東野圭吾の大ベストセラー小説を原作にした『ミュージカル「手紙」2022』が3月12日(土)に東京建物 Brillia HALLにて開幕する。2016年に初演、翌年には早くも再演され、2018年には中国・上海にも上陸した日本発のオリジナル・ミュージカルの傑作。主人公の兄弟を新たに演じるのは、村井良大とspiの若手実力派俳優ふたりだ。脚本は高橋知伽江、音楽は深沢桂子、演出は藤田俊太郎。初日前日に行われた公開ゲネプロの模様をレポートする。剛志と直貴の兄弟は両親亡き後、つつましくも仲良く暮らしていたが、ある日剛志は弟の進学費用のために強盗殺人を犯してしまう。高校卒業を目前に突如、犯罪加害者の家族になってしまった直貴。周囲の自分に向ける目が一変し、家も追い出され、進学も諦め、身を隠すように過ごす直貴。しかしバイト先で由実子という女性と知り合ったことをきっかけに、ふたたび大学進学を目指し、見事入学を果たす。だがやはり“強盗殺人犯の弟”という肩書は、バンド活動、就職と、常に影を落としていく。夢を抱いては砕かれる直貴の元には、獄中の剛志から手紙が届き続ける。そして由実子と結婚した直貴にある事件が起き、直貴はひとつの決断をする……。描かれるのは犯罪自体の断罪などではなく、“犯罪者家族差別”とどう向き合うか、といったものだ。もし、自分が“犯罪者の家族”になってしまったら――。家族は当人とは別の個人だと、責任はないというのは、もちろん正しくはあるのだが綺麗ごとだ。当事者になったら否応なしに世間の冷たさに晒される。受け入れてくれない人もいる。それはおそらく“現代社会の冷たさ”など簡単にひと言ですませられるものではない。そこからどうするか。家族とは、社会とは、人との繋がりとは。原作の重いテーマを高橋知伽江が真正面から捉え、切実なものとして舞台上に乗せ、それを藤田俊太郎のリアルな演出が私たちの眼前に突き付ける。キャストも非常に説得力のある役作りだ。直貴役の村井良大は、悩み、自分ではどうにもならない壁にぶつかり、時に憤りを抱えながらも現実と向き合っていく姿を、現代に生きる等身大の青年として描き出す。spiが演じる剛志は不器用で、だが心根の優しい青年だというのが表情から伝わってくるし、迫力のある外見と反するような甘い声も役柄にピッタリ。そして直貴を支え続ける由実子を演じるのは三浦透子。話題作『ドライブ・マイ・カー』に出演、今年度の日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したばかりの三浦が、ミュージカルの世界でも素晴らしい演技を見せている。三浦は本作が初ミュージカルだが、少し切ない響きのある透き通った歌声も美しく、今後のミュージカル界での活躍も期待したいところ。直貴の友人・祐輔を演じる中村嶺亜の力強い明るさも作品に爽やかな風を吹かせているし、中村、佐々木大光、今野大輝が直貴のバンドメンバーとして実際に舞台上で生演奏をするのも見どころだ。さらに川口竜也、青野紗穂ら実力派たちがしっかり物語を支えたことで、骨太なミュージカルになっている。割り切れる美しい解決策は提示されないし、そんなものは現実に存在しないのだろう。直貴の人生にはこの先にも困難が待っているのかもしれない。ジョン・レノンが「イマジン」で歌う理想郷はまだまだ遠い。だがそれでも、前を向いて一歩踏み出す直貴と剛志の姿に一筋の光を感じる。華美ではないシンプルなラストシーンが何よりも美しく目に映り、胸に残った。公演は3月27日(日)まで、同劇場にて。取材・文:平野祥恵撮影:田中亜紀
2022年03月14日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太が28日、都内で著書『敗北からの芸人論』(新潮社)の刊行記念トークイベントを開催。スペシャルゲストに東野幸治を迎え、2人で同書について熱いトークを繰り広げた。芸人やバラエティ番組を的確に「考察」することでも話題の徳井。『敗北からの芸人論』では、「負けを味わった奴だけが売れる」をテーマに、千鳥、オードリー、かまいたちなど、どん底から這い上がった21組の生き様をつづっている。東野は「徳井さんの目線で面白い」と称賛。「僕が知っている芸人さん……極楽とんぼも書いているんですけど、僕が思う加藤(浩次)の印象と、徳井くんの印象が違うのが面白い。こんな一面あるんだなって」と話した。同書で徳井は、相方・吉村崇とのコンビの関係の変化にも言及。結成15年目まで「いつ殺してやろうか」と思っていたが、今は「兄弟」のような関係になっているという。東野は「昔からノブシコブシってコンビ仲が悪いっていうのも知っていた。今はいい関係になっているからすげーよかったなって。いい兄弟だなと思って読ませていただきました」と感慨深げに語った。ただ、吉村本人は徳井の文章を読んで「コイツまだ俺のこと殺そうとしている」と思ったという。徳井は「『吉村ありがとう』っていうのを見て、あいつはナイフを持って『ありがとう』と言っていると思ったみたいです。『ごめんな』って言われて、『もう(殺意)ないよ』って」と吉村とのやりとりを明かした。
2022年02月28日お笑い芸人の東野幸治とフットボールアワー・後藤輝基が出演するオリジナル動画『東野&後藤の令和バラエティの教科書』が、6日からauスマートパスプレミアムで独占配信を開始した。同番組は、バラエティ番組の罰ゲームの中で人気の「巨大風船」「熱湯風呂」「パイ投げ」を、子供たちにも見てもらえてかつ面白くなるよう、令和バラエティの新たな可能性を模索する。東野が実際に見た「夢」から生まれたという本企画。東野、後藤に加え、フットボールアワー・岩尾望、平成ノブシコブシ・吉村崇、おいでやす小田、ネルソンズ・和田まんじゅうが出演し、全員が体を張って挑戦する。見どころを聞かれた後藤が、「普通のバラエティはそういうふうな見方はできないわけですから、ぜひとも好きなところを観てほしいです。大変な熱湯風呂を観るのもいいですけど、そのときにゲラゲラ笑っている東野さんを中心に観てもいいと思います。和田まんじゅうがドロドロになっているときの東野さんとか(笑)」と解説する一方、東野は「笑いのツボって人それぞれやなと思って。気づいたら笑ってるの俺だけ(笑)」とマルチアングルならではの楽しみ方にも気づいた様子。「(からくり装置を用いたパイ投げについて)2カ月前から準備されていたそうで本当にありがたい。子供たちにも観てもらえるコンテンツになった感じがしました。全員が共存共栄した瞬間でした」と手応えを語った東野に対し、後藤は「いろいろなことを検証する番組ですから、すべてがうまくいくというわけではないんですよ。番組全体を通して失敗も楽しんでいただけたら。ここまでボロボロになることもなかなかないです(笑)。体を張らせてもらいました」とアピールしていた。
2021年10月06日東野圭吾原作の推理小説「マスカレード」シリーズを実写映画化する第2弾『マスカレード・ナイト』の公開直前イベントが9月14日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで行われ、主演を務める木村拓哉、共演する長澤まさみが出席した。同所は物語の舞台である高級ホテルのモデルになっており、今年1月には仮装パーティの撮影も行われた。木村は「コロナ禍にも関わらず、たくさんの出演者やスタッフの方々にご協力いただき、現場では看護師さんにも帯同いただき、あのシーンを撮りきることできた。皆さんの心遣いに感謝しています」と当時を振り返りながら、改めて感謝を示していた。2019年に公開され、興行収入46.4億円の大ヒットを記録した第1弾『マスカレード・ホテル』から2年。破天荒な刑事・新田浩介(木村)と真面目過ぎるコンシェルジュ・山岸尚美(長澤)の“水と油”バディが、再び「ホテル・コルテシア東京」で発生する難事件に挑む。500人の仮装客が集う大晦日のカウントダウン・パーティーに現れた殺人犯の正体とは?先日開催された完成披露試写会では、再共演した長澤について「やっぱり最高」と絶賛した木村。この日も「この作品に限らず、まさみちゃんは出演すると決断した作品から一度たりとも逃げていない。(長澤が出演する)作品を見ると、いつもそう思うし、その強さと覚悟を感じています」と長澤に最大限の賛辞を送っていた。この言葉を受け、長澤も「木村さんからは、現場での集中力のコントロールを学ばせていただいた」と尊敬の念。また、「数々の作品でいろんな役を演じ、たくさんのものを生み出しているすごい方なのに、常に素直な心で、スポンジのように柔らかく、さまざまなことを吸収する姿に、『やっぱり、すごいな』と。きっといつも新鮮な気持ちで現場にいるんだろうと思う」と話していた。イベントでは「24時間以内に犯人を見つけ出す」という設定にちなみ、木村と長澤が24秒間で、本物のホテルマンを見分ける「ホテルマンチャレンジ」や、「ストップウォッチチャレンジ」「ジェスチャーゲームチャレンジ」などに興じた。取材・文・写真=内田涼『マスカレード・ナイト』9月17日(金)全国東宝系にて公開
