ジメジメと鬱陶しい梅雨に入り、肌寒かったり蒸し暑かったり、この季節は着るものに悩みますね。「どうせ雨で汚れるから……」と黒っぽい色ばかり選んでいませんか?でも、雨の日はボトムスをカラフルなものにするだけで気分がパッと明るくなります。そこで今回は、憂鬱な梅雨に負けないカラフルなボトムスのコーディネートと小物たちをご紹介します。■ビビッドなスカートはニュアンスカラーのトップスで馴染ませる雨の日にまず私が選んだボトムスは、鮮やかなパープルのスカートです。ロング丈のフレアスカートでフェミニンな印象ですが、ドローストリング(紐でウエストサイズを調節する)タイプでとても楽な穿き心地です。トップスはグレージュカラーのカットソーのアンサンブルを着ています。五分袖とカーディガンのアンサンブルで、温度調節しやすいため梅雨の季節に重宝します。ビビッドなパープルに白や黒を合わせると、コントラストが強く出すぎてしまいますが、ベージュとグレーの中間色のようなニュアンスカラーのトップスならボトムスの派手さをいい具合に中和して、大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げてくれます。PVC素材のクリアバッグとレインパンプス雨の日は靴やバッグなどの小物選びも気を配りたいところです。靴はレインパンプス、バッグはPVC素材のクリアバッグを選びました。どちらも水に強く、梅雨の季節に気兼ねなく使える心強いアイテムです。■キレイ色のグリーンはブラック合わせで大人っぽくこちらはやや青味のあるターコイズに近いグリーンのパンツです。グリーンのカラーを引き立てるため、トップスや靴、バッグなどの小物はブラックで統一しました。パンツの形はテーパード、裾に向かって細く絞ったシルエットです。雨の日は汚れやすいワイドパンツは避けた方が無難。足先に向かって細くなったテーパードなら雨の中でも脚さばきがよく、泥ハネを気にせず穿くことができます。アウターは脱ぎ着しやすい薄手のものがあると便利です。この日は、黒のシャツワンピースを羽織りとして着ました。インナーと羽織り物のカラーを合わせると、ボトムスの鮮やかなカラーが活かされます。靴は雨の日用に履いているPU素材(合成皮革)のパンプス、バッグは水に強いメルカドバッグを合わせました。梅雨の季節は、靴やバッグも雨仕様のものを揃えておくと役に立ちます。■梅雨の季節こそ、おしゃれを楽しむ今回ご紹介したパープルのスカートとグリーンのパンツは、どちらもポリエステル素材。特に撥水効果はありませんが、さらりとした薄手のポリエステルはすぐに乾き、自宅で洗濯できるものがほとんどです。防水スプレーをしておけば、なお安心。多少の雨なら水滴を弾き、さらりと快適、ストレスフリーな穿き心地です。憂鬱な雨の日も、カラフルなボトムスや水に強い靴やバッグがあると、気分も上がり快適に過ごせます。梅雨の季節こそビビッドなカラーにトライして、気分転換をしてみませんか?
2019年06月18日私のベイシックを支えるメインカラーは黒と白。ただ夏にモノトーンを着ていると、重い人、暑苦しそうな人になってしまいがちです。そこで重要なのは素材感。体の動きに合わせサラサラと軽やかに動くとろみ感と、光を反射するツヤ感がポイントです。私が頼りにしているのは、黒のシンプルなフレアスカート。薄手のポリエステル素材で裏地がついていないので、とにかく軽くて着心地が楽。透ける心配もないので、1枚で気楽に穿くことができます。スカートの面積が広い分、トップスはノースリーブのリブニットでコンパクトにまとめて。ボトムスで脚全体を隠しているので、腕は全部出してバランスを取りました。スタイリングがシンプルで単調になりすぎないよう、サングラスやアクセサリーを添えるのはマスト。白いバッグと白いバングルで明るさを足しました。軽く羽織ったカーキのミリタリージャケットは、冷房対策に。足元はヌーディーなサンダルで。ボトムスが黒の場合は、肌が見えるサンダルで抜け感を出すのがオススメです。スカート、ジャケット:AP STUDIOニット:ウィムガゼット
2019年06月17日持っている工具類を収納できて便利な、ツールボックス。せっかくならおしゃれなツールボックスが欲しい、と思っている方も多いはず。そこで今回はオススメしたい、おしゃれツールボックスを5つご紹介します♪ぜひチェックしてみてください☆おしゃれなツールボックスが欲しい!DIYに欠かせないものといえば工具ですよね。今回は、工具類をおしゃれに収納できるオススメのツールボックスをご紹介します♪洗練されたデザインのものから、定番でおしゃれなものまで、選りすぐってみました!シンプルデザインが魅力的♡1つ目にご紹介するのは、洗練されたデザインがとってもおしゃれな《VitraToolbox(ヴィトラツールボックス)》。マットで落ち着いた質感なので、どんなテイストのお部屋でも合わせられて、見せる収納としてもぜひ使いたいツールボックスです♪ボックス内には大きさ違いの仕切りがあるので、アイテムごとに仕分けられて、細々したものの収納にもとっても便利☆●サイズ:W327×H156×D167mmナチュラルテイスト好みの方に♡2つ目にご紹介するのは《山崎実業toscaツールボックスL》。持ち手部分の木と白いスチールの組み合わせが美しいナチュラルテイストのツールボックスです♪こちらは、中に仕切りはないので自由にモノを入れることができますよ。サイズ違いもあるのでぜひチェックしてみてください☆●サイズ:約W290xD130xH160mm男前なザ・ツールボックス!3つ目にご紹介するのは、男前なツールボックス《TRUSCO(トラスコ)山型工具箱359X150X124OD色Y-350-OD》。フタが凸状になっているので、工具などをたくさん入れても閉まりやすいのが特徴!工具が多めの方にオススメです♪色違いもありますよ。●サイズ(外寸):W359×D150×H124mm小さいツールの収納に♪4つ目にご紹介するのは、DIY好きさんの心をくすぐるミニサイズのツールボックス《motif.スチールツールボックスミニ》。工具用のミニツールボックスとして使うのもはもちろん、ペンケースとしてもよしのアイテム♪インテリアとしてそのまま置いておきたくなるかわいさですね。内側はクッション素材になっているので、中身を入れて持ち運ぶときにガチャガチャと音がたちづらいのもオススメポイントです♪●サイズ(外寸):約W180×D77×H58mmスタッキングできる♪5つ目にご紹介するのは、シンプルな長方形の《TRUSCO[T-190LG]トランク型工具箱203×109×56ライトグレイT190LG》。この商品の特徴は、なんといってもスタッキングできること!工具をジャンル別に収納して、積み重ねることができちゃいます♪●サイズ:W203×H109×D56.0mmツールボックスを活用しよう♪今回は、おしゃれなツールボックスを5つご紹介しました。おしゃれに収納できるだけでなく、キレイに収納することで作業効率も上がりそうです☆今回紹介した商品の中には、サイズ違いがあったり、カラーバリエーションが豊富なものもあるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね♪
2019年06月15日◼︎ポイントを押さえれば「垢抜け」は簡単に叶います「おしゃれを楽しみたいのに、なんだか垢抜けない気がする……」鏡を見て、そんなふうに感じたことはありませんか?わたしは幼い頃から洋服が大好きで、小学校に行くときも、毎朝「何を着ようか?」とタンスを開ける瞬間がとても好きでした。パーソナルスタイリストとしてお客様のスタイリングをし始めてから、意外にも「洋服選びが苦痛」と感じている方が多いことを知りました。苦痛の原因を掘り下げてみると、「いつも同じコーデになってしまう」「頑張りすぎている感じになってしまう」「おしゃれな小物使いがわからない」などの声が寄せられました。そのような理由から、毎日洋服を選ぶことを義務のように感じているそうです。でも、基本のポイントを押さえれば、シンプルなアイテムで垢抜けは簡単に叶います。ここからは、ファッションをもっと楽しめる5つのステップをご紹介します。基本のコーディネート白色のTシャツと、ベーシックカラーのネイビースカート。今回はこのコーディネートをベースに、スタイリングをアップデートしていきたいと思います。ちなみに、TシャツはZOZOのオーダーTシャツ、スカートはネットで1000円くらいだったプチプラアイテムです。足元は黒のベーシックサンダルを選びました。Tシャツをそのまま着ると、「シンプルだけど垢抜けない」という印象になりますよね。ステップ1:意識して「着こなす」洋服を「着る」から「着こなす」に変えるのに、Tシャツの裾をスカートにINしました。ウエスト位置がキレイに決まり、スタイルアップします。さらに、バッグと同じ白色のイヤリングもプラスしました。基本のスタイリングから少し着こなしを意識しただけで、垢抜けてきますね。ステップ2:小物をちょい足しして一気に垢抜ける!Tシャツ、スカート、バッグ、サンダルがベーシックカラーなので、華やかな印象を作れるカラフルなスカーフをバッグにプラス。今回は、フルーツや花の柄を楽しめるスカーフをバッグにシンプルに結びました。スカーフを一枚添えただけですが、パッと明るい雰囲気が目を引き、一気に垢抜けます。ステップ3:カラーサンダルにするとこなれ感も!スカーフをプラスすると、雰囲気が一気に変わります。次は、サンダルをスカーフと同じ色に変えてみました。GUのオレンジサンダルは、ネイビーのスカートとも相性抜群!足元にカラーアイテムを取り入れるだけで、「こなれ感」が出ます。ステップ4:スカートをカラーアイテムに!ネイビーのスカートを黄色のロングスカートにチェンジしました。スカートを変えただけですが、ネイビーのスカートに比べると雰囲気が明るくなって垢抜けますよね。ボトムスはアイテムの中でももっとも視覚に入りやすいので、全体の印象を大きく左右します。いつもと雰囲気を変えたいときは、ボトムスの色を意識してみましょう。ステップ5:バッグで変化をたっぷり楽しむ最後に、バッグをミニバッグにチェンジしました。大きめのバッグはオンの日(お仕事の日)、小さめのバッグはオフの日(休日)の雰囲気が出ます。バッグは必要なものを運ぶためのツールですが、もうひとつ、「オン・オフの雰囲気を切り替える」という大きな役目を担っています。写真を見比べていただくと、一目瞭然ですよね。ミニバッグは、荷物はたくさん入らないものの、その日のファッションをたっぷり楽しむための最高のアイテムです。◼︎ファッションは、毎日変えられるもの体型は簡単に変わりませんが、ファッションは毎日変えることができます。誰に会って、どんな場所に行き、どんな印象を持ってほしいか?TPOに合わせて装いを考え、その日の“ちょうどいい”を楽しめるのが、ファッションのおもしろさ。ファッションを変えて、周囲の人に「雰囲気変わったね」と指摘されるのが億劫だと感じる方も少なくないようですが、わたしは「雰囲気の変化」を指摘されるとまさにガッツポーズ!新しい自分になれた証だと思っています。いろいろな引き出しがあると、毎日ウキウキ楽しくなります。毎日のことだからこそ、ぜひファッションを楽しんでくださいね。
