住まいや食事、コミュニケーションからなる日々の生活をもっとよくしたい…。そんなときに読むとよい本とは、どんなものでしょうか?“生活をグレードアップさせたいときに読む本”をテーマに読書家のみなさんに選んでもらいました。タレント・壇蜜さん、テレビ東京アナウンサー・森本智子さん、映画監督・山戸結希さんです。≪壇さんおすすめ!≫■『日本全国「ローカル缶詰」驚きの逸品36』黒川勇人ユニークかつ実力派の「ご当地缶詰」を、世界中の缶詰を知り尽くす缶詰博士の著者が厳選して紹介。製造の裏側や意外な食べ方、人情味あふれるエピソードも満載。「ここまで『缶詰って愛すべき食べ物だったのか…』と思い知らされたことはありませんでした。この本と出会い、缶詰を楽しむという新しいジャンルが私の生活に誕生したのです。結構高価なものも。缶詰をあなどることなかれ」。講談社+α新書840円≪森本さんおすすめ!≫■『世界一予約の取れない美容家(セラピスト)だけが知っている成功者たちの「極意」』早野實希子ハリウッド女優や一流経営者から絶大な支持を集めるカリスマ美容家が「成功者の共通点」を初公開。「早野さんの施術を受けたことがありますが、人間的に尊敬できるうえ結果も出してくださった素晴らしい方。彼女が顧客と接するなかで得た、成功者に共通する体の作り方や心の持ち方などが、リアルな体験を基に記されています。すぐ生活に取り入れられることがたくさんありますよ」。大和書房1400円≪山戸さんおすすめ!≫■『我が家の絶品ママカレー』田中優子市販のカレールウを使った“ママカレー”に隠し味や香りを加えて、名店に負けない味わいにする技を紹介。「近頃定年を過ぎた父や上京した母がカレーを作ってくれる。それに確かに満たされてしまう子どもが自分の中にいます。誰かを甘やかしてあげられる大人になりたいと思ったとき、心のこもったカレーを作ってあげられたら、元気がない人も、ポジティブな食欲を湧かせてくれると思います」。イカロス出版1300円◇だんみつタレント。『オール讀物』(文藝春秋)に掲載した「光ラズノナヨ竹」で、小説家デビュー。著書に『どうしよう』(小社刊)、『壇蜜日記』(文春文庫)などがある。「本は、打ち解けるまで時間がかかる友人です」◇もりもと・ともこテレビ東京アナウンサー。経済ニュース『WBS』ではゲストがお薦めの一冊を紹介する「スミスの本棚」の進行を務め、現在は『NEWSアンサー』『主治医が見つかる診療所』などを担当する。◇やまと・ゆうき映画監督。乃木坂46 のシングルMVを手がけるなど、注目の新鋭。小松菜奈・菅田将暉主演の最新作『溺れるナイフ』が11月公開。「本は私にとって、世界を映すカメラのレンズを増やしてくれるものです」※『anan』2016年6月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・熊坂麻美
2016年06月10日このままじゃいかん!と人生をがらっと変えたいときは自己啓発やノンフィクションが響きます。本好き有名人のみなさんに“ゼロからやり直したいときに読む本”を選んでもらいました。映画監督・山戸結希さん、ライター・三浦天紗子さん、演劇作家・藤田貴大さん、テレビ東京アナウンサー・森本智子さんの面々です。≪山戸さんおすすめ!≫■『日本辺境論』内田 樹「辺境」という視点から、日本人固有の特性や文化、思考をひもとく日本文化論。「自分の立つ場所が中心であるにもかかわらず、私たちは確かに辺境を生きている。その逆説が生み出すねじれを知ると、今見えている世界が反転する。内田先生の本には『この大切な話を届けたい』という願いが潜伏していて、書き言葉の代表作である本書と、話し言葉の集大成である『最終講義』もおすすめです」。新潮新書740円≪三浦さんおすすめ!≫■『捨てる女』内澤旬子溜める暮らしから、捨てまくる暮らしへ。捨てるものがなくなったとき、人はどうなるのか…。「乳がん手術とホルモン治療で体質が変わり、モノがあふれたカオスな部屋に耐えられなくなった著者。断捨離エッセイと思うなかれ。断捨離は不要なモノを捨てる行為ですが、著者は夫も捨て、長年蒐集してきた大切なお宝本まで捨ててしまう。そこまで徹底すると、もう暮らし方も生き方も変わる。圧倒されます」。本の雑誌社1600円≪藤田さんおすすめ!≫■『ぼくは猟師になった』千松信也猟のやり方から自然と向き合い考えたことまで、生命への驚きと発見に満ちた若者猟師の記録。「これは人生の本だと思った。彼が今の僕と同い年くらいのときに、時間をかけてたどり着いた“食べていく”ということが、少しだけ垣間見えた気がします。でもたぶん、全部はわかり切れていない、というか、わからなくていいとも思ったし、そういう余白も含めて、とても興味深い読書体験ができたのがうれしい」。新潮文庫790円≪森本さんおすすめ!≫■『完訳 7つの習慣人格主義の回復』スティーブン・R・コヴィービジネス書のベストセラー『7つの習慣』の新訳版。仕事、家庭、人間関係など、あらゆる側面で充実し、人間らしく営む道を示す。「自分のあり方を変えれば、周囲の環境もプラス方向に変えることができるなど、いつ読んでも得るものがあります。この本は読んで理解するだけでなく、実行に移し習慣化することで完成するライフワークのようなもの。人生は変えることが可能だと教わりました」。キングベアー出版2200円◇やまと・ゆうき映画監督。乃木坂46 のシングルMVを手がけるなど、注目の新鋭。小松菜奈・菅田将暉主演の最新作『溺れるナイフ』が11月公開。「本は私にとって、世界を映すカメラのレンズを増やしてくれるものです」◇みうら・あさこライター、ブックカウンセラー。小誌ほか雑誌やウェブで作家や漫画家のインタビュー、女性の健康などを手がける。著書に『そろそろ産まなきゃ』(CCCメディアハウス)など。ツイッター@asatian◇ふじた・たかひろ演劇作家。劇団「マームとジプシー」主宰。8月にワークショップ公演『ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ或いは、泡ニナル、風景』を予定。「本は、日常に立ち止まる時間を与えてくれます」◇もりもと・ともこテレビ東京アナウンサー。経済ニュース『WBS』ではゲストがお薦めの一冊を紹介する「スミスの本棚」の進行を務め、現在は『NEWSアンサー』『主治医が見つかる診療所』などを担当する。※『anan』2016年6月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・熊坂麻美
2016年06月10日昔話の主人公たちが共演するauのCM"三太郎"シリーズで、話題のキャラクター・一寸法師が出演する新CM2本が、10日から全国で放送される。今回の新CM「キーマン」編では、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、鬼(菅田将暉)に加え、一寸法師(前野朋哉)がキーマンとして登場。男5人で談笑しているが、一寸は他のメンバーから「誰だっけ?」「まだ帰んないの?」といじられまくる。そこで一寸は名誉挽回すべく、三太郎にまつわるエピソードに、自身が関わっていたことをアピール。川上から流れてきた大きな桃に、桃太郎のおばあさんが気付いた理由や、浦島太郎を竜宮城へ導いたカメの飼い主など、意外な秘密を次々に明らかにし、自身が三太郎の人生を後押ししてきた"キーマン"であることを主張する。この撮影で、鬼と一寸との共演は初めてだったが、すぐにいつものアドリブ合戦に発展。前野は常に全力で演技し、夏のライティングということもあって汗だくだった。もう1本は「フェス」編。夏を前に思いを馳せる三太郎たちに、一寸はみんなで音楽フェスに行こうと提案。フェスを知らない三太郎に対し、お調子者の一寸は「それはパラダイス」「行けばわかる」とグイグイ押していく。撮影ではジャンプするシーンがあり、どうやってジャンプするのが一番面白いかをみんなで相談。監督から「陸上選手みたいにジャンプできる?」とむちゃぶりされても、三太郎たちは、一寸法師よりも先に「できます!」と応えていた。
2016年06月10日俳優の池松壮亮と菅田将暉が7日、都内で行われたW主演映画『セトウツミ』完成披露舞台あいさつに、大森立嗣監督とともに登場した。此元加津也原作の同名漫画を元に、菅田演じる元サッカー部のお調子者”瀬戸”と、池松演じるインテリメガネの”内海”、2人の高校生が関西弁でしゃべるだけ、という作品。また、瀬戸が恋する女子高生・樫村を中条あやみが演じる。池松は「川辺でしゃべるだけで映画になり得るのか」と不安を覚え、撮影でも「短い時間でしたので、手応えもクソもないまま終わって……」と当時の心境を漏らすが、出来上がった作品には「楽しんでもらえるんじゃないかと」と自信をのぞかせた。菅田の印象について、池松は「心と体が柔らかい、柔軟性のある俳優さん」と語り、菅田は池松について「太賀が、『役者の鏡だよ』と言っていたので、その通りだなと思いました」と互いに褒め合うが、大森監督は「初対面の時、口きかなかったんですよ。大丈夫かなと……」と撮影時の二人の様子を暴露。池松は「しゃべることないですからね」と苦笑したが、「今はよくしゃべるようになりました」とフォロー。菅田は「思ってたより池松くんがボケるから、ツッコむのがすごい大変でした」と意外な一面を明かし、「地元(関西)にいた時のような感じ」と関係を表現した。また、2人は同作の予告編として公開され、インターネットで話題を呼んでいる1本「スタンディングオベーション」をその場で披露。独特のテンポで行われる2人の掛け合いに、客席も実際にスタンディングオベーションを行った。
