「大河ドラマで改めて演技力の高さを示したことで、草なぎさんのもとには民放から水面下でオファーが届いているそうです」(映像制作関係者)NHK大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜役を好演している草なぎ剛(46)。民放の連ドラは’17年の『嘘の戦争』(関西テレビ制作・フジテレビ系)以来、出演していないが、ここにきて争奪戦が繰り広げられているという。「一歩リードしているのは関西テレビです。草なぎさんとしても連ドラ初主演作は関西テレビ制作の『いいひと。』(フジテレビ系)なので思い入れがあります。関西テレビ側としては『銭の戦争』『嘘の戦争』と続いた復讐シリーズの完結編である第3弾を進めたいと考えているそうです。今年1月に香取慎吾さん(44)主演のドラマ『アノニマス』を放送したテレビ東京も、大河が終わる来年以降のタイミングでの主演作を検討していると聞いています」(前出・映像制作関係者)大河の高評価により、いよいよ民放ドラマ復帰目前の草なぎ。その裏には、昨年12月30日に電撃入籍した妻・A子さんの献身があるようだ。「A子さんは草なぎさんにとって仕事の優先順位が最も高いことを理解しています。なので、草なぎさんが演技に集中できる環境をつくるのが彼女の役目だと考えているとか……。草なぎさんが新居で役づくりに集中するときなどは、別室で愛犬の相手をしています。草なぎさんは以前、お酒で失敗をしていますから、お酒が進みそうになると止める役割も担っているそうです」(舞台関係者)■外食も必ず個室、結婚指輪もつけない…今年1月1日に『7.2新しい別の窓元日スペシャル』(ABEMA)に出演した際、結婚発表直後であったにもかかわらず、「ほんとありがとう。サンキューベリーマッチョ!」としか言わず、詳細を語らなかった草なぎ。結婚生活を明らかにしない彼のためか、A子さんは本誌取材だけでなく他メディアにもキャッチされたことはないのだ。「“草なぎ剛”のイメージを保ち続けるために、A子さんが配慮しているみたいです。結婚前はいわずもがな、今でも基本的に一緒に出歩くことはないそうです。外食も必ず個室で、店に入るときも出るときもバラバラだとか。他人の前では結婚指輪もつけないようにしているようです。またA子さんは草なぎさんの仕事関係者の舞台を観に行く際、劇場に同行することはあっても、一緒に客席で観ることはありません。彼が観終わるまで楽屋で待っているんです。まさにレーダーでもキャッチできない“ステルス妻”ですよ(笑)」(前出・舞台関係者)本誌も感服するA子さんの献身的なフォローで、草なぎの躍進が止まることはなさそうだーー。
2021年07月08日俳優の草なぎ剛が7日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演映画『ミッドナイトスワン』の舞台挨拶に登壇。徳川慶喜役で出演しているNHK大河ドラマ『青天を衝け』の撮影裏話を語った。『ミッドナイトスワン』では「第44回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞をはじめ18冠に輝き、『青天を衝け』の演技も高く評価されている草なぎ。「タイミング、タイミングで周りの方たちがいい役を持ってきていただいて、不思議ですけど。自分では『やりたい』とか言わないんですけどね」と話し、やってみたい役も「ないんですよね」と話した。その上で、「『また草なぎくんとお仕事してみたいな』と思ってほしい、それは思っている。お芝居以外でも、バラエティもそうだし。嫌われたら嫌じゃないですか。あとは元気があれば。ロケとか遠いところも行くの大変じゃないですか」と仕事との向き合い方を明かした。そこから『青天を衝け』の話に発展。「この前びっくりしたのが、夜中2時に起きて、馬乗りに行くって。4秒くらいのカットなんです。あれは吹き替えでよかったんじゃないかって」と笑顔で話し、「クレームじゃないです」と補足。「これが作品なんだ」と理解を示した。さらに、「健康であればパッと行ってパッと帰ってこられる。朝、日の出とともに馬に乗って、何カットも撮って、使ったのが4秒。これが撮影だ!」と熱く語ると、会場から拍手が。草なぎは「文句じゃないですよ。撮影とはそういうものです」とクレームではないと繰り返し伝えた。『ミッドナイトスワン』は、昨年9月25日から約9カ月半の上映により、動員約57万6000人超え、興収も7.9億越えとなり、今も数字を更新中。そしてこのたび、水曜日は誰でも映画が1200円で鑑賞できるTOHOシネマズの新サービス「TOHOウェンズデイ」が7月14日よりスタート。これに伴い、東京・TOHOシネマズ日比谷限定で7月14日から当面の間、毎週水曜日、『ミッドナイトスワン』も1200円で見られることになった。
2021年07月07日俳優の草なぎ剛が7日、都内で行われた主演映画『ミッドナイトスワン』の舞台挨拶に登壇。2日後に47歳を誕生日を迎えるが、「27歳か~気持ちはね!」と話して笑いを誘った。2020年9月25日に上映がスタートして以来、一度も途切れることなく連続上映が実現。ついに先週6月25日をもって40週を終了し、約9カ月半の上映によって動員約57万6000人超え、興収も7.9億越えとなり、今も数字を更新している。そしてこのたび、水曜日は誰でも映画が1200円で鑑賞できるTOHOシネマズの新サービス「TOHOウェンズデイ」が7月14日よりスタート。これに伴い、東京・TOHOシネマズ日比谷限定で7月14日から当面の間、毎週水曜日、『ミッドナイトスワン』も1200円で見られることになった。草なぎは、大ヒットロングラン上映に「みなさまのおかげです。こんなに長く公開してくれると思っていなかったので。みなさまがSNSを通して拡散してくれたおかげだと思っています」と感謝。「TOHOウェンズデイ」について、「お得ですね。これはぜひとも劇場に足を運ぼう!」と呼びかけた。今月9日に47歳の誕生日を迎える草なぎ。「2日後、僕、誕生日ですよ」と切り出すと観客から温かい拍手が起こり、「ありがとうございます」とにっこり。「27歳か~気持ちはね」と話して笑いを誘った。また、七夕の願いごとを聞かれると、「コロナ禍で皆さまとお会いできる機会が減ったので、ちょっと会える機会が増えていくといいかな。皆さんの前に立つと刺激になりますし、生の空気って実際皆さんと会わないと感じられないなと思って、そういう願いがあります」と述べた。さらに、「第44回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞をはじめ、18冠に輝いたことが司会者から伝えられると、「そんなにたくさんいただいているんですね。ありがとうございます。皆さんのおかげです」と再び感謝。「本当に代表作になりましたし、これからも羽ばたいていってほしい」と話した。本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。一果と出会うことによって“母性”が芽生えていく凪沙を草なぎが見事に表現した。
2021年07月07日俳優の草なぎ剛が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』が、イタリアの「ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門で、観客に最も支持された作品に贈られる「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞した。なお、7日に東京・TOHOシネマズ日比谷で『ミッドナイトスワン』の舞台挨拶が行われ、草なぎが登壇する。これは、水曜日は誰でも映画が1200円で鑑賞できるTOHOシネマズの新サービス「TOHOシネマズ」が7月14日からスタートし、TOHOシネマズ日比谷では『ミッドナイトスワン』を毎週水曜に上映することを記念したもの。本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。一果と出会うことによって“母性”が芽生えていく凪沙を草なぎが見事に表現した。「第44回日本アカデミー賞」では、最優秀主演男優賞、最優秀作品賞などに輝いた。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2021年07月03日皇族方は、映画の試写会などで芸能人とお会いになることも。とくに美智子さまは、いくつもの試写会にお出ましになるなど、芸能人と対面される機会が多かった。’