2019年06月15日■紫外線&冷房対策に役立つ「無印良品」のカーディガンこの時期、紫外線&冷房対策として活躍するのが「カーディガン」。私が夏に向けて選んだのは、無印良品の「UVカット強撚ショートカーディガン(ライトシルバーグレー)」です。素材はUVカット加工が施されたオーガニックコットンで、さらりとした肌触り。とても軽いので羽織っていても肩が凝らないですし、ショート丈なのでバッグに忍ばせておいてもかさ張らないのがポイントです。またボタンレスで上品なムードも備わっているのがうれしい点。デイリーなデニムコーデとも相性抜群です。今シーズンはロングカーディガンが人気ですが、ショートタイプはボトムスとのバランスが取りやすく、上半身をコンパクトにまとめたいときに役立ちます。■黒と白のコントラストでメリハリを作る今回は大活躍中の白のワイドパンツと合わせました。白×ライトグレーの配色は涼しげで初夏にピッタリです。インナーとシューズで黒を効かせつつ、ニュアンシーさをキープできる着こなしに。黒のインナーは引き締め効果があり、スッキリ見えるので、バストラインが気になる方にもおすすめ。黒×白のコントラスト効果で、メリハリのある着こなしが叶います。シューズは抜け感を作れる「フラットサンダル」を選択。より上品に見せるなら、パンプスでも◎スニーカーは、無理矢理カジュアルアイテムを投入した感が否めないという結果になるため避けました。スニーカーの場合、"はずし"と思って組み入れたものがマイナスになることもあるので、どのシューズを合わせるかはとても重要です。日中はノースリーブカットソーで過ごせる日も、朝晩や室内は冷えることもあるので、ショートカーディガンが1枚あると安心。羽織ったり肩掛けでコーデのアクセントにしたりと、夏の頼れるアイテムとなりそうです。ノースリーブカットソー:Angoulêmeカーディガン:無印良品ワイドパンツ:fifthバッグ:SENSE OF PLACEサンダル:EDER
2019年06月12日40歳を過ぎてから一番変わったこと、それは靴と鞄の選び方。ずっしりと重みのある革のバッグやヒールの高い靴が好きで、以前は毎日のように使っていましたが、徐々に手が伸びなくなってきました。とくに靴に関してはもともと腰が弱いということもあり、7〜10cmのヒールを毎日履き続けるのはキツいなと実感する今日この頃です。■おばさん靴にシフトすべき?ヒールがつらいんです以前はヒールばかり履いていたこともあり、自分の全身のバランスは「ヒールありき」になっていました。そのため、ぺたんこの靴を履くとたちまち足が短くなったような、背が低くなったような気がしてなんだか落ち着かない。でも、よくよく考えてみればこれが本来の姿なんだよなあと、なんだか切なくなってしまいます。最近ではスニーカーやフラットシューズのバランスにも慣れ、それなりの抜け感があるカジュアルコーディネートも楽しめるようになってきましたが、たまにはやっぱりヒールを履きたくなります。が、長時間の外出の場合はとくに、帰宅するまでの長丁場を持ちこたえられれるかが不安。おしゃれは我慢が基本、女たるものいくつになってもヒールを颯爽と履きこなすべき、なんて立派な意見も聞くけれど、やっぱり痛いのはイヤだし腰がどうにかなったら困るし、おしゃれのためにそうそう無理ばかりもしていられないわというのが本音です。となると、そろそろヒール込みのおしゃれは諦めるべきなのでしょうか。さらには、ラクちんなコンフォートシューズにシフトすべきなのでしょうか。■対策1.バッグに「お守り」をしのばせるあれこれ悩んだ結果、旅行用にと考えて買った折りたたみシューズが使えるのではと考えました。荷物を増やしたくはないけれど、ややフォーマルな装いも必要。そんな旅行には折りたたみシューズが重宝します。少ない服でスマートな旅行を。荷物を少なくする5つのコツこの折りたたみシューズを華奢なヒールで外出する際に、バッグにそっと忍ばせておけば、万一途中で足がつらくなったときに履き替えられるので気楽です。実際のところヒールで出かけても、帰宅時まで持ちこたえられる場合も多いため、心配しすぎなのかもしれませんが、折りたたみシューズが「お守り」となって安心できるのは事実。私が愛用しているのは、イギリス発のポケッタブルシューズブランド「Butterfly Twists」のもの。カラーバリエーションが豊富で5000円ほどで手に入ります。ちょっとした準備でヒールを諦めないで済むのなら使わない手はありません。■対策2. 安定感のあるウェッジソールをフル活用比較的歩行が安定しやすいウェッジソールも強い味方。プレーンなパンプスに比べると、どうしてもカジュアルな印象にはなりますが、夏場はとくにウェッジソールのサンダルが活躍します。■対策3.ヒールアップインソールで全身のバランスをキープもうひとつ、ヒールのバランスに慣れきった私を救ってくれたのはインソールの存在。以前はシークレットシューズみたいなことでしょ?と少々バカにしていたのですが、これが意外に侮れない。スニーカーにかかとが数センチ高くなるインソールを入れるだけで、気になるスタイルバランス問題が解決したのでした。私よりもっと年上で華奢なヒールを履きこなしている女性なんてたくさんいるのに、40代でこの有様とはなんとも気合いが足りないような気もしますが、何と言っても体が資本。無理は禁物と割り切って、便利なアイテムにときどき頼りつつ、おしゃれの曲がり角を楽しんでいます。2017年3月22日公開2019年6月8日更新
2019年06月08日「ウエストにくびれがなくて、お腹周りが目立つ気がする」と感じたことはありませんか?まずは以下をチェックしてみてください。◼︎ウエストのくびれがない◼︎お腹が出ている◼︎トップスの裾でお腹を隠すことが多い◼︎太るとお腹周りがキツくなる◼︎派手色や柄など、目立つ服は避けている今回は、上の質問に「YES」がふたつ以上あった方におすすめのアイテム選びと着こなしのコツをお届けいたします。◼︎「ウエストは隠さず、出す!」がスタイルアップへの近道キュッと引き締まってくびれたウエスト……理想ですよね。メリハリのあるボディシルエットは、年齢に関係なく手に入れたいものです。スタイリングを依頼してくださるお客様の中で、「ウエストがない」「お腹がポッコリしている」などお腹周りの悩みを持つ方は、ウエストを隠す着こなしをしている方が多いように思います。みなさんも、長めのシャツやTシャツでお腹を隠したり、パンツの上にチュニックを着てウエスト周りのシルエットを出さない着こなしを選んでいませんか?実は、その「隠す着こなし」は逆効果!メリハリのあるスタイルは、ウエストを隠さず「ウエスト位置をきちんと作る」スタイリングテクニックで叶います。上の写真でわかるように、「ウエスト位置」をきちんと作っているかどうかで、お腹周りの見え方は大きく異なります。左はウエストを隠すようにトップスを出した着こなし、右はウエスト位置を作るようにトップスを入れた着こなしです。トップスをインしたほうが、ウエスト周りがすっきりして、メリハリのある体型に見えます。スカートを買う際は、「ウエストのベルト幅」をチェックするのもポイント。ウエストのベルト幅が広いものを選んだほうが、ウエストがすっきりキレイに見えます。このスカートはウエストのゴムシャーリングの幅が広く、ウエストを細く見せてくれます。今シーズンは「色×色」の配色コーデがトレンドなので、ライトパープルと水色の配色を。トップスの裾を入れるだけで、スタイルアップ効果と共に大人上品な雰囲気が作れます。◼︎柄アイテムを大胆に楽しんでメリハリを味方にメリハリを作るには、パッと目を引く大胆な柄アイテムを使ったコーディネートもおすすめ。派手柄は視覚に入りやすく、体型の粗を隠してファッション全体の印象を作ってくれます。また、トップスとボトムスの差をつけることで、ウエストがキュッと締まって見えます。柄は大胆に楽しめば楽しむほど「オシャレな雰囲気」を印象づけることができます。トップスの裾はきちんと入れて、ウエスト位置を作ることが大事。今回着ているブラウスのように、柔らかくふんわりする素材のものは膨張しやすいので、ウエストをマークしてスタイルアップを図りましょう。◼︎デニムの日はトップスにビッグシルエットを楽に過ごしたい日はゆるいシルエットのデニムを選びがちですが、メリハリのあるシルエットを作りたい日はスキニーパンツを選ぶと良いでしょう。脚のラインがくっきり出るので、ゆったりシルエットのパンツよりも緊張感はありますが、トップスにビッグシルエットのものを合わせればウエストが細見えします。こちらのコーディネートでは、UNIQLOのメンズLサイズのリネンブラウスを合わせました。シャツをビッグシルエットにすることで、トップスに視点が集中しやすく、ボトムスのスキニーパンツをより細く見せてくれます。スキニーパンツは下半身をすっきり見せてくれるので、シャツの裾の前側をINするだけでバランスの良いコーディネートができます。後ろ側はシャツを出して着れば、ヒップ周りもカバーできます◎◼︎ファッションでメリハリを手に入れる身体のメリハリシルエットは、ファッションで作れます。ポイントは「隠す」よりも「出す」!パッと目を引く主役アイテムを大胆に取り入れるのもおすすめです。これまで「ウエストをきちんと作る」ことを避けてきた方や、「派手色や柄アイテムは似合わなさそう……」と思っていた方にこそ、鏡の前で「今のわたしにちょうど良い」着こなしのバランスをチェックしていただきたいです。今夏はファッションの一工夫で、憧れのメリハリボディを叶えてくださいね。
2019年06月08日夏のマストアイテムのひとつと言えば、Tシャツですね。無地のTシャツは誰もが1枚は持っているであろう定番アイテムですが、今年はロゴTに注目が集まっています。今回は、幼く見えたりカジュアルになりすぎたりしない、大人にぴったりのロゴT選びのコツと、そのコーディネートをご紹介します。■モノトーンのロゴT+ジャケットで大人っぽくこちらのロゴTは、数年前に購入したノーブランドのもの。白地に黒の文字が入ったロゴTです。文字が大きすぎるものや太文字のものはカジュアルな印象を与えがちですが、こちらはやや大き目のロゴでも文字が濃すぎないので、ロゴが悪目立ちせずきれいめに着られます。ネックが詰まりすぎずほどよく開いているのも、選び方のポイント。詰まったネックのロゴTはどうしても子どもっぽくカジュアルな印象になりますが、少し開きのあるラウンドネックなら、すっきりしたシルエットで大人っぽく見えます。ジャケットを羽織るとロゴの大部分が隠れるので、さり気なくロゴTを楽しむことができます。モノトーンのロゴTに、黒のリネンスカートとブラウンのジャケットを羽織ったオンの日のコーディネートです。ロゴTにはデニムやパンツを合わせると鉄板のカジュアルスタイルになりますが、大人っぽいスタイルを目指すならボトムスはマキシ丈のスカートがおすすめです。マスキュリンなジャケットを羽織って、スカートの持つフェミニンさやロゴTの幼さを中和すると、今っぽいスタイルに仕上がります。■ワンピースのレイヤードスタイルにも使えるロゴTこちらのロゴTは、数年前に購入したストラディバリウス(Stradivarius)のものです。落ち着いたベージュ地にくすんだパープルのロゴが入っています。Tシャツの地の色とロゴの色、どちらも落ち着きのあるニュアンスカラーなのが、大人っぽく見えるポイントです。ロゴTとデニムのカジュアルなスタイルに、ボイル素材の透け感あるワンピースを羽織ったオフの日のコーディネートです。部屋着として着用しているロゴT×デニムのスタイルも、ワンピースとのレイヤードでお出掛け着に格上げされます。また、羽織ったワンピースでロゴの一部が隠れるため、ロゴTの持つ子どもっぽさも払拭されます。ロゴは前面に出すよりもチラ見えするくらいが、大人にはちょうどいいです。■大人がロゴTを選ぶ際のポイント1枚で着るのはもちろん、ジャケットのインナーやワンピースとのレイヤードスタイルなど、さまざまな着こなしで活用できるロゴT。以下に、大人でも取り入れやすいロゴTの選び方をまとめました。・シックなモノトーンや、落ち着いたニュアンスカラーのものを選ぶ・ロゴが大きすぎるもの、文字が太い(濃い)ものは避ける・ロゴの意味に気を付ける・ネックが詰まりすぎず、ほどよく開いたものを選ぶシンプルすぎるコーデに変化が欲しいときは、無地のTシャツをロゴTに変えるだけでアクセントになり、ワンランク上のコーディネートに仕上がります。ちょっとしたポイントさえ掴めば、大人でもロゴTは取り入れやすくなります。いつも無地のTシャツばかり着ている方も、この夏はロゴTにトライしてみませんか?
