みなさんは「離婚」というワードをよく口にしますか?なかなか口に出したいワードではないですよね。 今回は「離婚」というワードを何かにつけて口に出す義母を描いた漫画を紹介します!『何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路』主人公は「離婚よ!」が口癖の姑を持つソラ。嫁であろうが、義父であろうが気に食わないことがあるとすぐに「離婚だ!」と言い出します。出典:lamire復讐を目論むソラ…そんな姑にうんざりしていた頃、ソラは我慢の限界を迎え、復讐をすることに。この日は、義両親とのお食事会。出前の皿を洗っていない!と怒る義母。ソラは「片付けもできないなら離婚しかないわねえ」という義母に、「プレゼントです」と言って離婚届を突きつけます。あまりの急展開に驚く一同。まさかのハッピーエンド!出典:lamireしかし、義父が本当に離婚届を書こうとし、改心する義母。結果、義両親の夫婦仲は改善されたのでした…。読者の感想離婚を武器にする女なんてろくなもんじゃない。さっさと別れてしまえ、と思ったのですが思いもよらぬ展開で驚かされました。でもよくよく考えてみれば1番平和的な結果だったのでよかったです。(26歳/フリーター)あまりにも離婚を武器にしていることを見透かされての改心でしょうか…?その後、仲がよくなったようなので義母が自分を振り返るいいきっかけになってよかったですね。(38歳/主婦)(lamire編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年12月22日みなさんは「離婚」というワードをよく口にしますか?なかなか口に出したいワードではないですよね。 今回は「離婚」というワードを何かにつけて口に出す義母を描いた漫画を紹介します!『何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路』主人公は「離婚よ!」が口癖の義母を持つソラ。嫁であろうが、義父であろうが気に食わないことがあるとすぐに「離婚だ!」と言い出します。出典:lamire復讐を目論むソラ…そんな義母にうんざりしていた頃、ソラは我慢の限界を迎え、復讐をすることに。この日は、義両親とのお食事会。出前の皿を洗っていない!と怒る義母。ソラは「片付けもできないなら離婚しかないわねえ」という義母に、「プレゼントです」と言って離婚届を突きつけます。あまりの急展開に驚く一同。まさかのハッピーエンド!出典:lamireしかし、その出来事をきっかけに義父が本当に離婚届を書こうとし、改心する義母。結果、義両親の夫婦仲は改善されたのでした…。読者の感想離婚を口癖にするような人は、結局離婚する気が無いのでしょう。別れる別れると言って別れない友達カップルみたいなものですかね…。離婚と告げたくせに、実際に相手が家出とかすると、落ち込みが物凄いんだろうなと思います。めんどくさい人たちです。(44歳/事務)こんなに離婚を連発する姑の琴線に触れるものがあったのでしょうか。それともあまりにも離婚を武器にしていることを見透かされての改心なのか気になりました。その後、仲がよくなったようなので姑が態度を改まるいいきっかけになってよかったですね。(31歳/主婦)(lamire編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年12月19日みなさんは「離婚」というワードをよく口にしますか?なかなか口に出したいワードではないですよね。 今回は「離婚」というワードを何かにつけて口に出す義母を描いた漫画を紹介します!『何かにつけて”離婚”を武器に暴れる義母の末路』主人公は「離婚よ!」が口癖の姑を持つソラ。嫁であろうが、義父であろうが気に食わないことがあるとすぐに「離婚だ!」と言い出します。出典:lamire復讐を目論むソラ…そんな姑にうんざりしていた頃、ソラは我慢の限界を迎え、復讐をすることに。この日は、義両親とのお食事会。出前の皿を洗っていない!と怒る義母。ソラは「片付けもできないなら離婚しかないわねえ」という義母に、「プレゼントです」と言って離婚届を突きつけます。あまりの急展開に驚く一同。まさかのハッピーエンド!出典:lamireしかし、義父が本当に離婚届を書こうとし、改心する義母。結果、義両親の夫婦仲は改善されたのでした…。(lamile編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月19日夫に一方的に離婚を言い渡され、了承したカナコさん。実家に戻れることになり、離婚の原因を母親に聞かれました。