歩きたがりな息子を心配して、毎回ハーネスを着けるように(※写真はイメージです)息子が1歳3ヶ月頃の話です。歩き始めで楽しいのか抱っこを嫌がり、まだまだよちよち歩きにも関わらず、1人で歩きたがることが多かった時期。私は息子と2人で散歩に出る際には、リュック型のハーネスを背負わせていました。リュックには小さいパックの飲み物や飲み物のケース、小さいハンカチなどを入れ散歩していました。幸い、ネットでよく耳にする「犬扱い」「可哀想」などの声を直接言われるようなことはなく、毎日楽しく散歩をしていました。ある日の散歩中、談笑していたご婦人たちが私たちの方を見て……(※写真はイメージです)ある日、土手沿いを散歩してみようかなと思い向かってみると、ベンチで5人ほどのおばあさんたちが談笑していました。私は特に気にすることなく前を通ろうとしたのですが、1人のおばあさんが息子の方を指差し、ひそひそと話している感じでした。もしかしてとうとう何か言われるのでは……とドキドキしながら足早に立ち去ろうとしたのですが、息子がおばあさんたちの元へ歩き始めてしまいました。しまった……!と心の中で慌てながら「すみません」と言い、息子を抱えて去ろうとした瞬間、1人のおばあさんが「ちょっとお母さん!」と呼び止めてきたのです。冷たいことを言われると思いきや、おばあさんは予想だにしていない言葉を……(※写真はイメージです)「あ……とうとう言われるか」と心が傷付く用意をした私。ですが、おばあさんから発せられた一言は、「こんな可愛いかばんで、安全具がついてるのが今あるの?」でした。他のおばあさんたちも「このキャラクターなんだったっけね?孫が持ってたような……」「あ、〇〇じゃない?」とニコニコしながら話しています。戸惑う私に1人のおばあさんが「お母さん毎日大変よね。今はこういう便利なものたくさんあるのね。子どもの事件は見たくも聞きたくもないし、こういうもので守れるならとってもいい心がけね」と言ってくださいました。そのやり取りを聞いて「みんなハーネスを変だと思っていないんだ」「良い心がけと思ってくれるのか」と嬉しくなりました。その後リュックの中身の話や、このリュックがどこで買えるのか、他にどんな便利グッズがあるのかなど、会話に花が咲きました。おかげで、とても穏やかな気持ちになれた散歩になりました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年12月09日職場に妊娠報告をすると、あまり面識のない会長に話しかけられて……(※写真はイメージです)妊娠中のときの話です。安定期に入ってから職場に妊娠を報告したところ、普段あまり話す機会のない会長から声を掛けられ、会長室でお話をすることになりました。これまで会長とはほとんど接点がなく、普段仕事で関わるときは少し緊張していた私。ところがこの日、会長室に入ると会長がにこっと笑顔を見せてくれて、「妊娠おめでとう、本当によかったね」とおっしゃってくれました。不妊治療の末に妊娠したことを喜んでくれた(※写真はイメージです)それから20分ほど、会長は子育てについて話してくださり、私の体調や仕事で何か大変なことは無いかなど、色々と気を遣ってくださいました。私はそれまで不妊治療をしており、仕事の調整のため所属長に相談していたのですが、会長はそのことを所属長づてに聞いていたようでした。「これまで本当に頑張ったね」と言ってくださったことが、何よりも嬉しかったです。職場のみんなに感謝の気持ちでいっぱい(※写真はイメージです)出産後も、会長は自宅に出産祝いを送って下さり、お礼の電話をしたときも「いつでも顔を見せに来てね」と言ってくださいました。妊娠中は体調的にも仕事をするのが大変だと感じることもありましたが、会長を始め周りの方の優しさに触れて、改めて「この職場で仕事ができて良かったな」と感じるきっかけになりました。本当にありがとうございます。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年12月03日家族で池の周りを歩いていたら、息子の姿が見えなくなって……(※写真はイメージです)好奇心旺盛で活発な長男が、3歳の頃の出来事です。家族旅行で池が沢山ある場所へ行った際、私は上のお姉ちゃんと、夫が3歳の長男と一緒に手を繋ぎ、そばから離れないようにしながら散策していました。ところが、主人が一瞬手を離して、ほんの少し目を離した瞬間に長男が居なくなってしまったのです。私たちも気づいて周りを見回したのですが見つからず、あわてて付近を探しに急ぎました。池がたくさんあり、まだ3歳の好奇心旺盛な子なので「池に落ちたらどうしよう」と本当に生きた心地がしませんでした。私たちが大声で懸命に探していると、様子を近くで見ていた60代くらいのご夫婦が声をかけてきて……パニック寸前の母親を落ち着かせてくれた(※写真はイメージです)「どうかされましたか?」と声をかけてくれたご夫婦に「息子が目を離した隙にいなくなった」と伝えると、長男が見つかるまで一緒になって探してくれました。本当に心の温かいご夫婦で、不安でパニック寸前の私に、すごく優しく温かい言葉をかけてくださいました。おかげで、私もだんだん落ち着きながら長男を探すことができたと思います。無事見つかった息子。最後まで一緒に探してくれたご夫婦に、感謝しかない(※写真はイメージです)息子は結局、池の前に行った売店で無事に見つかりました。大好きなトミカが置いてあったのを覚えていたようで、人にまぎれながらもそこへ自分の足で行っており、売店の方が保護してくれていました。無事で本当に良かったという思いと、一緒に探してくれたご夫婦の温かさに感謝しきれないくらいの気持ちになりました。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年12月02日車の中で大泣きする娘に気を取られ……娘がまだ1歳半の頃でした。お買い物が終わり車で帰宅している時、後部座席のチャイルドシートに乗っていた娘は機嫌が悪く大泣き。声をかけるなどして、あやしながら運転をしていました。しかしあまりにも泣くので、思わずほんの一瞬、娘の方に目がいってしまい、視線を戻すと前方には車が……。急いでブレーキを踏みましたが間に合わず、前方の車にゴツンとぶつかってしまいました。「よそ見してたんじゃないの?」スピードは出ておらず、大きな衝撃は受けずに済みましたが、確実に車には傷がついているはず。急いで車を停め相手の方にすぐ謝りましたが、当時20代前半だった私が不注意な若者に見えたのかもしれません、運転していた女性から「どうせケータイでもいじって、よそ見していたんでしょう?」とすごく怒られてしまいました。ところがその方は、私の車の後部座席を覗いて娘がいるのを見ると、「あら、赤ちゃんが乗っていたのね、あなた気をつけないといけないわよ!」と言って、私が各所に事故の連絡をしている間、泣いていた娘をずっと抱っこしてくれたのです。パニック状態だったけれど初めて事故を起こしてしまった私はパニック状態でしたが、被害にあったにもかかわらず娘に親切にしてくれた相手女性の心遣いがとてもありがたく、徐々に気持ちが落ち着きました。それからは当然のことですが、運転はよりいっそう注意するように心がけています。娘はあの事故でケガをすることもなく、現在は小学生に。今こうして元気に過ごせることに感謝しています。