2019年06月04日厚底スニーカー、ダッドスニーカーなど、レディース用でもたくさんのスニーカーが売られるようになり、ますます選ぶのが楽しくなりました。私もスニーカーが大好きなのでいろいろな種類を持っていますが、その中でずっと生き残る定番といえば、やはりアディダスの「スタンスミス」です。スタンスミスの魅力は、これ以上ないほどシンプルなデザイン。服を選ばず、どんなスタイリングにもしっくりきます。白いレザーの質感が、大人のきれい目なスタイリングにもなじみやすいですね。季節を問わず一年中使える素材である点も、愛用できるポイント。ただしいつも真っ白でないと疲れたおばさん見えするので、汚れが取れなくなってきたらこまめに買いかえるようにしています。スニーカーを履くとき、スタイリングで気をつけていることは、全身カジュアルにしないこと。特に細めのデニムには合わせないようにしています。「今日、運動会?」って聞かれてしまうので。スリット入りロングタイトスカートや、大きめのバングルなど、カジュアルとは正反対の大人の女性らしいアイテムを1〜2点投入して、部屋着の延長にならないように気をつけています。スニーカー:アディダスカットソー:ドリスヴァンノッテンスカート:ドゥーズィエム クラス
2019年06月03日シンプルなTシャツは、年齢、性別を問わず夏の定番アイテムですね。シンプルなぶん、素材の良し悪しがわかりやすく、体型に合うシルエットかどうか、見極めることがとても大切。UNIQLO UのクルーネックTは、しっかりとした生地と縫製、そして着映えも叶う、大人にうれしいポイントを抑えたTシャツです。豊富なカラーバリエーションの中で、今回わたしが選んだのはブラックです。黒は着回ししやすく、合わせるボトムスや小物次第で、さまざまな雰囲気を作れるカラーだと思います。ややボーイッシュな印象のTシャツには、マキシ丈のチノスカートを合わせました。こちらのスカートは、カジュアルウェアで人気のDickiesとROPEとのコラボ商品になります。ワークテイストのウェアに注力しているDickiesらしいカジュアルな印象の強いチノスカートも、フロントボタンやテープベルトなどの凝ったディテールとマキシ丈のおかげで、カジュアルになりすぎることなく、こなれた雰囲気を出すことができます。ボリュームのあるマキシ丈スカートが全体を重く見せてしまうのを回避すべく、足元はスリッパサンダルを選びました。サイドに施された大きめのバックルがポイントになったデザインで、足元に抜け感を作ってくれます。また、マキシ丈のスカートにフラットなサンダルやシューズを選ぶと、旬の着こなしに。若干コンパクトでフィット感のあるUNIQLO UのクルーネックT。通常Мサイズを着ていますが、こちらは2サイズアップしたXLサイズを選びました。ゆったりめのサイズ感は今年らしい雰囲気になる上、体のラインを拾わず体型カバー効果も期待できます。シンプルながら、首元の詰まり具合や絶妙な袖丈など、細部にまで計算されつくしたデザインと、何度洗濯しても型崩れしない丈夫な作り、そして抜群の着心地の良さ。何枚あっても困らないTシャツこそ、サイズや着心地を吟味して「とっておきの1枚」をワードローブに取り入れておくと、夏の大人コーデのバリエーションが広がります。TOPS// UNIQLOSKIRT// ROPE × DICKIESBAG// Beauty & Youth UNITED ARROWSSHOES// MOLLINI2018年8月7日公開2019年5月29日更新
2019年05月29日■長持ちするスカーフは永遠のアイテム20代のころから、ヨーロッパへ旅行する度に少しずつ買って大切に使ってきたエルメスの大判スカーフたち。一番古いもので30年前のもの。今でもすべて現役で使っている。新品のときのパリッと張りがある肌触りもいいし、長年の使用でややくたっと柔らかくなった状態も、それはそれで好きだ。■スカーフ選びで大切なのは、柄より色スカーフを選び買う時の判断は「直観」。パッと見て「心に響いた色」を買う。特に柄は気にしない。というのも私の場合、スカーフを広げて羽織るということは滅多になく、折り畳んでしまうことがほとんどなので、「柄」よりも「色」が重要だから。手持ちのスカーフの中から、「赤」「緑」「黄色」の信号カラーが主役のコーデをそれぞれ考えてみた。赤いスカーフ「赤いスカーフなんてどうやって使えばいいのか悩む。難しそう……」と思われるかもしれないが、答えは簡単。同じ色のニットに合わせて馴染ませるだけ。濃いインディゴブルーのワイドデニムパンツ+朱赤のニットに合わせてみたコーデ。ニットとデニムの色が、スカーフに混ざる色とリンクしているのですんなり馴染む。鮮やかな色のニットだけでは浮いてしまうところに、同色のスカーフを追加することで、コーデに統一感が生まれる。緑のスカーフ緑色の入ったスカーフも使いやすい。トレンドの「カーキ色」との相性が抜群にいいからだ。カーキ色ってお洒落だけど、どうしても全体が暗くくすんで見えることも。ここに綺麗な緑のスカーフを入れることで、一気に華やかさが出るのでおすすめ。黄色いスカーフ「黄色の派手なスカーフなんて何に合わせていいかわからない」と思われるかもしれないが、これも優秀なアイテム。むしろ合わせやすい。一番やりやすいのは、ベージュのワントーンコーデにアクセントに使う方法だが、今回は白シャツ+黒のスカートというシンプルでありがちなコーデに添加。黒と黄色って視認性がいい組み合わせ。地味なコーデがスカーフ1枚でパッと華やかなコーデになる。■スカーフは「綺麗色」を選ぶと合わせやすいスカーフはとにかく華やかな色がおすすめ。冬にカシミアストールを選ぶときも同様だが、黒やグレー、くすんだ色は意外と合わせにくい。顔周りがくすんで見えてしまうからだ。「こんな派手な色」「こんなすごい柄」と最初は躊躇するかもしれないが、その方が絶対に合わせやすく、コーデを変えてしまう力を持っている。大判のスカーフは、巻き方もバリエーションがあるが、あまり凝った巻き方は「がんばってます」感が出るので好きではなく、サラッとひねる程度で首元に巻くのみ。ベルトにしたり、バッグの持ち手に巻いたりするのもあまりしない。「首周りに巻くスカーフ」として普通に使うことがほとんど。多分これからも。見た目だけでなく、シルクのスカーフのその滑らかな肌触りは、間違いなく女を幸せな気持ちで満たすアイテム。スカーフをワードローブに取り入れて、日々のコーデを刷新しよう!