2016年06月07日此元和津也の人気コミックを実写化した『セトウツミ』の完成披露試写会が6月7日(火)、都内で行われ、主演を務める池松壮亮と菅田将暉、メガホンをとった大森立嗣監督が出席。挨拶でネガティブ発言(?)を連発する池松さんに、菅田さんはタジタジだった。関西の高校生2人が放課後、無駄話をしゃべるだけの“ケンカ無し、部活無し、壁ドン無し”青春映画。 池松さんがクールな塾通いの内海、菅田さんが天然な元サッカー部の瀬戸を演じている。『デスノート Light up the NEW world』『ディストラクション・ベイビーズ』と共演作が続いているが、本格的な共演はこの作品が初めてとなる。「2人が川辺でしゃべるだけ。挑戦的だけど、映画になりえるのか不安もあった」と池松さん。一方、大阪出身の菅田さんは「池松くんとしゃべるだけで、すごく楽しそうだなと思いましたし、しかも関西弁ですから。撮影も原作と同じ大阪だったので、地元の感覚を取り戻したし、土地に助けられた」とふり返った。また、菅田さんは「思っていたより池松くんがボケるので、ツッコむのは大変だった。散らかったものは片付けないと…」と苦笑い。池松さんの関西弁について、「そりゃもう」と太鼓判を押すと、池松さんが「でも78点って言っていた」と返し、劇中さながらのコンビネーションを披露していた。そんな2人に対し、大森監督は「現場入りしても、一言も口をきかないから、怖くなった(笑)。でもベタつかない関係性が役柄に合っていた」と明かすと、池松さんは「別に人見知りとかじゃなく、しゃべることないですから」とポツリ。その後も「撮影は1週間くらいだったので、手応えないです」「安い賃金で働いていたので」「関西弁はできればやりたくなかった」「(自分の関西弁に対し)ツッコミが入るのは嫌だし、大阪で公開してほしくない」と消極的なコメントを連発。菅田さんはタジタジの様子で、会場を笑いに包んでいた。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月07日此元和津也の同名マンガを映画化した『セトウツミ』の完成披露試写会が6月7日に、都内で行われ、本作で本格的な初共演を果たした池松壮亮と菅田将暉、メガホンをとった大森立嗣監督(『まほろ駅前狂騒曲』『さよなら渓谷』)が出席。大森監督は若手実力派ふたりについて「最初は一言も口をきかないから怖くなったけど(笑)、ベタつかない関係性がいい」と振り返った。『セトウツミ』/その他の画像関西に暮らす高校生ふたりが、ただひたすら喋っている放課後を描いた「ケンカもない、部活もしない、壁ドンもない」ユニークな青春映画。池松がクールなインテリメガネの内海、菅田がちょっとおバカなツンツン頭の瀬戸を演じている。とにかく“喋るだけ”の本作について、池松は「川辺に座って、喋るだけで映画になりえるのか不安もあったが、とても挑戦的だし、楽しんでもらえる自信はある」とアピール。上映時間は75分間で「いいヒマつぶしになれば」と笑いを誘っていた。一方、菅田は「大森監督のもとで、池松くんとただ喋るだけって楽しそうだなと思った。(劇中に)タンゴがかかったりして、思ったよりも品がある映画に仕上がった」と手応え十分。大森監督は「ふたりとも実力があるから、とにかく喋りを撮り続けようと。ふたりなら出来るでしょって(笑)」と全幅の信頼を寄せた。原作の舞台と同じく、大阪の堺市でロケが行われ、大阪育ちの菅田は「地元の感覚が戻ったし、土地に助けられました。池松くんが思ったよりもボケてくるので、ツッコミが大変でしたけど」と関西人の血が騒いだ様子。片や池松は慣れない関西弁の演技に苦労したといい、「ツッコミが入るのが嫌なので、できれば、大阪では公開してほしくない…」と弱音を吐く場面もあった。『セトウツミ』7月2日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年06月07日俳優の船越英一郎が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)に出演することが6日、発表された。本作の舞台は、かつての主人公とライバルである、夜神月(やがみ・らいと/藤原竜也)とL(松山ケンイチ)の死から10年後の世界。デスノートによる大量殺人事件が再発したことで、6冊のノートの存在が判明する。続出するノート保持者に世界中が大混乱に陥る中、"キラウィルス"と呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉の3人がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる頭脳戦が繰り広げられる。船越が演じるのは、新たなデスノート所有者で裁判官の御厨賢一(みくりや・けんいち)。最高裁判所で、限られた者しか任命されない最高裁判事を務めており、識見が高く法律の素養がある御厨だが、その奥ではノートを隠し持っている。かつて月は、ノートを使って、現行法では裁ききれない犯罪者などを粛清することで"新世界の神"となることを夢想した。一方、御厨は本物の法の世界の人間。船越は、この静かな恐怖を纏った最高裁判事・御厨を"怪演"するという。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年06月06日東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という最旬の若手俳優が競演を果たし、原作に存在しながらもこれまで触れられてこなかった“6冊ルール”を描くシリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』。先日解禁となった映像でも、デスノート所有者のひとり・青井さくらを演じる川栄李奈の姿が登場していたが、6冊のうちの新たな所有者を船越英一郎が演じることが決定。しかも、法を司る最高裁判事となることが分かった。名前を書いた人間を死なせることができる死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月(ヤガミ・ライト)と世界的名探偵・Lたちによる頭脳戦を描き、国内累計発行部数3,000万部を誇る大ヒットカリスマコミックを10年ぶりに映画化する本作。本作の舞台は、デスノートを駆使して凶悪犯を次々と死に追いやった“キラ”こと夜神月(藤原竜也)と、命をかけてキラを食い止めたL(松山ケンイチ)との天才同士の対決から10年を経た世界。史上最悪の殺人兵器であるデスノートが死神界から6冊もたらされ、そのうちの1冊を、渋谷の街にいる一見普通の女の子・青井さくら(川栄李奈)が手にし、何の罪もない大群衆を恐怖に陥れていた。デスノート対策本部の三島(東出昌大)ら刑事が、身に迫る危険をも顧みず、デスノート所有者であるさくらを追いかける中、また犠牲者が…。新たな“デスノート所有者”となるのは、裁判官の御厨賢一(みくりや・けんいち)。世界中にもたらされた6冊のデスノートのうちの1冊が、本来は法で悪を裁くはずの人物の手に渡ってしまう。しかも、御厨は“日本の裁判所で最高位である最高裁判所”で、限られた者しか任命されない最高裁判事。識見が高く、法律の素養がある御厨が、なぜデスノートを手にしたのか?その巨大な権力を傘に、どのような行為に及んでしまうのか…?そんな御厨を演じるのは、東出さん主演『ヒーローマニア-生活-』でも強烈な演技を見せていた、 “サスペンスドラマの帝王”との異名を持つ名優、船越さん。本作でも、静かな狂気をまとった最高裁判事を、他者が放つことのできない圧倒的な存在感で体現する。残り4冊の所有者についても、気になるばかりだ。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日『太陽』『オオカミ少女と黒王子』など、出演作が続々と公開する門脇麦。そんな彼女が単独初主演に挑んだ映画『二重生活』から、素の表情が覗くメイキング映像が、いち早くシネマカフェに到着した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。『愛の渦』や『太陽』など、体を張った演技で24歳という若手ながら、高い評価を得ている女優のひとり門脇さん。大胆な演技だけでなく、『オオカミ少女と黒王子』や「お迎えデス。」といったラブコメにも出演するなど、その演技の幅は計り知れない。そんな彼女が今回本作で演じるのは、見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役で、いままでとはまた違った役柄に挑戦している。このほど到着したのは、単独初主演に挑んだ門脇さんのリアルな表情を切り取ったメイキング。「連日悪夢を見て、2、3回起きる」「夢から覚めても夢…」と、門脇さんが悩み交じりに語り出すところから映像は始まる。続けてその夢を具体的に語っているところから、夢の中でも仕事の事を考えている事に、女優としてのプロ根性が感じ取れる。