2021年09月14日過去に音楽雑誌のインタビューで“いじめ自慢”をしたことが問題視され、7月19日に東京五輪の開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏(52)。五輪が開幕した今もなお、騒動の余波が広がり続けている。8月6日、小山田氏が8月20日に6人組バンド「METAFIVE」で、翌21日にはソロプロジェクト「CORNELIUS」として出演予定だった『FUJI ROCK FESTIVAL’21』(以下、フジロック)への出演キャンセルが発表されたのだ。フジロックの公式サイトによると、《CORNELIUSのFUJI ROCK FESTIVAL‘21の出演はキャンセルとなりました。また、METAFIVEは、FUJI ROCK FESTIVAL‘21に向けた特別編成として、砂原良徳とLEO今井に、永井聖一(Gr)、白根賢一(Dr)をサポートメンバーに迎えての出演となります》と発表されたが、出演キャンセルの理由については触れられていない。5日には「METAFIVE」を旗揚げした高橋幸宏氏(69)がTwitterで、休養宣言をしたばかり。昨年8月に脳腫瘍の手術を受けたことから、《しばらくライブはお休みとさせていただき、治療に専念して参ります。近い将来、元気な姿で皆さんとお会いできるように》と報告していた。いっぽうで「METAFIVE」には、小山田氏を擁護するようなツイートをして批判が相次いだ権藤知彦氏(53)や“小山田氏を批判したTwitterアカウントを次々とブロックした”として物議を醸したテイトウワ氏(55)も在籍。だがフジロックへ出演するMETAFIVEのメンバーには、奇遇にもその2人の名前はない。ネット上では《フジロック超英断》《普通の対応では?》との声もあれば、《見たかったのに》《機会はフェアに与えられるべき》と惜しむ声もあり賛否両論だ。■相次ぐ“中止ドミノ”でアーティスト活動が窮地に現在に至るまで沈黙を守り続けている小山田氏だが、およそ2週間でアーティスト活動が窮地に陥っている状況だ。小山田氏が辞任を発表した翌日の7月20日、「CORNELIUS」名義で音楽を担当した番組『デザインあ』『JAPANGLE』(NHK Eテレ)の放送が見合わせとなった。NHKの正籬聡放送総局長は21日の会見で、「記事等の事実確認をしてご本人が内容を認めたので、一連の経緯を総合的に判断した」と説明。また7月9日からスタートしたドラマ『サ道2021』(テレビ東京系)でも、「CORNELIUS」名義の楽曲「サウナ好きすぎ」が主題歌に使用されていた。騒動を受けて同局は21日に「差し替え」を発表するも、直近の放送には間に合わず。23日放送の第3話は、異例の“ノー・ミュージック”となったのだ。さらに静岡市では人気アニメ『ちびまる子ちゃん』の作者・さくらももこさん(享年53)が作詞し、小山田氏が編曲したPRソング「まるちゃんの静岡音頭」の新バージョンが7月19日に披露された。だが21日に「一連の報道に対する市民の皆さんからの意見を考慮し、楽曲のPR活動を停止します」と発表され、わずか3日間でお蔵入りに。そんな相次ぐ“中止ドミノ”はバンド活動にも波及した。小山田氏が所属する「METAFIVE」は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響」を理由として26日に横浜市で予定されていたライブを中止に。そして28日には、2ndアルバム『METAATEM』の発売中止が発表された。さらにリリースに伴うイベントも中止となり、レギュラーラジオ番組『METAFM』(InterFM897)も打ち切りとなったのだ。あまりにも代償が大き過ぎた辞任騒動。八方塞がりとなっている小山田氏に、再スタートを切る日はやってくるのだろうかーー。
2021年08月07日「この件の全責任は小山田にあります。だから彼も私も、弁明も言い訳もしません」そう語るのは、小山田圭吾(52)の所属事務所の代表取締役を務めるO氏。フリッパーズ・ギターのディレクターや、コーネリアスのマネージメントも務めてきた、いわば小山田の長年の“盟友”だ。多くの関係者が開会式前に去っていった東京五輪。そのなかでも開会式の作曲担当者だった小山田の辞任は衝撃的だった。《全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。(中略)ウンコ喰わした上にバックドロップしたりさ》(『ロッキング・オン・ジャパン』’94年1月号)障害のある同級生らへの“虐待行為”を複数の雑誌へ武勇伝として語っていた過去について、世界中で批判の声が上がったのだ。五輪開会式直前、本誌はO氏に直撃取材を試みた。――複数の雑誌で同級生への虐待を告白していますが、なぜいままで謝罪しなかったのですか?「(誌上での)発言が全部本当なのかといえば、必ずしもそうではなく……」――なぜ“過去”を封印して、五輪開会式の作曲担当という大役を受けたのですか?「“封印”していたわけではありません。ただ、この五輪の仕事は(本人も)あまり乗り気ではなかったんです。私も本来は引き受けるべきではなかったと思います」■事務所社長は「実は私も開催に賛成していません」――“名誉な仕事”だという認識は特に持っていなかったということでしょうか?「いまでも五輪に反対する人が多数派です。実は私も開催に賛成していません。小山田自身がどう考えているのかは、本人の口からは聞いていませんが……」――イヤだったのならば、なぜ引き受けたのでしょうか?「そういう状況になってしまっていて……」――小山田さんは被害者に謝罪すると発表していますが?「すでにお詫びしました。とりあえず(被害者に)小山田の反省を伝えています。ただ詳しいことは申し上げることができません」“弁明も言い訳もしない”と言いながらも煮え切らない言葉を繰り返すO氏。――小山田さんの過去の発言は、海外でも報道されていますが、会見はしないのでしょうか?「五輪の件も辞任しましたし、いますぐに会見というのは無理です。事態が鎮静化して、次の機会でもあれば……。あとは私が業界関係者にお詫びして、騒ぎが収束していけば、ありがたいのですが」“次の機会”とはどのようなタイミングなのだろうか?関係者への謝罪はO氏に任せ、ひたすら騒動の鎮静化を待っているという小山田の姿勢からは反省の意思は伝わってこなかった。
2021年07月27日7月23日、数々のトラブルに見舞われながらも予定通り東京五輪の開会式が行われた。楽曲制作に携わっていた小山田圭吾氏(52)が辞任し、ショーディレクターを務めていた小林賢太郎氏(48)が解任されるという“直前の大波乱”は世間の不安を掻き立てた。過去に音楽雑誌で“いじめ自慢”をしていたことが問題視され、批判の声が相次いだ小山田氏。いっぽう小林氏はラーメンズ時代に「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言したコントがインターネット上で拡散し、批判が集まったのだ。大会組織委員会は両者が五輪から退くことで幕引きを図ったが、ネット上やテレビ番組などでは今も議論が続いている。なかでも、小山田氏と小林氏が「不適切な言動をとったことを反省し、現在に至るまでアップデートしてきたかどうか」を問う声が広がっている。■“いじめている自覚”がなかった小山田氏問題視された小山田氏の“いじめ自慢”は、『ロッキン・オン・ジャパン』(94年1月号)と『クイック・ジャパン』(95年8月発行)に掲載されたインタビューが発端となった。当時24、5歳だったにもかかわらず、障がいを持つ同級生らへの凄惨ないじめを“武勇伝”のように語っていた小山田氏。「いじめ紀行」と題した『クイック・ジャパン』のインタビューでは、いじめの被害者に会いに行く“対談企画”も行われたが実現には至らなかったという。そのことについて「もし対談できてたら、何話してますか?」と問われた小山田氏は、《別に、話す事ないッスけどねぇ(笑)》と返答。最終ページには、障がい者の同級生から届いた年賀状までもが掲載されていた。「小山田さんはインタビュー内で、《僕って、いじめてる方なのかなあ?》と自覚がないようでした。もし過去の行いを反省しているのならばインタビューに応じないでしょう。小山田さんの“いじめ自慢”はインタビューが掲載された当時だけでなく、その後も繰り返し問題視されていました。ですが彼は騒動が沈静化するのを待つかのように、受け流してきたのです」(音楽関係者)小山田氏の“反省”に疑問を呈する著名人も。カズレーザー(37)は18日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で「調べたら昔のいじめ、結構、酷いいじめのことはよく出てくる」とリサーチしたことを明かしていた。そのいっぽうで、「『いじめを悔いてるので、今はそういった行動を反省して今はこんな活動をしてます。償いのためにこんな活動をしています』という情報はあんまり見つからなかった」とも指摘していた。■アップデートを重ねてきた小林氏では、小林氏はどうだろうか。アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」から、「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」と強く抗議されたように、不適切な発言だったことは紛れもない事実。ただ小林氏は解任された際のコメントで、当時を振り返り、《思うように人を笑わせられない時期に、浅はかに人の気を惹こうとしました。良くないことと思い、人を傷つけない笑いを目指すようになっていきました》と記している。そしてネット上では、次のように小林氏の“アップデート”を評価する声が少なからず上がっているのも事実だ。《小林賢太郎のあのコントについては当時でも少数ながら批判もあったし、彼自身もそれを受けて真摯に笑いを追求した結果「誰も傷付けない笑い」にシフトして今に至るまで作り続けてきたんだよ間違ってたと思ったから、ちゃんとアップデートしてきたんだよ一切の間違いを許さないのは違うと思う》小林氏はソロプロジェクト「POTSUNEN」を05年に始動させ、海外でも舞台公演を行うなどコントの枠を超えた表現活動に挑戦してきた。15年1月に配信された『英国ニュースダイジェスト』のインタビューでは、《僕のショーを楽しむのに予備知識は要りません。国籍も性別も年齢も関係ないので、面白そうだなと思ったら、ぜひ劇場に足をお運びください》と呼びかけていた。「ラーメンズとしてデビューした当時は、笑いを取ることで必死だったといいます。ですが『見えないところで誰かを傷つけているかもしれない』と気づき、“面白ければ何でもアリ”といった考えから脱却していったそうです。また表現活動を通じて、社会貢献をしていることでも知られています。17年1月以降、ラーメンズの映像ソフト化されている全17公演をYouTubeで配信。動画の広告収入を、災害復興支援のため寄付し続けているのです」(テレビ局関係者)東京五輪の開会式ではパントマイムのパフォーマーが全50競技を表すピクトグラムを再現し、世界中から賞賛が相次いだ。「南大介さん、『がーまるちょば』のHIRO-PONさん、パフォーマーコンビ『GABEZ』といった、小林さんと所縁のあるメンバーによるパフォーマンスでした。開会式での小林さんの役割は“全体を一貫性のあるものにする調整役”とのことでしたが、ピクトグラムの再現は、かつて小林さんが手や指で人の動きを表現した“ハンドマイム”を想起させるものでした。“国籍も性別も年齢も関係なく楽しんでほしい”といった小林氏のポリシーが、随所に込められていたのではないでしょうか」(舞台関係者)過ちをいかに悔い改め、現在に至るまでアップデートできるか。その軌跡の有無によって、人間性が左右するのだろうーー。
