銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、交際中の彼の部屋に「週5で通う女がいる」という52歳女性。二股から本命彼女になれる方法を佑雪さんが教えてくれます!お悩み:「彼の部屋に週5で通う女性がいるのですが」【クラブ佑雪】vol. 252彼の部屋に毎晩女性が通っています。しかも、私がおやすみメールをする時間を見計らっているようです。私は実際に彼女が部屋を訪れている場面を見たので、彼に聞いたのですが、「勝手に来たんだ」と言います。その後も通っている彼女を目撃して話しましたが、「それストーカー」と言います。その後デートのときに聞いてもないのに「彼女はもう来ていないよ」と言います。が、まだ女性が1週間に5日は通っています。安心させるウソなのか、私が遊ばれているのかわからなくなってます。(由美 52歳未婚?肩書きは特になし)「二股を勝ち抜く戦略、ありますなんだか不思議な話ですね。その女性は彼の部屋の中にまで入っているのであれば、ご相談者さまが本命だろうと遊ばれている側であろうと、いやですよね。でも、彼女が来るのは部屋の外までということであれば、彼の言うとおりストーカーということになるんでしょうね。でも、恋愛って難しい。オープンリレーションシップやポリアモニーなど、複数交際を認める関係でなければ、「私だけを見て! 愛して!」となるのは当たり前ですし、1対1の関係であるというのは、お付き合いする際の約束事でもあると思います。が、現実はそうもいきません。人の心って倫理や常識で縛れる範囲じゃ収まらないくらい、もっともっと野生が残っているものですから。新しい恋人ができても、前の恋人とちゃんと縁が切れてなかったり、いったんは切れたものの復活しちゃったり。いろーんなことってありますよね?で、ご相談者さまが彼といつからお付き合いを始められたかは存じませんが、付き合って間もない場合だと、お相手が前カノと二股状態になっているケースってけっこうあるんですよね。付き合っている人はいるけれど、別の人のことも好きになっちゃったパターン。この場合はしばらく、数か月〜数年続くことがままあります。が、必ず、必ず! 必ず!!! 二股をかけられてるどちらか、もしくは双方から不満が出て、喧嘩になり、別離へと至ります。それまでは休みの日は全部デートできたのに、それがなくなったり、誕生日やクリスマスのイベントが疎かになったりするわけです。アヤシイわけですよ。不満にもなるわけですよ。で、どちらかが腹を立てて脱落すると、残ったひとりが晴れて本命になる(セフレのまま残留するパターンもありますが)。ご相談者さまの場合、週5で訪れている彼女は、彼の元々の彼女なんじゃないですかね? わたくしの感覚ではその可能性がめちゃくちゃ高いです。そこにご相談者さまが登場して、彼の気持ちがご相談者さまに大きく傾いた。だから、彼女のことをストーカー呼ばわりもする。でも、彼女のことも捨てきれない。彼には選びきれないのでしょう。つまり、今現在、元々の彼女とご相談者さまと2股状態。そして、どちらが脱落するかは元々の彼女とご相談者さま次第という感じなのでは?似たような状況でのご相談を受けること、よくあります。で、みんな結果を焦りすぎ! 「最後に残るのは私!」って覚悟を決めれば、黙っていてもライバルは脱落していくのに、二股をかけられている時間に我慢しきれないのと、プライド的に我慢ならないってことで、自分から先に脱落しちゃう方が圧倒的に多い! でも、だから“我慢しながら待てる人”が勝つんですよね。なのでですね、もし、ほかにいい人がいないなら、その状況を続けてみてもいいんじゃないですかね? そのうち結論は出ますから。どうしてもいやならしょうがないですけど、持久戦で勝つっていうのを、今生で1度くらい試してみてはいかがでしょう?【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Marina Stepanova / EyeEm/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年07月25日不倫に夢中になっている女性は、周りの声に一切耳を傾けないことが多いです。周囲が心配して「不倫なんてやめた方がいいよ」と忠告しても耳を貸さず、その関係にどんどんのめり込んでいく一方。しかし悲惨な結末を迎えた時に初めて、ハッと我に返るのだとか…。今回は、不倫女性が目を覚ましたエピソードを聞いてきました。社内不倫で妻バレした結果…「新卒から働いていた会社の上司と、不倫をしていました。でも実は、彼の妻も社内の人なんです。美人で有名な人でしたが、私は彼女に勝てているような気になって、優越感に浸っていました。ところが妻に不倫がバレてしまったんです。すると彼から『妻の怒りをいったん鎮めるために、会社を辞めてくれないか。会社を辞めたって俺たちは会えるんだし』と懇願されました。妻より私を愛していると言っていたのに…。結局、肩身が狭くなって退職し、その時にようやく目が覚めて彼とは別れました」(31歳/会社員)不毛な関係に終止符を打つことはできたものの、新卒から働いてきた会社を辞める羽目になり、不倫と引き換えにとんでもないものを失ってしまったようです。既婚者が言う「妻より愛している」という言葉ほど信用ならないものはありません。SNSで不倫を書き込まれた「私はTwitterやInstagramで美容のアカウントを持っていて、フォロワー数がかなり多いんです。一時期、既婚者の男性と付き合っていて、周りの友達からは猛反対されていました。ある時、Twitterで匿名のアカウントに、私が不倫をしていることを書き込まれてしまい、大騒ぎに。それでようやく別れようと決心しましたが、大勢の人にその書き込みを見られてしまいました。SNSでは企業からのPR案件も相当受けていたので、ダメージは大きかったです。それにしても書き込んだのが誰なのか、いまだにわかっていませんが、友達にしか話していなかったはずなので、知っている誰かの仕業かと思うと本当に怖いです」(34歳/PR)今はSNSでなんでも拡散されてしまう時代。特に不倫というのは、一部の人にとっては恰好のゴシップネタ。例え有名人などではないとしても、噂が一気に広まり、知られたくない人にまで知られてしまう可能性は大いにあり得ます。不倫が原因で、それまで築いてきた立場や信用を一瞬にして失うケースはよくあることなのです。彼の妻から慰謝料を請求された「入社してすぐに結婚している先輩を本気で好きになってしまい、どうしても彼のことが諦められませんでした。3年待って、彼がついに離婚を決意してくれたんです。やっと私が幸せになれる番が来た…!と喜んでいたのも束の間、待ち受けていたのは妻からの慰謝料請求。その時初めて、自分がしでかしたことの重大さに気づきました。貯金が全然なかったので、親に頭を下げて借りましたが、キツかったです。しかもその後なんと、彼とはうまくいかずに別れてしまいました…」(26歳/会社員)不倫をしている本人は愛を貫いたつもりでしょうが、結局法の力には敵わないものです。人を不幸にしてまで幸せを手に入れようとしても、結局は何も残らないのかもしれません。他人の夫を略奪した代償は大きかったようです。以上、不倫女性が目を覚ましたきっかけを紹介しました。不倫に溺れると、冷静さや客観性を失い、一瞬にして大切なものを失ってしまうことがあるようです。後悔しても時間は巻き戻せないので、やはり既婚者との道ならぬ恋に足を踏み入れないようにしたいですね。©Prostock-Studio/Gettyimages©Photographer, Basak Gurbuz Derman/Gettyimages©Mixmike/Gettyimages文・小泉 幸
2022年07月17日家では良い妻を演じていても、実は夫には言えない秘密を抱えている女性は、意外と多くいるようです。なかには、夫に感じる物足りなさを、外でこっそりと満たしている妻もいるのだとか…。今回は、夫に内緒で妻がしてしまった行動を聞いてきました。寂しさを満たすために…「夫とレスになって数年が経過。物寂しさからマッチングアプリに手を出してしまい、夫に内緒で時々マッチした男性と会っています。もちろん人妻であることは伏せています。悪いことだとはわかっているけれど、たくさんの男性からいいねをもらったり、デートしたりしていると、まだまだ自分は女として通用するんだということを確認できる気がして、家で感じる寂しさを埋められるんですよね…」(優香/33歳)マッチングアプリには既婚者が多く潜んでいると聞きますが、男性だけとは限らないようです。気軽にいろんな男性と知り合えるツールだからこそ、つい手を出してしまったのかもしれませんが、かなりリスクが高い行動。夫婦のレス問題は、決して簡単な問題ではないでしょう。しかし家庭の外で寂しさを満たしたところで、根本的な解決に至らないことはしっかりと理解しておくべきです。既婚者合コンでホテルに誘われた「興味本位で “既婚者合コン”に参加してしまいました。既婚者合コンの出会いのメリットは、家庭があるのはお互いさまなので、気軽に男女の関係になれること。でも私は、ガツガツしている男性陣に引いてしまって…。そのうちの一人からホテルに誘われましたが、慌てて断って帰りました。過ちを犯したわけではないですが、そういう場所に行ってしまったことを夫には知られたくないですね」(美沙/32歳)世の中には、既婚者合コンや既婚者同士のマッチングアプリが存在します。こちらの女性は、過ちを犯す前に我に返って良かったですが、後腐れない関係を楽しんでいる既婚者たちも実際にいるそう。しかし、興味本位でこうした世界に足を踏み入れるのは絶対におすすめしません。夫に秘密でホストクラブへ…「結婚を機に仕事を辞めてしまったので、飲みに行ったり女友達と遊ぶ機会がめっきり減りました。うっ憤が溜まっていたので、夫には、同窓会だと嘘をついて、ホストクラブに遊びに行くことに。その時は楽しく飲んで終わったのですが、後日カバンに入れていたホストの名刺を夫に見られてしまい、ドン引きされてしまいました…」(沙也加/32歳)夫に隠れてホストクラブに通う人妻も多いといいます。なかには1回だけのつもりがハマってしまい、抜け出せなくなってしまったエピソードも珍しくありません。普段の生活にうっ憤が溜まり、憂さ晴らししたくなるのは仕方のないこと。しかしどんな場所に行くにせよ、嘘をついてバレてしまうと大切な人の信頼を失ってしまうので、軽率な行動は避けるべきです。以上、「夫に内緒で妻がしてしまった行動」を紹介しました。夫婦間の問題によるストレスや不満を解消するために、夫には言えない行動を犯してしまう人もいるようです。安定した夫婦関係を維持するのは簡単ではないですが、不倫や浮気に発展してしまう前に、夫婦間で向き合う努力が必要かもしれません。©Giulio Fornasar/Gettyimages©The Good Brigade/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages文・小泉 幸
2022年07月16日夏は出会いも増える季節です。しかし同時に、この時期の出会いは遊びの関係を求める“だめんず”も増える時期。そこで今回、隠れ既婚者&隠れ浮気者を早い段階で見抜くためのチェックポイントを、実例とともにご紹介します。夏の恋は要注意!隠れ既婚者&彼女持ちをチェックする意外なポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 180夏はイベントやお休みが多く、新しい恋愛が始まりやすい季節です。それはリアルな出会いでも、マッチングアプリなどのオンライン上の出会いでも同じ。ぜひシングルの方は素敵な出会いを見つけ欲しのですが…しかし!この時期は出会いが増えると同時に、隠れ既婚者や隠れ彼女持ちのいわゆる“だめんず”との出会いも増える頃です。好きになったら不倫だった!二股だった!なんて悲しいことが起きないよう、今回は王道の問題点とはちょっと違うチェックポインとともに、実際あった隠れ不倫&浮気のケースをご紹介します。チェック1:異常に詳しい女性ブランドA子が知り合ったのは、普段は忙しい外資系企業コンサルをしている5歳年上の男性でした。彼は4年前に離婚歴があり、再婚は考えなくもないけれど仕事が忙しいから恋愛は後回しだとA子に話したそうです。とはいえ、1回結婚歴があるからか、知的な雰囲気や女性をエスコートする姿にすぐに恋に落ちたといいます。順調に交際は進んでいったそうですが、ふと違和感を覚えたのは最初のクリスマスだったそうです。A子に対して、とても素敵なピアスをプレゼントした彼。そのブランドは、ファッション好きな女性が手に取るような、知る人ぞ知るブランド品だったそうです。彼がファッション好きならそのチョイスもうなずけますが、どちらかと言えば服装は、無難で王道なブランドが好きなタイプ。こうしたおしゃれなチョイスができるのか〜という意外性の裏で、「実はめちゃくちゃ女慣れしてるかも」という疑問をA子に植え付けました。こうした女性の中での違和感というのは、どうして当たるものなのか。その後彼との交際は順調かと思いきや、寝ている間にたまたま来たLINE通知で浮気をしていることが発覚。話し合いをしたところ、むしろA子を含め全員別に本気じゃない…なんて爆弾発言までされ、無事(?)別れることになったそうです。チェック2:かたくなに自宅に呼んでくれない「家は引っ越したばかりでまだ片付けも終わってないし物も揃ってないから」そんな理由から、彼の家デートを断られていたB子。インドアな2人だったため、もっぱらB子の自宅やその近辺でのデートを繰り返していたそうです。でも交際も半年に差し掛かった頃、いい加減片付けも終わったのではと思い再び自宅デートを切り出すと「今は妹が転がりこんでて…」とまたしても断られることに。さすがに2回も断るのは怪しいと思い、B子は調査を開始。すると、彼には同棲中の彼女がいたことがわかったといいます。一体どうやって突き止めたのかというと、彼のSNSアカウントにつながっている人をたどりにたどったところ、今の彼女(らしき人)にたどりついたのだとか。まるで探偵みたいな執念ですが、こうして集めた証拠を彼に突きつけると、最初は「妹だよー」としらを切っていたそうです。問い詰めると、しどろもどろになった彼。とりあえずその日は解散になったそうですが、夜になってLINEをブロックされたそうです。ひどい終わり方ですが、結局無言の「クロ」を言い渡される形となりました。チェック3:ETCカードがなぜか無いC子が付き合っていたのは、とある場所で飲食店を営んでいる男性でした。彼は運転が好きということで、よくC子をドライブに連れて行ってくれたそうです。しかしだんだんとC子の中で、「彼は既婚者なのでは…」という疑問が湧いたそうです。理由は、彼がETCカードを持っていなかったこと。常に高速は現金払いだったそうです。不便そうに思って理由を聞くと「経費精算するときに楽だから」ということ。確かに経費と私用を分けるなら現金の方が楽か…とC子も一旦は納得したようですが、よく見ると支払も現金のみだった彼。また何か買い物をしても、消え物すら買わない(買ってもその場で食べられる物のみ)姿勢に、だんだんと疑惑は深まっていったといいます。こうして気づけば半年の交際期間になっていた2人。なぜ疑惑のまま付き合い続けたのか聞くと「突然の呼び出しも深夜のデートも全く問題なかったから、さすがに家族はいないのかなという思いもあった」と、C子は話します。しかし、疑惑はやっぱり当たるもの。彼は妻子持ちどころか、経営している飲食店は、妻の家族が営んでいた事業のうちのひとつだったそうです。驚きとともに失恋したC子。心に刻んだのは、徹底して現金払いの男はクロ!だそうです(正しくはクロだと断定はできませんが)。実例とあわせて、3つのチェックポイントをご紹介しました。お泊りができない、土日は会えない、自由なお金が極端に少ない、結婚の話が出ない。こうしたいわゆる王道の不倫&浮気を隠すパターンからちょっとずれた疑惑のサインを解説した今回。ぜひ参考にしながら、彼の中に「あれ?」といった違和感がないか、チェックしてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©zoranm/Gettyimages©Leks_Laputin/Gettyimages©fizkes/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年07月14日夫婦円満だと思っていたのに、ある日突然夫から「離婚したい」と言われた結衣さん(当時32歳)。離婚理由を尋ねると、夫の知也さんは、結衣さんを女と見られず、生理的に受け付けられなくなったからだと告げます。深く傷ついた結衣さんですが、彼のスマホをこっそり見ると、不倫の事実が発覚したのです。夫と不倫相手のLINEを見てしまい…「知也が私と離婚したがっていたのは、結局、浮気相手の女性に本気になり、彼女と一緒になりたかったから。