そして映像の最後では、休憩中についつい寝てしまった際の映像も収められており、本作では対象者の生活を覗き見る大学院生の珠を演じている門脇さんだが、撮影現場では逆に寝顔を覗き見られていたようだ。そのほかにも本作には、尾行対象の石坂役に、長谷川博己。恋人・卓也役に菅田将暉、尾行を勧める謎多き教授にリリー・フランキーなど多彩なキャストが集結している。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月05日俳優・松坂桃李と菅田将暉が、音楽グループ・GReeeeNの代表曲「キセキ」が生まれるまでの物語を描く映画『キセキ -あの日のソビト-』(2017年新春公開)で、W主演を務めることが3日、発表された。同曲は、2008年にリリースされ、ギネスに「日本で最も売れたダウンロード・シングル」として認定されるほどの大ヒットを記録した。本作は、家族や仲間との衝突しながら自分の進むべき道を切り開いた、グループの全楽曲のプロデュースを務めるJIN(ジン)と、リーダーのHIDE(ヒデ)たち兄弟の体験を基に、同曲の誕生秘話を描いた青春ストーリー。2人の青春期の実話を切り取って、物語として展開する。松坂はJIN役を、菅田は兄のHIDE役を、それぞれ務める。2人は4度目の顔合わせになるが、初の兄弟役で、W主演となるのも今回が初。『海街diary』(15年)などの是枝裕和監督作品の助監督を担当してきた兼重淳監督がメガホンを取り、斉藤ひろし氏が脚本を執筆する。なお、タイトルとなっている"ソビト"は、同グループの造語で、「素人あるいは空人、自由に新しいことに挑戦していく人」を意味している。最初は映画のイメージをうまくつかめなかったという松坂。しかし、実際に2人に会った際に、その人柄に引かれ、「お2人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」と感慨を口にする。自身が演じるJINについては、「人を引きつけ、運気を上げてくれそうな"パワースポット"のよう」と表現。劇中で昔のバンド時代も描かれることから、「僕にも歌うシーンがあります」と打ち明け、「役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」と喜びを語っている。一方、菅田はGReeeeNを「素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っている」と称賛。そんなグループのメンバーを演じるのは、「今生きている実在の人物を演じる上でも、僕にとって異色の経験」と身構える。それでも、彼らの学生時代や結成当時の姿を「世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります」とアピール。歯科医とアーティストを両立させることの難しさを想像しながら、「なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな"キセキ"があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」と意気込みを表した。
2016年06月03日GReeeeNの代表曲『キセキ』が誕生するまでの軌跡を描く映画『キセキ ーあの日のソビトー』が、松坂桃李と菅田将暉のW主演で製作されることが決定した。初の兄弟役を演じるふたりは「これはきっと面白い物語になる」(松坂)、「僕にとって異色の経験になる」(菅田)とコメントを寄せた。その他の情報GReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立を考え顔を伏せて活動している4人組みのボーカル・グループ。映画は実話を基に、楽曲のプロデュースを手がけるJIN(ジン)と、リーダーのHIDE(ヒデ)の兄弟が、家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿が描かれる。松坂は「最初この映画は名曲『キセキ』に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、おふたりから出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」と話し、自身が演じる兄・JINについて「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のよう」と明かす。菅田は「僕と(松坂)桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります」と言い、「この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」とコメント。劇中に登場する歌唱シーンについてふたりは「JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」(松坂)、「GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています」(菅田)と明かしている。監督は、『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳が担当する。『キセキ ーあの日のソビトー』2017年新春公開
2016年06月03日2008年に発売され、ギネスブックに記録を残す大ヒット曲となった「GReeeeN」の名曲「キセキ」。その誕生にまつわる、ある兄弟の物語を『キセキ ーあの日のソビトー』として映画化、いま最も旬な俳優として注目を集める松坂桃李、菅田将暉がW主演を務めることが明らかになった。「キセキ」といえば、歯科医師とアーティストを両立する顔出し一切なしの異色ボーカル・グループ 「GReeeeN」の代表曲。2008年5月の発売後は2009年7月に着うた・着うたフル総計で590万超として記録認定、第81回選抜高等学校野球大会の開会式 入場行進曲にも採用され、2016年5月31日時点では、着うた・着うたフル・PC総計で760万件超すという驚異的なヒットを記録しており、きっと誰もが口ずさむことができるであろう、J-POPの代表曲ともいえる、おなじみの名曲となっている。本作で描かれるのは名曲「キセキ」の誕生のバックボーンとなる、ある兄弟の物語。家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出していく。「キセキ」を含む「GReeeeN」の楽曲すべてのプロデュースを手がけるJIN(ジン)と「GReeeeN」のリーダーHIDE(ヒデ)、この2人の青春期を切り取った実話が基になるという。その兄・JINを演じるのは、『秘密 THE TOP SECRET』『真田十勇士』も控える松坂さん、JINの実の弟・HIDEを演じるのは『デスノート Light up the NEW world』など今年だけで9作に出演する菅田さんが初めてW主演を務めることが決定!いま最も注目を集める若手俳優の2人が、『王様とボク』『麒麟の翼~劇場版・新参者から』『ピース オブ ケイク』以来4度目の顔合わせで、初の兄弟役を演じることとなる。<以下、コメント>◆松坂桃李最初この映画は名曲「キセキ」に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、お2人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました。人を惹きつけ、 運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん、そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じますが、兄弟お2人の分かりあっている雰囲気や空気感をしっかり表現して、兄弟の関係性や家族の形、「GReeeeN」がデビューするまでの仲間たちに対する2人の思いを、丁寧に作品に乗せていきたいと思います。JINさんは「GReeeeN」のプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも「楽しんでやってください」と言っていただいて、心強く思っています。◆菅田将暉「GReeeeN」さんは素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っていると思います。そんなグループのメンバー役を演じさせていただくことは、いま生きている実在の人物を演じるうえでも、僕にとって異色の経験になるなと思いました。僕と(松坂)桃李君が演じることによって、「GReeeeN」さんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります。この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があっていまこうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです。「GReeeeN」さんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいです が、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています。