豚肉やスパムを使用しない【琉球料理みやらび】沖縄産の食材を使った名物料理やお酒【沖縄軒】沖縄出身者も懐かしむ本場の味【島ごはんこころほっこり沖縄めし】夏野菜の代表格「ゴーヤ」、その効能はいかに「ゴーヤ」(別名:ニガウリ)は突起の大きさや色合いによって苦みや味の濃さが変わります。実はこの苦味のなかに含まれている栄養素の「モモルデシン」が、胃の働きを活発にして消化を促進。気分をスッキリとさせ、身体を冷やしてくれるのです。栄養価の高さから、日本では調理の際に捨ててしまっている種の周りの「わた」部分も、調理して食べる国があるほどまた、ビタミンCの含有量が多く、通常ゴーヤ100gに含まれるビタミンCの量は、トマトの約5倍もあるといわれていることからも、夏にゴーヤを食べることがどれほどよいかがわかることでしょう。そんなゴーヤを使った定番料理の『ゴーヤチャンプル』の美味しいお店をご紹介します。豚肉やスパムを使用せず自家製ラードで仕上げる【琉球料理みやらび】『ちゃんぷるー各種』(ゴーヤー・たまな・ちりびら)735円(税抜)【琉球料理みやらび】のゴーヤチャンプルは、豚肉やスパムを使わず、『らふてー』を仕込んだときに出た脂身でつくった自家製ラードを旨みとして使用。味付けは塩であっさりと、隠し味に醤油をサッと加えて風味を出しています。肉類こそ入っていないものの、ラードのコクと旨みが存分に豆腐や卵に染み込んでおり、半熟卵が全体を上品かつまろやかな味わいに仕上げています。琉球料理みやらび【エリア】麹町/市ヶ谷【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】850円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】市ケ谷駅 徒歩7分沖縄産の食材を使った名物料理やお酒が楽しめる【沖縄軒】『ゴーヤチャンプルゥ』700円(税抜)ゴーヤ、豆腐、スパムなど、食材はすべて沖縄県産のものを使用している『ゴーヤチャンプルゥ』。ゴーヤは薄切りなので、苦さが気になりません。沖縄を感じられる定番料理は、店舗自慢の極秘の味付けで、ご飯もお酒もついつい進んでしまいます。沖縄軒【エリア】浅草【ジャンル】居酒屋全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】3500円【アクセス】浅草駅 徒歩1分沖縄出身者が認める本場の味【島ごはんこころほっこり沖縄めし】「沖縄出身のお客様が食べて懐かしいと感じていただける味を」と、本場・沖縄の味を提供しています沖縄の契約農家から仕入れる無農薬野菜をはじめ、沖縄の食材を使用した沖縄料理を堪能できるお店。カツオだしに塩と隠し味をプラスしたシンプルな味付けが魅力の『ゴーヤチャンプル』は、ゴーヤに豚バラ、豆腐などを使用しており、豚バラは好みでスパムに変更することも可能です。島ごはんこころほっこり沖縄めし【エリア】葛西周辺【ジャンル】居酒屋全般【ランチ平均予算】800円【ディナー平均予算】2800円【アクセス】西葛西駅 徒歩3分暑さを乗り切るバランス食材のゴーヤ。体内温度が高くなりがちな季節の食生活に上手に取り入れ、夏バテ防止、体力強化に役立てみてはいかがでしょう。
2019年08月24日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんからメッセージです。 こんにちは。助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。夏の暑さに、バテてしまっているママや妊婦さんも多いのではないでしょうか? そんなママたちへ、おうちでラクにできる夏バテ解消法をご紹介します。 妊婦さんは隠れ夏バテの場合もなんとなく体がだるく、疲れが取れにくい日が続く場合は夏バテの症状かもしれません。妊婦さんは普段から、妊娠によるホルモンバランスの変化で、体調が不安定になっているので、夏バテの症状を見落としがちです。 自律神経の乱れによって、消化器の機能も低下し、食欲が落ちます。体に必要なエネルギーやビタミンが不足することで、倦怠感・疲労感が強くなります。つわりとよく似ているので、気付かれにくいことがあります。また、妊婦さんや育児中のママは寝不足になっていることが多く、さらに助長されます。 胃腸の調子を整えようこれだけは気を付けたいポイント・温かい食べ物や飲み物を選ぶようにする(常温も可)・水分補給でミネラルも補給(ノンカフェインのもの、常温の麦茶がおすすめ)・胃腸に負担をかけない(消化が良く薄味、温かいもの)・塩分や糖分は控えめにして、味の濃いものを避ける 簡単にできる食事のポイント・ビタミンB1でスタミナをつける特に豚肉はビタミンB1の含有量が多く価格もお手頃です。にんにく、にら、ネギなどと一緒に食べると吸収アップします。 ・酸味で食欲アップ酸味には消化液の分泌を高める働きがあります。梅干しは、クエン酸が豊富で疲労回復効果やカルシウムの吸収を高める効果があり、ミネラルの補給にも効果的です。 ・ネバネバ食材で消化を助ける納豆やオクラ・めかぶなどのネバネバ成分のムチンは胃や腸の粘膜保護の役割もあります。 ・カリウムの多い食材で体のむくみをとるなす、トマト、きゅうり、ゴーヤなどの夏野菜に多く含まれ、ナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。 体を冷やしすぎないような工夫を部屋の温度は25〜28度が理想。クーラーで冷やしすぎないように気を付けましょう。1時間に1回は5分程度外気にあたるようにしましょう。寒く感じたら、膝掛け・薄手のカーディガン・レッグウォーマーなどで調整しましょう。冷えに気付かないこともあるので、時々首の後ろ・二の腕の後ろ・おなかなどに手をあててみましょう。各部位より手が冷たく、手のひらがじんわり温かくて「心地よい」と感じたら体が冷えているサインです。1日の終わりには、シャワーで済ませずに、可能であれば38〜40度のぬるま湯に浸かるようにしましょう。 妊婦さんにおすすめの簡単ケア・マッサージ内ももをほぐす体を温めたり、子宮を温めたりできるといわれています。下半身の血流を上げることで冷え性やむくみの改善にもつながります。妊婦さんだけでなく冷えが気になるママにもおすすめです。お風呂あがりに、あぐらになり足の付け根から膝のあたりまでの内ももを手のひらで圧迫します。痛みが出ない程度で手の付け根辺りを中心に圧迫していきます。じんわり温かくなってきたら終わりです。膝の裏は強く圧迫しないようにしましょう。 女性に大切なツボ「三陰交」を温める「三陰交(さんいんこう)」とは、くるぶしより指4本分上のツボで、子宮にもつながっていて妊娠~産後にも重要なツボです。 なるべく三陰交を温めておくように夏場でも裸足は避け、三陰交のつぼを隠す長さのレギンスや靴下、レッグウォーマーをするなどしてみましょう。足浴でこのツボを温めるのも効果的です。湯船に浸かれないときなどは、大きめの洗面器やバケツに三陰交が浸かるぐらいのお湯を張り、バスチェア等に座って足をお湯に入れ、シャンプーや洗顔をしながら足浴する方法は、簡単でおすすめです。 夏バテには睡眠や休息も必要ですが、日々忙しいママたちには難しいこともありますよね。日々の食事やちょっとした心がけで、夏バテを乗り切って行きましょう。 参考・引用文献福田千晶 「夏に負けない身体をつくる ホントはコワイ夏バテ51の対策」(日東書院)伊藤隆 他監修 「ココロとカラダの不調を改善する やさしい東洋医学」 (ナツメ社) 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年08月23日夏疲れしていませんか?ここでは、そんな自分の疲れの原因をチェックしてみましょう!暑い夏も終盤になり、お疲れ気味の人も、多いのでは。「疲労とは、カラダはもちろん、精神的な負荷により活動能力が低下すること。それは“これ以上運動や仕事を続けるとカラダに害が及ぶ”という心身に対するイエローカードのようなものです」(内科医・馬渕知子先生)疲労感に大きく関わるのが、私たちのカラダをコントロールする自律神経。ストレスが過剰にかかると自律神経が働きすぎ、バランスが崩れてしまう。さらに胃腸が調子を崩して消化・吸収に問題を起こし、回復に必要な栄養を十分に摂れず、栄養が不足気味に。一方、暑いからと家にこもっていると、運動不足で筋肉が衰えてしまう。すると血行が悪くなるため、冷えるし、全身に栄養が届きにくくなり、疲労回復しにくい…という悪循環に。また、寝不足、飲みすぎなどもストレスの一因となる。「特に夏は紫外線や、クーラーの効いた室内と高温多湿な外気との寒暖差など、環境的なストレスもたくさん。結果、過剰な活性酸素が発生し、全身の細胞がダメージを受けやすくなり、さらに回復も遅くなります」このままでは涼しくなっても疲れが溜まる一方。まずは自分の疲れの原因をチェックしてみましょう!Check!職場のクーラーが冷えすぎでキツい…A寝苦しくて睡眠不足気味だ…A腹持ちがよいタピオカティーは一食とカウントする…A夕方から元気になってくる…A外食やコンビニ弁当が続いている…Bビールがおいしくてつい飲みすぎる…Bコーヒーやラテばかりで水をあまり飲んでいない…B夏になってから、湯船に浸かっていない…B暑くて疲れそうだから歩くのを控えている…C座りっぱなしの仕事だ…Cランチはそばやそうめんなどの麺類が多い…Cこの夏は水着を着るために、食事制限を頑張った…CAが多いあなたは…“自律神経の不調”が原因!例えば通勤時の電車と外の温度差に合わせた体温調整だけでも自律神経は疲労するので、脳や自律神経を鎮めるケアを心がけたい。またストレスに対処するホルモンの分泌を司る副腎をいたわるケアもあわせて行いたいところ。Bが多いあなたは…“内臓冷え”が原因!冷たいものの摂りすぎで胃腸が冷えると消化・吸収能力も落ち、食欲不振、下痢など暑気あたりの症状が。また解毒したり不要なものを排出する腎臓や肝臓まで疲れが溜まることも。まずは口に入れるものを見直すことから始めて。Cが多いあなたは…“筋肉不足”が原因!暑くて運動不足になりがちな夏。筋肉量が減ると代謝が落ちて活力不足になり、不調を招きやすく。血の巡りが悪くなり冷えやむくみが生じ、栄養が全身に届かず、疲労回復が遅れる原因に。まずは大きな筋肉を鍛えることを目標にしよう。馬渕知子先生内科医。マブチメディカルクリニック院長。さまざまな科と提携を結び、内科学からアンチエイジングまで、幅広い分野に携わる。※『anan』2019年8月28日号より。マンガ・菜々子取材協力・馬渕知子(マブチメディカルクリニック)(by anan編集部)
2019年08月21日■無敵の王道コンビ「苺のショートケーキ&レアチーズケーキ」これって罪?いえ、癒しです見つけたら買わずにいられない、みんな大好きなふたつのケーキがセットになった「苺のショートケーキ&レアチーズケーキ」。ホイップがこんもりと盛られ、生の苺を丸ごと1個のっけたショートケーキは、文句なしの見栄え。対するレアチーズケーキは、北海道産クリームチーズを使用していて、いかにも口どけが良さそう。どちらも食べられるという幸せ。ショートケーキのホイップは、適度にミルク感があって、重すぎないすっきりとした味わい。ふんわりスポンジや苺の酸味とバランスが良く、安定の美味しさです。チーズケーキは表面がつるんとしていて、一見すると軽めかな?と思わせるのですが、食べてみるとしっかりクリームチーズのコクが感じられます。クッキーの土台もしっとりとしていて食べやすい!・価格:395円・カロリー:205kcal(ショートケーキ)/225kcal(レアチーズケーキ)■お家で楽しむ小さな夏祭り「とろ~りとしたわらび餅 ふわあわ抹茶」涼やかで美味しい。夏の和スイーツの決定版ということでいいのでは?わらび餅と抹茶風味の寒天に黒蜜ソースをかけて、透明ゼリーでとじ込めた「とろ~りとしたわらび餅 ふわあわ抹茶」。抹茶ムースにホイップクリーム、黒豆、みかんがトッピングされていて、色とりどり。季節感たっぷりの見た目に癒されます。とろりとしたわらび餅とみずみずしいゼリー、食感の違いが楽しい!黒豆も丁寧に炊かれていて、ねっとりとした本格的な味わい。ボリューム感のあるホイップのコクと抹茶ムースの芳醇な香りも加わって、口の中がとってもにぎやか。ちょっとしたお祭り気分が味わえます。・価格:295円・カロリー:186kcal■香ばしいきな粉がクセになる「焦がしきな粉の生大福(つぶあん)」タンパク質や食物繊維がたっぷり。夏のバランス栄養食!黒きな粉を使ったクリームと粒あんを、羽二重餅でやさしく包んだ「焦がしきな粉の生大福(つぶあん)」。びっくりするくらいやわらかいお餅の表面には、きな粉がたっぷりまぶしてあって、食欲がそそられる!中の粒あんは、甘さ控えめですが、小豆本来の香りがしっかりと味わえます。クリームもちゃんとコクがあり、鼻から焦がしきな粉の風味がふわっと抜けてくるのがなんとも心地よき。お餅のみずみずしさとも相性が良く、思わずリピ買いしてしまいました。・価格:140円・カロリー:137kcal■特別感のあるミルクレープ「ミルクレープ(カラメル&アーモンド)2個入」一手間加えた、進化系ミルクレープカラメルとアーモンドをアクセントにした「ミルクレープ(カラメル&アーモンド)」(2個入)。もちもち食感のクレープ生地に、カスタード入りのミックスクリームを重ねた定番デザート、ミルクレープ。トップにほろ苦いカラメルソースがたっぷり塗られ、ブリュレ仕立てになっています。薄くても生地にはしっかりもちもち感があり、カラメルソースやカスタードクリームの存在感がちゃんとあって、一味違う仕上がりに。底に仕込まれている、甘く煮詰めたクラッシュドアーモンドもいい食感のアクセントになっています。普通のミルクレープには飽きてしまったという方に。・価格:395円・カロリー:536kcal■残暑対策にコンビニスイーツでリラックスタイムを8月も半分をすぎましたが、残暑はこれからが本番。ストレスやエアコンによる冷え、睡眠不足に注意するのはもちろんですが、とっておきのコンビニスイーツでリラックスできる時間を確保して、厳しい暑さを乗り切ってください。※価格はすべて税込Text・Photo/鈴木一禾・「ファミリーマートのおすすめデザート食べ比べ!夏バテを癒やしてくれそうな逸品4選」・「セブン-イレブンのおすすめデザート食べ比べ!夏バテを癒やしてくれそうな逸品4選」・「ミニストップのおすすめデザート食べ比べ!食べると幸福感がハンパない逸品4選」
