韓国の俳優ソン・ジュンギ(33)が、妻で女優のソン・ヘギョ(37)と離婚調停手続きを踏んでいることが分かった。6月27日、ソン・ジュンギの法律代理人を務める弁護士が韓国メディア向けに正式な報道リリースを通じて発表した。2人は’15年に放送されたドラマ『太陽の末裔』での共演をきっかけに交際をスタート。’17年10月に入籍した。韓国のみならず、中国や中東でも絶大な人気を誇るスター同士の結婚は大きな話題となり、苗字からとった“ソンソンカップル”として愛されたが、2年足らずでピリオドを打つことになった。ソン・ジュンギ側の弁護士は「26日、ソウル家庭裁判所に離婚調整申請書を届けた。ソン・ジュンギ氏の正式なコメントをお伝えします」と明らかにした。ソン・ジュンギは「私を愛し、大切にしてくださっている多くの方々によくない便りをお伝えすることになり申し訳ないという言葉をまずお伝えします。私はソン・ヘギョ氏との離婚のための調停手続きを進めることになりました。2人とも是非についてよく確認しあい、互いを非難するよりは円満に離婚手続きを終えることを望んでいます」とコメントしている。世紀の大物カップルの破局に韓国のポータルサイトでは「ソン・ヘギョ」「ソンソンカップル」「離婚訴訟」といったワードが上位を占拠。ファンからは「好きなカップルだったのにショック」「悲しい」といった反応が上がっている。
2019年06月27日6月20日のお昼すぎ。東京の下町にある自宅から、ひとりの女性が出てきた。岩崎良美(58)だ。自宅から外出するだけなのに、周囲をキョロキョロと見回すなどかなりの警戒ぶり。それもそのはず。この日、『週刊文春』で彼女の離婚が報じられたのだった――。良美は80年に岩崎宏美(60)の妹としてデビュー。85年にはアニメ『タッチ』の主題歌が大ヒットし、一躍有名になった。私生活では11年に3歳年上の産婦人科医男性と結婚。彼には当時23歳と18歳の子どもがいたことから、良美は50歳で2人の子の母となった。そんな彼女が結婚から7年目となった昨年、離婚していたのだ。報道によると医師として多忙な日々を過ごしていた夫が良美の“自由奔放さ”にあきれて三くだり半を突き付けたとのこと。“フランス愛”を公言していた彼女はここ数年、フランス語の勉強に奔走。これまで20回以上パリを訪れ、離婚後も「パリに遊びに行きたい」と言ってばかりいるという。「良美さんは直撃に離婚の事実を認め、理由について『まあお互いに性格の不一致ということで』と言葉少なに告白しています。さらには02年に両親が離婚して以降、家族関係が悪化。2人の姉や母親とも距離を置くようになっていたそうです」(芸能記者)良美は54歳当時、『婦人公論』15年8月11日号で母親との確執についてこう語っていた。《母は面倒見が良くて周囲の人に好かれる半面、家のなかではとても感情的な部分を隠さない人でした。激情にかられた母に大声で叱られることはしばしば。姉たちももちろん怒られてはいたのですが、私に対してはその態度も声の大きさも、ほかの2人より上回っていたように思います》さらには《宏美の歌は聞けるけど、あなたの歌は聞いていられない》と面罵されたこともあったという。また《私が結婚してからも、夫の見ていないところで母に怒鳴られたことがあります》と語るなど、実母の“毒母”ぶりを赤裸々に明かしていた。実は“毒母”の存在が、夫婦関係に影を落とす場合は多いという。母娘関係改善カウンセラーの横山真香さんは語る。「『母との関係に悩んでいる』と相談に来る人には、『娘とうまくいかない』『夫婦関係がうまくいかない』などの悩みも抱えているケースが多いです。“毒母”に育てられたことで、家庭関係をうまく築く方法がわからないという人も見受けられます。本来、母親は調整役でいたほうが家族円満になりやすいもの。マネージャーのような立ち位置が理想かもしれません。しかし毒母は、自分が家庭の中心になりたがるのです。それが刷り込まれていると、家族関係で悩むことになってしまいます」“毒母”に育てられた結果、コミュニケーションの取り方で悩む人も少なくないようだ。「幼いころから毒母に叱られ続けると、感情を殺してしまいがち。すると相手の感情もわからなくなるのです。共感する力が低くなると、配慮ができにくい。結果、家族関係が悪化することになります。また毒母は、コミュニケーション能力が低いともいえます。そんな母親に育てられると、子どもも意思疎通の取り方を教えてもらっていないケースも多い。そのため話し合って折り合いをつけるということが苦手になり、夫婦げんかも極端な結論になってしまう。つまり、そのまま離婚という結論に達してしまいがちのようです」良美は結婚当時、本誌に「母もごきげんです」と語っていた。また関係悪化を語っているにもかかわらず、母のいる実家へと戻っていた。それだけ彼女にとって、母の存在は離れがたいもののようだ。そこで本誌は良美に離婚の真相を聞くべく直撃した。「離婚についてお話をうかがいたいのですが……」問いかけると良美は口をつぐんだまま両手でバツの字をつくる。だが記者が「お母さまに離婚の話はされたのでしょうか」と母親の話題を切り出すと瞳には涙がにじんでいた――。
2019年06月26日俳優の早乙女太一(27)とモデルの西山茉希(33)が26日、離婚した。それぞれの公式サイトで発表した。2人は連名で「この度、私たち早乙女太一と西山茉希は、6月26日に離婚したことをご報告させていただきます」と報告。「事実より先に今朝の報道が出てしまったことには困惑しておりますが、突然の事にご心配をおかけした皆様へ、心よりお詫び申し上げます」とつづった。そして、「今後は、夫婦という形ではなく、パートナーとして、変わらずお互いに尊重し合い、協力し合いながら、2人の間に生まれてくれた大切な子供達の笑顔を、父親と母親として守っていきます」とし、「これまで、私たち夫婦を応援して下さった皆様には心から感謝しております。これからもそれぞれの場で努力し、精進して参りますので、温かく見守って頂けたら幸いです」と呼びかけた。2人は2013年6月に結婚し、同年10月に第1子女児、2016年4月に第2子女児が誕生した。
2019年06月26日離婚は、誰もが経験するものではありません。離婚を経験する人も、人生のうちにそう何度もあるわけでもないと思います。離婚を考えたときに、「いったい何から手を付ければよいのかがよくわからない…」という人がほとんどなのではないでしょうか?今回は、離婚の際の手続きを大まかな手順に沿ってご紹介しますので、必要書類なども含めて知っておきましょう。【離婚の際の手順①】 離婚に合意する離婚したいと思った場合には、まず、協議離婚ができないかを考えてみます。夫婦が離婚に合意すれば、協議離婚が可能です。離婚の合意は簡単ではない離婚は1人だけの問題ではありません。相手が納得しないのに、自分の意思だけですぐに離婚できるわけではないことを意識しておきましょう。法定離婚原因がある場合には、裁判を起こして離婚判決を得ることもできますが、裁判が終わるまでにはかなりの時間がかかります。長期化すると、精神的なダメージも大きくなります。離婚について相手の承諾が得られそうなら、協議離婚するのがいちばんです。夫婦仲が険悪になっていたり、家庭内別居が長く続いていたりすれば、「相手も離婚に応じてくれるだろう」と安易に考えてしまいがちです。しかし、「離婚したい」と言って相手を「うん」と言わせるのは、想像している以上に難しいことがあります。相手にも考える時間は必要です。相手の気持ちや立場を無視して強引に離婚手続きを進めようとすれば、相手も意固地になり、離婚できるまでに余計に時間がかかってしまいます。相手に納得してもらえるよう、じっくり時間をかけて話し合いをしましょう。離婚に合意できない場合には話し合いをしても相手が離婚を承諾してくれない場合、もしくは相手が話し合いを拒否して前に進まない場合には、家庭裁判所で離婚調停をする方法があります。離婚調停をし、調停が成立すれば離婚の条件についても家庭裁判所で決まることになります。離婚の条件は、家庭裁判所で調停調書という書面にしてもらえます。【離婚の際の手順②】離婚の条件を決める離婚に合意ができたら、離婚の条件を決めます。決めるべき離婚条件は、主に次の6つです。(1)~(3)は、子どもがいる場合には必ず取り決めすべき事項になります。(4)~(6)については、必要な場合に取り決めしましょう。親権養育費面会交流財産分与慰謝料年金分割(1)親権子どもがいる場合には、どちらの親が親権者になるかを決めます。親権者は離婚届に書かなければならないので、親権者を決めなければ離婚ができないことになります。(2)養育費子どもと別居する親は、養育費を払う義務があります。養育費は通常は毎月払いにするので、毎月の支払額を決めます。さらに、毎月の養育費とは別に、進学時などにまとまってかかる費用についても決めておくとよいでしょう。支払う側に一括払いできるお金がある場合には、一括払いにしてもかまいません。(3)面会交流子どもと別居する親は、子どもと面会交流する権利があります。面会については、必ずしも月1回などの回数を決めなければならないわけではありません。細かく決め過ぎると、子どもの体調などで面会が実現しなかったときに揉めてしまいます。目安としての回数や宿泊の有無などを決めておき、その都度話し合いをしながら柔軟な対応ができるようにしておきましょう。(4)財産分与離婚するときには、夫婦が婚姻中に築いた財産を財産分与で公平に分けます。必要に応じて、預貯金を移し替えたり、生命保険を解約したりしましょう。不動産のように物理的に2つに分けられないものは、どちらが引き継ぐかを決め、金銭の支払いで清算します。借金についても原則的に財産分与の対象になります。ただし、結婚生活のためではない個人的な借金は対象になりません。住宅ローンについては、家の現在価値や残高、名義などによってどうすべきかが変わってきます。当事者だけで決めないで、専門家に相談して対処するのがおすすめです。(5)慰謝料相手の浮気が原因で離婚する場合には、相手に慰謝料を請求できます。その他にも、暴力を受けた、生活費を渡してもらえなかった、一方的に別居されたなどの理由があれば、慰謝料請求が可能です。逆に、自分の浮気などが原因の離婚なら、相手に請求された場合に慰謝料を払わなければなりません。(6)年金分割夫婦の一方または両方が会社員や公務員の場合、年金分割ができます。女性側は、年金分割をすれば、将来の年金受取額が増えるのが一般的です。年金分割には合意分割と3号分割の2種類があります。専業主婦でなくても、合意分割をすれば年金が増えることがあります。合意分割をする場合には相手との合意が必要なので、離婚時に話し合っておきましょう。[adsense_middle]【離婚の際の手順③】離婚届を用意する離婚届は、役所に行ってそのまま記入して出すような書類ではありません。事前に届出用紙を入手し、記入を完成させておきましょう。市役所や区役所に離婚届を取りに行く離婚届の用紙は、市役所や区役所に置いてあります。「○○市長殿」などの宛先が印刷されているところもありますが、書式は全国共通ですから、宛先を訂正すればどこでも使えます。役所によってはホームページからダウンロードできるようになっていることがありますが、A3サイズの用紙1枚におさまるように印刷しなければなりません。また、すべての役所でダウンロードしたものを受け付けてもらえるわけではないので、事前に確認しておきましょう。離婚届に署名して印鑑を押す記入例や説明を参考に、必要事項を記入します。「届出人署名押印欄」以外は、誰が書いてもかまいません。「届出人証明欄」には、夫婦がそれぞれ自分で氏名を手書きし、別々の印鑑を押します。証人を依頼する協議離婚で離婚届を出すときには、証人2名の署名押印も必要です。証人は、20歳以上の人なら誰でもかまいません。本籍や住所も書いてもらわなければならないので、家族や親戚、親しい友人などに頼むとよいでしょう。戸籍謄本を取得離婚届を提出する役所が本籍地でない場合には、戸籍謄本を添付する必要があります。本籍地が遠方の場合には郵送で取る必要があるので、前もって用意しておきましょう。離婚届不受理申出を取り下げるどちらかが離婚届不受理申出(※離婚届を受理しないよう役所に申し出る手続き)をしている場合には、不受理申出の取り下げをしなければ離婚届を受け付けてもらえません。不受理申出を出している側が離婚届を出しに行かない場合には、事前に取り下げをしておきましょう。【離婚の際の手順④】離婚協議書を作成協議離婚する場合には、離婚時の取り決めを離婚協議書にしておきましょう。離婚の条件を離婚協議書や公正証書にしておく裁判所を通じて離婚する場合と違い、協議離婚の場合はそのままでは離婚時の取り決めの書面が残りません。夫婦で離婚条件を確認し、離婚協議書を作成しておきましょう。公証役場で離婚時の取り決めを公正証書にしておけば、より効力があります。特に、毎月養育費を払ってもらう場合や、慰謝料を分割払いしてもらう場合には、公正証書にしておくことで執行力が付き、お金が支払われないときに強制執行が可能です。離婚協議書を作成するタイミング離婚協議書は、必ず離婚前に作成しなければならないわけではありません。離婚届を出した後でも離婚協議書を作成することはできます。たとえば、「子どもの進学に合わせて名字を変えたいので、すぐに離婚届を出したい」というようなケースもあるでしょう。そのような場合には、離婚届を先にし、離婚協議書を後にしても問題はありません。【離婚の際の手順⑤】離婚届を出す離婚届を出せば、協議離婚が成立します。事前にいつ提出するかを決めて準備しておきましょう。離婚届の提出先離婚届は、本籍地または住所地の役所に提出します。なお、夫婦の本籍地は同じですが、既に別居していれば住所地が別のことはあります。この場合には、どちらの住所地に出してもかまいません。運転免許証などの本人確認書類を持参離婚届を出しに行く人は、本人確認書類として、運転免許証やパスポートなどを持参する必要があります。婚氏続称するなら「戸籍法77条の2の届」が必要離婚後に旧姓に戻らない「婚氏続称」の場合には、「離婚の際に称していた氏を称する届(戸籍法77条の2の届)」を提出します。離婚届と同時でなくても、離婚日から3か月以内なら提出できます。離婚手続きの手順に関するまとめ離婚に合意する離婚の条件を決める離婚届を用意する離婚協議書を作成離婚届を出す離婚届を出すまでの手続きの流れは、大まかには上記のような手順になりますので、理解しておきましょう。なお、状況によって上記のとおりにはいかないこともありますし、公正証書を作成する場合の必要書類などもケースバイケースです。細かいところは専門家に確認しながら、臨機応変に離婚手続きを進めましょう。