「顔も分からない彼らの音楽が、なぜ、こんなにみんなに届くのか?たくさんの人の心に届く音楽の素をこの映画で表現できたら」と意気込む小池賢太郎プロデュサーが、JINさんが語る自らの昔話に心動かされたことをきっかけに、今回の実写化にこぎつけたという本作。監督を務めるのは、『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳。脚本を手掛けるのは、『秘密』でシッチェス・カタロニア国際映画祭にて最優秀脚本賞を受賞した斉藤ひろしという、強力なタッグが実現した。厳しい父親のもとで音楽への道を志す兄弟の姿に迫る、“軌跡”と“奇跡”を描く“輝石”の物語の、今後の続報を楽しみにしていて。『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年新春公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、破壊・破壊・破壊!暴走イケメンから目が離せなくなる『ディストラクション・ベイビーズ』です。***女子的なストーリーがお好きな皆さんには、ちょっと刺激強すぎるかな~……とは思うんだけど、この映画が魅せる可能性は共有してもらいたいのよね~。それが『ディストラクション・ベイビーズ』。ストーリーは超シンプル。愛媛の港町の手のつけられない暴れん坊・泰良が、ある日突然失踪。彼はケンカできる相手を見つけては、素手で勝負するという毎日を送るために、都会の松山にいたのね。そんなノンストップの暴れっぷりを見ていたのが、これまたケンカっぱやい裕也。裕也は泰良の強さに惚れこんで、暴力で名をあげようと彼を誘い、無関係の一般人に襲いかかっていくの。警察やマスコミが大騒ぎするものの、彼らの動くスピードの方が速く、彼らの暴走は止める者ナシ……、と暴力の限りを尽くす暴走映画。これだけ聞いてると、あまり興味持ってもらえないと思うのよね。だって、任侠映画みたいに女子どもには手をださねぇ!っていうポリシーなんてゼロ。バッチリ子どもも女性も彼らの暴力のエジキになってくんだもん。でも、こんだけ暴力まみれで、理不尽な物語のくせして、一瞬たりともスクリーンから目を離せなくなるマジックがあるのよ!それって珍品!そのマジックの理由の一つは、暴れる2男子が、今をときめくイケメン2人だから。泰良役は復活ぶりがめざましい柳楽優弥くん。裕也役は、これまた成長著しい菅田将暉くん。柳楽くんはご存じの通り、一時期完全に表舞台から姿を消してたわよね。でも映画『許されざる者』で主演の渡辺謙さんを食ってしまうほどの存在感を見せつけてからは、完全上り調子。いわゆるイケメンの枠にハマらずに、目力の強さを武器にタイプの違う役を演じまくってるの。菅田くんは、CMの鬼ちゃん役でブレイクしてるけど、アレ以上に映画やドラマでの存在感ハンパなしのオールマイティ男優なのよ。この天才的に器用なイケメン2人が、ひたすら暴力の限りを尽くす役(しかも武器は使わないのもミソ)を、なりきり演技でやるもんだから、いつどこでこの暴走が止まるのかわからなくて、目が離せなくなるの!おそるべき才能ね。シンプルかつ破天荒な構造の物語のくせして、こんだけのパワーをもった作品を観るのはうれしくもあり恐ろしくもあり。こんなクレイジーな作品を作ったの誰よ!って思ったら、クレイジーなインディーズ作品の大量輩出映画祭として知られるゆうばり国際ファンタスティック映画祭出身、真利子監督だってので超納得。彼の初期作はあたしも夕張で観てきているけど、初期作からしてモーレツな勢いがあったのよ。その勢いはそのままに、メジャー俳優を使ってさらにパワーアップさせてたのね~。そりゃ無差別の暴力に対しては嫌悪感しかないけど、観た後にゾワゾワくる何とも言えない感情は、これまでの日本映画にはあまりなかったことだわよ。監督の才能も恐るべしだわ……。今後、どうなっちゃうんだろう、真利子さん。そしてなにより、今をときめくイケメン2人が、こんな狂気に満ちた役を見事に演じきっているってのは、珍品以外の何物でもないわよ。むきだしの感情をカメラにぶつけた2人とそれを無駄なく収めた監督の力、スクリーンで感じ取って!◇インディーズ映画界の雄・真利子監督はこの映画で商業映画デビュー。監督&脚本/真利子哲也出演/柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、でんでんほかテアトル新宿ほかにてロードショー公開中。(C)2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会※『anan』2016年6月1日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年05月31日池松壮亮と菅田将暉が放課後の河原で“喋る”だけの青春を描く、クスッと笑えてクセになる『セトウツミ』。このほど、2人の笑顔はじける、仲睦まじきプロレスごっこの第3弾ビジュアルが解禁となった。塾通いのインテリ眼鏡、内海(池松さん)と元サッカー部のお調子者、瀬戸(菅田さん)が関西弁で織りなす、“放課後無駄話”を全力で描く本作。ヒロインの女子高生、樫村さんには、注目の若手女優・中条あやみが扮している。今回到着した本作の第3弾ビジュアルは、これまでのゆる~い雰囲気と2人の絶妙な距離感が印象的だったビジュアルとはひと味違うもの。クールな内海を演じる池松さんが、お調子者の瀬戸を演じる菅田さんに、アントニオ猪木も得意としたプロレス技・コブラツイストをかけてじゃれ合っているシーンを切り取っている。2人とも満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズを決めている本画像は、とっても仲睦まじげ。そんな2人の間には、「おしゃべり、ひとやすみ。たまにはこんな放課後も。」と、瀬戸と内海が過ごした時間をイメージされてくれるようなキャッチコピーが加わり、河原でひまを潰すだけの青春がキラキラと輝いて見える仕上がりとなっている。本ビジュアルのチラシには、著名人から本作への絶賛コメントも収録しているというから、劇場でチェックしてみて。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日映画『溺れるナイフ』が2016年11月5日(土)に公開。ジョージ朝倉原作の同名コミックを実写化する。小松菜奈、菅田将暉が主演2004年から13年にかけて「別冊フレンド」に連載され、世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける「溺れるナイフ」。本作を手掛けるのは、若手女性監督の山戸結希。小松菜奈、菅田将暉がW主演。二人の脇を固めるのは、ジャニーズWESTの重岡大毅、上白石萌音、志磨遼平、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスら。予告編に先駆けて公開された特報映像では、旬なキャストたちの個性あふれる演技も垣間見える。東京から転校してきた美少女モデルの夏芽と強烈なオーラを放つ地元の少年コウの物語。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生が、10代の少年少女たちを通して、激しくも儚く、そして美しく描いていくという。主題歌は志磨遼平ソロプロジェクト・ドレスコーズなお、映画初出演となる志磨遼平ソロプロジェクト・ドレスコーズが、主題歌を担当。主題歌は志磨が在籍していた伝説のバンド・毛皮のマリーズの名曲「コミック・ジェネレイション」で、ニューバージョンを再録するそうだ。ストーリーストーリー:東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が二人を襲う・・・。深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼馴染のカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる―。夏芽の決断は?コウの想いは?永遠を信じていた二人の恋の行方は?作品情報『溺れるナイフ』公開日:2016年11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国公開出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊) (C)ジョージ朝倉/講談社監督:山戸結希脚本:井土紀州、山戸結希音楽:坂本秀一(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年05月29日柳楽優弥が野獣のようにストリート・ファイトを繰り返す若者をカリスマ性たっぷりに怪演するほか、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら若手実力派俳優たちが、それぞれ驚愕の進化を見せる問題作『ディストラクション・ベイビーズ』。5月21日(土)より全国18館で公開され、大ヒットスタートを切った本作から、鑑賞者の間で話題を呼んでいる柳楽さんの異様さが引き立つ“坊主カット”が解禁となった。