大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーが12月5日(水)、東京・渋谷のNHK局内で行われ、放送中の「西郷どん」主演の鈴木亮平、来年1月6日にスタートする「いだてん ~東京オリムピック噺~」主演の中村勘九郎と阿部サダヲが出席した。■バトンタッチセレモニー、異例の“たすき”リレー勘九郎さんが演じる「いだてん」主人公・金栗四三が箱根駅伝の創始者であることにちなみ、この日、鈴木さんはバトンではなく“たすき”を「いだてん」主演コンビに受け渡し。「西郷さんたちが一生懸命に築いた新しい国の先にこういう時代があり、そこに生まれた新しい世代の皆さんが、オリンピックに向かって行くんだなって感慨深いものがあります」としみじみ語った。また、撮影をふり返り「1年以上、世間から隔絶された状態になり、世の中のことが分からなくなる。ワールドカップも1試合も見ていない」と大河に集中していたと明かすと、勘九郎さんは「ワールドカップの時期、(『いだてんの』)撮影中でしたが、ガンガン見ていました(笑)。もう少しストイックにならないと」と反省しきり。阿部さんも「僕もガンガン見ていたけど、優勝した国、忘れました」と笑いを誘った。■恒例の名品交換何を贈った?セレモニーでは恒例の名品交換も行われ、鈴木さんから鹿児島県のさつま揚げ、勘九郎さん&阿部さんからは、金栗四三がストックホルムオリンピックに出場した際に履いたマラソン足袋のレプリカ、スウェーデンのお菓子と民芸品が互いに贈られた。鈴木さんは「これ(足袋)を部屋履きにして、お菓子をいただきたい」とニッコリ。長丁場となる大河の撮影で、体力が不安だともらす勘九郎さんと阿部さんに「ぜひ、さつま揚げを食べて、乗り切ってください!」とエールを贈った。■いよいよクライマックス「西郷どん」&大河第58作「いだてん」明治維新を成し遂げた西郷隆盛の半生を描く「西郷どん」は最終回に向けて、いよいよクライマックスへ。50年ぶりの雪が降る中、西郷(鈴木さん)は私学校の生徒たちとともに、政府の真意を問いただすため、東京へ向けて進軍する。大久保(瑛太さん)たちが征討令を発すると、“賊軍”となった西郷たちは戦う決意をするが…。一方、大河ドラマ第58作となる「いだてん ~東京オリムピック噺~」は、オリンピックに初参加した男・金栗四三(勘九郎さん)とオリンピックを呼んだ男・田畑政治(阿部さん)、2人の主役をリレーしながら、1964年の東京オリンピックが実現するまでの知られざる激動の半世紀を描く。宮藤官九郎がオリジナル脚本を担当する。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合、18時~BSプレミアムにて放送。※再放送はNHK総合で毎週土曜13時5分~放送。「いだてん ~東京オリムピック噺~」は2019年1月6日から放送(全47回)。(text:cinemacafe.net)
2018年12月05日時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品として、瑛太を主演に迎え、藤沢周平の傑作サスペンス時代長編を映像化する「闇の歯車」。2019年2月9日(土)の初放送に先駆け、1月19日(土)より全国5大都市を中心に劇場で期間限定上映されることになった。時代劇専門チャンネルでは「時代劇の灯を消すな」というスローガンのもと、これまで18作品に及ぶ本格的な時代劇作品を手掛けてきた。いずれも時代劇のスタンダードともいえる「義理人情」の世界を描いてきたが、開局20周年の節目を迎えた今回は、藤沢周平作品では珍しく、人間のダークサイドに切り込んだ傑作サスペンス時代小説を映像化。とある謎めいた男の呼びかけで集まった4人の男。現金強奪という犯罪に、一獲千金の夢を見た男たちの運命は事件のあとでどう変わっていくのか?■豪華キャスト・スタッフで描き出す平成最後のオリジナル時代劇主演には、NHK大河ドラマ「西郷どん」では大久保利通を務めるほか、若い世代を中心に圧倒的な支持を集める瑛太さんを起用。そして、その好敵手をベテラン俳優の橋爪功が務める。監督は「鬼平犯科帳 THE FINAL」「剣客商売(北大路欣也版)」「三屋清左衛門残日録」シリーズを手掛ける山下智彦。本作は、時代劇専門チャンネルでのテレビ初放送を前に劇場で期間限定上映を実施。テレビ放送作品が放送に先駆けて、全国で上映されるのはほかに類を見ない新しい試みとなる。「藤沢周平作品は、時代劇の中でも特別な世界観を感じます」という瑛太さん。さらに「念願かない、大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした」と明かす。「時代劇に精通している山下監督のもとで主演を務めることは、自分にとても大きな意味を持つことになるでしょう。監督は明るく面白いが、勢いがある。まさに“怪物”。初日の1カット目、威勢よすぎる掛け声「スターツ」を聞き、“作品に命を懸けて向き合っている”ことを感じました」と感銘を受けたようで、「台本を読んで想像した以上のものが生まれていくと確信してます」と自信のコメント。一方、橋爪さんは、「今回の作品は“義理人情”ではなく“サスペンス”が主軸。たくさん悪党が出てきて、誰に注目したらいいのかわからないくらい、色々な視点からお楽しみ頂けると思います。こうした新しい形の時代劇も味わって頂ければ嬉しいです」と期待を込めて語る。あらすじ逢魔(おうま)が刻(とき)、それは黄昏。人の顔が闇に溶け、静けさが街を支配する一瞬の時間。江戸時代、人々は魑魅魍魎が蠢くといわれるその時刻を畏れをもって迎えた。初秋の頃、江戸・深川。闇の世界で日々の糧を得る佐之助(瑛太)は、行きつけの酒亭おかめで、謎の男・伊兵衛(橋爪功)と出会う。「儲け話があるんですよ。一口、乗っちゃくれませんか」。危険な匂いを感じ、席を蹴る佐之助。同じ頃、ふとしたきっかけでおくみという女と暮らすことに。彼女との未来にほのかな希望を抱く佐之助は、やがて伊兵衛の誘いに乗る。しかし、仲間となる男たちは浪人、若旦那、白髪の老人と、いつも酒亭おかめで顔を合わせながら、口を聞いたこともない男たちだった。佐之助ら、いずれも押し込みなどしたことがない素人4人。そして、伊兵衛。狙うのは逢魔が刻、さる商家に眠る七百両。回りだす闇の歯車。しかし、それぞれを取り巻く女たちをも巻き込んで、彼らの人生の歯車は静かに狂い始める…。「闇の歯車」は2019年2月9日(土)より時代劇専門チャンネルにて放送予定。1月19日(土)より丸の内TOEIほか全国にて期間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2018年11月30日都内のホテルでおこなわれたNHK大河ドラマ『西郷どん』の打ち上げ。出演者のスピーチは「時間の都合上、司会から手短にと言われていた」(前出の出席者)ため、基本的に言葉少なだった。その中でも出席者の感動を呼んだのが、こんな瑛太(35)の挨拶だった。「今回の撮影は、初日から8時間押しました。これは大変な現場になると思いました。私は10年前、初めて『篤姫』に出演させていただきました。再度、大河ドラマ出演にあたり心構えができていたつもりでしたが、『大丈夫かな?』と思いました。その不安が消えたのは鈴木亮平さん(35)がいたから。亮平さんがいたから乗り切れました。亮平さんと出会えたこと自体が宝物でした」会場中から温かい拍手が湧き、じっと聞いていた鈴木は壇上の瑛太と目を目を見交わし、涙ぐんでいたという。今回、2人は役柄のうえで“盟友”関係だった。「鈴木さん演じる西郷吉之助(のちに隆盛)と、瑛太の演じる大久保一蔵(のちに利通)は幼馴染であり、後年は共に維新に奔走する役どころ。2人の固い友情を描いた回ではネット上に《やっぱり吉之助の正妻は一蔵どん》《一蔵どんが本妻説、決定》など、2人の関係を“夫婦”に見立てた絶賛が殺到しました」(テレビ誌記者)瑛太は、なぜそこまで鈴木に感服することになったのか――。「そもそも鈴木さんと瑛太さんは同学年で、先輩後輩の関係性ではありません。鈴木さんは06年に俳優デビュー。瑛太さんは01年から俳優業をやっていますから、むしろ“先輩”です。今回の現場で、鈴木さんの役者魂に男惚れしたようなんです」(番組関係者)鈴木といえば、徹底した役作りをすることで知られている。「キャラクター作りはもちろんですが、特に顕著なのが“体重の増減”です」(映画関係者)映画『HK変態仮面』(13年)では15kg増量。翌年、映画『TOKYO TRIBE』(14年)でも筋肉ムキムキの役で一気に10kg増量。逆にドラマ『天皇の料理番』(15年)では病弱な役で20kg減量。「逆に、その直後の出演映画『俺物語!!』では屈強な男子高校生役を演じるため1日10個菓子パンを食べる生活を1カ月以上続け30kg増量してます」(映画関係者)今回も、体重が114kgあったといわれている巨漢の西郷を演じるにあたり、鈴木は撮影前から、早稲田大学の相撲部に稽古をつけてもらって体重を増やしたという。「こうしたストイックな役作りを目の当たりにした瑛太さんは、穏やかな鈴木さんが秘める熱き役者魂に感服し、尊敬の念を抱くようになったそうです」(ドラマ関係者)打ち上げ数日後、『西郷どん』関連イベントが鹿児島で行われた。「鈴木さんと瑛太さんが一緒に出席しています。大河の収録中は飲みに行く機会はなかったのですが、プライベートでも親交を深めたようで“今後もお互い連絡を取り合おう”と“男の約束”を熱く交わしたそうです」(ドラマ関係者)史実では最後、西郷は大久保指揮する新政府軍に追いつめられ切腹する。数奇な運命を演じきった2人だけに、私生活では誰よりも強固な絆が芽生えたようだ――。
