近年明るみになることも増えた不倫問題。できれば自分の夫となる人には、こういった問題に足を踏み入れてほしくないですよね。今回は不倫に走る可能性の高い男性に共通する、5つの性格をご紹介します。あなたの彼が該当していないか、チェックしてみましょう。その男はやめておけ!将来不倫する可能性の高い男性の共通項【おおしまりえの恋愛道場】vol. 170愛し合って結婚したのに、気づいたら不倫をされていた。こんな悲しみの沼にハマってしまう妻って、実はけっこういたりします。不倫発覚後に離婚するかしないかは置いておいて、結婚前の女性なら、相手選びの段階でこうした男性は避けたいものです。今回は不倫に手をだしやすい男性に共通する性格を5つご紹介します。ぜひ今付き合っている彼が該当しているか、考えてみましょう。モテることで男性としての価値をはかる男性は誰しも「モテる」という言葉に弱い生き物です。生存本能なのかヒーロー願望なのかは定かではありませんが、いくつになってもたくさんの人から「すごい」と言われてモテたいと思うのが男性の根っこにはあったりします。しかしこのモテたい願望が強すぎると、結婚後も不倫に走りやすくなります。なぜなら、モテることで嬉しくなり、自分をチヤホヤしてくれる相手に常になびき続けるからです。モテること、モテを望むこと自体は悪いことではありません。ただ、あなたの彼はモテるとすぐ調子に乗ったり、相手を好きになってしまったりするタイプではないか、きちんと見定めましょう。女性にホメられると過剰に舞い上がるおもに40歳前後の男性にある話ですが、急に人生で何かのきっかけでモテ期がきてしまい、今まで女性慣れしていなかったから、舞い上がってそのまま不倫を始めるケースを一定数見聞きしたことがあります。彼らの場合、ベースとして女性経験が極端に乏しかったり、異性から本当はモテたいけれどモテた経験がないといった劣等感を抱えていたりします。こうした過剰な女性不慣れを抱え、フツフツとモテ願望を募らせて年齢を重ねると、ある時突然恋愛欲や性欲が爆発し、不倫に走ったりするケースがあるのです。ちなみに変化球として、浮気ではないけれど、40代前後でキャバクラなどの夜のお店に突如ハマる男性もいます。恋愛に不慣れかどうかは変えることができませんが、男性としての願望をわかってあげること、そして彼の価値はモテ以外にも十分あることを、パートナーであるあなたが時間をかけて教えてあげるだけで、このケースの不倫は回避できたりもします。不満や問題に向き合う力が極端に低い恋愛や夫婦生活をおくっていたら、意見のぶつかり合いやすれ違いが起きたりすることもあります。こうしたとき、健全なカップルや夫婦の場合は、お互いの気持ちと希望を出し合い、2人が納得できる結論を導き出そうと努力して歩み寄りをするものです。しかし、男性の中には、こうした話し合いや向き合う機会が嫌すぎて、極端に問題から逃げる人もいます。また逃げないまでも、なあなあにしてスルーし続ける人がいます。こうした問題逃避力が高いと、将来結婚して夫婦になったとしても、何か問題が起きたらパートナーと向き合うことをせず、何なら問題が起きないようなライトな関係、つまり浮気や不倫といった都合の良い関係に走ってしまう可能性もあります。1.2人の面倒事に向き合いたくない2.面倒が起きると逃げて別の都合のいい相手を見つけて安心する3.その相手と面倒事が起きる4.また逃げて都合の良い相手を探す…。このようなループにハマる男性がいるのです。こうした性格は、交際中から話し合いで何かを決める場面を通っていれば、ある程度推測ができるかもしれません。彼がこのタイプに当てはまるなと思ったら、話し合いが本当にできない相手なのかどうか、早めに見定められると安心です。女性の価値を若さや従順さに置いている「女性は若くて明るくて、なんでもハイハイ言ってくれる素直な人がいい」ひと昔前にはこんな好みが男性の口から当たり前に語られていた頃がありました。今そんなことを堂々と言ったらいろんな人からぶっ叩かれそうなものですが、未だに女性の価値は若さや従順さや素直さだと思っている男性が一部にはいたりします。こうした男性とあなたが付き合って結婚した場合、男性は年齢とともに若さを失い、どんどん経験値を高めるあなたに、魅力を感じなくなるかもしれません。そうして、次の若くて従順で何でも素直な女性を探し、不倫相手に選んだりもします。他人の価値観というのは変えられませんから、こうなる前に相手の好みがいかに歪んでいるか気づくことが大切です。例えば彼との恋愛中、自分の意見をハッキリ言うと、彼は不機嫌になったりしませんか。はたまた、何か自発的に行動を起こそうとすると「俺についてくればいいんだよ」と、支配するような態度はないでしょうか。こうした違和感があれば、結婚する前により確かめた方がいいでしょう。彼の中で凝り固まった女性像があり、それをあなたに当てはめているかもしれません。寂しがりでかまってちゃん気質が強い最後にご紹介するのは、ズバリ寂しがりやでかまってちゃんな男性です。こうした元来の性格が強くあると、結婚して恋愛モードが生活モードになると、自分にかまってくれなくなった妻に寂しさを感じ、満たしてくれる彼女を探し始めたりします。都合の良い話ですが、このタイプの男性は手っ取り早く寂しさを埋めたいし、自分の価値を肯定してほしいといつも望んでいます。つまり、妻との関係を改善させて満たそうとは考えません。いつまでも恋愛モードを楽しみながら、都合よく自分を満たせれば良いと思っているのです。ここまで、将来不倫に走る可能性の高い男性のタイプを5つご紹介しました。人の性格は多面体と言われていますから、これらの性格が彼にあてはまるからといって、必ず将来黒だとは言いません。しかしご紹介した気質が強ければ強いほど、道を踏み外す可能性が高まることは、覚えておいてほしいです。もしご自身の彼が今回ご紹介した性格を強く持っていそうだなと思ったら、一度しっかりと確認すること。その上で、あなたとの対話の中で、解消できそうかどうか、しっかり判断してから次のステップに進むことをオススメします。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Photodjo/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Simon Ritzmann/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年05月05日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、自称開業医の既婚男性と不倫中の45歳独身女性。「離婚してもいい」と言う彼を信じていいのか…。佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「婚活アプリで既婚の開業医(?)に騙されました」【クラブ佑雪】vol. 240お付き合いしております男性についてご相談させてください。彼は7歳上の開業医です。婚活アプリで知り合い1年3か月になります。お付き合いを重ねても、彼の自宅に招待されることはなく、デートは食事をしてホテルで過ごすことがほとんどでした。不安になり最近本人に確かめたところ、「まだ籍が入っている」「実際は独身と同じで離婚してもいい」「未来はわからない」と言います。しかし、お付き合いのなかで「株価が戻ったら、プレゼントしてあげる」「コロナが終わったら、学会に連れていってあげる」等のタラレバが度々あり、全部ではありませんが、実現しないことがあります。残念ながら、形のあるプレゼントはもらったことがありませんし、私を迎えに来てくれたこともありません。家同士の中間か、彼が住む市に私が出かけています。「離婚するかもしれない」とのタラレバを本気にしていいものでしょうか?私は仕事を辞め、今は就活中です。「僕が雇ってあげる」とLINEが来ましたので、「これは永久就職ですか? それとも愛人として?」と返しました。株価の話と「気にしないで」との返事でした。「がっかりです。悲しいです」とさらに送ると「本当に雇うかもしれないよ」と送ってきました。私は彼のことが大好きで、一緒になりたいと思っています。反面、外泊をしない、夕方には帰宅する彼を見ていると、可能性は低いのかなぁと感じます。人生経験豊富なママに客観的アドバイスをお願い申し上げます。(みのり48歳未婚休職中)もう騙されるの、やめませんか?答えは、もうご自身のなかで出てますよね?「もう騙されない…! 出会い系アプリで『絶対に確認すべき』ポイント7つ #188」(※)をはじめ、こちらの連載でも何度か嘘つき男の見極め方についても書かせていただいているはずですが、マッチングアプリでは嘘つき既婚者が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しています。通常であれば以下、7項目をチェックすれば、ほぼほぼわかるかなとは思います。1.職場の名刺をもらう。2.名刺の記載が事実か裏をとる。3.最初のエッチはホテルじゃなく、彼の自宅で。※親と同居してるから、というのは既婚者や彼女がいる可能性あり。4.エッチは彼の友人や家族と会ってから。5.土日や長期休暇にLINEの返しがあるかチェック。6.土日や長期休暇にデートできるかチェック。7.会えない理由が家族の急な病気、会社の倒産、転勤などは要注意。当人が「医師である」と申告している場合はプラス、厚生労働省による「医師等資格確認検索」のオンラインページで、彼が本物の医師であるかどうかをチェックする必要があります。彼、本当に医師ですか? 彼との結婚を望む前に、それを調べるべきかと存じますが。今回の彼は途中で既婚者であることを白状している分、まだマシなのかなって勘違いしちゃいますが、彼の場合はきっと、嘘つくより本当のこと言っちゃった方が楽だから既婚を認めたんでしょうね。でもね、わたくしの予想ですが「実際は独身と同じで離婚してもいい」っていうこのセリフ、リアルな中身はごはんつくってもらって、洗濯も掃除もしてもらって、生活全般的にパートナーにケアしてもらって、単にセックスしてないか、回数が少ないだけでちゃんとやってるかどっちかっていう、その程度だと思いますよ。全然、幸せなんじゃないの?あと「形のあるプレゼントはもらったことがありませんし、私を迎えに来てくれたこともありません」って部分だけど、形あるプレゼントをくれるとか、お迎えに来てくれるとか、お姫さま扱いされたら、それは嬉しいかもしれないけど、これを男性の本気度だと捉えたり、求めたりするのは違うのかなとは思います。というか、もし、本気で彼を奪いに行きたいのであれば、作戦が違うのかなと。そういう何もしないタイプで、まして、50代の開業医というのが本当であれば、子どもの頃からお殿さまのように育てられてきた可能性が高いので、「私をお姫さまにして!」ってやるより、“異様に気がつくお世話係”になりきって、彼を自分に依存させた方がいいんじゃないかしら。わたくしならば、そうします!てか、その前に、彼が既婚者って判明した時点で別れますけどね。なんなら、民事で「独身だと信じていたのに騙されました!」って訴訟起こしたっていいくらいな話なんですが、それを何もせず、結局許して付き合い続ける時点で、彼から「ちょろい」認定されてますよ。今後も甘いタラレバ話を囁いて、ご相談者さまを引き留めて、結局は何もしないんじゃない? もちろん、離婚なんてもってのほか。まあ、そのまま愛人続けるのももったいないから、今、休職中なら雇用してもらって保険とかそういうのもつけてもらって、お給料もらったらいいのでは? そういう開業医、経営者、たくさんいますからね(笑)。まあ、彼が本物の開業医であれば、ですけどね!彼にいいようにされちゃってますが、48歳。いい年齢です。そろそろ、その程度の嘘しか言えないお相手のことなんか、もっと手玉にとって操れるよう頑張りましょう!腹を決めれば、できますよ!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©fizkes/Gettyimages占い・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年05月02日楽しみにしていた初デートなのに、完全割り勘にされてテンションが下がった。こんな話をよく聞きます。でもそれ、本当に萎えるべきポイントだったのでしょうか。恋愛の常識は、時代とともに変化しています。表面的な行為(ここでは奢るという行動)にばかり目を向けていると、知らぬ間にあなたは今どきの男女の価値観についていけない、“恋愛弱者”になっているかもしれません。奢られないのは魅力がないから?女性が思い込むとドツボにハマる恋愛の古い常識【おおしまりえの恋愛道場】vol. 169恋愛には、昔からいろいろと“セオリー”があると言われています。たとえば、「奢り奢られ問題」とか「デートはどっちから誘うべきか論」とか。でもこうしたセオリーを信じれば信じるほど、実は恋愛はがんじがらめになってやりにくくなります。なぜなら、時代はつねに流れていき、当たり前だった常識は古いものとなっているからです。今回はそんな、信じていると損をする、恋愛のちょっと古い常識についてご紹介します。男性が全額奢るべき!が古い理由冒頭でも少し触れましたが、常に多くの論争を生むのが「奢り・奢られ問題」です。「初デートは全額男性が奢るべきだ」といった主張を女性がしようものなら、今や多くの反論の声が生まれます。とはいえ、女性の中には、「できれば奢ってもらいたい」「奢ってほしいとまでは言わないけれど、支払時にヤキモキするのが苦痛」といった声があるのも事実です。そもそも、支払にこうした気まずさがつきまとうのはなぜなのでしょう。理由の1つは、「奢られること=女性にそれだけの価値がある」という常識がひと昔前にはあったからです。つまり、支払を要求されるということは、その女性と過ごした時間にはお金を払われる価値がなかった=その女性に価値がない、ということの置き換えだったのです。しかし、この理論は男女がフラットに付き合う時代においては、とても古い考え方といえます。だって私たちは今、男性から一方的に価値を判断される恋愛関係を望んでいませんよね。そもそも対等な恋愛関係を築きたいなら、お互いが楽しかった時間や相手に対して金銭を払っていいはずですし、そう考える男性ほど、奢るという行為にとらわれなくなっているように思います。こうした常識をアップデートするときは、奢る奢られるといった行為に着目するよりも、「自分の価値=相手に払ってもらった金額」ではないという思い込みの構図を知るところから手放していけたらいいでしょう。デートの誘いや告白は女性が待つ姿勢は損をする「デートは男性から誘うべき」「告白は男性からしてほしい」こう思うのは自由ですが、女性が受け身すぎる恋愛は古い常識になりつつあります。現在、婚活をしている人たちは、複数人とのデートを並行しながら1人を選ぶというのが一般的な行動パターンになりつつあります。つまり、いい人ほど競争もスピード感も早い状況があるわけです。そんな中で、女性が「私は自分から誘う女じゃありません」とガンとして受け身姿勢で待っていると、相手はどんどん積極的な女性や出逢いに押されてしまうのです。なにも全員に対して積極的に動いてほしいわけじゃないんです。ただ「女性は誘われてなんぼ」という昔ながらのセオリーは、現代の恋愛においてはすごく損であることは理解してほしいのです。そもそも、男性から誘ってほしいという主張は、古い常識なだけでなく、自分から動かなくていいというリスク回避や怠慢の思考でもあります。本当にいいなと思った相手には、勇気を出して自分から相手との距離を縮めていけたほうが、相手にとってもより柔軟で魅力的な女性に映ることでしょう。デートは3回という神話は性格次第デートは3回目で告白するものだ。これってある程度理にかなっている話ですが、最近は3回目という数字にとにかく縛られている人も多いように思います。そもそも、なぜ3回目なのかというと、それぞれのデートに役目があるからです。1回目:初対面の相性判断2回目:相手をより知る3回目:答えを出すこんなステップを各デートで踏めると、スムーズにいけば3回目に告白ができるわけです。しかし、これを見て多くの人は思うでしょう。「相手を知る場面が少なすぎない?」と。そうなんです!実はデート3回って、かなりハイスピードで関係が進んだ場合の回数と言えるんです。たとえば相手とゆっくり距離を縮めたいタイプとか、恋愛に不慣れでコミュニケーションを取るのに労力するタイプは、3回では明らかに足りません。逆に言えば、ひと目惚れから付き合うことが多いタイプは3回も必要なかったりします。デート3回の根本的な理由を知っていれば、独り歩きした数字の常識にとらわれる必要がないことがわかると思います。もしご自身がゆっくり相手を知りたいタイプであるならば、2回目のデート時に「私はゆっくり人と距離を縮めたいタイプ」といった気遣いの言葉を伝えてあげればOKです。男女どちらも3回神話にとらわれているケースもありますから、自分から積極的にほぐしていければ、きっと2人にとって最適なタイミングで次のステップは訪れるでしょう。3つの古い常識をアップデートできたでしょうか。私たちの中には、恋愛に対する「こうあるべき」と「こうでありたい」が混ざっています。こうでありたいは希望ですから否定しませんが、気づかぬうちにいろんなこうあるべきを抱えていると、恋愛のチャンスは逃しやすくなってしまいます。年齢や時代が変われば、人は変わっていく。