2021年07月26日過去のいじめ問題がきっかけとなり、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任することが発表されました。同件は、小山田さんが、障害のある同級生などにいじめを行っていたことを明かした、1990年代のインタビュー内容が拡散されたというもの。小山田さんが楽曲を担当する東京五輪には、障がい者スポーツの大会であるパラリンピックもあり、かついじめの内容も度を越えたものだったことから、批判の声が殺到しています。古市憲寿「そもそも『いじめ』という言葉がよくない」2021年7月19日、社会学者の古市憲寿さんが自身のTwitterを更新。内容に反響が上がっています。フォロワーに小山田さんの件について聞かれた古市さんは、自身の考えをこう明かしました。「いじめ」に関する報道に思うことはずっと一緒で(これまで何度も発言したり書いてきています)、そもそも「いじめ」という言葉がよくないと思うんです。刑法における暴行罪や傷害罪に当たるなら刑事事件になるべきで、学校空間を聖域にするべきではありません。@poe1985ーより引用古市さんはそもそも『いじめ』という言葉がよくないとした上で、「学校空間を聖域にするべきではない」と指摘。また、問題なのは『いじめから時間が経過してしまった場合』とし、「すべての被害者がすぐに告発できるわけではない。言葉にできるまでに10年、20年かかることがある」と被害者の心に寄り添いました。続けて、古市さんはこう持論を展開しています。当事者の問題であること、日本は法治国家であること、の二点が重要だと思います。私刑は許されないわけですから、当事者が告発したい場合に、それを支援する制度や社会のあり方は大事です。だけどそれを、それこそ「いじめ」のような形で加害者を糾弾するのは反対です。@poe1985ーより引用最後に、「当事者が告発をしたい場合に、それを支援する制度や社会のあり方が大切」と持論をつづっています。投稿には、ネット上でさまざまな声が寄せられました。・「『いじめ』という言葉がよくない」というのは本当に共感。その言葉があることで、いじめの実情が曖昧になっている気はする。・当事者が告発できる社会の構築っていうのは少し難しいのかも。もちろん実現するのが理想だけど…。・開会式の作曲家としてふさわしくないという批判は仕方がないと思う。けど古市さんのいうように、私刑にしていい、というわけでもない。ネット上では賛否が分かれた、古市さんのいじめに対する持論。いじめに関する問題を他人事として済まさず、正しい方法によって少しでも傷付く人を減らす努力が必要でしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日過去の『いじめ告白』に対する世間の反応を受け、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、東京五輪開会式の楽曲担当から辞任することを発表しました。一方、小山田さんの『いじめ告白』の余波は、思わぬところにまで現れています。2021年7月19日、音楽クリエーターのヒャダインこと前山田健一さんは、自身のTwitterで風評被害に対するなげきを投稿しました。風評被害を本気で避けたいので、勘違いされている方々に声掛けしたいと思っています。。私は前山田です。オリパラとは関係ございません!よろしくお願いします。— ヒャダイン こと 前山田健一 (@HyadainMaeyamad) July 19, 2021 小山田さんと、ひと文字違いの『前山田』であるため、ヒャダインさんがいじめを告白したと勘違いする人が続出した様子。「関係ございません」と注意喚起するヒャダインさんに、励ましとなぐさめの言葉が寄せられました。・小山田と前山田…とんだ勘違いですね。・むしろ楽曲を担当して、この状況を救ってほしい。・勘違いは本当に一部の人たちだけです。変わらず応援してます!また、寄せられているコメントの中には、ヒャダインさんと小山田さんを勘違いした人に対して「調べもせず批判の声をあげるなんて、叩ければいいだけなのがよく分かる」といった鋭い指摘も。さまざまな方面に影響を与えている小山田さんの『いじめ告白』の件は、当分、事態が収拾する雰囲気がなさそうです。とばっちりで批判の声を浴びせられてしまったヒャダインさんは、今回の注意喚起で、1日も早く事態が落ち着いてくれることを願っているはずでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年07月20日東京五輪開会式の楽曲制作を担当していたミュージシャン・小山田圭吾が19日、辞任を申し出たことをツイッターで発表した。小山田は、「この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております」の書き出しから、「関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」と報告。「皆様より頂きましたご指摘、ご意見を真摯に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたいと思っております」とし、「この度は、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉で結んでいる。小山田の担当が今月14日に発表されると、90年代の雑誌インタビューで学生時代に障がい者をいじめていたと告白したことが改めて問題に。これを受け、小山田は16日にツイッターを通じて謝罪し、依頼を受けるに至った経緯などに触れて続投する姿勢を示していた。
2021年07月19日東京五輪の開会式で楽曲制作を担当する、ミュージシャンの小山田圭吾さんの過去の言動が議論になっています。2021年7月14日、東京五輪に関わることが発表された小山田さん。しかし、小山田さんが1990年代に受けた雑誌のインタビューで、障がい者へのいじめを明かしていた情報が拡散されたのです。東京五輪に関連するパラリンピックは、障害者スポーツの大会。また、いじめの内容が度を過ぎたものであることに加え、小山田さんが笑いながら話していた点から、批判する声が続出しています。カズレーザー、小山田圭吾の『障がい者いじめ』にズバリ同月18日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では今回の件について特集し、小山田さんが自ら語ったいじめ行為の詳細を説明。心身を傷付ける暴力行為に対し、コメンテーターとして出演するお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、このようにコメントしました。この方のことを結構調べて、こういった昔の酷いいじめのことは結構出てくるんですけど。それ以外の情報…例えば「いじめを悔いてるので反省しています」「償いのためにこんなことをしています」っていう情報は、あんまり見つからなかったんですよ。再チャレンジってのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるっていうことで。これ、批判と擁護で批判の方が大きいっていうのは、プラマイのマイナスを埋め合わせることを単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前の自業自得の話だと思う。だって、もっとちゃんと「過去のことを悔いてます」「そのために、こんなことをしました」っていうのは、多分やってらっしゃるとは思うんですけど、世間にアピールして、それを(世間が)納得してれば、それで丸川さん(丸川珠代大臣)とかも「この方はこういう素晴らしいことをしてます」ってフォローすることもできるし。それやってなくて批判されてるのは当たり前のことですよ。過去が裁かれているわけじゃないです。サンデー・ジャポンーより引用過去の行いそのものが批判されているというよりも、その後の行動が批判されていることを指摘したカズレーザーさん。真剣な表情で「過去の行いに対し、これまで大々的に行動を起こしていないのであれば、批判されても仕方がない」と持論を展開しました。いじめ行為に対する怒りが伝わってくるカズレーザーさんのコメントは、番組放送後にネットで拡散されました。・いつも冷静なカズレーザーさんが感情的で驚いた。それだけのことをしたってことだね。・番組を見ていましたが、カズレーザーさんが怒りに震えているのが伝わってきました。・子供のやることでも、いじめは許されない。被害者は一生傷付き続けるんだから。もちろん謝罪をしたところで、罪が償われるわけではありません。しかし過去が変えられない以上、その後の言動が重要といえるでしょう。カズレーザーさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年07月19日2021年夏に開催予定の東京五輪。