る映画のワンシーン、そのどれもがマニアックな内容にもかかわらず、徐々に同化していくロンパースこと嫁・安野……。読んでいて頭がおかしくなるくらい詳細なオタク用語2万字解説をはじめ、随所に挟まれる結婚秘話。そのどれもがコミカルで愛らしい。実はホントに二人とも根っからのオタクなんだな、そう再確認できる作品だ。1位は内田春菊の『私たちは繁殖している』、5位は村上竹尾の『死んで生き返りましたれぽ』、8位はあさの☆ひかりの『ド芸能界の裏側ぶっちゃけていいスか!? 三十路グラドルのつぶやき』などがランクインしている。なお11月のルポ・エッセイ漫画ランキングは以下の通り。
2014年11月28日KADOKAWAメディアファクトリー ブランドカンパニーはこのほど、ご当地グルメコミックエッセイ「まんぷく名古屋」を発売した。○とっておきの名古屋メシを食べ歩き同書は、漫画家の森下えみこ氏が、名古屋人が愛してやまないご当地グルメを食べ歩く様子を描いたコミックエッセイ。名古屋だけに限らずご当地グルメと名のつくものは、本当においしいものは意外と地元の人にも知られていないことが多い。そこで、名古屋メシを探求し続ける地元ライター・大竹 敏之氏が登場。同氏を案内人に迎え、とっておきの"名古屋メシ"を食べ歩く。紹介する店舗は31軒。きしめん、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、名古屋コーチン、味噌カツ、味噌おでんといった名古屋メシとしておなじみのものはもちろん、名古屋のB級グルメの代表格とも言えるあんかけスパ、台湾ラーメンなども登場する。また、名古屋名物「モーニング」や、名古屋メシをおつまみに一杯楽しめる居酒屋も紹介。その他、「知られざる名古屋メシ」も紹介している。全144ページ。オールカラーで価格は1,100円(税別)。
2014年11月21日電子書店パピレスが運営し、コミックから小説、実用書、雑誌、グラビアと幅広いジャンルの電子書籍を取りそろえている電子貸本サイト「Renta!」。特にコミックは、少年漫画、少女漫画、ティーンズラブ、レディース、青年漫画、4コマ、萌え、サブカル、ボーイズラブなど最も豊富なラインナップを誇っているが、今回はその中からロマンスコミックの9月の月間ランキング上位作品をピックアップして紹介していこう。○奇妙なお花屋さん仕事人間のエルマ・ガードナーが3年ぶりにクリスマスを実家で過ごすことになることから始まる不思議なラブ・ストーリーが、曜名の『奇妙なお花屋さん』。祖母の頼みでポインセチアを買いに訪れた近所の花屋で、摩訶不思議な植物と花屋の息子で不思議な魅力をもつハンサムな青年、グレン・ウェントワースと出会う。この出会いは占いが趣味の祖母の予言通りなのか……?不思議に思いながらも休みのたびにフラワーショップに通うようになるエルマ。仕事漬けだった毎日に、植物とグレンの優しさから、癒しを貰うエルマ。植物学者でもあるグレンと、彼を取り巻くちょっと変わった花々とのお話が、一話完結式で綴られていく。本来んら動くことも話すこともできない花々。けれどグレンとエルマに関わる花々のいじらしさが、素直な気持ちを伝えることの大切さをヒロインに伝え、彼女を変えていく。悪人かも?という登場をする人物でも、とてもいい人ばかりでほんわか癒されるストーリーだ。○試された婚約者曜名の『試された婚約者』は、スイスを舞台にした2人の姉妹の結婚にまつわるラブ・ストーリー。スイスの田舎町に、名門出身で才色兼備、その上とてつもない自信家のユリアン=シュナイダーが吹雪と共に戻ってきた。彼はヒロインのルート=ハウエンシュタインと結婚式を挙げるため、6年ぶりに帰郷したのだ。幼いころから休暇中にしか顔を合わさないけれど、4つ年下のユリアンを弟のようにかわいがる面倒見のよい心優しい女の子だったルート。成長してエリートコースをひた走るユリアンは、結婚の準備もワンマンに進めていく。そんな彼に戸惑い引きずられるようにしながらも結婚式が間近に迫ったヒロインには、一つだけ不安な想いが……。そんな結婚前の乙女心を、巧みに描くのは著者の力量あってこそ。またスイス人と結婚している著者がスイスの婚姻事情にふれ、物語を豊かなものにしている。同録のルートの妹、レオニーの物語も一癖も二癖もあって読み応えあり。○ボスはコワモテ!?「笑顔は世界を平和にする魔法よ」。亡き祖母の教えを守り、いつも笑顔を絶やさず生きてきた主人公ジーン・グリーン。そしてヒョンなことからジーンが社長秘書として就職することになる没落したおもちゃメーカーの社長ミカエル・マーロー、2人のラブ・ストーリーが「ボスはコワモテ!?」だ。タイトルの意味は、周囲が引くくらいの仏頂面の大男ミカエルのこと。そんなある日、持ち前の笑顔で入社早々大仕事を任されたジーン。かつてのライバル企業の別荘で開かれるコンペへ、社長と二人“パートナー”として参加することになるのだが……その意味とは?ミカエルの父ヴィンセントとブラックマン社社長ジョージの因縁と友情、そして託された思いが絡みあう。そして亡き父母への葛藤を抱え、踏みだせなかったミカエルに、ヒロインはミラクルを起こすことができるのか?ビジネス専門用語やギャグもふんだんに織り込まれ、単にロマンス一色でないストーリー展開は◎、一読の価値ありだ。2位は高山繭 ジョスリン・デイの『エスコートは恋の罠』、3位はさいとうちほ コニー・メイスンの『誘惑のシーク』、6位は三浦浩子 ジーン・ウェブスターの『甘い契約』などがランクインしている。なお9月のロマンスコミックランキングは以下の通り。