07年5月、さだまさしの小説を映画化した『眉山』をご覧に。美智子さまは主演の松嶋菜々子に「素晴らしかった」と何度もおっしゃったという。’09年11月にご覧になったのはミュージカルを映画化した『マンマ・ミーア!』。美智子さまはアメリカの大女優メリル・ストリープと仲睦まじく談笑されていた。ストリープは「とても優雅で、本当に本当にお美しい方でした。終わったあと、良かったとおっしゃってくださり、記念すべき夜になりました」と話していた。皇后時代、日本赤十字社の名誉総裁を務められていた美智子さま。’09年5月の全国赤十字大会では、日本赤十字社の「初代広報特使」としてアフリカ・ケニアで活動してきた藤原紀香に声をおかけになった。’11年1月には映画『僕と妻の1778の物語』の試写会に。草なぎ剛はのちに、美智子さまからのお言葉は「人から褒められた中で一番うれしかった」と話している。’13年11月、101歳で他界した詩人・柴田トヨさんを描いた映画『くじけないで』の試写会へ。美智子さまは八千草薫さん、武田鉄矢と鑑賞された。美智子さまは八千草さんに「とても良いものを見させていただいた」と感想をお伝えになったという。’14年9月映画『蜩ノ記』の東日本大震災復興支援チャリティ試写会にご出席の美智子さま。主演の役所広司と並んで映画をご覧になった。役所は「こんなに不動の姿勢で映画を観たのは初めてです」と緊張した様子だった。「女性自身」2021年5月11日・18日合併号 掲載
2021年06月18日京都公演から2年ーー草なぎ剛(46)が、主演舞台『家族のはなしPART1 2021』(5月14日〜30日KAAT神奈川芸術劇場にて上演)で、再び犬役に挑む!小西真奈美(42)、羽場裕一(60)扮する夫婦の愛犬“ハッピー”を演じる草なぎは、大好きなおもちゃを追いかけて遊んだり、「留守番」が嫌で靴を隠してイタズラしたり、テンションが上がってクッションの中身をぶちまけちゃったり、落ち込む飼い主にそっと寄り添ったり……舞台を走り回って無邪気な犬になりきる。’19年の初演では、愛犬のクルミちゃんを参考に役作りしていると語っていた草なぎ。今ではクルミちゃんの息子のレオンくんも家族となり、犬の演技にもより磨きがかかったみたい!?また、台本がないシーンでは、小島よしお(40)の「そんなの関係ねぇ!」を披露し、共演者も会場も爆笑。毎回、どんなアドリブを見せてくれるのかも観劇の楽しみのひとつとなりそう。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月22日俳優の草なぎ剛が13日、KAAT神奈川芸術劇場で行われた主演舞台『家族のはなし』の公開舞台稽古に、小西真奈美、畠中洋、小林きな子、羽場裕一とともに参加した。同舞台は、草なぎが犬を演じる「第1話わからない言葉」と、草なぎと小西真奈美が夫婦を演じる「第2話笑って忘れて」の2本立て。2019年5月に京都劇場で初演され、昨年4月~5月に東京公演が予定されていたが、コロナ禍の影響で公演中止となった。そして今年、KAAT神奈川芸術劇場にて5月14日~30日に上演される。今回、羽場が新たに加わった。この日の公開舞台稽古で、約2年ぶりとなる犬の演技を披露した草なぎ。演じているのは、小西と羽場が扮する夫婦に飼われている犬・ハッピーで、靴をソファの下に隠したり、投げられたボールに飛びついたり、犬になりきって表現した。夫婦が大ゲンカをすると、人間の言葉は理解できないものの、なんとか仲直りさせようと必死に。コミカルでありながら心温まる演技を見せた。また、「台本がない」というシーンでは、小島よしおのギャグ「そんなの関係ねぇ!」の動きを見せたり、自由すぎる草なぎに小西と羽場が思わず笑ってしまう場面も。そして、「これで合ってるのかな?」「明日はちゃんと埋めます」と、ハッピーではなく草なぎ自身の本音と思われる言葉が飛び出すと、撮影をしているカメラマンたちからも笑いが起こった。
2021年05月13日元SMAPで俳優の草なぎ剛が2日、公式YouTubeチャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、香取慎吾との思い出話を披露した。この日、動画「中学の頃慎吾とハチ公前で踊っていた!? エヴァが大好き!? 草なぎ剛の噂を検証してみた!」を公開した草なぎ。そのなかで、「中学生のころ、香取慎吾と渋谷のハチ公前で踊ったことがある」というウワサについて、「あるんじゃないかな」と肯定。「慎吾ちゃんと、とにかくダンスに明け暮れてて。ラジカセをお互いに持ったりして。そういう時代でもあったんですよ」と懐かしそうに語った。また、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオに影響を受け、「ニューヨークのスラム街じゃないけど、音楽がかかったらアドリブで踊っちゃうみたいな。そういうのを普通に、千代田線とかで踊ったりしてて」「今じゃ考えられないけど、電車の中とかでも踊ってたからね。地下鉄のサブウェイキッズって感じだよね」と、香取との思い出を明かしつつ、「でも、日本でそんなさまになんないじゃん」と苦笑い。続けて、「竹下通りに洋服を買いに行くのが、すごい楽しくて。ヒップホップの洋服とかが流行ってて。当時、キャロルIIっていう店があって。2人とも大きめの服を買って、それを着て踊るの」というエピソードも。ダボダボの服を着て、ハチ公前や電車の中で踊っていたという草なぎと香取だが、「当時はテレビとか出てたけど、あんまり誰も気づかなかったというか」「でも楽しかったな。だから、そのウワサは本当」と、青春時代を振り返っていた。
2021年05月06日元SMAPでタレントの草なぎ剛が23日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、女優・小西真奈美への思いを語った。この日公開された動画「大河があるのにやっちゃいます!舞台『家族のはなし PART1』が2年ぶりに再演決定しました!」で、主演舞台『家族のはなし PART1』の再演を喜んだ草なぎ。同作では、20代の頃に、つかこうへいの舞台『蒲田行進曲』で共演した小西が出演しており、「真奈美ちゃんとは同志ですね」「何十年かぶりの共演だったんだけど、もうずーっと心の中に、小西真奈美ちゃんっていうのがあって」と、秘めた思いを明かした。「本当に今の僕があるのは、『蒲田行進曲』のおかげ」だという草なぎは、「1日10時間くらい口立てで、真奈美ちゃんと叫んで泣いて。僕自身も、つかこうへいさんにお芝居の扉を開いてもらったんですよ。真奈美ちゃんも、そのとき初舞台だったの」「とても熱い毎日を。だって、1日10時間くらいずーっと叫んで稽古してるってさ。今はもうできないもんね。多分寝ちゃうと思うよ(笑)。1日2回くらい通ししてたから、すごかったよね」と、当時を懐かしそうに振り返った。一方、再演する『家族のはなし PART1』は、「日常を切り取ってるところが多くて、劇的なことは起こらない。ゆえに、芝居をするパートナーの方が重要」だと話した草なぎ。それゆえ、「だから真奈美ちゃんじゃないと、この『家族のはなし』はできないなと思ってて。それはやっぱり『蒲田行進曲』で、あの苦楽を共にした真奈美ちゃんなんだよって感じなんだよね」「真奈美ちゃんとは、あうんの呼吸というか。そういうのがあると思う」と、感慨深げに話していた。