それを頭の片隅に置き、ぜひ自分らしい希望を持って、恋愛をスタートできるといいですね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©megaflopp/Gettyimages©ONOKY – Julien de Wilde/Gettyimages©Catherine Delahaye/Gettyimages©sakkmesterke/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年04月28日素敵な男性と付き合えたら、次は結婚を視野に入れるという人も多いのではないでしょうか?しかし、結婚したからといって、全ての男性がひたむきに妻を愛してくれるとは限らないようです。そこで今回は、「結婚後に妻を大事にする男性の特徴」について女性たちに話をうかがいました。真面目な性格「仕事はもちろんプライベートにも理解があり、何事にも真剣に向きあってくれる人とは結婚してもうまくいくと思います。それに、そういった男性となら困難に直面したときも、一緒に乗り越えていけそうな気がしますね」(Nさん・37歳女性)何に対しても真面目に取り組む男性は、妻に対しても誠意をもって接してくれるのかもしれません。また、そういった男性は夫婦間にトラブルが発生したときも、問題に対し真剣に向き合ってくれそうですね。自分の考えを押しつけない「自分の考えを持つことも大事だと思うのですが、結婚するなら自分の考えばかりを押しつけない人がいいなって思いますね。付き合っているときと違って、結婚生活となると何十年も続くので、自分のことを肯定してくれる男性と一緒にいたいなと思います」(Hさん・31歳女性)自分の考えを持っている人は、周りから見て魅力的ですよね。しかし、自分の意見が強すぎる人とずっと一緒にいるとなると、疲れてしまうこともあるでしょう。自分を持ちつつ、相手に自分の考えを強要してこないような男性となら、お互いの意見を尊重し合う結婚生活が送れるはずですよ。好奇心がある「結婚生活を続けていくためには、お互いに価値観の違いを受け入れることが必要です。好奇心がある男性なら、もし趣味や考え方が違っても、その違いに興味を持って受け入れてくれるんじゃないかなと思います」(Aさん・35歳女性)どれだけ相手と仲が良くても、長い間一緒にいるとなれば、趣味や食べ物の好み、生活習慣など自分と異なる部分がある程度出てくるはず。そんなとき、好奇心があり何事にも興味を持ってくれる男性となら、その違いを前向きに受けて入れて暮らしていくことができそうですね。話をよく聞いてくれる「結婚するなら話をよく聞いてくれる男性がいいですね。あまり話を聞いてくれないって、悲しいことだと思うので。忙しくても、一日10分でいいから目を見て話を聞いて欲しいです。そうやって話をよく聞いてくれる男性となら、楽しい結婚生活を送れる気がします」(Mさん・28歳女性)話を聞いてもらえると、自分に興味を持ってくれていると感じられて嬉しくなりますよね。自分の話ばかりするのではなく、相手の話も聞いてくれるような男性となら、結婚後にアクシデントが発生しても二人で話し合って乗り越えていけるでしょう。結婚生活は、何十年と続いていくもの。だからこそ、自分本位な人ではなく、相手のことを思いやってくれる人と結婚生活を送りたいですよね。また、そういった男性は結婚後も妻のことをきっと大事にしてくれるでしょう。©PeopleImages/gettyimages©fizkes/gettyimages文・東城ゆず
2022年04月27日大好きな彼と付き合えたのに、その後なかなかうまくいかない…というケースもあるでしょう。となると、幸せな恋愛をするためにも、付き合う前にどんな男性であれば交際後に自分のことを大事にしてくれるのか知っておきたい人も少なくないはず。そこで今回は、付き合ったら「いい彼氏」になる男性の共通点について、女性たちの意見をもとにご紹介します。「楽しませよう」としてくれる「デートとかを必死に盛り上げようとしてくれる彼からは、すごく愛情を感じます。何とかして私のことを楽しませようとしている彼の気持ちが、ものすごく嬉しいですね」(20代・女性・美容師)常にあなたのことを楽しませようとしてくれる男性は、あなたのことを第一に考えている人なのでしょう。あなたが楽しんでいる姿を見ることで、自分自身も喜びを感じられるのかもしれません。そもそもあなたが何を望んでいて何に喜びを感じるのかを理解していること自体が、愛情を持って接してくれている証拠と言えそうです。「それぞれの時間」を尊重できる「ちゃんと自分の時間も大事にできる男性は、私のことも尊重してくれる気がします。それに付き合ったとしても、自由に過ごす時間はお互いに持っておいたほうがいいと思うので」(30代・女性・商社)“付き合っているから”といって、常に一緒にいなければいけないとなると、お互いに窮屈さを感じてしまうはず。きちんとそれぞれの時間も持ち合える関係性のほうが、息苦しさやストレスを感じることは少ないでしょう。また、お互いのやりたいことを尊重できる二人なら、きっといつまでも良い関係を続けていけるはずですよ。「強要」しない「“俺について来い”みたいなタイプの人と付き合うのには多少憧れるけど、あまりに強引すぎると嫌になっちゃいます。ちゃんと私の気持ちも考えてくれる男性じゃないと、長く付き合うのは難しいです」(20代・女性・出版)“自分の考え”や“やり方”を強要されると、“彼は自分のことしか考えていないのかな…”と思ってしまいそうですよね。たとえそれがあなたのためを思っての行動であったとしても、無理に押しつけるのはやめてほしいところ。あなたの意見にきちんと耳を傾けたうえで、さりげなくサポートをしてくれる男性となら、長く関係を続けられそうですね。考えを「認めてくれる」「自分の考えを受け入れてもらえると、それだけですごくホッとできるし安心できます。そういう男性となら、付き合ったあとも関係が長続きしそうです」(30代・女性・IT)“認めてくれる”、“受け入れてくれる”というのは、付き合っていくうえでとても重要なポイントですよね。あなたに関する様々なことを理解して受け入れようとしてくれる彼は、この先もあなたの良き理解者になってくれるはず。彼が異なる意見であっても拒絶や否定をするのではなく、いったんは受け入れてから話し合おうとする人かどうかは、付き合う前に確認しておくといいかもしれません。今回女性たちに聞いた意見で共通している「いい彼氏」の特徴は、“自分本位ではなく、常に相手を思いやった行動をとる”ということのようです。あなたのことを常にしっかりと考えてくれるのは、それだけ愛情が大きい証拠かもしれません。ちょっとした言動の中にも思いやりが見られる男性なら、きっと付き合ったあとも、あなたのことを幸せにしてくれるでしょう。©Jun/gettyimages©Ivanko_Brnjakovic/gettyimages文・山田周平
2022年04月24日マキさん(当時33歳)はある日、お料理教室で知り合って仲良くなった女友達の由奈さんから、W不倫をしているという事実を聞かされます。しかもその相手は、同じお料理教室の生徒さんの夫でした。彼女に不信感を抱き、距離を置くことにしたマキさんですが、なんと自分の彼氏、隼人と由奈さんが密会していたことに気づいてしまったのです…。彼氏と女友達が密会していて…「最近、隼人の様子がおかしいとは思っていましたが、由奈とコッソリ会っていたからでした。LINEを見てそれを知ってしまい、カッとなった私は、彼に『由奈と浮気してたってこと!?』と問い詰めたんです。すると隼人は平謝りで、『隠していてごめん。でも何度か会っただけで、体の関係は持っていないから信じてほしい』とのこと。どうやら由奈は、夫婦関係で悩んでいて、同じ男性としての意見を聞かせてほしいと隼人に頼んだようです。『夫婦がうまくいっていないことはお料理教室の皆には知られたくないから、マキにも絶対言わないで』と釘を刺したうえで、相談を口実に隼人をちょくちょく呼び出していたのだとか…」一旦、隼人さんの言い分を信じることにしたマキさんは、次に由奈さんの話を聞くことにしました。ところがなんと由奈さんは、謝ることもなく、開き直ったのです。「誰と会おうと勝手でしょ」と開き直られて…「『彼と寝たわけでもないのに、なんで私が怒られなくちゃいけないの?』と逆ギレされました。さらに、すごくひどいことを言われたんです。『マキと隼人は結婚しているわけでもないし、隼人が誰と会おうと彼の勝手でしょ。私が誘ったら彼もまんざらでもなさそうだったし、マキに満足してないんじゃない?』とあり得ない捨て台詞を吐いていきました。悔しかったけれど、由奈とはこれ以上関わりを持たない方がいい気がしたので、グッと堪えて今後は連絡を絶つことにしたんです。でも彼女、その後も懲りずに隼人に連絡してきて…。彼には無視してもらっていたけれど、由奈が今後どういう行動に出てくるのか考えると不安でいても立ってもいられませんでした。彼女はすごく美人で色っぽいので、いつか隼人が心変わりしたらどうしようと心配だったんです」こうして数か月間、悶々とした日々を過ごしていたマキさん。ところがある日、衝撃のニュースが耳に飛び込んできました。不倫がバレた人妻の末路「お料理教室の生徒さんの夫とW不倫していたことが、バレたそうです。その生徒さんからは慰謝料を請求されそうだと聞きました。また、由奈の夫にも知られてしまい。W不倫の件だけでなく、いろんな男性と関係を持っていたことも突き止められ、離婚の危機だとか。彼女はいつも『裕福な暮らしを手に入れたくて、今の夫と結婚した』と得意げに言っていましたから、今頃途方にくれているでしょうね。ちなみに後から知ったのですが、今の夫も不倫からの略奪愛だったようで、由奈は“他人の男が欲しくなってしまう”病気なのかもしれません。だからこそ、私の彼氏にも手を出そうとしたし、料理教室の生徒さんの夫とも関係を持ったのでしょう」他人のものがすぐに羨ましくなってしまう性質の人は、それを手に入れない限り、心が満たされません。どんなに美貌やお金に恵まれている人でも、一生満足することはないのでしょう。小さな幸せであっても、安定した毎日に感謝することが大切なのだと考えさせられました。©d3sign/Gettyimages©Tetra Images/Gettyimages©thenakedsnail/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年04月23日「隣の芝生は青い」ということわざがありますが、他人のものの方がよく見えて羨ましくなってしまうという経験は、誰にでも起こり得るもの。しかしその対象が、他人の夫や恋人だったらどうでしょうか…?世の中には、他人の夫や恋人が欲しくなってしまうという信じられない性質を持った人が存在するそうです。今回は、マキさん(当時33)の恐ろしい体験談を聞いてきました。料理教室で、ある女性と知り合って…マキさんは、恋人の隼人さんとは交際3年目。お互いに結婚も視野に入れて付き合っており、順調でした。しかしそんな二人の関係は、ある女性との出会いがきっかけで危機を迎えることになるのです。その女性の名前は、由奈さん。マキさんが由奈さんと知り合ったのは、お料理教室でした。「由奈はものすごく美人で、お料理教室でも一際目立っていました。年齢は私と同じ33歳でしたが、肌がとてもきれいで20代にしか見えず、最初はてっきり年下だと思っていたほどです。しかも話を聞くと、彼女には5歳の子どもがいるというので驚きました。ご主人は経営者で、いわゆるセレブ妻でしたが、気取った感じなどが全くなくて。お料理教室に入ったばかりの私にも、由奈はすごく親切にしてくれたんです。お互いに家が近かったこともあり、すぐに意気投合しました」マキさんは由奈さんと何度かランチなどをしていくうちに、どんどん仲良くなっていきました。そんなある時、由奈さんは夫婦生活の悩みを打ち明けてきたそうです。「由奈は、夫が外で女遊びに夢中なため、全く家に帰って来ず、とても辛い思いをしているようでした。育児にも全く協力してくれないし、精神的に追い詰められていると言っていました。『マキとは家も近いし、気晴らしにこうやって時々会ってくれたら嬉しいな…』と由奈から潤んだ目で見つめられ、私もつい同情してしまったんです。週末は彼氏と過ごすことがほとんどでしたが、由奈が子連れでうちに遊びにきて、私たちカップルと、由奈親子の4人で遊んだことも何度かありました。でもある時、由奈からびっくりするような話を聞かされたんです」女友達が打ち明けてきたとんでもない秘密それは、マキさんが由奈さんと二人で飲みに行った時のこと。彼女は、子どもの面倒を両親に見てもらえることになったと言って、久々の夜遊びに誘ってきたのです。「その日の由奈は、お酒が入っているせいかかなり饒舌でした。でも酔っ払った彼女が、『実は誰にも言わないんでほしいんだけど…』と、とんでもないことを言ってきて…。なんと彼女、ある既婚男性と寝ていると言うんです。しかもその相手は、お料理教室に通っている他の生徒さんの夫だとか…。お料理教室のメンバーと家族ぐるみのイベントをした際に出会ったらしいですが、それを聞いた時は耳を疑いました。W不倫にもびっくりですが、知り合いの夫と不倫するのはさすがにマズイですよね…」マキさん自身も知っている人物だけに黙ってはいられず、別れるように説得しようと試みたそうです。ところが…「由奈は全く聞く耳を持ちませんでした。『奥さんにはバレないようにするし、お互い離婚するつもりはない。家庭を壊すことはないから問題ない』と言い張るんです。それでも私が言い聞かせようとしたので、由奈は気分を害したようでした。『マキみたいに結婚も子育てもしたことのない人に、私の苦労や寂しさはわからないでしょう。そんな人にとやかく言われたくない!』と上から目線で言われてしまい、絶句しました。その発言には本当に苛立ちましたが、深入りするのはやめようと決めて、その日を境に由奈とは距離を置くことにしたんです。不倫の泥沼に巻き込まれるのだけはごめんだったので」最近、彼氏の行動が怪しいと思ったら…ところがしばらくして、マキさんの身にとんでもない出来事が起こったのです。それはマキさんが、最近恋人の隼人さんの様子がおかしいかも…?と感じ始めていた矢先のこと。「なんだか最近、隼人がコソコソとスマホをいじっていたりして、ちょっと怪しく思っていたんです。ある時、彼のスマホの画面にLINEのメッセージがポップアップで表示された瞬間を見てしまって…。なんとそれは、由奈からのLINEでした。しかも『また来週会えるかな』と書かれていて…。私に隠れて、二人が会っていたことが発覚したんです」マキさんが経験したように、親しい友達の恋人や夫に手を出す女性は、恐ろしいことに実際に存在します。初対面の異性に対しては、ある程度警戒するという人でも、相手が同性だとつい信頼してしまうこともあるでしょう。しかしあまりに警戒心が足りないと、とんでもないトラブルに巻き込まれる可能性があるようです。心しておきたいものです。©Boogich/Gettyimages©SimpleImages/Gettyimages©Karl Tapales/Gettyimages取材・文 小泉幸
2022年04月23日もう別れたい…と思っても、なかなか決断できないのが不倫や遊びの恋などの曖昧な関係です。好きな人ができたら別れれば良いかと思っても、あなたの人生の時計は刻一刻と進んでいます。気持ちを一新するために決断したい。そんなあなたに向けて、今日は曖昧な関係をスムーズに整理するための準備についてご紹介します。曖昧な関係からの脱却、不倫や浮気、遊びの恋を断ち切る方法【おおしまりえの恋愛道場】vol. 168いつかちゃんとしようと思っている。そんな気持ちで、ズルズルと続けている肉体関係や不倫の仲はありませんか。いつかがなかなか来ないだけ。好きな人ができたら別れる。などなど、いろんな理由をつけて目の前の恋愛に自分を預けている人は、今日の話は参考になるかもしれません。不倫や遊びの恋など、将来が見えない恋愛をきれいに断ち切るために、別れるかどうかを見定めるためのお話です。「彼氏ができたら別れる」が危険な理由「彼氏ができたら別れる」「好きな人が他にできたら別れる」不倫や遊びの関係に落ち着いている女性の多くは、周りからの忠告に対してこういった発言をしがちです。しかし、この「次が見つかったら」という発想は、実はとても危険であり、人生において非効率と言えます。その理由は、人生はそもそも時間と労力の奪い合いだからです。たとえば、仕事で成功したいと思ったら、仕事に時間と労力を注ぎますよね。それと同じように、恋愛も誰に時間と労力を注ぐかで決まるのです。今現在、不倫や遊びの相手に時間と労力を注いでいるなら、それでもよっぽど暇でエネルギーが有り余っていない限り、あなたに次の相手が来る空白はないはずです。空白がない中で次を探すのは大変ですから、あなたが言う「次ができたら」は、その分叶いにくいものなのです。新しい服が欲しいと思ったら、まずクローゼットの空きを作ることから。これと同じように、恋愛も次は良い恋愛をしようと思ったら、まず今の相手と関係を終了させ、パートナーという枠を空白にするところから始めるのが、1番効率的なのです。別れるべきか迷ったら確認すべきたった1つのことそうは言っても、まだ見ぬ相手のために今の関係を清算するもの、ちょっと怖いものですよね。そこで、どうしようか迷う関係をきちんと見定める必要があります。どう見定めるのかというと、「パートナーシップがちゃんと組める相手か」を見定めるのです。ただ今が楽しいだけの関係であれば、それは彼でなくても本質的には良いはずです。逆に、不倫だろうが遊びの関係だろうが、ちゃんとパートナーシップ関係にあるのであれば、もう少し時間をかけて相手と向き合うことも良いでしょう。では、「パートナーシップがちゃんと組める相手」というのは、どういった存在かというと、以下のような項目に当てはまる相手かが重要になります。何でも話し合い、2人で最適な答えを導き出せる将来のイメージの共有ができている(話し合ってできる)心から信頼しているし、信頼されているという感覚があるたとえば不倫関係をこれら項目に当てはめて考えてみましょう。