2014年10月06日ソフトバンクは本日26日より、会員向けポータルサイト「My SoftBank」スマートフォン版にコミックの閲覧コーナーを新設した。人気作品が期間限定で無料閲覧できる。無料で読めるコミックは、Yahoo!ブックストア、スマートブックストアより人気作品をピックアップ。Yahoo!ブックストアからの作品は毎日1話ずつ配信し、掲載開始から3日間閲覧可能。スマートブックストアは週に1~2作品を配信する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年09月26日「いい仏壇.com」は、フォトエッセイ「手を合わせてつながる絆~お仏壇と家族のストーリー~」を募集する。今回募集するエッセイは、家族の絆が失われていく現代社会において、古来より家族のつながりの場として存在していた仏壇を通じ、家族とのつながりの大切さを伝えようというもの。入選作品はWebサイト上に掲載し、金賞1名には賞状および現金10万円、銀賞2名には賞状および現金3万円、銅賞5名には賞状および現金1万円が贈られる。応募は、仏壇と家族にまつわるエッセイと写真を合わせて投稿する。エッセイの文字数は600字以内で、写真は仏壇と人物(または仏壇のみ)が写っているもの。応募方法はメールまたは郵送、ファクスで。締め切りは10月31日。詳細は「いい仏壇.com」のキャンペーン概要を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月04日文芸誌「パピルス」にて2005年12月号から連載している中谷美紀氏のエッセイが、この度、一冊の本としてより幻冬舎から刊行される。およそ6年振りになる、待望の単行本発売だ。「自宅のベランダにひと粒だけなった南高梅」「厄落としと体質改善を兼ねての断食チャレンジ」「旅先で出会った忘れられない味と人々」など。何気ない毎日が、愛おしく思えてくる、珠玉のエッセイ集。自身による写真も多数掲載している。今回、著者・中谷に刊行にあたってのインタビューを行った。●中谷さんにとってエッセイを綴ることとは?様々な場面での素晴らしい出逢いについて、口から発する言葉では伝えきれないことを、文字にしています。●作品を書くことと、女優として演じること。その共通点と相違点は?他人の価値観を演じるストレスを自著で発散するのが初期の目的でしたが、いつしか演技と同様、私個人の気持ち云々よりも、優れた先人の話に耳を傾け、媒介に徹して書くことが心地よくなって来ました。●自分のエッセイを映像化するとしたらどう演出したい?今回のエッセイに書かせていただいた方々は皆さん魅力的なので、ドキュメンタリーで長期にわたって追いかけたいです。●今回の作品のオススメ点は?7年の間に、成長と後退を繰り返しながらずいぶんと変化を遂げましたが、「女心と秋の空」のタイトルのごとく、不確かな人生の変遷を見守っていただけたら嬉しいです。●最近他にハマっていることは?糖質制限で、強靱な肉体と精神を培っています。●今後チャレンジしたいことは?質問力を磨いて、人間の本質に迫りたいです。お問い合わせ:幻冬舎 tel. 03-5411-6211
2012年07月19日20代男性は、コミックの世界をしっかり描いた長編映画を支持!コミック原作の映画が当然のごとく制作されるようになった今日この頃。ただ、原作が有名であればあるほど観る側の評価のハードルも上がってしまいますよね。そんな厳しい状況をかいくぐって20代男性のお眼鏡にかなった作品はどれか?残念ながらかなわなかった作品も一緒にしてランキングを発表します!>>女性編も見るQ:コミックが原作の実写映画で、期待以上に面白かった作品は?1位『DEATH NOTE デスノート』シリーズ14.0%2位『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ12.1%3位『20世紀少年』シリーズ11.1%4位『海猿』シリーズ7.3%5位『ROOKIES -卒業-』7.0%Q:コミックが原作の実写映画で、期待はずれだった作品は?1位『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ11.1%2位『タッチ』9.8%3位『ドラゴンヘッド』7.6%4位『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』7.0%5位『20世紀少年』シリーズ6.7%■期待以上に面白かった!