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年12月01日「先日はありがとうございました」は、以前お世話になった相手に改めてお礼を伝える言葉です。とはいえ、「先日」とは一体いつからいつまでのことを指しているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「先日はありがとうございました」の意味や正しい使い方、言い換え表現など解説します。感謝を伝える言葉のレパートリーを増やすためにも、ぜひ参考にしてください。■「先日はありがとうございました」の意味「先日はありがとうございました」とは、以前お世話になった人へ感謝の意を表すフレーズです。目上の相手にも使用可能な表現なので、覚えておくとビジネスシーンでも役立つはず。まずは、この言葉について詳しく見ていきましょう。◇「先日」とはいつからいつまで?「先日はありがとうございました」を使う際に、どれほどの過去までさかのぼって良いのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで、「先日」の意味を辞書でチェックしてみました。せんじつ【先日】近い過去のある日。このあいだ。過日。「―お会いしましたね」(出典:『デジタル大辞泉』小学館)結果的に、「先日」が表す期日に明確な定義はありません。しかし、一般的に数日前から長くても1カ月前を指すことが通常であり、昨日や一昨日といった直近にはあまり使用しないようです。もし昨日や一昨日の出来事に対するお礼を述べるのであれば、わざわざ「先日」という曖昧な表現にはせず、「昨日はありがとうございました」や「一昨日はありがとうございました」と述べるのが良いでしょう。■「先日はありがとうございました」の使い方【例文付き】「先日はありがとうございました」は、ちょっとした顔なじみの関係性から、ビジネス上でお世話になっている相手にも使用できる汎用性の高い表現です。会話やビジネスメール、あいさつ文にも活用できます。このフレーズを使う時は、何に対してのお礼なのか相手が理解しやすいよう、冒頭で感謝したい事柄を述べることが好ましいでしょう。また、「先日は〜ありがとうございました」のように、文章の間に入れるのも一案です。以下で具体的な例文を紹介します。☆例文「資料を作成していただいたようで、先日はありがとうございました」「先日はお越しいただきありがとうございました」「先日の親睦会では大変お世話になり、ありがとうございました」■「先日はありがとうございました」を使う時のポイントここからは、「先日はありがとうございました」を使用する際のポイントを紹介します。◇(1)1年以上前の出来事には使わない「先日」とは、「近い過去のある日」と明記されてはいるものの、どれほど前のことなのか明確な定義がありません。とはいえ、せめて1カ月前までが一般的でしょう。それ以上前のことともなれば、何のお礼なのか相手を混乱させてしまったり、今さらと思われてしまったりするかもしれません。そのため、「先日」が指すのは、過去1カ月ほど前までと認識しておくのがベターです。◇(2)具体的な日付を述べる方が親切ビジネスシーンでは、「先日のミーティングの件、ありがとうございました」といった形で使用する例が多く見られます。しかし、「先日」と曖昧に表記すると、相手はいつのミーティングに対するお礼なのかと記憶を巡らせることもあるかもしれません。そのため、状況によっては「〇月〇日のミーティングの件、改めてありがとうございました」と具体的な日付を述べるなど、詳細情報を伝えた方が親切でしょう。■「先日はありがとうございました」の言い換え表現ここからは、「先日はありがとうございました」と同じようなニュアンスを持つ言い換え表現を紹介します。ぜひマスターして、シーンに応じた使い分けをしてみましょう。◇(1)「先般はありがとうございました」「先日はありがとうございました」は、「先般はありがとうございました」に言い換えが可能です。「先日」は過去の日付、「先般(せんぱん)」は過去の出来事に重きを置いているという違いはあるものの、「この間」といった意味合いは同じ。また、「先般はありがとうございました」の方がかしこまった丁寧な言い回しになるため、上司や目上の相手に向けて使うのに好適です。その反面、同僚や部下にはやや適さない表現となることを覚えておきましょう。◇(2)「その節はありがとうございました」「その節はありがとうございました」は、口頭だけでなくメールなどの文章にも多く使用され、「先日はありがとうございました」と同様なじみがある表現ではないでしょうか。「その節」は「先日」と同じように、少し前までの出来事を指します。以前仕事でお世話になった相手に再会した時などに、あいさつとして「その節はありがとうございました」と述べると良いでしょう。□「先日はありがとうございました」は過去の出来事に対し感謝を伝える言葉「先日はありがとうございました」は、過去の出来事に対して改めて感謝を伝える言葉です。「先日」がいつまでを指すかという明確な定義はなく、少々曖昧な表現でもありますが、1カ月ほど前までとどめておくと良いでしょう。今回紹介した言い換え表現も含めて、感謝の気持ちを伝える言葉のレパートリーを増やしておけば、ビジネスシーンでのより良い人間関係の構築に役に立つはずですよ。(にほんご倶楽部)※画像はイメージです
2023年11月27日初めての土地での初めての子育て(※写真はイメージです)初めての子育ては夫の転勤で、周りに知り合いのいない土地で生活を始めながらでした。生後6ヶ月の娘を連れて散歩をしていると、同じくらいのお子さんを持つママさんと出会い、地域の子育て支援のサークルのようなものを勧められました。そのママさんも一緒に約1年間そのサークルに通ったのですが、教室に着くとなぜか泣き出す娘。他の子たちは泣いていないのに、私から少しでも離れると大泣きしてしまいます。毎回泣く娘に疲れて、連れて行くのを迷うようになりました。しかし……教室で大泣きしてしまった娘にママ友が……(※写真はイメージです)あるとき、また教室で大泣きしてしまった娘に、先生や他のママさんたちはこう言いました。「娘ちゃんはママ大好きなんだね!ここはママがリフレッシュできる場だから、娘ちゃんが泣いてたって大丈夫。泣いてても気にせず話そ」肩の荷がスッとおりました。それから、サークル外で散歩している時にそこのママさんたちと会うと、なんだか気持ちが楽になりました。彼女たちはギャンギャンに泣いている時の娘を知っているので、外でご機嫌に散歩している娘を見て逆にびっくりしていました(苦笑)。その交流は今でも続いてます(※写真はイメージです)そんな周りの優しさがあったので、知らない土地でも安心して子育てができたし、育児の相談もできまるようになりました。はじめに声をかけてくれたママさんもそうですが、その後にできた周りのママ友さんもみんなとても良い方で、今はまた夫の転勤で他の土地にいますが、今でも定期的に会っています。何気ない一言に本当に救われたことに感謝しかありません。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月24日妊娠中、満員電車で立ちっぱなしに……(※写真はイメージです)妊娠初期の頃、仕事帰りの夫と待ち合わせるため、電車で夫の会社の最寄り駅まで向かいました。帰宅ラッシュの時間帯は避けたのですが、電車遅延があり車内は満員状態。