しかし、いまだに自分でもよくわからず、うまく説明することができません。そんなカナコさんに母親は淡々と語りかけます。実家に置いてもらえることになり、一安心のカナコさん。しかし母親に改めて離婚の理由を問いただされるも、カナコさん自身もよくわかっていません。ただわかっているのは、夫が「出て行く」ということだけ…。あまりにも身勝手な行動…!しかし夫の無職は今回だけではなく… 実は思い返せば、夫は半年以上無職でした。しかも無職になるのは1度や2度ではなかったのです。普通なら夫が「仕事を辞める」と言い出すだけでも大問題ですが、無職の状態が珍しいことではなかったカナコさん夫婦の間では、違和感が薄れてきていたのかもしれませんね。 「さっさと別れればいいのにと思ってたよ」という言葉からも分かるように、身近にいる母親から見ても夫の今までの身勝手な行動は目に余るものだったようですね。そんな状況にも負けず、家庭や子どもを守るために人一倍頑張っていたカナコさん。「頑張ったね」と褒めてあげたくなりますね。 しかし、大事な家族がいるにも関わらず、夫はなぜ何度も無職になる状態を繰り返してしまうのでしょうか? 離婚を決意するまでに、2人の間には何が起こっていたのでしょう。 著者:マンガ家・イラストレーター 黒田カナコWEBブログやInstagramで、元夫との壮絶な離婚エピソードを綴る漫画家。息子と暮らすシングルマザー。好きなことは、毎晩の晩酌と~?
2022年11月13日@エトラちゃんは見た!さんの『義母のせいで結婚式を中止にした話』第15話を紹介します。謝りたいと言って、アカネに対し異常な執着をする義母。アカネはこっそりと引越しをしたようですが…?アカネに離婚されたあとは…?出典:lamire義母はずっと…?出典:lamire数年後出典:lamire電話をかけてきたのは…?出典:lamireどうして電話を…?出典:lamire行方をくらませていたアカネ。何の用で電話をしてきたのでしょうか…?(lamile編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月08日マザコンな一面をひた隠しにしていた夫が、義父母との同居をきっかけにその本性をあらわにすることも。そんなマザコン夫と義父母との過酷な同居生活をしていた涼香さん(仮名・39歳女性)は、ある日突然我慢できなくなり家出をすることに。しかし、夫はそんな涼香さんを心配するどころか、絶望させるような行動を取ってきたのだそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、彼女に「義父母との同居生活の結末」について話を聞きました。夫のマザコンも義母のいやがらせもエスカレート! 妻が下した決断は…結婚当初は夫にマザコンな一面はなく、義父母も涼香さんに丁寧に接していたそう。そのため、夫から義父母との同居を提案された際には、「あの義父母となら大丈夫かも」と、同居を承諾。しかし、同居を始めて1か月が過ぎた頃から夫のマザコンっぷりと、義母の意地悪さが際立つように。義父はそんな義母の傍若無人な振る舞いを“見て見ぬふり”といった様子だったそう。そして半年もすると、家庭内はもはや手もつけられない状態になっていたと振り返る涼香さん。夫のマザコン度合だけでなく、義母からのいやがらせもエスカレートし、家にいても「居場所がない」と感じるほどになっていったそうです。「友達と遊ぶのも義母の許可制になっていたし、買い物にも自由に出かけることができず、朝から晩までひたすら義母に監視されているような生活でしたね。掃除をしていても、義母は30分もしないうちに私の様子を見にきて『ここがまだ汚れている』『雑な掃除をせずに、きちんとやりなさい』などと文句を言い続けていました。洗濯物を畳んでも『折り目がずれている』などと言いがかりをつけ、最初からたたみ直すよう指示されるなど、とにかく義母からは嫌がらせばかりされていました…」本来であれば義母からの嫌がらせは、夫に間に入ってもらって改善を図りたいもの。しかし涼香さんの夫は筋金入りのマザコンだったために、義母からやられたことを伝えても「君が悪いんでしょ」「君のためにママは怒っているんじゃないか?」と、真剣に取り合ってもらえませんでした。そのうちに夫は「ママは俺にはそんなことをしないから、よほど君が悪いことをしているんだろうね」などと、突き放すような言い方をするようになったそうです。「そして私は、あるときにプツン!と何かの糸が切れたように感じ、同居をしていた家から抜け出しました。いわゆる“家出”ですね。