《眞子さま年内結婚》読売新聞の9月1日付朝刊の1面には、驚くべき見出しが躍った。婚約内定から4年、ついに結婚の見通しが立ったというのだ。だが、結婚といっても、そのプロセスは前代未聞のものになるという。婚約や結婚に関する儀式はいっさい行われない方向で、眞子さまは皇籍離脱に伴って受け取られるはずだった一時金も辞退される意向だというのだ。そして、眞子さまは結婚後、小室さんと一緒にニューヨークで新婚生活をスタートされるおつもりだという。近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、落胆の色を隠さない。「秋篠宮家と宮内庁は、ご結婚に対して国民の理解はいまだに得られていないと認識しているのでしょう。これ以上、事態を長引かせては今後の皇室活動に支障をきたすと懸念して、決着を急いだ結果かもしれません。しかし、コロナ禍に苦しむ国民に寄り添うべき時期に、眞子さまの私的な希望を優先されたことに戸惑いを覚えましたし、残念な気持ちです」結婚までの手順について、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いた。「宮内庁が管理する皇族の戸籍にあたる『皇統譜』の謄本を婚姻届に添付して市役所等に提出します。それが受理されると、眞子内親王殿下は小室家の戸籍に入り一般国民の“小室眞子”になりますので、宮内庁は皇統譜から除籍します。パスポートやビザの申請は“小室眞子”としてされるでしょう」なぜこの時期の報道となったのか。皇室担当記者が舞台裏を解説する。「報道各社は、『秋には何らかの動きがある』ということで取材を続けていました。その中で決定打となる情報を得たのが読売新聞だったのでしょう。最終的な決め手となったのは、8月31日に天皇陛下が秋篠宮さまに面会されたことではないでしょうか。この面会は、表向きは9月5日に秋篠宮さまが陛下の名代としてパラリンピックの閉会式に出席されるため、そのご挨拶でした。このとき、眞子さまの結婚について、秋篠宮さまは最終的な了解を陛下から取り付けられたのでしょう。この情報がスクープの裏付けとなったと思われます」結婚後はニューヨークで新婚生活をスタートすることになる眞子さまと小室さんだが、金銭面には不安が多い。小室さんは3年間にわたる留学中、日本でパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所から生活費を貸与されていたといわれている。3年間の生活費は1千万円を超えるとみられており、帰国して同事務所に勤めることはないとなれば、返済の必要性が生じるはずだ。本誌が奥野総合法律事務所に問い合わせると「小室圭さんの件については、一切取材に応じていません。在籍の有無についてもお答えできません」との回答だった。また、母・佳代さんの元婚約者への解決金は最大400万円となるが、小室さんの代理人弁護士である上芝直史弁護士はこうした金銭面について「今の時点でお話できることはありません」との返答だった。一方、小室佳代さんの元婚約者・X氏の心情について、X氏の知人は次のように語った。「小室さん側には、とにかく佳代さんからの連絡をいただきたいと要望しているのですが、いまも連絡はまったくないそうです。それでも彼は、眞子さまと小室さんの結婚には反対していません。お二人の結婚と佳代さんの金銭トラブルは別問題だと考えていますから」宮内庁は、眞子さまと小室さんがともに心境を説明する機会を設ける方向で調整しているというが、小室さんが抱えるさまざまな問題もクリアになるのか――。
2021年09月10日《いつも自然体で、和やかな家庭を築いていきたいと思います》眞子さまが、小室圭さんのとなりでそう誓った婚約内定会見から4年。ようやく年内にも結婚される見通しとなったことが明らかになった。だが、婚約や結婚に関する儀式はいっさい行われない方向で、眞子さまは皇籍離脱に伴って受け取られるはずだった一時金も辞退される意向だという。そして、眞子さまは結婚後、小室さんと一緒にニューヨークで新婚生活をスタートされるとみられている。驚くべきは、すべての儀式が行われない見通しということだ。たしかに秋篠宮さまは’18年11月の時点で、多くの人が結婚に納得し喜んでくれる状況にならなければ《いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません》と明言していた。だが、納采の儀だけでなく、天皇皇后両陛下に挨拶する「朝見の儀」なども行われないことになる。名古屋大学大学院准教授で象徴天皇制を研究する河西秀哉さんは次のように分析する。「これまで国民に歓迎されてきた皇族の結婚が、祝福を受けられなくなったということで、象徴天皇制の根幹を揺るがす出来事になったといえます。儀式をいっさい行わないというのは、秋篠宮さまが家として、そして皇室として結婚を認めていないと示すためだと思います。それによって、皇室全体に批判が及ばないようにしたともいえます。ただ、このような“ケンカ別れ”の結末は、秋篠宮家が見せてきたあたたかで理想的な家庭というイメージが、虚構であったと印象づけることになるでしょう」皇室を離れるに際して両陛下へご挨拶の儀式すらなし……。もはや眞子さまは皇室から“追放”されるかのようだ。だが宮内庁関係者は、眞子さまにとっては“計画通り”の結果だと語る。「眞子さまは早く皇室の外に出たいという思いを、ずっと前から胸に秘めていらっしゃったのです。この結婚によって皇室との関係が絶たれてしまったとしても、後悔はないのではないでしょうか」■8年前の“生まれて初めての経験”が原点に眞子さまが国際基督教大学(ICU)に進学されたのは’10年4月のこと。インターナショナルスクールを卒業した小室さんも同じ年の9月にICUに進学する。2人は当初、顔見知り程度の間柄だったが、’12年6月に開かれた留学についての意見交換会をきっかけに急接近し、交際スタート。交際が始まってすぐに、眞子さまはイギリスのエディンバラ大学へ留学される。本誌は眞子さまがこのときの経験を綴られた留学体験レポートを入手している。眞子さまは“生まれて初めての経験”を赤裸々に告白していたのだ。《他の授業の課題もあるし、我儘なことに勉強だけやるのも嫌だったため、どうしてもその授業に割く比率が割くべき比重より低くなり、生まれて初めて単位を落とすという経験をした》眞子さまは9カ月間、学生寮で生活されており、庶民的なスーパーで食材を購入し、自炊されることもあったそうだ。内親王といえども、留学先では警護がつくことはない。プライベートの外出にも護衛がつきっきりの日本では味わえない解放感があったはずだ。各国から来た留学生と交流され、一緒に旅行する親友もできたといい《肩の力を抜きつつも、色んな人に話しかけるのが大切なのだということが心からわかる経験だったと思う》と記されている。留学から帰国して半年弱の’13年12月、眞子さまは小室さんからプロポーズされた。眞子さまはその場で快諾されたという。「眞子さまは、海外留学中の経験が忘れられなかったのではないでしょうか。息苦しい皇室での暮らしを抜け出して、自由に生きたい――。小室さんなら、その願いを叶えてくれるとお考えになり、プロポーズを受け入れられたのでしょう。8年前のプロポーズの時点から、お二人の“海外脱出計画”は始まっていたのです」(前出・宮内庁関係者)眞子さまは’14年9月から1年、2度目の留学でレスター大学大学院へ。その後、中南米諸国への単独公式訪問など、ご公務でも海外経験を積まれる。一方の小室さんは三菱東京UFJ銀行に入社するも、丸の内支店に配属になり海外勤務の芽がないとみるや、2年もたたずに退職。一橋大学大学院に入学し、都内の法律事務所にパラリーガルとして勤務を始める。「小室さんは、眞子さまの願いを叶えるための最短ルートとして、海外で弁護士資格を取得しようと考えたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)■小室さんが弁護士になって眞子さまに配偶者ビザを…ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは「ニューヨークに長く住みたいのなら、州の弁護士資格取得を目指すのは賢い方法」と語る。「いま、アメリカのビザ取得は非常に厳しくなっています。しかし、ニューヨークに留学して弁護士資格を取得し、就職が叶えば、就労ビザ取得のハードルはかなり下がります。眞子さまにとってベストなのは、小室さんが就労ビザを取得し、眞子さまが配偶者ビザを取得することでしょう。小室さんがニューヨークの法律事務所で働くことになり、雇用主の同意が得られれば、最長6年間の滞在が認められる就労ビザを取得できます」アメリカで各州の弁護士資格だけを取得しても、日本では弁護士として活動できない。そのため、日本の司法試験を受験すらしていない小室さんがニューヨーク州弁護士を目指していることに、疑問の声も多かった。だが、弁護士になること以上に、眞子さまとの海外生活を実現することが目的と考えれば、この疑問も解けるのだ。「眞子さまは1年半以上も前から、儀式を行わなくて構わないとの決意を複数の宮内庁参与に伝えていたといいます。皇室を脱出できることに比べれば、儀式の有無にこだわりはお持ちでなかったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんは天皇の代理として祭祀を執り行う伊勢神宮の祭主に就任している。また、皇籍離脱後も「皇女」として公務を分担する制度が政府内で検討されていると報じられたこともある。海外移住しなければ皇室から離れることは難しいと、眞子さまはお考えになったのかもしれない。眞子さまは留学体験レポートに、《良い事も悲しい事も貴重な経験になると信じる》がご自身のポリシーだと綴られていた。《頑張り過ぎないこと、時には失敗したっていいやと思いながら過ごすことが大切だと思う》まさに小室さんの座右の銘と同じ「レット・イット・ビー(なすがまま)」の生き方だ。眞子さまは皇室と決別し、小室さんと理想の生活を追い求める――。
2021年09月10日亀梨和也主演の本格法廷ミステリー「正義の天秤」より、物語の展開に大きな影響を与える新たな出演者4名が発表。キービジュアルも到着した。本作は、医師から転職した天才弁護士・鷹野和也(亀梨さん)が、冤罪の悲劇に苦しみながらも数々の難事件の真相を暴き、事件に関わる人々の魂を救う物語。鷹野は「師団坂法律事務所」に招聘されるが、そこには、新米弁護士・佐伯芽依(奈緒)、弁護士・杉村徹平(北山宏光)、桐生実雪(大政絢)、梅津清十郎(佐戸井けん太)らくせ者ばかりで…。そして今回、新たに出演が発表されたのは、大島優子、萩原聖人、竹中直人、中村雅俊の4名。大島さんが演じるのは、鷹野の恋人で、快活で明るく正義感の強い弁護士・雨宮久美子。とある冤罪事件に興味を持ち、独自に調査を行なっていたが、8年前、何者かに襲われて以来、遷延性意識障害になってしまう。大島さんは「彼女の身に何が起きて、鷹野と久美子の想いはどこへ向かうのか、、、2人で育み、そこから生まれた正義を、最後まで大事に心に留め、演じていきたいと思います」と意気込む。大島優子また、久美子が追っていた冤罪事件に関わっていた過去があり、久美子と鷹野の動きを警戒している東京地検のエリート検事・一ノ瀬眞人役を萩原さん。鷹野の登場を面白くないと思う、師団坂法律事務所で企業法務を担当する弁護士・西園寺清隆役を竹中さんが演じる。萩原さんは「ルーム1のメンバー、スタッフの皆さんと一緒に素晴らしい作品になるよう、最後まで葛藤していけたら」とコメントし、竹中さんも「ぼくの演じる西園寺はちょっといやな感じのオヤジかな(笑)頑張ります!」と語っている。さらに、師団坂法律事務所の創設者であり、カリスマ弁護士の佐伯真樹夫役を中村さんが演じる。芽依の父親でもある佐伯は、刑事事件において、人を治療するような弁護・裁判を行うことを理想と唱え実践していた、鷹野の弁護士としての師のような存在。「弁護士になった主人公の真心になれたら」と言い、「正義に対する私の精神は、主人公によって脈々と受け継がれていきます。その先は?どうなる?楽しみです」と期待を寄せている。中村雅俊「正義の天秤」は9月25日より毎週土曜日21時~NHK総合にて放送(連続5回)。(cinemacafe.net)
2021年09月08日一時金辞退の意向を示されていると報じられている眞子さま。しかし3つの事情があり、一時金なしでの憧れのニューヨーク生活は厳しいものになるという――。小室家の金銭トラブルが発覚してから3年9カ月、眞子さまのご結婚に関する議論には、常に経済的な問題がつきまとってきた。「小室圭さんが“眞子さまの一時金目当て”で結婚を決めたのではないかという疑念を抱いた人もいました。1億4千万円ほどになるという一時金の財源は税金です。小室圭さんや母・佳代さんの人間性に対する反発から、“国民が認めていない結婚を強行するのならそんな大金を支払うべきではない”という声も多数上がっています」(皇室担当記者)眞子さまも、そうした声にはずっと悩んでいらしたのだろう。’19年末からは周囲に、一時金を受け取らない意向を示されるようになったというのだ。「読売新聞を皮切りに、各メディアがこぞって眞子さまの“一時金辞退の意向”についても報じましたが、ご結婚への拒否反応が弱まったとはいえません。インターネット上では『アメリカでの生活費が足りなくなったら秋篠宮家が陰で援助するのではないか』『現地での警備費に日本国民の税金がつぎ込まれるのではないか』といった声も渦巻いています……」(前出・皇室担当記者)年内結婚が決まった理由の1つが、小室さんがニューヨーク州の法律事務所で就職する見通しとなり、眞子さまと現地で生活する基盤が整ったことだという。小室さんの収入によりニューヨークではどのくらいのレベルの生活が可能なのだろうか?ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは次のように語る。「ニューヨーク州弁護士の1年目の年収は、1千800万~2千万円ほどでしょうか。2千万円を得られるのは、それなりの規模の法律事務所に就職した、将来を期待されている新人ということになります。そういった弁護士たちが好むのは、セントラルパーク(※マンハッタンにある都市公園)のそばや、ダウンタウンの金融街で、家賃は40万~50万円ほどが相場。物価が高いニューヨークでも、年収2千万円なら十分生活できるでしょう。ただニューヨークは日本人が多く住んでいます。現地の日本人からの好奇の目を逃れたいのであれば、隣にあるニュージャージー州の戸建てに住むという選択肢もあります。日本人はほとんどいなくなりますが、家賃はマンハッタンの高層マンションに住むのと同じくらい高額になります」■高額な警備費用がネックに…“ふつうに暮らす”ことは一時金なしでも可能なようだ。しかし「眞子さまと小室さんには3点の特殊事情もありますからね」と語るのは皇室ジャーナリスト。「1点目は小室佳代さんも渡米して同居する可能性があることです。佳代さんは現在、長年働いてきた老舗洋菓子店と労災などを巡ってトラブルになっています。今後も日本で生活するつもりであればトラブルを避けるのがふつうです。すでにニューヨーク生活を思い描いているのかもしれません。2点目は、小室さん自身の“借金”です。フォーダム大学の学費の多くは奨学金でまかなわれたそうですが、1年間に約300万円かかるという生活費は、日本での勤務先だった奥野総合法律事務所から貸与されています。今後、1千万円以上を返済していかなくてはならないとみられています。3点目は警備費用。