2019年06月19日【今週の悩めるマダム】私は54歳、夫は40歳。14歳の年の差夫婦なのですが、磯野貴理子さんの離婚報道を見てから不安な毎日を送っています。うちにも子どもはおらず、いつ夫が貴理子さんのご主人同様「やっぱり子どもがほしい」と言ってくるか気が気ではありません。若いコとの浮気くらいは覚悟の上ですが、離婚は避けたいです。(埼玉県在住・54歳主婦)僕はパリで暮らしていることもあり磯野さん側の言い分しか読んでいませんが、離婚の可能性も分かっていて彼女は結婚したんだと思います。“姉さん女房”なので、彼の幸せを考えたとき「それでいいんじゃないの」と自ら身を引いたのではないでしょうか。磯野さんとは直接の面識はありませんが、いつも番組を拝見していました。その豪快で底なしに優しいお人柄が読み取れますし、今回の件でさらに共感できるところが増えました。奥様の場合はご自分のほうが14歳も年上ですから、やはりご主人のほうが甘える関係性なのかもしれない。奥様がご主人に対して年上の妻として接することが多いなら、尚更気にされておいたほうがいいかと思います。僕は『サヨナライツカ』という小説の冒頭に「人間は常に傘を持って生きなければならない」という一言を添えました。“そうなるかもしれないな”という直感は、残念ながら大体当たるものです。“浮気されるかもな”と思うと浮気されることもあります。浮気くらいなら覚悟の上と書かれていますが、そういう気配を少しでも感じているならば、最悪のケースも起こりえると多少の自覚もあるわけで、ならば余計に覚悟を持たれたほうがいいでしょう。覚悟を持つことで、いかなる事態が起きても心の準備をすることができます。不安ばかり抱えて生きていても人間はどうにもなりません。1人で生まれて1人で死んでゆくのが人間の定めですから。運命というものを人間がコントロールすることも不可能です。離婚を何度も経験したからか、僕は“どんなに信じられないことでも起きる可能性がある”と常に考えながら生きるようになりました。いつ何が起きてもおかしくない世界なのだから、人生の傘と杖は持っていようと心に決めているのです。そして、もうひとつ大事なことは“愛した人に何が起きても許してあげる”という優しさです。もし磯野さんと同じ状態になったとしても、ご主人を許すという気持ちが奥様を救うことになるでしょう。このような覚悟を再確認された上で、もう一度ご主人と向き合ってみてください。いまよりもっと大きな愛で包み込んでください。奥様が選ばれた方ですから、きっと間違いありませんよ。年齢とか性別とか、そういうものから人間は解放されるといいですね。たくさんの愛を注いで、たくさんの愛をもらいましょう。まずは不安よりも、いまこの瞬間の愛が大事です。今日しかない、くらいの勢いでご主人を愛してください。その愛がある限り大丈夫。ただし、奴隷にならないように。常に対等じゃないとダメですよ。そして、こっそりと傘を隠し持っていてください。折り畳み式の傘のほうが隠しやすいかもしれませんね(笑)。【JINSEIの格言】離婚を何度も経験したからか、僕は“どんなに信じられないことでも起きる可能性がある”と常に考えながら生きるようになりました。奥様も、“人生の傘”を持っていてください。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年06月18日「亭主元気で、留守がいい」なんて言葉が幅を利かせた昭和の時代には、離婚は夫婦にとって「今生の別れ」とも言えるものだった。ところが平成に入ると、離婚件数はうなぎのぼりに増加。離婚はそれまでの「人生の一大事」から「まあ、よくあること」に。そして、それにともない、離婚後の夫婦の距離感も、徐々に近づいてきた感すらある。実際、テレビのバラエティ番組では、フラットな距離感で共演する元夫婦タレントが、違和感なくお茶の間に受け入れられているし、一般人でも、それぞれのSNSで離婚を報告しながら、その後もあっけらかんとツーショットをアップするケースも増えている。そこで今回は、離婚後の元夫婦たちの最新事情を徹底取材。別れた男女関係はいったいどんなふうに変わってきたのだろう。【読者の実例ケース・1】真田ゆかりさん(仮名・40歳・専門学校講師)29歳で3歳上の同僚と結婚しました。すごく好きだったのかと聞かれると微妙なのですが、当時は年齢も気になっていたものですから……。ただ、彼は仕事熱心で誠実な、いわゆる“いい人”でしたから、「まあ、いいかな」という気持ちでした。結婚後、立て続けに2人の子どもを授かったこともあり、夫婦関係は良好だったのですが、夫は子育てにはまるで関わらない人だったので、徐々に私のイライラが募っていくようになりました。仕事をしながらの家事・育児に忙殺される私を横目に、夫は「資格を取ってスキルをあげたい」などと無神経なことを言いだす始末。私のなかにあった愛情が冷え切ってしまうのは、時間の問題だったのかもしれません。そして、35歳のときに離婚。周囲の友人からは、「養育費はきちんともらえるの?」と心配されましたが、じつは私、その点だけは安心していたんですね。妙な話に聞こえるかもしれませんが、私は夫への愛情はなくなっていたものの、生真面目な性格だけは信頼していましたから。彼は、思ったとおりこれまで5年間、養育費は滞りなく払ってくれています。そういう恩義もあって、日曜日には子どもたちだけ彼に会いに行くという習慣も続けています。彼は「子どもと会いたい」という気持ちがとても強いんですよ。ちなみに私は現在、子どもを連れて実家に戻っているのですが、たまたまシングルマザーに手厚い自治体だったこともあり、生活には大きな支障もありません。そして、こういう環境になって気づいたのは、「夫としての期待」さえ捨てれば、彼のことを「人間としては」まだ信頼できるということ。子どもの送迎時に会うこともありますし、進学のことを電話で相談することもあります。彼にはもう感情的には何もありませんが、円滑に生活していくためには、こういう関係がしばらく続くのも悪くないかなと思っています。【読者の実例ケース・2】佐川麻巳さん(仮名・53歳・会社員)私は40歳(長女が中1、次女が小5のとき)で離婚しました。当初、私といっしょにいたいと言っていた娘たちですが、元夫が「パパは1人になったら東京でホームレスになる」と言いはじめたため、「ママは1人で生きていけるよね……」と夫の元に行くことになってしまいました。離婚後は、束縛が強く口うるさい夫と離れ、毎日が穏やかに暮らせるようになった半面、娘たちと離れてしまったことは本当につらかったですね。娘に会いに行っても、いつも元夫から「来るな!」って追い返されていましたし。きっと私に娘たちを取られることを恐れていたんでしょうね。ただその後、元夫から「ママに会えないと娘たちが不安定になるから」と連絡があり、ようやく会うことを許されました。娘たちが私の家に泊まりに来るようになると、元夫の家での様子もだんだん伝わって来ましたが、彼は娘たちが後ろ指をさされないよう、縫い物やお弁当作りも頑張り、なんとPTAの役員まで引き受けていたそうです。けっして私には弱音を吐きませんでしたが、彼なりに孤軍奮闘していたのでしょう。そんな様子を聞くと、やっぱりどこか「ほっとけないな」という気になりますよね。ですから、彼が娘たちとの関係に悩んでいるようなときは、「お茶でもしない?」と誘い出し、娘たちとの仲を取り持つようなこともしてきました。もちろん離婚そのものはつらかったですが、離婚によって、お互いの関係は確実にいい方向に変わりました。最近では、「きみならもっといい男と結婚できたんだろうけど、俺のせいで人生狂わせちゃったね」なんて殊勝なことを言ってくれるくらいですから(笑)。私はいま、仕事も恋愛も充実していますが、元夫になかなかいい出会いがないことだけが心配の種。元夫は娘たちに「パパが病気になったら面倒みてね」と言っているらしいのですが、それはさせられません。娘たちには「大丈夫、パパの面倒はママがみるよ」と言っています。淡々とした「ビジネスライク」な付き合いから、男女の関係を超えた「友達感覚」な関係……。それぞれの事情は異なるが、元夫との関係は「いい感じ」だという。これからの令和の時代には、離婚はけっしてネガティブな選択肢ではないのかもしれない。
2019年06月14日一度、離婚したらそれっきり。二度と顔も見たくない――。「亭主元気で、留守がいい」なんて言葉が幅を利かせた昭和の時代には、離婚は夫婦にとって「今生の別れ」とも言えるものだった。ところが平成に入ると、離婚件数はうなぎのぼりに増加。離婚はそれまでの「人生の一大事」から「まあ、よくあること」に。そして、それにともない、離婚後の夫婦の距離感も、徐々に近づいてきた感すらある。実際、テレビのバラエティ番組では、フラットな距離感で共演する元夫婦タレントが、違和感なくお茶の間に受け入れられているし、一般人でも、それぞれのSNSで離婚を報告しながら、その後もあっけらかんとツーショットをアップするケースも増えている。淡々とした「ビジネスライク」な付き合いから、男女の関係を超えた「友達感覚」な関係、果ては一度離れてみたことで互いのよさを見直せた「元サヤ」夫婦まで……。それぞれの事情は異なるが、元夫との関係は「いい感じ」だという。これからの令和の時代には、離婚はけっしてネガティブな選択肢ではないのかもしれない。若いうちの離婚は「心の整理9割、経済は1割」と語るのは、これまで500件の離婚を手がけてきた弁護士の原口未緒先生(44)。離婚後に新たな仕事に取り組んだり、再婚する可能性の高い年代は、お金でもめるよりも、一日も早い再出発が大切だからだ。一方、50代以上での離婚は、こうした可能性が低い半面、結婚生活で蓄えた財産も多いので、「お金」で折り合いがつくかどうかが幸せの分岐点だという。「ある程度の経済的余裕が見込めれば『幸せな離婚』も夢ではありませんが、離婚後の窮乏が目に見えているのであれば、生活のためと割り切って、夫婦関係を継続するほうが『幸せ』な場合も。私が相談者に『離婚したら何がしたいですか?』と尋ねると、『ホットヨガ』『ママ友とランチ』など、意外なほどささやかな願いを話してくれることがあります。おそらく夫の束縛が厳しく、自由がないためだと思いますが、これくらいなら離婚せずともできるはず。まずは勇気をもって夫への遠慮を捨ててみて。それだけでも夫婦の行き詰まりはだいぶ改善できると思いますよ」
2019年06月14日「先日、彼と電話で子どものことや仕事のことをあれこれと、気づいたら1時間半も話していたんです。こんなに話すなんて、自分でもびっくりしちゃいました」そう語るのはつちやかおりさん(54)。通話の相手は、20年近く連れ添った元夫の布川敏和さん(53)だ。「いっしょにいた期間は親きょうだいより長いので、お互いのことがよくわかるんです。離婚前はお互いの悪いところばかり目につきましたが、いまではいいところも見られるようになった感じですね。夫婦じゃなくなったことで、相手に求めるものがなくなったからでしょうか」つちやさんは、18歳から9年の交際を実らせ’91年に布川さんと結婚。ハネムーンベビーで’92年に長男(現在・俳優の隼汰さん)を、’94年に長女(モデルの桃花さん)、’01年に次女(花音さん)を授かったが、’14年6月に離婚を発表。当時つちやさんは、布川さんの度重なる浮気に手をやいていたと各紙で報じられている。「当時は、離婚の原因についていろいろと書かれました(苦笑)。でも、原因はひとつではなく、長い年月の間に積み重なってきたもの。もちろん“これで本当にダメだ”と感じた出来事はありましたが、それは2人とも墓場まで持っていくつもりです。その意味では、離婚の2年前に別居を始めたことで、実は私の中ではもう区切りがついていたんですね。戸籍上の離婚はしてもしなくても」離婚の理由は他人に語るようなものではないというつちやさんだが、けっして家族の絆が弱かったわけではない。次女の花音さんの難病治療や、それと前後して両親を相次ぎ亡くした布川さんのうつ病など、布川家には大きな試練が相次いで降りかかってきたが、いつも家族で一丸となって乗り越えてきた。そして、その中心となって家族を支えてきたのが、専業主婦として家庭に入っていたつちやさんだった。そんなつちやさんだからこそ、夫婦としてやり直す道を幾度も模索したという。「ずっと別れることばかりを考えていたわけではありません。もちろん楽しい日だってあるわけですから、もう一度やり直してみようかと思ったことも何度もありましたよ。でも、一度うまくいかなくなった者どうしがひとつ屋根の下で暮らしていても、事態は好転しないというのが私たちの結論でした。それに、敏和さんの体調不良をいっしょに克服したことで、私の中では“やりきった”という思いも強くなっていましたから」離婚の意思を固めて別居に踏み切ったつちやさんだが、唯一気がかりだったのは次女の花音さんの存在だった。長男と長女はすでに成人していたが、末っ子の花音さんは、そのときまだ11歳。「離婚が子どもに与える影響は心配でしたが、当時の私は末っ子の花音が成人するまで待つことはできなかったので彼女を連れて家を出ることにしました。とにかく彼女と本気で向かい合うことを心がけましたね。彼女はまだ幼かったけれど『本音で話したいから、聞いてくれる?』と正面から向き合うようにしたんです。お互いの気持ちを曖昧にごまかしたままだったら、いまの関係は築けなかっただろうと思います」