子どもがいなかったこともあり、身の回りのものや貴重品だけをまとめて、義母が昼寝をしているタイミングを見計らい、実家に逃げるように帰ったのです」離婚を提案するも… 夫が出した「離婚合意」の条件がトンデモなかった「家を出るときに、義父にチラリと目撃されたので『マズイ。バレた』と思いました。しかし、義父はそのとき、黙って大きく頷いてくれていましたね。これまで会話らしい会話をしたことがなかったのですが、そのときの義父は私の決断を応援してくれているように見えました」そして、実家に帰って一部始終を両親に伝えると、両親は激怒。「離婚したほうがいい」と実母が勧めてくれたこともあり、涼香さんはその日のうちに離婚を決意しました。「翌日には役所で離婚届をもらって記入し、夫に郵送で送りました。だけど、なかなか離婚に同意してもらえなくて、そこから2か月くらい電話で話し合うことに。そして、やっと離婚に同意してもらったのですが、夫が出してきた条件は『周囲に離婚の原因を聞かれたら、夫のせいでもなく義母のせいでもなく、すべて自分(妻)のせい』と言うこと、というものでした」世間体を気にする夫は、離婚の原因が「妻」にあることにこだわったそうです。不本意ではあったものの、とにかく早く新しい生活をスタートさせたかった涼香さんは、この条件に応じ離婚が成立したとのことでした。「いろいろありましたけど、まずは離婚できてホッとしています。今は新しい恋人もできましたし、やっと自分らしい人生を取り戻せた実感がありますね。当時のことを思い出すと気分が暗くなることもありますが、離婚して縁を切ることができて本当によかったです。また、風の噂で聞いたのですが、私との離婚の原因がマザコンな夫と意地悪な義母にあることが、周囲に知れ渡ってしまったそうで…。私は本当の離婚原因について口外していないので、もしかしたら義父が周囲に話したのかもしれませんね。その結果、夫と義母は周囲の人に白い目で見られるようになってしまったそうです」「義父母との同居」を望む男性の場合、結婚前や結婚後でも本性を隠していることがあるようです。義実家との同居の話が出たときは、慎重に結論を出すに越したことはないですね。©Kristina Strasunske/gettyimages©Karl Tapales/gettyimages文・並木まき
2022年03月12日私が元夫と離婚したのはDVが原因です。妊娠中にも繰り返される暴力、ひどいときは首を絞められて気を失ったこともありました。離婚を選択する度胸も生活力もなく、精神的にも元夫に依存していた状態だったので、「私は一生、この人と暴力と一緒に生きていくんだ」と思っていました。ですが、娘が生まれて心境が一変! ここでは、妊娠から離婚を決意するまでの私の体験をお話しします。DV彼氏との間に子どもを授かり、結婚当時19歳だった私は、同棲中の彼氏(元夫)との間に子どもを授かりました。子どもを授かる前から殴る蹴るなどの暴力や、包丁を持ち出しての脅し、携帯電話や眼鏡を壊されるということがあったので結婚に不安はありました。 しかし、陽性の妊娠検査薬を見てうれし泣きしている彼氏を見て、子どもを授かった喜びのほうが勝ってしまったのです。そして、その姿を見て「子どももできたし、結婚もするし、暴力も終わるだろう」そんな期待を持っていました。 結婚しても出産してもなくならない暴力ですが、やはり元夫は簡単には変わりませんでした。妊娠初期のころはまったくなくなっていた暴力も、徐々に手を上げられるようになったのです。でも「子どもにとって父親がいないのはかわいそう。子どもが生まれたら暴力も終わるだろう」⋯⋯そう考えて離婚は選択肢にも上がっていませんでした。 毎日元夫の顔色をうかがい、私はこの人がいなくなったらだめになる、元夫も私がいなくなったらだめになる、そう思い込んでいました。そして子どもが生まれましたが、やっぱり暴力はなくならなかったのです。 こんな父親、子どもにとって必要?私はだんだんと、「子どもが大きくなって、パパがママを殴っている姿を見るのは悪影響じゃないか」「子どもにまで手を上げるようになったらどうしよう」と考えるようになりました。そのうち、「暴力を振るう父親はいらないんじゃないか」という結論に至ったのです。 そのとき、子どもは生後2カ月。離婚するなら子どもの記憶に残る前がいいと思いました。離婚までの計画を練り、元夫をなんとか言葉巧みに説得し、2週間後には離婚届を出しました。 離婚後の心境とその後の生活離婚してすぐは「やっと解放された!」という気持ちより、この先、子どもをひとりでちゃんと育て上げられるのか、子どもが片親ということで寂しさを感じるかもしれない……という不安のほうが大きかったです。 