夫の単身赴任中、子どもを通じて知り合ったパパ友と不倫関係に至ってしまった30代の夕希さん(仮名)。「バレないだろう」とたかをくくっていたものの、現実はそう甘くなかったようです。出来心から不倫をしてしまい、人生が一気に転落した30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夫が単身赴任なのをいいことに不倫三昧の毎日不倫相手の大輝さん(仮名)とホテルに行ってから帰宅し、子どもに「お風呂のにおいがする!」と言われて肝を冷やした夕希さん。しかしその後、夫は何事もなかったようにいつもと変わらない様子で単身赴任先へ戻っていったそう。「バレなくて本当によかった」と夕希さんは安堵すると同時に、夫が赴任先へ戻ったことで大輝さんと自由にデートできる環境になったことを嬉しく思ったと言います。「それから私は、たまに子どもを実家に預けて大輝さんと密会を重ねました。独身気分でデートをできたので、あの頃は本当に浮かれていましたし、毎日がとても楽しかったです。ところがある日、夫から『明日そっちへ戻るから、子どもを預けて僕の友だち夫婦と食事しよう』と急に連絡がきて、なんだかおかしいなって思いました」夫に指定された場所に行くと修羅場が待っていた夫から結婚後にそんな誘いを受けたことがなかった夕希さんは、少しだけ嫌な予感がしたそうです。しかし断る理由もなかったため、夫に指定された待ち合わせ場所に向かいました。するとそこには、大輝さんとその妻がいたとのこと……。その瞬間から、その場は壮絶な修羅場へと化したのです。「実は夫は、私に強い不信感を抱いていて、単身赴任先に戻ってから探偵に依頼して私の素行を調べていたそうです。出てきた証拠を見て私の不倫を確信し、保護者同士のコミュニティを通じて大輝さんの妻に連絡したと聞きました。話し合いの場に私をおびき出すために、大輝さんの妻と協力して食事の席を設けたようです」その場で不倫の証拠写真を突きつけられ、夕希さんも大輝さんも言い逃れができない状況へと追い込まれたそう。そして、お互いの配偶者からそれぞれが離婚と慰謝料を請求され、さらに親権を譲ることを求められたそうです。「私はそのとき大輝さんとの不倫に溺れていたので、『これで大輝さんと再婚できるかも?』とバカなことを考えていました。ですが、その後の話し合いの場で、大輝さんの妻から『夫と不仲になったのは夫のモラハラが原因です』とハッキリ言われて、ハッと冷静になりました。よくよく考えると、たしかに大輝さんのモラハラ気質っぽいところが思い当たりましたし、彼女が嘘をついているようには見えませんでした。さらに大輝さんは話し合いの場でも無責任な態度を取り続けていて、そんな大輝さんを見ているうちに私も大輝さんに幻滅してしまい、一瞬にして恋心が冷めたのです」大輝さんの態度にイライラが止まらなくなった夕希さんは不倫を後悔しましたが、すでに後の祭り。夫からは「全部相手のせいにするな、君が悪いんだろ」と正論を言われ、何も言い返せなかったと振り返ります。「私は夫も、子どもとの暮らしも失いました。今は狭いアパートで一人寂しく暮らしています。あまりにも壮絶な修羅場を経て離婚をしたので、なかなか次の恋愛をする気にならず、もう3年以上が経ちました。将来の生活も不安ですし、前を向いて人生をやり直さなくてはいけないと頭では考えていますが、なかなか行動に移せないまま時間ばかりが過ぎていて虚しいです」不倫の末に幸せになろうとしても、そう甘いものではありません。多くの人を傷つけ巻き込んだ代償は大きく、不倫を終えたあとも人生の軌道修正に時間がかかる人は少なくないのが現実でしょう。いかなる理由があったとしても、結婚している立場で配偶者以外の相手と深い仲になることは、絶対に避けるべき行為なのです。©smile/Adobe Stock ©rrice/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月25日夫の単身赴任中に、不倫へと足を踏み入れる女性もいるようです。子どもを通じて知り合った男性と、予想もしなかった不倫関係になってしまい、人生を狂わせてしまった経験をもつ30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫が単身赴任中に、身近な男性に恋心を…夕希さん(仮名)は、一人の子どもを育てる30代の妻で、夫は単身赴任中。毎日を淡々と過ごしていたある日、いつものように参加した保護者会で、子どもの友だちのパパである大輝さん(仮名)と親しくなったと言います。「大輝さんの妻は仕事で家を空けることが多く、学校行事は主に大輝さんが参加していると聞きました。 出会ったその日からなんとなくフィーリングが合うような気がしたんです。それからすぐに公園で子どもを一緒に遊ばせたりして、大輝さんとの交流が始まりました。私も夫が単身赴任中で、普段はなかなか男性との関わりがないこともあり、次第に大輝さんに好意を感じるようになってしまったんですよね」大輝さんと親しくなった当初は、不倫なんてまったく考えていなかったと、当時を振り返る夕希さん。しかし一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、「この人が夫だったら幸せだっただろうなぁ」と恋心を抱き始めてしまったのだとか……。彼の相談を聞いているうちに心の距離が縮まってある日、夫が単身赴任から一時帰宅したときのこと。「僕が子どもを見ておくから、君は買い物でも行ってきたら?」と夫から提案され、夕希さんは久しぶりにフリーの時間を楽しめることになったそう。そして、夫に感謝しながら久しぶりの一人時間を満喫していると、偶然にも街で大輝さんに出会ったのだといいます。「本当にバッタリという感じでびっくりしました。その日、大輝さんは自宅で妻と喧嘩してしまい、家を出てきたとのこと。最近は夫婦仲がうまくいっていないと相談されて、話を聞くうちにだんだんと心の距離が縮まっていくのがわかりました。そして、その流れで関係を持ってしまったんです」夕希さんは大輝さんとホテルに行ったあと、何事もなかったように帰宅したとのこと。しかし、玄関で子どもに抱きつかれた瞬間、子どもに「ママからお風呂のにおいがするね!」と言われてしまい、ヒヤッとしたそうです。「子どもの声を夫に聞かれていたらホテルにいたことがバレる……と焦りましたが、夫の様子をチラリと見ると、スマホを見ていてこちらの声は聞こえていない様子で安心しました。肝を冷やしたので、今後大輝さんとホテルに行っても絶対にバレないように気をつけようと決意しましたね」パートナーと離れて暮らしていると、つい気持ちが緩み、別の人に惹かれてしまうこともあるのかもしれません。しかし結婚している身で別の相手と関係をもてば不倫です。パートナーを裏切る行為をしてしまえば、その後に甘くない展開が待ち受けていることは確実でしょう。©mapo/Adobe Stock©polkadot/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月25日涼花さん(仮名・31歳)は、あるときバー店長のタロウさん(仮名)と親しくなり、その日のうちにホテルに行ってしまいました。1週間後にバーを訪れると、実はタロウさんは店長ではなく、臨時で雇われていただけでもう店にはいないと聞かされたそう。タロウさんは、いったいどこへ消えたのでしょうか……。その後の展開を伺いました。不倫相手との再会「タロウさんに1回きりの関係で逃げられたと思い、落ち込んでいた翌日のこと。本人から“申し訳ない!”と謝罪のLINEが来たんです。どうやら、タロウさんを店長に紹介した人から連絡が来て、事情を聞いたようでした。そして、とりあえず1回会おうということに。別のお店で待ち合わせたのですが、やって来たタロウさんは、前回会ったときとまるで風貌が変わっていて驚きました。ピシっとしたスーツ姿で、いかにもビジネスマンといった装いだったのです」完全なる不倫関係に「タロウさんに話を聞くと、本当の職業は会社経営者だそう。バーは飲み友だちのつてで、たまに紹介を受けて1日店長などを務めることがあるそうでした。昼間の時間帯は仕事で忙しく、連絡ができなかったみたいです。ちなみにタロウさんはバツイチ。そういった話は、本当は前回伝えられていたようなのですが、私は酔っていたため全然覚えていませんでした。納得した私は、すっかり安心。その日もお酒が進んでホテルに行ってしまい、完全に不倫関係となってしまいました。それからしばらくして、タロウさんから、“また別の店で1日店長するから遊びに来て”とお誘いのLINEが届いたんです」カウンター席に座る怪しい女性「教えられた店を訪ねると、前回と同じような小さなバーでした。店内にはお客が数人いたんですが、カウンター席に座る女性が、やけに親し気にタロウさんに話しかけているのに気付いたんです。私はちょっと対抗意識が芽生え、女性の隣の席に。会話に加わってしばらく様子を窺うと、やはり女性はタロウさんとただならぬ関係である気配を感じました。そこからはもう、私もお酒を飲みまくりです。女性に負けまいとハイスピードで注文。すると、頭がくらくらするほどベロンベロンに酔っぱらってしまいました。そして、いつの間にかカウンターに座りながら眠ってしまっていたのです…」あわや乱闘騒ぎに…「突然、私の名前を呼ぶ声が聞こえました。ハッと目を覚ますと、そこには夫が。なぜか夫がバーまで迎えに来たのです。あとで分かりましたが、女性が私のスマホを勝手に使い、“潰れているから迎えてきてほしい”と連絡を入れたようでした。ですが、そのまますんなり帰宅とはなりませんでした。夫は以前から私の行動を疑い、男性の影を感じていたようなんです。そんななか、実際にタロウさんと会い、不倫相手だと確信したようでした。夫は、“妻をたぶらかしているのはあなたですか?”というようなことを、タロウさんに尋ねていました。ケンカ腰の夫に対し、タロウさんは相手にせず流すような態度を見せると、夫はますますヒートアップして、あわや乱闘騒ぎに。周囲のお客さんが止めてくれて、なんとかその場はおさまりました。しかし、夫の怒りが消えるはずもありません。帰宅後に徹底的に問い詰められ、私はタロウさんとの不倫関係を自白しました。すべてを話し終わると、夫から離婚の意思を告げられ、慰謝料を請求されました。そして夫は、私にだけでなくタロウさんにも慰謝料を請求していたようです。その日からタロウさんにLINEをしても返信がなく、一切連絡が取れなくなりました。最初は気まぐれでバーに寄っただけだったのに、こんなことになるなんて後悔してもしきれません。あの日をきっかけに、私はいろいろなものを失ってしまったのです…」“バーの店長と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お店に夫が現れたときは、さぞ驚いたことでしょう。不倫は第三者が絡んで発覚するケースもあります。今回は偶然居合わせた女性客によって不倫発覚に至りましたが、たとえその出来事がなかったとしても、夫に対する裏切りをいつまでも隠し通すことはできなかったでしょう。©ah/Adobe Stock ©K+K/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月22日初めて行った場所で思いがけない出会いをして、その相手と深い関係になってしまうこともあると思います。それが不倫という場合もあるかもしれません。涼花さん(仮名・31歳)も、以前にお酒を飲みに行った先で出会った男性と不倫をしてしまい、大変な事態に巻き込まれたそう。当時の状況を詳しく伺いました。飲み会終わりにバーへ「ある日、職場の飲み会が開催されるということで、夫には帰りが遅くなると伝えていました。ただ、飲み会が1次会で終了して、早い時間に解散。このまま早く帰るのももったいないし、ちょっと飲み足りないとも思ったので、入ったことのないバーに一人で寄ってみたんです。カウンター席と、テーブル席が2つほどの小さなお店でした。私はカウンター席に座り、お酒を注文。そのとき、カウンターの向こうで仕事をしている店長が、ちょっとかっこいいことに気付いたんです」いつの間にか二人きりに「店長は40代後半ぐらいの男性で、佇まいが絵になる感じの、いわゆる“イケオジ”といった印象。名前はタロウさん(仮名)といいました。タロウさんと会話をしながら飲んでいると、いつの間にか2時間が経過していて、店内のお客は私一人になっていました。するとタロウさんに、“1杯付き合って”と言われ、バーを閉めて別のお店へ行くことに。そこでもだいぶ飲んでしまい、かなり酔ってしまって…。お店を出た後、誘われるがままホテルへ行ってしまったんです。タロウさんとホテルで過ごした後、さすがに泊まるのはいけないと思い、深夜2時ごろに家へ帰りました」LINEの返信がなく焦らされて…「翌日、タロウさんにLINEを送りました。バーの店長なら昼間の時間は空いているはず…と思ったのですが、返信がないんです。そして夜になって、ようやく返信が届きました。それから何度かやり取りをしたのですが、タロウさんからの返信は毎回遅くて。なのに甘く優しい言葉をかけてくれるので、タロウさんに会いたいという思いがだんだん強くなっていったんです。ただ、前回の飲み会の日に深夜に帰宅していたため、夫に対して負い目があり、しばらくは大人しくしていなければと思いました。ようやく時間が取れたのが1週間後。私はタロウさんに、“今日お店に行きます”とLINEを入れました。でも、やっぱり返信はなくて…」店を訪れるとカウンターには別人が…「仕事が終わり、とりあえずバーに向かいました。でも、店に入るとタロウさんがいなくて、カウンターには別の人が立っていました。あとから来るのかもしれないと思い、様子を窺っていたんですが、その気配もありません。そこで、私は思い切って、カウンターの従業員に「店長のタロウさんはいますか?」と聞いてみました。すると、「店長は私ですが」という返答が…。実は店長は海外旅行に出かけていて、先週の1週間だけは店を別の人に任せていたそう。店を1週間閉めておくのももったいないということで、知り合いに相談したところ、店をやらせてほしいという男性を紹介されたらしいのです。それがおそらく、タロウさんだろうという話でした。ただ、店長はタロウさんと直接知り合いではなく、あくまで友人の紹介。