ファッションメディア「ELLE」による「エル シネマアワード2019」授賞式が12日に行われ、門脇麦、中村倫也、佐久間由衣、蜷川実花監督が登場した。同賞は文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約40名を迎え、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エルシネマ大賞」に、「エル ベストアクトレス賞」「エル ベストディレクター賞」「エル メン賞」「エル・ガール ライジングスター賞」の4部門を加えたもの。映画ライターのよしひろまさみち、エルの坂井佳奈子編集長がナビゲートを務めた。2019年は映画『あの日のオルガン』『"隠れビッチ"やってました。』『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』『屍人荘の殺人』に出演し、今後の活躍に期待したい女優に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」に輝いた佐久間。Rick Owensのドレスで登場した佐久間は、スリットから覗かせた圧倒的美脚で会場を驚かせる。「本当に身に余る光栄な気持ちです。作品の数ではなく、ひとつひとつ丁寧に向き合える作品に出会えたことを本当に幸せだなと感じています。このお仕事はどこまでも果てしなく他力本願なお仕事で、その中でこの場所に立てていることを改めて関わってくださった皆さんに感謝したいと思います」と感謝の言葉を述べた。また「19歳の時にこのお仕事をはじめさせていただいて、それまでファッションにはほとんど無頓着で、ぼーっとして生きてきたんですけど、この仕事を始めてから、用意していただいた洋服を着て役作りしていくことで心が豊かになっていくことだったり、それとは逆に自分が選んで洋服を来てそこから気持ちが変わっていくことだったり、ファッションから勉強させていただいた」と心境を吐露。「ファッションと映像のお仕事は切っても切り離せないような関係性にあるなと感じています。これからも両方を自分らしく向き合っていけたらなと思っています」と意気込んだ。○エル シネマアワード2019 受賞一覧エル・ベストディレクター賞:蜷川実花エル・ガールライジングスター賞:佐久間由衣エル・メン賞:中村倫也エル・ベストアクトレス賞:門脇麦1位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2位 女王陛下のお気に入り3位 マリッジ・ストーリー4位 ジョーカー5位 マックイーン:モードの反逆児6位 グリーンブック7位 COLD WAR あの歌、2つの心8位 イエスタデイ9位 ボーダー 二つの世界10位 バーニング劇場版
2019年12月14日現在放送中のドラマ「4分間のマリーゴールド」の主題歌、平井堅の「#302」のMVが公開。本MVでは、男女の“普遍的切なさ”を佐久間由衣と清原翔が演じている。平井さん通算46枚目となるニューシングルの表題曲「#302」は、サビの「ずるくてもいい代わりでもいい君の淋しさの一番近くにいたい」というフレーズがとても印象深い、シンプルなアレンジが心に沁みるミディアムバラード。佐久間さんと清原さんが主演する公開されたMVでは、男女の気持ちの移ろいを、表情にフォーカスし丁寧に表現。ストーリー仕立てでそれぞれ「僕」と「私」が正対し映し出され、少ない場面、少ないカットで楽曲のテーマでもある“身を焦がすような恋”を、見る者が自分自身の体験と重ね合わせて共感できるよう描かれている。「物心ついた頃から平井堅さんの歌声を聴いて育ってきました」と圧倒的な存在だと平井さんについて語った佐久間さんは、「今回の出演が決まった時は、とても嬉しかったです」とMV出演を喜び、「清原さんとはツーショートのムービーでご一緒させて頂くのは三回目ということにもご縁を感じながら、色々な思いで挑ませて頂きました」と撮影をふり返っている。また清原さんも「何かと御縁のある佐久間由衣さんとまたご一緒出来て、懐かしくも、楽しい撮影でした」と撮影をふり返りつつ、「この楽曲は、もどかしさ、儚さ、柔らかさ、色々なモノが入り混じっていると思いました。MVでもその繊細さをしっかり表現出来ていると感じていただけたら嬉しいです。是非、観て、聴いてください」とメッセージを寄せている。そして平井さんは「ギターと歌だけで進んで行く楽曲に呼応するかの様に、静かに静かに流れて行く映像。帰りたくなくて、なんだか泣きたくて駅の前でしゃがみ込んでいた遠い遠い、あの日の自分を思い出しました」とMVの感想を明かしている。本楽曲が主題歌として流れる現在放送中のドラマ「4分間のマリーゴールド」は、キリエの同名漫画の実写化。福士蒼汰、菜々緒、横浜流星、桐谷健太が兄弟を演じ、手を重ねた人の“死の運命”が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことと、命の期限が1年後に迫った義姉・沙羅との禁断の恋が描かれる。「#302」は12月4日(水)リリース。「4分間のマリーゴールド」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2019年11月22日女優の佐久間由衣が4日、開催中の「第32回東京国際映画祭」で行われた主演映画『“隠れビッチ”やってました。』(12月6日公開)の舞台挨拶に、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、三木康一郎監督とともに登壇。異性に対して、「お酒の力を借りて甘えてみたい」という願望を明かした。映画初主演の佐久間が本作で演じたのは、誠実そうなバツイチ中年男性や自信家のIT系肉食男子、ノーマル系サラリーマン…男性のタイプに合わせたモテテクを駆使し、男性たちを次々と落としていく主人公のひろみ役。肥大化した「愛されたい」という気持ちを持て余し、もがき、成長するひろみを熱演した。舞台挨拶では、本作のストーリーにちなんで「これまでに試してみた or これから試してみたい“気になる異性への必殺モテテクニック”」をキャスト陣が発表。佐久間は「してみたいことです」と前置きした上で、「お酒の力を借りてみたい」という願望を告白し、「劇中で激しくひろみが酔っぱらうシーンがあるんですけど、あんな風にできたら楽だなと、どこかうらやましい気持ちもあり、普段あんまり飲まないんですけど、お酒の力を借りて甘えられたらいいなと思いました」とやや照れながら説明した。村上は「口数を減らす」と答え、「オーディションで頑張ってしゃべって落ちたときに、『あんまりしゃべらない方がかっこいいよ』って言われました」とエピソードを披露。大後は、転びそうになったときに「あっ」と言って異性の裾をつかむというテクニックをこれからやってみたいと話した。小関は「好きって言う」というテクニックを発表。「『I LOVE YOU』の好きではなく、『その色好き』とか、僕と同じ好きを持っているなと思った瞬間に、都度都度『僕それ好きだよ』って言うと、好きな魔法にかかる」と言い、「自分自身が実感したことがあったので」とその経験があると明かした。
2019年11月04日女優の佐久間由衣が4日、開催中の「第32回東京国際映画祭」で行われた主演映画『“隠れビッチ”やってました。』(12月6日公開)の舞台挨拶に、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、三木康一郎監督とともに登壇。映画のお披露目を迎え、感極まって目を潤ませる場面があった。映画初主演の佐久間が本作で演じたのは、誠実そうなバツイチ中年男性や自信家のIT系肉食男子、ノーマル系サラリーマン…男性のタイプに合わせたモテテクを駆使し、男性たちを次々と落としていく主人公のひろみ役。肥大化した「愛されたい」という気持ちを持て余し、もがき、成長するひろみを熱演した。佐久間は「タイトルの『“隠れビッチ”やってました。』というところだけ見たときに『あー私、お嫁に行けなくなるのかな』って思った」と打ち明け、「台本を読ませていただいたら、精神的なビッチさというか、承認欲求と向き合うお話だったので、ぜひ挑戦させていただきたいと思って受けさせていただきました」と語った。また、感情の起伏が激しいひろみ役は「終始大変でした」と言い、「監督から厳しいご指導があり、テンションを高く守ったまま、なんとか乗り切ったという感じでございます」と説明した。最後のあいさつで、「本日はこんなたくさんの方にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます」と観客に感謝し、「撮影自体は1年前の12月にみなさんと一緒に乗り越えて、こういう風に…形になったのがすごくうれしいです。私自身、初主演映画ということもあって、できないこともたくさんあったんですけど、みなさんに支えてもらいながら一つの形になった作品です」と作品への思いを語って涙目に。「強烈なタイトルなんですけど、中身は愛が詰まった温かい作品になっています。苦しんでいる人たちにとって背中を押せるような作品になったらいいなと思っています。関係者以外の方に見ていただくのは今日が初めてなので、ちょっとでも心に響いたらおすすめしていただきたいなと思います」と呼びかけると、会場から温かい拍手が起こった。
2019年11月04日女優の佐久間由衣が28日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された第32回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。特別招待作品として上映される映画『“隠れビッチ”やってました。』(12月6日公開)で映画初主演を務めた佐久間は、三木康一郎監督とともに登場。胸元がざっくり開き、美脚も露出したセクシーなドレスで、観客の視線を集めた。本作で佐久間が演じたのは、誠実そうなバツイチ中年男性や自信家のIT系肉食男子、ノーマル系サラリーマン…男性のタイプに合わせたモテテクを駆使し、男性たちを次々と落としていく主人公のひろみ役。肥大化した「愛されたい」という気持ちを持て余し、もがき、成長するひろみを熱演した。東京国際映画祭は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。32回目となる今年は、10月28日~11月5日の9日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催し、期間中に180本の映画を上映する。撮影:蔦野裕