2019年06月14日「ふっくん」こと布川敏和さん(53)との約20年に及ぶ結婚生活にピリオドを打って5年。別れた夫婦が「いい感じ」になるための秘訣をつちやかおりさん(54)に聞きました。「先日、彼と電話で子どものことや仕事のことをあれこれと、気づいたら1時間半も話していたんです。こんなに話すなんて、自分でもびっくりしちゃいました」そう語るのはつちやかおりさん。通話の相手は、20年近く連れ添った元夫の布川敏和さんだ。「いっしょにいた期間は親きょうだいより長いので、お互いのことがよくわかるんです。離婚前はお互いの悪いところばかり目につきましたが、いまではいいところも見られるようになった感じですね。夫婦じゃなくなったことで、相手に求めるものがなくなったからでしょうか」つちやさんは、18歳から9年の交際を実らせ’91年に布川さんと結婚。ハネムーンベビーで’92年に長男(現在・俳優の隼汰さん)を、’94年に長女(モデルの桃花さん)、’01年に次女(花音さん)を授かったが、’14年6月に離婚を発表。夫婦という関係を解消してから5年、つちやさんには、自分自身でも意外な変化があったという。「結婚前は本当に早く仕事を辞めたかったんです。当時、敏和さんはアイドルとしての全盛期でしたから、会う時間が全然取れなくて。いつでもいっしょにいられるように早く芸能界をやめて、結婚したいって(笑)。それがいまでは、仕事を受けすぎてマネージャーにも怒られるくらいの変わりぶりです」実際、現在のつちやさんは舞台やテレビのバラエティから、本の出版、講演など仕事が切れることがない。さらにはグループホームで暮らす認知症の母親の介護経験から、介護関連の資格取得も目指しているという。もちろん、冒頭のエピソードのように、布川さんと長電話ができるような関係になれたということも、当時のつちやさんには考えられなかった大きな変化だろう。「かといって『2人でランチでもしようか』ということにはならないんです。犬を預ける都合でしょっちゅう顔を合わせてはいるんですけど。もはや親戚のおじさんですね(苦笑)」たしかに“親戚のおじさん”とはランチに行く関係にはならないが、子どもたちが自立し、一人暮らしをしている布川さんのことはどう思っているのだろう。「早く新しい奥さんをもらってほしいですね。だって、もし彼に何かあっても、まだ子どもたちに面倒を見させるわけにはいきませんから。じゃあ、私なの?ってことになっちゃうでしょ(笑)」元夫である布川さんとの関係を屈託なく語るつちやさんだが、昨年の夏には“家族5人”の写真をブログに掲載して話題となった。「花音が留学先から帰国したときだったんですけど、どうする?パパも呼ぶ?ってことになって。敏和さんも楽しそうにしていました。けっこう緊張していたんでしょうね。途中で真っ青になって倒れちゃったんです。あとで『本当に体調が悪かったんだよ』と言っていましたが、子どもたちは大爆笑でした」この先も、子どもが結婚したり、孫が生まれたりすれば、もちろん顔を合わせる機会はあるとつちやさんは言う。「離婚から5年たってようやく、こういう関係もありかな、と思えるようになりましたが、それにはお互いが同じ距離感じゃないとだめなんでしょうね。どちらかに未練やわだかまりが残っていると成り立たないと思います。そう考えると、いまは本当に“いい感じ”に落ち着くことができていると感じています」
2019年06月14日「磯野さんが今のマンションを購入したのも、元夫・Tさんが経営するバーから徒歩数分のところにあるためです。彼が通いやすいよう、『少しでも愛する夫の役に立ちたい』という彼女なりの愛情だったのですが……」5月19日、12年に再婚した24歳年下の男性・Tさんとの離婚を発表した磯野貴理子(55)。6月2日には自身が出演するドラマ『つばめ刑事』(ひかりTV)の完成披露挨拶に出席。共演者から離婚についてイジられる場面でも、「ついこの間、離婚しまして。でも、おかげさまでこんなに元気になりました。つば九郎と一緒にドラマの宣伝をさせてもらっています!」と明るく語っていた。「5月末に磯野さんは大ファンである東京ヤクルトスワローズの始球式に参加しましたが、オファーがきたのは直前でした。それでも『絶対やらせて!』と引き受けたのは、“好きなことをしている間だけは離婚のつらさを忘れられる”という思いがあるのでしょう。また離婚後にバラエティ番組にほとんど出演していないのも、元夫に批判が集中しないよう気遣っているのだと思います」(知人)人前で気丈にふるまう磯野。しかし、苦悩は続いていた――。「実は離婚発表後も、磯野さんのマンションへTさんが毎日のように出入りしているんです。仕事場へもマンションから通っており、着替えるためだけに立ち寄ることもあるそうです。それどころか、駐車場に自分の車を止めているといいます。マンションの住人たちも『まだ出ていかないの……』とため息をもらしています」(前出・知人)5月末日、本誌も磯野の自宅マンションから出てくるTさんの姿を目撃。現在の生活について聞くと「お話しするつもりないんで」と渋い表情で立ち去っていった。夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんはこう語る。「全国でどのくらいあるかは不明ですが、こうした事例は非常にまれです。ほとんどの夫婦は離婚する前にまず別居を選択します。私は今までに約8千人の離婚相談を受けてきましたが、そのなかで離婚後すぐに家を出て行かず、一定期間夫婦で一緒に暮らしていたケースは4~5件しかありません」離婚の理由について、自身のレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で磯野はこう語っていた。「(元夫が)『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……」自ら離婚を切り出したともいえるTさん。それなのに、なぜ今も磯野のもとに居座り続けるのか。高草木さんは続ける。「単純にお金がなかったり、引っ越し先が決まらないといった現実的な問題があるのではないでしょうか。ですが大抵の人はパートナーに離婚を言い出す前に、離婚後のシミュレーションなり準備をしています。そういった意味でTさんは、磯野さんの優しさに甘えている部分があるといえるでしょう。ほとんどの女性は離婚後に姓が変わるため、さまざまな手続きをしなければなりません。ただでさえ忙しいわけですから、いつまでも居座られるのは迷惑でしょう。これから数カ月、数年とたっても出て行かない場合、磯野さんの新たな恋愛や再婚にも悪影響が出てくると思います」それでも磯野には、Tさんの“自宅出入り”を許す理由があった。「磯野さんは決してTさんのことを嫌いになって離婚したわけではありません。Tさんが過去に女性への暴行騒動で非難を浴びたときは、誰よりも彼のことをかばっていました。今回も『子どもが欲しい』という彼の気持ちを尊重して、前向きに離婚を選択したのだと思います。14年に磯野さんが脳梗塞で倒れた際に寄り添っていたのもTさんでした。彼女は『彼は命の恩人』と、とても恩義を感じているといいます。だからこそ、彼のことは今でも気にかけているのでしょう。再出発をできる限り応援したいと考えているようです」(芸能関係者)磯野は17年6月13日号の『婦人公論』で、こう語っていた。《緊急入院以来、私の事務所との連絡、仕事関係の人とのやりとり……全部一人でやってくれていましたから。飄々としていたけれど、神経をすり減らすような毎日だったのでしょうね。本当に感謝しています》常にTさんのことを一番に考えていた磯野。たもとを分かった今でも、彼への感謝は変わっていないのだろう。そうした元妻の優しさを感じ取ってか、Tさんにも変化が見られているという。「最近は心を入れ替えて、バーの経営に力を入れているようです。必死に切り盛りしたかいもあって、お客さんも徐々に増えてきていると聞いています。『いつまでも磯野さんの好意に甘えて迷惑をかけるわけにはいかない。早く独り立ちしなければ』という彼なりの思いがあるのでしょうね。近いうちに磯野さんのマンションからも離れると決めているそうですよ」(別の知人)6月上旬、本誌は今の“同居”生活について聞くべく、仕事に向かう磯野に声をかけた。「Tさんへのお気持ちを聞かせていただけないでしょうか」しかし磯野は笑顔で「ごめんなさい」とだけ言い残し、去っていった。突然の離婚発表から3週間。嘆息の日々は、2人の新たな関係に向かって少しずつ変わり始めていた――。
2019年06月11日://専業主婦の人は、経済的には夫に頼って生活しているはずですから、離婚後自立して生活していく方法を考えておかなければなりません。シングルマザーの貧困が取り沙汰されていますが、離婚して生活に困らないためには、しっかりした準備が必要です。本記事では、専業主婦が離婚したい際に知っておきたいポイントをまとめていますので、参考にしてください。専業主婦が離婚するならお金が必要専業主婦が離婚するとき、お金の問題は重要です。準備が不十分なまま離婚すれば、悲惨なことになります。離婚後に継続的に収入を得られる手段を確保し、離婚時に夫からもらえるお金は忘れずに受け取っておきましょう。【離婚後のお金について①】養育費や手当だけでは生活できない離婚するとなると、その後は夫の収入に頼って生活するわけにはいきません。子供がいる場合でも、夫から受け取れる養育費は子供の生活費のみですから、自分の生活費は自分で稼ぐ必要があります。母子家庭には児童扶養手当も支給されますが、養育費と手当を合わせても、それだけで生活が成り立つことはないのが普通です。専業主婦の人も、離婚後は仕事を見つけて働かなければなりません。結婚と同時に仕事を辞めた人も、仕事を探して再就職する必要があります。児童扶養手当はどれくらいもらえる?離婚して母子家庭になった場合、条件を満たしていれば、児童扶養手当(母子手当)を受給できます。児童扶養手当の金額は一律ではなく、前年度の収入を基準に支給金額が決まります。専業主婦だった人は前年度の収入がゼロですから、子供が1人の場合1か月あたり約4万2,000円、2人目がいれば約1万円加算、3人目以降がいれば1人につき約6,000円が加算されます。しかし、働いて収入が増えると、次年度から手当の金額は減ることになります。また、児童扶養手当支給の基準になる収入には、元夫からの養育費の8割も加算されます。養育費をたくさんもらっていると、児童扶養手当の金額は少なくなるということです。児童扶養手当を受給するには?児童扶養手当を受給するには、役所に毎年現況届を提出しなければなりません。また、5年以上継続して受給していると、自立に向けて努力していることや病気で働けないことを証明しなければ、支給額を減らされてしまいます。働けるのに働かず、手当だけもらい続けるということはできないのです。離婚後の生活設計を考えるとき、児童扶養手当をアテにしすぎるのは危険です。児童扶養手当は、働いて十分な収入が得られるようになるまでの間、足りない生活費を補充してくれるものと考えましょう。【離婚後のお金について②】仕事はいつ探す?仕事を探しても、すぐに見つかるとは限りません。離婚を考えたら、早い段階から仕事探しを始めましょう。子供を抱えて働くとなると、保育園や学校の都合がありますから、勤務時間にも制約が出てきます。希望する条件の職場が見つかっても、実際に働いてみたら合わないこともあるでしょう。離婚後、急に仕事を辞めなければならなくなったら困るはずです。離婚前に仕事を探し、その職場でやっていける目途が立ってから離婚した方がよいでしょう。【離婚後のお金について③】離婚時に夫から慰謝料はもらえる?離婚するときに、夫から慰謝料を払ってもらえないかも考えてみましょう。一方的に離婚原因を作った側に対しては、慰謝料を請求できます。たとえば、夫の浮気が原因で離婚に至った場合、夫に対して慰謝料を請求できます。慰謝料の相場は200~300万円程度ですから、離婚後の生活の元手として役立てることが可能です。夫に慰謝料を請求したい場合でも、離婚後3年を経過してしまうと時効になってしまいます。慰謝料をもらうのであれば、早めに請求しましょう。【離婚後のお金について④】専業主婦でも財産分与で2分の1をもらえる離婚するときには、財産分与という形で、婚姻期間中築いた財産を分けることができます。