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「ドールハウス展~小さな灯りの物語~」が、横浜赤レンガ倉庫にて、2024年4月10日(水)から4月22日(月)まで開催される。ミニチュアの世界観を楽しむ美術展「ドールハウス展」16世紀にドイツの侯爵が愛娘のために作らせたのが始まりと言われる「ドールハウス」。ドールハウスを通じて、侯爵は娘に城の運営方法、各部屋での客人のもてなし方を楽しく学ばせたという。子どもの情操教育の一環として貴族の間で広まったドールハウスは、18世紀の産業革命により大量生産が可能になると、瞬く間に世界へ普及していった。「ドールハウス展」は、そんなドールハウスの歴史と今を伝える展覧会。近代化産業遺産にも認定された歴史的建造物、横浜赤レンガ倉庫にて、“灯り”をテーマにしたドールハウス作品を展示する。会場には、世界二大コレクションを有する箱根ドールハウス美術館のアンティーク作品から、現在活躍する総勢37名による現代日本人作家の新作、代表作まで、多様な作品が集結。ドールハウスの中に明かりが灯り、小さな部屋を照らし出す様子など、細部に至るまでこだわりが詰め込まれたミニチュアの世界観を楽しむことができる。【詳細】「ドールハウス展~小さな灯りの物語~」会期:2024年4月10日(水)~4月22日(月)会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2階住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-1時間:11:00~18:00※金曜は20:00まで(金曜限定のナイトミュージアム&音楽ライブあり)。観覧料:大人(高校生以上) 1,200円、小中学生 500円※未就学児無料出展作家:あいさわかずこ、秋山利明、AMI YAMAGUCHI、伊藤義昭、内川由利子、遠藤大樹、小川富美子、小野塚史子、鎌田隆志、神谷純菜、工藤一馬、倉田吉美・善蔵堂、地主薫、〆野美、鈴木信子、高橋起弥、土屋靜、つづきさくじ、中村京介、西美加子、服部香、平田由香、福澤博美、Rika F、ふるはしいさこ、松本希美、みつもとみちこ、矢木達也、八柳敬子、山口葉子、ゆりこ、吉久保仁美、吉田久美子、ribbon(台湾支部)、郭桄甄、李詩晴、許琬莛■ミニチュアワークショップ体験開催日:2024年4月10日(水)~4月12日(金)、4月15日(月)~4月19日(金)・22日(月)【問い合わせ先】横浜赤レンガ倉庫ドールハウス展〜小さな灯りの物語〜実行委員2024TEL:045-507-5941(受付時間10:00~17:00)
2024年03月07日『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ』と題して、国立西洋美術館で初めて「現代美術」を大規模に展示する展覧会が開かれる。会期は3月12日(火)〜5月12日(日)の2カ月にわたる。20世紀前半までの西洋美術を収蔵/保存/展示する国立西洋美術館には、いわゆる「現代美術」は存在しない。しかし1959年に松方コレクションを母体として開館した国立西洋美術館の成立までの歴史を紐解いてみると、開館以後の同時代を生きるアーティストらが所蔵品に触発され、未来の芸術をつくる刺激の場になってほしいという願いがあったことがわかる。では、国立西洋美術館はそのような土壌となってきただろうか。開館から65年目にあたり、そうした問い直しのもとにこの展覧会が立ち上がった。参加アーティストは、内藤礼、長島有里枝、小沢剛、エレナ・トゥタッチコワ、ユアサエボシなど、世代もジャンルも幅広い。例えば、日本の近代彫刻史を研究している彫刻家・評論家の小田原のどかは、かねてから思い描いていた国立西洋美術館の所蔵品を活用した展示を行うという。写真家・鷹野隆大は、「歴史的名画が一般家庭に置かれたらどうなるか」というシミュレーションとなる展示を実施。違和感あるいは普遍性を感じるのか、どんな感覚が起こるか確かめたい。また、日本が西洋美術を受容する近代美術史を顧みながら「美術とは何か」を考え、絵画や陶芸などを制作、私塾やギャラリー運営などにも携わってきた梅津庸一も参加。梅津庸一自身として、また私塾「パープルーム」(梅津庸一+安藤裕美+續橋仁子+星川あさこ+わかもとさき)としても出展する。ほかにも、死者への鎮魂や亡き者への視点を変容させる絵画を描き、空間にインスタレーションする弓指寛治など、国立西洋美術館という枠組みの中で、あるいは枠組みを超えてどのように展開されるのか興味深い。<開催概要>『ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? ──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ』会期:2024年3月12日(火)~5月12日(日)会場:国立西洋美術館時間:9:30~17:30、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(3月25日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般2,000円、大学1,300円、高校1,000円公式サイト:
2024年02月26日世田谷美術館のある世田谷地域の美術を、私鉄沿線史から紐解く〈美術家たちの沿線物語〉シリーズ。2020年度の『田園都市線・世田谷線篇』、2022年度の『大井町線・目黒線・東横線篇』に続き、小田急線にスポットを当てた『美術家たちの沿線物語小田急線篇』が2月17日(土)〜4月7日(日)、世田谷美術館で開かれる。なお『京王線・井の頭線篇』も本年度同時開催となり、併せてシリーズの完結となる。まず同展の『小田急線篇』では、1927(昭和2)年に新宿〜小田原間で開通した小田急小田原線を取り上げる。世田谷の中央部を大きく東西に横切る小田急線。沿線には、演劇が盛んで劇場が集まる下北沢、小田原線開業に先立ち開発され、まもなく100年の歴史を迎える成城など、独特の文化的土壌を持つさまざまな街がある。同シリーズでは沿線に住む美術家が最も多いエリアで、昭和初期に始まった美術家たちのグループもあった。例えば、経堂〜豪徳寺界隈にアトリエを持つ作家を巻き込んで親睦を深めた「白と黒の会」。「白と黒」とは、美術の原点でもあるデッサンを指すとも、各自持ち寄った新聞カットを指すとも言われ、その名には初心を大切にという思いが込められている。30余名のメンバーには佐藤忠良、舟越保武、向井潤吉などがいる。また、小説家で絵も描く武者小路実篤を中心に成城界隈で始まった「砧人会(ちんじんかい)」など、分野を越えて多数の作家たちが交遊した。ほかに画家の髙山辰雄や横尾忠則、写真家の荒木経惟らの作品も紹介。出品作家数は50組を超え、シリーズ過去最多のボリュームとなる。一方、4月7日(日)まで同時開催される『ミュージアムコレクションⅢ 美術家たちの沿線物語京王線・井の頭線篇』では、明治の文豪・徳冨蘆花や洋画家の山口薫、建築家の石山修武などが紹介される。さらに今回の2篇を含む全4回分の小冊子が、特製タトウ入りフルセットで無料配布(なくなり次第終了)。成城の街を巡る見学会などイベントもあるので、美術館の公式ホームページをチェックしてから出かけよう。アートファンのみならず鉄道や街歩きファンも必見だ。<開催概要>『美術家たちの沿線物語小田急線篇』会期:2024年2月17日(土)〜4月7日(日)会場:世田谷美術館 1階展示室時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(2月12日は開館)、2月13日(火)料金:一般500円、大高・65歳以上400円、中小300円公式サイト:
2024年02月06日株式会社ネビュラエンタープライズ(本社:東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル代表取締役:緑川 憲仁)は、2月1日(木)12:00に、公演・美術展チラシの年間大賞を決める「おちらしさんアワード2023」決戦投票の結果を発表。舞台版の第1位は、PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」、美術版の第1位は、下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」に決定いたしました!!「おちらしさんアワード2023」結果発表 特集記事:【舞台版】 【美術版】 ■「おちらしさんアワード」とは?「おちらしさんアワード」は、1年に1度開催される“チラシの祭典”。その年に観客の皆さまのお手元へ渡ったチラシに、再び光を当てるイベントです。2020年よりスタートし、今回が4度目の開催となります。全国の舞台・美術展ファン、チラシファンの皆さまに、一推しの1枚へ投票していただき、多くの票数を集めたチラシとその作り手の方々を表彰いたします。10~11月の一次投票では、観客の皆さまよりお気に入りのチラシをお聴きし、一次投票で多くの票を集めた「ノミネートチラシ」全98点から、12月に決戦投票を行いました。「おちらしさんアワード2023」詳細ページ: ついに「おちらしさんアワード2023」年間大賞が決定!!!【舞台版】第1位PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」舞台版で第1位に選ばれたのは、ザムザ阿佐谷にて上演された、PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」。こちらのチラシは、朱に染まった第一印象のインパクトと、よく見るとネズミが山のように集まり人の形を成している細部の生々しい恐ろしさが特徴です。数匹だけ真っ赤になったネズミと、『疫病流行記』のタイトル、「集団を組織していく想像力の『伝染』」というキャッチコピーが合わさり、恐ろしい想像が掻き立てられます!このチラシから手に取った人へと想像が伝染していく、強いパワーを持った1枚です。観客の皆さまからは「パッと見た瞬間に言いようのない禍々しさ」「この公演のこのチラシからサイコシスを観はじめました」「不思議な絵だと繰り返し見てしまった」などのコメントをいただきました。イラスト・上野顕太郎 さん(漫画家)よりコメント初めて完成したフライヤーを手にした瞬間、手応えのようなものを感じたのを覚えています。鮮烈な赤に彩られた画面は、確かに自分が描いたイラストでありながら、新鮮な驚きに満ちており、立体的に、厚みを持って迫ってきたのです。今回投票して下さった方々も、私同様の感覚を持ったのではないでしょうか?イラストの力だけでは無く、デザインの力があってこその、この破壊力。数点あるラフスケッチの中から、ネズミの形作る女を選んで頂き、そもそも私にイラストの依頼をして下さった、PSYCHOSIS主催でありデザインを手掛ける、森永理科さん。ファッションが不得手な私に、イラスト仕上げの段階で「服の生地の質感」についてアドバイスをしてくれた妻。そしてこのフライヤーを気に入って下さった方、投票して下さった方、飲食店でありながら、ネズミを嫌がらず、ポスターを掲示して下さった店主様。全ての方に最大の謝意を表します。ありがとうございました。楽しんで描き上げました。一等賞とは嬉しいね~!!デザイナー・森永理科 さん(PSYCHOSIS主宰)よりコメントまず初めに、ここまで支えてくれた仲間達、そして「疫病流行記」のチラシにご注目くださり、投票してくださった全ての皆様に御礼申し上げます。一番だ!上野顕太郎さん、私の想像以上のエクストリームで最高のイラストをありがとうございました。イラストを頂いた後は自分が演出ですしプロデューサーなので、感覚だけを頼りにそれはもう楽しく完成まで持ち込めました。絵の力はすごいですね~こだわりの強い私に、てめえでやれとデザインのきっかけをくれた私のバンドSPEED-iDのEUROにも感謝です。私はデザイナーとしてまだまだ自分に未熟さを感じています。今回おちらしさんアワードにノミネートされている、数々のチラシは素晴らしいものばかりで、私が感動して持ち帰り保管したものも多くありました!もしまた、このような機会が訪れた時はさらに良いデザイナーに成長していたいなと思います。あ!演出も頑張ります。ありがとうございました~PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」公演概要2023年7月13日(木)~18日(火)@ザムザ阿佐谷公演HP: 「おちらしさんアワード2023~舞台版~」結果発表第1位PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」第2位東京グローブ座『After Life』第3位PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』第4位NODA・MAP 第26回公演 『兎、波を走る』第5位ケムリ研究室no.3「眠くなっちゃった」第6位ミュージカル『アルジャーノンに花束を』第7位ワカバコーヒー「おどらない、からだ」第8位演劇企画集団Jr.5 第15回公演『明けない夜明け』第9位モヘ組『せいなる』第10位タカハ劇団『おわたり』各チラシ写真や投票コメント、主催・デザイナーの皆さまよりいただいたお声はこちら : 【美術版】 第1位下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」美術版で第1位に選ばれたのは、下瀬美術館にて開催されました「開館記念展 おひなさまと近代美術 — 丸平の人形からガレ、マティスまで」。こちらのチラシは、澄んだ空気と奥行きが特徴。木材を基調とする広々とした空間に座るのは、展示の主役である、愛らしくも堂々としたひな人形。展示品だけでなく、2023年3月に瀬戸内海に面する広島県大竹市でオープンしたばかりの美術館の空間自体を強く印象付けるようなデザインです。チラシ全体にスッと一体感のある、どこか神々しい雰囲気は、新しい美術館像を確立しています。観客の皆さまからは、「つつましさの中にインパクトがあった」「美術品だけでなく美術館そのものの素晴らしさがうかがえる」「現代的な建築と、伝統のあるお雛様のコントラストが美しい」などのコメントをいただきました。下瀬美術館 広報ご担当の方よりコメント多数のノミネートの中より、当館のチラシデザインにご投票いただきありがとうございます。当館は2023年3月に、瀬戸内海を望む広島県大竹市に開館いたしました。「アートの中でアートを観る。」をコンセプトに、建築家・坂 茂が手がけた建築の中で美術工芸品の鑑賞をお楽しみいただける美術館です。当館を設立した下瀬家が蒐集した、京都・大木平藏の雛人形や御所人形から、エミール・ガレのガラス器、横山大観やマティスの絵画といった日本と西洋の美術工芸品約500点を所蔵しています。当館の第一回目の開館記念展として開催した「おひなさまと近代美術 ―丸平の人形からガレ、マティスまで」のチラシを、この度あらためて皆様にご覧いただき、また第一位に選ばれ、大変光栄に思います。デザインの意図としては、坂 茂が設計した建築空間の中央にコレクション主要作品のひとつである雛人形の女雛をシンボリックに据え、現代的な空間の中に古典美術があるという下瀬美術館の最大の特徴をヴィジュアライズしております。