ですが、元夫の顔色をうかがう必要がなくなり、私自身よく笑うようになりました。子どもも元気にすくすく育ち、現在は中学生です。私を気づかっての言葉かもしれませんが、「ママがいっつもいてくれるから別に寂しくない」と言ってくれたりもします。 子どもが生まれたことでやっと目が覚め、DV夫と離婚することができました。今は毎日娘と笑顔で過ごすことができていますが、離婚前や離婚したばかりのころはこんなに明るい未来は想像できませんでした。こうして、娘との穏やかな毎日を過ごすことができ、あのときの私の選択は間違っていなかったと胸を張って言うことができます。 監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな12歳女の子と2歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2022年01月09日この話は、作者3chaさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ子どもに「笑って」と言われ、それすらできなくなっていたことに気付かされ…。ある決意を固めたのでした。■夫との離婚を決意!■子どもたちとの新しい暮らしは毎日幸せ!子どもたちとの幸せな毎日のために、離婚を決意して本当に良かったと思います。これからも、子どもたちと一緒に笑いの絶えない家庭を築いていきたいと思います!お読みいただきありがとうございました。
2022年01月04日先日、俳優のいしだ壱成さん(47)が3度目の離婚をしたと発表しました。原因は夫婦の経済的な困窮が主にあるとのこと。またそれによって2018年に誕生した娘の育児疲労も重なり、関係が悪化したといいます。いしださんの父親は、昭和を代表するトレンディ俳優の石田純一さん(67)。父親は離婚歴が2回あるということで、壱成さんはインタビューで「ぼくと父は何か欠落している。やっぱり“同じ生き物”な気がします」と語っています。離婚後の親権は、元妻で元タレントの飯村貴子さん(23)が持つとのこと。壱成さんは月4万円の養育費と月2回の面会を通して、父親としての役目を果たしていくといいます。まずは壱成さんが精神的にも経済的にも立ち直ることが急務であるのは明白ですが、このニュースを聞いた多くの人から「やっぱり」といった反応が上がっていました。それは結婚当初から多くの人が感じていた “無茶な勢い”だけでなく、客観的に見ると彼らの交際は当初から不安要素が重なっていたように思います。■人前での過剰なラブラブアピールがはらむ不安定さそもそも彼らの交際から結婚、そして妊娠まではハイスピードでおこなわれました。2017年に11月に交際が発覚すると、即座に事実だと認めた2人。そして翌年4月に結婚、同年9月に第一子が誕生しています。スピード婚を否定するわけではありませんが、交際発覚から妊娠までの期間はさほどなかったということになります。交際当初のカップルは盛り上がるあまり、どうしても相手の悪い部分に気づかないもの。本来話し合っておくべき大事な部分も、後回しになってしまいがちです。また壱成さん夫婦は当初からテレビでのラブラブアピールを繰り返しており、話題を呼んでいました。こうした行動も、実は不安定な側面をはらんでいたと言えなくもありません。そもそも人前で“わざわざ”仲良しなことをアピールするということは、本音の部分で「それを見せずにはいられない理由」があるものです。10代の頃なら、その理由は幼い自己顕示欲や他人へのマウンティングだったりするものです。そして大人になっても他者へのラブラブアピールをしたがる人というのは、注目されることで満足感や自己肯定感を高めようとしているケースがあります。しかしその場合はラブラブアピールがまわりに飽きられると、気持ちも冷めてしまいがちなのです。■収入の不安定は金銭感覚の不一致を生み出すまた2人の結婚には、スタート時から常に収入面での不安定さがありました。離婚理由の代表的なものの1つは「金銭感覚の不一致」です。しかしこの金銭感覚の不一致というのは、生活を共にしていくなかで合わなくなっていくケースが非常に多いのです。たとえば子どもが生まれても独身のころと変わらずお金を使い続けるパートナーに嫌気を指した……なんてケースです。これは最初こそ合っていたけど、生活パターンの変化とともに合わなくなったという典型です。壱成さんの場合はそもそも生活自体が困窮していたことに加え、子育てというプレッシャーも相まって不安が重なっていたのでしょう。ただ1つ気になったのは生活が困窮するなかでも、壱成さんの毎月のタバコ代が3万円ほどあったというエピソードです。