「これから先、私との関係はどうするつもり?」といった本音を伝えずみであり、それに対して彼から嘘偽りのない回答が来ている。こうしたやり取りができていて、あなたの中には相手に対する不信感や将来への不安がなく納得しているなら、それは不倫とはいえ適切な信頼関係が今は築けていると言えそうです。大切なのは不倫や遊びといった関係性の名称ではなく、本質的なつながりが信頼の元に行われているかどうかです。とはいえ、大体がここまでしっかりとした関係は築けていないもの。そうなると、やっぱりその関係はあなたにプラスとは言えず、キレイに清算することをオススメします。タイプ別に解説!別れに向かう一歩の前にやると効果的なこと「よっしゃ!別れよう」そう思ったあなたには、別れをスムーズに行動にうつすために、効果的な取り組みを性格別にご紹介します。ここでの性格とは、自分が「目標志向」が強いか、「適応志向」が強いかで判断していきます。たとえば目標志向が強いと、何か行動を起こそうと思ったときに、ゴールやタスクを切ることでよりやる気が出たり、行動中の迷いを払拭できたりします。適応志向の場合は、とりあえず行動してみて、その時々の気持ちによって、次の行動を決めた方が心地よいタイプかの違いがあります。日本人には適応志向の方が多いと言われています。自分が何となくどっちの方が強めか、くらいの判断でOKですので、自分のタイプに合った準備をしていきましょう。目標志向の別れの準備このタイプが別れを決意した場合、別れを相手に伝える前に、別れた後にしたいことを書き出していきましょう。書き出す内容はワクワクすることや楽しいことを多めにして、チャレンジしたいことなどモチベーションが上がることや、起きそうな嬉しいアクシデントとか、ちょっと夢見がちなことも書き出します。目標志向はゴールを明確にすると行動意欲が高まる性格なので、別れというネガティブなイベントよりも、その後に明るい未来(次のゴール)が待っているということを自分に分からせてあげられれば良いのです。適応志向の別れの準備この場合、その瞬間瞬間の感情を感じて行動を決めるので、そもそも別れた後どんな気持ちが自分の中で大きくなりそうか、事前にシミュレーションしておくのが良いでしょう。別れを伝えた時の気まずい感じ。別れた直後の迷いと悲しみ。相手から連絡が来るかもとかヤキモキする感じ。やっぱり復縁したいかもと迷う気持ち。1つ1つ丁寧に自分の感情を予習しておくことで、適応力をより高めた行動が起こせます。曖昧な関係は、今は楽しいかもしれませんが、長い目で見てあなたを幸せにはしてくれません。だからこそ、別れを決めて行動するのはなるべく早く、ちょっと頑張ってチャレンジしてもらいたいことなのです。決めないというのは、決めるという行動を先延ばしにしているだけ。ぜひ強い気持ちで、今のあいまいな関係に向き合ってみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Tino Tedaldi/Gettyimages©Carina König / EyeEm/Gettyimages©South_agency/Gettyimages©Carlos Barquero/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年04月21日「フィーリングが合う」という表現で相性の良さをあらわすことがあります。具体的にはよくわからないけれど、とにかく居心地が良い。そう感じて初対面から恋の可能性を見いだすとき、人は何に注目しているのでしょうか?「フィーリングが合う」とは?スピリチュアルな表現をすれば「波長が合う」になりますが、具体的には「その人が漂わせる雰囲気に好感を抱く」になるでしょう。ファッションや髪形を含む容姿のほか、姿勢や身のこなし、声のトーンや話し方、目線の動きなどをトータル的に見て好ましく思っている状態です。何かひとつに注目しているのではなく、全身からかもし出される雰囲気がなじみやすく、自分に近いものを感じるとき、「この人いいな」と好印象を抱くのです。話すテンポや話題が似ている初対面の相手でも、5~10分も話せば自分と合うかどうかは判別できます。「この人と合う」と感じるとき、話すテンポや話題が似ていたり、自分が話したことに対するリアクションが予想通りだったりするでしょう。コミュニケーションの傾向が似ていると相手のことが理解しやすく、親近感が湧いて無意識のうちに心を開くはずです。どんなに美人でも意思疎通ができない人は恋愛対象になりません。言葉のキャッチボールがスムーズで笑顔が多い女性は早々に彼女候補に見られるでしょう。会話がマッチすることは内面を好かれるきっかけになります。食の好みと笑いのツボが同じ「いい人」として好感を抱くだけの相手と、「好きになれそう」と期待したくなる相手の違いは、自分のパーソナルな部分が噛み合うかどうか。わかりやすいところでは食事の好みと笑いのツボがあるでしょう。初デートで「何を食べたい?」と聞いたとき、「ちょうど食べたいと思っていた」「好物をドンピシャで突いてきた」という答えが返ってくるとテンションが高まるものです。自分のことをわかってくれそうと好ましく感じて、一緒に行動しやすいとも思うはず。また、好きな笑いが同じとは、つまり重要な価値観が似ているということです。笑いのツボが合わない状況を想像すればわかりやすいでしょうが、自分がしらけるところで相手が大爆笑すれば、気まずいを通り越して軽蔑するかもしれません。食と笑いが合う相手には、行動パターンや価値観が通じる安心感を抱くのでしょう。「好き」より「嫌い」が共通したほうがいいフィーリングが合うとは、似た部分があってなじみやすく安心できるということです。「いいな」という好印象はすぐに恋心として確信されるでしょう。ただ、ある程度親しくなってからは、共通点より「嫌いなものが同じ」が本命彼女を選ぶ定打になります。共通点があるとテンションが高まりますが、信頼や絆を結ぶのは意外にも嫌悪感の共有なのです。自分が苦手とするものを相手が嬉々として喜ぶ。あるいはその逆パターンはできるだけ少ないほうがいいでしょう。初対面ではフィーリングで選び、仲良くなったらネガティブポイントを探る。そんな段階的な判断で男性は本命彼女を見極めるのです。©LightFieldStudios/Getty Images©Tim Robberts/Getty Images©Westend61/Getty Images文・沙木貴咲
2022年04月19日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、同棲中の恋人がいる男性を好きになってしまった24歳女性。彼も好意的な態度で接してくれて…。アプローチしていいのか躊躇う彼女に、佑雪さんのアドバイスは?お悩み:「知りたい!彼女がいるのに私とデートする彼の気持ち」【クラブ佑雪】vol. 238好きな人がいます。その人には2年付き合っている半同棲中の彼女がいます。その彼との出会いは今年の初め、居酒屋さんで私がひと目惚れし、声をかけたことから始まりました。 私の好きな彼(以下Aと省略)は、男友だち(以下Bと省略)とお店におり、私も女友だち(以下Cと省略)とお店にいました。 B君がそのときに「A君には彼女がいるよ」と言ったのです。それなので、今度4人で飲もうという話になりました。その日、私はA君とのみ、連絡先を交換しました。その日の夜A君から連絡があり、4人での食事の日程を決めていました。しかし、私とA君の予定が空いているときと、ほかの2人(B君とCちゃん)の予定が合わなかったのです。それなのでA君は2人でランチに誘ってきたのです。1回は彼女がいる人とごはんは行けないと私も断ったのですが、2回目も2人でごはんに行こうと誘われたので私もごはんに行くことにしました。A君はとてもジェントルマンで、私にカイロをもってきてくれたり、荷物をもってくれたりしたのです。しまいには違う線で帰るA君が私の線のホームまでお見送りをしてくれたのです。 しかも、電車が出発し、私が見えなくなるまで手を振ってくれたのです。その次の日、A君は仕事が休みだったため、私の仕事終わり、夜ごはんを食べる約束をしたのです。 私の仕事が終わるまで、職場の最寄り駅で待っていてくれました。その日ももちろん、カイロをくれたり電車が出発して見えなくなるまで見送ってくれました。その後は連絡は取っていますが、まだ会ってはいません。A君の携帯で2人で写真を撮ったりもします。体の関係は一切ないです。手もつないでいません。 私はA君のことがとても好きです。 次会ったときにはどういうつもりで私にやさしくしてくれているのかも聞こうと思っています。だけれど、怖いです。そもそも彼女がいるのにほかの女の子にやさしくする男性は、いかがなものかと友だちにも意見されています。自分の心の整理がついていません。まだ出会って1か月もたっていない彼女もちの男性へ、迫るのはダメでしょうか。また、彼は私をどう思っているのでしょうか。 彼へどう接していたら、今の彼女より私を選んでくれるのでしょうか。(m24歳未婚会社員)“妻”ならアレだけど、“彼女”なら関係ないでしょうなんか、読んでるだけでドキドキして、女性ホルモンが活性化しちゃいますね まずは御礼申し上げます。最後まで拝見するとA君以外の2人は別にB君、Cちゃんって呼ばなくてもよかったのかな、って気はしますが、まあ、いいでしょう。A君、嬉しかったと思いますよ!ご相談者さまは彼に「ひと目惚れしました!」とかって、言ったんでしょうか?もし、言ってなかったとしても彼は繊細な気遣いができるタイプですから、人の気持ちに敏感なはず。ご相談者さまが自分に好意を感じてくれてるの、即座に勘づいていたでしょうし、B君からも「彼女、お前のこと気に入ったんじゃね?」とか言われてるんじゃないですかね? もう、最高に嬉しかったはずです。しかも彼女とは付き合って2年でしょ? しかも半同棲となると、だいぶフレッシュじゃなくなってますし、愛はあってもときめきのピークは過ぎててもおかしくない頃。そこへニューフェイス、ご相談者さまから、そんな期待なんて一切ゼロの居酒屋で声をかけられたわけです! これにウキウキしない男性はいませんっ!!!説明します。基本、人ってモテると嬉しい生き物。まして、男性はなおさら。彼女や妻がいるとかいないとか関係ないんです。浮気なんか絶対しなくても、モテれば嬉しい! 彼は嬉しい気持ちをご相談者さまから受け取りたくて、仕方ないんだと思いますよ。今、彼にとってご相談者さまからの気持ちは、言うたら“ごちそう”なんですよ。ネコにとってのチュール。道端で偶然通りかかった人がチュールくれたからって、そのネコちゃんがその人のうちのコにならないじゃないですか。そんな感じで、ご相談者さまからチュールだけもらっている状況に見えます。彼の言い分はきっと、こう。「ただ、女友だちとあってるだけ。キスもしないし、口説かないし、別にごはん行くくらいフツーでしょ? それに彼女(ご相談者さまのこと)は僕に付き合っている本命がいるって知ってるから」。だから、悪いことはしてないっていう言い訳をもってる可能性が大!で、「職場の最寄り駅で待っていてくれました。その日ももちろん、カイロをくれたり電車が出発して見えなくなるまで見送ってくれました」ってやつ。こういうことがナチュラルにできるから、彼はモテるんです。こういうの、別にものすごく好きな人だけにやってるわけではないっていう人、たくさんいますからね。わたくしだってお友だちにもやりますし、ホステス時代は営業でお客さまにはやってましたから、そこまで心が入ってなくても全然! できますから。そこで判断すると、今後、悪い男性に引っ掛かる可能性があるので気をつけてくださいね!ただし! ただし! ですよ、チュールが欲しいからって、なーんの興味もない女性とは彼だって会いません! そして、本命の彼女がいたとしても、入籍するまで、人は誰しも“フリー”なのです! そして、より幸せになれる道を模索しています。という理由によって、彼のなかで、もしかしたら今の彼女よりご相談者と付き合ったほうが幸せになれるかも? と思っているかもしれません。だから、迫っていいと思います!気持ちも聞いちゃっていいと思います!ただ、彼が彼女と別れるまでは絶対に何がなんでも指一本触れ合ってはいけません。そこが一番の勝負ポイントかな。もうひとつは「彼女がいるのに、あんたとごはん行くような男性ってどうよ?」というお友だちの意見はスルーでいきましょう。もう一度申し上げますが、入籍するまで、人は誰しもフリーなのですから。大丈夫です! チャレンジしましょう!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©LightFieldStudios/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年04月18日多香子さん(仮名・35歳)は、結婚後に夫の正恭さん(仮名)の母親から数々の嫌がらせを受けていました。その理由は、義母のすすめた女性ではなく、すすめられた当時から交際していた多香子さんと夫が結婚したことにあったようです。そして、義母がすすめた女性・カズコさん(仮名)は夫の弟と結婚。すると、義母は何かにつけて弟の妻と多香子さんを比較し、彼女に辛くあたるように…。しかし、その後、事態は意外な展開を迎えたそう。いったい多香子さん一家に何があったのか、詳しく彼女に話をうかがいました。孫にまで冷たい態度で接する義母「私は夫の正恭さんと結婚後、第一子を授かったものの、妊娠中もお義母さんからの嫌がらせが絶えることはありませんでした。そんな状況だったため、妊娠中はお義母さんが我が子を可愛がってくれるのか不安で仕方なかったんです。その後、無事出産を終えしばらくしてから、子どもの顔を見に義弟家族が家に遊びに来てくれました。その際、お義母さんも一緒に来ていたんですね。お義母さんは一応抱っこをしてくれたものの、やはり可愛がってくれることはなく、冷ややかな目線を我が子に向けていました。一方で、義弟の子どもたちには“可愛いわね”と優しく接していて、おもちゃや洋服などをプレゼントしていたんです。私だけならまだしも、子どもにまで冷たい態度をとるお義母さんの姿をみて、とても悲しくなりました」義父の入院により義母の態度に変化が…「あるとき、お義父さんが怪我をして少しの間、入院することになったんです。そのとき、お義母さんはお義父さんに付きっきりの状態になりました。実はその頃、お義母さんはよく自分で作った料理を持って、私たちの家に来て私の料理に対するダメ出しをするようになっていたんですね。しかし、お義父さんのケガが回復するまではその行動が収まっていたので、お義父さんには申し訳ないですが、ちょっと助かったところもありました」義父の衝撃のひと言「そして、結婚して2度目のお正月を迎えたとき。また、義父母の家に親戚みんなで集まったんですね。私は“またお義母さんから嫌みや文句をいろいろと言われるんだろうな…”と憂鬱な気分でした。ところが、行ってみると、いつもよりお義母さんの元気がないんです。普段なら手伝うようにとせっついてくるのに、その日はお義母さんが控えめな様子で動いていました。そして、宴もたけなわとなったころ、急にお義父さんがみんなに対して“話がある”と言い出しました。お義父さんが自分から発言するのは珍しいことだったので、みんな真剣な顔になったんですね。そこで、衝撃のひと言が…。お義父さんは、“離婚することになった”と言ったのです」離婚を突きつけられた義母「みんな唖然としていました。正恭さんも“何を言っているんだよ”と呆れていましたね。するとお義父さんは、“実はやりたいことがある”と、離婚の理由を話し始めたのです。お義父さんは以前、貿易会社に勤めていたので、英語が堪能なんですね。その英語力を活かして、海外でボランティアをしたいのだそう。なんでも入院中に今後の人生について色々と考えた結果、そう思ったそうです。ちなみに、お義母さんは数日前にこの話を告げられたそう。だから元気がなかったんですね。結局、“離婚までする必要ないのでは”という、息子たちの説得により離婚はせずにすみました。ただ、お義父さんは実際に海外に行き、お義母さんは家で一人で暮らすことに。お義父さんが海外に行ってからというもの、お義母さんはだいぶ落ち込んでいましたね。また、それ以降はお義母さんが私に対してイヤミや文句を言ってくることもなくなり、大分接しやすくなりました」“義母に壮絶な仕打ちを受けた妻の告白”をご紹介しました。もしかしたら義父も、義母の行動に違和感を覚えていたのかもしれません。また、人に辛くあたっていると、やがてそれは何らかの形で自分に返ってくるということかもしれませんね。©Catherine Delahaye/gettyimages©kazuma seki/gettyimages文・塚田牧夫