また、女雛のまとう厳かな空気感と現代建築のもつ抜け感が共存するという、ある種の違和感を魅力的にお伝えできればという想いがございます。開館一周年記念として1月21日(日)より、「下瀬美術館のひな祭り」展を開催いたします。ぜひご来館いただき、建築と美術工芸品をお楽しみくださいませ。この度本チラシをご覧いただいた方々が、当館へ足をお運びいただく機会となりましたら幸いです。下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」展示概要2023年3月1日(水)~ 5月7日(日)@〈広島県〉下瀬美術館展示HP: 「おちらしさんアワード2023~美術版~」結果発表第1位下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 ― 丸平の人形からガレ、マティスまで」第2位「練馬区立美術館コレクション+植物と歩く」第3位平戸オランダ商館「殿さまの洋書コレクション2 ―西洋学術と蘭学―」第4位森アーツセンターギャラリー「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」第5位もりおか歴史文化館 企画展「罪と罰 -犯罪記録に見る江戸時代の盛岡-」第6位TOKAS Project Vol. 6「凪ぎ、揺らぎ、」第7位東京都現代美術館「デイヴィッド・ホックニー展」第8位福田美術館「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSUー入神の技・非凡の画ー」第9位国立科学博物館 特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」第10位国立新美術館「ルーヴル美術館展 愛を描く」各チラシ写真や投票コメント、主催・デザイナーの皆さまよりいただいたお声はこちら : ■「おちらしさんアワード2023」概要●一次投票●・投票期間:2023年10月2日(月)12:00 ~ 11月20日(月)12:00〈終了〉・投票対象:2023年に劇場・美術館などで配布されていたチラシ、チラシ宅配サービス「おちらしさん」で届いたチラシから、舞台芸術の公演チラシ5点、美術展等の展示チラシ5点まで可能。・投票方法:自由記述式にて、フォームよりWEB投票。●決戦投票(ノミネートチラシ発表)●・投票期間:2023年12月1日(金)12:00 ~ 12月21日(木)12:00〈終了〉・投票対象:一次投票から選出された舞台版49点、美術版49点の「ノミネートチラシ」より、舞台版・美術版各ひとり1回1点まで投票可能。・投票方法:舞台版・美術版の各投票ページにてWEB投票。●大賞・結果発表●・日時:2024年2月1日(木)12:00・発表方法:おちらしさんWEBの特集記事にて発表【舞台版】 【美術版】 「おちらしさんアワード2023」詳細ページ: ■チラシ宅配サービス「おちらしさん」概要チラシ宅配サービス「おちらしさん」は、全国の舞台・美術がお好きな方へ、最新の公演・展示情報のチラシをお届けするサービスです。偶数月の初めにご登録いただいた会員の方に向けて、各公演団体・美術展主催団体の趣向を凝らしたチラシを約20~30点、まとめてお届けしています。総会員数:16,300名(2月1日現在)舞台版:8,900名・美術版:7,400名発送日:隔月初め登録・利用料金:無料(チラシのお届けを希望する公演・展示団体の利用料・税込19.8円/枚)サービス詳細URL: ■会社概要名称:株式会社ネビュラエンタープライズ本社住所:〒136-0071 東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル設立:2002年5月1日資本金:640万円代表者:代表取締役緑川 憲仁ホームページ: ■本イベントに関するお問い合わせ先担当:成島・清水TEL:03-5628-1325FAX:03-5628-1326E-mail: main@nevula-prise.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月01日SHIBUYA SKY46階屋内展望回廊「SKY GALLERY」で1月23日(火)〜3月31日(日)、美術家 中﨑透による個展『Ding-dong, ding-dong ~Bells ringing at the bottom of the valley~』が開催される。言葉とイメージなど共通の認識とされているものの”ズレ”をテーマとし、看板作品やパフォーマンス、映像、インスタレーションなどを制作する中﨑透。2022年、出身地・水戸市にある水戸芸術館で個展を開催し、翌年、芸術選奨新人賞を受賞した気鋭のアーティストだ。近年は、さまざまな土地やそこに古くからある建物などをリサーチの過程で、それらにまつわる複数の人々にインタビューし、言葉と造形で表現した不可思議な空間をつくり上げている。今回は、渋谷の街に深く関わりながら、世代や性別、職業の異なる3人にインタビューした。そのひとりは、渋谷で1990年代からベルボトムのズボンの専門店を営んでいる店主。ベルボトムとは裾広がりのズボンで、若者を中心に一斉を風靡したファッションのスタイルだ。ベトナム戦争の時代に、兵士が戦争への抵抗として、ブーツからズボンの裾を出したスタイルが「鐘/ベル」の形に似ていることから生まれたという説があるという。ほかに渋谷の都市開発に従事した男性と、現在、渋谷の街を闊歩しつつテクノ音楽を愛する女性にもインタビューを行った。中﨑は、彼らの言葉をモチーフとしてひとつの物語を紡ぎ出す。かつては東京の郊外であり、新しい世代のカルチャーが牽引してきた街。資本主義社会の流れの中で再開発されていく街。その歴史を見つめてきた世代と現代の若者。しかし新旧のイメージは通りいっぺんではなく、複層的に絡み合っていくだろう。展望回廊から見下ろす東京および渋谷の街。現実と想像が交錯するようなインスタレーションを体験した後は、その見え方も変わっていくかもしれない。<開催概要>SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.7『Ding-dong, ding-dong ~Bells ringing at the bottom of the valley~』会期:2024年1月23日(火)~3月31日(日)会場:SHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」時間:10:00~22:30(入場は21:20まで)料金:前売一般・大学2,200円、高中1,700円、小学1,000円、3~5歳600円※事前予約制、空きがある場合のみ当日窓口での販売あり特設サイト:
2024年01月19日2024年も楽しみな展覧会が続々と開催予定。【西洋美術ほか編】に続く第2弾では、今年開催が予定されている企画展のなかから、「日本美術」をテーマにした企画や、日本の現代アーティストの個展などをピックアップして紹介します。※各展覧会の会期等は変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。国宝舟橋蒔絵硯箱本阿弥光悦作江戸時代・17世紀東京国立博物館蔵年明け早々から注目の展覧会が続々と開催される。そのひとつが東京国立博物館 平成館で開催される特別展『本阿弥光悦の大宇宙』(1月16日〜3月10日)だ。本阿弥光悦は、戦国から江戸時代初期にかけて、さまざまな造形にかかわって傑出した品々を生み出し、それらは後代の日本文化に大きな影響を与えた。蒔絵や螺鈿(らでん)などの漆工品、書や茶碗などジャンルを軽々と飛び越えて名品を作り出すだけでなく、プロデューサー的役割も務めた光悦は、晩年には「光悦村」という法華信仰で結ばれた美術工芸分野の職人たちが集まる場所まで作りだす総合芸術家だった。同展では、彼の作品、人物像、厚い信仰など様々な角度から彼について紐解いていく。村上隆《琳派のお花と抽象的図像》(参考画像)2023年 デザインデータ φ150 cm (C)2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.日本を代表する現代美術家として世界的に活躍する村上隆の個展『村上隆 もののけ 京都』(京都市京セラ美術館、2月3日~9月1日)も開催される。村上は日本の伝統的な絵画表現から、アニメや漫画、ゲームなどの表現、さらには日本社会のありかたそのものをフラットに取り込み、作品にすることで、人々にアートやその意味を問いかけ続けてきた。国内では8年ぶり、東京以外では初の大規模個展となり、京都以外への巡回はなし。同展に並ぶ作品約170点の多くが新作であり、京都で活躍した画家たちにインスパイアされた作品も複数用意されているという。彼の代表的なモチーフ“お花”の作品はもちろん、「DOBくん」なども登場する。喜多川歌麿《吉原の花》寛政5年(1793)頃ワズワース・アテネウム美術館Wadsworth Atheneum Museum of Art, Hartford.The Ella Gallup Sumner and Mary Catlin Sumner Collection Fund江戸幕府公認の遊廓として、独特の秩序と格式をもって約250年の間続いた吉原。もちろん、この場所で辛酸を舐めた女性たちの歴史も忘れてはならないが、吉原には日夜多くの人々が集い、最先端の流行、文化の発信地としても機能していた。東京藝術大学大学美術館で開催される『大吉原展 江戸アメイヂング』(3月26日~5月19日)では、吉原の歴史や文化、美意識について、喜多川歌麿の浮世絵をはじめ絵画、工芸品、そして妓楼の立体模型などを通して紐解いていくもの。高橋由一が明治期に描いた重要文化財《花魁》や、鏑木清方《たけくらべの美登里》など、明治以降に描かれた吉原像も見逃せない。雪舟筆国宝《秋冬山水図》室町時代(15世紀)東京国立博物館蔵日本美術史上最も重要な絵師ともいわれる雪舟。室町時代に活躍した雪舟の作品のうち、現在6件が国宝に指定されており、これは一人の作家としては最多の数だ。なぜ、雪舟の評価がこれほどまでに突出しているのか?どのようにして「画聖」と称されるまでになったのか?京都国立博物館で開催される特別展『雪舟伝説ー「画聖」の誕生ー』(4月13日~5月26日)は、近世において雪舟がどのように受容されてきたかをたどることで、雪舟の評価が形成されてきた道のりを検証していく。プレスリリースには大きく「雪舟展ではありません」と記されているが、《四季山水図巻(山水長巻)》や《秋冬山水図》など、国宝に指定された雪舟作品6件は全て通期で展示。さらに長谷川等伯や伊藤若冲など幅広い雪舟の“フォロワー”たちの作品から、雪舟が与えた影響を多角的に紐解いていく。竹久夢二《アマリリス》(1919年頃)夢二郷土美術館蔵2024年に生誕140年、没後90年を迎える竹久夢二。甘くセンチメンタルな「夢二式美人」画で一世を風靡した夢二は、デザイナー、文筆家としても活躍。今なお多くのファンを集めている。『生誕140年YUMEJI展大正浪漫と新しい世界』(東京都庭園美術館:6月1日~8月25日、夢二郷土美術館:9月7日~12月8日、ほか25年に3か所で開催)では、岡山の夢二郷土美術館が2022年に新たに発見し、所蔵した油彩画《アマリリス》や、2015年にアメリカで発見された油彩画《西海岸の裸婦》などから、希少ゆえに今まで語られてこなかった夢二の油彩画の魅力を紹介。さらに、同じく近年発見された夢二の渡欧時、渡米時のスケッチブックから素描作品など、およそ170点を展示。新たな発見や最新の研究をふまえ、夢二の新しい側面を浮かび上がらせていく。塩田千春 《The Eye of the Storm》 2022年画像提供:バンコクアートビエンナーレ(C)JASPAR, Tokyo, 2023and Chiharu Shiota赤や黒の毛糸やロープでその土地にちなんだ記憶やものを編み込み、生きることや存在について問いかけるダイナミックかつ繊細なインスタレーションを発表し続けている現代美術アーティスト塩田千春。現在はベルリンを拠点に活躍する塩田の故郷である大阪では16年ぶりの個展『塩田千春つながる私(アイ)』(9月14日~12月1日)が大阪中之島美術館で開催される。同展は、パンデミック以降に意識せざるを得なくなった他者との「つながり」をテーマに、3つの「アイ」(私/I、目/eye、愛/ai)を通じてアプローチしていくというもの。大阪中之島美術館の広がりのある空間を使ったインスタレーションを中心に、初期の絵画やドローイング、立体作品、映像など多様な手法を用いた作品が紹介される。田中一村《アダンの海辺》 1969年個人蔵 (C)2024 Hiroshi Niiyama50歳にして奄美大島に単身で渡り、独自の筆致で亜熱帯の植物を描き続けた田中一村(1908~1977)。東京都美術館で開催される『田中一村展奄美の光 魂の絵画』(9月19日〜12月1日)は、知られざる孤高の画家の生涯を約200点で紹介する過去最大規模の大回顧展だ。69歳でその生涯を閉じるまで作品を発表する機会に恵まれなかった一村だが、近年、そのストイックな人生と濃密な描写が注目され、再評価が高まっている。同展では、奄美の田中一村記念美術館の協力の元、神童と称された幼年期から最晩年に奄美で描かれた作品までその全貌を紹介。近年新発見された資料などをふまえた構成で、一村の真の姿を明らかにする。Photo by Neo Sora (C)2017 Kab Inc.昨年3月に71歳で逝去した坂本龍一のメディア・アートの分野における足跡を紹介する『坂本龍一トリビュート展音楽/アート/メディア』が現在、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にて開催中だが、今年の年末には、坂本の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する日本では初となる最大規模の展覧会『坂本龍一展(仮)』(12月21日~2025年3月30日)が東京都現代美術館で開催される。先鋭的な音楽活動で時代を切り拓いてきた坂本だが、2000年以降はさまざまなアーティストと協働し、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に思考、実践してきた。同展では、生前から坂本が同展のために構想していた新作に加え、これまでの代表作を美術館の屋内外にダイナミックに展示。坂本の先駆的、実験的な創作活動の軌跡をたどっていく。2024年を迎えた現在でも、4月以降の展覧会スケジュールを公表していない美術館も多いため、これからも新しい展覧会情報はまだまだたくさん出てくるはず。「ぴあ/アプリ」では、今年もアートに関する最新情報をお届けしていきます。2024年もよろしくお願いします。文:浦島茂世