皇族女性が結婚し、皇籍を離脱した場合でも、ある程度の期間は警備がつきます。実際、過去には元皇族女性の誘拐未遂事件が発生したこともあります。黒田清子さんの新婚時代は近所のスーパーに出かけただけでも、所轄署も含めて十数人の警察官が出動していました。しかしアメリカで生活される眞子さまを日本の警察が守ることはできません。警備費用は“自腹”ということになります」 英王室と“縁を切った”ヘンリー王子とメーガン妃がアメリカでテレビ番組に出演し、批判を受けたことも記憶に新しいが、年間3億円にもなる警備費用を捻出するためだったとも報じられている。警視庁で6年間SPを務め、現在は「身辺警護SP学院」で講師を務める伊藤隆太さんはこう語る。「ご結婚からすぐに海外生活を送られるという前例のないケースですから、どういった事態が発生するか想像もできません。また土地勘がない人間が警護を担当することもできないでしょう。アメリカにはシークレットサービスの会社も多いのですが、その質はまちまちです。一流の会社に依頼するとなれば、1人を1カ月間雇うだけでも100万円以上は必要です」1年なら1千200万円。小室さんの年収の半分以上となる。■一時金受け取り拒否の規定はない明治天皇の玄孫で政治評論家の竹田恒泰氏も《そもそも一時金は、主に警備費用の前払いであり、必要性があって出されるもの》とツイートしているが、一時金を辞退してのニューヨーク生活はかなり厳しいものになりそうだ。実は驚くべきことに、眞子さまが希望されている“一時金辞退”は撤回される可能性が高いのだという。「皇室経済法第六条では、一時金について《皇室経済会議の議を経て定める金額とする》と、規定されています。法律では皇籍離脱とともに一時金が支払われることになっており、受け取りを拒否するための規定はありません。眞子さまのご辞退を認めるためには法律を改正しなくてはならず、今回それはありえないのです。また一時金を支払わず、その結果、眞子さまに不測の事態が生じた場合に誰が責任を取るのか、という問題もあります。眞子さまに残されているのは、いったん一時金を受け取られた後、寄付されるという方法ですが、寄付先に“税金が流れた”という批判が集まる可能性もあり、その詳細を公表することも難しいと思います」(宮内庁関係者)小室さんにとっては“あてにできないと思っていた一時金”が支払われるという“棚ボタ”展開となるようだ。
2021年09月07日2021年10月からTBSで放送を開始する、俳優の吉高由里子さん主演のテレビドラマ、『最愛』の追加キャストが発表されました。TBS新ドラマ追加キャスト発表殺人事件の重要参考人となった吉高由里子さん演じる女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る完全オリジナルのサスペンスラブストーリーである『最愛』。主人公の吉高由里子さん、刑事・宮崎大輝(みやざき・だいき)役の松下洸平さん、そして弁護士・加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)役の井浦新さんに続く追加キャストが、2021年9月4日に発表されました。今回発表されたのは、主人公・梨央をめぐる重要キャスト4名。梨央の母で『真田ホールディングス』代表取締役社長・真田梓役に薬師丸ひろ子さん、梨央が社長を務める『真田ウェルネス』の専務・後藤信介役に及川光博さん、梨央の父・朝宮達雄役に光石研さん、そして殺人事件を追うフリーのノンフィクションライター・橘しおり役に田中みな実さんという顔ぶれです。薬師丸ひろ子コメント以前お仕事をさせていただいた新井プロデューサー、塚原監督と再びご一緒できるということで、どんな世界を繰り広げてくださるのだろうかとワクワクしています。そして、またそこに参加させていただけるということで、ラッキーだなと思いました。この作品は、台本を読んでいるということを忘れるくらい、まるで小説を読んでいるような感覚で「誰が犯人だろう」と、サスペンスの醍醐味を味わわせていただいています。初めてご一緒させていただく俳優陣の皆様との掛け合いが楽しみなので、みんなで最後まで元気に笑って走り抜けたいです。及川光博コメント久しぶりにサスペンスだなと。しばらくそういった作品に出演していなかったので、ちょっとワクワクしています。いただいた役は“ミステリアス”ということで、いつもとは違った私をお楽しみいただければ。名付けて「不気味ッチー」。台本は先が読めないゾクゾクする展開で、複雑な過去と現在が絡み合いながら「次が早く見たい!」という引きの強さがあるのではないかと思います。松下さんは以前共演したことがあるのですが、吉高さんや井浦さん、初共演の方も多いのでとても楽しみです。出会いとそこから生まれる空気に触発されたり、共鳴し合いたいなという気持ちです。光石研コメント久しぶりにこのチームとお仕事ができるということで、すごく嬉しかったです。「出してください」と何度も言い続けてみるものだなと(笑)。新井さん、塚原さんを筆頭にこのチームの作品は、毎回日常から始まりながらも徐々に暗雲が立ち込めてきて、それがサスペンスになったりラブストーリーになったりと・・・毎回それが楽しみ。今回もその辺に転がっているような日常から始まり、それがどこへ転がっていくのか。それは僕ら演じる側も楽しみだし、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけたらと思います。吉高さんとは10数年ぶりの共演ですごく久しぶり。松下くんも久々の共演になるんですけど、2人とも僕を揺さぶってくるんじゃないかと不安ですね(笑)。今回も何やらいい役をいただけたので、頑張り過ぎず悪目立ちしないようにこの作品の中にすんなりと入っていけたらと思います。田中みな実コメント会社員として勤めていた局のドラマ作品に出演できることを感慨深く思います。物語の展開が目まぐるしく、早く先々の台本を読みたくてうずうずしています。自身の役柄に関しては、序盤はあまり出てこないのでまだ掴み切れていないというのが正直なところ。塚原監督には「極力、田中みな実っぽさをそぎ落としたい」と言われているので、意識的にそぎ落としていかなければな…と思っています(笑)。とにかく色気を出さないように!座るときは足を広げ、カメラの持ち方ひとつとっても荒々しく!と、普段の自分との対極を求められているようです。真相究明に躍起になる様や、取材対象に向かっていく気迫のようなものを感じる芝居ができればと思っています。クランクイン前なので、今はカメラの扱い方や、記者の方々のリアルを研究中です。放送開始を翌月に控え、ドラマの全貌が見えてきたTBSの新ドラマ『最愛』。完全オリジナル作ということで、視聴者の期待も高まります。[文・構成/grape編集部]
2021年09月04日芥川賞作家・平野啓一郎の人気小説『ある男』が実写映画化。2022年11月18日(金)に公開。第46回日本アカデミー賞では、最優秀作品賞ほか多数部門において最優秀賞を受賞した。平野啓一郎のベストセラー小説を実写映画化原作小説の『ある男』は、第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー作品。既に実写映画化されている『マチネの終わりに』に続く作品として、2018年に発表された。“他人として生きた男”の真実に迫るヒューマンミステリー物語は、主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫る、「愛」と「過去」を巡る感動のヒューマンミステリー。城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ…。「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―。主演・妻夫木聡×安藤サクラ×窪田正孝キャストには、豪華俳優陣が勢揃い。主人公の弁護士・城戸を妻夫木聡、城戸に夫の身元調査を依頼する里枝を安藤サクラ、里枝の夫で「大祐」として生きた“ある男”を窪田正孝が演じる。脇を固める面々には、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明らが集結した。尚、第46回日本アカデミー賞にて、妻夫木聡が最優秀主演男優賞、安藤サクラが最優秀助演女優賞、窪田正孝が最優秀助演男優賞を受賞した。妻夫木聡が日本アカデミー賞の最優秀賞を受賞するのは本作で3度目となる。城戸章良(妻夫木聡)主人公の弁護士。演じるのは、『愚行録』『乱反射』など、これまでにも数々のミステリー小説の実写映画化に携わってきた妻夫木聡。今回、初の弁護士役を担当する。谷口里枝(安藤サクラ)城戸に夫の身元調査を依頼する妻。『百円の恋』『万引き家族』などで異彩を放つ安藤サクラが務める。谷口大祐(窪田正孝)谷口大祐を名乗っていた男で、里枝の夫。担当するのは、NHK連続テレビ小説「エール」で主演を務めるなど、映画のみならず幅広いジャンルで活躍する窪田正孝。後藤美涼(清野菜名)...「本物の」谷口大祐の元彼女。谷口恭一(眞島秀和)...谷口大祐の兄。中北(小籔千豊)...城戸の同僚。谷口大祐(仲野太賀)...「本物の」谷口大祐。伊香保温泉の旅館の次男。城戸香織(真木よう子)...城戸の妻。小見浦憲男(柄本明)...戸籍交換ブローカー。悠人(坂元愛登)...里枝の息子。初江(山口美也子)...里枝の母親。伊東(きたろう)...大祐の働く林産会社の社⻑。「大祐」の過去を知る人物(カトウシンスケ、河合優実、 でんでん)監督は『蜜蜂と遠雷』石川慶監督は、『愚行録』でベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜜蜂と遠雷』では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞した石川慶。『ある男』では第46回日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞を果たした。脚本は、『リアリズムの宿』『リンダリンダリンダ』『マイ・バック・ページ』『聖の青春』などを手がけ、石川監督とは『愚行録』に続き2本目のタッグとなる向井康介が担当する。日本アカデミー賞最多受賞、ヴェネチア国際映画祭に正式出品も映画『ある男』は、第79回ヴェネチア国際映画祭に正式出品。新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に選出された。石川監督作品としては、妻夫木聡主演の『愚行録』以来6年ぶりの快挙となる。また、第46回日本アカデミー賞では、最多12部門13名で優秀賞を受賞。最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀脚本賞と複数部門において最優秀賞に輝いた。<映画『ある男』あらすじ>弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から奇妙な相談を受ける。里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査を頼みたいと言うのだ。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ…。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくと、いつしか城戸の中にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。【詳細】映画『ある男』公開時期:2022年11月18日(金) 全国ロードショー出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、坂元愛登、山口美也子、きたろう、カトウシンスケ、河合優実、でんでん、仲野太賀、真木よう子、柄本明原作:平野啓一郎『ある男』監督:石川慶脚本:向井康介企画・配給:松竹
2021年09月03日弁護士法人アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表社員弁護士・鈴木淳巳、以下「アディーレ」)は、「法律事務所に行くのが初めて」というお客さまの不安を解消し、もっと気軽にご相談いただくため、全国の各支店を紹介する動画シリーズより【北千住支店編】を9月1日(水)に公式YouTubeチャンネルにて公開いたしました。アディーレは、「弁護士を、もっと身近な存在に」という理念のもと、全国に拠点を置き、皆さまの利便性を高めることで、一人でも多くの方がご相談しやすい場を提供できるよう努めてまいりました。現在、国内の弁護士法人では最多となる60拠点以上(※)を展開し、全国各地から寄せられるご相談に日々対応しております。(※2021年8月時点)江戸の風情を残した、新旧の魅力あふれる商店街を抜けた先へ―【北千住支店編】江戸時代には、宿場町として栄えた北千住エリア。マルイやルミネといった大型商業施設から、下町情緒を感じられる商店街までがそろい、その利便性の高さから、“住みたい街”として近年人気を集めています。そして、北千住駅から徒歩約7分、「きたろーど1010(北千住駅西口美観商店街)」を通り抜けた先のビルの一角にあるのが、アディーレの北千住支店です。【北千住支店概要】名称:弁護士法人アディーレ法律事務所 北千住支店所在地:東京都足立区千住2-4 オカバツインタワービル イースト4Fフリーコール:0120-316-742(サイム ナシニ)支店長:弁護士南澤毅吾(東京弁護士会)支店HP: YouTube動画URL: 動画シリーズ「アディーレ法律事務所 支店探訪」とは?「アディーレ」とは、ラテン語で「身近な」を意味する言葉です。だから日本全国、どんな地域にお住まいの方でも、気軽にお越しいただけるように―。アディーレの拠点数は、国内の弁護士法人のなかでも最多。本店・支店を合わせて、北海道から沖縄まで、全国60ヵ所以上にのぼります。この動画シリーズでは、アディーレの支店、一店一店をすみずみまでご紹介!「どんな弁護士がいるのかな?」、「入るとき、人目につくのかな?」、「どんな部屋で話をするのかな?」といったご来所前の皆さまの不安を解消し、ご相談時のシミュレーションとしてご活用いただけます。■アディーレ法律事務所 YouTube チャンネルについてアディーレは、債務整理のほか、交通事故の被害、夫婦問題、労働トラブル、B型肝炎の給付金請求という5つのリーガル・サービスを主軸としており、公式YouTubeチャンネルでは、当事務所の弁護士による各サービスの紹介動画を公開しています。また、若手の“弁護士YouTuber”の解説による「話題のニュースを“法”で見る」や、各支店の様子が動画でわかる「アディーレ法律事務所 支店探訪」といった動画シリーズを定期的にアップしていますので、ぜひチャンネル登録のうえ、チェックしてみてください。 ■弁護士法人アディーレ法律事務所(東京弁護士会所属)2004年10月創立、代表社員:弁護士 鈴木淳巳(愛知県弁護士会所属)。「弁護士をより身近な存在に」という理念のもと、債務整理・交通事故の被害・夫婦問題・労働トラブル・B型肝炎の給付金請求・アスベストの賠償金請求などの法律トラブルの解決にあたっています。相談実績65万人以上(※1、※2)、弁護士180名以上(※2)、国内最多の全国60拠点以上(※2、※3)を構えるまでに成長。日本最大級のネットワークを持つ法律事務所として各地域に根を張り、皆さまのご相談に対応しております。