開会式ではミュージシャンの小山田圭吾さんが楽曲制作を担当します。しかし、小山田さんが過去に障がい者へのいじめを雑誌で明かしていたことから、人選に批判的な声が続出。同年7月16日、小山田さんは自身のTwitterアカウントで、いじめについて「大変今更ではありますが、連絡を入れて被害者に直接謝罪をしたい」と思いを明かしました。小山田圭吾の『障がい者いじめ報道』にIKKOが涙ながらに持論を展開同月18日に放送されたバラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、今回の騒動について特集。問題となっている90年代に掲載された雑誌のインタビューで、小山田さんは「小学生から高校生の頃、障害のある同級生らを全裸で縛ることや、バックドロップをしたことがある」と自ら明かしています。MCである和田アキ子さんは、インタビューの原文を読んだ上で「テレビではいえないくらい、いじめというにはあまりにも悲惨」と非難。コメンテーターであるタレントのIKKOさんは、直接いじめの謝罪をすることについて、真剣な表情でこのように思いを明かしました。なんかそれって、今更掘り起こして…昔のことを思い出してしまうから、そういうことしてほしくないですね。アタシだったら思い返してしまうし、苦しかった時のことを。それで通常のいじめじゃなくって、何回もラジオとかいろんなところで自分のいじめを武勇伝みたいにしてるじゃないですか。それを「知らなかった」っていうこともあり得ないと思うんですよね。それも、身体の悪い人たち…障害持ってる人たちに対して、そんなこと(いじめ)できるのかな。涙しかないです、本当。アッコにおまかせ!ーより引用涙声になりながら、いじめ行為や本人への直接謝罪について持論を展開したIKKOさん。今回の件を受け、ネットではいじめを受けたことのある人から「今更、いじめた人に謝罪なんてされたくない」「謝ったら終わりというわけではない」といった声が上がっています。IKKOさんがいうように、武勇伝として面白おかしく語られていたいじめ行為を数十年後に謝罪されても、嫌な記憶を思い出してしまう人は多いでしょう。IKKOさんの涙ながらの訴えに、視聴者からは共感する声が寄せられました。・涙ぐんでいて、IKKOさんは人の痛みが分かる人だということが分かった。・いじめって被害者は一生苦しむんだよね。直接謝るだなんて、余計に苦しめると思う。・IKKOさんの意見に同意。自分の気持ちを代弁してくれてありがとう。いじめは心と身体を深く傷付ける行為であり、被害者は一生のトラウマを抱えることになります。たとえ加害者が謝罪をしても、その傷が癒えることはないでしょう。被害を減らすためには、いじめ行為がいかに酷であるかを多くの人が知らなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年07月18日お笑い芸人の東野幸治がメインパーソナリティを務める番組『吉本芸人生存確認テレフォン~Season2~』の初回が28日(20:00~23:00)、YouTubeチャンネル『FANYチャンネル公式』にて生配信される。同番組は、東野が吉本の芸人たちに電話を掛け、現状を聞き出す配信番組。昨年5月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛を求められるなか、お家での時間をより楽しく過ごしてほしいという思いから企画されたSeason1の好評を受け、今回復活することになった。ゲストには、Season1でも番組を盛り上げたメッセンジャーの黒田有を中心に『生存確認テレフォン』お馴染みのメンバーはもちろん、かまいたちの山内健司や品川庄司の品川祐など、話題の芸人と生存確認が必要な芸人が多数出演する予定だ。
2021年06月25日木村拓哉が主演、長澤まさみ出演『マスカレード・ナイト』が9月17日(金)公開となる。この度、本作より最新ビジュアルと予告映像が公開となった。東野圭吾が描く「マスカレード」シリーズ(集英社刊)は、累計発行部数450万部を突破し屈指の人気を誇る。第1作である『マスカレード・ホテル』は2019年に実写映画化され、興行収入46.4億円の大ヒットを記録した。あれから2年“水と油”のバディが再び難事件に挑む。破天荒な刑事・新田浩介を演じるのは、数々の大ヒット映画・ドラマに出演し、常にトップを走り続ける木村拓哉。東野が木村を「当て書き」したと語る新田は正真正銘のハマリ役だ。そして新田の相棒となる真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美を演じるのは、第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した長澤まさみ。木村拓哉、長澤まさみの他にも前作に引き続き、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎といった俳優陣が集結。そして、先日は新キャストとして中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸の参加も発表となっている。舞台となるのはまたしても「ホテル・コルテシア東京」。大晦日のカウントダウン・パーティーに現れる殺人犯を捕まえるため、新田は再び“全てを疑う”潜入捜査官としてホテルのフロントに立つ。他方、フロントクラークからコンシェルジュに抜擢された山岸はホテルマンとして“お客様を信じる”ことで最上の時間の提供を心掛ける。2年の時を経ても、ふたりの考え方は相容れない。そこへ、次々と現れるパーティー招待客≒容疑者たちは誰もが怪しく、謎は深まるばかり。パーティー参加者500名、全員仮装、全員容疑者。立場も性格も真逆の異色バディは凶悪な殺人犯の「仮面」を暴き、「死」のカウントダウンを止めることが出来るのか――。今回公開となったビジュアルは、それぞれに意味ありげで怪しい表情を浮かべた日本を代表するキャストたちが映し出されている。事件解決のために残された時間はわずか、というタイムリミットを象徴するような時計を背景に“全てを疑う”新田と、“お客様を信じる”山岸の表情が印象的なビジュアルだ。予告映像では、新田が潜入捜査官として再びホテルマンとなりフロントに立つ姿が。500名の仮装客が参加するこのカウントダウン・パーティーに殺人犯が現れる―。たったそれだけの情報をもとに、凶悪な殺人犯を捕まえるべく奮闘する新田と山岸の前には再びホテルマンとしてのルールと、クセのあるパーティー招待客たちが立ちはだかる。『マスカレード・ナイト』9月17日(金)全国東宝系にて公開
2021年06月25日朗読劇『手紙』が9月16日(木)より、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演される。横内謙介が脚本・演出を手掛ける本公演は、原作の東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)に描かれている兄弟の心情を“朗読”という形で表現。弟の口から語られる周囲の人間の態度や兄の懺悔と弟への想い、兄弟の手紙のやりとり、その全てを原作の小説と同様に言葉だけで紡ぐ。舞台には兄弟のふたりのみ。より主観的で胸に迫る濃厚な空間を作り上げ、観客へと届ける。出演は確かな演技と人気を誇る“ふぉ~ゆ~”から福田悠太と越岡裕貴、舞台での活躍が目覚ましい室龍太、ソロでも多くのステージに立つ高田翔の4名。この組み合わせで4公演ずつ上演となる。この秋、注目の1作となることは間違いない本作。ぜひチェックしてほしい。脚本 / 演出:横内謙介・コメント『手紙』公演に向けて昨年のコロナ自粛期間から、この素晴らしい小説を読み始めて、以来、何度読み返したか分かりません。同じ小説をこんなに読み返したことは人生で初めてです。しかし飽きることなく、読むたびに新たな発見と感動があって、違う場面で泣いてしまいます。今回、殺人で服役した兄と残された弟と、ふたりだけが登場するリーディング作品とするために、その発見と感動のすべてを手紙のスタイルで書き上げて脚本化することにチャレンジします。普通の芝居とせずに敢えて、リーディンクで上演する面白さを追求する所存です。コロナ禍で、演劇の在り方も再検証を求められる今、密を避けつつ、濃密な言葉の世界を生み出す。この優れた小説と実力、魅力を兼ね備えた俳優たちの力を借りて、演劇の新しい可能性を切り開く野心に燃えています。福田悠太(ふぉ~ゆ~) ・コメント朗読劇『手紙』これを聞いて出てみたいと思うのは僕だけではないはず、ふぉ~ゆ~の福田悠太です。以前、小説の「手紙」を読んだ時の作品の内容、メッセージがズブズブと生々しく心に残っています。今回、朗読劇の「手紙」に参加する事ができて嬉しい気持ちと、あの作品の中に自分も飛び込む事を想像するとヒヤッとしますが、小説を読んだ時よりも更に作品に踏み込む事になるので、自分の中からどんな感情が生まれるのか楽しみです。同じふぉ~ゆ~のメンバーである越岡と後輩の室、そして、僕の弟役の高田と作品を深く表現できるように尽力いたします。とりあえず今はこの作品に呼んで頂いた事を友達に自慢したいです。「おーい、俺、『手紙』の朗読劇に出れるんだってよ!」越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)・コメント今回、朗読劇『手紙』に出演させて頂きます、ふぉ~ゆ~の越岡です。朗読劇自体初めての経験で、今からわくわくしております。共演する室とは今年一緒の作品に出ていたので、息ピッタリなはずです。そんな室と兄弟役を演じるということで、皆さん楽しみにしていて下さい。東野圭吾さんの作品は、ミステリーのイメージが僕は強いんですが、これはヒューマンドラマでどこか身近に起こりそうな人間関係を感じられます。