2024年01月03日個性派展覧会が目白押しとウワサの2024年がいよいよスタート!ここでは、今年、開催が予定されている美術展のなかから「西洋美術」をテーマにした企画を中心に、注目すべき展覧会をピックアップして紹介します。2024年も心をゆさぶるアートにたくさん出会える1年でありますように!※各展覧会の会期等は変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。ニース市マティス美術館展示風景2022年Succession H. Matisse pour l’œuvre de MatissePhoto: François Fernandez2024年もさまざまなジャンル、時代における巨匠たちの展覧会が目白押しだ。昨年、東京都美術館でフォーヴィスムの巨匠、マティスの大規模個展が開催されたが、2024年は国立新美術館で『マティス自由なフォルム』(2024年2月14日~5月27日)が開催される。今回の展覧会は、色彩の魔術師とも呼ばれた彼が、晩年、筆をハサミに持ち替え切り開いた新境地、「切り紙絵」に焦点をあてたもの。彼が晩年を過ごした南フランスのニース市マティス美術館より、切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》や4×8メートルの大作《花と果実》を含め切り紙絵の優品が紹介されるほか、絵画、彫刻、版画、テキスタイルなど約150点が展示される。さらに、最晩年にマティスが建設に取り組んだ「ヴァンスのロザリオ礼拝堂」を体感できる空間展示などもあり、マティス芸術をさまざまな側面から体感することができそうだ。コンスタンティン・ブランクーシ 《接吻》 1907-10年、石膏、高さ28.0cm、石橋財団アーティゾン美術館20世紀彫刻の巨匠の全容を紹介する国内美術館では初めての個展も開催される。ロダンに学んだ後に、アフリカやオセアニアの表現を取り込み、独自の世界を構築。20世紀の彫刻史を大きく塗り替えたルーマニア出身のコンスタンティン・ブランクーシの展覧会『ブランクーシ本質を象る』(3月30日〜 7月7日)だ。アーティゾン美術館で開催される今回の個展では、写実性やロダンの影響が見られる初期から、主題の抽象化が進められていく1920年代以降まで約20点の彫刻作品が国内外から集結。さらに貴重なフレスコ画などの絵画作品やドローイング、写真作品など約90点でブランクーシの創作活動の変遷を辿っていく。ロダン以降の20世紀彫刻の領域を広げ、後続の芸術家たちにも大きな影響を与えたブランクーシの歩みを通覧できる貴重な機会だ。明瞭な構成で描かれた風景や室内でありながら現実感がなく不思議で、それでいて惹きつけられずにはいられない「形而上絵画」で知られる画家、ジョルジョ・デ・キリコ(1888〜1978)。ダリやマグリットなどシュルレアリスムの画家たちのほか、多くのアーティストに影響を与えた巨匠のおよそ70年にわたる画業の全体像を見渡す回顧展『デ・キリコ展』が開催される(東京都美術館:4月27日~8月29日、神戸市立博物館:9月14日~12月8日[予定])。「形而上絵画」で注目を浴びたデ・キリコは、1919年以降は画風を大転換。古典絵画へと回帰しつつも、以前の「形而上絵画」も試作するなど、画風をさまざまなに変遷させていったことでも知られる。常に挑戦を続けたキリコの真髄に迫る展覧会だ。『TRIOパリ・東京・大阪モダンアート・コレクション』東京国立近代美術館(5月21日~8月25日)と大阪中之島美術館(9月14日~ 12月8日)で開催される『TRIOパリ・東京・大阪モダンアート・コレクション』は、両美術館、そしてパリ市立近代美術館のコレクションのなかから、共通点のある作品を「トリオ」で組み合わせるというユニークな展覧会。主題やモチーフ、色や形、作品が生まれた背景など、時代や流派、国籍を超えて組み合わされた34のトリオを通して、20世紀初頭から現代までのモダンアートの系譜を浮かび上がらせていく。パリ市立近代美術館のアンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》、東京国立近代美術館の萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)、大阪中之島美術館のアメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》など、いずれも大都市の美術館として豊かなモダンアートのコレクションを形成してきた各館の名品たちが織りなすさまざまなトリオから、モダンアートの新しい見方を発見することができそうだ。カナレット《ヴェネツィア、サン・ヴィオ広場から見たカナル・グランデ》1728年頃 油彩・キャンヴァス スコットランド国立美術館 (C)National Galleries of Scotland「ヴェドゥータ」と呼ばれる都市景観画の巨匠として活躍したヴェネツィアの画家、カナレットの全貌を紹介する日本初の展覧会『カナレットとヴェネツィアの輝き』が静岡県立美術館(7月27日~9月29日)、SOMPO美術館(10月12日~12月28日)で開催される。17世紀末から18世紀にかけて、イギリス貴族の子弟たちは、見聞を広め教養を身につけるために「グランド・ツアー」なるヨーロッパ周遊旅行を楽しんでいた。人気の旅先であったヴェネツィアでは、旅の記念品として都市の景観を細密に描いた「ヴェドゥータ」が発展し、卓越した描写力を持つカナレットの作品はとりわけ人気があったのだ。そんなカナレットが描いた壮麗なヴェネツィアの風景とともに、カナレットが確立した都市景観画というジャンルを継承した19世紀の画家たちの作品も合わせて紹介される。ルイーズ・ブルジョワ《ママン》1999/2000年所蔵:森ビル株式会社(東京)そして、六本木ヒルズのシンボルにもなっているクモの巨大彫刻《ママン》で知られる彫刻家の日本では27年ぶりとなる大規模個展『ルイーズ・ブルジョワ展』(森美術館、9月25日~2025年1月19日)にも注目したい。パリに生まれたルイーズ・ブルジョワ(1911〜2010)は、裕福ながらも問題を抱える家庭で育ち、後にニューヨークに移住して活躍した20世紀を代表するアーティストのひとりだ。自らの心の痛みや葛藤、生きづらさを投影した彼女の作品は、どれも見る人々の心を揺さぶる力強さを持っている。この展覧会では、ブルジョワの彫刻作品だけでなく、絵画やドローイング、インスタレーションも展示し、その活動の全貌にせまっていくもの。なかでも1930年代後半から1940年代後半までのキャリア初期に描かれた絵画作品の多くは東アジアでは初紹介となる。クロード・モネ《睡蓮》 1916-1919 年頃 油彩/カンヴァスマルモッタン・モネ美術館、パリ(C)musée Marmottan Monet2024年は1874年に第1回印象派展が開催されてから150 年。この節目の年を迎えるに際し、昨年から印象派やモネを扱う展覧会が多く開催されているが、そのなかでも国立西洋美術館で開催される『モネ 睡蓮のとき』(10月5日〜2025年2月11日)は、印象派の巨匠モネの晩年の作品に注目するもの。パリのマルモッタン・モネ美術館から約50点のモネ作品に加え、日本国内の美術館から「睡蓮」をテーマにした絵画が数多くやってくる。会場では、「睡蓮」の大画面に囲まれ、絵画と一体になるような展示空間が演出されるという。光の移ろいをつぶさに描きこんだ作品から、画面には収まりきらないほどのダイナミックな筆致の作品まで、一人の画家が描いたさまざまな睡蓮の表現を楽しもう。アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》1891年リトグラフ 193.8×119.3 ㎝ 三菱一号館美術館蔵長期休館中だった三菱一号館美術館は11月に再開館が決定。これを記念した『再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル展(仮称)』(11月23日~2025年1月26日)は、三菱一号館美術館のコレクションを中心にしたロートレック作品と、フランスを代表する現代アーティスト、ソフィ・カルの新作の世界初公開という2つの目玉が並ぶ展覧会だ。ロートレックのパートでは、同館のコレクションのほか、フランス国立図書館の所蔵品も展示。また、ソフィ・カルの展示は2020年に予定されていたものの、コロナ禍でソフィ・カルの来日が叶わず中止となったもの。4年の歳月を経てようやく実現の運びとなった。三菱一号館美術館としては初の現存作家の展覧会でもある。ソフィ・カルは、三菱一号館美術館が所蔵するオディロン・ルドン《グラン・ブーケ》に着想を得た新作を初公開するほか、約40点を展示予定だ。上記以外にもさまざまな展覧会や芸術祭が各地で予定されている。気になる展覧会をしっかりチェックして、2024年もアート鑑賞を存分に楽しもう。文:浦島茂世
2024年01月02日神奈川県下で最大規模の展示空間を誇る神奈川県民ホールギャラリー。その空間を活用して、約50年にわったって時代を反映する現代美術展を開催してきた同ギャラリーで、「味(=味わい)」と「処(=場所)」をキーワードとする企画展が、12月 17日(日)から2024年1月27日(土)まで開催される。同展は、2022年度に開催された『ドリーム/ランド』展に続き、「場所」に着目した企画展の第二弾。キーワードの「味」には、単に味覚だけではない、広い意味がこめられているという。例えば、味覚や視覚、聴覚、嗅覚、触覚といった五感に訴えかける「味わい」は、様々な身体感覚を刺激することで、喜怒哀楽など多様な感情を呼び起こしうるもの。あるいは風情や趣をはらんだ「味わい」のある情景には、場所や空間、記憶や歴史など、個人と他者が共有できる様々な要素が内包されている。今回は、こうした観点から6名の作家が選出されている。日々の生活で記憶に残るものや気づきをもとに、物事の確かさと不確かさを探求する今村遼佑。都市近郊の均質化した景色をモチーフに、現代社会を記憶する壁画を描く川田知志。日常生活の中の「可笑しさ」を帯びた存在や状況に焦点をあて、主に映像を制作する倉知朋之介。段ボールを用いた立体や絵画、ドローイングを組み合わせたインスタレーションにパフォーマンス的要素を組み合わせるさとうくみ子。物事を認識する際の些細なひっかかりを起点として、図像と想像の相互作用を検証するプロセスを作品化する澤田華。製材された木材を素材に、言葉や風景を切り取って立体化する丸山のどか。表現手法もテーマも異なるが、いずれも個性あふれる作家たちだ。同展ではまた、館の学芸員のほか、外部の専門家2名が共同キュレーターとして加わり、新しいアイデアを促す試みも行われた。3人の監修のもと、各地の気鋭の作家が集まった同展では、可笑しみやノスタルジー、日常の不条理、違和感など、様々な「味わい」が交差する。その様々な「味わい」の刺激が、来場者それぞれに、社会や日常生活に対する新たな視座をもたらしてくれることだろう。<開催概要>『味/処』会期:2023年12月17日(日)~2024年1月27日(土)会場:神奈川県民ホールギャラリー時間:11:00~18:00(入場は17:30まで)休場:木曜、12月30日(木)〜1月4日(木)料金:一般800円、大学・65歳以上500円公式サイト:
2023年12月14日株式会社ネビュラエンタープライズ(本社:東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル代表取締役:緑川 憲仁)は、公演・美術展チラシの年間大賞を決める「おちらしさんアワード2023」を開催しております。12月1日(月)12:00に、一次投票にて観客の皆さまのより選出された「ノミネートチラシ」全98点のラインナップを発表いたしました。12月1日(月)12:00~12月21日(木)12:00には、「ノミネートチラシ」を対象とした決戦投票を行います。大賞の発表は、2024年2月1日(木)12:00です。「おちらしさんアワード2023」詳細ページ: ■「おちらしさんアワード」とは?「おちらしさんアワード」は、1年に1度開催される“チラシの祭典”。その年に観客の皆さまのお手元へ渡ったチラシに、再び光を当てるイベントです。2020年よりスタートし、今年は4度目の開催となります。全国の舞台・美術展ファン、チラシファンの皆さまに、一推しの1枚へ投票していただき、多くの票数を集めたチラシとその作り手の方々を表彰いたします。■10~11月の一次投票を経て、全98点の「ノミネートチラシ」が決定しました!!10~11月の一次投票では、観客・公演団体の皆さまよりお気に入りのチラシをお聴きしました。一次投票で多くの票を集めた全98点が、「ノミネートチラシ」に選ばれました。■決戦投票期間:12月1日(月)12:00~12月21日(木)12:00・投票対象:一次投票(対象:2023年に劇場・美術館などで配布されていたチラシ)から選出された舞台版49点、美術版49点の「ノミネートチラシ」より、舞台版・美術版各ひとり1回1点まで投票可能。・投票方法:舞台版・美術版の各投票ページにて投票。2024年2月1日(木)には、チラシ年間大賞を発表します!「ノミネートチラシ」は、2023年を飾る代表的なチラシばかり。お手元のチラシもご覧いただきながら、作品や展示のイメージを落とし込み、こだわり抜かれた1枚1枚のデザインをじっくりとお楽しみください!投票の際には、チラシへの投票理由やコメントも受け付けております(※)。ぜひあなたの選ぶ一推しチラシへのご投票をお待ちしています!!※記述は任意です。いただいた投票理由・コメントはおちしさんWEBへの掲載や、主催者さまにお伝えする場合がございます。■「おちらしさんアワード2023」舞台版ノミネートチラシ・タカハ劇団『おわたり』・爍綽とvol.1「デンジャラス・ドア」・ケムリ研究室no.3「眠くなっちゃった」・Kidd Pivot『REVISOR』・日生劇場ファミリーフェスティヴァル2023 舞台版『せかいいちのねこ』・亜細亜の骨『ミラクルライフ歌舞伎町』・PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ひげよ、さらば』・モヘ組『せいなる』・北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ『イエ系』・演劇企画集団Jr.5 第15回公演『明けない夜明け』・小池博史ブリッジプロジェクト-Odyssey「WE-入口と世界の出口」・新国立劇場 演劇 2023/2024シーズン シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を/終わりよければすべてよし』・ナイロン100℃ 48th SESSION「Don’t freak out」・伊藤キム ソロダンス『ダミーズ』・ミュージカル『She Loves Me』・PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』・果てとチーク『くらいところからくるばけものはあかるくてみえない』・ミュージカル『アルジャーノンに花束を』・イデビアン・クルー『幻想振動』2023edition・東京グローブ座『After Life』・KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ジャズ大名』・ワカバコーヒー「おどらない、からだ」・ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』・舞台『オデッサ』・KAATキッズ・プログラム2023『さかさまの世界』・EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』・2023年 劇団☆新感線 43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』・『SHOW BOY』・PSYCHOSIS「寺山修司没後40年記念認定事業『疫病流行記』」・『あの夜であえたら』・東京ゆめもぐら『嘘つきは、遺産を前に、踊るよ踊る』・南極ゴジラ 第4回本公演『怪奇星キューのすべて』・ミュージカル『ファントム』・『BACKBEAT』・ブロードウェイミュージカル『キャメロット』・舞台『銀河鉄道の父』・PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』・K-BALLET「創立25周年記念 熊川版 新制作『眠れる森の美女』」・ぱぷりかツアー公演『柔らかく搖れる』・新国立劇場 演劇 2023/2024シーズン フルオーディション Vol.6『東京ローズ』・ヨーロッパ企画25周年ツアー「切り裂かないけど攫いはするジャック」・PARCO劇場開場50周年記念シリーズ ミュージカル「おとこたち」・ミュージカル『ラグタイム』・ウーマンリブvol.15「もうがまんできない」・『ハムレット』・キリグス#2『意気揚々々』・NODA・MAP 第26回公演 『兎、波を走る』・東京ゲゲゲイ歌劇団 vol.VI 『破壊ロマンス』・絶望プリンアラモード 第1回公演「Home Sweet Home」※投票ページ掲載順(チラシはランダムに掲載しています。)