愛媛県・松山を舞台に、欲望のおもむくままに喧嘩に明け暮れる若者・泰良と、その狂気に魅せられた退屈な高校生、2人の“危険な遊び”に巻き込まれてしまうキャバ嬢、姿を消した兄を探すたった1人の肉親である弟の姿を描く本作。5月21日(土)より全国18館で公開されるや、メイン館となるテアトル新宿では、初日レイトショー含む5回上映すべて、立ち見まで売り切れる全回満席札止めとなる大ヒットスタートを切った。その勢いは日曜日も続き、6回上映がすべて満席に。公開前日の新聞各紙では大枠での映画評や監督インタビューが多数露出、公開前より業界内外から「衝撃作」として熱い注目を集めていたこともあり、キャスト陣や作品への高い期待度、意欲度がそのまま成績へと繋がる結果となった。また、テアトル新宿の大ヒットを受け、急遽シネ・リーブル池袋で6月4日(土)より拡大公開されるほか、全国30館以上の劇場で公開が決定。劇場側からの問い合わせも多く、この勢いはますます加速していきそうだ。今回の大ヒットに合わせ、早くも一部で話題沸騰となっていた、柳楽さんの“坊主カット”が解禁。闇に紛れるように佇む“泰良”の姿からは、不穏かつ妖しげな、ギラギラした存在感がにじみ出ている。「ずっと喧嘩しているから、気持ちが常に高揚していた」と語る柳楽さんは、このシーンで自ら髪を切ることを提案。自身の生まれ月でもあるラッキーナンバーにちなんで3mmのバリカンを当て、決意表明の坊主姿となったという。喧嘩に明け暮れ、“場数”を踏むたびに強さを増していくという人物を演じる過酷な撮影下でも、モノづくりを“遊ぶ”姿勢には、まるで泰良が憑依しているかのような大胆さが垣間見える。いまの日本を代表する若き才能たちがエネルギーを発露させ、今期ナンバーワンの衝撃と忘れがたい記憶を刻み付ける本作を、スクリーンで確かめてみて。『ディストラクション・ベイビーズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日池松壮亮と菅田将暉という、いま最も多忙な若手実力派俳優を迎え、シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化した『セトウツミ』。このほど、池松さん、菅田さんとスタッフたちが全力で作り上げた、“放課後無駄話”の舞台裏に迫るメイキング画像が到着した。本作のタイトル『セトウツミ』は、菅田さん演じる元サッカー部の“天然系”・瀬戸(せと)と、池松さん演じる塾通いの“クール系”・内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。ヒロインの女子高生、樫村さん役には人気急上昇中の中条あやみを迎え、人気・実力派若手キャストが集結しているものの、“壁ドン”も“ケンカ”もない、ただ喋るだけの青春が繰り広げられていく。今回到着したのは、メインの舞台となる河原での撮影風景を収めたメイキング画像4点。夏の白シャツ姿の内海と瀬戸が会話を繰り広げるリハーサル風景や、ピエロの恰好をした胡散臭い大道芸人(宇野祥平)が、風船で作った被り物を後ろに隠して瀬戸に近づくシーン、ラフな私服に身を包んだ内海と瀬戸の夜の花火シーンといった舞台裏とともに、“いい年した”監督とスタッフが地べたに座り込んで入念に段取りを確認する姿をとらえている。『まほろ駅前』シリーズで瑛太演じる多田、松田龍平演じる行天を名コンビへと導いた大森立嗣監督が、引っ張りだこの実力派若手俳優の池松さんと菅田さんを迎えて新たなコンビ映画に挑戦した本作。撮影は、10月上旬のたった10日間という短い期間だったが、原作と同様、ゆったりとした時間が流れる雰囲気を作り上げる必要があった。そのため、主演の2人が現場に馴染むために、撮影前には大森監督の計らいで舞台の河原で2人でしばらく過ごす時間が設けられたそう。そして段取りが終わり、いざ本番前になると、大森監督から2人に「漫才にしないでガチで芝居をしてほしい」という言葉が向けられたという。この言葉は現場で“ここぞ”というときに繰り返され、本作の世界観を形づくるキーワードとなった。「台本はあるけれど、そのときそのときで相手が何を言っているのかを聞いて、その都度考えてリアクションするように」と説く大森監督の狙いが功を奏し、先にも解禁された数々の映像のような、2人の絶妙な芝居が作り上げられていくことになった。クールな内海を演じた池松さんは、「そんなに急いで撮った感じでもないけど、終わってみたらあっという間でしたね。瀬戸と内海が過ごした時間もこんな感覚だったのかなと思いました」とふり返り、充実した撮影であったことを明かしている。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日俳優の菅田将暉が、女優・門脇麦の単独初主演映画『二重生活』(6月25日公開)で演じている卓也を捉えた場面写真が25日、公開された。原作は、直木賞作家・小池真理子氏の同名小説。多くのドラマを手掛けた映像作家・岸善幸氏が、脚色を施し、映像化に挑む。見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまってしまうヒロイン・珠を演じる門脇のほか、尾行される男役の長谷川博己、尾行を勧める謎めいた教授役のリリー・フランキーらが登場する。菅田が演じる卓也は、珠と同棲している恋人のゲームデザイナー。公開された場面写真では、萌えキャラのイラストに囲まれた美少女オタクな側面をさらけ出している。卓也は、ゲームデザイナーとしてコツコツ働き、珠が尾行をしている最中も、仕事のために机に向かう。そんな卓也について菅田は、「もともと絵を描いていて、今は仕事をして生活をしていかなくてはならないから、グラフィックやゲームのデザインをしている」と説明。続けて、「絵の才能がすごくあるわけではないけれど『まったく関係ないことを仕事にするのも嫌だし』と最初は嫌々はじめたところもあったと思う」と推測し、「でも頑張っていたら、評価されはじめたという過程があって」と付け加える。「男としては、その過程を一番見て、褒めてほしい」とアピールする菅田。「大好きなものを、違う形で仕事にするつらさ」がありながらも、「それを乗り越えて、その道で評価をされるってすごいことだと思いますから」と卓也の不器用ながらも魅力的な生きざまを語った。(C)2015『二重生活』フィルムパートナーズ
2016年05月25日女優・小松菜奈、俳優・菅田将暉がW主演を務める映画『溺れるナイフ』(11月公開)のティザーポスタービジュアルと特報映像が25日、公開された。同作はジョージ朝倉原作の同名少女漫画を実写化し、「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生を描く。ティーンモデルとして活躍しながら田舎に引っ越すことになった主人公・望月夏芽を小松、夏芽が引っ越した先の神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗(コウ)役を菅田、夏芽に寄り添い思いを寄せるクラスメイト・大友勝利役を重岡大毅(ジャニーズWEST)、夏芽とコウに憧れる女子生徒・松永カナを上白石萌音が演じる。ティザーポスタービジュアルでは、コウの運転するバイクの後ろに夏芽が乗り疾走するシーンを使用。特報映像ではさらにコウが夏芽を「もう俺に関わらんで」と突き放すシーンや、コウの冷たい眼差し、主演2人の寸止めキスシーンなどが公開された。また出演者として、新たに志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスの7人が発表された。
2016年05月25日門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキーといった豪華キャストが競演する『二重生活』。この度、本作で菅田さんが演じるゲームデザイナー・卓也の場面写真が到着した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。本作は、 NHK「ラジオ」(文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネート)など多くの記憶に残るドラマを手掛けた映像作家・岸善幸が、『無伴奏』など数々の作品が映像化される直木賞作家・小池真理子の同名小説を、大胆に脚色し映画化に挑んだ作品。キャストには、本作で単独初主演に挑んだ珠役の門脇さんをはじめ、尾行される男・石坂役の長谷川さん、珠の恋人・卓也役に菅田さん、尾行を勧める謎多き教授にリリーさんなど、多彩なキャストが集結している。現在公開中の『ディストラクション・ベイビーズ』や放送中の「ラヴソング」、そして『セトウツミ』『何者』『デスノート Light up the NEW world』の公開も控え、また『溺れるナイフ』では小松菜奈と共にW主演が決定しているなど、いまノリに乗っている人気俳優の菅田さん。これまで個性的な役柄をこなしてきたが、本作では一転、主人公・珠と同棲中の恋人・卓也を演じ、ナチュラルな魅力を振りまいている。このほど解禁された写真では、美少女キャラのイラストに囲まれた、ちょっとオタクな仕事場で腕を組む卓也の姿が切り取られている。