連絡を取れるかどうかは、友人に聞いてみないと分からないと言われました。それを聞いて、私は逃げられたんだと気付きました。一度きりの関係で、都合よく終わらされたのだと…。すっかりタロウさんに夢中になっていた私は、かなりショックを受けました」“バーの店長と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。お酒を飲むことは決して悪いことではありませんが、酔った結果、不倫に堕ちる可能性がある行動は慎むべきなのでしょう。©tarikkaanmuslu/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月22日恋愛をすると、気分が盛り上がりますよね。その興奮を友人にも伝えたいと思い、LINEで報告をすることもあるかもしれません。しかし、受け取った相手はどう返信していいか困ってしまう場合も。そこで今回は、“ドン引きした友人からのノロケLINE”について、女性たちに話を聞いてみました。「このキスマーク、見て!」「3年ぶりくらいに友人に彼氏ができたんですね。私と友人は30代ですが、お相手はまだ20代半ばだそう。彼氏ができてからよくLINEが来るようになったんですが、ある日“このキスマーク、見て!”と写真付きのメッセージが…。首に薄っすらと小さなあざのようなものが写っていて、一応“羨ましい”と返しましたが、内心はいい大人が何をやってるんだ…と思いました」ユキ(仮名)/31歳友人は久しぶりに彼氏ができて浮かれているんでしょうね。キスマークの写真を送られてきた側からすると、「自分の年齢を考えて行動したほうがいいよ」と言いたくなったことでしょう。「睡眠時間が減っちゃって…」「職場で、同僚がウトウトすることが増えていたんです。ちょっと心配になり、“大丈夫?”とLINEを送りました。すると、“睡眠時間が減っちゃって…”と返信が。どうやら、夜に彼氏と2時間近く電話をしているようで、“彼氏が寝かせてくれないの”と言うんです。何をしようと自由ですが、睡眠時間くらいは自分でちゃんと確保してほしいです」リカコ(仮名)/27歳交際の仕方は自由ですが、仕事に支障が出ているのなら問題と言えます。社会人なら自己管理はしっかりしてほしいところです。「課長、今日うちから出勤したの」「仕事中に同僚から、“気付いた?”とLINEが来たんです。何のことかと尋ねると、“課長、今日うちから出勤したの”と。確かに、課長は昨日と同じ格好をしていました。ようするに課長と同僚は不倫をしていたんです。さらに、“家に帰りたくないって言うから”と自慢げに報告され、正直なところ気持ち悪いと思ってしまいました」アカリ(仮名)/28歳同僚や上司が不倫関係にあるとしても、細かいことは知りたくないと考える人は多いはず。普段の接し方にも気を使ってしまいそうです。「もう別れよっかな…」「友人がしょっちゅう、“もう彼と別れよっかな……”とLINEを送ってきます。そうするとこっちも、“何かあったの?”と聞かないわけにはいきませんよね。このやりとりがとても面倒です。しかもその理由も、“いびきがうるさい”とか“割り勘ばっかり”とか、どうでもいいものばかり…。ただのノロケだったりすることもあるので、相手をする時間がもったいない。いっそのこと“じゃあ別れなよ!”と返してやりたいぐらいです」アズサ(仮名)/28歳相手が聞き返してくることを前提としているLINEが送られてきて、いちいち付き合わなくてはいけない状況のようです。貴重な時間を割かなくてはならず、ウンザリするのも無理はないでしょう。“女性がドン引きした友人からのノロケLINE”をご紹介しました。恋愛中は気分が盛り上がっているかもしれませんが、ノロケLINEを受け取ったほうはそうではないはず。ノロケられるほど冷静になり、気持ちも離れてしまうでしょう。友人関係に亀裂が入るような状況にはならないようにしたいですね。©JustLife/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月20日アプリで知り合った年下のイケメンと不倫をしていた30代の優香さん(仮名)。ナルシストで美意識の高い彼から、整形など美容に使うお金をねだられ、優香さんは貯金を崩して援助をしていたそうです。レス状態だった夫に不倫がバレたものの、大きな騒ぎにはならず、夫に許されたと思い安堵した優香さん。しかし夫はひそかに反撃を考えていたのです…。不倫で全てを失った30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫から慰謝料請求と離婚を突きつけられて夫に不倫を打ち明けたあと、その場で咎められることがなかった優香さんは、夫が自分のことを許してくれていると誤解したそう。しかし、現実には夫は優香さんを許しておらず、その後すぐに夫婦間に大きな問題が生じました。「夫は私の愚行を許してくれませんでした。その後夫は家から出て行ってしまい、二度と自宅に戻ってくることはなかったのです。そして夫が家を出てから1か月くらい経った頃、弁護士事務所から慰謝料請求と離婚について書かれた封書が私のもとに届きました」夫と直接話して弁解をしたくても、「すべて弁護士と話してくれ」と突っぱねられ、夫と話す機会は二度となかったとのこと。粛々と交渉を進める相手の弁護士に対して、「とてもじゃないけれど私の意見なんて通らない」と判断した優香さんは、夫の請求額どおりの慰謝料を全額支払うことに同意し、さらに離婚にも合意したそうです。実家に泣きつくも絶縁を言い渡され…「慰謝料の額はいわゆる相場でしたが、貯金がゼロになっていた私にはそんなお金を払う余裕がなかったので、実家に泣きついて借りました。お金を借りるにあたって父や母にも事情を話さなくてはならず、お金は貸してくれましたが、『そんな恥知らずな娘は絶縁だ』と言われてしまい、それからは実家にも行けなくなってしまいました。それに、不倫相手も私が離婚問題で悩んでいることを知った途端に手のひら返しで…。ある日、いきなり携帯電話の番号が変わっていて、SNSのアカウントも削除されていたんです。自宅には行ったことがなかったのでどこに住んでいるのかもわからず、彼といきなり連絡が取れなくなったことがかなりショックでした」慰謝料を払い離婚が成立した優香さんは、新生活を送ろうにも先立つものがなく、昼間の仕事に加えて現在は深夜もアルバイトをして、なんとか生活を立て直そうとしているとのこと。しかし「なかなか生活は安定しない」と言います。「結婚していた頃は在宅で短時間働いていただけなので、ほぼ専業主婦みたいな感覚でした。離婚をきっかけに就職活動をしてなんとか働くところが見つかりましたが、予想していたよりも給料が低くて…。今は学生が住むような狭いワンルームのアパートで暮らすのが精一杯。ここからまたきちんとした生活に戻れるのか不安で仕方ありません」不倫をすると、ひとときの快楽の代償として、これまで築き上げてきた全てのものを失うこともあるのです。「私ならうまくやれるはず」と思っていても、そう現実は甘くありません。気の迷いが起きても、不倫には絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©Kanazawa photo base/Adobe Stock ©takasu/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月18日イケメン好きを公言する既婚女性のなかには、顔がタイプというだけで不倫に走ってしまう人もいるようです。優香さん(仮名)も、顔がタイプの男性に出会って不倫に堕ちてしまった一人。ナルシストなイケメンとの不倫に溺れた30代女性のエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。暇つぶしに始めたアプリで理想の男性と出会う優香さん(仮名)は結婚3年目のときに、暇つぶしで始めた出会い系アプリで理想的な顔立ちの年下男性に出会ったとのこと。そのころ、すでに夫とはレスの状態。子作り計画についてもあやふやになっていたことから、毎日が退屈で仕方なく、軽い気持ちでアプリを使って出会いを求めたそうです。「まさか理想のイケメンとアプリで簡単に出会えるとは思っていなかったので、彼を見つけたときは大興奮でした。すぐにメッセージを送ってみると彼からも返信があり、その翌日にはデートをすることになったんです。正直、夫の顔はあまりタイプではなく、収入で結婚を決めたようなところがあったので、不倫とはいえ、若いイケメンと出会えたことに浮かれていました」出会ったその日から不倫関係に「実際に会ってみると、彼は思っていた以上に自分のカッコよさに自信を持っているようでした。とはいえ、かなりのイケメンですし、ナルシストでも仕方ないかなと許せてしまって…。彼と一緒に街を歩けるというだけで、私にとっては幸せだったんです。体の相性も悪くなくて、ずっと夫とレスだった私は、久しぶりに“女性”である自分を思い出すことができた気がしました。不倫であることを忘れるくらいにのめり込んでいましたね」彼との不倫が始まって数週間が経った頃、優香さんは「整形したいからお金をちょうだい」と彼に言われたとのこと。不倫相手の彼は定職についておらず、アルバイトや在宅ワークをしていて、あまりお金に余裕はなかったそう。イケメンにさらなる磨きをかけてほしかった優香さんは二つ返事でこれを了承し、お金を渡したそうです。「彼に渡したお金は30万円くらいだったと思います。当時はまだ独身時代からの貯金があったので、夫にはバレずにお金を渡せました。これで彼がもっとイケメンになってくれるなら私も嬉しいな、くらいの軽い気持ちでしたね。それに、私の夫は同年代に比べると収入がいいほうだったので、それに比べて質素な生活を送っている彼をかわいそうに思う気持ちもあって…。30万円で彼が喜んでくれるなら、寄付みたいなものだと考えていました」ところが不倫相手の彼は、このあとも何度も優香さんにお金を要求するようになっていったそう。1か月に数回はまとまった金額をせびられ、そのたびに優香さんは自分の貯金を崩して彼にお金を渡したそうです。「貯金が目減りしていくのは、あっという間でした。お金を渡したときの彼の嬉しそうな顔を見ると、どうしても断ることができなくて……。だけど、やっぱり現実はそう甘くはないですね。不倫を始めて3か月目に、夫が私の様子がおかしいことに気づき、問い詰められてしまいました」嘘をつくのが苦手な性格だという優香さんは、夫から不倫を疑われたとき、正直に彼との関係を打ち明けたとのこと。そして彼にお金を渡してしまい、貯金がほぼゼロになっていることも話したそうです。「夫婦仲はラブラブとは言い難い関係でしたし、夫もクールでさっぱりした性格だったので、なんだかんだ許してもらえるだろうと思ったんです。実際に、私の告白に対して夫はしばらく沈黙したあと、“わかった”と言っただけでした。お金のことは何も解決していませんが、夫に隠し事をしていた罪悪感はなくなったので、一安心しましたね」結婚後に自分が理想とする相手に出会ってしまい、熱に浮かされたように不倫に走ってしまう人もいます。しかし、どんな事情があったとしても、配偶者を裏切ってしまえば制裁が下されても無理はないでしょう。軽い気持ちでの不倫をきっかけに、人生が大きく転落する人は決して少なくありません。©UTS/Adobe Stock©hanack/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月18日明穂さん(仮名・28歳)は、友人の友梨奈さん(仮名)からW不倫していることを聞かされます。最初は面白がっていたものの、どんどんエスカレートしていき「彼の子どもが欲しい」という発言を聞いてドン引きしたそう。そんなある日、友梨奈さんの夫からDMが届き、夫が不倫に勘づいていると悟った明穂さんは、友梨奈さんに不倫をやめさせることを決意したそう。その後、どのような展開を迎えたのでしょうか…。友人の不倫を止めることを決意「どんどん不倫にハマっていく友梨奈を見て、一時は距離を置こうと思っていました。しかし夫である佑史さん(仮名)が不倫に勘づいているとわかってから、このまま見捨てるわけにはいかないと思うように。不倫を続ければ、友梨奈が悲惨な状況になることは目に見えています。“不倫はもうやめたほうがいい”と伝えるために、私は友梨奈と二人で会うことにしました。待ち合わせの当日、お店にやってきた友梨奈を見たとき、いつもと様子が違っていることに気づきました。普段はテンションが高めなのに、ムスッとした表情で現れたのです。そして席に着くなり、“佑史が不倫している”と言い出しました」友人の勘違い「友梨奈は、“佑史の様子がおかしい”“隠れてコソコソ誰かと連絡を取っている”と言うのです。そんなはずはないと思いました。むしろ佑史さんは、友梨奈が不倫しているのではないかと不安がっていたわけですから。さらに友梨奈はヒートアップし、“佑史と連絡を取っているのは明穂でしょう?”と、私を責め始めたんです。私は慌てて否定しましたが、友梨奈は聞く耳を持ちません。それどころか、“私、見たんだから!”と声を荒げてまくし立ててきたんです」疑惑からの決別「どうやら友梨奈は、佑史さんのスマホを盗み見したようでした。そこで、SNSでの私とのやり取りを見つけたようです。やり取りの内容は友梨奈の不倫に関することばかりだったのですが、どうやら佑史さんは私とのメッセージをほとんど削除していたよう。友梨奈は“都合が悪い内容だから消したんだ”と勘違いし、私と佑史さんの関係を疑ったみたいです。それならばと、私は自分のスマホを見せて弁解しようとしました。私のスマホには佑史さんとのメッセージがすべて残っていたので、やり取りを見せれば納得してくれると思ったんです。ですが、激昂した友梨奈は話を聞かず、“親友だと思ってたのに!”と言ってテーブルを思いっきり叩き、そのまま出て行ってしまいました。私は疑いを晴らそうと連絡をしましたが、返信は一切なし。心配しつつしばらく過ごしていたころ、再び佑史さんから連絡が来ました」音信不通となったその後「佑史さんの話によると、友梨奈としっかり話し合った末に、私と関係があるという疑いは晴れたとのこと。それだけでなく、友梨奈は上司との不倫関係を認めたそうです。友梨奈は自分がW不倫にハマっていくにつれ、同じように自分も裏切られているかも……と疑心暗鬼になり、佑史さんのスマホを覗いたようでした。