優先席も会社員らしき人たちで埋まっています。カバンにマタニティマークをつけていましたが、まだお腹もそれほど大きくなっていなかったので気づく人も少なかったのかもしれません。壁際に寄りかかるスペースもなく、私はしばらくの間つり革につかまって立っていました。よみがえる苦い思い出マタニティマークをつけていたものの、正直、私はそれほど席を譲ってもらうことを期待してはいませんでした。というのも、昔私が学生だったとき、同じように混雑した電車で妊婦さんを見つけ、席を譲ろうと声をかけたことがありました。そのとき、妊婦さんに「え、別にいいです」と愛想なく断られ、ひとり恥ずかしくなってしまった経験を思い出していたのです。人に声をかけるのは勇気がいるもの。だからこの電車でも声をかけてくれる人はいないだろうし、あきらめて立っていよう。そう思ったとき、目の前に座っていた女性がすっと立ち上がりました。声をかけてくれた女性の勇気に感謝「あの、よかったらここどうぞ」女性はそう言うと、さっと席を空けてくれました。私は、思わぬ声がけに驚いたものの、妊娠して初めて席を譲ってもらったことがうれしく、思わず大きな声で「ありがとうございます!助かります!」と言い頭を下げました。なにより、断られる可能性があるのに声をかけてくれた女性に感謝の気持ちでいっぱいになりました。人に声をかけるには勇気が必要。でもその勇気で助かる人がいるかもしれない。私も昔の経験から人に声がけする勇気を失っていましたが、この日以降、困っていそうな人には積極的に声をかけるようにしています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月23日言葉が遅い2歳の息子。紹介された療育センターに通うことに(※写真はイメージです)今から一年前、息子が2歳の時の出来事です。息子は同じ月齢の子に比べて言葉の発達が遅く、ずっと気になっていた私。保健センターに紹介してもらった集団の療育センターに、月2回ほど親子で通うことにしました。施設では子ども達は2時間ほど遊び、私達保護者は先生方に悩みをその都度聞いてもらうという感じでした。その施設には半年ほど通い、最後の通所となった日。先生から声をかけられて……最後の通所日に、先生から教わった大事なこと(※写真はイメージです)先生は、「ゆっくり成長していくかもしれないけれども、何か一つ、ほんの少しできたことが増えたなら、その時はいっぱいいっぱいお子さんを褒めてあげてほしい。きっと子どもにとっては、大きく踏み出してできた一歩だと思うから」と言ってくださいました。その時、涙が出たのを覚えています。忘れがちなことだけど、子どもにとっては大きな成長なはず。我が子のことを思ってそのことを伝えてくれた先生の言葉は、今でも忘れられません。「自分の子と向き合うことが大事」だと教えてもらった。それは今でも大切な言葉に(※写真はイメージです)子育てをしていると、他の子とつい比べてしまい「あれができていない、これもできていない」と悩んだことがきっと誰しも一度はあるはず。でも、子どものできることにしっかり目を向けて、いっぱい褒めてあげることが何より大切なのだと、先生から教えてもらいました。息子のことで毎日悩むことが多かったですが、あの日から何かあるとこの言葉を思い出しています。通所したのは半年ほどでしたが、私にとっては生涯忘れることがないくらい大切な時間であり、大切な出会いでした。本当に感謝しかありません。ありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月22日妊娠後期、キャリーケースでの移動が思った以上にしんどい(※写真はイメージです)妊娠後期に入った頃、電車で里帰りをすることになりました。長期滞在になるため、着替えや出産準備品など持ち物が多く、キャリーケースに荷物を入れ移動することに。リュックを背負うよりよいかと思ったのですが、キャリーケースも想像以上にしんどくて……。引っ張るのに力がいるうえ、階段では持ち上げなければなりません。また、電車内でもキャリーケースは場所を取ります。車内の通路にキャリーケースを置くわけにもいかず、私はキャリーケースをドア脇に寄せ、その横にずっと立っていました。電車で立っている私に、サラリーマンふうの男性が(※写真はイメージです)ドアにもたれかかる形で立っていたものの、妊娠後期の体に長時間立ちっぱなしはやはり響きます。しかし、キャリーケースから離れて席に座るわけにもいきません。「駅に着くまでなんとかがんばろう」そう思っていたとき、30代~40代のサラリーマン風の男性が、席を立ち私に近づいてきました。その男性は、「どうぞ席に座ってください」と。ありがたかったものの、荷物があるので……と断ろうとしたところ、男性は、「このバッグは私が見ていますので大丈夫ですよ」と言ってくれたのです。最後の最後までやさしかった男性に感謝(※写真はイメージです)男性のおかげで、私は目的地の駅まで体を休めることができました。以前立ちっぱなしで気分が悪くなってしまったこともあるので、男性の心遣いが本当にありがたかったです。さらにその男性は、私が下車する際、キャリーバッグを電車から降ろしホームの端まで運んでくれました。その駅は電車とホームの間の隙間が広く、持ち上げなければ降ろすのが難しいことを知っていて手伝ってくれたのだと思います。最後までやさしく気遣ってくださったあのときの男性に、改めて感謝の気持ちを伝えたいです。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月21日切迫早産の診断を受けて長期入院生活に※写真はイメージです1人目を妊娠中の頃、切迫流産から切迫早産の診断をうけて、自宅安静から半年間ほど病院で寝たきりの安静入院をしていました。一度流産を経験して毎日のように泣いていた過去があったため、「今度こそはお腹の子を守らなきゃ」という思いが強く、ベッドの上で真っ白の天井を眺めながら不安な毎日を送っていました。お腹が大きくなるにつれて不安な気持ちも……。そんなある日ママ友ができた※写真はイメージです服用していた飲み薬でも、早産になりやすいとされるお腹の張りが治まってくれず、1日中点滴をするようになり、さらに不安が増えていました。お腹が大きくなるにつれ、圧迫されて寝返りをうつだけでもお腹が張ります。その度にネガティブな感情においこまれ精神的にも参っていた頃でした。同じ大部屋に切迫早産で入院してきたママと出産予定日が同じことからすぐに意気投合して、トイレなどで会うと話すようになりました。ママ友の前向きさに救われた。あらためてお礼を伝えたい※写真はイメージです健診の結果が悪く、どん底に落ち込んでいる時。そのママ友に不安な思いを長文でラインしたところ「ママが不安になったら赤ちゃんにも伝わっちゃうよ!それより穏やかな気持ちで優しく話しかけた方が良い!もう少しだから頑張ろう」と返信してくれました。前向きな内容に心が救われて、ネガティブな感情を解き放つことで体調も安定してくるようになりました。その頃は本当に辛かったので、そのママ友と出会っていなければ乗り越えることができなかったかもしれません。今あらためて、お礼を伝えたいと思っています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月20日妊娠初期、マタニティマークを隠して通勤※写真はイメージですフルタイムで働く中で、第一子を身ごもりました。