法事で慣れない電車に乗ると……子どもがまだ2歳くらいの頃の出来事です。法事のために電車で40分ほどの場所へ行った帰り道。子どもは普段あまり電車に乗ることもなく、遅くまで連れ歩くこともなかったので、疲れてしまったのか帰りの電車で乗り物酔いをしてしまいました。元からあまり乗り物が得意ではなかったので、酔い止めを飲んだりビニール袋などの対策はしていたのですが、私は少し焦っていました。すでに夜の7時半で、少し混んでいる時間帯だったので座ることも出来ず、なんとか端っこの方に移動し、「次の駅まで待ってね」と子どもに伝えることしかできずにいたからです。乗車していた電車も快速だったため、次の駅まで10分ほど停まることがなく、「早く駅に着かないかな……」と思うことしか出来ませんでした。すると、近くに座っていた方が声をかけてくれました。「大丈夫ですか?」具合の悪そうな子を見て、その方は席を譲ってくれたのです。酔っていて吐くかもしれない子に対して優しく声をかけてくれ、隣の席の人も嫌な顔せずに「大丈夫ですか?」と声をかけてくださいました。椅子に座り、落ち着いて飲み物を飲んだり出来たからか、具合も少し落ち着いたので、「あと2駅このまま乗ってしまった方がこの子にとって楽なのかな?」とか、「周りの人からしたら降りて欲しいよな……」とか、色々悩んでいると、席を譲ってくださった方が「あと少しなら何かあれば手伝うからそのまま座らせてあげたら?」とおっしゃいました。今にも吐きそうな我が子を……そのまま席に座らせていただいたおかげで、その後は何事もなく最寄りの駅まで着くことができ、私の気持ち的にも本当に助かりました。あの時は具合の悪い子どもを気遣ってくださり、本当にありがとうございました。子どもにも、困っている方がいたら助けるようになってほしいと思います。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月04日抱っこ紐のベルトが……昨年9月に第3子を出産した後、一カ月間の里帰りを経て自宅に戻りました。その日から怒涛の日々で、上の子2人の幼稚園の送り迎え、買い物、その他家事をこなす日々。なるべく上の2人が幼稚園に行っている間に買い物を済ませておきたかったのですが、その日は急遽どうしても必要なものがあってスーパーだけでは済まず、お迎えの後で初めて私と子ども3人でドラッグストアへ行きました。車でお店に向かう途中から、予想外の雨が降ってきました。傘もないのに雨脚はどんどんひどくなります。しかし駐車場で立ち往生というわけにもいきません。そうこうしているうちに誰がグズりだすか……。順番に子どもたちを車から降ろして、慌ただしく店内へ入りました。まだ生後2ヶ月の末っ子を抱っこしたまま入り口へかけこんだのですが、急いでいたため抱っこ紐のベルトをうまくつけられていなかったようで、外れてしまいました。上着もぐちゃぐちゃで、つけなおそうとするも上手にはまらず焦っていると、買い物客の女性が「ママさん、大変だね。お手伝いしようか?」と声をかけてくれたのです。その人は抱っこしてくれただけではなかった本当にどうしようか困っていたので、末っ子を少しの間だけ抱っこしてもらい、抱っこ紐を装着し直させてもらいました。その後、購入する商品を持ってレジに行くと店員さんが 「良ければ車までお荷物運びますね」と、大変親切な申し出をしてくれました。「すみません、ありがとうございます」とお礼を言うと、その店員さんは「先ほどの女性が『3人連れたママが店内を買い物してるから荷物を車に乗せるの手伝ってあげてね』とおっしゃってたんです」と続けました。最初に声をかけてくれたあの女性にお礼を言おうとしましたが、もうその方は駐車場にもおらず、直接感謝を告げることは出来ませんでした。心遣いが本当に嬉しかったので、私もあんなふうに心に余裕のある女性になりたいと思いました。直接お礼は言えませんでしたが、本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月03日なぜかメールが届かず……コロナ禍で感染者が増えたり減ったりを繰り返していた中、息子の通う小学校で感染者が出て、学級閉鎖になったことがありました。通常、このような緊急の休みがあれば保護者にメールで連絡がきます。しかし、このときはなぜか私のところにメールが届かず……。学級閉鎖を知らないまま、私はいつもどおり息子を登校させ、自分も職場へと出勤しました。慌てて帰宅するも、息子の姿がない!私が学級閉鎖のことを知ったのは、職場に着いて1時間ほど経った頃。同じ小学校に子どもを通わせるパート仲間との会話でその事実を知り、私は慌てて上司に報告、緊急で帰宅させてもらうことにしました。その日は気温が10度を下回る寒い日。普段、息子が帰る頃にはすでに私も帰宅しているため、息子は鍵を持っていません。寒空の中、家に入れず寂しく待っている息子を想像するだけで落ち着かず、とにかく全力で自転車をこぎ、家へと到着しました。しかし、家の前に息子の姿はなし。周囲を見回しても息子の姿は見当たらず、私はパニックになってしまいました。息子を寒さから救ってくれた、やさしいご近所さん息子がいない!焦った私が学校に電話しようとしたとき、どこからか、「奥さん!こっちこっち!」との声が聞こえました。見ると、お向かいの家に住むお母さんが、私を手招きしています。そして、「お子さん、ここにいるから!」と。学校閉鎖に気づき家に戻るも家に入れず待っていた息子を見つけ、今まで面倒みてくれていたのでした。そのお母さんとは子どもの年齢が離れているためこれまで付き合いはなかったのですが、それ以来、家族ぐるみでお付き合いしています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月02日外出時、娘のうんちでおむつ替え1歳の娘とデパートに行ったときのことです。ベビースペースで娘を遊ばせていたところ、娘が突然スペースの隅で立ち上がり、いきんだ表情を浮かべました。「これはうんちしたな」とおしり付近のにおいを嗅いでみると、案の定。私はおむつ替えのため、マザーズバッグを持ってベビー休憩室へ。そのデパートのベビー休憩室は大きめのおむつ替え台が複数あり、ゆったりおむつ替えをできるので私も特に何も心配せずおむつ替えを始めました。ピンチ!替えのおむつがない!娘のおしりをふき、新しいおむつを取り出そうとしたところで・・・・・・あれ?替えのおむつがない!おしりふきと一緒にポーチに入っているはずの替えのおむつがありません。昨日、きれたおむつを補充しようとしてそのままにしてしまっていたことを思い出しました。ベビー休憩室におむつの自動販売機があるところもありますが、あいにくそこには置いていません。急いでおむつを買いに行こうにも、娘はいつまたおしっこ・うんちをするかわかりませんし、おむつを履かせない状態での買い物は無理。どうしよう……声には出していないものの、私は相当焦った顔をしていたと思います。そのとき、横から「これ使ってください」と、すっと2枚のおむつが差し出されました。危機的状況を救ってくれた、やさしいママ差し出されたほうを見ると、やさしい笑顔を浮かべた女性。隣で私と同じく子どものおむつ替えをしていたママのようです。私が焦っていることで状況に気づき、おむつを分けてくれたのでした。どこの誰かもわからず、いただいたおむつのお返しもできていませんが、あのときは本当に助かりました。状況を察し、助けてくれたやさしいママさんに感謝です。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら✅子連れで新幹線に乗ったら思わぬトラブル発生。するとどこからか呼ぶ声がして……#「ありがとう」を伝えたい✅憧れの小田急ロマンスカー展望席を予約したのにグズりだした息子! えっ、どうしよう……#「ありがとう」を伝えたい✅初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝#「ありがとう」を伝えたい