2019年08月19日長〜い梅雨が明けたと思えば、容赦のない猛暑や異常気象……。冷房ガンガン&冷たいものゴクゴクと、体を酷使していませんか?長年夏バテに悩まされるイラストレーター・崎田ミナ(作者)が、身を張って体をメンテナンス!「とにかくスタミナつければいいのでは?」からもう一歩理解を深めるための、やさしい夏バテ講座の始まりです!!マンガ・崎田ミナ【がんばらない!体メンテ】vol. 6夏にヨワヨワの作者・崎田です。“夏バテ解消食材”と聞いて「これをたくさん食べておけば良くなるに違いない!」と、ついまとめ買いしてしまう人も多いのではないでしょうか。私もボーッとしながら「ばかり食べ」をしていた記憶が……。“夏バテ解消食材”にも、摂り方に諸注意がありました! そして、うなぎやレバーの他にも、かなり身近な食べ物で「夏バテ・栄養対策」が充分にできたのです!管理栄養士の大柳珠美先生に取材して、貴重なお話をたくさん聞いてきました!夏バテ対策食材・特別編!!今回は保存版です。「甘いものをひたすら食べていれば、パワーが出るはず!」と思い込んでいた作者でしたが、逆でした……。そして夏バテのときにやりがちな「そうめんだけ食べる」などは、実は夏バテを助長してしまうそうです! そうめん、ざるそば、うどん、パン、お茶漬け、おにぎり“だけ”を食べるのは、糖質の単体摂取になってしまいます。ビタミン不足になりフラフラしてしまい“夏太り”にも……!糖質をエネルギーにするには「ビタミンB1」が必要。ビタミンB1がないとエネルギーに変わらず、乳酸などの“疲労物質”に変わって溜まってしまい疲れやすくなるそうです。「ビタミンB1」は豚肉、魚介類、大豆製品に豊富です!お酒やスイーツが好きな人は、マグネシウムとカリウムが失われやすいそうです。夏バテを避けるためには、お酒やスイーツをなるべく少なめにして「マグネシウムとカリウムたっぷりの食材」をおつまみやおかず、おやつにすることが大事!コンビニやスーパーで「安い&お手軽」な食材を調達! 気づいたら食べるだけ!こちらは実践前にさっそく夏風邪をひいた作者が食べていた「てぬき飯」。いつもは薬で無理やり治そうとして、結局胃もたれが長引くパターン(涙)。先生のアドバイスを元に食べていたら、胃の調子もスッと良くなり早めに復活しました!夏バテや夏風邪は、免疫力の低下・栄養不足が原因のひとつ。ジャンクフードや甘い炭酸飲料を控えつつ「タンパク質と食物繊維を含む食べ物」で栄養を摂ることが、夏をのりきる食事! 私も先生の教えを心に刻みました。まずは食材選びを変えて、夏に強い体づくりを目指しましょう!次回のテーマは「睡眠」。目覚めスッキリを目指して作者と夫Kが実践していきます。お楽しみに……!※1歳未満の乳児には、「はちみつ」を与えないでください。※腎臓病など腎臓の疾病をお持ちの方は、「カリウム」の摂取量は主治医に相談ください。Information監修プロフィール大柳珠美(おおやなぎ・たまみ)管理栄養士。2006年より糖質制限食、栄養療法を専門に自身でも実践。ひめのともみクリニック(心療内科、内科)、水道橋メディカルクリニック(肥満外来)で栄養指導を担当。投薬に頼り過ぎない治療をサポート。著書に『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春出版社)、『話題のやせ食材で糖質オフ』(学研プラス)など多数。作者プロフィール崎田ミナ(さきた・みな)イラストレーター、漫画家。1978年 群馬県生まれ。ヨガ通いによって、長年のうつ病を克服。著書に、シリーズ累計35万部のベストセラー『自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ』『自律神経どこでもリセット!も~っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)、16万部突破の『職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ』(MdN)。本連載は「がんばらない!」をキーワードにお届けする、待望の健康図解マンガ。ananwebで、月2回更新予定!!【Twitter】@sakitamina【HP】崎田ミナ最新刊『自律神経どこでもリセット!も〜っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)が好評発売中。
2019年08月15日こんにちは。保育士の中田 馨です。毎日暑い日々が続いていますね。真夏に赤ちゃんと過ごすときに気になるのが「お散歩は何時に行けばいいのかな?」ということです。保育所でも「今日はお散歩に行けるかな?」とお散歩のことに気をつかうのは真夏。今日は、真夏のお散歩についてお話ししますね。 真夏のお散歩は早朝か夕方に赤ちゃんにとってお散歩は1日の楽しみの1つです。生活リズムを整えるためにもお散歩(外遊び)をしっかりしていきたいのですが、真夏はそうはいかないこともあります。 気温が高く、日差しも強いと外遊びが赤ちゃんにとって危険な日もあります。特に赤ちゃんは体温調節が未発達なので、無理してお散歩に出る必要はありません。気温が低く、太陽の照り返しが少なく、涼しい早朝や夕方をおすすめします。お散歩に出る前に、実際に外に出て、外気温や日差し、風の様子を確かめることも大切です。 夏の外出で心がけることそれでも夏場に外出することがあると思います。そんなときは以下を心がけてみましょう。 帽子をかぶる帽子をかぶったり、日傘をさすなど、紫外線対策も大切です。 水分補給をする汗がよく出ます。普段よりもこまめに水分補給をしましょう。また、汗をかいたら着替えもしましょうね。 べビーカーの対策 ベビーカーは地面に近いため、地面からの照り返しで大人が感じている気温よりも高くなります。そのため、座っている赤ちゃんの様子をよく見ましょう。日よけのカバーをしたり、ジェルタイプの保冷剤を使ってみるなどしてもいいですね。保冷材は赤ちゃんの肌が冷たくなりすぎないように、布で包んでときどき位置を変えてあげましょう。 抱っこひもの対策抱っこひもで出かけるときも注意が必要です。ママと密着しての抱っこですので、熱がこもりやすく赤ちゃんも暑く感じています。日傘をさす、赤ちゃんとママとの間に1枚タオルをはさむ、うちわなどで風を送ってあげるなど、暑さ対策が必要です。 熱中症にならないためにも、夏のお散歩は時間を選ばなくてはいけません。夏のお散歩は必ずしなければいけないわけではありませんので、無理はせず、夏だからこそできる水遊びなどの全身遊びを取り入れることも1つの方法ですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年08月14日■満を持してバニラが登場!「凍らせてもおいしい バニラもこ」ハズレなしの“もこ”シリーズから、とうとうバニラが出た!バニラクリームがたっぷり入ったシュークリーム「凍らせてもおいしい バニラもこ」。 ふんわり&もっちり生地が特徴の人気シリーズから、待望のバニラがいよいよ登場です。ブルーのパッケージのなかには、涼しげなライトベージュのシュークリームが!膨張色のせいなのか、いつもの“もこ”より心なしか大きい気がします。なかにはこの通り、バニラクリームがたっぷり。バニラビーンズもほのかにきちんと入っていて好感が持てます。パクッとかぶりつくと、濃厚なコクが感じられ、期待通りもちもちな生地との相性も◎。いい意味で万人ウケする味に仕上がっています。これはおすすめ!凍らせるとシューアイスみたいになりましたタイトルに「凍らせてもおいしい」とあったので、冷凍も試してみると、シューアイスができあがりました!暑さが厳しい日にぴったり。生地のもちもち感をよりしっかり味わいたい“もこ”ファンの方なら、そのまま食べるのが断然おすすめです。・価格:140円・カロリー:216kcal■美味しさも幸せも二乗「ダブルレアチーズケーキ」これはこれは!夏にちょうどいい2種のレアチーズケーキにクラッシュクッキーをトッピングした、味も食感も楽しい「ダブルレアチーズケーキ」です。濃厚でしっとりしたレアチーズに、レモン風味が爽やかなふんわり食感のレアチーズを重ねた夏仕様。パウダーシュガーがかかったクラッシュクッキーが食欲をそそる、3層すべてが主役級のチーズケーキです。ミルクのコクが感じられるチーズと、酸味のあるチーズ、それぞれ味わいも食感も違っていて、一緒に口に入れると不思議な化学変化が!わざわざ2層に分けてある理由がよくわかります。クラッシュクッキーはしっかりバターのコクが感じられ、塩気と甘さもちょうどいい。カロリー高めですが、それに見合う楽しさ&美味しさです。・価格:300円・カロリー:428kcal■夏のコンビニスイーツ史上、最高の組み合わせかも?「マンゴー&杏仁」マンゴーと杏仁豆腐で、カロリー以上の満足感杏仁豆腐の上にレモン風味のクラッシュゼリー、マンゴーソース、マンゴー果肉を盛り付けた夏にぴったりのデザート「マンゴー&杏仁」。下から白い杏仁豆腐、透き通ったゼリー、鮮やかな黄色のマンゴーと、見た目からしてとっても涼しげ。見ているだけでも体温が下がりそうです。マンゴーと杏仁豆腐のデザートはこれまでにもありましたが、甘酸っぱいマンゴーとやさしい甘さの杏仁豆腐が、なんとなく打ち消しあってしまっている印象がなきにしもあらず。ところがこちらはクラッシュゼリーがいい緩衝材になっているせいか、それぞれが味と食感を際立たせつつ、喉につるりと滑り込んでいくような楽しさが味わえます。・価格:270円・カロリー:179kcal■雪見だいふく超え?「凍らせてもおいしい 苺わらび」そのままでもおいしいけど、凍らせたらもっとおいしい果肉入りの甘酸っぱい苺ホイップクリームを口どけのよいわらび生地で包んだ、「凍らせてもおいしい苺わらび」。わらびもちは、手で軽く押しても潰れそうなくらい、ぷにぷにしています。なかのホイップもふわふわなので、取り扱い注意!ホイップのなかには赤い果肉も入っていて、甘さと酸味のバランスがよき。わらびもちとの相性も最高なので、丸ごと食べたくなる気持ちを抑えるのに必死でした(笑)。冷凍庫で冷やすこと数時間。しっかり凍ったのがこちら。わらびもちはやわらかなまま、なかのホイップだけがアイスクリーム状に。定番アイス「雪見だいふく」と似た印象がありますが、口に入れるとホイップの口どけがよくて食べやすい。わらび生地もかなり厚手だから食べ応えもあっておすすめです。ぜひ凍らせて、食べ比べてみてください!・価格:118円・カロリー:119kcal■「暑い」と口から出そうになったら、コンビニスイーツの出番このところ陽射しが強い日が多く、外をほんの少し歩いただけでも体が重く感じられ、1日に何度もカフェに避難したくなってしまいますね。コンビニスイーツは、手軽に活力チャージできる忙しい人の味方。ぜひ夏疲れの解消にお役立てください。※価格はすべて税込Text・Photo/鈴木一禾ファミリーマートのおすすめデザート食べ比べ!夏バテを癒やしてくれそうな逸品4選
2019年08月09日■リピ買いしたくなる、心地よい甘さ「メロンクッキーシュー」数量限定!気になる方はお早めに香ばしいシュー生地のなかに、メロンピューレを使ったクリームをたっぷり詰め混んだ、シュークリーム「メロンクッキーシュー」。うっすらグリーンにコーティングされ、しっとりしたクッキー生地。パッケージを開けると、よい香りが漂ってきます。クリームは“ちゃんとメロン”していて、とってもフルーティ。思っていたより香りが自然で、メロンの産地に行くと食べられるメロンソフトクリームなどと比べても遜色ない濃厚さです。しかも、こぼれ落ちそうになるくらいたっぷり入っています。・価格:158円・カロリー:254kcal■極上のぷるぷる感がクセになる和スイーツ「ぷるもちわらび木苺ちーず」見た目も味も爽やか木苺風味のわらび生地で、チーズクリーム&木苺ソースを包んだ涼しげな和スイーツ「ぷるもちわらび木苺ちーず」。チーズクリームにフランス産チーズをブレンドした意欲作です。暑い夏でも食欲をそそる、淡いピンクのみずみずしいルックス。とてもやわらかいので、フィルムを手で持ってそのままかぶりつくのがおすすめです。わらびもちは、想像を絶するぷるぷる感!爽やかなチーズクリームと甘酸っぱい木苺ソースとの相性もよくて美味しい。食べ終わったあと、体感温度が低くなるはず。ただ、ちょっと食べている姿が……なので、お家で!・価格:128円・カロリー:162kcal■ファミマのタピオカはプリンだよ!「タピオカミルクティーパフェ」「タピろう!」が合言葉ミルクティー風味のプリンをベースに、たっぷりのタピオカと紅茶ジュレをトッピングした「タピオカミルクティーパフェ」。タピオカがどっさり!ひきが強めのルックスで、思わずニンマリしてしまいます。ミルクティーと相性がいいアッサムエキスパウダーが使われているそうで、後味にしっかり紅茶の余韻が。ホイップと一緒に食べると、さらに風味豊かに感じられます。タピオカは、ぷるんとしていて歯ごたえが楽しいし、見た目も鮮やかなジュレは、プリンとはまた違った食感で、全体の味わいに奥行きを与えています。・価格:268円・カロリー:185kcal■これはもうごはんの領域!「プリン・ア・ラ・モード」でっかいのが好きな人、集まれ!この夏、ファミリーマートのスイーツ棚でも、ひときわ大きくてカラフルで目を引く「プリン・ア・ラ・モード」。他じゃちょっとないくらい大容量だぞ、これは。最下層に敷かれたカラメルソースに、大量のバニラムースとスポンジを重ね、その上にどでかいプリンをまるごと1個トッピング。色鮮やかなフルーツとホイップを飾った、クラシカルなルックスが、地味に食欲を刺激してきます。プリンは硬めの仕上がりで、卵のコクがしっかり感じられます。高さが3センチくらいあろうかというバニラムースは、コクがあるのに不思議としつこくなくて(スポンジは少なめ)、甘いものが好きな方なら、意外とペロリと行けてしまいそう。フルーツは、よくも悪くも期待通り。ご愛嬌。カロリーが気になるところですが、このボリュームならランチ代わりに食べるのもいいと思いました。ふたりくらいでシェアするのもおすすめ。・価格:498円・カロリー:515kcal■コンビニスイーツがあれば、この暑さだって乗り切れる!暑さからくる疲れを放っておくと、やがて夏バテしてしまう恐れも。その日の疲れはその日のうちに。ファミリーマートのコンビニスイーツで夏バテ指数を下げ、快適&元気にお過ごしください。※価格はすべて税込Text・Photo/鈴木一禾ファミリーマートの絶品デザート4選。話題のコンビニスイーツ食べ比べ!セブン-イレブンの絶品デザート4選。話題のコンビニスイーツ食べ比べ!ローソンの絶品デザート4選。話題のコンビニスイーツ食べ比べ!ミニストップの絶品デザート4選。話題のコンビニスイーツ食べ比べ!