2021年04月30日映画監督の内田英治、女優の真飛聖が24日、都内で行われたトークイベント「内田英治監督×真飛聖 特別授業『LABO』」に出席した。芸能事務所のワタナベエンターテインメントと直結でスクール運営を行うワタナベエデュケーショングループでは、ワタナベエンターテインメント所属のアーティストが講師となり、スクール在校生に向けて様々なテーマで授業を行う新たな長期プロジェクトを実施。この日は第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』の内田英治監督、本作に出演した真飛聖が登壇してスクール在校生の前でトークを行った。現在公開中の『ミッドナイトスワン』の話題となり、内田監督は「僕は予算に限りがある中で、自分の好きなことができるインディーズの世界でやっています。『ミッドナイトスワン』もそういう作品で、草なぎ剛さんが賛同してくれて公開され、あんなに素敵な賞(日本アカデミー賞)もいただきました。好きなことをやってきた結果としての映画なので、好きなことをやった方が良いんだなと正直に思います。僕も色んな作品をやってきましたが、ベースとして『ミッドナイトスワン』みたいな映画が撮りたかったし撮れたということですね」と振り返った。内田監督の作品に出演したかったという真飛は本作で念願が叶い、「草なぎさんがやると知った上で脚本を読んだんですが、草なぎさんのお芝居が大好きなんです。これを剛さんがやると想像しただけで泣けてきました。現場では色っぽくて、剛さんに皆が引っ張られていました」と主演の草なぎを絶賛。自身が演じたキャラクターについては「バレエの先生というのもあってプレッシャーがありました。バレエの先生に見えるかな? ということに囚われ過ぎて作られたモノになってしまったので、それを監督が日々コミュニケーションを取ってくれたお陰でほぐれてきました。本当に感謝しています」と感謝すると、内田監督は「実花先生(真飛が演じたキャラクター)と一番喋ったと思いますが、作り込むんじゃなくて撮影の現場で生むためのアイデアを2人でずっと話し合いました」と真飛とのコミュニケーションで良いキャラクターを生み出せたという。その2人は現在U-NEXTで配信中のドラマ『列島制覇 非道のうさぎ』でも一緒に仕事をしている。内田監督は「『ミッドナイトスワン』で初めてお目に掛かった時の真飛さんの最初のお芝居があまり好きじゃなかったんです。でも色々と話し合って一緒に作っていったら現場でどんどん変わっていって、『列島制覇』でご一緒した時に昔の芝居の質感と違ってビックリしました。本当にいい役者さんだと思いましたね」と評価。真飛は「ワンシーンを撮ってから監督が『芝居変わったね』と言うんです。どっちに? と思ってすごく怖かったですね(笑)」としつつ、「すごくうれしかったですね。それが自分の糧になっています。そんな風に言ってもらえるのは初めてだったので、そこから自分の中で楽に呼吸しながらいられるようになりました。本当に楽しい感じですね」と内田監督との出会いに感謝しきりだった。
2021年04月26日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団により設立された基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の総寄付額がこのたび4億円を突破し、新しい地図の3人が感謝のメッセージを寄せた。同基金は、「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」をコンセプトに2020年4月27日に開始。主に「生きにくさ」を抱えている女性や子供への支援や高齢者・地方創生に係る支援を行っていく基金として準備され、現在の新型コロナウイルスの感染拡大の中、コロナ対策に取り組むことを決意し、「新型コロナプロジェクト」を立ち上げた。今後も、同基金では金銭、物資面に限らず支えを必要とする人たちに寄り添っていく取り組みも展開していく予定となっている。3人のコメントは以下の通り。■稲垣吾郎皆さま沢山のご支援ありがとうございます。おかげさまで多くの方々へ温かい気持ちを届ける事ができそうです。これからも宜しくお願い致します。■草なぎ剛みなさん、たくさんのご支援と優しい気持ちをありがとうございます。大切に使わせていただきます。これからも、支援を必要とされている方々の力になれるようにご協力よろしくお願い致します。■香取慎吾総寄付額が4億円を突破いたしました。皆さまの愛に、感謝申し上げます。世界がすごいスピードで変わっています。もっと良い方向に変わる事を、願っています。
2021年04月23日元SMAPで俳優の草なぎ剛が16日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』の動画「日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀作品賞を受賞しました!本当にありがとうございます!【ミッドナイトスワン】」に出演。先月19日の第44回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、俳優・吉沢亮について語った。『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝き、自身も最優秀主演男優賞を受賞したことを受け、「本当にみなさん、ありがとうございます」と感謝した草なぎ。授賞式に緊張しつつも、「こういうYouTubeの部屋とは違って刺激的な空気を吸うのはすごく大事」と実感したという。また、大河ドラマ『青天を衝け』で共演中の吉沢亮もプレゼンターとして参加していたことから、「会場に吉沢亮くんもいてくれて。すごい安心したの。最近会って、知ってる人がいてくれると思って」「亮くんにも感謝」と心の拠り所となった様子。「亮くんともこれからすごくシーンが増えて来て。今、NHKで撮影していて。合間とかでめちゃくちゃ話すわけではないんですけど、すごいセリフがお互いにどんどんあったりするので、空気がすごく良くできあがってきていると思う」と関係性は作品にも反映されているようで、「お芝居をしていて亮くんからすごく伝わって来るものがある」と称賛の言葉を送っていた。
2021年04月18日「最後の将軍ということで特別な思いはあります。物事の始まりってすごくどきどきわくわくするんですけど、最後に終わらせるのはどういう感じなのかなと思って、そこに興味を持ちました」大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合・毎週日曜20時〜)の徳川慶喜役のオファーを受けたときの感想をそう話す草なぎ剛さん(46)。何を考えているのか表情から読み取れない草なぎさん演じる慶喜は、ハマリ役ともっぱらの評判だ。「とても恐縮です。本当に何も考えないでやっているので(笑)。最初の打ち合わせで演出の黒崎監督と、つかみどころのない感じがいいんじゃないかと話し合いました。でもそれがのちに、大きな器を持つ人間に見えるようになればいいなと。面白い役どころだと思っています」そしてもうひとつ、慶喜と顔がそっくり!?とSNS上で話題になっている。「なんか似ていると思った。ツイートであげてくれている人がいて、似てるなぁと。メークさんが似て見えるようにしてくれているのかも(笑)」渋沢栄一を演じる吉沢亮(27)とは初共演になるそう。「とてもピュア。純粋なオーラが漂っていて、体もスマートなのかなと思ったんですけど、体幹がしっかりしている。あふれ出るエネルギーはまさしく栄一にぴったりだなと思っています」慶喜と栄一が今後どう出会い、関係を築いていき世を変えていくのか、草なぎさんの名演とともに楽しみにしていきたい!「女性自身」2021年4月27日号 掲載
2021年04月18日元SMAPで俳優の草なぎ剛が16日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』の動画「日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀作品賞を受賞しました!本当にありがとうございます!【ミッドナイトスワン】」に出演。先月19日の第44回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、嵐・二宮和也について語った。『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝き、自身も最優秀主演男優賞を受賞したことを受け、「本当にみなさん、ありがとうございます」と感謝した草なぎ。「ちょっと前になるんですけどようやく実感してきたというか」と心境を伝え、「(授賞式の)あの空気はすごく緊張しましたし、周りを見渡すと『あの映画で見た人だ!』と。すごく緊張したんですけど、めちゃくちゃ良い思い出になりました」と回顧した。「あの場にいれるだけで幸せで満足だった」と今でも余韻に浸っているようで、「『ミッドナイトスワン』を応援してくれているファンのみなさんもそうですし、この映画に携わったすべてのスタッフの方にご褒美というか」としみじみ。また、授賞式で同席した俳優陣にも触れ、「ニノ(二宮和也)ちゃんとかもね、嵐の時からよく知ってるんですけど、久しぶりに会えて。本当に僕のことを慕ってくれていて、良き後輩。後輩というか、ニノちゃんも本当に立派になって。また、チャンスがあったら一緒になりたいなと思います」と今後の共演機会を熱望する。二宮のほか、菅田将暉、小栗旬、佐藤浩市についても話し、「みなさんが思っているより、僕はみなさんのことを意識していますし、すごい尊敬しています」と告白も。「だから、小栗くんの作品とかもすごい観てるし、ニノちゃんの作品もすごい観てるし」と打ち明け、「普段言う機会がないだけであって、すごく意識している方たちだったのでうれしかったですね」と笑顔を見せていた。