2018年11月08日10月30日、NHK大河ドラマ『西郷どん』の打ち上げが都内のホテルで行われた。午後6時の開宴に合わせてキャストやスタッフが続々と会場入り。午後5時28分、演者で一番早く現れたのは西田敏行(71)。杖をつきながらもスタッフに囲まれてにこやかに歩く。西田の到着直後、サングラス姿の瑛太(35)が現れた。北川景子(32)、黒木華(28)、そして主役の西郷隆盛を演じた鈴木亮平(35)がタキシードを着こなして登場――。「総勢約700人が出席する近年では最大規模の打ち上げでした。オープニングのVTRが流され、NHK・上田良一会長の挨拶。原作者の林真理子さん、脚本の中園ミホさんが続いて挨拶されました。乾杯の音頭は西田敏行さん。鏡開きの際は一同一斉に、ドラマでも頻繁に使われている『せごどんチェスト!』という掛け声で盛り上がりました」(出席者)その後、主要キャストの挨拶となり、主演の鈴木が壇上へ。「皆さんのおかげで1年3カ月の撮影が無事、終わりました。世間の“西郷隆盛像”に追いつけるか不安でしたが、精一杯やりました。皆さんとご一緒にお仕事できて、本当に良かったです」午後9時前、一次会がお開きになり、鈴木は関係者と談笑しながらホテルのロビーに現れた。わざわざタキシードのボタンをはずし、ワイシャツの上から周囲にお腹を見せ、笑いながらポンッとお腹を叩く。鈴木は体重が114kgあったといわれている巨漢の西郷を演じるにあたり、役作りで体重を大幅に増やしたのだ。「すっかり太って腹出てる。ヤバいから今ダイエットしてて年末までには見られるようにします!」こう話す鈴木は、豪快かつ人懐っこい“西郷どん”そのものの笑顔だった。
2018年11月08日「最近のムロツヨシ(42)さんは本当に忙しく“ムロ時間”と呼ばれるまとめ撮りが基本です。どの現場でも初共演の相手を食事に誘うのが“ムロ流”。とにかく“人たらし”でドラマが終わっても人間関係はプライベートでずっと続いていくんです」(テレビ局関係者)彼の主催する飲み会“ムロ会”の主な出席者には、小栗旬(35)や綾野剛(36)、菅田将暉(25)、瑛太(35)などスターが勢揃い。「彼は自宅に友人たちを集めて鍋料理をふるまいます。白味噌バターちゃんこで、通称『ムロ鍋』。役者仲間の間でも美味しいと話題なんです」(ムロ会参加者)複雑な家庭環境を経て20歳を過ぎてから、小さな劇団を渡り歩いたムロ。横浜市中央卸売市場でのバイトなどで食いつなぎながら、芝居に出る日々を送った。だが、鳴かず飛ばずの状態が続き、気づけば芝居の予定もゼロ。交際していた彼女とも破局し、どん底に落ちた26歳のムロはついに発奮。バイトもすべて辞め、自分自身の売り込みのため関係者の会合に顔を出しまくる生活へシフト。1年間で約200万円もの借金を背負ってしまった。「彼を世に出してくれた本広克行監督との出会いも、自分は出てもいないのに友達の芝居の打ち上げに紛れ込み、名刺を渡して隙あらば『ムロツヨシがお注ぎします!』と自分の名前を連呼し、覚えてもらった。思い出して起用してくれた映画が『サマータイムマシン・ブルース』(05年)。29歳という遅咲きの映画デビューでした」そう語るのは、テレビウォッチャーの桧山珠美さん。「今どきめずらしいパッション、暑苦しさは、ともすれば“KY”だと疎まれがちですが、ムロさんがそうならないのは、複雑な家庭環境のなかでどうすれば可愛がられるかというのを体得していたからだと思います」ムロに2度目の転機が訪れたのはそれから3年後の32歳のとき。「ドラマ『33分探偵』(フジテレビ系)に出演したとき、子役のお母さんが、あの福田雄一監督の奥さんでした。彼女の推薦で彼は福田監督のドラマ『勇者ヨシヒコ』へ出演し、ブレイクを果たすのです」(テレビ局関係者)売れっ子になった今も、決して上から目線にはならず、分け隔てなく誰とでも接する性格は、まったく変わっていないと話すのは、行きつけの居酒屋の店主だ。「20年近くは通ってくれていますね。最初来てくれたのは市場で働いていた仕事の帰りとか、土日。売れてからもちょくちょく学生時代の友達5~6人と顔を出してくれて。多いときで10人くらいかな。昔話でワーワーやってる感じ」結婚願望は強くないという。「“家族がどんなものかわからない”、“自分が父親なんて想像できないし、すごく怖い部分もある”とよく口にしています。ただ、『今はすごく楽しい。自分の家にたくさんの人が呼べて』と話しているのが印象的でした」(前出・舞台関係者)ムロにとって友達は人生の宝物。彼らに振舞う「ムロ鍋」は壮絶半生をスパイスに日々、深味を増す。
2018年10月31日モデルの瑛茉ジャスミンが23日、東京・豊洲PITで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 HALLOWEEN PARTY」に出演した。瑛茉は、オープニングの「ViViオリジナルファッションショー」に、胸元が開いたデザインのトラ柄の超ミニワンピース姿で登場。ミニスカートとニーハイソックスの間の太ももの“絶対領域”をあらわにランウェイを歩いた。先端では、観客を誘惑するようなセクシーポーズを披露。後ろ姿を見せると、美背中を大胆に露出したデザインが明らかになり、背中からも色気を放って観客を魅了した。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「NEON」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催。MCはお笑いコンビ・ゆにばーすのはらと川瀬名人が務めた。
2018年10月24日「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」などの脚本家・古沢良太が、新垣結衣と瑛太をW主演に迎えて描くロマンティックコメディ『ミックス。』が10月20日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で地上波初・本編ノーカット放送される。母のスパルタ教育により、かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身の富田多満子(新垣さん)が、母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を送っていたものの、付き合っていた会社の卓球部のイケメンエース・江島晃彦を新入社員の美人卓球選手・小笠原愛莉に寝取られてしまう。人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻る多満子。そこで目にしたのは亡き母が経営していた卓球クラブが赤字に陥り、自分の青春を捧げた活気のある練習風景もそこにはなく、クラブの部員も暇を持て余した元ヤンキーのセレブ妻、試合になるといつも腹痛で不戦敗になる農家の夫婦、オタクの引きこもり高校生、暴力事件を起こし妻と娘に見捨てられた元プロボクサーなど全く期待が持てない面々という状況。しかし江島と愛莉の幸せそうな姿を見た多満子はクラブ再建と打倒江島・愛莉ペアを目標に、全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を決意、部員たちは戸惑いながらも大会へ向け猛練習を開始する。多満子は萩原久(瑛太)とペアを組むものの全く反りが合わずケンカばかり。しかしそんな2人の関係にも、やがて変化が訪れていく――という物語。「逃げるは恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」の新垣さんが元“天才卓球少女”の多満子を、大河「西郷どん」「anone」の瑛太さんが多満子とペアを組む久をそれぞれ演じる。また「僕とシッポと神楽坂」などの広末涼子が元ヤンキーのセレブ妻・吉岡弥生役で、「海月姫」の瀬戸康史が多満子の彼氏だった江島晃彦役で、「半分、青い。」の永野芽郁が江島を寝取る新人卓球選手の小笠原愛莉役で、『3D彼女 リアルガール』の佐野勇斗が卓球マニアの引きこもり高校生・佐々木優馬役で、「健康で文化的な最低限度の生活」などの遠藤憲一が試合になるといつも腹痛で不戦敗になる落合元信役で、『彼らが本気で編むときは、』などの田中美佐子が元信の妻・美佳役で出演。さらに斎藤司(トレンディエンジェル)、蒼井優、真木よう子、吉田鋼太郎、生瀬勝久、遠藤憲一、小日向文世ら豪華キャストが共演する。土曜プレミアム『ミックス。』は10月20日(土)21時~フジテレビ系で地上波初・本編ノーカット放送。(笠緒)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開© 2017 フジテレビジョンミックス。 2017年10月21日より全国東宝系にて公開ⓒ 2017『ミックス。』製作委員会
2018年10月20日「もともと慶喜役には疑問を抱いていたみたいです。翔太さんはキャラクター設定について、撮影現場で監督と議論することもありました」(NHK関係者)NHK大河『西郷どん』で“ひー様”こと徳川慶喜役の好演が話題の、松田翔太(33)。しかし意外にも、翔太はこの役を演じることに納得できない部分があったというのだ。「7月29日に放送された第28話『勝と龍馬』では、慶喜が吉之助に“気迫負け”するシーンがありました。脚本では、吉之助に短刀を突きつけられ、へなへなと腰が抜けてしまう情けない慶喜が描かれています。でも、翔太さんとしては“国を憂い、堂々とした慶喜”が演じたかったのでしょう」(前出・NHK関係者)そこで駆け付けたのが、大政奉還で慶喜を追い詰める“因縁”のライバル・大久保利通役を演じる瑛太(35)だった。「鈴木亮平さん(35)から『翔太が役どころについて悩んでいるそうだ』と聞いて心配だったのか、自分の出番が終わっても帰らずに翔太さんの収録を見守っていたといいます」(ドラマ関係者)しかし、そこで2人の“場外討幕戦”が勃発!「瑛太さんは楽屋口にいた翔太さんのもとへ飛んでいくと、問題の“情けない慶喜”のシーンについて話し合いを始めたんです。最初は諭すように話していた瑛太さんですが、そこは役者同士。演技論がヒートアップして、『俺は嫌だ!』『それは違うだろ!』といった怒号が聞こえてきたそうです。そのやりとりを聞いていたスタッフたちは何事かと慌てふためいていましたね」(前出・ドラマ関係者)この日の激しい“バトル”は30分近く続いたという。「急に翔太さんがフラりと現場に戻ってきて、『わかったよ、やるよ』と一言。瑛太さんは『この慶喜を演じられたら、役者として一気に成長する。このキャラでやるべきだ』と説得したそうなんです」(前出・ドラマ関係者)こうして翔太が演じた“悪役の慶喜”は視聴者からも高評価。放送直後のツイッターでは“ヒー様フィーバー”が毎週のように巻き起こっている。「自分のアドバイスが功を奏しての反響ぶりに、瑛太さんも大満足だったそうです。その後、2人で飲みに行き、そこでも熱い演技論を交わしたのだとか。『役になりきったら心が欲するセリフが自然と出てくる』というのが瑛太さんの持論だそうで、翔太さんにもよくそんな話をしているといいます」(前出・ドラマ関係者)ここまで瑛太が翔太のことを気にかけるのには、ある人物とのこんな“約束”があった。「そもそも瑛太さんは翔太さんの兄・松田龍平さん(35)の親友なんです。龍平さんの紹介でプライベートでは以前から交流のあった2人ですが、同じ現場で演技をするのは今回が初めて。共演が決まったとき、龍平さんは瑛太さんに『翔太をよろしく』とお願いしていたそうです」(テレビ局関係者)2人は今では公私ともに仲が良く、9月5日に行われた翔太と秋元梢(31)の披露宴に瑛太が出席していたほどだ。芸能プロ関係者は2人の不思議な関係性についてこう語る。「現場での口論は、あくまでも役づくりの上での侃々諤々です。2人とも火がつきやすいので、あわや乱闘の激しさを見せるときもありますが、それも本気で仕事に挑んでいるからこそ。どんなに言い争っても、プライベートではすっと仲の良い関係に戻れる。演技について口論になるというのは、彼らにとっては日常茶飯事なのです」『西郷どん』収録現場には、史実よりも激しい男たちの闘いがあった――。