2019年10月29日映画『“隠れビッチ”やってました。』主演でも注目を集める佐久間由衣が、賀来賢人主演の「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」にて警察幹部の娘のワケアリ女子を演じることになった。「3年A組」「あなたの番です」に続いて日曜夜に登場する本ドラマは、賀来さん演じる主人公の刑事・遊佐清春を含めた刑事全員が容疑者となるアンストッパブル・ミステリー。先に発表されていた高橋ひかるが体調不良のため降板したことを受けたもので、佐久間さんが演じるのは、ヤンチャな友人と自由気ままに日々遊び歩くも、警察幹部の娘である本城芹奈役。本作でカギとなる碓氷薫(広末涼子)殺害事件と、10億円強奪事件…。そんな血生臭い世界とは一見無縁のように見える彼女だが、実は、人知れず重大な秘密を抱えている…という役どころ。いち早くその秘密に気づいたのは誰なのか?そして彼女の父親は、「3年A組」で描かれた魁皇高校立てこもり事件で特殊部隊の指揮を執るほどのキャリア幹部・本城諭(篠井英介)。警察幹部の娘だったことが、彼女の運命に大きな影を落とす――!?佐久間さんからは「限られた時間の中ではありますが、役柄として自分に出来ることは全て捧げ、嘘なく大切に演じ切りたいと思っております」と、力強いコメントが到着している。「ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―」は10月13日より毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2019年10月07日「東京女子図鑑」の“男子版”とも呼べるドラマ「東京男子図鑑」が、日中共同プロジェクトで制作決定。竹財輝之助が主演を務め、日本では2020年に放送&配信される予定だ。ストーリーこれは、ある東京男子の20年間の物語――。千葉県浦安の実家から都内の有名私立大学に通っていた翔太(竹財輝之助)は、恋人が年上の金持ち男と遊んでいることを知り、「女は結局、カネなんだ」と東京でのし上がることを誓う。一流商社に就職し、カネにも女にも不自由しない生活を手にした翔太。しかし、女遊びもせずに働く同期の小島(落合モトキ)との出世争いや、年収3000万以上の男との結婚を望むみなみ(田中シェン)との恋愛を通して、少しずつ価値観が変わっていく。ベンチャー企業のCEOになっていた同級生・一馬(森岡龍)との再会によって人生が大きく変わった翔太は、部下として出会った瑠璃子(市川由衣)との付き合いを経て、東京で生きることの意味を見つめ直すことに。金と仕事と女に奮闘しながら年齢を重ね、翔太が辿り着いた場所とは…。話題のドラマの男子版!「東京女子図鑑」は、水川あさみ主演で2017年にAmazon プライム・ビデオで配信した、雑誌「東京カレンダー」の話題小説を実写化したドラマ。野心家な主人公・綾が上京し、キャリアを重ね恋をして成長していく様子と内面をリアルに描き、アジア全土で共感の嵐を巻き起こした。また、中国では「北京女子図鑑」「上海女子図鑑」としてリメイクされ、韓国からもリメイクのオファーが殺到したとか。今回アジアの視聴者からの「男子版も見たい!」という声を受け、「東京男子図鑑」の制作が決定。大学入学とともに上京した主人公・翔太が、東京を舞台に金と仕事と女に奮闘しながらサバイブしていく“東京男子”の成長と心理をリアルに描く。竹財輝之助「深読みしてくださると嬉しい」この主人公・翔太を演じるのは、主演ドラマ「ポルノグラファー」を切掛に、日本国内のみならず中国を始めアジアで大ブレイク中の竹財さん。今作では、大学生から40代までの20年間を一人で演じ切る。演じる翔太について「第一印象は『何でも持ってるけど何にも持ってない男』でした。あくまで僕個人の意見ですが、東京というところに感じた印象と同じです」と明かし、「彼の言葉は裏腹な事が多く、本心がなかなか見えませんが、深読みしてくださると嬉しいです(笑)魅力的なキャスト・スタッフに助けられながら、毎日生きられてます。ぜひ、お楽しみに!」とコメント。市川由衣が恋人役職場の後輩でやがて翔太と恋仲になり、人生のどん底に落ちた翔太を優しく支える藤崎瑠璃子役には、『NANA2』『海を感じる時』の市川由衣が決定。「藤崎瑠璃子は自分の能力、可能性を信じている女性です。私は適当な人間なので...瑠璃子とは違いますね(笑)」と役柄を説明するとともに自身とも比較した市川さん。「この物語は、登場人物やエピソード一つ一つがとてもリアルで、共感しやすく、台詞のやりとりも日常に溢れている会話なのでとても見やすい作品だと思います」と作品の印象を語り、「竹財さんとは以前から何度か共演させていただいていますが、共演シーンが沢山あるのは初めてなので、楽しみにしていました。常にフラットで紳士な方なのでコミュニケーションも取りやすく助かりました」と共演をふり返っている。2人のほかにも、落合モトキ、水間ロン、牧田哲也、花影香音、愛加あゆ、鎌滝えり、早織、田中シェン、瀧川英次、森岡龍、山中崇らが出演する。スペシャル映像さらに、制作発表とともにスペシャル映像も到着。翔太の日常が覗ける映像となっている。なお、監督は「デザイナー 渋井直人の休日」の松本佳奈。オープニングとエンディング曲は、海外からも注目を集める女性アーティスト・ちゃんみなの「Call」(オープニング曲)、「アーカイブに保存した曲」(エンディング曲)が起用された。ちゃんみなさんは「攻めた歌詞の楽曲でもあるのですごく驚いている気持ちもあるのですが、とても嬉しく思っています。是非私の楽曲とともに『東京男子図鑑』をお楽しみください!」とコメントを寄せている。「東京男子図鑑」は冬、アジア地域(中国<台湾・香港・マカオ含む>他)先行配信、2020年日本放送(カンテレ)&配信予定。(cinemacafe.net)
2019年10月05日サッカーJ1リーグ、各クラブの注目イケメン選手をクローズアップするこの企画。今回はサンフレッチェ広島、守りの要であるDF・佐々木翔選手を直撃!写真・大嶋千尋 文・薮内加奈僕はもしかしたらマダムキラーかも。DFという守りのポジションながら、類稀なる身体能力を生かした攻撃的なプレーで時には前線での活躍も見せる、佐々木翔選手、29歳。サンフレッチェ広島の練習場にて、合同練習終わりにお話を聞くことができました。――守りだけでなく攻撃にも繰り出せるプレースタイルが「男」を感じます!試合中はめちゃめちゃ叫んでいますね! 華麗なプレーやきれいなシュートではなくて、男臭くガツガツ戦っています。試合中は相手選手とぶつかる場面もあるのである意味格闘的な要素もあります。守備というポジションだからなのかもしれませんが、泥臭いパワープレイヤーとしてやっているので、そういうところも女性の観戦者に見てもらえたらうれしいですね。――佐々木選手は女性ファンが多そうなイメージがありますが。今日の公開練習にも何人も女性ファンの方がいらしていましたね。多くないっすよ〜。あ、でももしかしたらマダムキラーかもしれません(笑)。スタジアムによく来て応援してくださる年上の女性サポーターの方はいらっしゃいます。――サポーターの方を覚えていらっしゃるんですね! 練習後のファンサービスでも気さくにサポーターの方と交流をされているのが印象的でした。わざわざこんな遠い練習場まで(広島駅から車で約1時間)足を運んでもらっていますからね。本当にありがたいことです。サポーターあっての僕らなので、いつも感謝しています。息子2人は僕の小さい頃と似ています。――なんとも謙虚な姿勢の佐々木選手。試合中の闘志むき出しのイメージとは異なり、インタビュー中は常に笑顔で盛り上げくれました。ではプライベートでの佐々木選手の性格は?めちゃめちゃ適当ですよ(笑)。本当に面倒臭がり。興味あることはしっかりこなしますけど、私生活は適当ですねぇ。――私生活でしっかりこなしていることは?なんだろう……、皿洗いかな……? 妻が料理を作ってくれるので、食べ終わった後家族全員分の食器はきちんと洗います。三角コーナーまでしっかり片付けます。あ、でも、食洗機の中の乾いた食器の片付けまではやらないです。洗うまでが自分の仕事だと思っているのかな? そこはもう妻は諦めています(笑)。――食器洗いを率先して自分の仕事と捉えているのはすごいですよ。お子さまがお二人いらっしゃるということですが、子育ても積極的にされていらっしゃいますか?3歳になったばかりと1歳の息子がいます。仕事から帰ると2人を連れて公園に行ったり、いつも遊んでいますね。2人ともずっとサッカーボールを蹴っています。上の子はチームのことも理解しているみたいで、「将来はパパになりたい」と言ってくれるんです。サッカーを好きになってくれるのは素直に嬉しいですね。――佐々木選手の子どもの頃もそうだったのですか?そうです。4歳の時にはすでに地元のクラブに入っていましたし、物心ついた頃から常にサッカーボールは近くにありましたね。当時の自分と今の息子たちはどこか似ているところはあるのかも。うちの息子たち、どんな球も投げるんじゃなく、蹴ろうとするんですよ。血筋かな。(笑)――お二人のお子さまを本当に愛していらっしゃるのがよくわかります。無条件にかわいいですね。仕事以外は基本的には子どもといます。まだ小さいから、常に一緒にいる妻が大変だと思うので、少しでも妻が自分の時間を作ってもらえるように心がけているつもりではあります。だから今は趣味もあまりないかな。あ、落ち着いたらチームメイトの先輩家族と一緒にBBQしたり、キャンプに行ったりしたいですね。昨夜の麻婆豆腐、うまかったんですよ。――子煩悩で奥さま思いの佐々木選手。結婚されていますが、anan恒例の女性の話もお聞きしました。ズバリ、好きな女性のタイプを教えてください!唯一思いつくのは、丸顔の女性が好きです。妻もそうかな……? 女性芸能人の方で言えば、って今は思いつかないんですが、昔は、鈴木えみさん、柴咲コウさん、市川由衣さん、西野カナさんが好きでした。――幅広いですね。(笑)ですね(笑)。明るくて、話が合う子がいいです。――キュンとする女性の仕草や行動はありますか?(しばらく考え込んで)うーん……、なんでしょうね、難しい…(悩)。しばらくそういう感情から遠ざかっているので……(笑)。ごはんをおいしく作ってくれるとうれしいですね。昨夜、妻が作ってくれた麻婆豆腐がうまかったんですよ。なので、好きな女性のタイプに、舌が合うってことも追加でお願いします。食事をともにする時においしいものが一緒ってそれだけで幸せですよね。あ、妻の料理はハンバーグもうまいですよ。(照)怪我でブランク2年…。その時に感じたこと。