2023年08月16日新鮮な関係性を保つカップルに共通する要素といえば「常に感謝を伝える姿勢」が挙げられるでしょう。重要なのは、その感謝をどんな形で示すかにあります。そこでこの記事では、普段の感謝を彼へ効果的に伝える3つの秘訣をまとめてみました。心を込めた手紙で伝える「彼女からもらった手紙には、初めて出会った日からのストーリーがふんだんに綴られていました。文章の最後には慣れっこな“ありがとう”の言葉がありましたが、それが思わず感涙を誘いました」(28歳/経理)とても馴染み深い「ありがとう」でも、料々と心を込めて描かれた手紙にしたことで、普段以上に感じ入るものがありますね。特に、長い間一緒に過ごしてきたカップルほど、感謝のとときが頻繁にありますが、その瞬間を特別にすることで、二人の絆がさらに深まると思いませんか?帰り道のサプライズで魅せる「いつも僕が帰り道に彼女を送るんですが、それを期待していた日に突然、彼女が何事もなくに玄関に入っていきました。僕は一瞬戸惑いましたが、すぐに彼女がまた顔を出してケーキを出してくれました。そして、一瞬後には心を揺さぶる彼女からのサプライズだと気づきました」(31歳/エンジニア)お料理を作るのが不得手な場合でも、彼が好きな食べ物を買ってきて冷えた状態で待っておくと効果的です。荷物にならないよう帰り道に渡す工夫をすると、彼もきっと感謝の気持ちを強く感じることでしょう。食事での感謝を表現する「僕がトイレに立ったすきに、彼女が自ら会計を済ませてくれたことがありました。それがなぜだったのか尋ねたところ、『たまには貴方におごりたいと思っちゃった(笑)』と応えられました。それには心から感激しました」(40歳/経営者)心からの感謝の意味は、行動で示したほうがはるかに印象に残ります。「ありがとう」だけではなく、具体的な行動で感謝の気持ちを伝えることで、彼もきっと喜んでくれることでしょう。これからも二人の時間を重視する相手からの感謝を感じると、「もっと一緒にいたい」と思うものです。もちろん、彼も日々の行動を通じて感謝されることを求めているわけではないでしょう。だけど、お互いを大切に思うカップルであれば、これからも良好な関係を維持することができるはずです。相手を思いやる優しい行動を通じて絆を深める体験は、きっと素晴らしい思い出になることでしょう。そんな、素敵な毎日を二人で過ごすために、上記の3つの方法を試してみてはいかがでしょうか?(Grapps編集部)
2023年08月15日息子を乗せたベビーカーが電車のドアとホームの間に挟まってしまった乳児の息子をベビーカーに乗せて、電車移動しなければならなかった時の話です。まだベビーカーでの移動に慣れていなかった私は、降車の際ドアとホームの隙間にベビーカーの車輪を引っ掛けてしまいました。どうしたらいいのか分からず、あたふたしていると……ホームで電車を待っていた大勢の人たちがするとその瞬間、電車に乗ろうと待っていた人たちが性別年代問わず複数人同時に対処してくれたのです。ベビーカーを支えようと前傾姿勢になり、ベビーカーを支えようとして下さいました。息子はしっかりベルトをしていたので落ちる危険はなかったのですが、見ず知らずの、それもまた複数人の方が支えようと動いて下さったことに、感激しました。咄嗟に動いてくれた方達に感謝巷では「子連れ様」「ベビーカー様」などと揶揄されている記事も見かけるので、電車での移動を不安に感じていました。ですが、実際にはこんなにも多くの方が見ず知らずの親子を救おうと動いて下さったことに感動したのを覚えています。今でも忘れられないエピソードです。あの時、咄嗟に動いてくださった方々に感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら✅子連れで新幹線に乗ったら思わぬトラブル発生。するとどこからか呼ぶ声がして……#「ありがとう」を伝えたい✅憧れの小田急ロマンスカー展望席を予約したのにグズりだした息子! えっ、どうしよう……#「ありがとう」を伝えたい✅初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝#「ありがとう」を伝えたい
2023年08月15日里帰り出産、大きな荷物で新幹線に乗車妊娠後期に入りお腹も目立ってきた頃、出産に向け里帰りしました。実家までは新幹線で向かいます。当初は主人が付き添ってくれる予定だったのですが仕事のため都合がつかず、ひとりでの帰郷になりました。大きなお腹で、さらに大きな荷物を抱え、新幹線へ。そんな状態の私はやはり目にとまりやすかったのでしょう。新幹線の指定席に到着するとすぐ、ひとつ通路を挟んだ席に座っていた若い男性が、「荷物、上にあげましょうか」と言って私の荷物を上の荷台にあげてくれました。荷物をおろせない……自分では荷物を持ち上げられなかったので、男性があげてくれて助かりました。しかし一方で、心配なことも。すでにお腹がだいぶ大きくなっていたため、上にあげてもらった荷物を自分で降ろせる自信がありませんでした。「降ろすときもこの男性にお願いしたほうがよいだろうか」「さすがに図々しいと思われるだろうか」「もしこの男性が私より先に電車を降りて、ほかに人がいなくなったら……」そんなことを考えても言い出せずにいるうちに、電車が次の駅のホームへと入り、先ほどの男性が電車を降りる準備を始めました。男性のやさしさに感謝ああ、男性が降りてしまう、上の荷物どうしよう……。悶々としていると、その男性が、「どちらの駅で降りますか?」と聞いてきたので、私はふたつ先の駅で降りる旨を伝えました。するとその男性は、「では、今のうちに降ろしておきますね」と言って、先ほどあげてくれた荷物を降ろしてくれたのです。きっと最初から、私がひとりで降ろせないことも理解してくれていたのでしょう。最初から最後まで、見知らぬ妊婦に気を遣ってくれた男性に感謝です。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら✅子連れで新幹線に乗ったら思わぬトラブル発生。するとどこからか呼ぶ声がして……#「ありがとう」を伝えたい✅憧れの小田急ロマンスカー展望席を予約したのにグズりだした息子! えっ、どうしよう……#「ありがとう」を伝えたい✅初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝#「ありがとう」を伝えたい