2018年10月02日10月からイギリスに留学すると発表しているウエンツ瑛士(32)が9月25日、「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。火曜レギュラーを務めていたウエンツにとって、留学前の最後の出演となった。番組ではウエンツへの応援メッセージが紹介されたが、東方神起やウエンツの憧れるミュージカル女優のキアラ・セトル(42)などそうそうたるメンツからのものだった。実はウエンツにはこれまでも、大物たちからのエールが送られていた。中居正広(46)もその1人だ。中居は22日、自身のラジオ番組「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)でウエンツの留学について言及。なんと10分にもわたりウエンツへの思いを明かし、「ウエンツさん、頑張ってもらわないとね。どんだけへこんで帰ってくるのかな(笑)」と中居らしさ溢れる期待のメッセージを送っていた。ウエンツにこれほど愛あるメッセージが送られるのは、いったいなぜなのか?「ウエンツさんは芸能界随一の努力家。勉強熱心な性格で、決してポジションに甘んじることはない。さらにまわりをよく観察しているので、出演者だけでなくスタッフにも気遣いができる。ですから誰からも愛される存在なのです」(芸能関係者)もちろんファンからも多大な愛が寄せられていた。本誌18年9月6日号ではそんなウエンツが神対応という形で愛をお返しする姿を報じている。放送局の出口に出待ちするファンに手を振ったウエンツ。ファンの1人が「イギリスでも頑張ってね!」と叫んだところ、ウエンツは降車。そしてファンの前に立ち、涙ながらに改めて挨拶。その真摯な姿に、ファンの目にも涙が湛えていた――。多くの愛と期待を受け取り、飛び立つウエンツ。異国での活躍も間違いないだろう。
2018年09月26日女優の土屋太鳳が3日、都内で行われた「LAVA」新CM発表会に出席した。全国に390店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」を展開するLAVA Internationalは、9月4日より土屋太鳳を起用した新CM『ラバちゃん登場』篇を全国で放映スタート。同社の新キャラクターである"ラバちゃん"とともに、土屋がホットヨガと軽やかで柔軟性のあるダンスを披露している。同社のイメージキャラクターに選ばれた土屋は「本当にすごくうれしいです。ヨガは心も身体も健康になるし、ヨガは朝ドラの時からやっていました。好きなヨガに関わることができて本当に幸せです」と笑顔を見せ、この日も登場した新キャラクターのラバちゃんと臨んだ新CMは「ヨガだけじゃなく、色んなフォーメーションのダンスをやりました。ラバちゃんに癒やされつつも、チーム意識みたいなものがあったと思います」と満足げ。同CMの収録では、同社のホットヨガを体験したそうで、この日はそのヨガを参考にした土屋のオリジナルヨガを披露することに。「サニー太鳳ポーズ」、そして「ハッピー太鳳ポーズ」と命名した2つのヨガポーズを披露して「ヨガは勉強中なので恥ずかしかったんですが、LAVAさんのヨガの良さが伝わったらいいなと思いながらやらせてもらいました。気持ちよかったです」と身体の柔らかいところをアピールした。また、「誰にも負けないものは?」という質問には「寝起きの良さです。これは誰にも負けないと思いますよ。どんなに睡眠時間が短くても、パッと起きてみんなに『おはよう!』と言える感じの寝起きの良さなんです!小さい頃から早起きの習慣があったので、合宿とかでも一番早く起きて『おはよう!』と言うタイプです」と明かしていた。
2018年09月04日モデルの瑛茉ジャスミンが1日、さいたまスーパーアリーナで開催された「マイナビ presents 第27回 東京ガールズコレクション 2018 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演した。瑛茉は、「GYDA」ステージで、デニムにシースルーのトップスというファッションで美ボディを大胆に露出。セクシーな胸元や引き締まったウエストで観客を魅了し、ランウェイの先端では色気あふれるポーズを披露した。そして戻る際に、軽く羽織っていたシャツを脱いで美背中全開に。後ろ姿でも観客の視線を釘づけにした。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。27回目となる今回は「FOREVER GIRLS(女の子の“カワイイ”は永遠!)」をテーマに、女の子の“好き”を詰め込み、未来へ続くTOKYOの最先端トレンドを発信。ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万2,700人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2018年09月02日例外を認めたからこそ生まれた奇跡の実話に迫るドキュメントバラエティ「今回のみ例外を認める」。8月18日(土)放送回では、普段あまりメディアに姿を見せないフィギュアスケーター・羽生結弦が、“例外的”に映画出演を快諾した理由について明かされる。フィギュアスケート男子シングルで五輪2連覇を果たし、冬季オリンピックの個人種目では史上初の日本人連覇という偉業を達成した羽生選手。今年7月には、史上最年少23歳という若さで国民栄誉賞を受賞したことも話題に。そんな現在、そして今後のスケート界を牽引する存在である羽生選手が、唯一例外として出演を快諾した映画が、2016年公開の阿部サダヲ主演『殿、利息でござる!』。本作は江戸時代の仙台藩を舞台に、貧困にあえぐ宿場町を救うために奮闘した人々の姿を描いた実話物語。阿部さんをはじめ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら超豪華俳優陣が揃う中、羽生選手は映画のタイトルにもなっている“殿”役、仙台藩藩主・伊達重村という実在の人物を好演。出演シーンは少ないながらも、物語にとって重要な役柄であり、困窮する庶民の前に颯爽と現れるという役どころだ。初挑戦とは思えない堂々とした演技で話題をさらった彼だが、スケートと役者との二足のわらじについては、「役者の経験は大きな経験になった。この経験をスケートに生かしていきたい」と言及。一体なぜ、羽生選手はこの作品への出演を快諾したのか?その理由は、放送で明らかになるという。土曜☆ブレイク「今回のみ例外を認める」は8月18日(土)14時~TBSにて放送(関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2018年08月16日フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞が17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に登場した。同商品のアンバサダーを務める2人は、健康美輝くスポーツウエア姿で軽く走りながら登場。真央は「精一杯みなさんにお伝えできればいいなと思っています」とアンバサダーとしての意気込みを語り、舞は姉妹そろっての就任を「とてもうれしいですね」と喜んだ。また、健康維持のために日々心がけていることを聞かれると、真央は「ボクササイズを始めました」と明かし、「フィギュアスケートをやっているので毎日滑って運動はしているんですけど、そのほかに引退してから始めたのがボクササイズです」と説明。「アイスショーも開催しているので、体はしっかりつくっていかないといけないなと。運動は大切だなと思っています」と話した。舞は「身体が喜ぶものを食べるようにしています」と明かし、「私も真央と一緒にアイスショーに出演しているので、運動したあとはお肉や炭水化物をたくさんとったり、しっかり食べてしっかり動くようにしています」と笑顔で健康の秘訣を語った。発表会には、俳優の瑛太、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏、 元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカー元日本代表MFの福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日俳優の瑛太が17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に登場し、“パパ友”関係を語った。瑛太は、本日17日より全国で放送される同商品のCM「Vitality ついに、上陸」編に出演。