2021年04月17日元SMAPでタレントの草なぎ剛が3日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、「ネットに出回っている噂を草なぎ剛に直接聞いてみた!!」を公開。草なぎ家で“伝説”となっている幼少期の出来事を明かした。生まれてから最初の記憶が、2歳のときにアパートの階段から転落した出来事だという草なぎ。夢だと思っていたが、父親がそのシーンを見ていたそうで、「草なぎ家の伝説になってて。歩き始めて間もないころだったの。歩き始めってフラフラしてるじゃないですか。バランスがまだ取れない感じで、歩くのがままならないときに落っこってしまったの」と話し、「幼いながら、僕は死ぬなと。頭を打ったら僕は死んでしまうと思って。本当にバンッて当たって、パンって火花が飛んだわけ。僕は死んでしまったんだなって」と、リアルな記憶を語った。気が付くと、アパートの部屋で寝ていたそうで、「父ちゃんか母ちゃんが、大丈夫か? 大丈夫か? って。そんな記憶があって」「すごい腫れたって言ってたから」と、心配する両親を覚えているとも。20段もの階段で頭から転落したため、大ケガが予想されたが、「そこまでの感じじゃなかったらしいのよ。奇跡的に打ちどころがいいときってあるんじゃないかなって。草なぎ家の美談として」と大事には至らなかったと言いつつ、「でもそこから、剛は一本ネジが狂ったって言われてる」と、苦笑しながら打ち明けていた。
2021年04月09日タレントのタモリと俳優の草なぎ剛が出演するメルカリの新テレビCM「メゾンメルカリ・屋上での出会い」篇が、9日より全国(一部地域を除く)で放送される。タモリと草なぎの演技による共演は約24年ぶり。今回のCMは、誰かにとって不要なモノが必要な誰かに受け継がれていく、モノを無駄にしないという「メルカリ」の特徴を描いている。また、「メルカリ」をはじめたいという人に向けて実施している「はじメルカリサポート」を案内している。“メゾンメルカリ”の屋上で、草なぎ演じる新住人に住心地を尋ねる管理人役のタモリ。「ここ、妙にメルカリを推してくる人が多くて…」と戸惑った様子の草なぎだが、「メルカリって人から人へモノをつないでいく、モノを無駄にしない暮らしが出来る」と真剣にメルカリについての考えを語る。その様子を側で見ていたタモ猫が「大げさじゃない?」といきなり声をかけると、初めて見たしゃべる猫に草なぎは驚く。そして、タモリが何事もなかったかのようにタモ猫を抱き上げ、「たしかに、大げさかもね」と語りかけると、その様子に驚きながらも草なぎは「メルカリ」を学びたい意向を語る。その後、「はじメルカリサポート、全国各地で、ネット上ではじまります。メルカリ教室も開催中!」というナレーションと共に「はじメルカリサポート」のアニメーションが流れ、最後は屋上に戻りタモ猫を愛おしそうに見つめるタモリの「メルカリ」という締めの言葉でCMは終わる。撮影当日、「わたくし、本日は緊張しております...」とつぶやき、ソワソワした様子でスタジオ入りした草なぎ。タモリとの久しぶりの再会、演技の現場はドラマ共演以来約24年ぶりとのことで、撮影日の夜は眠れなかったそう。草なぎに会ったタモリは「久しぶり」と、笑顔で小さく声をかけ、お互いに緊張した面持ちで静かに撮影が始まった。「ようやく会えましたね」「新しく越してきた?」「初めて会う気がしませんね」とセリフを掛け合うシーンの撮影では、目が合うことに照れたのか、カット後に2人で吹き出してしまう場面も。撮影の進行とともにお互いの緊張がほぐれていったようで、休憩中には談笑する2人の姿があった。撮影後のインタビューで、草なぎは「すごく緊張しました」と話し、少しホッとした様子。新生活の思い出に話題が及ぶと「20歳の頃、初めての一人暮らしを始めるときに、タモリさんから絨毯をいただきました」と話し始めるや、タモリから車を借りたエピソードなどが飛び出し「タモリさんがいなかったら、一人暮らしができなかったですね」と、新生活にまつわるタモリとの思い出を語った。さらに、今回のCMにちなみ、誰かに「引き継ぎたいモノ」を質問すると、「革ジャンですね。メルカリに出しちゃおうかなと思っています」と答えた。一方、タモリは、誰かに「引き継ぎたいモノ」について「レコードがかなりあるんです」と回答。まとめて引き取ってもらえないかと知り合いに相談しても「実は俺も困ってるんだよ」と言われてしまったようで、大好きな「レコード」の引き取り手に困っている様子。そして、メルカリのCMについて、タモリは「自由に、自然体でやらせてくれるCMです。仕上がりも面白いものになっていると思うので、CMそのものも楽しみにみていただきたいです」と語った。
2021年04月08日元SMAPメンバーで俳優の草なぎ剛が3日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、動画「ネットに出回っている噂を草なぎ剛に直接聞いてみた!!」を公開。堀越高等学校時代に、3年間無遅刻無欠席だったことを明かし、そのワケを語った。多くの芸能人たちが通う堀越高等学校のトレイトコース(旧:芸能活動コース)に、地元・埼玉県春日部市から、約2時間かけて通学していたという草なぎ。「30年前だ。そりゃ、電車も変わるわな(笑)。すっごい時間かかったの。電車乗って、歩いてる時間も含めたら2時間以上かかったな」と当時を振り返り、「でも3年間、無遅刻無欠席で“堀越賞”もらったの」と、芸能人だったにも関わらず、優秀な生徒に贈られる“堀越賞”を受賞したことを告白した。一方で、SMAPとしてデビューしていたことから、「高校生活も忙しいけど、芸能活動も忙しくなって。今日は早引きさせていただきますとか、今日は仕事があるんで遅れちゃってとか、そういう夢を描いてた」というが、「個人的な仕事がなくて……。地元の高校に行けばよかったっていう話で」と苦笑い。「何ら普通の高校生と変わらない。芸能コースじゃなく、地元の高校に通ってればいいじゃないか」と思ったそうで、「地元の友達は終わったらすぐ帰ってこれて、色々時間があったり。僕は行き帰りで4時間くらい無駄なわけですよ。冗談ハンバーグの世界に入ってきたなと思って」と、ギャグを交えながら当時の心境を語った。往復4時間かけて通学していることに対し、「なんか爪痕残そうと思ったのかな? それを逆手にとって、行くことに生きがいを感じざるを得なかった。無駄なことをやってるすごさみたいな。そうじゃないと、自分の気持ちに収拾がつかなくて」と、話した草なぎ。その結果、3年間無遅刻無欠席を達成することができたと言い、「そこからだよね。僕の人生の始まりは」と、人生の転機になった様子。「しかも、“堀越賞”までもらったから、すげーなって。忍耐力もついたし、その達成感が謎の自信になって。何かあったときに、『これは大変だけど、俺は乗り越える力を持ってる』とか」と、自信につながったことを明かしていた。
2021年04月07日2021年4月3~4日に、オンラインの舞台『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』が上演されました。同作は俳優・秋元才加さんを主演に迎え、『結婚』をテーマにLGBTなどの難しい題材を取り込みながら、新しい価値観の提案に挑んだ異色作です。「普通の結婚を」と考えていた女性が、女友達と結婚すると決めた理由同作の主人公・棚橋エリは、『普通の結婚』を希望している30歳目前の女性です。結婚を考えていた恋人に突然、別れを告げられ、婚活サイト『SUPER FLAT LIFE』に登録。すると、同サイトの性別不詳の支配人・アキラが理想の結婚相手を提案してくれるのですが、その相手は『同性婚を望む超合理主義者の女性』『別居婚を求める男性』『バツイチのレズビアン』『契約結婚を求める男性』など、エリにとっては『普通』ではない人ばかりでした。さらに、結婚を考えていた恋人が実はゲイだったという事実も発覚し、困惑するエリ。最終的には、現代では『普通』ではない、女性の友人と事実婚をするという道を選ぶことになります。奇をてらったようにも思える結末ですが、視聴者が物語を見ているうちに自然と「なるほど、そういう道もあるのかもしれない」と感じられるような構成になっているのが、同作の肝です。自分が考える『普通』が、ほかの人の『普通』とは限りません。そういった、当たり前のはずなのに理解することが難しい事実に改めて気付かされ、何が自分の本当の幸せなのかを、同作は考えさせてくれます。