※一部画像の掲載がないチラシがございます。お手元のチラシや公演HPにてご覧ください。投票ページではチラシの画像をクリックすると、大きくご覧いただけます。【舞台版】投票ページはこちら : ■「おちらしさんアワード2023」美術版ノミネートチラシ・TOKAS Project Vol. 6「凪ぎ、揺らぎ、」・森アーツセンターギャラリー「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」・東京都現代美術館「デイヴィッド・ホックニー展」・宇野亞喜良 万華鏡印刷花絮・山梨県立美術館「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち- 開館45周年記念」・上野の森美術館「モネ 連作の情景」・東京オペラシティ アートギャラリー「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎」・東京ステーションギャラリー「甲斐荘楠音の全貌絵画、演劇、映画を越境する個性」・Bunkamura「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」・国立科学博物館 特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」・東京都美術館「デ・キリコ展」・アーティゾン美術館「ABSTRACTION抽象絵画の覚醒と展開セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」・「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」・平戸オランダ商館「殿さまの洋書コレクション2 ―西洋学術と蘭学―」・長崎県美術館「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」・「練馬区立美術館コレクション+植物と歩く」・下瀬美術館「開館記念展 おひなさまと近代美術 — 丸平の人形からガレ、マティスまで」・国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンターキュビスム展—美の革命ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」・福田美術館「橋本関雪 生誕140周年 KANSETSUー入神の技・非凡の画ー」・アーティゾン美術館「マリー・ローランサン ―時代をうつす眼」・東京都美術館「マティス展」・すみだ北斎美術館「北斎サムライ画伝」・島根県立美術館「テオ・ヤンセン展」・東京都写真美術館「見るまえに跳べ 日本の新進作家 vol.20」・novae2022 特別賞受賞展 静花 初個展 「うつし世の爪先」・東京都現代美術館「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」・東京都庭園美術館「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」・東京国立博物館 特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」・東京都写真美術館 「風景論以後」・福田美術館・嵯峨嵐山文華館「ゼロからわかる江戸絵画ーあ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪ー」・東京都美術館「永遠の都ローマ展」・東京オペラシティ アートギャラリー「野又 穫Continuum 想像の語彙」・国立新美術館「ルーヴル美術館展 愛を描く」・笠岡市立竹喬美術館 特別展「洋画の玉手箱谷コレクション」・東京国立近代美術館「ガウディとサグラダ・ファミリア展」・TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」・国立新美術館「テート美術館展光— ターナー、印象派から現代へ」・国立新美術館「蔡國強宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」・東京都現代美術館「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」・東京都美術館「上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間」「動物園にて ―東京都コレクションを中心に」・大阪中之島美術館「没後50年 福田平八郎」・京都国立近代美術館「開館60周年記念 小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」・SOMPO美術館「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」・東京都写真美術館「即興 ホンマタカシ」・渋谷区立松濤美術館「エドワード・ゴーリーを巡る旅」・金沢21世紀美術館「Alex Da Corte Fresh Hellアレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」・ほぼ日曜日「コンドウアキのおしごと展 作家生活20周年記念」・ポーラ ミュージアム アネックス「木村英輝 EXHIBITION ― 大人のストリートアート ―」・もりおか歴史文化館 企画展「罪と罰 -犯罪記録に見る江戸時代の盛岡-」※投票ページ掲載順(チラシはランダムに掲載しています。)投票ページではチラシの画像をクリックすると、大きくご覧いただけます。【美術版】投票ページはこちら : ■昨年の「おちらしさんアワード」大賞チラシはこちら!●舞台版 第1位「ミュージカル『キングアーサー』」こちらのチラシは、ミュージカルのチラシにありそうでなかった写真から物語が見えてくるデザインが特徴です。フルコスチュームのメインキャスト11人が勢ぞろいし、キャラクターたちの光と闇、さらには物語の行方まで暗示させます。観客の皆さまからは、「衣装、照明共に素晴らしい重厚感!」「ダークな陰影が荘厳でカッコいい」「アーサー王伝説の世界に気持ちが持っていかれます」などのコメントをいただきました。ミュージカル『キングアーサー』2023年1月12日(木)~2月5日(日)新国立劇場 中劇場他で上演※1月12日(木)~1月15日(日)は中止「おちらしさんアワード2022~舞台版~」結果第1位ミュージカル『キングアーサー』第2位ぽこぽこクラブvol.8 『光垂れーる』第3位2022年 劇団☆新感線 42周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX 薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-第4位演劇企画集団Jr.5「ねじ廻る」第5位KERA・MAP #010「しびれ雲」第6位新国立劇場開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』第7位トラム、二人芝居 『建築家とアッシリア皇帝』第7位ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』第9位パルコ・プロデュース2022『幽霊はここにいる』第9位虚構の劇団 解散公演『日本人のへそ』第9位新国立劇場 演劇 2021/2022シーズン シリーズ「声議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」Vol.2『ロビー・ヒーロー』【2022年舞台版】チラシ写真・コメントなどのご紹介はこちら : ●美術版 第1位「展覧会 岡本太郎」こちらのチラシは、シックなのに強烈な印象を残すインパクトが特徴。美術展でありながら、人物写真を新たな味わいによって魅せることで、“人間・岡本太郎”の多面的な人物像を引き出しています。観客の皆さまからは、「とてつもない引力」「ご本人の迫力そのまま!」「美術展に行きたくなった」などのコメントをいただきました。「展覧会 岡本太郎」2022年10月18日(火)~12月28日(水)東京都美術館他で開催公式HP: 「おちらしさんアワード2022~美術版~」結果第1位「展覧会 岡本太郎」第2位「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」第3位「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」第3位「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」第3位「大竹伸朗展」【2022年美術版】チラシ写真・コメントなどのご紹介はこちら : ■「おちらしさんアワード2023」概要■決戦投票期間(ノミネートチラシ発表):12月1日(金)12:00 ~ 12月21日(木)12:00・投票対象:一次投票(対象:2023年に劇場・美術館などで配布されていたチラシ)から選出された舞台版49点、美術版49点の「ノミネートチラシ」より、舞台版・美術版各ひとり1回1点まで投票可能。・投票方法:舞台版・美術版の各投票ページにて投票。舞台版投票ページ: 美術版投票ページ: ■一次投票期間:10月2日(月)12:00 ~ 11月20日(月)12:00【終了】■大賞・結果発表:2024年2月1日(木)12:00「おちらしさんアワード2023」詳細ページ: ■チラシ宅配サービス「おちらしさん」概要チラシ宅配サービス「おちらしさん」は、全国の舞台・美術がお好きな方へ、最新の公演・展示情報のチラシをお届けするサービスです。偶数月の初めにご登録いただいた会員の方に向けて、各公演団体・美術展主催団体の趣向を凝らしたチラシを約20~30点、まとめてお届けしています。総会員数:16,000名(12月1日現在)舞台版:8,800名・美術版:7,200名発送日:隔月初め登録・利用料金:無料(チラシのお届けを希望する公演・展示団体の利用料・税込19.8円/枚)サービス詳細URL: ■会社概要名称:株式会社ネビュラエンタープライズ本社住所:〒136-0071 東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル設立:2002年5月1日資本金:640万円代表者:代表取締役緑川 憲仁ホームページ: ■本イベントに関するお問い合わせ先担当:成島・清水TEL:03-5628-1325FAX:03-5628-1326E-mail: main@nevula-prise.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月01日近現代の日本画を中心とした充実したコレクションを誇る山種美術館で、12月2日(土)から2024年2月4日(日)まで、特別展『癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛― 』というなんともほっこりしたタイトルの展覧会が開催される。日常が大きく揺らぎ、不安定な世界情勢が続くなか、日本美術の鑑賞を通して、心の癒やしを得てもらいたいと企画された展覧会だ。近現代の日本画コレクションで有名だが、同館は江戸絵画も所有する。今回は、伊藤若冲や長沢芦雪が描いたゆるくてかわいい作品を、個人所蔵のものも含めて展示している。素朴でのんびりとした表情が魅力的な若冲の《布袋図》(個人蔵)や、とぼけた表情の伏見人形の行列が愉快な《伏見人形図》、かわいい子犬たちがじゃれ合う姿にユーモアがあふれる芦雪の《菊花子犬図》(個人蔵)など、目にするだけで自然と笑みがこぼれてしまう作品が多い。愛らしさでは、近代絵画も負けていない。奥村土牛の《兎》や竹内栖鳳の《鴨雛》など、日本画の巨匠たちがフワフワの小動物を描いた作品や、洋画家・小出楢重が幼い我が子をモデルにした《子供立像》などからは、対象をいとおしむ画家の愛情が伝わってくる。見た目のかわいらしさに心が和らぐとともに、温かい気持ちになれる作品群である。そのほか、古き良き日本の自然を描いた川合玉堂の風景画や、鳥のさえずりに耳を傾ける女性の姿に心地良い音が連想される上村松園の美人画など、観る者の気持ちをリラックスさせてくれる作品も登場する。また、奥村土牛の《浄心》のように、故人となった師を偲び、仏の姿を描くことで、画家自身の心を癒やすことになったという奥深い作品もある。同展では、様々なかたちで心に安らぎをくれる日本美術が約60点並ぶ。静けさをたたえた心地のよい展示室で、ゆったりと癒やしのひとときを過ごせる展覧会となっている。<開催情報>特別展『癒やしの日本美術 ―ほのぼの若冲・なごみの土牛―』会期:2023年12月2日(土)~2024年2月4日(日)会場:山種美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜(1月8日は開館)、12月29日(金)~1月2日(火)、9日(火)料金:一般1,400円、大高500円(冬の学割)公式サイト:
2023年11月20日株式会社ネビュラエンタープライズ(本社:東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル代表取締役:緑川 憲仁)は、公演・美術展チラシの年間大賞を決める「おちらしさんアワード2023」を開催いたします。WEBでの一次投票期間は、10月2日(月)12:00 ~ 11月20日(月)12:00。選出されたノミネートチラシより12月に決戦投票を行います。大賞の発表は、2024年2月1日(木)12:00です。「おちらしさんアワード2023」一次投票ページ: ■「おちらしさんアワード」とは?「おちらしさんアワード」は、1年に1度開催される“チラシの祭典”。その年に観客の皆さまのお手元へ渡ったチラシに、再び光を当てるイベントです。2020年よりチラシ宅配サービス「おちらしさん」が主催し、今年は4度目の開催となります。全国の舞台・美術展ファン、チラシファンの皆さまに、一推しの1枚へ投票していただき、多くの票数を集めたチラシとその作り手の方々を表彰いたします。■「おちらしさんアワード2023」は、一次投票からノミネートチラシが選ばれます!今年のおちらしさんアワードでは、まず一次投票にて皆さまのお気に入りのチラシをお聴きし、12月の決戦投票に進む「ノミネートチラシ」を決定します。投票の対象となるのは、2023年1月以降に劇場や美術館などで配られた舞台公演・美術展のチラシ、チラシ宅配サービス「おちらしさん」で届いたチラシです。一次投票期間:10月2日(月)12:00 ~ 11月20日(月)12:00「おちらしさんアワード2023」一次投票ページ: 「ノミネートチラシ」から12月の決戦投票を行ったのち、2024年2月1日(木)にはいよいよチラシ年間大賞を発表します!劇場や美術館で手にした印象に残っているあの1枚、おちらしさんに入っていて気になったこの1枚など……今年印象的だったチラシはありませんか?あなたの一票をぜひお待ちしております!!■昨年の「おちらしさんアワード」大賞チラシはこちら!●舞台版 第1位「ミュージカル『キングアーサー』」こちらのチラシは、ミュージカルのチラシにありそうでなかった写真から物語が見えてくるデザインが特徴です。フルコスチュームのメインキャスト11人が勢ぞろいし、キャラクターたちの光と闇、さらには物語の行方まで暗示させます。観客の皆さまからは、「衣装、照明共に素晴らしい重厚感!」「ダークな陰影が荘厳でカッコいい」「アーサー王伝説の世界に気持ちが持っていかれます」などのコメントをいただきました。ミュージカル『キングアーサー』2023年1月12日(木)~2月5日(日)新国立劇場 中劇場他で上演※1月12日(木)~1月15日(日)は中止「おちらしさんアワード2022~舞台版~」結果第1位ミュージカル『キングアーサー』第2位ぽこぽこクラブvol.8 『光垂れーる』第3位2022年 劇団☆新感線 42周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX 薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-第4位演劇企画集団Jr.5「ねじ廻る」第5位KERA・MAP #010「しびれ雲」第6位新国立劇場開場25周年記念公演『レオポルトシュタット』第7位トラム、二人芝居 『建築家とアッシリア皇帝』第7位ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』第9位パルコ・プロデュース2022『幽霊はここにいる』第9位虚構の劇団 解散公演『日本人のへそ』第9位新国立劇場 演劇 2021/2022シーズン シリーズ「声議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」Vol.2『ロビー・ヒーロー』【2022年舞台版】チラシ写真・コメントなどのご紹介はこちら : ●美術版 第1位「展覧会 岡本太郎」こちらのチラシは、シックなのに強烈な印象を残すインパクトが特徴。美術展でありながら、人物写真を新たな味わいによって魅せることで、“人間・岡本太郎”の多面的な人物像を引き出しています。観客の皆さまからは、「とてつもない引力」「ご本人の迫力そのまま!」「美術展に行きたくなった」などのコメントをいただきました。「展覧会 岡本太郎」2022年10月18日(火)~12月28日(水)東京都美術館他で開催公式HP: 「おちらしさんアワード2022~美術版~」結果第1位「展覧会 岡本太郎」第2位「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」第3位「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」第3位「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」第3位「大竹伸朗展」【2022年美術版】チラシ写真・コメントなどのご紹介はこちら : ■「おちらしさんアワード2023」概要一次投票期間:10月2日(月)12:00 ~ 11月20日(月)12:00投票対象:2023年に劇場・美術館などで配布されていたチラシ、チラシ宅配サービス「おちらしさん」で届いたチラシから、舞台芸術の公演チラシ5点、美術展等の展示チラシ5点まで可能。投票方法:下記ページ内のWEB投票フォームより、投票していただけます。「おちらしさんアワード2023」一次投票ページ: 決戦投票期間(ノミネートチラシ発表):12月1日(金)12:00 ~ 12月21日(木)12:00大賞・結果発表:2024年2月1日(木)12:00■チラシ宅配サービス「おちらしさん」概要チラシ宅配サービス「おちらしさん」は、全国の舞台・美術がお好きな方へ、最新の公演・展示情報のチラシをお届けするサービスです。偶数月の初めにご登録いただいた会員の方に向けて、各公演団体・美術展主催団体の趣向を凝らしたチラシを約20~30点、まとめてお届けしています。総会員数:15,600名(10月2日現在)舞台版:8,600名・美術版:7,000名発送日:隔月初め登録・利用料金:無料(チラシのお届けを希望する公演・展示団体の利用料・税込19.8円/枚)サービス詳細URL: ■会社概要名称:株式会社ネビュラエンタープライズ本社住所:〒136-0071 東京都江東区 亀戸7-43-5 小林ビル設立:2002年5月1日資本金:640万円代表者:代表取締役緑川 憲仁ホームページ: ■本イベントに関するお問い合わせ先担当:成島・清水TEL:03-5628-1325FAX:03-5628-1326E-mail: main@nevula-prise.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月02日2023年10月11日(水)より、東京国立博物館 平成館では、特別展『やまと絵 -受け継がれる王朝の美-』が開催される。教科書や美術全集で見たお馴染みの作品がズラリと並ぶ同展は、総件数約240件のうち、なんと7割以上が国宝・重要文化財。まさに日本美術の王道を目の当たりにできる展覧会といえるだろう。平安時代前期、中国由来の唐絵に対し、日本の風景や人物を絵として成立したやまと絵は、王朝貴族の美意識を受け継ぎながらも、常に革新的に発展した。その流れをたどる同展では、現存最古のやまと絵屛風である《山水屛風》に合戦絵巻の代表的名品《平治物語絵巻》、時宗の祖・一遍の事跡を描いた伝記絵巻《一遍聖絵》、室町時代の屏風絵の傑作《日月四季山水図屛風》(すべて国宝)、……と、日本美術を代表する名品が目白押し。古代や中世のさまざまな要素を集約し、移ろう季節の中にまぶしく輝く浜辺の風景を描いた重要文化財《浜松図屛風》も必見だ。会期中に展示替えがあるので、お目当ての作品があれば、ぜひホームページで展示期間を確認してから来館することをオススメするが、日本絵巻史上の最高傑作として名高い四大絵巻(《源氏物語絵巻》《信貴山縁起絵巻》《伴大納言絵巻》《鳥獣戯画》)は10月11日(水)~22日(日)、神護寺に伝わるほぼ等身大の巨大人物画・神護寺三像(《伝源頼朝像》《伝平重盛像》《伝藤原光能像》)は10月24日(火)~11月5日(日)、さらに貴族たちの祈りと高い美意識が詰まった三大装飾経(《久能寺経》《平家納経》《慈光寺経》)(以上すべて国宝)は11月7日(火)~12月3日(日)にすべてが揃いで集結する。また豪華な料紙に和歌と漢詩が書かれた国宝《和漢朗詠集巻下(太田切)》や、和歌の世界を象徴的にあらわした重要文化財《砧蒔絵硯箱》など、書蹟や工芸作品なども紹介。同時代のさまざまなジャンルの作品のなかに、やまと絵と共通する美意識を見つけることができるだろう。<開催情報>特別展『やまと絵 -受け継がれる王朝の美-』会期:2023年10月11日(水)~12月3日(日) ※会期中展示替えあり会場:東京国立博物館 平成館)時間:9:30~17:30、金土は20:00※入場は閉館60分前まで休館日:月曜(11月27日は平成館のみ開館)料金:一般2,100円、大学1,300円、高校900円※土日祝は日時指定予約制展覧会公式サイト:
2023年09月29日特別展「20世紀美術の冒険者たち─名作でたどる日本と西洋のアート」が、香川の高松市美術館にて、2023年9月30日(土)から11月19日(日)まで開催される。20世紀日本、未知の表現の追求明治時代以降の日本では、西洋化と近代化による社会の変化とともに、新しい美術表現が切り拓かれてきた。特別展「20世紀美術の冒険者たち─名作でたどる日本と西洋のアート」は、20世紀の日本美術の展開を、西洋の近代美術にもふれつつ紹介する展覧会だ。東京国立近代美術館のコレクションを中心に本展では、東京国立近代美術館のコレクションに、高松市美術館、熊本県立美術館の所蔵品を交えた78点の作品を展示。岸田劉生の《麗子肖像(麗子五歳之像)》、モダンガールや潜水艦といった近代文明を象徴するモチーフを散りばめた古賀春江の《海》など、東京国立近代美術館が誇る名品の数々を目にすることができる。日本における近代美術から現代美術への展開本展では、日本における近代美術から現代美術への展開を紹介。西洋から「美術」という概念がもたらされ、展覧会や美術学校といった制度が整備された明治時代、個に根差した表現が重視された大正時代、抑圧のもとで前衛芸術が追求された昭和時代の戦前期、そして新たな発想や従来にない素材を用いて多様な表現が展開された戦後期まで、未知の表現を開拓することを試みてきた軌跡をたどってゆく。西洋の近代美術もさらに、会場では、日本の近代美術の展開を語るうえで欠くことのできない、西洋の近代美術も紹介。ピエール=オーギュスト・ルノワールの《胸に花を飾る少女》や、アンリ・ルソー《第22回アンデパンダン展に参加するよう芸術家達を導く自由の女神》、パウル・クレー《花ひらく木をめぐる抽象》、ワシリー・カンディンスキー《全体》などを展示する。展覧会概要高松市美術館開館35周年記念令和5年度国立美術館巡回展「20世紀美術の冒険者たち─名作でたどる日本と西洋のアート」会期:2023年9月30日(土)~11月19日(日)会場:高松市美術館 2階展示室住所:香川県高松市紺屋町10番地4開館時間:9:30〜17:00(金・土曜日は19:00まで)※入室はいずれも閉館30分前まで休館日:月曜日(10月9日(月・祝)は開館)、10月10日(火)観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生 600円(480円)、高校生以下 無料※( )内は前売および20名以上の団体料金※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者は入場無料※前売券は、9月29日(金)まで、高松市美術館ほかにて販売■巡回情報・熊本県立美術館会期:2023年7月22日(土)~9月18日(月・祝)住所:熊本県熊本市中央区二の丸2番【問い合わせ先】高松市美術館TEL:087-823-1711
2023年09月02日東京ステーションギャラリーでは、2023年9月16日(土)より『春陽会誕生100年それぞれの闘い』が開催される。現在も活発に活動を続ける美術団体「春陽会」の誕生100年を記念して、注目すべき第1回展からの出品作を中心に、さまざまな作品を紹介する展覧会だ。1923年に第1回展が行われた「春陽会」は、当時民間最大の美術団体だった日本美術院を脱退した梅原龍三郎や小杉未醒(放菴)らを中心に、岸田劉生や木村荘八ら新進気鋭の画家たちを加えて結成された。特定の芸術主義を目指すのではなく、メンバーそれぞれの個性を尊重する「各人主義」を唱え、版画や水墨画、挿絵の原画なども発表した。そうした作品の中には、早くから、自らの内面にある風土(土着)的なもの、また日本的ないしは東洋的なものを表現する傾向があったという。たとえば設立から第3回展まで春陽会に所属した岸田劉生。1915年に立ち上げた「草土社」で「内なる美」を探求した彼は、やがて「東洋の美」に目覚め、春陽会設立の頃には日本美術のなかにひそむデロリとした「卑近美」を発見する。同展ではそんな彼の、三味線を弾く麗子像や、寒山拾得図など11点を紹介。彼が見出した「東洋の美」を堪能することができるだろう。また《パンの会》など12件の代表作がそろう木村荘八や、第1回展から春陽会の顔として活躍し、インパクトのある作風で強い存在感を放つ中川一政、また細かい筆触を駆使した風景画や静物画などが知られる岡鹿之助などの作品も見逃せない。その他にも河野通勢、三岸好太郎、硲伊之助、長谷川潔ら、日本近代美術を彩った豪華なメンバーの作品が多数紹介される。かつては、帝国美術院、二科会に拮抗する第三の洋画団体と目された春陽会。そこで切瑳琢磨した画家たちの活気はもちろん、大正から昭和前期にかけての美術界の雰囲気もともに楽しみたい。<開催情報>『春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ』会期:2023年9月16日(土)〜11月12日(日)※会期中展示替えあり会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(9月18日、10月9日、11月6日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般1,300円、大高1,100円公式サイト:
2023年08月16日特別展「イロのひみつ-なにいろに見る?」が、徳島県立近代美術館にて、2023年7月15日(土)から9月3日(日)まで開催される。美術作品の色に注目特別展「イロのひみつ-なにいろに見る?」は、人々の心を動かす色の働きをヒントに、美術鑑賞を楽しむ展覧会だ。会場では、多様な色覚の感じ方があることを重視し、充実した解説文などを設置。作品の良さや感じ方について、議論しやすい展示会場のアイデアを提案する、大人も子どもも楽しめる交流型の展覧会となっている。また、風景・心の色・遊びの3つのコーナーを設けて作品を紹介。展示する作品は、生涯を通じて色と形による造形的な探究を続けたアンリ・マティスによる版画集『ジャズ』より《空中ブランコ》や、河井清一《夏の朝》など。このほか、徳島県立近代美術館が所蔵する作品約120点を展示予定だ。展覧会概要特別展「イロのひみつ-なにいろに見る?」会期:2023年7月15日(土)~9月3日(日)会場:徳島県立近代美術館 展示室3住所:徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内開館時間:9:30~17:00休館日:月曜日(7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館)、7月18日(火)観覧料:一般 400円(320円)、高・大生 300円(240円)、小・中生 200円(160円)※( )内は20名以上の団体料金※65歳以上で年齢を証明できるものを提示した場合、観覧料半額※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介助者1名は観覧料無料※小・中・高生は土・日・祝日および夏休み期間は無料※本展の観覧料で所蔵作品展も観覧可【問い合わせ先】徳島県立近代美術館TEL:088-668-1088