もともと二人が略奪愛の末の結婚だったことも、疑心暗鬼になってしまった原因かもしれません。友梨奈とは、その後も一切連絡が取れず、音信不通のまま。騒動から半年ほど経ったころ、共通の友人から聞いた話では、友梨奈は離婚して実家に戻っているそうです」“社内不倫に堕ちた友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。不倫により、夫だけでなく大切な友人まで失ってしまったようです。もし親しい人が不倫をしていたら、その様子を楽しんだり面白がったりするのは避けるべきでしょう。©Graphs/PIXTA(ピクスタ) ©kei907/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月15日ひょんなことからモンスターペアレント(沙羅さん・仮名・28歳)の標的になってしまった幼稚園教諭の美紀さん(仮名・38歳)。それが原因でいら立ちを覚え時々娘(美羽さん・仮名・5歳)を送りに来る沙羅さんの夫(理さん・仮名・38歳)に目をつけることに…。沙羅さんから夫を略奪することで自分が優位に立つことを計画。思惑通り理さんと不倫関係になるも、結婚を迫ったことで美紀さんはあっさり捨てられてしまいます。彼と復縁したい一心で…思いの詰まった手紙を自宅のポストへ投函「私は、いつまで経っても理さんのことが諦めきれませんでした。そこで『あなたのことが忘れられない』『お金をかけないデートでも十分だから…また理さんと体を重ねたい』と思いを手紙にぶつけることに。娘の美羽ちゃんが帰りに送迎バスを利用していることもあり、私は彼の住んでいる場所をすでに把握済み。家族にバレないよう差出人の名前を書かず、理さん宛ての手紙を彼の自宅のポストに投函したんです」美紀さんは、名前を書かなくても理さんが手紙を読めば、その内容から自分が出したものだとわかると考えていたそう。しかし、彼からの連絡を待つ美紀さんに思いもよらない展開が待っていました。「SNSを通じて彼の妻である沙羅さんから突然DMが届きました。どうやら手紙を不審に思った彼女が封を切って中身を読んだ様子。そこに『幼稚園にまた顔を出して』と書いてあったので、私と理さんが不倫していたことがバレてしまったのです。彼女はそれを確実な物にするため私が本名でやっているSNSを探し当て、不倫を匂わせた投稿を発見したとも書いてあって。何も言い逃れすることはできないと思ったものの、もう理さんと別れていたので、これ以上揉め事を起こさないためにも沙羅さんからのDMを無視することにしました」でも、運悪く翌日は幼稚園の授業参観だったのだとか。懇談会でサレ妻が不倫を暴露…周りからも非難されて…「私は素知らぬ顔でこのピンチを乗り切ろうとしました。どうにか授業参観を終えると、今度は懇談会が始まって…。すぐに沙羅さんが挙手…彼女はモンスターペアレントだったので周りのママたちは『また苦情…? 』といった感じ。すると『美紀先生! うちの夫にもう手を出さないでください』『みなさんも夫を奪われないよう気をつけた方がいいですよ』と言い放ったのです。まさかの発言に私は顔面蒼白…何も言い返すことができませんでした」ここで美紀さんは自分の身を守るため「何のことですか…? 」としらを切ろうとしたと言います。「私はどうにか事を収めようと必死でした。すると沙羅さんは『不倫の証拠ならここにあります』と私が書いた手紙を教室の黒板に張り出して…。それを見たママたちに『こんなことをして許されるとでも思っていたの? 』『うちの夫も狙っていたんでしょ』と責められて…騒ぎを聞きつけた園長先生にまで不倫がバレてしまいました」この出来事がきっかけでママたちからひんしゅくを買ってしまった美紀さん。当然、職場である幼稚園にも居づらくなり退職を余儀なくされたそう。「私は生活のため他の幼稚園で働くことにしました。でも、しばらくすると『あの先生、教え子の父親と不倫していたらしいよ』と噂が広がってしまって。最終的にそれが原因で居場所がなくなり、仕事を追いやられることに。困り果ててしばらく実家に厄介になろうとすると、両親に『保護者と不倫していたというのは本当か? 』『それが事実ならうちに入れることはできない』と言われ愕然…。親の元にも不倫の事実が人づてに伝わっていたなんて…それでも自分が悪いのだから何も文句は言えないと思いました」プライドを保つため不倫に走ってしまった美紀さん。この後ずっと職場を追われ続けることになっても、それは自業自得と言えるのではないでしょうか。自分のしたことが巡り巡って返ってきたのだから、しっかり制裁を受けるしかありません。©one/Adobe文・菜花明芽
2023年10月15日自分の親しい人物が、不倫に走ってしまうこともあると思います。そんなときは、どのような対応をすればいいか困ってしまうこともあるでしょう。明穂さん(仮名・28歳)も以前にそんな経験をして、とても悩んだそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。略奪婚した友人「私の大学からの友人に、友梨奈(仮名)という女性がいます。友梨奈は見た目も良くて目立つタイプ。なんとなく華があって、男性ウケも良かったんですね。大胆に行動するタイプでもあり、一緒にいて楽しかったので、卒業後もずっと交流を続けていました。友梨奈は20代半ばで結婚。相手は同じ大学出身の男性だったんですが、聞くところによると、当時はお互いに別の恋人がいたそう。要するに、略奪をして結婚したわけです。そんな大胆な行動も、友梨奈らしいなという印象でした」不倫に至った経緯を聞いて「友梨奈が結婚して1年ほど経ったころ、二人で食事に行ったんですね。そこで、“不倫しているんだ”と告白されました。相手は既婚者の上司で、W不倫をしているとのこと。優秀で仕事ができるらしく、若くして課長に出世した人だと自慢げに語っていました。友梨奈のほうからアプローチをかけて飲みに誘ったところ、すぐにカラダの関係になったそうです。正直、“相変わらずだな…”と思いました。ですが、不倫に至った経緯を聞くうちに、自分が体験したことのないエピソードばかりでドキドキしたことも事実です。私がそうやって楽しそうに聞いていたことも要因としてあるのか、友梨奈の行動は次第にエスカレートし始めました」上司との不倫旅行「しばらくして友梨奈から、“不倫相手と2泊3日の旅行をしてきた”と報告を受けました。夫にバレていないのか気になりましたが、それなりに偽装工作はしているようでした。すると今度は、“彼とおうちデートした”という連絡が。夫の出張中に不倫相手を自宅に招き、ゆっくり過ごしたそうです。さらには、“彼の子どもが欲しい”と、不倫相手との子どもを望む発言まで飛び出すように…。どんどん行動や発言がエスカレートしていく様子を見て、“さすがにヤバいのでは…”と危険を感じるようになりました」SNSに届いたDMの送り主は…「不倫にのめり込む友梨奈を見て、距離を置こうかどうか考え始めたころです。私のSNSのアカウントに1通のDMが届きました。相手は友梨奈の夫の佑史さん(仮名)。友梨奈と同じく佑史さんとも出身大学が同じであり、私は二人の結婚式にも参加していたので、親しいとまでは言えないもののSNSはつながっていました。何事かと思ったら、佑史さんはDMで“〇〇さんって知っていますか?”と尋ねてきました。それは、友梨奈の不倫相手の名前だったんです。さすがに知っているとは言えず、“友梨奈から何か聞いていないですか?”という質問にも、“何も聞いていない”と知らばっくれてしまいました。嘘をついた罪悪感がありつつ、友梨奈の不倫話を他人事だと思って楽しんでいた分、彼女の裏切りを密告することはできませんでしたね…」“社内不倫に堕ちた友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。最初は興味本位で話を聞くことが楽しかったのかもしれません。しかし、友人の行動がエスカレートしていくうちに、恐怖を感じるようになったよう。友人が不幸になる姿は見たくないと思い、ついかばってしまうケースは少なくないのかもしれません。©TK/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月15日生きる上で人間関係がうまくいかないことは多々ありますね。今回は口うるさい保護者とのトラブルを境に、とある既婚男性との不倫に走ってしまった38歳幼稚園教諭のエピソードをご紹介します。幼稚園教諭は天職だったものの…クレーマー気質の母親によって事態は一変美紀さん(仮名・38歳)は既婚男性(理さん・仮名・38歳)と現在不倫関係にあると言います。なぜ美紀さんは先の見えない恋愛に足を踏み入れたのでしょうか。「私は長年幼稚園教諭をしています。子どもが好きなので、この仕事は天職だと思っていたのですが…。クレームばかり言う保護者(沙羅さん・仮名・28歳)に目をつけられてから、働くことが苦痛になってしまって…。彼女に何を言っても無駄なのでストレスが溜まり、それが不倫に走るきっかけになりました」モンスターペアレントとの関係に頭を抱えていたと言う美紀さん。それがどんな形で不倫の引き金になってしまったのでしょうか。「事の発端は、私が沙羅さんにとある注意をしたことでした。彼女の娘(美羽さん・仮名・5歳)のタオルに名前が書いていなかったため『誰のものかわからなくなるので、きちんと名前を書いてくださいね』と声をかけることに。すると『私は忙しいのよ…! 結婚していないあなたにママの気持ちなんてわかるはずもない』と怒鳴られてしまって…。確かに私は独身で子どももいません…でも一生懸命仕事をしていたのでこの言葉にかなりショックを受けました」これを機に沙羅さんの暴言は少しずつエスカレートしたそう。「私に会うたび彼女は『その髪型一昔前に流行ったものですよね』『メイクのセンスもない』と嫌味を言うようになりました。馬鹿にされたことで堪忍袋の緒が切れた私は、たまに美羽ちゃんを送りにくる沙羅さんの夫に目をつけて…。彼女から夫である理さんを奪うことで立場を逆転しようと考えたのです」美紀さんは理さんを振り向かせるためある方法に打って出たと言います。「それとなく沙羅さんから言われた意地悪を彼に告げ口しました。それで理さんが妻に嫌悪感を抱くよう仕向けたんです。案の定『妻が失礼なことばかり言って申し訳ない』『あまりにも無神経な発言だ』と彼が怒り出して。そこで『沙羅さんのせいでつらい思いをしている…あなたに慰めてほしい』と理さんを誘惑。すると、夫婦間がうまくいっていなかったのか彼の気持ちは簡単に私に傾きました」二人が不倫関係に陥るまであっという間だったのだとか。美紀さんは、沙羅さんの普段の行いが悪いせいで夫に裏切られたのだから、自分に罪はないと考えていたそう。「理さんは会社を経営していたので、贅沢をさせてもらっていました。彼にブランドバッグを買ってもらったり、週末一緒に高級旅館に泊まったり…妻の沙羅さんよりいい思いをすることで次第に私の気持ちは満たされていったのです。その様子を本名でやっているSNSに投稿すると、知り合いからたくさん『いいね』がつくように。調子に乗った私たちは、ペアで購入した腕時計の写真をお互いSNSに投稿…人知れず不倫を匂わせ楽しんでいました」しかし、人の不幸の上で成り立つ幸せはそう長く続きませんでした。不倫相手に離婚を迫るも…彼が下した驚きの決断とは…?「彼を完全に自分の物にすることで、妻である沙羅さんに勝ちたいと考えるようになりました。そんな焦りから『今すぐあなたと結婚したい』『だから、沙羅さんと別れて』と理さんに迫ったんです。そうしたら『君といるとお金がかかるから結婚なんて無理だよ』『これから子どもを育てるためにもお金が必要なんだ…いい機会だから別れよう』と突き放されてしまって。彼からの予想外の言葉に、私は一瞬で頭が真っ白になってしまいました」何事もなかったかのように妻の元へ帰る理さんを陰から指をくわえて見ているしかなかった美紀さん。どんな理由があろうと人の家庭に立ち入ったのだから、思い通りの結果にならなくてもやむを得ないのではないでしょうか。この後、美紀さんにさらなる不幸が襲いかかることをこの時は誰も知る由はありませんでした。©Paylessimages/Adobe文・菜花明芽
2023年10月15日よく「禁断の恋」は気持ちが燃え上がると言いますね。ですので、相手にされていないにもかかわらず、不倫に溺れる夫を情けなく思う妻もいるようです。今回は“30代サレ妻が疑問に感じた「不倫夫の裏切り誤爆LINE」”をご紹介します。俺のことが好きだから、ハートマークをたくさん送ってくれるんだね「最近、夫の様子が少しおかしいと思っていました。ある日、職場にいる夫から『俺のことが好きだから、ハートマークをたくさん送ってくれるんだね』と身に覚えのないメッセージが送られてきて。夫の浮気を確信した私は『誰にでもハートマークを送る人っているよ』『あなたが思うほど特別な意味なんてないかもね』と意地悪な返信をすることに。すると、夫がLINEで『先日同窓会で再会した女性と浮気してしまった』と衝撃の告白をしてきたのです。続けて『でも、君の言う通りだったよ…彼女に気持ちを聞いたら「一度きりの関係にすぎない」って言われたよ』と夫は意気消沈した様子。たとえ遊ばれたのだとしても、もう信用することができないので夫との離婚を決めました」(舞子・仮名/32歳)確かにハートマークは一見好意的に感じるものの、必ずしも相手の気持ちを推し量るものではありません。結果的に不倫が実らなかったとしても、失った信用はそう簡単に取り戻せないので、普段から慎重に行動したいところです。妻へのプレゼントを一緒に選んでくれてありがとう!君の誕生日には妻より高価なものを贈るよ「夫に誕生日プレゼントをもらった時の話です。喜びもつかの間『妻へのプレゼントを一緒に選んでくれてありがとう!君の誕生日には妻より高価なものを贈るよ』と夫から裏切りのメッセージが…。夫は私のママ友と不倫している様子…私は冷静を装って『さん(ママ友)と浮気しているの…?彼女はあなたなんてタイプじゃないよ』とLINEで反撃。その場で、夫は『「妻の誕生日を大事にする人って素敵」と褒められ、求められるがまま関係を持ってしまった』と白状したのです。でも、夫が彼女の気持ちを確かめると『お互い家族を大事にしようね』とあしらわれてしまって。それでも、私は夫とママ友の二人からたっぷり慰謝料をもらって離婚することにしました」(美歩子・仮名/36歳)夫だけでなく友人にも騙されていたとなると、あまりのことに怒り心頭になるのは当然のことではないでしょうか。時と場合によって感情を抑えることも大切ですが、傷ついた分相手にしっかり制裁を下すのもひとつの手です。カラダの関係こそなかったけれど、二人きりでおいしいご飯を食べてきたのに「近頃夫は残業続きです。休日、隣にいる夫から『カラダの関係こそなかったけれど、二人きりでおいしいご飯を食べてきたのに』と意味不明のLINEが…。夫を問い詰めると『部下の女性とレストランで毎日食事を共にしていたものの、最近素っ気なくされている』と落胆した様子。私が『都合よくおごらされただけじゃないの…?』と突っ込むと『彼女は誘いを断らなかったから、俺のことが好きなはず』と言い張って。でも、夫が相手に探りのLINEを入れると『そんなつもりはありません…食事をごちそうしてもらえてラッキーだと思っていました』と返信があったのです。結果的に夫の勘違いだったとはいえ、裏切られたことには違いないので離婚を決意しました」(恵美・仮名/33歳)浮気の定義は人によってさまざまですね。今回のようにカラダを重ねていなくても、相手に思いを寄せているのなら、もうそれは不倫だと判断されることも。大切な家族を裏切ったら、それ相応の代償を払うことになると覚えておきましょう。以上、“30代サレ妻が疑問に感じた「不倫夫の裏切り誤爆LINE」”でした。気持ちがたかぶると周りが見えなくなりますね。そのため、思わぬ形でLINEを誤爆して不倫がバレることも珍しくないようです。ただの思い違いだとしても、結果として妻を欺いたのなら夫は捨てられても文句は言えないでしょう。©polkadot/Adobe文・菜花明芽