二人のLINEのやり取りを見たら、すごく生々しくて気持ち悪くなりました。『今日、嫁に別れたいって言ったよ』『ほんと?嬉しい!いつ離婚するの?』なんていうやり取りもあって…。怒りに震えました」しかし、結衣さんはすぐには離婚を受け入れませんでした。夫への怒りはあるものの、子どもはまだ4歳。子どもから父親を取り上げたくない…という思いが強かったのです。「それに私自身、結婚を機に正社員として働いていた会社を辞めてしまいました。子どもを産んでしばらくしてから働き始めたものの、パートなので、離婚して一人で子どもを育てていく自信がなかったのも事実です。なのでその時は、離婚はしない、という選択をしたのですが…。そこからはさらに地獄でした」家に帰ってこなくなった夫浮気相手と同棲を始めたのか、知也さんはほとんど家に帰宅しなくなりました。帰ってくるのは月に1度ほど。子どもの顔を見るためだけに帰ってくるのです。いつ帰宅するかわからない夫を、子どもと二人で待ち続けるのは、精神的にかなり辛かったそうです。「こんな惨めな思いをしてまで、結婚生活を続けることに意味があるのかわからなくなり、何度も離婚しようと思いました。でもたまに帰ってきた知也が子どもを可愛がっている姿を見ると、心が揺らぐんです」こうして別居生活を続けて、1年が経過した頃。なんと突然、知也さんが戻ってきたのです。突然夫が帰ってきた理由「少し前から浮気相手の女性とはかなり揉めていたようです。いつまで経っても離婚しないのを詰められていたようで、結局痺れを切らした彼女から捨てられたんだとか。彼女から捨てられた途端、家に戻ってきました。でも私は、この1年でずいぶんメンタルが鍛えられたのか、以前のように知也にすがりたいという思いは一切なくなっていたんです。むしろ『今さらどの面下げて帰ってくるの?』という怒りの方が勝ってしまい…。もう彼との結婚生活を続けたいという気持ちは一切ないことに気づきました」以前の態度とは一変し、「やり直したい」と懇願してくる知也さんを振り払い、離婚を決意。子どもと二人で生きていく決意を固めたのです。「ちなみに知也のその後は、というと…。もともと大企業の営業部でバリバリ働いていましたが、浮気相手にも捨てられ、家族も失い、精神的にダメージが大きかったらしく…。営業成績がガタ落ちして、営業部から外されてしまったようです。ちょっとかわいそうだけれど、バチがあたったんでしょうね。今思うと、なんで1年間もあんな人を待ち続けていたんだろう…とは思いますが、当時の私には必要な時間でした。1年間頑張ったからこそ、離婚を決意できたんです。今はフルタイムの仕事も見つけて、実家に支えられながらシングルマザーとして頑張っています」妻を傷つけ、不倫に溺れた罪は大きかったようです。大切な人を不幸にしてまで幸せを手に入れようとすると、何もかも失うのかもしれません。因果応報というのは実際にあり得るのだと改めて思い知らされました。妻が夫の不倫を暴いた方法とは…【前編】はコチラをどうぞ。©RyanKing999/Gettyimages©rudi_suardi/Gettyimages©RunPhoto/Gettyimages文・小泉 幸
2022年07月09日夫婦生活は円満だと思っていたのに、ある日突然離婚を突きつけられた…というケースは少なくないようです。愛している夫から「別れたい」と言われたら、あなたはどうしますか?今回は、突然夫から離婚を切り出された結衣さん(当時32歳)のエピソードを紹介します。離婚したい理由は「愛が完全に冷めたから」だと主張する夫。しかしその裏にはとんでもない真実が隠されていたのです…。まさに青天の霹靂…。夫からの突然の離婚宣言「夫の知也とは大学生の時に付き合い始め、25歳の時に結婚しました。一緒にいる時間が長いので、新鮮なカップルという感じではありませんでしたが、夫は私にとって誰よりも信頼できて、一緒にて居心地の良い存在。彼との結婚生活はとても幸せで、子どもにも恵まれました」愛する夫と子どもと3人家族で、毎日がとても幸せだったという結衣さん。夫婦喧嘩をしたこともほとんどなく、円満だと信じていました。ところが悲劇は突然起こったのです。「結婚して7年が経った頃。突然知也から真剣な面持ちで『離婚してほしい』と言われたんです。まさに青天の霹靂でした。でもよくよく考えればその数か月前くらいから、知也の帰りが遅くなったり、家にいる時もどこかよそよそしかったり、おかしいな…と思う点はいくつかあったんです。でもいきなり離婚だなんて、何が起こったんだろう…と、意味がわかりませんでした」夫から告げられたショッキングな離婚理由しかし理由を尋ねると、「もう結衣のことが好きじゃなくなったから」の一点張り。何か特別な事情があったわけではないというのです。「私たちは常に仲が良かったし、二人とも子どものことを愛していたので、全然納得できなくて…。もしかして彼が何か事件に巻き込まれて、私と子どもに迷惑をかけないように距離を置こうとしているんじゃないかとか、そんなことまで考えるようになりました」結衣さんは知也さんに、「本当の理由を話してくれないと納得できないし、離婚も受け入れられない」と詰め寄りました。すると彼が口にしたのは、信じられない言葉だったのです。「知也から『正直に言うと、結衣のことが生理的に受け付けられなくなった。特に理由はないけど、長い時間一緒にいすぎたのかもしれない。女として全く見れなくなったし、同じベッドで寝るのも苦痛だ』と言われたんです…。長い間一緒にいたので馴れ合いも生じていたし、子どもが生まれてからは私もあまり身なりに気を遣わなくなっていたのは事実です。でも女として全否定されたようで本当に傷ついたし、私に魅力がないせいなのかもしれないと自分を責めるようになりました」愛する夫から「生理的に受け付けない」とまで言われてしまった結衣さん。あまりにもショックで立ち直れず、何日も食事が喉を通らず、泣いてばかりいました。夫のスマホを盗み見たら、信じられないやり取りが…「でもその出来事を親友に話したら、『なんかおかしくない?他に女がいるんじゃないの?』と言われました。ちょうど最近、親友の知り合いで似たようなケースがあったのだとか。その知り合いも『もう好きじゃなくなったから離婚したい』と言われておかしいと思い、探偵を雇って調べたら不倫をしていたそうです」友人に言われてすぐに、結衣さんは夫を調べることにしました。まずは彼がシャワーを浴びている間に、スマホをチェック。パスワードは子どもの誕生日だったので、ロックはすぐに外れました。「LINEを覗いてビックリ。知也は本当に不倫をしていました。私に魅力がないから冷めたかのような言い方をして深く傷つけておいて、裏では不倫をしていたんです…」不倫をしている男性が離婚を切り出す場合、慰謝料を逃れるために不倫を隠し通そうとする人がほとんどです。突然離婚を突きつけられたときのショックは、想像を絶するものだとは思いますが、冷静になり真実を見極める必要がありそうです。©Chaiya Sakruangman/Gettyimages©yamasan/Gettyimages©d3sign/Gettyimages文・小泉 幸
2022年07月09日ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、将来の話を彼としたいけどそんな雰囲気にならないというお悩みを恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!小見出しお願い致します【レスなひとびと番外編】vol. 33ananwebのインスタグラムに寄せられたお悩みの数々、ピュア恋愛相談から、ハードなエッチ相談まで、この世の女性の数だけお悩みがありますね。新聞、ネットニュースで結婚願望に関する記事を目にしました。「独身男女4人に一人が結婚願望なし。20代独身男性デートゼロ4割」まさにanan読者世代の結婚観ではありませんか。未婚男女に結婚意思を尋ねると30代は男女とも46.4%が「意思あり」と答えたが、男性26.5%、女性25.4%が「意思なし」と答えたと。結婚意思がない理由は「自由でいたい」です。自由…どんな自由か想像してみました。自由に自分時間を設計できる。起床時間とか帰宅時間とかゴハンのメニューとか。自由に好きなことにお金を使える。自由に友達と約束できる。自由にインスタを投稿できる。自由に仕事を選べる。自由に今日着る服を選べる。自由にいろんな人とセックスできる。なるほど、「自由ってすてき!」です。その自由の素敵さを‟上回る何か”を見つけないと「結婚しよう」とはならない心理、わかるわかる。さらに女性側が結婚したくない理由は「仕事・家事・育児・介護を背負うことになる」というしっかり結婚後の自分の動き方を予想した回答となってまして、まだまだそこはシェアでききれる時代ではないと感じました。保育園のお迎え時間を見ていると、やはり大きな買い物袋を抱えたママが圧倒的多数ですもの。結婚によって‟自由を上回る何か”を二人とも見つけることができると安泰なのですが、上回らないカップルが少なくないため、衝突や無視やセックスレス問題が勃発するのであります。今回の相談者さん「現在付き合って1年半の一回り年上の彼氏がいます。 できればそろそろ将来どうしていくか話し合いたいのですが、話そうという雰囲気が全くありません。 私がまだ若いからなのか、将来も一緒にいたいと思ってる確信がほしいって思ってしまいます。 どうすれば将来の話をすることができますか? それか私が求めすぎなんでしょうか…」年齢がなかったため、推測すると、26歳の女性と38歳の男性カップル?20歳と32歳かもしれない。「若い」と宣言するかたの「若い」は平均何歳?私から見たら48歳の女性でも、ムッチャ若いです。もとへ。相談者さんが16歳だったら相手は28歳。男性側が「30過ぎるまで結婚に縛られたくない」と思ってるかもです。ちなみに、上記内閣府の調査で男性が結婚したくない理由は、「経済力がない、仕事が不安定」が1位ですので、相談者さんのお相手も、ドンピシャ「結婚しても彼女にフルタイムで働いてもらわないと無理だけど、子ども欲しいって言ったらどうする」とか悩んでいる可能性あり。相談者さんが「将来一緒にいたいという確信がほしい」のは、ピュアな乙女の願いでかわいいですが、男女の愛ほどはかないものはありません。小学校の時の初恋の相手と結婚してる女性、なかなかいないもの。相手の愛の深さを求める前にとっとと「結婚する気はありますか」の匂わせ会話を切り出していいのでは。「将来、どんな街に住みたい」「子どもってかわいいよね」「〇〇くんのおかあさんってどんなひと?会ってみたいな」的な。そこから将来の話に寄せていくのです。彼氏さんに「こいつに決めたぜ!」という昭和の歌謡曲みたいな即決はできないでしょうが、結婚観や人生設計をポツポツ話せる雰囲気を作ってみてね。そのためには相談者さんが、一緒にいると気分が穏やかになる、規則正しい生活をサポートしてくれるという‟自由を上回る何か”をギブギブギブし続けなくては。彼の悩み、たとえば「コロナで収入減ってて引っ越しもできない」などが口から出てきたらしめたもの。「ではどうしよう」とポジティブな団結心が芽生えます。一緒に困難に立ち向かってくれる賢い大人の女性なら「こいつに決めたぜ!」となるのではなかろうか。参考男女共同参画白書令和4年版三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。©Sam Edwards/Gettyimages©Jamie Grill/Gettyimages文・三松真由美
2022年07月07日楽しい同棲のスタート。彼といつでも一緒の生活は、ウキウキワクワクしますよね。でも、同棲って実はコミュニケーションに気をつけないと、お互い不満が溜まり、メリハリのない関係になってしまいがちです。今回そんな良くない関係を避けるためにも、最初に話し合っておきたいポイントを3つにまとめました。同棲スタート!話し合っておかないとこの先が心配な2人の生活のこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 179楽しい彼との同棲スタート。その幕開けは誰でもドキドキワクワク幸せな気持ちでいっぱいだと思います。でも、楽しい気持ちのときほどちょっと冷静に!共同生活は大好きな人とはいえ「生活」を一緒にすることです。そのため、楽で心地よい生活を送れるように、2人の決め事をある程度はっきりさせておいた方が良いんです。ではその決めごとって一体なに?って思いますよね。今日は彼ともっと長くラブラブでいるための同棲スタート時のチェックポイントをお話します。同棲は細かい方に不満がたまりやすい同棲をすると、よく聞くのが生活リズムやルールの違いによるぶつかり合いです。そのつど話をすればすむケースもありますが、多くの場合、こうした不満はマメな方やきれい好きな方に不満がたまることが多いです。そしてそれは、女性であることの方が多く、同棲後に女性が男性の愚痴を溜め込む…なんてことが多発するのです。こうした問題を起こさないためにも、ご紹介する3つの生活のルールは、できるところからクリアにしながら同棲を楽しんでみてください。ホウ・レン・ソウのルール決めをしよういきなりビジネスチックな言葉が出てきましたが「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」はプライベートでもとっても大事。生活という共同プロジェクトを常にともにするわけですから、同棲スタート時からお互いストレスにならない範囲のホウ・レン・ソウのリズムは作っていくようにしましょう。たとえば、残業や家でのご飯の有無、帰宅時間などは毎日当たり前に確認しあえる関係だと、自分のスケジュールもぐっと組み立てやすくなります。「お互いタイミングが合えばでいいじゃん」と思う方もいるでしょう。しかしそれなら、「普段は完全別で配慮も連絡も不要。一緒に過ごせる時はお昼くらいまでに連絡を」など、ある程度のルールが決まっていた方がやっぱり気持ち的には楽ではないでしょうか。なぜなら、ルールがないと待つ側にストレスがたまるからです(そして待つ側には女性がなりがちだったりします)。これはスタート時に口約束からはじめていき、お互いなじむリズムを話し合いながら進めていけたらベストです。これができないとせっかくの生活に“一緒だからこその負担”が発生してしまいます。お金のことはしっかりクリアに同棲を始める際、多くのカップルが生活費について話し合っていると思います。もし将来をともにする予定なら、こうしたお金の取り決めにプラスして「お金を整える時間」を設けられれば安心です。具体的には、今のお金のルールを振り返る時間を作ってみましょう。たとえば、「食費は私で日用品は彼になっているけど、食費が思ったよりもかかるから、もう少し見直したい」「貯金を頑張りたいから、生活費を少し圧縮したいんだけど協力してもらえない?」みたいな話を、ざっくばらんに言い合える時間を設けるのです。逆になにもなくても、お金の満足度は変わりがちという事実を念頭におき、「生活費お互い大丈夫?」という確認を取り合うことも大切です。こうしたお金のやり取りは、この先結婚といったパートナーシップを進めていくなら、円満な関係にとってもプラスに働きます。なぜなら、結婚生活にお金の話は不可欠なのに、多くの人がお金の話をし合うのが苦手だからです。なにも家計簿をつけよといったハードルの高いことは要求しません(もちろんつけられた方がいいですが)。お互いお金について話し合うベースを、同棲スタート時に整えることを目指しましょう。一緒だからこそ濃いコミュニケーション時間を考える同棲したらいつでも一緒!と思いますよね。物理的には確かにそうですが、一緒だからこそ気をつけたいことがあります。それはちゃんと向かい合ったコミュニケーションが取りにくくなるケースがあるということです。たとえば、挨拶や日常的な雑談はしているけれど、聞いてほしい話がある時、彼(または彼女)がスマホやテレビを見ながらの “ながら聞き”しかしてくれないケースがあります。共同生活をしていると、いつでも相手と話ができるため、丁寧に向き合って話し合うという意識が欠けてしまいがちです。外でデートしていた頃は、限られた時間でのコミュニケーションだったからこそ、楽しく濃い時間が過ごせていた。でも、家で一緒に過ごしているからこそ、ダラダラと質の高くないコミュニケーションが増えてしまうことがあります。こうなると、コミュニケーションが深まるということが起きにくく、最悪な場合「一緒にいるのに楽しくない」みたいな、メリハリも愛情も足りない関係になってしまいます。だからこそ、ダラダラ話す時間と、ちゃんと話し合いを楽しむ時間は、意識して分けて作っていくのがいいでしょう。同棲スタートと合わせて、できれば意識して話し合っておきたい3つのルールについてご紹介しました。この3つのポイントは、同棲中に起きがちな不満が多く隠れている場所でもあります。