――ご家族のことを愛おしそうに話してくれた佐々木選手。2016年の3月、試合中に右ひざ前十字じん帯断裂の大ケガを負い、2回の手術、そしてリハビリと、約2年間実戦から遠ざかっていた時も、家族に支えられたそう。その時の心境は、いかがでしたか。わりとポジティブな性格なので、「こういう仕事をしているから怪我はつきものだ」と思っていた部分はあって、試合に出られない2年はどこか割り切っているところはありました。けど、妻は復帰できると信じて気遣ってくれたのが大きかったですね。怪我したことでの教訓というのは特にないんですが、妻、そしてチームメイトが支えてくれたから今があると思います。――インタビューや撮影中、練習終わりのチームメイトやスタッフに茶化されながらもそれに笑顔で応対されていました。みなさん、とてもいい関係性を築かれていますね。僕が引っ張っていかなきゃいけない年次ですね。同じDFの野上結貴選手とは、いつもどうすればいいクラブに導けるのかを話しています。野上はチームメイトでもありますし、意識する選手でもあります。僕、他のクラブで気になる選手というのはいないんですよ。クラブ内でライバルとして意識しながら、比較して、その選手の良さを吸収しつつも、自分の良さを引き出せれば、と思っているので。――あくまでのチームありきなんですね。もちろん自分の成績として残したいところはありますが、まずはクラブがタイトルを取ること。そのためにずっとやってきています。クラブが結果を出さないと意味がないと思っています。――2018年は初めて日本代表にも召集されました。代表は意識されていますか?W杯の予選も始まっているので、日本代表として出場することはひとつの目標にしていますし、召集されたら、もちろんそこで結果を残したいとは(いろいろなインタビューで)言っています、建前ですけどね。――本音は?(キッパリと)興味ありません。――え!?僕にとってはやっぱりサンフレッチェ広島というクラブがタイトルを取ること、それが一番最初に考えることなんですよ。チームメイトとサポーターと、支えてくれる人のためにクラブとして結果を残して勝利をわかち合いたいだけ。代表選出は、その次です。あくまでもクラブファーストの姿勢を見せてくれた佐々木選手。大ケガを乗り越え、家族やチームメイト、そしてサポーターの感謝を忘れない広島の守りの要の横顔は、「J1リーグの頂点を獲るために、邁進するのみ」、その意思が感じられました。Information9/28(土)vs名古屋グランパス(19:00キックオフ@エディオンスタジアム広島)
2019年09月14日7月19日、急性咽頭炎のために歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台を休演していた市川海老蔵(41)が復帰した。18日に松竹株式会社の公式サイトが、「市川海老蔵が復帰し、昼の部、夜の部ともに、通常通りの配役にて上演いたします」と発表した。本舞台は長男の堀越勸玄くん(6)との共演舞台。海老蔵が休演中も、勸玄くんは一人で舞台に立った。誰もが心配していた海老蔵の復帰に、歓喜の声があがった。《舞台復帰おめでとうございます 皆で素晴らしいお舞台 えいえいおー》《ひさしぶりに白塗りのお顔見れた 嬉しいです》《海老蔵さんお帰りなさい。適度な緊張感に包まれて楽しんでください》15日に海老蔵は、声が出なくなったことを理由に舞台を急遽休演した。その後、急性咽頭炎と病名が判明。18日に昼の部から復帰する予定だったが、病状が回復せず延期になった。17日のブログでは、《誠に申し訳ございませんが、あと一日。あと一日。お休みさせていただきます。誠に申し訳ありません。私自身の心は焦りと悔しさと行き場のない気持ちが交錯しています。が、お医者さんの意見に添いそれを理解しそうさせて頂くことにしました》とつづった。このように海老蔵は、ファンや関係者の気持ちを慮って体調の経過をこまやかにブログで報告している。19日に更新したブログでは《よろしくお願いします。みんなからはもっと休んで良いのだよと優しい言葉もらいます。有難い》と感謝の気持ちとともに、復帰の意欲をみせた。いっぽうで、依然として海老蔵を心配する声もあがっている。《無理してませんか、きっと申し訳ないという気持ちが高く少し頑張って出てませんか》《もっとゆっくり休んでいただきたい。でも、舞台の成功を心から祈っております》《もっと休んでいいんだよー 海老蔵さん責任感半端ないって》さらに歌舞伎役者の片岡孝太郎(51)も、19日に更新したブログで海老蔵を心配する気持ちをつづった。《早くないかなぁ、彼は人一倍身体や食事に気を使うにんげんですが今回の配役、本当に大変です。勿論ご自身で決めた事ですが、せめて明日から数日は夜の部だけにして頂けたらと勝手に心配しています》本公演は28日の千穐楽まで続く。一日も早く全快になることを祈るばかりだ。
2019年07月19日映画初主演の佐久間由衣に村上虹郎、大後寿々花、森山未來が出演する映画『“隠れビッチ”やってました。』。この度、草食系から肉食系まで、“隠れビッチ”のターゲットになる男性キャストたちが発表された。あらいぴろよ氏の同名ベストセラーコミックを映画化した本作。タイトルの“隠れビッチ”とは、メイクはシンプル、髪色は暗め、肌の露出も15%ほど、戦略的に「隙」と「タイミング」を演出しながら、男性の心を次々とハントしていく清楚派に扮装した女性のこと。決して自分からは告白をせず、相手から告白をされるまで罠を仕掛け続ける。今回発表となったのは、その“隠れビッチ”のターゲットにされてしまう男性陣と追加のキャスト。飾らない笑顔の美容師・安藤剛役に、『わたしに××しなさい!』で主演をつとめ、『覆面系ノイズ』『春待つ僕ら』、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題となった小関裕太。一途なバツイチ男・川田利光役には、映画『勝手にふるえてろ』『旅猫リポート』などにバイプレイヤーとして出演し、au三太郎シリーズCMでは一寸法師役・彦星役を演じた前野朋哉。IT系肉食男子・永田裕志役に俳優としてドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」「あなたの番です」などに出演している片桐仁。包容力のある大人な男・小橋健太役にはドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です」で“ヒーロー”を演じた前川泰之。中堅会社営業のノーマル系男子・坂口征二役には、映画『勝手にふるえてろ』『東京喰種トーキョーグール』シリーズなどに出演し、「MEN’S NON-NO」モデルで俳優の柳俊太郎。真面目な草食系男子・船木誠勝役にはドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」「高嶺と花」に出演中の戸塚純貴。草食から肉食まで様々なタイプの男たちが、佐久間さん演じる“隠れビッチ”のひろみにどのように手玉にとられていくのか、注目だ。そのほか、幼少期のひろみにトラウマを植えつけた暴力的な父親・荒井雄二役に光石研、暴力的な父親に耐えてひろみを育て上げた母親・荒井涼子役に渡辺真起子に、笠松将、田中偉登、岩井拳士朗、山本浩司と、日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストから、いまや日本映画界に欠かせない存在となっている実力派が集結した。“隠れビッチ”が本気になった男性・小関裕太からコメント到着!男性を翻弄し続けてきたひろみが、本気で想いを寄せてしまう安藤剛役を演じた小関さんは、「この映画には色んなタイプの男性が出てきます。例えば、草食系、肉食系、ノーマル系…。そんな中でも僕が演じた安藤くんは細かいことはあまり気にせず、だらんとしていて常に自然体でいる感じの、とってもいいやつです。三木(康一郎)監督のもと、楽しく、そして真剣に安藤くんと向き合いました。ぜひ楽しみにしていただきたいです」と本作への想いを語っている。『“隠れビッチ”やってました。』は今冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:“隠れビッチ”やってました。 2019年、全国にて公開予定©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社
2019年04月18日現役OLでグラビアアイドルの古河由衣がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『育愛日和』(発売中 4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。同DVDがグラビアデビュー作となる古河由衣は、上からB90(Gカップ)・W58・H90という抜群のプロポーションを誇る現役OL。同DVDは、昨年11月にバリ島で撮影。OLに扮した古河が上司と恋愛を繰り広げていくというストーリーが展開していき、ボディーをセクシーな衣装で披露しながら25歳という大人の色気をたっぷりと放出している。撮影でも着用したというセクシーな競泳水着姿で報道陣の取材に応じた古河。初めてのDVDを手にしながら「私もじっくり家で何回もみましたが、1stDVDならではの初々しさが詰まっています。でも、だんだんと大胆になって大人っぽくなっていきますね。自分自身もこの撮影で成長できたと思います」と胸を張り、「露出が多くて衣装やシーンも際どすぎて、終始緊張していました」と撮影を振り返った。内容については「私が後輩OLで視聴者の方が会社の上司で、上司と出張しながらドキドキなことが起きる内容となっています」と説明し、「ピンクのビキニを着た車のシーンではすごく暑くて汗だくになっています。そのシーンでは生々しくアメを舐めているので上出来かなと思います。赤いニットを着たシーンはジャケットの写真のように開脚したりしてエッチですが、ダイニングでしっとり過ごしています。これはエロさがあると思います」とセクシーアピールした。古河は現在、都内の不動産関係の会社に勤めながらグラビア活動をしている二刀流グラドル。グラビアを始めたきっかけを「インスタでプールの写真をあげたんですが、それを今のマネージャーが見たみたいで声をかけてくださいました。今どきのデビューですね(笑)」と明かしつつ、「目標は雑誌の表紙になることです。その先は見つかってませんが、グラビアの活動をしながら自分の進むべき道を探したいと思います」と抱負を。自身についている"日本一口説きたくなるグラドル"というキャッチコピーについては「近所のお姉さん的な感じで親しみさを持っていただき、危険な色気で頑張っていこうと思います!」と前向きだった。