2019年08月02日連載第123回目は、夏に食べたくなる簡単ひんやり麺レシピ! 中華の定番サラダ”バンバンジー”で冷やし中華を作っちゃいます 鶏ささみでさっぱり! でも、コクのあるゴマだれだから、彼氏も大満足のボリューミィなひと品です。暑い夏でも食が進むこと請け合い! ちゅるちゅるどうぞ!『バンバンジー冷やし中華』【旬を味わう 美人レシピ】vol.123旬食材は、キュウリ!キュウリは1年中手に入るお野菜ですが、旬は夏の6~8月です。夏場は露地、秋から春にかけてはハウス栽培が行われています。ちなみに露地栽培された旬の夏のキュウリは、ハウス栽培のものよりもビタミンCが多く含まれています。また、濃い緑色でハリやツヤのあるもの、表面のイボがピンととがっているものが新鮮とされています。キュウリは暑い夏に最適なお野菜! キュウリの95%は水分で体を冷やす作用があり、夏の水分補給に効果的です。また豊富な水分とカリウムで利尿作用が期待でき、むくみケアにも効果的です! まさに夏バテなどで食欲がない時にはもってこいのお野菜ですね。暑い夏に大活躍しそうなキュウリ。生で食べれちゃうので調理も楽ちんなのが嬉しいですね。さっぱりとしたキュウリを食べて夏バテ予防に努めましょう!材料はこちら!【材料(二人分)】・鶏ささみ:4本・酒:大さじ1・塩:ふたつまみ・中華麺:2玉・キュウリ:1本・トマト:1個・カイワレ大根:1/2パック・ゆで卵:1個(ゴマダレ)・練り白ゴマ:大さじ2・きび砂糖:小さじ2・しょう油:大さじ1・ゴマ油:小さじ1・水:大さじ1・白すりゴマ:大さじ1/2・酢:大さじ2・ラー油:お好みで少々・長ネギ:1/4本まず、下準備を始めます。~その1:野菜を切ります。キュウリは縦半分に切り斜め薄切りにします。トマトはくし切りにします。カイワレ大根は根もとを切り落とします。長ネギはみじん切りにします。まず、下準備を始めます。~その2:ゴマダレを作ります。ゴマダレは、ゴマダレの材料に書いた順に、練り白ゴマきび砂糖しょう油……と、都度混ぜながら、すべてを加えます。酢とラー油も加え混ぜ、最後に長ネギのみじん切りを加えよく混ぜ合わせます。練りゴマは分離しやすいので、都度混ぜながら、調味料を加えていきましょう!では、作ります! まずは鶏ささみを茹でます。鍋に湯を沸かし、沸騰したら酒と鶏ささみを入れます。ふたをして火を消し、10分置きます。ふたをして火を消し、10分置きます。蒸らしながら熱を入れます。蒸らし後、粗熱を取り、手で細かく裂きます。蒸らした後は引き上げ、粗熱を取り除き、手で細かく裂きます。細かく裂き終えたら全体に塩を振ります。麺をゆでます。大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、麺は袋の表示に従ってゆでます。茹で上がったら冷水にとり冷やします。茹で上がったら冷水にとり冷やします。麺の水気をしっかりと切り器に盛り付け、具を乗せます。麺の水気をしっかりと切り器に盛り付け、その上に具をバランスよく乗せます。最後にゴマダレをかけます。最後にゴマダレを回しかけます。おいしさのアレンジポイント手作りゴマダレをご紹介しましたが、市販の胡麻ドレッシングにちょっぴりラー油を加えても手軽においしくいただけますよ!
2019年07月31日東京衛生病院小児科の保田典子です。私生活では7歳5歳3歳の子育て中!今年は今のところあまり猛暑の日はないですが(どちらかというと涼しい)、近年の夏は殺人的な猛暑が続いていますよね。こんなとき、家の中の環境ってどうすればいいのでしょうか? 特に寝るときの環境調整方法を解説したいと思います。 一番大事なのは、「ぐっすり眠れる」こと!どの季節の睡眠環境調整でも言えることですが、一番大事なのは「ぐっすり眠れる環境にすること」です。 生後1~2カ月までの赤ちゃんはまだ小さいので、低体温に気をつけたほうがいいですが、体重5~6kgを超えて体格がしっかりしてきた赤ちゃんや子どもは、大人よりも暑がりと考えたほうがいいでしょう。 なので、大人が「ちょっと暑いな」と感じる気温は、子どもにとって「とっても暑い、眠れない」と感じることもあるかもしれません。 暑さの感じ方は人それぞれなので、何度がいい、湿度はこのくらいがいい、というはっきりとした基準はありません。 ・前よりも寝返りが多くなった・汗だくになっているなどあったら、「少し暑いのかもな」と考えてみてください。 エアコンの欠点は…?エアコンの欠点は「冷えすぎちゃうこと」です。 夏場のエアコンをどう使うかは エアコンによる冷えVS暑くて寝苦しさによる睡眠不足 のバランスをどう取るか、になります。 赤ちゃんの手足は小さいので、外気温の影響をすごく受けやすくなります。「ちょっと冷たい」くらいが良い気温です。触って「冷たい!!」となるくらいだと、冷えすぎかもしれません。 これも適温が人によって違うので、おうちによって試しながら最適な温度を模索していきましょう。 わが家の設定は…? ちなみに、わが家の就寝時のエアコン設定はというと、 寝る時エアコンON↓タイマーで数時間後オフ(その日により稼働時間を変えています)にしています。(7月15日現在) 去年は、6月までは夜中に起きたときに窓とドア開けていて、7月以降は一晩エアコンONで対応していました。設定は「自動」モードプラス2度設定。(温度が出ないエアコンです) 直接冷気が当たらないように、エアコンにつける風よけを使用してます。(この角度調節も難しいですよね!) あと、電気代がもったいないのですが、お部屋がヒエヒエになりにくくなるよるので、ドアを開けたままエアコンをつけています。 長男は暑がりで、下の子が寝ていても明け方に暑い暑いと言ったりしています。やはり、感じ方は兄弟でも違います。 冷えに気をつけつつ、真夏はエアコンを使って冬の外遊びでも言えることですが、エアコンつけっぱなし、寒いところで外遊びだけでは風邪にはなりません。体が「冷え」たときに、免疫力が落ちて風邪になります。 最近の猛暑の状態からすると、真夏はエアコン使用で寝たほうが良いとされています。そうでないと「家の中でも熱中症」になりかねません。 使い始めのときは夜中にちょっと環境をチェックしつつ、快適な夜を過ごせるよう調節してあげてください。 子どもに対するエアコンの考え方は、大人でも妊婦さんでも一緒です。「快適に眠れて、冷えにならないわが家のエアコン設定」を見つけてみてくださいね。 著者:医師 医療法人アドベンチスト会東京衛生病院 小児科医師 保田典子 先生医療法人アドベンチスト会東京衛生病院小児科医師。株式会社メドイース代表取締役。2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。
2019年07月28日「ドッグ・デイズ」ってご存知ですか?真夏・盛夏を表す言葉で、北半球においては7月上旬から8月中旬頃、南半球では1月上旬から2月中旬頃までを指すそうです。古代ローマでは、7月23日から8月23日まで、または7月24日から8月24日までを「ドッグ・デイズ」と呼び、フランスやドイツでは、今でもこの期間を「ドッグ・デイズ」と言うのだとか。■ドッグ・デイズと星の関係日本で言う「土用」にあたる時期を「ドッグ・デイズ」と呼ぶのは、7月から8月にかけて、おおいぬ座α星シリウスが太陽と共に出没するから。そのことが夏の時期の暑さと関連づけられ、猛暑の時期、人や動物の体力が弱まるのはこの星のせいだとの言い伝えが生まれました。ギリシャ神話には、おおいぬ座は狩人オリオンの猟犬だったという説や、世界で最も速い猟犬ライプラスだったとの説があります。女神アルテミスが神の子ケパロスの妻プロクリスに贈った(クレタ王が贈ったという説も)というライプラスは、獲物を絶対に捕らえる運命にあった犬。しかし、あるとき国中の牧場や畑を荒らすキツネが現れ、このキツネは絶対に捕まらない運命を持っていました。かくして犬とキツネの戦いが始まりますが、勝負はいっこうにつかず、大神ゼウスは2匹とも石に変えてしまいます。そして、ライプラスだけを天に上げ、星にしたのだとか。■ケパロスとプロクリスの悲恋前述のケパロスとプロクリスはとても仲のいい夫婦だったのですが、ある出来事によって引き裂かれてしまいます。というのもケパロスが、恋多き女として知られる暁の女神エーオースに見初められたから。エーオースは美少年に恋をしては連れ去る癖があり、ケパロスにも白羽の矢が!しかし、彼は新婚で妻プロクリスを深く愛していたため、女神を拒否し、怒らせてしまいました。その後、夫婦は仲睦まじく暮らしていましたが、なぜかプロクリスがケパロスの浮気を疑う事態に。彼が狩りの途中、森の中で「愛しいアウラ(そよ風)よ」と歌っていたのを耳にした人が「アウラ」を女性の名前と勘違いして、プロクリスに告げ口したのです。その話にショックを受けたプロクリスがケパロスを尾行していたところ、物音を聞いて野獣だと勘違いしたケパロスが放った槍が妻の胸に…。息を引き取る間際のプロクリスの言葉から事情がわかり、誤解は解けたものの、もはや手遅れでした。些細な勘違いから永遠に引き裂かれてしまった2人…。なんとも悲しいお話だと思いませんか?■ドッグ・デイズ…夏バテに注意してそんなギリシャ神話に想いを馳せつつ、夏の夜空を見上げてみるのも素敵。7月30日頃にはみずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大になるそうですよ。今年は涼しく、過ごしやすい日々が続いていますが、「ドッグ・デイズ」は例年、夏バテになりやすい時期。食事やクーラーの使い方に気をつけると共に、たっぷり睡眠をとって予防したいものですね。
2019年07月23日7月は気温が上がらない日が多かったものの、ジメジメと湿度が高く、なんだかカラダが怠い...なんて人も多いのでは?梅雨から真夏にかけての今の時期は、気候も安定せずに、体調を崩しがちで、キッチンに立つのも、正直億劫。。そんな時も、グリラーにお任せ!!「レンジでチン!」で食事の準備ができたら、本当に助かりますよね。グリラーは、蓋つきなので電子レンジを使った蒸し料理も大得意なんです。しかも、そのままテーブルにサーブできるから、洗い物も少なくて済むため、家事時間の“時短”にもなるのです。今回は、夏バテの時もサッと作れて、さっぱり食べれる2品をご紹介します!グリラーで、レンチン!茄子の豚肉巻きの作り方■材料(グリラー1個分)茄子…2本豚バラ(薄切り)…200g<タレの材料>長ネギ…1/3本醤油…大さじ2酢…大さじ1酒…小さじ1ごま油…小さじ1生姜(すりおろし)…小さじ1<お好みで>大葉…適量ミョウガ…適量【1】茄子はヘタをとり、縦4〜6等分に切ります。長ネギはみじん切りにしておきます。【2】カットした茄子に豚肉を巻き付けて、グリラーに並べていきます。【3】タレの材料を全て混ぜ合わせて、茄子にまわしかけます。【4】蓋をしてレンジで約6分。蓋をあけて、上下を入れ替えてしばらく味を馴染ませます。食べる前に、大葉と茗荷をたっぷりかけたら完成です。こっくりとしたタレと茄子の相性が抜群!タレの濃厚さと薬味のさっぱりさが、暑い夏にもぴったり。夏のお客様のおもてなしにも最適ですよ。グリラーで、レンチン!レタスの豚しゃぶ■材料(グリラー1個分)豚ロース(薄切り)…150gレタス…3〜4枚酒…大さじ1<タレの材料>ポン酢…大さじ2みりん…小さじ2ごま油…小さじ2生姜(すりおろし)…小さじ1小ネギ…約1本【1】レタスを太目の千切りにします。小ねぎはみじん切りにしておきます。【2】カットしたレタスを豚肉で巻いていき、グリラーに並べていきます。【3】酒をまわし入れて、グリラーの蓋をしてレンジで6分加熱します。タレの材料を全て混ぜ合わせておきます。【4】蓋をあけて、混ぜたタレをかけたら完成です!お好みで、柚子胡椒をつけてお召し上がりください。豚ロース&レタス&ポン酢ダレの組み合わせが、食欲のない時にもあっさり食べれます。いかがでしたか?これからの季節、食事の準備は、グリラー&電子レンジに任せて、元気に夏を乗り切りましょう。【ご紹介したアイテム】 オーブンや直火はもちろん、ガスコンロの魚焼きグリルにも入りやすいように、薄型につくったグリラー。熱々料理をそのままテーブルサーブして楽しめます。 グリラーGRILLER/ツールズ/イブキクラフト【すぐにお届け】 3,240円(税込) ■食のはなし グリラーで作ろう 日々のおかず 伊地知智美怪獣息子の子育てに日々奮闘中。家族で囲む食卓と、夜な夜なハンドメイドが至福の時間。
2019年07月23日暑くなってくると、喉越しの良い麺類やアイス、炭酸飲料などの甘くて冷たいものを口にしがちに。夏バテをしないためには、暑くなる前から正しい食生活を心がけてカラダづくりをすることが大切です。今年こそ夏バテしないカラダで夏を乗り切りましょう。 夏バテ予防の食事のポイントアイスや炭酸飲料など冷たいものや、のど越しの良い麺類ばかり食べることは危険。糖分の摂りすぎは常に血糖値が高い状態にあるため、空腹感が満たされ続け、食欲がわかなくなってきます。すると、徐々に胃腸の働きが悪くなり、栄養素の消化吸収ができず食欲不振へつながり、この悪循環が夏バテに。夏バテを予防するためには、香辛料や酸味などの食材を利用して食事の質を高め、少量の食事でも夏バテ防止に役立つ栄養素を補うことがポイントです。 夏バテを予防する食事の工夫4つ1.酸味を利用する酸味には食欲増進や疲労回復の働きがあります。酸味の成分であるクエン酸は疲労回復をサポートします。糖質をエネルギーに変えるビタミンB1と一緒に摂ると効果的です。夏は食欲が低下しやすいので、酸味を利かせて食欲をアップするといいでしょう。《おすすめ食材》かんきつ類・梅干し・酢 2.香味野菜を利用する香味野菜の香りや辛味などで食欲増進をしましょう。冷房で冷えすぎると代謝が下がり、だるさにつながりますが、みょうがや生姜は血行良くしてカラダを温め、胃腸の働きを良くしてくれます。また、にんにくやらっきょうに含まれる硫化アリルはビタミンB1の吸収を高めてくれます。夏バテ対策にはビタミンB1は不可欠なので、豚肉料理などを食べるときには、吸収率がアップする香味野菜をとり入れましょう。《おすすめ食材》にんにく・生姜・みょうが・ねぎ 3.香辛料を利用する香辛料は唾液や胃液の分泌を促進して食欲を増進する働きがあります。これらの消化酵素が分泌されることで、食事からの栄養素を吸収しやすくなります。《おすすめ食材》唐辛子・カレー粉 4.夏野菜を利用する夏野菜は水分・ビタミンC・ビタミンB群などカラダが必要とする栄養素を多く含んでいます。食欲がないときこそ、夏野菜を上手にとり入れて夏バテしないカラダを作っていきましょう。特にオクラやモロヘイヤなどのネバネバした野菜は、弱った胃の粘膜を保護して消化吸収を助ける働きがあります。《おすすめ食材》トマト・茄子・きゅうり・ピーマン・オクラ・モロヘイヤ・かぼちゃ 夏バテを予防する栄養素3つ1.ビタミンB1夏バテ予防には、毎日の疲労をカラダに溜めないことが大切。ビタミンB1は、エネルギーを生みだす時に必要なビタミンで、疲労回復のビタミンと呼ばれています。例えば麺類ならば、そうめんのみではなく、冷奴や豚しゃぶなどプラスしてみましょう。ご飯も玄米を混ぜて炊くと、ビタミンB1を補うことができます。《多く含む食品》豚肉・大豆・カツオ・玄米・うなぎ 2.ビタミンC夏の暑さは睡眠不足にもつながりストレスが溜まりやすくなります。ストレスが溜まると自律神経が崩れ、胃腸の働きが低下し、ビタミンCの消費量が増えます。ビタミンCは抵抗力を高めてくれるので、消費量が多い夏にビタミンCを積極的に摂ると夏バテ予防に役立ちます。《多く含む食品》ゴーヤ・トマト・枝豆・かんきつ類 3.ビタミンPビタミンPは、ポリフェノールの1種のビタミン様物質。かんきつ類に含まれるヘスペリジン、そばに含まれるルチン、レタスやブロッコリーに含まれるケルセチンなどの総称です。血圧上昇の抑制、血中中性脂肪の分解などの働きのほかにも、夏に消費が増えるビタミンCを安定化して持続させる働きがあります。ビタミンCを効率よく利用するためにも、一緒にとり入れたい栄養素です。 その他として、こまめに水分補修することもポイント。夏は汗とともにカラダに必要なミネラル類も失います。一度に冷たい飲み物を飲むと胃腸の働きが悪くなるので、のどが渇く前に100ccほどを飲むようにしてみましょう。夏バテ予防には、暑さに打ち勝つ体力を保つことが重要です。毎日の食事で必要な栄養を補い、夏バテしないカラダ作りを心がけましょう。 衞藤敬子管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2019年07月21日暑い日が続くと、食欲が落ちてしまい、冷たいものやあっさりとした麺類で済ませてしまっていませんか?