2023年08月14日レジで泣き出した息子をあやしながら袋詰めをしていると……今年小学校の入学式を迎えた息子は、産まれてからよく泣く子でした。4人目ということで私も子育てにはそこそこ慣れていました。しかし、毎日抱っこしていると、泣いたら抱っこがたまには違う人に抱いて欲しい……疲れちゃったなぁと思うことがあるのです。そんな息子がまだ生後2ヶ月の頃の話です。ミルクを飲ませた後2時間は大丈夫だろうと近くのスーパーに夕飯の買い出しに出掛けました。ですが、レジを終える間際にグズグズと息子が泣き出してしまい……。抱いてあやしながら食材を袋に詰めていると、レジの女性の方が声をかけてくれました。「えっ、良いんですか?」レジを担当していた女性は親切にも「大丈夫ですか。入れますよ」と、食材を袋に詰めるのを手伝ってくれると言うので、「すいません。迷惑じゃなければ、赤ちゃん抱いてもらえませんか」とお願いすると、「えっ?良いんですか!?」と笑顔で息子を抱いてくれました。知らない人の抱っこで余計泣いてしまうケースもありますが、息子は女性に抱っこされて泣き止み、私もささっと袋詰めが出来ました。本当にあの時の私は助けられました。その後も会う度によくしてくれる女性に感謝を伝えたいその後も店に行く度にその方と話すようになり、「あの時の子がもう小学校かぁ」なんて言ってくれます。あの時は本当にありがとうございました。子どもたちにも、困っている人がいたら声をかけられるように育ってほしいと思います。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら✅子連れで新幹線に乗ったら思わぬトラブル発生。するとどこからか呼ぶ声がして……#「ありがとう」を伝えたい✅憧れの小田急ロマンスカー展望席を予約したのにグズりだした息子! えっ、どうしよう……#「ありがとう」を伝えたい✅初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝#「ありがとう」を伝えたい
2023年08月13日新幹線の雰囲気に耐えきれず……?娘がまだ一歳の頃の話です。主人の転勤で地元から離れた土地に暮らしていたのですが、友人の結婚式に呼ばれたので、新幹線で地元に戻ることになりました。途中、娘がいつもと違う雰囲気に不安になったのか、叫ぶように泣き出してしまい、必死にあやしたり、人気が少ない場所に移動したりと慌ただしくしていました。地元に到着したころに娘が落ち着き始めたので、改札に向かうことに……やっとのことで落ち着いてくれた娘が再び号泣してしまい……ですが、改札に着くとものすごい行列ができており、並んで待っているうちに娘がまた泣き叫び始めてしまいました。号泣する娘を抱いて列の後ろのほうで待っているしかありませんでしたが、ふと見知らぬ外国人観光客の方々が私たちを手招きしていることに気が付きました。その方たちは、私たちと代わってくれ、先に改札から出させてくれたのです。譲ってくれたおかげで、長蛇の列に並ばずに済んだまったく見知らぬ関係なのに、その外国人観光客の方々がとても優しくしてくれ、涙が出るほど嬉しかったです。あの時は本当に助かりました。ありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら✅子連れで新幹線に乗ったら思わぬトラブル発生。するとどこからか呼ぶ声がして……#「ありがとう」を伝えたい✅憧れの小田急ロマンスカー展望席を予約したのにグズりだした息子! えっ、どうしよう……#「ありがとう」を伝えたい✅初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝#「ありがとう」を伝えたい
2023年08月12日妊娠初期の出来事……妊娠初期、体調がすぐれず、下腹部の傷みに襲われました。かかりつけの産婦人科に電話で相談すると、ひとまず安静にして横になっていなさいとのこと。痛むお腹をさすりながらリビングに布団を引き、とにかく横になって体を休めていました。そのとき夫は仕事で家には私しかおらず、痛みと不安で心細かったのを覚えています。夫の愛猫が……布団の上でうとうとしていると、なにか気配を感じます。ゆっくり目を開けると、布団から2mほどのところで猫がじっと見つめていました。結婚前から夫が飼っていた愛猫。私にはまだあまり馴れていなくて、いつも距離を感じていました。夫が留守のときは一人の場所にこもっていることが多かったので、夫がいないのに猫が近くにきたことに私はびっくりして、そのまま猫を凝視していました。猫は逃げるかと思いきや、ゆっくり私の方へ寄ってくると、黙って私のお腹にくっつきました。まるで、私の体調不良を察してお腹を温めてくれているようでした。寄り添ってくれた猫ちゃんに癒された猫の体はホッカイロのようにぽかぽか。その温かさが心地よく、私もいつの間にか深い眠りに入っていました。目が覚めたとき猫はいなくなっていましたが、私の体は全身が温まっていて、下腹部の痛みも感じなくなっていました。夫の愛猫がこのように体をくっつけてきたのは初めてでした。このときから少しずつ、猫と私との間にあった距離が縮まったような気がしています。賢くやさしい猫ちゃん。あのときは、一緒にいてくれてありがとう。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら✅子連れで新幹線に乗ったら思わぬトラブル発生。するとどこからか呼ぶ声がして……#「ありがとう」を伝えたい✅憧れの小田急ロマンスカー展望席を予約したのにグズりだした息子! えっ、どうしよう……#「ありがとう」を伝えたい✅初めての子連れ飛行機で、思いがけないやさしいをもらい感謝#「ありがとう」を伝えたい