今の時代メールでのやり取りがほとんどで、手紙を書く機会が減ってしまっていますが、改めて手紙っていいなって感じました。是非、劇場で朗読劇『手紙』の世界を楽しんで下さい。室龍太・コメントこの度、東野圭吾さんの数ある有名な小説の中の『手紙』という作品を朗読劇という形で、武島直貴として出演させて頂くことになりました。『手紙』は、凄く社会性やメッセージ性がある作品だなと感じました。武島直貴を演じさせていただけることを、本当に光栄なことと感じています。難しい立ち位置の役なので『手紙』を更に読み込んで、感じたままに表現出来たらと思います。朗読劇は今回で2回目なので不安ですが、稽古の中で新たな発見が出来るように精一杯やらせていただきます。そして先輩である越岡裕貴くんと共演させていただくのも 2 回目なんですけど嬉しいのは勿論、今回も胸を借りるつもりで頑張りたいと思います。お越しいただく方々には、脚本・演出を手掛けてくださる横内謙介さん、越岡裕貴くんと共に素晴らしい作品をお届けしたいと思います。高田翔・コメント今回、朗読劇『手紙』に武島直貴役で出演させていただきます高田翔です。最初、この作品に出させていただくことを聞いた時、東野圭吾さん作の有名な作品。映画、ドラマ、ミュージカルでもこの作品をやられていることを知っていましたし、それを朗読劇でやるということですごい驚きと共に嬉しさもありました。罪を犯した兄と、そのことで苦しむ弟、すごい重たくて胸が締め付けられる話だなと思いました。見どころとしてはやはり手紙ですかね。それを朗読劇でやることによってお客様にどのように伝わるのか。武島直貴は、失ったものが沢山あります。でも、得たものもあります。逃げ場もなく、様々な苦難があり、そんな中でも生きていく。そのような役です。朗読劇『手紙』素敵な作品になると思います。朗読劇ならではの伝え方、伝わり方、演出、沢山あると思います。ぜひ、劇場へお越しください。よろしくお願いします。朗読劇は2回ほどやらせていただいたのですが、とても難しいという印象です。朗読で伝えることの難しさなど多々あり、すごくやりがいがあるなと思っています。福田くんは、とても良い人な印象です。面白いですし、ストイックなイメージですし、ふぉ~ゆ~の舞台もよく観に行かせてもらってます!そんな福田くんと今回兄弟役をやらせていただくのはとても楽しみですし、すごく心強いです。福田くんについていきます。■公演概要朗読劇『手紙』9月16日(木)~9月20日(月・祝)全8公演会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAチケット料金:7,800円(全席指定 / 税込)※未就学児入場不可一般発売日:8月28日(土)10:00~
2021年06月24日木村拓哉と長澤まさみが、刑事とホテルマンとして再タッグを組んだ東野圭吾原作映画『マスカレード・ナイト』に出演する10名の新キャストが発表された。未解決殺人事件の犯人が、大晦日に行われるカウントダウン仮装パーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れるという密告状が届いたことで、再び新田(木村さん)がホテルマンに扮し、潜入捜査をすることになる本作。容疑者は、仮面を被った参加者500人。彼らを相手に、新田&山岸(長澤さん)の最強バディが、犯人逮捕へと奔走する。今回そんな本作に出演することが明らかになったのは、現在放送中の「着飾る恋には理由があって」で新たな役どころに挑戦した中村アン、「M 愛すべき人がいて」での怪演が話題となった田中みな実、「MIU404」「あのときキスしておけば」の麻生久美子、もうすぐ主演映画『リカ~自称28歳の純愛モンスター~』が公開される高岡早紀。そして、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、博多華丸の10名。詳しい役柄は、まだ明らかにされていない。さらに、「素晴らしい経験をさせていただきました」(中村さん)、「とてもしあわせな現場でした」(勝村さん)、「宝物となりました」(凰稀さん)などと、キャストたちが撮影をふり返るコメントも到着した。新キャストコメント・中村アン私は今回、"アルゼンチンタンゴ " に挑戦しました。初めはどうなることかと不安でしたが、練習を重ね、無事乗り切ることができました。作品を通して素晴らしい経験をさせていただきました。映画公開を楽しみにしています。・田中みな実お声掛けをいただき、驚きました。前作を劇場で観ていたので、本番中も“あの”ホテルのセットでお芝居をさせてもらえていることに終始興奮気味でした。錚々たるキャストの皆さんの中に入れていただき光栄です。無事に公開されることを心待ちにしております。・石黒賢鈴木監督の持つ穏やかな雰囲気が、とても居心地のよい現場を作ってくださったと思います。非常に楽しい撮影でした。僕ら俳優が楽しんで演じているので、それは必ずスクリーンに溢れ出るものでご覧いただいた方には伝わると思います。またホテル・コルテシア東京に遊びに来てください。・沢村一樹木村くん、長澤まさみちゃん、それぞれの個性が各シーン毎に違った色を見せて漂う現場は、楽しく、時には緊張感を持って、これぞ映画作りという醍醐味を感じさせてくれました。観客の皆さんと一体になれる事で映画は完成です。「ようこそ、ホテル・コルテシア東京へ!」・勝村政信セットに入って驚きました。あのホテル・コルテシア東京が稼働していたからです。久しぶりの鈴木組は、相変わらずチームワークが素晴らしく、実家に帰ってきたような気分にさせていただきました。とてもしあわせな現場でした。・木村佳乃初めてホテル・コルテシア東京のセットに入ったとき、そのダイナミックさ、緻密さに圧倒されました。私も宿泊客の1人として怪しく参加させていただきました!是非楽しんでください!・凰稀かなめ前作の大ヒット『マスカレード・ホテル』に続く今作品のオファーにびっくりしました。豪華なセット、キャスト、スタッフの皆さんに圧倒されながらも、東野圭吾さんの世界に関われた事、初の鈴木組の一員になれた事が私の宝物となりました。・麻生久美子東野圭吾さんの作品に出演することができて、とても光栄です。木村拓哉さんとは今回が初めての共演でしたが、座長としてのリーダーシップの素晴らしさに圧倒され、長澤まさみさんとは久々の共演で楽しい時間を過ごせました。みなさん、華やかな仮面舞踏会をどうぞお楽しみください。・高岡早紀前作の『マスカレード・ホテル』をとても楽しく観ていたので、今作に参加させていただけたこと、とても光栄に思います。私が演じた「謎の女」がどのようにしてストーリーに絡んでいくのか、どうぞお楽しみに!・博多華丸ふと気がつくと、凄い俳優さんに囲まれてるのでなるべく我に返らないようにしました。そういう意味では仮面を被ってたかもしれません。ぜひ劇場でご確認下さい!『マスカレード・ナイト』は9月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マスカレード・ナイト 2021年9月17日より全国東宝系にて公開
2021年06月14日蒸し暑〜い季節が到来!女優たちから上手にトレンドを取り入れるにはどうすればいい?そこで、有名人の会見ファッションをベテランスタイリストが解説。題して、「即映えるアシンメトリー or 差がつくプリント柄」真似したいのはどっち?【プリント柄】■石田ゆり子(51)/『連続ドラマW東野圭吾「さまよう刃」』完成報告会〈真似しやすさ★★☆〉:人気のプリント柄を上品に見せる大人コーデ。一枚で楽しめるレトロプリントのワンピには、トレンド感ある小物を。■石田ゆり子(51)/映画『いのちの停車場』完成披露試写会〈真似しやすさ★★☆〉:難易度高めの上下プリント柄コーデは、オシャレ上級者におすすめ。プリントの大きさを変えているのがポイント。■高畑充希(29)/映画『浜の朝日の嘘つきどもと』完成報告イベント〈真似しやすさ★★☆〉:描写が美しいプリント柄のセットアップは、技ありの重ね着でトレンド感をプラス。上下単品で着回しも可能。■のん(27)/バリラジャパン「バリラ新紙パッケージお披露目会」〈真似しやすさ★☆☆〉:ゆったりとしたシルエットのワンピは着心地のよさが人気の秘密。体形によっては丈を短くするなど工夫が必要。■武田梨奈(29)/映画『プロジェクトV』公開直前トークショー〈真似しやすさ★★★〉:切替えストライプ柄のワンピはウエストマークで体形カバー効果も。ヒールにもフラットシューズにも合い、真似しやすさNo.1。■木村文乃(33)/映画『BLUE/ブルー』公開記念舞台挨拶〈真似しやすさ★★☆〉:夏定番のストライプ柄は、大胆な変形デザインが今年のトレンド。取り入れるなら、ベルトなど、小物を合わせてみると◎。【アシンメトリー】■尾野真千子(39)/映画『茜色に焼かれる』完成報告会〈真似しやすさ★★★〉:色鮮やかなドレスは適度な肌の露出がエレガント。これ一枚でホテルディナー結婚式など幅広い場で活用できる。■河北麻友子(29)/ICL治療アンバサダー就任&Web CM発表会〈真似しやすさ★★☆〉:裾の透け感と、左右非対称の襟元がかわいらしい白コーデ。羽織りものをプラスすればミドル世代もOK。■小池栄子(40)/映画『いのちの停車場』完成披露試写会〈真似しやすさ★★★〉:変形のパフスリーブとスカート裾が大人のかわいらしさを演出。ベージュと同系色の靴を合わせれば脚長効果も抜群!■南野陽子(53)/映画『いのちの停車場』完成披露試写会〈真似しやすさ★★★〉:大人にこそトライしてほしい流行のワントーンコーデ。素材感の違うジレとブラウスの重ね着がオシャレ。■深田恭子(38)/ゲームアプリ『放置少女〜百花繚乱の萌姫たち〜』新CM発表会〈上級アシンメトリー〉:バブル期にはやった“ボディコン”を彷彿とさせるワンショルダードレス。スタイルに自信のある人にはおすすめ!?