栄養が偏ると体力が落ちていくばかりです。夏バテから回復できるよう、暑い夏におすすめの食材をご紹介します。夏バテ対策にとり入れて欲しい食材8つ1.豚肉豚肉に含まれるビタミンB群は炭水化物を消化して、エネルギーに変える働きがあります。ビタミンB1・ビタミンB2は香味野菜に多く含まれる成分のアリシンと一緒に食べると吸収が良くなるため、ねぎ・にんにく・ニラ・玉ねぎなどと一緒にとり入れると効果的です。2.納豆疲労回復に役立つアミノ酸を多く含み、暑さで低下した体力の回復効果があります。納豆特有のネバネバ成分は暑さで疲れた胃壁を守り、消化吸収を助ける働きがあります。またビタミンB群が豊富に含まれていて、糖質・脂質・タンパク質の代謝を助けてくれます。3.枝豆豚肉と同様にビタミンB1が豊富なので、疲労回復に役立ちます。枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンには、アルコールの分解を促して二日酔いを予防する働きがあります。4.卵夏バテはカラダに必要な栄養が不足することでも起こります。栄養バランスに富んだ卵は良質なタンパク質・ビタミン・ミネラルが摂取でき、体力回復に役立ちます。ただし、唯一ビタミンCの含有量が少ないため、ビタミンCを豊富に含む夏野菜と一緒に摂取することで、栄養バランスが整います。5.オクラ夏野菜の代表オクラには、β-カロテン(ビタミンA)、ビタミンCなどの抗酸化ビタミンが多く含まれています。これら抗酸化ビタミンは、免疫力の低下をもたらす過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。(※1)6.山芋でんぷんを消化する消化酵素のアミラーゼが含まれていて、糖質の消化吸収を促します。酵素は熱に弱いため、すりおろしてごはんや麺類・副菜にトッピングして生で食べることで、消化酵素の効能を活かせます。7.梅干し夏バテ対策にかかせないクエン酸が豊富。クエン酸は「クエン酸回路」と呼ばれる糖質や脂質をエネルギーに変える仕組みに欠かせない成分です。クエン酸を摂ることでエネルギーを生みだしやすくなり、夏バテによるだるさの解消に役立ちます。8.サワードリンクお酢の成分「酢酸」は、グリコーゲン(肝臓や筋肉などに蓄えられている糖質)をエネルギーに変えるのを助けます。またお酢もクエン酸が豊富。酢酸とクエン酸のダブル効果で、カラダに必要なエネルギーを生みだし、だるさの緩和や疲労回復に繋がります。 夏バテにならないためには1日3食規則正しく食べることと、適度な水分補給が大切です。疲労回復力を高め暑い夏を乗りきりましょう。 【参考・参照】(※1)e-ヘルスネット抗酸化ビタミン〈〉(最終閲覧日2017/02/21) 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2019年07月21日暑い日が続くと、食欲がダウンしがちです。そのまま夏バテに陥らないようにするためには、食事の工夫が大切です。昔ながらの知恵や暑い国ならではの食事などをヒントに、食欲を取り戻すテクニックをご紹介します。 食欲を取り戻すテクニック5つ1.酸味を活用するかんきつ類や、梅干しの酸味成分である「クエン酸」は食欲を増進させ、疲労回復効果があります。なかでも梅干しは、防腐作用もあり、夏にぴったりの食材です。たとえば、刻んだ梅干しとお米を一緒に炊いて梅ご飯にしてみましょう。ほんのりとしたピンク色が美しく、梅干しの爽やかな香りが食欲を回復させてくれます。 2.ネバネバ食品を利用するネバネバ食品とは、文字通り糸を引く食品で、山芋・オクラ・モロヘイヤ・めかぶ・納豆・なめこなどが代表的です。これらに含まれる粘り成分によって、食感がなめらかになり、のど越しもよくなります。そばや冷奴といったメニューにトッピングすれば、簡単に栄養価を高めることができるのでおすすめです。 3.香辛料を使う暑い国の料理は、香辛料やスパイスを使った辛いものが多くみられます。実は、辛いものを食べたときの汗には、体内の熱を放出し、ほてりを鎮める作用があります。また、香辛料の香りは食欲を増進させ、胃腸のはたらきを活発にします。たとえば、野菜炒めにカレー粉・唐辛子・にんにくなどの香辛料を加えてみるのもおすすめです。 4.フレッシュなハーブを使う夏が旬のバジルは、ビタミンA(β-カロテン)が豊富で、その香りには食欲を増進させる作用があります。一度にたくさん食べるものではありませんが、パスタやサラダに加えたりなどアレンジすると色々な料理で活躍します。また、フレッシュなミントを使ったホットミントティーをとり入れて、爽やかさを楽しむのもおすすめです。ジュースや清涼飲料水の飲み過ぎによるカラダの冷えを防ぐことができますよ。 5.盛り付けを涼やかにする茶道では「夏はいかにも涼しきよう、冬にはいかにも暖かきよう」との言葉がありますが、この考え方を盛り付けにも当てはめてみるのも一つの方法。例えば、お刺身や野菜スティックは、ガラスの器に氷をあしらって盛り付けたり、竹の器を使ってそうめんを盛り付けたりすると、目にも涼しげな食卓が演出できます。 夏バテかな?と思ったら、消化を助け、食欲をアップさせてくれる食べ物を選んでみてくださいね。カラダが冷えないよう、温かいものを意識して食べることも大切です。 【執筆者】コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2019年07月21日長い梅雨もゴール地点、ようやく夏が訪れそうな気配です。喉から手が出るほど待ち焦がれる太陽の季節ですが、日本特有のじめじめとした蒸し暑さは、体だけでなく心もバテ気味になりがち。そこで、漢方薬剤師の大久保愛先生に、心の夏バテ対策をお聞きしました!文・大久保愛【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 16夏は体だけでなく心もバテやすい蒸し暑い日が続くと、体がだるくて動くのが億劫になるだけではなく、意味もなく不安感を感じたり、怒りっぽくなったり、目がランランとして眠れなくなったり……と自分の心も体もコントロールできなくなることはないでしょうか。夏に体がだるくて動かなくなるのは夏バテとして一般的ですが、この時期に一緒に心もバテてしまうことが多くなります。いつもの自分と違うなと感じる時には、自分の性格や行動を責めるのではなく、自然の摂理に沿って起こる不調と考えてみましょう。この時期にあった食薬習慣をとりいれることで、すんなり解決できるかもしれません。さらに、7月17日は満月を迎えます。満月の時期には、月と太陽の引力の影響を体が受けやすくなり不調を感じやすくなります。今週は、気候と月の影響により夏バテや心のバテを強く感じやすいときですから、今週は夏バテ、心バテ対策のための食薬習慣を紹介していきます。自然の変化が体調に影響している漢方医学で人は自然の一部であり、自然の変化は体調に影響を与えると考えられています。気温や湿度、気圧の変化だけではなく、太陽や月の動きまでもが体に影響を与えています。学生の頃、太陽暦や太陰暦を学んだことを覚えていませんか? 一月の日数や季節などは太陽や月の動きから決められていたことはご存知のかたは多いと思います。月や太陽は、地球との位置により引力が変わり、地球では潮の満ち引きが起こります。地球の約七割が水分と言われていますが、同様に人の体も約七割が水分と言われています。そう考えると、人間も月や太陽の影響を受けることは想像しやすいことだと思います。中国最古の医学書である皇帝内経(こうていだいけい)にも、月が体調に影響を与えることは記されています。つまり、気温、湿度、気圧、太陽、月の変化とさまざまなものを指標にすることにより、より正確に体調管理をすることができます。今週は、夏バテとともに心バテを感じやすいかも連休には、BBQなど夏らしいレジャーで楽しんだ人も多かったのではないでしょうか。しかし、この気候の特徴として感じる蒸し暑さは、体温調節の手段である汗の蒸発を邪魔することがあり自律神経を乱すきっかけとなることがあります。そして、体内に熱をこもらせ、さらにだるさを感じさせます。漢方医学でもこの状態を『痰熱内擾(たんねつねいじょう)』といい、体に熱がこもり、感情的にも興奮しやすくなるため不安感、イライラ、不眠などを感じやすくなると考えています。さらに、漢方医学で満月の時期には、心の状態が安定しづらくなるときと考えるため、満月を迎える今週は少し心にバテを感じやすくなる傾向にあります。そこで、今月は体と心のバテを両方、サポートしてあげることが大切です。体と心のバテを整えるために、体力をつけ心を安定させる『気血(きけつ)』と汗で不足する潤いである『陰(いん)』を補い、こもった熱を取り除く『清熱(せいねつ)』の働きをもつ食薬習慣を取り入れていきます。今週食べるとよい食材は、【トマト×魚介類】です。今週食べるとよい食材と調理法:魚介のトマト煮込みトマト煮込みは、フランスでは“ラタトゥイユ”、イタリアでは“カポナータ”や“ミネストローネ”などと呼び、多くの人に親しまれています。そして、ありがたいことに、ほとんどの残り物の食材はトマトで煮込むことでおいしくアレンジすることができます。残り物が即刻違う料理にさま変わりするため、非常に画期的なメニューでもあります。トマトトマトは夏野菜として有名ですが、体にこもった熱をさます働きがあります。紫外線により発生した活性酸素を除去する作用をもつリコピン、ビタミンC、ビタミンEなども豊富に含んでいます。漢方医学では、乾いた体を潤す『補陰』、こもった熱を取り除く『清熱』の働きがあるとされています。魚介お魚、タコ、イカ、貝類など魚介といっても幅広いですよね。実は、魚介類は全般的に夏バテや心のバテの改善に役立ちます。お魚であれば、血行の促進や神経の修復に役立つオメガ3脂肪酸などの油を豊富に含み、貝類は夏に消耗しやすいミネラルを豊富に含み、タコやイカにはタウリンなど元気をつけるアミノ酸が豊富に含まれています。冷凍のシーフードミックスやお刺身を活用すると取り入れやすくなります。漢方医学では、夏バテや心のバテを解消する『気血』を補い、スタミナを維持する『腎』の働きを支える働きがあるとされています。トマト料理は、温かく食べても、冷たくして食べてもおいしく、残り物のアレンジにも使える夏の強い味方です。体も心も夏になるとバテバテで毎年困っている人は、今年はトマトと魚介類で乗り越えていきましょう。information大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。著書『1週間に一つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。【腸活×漢方×栄養学】の理論で考えた、【今週食べるとよい食材】をお伝えしていきます。©kali9/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2019年07月17日じめっとして蒸し暑い日本の夏。どうしてもクーラーの効いている部屋から出たくなくなっちゃいますよね。しかし、オフィスではクーラーが効きすぎていて、かえって冷えてしまう……なんてことも少なくないもの。女性の夏の悩みで意外と多い“クーラー冷え性”は、運動と生活習慣の改善で充分防ぐことができます。“クーラー冷え性”を改善して健康に夏を乗り切るために、知っておきたい大事なことをお話します。夏の不調の原因は“クーラー冷え性”かも!出典:byBirth夏になると身体の不調を感じやすい、という女性は少なくないものです。暑気あたりや食欲の低下、なんとなく毎日だるい……なんて不調に既に悩まされているという方はきっと多いはず。夏の不調と言うとどうしても“夏バテ”をイメージしてしまいがちですが、実は夏の不調の原因には“冷え性”もあるかもしれません。夏場はオフィスや自宅をはじめ、いろいろな場所でクーラーが効いています。適切な温度なら夏バテや熱中症予防に効果的ですが、あまりにも温度が下がりすぎてしまうと身体が冷えて、冬と同じ冷え性の状態になってしまうんです。「最近指先が冷えるなあ」「仕事中足が冷たくて困る」「お腹が冷えてトイレの回数が増えた」……こんな症状もあるなら、クーラー冷え性を疑ってみた方が良いでしょう。夏の“クーラー冷え性”改善に運動が効果的?出典:byBirth夏のクーラー冷え性を防ぐためには、身体を冷えにくい状態にしてあげることが重要。冷えにくい身体を作るために欠かせないのが、運動です。運動が冷え性に効果的なのは、全身の血流が改善されて新陳代謝が活発になるから。筋肉にも刺激が与えられるので、体内で熱を生み出しやすくなります。また、筋肉への刺激は自律神経の働きを整えるのにも効果的。自律神経が整えば夏バテの予防にもつながるので、一石二鳥ですね!夏を健康に乗り切るために、さっそく運動を始めてみましょう!“クーラー冷え性”改善!運動プログラム出典:byBirthまずは朝のストレッチから日頃運動不足の人は、急に激しい運動を始めてしまうとかえって夏バテしてしまう可能性も。まずは「しっかり運動!」というよりは、「身体を動かす」ことから意識してみましょう。初心者さんにおすすめなのが、目覚めのストレッチ。朝起きた瞬間は身体が固くなっているので、布団の中で少しだけ身体を動かすことで筋肉がほぐれ、冷えにくくなります。まず、無理のない範囲でゆっくりと3回伸びをしましょう。手足をしっかりと伸ばすことを意識して、大の字になって伸びをします。伸びが終わったら片脚を曲げて、お尻の下に入れるようにして太ももを伸ばします。左右両方とも伸ばしたら、ゆっくりと起き上がってあぐらをかくように左右の足の裏をぺたっとくっつけて座ります。そこから上半身を少しだけ、無理のない範囲で前に倒していきましょう。ストレッチは「ちょっと痛いかな」ぐらいの強度を保つのがポイント。あくまでも無理のない範囲で行うようにしましょう。階段使用で下半身を鍛えよう身体の中で、一番大きな筋肉があるのが下半身。筋肉に刺激を与えて冷え性を予防するためには、下半身の筋肉を重点的に鍛えるのが効率的でおすすめです。特に日頃デスクワークが多い方の場合、下半身のむくみなどを感じやすいという方も少なくないはず。これは下半身の血液循環が良くない状態になることで生じるので、足の冷えなどとも密接なかかわりがあります。下半身を意識的に動かすことで、足のむくみや冷えの改善にもつながります。気軽に始められて効果的なのは、のぼり階段を意識的に使うこと。通勤時間やちょっとした移動時間にエスカレーターやエレベーターを使わず、階段を使うだけで下半身の筋肉を鍛えることができます。お風呂上りにはマッサージ夜にはお風呂上りにマッサージをするのがおすすめ。お風呂上りは身体が温まり、筋肉がほぐれているので血流が良くなりやすいです。疲労改善にも役立つので、毎日のリラックスタイムに取り入れてみてくださいね。お風呂上りのマッサージが効果的なのは、足の裏と脚の付け根、そして腰。足の裏は土踏まずのあたり、腰は腰に手を当てた時に親指が当たる「仙骨」のあたりを重点的にマッサージするのがおすすめです。どのようにマッサージしても問題ありませんが、力を入れすぎて痛くなってしまうのだけは避けましょう。皮膚を刺激するだけでも効果的なので、優しいタッチで押したり揉んだりしてほぐしていきましょう。“クーラー冷え性”予防のためには生活習慣の改善も大事出典:byBirth夏こそ湯船にゆっくり浸かろうクーラーによる冷え性を防ぐためには、生活習慣の改善も重要。まず身体を冷やさないように心がけましょう。夏のお風呂はついついシャワーでさっと済ましてしまいがちですが、週に1回ぐらいは湯船に浸かって身体を温めるようにします。気温が高い日などはのぼせてしまいやすいので、ぬるめのお湯で半身浴がおすすめ。じっくりと身体を温めて、冷えに負けない身体を作りましょう。あたたかい飲み物・食べ物を意識的に取り入れてあたたかい食べ物や飲み物を意識的に取り入れて、身体の内側から温めていくのもおすすめ。夏場はついつい冷たい飲み物が欲しくなってしまいますが、飲み過ぎないように気をつけて。アイスクリームや冷たいデザートがおいしい季節だから、どうしても食べ過ぎちゃう気持ちはわかります。でも、お店ではなるべくあたたかい紅茶やハーブティを頼む、コンビニでは常温のお茶を選ぶなど、ちょっとしたことから意識していきましょう。運動&生活習慣改善で夏をヘルシーに乗り切ろう!出典:byBirthクーラー冷え性はちょっとした心がけで改善させることができます。今日からでもさっそく始めて、夏をヘルシーに乗り切りましょう!