性別、セクシャリティ、未婚や既婚…。これまでの常識を取り払った、まさしく『スーパーフラット』な考えを提案している同作。誰かに作られたルールを頭から取り払った時、あなたが本当に求めるものはなんでしょうか。同作は視聴者も自由にコメントができるようになっており、このような声が上がりました。・もともと結婚願望はなかったけれど、この作品を見て結婚もいいのではと思えるようになった。・こういう、現代ではなかなか話せないことを相談しあえる場があってもいいと思った。・とても素敵な作品。こんな価値観があるのだと気付かされた。・今は斬新な作品に見えるけれど、将来的には普通と思えるものになってほしい。秋元才加「同作を通じて、みんながよりよく幸せに暮らせる方法について考えられれば」同作で主演を務めた秋元才加さんはもともとLGBTへの理解を持ち、さまざまな番組やSNSで、支援の言葉を語ってきた女性です。そんな秋元才加さんは同作で主演を務めるにあたり、このように語りました。『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』で描かれる『結婚観』というテーマは個人的にすごく興味のある話題でしたし、結婚制度やセクシャリティについて深く切り込んだ作品に関わるのが初めてだったので、すごくやりがいを感じました。私の演じる棚橋エリは、常識だったり、世間体の枠に自らをハメこんでいる女性で、劇中にはそういったみなさんにも共感してもらえるポイントがたくさんちりばめられています。この作品が、結婚についてや、性別関係なくみんながよりよく幸せに暮らせる方法について考えるきっかけになればいいなと思います。秋元才加さんの「この作品が、結婚についてや、性別関係なくみんながよりよく幸せに暮らせる方法について考えるきっかけになればいい」との言葉どおり、同作を見た人は新しい価値観を知り、改めて考えさせられたようです。最近では、2021年3月にトランスジェンダーを題材にした、草なぎ剛さん主演の映画『ミッドナイトスワン』が『日本アカデミー賞』最優秀作品賞に輝きました。こういったことや、『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』に高評価の声が寄せられている事実を考えると、少しずつですがLGBTへの理解が深まっていっているのかもしれません。『SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-』のリアルタイムでの上演は終了しましたが、2021年4月11日までは、アーカイブで有料鑑賞することができます。「新しい価値観に触れたい」と感じた人は、ぜひチェックしてみてください。SUPER FLAT LIFE-スーパーフラットライフ-[文・構成/grape編集部]
2021年04月05日4月2日に結婚を発表した、有吉弘行(46)とフリーアナウンサーの夏目三久(36)。2人が連名で発表した直筆コメントでは、結婚日は4月1日だと記されていた。予期せぬ結婚報告と相まって、“エイプリルフール婚”が注目を集めている。今年は有吉と夏目アナ以外にも、高橋由美子(47)、日本ハム・中島卓也内野手(30)が“エイプリルフール婚”を報告した。各メディアによると、高橋は4月1日を選んだ理由として「せっかくの記念日をユニークな日にしたい」とコメント。また中島内野手は「エイプリルフールは関係ない」と述べたが、お相手との約1年に及ぶ同棲を経て決意したという。この“エイプリルフール婚”は、世間では意外にも多いようだ。Twitterでは有吉と夏目アナの結婚報告を受けて、「私と同じ」といったツイートがいくつか見られた。《あれ?有吉結婚したの??結婚記念日、うちと一緒。笑》《まさかのビッグカップルと結婚記念日が一緒やー。エイプリルフール婚が他にもいるとは(笑)》《有吉ばっかりエイプリルフール婚って言われてるけど、実は僕も4月1日に婚姻届だしてるんですよ》これまで著名人の結婚で注目されてきたのが、年末の“駆け込み婚”や元号が変わるタイミングの“令和婚”だった。有吉らの結婚で“エイプリルフール婚”が話題の的となったが、どのような意味合いがあるのだろうか。「風習としての意味合いでは、“嘘をついてもいい日”といわれています。ですが社会全体では新年度として、新たなスタートを切る大切な日。結婚を決めたカップルにとっても、心新たにできる良い日取りと考えられているようです。またこの日に入籍することで、『記念日を忘れない』といったメリットもあります。いっぽうでサプライズ感も大きく、周囲からも祝福されやすいでしょう」(ブライダル関係者)■コロナ禍で結婚観に変化今年に入ってからの結婚報告は、やはり新型コロナの影響も大きいようだ。「芸能界で多かった“駆け込み婚”ですが、最近では減少傾向にありました。昨年末も大きく報じられたのは、草なぎ剛さん(46)くらいでした。もともと“駆け込み婚”は、『年末の慌ただしさに紛れて、スクープを逃れるため』ともいわれていました。しかしコロナ禍では自粛期間もあったため、メディア側も情報入手が困難になっています。その結果、松坂桃李さん(32)と戸田恵梨香さん(32)のように“事前情報のない電撃婚“もありました。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、著名人間で結婚日の選択肢が広がったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)いっぽうで中島内野手のように、コロナ禍で絆を確認し合ったカップルも多いという。昨年6月5日に結婚を発表した生田斗真(36)と清野菜名(26)も、こうコメントしていた。「世界中が大変な状況になり、このような時に結婚をすべきか迷いもございましたが、お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業に邁進して参りたいと決意致しました」「外出自粛などで行動制限を余儀なくされたいっぽう、人との繋がりに価値を見出す人も増えています。コロナ禍では、スポーツ界やエンタメ界も打撃を受けました。不安定な日々が続くなかで、互いに存在の大切さを再確認したカップルや夫婦も多かったようです」(前出・ブライダル関係者)“エイプリルフール婚”のように、コロナ禍で注目される記念日は増えるだろうか。
2021年04月04日2019年5月に京都劇場で上演された草なぎ剛主演舞台『家族のはなし』が、今年5月14日~30日にKAAT神奈川芸術劇場で上演されることが2日、明らかになった。『家族のはなし』は、草なぎが犬を演じてコミカルな中にあたたかみのある演技が話題となった「第1話わからない言葉」と、草なぎと小西真奈美が夫婦役を演じ、切なくも優しい余韻が残る作品と話題になった「第2話笑って忘れて」の2本立て。昨年4月~5月に東京公演が予定されていたが、コロナ禍の影響でやむなく公演中止となり、そして今年、KAAT神奈川芸術劇場にて上演が決定した。『青天を衝け』の徳川慶喜役、『ミッドナイトスワン』日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞と、いま乗りに乗っている俳優・草なぎ剛が、自然体で優しい心あたたまる演技を生の舞台で届ける。また、小西をはじめ、実力派の共演者たちとのチームワークも見どころ。そして今作からは新たに羽場裕一が加わり、さらにブラッシュアップされた『家族のはなし』に成長している。
2021年04月02日草なぎ剛主演の映画『ミッドナイトスワン』が、「第44回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞はじめ、優秀賞8部門、新人俳優賞受賞を受賞したことを記念し、凱旋上映されることが決定した。東京、神奈川、千葉、大阪、福岡の全7劇場で26日より上映される。本作は、都会の片隅で出会った、トランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と母親の愛を知らずに生きてきた少女・一果(服部樹咲)が心を寄せ合う姿を描き、凪沙の生き様、無償の愛を届けた。これまで各種SNS、ネット上では、観客や著名人、さらには昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が続出。文春文庫より発売された小説版も異例の大ヒット、ハワイ国際映画祭、カイロ国際映画祭と、世界での上映も続いた。また、各映画賞でも評価され、数々の賞を受賞している。凱旋上映される7劇場は、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ新宿、池袋HUMAXシネマズ(いずれも東京)、TOHOシネマズららぽーと横浜(神奈川)、TOHOシネマズ流山おおたかの森(千葉)、TOHOシネマズ梅田(大阪)、kino cinema 天神(福岡)。上映時間など詳細については、各種映画館ホームページにて。(C)2020 Midnight Swan Film Partners