劇中では、ゲームデザイナーとしてコツコツ働き、珠が尾行をしている最中も、仕事のために机に向かうという役どころ。そんな卓也について菅田さんは、「絵の才能がすごくあるわけではないけれど、まったく関係ないことを仕事にするのも嫌だし、と最初は嫌々はじめたところもあったと思うんです。でも頑張っていたら、評価されはじめたという過程があって。男としては、その過程を一番見て、褒めてほしいんですよ」と熱く語る。「大好きなものを、違う形で仕事にするつらさ。でもそれを乗り越えて、その道で評価をされるってすごいことだと思いますから」と続けてコメントした。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月25日小松菜奈、菅田将暉が出演する映画『溺れるナイフ』の特報映像とポスター画像が公開になった。本作はジョージ朝倉の同名コミックを実写化した作品で、10代の登場人物の恋愛や挫折、再生を描いた作品だ。特報映像『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。このほど公開になった特報映像は、大自然を背景に、夏芽と航一朗(コウ)がバイクで疾走している幸福な場面や一転してコウが「もう俺に関わらんで」と夏芽を突き放す場面などが登場。短い映像ながら様々な感情、シーンが凝縮された内容になっている。『溺れるナイフ』11月 TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー
2016年05月25日公開中の『ディストラクション・ベイビーズ』でも共演する小松菜奈と菅田将暉をW主演に、いま最注目の若手女性監督・山戸結希のもと、ジョージ朝倉の伝説的コミックを実写化する『溺れるナイフ』。このほど、破裂しそうな10代の恋と衝動に観る者も震えずにはいられない、“キス寸止め”シーンを含む特報と2人のキラキラが眩しいティザーポスターが解禁となった。東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は、強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が2人を襲い、深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼なじみのカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる――。原作は講談社「別冊フレンド」にて連載されていた、ジョージ朝倉による伝説的少女コミック。『ディストラクション・ベイビーズ』では強烈なシーンを演じている小松さんと菅田さんに、『殿、利息でござる!』にも出演の重岡大毅(ジャニーズWEST)、『ちはやふる』の上白石萌音といった最旬キャストを迎え、独自の映像美あふれる青春映画を生み出してきた山戸監督によって、鮮烈にスクリーンに描き出す。本作初の映像となる今回の特報では、ロケ地である和歌山県の大自然を舞台に、甘酸っぱくも切なく、激しい恋愛模様が映し出されていく。まず、照り付ける陽射しの中、顔をくしゃくしゃにして笑いながら、海岸沿いをバイクで疾走していく夏芽(小松さん)とコウ(菅田さん)。2人のキラキラした表情が、まわりの情景ともピッタリ合い、眩しいほど。だが、初めての出会いで強烈に惹かれあう2人の場面から一転、「もう俺に関わらんで」と突き放すように言うコウ。傷ついた夏芽に寄り添う同級生の大友と、コウに憧れを抱く幼なじみのカナが2人を見守る。そして、コウが夏芽にキスをしようと顔を寄せるところで終わってしまう、寸止めの胸キュン映像となっている。また、新たに、元・ロックバンド「毛皮のマリーズ」の志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスといった追加キャストも発表。若い才能とベテランや個性派が一堂に会した、10代特有の“全能感”の謳歌と挫折、そして再生を、本映像からも感じてみて。『溺れるナイフ』は11月、TOHOシネマズ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日映画『ディストラクション・ベイビーズ』が2016年5月21日(土)に公開。監督・脚本は、新鋭・真利子哲也、主演は柳楽優弥だ。“日本映画史上もっとも過激な108分”と掲げる本作には、注目される若手・新鋭俳優陣が集結。主演の柳楽優弥に加え、菅田将暉や小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮らが出演している。柳楽が扮するのは、路上でいきなり見知らぬ人間に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者。その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及んでいく“恐るべき子供たち”を菅田らが演じる。愛媛県松山市でオールロケを敢行した作品は、衝撃の青春映画となっている。監督の真利子哲也は、新鋭ながらすでに高い評価を得る鬼才。『極東のマンション』など初期の自主映画で話題となり、東京藝術大学大学院の修了作品『イエローキッド』が劇場公開。大ブレイク直前のももいろクローバーが出演した怪作『NINIFUNI』は国際映画祭で特別上映されるなど、そのエッジーな作風に国内外で評価されている。■ストーリー愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。海沿いの造船所のプレハブ小屋に、ふたりきりで暮らす芦原泰良(柳楽優弥)と弟の将太(村上虹郎)。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す――。それからしばらく経ち、松山の中心街。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良の姿があった。街の中で野獣のように生きる泰良に興味を持った高校生・北原裕也(菅田将暉)。彼は「あんた、すげえな!オレとおもしろいことしようや」と泰良に声をかける。こうしてふたりの危険な遊びが始まった。やがて車を強奪したふたりは、そこに乗りあわせていたキャバクラで働く少女・那奈(小松菜奈)をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へ向かう。その頃、将太は、自分をおいて消えた兄を捜すため、松山市内へとやってきていた。泰良と裕也が起こした事件はインターネットで瞬く間に拡散し、警察も動き出している。果たして兄弟は再会できるのか、そして車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは――。【作品情報】『ディストラクション・ベイビーズ』公開日:2016年5月21日(土)監督・脚本:真利子哲也脚本:喜安浩平音楽:向井秀徳出演:柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮、北村匠海、三浦誠己、でんでん©2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
2016年05月24日最新出演映画『ディストラクション・ベイビーズ』が間もなく公開。主演の柳楽優弥さんをはじめ、菅田将暉さん、小松菜奈さんら、錚々たる若手スターが名を連ねるこの作品を経て、「今まで感じていた焦燥感がなくなった」と話す村上虹郎さん。可能性を秘めた19歳のピュアな存在感が、世の女性たちを惹きつける。教えてください。年上の女性はアリですか?“危険な恋”への憧れは?「留学中に、ひとつ年上の女性と遠距離恋愛をしていた経験はあります。スカイプを通して、カナダにいるのに関西弁ばっかり喋ってました(笑)。年上の女性、好きですよ。年上ということは、僕より多くの経験をしている分、背負うものや責任が大きいと思うんです。そんな表向きの彼女がいるいっぽう、僕にしか見せない顔や、僕しか聞いてあげられないことがあったりする。あ、実はそういう可愛さがあるんだ、そんないい笑顔をするんだ、というギャップに惹かれるのかもしれません。でも今後、恋愛観みたいなものは変わっていくかもしれないですね。母親から言われた唯一の恋愛アドバイスは、“女の子に母性を求めちゃダメよ”ってこと。僕のことわかってるなーと思いました(笑)」嘘のない笑顔が好きだと言う。「笑顔がキレイな人が好き。人間くさい、嘘がない笑顔。男性から見ると女性はこわいし、奥のほうはわからない。気持ちがコロコロ変わることも多いと思うし、それで傷ついたこともあります。でも笑顔だけは嘘がつけない気がするんですよね」嘘がない笑顔の人と、嘘をつかない人は違うらしい。「ただただ正直でまっすぐな人もいいですけど、刺激は少ないのかもしれませんよね。多少、危なっかしくてもいいんです。刺激を拒む必要はないと思うので。僕、動物的というか、人との距離が近いみたいで、彼女ではない女性とハグしたりもするし、作品の世界でも現実でも、愛や性についてタブーを感じたことはありません。でも僕は女性を性の対象ではなくて人間として見ちゃうから、“危険な恋愛”みたいなものは逆に向かない気がします。結構、純粋なんですよ。もしも人を傷つけてしまうかもしれない恋、将来がわからない恋に悩むことがあったとしたら……。頭ではどうすべきかわかっていても、“こうしたいんだ”っていう思いが大きくなってしまったら……。その気持ちを完全に否定する必要はないのかな、と思います」◇むらかみ・にじろう1997年3月17日生まれ。東京都出身。主人公の弟役を演じた『ディストラクション・ベイビーズ』が5月21日より新宿テアトルほか全国ロードショー。◇コート¥185,000(Karim Hadjab/SURR by LAILATEL:03・5468・5966)ブローチ¥17,000(SURR by LAILA)パンツ¥42,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト インフォメーションデスクTEL:03・5463・1537)下駄¥24,000(ka na ta/ka na tadobyonly@gmail.com )ネックレス¥18,000バングル¥11,000リング、gold¥13,000silver・上¥12,000下¥11,000(以上ANOTHER FEATHER/DUNETEL:03・5784・5840)※『anan』2016年5月25日号より。写真・阿部裕介(YARD)スタイリスト・松田稜平ヘア&メイク・高草木 剛文・千石よう子