当時はリモートワークも普及しておらず、妊娠中でも出社が基本。「何かあったとき妊婦だとわかると役立つから」と、産科の看護師さんにはマタニティマークをつけることを勧められていたのですが、妊娠初期でお腹もまだ大きくなっていなかった私は周囲の目が気になり、カバンにつけたマタニティマークを隠すようにして電車通勤していました。遅延で満員の電車、気分が悪く耐えながら立っていると※写真はイメージですその日も、いつものようにマタニティマークを隠して電車へ。満員電車を避けるため通勤ラッシュとは少し時間をずらして通勤していたのですが、その日は電車が遅延し、すぐに車内は超満員に。まさにぎゅうぎゅう詰め状態でした。密閉された車内には熱気とにおいが充満しています。ちょうどつわり症状が出ていた時期だったこともあり、私は暑さとにおいで気分が悪くなってしまいました。「あなた、ここに座って!」※写真はイメージです電車が駅に停車するたび、車内の人口密度は増すばかり。私もどんどん気分が悪くなり、めまいと吐き気もしてきました。しかし混雑する車内で「席に座らせてください」と言えず、お腹をガードしながら必死で立っていました。そのとき、「あなた、ここに座って」と声が。見ると、斜め向かいの席に座っていた女性が、立って席を空けてくれていました。女性は席を譲ってくれただけでなく、「無理しちゃだめよ。お腹に赤ちゃんがいるんだから、堂々と席を譲ってもらっていいのよ」と、やさしく声をかけてくれました。私が隠していたマタニティマークに気づいてくれていたのです。あのときお腹にいた赤ちゃんも、現在は小学生。私も今ではあの女性のように、電車で妊婦さんを見かけたら迷わず席を譲るようにしています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月19日夫の転勤で、知り合いが誰もいない土地で子育てをすることに※写真はイメージです今から3年前の話になります。夫の転勤で新しい土地に引っ越したあと、すぐに妊娠をし、周りに知り合いもいないままに子育てをすることになりました。実家からもかなり遠いところだったので両親はなかなか来れず、夫も仕事が忙しかったため、ほぼワンオペで育児をする毎日が続いていました。ワンオペで疲れきっていた私に、隣人のママさんが声をかけてくれて……※写真はイメージです不安と孤独で気が滅入ってしまい、子どもが思うようにご飯を食べてくれなかったり、寝てくれなかったりするだけでイライラが爆発してしまうように……。子どもと一緒に自分も泣いてしまうような日々が続き、「怒ってばかりの母親でごめん」と毎日子どもに対して罪悪感を感じていました。そんな時、同じマンションの隣の部屋に住んでいるママさんが「大丈夫?」と声をかけてくれました。子どもが同じ年齢ということもあり、家に呼んでくれて一緒に遊ばせてもらいました。一緒に泣いてくれた隣のママさんに感謝を伝えたい※写真はイメージです話をしてみると、そのママさんも同じく地元から離れ、ずっと1人で子育てをしていたらしく、私の話を聞きながら一緒に泣いてくれました。まさか泣いてくれるとは思っていなかったので、こんな気持ちを分かってくれたのが嬉しく、「自分だけじゃないんだ」とホッとしたのを覚えています。ただ話を聞いてくれるだけでもありがたいのに、そのママさんは子どもの食事や睡眠についてなど私が悩んでいることを一つ一つ覚えていてくれて……。次の日には、その悩みに関する資料や本をたくさん持ってきてくれました。その優しさに心が救われ、1人じゃない、頑張ろうと思えました。あの時は本当に助かりました。ありがとう。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月18日「教えていただきありがとうございます」は、「教えてくれてありがとう」の丁寧な表現としてよく使われるフレーズです。しかし、ビジネスシーンにおいて適切な言い回しなのでしょうか?今回は、「教えていただきありがとうございます」の正しい使い方や言い換え表現について解説します。■「教えていただきありがとうございます」とは「教えていただきありがとうございます」は、「教えていただく」と「ありがとうございます」が合わさったフレーズです。「教えていただく」は、「教える」という単語に「~してもらう」の謙譲語である「いただく」が付いたもの。つまり、「教えてもらいありがとう」という感謝の気持ちを相手に伝えるための丁寧な表現といえます。■「教えていただきありがとうございます」は正しい敬語?「教えていただきありがとうございます」を目上の人にもそのまま使うことができるのか気になる人もいるでしょう。結論からお伝えすると、「教えていただきありがとうございます」は正しい敬語です。とはいえ、このフレーズは簡単なビジネストークで使われることが多いので、かしこまった場面やメールなどで使用する際は、より丁寧な表現に言い換えた方が良いでしょう。比較的親しい間柄で話し言葉として用いることが多い言い回しとして覚えておくのがおすすめです。■「教えていただきありがとうございます」の使い方【例文付き】「教えていただきありがとうございます」は、自分が知らなかったことや新しい知識を教えてもらった時のお礼の言葉として使われます。このフレーズの後に「深く理解できました」「参考にさせていただきます」など一言添えると、より印象が良くなるでしょう。その他にも「お忙しい中、教えていただきありがとうございます」と述べることで、自分のために忙しい時間を割いてもらった感謝の気持ちも表現できますよ。◇例文「教えていただきありがとうございます。ご指摘いただいた内容を今後に生かしてまいります」「お忙しい中、教えていただきありがとうございます。参考にさせていただきます」■「教えていただきありがとうございます」の言い換え表現「教えていただきありがとうございます」では敬意が足りないと感じる場合は、以下のフレーズに言い換えて使ってみましょう。◇(1)「お教えいただきありがとうございます」文頭に敬意を示す接頭辞の「お」を付けて「お教えいただきありがとうございます」とすることで、丁寧な度合いが簡単に増します。しかし、「お教え」と「お」が連続するので、少し発音しづらく感じる人もいるかもしれません。その場合は、他の言い換え表現を使用すると良いでしょう。◇(2)「ご教示いただきありがとうございます」「教えて」を「ご教示」に言い換えて、目上の相手に対して失礼にならない言い回しにすることも可能です。「早速ご教示いただきありがとうございます」「ご多忙の中、早々にご教示いただきありがとうございます」といった形で使用することができます。定番のビジネスフレーズなので、覚えておくと役に立つはずですよ。◇(3)「ご教授いただきありがとうございます」先ほどの「ご教示」は知識や手順を教え示すことを指しますが、「ご教授」とは専門的なスキルをより深く継続的に教えてもらうことを意味する言葉です。そのため、専門知識を有している人や、数日にわたる研修等でお世話になった相手に対してお礼を述べる際は、「ご教授いただきありがとうございます」を用いると良いでしょう。使用相手を誤ると、大げさな表現になってしまう可能性があるので、きちんと言葉の意味を理解して使い分けることが大切です。◇(4)「ご指摘いただき感謝申し上げます」自分のミスや誤りを教えてもらった時は、「ご指摘いただき感謝申し上げます」と述べるのが良いでしょう。「言う」の謙譲語である「申し上げる」という表現を用いることで、より丁寧な感謝の気持ちを示すことができます。例えば、お客さまなどから指摘があった際に、「ご指摘いただき感謝申し上げます。早急に改善してまいります」と述べれば、お礼と同時に謝意も伝わるでしょう。■「教えていただきありがとうございます」は感謝を表す時に使える言葉「教えていただきありがとうございます」とは、知識や情報を教えてもらったことに対して感謝の気持ちを表す敬語表現です。このフレーズは、ビジネスシーンでは主に会話の中で用いられることが多いですが、さまざまなシーンへの汎用性と言い換えのバリエーションを持っています。そのため、相手や状況に応じて適切な言葉選びができるように、類似表現もマスターしておくのがおすすめですよ。(にほんご倶楽部)※画像はイメージです