2023年08月11日自転車練習中の息子が転んでしまい…息子が幼稚園の頃の話です。補助なしの自転車に乗れるようになってきたので、練習をかねて息子は自転車、私は徒歩で買い物に出かけました。しかし途中、人がギリギリすれ違えるような細い道を進んでいるとき、息子が自転車ごと転んでしまいました。そのとき前からはヤンチャそうな高校生が5人ほど歩いて来ていました。なるべく早くその場を立ち去りたいと思って、泣きそうな息子を「早く!立って行こう!」と私は急かしてしまったのですが……「ゆっくりでええよー」お兄さんたちは「ゆっくりでええよー!」「頑張れー」と息子に優しく声援を送ってくれました。息子が自力で立ち上がると、「頑張ったな!」「泣かないでエライな!」とほめてもくれました。見た目で判断してしまった自分を情けなく感じましたが、とてもうれしい気持ちでいっぱいでした。お兄さんたちと息子はバイバイと手を振って別れました。 20年ほど前の話ですが、昨日のことのように鮮明に思い出せます。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。一見怖いお兄さんだったけど…その対応にズッキューン!【漫画】「若者が神だった」エピソード一挙4作品はこちらからエピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年08月06日娘と帰ろうとしているとゲリラ豪雨が……仕方なく雨の中を歩いて帰宅することに。4歳の娘と電車で出掛けた帰りのことです。朝はいいお天気だったので傘を持たずに出掛けたのですが、帰りに最寄り駅まで着くと、いきなりのゲリラ豪雨に見舞われました。雨が弱まるのをしばらく待ったのですが止む気配はなく……。基本的に車移動の地域で、駅前にはあいにくコンビニもないので傘を買うことも出来ません。仕方がないので娘を雨避け付きのバギーに乗せて、家までの道を歩くことに。駅から自宅までは徒歩10分の距離ですが、雨の勢いが強く一瞬でびしょ濡れでした。そのまま雨の中を歩いていると、傘を差した外国人のお姉さんが前から歩いてきました。びしょ濡れになりながら歩く私に……雨の中歩いている私を見たお姉さんが「子供もいて大変!これ使って!!」と、濡れながら自分が差している傘を差し出してくれたのです。「私はもう濡れてるし、子供は雨避けがあるから大丈夫です!お姉さんも濡れちゃうから!でも本当にありがとう」とお断りしたのですが、薄暗い中ずぶ濡れで歩く私に唯一声を掛けてくれたお姉さんの優しさは涙が出る程嬉しかったです。唯一声をかけてくれた女性に感謝。娘も同じように育ってほしい。やり取りを見ていた娘も「あのお姉さん優しいね」と喜んでいました。この子も大人になった時に、あのお姉さんのように困った人を見たら声を掛けられる優しい人になってくれたらと思います。 あの時は本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年08月05日地面に転がって泣き叫ぶ息子。仕方なく抱っこして帰っていると……当時1歳8ヶ月の兄と生後6ヶ月の弟を連れて、スーパーにお買い物に行った時の話です。ちょうどイヤイヤ期真っ最中のお兄ちゃんが、スーパーを出たところで何か気に障ることがあったのか「イヤイヤー!」と地面に転がって泣き出してしまいました。声をかけてくれる人もいましたし、お菓子やジュースなどで気を引いたりしましたが、泣き止まないので、仕方なく弟を乗せたベビーカーをひきながら、お兄ちゃんを抱えて帰ることにしました。その日は8月のとにかく暑い日で、大暴れして泣き叫ぶお兄ちゃんを抱えて恥ずかしいやら暑いやらで汗だく。そのとき、1人の女性が……通りかかった女性が息子を抱っこしてくれることに「近所なの?お家まで抱っこしてあげるよ」と、暴れて泣き叫ぶお兄ちゃんを抱えてくれました。「重たいし大丈夫ですよ」と声をかけましたが「おばちゃんね年子で3人男の子でもう大変やったのよ〜。それも今は社会人でいい思い出やわぁ」と、笑顔のおばさま。もう家まであと数分のところまで来ていましたが、年子育児でなかなか外に出られず友人にも会えずにいた私は、ちょっとした会話ができたことでも気持ちがスッと軽くなりました。たくさん話を聞いてくれた女性のおかげでこの頃、イヤイヤ期真っ最中のお兄ちゃんは、公園から帰る時もイヤイヤ、公園で自分のおもちゃではなく知らないお友達のおもちゃを欲しがりイヤイヤ……と、外で大泣きしてしまうこともあり、私は外に出るのが億劫になっていました。ですが、大変なことと同じくらい、色々な方が親身になってくださったことに本当に救われました。あの時はこれがいつまで続くのか……と思っていましたが、あれからもう3年が経ちお兄ちゃんは4歳、弟は3歳に。そして0歳の男の子が誕生し、私は三児のママになりました。まだまだ試行錯誤してますが、今では「こら〜っ!」と逆に追いかけるくらいたくましい母になれたと思います(笑)。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。女子高生がカバンから取り出したのは…【漫画】「電車内の神様」エピソード一挙4作品はこちらからエピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年08月02日混雑した夕方のスーパー。息子がカートでじっと出来ず、仕方なく歩かせることに…私は6歳長女、4歳次女、2歳長男の子育て奮闘中のお母さんです。いつも上二人が幼稚園に行ってる間に買い物を済ませるのですが、その日はたまたま長男のお昼寝のタイミングがズレてしまい4人で買い物に行きました。買い物に行くときは、一番下の息子が一人で店内を走り回りどこにいるか分からなくなるので、笛付の靴を履かせていました。スーパーに着くと、ちょうど夕方の混雑してる時間帯。子供を乗せるカートに息子を乗せていたのですが、椅子に立ちはじめてしまい落ちると怪我をするし…と思い、しぶしぶ下ろしてお会計へ…3人の子どもが迷惑をかけてしまい、おじいさんに怒鳴られてしまったレジを通りサッカー台で商品を袋に詰めていると、末っ子が地団駄を踏んでグズりはじめました。そのうえ姉妹もプチ喧嘩を始めてしまい、慌てていた私。ただでさえ混雑しているところで、子ども3人を連れて場所も取っていたので申し訳なく思っていましたが、グズる子どもたちをうまく制御することもできず、とにかく急いで買ったものを袋詰めをしていきます。そのとき、見知らぬおじいさんから「混んでるのに場所も取って、クソガキの靴もうるさい!なんやねん」と怒鳴られてしまいました。謝りながら、急いでその場を離れようとしていると……隣で袋詰めをしていた女性の一言で心が救われた隣で袋詰めをしていた、いかにもギャルという雰囲気の若い女性が、「ごちゃごちゃ言ってるオッサンが一番うるさいねん!元気な子どもがいて何が悪い。お母さんも毎日大変なんわかったれ」と言い返して、びっくり……。泣きそうになっていた私がその女性に「ありがとうございます!」と言うと、「気にしたら駄目ですよ。頑張ってください」と返してくれて、弱っていた心が救われました。泣きそうになっていた私の代わりに言い返してもらえて、嬉しかったです。本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年08月01日新幹線での移動中、昼寝してはずの息子が駅のアナウンスで起きてしまい高まる緊張私が以前、まだ赤ちゃんだった息子を連れて新幹線に乗ったときのことです。その頃は息子を抱っこ紐で抱っこし新幹線に乗っていました。時間帯も息子の昼寝時間に合わせ、何があってもすぐに移動できるよう3列席の通路側を利用し、区間は盛岡から大宮で2時間もかかりませんが途中ぐずらないようおもちゃやお菓子など持って乗り込みました。