2023年10月12日梨央さん(仮名・28歳)は昨年転職をして、新しい職場で上司の安井さん(仮名)と出会いました。安井さんは妻が厳しく、食事やお金に関して厳しい制限を設けられていたそう。同情を寄せた梨央さんは、家に安井さんを招いて食事を振る舞った際に、不倫関係になってしまいました。その後、状況はどう変化していったのでしょうか…。不倫相手の行動に違和感をおぼえて「安井さんと会うのは主に週末でした。平日は妻の目も厳しく、仕事が終わると速やかに帰宅するのですが、週末は妻が子どもを連れて出かけることが多く、時間に余裕もあるそうでした。しかし私は、密会を重ねる中で、安井さんの行動に少しずつ違和感をおぼえるように。一緒に買いものなどに出かける際、“財布を忘れた”と言い、タバコ代を私に借りるのです。しかし、返す素振りはなし…。しっかりしているように見えて、なんとなくだらしないと感じる一面を見るようになりました」上司の良からぬ噂「転職して3か月ほど経ち、職場内の状況、人間関係などもだいたい把握し始めました。そこで、安井さんに関する良からぬ噂を耳にしたんです。安井さんは、数年前に今の支社に移ってきたらしいのですが、異動の理由が、前の支社での不倫だったと。なんでも、途中採用で入社してきた女性に手を出し、不倫関係となった挙句、彼女は借金を重ねてボロボロになったと…。話に尾ひれはついているとは思いますが、だいたいそのような内容でした。私は、その女性の姿が自分と重なり、少し怖くなったんです」職場にやって来た不倫相手の妻「それからほどなくして、職場にある女性がやって来ました。社内を見回してキョロキョロする女性に、別の女性社員が声をかけました。すると、“梨央さんって方、います?”と尋ねる声が。私を探していたのです。そこでハッとして、女性が安井さんの妻だと気付きました。そのとき、ちょうど安井さんは出払っているタイミングでした。私たちは、奥にあるパーテーションで仕切られた部屋に移ることに。怖い人だと分かっていたので、恐ろしくて仕方ありませんでしたが、口調は意外と冷静でした。すでに私たちの関係は知っているとのこと。安井さんのスマホのLINEを盗み見て、私との関係や名前を把握したようでした。そして、“あの男のどこがいいの?”と尋ねられたんです」妻の一言で決着「そこで、安井さんが戻ってきて、部屋に入ってきたんですね。動揺した様子で、“彼女は悪くないんだ”と私を庇うような素振りを見せました。しかし妻は、“そんなことはわかってる”と一喝。“この期に及んでなにカッコつけてんだよ”と言って立ち上がり、安井さんと向かい合う状態に。そして、安井さんに向けて“ちゃんと話はまとめとけよ”と言い放ち、私に対しては“こんなのと一緒に居ても不幸になるだけだよ”と言って出て行きました。その直後、外からは“お騒がせして申し訳ありません”という声が。私は、ほんのちょっと、その姿がカッコいいと思ってしまいました。以降、私も冷静になり、安井さんとは距離を置くように。その後すぐに、安井さんはまた別の支社に異動になりました。安井さんは相当だらしない人であり、妻も厳しくせざるを得なかったのかもしれません。今となっては、安井さんの言っていたことが本当だったのかもわかりませんし、その後夫婦の関係性がどうなったのかも知りません」“恐妻におびえる上司と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。不倫相手の妻のおかげで、彼女も深みにハマらずに済んだのかもしれません。自分の不幸をエサにして、近付いてくる男性もいます。まずは相手の人となりを把握してから、同情を寄せるべきかどうかを判断したほうがいいでしょう。©naka/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月11日結婚して月日が経つと、夫婦の関係性が変わっていくこともあります。パワーバランスが崩れ、どちらかに力が偏ってしまうケースも。梨央さん(仮名・28歳)もかつて、そんな夫婦関係にある上司と不倫に堕ちてしまったそう。なぜそんな状況になったのか、詳しく話を伺いました。気になる上司「去年、私は転職をして、ある電機メーカーに入社したんです。配属先の支社で、私にいろいろ指導をしてくれたのが、上司の安井さん(仮名)。40代後半の既婚者でした。安井さんは物腰が柔らかく、丁寧に説明をしてくれる人で、おかげで私もすぐに仕事に馴染むことができました。職場も雰囲気が良く、仲がいいようで、仕事終わりに飲みに出かけることもあったんですね。何度か参加をして、ひとつ気が付いたことがありました。安井さんが一切参加していないのです。最初の歓迎会以外、安井さんが飲み会にいる姿を見たことがなく、不思議に思った私は、ほかの社員にそれとなく理由を尋ねました。すると、“家が厳しいらしい”“妻が怖い人らしい”との声をいくつか聞いたんです」上司と公園で遭遇「そんなある日、お昼休みに私が外で食事をしたあと、天気が良かったので少し散歩をして戻ろうとしていました。公園に立ち寄ると、ベンチに安井さんの姿が。何をするでもなく、缶コーヒーを片手に佇んでいたので、声を掛けたんです。お昼はいつも手作りのお弁当のようだったので、“お弁当ですか?”と尋ねると、“今日はないんだ”と。“昨日ちょっと妻とケンカしてしまって”と、作ってもらえなかったよう。さらにはお昼も食べていないようで、“節約のため”だと言うのです」妻に怯える上司の姿に…「さらに話を聞くと、妻はとても気分屋で怒りっぽく、感情に波があるとのことでした。そして、1か月のお小遣いが1万5千円しかもらっていないと。それで、飲み会にも参加していないのだと合点がいきました。さらにはお酒もタバコもやめ、唯一の趣味だった釣りもしなくなったそう。“ボーッと過ごすことが多くなった”と言う安井さんの姿を見て、なんだかとても悲しくなりました。ちゃんと食事をしているのかと尋ねると、“それは大丈夫”と言うものの、一人で食事をする際は、レンジを使うと電気代がかさむということで使わせてもらえず、冷たいまま食べているらしいのです。その日は金曜日で、“明日から妻が子どもを連れて友だちのところに行くから気分が楽”と安井さんが言いました。私は、あまりに可哀そうに感じてしまい、“よかったら私の家に来ませんか?”“食事を作ります”と誘いました」同情から不倫がスタート「翌日、土曜日のお昼頃に安井さんが部屋に来ました。私は一応料理が得意なほうで、何品か作ってふるまったんです。安井さんはそれを、“おいしいおいしい”と言って食べてくれました。“温かい料理なんて久しぶり”と、なんとも悲しい発言も…。そこで私がビールを差し出すと、安井さんが目を輝かせました。“ビールなんて何か月ぶりだろう”と言いながら、味わっていました。しばらくして、少し酔いが回ったのか、“つらい”とこぼし、安井さんが涙を見せ始めたのです。弱っている姿を見せられたら、こっちも同情しますよね。“僕を慰めて欲しい”と言うので、私は隣に座り、手を重ねました。そこから徐々に、安井さんが私のカラダに手を伸ばしてきたんです。拒むことはできませんでした。こうして、好意というよりは、完全に同情から不倫関係が始まりました」“恐妻におびえる上司と不倫に堕ちた女性”の告白をご紹介しました。いくら相手の事情に同情したからといって、不倫しても解決にはなりません。それどころか、悪い方向へ進んでいってしまうのは明らかでしょう。©kapinon/Adobe Stock©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月11日不倫は許されざる行為です。関係を持ってしまったら、バレないように気を使うはず。同じ職場内での不倫などは、特に気を付けるかもしれませんが、それでも発覚してしまう場合もあるようです。そこで、“社内不倫がバレた意外なきっかけ”について、男女に話を聞いてみました。同じシャンプーの香りから「以前、職場の上司と不倫をしていたときのこと。上司の妻が旅行に出かけているとき、上司が私の家に泊まりに来たんです。翌日は仕事だったんですが、バレないように、別々に家を出て出勤。すると職場で、上司がほかの社員に、“なんかいいニオイしますね”と言われていて、ハッとしました。上司は朝にシャワーを浴びていて、私のシャンプーを使っていたので、そのせいだと……。そのあたりから私と上司の関係が囁かれ始めたんですが、きっかけはおそらくそれだと思います」ユイ(仮名)/28歳女性のシャンプーは香りが華やかなものも多く、周りに気づかれやすかったのかもしれません。ニオイは自分では気付きにくく、不倫発覚のきっかけにもなりやすいのでしょう。元カノの密告「同僚の女性社員は、僕が学生時代に付き合っていた元カノと友だちでした。その元カノとは、学生時代の仲間と集まる際に今でも会うことがあって、現在の情報も筒抜け。僕が職場の後輩と不倫をしていることをつい友人にこぼしてしまったのですが、いつの間にか元カノに知られ、そこから同僚の女性社員に伝わり、あっという間に社内で噂が広まったことがあります」タツロウ(仮名)/32歳意外と身近なところで知り合いがつながっているケースもあるでしょう。すると、知られたくない情報が、知られてはいけない場所に漏れてしまう場合もあるんですね。上司のボトルを飲んでいるのを見られて「私は、結構お酒を飲むタイプ。あるとき上司と二人で飲みに行き、それがきっかけで不倫関係になってしまいました。そのお店は上司がよく行くらしく、ボトルキープをしていて、“飲んでいいよ”と言われていました。後日、友人を誘ってそのお店に行ったとき、上司のボトルを拝借。するとそこに同じ職場の人が来て、ボトルの名前を見られてしまいました。“仲いいんだね”と言われ、結局そこから関係がバレてしまいました」ユカ(仮名)/29歳上司のボトルを飲んでいれば、親しい関係であると捉えられても仕方ありません。自分の出費を抑えたのが、裏目に出てしまったと言えます。七夕の短冊を写真に撮られて「前の職場で、既婚者の先輩と付き合っていました。夏の前あたり、デートを訪れた先で七夕のイベントをやっていて、二人で覗いたんです。短冊に願いごとを書いて飾るというコーナーがあり、私は冗談半分で、“結婚したい”と、二人の名前も書いて飾りました。すると後日、なんとその短冊を撮った写真が社内に出回っていました。おそらく、私たち二人を見かけた人がいて、怪しいと思い、短冊を見て写真を撮ったんでしょう」サチ(仮名)/28歳自分の行動を誰が見ているか分かりません。見られたくないときに限って、見られていることも。もし不倫をしたのならば、のんきにイベントなどに参加している場合ではないのでしょう。“社内不倫がバレた意外なきっかけ”をご紹介しました。同じ職場での不倫は発覚する可能性も高く、大きなリスクを伴うはず。そんな危険性をおかしてまで及ぶ行為かどうかということを、冷静に考えるべきでしょうね。©milatas/Adobe Stock ©Liza5450/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月10日不倫が家族にバレたあと、恐ろしい制裁が下されることも少なくありません。不倫男性のもとには、家族からの制裁が書かれたLINEが届く場合もあるようです。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫男性が後悔した「家族からのLINE」を4つご紹介します。「不倫相手のご実家にも連絡を取りました」「過去に職場の後輩との不倫がバレて離婚に至りました。かなりのドロ沼になり、当時の妻から『不倫相手のご実家にも連絡を取りました。このまま穏便に済むと思わないでくださいね』とにっこり笑った絵文字のついたLINEが届いたときには、人生終わった……と思いましたね。結局、不倫相手の母親も当時の妻に謝罪をして『不倫をするような娘に育てた覚えはない!いますぐに会社を辞めて実家に戻ってきなさい!』となったようで、僕は離婚、不倫相手は憧れだった東京生活を断念して田舎に帰りました。あの頃は毎日が地獄のようで、不倫をした自分を後悔するしかなかったです。今振り返っても、とても嫌な思い出です」(45歳男性/製造業)不倫は、当事者すべての人の人生を破壊するほどの強力な行為です。後悔しても仕切れないほど、人生が狂う場合もあるでしょう。娘たちが父親をブロック「不倫を妻に知られて、離婚をするか夫婦関係を修復するか…という瀬戸際で別居をしていたときに、妻から『娘たちはあなたのことをブロックしてるからメッセージを送っても無駄』とLINEが届きました。