2021年03月22日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、最優秀主演男優賞を受賞した草なぎ剛が登場した。『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞した草なぎは「脚本を読んだときに、すごく自分の中からどういう感情かわからない涙が溢れてきたので、あまり難しいことは考えずに、観客の方に僕自身が最初に流した涙の気持ちを伝えられれば」と振り返る。トランスジェンダー役で脱毛も行ったというが「気持ち良かったですね。最近は男性もエステに通う人が増えてきて、チクチクピリピリして、病みつきになりそうかな」と意外な感想。初の受賞ということで「このような場所に呼んでいただいて、ひと味もふた味も違いますね。チクチクというか……」と心境を表し、司会の羽鳥慎一アナから「それは脱毛じゃないですか?」とつっこまれる。また「実は授賞式で会うのを楽しみにしている人がいた」ということも明かされ、「みなさんそうなんですけど。小栗君も二ノちゃんもそうですし、浩市さんは先日番組にも出ていただいて」と全員に触れつつ、「菅田君とは5年くらい前に番組で名古屋の方のおすすめの公園に連れてってもらいまして、それがすごく印象的で、それから菅田君がめちゃくちゃ活躍されてたので、もっと良くしておけばよかったなと」と笑顔を見せる。菅田は「光栄ですね。一緒に公園に行ったこと覚えててくださって。また行きましょう」と誘っていた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月19日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、最優秀主演男優賞を受賞した草なぎ剛が登場した。『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞した草なぎは「いやあの、まじっすか。ごめんなさい、なんか頭真っ白になってしまって」と瞳を潤ませる。「本当に今までなんだろう、みなさんと仕事をさせてもらえたこととか、仲間の皆さんに応援していただいてることとか、(香取)慎吾ちゃんとか(稲垣)吾郎さんとか、近い人たちが支えてくれて、今日ここの舞台に立てたんだなと思って、嬉しいです」と喜びを表した。さらに草なぎは「映画って、それぞれ作り手の方とか役者の気持ちとか、色んな方向性はあると思うんですけど、一人ひとりの人生がより良く自由に全うできるような、そんな作品作りと、人と人との関わりの中で、これからも自分の人生を全うしていきたいと思います。今日はありがとうございます」と深々と頭を下げた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月19日第44回日本アカデミー賞にて草なぎ剛の優秀主演男優賞など8部門で優秀賞を獲得し、服部樹咲が新人俳優賞を受賞している『ミッドナイトスワン』。公開から現在まで、約6か月(3月18日で25週目終了)にわたりロングランヒットを続けている本作のDVD、Blu-rayが受注販売されることが決定、予約がスタートした。9月25日(金)からの公開以来、3月16日(火)までの総動員数は52万0308人、総興行収入は7億1千676万5670円を記録、いまなお更新中となっている本作。都会の片隅で出会った2人の孤独な魂、トランスジェンダーの凪沙と母親の愛を知らずに生きてきた少女・一果が心を寄せ合う姿を描き、昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が次々と寄せられている。さらに各界からの評価は続き、昨年には報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞にて新人賞受賞(服部樹咲)、日本で唯一の撮影賞となる三浦賞受賞、今年も第75回毎日映画コンクール「TSUTAYAプレミアム映画ファン賞2020日本映画部門」「音楽賞」受賞、第63回ブルーリボン賞 主演男優賞受賞など、数々受賞。リピート鑑賞が「追いスワン」と呼ばれる現象も起きている。今回のDVD、Blu-ray受注販売を記念し、草なぎさん、服部さん、内田英治監督のプレミアムインタビューを敢行。印象的なシーンが生み出された瞬間、何が起きていたのか、3人は何を思っていたのか、それぞれの視点から語るプレミアムインタビューを通して、いままで語り尽くされていなかった3人の心の底に潜む思いが明らかとなり、メイキング映像も交えながら各シーンを濃密に切り取っていく。また、劇場公開作品には入りきらなかった未公開シーンの映像を内田監督の解説とともに収録、初公開。草なぎさん演じる凪沙と服部さん演じる一果の未公開・初公開カットによるポストカードも封入される。『ミッドナイトスワン』DVD・Blu-rayは予約受付中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッドナイトスワン 2020年9月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2021年03月17日俳優の草なぎ剛が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』(公開中)のDVD&Blu-rayの受注販売が決定。17日12時より予約受付が開始された。9月25日の公開開始から現在まで約6カ月(3月18日で25週目終了)にわたり上映、ロングランヒットを続けている『ミッドナイトスワン』。3月16日までの総動員数は52万人越え、総興行収入は7億1676万円越えとなり、今なお更新中だ。本作は、都会の片隅で出会った、トランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と母親の愛を知らずに生きてきた少女・一果(服部樹咲)が心を寄せ合う姿を描き、凪沙の生き様、無償の愛を届けた。これまで各種SNS、ネット上では、観客や著名人、さらには昨年末12月31日に公開された台湾からも感動の声が続出。文春文庫より発売された小説版も異例の大ヒット、ハワイ国際映画祭、カイロ国際映画祭と、世界での上映も続いた。また、各映画賞でも評価され、数々の賞を受賞している。何十回と作品観劇のために足を運ぶ「追いスワン」という現象も起き、そういった多くの人たちのご声援と全国の作品を観られずにいる人たちからの声に応え、このたびDVD&Blu-rayの受注販売を決定した。DVD&Blu-raには、受注販売を記念して敢行した草なぎ剛、服部樹咲、内田英治監督のプレミアムインタビューを収録。印象的なシーンが生み出された瞬間、何が起きていたのか、3人は何を思っていたのか、それぞれの視点から語る。インタビューを通して、今まで語り尽くされていなかった3人の心の底に潜む思いが明らかとなり、メイキング映像も交えながら各シーンを濃密に切り取っていく。また、劇場公開作品には入りきらなかった未公開シーンの映像を内田監督の解説とともに収録、初公開。劇場公開版では描き切れなかったエピソードを通して『ミッドナイトスワン』をさらに深く味わうことができる。さらに、草なぎ演じる凪沙と服部演じる一果の未公開・初公開カットによるポストカードも封入されている。(C)2020 Midnight Swan Film Partners