また、「費用面での安心をご提供する”保証事務所”」として、皆さまにとってもっとも身近な法律事務所を目指します。※1問合せのみは含まず、当事務所が実施した全案件のご相談者数です。※2アディーレの相談実績、所属弁護士、拠点数は2021年8月時点。※3アディーレ法律事務所は全国対応です。当事務所は、国内の弁護士法人では最多となる60拠点以上を構えており、全国各地から寄せられるご相談に対応しております。【北海道】札幌、函館、旭川、釧路、苫小牧、帯広【東北】青森、八戸、盛岡、仙台、郡山【関東】池袋本店、東京立川、北千住、町田、新宿、横浜、川崎、横須賀大宮、川越、千葉、船橋、柏、水戸、宇都宮、高崎【中部】名古屋、岡崎、静岡、浜松、沼津、岐阜、津、新潟、長岡長野、松本、金沢、富山【関西】大阪、なんば、堺、枚方、京都、神戸、姫路、奈良、滋賀草津和歌山【中国・四国】広島、福山、岡山、高松、松山【九州・沖縄】福岡、小倉、久留米、長崎、佐世保、熊本、大分、鹿児島、那覇本リリースに関するお問合せはこちら弁護士法人アディーレ法律事務所広報部(東京弁護士会所属)東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60メールアドレス: kouhou@adire.jp 電話番号:03-5950-0268(担当:近藤) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月02日妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝らが出演する映画『ある男』が2022年に公開されることが31日、明らかになった。同作は第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説の実写化作。主人公である弁護士・城戸(妻夫木)はかつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は子供を連れて再婚した相手・大祐と幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまい、さらに彼が本物の「大祐」ではないことが発覚する。 城戸は“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく。監督は、『愚行録』(17年)でベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜜蜂と遠雷』(19年)では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞し、国内外で高い評価を得る石川慶。 脚本は、『リアリズムの宿』(03年)、『リンダリンダリンダ』(05年)、『マイ・バック・ページ』(11年)、『聖の青春』(16年)など、数々の話題作を手掛けてきた向井康介が務め、石川監督とは『愚行録』に続き2本目のタッグとなる。妻夫木は主人公の弁護士・城戸章良を演じ、石川監督とは『愚行録』『イノセント・デイズ』に続き、本作で3度目のタッグで初の弁護士役に挑む。安藤は城戸に夫の身元調査を依頼する谷口里枝を演じ、映画への本格出演は『万引き家族』以来4年ぶりに。窪田は里枝の夫となる谷口大祐を演じる。さらに、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明といった日本を代表する豪華俳優陣が顔を揃えた。○妻夫木聡 コメント人間のアイデンティティとは何かを問い詰めるこの作品との出会いは、自分の人生を見つめ直す良いきっかけとなりました。人生に正解はない。かといって間違いもない。どんな答えであってもいいと思う。だから恐れずに向き合って欲しい。観てくださった方にとって、この作品が人生の道標のような存在になるのであれば僕は幸せです。○安藤サクラ コメントわたし自身がこの作品がどんな映画なのか、なかなか想像ができません。ミステリーと一括りにしてしまうのは勿体ないなと思いつつラブストーリーなのかサスペンスなのか、、と問われるとこれまたわかりません。でも現場では、ジャンルにとらわれず人間模様をやさしく繊細に、且つ淡々とシンプルに描いていたように思います。久しぶりの映画、石川監督のもと、たくさん笑ってたくさん泣いて、苦しみながらも楽しく撮影させていただき、あ~わたしは現場が好きだ!と再確認しました。この作品だったからそう感じられたのだと思います。公開が楽しみです。○窪田正孝 コメントある男の静寂な心の中に蠢く「悍ましいナニカ」をずっと感じながら演じてました。人の皮を被った怪物が身体の中からずっと自分だけをみている。そんな支配されて壊れきった空っぽの心を里枝が少しずつ溶かしていく。里枝役のサクラさんはやはりとても刺激的で芝居の面白さ、やりがい、その答えをどこまでも追求していきたい衝動に駆られました。ある男が観て頂く方々にどんな感情を残すのか今から楽しみでなりません。○清野菜名 コメント今、日本映画を牽引する俳優陣の中に畏れ多くも入れていただき毎日が刺激的でした。完成した作品を観るのを、心待ちにしています。○眞島秀和 コメント大好きな石川組に再び参加することができて、大変嬉しく思っています。しかし、石川組では繊細な緩急が求められますので試練の場にもなりますが、その緊張感の心地よさが石川組の魅力でもあります。頂いた役がほんのちょっとでも映画のスパイスになってますように。。○小籔千豊 コメント台本を読んで、撮影に入る前からビビり倒しておりましたが、撮影に入り改めてとても素晴らしい映画に参加させて頂いていると、恐縮しっぱなしでした。パッパと撮影していくものかと思いましたが、じっくり監督が向き合ってくださり、演出してもらえて助かりました。妻夫木さんはただの気のいい兄ちゃんで、撮影の合間では楽しくおしゃべりしていたんですが、本番はがっつり俳優オーラ全開出してくるので圧倒されました。素敵な映画のひとつのパーツになってしまった事を、ビビりながらも密かに光栄に思っております。○仲野太賀 コメント石川組『ある男』に参加できたこと、とても嬉しく思います。脚本を読んだ時、この役の人生を辿ってみたいと強烈に惹かれました。それは物珍しさではなく、心に共感めいたものが湧き上がったからだと思います。空白になってしまった時間に色を塗っていくように、実人生では経験できないような感情を手繰り寄せて、心を込めて演じました。○真木よう子 コメント台本を読んで「心憂い」そんな言葉が思い浮かびました。重く、深く、心が滲むような、、何と表現すれば良いのか、、でもどこかで、こんな映画を待っていた。とても素晴らしい作品に携われたことが大変光栄です。○石川慶監督 コメントシンプルなタイトルに惹かれて手に取った『ある男』。 「これは誰もが映画化したがるに違いない」という思いと同時に「こんなに映画化が難しい小説もそうそうない」という、相反する感想を持ちました。でも、すでに『ある男』に強烈に共鳴してしまっていた自分には、手を挙げないという選択肢はありませんでした。この大きな挑戦に、妻夫木聡という役者が一緒に戦ってくれたことは、とても大きな意味を持っています。常に変わらず、そして常に新しく、底が見えずとも物語の深層へ、躊躇なく一緒に潜ってくれる、自分にとって唯一無二の存在です。そこに、安藤サクラさん、窪田正孝さん、清野菜名さん、眞島秀和さん、小籔千豊さん、仲野太賀さん、真木よう子さん、柄本明さんといった、日本映画界の最前線にいる俳優たちが集結してくれました。カメラの後ろで日々目撃した、あの奇跡のような瞬間の数々を、早くみなさんに届けたくてうずうずしています。○原作:平野啓一郎 コメント『ある男』は、私の小説家生活20年目のタイミングで刊行された長篇です。前作『マチネの終わりに』で描いた「未来は過去を変える」という主題を、分人主義的に更に発展させ、「愛にとって過去は必要なのか」という切実な問いを追求しました。重層的に入り組んだ複雑な構成美が持ち味の小説なので、映像化はなかなか難しいだろうと思っていましたが、素晴らしい監督と俳優陣に恵まれ、強く胸を打つ映画となったことに感動し、また感謝の気持ちを抱いています。原作と映画、両方の世界を是非お楽しみください。(C)2022「ある男」製作委員会 (C)ogata_photo
2021年08月31日第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」を、豪華キャストにより映画化。監督は、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』『Arc アーク』の石川慶が務める。原作は、2018年、芥川賞作家・平野氏により発表された渾身の文学作品。常に「現代」を直視してきた著者の小説家デビュー20年目の作品で、主人公である弁護士・城戸が“ある男”の真実に迫っていくヒューマンミステリー。城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫・「大祐」の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子どもを連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然、夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れたが、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ...。「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく――。主人公の弁護士・城戸章良を演じるのは、シリアスからコメディまで多種多様な役を演じ、邦画界に欠かせない存在として話題作へ出演する妻夫木聡。石川監督とは『愚行録』「イノセント・デイズ」に続き、本作で3度目のタッグ、今回は初の弁護士役に挑む。妻夫木聡城戸に夫の身元調査を依頼する谷口里枝役に、『0.5ミリ』『百円の恋』『万引き家族』など数々の作品で異彩を放ち、国内外で高い評価を得る安藤サクラ。映画への本格な出演は『万引き家族』以来、4年ぶり。安藤サクラ里枝の夫となる谷口大祐を演じるのは、映画だけでなく、NHK連続テレビ小説「エール」で主演を務めるなど幅広く活躍し、人気・実力とも兼ね備える俳優・窪田正孝。窪田正孝さらに、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明といった日本を代表する豪華俳優陣が顔を揃えた。監督は、『愚行録』でヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜜蜂と遠雷』では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞し、国内外で高い評価を得る石川慶。石川慶監督脚本は、『リアリズムの宿』『リンダリンダリンダ』『マイ・バック・ページ』『聖の青春』など、数々の話題作を手掛けてきた向井康介。石川監督とは『愚行録』に続き2本目のタッグとなる。妻夫木聡:城戸章良/主人公・弁護士人間のアイデンティティとは何かを問い詰めるこの作品との出会いは、自分の人生を見つめ直す良いきっかけとなりました。人生に正解はない。かといって間違いもない。どんな答えであってもいいと思う。だから恐れずに向き合って欲しい。観てくださった方にとって、この作品が人生の道標のような存在になるのであれば僕は幸せです。安藤サクラ:谷口里枝/谷口大祐を名乗っていた“ある男”の妻わたし自身がこの作品がどんな映画なのか、なかなか想像ができません。ミステリーと一括りにしてしまうのは勿体ないなと思いつつラブストーリーなのかサスペンスなのか、、と問われるとこれまたわかりません。でも現場では、ジャンルにとらわれず人間模様をやさしく繊細に、且つ淡々とシンプルに描いていたように思います。久しぶりの映画、石川監督のもと、たくさん笑ってたくさん泣いて、苦しみながらも楽しく撮影させていただき、あ~わたしは現場が好きだ!と再確認しました。この作品だったからそう感じられたのだと思います。公開が楽しみです。窪田正孝:谷口大祐/谷口大祐を名乗っていた男。里枝の夫ある男の静寂な心の中に蠢く「悍ましいナニカ」をずっと感じながら演じてました。人の皮を被った怪物が身体の中からずっと自分だけをみている。そんな支配されて壊れきった空っぽの心を里枝が少しずつ溶かしていく。里枝役のサクラさんはやはりとても刺激的で芝居の面白さ、やりがい、その答えをどこまでも追求していきたい衝動に駆られました。ある男が観て頂く方々にどんな感情を残すのか今から楽しみでなりません。清野菜名:後藤美涼/「本物の」谷口大祐の元彼女今、日本映画を牽引する俳優陣の中に畏れ多くも入れていただき毎日が刺激的でした。完成した作品を観るのを、心待ちにしています。眞島秀和:谷口恭一/谷口大祐の兄大好きな石川組に再び参加することができて、大変嬉しく思っています。しかし、石川組では繊細な緩急が求められますので試練の場にもなりますが、その緊張感の心地よさが石川組の魅力でもあります。頂いた役がほんのちょっとでも映画のスパイスになってますように。小籔千豊:中北/城戸の同僚台本を読んで、撮影に入る前からビビり倒しておりましたが、撮影に入り改めてとても素晴らしい映画に参加させて頂いていると、恐縮しっぱなしでした。パッパと撮影していくものかと思いましたが、じっくり監督が向き合ってくださり、演出してもらえて助かりました。妻夫木さんはただの気のいい兄ちゃんで、撮影の合間では楽しくおしゃべりしていたんですが、本番はがっつり俳優オーラ全開出してくるので圧倒されました。素敵な映画のひとつのパーツになってしまった事を、ビビりながらも密かに光栄に思っております。仲野太賀:「本物の」谷口大祐/伊香保温泉の旅館の次男石川組「ある男」に参加できたこと、とても嬉しく思います。脚本を読んだ時、この役の人生を辿ってみたいと強烈に惹かれました。それは物珍しさではなく、心に共感めいたものが湧き上がったからだと思います。空白になってしまった時間に色を塗っていくように、実人生では経験できないような感情を手繰り寄せて、心を込めて演じました。真木よう子:城戸香織/城戸の妻台本を読んで「心憂い」そんな言葉が思い浮かびました。重く、深く、心が滲むような、、何と表現すれば良いのか、、でもどこかで、こんな映画を待っていた。とても素晴らしい作品に携われたことが大変光栄です。柄本明:小見浦憲男/戸籍交換ブローカー初めての石川組、妻夫木さんとの共演、楽しかったです。ぜひ劇場で、翻弄されながら観て欲しいです。石川慶監督シンプルなタイトルに惹かれて手に取った『ある男』。「これは誰もが映画化したがるに違いない」という思いと同時に「こんなに映画化が難しい小説もそうそうない」という、相反する感想を持ちました。でも、すでに『ある男』に強烈に共鳴してしまっていた自分には、手を挙げないという選択肢はありませんでした。この大きな挑戦に、妻夫木聡という役者が一緒に戦ってくれたことは、とても大きな意味を持っています。常に変わらず、そして常に新しく、底が見えずとも物語の深層へ、躊躇なく一緒に潜ってくれる、自分にとって唯一無二の存在です。そこに、安藤サクラさん、窪田正孝さん、清野菜名さん、眞島秀和さん、小籔千豊さん、仲野太賀さん、真木よう子さん、柄本明さんといった、日本映画界の最前線にいる俳優たちが集結してくれました。カメラの後ろで日々目撃した、あの奇跡のような瞬間の数々を、早くみなさんに届けたくてうずうずしています。原作:平野啓一郎『ある男』は、私の小説家生活20年目のタイミングで刊行された長篇です。前作『マチネの終わりに』で描いた「未来は過去を変える」という主題を、分人主義的に更に発展させ、「愛にとって過去は必要なのか」という切実な問いを追求しました。重層的に入り組んだ複雑な構成美が持ち味の小説なので、映像化はなかなか難しいだろうと思っていましたが、素晴らしい監督と俳優陣に恵まれ、強く胸を打つ映画となったことに感動し、また感謝の気持ちを抱いています。原作と映画、両方の世界を是非お楽しみください。『ある男』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある男 2022年全国にて公開予定©2022「ある男」製作委員会