財産分与では、専業主婦でも2分の1の割合で財産を取得できるのが原則です。たとえば、夫名義になっている預貯金でも、結婚している間に貯めたものであれば、半分を分けてもらうよう請求できます。財産分与を請求できる期間は離婚後2年間と限定されているため、権利があるものについては忘れずに請求しましょう。【離婚後のお金について⑤】夫がサラリーマンなら年金分割を忘れずに!夫が会社員や公務員の人は、年金分割の手続きもしておきましょう。年金分割は、婚姻期間中の厚生年金保険料の納付実績を分ける制度です。離婚時に夫の納付実績を分けてもらうことで、将来の年金受取額が増えることになります。年金分割を希望する場合には、離婚後2年以内に年金事務所で手続きが必要です。専業主婦の場合、平成20年4月1日以降の納付実績については「3号分割」となり、自分1人で年金分割の手続きができます。一方、平成20年3月31日以前の納付実績については、夫の同意を得て「合意分割」の手続きをしなければ分けてもらえません。離婚するなら夫に養育費を請求できる子供がいるなら、夫に養育費を請求できます。離婚するときには、養育費についての取り決めもしておきましょう。専業主婦でも親権を取ることは可能専業主婦であっても、親権を取ることはできます。親権者を決めるとき、収入の多い少ないは関係ありません。収入の少ない側が親権者になっても、他方が養育費を払って補えば問題ないと考えられるからです。養育費の相場は?養育費を決めるときには、裁判所で使われている養育費算定表を参考にします。たとえば、夫が会社員で年収400万円、妻が年収0円、子供の年齢は全て14歳以下と仮定した場合、養育費の相場は子供の人数によって次のように変わります。子供1人の場合…4~6万円子供2人の場合…6~8万円子供3人の場合…6~8万円養育費を確実に払ってもらうには?離婚時に養育費について約束しても、きちんと払ってもらえるとは限りません。協議離婚の場合には、養育費の取り決めを公正証書にしておきましょう。公正証書があれば、差押えして養育費を回収しやすくなります。夫が納得いく額の養育費を払ってくれない場合には、離婚調停を申し立て、裁判所で解決する方法があります。調停が成立すれば裁判所で調停調書を作ってもらえるので、それに基づき差押えが可能です。[adsense_middle]離婚後の住まいの確保は重要離婚すれば、通常はそれまで住んでいた家を出て行かなければなりません。離婚するなら、住む場所を確保しておきましょう。【離婚後の住まいについて①】持家やマンションに住み続けることはできる?結婚している間に購入した家やマンションがある場合、離婚後もそこに住み続けたいと思うことも多いでしょう。住宅ローンが残っていない場合、夫と話し合って合意すれば、財産分与で家をもらうことも可能です。一方、住宅ローンが残っている場合には、家の名義変更は原則的にできません。住宅ローンの残っている夫名義の家に妻が住み続けることにはリスクがあります。離婚するときには、新しい住まいを探した方が安心です。【離婚後の住まいについて②】公営住宅に入れば家賃を抑えられる生活費の中で、大きな割合を占めるのが住居費です。住居費を抑えるためには、都道府県営住宅、市営住宅、町営住宅などの公営住宅に入るのがおすすめです。自治体によって、シングルマザーは公営住宅に優先的に入居できる扱いがされているところも多くなっています。離婚調停になっている場合には、裁判所発行の証明書を提出することにより、離婚成立前でも優遇してもらえることがあります。【離婚後の住まいについて③】民間住宅を借りるには保証人が必要離婚後、民間の賃貸住宅を借りて住む場合には、保証人も用意しておく必要があります。保証料を払って保証会社に依頼すれば、常に保証人なしで賃貸住宅を借りられるわけではありません。まず保証会社の審査に通らなければなりませんし、保証会社と連帯保証人の両方が必要になる物件が大半です。親が生きていても、高齢の場合には保証人になれないことがあります。親戚や知人など、保証人を頼める人がいないかどうか考えておきましょう。離婚の手続きに関するまとめ専業主婦が離婚するときには、経済的不安を解消するために、準備にしっかり時間をかけましょう。養育費や慰謝料、財産分与について知識をもっておくことも必要ですが、まずは自身の自立が最優先です。離婚後の生活設計について十分考えた上で、離婚を進めるようにしましょう。
2019年06月09日「私はいまだに、なぜこんな目に遭ったのだろうかという思いでいます。義母の介護がなければ、私たちは離婚には至らなかったのだと思います」’01年に離婚成立後も「悶々と考え続けている」と語るのは、離婚専門弁護士として活躍する原口未緒さん(42)の母・原口ふじ江さん(71)。話す内容とは裏腹に、声が大きく、エネルギッシュな明るい雰囲気の女性だ。ふじ江さんは薬剤師として65歳まで勤め上げ定年退職。いまは東京都下の一戸建てで長男と2人暮らし。長女として生まれ、その背中を見続けてきた未緒さんは、「もっと早く離婚に応じていたら母は人生をやり直すこともできたのにとも思います」と語る。ふじ江さんは24歳のとき、実兄の東大時代の友人である男性と結婚した。元夫は当時、公務員だったが、結婚後に「夢が諦められない」と一念発起し、司法試験に再挑戦。30歳で合格した努力の人だった。「ジャニーズ系のイケメンで『こんな人がいるの?』とぽーっとなってしまったんです。弁護士として事務所を独立後、一人前になるまでは私の給料だけでやりくりをして、家計費を請求したことはありませんでした」長女と長男に恵まれ、家族4人、つつましくも幸せな日々を送っていたが、ふじ江さんが30歳になったばかりのころ、すでにこのとき肝硬変を患い、余命宣告も受けていた義母を在宅介護する生活が始まる。しかし、このときの選択を、ふじ江さんは悔い続けることになる。「義母は身の回りのことは自分でできたので、子どもたちを保育園に預け、仕事を再開したんです。義母にとっては私が子どもを連れて出勤したほうが、静かでくつろげるかなと思って。義母は『自分の食べるぶんは自分で』というので、買い物だけを私がして、夕食は好きなメニューを自分でこしらえていた。でも、それがいけなかったんです」義母は2週間で倒れてしまい、搬送され、緊急入院となる。ふじ江さんは毎日仕事が終わると介護のため病院へ駆けつけていたが、結局帰らぬ人となってしまう。そして、このことが、元夫の心がふじ江さんから離れてしまう原因となる。元夫は、この期間の介護について、後に「何から何まで至らないことばかりだった!」と、調停や裁判で主張。入院中の介護も、「訪れても洗濯ばかりして、部屋で付き添うことをしなかった」と指摘された。「私は義母には誠心誠意尽くしたつもりでしたから、なぜなのか?と信じられない思いでした」ふじ江さんは悔しさをにじませるが、未緒さんはこう分析する。「母の『私なりに尽くした』というのは独りよがりなんです。『お父さんはどうしてほしいの?』と尋ねたことは一度もありません。母は自分がしたいことをしているだけで、相手がしてほしいことではないということ。そんな行き違いも離婚の原因かもしれません」最後の手段ともいえる、介護離婚という難しい結論。離婚するかしないか、その分岐点はどこにあるのか。未緒さんは次の4つをあげる。【1】夫の“妻への思いやり”「義父母の介護について「自信がない」とあなたが言ったとき、『悪いね』という夫からの思いやりは感じられますか?まずは感情的にならず話し合うこと。責めるのではなく、いまの自分の気持ちを伝えるように努めてみて。まったく伝わらなければ離婚も視野に」(未緒さん・以下同)【2】夫の“親への依存度”「夫の親への依存度はどのくらいですか?彼の人生において親からの自立は物心共に難しく、施設に入所してもらうことが精神的にも経済的にも不可能な状況で、夫はただあなたに介護を担わせようとするのであれば、離婚を考えることもやむなしかも」【3】妻の“介護スキル”「実際問題として、あなたに介護スキルはありますか?仕事をしているほうが断然好きで、『料理や掃除など家事全般は苦手』というなら、介護スキルは低いでしょう。介護に向いていないのであれば自己犠牲の気持ちは拭えません。自立できるなら離婚もありかも」【4】妻の“自立のための経済力”「1~3で『離婚も視野に入れたほうがよさそう』とわかっても、まずは2人でとことん話し合うことが大切。また経済的自立(仕事、財産分与、年金)は介護離婚をする大前提。それが難しいなら、夫を経済的な関係と割り切り、感情の処理に努めるほうが懸命です」両親の係争を長年見つめてきた未緒さんは、一時は母親に同情し、父親に反発し、疎遠にもなった。しかし同じ弁護士として活動するうちに父親の気持ちも理解できるようになったという。「父のような完璧主義者は、求める水準も高い。母はそういう要求に応えられる人ではない。母は家事全般があまり好きではないから介護には不向きです。どちらかというと仕事をしているほうが生き生きしている。そういう人は介護を担っても自分が犠牲になっているという意識がどこかにあり、うまくいきません」
2019年06月07日「“介護離婚”の多くは熟年離婚になりますが、熟年離婚は経済的に厳しいのが現実です。それでも精神の解放を求めて『離婚したい!』と思うなら、一度きりの人生、後悔のないようにしてほしいですね」そう語るのはマネーセラピストの安田まゆみさん。最後の手段ともいえる、介護離婚という難しい結論。そんな介護離婚についての知っておくべきお金の話を安田さんに聞いた(会社員の夫を持つ専業主婦」を想定)。「まず、婚姻中に夫婦が築いた共同財産は離婚時に財産分与の対象になり、基本は夫婦半々。預貯金のほか夫の厚生年金や結婚後に購入した自宅などが対象です」(安田さん・以下同)一聞すると収入の少ない主婦にとっては福音だが、いざ試算すると現実は甘くない。「たとえば40~50代の夫婦なら、子どもにお金がかかる時期なので、いざ介護離婚となっても預貯金が少ないことがほとんど。仮に自宅を売却しても多くはローンの残債もあり、1,000万円も残ればいいほうです。そうすると、妻がもらえるのは500万円にすぎません。介護が始まると身動きがとれなくなることが多いので、不安がある人はいまのうちに正社員などの安定した職を得て、かつ共同財産の額を増やしておきましょう」離婚には初期費用も必要だ。「安く見ても引っ越し関連で80万円。また、裁判や調停費用に備えて、80万円は用意しておきたいところです」いっぽう60代以降ともなると、就職は難しい。そのため、夫の退職金などまとまった財産があればそれを分け、あとは年金分割でやりくりすることが基本になる。「現在、夫婦合わせた年金の支給額は月に22万~23万円ぐらいです。そのうち、仮に妻の年金受給額が老齢基礎年金(6.5万円)と結婚前に加入していた厚生年金を合計した7万円だとしたら、夫の受給額は差し引き約15万円。このうち、年金分割の対象になるのは夫の老齢基礎年金分を除いた8.5万円のなかから、勤めていた期間のうちの結婚期間分だけなので、妻がもらえるのは半分で多くても4万円弱。つまりこの場合、離婚後の年金収入は7万円+4万円強で月11万円と少しです。財産分与があれば手元のお金は増えますが、離婚後も数十年生きることを考えれば、1カ月あたりのプラスは数万円でしょう」なお、夫に介護を丸投げされたことが離婚の火種になったとしても「それで慰謝料を請求するのは難しいでしょう」と安田さん。離婚を検討するなら、まずは“いまできること”を考えてみよう。