CMは古代ギリシャの“走れメロス”の世界観を表現しており、瑛太演じる現代的な青年がランニング途中にランナー“メロス”と出会い、お互いの“走る理由”を尋ね合う中で、Vitalityの商品特徴を紹介していくという内容だ。CMにあわせるように走って登場した瑛太。健康のために心がけていることを聞かれると「汗をかく」と答え、「普段スタジオとかで長い時間撮影をしていて、体で表現するというより頭をずっと使っているような感覚。休みの日や撮影の前にマラソンやサウナ、日焼け、テニス、バスケなど、汗をとにかく。心の中にたまった“毒素”のようなものがどんどん出ていく感じがあって、日々汗をかくことは続けています。“浄化”している感じです」と語った。また、昨日の晩御飯を聞かれると「野菜と肉」と返答。「昨日、子供の友達の誕生日会があって、いろんな職業のパパ友がいるのですが、皆さん健康に気遣っていて、夜は炭水化物を抜いたり、最初に野菜を食べたり。俳優だとストイックに見られるのですが、どんなパパもみんなちゃんとした食生活を送っている」と“パパ友”について話し、「みんなで刺激し合っています」と関係を明かした。発表会には、フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏、元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカーの元日本代表MF福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日フィギュアスケーターの浅田真央と姉の浅田舞、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏らが17日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた健康増進型保険 “住友生命「Vitality」”メディア発表会に出席。初対面の真央と松井氏は、“耳たぶが大きい”という共通点で盛り上がった。新商品“住友生命「Vitality」”は、「毎年変動する保険料」と「パートナー企業による特典(リワード)」という2つの特徴を備えた健康増進型保険。真央と舞は、同商品のアンバサダーを務める。松井氏は、全国でスポーツイベントを展開する住友生命の健康増進プロジェクト「スミセイバイタリティアクション~大切な人とカラダを動かそう~」の講師を務め、真央と舞も同プロジェクトに参加している。3人はステージ上で、スポーツの大切さやプロジェクトの魅力についてトーク。その途中、隣同士になった真央と松井氏が楽しそうに会話している場面も。その後の囲み取材で、報道陣から会話の内容を聞かれると、松井氏は「『松井さん耳たぶ大きいって言われませんか? 私もよく言われるんです。共通点があってよかったです』って言われたんです」と笑顔で明かした。「今までテレビで見てもまったく気付かなかったですけど、改めて見ると本当だって」と言われるまで気付かなかったという松井氏。真央が「『松井さんみたいに耳がでかいね』ってよく言われることがあったので、ぜひ今日松井さんにお伝えしたいなと思って」とうれしそうに話すと、「ありがとうございます。光栄です」と笑い、姉の舞も「私も気になっていたので今聞けてよかったです」と笑顔を見せた。発表会には、俳優の瑛太、元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理、サッカーの元日本代表MF福西崇史氏も出席した。
2018年07月17日俳優の森山瑛(15=もりやま・あき)が、映画『テイク・オーバー・ゾーン』でスクリーンデビューを果たす。映画『テイク・オーバー・ゾーン』に出演する森山瑛第2回ジュブナイル脚本大賞受賞シナリオを映画化する本作(脚本:岩島朋未)。同賞は、少子化の中でもコンスタントにその時代の青春像を残していいきたいという意図で創設され、第1回大賞受賞の『がらくた』(脚本:永井優唯)は2016年に映画化・公開され、ロケ地の香川県で1カ月半のロングラン上映されるなど、好評を博した。今作では、陸上競技に打ち込む少女と、同級生や家族との葛藤を描く。森山は、吉名莉瑠が演じる主人公・田中沙里のボーイフレンド・高須光星を演じる。沙里は、中学校・陸上部の短距離エースだが、3年前に両親が離婚して母と弟が出ていってから、心が荒んでいくばかり。光星は、そんな沙里の理解者として登場する重要な役どころだ。森山は、桐谷美玲や高杉真宙らの芸能事務所・スウィートパワーに所属。2002年6月12日生まれの東京都出身で身長は168センチ。2017年にスカウトされ、芸能界入りした。
2018年06月08日現在放送中のNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』と連動する企画展が上野の東京藝術大学大学美術館ではじまりました。そのプレス内覧会に大久保利通役で出演中の俳優、瑛太さんが出席。展覧会の見どころやドラマの撮影秘話など語ってくれました。NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」スタート【女子的アートナビ】vol. 110この展覧会では、幕末から明治にかけて活躍した英雄、西郷隆盛ゆかりの品々をはじめ、彼と縁のある篤姫や大久保利通などの資料や美術品などを紹介。下級武士だった西郷が、3度の結婚や2度の島流しなどを経て明治維新を成し遂げるまでの激動の人生を、肖像画や直筆の書などのリアルな作品を通して体感することができます。例年、NHK大河ドラマに合わせた展覧会は両国の江戸東京博物館で開かれていますが、今回は上野の東京藝術大学大学美術館が会場になっています。その理由のひとつは、上野公園にある《西郷隆盛像》を制作したのが東京美術学校(現東京藝術大学美術学部)だったというご縁があるから。ほかにも、この地には上野戦争の遺構や彰義隊士の墓などもあり、西郷と深い関係のある場所ということで開催地に決まったそうです。音声ガイドナビゲーターの瑛太さんが登場!プレス内覧会では、『西郷どん』で大久保利通(正助)役を演じている俳優の瑛太さんが出席。同展では音声ガイドのナビゲーターも担当されています。まずは大久保利通の肖像画と並んでフォトセッションが行われました。この肖像画を見た瑛太さんは「実物を見ると、本当に実在した人なんだなとひしひしと実感しました」とコメント。また、展示されていた大久保の懐中時計について「大久保は小物が好きだったという説明を聞いて、僕も小物好きで、懐中時計も好きで持っているのですけど、似たところがあるのかな」と感想を述べました。さらに、司会者から印象に残った作品について問われると、「斉彬の甲冑や、西郷さんが大久保にあてた長文の手紙。すごく達筆で、それが今の時代にそのままきれいに残っている。これは日本中の大河ファンの人たちにぜひ見ていただきたいです」と熱くPRしました。大河ドラマ撮影の裏話も…!また、ドラマ撮影の裏話についても語ってくれました。瑛太さん京都編の撮影がはじまっているのですけど、大久保は西郷吉之助(鈴木亮平さん)と島津久光(青木崇高さん)の間にはさまれる中間管理職的な立場にいて、吉之助さんを止めなくてはいけないし、久光に対してはどんどん進言していかなければならなくて、正直すごくストレスがかかってきて……。とにかく吉之助さんに対して「もう少し冷静に物ごとを進めていかないか」と言いたいのですけどね(笑)。ドラマの脚本上やらなくてはならなくて、「またこの人間を止めなくては」と。正直、白髪が増えました。重圧がかかってきていますね。――大久保の魅力はどんなところですか?瑛太さん今までのイメージは西郷隆盛を裏切ったという冷徹さだったり、鹿児島の人たちには西郷人気に劣っているというか、裏切り者の扱いをされている気がする。でも実際に明治を立ち上げたのは西郷よりも確実に大久保が力を発揮しているんですね。その辺のことをしっかりと日本の人たちに伝えられるよう、自分では演じるということしかできないのですけど、でも大久保のすばらしさを日本中に伝えたいと思っています。――今後のドラマ、見どころは?瑛太さん京都編で坂本龍馬、勝海舟、桂小五郎とか新キャラクターが出てきて現場の空気も変わってきています。亮平くんもリハーサル室で(坂本龍馬役の)小栗旬さんが入ってきた瞬間の雰囲気を「すげえグラサンかけてきて、おれは坂本龍馬だ! っていう雰囲気をおもいっきりぷんぷん出してきた」とぼくにそっと伝えてくれるんです(笑)。どんどんおもしろいキャラクターが出てくるので、そこでの化学反応を楽しみにしていただきたいですね。撮影現場の楽しいエピソードを披露しながら展覧会の魅力も語ってくれた瑛太さん。すでに撮影がはじまって一年近くたち、すっかり大久保利通にほれ込んでいる様子で、「大久保ファンを増やしたい」と熱く語っていた姿が印象的でした。愛加那への手紙は必見!展示会場では、天璋院(篤姫)所用の薩摩切子や小袖などの美しい美術工芸品、西郷直筆の書「敬天愛人」などさまざまな作品を見ることができます。なかでも必見は、西郷が2番目の妻・愛加那にあてた現存する唯一の手紙。ちょうど現在(2018年5月末)ドラマでは、二階堂ふみさん演じる愛加那が登場する奄美大島編が放映中で、ちょっと切ないシーンなどもあり目が離せない展開になっています。西郷が書いた手紙の気になる内容は……ぜひ会場で確認してみてください!本展の東京会場は7月16日まで。その後、大阪と鹿児島に巡回予定です。Information会期:~7月16日(月・祝)*休館日は毎週月曜日(7/16は開館)時間:10:00-17:00(入館は閉館の30分前まで)会場:東京藝術大学大学美術館料金:一般 1,500円/大学生・高校生1,000円/中学生以下無料