盛岡を出るとすぐに寝た息子に一安心しましたが、途中の仙台駅に停まったときです。アナウンスで息子が目覚めてしまい、さらに私の席の列の窓側に女性が乗り込みました。迷惑をかけないようにしなければ……と一気に緊張し始めました。息子が女性をじっと見つめていると……席に着くなりすぐさま食事を始めた女性を、じっと見つめ始めた息子。女性の気を悪くさせてしまうのでは……と思い、息子を注意すると「いいよ、気になるもんね」と笑ってくれました。女性は食事を終えると、息子や私に話しかけてくれました。ご自身にも姪御さん甥御さんがいらっしゃり、小さい子どもがお好きとのことで大宮に着くまでの間、ずっと息子の話し相手になってくださったのです。駅に着くまで息子の相手をしてくれた女性に感謝大宮に着くときも「息子さん見てるからお母さんは準備しておいで」と息子を見ててくださいました。私は降りるときに何度もお礼し、そのとき持っていた盛岡名物の福田パンを女性に渡して降りました。子育てに冷たい日本と言われることもありますが、そんな中でもこんなに優しい方がいるのかと本当に嬉しかったです。今でも、新幹線に乗るたびにあの女性のことを思い出します。あの女性にお会いすることはもうないかもしれませんが、いただいた優しさを今度は私が他の方にお渡しできればと思っています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月19日横断歩道を渡ろうとしていると、急にグズり始めた子供達子どもたちがまだ小さかった頃の話です。一番上と2番目の子どもは両手で手を繋いで、3番目はおんぶ紐の状態で横断歩道を渡ろうとしていました。信号待ちをしている間、子どもたちが待ちきれない様子で、青になってから勝手に走り出さないかハラハラでした。すると、隣で信号を待っていた女性がこちらに声をかけてくださいました。青信号で勝手に走り出さないか心配していると……女性は、スーツをビシッと着こなしたおばさまで「おばちゃんと手を繋いで一緒に渡ろうか?」と声をかけてくれました。子供達は人見知りでは無かったので、喜んでおばさまと手を繋いで横断歩道を渡りました。おかげで子供達は走らずに渡ることが出来たので、ホッとしたのを覚えています。その後、おばさまにお礼を伝えると「若いお母さんやね!子育て頑張りぃや!」っと言ってもらい、そのまま反対方向に行ってしまいました。子どもたちと一緒に横断歩道を渡ってくれた女性に感謝あれから時が経ち、子どもは4人に増えました。子どもたちには、知らない人でも困っていたら助けられる人になって欲しいと言っています!あの時の見知らぬおばさま、本当にありがとうございます。今でもすごく感謝しています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月17日午前中の静かな喫茶店で泣き始めた子にハラハラ夫と生後7ヶ月の息子の3人で初めて行く喫茶店に入った時の出来事です。その日は小雨が降って肌寒い日でした。午前中だったので店内は混雑する様子ではありませんでしたが、1人で来られる常連のお客様が各席に座っていて満席状態。私たちの座った席の隣にも一人の70代くらいの女性が座っていました。朝からばっちりお化粧をして、少し気難しそうな、気が強そうな女性で、赤ちゃんを連れている私達が着席するとチラッとこちらを見て新聞を読んでいました。迷惑をかけないように外であやしていると……普段の息子は泣いたり騒ぐ方ではないのですが、その日に限って泣き始めてしまいました。夫はしばらくトイレに行っていて席をはずしていたので、私1人で気まずくなってしまい、息子を抱っこしたまま外へ出て泣き止むまであやしていました。隣に座っていた女性が、さりげなくかけてくれた言葉に涙そこへ、私達の隣に座っていた女性が帰るようで店の外に出てきました。私を見て、「中に入りなさい。赤ちゃんが泣くのは気にしなくていいのよ、それが仕事。ここは寒いし、赤ちゃんがかわいそうよ」 と優しく声をかけてくれたのです。その言葉を聞いた時、私は自然と涙が出てしまいました。あの時は優しい言葉をかけてくださり、本当にありがとうございました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月16日妊娠中、苦しめられた脳貧血妊娠中期から後期にかけて、とにかく脳貧血に苦しめられました。もともと貧血気味だったのですが、妊娠してからは長く立っていられないこともしばしば。ひどい日は、立ち上がっただけでクラクラし、ふらついてしまうほど。お医者さんにも「無理はしないように」と再三言われていたのですが、それでも出かけざるを得ない日もあります。その日も、定期健診のため、ひとりで病院に行かなければなりませんでした。雨の坂道でクラクラ、ついに倒れてしまい…外の天気は雨。朝から体調がすぐれなかったこともあり、病院までタクシーで行こうと思いましたが、問い合わせると雨のためかすべて出払っているとのこと。しかたなく、徒歩で向かうことにしました。なんとか病院近くまでは行けたものの、病院の手前の坂道でまた貧血症状が……。頭はクラクラ、目の前も真っ白になり、その場で倒れてしまいました。雨で濡れたからだを起こすこともできず朦朧としていると、私の横にキキーっと車が止まったのです。車から降りた男性が、私のところに……車から降りてきたのは、スーツ姿の男性。男性は、私に「大丈夫ですか!?」と声をかけると、からだを起こしてくれました。さらに、車に戻りタオルを手に戻ってくると、雨で濡れていた私に、「よかったらこれ使ってください」と手渡してくれたのです。私がお礼を言う間もなく、男性は車に戻り、去っていきました。あのとき、しっかりお礼ができなかったことがずっと心に残っています。見知らぬ男性でしたが、彼のおかげで大事にも至らず、今は子どもと楽しく幸せに暮らせています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月15日毎日大泣きする娘につらくなってしまった娘が生まれて半年くらいの頃、とにかく毎日泣いて大変な時期がありました。抱っこしても、おむつを替えても泣き止まない。泣き声も激しく、昼も夜も大声で泣くため、近所にも気を遣います。小さい子はよく泣くものとわかっていても、あまりに頻繁。同じくらいの歳の子や年上の子をもつママ友に聞いてみても、うちの子ほどひどく泣く話は聞きません。毎日どうしたらよいかわからず、心身ともに疲れていました。なんとか泣き止ませようと外へその日も、昼間から激しく泣いていました。夜泣きもしていたため、私も寝不足であやす気力もありませんでした。せまい部屋の中に娘の泣き声が響き渡ります。なんでこの子はこんなに泣くの……もうどうしていいかわからない……私は部屋にいるのも耐えられなくなり、娘の気分転換になればと、娘を抱っこして外に出ることにしました。見知らぬ夫婦がかけてくれたやさしい言葉しかし、表に出ても娘は泣き止まず、ただただ泣き続けるばかりでした。あまりに激しく泣いているため目立つのか、通りすぎる人たちも視線をこちらに向けてきます。