2021年08月31日2021年10月からTBSで放送を開始する新ドラマ『最愛』のキャストが発表されました。俳優の吉高由里子さんを主演に迎えた『最愛』は、殺人事件の重要参考人となった主人公の女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、過去の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。事件の真相を追う捜査一課の刑事で、吉高由里子さん演じる女性実業家・真田梨央の初恋の相手でもある宮崎大輝(みやざき・だいき)役に松下洸平さん、また、あらゆる手段を使って梨央を守る弁護士・加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)役を井浦新さんが務めます。TBS新ドラマ『最愛』キャスト2人のコメント朝の連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)の出演を機に注目を集めた松下洸平さんは、今回のキャスティングに「とても驚きました」とコメント。井浦新さんもまた、「うれしさの一方で、緊張感もありました」と語っています。松下洸平コメントこのような大役をいただくことができてうれしくもあり、同時にとても驚きました。塚原監督と新井プロデューサーとは『MIU404』でご一緒させていただいたのですが、「またご一緒できるように頑張らないとな」と思っている中でお声がけをいただいたので、「えっ!?」と一瞬時が止まってしまいました。『最愛』はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でも時にはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています。そして今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑)。井浦新コメント新井プロデューサー、塚原監督とのお仕事は『アンナチュラル』以降2度目になるのですが、お話をいただけてとにかくうれしかったです。前作に参加させていただいてから4年ほど経っているので、うれしさの一方で、その4年で積み重ねてきたものをしっかりと表現できるのか緊張感もありました。台本を読ませていただいて、この作品は独特なリズムのサスペンスだなと感じています。ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。「ここまで人物を掘り下げているのか」「このあとどうなっていくんだろう」と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!?と必然的に2話を早く観たくなるようになっています。塚原監督は外側のお芝居だけでなく、人間の内側の心を大切にしてそこを引き出して演出してくださるので、その丁寧な演出を受けながら、また新しいことにチャレンジできると思うと、うれしさと楽しさが溢れてきます。あと、新井Pが後ろの方からジッと見ている威圧感をまた受けるのも楽しみです(笑)。人気俳優たちがそろうTBSの新ドラマ『最愛』は、2021年10月の毎週金曜、22時に放送されます。[文・構成/grape編集部]
2021年08月26日この秋スタートの吉高由里子主演新金曜ドラマ「最愛」にて、主人公に深く関わるキャストとして、松下洸平と井浦新が参加することが分かった。本作は、吉高さん演じる殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルサスペンスラブストーリー。連続テレビ小説「スカーレット」で主人公の相手役を好演し注目を浴びた松下さんが演じるのは、事件の真相を追う捜査一課の刑事で、梨央の初恋の相手でもある宮崎大輝。大学時代は陸上部のエースで、梨央の父が寮夫をする陸上部の寮に住んでいた大輝。寮内で起きた事件と梨央の大学進学を機に離れ離れになるが、15年ぶりに再会し、再び惹かれていく。しかし同時に、彼女が連続殺人事件の重要参考人で、自分がその担当刑事という葛藤を抱える役どころでもある。松下さんは「『最愛』はすごく攻めた作品だと思います。完全オリジナルストーリーではあるのですが、どこかリアルな部分もたくさんある。だからこそ芝居をしっかりやらないといけないですし、生半可な気持ちでは太刀打ちできない作品だと感じました。でも時にはキュンキュンする会話のやり取りがあったりと、いろいろな方面で楽しめる台本になっています」とアピール。そして「今回僕は陸上をやっている役なので、ちゃんとリアルに感じていただけるよう、今から頑張って走り込みます(笑)」と意気込んでいる。また、梨央の会社の法務部に所属する弁護士で、あらゆる手段を使って彼女を守る加瀬賢一郎を井浦さんが演じる。頭の回転が速く、論理的な人物だが、どこか不器用で人間味ある表情や気遣いを見せる賢一郎。やがて梨央に心を寄せるようになり、警察や世間から疑惑の目を向けられる彼女を、自身の全てを懸けて守り抜こうとするキャラクターだ。「独特なリズムのサスペンス」と台本を読んだ印象を明かした井浦さんは、「ただ事件が起きていくだけではない、いわゆるサスペンスの方程式がめちゃくちゃ。でもそれが物語の大きな個性となっています。『ここまで人物を掘り下げているのか』『このあとどうなっていくんだろう』と、独特なストーリーの組み立てになっていて、1話もここで終わるの!? と必然的に2話を早く観たくなるようになっています」とコメントしている。正義感が強くひたむきな刑事と、清濁併せ呑む弁護士、正反対の2人の男性が、1人の女性を巡ってどう対峙していくのか、本作の大きな見どころとなっている。金曜ドラマ「最愛」は10月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月26日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は、韓国ドラマ「潜入弁護人〜Class of Lies〜」を10月30日(土)ひる2時から2話連続で放送します。© STUDIO DRAGON CORPORATION© STUDIO DRAGON CORPORATION© STUDIO DRAGON CORPORATION1.番組概要「逆賊」「とにかくアツく掃除しろ!」の人気俳優ユン・ギュンサンが、勝つためなら何でもする超一流弁護士と、穏やかでフレンドリーな教師の二面性を持つ難しい役どころに挑戦する。潜入捜査を進めるにつれ、緊迫感が増すストーリーと同時に、母性本能を刺激するユン・ギュンサンから目が離せない!生徒役にはU-KISS JUNことイ・ジュニョンやチェ・ギュジンなどイケメン次世代スター達が出演。また「熱血司祭」のクム・セロクなどの実力俳優たちも脇を固める。さらにメガヒットドラマ「愛の不時着」のSTUDIO DRAGONを始めとした制作陣が関わりクオリティにも期待できる作品となる。回を重ねるごとに衝撃度が増していき、想像を超える秘密と陰謀の後戻りできない展開に魅了される。■画像クレジット:© STUDIO DRAGON CORPORATION韓国ドラマ「潜入弁護人〜Class of Lies〜」 | 韓国・韓流ドラマ | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : © STUDIO DRAGON CORPORATION2.あらすじ韓国有数の弁護士事務所に勤めるキ・ムヒョクは、勝つためなら何でもするエース弁護士。ところが、彼が担当した女子高校生刺殺事件の裁判で思いがけない不祥事が発生。その責任を負わされたムヒョクは、身に覚えのない濡れ衣を着せられ、事務所を解雇された上に弁護士資格まで剥奪される。このままでは終われない。自分を陥れた陰謀と謎のまま終わった事件の真相を暴くために、ムヒョクは身分を偽り臨時教師キ・ガンジェへと変身。事件のあった名門校で型破りな潜入捜査を開始する。だがそこは、一部の生徒たちが王者のように振る舞う特別な世界だった。果たして彼は事件の裏の深い闇を解明し、真犯人を捕えることができるのか?3.放送スケジュールBS初放送!10月30日(土)スタート毎週土曜日ひる2時00分~4時00分 (全20話/韓国語・日本語字幕)4.キャスト役名:キャストキ・ムヒョク(キ・カンジェ):ユン・ギュンサン「信義」「ピノキオ」「六龍が飛ぶ」「疑問の一勝」ハ・ソヒョン:クム・セロク「一緒に暮らしませんか?」「熱血司祭」ユ・ボムジン:イ・ジュニョン(U-KISS JUN)「別れが去った〜マイ・プレシャス・ワン〜」イ・ギフン:チェ・ギュジン「ミリオネア邸宅殺人事件」「甘くない女たち」5.スタッフ演出:ソン・ヨンイル「ファイター チェ・ガンスン」「ドクターフロスト」脚本:チャン・ホンチョル■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年08月25日現在、主演映画『ドライブ・マイ・カー』が公開中、この秋からは主演ドラマ「真犯人フラグ」の放送も控える西島秀俊が、松本潤主演映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』に参加していることが明らかに。ほかにも、蒔田彩珠、道枝駿佑(なにわ男子)ら7名の出演が発表された。個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながらも、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント「99.9-刑事専門弁護士-」。今作は、松本さん演じる超型破りな弁護士・深山大翔、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田篤弘のコンビに加え、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果が参加、0.1%の事実を求めて奮闘する。そこで西島秀俊が演じるのは、深山たちが挑む事件に深く関わる謎の弁護士・南雲恭平。一見善良そうな南雲だが、敵か味方か、詳細はベールに包まれたままだ。今回撮影に参加してみて、西島さんは「斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました」とふり返り、「見応えのあるストーリ―展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています」と本作をアピールした。なお、松本さんとは今回が映画初共演となる。また、南雲の娘で天才ピアニスト・南雲エリを、『朝が来る』や『DIVOC-12』、連続テレビ小説「おかえりモネ」ではヒロインの妹役を演じている蒔田彩珠。事件が起きた村で深山たちが出会う青年・重盛守を、「なにわ男子」としてのCDデビューを控える道枝駿佑が演じる。ほかにも、守の父・重盛寿一役に高橋克実、同じく村の住人・太田保役にベンガル、山本貴信役に渋川清彦、穂乃果(杉咲さん)の祖父であり大手自動車会社会長・若月昭三役に石橋蓮司と、豪華実力派キャストが集結した。キャストコメント■西島秀俊ドラマの出演者の方々から「99.9」の撮影現場の素晴らしさを聞いていたので、今回参加することがとても楽しみでした。実際の撮影では、斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました。これは「99.9」ならではの魅力ですし、何よりキャストとスタッフの皆さんが全力でより良い作品を作ろうとしていることが伝わってくる現場でした。見応えのあるストーリ―展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています。あらゆる年代の皆さんが楽しめる映画になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。■道枝駿佑今回「99.9」という作品に携わらせていただくことが出来てすごく嬉しいです!ドラマを1から見直しまして、斑目法律事務所の方々のお芝居を見ていると、この作品に自分が出るのかと思いとても刺激を受けました!実際の撮影では、松本くんはお芝居にストイックで勉強になるところがたくさんあり、僕も、そんな松本くんのお芝居を見て、自分のお芝居はあれで良かったのかなと自問自答し、もっと勉強して成長したいと思いました。大きいスクリーンで斑目法律事務所の方々のテンポの良いお芝居を楽しんでいただきつつ、僕がどう事件に関わっていくのか推理しながら見て頂けると嬉しいです!■蒔田彩珠「99.9」は、松本さんや香川さんら斑目法律事務所の方達のユニークなやりとりがとても面白くて、重くなりそうな題材も、そのポップさで楽しませてくれる印象を一視聴者としては思っていました。そんな作品に今回参加することが出来て本当に嬉しいです!実際の撮影でも共演者の皆さんが本当に面白くて、セリフも撮影中に生まれていき、その場で作品を作りあげていくことが私自身初めての経験だったので、とても新鮮でした。そんな皆さんに必死に付いていこうと頑張ったので、ぜひ完成した映画を楽しみにしていただけると嬉しいです。『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は冬、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE 2021年冬、公開予定©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年08月24日松本潤主演の映画 『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(今冬公開)の第2弾キャストが24日、明らかになった。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場し、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わる。今回深山たちが挑む事件に深く関わる謎の弁護士・南雲恭平役に、 今年の第74回カンヌ国際映画祭で4冠に輝いた『ドライブ・マイ・カー』でも主演を務め、松本とは映画初共演となる西島秀俊が決定。一見善良そうな南雲だが、味方なのか敵なのかは明らかになっていない。さらに事件が起きた村で深山たちが出会う青年・重盛守役として、2021年3月の舞台『Romeo and Juliet-ロミオとジュリエット-』でも主演を務め、” なにわ男子”としてのCDデビューを控え、本作がデビュー後初の映画出演となる道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が決定。