2022年04月15日結婚すると義実家と交流する機会も増えるため、義父母とも上手く付き合っていきたいところ。しかし、なかには義父母と良好な関係が築けず、ストレスを抱えてしまう人も。多香子さん(仮名・35歳)の場合、義母との関係が上手くいかないどころか、義母から酷い仕打ちを受けた経験があるのだそう。今回は、彼女にそのときの状況について詳しくうかがいました。義母との初対面「夫の正恭さん(仮名)とは、仕事関係で知り合って交際。2年ほど付き合ったのち、正恭さんに結婚を申し込まれました。そして、初めて正恭さんの実家に挨拶に行く日。私が緊張していると、正恭さんが“大丈夫だよ”と声をかけてくれました。“母親も気さくな人だから”と言うので、ちょっと安心していたんですね。ところが、行ってみると気さくな感じはまったくなくて…。お義母さんはムスッとした表情で私たちを迎え入れ、そのときは私の家のことや仕事、学歴などを根掘り葉掘り聞かれました。なんだか品定めされているようで、とても怖かったですね。お義父さんはというとあまり興味がないのか、途中からテレビを見始めていました。完全に家のことはお義母さんが牛耳っているという印象でしたね」義弟の妻と比較されて「その後、正恭さんと私は結婚。マンションを借り、二人で住み始めました。すると、すぐにお義母さんが訪ねてきたんです。一通り部屋を見て回ったあともお義母さんに帰る様子が見られなかったので、その日は“よかったら一緒に”とお義母さんに夕食をすすめたんですね。そうしたら、“何を作ってくれるのか楽しみね”なんて言うんです。プレッシャーを感じましたが、すぐにできる生姜焼きなどを作って食べてもらいました。そしてお義母さんは食べ終わった後、“味が濃いわね”とひと言。加えて、“カズコさんならもっと…”とボソッと呟きました。カズコさん(仮名)というのは、正恭さんの弟の妻のことです。それからというもの、お義母さんは何かにつけ義弟の妻と私を比較してくるようになりました」「カズコさん」とは「お義母さんが初めて家に来た日の夜、正恭さんとその日のことを話していたら、カズコさんのことが話題になったんですね。そこで正恭さんが、“実は彼女について伝えていないことがある”と言いました。なんでも、カズコさんはお義母さんの親しい友人の娘さんらしく、当初、正恭さんにカズコさんと結婚するようにすすめてきていたのだとか。しかし、その頃正恭さんは私と交際中だったため、それを断りました。すると、今度は義弟にカズコさんと結婚するようにすすめ、その後、二人は結婚に至ったそうです。そのこともあり、お義母さんは私とカズコさんを事あるごとに比較し、私に冷たくあたってきているようでした」妊娠しても労わられることもなく…「結婚後に初めて迎えたお正月。義父母のところに親戚一同が集まったときのことです。義弟もカズコさんと子どもを連れてきていました。そのとき私は妊娠していて、ちょうど5か月目に入ったところだったんですね。そんな私のことを少しは労わってくれるかなと思ったんですが、お義母さんの態度は冷たいまま。しかも、お義母さんは私にあれこれと手伝いをするように命じてきました。一方でカズコさんに対してはというと、“座っていていいのよ”と優しい対応で…。私に対する態度とカズコさんに対する態度がまったく違うので、驚きましたね。その後も、お義母さんからの嫌がらせのような行動は続きました。頻繁に私たちの家にやってきては自分が作った料理を振る舞い、私にイヤミや文句を言うんです。そういったことが続いたため、“これから生まれてくる子どものことも歓迎してくれないのでは…”と不安でたまりませんでしたね」“義母から壮絶な仕打ちを受けた妻の告白”をご紹介しました。義母は息子が自分のすすめた相手と結婚しなかったことを妻の多香子さんのせいにし、彼女に辛くあたっていようです。しかし、だからといって彼女に嫌がらせをするのはお門違いですよね。このような状況に陥ってしまった場合、一人でこの問題を抱え込むのではなく、夫や周囲の人に助けを求めたほうが事態は改善しやすいのかもしれません。©kieferpix/gettyimages©Prostock-Studio/gettyimages文・塚田牧夫
2022年04月15日「付き合ってみたけど、もう彼氏と別れたい!」そう思っても、なかなか決断できないことってあります。本当に別れるべきなのか。そもそも今伝えたら迷惑ではないか。なんていろんなことを考えてしまい、時間とエネルギーを使ってしまう人もいます。でも、別れたいという気持ちが出たら、きちんと振り返るべきポイントがいくつかありますので、ご紹介します。別れるべきか付き合い続けるべきか…判断に迷った時考えたいこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 167付き合ってはみたけれど、やっぱ違った…。そう思うことって、ありますよね。筆者はあります(笑)。気持ちに気づいたらスパッと別れたら良いものの、状況的に判断ができなかったり、そもそも自分の気持ちが本当に「別れたい」と思っているか、わからなくて迷ったりするケースもあります。今回は、別れるべきか続けるべきか、彼との関係に迷ったときに気持ちの整理をつけやすくするポイントをご紹介します。何で付き合ったのか、理由をチェックそもそも、あなたは彼のどんなところに惹かれて付き合ったのでしょうか。まずはスタート時の気持ちを思い出しながら、「付き合った理由」をもう一度確認してみましょう。出してみたら、次に今もその魅力は健在なのか、理由に対して答えが出ているのか、確認してみましょう。たとえば彼の優しいところが良いと思ったけど、今見ると優しいけど異性としてのトキメキが足りないのだとしたら、当時の気持ちはちょっと見当違いだったことがわかります。この場合、他に良い点がないなら異性として付き合う理由はなく、別れたくなっているのは当然ということになります。付き合う時って、本当に好きかどうかより、実はある程度の気持ちと勢いで付き合ってしまうことがありますよね。でも勢いをつけてスタートの場合、付き合った後にさらに気持ちを高まらせる要素を自分の中で見つけられないと、あっという間に恋愛モードの気持ちは萎むとされています。今の彼に対するあなたの気持ちは、付き合った当時からどう変わっているか。きちんと出してみましょう。嫌なところと別れたいところを具体的に出す好きになった(付き合う決め手になった)理由の次には、相手の今嫌なところ、今別れたいと思う理由を具体的に出します。これはきれいごと抜きでOK。過去に相談をしてきてくれた女性にこの質問をしたら「外食のレベルとセンスが合わない」とか「脱いだら痩せ過ぎで生理的に受け付けない」とか、けっこうきわどい理由が出てきました。でも、人それぞれツボというものがありますから、その気持ちを否定しなくてOK。とにかく今は彼の何が嫌なのか、許せないのかを出しましょう。その次に、出した理由は本当に解消できないのか、もう一度考えてみるのです。たとえば外食のレベルとセンスが合わないという理由なら、自分のセンスに合わせてもらうことで解消はできないのか。もし自分のチョイスしたお店に合わせてくれるなら、イライラは完全に解消されるのかを考えてみましょう。この時見分けるべきは、「相手自体が嫌い」なのか「相手の行動にイライラしている」のかを見分けることです。相手が嫌いなのであれば、残念ながらこの恋愛は別れた方がいいといえます。しかし、相手の特定の行動にイライラしているだけなら、話し合いで歩み寄れる可能性が残っています。恋愛というのは、本来こうした合わない部分に気づいて向き合い、コミュニケーションを取って解消していくことで、お互いの信頼感を高めていくことが醍醐味です。つまり、相手の行動が嫌いの原因なのであれば、それと向き合って関係を良くするチャンスとも言えるのです。別れてみた後をイメージしてみる「よし、やっぱり別れよう」と心に決めたら、行動に起こす前にちょっとだけ自分の中のイメージで、相手と別れてみてください。どういう風に別れを伝えるのか。1人になった夜、自分はどんな気持ちになるのか。相手のLINEを見返したら、どんな気持ちになるか。1週間後は?1か月後は?細かく具体的にイメージしてみて、自分の気持ちの振れの幅を確認しておきましょう。別れを感情の勢いで決めてしまうと、後から後悔することがあります。復縁を願うなんてことにはならないよう、きちんと気持ちを整えてから具体的な行動を取っても遅くはありません。また女性特有の現象として、生理前や生理中の別れの決断はオススメしていません。なぜなら、ナーバスになりやすい時期は、メンタル自体が弱っているため、判断を間違ったり、自分の行動を後悔したりするケースも増えるからです。別れるときは、自分が元気な時。しっかり感情をイメージした後、できるだけポジティブな気持ちの時に行動を起こしましょう。「別れたい」そう思ったら行動は早くがオススメここまで、別れたいけどどうしようかな〜と迷った時の、判断がつきやすくなるポイントをご紹介してきました。行動自体は自分のメンタルが上向きの時がオススメですが、もう1つ注意点を最後に書かせていただきます。それは、別れたいと思ったら行動はなるべく早く、ということです。「彼が忙しそうだから、来月に入ったら」とか「なかなか会えないから、次会ったら」とかは、相手のことを思っているふりをして、実は気まずさから別れを後回しにしていることも大いにあります。相手のことを本当に思うなら、「今できる誠実さ」をもってして、相手のためになるべく早く話し合うことです。相手の未来の可能性を考えたら、なるべく早く伝えてあげるほうが絶対良いはずです。だってその分、相手は次のチャンスが早く来るわけですから。「別れる」という行為はエネルギーがとても必要なことです。だからこそ、慎重に決断し、決めたら行動はお早めに。頑張ってください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Witthaya Prasongsin/Gettyimages©Oana Szekely/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年04月14日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、憧れの人と急接近できたのも束の間、何もなかったかのように関係が途絶えてしまった62歳女性。実は彼には好きな人がいて、相手とうまくいかなくなったタイミングで連絡をしてきたようで…。佑雪さんが失恋の向き合い方を教えてくれます!お悩み:「憧れの人と夢のような時間を過ごした結果、フラれました」【クラブ佑雪】vol. 237私が憧れている男性には好きな方がおられます。私はただ憧れているだけで満足だったのですが、ある日突然連絡があり、お食事や旅行に誘ってもらえることに。後でわかったのですが、その方とお相手がうまくいってなかったみたいです。私は憧れの人からのお誘いを断ることができず、楽しい時間を過ごしました。けれど時が経ち、お相手とうまくいくようになると急に連絡が途絶え、寂しさから連絡すると「彼女に悪いから会えない」と言われました。私との時間はただ、お相手とうまくいっていないときの気晴らしだったのですね。憧れの人だったのでとても落ち込みました。自分も恋愛経験が少なく、少しは自分にも好意があってくれるだろうと思い込みもあって、お相手のいる人と時間を共にしてしまったけれど、何もなかったかのように扱われたことは辛いです。(おたか62歳未婚?自営業)失恋との向き合い方これは、ドンマイ案件。おツラいでしょうし、お気の毒ではありますが、これはしょうがない。ひとつ、覚えておいていただきたいのは「人の心は魅力によってしか縛ることはできない」ということ。確かに、結果的にはパートナーがいる男性に、一瞬の寂しさを紛らわせるだけの存在として扱われたってことになっちゃいましたが、もし、ご相談者さまが、彼のパートナー以上に魅力があったら、こうはなってなかったって思いません?「ただの気晴らしだったのですね」と落ち込んだり、自分をかわいそうな“被害者”、彼を女性をもてあそんだ“加害者”と決めつけるのは簡単です。でも、違う捉え方をすれば、ご相談者さまは憧れの人がくれた、絶好のチャンスをモノにするほどの実力が足りなかった、と見ることもできるのです。その“足りなかったもの”は何か。実際、一緒に過ごしてみると会話や食べ物の好み、行動様式、性的なことなど、いろいろ違和感があったのかもしれません。長年一緒にいたパートナーは年月をかけて、しっくりくるよう、お互いをカスタマイズしていたでしょうし、ご相談者さまはその年月に追いつかなかっただけかもしれません。こういうことを想像すればキリがありませんが、いずれにしても、彼は元のお相手を選んだ。もうね、それってご縁なんですよ。思いません? 結婚とかもそうだけど、好き好き同士だから結ばれるわけでもなく、家同士が釣り合ってるから結ばれるわけでもなく、本当は相性なんか最悪でも結婚しちゃうカップルって、山ほどいるでしょ? そういうのと一緒で、彼とはご縁がなかっただけ。もっといえば“今はなかった”ってことで、また将来、ご縁ができるタイミングもあるかもしれない。男女の仲ってそういうことだったりすると思うんです。で、ご相談者さまには魅力が足りなかったと申し上げましたが、それって、あくまで“彼に対して”っていう限定なんです。ご相談者さまは、ご自身の魅力を100%受け止めてくれる方を探せばいいし、ご縁がある方を探せばいい。求める限り、そういう方に出会う可能性はあると思いますので、諦めず、希望をもってくださいね。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Photo by Rafa Elias/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年04月11日恋愛したいと思ったら、まずは出逢いを増やすことですよね。でも、会っても会っても「この人かな??」と迷う場合、そもそも相手と自分の相性を正しく見られていない場合もあります。では、相性チェックをスムーズにするためにどんな準備が必要なのか。3つの項目をご紹介します。長続きカップルになるために、合コンや紹介の前にチェックすると、相性チェックがはかどること【おおしまりえの恋愛道場】vol. 166新しい出逢いを探していたら、やっぱり合コンや人からの紹介を受ける機会ってありますよね。でも、ただやみくもに人との出逢いを重ねるよりも、その前に少し自分のことを振り返っておくと、より効率的に相手との相性を確認できるかもしれません。今回は、そんな相手と自分が恋愛に発展するかどうかを早めに見抜く、チェック項目を3つご紹介します。自分の恋愛タイプを確認しておく最初にチェックしておきたいのは、ご自身の恋愛タイプが「一目惚れ系」か「じわじわ系」かです。一目惚れ系の場合、これからご紹介する内容がどんなに当てはまった相手だとしても「ピンときた!」がないと、恋愛に発展しない可能性があります。また一目惚れ系は言ってしまえば感性重視の恋愛をするので、頭で考えて相手を見ると、間違った判断につながりやすいです。じわじわ系の場合、新しい恋愛という刺激に飛び込むよりも、自分の中の不安感や緊張をほぐすのが先だったりします。相手を知って安心できないと親密な関係になれず、恋愛が始まるまでの時間が必要になります。このタイプは慎重に相手を見てから判断したいタイプなので、合コンといった時間制限のある飲み会はそもそも相手を判断するには時間が足りないことも多いです。つまり、そういう自分のペースをわかったうえで場に望めればOK。自分がじわじわ系なら「もう1回会ってもいいなと思えればいいか」というレベルで望めると、その出会いの場は有意義なものになるかもしれません。気にしないことを決めておく続いてチェックしたいのが、「気にしないこと」を先に決めておくことです。たとえば相手の奢りかどうか、LINEを向こうから聞かれるかなど、本来相性とは関係ない部分は、最初から「どっちに転んでも気にしない」と決めておいた方が気持ちはブレなくて良いでしょう。女性の多くは恋愛対象として男性を見ると、普段フラットに人と出会った時よりも、見る目が厳しくなる傾向があります。親密な関係を築く相手を選ぶわけですから当然なのですが、だからといって完璧な相手なんてこの世にはいません。もっと柔軟に相手を見られるよう、余計な雑音は先に取り除いておくのが吉です。あくまでも重視して見るべきは、相手と自分の相性である。これを忘れず、相手のちょっとした所作や当たり前っぽい恋愛のセオリーは脇に置いておきましょう。絶対ゆずれないことを考える気にしないことをチェックしたら、同時にゆずれないこともチェックしましょう。趣味が合うとか、結婚願望が強そうとかでも良いですし、仕事に打ち込んでいる人、マイペースなタイプとかでもOK。とにかく自分の過去の恋愛とか理想のタイプを振り返り、「こういう人と結ばれたい」というタイプをいくつか出しておきます。この時のポイントは、自分軸で出し切るということ。「イケメンがいい」とかでもいいんです。普通ならあまり歓迎されない条件でも、自分の中で絶対譲れない項目だと感じるなら、きちんとそれを出しておきましょう。こうした項目は、より具体的かつ本能的であればあるほど良いです。なぜなら、本能が望む条件であるほど、それを無意識でも表層意識でも認識することになり、より理想の相手を引き寄せたり、そういう相手に出会った時気づきやすさにつながるからです。だからこそ、世間の常識とかふんわりした理想ではなく、しっかりとした自分軸で出し切る必要があるのです。ぜひゆっくり考えてみてください。いたらいいな〜という軽やかさで望む3つの項目を出したら、いざ初対面の場へ向かいますが、最後に1つポイントがあります。それは「絶対いい出会いにつなげるぞ!」ではなく「いたらいいな〜」という軽やかな気持ちで望むことです。なぜかというと、絶対達成するぞといった気合が入りすぎると、自分の放つエネルギーが重たくなってしまい、逆にチャンスが逃げてしまいやすくなるからです。準備を万全にして、当日はその時の瞬間瞬間にお任せ。そのくらい軽やかで柔軟なノリで出逢いの場には望みましょう。3つのチェックポイント、普段から考えていたでしょうか。恋愛したいと思っても、意外と自分を振り返ったりする時間を取らない人って多いです。でも、“いい人”って定義が人それぞれ違いますから、具体的にしておけた方が、ブレもなく相手を見られるようになるのでオススメです。出逢いの春、ぜひ自分を振り返り、素敵な恋愛を引き寄せてくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Strelciuc Dumitru/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages©Bobex-73/Gettyimages©Dimitri Otis/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年04月07日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、経営者と交際中の30歳女性。