2023年07月08日株式会社BACON(べーこん)は、100万人以上を動員した人気の猫クリエイターが集結する、猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展 2023 in 金沢」を金沢21世紀美術館にて2023年8月15日(火)~8月20日(日)に開催します。金沢での開催は2021年以来2度目となり、新作展示に限定グッズの販売、さらには金沢特有の和の伝統にゃんこなど、さらにパワーアップして開催します!人気の猫クリエイターが集結■「ねこ休み展」とは?プロ・アマ問わず人気の猫クリエイターが集結する合同の写真展&物販展です。TwitterやInstagramで人気を集める有名猫も数多く登場し、出展者のSNSフォロワー数は、累計300万人を超えています。見ているだけでほっこりする作品、眺めているだけでも癒されるハンドメイドグッズが所狭しと展示・販売されていますので、まるで猫の世界に迷い込んだそんな気持ちになれる展覧会です。■猫の可愛さがたっぷり詰まった!猫イベントが金沢に再上陸!!スター猫が一堂に会する“猫の祭典”は、トータルSNSフォロワー数が驚異の300万人超え。約2年ぶりとなる金沢開催では、過去に来場いただいた方も楽しめるように展示作品は一新され、200点以上の猫作品が会場を埋め尽くす“ねこまみれ”の癒しの空間に。<癒しの作品が満載!注目のスター猫たちが展示する愛らしい世界へようこそ!>金沢会場初登場となるスター猫のなかでも注目は、へそ天の寝姿が可愛い「ころもくん(@koromo_0925)」や、クスッと笑えるエキゾチックショートヘア3匹の表情が人気の「Bocco・Zuu・Mr.P(@pechanko_bocco)」、ツンデレだけど犬と赤ちゃんにとっても優しい「もず(@mozu_siberian)」に加えて、ミルクティー色の美しすぎる美女猫「ビジュ(@bijyu_07)」が初登場!■金沢の魅力と猫たちの魅力を融合させたコラボイベントも限定開催!!会場内の特設ブースでは、ハンドメイドで制作される陶器作品が人気のクリエイター「にゃん家の団欒」がPOP UP EVENTを開催。金沢会場限定となる、魅力溢れる着物猫さんをはじめとした陶器作品から、石川グルメを楽しむ猫たちなど、その表情や仕草はまさに絵に描いたように可愛らしく、心を和ませてくれることでしょう。会場で展示される作品の限定販売も予定しています。■金沢会場限定ポストカード&オリジナルグッズを数量限定で配布!金沢開催を記念した、癒しのオリジナルポストカードはそのまま絵葉書として使えるので夏の便りにも最適。また、会場内の様子を投稿するだけでスター猫グッズがもらえるお得なSNSキャンペーンも開催します。【応募方法】会場内の様子を撮影し、#ねこ休み展 のハッシュタグを付けて、Instagram、Twitterへの投稿画面を受付スタッフに見せるだけでOK。※公式SNSのフォローも必須。※数量限定のため、無くなり次第、配布終了となります。■限定&新作グッズ情報も続々登場!!<unicouniuni3>「ねこ休み展」限定2024年オリジナルカレンダーが登場!!・うにちゃんオリジナルカレンダー 特典ポストカード付き1,430円<アップルココ>・着物姿バッグチャーム2,200円<フワコロ*クラフト>・ギュっとバッグチャーム4,000円※上記は一部の発売予定アイテムになります。※すべて税込表記【企画展概要】企画展名: 猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展 2023 in 金沢」開催日時: 2023年8月15日(火)~8月20日(日)時間: 10:00~18:00(閉場は30分前)※最終日8月20日(日)は16:00閉場休館日: なし会場: 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB入場料: 一般700円(特典ポストカード付き)学生500円(特典ポストカード付き)※保護者同伴に限り小学生以下入場無料(単独入場はできません)出展者: 60組(予定)主催: 株式会社BACON※上記は予定のため、内容は変更になる可能性があります。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年07月07日スタジオジブリのアニメーション映画などの背景を手掛けた山本二三の展覧会「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展」が、2023年7月8日(土)から9月10日(日)まで、静岡・浜松市美術館で開催される。山本二三 - スタジオジブリ名作アニメ映画など“背景美術”を担当山本二三は、長崎県五島出身の美術監督。アニメーション作品の中で主人公たちキャラクターが動き回る舞台、背景を作り上げる背景美術を担当し、宮崎駿の『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』、高畑勲の『火垂るの墓』といった名作アニメ映画の背景美術も手掛けた。物語の世界がどのような世界で、どんな暮らしが営まれているのかを瞬時に伝え、ときに登場人物の心の動きをも暗に示す背景美術において、日本アニメ界を代表する存在だ。空想上の異世界から現実の生活空間、自然の風景にいたるまで、幅広い世界観を確かな画面構成と精緻な描き込みで描き上げ、多くの名作アニメーションを支えてきた。手描きの背景画や初公開の新作など約230点を展示展覧会「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展」では、山本二三の初期から新作までの手描き背景画を一気に紹介する他、制作の過程で生み出された未公開の美術設定やイメージボード、制作用具、本展初公開の新作「桜舞う浜松城」など約230点を展示。描かれた背景のジャンルごとに分類し、山本二三の背景美術の魅力に迫っていく。【詳細】アニメーション美術の創造者 新・山本二三展開催期間:2023年7月8日(土)~9月10日(日) 9:30~17:00(入場は16:30)※休館日7月10日(月)、7月18日(火)、7月24日(月)、7月31日(月)、9月4日(月)会場:浜松市美術館住所:静岡県浜松市中区松城町100-1観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生・専門学校生・高校性 800円(640円)、70歳以上 600円、中学生以下 無料※前売券・20名以上の団体は()内の料金(1人あたり)。※中・高・大・専門学校生、70歳以上は、身分証を提示。※障害者手帳等を持参者及びその介護者1名は無料。【問い合わせ先】浜松市美術館TEL:053-454-6801
2023年07月06日近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2023年7月7日(金)から8月13日(日)まで、特別企画展「追善の美術―亡き人を想ういとなみ―」を開催いたします。「追善」とは「追って善根を修する」こと、つまり亡くなった人のために、生きている者が善い行いをすることによって、死者の苦しみを除去し、冥福を祈ることを意味します。仏教においては、追善供養のために仏事が営まれたほか、写経が行われ、仏像や仏画が制作されてきたことが知られています。特に平安時代以降、浄土思想の流行によって、現世を生きる苦しみを自覚するとともに、死後に待ち受ける世界への関心が高まると、個々の信仰に基づいた多様な美術が生み出されました。仏像や仏画などのほかに、持ち主の供養のため、絵巻や手紙といった故人の遺品に、経文や印仏を摺り重ねることが行われ、さらに中世以降には、亡くなった人の供養として肖像画が描かれました。この展覧会では、いにしえの人々が他者や自分自身の「死」をどのようにとらえ、身近な「死」と向き合ってきたのか、その結晶として生み出された多様な美術品を通して、亡くなった人々の供養をめぐるいとなみをご紹介します。詳細は別紙のとおりです。詳細別紙 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日株式会社BACON(べーこん)は、100万人以上を動員した人気の猫クリエイターが集結する、猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展 2023 in 金沢」を金沢21世紀美術館にて2023年8月15日(火)~8月20日(日)に開催します。金沢での開催は2021年以来2度目となり、新作展示に限定グッズの販売、さらには金沢特有の和の伝統にゃんこなど、さらにパワーアップして開催します!展示作品1<特設サイト> <ねこ休み展 オフィシャルサイト> ■「ねこ休み展」とは?プロ・アマ問わず人気の猫クリエイターが集結する合同の写真展&物販展です。TwitterやInstagramで人気を集める有名猫も数多く登場し、出展者のSNSフォロワー数は、累計300万人を超えています。見ているだけでほっこりする作品、眺めているだけでも癒されるハンドメイドグッズが所狭しと展示・販売されていますので、まるで猫の世界に迷い込んだそんな気持ちになれる展覧会です。■猫の可愛さがたっぷり詰まった!猫イベントが金沢に再上陸!!スター猫が一堂に会する“猫の祭典”は、トータルSNSフォロワー数が驚異の300万人超え。約2年ぶりとなる金沢開催では、過去に来場いただいた方も楽しめるように展示作品は一新され、200点以上の猫作品が会場を埋め尽くす“ねこまみれ”の癒しの空間に。<癒しの作品が満載!注目のスター猫たちが展示する愛らしい世界へようこそ!>金沢会場初登場となるスター猫のなかでも注目は、へそ天の寝姿が可愛い「ころもくん(@koromo_0925)」や、クスッと笑えるエキゾチックショートヘア3匹の表情が人気の「Bocco・Zuu・Mr.P(@pechanko_bocco)」、ツンデレだけど犬と赤ちゃんにとっても優しい「もず(@mozu_siberian)」に加えて、ミルクティー色の美しすぎる美女猫「ビジュ(@bijyu_07)」が初登場!・ころもくん : ・Bocco・Zuu・Mr.P: ・もず : ・ビジュ : <流行最前線!?寅コレ新作から、島猫写真家あおいとりも最新作品を発表!>Instagramでフォロワー数14万人を超える「ねこの寅次郎と小梅(@torachanthecat)」は、寅コレ最新作としてオリジナルの付け襟を身につけた未公開作品を展示するほか、「あおいとり(@bluebirdjourney)」はここ半年で撮影した島猫たちの近影を展示します。元気にしているか、確かめるような気持ちで撮影に臨んだ想いを生で感じていただけます。出展者プロフィール: ■金沢の魅力と猫たちの魅力を融合させたコラボイベントも限定開催!!会場内の特設ブースでは、ハンドメイドで制作される陶器作品が人気のクリエイター「にゃん家の団欒」がPOP UP EVENTを開催。金沢会場限定となる、魅力溢れる着物猫さんをはじめとした陶器作品から、石川グルメを楽しむ猫たちなど、その表情や仕草はまさに絵に描いたように可愛らしく、心を和ませてくれることでしょう。会場で展示される作品の限定販売も予定しています。■金沢会場限定ポストカード&オリジナルグッズを数量限定で配布!金沢開催を記念した、癒しのオリジナルポストカードはそのまま絵葉書として使えるので夏の便りにも最適。また、会場内の様子を投稿するだけでスター猫グッズがもらえるお得なSNSキャンペーンも開催します。【応募方法】会場内の様子を撮影し、#ねこ休み展 のハッシュタグを付けて、Instagram、Twitterへの投稿画面を受付スタッフに見せるだけでOK。※公式SNSのフォローも必須。※数量限定のため、無くなり次第、配布終了となります。■限定&新作グッズ情報も続々登場!!<unicouniuni3>「ねこ休み展」限定2024年オリジナルカレンダーが登場!!・うにちゃんオリジナルカレンダー 特典ポストカード付き 1,430円<福嶋吾然有>ワンアンドオンリーで展開されるタイル画は完売必須!・作品集「コラージュシリーズ 2018-2021」 2,200円・作品集「落書きシリーズ 2018-2021」 2,090円・妖精猫の型抜きカード 各330円・タイル画 15,400円~<灯さかす>人気キャラクター「ましまろう」のオリジナルグッズが登場!!・クリアしおり 220円・リフレクターキーホルダー 880円・ラバーコースターキーホルダー 990円・バルーンキーホルダー 990円・ましまろうぬいぐるみ 4,180円~<布施猫>・もちもちデブねこ 6,600円・ミニもちでぶねこ 4,400円<にゃん家の団欒>・いちゃけな着物猫さん 27,500円<shiranami>・赤ずきんの猫ちゃんブローチ 4,800円・白雪姫の猫ちゃんブローチ 4,800円・不思議の国のアリス猫ちゃんブローチ 4,800円<アップルココ>・着物姿バッグチャーム 2,200円<フワコロ*クラフト>・ギュっとバッグチャーム 4,000円<mizuhikigirl>・水引猫の片耳の耳飾り 2,200円<Charmonie.>・ミモザ猫バッグチャーム(M) 2,500円・猫バッグチャーム(ミモザ) 1,500円<らてこ>・メッセージカード 3枚入り各種 350円・新作ブローチ 1,800円<Mai>うさ耳のついたザビエル首輪が限定登場!!・うさぎザビエル首輪 2,090円・ザビエル首輪 1,870円<nemunoki paper item>・クリアポーチ&ミニカードセット 1,980円・クリーニングクロス 715円・トラベルトランクボックススタンプ 2,970円・願掛けグラス 2,970円<ししゃもねこ>・ししゃもねこメガネ拭き 600円・ししゃもねこバッグ 価格未定<おおもりたま>・ランダム缶バッジ 550円<nachumaro>・ごーぐるにゃんこ 32,700円~※上記は一部の発売予定アイテムになります。※すべて税込表記【企画展概要】企画展名: 猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展 2023 in 金沢」開催日時: 2023年8月15日(火)~8月20日(日)時間 : 10:00~18:00(閉場は30分前)※最終日8月20日(日)は16:00閉場休館日 : なし会場 : 金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB入場料 : 一般 700円(特典ポストカード付き)学生 500円(特典ポストカード付き)※保護者同伴に限り小学生以下入場無料(単独入場はできません)出展者 : 60組(予定)主催 : 株式会社BACONURL : ※上記は予定のため、内容は変更になる可能性があります。■株式会社BACONとは国内・海外への質の高い展覧会の開催・提案・普及活動、集客数の増加、イメージの向上等を目的とした展覧会企画の提案を行なっています。