派・『DEATH NOTE デスノート』シリーズ:「原作とは違う結末になっていたので、毎回ハラハラドキドキだった」(25歳/卸/総務)・『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ:「原作よりもドラマ性が強く、心に響いた」(24歳/建築/財務)・『20世紀少年』シリーズ:「原作に忠実に再現されていることが自分にとって重要なので、非常に満足だった」(26歳/繊維/研究開発)・『海猿』シリーズ:「原作より実写の方が迫力あった」(25歳/金融/営業)・『ROOKIES -卒業-』:「キャストの見事な演技で、コミックの内容がさらに引き立てられていた」(25歳/食品/研究開発)・『クローズZERO』シリーズ:「原作の世界観を壊していないどころか、漫画よりもアクションシーンにスピード感があって良かった」(23歳/マスコミ/営業)・『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』:「ゆるーい感じがうまく再現されていた」(23歳/IT/営業)・『蟲師』:「映像が不気味だったが、そこが逆にリアルで良かった」(25歳/情報[その他]/情報収集)■期待はずれだった!派・『タッチ』:「短くまとめすぎ」(28歳/金融/営業)・『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ:「配役があまりマッチしていない感じがして、違和感を持ったまま観てしまった」(26歳/人材派遣/その他[SE補佐やコンサルタント調査業務補佐など])・『ドラゴンヘッド』:「出演陣は豪華だったが、いまひとつストーリーを理解できなかった」(25歳/IT/営業)・『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』:「アニメのイメージが強いだけに、この映画のハットリくんはただのおっさんにしか見えない」(28歳/その他/その他)・『20世紀少年』シリーズ:「物語でわかりにくい部分があった」(25歳/情報/その他[調査])・『どろろ』:「コミックにあったヒューマニズムが足りない感じがした」(31歳以上/IT/SE)・『鉄人28号』:「鉄人が何となくしょぼかった」(26歳/IT/販売)総評口コミを見ると、ストーリーの“まとめ方”も良し悪しの判断材料のひとつであることがわかりました。ただ、十何巻と続く原作を2時間前後に収めるのは至難の業。『DEATH NOTE デスノート』、『20世紀少年』が「期待以上」の上位にランクインしたのは、それぞれ2部作、3部作の構成にして、長い物語をじっくり丹念に描いたことも関係がありそうですね。(文・大城健太郎)調査時期:2010年1月14日~1月17日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性315名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク大人になっても“We Love 漫画!”COBS世代のバイブルコミックとは?声優さんとキャラクターの声がマッチしてると思うアニメは?【男性編】名作と思える少年漫画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年02月15日人気がありすぎるコミックの映画版は、確実に賛否両論に!マンガで読んだ夢のような世界がリアルに再現される……。コミックを原作にした実写映画は、限りない期待を抱かせてくれる一方、ちょっとイメージが違うだけで大きく落胆させられてしまうデリケートな代物ですよね。そんな作品群を、20代女性はどう見ているのか。皆さんの基準で見た勝ち組・負け組がここではっきりしました!>>男性編も見るQ:コミックが原作の実写映画で、期待以上に面白かった作品は?1位『花より男子ファイナル』23.1%2位『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ16.9%3位『DEATH NOTE デスノート』シリーズ16.6%4位『海猿』シリーズ12.3%5位『20世紀少年』シリーズ10.9%Q:コミックが原作の実写映画で、期待はずれだった作品は?1位『NANA -ナナ-』シリーズ18.0%2位『タッチ』9.5%3位『花より男子ファイナル』5.1%4位『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ4.7%5位『テニスの王子様』4.5%■期待以上に面白かった!