2018年05月28日映画『友罪』(5月25日公開)の公開記念舞台挨拶が26日、都内映画館で行われ、生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市、瀬々敬久監督が登場した。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。生田は冒頭から「この作品には僕たちの願いというものがたくさん込められています。たくさんの方に届いて欲しいと思いますし、特にこれから日本の社会を支えていくような若い世代の方々にご覧になっていただいて、友情とは何か、そういったことを議論するきっかけになっていたければ」と熱い思いを語る。佐藤はW主演の2人について「この役を自分の中に一回入れて吐き出すという瞬間の吐き気、そんなものを2人とも重々わかって吐き出してるんじゃないのかなというのは、完成した時に思いました」と表現した。対して生田が「浩市さんは撮影が終わられても、撮影現場にずっと残って本当に楽しそうにしてらっしゃって……」と明かすと、佐藤は「アホみたいじゃない!」と苦笑。生田「映画の世界が大好きな方なんだなと思ってすごく嬉しかったんですよ。ずっとウロウロしてる」と振り返り、和やかな様子を見せた。一方、瑛太は「達成感のようなものはないですけど、吐き出すことはできました」と振り返る。「結構、暴力を受けるシーンが多かったんですけど、本当にパンチが当たったりとか……」と撮影中の苦労を語った。もしこの2人で次回作を撮るとしたら? という質問に、瀬々監督は「次は立場を逆転して、ショーン・ペンの『デッドマン・ウォーキング』という映画が好きなんですけど、生田斗真さんが死刑囚で、それを見る拘置所の刑務官を瑛太さんにやってほしい」と希望。また重厚なテーマに、生田が「2人でよく話すんですけど、次やるならもう少しポップなものがいいね、と。ちなみにですけど! ありがたいんですけど!」とささやかに希望を述べると、会場からも笑いが起こっていた。
2018年05月26日「嵐」がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の5月26日(土)放送回は、ゲストに『友罪』映画で共演した俳優の生田斗真と瑛太を迎えてお届け。2人が松本潤の「MJ倶楽部」で“究極のラーメン”作りに挑戦する。俳優メインの“異色ジャニーズ”として『人間失格』『源氏物語 千年の謎』『僕等がいた』シリーズに『脳男』と多彩な作品に出演。同じ刑事役でも『土竜の唄』シリーズの泥臭い潜入捜査官から『秘密 THE TOP SECRET』で演じた最先端の科学捜査に携わる警視正まで幅広く演じ、『予告犯』では一転してサイバー犯罪集団の主犯を演じるなど、確かな演技力で作品に深みをもたらす俳優・生田さん。『余命1ヶ月の花嫁』では乳がんに侵されたヒロインの恋人を演じ多くの観客を感涙させ、『ディア・ドクター』では日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝くなどその実力を内外に知らしめた。また「のだめカンタービレ」や「まほろ駅前」シリーズなどの人気シリーズの立役者として、また今年の大河ドラマ「西郷どん」では大久保利通を演じるなど活躍の場を広げ続ける瑛太さん。今回2人は松本さんの人気企画「MJ倶楽部」に出演。超一級の食材を集めた究極のラーメン作りに挑む。コスト度外視で最高の食材を集めれば本当においしいラーメンができるのか…というわけで男三人が築地出没、最高の食材を探すことに。果たして彼らが作り上げるラーメンの味は!?またデビュー25周年を迎えた「TRF」はメンバーも仰天する意外すぎる過去映像や、プロデューサー・小室哲哉氏の秘話などを明かしてくれる。さらに誰が一番盛り上げられるかDJバトルでは「嵐」が赤っ恥。こちらもお楽しみに。生田さん、瑛太さんが共演し、凶悪犯罪を犯した少年犯罪者のその後に深く切り込む映画『友罪』は全国公開中。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田さん)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太さん)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…という物語で、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市らも脇をかため重厚感ある映像を生み出した。「嵐にしやがれ」は5月26日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月26日生田斗真、瑛太共演で贈る、壮絶なヒューマンサスペンス『友罪』が5月25日(金)より全国公開される。その衝撃的な内容だけに、すでに各方面から注目が集まっているが、そんな本作のみどころや、制作秘話をここでまとめてお届け!■あらすじジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけから、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…。■薬丸岳のミステリー小説が原作かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描いた、薬丸岳のミステリー小説「友罪」の実写映画化となる本作。デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞し、ミステリー界の若手旗手として注目された薬丸氏は、2016年には吉川英治文学新人賞も受賞。本作の原作小説でも実在の事件に着想を得て、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを人間ドラマで読者の心を揺さぶりながら、エンタメ性の高いミステリーで魅了している。■キャスト『64 -ロクヨン-』の瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは生田さんと瑛太さん、2人の主演を始め、実力派キャストが揃っている。夢破れた男・益田役/生田斗真映画や舞台での活躍も目覚しく、2017年の「ウディネ・ファーイースト映画祭」ではトランスジェンダーの女性役を熱演した主演作『彼らが本気で編むときは。』が最高賞となる観客賞を受賞した生田さんが、かつてジャーナリストを目指していた益田を演じる。最近では、広瀬すずとの純愛ラブストーリー『先生! 、、、好きになってもいいですか?』も公開され、2019年の大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」もクランクインしたなか、かなりテイストの異なる作品なだけに、どのような演技が見れるのか大きな注目が集まっている。かつての「少年A」…鈴木/瑛太『殿、利息でござる!』や、前回の瀬々監督とのタッグ作『64 -ロクヨン-』での演技も記憶に新しい瑛太さんが、本作では過去に重罪を犯し世間を騒然とさせた「少年A」ではないかと益田に思わせる、闇を抱えた青年を演じている。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、同じ時間を過ごす中で心を通じ合わせていく2人の友情、また疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな演技で挑む。2人を支える強力なキャスト陣主演の2人を支えるキャストも強力な布陣が集結。息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役に、『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『64 -ロクヨン-』以来、4作品目の瀬々監督作品出演となる佐藤浩市。さらに、あるきっかけで鈴木に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役には、『海街diary』では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した夏帆が演じる。本作でも、かつてAV出演を強いられた過去を持つ女性という難役に体当たりで挑んでいる。益田の元恋人であり、彼のジャーナリストとしての再起を願う杉本清美役に、モデルとしてだけでなく『少女』『ピーチガール』など話題作で次々主演を務める山本美月も出演しており、世代を問わず日本映画を支え続ける実力派キャストが集結した。■生田斗真が号泣…そして瑛太に謝罪…?予告をチェック元週刊誌ジャーナリストの益田と、他人との交流を頑なに避ける鈴木。そんな2人が仲良くカラオケを楽しむ姿から予告はスタート。しかし、すぐさま空気は一変。益田は、鈴木がかつて世間を震撼させた少年Aだと疑いはじめる。それに留まらず、2人に加えて加害者の父親として日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内や、AV出演を強いられた壮絶な過去を持つOLの藤沢、益田の元恋人でジャーナリストの杉本、鈴木の少年院時代の担当法務教官・白石(富田靖子)らの姿も見ることができる。そしてラストでは「抱えるしかないだろ。あいつらは死んで…。だけど俺たちは生きてる」と益田がつぶやき、意味深に微笑む鈴木と、咽び泣き鈴木に謝罪する益田の姿が。一体、彼の涙の訳とは…。■監督から雨男扱いされてしまう生田さん本作の完成披露試写会にて、瀬々監督から“雨男”扱いされてしまった生田さん。瑛太さんも「撮影時も結構、雨が降ったりして…。」と語り、さらに試写会当日も小雨が振るという徹底っぷり。監督も「晴れのシーンを撮ろうとギリギリまで待ったが、最後の最後まで雨だった」と生田さんの“雨男ぶり”を激白。すると会場にいる記者が一斉にキーボードを叩き始め、生田さんは「記者の皆さんも(キーボードを)カチャカチャしないで。風評被害が広がるから」と苦笑していた。■「この映画、ハッキリ言って問題作です!」「賛否両論巻き起こると思いますが、現場にいる全員が、尋常ではない覚悟をもって挑んだ作品」と意気込む生田さん。「俳優としても、最大限の表現をしなければと思った」と強い思い入れを話すと、「この映画、ハッキリ言って問題作です」と作品が持つ熱量を存分に語ってくれた。“少年A”という難役に挑んだ瑛太さんも「覚悟が必要だった」と回想。「衣装合わせの日に、瀬々監督から『僕が俳優なら、この役は受けない』って言われて(笑)。もちろん、犯罪は全面的に否定したいですが、脚本を読み、“少年A”に対してどこか光を感じてしまう部分も。