2019年06月07日「私はいまだに、なぜこんな目に遭ったのだろうかという思いでいます。義母の介護がなければ、私たちは離婚には至らなかったのだと思います」’01年に離婚成立後も「悶々と考え続けている」と語るのは、離婚専門弁護士として活躍する原口未緒さん(42)の母・原口ふじ江さん(71)。話す内容とは裏腹に、声が大きく、エネルギッシュな明るい雰囲気の女性だ。ふじ江さんは薬剤師として65歳まで勤め上げ定年退職。いまは東京都下の一戸建てで長男と2人暮らし。長女として生まれ、その背中を見続けてきた未緒さんは、「もっと早く離婚に応じていたら母は人生をやり直すこともできたのにとも思います」と語る。ふじ江さんは24歳のとき、実兄の東大時代の友人である男性と結婚した。元夫は当時、公務員だったが、結婚後に「夢が諦められない」と一念発起し、司法試験に再挑戦。30歳で合格した努力の人だった。「ジャニーズ系のイケメンで『こんな人がいるの?』とぽーっとなってしまったんです。弁護士として事務所を独立後、一人前になるまでは私の給料だけでやりくりをして、家計費を請求したことはありませんでした」長女と長男に恵まれ、家族4人、つつましくも幸せな日々を送っていたが、ふじ江さんが30歳になったばかりのころ、転機となる義母の介護が始まった。「義母は助産婦として長年働き、義父と建てた家で長男と同居していました。ところがあるとき長男の事業が連鎖倒産してしまい、担保にしていた持ち家も追い出され、次男である元夫が義母を引き受けることになったのです」ふじ江さんは「夫が大切に思っている母親を介護するのは当然」と快く承諾した。3歳の未緒さんと1歳に満たない長男を抱え、すでにこのとき肝硬変を患い、余命宣告も受けていた義母を在宅介護する生活が始まる。しかし、このときの選択を、ふじ江さんは悔い続けることになる。「義母は身の回りのことは自分でできたので、子どもたちを保育園に預け、仕事を再開したんです。義母にとっては私が子どもを連れて出勤したほうが、静かでくつろげるかなと思って。義母は『自分の食べるぶんは自分で』というので、買い物だけを私がして、夕食は好きなメニューを自分でこしらえていた。でも、それがいけなかったんです」義母は2週間で倒れてしまい、搬送され、緊急入院となる。ふじ江さんは毎日仕事が終わると介護のため病院へ駆けつけていたが、結局帰らぬ人となってしまう。そして、このことが、元夫の心がふじ江さんから離れてしまう原因となる。元夫は、この期間の介護について、後に「何から何まで至らないことばかりだった!」と、調停や裁判で主張。入院中の介護も、「訪れても洗濯ばかりして、部屋で付き添うことをしなかった」と指摘された。さらに決定的だったのは、義母の入院後、「仕事は辞めて介護に専念してほしい」と元夫に促されたとき、とっさに「女の働く権利を認めないの?」と反論してしまったことだった。未緒さんがこう解説する。「母はいつも一言多いんです。なぜそこでそんなことを言わなければならないの?というような間の悪さなんです」この直後から夫の浮気の痕跡を感じながら、ふじ江さんは仕事を続け、日々を過ごしていた。そして長男が小学6年生になったころ、夫から「ある女性に子どもができた」と告白される。当初は「認知だけはするが、お前と離婚はしない」と言っていたため、ふじ江さんは「私は妻なのだから」と毅然としていた。相手の女性が出産をしたと知ると、おむつを持って見舞うこともした。しかし次第にその女性は元夫との結婚を望むようになり、調停、そして離婚訴訟へと進む。そして夫側は「母親の介護から始まった妻への不信感が払拭できず、夫婦関係は修復できない」と長年の別居を理由に、離婚を主張。「私は義母には誠心誠意尽くしたつもりでしたから、なぜなのか?と信じられない思いでした」ふじ江さんは悔しさをにじませるが、未緒さんはこう分析する。「母の『私なりに尽くした』というのは独りよがりなんです。『お父さんはどうしてほしいの?』と尋ねたことは一度もありません。母は自分がしたいことをしているだけで、相手がしてほしいことではないということ。そんな行き違いも離婚の原因かもしれません」両親の係争を長年見つめてきた未緒さんは、一時は母親に同情し、父親に反発し、疎遠にもなった。しかし同じ弁護士として活動するうちに父親の気持ちも理解できるようになったという。「父のような完璧主義者は、求める水準も高い。母はそういう要求に応えられる人ではない。母は家事全般があまり好きではないから介護には不向きです。どちらかというと仕事をしているほうが生き生きしている。そういう人は介護を担っても自分が犠牲になっているという意識がどこかにあり、うまくいきません」ふじ江さんは自虐的にこうつぶやく。「ずっとどん底ですよ。もう一度人生をやり直したいの」しかし、未緒さんはこう励ます。「夫がいたらいたで、介護とかお世話が大変よ。お母さんのような人は悠々自適に生きていれば、それなりに幸せなのよ――」
2019年06月07日夫婦仲が悪くなると、会話もなくなり、「家庭内別居」と呼ばれる状態になることがあります。家庭内別居になったら、そのことを理由に離婚できるのでしょうか?本記事では、家庭内別居が離婚理由として成立するかどうかについて説明します。家庭内別居から離婚する場合の注意点についても知っておきましょう。家庭内別居とはどんな状態?誰でも一度は耳にしたことがある「家庭内別居」。いったいどのような状態なのかを知っておきましょう。家庭内別居の定義「家庭内別居」は法律用語ではありませんが、一般によく使われている言葉です。「家庭内別居」に、厳密な定義はありません。夫婦としての関係は破綻しているにもかかわらず、離婚することなく同居している場合に、「家庭内別居」と呼ばれます。家庭内別居の状態では、夫婦間に会話が全くなくなっているのが普通です。寝室はもちろん、食事も別々というケースもあります。家庭内別居が続くと熟年離婚になりがち日本では、離婚率自体はそれほど上がっているわけではありませんが、離婚全体に占める熟年離婚の割合が増えています。家庭内別居が続くと、夫婦関係修復が困難になり、熟年離婚になる可能性が高くなります。家庭内別居の夫婦がどれくらいいるのかのデータをとるのは困難ですが、熟年離婚が増えていることで、家庭内別居も増えていることが推測されます。家庭内別居になるケースとは?別居や離婚との違いを知っておこう「家庭内別居するくらいなら、離婚した方が良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、離婚や別居の選択ができず、家庭内別居となることはよくあります。家庭内別居になるケースとしては、次のような場合が考えられます。別居したいけれどできない理由がある夫婦の関係性が悪くなると、離婚するか否かの結論を出す前に、まず別居という選択肢をとることもあります。しかし、別居すると経済的困難が生じる場合や、持家があってどちらも出て行きたくない場合などは、すぐに別居というわけにもなかなかいきません。このような場合には、家庭内別居せざるを得ないことになります。離婚したいけれど親権について決まらない子供がいる場合、離婚時にどちらが親権者になるかを決めなければなりません。親権を取りたい場合、離婚前でも子供と別居すれば不利になってしまいます。離婚時の親権が不安な場合にも、家庭内別居することがあります。明確な原因がなく家庭内別居になることもある家庭内別居になった原因がよくわからないことも珍しくありません。結婚生活に不満やストレスを感じている場合、いつの間にか夫婦の会話がなくなり、生活も別々になってしまうということがあります。家庭内別居は何年か続くと離婚理由になる?離婚をするときに問題になるのが、離婚理由です。家庭内別居が離婚理由になるかどうかを知っておきましょう。裁判で離婚するには離婚理由が必要離婚理由とは、裁判になった場合に離婚が認められる理由(法定離婚原因)です。離婚理由がなくても双方が合意すれば協議離婚ができますが、一方が離婚に納得しない場合には、離婚理由が必要になります。家庭内別居はそれだけでは離婚理由にならない別居が長期間続いている場合には、法定離婚原因のうち「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当する可能性があります。長期間の別居により、婚姻関係は実質的に破綻していると考えられるからです。家庭内別居を長期間続けた場合でも、別居の場合と同様、婚姻関係は破綻していると思うかもしれません。しかし、家庭内別居というだけでは、婚姻関係は破綻しているとはみなされないのが通常です。[adsense_middle]家庭内別居で離婚が認められるケースとは?家庭内別居自体を理由に離婚することはできませんが、次のようなケースでは離婚できる可能性があります。浮気がきっかけになっている家庭内別居となったきっかけが離婚理由となるようなものであれば、離婚は可能です。たとえば、どちらかの浮気をきっかけに、家庭内別居になることもあるでしょう。浮気(不貞行為)は離婚理由になりますから、浮気をきっかけに家庭内別居になった場合には離婚できます。生活費を渡さないたとえ家庭内別居の状態であっても、婚姻中である以上、夫婦は生活費を分担する義務(婚姻費用分担義務)があります。家庭内別居中、相手が必要な生活費を渡してくれないなら、悪意の遺棄として離婚理由に該当します。家庭内別居を終わらせるにはどうすればいい?家庭内別居を終わらせるには、夫婦関係を修復するか、離婚を進めるか考える必要があります。家庭内別居からの夫婦関係修復は可能?家庭内別居になったとしても、夫婦関係修復が不可能なわけではありません。ただし、放っておいて自然に修復できる可能性はきわめて低いでしょう。また、家庭内別居が長引くほど、修復が難しくなってしまうことは言うまでもありません。夫婦関係修復をしたいなら、自分から相手に働きかけることが必要です。会話が全くなくなっているなら、あいさつからでも始めてみましょう。いきなり面と向かって関係修復について話し合うよりも、ちょっとしたきっかけから少しずつ会話を増やしていく方が効果的です。家庭内別居からの離婚の切り出し方家庭内別居になっている場合でも、離婚については慎重に切り出した方がよいでしょう。協議離婚するには、夫婦が離婚に合意しなければなりません。たとえ家庭内別居であっても、相手が離婚にNOと言えば、簡単に離婚はできないということです。「婚姻関係は実質的に破綻しているんだから、相手は離婚に応じれくれるはず」という思い込みは危険です。強引に離婚を進めようとすれば、相手は意固地になって離婚を拒否することもあります。相手の気持ちも確認しながら話を進めるようにしましょう。家庭内別居で離婚する場合の注意点家庭内別居の後、離婚することになれば、慰謝料や財産分与で夫婦の関係を清算しなければなりません。家庭内別居後の離婚で注意すべきことを確認しておきましょう。①家庭内別居中の浮気でも慰謝料が発生する家庭内別居では夫婦としての関係が破綻しているため、どちらかが浮気をする可能性も高くなります。家庭内別居になっている状態で浮気をした場合、慰謝料が発生するのかという問題があります。婚姻関係が実質的に破綻していれば、不貞行為は認められず、慰謝料は発生しないのが原則です。そのため、別居している夫婦の場合には、一方が浮気をしても、他方が慰謝料請求できないことがあります。家庭内別居の場合には、裁判になっても、婚姻関係が破綻しているとまではみなされないのが一般的です。家庭内別居中に浮気をすれば、離婚時に慰謝料請求される可能性があります。②家庭内別居は財産分与には影響を与えない財産分与では、離婚時の夫婦の財産を2分の1ずつに分けるのが原則です。しかし、離婚する前に別居が先行している場合には、別居時が財産分与の基準時となります。離婚前に家庭内別居の期間があっても、家庭内別居が開始したときを基準として財産分与を行うということはありません。通常どおり、別居時や離婚時を基準として財産分与を行います。家庭内別居に関するまとめ家庭内別居は、別居とは違います。同居している以上、婚姻関係が破綻しているとはみなされにくく、通常は離婚原因にもなりません。家庭内別居の状態で浮気をしたとしても、不貞行為として慰謝料が発生する可能性があります。家庭内別居から離婚したい場合には、相手と話し合って、離婚に合意する必要があります。夫婦関係の清算のため、きちんと話し合いをし、円満離婚を目指しましょう。離婚問題で困ったら専門家に相談することが大切親権や養育費・慰謝料など、離婚問題でお悩みの場合は法律のプロに相談することをおすすめします。でも、どうやって法律のプロを探せばよいのか戸惑う方も多いはず。。日本法規情報では、日本全国3000人以上の専門家の中からあなたの要望に沿った専門家を案内することが可能です。もちろん、相談窓口や専門家案内は無料なので、まずはお気軽に相談することをおすすめします。
2019年06月05日シンガーのファーギー(44)が、名前を結婚前のものに戻したいと裁判所に申し立てを行ったとTMZが報じている。ファーギーは2007年に俳優のジョシュ・デュアメル(46)と結婚。2013年に本名のステイシー・アン・ファーガソンから、ファーギー・デュアメルへと法的に改名していた。しかし2017年に関係は破局。夫婦は別居を続けていたが、ファーギー側が先月31日に離婚を申し立てた。ファーギーは5歳になる息子アクセルくんの共同親権と、前述の再改名を求めている。夫のデュアメルは離婚申請前から堂々と別の女性とデートを楽しんでいる。昨年にはポッドキャストで「もっと子どもが欲しいから、若い女性といっぱい出会いたい」と話していた。
2019年06月04日ネバダ州クラーク郡の裁判所が、ニコラス・ケイジとエリカ・コイケさんの離婚を正式に認めた。ニコラスは3月にラスベガスでエリカさんと結婚後、わずか4日で婚姻無効を申請し、世間を驚かせていた。ニコラスは婚姻無効を求めた書類で、結婚の当日についての詳細を明かしていた。2人ともひどく酔っぱらっていたといい、エリカさんが勧めるまま衝動的に結婚。当時のニコラスには自分の行動が引き起こす影響を認識・理解する判断力がなかったと事情を説明。また、エリカさんが「犯罪歴があること、ほかの人とも恋愛関係にあること」をニコラスに伝えず結婚したことから、詐欺の上に成り立った結婚であるとも主張していた。3月23日、結婚から数時間後にこのようなことをめぐってか、「ベラージオ」の外で激しく口論する2人の姿が撮影されている。ニコラスが婚姻無効を申請したおよそ1か月後、エリカさんは自分たちの“結婚”は合法的であるから、別れるなら“離婚”に合意し、配偶者手当を求めるとニコラスに対抗した。「TMZ.com」が取得した裁判所の記録によれば、ニコラスが主張した婚姻無効は叶わず、離婚が認められたとのことで、エリカさんに配偶者手当を支払うかは不明。(Hiromi Kaku)