2019年07月15日夏本番になると、食欲不振、疲れ、やる気がでないなど、夏バテに悩まされる人も多いことでしょう。実は、体と同じように肌も夏バテします。体と肌が夏バテすると、せっかくの夏を楽しめないだけでなく、秋になっても体と肌の不調が続きがち。夏バテ対策をして、すこやかな体と肌をキープしませんか?夏バテの原因は出典:byBirth体が疲れやすくてだるさが抜けない、食欲がわかない、肌の乾燥やくすみが気になる。なんとなく不調を感じているなら、体と肌が夏バテしているかもしれません。まず、体と肌が夏バテする原因をチェックしておきましょう。水分不足体内の水分不足は夏バテの原因の1つです。夏は気温が上昇し、体温も上がります。そのため、汗をかいて、汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げるのです。汗のおよそ99%は水分ですが、残り1%にはナトリウム、ミネラル、ビタミンなどが含まれています。夏は大量に汗をかくため、水分やナトリウム、ミネラルが体内から失われて脱水状態に。体が脱水状態にあると血液の流れが悪くなり、体全体に十分な栄養が行きわたりません。そのため、体が疲れやすくなったり、肌の乾燥や肌荒れなどの不調がでたりするのです。また、汗によってミネラルやビタミンが失われると、食欲不振や集中力低下、肌荒れ、肌のくすみなどの症状もあらわれます。そんな状態に拍車をかけるのが、冷たい飲み物や冷たい食べ物。胃腸が冷えると、消化・吸収力が落ちて、体に必要な栄養素を十分に吸収できなくなります。体や肌の栄養が不足して、深刻な夏バテにつながりかねません。室内と室外の温度差エアコンで冷えた室内、太陽に熱せられた室外と、夏は気温差が大きい場所を行ったり来たりします。すると体温調整や内臓の働きに関わる自律神経が乱れて、睡眠の質の低下、倦怠感、食欲不振など体に夏バテの症状があらわれます。睡眠の質の低下は、肌にも悪影響です。睡眠中は肌の細胞の働きを活性化させる成長ホルモンが分泌され、肌の新陳代謝を促進。睡眠の質が下がると、成長ホルモンが十分に分泌されず、肌荒れ、ごわつき、くすみなどのトラブルが生じます。肌と体を夏バテさせないためにやりたいこと出典:byBirth汗は生理現象ですから、汗を絶対にかかないで脱水を防ぐというのは無理がありますよね。また、エアコンを使わずに室内と室外の温度差をなくすと、下手をしたら熱中症になりかねません。体や肌を夏バテさせないにはどうしたら良いのか見ていきましょう。こまめに水分補給を出典:byBirth暑さで汗をたくさんかく夏は、こまめな水分補給が基本。「喉がかわいた」と感じるときには、脱水が始まっていると言われています。こまめにコップ1杯の水を飲んで、脱水状態にならないよう注意しましょう。真夏日やレジャー、スポーツなどいつも以上に汗をかくときは、スポーツドリンクや経口補水液など、スムーズに水分補給ができるドリンクを選ぶのもおすすめです。体を冷やさない出典:byBirth暑い夏は冷たい飲み物や食べ物が恋しくなります。しかし、冷たいものは体を冷やして、胃腸の働きを低下させて夏バテを引き起こします。飲み物は常温を選び、エアコンで冷えた場所に長時間いる場合は温かい飲み物で体内を温めると良いでしょう。エアコンの温度は、室内と室外の温度差が5℃以内になるよう設定を。温度差が5℃以上になると、自律神経が乱れやすくなります。オフィスや公共の場など、自分でエアコンの設定ができないときは、薄手のカーディガンやひざ掛け、レッグウォーマーや腹巻で体を冷やさない工夫を取り入れてください。ぬるめのお湯で入浴を出典:byBirth入浴後に汗をかくのがイヤで、シャワーだけにしていませんか?夏バテを寄せつけないためには、38℃程度のぬるめのお湯に10分~15分はつかるのがおすすめです。入浴には次のような効果が期待できます。エアコンで冷えた体を深部から温める心身をリラックスさせて、睡眠の質を高める疲労回復入浴前にコップ1杯の水を飲んでおくと、脱水対策に有用です。ただし、「毎日、湯船にはいらなくては」とルール化する必要はありません。体がとても疲れている日は、さっとシャワーを浴びて、早めに眠って休息をとるのも大切です。睡眠で体を休める出典:byBirth疲労を回復させ、成長ホルモンによって美肌作りが活発になる睡眠は、夏バテを防ぐために欠かせません。質の高い睡眠を得られるように、以下のような工夫を取り入れましょう。スマホやパソコンなどのデジタル機器は、眠る1時間前に見ない夕食は眠る2~3時間前までに眠る少し前に部屋の照明を落とす寝室の室温や湿度を快適に保つ自分にあった寝具を選ぶ熱帯夜で寝苦しい夜は、エアコンを上手に活用しましょう。室温が高いと、睡眠の質が低下して体も肌も休まりません。寝冷えを防ぐために、エアコンは27度前後に設定して、エアコンの冷気が直接、体に当たらないようにしてください。なお、健康や美肌のために「エアコンを一晩中つけっぱなしにしないほうが良い」という意見もありますが、近年、明け方の脱水症・熱中症で緊急搬送される人も増えています。その日の気温に合わせて、エアコンのタイマーを使うor朝までつけておくを調整してください。食事の栄養バランスを整える出典:byBirthのど越しが良いそうめんや冷やしうどんは、食欲がないときでも食べやすい夏のテッパンメニューです。夏の夜はそうめんだけという人も多いのではないでしょうか。しかし、冷たいそうめんやうどんは胃腸の働きを低下させるだけでなく、十分な栄養を摂取できません。消化吸収をサポートする食材や、具だくさんのお味噌汁などを一緒に食卓に並べるなど、工夫を取り入れましょう。脂質や糖質の代謝に関わるビタミンB群やミネラルが不足すると、疲労が抜けなかったり、肌荒れや口内炎などができたりします。たんぱく質は体を動かすエネルギーになり、肌のハリのもとになるコラーゲンの材料としても必要。さらに、ビタミンCは抗酸化力が高く、肌のくすみ対策に有用です。栄養バランスの良い食事を心がけて、体と肌が夏バテしないようにしましょう。肌の夏バテ防止には紫外線対策もマスト出典:byBirth7月・8月は1年の中で、もっとも紫外線量が多い時期です。紫外線は肌にダメージを与えて、乾燥、しみ、くすみ、しわ、たるみなどを引き起こします。日焼け止めクリームを塗るだけでは、対策としては不十分。UVカット効果がある帽子やサングラス、カーディガンなどで紫外線対策を強化しましょう。元気な肌と体で夏を乗り切ろう出典:byBirth太陽がキラキラとまぶしい季節は、それだけで気持ちが明るくなりますよね。だからこそ、体と肌が夏バテしていては、せっかくの夏を楽しめなくなってしまいます。少しの心がけで、夏バテは防げます。夏を楽しく過ごすためにも、今日から夏バテ対策をはじめませんか?
2019年07月10日じめじめと蒸し暑い梅雨の時期は、食欲不振や胃の不調に陥りがち。漢方薬剤師の大久保愛先生によると、そのまま夏に突入すれば、すぐ夏バテを起こしてしまうといいます。そこで、愛先生に、簡単な胃の不調改善方法をお聞きしました。夏バテ対策にもなりますよ!文・大久保愛【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 15すっきりしない日は、胃も不調…雨が降っても暑くもある、すっきりしない今日この頃ですが、食欲が落ちている人はいないでしょうか。食欲が落ちたり、胃の調子が悪くなったりすると同時に起こるのが、隠れ栄養失調! 麺類やお茶漬けやスープなどのさらっと食べられるもの、仕事の合間や移動中につまむお菓子などで食事を済ませてしまってはいないでしょうか。そんな偏った食事を毎日していると、食べているのにカロリーだけがとれて必要な栄養は不足してしまいます。こうして、代謝が低下して、だるさを感じる夏バテが加速……。夏本番を目前にしてジワジワと夏バテがスタートする人は、多いと思います。この食欲が落ちる、胃の調子が悪くなる理由は、気圧と高温多湿の影響です。そこで今週は、夏バテの前兆である食欲低下、胃の不調を解決する食薬習慣について紹介していきます。自然の変化が体調に影響している漢方医学で人は自然の一部であり、自然の変化は体調に影響を与えると考えられています。気温や湿度、気圧の変化だけではなく、太陽や月の動きまでもが体に影響を与えています。学生の頃、太陽暦や太陰暦を学んだことを覚えていませんか? 一月の日数や季節などは太陽や月の動きから決められていたことはご存知のかたは多いと思います。月や太陽は、地球との位置により引力が変わり、地球では潮の満ち引きが起こります。地球の約七割が水分と言われていますが、同様に人の体も約七割が水分と言われています。そう考えると、人間も月や太陽の影響を受けることは想像しやすいことだと思います。中国最古の医学書である皇帝内経(こうていだいけい)にも、月が体調に影響を与えることは記されています。つまり、気温、湿度、気圧、太陽、月の変化とさまざまなものを指標にすることにより、より正確に体調管理をすることができます。今週、食欲がなくなったり、胃の不調を感じやすいかも…暑くなるにつれて食欲がなくなる人は多いと思います。しかし、これは気温だけではなく湿度や気圧も関係しています。毎年必ずこの時期から夏が終わるまで、胃腸がおかしくなって、バテやすくなっている人は、気候が原因している可能性も。そのため、事前に食事で対策をとってあげると、今年は夏バテもなく爽やかに過ごすことができるかもしれません。漢方医学では、この時期「痰熱内擾(たんねつないじょう)」といって胃腸の調子が悪くなり、体が重だるく、熱がこもった状態になりやすいと考えます。ということで、胃腸の調子からスタートするわけなので、今食欲がない人、毎年夏バテに必ずなる人などは胃腸を元気にする食材を取ることが必要です。また、今週は上弦の月から満月に向かって満ちていく時です。漢方医学で考えると、比較的体調は安定し栄養の吸収が良い時とされています。そのため、今週は食欲や胃腸をコントールする食薬習慣をとりいれましょう。今週食べるとよい食材は【オクラ&納豆】です。今週食べるとよい食材:オクラ納豆胃の不調には、とにかくネバネバ食材が効果てきめんです。夏野菜であるオクラと栄養満点納豆を組み合わせて、鬱陶しいこの時期を乗り越えましょう。オクラオクラに含まれるネバネバ成分であるペクチンなどは、胃腸の粘膜を強化したり、整腸作用もあります。さらに、夏野菜であるため清熱作用がり、体内にモワッとこもった熱も取り除いてくれます。納豆納豆には、タンパク質、ミネラル、ビタミン、食物繊維など栄養素が豊富に含まれています。さらに、オクラに含まれる成分が、タンパク質の吸収を助けてくれるのでオクラと一緒に摂ることは効果的です。食欲がない、胃の不調を感じる時には、オクラと納豆の組み合わせてみましょう。さらに、とろろ昆布や山芋なども組み合わせてアレンジすると効果を高めてくれます。今、食欲がない、胃の調子が悪い、だるいと感じている人は、高い確率で夏が本格的に始まると夏バテをすることでしょう。暑いし、やる気がしないし、だるいし、むくむし、下痢するしと夏の思い出は、体調不良とならないように今週は、胃腸を整える食薬習慣を行っていきましょう。information大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。著書『1週間に一つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。【腸活×漢方×栄養学】の理論で考えた、【今週食べるとよい食材】をお伝えしていきます。©FluxFactory/Gettyimages©Sarayuth Punnasuriyaporn / EyeEm/Gettyimages©karinsasaki/Gettyimages
2019年07月10日「暑くなって子どもの食欲が落ちてしまった」。そんな経験はありませんか?わが家は息子が2歳の夏に朝食をあまり食べなくなり、心配したことがあります。先輩ママ友に相談してみると、「それって夏バテかも」と言われて、わずか2歳にして子どもは夏バテをするのかと驚きました。体力が低下しがちな夏だからこそ、朝ごはんはしっかりと食べてほしいもの。夏の朝食をお悩みのパパやママに、レパートリーが広がる、お手軽調味料を紹介します。夏に大活躍の魔法のお手軽調味料とは?それは、めんつゆです!かつお節と昆布に含まれる豊富なミネラル、そしてしょうゆやみりんに含まれるアミノ酸は夏の救世主。めんつゆ(今回は3倍濃縮を使用)を使って、時間がない朝にも役立つ、材料3つだけの簡単レシピを紹介します。ネバネバパワーで朝も元気に!【納豆梅そうめん】【材料】(2人分)そうめん…2束納豆…1パック梅干し…1個分器にゆでたそうめん、納豆、梅干しの順に盛り付け、「めんつゆ(3倍濃縮):水=1:2」で割ったたっぷりのつゆを注ぎ入れてできあがり。梅干しに含まれるクエン酸は唾液の分泌を促し、食欲を増進させてくれるとともに消化を助けます。そうめんはビタミンBを含む納豆と合わせることによって、炭水化物に含まれる糖質が身体を動かすエネルギーに変身。子どもの元気をサポートするのにぴったりなメニューです。梅干しが苦手なお子さんには、納豆の上にのせるのではなく、納豆に小さく刻んで入れてかき混ぜてから、そうめんの上にオン。酸味も少なく、ふわふわの納豆になるので喜んで食べてくれると思います。ボリュームたっぷり【冷しゃぶとトマトのサラダ】【材料】(2人分)ミニトマト(もしくはトマト)…200g豚肉うす切り肉(しゃぶしゃぶ用)…150gオクラ(ゆでておく)…適量前の夜にミニトマトはさっとゆでて冷水にとり、皮をむき、めんつゆに漬けて「トマトめんつゆ」を作っておく。トマトめんつゆをボウルに入れ、ゆでた豚うす切り肉とあえて器に盛り、オクラの輪切りを散らしてできあがり。豚肉とトマトに含まれるクエン酸は相性ばっちりで、豚肉とトマトを一緒に食べることによって、エネルギーアップ、疲労回復の効果があります。トマトの皮を湯むきしたり、ゆでたオクラの輪切りは星に見立ててアレンジしたりと一手間加えることによって、野菜が苦手な息子もパクパク食べてくれます。食欲がない朝もつるっと食べられる【なめこの茶碗蒸し】【材料】(4人分)卵…2個なめこ…100g花麩(水で戻しておく)…4個しっかりと溶いた卵にめんつゆ大さじ2と水300ccを加え、こし器でこして卵液を作る。卵液をなめこと花麩を入れた器に注ぎ、湯気が立った蒸し器に入れ、強火で2分、次に弱火で10分蒸す。火を止めて、フタをしたまま10分待ってできあがり。暑い夏は蒸し器を使わずにオーブンや、オーブンレンジのスチーム機能を使うのもおすすめです。卵には必須アミノ酸がバランスよく含まれ、夏の疲れや免疫力の低下を防いでくれます。なめこもミネラルを豊富に含んだ優秀食材ですが、きのこが苦手なお子さんには好きな具材を聞いて、その具材で一緒に下準備をしても楽しいですね。わが家では卵を割るのが大好きな息子と茶碗蒸しを多めに作り、その日は熱々の茶碗蒸し、残りを冷蔵庫で一晩おき、翌日の朝に冷やし茶碗蒸しとして食べるのが夏の定番です。簡単自家製めんつゆでもっとおいしく!めんつゆは市販のものが多く販売されているので、自分好みのめんつゆを探すのも楽しいですが、実は簡単に作ることができます。【材料】しょうゆ…1カップみりん…1カップかつお節…ふたつかみ(20g程度)昆布…10cm四方1.鍋にみりんを入れて、中火にかけ、沸騰したら弱火にして、30秒程度加熱し、みりんを煮きる2.煮きりが終わったら、その他の材料をすべて鍋に入れ、沸騰させないように弱めの中火で5分程度煮る3.火を止めて、あら熱がとれたら、固く絞ったふきんでこし、消毒済みの保存ビンに入れてできあがりわが家ではこの自家製めんつゆを市販の3倍濃縮めんつゆと同様に、そうめんつゆとしてはもちろん、煮物にサラダと色々な料理に使っています。冷蔵庫で1か月程度は保存可能ですが、あっという間になくなります。干ししいたけの出汁を加えたり、きび砂糖を入れて、少し甘めに作ったりとアレンジも楽しめますよ。暑い夏にも朝食をしっかりとることによって、子どもの脳は活性化され、身体も成長し、長い夏休みの間も規則正しい生活が身につきます。この夏はめんつゆで手軽においしい朝をスタートさせましょう。<文・写真:ライター稲井華子>