2021年05月28日俳優の木村拓哉が主演を務める映画『マスカレード・ナイト』(9月17日公開)の特報映像・ティザービジュアルが29日に公開された。同作は、累計445万部を突破した東野圭吾の「マスカレード」シリーズの実写化作。2019年に第1作『マスカレード・ホテル』が映画化され興収46.4億円の大ヒットとなり、続編の実写化が決定した。捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)がホテルマンに扮して、優秀なホテルウーマン・山岸尚美(長澤まさみ)のもとで潜入捜査を行う。特報映像は、大晦日のたった1日で目まぐるしく展開される今作の事件を象徴するようなスピーディーかつスリリングな仕上がりに。ドレスアップした仮装客500人が集うパーティーシーンなど、華やかな映像の中で繰り返される登場人物たちの「まただ」「またですか」というセリフが「マスカレード」シリーズの復活、コルテシア東京で再び波乱が起きることを感じさせる。新田が「客」と呼び山岸が「客ではなく…」と訂正するおなじみのやりとりも繰り広げられた。前作から引き続き新田と共に宿泊客を疑う刑事役に、小日向文世・梶原善・泉澤祐希・篠井英介・渡部篤郎、山岸とともにお客様を信じるホテルマン役に、東根作寿英・石川恋・鶴見慎吾・石橋凌が出演。若手からベテランまで幅の広い豪華実力派俳優陣が、再び「マスカレード」の世界を彩る。合わせて解禁されたティザービジュアルは、お客様=容疑者として疑うような表情の新田と、お客様を信じ、寄り添おうとする凛とした山岸の2人を中心に、真っ赤な仮面と本作を象徴するキーワードがちりばめられた。
2021年04月29日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、言葉のチョイスが素敵な女性「言葉に深みがある女」になりきり。本をたくさん読むことで語彙力と表現力を高めよう。家事代行のプロの方にお話を伺うという内容の番組があったのですが、そのディレクターさんに、「今日、お話ししていただく先生は、声が鈴の音のような方です」と言われて驚きました。実際にお会いしてみると、とても上品で優しそうな方で、ディレクターさんの表現がぴったりだと思ったのですが、その言葉のチョイスが面白いと思ったんです。ほかにも、あまり聞いたことのないような敬語をさらりと会話に交ぜてきたり、「くったくのない」などの言葉を使っていて、思わず、“どういう意味だっけ”と調べた場面もありました。ただきれいなだけではない、普段使わないような言葉たちをどうやって知り、ボキャブラリーとして身につけたのか、気になって仕方がありません。その人自身は、明るいけれど声のトーンが低くて品があり、忙しかったり大変そうなイメージの強いテレビ業界の雰囲気には、いい意味であまり染まってなさそう。どちらかというと図書館とかにいそうなタイプで、余裕を感じました。彼女のようになるためには、まず、いろいろな言葉をインプットするために、本をたくさん読むことがいいのではないでしょうか。勝手なイメージですが、東野圭吾さんの作品が好きそうなので、ミステリーとかを中心に手に取ってみるといいかもしれません。純文学のようなものもよさそうです。あとは、日頃から一つのことについてさまざまな言葉で表現してみたり、同義語を調べてみるなど、トレーニングをすることで、自然とボキャブラリーは増えていきそうです。ほかにも、いろいろと気になる言葉を使っていたのですが覚えていないものもあり、メモをとっておけばよかったと後悔中。また彼女と仕事でご一緒できる日を楽しみにしています!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2021年04月18日竹野内豊主演で東野圭吾原作の170万部突破のベストセラーをドラマ化した、連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」のポスターと予告映像が解禁。さらに、國村隼、三浦貴大、古舘寛治、瀧内公美、本田博太郎の出演が決定した。妻亡き後、ひとり娘・絵摩までも無残に殺された父親・長峰重樹が、素性を隠して逃亡しながら主犯格の少年に復讐しようとする本作。長峰を竹野内さん、彼の正体を知りつつ手を差し伸べる木島和佳子を石田ゆり子が演じる。そして今回、竹野内さん演じる“復讐者”長峰を包囲する警察、マスコミ、事件関係者を演じるキャスト陣が決定。指揮官として長峰を“追う”捜査一課刑事・久塚耕三には國村隼。経験豊富で冷静な久塚は、過去の経験から少年法のあり方に疑問を持っている役どころ。さらに、娘を持つ父親として長峰に共感にも似た思いを抱く若手刑事・織部孝史には三浦貴大。2009年公開の映画版で竹野内さんが演じた織部を、三浦さんがどう演じるのか。そんな2人と捜査にあたる昔気質の刑事・真野寛治役に古舘寛治。世間を騒がせるために事件を“利用”し、なりふり構わず取材でセンセーショナルに書き立てる週刊誌記者・小田切ゆかり役に瀧内公美。また、石田さん演じる和佳子の父親で、長峰の犯行に手を貸す娘に苦悩する木島隆明役に本田博太郎。そして、警察の捜査、そして長峰の復讐劇に大きな影響を与える少年・中井誠役には井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が決定している。この度解禁されたポスターは、そんな登場人物たちの“怒り”“悲しみ”“悔やみ”“迷い”などの心の揺れ動きを表現。成人年齢の引き下げ、少年法改正案提出など、未成年を取り巻く環境に注目が集まる中、矛先を求めてさまよい続ける“刃”を印象づけるポスターとなった。予告映像も、少年犯罪をめぐり、様々な立場の人間たちの“罪と罰”への思いが交錯する、キャスト陣の熱演が感じられるものとなっている。連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月15日より毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話無料放送/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月16日犯罪小説史に残る問題作を竹野内豊主演でドラマ化する「東野圭吾 さまよう刃」に、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が出演することが決定。主人公・長峰の復讐劇のカギを握る少年・中井誠を演じる。竹野内さんが、男手ひとつで育ててきた娘を残忍な手口で未成年の男たちに殺害され、復讐に突き進んでしまう主人公を演じる本作。今回出演が決定した井上さんが演じる中井誠は、主人公・長峰の娘・絵摩の事件に加担する少年。気弱な性格の彼は、グループのリーダー・カイジの言いなりになり、犯罪の片棒を担がせられるが、予期せぬ絵摩の死に直面し、自らの罪と向き合う中で、警察の捜査、そして長峰の復讐劇に大きな影響を与えていくキーパーソンとなっている。大河ドラマ「麒麟がくる」での織田信忠役が記憶に新しい井上さん。出演するにあたって原作を読んだそうで「読み終わった際、やるせなく行き場のない怒りにふと本作の題名が頭をよぎりました。少年法についてすごく考えさせられる作品でした」と感想を語る。また「中井誠という人物は、主人公の長峰を復讐へ突き動かす原因、そしてきっかけを作るすごく曖昧な人物です。“トモダチ?”や警察の間で揺れ動く弱い人間であり、とても人間味が強い人物でもあります」と演じるキャラクターについて話し、「『自分だったらどうする?』と考えながら、ぜひ皆さんご覧ください」と視聴者へメッセージを寄せている。連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月15日より毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話無料放送/全6話)。(cinemacafe.net)
2021年02月25日竹野内豊が、連続ドラマW初登場で初主演を果たすことが決定。原作は、発行部数170万部を超えた作家・東野圭吾の最高傑作のひとつ「さまよう刃」。本作で石田ゆり子と15年ぶりに共演する。社会や法律、全てを敵に回してでも家族のために復讐を果たす…。長峰重樹は妻を亡くしたのち、男手ひとつで娘・絵摩を高校生になるまで育ててきた。ところがある夜、絵摩がバイト先から戻らず、やがて凄惨な遺体で発見される。数日後、長峰のもとに犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。教えられたアパートへ向かい、部屋を物色すると、絵摩が殺されていく映像が残されていた。そして、帰宅した犯人の一人、アツヤを思わず殺害してしまった長峰は、主犯のカイジを追う。また、カイジやアツヤは、現行法上はまだ死刑は適用されない「少年」だった――。世論を二分する長峰の逃亡復讐劇が始まる…。2009年に公開された映画版では、逃亡する長峰を追う刑事を演じた竹野内さんだが、ドラマでは主人公・長峰を演じることに。男手ひとつで育ててきた娘を、未成年の男たちに残虐な手段で殺されてしまった主人公が、良心と罪の意識、法律の壁の間でもがき苦しみながらも復讐に突き進んでいく。「誰かの親になったこともない自分に、娘を失う父親役がどこまで務まるのか、正直戸惑いました」とオファー時の心境を明かした竹野内さんは、「去年、真夏の猛暑の中、限られた時間、ロケ地など、、、なかなか思うようにことが進まない条件で、片山監督に全てを委ねて、スタッフ・キャストが一丸となって、試行錯誤しながら丁寧に作り上げた作品です。一人でも多くの方々に届きますように!」とコメントした。そして共演の石田さんが演じるのは、一人息子を不本意な形で失ったことがきっかけで離婚し、父親が経営するペンションで手伝いをしている木島和佳子。偽名でペンションに宿泊する長峰のことを警察に追われている男だと知るが、家族を思う彼の姿に心を揺さぶられ、思わず手を差し伸べてしまう人物だ。竹野内さんと石田さんの共演は「家族~妻の不在・夫の存在~」以来15年ぶりとなり、「竹野内さんと久しぶりに共演できることが楽しみでなりませんでした」と語る石田さん。「倒れそうなほどの暑さの中走ったり泣いたり叫んだり、芝居をしてるというより役を生きるということの意味を考えさせられました」と撮影をふり返り、「竹野内さんも日に日に長峰さんそのもののようになっていき、役に入ってる時は話しかけるのも憚られるほどでした。素晴らしい作品になっていることは間違い無いと思います。どうぞ楽しみにしていてください」と話している。監督は、ポン・ジュノ監督のもとで助監督を務めたという異色の経歴を持つ片山慎三が務めた。連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月、毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年01月20日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の東野絢香さんです。「『おちょやん』の撮影はいつも着物。背筋が伸びます」と語る東野さんの素顔に迫りました。小学生から女優を志し、今期は出身地・大阪が舞台の朝ドラに抜擢。朝ドラ『おちょやん』で、主人公が奉公する家の一人娘・みつえ役に抜擢。「天真爛漫で、気が強い役。おっちょこちょいなところは私と似ていますね。逆に、物怖じしない強さには憧れます!」。今まで、自身とは全く違う役を演じてきた。「その役の生き方や考え方を想像する時間も楽しい。特殊能力を使うような変わった役が多かったから、人間味のある役にも挑戦したいな(笑)」。インドアに見えて、アクティブな一面も。「ボルダリングも行っちゃいます。人見知りだけど、人といるのは大好き!」可愛いワンピースに囲まれて、毎日幸せ。古着やインポートが多いです。一目惚れ派で、ネットでもよく買います。My唐辛子を持ち歩くほど愛しています!「激辛」「辛すぎ注意」と書かれているものは挑戦状と思い必ず食べます。念願のカメラレンズをゲットしました。祖父、両親からのプレゼント。