南雲の娘で天才ピアニスト・南雲エリ役として『朝が来る』(20年)で第45回報知映画賞助演女優賞など数々の映画賞を受賞し、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』ではヒロインの妹役を演じ話題を呼んでいる蒔田彩珠が出演する。そして守の父・重盛寿一役に高橋克実、同じく村の住人・太田保役にベンガル、山本貴信役に渋川清彦、杉咲演じる穂乃果の祖父であり大手自動車会社会長・若月昭三役に石橋蓮司の出演も決定し、映画ならではの豪華実力派キャストが集結した。○西島秀俊 コメントドラマの出演者の方々から『99.9』の撮影現場の素晴らしさを聞いていたので、今回参加することがとても楽しみでした。実際の撮影では、斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました。これは『99.9』ならではの魅力ですし、何よりキャストとスタッフの皆さんが全力でより良い作品を作ろうとしていることが伝わってくる現場でした。見応えのあるストーリ―展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています。あらゆる年代の皆さんが楽しめる映画になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。○道枝駿佑 コメント今回『99.9』という作品に携わらせていただくことが出来てすごく嬉しいです! ドラマを1から見直しまして、斑目法律事務所の方々のお芝居を見ていると、この作品に自分が出るのかと思いとても刺激を受けました! 実際の撮影では、松本くんはお芝居にストイックで勉強になるところがたくさんあり、僕も、そんな松本くんのお芝居を見て、自分のお芝居はあれで良かったのかなと自問自答し、もっと勉強して成長したいと思いました。大きいスクリーンで斑目法律事務所の方々のテンポの良いお芝居を楽しんでいただきつつ、僕がどう事件に関わっていくのか推理しながら見て頂けると嬉しいです!○蒔田彩珠 コメント『99.9』は、松本さんや香川さんら斑目法律事務所の方達のユニークなやりとりがとても面白くて、重くなりそうな題材も、そのポップさで楽しませてくれる印象を一視聴者としては思っていました。そんな作品に今回参加することが出来て本当に嬉しいです!実際の撮影でも共演者の皆さんが本当に面白くて、セリフも撮影中に生まれていき、その場で作品を作りあげていくことが私自身初めての経験だったので、とても新鮮でした。そんな皆さんに必死に付いていこうと頑張ったので、ぜひ完成した映画を楽しみにしていただけると嬉しいです。(C)2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会
2021年08月24日松本潤主演の『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』の第2弾キャストが発表された。TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送され、いずれも高視聴率を記録、熱烈な支持を集めた松本潤主演の『99.9 -刑事専門弁護士-』が待望の映画化。『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』が今冬公開される。本作は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。タイトルの数字が意味するのは、日本の刑事事件における有罪率。その確率は「99.9%」とも言われ、世界一の有罪率を誇り日本の司法制度の高い信頼性の証明とも言える一方、一旦起訴されると検察の考えたストーリーが正しいと鵜呑みにされがち、という大きな落とし穴も。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実” に辿り着いたことにはならない。本作は、その最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描いた物語だ。映画では松本潤演じる超型破りな弁護士・深山大翔、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田篤弘の名コンビに加え、新たなヒロインとして杉咲花扮する新米弁護士・河野穂乃果も加わり、0.1%の事実を求めて奮闘。そしてこの度、第2弾キャストが解禁に。今回深山たちが挑む事件に深く関わる謎の弁護士・南雲恭平役に、 今年の第74回カンヌ国際映画祭で4冠に輝いた『ドライブ・マイ・カー』でも主演を務め、松本とは映画初共演となる西島秀俊。一見善良そうな南雲だが、 果たして彼は味方なのか、敵なのかぜひ劇場で確かめてほしい。さらに、事件が起きた村で深山たちが出会う青年・重盛守役には、2021年3月の舞台「Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-」でも主演を務め、“なにわ男子”としてのCDデビューを控え、本作がデビュー後初の映画出演となる道枝駿佑(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)が演じ、南雲の娘で天才ビアニスト・南雲エリ役には『朝が来る』で第45回報知映画賞助演女優賞など数々の映画賞を受賞し、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』ではヒロインの妹役を演じ話題を呼んでいる蒔田彩珠といった今若手俳優の中で最も勢いのあるふたりの出演も決定した。また守の父・重盛寿一役に高橋克実、同じく村の住人・太田保役にベンガル、山本貴信役に渋川清彦、杉咲演じる穂乃果の祖父であり、大手自動車会社会長・若月昭三役に石橋蓮司と映画ならではの豪華実力派キャストが大集結。そんなシリーズ初参加となる西島、道枝、蒔田からコメントも到着した。撮影を終えた西島は「見応えのあるストーリー展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています。あらゆる年代の皆さんが楽しめる映画になっていると思います」と、本作への期待と自信を語る。道枝は「実際の撮影では、松本くんはお芝居にストイックで勉強になるところがたくさんあり、僕も、そんな松本くんのお芝居を見て、自分のお芝居はあれで良かったのかなと自問自答をし、もっと勉強して成長したいと思いました」と振り返り、蒔田は「セリフも撮影中に生まれていき、その場で作品を作りあげていくことが私自身初めての経験だったので、とても新鮮でした」と『99.9』シリーズならではの撮影について振り返った。<第2弾キャストコメント>■南雲恭平役・西島秀俊ドラマの出演者の方々から「99.9」の撮影現場の素晴らしさを聞いていたので、今回参加することがとても楽しみでした。実際の撮影では、斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました。これは「99.9」ならではの魅力ですし、何よりキャストとスタッフの皆さんが全力でより良い作品を作ろうとしていることが伝わってくる現場でした。見応えのあるストーリー展開に加え、見終わった後に心が温まる要素もたくさん詰まった映画になっています。あらゆる年代の皆さんが楽しめる映画になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。■重盛守役・道枝駿佑(なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.)今回「99.9」という作品に携わらせていただくことが出来てすごく嬉しいです!ドラマを1から見直しまして、斑目法律事務所の方々のお芝居を見ていると、この 作品に自分が出るのかと思いとても刺激を受けました!実際の撮影では、松本くんはお芝居にストイックで勉強になるところがたくさんあり、僕も、そんな松本くんのお芝居を見て、自分のお芝居はあれで良かったのかなと自問自答し、もっと勉強して成長したいと思いました。大きいスクリーンで斑目法律事務所の方々のテンボの良いお芝居を楽しんでいただきつつ、僕がどう事件に関わっていくのか推理しながら見て頂けると嬉しいです!■南雲エリ役・蒔田彩珠「99.9」は、松本さんや香川さんら斑目法律事務所の方達のユニークなやりとりがとても面白くて、重くなりそうな題材も、そのボッブさで楽しませてくれる印象を一視聴者としては思っていました。そんな作品に今回参加することが出来て本当に嬉しいです!実際の撮影でも共演者の皆さんが本当に面白くて、セリフも撮影中に生まれていき、その場で作品を作りあげていくことが私自身初めての経験だったので、とても新鮮でした。そんな皆さんに必死に付いていこうと頑張ったので、ぜひ完成した映画を楽しみにしていただけると嬉しいです。『99.9 -刑事専門弁護士- THE MOVIE』2021年冬公開
2021年08月24日《私が四十歳で今のお店に勤務するようになって、ちょうど今年で十五年になります》《職場の人間関係はとても良いんですよ。皆さん和やかで、和やかで。悪い人は誰もいないというくらい》小室圭さんの母・佳代さんは昨年末、『週刊文春WOMAN』の取材にそう語ったという。都内の有名洋菓子店で働いていた佳代さんはパート勤務と報じられたこともあったが、実は正社員。《今の社員の中では、一番長く勤めていると思います》と、古株としての自負も滲ませていた。だが現在、佳代さんは洋菓子店の社長と泥沼のトラブルに陥り、絶縁危機ともいうべき状況にあるという――。4月に手術のために1カ月ほど入院していたという佳代さんは退院後、仕事に復帰。だが、6月にはまた仕事を休み始める。本誌も6月下旬、松葉杖を左手に持ち、タクシーで出かける佳代さんを目撃している。『週刊新潮』(8月12日・19日号)によれば、佳代さんは店の更衣室で靴を履き替えた際に姿勢を崩し、アキレス腱を痛めたという。医師から「アキレス腱断裂」との診断書をもらい、6月いっぱいまで店側の了解のもと欠勤するも、7月に入っても職場に復帰せず、無断欠勤となった。そもそも足のけがについても目撃者がおらず、店側は労災とは認めずに争うことに……。あまりの不義理に社長は懲戒解雇も辞さない姿勢だという。佳代さんのケースははたして労災として認められるのか。弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士・正木絢生さんが解説する。「労災認定を受けるためには『業務上の事由』による傷病等である必要があります。今回のけがの原因が、佳代さんの言い分どおりに靴の履き替えに起因していたと証明できるなら、労災事故として認定される可能性はあります。労災が認められた場合には治療費と、休職期間中の給与の8割に当たる金額を受け取ることができます。仮に月給を20万円とすれば16万円になります」■恩人への不義理を繰り返してきた佳代さん’17年12月の金銭トラブル発覚後には佳代さんが適応障害と診断されて1年半ほど休職。また、店には迷惑電話もかかってきていたという。それでも社長は佳代さんを雇用し続けてきたのだ。マスコミに対しても、佳代さんに都合の悪いことは決して語ってこなかった。店の近所に住む女性に話を聞くと「社長だけでなくお店の大女将さんも、周囲からいろいろなことを言われても、ずっと佳代さんを庇っていましたよ」と語る。そんな恩人を怒らせてしまった佳代さん。佳代さんといえば、圭さんの“父親代わり”になろうとしてくれた元婚約者男性から400万円を超える金銭を受け取り、婚約解消後も返金を拒否。小室さんによる説明文書は火に油を注ぎ、金銭トラブルはいまだに解決していない。本誌は、20年ほど前に小室家と交流があった元喫茶店経営者のAさんから、こんな話も聞いている。佳代さんの夫・敏勝さんは’02年3月に自ら命を絶ってしまう。敏勝さん側の実家から「あなたが殺した」と言われて悩んでいた佳代さんは、遺産相続にかかわるやり取りをAさんに依頼。Aさんは敏勝さん側の親族にわざわざ会いに行ったこともあったそうだ。しかし佳代さんは突然、親身に協力してくれていたAさんに「手を引いてくれ」と告げる。もう用は済んだと言わんばかりの態度に不信感を抱き、Aさんは佳代さんとの付き合いをやめたという。■「自分は例外」と特権を求める傾向が手を差し伸べてくれた人たちに不義理を繰り返す佳代さん――。その言動の真意とはいったい?精神科医の片田珠美さんは「小室圭さん、そして佳代さんは『例外者』だと思います」と語る。「例外者というのは、自分は不利益を被ってきたのだから例外的な特権を求めていいと思い込んでしまう人のこと。精神科医のフロイトが名づけた性格類型です。とくに子供のころに苦労した経験があるとこのような思い込みを持ちやすい。佳代さんは母親が病気で裕福な家庭ではなかったといいますから、そうした生い立ちも影響しているのかもしれません」元婚約者との関係においても、佳代さんは何かと“特権”を求めていたように見える。佳代さんを受取人にして生命保険に加入するよう求めたり、本来なら受給資格を失うはずの夫の遺族年金を受給し続けられるよう口裏合わせを要求したりしたエピソードからも、もらえるものはすべて受け取ろうという意識が感じられる。それにしても、国民から厳しい視線が注がれている状況にもかかわらず、さらに新たなトラブルを招いてしまうのはなぜなのか。「佳代さんは、自分の言動が相手にどう受け止められるか、世間から怒りや反感を買うのではないか、といったことが想像できないのでしょう。一方で、自分がいかに苦しんでいるか、いかにつらい状況にあるのかを誇張して同情を引こうとする。これは例外者の心理に密接に結びついています。小室さんの説明文書からも、自分たち母子は被害者で、悪いのは元婚約者だと主張したい欲望が読み取れました。自己愛は誰しも持っているものですが、佳代さんの場合は悪性の自己愛なのでしょう。自分の過ちを認めようとしないため、国民との認識の違いや批判への対応が、ずれていく一方なのです」(片田さん)ついに15年来の恩人社長にも愛想を尽かされてしまった佳代さん。このままでは手を差し伸べてくれる人は誰もいなくなってしまうが、それでも“自分の生き方”を変えることはないのか――。