僕はできれば夫婦関係を修復したかったのですが、そのLINEを見た瞬間に『もうダメだな』って悟りましたね。娘たちは母親を裏切った僕を許す気はまったくないらしく、離婚をして3年以上経った今でも音信不通。僕から連絡をしても一切、応じてもらえません。不倫さえしなければこんなことにはならなかったのに……」(38歳男性/経営)不倫をした親を「けがらわしい」と思う人は少なくないでしょう。いつか許してくれるはず、と期待してもそう甘くはないはずです。「結婚式には呼べない」「もう10年以上前に、僕の不倫が原因で妻と離婚。しかし妻に引き取られた一人息子とは、定期的に連絡をとる関係が続いていました。その息子が結婚をすると連絡があって、僕も当然、結婚式に呼ばれると思っていたんです。けれど息子からは『養育費を払ってくれたことは感謝しているけれど、父さんを結婚式には呼べない。僕は母さんのほうが大事だから』ってはっきりとLINEで拒絶をされてしまって、ショックでした……。時間が経っても不倫をしていた過去は許されるものではないし、元妻や子どもを、それだけ深く傷つけてしまったんだなと改めて感じました」(55歳男性/専門職)母親を裏切った父親を、一生許さないと決めている子ども珍しくないでしょう。不倫は家族に癒えることのない深い傷を追わせる行為です。「おじいちゃんは死んだことに…」「8年前に不倫が原因で離婚をしました。娘ももう大きくなっていたので、妻と話し合った末に離婚をしましたが、娘とは会うことはなくても、たまにLINEでやりとりをする関係でした。その後、娘が授かり婚をすることになって、孫の誕生を楽しみにしていたところ、出産直前になった娘から『孫には会わせないし、おじいちゃんは死んだことにするから』とLINEが……。まさかそんなことを言われるとは思っていなかったので、かなり悲しかったです。それ以来、娘からもほとんど連絡がこなくなり、孫にも会えずに僕は孤独な毎日を送っています。いつか娘が許してくれたら孫に会ってみたいですけど、そんな日が来るのかはまったくわかりません……」(54歳男性/エンターテインメント)不倫の末に孤独な人生を歩む人もいます。家族から縁を切られても、自業自得としか言えないでしょう。不倫をした過去は、時間が経ったからといって許されるわけではありません。夫の不倫によって傷つけられた家族は、その後も一生、心に傷が残ります。不倫をした過去の愚かさに後から気づいても、「後悔先に立たず」なのです……。©polkadot/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月09日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、不倫しても離婚しない男性が多いことに疑問を感じている32歳女性。佑雪さんが、さまざまな男性の事情から「略奪愛は可能なのか」まで、すべて教えてくれます!お悩み:「不倫で本気になって、離婚する男性はこの世に存在しますか?」【クラブ佑雪】vol. 315ホストにハマる女性とかもそうですが、女性は男性にハマりやすいのに男性は女性にハマらないように感じます。だから、不倫しても性欲と割り切って離婚しないのでしょうか。妻を愛してなくても別れない人がたくさんいると思います。もちろん、家族に愛はあるのでしょうが、実際に自分に非があって別れることになると慰謝料や養育費たらふく取られて、一文なしになってしまうから離婚しないのでしょうか。現実問題、離婚するのって大変だと思います。男性が不倫する理由は性欲だけではなく、寂しいからというのもあるのですか? やはり見ていて男性の方が寂しがり屋な気がします。それとも大して好きでもない女性と勢いや寂しさから結婚して、結婚した後にガチで好きな人できたから不倫をする場合もあるのですか?(ゆい32歳未婚 職業はヒミツ)「幻の略奪愛を現実にする方法」ふうむ…。あくまで一般論的な聞き方をされていますが、ご相談者さまご自身が現在、絶賛不倫中で、お相手が離婚しないことにイラついていらっしゃるということでよろしいでしょうか? ひとまず、よろしいという前提でお答えさせていただきますね。まず、女性と同様、男性だってハマる人はハマりますよ。じゃないと銀座のクラブとか成立しませんから。特に21世紀に入って、年々、企業の接待交際費が減少している状況では個人でお金を遣える方が、売上において大きな割合を占めますから。そういう方が特定の女性にハマって、じゃかすか高級なシャンパンを入れないとお店が存続できないと思いますね。そういう面においては、ホストクラブと同じです。そして、実際、女性にハマって、離婚される方もたくさん拝見してまいりました。それどころか、女性に貢ぐために会社のお金を横領したり、詐欺などの犯罪に手を染めて捕まった方もチラホラいらっしゃいましたからね! 男性もハマりますよ〜〜〜!!!ただ、同時に、女性を愛人にしつつ、決して離婚されない方はそれ以上たくさん、拝見しております。それはおっしゃる通り、単に不倫相手の女性を性欲の対象としてしか見てないから、という方もいらっしゃれば、そうでなく、結婚こそできないけれども共に人生を歩む大切な人として扱っている方もいらっしゃいます。また、結婚も惚れ抜いて結婚する場合と、そうでない場合、恋愛感情はないけど家族としての愛情はあり、大切にされている場合もあり、夫婦ごとに千差万別。銀座のクラブのお客さまですと、政略結婚していて、関係が破綻したとしてもビジネス的な理由で、とてもじゃないけど離婚なんてできない、なんて事情を抱えた方もいらっしゃいましたね。で、お金の問題は大きいです。“たらふく”とは行かなくても、平均的な給料のサラリーマンなら、月々、数万円の慰謝料や養育費だって大きな支出になりますから、大変ですよね。あと稼いでいる方なら稼いでいる方で、離婚するとなると財産分与の額がバカにならなかったりしますから。大変でしょう。また、離婚しない理由は“責任感”じゃないですかね。“添い遂げる”と誓ったからには、最後まで責任をもって、添い遂げるっていう意志もおありなのでは? それは、よそに好きな人ができたからって、妻を捨てたら、自分がひどい人間になってしまう。そんなひどい人間にはなりたくない! というのもあるでしょう。お子さまがいれば、離婚すると会えなくなるとか、子どもに寂しい思いをさせたくないとか、そういう思いもあるでしょうからね。ただ、ひとつ言えるのは、男性が離婚せず、不倫相手と一緒にならないのは、不倫相手を“生涯の伴侶として、ともに家庭生活を営む相手”とは考えていないってことでしょう。恋愛相手としては大好きだけれども、一緒に家庭を営むとなると、ほかの要素も重要視されますからね。それは経済観念や社会常識の有無、ライフスタイルが合うかどうか、みたいなことだったりします。だから、ぶっちゃけ、不倫している男性が離婚する場合、不倫相手の女性が大金持ちのお嬢さまだったり、ご自身がかなりお稼ぎになっているというケースが多いように感じます。お金は、強いです。ですから、略奪を願う女性には、わたくしは不倫相手の彼が納得できるような経済力をもつことをおすすめします。「あなたに離婚してほしいから、これだけのお金を用意しました」って、すごい誠意ですよね? そういう誠意を示すことができれば、彼も離婚しやすくなるんじゃないかな。というわけで、略奪愛は不可能ではありません。頑張ってくださいね!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】インスタでもお悩み募集中!インスタからのお悩み募集はこちら@yousetsu.fujishimaマガジンハウスの会員登録からのお悩みはこちらから。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©TRAVELARIUM/Adobe Stock文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2023年10月09日楓さん(仮名・30歳)は結婚して間もなく、カフェでパートを始めました。そこに来ていたイケメンの男性客、浅川さん(仮名)とひょんなことから不倫関係に。浅川さんには自分が既婚者であることを隠し、密会を続けていたと言います。あるとき夫がカフェを訪れたことをきっかけに、浅川さんとの関係を終わらせようと思った楓さんでしたが……。その後、状況はどう変化していったのでしょうか?再び夫がパート先を訪れて「夫がカフェを突然訪れ、浅川さんとニアミスをしたことで、この関係の危険性を痛感しました。浅川さんとの関係を終わりにしようとも思いましたが、会うとやはりイケメンということもあり、気分が浮かれて切り出せず……。しばらく関係を続けていたんです。すると1か月ほど経ったころ、再び夫が店にやって来ました。しかし、その日はちょうど浅川さんが来ていなかったので、私も余裕を持って構えていました。ところが、夫の様子がいつもと違ったのです」不倫相手を呼び出すように言われて「おもむろに、“あの男はどこ?”と聞いてきました。浅川さんのことを言っているんだと分かりましたが、私はしばらくとぼけていたんです。しかし、“とぼけても無駄。全部わかってる”と言われてしまって。周りの目もあるため、“連絡するから”と伝え、夫にはいったん落ち着いてもらい、別の店で待つよう促しました。そこからは私も、気が気じゃなかったです。仕事をしながらも、どう話をまとめるかを一生懸命考えました。しかし、いい案は一切浮かばず。もう、正直に話して謝るしかないのかもしれないと思いました。とりあえず私のパート終わりで、浅川さんを呼び出しました」夫の執念の尾行「やって来た浅川さんは、何が何だか分からず戸惑っている様子でした。それもそのはず。私は自分が既婚者であることを隠していたわけですから。夫も、浅川さんの事情を知って、少し驚いているようでした。夫は、普段の私の様子から、誰か男ができたのではないかと疑い始めたよう。もしそうなら、パート先しかないと推測。そこで、ちょくちょくカフェの近くに来ては、私のパート終わりを覗いていたようです。最初はほかの男性スタッフを疑っていたようでした。しかし、すぐに浅川さんと待ち合わせて、どこかに出かける姿を目撃。あとをつけたところ、ホテル街へと向かっていったと。その様子をスマホのカメラにおさめ、写真を証拠として突きつけられました」夫にも不倫相手にも責められて「浅川さんはというと、ただただショックを受けている様子。青ざめた表情で、“なんで……”と呟いていました。いわば、浅川さんも被害者ということ。夫も最初のうちは、浅川さんへ敵意を見せていましたが、途中から怒りの矛先は、完全に私一人に向けられました。浅川さんも、私を庇ってくれるようなことはなく、二人に責められる状況に……。その後いったん話を終え、帰宅。そこで再び話し合いが始まり、夫から離婚の意志を告げられました。合わせて、慰謝料も請求されることに。浅川さんに対しては、私が既婚者だと知らなかったということで、慰謝料の請求はされませんでした。離婚後は、カフェを辞めて違う場所でパートを始め、いくつか掛け持ちをしています。もちろん、浅川さんとの関係も断絶。今は、慰謝料支払いのために抱えた借金を返しながら、ひっそりと暮らしています」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。ほんの出来心で始めたことが、悲惨な結末を招いてしまいました。せめて、既婚者であることを相手に伝えておけば、このような事態に陥ることはなかったのかもしれませんが……。すべては、後の祭りです。©yu_photo/Adobe Stock ©lielos/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日新婚といえば、夫婦仲が良くラブラブなイメージがあるかもしれません。しかし、なかにはすぐに他の異性に心を奪われてしまうような状況に陥ることもあるようです。楓さん(仮名・30歳)も、そんな経験をした一人だと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。結婚後にカフェでパートを始めて「夫とは、友人の紹介で出会いました。私よりも5歳上で、大手企業に勤めていて、しっかりした人という印象。やがて交際が始まり、順調に結婚へと至りました。私は、金融関係の会社で働いていましたが、職場の雰囲気があまり好きではなかったこともあり、結婚したタイミングで退職をして、しばらくのんびりとしていたんです。そして結婚後3か月ほど経ったころ。以前からオシャレなカフェで働いてみたいという夢があったので、いいお店を探してパートを始めました。週に何回かパートに入るようになり、仕事にも慣れて余裕が出てきたころ、お客さんのなかに、一人イケメンの男性客がいることに気付いたんです」男性客から紙を渡され「男性客は、職場が近くにあるらしく、仕事の合間にカフェを訪れているようでした。最初のうちは、週に一度顔を合わせるかどうかといったペースでしたが、次第にそれが増え、私が働いているときは毎回のように会うように。あるとき、名前を尋ねられたので、もしかしたら私に気があるのかもしれないと気付きました。そして後日、男性から帰り際に紙を渡されたんです。そこには名前と、LINEのIDが書かれていました。まるでドラマのような展開にドキドキしましたね。彼の名前は、浅川さん(仮名)。年齢は私と同じ。その後、私のほうから挨拶程度のLINEを送りました」イケメンからのアプローチに「LINEでのやり取りを続けるうちに、“お茶でもしましょう”という流れになりました。お茶程度であればと、私も軽くOK。二人でお店に入り、1時間ほどお話をしました。ただ、ひとつだけ浅川さんに伝えていないことが。私が既婚者であるということです。パートのあいだ指輪は外していて、浅川さんと会う際も、なんとなく外してしまっていました。そういうこともあり、浅川さんからは頻繁に誘いを受けるようになりました。イケメンからのアプローチに、私もつい浮かれてしまって……。あるとき二人で会ったあと、ホテルに行ってしまいました。私は、彼に未婚だと偽った状態で、不倫関係となってしまったんです」突然の夫の来店「ある日、仕事終わりで浅川さんと食事の約束をしていました。浅川さんは、私の仕事終わりを待つために、カフェに来ていたんですね。するとそこに、突然夫がやって来たのです。私は慌てました。