2019年02月19日『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『覆面系ノイズ』の三木康一郎監督作『“隠れビッチ”やってました。』が公開決定。映画初主演となる佐久間由衣を迎えたほか、村上虹郎、大後寿々花、森山未來と異色のキャストが揃った。異性からモテ続けることで「認められたい欲求」を満たしてきた主人公・ひろみ。自分が傷つかずに、相手の気持ちだけを弄びながら、恋愛の美味しい所だけを楽しみ、体の関係は断る―というゲームのようなやり口に、ひろみのシェアハウス仲間であるバイセクシャルの晃と恋愛に失敗してばかりの彩は驚いていた。服の露出は少な目、鎖骨がちらりとのぞく透け感のあるワンピースが戦闘服。どこにでもいる女性に見えるのに、計算しつくした仕草と会話で、男性を落とすハンターぶりから、彩は「あんたは“隠れビッチ”ね!」と名付ける。そんなある日、同じ職場に気になる相手が現れ、ひろみは初めて自分の本音と向き合う――。原作は、あらいぴろよによる一見すると清純派の女性だけど、男性にチヤホヤされたい欲望の強いビッチ女だった実話のコミックエッセイ。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添う作品となっている。主人公・ひろみを演じるのは、「トランジットガールズ」『あの日のオルガン』に出演、本作が映画初主演となる佐久間由衣。「主人公・ひろみは、色々な戦略で男性を翻弄する役柄ですが、演じる時には、愛したい。でも愛し方がわからない主人公の寂しさやコンプレックス、彼女の感情の深い心の穴である部分を理解しようと精一杯努めました」と演じた感想を語り、「原作者であり、主人公のモデルにもなった、あらいぴろよさんの話も参考にさせて頂きながら、全てのシーンを大切にそして思い切り演じさせて頂きました。私にとって既にとても大切な作品です」とコメント。またひろみとシェアハウスをするバイセクシャルの晃と駄目な恋愛を繰り返す彩役には、「この世界の片隅に」『銃』の村上虹郎と、連続テレビ小説「わろてんか」の大後寿々花。そして、主人公を見守る男性・三沢役は、現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演する森山未來に決定した。村上さんは「僕は、主人公・ひろみとその友人・彩とシェアハウスをしている、バイセクシャルの晃役なのですが、みんなの食事の支度から、駄目な恋愛を繰り返す女子2人の心のケアまでお世話する、“お母さん”みたいな役割を楽しんで演じました」と役どころについて触れ、大後さんも「彩は、外向きは仕事もプライベートも充実しているように見えて、実は自分に自信がなくて、気になる相手には嫌われないために体を許してしまうような恋愛を繰り返してしまう女性」と役について語り、「佐久間さんや村上さんとは初共演でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影を終える事ができました」と撮影について明かした。一方、森山さんは「これは“もし佐久間由衣ちゃんがナチュラルに隠れビッチをやっていたとしたら誰も太刀打ちできないでしょ”、という映画です」と映画について語り、「僕も彼女に打ち砕かれた死屍累々の一人です」とコメントしている。『“隠れビッチ”やってました。』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:“隠れビッチ”やってました。 2019年、全国にて公開予定©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社
2019年01月29日1月14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が、東京・歌舞伎座で会見を行った。そこで、’20年に「市川團十郎」を十三代目として襲名することを発表した。また長男の堀越勸玄くん(5)が、八代目「市川新之助」を襲名することを発表。”親子W襲名”を知らせる会見を終え、海老蔵がブログで心境を告白した。会見では、「歌舞伎界におきまして大きな名跡でございます。この上は己の命の限り、懸命に歌舞伎に生きてまいりたい所存でございます」と語った。また、勸玄君は「このたび、父も名乗っておりました市川新之助の名跡を八代目として相続いたします。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。海老蔵は会見終了後、『なんとか』と題したブログを更新。「発表、なんとか、無事に終わりました」と発表を終えたことを報告。続いて「皆様ありがとう御座います。そしてよろしくお願い致します」と呼びかけた。また、朝の情報番組では生放送で会見を放送され、海老蔵は各番組の会見画像をキャプチャーし、ブログに投稿していた。これには1万5千を超えるいいね!と700を近いコメントが寄せられた。ファンは「襲名発表おめでとうございます」「麻央さんも喜んでるでしょう」という祝福のコメントや、「カンカンて呼べないくらい素敵なご挨拶でした」「かんかんとても凛々しく堂々としていて涙が出てきてしまいました」と勸玄くんへの称賛の声もみられた。
2019年01月14日女優の市川紗椰(31)が、ロックバンド“BST”を絶賛したことでなぜか炎上している。マニアックに趣味を突き詰めることで知られる市川。『週刊プレイボーイ』では「ライクの森」と題したコラムを連載中だ。11月26日号のコラムでは“BST”というロックバンドの魅力を熱弁。『市川紗椰が語る“BST”の魅力「韓流アイドルグループの陰に隠れている不運なバンドです」』というタイトルでヤフーニュースにも配信された。すると、コメント欄が荒れ模様となってしまったのだ。《被爆者を嘲笑する原爆Tシャツ。日本人として絶対に許せません。ファンの若い人達は少しは歴史を学んでみたら如何かと思います》《原爆を肯定する様なTシャツを、平気で意図的に着ていた事が問題である。日本人としては到底容認出来る行為ではない》コメント欄には韓国のアイドルグループ“BTS”への非難が並んだが、市川が絶賛したのは‘60~70年代に活躍したアメリカのロックバンド“Blood,Sweat&Tears”。略して“BST”だ。コラムでも市川自身が「防弾少年団という韓流アイドルグループの曲で同名のタイトルのものがある」「しかも、防弾少年団の略称が『BTS』だったりもするので、かなりややこしい」と、BSTとBTSが紛らわしいことも説明している。コメント欄では《かわいそうなくらいみんな勘違いしている…こっぱずかしい…》《記事を読まないでコメントしてる人多すぎ》と苦言を呈する声も上がっていた。
2018年11月24日現在公開中のシネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつが17日、東京・東銀座の東劇で行われ、市川染五郎、市川團子が出席した。シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつに出席した市川團子、市川染五郎(左から)歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむ"シネマ歌舞伎"の最新作となる本作は、染五郎は父の市川染五郎(現・松本幸四郎)と、團子は父・市川中車(香川照之)とそれぞれの親子が共演を果たした話題作で、歌舞伎座で大事件に巻き込まれた弥次郎兵衛(市川染五郎※現・松本幸四郎)と喜多八(市川猿之助)のコンビが奇想天外な謎に挑む、というストーリーだ。舞台あいさつには松本幸四郎の息子・市川染五郎と香川照之の息子である市川團子が登壇。父の日ということで、父のことを「変」という一言で表現した市川染五郎は「変な人ですよ。ポテトチップスを野菜のように食べて。もう数え切れませんね」と苦笑いを浮かべれば、香川照之について「昆虫の心を理解している」とフリップに書き記した市川團子は「家に入って手を洗うじゃないですか。洗面所に昆虫の本が置いてあるんです。リビングにも昆虫のものが置いてあったり台所にもあって、ずっと昆虫ばっかり見ていてお父さんのことが思い浮かびません」と明かして会場の笑いを誘った。そんな彼らはそれぞれの父と同舞台で共演している。市川染五郎が「父は挑戦という言葉が似合う役者。代々挑戦している家なので、それを引き継いですごいなと思いました」と語り、同舞台で父・香川照之と初共演を果たした市川團子も「その時の芝居を見て、すごいと思いました。それに最近は『ゆれる』という映画を見て、感情を露わにしてすごい演技をしているなと思いました」と香川の演技を絶賛した。夏芝居の風物詩として好評を博してきている『東海道中膝栗毛』。同シリーズの最新作が今年の夏も上演されるが、今年は歌舞伎座で松本幸四郎、市川染五郎、市川中車、市川團子の4人が同時に歌舞伎座史上初めての宙乗りにチャレンジする。市川染五郎は「去年父がしているところを見て、2人(市川團子と)で近い内にしたいねと話していたので、すごくうれしいです」と笑顔を見せれば、宙乗り自体初めてとなる市川團子も「宙乗りは憧れだったので、それを早い歳でやらせてもらってありがたく思っています」と夏の公演が待ち遠しい様子だった。