大好きな人たちをいっぱい撮りたいです。ひがしの・あやか1997年生まれ。連続テレビ小説『おちょやん』に岡田みつえ役、WOWOW連続ドラマW『夜がどれほど暗くても』に岩田真帆役で出演。Instagramは@aya_kirin※『anan』2020年12月9日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2020年12月05日主演・木村拓哉とヒロイン・長澤まさみで、『マスカレード・ホテル』の続編、映画『マスカレード・ナイト』が2021年9月17日(金)に全国東宝系で公開される。木村拓哉×長澤まさみ、シリーズ続編『マスカレード・ナイト』前作の『マスカレード・ホテル』は、東野圭吾作品の中でも屈指の人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作目。予告連続殺人の次なる殺人現場の候補として挙げられた高級ホテル・コルテシア東京を舞台に、警視庁捜査一課の刑事・新田浩介が、素性の知れない宿泊客たちの“仮面(=マスカレード)”を剥がそうと奮闘するストーリーだ。主演に木村拓哉主演、ヒロインに長澤まさみ、さらに小日向文世・菜々緒・生瀬勝久・松たか子ら豪華俳優陣を迎え2019年に実写映画化され、46.4億円の大ヒットを記録した。その続編となる映画『マスカレード・ナイト』。原作は、累計発行部数445万部を突破したシリーズの第3作目であり、「マスカレード・ホテル」のホテル・コルテシア東京で巻き起こる難事件に再び挑む人気作だ。続編は大晦日のホテル・コルテシア東京が舞台に『マスカレード・ナイト』の舞台は、大晦日のホテル・コルテシア東京。警視庁に「とある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京の仮装で行うカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れる」との密告状が届き、再び新田がホテルマンに扮し潜入捜査をすることとなる。犯人がパーティーに現れるという手掛かりしかない中、仮装し素顔を隠したパーティー参加者500人の中から犯人を見つけだすことはできるのか――。素性の知れない“仮面”を被った参加者=容疑者500人を相手に犯人逮捕へと奔走する。木村拓哉×長澤まさみのタッグが再び主演は木村拓哉、警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介役前作に引き続き、主演は木村拓哉。ホテルマンとして潜入捜査をする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介を演じる。木村は、今回の続編制作にあたり次のようにコメントした。『マスカレード・ホテル』で東野圭吾さんの世界観を具現化することが非常に楽しかったので、同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります。『マスカレード・ナイト』は東野圭吾さんもおっしゃるように大胆な脚色があり、あれだけ分量のある原作をわずか1日の設定にしているので、ジェットコースターのような話の流れになると思います。観てくださる皆さんにも、その世界に没入してもらったうえで、スクリーンと客席が一瞬繋がって、登場人物として同じ事件の目撃者になってほしいと思います。共演の長澤さんはすごく魅力的な方ですし、またご一緒できることが嬉しいです。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです。ヒロイン役、長澤まさみも続投ホテル・コルテシア東京の優秀なホテルマンで、コンシェルジュとなった山岸尚美役も前作から続投。長澤まさみが演じる。刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、利用客の“仮面”を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして「お客様が第一優先」のポリシーから利用客の“仮面”を守ろうとする山岸の“水と油”とも言えるタッグがスクリーンに再び映し出される。豪華新キャストが集結新キャストとして、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸が集結。10名の豪華キャストの競演により“マスカレード”の世界を彩る。監督・鈴木雅之も続投監督は、前作同様『HERO』、『本能寺ホテル』の鈴木雅之。気品あふれるホテルの雰囲気と予測不能なミステリーを絶妙なバランスで融合させる。ストーリー都内で起こった3件の殺人事件。すべての事件現場に残された不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人として捜査が開始された。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字が次の犯行場所を示していることを解読し、ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行場所であることを突きとめる。しかし犯人への手掛かりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田がホテルのフロントクラークとして犯人を追うこととなる。そして、彼の教育係に任命されたのは、コルテシア東京の優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)。次々と現れる素性の知れない宿泊客たちを前に、刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、利用客の“仮面”を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして「お客様の安全が第一優先」のポリシーから、利用客の“仮面”を守ろうとする尚美はまさに水と油。お互いの立場の違いから幾度となく衝突する新田と尚美だったが、潜入捜査を進める中で、共にプロとしての価値観を理解しあうようになっていき、二人の間には次第に不思議な信頼関係が芽生えていく。そんな中、事件は急展開を迎える。追い込まれていく警察とホテル。果たして、仮面(マスカレード)を被った犯人の正体とは・・・。【詳細】映画『マスカレード・ナイト』公開日:2021年9月17日(金) 全国東宝系公開原作:東野圭吾「マスカレード・ナイト」(集英社文庫刊)脚本:岡田道尚音楽:佐藤直紀監督:鈴木雅之出演:木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎配給:東宝
2020年11月21日東野圭吾作品の中でも屈指の人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作を、2019年に木村拓哉主演で実写映画化した『マスカレード・ホテル』。この度、その続編となる『マスカレード・ナイト』の製作が決定した。撮影は、2021年1月初旬にクラインイン予定。同年8月に完成予定で、9月17日(金)より全国東宝系にて公開となる。前作に引き続き、主演は木村。ホテルマンとして潜入捜査をする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介を演じる。さらにホテル・コルテシア東京の優秀なホテルマンでコンシェルジュとなった山岸尚美を長澤まさみが演じる。刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、利用客の“仮面”を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして「お客様が第一優先」のポリシーから、利用客の“仮面”を守ろうとする山岸の水と油とも言える異色のタッグがスクリーンに帰ってくる。また、前作同様『HERO』、『本能寺ホテル』の鈴木雅之監督がメガホンを取り、気品あふれるホテルの雰囲気と予測不能なミステリーを融合させる。今作の舞台は大晦日のホテル・コルテシア東京。警視庁に「とある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京の仮装で行うカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れる」との密告状が届き、再び新田がホテルマンに扮し潜入捜査をすることに。犯人がパーティーに現れるという手掛かりしかない中、仮装し素顔を隠したパーティー参加者500人の中から犯人を見つけだすことができるのか。この度の発表に際してのキャストのコメントは、以下の通り。■木村拓哉コメント『マスカレード・ホテル』で東野先生の世界観を具現化することが非常に楽しかったので、同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります。本作は東野先生もおっしゃる通り大胆な脚色があり、あれだけ分量のある原作をわずか1日の設定にしているので、ジェットコースターのような話の流れになると思います。観てくださる皆さんにも、その世界に没入してもらったうえで、スクリーンと客席が一瞬繋がって、登場人物として同じ事件の目撃者になってほしいと思います。共演の長澤さんはすごく魅力的な方ですし、またご一緒できることが嬉しいです。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです。チーム・マスカレードの再会に感謝しつつも、コロナ禍での撮影なので現場で気を付けなければいけないこともたくさんありますし、気を引き締めて臨みたいです。我々が全力を尽くして作ったものをたくさんの方に届けて、皆さんにとって少しでもプラスに作用してほしいなと思います。■長澤まさみコメント続編決定を聞いた時、身が引き締まる思いになりました。前作を観て頂いたお客様に対して期待を裏切らないようにという責任感を感じております。しっかりホテルマンとしての仕事を努め、落ち着いて、丁寧に演じられたらなと思っております。木村さんは、集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から撮影が楽しみです。また、監督やスタッフさんに久しぶりにお会いできるのも楽しみですし、同僚のホテルマンの方々、そして新たなお客様に早くお会いしたいです。■鈴木雅之監督コメントホテルは小さな街だと言われている。それは、世の中で起こることが、この小さな街でも起こると言うこと。グルメ、恋、喧嘩、不倫、そして殺人……。大晦日の夜、コルテシア東京という小さな街で、年に一度の仮装パーティーが開かれる。誰もが自らの姿を変え、顔をかくす仮装パーティー。そこに、殺人犯が現れるという……何か、ぞくそくしますね。■原作者・東野圭吾コメント映画『マスカレード・ホテル』は素晴らしい出来映えだったと思っています。あの作品を仕上げた方々が手がけられるということなら、『マスカレード・ナイト』の映画化をお任せするにあたり、何ら心配する必要はないでしょう。挑戦的な脚色も大歓迎です。木村さんの新田浩介、長澤さんの山岸尚美に再び会えると思うと、今からわくわくします。華やかでスリル溢れるエンターテイメントになることを期待しております。『マスカレード・ナイト』2021年9月17日(金)全国東宝系にて公開