2021年03月17日俳優の草なぎ剛が出演するメルカリの新テレビCM「メゾンメルカリ・新しい住人」篇が、6日より全国(一部地域を除く)で放送される。新CMは、草なぎを“メゾンメルカリ”の新住人に迎え、新たな生活のスタートを描いた内容。メゾンメルカリ住人の伊藤沙莉と高橋メアリージュンは新住人が気になり、そわそわしながら部屋の中の様子を伺う。草なぎが何もない部屋の真ん中で、お気に入りの大きなうさぎのぬいぐるみと背中合わせで座りながら部屋を見渡し、「な~んにもないって気持ちいいなあ」とくつろいでいると、「いやいや、(モノが)なさすぎやん!」と我慢しきれずおせっかいな伊藤と高橋が部屋に押し入る。草なぎが「いろいろ揃えるとお金がかかるし」と悩みを打ち明けると、伊藤は「だったらメルカリは?」と提案。お節介な住人のおかげで部屋の中が充実した草なぎは、笑顔で満足気に部屋を見渡す。その後、庭にいるタモリ演じる管理人に気が付き「あっ、管理人さん」とつぶやくと、タモリも何かに気がついた様子で「メルカリ」とつぶやき、今後2人が出会うことがあるのか展開が気になるラストになっている。約2年ぶりのメルカリCM出演となった草なぎは「家でもメルカリのCMを見ていました。今回、メゾンメルカリの住人になることができて、とても嬉しいです」と喜び、「すごく緊張をしていたのですが、伊藤さんと高橋さんが温かく迎え入れてくれたおかげで緊張がほぐれて、いい感じに仕上がったと思っています」と撮影を振り返った。さらに、2006年にフジテレビで放送されたドラマ『僕の歩く道』以来約20年ぶりの共演となった伊藤について「個人的に伊藤さんの声が好きだったのですが、変わらずチャーミングで素敵だなと思いました」と語り、久しぶりの共演を喜んでいた。また、撮影終了後のインタビューでは、草なぎお気に入りのヴィンテージギターの話に。持参したギターのお気に入りポイントを熱弁し、「5秒で考えました」という「メルカリソング2021」を弾き語りで披露した。
2021年03月05日「漣さんは撮影後に『これからいろいろなことが起こると思うけど、絶対いつか素敵な港に着くよ』と言ってくれました。撮影開始したのが’14年5月ですからね。約7年を経て、日の目を見た形です。『漣さん、やっと港に着きましたよ』と伝えたいです」名優・大杉漣さん(享年66)との思い出を語るのは、映画監督の坪川拓史さん(49)だ。大杉さんが急逝したのは’18年2月21日だった。あれから3年。2月24日には「第63回ブルーリボン賞」で主演男優賞に輝いた草なぎ剛(46)が「漣さんから頂いた要素を膨らませていろんな役ができている」と感謝の言葉を語ったことからも、改めて偉大さに注目が集まっていた。そんな大杉さんの“遺作”が現在、公開されている。坪川さんが監督を手掛けた映画『モルエラニの霧の中』だ。同作は7話で構成されているオムニバス映画。大杉さんは、第2話・春の章「名残りの花」を中心に出演。この映画以降は出演作品が公表されていないことから、大杉さんの“最後の映画”と言われている。坪川さんが続ける。「『モルエラニ』とは、アイヌの言葉で“小さな坂道を下りたところ”という意味。北海道・室蘭の語源のひとつともいわれています。実際、この映画は全編室蘭市で撮影しています。大杉さんはバイプレーヤーとして大忙しでしたが、それでも合間を縫って3日間のロケに参加してくれたんです」漣さんについて「気遣いの人でした」と振り返った坪川さん。こんな撮影秘話も語ってくれた。■「おお、生き返ったか!」とうれしそうに……「タイトなスケジュールだったこともあり、撮影現場はとても混乱していました。それでも漣さんは『監督がやろうとしていることは全部やるから。何でも言ってね』と声をかけてくれて。その言葉が本当にありがたかったです。漣さんは、誰にでも分け隔てなく気さくに接してくれる方でした。現場近くにある喫茶店のママが漣さんのファンで、サインをお願いしたそうです。そしたら『もちろん!』と快諾。お店には画用紙しかなかったのですが、漣さんは嫌な顔一つせずサインしたそうです。しかも翌朝になると漣さんは『書き直したよ!』と言って、再びそのお店に出向いたんです。色紙を自分で買って、改めてサインもしていたと聞きました」同作で初タッグを組んだ大杉さんと坪川さん。以降、大杉さんが亡くなるまで交流は続いた。大杉さんが亡くなった後、息子で写真家の大杉隼平さん(38)は坪川さんにこう明かしたという。「亡くなる少し前に一緒にごはんを食べたときも室蘭の話をしてくれました。だから、本当に撮影が楽しかったんだと思いますよ」室蘭での撮影を思い続けていた大杉さん。実は、坪川さんは“ある約束”を交わしていたという。「漣さんは作中、生死をさまよう役柄を演じていました。しかし室蘭を離れるときに『おそらく死んでしまう役だろうね。でも、また室蘭に来たい。だから生き返らせてよ』と言ってきたんです。僕は『じゃあ生き返らせます』と約束して。それでエピローグの章を書き足すことになりました。脚本ができてから漣さんに『生き返らせました』とメールしたら、『おお、生き返ったか!』とうれしそうで。それが亡くなる半年くらい前のことでした。漣さん側はスケジュール調整もしてくれていたのですが、『2日続けて室蘭に滞在するのは難しいかも』と悩んでいて。そんなやり取りをしている間に亡くなってしまったんです。訃報を知って愕然としました」■夢の中に現れた漣さんは脚本を読んでいた同作は、大杉さんが亡くなった8カ月後となる’18年10月に撮影終了。大杉さんが完成を見届けることはかなわなかった。「7年かけてやっと公開されるというときに、漣さんの奥さんからメールが来ました。そこにはお祝いの言葉とともに、『多くの方に見ていただけるように願っております』と書かれていて。漣さんと同じような優しい気遣いが感じられて、温かい気持ちになりました」今年の初夢には、大杉さんが現れたという。坪川さんは最後に、こう明かしてくれた。「夢の中で、漣さんは作品の追加撮影をしていました。新しく付け加えられたシナリオをずっと真剣に読んでくれていてね……。僕がいったん現場を離れることになったのですが、慌てて戻ると漣さんはまだ脚本を読んでいるんです。僕に気づくと、漣さんは『坪川くん、ここのここはさ……』と質問してくれて。漣さんは、永遠に役者なのかもしれません。僕もいつか漣さんのもとに行くと思います。そのときは、幻となったエピローグを撮影したい。そして天国で、完成版の上映会を漣さんと一緒にやりたいですね」7年の月日を経て公開された“最後の映画”。大杉さんも天国で喜んでいることだろう。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月04日すぐに行動に移したり、人付き合いがよいことを指す“フットワークが軽い”の略語=フッ軽(ふっかる)。その言葉がぴったりなのが大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)の主人公、渋沢栄一。その人物像に迫るーー!渋沢栄一を“とんでもないバイタリティの持ち主”と表現するのは、同郷の後輩で、渋沢栄一の関連本『ビビる大木、渋沢栄一を語る〜僕が学んだ「45の教え」〜』(プレジデント社)も執筆したビビる大木(46)。「パリを訪れたとき、軍人と銀行家が対等に話しているのを見て、すぐに“こんな国にしなければ”と思いが巡ったそうです。そして帰国後、欧州で興味を持ったあらゆる社会インフラ、資本主義のシステムをどんどん実現させていったというから驚きですよ」さらに、歴史上の偉人たちとの接点の多さにも目を見張るという。「大久保利通だけでなく、福澤諭吉や三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎など、政財界から教育界まで、人脈が幅広い。それでいて岩崎彌太郎には“あなたのやり方は好きじゃない”と直接言ったりもするんですよね。でも、もっともオンリーワンの存在だと思わせるのは、育てた会社や団体の多くを後進に譲り、自らはまた新たな事業をどんどん開拓していったことだと思います。普通は、結果を出して権力を持つと、そこにしがみつくでしょ。でも渋沢栄一は“退く勇気とチャレンジ精神”を持っていたんですね。だからこそ、晩年まで、ずっと誰かに頼られる存在だったのだと思います。今も先輩として、こうやって後輩の僕に仕事をくれていますし(笑)」そう話す大木が、とっておきの“フッ軽”エピソードを紹介してくれた。【フッ軽エピソード1】信念を貫くために大久保利通と大げんか政府の官僚時代。「赤字でも軍事費を増額するという上司の大久保利通に対し、そんなどんぶり勘定は日本をダメにすると直談判。上司相手でも言う姿勢に感服」(大木・以下同)【フッ軽エピソード2】初めての欧州視察で初投資し、大儲け!「パリ万博など欧州視察の費用捻出のため、現地で公債や鉄道株を購入。帰国時に売却し、プラス収支に。やることが大胆!」。この経験を金融制度などの整備に役立てた。【フッ軽エピソード3】恋にもバイタリティを発揮!子どもは50人2人の妻の間には7人の子どもがいるが、「実はお妾さんとの間に子どもが30人、いや、50人いたとか。