2019年05月27日胸が小さくて、女性らしさが足りない気がする……と感じたことはありませんか?まずは以下をチェックしてみてください。◼︎胸に谷間がない◼︎シンプルな洋服を着ると艶っぽさがない◼︎ブラジャーはAカップまたはBカップ◼︎Vネックブラウスを着るとスカスカする◼︎何を着てもボーイッシュな雰囲気になってしまう今回は、上の質問に「YES」がふたつ以上あった方におすすめの素材&シルエット選びのコツをお届けいたします。◼︎胸が小さいからこそ似合う服を!胸が小さくて、女性らしさが足りない……。わたし自身、「胸問題」には何度か……ぶち当たりました(笑)。胸の筋肉を鍛えるストレッチをしても、なかなか思うような効果は感じず、その度にガッカリしていました。ですが、「胸が小さい」からこそ似合う素材があることに気付き、今は120%自身の特徴を生かすスタイリングを取り入れています。胸が小さい方におすすめの素材は「ポリエステル」素材です。コットン素材と比較すると、ポリエステル素材は柔らかく、生地にとろみ感やふんわり感が出ます。ポリエステル素材を着ることで、直線的な胸を柔らかく丸く、女性らしく仕上げることができます。(左)ポリエステル、(右)コットン・GUシフォンブラウス春の初め頃にGUで購入したVネックのシフォンブラウスは、光沢感、とろみ感をたっぷり楽しむことができる上に、やわらかいピンク色が女性らしさを最大限に引き出してくれます。今回、ボトムスに何色を合わせようか……と考え、PLSTのピンク色のパンツを選びました。今シーズンおすすめのキレイ色のワントーンコーデでも、色っぽい感じになりすぎず「ヘルシーなフェミニン感」を作れるのは、胸が小さめだからこそ。・UNIQLOシフォンブラウス2年前にUNIQLOで購入した、ポリエステル96%、ポリウレタン4%のシフォンブラウス。ほどよく胸のシルエットを拾ってくれる素材感なので、990円とプチプラでしたがお気に入りのブラウスとして愛用しています。胸が大きめの方ですと、ラウンドネックのシフォンブラウスは胸のあたりが窮屈で、さらに胸が強調されてしまう……というお悩みをお持ちの方も多いようです。ボトムスにもUNIQLOのレーススカートを選びコーディネートしました。ポリエステル素材の柔らかいブラウスにレースのふんわりスカートを合わせると、胸が大きめの方は上半身も下半身もボリュームが出やすいですが、胸が小さめの体型の方ならすっきりと着こなすことができます。・H&Mシフォンブラウスオフショルダーや肩あきブラウスもおすすめです。肩の開いているブラウスは、本来見えない部分が大胆に見え、女性らしさを感じるアイテム。胸が大きめの方が着ると色気ムンムンになりやすいですが、胸が小さめの方は胸周りが直線的なのでヘルシー感が優先され、おしゃれに着こなすことができます。◼︎「ヘルシーフェミニン」をとことん楽しむ!胸が小さいからこそ、フェミニンなアイテムを好きなだけプラスしても「ヘルシー」な雰囲気を保つことができます。さらに自分自身の気分を上げるために欠かせないのが、「ツヤのでるグロス」「ほのかに香るコロン」「揺れるイヤリング」。この3つは、男女問わず好まれるアイテムです。トップスに柔らかい素材感を取り入れ、「ヘルシーフェミニン」をたっぷり楽しめるのは、胸が小さめだからこそ!コンプレックスにもなり得る部分ですが、「女っぽさを出したい日、どうしようか?」とファッションと向き合える素敵な時間にもなると感じています。胸にコンプレックスのある方は、ぜひポリエステルのふんわりブラウスを取り入れて、女性らしさを思い切り楽しんでみてください。
2019年05月25日ビルケンシュトックの流行以来、楽チンなスポーツサンダルはすっかり夏の定番となりました。素足のままスッと履けるし、涼しくて疲れないので、ついどこに行くにも履きたくなってしまいます。ロングアンドロングなど、ゆるっとしたシルエットのトレンドが続く今シーズン。ごくシンプルなTシャツやブラウスとワイドパンツの組み合わせに、緊張感漂うヒールサンダルでなくフラットなスポーツサンダルを履くと、ぐっとこなれた雰囲気になります。今年はビルケンシュトック以外のスポーツサンダルを探してみました。「ドリス・ヴァン・ノッテン」で購入したこちらのサンダルは、ハラコ素材でなんとも履き心地がいいです。ベルトの一部がPVC(塩化ビニール)になっているのもポイントで、クリアな素材感が涼しげ。足を入れたときのほうが、肌の色に乗ってサンダルの色がはっきりと見えるので、ちょっとした差し色にもなります。定番のスポーツサンダルをすでに持っている方は、異素材コンビがオススメ。定番だからこそ、素材や色でちょっと遊んでみてはいかがでしょうか。サンダル:ドリス・ヴァン・ノッテンブラウス:HIKEパンツ:ウィム・ガゼット
2019年05月20日リネンジャケットのコーデをご紹介リネンジャケットはかろやかな着心地で、シーンを問わず頼れるアウターのひとつ。屋内ではノースリーブやTシャツの上にリネンジャケットを羽織ると冷房対策にも◎。商談などがある日はきちんと感も出ます。リネンジャケットは、あらゆるシーンで着回せる万能アイテムなのです。そんなリネンジャケットのコーデを3パターンご紹介します。【リネンジャケットコーデ1】リネンジャケット×マニッシュなボトムスラフに羽織れるリネンジャケットですが、合わせるアイテムによってはオフィススタイルとしても充分通用します。打ち合わせやちょっとした商談など、さほど堅苦しくないオフィスシーンなら、センタープレスの入った綺麗めなワイドパンツを合わせます。ビッグシルエットのジャケットにワイドなボトムスを持ってくるとだらしない印象に陥りやすいですが、センタープレスの効いたワイドパンツならきちんと感を損なうことなく、今年風の抜け感のあるスタイルが叶います。ジャケットの下に着たトップスも、ホワイトのボートネックタイプのニットで、清潔感ときちんと感を出すよう心がけました。バッグやパンプスはレザーのややかっちりとしたデザインのものを選べばオフィス街でも浮きません。ベージュ系のカラーの濃淡は、メリハリが感じられずぼやけた印象になりがちですが、少し濃いキャメルの小物をプラスすれば統一感をキープしたまま全体を引き締める効果があります。コーディネートを考える上で大事にしたいポイントは、何といっても色使いです。オフホワイト、ライトベージュ、ベージュ、キャメルといった控えめな同系色のグラデーションで、オフィスシーンに相応しいきちんと感を出すよう意識しました。【リネンジャケットコーデ2】リネンジャケット×存在感のあるアクセサリー気の置けない女友達とのランチには、リネンジャケットに同じくリネンのクロップド丈パンツを合わせ、決めすぎない綺麗めカジュアルを目指します。軽やかな着心地と涼し気な見た目のリネンアイテムなら好印象を与えられます。ランチのときは上半身に視線が集まるので、アクセサリーが必要不可欠です。べっ甲のピアスとバッファローホーンのネックレスやバングルなど、存在感のあるアクセサリーをプラスすれば、何気ないシンプルな黒のトップスでも華やかさを出すことができます。ランチに全身無地のコーディネートでは少し面白味に欠けるので、足元はパイソン柄のパンプスを選びました。ベーシックなアイテムにアクセサリーや小物で変化をつければ、程よく洗練された装いを何通りも作り出すことができます。【リネンジャケットコーデ3】リネンジャケット×ストレートデニム子どもといってもふたりとも大きく、22歳と17歳の娘たちですが、休日はよく一緒に買い物に出かけます。自分のものより娘たちのものを探すことがメインなので、ボトムスは動きやすいデニムを選ぶことが多いです。そんなオフの日のアウターにナチュラルな素材のリネンのジャケットを選べば、リラックス感のあるコーディネートが完成します。こちらのデニムは裾が切りっぱなしのデザインになったもの。ナチュラルでややゆったりとしたシルエットのジャケットには、太すぎず細すぎず、それでいて脚のラインを拾わないストレートな型のデニムがよく合います。スタンダードなダブルブレストのテーラードジャケットも、べっ甲風のボタンや麻特有のしわ感のある生地がトラッドな印象を崩すことに一役買ってくれています。バッグはクリアなPVC素材のものをチョイスしました。Tシャツ×デニム×テーラードジャケットという定番スタイルも、旬の小物をプラスすれば今風の着こなしを演出することができます。リネンジャケット選び&コーデのコツこの季節、オン・オフ問わず活用頻度の高いリネンのジャケットですが、選ぶ際に気をつけているポイントが数点あります。1.ナチュラルすぎない明るめのベージュを選ぶ白すぎるとオフィスで浮いてしまいます。濃いブラウン寄りのベージュはナチュラル感が強すぎるため、コーディネートが難しく、顔映りも良く見えません。2.着丈はヒップが隠れるくらいやや長めの着丈が細身のパンツやワイドパンツ、ロングスカートなど、さまざまなテイストのボトムスと合わせやすいです。3.程よくゆとりのあるボクシーなシルエットややオーバーサイズのシルエットがこなれ感を演出し、堅苦しくなりすぎません。仕立ての良いテーラードジャケットほどの説得力はないけれど、ナチュラルさと洗練を併せ持ち、通気性に優れ清涼感のあるリネンのジャケット。カジュアルなアイテムとはもちろん、オフィシャルシーンでも品を損なわずに着回すことができる実用的なアイテムといえます。2018年6月7日公開2019年5月19日更新
2019年05月19日◼︎二の腕は服選びできれいに見せられます年齢とともに、垂れ下がる二の腕……。「バイバイ」と手を振ると、プルプルする二の腕……。知らぬ間についた上腕二頭筋の筋肉……。「今年も間に合わなかった」と、薄着の夏が来る前にホッソリ華奢にする予定だった二の腕に後悔するのが恒例です。今回は、二の腕をきれいに見せるトップス選びのコツをお届けいたします。たくましく育った二の腕……。まずは、以下をチェックしてみましょう。◼︎二の腕がキツく感じる服がある◼︎シンプルなTシャツを着ると二の腕が目立つ◼︎できれば二の腕を出したくない◼︎二の腕は出したくないけれど、涼しげに見えるトップスを着たい◼︎二の腕を隠せない夏がくるのが苦手上の質問に「YES」がふたつ以上あった方は、これから紹介する「二の腕を上手にカバーして細見えさせるトップス」をぜひ取り入れてみてください。■二の腕を細見えさせるおすすめトップス3選1.ドルマンスリーブまずおすすめなのが、二の腕の肉つきを隠しながら華奢見せできる「ドルマンスリーブ」のトップスです。「ドルマンスリーブ」とは二の腕部分の袖周りがゆったりしていて、手首に向かって細くなっている袖のデザインです。ドルマンスリーブは肩に切り替えがないので、肩のシルエットも柔らかく見せてくれます。腕のシルエットを出さないので、二の腕の太さも気になりません。腕の一番細い部分を出すことで、華奢に見えるのもうれしいですね。横から見ても、二の腕がゆったりカバーされているので太さが全く気になりません。ゆったりしたシルエットだからといって、膨張してしまうこともありません。ですが、ひとつだけ注意点があります。ドルマンスリーブのブラウスを選んだ際のボトムスは、できるだけスッキリしたアイテムにしましょう。ボトムスもゆったりしたシルエットのものを選ぶと、ダボダボとした印象になってしまいます。フレアスカートよりタイトスカート。ワイドパンツよりテーパードパンツ。柔らかい素材よりもハリ感のある素材を選んでください。今回は、ボトムスにハリ感のあるストレートシルエットのパンツを選び、コーディネートしました。2.フレアスリーブフレアスリーブ(ハンカチスリーブ)は袖のカッティングが斜めで、ひらっと広がったデザインになっています。カバーしたい部分がきれいに隠れ、たくましい二の腕を細見えさせてくれます。今シーズンGUで購入した990円のフレアースリーブTは、プチプラで二の腕をしっかりカバーできる最強アイテムです。