すぐに近づいて、どうしたのかと尋ねると、“仕事で近くまで来たから”と。“一度どんな店か見ておきたかった”と言いました。とにかく、夫と浅川さんを会わせてはいけないと思いました。なので夫には、“職場は気まずいから”と、近くにある別のカフェで待っているようにお願いして、外に出したんです。その日は夫と帰らなくては行けなくなり、浅川さんには体調が悪いと伝え、予定はキャンセルとなりました。事なきを得ましたが、こういう危険もあるんだと実感。これ以上リスクを抱えるわけにはいかないと、浅川さんとの関係を終わらせようと思いました」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。新しい場所に出向くと、やはり新しい出会いがあるもの。そこで、恋に落ちてしまうこともあるかもしれません。しかし、既婚者であるのなら、許されざること。気を引き締めなければいけないところだったのでしょう。©akiyoko/Adobe Stock ©One/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日経営者の年上夫を持ち、セレブ妻の暮らしを謳歌していた専業主婦の愛華さん(28歳)。ところが夫は激務のため、誰とも話せずに家にいるだけの日々が続き、寂しさを抱き始めます。退屈しのぎに彼女が始めたのが、Instagramでのグルメ活動でした。そんなある日、グルメ会で同い年のイケメンシェフ・慎吾さんと出会い、夫の出張中に隠れて会うようになります。愛華さんは、離婚して裕福な暮らしを手放すつもりは毛頭なく、割り切った関係を楽しんでいました。ところが事態は予想外の展開へ…。ハイスペ夫とイケメン彼氏を両方手に入れて…「慎吾との関係は、1年以上続きました。たまに慎吾が『そんな旦那、さっさと離婚して俺のところにくればいいのに』と言ってくることもありましたが、適当にかわしていました。慎吾も若手シェフとして活躍している方だと思いますが、収入は夫の足元にも及びません。夫が満足な暮らしをさせてくれるからこそ私にも心の余裕が生まれて、こうやって恋愛も楽しめるんです。だから絶対に離婚するつもりはありませんでした」不倫相手の慎吾さんは10歳年上の夫とは違って、同い年ということもあり、友達のような感覚で付き合えるのが楽だったといいます。友人との集まりに慎吾さんを連れて参加することも増えていきました。「友達からは、『愛華はハイスペ夫もいて、イケメンの彼氏もいて、本当に羨ましい』とよく言われました。特に既婚の女友達からはすごく羨ましがられましたね。みんな、夫とうまくいっていなくて、満たされない思いを抱えている子ばかりなんです」ところがしばらくして、愛華さんと夫の関係に変化が生じ始めました。心を入れ替えた妻。夫婦仲にも変化が…「夫・貴也の仕事が少し落ち着いて、それまで多かった出張がほとんどなくなったんです。夫が家に帰ってくる以上、慎吾とのお泊まりデートはできませんから、そこから彼に会う回数が一気に減りました。すると慎吾が寂しくなったのか、いきなり私を束縛してくるようになったんです。時間に関係なく電話をかけてきたり、『俺が旦那に会いに行って、離婚してもらえるように頼もうか?』なんて言ってくることもあって、かなり焦りましたね…。夫の貴也は、私が外で飲み歩いていることは知っていたけど、不倫していたとは夢にも思っていないので、その頃から『不倫がバレたらどうしよう』と不安になり出しました。それで、外に飲みに行くのはほとんどやめて、夫のために料理などの家事を頑張るようになりました」以前は家事もほとんどせず遊んでばかりいた愛華さんが変わったことで、貴也さんとの関係もみるみるうちに良好なものになっていったといいます。「貴也とはずっとギクシャクしていましたが、冷めたとか嫌いになったとかじゃないんです。私は一人ぼっちで放置されて寂しかっただけだし、夫は私が遊んでばかりいるのが気に入らなかっただけ。お互いに一緒に過ごす時間を増やすことで、私たちの関係は再び以前のように戻りました。貴也も優しくなって、旅行に連れて行ってくれたり、ジュエリーをプレゼントしてくれたりして、付き合いはじめの頃を思い出したほど。すごく嬉しかったです」夫婦仲がすっかり改善し、愛華さんも「やっぱり自分には夫しかいない。夫を大切にしよう」と心を入れ替えたそう。一方で、不倫相手の慎吾さんとは…。不倫の過去はなかったことにしたつもりが…「慎吾とはキッパリ別れることに決めました。でも不倫相手がストーカー化してしまったケースなどを聞いたことがあったので、ちゃんと話し合って、彼に納得してもらった形で別れようと思いました。慎吾は別れたくないと言っていましたが、『慎吾もお店をやっている以上、変な噂が出回っても困るよね。お互いになかったことにして再出発しよう』と説得して、なんとかわかってもらえました」こうして、不倫相手とも後腐れなく決別できたように見えました。ところが、思わぬ罠が愛華さんを待ち受けていたのです。「慎吾と別れて数ヶ月経ち、不倫の事実はなかったことにしたつもりだったのに…。貴也に、不倫がバレてしまったんです。貴也に不倫をバラしたのは、なんと私の女友達でした。しかも貴也は、私と女友達のLINEのやり取りのスクショを持っていたんです…。それは『正直、カラダの相性は慎吾とのほうがいいけど、お金があるのは貴也だから離婚はしたくない』などと私が友人にLINEした内容でした」女友達との赤裸々な会話の内容を貴也さんに見られてしまった愛華さん。不倫の証拠を握られてしまった以上、言い逃れはできなかったそうです。結局、貴也さんには許してもらえず、二人は離婚することになりました。「夫が忙しくて寂しかったからと言って、どうして不倫になんて手を出してしまったんだろう…と後悔しています。ちなみに私の唯一の趣味だったInstagramでのグルメ活動ですが、今は全くやっていません。有名店に行けるのも貴也の経済力に支えていたからこそ。離婚した今となっては以前のような贅沢は全くできず、数万人フォロワーいたアカウントは休眠状態です」裕福な結婚生活を維持しながら、恋愛は外で楽しもうとしていた愛華さん。しかし世の中、そんなに都合の良い話は存在しないのかもしれません。欲張ると、人は結局何もかもを失うことになります。例え火遊びだとしても、不倫には手を出すべきではないとあらためて感じさせられるエピソードでした。©omune/Adobe文・取材 小泉幸
2023年10月07日人はどんなきっかけで不倫をするのでしょうか?不倫経験のある女性に、不倫をしてしまった理由を尋ねると「寂しかったから」という答えが返ってくることが多いです。夫婦仲が原因で心に寂しさを抱き、それを埋めるために外で出会った男性と関係を持ってしまうのだとか…。今回は、夫とうまくいかずに満たされない思いを抱き、不倫の道に足を踏み入れてしまった愛華さん(28)のエピソードを紹介します。経営者の夫に溺愛されて、専業主婦に「夫の貴也とは、私が25歳の時に結婚しました。彼はベンチャー企業の経営者で、10歳年上です」二人の出会いは、愛華さんが派遣でオフィスビルの受付の仕事をしていた時。貴也さんが経営する会社がそのビルに入っていたそうです。愛華さんに一目惚れしたという貴也さんが、猛烈なアプローチをして二人は付き合うことになり、とんとん拍子で結婚も決まったと言います。「最初は彼から溺愛されていて、幸せだったんです。『仕事も辞めていいから、愛華は家で好きなことをして過ごしたらいいよ』と言ってくれました。実は私、料理や掃除は大の苦手なんです。だから専業主婦になることには抵抗がありました。だけど受付の仕事はストレスも多くて…。それで思いきって仕事を辞めることに決めました」こうして、結婚を機に専業主婦となった愛華さん。習い事をしたり、エステに行ったり、近所のおしゃれなレストランでランチをしたり。セレブ妻ライフを謳歌していました。ところがそんな日々は、長くは続かなかったのです。激務の夫に不満を覚えた妻は…「結婚して1年経った頃から、貴也の会社が事業を拡大することになったんです。仕事がそれまで以上に忙しくなり、出張も増えました。それで少しずつ寂しさが募ってきて…。夜遅くに夫が帰宅するまで、誰とも会話しない日が続きました。もともと私は接客業だったので、人と話すのが好きなんですよね。退屈しのぎに、Instagramをまめにやるようになりました。もともと持っていたアカウントとは別に、グルメアカウントを作ってみたんです。貴也のおかげで、予約の取れない高級店にはかなり足を運んできました。その写真を投稿していたら、どんどんフォロワーが増え始めて、グルメなインスタ友達が増えていったんです」愛華さんは、そこからインスタにハマり始めました。普通の人では決して行けない高級店や、予約困難で知られる名店に行っていることで、たくさんの賞賛コメントがつき、優越感に浸っていたそうです。「インスタで繋がった友達に誘われて、グルメ会にも参加するようになりました。私は仕事をしておらず収入がないので、もちろん支払いは貴也のクレジットカードですが…。最初は貴也も『楽しそうじゃん、行っておいで』と言ってくれていたんです。一度グルメ会に参加すると、また次も誘われて、知り合いもどんどん増えるのでお誘いも増えていきます。家にいても寂しいだけだし、誘われたらなるべく行きたくなってしまって、夜出かけることも増えてきました」夫・貴也さんとの関係がギクシャクし始めたのはその頃からでした。たまに仕事が早く終わって帰宅しても、出かけていていない妻。遊んでばかりいる妻のために、自分がお金を払うことに対して、貴也さんも不満をこぼすようになりました。「貴也の言うことはもっともです。私も反省しました。それでグルメ会に行くのは月に1回程度にすると約束して、家でおとなしく過ごすようにしていました。でも、1か月ぶりに行ったグルメ会で、出会ってしまったんです…」夫に内緒で、禁断の関係がスタート「その日訪れたビストロのシェフが、私のタイプど真ん中で…。しかも偶然、年齢も出身地も同じだったことから意気投合したんです。すぐに連絡先を交換しました」その日以来、愛華さんはシェフの慎吾さんと連絡を取るようになりました。最初はLINEで会話をするだけでしたが、夫の出張のタイミングで彼の店に行って、閉店後も二人で過ごすようになったといいます。「慎吾は見た目が好みなだけじゃなくて、カラダの相性もいいんです。夫は10歳年上ですが、慎吾は私と同い年なので親近感もあり、一緒にいてとにかく楽。人気店のイケメンシェフということもあって女性のファンも多いみたいで、彼とデートしていると得意げな気持ちになりましたね。とはいえ、慎吾のことがどんなに好きでも、夫と離婚するつもりは一切ありませんでした。稼ぎは夫の方が全然上ですから。慎吾も遊び人タイプなので、束縛されないこの関係が楽だったみたいです」経営者の年上夫を持ち、裕福な暮らしを送りながらも、同い年のイケメンシェフと刺激的な恋愛を楽しんでいた愛華さん。理想の夫と恋人の両方を手に入れたような気持ちになり、心も満たされたといいます。ところが彼女を待ち受けていたのは、衝撃の結末でした。人は、ないものねだり。他人から見たら羨むような暮らしを手に入れても、心が満たされないと、寂しさから不倫に走ってしまう人もいるようです。夫婦関係がうまくいかないからといって、他の男性で心の隙間を埋めようとしても、全く解決にはなりません。現実から目を背けて不倫に走ることだけはしないようにしたいものです。©Kapinon/Adobe文・取材 小泉幸
2023年10月07日既婚者の綾子さん(仮名・30代)は、イケメンと不倫している幼なじみへの対抗心から、自分も不倫することを決意。会社の後輩をたぶらかして不倫を始めたそうです。しかしその結果、一時の優越感と引き換えに、かけがえのない多くのものを失ってしまったそう…。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫によって一瞬にして転落した女性のエピソードをご紹介します。「一度きり」のつもりがズルズルと…綾子さんは、会社の後輩である高山さん(仮名)から食事に誘われたある日、そのままホテルへ行ってしまいます。幼なじみの佳代子さん(仮名)の不倫相手よりもイケメンな男性に求められていることに、大きな優越感を覚えたそう。最初は「一度きり」のつもりでしたが、その日を境に高山さんとの不倫関係にハマっていったといいます。「久しぶりに佳代子と会ったときに、私は高山くんとの不倫について自慢しまくりました。ところが、佳代子は心ここにあらずといった様子。話を聞いてみると、佳代子は不倫相手と別れたばかりだったんです。別れた理由は『周りに知られるのが怖くなった』とのこと。しかし私は、“自分なら不倫もうまく隠し通せるのに、佳代子は臆病者だな”くらいにしか考えていませんでした。振り返ると、とても愚かだったと思います。そのときの私は、佳代子に対して不倫の隠し方を自信満々に語っていたくらいですから」不倫が社内中にバレて…その後も綾子さんは高山さんと密会を続けていたとのこと。しかし、しばらくすると、高山さんとの不倫が職場にバレてしまう事態に…。二人がホテルに入るところを同僚に見られ、噂を広められてしまったのです。「会社に不倫がバレたのは、大誤算でした。しかも高山くんからは、『綾子さんとは最初から遊びのつもりだった』『今の彼女と結婚するつもり』と、一方的に別れを告げられたんです。高山くんとの関係は私が主導権を握っているつもりだったのに、彼からそんなふうに言われたことで、私のプライドはズタズタになりました」高山さんは、会社に不倫の噂が回り始めたタイミングで早急に転職したとのこと。残された綾子さんは、同僚たちから好奇の目を向けられながら、職場でどんどん孤立していく状況に耐えたそうです。しかし最終的には、綾子さんの夫にも不倫が知られることに…。「ある日、夫が私のスマホを見たそうで、不倫があっけなくバレました。すでに高山くんとの関係は終わっていたあとだったのですが、せっかくイケメンの彼と付き合っていたのでもったいなくて消せなかった写真が、夫に見つかってしまったのです。夫からは離婚の申し出があり、3か月ほど粘ったのですが夫の気持ちが変わることはなく、離婚届を出すしかありませんでした。職場には不倫の末に離婚した人というレッテルを貼られて居づらくなってしまい、そのまま退職。今は、すべてを失ってしまいました。