2020年11月18日俳優の木村拓哉が、映画『マスカレード・ナイト』(2021年9月17日公開)で主演を務めることが18日、明らかになった。同作は、累計445万部を突破した東野圭吾の「マスカレード」シリーズの実写化作。2019年に第1作『マスカレード・ホテル』が映画化され興収46.4億円の大ヒットとなり、続編の実写化が決定した。捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)がホテルマンに扮して、ホテル・コルテシア東京へ潜入捜査を行う。前作に引き続き、主演は木村拓哉。ホテルマンとして潜入捜査をする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介を演じる。さらにホテル・コルテシア東京の優秀なホテルマンでコンシェルジュとなった山岸尚美を長澤まさみが続投。刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、利用客の“仮面”を剥がそうとする新田と、ホテルマンとして「お客様が第一優先」のポリシーから、利用客の“仮面”を守ろうとする山岸の水と油とも言える異色のタッグがスクリーンに帰ってくる。また、前作同様『HERO』(07年、15年)、『本能寺ホテル』(26年)の鈴木雅之監督がメガホンを取る。撮影は2021年1月初旬のクラインインを予定しており、同年8月に完成、9月17日より全国東宝系にて公開される。○木村拓哉 コメント『マスカレード・ホテル』で東野先生の世界観を具現化することが非常に楽しかったので、同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります。本作は東野先生もおっしゃる通り大胆な脚色があり、あれだけ分量のある原作をわずか1日の設定にしているので、ジェットコースターのような話の流れになると思います。観てくださる皆さんにも、その世界に没入してもらったうえで、スクリーンと客席が一瞬繋がって、登場人物として同じ事件の目撃者になってほしいと思います。共演の長澤さんはすごく魅力的な方ですし、またご一緒できることが嬉しいです。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです。チーム・マスカレードの再会に感謝しつつも、コロナ禍での撮影なので現場で気を付けなければいけないこともたくさんありますし、気を引き締めて臨みたいです。我々が全力を尽くして作ったものをたくさんの方に届けて、皆さんにとって少しでもプラスに作用してほしいなと思います。○長澤まさみ コメント続編決定を聞いた時、身が引き締まる思いになりました。前作を観て頂いたお客様に対して期待を裏切らないようにという責任感を感じております。しっかりホテルマンとしての仕事を努め、落ち着いて、丁寧に演じられたらなと思っております。木村さんは、集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から撮影が楽しみです。また、監督やスタッフさんに久しぶりにお会いできるのも楽しみですし、同僚のホテルマンの方々、そして新たなお客様に早くお会いしたいです。○鈴木雅之監督 コメントホテルは小さな街だと言われている。それは、世の中で起こる事が、この小さな街でも起こると言う事。グルメ、恋、喧嘩、不倫、そして殺人……。大晦日の夜、コルテシア東京という小さな街で、年に一度の仮装パーティーが開かれる。誰もが自らの姿を変え、顔をかくす仮装パーティー。そこに、殺人犯が現れるという……何か、ぞくそくしますね○原作者:東野圭吾 コメント映画『マスカレード・ホテル』は素晴らしい出来映えだったと思っています。あの作品を仕上げた方々が手がけられるということなら、『マスカレード・ナイト』の映画化をお任せするにあたり、何ら心配する必要はないでしょう。挑戦的な脚色も大歓迎です。木村さんの新田浩介、長澤さんの山岸尚美に再び会えると思うと、今からわくわくします。華やかでスリル溢れるエンターテイメントになることを期待しております。(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社
2020年11月18日木村拓哉主演映画『マスカレード・ナイト』の製作が決定。共演者として長澤まさみの出演も明らかになった。昨年実写映画化された『マスカレード・ホテル』の続編となる本作。東野圭吾作品の中でも屈指の人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作目となる「マスカレード・ホテル」を映画化した前作は、46.4億円の大ヒットを記録した。今作は、累計発行部数445万部を突破したシリーズの第3作目が原作。「マスカレード・ホテル」のホテル・コルテシア東京で新田浩介と山岸尚美がホテルの利用者を相手に再び難事件に挑む人気作だ。前作に引き続き、主演の木村さんがホテルマンとして潜入捜査をする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介を、ホテル・コルテシア東京の優秀なホテルマンでコンシェルジュとなった山岸尚美を長澤さんが演じ、異色のタッグがカムバック。舞台は、大晦日のホテル・コルテシア東京。警視庁に「とある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京の仮装で行うカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れる」との密告状が届き、再び新田がホテルマンに扮し潜入捜査をすることに――というストーリーだ。主演の木村さんは「同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります」と製作決定への心境を明かし、「共演の長澤さんはすごく魅力的な方ですし、またご一緒できることが嬉しいです。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです。チーム・マスカレードの再会に感謝しつつも、コロナ禍での撮影なので現場で気を付けなければいけないこともたくさんありますし、気を引き締めて臨みたいです」と撮影に意気込み。また長澤さんも「続編決定を聞いた時、身が引き締まる思いになりました。前作を観て頂いたお客様に対して期待を裏切らないようにという責任感を感じております。しっかりホテルマンとしての仕事を努め、落ち着いて、丁寧に演じられたらなと思っております」とコメントし、「木村さんは、集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から撮影が楽しみです」と期待も寄せた。前作同様、鈴木雅之監督がメガホンを取り、脚本は岡田道尚が担当する。『マスカレード・ナイト』は2021年9月17日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2020年11月18日「謎解きものって、複雑すぎてついていけなくなることがあるんですが、それが全くなかった。出てくる要素がすべてうまく機能しているし、すごく緻密で、素晴らしいバランス感覚だと思います」そう語るのは、放送中のドラマ『危険なビーナス』(TBS系・日曜21時〜)で名家・八神家の養子、勇磨を演じるディーン・フジオカ(40)。原作は、東野圭吾の傑作ミステリー。八神家の30億円の遺産をめぐる壮大な謎解きが見どころだ。主人公の手島伯朗(妻夫木聡)とは、伯朗が連れ子として八神家にやって来たころからの因縁の仲。「僕が演じる八神勇磨は、自らフィジカルな暴力に走るタイプではないのですが、相手の怒りを買ってやたらと胸ぐらをつかまれる。今回はそういう役回りなんだなあと思いながら演じています(笑)」朝ドラでブレークして5年。多忙を極める日々は相変わらずだが、現在、自身がプロジェクトを立ち上げた映画の製作も進行中だ。「監督、脚本などはプロにアウトソースして、僕は原案者としてすべての現場の裏方にいる。刻々と変わる現況に応じて、僕なり、責任者なりが即座に決断できる環境は、クオリティーファーストを追求するためにすごくいいなあと思って。これまで役者として見てきた現場の問題点を改善するための実証実験をしている感じですね」公式ツイッターでは、最近、サウナへの熱い思いを呟いているが。「最初は人に勧められて嫌々始めたんですけど、今ではすっかりハマっちゃいました(笑)。“整える”ってこういう感覚なのかと。僕自身は筋トレをしているような感覚というか、いい運動をして、終わった後にシャワーを浴びて、気持ちいい!って感じるのと同じ。運動しなくてもリフレッシュできるからみんなハマるんでしょうね」「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月09日「僕が演じる八神勇磨は、自らフィジカルな暴力に走るタイプではないのですが、相手の怒りを買ってやたらと胸ぐらをつかまれる。今回はそういう役回りなんだなあと思いながら演じています(笑)」そう語るのは、放送中のドラマ『危険なビーナス』(TBS系・日曜21時〜)で、名家・八神家の養子を演じるディーン・フジオカ(40)。主人公の手島伯朗(妻夫木聡)とは、伯朗が連れ子として八神家にやって来たころからの因縁の仲だ。「伯朗はすぐに熱くなって手が出る。実は痛かったんですよ、余裕を装っていますけど(笑)。でも、それは妻夫木さんが必要な感情表現を本気でやっているということ。こちらも気が引き締まります」また、伯朗の弟で失踪中の明人の妻だと名乗る謎の女、楓を演じるのは吉高由里子。撮影中は、彼女の明るく天真爛漫な雰囲気が楽しい現場にしているようだ。「由里ちゃん、すごい“ゲラ”で、一度ツボに入っちゃうと、笑いが止まらなくなるんです。ある専門用語を言うシーンでは、その言葉の響きがおもしろかったようで、それを言うたびに爆笑してしまう。かわいいなあと思って……(笑)」原作は、東野圭吾の傑作ミステリー。八神家の30億円の遺産をめぐる壮大な謎解きが見どころだ。「謎解きものって、複雑すぎてついていけなくなることがあるんですが、それが全くなかった。出てくる要素がすべてうまく機能しているし、すごく緻密で、素晴らしいバランス感覚だと思います」「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月09日“中国の東野圭吾”とも評される人気推理小説家、ズ・ジンチェン(紫金陳)の小説を映像化した話題作「バッド・キッズ 隠秘之罪」が、WOWOWで日本初放送されることが決定した。本作は、中国で今年6月に配信開始されるやいなや、多くのレビューサイトで高評価を記録し、2020年注目度No.1の中国ドラマとの呼び声も高い衝撃のサスペンス。表と裏の顔を持つ男と、3人の子どもたちとの闇の攻防が繰り広げられる。映画『スプリング・フィーバー』などで知られ、「バーニング・アイス-無証之罪-」では主人公の刑事を演じた実力派俳優のチン・ハオが、本作ではとある殺人事件の犯人に扮し、平凡な男が狂気に駆られていく様を鬼気迫る演技で熱演。さらに、チン・ハオ演じる犯人と危険な駆け引きを繰り広げる子役3人も、繊細な演技と圧倒的な存在感で話題を呼び、本作で一躍期待の新星として注目を集めている。脇を固めるのは、『在りし日の歌』で第69回ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞(銀熊賞)を獲得したワン・ジンチュン。2020年釜山国際映画祭のアジアコンテンツアワードで、ベストクリエイティブ賞、新人俳優賞(ロン・ズーシャン)を受賞した。製作総指揮には『レッドクリフ』で知られるハン・サンピンが名を連ねる。ストーリー厳良(シー・ポンユェン)は、とある事件で逮捕され離れ離れになった父親を捜すため、妹分の普普(ワン・ションディー)と一緒に養護施設を抜け出し、幼なじみである朱朝陽(ロン・ズーシャン)の家に転がり込む。ある日、3人は遊びながら撮った動画に、とある男の殺人現場を偶然にも収めてしまう。養護施設に連れ戻されることを恐れた厳良たちは、警察には通報せず、犯人に二度と殺人を犯さないようにと手紙を書くことを思いつくが、事態はだんだんと彼らの手に負えなくなっていき…。「バッド・キッズ 隠秘之罪」は2021年1月14日(木)よりWOWOWオンデマンドにて先行配信スタート。2021年1月21日(木)より毎週木曜20時~WOWOWプライムにて2話ずつ放送スタート(第1話無料放送・全12話・字幕版)。※2021年3月~4K放送スタート予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月04日兄の連れてきた婚約者は…
妻は看病してもらえないのが普通ですか?
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