2021年08月24日映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』が、2021年10月29日(金)よりTOHO シネマズ 日比谷ほかにて全国公開。アメリカの闇を暴く“衝撃の”実話映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』は、第78回ゴールデングローブ賞にて俳優部門2部門のノミネートを果たした話題作。9.11アメリカ同時多発テロに関与した疑いでグアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の青年・モハメドゥ・スラヒと、彼を救うべく奮闘する弁護士たちの姿を描いた、実話に基づく法廷サスペンスだ。映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』の題材となったのは、実際に2015年に出版されたある1冊の手記。アメリカ政府による検閲で多くが塗りつぶされたこの手記の著者こそ、当時キューバのグアンタナモ米軍基地に収容されていたモハメドゥ・スラヒ本人だ。異例尽くしのこの本は、瞬く間にアメリカで大ベストセラーを記録。その後、世界20か国で刊行され、今回映画化されるに至った。監督は、ドキュメンタリーに定評があり『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したケヴィン・マクドナルドが務める。映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』あらすじ2005 年、弁護士のナンシー・ホランダーはアフリカのモーリタニア出身、モハメドゥ・スラヒの弁護を引き受ける。モハメドゥは9.11の首謀者の1人として拘束されたが、裁判は一度も開かれておらず、キューバのグアンタナモ収容所で地獄のような投獄生活を何年も送っていた。ナンシーは「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。時を同じくして、テロへの“正義の鉄槌”を望む政府から米軍に、モハメドゥを死刑判決に処せとの命が下り、スチュアート中佐が起訴を担当することに。真相を明らかにして闘うべく、両サイドから綿密な調査が始まる。モハメドゥから届く手紙による“証言”の予測不能な展開に引き込まれていくナンシー。ところが、再三の開示請求でようやく政府から届いた機密書類には、愕然とする供述が記されていた――。ジョディ・フォスター×ベネディクト・カンバーバッチ×タハール・ラヒムキャストは、『モーリタニアン 黒塗りの記録』でゴールデングローブ賞助演女優賞に輝いたジョディ・フォスター、主演男優賞ノミネートを果たしたタハール・ラヒム。そして映画『ドクター・ストレンジ』で知られ、最新作『クーリエ:最高機密の運び屋』の公開も控えるベネディクト・カンバーバッチは、出演キャストであると共にプロデューサーも務める。登場人物(キャスト)ナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)9.11の首謀者の1人として拘束されたが無実を訴えるモハメドゥの弁護を引き受ける弁護士。テリー(シャイリーン・ウッドリー)ナンシーの助手。モハメドゥ(タハール・ラヒム)9.11同時多発テロの勧誘担当者だったといわれる、アフリカ・モーリタニア出身の人物。グアンタナモ収容所で3年間拘束されるが、無実を訴える。スチュアート(ベネディクト・カンバーバッチ)テロの再発を恐れるアメリカ合衆国に「モハメドゥを必ず死刑に」と厳命される中佐。9.11テロで友を失う。俳優陣の作品に対する熱い想いモハメドゥの著書を読んで惚れ込んだカンバーバッチが、「これは映画化すべきだ。誰が映画化権を持っているのか調べなきゃいけない」と急ぎ獲得に動いたという『モーリタニアン 黒塗りの記録』。「初めて脚本を読んだときには泣いたよ。素晴らしいストーリーだった。彼はヒーローだ。一人の俳優として、そして一人の人間として、僕は、このストーリーは語られるべきだと思った」と語るラヒムの言葉からも、俳優陣の並々ならぬ思いが伝わってくる。また、著書のことも彼の物語のこともオファーを受ける以前から知っており、グアンタナモや当時そこで起きたことについて多くの疑問を抱いていたというフォスターは、「私が生きている時代のことなのに、なぜかそうした疑問に対する答えを私は一切知らなかった。まったく何も知らないということに我ながら驚いた。私たちの誰もが 9.11 の出来事にものすごい衝撃を受けたために、アメリカ中に恐怖心があふれていた。そのせいで誰が抑留されているのかについては、ほとんど考えていなかったのだと思う。」とコメントした。アメリカの闇を暴き、現代に問う『モーリタニアン 黒塗りの記録』。衝撃の展開をスクリーン上でどう描くのか、実力派俳優陣の演技対決にも注目したい。【詳細】映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』公開日:2021年10月29日(金)監督:ケヴィン・マクドナルド出演:ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバーバッチ、タハール・ラヒム、シャイリーン・ウッドリー、ザッカリー・リーヴァイ原作:モハメドゥ・ウルド・スラヒ「モーリタニアン 黒塗りの記録」(河出文庫)配給:キノフィルムズ提供:木下グループ2021年|アメリカ|英語|カラー|スコープサイズ|5.1ch|129分|原題:THE MAURITANIAN
2021年08月09日エンダースキーマ(Hender Scheme)などを手がけるライコス(laicoS)の書籍『principle』が、2021年8月7日(土)、スキマ 恵比寿・合羽橋・宮下公園ほかにて発売される。ライコスの表現活動が1冊にエンダースキーマをはじめ、フォート(_Fot)、ポリプロイド(POLYPLOID)、ケージギャラリー(CAGE GALLERY)などを展開するライコス。エンダースキーマの開始10年という節目に出版される『principle』は、ライコスの活動を、余白や人それぞれに異なる解釈を含んだままにまとめた1冊だ。ライコスは、そのネーミング(laicoS)が“Social=社会”を反転させたものであるように、ものの間にある無数のグラデーションや余白に着目し、ある対象を“反転”したり視点を変えたりしつつ、多彩な表現活動を行なってきた。それを反映するようにして『principle』には、一般発売される「principle Social」版と、限定バージョンである「principle laicoS」版を用意。各々が異なる表現方法で、ライコスの活動を紹介する。前者の「principle Social」版では、ライコスの活動のキーワードに基づいて、5人の表現者が自由に制作したコンテンツ「解釈と表現」を収録。イラストレーターなどとして活動するみうらじゅん、法律家/弁護士の水野祐、アーティストの平山昌尚、ファッションデイレクター/スタイリストの長谷川昭雄、そして写真家の三部正博らが、各々の視点からライコスの多面的な実践を探る。一方、後者の「principle laicoS」版は、「principle Social」版とともにレザーパッケージで同梱された、スキマ各店限定エディションとして展開される。詳細書籍『principle』発売日:2021年8月7日(土)取扱店舗:スキマ 恵比寿・合羽橋・宮下公園・オンラインショップ、全国のエンダースキーマ取扱店舗■『principle』2,860円ページ数:102ページサイズ:163mm×261mm部数:1,000部■『principle』スキマエディション 8,800円〈スキマ限定〉ページ数:principle Social 102ページ、principle lacioS 48ページサイズ:163mm×261mmレザーケース:カウレザー部数:30部〈コンテンツ〉flip the social/見方/営み解釈と表現─ in between三部正博(写真家)─ peer reviewみうらじゅん(イラストレーターなど)─ FLIP長谷川昭雄(ファッションデイレクター/スタイリスト)─ FUCK THE SYSTEM水野祐(法律家/弁護士)─ HONEST平山昌尚(アーティスト)多面の原理 解釈の余白空あり【問い合わせ先】・スキマ 恵比寿TEL:03-6447-7448・スキマ 合羽橋TEL:03-6231-7579・スキマ 宮下公園TEL:03-6434-1197
2021年08月08日ハリウッドで限定公開され、第78回ゴールデングローブ賞にて俳優部門2部門のノミネートを果たした『THE MAURITANIAN』が邦題を『モーリタニアン黒塗りの記録』として全国公開することが決定。併せてポスタービジュアルが解禁となった。2005年、弁護士のナンシー・ホランダーは9.11の首謀者の1人として拘束されたアフリカ・モーリタニア出身のモハメドゥ・スラヒの弁護を引き受ける。裁判は一度も開かれておらず、彼はキューバのグアンタナモ収容所で地獄のような投獄生活を何年も送っていた。ナンシーは「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。時を同じくしてテロへの“正義の鉄槌”を望む政府から、米軍にモハメドゥを死刑判決に処せとの命が下り、スチュアート中佐が起訴を担当することに。真相を明らかにして闘うべく、両サイドから綿密な調査が始まった。モハメドゥから届く手紙による“証言”の予測不能な展開に引き込まれていくナンシーだったが、再三の開示請求でようやく政府から届いた機密書類には、愕然とする供述が記されていた――。キューバのグアンタナモ米軍基地に収容されていたモハメドゥ・ウルド・スラヒの手記を映画化した本作。2015年に出版された手記は、アメリカ政府による検閲で多くが黒く塗りつぶされたものだったが、またたく間にアメリカで大ベストセラーを記録。その後、世界20か国で刊行された。本作の監督を務めるのは、ドキュメンタリーに定評があり『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のケヴィン・マクドナルド。モハメドゥ役に『ニューヨーク 親切なロシア料理店』のタハール・ラヒム、弁護士のナンシー役には『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスター、そしてスチュアート中佐役としてプロデューサーとしても名を連ねるベネディクト・カンバーバッチが出演する。モハメドゥの著書を読んで惚れ込んだカンバーバッチが、「これは映画化すべきだ。誰が映画化権を持っているのか調べなきゃいけない」と熱望し映画化が実現。フォスターは、著書と筆者のことをオファー以前から知っており、グアンタナモや当時そこで起きたことについて多くの疑問を抱いていたという。さらに「私が生きている時代のことなのに、なぜかそうした疑問に対する答えを私は一切知らなかった。まったく何も知らないということに我ながら驚いた。私たちの誰もが9.11の出来事にものすごい衝撃を受けたために、アメリカ中に恐怖心があふれていた。そのせいで誰が抑留されているのかについては、ほとんど考えていなかったのだと思う」とコメント。モハメドゥ本人を演じたラヒムは「初めて脚本を読んだときには泣いた。素晴らしいストーリーだった。彼はヒーローだ。一人の俳優として、そして一人の人間として、僕は、このストーリーは語られるべきだと思った」と語っている。公開決定と併せて、ポスタービジュアルも公開。役者4人の背景に、黒く塗りつぶされた文書…。「あれから20年…暴かれたアメリカの闇」と添えられたコピーにより、一体この黒塗りは何を意味するのか?不穏な雰囲気のビジュアルとなっている。『モーリタニアン黒塗りの記録』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モーリタニアン 黒塗りの記録 2021年10月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年08月06日渡米から3年、ようやく小室圭さんの将来設計の一端が明らかになった。ニューヨーク州の法律事務所に就職する見通しが立ったというのだ。そして、今後も生活の基盤はアメリカに置くつもりだという。「すなわち、結婚が叶えば眞子さまも渡米され、二人でニューヨークで暮らしていくということでしょう。眞子さま自身も二度の長期留学を経験されていますから、海外生活に大きなハードルはないでしょう。ただ、現状では小室さんは金銭トラブル交渉も日本の代理人弁護士に一任しています。帰国して自ら交渉する意思があるのかどうかも気になるところです」(皇室担当記者)オリンピックの喧騒のさなかに明らかとなった、小室さんのニューヨークでの就職。だが、懸案は金銭トラブルの交渉だけではない。「実は、3年間にわたるニューヨーク留学中の生活費は、小室さんが日本で勤務していた法律事務所からの貸与だったのです。そのため、小室さんはニューヨーク州弁護士の資格を取得したら、日本に帰国してこの事務所に“出戻り”で働くと思われていたのですが……。留学生のニューヨークでの生活費は1年間で約350万円といわれており、3年分なら約1千万円になります。ニューヨークで就職してしまうなら、小室さんは当然、貸与された金額を返済していくことになるでしょう」(前出・皇室担当記者)このような金銭的不安を抱えたまま、小室さんは帰国すらせずに、眞子さまとの結婚を強行してしまうのか。佳代さんと親子そろって、さまざまな疑惑についての説明を求める“国民の声”に向き合うつもりはあるのだろうかーー。
2021年08月04日ハリウッドで限定公開され、第78回ゴールデングローブ賞にて俳優部門2部門のノミネートを果たした『THE MAURITANIAN』が邦題を『モーリタニアン黒塗りの記録』として全国公開することが決定。併せて場面写真が解禁となった。2005年、弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)は9.11の首謀者の1人として拘束されたアフリカ・モーリタニア出身のモハメドゥ・スラヒ(タハール・ラヒム)の弁護を引き受ける。裁判は一度も開かれておらず、彼はキューバのグアンタナモ収容所で地獄のような投獄生活を何年も送っていた。ナンシーは「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。時を同じくしてテロへの“正義の鉄槌”を望む政府から、米軍にモハメドゥを死刑判決に処せとの命が下り、スチュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)が起訴を担当することに。真相を明らかにして闘うべく、両サイドから綿密な調査が始まった。モハメドゥから届く手紙による“証言”の予測不能な展開に引き込まれていくナンシーだったが、再三の開示請求でようやく政府から届いた機密書類には、愕然とする供述が記されていた――。キューバのグアンタナモ米軍基地に収容されていたモハメドゥ・ウルド・スラヒの手記を映画化した本作。2015年に出版された手記は、アメリカ政府による検閲で多くが黒く塗りつぶされたものだったが、またたく間にアメリカで大ベストセラーを記録。その後、世界20か国で刊行された。本作の監督を務めるのは、ドキュメンタリーに定評があり『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のケヴィン・マクドナルド。モハメドゥ役に『ニューヨーク 親切なロシア料理店』のタハール・ラヒム、弁護士のナンシー役には『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスター、そしてスチュアート中佐役としてプロデューサーとしても名を連ねるベネディクト・カンバーバッチが出演する。モハメドゥの著書を読んで惚れ込んだカンバーバッチが、「これは映画化すべきだ。誰が映画化権を持っているのか調べなきゃいけない」と熱望し映画化が実現。フォスターは、著書と筆者のことをオファー以前から知っており、グアンタナモや当時そこで起きたことについて多くの疑問を抱いていたという。さらに「私が生きている時代のことなのに、なぜかそうした疑問に対する答えを私は一切知らなかった。まったく何も知らないということに我ながら驚いた。私たちの誰もが9.11の出来事にものすごい衝撃を受けたために、アメリカ中に恐怖心があふれていた。