ハイスペな夫と何不自由ない暮らしをしていて、確かに勝ち組人生だったはずなのに…。不倫のせいでここまで転落してしまうなんて、後悔してもしきれません」人生はちょっとしたことで大きく狂うこともあります。不倫は、今まで積み上げてきたものを一瞬で壊すほどの強い破壊力がある行為です。どのような事情があったにしても、絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©ah/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月06日かつては不倫に興味がなかったとしても、身近な友人の影響でいとも簡単に不倫へ足を踏み入れてしまう人もいるようです。些細なきっかけから不倫を始めてしまった女性の告白を、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。女友だちの影響で不倫を決意30代の綾子さん(仮名)は、“ハイスペ”な夫と結婚して順風満帆な暮らしをしており、不倫とは無縁の生活を送っていたそうです。そんなあるとき、幼なじみの女性・佳代子さん(仮名)と会ったことで、大きな変化が訪れたと言います。「佳代子は昔から地味でパッとしないタイプでした。正直なところ、彼女といると優越感に浸れるんですよね。それで、大人になってからも定期的に会い続けていました。そんなあるとき、佳代子から『実は、私いま不倫をしているんだ』と打ち明けられました。最初は『不倫なんてダサい』『冴えない夫を選ぶから、不倫に走るはめになるんでしょ』と内心で馬鹿にしていたのですが……佳代子から見せられた不倫相手の写真を見て驚いたんです。なぜなら、彼がものすごくカッコよかったから。その写真を見た瞬間に、『佳代子がイケメンにちやほやされるなんて許せない!』と、私の負けず嫌い魂に火がつきました」どうしても佳代子さんに負けたくない綾子さんは、「私のほうがモテるはず」と、まさかの不倫を決意。不倫相手に選んだのは、職場の後輩である高山さん(仮名)でした。年下の同僚をたぶらかして不倫関係に「以前から高山くんには、『綾子さんのような女性がタイプ』『綾子さんが結婚していなかったらアプローチしたのに』などと言われていましたが、私はずっとスルーしていました。顔は整っているけれど、夫のほうがハイスペックだし、年下にも不倫にも興味がないし、と思っていたんです。私に好意をもっている彼なら、ちょっとその気になればすぐに付き合えそうでしたし、何より佳代子の不倫相手よりも高山さんのほうがイケメン。“こうなったら高山くんと不倫をするしかない!”と思ったんです」そして、綾子さんは高山さんに対して思わせぶりな態度をとり始めたそう。そして徐々に、年下のイケメンが自分に夢中になっていく様が面白くなってしまったとのこと。高山さんと自然な流れで不倫関係になるようにチャンスを待っていましたが、そこまで時間がかかることなく、綾子さんの計画通り高山さんとの不倫が始まったそうです。どんな事情があっても不倫へと足を踏み入れるのは絶対に避けるべきです。しかし身近な人への対抗心から、安易な気持ちで不倫を始めてしまう綾子さんのようなケースもあるのでしょう。「周りもしているから」とモラルへの感覚が鈍ってしまうと、取り返しのつかない事態へと進んでいくリスクは計り知れません。©denebola_h/Adobe Stock ©chachamal/Adobe Stock文・並木まき
2023年10月06日不倫というのは、普通の恋愛とは異なり、幸せになろうとしても一筋縄ではいかないもの。経験者に話を聞くと、「不倫をしてみて、想像以上の苦労があることを知った」と語る人が多いです。今回は、「不倫をして最も苦労したエピソード」を聞いてきました。前妻との子どもを紹介されて…「不倫を経て結婚しましたが、夫には、前妻との間に中学生の子どもがいるんです。結婚する前に彼から『子どもに会ってほしい』と頼まれ、会いに行ったものの、子どもからはかなりの悪態をつかれてしまいました。しかも彼、子どもから『弟や妹は絶対に作らないでね』と言われているらしく、子作りに前向きじゃないんです。私は子どもがほしいので、そのことでかなり揉めています。やっぱり不倫からの結婚は、普通の幸せな結婚とは違うんだということを痛感しています…」(梨香/32歳)不倫の場合、相手側には当然家族がいます。自分たちだけが幸せになればそれでいいというわけではなく、相手の妻や子どもたちの存在がある以上、離婚や再婚もスムーズには進まない可能性があります。略奪婚というのは、相当の覚悟をしておかないと、心が折れてしまうような大変な出来事もあるかもしれません。不倫の過去が恋人にバレて…「20代半ばくらいから既婚者と付き合っていました。不倫相手と一緒になりたいとかそういう願望は一切なかったので、そろそろ私も婚活をしよう…と思ったタイミングで不倫相手とはきっぱり別れたんです。婚活を頑張って、誰もが羨むようなハイスペ男性をゲット。結婚前提でお付き合いをすることになり、すっかり浮かれていたんですが、過去に不倫していたことがバレて彼にふられました…。しかもバラしたのは、私の友人でした…」(アリサ/31歳)過去に不倫していたことがあったとしても、別れてしまえばなかったことにできる…と思ったら、大間違いのようです。せっかく幸せになろうとしていたのに、自らの過去が足を引っ張るようなことだけは避けたいですね。軽い気持ちだとしても既婚者と関係を持つのは避けた方がいいです。結婚報告をしたら、周囲の態度が豹変「ずっと不倫していましたが、周りによく思われないことはわかっていたので、友人には隠していました。彼氏がいないと嘘をつき続けていたんです。5年以上の不倫を経て彼が離婚し、私と結婚することになったので、友人たちにも結婚報告をしました。その時に、ようやく結婚できるのが嬉しくて、ついみんなに本当のことを話してしまったんです。ところが不倫だったとわかった途端、それまで祝福ムードだった友人たちの態度が豹変。一気に冷たくなりました…」(かおり/35歳)不倫は周囲の理解を得にくいです。略奪婚の場合は、普通の結婚とは異なり、周りに祝福してもらえないことも覚悟すべき。本人たちにはいろんな事情があるかもしれませんが、他人からしたら不倫は所詮、不倫なのです。不倫経験者に聞いた「不倫をして最も苦労したエピソード」を紹介しました。不倫を経て結婚さえしてしまえば、めでたしめでたし…という簡単な話ではありません。できれば家族や友人たちに心から応援してもらえるような恋愛や結婚をしたいものです。©Prostock-studio/Adobe文・小泉幸
2023年10月06日既婚者の沙由美さん(仮名・29歳)は、職場の上司である柴田さん(仮名)と強い信頼関係にありました。あるとき、柴田さんの妻や子どもが夏季休暇で実家へ帰省している間、彼の自宅を訪問して食事を作ることに。ただの上司と部下の関係だったはずが、深い関係に発展してしまったそうです。沙由美さんは彼の妻に気づかれないように、部屋を完璧に掃除して証拠隠滅を図ったものの、その後に思いがけない展開を迎えたそう。いったい何があったのでしょうか……。上司の妻が職場にやってきて…「柴田さんとは、夏休みに初めて自宅に行った日から不倫関係になりました。もちろん職場にはバレないよう注意しながら、仕事終わりに何度かホテルに行くようになったんです。夏が終わり9月のある日のこと、子どもを連れた女性が職場に訪れました。見たことがある人だな……と思っていたら、その女性は柴田さんの妻だったのです。柴田さんに忘れものを届けにきたとのことでした。柴田さんが社内の人に子どもを紹介している間、彼女がスマホを構えて写真を撮っているような素振りを見かけたんです。このときは、妻の行動に対して特に意識はしていませんでしたが、これが破滅の始まりでした……」不倫がバレたきっかけ「それから数日後。柴田さんが真っ青な表情で出社してきました。体調が悪そうに見えたので、私は“大丈夫?”とLINEを送信。しばらくして返信が届き、そこには“妻に不倫がバレた”というメッセージが。バレたきっかけは、私が訪れた後の部屋の様子だったそう。キレイに片付けたつもりだったんですが、それが仇になったようでした。柴田さんが食器を使うのは当然ですが、もし洗って片付けたのなら、もっとグチャグチャになっていたはず。それが、取り出しやすい状態になっていたことから、彼の妻は、家事に慣れた誰かが家に来たのだと疑いを持ったそうです」上司の妻が職場を訪れた理由「家に誰かが来たと睨んだ妻は、親しくしている隣人に、“自分が帰省している最中に、何か変わったことがなかったか”と尋ねたそう。すると、“知らない女性が部屋に入っていくのを見た”と言われたそうです。容姿などはほとんどわからなかったものの、おそらく職場の人間だろうと予想。そこで後日、職場を訪れたのです。写真を撮っていたのもそのため。職場にいる女性社員たちが全員写るようなアングルで写真を撮り、その写真を隣人に見せて確認したそうです。そして、私に目星をつけたようでした」上司の妻からの電話「数日後、柴田さんの妻から電話がきました。“わかっていると思うけど……”と、こちらの言い訳など聞く様子もなく、淡々と話し出しました。私はもう抵抗しても無駄だと思い、関係を認めて必死に謝罪。しかし、“責任はとってもらわないと困る”と一蹴されました。彼女は柴田さんと離婚するつもりはなく、“どちらにも慰謝料は請求しない”とのこと。“ただし、あなたの夫と職場には報告させてもらう”と言われました。その後、柴田さんは異動となり、私だけが今の部署に残ることに。私の夫にも不倫が報告されて、離婚の話が持ち上がりましたが、今はひとまず別居中となっています」“信頼していた上司と不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。証拠隠滅を図ったことが、かえって不倫発覚のきっかけとなってしまったわけです。悪い意味で、忘れられない夏となってしまったことでしょう。©naka/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月04日今年も夏が終わり、季節はようやく秋へと移ってきましたね。夏に思い出をたくさん作った方も多いかもしれません。沙由美さん(仮名・29歳)は、今年ある大きな出来事があったそう。それは、上司との不倫。いったいどのような経緯で不倫関係になってしまったのか、詳しく話を伺いました。信頼している上司との関係「夫とは結婚して4年で、子どもはいません。共働きをしており、私はあるイベント会社で働いています。私の職場に、入社当時からお世話になっている柴田さん(仮名)という上司がいるんです。お互いに既婚者なのですが、柴田さんとは家庭のことなど共通する話題が多かったので、仕事だけでなくプライベートに関しても相談することがよくありました。親しくしていたといっても、もちろん上司部下の関係以上のことはありませんでした。二人で食事や飲みに行っても、ただそれだけ。柴田さんとは、強い信頼関係ができていたんです」夏休みに上司の家へ行くことに「今年の7月の終わりのことです。柴田さんと二人で仕事帰りに飲みに行ったとき、夏休みの話になりました。私は夫が仕事なので、特に予定はありません。柴田さんはというと、柴田さん以外のご家族が5日間ほど実家に帰るとのこと。柴田さんは出勤しなくてはいけない日があり、飛び石連休になってしまうので、“今回は家族との帰省を見送る”と言っていました。そこで、一人で過ごす間の自炊が心配だとこぼしていて。それを聞いた私は、冗談半分で“作りに行きましょうか?”と言いました。すると、“マジで?”と思いがけず喜ばれてしまい、本当にご飯を作りに行く流れになったんです」上司の家でカラダが触れあい…「いよいよ夏休みを迎えて、柴田さんの家を初めて訪問する日となりました。さっそく調理器具を借りて簡単なものを2~3品作ると、柴田さんは“うまい!”ととても喜んで食べていました。私は早めに帰るつもりだったんですが、その日はなぜか、柴田さんが私のことをやけに褒めてきて……。料理の味もそうですが、仕事に関してなど細かく褒めてくれるので、なんとなく帰りづらい雰囲気になったんですね。そして会話の途中、柴田さんが“最近ダーツに凝っているんだ”と言い出したので、彼の部屋でダーツをすることに。柴田さんはダーツが得意らしく、フォームなどを教えてくれました。そのときにグッと距離が近づき、手やカラダが触れあうタイミングが何度かありました。徐々に密着している状態が長くなり、ついには柴田さんにキスをされて……。そして私も拒むことはせず、流されるまま受け入れてしまったんです」完璧な証拠隠滅「1時間ほど経過して私が帰ろうとしたとき、彼の家の固定電話が鳴ったんです。相手は、柴田さんの妻でした。特に用事があったわけでなく、家にちゃんといるかどうかの確認だったようですが、その勘の鋭さに冷や汗をかきました。何か勘付かれるかもしれない、と思った私は、柴田さんに“片付けをしたい”と提案。ただ、その日はもう遅かったので、“明日も来てもいいですか?”と尋ね、掃除をする名目で翌日も柴田さんの家に来る約束をしました。そして翌日、使った調理器具や食器などをもとに戻し、ベッド周りも入念に掃除して、しっかりと部屋をキレイにしました。髪の毛なども落ちていないか確認して、徹底的に証拠を隠滅。完璧な状態にして帰りました。あれほど緊張しながら掃除をしたのは生まれて初めてでしたね」“信頼していた上司と不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。いくら信頼している上司とはいえ、家族に隠れて二人きりになるのは危険でしょう。©metamorworks/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月04日結婚していても、気になる相手ができることはあるかもしれません。なかには、一線を越えないように気を付けていながら、関係が進展してしまうケースもあるようです。今回は、“不純な関係が加速した不倫デートスポット”について、男女に体験談を語ってもらいました。職場近くの「安い居酒屋」「私はお酒が好きで、たまに一人でお店に入ることもあります。職場近くに一軒、安い居酒屋があって、そこもたまに利用していました。ある日、部署は違うんですが、同じ会社の男性社員が一人で来ていたんです。