悲しい気持ちになって、泣き続ける娘を抱きながらとぼとぼ歩いていました。そのとき、向かいから年配のご夫婦が。ご夫婦は、大泣きする我が子を見て「元気でかわいいねー」と言うと、私に「泣くのも赤ちゃんの仕事だよ。大変だけどがんばってね」と言ってくれました。泣くのも赤ちゃんの仕事。このご夫婦の言葉で、苦しかった私の気持ちが少し軽くなったのを覚えています。現在、娘は2歳。1歳前くらいから少しずつ落ち着き、激しく泣き続けることもなくなりました。いまはイヤイヤ期でまた大変ですが、「これも元気で育っている証拠」と前向きにとらえています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月10日子どもを抱っこして外出、バスに乗ろうとしたとき生後6ヶ月の息子と外出をしたときのことです。息子は抱っこひもで熟睡中。片手で息子を支え、もう片手で荷物を入れたベビーカーを押していました。目的地まではバスで行かなければなりません。停留所でバスを待っていたところ、停まったのはノンステップではない、乗降口に段差のあるバス。「ついてないな」と思ったのですが、次にいつくるかわからないノンステップバスを待つわけにもいかず、そのバスに乗ることにしました。せまい乗降口に悪戦苦闘そのバスは、段差があるだけでなく、乗降口がとにかくせまい。ベビーカーを畳んで乗せようとしたのですが荷物のせいでうまく畳めず、そのまま乗せようとしてもタイヤが段差に引っかかり……。息子を抱っこしているため力を入れて持ち上げることもできません。悪戦苦闘している中、乗客から「まだ?」といわんばかりの視線を向けられているように感じ、私は焦って乗車を諦めようとしました。乗客のサポートに感謝次のバスに乗ろうと、前タイヤだけ乗せたベビーカーを降ろそうとしたそのとき、乗車口近くに座っていた50代くらいの女性と20代くらいの男性が立ち上がりました。おふたりは「手伝いましょう」と、ベビーカーを持ち上げてくれたのです。女性と男性が手助けしてくれたおかげで、無事バスに乗車することができました。私が手こずったせいでバスがすぐに発車できず「文句を言われるかも」と焦っていたので、本当におふたりのやさしさが心に染みました。あのときは、助けてくれてありがとうございます。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月09日ワンオペ育児で心身ともに限界上の子が2歳、下の子がまだ0歳だったときの話です。当時は父親の育児休業がほとんど普及しておらず、産後も主人はフルタイムで仕事。帰宅後も疲れてほとんど家事・育児ができない状態だったため、私はほぼワンオペでふたりの育児をしていました。上の子はイヤイヤ期まっただ中。言うことをきかず、ごはんを食べさせるのもお風呂に入れるのもひと苦労。下の子は昼夜のサイクルもまだ整わず、夜中に最低でも2回は起きて授乳。さらに主人と自分の食事をつくり、毎日の洗濯も……。寝不足と疲労で、正直もういっぱいいっぱいでした。健診で保健師さんが……そんな疲れとストレスの日々を送っていた中、下の子を健診に連れて行く時期になりました。正直、外に出るのも億劫になるほど疲弊していたのですが、行かないわけにもいきません。疲れた体を引きずって、会場へと向かいました。そこでは、保健師さんが現在の育児の状況を「うんうん」とうなずきながら聞いてくれました。第二子を産んでから、1人で大人の人と話す機会もほとんどなかったのでこれだけで少し心が軽くなったのですが、保健師さんは私の状況を把握すると、「お母さんがんばりすぎないでいいよ。手を抜いてもいいよ。夕食はたまにはカップラーメンでもいいじゃない」と。この言葉を聞いた瞬間、すべての力が抜けて、私はその場でボロボロと泣いてしまいました。保健師さんの言葉で自分らしさが取り戻せたあのとき、保健師さんの言葉で、自分が思っている以上にがんばり過ぎていることに気づきました。そして、自分を失ってまでがんばりすぎなくてよいことにも。その日をきっかけに、ときには冷静になって手を抜こうと意識できるようになり、徐々に明るく毎日を過ごせるようになりました。親が心に余裕をもつと子どもにも伝わるのか、単純に成長しただけなのか、上の子のイヤイヤも少しずつ落ち着くようになりました。本当に、あのときは保健師さんのひとことに、どれほど救われたかわかりません。あれ以来その保健師さんにお会いすることはありませんでしたが、今でも感謝しています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月08日つわりがひどく、上の子の送り迎えもひと苦労第二子を妊娠中、ひどいつわりで毎日苦しんでいた時期がありました。横になっているときはそれほど気分が悪くないのですが、起き上がって歩くと、めまいと吐き気に襲われます。ちょっと歩いただけでクラクラ、目の前がぐるぐる……。朝と夕方は特にその症状が強まるため、上の子の送り迎えにはとにかく苦労しました。急な強い吐き気に襲われたその日は寝起きから頭痛や吐き気がひどく、「今日はやばいな」と感じる状態でした。なんとか上の子を保育園に送り、少し家事をすませると、私はソファに横になりました。そこからいつのまにか眠り込んでしまい、目を覚ますともう夕方。慌てて起き上がり、保育園へのお迎えに急ぎました。保育園へは徒歩で5分程度。なんとかお迎えの時間には間に合ったのですが、寝起きに急ぎ足で歩いたのが悪かったのか、保育園に着いた途端、急に強い吐き気が……。こみ上げる胃液を抑えられず、私は思わず保育園の廊下に嘔吐してしまったのです。保育士さんやママさんのやさしい対応に感謝まだ園児も大勢残っている中での嘔吐。保育士さんにも他の保護者にも申し訳なく、謝りました。そんな私に保育士さんは、「心配しなくても大丈夫ですよ」と言い、嫌な顔ひとつせず素早く廊下を拭いてくれました。迷惑をかけたのにやさしく対応してくれて、感謝しかなかったです。また、ひとりのママさんは私に代わって子どもを連れ帰ってくれ、家で遊ばせてくれました。その後の送り迎えをしばらく引き受けてくれたママ友もいます。まわりのみんなに助けられて子育てしているんだなと、あらためて感じたできごとでした。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年07月02日ベビーカーOKのバスに乗車したけれど生後3ヶ月の我が子をベビーカーに乗せ出かけたときのことです。目的地までの移動手段がバスしかなく、ベビーカーでバスに乗るのは初めてでした。最寄りの停留所に止まったバスには「ベビーカーに子どもを乗せたままでOK」のマークがついており、少しほっとした気持ちでベビーカーを持ち上げ、バスに乗車しました。しかし、すぐさま「甘かった」と思い知らされることに……。抱っこしながらベビーカーを畳むのに手こずり……車内にベビーカー優先ゾーンはあるものの、そこそこ混雑していたため優先どころではありません。