2018年06月18日孫、祖母、先祖の三世代が織りなす越谷発ホームコメディ、『越谷サイコー』でヒロインを務める佐久間由衣さんに話を伺いました。「私が演じる加奈子は、雑貨屋を営む古い家に祖母と2人で暮らす女の子。加奈子は現代っ子なので、早く新しい家に引っ越したいと思っているんです。けれど、おばあちゃんはなかなか耳を傾けてくれない。そんなとき、自宅の蔵で先祖の幽霊と出会い、関わっていく中で、育ってきた場所の大切さや地元の人々の温かさに少しずつ気づき始めるんです」埼玉県越谷市を舞台に、孫、祖母、先祖の3つの世代が織りなす、笑いあり、感動ありのホームコメディ『越谷サイコー』。物語の中で地元の住宅販売会社に勤めるヒロイン・加奈子を演じているのが、 NHK連続テレビ小説『ひよっこ』での好演が記憶に新しい佐久間由衣さん。「『ひよっこ』で演じた時子とはまた違う、加奈子のような等身大の女の子は、以前から挑戦してみたかった役。でも現場で生まれていくものを大切にしたかったので、あえてそれほど役を作りこまず、セリフだけ覚えた状態で現場に入って、監督からの演出に素直に動けるよう心がけていました」監督だけでなく、共演した祖母・良枝役の竹下景子さんや先祖の幽霊・伝助を演じた佐藤二朗さんからも様々なアドバイスをもらったそう。「私が迷ったり、不安を感じたとき、いつも優しい言葉で背中を押してくださったのは竹下景子さん。佐藤二朗さんには“もう少し早く言ったほうが絶対面白くなるよ”とテンポの大切さを教えていただいたり。共演者の方にはすごく助けられました」その一方で、こんな苦労も。「二朗さんの演技は全部アドリブかと思うくらいライブ感があって、笑いを堪えるのが大変でした(笑)。相手は幽霊なので、加奈子としては警戒しないといけないのですが、それも難しいくらい面白くて…(笑)」最後に作品のタイトルにちなんで、佐久間さんが最近“サイコー”と思った瞬間について尋ねてみると…。「クランクアップでいただいたお花を花瓶に移したとき。ひとつの作品を終えられたことを実感できた瞬間だったので、しみじみと幸せだなぁ、最高だなぁって思いました」古い家から出たい加奈子は自宅を売るため、蔵に居つく先祖の幽霊・伝助を利用することを思いつくが…。出演/佐久間由衣、竹下景子、佐藤二朗ほかNHK BSプレミアムにて2月28日(水)22時~放送予定。さくま・ゆい1995年3月10日生まれ、神奈川県出身。女優、モデル。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』などに出演。昨年放送されたドラマ『明日の約束』のDVDが3月9日発売。※『anan』2018年2月28日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年02月25日歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)がブログを更新。シンガー・ソングライターのさだまさし(65)からバレンタインに贈り物が届いたことを報告し話題となっている。 海老蔵は2月11日にブログを更新。昨年6月に亡くなった妻・麻央さんが2017年2月13日に投稿したブログについて触れた。麻央さんが綴っていたのは、さだからバラの花束をもらったという思い出。海老蔵はブログで、バレンタインデーに男性から花束を渡すことについて「わたしが麻央にしてあげられなかった事です」とさだに対して感謝の気持ちを述べた。 15日に「さださん」と題した記事では、「私の家にバレンタインに花束が届いた最初は何方からかは分かりませんでした」とし、ピンクのバラの花束の写真を投稿。その後、「さだまさしさんからでした」と贈り主を明かした。 「麻央と同じ花だ…」と涙ながらに花束に顔をうずめている写真をアップし、「あーーーありがとうございます。ありがとうございます涙」と感謝の気持ちを伝えた。 これに対し「さだまさしさん……言葉になりません。凄いなみだしました。海老蔵さん素敵ですよね」「さださん素敵過ぎます 昨年は麻央さんを励まし、今年は海老蔵さんを励まし、なんて素敵な方なのでしょう」とさだへの称賛の声のコメントが寄せられている。
2018年02月16日俳優・浅野忠信が11月27日に44歳の誕生日を迎え、この翌日、浅野さんが主演を務めるドラマ「刑事ゆがみ」の撮影現場にて、共演者の神木隆之介、稲森いずみ、仁科貴、そしてゲスト出演した中村静香らからサプライズの祝福を受けた。浅野さん演じる“何でもありの天才適当刑事”弓神適当と、神木さん演じる“出世欲に燃える腹黒刑事”羽生虎夫による最強バディが活躍するドラマ「刑事ゆがみ」。この日は、来週12月7日(木)放送の第9話が撮影されていた。女技官(中村さん)が弓神に質問し、嘘をついているかどうかを試すポリグラフ検査をするシーンで、急に中村さんが、台本に無い「昨日はいちごのケーキで誕生日をお祝いしましたか?」「誕生日を祝われるのは嫌いですか?」と台本にないセリフを言い出す。しばらく呆然としていた浅野さんだったが、弓神似顔絵入りバースデーケーキが登場すると、「えー!!びっくりしました!!!すごい!!まさかこんなことが起こると思わなかった!うれしいです!めちゃくちゃうれしい!」と感激。そして、共演者・スタッフらからの惜しみない拍手に、「本当にうれしいです。ありがとうございます!」と満面の笑みを見せた。また、浅野さんのTwitterでは「本当に優しくて素晴らしい共演者とスタッフの方々に感謝です僕は人見知りもすごいし、態度も悪い時いっぱいあるけど、それでもこんな風にあたたかくしてくれることに深く感謝します。ありがとうございます」とバースデーケーキの写真付きでコメントが投稿されている。明日30日(木)放送の第8話では、好きだった競走馬の引退を知って落ち込む弓神が、憂さ晴らしに羽生を連れてキャバクラへ。馬の話ばかりして呆れられる弓神とは対照的に、キャバクラ嬢のキララ(久松郁実)たちからおだてられ、調子に乗って酒を飲む羽生。そこに猿渡愛実(市川由衣)がやってくる。弓神は、かつて愛実を窃盗容疑で逮捕したことがあった。愛実は、すっかり犯罪からは足を洗い、児童養護施設にいる一人息子の実(吉沢太陽)と一緒に暮らすことを夢見て、キャバクラ嬢をしながら昼の仕事を探しているという。それから数日後、愛実が高級マンションの敷地内で死体となって発見される。その手には180万円もの現金が握られていた。愛実は、このマンションで一人暮らしをしている元銀行員の資産家・沼田徹(小林隆)の部屋から現金を盗み、逃げようとした際にベランダから転落した可能性が高かった。ただ、現金が戻り、沼田も被害届は出さないと言っているため、今回の一件は事故扱いになるという。しかし弓神は、愛実が誰にも気づかれずに少額を盗むことから“透明人間”という異名を持っていたことや、彼女が弓神に窃盗に手を染めないと誓った様子から、彼女の死に不審を抱く。そんな中うきよ署強行犯係は、県警本部の須崎警視が指揮を執る高齢者を狙った詐欺事件の捜査に協力することになった。が、おとり捜査の最中、現金の受け子として現場に現れたのは…。「刑事ゆがみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月29日現在放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」に出演する佐久間由衣が、10月からスタートする井上真央主演ドラマ「明日の約束」に出演することが決定した。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「任侠ヘルパー」「ガリレオ」などの古家和尚が脚本を務める完全オリジナル作品となる本作は、井上さん演じるスクールカウンセラー・藍沢日向の勤務先の高校で起きた、男子生徒の不可解な死の謎を追うヒューマン・ミステリー。井上さんのほか、及川光博、工藤阿須加、仲間由紀恵ら豪華キャストが脇を固める。そんな豪華キャストが揃う中、今回出演が決定した佐久間さんが演じるのは、その男子生徒の幼なじみ・白井香澄役。彼女は圭吾が通う高校を2年前に中退し、現在はダンスサークルに所属しながら、スーパーマーケットでアルバイトをしている。中退後も圭吾とは連絡を取り合っており、誰も知らない“彼の秘密”を知っているという。圭吾の死の原因も知るかもしれない、物語の鍵を握る人物だ。佐久間さんは、雑誌「ViVi」の専属としてモデル活動を行い、女優としても『人狼ゲーム ビーストサイド』「トランジットガールズ」に出演。また「ゼクシィ」10代目CMガールに就任し、現在放送中の連続テレビ小説「ひよっこ」では、主人公の幼なじみ役で出演中と、いま人気急上昇中。今回の出演決定に佐久間さんは、「パワーとインパクトがある作品に出演のお話を頂けて、すごく嬉しかったです」とコメント。役柄については「表には出さないようにしているけれど、とても繊細で、色んなことを感じているのだと思います」と説明し、「私も自分の心と向き合いながら、一瞬一瞬の感情を大事にしながら、そしてスタッフさんと相談しながら、丁寧に香澄を演じられたらと思っています」と語っている。「明日の約束」は10月17日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月16日山崎育三郎扮する結婚相談所所長・藍野が、結婚に悩む“ワケあり”依頼者をあらゆる手段を用い、依頼者の願いを成就させていくドラマ「あいの結婚相談所」。この度、9月1日(金)放送の最終回に、結婚相談所を訪れる“ワケあり”ゲストとして黒川智花が登場することが明らかに。またその母親役で山村紅葉が出演する。“ミュージカル界のプリンス”山崎さんが、得意の歌や踊りを展開に合わせて披露することでも話題の本作。これまでに、加藤晴彦、市川由衣、釈由美子、内山理名らがゲストとして登場してきたが、今回最終回には、大企業の一人娘というお嬢様女子大生・香奈として黒川さんが登場。やり手女社長で母親のあかりが、娘の香奈に政略結婚を迫るのだが、「会社を守るための道具になりたくない」という香奈は、母親を黙らせるため成婚率100%の「あいの結婚相談所」に駆け込んでくる。会社のため、娘の幸せのため、ホテルチェーンのイケメン御曹司との結婚を強引に進めようとするあかり。娘の香奈の言い分など聞こうともしない強引なやり方に、さすがの藍野も大苦戦…かと思いきや、香奈に理想の男性を紹介。ところがその男性、見た目はイマイチな公務員。イケメン御曹司とは真逆の男性にシスター・エリザベス(高梨臨)も唖然…。あかりの強引ともいえる妨害を受けながら、なんとかお見合いを進める藍野だが…というストーリー。黒川さんは、「お嬢様で両親の理想の娘としていままで生きてきた女の子。本当に素直でいい子という印象でした。最初は大学生ということで私でいいのかな?と思ったのですが(笑)自分の大学時代はこうだったなとふり返りながら演じました」と撮影をふり返り、「私も少しだけ踊るシーンがあるので、そこも楽しみに見ていただけると」と明かす。また「注目して欲しいシーンは、藍野さんが紹介してくれたお相手の方と四つ葉のクローバーを探すところ。香奈の気持ちに変化が表れるポイントとなるシーンです。香奈の気持ちを大切に演じました」とコメントしている。一方、今回の役作りに関して山村さんは、「やり手の女社長という部分は、バラエティー番組でお会いする様々な女性社長を思い浮かべたのですが、子どもの幸せを願っているけれど少し強引に段取りを決めていくところなど演じていると、実は自分の母親(山村美紗)を思い出してしまって(笑)」と語り、「自宅で娘を自分が決めた相手と結婚するように説得するシーンを見て頂きたいです。あかりのとても強引なところと、母親として娘を思う気持ち、両方がとてもよく表れていると思うので」と見どころも明かした。また、過去に共演経験もある2人。山村さんは「性格もすごくいい子で、こういう娘がいたらかわいいだろうなと思ったので、今回の役にも入りやすかった」と話し、黒川さんも再会した山村さんから「あなたが娘でよかったわ」と言われて感激したと明かし、「すごく楽しく演じさせていただきました」と感想を語っている。「あいの結婚相談所」最終回は9月1日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送。※一部地域を除く(cinemacafe.net)