演じる上では、それが大切だった」とふり返っていた。■生田さん&瑛太さん、特別授業にサプライズ登場!「少年犯罪」がテーマのひとつになっている本作。明治大学では生田さんと瑛太さん、そして瀬々監督がサプライズで「少年犯罪」を学ぶ大学生約100名らにサプライズ登場し、特別講義を行った。質疑応答の場では、「友達が犯罪を犯していたと知ったら、友達を続けるか」という質問が上がった。これに対し、生田さんは「一度2人の間で友情が芽生えたのであれば、関係を続けていきたいというのが本音だと思うけど、少し綺麗ごとのような気もするし、すごく難しいですよね」と語り、瑛太さんも「向き合うことはするかもしれないけど、警戒心が生まれてしまうのも確か」と意見を述べた。「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら」――そんな答えの出ない極限のテーマに挑んだ『友罪』。2人の深層に生まれた “友情”を是非スクリーンでチェックして。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月26日●「目を背けられない」という覚悟薬丸岳の小説を、俳優・生田斗真と瑛太のW主演で映画化した『友罪』が、5月25日から公開される。過去を背負った主人公が新たな環境で得た友達は、もしかしたら世間を揺るがせた事件の殺人犯だったのかもしれない……2人の関係を軸に、犯罪に関わる様々な人たちの物語が描かれる。難役にも多く挑戦する生田だが、今作では「この映画を作っても良かったのかな」「しんどいシーンが多い」と葛藤したという。一方で、エンタテインメントに関わる人間としての「使命感」もあったという生田に、同作についてインタビューした。○賛否両論はあると思った――もともと原作も読まれていたそうですが、どういうところに刺激を受けて、映画に出ようと思われたんですか?原作が発表された時に読んでいて、どういった形であれ、映像作品として残すべきものだなと思っていたところに、今回お声がけいただいて、参加させてもらうことになりました。原作の方は、神戸の事件がさらに色濃く描かれていますが、僕らの世代にとっては当時すごく衝撃的だったし、学校に行くのが怖かったなとか、いろいろなことを思い出しました。日本という国において、目を背けられなかった事件だと思うんです。何かの形でリアルにいろんな感情を受け取ったからこそ、僕らがエンタテインメントの仕事に関わってる以上、映画として残すべき、という使命感はありました。賛否両論は、あると思います。加害者をかばってることになるんじゃないかとか、いろんな意見が起きると思う。でも事件が起きてしまったという事実はあり、被害を受けた人、加害した人の人生は続いているわけで。目を背けられないという覚悟は、現場に広がっていたと思います。――生田さんは、いろいろな難しい作品に出られていると思いますが、この作品の難しいところはどのような点でしたか?やっぱり、観てくださるお客様にも、どうしても実際の神戸の事件がよぎっていくということでしょうか。とはいえ僕らが作っているのはドキュメンタリーではないし、「人間には光の部分も闇の部分もいろいろな面があるけど、こうあってほしい」という願いのようなものが込められてる映画になったのかな。――役としても、受け身な演技をすることが多いのかなと思ったのですが、演じる上での難しさはありましたか?よく「受け身の役は難しい」という話になるんですけど、瑛太は自然にこちらの感情を呼び起こしてくれる相手だったので、難しさはそんなに感じなかったです。彼の言葉や一挙手一投足にきちんと目を向けていればいい。やっぱりすごいなと思いました。いつ会っても刺激を与えてくれる、同志だと思います。●瑛太に対して「なんだあいつは」と思っていた○常に瑛太のことを思う役作り――瑛太さんとは、いつ頃から「同志」という感覚になっていたんですか?初めて会ったのは20代前半で、瑛太が初めて月9『ヴォイス~命なき者の声~』の主役をやる時でした。もちろんその前から彼の存在は知っていて、ギラギラして現状に満足していないオーラが出ていて、「なんだあいつは」と思っていました(笑)。初めて『ヴォイス』で一緒になった時に、月9の主役でいなきゃいけないという責任感と、役者・瑛太として自由に振る舞いたいという面を行ったり来たりしているように見えて。ちょっとでも支えてあげたいなと思ったし、いろんな現場をくぐり抜けてきている同年代の役者として、すごく魅力的に感じました。大人になって立場が変わってくるとは思うけど、根本の部分は変わってなくて、そういうところが魅力です。――特にここの瑛太さんに刺激された、という場面を教えてください。たくさんあるんですけど、公園で鈴木が自分の過去を告白するシーンは、特に、かな。瑛太が見たことのないような表情をしていたので、あまりないシーンになったと思います。思いついたことを、頭で考えるより先にポンとやれちゃう人なんですよね。画面からはみ出ちゃう、というのか。役者としては、一つのアングルの中で何かを表現しようとしがちなんですけど、瑛太は自由に表現する。かといって、奇をてらったことをやりたいというわけじゃなくて、役にそった形で表現していく人だと思います。――生田さんご自身は、演じた益田という人間を理解するために、心がけたことはありますか?常に瑛太のことを思う。その1点に絞られました。益田というキャラクターの視点を通してお客さんも映画に入ってきてくれると思うんですけど、そういう意味で、自分が鈴木のことをどう見ているかがすごく重要でした。○現場でも葛藤はあった――演じていて、しんどかったシーンなどは。ずっとしんどかったですね。軽いシーンはカラオケのシーンで、あの時だけは気が晴れる感じがしました。それも後で「ああ~……」ってなっちゃうんですけど(笑)。――生田さんと瑛太さんが逆の役でも観てみたいなと思ったのですが、鈴木役はいかがですか?監督も「この2人なら逆でも行けたんじゃないか」とおっしゃっていました。それは役者冥利に尽きる、ありがたいことなんですけど、鈴木というキャラクターは瑛太がやった方が絶対いいと思います。こっちがベストです!――かなり難しい作品でしたが、現場はやりやすい空気だったのでしょうか?オンオフのスイッチがあるとするなら、半押し状態が続いているような現場でした。キャストにもスタッフにも色々な感情が渦巻いていて、中には「この映画を作ってもよかったのかな」というものもあったと思います。自問自答しながらの撮影だったという記憶があります。辛かったですね。終わってからも達成感や、やりがいみたいなものは感じられなくて「良かったのかなあ」と話しました。あまりにもリアルだと思うし、悩みながらの撮影でした、いろんな覚悟とかが詰まった作品で、いつもとはまた違う使命感でした。――作中にはいろいろな立場が出てきて、人を殺めた人やその家族、被害者、そういう方達を俯瞰で見て生田さんが感じたことを教えてください。フィクションだけど、世界のいろんなところで起きてることだと思うんです。ニュースで事件を知ることはできるけど、その後関わった人がどういう思いで暮らしているのかはわからない。たまたま僕の周りに殺人事件に関わった人間がいないというだけで、これからも起こり得ることだと、すごく思いました。映画の中の世界の話ではなくて、自分にもそういう局面が出てくる可能性があると思うので、観た人の対話のきっかけにもなってほしいと思います。きっと、目を背けたいことばかりだと思うんですよ。血が出るとかの視覚的なことじゃなくて、「じゃあお前はどうするんだ」と常に聞かれてる感覚、「これはフェイクだけど、リアルだからね」と言われてる感覚というか。でもそれが僕らの役割だと思うんですよね。もちろん楽しくて、ハッピーな作品は僕も好きだけど、こういう作品を作る事も映画の役割なんじゃないかな? と思っています。■生田斗真1984年10月7日生まれ・北海道出身。96年~98年『天才てれびくん』に出演。以降舞台、映画、ドラマと幅広く活躍。2007年ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』に出演し、一躍注目される。10年公開の映画『人間失格』で映画初出演にして初主演を務め、高い評価を受ける。主な出演作に映画『シーサイドモーテル』『ハナミズキ』(共に10)、『源氏物語 千年の謎』(11)、『僕らがいた 前篇/後篇』(12)、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(共に14)、『予告犯』『グラスホッパー』(共に15)、『秘密 THE TOP SECRET』『土竜の唄 香港狂騒曲』(共に16)、『彼らが本気で編むときは。』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(共に17)などがある。
2018年05月25日「原作を読んでいて、映像で残るべき作品だと思ったし、自分も何らかの形で参加したい、と思っていたので、オファーをいただいたときには、運命めいたものを感じました。監督から『フィクションやドキュメンタリーでなく、映画でやる以上は、見る人に希望を与えられたり、誰かの役に立てるものを描くのが使命』、と言われて深く賛同しました。撮影現場の熱量は、生半可なものではなかったです」 瑛太(35)とのW主演映画『友罪』(5月25日公開)の撮影をそう振り返る生田斗真(33)。生田演じる主人公・益田純一は、同じ町工場で働く鈴木(瑛太)と心を通わせるようになるが、やがて鈴木が17年前の凶悪事件の犯人“元少年A”だったことを知る。それがきっかけで益田自身も、学生のころに犯してしまった罪と向き合うことになり、激しく葛藤していく。 重厚なテーマを前に、撮影中はオンとオフの境目がわからなくなるほど、常に張りつめたものがあったという。 「自分に問いかけることも多かったですね。人と人とは長い時間をかけなくても、つながる瞬間がある。益田と鈴木のように、お互い罪を背負っていて、許してほしいし、許してあげたい、という気持ちになるような出会いというものもありえるんだろうなと」 生田自身にとっての、友達の定義とは? 「友達って自分の合わせ鏡みたいなところがあって、似た者同士が集まる気がします。今回共演した瑛太に関しては、常に自分に満足していなくて、枯渇しているような男でずっとギラギラしてる。彼に会うと『いかんいかん、俺は落ち着こうとしていた!』って気づかせてくれる。ちゃんと心がつなげる関係になるのって、本当の刺激をもらえるくらいにならないとダメなのかな、と思いますね」