派・『花より男子ファイナル』:「原作とかけ離れたストーリーだったのが逆に良かった。まっすぐな道明寺に惹かれた」(26歳/損保/秘書・アシスタント)・『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ:「映画はまったく別ものという感じだけど、原作同様、心温まる触れ合いが描かれていて良かった」(28歳/小売/総務)・『DEATH NOTE デスノート』シリーズ:「配役が原作のイメージと合っていて、気持ちが入りやすかった」(25歳/卸/財務)・『海猿』シリーズ:「原作よりリアルに“生きること”について描かれていて、すごく感動した」(26歳/建築/設計)・『20世紀少年』シリーズ:「原作をはしょっているけど、世界観は思ったより良く出ていた」(30歳/官公庁/研究開発)・『NANA -ナナ-』シリーズ:「全然期待してなかったけど、主人公ふたりの関係が深く描かれていて、マンガと同じくらい泣いてしまった」(26歳/通信/総務)・『ROOKIES -卒業-』:「原作の微妙に後味の悪いところをなくし、メッセージが広く伝わるように工夫されていたと思う」(27歳/マスコミ/クリエイティブ)・『真夜中の弥次さん喜多さん』:「原作はゲイゲイしい話だが、意外とそのまま再現されていて、よく役者がやってくれたなぁ……という感じで面白かった」(24歳/電気/法務)■期待はずれだった!派・『NANA -ナナ-』シリーズ:「物語を短い時間で進めようとしていて、すべてのシーンの印象が薄かった」(29歳/アパレル/クリエイティブ)・『タッチ』:「マンガのキャラクターのイメージが強すぎて、映画には違和感を覚えた。その上、上映時間が短い気がした」(26歳/医療/秘書・アシスタント)・『花より男子ファイナル』:「現実には絶対ありえない設定で、マンガの中だけで通用する世界なので、それが実写化されたときにはすごく違和感があった」(27歳/その他[メーカー]/プログラマー)・『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ:「怖さや暗い感じをもっと出してほしかった」(24歳/金融/金融系専門職)・『テニスの王子様』:「マンガだからこそ表現できる技の描写は、やはり映画では無理だなと思った」(25歳/飲料/サービス)・『砂時計』:「淡々と進みすぎて、ストーリーに引き込まれなかった。マンガもしくはTVドラマの方が良かった」(25歳/小売/販売)・『20世紀少年』シリーズ:「3部作でまとめられるわけがない。コミックだからこそ想像力を働かせて楽しめる作品」(26歳/不動産/事業開発)総評少女コミック原作の作品が「期待以上」、「期待はずれ」双方で1位になりましたが、前者1位の『花より男子ファイナル』は後者の3位にもランクイン。ここでの「期待はずれ」は、むしろ「でき上がり以上のものを期待していた」という意味で、原作に対する強い愛情の裏返しと見るべきではないでしょうか。まさにこの賛否両論の激しさこそが、原作・映画双方の人気の高さを示しているといえるでしょう。(文・大城健太郎)調査時期:2010年1月14日~1月17日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性685名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク大人になっても“We Love マンガ!”COBS世代のバイブルコミックとは?声優さんとキャラクターの声がマッチしてると思うアニメは?【女性編】名作と思える少年漫画ランキング完全版(画像などあり)を見る
2010年02月15日兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
モラハラ夫図鑑
あなたは普段、自分がどんな言葉を使っているか、気にしたことはありますか?とくに気になる人がいる場合、ひと言で2人の関係に亀裂を入れてしまうことも。恋愛対象から外れてしまうかもしれない、男性が引いてしまう女性の発言について、慎重に考えてみましょう。今回は、そんな避けた方がよい言葉を紹介します。「いい人いないの?」恋人が欲しいという気持ちから、無意識に「誰かいい人はいない?」と尋ねることがあると思います。ですがこの言葉が、意中の人に自分を「恋愛対象外」であると感じさせてしまうことがあります。相手は自分を「いい人」とは思っていないのかと不安に思うことでしょう。「興味ない」男性が何か話しているときに「興味ないかな~」という風に無関心を露わにする言葉は、思わず相手を傷つけてしまうかもしれません。彼が何を話しているのか、少しでも関心を持つ姿勢を見せることが、関係を深めるきっかけになるかも。