2年前にジャーナルスタンダードで選んだTシャツもフレアスリーブです。二の腕をカバーできるTシャツを探していた際に見つけました。たっぷりとフレアがついているので、二の腕を細く見せながら、上品な雰囲気も楽しめます。ジャーナルスタンダードで購入したフレアスリーブTシャツ3.レースブラウスフレアースリーブと同じように、二の腕の太さをカバーしてくれるのがレースブラウスです。ノースリーブほど大胆に二の腕は出ない上に、透け感のあるレースは大人の艶っぽさやフェミニン感も楽しむことができます。夏でも涼しそうに見えるのも、おすすめの理由のひとつです。また、レースブラウスは「フォーマル感」や「特別感」があるので、ジャケットのインナーとして一年中品良く身につけられます。H&Mで購入したレースブラウスは、しっかりしたレースでコーディネートを大人上品かつ爽やかに仕上げてくれます。今シーズン、ヘビロテしたいブラウスです。H&Mで購入したレースブラウスこちらは昨年GUで購入したレースブラウスです。H&Mのものと比べて華奢なイメージのレースなので、フェミニンな雰囲気がたっぷり楽しめます。990円で購入したプチプラアイテムですが、他ではなかなか見かけないデザインなので大切に着ています。二の腕がすっぽり隠れるので二の腕の太さ対策もバッチリですし、袖丈が7部丈なので目線もほどよく上がりスタイルアップ効果があります。GUで購入したレースブラウス◼︎夏まであと少し!今からすべきは「似合う」を選ぶこと毎年、ほっそりした二の腕を手に入れようとイメージトレーニングはするものの、なかなか上手くいきません(笑)。代謝は落ちていく一方ですし重力には逆らえないので、ファッションの力を借りるのが、きれい見せの一番の近道のように感じています。「カーディガンで隠す」という選択肢ももちろんありますが、いかにも隠している感じになってしまったり、スッキリしないコーディネートになってしまうことはありませんか?カーディガンを羽織ることで、結局いつもと同じ雰囲気になってしまうというのも避けたいですよね。ぜひドルマンスリーブ、フレアスリーブ、レースブラウスを取り入れてみてください。あと少しで、本格的な薄着の季節です。今年の夏は、心地良い「似合う」を楽しんでくださいね。
2019年05月18日デニムというと休日のラフなコーデを想像する方も多いのでは?でも、デニムはデザインもカラーも豊富で、幅広いコーデをカバーできる優秀なアイテム。今回はUNIQLOの白デニムを用いて、ワンランク上のきれいめコーデをご紹介します。細見えも叶えました。■UNIQLO白デニムはきれいめの鉄板アイテム今回選んだUNIQLOのデニムはきれいめの鉄板、白デニム。白を選べばいかにもデニムという感じがなくなり、オフィスでもカジュアルになりすぎません。さらに、ぴったりしないデザインを選ぶことで、下半身がっちりという体型もカバー。裾を折って足首をチラ見せすることにより、涼し気な雰囲気とこなれ感を演出します。■トップスはやわらかカラーで、ふんわりフェミニンにボトムスが白のデニムなので、今回はトップスもやわらかいカラーにして、全体的にフェミニンな雰囲気に。トップスをフロントインすることで、気になるお腹周りもカバーしつつ、全体的な色バランスも整えます。■アクセサリーできれいめ・細見えを両立服が全体的にやわらかいカラーなので、アクセサリーはゴールドのY字ロングネックレスで、少しだけアクセントを。ゴールドが高見え感を出しつつ、Y字で縦ラインを意識することにより、より一層の細見え効果を狙います。Y字ロングネックレスは細見え効果抜群。ひとつは持っておきたいアイテム今回はUNIQLOの白デニムで細見え&きれいめコーデをご紹介しました。白デニムはきれいめ鉄板アイテム。1本手に入れて、たくさんご活用ください。シャツ¥1500(UNIQLO)デニム¥2990(UNIQLO)かごバッグ¥7776(ZAKKA-BOX)サンダル¥2490(アウトレットシューズ)ネックレス¥463(ジュエルボックス)2018年6月14日公開2019年5月13日更新
2019年05月13日「スカートを履きたいのに、ふくらはぎがたくましくてスカートを楽しめない」と感じたことはありませんか?今回は、ふくらはぎが気になる方のスカート選びの3つのコツをお届けいたします。まずは、以下をチェックしてみてください。◼︎ふくらはぎが張っている◼︎膝が年々出せなくなってきている◼︎スカートが苦手◼︎スカートを履くと太って見える◼︎足首もそこそこ太めに感じる上の質問に「YES」がふたつ以上あった方は、3つのコツを意識するだけで今春のスカートコーデを楽しむことができます。【1】スカートの着丈がふくらはぎカバーの鍵ふくらはぎの「ふくら」は、もともと「膨らんでいる」「ふっくらしている」を意味します。多くの方は、その名前の通りのふくらはぎをお持ちなのではないでしょうか。わたし自身、ふくらはぎは年々たくましくなる一方で、どうにかできないものか……と思う愛しいコンプレックスのひとつです。でも、ふくらはぎをキレイに見せるコツさえつかめば、そのコンプレックスさえもファッションを楽しむひとつのきっかけになります。まず大事なのは、スカートの着丈。ご自身のふくらはぎを鏡でよく観察してみてください。ふくらはぎが足首に向かって細くなる位置がありませんか?その位置にスカートの裾がくる着丈のアイテムを選ぶことが、ひとつ目のコツです。細見えを叶えてくれる着丈は、・足首に向かって細くなる位置に裾がくる着丈・ふくらはぎをすっぽり隠し足首の細い部分にくる着丈のふたつです。わたしはこのスカート丈のアイテムをよく好んで身につけています。逆に、太見えさせてしまう着丈は・ふくらはぎの真ん中あたりに裾がくる着丈のスカート・ふくらはぎがすべて出てしまう着丈のスカートです。上記ふたつは、ふくらはぎが目立ちすぎて太く見えてしまいます。スカートの着丈を意識するだけで、体型をカバーしながら大人上品でおしゃれに見えるコーディネートが完成します。今シーズンは「リラックス感」を楽しむのがトレンドなので、ロング丈のものは非常におすすめです。ロング丈は重く見える……と思う場合は、トップスに明るい色を取り入れると爽やかでフェミニンなスタイリングになります。【2】スリット入りで美脚風を手に入れるふくらはぎを美しく見せるには、スリット入りのスカートもおすすめです。スリットが入っていると、ふくらはぎに「見える」部分と「見えない」部分ができ、目の錯覚で足を細く長く見せることができます。下の写真を見ていただいてわかるように、スリット入りのほうが足全体をスラっと細く見せてくれます。スリット入りなら、膝が少し見えてもOK。「見えない」部分も確保できているので安心ですし、上品に見えます。スリットありのスカートは、GUのペーパーバッグミディスカート。シフォンブラウスと合わせてコーディネートしてみました。ペーパーバッグミディスカートはカジュアル感が強めなので、トップスにフェミニンブラウスを取り入れても華美な印象になりすぎず「甘辛ミックスコーデ」が楽しめます。【3】シューズ選びは「甲」の深さにとことんこだわる普段、どのようにシューズを選んでいますか?・ラクだから・汚れにくいから・何にでも合わせやすいからという理由で、なんとなく選んでいる方は要注意です。シューズこそ、バランスの良し悪しを左右する、コーディネートの総仕上げ。料理で言ったら「塩加減」というところでしょうか。ふくらはぎをカバーするためには何にこだわるか?というと、「甲」の深さです。甲が深いものは、足首の近くにフチがくるので、見える肌の面積が減って足が短く見えます。甲が浅いものの方が足を長く美しく見せる効果があるので、ふくらはぎをスラッと見せたい方に非常におすすめです。ですが、「甲」が浅いものは足が疲れやすいというデメリットも。「今日のコーディネート」はどうしたいか?を考えてシューズを何足か使い分けると、自分自身の心地よさを大切にできるでしょう。◼︎コンプレックスがあるから、ファッションは楽しい!今回は、ふくらはぎの太さをカバーするスカート選びのコツについてお届けしました。ふくらはぎを大胆に出した(しかも、真正面から素直に!)写真を掲載するのは今回が初めて(笑)。日々、母として妻として、パーソナルスタイリストとしてたくましく歩くわたしにとって、ふくらはぎは頑張った証。おそらく、これからも一緒に育っていく箇所であると確信しています。そんなコンプレックスの場所だからこそ、「似合う」を見つけたとき、口角がキュッと上がります。ファッションは、コンプレックスの分だけ楽しめる!そう思っています。必ず「似合う」はあります。ぜひ3つのコツを意識して、ご自身の「似合う」を見つけてくださいね。◼︎プチプラアイテム◼︎ギンガムチェックスカート//GUペーパーバッグミディスカート//GUピンクバッグ//ZARAミントバッグ//ZARA
2019年05月11日■愛すべき、小さなバッグたち私の手持ちのバッグの中でも、かなり小さい部類のバッグたち。1.おしゃれなレストランに行くときこそ、バッグを小さくしたいもの。気分もアップ。FENDIのマンマバゲット。2.自転車で近所にお買い物に行くときに、お財布とスマホだけ入れて。ステラマッカトニーのファラベラ。3.花の刺繍が綺麗なミニバッグ。立食パーティや、旅行先のホテルでビュッフェスタイルの朝食時に。手が空いて便利。ANAYIで購入。4.白のボディバッグはどんなコーデにも合わせることができて万能。マーク ジェイコブスのもの。■ミニバッグを軸に考えるコーデ甘口のミニバッグは、とことん甘いコーデで振り切る小さいバッグはアクセサリーとしての位置づけで使用するとコーデを組みやすい。カラフルなミックスツイードのジャケットのコーデに、これまたカラフルな花の刺繍のミニバッグで甘みを添加。とことん甘くするのが楽しいバッグだ。このバッグのいいところは、クラッチとしても活用できるところ。小脇に挟みさっそうと歩くと、なんだか自分がいい女になったような錯覚に陥り、気分がいい(笑)。カフェでテーブルの上にちょこんと自立させて置けるのも、ミニバッグのいいところ。とてもエレガントな感じがして気に入っている。辛口なミニバッグはコーデをピリッと引き締める効果が絶大ステラマッカトニーのファラベラシリーズは、シンプルなカジュアルを一気にモードっぽく味付けしてくれる優れもの。ニット+デニムという気軽なワンマイルウエアもピリッとする。アクセサリーも辛口に。シルバーのアクセサリーで、大人の日常着をクラスアップ。小さなバッグに入れるモノは?ミニバッグをもっと持ちたくて、ついに昨年、長財布を卒業し、折り畳み式の財布に変えた私。このファラベラのミニトートは、スマホとお財布ぐらいしか入らない。だが、収納量よりも「出し入れしやすいかどうか?」の方が重要ポイントだったりする。その点、このバッグは出し入れしやすく、とても使いやすい。■小さいバッグを持つメリットとは?小さいバッグを持つメリットはたくさんある。・コーデ全体のイメージが一気に明るく、今っぽくなる!・デザインが素敵なミニバッグはどんなアクセサリーよりもコーデに印象的な味付けができる・斜め掛けできるボディバッグは、とにかく楽。「両手が空く」ことがこんなに気持ちも身体も楽にしてくれるのか!と感動するちなみに、斜め掛けのボディバッグは、ナイロン素材のチープなものを選ぶと、一気に残念な旅行者スタイルになってしまうので要注意。大人の女性ならば、上質な素材、デザインのものがおすすめ。女性の多くが既に気付いているように、「どんなバッグを持っているか?」は「どんな服を着ているか?」よりも、その女性がどんな人であるかを雄弁に物語ってしまう危険なアイテム。年齢を重ねると逆に、革素材の重くて大きいブランドバッグは老けて見えることもある。マンネリ化したワードローブに、思い切って小さなスタイリッシュなミニバッグを投入し、コーデも心も刷新しよう!