場所を取るのも忍びなく、子どもを抱きかかえてベビーカーを畳むことにしました。まだしっかり首が据わっていなかったので、赤ちゃんを抱きながら片手でベビーカーを畳むのは、思った以上に大変でした。危ないと思ったのか、ベビーカーを畳み終えるまで運転手さんは停車してくれていたのですが、乗客たちの刺すような視線が気になってしまい私は焦るばかり……。無事にバスは動き出しましたが、畳んだベビーカーも幅をとり、子どももグズり始めて、肩身の狭い思いでずっと下を向いていました。降車時、女性のやさしさに救われたバスがやっと目的地に到着。どっと疲れた気持ちで降車口に向かうと、見知らぬ年配女性が「持ちますよ」と畳んだベビーカーを持って降りてくれたのです。女性はベビーカーを広げて子どもを置くまで待っていてくれ、最後に「赤ちゃんかわいいわね。子育て大変だけど楽しんでね」と言って去って行きました。せっかくのお出かけが悲しい気分になるところでしたが、女性のおかげで今ではとても心が温かくなるよい思い出になっています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月25日抱っこひもに慣れない息子を抱えスーパーへコロナ禍で生まれた息子は、外出する機会が少なかったこともあり、なかなか抱っこひもに慣れてくれませんでした。その日は抱っこひもで抱えても比較的機嫌がよかったので、私は「今がチャンス!」とばかりに息子を抱えてスーパーへ。普段なかなか買い出しに行けないため、あれもこれもとカゴに入れ、気づけばスーパーに20分以上。だんだんと息子がグズりだし、ついには大声で泣き始めました。慌てて会計へ、でもうまく商品を入れられず・・・これまでにない勢いで泣く息子。スーパーに、息子の大きな泣き声が響き渡ります。うるさそうに顔をしかめてこちらを見る人たちも……。私は「さっさと買い物を済ませばよかった」と悔やみましたが、後悔先に立たず。慌ててレジへ行き、会計を済ませるとサッカー台で買った商品を袋に入れようとしました。しかし、息子の泣き声に焦り、なかなかうまく袋詰めできません。その間も、浴びせられるお客さんたちの視線……。耐えられず、私は商品を自分のバッグに乱雑に投げ込みました。「元気でいい子だね!」バッグに商品を投げ込んでいる私の目の前に、3人の奥様たちが。彼女たちは、「カゴとカートは私たちが片しておくから、子ども見ててあげな」と。さらに笑顔で「お子さん、元気でいい子だね!」と言ってくださいました。片づけを手伝ってくれたおかげで、私も早めにスーパーを出ることができ、息子を落ち着かせることもできました。間近で泣かれてうるさかっただろうに、かけてくれた温かい言葉。あのときの奥様たちに、改めて「ありがとうございました」と伝えたいです。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月24日第二子妊娠中、つわりが悪化つわりには個人差があるといいますが、私は特につわりがひどいほうでした。第二子妊娠中は特にひどく、毎日のように頭痛・吐き気。家事すらままなりません。当時、上の子は2歳。保育園に行っていなかったため、普段の昼間は私が食事を用意したり遊び相手をしたりします。しかし、つわりが悪化するにつれ、食事の支度をするのも大変に。簡単なものしか用意できない日が続いていました。ついに動けない状態に……つわりに耐えながらなんとか子どものお世話をする日々が続いていたのですが、ある日、ついにベッドから起き上がることも厳しい状態に。朝、出勤前の夫に子どもの朝ごはんだけ用意してもらい、私は横になっていました。相手をしてあげられない息子に申し訳なさを感じる一方で、「なんでこんなつらい目に……」というやるせない気持ちもこみ上げてきます。そのとき、息子がそっとベッドの隣にきて、私の頭をさすりながら、「大丈夫?」「何か持ってくる?何が欲しい?」と声をかけてくれました。2歳ながら気を遣ってくれるやさしい息子。思わず涙がこぼれてしまいました。やさしい息子に救われている毎日現在、息子は7歳。当時のことを本人は覚えていないようですが、変わらずやさしい子に育っています。成長した今も、私が体調不良のときには気遣ってくれたり、弟の面倒を見てくれたり。職場で嫌なことがあったときも、息子のやさしさに触れると心が軽くなります。やさしい息子に、救われている毎日です。✅【漫画】編集部イチオシ「天使のような子どもたち」====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月23日慣れない抱っこ紐に悪戦苦闘初めての子育てを控えて育児グッズを揃える中、複数の先輩ママたちから勧められたのが抱っこ紐でした。「あるのとないのとでは全然ラクさが違うよ~」とのことだったので、早速購入。しかし確かに両手が空くのは便利なのですが、私が小柄なためかうまくバランスがとれず、子どもが身をよじるとよろけそうになることも……。それでもなんとか少しずつ慣れてきて、抱っこ紐で買い物も行けるようになりました。よろけて駐輪場の自転車をガシャーン!その日は、天気もよかったので抱っこ紐で子どもを抱え、散歩がてら買い物へ。普段はあまり一気に買い物をしないのですが、スーパーでセールをやっていたため、ついつい買いすぎてしまい……。抱っこ紐に子ども、両手にはスーパーのレジ袋を持った状態で帰り道を歩いていました。両手のレジ袋が予想外に重く、子どもも抱えているのでなかなかに大変。悪戦苦闘しながら歩いていたとき一瞬よろめいて、止めてある自転車にお尻がぶつかり、そのまま自転車を7台ほどなぎ倒してしまったのです。駆けつけ、手助けしてくれた男性盛大に倒れた自転車。通り過ぎる人たちが、「あらあら……」といった目で見てきます。幸い、子どもがぶつかったわけではなく、私も怪我などはしませんでしたが、倒れてしまった自転車を立て直すのは容易ではありませんでした。慌てて自転車を立て直し始めたのですが、子どもを抱っこしたままなので思うように力が入りません。途中まで持ち上げてもまた倒れ、しまいには子どももぐずり出し、もう半泣き状態になりながら必死直していたそのとき、「大丈夫ですか」と声がしました。声をかけてくれたのは、サラリーマン風の男性。男性は倒れた自転車をすべて立て直してくれました。お礼を伝えると、「大丈夫ですよ~」と笑顔で手を振って去って行きました。どこの誰だかわからないけれど、あのとき助けてくれた男性はまさにヒーローのようでした。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月21日活発に動く子どもたちに毎日ハラハラ2歳と4歳の娘たちはとにかく活発で好奇心旺盛。散歩に行っても、少し手を離せば勝手にどこかへ走って行ってしまうので、特に車通りの多い道を歩くときは毎日ハラハラ。しっかりと手を握り、声がけも欠かせません。その日も、両手にそれぞれ娘たちの手をとって、買い物へ出かけていました。