2023年11月17日職場でも沢山の人が助けてくれた妊娠初期妊娠初期のつわりがきつかった時に、職場の上司にすごく助けられました。上司は女性なのですが、「きつかったらこっちの部屋で休みな」と声をかけてくださったり、なかなか食事もとれない私に「何なら食べられる?」と聞き、「酢の物系なら食べられます」と答えると、次の日にきゅうりの酢の物を作ってきてくださって、お昼休憩の時に「食べられそうなら食べてね」とタッパーを渡してくれました。その頃は本当につわりがきつく、メンタルも弱っていたこともあり、上司の優しさにすごく心が温かくなりました。こまめに体調を気にしてくれた美容師さん少し体調が落ち着いてきて、買い物へ行った時には、会計をする時に店員さんが「よかったら買い物袋にいれますよ」と言ってくれて、その時点で優しいなと思っていましたが、その後も「車までお荷物お持ちしますね」と笑顔で荷物を運んでくださり、すごく助けられました。初めての美容室でカラーをしてもらった時も、こんなことがありました。美容師さんが私が妊娠中であることに気づき、「体調きつかったらすぐに言ってくださいね」「お手洗い大丈夫ですか?」「きつくないですか?」と、こまめに体調を気にかけ声をかけてくださり嬉しかったです。初めての美容室であり、なおかつ人見知りなのでとても不安でしたが、担当してくださった女性美容師さんがとても気遣ってくれたので、安心して過ごすことができました。この他にも色々な場面で気遣ってくれる人たちが多く、とても感謝しています。本当にありがとうございました。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月15日赤ちゃんの心拍数が低下。急遽、緊急帝王切開で出産去年の8月に娘を出産した時のことです。前日の健診から赤ちゃんの心拍数が低く、出産当日も心拍の確認だけに行く予定が、そのまま緊急帝王切開で出産することになりました。こんなことになるとは思っておらず、家に残してきた長男と長女のことが心配でたまりませんでした。さらに、生まれてきた赤ちゃんは呼吸器障害と診断され、そのままGCU(新生児回復室)に入院することに。不安でたまらない上に帝王切開の傷もあり、なかなか赤ちゃんを見に行くこともできず、泣いてばかりいました。その後少しずつ歩けるようになり、GCUの病棟へ行ってみると……。小さな娘の姿を目の当たりにして……そこで見た赤ちゃんは鼻から酸素チューブを入れられ、常に呼吸の監視モニターが付いている状態でした。少しでも呼吸数が下がればアラームが鳴り、緊迫した雰囲気だったのを覚えています。入院中は何度でもGCUに行けたのですが、現実を受け入れられず、なかなか足が向きませんでした。それを見かねた助産師さんが……。絶望していた私に助産師さんが助産師さんは、「赤ちゃん必死に頑張っていますよ。たくさん会いに来てあげてくださいね。呼吸器障害も一時的なものだと思うから、心配いらないですよ」と励ましてくれました。それまでは、チューブに繋がれた我が子の写真を撮ることもできませんでした。しかし助産師さんの言葉に、「小さいうちからこんなに頑張っているのだから、記念に写真をたくさん撮っておこう」と思えるようになり、写真フォルダーはその頃の写真でいっぱいです。赤ちゃんが頑張っているのに、なぜ私は逃げようとしたのか。助産師さんが優しく寄り添ってくださったおかげで、我が子の大事な大事な時期を見逃さずに済みました。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月10日小さい子どもと外出すると、人の優しさに触れる瞬間が多い乳幼児期の子どもを持つ父親です。娘を連れて出かけると、人の優しさに触れることがとても多いと感じます。娘とペアルックのような感じで、ボーダーのTシャツを着てショッピングモールに行った時のこと。店員さんやお客さんが「あらかわいい」といって声をかけてくれ、ありがたかったです。粉ミルクを作っていると、1人のママさんが話しかけてくれて……ショッピングモールの赤ちゃん休憩所で、父親である私があたふたと粉ミルクを作っていると、その場にいたママさんが声をかけてくれたこともあります。「優しく振って溶かして、少し冷ましてから飲ませてあげたほうがいいですよ」とアドバイスしてくれました。その後も、一生懸命ミルクを飲ませていると「上手ですね」といって励ましてくれて、そこから少し話しながら時間を過ごしました。汗だくの私のために、子どものジュースを分けてくれた。その優しさに感謝夏の暑い日で、妻の買い物を待っている間に私は抱っこ紐でTシャツが汗だくになっていました。するとそのママさんは、お子さんのために持ってきたと思われるキャラクター入りのジュースを、「パパ暑そうだからどうぞ」といって手渡してくれました。子ども用なので量はすごく少ないのですが、よく冷えていたのでとてもおいしかったです。人の優しさと心地よい冷たさのジュースに、疲れ切った私の心はすっかり元気を取り戻し、頑張ろうと思わせてくれました。あの時のママさん、ありがとう。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月06日ひとり孤独な妊婦生活に、鬱々としていた私夫の仕事の関係で、身寄りも知り合いもいない全く行ったことのない地で子育てをすることになりました。自分の両親もすでに他界しており、里帰りもしていません。そこはかなりの田舎で、少子化が進みママ友もいないという孤独な生活をすることに鬱々としていました。ある日、大きなお腹で近所のスーパーマーケットに行くと、高齢の女性が私を見て声をかけてくれ……。人との会話が久々すぎて、半泣きに。それを見た女性が……その女性は「あなた!そんなお腹して重いもの持ったらダメよ!お腹が張ってしまうかもしれないから、ここに座りなさい」と声をかけてくださりました。激務に追われる夫とは日頃あまり会話がなかったことや、両親や知り合いがいない孤独、初めての子どもということで張り詰めていた気持ちから、私は「久々に人と話をした!」という感動で半泣きになってしまいました。女性はびっくりしていましたが「大丈夫よ、お腹の子は元気だしあなたも元気。とてもいい子よ」というようなことを言ってくれ、手をさすってくれました。話しているうちに、その女性の友達が周りに集まり始めました。地元のコミュニティにも参加できるように。感謝してもしきれない女性たちは「私の娘も帰ってくるのよ。あなたと同じ」「私の息子も地元に帰ってくるし、子どもが今2ヶ月なのよ」などと話してくれました。