2019年06月04日「ジャズ歌手や喜劇役者をしていたのは60年も昔の話。当時の私を覚えていない人も多いでしょう」俳優・柳澤愼一(86)さんは静かに語り始めた。昭和30年から50年代にかけて軽妙な演技と美声で一世を風靡した柳澤さん。実は“戦後芸能界スピード離婚第1号”という記録の持ち主でもある。’57年に人気女優だった故・池内淳子さん(当時23歳)と結婚したものの、わずか3カ月で破局。2人とも離婚理由について語ろうとしなかったが、バッシングを受けたのは柳澤さんだった。「親族や世間からどんなことを言われても、一切の弁明もしなかったため、おかげで私は『女性の敵!』とたたかれました。仕事も激減したのです」その後もアメリカのドラマ『奥さまは魔女』吹き替え版ではダーリン役を担当したり、時代ドラマに出演するなど、芸能活動を続けてきた。だが今回はなんと61年ぶりに『兄消える』(東京・渋谷『ユーロスペース』ほかで上映中。5月31日からテアトル梅田など、全国で順次公開予定)で映画主演を務めることに。「離婚直後の’58年夏に公開された『酔いどれ幽霊』以来になります。プロデューサーがいろいろなツテをたどって、私を捜し出してオファーをしてくれました。その熱意と映画に懸ける思いに報いたいと思ったのです。もちろん主演を務める不安もありましたが、たとえ赤っ恥をかいたところで、もう86歳ですからね。開き直りもありました」ストーリーは性格が対照的な老兄弟を中心に進む。柳澤さんはいわくありげな女性を連れて、40年ぶりに実家に帰ってきた自由気ままな80歳の兄・金之助を熱演。親が残した町工場を細々と営む、真面目な76歳の弟・鉄男はベテラン俳優・高橋長英が演じた。「せりふもけっこうすんなり覚えることができました。ちゃらんぽらんな役を真面目に演じるのは非常に難しいこと。でも、私は結局負けず嫌いなんでしょうね」足腰が悪いため、日常生活ではつえを使用しているが、あえて演技中は使わなかった。そんな苦労を感じさせない軽妙な芝居が展開される。「金之助のさりげないせりふ『人生に無駄なことは何もない』に作品のテーマが集約されていると思っています。私はこの作品を『遺作にする』という覚悟で臨みました。『早く上映しないと、死んじゃうよ!』と周りに言い続けていたので、ついに公開されて喜びもひとしおです(笑)」
2019年06月03日七曲署の“マミー刑事”を演じていた長谷直美さん(63)。私生活でも39歳で結婚し、フランスで子育てに専念していたが、54歳で離婚。その日からまた女優に戻ることを決意する――。「『太陽にほえろ!』の“ゴリさん”こと竜雷太さん(79)。当時は、近寄りがたい雰囲気を醸し出していて怖かったんですが、今回の撮影ではとってもおだやか。『直美、久しぶりだなぁ、元気か?』と、ニコニコ顔で迎えてくれました。一方、DJ役・西山浩司くん(58)は、かつてのコミカルなイメージとちょっと違って、なかなかシブい性格俳優になっていた(笑)。あれから30年以上たったいま、こうして再び映画で共演できたのが、何よりうれしい。みんな元気でいるからこそですね」満面の笑みを浮かべて話すのは、女優・長谷直美さん。伝説のテレビドラマ『太陽にほえろ!』シリーズに“マミー刑事”こと令子役で出演したほか、『俺たちの朝』など多くの人気作品に登場している彼女だが、映画『悪い女はよく稼ぐ』(6月8日公開)でキャリア45年目にして、初の主演を務める。長谷さんの、女優としてのキャリアの転機は、出産・結婚だった。「幼なじみで、フランスに留学してそのままフランスに住み、ポルシェ関連のコンサルタントをしていたのが、主人です。’95年7月に39歳で長女を出産後、12月に婚姻届を日本で提出。フランスで新生活が始まりました。母になったときに決めたのは、『10年間は、母親として、娘にすべてを捧げよう』ということ。フランスでは、子どもが10歳になるまでは、1人で外出させてはいけない法律があるんですが、文字どおり、片時も娘から離れない生活をつづけたんです」そんな、異国の地での幸せな親子3人の暮らしだったが、夫婦の間にはいつしか溝ができ、’10年に離婚となる。長谷さん54歳、長女の寧さんが高校1年生のときの決断だった。「離婚の原因は、一言で言えば、『価値観の違い』です。長年連れ添ったけれど、結果、そうなった。たとえば、生命保険の購入を考えて主人に相談したとき、『なんでボクが死んだ後に、お金を残さなきゃいけないの?』というのが彼の考え方だった。人から見れば『そんなことで?』と思うかもしれませんが、なにかにつけて“大きく違う”ことに気づいたんです。そして「これじゃあ、娘を守れない」と思った」母になって以後、「すべては娘のために」と女優業を封印して母親業に専念してきた長谷さんにとって、夫の考え方は、無責任に映ったのだ。しかしいざ離婚というとき、15歳の娘が選択したのは「父親と暮らす」ことだった。少しうつろな目線で、長谷さんは振り返る。「愕然としましたね。出産してからその日まで、『子どものことを何から何までやってきたのは私だ』という思いがありました。学校の送り迎えはもちろん、私も一緒にフランス語を習得しながら全教科を勉強していたので、2倍の時間がかかります。算数には公文式も加えて、かなり厳しい姿勢で机に向かわせていました。私としては娘が“言葉の違い”で勉強が遅れてしまったり、イジメにあったりしないようにと心配だったのですが、今思えば、損な役回りだったと思います」そのかいあって、寧さんは小・中学校でクラスのトップの成績となり、クラス委員も務めた。「でも父親は気楽な立場。娘に、ただ甘い顔をして、何でも買い与えるような人でした。15歳の娘にとっては、父との暮らしのほうが“楽しい”と映ったんでしょう。私は『いつかはわかるときが来るから』と言っただけで、それ以上、弁明はしませんでした……」アクションもできるアクティブな女優として活躍してきた長谷さんは、「言葉より行動」で、最愛の娘に伝えようと思った。「そのために自分の仕事を究めなければと思いました。現地で女優をするなら英語の習得が必須。私はロンドンに渡り、演劇学校で英語と芝居を学ぶことにしたんです」その1年間は、「人生でいちばん、頑張った日々だった」と目を見開いて説明する。「12時間以上は勉強しましたね。学校では、通常授業の後に、発音の勉強をオプションで追加してもらいました。歩いて移動するときも、イヤホンでヒヤリングしながらでしたし。授業料は年間200万円以上。慰謝料なしの離婚だったので、日本の友人に頭を下げてお金を借りました。シェアハウスに住んで、1日5ポンド(=700円ほど)で、やりくりしながらの生活です」映画『悪い女はよく稼ぐ』は、監督をはじめ『太陽にほえろ!』の元スタッフや出演者たちが大勢関わっているということで話題のサスペンスフルなアクション。「『太陽にほえろ!』のメンバーも、裕次郎さん、松田優作さん、地井武男さん……。何人かがすでに亡くなっています。その分まで、私が元気で生きなきゃって」
2019年06月01日離婚を考えているけれど、すぐに離婚を進めるのではなく、当面の間別居したいと思うこともあるでしょう。別居するときには、生活費の問題や、将来離婚するときのことも考えておかなければなりません。本記事では、離婚前に別居する際には、どのような点に注意しておいたらよいかを説明します。離婚の前段階として、必要な準備をした上で別居をしましょう。離婚前に別居した方がいいケースとは?離婚の前に、婚姻関係を続けたまま別居という選択肢をとることがあります。離婚前に別居した方がいいのは、次のようなケースです。離婚した方がよいかどうか迷っている離婚は子供や周りの人への影響も大きいですから、簡単に決めるべきではありません。「もう離婚するしかない」と思っても、別居して冷却期間を置くことで、「もう一度頑張ってみよう」という気持ちになることがあります。離婚したいけれど相手が離婚に応じてくれない離婚は一人でできるわけではなく、原則的に相手の同意が必要です。相手の同意がない場合には、法律上の離婚原因(浮気など)がない限り、離婚はできません。離婚を希望する理由としては、「性格の不一致」を挙げる人が最も多くなっています。しかし、性格の不一致はそれだけでは法律上の離婚原因になりませんから、相手が応じてくれないと離婚は困難です。このような場合、長期間別居すれば、法律上の離婚原因である「婚姻が継続し難い重大な事由」に該当する可能性が高くなり、離婚が認められやすくなります。どれくらいの年数別居すれば離婚できる?何年別居すれば離婚できるかについては、明確な基準があるわけではありません。一般には3年程度の別居で離婚できると言われますが、あくまでケースバイケースです。たとえば、長期間別居していても頻繁に会っているような場合には、夫婦関係が破綻しているとは言えず、離婚しにくくなります。今すぐではなくタイミングの良い時期に離婚したい離婚すると、名字を変えたり転居したりすることもあります。子供がいる場合などは特に、進級や進学のタイミングに合わせて離婚したいと思うことが多いでしょう。お互いが離婚に合意していてもすぐに離婚届は出さない場合、一緒に暮らすのも窮屈ですから、離婚までの間は別居を選ぶことがあります。とにかく離れたい相手の浮気があった場合などには、とりあえず相手に出て行ってほしいと思ったり、自分が実家に帰りたいと思ったりすることもあるでしょう。離婚するかどうかは後で考えるとして、とりあえず一緒にいたくないので別居するケースもあります。DVを理由に離婚したい相手のDVがある場合、離婚の話をすれば余計に暴力をふるわれる可能性があります。DVの場合には、別居して安全な場所に避難してから離婚手続きを進めるべきです。DVのケースでは、相手に居場所が知られると危険なこともあるでしょう。各地域に設けられている配偶者暴力相談支援センター(DV相談支援センター)に相談すれば、別居や離婚について情報を提供してもらえるほか、一時的に避難できるシェルターも紹介してもらえます。別居するなら生活費を請求しよう別居して世帯が分かれると、お金の管理もそれまでと同様にはいかなくなります。別居中でも相手に生活費を払ってもらうことはできます。別居するなら、生活費の請求も忘れないようにしましょう。夫婦は別居中も婚姻費用の分担義務がある別居していても夫婦であることには変わりありません。夫婦は助け合って生活するのが前提ですから、別居中も生活費(婚姻費用)の分担義務があります。別居により足りなくなる生活費は、相手に請求することが可能です。別居中に生活費として請求できる金額別居中、生活費としてどれくらい請求できるかは、裁判所が用意している婚姻費用算定表を参照して決めることができます。生活費には、衣食住にかかる費用のほか、医療費や教育費なども含まれます。お金の取り決めは書面にしておくのが安心別居中の生活費については、夫婦間できちんと取り決めをしておきましょう。口約束では守ってもらえない可能性がありますから、「別居合意書」として書面に残しておくのが安心です。別居合意書には、別居期間、受け渡しする生活費の金額、子供との面会のルールなどを記載しておきましょう。別居合意書は、公証役場で公正証書にすることもできます。公正証書にしておけば、約束どおりの支払いがない場合に、強制執行することも可能になります。生活費を払ってくれない場合には調停を申し立てる相手が別居中の生活費を払ってくれない場合、家庭裁判所に婚姻費用分担請求調停を申し立てする方法があります。婚姻費用分担請求調停を申し立てると、裁判所で相手と生活費の金額について話し合うことができます。話し合いで合意できない場合には、審判手続きに移行し、裁判官が婚姻費用の額を決定します。裁判所で婚姻費用が決まった場合には、裁判所で調停調書や審判書が作られます。相手が約束どおり生活費を払ってくれない場合には、調停調書や審判書にもとづき強制執行が可能です。[adsense_middle]別居する場合に注意しておくべきこととは?別居するときには、将来離婚するときのことも考えておきましょう。別居する場合の注意点をピックアップしてみます。別居を理由に慰謝料を請求されることもある夫婦は民法上、同居する義務があります。正当な理由がなく一方的に別居した場合、同居義務違反となり、離婚時に慰謝料請求される可能性があります。離婚の慰謝料の相場は50万円から300万円程度です。慰謝料発生の原因が同居義務違反のみの場合には、慰謝料はそれほど高額にはなりませんから、50万円程度と考えるとよいでしょう。別居する場合にも、できれば相手と話合いをし、承諾を得た方が安心です。別居合意書を作成しておけば、別居について両者が合意していることの証拠にもなります。なお、DVの場合には、相手の同意を得る必要はありません。身の安全の確保を最優先にしましょう。財産分与は別居時点が基準になる離婚するときには、夫婦の財産を分ける財産分与を行います。財産分与は、離婚時の財産が基準になるのが原則です。しかし、別居が先行している場合には、別居時が財産分与の基準時になります。たとえば、別居時点で夫名義の預金残高が1,000万円であった場合、離婚時点に残高が600万円に減っていたとしても、1,000万円を基準に財産分与します。他の財産がないと仮定すると、夫は妻に対して、600万円のうち500万円を渡さなければならないことになります。ただし、すべてのケースにおいて別居時が基準となるわけではありません。裁判になった場合、不動産や株式など価格が変動する財産については、離婚時が基準になることが多くなっています。財産分与については、原則として別居時を基準としながら、状況に応じてケースバイケースの判断をするということです。長期間別居していれば相手の方から離婚を要求される可能性も長期間別居を続けると、他の離婚理由がなくても、離婚が認められやすくなります。長期間の別居により夫婦関係が破綻しているとみなされ、「婚姻を継続し難い重大な事由」があると判断されるからです。相手が浮気した場合、有責配偶者である相手の側からは原則として離婚を請求できません。しかし、浮気の後長期間別居すると、相手の側から離婚を請求される可能性も出てきます。離婚したくない場合でも、相手との関係修復を図らないまま長期間別居を続けていると、離婚させられてしまうことがありますから注意しておきましょう。離婚前の別居に関するまとめ離婚前に別居するときには、生活費について取り決めしておきましょう。別居後に離婚を考えているときには、慰謝料や財産分与についても意識しておくべきです。離婚しないまま長期間別居を続けると、そのこと自体が離婚原因になります。夫婦としてやっていく意思がない場合には、どこかで離婚の覚悟を決めた方がよいでしょう。困ったら誰かに相談することが大切親は一人で悩まず、誰かに相談することも大切です。学校にはスクールカウンセラーもいるでしょうし、地域で相談機関も用意されているはずです。何もかも一人で抱え込む必要はありません。誰かに相談して助けを求める力も、親には必要ということを知っておきましょう。