これから2人の関係がいい方向にもっと発展していくためにも、ぜひストレスのたまらないコミュニケーション方法を見出し、さらにいい関係を築いていってくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Dimitri Otis/Gettyimages©Halfdark/Gettyimages©shapecharge/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年07月07日不倫に溺れてしまう女性は、周りが見えなくなっていることが多いです。そのため周囲がどんなに忠告しても耳を貸さず、どんどんのめり込んでいってしまいがち。しかし別れた後になってようやく過ちに気づき、後悔することがあるのだとか…。今回は既婚男性と付き合った経験があるという女性に、「不倫を後悔したエピソード」を聞いてきました。婚約者にバレてフラれた「20代の頃はずっと既婚者の男性と付き合っていましたが、30代になってそろそろ結婚したいと思い、既婚者との関係を清算しました。ちょうどその頃、高校時代の同窓会があり、そこで再会した同級生と付き合い始めたんです。とんとん拍子で進み、結婚する約束もしていたのですが…。周囲からの噂話で、私が前に不倫していたことを彼が聞いてしまったようです。もともと真面目で潔癖っぽいところのある人だったので、幻滅されてフラれてしまいました。今となっては、不倫は黒歴史でしかありません」(34歳/会社員)今さえよければ過去なんて関係ない!と言いたいところですが、皆が同じように寛大とは限りません。本人がどんなに過去のことだと割り切っていたとしても、不倫をしていた過去が発覚することで、大切な人の信頼や愛情を失ってしまうリスクもあるようです。5年以上、不倫相手を待ち続けた結果…「付き合っていた彼には奥さんがいたのですが、『必ず離婚する』と約束してくれていたので、彼を信じて5年以上待ち続けたんです。でも結局、奥さんとの間に子どもができて、離婚はできないと言われ、別れました。気づけば5年の間に、周りの友達は次々と結婚したり出産したりして、幸せになっていたんです。もともとは私も早く結婚したいという思いが強い方だったので、ものすごく後悔しています」(36歳/フリーランス)既婚男性の「必ず離婚する」という言葉ほど、信用できないものはありません。約束を鵜呑みにして、時間を無駄にすることだけは避けたいですよね。過ぎ去った時間は決して取り戻せないので、不倫をしている人は一刻も早く目を覚ますべきです。女友達を失った「不倫をしていた時、周りの女友達から一斉に反対されたんです。それで私もカチンときて逆ギレしてしまった上に、会えば反対されるので、それが嫌で彼女たちと距離を置くようになりました。でも彼と別れた今となっては、長年の付き合いだった女友達を失ってしまったことを本気で後悔しています。SNSなどで私以外の皆が集まっているのを見ると、うらやましいなと思いつつ、バツが悪くていまだに連絡できていません」(33歳/会社員)友人たちが不倫を反対するのは、心配しているからこそ。ただ話を聞いてほしいだけなのに、いちいち忠告されるのが煩わしく感じるかもしれませんが、不倫が原因で友人と距離ができてしまうのはあまりに残念。周りが見えなくなるあまり、本当に必要な存在を手放してしまうことだけは避けたいです。以上、不倫経験のある女性が後悔したエピソードを紹介しました。恋に夢中になり、燃え上がっている時は気づかなくても、後になって「黒歴史」になってしまうという不倫。どんなに後悔しても、失った時間や信頼は取り戻せません。既婚者との関係に足を踏み入れることなく、自分を大切にしていきたいですね。©Charday Penn/Gettyimages©Witthaya Prasongsin/Gettyimages©Alihan Usullu/Gettyimages文・小澤サチエ
2022年07月03日大きな声で言えないけれど、友達の幸せが喜べない。比べて落ち込む。なんだか皮肉を言いたくなる。ただただ焦る。いろんなネガティブな気持ちがあるものです。その感情や心の仕組みを理解してきちんと受け入れれば、あなたにも幸せのチャンスが巡ってきやすくなります。友達の幸せが喜べない、ざわつく心の原因と対処法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 178友達の結婚が決まった。そんな嬉しい報告を聞く機会も、年齢とともに増えるものです。いろいろ過去を知っているからこそ祝福したいけれど、どうしても心に引っかかりを覚えてしまう。単純におめでとうと言えばいいのに、変に嫌味っぽいことを口走ってしまう。はたまた、彼女に比べて自分は…と、すごく落ち込んでしまう。このように、人知れず“心の闇”を感じている女性って多いものです。「身近な人の幸せは、自分にも同じように幸せが訪れる前触れである」そんなふうにポジティブに考えることもできるはずなのに、そうはいっても相手と自分の差を感じてしまう。そんなとき、心の中ではどんな状態なのでしょう。今日は友達の幸せにネガティブな気持ちが湧き上がったとき、どう整理すればより自分にも幸せが訪れやすくなるのか、3つのネガティブな感情タイプからご紹介していきます。「あの子に比べて自分なんて…」比較落ち込みタイプ人は誰しも、他人と自分を比べる生き物です。しかし「幸せ」といった数値化できないものを比べるとき、自分が相手より劣っていると、どうしようもなく落ち込んでしまうことがあります。こんなとき、心の中で起きているのは、自分に対する罪悪感や無価値感の確認作業です。あえて自分の中で足りない要素を他人と比べて感じる行動は、見方を変えれば自分で自分を責めるためのポイントを探していると言えます。また、「自分なんてダメだ!」と、罪悪感や無価値感を認識するとき、もれなく落ち込んでしまうため前向きな行動が起こしにくくなります。つまり、「自分はダメだ!」と言っている間は、自分の成長を止めてしまう効果があるんですね。友達と比べて落ち込んでいるときは、実は自分の中での成長のチャンスを自分で止めている状態である。この仕組みに気づけると、不用意に比べ続けることがとってもムダな行動だと思えるかもしれません。「どうせ妥協したんでしょ!」皮肉で自己防御タイプ友達が成功すると、急に冷たくなったり、「でもそれって…」とネガティブな要素を指摘したりする人がいます。恋愛であれば、「でも年収低いよね!」とか「元カレから随分妥協したね」とか、「本当にその相手で良かったの?」とか、いろいろと水を差す人がいますよね。相手の幸せを見たとき、とっさに皮肉やネガティブな要素を指摘したくなるときは、自分の中で「認めたくない」という心の防御モードが働いている証拠です。なぜ相手を認めたくないのかというと、認めることは同時に、自分のいたらなさを受け止めなくてはいけないからです。でも人の成功をまず「いいね!」と肯定的に受け止められないと、自分の中にもそのいいと感じる要素が生み出されにくくなる性質があります。なぜなら、他人のもついいものを受け入れられないと、自分の中に同じものを生み出すことはとっても難しいからです。結婚が決まった。彼氏ができた。好きな人ができた。苦言が思わず湧いてきたら、まずはうらやましいと感じる部分に光を当てて、「いいね!」と、きちんと肯定して受け入れること。そこから始めましょう。「どうしよう…」とにかく焦るテンパリタイプ友達が幸せを掴むところを目の当たりにすると、急に焦りが生じることがあります。こういうとき、心の中では「生き物としての危機感」が大きく膨らんでおり、不安からプチパニック状態になっているといえます。なぜ友達の幸せが生き物としての危機感につながるのかというと、仲間だと思っていた人の幸せにより、相手と自分に距離が生まれ、孤独感がアップします。そして自分はこの先どうなるのかという不安感もアップします。このような要素が入り混じり、「自分って大丈夫なのかな…」と気持ちがテンパってしまうのです。人の心の中から不安感が消えることはありません。どんなに幸せな状態でも、常に何かのキッカケで不安は生み出されます。だからこそ、不安感がそこにあるからといって振り回されるのではなく、「ああ、自分はすごく不安になっているんだな」とゆっくり感じて、その感情を消化してあげるところから始めましょう。不安感がうまく消化できれば、自分が今本当に何をすべきかが見えてきます。友達の幸せが喜べないとき、起こりがちな3つのネガティブな感情の仕組みをご紹介しました。どの感情も、湧き上がるのは仕方ないものです。問題なのはその感情に振り回され、よくない行動につなげてしまうことです。まずは自分がやりがちなパターンはどれかを見つけ、その感情に振り回されるのではなく上手に消化していきましょう。それができれば、あなたにも友達と同じか、それ以上の素敵な幸せが訪れるかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©LeoPatrizi/Gettyimages©martin-dm/Gettyimages©Henglein and Steets/Gettyimages©Jessica Peterson/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年06月30日好きな彼から愛されたい。女性なら誰しもが思うことです。そんな願いを叶えるために、日々いろんな恋愛テクニックが語られますが、実は大人の男女がいい関係を築くためには、一般的なテクニックよりも大切なことがいくつかあるんです。大人の恋愛で彼からずっと愛されるために必要な力【おおしまりえの恋愛道場】vol. 177「彼から愛されるために」そんなフレーズで、日々いろんなセオリーが語られています。1つ1つは人によって効果もさまざまですが、こうした恋愛のセオリーは年齢によってアップデートさせる必要があります。たとえば、「男性に守ってあげたいと思わせる女性は愛される」といったセオリーを耳にしたことはないでしょうか。実はこうした男女の役割に大きく囚われた恋愛は、自立した大人同士の関係だと、相手男性から負担に思われてしまうこともあります。今回はそんなよくある恋愛セオリーの中でも、アップデートが必要なものを3つご紹介します。ぜひ大人の恋愛に欠かせない力を高めていきましょう。彼を立てる>>本当に必要なことは言う「モテるためには、男性を褒めて伸ばして立てましょう」なんてことが昔は当たり前に言われていました。だから真面目な女性ほど、相手をいろんな言葉で褒めたり讃えたりしていたものです。もちろん、心から思って相手を褒めることは否定しません。しかし大げさに褒めてばかりの行動は、ときに相手と自分の関係をいびつにするリスクもはらんでいます。では大人の恋愛ではどうしたら良いかというと、相手を心から褒める日もあれば、必要であればあえて相手に苦言を呈する日もある。そんな真に相手のために行動できる関係を目指したいもの。大人の恋愛とは、お互いが自立し、その上で思いやりをもつ関係がベスト。つまり、相手を一方的に立てたりするのではなく、ケースバイケースでときには相手を引っ張ったり、言いにくい指摘をすることのほうが、長い目で見るとかけがえのない存在と思われることも多いのです。相手を察する>>きちんと確認して進む「彼はきっとこう思っているはず」。優しい女性ほど、彼のニーズを無言で汲み取り、そして尊重するような行動を取るものです。優しさが溢れていますが、大人の恋愛ではこれもやりすぎは要注意です。そもそも、察するという行動が癖になると、言葉のコミュニケーション量と質をゆるやかに低下させます。言葉でのコミュニケーションが減った先にある関係は、「言わなくてもわかるでしょ!」と、お互いがお互いに期待を抱き合う関係だったりします。恋愛がうまくいっているときは良いのですが、ギスギスしたときにこれだと、愛されるどころか破局の可能性すら見えてきます。相手をいつでも察することはできるからこそ、「今はどうしたい?どういう気分?私はどうしたらいい?」と、随時相手のニーズを確認し、そして自分のニーズも伝える力を持つこと。これができると、本当の意味で常にわかり合える恋愛関係になることができ、彼からも1番自分を理解してくれている人と思われるかもしれません。相手を褒める>>自分をまず褒める「褒め言葉のさしすせそ」なんてことが長く言われていますが、大人になってもこのフレーズを多様している人はいませんか。もちろん、本当にそう思ったなら使ってもらって構わないです。でも、大人の恋愛では相手に褒め言葉を多用するよりも、大事なことがあります。それは、自分で自分を褒めるということです。日本の女性は、自己肯定感が低い傾向があるとされています。それはつまり、自分で自分を褒めたり認めたりする習慣がないということ。常に自信満々である必要はありませんが、自分で自分のことを認め、大事にしている女性というのは、相手の男性から見ても、魅力的で大切にしたい存在に感じられるものです。自分の頑張りやできたことを、日常的に褒めて認めることができる肯定力の高い女性であること。意外と見落とされがちですが、大人からの恋愛力アップの土台となる大切な力なのです。大人の恋愛で彼からずっと愛されるために必要なのは、わかりやすいテクニックではありません。それは、相手が心を開き信頼をさらに寄せたくなるような、安心感と魅力です。そうした要素を持つために大事なのが、今日の3つのセオリーなのです。ぜひご自身の行動を少しだけ変えてみて、彼とよりよい関係を築いていってくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Dougal Waters/Gettyimages©Erdark/Gettyimages©hoozone/Gettyimages©Ridofranz/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年06月23日美弘さん(仮名・28歳)には、10年来の友人である涼子さん(仮名)という女性がいました。涼子さんはプライドが高く、相手の気持ちを考えないコミュニケーションをとることが多いタイプだったそう。ある日、合コンに二人で参加し、そこで上西くん(仮名)と知り合います。そこで、美弘さんは上西くんに食事に誘われ、付き合うことに。しかし涼子さんは、自分も気になっていた上西くんが美弘さんの交際相手となったことを知った途端に、上西くんのことを悪く言い始めたと言います。それから美弘さんは、涼子さんと次第に距離を置くようになり、絶縁状態となってしまいました。今回はそのあと、二人の関係がどうなったのかを詳しく彼女にうかがいました。仕事を辞めたと聞いて「涼子と絶縁関係になり1年ほどが経った頃。共通の知り合いからSNSを通じて涼子の近況を聞き、そこで彼女が仕事を辞めたことを知りました。涼子は大手化粧品会社に勤めていて、それが彼女にとっては自慢だったんです。それなのに辞めてしまうなんて、よっぽどのことがあったのではないかと思いました。涼子ことが心配になった私は、詳しく話を聞くために、まずはその友人に会ってみることにしたんです」貯金を使い果たし、借金まみれに…「友人から聞いた話では、涼子には彼氏ができており、この彼が仕事を辞めた理由ではないかとのことでした。彼は投資で生計を立てている人で、涼子にもその話を持ちかけたらしいんです。涼子も最初は趣味程度に始めたようなんですが、どんどんハマっていって、ついに貯金が底をついてしまったそう。すると、職場の同僚からもお金を借りるようになって、それが上司の耳にも入り、注意を受けたらしいんですね。ただ涼子は謝るのが苦手なので、そこで謝ることができず、職場の人間関係が崩れ、居場所がなくなり、退社に至ったとのことでした。話を聞いて、ますます心配になった私は、久しぶりに涼子と連絡を取り、食事をすることにしたんです」電話で謝罪する姿を見て「当日は私の彼氏の上西くんにも来てもらい、三人で食事をしました。涼子は、少しやつれたような顔をしていましたね。口調は以前のように強かったのですが、覇気がないようにも感じました。そして“大丈夫なの?”と尋ねると、“平気だよ”と言うのですが、どこか強がっているような、虚勢を張っている雰囲気がありましたね。すると、途中で涼子に電話が掛かってきたんです。おそらく彼氏からだったのでしょう。涼子は立ちあがり、少し離れたところで話をしていたんですが、“ごめんなさい”という言葉が聞こえました。涼子の口から謝罪の言葉が出るのは珍しいので驚いたのですが、それよりも少し怯えた口調だったことが気になりましたね。そんな涼子を見て、精神的にかなり落ちている状態だと思った私は、“私がなんとかしてあげなきゃ”と思ったんです」彼が「美弘から離れちゃだめだよ」と…「それから週に1回ぐらい、三人で食事をするようになったんですね。そこで、私は涼子に彼氏と別れるようにすすめました。しかし、“彼のことを何も知らないのに、よくそんなこと言えるね”と言い返されてしまって…。私が何も言えなくなったところで、口を開いたのは上西くんでした。“彼のことは知らないけど、美弘は涼子ちゃんのことはよく知っているよ。涼子ちゃんのためにも、美弘の言うことにはもう少し耳を傾けてあげて欲しいな”と、涼子に言ってくれたんです。すると、涼子も納得したようで、そこから二人で少し話をして、最後に上西くんが言いました。“涼子ちゃんは美弘から離れちゃだめだよ”と。そのとき、涼子も私も言葉が出なくなりました。そして、それはお互いに“相手をもう少し思いやろう”と感じた瞬間だったと思います。しばらくして、涼子は彼氏と別れ、再就職先も見つけて働き始めました。以前のような強気な態度も戻りましたが、私の話を前よりも聞いてくれるようになり、関係も随分よくなりましたね」“友人とのトラブルを抱えた女性の告白”をご紹介しました。「雨降って地固まる」とはこのことなのかもしれません。困っているときに救いの手を差し伸べてくれた友人とは、きっとこれからも良い関係を続けていけることでしょう。©PrathanChorruangsak/d3sign/gettyimages文・塚田牧夫