「それはありえない!」何気なく2人の親しさを指摘されたとき「それはありえない!」と言うことで、男性があなたとの関係を見直すことになるかもしれません。恋愛の可能性について話が出たときは、明確に否定するのではなく、相手の気持ちを尊重する反応を心がけましょう。「彼女いらないの?」「彼女いらないの?」という言葉が、相手に誤解を与えてしまうことがあります。「誰かとつき合ったりしないの?」と他の誰かを連想させてしまうでしょう。相手に好意があるのであれば「今、彼女ほしい?」と直接的聞くことで、相手が自分に興味を持っていると感じさせることができます。これらの言葉を使う際には、相手の心情をよく考えた上で、慎重に言葉を選ぶことが大切。あなたのひと言が、2人の関係をさらに深めるきっかけにもなれば、遠ざける原因になるかもしれません。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日私たちの生活は、些細なミスや忘れ物、ちょっとしたドジで満ちています。こうした日常の繰り返しの中で、男性は意外にもそんな「ちょっとしたドジ」を見て、心の奥底で魅了されていることがあるのです。そこで、男性が普段言わないけれど、心の中で「かわいい」と感じてしまう女性の動作を4つ紹介します。微笑み交えてのお願い何かを頼むとき「これ間に合いそうになくて、ちょっと手伝ってもらえる?」とニコニコしながらお願いするあなた。それを見た彼は、思わず心を打たれるかもしれません。少し意地悪な冗談で「いつもドジだね」と言いつつも、実際には手を差し伸べてくれます。この背後には、彼なりの照れ隠しが隠されているのかもしれません。彼らは、直接褒めるのが苦手なために、好意を逆の形で表すことも少なくありません。諦める姿を見せたとき何事にも一生懸命取り組んでいる最中「もう無理!」と途中で挫折しそうになるあなた。そんな瞬間を彼はちょっとうれしそうに見ているかもしれません。彼が「大丈夫、助けるから」と声をかけてくれたら、それは彼があなたの努力を認め、一緒に頑張りたいと思っている証拠。普段頼みごとをあまりしないあなたなら、このギャップが彼にとって特別魅力的に映るでしょう。ハプニングに遭遇したとき気をつけていても、つまずいてしまうことは誰にでもあります。そんなとき、人々が避けるような目で見ても、彼はあなたのそそっかしい側面に心を動かされているかもしれません。「気をつけて!」と心配してくれる彼の言葉からは「守りたい」という強い感情が感じられ、あなたへの愛情がさらに深くなるかも。つまずきがちなあなたに対し、彼はさりげないサポートで存在感を示してくれるでしょう。自然体な姿「もう少し落ち着いてね」と言われても、それはあなたが自然体でいることが、彼にとって大切な魅力である証拠です。直接「その部分が好き」と言ってくれることは少ないかもしれませんが、無理して変える必要はありません。自分らしさを大切にして、彼の心を惹きつけましょう。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日皆さんは、生活のなかで思わず驚いてしまったことはありますか?この記事では、読んでいて驚いてしまうような物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言高級焼肉店へ食べることが大好きな、大学生の主人公。あるとき、高級肉だけを扱う焼肉店を発見します。最近のレビューでは悪評が目立つものの、提供している部位が珍しく…。「食べてみないことには始まらない!」と考えた主人公は、1人でその店に来店しました。しかし注文後、提供された肉は明らかに写真とは別物…。どう見ても高級肉ではない肉を提供され「違う肉ですよね?」と抗議した主人公。そして主人公は「店長さんにお話聞いていいですか?」と店長を呼び出します。水をかけられた…出典:モナ・リザの戯言そして「部位どころかグレードも違う」と再び抗議すると…。店長は「知ったような口を聞くな!」となんと水をかけてきたのです。店長の予想外の行動に、主人公は言葉を失ってしまい…。ショックを受けた主人公は帰宅後、父に店で起きた出来事を話します。すると後日、父は真相を探るため、高級焼肉店に取材をしに行くのでした。読者の感想高級肉を謳って客を集めているにもかかわらず、提供する肉は別物なんてかなり悪質ですよね…。客をだます商売をしている焼肉店に、驚愕しました。(40代/女性)別物と指摘されて水をかけるなんて、ひどすぎる店長ですね…。別物を提供していて店長の態度もひどいとなると、客足が遠のくのも時間の問題のような気がします。(30代/女性)