2019年05月08日シンプルなアイテムをカジュアルに着たいとき、一番出番が多いのがデニムでしょう。でも、出番が多すぎてちょっと飽きてきたというとき、私にとって第2のデニム的な役割をしてくれる定番が「カーゴパンツ」です。「カーゴパンツ」は、元々は貨物船(カーゴ)で作業する男性の間で使われる作業用パンツです。擦り切れないよう厚めの綿で作られ、膝の左右に道具を収納しておく大きなポケットがついているのが特徴。そのような成り立ちなので、私は2サイズくらい大きなカーゴをゆるっとはくのがお気に入りです。オフのときはシャツも大きめサイズを選んで、リラックスムードで。男性の作業着イメージのカーゴパンツを女性が着るなら、合わせるアイテムは少々フェミニンなものにすると相性が良いです。この日は、小ぶりのオレンジのバッグと、太めのバングル、そして華奢なサンダルを合わせました。カーゴパンツは「カーキ色」が多いですが、一言でカーキと言っても、ベージュに近い色やグリーンが強い色など様々なものがあります。私は手持ちの服に黄みの強いベージュ系が多いので、オリーブ色のカーゴを選びました。ワードローブにグレイッシュなトーンが多い方はグレイがかった色を選ぶなど、色味を慎重にチェックするとコーディネートの幅が広がります。カーゴパンツ:ドリス・ヴァン・ノッテン
2019年05月06日今回はUNIQLOドレープクルーネックTを取り入れた、日常でもできる「プチサマーコーデ」をご紹介します。■UNIQLOドレープクルーネックT+楊柳スカンツでリゾート感今回、UNIQLOドレープクルーネックTに合わせるボトムスとして選んだのは、涼しげな楊柳(※)生地のスカンツ。スカートのようなふんわりしたシルエットが特徴で、歩くたびにいろいろな表情を見せてくれます。ベージュ系カラーを選ぶことで、大人っぽさと夏っぽさの両方を取り入れることができます。※細かい経シワの入った織物。肌に触れる面積が少ないため、春夏向けの素材としてよく使われる。■UNIQLOドレープクルーネックTなら抜け感が叶うUNIQLOのドレープクルーネックTはトップスに重宝します。タンクトップやキャミソールを合わせれば、いかにもな「サマーコーデ」になりますが、それだとちょっとやりすぎ感が出てしまいます。そこでUNIQLOのドレープクルーネックTです。ボトムスのさらりとした楊柳生地とドレープ生地はとても相性が良く、Tシャツでも適度な抜け感でリゾートっぽさを演出できます。■バッグやアクセサリーも夏らしいものをバッグやアクセサリーも服のイメージに合わせた、夏っぽいものをセレクト。足元はヒールは避けて、リゾートっぽさを出しています。今回はUNIQLOドレープクルーネックTを取り入れた、リゾート感を残しつつ日常でも着られる「プチサマーコーデ」をご紹介しました。UNIQLOドレープクルーネックTは現在、特別価格で手に入ります。店舗で見かけたら手に取って、その素敵な質感やシルエットを確かめてみてくださいね。Tシャツ / UNIQLOスカンツ / Re:EDITサンダル / AmiAmiバッグ / WOMAN COLLECTIONアクセサリー / 3coins2018年8月2日公開2019年5月3日更新
2019年05月03日誰もが必ず1枚は持っている長袖シャツ。襟付きアイテムだからこそ、「きちんと感」が出せる仕事コーデには必須アイテムですが、同じシャツで「こなれ感」を楽しめたらいいですよね。今回は、シャツの袖のまくり方や前だけインの仕方を解説し、いつものシャツを「こなれて」着る方法をご提案します。◼︎フランク&アイリーンの白シャツで「こなれ感」を楽しむコーデ白色のシャツに紺色のパンツ。色の組み合わせはベーシックで、きちんと感の高いアイテムでスタイリングしました。が、袖のまくり方でこなれ感を作ることで、堅苦しさを感じさせない、洗練された印象に仕上げることができます。◼︎スティーブンアランのシャツで「こなれ感」を楽しむコーデこちらのシャツは柔らかく、シワ感を楽しむもの。ピンクのチェックで優しい印象を作ってくれますが、袖をまくり、裾を前だけインすることでスタイルアップ効果とこなれ感を両立。裾を全部出してきてしまう着方は、ちょっともったいないですよ。◼︎シャツの袖のまくり方。「こなれ感」はこうやって作るこなれ感を出す簡単なシャツの袖のまくり方をご紹介します。(1)この状態からスタートします!(2)1折りします。(3)もう1折りします。(4)ここがポイントです!最後の仕上げは半分だけ折ります。「合計2.5回」折るのです。手首の骨から5〜6cmのところにシャツの裾がくるくらいがベストさらに、慣れてきたらきちんときれいに折るのではなく、少しくしゃくしゃっと折ってみると良いですよ。◼︎シャツの裾インの仕方。「こなれ感」はこうやって作る◼︎シャツを「前だけイン」、どれくらいがちょうどいい?■全部インする着こなしが似合うパンツは?ウエストに全部インする着こなしがおすすめなのは、ワイドパンツとハイウエストパンツ。ワイドパンツはボトムスにボリュームが出るので、トップスはすっきりさせて。ハイウエストパンツも、ウエスト位置をきれいに見せることができるので、全部インするのがベストです。■前だけインする着こなしが似合うパンツは?スキニーパンツ、テーパードパンツ、アンクルパンツなどすっきりシルエットのパンツ。この種類のパンツはボトムスがすっきりタイトなシルエットになるので、トップスでボリュームや柔らかさを出すのが向いた着こなし方。前だけインをする方法(1)右手でシャツの裾を掴む(2)パンツのウエストにインする前だけインで、こなれ感を出すコツ(1)シャツの中心を掴むのではなく、少し右または少し左、つまりど真ん中にしない。(2)ウエストサイズにもよりますが、17cmくらいシャツの裾をインするのがちょうど良いようです。定規で測らなくても、前から見たときに、左右にインしていない裾が見えればOKです。■シャツの袖のまくり方&インの仕方をマスターして、こなれ感を楽しもう手持ちのシャツでこなれ感を楽しんではいかがでしょうか?袖のまくり方と裾のインの仕方を押さえたら、より素敵に見せられます。着こなし方で印象も気分も変わりますよ!2017年5月21日公開2019年4月29日更新
2019年04月29日「シンプルなシルエットのTシャツやニットを着ると、肩が必要以上に目立ちすぎ、ゴツく見えてしまう」と感じたことはありませんか?今回は肩幅が目立ちにくく、さらに肩を女性らしくキレイに見せるトップス選びのコツをお届けします。まずは、以下をチェックしてみてください。◼︎鎖骨が太めで、くっきり浮き出ている◼︎薄手の服を着ると、肩の骨がゴツく見える◼︎どちらかというと、首が太め◼︎上半身と下半身のボリューム感に差がない◼︎シンプルな服が苦手上の質問に「YES」がふたつ以上あった方は、オフショルダーを選ぶのがおすすめです。◼︎オフショルダーで肩周りを華奢に仕上げる実はわたし自身が「イカリ肩」で、肩幅がかなりしっかりしている骨格をしています。ベーシックショルダー、つまり肩に切り替えがあるシンプルなデザインのTシャツやニットを着ると肩幅が必要以上に目立ちすぎ、ゴツゴツした印象になってしまいます。ですので、わたしのコーディネートは「イカリ肩」を解消するアイテムや着こなしのオンパレード!ベーシックなデザインのTシャツを着ている写真を探すのも一苦労でした。前置きが長くなりましたが、肩幅をキレイに隠しながら女性らしく華奢見えさせたい方におすすめなのは、オフショルダーのトップスです。ベーシックショルダーのデザインのものを選んでしまうと肩の骨が目立ち「ゴツく」見えてしまいます。オフショルダーを選ぶことで、肩のラインを緩やかにカバーし、さらにデコルテラインも大胆に見せながら女性らしさを味方に。下の写真を見比べていただくと、ベーシックショルダーの方が肩の目線が集中しゴツく見えませんか?肩周りのむっちり感が強調されてしまうのです。また、肩幅が広めの方は、鎖骨がしっかり浮き出ていることが多いです。鎖骨、つまりデコルテを大胆に出すことで、ゴツいという印象からヘルシーで艶っぽい印象に変えることができます。◼︎大胆に見えるオフショルダー。どうコーディネートする?「オフショルダーが似合う」とは言っても、オフショルダーを着慣れているという方は非常に少ないように感じます。デコルテが大胆に出るので、オフィス向けのトップスではありませんし、幼稚園や学校行事に着て行くにも少々露出が多めなので着て行く場所は多少選ばなければいけないアイテムです。でも!今年は、オフショルダーを休日に着るのにとてもおすすめの年なんです。トレンドの傾向が「リラックス&カジュアル」なので、リネンアイテムが多数展開されています。オフショルダーにリネン素材を合わせることで「狙っている感」を出さずにナチュラルにコーディネートすることができます。今回、わたしはリネンワイドパンツとコーディネートしました。ヘルシー感のあるリネンのワイドパンツとコーディネートすることで、大人の雰囲気を出しながら艶っぽさも楽しめます。また、何よりうれしいのは肩周りのゴツさがチャームポイントに変わっていることです。◼︎H&MならU2000円で似合うが手に入りますプチプラアイテムで「大人上品」を作るのが大好きなわたしは、H&Mをかなり愛用しています。こちらのボーダーニットは1799円とうれしい価格でした。予想をはるかに越え肩周りを華奢に見せてくれますし、女性らしさを狙った感も出過ぎないので買って大正解。休日にいつもと少し違うファッションをすると、自分自身の気持ちも上がります。さらに、「白×ネイビー」のボーダーならカジュアルな雰囲気も味方にできます。まだ、オフショルダーを着たことがない……という方にこそおすすめ。肩周りを華奢に見せてくれて、さらに女性らしさも作れます。今年の春のトップス選びの参考になればうれしいです。◼︎プチプラアイテム◼︎ニット//H&Mバッグ//ZARAイヤリング//Lattice