2022年06月22日友人関係のなかには“親友”と呼べる関係もあれば、一方で“腐れ縁”と呼べるものもあるかもしれません。美弘さん(仮名・28歳)にもそんな関係の友人がおり、その友人とあることをキッカケに疎遠になってしまったと言います。いったい二人の間に何があったのか、彼女に詳しく話をうかがいました。友人「涼子」の存在「私は“涼子”という女性と、すごく仲がいいわけではないものの、何だかんだ10年近く関係が続いていました。涼子はちょっとプライドが高いところがあって、周りにあまり馴染めないタイプでしたね。恐らく彼女の友人は、私くらいだったかと思います。あるとき、涼子と共通の知り合いから飲みに行こうと誘われました。一応、涼子も誘っておかないと後で何を言われるかわからないので、声をかけたんです。すると、“当日に言われても困るんだけど”という返事が来ました。さらに、“私に用事がないとでも思っているの?”と言われてしまい…。そんなふうに、涼子は私に対しても横柄な態度をとることが多かったんです」涼子の男性関係「涼子はあまり誰かと付き合うことはなかったのですが、見た目は整っていて、第一印象はすごくいいタイプ。ところが、相手の揚げ足を取るような癖があるので、知り合った後に一気に印象が悪くなってしまうことが多くて。というのも、男性の職業などを聞いた際に、“給料安いよね”なんてストレートに思ったことを言ってしまうものだから、相手がドン引きしちゃうのも無理はないんですよね…。そんなふうに、相手の気持ちを考えないコミュニケーションをしてしまうので、モテるタイプではありませんでした」涼子と合コンへ「あるとき、男友だちに合コンを依頼されたんですね。“女性を4人呼んで欲しい”ということで、涼子にも声をかけたら、“行ってもいいよ”と言うので、参加してもらうことに。その合コンの男性陣のなかに、上西くん(仮名)という感じのいい人がいました。みんなに均等に話を振るし、店員さんへの対応も丁寧で、気遣いのできる人だなと思っていたんです。そんな彼に、私も涼子も好印象を持ったんですね。すると後日、上西くんからLINEが来て、食事に誘われました」彼のことを悪く言われて…「ところが、そのあと涼子から連絡が来て、“昨日、上西くんと1時間以上電話しちゃった”と報告されました。そこで、“私をデートに誘っておいて、どういうことなんだろう…”と少し不満に思ったんです。だから、上西くんとの食事のときに涼子と長電話した理由を聞いてみました。すると実は涼子のほうから電話がかかってきて、切るに切れなかったことが発覚。また後日、涼子には上西くんと食事に出かけたことを伝えましたが、“ふ~ん”と気のない返事をされただけでしたね。そしてしばらくして、私は上西くんと付き合うことになり、それも報告したんですけど…。その途端に、涼子は上西くんのことを悪く言い始めてきて、驚きました。上西くんのことをそこまで知っているわけでもないのに、憶測で彼のことを罵られる日々がずっと続いたんです。そのため、私はまた三人でも会いたかったのですが、断念せざるを得ませんでした。その後、自然と涼子とは連絡を取らなくなり、絶縁状態となってしまいましたね」“友人とのトラブルを抱えた女性の告白”をご紹介しました。親しいからこそなんでも言ってしまうのかもしれませんが、「親しき中にも礼儀あり」という言葉もあります。全く敬意がないことは相手にも伝わるでしょうし、それによって嫌な思いをさせてしまう可能性もあるでしょう。家族や友人、パートナーなど、親しければ親しいほど気を遣わなくなってしまいがちかもしれませんが、相手との関係を続けるためには、最低限の配慮を忘れないようにすることが大切なのかもしれませんね。©recep-bg/kokouu/gettyimages文・塚田牧夫
2022年06月22日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、イケメンでもないのに彼女が絶えない29歳男性。三松先生が、彼がモテる理由と、好きな人と距離が縮まる会話テクを教えてくれます!宗太郎(29歳)イケメンでもないのにモテオ。その理由は〇〇レス!?【レスなひとびと】vol. 161宗太郎は、特にイケメンってわけじゃない。ちょっと生え際は怪しいし、ずんぐり系。人気お笑い芸人の彼に似てる。「宗太郎ってなんかイイよね。一緒にいると落ち着くし」それが同僚からの評価だ。男女問わず人気者。社内の後輩と別れたかと思えば、友人の紹介からまたお付き合いがはじまったりと、彼女が絶えない。同僚のマイも、宗太郎をいいなと思っている女性のひとりだ。マイにも同棲中の彼氏はいるけど、最近マンネリ気味でなんだかなあの日々。残業で宗太郎とふたりっきりになったときは、ちょっとだけ意識してしまう。近くに寄ると、お花の柔軟剤のいい香りなんかもして。フラワー男じゃん!でも、香りがいいだけじゃない。なんか……イイ。一体なんで?「なんかイイ」の正体が気になってくる。「宗太郎、まだ仕事していくの?」「マイこそ。最近帰り遅くないか」「来週さ、例の大きなプレゼンがあって」「ああ、そうだよね。ほんと、マイの準備を怠らないところ、すごいよ。俺なんかもう、今日は煮詰まっちゃって」「え、じゃあさ、ちょっと飲みに行かない?わたしも実は少し気分転換したくて」「ああ、いいよ。一通だけメール返してからいくから、待ってて」とナチュラルにサシ飲みチャンスをゲット。「いや〜〜〜〜、でもほんっと、最近彼にストレスしか感じてないもんっ。遅くに帰ってきて、がんばってごはん作っても、当たり前みたいに食べて、片付けもしないし」ここで、彼氏の話を出さないで、がっつり狙いにいけばいいものの。そうできないのが、素直なマイ。乾杯の生ビールですぐに酔っ払って、彼氏の愚痴のオンパレード。大体のメンズはこういう時「マイも何も言わないからだよ」とか「もう作らなきゃイイじゃん」とか返してくる。でも、宗太郎は違った。「会社でもきちんとしてるなとは思ってたけど、家でもそうなんだね。ほんと、がんばり屋さんで心配になっちゃうくらいだよ」と全然マイのことを否定しない。さっきの「最近帰り遅くない?」もそうだけど、いつもちゃんと見てるよ感がすごい。そのあと、メイク落とさないで寝ちゃう話とか、ひとりだとフライパンから直でごはん食べちゃう話とか、どんどん話しても全然否定してこない。「いいじゃん、いいじゃん!そういうほうがいいわ。マンガみたいでかわいいしー」と返ってくる。果ては、学生時代のピンサロバイト歴まで、うっかり話してしまっ…た。宗太郎は否定せず、全肯定。「そうだったの」と驚きつつも、ひいたそぶりはまったく見せず、「マイが出てきたら、おれ、ちょっと…通っちゃうかも。あ、これセクハラ発言?社会的抹殺ワード?」と口元に笑みをうかべて視線をそらす。なんだ、この絶妙な返し。否定言葉レスで全肯定しつつも、時々見せる男の子っぽさ。こりゃ、みんな好きになるわけだ。うっかり終電を逃したふりをするマイであった。GOGO!マイ。【三松さんからのコメント】かっちょいいってわけでもないのに、なぜかモテる男、います。います。そういうメンズは女性の愚痴やオチのないグダ話を否定せず聞いて、相槌打ってくれませんか。今回の宗太郎さんだってそう。否定レスです。「女性が悩みを話すとき、解決策がほしいのではなく、ただ聞いてほしいだけ」という恋愛理論は聞きますよね。なぜ聞いてほしいだけなのかというと、解決策の提示には少なからず「否定」が入るから。「お前がダメだ」という雰囲気が入り込むと、思わず気分落ちして、壁を作りたくなる。一方、宗太郎さんといる時は否定されない。そう思うといつのまにか心を許して、気づいたらあれもこれも話している。本音をさらけ出したくなる相手は、恋の対象になりやすい。他の人といるよりも居心地がよいのは間違いありませんから。その上で、ただの友達ではなく「異性として見ていますよ」というスタンス。男と女を意識したセリフは、馴れ合いカップルになると消滅してしまうのです。相手との距離を縮めるには、まずは否定せず、「どんなあなたでも受け止めます」という姿勢が大事。今日からだって真似できます。「否定レス男が周りに見つからない場合、オノレが否定レス女になるのだ!あっという間にモテ女。試してみよ」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Westend61/Gettyimages©blackCAT/Gettyimages文・三松真由美
2022年06月16日私と結婚する気ある?ズバリ彼に聞いてみたいこのセリフ。でも怖くて聞けない女性は多いかもしれません。そんなときは、二択の質問ではなく、もっとカジュアルに将来について話し合える場を作りましょう。では、どうしたら前向きに本音で話し合えるのか。そのコツをご紹介します。彼と将来について話したい!気まずくならずに気持ちを確認しあうコツ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 176彼は私と結婚するつもりなのかな…。年齢を重ねていくと、そんな悩みをかかえる女性も増えるものです。今の関係は悪くないし、お互い先のことも考えている空気はある。でもプロポーズされているわけではないので、結婚するのか、いつするのか、この先についてどう考えているのか、具体的なことは分からない。そんな状態が長く続くと、女性の中でも不安が募ってしまうことはよくあります。そして不安が大きくなればなるほど、彼に“本当のトコロ”を聞きにくくなり、気まずい空気になってしまうものです。そんなときは、女性側からきちんと話し合いの場を設けるしか解決策はないのですが、この話し合いが意外とやっかいです。なぜなら、切り出し方によっては関係をさらに気まずくさせる可能性があるからです。今回はこの真面目な話を、2人にとってより前向きな話し合いにするためのポイントをご紹介します。話し合いのコツ1:お互い余裕があるときに話す話し合いをしようかどうか迷うときって、大体は気持ちが切羽詰まってきているときだったりします。でも、前向きに将来について話し合いをするには、お互い心も時間も余裕があるときにするのがベストです。とくに話し合いを避けるべきなのは、女性側の焦りや不安がピークなとき。感情が高ぶったまま話し合いをしようとすると、2人の気持ちの温度差が浮き彫りになり、喧嘩に発展しがちだからです。もし今不安や焦りがピークで、それでも彼との話し合いをしたいと切望しているなら、まずは自分ひとりで気持ちを落ち着ける取り組みをして、ある程度の冷静さを取り戻してから話し合ったほうがいいでしょう。冷静になるための事前準備は、以下3つをすればかなり落ち着きを取り戻せるでしょう。深呼吸してネガティブな気持ちをきちんと感じて、その原因を探る想像しうる最悪なケースと最高のケースを具体的に考えてみる相手に伝えるなら、どう言うかシミュレーションしてみる気持ちに余裕が出てきたら、相手も自分も話し合う余裕があるタイミングで、切り出してみましょう。話し合いのコツ2:自分の希望を通すことを目的にしない話し合いをしようと思っても、実は無意識のうちに、“話し合い”ではなく“自分の希望を通す”ことに目的がすり替わっていることがあります。たとえば、彼と早く結婚したいと思っている女性が、彼から今は仕事に集中したいからもう少し待って欲しいと言われたとします。こうした意見の違いがあった場合、じゃあいつだったらお互い前向きに考えられるのか、お互いが納得できる別の答えを見つけるべきです。しかし、今すぐ結婚したい女性からしたら、その結論はすぐに納得できないものです。そうした不満から、いかに早く自分と結婚すべきかを熱弁したり、相手の考えを批判したり、怒り出したりする人がいます。こうなると、もはやその場は話し合いではなく説得になりますし、関係がますます気まずくなります。もっと言えば、話し合い>>強引な説得をされる場という図式が彼の中にできると、今後も何か話し合いが必要な場面が出ても、苦手意識から避けるようになってしまいます。話し合いは、あくまでもお互いの意見を聞き合い、お互い納得や安心ができる答えを見つける場と考え、自分の希望は脇においてから話し合いを始めましょう。話し合いのコツ3:定期的に話し合う関係を作る最後は、こうした前向きな話し合いをするための土台づくりの話です。それは、「相手の意見を聞き、自分の意見を伝えたうえで2人で答えを出す」というコミュニケーションを、日常的におこなうことです。定期的に軽い話題から重たいテーマまで、お互い冷静かつざっくばらんに話し合える関係を意識して作っておくと、結婚といった重要な話も、前向きにお互いの本音を出し合えるようになります。これとは逆に、良くないコミュニケーションの具体例をいくつかご紹介しておきます。たとえば、結論だけ決めて相手に伝えるとか、自分で全部抱え込むとか、抱え込めなくなって初めて感情的に相手に伝えるなどです。こうしたふるまいは、2人の間のコミュニケーションを深めることにはなりません。せっかく2人で人生を楽しもうとしているのですから、些細なことも共有したり相談したりする習慣は、意識しても良いでしょう。結婚や将来について話したいけど話せない。そんなやきもきした気持ちを抱える女性は多いものです。彼と真正面から話し合いをするのは怖いかもしれませんが、人生のパートナーシップを組むのであれば、こうしたやり取りができることは非常に大切。ぜひ今日の話を参考に、伝え方や向き合い方の参考にしてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©bernardbodo/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Kathrin Ziegler/Gettyimages©kupicoo/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年06月16日好きな人と仲良くなりたいとき、誰もがあまり冷静になれないものですが、実はそうした余裕のなさが間違ったアプローチの原因になってしまいます。好きな人を振り向かせるための“ちょうど良いアピール”とは具体的にどんなものなのか、詳しく見ていきます。必死すぎないモテる人の振る舞いを見ると適度なゆるさを感じます。心の中では「あの人を絶対に落としたい」と切望していても、発言や行動には余裕があって必死さがありません。実は、この適度な余裕が好きな人を振り向かせるちょうど良いアピール。畳みかけるような情熱的アプローチはむしろ逆効果なのです。想像してほしいのですが…自分があまり注目していない男性から用事もないのに何度も話しかけられ、SNSのダイレクトメールを何通ももらっていたら、ほとんどの女性は警戒するはずです。その男性に好感を覚えることはないはずですが、それを好きな人にやってしまう人がとても多いのです。重すぎるアプローチは受け入れられにくいので、いきなり核心に迫るようなことはしないように。あくまでフランクに友情の延長上で接するといいでしょう。「なんとかして好きにさせる!」ではなく、「もっといろいろ話せるようになったらうれしい」くらいが好感を持ってもらえます。相手ファーストでアプローチするときにもっとも大切なのは、自分が何をアピールするかではありません。相手がどういうコミュニケーションの仕方をしていて、今の自分が相手にとってどんな存在かを知ることです。そして、相手の気持ちや事情を汲んで、「今なら話を聞いてもらえそう」というタイミングを見計らうことも大事でしょう。好きな人が忙しくしているときに質問攻めにしたり、誰かと話しているところに割って入ったりすれば、逆に敬遠されてしまうはずです。自分よりも相手を優先して考えられるかどうか。そこが振り向いてもらえるアプローチの要となります。会話に“間”がある好きな人とふたりきりになれば、うれしさと緊張が入り混じって冷静ではいられなくなるはず。でも、沈黙をおそれてしゃべり続けるのは逆効果です。会話のアプローチでは言葉のキャッチボールを心がけて。聞かれたことに即答しなければいけないわけでもありませんし、どうでもいい話を投げるより目をじっと見つめて微笑むといった非言語のコンタクトをしたほうがいいでしょう。また、自分のことを知ってほしい、理解してほしいとひたすら自分の話をするのも好きな人をゲンナリさせてしまいます。恋人関係を目指すなら、そもそも一気に自分を知ってもらう必要はありません。相手が興味を持ったタイミングで話せばいいと思ってください。女性はむしろ聞き役に回って、男性に多くしゃべらせたほうが会話は続くはずです。「女性らしく」より「自分らしく」ふんわりしたムードを持つ女性は確かに男性にモテますが、しおらしいだけで彼氏の言いなりになる彼女が愛されるとは限りません。女性らしさだけでなく、自分というものをしっかり持っている人のほうが、男性に興味をもってもらいやすいでしょう。特に婚活の現場では、女性に「包容力」「頼りがい」を求める男性は少なくありません。なぜなら、自分の意志を持っているとは内面の魅力が高いことを表すからです。判断力と行動力がある人は普段からよく考え、情報収集にも積極的で他人に流されることを良しとしません。自分のアイデンティティをしっかり確立させているので、たくさん話すほど内面の魅力があふれて「この人をもっと知りたい」と思わせるでしょう。男性はなんだかんだ言って好きな人を追いかけたいので、そういう気分にさせる女性はやっぱりモテます。彼女・妻候補に見られやすいはずです。だからこそ、女性らしさより自分らしさを大切に。相手の色に染まる従順さではなく、「私はこう思う」と意見を言えることを重視するといいでしょう。恋愛とは人間関係恋愛とは結局のところ人間関係です。友人や職場の人のヒンシュクを買ったり、なめられたりするようなことは恋愛でも同じように見られてしまいます。焦らず丁寧に関わっていくことで好きな人との距離は自然と縮むでしょう。自分のことより相手の気持ちや事情を想像できれば、ゆっくりでも確実に心は重なっていくはずです。©PeopleImages/Getty Images©Luis Alvarez/Getty Images©courtneyk/Getty Images文・沙木貴咲