2019年07月06日食欲減退や疲労感…夏はカラダの不調に悩まされる人も多いはず。そんな夏バテの予防& 解消には、様々な効能が期待できるスパイス料理を!暑い季節にマストな4大スパイスを、専門家に教わりました。馴染みのある漢方薬にも実はあのスパイスが!?「スパイスと聞くと、カレーやエスニック料理など、調味料としてのイメージが強いかもしれませんが、実はスパイスの多くは漢方で言うところの『生薬』なんです」と漢方薬剤師の久保田佳代さん。「例えば、漢方胃腸薬である安中散という処方には、シナモン(桂皮)やリコリス(甘草)が含まれています。普段、私たちが薬として認識しているものが、実はスパイスだったりするんです。日常的に、たくさんのスパイスを料理に使うインドの家庭では、母親が家族の体調に合わせて、その日の食事に何を使うか選んでいるそう。まさに、普段の食生活からスパイスでカラダの調子を整えています。インド人ほどは詳しくなくても、まずは、香りが気になったから使ってみる、というように気負わずに試してみてください。ちなみに、香りが気になるというのは、カラダが欲している証拠。あながち間違った選び方でもないんです。ただし、いろいろな種類のスパイスを混ぜすぎないこと。生薬である以上、主作用と副作用があります。互いが邪魔し合って、せっかくの働きを感じにくくなってしまうかもしれません」特に、暑くなるこれからの季節に向けて、夏バテ対策にはスパイス料理がぴったり。「室内外の温度差によって自律神経が乱れたり、発汗異常で体温調節がうまくいかなかったりと、夏バテの原因は様々です。でも、オフィスだと自分の体調に合わせて温度を調節するのが難しかったり、夏バテに効く栄養価の高い食べ物を食べたくても、そもそも食欲が湧かなかったり…。そういう時こそ、普段の食生活から食欲増進や自律神経を整える働きのあるスパイスを取り入れるのがおすすめです。今回は、夏に食べたい4つのスパイスを選びました。どれも効能が期待できるだけでなく、料理にも使いやすいスパイスです」【フェンネル(小茴香 しょうういきょう)】夏の弱った胃腸の調子を整えてくれる。漢方系の胃腸薬などにも配合されているフェンネルは、胃腸の調子を整えたり、食欲不振を改善してくれる。インド料理店などでは、食後の口直しに提供されることも。成分が多いのは種子。【カルダモン(しょうずく)】消化を助け、香りで気持ちをリラックス。カルダモンは、唾液や胃液を出やすくしたり、消化を助けてくれる働きが。上品な香りの芳香性のスパイスで、口臭予防や自律神経を整えるリラックス効果も期待できる。成分が多い部位は実。【ターメリック(宇金 うこん)】肝機能を助けるだけでなく、血の巡りもスムーズに。ウコンドリンクなどでお馴染みのターメリックは、弱った肝臓の働きを助け、また胃を元気にしてくれる。鮮やかな黄色をしており、カレーには欠かせないスパイス。成分が多いのは根や茎。【クローブ(丁字 ちょうじ)】登山などでも重宝される強壮効果で夏バテ予防。食欲減退をやわらげ、胃腸の冷えを取ってくれる、刺激的な香りのスパイス。また、標高の高いネパールなどでは強壮効果を期待して、生薬として使われる実の部分を直接噛む習慣もある。くぼた・かよ漢方薬剤師。心理カウンセラーの資格も持ち、自身が経営する氣生薬局で漢方をベースとしたカウンセリングも行う。スパイスに関するセミナーなども実施。※『anan』2019年6月5日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・西崎弥沙(by anan編集部)
2019年06月04日ベースの消化力を弱らせるな!「食欲がない」「便秘または下痢」「むくみやすい」という人は要注意です。夏に「消化力を減退させない8つの知恵」について、松倉クリニック代官山院長・貴子先生と、まいこ ホリスティック スキン クリニック院長・山崎まいこ先生にお話を伺いました。夏の胃腸は鍛えるよりいたわることが優先。カラダにいいものをいくら取り入れても、ちゃんと吸収できなければ無意味というのは、体内美容の基本中の基本の考え。普段から、胃腸の消化力が低下している人が増加傾向にある中、特に夏は胃腸を弱らせる条件が揃っている。「室内外の温度差、睡眠不足などで自律神経が乱れてしまいますが、消化力に関わっているのも自律神経。自律神経が乱れれば自然と食欲は減退します」(貴子先生)暑くて食欲がないからといって、冷たい飲み物や食べ物、栄養の偏った食事が増えることも問題。「冷たいものは胃の周囲の血流を低下させ、より消化力を減退させます。栄養不足も代謝や血流を滞らせるので、夏バテの悪循環に陥るでしょう」(山崎先生)消化を促進するには、胃腸に負担をかけず、酵素や唾液などをサポートする方法を取り入れること。「疲れた胃腸は休ませるのも大事。ベースの腸内環境を整え、いたわってあげましょう」(山崎先生)【消化力を減退させない8つの知恵】1.腸内環境を徹底的に整えよ胃と腸は互いに補完し合って働く、密接な関係にある消化器官。「ちゃんと食べているという人でも、血液検査をしてみると栄養不足に陥っている人も多いんです。食べたものがきちんと消化・吸収されないのは、腸内環境が乱れていることも大きな原因。悪玉菌が増えた腸は、消化に働く酵素を生み出す力が衰えます。便秘を放置しておけばさらに悪玉菌は増え、酵素不足に。消化力を上げたいなら、まずは腸内環境を整えて」(山崎先生)飲める米糠食物繊維など豊富な栄養成分が凝縮。スーパーフード「米糠」を水に溶けやすく、飲みやすく改良。15袋¥2,980*税込み(0.6ライスブランオイル)ラクテクト善玉菌を増やす成分、粘膜成分、侵入したものを働かせないプロテクト乳酸菌など、4 つの健康成分を厳選し、独自配合。90 粒¥4,600(サントリー TEL:0120・333・310)2.暑くても胃腸は冷やさず頭を冷やせ胃腸のことを考えたら、飲み物は常温か温かい状態で取り入れるべき。「私が夏バテしないのは、暑い時でも玄米茶や紅茶など温かい飲み物で水分補給をしているからです。冷たいものを摂れば一瞬カラダは冷えますが、それはお腹が冷えただけ。胃腸周辺の血管が収縮して消化力が衰えます。火照ったカラダを冷やすなら、首回りや太ももなど、太い血管がある場所を冷やしたり、のぼせている頭を冷やすほうが効果的です」(貴子先生)3.胃が弱っている時は生野菜を控える「消化・吸収にはエネルギーが必要です。夏はいつもより消化力が衰えるので、弱った状態に負担のかかる食べ物を摂るのは胃腸をいじめるようなもの」(山崎先生)。脂の多い食品や刺激物などを避ける人は多いけれど、実は生野菜も要注意。「元々、人類には生野菜の消化に必要な酵素が備わっていません。お腹の調子が良くないなら、消化に負担のかかる生野菜を控えめにして、火を入れた状態でビタミンを補給しましょう」(山崎先生)4.お腹が鳴るほど減ったら食べる消化力を上げる食べ物を取り入れるより、本来の機能を取り戻すのが先決。「患者さんには、食欲が落ちている時は食べても消化されにくいから、無理に食べなくていいとアドバイスしています。そうすれば、胃腸を修復するほうにエネルギーが使えます。また食事時間を守ろうとせず、お腹がすいたら食べるという考えをしてみるのもおすすめです。その場合も、スープやおかゆなど消化しやすいものを食べましょう」(山崎先生)5.クエン酸の力を借りるべし「弱った胃は胃酸を出す力も減退しています。そこで食事の最初に酢の物を食べたり、搾ったレモン汁を水で割って飲むと胃が酸性に傾くので、胃酸の分泌が促進され消化力をサポートできます」(山崎先生)。貴子先生が取り入れているのが梅干しやもろみ酢。「唾液の量を増やして消化・吸収を助けてくれます。またどちらもクエン酸が豊富なので、疲労回復にも役立ちます」。ただ取り入れすぎると逆に刺激になるので、自分の胃と相談を。黒麹もろみ酢 黒長寿泡盛の蒸留後に残るもろみを長時間かけて搾ったもろみ酢。クエン酸やミネラルが豊富。パッションフルーツでビタミンC も。720 ml¥3,200(紅光)あまちゃづる入りみなべの梅ほんのり甘い果肉たっぷりの紀州南高梅。高麗人参と同じ成分サポニンを含む「あまちゃづる」を加えたオリジナルの味わい。500g¥1,850(梅樹園)6.食事はよく噛み唾液をしっかり出すべし!胃の消化力とは、胃酸を作る力。「食べ物をよく噛むことで脳に信号が送られ、カラダは消化・吸収モードに切り替わります。また、唾液にはでんぷん質を分解するアミラーゼという消化酵素が含まれていますが、しっかり噛まないと唾液は出ません。夏はサラサラしたものばかり食べがちですが、噛む食事を心がけることも大事です」(山崎先生)。同時に、口腔内の細菌バランスを整えると唾液が出やすくなり、腸内環境にも好影響が。ロイテリ お口のサプリメント1日1粒なめれば口腔内の細菌バランスが整う、乳酸菌・ロイテリ菌のサプリ。機能性表示食品。30粒入り¥3,000(オハヨーバイオテクノロジーズ TEL:0120・084・309)7.減少しやすい消化酵素を作り出す力を復活栄養素を吸収しやすくする役割の消化酵素。少ないと胃に負担がかかり胃酸が増えてしまうので、さらに胃に負担がかかるという負のスパイラルにはまる。「まずは、多くの消化酵素を作る腸内環境を改善させること。また、自分の胃腸が消化するのが苦手な食材を知るのも大事。一般的に肉類は消化・吸収に時間がかかりますが、個人個人で消化しにくいものも異なります。便秘や胃もたれの引き金になる食材が何か、一度確認を」(山崎先生)レ・ダイジェストタンパク質、脂質、糖質の3大栄養素の分解に欠かせない酵素を配合。食事の前後に摂って。90粒¥8,800(まいこホリスティックスキンクリニック)8.食べ飲みすぎたらファスティングで16時間の強制休みファスティングして強制的に消化器官を休ませるのも手。ただ、間違った方法で行うと健康や美容に逆に悪影響があるので注意したい。「最近、一日の中で食べない時間を長めにとる間欠的ファスティングが注目されています。臓器をゆるやかなストレス下に置き、活性化させるのが目的です。もっともポピュラーなのは16時間。例えば長時間の睡眠も間欠的ファスティングのひとつ。比較的気軽にできるのも利点です」(山崎先生)貴子先生松倉クリニック代官山院長。形成外科医、美容皮膚科医。栄養療法を取り入れ、患者に合った美容法を提案。最新のコスメや美容情報にも精通している。山崎まいこ先生まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。インナーケアを重視し、心にもつながるホリスティックな視点と、最新医療を取り入れたメニューが人気。※『anan』2019年6月5日号より。イラスト・朝野ペコ構成、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2019年05月30日夏バテの原因は栄養不足だった!「外食が多い」「疲れやすい」「末端が冷える」…こんな人は、鉄、ビタミンB群、ミネラル、タンパク質、ビタミンCの5大栄養素が不足している可能性大です。松倉クリニック代官山院長・貴子先生と、まいこ ホリスティック スキン クリニック院長・山崎まいこ先生もすすめる4つのレシピをご紹介します。夏でも食べやすい5大栄養補強レシピ女性のカラダに不足しがちな5つの栄養素を一度に補う、夏にぴったりな時短レシピをご紹介。身近な食材で手軽に作れるから、すぐにでも試してみて。大豆入りガスパチョ<材料(1人分)>トマトジュース2/3カップ、塩小さじ1/4弱、こしょう少々、タバスコ適量、蒸し大豆大さじ2、きゅうり・パプリカ(黄)各10g<作り方>きゅうりとパプリカは粗みじん切りにする。トマトジュースに塩、こしょう、タバスコを入れてよく混ぜて味を調え、蒸し大豆ときゅうり、パプリカを入れる。<ポイント!>リコピンをはじめ、高い栄養価で知られるトマト。生で食べるよりも、ジュースやピューレで摂取すると吸収が良くなる性質を持っている。鉄分たっぷりの大豆と、カリウムの多いきゅうりでデトックス効果も。マグロの赤身とアボカドの冷や奴<材料(1人分)>マグロ赤身100g、アボカド1/2個、絹ごし豆腐200g、A【おろし生姜1かけ分、醤油大さじ1、ごま油小さじ2】<作り方>マグロとアボカドを1cm角に切り、Aと和えて豆腐の上にのせる。お好みで、白髪ねぎを添える。<ポイント!>マグロの赤身+豆腐で動物性&植物性のタンパク質を同時摂取すれば、赤身に含まれる鉄分が効率よく吸収できる。さらに、アボカドの良質な油が体内のミトコンドリアを活性化させ、アンチエイジングにも。納豆&しらす&卵黄丼<材料(1人分)>ご飯180g、納豆1/2パック、卵黄1個分、しらす50g、大葉1枚、醤油適量<作り方>ご飯の上にしらす、納豆、卵黄、大葉をそれぞれのせる。醤油をかけていただく。<ポイント!>意外にも、納豆や卵黄には鉄分が豊富に含まれている。ただし、生の卵白はビタミンの吸収を阻害する働きがあるので、全卵ではなく卵黄のみを使うこと。しらすに含まれるカルシウムで骨の力も強化。