プライベートでも、とにかく活力があふれていたんですよね!」【フッ軽エピソード4】お金儲けへの後ろめたさをなくした「著書の『論語と算盤』では、道徳心があればお金儲けは悪くないと断言。お金を稼ぐことに後ろめたさを感じることがある日本人にとって、素晴らしい教えだと思います」放送中の『青天を衝け』で、NHK公式サイトの番組レコメンダーを務めている大木。「渋沢栄一に大きな影響を与える最後の将軍、徳川慶喜には注目しています。1つの時代を“畳む”側にいた人々がどう生きたのか。慶喜を僕と中学校の同学年だった、草なぎ剛さんが演じるのも、すごく楽しみです」「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月27日東京都内の超高級住宅街の一角に止まったワンボックスカー。車から降りてきたのは、仕事帰りらしき草なぎ剛(46)だった。現在、草なぎはこの地に20億円とも報じられている新居を建築中だ。すでに外装は完成しているが、2月中旬のこの夜は、内装工事の進捗状況を視察するために立ち寄ったのだろう。《皆さん大河ドラマ見てくださりありがとう!これからの展開に期待して下さいね》草なぎは2月15日、そんな感謝のツイートを投稿。NHK大河ドラマ『青天を衝け』初回では吉沢亮(27)演じる渋沢栄一が、馬上の徳川慶喜(草なぎ剛)に進言をするシーンも話題になっている。草なぎにとって『青天を衝け』は、SMAP解散以降初の地上波ドラマだ。徳川慶喜役について『NHK大河ドラマ・ガイド青天を衝け前編』(NHK出版)のインタビューでこう語っている。《「新選組!」で主演を務めた香取慎吾君から大河ドラマの撮影は大変だと聞いていました。(中略)でも、その大変さに向き合うほど徳川慶喜として生きている感覚があって。ずっと演じていたいぐらい楽しいんです》俳優として新たなステージに向き合っている彼は、私生活でも新たなステージを迎えている。「昨年末の突然の入籍発表は世間を驚かせました。報道によれば、お相手は31歳の女性・A子さんで、’16年ごろから交際がスタートしたそうです」(芸能関係者)現在、豪邸を建築している土地を草なぎが購入したのは、’13年9月。約200坪で、土地代だけでも12億円ほどするという。何年も手つかずのままで放置されていたが、建築計画をスタートしたのは’19年5月ごろ。おそらくその少し前から、A子さんとの入籍と新生活を具体的に考え始めたのだろう。ある写真週刊誌は、巨大なコンクリート打ちっぱなしの外観から、新居を“要塞”とも表現している。だが、その内部は極上の癒し空間になっているようだ。■シンプル志向だった草なぎを変えた新妻この新居について、不動産コンサルティング関係者が解説してくれた。「この家の大きなポイントは3つあると思います。まず1つ目は外壁がとても高いこと、そして2つ目はパーゴラがふんだんに使われているということです」パーゴラとは、住宅の軒先や庭に設ける、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚のことだ。「つる性のバラを、棚にからませて立体的に楽しむこともできます。また夏になっても植物の葉が日陰を作ってくれて、その下でゆったりとした時間を過ごすこともできるでしょう」緑がいっぱいの庭園を造りたいというのが、草なぎ夫妻の願いのようだ。また引越し業者によって大量の観葉植物が邸内に運び込まれている様子も目撃されている。草なぎはかつて月刊誌のインタビューで、インテリアについてこう語っていた。《基本的に、僕はシンプルで何もない部屋が好き。草なぎ剛のアットホームなイメージとはちょっと違うでしょ。でも、ほんとに無機質で生活感がないくらいのほうが落ち着くんだ》(『MORE』’04年6月号)シンプル志向だった草なぎを変えたのは、新妻・A子さんなのだろうか。ちなみに草なぎが演じている“最後の将軍”徳川慶喜も屋敷の草木にはこだわったようだ。全国紙の文化部記者はこう語る。「明治維新後、静岡で隠居生活を送っていた慶喜公は1897年に東京・巣鴨に移り住みました。巣鴨の屋敷には故郷の水戸から梅が移植されて、近所の人たちからは“ケイキさんの梅屋敷”と呼ばれて親しまれたのです。“ケイキ”は“慶喜”を音読みにしたものですね。慶喜公は巣鴨で4年暮らした後は、現在の文京区春日に移ります。“質素な平屋の日本家屋”と伝えられていますが、敷地は3千坪で部屋数は40以上もあり、庭も四季折々の自然が豊かだったそうです」“緑いっぱいの豪邸”以外にも、慶喜と草なぎの共通点がある。ジーンズ収集、音楽、そしてバイク好きと多趣味な草なぎだが、慶喜も趣味が多かった。「写真撮影、油絵、釣り、狩猟などが好きでした。新しもの好きで、当時はとても珍しかった自転車も乗り回していたそうです」(前出・文化部記者)もちろん新・草なぎ邸にも趣味が反映されている。前出の不動産コンサルティング関係者は、「ポイントの3つ目が広いガレージです。これだけの都心で40平方メートル以上もとっているというのはかなり珍しいと思います」現在、草なぎは3台の高級輸入車と高級大型バイクのハーレーダビッドソンを所有している。「草なぎさんはハーレーのメンテナンスにも非常に気を使っており、広いスペースが必要なのです。実は新居のガレージには窓があり、室内から見ることができる設計になっています。それは草なぎさんが愛車を眺めるだけではなく、メンテナンスをしている草なぎさんのことを奥さんが見ることができるようにしたかったからなのでしょう」(草なぎの知人)豪華庭園に特注ガレージ……、“お殿様・草なぎ”の新居は、いたるところに愛妻のための工夫がこらされているのだ。「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月25日草なぎ剛(46)が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』で、「第63回ブルーリボン賞」の主演男優賞を受賞した。「第44回日本アカデミー賞」で受賞した優秀主演男優賞に続く快挙だ。昨年9月25日に全国公開され、現在もおよそ20カ所の劇場で上映が続いている同作。観賞をリピートする“追いスワン”の影響もあり、公開10周目を記録した昨年11月には草なぎが異例の舞台挨拶を行ったほどだ。各メディアによると、草なぎは「何回も劇場の足を運んでくれたファンのみなさんの力が大きいです」と感謝。続けて高倉健さん(享年83)と大杉漣さん(享年66)の名前をあげ、「『立派な賞をいただきました』と報告したい。健さん、漣さんから頂いた要素を膨らませていろんな役ができている」と語ったという。今回、受賞が決定したのは2月23日。大杉さんの命日を21日に迎えたばかりでもあり、草なぎにとって感慨深い受賞となったようだ。大杉さんとは『僕の生きる道』、『任侠ヘルパー』、『嘘の戦争』(全てフジテレビ系)、『スペシャリスト』(テレビ朝日系)など多数の作品で共演した草なぎ。いっぽう「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)でギターセッションを披露するなど、その仲良しぶりは有名だった。「草なぎさんはお別れ会で、『また一緒にお芝居がしたい』『海にギターを持っていって一緒に歌いたい』などと声を震わせていました。あまりに突然のことで、何カ月も心の整理がつけられなかったといいます。草なぎさんがギターを始めたきっかけも大杉さんでした。大杉さんが楽屋でギターを弾く姿に憧れ、斉藤和義さん(54)のコンサートにも連れていってもらったといいます。ソロコンサートには斎藤さんも出演し、草なぎさんは大杉さんが繋げてくれた縁を大切にしているのです」(芸能関係者)■「常に進化している」大杉さんから多大なる影響を受けた草なぎ。そんな大杉さんは生前、役者としての草なぎを絶賛していた。「17年1月から放送された『嘘の戦争』では、大杉さんと草なぎさんの“演技合戦”が話題でした。大杉さんは、草なぎさん演じる復讐心に取り憑かれた主人公から標的にされてしまう役。ですが主人公が復讐を思いとどまる展開に、視聴者から『感動した』との声が殺到しました。大杉さんはこのドラマで、真摯に作品と向き合う草なぎさんに刺激を受けたといいます。余分なものを省いて仕上げていく姿勢に、『常に進化している』と評価していました」(ドラマ関係者)現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』でも、好演ぶりが話題の草なぎ。役者として進化し続ける姿に、大杉さんも天国から応援していることだろう。
2021年02月24日