「車来るよー」いつもの声がけに、見知らぬ女性が反応スーパーへは横断歩道を渡って行きます。娘たちは、この横断歩道が大好き。横断歩道の場所までくるとソワソワして、信号で止まるのが新鮮なのか、青になったとたん飛び出すようにして渡ろうとするので、手をつないでいてもいつもヒヤッとします。私の手を引っ張り早く向こう側に渡ろうとする娘たちに、私はいつもどおり、「車が来るから気をつけて渡るよ!」と声がけをしていました。すると、一緒のタイミングで渡っていた中年の女性が、娘たちに向かってにっこり。「あなたたちはお母さんに守ってもらって幸せね!お母さんを大切にね」と言ってくれたのです。女性のような声がけができるようにこれまで、「かわいいね」「「がんばって歩いているね」など娘たちを褒めてもらう機会はあったのですが、子どもたちに対する何気ない声かけを褒めてもらったのは初めて。毎日当たり前のようにしていたことを認めてもらえたようでとてもうれしい気持ちになったのを覚えています。私もそんなすてきな声がけができる人になりたいと思います。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月18日妊娠中、電車の通勤ラッシュに巻き込まれ……妊娠初期のことです。当時、主人とふたり暮らしだったのですが、出産は実家近くの病院を予定していたため、妊婦健診のたびに電車とバスを乗り継いで実家近くの病院に通っていました。その日も電車に乗ったのですが、電車遅延があったらしく、いつもはそれほど混んでいない電車が通勤・通学ラッシュですし詰め状態。ぎゅうぎゅうの中、座ることもできず、なんとかつり革につかまって立っていました。ニオイとムワッとする暑さでパニック状態に肌寒い日だったこともあり、車内は暖房がかけられていました。運悪く、私が立っていたのは、暖房のあたたかい空気が強く当たる位置。その風と暑さでだんだんと気分が悪くなっていくのを感じていました。混雑時の電車は匂いも充満。ニオイを避ける手立てもありません。気分の悪さで立っているのもままならなくなり、冷や汗が垂れ、視界はぼやけ、ついには周囲の音も聞こえなくなり……。「やばい、降りなくては」と思ったときはすでに遅く、足も動かせず座り込んでしまいました。動くこともできず、頭はパニック状態。「このまま私、どうなっちゃうんだろう」ボーッとした頭でそんなことを考えたそのとき、目の前に手が差し出されました。女子高生のやさしさに救われた見上げると、そこには心配そうな顔をした女子高生が。座席に座っていた女子高生が私の異変に気づき、手を差し伸べ、席を譲ってくれたのです。彼女が譲ってくれた席に座り、なんとか少しずつ落ち着きを取り戻すことができました。電車を降りる際も、私の代わりに周囲に声をかけ、ドアまで手を引いてくれた女子高生。そのときは「ありがとうございます」のひとことしか言えませんでしたが、ここで改めて感謝の気持ちを伝えたいです。あのときは、救ってくれてありがとう。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月17日ベビーカーから何度も靴を蹴落とす娘長女がまだベビーカーに乗っていた頃のことです。ベビーカーから靴を蹴落とすことに楽しさを覚えた娘は、移動中に何度も足を振り回して靴をポイッ。そのたびに、私は靴を拾って、娘に履かせ直していました。「やめなさい」と言い聞かせても、何度も何度もポイッ。普段は根気よく拾っては履かせを繰り返していた私ですが、その日は急ぎで移動していたため、心に余裕がなくなっていました。言っても聞かない娘にイライラ爆発急いでいた理由は、電車遅延で帰宅が遅くなってしまっていたため。保育園へのお迎えも遅れ、急いで娘を引き取りベビーカーに乗せ、「早く帰って夕飯つくらないと」と急ぎ足でベビーカーを押していました。そんな事情を知るよしもない娘は、やはり靴を蹴落とす遊びを始めました。「急いでるんだから、お靴落とさないで!」私は注意し、靴を拾って娘に履かせました。ところが、2、3メートル進んだところで、またポイッ。私はついにイライラが爆発。「やめてって言ってるでしょ!」と声を荒げてしまいました。女性の言葉に心の余裕を取り戻せた娘に怒っていると、少し後ろを歩いていた見知らぬ中年女性が「大丈夫ですよ」と声をかけてきました。女性は、「靴を拾ったら、履かせずにベビーカーの下に入れればいいのよ」とやさしく教えてくれました。初めての育児で「きちんとやらなければ」と気を張っていた私は、女性の言葉にほっと安心したのを覚えています。そうか、毎回きちんと履かせ直さなくてもいいんだ。夕飯もちょっと遅れたっていいじゃないか。冷静になり、娘へのイライラも一気に引いていきました。同時に、あんなに怒らなくてもよかったのに……と、娘に申し訳なく思う気持ちも。その方とはそれきりですが、あの一件から、「まあいいじゃないか」「大丈夫」と考えられる場面も増えてきました。心に余裕をもつということを、優しい笑顔に教わった気がします。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月16日電車に乗り遅れ、通園バスの迎えがピンチうちは共働きで、平日は子どもを幼稚園に預けています。幼稚園は送迎バスを利用しており、送り時、お迎え時付きそうのは私の役目。そのため、バスが来る時間に間に合うように職場を出なければいけないのですが、その日は仕事がバタバタしており、いつもより15分ほど退社が遅れてしまいました。お迎え時間に間に合うかギリギリ。必死で駅まで走ったのですが、いつもの電車に乗ることができず、「ヤバい!」と私は急いでLINEを開きました。LINEでバスの状況を確認するも……LINEには、同じ幼稚園に子どもを通わせているママたちのグループが登録されています。普段めったにやりとりをしないのですが、今は危機的状況。私は、グループLINEで送りのバスの運行状況をほかのママたちに聞いてみました。まれに、バスが道路混雑などの影響で10分~数十分遅れることがあり、それに賭けたのです。しかし、ママたちから返ってきた答えは、通常どおりの時間で運行。私が待つ停車場所より先の停車場所で子どもを引き取るママたちは、通常どおりの時間に引き取っていました。完璧に間に合わない……。そう思ったとき、1人のママからLINEでメッセージが入りました。ママ友の協力に感謝LINEの送り主は、いつも同じバス停で子どもを送り迎えしているママ。私がバスの運行状況を尋ねたので察してくれたのでしょう、「お迎え間に合わなそうですか?私が引き取りましょうか?」と言ってくれました。あとから知ったのですが、その日、そのママの子どもは幼稚園をお休みしていたのですが、私が迎えに間に合わないと知り、わざわざバス停まで行ってうちの子を引き取ってくれたようです。ついででもないのにバス停まで駆けつけてくれたこと、大変有り難く感じました。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年06月11日