うざく<材料(2人分)>きゅうり1/2本、乾燥わかめ小さじ2、うなぎの蒲焼き(市販品)100g、レモン2スライス、生姜1かけ、A【酢大さじ1、レモン汁小さじ2、砂糖小さじ1/4、醤油・みりん各小さじ1/2】<作り方>きゅうりは小口切りにして塩少々で塩もみし、しんなりとしたら絞る。わかめは水で戻して水気をきる。うなぎはトースターで少しカリッと焼き、一口大に切る。レモンはいちょう切りに、生姜は千切りにする。ボウルにAを混ぜ合わせて1を和える。<ポイント!>鉄分やビタミンB群などの栄養を豊富に含むうなぎは、まさに“夏の黄金食”。わかめやきゅうりと一緒にお酢&レモン汁で和えてさっぱりと食べれば、不足しがちなミネラルやビタミンCをしっかり補うことができる。貴子先生松倉クリニック代官山院長。形成外科医、美容皮膚科医。栄養療法を取り入れ、患者に合った美容法を提案。最新のコスメや美容情報にも精通している。山崎まいこ先生まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。インナーケアを重視し、心にもつながるホリスティックな視点と、最新医療を取り入れたメニューが人気。※『anan』2019年6月5日号より。写真・内山めぐみ料理作製、スタイリング・田村つぼみ文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年05月29日夏の5大栄養不足を解消せよ。外食が多い、疲れやすい、末端が冷えるという人は要注意です。「夏の体内美容」について、松倉クリニック代官山院長・貴子先生と、まいこ ホリスティック スキン クリニック院長・山崎まいこ先生にお話を伺いました。あなたは足りてる?夏の栄養不足に注意。夏になると、なんとなく体がだるい、疲れやすい、肌の調子が悪い…など、いわゆる“夏バテ”の症状に悩まされる人は多いはず。繰り返す不調の原因は、ズバリ“栄養不足”にあるという。「女性に特に必要不可欠な栄養素とは、鉄、ビタミンB群、ミネラル、タンパク質、ビタミンCの5つです。特に暑い夏場は流れる汗とともにこうした栄養分がどんどん失われてしまうので、たとえ普段と変わらない食生活を送っていても、慢性的な栄養不足状態に陥るケースが多々あります」(松倉クリニック代官山院長・貴子先生)つらい夏バテに打ち勝つには、基本的な栄養面を見直すことが大前提。一つでも不足しないように、バランスよく効率的に取り入れて。「食材に食べ合わせがあるように、栄養素にも相性のいい組み合わせというものがあります。より吸収率の高まる摂取の仕方やタイミング、食材の調理法を知ることで、それぞれの成分の持つパワーを最大限に引き出しましょう」(まいこ ホリスティック スキン クリニック院長・山崎まいこ先生)鉄:夏の鉄不足が深刻!あらゆる不調の原因。血液中のヘモグロビンを構成する鉄は、女性にもっとも必要不可欠な栄養。「鉄不足というと、貧血を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はほとんどの女性の体調不良の原因といっても過言ではありません。カラダの中で鉄が不足すると、疲れやすい、だるさを感じる、カラダが冷えるといった症状のほかにも、むくみや皮膚のたるみなど、外見にも影響を及ぼします」(貴子先生)もともと女性には生理があるので、男性に比べて鉄不足になりやすいのだそう。「さらに夏場は汗とともに鉄分が排出されてしまうので、積極的に摂取する必要が。貧血の自覚症状がない人でも、鉄を取り入れるだけで夏バテ予防になります」(山崎先生)タンパク質と一緒に摂るべし鉄分は体内で働く時にタンパク質と結合するため、鉄をたくさん摂取すると血液中の総タンパクの値も減少してしまう。つまり、鉄を体内でスムーズに巡らせるためにも、卵や大豆製品といったタンパク質が豊富な食材と一緒に摂るといい。ビタミンB群:エネルギーの代謝には不可欠!ビタミンB群とは水溶性ビタミンで、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指す。「別名“代謝ビタミン”とも呼ばれ、体内の代謝酵素の働きを助ける補酵素の働きをします。人間のエネルギー代謝にはビタミンB群が欠かせません」(山崎先生)逆を言えば、エネルギー源となる炭水化物や脂質、タンパク質をいくら摂取しても、ビタミンB群が不足していると代謝はスムーズに行われないということ。「ビタミンCやミネラルと同じく、ビタミンB群も汗とともに体外へ排出されてしまいます。暑さや睡眠不足で代謝が落ちがちな夏こそ、積極的に摂取してください」(貴子先生)水溶性ビタミンなので煮汁ごとビタミンB群は水に溶けやすい水溶性ビタミンのため、熱には強いが、洗ったり煮たりするとせっかくの栄養分が流出してしまう。食材の洗いすぎに注意しつつ、スープや味噌汁など、煮汁ごと飲める調理法にすると効率よく摂取できる。ミネラル:夏の暑さ対策には水分補給とセットで。ミネラルは、ビタミンと同様にカラダの機能の維持に欠かすことのできない必須栄養素。ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがその代表で、歯や骨を作ったり、細胞の状態を正常に保つといった働きを持つ。「例えば、カリウムが不足すると疲労感が増えたり、カラダがむくみやすくなるなどの症状が出ます。ミネラルは体内で合成できないため、必ず食物として摂る必要があるのがポイント。特に夏場は水分をたくさん摂取すると思いますが、単に水を飲むだけでは、カラダに水がたまる一方で冷えやむくみの原因にもなってしまいます。食材や飲料で摂ることを常に意識して、カラダに必要なミネラル成分を補うことが大切です」(山崎先生)海水で作った塩でミネラル補強海水から作られる、いわゆる「天然塩」には、ミネラルを中心とした栄養素がたっぷり含まれている。自宅で使う塩を「食塩(精製塩)」から「天然塩」に変えるだけで、自然とミネラルを補強することができる。ただし塩分の摂りすぎには注意。タンパク質:カラダの主成分は、美容面にも直結。筋肉や臓器、皮膚、毛髪、血液などを作り出す主成分。カラダから水分と脂質を取り除くと、ほとんどがタンパク質でできていて、筋肉にいたっては全体の80%を構成する。「タンパク質というと日頃から筋トレをしている人やアスリートにとって重要なイメージですが、肌の潤いや髪のツヤにも大きく関わる成分なので、美しくなりたい女性にもぜひ積極的に摂取してもらいたいです。タンパク質を含む食材はさまざまありますが、できれば植物性よりも動物性のものがベター。例えば、食欲が減退するとそうめんなどで済ましがちですが、そこに鶏肉やツナをプラスするだけで栄養の偏りを少しは防げます。いろいろと工夫してみてください」(山崎先生)ビタミンB6と一緒に摂るべし食事から摂るタンパク質は、体内でアミノ酸に分解されるが、この時に補酵素として必要になるのがビタミンB6。タンパク質を多く摂る時は、バナナやアボカド、キャベツといったビタミンB6食材を意識して合わせてみよう。ビタミンC:目標は1日1000mg。こまめな摂取がカギ。美白や肌荒れ防止、ストレス改善、強い抗酸化作用など、健康や美容に効果があることで知られる、水溶性のビタミンC。「ほかにも、細胞のダメージを防いだり、コラーゲンを合成してシワやたるみを予防したり、腸での鉄の吸収を促進するなど、ビタミンCの働きは多岐にわたります。食材やサプリメントで日頃から積極的に摂取している人も多いと思いますが、ビタミンB群やミネラルと同じく、汗をかくと喪失してしまうため、アンチエイジング効果を望むのであれば、1日1000mg以上は摂るのが理想です。また、ストレスや喫煙でも多く消費されるので、日頃からストレスを強く感じている人や喫煙者は特に積極的に摂取しましょう」(貴子先生)寝る前と朝に摂るのがおすすめ体内のビタミンCは、汗をかく日中はもちろん、寝ている間にも細胞を修復するためにどんどん失われていく。朝にすっきりと目覚めて日中のパフォーマンスを維持するためにも、最低でも寝る前と朝の2回は摂取するように心がけて。貴子先生松倉クリニック代官山院長。形成外科医、美容皮膚科医。栄養療法を取り入れ、患者に合った美容法を提案。最新のコスメや美容情報にも精通している。山崎まいこ先生まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。インナーケアを重視し、心にもつながるホリスティックな視点と、最新医療を取り入れたメニューが人気。※『anan』2019年6月5日号より。イラスト・朝野ペコ文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年05月29日普段何気なく食べている“和菓子”。日本で古く昔から意味が込められ、四季に合わせ作られています。そこで和菓子の歴史に詳しい研究家・青木直己さんに由来などを教えてもらいました。今回は夏のお菓子です。土用餅(どようもち)/7月20日~8月7日夏の土用秋前の18日間である夏の土用は、二十四節気の大暑と重なりとても暑い時期。それを乗り切るため、滋養のあるウナギを食べる風習は今も知られるところ。それと同じく、古来食べられているのが土用餅。お餅をこし餡で包んだ、いわゆるあんころ餅のことをいう。「京都を中心に年中行事を記した黒川道祐編『日次紀事』(1676年序)には、土用の入りの空腹時に小豆を入れて冷やした水を飲む、あるいは小豆餅を食べれば根が続くとあります。餡に使われる小豆はミネラルなど栄養価が高く、食欲を増進して夏バテを防いでくれることが、古くから知られていたのです。実際にいつごろから食べられていたのかは不明ですが、江戸初期の茶人の茶会記や、商人の旅の道中日記に土用餅は登場しており、少なくとも戦国時代から江戸時代には庶民にも親しまれる風習だったことが推測できます」素朴な味わいの土用餅には、先人の夏バテ防止の知恵と無病息災への願いが込められているのだ。『京菓匠 笹屋伊織』土用餅1個¥2501716年に創業。有職菓子司として京都御所や神社仏閣、茶道家元などの御用を務める。優しい甘さのこし餡で包んだ土用餅は、7月20~27日に販売予定。京都府京都市下京区七条通大宮西入花畑町86TEL:075・371・33339:00~17:00火曜休(20、21、22日にあたる場合は23日に振替)落雁(らくがん)/8月15日お盆先祖を祀る日であるお盆は、日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した大切な行事。7月13日の迎え火で先祖の霊を家に迎え、15日には送り火で御霊を送るが、新暦の現代では月遅れの8月の行事とする地域が多い。そして、仏壇に落雁をお供えする風習があるけれど、それは一体なぜなのか?「もち米や麦などの穀物の粉に砂糖を加えて、木型に入れて打ち出す落雁。1600年代前半には日本にあったと考えられますが、そのルーツは残念ながら不明。お盆にお供えするものは、故人が生前好きだったもの、喜ぶものが基本ですが、落雁は花や食品が傷みやすい夏場のお供え物としてうってつけだったと考えられます。その形は、蓮や菊といった仏の世界を連想させる花や果物などを模したものが多いようです」お供えした落雁は、お盆が過ぎれば“お下がり”として食べるのが古くからの習わし。仏様や先祖から分け与えられたありがたいものとして、心していただきましょう。『落雁 諸江屋』お供えづくし¥7001849年、茶の湯の文化が息づく金沢で創業。方丈菓子や花うさぎなどの落雁を中心に、昔ながらの製法にこだわりながら加賀銘菓の伝統を今に伝える。お供えづくし(蓮の花、蓮の葉、水仙、水各1個、菊3個、花うさぎ10粒入り)は受注生産。石川県金沢市野町1-3-59TEL:076・241・28549:00~19:00無休青木直己さん虎屋文庫研究主幹として和菓子の歴史と文化に関する調査・研究などに従事。退職後は大学などで講師を務めるほか、NHK時代劇の食文化考証を担当。著書も多数。※『anan』2019年4月10日号より。写真・山口 明スタイリスト・中根美和子取材、文・野尻和代撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2019年04月06日暑さも日差しも強かった平成最後の夏。お肌が夏のダメージを受けたままという方も多いのではないでしょうか? 2018年10月5日発売の『オサジ』のシートマスクは、そんなお疲れ肌にぴったりのアイテムです。 『オサジ』のシートマスク-Shizuka-の魅力 ローズマリーの精油が強い日差しで炎症を起こした肌を鎮めると同時に、温泉水に含まれるマグネシウムなどのミネラル分が紫外線で壊れたバリア機能の修復を手助け。また、五倍子由来のタンニンが紫外線によって肌の中に発生する活性酸素を除去し、紫外線によって加速する廊下を防止します。 夏の紫外線は適切な水分・油分をキープする機能を持つ角層にもダメージを与えます。この弱った角層に『オサジ』のシートマスクは3つの成分の合わせ技でアプローチします。①ミネラル・・・現代は食事からのミネラルの摂取が難しく、乾燥や肌荒れの原因に。『オサジ』のシートマスクはその不足しがちなミネラルを豊富に含むアルプスの温泉水を採用。②尿素・・・もともとヒトが持っている成分。水分を吸着し、うるおいを角層に留まらせる。③PCA-NA・・・天然保湿因子の約12%を占め、角層の細胞間脂質に浸透して保湿。 さらに夏バテに肌に嬉しい2つの成分も含みます。①タンニン酸・・・しゅうれん作用、お肌の引き締め、キメの整え、活性酸素除去。②ローズマリー・・・紫外線で炎症した肌を鎮め、血行を促進し自然な肌の色を維持。 あなたのお肌、疲れたままではないですか?『オサジ』のシートマスクで潤いを取り戻しましょう! 『オサジ』のシートマスク-Shizuka-1枚入り(20ml)¥600(税別)3枚セット¥1,800(税別) 【お問い合わせ先】日東電化工業株式会社TEL0120-933-871