妻は、安定的な生活のなかでの3万円なら許せたかもしれません。しかし困窮しているのであれば、話は別。以前と同じように嗜好品にお金を使う夫に対し、だんだんと金銭感覚の不一致感を募らせていくというのは一般にもありえる話です。■メンタルの不調は知らぬ間に性格の不一致を生み出すまた離婚理由の第1位はズバリ、「性格の不一致」です。本来は性格が合っていると思うから結婚をするのに、なぜ不一致になってしまうのでしょう。理由の1つは、「人は生活環境や年齢とともに、性格や価値観が変わっていく」ということにあります。また性格というのは、そのときのメンタルにも大きく左右されます。たとえばブラック企業に勤めてメンタルを壊してしまい、本人も知らぬ間に性格も変化……なんてことがあります。もちろん、根本的な気質が変わるわけではありません。ただ環境によって一時的に人の性格が大きく変化し、それによってパートナーシップにも影響が出るといのはよくあることなのです。壱成さんも子どもの誕生や移住という生活環境の大きな変化、そしてメンタル不調といった要因もあって少なからず影響は出ていたことでしょう。その結果、夫婦がだんだんと相手を許せなくなる……という流れがあっても仕方ないことなのです。ここまで、多くの人が「やっぱり」と指摘する背景にあった“3つの不安要素”について考えてみました。なにはともあれまずは壱成さんのメンタルが安定し、そして飯村さんもお子さんとの生活が安定することを願いたいと思います。(文:おおしまりえ)
2021年12月24日もはや私の生活には欠かせなくなっているLINEですが、使い方を誤ると、破局の原因になるかもしれません。今回は、離婚経験者だからわかる「すぐに破局するLINE」の特徴をご紹介します。どんなLINEが危ないのか、チェックしてみてくださいね。■ 不満を溜めて長文で伝える「いつも言えない不満をLINEで伝えようとすると、かなりの長文になりました。何度かそれを送っちゃいましたし、相手からもきましたね。LINEは消せても実際なかなか消さないので、結局後になってもそのときのLINEを見て気分が悪くなることに…」(30歳女性/パート)LINEは口で言うのとは違って、いい意味でも悪い意味でも文章として残ってしまいます。不満をつづったLINEを改めて読み返してしまうと「あのときもそうだった」という気持ちになってしまいますね。不満は言いにくく、自分のなかでためがちになりますが、やはり小出しにして相手に伝えるようにした方がいいかもしれません。■ 大事なことをLINEで伝える「直接言ったらケンカになりそうなことは、家にいてもLINEで伝えてました。結果、険悪なLINEになってしまったり、顔を合わせてよりなにも言えなくなってしまいました」(27歳/アパレル)すれ違いの生活で仕方ないならともかく、同じ屋根の下にいるのなら直接話した方がいいような気がします……。これはお互いに「家にいるんだから直接言ってよ」という気持ちになりそうです。それに大事なことなら、やはりきちんと話し合う必要がありますよね。LINEは気軽に相手にメッセージを送ることができる便利なツールですが、大事な話をするときにはあえて気軽に話題にはせず、あくまでもコミュニケーションを助けるのためのツールとして使うように工夫しましょう。■ 都合が悪いLINEは無視する「答えたくないようなお願いなどには一切返信せず、都合が悪い話は無視していました。結果、こちらのお願いも無視され噛み合わなくなり、連絡手段としてLINEを使わないし「旦那はアテにならないから頼まない」というスタンスになりました。結局頼れない旦那の存在意義がわからなくなり、離婚しました」(29歳女性/公務員)相手のお願いをすべて聞く必要はありませんが、無理なら無理、ときちんとその内容に対して返事をした方がいいでしょう。「LINEしてもムダ」という風になってしまうと、相手に伝えることへの諦めが生まれてしまい、話し合いをするのも難しくなってしまいます。■ LINE以外のコミュニケーションを大切に破局しがちなLINEはどれも自分本位な内容であったり、コミュニケーションの方法を間違えて知った際に、起きてしまうものだということがわかりました。LINEはコミュニケーションを助けるためのツールなので、一方的に送ってしまわないよう、思いやりを持つことが大事でしょう。言葉で言えないことをLINEで送ってしまいがちですが、言いにくいことこそ、LINEではなく直接話すようにした方がいいのかもしれませんね。コミュニケーションをとりながらもケンカをしつつ、仲は深まっていくもの。