2017年08月23日“ミュージカル界のプリンス”山崎育三郎が、元動物行動学の准教授で結婚相談所所長という超個性的なキャラクターを好演するドラマ「あいの結婚相談所」。この度、8月11日(金)放送の第3話に内山理名がゲスト出演することが明らかになった。内山さんは、山崎さん演じる“毒舌ヒーロー”藍野にすがる“ワケあり”相談者として登場する。本ドラマは、山崎さん扮する藍野が、結婚に悩む“ワケあり”依頼者を、あらゆる手段を用い依頼者の願いを成就させていく物語。得意の歌や踊りを展開に合わせて披露するなど、笑いあり、涙あり、感動あり、そしてミュージカルありと盛りだくさんの内容が話題だ。第1話では加藤晴彦、市川由衣、小沢真珠。第2話では釈由美子が、200万円という高額の入会金を支払ってでもお相手探しを依頼する“ワケあり”相談者ゲストとして登場したが、今回の第3話では、内山さんが登場。内山さんが演じるのは、元アイドルで現在は歯に衣着せぬ毒舌をウリにしている女優・小津祥子役。実生活では数年前に離婚、その離婚した夫からモラルハラスメントで訴えられてしまう。そんな祥子をマスコミが放っておくはずもなく、行く先々で芸能リポーターに囲まれる日々を送っている。そんな祥子に、今回は藍野所長から手を差し伸べる!高梨臨扮するシスター・エリザベスによると、「所長が祥子さんの大ファンなので入会金は無料で」とのことだが、週刊誌などから「モラハラ離婚」などと叩かれている祥子は結婚に興味なく、当然拒否。しかし、「成婚率は100%」と胸を張る藍野所長に勝負を挑むかのように、「そこまで言うなら…」と再婚相手探しを依頼する。だがその条件は、「私をアイドルだったことを知らない人、子どもを嫌いな人」というもので…。今回の役柄に内山さんは、「台本がすごく面白くて初めて手にしたときから、久々に『早く演じてみたい』という役でした」と撮影前からわくわくしていたことを明かし、「監督いわく祥子は“ぶっとんだ女優”。キャラが濃くて周囲を振り回す、扱いが難しい女優役ですが、楽しみながら演じています。ドラマの中ですから思い切りできますが、こんな人がいたら結構面倒くさいな、と思いますね(笑)」とコメント。また「祥子のキャラクターは意外と自分とそんなにかけ離れてはいない気がします(笑)。祥子とまったく同じではないですけど(笑)。祥子は感情のすべてを言葉にしている。言葉と感情がマッチしているので素直なんです。その言葉にパワーがあってわかりやすいので、私としては役に入りやすかったですね」と話し、出演する3話に関しては、「とにかく最初から楽しんで見て頂けたらと思います。ただ、実はものすごく心が温まるお話になっている。最後の最後に大どんでん返しがありますから、最後の最後まで見てください!」とアピール。一体どんな“大どんでん返し”が待っているのか?同じく毒舌ヒーローの藍野所長との競演シーンもお楽しみに。「あいの結婚相談所」は毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2017年08月01日山崎育三郎が連続ドラマ初主演を果たすことで注目を集める「あいの結婚相談所」。7月28日(金)からのオンエアに先駆け、山崎さん演じる、歌って踊れる“毒舌ヒーロー”の結婚相談所所長・藍野のミュージカルシーンがYouTube「テレ朝チャンネル」にて先行公開された。ミュージカル界のプリンスと呼ばれ、『美女と野獣』の日本語吹き替えや数々の人気ドラマでその魅力を放ってきた山崎さんが、元動物行動学の准教授にして、入会金200万円と超高額ながら「成婚率は100%」という結婚相談所の所長、という超個性的な役柄に挑む本作。そんな山崎さんがミュージカルセンスを遺憾なく発揮し、ストーリーに合わせて歌い、踊るシーンも大きな見どころとなっている。今回、放送が待ちきれないというファンのために、第1話、第2話で登場する山崎さんのミュージカルシーンをメイキングとともにYouTube「テレ朝チャンネル」にて特別先行公開。まず第1話からは、「森の中のダンス編」と「山頂でダンス編」がお披露目。「森の中のダンス編」では、シスター・エリザベス役の高梨臨、1話ゲストの加藤晴彦、市川由衣の目の前で超ド派手な衣装を身に付けた藍野所長こと山崎さんが華麗なダンスを披露。劇場の舞台などとは違う、森の中での歌とダンスは、なんだかとても新鮮!?メイキングシーンでの山崎さんの真剣な表情も見逃せない。さらに「山頂でダンス編」では、山崎さんのみならず、高梨さん、加藤さん、市川さんもダンスに挑戦。メイキングでは、加藤さんが「すごく楽しみにしてた」と大張り切り!? 4人が山の風景をバックに歌い踊るシーンは、ミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』を彷彿とさせるカットとなっている。そして、第2話から紹介するのは、「海辺でダンス編」。こちらは横浜赤レンガ倉庫をバックに山崎さんがキレッキレのダンスと歌を披露。山崎さんの周りをカメラがぐるりと回る撮影方法にも注目だ。“毒舌ヒーロー”藍野所長こと山崎さんの才能と魅力がまさに全開となる本作。笑いや感動だけでなく、ミュージカルシーンも楽しめる、かつてないTVドラマを楽しみにしていて。「あいの結婚相談所」は7月28日(金)より毎週金曜23時15分よりテレビ朝日系24局にて放送。(※一部地域を除く)(text:cinemacafe.net)
2017年07月20日映画『アリーキャット』が7月15日(土)に公開を迎え、主演の窪塚洋介をはじめ、市川由衣、品川祐、高川裕也、岡本拓真、川瀬陽太、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。窪塚さんと「Dragon Ash」の降谷建志が共演していることでも話題の本作。元ボクサーで、いまは警備員の仕事をして暮らすマルは、リリィと名乗る不思議な男と出会う。とある仕事でシングルマザーの冴子のボディガードを務めることになったマルだが、現場にに偶然、リリィが居合わせたことで、事件は意外な方向へと向かうことに…。この日は、降谷さんはツアーのため舞台挨拶は欠席となったが、窪塚さんは「kjはツアーで『Dragon Ash』に戻ってるけど、いまだに僕を『マル』って呼んでくれる。撮影から1年、2年と経っても役名で呼ばれると、そのたびにドキッとします。kjはこの先、『Dragon Ash』として、『アリーキャット』という映画を背負って進んで行くんだなと感じる」と語り、降谷さんとの熱い友情をうかがわせる。市川さんは、印象深いシーンとしてクランクインの日の品川さんとの撮影を挙げたが、榊監督はこの日、品川さんが「遅刻してきた」と明かし、市川さんも「酒臭かった」と暴露!共演陣からは「ひどいな」「サイテー」といった声が飛ぶ。だが、そんな品川さんは、自分の撮影がない日にも現場に足を運び、手作りの鳥汁を大鍋で差し入れたそうで、市川さんは「本当に優しかった」とニッコリ。窪塚さんも「21年間この仕事してて、そんなことする人は初めて」と語った。子役の拓真くんも、母親役の市川さんを執拗に追い詰める役を演じた品川さんが怖くなかったか?との質問に「映画を観るときは怖かったけど、撮影ではすごく優しくて、肩車してくれて嬉しかった」と語り、品川さんは「ありがとう。おじさん、世間では好感度が低いから…ありがとうね」と感激していた。その後のトークでは、ここにいないキャストも含めて、現場での裏エピソードが次々と暴露される。窪塚さんは、火野正平を迎えての降谷さんも一緒のシーンについて「火野さんが建志くんに『お前の親父(=古谷一行)、こないだ年賀状をくれたけど、火野の“ひ”の字が“日”になってた』ってクレームを入れてて、その後、ご飯を食べに行って撮影だったんですけど、『監督、もうちょっと蹴りを入れようかと思うんだけど』って、ちょっと逆恨みが入ってる感じで(笑)。蹴られるのは建志くんだけど、実際、一発か二発、入れられてますね。あれは、ちょっとした事故ではないと思います(笑)」と告白。また、榊監督についても窪塚さんは「みんなの話(アイディア)を聞いてくれる監督」とポジティブな意味で語っていたが、品川さんは「美術さんが持ってきた、僕が使う(小道具の)怪文書を、普通は監督が選ぶけど、『品川くん、決めといて』って言ってトイレに行っちゃった」と“丸投げ”状態だったと語る。一方で、市川さんは、セクシーなシーンに関しては「下着の色をどうするか?とか、そういうところでは張り切りボーイでした!」と告発。劇場には監督の家族も来場していたそうで、思わぬ暴露合戦に、榊監督は苦笑していた。『アリーキャット』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月15日“ミュージカル界のプリンス”山崎育三郎が“毒舌ヒーロー”の結婚相談所所長を演じる「あいの結婚相談所」。この度、山崎さんが連続ドラマ初主演となる本作の第2話に、女優・釈由美子がゲスト出演することが決定した。釈さんは、所長にすがる“ワケあり”相談者に扮する。本作は、元動物行動学者の准教授の藍野(山崎育三郎)が所長を務める「あいの結婚相談所」が舞台。依頼者の行動や心理を動物や昆虫の生態を例にズバズバ分析、さらには「愛ほど邪な感情はない」と依頼者には恋愛を禁じ、そして得意の歌や踊りを展開に合わせて披露…と、やることなすこと支離滅裂に見えるが、入会金は200万円と超高額ながら「成婚率は100%」なのだという。山崎さんが所長・藍野を演じるほか、藍野の相談所でアシスタントを務める“ヒロイン”シスターエリザベスを高梨臨。そして毎回、結婚に悩む“ワケあり”依頼者をゲストに迎え、あらゆる手段を用い依頼者の願いを成就させていく。そんな“ワケあり”相談者として、第1話には加藤晴彦、市川由衣、小沢真珠が登場することが明らかになっているが、第2話では同じ“金曜ナイトドラマ”枠にて放送された「スカイハイ」で主演を務めた釈さんの登場が決定。今回釈さんが演じるのは、自宅マンションの一室で託児所を経営する独身女性・園田有希。提示した条件は、「年収400万円以上で“私を守ってくれる人”」。