最初は順調だったのに、ある日仕事を理由に「付き合えないかも」と言われて…。佑雪さんが、男性が別れたい時によく使うウソを教えてくれます!お悩み:「彼から仕事を理由に“付き合えなくなった”と言われて…」【クラブ佑雪】vol. 236付き合っている彼がいます。彼は39歳で未婚。マッチングアプリで知り合いました。彼は経営者をしており、最初の1か月はすごく頻繁に会えており、順調に交際していました。 付き合い始めて1か月で新しく事業を始めたことで忙しくなったことに加え、そのタイミングでもともとやっていた事業の経営自体がうまくいっていない部分もあるようで、彼は相当自信をなくしており、心に余裕がなくなっているようです。そうした理由もあり、先月あたりから会う頻度がぐっと減りました。今月に入り、2回ほど会ったのですが、その際も上の空な感じでした。先週、もともとイベントに一緒に参加する予定だったのですが、「忙しい中付き合わせても悪いな」というのもあり、当日まで特にリマインドせず、「楽しんでいるよ」と送ると次の日に「昨日だったんだねごめん」と連絡が来ました。私的には、あまり気を遣わせるのも悪いなと思い、そのLINEには返信せずにいたら彼から「しばらくの間、人と付き合うとか無理なのかもしれない。自分勝手でごめん」と連絡が来ました。私は「ちゃんと話したいし向き合いたいと思っている」ということと、「好きだから待ってるよ」と連絡をしました。それに対して彼は特に連絡はないのですが、この状況の場合はただ待っているのが正解なのでしょうか。 何か私にできることはありますか。(かんな30歳未婚会社役員)男性が女性と別れたくなる、本当の理由だから39歳で未婚なんでしょうね、彼。ずっと仕事が忙しくて、忙しいから彼女にかまえなくて、彼女からぶーたれられて、めんどくさくなって別れたり、彼女からフラれたりして傷ついて。つい、恋愛から逃げちゃう。でも、ひとりじゃ寂しいからアプリいじくって、ご相談者さまと会って、しばらくは楽しかったけど、結局、いつものパターンで現在に至る、と。そういう匂いが濃いですよね。このケース、いろいろ考えられると思います。まず、「順調に交際していました」ってありますが、そう思ってるのはご相談者さまだけで、実は彼は相当ムリしてたってこと、ないですか?ご相談者さまは気づいてないけど、彼がご相談者さまに相当、いろんなことを合わせて我慢してたとか。実はデート代が負担になっていたとか。女性って彼が自分から離れていくと「私の何が悪かったのかな」ってあれこれ悩むじゃないですか。「あれ、言いすぎたかな」とか、過去の発言を検証したりして。で、意外な盲点がお金のことだったりして。デートってそんなに贅沢してなくっても、ちょこまかとお金かかるじゃないですか。で、それが全部彼のおごりなら、かける(×)2人分だし、割り勘だったとしても1か月で頻繁に会ってれば、それなりに費用はかかるわけで。それが彼には負担だったとか? 男性って出会いの場面では好かれようと、ケチを封印して景気よく振る舞ったりしがちですが、案外、そこまで余裕なかったりするんですよね。これ、チェックするのは簡単です。「ごちそうさせてください」って言われたとき「払います」って申し出るんです。すると「いや、いいですよ」って言われるじゃないですか。でも、そこで引き下がらず、あと2回ほど「悪いですから」って言いながら、現金を渡す。すると、本当に余裕があれば「いや、ここは本当にごちそうさせてください!!!」って向こうも強く出てきます。が、そうでなければ「じゃあ…」って、お金、受け取りますから。そこで「彼は私にカッコつけたくて、頑張ってくれたんだな」って思ってください。無論、以降も割り勘にして。すると関係が続きやすくなります。もし、こういうことが理由だとしたら、彼も「半分出してくれる?」って言えばいいんですよね。言えないから、今回みたいにフェイドアウトしていく。毎回、使ってる手口だと思いますよ。そういうことをちゃんと伝える勇気と覚悟がないから、それなりにモテても結婚には至らなかったっていう、そういう感じじゃないかな。もうひとつは彼が嘘をついているかもってパターン。これについてはホステス時代にお客さまから伺った“別れのテクニック”についてお話しさせてください。すごいですよ。経営者で稼いでるわけです。寄ってくる女性も多いわけです。で、付き合って、めんどくさくなったら、「会社が今、大変。うまくいってないから、これまで通りの付き合いができない」って言うっていうんですよ。時計とか高級品はぜーんぶ外して、なるべくヨレヨレの格好で行って、貧乏になりましたアピールをするって。そうすると恨まれずに別れられるって。これ、自慢げに語った方、ひとりじゃありませんからね。何人もの方から伺った話ですから、これをテクニックとして使ってる男性って、多いんです。彼も“経営者”でしょ? 彼の話は本当かもしれないけれど、それにかこつけて別れようとしてない? ってことも十分、あり得ますからね。男性は自分が悪者になりたくないから、別れの原因を仕事のせいにしちゃう。「しばらくの間、人と付き合うとか無理なのかもしれない。自分勝手でごめん」は「オレ、仕事大変だから察してね」ってこと。彼からの最後通告です。なので、今後、彼から連絡は来ません。もし、来たとしたら「ムラムラして魔が刺したとき」だけですから、期待しない方がよいかと存じます。ご相談者さまも会社役員でいらっしゃるとのこと。“損切り”は早めが傷が浅くていいってことで、ご理解くださいね。ご多幸、お祈り申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Axel Bueckert / EyeEm/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年04月04日また彼に捨てられた。遊ばれた。こんな悩みを毎回抱く女性って、一体何が悪いのでしょう。実は遊ばれたり浮気相手ポジションばかりになる女性には、共通した行動が見られます。今日はその中でも、代表的な3つの行動をご紹介します。男性が本命彼女にしたいのは ?遊び、浮気相手ポジション女性に共通すること【おおしまりえの恋愛道場】vol. 165好きな人と仲良くはなれるけど、いつも遊びや浮気相手など、いわゆる“遊び相手ポジション”にされてしまう。そんな女性はいませんか。実は本命彼女になれない女性には、いくつか行動面で共通する部分があります。誰しも生きていれば、恋愛で痛い失敗をすることはあります。でも複数回経験があるようなら、今日の話は参考になるかもしれません。NOと言わない従順さや軽さがある「飲みに行こうよ」「地元の駅でいい?」「これから家来ない?」などなど、付き合う前のやり取りでは何回か、OKかNOを女性側が判断するタイミングがあります。この時、いわゆる遊び相手ポジションに落ち着くことの多い女性は、大体OKを出しているものです。「相手のことが好きだから、相手とのチャンスを無駄にしたくない」こんな気持から来るのでしょうが、軽さや良すぎるノリは、相手からすると「そのくらいに扱っていい相手」という印象をもたせてしまいます。「都合がつくからOKを出す」「余裕がある方(つまり自分)が合わせればいい」「相手に合わせちゃう方が楽だから」OKする側はこんな理由を掲げていると思います。かくいう筆者も、20代の頃はそうでした。そして便利な女時代があったわけですが…実はOKかNOかを出す基準は、自分に都合がつくとか、余裕があるとか、物理的な制限よりも大事なことがあります。それは「自分の気持ちがまずOKを出しているか」これが何より大事です。自分の気持ちがOKしている。行きたいと思っている。乗り気になっている。こうした漠然とした感覚があって、その上で物理的な制限がないかを確認する。この二段階の判断があって、はじめて心から正しいと思える判断ができるものです。好きな人とのチャンスは逃したくないし、合わせれば成立する関係だから…という発想からOKを出すクセは、今日からやめてみませんか。自分より相手のことを優先しすぎる付き合いが悪かったり、わがままがすぎたりする女性のことを、「お高くとまっている」なんて、ひと昔前にはネガティブに表現することもありました。正しい意味としては「気位(きぐらい)が高く、とりすましている」などと言うらしく、相手を見下したりもったいぶったりする人に対しても使われることから、今ではネガティブな意味を含むことが多いようです。ネガティブな印象の言葉ですが、実は女性として「お高くとまる」という振る舞いは、ある程度は大事なことだと言えます。もっと言うと、これができていないと、遊びや浮気ポジションになることが増えます。なぜかと言うと、本来の意味で「お高くとまる」とは、「女性として自分の尊厳を守る」という行動とイコールだからです。相手を見下したり出し惜しみしすぎたりする必要はありませんが(それはただの嫌なやつです)、自分の尊厳を最優先にして生きていないと、結局男性に限らず、他者に搾取されるような生き方をしてしまうことになりかねません。例えば、「言われて嫌なことは嫌だと言う」「されて嫌なことはきちんと断る」「無理なお願いは断る」こういった行動はできていますか?意外と難しいと思う女性は多いものです。他人に嫌われたら怖いと思う気持ちよりも、まず、自分が感じる痛みや不快感を優先することが、ここでいうお高く止まることであり、自分の尊厳を守ることといえます。自己肯定感の低い女性や、周りにフレンドリーな振る舞いを意識している女性ほど、こうした適切な自分ファーストの行動は取れていないものです。でも、本命彼女として大事にされたいなら、まず自分が自分を大事にしないと始まりません。「自分を無理して変えたら相手から大事にされた」では、ヘルシーな関係とは言えないのです。合わせすぎて相手をダメにする最後は総括するような話ですが、「相手に合わせすぎてしまう」という行動について、改めて説明します。遊びや浮気相手にばかりなってしまう女性は、基本的に相手に合わせるのが得意です。というか、「相手に合わせることで相手から好かれる」という成功体験をしており、呼吸をするように普段からそうしてしまっています。でも、この行動には1つ大きな落とし穴があります。それは、相手に合わせることで、相手の中にあるワガママさやマイペースさが大きくなるという問題です。対人関係は自分と相手のバランスでできています。自分がしっかり者だと相手は気づかぬうちに、自分に対して依存的になります。逆に自分がしっかりしなくなると、自然と相手はできた隙間を補うかのように、しっかりしてくるものです。これは恋愛だけでなく、友達関係や親子関係でも同じこと。「人という字は支え合っている」とはいいますが、人間関係は自然と最適なパワーバランスができ、両者が支え合うような性質があるのです。これを恋愛に置き換えて考えてみましょう。彼に合わせすぎる女性と付き合うと、どんなにしっかり者でいい人である男性も、だんだんと彼女の「合わせたい」というニーズに寄り添うようになり、マイペースな態度が大きくなります。その結果、浮気されたり雑に扱われることもあり、結果としてダメ恋愛になることはよくあります。合わせるという能力はとても素晴らしい力ではありますが、恋愛においては控えめに。ぜひ覚えておきましょう。遊びや浮気相手になりがちな女性の共通項目を3つご紹介しました。みなさん、思い当たることはありましたか?本命彼女という言葉を聞くと、すごく美人で魅力的で、性格の良い子を想像しがちですが、実は違いはコミュニケーションのとり方にあります。今日の話を参考に、ぜひ思い当たる部分から変えてみましょう。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Ol’ga Efimova / EyeEm/Gettyimages©nd3000/Gettyimages©Westend61/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年03月31日義父が18歳年下の女性と再婚し、その後、“義母”となった女性からの嫌がらせに悩んでいた奏さん(仮名・36歳)。妊娠中や出産後も容赦なく嫌がらせを続ける義母に対して、奏さんは苦手意識を抱くとともに、義父母との円満な親族関係を築くことへの諦めも感じ始めていたそう。今回は、そんな奏さん一家が迎えた結末について、メンタル心理カウンセラーの並木まきが話を聞きました。もう無理…! 子どもへの影響を考え、義実家と絶縁することを決意義父が再婚したばかりの頃は、円満な親族関係が続いていたものの、奏さん夫妻に子どもができてからというもの、義母の態度が一変。初孫の誕生を心待ちにしていた義父が、奏さんのことを今まで以上に気遣うようになったことが面白くなかったのか、義母は奏さんに対して嫌がらせや意地悪をするようになりました。それも、最初は義父にバレないように義父がいないところでしか行われていなかったものの、義母からの嫌がらせがエスカレートした結果、いつしか義父の前でも平然と行われるように。しかし、義母にメロメロの義父はそれを注意することもなかったため、義母はやりたい放題。さらに、娘が生まれてからは、孫に会いたい義父と一緒に義母も奏さんの自宅に来るようになり、義母は奏さんの自宅でも口うるさくイヤミを言うなどして嫌がらせを続けたそうです。「義父の“孫に会いたい”という気持ちは理解できたので、最初のうちは我慢をしていました。しかし、義母が好き勝手に振る舞う姿を見るのにもウンザリしてきてしまい…。夫と相談した結果、義父には申し訳ないけれど、義実家との関係を断つことに決めたんです。というのも、意地の悪い義母が私に嫌がらせをしている姿を、娘には見せたくなかったのが大きいですね。娘の物心がつく前に義母との関係を断ち切ったほうがいいだろうと考え、そのことに夫も同意してくれました」さりげなく距離を置くくらいでは収まらないと判断した奏さん夫婦は、義父に対して事情を説明。「もう義母を連れて家には来ないでほしい。義母と一緒に来るのなら、義父も来ないでもらいたい」と毅然とした態度で伝え、義父も渋々ながらこれを了承したそう。すると、しばらくは平穏な日々を取り戻すことができたそうです。ところが、奏さん夫婦が平穏に暮らしていた一方で、義実家は想像を超える展開を迎えていました。義母の浮気が発覚…! 義父は結婚わずか3年で別居生活へ「私たちが義実家と距離を置いているうちに、なんと義母は浮気を始めていたそうです。しかし、義母のことを理由に息子夫婦とギクシャクしていた義父は、そのことを私たちに相談したくてもできなかったみたいで、あとからそれを知ったときは申し訳ないと思いましたね」その後、義父と義母との間ですったもんだがあった挙句、義父は義母を追い出し、別居することになりました。「義父は義母と離婚したいようですが、仕事をしていない義母は生活のために離婚を渋っているそうで、話し合いは難航していると聞きました。でも、先日義父から義母との離婚について相談を受けた私たちが弁護士を探し、話がスムーズに進むようにサポートしているので、もう少しで決着すると思います。実は私、義母からいろんな嫌がらせを受けていたときに、何度かボイスレコーダーでその様子を録音していたんです。義父が義母と離婚するにあたって、その証拠が義父に色々と有利に働くんじゃないかなって期待しています」現在、奏さん夫婦と義父との関係は、義父の再婚前のような円満な関係に戻っているとのこと。義父は頻繁に奏さん宅に遊びに来て、孫ともよく遊んでくれるそうです。義母が入ってきたことで一度は崩れた家族関係でしたが、親族が結束して乗り越えることで、その先にさらに強固な家族の絆が生まれることもあるようです。©spukkato/gettyimages©Peter Dazeley/gettyimages文・並木まき
2022年03月29日離婚が珍しくない時代になったこともあり、義父や義母が再婚をするケースも少なくありません。しかし、なかには義父母の再婚後に親族関係が悪化するケースもあるようです。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、義父の再婚をきっかけにトンデモない義母と関わることになった女性から話を聞きました。義父が再婚! “おめでたいこと”として祝福したけれど…「夫が高校生のときに義父母は離婚しており、夫は義父に育てられたそうです。義父は夫が私と結婚するまでは女性とお付き合いすることもなく、子育てと仕事だけに向き合ってきたそうですが、一人息子である夫が結婚し家庭をもったことで自分の幸せも考え始めたようです。その結果、仕事関係で知り合ったという女性と交際半年で結婚。義父の結婚が決まったときには、私も実の父のことのように喜びました」こう話すのは、36歳の奏さん(仮名)です。夫は2歳年上で、ふたりの間には最近娘が生まれたばかり。「ところが、義父の再婚相手の女性は義父より18歳年下で、私たちとさほど年齢が変わらないんです。だけど、義父と縁あって結婚した以上は義母になるわけですから、私も義母に対して敬意をもって接しようと決めていました」義父が再婚したばかりの頃は、円満な親族関係が続いていたとのこと。しかし、奏さん夫妻に子どもができてからというもの、義母からの風当たりが強くなってきたと言います。孫の存在に嫉妬!? 義母の妻への嫌がらせはエスカレート「義父は、初孫である娘の誕生をとても楽しみにしていました。妊娠中も、私のことを気遣ってくれていましたね。しかし、そんな義父の様子が義母としては面白くなかったのでしょう。その頃から、義母は私に対して嫌がらせや意地悪をするようになったのです…」義実家に遊びに行くと奏さんの分だけおやつが用意されていなかったり、面と向かって「妊娠中だからって甘えないでよね」と言われた挙句、妊娠中にもかかわらず家事を押し付けられたりしたそう。それでも、奏さんは最初のうちはそんな義母からの嫌がらせを我慢していたとのこと。しかし、嫌がらせは一向に止まないことから、次第に義母に苦手意識を抱くようになったそうです。また、その頃の義母からの奏さんに対する嫌がらせは、義父にバレないように義父がいないところでしか行われていなかったそうですが、そのうち義母は義父の目の前でもイヤミや小言を言うようになりました。「でも、義父はとにかく義母にメロメロ。だから、私に対して義母が嫌がらせをしていても何も言わないんです。明らかに義母がおかしなことを言っていても、義父は知らん顔をしてテレビを見ていたり、別の部屋に行ってしまったりして…。結局、義父が私を助けてくれることはありませんでした」そんな義母からの嫌がらせは止むどころか、どんどんエスカレートしていく一方。そこで、思い悩んだ奏さんは夫にも相談しました。すると夫も「俺もあの態度はないよなって思っていたし、なんでオヤジが注意しないのかイライラしていた」と共感してくれたそうです。そして、夫婦間で話し合った結果、ひとまず妊娠中は義実家に顔を出さず、義父母と距離を置くことにしました。義父や義母の再婚によって、親族関係のバランスが変わってしまう話は珍しくありません。また、再婚相手の性格によっては、息子や娘夫婦にも影響を及ぼすことがあるようです。©jacoblund/gettyimages©fizkes/gettyimages文・並木まき