2016年05月21日映画『ディストラクション・ベイビーズ』初日舞台あいさつが5月21日(土)に都内で行われ、菅田将暉、柳楽優弥、小松菜奈、村上虹郎、真利子哲也監督が登壇した。路上でいきなり人に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者・泰良(柳楽さん)と、その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及ぶ“恐るべき子供たち”の姿を描いた、日本映画史上もっとも刺激的で挑発的な青春映画。柳楽さんは、立ち見客があふれる会場を見渡すと、「え~緊張します」と言いながらも「魅力あふれるキャストやスタッフと一つの映画を作り上げることができたことに、主演として感動しています」と力を込めてあいさつ。本作は各界著名人から絶賛コメントが相次いでおり、先輩俳優の山田孝之が公式サイトに寄せた「彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできていないなと思う。柳楽優弥ってマジですげーよ。」(一部抜粋)という賛辞を改めて読み上げられ、照れ笑いを見せる場面も。しかし、これには裏エピソードが。柳楽さんが山田さんに「ありがとうございます」と返すと、「『ヨシヒコ』に出ない?」と今年放送される山田主演のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の出演オファーを受けたそうで、柳楽さんは「(賛辞は)このためだったのかなぁ」と腑に落ちない様子を見せて笑いを誘った。この日はそれぞれが「今だから言えること」を発表。前回の舞台あいさつで、劇中、菅田さんに本気で殴られ、逆に本気で蹴ったことを打ち明けた小松さんは、「菅田さんのことが嫌いでした」と衝撃告白。「ただただ暴力を振るわれて、(菅田が演じた)裕也ももちろん嫌いなんですけど菅田さんまで嫌いになった」とか。しかし、ステージ上では4人で笑い合うなど仲睦まじい姿を見せており、菅田さんは「笑顔でしゃべれるようになったね。良かった」と胸をなでおろしていた。また、泰良の弟・将太役を演じた村上は、「今となっては、僕の引っ越しとか全部手伝ってくれて、(柳楽は)最高のアニキです」と語るも、「会った時は役に入っているというのもあって怖かった」と吐露。さらに、「(共演は)嬉しかったけど、怖かったです…」とか細い声で続け、柳楽を「怖い奴みてーじゃん。(一緒に村上の)誕生日とかやってんじゃん」と慌てさせていた。映画『ディストラクション・ベイビーズ』は全国公開中(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日柳楽優弥と菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら日本映画界を担う若き実力派たちが、国内外から熱い注目を浴びる新鋭・真利子哲也監督の商業映画デビュー作に集結する『ディストラクション・ベイビーズ』。5月21日(土)に迫った“日本映画史上もっとも過激な108分”といわれる本作の公開を前に、柳楽さんら4人のキャストが演じた壮絶なキャラクターに迫る特別映像が解禁となった。愛媛県松山市西部の小さな港町・三津浜。造船所のプレハブ小屋に、2人きりで暮らしていた芦原泰良と弟の将太。日々、喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消し、松山の中心街に現れる。強そうな相手を見つけては喧嘩を仕掛け、逆に打ちのめされても食い下がる泰良。そんな泰良に興味を持った高校生・北原裕也は「あんた、すげえな!オレとおもしろいことしようや」と声をかける。こうして、2人の危険な遊びが始まった。やがて車を強奪した2人は、そこに乗りあわせていたキャバクラで働く少女・那奈をむりやり後部座席に押し込み、松山市外へ向かう。そのころ、将太は、自分をおいて消えた兄を捜すため、松山市内へとやってきていた。泰良と裕也が起こした事件はインターネットで瞬く間に拡散し、警察も動き出す。果たして、兄弟は再会できるのか。車を走らせた若者たちの凶行のゆくえは…。時代を代表する若手俳優が一挙に集いながら、昨今の日本映画の枠には収まりきらない衝撃と狂気の熱量を放つ本作。今回解禁されたのは、主要キャスト4人のキャラクターを紹介する本編映像となっており、柳楽さん演じる泰良、菅田さん演じる裕也、小松さん演じる那奈、村上さん演じる将太、それぞれの人物像に迫っている。血だらけになろうが、羽交い締めにされようが、とにかく誰かを殴り、殴られ続ける泰良。そんな泰良の狂気をおもしろがる一方、女性にまで容赦なく殴り掛かる裕也、狂気をたたえた表情で人の首を絞める那奈、泰良との血のつながりを感じさせる凶暴さを見せる将太…。とりわけ、昨年のNHK朝ドラ「まれ」や現在放送中の「ゆとりですがなにか」などに出演し、再ブレイクといっていい活躍ぶりの柳楽さんが体現する泰良の、不気味なまでの凶暴性には思わず息を飲み、目を奪われずにはいられない。それぞれの強烈なキャラクターとその突き抜けっぷりが、この短い映像だけでも十分過ぎるほどに伝わってくる本作。若き才能たちのエネルギーのほとばしり具合は必見だ。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)より、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日現在放送中の福山雅治主演月9ドラマ「ラヴソング」から、「めちゃ×2イケてるッ!」(以下「めちゃイケ」)で岡村隆史扮するE村Pに、第7話(5月23日)の出演オファーが舞い込んできたようだ。ドラマの主人公は“元ミュージシャン”の神代広平(福山雅治)。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全に断ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。そんな中、ひとりの女性・佐野さくら(藤原さくら)が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きてきた。しかしさくらには、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という才能があった。神代は彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しづつ色づき始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。今回E村Pが出演するのは、23日(月)放送の第7話。神代とさくらが作詞&作曲した楽曲「好きよ 好きよ 好きよ」を披露する重要なシーンの出演だ。そしてE村Pが演じるのは、ライブハウスに訪れた業界人だという。オファーを受け、撮影現場へとやってきたE村P。まずE村Pは、ドラマに出演中の菅田将暉に挨拶へ行き、「俺にオファーが来たんですよ! いっちょ、やってやるか!やることはしっかりやります!」とアピール。ところが、「めちゃイケ」のファンである菅田さんに、「これ、すごく良くないパターンですよね?(SMAP)中居さんのやつとか見てたので」と言われてしまう…。さらには主演の福山さんのもとへ顔を出すE村P。福山さんからも「(出演オファーしたことは)聞いてましたが、冗談かと思ってました」といった反応だ。かつてはブルーリボン新人賞を獲得し、演技力には定評のある岡村さん。果たして「ブラザーズ」「婚カツ!」に続いて3回目となる月9出演は一体どうなる!?なおこの模様は、21日(土)放送の「めちゃ×2イケてるッ!」にて放送される。「めちゃ×2イケてるッ!」は5月21日(土)19時57分~フジテレビにて放送。