2018年05月24日「撮影するまで、#MeTooについての関心はありませんでした」 こう語るのは、映画「私は絶対許さない」で初主演を務める平塚千瑛(31)だ。12年に開催されたミス・ユニバースジャパンのセミファイナリストにも選出されている平塚は、グラビアやモデルとしての活動が注目されている。 だが、今作では一転。15歳でレイプに遭ったことで、家族にも見捨てられた全身整形のSM嬢を演じる。特筆すべきは、今作は雪村葉子さんという実在する女性の“ノンフィクション”を描いているという点だ。平塚は「雪村さんの半生を演じて、わかったことがあります」と言う。 「性被害に遭った女性が声を上げることは、とても勇気の要ることだと理解しました。女性の意見は、男性社会では埋もれてしまう。そんな中、『おかしいものはおかしい』と勇気を出して声を上げた女性は讃えられるべきです。声を上げた女性が、ときに非難に晒されてしまうということが納得できません。私は#MeToo運動を尊敬しています」 自身も飲食店のアルバイトをしていた際、写真撮影で突然肩を組まれたことがあったという平塚。当初は驚いたが、「これがセクハラなのか、そうでないのか」と苦悩した過去を回想。そして、ひとつの答えを見つける。 「女性の立場が弱いから『肩を組むのは違う』と声を上げることができなかったんだと気づきました。『言ってもムダだ』って、社会が女性に思い込ませているようにも思います。だけど私は、そう思ってほしくないんです。イヤだと思うことに対して、イヤだって言ってもいい。きちんと声を上げる。#MeToo運動などを通して、ひとりひとりが声をあげる。その勇気こそが、女性の地位を高めることに繋がっていくと思います」 衝撃的な内容のあまり“問題作”とも形容される同作だが、今年1月には性犯罪が社会問題であるインドの「ノイダ国際映画祭」で審査員特別賞を受賞。セクハラや女子高生への淫行がニュースを賑わすいま、まさに“真打ち”となる今作。#MeToo運動と共に、「女性の地位向上のために意味のある映画」と平塚は期待する。 「今回の撮影で私は、壮絶な雪村さんの人生に打ちのめされました。演じていて、感情のコントロールが出来なくもなりました。それでも役に没頭できたのは、雪村さんの半生を伝えたいという使命感があったからです。実際に性犯罪に遭った方から、『演じてくれてありがとう』と涙ながらに握手して頂いたこともあります。思わず目を背けてしまうシーンもありますが、最後まで見届けてほしい。一人でも多くの方に観ていただき、雪村さんの心の傷を伝え、いまの社会にヒントを与えることがこの映画の使命だと思います」 東京では口コミが話題を呼び、6週にもわたるロングランヒットとなった今作。平塚も「男性は、雪村さんの体験したようなことがご家族に降りかかったら…と想像して感想を打ち明けてくれます。また女性が半数近くを占める上映日もありました。伝わってるんだなと、嬉しくて思います」とその実感を明かしている。 同作の上映は、大阪の第七芸術劇場や宮城の仙台セントラルホールでは今月25日まで。茨城の土浦セントラルシネマズでは引き続き上映中。以後、大分の別府ブルーバード劇場を筆頭に、京都の出町座、山口の萩ツインシネマ、神奈川の横浜シネマ・ジャック&ベティなど全国を巡映する予定。
2018年05月21日近日公開となる『友罪』で主演を務めた生田斗真と瑛太、そして瀬々敬久監督が5月14日(月)、明治大学にて特別授業を行った。■生田斗真&瑛太、特別授業にサプライズ登場!かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”と、周囲の人々の葛藤を描いた本作。今回3人は、文学部文学科文芸メディア専攻、伊藤氏貴准教授による特別授業に集まった「少年犯罪」を学ぶ大学生約100名らと共に、罪を犯した友や家族との向き合い方、友情についてなど、本作が投げかける問いに対して、ディスカッションを行った。実は今回、特別授業としか聞かされていなかった学生たち。3人は颯爽と登場すると、学生たちは一同唖然。生田さんは「不慣れなところがあると思いますが、少しでも皆さんと楽しい話ができたら」と挨拶し、続けて瑛太さんも「皆さんに映画を観てもらえたことは嬉しい。ちなみに、今日、斗真と衣装の色が被っちゃったのは、特に狙いはないですからね(笑)」と会場を和ませていた。■映画化&役への思い…つらい過去を抱えながら、鈴木との友情関係に葛藤する元週刊誌のジャーナリスト・益田という役を演じるにあたり、生田さんはかなりの覚悟を感じたそう。「僕自身も映画化決定前から原作は拝読していて、どういった形であれ映像作品として残すべき題材だと感じていました。お話をいただいたときは、『ついにやるのか!』という気持ちがあった」と話す。一方で“元少年A”として世間を震撼させた鈴木を演じた瑛太さんは、「映画を通して、観てくれた方に“何を与えたいのか”についてはすごく疑問があった」「実際の少年Aの手記も読んで、色々と感じる中でどこか事件の背景を全否定できない自分がいました、どんな人間でもそうした想像を超えた衝動があるのでは、と。演じる上では、どんな役でも愛して演じていきたいので、鈴木に自分の想いを重ねていきました」とコメント。■友達が重大な犯罪を犯していたと知ったら…学生と“友情”について討論また質疑応答の場では、「もしも友達が重大な犯罪を犯していたと知ったら、友達を続けるか」という質問に、半数以上の学生が「友達関係を続ける」と回答する中、一方で「正直どう接したらいいか分からない」「友達を辞める」という声も。これに対し、主演の2人は「一度2人の間で友情が芽生えたのであれば、関係を続けていきたいというのが本音だと思うけど、少し綺麗ごとのような気もするし、すごく難しいですよね」(生田さん)、「向き合うことはするかもしれないけど、警戒心が生まれてしまうのも確か」(瑛太さん)と意見を述べた。■明らかになるラストシーンの誕生秘話映画の後半シーンでの益田の咆哮シーンに胸打たれたという女子生徒から質問が及ぶと、生田さんは、「台本では、『泣き叫ぶ』というト書きは無かった。現場で監督が『獣のような、慟哭をするのはどうか』と仰って、あのシーンが生まれました。友達を助けられなかった益田の後悔と無念があの叫びになったと思います」と映画史に残るラストシーンの誕生秘話が明かされた。■“俳優”生田斗真&瑛太へ質問も…俳優で行こうと決めたきっかけについて質問が飛ぶと、「SMAPが好きな母親が履歴書を事務所に送ったのがきっかけ」と明かした生田さんは、高校生のときにこの仕事を続けていくかの岐路に立ったそうで、「本当に自分がやりたい仕事である確信が欲しかったときに、演劇に出会った。そこで楽しそうに作品を作り、人を感動させている先輩の方々を目にして、感銘を受けた」と告白。瑛太さんも、「俳優という仕事はすごく中毒性があり、休日もなぜか現場にいないと落ち着かない」「学生のとき、アルバイトしながら趣味で映画を観ていましたが、一番現実逃避ができたのが、スクリーンの中の世界だった」と語っている。さらに、キャスト陣から学生に向けた質問会も開催。瑛太さんが「斗真と瑛太、どっちが好きですか?」と質問すると会場は爆笑。学生からは「瑛太さんの方がエロいと思うので好き」「瑛太さんのメンヘラっぽいことが好き」と会場は若干“瑛太派”が多い状態。そんな状況に瑛太さんは「斗真、ごめんな(笑)」と笑顔を見せると、「生田派の意見も聞きたい!」と生田さん。すると、「『脳男』を見て、演技の振れ幅がすごいなと感じた。あと、やっぱり顔がカッコいいです!」と女子生徒が答えると、「これからもよろしくお願いします!」と照れ笑いを浮かべる場面もあった。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月15日「anan」2102号5/16水曜日発売「手相」特集、表紙には生田斗真さん、瑛太さんが登場。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部飾らずとも滲み出る二人。生田斗真さん&瑛太さんの“誌上劇場”。すこし生活感の漂うような、装飾を排したグレイッシュな壁と床。そして、やんわりと光を透過する、ニュアンスあるカーテン……。今回の表紙&グラビアに生田斗真さんと瑛太さんをお迎えするにあたって、撮影現場に用意した空間です。「小劇場の舞台のうえでパフォーマンスをするような感覚で、自由に動いてみてください」フォトグラファーのHAL KUZUYAさんの言葉を皮切りに、お二人がゆったりと動きだす…そんなふうにして、撮影は進んでいきました。5月25日に公開される映画『友罪』で、3度目の共演となる生田さんと瑛太さん。対談のなかで、「現場でもちょこっと話すぐらいで、それは昔から変わってないね。撮影中、椅子もお互い遠いところに置いて座ってたりするし」(瑛太さん)「でも時には、ちょこんと2人横並びでいるときもある」(生田さん)とお話しているとおり、お二人の距離感は、近いとも遠いとも言えない、絶妙なもの。ことさら近寄らず、お互いが好きに動いていたとしても、気づけば同じ方角を向いて、同じ一点を見つめている…そんな、ゆるやかな連帯感のようなものを感じました。本誌掲載のカットたちは、生田さん、瑛太さん、それぞれのユニークな世界観、空気感が凝縮されているものを厳選。詳細な設定も筋書きもないのに、お二人の表情や動きからは、どこか物語すら想像させられるのが不思議です。ちなみに、掲載には至らなかった膨大なカットのなかには、生田さんが特集テーマの「手相」にちなんで、いろんな手の見せ方を(ときどき、すこしおふざけ気味に)しているカットや、瑛太さんがバレエダンサーのような柔軟さで複雑なポーズを連発しているカットも。余すところなくお見せできずに心苦しいですが、ぜひとも本誌を手に取っていただいて、お二人の“表現者”としての魅力が溢れるグラビアをご堪能ください。(TK)