藍野からは「経営者のあなたが男性の庇護を求めるタイプには見えませんが」と鋭く突っ込まれるのだが、実は有希はストーカー被害に悩まされていた。ならばと引き受けた藍野だが、一体どんな男性を紹介するのか…?またもう1人のゲストには、柏原収史の出演も決定した。結婚がテーマとなっている本作。釈さん自身も2015年に結婚し、昨年には第1子を出産しており、「私自身は結婚して良かったと思っています。結婚してすぐに子どもを授かったということもあったのですが、自分の人生、価値観が180度変わりました。生きてて良かった、と思えるぐらい幸せですね」と自らの結婚を語り、「結婚に迷っている方がいらしたら、結婚相談所や合コンに行くなど、ぜひ自らアクションを起こして結婚への一歩を踏み出して欲しいと思います。何ものにも替えがたい幸せに満ちあふれた生活が待っていると思うので」とコメント。また「山崎育三郎さんは数々のドラマで拝見していたので、今回初めてご一緒できることが一番の楽しみでした」と話し、「台本を拝見すると、歌って踊って、というTVドラマとしては斬新なミュージカルの要素があったので、自分もそのワールドに参加させてもらえるとワクワクしましたね」と楽しみで仕方なかったよう。役作りについては「今回はあいの結婚相談所の皆さんのキャラクターがとても濃いので、普通の感覚の女性役の私としては皆さんに引っ張られないように気をつけました」と語っている。「あいの結婚相談所」は7月28日(金)より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2017年07月11日ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が、元動物行動学者の准教授にして結婚相談所の所長を演じ、連続ドラマ初主演を果たす婚活ミステリー「あいの結婚相談所」。その第1話の“ワケあり相談者”として、実生活では結婚して幸せいっぱいの加藤晴彦、市川由衣、小沢真珠が登場することが分かった。本作は、山崎さん演じる藍野(あいの)所長が、依頼者の行動や心理を動物や昆虫の生態を例にとりながらズバズバと分析。歯に衣着せぬ物言いで、さらには「恋は邪(よこしま)なもの」と依頼者とお相手の恋愛を禁じるなど、とても“優良な結婚相談所”とは思えない…。しかし、どんな依頼者にも理想の結婚を実現させ、なんと「成婚率は100%」!そのため、入会金は200万円と超高額なのだった。そんな“毒舌ヒーロー”藍野のカウンセリングに身を任せる相談者には、毎週“ワケあり”の人たちがゲスト出演。それぞれがどんな“ワケ”を抱えて「あいの結婚相談所」のドアをノックするのか?彼らの希望する条件とは?そして、山崎さん扮する藍野所長は彼らにどのようなカウンセリングを行い、理想の結婚のカタチを提示するのか、が見どころとなる。第1話では、「成婚率100%!理想の相手が必ず見つかる!」がうたい文句だが、入会金は200万円の「あいの結婚相談所」に、相談にやってきた会社社長の里子(小沢真珠)が「この世に100%なんてあるわけない!」と藍野所長にかみついている。とはいえ、藍野に「一生独身でいいんですか?」と言われ、里子は渋々200万円を支払い、結婚相談所を後にする。続いては、一流証券会社の社員・横田(加藤晴彦)がやってきた。横田はビルの屋上から景色を眺めていたところを、飛び降りと勘違いした“ヒロイン”シスター・エリザベス(高梨臨)が無理やり制止。そのとき渡された結婚相談所のチラシを見てやってきたらしい。実はイケメンの横田に、シスターは早くも心奪われて…。証券マンとしてハードな日々を過ごしてきた横田は、現在休暇中。藍野所長から結婚相手の条件を聞かれた横田は、「この先の人生を一緒に自然の中でゆったり過ごせる人」だという。そこで藍野は条件に合う女性・瑞絵(市川由衣)を選び出し…!?今回、一流証券マンとして登場する加藤さんは、「僕は結婚してすごく良かったと思います。例えば、結婚して子どもが生まれるということは、この地球上でいろいろな可能性が生まれているということ。それだけでも結婚は大事なこと、素敵なことだと思うし、いろいろな人のつながりが生まれるわけです」と自身の結婚観をコメント。「このドラマでも単に“結婚”だけを描くのではなく、実はそこに、当人同士だけではない人たちの助け合いなどが隠れているということを描いていると思います。つまりは1人で生きていくということではない、と。『結婚相談所』というタイトルですが、たくさんの人に見てもらっていろいろ考えて欲しいですね」と、本作に期待を込めている。また、俳優の戸次重幸と電撃婚といわれた市川さんも、「私は結婚して1年ちょっとですけど、良かったと思うことばかり。誰かがいてくれることで気持ちが強くなれるというのもそうですが、子どもが生まれて気持ちや感情が豊かになりました。すごく涙もろくなって、すぐに感動したりするようになりました」と明かす。さらに「山崎さんの歌うシーンを間近で見ることができたのですが、目力がすごくて(笑)。ミュージカルスターを目の前で見ることって滅多にないこと。貴重な体験をさせてもらいました」と、“プリンス”山崎さんとの共演にも大満足(?)の様子。そんな山崎さんについて、小沢さんは、「(相談所に)相談に来ておきながら藍野所長に信じられない!と文句を言うんですが、山崎さんはとにかく爽やかでこの役がピッタリ。私は文句ばかり言いますが、この方にお任せすれば大丈夫、信用できると思いました(笑)」とコメント。「私も結婚して子どもがいるのですが、仕事を終えて家に帰ってからが大変で。いつ台本を覚えようか、と思うぐらいです(笑)。それだけ両立は大変でもあるのですが、その大変さと同じぐらいの幸せを感じているので。結婚してパワーに繋がったという部分もあります」と明かし、「今回の私の役が結婚を熱望するように、やっぱり結婚はいいものなのでしょうね(笑)」と、しっかりアピールもしていた。金曜ナイトドラマ「あいの結婚相談所」は7月28日(金)より毎週金曜23時15分よりテレビ朝日系24局にて放送。(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月04日窪塚洋介と「Dragon Ash」のフロントマン・降谷建志が共演する映画『アリーキャット』の完成披露試写会が6月23日(金)に開催。窪塚さん、降谷さんに共演の市川由衣、品川祐、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。かつては名のあるボクサーだったがいまは警備員のバイトで暮らす秀晃(窪塚さん)と彼が猫をきっかけに知り合い、意気投合した不思議な男・リリィ(降谷さん)。とある事件をきっかけに、危険な組織に追われるはめになり…。大歓声に迎えられた窪塚さんはなぜか「ジャッキー・チェンです」と挨拶。スルーされてもめげずに、もう一度「ジャッキー・チェンです!」と繰り返し、これに気圧されたのか、戸惑いつつも降谷さんは「サモ・ハン・キンポーです(笑)」、市川さんは「マイケル・ホイです(苦笑)」、そして品川さんは「ユン・ピョウです」と自己紹介し、爆笑の中で舞台挨拶はスタート!窪塚さんは、本作での降谷さんとのタッグは“運命”だったと述懐。ある共通の結婚式で初めて顔を合わせたという2人だが「たまたま同じテーブルで、『あれ?俺ら初対面だっけ?』というくらい、共通の知り合いも多いし、昔からの連れのような感じになったんです。それから2週間後くらいに『降谷くんと映画やらない?』とオファーがあり、これは天の導きだと思った」と語る。降谷さんは「最初は、周りに相談してたんですが、(窪塚さんの)家の近くに行く機会あって、2人で飲みに行って『やるべき』と言ってもらった」と背中を押されて出演を決意したと明かす。市川さん、品川さんは、出演者でありながら、この2人が同じステージに立っていることに大興奮!品川さんが「俺らの世代のカリスマ」と言えば、市川さんも「台本をいただいたとき、2人の名前を聞いてて、ワクワクしかなかった」とふり返った。舞台挨拶中、降谷さんが作品の中身に関する発言をポロリと漏らし、周囲から「新人俳優!」と突っ込まれる場面もあったが、そんな天然な(?)降谷さんのキャラクターが現場で大いに愛されていたよう。窪塚さんは「新人俳優のフルオープンハートで現場にいてくれました。そのピュアさ、情熱が僕らに火をつけて、『いい作品つくるぞ!』って思いをかき立ててくれました」と称賛。品川さんは悪役を演じたが、このピュアさに影響され(?)、なぜか自分の出番と関係なく、現場に差し入れの手作り豚汁の鍋を抱えて駆け付けたとか!「それでも(世間の)好感度は下がったままですが…」と自嘲気味につぶやく品川さんに、降谷さんが「なかなか伝わらないもんですね(笑)」とあっけらかんと語り、会場は笑いに包まれていた。窪塚さんは最後に改めて「『俺はこんなもんじゃねぇ』ってみんな思うものだし、思うまでは自由。でも、そこから一歩踏み出して行動する、その行動が全てです。そんな思いを抱えている人が、この映画で新しいステージに踏み出してもらえたら嬉しいです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『アリーキャット』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日松本幸四郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門、市川左團次、片岡秀太郎、中村歌六、中村雀右衛門、中村又五郎、尾上松緑、市川猿之助、尾上松也らが出演する歌舞伎座「六月大歌舞伎」。昼の部は『名月八幡祭(めいげつはちまんまつり)』『浮世風呂(うきよぶろ)』『御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)弁慶上使』、夜の部は『鎌倉三代記(かまくらさんだいき)』『曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵』『一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)』が上演される。歌舞伎座六月大歌舞伎 チケット情報今回、『名月八幡祭』の船頭三次、『浮世風呂』の三助政吉、『一本刀土俵入』のお蔦を演じる猿之助に話を聞いた。四代目市川猿之助の襲名披露公演「松竹大歌舞伎」(2014年)以来、お蔦を演じる猿之助。「(お蔦は)好きな役なので、『一本刀土俵入』ができることが嬉しい」と語り、今回「高麗屋のおじさん(幸四郎)とできるってことが嬉しい。もうすぐお名前変わられちゃうから」(幸四郎は2018年に二代目松本白鸚を襲名)と感慨深げに話す。