そのせいで誰が抑留されているのかについては、ほとんど考えていなかったのだと思う」とコメント。モハメドゥ本人を演じたラヒムは「初めて脚本を読んだときには泣いた。素晴らしいストーリーだった。彼はヒーローだ。一人の俳優として、そして一人の人間として、僕は、このストーリーは語られるべきだと思った」と語っている。公開決定と併せて、弁護士のナンシーと不当に拘束されているモハメドゥが緊迫した面持ちで見つめ合う場面写真も到着した。『モーリタニアン黒塗りの記録』は10月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年08月03日7月27日、28日の2日間にわたり、小室圭さんが米国ニューヨーク州の司法試験に挑戦する。米国の弁護士数は約135万人と、日本の弁護士数(約4万2,000人)の30倍以上。米国では州ごとに弁護士資格を取得する必要があり、特に国際マーケットの中心であるニューヨーク州は弁護士数が約18万人と全米でもっとも多い州だ。「これまでメディアに報じられた数々の疑問に対し、積極的に発信してこなかった小室圭さんは、秋篠宮さまが望まれた“多くの人が納得し、喜んでくれる”状況を作ることができませんでした。せめて“無収入で眞子さまをお守りできるのか”という非難をかわすためにも、司法試験には絶対に合格したいと考えているでしょう」(皇室ジャーナリスト)仮に小室さんが弁護士資格を獲得できたとしても、日本の30倍もの弁護士がいる米国で、仕事にありつけるのだろうか。「米国では日本の司法書士や行政書士、税理士に類する資格はなく、弁護士がすべて請け負うため、案件の範囲は非常に広い。さらに訴訟社会であるため、弁護士は日本より身近な存在です。仕事に困ることは、ほとんどありません」そう話すのは、ニューヨーク州の弁護士資格を持ち、現地法律事務所での実務経験があるリッキー徳永さん。だが、そこは生き馬の目を抜く競争社会だという。信州大学特任教授・法学博士で、ニューヨーク州弁護士の資格も持つ山口真由さんは次のように語る。「トップレベルのローファーム(法律事務所)となると、一度たりとも落ちこぼれたことがないエリート中のエリートの同期が何十人、何百人といます。育てるというよりも、生き残る人だけを摘み上げていくシステムなので、日本とは桁違いの競争です。これに勝ち抜けば、年収1億円超が見えてきます。“鉄人”と呼ばれているある弁護士は、世界中で働いているため時差も関係なく、いつメールしても、ものの5分ほどで返信がある。“この人、いつ寝ているんだろう”と思うほど馬車馬のように働きます」佳代さんの繭の中で育った小室さんが、そのようなタフな競争に勝ち抜けるのだろうか。リッキーさんはこう指摘する。「執筆した論文が法律専門誌に掲載されるほどなので、非常に優秀。クラウドファンディングという論文のテーマからも、先見性がうかがえます。英語力も申し分ないし、活躍できる力はあるでしょう」山口さんもこう語る。「論文を見る限り、小室さんはビジネス思考が強そう。営業力や独自のネットワークを生かしたビジネスデベロップメント(事業開発)では力を発揮できるのではないでしょうか」意外にも高評価だが、前出の皇室ジャーナリストはこんな懸念を。「たしかに“28枚の小室文書”でもわかるとおり、自分の主張を押し通すスタイルは、米国の法曹界向きなのかもしれません。しかし、眞子さまと結婚すれば、民間人ではありますが、将来の天皇の義兄という特別な立場になるのです。金儲けを優先した激しい競争社会で小室さんが皇室の名誉を傷つけるような訴訟にかかわったり、場合によっては皇室との関係を仕事に利用したりするのではないかと懸念する声も出ています」大企業側に立って住民や従業員を苦しめたり、高い地位にある犯罪者を嘘八百で弁護したりする金満悪徳弁護士は、米国の法廷映画やドラマでおなじみの悪役だ。合格発表は10月以降を予定しているという。小室さんには正義を重んじる弁護士になってほしい。
2021年07月28日「これまでメディアに報じられた数々の疑問に対し、積極的に発信してこなかった小室圭さんは、秋篠宮さまが望まれた“多くの人が納得し、喜んでくれる”状況を作ることができませんでした。せめて“無収入で眞子さまをお守りできるのか”という非難をかわすためにも、司法試験には絶対に合格したいと考えているでしょう」(皇室ジャーナリスト)7月27日、28日の2日間にわたり、小室圭さんが米国ニューヨーク州の司法試験に挑戦する。米国の弁護士数は約135万人と、日本の弁護士数(約4万2,000人)の30倍以上。米国では州ごとに弁護士資格を取得する必要があり、特に国際マーケットの中心であるニューヨーク州は弁護士数が約18万人と全米でもっとも多い州だ。ニューヨーク州の弁護士資格を持ち、現地法律事務所での実務経験があるリッキー徳永さんが、司法試験を振り返る。「試験は年に2回、7月と2月にあります。3時間の試験が1日2回、2日間にわたって行われます。1日目は論述試験で、2日目が択一試験。ほとんどの学生が7月に受けます。受かる人は1回で受かるため、合格率は7月のほうが高い傾向です」合格率は例年7~8割程度。ただし’20年はコロナ禍により試験がリモート化されたことで合格率が約85%にまで上昇したという。日本の司法試験の合格率がおよそ4割だから、難易度が低いように思われるが――。信州大学特任教授・法学博士で、ニューヨーク州弁護士の資格も持つ山口真由さんはこう語る。「受験生はロースクール卒業生に限られています。非常に高いレベルの中で2~3割も落ちることを考えると、簡単な試験ではありません。特にニューヨーク州とカリフォルニア州は全米でもトップクラス。現在、米国副大統領を務めるカマラ・ハリスさんでさえ、カリフォルニア州の司法試験を1度、不合格になっているほどです」仮に小室さんが弁護士資格を獲得できたとしても、日本の30倍もの弁護士がいる米国で、仕事にありつけるのだろうか。「米国では日本の司法書士や行政書士、税理士に類する資格はなく、弁護士がすべて請け負うため、案件の範囲は非常に広い。さらに訴訟社会であるため、弁護士は日本より身近な存在です。仕事に困ることは、ほとんどありません」(リッキーさん)■「年収5千万円でも裕福と思えない」小さな個人事務所では、交通違反や過払い請求、家賃トラブルの対処などが主な業務で、年収1,000万円ほどは見込めるという。「ただし、インフレの続く米国では、弁護士以外の30代会社員でも年収1,000万円ほどになるので、それほど高収入とは言えません」さらに山口さんもこう指摘する。「私自身も学生時代に年間600万円の学費と、別途生活費がかかりました。2,000万円くらいの教育ローンを背負っている学生は、ロースクールでは珍しくないのです」小室さんは奨学金で学費は免除されたが、3年間で1,000万円以上の滞在費がかかったとみられる。さらに、母・佳代さんの元婚約者に対する約400万円の“解決金”も重くのしかかっている。また、ニューヨークの生活費は東京と比べても、格段に高い。「超高物価で、友人も『子どもが2人いたら、年収5,000万円でも裕福だとは思えないよ』と言っていました」(山口さん)古くて狭い一人暮らしのアパートでも、家賃は月20万円ほど。仮に眞子さまと生活するのであれば、セキュリティの整った物件に入居しなければならないため、最低でも月50万円、年間600万円の家賃を見積もる必要があるという。
2021年07月28日アイドルグループ『KAT-TUN』のメンバー、亀梨和也さんがNHKで2021年9月25日から放送をスタートするテレビドラマ『正義の天秤』で主演を務めることが発表されました。これまで数々のテレビドラマに出演し、俳優としての実績も多い亀梨和也さんですが、NHKのテレビドラマへの出演、さらに主演を務めるのは今作が初。初のNHKテレビドラマ出演にあたり、亀梨和也さんは意気込みを語っています。今回、初めてNHKのドラマに参加させて頂きます。本当の正義とは、弁護士、、、弁護とは???元医者の弁護士、なかなかレアなキャラクターですが、原作からいただく人物像と、監督はじめ、スタッフ、キャストの皆さんと作り上げていく、少し(?)特徴的なドラマならではのキャラクター像を楽しみ、ワクワクしながら、主人公の鷹野が抱える核を大切に作りあげていければと思っています。これから出会うルーム1の仲間達と共に追い求める鷹野和也の弁護、治療を是非ご覧ください。NHKドラマーより引用亀梨和也、初主演『正義の天秤』あらすじ『正義の天秤』で亀梨和也さんが演じるのは、元外科医の肩書を持つ、徹底した合理主義者の弁護士・鷹野和也役。くせ者ぞろいの法律事務所のメンバーと、天才的な思考力と推理力を武器に、事件に関わる人々の魂を救う本格法廷ミステリー作品です。亀梨和也さんが、NHKで初の主演を務めるテレビドラマ『正義の天秤』は、毎週土曜、21時から放送予定。追加キャストの発表も含め、続報にも期待したいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月27日亀梨和也がNHKドラマ初出演にして初主演、9月25日スタートの土曜ドラマ「正義の天秤」にて医師から転職した異色の弁護士を演じることになった。本作は、「元外科医」の肩書を持つ弁護士、鷹野和也が冤罪の悲劇に苦しみながら、戦力外チームを率いて数々の難事件の真相を暴く、事件に関わる人々の魂を救う本格法廷ミステリー。徹底した合理主義者の鷹野和也(亀梨和也)は、天才的な思考力と推理力を持っている弁護士で、名門・師団坂法律事務所に招へいされる。事務所創業者のカリスマ弁護士が急逝したため、同じく弁護士の娘が立て直しのために彼を呼んだのだ。師団坂法律事務所の刑事部門を担当する「ルーム1」に残ったのは、たったの4人。■創業者の娘で、鷹野を招へいした張本人。一生懸命さが空回りしてしまう新米弁護士■元ニート、コンプレックスの塊だが、運と要領の良さだけがとりえの弁護士■元判事のエリートでプライドが高い女性弁護士■元刑事、妻に先立たれ娘にも逃げられた人情派弁護士鋭い洞察力と調査への集中力、他の追随を許さない思考力で次々に難事件を解決する鷹野を中心に、次第にチームの結束を強めていく彼ら。そして、鷹野は自身の過去にまつわる、ある重大な事件の弁護へと臨むことになる…。亀梨さんは「元医者の弁護士、なかなかレアなキャラクターですが、原作からいただく人物像と、監督はじめ、スタッフ、キャストの皆さんと作り上げていく、少し(?)特徴的なドラマならではのキャラクター像を楽しみ、ワクワクしながら、主人公の鷹野が抱える核を大切に作りあげていければと思っています」と意気込み、「これから出会うルーム1の仲間達と共に追い求める鷹野和也の弁護、治療を是非ご覧ください」とアピールしている。「正義の天秤」は9月25日より毎週土曜21時~NHK総合にて放送(連続5回)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月27日5月にフォーダム大学のロースクールを卒業した小室圭さん。7月27日、28日に行われるニューヨーク州の司法試験を受験するとみられている。「昨年に続き、試験はリモートで受験する方式になっています。ニューヨークにとどまる必要はありませんが、小室さんの場合は日本で集中して勉強するのは難しいという事情もあるでしょう。帰国せず、猛勉強に励んでいると思われます」(皇室担当記者)日本の司法試験の合格率は、’20年度で39.1%。一方、’20年10月のニューヨーク州の司法試験は約85%の合格率だった。例年は75%前後だが、コロナ禍により試験がリモート化されたことでさらに合格率が上昇したのだという。小室さんは3年間の留学生活の中で、その実力を存分に発揮してきた。留学1年目には、約150人の学部の中で15~37位にあたる成績優秀者として表彰された。執筆した論文2本はニューヨーク弁護士会が発行する法律専門誌に掲載され、1本は同誌の学生を対象とした論文コンペで2位を獲得する快挙。さらには、金融の専門家に全編英語でインタビューした音声がポッドキャストで全世界に配信された。「これらの実績を鑑みれば、ほかのロースクール卒業生と比べて小室さんの専門知識や語学力は飛び抜けているといっていいでしょう。合格の可能性は平均値よりも高いと考えられます」(前出・皇室担当記者)『週刊文春』(’21年7月15日号)では、元婚約者・X氏の代理人が、小室さんの代理人である上芝直史弁護士の事務所を訪れていたことが報じられた。面会は5月下旬のこと。眞子さまと小室さんの結婚のネックとなっていた金銭トラブルは、解決に向けた最終段階に入ったといえる。小室さんは弁護士試験合格と金銭トラブル解決という2つのハードルを乗り越え、眞子さまとの結婚に王手をかけることになるのか――。
2021年07月20日今年、事実婚を発表したharu.さんとTaiTanさん。選択的夫婦別姓への議論が起きている今、二人もまた、この制度に疑問を抱き、話し合ってきました。その過程と心持ちにフォーカスします。既存の枠組みに当てはめない“選択結婚”二人らしく、心地よく共に生きていく選択。――おふたりの関係性の中で“結婚”という言葉が出たのは?haru.:私から?(笑)TaiTan:コロンと横になっている時に、僕がポロッと話した気がします。haru.の反応も、そうねーって(笑)。それで合意がとれた感じです。haru.:そうだったね。最初は法律婚も視野に入れていたけど、「姓を変えるのは女性ばかりだよね」って話になって。彼が私の姓になる案も考えながらも、なかなかしっくりこなくて。でも結局は私たちの関係のことだから、二人が一番心地よいかたちを選べればいいと思って。事実婚については、誰かの実体験を聞くより、弁護士や専門家が書いている記事を読んで私たちなりに調べました。弁護士さんによっては事実婚の証明書を発行したほうがいいという意見もありましたが、いま私たちは一緒に暮らしているわけではないので、証明書も作っていないんです。――別姓でいることが事実婚を選んだ大きな理由なのですね。haru.:そうですね。私にとっては、事実婚も普段の色々な選択をしていくのと同じで、二人でどうやって生きていくかを選んだ感覚です。結婚をしたらひとつの姓を選ぶことに「なぜ?」という疑問がずっとあったし、結婚はひとつの証明のようなものだと思いますが、社会の決められた枠組みに自分たちを当てはめなくても、私たちの関係性で結婚を証明することができるのではないかと思って。周りにも同じように疑問を持っている人が多くいるので、そういう人に対しても、これが正しいというより、こういう二人の在り方があってもいいよね、と伝えられたらと思っていました。TaiTan:僕らの知人で、お互いにすごくリスペクトし合っていて仲の良いカップルがいるのですが、結婚したことで唯一しこりが残っているのは名字が変わったことだと話していて。「誰のための選択だったんだろう?」という疑問が、選択してから今日に至るまで、うっすらと自分を支配しているという話をしてくれました。その言葉が僕には効いて。そういう思いを僕らが背負うのはすごく嫌だと思ったのは大きかった。――事実婚を選んで、今の時点で違和感を覚えることは?haru.:この前、いま何か課題はあるかな?って話したけど、何もないね、で終わった(笑)。TaiTan:ないね。当然このあと子どもを持つことや、生活の変化の中で出てくると思いますが。――自分たちの選択をどのように伝えていきたいですか?haru.:私は、もともと恋愛ドラマや映画にときめくこともなく、結婚するからといって『ゼクシィ』も読まない。学生の頃から自分は周りとちょっとズレてるのかなと思ってきたけど、同じように日常の色々なことに違和感を抱いている人は多くいると思います。