あれよあれよという間にコミュニティがセットアップされ、彼女たちのお孫さんや娘さんに当たるママ友を紹介していただけることに。その年配の女性たちは、私の子どもが産まれてからも気にかけてくださり、今も交流が続いています。あの時声をかけてくださらなかったら、私はどうにかなっていたのかもしれないと思うと、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月05日4番目の子を出産したあとも、仕事への早期復帰を目指していたが……私は毎日4人の子どもの育児に追われているママです。3番目の娘がまだ1歳半の頃の話ですが、元気に動き回る子で、当時4人目を妊娠していた私は、大きなお腹で追いかけ回るのがきつくなり始めていました。もう妊娠後期だったこともあり、動きづらいと知っている1番目の姉と2番目の姉が妹をずっと見てくれていたので、すごく助かっていたのです。生活のため・子どもたちのためにもしっかり稼いでいきたいと思っていたので、これまでは、子どもたちが生後2か月になると保育園に預けて仕事に専念してきました。なので、4番目の子も同じように2か月で保育園に預ける予定だったのですが、三女の1歳半健診で医師に言われたことにとても動揺しました。その言葉は……「それ、育児放棄じゃない?」と言われて動揺医師に色々質問され、挙句の果てに「上のお姉ちゃんが見てくれている?お母さん、それ育児放棄してません?それに、生後2か月から保育園に預けるなんてかわいそう!子ども嫌いなの?」なんて言われて、ショックを受けてしまいました……。まさか健診で、見知らぬ医師から「保育園に預けるのは悪いこと」なんて言われてるとは思っていませんでした。保育園の先生はすごくしっかり見てくれていて、子どもたちはすくすく成長していっています。仕事をしなければいけない理由だってあるのに……と悲しくなりました。保育園の先生の言葉に救われた。これからも感謝の気持ちを忘れない一応、最後に保健師さんから医師の態度についてお詫びを言われたのですが、気になって保育園の先生にも相談しました。すると、先生は「気にしなくていいです!私たちは子どもさんたちを見て、元気をもらっていますから!これからも、私たちを頼りにしてくださいね。お母さんが頑張っているの、子どもさん達も分かってくれてますから!」と……。人それぞれ違うんだ、私はこれでいいんだとそう思えました。医師の意見に少し不安になってしまった私でしたが、保育園の先生のあの言葉ですごく助けられ、「私は私なりに子どもたちを愛していこう」と今も心から思えるようになりました。あの時は本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月04日財布を出そうとして、小銭をばら撒いてしまった子どもがまだ0歳の時の話です。子どもを抱っこ紐で抱っこし、リュックを背負って買い物に出かけました。駅でリュックから財布を取り出した時、財布に付けていたキーホルダーがチャックの部分に挟まってしまい……。その拍子で財布が開いて、中の小銭をばら撒いてしまいました。私は慌てて小銭を拾い集めようとしましたが、子どもを抱っこしながらでは動きづらく正直大変でした。すると、就活生らしき若い女の子3人組が寄ってきて……。3人の若い女性が、当たり前のように何度も助けてくれた彼女たちは何も言わずにさっと駆けつけてくれて、当たり前のように小銭拾いを手伝ってくれました。「これで全部ですね」と言われ、私は彼女たちにお礼を伝えました。でも、財布のキーホルダーがまだリュックのチャックに挟まっていて、財布を取り出せないことに気づきました。1人で手こずっていると、先ほどの彼女たちが再び戻ってきてくれて、外すのを手伝ってくれたのです。そして荷物もあったので「近くまで持っていきますね」と言って、ホームまで一緒に来てくれました。我が子にも、自然と人助けができる彼女たちのようになってほしい当たり前のように、困っている人に対して手助けできる彼女たち。その行動にとても感心し、心がほっこりしました。あの時は本当にありがとうございました。きっと彼女たちにとってはなんともない出来事で、忘れてしまっているかもしれないですが、私はずっとこの恩を忘れません。子どもが大きくなったら、こんな風にできる人になれるように伝えていきたいと思います。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年11月03日2人目を妊娠中に娘と散歩へ。動き回る娘に手を焼いていると……活発でお散歩が大好きな娘は、毎日たくさん歩くのが日課でした。私が第二子妊娠中もいつものようにお散歩に行っていましたが、娘が急に走り出してしまったり、疲れてきておんぶしないといけなかったり。お腹が大きくなってからは、なかなか大変でした……。ある日のお散歩中、いつもと同じ遊歩道を歩いていると少し年配のご夫婦にお会いしました。年配のご夫婦が一緒に歩いてくれて、娘は上機嫌にそのご夫婦は娘に積極的に話しかけ、沢山可愛がってくれました。走り出す娘についていてくれたり、時折おぶってくれたりしながらも、長い道のりを一緒に歩いていただけてとても助かりました。娘のことも私のことも気遣ってくださり、すごく嬉しかったです。娘を可愛がってくれたご夫婦に感謝を伝えたい私の実家は遠方なので、両親にはたまにしか会いません。娘も、おじいちゃんおばあちゃんとの交流は身近ではなかったので、そのように接してくださる方がいて嬉しかったと思います。私も娘もとても助かりました。あの時は本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月29日赤ちゃんを抱っこして外出すると……子供が8か月~1歳半ぐらいの頃。当時、赤ちゃんを抱っこして散歩や買い物をしていると、話しかけられることがとても多かったです。その頃は、夫の転勤で知り合いもいない地で生活をしていました。夫は日中仕事で外出しており、基本的に母子2人で家に缶詰め状態だったので、外で話しかけられることがとても嬉しかったです。同じくらいの子どもを持つママ友もできて、子育てが楽しくなった「可愛いねー、やっぱり赤ちゃんはいいねー!うちには息子がいるんだけど、早く孫の顔が見たいわー!」と言って、我が子をナデナデしてくれた方。「大変でしょう。じきに楽になるから、頑張ってね!」と、思いやりのある言葉をかけてくれた方など、年配の女性達の優しさが特に印象に残っています。また公園に行くと、同じくらいの子どもを連れたお母さんと仲良くなる機会が沢山ありました。顔見知りから始まって次第に仲良くなり、連絡先を交換してお家に行かせてもらったり、一緒に少し遠出したりすることも。子どもが大きくなった今、思うこと子どもが成長した今では知らない人と交流することはなくなったので、「あの時は貴重な経験をさせてもらったな……」と今でもしみじみ思います。当時うちの子を可愛がってくれた方々、仲良くしてくれたママ友に感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月28日5歳と0歳の育児に毎日くたくた上の子が5歳、下の子が0歳だった頃のことです。当時、私は2人の育児に相当疲弊していました。0歳の子はまだ夜泣きをするので夜十分に寝ることができず、つねに寝不足状態。そんな中、5歳の子は外で遊びたい時期まっさかり。