2022年03月29日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、副業でホステスをしている彼女と交際中の34歳男性。不安で仕方ないと言う彼に佑雪さんのアドバイスは…?お悩み:「彼女がホステスをしてるのが心配!」【クラブ佑雪】vol. 235初めまして34歳男です。僕の彼女は昼のお仕事を本職にして、夜クラブで働いています。出会いはお店ではなく、お付き合いする前に彼女から夜も働いてると聞きました。お付き合いして、1年になります。 正直、夜の仕事に出てるとき、不安で心配です。同伴とかアフターとかは行ってほしくないと伝えていいものなんでしょうか? 連絡もあまり取ってほしくないです、伝えていいものでしょうか? またお付き合いするうえで気をつけることがあれば教えていただきたいです。(たなか34歳未婚お仕事はヒミツ)お悩みを解決したいなら、本質を見極めましょう陽射しはうららか、風は爽やか。そんな春ということで、本連載で久しぶりの男性からのお悩みを採用させていただきます。彼女、働き者ですね! 昼も夜も労働。体力的にも精神的にもお疲れのことと存じます。そんななか、彼氏であるご相談者さまの存在がきっと、心の支えになっているのではないでしょうか。と、思いきや。ご相談者さまのお悩みは、ベクトルがすべて自分向き。自分自身の不安を解消したい、自分自身が安心したい、ということにのみ、言及されています。彼女は本当に彼と付き合っていて、癒されているのか、支えられているのか、すごく心配になってきました。たま〜にいらっしゃいますよ。経済的に何不自由ない身分でありながら、刺激を求めて水商売を“趣味”でされる方。でも、彼女はきっと違いますよね? お金がふんだんにあれば、昼も夜も働かないと思うんです。ご相談者さまは彼氏として、彼女に昼夜働く理由を聞かれたのでしょうか? それはもしかしたら、ご家族の家計を助けるためかもしれません。ご家族の治療費が必要だとか、借金返済のためとか、よく聞きます。もちろん、自分のためということもあるでしょう。働けるうちに少しでも貯金をしておきたいとか。いろいろ、あると思います。で、働くお店にもよりますが、同伴はノルマだったりするケースも多いですし、ノルマじゃなくても営業には必要な要素です。アフターやお客さまへの連絡もしかり。ご相談者さまがどんなお仕事をされているか、わかりませんが、料理人だったとして、彼女から「危ないから、包丁使うのやめて!」って言われたらどうします? っていう話なんですが、そのへん、ご理解されてますか?昔、いい時代だった頃は若い女性なら「とにかく、顔だけでも出してくれればいいから」って感じで、夜のお店に雇ってもらえました。でも、今、お店にそんな余裕はありません。お客さんをもっていて、“その日の”売り上げを上げられる女性だけが、その日に出勤させてもらえるような状況だったりします。その店に在籍できても、もし、今日、お客さまを動員できる予定がなければ、その日は出勤すらさせてもらえない時代なのです。そんな過酷な状況で、彼女は同伴やアフターをこなし、連絡をするという努力をしてお金を稼いでいるのです。「同伴、アフター、連絡、やめてよ」ということは、すなわち「売り上げ減らしてよ」というお願いとイコールです。彼女は理由はどうあれ、お金のために働いています。お金があれば、働かなくてすみます。要はお金の問題ですから。その分の売り上げをご相談者さまが補填して差し上げられるのであれば、よろしいんじゃない? というのが、わたくしの見解ですが、どうでしょう? ご相談者さまが、彼女に同等に稼げるお仕事を斡旋してもいいですし、もし、彼女に借金などがあるなら、それを肩代わりするのもいいと思います。そういう“解決法”込みでなら、「同伴、アフター、連絡、やめてよ」の言葉も、受け入れられやすいのではないでしょうか。世の中には“お気持ち”だけでは解決できない問題が山ほどあります。どうぞ、お2人の仲が末長く続きますように。お祈り申し上げます。【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©The Good Brigade/Gettyimages文・藤島佑雪
2022年03月28日彼との結婚が決まり幸せを感じていた矢先に、誤爆LINEを受け取ったことによって、状況が一変してしまう場合もあるようです。今回はそういった経験のある女性たちに、“婚約中に彼から送られてきたトンデモない誤爆LINE”というテーマで話を聞きました。「式の前に1回会えない?」「夫とまだ入籍する前で、結婚式を間近に控えていたときでした。夫からLINEで、“式の前に1回会えない?”という連絡が来たんです。すぐに“いいけど、なんで?”と返しました。すると、しばらく間があったのち、“打ち合わせとかしたいから”という返信が来たんです。でも、そのメッセージに違和感があり、色々と考えてみた結果、“もしかして別の女性に送ろうとしていたのではないか”と思いました。彼に会ったときにそのことを問い詰めると、最初はしらばっくれていましたが、最終的にほかの女性に送る予定だったことを認めました。でも、“冗談で送った”と言うんです。たとえ冗談だとしても、相手のOKが出ていたら浮気に繋がっていたかもしれません。激怒した私は、一時は結婚式をキャンセルしようとしたんです。しかし、彼が土下座をして“今後、絶対に浮気をしない”と誓ってくれたため、思いとどまりました」カズミ(仮名)/34歳メッセージの内容としてはさほど違和感がないため、見逃してしまう人もいるかもしれません。しかし、“もし本当に浮気をされていたら…”と考えるとゾッとしてしまいますよね。「君も幸せになってね」「彼とは2年間付き合ったのち、結婚しました。でも、結婚前にひと悶着あったんです。婚約中、彼からLINEで“君も幸せになってね”と来たことがあって。最初はずいぶんと他人行儀だなと思いましたが、よく考えてみると“それは別の女性に送るつもりだったのでは?”と気づきました。彼にそのことを伝えると、素直に謝ってきましたね。そのメッセージを送ろうとした相手は元カノで、間違えて私に送ってしまったそうです。元カノとはもともと友だちで、2人で会うことはないけれど今でも友だち関係が続いているのだそう。事情を説明された後もすぐには納得できず、その後数日間はモヤモヤした気持ちを抱えることになりました」サリ(仮名)/29歳彼は元カノにエールを送っていたわけですね。ただ、婚約者である彼女としては、いまだに彼が元カノと繋がっていることを知り、モヤモヤを感じてしまったのでしょう。「実は結婚することになっちゃって」「彼からのプロポーズを受け、結婚を決めた直後のことでした。彼から、“実は結婚することになっちゃって”というLINEが届いたんです。最初は送り先を間違えたんだろうなと思ってスルーしていたんですが、後から言い方が気になってきてしまい…。だって、まるで結婚がアクシデントかのような言い方じゃないですか。その夜、彼にたくさん文句を言いましたよ。でも彼は、“友だちだからそういう言い方になった”の一点張り。正直、ムシャクシャしましたね。怒りが収まるのに数日かかりました」リヨ(仮名)/32歳彼としては、悪意はなかったのかもしれません。しかし、友だちへの報告とはいえ、結婚することを喜ばしく思っているのなら、言い回しには気をつけてほしいですよね。“婚約中に彼から送られてきたトンデモない誤爆LINE”をご紹介しました。悪気はなかったとしても、このようなLINEを受け取ってしまったら結婚するのをためらってしまいそうですよね。彼としても彼女を手放したくないのなら、もっと彼女の気持ちに寄り添った行動をすべきでしょう。©Ivan Pantic/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月28日大学時代から付き合っていた彼と結婚し、安定した夫婦生活を送っていた結衣さん(当時30歳)。ある時、夫の健吾さんの海外駐在が決まり、彼はフィリピンに単身赴任することに。ところが駐在先で浮気をしていたことが発覚。夫を問い詰めると、なんと「浮気相手の女性を本気で好きになってしまった」と打ち明けられたのです。不倫相手はまさかの女子大生「浮気相手はどんな女性なの!?と問いただすと、信じられない答えが返ってきました。なんとその女性は、まだ20歳になったばかりの学生。3か月の短期語学留学でフィリピンに来ている日本人だそうです。彼女はもうすぐ留学を終えて日本に帰国するけれど、彼女との将来を本気で考えていると言われました」結衣さんは信じられませんでした。もともと女好きで浮気性の男性ならともかく、健吾さんは周囲からも「絶対浮気なんてしなそうなタイプだよね」と言われ続けてきました。一途で誠実な夫が、まさか他の女性に心移りするなんて、考えてみたこともなかったのです。しかも相手は10歳も若い女子大生だというのが、さらに衝撃的でした。「一時の気の迷いに違いないから考え直すようにと、何度も夫を説得しました。私と健吾は、大学時代から一緒にいるんです。10年におよぶ絆が、たった3か月しか知らない相手に劣るなんてありえません。でも、そう彼に伝えると、さらに酷いことを言われたんです…」夫から「女としては見られない」と言われて…結衣さんが夫から言われたのは、「10年以上一緒にいて、結衣のことは家族としては好きだけど、女としてはもう見られない」という言葉でした。「『女として見られない』と言われて、本当にショックでした。しまいには、『心から申し訳ないと思っているし、慰謝料だったらいくらでも払うから、どうか別れてくれ』と頭を下げられたんです。プライドがズタズタになりました。その後、数か月は別居という形で様子を見ていましたが、彼から言われたことがどうしても許せなくて、結局離婚を受け入れました」こうして二人は離婚をすることになりました。協議離婚でしたが、結衣さんは慰謝料として、相場の数倍高い金額を受け取る形で合意しました。「ずいぶん多くのお金を手にすることはできましたが、いくらお金を積まれても心の傷は癒えないし、本当に辛かったです。10年以上一緒にいて、心から信頼もしていたし、愛していました。それなのにたった3か月一緒にいただけの女子大生に奪われてしまうなんて…。当時はメンタルのダメージがとにかく大きかったです」それでも結衣さんは、前向きに生きようと努力しました。心にぽっかりと空いた穴を埋めるように、必死で仕事に打ち込んだのです。元夫は浮気相手からあっさり捨てられて……そうして3年が経ったころ。取引先の相手と付き合うことになり、現在結衣さんは婚約中だそうです。「今の彼とは、仕事がきっかけで距離が縮まりました。とにかく仕事に必死だった時期に、チーム内での信頼を得ることができたためか、上司が抱えていた大型案件を引き継ぐことになりました。その案件で、取引先の担当だった彼と出会いました。すごく優しくて、外見もイケメンだと言われます」ちなみに、元夫の健吾さんは現在どうなったのかというと……。「大学が同じだったので、同級生からたまに健吾の近況を聞くんですが…。なんと例の女子学生とは、とっくに別れたそうです。彼女はそもそも健吾と結婚する気なんて最初からなかったようで、そこそこお金のある年上男性を狙っていただけ。健吾は彼女に高級品を大量に貢いだあげく、最後はあっさり捨てられたらしいです。そんな薄っぺらい関係のせいで私が苦しんだのかと思うと、複雑な気持ちにはなりますが…でもあの時離婚して仕事に打ち込んでいなければ、今の彼とも出会っていなかったかもしれません。今は、健吾と別れてよかったと心から思えますね」男女が長い期間一緒にいれば、いつかは必ずときめきや新鮮さは失われるもの。結婚して夫婦になると恋愛からは遠ざかり、新しい出会いや刺激が恋しくなってしまう人もいるかもしれません。しかし、今回のケースのように一時の感情に流されてしまうと、本当に大切なものを全て失ってしまうことがあるようです。©ajari/Gettyimages©Tetra Images/Gettyimages©Five/Gettyimages取材・文 小泉 幸
2022年03月26日単身赴任先で、妻の監視がないのをいいことについ羽を伸ばしてしまう男性は多いですが、中には浮気では済まず、本気の恋に発展してしまうケースもあるようです。今回は、海外駐在中の夫に不倫され、裏切られた女性のエピソードを聞いてきました。夫の海外駐在を機に、遠距離夫婦生活がスタート結衣さん(当時30歳)は、外資系企業の営業職。夫の健吾さんとは、大学時代から付き合っており、5年前に結婚しました。結衣さんも仕事をバリバリこなし、社内でもチームリーダーを任されるようになった矢先のこと。大手メーカーで働く夫のフィリピンへの海外駐在が決まったのです。「夫の駐在についていくかどうか、本気で悩みました。でもフィリピンに行くとなると、私は会社を辞めなくてはなりません。仕事にはやりがいを感じていて楽しかったし、健吾と話し合って、とりあえず私は日本に残り、彼は単身赴任で行くことになりました。夫婦が離れ離れになるとうまくいかないという人もいますが、私たちは固い絆で結ばれているから大丈夫だと信じていました」こうして夫は駐在先へ旅立ち、遠距離の夫婦生活がスタート。最初の頃はどんなに仕事が忙しくても、毎日LINEは欠かさず、数日に一度は電話で話していました。「でも赴任して半年ほど経過すると、健吾の様子が少しずつ変わっていったんです。LINEの返信がない日も増えて、電話しようとすると『疲れているからまた今度』と断られてしまいます。連絡頻度が一気に減って、様子もなんだかおかしいので、もしかして海外での生活がキツイのかな…?と心配になりました。その時点では、浮気は少しも疑っていませんでした。健吾は昔から一途で、誠実なタイプ。女遊びができるような人ではないと思っていました」バスルームの奥で妻が発見したもの結衣さんは有給を使って休暇を取り、フィリピンに駆けつけました。ところが、彼が暮らすコンドミニアムで信じられないものを見つけてしまったのです。「バスルームの棚の奥に、女性ものの美容液のボトルがありました。健吾が自分のために買った可能性もありますが、普通の化粧水や乳液などではなく、導入美容液だったんです。スキンケアにさほどこだわりがない夫が買ったとは思えず、『あ、他に女がいるんだ』と気づいてしまいました。LINEの返信や電話が減っていたのも、そのせいだったのでしょう」それでも結衣さんは、すぐに夫を問いただすようなことはしませんでした。夫だけではなく自分にも原因があると思ったからです。「見知らぬ土地で、仕事をこなしながらたった一人で生活するのは辛いと思います。健吾はもともと寂しがりやなので、余計そうだったかもしれません。だから私は、自分の仕事を優先させて、駐在に一緒に来てあげなかったことを後悔したんですよね。私にとって仕事はもちろん大切だけれど、それ以上に夫の存在の方がかけがえのないものだと気づいて…」夫は、本来浮気をするタイプの男性ではなく、寂しさゆえに一時の気の迷いが生まれただけ。一度や二度の過ちであれば、目を瞑ろうと思ったのです。夫から言われた信じられない一言結衣さんは思い切って会社をやめ、フィリピンで一緒に暮らすことを決めました。しかしその決意を健吾さんに話すと、予想外の反応が…。「浮気には気づいていないフリをして、『フィリピンで一緒に暮らそう』と提案すると、夫は明らかに動揺していました。『今のままでもうまくいっているんだし、会社を辞めるのももったいない。そんなに慌てて決める必要はないから、このまま遠距離で頑張ろう』と言い張るんです。これは間違いなく、私にフィリピンに来てほしくないから。浮気相手が原因なのだとしたらさすがに許せなくて、ついに『浮気してるんでしょ!?』と、責めてしまいました。すると夫は、なんと浮気を認めたんです。信じられないことに、『今付き合っている女性がいて、彼女のことを本気で愛している』と言われました……」どんなに固い絆で結ばれている二人でも、夫婦というのは何が起こるかわからないもの。また、「うちの夫は浮気するタイプではないから大丈夫」と思っていても、誠実で一途なタイプだからこそ、“浮気が本気になってしまう”という恐ろしいパターンもあるのかもしれません。©AaronAmat/Gettyimages©Jonathan Knowles/Gettyimages©Yue_/Gettyimages取材・文 小泉 幸