2018年09月15日暑い季節だからこそ、やっておきたい・終わらせておきたい「家仕事」がありますよね。例えば、水浴びついでにお風呂の大掃除、フル稼働してもらうためのエアコンの洗浄、強い日差しを利用したカーテンやシーツなど“大物”の洗濯などなど…。ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」は、この夏、どんな家仕事に挑戦したのでしょうか? 彼女たちのブログやインスタグラムをのぞいてみました。■子どもと梅干しつくりが「夏の恒例行事」教えてくれたママリーダーズは… 中山あいこさん/ライフオーガナイザー “シンプルで、心地のよい暮らし”をテーマに、ブログ「生活のメモ」で日常を発信。2017年にライフオーガナイザー®1級を取得。著書に「家事がラクになるシンプルな暮らし」、「家事が好きになる暮らしの工夫」(共にエクスナレッジ)がある。今年も梅干しをつくりました。仕込んだときの6月の記事は こちら 。仕込んだ翌日から少しずつ梅酢が上がってきて、数日後にはひたひたに。塩が全部とけて、そのあと、重石にしていた水袋を取り出しました。そして、梅をざるに並べて、3日間土用干し。土用というのは、7月20日頃から立秋(8月7日)の前日までの期間なのだそう。とても良い香りです。炎天下に干したら、黄色かった梅がほんのり赤く色づきました。梅を干している間に、赤しそ300gと塩60g(赤しその20%)を準備して、もみもみ。干し終わった梅と一緒に、梅酢の中にひたしました。ああ おいしそう〜。見ているだけでよだれが出てくる! このまましばらく、秋まで室内で保存しておく予定です。もう1種類、こちらは「さしす梅干し」。 赤シソを使わず、土用干しを終えたあと、ビンにつめたらもう完成です。すっぱすぎないので、とっても食べやすくて、クセになる味。子どもたちの大好物です。梅はその日の難のがれ。暑い日は、水をたくさん飲んで、梅干しをパクッと食べて。水分と塩分を補給しながら夏を元気にのりきることができました。■家具も夏バテ? エアコン負けした家具をメンテナンス教えてくれたママリーダーズは… みぃさん/インテリアコーディネーター 収納や片付けの大切さに気づき、収納のアイデアや大好きな北欧のヴィンテージ家具・雑貨、家事を楽にするためのアイテム選び、家事のコツなどをブログで綴る。今年の夏は本当に暑くて、連日エアコンのお世話になりっぱなしでした。 そのせいか家具も何だかカサカサに。特に無垢のダイニングテーブルはエアコンの風が当たる場所に置いているためか、乾燥してる感じが目に見て分かる感じになっていました。そこで、テーブルに潤いを与えるべく、家具専用のオイルを塗り塗り。ハワードのオレンジオイルは汚れも落としてくれるうえに、艶もしっかり出るので、手軽にメンテナンスできます。無垢材の家具はメンテナンスが面倒でちょっと…という方のハードルを下げてくれるアイテムなので、ズボラな私にもピッタリです(笑)。ついでにこっちのチェストもメンテナンスしておきました。ちなみに引き出しが出たままなのは、上部に塗ったオイルを乾かすため。もちろんビューローの方も。オイルのオレンジの香りにいやされ、家具だけではなく気持ちも潤います。■100均アイテムがきっかけ! 洗面所を大掃除教えてくれたママリーダーズは… yunyunさん/ヴォーグ学園東京校講師。色彩コーディネーター、インテリア設計士 2005年から布小物作家として活動開始。布合わせを楽しみながらオリジナル感ある作品づくりを日々ブログで紹介しながら、イベントや個展、不定期開催のウェブショップなどで販売。『neige+ yunyunの100円アイテムで作る簡単リメイク収納&インテリア』(メディアソフト)、『猪俣友紀のまいにちの布こもの』(エクスナレッジ)、『布合わせを楽しむワンランク上の布バッグ』(スタジオタッククリエイティブ)を出版。夏のある日、100均で見つけた歯ブラシホルダーの写真撮ろうと片付けを始めたら、結局止まらず…。洗面所をまるごと大掃除。おかげで窓から床まできれいに片付きました。歯ブラシホルダーはセリアで見つけました。掃除が楽になって、ぬめりのストレスからようやく解放されました!また別のある日。小屋からの眺めが少しだけ変わりました。夫の実家から持ち帰った古いミシンは、夫の亡き祖母が使っていたものです。おそらく、70年か、それ以上前の年代物。ずっと仕事場で棚代わりに置いてあったそうです。飾るだけでもいいけれど、テーブルとしてそのまま使え、小屋にピッタリです。暑い日が続く季節だからこそ、やる気が出る、やっておかなければいけない「家仕事」ってありますよね。面倒だな…と思いつつも、実は作業をしながら季節を感じられて、終わった時の爽快感は格別です。「あれ、やっておけば良かったな…」と先送りにしてしまった家仕事はありませんか? まだ、残暑が感じられる今のうちに、片づけてしまいましょう。
2018年09月07日飲む美容液とも言われる「甘麹(甘酒)」。最近では、スーパーやコンビニでも見かけるようになりましたね。甘酒は夏の季語になっているように、夏の疲れた身体を労わるために江戸時代から親しまれてきた飲みものです。麹由来の栄養がたっぷり含まれた甘麹は、それだけでも充分おいしくいただくことができますが、ここにフルーツを加えることで、さらにお腹にうれしいドリンクに。美容と健康に役立つ食スタイルを提案して15年、美養フードクリエイターである筆者が、甘麹の魅力とフルーツ麹の作り方をご紹介します。甘麹の魅力1.ビタミンたっぷり甘麹には、麹由来の有用菌と米由来のアミノ酸などが含まれています。さらに発酵過程でビタミンB群が産生されます。ビタミンB群は、身体の疲れをやわらげる、エネルギー代謝をスムーズにする際に欠かせないビタミンです。そのため、甘麹は夏の疲れを労わる飲みものとして古くから親しまれてきたのでしょう。ビタミンB群は水溶性のため、身体に蓄積できる量が限られています。夏バテ予防に甘麹を飲むのであれば、毎日飲みましょう。2.腸内環境美化に麹菌は、腸内の常在菌ではありませんが、私たちの腸内にいる間は、すでに棲みついている善玉菌とともに働き、腸内環境美化をサポートします。温めて飲んでもおいしい甘麹ですが、麹菌が生きたドリンクですから、冷たく飲むのがおすすめです。甘麹にプラスでもっとキレイに!一般的には、米麹ともち米(もしくは白米)を使ってつくられる甘麹ですが、米麹とフルーツで甘麹をつくることで、身体とお肌が喜ぶビューティードリンクをつくることができます。米麹やもち米に含まれていない食物繊維や、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールをフルーツで補います。食物繊維は腸の環境づくりに欠かせない成分ですから、フルーツ麹にすることでさらにお腹の働きをサポートできて一石二鳥ですね!フルーツ麹の作りかた●材料・お好みのフルーツ……400g・麹……200g・水……400cc●作り方1.フルーツは、1cm角にカットし、麹はほぐしておきます。2.水は60℃に温め、フルーツと麹と一緒にヨーグルトメーカーやパン焼き器に入れ甘酒モードで温めてできあがり。冷蔵庫で保存して1週間以内に食べきりましょう。甘酒をつくる道具をお持ちでない方は、保温ポットを使います。あらかじめ温めておいた保温ポットに、麹・フルーツ・60℃のお湯を入れてしっかりとフタをして一晩置いてできあがりです。そのまま食べてもおいしいフルーツ麹ですが、ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、冷凍させてアイスキャンディーのようにして食べても美味しくいただけます。フルーツのほか、トマトやニンジンなどの野菜でもつくることができます。もち米を使わないため、甘麹自体の糖質が少なくなりダイエット中でも安心して食べることができます。夏バテ予防として古くから親しまれてきた甘麹。この夏は甘麹を飲んで夏バテ対策してみてはいかがでしょうか。●ライター岩田麻奈未美養フードクリエイター/中医薬膳師/健康リズムカウンセラー/味覚カウンセラー大学卒業後、4年間の会社勤務を経てManami”sKichen開校。2003年パリのEcoleRitzEscoffierにてフランス料理を学びDiploma取得。美と健康と食の関係に注目し、体内時計や味覚といった身体の仕組みにそった自然な食生活、美味しく食べて心も身体もキレイになる食スタイルを提案する。著書に『ヤセ菌が増えて太らない食べ方』(自由国民社)がある。
2018年09月02日“お正月やお祭りで飲むもの”というイメージの強い「甘酒」ですが、実は甘酒には夏バテ予防や美容効果があるのです!そこで今回は、甘酒の知られざる効能をご紹介します。ほどよく甘い甘酒を今すぐ飲みたくなるはずです!“飲む点滴”といわれる「甘酒」はいかが?出典:byBirth甘酒というと、お正月やお祭りで飲むものというイメージがありますよね。寒い初詣では、ほどよく甘い甘酒でカラダを温めるという方も多いでしょう。しかし、実は甘酒は夏の季語であり、夏バテ予防効果がある飲み物なのです!古くから“飲む点滴”と呼ばれている甘酒は、疲労回復や熱中症防止のための栄養ドリンクとして親しまれていたそうですよ。江戸時代には、甘酒売りが町を練り歩いていたというから驚きです。そこで今回は、甘酒の知られざる効能をご紹介します。ほどよく甘い甘酒で、美容と健康を維持しましょう!甘酒の効果・効能出典:byBirth夏バテ予防甘酒に含まれるブドウ糖は、疲労回復に最適です。さらに、ビタミン群が免疫力を高めてくれるため、風邪予防にもぴったりです。美白・美肌効果甘酒には、ビタミンC、アミノ酸、酵素、ビオチンといった美白作りに最適な成分が豊富に含まれています。また、麹に含まれるコウジ酸には、メラニンの生成を抑制するはたらきがあるため、シミ・そばかすを予防してくれます。アンチエイジング効果甘酒に含まれる“フェルラ酸”には抗菌・抗酸化作用があるため、活性酵素を除去してくれます。甘酒は発酵食品なので酵素が豊富に含まれており、アンチエイジングにぴったりです。便秘解消甘酒には、オリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消効果も期待できます。腸内環境を整えることは、肌トラブル改善のためにとても重要なこと。麹を扱う杜氏さんのようなぷるぷるお肌をゲットするためにも、甘酒を飲んで便秘を解消しましょう。ダイエット効果甘い甘酒とダイエットは、どうも結びつきにくいですよね。しかし、甘酒に含まれるビタミンB郡は脂肪燃焼を助けてくれるため、甘酒にはダイエット効果があるといえるのです。ただし、だからといって飲みすぎはよくありません。とくに、市販されている甘酒を飲む場合は、砂糖が加えられているものも多いため注意が必要です。集中力を高める甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のはたらきを助ける役割を担っています。よく、スーパーなどで集中力を維持するためのブドウ糖タブレットを見かけますが、甘酒にはそれと同じはたらきがあるのです。米麹の甘酒であれば、アルコールが入っていないためお子様でも飲めます。テストの日や気合を入れて勉強したい日など、おやつに甘酒を用意するのもいいかもしれません。甘酒を飲むときの注意点出典:byBirth豊富な栄養価で私たちの健康と美容を維持する甘酒ですが、飲むときにはいくつか注意点があります。ただやみくもに飲めばいいというわけではないので、甘酒を飲む前に覚えておきましょう!甘酒の原材料を確認すること市販されている多くの甘酒には、砂糖が含まれています。砂糖入りの甘酒では、ダイエットや美肌作りに効果を発揮しない可能性も…。甘酒を選ぶときは、砂糖が入っていないこと米麹から作られているもの上記の2点を必ず確認しましょう。1日コップ1杯を目安に甘酒は、1日コップ1杯(200ml)を目安に飲みましょう。朝に飲めばエネルギーチャージに、昼に飲めばおやつ代わりに、夜に飲めば疲労回復になります。温めすぎない!温めると甘みも増し、より美味しくなる甘酒ですが、温めすぎないこともポイントです。温めすぎると、熱に弱いビタミンB1やビタミンCが破壊され、高い効果を得られなくなることも…。甘酒を温める際は、人肌程度に留めておきましょう。おすすめなのは「手作り甘酒」出典:byBirth糖分やアルコールが気になる…という方は、手作り甘酒がおすすめです。意外と簡単に作ることができるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね!手作り甘酒の材料(4人分)は、麹・・・400g~500g米・・・1合塩・・・少々です。作り方は、炊飯器の“おかゆコース”でお米を炊く。炊き上がったら、冷水を加えて冷ます。60℃まで温度が下がったら、麹を加えて混ぜる。炊飯器に戻し、“保温”スタート。たまにかき混ぜながら、4~5時間保温したら完成!飲むときは、水で薄めてお好みで塩や生姜を加えてもOKです。
2018年09月02日連日の猛暑日からだんだんと秋の気候に変わってきました。夏も終盤に近づいてきましたが、この夏の厳しい暑さに体がやられっぱなし……なんて方も多いのではないでしょうか。今回はそんな暑バテ気味なこの時期にうれしい、ヘルシーな野菜レシピまとめをご紹介します。ぜひチェックしてください♪さっぱりおいしい♪白だしの煮浸し食卓に彩りを加えてくれる野菜の煮びたし。副菜として一品あれば、栄養バランスもバッチリです♪今回らんさんが紹介してくれているのは、みりんと白だしを使った簡単冷やし煮びたしレシピ。やさしい味付けがどんな野菜とも相性抜群ですが、とくに夏野菜との組み合わせは絶品なんです♡夏バテ気味の体に染み渡ること間違いなしですね。▼詳しいレシピはこちら▼白だしとみりんだけで簡単な冷やし煮浸し子どもにも大人気♡しゃぶしゃぶサラダ再現レシピ研究家稲垣飛鳥さんが紹介してくれているのは、子どもも野菜をモリモリ食べられるしゃぶしゃぶサラダです。たっぷりの野菜と豚肉をゴマだれであえ、レタスと一緒にいただきます!ポイントは野菜をソテーすること。しゃぶしゃぶした豚肉との相性がさらにアップし、お子さんも食べやすい味わいになるんです♪▼詳しいレシピはこちらから▼野菜を無限に食べられる!と子どもが言ったメニュー!今大注目レシピ♪野菜たっぷりだし最近注目されている山形の名産品の「だし」。夏野菜や薬味を刻んで作るのですが、このさっぱりとした味わいが夏バテ気味の体にぴったりなんです♪mikaさんが紹介してくれているのは、そんなだしをご家庭で簡単に作れるオリジナルレシピ。手作りだからこそ広がる味わいや、食感がたまりません♡そのまま食べてもよし、ご飯にかけてもよし。納豆や豆腐、サラダとの相性も抜群で、この季節の冷蔵庫に常備必須です!▼詳しいレシピはこちらから▼夏野菜を美味しくたっぷり食べられる山形の「だし」食べたことありますか?本場のマダム、スマ子(おば)のレシピご紹介します!まとめ今回は夏バテ気味な体にうれしい、野菜をモリモリ食べられるレシピまとめをご紹介しました。いかがでしたか?普段とは違う調理法で、いつもと一味違う野菜のおいしい食べ方を体感できると思います!ぜひ参考にしてみてください♪
2018年08月31日