昼間は公園に行ったり土手に行ったり、幼稚園にも通っていたので送り迎えや毎日の準備も必須。日々くたくたで、あの頃は子どもと一緒にいる喜びも薄れていたと思います。スーパーで騒ぐ我が子に、疲れとストレスが限界を迎えその日も疲れを引きずったまま、2人の子を連れてスーパーへ。下の子を抱っこひもで抱っこし、上の子は手をつないでいたのですが、スーパーに入るやいなや、上の子が手を離してお菓子売り場へダッシュ。さらにお菓子売り場で座り込み、「これ買ってー!買ってー!」と大きな声で騒ぎ出しました。私は大声を注意したのですが、それが気に入らなかったのか、上の子は余計に騒ぎ、その声で抱っこしていた下の子もギャン泣き。周りのお客さんからもじろじろ見られ、私は疲れとストレスが限界に……。思わず涙ぐみそうになってしまいました。見知らぬおばあさんのやさしい言葉もう注意する気力もなくたたずんでいると、前から見知らぬおばあさんが近づいてきました。おばあさんは騒いでいた上の子に「元気だねー」と声をかけると、一緒にお菓子を見ながら上の子と会話し、相手をしてくれました。おかげで上の子も機嫌が直り、にこにこ笑顔に。さらにおばあさんは疲弊していた私にも、「今だけだから。もう少ししたらラクになるからね」と声をかけてくれました。私があまりに辛そうな顔をしていたので思わず話しかけてしまったそうです。あの日以降、私は「今だけだ、がんばろう」と思えるようになり、子どもたちにも余裕をもって向き合えるようになりました。育児の大先輩であるおばあさんの言葉が、本当に助けになりました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月14日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。2歳まで過ごした乳児院を出るとき、先生から「みかんちゃんなら人一倍幸せになることができるから。負けないでね」と言われたことが忘れられなくて…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ2歳半で乳児院を出ることになったみかんは、お別れのときに先生が掛けてくれた言葉を今でも覚えている。人より何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれないけど、必ず人一倍幸せになることができる、と…。■おめでとうと伝えたい■養護施設に着いて…産まれてきたすべての赤ちゃんが祝福されてほしい。すべての赤ちゃんに「産まれてきてくれてありがとう」と伝えたい…。だからこそ、みかんさんは自身の体験を伝え続けています。乳児院から向かったのは、養護施設でした。先生と会って安心したみかんさんは大号泣するのですが…!?次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月09日妊娠中の通勤ラッシュはかなり大変通勤にはバスを使っているのですが、朝はかなり混む路線で毎朝20分以上は立ちっぱなしでした。妊娠前はなんてことなかった通勤が、妊娠中、特に産休に入る直前の妊娠後期になるとかなり大変に。優先席に座りたくても満席なことが多かったので、仕方なく立ったまま乗るのが普通でした。そんな私を気遣って席を譲ってくれたのは……気を利かせて席を譲ってくれたのは混雑したバスで席を譲ってくれたのは、いつも女性でした。特に、母親と同じくらいの年齢の方が席を譲ってくれることが多かったです。きっと、妊娠出産の経験があるからこそ、しんどそうに立っている私に優しくしてくださったんだろうなと思います。今までのお礼を込めて、妊婦さんに優しさをお返ししていきたい譲ってもらって当たり前とは思ってはいませんし、優先席でイヤホンして寝ている人や、お元気そうにおしゃべりしてるお年寄り、2人席を1人でふんぞり返って座る人がいたって別に何も思いません。でも妊娠中は女性の優しさに触れることが多く、とてもありがたかったです。無事出産を終え、もうすぐ仕事に復帰する予定です。妊娠中に優しくしていただいたことを思い出して、今度はわたしが妊婦さんへ優しさを返せるようにしたいと思っています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月09日娘を抱っこしたままお手洗いに行くと、数人の列ができていて生後7ヶ月の娘を連れて、御徒町まで買い物に行った時の話です。娘はベビーカーが嫌いでどこへ行くにも抱っこをしなければならず、その日もベビーカーは持参せず抱っこ紐のみで買い物をしていました。途中私がお手洗いに行くと、ちょうど食後の落ち着いた時間帯でもあったため、数人が列を作って並んでいる状態。娘がミルクを欲しがりそうな時間が迫っていたため、空いているトイレを探そうか……でもこのフロアならすぐ隣に授乳室もあるし……と迷っていました。どうしようか迷っていると、前に並んでいた女性が……そんな時、私の前に並んでいたおそらく私の母世代と思われるご婦人が、「赤ちゃん抱っこしてましょうか?」とお声がけしてくださいました。しかし娘の人見知りが始まった時期でもあったため、ここでギャン泣きされてもなぁ……と考え、ありがたいとは思いつつも丁重にお断りさせていただきました。ご婦人や周りの方の計らいに感謝ご婦人に嫌な思いをさせてしまってもおかしくない状況でしたが、「じゃあせめて前に並んで!」と順番を譲ってくださいました。それだけでも大変ありがたい話なのですが、私とご婦人の会話を聞いていた他の方も「広いトイレ空いたから先に入ってください」とお声がけくださいました。みなさんの優しさが心に沁みた時間でした。 あのとき譲ってくださったみなさま、本当にありがとうございました!!====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月08日同じメニューしか食べない息子、外食も楽しめない息子が2~3歳だった頃、毎日のように息子の偏食で悩んでいました。とにかく、同じメニューしか食べたがらない。ちょっとでもメニューを変えようものなら、すぐに気がついて食事の手を止める。そこから食事が進まない。もちろん、外食なんて無理。ファミリーレストランのお子様ランチさえ食べるのを嫌がるため、私も主人も外食はあきらめ、誕生日やクリスマスも家での食事でした。同い年くらいの子をもつママが、「今日は家族で外食♪」「子どものためにクリスマスメニュー作りました♪」なんて投稿しているのを見ると、羨ましくてしかたがなかったです。保育士さんに相談すると……息子の偏食で、やはり一番心配だったのは栄養バランス。今は問題なく元気でも、こんな食生活を続けていればなにかの病気になってしまうのでは?もしこの子が栄養失調にでもなれば、偏食を直せなかった母親の責任……。私は意を決して、息子が通う保育園に相談に行きました。息子の偏食の話をうんうん、と聞いてくれていたベテラン保育士さん。話を聞き終わると、バシッとひと言。「偏食だからって、死なないから大丈夫!」この言葉を聞いた瞬間、私の中で一気に何かがほどけた気がしました。きっと保育士さんは今まで同じような子どもたちにたくさん出会い、その子たちが健康に成長していくのを見てきたのでしょう。私もそこからは、「たしかに今だけだよな」「命があるだけですばらしいことだよな」と思えるようになりました。私を前向きにさせてくれた保育士さんに感謝今、息子は5歳。