2022年06月15日大好きだけど、同じくらいムカつくことがある。そんな気持ちからケンカが絶えないカップルもいるものです。大好きだけどここだけは許せない。いつも話し合うのに、また同じことを繰り返す。そんなときは、ケンカのしかたが良くないのかもしれません。カップルがケンカのときに注意したい3つのポイントを、ご紹介していきます。好きだけどムカつく…カップルがケンカのときに注意するポイント3つ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 175好きなのに会話の中でいつも言い過ぎてしまう。気づけばケンカが定期的に勃発する。ケンカしては離れ、仲直りすることを繰り返す。好きだけど悩みの尽きない関係に頭を悩ませる女性もいることでしょう。ケンカというのは、できればしない方がいいものです。でも、ケンカを避けるあまり、本音のコミュニケーションが取れないのであれば、それは本末転倒です。恋愛において大事な信頼関係の構築から遠ざかってしまうことにもなりかねません。大切なのは、ケンカをするならお互いにとってプラスになるようなやり取りをすることです。たとえば、同じような話題でケンカを繰り返さないとか、本音を言い合うことでより相手を信頼できる関係になっていくとか。そういうプラスの効果が得られるようなケンカをしていきたいものです。今日はそのような、ケンカを通して恋愛関係を良くしてくための注意点と改善点をご紹介していきます。ケンカが絶えないカップルがやっているポイントと改善点3つケンカが耐えないカップルがやっている、良くないコミュニケーションのポイントについて、改善点もあわせて3つご紹介します。自分の普段のやり取りに照らし合わせ、ぜひ会話の中で取り入れていきましょう。1.感情をぶつけているケンカといえば、感情のぶつかり合い…そうイメージする人は多いです。しかし、コミュニケーションを深めるためにケンカをするなら、感情と不満な事柄を分けて相手に伝える必要があります。怒りや悲しみといった負の感情は誰だって抱くものです。しかし、抱いた感情を相手にそのままぶつけるかは、本人が選択できることです。改善点:感情と事実を分けて伝える前向きなケンカというのは、湧いてきた感情をそのままぶつけるのではなく、1つの事実として伝えることが大切です。またその時、「相手のせい」といった言い方ではなく「自分がそういう感情を抱いている」という、主語を自分にして話すことも大事です。そしてなぜその感情を抱いたか、具体的な出来事を伝えると、より男性には伝わりやすいでしょう。たとえば、「どうしていつもやってくれないの?」といった怒り方をするなら「今、すごいムカついてるの!だって、あなたがいつも食べたものを出しっぱなしにするから」といった感じで、感情と具体的な内容を分けて話すようにしましょう。2.勝ち負けや正誤にこだわるケンカがヒートアップすると、どっちが悪いか、何がおかしいかといった考えにとらわれる人がいます。しかし、ケンカというのはどちらが悪いかを決める話し合いではなく、ネガティブな感情や事柄を解消するためにおこなうものです。また相手を怒りで攻めたくなったとき、その下には不安や悲しみといった別の感情があったりします。こうした感情を置き去りにして相手に向き合うと、もれなく相手を攻め、勝ち負けや正しさにこだわった話し合いになってしまうのです。改善点:自分の主張を通すためではなく、相手の主張を聞くために話す前提として、ケンカは自分の主張を通すための会話ではないということ理解しましょう。相手が自分を攻めてくるから自分も相手を攻めてしまうというときは、まずは一方的でも相手の言い分を聞いてみること。そのうえで、なぜ相手がそんな一方的な意見を言ってくるのか、根底にある理由を考えてみるといいでしょう。と、理想的な対応方法を書きましたが、こうした相手に寄り添った対応は、冷静なときでも難しいものです。そこまでできなくても良いので、まずは売り言葉に買い言葉といった、勝負をするようなケンカをやめること。まずはここを意識してみましょう。3.改善策が話し合われていないケンカになったとき、とりあえず謝ってその場を収めようとすることってありますよね。些細なことならそれで良いですが、2人の関係に大切なやり取りのときも、とりあえず謝るなど、場当たり的な対応は関係をだんだんとダメにしていきます。なぜなら、謝るだけでは同じことを繰り返すから。そして繰り返されるたびに、お互いがイラつき、だんだんと相手に対して失望していくこともあるからです。改善点:都合のよい時間やタイミングを決めて話すケンカをするとき、あなたは相手の都合を考えていますか?今話していいタイミングか。今話し合える心の余裕があるか。それを確認するだけで、ケンカは前向きな話し合いに変化する可能性が高まります。もしこのやり取りが仕事だったら、自分はどう振る舞っているか。そんな視点で彼と向き合うと、感情論ではなく改善策に目が向けられるかもしれません。カップルのケンカで起きがちなやり取りと、改善点についてご紹介していきました。私達は恋人という存在に対して、心を開けば開くほど、コミュニケーションも受け手まかせになってしまう傾向があります。たとえば「言わなくてもわかるはず」ってよくやりがちですが、これは受け手まかせの言い方の典型です。繰り返すケンカも、ある種不満や負の感情を相手の受け取り方に任せているのと似ています。ポジティブなケンカってコツがいるものです。でも身につけると、彼と自分、2人の成長にもつながりますので、心がけていけたらいいですね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Bohdana Smiian/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages©Liudmila Chernetska/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年06月09日デートは3回目で付き合うかどうかを決めること。よく言われる恋愛のルールですが、3回じゃ相手のことも自分の気持ちも、よくわからないこともありますよね。そんな女性に向けて、今回は1~3回それぞれのデートのときに意識しておきたいポイントをご紹介します。これを意識しておくだけで、2人の恋愛の可能性はグッとスムーズに見えてくるかもしれません。3回目のデートで告白を…の前に確認しておきたい各デートでのチェックポイント【おおしまりえの恋愛道場】vol. 174婚活や恋愛をしていると、よく「3回目のデートで告白をせよ」といったルールを見かけることがありますよね。ダラダラと相手とデートを繰り返しても、確かに恋愛に発展しないのであれば時間のムダです。でも、だからといってなぜデートは3回なのでしょう。それは、1回目で2人の相性を確認し、2回目でさらに相手を深く知り、3回目でこの先を決める(つまり告白をするorされる)、というプロセスが最もスムーズだと思われているからです。逆をいえば、このデートのプロセスが3回で終わらないようであれば、4回5回とデートを重ねて慎重に関係を構築するのは全然OKなのです。とはいえ、できればスムーズに相手との相性を見定めて、アリナシを自分の中でしっかり判定したいですよね。今回は付き合うまでのデートを3回と仮定したときに、それぞれ確認しておきたいチェックポイントをご紹介します。ここを自分の中でしっかり見ておくと、その後の展開も付き合った後も関係がスムーズになりますよ。初回デートで気にするべきは「自分の恋心」最初のデートで気にすること、それは相手に対して恋愛感情が湧くかどうか、自分の気持ちの確認です。当たり前な話ですが、恋愛感情の芽を感じないのであれば、何回デートしようが意味はありません。しかし、婚活中の女性の中には、意外と相手のスペックなどに流されて、気持ちが盛り上がっていないのに次の約束をしてしまう人がいます。これでは自分の時間のムダなのはもちろん、相手に対しても失礼ですから、きちんと最初のデートで自分の気持ちに正直になるようにしましょう。また自分の気持ちをきちんと確認するための注意点が1つあります。それは、お酒を飲んだり、相手のペースにグッとハマるようなデートは避けた方がいいということです。意外かもしれませんが、お酒は最初のデートで避けた方がいいと筆者はいつもアドバイスします。なぜかというと、お酒が入ると自分に勢いがつき、気持ちが大きくなってしまうから。相手に恋心を抱いているかどうかのセンサーが鈍ってしまうんですね。最初のデートは、できればノンアルコールで。飲むとしても、自分が酔わない範囲の飲酒量にとどめ、少しだけ落ち着いて自分の気持ちを確かめてみてください。2回目デートで気にするべきは「相手と自分の素顔」2回目のデートで意識してほしいポイントは、相手の素顔をなるべく見るという点です。これと合わせて、なるべく自分の素も出せるような意識ができたらいいですね。よく「恋愛前には価値観が合うか確認すること」と言いますが、価値観が合うかどうかをチェックするには、お互いある程度心のガードが外れている必要があります。最初のデートでは緊張がほぐれていないことも多いですから、2回目は多少リラックスして心の距離を縮められるようなデートを計画する必要があります。オススメの方法をいくつかご紹介すると、まずはお酒を飲むことです。最初のデートでは避けたほうがいいとしましたが、2回目はお互いリラックスをうながしたいので、お酒はほどほどに取り入れて会話しても良いでしょう。デートスポットのオススメは、ズバリ相手の得意な場所を選ぶのがベター。例えばよく行く街とか、趣味が楽しめる場所などです。精神的な相手のテリトリーでデートをすることで、相手の素を引き出す効果があります。もし自分の素を出したいのであれば、逆にご自身が普段行き慣れたお店や街でデートすると、より自分らしさが出せると思います。ぜひお互いの普段の顔を見せ合うことで、より親密になれそうかどうか、判断してみてください。3回目のデートで気にするべきは「この先の可能性」3回目のデートは、いよいよ告白をするか、されるかの判断のときです。もちろん3回目である必要はありませんが、告白を意識したデートであれば、ひとつきちんと自分の心に確認してほしいことがあります。それは、「この先の可能性」を相手と自分に感じるかです。たとえば「付き合ったらすごく楽しそう」とか「もっともっと相手を知りたい」といったワクワク感が2人の関係にあれば、それは絶対付き合ってみたほうがいいでしょう。気持ちがそこまで高ぶっていなくとも、「もっと知っていきたい」といったポジティブな感情が1回目よりも2回目と上がっているなら、それも恋の芽といえるかもしれません。ちょっと一歩立ち止まったほうがいいケースでいえば「この人ならスムーズに結婚できそうだ」とか、「この人なら自分でもいけそう」とか、いわゆる頭で考えた打算が前に来すぎている場合です。恋は心でするものですから、頭でっかちで判断して付き合うと、その恋愛はうまくいかないかもしれません。気持ちの勢いやひと押ししたい感覚を自分の中に感じるか、3回目のデートのときにはしっかり確認しましょう。デートって、なんとなく相手を知るために回数を重ねてしまいがちですが、本当はいい関係を築くコツがあります。そんなコツを意識しなくても親しくなれるほどの勢いがあれば最高ですが、慎重な女性ほど今日の話は参考にしてみてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Sanja Radin/Gettyimages©undefined undefined/Gettyimages©Ascent Xmedia/Gettyimages©vladans/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年06月02日結婚以外の選択肢も増えている昨今ですが、もし結婚するなら、末長く幸せでいられる相手が良いですよね。でも、そうなるとも限らないわけで…。今回は、「こんな男性と結婚したら、不幸になりそう…」と感じたエピソードについて、20代から30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いてみました!女性約200人に聞いた!結婚後「ダメ夫になりそう」と感じた男性とは?20代から30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人が「こんな男性と結婚したら、不幸になりそう…」と感じたエピソードはこちら!誕生日を忘れられて…「かつて付き合っていた彼は、私の誕生日を忘れた挙句、さらにそれをごまかそうとするような人でした。忘れたのはしょうがないし、素直に謝ってくれればいいのに、意味のわからない言い訳を並べ立てられて…。しかもその前にやたら自分の誕生日を強調されていたので、自分のことしか考えてないんだなーと。お別れしました」(33歳・会社員)エピソードを聞く限り、性格もまだ幼い自分中心な男性だったのでしょうか。自分の誕生日アピールはしておきながら、彼女の誕生日を忘れるとは…。大事な相手なら、数日もしくは数か月前から誕生日の準備をすることもあるのに、悲しすぎる。結婚後、きっとまた同じことを繰り返すと感じたら、別れて正解だったかも。自分がとにかく大好きな男性「『周りを笑顔にするのが自分の生きがい』と言いつつも、基本的に自分が目立ちたいタイプの人がいるのですが、彼とは絶対結婚したくないです。パーティを頻繁に開いたり、みんなを引き連れて高級車でドライブしたり…。とにかく人気者風な自分像に酔いっぱなしな人なので(笑)」(28歳・会社員)最近よく聞く「自己肯定感」という言葉。まさに、「自己肯定感」が高そうな男性ですが、度を越すと、ただ自分に酔っているだけの印象を周囲に与えてしまうのかも。確かに、こんなに遊び好きで、自分大好きな人と結婚したら、穏やかとは程遠い生活が待っていそうですね。辛い時にサポートしてくれない「昔付き合っていた彼の話ですが、私が病気をした時やしんどい時でも、毎回彼は自分の予定を優先していました。ある時は体調が悪い私に対して、泥酔して暴言を吐くことも…。『やっぱりこの人は、結婚しても私を大事にしてくれない』と思い別れました」(31歳・会社員)大変な時こそ、支え合うべき結婚生活ですが、結婚前からそんなことすらできず、逆に傷つける行為をするなんて、結婚後も絶対に不幸になると言えますね。恋愛中は、どうしても相手をジャッジする目が甘くなり「彼も疲れているのかな」など許してしまうこともあるかもしれませんが、そこは客観的な目で見極めないと、後悔することになるでしょう。客観的に相手を見る感覚を大切に恋愛中は、大好きな相手だからこそ、相手に甘くしてしまったり、おかしいなと思うことがあっても「今回だけだから…」と目を瞑ったりしてしまうことがありませんか?幸せな結婚生活を送るには、性格や価値観の相性が大事なポイント。「友達の彼氏なら、これってどう思うかな?」など客観的な視点で彼を見ることはマストと捉えましょう。©milorad kravic/Getty Images©PeopleImages/Getty Images文・オリ子