「ラヴソング」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月18日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、フジテレビ系ドラマ『ラヴソング』(毎週月曜21:00~21:54)のゲスト出演オファーを受けたことが18日、明らかになった。今回は、同局系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(毎週土曜19:57~20:54)で岡村が演じるキャラクター・E村Pに出演オファーが。早速、撮影現場に乗り込み、同作に出演する菅田将暉に「俺にオファーが来たんですよ! いっちょ、やってやるか! やることはしっかりやります!」と意気込みを見せる。出演依頼が来たシーンは、23日放送の第7話で、主演の福山雅治演じる神代広平と、ヒロインの藤原さくら演じる佐野さくらが作詞作曲した「好きよ好きよ好きよ」を披露する場面。E村Pはライブハウスに訪れた業界人という役どころだが、福山からは「(出演オファーしたことは)聞いてましたが、冗談かと思ってました」と言われてしまう。岡村が月9ドラマに出演するとなると、SMAP・中居正広主演作の『ブラザーズ』(98年)、『婚カツ!』(09年)に続き3回目だが、このシリーズを見ていた菅田は「これ、すごく良くないパターンですよね?」と不安の様子。この模様は、21日の『めちゃイケ』で放送される。
2016年05月18日柳楽優弥に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、さらに池松壮亮、北村匠海ら、次世代を担う若き実力派たちが新鋭監督・真利子哲也のもとに集結した“ヤバすぎる”問題作『ディストラクション・ベイビーズ』。このほど、本作をいち早く鑑賞した日本の映画界でもトップクラスの人気と実力を誇る山田孝之と綾野剛が、絶賛の声を贈っていることが分かった。「ももいろクローバー」が出演する『NINFUNI』が、スイス・ロカルノ、オランダ・ロッテルダムなどの国際映画祭で特別上映されるなど、そのエッジの利いた作風で国内外から注目を集める真利子監督の満を持しての商業映画デビュー作となる本作。共同脚本に『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞した喜安浩平を迎え、愛媛の松山市内や小さな漁港町を舞台に、オリジナルの世界観を創りあげた。暴走しっぱなしの狂気を有するカリスマ的な主人公・芦原泰良を柳楽さん、一見チャラい高校生ながら泰良に魅せられ、相棒となる裕也には菅田さん、そんな2人の“危険な遊び”に偶然巻き込まれることになるキャバクラ嬢に小松さん、行方不明になった兄・泰良を健気に探す弟・将太に村上さんと、今後日本映画界を担い、革命をもたらすであろう若き才能たちが集結。さらに池松さん、北村さん、三浦誠己、でんでんといった存在感ある演技派が脇を固め、昨今の日本映画の枠には収まりきらない衝撃必至の狂気と欲望のパワーを放っている。そんな本作を早くも鑑賞した“先輩”俳優で、柳楽さんや菅田さんとは『闇金ウシジマくん Part2』でも共演した山田さんと綾野さんが絶賛のコメントを寄せている。そのほか、いまの日本エンターテインメント界の第一線で活躍するクリエイターたちからも声が届いた。■山田孝之(俳優)以前共演した作品の出来上がりを観たときに、思ってはいたのだけれど、同事務所の先輩としての小さなプライドもあり言えなかった事実が、今回『ディストラクション・ベイビーズ』での芝居を観たいまは明言できる。彼の芝居はズバ抜けていて、こんな緻密で繊細なこと俺はできてないなって思う。柳楽優弥ってマジですげーよ。■綾野剛(俳優)銀幕から激臭がほどばしった泰良の愚直、裕也の酔狂、那奈の逆鱗、将太の啓示。それぞれの正しさは、人の心を殺すのだろう■黒沢清(映画監督)映画史上まったく前例のないキャラクターを真利子哲也は生み出した。その男は、まるで食べて寝るように人を殴り、殴られる。山のように犠牲者が出るが、それが彼にとっての安らぎなのだ。私もいつのまにか影響され、不思議なすがすがしさを感じ始めていた。■松江哲明(ドキュメンタリー監督)こんな映画が見れることを彼と出会って12年間、待っていた。真利子、完勝だよ。■大根仁(映像ディレクター)いずれ大傑作を作ることは予想はしていたが…まさかここまでとは!日本映画界のジョーカー真利子哲也監督がついに覚醒!■熊切和嘉(映画監督)それが彼にとっての存在証明であるかのごとく、ただ黙々と動くものを破壊する。高揚感とは無縁の、純粋な暴力。彼こそが暴力そのもの。外では絶対に会いたくないのに、スクリーンの中では、不思議と色気を感じさせていた。■米津玄師(ミュージシャン)二時間弱のあいだにこれだけ人を殴ってる映画は初めてみました。舞台である松山市は僕の故郷である徳島と程近く、何だか少し懐かしさを感じると同時に、煮え切らないものを抱えていた十代の頃にこの映画と出会えていたら、どれほど景色が違って見えただろうかと思い馳せてしまいます。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日映画『何者』が、2016年10月15日(土)より全国の劇場で公開される。原作は、平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した、朝井リョウによるベストセラー『何者』。『桐島、部活やめるってよ』で等身大の高校生を描き切った朝井が、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描いた話題作だ。本作の主演を務めるのは、『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と立て続けに主演作が公開されるなど、今最も旬な俳優の一人・佐藤健。その他、初主演の民放連続ドラマが話題となっている有村架純をはじめ、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之と世代を代表する若手実力派俳優陣が集結した。監督・脚本は『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』といった映画でも高い評価を得ている、演劇界の若き鬼才・三浦大輔が担当し、一筋縄ではいかない現代のリアルが詰まったこの問題作を、深みのある演出で描き出す。また、プロデューサー・DJの中田ヤスタカが本作の劇中音楽・主題歌を担当することが決定。作詞・ゲストボーカルとして、米津玄師も参加している。『何者』で描かれている若者たちの葛藤や世代観を射抜く、米津玄師による等身大な歌詞と、中田ヤスタカによるダイナミックなダンストラックが融合した主題歌となっている。さらに、バンド「忘れらんねえよ」と「LAMP IN TERREN」も楽曲を提供。劇中では「OVER MUSIC」というバンドのボーカル兼ギターを担当する光太郎を演じる菅田将暉が、実際にその曲をライブシーンで熱唱。撮影の約1ヶ月前から本格的に練習を開始し、本物のバンドさながらの勢いと一体感のある演奏を魅せ、疾走感あふれるナンバーやバラードなど計3曲を披露している。【作品情報】映画『何者』公開日:2016年10月15日(土)キャスト:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之ほか監督・脚本:三浦大輔(『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』)原作:朝井リョウ『何者』(新潮文庫刊)©2016映画「何者」製作委員会【ストーリー】就活の情報交換のため一つの部屋に集まった、5人の22歳。かつて演劇サークルで脚本を書いていた、人を分析するのが得意な拓人(佐藤健)。天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉)。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続ける、実直な性格の瑞月(有村架純)。人一倍「意識高い系」でありながら、結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂ふみ)。社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、焦りを隠せない隆良(岡田将生)。海外ボランティアの経験、サークル活動、手作り名刺、SNS、業界の人脈...。様々なツールを駆使して戦っていく就活生たち。企業に入れば「何者」かになれるのか、自分は「何者」になりたいのか――。そんな疑問を抱えて就活を進める中、5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、一緒に過ごすうちに、就活のやり方やスタンスに嫌悪感を覚えることもあり、徐々に人間関係が変化していく。そして拓人はサークルOBのサワ先輩(山田孝之)に相談するも、思うようにいかない現実に苛立ちを隠せなくなる。やがて「内定者」が現れたとき、抑えられていた妬み、本音が露になっていく。そして、ようやく彼らは自分を見つめ直す。果たして自分は「何者」なのか。
2016年05月14日