2024年04月27日恋愛とは、思わず心が温まる些細な瞬間で溢れています。とくにパートナーからの細やかな愛情表現に心打たれるなんてことも。今回は、男性が彼女からの愛情を強く感じる瞬間を新たな視点で紹介します。笑顔で許し、共に前進する「計画通りにいかなかった時、彼女が笑顔で許してくれる瞬間、本当に幸せだと感じるんです」(28歳/Web制作)誰もが時には失敗します。とくに、デートの計画で予約を忘れたりすると、気落ちするものです。そんなときに失敗を笑い飛ばして許し、共に次へ進む姿勢は、彼にとって大きな支えとなるでしょう。一緒の時間を価値あるものに「デートで、”あそこに行きたい!”と彼女が楽しそうに意見を出してくれるとき、彼女の存在の大きさを改めて感じます」(29歳/営業)共有する時間に彼女なりの思いを込め、積極的に提案することは、関係をより豊かなものにするでしょう。深い信頼を寄り添う行動「お互いの忙しさから連絡が取れない時もありますが、彼女が私のことを信じてくれていることを行動で示してくれた時、真の愛を感じます」(26歳/経理)信頼と理解は、愛情表現の中でもとくに重要な要素となります。わずかな時間も愛を伝える「忙しくても、2時間だけのスキマを見つけて会いに来てくれたとき、その愛の深さに心を打たれました」(27歳/接客)予定を調整し短い時間でも会いに来る行動は、彼にとって大きな愛情の証となるでしょう。愛する人への思いやりは、どんなに些細な行動であっても、大きな意味を持ちます。恋人たちがお互いの愛情をより深く、確かなものにしていくためには、言葉だけでなく行動を通して愛を示すことが不可欠です。これらの瞬間は、2人の絆をより一層深め、幸せな関係を築く礎となることでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『5000円を返してくれないママ友』を紹介します。ママ友の旦那が倒れて救急車が来たのかどうかを近所の人に確認すると言った主人公。するとママ友は焦って「近所の人も覚えていないと思う」と言い出しました。主人公がママ友の嘘に惑わされずにいると…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」#155000円を返してくれないママ友出典:Youtube「Lineドラマ」助けないと…出典:Youtube「Lineドラマ」まさかの恐喝出典:Youtube「Lineドラマ」言うことが増えていく出典:Youtube「Lineドラマ」言われたら困る出典:Youtube「Lineドラマ」子どもたちが…出典:Youtube「Lineドラマ」食べられなくなってしまう出典:Youtube「Lineドラマ」主人公を脅すママ友出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」焦って主人公の子どもを引き合いに出し、主人公を恐喝したママ友。主人公は冷静に、警察とママ友の旦那に報告すると話しました。するとママ友は「私がいないと子どもたちが食べていけない」と言い出して…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日LINEを通じたコミュニケーションは、特に気になる相手とはずっと続けていたいものです。しかし、相手側にはそうしたくてもできないときもあるかもしれません。この記事では、男性が「このLINEのやり取りをそろそろ終えようか」と考えているときを紹介しましょう。「また明日ね」など別れの言葉もし彼が「今日はこの辺で終わりにしよう、また明日連絡するね」という風に伝えてきたら、それは彼がその日のやり取りを穏便に終わらせたいと思っているサイン。「明日また話そう」というメッセージを受け取ったら、それは彼があなたとの時間を価値あるものと考えていることを意味しているので、一旦話を終えることがベストかもしれません。寝ることを告げる彼が「そろそろ寝るかも」と言い出したら、そのやり取りを終えたいという意思表示をしている可能性があります。夜遅くになると、彼もひと息つきたい気持ちになることがあるでしょう。そのように感じたとき、彼は自然と寝ることを告げるのかもしれません。終わりを示すスタンプ男性が、LINEでのやり取りを終わらせたい時よく使われるスタンプを送ることがあります。これが届いたら、彼がその話にピリオドを打ちたいと考えている可能性が高いです。次の日にまた共通の話で話を再開するキッカケにもなりますので、軽い心持ちでそのメッセージを受け止めましょう。交流を終える適切なタイミングもちろん、急にリズムを崩して会話を終えなければならない訳ではありません。しかし、適切なタイミングでやり取りを終えられることは、心地よい関係を維持する上で彼にとっても意味のあることになります。彼があなたとの会話を円滑に終わらせる方法を探している場合、それに対して柔軟に応じることが、将来のやり取りをより楽しいものにするでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年04月27日