作家との交渉から内装、展示レイアウト、作品のプリント、広告・宣伝にわたるまで、企画催事をプロデュースする。URL: ■TODAYS GALLERY STUDIO.とは2014年7月に浅草橋にてオープン。アートを発信することを目的に「曖昧☆美少女アート展」、「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」、「鼻ぺちゃ展」など主催企画を数多く手掛ける。2016年GW開催の「ふともも写真の世界展」では2万人以上の来場を記録。代表的企画の「ねこ休み展」は地方開催含めて、累計来場者数100万人を突破するなど、都内で一番話題のイベントギャラリー。東京をはじめ、名古屋、福岡(※期間限定)にも常設ギャラリーをオープン。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日京都の美術織物ブランド「龍村美術織物」がミッフィーとコラボレーション。第1弾として茶道具やタンブラーを、2023年6月21日(水)より京都のショールームなどで販売する。龍村美術織物×ミッフィー龍村美術織物がタッグを組むのは、ディック・ブルーナが手掛けた人気キャラクター・ミッフィー。コラボレーションアイテムには、ミッフィーのデザインと伝統的な吉祥文様を組み合わせたオリジナル文様を使用した。ミッフィーと吉祥文様をデザインパステルカラーの優しい色合いが目を引く「ミッフィーのたからもの」は、「立湧(たてわく)」と言う吉祥文様がベース。2本の曲線の間に古来の宝物に加え、ミッフィーやミッフィーの友だち、お気に入りのものをデザインして再構成した。「向こうむき兎」をアレンジ一方「むこうむきミッフィー」では、「向こうむき兎」という柄にフォーカス。兎のシルエットの一部をミッフィーの後ろ姿にしてアレンジしつつ、背景に「花兎」を合わせた。ふくさ&数寄屋袋などそんな2種類のオリジナル文様を使用した第1弾のコラボレーションアイテムは、全5種を用意。茶道で茶器を取り扱うときに用いられる「古帛紗(こぶくさ)」と「出帛紗(だしふくさ)」、茶事におけるエチケットアイテム・懐紙などを入れるケース「懐紙入(かいしいれ)」、化粧ポーチやバックインバックなどとしても使える「数寄屋袋(すきやぶくろ)」、容量420mlの「タンブラー」を展開する。【詳細】龍村美術織物×ミッフィー第1弾発売日:2023年6月21日(水)販売場所:ショールーム(京都府京都市右京区西院平町25 ライフプラザ西大路四条2階)、各種取扱店、龍村美術織物公式オンラインショップアイテム:・「古帛紗」4,950円・「出帛紗」9,900円・「数寄屋袋」14,300円・「懐紙入」7,700円・「タンブラー」11,000円llustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2023 www.miffy.com
2023年06月24日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2023年7月15日(土)から2023年9月24日(日)まで、展覧会「上村松篁 “創造美術”結成まで」を開催します。「創造美術」は、自由な画壇を志し、「我等は世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」と宣言して、昭和23年(1948)に上村松篁をはじめとする日本画家によって結成された美術団体です。日本画家 上村松園の子として育った上村松篁(1902~2001)は、自身も絵が好きだったので、小学校を出てそのまま自然に京都市立美術工芸学校に入学し、4年生の頃には、画家としての志を立てます。その後、京都市立絵画専門学校に進学し、19歳で雅号を「松篁」とつけて画家として活動を開始します。本展では、当館所蔵作品(約50点)を紹介しながら、昭和23年(1948)に「創造美術」を結成するまでの松篁の足跡をたどります。また、展覧会期間中の9月2日(土)には、当館館長である上村淳之の美術講演会を開催します。 (※事前申し込みによる抽選制)上村松篁「樹蔭」(昭和23年) 上村松篁「羊と遊ぶ」(昭和13年)1. 名 称 上村松篁 “創造美術”結成まで2. 開催期間 2023年7月15日(土)~2023年9月24日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日(但し、7月17日(月・祝)は開館し翌18日(火)は休館9月18日(月・祝)は開館し翌19日(火)は休館)6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松篁 「樹蔭」「羊と遊ぶ」「閑庭迎秋」「春園鳥語」「金魚」「春雨」「月夜」「早秋」「青柿」ほか[特別展示]●上村松園 「人形つかい」<全期間展示>「雨を聴く」<7月15日~8月20日展示>「美人納涼」<8月22日~9月24日展示>●上村淳之 「晨」「舞う」「秋光」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時 9月2日(土)14時00分~15時00分場 所 松伯美術館 展示室座席定員 50名(座席指定)聴 講 料 無料、但し入館料が必要申込方法 往復はがき「往信」裏面に次の事項を記入の上、お申込みください1.郵便番号 2.住所 3.名前 4.電話番号 5.参加希望人数(2名まで)申込締切 2023年8月14日(月)[必着]申 込 先 松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月23日大阪の国立国際美術館にて、特別展「ホーム・スイート・ホーム」が開催される。会期は、2023年6月24日(土)から9月10日(日)まで。“ホーム”をキーワードにした現代美術日本国内外の現代美術作家たちが参加する今回の「ホーム・スイート・ホーム」展。“ホーム”というキーワードのもと、作品を通じて、私たちにとっての「ホーム」――家、国そして家族とは何か、私たちが所属する地域、社会の変容、普遍性を浮かび上がらせることを試みる。本展に出品する作家の一人である鎌田友介は、日本のみならず、韓国や台湾、ブラジルなどに建てられた20世紀の日本家屋をリサーチ。忘れ去られようとする現代日本の歴史を再構築する『The House』シリーズが展示される。ジョージア出身のアンドロ・ウェクアが贈る《Levan Portrait》。自身の実体験を踏まえながら、独特な色調で描いた絵画だ。そのほか、フィリピンで生まれたマリア・ファーラの絵画《テラスのある部屋》や、潘逸舟が段ボールを使って構成したサウンドインスタレーション《ほうれん草たちが日本語で夢を見た日》などが展示される。【詳細】「ホーム・スイート・ホーム」会期:2023年6月24日(土)~9月10日(日)時間:10:00~17:00 ※金・土曜日は20:00まで。休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火)場所:国立国際美術館 地下3階展示室住所:大阪府大阪市北区中之島4-2-55料金:〇通常一般 1,300円/大学生 800円/高校生以下・18歳未満 無料〇団体一般 1,100円/大学生 500円/高校生以下・18歳未満 無料■出品作家アンドロ・ウェクア、マリア・ファーラ、鎌田友介、石原海、竹村京、潘逸舟※入場は、閉館の30分前まで。※20名以上で団体料金を適用。※画像の無断転載禁止。【問い合わせ先】国立国際美術館TEL:06-6447-4680(代表)
2023年06月22日ペンギンと金魚の合同写真展&イラスト物販展「ぺんぎょ展 2023」が、東京・浅草橋のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO.」にて、2023年6月30日(金)から7月17日(月・祝)に開催される。7月29日(土)から8月27日(日)に名古屋ギャラリーに巡回予定。ペンギンと金魚の納涼アートが一堂に会するイベント「ぺんぎょ展 2023」は、夏の海やプールを軽やかに泳ぐペンギンと、ゆっくり優雅に泳ぐ金魚という相反する癒しの作品が一堂に会する合同写真展&イラスト物販展。会場には、ペンギン×金魚の夏の風物詩を感じる写真やイラストが展示され、癒しと涼しさが感じられる空間となっている。総勢38組のクリエイターが出展今回は、総勢38組のクリエイターが出展。たとえば、まるで空中を飛んでいるかのような“空飛ぶペンギン”をテーマにした新作を披露する「くわぺん」や、迫力のあるペンギン写真が魅力の「るるなっく」、『虚無かわいいアデリーペンギン』の漫画が人気の「おぞね」による作品を楽しめる。加えて、ペンギン系統図やペンギン星座など、ペンギンをメインとした作品を発表する「日比谷」は、ペンギンの生態についての解説なども併せて展示。より深くペンギンたちについて知ることができる。一方の金魚作品では、宝石のようにキラキラと輝く“Jewelry Fish”をテーマにした作品を披露する「中津原勇気」、ノスタルジックな雰囲気の作品がどこか懐かしい気持ちにさせる「ハラサトコ」らが出展予定だ。ペンギン&金魚グッズも盛り沢山さらに、会場ではペンギン&金魚グッズが勢揃い。「ちゃきぴこ」による「ペンギンさんと金魚鉢フロートフィギュア」や、「安堂 真季」の「本の中を金魚が泳ぐ透明写真栞」など、「ぺんぎょ展」でしか手に入らないグッズが多彩にラインナップする。【詳細】ペンギンと金魚の合同写真展&物販展「ぺんぎょ展 2023」■東京開催期間:2023年6月30日(金)~7月17日(月・祝)営業時間:平日 11:00~18:00、土日 11:00~19:00休館日:毎週月曜日(7月17日(月・祝)は開館)会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ住所:東京都台東区浅草橋5-27-6入場料:600円※3歳以下は入場無料出展者:38組■名古屋開催期間:7月29日(土)~8月27日(日)営業時間:11:00~18:00休館日:毎週月・火曜日(8月21日(月)~8月25日(金)は休館)会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ 名古屋住所:愛知県名古屋市中区新栄1-17-12入場料:600円※3歳以下は無料出展者:38組※上記は予定のため、内容は変更になる可能性あり
2023年05月19日根津美術館では、2023年5月27日(土)より企画展『救いのみほとけ―お地蔵さまの美術―』が開催される。館蔵の仏画や仏像を中心に、日本における地蔵信仰の歴史とその広がりを紹介する展覧会だ。日本では「お地蔵さま」として親しまれている地蔵菩薩。飛鳥・奈良時代における地蔵信仰の痕跡は、8世紀に光明皇后が両親の追福のために発願した一切経の写経など数少ないが、平安時代になると、地蔵菩薩は徐々に人々の間に浸透し、平安後期には衆生を救う救済のほとけとしての信仰が確立。以後、地域や時代を超えて厚く崇敬され、数々の仏画や仏像が制作された。同館の仏教美術のコレクションは、その基礎を築いた初代根津嘉一郎(1860-1940)が、仏教思想の教導のため無宗派寺院の建立を目指して収集されたものである。なかでも地蔵菩薩に関連する収蔵品は豊富で、たとえば、在銘の地蔵菩薩像としては最古の遺例となる、文久3年(1147)制作の《地蔵菩薩立像》や、奈良・金剛山寺(通称:矢田寺)の地蔵菩薩の霊験を描いた《矢田地蔵縁起絵巻》などの重要文化財も所蔵。同展では、こうした作品のほか、おそらく鎌倉後期に、地蔵菩薩が衆生を救済するために白雲に乗って下界へ向かう様を描いた《地蔵菩薩像》や、室町地代に制作された《地獄十王図》のうち、当代一流のやまと絵師が描いた可能性がある《秦広王図》などが、初めて公に展示される。また、高麗時代(14世紀)に描かれた朝鮮の《地蔵菩薩図》なども興味深い。その他、2階の展示室5では、同館顧問の西田宏子氏より寄贈されたコレクションより、阿蘭陀や安南の陶器を、展示室6では、蒸し暑い梅雨の季節に清々しさを演出する茶道具約20件を紹介する。<開催情報>企画展『救いのみほとけお地蔵さまの美術』会期:2023年5月27日(土)~7月2日(金)会場:根津美術館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜料金:オンライン日時指定予約一般1,300円、大高1,000円公式サイト:
2023年05月18日「現代美術の過去・現在・未来展」が、松坂屋名古屋店にて、2023年5月18日(木)から5月23日(火)まで開催される。社会的現象を巻き起こす現代アート「現代美術の過去・現在・未来展」は、現代アートの社会的現象を巻き起こした多彩なアーティストによる作品を展示する展覧会。「ストリートアート」「ポップアート」「国内人気作家」「NEO浮世絵」の主に4つを特集し、ストリート系の海外現存作家を中心とした作品を紹介する。「ストリートアート」や「ポップアート」1960~70年代、ペンキやスプレー塗料等を用いて壁や地下鉄に描かれたグラフィティアートはいたずら書きとして扱われていたが、市民権を得てからはストリートアートとして芸術の位置づけになった。現在では、過疎化した村でのストリートアートイベントや、廃墟の建物に描かれた作品目当てに世界中から人々が集まるなど、経済効果を上げる役割も担うようになった。「ストリートアート」の特集では、ウクライナでの制作活動で話題のバンクシーや、バンクシーに影響を与えたとされるイギリスのアーティスト、ニック・ウォーカーらの作品に注目だ。また、1950年代半ばにイギリスから始まり、 1960年初頭よりアメリカを中心として盛んになった「ポップアート」も特集。ポップアートは、日常で大量生産、大量消費されている食料品や漫画、映画、写真といった物質をアイコン化し、芸術へと転化した。20世紀の現代美術において重要な表現方法となっている。アンディー・ウォーホルらの作品が展示される。ノルウェーの人気アーティスト、ドルクが来日なお、会場にはノルウェーのグラフィティアート・シーンを牽引する人気アーティスト、ドルクが来日。ストリートアーティストとして活動しつつも、ノルウェー政府から報酬を得て主要な鉄道駅に作品を残すなど、絶大な評価を得ているアーティストだ。代表的なグラフィティアートをはじめ、コンテンポラリー作品をノルウェー国外で初披露する。【詳細】「現代美術の過去・現在・未来展」会期:2023年5月18日(木)~5月23日(火)場所:松坂屋名古屋店 南館8階マツザカヤホール住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1時間:10:00~19:00(最終日は16:00閉場)■ドルク来場情報来場日:5月18日(木)、20日(土)、21日(日)時間:1 10:00=12:00、2 14:00~17:00※過去に松坂屋名古屋店でドルクの作品購入者、または当日購入者にはその場で直筆色紙をプレゼント