2019年04月27日■ネイビーとブラックのパンツが、少ない服で着回すとき重宝。どう使い分ける?左:パンツ通販、ハットユニクロ、バッグゴヤール、靴コンバース右:パンツユニクロ、ネックレスコットンパール、バッグセリーヌ、靴ザラカシミヤセーター:左右共にスピック&スパンネイビーもブラックのパンツも、どちらもおそらく大半の人が持っている、もしくは持っていたというような定番的な色ではないでしょうか?今回、少ない服で着回すというテーマに合わせて選んだのは、どれも定番でどこにでもありそうな、誰でも一度は着たことがありそうなアイテム。左と右のコーデは洋服だけでみると、ほぼ変わり映えのしないものです。ただ、実際に見てみると、パンツの素材感が違います。ネイビーパンツは、ストレッチの効いたテーパードパンツでカジュアル感の出るものです。ブラックパンツは、テロッとしたとろみ感があって、きれいめに見えます。ネイビーはカジュアルに、ブラックはちょっときれいめに仕上げてみました。靴の色はどちらもセーターの色に合わせ、グレーにしました。ネイビーにはカジュアルだけど大人っぽいグレーのコンバースを合わせ、中折れハットと大きめバッグでラフさを出しています。ブラックにはフェイクスエードのグレーのパンプスを合わせ、コットンパールで上品さとレザーのバッグにヴィンテージスカーフを巻いて、かしこまりすぎないきれいめコーデに仕上げました。前回の「少ない服で着回せる白パンツ。きれいめとカジュアルを行き来するコーデ術」もお伝えしましたが、小物の力でコーデの仕上がり度が大きく変わるものです。一見、変わり映えのしないコーデでも、仕上げの小物次第で印象は変わるのです。■ネイビーのパンツはカジュアル感を出したいとき左:カシミヤニットスピック&スパン、ハットユニクロ、バッグゴヤール、靴コンバース中:ボーダーTユニクロ、ハットノーリーズ、カゴムーニュ、靴adidas右:ニットユニクロ、スカーフエルメス、バッグセリーヌ、靴しまむらネイビーとブラックのパンツを使い分けるとすると、ネイビーはカジュアルに向いていると思います。今回、トップス6着を使って、ネイビーパンツを軸にコーデを3パターン考えました。それぞれのコーデポイントをまとめてみると、左:前述通り中:このままどこかへ遊びに行けそうなカジュアルコーデ。春は寒暖の差が激しいので、カシミヤニットを肩掛けに。寒くなったら、ボーダーTの上から重ね着を。すそや袖口からボーダーをちら見せすると、それもまたコーデのポイントに。ハットとカゴは同系色で合わせ、足元には全体のトーンを考えて浮かない差し色、オレンジを投入。右:マスタードイエローのニットで、色を印象付けるコーデ。多色使いはまとまりが悪くなるので、広く開いた首元にはパンツと同色のネイビー系のヴィンテージスカーフを。バッグと靴はベージュ系で合わせ、全体で3色にまとめて。ちょっときれいめな仕上がりに。■ブラックのパンツはきちんと感。カジュアルを大人に仕上げる左:シルクシャツ、シルクタイユニクロ、バッグセリーヌ、靴しまむら中:ニット、ボーダーT、ハットユニクロ、バッグゴヤール、靴コンバース右:前述通り次はブラックパンツを軸にコーデを3パターン考えてみました。使うトップスは選んだ6着の中のものです。コーデポイントをまとめてみました。左:シルクシャツにシルクタイをして、カッコいい女風に。バッグは大きめのレザーバッグをラフに持ち、靴はパンツと同色黒で引き締めて。中:ブラックパンツをカジュアルに仕上げたかったので、VネックニットとボーダーTを重ね着して、ボーダーのちら見せでカジュアル度を上げて。白いハットとバッグで統一感と軽さを。右:前述通り■ネイビーとブラックのパンツ、1本ずつあるといい今回はネイビーとブラックのパンツを用いて、9着の洋服で9パターンのアレンジコーデを考えてみました。この9着でまだアレンジできそうですが、今回はこのあたりで。同じパンツで、合わせるトップスを限定しても、TPOに合わせてきれいめだったりカジュアルだったりとアレンジできるのです。クローゼットの中の、特別ではない普通の服を活かしてくれるのに必要なのは、仕上げの小物たち。今回、使う小物もいくつか限定しました。たくさん持っていなくてもいいのです。自分のコーデを輝かせてくれる名脇役たちを日頃からグループ分けしておくと、いざというときに選択に迷わず、短時間で素敵なコーデを考えられるのではないでしょうか。2017年3月23日公開2019年4月26日更新
2019年04月26日「美しく歳を重ねる人でありたい」とは多くの方が願うことだけれど、そもそも美しく歳を重ねるってどういうことなのだろう。自然体で、上品で、清潔感があり、そして何よりも心の豊かさがその佇まいに現れている――私が思う美しく歳を重ねている人のイメージだ。そんな人に、他人は美しいという気持ちを抱くように思う。決して、若作りをしていることではない。年齢を重ねるということは、日々若さを失っていくのと引き換えに、楽しいことや嬉しいこと、悲しく辛いことも、全部ひっくるめた豊富な経験からくる心の豊かさが、人となりににじみ出てくることである。そして、もちろん外見も大切。それは容姿の美しさではなく、上品さと清潔感とそして“こなれ感”。「がんばっている感」が出すぎるのは望ましくない。一生懸命やっていても自然体に見えるような、やりすぎていない感じが理想。■アラフォー以降は「引き算」を考える日本人には特に“かわいい系”を好む人が多く、年齢と共に何かとプラスする傾向が多いように思う。髪もお洋服もストッキングも靴もバッグも、フリフリにキラキラ。フリフリやキラキラが悪いわけではない。全身がそうだと、もうお腹いっぱい。フリフリ同士がケンカしちゃうでしょう(笑)?いくら好きでもひとつだけにしましょうよ。そうすると、もっと素敵に見えるはず。メイクもそう!最近、ファンデーションを厚塗りする人はかなり減ってきたように思うけれど、まだまだプラスしすぎている人が多いように思う。エクステも便利だけど、若い人と同じようなカールが大きく長すぎるものはダメ。なぜなら、目の回りのシワやまぶたのたるみを強調してしまうから。絶対に必要なのはマイナスしていくこと。年齢と共に足していくのではなく引き算すること。お洋服もシンプルなコーディネートの方がスタイリッシュに見えませんか?ベースメイクも薄塗りの人の方が若く見えませんか?多少のシミがあったとしても。でも、自身のスタイルの中でマイナスを実践するにはベース部分が大切。身体も肌も髪の毛も健康じゃなければ成立しない。なぜなら、美は身体の中から生まれてくるものだから。健康美こそ、美しく歳を重ねるキーなのだ。■美しく歳を重ねる努力は大変?それなら習慣にすればいい素敵な女性に「何かされていますか?」と聞くと「特に何も……」という答えが必ずと言っていいほど返ってくる。その人は、何もしていないわけではない。本当に何もしていなかったら、維持できないもの。あっという間におばさんを通り越し、おじさん化してしまう(笑)。「美は1日にして成らず」とはそのとおりで、日々の積み重ねが大切。その人は努力をしていないだけ。努力ではなく、生活の一部に溶け込んでいるから、「特に何も……」という答えになってしまうのであり、それを額面通りに受け取って、何もしなくていいんだと思い込むのは間違っている。だって、わざわざ毎日の歯磨きに努力だと思っている人はいないでしょう(笑)?だから、生活の一部にしてしまうこと。ルーティンにすればずっと続く。おじさんにならず、なんとか保てるはず(笑)。ルーティンにするには“ながら族”になればいい。車を運転しながら。テレビを見ながら。お風呂に入りながら。ドライヤーで髪を乾かしながら。時間は自ら作るもの。すべての人に平等に与えられた24時間を、何にどう割り振るか真剣に考える気持ちとあきらめない気持ちが、美しく歳を重ねる秘訣なのかもしれない。貴田 加野さんの記事一覧2016年9月23日公開2019年4月24日更新
2019年04月24日■少ない服で着回しするなら、手持ち服から「マイ定番」を探す気付けば出番が多いアイテムこそ着回しの軸になる「なんとなく手に取ってしまう服」ってありませんか?自分なりに、手持ちの服と合わせやすい、着心地がいい、デザインが好き……など、理由はさまざま。もしそんな服があれば、クローゼットから出してみてください。選んだ服が、なぜ出番が多いのか?その理由を考えてみると、自分との相性の良さ=「マイ定番」が見つかるはず。これらを軸に着回しコーディネートを考えていくのが良いでしょう。無理に普段あまり着ないような服を着回しの中に入れる必要はありません。今回は気取らない普段着で、かつ少ない服でおしゃれを楽しむ着回しの方法を考えてみました。■少ない服で着回しするなら、ボトムスはベーシックを選ぶ自分に似合う形を把握する人それぞれ似合うものは違います。たとえばパンツ。人によってはおしり周りや太ももなど、体のラインが強調されてしまうものもあります。日頃から自分の体型に合うボトムスを把握しておくと、買い物に行ったとき、さまざまなデザインのボトムスの中から、自分に似合うか・似合わないかが、見ただけで大体わかるようになります。それは、スカートでも同じこと。自分に似合う丈や形を日頃からある程度把握していると、買い物の失敗も防げますし、時間短縮にもなります。自分に似合うものを把握するには、やはり試着をしてみることです。はじめは気になったものを片っ端から試着していくのもいいと思います。そうすることで、似合う・似合わないの判断がつくようになり、新しい発見が得られるのです。左・中央:ユニクロ右:通販今回着回しに選んだのは、この3本。私はもも張り体型。そんな私の太もものラインを拾わず、足をきれいに見せてくれるテーパードパンツを、お手頃価格のプチプラ服からベーシックカラーのブラック・ホワイト・ネイビーの3色を選びました。■トップスはシンプルなものと色・柄物などを少しプラス少ない服で着回ししようと考えたとき、すべてをベーシックな色・デザインだけで揃えてしまうと、ときに地味になったり、コーディネートのアレンジが効かなくなったり、同じものを着ている印象を与えてしまうこともあるかもしれません。シンプル・ベーシックなトップスをメインにしながらも、色や柄が特徴的なトップスを1点プラスするだけでも着回しのアレンジがしやすくなります。今回私が選んだトップスはアウター含め6着。どれも形はシンプル。色や素材感などで着回しにアレンジが効くように考えてみました。左:ユニクロ誰もが所有していそうなカジュアル度の高いボーダー。時に子供っぽくも見えるボーダーですが、部分見せで取り入れるとコーデのポイントになります。右:ユニクロエクストラファインニットのシリーズは、薄手で網目も細かくウール100%。お値段以上に見えると個人的に気に入っています。今回はカーキのカーディガンをチョイス。左:スピック&スパン冬の終わりにお得にプチプラ価格で買ったカシミヤニット。本来の価格なりにさすがカシミヤの毛並みが良く質の良さを感じられるニット。色は私の定番色、グレーです。右:ユニクロルメールコラボアイテム。やさしいマスタードイエローが差し色効果を生みます。左:ユニクロプチプラのシルク100%のシャツは気負わず着られます。デニムなどに合わせて大人カジュアルにもおすすめ右:ユナイテッドアローズアウターは自分の体形にあったものを。とくに肩幅、袖の長さが合ったものを選ぶよう心がけています。以上、9着で着回しコーデを考えてみたいと思います。3本のパンツを軸に、少ないトップスでどのように印象を変えるか。次回はそのあたりを詳しくお伝えします。2017年3月6日公開2019年4月23日更新