常識とされていることにはまらなくても、それを曲げる必要もないし、自分が思うままでいいと感じてもらえたらいいですね。自分の中にあったものをひとつ肯定されることで、前に進めると思うので。TaiTan:僕も同感です。事実婚の選択に関して旗振り役になるつもりもないし、聞かれたら話させてもらうくらいの感覚です。それよりも、僕たちが信じていることを実践して、成立している事実を見てもらうことができたらいいなと。そのほうがよっぽど、社会の“こうであるべき”という枠を拡張していくことができるんじゃないかなと思っています。せんたく・けっこん…二人が納得できる、結婚のかたちを考えていく。夫婦同姓が原則である日本の婚姻制度。世界でも日本だけというこの制度に対して様々な動きがある中で、法的に入籍をせず、夫婦関係を築いていく事実婚も選択肢の一つとして注目されている。法律婚、事実婚などパートナーシップの在り方が多様化している今、自分たちにフィットする結婚のかたちを模索する動きが活発に。haru.さん(写真右)1995年生まれ。インディペンデントマガジン『HIGH(er)magazine』編集長。2019年に「株式会社HUG」を立ち上げ、コンテンツプロデュースなど様々な活動を行う。TaiTanさん(写真左)ラッパー。ヒップホップグループDos Monosのメンバー。雑誌のクリエイティブディレクションや、Podcast番組「奇奇怪怪明解事典」を配信するなど多方面で活躍中。※『anan』2021年7月21日号より。写真・村上未知インタビュー、文・菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2021年07月16日「閉じ込めた記憶や時間や骨…。ずっと忘れられていたものが、あるきっかけで呼び起こされる。そんな思いを込めたタイトルに牽引されて、書けた部分も大きかったですね」辻村深月さんの『琥珀の夏』は、残酷な真実が描かれながら、慰撫されるような余韻が残る。物語は、弁護士の近藤法子が〈ミライの学校〉という団体の事務局を訪れたところから始まる。〈ミライの学校〉は、学校教育に疑問を感じていた有志が集い、運営されていた。ある事件をきっかけにカルト集団と批判されたその団体施設の跡地で、女児の白骨死体が見つかったのだ。法子もそのニュースを知り、「自分の娘と孫が〈ミライの学校〉に入ってしまったまま連絡が取れない、白骨死体は孫なのではないか」と案じる吉住夫妻の代理人となった。対応した団体の担当者は、「うちは無関係です」とけんもほろろ。だが、法子の胸の内はざわつく。法子は小学校の4年生からの3年間、〈ミライの学校〉の夏合宿に参加していたことを思い出す。“見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか”。ミカは、当時クラスになじめず孤独だったノリコを、〈友だち〉と呼んでくれた子だった。「法子を弁護士にしたのは、自分の過去を見つめ直してもらうときに、個人としてより、仕事として“関わらなくてはいけない”ようにするのがいちばん自然なのではないかなと思ったからです」いい思い出もある〈ミライの学校〉がカルト的だと言われることに違和感を覚える法子でさえ、調べ、記憶を掘り起こすうちに、自分の中にある無意識なバイアスに気づく。物語の重要なキーとなるのは、大人と別々に暮らす子どもの自立を促す〈学び舎〉や、願いを叶えてくれるという〈泉〉、子どもの自主性を育むという名目でなされる〈問答〉、〈内部の子〉と〈麓の子〉の距離感…。大人になった法子が、数々の思い出とそのころの気持ちを、リアルに細やかに掬い上げていくのも読みどころ。「以前は、大人が子どものころを振り返る形で書くときには、“子ども時代”を別の何かのように見ていた感覚があったんです。それが『かがみの孤城』やこの『琥珀~』を書いた近年、子どもの時間と大人の時間は分断しているわけではないな、子どもの時間の地続きに、私は私のままあるのが大人の時間なんだ、ということが、作家としても私個人としても実感できるようになってきて。すると、実は記憶はとても恣意的なものなのだなと感じたんですね。ならば、自分が真実だと思っていたものにもう一歩踏み込んだらまた違うものが見えるのではないか。あらためて、記憶というものを検証してみたいという気持ちもありました」また、読者から反響が大きかったテーマのひとつが“育児/教育”だ。「現実の中でも多々ある違和感を、〈ミライの学校〉を通じて書きました。子どもが自分の方を見てほしい時期に、親はもっと大きな理想や理念に夢中。子どもの未来のためと言いながら、親が我が子の未来をないがしろにしてしまうとか。よい活動とされていることも、その本当の主体に“子ども”はいるのかなど。そういうことも今回とことん向き合って書いてみたいと思いました」実際、幼いころのミカが両親と離ればなれの寂しさに耐えかね、夜中にこっそり朝一番の水を求めて泉に向かう場面は、胸が痛む。終盤に、読者がそれまで見ていた風景を一変させるようなサプライズが仕込まれている。だが、この名シーンは、さらなるクライマックスへの布石なのだ。辻村深月、恐るべし。「ミステリー的にも大事に書きたかったシーンです。私自身もそこがゴールだと思っていたら、ここがスタートだったのかと(笑)」500ページ超の大作だが、ついページを繰る手が逸る。傑作だ。つじむら・みづき作家。1980年、山梨県生まれ。2004年メフィスト賞を受賞しデビュー。’11年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、’12年『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞。本屋大賞受賞作『かがみの孤城』が文庫に。『琥珀の夏』白骨死体の少女は誰か。事故か他殺か。動機は。守れなかった子ども時代の自分と友を、大人になった本人たちが代わって守る――。ミステリーとしてのリーダビリティも備えた、贖罪の物語でもある。文藝春秋1980円※『anan』2021年7月14日号より。写真・土佐麻理子(辻村さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年07月13日以前は公には語りづらい雰囲気があった、セックスや体に関するあれこれ。でも最近風向きが変わってきた印象。もっと広く情報を共有し、みんなで考えていこうという動きがあちこちで起こっています。リプロダクティブ・ヘルスにまつわる、気になる社会の動きをご紹介します。社会全体で、生理の理解を深めよう。ユニ・チャームが行う「みんなの生理研修」、受講した感想を聞いてみた。生理用ナプキンなどのメーカーであるユニ・チャームが、生理にまつわる知識向上と、職場における相互理解を促進するため、企業向け研修プログラム「みんなの生理研修」を、昨年から実施中。女性だけでなく、男性も参加できるこの研修。昨年参加したIT企業のサイボウズの広報の方によると、「比較的オープンな雰囲気の社内ですが、生理に関する悩みは話しづらい雰囲気がありました。これを機に、コミュニケーションしやすい環境を作れれば…と、前向きな期待を持ち、この研修を導入しました。受講した男性社員の中には、生理のメカニズムや困りごとを初めて具体的に聞いたという人も。また“生理に限らず、体調優先で休める体制づくりをしたい”という感想も寄せられました。このように知る機会を作ることが、他者との協働の大切な一歩になるのでは、と思います」「事前打ち合わせのときには、“男女一緒だと研修がやりづらいのでは”といった声も出ましたが、終わってみると“高校の保健の授業以来の講義で、とても新鮮でためになった”と言っていただけたので、とても嬉しかったです。今年は地方自治体などでも開催をしているので、知識の共有がもっと広がったらいいですよね」(ユニ・チャーム広報担当者)こちらは、サイボウズさんの、実際のオンライン研修の様子。男女ともに、かなり興味津々で話を聞いていたそうです。研修で使う資料。生理が起こる女性の体の仕組みに加え、生理用品のバリエーションやケア方法なども解説。おそらく男性には、目からウロコな情報もたくさんあるのでは…。続々出版されている、性教育にまつわる書籍。大人の学び直しにも、大いに役立ちます。若い世代向けのもの、子どもを持つ親に向けて書かれたもの。多数出版されている性教育本の中から、おすすめをご紹介。大人世代の性知識のアップデートに。『思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!』アクロストン著にじいろ制作協力著者は医師のご夫婦で、思春期の子どもがいる親が知っておくべき、体の変化、セックス、ジェンダーについてまとめた本。デザインが美しく、とてもわかりやすい。思春期保健相談士・にじいろさんが制作協力で参加。主婦の友社1540円2万人の調査から生理を徹底分析。『生理で知っておくべきこと』細川モモ著佐藤雄一、奈良岡佑南監修6年間の調査結果とアプリで集めたデータから日本女性の生理やPMSについての最新情報をまとめた一冊。正しいデータを知ることで、ケア方法や、病気かもしれないと気がつける知識を身につけることの助けにも役立つ。日経BP1705円性の話をオープンに。シオリーヌさん著。『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』シオリーヌ(大貫詩織)性教育YouTuberの経験から、現代の若者に伝えたいと思う性にまつわる知識や情報をギュッと詰め込んだ著作。体のことから、自分らしく生きる方法まで、いま必要な情報がたっぷり。親近感のある文章なので読みやすい。イースト・プレス1430円弁護士ママが考えた今の男子の子育て論。『これからの男の子たちへ』太田啓子息子を育てるシングルマザー、そして弁護士としての経験を通し、正しい性の知識と、他者へのリスペクトを持った人に育てるにはどうしたらいいか。その思考をまとめた一冊。彼氏や夫に読ませたいと、大人世代にも人気です。大月書店1760円仏国でベストセラー、異色のセックスガイド。『あなたのセックスによろしく 快楽へ導く挿入以外の140の技法ガイド』ジュン・プラ著吉田良子訳高橋幸子医療監修セックスは他者同士が行う最も親密な行為ゆえに、相手の心と体に敬意を持つべき、という基本姿勢のもとに書かれたおしゃれなセックスガイドブック。著者は、フランスで85万人のフォロワーを持つインスタグラマー。CCCメディアハウス1760円※『anan』2021年7月14日号より。写真(書籍)・安田光優(by anan編集部)
2021年07月11日14歳で父を亡くすという不幸に見舞われながらも、フェンシングの西ドイツ代表として、1976年のモントリオール五輪のフルーレ団体で見事金メダルを獲得したトーマス・バッハ氏。現在、IOC会長として”ぼったくり男爵”と呼ばれる彼が、その異名通りの活躍をするのは、“アスリート後”の人生においてだった。■アディダスで始まった出世街道20代でアスリートとしての絶頂を迎えたとき、バッハ氏はドイツの名門・ヴュルツブルク大学の学生でもあった。1980年、“アスリート後”の人生を決定づけることがあった。前年のソ連のアフガニスタン侵攻を理由に、モスクワオリンピックを西側諸国がボイコットしたのだ。「あまりに苦い経験でした。二度と選手に同じ経験をさせたくない」そう思ったというバッハ氏は“スポーツ官僚”の道を志すことに。1981年、新設されたIOCアスリート委員会の初代委員に選ばれる。これは現役選手や元選手を主体とし、選手の意見をオリンピックの運営に反映させることを目的とした委員会だ。当時、五輪のアマチュアリズムは今よりも徹底されていたが、バッハ氏は元選手として、サマランチ会長(当時)の持論だった「プロ選手の参加解禁」の“代弁者”となる。そのことで、サマランチ会長から寵愛を受けるようになったようだ。1982年には弁護士の国家試験に合格、翌年には法学の博士号を得る。バッハ氏が最初に選んだビジネスの舞台は、サマランチ会長の“盟友”ともいわれたホルスト・ダスラー氏が会長を務めていたアディダス社だった。まだ30代前半にもかかわらず、国際関係部門の部長を任されることに。これを皮切りに、さまざまな大企業で顧問や監査役などの役職を得て、ビジネスの世界でも成功を収めていくのだ。■年俸5300万円、日当66万円の“問題契約”バッハ氏の手法の特徴は、スポーツ界とビジネス界、それぞれで得た人脈を車の両輪のように駆使して、権力とカネを自らに集めていくところだ。元五輪金メダリストとして国際的な人脈と、弁護士としての法律とビジネスの知識をあわせ持ち、ドイツ語のほか、英語、フランス語、スペイン語の4カ国語を流暢に話すというバッハ氏にしかできない技だ。ビジネスでの活躍の場を広げるにつれて、IOCでも1991年に委員、1996年に理事、2000年には副会長と、順調に階段を上っていった。2000年にはドイツを代表する巨大企業シーメンスと顧問契約を結んでいる。アラブ諸国での新規ビジネスを進めようとしていた同社が、バッハ氏がIOCで築いた中東人脈に期待したことが理由といわれている。ドイツ人の父と日本人の母を持つエッセイストのサンドラ・ヘフェリンさんはこう語る。「年間40万ユーロ(約5,280万円、現在のレート、以下同)という破格の顧問契約料に加え、日当として5,000ユーロ(約66万円)もの報酬を得ていたんです。後にこれが問題になり、2010年に契約を打ち切られています」■“タニマチ”はアラブの王族…396億円の個人資産もっと後ろ暗い契約もあった。ベルリン在住の声楽家で、最新のドイツ事情について日本の新聞に寄稿もしているギュンターりつこさんはこう語る。「2005年から2009年までの間、バッハ氏は顧問としてフェロスタール社と契約していました。年間20日の勤務で12万5,000ユーロ(約1,650万円)の報酬に、1日5,000ユーロの海外出張費。そして2,900万ユーロ(約38億3,000万円)以上の取引の仲介に成功した場合、その一部が成功報酬として支払われるという契約でした。しかし、この契約以上に物議をかもしたのが、同社が兵器の販売も行っている企業だったこと。平和の祭典である五輪の理念に反するという声がありました」ほかにも複数の大企業で、監査役や顧問の役職を得た。さらには、ドイツの行政機関での役職や、アラブ・ドイツ商工会議所の会長の座にもついている。2013年にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われたIOC総会で、悲願が叶うことになる。2020年の五輪開催地が東京に選ばれたこの総会で、投票に勝ち抜き新会長に選ばれたのだ。自分の名前が呼ばれ、目を赤くして喜ぶバッハ氏の頬に、40年連れ添った妻のクラウディアさんが祝福のキスをする。おそらく五輪金メダルと並ぶ、人生の絶頂の瞬間だったに違いない。会長就任を後押ししたのは、アジア・オリンピック評議会のシェイク・アハマド会長。クウェートの王族で、巨額のオイルマネーを背景に世界のスポーツ界に強い影響を持つアハマド会長は、スポーツ界とビジネス界の双方におけるパートナーだ。会長への就任とともに、多くの会社との顧問契約を解消したというバッハ氏。だが、これまでの“ビジネス”で、3億ユーロ(約396億円)以上の資産を築いたとドイツでは報じられている。失敗や後退を知らない人生を送ってきた“ぼったくり男爵”が、五輪開催を懸念する声に、耳を傾けることはないだろう。
2021年07月06日義父母がシンドイんです!
モラハラ夫図鑑
託児所扱い