2022年03月26日円満が続く夫婦というのは、実は恋愛中からパートナーシップの築き方が違います。具体的に何が違うかというと、仲良しでいるために共有するべきテーマをきちんと押さえているということです。そのテーマとは一体何か。今回は代表的な3つのテーマをご紹介します。夫婦円満がずーっと続く、結婚前に話し合っておくべき3つのこと【おおしまりえの恋愛道場】vol. 164一生の愛を誓ったはずなのに、日本では離婚する男女がめずらしくありません。その理由の第一位は、「性格の不一致」とも言われています。年齢や経験を重ねていくうちに、性格が合わなくなっていくわけですが、一方で時間の変化を経ても、長く仲良しな夫婦というのも存在します。そうした夫婦は、一体何が違うのか。また、結婚前に話し合っておくとより円満が続く3つのテーマについても、ご紹介します。夫婦は時間とともに変わる、わかっているかいないかがカギ人間というのは、誰でも時間や経験をへて価値観が変わっていくものです。つまり、どんなにラブラブな恋人同士でも夫婦でも、長く一緒にいたら性格がズレていくことは起きるものなのです。こうした自然の流れをまず分かっているかどうかが、長く続くパートナーシップの1つのカギになります。性格がズレていくことが必然であれば、当然2人が歩み寄っていく取り組みも必要です。例えば夫婦であれば、子どもが生まれたなど、大きな変化があった時はもちろん、定期的に今自分が感じていること、したいことは共有することが大事です。また、カップルであれば、異動や誕生日といった節目の時期には、思うことが変わったり強まったりするものです。こうしたタイミングで、相手とフラットに話し合いができていると、関係は年数とともにより良くなっていきます。お互い恋愛感情が高いと、こういった話は表面的になります。また、仕事などで忙しすぎると、どうしても話し合いは後回しになります。しかし、意思の疎通をしていく努力こそが、円満な関係を長く続ける秘訣といえます。理想生活スタイルについて意思の疎通をしていく努力をしていくとしても、一体結婚前に何を話しておけば良いか、意外と迷う人はいるでしょう。そこで、特に大事になってくる3つのテーマをご紹介します。1つ目は、自分の理想の生活スタイルや将来の希望についてです。どこで暮らしたいか、仕事はどういったリズムや方向性を今は考えているかなどを話しましょう。こうした話をしていないと、突然「本当はこれをしたかった」と後から希望を聞かされて困るケースがあります。例えば、結婚した後に突然夫が地元へのUターン転職を希望して揉めたとか。夫が結婚後の家事を全部妻に望んできたとか。はたまた子どもが生まれたら妻が仕事を辞めてしまったといった不満も聞きます。もちろん理想の生活スタイルは時間とともに変わるものではありますが、事前に今の希望を伝え、そして聞き、今後も適度に希望を共有しあっていくことは大切です。コミュニケーションのとり方について決めておく人は付き合いが長くなればなるほど「言わなくてもわかるはず」を相手に求めがちです。生活のちょっとしたことなら良いのですが、大事な話をしたい時、不満を感じた時、ストレスが溜まっている時などは、相手とマメにコミュニケーションを取れた方が、長い目で見て関係はプラスに働きます。また、夫婦の満足度を調査したあるデータでは、1日1時間の言葉でのコミュニケーションを取っている夫婦ほど、満足度が高いという結果もあります。どんなに忙しくても、相手とすれ違いにならないような会話の仕組みを、恋愛中から構築しておくことは、長く夫婦円満を保つのにとても大切です。例えばある夫婦は、話したいことがあると一緒にお風呂に入り、会話を楽しむことをルールにしているそうです。ルールは何でもいいのです。ただ「話したい」と思ったとききちんと話せるよう、コミュニケーションのとり方のルールはある程度決めておけると安心です。お金の管理方法について最後は生活に欠かせないお金の話についてです。お金の話を真っ向からするのって、抵抗感を覚える人が多いものです。しかし、離婚原因の上位には「生活費を渡してもらえない」「相手の浪費がすごい」といった理由があがることもあります。つまり、お金のやり取りをクリアにできているだけで、実は夫婦円満に一歩近づいていると言えるのです。恋愛中の段階から、金銭感覚について確認しておくことや、同棲のタイミングでは生活費のやり取りについて細かい話し合いをしておくなど、今の状態から話せることはいくつもあります。ぜひトライしてみましょう。意外と話をしてみると、金銭感覚にだらしない相手だったことがわかることもあります。また、元々はルーズなタイプだったのに、2人で話し合ってルールを見つけていくなかで、お金に対してキッチリ向き合えるようになったケースもあります。日々のお金を扱うという力というのは、特殊なものではありません。知識と取り組んだ回数で、ある程度上がっていくものです。だからこそ、恋人同士で話し取り組めた方が、よりよい関係づくりに繋がるのです。今からでも話し合えるとより夫婦円満にもつながるテーマについて、3つご紹介しました。好きだとどうしてもこういった深い話は後回しになりがちですが、ぜひ彼とより良い関係を作っていけるよう、チャレンジしてみてください。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©juanma hache/Gettyimages©Thomas Barwick/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Addictive Stock / Manuel Ruiz Alba/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年03月24日「デートに誘ってほしいけれど彼が動いてくれない」「気になる人とふたりで話したい。私から誘っていい?」と思うなら迷わず自分から声をかけるといいでしょう。女性から誘うのはガツガツしてちょっと……と心配する必要はありません。実はメリットのほうが多いのです。実は誘われるのを待っている男性からデートに誘われたい女性は多いですが、実際のところ、積極的にリードを取ろうとする男性はそう多くありません。断られるかもしれないリスクやデートプランを考える手間を担わずに済むならそうしたいと思うのが自然で、デートは男性から誘うものという考えは少し昭和的でしょう。私は占い師という仕事柄たくさんの恋愛相談をお伺いしますが、「自分からデートに誘っていいのでしょうか?」という女性からのご質問は少なくありません。そして、男性からも同様に、好きな女性を誘うことに迷うお悩みを聞くのです。つまり、女性も男性も「誘ってほしい」「声をかけていいの?」と待つ傾向があるということ。どちらかが主導権を握って動けるならいいですが、お互いに様子見をするだけでは進展する恋もしなくなってしまいます。いずれ誘ってくるだろうと期待するより、自分からデートのきっかけを作ったほうが付き合うチャンスを早くつかめるはずです。初デートなら自分のペースで気になる人やマッチングアプリで知り合った人との初デートは、男性がセッティングするものと決めつけないほうがいいかもしれません。「このお店に行きたい」「これが食べたい」と主張することで自分のペースが作れます。相手のチョイスに従い合わせる感覚がなくなるので我慢やガッカリが減るでしょう。相手が自分の好みを熟知しているとは限りませんし、交通の便が良くないお店を指定してくる可能性もあります。また、「いいな」と思ったけれど、じっくり話したら気持ちが冷めるかもしれません。「なんか違う」と感じる相手と長々コース料理を食べ続けるのは苦痛でしかないはず。初デートは軽くお茶するくらいで様子を見て、「もっと話したい」と思えば食事ができるお店を探せばいいでしょう。自分が動きやすくなるためにも、デートは相手に丸投げしないほうがいいですし、場所やお店は積極的に提案するとメリットが多くなるはずです。楽しませ上手は愛され彼女に仕事で接待や会食が多い人はおいしいお店にくわしく、デートで女性を楽しくもてなすのが得意です。会う場所がサクサク決まると気持ち良いですし、「この人はデキる」という信頼感や頼りがいを感じるでしょう。ただ、これは男性に限った話ではなく、女性にも同様にいえることなのです。たとえば、「仕事終わりで食事に行こう」と決めたとして、自分と相手の勤務先からどちらにも無理のない場所を提案するとか、交通の便が良い手ごろなお店をピックアップできると、男性からの好感度は当然上がります。あるいは、「この駅でごはんを食べるなら、ここがおいしい」とおすすめが言えたら男性の中でデートに対する期待値が高まるでしょう。楽しませ上手が愛されるのは男性も女性も同じ。デートに対して「私を楽しませて」と受け身になるより、「一緒に楽しもう」と前のめりなスタンスを取ったほうが彼女の座を早くつかめるはずです。「デートに誘ってほしいけれど彼が動いてくれない」「気になる人とふたりで話したい。私から誘っていい?」と思うなら迷わず自分から声をかけるといいでしょう。女性から誘うのはガツガツしてちょっと……と心配する必要はありません。実はメリットのほうが多いのです。©Compassionate Eye Foundation/Steven Errico/Getty Images©VioletaStoimenova/Getty Images©Geber86/Getty Images文・沙木貴咲
2022年03月22日銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、既婚男性と不倫中の36歳女性。それなりに大事にされていると思っていたが、ひょんなことから彼に不満を言うと態度が変わり…。佑雪さんが女性を不幸にする男性の特徴を教えてくれます!お悩み:「不倫だけど、もっと大事に愛されたい!」【クラブ佑雪】vol. 234恥ずかしいお話ですが、36歳で不倫に悩んでます。長くなりますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。彼Hさんと初めて出会ったのは2017年のコンパニオン役で行った忘年会でした。カメラが趣味だという以外は特に話題も盛り上がらなかったので、気にも留めてませんでした。2018年になって毎週2回勤めていたラウンジに飲みに来られてましたが、毎回お席には着いてなく、座ってもお連れの方と話をしていたので顔も名前もうろ覚えでした。4月の終わりにひとりで来られたとき、なぜか指名をされました。その日に番号を交換してアフターに誘われましたが、ほかのコのお客さまだと思ってたので行きませんでした。次の日から毎日のように連絡があり、お店に来られたときはアフターに誘われて、しばらくして告白をされました。丁重にお断りしてましたが、昔から仲のいいおねえさんから「ここまでしてくれる人そんなにいないよ。いい人じゃん。なんでそんなに悩むの」「あなたも今までみたいに適当にしたらいかんよ」と言われ、そうなのかなとお付き合いを受け入れました。不倫をするのは初めてではなかったのですが、確かに今までは踏み込まず、踏み込ませず、私からの気持ちはあったのかな? という程度のお付き合いが多かったように思います。Hさんは私の誕生日に温泉に連れて行ってくれ、1か月後には大阪に遊びに行き、泊まりはあべのハルカスで。ここまでしてくれるからおねえさんの言う通り、大事にしようと思いました。が、11月に同じお店のカメラ好き女子Mちゃんと同伴した上に別の女のコも一緒にと聞いて、電話で喧嘩になりました。Hさんは「Mちゃんひとりだと気を遣うと思って。やましい気持ちはない」と言ってましたが納得できず、言い続けてたら「自分の金を何に使おうが自分の勝手やろうが」「ただの愛人がいちいち文句言ってくるんな」と言われ、電話を切られ、着信拒否に。LINEもその日はブロックされました。着信拒否は今も継続中ですが、何か不満を言うとこの日からすぐ「別れる」&ブロックの繰り返しです。 去年は2か月ほど別れてた期間もありましたが、Hさんからヨリを戻したいと言われ、悩みましたが受け入れました。ですが、以前みたいに毎日の連絡もなく、飲みに出るときも事後報告。最悪知らないときもあります。別れの連絡を入れても既読スルーされるか「それでいいがやな」「本気?」と言われると求めてしまう気持ちが出てきます。家庭を壊したいわけではありません。思ったこともないです。以前みたいに大事にされたいだけなんですけど、自分がどうすればいいか、考えれば考えるほど、わからなくなってくるんです。(Kampa121036歳未婚ラウンジでバイト)女性を不幸にする男性と、幸せにする男性を見極めましょうねなるほどなるほど。つまり、水商売をしていて、そこのお客さまと不倫していると。で、最初は席に着いても、その彼は自分に話しかけてこなかったと。でもね「4月の終わりにひとりで来られたとき、なぜか指名をされました」って部分、これ、「なぜか」じゃないですよ。間違いなく、彼のムラムラが発動したからです。そういうお店にひとりで来る方って、口説き(エッチ)目的が大半ですから。ましてや、その日以降、毎回アフターに誘ってきてるわけでしょ?それ、お店の営業が終わった深夜から、外で飲み直そうよってこと、つまり“ヤリたい”ってことですからね。っていうか、それまでは常に知人が一緒で、おそらく仕事関係だったから、そっち方面には自分のエッチな願望を知られたくないから知らんぷりしてただけで、ひとりで口説きに行けるタイミングを待っていたんでは?もうひとつは彼、不倫慣れしてますから、“前科”があるはず。それなりにお相手がいたのが、別れちゃって、次なるお相手が必要になったタイミングだったということも考えられますね。銀座のホステス歴ン十年という、わたくしが鑑定する限り、彼、遊び人です! ギンギンの下半身全開で押してるだけの彼を、お店のおねえさんが、なぜ「ここまでしてくれる人そんなにいないよ。いい人じゃん」と言いきっちゃうのか。わたくしからすると疑問でなりません。そこは、あくまでお客さま(既婚者)である彼の“ご好意”をありがたく頂戴して、売上を上げていくことこそが筋であって、本気で付き合っちゃうのは…あべのハルカスは高級ホテルではありますが、本当にいい人っていうのは、独身でちゃんと自分の家、部屋に呼んでくれる人のことを指すんじゃないかな…。しかも彼、イヤなタイプの遊び人。売り言葉に買い言葉とはいえ、思ってもないことは口から出てきません。「自分の金を何に使おうが自分の勝手やろうが」「ただの愛人がいちいち文句言ってくるんな」って…。自分勝手かつ女性蔑視な匂いがプンプン。ご相談者さまの人権をめっちゃ無視してますよね。今、令和ですよ?以降、やり直してもケアが足りないとのこと。そして、ご相談者さま的には「以前みたいに大事にされたいだけなんですけど」とありますが、申し訳ございません、ご相談者さまは最初から大事にされてはいないことを認識しましょう。彼は自分の欲望の赴くままに、お金のパワーと強引な押しで、ご相談者さまを思い通りに扱っていただけです。それが証拠に、彼の思い通りにならないご相談者さまのことは受け入れてません。彼との結婚は望んでない。それはそれでいいでしょう。でも、ご相談者さまは幸せになりたいですよね? 幸せでいたいですよね? であれば、まず“男性から大事にされる”とはどういうことなのか“いい人”というのは、どのように女性に接するのかという認識をあらためてください。お店のおねえさん、いい人かもしれませんが、彼女の考え方は少なくとも、ご相談者さまを幸せに導くものではありません。だから、彼女の考え方を自分の心のファイルから削除してください。そうして、自分を幸せにしてくれる男性とはどういう人か、見極められる女性になりましょう。応援してます!!【お悩み募集しています。こちらからどうぞ!】※マガジンハウスの会員登録をしていただくことになります。藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)元リアル銀座のクラブのホステスを経て、占い師・開運アドバイザー。著書に『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。anan web上の銀座『クラブ佑雪』オーナーママとしてお悩み相談「クラブ佑雪」、『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」など連載多数。©Vera Livchak/Gettyimages文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子