2019年05月28日5月19日、磯野貴理子(55)はレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で離婚を発表した。共演者の松居直美(51)は顔を手で覆い号泣。森尾由美(52)も目に涙を浮かべた。「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……」磯野は目に涙を浮かべながらも、明るく気丈に語っていた。そんな彼女の姿は、視聴者の胸を打った。ネット上では《涙が止まらない》《子どもを望まれたら何も言えないよ》などの声が続出。「子どもが欲しい」というTさんには《最初からわかっていたはずなのに》といった批判もあった。磯野は09年、7歳年下の元マネージャー・Sさんと離婚。そして12年、24歳年下の男性・Tさんと再婚した。当時、磯野は48歳だった。夫婦問題カウンセラーの高橋知子さんはこう話す。「たしかに『子どもが欲しくなった』という理由で離婚するケースが最近、特に増えています。30代だと4割ほど該当するのではないでしょうか。『子どもがいなくてもいい』と言って結婚しても、まわりは子どもを授かっていく。そうしたなかでどちらかの気持ちが変わり、夫婦間のズレが生じることも少なくないようです。ところが今回のような“もともと妊娠が期待できない年齢”で結婚したのに『やっぱり欲しい』となるケースはまれです。磯野さんはつらかったでしょう。どうしようもないことですから……」前出の番組で、磯野はTさんについて「むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」と語っていた。別れてもTさんへの配慮を続ける磯野。前出の夫婦問題カウンセラーの高橋知子さんはこう語る。「最近の55歳は若いですし、再婚も可能です。磯野さんも新たな恋を楽しんでほしいですね」感謝を忘れない磯野にはきっと、明るい未来が待っているはずだ。
2019年05月28日「それはもう、仕方のないことだと思います。むしろ、よく今まで一緒におってくれたなと……」と語るのは、離婚を発表した磯野貴理子(55)の実母だ。12年、48歳のときに24歳年下の男性・Tさんと再婚した磯野。14年に脳梗塞を発症したが、Tさんが献身的に支えてくれたという。「Tくんはね、いい人なんです。脳梗塞になったときも救急車を呼んでくれたり、食事の世話などもしてくれていましたから。貴理子も、いつも感謝していました」実母は自らを納得させるかのように、「仕方ない」という言葉を繰り返した。だがその裏には、娘への思いも垣間見えた――。■5月19日、磯野はレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で離婚を発表した。目に涙を浮かべながらも、明るく気丈にこう語っていた。「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……(中略)むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」本誌は両親の思いを聞くべく、三重県にある磯野の実家を訪ねた。だが実母は冒頭のように、Tさんへの感謝を語るばかりだった。「Tくんのためには、(離婚の決断が)早くてよかったんです」そう話す実母。磯野の離婚はこれで2度目だった。1度目は、7歳年下の元マネージャー・Sさんと09年に離婚。母はかつて、本誌に磯野についてこう語っている。「あの子もSさんも子どもを欲しがっていました。親戚や知り合いに子どもができたのを『いいなあ、いいなあ』って。病院へ治療にも行っていましたし……」そんななかでTさんと再婚。Tさんと子どもがいない人生を歩んでいくはずだった。だからこそ、実父も複雑な思いのようだ。本誌にこう語る。「子どもがほしいということを最初にわかっていたなら、結婚しなければよかったと思いますし……。どんな話でこうなったのかはよくわかりません。でも仕方ないことです。日がたつにつれて、考えに変化が出てきたのでしょう……」実は実父も脳梗塞で倒れたという。離婚発表を前にした、今年1月のことだった。「リハビリもかねて、2カ月ほど入院しまして。3月末にようやく退院しました。おかげさまで、今ではよくなりました。貴理子も脳梗塞になりましたけど、Tさんに助けてもらいました。命の恩人なんです。その後もいろいろ世話をしてもらいました。だからあの子も、感謝の思いのほうが大きいのでしょうね」最後までTさんへの感謝を語る実父。しかし、最後にこうポツリと本音も漏らしていた。「貴理子は離婚の原因を言っていました。最初の離婚も今回も、原因の100%が貴理子にあったわけではないですから……」
2019年05月28日「急なんだけどさ、私、離婚することになって。離婚するのよ!」5月19日、磯野貴理子(55)は『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)でこう離婚を発表した。「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……」磯野は目に涙を浮かべながらも、明るく気丈に語っていた。「むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」笑いながら24歳年下のTさんに感謝の思いを伝える姿は、視聴者の胸を打った。ネット上では《涙が止まらない》《子どもを望まれたら何も言えないよ》などの声が続出。「子どもが欲しい」というTさんには《最初からわかっていたはずなのに》といった批判もあった。磯野は09年、7歳年下の元マネージャー・Sさんと離婚。そして12年、24歳年下の男性・Tさんと再婚した。当時、磯野は48歳。2人で“子どものいない人生”を歩んでいくはずだった。だが今回、2人は袂を分かつこととなってしまった。Tさんの知人は言う。「Tさんはどんどん派手になっていきました。爽やかなイメージからワイルドな印象へと変わり、女性客からもモテていました。お店を深夜に閉めた後には、よく六本木にある有名サパークラブに出かけていました。有名人やキャバクラ嬢も出入りするお店で、一晩で数十万円以上使っていたことも。『貴理子さんのお金でお店をやっているのに大丈夫かな』と心配の声も上がっていました」本誌はTさんに話を聞くべく、彼が都内で経営するバーへと向かった。このバーは磯野が開店のために出資したお店。ちょうネクタイに白いワイシャツでビシッと決めたTさんが立っていた。しかし話を聞こうとすると「取材はお断りしているので……」と一言。そして「僕も、疲れているんです」と言葉少なに答えた。その後、日付も変わった深夜1時30分ごろにTさんが店から出てきた。その足で向かったのは磯野の住むマンションだった。『はやく起きた朝は…』の収録時点で磯野はTさんが「まだ家にいる」と語り、離婚届の提出は「これから」と語っていた。だが放送後、すでに離婚届は提出したと報じられていた。それでも、いまだに同居は続いていたのだった――。
2019年05月28日タレントの磯野貴理子さん(55)がレギュラーを務めている番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で、12年から結婚していた24歳年下の夫と離婚したことを発表。その理由に、世間がザワついています。「夫に『自分の子どもが欲しくなった』と言われたから」と離婚した原因を語った貴理子さん。同じくレギュラーの松居直美さん(51)は、それを聞いて号泣。ストレートすぎる言い分と悲しい現実に、世間でも賛否両論が巻き起こっています。結婚時の貴理子さんは48歳。彼女もこういった未来は予想していたのかもしれません。とはいえ面と向かって「子どもが欲しいから」と伝えるのは、やはり酷なもの。離婚発表後には、貴理子さんを応援するような発言が多数よせられていました。しかし、本当の離婚理由は当人にしかわかりません。大きな反響を呼んだ離婚発表でしたが、私たちはここから何を受け止めればいいのでしょう。■離婚告白で露呈した全女性が抱える悩みと男性の思い込み今回の離婚報告後に、まず反応を見せたのが世の女性たちです。タレントのLiLiCoさん(48)は「『自分の子どもがほしい』っていう理由……」と出演番組で絶句し、涙しました。SNSでも多くの女性たちが、彼女の心に想いを寄せていました。筆者も今回ニュースを聞いて正直なところ、不安感と悲しさを強く抱きました。『子どもができないと結婚継続は難しい』これはある意味、“究極の切り札”をチラつかされたようなものです。自分も同じようになるかもしれない……という不安もさることながら、「女は子どもを産めないとダメなのか……」と定期的に話題となる“女と子ども論”を思い出し、居心地の悪さを覚えてしまったのです。それと同時に、男性のなかに『結婚=子どもを持つこと』という価値観が強くあることを再認識しました。だからこそこの問題は本質的には双方どちらも悪くないし、仕方ないことですし、多くの人の心に刺さる話題となったのではないでしょうか。■磯野貴理子さんの未来が、より良い未来でありますように個人的に言われたら逆ギレしてしまいそうな離婚理由ですが、他人がアリナシを言うことではないのも分かっています。だからこそ、お茶の間をいつも明るくしてくれる貴理子さんにはもっと幸せになってほしい。子どもがいなくても、結婚していなくても。筆者は現在、30代中盤です。だからこそ、「そういった素敵な女性が一人でもいると、年齢を重ねる楽しさと安心感が増すなあ」と勝手に思ったりもするのです。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年05月26日磯野貴理子(55)が5月19日放送の「はやく起きた朝は…」(フジテレビ系)に出演し、離婚を発表。その発言内容が波紋を呼んでいる。09年に1度目の離婚を経験した磯野は、12年9月に24歳年下の一般男性・Aさんと再婚していた。番組で離婚を報告した磯野はAさんとの年の差について触れ、「覚悟はしていた。向こうから言い出した」と明かした。また離婚の理由についてTさんに訊ねたところ「自分の子どもが欲しい」といわれたという。磯野は「そらそうだと思って。『そうだよね。分かった』って」と話しながらも、その目は涙で潤んでいた。磯野といえば14年10月、脳梗塞で緊急入院。Aさんが異変に気づいたため、大事には至らずに済んだという。当時、磯野の父は「こうやって命を助けてもらって、そのあともお世話してもらってるわけですから。そりゃあ(再婚して)良かったんと思います」と感謝の思いを語っている。そして磯野もまた、そんなAさんのために変わろうとしていた。「2人の年齢差を気にして、若さをキープするための努力も続けていました。近年は『夫婦の時間を大切にしたい』と言って、仕事もセーブしていたこともありました」(テレビ局関係者)15年5月、当のAさん自身が本誌で磯野についてこう語っている。「毎日ボトル半分は開けていたウィスキーも、いまはピタリとやめて一滴も口にしていません。“たまには飲みたくならないか”と聞いたら、『全然。だってもっと仕事も続けたいし、あなたとずっと一緒に暮らしていきたいから』って(笑)」だがその願いはかなわなかった。今月15日「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演した際、リハビリに励んだ当時を回想。「やっぱり今でも左手のほうに力が入りにくかったり、少しは残ってます」と後遺症について明かしたばかりだった。そんななかで“心の支え”をなくした彼女に、Twitterでは心配の声が上がっている。《別れた旦那さんて、脳梗塞の時にいち早く気づいて病院連れてってくれたんだよね。すっごい年下だけどすっごい愛されてるんだなぁって思った記憶が……》《脳梗塞の初期症状を旦那がすぐに見つけたことによって今の磯野貴理子がいることと年齢の差はどうしても埋まらないこととなど考えると泣くことしかできないな》《磯野貴理子さんにはしあわせになってもらいたい》