2018年05月15日映画『友罪』(5月25日公開)でW主演を務める俳優の生田斗真と瑛太が14日、明治大学文学部文学科文芸メディア専攻 伊藤氏貴准教授 特別授業に、瀬々敬久監督とともに登場した。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。授業で少年犯罪について学んでいる学生たちが対象となり、すでに映画も鑑賞済み。「もし友達が罪を犯していたら、関係を続けるか続けないか」などのテーマでディスカッションがなされた。また、就職活動が始まりかけている、という学生から「この職業で行こうと決めた時期」について質問されると、生田は「高校生の頃」と答える。SMAPファンの母親がジャニーズ事務所に履歴書を送り「なんとなく部活の延長のような感覚で、毎日楽しいなという思いで続けてきた」という生田。高校生の時に進路に迷い、「自分の中でやりたいことの確信が欲しくて模索し続けていた」ところ、演劇に出会ったという。「周りにいる演劇人の大人たちが本当に楽しそうに作品を作っていて、観たお客さんたちが本当に感動して劇場を後にする姿に感銘を受けて、自分はお芝居で生きていこうと思いました」と振り返った。一方瑛太は、サッカー推薦で入った高校で挫折、普通科に進むも「勉強が大嫌いなので、どうすることもできなくて」と語る。様々なアルバイトも「1カ月やって給料をもらうと、達成感があって、辞めてしまう」瑛太だったが、「現実から逃れられるのは映画のスクリーンの中の世界でしかないというところで、俳優なんじゃないかなと思った」と明かした。また、瑛太は学生に「生田斗真と瑛太、どっちか好きか」と質問。「結果がわかりきってるので、まずは瑛太」「次、生田斗真」と手を挙げさせると、若干瑛太の方が多い結果となり、予想外だったのか、瑛太は「ごめん……」と生田に謝る。瑛太派の学生からは「瑛太さんの方がエロい」「メンヘラっぽところが好きです」という意見が飛び出した。生田派の学生は「役が全然違って凄いし、顔がかっこいい」「『花ざかりの君たちへ』で好きになって、これからも応援させていただきます」とラブコールで、生田も頭を下げていた。最後に瀬々監督は「今でも思い悩んでる人を救えるのは、ちょっとしたかけがえのない時間。かけがえのない時間の大切さを知ったことで、加害者は自分が奪ってしまったと気付くんじゃないか」と作品のシーンについて触れながら語る。「かけがえのない時間を大切にして生きていこうという映画だと、撮った後に気づきました。よりよい人生をこれからも生きていってください」と学生たちにメッセージを送った。
2018年05月14日俳優の生田斗真が4月24日(火)、都内で行われた主演作『友罪』の完成披露試写会に出席。ダブル主演の瑛太や、メガホンをとる瀬々敬久監督から“雨男”扱いされ、「記者の皆さんも(キーボードを)カチャカチャしないで。風評被害が広がるから」と苦笑していた。■生田さん×瑛太さんが舌戦!「名前を噛んだ」「やっぱり雨男」大歓声を浴びながら、ステージに登場した生田さんは「小雨が降るなか、お越しくださってありがとうございます」と感謝の挨拶。すると、瑛太さんは「撮影時も結構、雨が降ったりして…。今日も雨ですもんね。生田斗真はやっぱり雨男だなと」とすかさずツッコミ。さらに、瀬々監督も「晴れのシーンを撮ろうとギリギリまで待ったが、最後の最後まで雨だった」と生田さんの“雨男ぶり”を明かしていた。負けじと生田さんは、取材時に瑛太さんが自分の名前を“噛んだ”ことを暴露したが、瑛太さんから「その話、あんまり面白くない」と返り討ち。生田さんも「生田斗真がスベったって書かれそう」と再び記者をけん制していた。■「ハッキリ言って問題作です!」(生田さん)ジャーナリストの夢を捨て、町工場で働き始めた益田(生田さん)は、同時期に入社した鈴木(瑛太さん)と次第に打ち解けるが、ある出来事をきっかけに、鈴木が17年前に起こった連続児童殺傷事件の犯人“少年A”ではないかと疑い始める…。ミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化した。「この映画、ハッキリ言って問題作です」と生田さん。「賛否両論巻き起こると思いますが、現場にいる全員が、尋常ではない覚悟をもって挑んだ作品なので、しっかり受け取ってもらえれば。俳優としても、最大限の表現をしなければと思った」と強い思い入れを語っていた。かつての“少年A”という難役に挑んだ瑛太さんも「覚悟が必要だった」と回想。「衣装合わせの日に、瀬々監督から『僕が俳優なら、この役は受けない』って言われて(笑)。もちろん、犯罪は全面的に否定したいですが、脚本を読み、“少年A”に対してどこか光を感じてしまう部分も。演じる上では、それが大切だった」とふり返っていた。完成披露試写会には共演する夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市が同席した。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年04月24日映画『友罪』(5月25日公開)の完成披露試写会が24日、都内映画館で行われ、生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市、瀬々敬久監督が登場した。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。3度目の共演となる瑛太との関係について、生田は「やっぱり20代前半の頃から一緒に仕事してて、多くを語らなくてもどこか太い部分で繋がっているような関係値を築けている」と自信を見せる。「話す日もあれば全然話さない日もあって、それが心地よい現場でした」と振り返った。瑛太も「生田斗真という俳優が現場でどういう心持ちでくるかはわかっているので、集中してやっていれば、いろいろ反応が起きてくる。斗真に甘えて、委ねて演じることができました」と信頼を寄せている様子だった。生田はさらに「2人で取材を受けていて、『〇〇テレビをご覧の皆さん!』とか言うじゃないですか。この人自分の名前噛みましたからね。自分の名前を噛む人初めて見た!」と瑛太の失敗を暴露する。しかし瑛太から「それあんまり面白くないから」とつっこまれ、生田は「3文字しかないんだよ!? 暗い映画だからこういうのも言っとかないとね」と弁解。記者陣が反応していたために「(記事で)『生田滑った』ってね。やかましいわ!」とノリツッコミをしていた。一方で、作品については「この映画を本当に作って良かったんだろうか考えながら撮影していた」という生田。瑛太も「まず衣装合わせで監督にお会いしたら『僕が俳優だったらこの役は受けないけどね』と言われました」と告白する。佐藤も「この作品ですから、覚悟が役者には必要なものなんですよ」と説明。「この2人がどういう風に答えを出すのか非常に興味があった。ちゃんとこの2人が覚悟と答えをどう見出したのかが、わかっていただけると思います」と主演の2人を称賛した。
2018年04月24日モデルの瑛茉ジャスミンが23日、東京・Zepp DiverCityで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 KIRA KIRA PARTY」に出演した。瑛茉ジャスミン瑛茉は、最初のステージ「オープニングViViオリジナルファッションショー」で、シルバーのビキニに、シルバーのチェーンをつなげたワンピースを重ねたコーデを披露。美ボディが透けて見える大胆なセクシー衣装で色気を放ちながらランウェイを歩き、観客の視線を釘付けにした。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「キラキラルック」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催した。MCは同誌専属モデルでもあるカズニョロこと小籔千豊が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月24日ザ・ノース・フェイス スタンダード(THE NORTH FACE STANDARD)二子玉川では、写真家・鈴木親の撮影による、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の新コンテンツ「somewhere」の写真展を4月20日から5月6日まで開催する。この春、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、アウトドアシーンで培った機能合理性と、都市生活における利便性を追求する「URBAN EXPLORATION」ラインを軸に、新たなコンテンツ「somewhere」を展開している。「somewhere」=”どこかへ”をタイトルに掲げ、女優として活躍する臼田あさ美は、古き良き日本を感じることの出来る古都へ、インディからメジャーまで数々の話題作に出演する俳優・奥野瑛太は、出身地である苫小牧とリンクする香港に。男女それぞれのパーソナルな動機を出発点とするショートトリップドキュメントを写真家・鈴木親が撮影した。本写真展では、鈴木が香港、京都、奈良の3都市にて撮影した、奥野と臼田それぞれの旅の過程を感じることが出来る写真を展示する。開催初日となる4月20日の19時からは、奥野と鈴木、そしてスタイリングを担当したスタイリスト・服部昌孝の3名によるトークショーも行われる。座席数は限られているため、来場はお早目に。なお、「somewhere」スペシャルサイト()も公開中。【イベント情報】「somewhere」Photo Exhibition by Chikashi Suzuki会期:4月20日〜5月6日会場:THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川 3F住所:東京都世田谷区玉川1-17-9時間:11:00〜20:00
2018年04月16日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!