彼が既婚者であることは知っていましたが、好印象を持っていたので、話すくらいなら良いだろうと一緒に飲みました。その後も、もしかしたら彼に会えるかもと思って居酒屋に頻繁に通うように。何度か会って親しくなり、やがて二軒目の店にも一緒に行くようになって…。ついにホテルまで行ってしまいました」レイ(仮名)/28歳お酒が入ると気持ちが緩み、ガードが下がってしまうことも。同僚とは共通の話題も多く、距離も縮まりやすかったのでしょう。「スポーツジム」のボクササイズコース「僕はスポーツジムに通っていて、あるときボクササイズコースに参加しました。そのコースには女性も参加していて、そのうちの一人が気になったので、つい声をかけてしまったんです。その日から挨拶をするようになり、会話する時間も長くなっていきました。お互いにカラダを褒め合うような会話をしているうちに、だんだんとセクシーな内容にも及ぶように…。僕も彼女も既婚者でしたが、しばらくして自然とカラダを求め合う関係になっていました」ハヤト(仮名)/33歳ジムではトレーニングで汗をかく場面もありますし、普段着よりも肌を露出していることが多いでしょう。次第にセクシーな雰囲気になってしまう人たちもいるのかもしれません。「映画館」の暗がりで「職場に、親しくしている後輩の男性社員がいます。彼は既婚者なんですが、なんとなく気になる存在でもありました。彼との共通点は、お互いに映画好きであること。あるとき観たい映画が重なり、タイミングを合わせて仕事終わりに観に行ったんです。すると映画の途中、私の手の上に彼が手を重ねてきました。それを拒まずにいたら、さらに手を握ってきたんです。そこから、一気に関係が加速しました」ジュンナ(仮名)/32歳映画館のような暗い場所は人目にもつきにくく、大胆な行動にも出やすいのかもしれません。不倫への初めの一歩を踏み出しやすい場所だと言えるでしょう。会員制バーの「VIP個室」「友だちに誘われた飲み会で、ちょっとお金を持っていそうな男性と知り合いました。会員制のバーがあるから行こうと誘われ、興味が湧いて誘いを受けたんです。これまで行ったことがない隠れ家のようなバーに入り、さらに店の奥へ。すると、番号式のロックのかかった扉があり、それを開けた先はVIP用の個室。ラグジュアリー感が満載でテンションが上がりましたね。そこでキスを求められ、関係を持ったあとに、“実は結婚しているんだ”とサラッと言われて驚きました」ユカリ(仮名)/27歳滅多に味わえないような感覚に舞い上がってしまったのでしょう。非日常的な空間のなかで不倫に落ちてしまう人もいます。“不純な関係が加速した不倫デートスポット”をご紹介しました。一歩踏み出してしまうと、そこから気持ちを制御するのは非常に難しいようです。ならば、まずはその第一歩を踏み出さないよう、気を引き締めて行動すべきでしょう。©buritora/Adobe Stock ©Taku/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月03日ママ友(菫さん・仮名・29歳)の横柄な態度に頭を悩ませていた果歩さん(仮名・31歳)。彼女に娘(莉菜さん・仮名・5歳)の面倒を見るよう押しつけられたことがきっかけで、菫さんの夫(拓馬さん・仮名・35歳)とちょくちょく顔を合わせることに。果歩さんは、彼女への仕返しのため拓馬さんを略奪することを決意。徐々に不倫にハマって離婚を強く決心するも、相手にその気はなく果歩さんはあっさり捨てられてしまいます。果歩さんは、不倫相手が自分に本気でなかったことに相当ショックを受けたと言います。でも、彼に言われた通り夫(勇人さん・仮名・35歳)に不倫がバレていなかったので、このまま何事もなかったかのように生活することにしたのだとか。元不倫相手の妻からLINEが…既読スルーしようとしたものの「彼に捨てられた翌朝、妻である菫さんから突然LINEが届きました。そこには『私の夫と不倫するなんてどういうつもり?』『彼は浮気癖があるからあなたは遊ばれただけ』と怒りのメッセージが…。さらに『うちには子どももいるし、夫とは離婚しないからね!』と挑戦的な言葉が送られてきて。彼女は、昨夜の私と拓馬さんの会話をこっそり聞いていた様子。でも、もう彼との不倫関係は終わっていたので、彼女からのLINEをこのまま既読スルーすることにしました」すぐに事態が収まるかと思いきや、予期せぬ出来事が果歩さんに襲いかかります。「次の瞬間『おい!これは本当のことなのか?』という声が聞こえてきて…。振り返ると夫が後ろから私のスマホを覗き込んでおり、菫さんからのLINEをすべて読まれてしまったのです。私が必死に『たぶん送信相手を間違えたんだと思う…』と言い訳しても時すでに遅し。夫に思わぬ形で不倫がバレてしまいました」しかし、ここで簡単に不倫を認めるわけにはいかないと思った果歩さんは、どうにかしてしらを切ろうと考えたそう。何とか夫を説得しようとするも…その時娘が発した驚きの言葉とは…?「とりあえず、夫の怒りを収めるため話し合いをすることにしました。娘(紬さん・仮名・5歳)が不安そうな顔をしていたので『大丈夫だよ、パパとママはすぐに仲直りするからね』と声をかけることに。すると『莉菜ちゃんのパパとうちのママがチュウしているのを何度も見たよ』と娘が衝撃的な発言をしたのです。驚いた私が『なんでそんな嘘をつくの!』と怒鳴ると『本当のことだもん!もうママなんて大嫌い…』と娘は大泣き。この証言が決定打となり、私の不倫は確実なものになってしまいました」それでも、果歩さんは今の生活を壊したくない気持ちから「不倫したことは悪かったと思う…でも、あなたに不満があったわけではないの」と夫にすがりついたと言います。「けれども、夫は問答無用で離婚を突きつけてきました。浮気した私が悪いので彼の意見を受け入れるしかありません。不倫の代償として慰謝料を払い、娘にも嫌われてしまったので親権も手放すことに。最終的に家を追い出され、現在はホテルを転々とする日々。生活のためにも働かなければなりませんが、このご時世すぐに職に就くことは難しそうです」その後、果歩さんは信じられない光景を目にしたのだとか。「元不倫相手である拓馬さん家族の仲睦まじい姿を目撃しました。彼は、娘の莉菜ちゃんの他に幼い子を抱いていて…夫婦の間に二人目が生まれた様子。やはり彼にとって私との不倫はただの遊びだったのだと痛感しました。あんなに家庭に憧れを持っていたのに、それを自ら壊したのだからこの結果もすべて自業自得ですね」ママ友に復讐するための不倫で大切なものを失った果歩さん。結果的に何の罪もない家族を傷つけたのだから、当然の報いと言えるのではないでしょうか。どんなに後悔しても過去には戻れないので、一時の感情で行動を起こすのは控えた方がいいでしょう。©kapinon/Adobe文・菜花明芽
2023年09月30日子どもの手前、気の合わないママとのお付き合いを余儀なくされることがありますね。今回は、念願だった幸せな家庭を手に入れたものの、あるママ友へ復讐するためW不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。幸せな家庭を手に入れるも…迷惑なママ友に悩まされる日々…。果歩さん(仮名・31歳)は現在結婚しているにもかかわらず、既婚男性(拓馬さん・仮名・35歳)とW不倫していると言います。幸せそうに見える果歩さんが、不倫に陥ってしまった理由は何なのでしょうか。「早くに両親を亡くしたので人一倍家庭に憧れを持っていました。友人の紹介で知り合った男性(勇人さん・仮名・35歳)と結婚し、子ども(紬さん・仮名・5歳)を授かり幸せいっぱいの日々を送っていたのですが…。娘が幼稚園に入ってからその生活にも陰りが見えるようになって…親しくなったママ友(菫さん・仮名・29歳)の高圧的な態度が原因で悩みを抱えるように。彼女はこちらの都合もお構いなしで『買い物に行きたいから車を出して』とわがままを言ったり、『お宅で子どもを遊ばせてもいい?』と突然家に押しかけてきたり…。私は気が弱いので、嫌だと思ってもママ友に何も言い返すことができませんでした」果歩さんの心配をよそにママ友の迷惑な行動はさらにエスカレートしたのだとか。「菫さんは幼稚園帰りの子ども(莉菜さん・仮名・5歳)を私に預けるようになったんです。あまりにも身勝手だと思いつつも、彼女の言いなりになるしかなくて…。夕方、仕事終わりに彼女の夫である拓馬さんが子どもを迎えに来て『妻がご迷惑をおかけしてすみません』と頭を下げる日々。お互い菫さんに不満を持っていたので、次第に私達は彼女の愚痴を言い合うようになりました」菫さんは、果歩さんに子どもを押し付けて何をするでもなく家でゴロゴロしていたそうです。「私の中で彼女への復讐心がどんどん強くなりました。夫の拓馬さんを略奪すれば、菫さんに仕返しができると考えるようになったんです。拓馬さんも『あなたのような優しい人と結婚したかった』『妻にはもう愛想が尽きている』と話していたので、簡単に彼を落とせると思って…。案の定、彼と不倫関係になるまでそう時間はかかりませんでした」拓馬さんが子どもを迎えに来るタイミングで二人は密会を重ねます。果歩さんの自宅の寝室にこもり「ドアを開けないでね」と言って子どもたちをリビングで遊ばせていたのだとか。すぐにでも離婚すると決意! その時彼が発した信じられない言葉とは…?「私はみるみるうちに彼との不倫にハマっていきました。やがて『すぐに離婚して拓馬さんと再婚したい』『子どもたちを引き取って育ててもいい』と考えるように。そこで思い切って夜遅く彼のスマホに電話をかけたんです。私が気持ちを打ち明けると『ちょっと待って!俺に本気だったの?』『妻に嫌気はさしているけれど、離婚するつもりなんてないよ』と突き放されてしまって…。どうやら彼はほんの遊び気分で私と関係を持っていた様子。『不倫がバレていないのだから、今すぐ夫のところへ戻りなよ』と言われ、あっさり捨てられてしまいました」思いもよらず不倫相手にフラれてしまった果歩さん。いくら仕返しだからといっても、自分本位な気持ちで不倫に走ったのだからこの結果は身から出た錆ではないでしょうか。しかし、悪い流れはここで留まることなくさらに大きな波となって果歩さんに襲いかかります。©Kanazawa photo base/Adobe文・菜花明芽
2023年09月30日葉月さん(仮名・34歳)はかつて、息子を通わせているスイミングスクールのインストラクターである、年下男性の和志先生(仮名)に好意を持ちました。あるとき、美人ママ友が「子どもに水泳をやらせたい」と言うので、息子の通っているスクールを紹介。和志先生と美人ママ友が親しく話しているのを見て焦りが生じ、葉月さんから誘って不倫関係に。その後、どのような結末を迎えたのでしょうか……。ママ友たちとランチへ「和志先生と不倫関係になり、頻繁には会っていませんでしたが、連絡はマメにとっていました。でも、次第に返信に時間がかかるようになり、どこか冷たく感じるようになってきたんです。そんなある日のこと。同じスイミングスクールに子どもを通わせているママ友6人ほどで、ランチをしました。そこには、私が紹介して入会した美人ママ友も参加。和やかに食事をしていたんですが、途中でその美人ママ友が言ったんです。“スクールをやめるかもしれない”と。その理由を聞いて驚きました……」美人ママ友の告白「美人ママ友は、その理由が和志先生にあると言うのです。あるとき、和志先生に連絡先を聞かれ、子どもの情報交換もあると思い普通に教えたそう。すると、そこから個人的な連絡が来るように。不倫関係を誘うようなことも言われ、おかしいと思うようになったそうです。すると、もうひとりのママ友が、“私も……”と口を開きました。なんと、同じような経験をしていると言うのです。さらに、別のママ友まで……。6人中、なんと3人も和志先生からアプローチされた経験があるとのこと。ママ友たちが“タイプの女性には手当たり次第に声をかけているみたい”“人妻好きらしい”と噂をしているのを聞いて、ショックを受けました」インストラクターの証言「私は自分から誘って関係を持ったのに、ほかのママ友は先生から声をかけられていたわけですから、自分が惨めに思えました。そのことについてどうしても尋ねたいと思い、和志先生に連絡をしてなんとか呼び出し、直接話を聞きました。ほかのママ友たちを誘っている件について、彼は否定しませんでした。私が“関係を解消したい”と申し出ると、“分かった”とあっさり受け入れられてしまったんです。私は、スイミングスクールを移らせることも考えたんですが、息子も気に入っている場所だったので、思い止まりました。それに、夫に不審感を持たせたくなかったという理由もあります。ところが、ある日の夜。夫に、“男がいるだろう?”と尋ねられてしまったのです」夫からの宣告「夫は、“相手は分かっている”と。実は以前から怪しいと思っていて、それが最近確信に変わったと言います。夫は、たまに息子のスイミングスクールに付き添うことがあったんですね。そこで見学をしていると、背後から保護者たちの話し声が聞こえてきたそう。おそらく、以前に私がママ友たちに聞いた噂話に近い内容だったのでしょう。そこから、私と和志先生との関係に気付いたようでした。“スイミングスクールに問い合わせてもいいんだぞ”と言われ、私は不倫を認めました。“すでに関係は解消している”と泣きついて謝ったのですが、許してもらえず……。その後、私たち夫婦は別居。息子は近い距離にある夫の実家に預けられています。水泳は相変わらず好きなようで、実家からスクールに通っていて、たまに会うとそこでの話をよくしてくれるんです。和志先生はすでに辞めていて、スクールにはいないものの、息子は先生を気に入っていただけに話題にあがることも。私はそのたびに胸が痛くなり、いずれ息子が、私がしてしまったことを知ったらと思うととても怖いです」“スイミングスクールの先生と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。習い事の先生と母親との関係を知ったら、子どもは大きなショックを受けるはず。これから先、彼女はまだまだ苦しみ続けることになるのでしょう。©kapinon/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月29日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