2023年05月18日有限会社安岡蒲鉾店(所在地:愛媛県宇和島市三間町中野中293番地、代表取締役:安岡 一)は、第5回「安岡蒲鉾のかまぼこ板美術展」展示に向け、2023年5月17日(水)から8月10日(木)まで、かまぼこ板に描いた美術作品を募集しています。応募作品は、2023年9月上旬から安岡蒲鉾にてすべて展示します。かまぼこ板美術展_バナー■開催の背景かまぼこ板は、プラスチックなどの素材とは異なり、かまぼこに含まれる余分な水分を吸収し、カビや細菌の繁殖を抑える重要な役割を果たしています。そして、食べ終わったあとは捨ててしまえばゴミになりますが、これらのかまぼこ板に新たな価値を見出し、独自のアート作品として再利用することができればと考えました。2019年から美術展を開催し2023年で、5回目となります。毎年愛媛県内のみならず県外からも応募があり、2022年は250点のご応募をいただきました。応募作品はすべて9月上旬から安岡蒲鉾にて展示します。■安岡蒲鉾の取り組み地域の子供達を工場に招いて、愛媛伝統のかまぼこ作りを見学できる【工場見学】や【じゃこ天作り体験】などを通じてかまぼこの歴史紹介を積極的に行っております。また、2022年には文化庁事業による食文化に関する学びや体験の提供に取り組む施設の情報をウェブ上の仮想ミュージアムで発信する「食文化ミュージアム」に認定を受け活動の幅を広げています。安岡蒲鉾について■応募要項材料 :かまぼこ板1~5枚(どのメーカーでも可)。どの寸法でも可。応募資格 :プロ・アマ、どなたでも参加できます。テーマ :自由応募方法 :一人何点でも応募できます。封筒または小包・宅配便でお送りください。応募票に必要事項をご記入のうえ、作品の裏にノリ付けし、応募先住所にご郵送ください(コピー可)。応募票がない場合は裏面に「題名・氏名(ふりがな)・部門名(一般の部/こどもの部)・住所」をご記入ください。作品送付先:〒798-1133 愛媛県宇和島市三間町中野中293番地有限会社安岡蒲鉾店「かまぼこ板美術展」係応募締切 :2023年8月10日(木)必着※応募作品は、一切の権利を有限会社安岡蒲鉾店が有し、返却しません。■美術展概要審査員:安岡蒲鉾スタッフ入賞 :【一般の部】 ●最優秀賞(1名) ●優秀賞(3名)【こどもの部】●最優秀賞(1名) ●優秀賞(3名)※入賞者には素敵なじゃこ天かまぼこ詰合せをプレゼントいたします。主催 :有限会社安岡蒲鉾店■昨年の入賞作品一般の部こどもの部■主催者概要会社名: 有限会社安岡蒲鉾店所在地: 〒798-1133 愛媛県宇和島市三間町中野中293番地営業 : 9:00~17:00(毎週日曜日休業)入場料: 無料URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月17日東京・日本橋の三井記念美術館で、NHK大河ドラマ特別展『どうする家康』が開かれています。本展では、家康の生まれたときから亡くなるまでの人生を、美術品などで紹介。国宝や重要文化財も多数展示されています!120点の作品で『どうする家康』を体感!『どうする家康』ブース展示コーナー【女子的アートナビ】vol. 294この展覧会では、NHK大河ドラマ『どうする家康』と連動し、家康だけでなく織田信長や豊臣秀吉などに関連する美術品や歴史資料など、約120点の作品を展示。三井記念美術館からはじまり、岡崎市美術博物館と静岡市美術館に巡回する展覧会です。美術館のあるフロアには、大河ドラマのパネルや映像が楽しめる展示コーナーも設置され、撮影も可能。ドラマファンの気分を盛り上げてくれる、楽しいつくりになっています。意外に質素…家康の遺愛品重要文化財《青磁鉢附乳棒》明時代(15-16世紀)静岡・久能山東照宮博物館蔵最初の展示室1では、大御所時代の家康が、駿府城内で使っていた遺愛品が紹介されています。これらの遺愛品について、本展を担当された三井記念美術館学芸部長の清水実さんは次のように解説してくれました。清水さん家康の遺愛品は、割と質素な感じがします。もともと家康は、名品をたくさん所持していましたが、それらは「駿府御分物(すんぷおわけもの)」として、亡くなったあと、尾張と水戸、紀州の御三家に譲られ、今は徳川美術館などが所蔵しています。それらの名品に比べると、最後まで家康の手元にあったものは質素です。そのような質素なものを家康は好んで使っていたようです。また、家康は理系人間だったようで、漢方を調合する本や、マニアックな香木、薬剤や香木をすりつぶす乳棒や鉢なども最後まで手元に残していました。刀剣乱舞ONLINEのパネル展示も国宝《短刀無銘正宗》(名物 日向正宗) 鎌倉時代(14世紀)三井記念美術館蔵前期展示4/15-5/14続いての展示室2では、国宝の名刀が前期と後期にわけて紹介されています。前期は、国宝《短刀無銘正宗》が登場。鎌倉時代の刀工、正宗がつくった名刀です。あの石田三成が所持していたもので、その後、関ケ原の合戦で水野日向守勝成が手に入れ、「日向正宗」と呼ばれるようになりました。三井記念美術館では、昨年の改修工事で展示ケースの照明がLEDに変わったため、刀剣類の刃文(はもん:刀の焼き入れのときにできる模様)がとても鮮明に見えます。ちなみに、本展の1階入り口では、刀剣乱舞ONLINEのパネル展示コラボも見られます。こちらは、写真撮影可能。パネルとリアルな国宝の刀を一緒に楽しめる絶好のチャンスです。(パネルは7階に移動する可能性もあります)迫力の図屛風!『どうする家康』会場風景展示室4では、江戸から京都までの東海道・甲州街道・中山道を描いた迫力の図屛風《大日本五道中図屛風》が紹介されています。この屏風には、家康の没後30年頃の景色が描かれ、岡崎や浜松、駿府の城や関ケ原の布陣、甲斐や信濃などもあり、家康の足跡をたどることができます。同じ展示室では、家康の9男で、尾張藩初代藩主の徳川義直が描いた《徳川家康画像》も展示。教科書で見るような狸親父の顔ではなく、温和な表情でした。息子が描いた本作品の顔が、リアルな家康に近いといわれているそうです。本当に金ぴか!殿の甲冑『どうする家康』会場風景最後の展示室では、ドラマでも出てくる金ぴかの甲冑が登場!実際に、若き家康が着ていたもので、徳川家ではこの甲冑を江戸城内で代々大切に扱い、明治維新後は静岡に移し、最終的に久能山東照宮に奉納されたそうです。本展の愛用品や肖像画などを通して、リアルな家康の素顔を知ることができました。大河ドラマの世界を体感できる展覧会は6月11日まで開催。Information会期:~6月11日(日)※会期中、展示替えを行います。休館日:月曜日会場:三井記念美術館開場時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)観覧料:一般¥1,500、大学・高校生¥1,000、中学生以下無料
2023年05月10日特別展「ジブリパークとジブリ展」が、神戸市立博物館にて2023年6月25日(日)まで開催される。長野県立美術館などでも開催された巡回展であり、今後は山口県立美術館に巡回予定だ。ジブリパーク誕生の舞台裏を公開!特別展「ジブリパークとジブリ展」2022年11月、愛知県の「愛・地球博記念公園」内に第1期開園した公園施設「ジブリパーク」。森の木々と調和する園内では、スタジオジブリ作品の世界を体感することができる。特別展「ジブリパークとジブリ展」では、これまでに映画『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』などのアニメーション作品を生み出し、「ジブリパーク」制作現場を指揮する宮崎吾朗監督のこれまでの仕事と作品を振り返る。そして、現在も制作が進行しているジブリパークをどのように考え、描き、つくっているのかを制作資料とともに展示・紹介する。名シーンを再現した立体展示ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の「ジブリのなりきり名場面展」が体験できる再現展示は必見。映画『千と千尋の神隠し』の名シーンから、湯婆婆の執務室「にせの館長室」に加えて、千尋とカオナシが並んで座る電車のシーンが再現される。また、ジブリの大倉庫の「にせの館長室」を再現する展示では、仕事に没頭する湯婆婆の様子が見られる。この他、映画『となりのトトロ』でおなじみのネコバスも登場する。ジブリパーク制作の過程を紹介アニメーションの世界を自分の足で歩き、秘密を発見できるジブリパークの制作過程を貴重な資料の数々で紹介するほか、誕生の舞台裏も公開。宮崎吾朗監督がこれまで手掛けた「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」といった建築物の完成までの裏側にも迫る。宮崎吾朗監督が手掛けた作品にまつわる展示宮崎吾朗監督がこれまで手掛けてきた映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』にまつわるイメージボードや背景美術などを展示。細部に至るまで丁寧に描かれた1枚1枚からは、アニメーション映画ができるまでのリアリティが感じられるだろう。なお、「三鷹の森ジブリ美術館」で行われた企画展示「アーヤと魔女展」も展観できる。【詳細】特別展「ジブリパークとジブリ展」開催期間:2023年4月15日(土)~6月25日(日)休館日:月曜日 ただし、5月1日(月曜)は開館開館時間:9:30~17:30※金・土は19:30。入場は閉館の45分前まで。※GW期間の開館時間は、月~木・日 9:00~18:00、金・土 9:00~19:30。会場:神戸市立博物館住所:兵庫県神戸市中央区京町24観覧料:一般 1,800円/大学生 900円/高校生以下 無料(要証明)※神戸市在住で満65歳以上は一般料金の半額。(要証明)※障がいのある人は障害者手帳などの提示で無料。(要証明)※無料、割引料金で入場する場合、各種証明書を当日入口で提示。提示がない場合、一般料金との差額支払い。※団体券の販売はなし。※スムーズな運営を図るため、各種割引の適用は不可。※払い戻し不可。入場方法:入場日時予約制※本展は「入場日時予約制」。時間ごとの入場枠を設定しているため、日時指定券を購入するか、予め観覧券を用意の上、望日時での入場予約が必要。※チケット購入不要の人(小学生以上高校生以下および障害者手帳、無料観覧券、ミュージアムカードを提示の場合)も入場予約が必要。※会期、展示作品等、展覧会の詳細については、今後の諸事情により変更する場合あり。※本展および特設ショップは入替制ではない。本展へは予約された入場可能時間内に来館すること。※再入場不可。※館内の混雑状況によっては、入館・入場を制限する場合あり。【問い合わせ先】・神戸市立博物館TEL:078-391-0035(9:30~17:30 月曜休止)・チケット問い合わせTEL:0570-00-0995(10:00~18:00)
2023年04月28日フェイクスイーツの合同写真展&物販展「スイーツアートの世界展 2023」が、2023年5月13日(土)から6月4日(日)まで福岡・トゥデイズ ギャラリー スタジオ フクオカ(TODAYS GALLERY STUDIO. FUKUOKA)にて、6月9日(金)から6月25日(日)まで東京・トゥデイズ ギャラリー スタジオにて開催される。“まるで本物”フェイクスイーツが揃う「スイーツアートの世界展」「スイーツアートの世界展」は、まるで本物のように精巧に作られた“フェイクスイーツ”の作品&物販展だ。見ているだけで甘い香りが漂ってきそうなハンドメイド作品の展示を通して、スイーツアートの世界を体感することができる。人気クリエイターによる作品が集結会場には、SNSでフェイクスイーツ作品を公開する人気クリエイターが集結。リアルでかわいいミニチュアフードで注目を集める「petite.fleur」や、食べ物をモチーフにしたアクセサリーや小物を制作する「夢はな」などが新作を披露する。なお館内は写真撮影OKなので、かわいいスイーツ作品を写真に撮って楽しめるのも嬉しいポイントだ。かわいらしい会場限定グッズもまた会場でしか手に入らない、限定グッズにも注目。プリンやカップケーキを模したメモスタンドや、春らしい和菓子を飾ったボールペン、カラフルなカヌレのキーホルダーなど、思わず手に取りたくなるようなキュートなアイテムを取り揃えている。【詳細】「スイーツアートの世界展」■福岡会期:2023年5月13日(土)~6月4日(日)時間:11:00~18:00休館日:毎週月・火曜日場所:トゥデイズ ギャラリー スタジオ フクオカ住所:福岡市中央区薬院2-2-4 1F入場料:600円、3歳以下無料出展者:33組■東京会期: 2023年6月9日(金)~6月25日(日)時間:平日 11:00~18:00、土日 11:00~19:00休館日:毎週月曜日会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料:600円、3歳以下無料出展者:41組※内容は変更になる可能性あり。グッズ例:・<プリマトルテ -クレイ洋菓子店->プリンのメモスタンド 3,600円・<S*Forest>春の和菓子ボールペン 2,750円~・<きてれつ工房>カヌレ キーホルダー 1,500円
2023年04月24日2023年4月26日(水)より、日本橋髙島屋S.C.本館8階ホールでは、『京都細見美術館の名品―琳派、若冲、ときめきの日本美術―』展を開催する。京都市左京区、岡崎公園近くに位置する細見美術館は、大阪の実業家・細見良(初代古香庵)に始まる細見家三代の蒐集をもとに、1998年に開館した美術館。収集品は、日本の美術工芸のほとんどすべての分野と時代を網羅し、国内外から高い評価を受けている。同館の開館25周年を記念して開催される同展は、細見美術館が誇る日本美術のコレクションより、選りすぐりの作品約100件を紹介する展覧会だ。展示構成は、「神や仏に捧げられた造形にこそ真の尊さがある」とする初代古香庵の信念を原点に、優美で繊細な仏教美術の数々を紹介する「1、祈りのかたち」、室町時代の湯釜や根来塗りの漆器など他に類をみないコレクションを展示する「2、数寄の心」、近世の蒔絵作品や七宝コレクションなど、日本美術の特徴といわれる「かざりの美」が並ぶ「3、華やぎのとき」、二代古香庵が築いた琳派の一大コレクションを紹介する「4、琳派への憧れ」、そして、江戸時代の人気画家・伊藤若冲の、初期の著色画から晩年の水墨画までを紹介する「5、若冲のちから」の全5章。とくに細見美術館といえば、琳派と若冲のコレクションで知られるが、今回も本阿弥光悦や俵屋宗達はもちろんのこと、江戸琳派の祖・酒井抱一や近代に琳派のスピリットを継承した神坂雪佳の《金魚玉図》、また若冲の代表作《動植綵絵》を彷彿とさせる《糸瓜群虫図》や、得意の鶏を描いた《鶏図押絵貼屛風》など、細見美術館ならではのラインナップを見ることができる。なかなか京都まで行くことができないという人は、ぜひこの機会をお見逃しなく。<開催情報>開館25周年記念展『京都細見美術館の名品-琳派、若冲、ときめきの日本美術-』会期:2023年4月26日(水)~5月15日(月)※会期中無休会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール時間:10:30~19:30、最終日は18:00まで(入場は閉場30分前まで)料金:一般1,200円、大高1,000円※12月23日(土)よりジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場を巡回予定公式サイト:
2023年04月13日