2019年05月20日磯野貴理子(55)が24歳年下のバーテンダー夫・A氏と離婚したことを、一部スポーツ紙が報じた。磯野は03年12月に「かしまし娘」正司照枝(86)の長男で自身のマネジャーだった男性と結婚したが、09年に離婚した。その後、A氏との交際がスタート。12年8月5日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)でA氏がプロポーズし、翌月再婚した。記事によると何度も度も話し合いを重ね、双方が納得した上での離婚だったという。「結婚前から元夫と共同でバーを経営していましたが、Aさんはあまり商売が上手ではありませんでした。そのため貴理子さんはよく店で飲んでは、足りない分の売り上げを補填していました。14年10月に脳梗塞を発症。その際はA氏が献身的に貴理子さんを支えていましたが、以後は貴理子さんの酒量が減ったこともあって店に行く回数も減っていたそうです」(テレビ局関係者)磯野は19日放送のフジテレビ系レギュラー番組「はやく起きた朝は…」で離婚に至った詳細について説明した。離婚を切り出したのは元夫だったという。磯野は「理由聞きたいじゃない。待ってたら『自分の子供が欲しいんだ』って言われて。『そうだよね、うんうんうん、分かった分かった』って。『自然なことだよ、当たり前じゃないの』って言って、別々の道を歩くことになって、そういう報告です」と話した。「バー経営への資金提供からはじまって、子づくりの話まで……。結局、貴理子さんはAさんの“わがまま”を受け入れ続けてきました。20歳以上と年下の夫に、最後まで強く言えなかったようです」(前出・テレビ局関係者)ネット上では磯野に対して《笑いながら話す貴理子さんに涙が止まらない》など、同情の声が飛び交っていた。
2019年05月19日「番組のスタッフの中にも、ユースケさんが離婚していたことを知っていた人は誰もいませんでした。その瞬間も、共演者、スタッフとも、いつもの冗談だと思っていました」(テレビ局関係者)4月27日放送の『100まで楽しむつもりです』(テレビ朝日系)で、昨年6月に離婚していたことを公表したユースケ・サンタマリア(48)。前妻は、本誌が同棲をスクープした元OLの年上一般女性(49)だった。番組では「離婚の10年前から別居していたんです」と、さらなる告白をして共演者たちを驚かせた。6年間の遠距離恋愛と7年間の同棲生活という“13年間の交際”を実らせ、結婚したのが04年5月。「よく笑うし、明るい。すごい背が低くて、ムーミンに出てくるミイにそっくり」と入籍発表の席で、満面の笑みで語っていたユースケ。しかし、甘い結婚生活は4年間で終了。10年の別居の後の離婚だった。「結婚当初はすごく幸せそうでした。ユースケさんは健康オタクで、嫌いなものは口にしないんです。奥さんは『みそ汁に玉ねぎが入っていないだけで機嫌が悪くなる』と話していたこともありました。彼女の行きつけは、近所の安いスーパー。500円玉貯金もする倹約家の一面もありました」(知人)この知人によると、素顔のユースケは、とても神経質だという。「家の中では縦のものを横にもしないぐーたら亭主で、だから何でも面倒みてくれる年上女房がよかったみたいなんですね。本人いわく『仕事で十分刺激をもらっているから、家に帰ってまで緊張したくない』と。ダラーっとさせてくれる包容力に引かれるので、尻に敷かれているくらいがちょうどよかったらしいです」そんなユースケは自ら“年々、自分が偏屈になる”と語っていた。《歳をとるにつれ、いろんなことが大丈夫になっていくと思ってたら、自分は歳をとるにつれ、いろんなもんがダメになっていくんです。いまは温泉とかも気持ち悪い。海外旅行も大嫌い。移動とかダメです。新幹線で大阪行くのも、クタクタに疲れます。車の移動もダメになってきました》(『SWITCH』17年12月号)結婚後、彼の表情は日に日に疲労の色が濃くなっていった、と制作スタッフは振り返る。「ユースケさんは自分で30分かけて必死に目元のクマにコンシーラーを塗っていましたね。長年、面倒を見続けた奥さんも、エスカレートする彼の偏屈ぶりに『もう無理!』と匙を投げ、ユースケさんが出ていくかたちでの別居スタートだったようです」現在、ユースケが住んでいるのは、有名人たちが多く住む東京都内の高級マンションだ。「越してきたのは、5年以上前。ファミリータイプの部屋が多いマンションで、何度か帰宅したところをお見かけしましたが、奥さんと一緒のところは見たことがありません」(同じマンションの住人)妻が27年目にして突き付けた三行半の平成離婚。平成28年度の最高裁判所のデータによれば、同居期間が20年以上の熟年夫婦の離婚件数は昭和60年と比較すると1.8倍強と増えている。夫婦問題カウンセラー・高草木陽光さんはアラフィフ離婚についてこう語る。「一般的に、子育ても一段落しますし、バブル期にバリバリ働いていた人たちなので、仕事も容姿も自信がある。自分の人生のために、前向きな意味での離婚となります。『元号も変わったし、気分を変えたい。だから離婚する』という心情は理解できます」四半世紀をともに過ごした元妻のためにも“再起”を期待したい。
2019年05月16日俳優のユースケ・サンタマリア(48)が4月27日放送のテレビ朝日系「100まで楽しむつもりです」で、昨年6月に離婚していたことを公表した。ユースケとお笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹(51)、フリーアナウンサーの高島彩(40)が出演。現代において明るく元気に楽しく自分のライフスタイルを貫く人々に注目し、”人生を楽しむヒント”を学ぶ同番組。この日の放送でユースケは「平成から令和に、どうしても持ち越したくないことがあって」と切り出し、「俺ね、離婚したんです」と告白した。ユースケは13年の交際を経て、04年5月に2歳年上の一般女性と結婚。離婚した時期を「去年の6月です」と明かし、「その前10年別居していたんです」とさらに衝撃の告白をしたのだ。これまで隠していたわけではなかったというが、公表しなかった理由を「聞かなきゃ言わないし、(相手が)一般の方なので発表するのも何だしさ」と説明。「いまはとにかく遊びたい」と心境を明かした。「結婚会見まで行っていたユースケさんですが、その後は現場でほとんど家庭のことを話さなくなっていました。そのため、いつの間にか現場でも聞きづらい雰囲気に。だからこそ、約1年間も離婚したことが明るみに出なかったのです。ただ普段から軽妙なトークで場を盛り上げてくれていましたが、人知れず苦悩を抱えていたようです」(テレビ朝日関係者)晴れて“独身宣言”して新元号を迎えるが、どんなお相手と新たな恋を育むのかが注目される。
2019年04月27日結婚生活は楽しいことばかりではありません。時にはイラっとして「あ~あ、なんでこんな人と結婚しちゃったんだろ!」と夫に対して思う時もあるでしょう。では、世の妻たちは夫の仕事や年収について、どんな不満を持っているのでしょうか?今回は、与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスターが20~49歳の既婚女性600人を対象に実施した第6回「離婚したくなる亭主の仕事」調査の結果をご紹介しましょう!■ 妻が最も不満に感じる「夫の年収」はいくら?調査ではまず、「夫の仕事に対する満足度」について尋ねました。ふじよ / PIXTA(ピクスタ)「夫の仕事に不満がある」と答えたのは全体の47.2%。前回から1.8%減少しているものの、およそ半数の妻たちが夫の仕事を快く思っていないことが分かります。プラナ / PIXTA(ピクスタ)中でも、最も不満が多いのは30代で53.5%も!20代は前回の53.5%に比べ46.0%と大幅に減少しているのが目立ちます。年収毎に見ると、「夫の仕事に不満がある」と答えた女性が最も多かったのは「300万円未満」の66.7%。前回から14.7%のジャンプです!その後、不満は緩やかに減少し、「1,000万円~1,500万円」ではかなり少ない14.3%。しかし、1,500万円以上でまた大ジャンプ!「1,500万円以上」と答えた妻の40.0%と、年収が高ければいいいというものではないようです。CORA / PIXTA(ピクスタ)もしかしたら、年収が1,500万円以上の夫は忙しすぎて家を空けることが多く、かえって妻が不満を抱くのかも!?Ushico / PIXTA(ピクスタ)次に、「夫の仕事が原因で離婚したい」という妻の確率を見てみましょう。全体平均は9.2%と1割に満たず、不満度の高い300万円以下でも15.8%に留まっているのに、1,500万円以上がなんと40.0%も!高給取りすぎるとかえって夫婦仲がぎくしゃくするものなのでしょうか……。■ 夫の仕事に不満を感じる主婦の理由1位は?調査では次に、「夫の仕事に不満がある」と答えた人の理由を聞きました。すると、圧倒的に多かった理由は「給料が低い」(73.5%)!2位は「残業が多い」(37.1%)、3位は「休みが少ない」(19.1%)という理由でした。ほかにも、「福利厚生が不十分」、そしてズバリ「ブラック企業」など、夫が勤務する会社の勤務形態や待遇の悪さに辟易している……という妻が多いようです。foly / PIXTA(ピクスタ)ブラック企業に勤務して疲弊する夫と、給与や休日、福利厚生を含む待遇の悪さに憤る妻……という構図が浮かび上がってきそうですね!以上、妻たち600人に聞いた「離婚したくなる夫の職業」についての調査結果をご紹介しましたが、いかがでしたか?BlueBeans / PIXTA(ピクスタ)この世の中「就職難」と言われますが、手に職をつければ転職だって可能なはず。家庭不和や離婚に繋がる前に、どうしたら仕事環境を改善できるか夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか?【参考】※第6回「離婚したくなる亭主の仕事」調査 夫の年収1,500万円でも妻は離婚希望?!
2019年04月25日「占いで、今年は決断の年と言われたの。10年間は安泰だって」4月上旬、都心の高級ホテルのロビーで独特の低い声が響いた。同じ劇団に所属する俳優で夫の土屋良太(51)と4月1日に離婚を発表したばかりの、渡辺えり(64)だ。2人が結婚したのは96年。渡辺が旗揚げした劇団内でご法度だった恋愛で、彼女からプロポーズ。当時、13歳の年の差婚が話題になった。「結婚後も2人の収入格差は埋まらず、願っていた子どもを授かることもありませんでしたが、それでも2人は一緒にいることを選びました」(芸能関係者)円満だった2人の、突然すぎる熟年離婚。夫婦の間に何が起こっていたのだろうか。「13年に、えりさんと27歳年下俳優の不倫が報じられたんです。お相手の吉田侑生さん(37)は、夫の土屋さんと同じ劇団員で、えりさんの運転手や荷物持ちをしていました。この報道を受けて、土屋さんは自分より若い俳優と親密になったことにかなりショックを受けたそうです。報道後、土屋さんは自宅近くにマンションを借り、別居生活が始まりました。それからも土屋さんが別宅マンションにいる時間が増え、この4~5年はずっと上手くいっていなかったようです」(劇団関係者)本誌が都内のホテルで渡辺を目撃した日、打ち合わせをしていた男女2人はどうやらリフォーム業者だったようだ。デザインパターンを見ながら、壁紙や床のタイル、木材などについての説明を熱心に聞いていた。彼女は目を輝かせながら理想の内装についてこう話す。「この、黄色いキッチンがお気に入りなの。この前買った黄色のカーテンを試しにつけてみたら、落ち着いて寝られたわ。あと、玄関の大理石のところには絵を飾りたいわねぇ」23年連れ添った夫との離婚を機に、心機一転、自宅の大改装を決めたのだろう。「えりさんはこれまでも、なにかの転機のたびに引っ越したり、リフォームをしたりしてきました。占いや風水などにもこだわっているようで、黄色のキッチンも、運気アップの意味があるのでしょう」(渡辺の知人)前出の知人によると、もうひとつ、彼女が大改装を決めた理由があるという。「えりさんは、両親が2人とも認知症を発症していて、施設に入っていることを雑誌のインタビューなどで明かしています。お母さんが認知症を発症したのは70代で『自分もいつ認知症になるか分からない』と、不安に思っているみたいなんです。そうした事情もあり、えりさんは還暦を迎えたころから、生前整理など“終活”を意識するようになりました。とくに離婚となると、頼れるのは最終的に頼れるのは自分ひとり。今回のリフォームも、“老後ひとりでも快適に生きていけるように”と考えているのではないでしょうか」夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんは、熟年離婚後のリフォームについてこう解説する。「離婚後に自宅をリフォームする女性の多くが50代以降です。目的は人それぞれですが、手すりをつけてバリアフリーにするなど、老後を考えてリフォームする人も増えています」前出の劇団関係者はこう明かす。「えりさんに今後のことを聞いたら、『(劇団は)あと2~3年かな』と寂しそうに言っていました。さまざまな舞台で主演を張り、バラエティ番組にも引っ張りだこのえりさんですが、それもこれも劇団の赤字を返上するため。でも、さすがに毎月の舞台出演は体力的にかなり厳しくなってきているそうです。今後は徐々に仕事をセーブしていき、ゆっくりと余生を過ごしたいと思っているのでしょう」離婚で始めた“おひとりさま終活”。冒頭で話していた占いのとおり“黄色いキッチン”が幸福を運んでくれるはず――。
2019年04月16日うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた
東京マウントガールズ