まだ偏食はあるものの、保育園の協力もあり、食べられるメニューはだいぶ多くなりました。そして、毎日親子ともに元気に楽しく過ごしています。子育てに悩みは必ず出てくるもの。「きっと今だけ」「元気ならそれでよい」と割り切って前を向くことも大切なんだと気づかせてくれた保育士さんには、本当に感謝しています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月07日電車での帰宅時。マタニティマークを身につけているけれど……約1年半前、まだ私が妊婦中の時でした。当時仕事で電車通勤をしていた私は、いつも通り電車で帰宅しようとしていました。妊娠初期で体調がすぐれない時期でもあり、優先席に座ろうとしたのですが電車は満員……。夜の電車はサラリーマンも多く、疲れてみんな寝ているためか、バッグに付けたマタニティマークにも気付いてもらえません。そんな中、突然見知らぬ女性が私の肩を「ポンポンッ」と叩きました。つらそうな私を見て、隣の車両からわざわざ声をかけてくれた女性その方は「あっちの席空いてますよ!」 と声をかけてくれたのですが、隣の車両の席に傘を置いて、私のために席を確保してくれたようでした。近くの席を教えてくれるだけでも嬉しいですが、わざわざ違う車両から私を見つけて席を譲ってくれる優しさが、本当に嬉しかったです。大変だった時期を乗り越えてつらい妊娠期を乗り越え、その後無事に子どもが生まれて、1歳の誕生日を迎えました。私も、あの方のように常に気遣いができるような、誰かに感謝される人間でいたいなと思います!本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月02日イヤイヤ期の息子がスーパーで騒ぎ始めて……私は現在妊娠9ヶ月に入る妊婦で、上に2歳の息子もいます。2歳の息子は歩きたい盛りで、スーパーに行ってもちょこちょこ歩いて行ってしまうので、ゆっくり見る暇もありません。かと言ってカートには乗ってくれないしイヤイヤ期真っ只中で、言うことも聞いてくれません。ある日、昼間に息子と2人きりでスーパーに行かなければならない用事がありました。出かけたのは良いものの、私も妊娠中ということもあり抱っこ紐は使えないし、カートにもベビーカーにも乗ってくれないので困り果てていました。しまいにはパックジュースが飲みたいと、自販機の前で大泣きしだした息子。飲めば大人しくしてくれるだろう……と思い買い与えると、そういう時に限ってパックジュースを強く握りすぎて、ジュースをこぼしてしまったのです。たまたま通りがかった方が助けてくれたスーパーの床は息子がこぼしたジュースまみれ。すぐにティッシュで拭きたかったのですが、両手は荷物でいっぱいですぐに取り出せませんでした。「なんで普段握りつぶさないのに今日に限って!」という怒りもあり、泣きそうになりながらジュースを拭くためにしゃがもうとした時に、通りすがった方がサッとティッシュを取り出して、息子の手と床にこぼれたジュースを拭いてくれました。「お腹も大きいし大変だろう」と言ってもらえて「すみません。ありがとうございます。あとはやりますので……!」と言ったのですが、その方は「いいよいいよ、お腹も大きいし大変だろうし、ゴミも私が捨てとくから気にしないで!」と言ってくださり温かい気持ちになりました。直前まで泣きそうになっていた私は、その方のおかげで大変な思いをせずに済んだのです。感謝してもしきれません。ありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年10月01日妊娠初期のころ、傾斜道を歩いている途中に尻もちをついて転んでしまった私いわゆる「安定期」に入った妊娠5ヶ月~6ヶ月あたりのことです。今でも温かい気持ちと感謝の気持ちを思い出す優しい出来事に出会いました。初めての妊娠で、ひどいつわりに毎日苦しい思いでいた頃です。その日は妊婦健診で病院に行くため、いつもの道を歩いていました。ほんの少しの傾斜地だったのですが、貧血気味で立ち眩みがしたのか突然目の前が真っ白になり、その場にお尻から倒れてしまいました。とっさにおなかをかばいましたが、何が起きたか分からず呆然……。呆然としていると車に乗った男性がすぐに助けてくれて……ちょうどそのとき、そばを通りすぎて行った車が私のところまで戻ってきてくれて、男性が運転席から降りると「大丈夫ですか」と私を抱え起こしてくれました。急いでいたようで、その方はそのまますぐ車を発進して去ってしまい、私もなんだか恥ずかしい気持ちでお礼をやっと一言伝えただけ。その男性の顔はほとんど覚えていませんが、私と娘を守ってくれたと感謝の気持ちでいます。その後の健診で脳貧血と診断されました。対処法はなく、目の前が真っ白になりそうな時はしゃがむというアドバイスをもらい毎日をやり過ごしていました。でも……電車内や道で助けてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいその後は健診までの道のりを徒歩から電車に変更しました。ところが、また別の日に電車に乗っている時。乗車後、少しすると突然目の前が真っ白になりました。「ここでしゃがんだら電車が急停止するかも……」と、必死に手すりを掴んでいました。すると40代くらいの女性が私の腕を引っぱり、そっと席に座らせてくれたのです。私はあまりお腹が目立たず、マタニティマークも見える位置につけていなかったのに、こちらの変化に気づきそっと助けてくれたその方の優しさに泣きそうになりました。車から降りて助けてくれた方や電車で席を譲ってくれた方に、今も感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月10日3歳の息子と結婚式に参列。いつまでも落ち着かない息子にヒヤヒヤ今年、3歳の息子と私の従兄弟の結婚式に出席した時の事です。朝から新幹線で移動し、普段と違う雰囲気の式場やチャペルの様子にも圧倒され、開始早々から興奮マックスだった息子。落ち着きなく動き回り、あれこれ触りたがるので、きちんと正装しお祝いムードに包まれている参加者の方にご迷惑をかけないかとヒヤヒヤしっぱなしでした。厳かな挙式の間にも絶えず身体を動かし、危うくバージンロードを踏みそうになる息子に終始言い聞かせたり抱っこで押さえつけたりして私も疲れてしまいました。ブーケトスに参加させてもらうことになった息子に、他の参列者が……その後行われたフラワーシャワーと記念撮影。恒例のブーケトスの後に新郎からのトスもあったのですが、誰でも参加O Kということで息子も参加させてもらいました。高く上がったブーケをキャッチすることはできませんでしたが、受け取った新郎の友人の方が息子に渡してくれて、新郎からも「やったね! 一緒に写真撮ろう!」と。拍手と歓声のなか新郎新婦と記念写真を撮って頂いた息子はとても喜び、満たされたようで、そこからは落ち着いてお祝いができるようになりました。周りが温かく見守ってくれたおかげで笑顔に途中まで「迷惑かもしれない」と思っていたのが、新郎新婦に「来てくれてありがとう」と言っていただき、ゲストの方々も温かく見守ってくださったおかげで、自分も出席者の一員なんだと認識できたのだと思います。本当に素晴らしい式と披露宴でしたし、私自身にとっても周囲の温かさと息子の小さな成長を嬉しく感じた1日でした。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月09日