大阪公演(2001年)での七世芝翫のお蔦を見ていた猿之助に芝翫のお蔦の魅力を尋ねると「薄情なところがいいでしょ。親切だけど情があっちゃダメな役だから。それがだんだん時代が変わって、わが身の不幸さと茂兵衛を重ね合わせちゃってそこに情が移って…っていうのは現代的な解釈。片方は全く覚えてないのに、片方はそれを一生覚えてて恩返しするっていうのが大事なとこ」と改めて解説した。『名月八幡祭』は初役となるが「(縮屋新助を演じるのが)松緑さんだから、ぜひ出たいと思って」と笑顔。初役に対して「この前、(三次を演じた事がある)竹三郎さんが、四世菊次郎さんから言われた小道具の扱いとかそういうポイントを教えてくれた」と明かす。歌舞伎座では約16年ぶりとなる『浮世風呂』は「この時期のものだからね。ちょっと季節感を出そうと思って」と猿之助の提案だったそう。なめくじ役をかつては自身も演じており「なめくじはいい役ですよ。本当は僕はなめくじのほうがいいんだけど、やっぱり主役の三助をやらなきゃいけない」と笑う。取材後、「あっという間に6月ですよ!」と猿之助。5月には大阪松竹座公演で宙乗り通算1000回を達成し、10、11月にはスーパー歌舞伎II『ワンピース』と続く。「六月大歌舞伎」ではどのような姿をみせてくれるのか期待が高まる。公演は、6月2日(金)から26日(月)まで東京・歌舞伎座にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2017年05月16日俳優の窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志という、同年代のカリスマ性あふれる2人がバディを組むことでも話題の映画『アリーキャット』。このほど、2人がなぜ“マル”と“リリィ”なのか、なぜバディを組むことになったのかにも触れた予告編が解禁となった。元ボクシングの東洋チャピンオン・朝秀晃。試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらも、ひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに、自動車の整備工場で働く梅津郁巳に出会う。あるとき、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男・玉木敏郎を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に冴子を守るため東京へ向かうことになるが…。マーティン・スコセッシ監督の渾身作『沈黙-サイレンス-』でハリウッド進出を果たした窪塚さんと、結成20年を迎えた日本を代表するバンドの1つ「Dragon Ash」のフロントマン、Kjこと降谷さん。この2人の胸躍るような顔合わせが実現した本作。また、シングルマザーの冴子役には市川由衣、彼女の元恋人で凶悪なストーカーには品川祐、そして、主人公のボクサー時代のパトロンだったヤクザの幹部を火野正平が演じ、異彩を放つ。そのほか、三浦誠己、高川裕也、柳英里紗、川瀬陽太、森岡豊、馬場良馬ら存在感のある面々が脇を固め、監督を『捨てがたき人々』『木屋町DARUMA』などの榊英雄が務める。今回解禁となったのは、本作待望の初映像となる予告編。マル(窪塚洋介)がリリィ(降谷建志)と出会ったきっかけは、ある野良猫(alley cat)だった。やがて、謎めいたシングルマザーの登場により、面倒なことに“ドミノ倒し”のように巻き込まれていくなかで、マルがこれまで逃げていたものにアツく挑んでいく様子が描かれていく。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を持ちつつも、人生につまずいた者たちの再生の物語であることが伝わってくる。公私ともにリスペクトしあう、窪塚さんと降谷さんの息はぴったり。劇中の空気感を一足先に感じられる予告編となっている。『アリーキャット』は7月15日(土)より テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月12日初音映莉子と高良健吾の共演で、直木賞作家・角田光代の同名小説を映画化する『月と雷』。このほど、本作で高良さん演じる智の母親で、根無し草のような暮らしを続ける直子を、草刈民代が“汚しメイク”で熱演していることが判明。さらに、村上淳、市川由衣らの豪華共演者も発表された。幼少のときに母が家出し、“普通”の家庭を知らぬまま大人になった泰子。仕事はスーパーのレジ打ちで、ほとんどは家と仕事場を往復する日々を過ごしている。刺激に満ちた生活を送っているわけではないが、婚約者もでき、亡くなった父が残してくれた持ち家で暮らし、生活の基盤はしっかりしている。そんなある日、父の愛人の息子・智が突然、泰子の前に現れたことによって、平板な泰子の生活は立ちどころに変わっていく――。本作は『blue』(‘03)、『海を感じる時』(‘14)と、揺れ動く女性の心情を真正面から描いてきた安藤尋監督の最新作。「親と子」「家族」「生活」の意味を根源から問いかける角田作品の真骨頂ともいえる小説の映画化で、“家族愛”を知らない主人公・泰子役を初音さん、人懐っこくてなんだか憎めない青年・智を高良さんが演じる。その本作で草刈さんが演じるのが、智の母で、不思議な魅力で男たちから絶えず愛情を注がれるも、継続的な深い関係を築けず、男から男へ、各地を渡り歩く女性・直子。草刈さんは、今回が夫・周防正行監督の作品以外の映画出演は初めてながら、難役を体当たりで演じ切っている。昼間から酒に煙草、自由奔放のようでいて深い孤独を漂わせ、虚無的なその姿は、観る者を圧倒するほどの新境地。すさんだ雰囲気を出すため、あえて汚しメイクを施し、並々ならぬ覚悟で挑んでいる。草刈さんは、まるで根無し草のような東原直子という役柄について「運命に抗わない人」と直感的に感じた印象を明かし、「いわゆるダメな人です。『この役、なぜ私に?』と思いました。でも安藤監督とお話させていただき、『できる?やってみよう、やってみたい!』と気持ちが動き出しました。いままでにお見せしたことのない私の姿が、直子として皆様の目に映れば幸いです」とコメント。泰子を演じる初音さんについては「率直な演技は、この作品を象徴しているもの」と語り、「葛藤を抱えながら健気に生きる泰子の姿から、いつも見落としている何かが掘り起こされるのではないでしょうか」と期待を寄せる。そして、息子役の高良さんにも「撮影初日から母と子として共鳴するものを感じました」と、その母子関係に自信を覗かせた。今回の意外ともいえるキャスティングについて、安藤監督は「風景を背負って、スクリーンの中を歩ける女優は草刈さんだけです!」と絶賛。「僕の中で、直子は『パリ、テキサス』の(荒涼とした砂漠を放浪する主人公を演じた)ハリー・ディーン・スタントンです」と草刈さんに説明した際、「笑顔で頷いてくれた草刈さんが素敵でした。やっぱり直子はこの人しかいない」と確信したことを明かしている。また、さらなるキャストとして、泰子の異父妹にあたる佐伯亜里砂役に、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などの映画やCMなどで活躍する藤井武美が抜擢。泰子の婚約者で彼女の心配をするが束縛も強い山信太郎役を、『恋人たち』で繊細な演技を見せ、第30回高崎映画祭などで高い評価を受けた黒田大輔が存在感たっぷりに演じる。泰子の友人で、同じスーパーマーケットのレジで働く吉村役には『海を感じる時』での主演が光った市川さん。泰子の父親役を演じるのは、安藤作品には欠かせない存在といえる村上さん。泰子が幼いころ、直子と連れ子の智と一緒に暮らしていたが、亡くなった後も泰子を翻弄する存在となるという。そして、田舎町を流浪していた直子を拾い、一緒に暮らし始める初老の男性・岡本役を、多くの舞台出演で知られドラマ「小さな巨人」にも出演中の木場勝己が務めている。『月と雷』は10月7日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月25日現在放送中のNHK朝の連続ドラマ「ひよっこ」に出演中の若手女優・佐久間由衣が結婚情報誌「ゼクシィ」の10代目CMガールに就任し、20日(木)に都内で行われた新CM発表会に新郎役のモデルで俳優の清原翔と登壇した。純白のウエディングドレス姿で登場した佐久間さんは、美少女タレントの登竜門として、広瀬すずや吉岡里帆らが歴代CMガールとして名を連ねる本役をオーディションでゲットしたことについて、「まだ信じられない気持ちもありますが、10代目ということで大切に引き継ぎながら、私らしく一生懸命頑張りたいと思います」と決意表明。一方の清原さんは2度目のチャレンジで本役を射止めたそうで、「1回目のときはあまりオーディション経験がなかったので、ド緊張して当時のことはほとんど覚えていませんが、2回目は自然体で臨めたのでなんとかなりました。ゼクシィさんのCMに出ることが夢だったので光栄に思います」とはにかんだ。21日(金)から放送される新CMは、「私は、あなたと結婚したいのです。」という花嫁の強い意志を感じさせるナレーションと共に、新郎新婦が掴んだバルーンで浮遊し、天にも昇る幸せの瞬間を描写。ゼクシィ編集長・平山彩子氏は、佐久間さんの抜擢理由を「優しくて控えめな雰囲気の中に垣間見える、芯のある視線や言葉がCM企画にぴったり合う」と説明。一方の清原さんは、綾野剛似の涼やかな目元が印象的な好青年で、「優しい空気や女性を包み込んでくれるような雰囲気」が決め手になったと紹介した。この日は特別ゲストとしてヒロミも登場し、「結婚式(の計画)は最初に(2人で)乗り越える壁だから、ぜひやった方がいい」と挙式をおススメ。また、妻でタレントの松本伊代と結婚24年を迎え、「楽しいことばかりより、途中に嫌なことやつらいこともあった方が上手くいくと思いますね」としみじみとふり返ると、「あまり怒らないこと。(日常の作業は)できる人がやる」などが夫婦円満の秘訣であると語った。そんな中、自身の結婚観や理想の相手に関して話しが及ぶと、佐久間さんは「いまは仕事を一生懸命頑張りたいというのもあるんですが、いつかはやりたいという憧れはあります。フィーリングが合う方が良いな」と希望を吐露。清原さんは「いずれはしたいです。伊代さんみたいな方が素敵だな」とコメント。それを受けてヒロミは「うち、独特よ。でも楽しみたいなら楽しめますよ」と笑顔を見せていた。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
モラハラ夫図鑑