2019年04月23日■「リラックス感」「きちんと感」のいいとこ取り4月も半ばを過ぎ、日中はアウター無しで気持ちよく過ごせる日が増えましたね。とはいえ、朝晩は少し空気がひんやりと感じられる日もあるため、軽く羽織れるアウターはまだまだ必要です。今年は定番のテーラードジャケットよりも、Vネックのノーカラータイプのジャケットを多く見かけます。ノーカラーのジャケットはテーラードタイプよりも堅苦しくなく、適度なリラックス感を出しながらきちんと感もキープできます。こちらはリネンライクな素材を使ったノーカラージャケット。昨年ナノ・ユニバースで購入したものです。カラーはキャメルに近い濃いベージュ、Vネックのノーカラーで腰まであるやや着丈の長いジャケットです。今回はジャケットの色とリンクするよう、ベージュ×オフホワイトのボーダーカットソーをインナーに選びました。■ベルト使いでスタイルアップして見せるボトムスは、ワイドパンツです。こちらもリネンライクな素材を使ったナチュラルテイストのパンツですが、ジャケット合わせできれい目に。ロング丈のジャケットにワイドパンツという、ボリュームのあるアイテム同士の合わせは流行のシルエットを作りますが、バランスを取るのがなかなか困難です。そこで、今回はロープベルトでウエストマークをして着てみました。シルエットが決まらないときは、ベルトをするとメリハリが出てバランスよく着こなせます。ルーズな装いが相応しくない場でも、ベルト使いで調整するときちんとした印象に見せることができます。■ネイビーのノーカラージャケットにはTシャツを合わせてこちらも同じく、Vネックのノーカラージャケット。カラーはネイビーです。数年前、SHIPSで購入しました。とてもシンプルですっきりとしたデザインですが、素材がリネンなのでナチュラルなテイストも感じられるジャケットです。今回は、UNIQLO UのクルーネックTシャツをインナーに選びました。UNIQLO UのクルーネックTは、しっかりした生地とやや詰まった首回りでTシャツながらきちんと感のある着こなしができます。カラーは真っ白ではなく、ややベージュ味のある淡いカラーを選びました。ネイビーのジャケットの下に真っ白のインナーを合わせるとコントラストが強すぎるように感じられますが、このようなニュアンスカラーなら馴染みがよくなります。ボトムスはアイスグレーのセミワイドパンツです。程よくワイドなシルエットがきちんとした印象なので、インナーにTシャツを着ていてもカジュアルになり過ぎません。■今年買い足すなら、リネンのノーカラージャケットがおすすめ定番のジャケットも、毎年素材やシルエットが微妙に変わっているので、たまにはアップデートが必要になります。型が昔のものだと古臭い印象を与えてしまうので、違和感を感じたら買い替え時かもしれません。テーラードジャケットほど堅苦しさがなく、丸襟のノーカラーほど甘過ぎないVカラーのジャケットは、色々なアイテムと相性が良く、インナーやボトムスを選びません。また、リネンなどの涼し気な素材のものなら、今の季節から夏にかけて羽織りとして長いスパンで着用できます。羽織るだけで鮮度ある着こなしが叶うノーカラージャケットは、ひとつあるととても重宝するアイテムです。
2019年04月23日■旅行の服選び、気を付けている3つのポイントは?旅行で洋服に一番悩むのは、中途半端に泊数の多い国内旅行。3~4泊、ずっと同じ服だとつまらないし飽きてしまう。かといって日数と同じだけの洋服や靴を持っていくなんて荷物が膨大になってしまう。これまでの経験から、「荷物を少なく」かつ「毎日新鮮な気分でコーデが楽しめる」ように、私が工夫していることをまとめてみた。GWに実家に帰省する途中で、地方都市を観光で訪れる旅行を予定しているので、この3泊4日のコーデを考えた。1.シワにならない服、シワが気にならない服を選ぶ旅行用の服選びで一番大事なのは、「シワにならない服」を選ぶこと。厚手のニット生地のロングスカートは、座っていてもラクチン、シワもまったく気にならない、旅行にぴったりのアイテム。同じく着ていて楽なニットを合わせて。ロングのニットタイトスカートはスリッパで歩く旅館でもエレガントに見えるのでおすすめ。スカーフとアクセサリーでガラッとイメージを変えて。2.座ったり立ったりが楽な服を選ぶ私は旅行中、デニムを履かない主義。ベイカーパンツはデニムよりもこなれた感じが出るので最近愛用している。もともとワークパンツなので、摩耗や汚れ、シワを気にしなくていいのが旅行向き。また基本的にゆるいシルエットなので、履いていて楽。3.バッグと靴は1種類と決める。どんな服にでも合うものをチョイス上記のコーデ写真は服は違うけれど、バッグと靴はすべて同じ。旅行中の荷物を減らすには、バッグと靴を1種類で通すのが一番効果的。白いボディバッグは何色の服にも合う万能アイテム。MARC JACOBSのカメラバッグは上質感があり、カジュアルになりすぎないところが◎。両手が空くので便利。旅行に履いていく靴と言えば、歩きやすさ優先からスニーカーを選ぶ方も多いかもしれないが、私は脱ぎ着が楽なフラットシューズを選択。お寺を拝観したり、和風の旅館に泊まったり、旅行中って意外と頻繁に靴を脱いだり履いたりする。街中を観光する旅行ならこれで十分。シルバーのバレエシューズは、綺麗めコーデにもカジュアルにも合うので使い勝手がいい。■ずっと同じコーデは飽きる!アクセサリーで楽しめる工夫を服に合わせて2パターンのアクセサリー・スカーフなどの小物を用意トップス2種、ボトムス2種で計4種類のコーデができるわけだが、それだけでは、組み合わせを変えただけで、本人がちっとも楽しくない。そこで巻物とアクセサリーの出番。カラフルなシルクのスカーフは、気温の変化に対応する機能性もあり、コーデの印象をガラッと変えられる優れもの。軽くて薄手の大判ストールは、防寒具やアクセサリーにもなる便利なアイテム。丸めてバッグにも忍ばせておける。個性的なアクセサリーも総取り換えして、同じ上下の服でも違うコーデとして新しい日をエンジョイ!大ぶりのアクセントになるアクセサリーを旅行の日程数分+α選んで持っていく。かさばらず、毎日新鮮な気分でコーデが組める。服を何枚も持っていくよりも、荷物ははるかにコンパクトになる。その日の気分で選べるのがいいところ。旅行は紛失のリスクが高いので、高価なジュエリーは避け、アクセサリーを持っていくようにしている。■荷造り、旅行中の荷物管理、帰宅後の整理、わずらわしさを最小限にするコツ家族旅行の荷造りについてはこの20年間、旅行前・旅行中・帰宅後と、いかにシステマティックにスムーズに行うかを追及、工夫してきた。カラフルなエルベシャプリエのトートバッグを使った、私の家族旅行の荷物管理についての記事はこちらから。【裏ワザ集】家族旅行の荷物準備と整理をとことん楽にする■旅行中でも、旅行中だから、ファッションに気を使う旅行って写真をたくさん撮る。写真は残る。そして女性はある程度の年齢になると、レストランや宿でその身なりをチェックされていると思った方がいい。動きやすく、汚れが気にならないけれど、自分自身も周りにいる人も気分よく過ごせるおしゃれなコーデで。旅行前、日程に沿ってファッション計画を綿密にシミュレーションし、最小限の荷物で最大限のコーデを考えよう。思い出に残る素敵な旅行を!
2019年04月16日私の定番アイテム、ジャケット。シンプルなウールのテーラードジャケット、ネイビーと黒があれば間違いありません。春先の気温変化が激しい日、重いコートでは季節らしさがないし、かといってトップス1枚では寒すぎる。そんなとき、コートがわりにさっと羽織れてサマになるジャケットは、日々のスタイリングの強い味方です。ただし、定番アイテムこそ3〜5年に一度は更新が必要です。イマドキ感があるのは、ボックスタイプのダブルジャケット。ヒップの下までの着丈で少々長め。真四角のシルエットで少々大きめに寅さん風に着るのが旬です。こちらのジャケットは、ステラ・マッカートニー。ハンガーにかかっているだけなのに中に人体が入っているように見える美しいパターンと縫製には、いつも惚れ惚れ。イギリスの名門オーダーメイド紳士服、サヴィル・ロウで修行を積んだというのも頷けます。ジャケットはともすると堅苦しい印象になりがちなので、デイリーに着るときは自由に着崩しを。ヴィンテージ風のTシャツや派手スカートを合わせたりして、気負わず日常にジャケットを取り入れています。ネイビージャケット:ステラ・マッカートニースカート:メゾン・マルジェラTシャツ:ZARA
2019年04月15日■麻のアウターなら早い時期から取り入れられるリネンと言えば生成りやベージュ、ブラウンといったナチュラルなアースカラーのイメージ。今回ご紹介するのは、まさにそんなアースカラーでまとめたコーディネートです。毎年、夏には欠かせないリネンのアイテムですが、今年は特に大ブーム。例年よりも早い時期から積極的にコーディネートに取り入れたいところです。とはいえ、今の時期はまだ肌寒い日もあるので、アウターで取り入れるのがおすすめです。こちらのコーディネートではアウターもニットもスカートもすべてリネンを使用しています。アウターは麻のナチュラルな風合いを生かしたチェスターコート。柔らかくラフな質感がこなれた印象を演出してくれ、きちんと見えするチェスターコートも、リネン素材なら堅苦しくなく適度に抜け感あるスタイルを作り出してくれます。■オフィスでリネンを楽しむなら、ワントーンコーデがおすすめトップスはリネン混の片畦ニット。ざっくりした編地とボリューミーな袖、ゆるっとしたシルエットでリラックス感あるスタイリングを楽しめます。スカートも麻混素材のものを穿いています。レーヨン混のため、適度にハリを残しつつ柔らかな肌触りでシャリ感としなやかさを持ち合わせた穿き心地です。ニットもスカートも「ゆるい」デザインのため、メッシュ編みのベルトでウエストマークをして少しだけきちんと感を出してみました。麻特有のシャリ感ある質感を生かした風合いは、ナチュラルテイストの装いやカジュアルなスタイルとマッチしますが、実はオフィスシーンにもよく合います。ある程度きちんと感が必要になる仕事の場では、落ち着いたアースカラーの濃淡を用いて全身のカラートーンを統一するのがおすすめ。ナチュラル感をのこしつつきれい目な印象がプラスされ、洗練されたアーバンな雰囲気に落とし込むことができます。着るたびに柔らかく馴染み、吸水性、発散性に優れ、清涼感あるリネンはこれからの季節にぴったりの素材です。オンオフ問わず、コーディネートに取り入れることで抜け感あるスタイリングが楽しめて、今の季節から初夏にかけて大活躍すること間違いなし。使い込むほどに風合いが変わるのも魅力のひとつです。ぜひ、ワードローブにプラスしてみてください。OUTER// JOURNAL STANDARD relumeKNIT// BEAMSSKIRT// UNITED ARROWS green label relaxingBAG// FENDISHOES// Mila Owen
2019年04月09日白シャツや白Tシャツは、どんなにお手入れをしても黄ばんでいくもの。また最もベイシックアイテムでありながら、デザインやシルエットは刻々と変わっていきます。だからこそこうしたアイテムは、「いいものを長く」というより、体に合って気に入ったデザインのものに出会えたら、「こまめに更新」していきたいものです。堪え難い暑さを増し続ける日本の夏。日焼けを防ぎ、冷房と外気温との寒暖差を調節し、涼しく過ごすために最適!と昨年思ったのが、ロング丈の白シャツです。体に張り付かない大きめのサイズで、汗を吸うコットン地のシャツを、風をはらむようにバサッと着ればかなり快適。昨年の夏にそれを実感したので、今年は早めに探しました。ロングシャツは、1枚で着るのはもちろん、下にインナーを着てその上から重ね着することもできるので、春から夏まで着るつもりです。小柄さんは、ロング丈が苦手とおっしゃることが多いですが、ウエストで軽くベルトをして着丈を調節すれば、どなたでもバランスよく着ることができると思います。シャツはメンズライクなアイテムなので、その硬さを和らげたい方は、サイドスリットが入っていて足のラインがチラ見えするもの、そして裾のカットが直線でなくラウンドになっているものを選ぶと、印象が柔らかくなりますよ。ロングシャツ:ウィムガゼットパンツ(ベージュ):Otto pittock styleミランダかあちゃんプロデュースあしながストレートパンツ
2019年04月01日