2022年03月21日結婚7年目までは、幸せな結婚生活を謳歌していた32歳の真奈実さん(仮名)。しかし、子作りに過剰に干渉してくる義母の存在によって、幸せだった結婚生活が一気に苦悩に満ちたものに様変わり。そんな生活が続いたことで、ついに真奈実さんのストレスは最高潮に達したそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、真奈実さん夫婦が迎えた結末について話を聞きました。「産婦人科の予約を取ってあげた」と言ってきた義母真奈実さん夫婦は20代半ばに結婚。お互いに仕事が忙しかったことや、夫婦ともに海外旅行が好きだったこともあり、あえて子どもはつくらなかったそう。それぞれの趣味と夫婦での海外旅行を楽しみながら、お互いに幸せな日々を過ごしていました。しかし、真奈実さんが30歳を過ぎた頃から義母が夫婦関係に干渉してくるように。最初は会うたびに「子どもはいつ?」という話をされる程度だったそうですが、結婚7年目に入った頃から義母は「子どもを作らないなら離婚してほしい」とまで言ってくるように。さらには、電話でも子作りについて話してくるようになったため、真奈実さんはいつしか義母からの電話には出なくなったそう。すると、義母は子作りへの干渉をやめるどころかエスカレート。ついには、アポなしで家に押しかけてきたうえで、子作りの話を真奈実さんにこんこんとするようになりました。「あるとき、いつものようにアポなしで家に押しかけてきた義母が『あんたたちに任せておいたら、いつまでも孫の顔が見られないから、私が産婦人科を予約してあげたわよ。診察費は自分たちで出しなさいね』と言ってきました。それまでは義母の過干渉な発言もなるべく聞き流すように努めていた私も、これにはさすがに怒りを抑えられず…。その場ではなんとか平静を装いましたが、義母が帰ったあともイライラが止まりませんでしたね」帰宅した夫に義母に言われたことを伝えると、夫も一緒になって怒ってくれたそう。そして夫は「母さんの発言はやり過ぎだと思っていたけれど、真奈実ちゃんがうまく流してくれるから任せちゃってた。ごめん」と真奈実さんに謝ってきたとのこと。そして夫は、真奈実さんに「今回の母さんの発言はさすがにヒドイから、僕がなんとかするよ」と約束しました。夫が義母にビシッと言った衝撃のひと言とは後日、夫は真奈実さんを連れて義母の家を訪ね、真奈実さんとの約束通り、義母に対して発言を詫びるよう伝えてくれました。しかし義母は、もともと気が強いこともあり「悪気はない」「孫をつくらないあなたたちが悪い」と言って、夫にも真奈実さんにも謝らなかったのだとか…。「すると、夫も怒りが限界を迎えたようで、急に顔色が変わり、私が聞いたこともないような低い声で『母さんがその態度を変えないなら、こちらもそれなりの対応をさせてもらう。産婦人科にも行かないし、今後、孫ができても母さんには会わせない』と言い切ってくれたんです…」すると、義母も息子にそこまで言われるとは思っていなかったのか、態度を急変させ、いきなり息子に対して泣きながら謝り始めたとのこと。さらには、その翌日に真奈実さんの自宅に来て、菓子折りを渡しながら「今までヒドイことを言い続けてごめんなさい」と謝罪をしてきたそうです。「これには正直、驚きました。けど、夫があのとき強く言ってくれなければ、義母からの過干渉はずっと続いていたと思います。あの日を境に、義母が私たちに対し子作りに関する発言をすることは一切なくなりましたし、電話をして嫌味も言ってこなければ自宅にアポなしで押しかけてくることもなくなりました」今では再び夫婦で過ごす、平穏で幸せな毎日を取り戻した真奈実さん。義母からの過干渉を止めてくれた夫にも、心から感謝をしているとのことでした。義母からの嫌がらせや過干渉を止めるには、息子である夫の対応が重要となることも。今回のように妻の立場を理解し、母親に対しても毅然とした態度でNOを言える人が夫であれば、義母問題は比較的改善しやすいのかもしれません。©Panupong Piewkleng/gettyimages©yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年03月19日結婚7年目までは、夫婦水入らずの幸せな結婚生活を謳歌してきた32歳の真奈実さん(仮名)。しかし、結婚7年目を迎えた頃から、義母が執拗に夫婦生活に干渉するように…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、彼女が体験した義母との壮絶な日々について話を聞きました。結婚生活7年目までは幸せだったのに… 義母によって全てがいきなり壊された「夫と結婚したのは20代半ばの頃。お互いに仕事が忙しかったこともありますが、夫婦ともに海外旅行が好きだったので、あえて子どもはつくりませんでした。それぞれの趣味と夫婦での海外旅行を楽しみながら、お互いに幸せな日々を過ごしていたんです。それなのに、私が30歳を過ぎた頃から義母が夫婦関係に干渉してくるようになりました。その頃から、義母は会うたびに『子どもはいつ?』と言ってきて…。最初のうちはその程度だったのですが、そのうちに『まさか避妊なんてしていないわよね?』とか『週に何回、挑戦しているの?』などと、夜の生活にも口出しをしてくるようになったんです」義母はもともと言いたいことをはっきり言わないと気がすまないタイプ。最初のうちは、真奈実さんも「孫の顔が見たいんだろうから、しょうがないか」と軽く流していたそうですが、結婚7年目に入った頃から義母の発言がエスカレートしてきたよう。「結婚7年目を迎えた頃に、義母の発言は過激になっていきました。ついには、『子どもを作らないなら離婚してほしいわ』とまで言ってきたんです」幸いにも夫婦仲は円満だったため、義母からの過剰な干渉がなければ幸せを満喫していた真奈実さん。しかし、エスカレートした義母の発言や行動によって、幸せだった日々が一気に地獄になったと嘆きます。義母からの電話に出なくなると、アポなしで家に押しかけてくるように…「義母からの電話に出ると、子作りについて嫌なことばかり言われるので、そのうち私は義母からの電話に出なくなりました。すると、義母はアポなしで家に押しかけてくるようになって…。家まで来られたらさすがに追い返すわけにもいかず、とりあえず中に入れるんですけど、ずーっと子作りの話を続けるので、本当にウンザリしましたね」夫婦関係に過剰に干渉してくる義母がいる場合、幸せだった結婚生活が一気に苦悩に満ちたものに変わってしまうこともあるようです。こういった義母からの干渉をとめるためには、夫の協力が不可欠なのかもしれません。©Eka Setiawan/EyeEm/gettyimages©bee32/gettyimages文・並木まき
2022年03月19日ある日突然女性たちを襲う「私って結婚できるのかな…」という不安感。誰しも経験があると思います。でもその不安感の根にあるのは、実はもっと現実的な問題が引き金かもしれません。やみくもに不安感を高めるのではなく、適切な不安解消を目指し、今回3つのパターン別に原因と解決策をご紹介します。「私は結婚できるのだろうか…」婚活女性のよくある不安感を吹き飛ばす考え方【おおしまりえの恋愛道場】vol. 163ふとした瞬間、襲ってくる将来への不安。アラサー女性の場合なら、結婚にまつわる不安感を急に感じるなんて人も多いでしょう。「私は結婚できるのだろうか…」そんなモヤモヤから、彼がいない女性はやみくもに婚活をしてさらに不安感を高めたり、彼がいる女性は、将来への話ができなくて悶々としてしまったりする。そんな経験ありませんか。誰しも未来に対する不安感は抱くものです。でも、それがある日突然理由もなく不安感となって襲ってくる場合、根底にあるのは別の問題だったりします。では、どんな問題なのか。正しく理解し、ポジティブに消化するため、パターンをご紹介します。不安の原因1自分の人生に充実感がない将来という不確定なものに対して気持ちが持っていかれる原因の1つは、日々の充実感の不足です。今やりたいことがなくて暇だったり、忙しくても充実感を得られていなかったりすると、人生はくすみがかったように感じ、漠然とした不安感に包まれます。しかし、こうした不安感が今ありながら未来を見ると、当然未来は不安感の延長線上に感じられ、さらに不安なものになります。その結果思うことは「私は結婚できるのだろうか…」という、モヤモヤなのです。未来に希望が感じられないから結婚にも不安を覚える場合は、まずは今現在の閉塞感を解消することを目標にした方がいいでしょう。即効性がある解決策の1つは、まずは楽しい予定で少し先の毎日を埋めることです。友達との食事、旅行、イベントの予定などなど。しかしこれは、先につながる活動ではないため根本的な解決にはなりません。こうした楽しいお出かけや娯楽の予定を入れつつも、中長期の視点では「自分はどんな生活を送りたいか」「どんな自分になりたいか」をもう少し考え、それに必要な行動を考え、前に進んでいくと良いでしょう。ポイントは、今すぐできる解決策と、これからコツコツと叶えていきたい解決策を分けて考え、そして行動することです。不安の原因2金銭的な不安要素があるアラサー世代に限らず、全ての世代で深刻になりつつあるのが金銭的な問題です。貯金がない、お給料が少ない、今の仕事が危ない、そもそも安定した仕事ではない。そんな悩みを抱くとき、リスク分散として結婚を考える女性はいるものです。「相手に養ってもらいたいわけではないけれど、安心・安定した生活のために結婚したい」これは男性よりも女性ならより感じることだと思いますし、実はシニア婚活をする女性のニーズとしても、非常に高いと聞いたことがあります。しかしこうした気持ちを高く持って結婚を検討すると、お金の不安とパートナーシップの不安が二重になって、私たちの気持ちをさらに落ち込ませます。また、こうした状態でパートナー選びをすると、相性や好感ではなく、金銭的な安心感を満たす相手を選んでしまい、結果として判断を間違うこともあります。金銭的な不安感から結婚を考えさらに不安になっている場合は、まずは金銭的な不安を徹底的に見て、そして自分でできる解決策を見つける方が先決です。生活費の不安なら、家計簿をつけ、貯金額や生活費を見直す。仕事の不安なら、今の会社の状況や自分のスキルを見直す。キャリアの不安なら、転職といった行動も検討してみる。またどの問題も、専門家や専門書籍に解決策を教えてもらうことも有効です。実はお金に不安感がある人の多くは、その不安がどこから来ていて、何をすると和らぐかまで向き合っていないことが多いのです。「お金がない」と言いながらも、家計簿をつけてない人って多いですよね。「仕事やめたい」と言いながらも、転職活動をしていない人も多いものです。お金に関しては、こうした感情と行動の不一致がどこにあるか見つけ、自分である程度解消することが大切です。ちなみに男性が結婚相手に望むことの1つに、「マネーリテラシーが高い人」を上げる人が少なくありません。しかもその傾向は、年収が高い男性ほど多くなるとも言われています。つまり、自分の金銭的な不安をきちんと向き合い解消することは、おのずと男性からのモテ力を高めることにもつながるのです。ちょっと無理やりなこじつけかもしれませんが、将来のパートナーシップのためにも、金銭的な不安とはきちんと向き合い、今できる解決策を探してみましょう。不安の原因3彼との関係に不満がある3つめは、今現在彼がいるのに「私は結婚できるのだろうか…」と悩むケースです。この場合、根っこにあるのはコミュニケーション不足です。ここでいうコミュニケーション不足とは、ただ会話量が足りないとか、不仲であるといった話ではありません。どんなに仲が良くても、“将来を見据えた深い話”を、満足にできていないと、彼との関係に不安を感じ、結婚に対しての不安感が募ります。つまり、ここでやるべきは彼との話し合いです。間違っても、女子会で不満を発散したり、占い師に婚期を聞きにいったりする、なんてことはしないように(してもいいのですが、ほどほどに)。なぜなら、コミュニケーション不足からくる不安は、コミュニケーションを取ることでしか解消できないからです。とはいえ、彼とこうした話をするのは、「険悪になったり嫌われたりしたらどうしよう」と、怖くなるものです。そこで会話をする際、勇気を出すと同時に、以下3つのことに気をつけてみてください。相手と自分の考えは違うことを前提におく自分の意見を押し通すのではなく、2人が納得する第3の答えを見つける相手を信頼して話を聞く、受け止める話し合いは、自分の意見を通すためにするものではありません。お互いの意見を話し、それが自分の意に沿わなかったとしたら、お互いが納得できる第三の答えを探すために話すのです。例えば彼が「今は結婚を考えていない」と言うならば、「なんとか今結婚しよう」と説得するのではなく、その理由をきちんと聞いたうえで、今結婚したい自分の理由も伝え、双方が納得する解決策はどこかを話し合うのです。彼としては、「仕事が落ち着くまでは考えられない」といった理由があるかもしれません。それなら期限を決めるとか、仕事が落ち着くまで入籍はあとにして、両親への紹介だけでも先にしたい、といった相談ができるかもしれません。お互いを信頼しあっている関係なら、こうした話し合いもできるもの。それはひいては不安の解消だけでなく、将来のより良い関係構築にも繋がります。漠然とした結婚への憧れと不安感について、3つのケースの原因と解決策をご紹介しました。不安というのは、どんな人にもついて回るものです。つまり、どんなに嫌だと思っても、なくなることはありません。1番の解決方法は、過剰に怖れたりフタをしたりするのではなく、不安があるという状態を認め、ちゃんと前向きに不安が消える取り組みをすることです。結婚への不安も、一見すると恋愛や将来といった不安に見えますが、その根っこはもっと現実問題が絡んでいます。ゆっくり深呼吸しながら、ぜひ自分らしい答えを見つけ、不安を和らげ、その次のステップとして、良い恋愛や結婚を叶えていってくださいね。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©EmirMemedovski/Gettyimages©Ado Hasanovic / EyeEm/Gettyimages©fizkes/Gettyimages©Martin Dimitrov/Gettyimages文・おおしまりえ
2022年03月17日紗代子さん(仮名・32歳)は29歳のときに、5歳下の弘樹さん(仮名・当時24歳)と出会いました。弘樹さんとの結婚を考えていたものの、彼は結婚の話になると煮え切らない返事をするのみ…。そこで彼にその理由を聞くと、「結婚するにはお姉ちゃんの許可が必要」と言われたそう。後日、結婚を許してもらうべく、お姉さんのもとに挨拶にいったそうですが、そこで紗代子さんが予想もしていなかった“結婚の条件”を突き付けられたそうです。いったい何があったのか、彼女に詳しく話をうかがいました。お姉さんとの初対面「当時29歳だった私は、30歳までに結婚したかったこともあり、思うように結婚の話が進まない現状に焦りを感じていました。そのため、交際相手である弘樹に直接“どうして結婚してくれないの?”と尋ねてみたんです。すると、“結婚するには、お姉ちゃんの許可が必要だから”という返事が返ってきてしまい…。詳しく話を聞いてみると、弘樹は子どものころにお母さんを亡くしており、お姉さんが母親代わりとなって育ててくれたそう。そのため、お姉さんに対し絶対の信頼を置いており、結婚の話を進めるためにはお姉さんに同意してもらう必要があるとのことでした。彼のお姉さんは私よりも2つ年下で、すでに結婚していて2児の母。彼と30歳までに結婚したかった私は、意を決してお姉さんのもとに挨拶に行くことにしたんです。そして初めてお家に伺ったとき、お姉さんは“どうぞ”と丁寧に出迎えてくれたものの、どこか冷たい感じがしました。それに、お姉さんからはまるで値踏みするかのような視線を感じましたね」結婚の話を切り出すと、お姉さんの態度が一変「挨拶をして、普通の会話をしているときは和やかな雰囲気でした。でも、弘樹が結婚の話を切り出した途端、お姉さんの態度が一変したんです。お姉さんは私を睨むように見て、“もちろん仕事は辞めて、子育てに専念するつもりだよね?”と聞いてきて…。続けて、“仕事を辞めることが結婚の条件”、“妻は家庭を守るべき”と一方的に言われ、頭の中が真っ白になりました。もしかしたらお姉さんの経験から感じたことを言ってくれているのかもしれませんが、私は結婚後も仕事を辞めたくなかったんです。とりあえず、その場では“私たちは結婚を前向きに考える”と伝え、お姉さんの家を出ることにしました」仕事を辞めたくなかったが…「私はウェディングプランナーという仕事にやり甲斐を感じていました。そのため、結婚して子どもを産んでもこの仕事を続けたかったですし、将来は独立したいという思いもあったんです。ですが、弘樹と結婚するためには、その夢を諦めるしかない状況でした。彼と一緒に帰りながら、頭のなかでいろいろと考えてしまいましたね。すると、そこで電話が鳴ったんです。職場からでした。私の担当しているお客さまが衣装のことで相談があるという内容でした」別れを決断した「彼のひと言」「緊急のようだったので、弘樹に“ごめん”と言って少し離れたところで電話をしました。15分ほど話して電話を切り、彼のところに戻ったんです。すると、彼は待たされたためか不機嫌に。そして、“どうせ結婚したら辞めるんだから、適当に対応すればいいじゃん”と言ってきたんです。私は彼のその発言で、ハッと目が覚めました。もし辞めるとしても、それはお客さまに対して適当な対応をする理由にはなりません。その瞬間、“この人とは結婚すべきではない”と思ったんです。自分の進みたい道があるのなら、無理に方向転換する必要はないと。きっと自分に寄り添ってくれる人がこの先現れるはずだと…。その後、じっくりと考えたうえで、私は弘樹と別れることを決意。後日、弘樹にもきちんと理由を話したうえでサヨナラをしました。そして、そのときから3年が経った32歳の今、仕事に対して理解があり、一緒に子育てできる彼と結婚。子育てと仕事を両立しながら、幸せに暮らしています」“年下彼との結婚を諦めたアラサー女性の告白”をご紹介しました。たとえ今の相手とは縁がなかったとしても、今回のケースのようにその後自分のことを心から理解してくれる相手との出会いが待っていることも。紗代子さんのように重要な選択を迫られた際には、自分のなかで優先順位を明確にしたうえで、じっくりと考え、結論を出すべきなのかもしれませんね。©fizkes/gettyimages©yacobchuk/gettyimages文・塚田牧夫
2022年03月15日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