2022年05月30日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、彼氏がいるものの、愛されているという実感がわかないという28歳女性。ある日、女友達と軽い気持ちで相席屋へ行き、酔った挙句に…。三松先生が、プロポーズを待つ女性がしてはいけないことを教えてくれます!ゆりな(28歳)友達の結婚式後のある行動で、信用レスる【レスなひとびと】vol. 159「は〜。愛佳の結婚式、めっちゃよかったね」「彼の手紙、ほんと泣いた。サプライズで手紙読んでくれるとか、愛佳めっちゃ愛されてんじゃん」友人、愛佳の結婚式の帰り。横浜駅を歩きながら、同じく友人のレオナと感動を分かち合う。だけど内心、ちょっと嫉妬してる。あんなに愛してくれるひとと結婚できるなんていいな、いいな。うらやましいな。ゆりなにだって、彼氏はいる。でも、プロポーズするする詐欺で、なかなかしてくれないし、愛されてる実感だってわかない。「ねえ、このあと相席屋寄ってかない?」レオナの提案に心が揺れる。彼氏はいるけど、結婚するかどうかもわからない。まあ、相席屋くらいならいいでしょ、ということで承諾した。Uターンして駅構内を出て繁華街へ。相席屋、女性は無料だし、唐揚げやポテトなどのフードは食べ放題。ソファに沈み込めば、ヒールで疲れた足も少し癒される。入ってきたのは、同い年くらいの男性ふたり組。「えっ、めっちゃかわいいじゃん」の声に、愛佳への嫉妬や彼氏へのイライラが、ちょっとだけおさまる。ほら、私だって普通にかわいいんだよ。普通にモテる女の子なんだよって彼氏に見せつけてやりたい。私のこともっと大事にしなくちゃ、どこか行っちゃうよって。酔いも手伝って、話は盛り上がり、相手のふたりとはかなり打ち解けた。途中、テキーラを頼んでベタに山手線ゲームをしたり、王様ゲームをしたり。学生時代に戻ったようなノリで楽しい。もう、かなり酔っ払ってきちゃって。朝目覚めると、なんとホテル。相手の男性からは「用事あるから先に部屋出るね。楽しかった、また遊ぼ」とLINEが入っている。え、全然覚えてないし。レオナは、どこにいったんだろ。彼氏から、電話もかかってきてる。やば、帰んなきゃ。始発で帰宅し、彼氏には「ごめん、疲れて寝ちゃってた」と返信。日曜日は、二日酔いで頭クラクラ。一日中寝ていた。去年からピルを飲んでるので妊娠のリスクがないのが救い。…いや、救われてなんかなかった。週明け。彼がムッとして言う。「ねえ、ゆりな。会社の後輩が、ゆりなとホテル行ったって言ってるんだけど、どういうこと?」「え」一昨日の人、彼氏と同じ会社だった???「仕事が落ち着いてきたから、遅くなっちゃったけど、月末にでもプロポーズしようと準備してたのに。やっぱ、もうなし。別れよ」えっ。ええ〜〜〜!!!【三松さんからのコメント】ゆりなさん、やっちまいました。危ない、危ない。妊娠もだけど、性感染症も危ない。というか、ビッチの噂たつのも危ない。一度信用をなくすと、修復はむずかしいものです。幸せそうな友人を見て自分と比べたり、思い通りにことが運ばないときは心のバランスが崩れて、いつもしない行動を起こしがち。本来ならだまされないような人にだまされたり、変な買いものをしたり。やっちまった行動のせいで、冷静な自分に戻りきれなくなってしまうことって、けっこうあります。なにかしでかしそうなメンタルのときは、自分で警報を鳴らすこと。スイーツでも食べて、好きな音楽でも聴いてひと息つきましょう。女性はマルチタスクが向いていて、男性はシングルタスク向いている、という説があります。「仕事が忙しくてプロポーズできない」という男性からの声はよく聞いています。「落ち着いたら私にコミットしてくれる」と信用して待つことも、時には必要。もちろん、期限はつけていいと思いますが。ゆりなさんのように、相手と彼氏が知り合いだった…なんてケースは稀ですが、性感染症がうつることで浮気が発覚するケースはすっごくたくさん相談を受けています。「信用レスは命取り。不満と不安を抱えているときは大酒飲むな。したくもない男とやっちまうことになる」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©lucky-sky/Gettyimages文・三松真由美
2022年05月26日恋愛がめちゃくちゃ不器用。そんな悩みの根底には、実はあなたと親の関係が関わっているかもしれません。人間関係のベースとなる親子関係が適切な距離感でないと、恋愛を始め、他人との人間関係はどうしてもいびつな形になりがちです。では具体的にどんな親子関係だと問題が起こりがちなのか。4つの代表的なケースをご紹介します。恋愛不器用なのは親のせい?不器用女性に共通する親子関係【おおしまりえの恋愛道場】vol. 173自分は恋愛がすごく苦手だ。自分に自信がなくて、いつも人の顔色ばかりうかがっている。そもそも人間関係の築き方がわからない。恋愛相談にのっていると、こんな悩みを打ち明けられることがあります。彼女達は、いつから自分はこうなってしまったんだろう…と自分を責めますが、実はそれ、親子関係に原因があるかもしれません。自分の親を“毒親”とまでは言わないけれど、改めて考えるとちょっといびつな関係だったかも。そんな心当たりがある女性は、今日の話は参考になるかもしれません。今回は、恋愛不器用女性に共通する、親子関係の特徴を4つご紹介します。子どもの選択をいつも補正する親最初にご紹介するのは、プチ過干渉親のケースです。この場合、子どもの選択を常に本人が気づかない範囲で補正をする傾向があります。AとBならAがいいと子どもが言っても「お母さんはBが良いと思うな」といったストレートな補正をするケースだけでなく、「AよりBの方があーでこーで良いんじゃないかな」といった、マイルドな補正もこれに当たります。こうしたやり取りが日常化した親子関係で育つと、子どもは大人になっても自分で考えたり決断したりする力が低くなる傾向があるとされます。恋愛においては「この人がいい!」と思っても、母親が嫌うから毎回チャンスを逃すとか、そもそも母親が出逢いや恋愛にあーだこーだ口を出すため、行動すら起こせずにいるなんてケースもあります。子どもの評価をつねに低く下す親恋愛には自己肯定感が大事。これは多くの人が知っていることだと思います。では自己肯定感の源って何でしょうか?1番のスタートは、親(や養育者)からの無償の肯定から始まっているとされています。しかし、もしあなたの親があなたのことを常に厳しく評価するような親だとしたら、あなたの自己肯定感はおそらく低く育っていることでしょう。こうしたバックグラウンドを持って恋愛をしようとすると、もれなく何をするにも不安感や自信のなさを抱えてチャレンジすることとなり、思い通りに振る舞えないのはもちろん、本来の魅力とは不釣り合いな相手を選んでしまったりします。自己肯定感とは、チャレンジへのエネルギーです。つまり、低い評価ばかり下されて育つと、エネルギー切れをおこしながら、恋愛だけでなく人生に挑まなくてはいけなくなるのです。子どもと自分を一体化して考える親子どもと親は、当たり前ですが別の人間です。しかし親の中には、子は自分の生み出したものだからと、一体化した存在のように考え、つないだ手を離さないケースがあります。専門用語を使うなら“共依存“の関係と言います。こうした共依存関係を引きずって恋愛をすると、親の存在ありきで恋愛をしようとして、結局いろんなチャンスを逃したり、そもそも恋人との関係よりも親を常に優先してしまい、彼と親と自分の三角関係に苦しんだりすることになります。たとえば親から「ちゃんは私とずーっと一緒だよ」「結婚したら同居してね」などといった言葉を呪いのようにかけられ、従おうとして育った子どもは、親と自分を一体化した存在と捉え、精神的な親離れができないままでいたりします。そういう価値観のもと、恋愛をしようとすると「うちの親の面倒を一緒に見て欲しい」とか「親がこう言っているから」といった、彼<親を優先する発言が多くなり、彼を困らせたり、最悪の場合ご縁が切れてしまったりします。結婚とは新しい家族を築く行為であり、恋愛はその前段階の見定めの時期と言えます。そこに親の存在というのは、当たり前ですが介入していること時代、不自然といえます。子どものものは自分のものだと思う親子どものものは自分のもの。家族だから分け与えて当然(と言いながら、親から子へは分け与えない)。こんな思考を持った親がときどき存在します。たとえば、自立した子どもから金銭を搾取しようとする親は、わかりやすいかもしれません。過去聞いた悩みだと、毎週末何かと理由をつけて実家に呼びつけ、断ると「家族との時間は大人ならしっかり作れ」と怒る親に困っているという話を聞きました。この場合も、親は子どもの時間を無自覚に奪っていることになりますから、ある種の搾取関係と言えなくもありません。こういった関係が続くと、極端なケースでは無意識的に「子どもは親より幸せになってはいけない」「子どもは親にすべてを捧げなくちゃいけない」といった誤った思い込みが生まれかねません。そうなると、子どもは永遠に親の養分になり、恋愛どころかいろいろな場面で自分らしく生きられないなんてことにもなりかねません。4つのちょっとゆがんだ親子関係をご紹介しました。こうした関係を保ちながら恋愛をすると、どうしても本来の自分とは離れた選択や行動を取ってしまい、恋愛がうまくいかないとか、そもそも恋愛自体ができないといった問題が起きます。今すぐできる解決策としては、1つは物理的な距離を取ることです。そして精神的な距離を取ってフラットに戻るためには、時にはプロの力を借りたりするのも有効です。もちろんご自身がどこまで追求したいか次第ですが、恋愛中に明らかに苦しさや不器用さを感じている場合は、解決策を探ってみるのもオススメです。自分の人生は、当たり前ですが自分のモノです。どうか親にしばられず、より自分らしくいられる相手との恋愛を探してみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Galina Zhigalova / EyeEm/Gettyimages©filadendron/Gettyimages©David Burch/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年05月26日20代の頃に経営者の男性からモテた経験から、玉の輿に憧れていたものの、夢を諦めて普通の会社員と結婚した絢さん(当時32)。しかしある時、久々に足を運んだ華やかなパーティーの場で、スペックの高い男性陣からチヤホヤされたことによって、絢さんは今の夫・裕太さんと結婚したことを後悔するようになったのです。友人に「離婚直前」と嘘をつき、出会いの場へ…「そもそも私が裕太と結婚したのは、早めに結婚しておかないと一生独身かも…と不安だったから。でも久々のパーティで自分はまだまだモテるんだということを実感して、焦って裕太と結婚したのは間違いだったかもと思うようになりました」それ以来、絢さんは昔の遊び仲間であり人脈の広い友人に頼み込んで、たまに夜のイベントや飲み会に声をかけてもらうようになったのです。「その友人には、『最近夫とは離婚前提の別居中だから、気晴らしに時々飲みの場に誘ってほしい。離婚も確定しているし、素敵な男性がいたら紹介して』と頼んであったんです」それを聞いて同情した友人は、頻繁に絢さんを誘ってくれるようになりました。そしてある時彼女の紹介で、翔さんと出会ったのです。「翔は、今勢いのあるスタートアップ企業の経営者。年齢は私の3つ下なのに成功していて、見た目もカッコいいんです。翔とは出会ってすぐに深い仲になりました」夫を騙して、経営者男性と深い仲に家では良い妻の仮面を被っていたので、夫はまさか絢さんが不倫をしているとは、全く気づいていない様子だったそう。「デートのたびに、夫には仕事で遅くなると伝えていました。『コロナ禍で規制されていたイベントやパーティが再開してきたから、これからは夜遅くなる日が増えると思う』と説明してあったので、嘘だとは思わなかったようです。翔と不倫しているとはいえ、すぐに裕太と離婚する勇気はありませんでした。離婚したところで再婚できる保証はないからです。翔が結婚しようと言ってくれるまでは絶対離婚せず、夫婦生活を維持しようと思っていました」こうして絢さんと翔さんの秘密の関係は、半年以上続きました。「翔は、まさに理想の男性でした。夫が絶対に連れて行ってくれないようなレストランに連れて行ってくれたり、高級車でドライブしたりと、デートも本当に素敵。やっぱり私はこれくらいレベルの高い男性じゃないと満足できないんだと実感しましたね。でもある時、とんでもないことが起こったんです…」全てを知っていた夫その日も仕事のイベントだと嘘をつき、絢さんはデートを楽しんで帰宅。すると、夫の裕太さんが無言で待ち構えていました。そして突然、離婚届を突きつけられたのです。「なんと裕太は、私の不倫に前から気づいていたんです。きっかけは、私に翔を紹介してくれた友人でした。その友人は裕太のことも知っているのですが、ある時たまたまバッタリ会ったのだとか。その際に『別居中って聞いてるよ!』と友人が裕太にしゃべったらしく…。驚いた裕太が『別居中って何のこと!?』と彼女を問い詰めて、全てを聞いてしまったんです。友人と裕太は今は全く連絡をとっていないと聞いていたので、油断していました…」こうして不倫が夫にバレてしまい、離婚することになった絢さん。気になる不倫相手の翔さんとの関係はどうなったかというと…。「翔には私以外に何人も女性がいて、そもそも本気じゃなかったようです…。面倒なことは嫌いだと言われてあっさり捨てられてしまいました。玉の輿に乗るどころか、裕太からは慰謝料も請求されており、本当に馬鹿なことをしたと心から反省しています」こうして夫と不倫相手の両方から突き放され、独りになってしまった絢さん。人生はうまい話ばかりではありません。欲を出しすぎると、結局は全てを失い、何も手に入れることはできないのかもしれません。©Qi Yang/Gettyimages©Sopho Vardidze / EyeEm/Gettyimages©Maria Korneeva/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年05月21日結婚さえすれば必ずしも幸せになれるとは限りません。なかには、結婚することによって逆に満たされぬ思いを抱くようになる女性もいるのだとか…。今回は、新婚であるにも関わらず夫に満足できず、道を踏み外してしまった絢さんのエピソードを聞いてきました。とにかくチヤホヤされた20代絢さんは、32歳の時に結婚しました。彼女はフリーランスでPRの仕事をしていますが、学生の頃から時々モデルのアルバイトをしていたほどスタイル抜群の美女。昔から男性にモテモテで、人脈も広く、20代の頃は有名ベンチャー企業の経営者とデートしていた時期もあったのだとか。「20代の頃はかなりモテました。経営者との出会いも多く、しょっちゅうアプローチされていたので、当時は『結婚で一発逆転も夢じゃない』と本気で思っていましたね。でも30代になり、だんだん前ほどはチヤホヤされなくなってきて、“そろそろ現実を見るべきだ”と自分に言い聞かせるようになりました。そこで付き合い始めたのが、合コンで出会った裕太です」同い年の裕太さんは、顔は絢さんのタイプど真ん中のイケメン。しかし彼から「付き合ってほしい」と言われた時、最初はかなり悩んだそうです。なぜならそれまで絢さんがデートしてきたのは、ハイステイタスな男性ばかり。華やかな世界をたくさん見てきました。そんななか、普通の会社員であり、ごく一般的なタイプの男性である裕太さんで満足できるのか、不安を抱いたのです。独身のまま取り残されたくなくて、結婚を決意「その時の私は32歳。年齢的にもそろそろ結婚がしたくて焦っていました。以前のように経営者や有名人との玉の輿婚をいつまでも狙っていたら、永遠に結婚できないような気がして。取り返しのつかないことになる前に、早く結婚して現実的な幸せを手に入れようと思い、普通のサラリーマンである裕太との結婚を選んだんです」結婚して最初の頃は、それなりに幸せだったといいます。裕太さんは、絢さんのことをとても大切にしてくれる優しい男性。それに、周りの女友達が焦って婚活している話を聞けば聞くほど、『自分はさっさと結婚してよかった』と安心できたそうです。しかし、その気持ちが揺らぎ始める出来事が起こったのです。女友達から言われた一言にモヤモヤして…「20代の頃よく遊んでいた女友達から久々に連絡があって、食事に行くことになりました。その際に、最近結婚したことを報告したんです。すると彼女からは『絢はあれだけハイステイタスな男性にモテていたから、てっきりものすごい玉の輿に乗ると思っていたのに、普通の人と結婚したなんて意外〜!』と言われました。ちなみに彼女は2年前に結婚したんですが、夫はお医者さん。彼女から言われた一言が忘れられなくて、その後もずっとモヤモヤしていましたね。まさに痛いところをつかれた…という感じでした。それに、セレブ生活を謳歌している友人が眩しく見えました」そんな矢先、絢さんは仕事上の付き合いのために、あるレセプションパーティに顔を出しました。「コロナ禍でイベントが減っていたこともあって、そういう華やかな場に行くのは久々でした。一応結婚してからは、前のように頻繁に夜出かけることも控えていたので。レセプションに行ったら、久々に男性からかなりチヤホヤされたんです。久しぶりの快感でした。しかも皆スペックの高い男性ばかりで。それ以来、裕太と結婚してしまったことを後悔するようになったんです…」絢さんのように、現状に満足できず、今の自分の状況を過去や他人と比較してばかりいると、いつまで経っても本当の幸せを掴むことはできません。安定した生活や目の前にある幸せに感謝しながら日々を送りたいものだと、あらためて考えさせられました。©allensima/Gettyimages©Mikhail Spaskov/Gettyimages©Olga Osipova / EyeEm/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年05月21日仕事もできて趣味も友達関係も充実している。でも、恋愛だけはどうも失敗してばかり。自分のことかもと思う女性は、実は自立しているがゆえに恋愛において、いくつかの失敗をしているかもしれません。今回は男性が静かに萎えていく、強い系女性がやりがちな恋愛のミスを3つご紹介します。美人でもダメ!恋愛関係が静かに萎えていく強い系女性に共通する振る舞い【おおしまりえの恋愛道場】vol. 172仕事もバリバリこなし、自分の言いたいことはハッキリ主張できる。おしゃれや趣味も充実しており、話せば話題に事欠かない。そんな魅力的な自立した女性が最近増えています。一般的な言葉を使えば、こうした独り立ちをしっかりした女性を“強い”と表現することもあります。しかし彼女たちの中には、表面的な強さとは反比例するかのように、恋愛では苦戦しているケースも多いものです。その理由には、恋愛において“間違えた強さ”を彼女達が発揮しているからかもしれません。ではどんな強さが間違っているのか。代表的な3つの項目をご紹介します。男性と常に肩を並べることを対等と思っている男性顔負けに仕事をし、社会で自立する女性というのは、根底に「誰とでも対等でいたい」「負けたくない」「女性だからと思われたくない」といったニーズを持っていたりします。それは素晴らしいのですが、恋愛においてこの対等を望みすぎると、実は自分も相手も窮屈にしてしまうこともあります。そもそも、恋愛がうまくいきやすいパワーバランスは、「持ちつ持たれつ」の関係です。つまり、ある時は対等で、でもある時は相手によりかかりあえる関係のほうが、バランスが取れているといえます。しかし「誰とでも対等でありたい」と思っている女性の場合、フラットな関係を求めるゆえに、彼と張り合ったり競争をしたりしてしまうことがあります。過去聞いたケースだと、彼の昇進を喜べないとか、結婚の話が出ているのに、彼よりも仕事の成果がまだ足りなくてタイミングを逃した、なんて話を聞いたことがあります。相手より一歩でも前に出たいという気持ちが、私生活のチャンスを後回しにしてしまうんですね。こうした気持ちには、「相手の成功は自分のもの、自分の成功も相手のもの」といった、2人で1つ発想をもてると、関係は変わっていきます。そもそも、パートナーシップは2人で1つになる関係です。相手と張り合ったり競争しあったりする関係は、1つになりきれていない証明かもしれません。相手を自分のペースに巻き込もうとする自立した女性は、当たり前ですが努力しているし自ら行動を起こすパワーを持っています。それはつまり、自分のペースを持っていることの証明でもあるのですが、この自分のペースを恋愛にも持ち込み、相手を過剰に巻き込もうとすると失敗することがあります。たとえば土日ダラダラしたい彼に対して、無理やりジムとか外デートとか、自分が思う理想の過ごし方を強要するとか。こうしたお願いも1回2回なら可愛いものですが、それが毎日となると、男性としては息が詰まります。過去に聞いた話を1つご紹介します。同棲をきっかけに彼のダメな部分が目につくようになった彼女は、つい彼の日常に細かく口を出すようになったといいます。その結果、男性は家に寄り付かなくなり、結局喧嘩別れになったそうです。これはまだよくある別れで片付けられますが、こうしたケースでは、最悪の場合浮気に走ったりすることもあります。浮気をする男性も悪いのですが、自分が正しいと思いこみ、自分のペースに合わせろと他人に言い続ける方も、なかなか酷な要求をしているというもの。こうした相手を自分の意のままに動かそうとする衝動は、「自分も相手もペースがある」という双方を尊重する気持ちをもって関係を築ければ、少しずつ変わっていくものです。彼の希望や理想に耳を傾け、自分も彼も幸せになる道をちょっと考えてみましょう。お互い自立した関係を望み、踏み込ませないさきほど「パートナーシップは2人で1つの関係を築くこと」とお伝えしました。しかしこれって、やろうと思うとけっこう怖いものです。だってネガティブに捉えると、相手の失敗も自分ごととして受け入れなくてはいけない責任が生じるからです。結婚式でよく「病める時も健やかなる時も愛し合うことを誓いますか?」と聞かれますよね。これはつまり、どんな時も2人で1つを目指すのか、という確認をされているとも言えるのです。こうした今以上に親密な関係を目指そうと思うと、相手との心の距離はさらに近くなり、良い面も悪い面も見えてくるものです。それは自分のペースや自我を押し通せなくなることとイコールであるため、今まで心地よく自立していた女性は、深い親密関係を築くことを避け、相手と一定の距離を取るケースが発生します。たとえば、どんなに仲が良くても結婚を望まないとか、結婚しないにしても共同生活を望まないとかはその代表例です。結婚や共同生活をしないことで、距離が縮まってお互いがぶつかり合うことを事前に避けたり、破局の労力を軽くするメリットを見ていたりするのです。もちろん、全部を一緒にしろとは言いません。たとえば我が家の例でいえば、結婚はしましたが財産や財布はお互い別という切り分けを今もしており、ここにおいては「2人で1つ」を実践してはいません。ここで言いたいのは、親密になりすぎるのを怖がり、無意識で一線を引くことが自立した女性にはよくあるという話です。その線を少しずつでも薄くすることができると、いつもどこかのタイミングでつまずく恋愛関係が、ちょっとだけ変わるかもしれません。仕事や私生活は充実しているのに、恋愛だけがどうも苦手。そんな自立した女性が陥りやすい罠を3つご紹介しました。そもそも、努力して仕事や私生活を充実させていこうと頑張っている女性というのは、根底に素の自分への自己肯定感の低さや劣等感が隠れていたりします。自信のなさを努力でカバーするために、今の輝かしい結果があったりするんですね。そんながんばり屋の自分はぜひ認めてあげつつ、もう十分強いからこそ、弱さや素を出せるような取り組みができると、恋愛関係も変わっていけるかもしれません。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Milos Dimic/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©Goran13/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年05月19日結婚するなら、ずっと一緒に幸せに過ごせる相手を選びたいですよね。今回は、20代から30代が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた、結婚相手には絶対に選びたくない、結婚すると自分が不幸になりそうな男性の特徴についてご紹介します!女性約200人に聞いた!結婚したら「ダメ夫」になりそうな男性の特徴とは? 職場や友達など、周りの評価が高い素敵な男性だとしても、結婚後にいい夫になる保証はありませんよね。今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた、実は結婚したら「ダメ夫」になりそうな男性の特徴をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。 女性に対しての固定観念が強い「女はすべきじゃない、女は管理職に向いてないなど、何様かと思うような女性蔑視発言をする男性が社内にいて、この人とは『結婚したら絶対自分が不幸になるなー』と思ったことがある」(31歳・会社員)「『女の子は料理できてなんぼだよね~』と発言をしている人にドン引きしたと同時に、こういうタイプの人と結婚する女性は不幸になりそうだな、と感じた」(29歳・会社員)「女性はこうあるべき」という勝手な思い込みを周りにも押し付けてくるタイプの男性は、結婚後、「家事は女性がするもの」「女性は家を守るもの」など、妻を縛り付け自由を奪う夫になってしまう可能性を感じさせますよね。最近は、このような考え方はハラスメントととらえられるため、本当は思っていても表面的には隠している男性もいるのかも。相手が本音を話しやすいお酒の席などで、それとな〜く話題にしてみると、相手の本当の姿が見えてくるかもしれませんよ。お酒に飲まれる人「お酒に飲まれる人。記憶がなくなってしまう人は結婚後も大変だろうなと思う」(33歳・会社員)「お酒を飲むとキレる人は、結婚するとやばいと思う」(32歳・会社員)普段はどんなに優しい人でも、お酒を飲むと性格がガラッと変わる人、いますよね。ハッピーな方向に変わるタイプの相手なら良いかも知れませんが、怒ったりネガティブな方向に変わってしまう人は、禁酒を約束できない限り結婚後に波乱が待っていそうな予感…。結婚前に、相手の酔う傾向についてチェックしてみて損はないでしょう。すぐ不機嫌になる「以前付き合っていた彼が、ちょっとしたことですぐ不機嫌になる人でした。今思い返せば、付き合っているときはいつも機嫌をうかがうのにすごく疲れていました。ふと『この人と結婚したら毎日この人の機嫌に気を遣うのかな』と考えたら『無理!』と思い、結局別れを選びました」(35歳・会社員)さまざまな恋愛や結婚スタイルがある現代ではありますが、幸せな結婚生活を送りたいのであれば、同じ空間を長くシェアし続けられる相手でないと、なかなか難しいことも。ずっと一緒にいる相手の機嫌を常に気にして過ごすなんて相当なストレスになりそう。結婚相手には、自分の機嫌は自分でとれる男性を選びたいものですね。冷静に相手を見極めよう恋愛中は、つい相手が実際よりもよく見えたり、また嫌われたくないから無理して相手の機嫌をうかがってしまうこともあるかもしれません。しかし、結婚を考える相手であれば、一度冷静な目で相手を観察する時間を持つことも大切。時に結婚には勢いも大切ですが、少し距離を置いたり、周りの冷静な評価を聞いてみるなど、結婚前の下調べは慎重に行なったほうがよさそうです。©Prostock-Studio/Getty Images©Westend61/Getty Images文・オリ子
2022年05月17日現在大量発生中のレスなひとびと、いわゆる「レスびと」の相談内容を、TVや雑誌など多くの媒体で活躍中の、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さんにうかがいます。セックスレス、恋愛レスと、レスにもいろいろある。今回は、2年前、コロナ禍を理由に挙式をせずに結婚した33歳男性。最近、妻から本当は式を挙げたかったと泣かれて…。三松先生が、このようなケースの「正解」を教えてくれます!アキト(33歳)コロナを言い訳に、結婚式レスでラッキー!と思っていたら、いまさら泣かれる【レスなひとびと】vol. 157「やっぱり結婚式、挙げたかったし。まわりの子は、みんなしてたのに」コロナによる結婚式中止から、2年。いつものように夕飯を終え、ふたり仲良くソファで缶チュー晩酌をしていたときだった。もともと目立つことや、人付き合いが得意じゃないアキト。七海に言ってはいないが、結婚式中止はむしろラッキーだと思っていた。そりゃあ、打ち合わせや準備にかけた時間や、10%のキャンセル料は痛かったけど。使わなかったお金で、家具はだいぶいいものを揃えられたし、貯金にもなった。そもそも七海だって納得していたはずだ。「わたしたちの結婚式で、もし陽性者が出て、万が一のことがあったら罪悪感でいっぱいの思い出になっちゃうよね」と。だから2年後の今になって、まさか「挙げたかった」なんて言われると思わなかった。ふたりで納得して、中止を決めたはずなのに。反論したい気持ちをぐっとこらえて、七海の肩を抱き寄せる。「だよな。コロナのせいで、ほんと残念だったよな」とりあえず寄り添って慰めて、ベッドでエッチして、寝かせちゃおう。七海とはとても仲がいいけれど、彼女は眠いと悲観的になるタイプ。今日も、仕事が忙しかったと聞いたし、きっと眠いのだろう。「ベッドでゆっくりしよう」と肩を抱いたまま、一緒に立ち上がろうとしたそのとき。「アキトはいっつもそうじゃん。コロナコロナって、すぐ仕方ないことにしちゃってさ。ほんとは式、やりたくなかったんでしょ」「いや、そんなこと」「アキトがなんとなく億劫そうだから、もう一度式の予定立てようよって、言い出せなかった。友達の結婚式に行く話をするたびに、自分たちの話になったら嫌だからって、すぐ話題変えようとするし。ひどいよ、ずっと憧れだったのに。アキトのせいでできなくて」え、俺のせい?しかも憧れだったなんて、聞いてないよ。ソファに座ったまま、泣き始めてしまった七海。うまくごまかせそうにない。今さら何を言うんだ…と思うけど、それを言ったら100%怒られる。ここでの正解って、なに?明日は仕事で朝も早いし、ああもう、おれだけがガマンすればいいの。この事態、どう収めるよ。【三松さんからのコメント】この2年間で増えた「結婚式しなくても愛は不滅だ問題」。結婚前のカップルにとってもたいへんな2年間でした。「今さら」とアキトさんは言いますが。七海さんは、ずっともやもやしたものを抱えていたのでしょう。友人の結婚式に行ったり、SNSでステキなドレスを見たりするたびになんだか胸がざわついて、苦しくなり、それがついに爆発してしまった。オンナ心あるある。また、当時は七海さん自身も、自分の結婚への夢がここまでのものと、気づけていなかったのかもしれません。結婚式は、なにも新婚カップルだけがするものではありません。結婚から数年経って、「あらためまして」な結婚式をしたっていいのです。もちろん節約して小さめバージョンで親と親友だけ呼ぶ的なものでも充分。私など、3回も結婚式をしたうえに、旅行するたびにカジュアル版ウエディングドレスを持参して、”なんちゃって結婚式”の写真を撮るという強欲なバブル女でございます。世の中の状況、お金、お互いの家族の事情、子どものこと。結婚式にはさまざまなことが絡んできます。入籍の時だけがベストタイミングではありません。いつどこでどんなスタイルでしてもよし。なんにせよ、不満が出たときにはぐらかしてしまうのはよくない。大事な話をしている途中で、エッチに持ち込むのもNG。「ないがしろにされた」と感じてしまうでしょう。アキトさん、この際「人付き合いが苦手」でも「両親がちょっと面倒なタイプ」でも逃げてはいかん。「七海の本当の気持ちが知りたい」と伝え、七海さんが何にすねているか、何に憧れているのか、一度ゆっくり話し合うこと。「両親に感謝を伝えたい」ならば、一緒に旅行するのもいいでしょう。「ドレスを着て写真を撮りたい」ならば、フォトウェディングだっていいでしょう。そのとき感じていることを伝え合い、すりあわせていくのが、うまくいく夫婦の条件です。「新宿地下街にお安いロングドレス売ってるお店あるよ。白いドレスとスーツで、花束持って新緑の公園を歩いてみよ。周りにおめでとうって声かけてもらえるから」三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。©Zinkevych/Gettyimages文・三松真由美
2022年05月12日人見知りって、ネガティブな言葉として多くの人が使いますよね。確かに人とのコミュニケーションが苦手だと、それだけで恋愛では損をすることも多いのかもしれません。でも、実はその性格にも良さがあります。今日は人見知り女性が性格を受け入れ、より軽やかに恋愛をするための3つのステップをご紹介します。人見知りの恋愛苦手女性が、心を軽やかにして恋愛する3つのステップ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 171人見知りは恋愛に不利である。多くの人がそう思っていることでしょう。実は人見知りという性格には、良い面もあるんです。もし自分が人見知りで恋愛においてすごく苦労するタイプという自覚があれば、今日はそれを生かして恋愛をするためのヒントをご紹介します。3つのステップに分けて解説しているので、ぜひできるところから生活に取り入れてみてください。ステップ1:人見知りの良さを考えてみる人見知りはネガティブな意味で使われるものですが、根っこをたどると人を安易に信頼したり距離を縮めないことで自分を守る、防衛行動の1つだったりします。つまり、人見知りという性格には、れっきとしたメリットも存在するんですね。最初のステップでは、ぜひ普段は光の当たりにくい人見知りの良さについて、考えてみてください。筆者が思う恋愛においての人見知りのメリットは、おもに2つあると思っています。相手を慎重に見られる恋愛しようと思ったとき、人見知りをする人の多くは、その分相手を慎重に見ることができます。思いつきやひと目惚れといった衝動的な行動で恋を進めたりはしないのです。つまり、相手を慎重に見て、自分に合うかを見定められる冷静さが備わっているということ。勢いがないことばかりに目が行きがちですが、恋愛における慎重さはとても大事な能力でもあります。心が通じた時は深さがある慎重に相手を見るタイプが「あ、この人合う」と感じたとき、きっと急激な信頼や分かり合えた感覚が生まれるのではないでしょうか。これはノリや勢いで関係を築く人には、なかなか味わえない感覚です。人見知りで人と仲良くなるのは時間がかかるけれど、同時に狭い人間関係でも深さを築くのが人見知りの人は得意だったりします。こうして2つのメリットを出してみましたが、人見知りといっても人それぞれタイプは異なるでしょう。ぜひご自身の性格が持つメリットを出してみて、そして認めてあげてください。ステップ2:人見知りで損をした経験を振り返って許す人見知りは恋愛で損だと思い込んでいる人の過去には、そもそも人見知りで損をした経験があるものです。たとえば好きな人に自分から近づけずにチャンスを逃したとか。自分から行動できなくて恥ずかしい思いをしたことがあるとか。何かしら人見知りによって失敗した経験はありませんか。ステップ2では、こうした過去の経験を思い出し、そしてその時あった失敗や逃した機会を許す工程を踏みます。どんな過去も事実を変えることはできませんが、その時の感情を許し、上書きすることはいくらでもできます。過去の失敗感情を抱えていることは、いわば“過去に囚われている”状態といえます。過去に囚われていると、この先同じようなシチュエーションが起こったら「また失敗するかも」という恐怖心が襲ったり、「どうせうまくいかないはず」といった逃避の気持ちがムクムクと湧き上がったりするものです。これでは、この先の未来がいい方向に変わる可能性が小さくなってしまいます。だからこそ、自分の中に残るネガティブな経験からくる感情に気づき、「その時はそうだったね。自分も失敗しちゃったよね」と軽やかに思えるくらいに、経験や感情を許してあげてほしいのです。ステップ3:今から1つだけ変えることを決める人見知りであることを認め、そして過去の失敗を許したら、最後にやってほしいのは「今から1つだけ変えること」を決めることです。もちろんガッツがあれば2つ3つと決めてもいいですが、たくさん決めるほどハードルが上がり困難になりますので、最初は1つでOKです。この1つを決めるポイントは、人見知りというくくりの中でも、“自分にとって明らかに損につながる振る舞い”から決めてみてください。たとえば、人見知りゆえに人からグイグイ来ると逆に拒めないタイプなら、「嫌な人にはNOと言う」を1つだけの決めることとします。他にも、過去にいいなと思った人に自分から行けずに失敗した過去を持つなら「男女限らずいいなと思った相手には勇気を出して自分から話しかける」とするのも良いでしょう。決めることはたった1つでいいんです。そして決めた1つのことが実行できた日には、自分で自分をしっかり褒めてあげてください。こうすることで、自分に対する自信も上書きされ、人見知りという性格とさらにうまく付き合うことができていきます。数年前、ある芸能人が「人見知りは甘えである」なんてメディアで発言し、多くの人の賛否を巻き起こしたことがありました。私個人としては「人見知りを人見知りのままにしておくのは甘えかもしれないけれど、それを受け入れると素敵な才能になる」と思っています。どんな性格にも表の長所と裏の短所があります。だからこそ、恋愛シーンだと緊張しすぎるとか、男性と話すのが苦手といった裏側ばかりを見るのではなく、そこで得られる良さにも光を当ててみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©mapodile/Gettyimages©Sean Malyon/Gettyimages©Letizia McCall/Gettyimages©Dmitry Ageev / EyeEm/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年05月12日将来幸せな結婚をするためにも、いい夫になりそうな男性の特徴を知っておきたいという人もいるでしょう。一緒にいて居心地のいい相手を見つけることができたら、いつまでも一緒にいられる可能性も高くなるはず。そこで今回は、女性たちに聞いた「居心地がいい夫」になる男性の特徴をご紹介します。「生活力」がある「私の夫は基本的に一人でなんでもできちゃう人なので、本当に楽ですね。全部やってあげなきゃいけないような人は私には絶対に合わないので、いい人を見つけました」(30代・女性・出版)ひと通りの家事ができるとか、一人でもきちんと暮らしていけるなど、最低限の生活力がある男性かどうかというのは、結婚相手を見極めるうえで重要なポイントとなるようです。結婚後は生活を共にすることになるので、お互いに精神的に自立していて、自分のことは自分でできる状態にあると、どちらかの重荷になるようなことがなく、一緒にいるのが楽なのでしょう。「聞く耳」を持っている「ちゃんと話を聞いてくれる人だと、それだけですごく安心できます。話を聞いてもらえるだけでも、私のこともしっかりと考えてくれているんだなっていうのが伝わってきますね」(20代・女性・販売)安定した結婚生活を送るうえで、コミュニケーションは絶対に欠かせないもの。お互いに言いたいことを言い合えて、相手の意見にきちんと耳を傾けられたら、すれ違いやズレは生じにくくなるはずです。また、あなたの考えを頭ごなしに否定せずに、まずは尊重しようとしてくれる男性となら、いつまでも居心地の良い関係でいられるでしょう。ほどよく「放置してくれる」「窮屈さを感じるような結婚生活は地獄だと思うので、何かと自由にさせてくれる男性と結婚したいなと思っています。それは付き合っている段階から重視している部分かもしれません」(30代・女性・IT)束縛や干渉をされると窮屈さを感じ、ずっと一緒にいるのは難しいと思う人もいるはず。ほどよい距離感を保ちつつ、お互いにお互いのやりたいことをする時間があれば、そういった息苦しさは感じなくてすむのかもしれません。また、二人の間に信頼や絆がしっかりとあるからこそ、お互いに自由な時間を持てるのでしょう。「対等」でいられる「どっちが上とか下とかになるのは嫌なので、常に同じ目線でいたいです。結婚して長く一緒にいるためには、そこは欠かせないポイントだと思います」(20代・女性・アパレル)居心地の良さを感じる一番のポイントとも言えるのが、二人の関係が対等であることではないでしょうか。一方的ではなく、いつも二人で意見を出し合えたら、どちらかだけに不満が溜まっていくようなこともないでしょう。自分のことばかりではなく、あなたのことも考えてくれているかどうかは、何気ない行動からも見て取れるはずなので、彼の行動に思いやりがあるか、上から目線になっていないかは、交際時からチェックしておくといいかもしれません。お互いが居心地のいい関係性を築いていくことができたら、最高のパートナーになっていくはずです。そのためにも、お互いにきちんと思いやりを持った言動をすることは、幸せな結婚生活を送るうえで絶対に欠かせないポイントとなるでしょう。©nd3000/gettyimages©Zorica Nastasic/gettyimages文・山田周平
2022年05月08日結婚してみたら、想像以上に大変なことが多かった…という声をよく耳にします。特にあるあるなのが、義母との関係性。義母との関係に悩んでいる既婚女性は多いですが、大切な夫の母親だからこそ、なるべく良い関係を築きたいですよね。ところが姑からの心無い一言に、うっぷんが溜まってしまうことも…。今回は、既婚女性に「怒りに震えた義母からの無神経な発言」を教えてもらいました。予告なしでいきなり家に来る義母「夫の実家は静岡なんですが、義母が時々気分転換に東京に遊びにくることがあるんです。それはいいのですが、問題は予告なしでいきなり上京してくること。仕事中にふとLINEを見たら、『もうすぐ東京駅です。着いたら家に向かいます』という一方的で強引な連絡が入っていることもしょっちゅう。その度に元々の予定をキャンセルして、急いで家に帰って掃除して、義母を迎え入れて…ということを繰り返しているのですが、もう限界。予告なしでいきなりうちに来るのは本当にやめてほしいです」(久美/33歳)こちらの予定はお構いなしで、強引に自分の都合を押し付けてくる義母は多いそうです。その他にも、「義母から頻繁に呼び出されて困っている」という人も…。日中は仕事をしている身からしたら、突然家に来ると言われても困惑してしまいますよね。これには同情と共感の声が多数集まりそうです。SNSを見て手料理に口出しする義母「私は時々、Instagramのストーリーに手料理の写真を載せることがあるんですが、義母は私をフォローしているので、それを見ているんです。時々DMが来て、『今日もまたカレーなんですね(笑)』とか『野菜ももっと食べましょう!』などと送ってくるので、叫びそうになります。もしかしたら息子の健康を気遣って口出ししてきているのかもしれませんが、放っておいてほしいです」(優子/32歳)息子の妻の料理や家事に何かと口出ししてくる義母も、厄介です。そこにはもしかしたら自分の息子を気遣う気持ちが隠されているのかもしれませんが、一緒に暮らしているわけでもないのに余計なお世話ですよね。ちなみに義母とSNSがつながっていることで窮屈な思いをしているという話もよく聞くので、できれば、ある程度の距離を保つ方が賢明かもしれません。他の妻と比較する義母「夫には弟がいるんですが、姑はどうやら私より、義弟の妻の方が気に入っているみたいです。彼女は義母の言うことをなんでも聞くけれど、私は少し気が強いところがあるので。でも一度、私が意見をはっきり言ったら、『〇〇さん(義弟の妻)の方が素直で可愛いわ』と言われて、怒りに震えました。きょうだいの妻と比較するなんてひどいですよね」(奈緒/33歳)義母との間で、性格の不一致から馬が合わない…というのはよくあることですが、いくら気に入らないからといって、きょうだいの妻と比較されたらたまったものではありません。息子である夫がなだめてくれたり、間に入ってくれたりすればまだ良いのですが、「夫は見て見ぬふりをしてばかり!」というストレスを抱える妻も多いようです。以上、妻たちが怒りに震えたという「義母の無神経な発言」を3つ紹介しました。血のつながった親子ではないので、不満が生まれるとどうしてもしこりが残りやすいです。鍵となるのは、夫の存在かもしれません。現実はそう簡単ではないかもしれませんが、義母との問題が深刻化する前に、夫に本音を伝え、一緒に解決できるような夫婦関係が理想ですね。©playb/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Jose Luis Raota / EyeEm/Gettyimages文・小泉 幸
2022年05月07日ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。彼や夫の不満、悩みを恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松先生が解決!元カノにハートマーク付きLINEを送る彼【レスなひとびと番外編】vol. 31ananwebのインスタグラムでリサーチしたお悩みの数々、彼氏の態度が冷たい、夫と一緒にいてもワクワクしない、など恋と結婚に関する悩みが延々と続いています。特にネットでやりとりが当たり前の時代になってからは、浮気発覚で修羅場になる案件が多く。スマホでお外の彼(彼女)に連絡を取りやすくなったのはいいけれど、バレ確率も比例して上昇。スマホがない時代ってどうやって浮気相手にメッセージ送ってたのか、ちょっと思い出してみました。会社の廊下ですれ違いざまにメモ渡す。公衆電話から相手の固定電話にかける。しかし相手の妻に聞かれるとまずいので、時間指定して相手が電話の前で待ち構える。二人だけの暗号を準備し、周囲に見つからないよう交信…。いやはや、浮気するには汗をかく必要があったのですよ。浮気性男女にとってはネット万歳、スマホ万歳ですが、結果、いらぬ心配も増えたってことです。「彼が元カノの誕生日にハート付きで、おめでとうメッセージ送ってた。今まで自分には使われたことないのに。それと、元カノの連絡先もやり取りも消したって言ったのに消してなかった。信じていいのか、この人で良いのか不安になる」元カノとほんとうにキレイさっぱり切れてるのか問題。世の女性のモヤモヤ感を掻き立てるシビアな問題になっています。とは言え、元カノのことなんてまったく気にならない女性もいるわけでして。気にする性格、気にしない性格に分かれるんだから、しょうがないじゃないと言えばそれまでです。性格だからしょうがないよで終わらせず、より快適な関係にするために良き方向に向いてもらいたいと導くのが私のお仕事。相談者さんのように「このひとでいいのか不安です」と怯えるタイプのかたは、一人で怯えず、彼に率直に不安なことを確認してみるのが一番です。疑心暗鬼状態の女の顔は、字のごとく鬼みたいに怖くてきっついお顔になってるはず。眉の間に縦じわ。目はになっている。彼だってそんな彼女には癒やされない。彼と話そう。今すぐに。「なぜ、ハート付きのメッセージを元カノに送るのか。未練があるのか。なぜ、私にはハートのメッセージくれたことがないのか。元カノの連絡先、私の目の前で消去してほしい…」あららら?彼の思いを確認するための言葉にしてみると、なんだか束縛系の暗めでイヤーなタイプの女って感じに見えてきましたよ。ちゅうか、なぜに彼がハートメッセージを元カノに送ったことを知っている?スマホのロックはずして覗いたのか。彼のお気軽な行動は、本命彼女にとっては不安の種だけど。彼がまったく深い意味はなく、友達として「おめでと」送ってるかもしんないでしょ。相談者さんの不安な気持ちは、ご自分の自信のなさにも直結します。彼は私のことをマジで大事にしてくれている、私は彼のベストワン!と確固たる自信があれば、元カノにメールしようが、連絡先残してようが気にはならないわけでして。となると、彼に確認しなくてはならないことは、「わたしのことをベストワンに愛していますか」の一点集中です。「もちろん愛してる」とギューしてくれれば、信じてついてゆく。口先だけで「あったりまえだよー」と言いながら複数女性にハートメッセージを送る男性もいるけれど、そんな薄っぺらい男性ならお付き合いを継続するだけ損です。時間の無駄。いらぬ心配を何年も続けて、不安と思いながら過ごしたあげく「俺っち、元カノとより戻ったから別れてほしい」と言われた日にゃあ、ぶん殴りたくなりますぜ。自分はセカンド女、保険女、セフレステイタス女なのかを即刻確認しなくてはいけません!あっ、彼のスマホ毎日覗いたり、疑心暗鬼顔続ける女は、この先ふられる可能性を秘めているので、そこは改善せよです。三松真由美恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。『妻で母ですが、女性風俗にハマりました』(KADOKAWA)好評発売中。©Westend61/Gettyimages文・三松真由美
2022年05月05日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