LINEをうまく活用しつつ、顔を合わせた直接のコミュニケーションも大切にしてくださいね!(コンテンツハートKIE/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月19日離婚原因が何であれ、離婚したという事実に気持ちは沈むものです。離婚協議中や離婚直後は、さまざまな手続きに忙殺されて自分の気持ちに向き合う暇はないでしょう。そのため、離婚の精神的ダメージは生活が落ち着いた頃、数カ月や半年後と時間差で訪れる人が多いようです。「離婚直後はすっきりした気持ちだったのに、どうして今になって落ち込むのだろう」その心の仕組みと対処法についてお話ししましょう。■離婚前、協議中、離婚後の心の動きを知る最初に、離婚前と協議中、そして離婚直後の心の動きを解説していきましょう。【離婚前】離婚が決定的となり別居するまでの間は、うまくいかなくなっている夫と同じ空間にいるつらさ、息苦しさを感じるでしょう。ケンカになったり、無視したり無視されたりで、精神的に苦しい時期です。【離婚協議中】離婚協議が始まると慰謝料や条件、子どもがいれば親権や養育費など物理的な問題の解決が求められます。離婚でつらい、苦しいといった感情を条件や金額に表す作業が必要なわけですが、条件が折り合わない、相手にわかってもらえないという面倒くささや怒りも加わってきます。妻も夫も、一刻も早く協議を終わらせたいというのは同じ気持ちですが、条件や金額に感情が絡んでくるため長引くケースも。心が傷つくことも多い期間ですが、さまざまな手続きで自分の心に向き合う暇がありません。【離婚直後】離婚直後は、解放されたうれしい気持ちと同時に無力感、空虚感を覚えるでしょう。感じるのは同時ですが、その割合は人によって違います。解放感1割・空虚感9割の人もいれば、その逆の場合もあります。ただし、結婚生活を失うのですから、空虚感が0という人はいません。実は、解放感と空虚感の割合が、離婚数カ月後のメンタルに大きく影響するようです。解放感の割合が多い人ほどどんどん元気になっていき、空虚感の割合が大きい人ほど3カ月後、半年後と時間差で離婚による気持ちの落ち込みが訪れる人が多い印象です。■離婚前から準備するセルフメンタルケア離婚直後に空虚感が大きい人ほど、その後の気持ちの沈みや落ち込みに苦しむ傾向があります。そのため、どこかのタイミングで、その空虚感を解放感に転換しないといけません。それがうまくできた人ほど3カ月、半年後に訪れる気持ちの落ち込みから逃れられる、もしくは早く復活できます。しかし、離婚が成立するまでは、その手続きで手一杯だと思います。親権はどうする? 家はどうする? 親をどう説得する? 慰謝料や養育費はいくら? など、協議して決めなければいけないことだらけで、自分の心のケアまで手が回らないでしょう。離婚をしてみて自分がどうなるかはわからないものですから、ついつい後回しにしがちですね。そんな中でもできることとして、「執着を捨てる作業」が挙げられます。実は、離婚後の空虚感、喪失感というのは、家族や大切な人、ペットを失った感情と似ていると言われています。幸せだった結婚生活を失うという意味では同じで、そのために生まれる空虚感、喪失感なのです。結婚生活に執着している人は、どうして離婚したのだろう、どうして別れなければいけなかったのだろうと過去へしがみついてしまいがちです。そのため、離婚後に解放感より空虚感が上回ってしまいます。しかし、そういった執着や後悔を持っている限り、気持ちは前を向くことはありません。具体的には、一人で生きていくシミュレーションをしていく作業がおすすめです。夫がいない生活を想像して、仕事を見つける、子どもの預け先を探す、周囲に助けを求めるなどの行動を起こしていきましょう。クヨクヨと考える時間もなくなるくらい、いろいろな予定を詰め込んでいくのがおすすめです。過去を捨てていく作業をすることで、結婚生活や夫への執着を捨てることにつながります。自分に非がないのに離婚となってしまった人ほど執着は強い傾向にありますが、意識的にその気持ちを捨てる作業をすることで離婚後の空虚感を解放感に転換できるようになります。離婚協議中はそういった余裕もないと思います。離婚が成立した後でも遅くはありませんから、過去への執着を捨てる作業を進めてみてください。■離婚成立からかなりたつのにつらい…どうすれば?すでに離婚が成立し、しばらくたつのに気持ちの沈みや落ち込みから逃れられていない人は、空虚感を解放感にうまく転換できなかった人でしょう。そういった気持ちから浮上するには、「人に甘える、頼る」作業が必要です。この際、少々みっともなくても構わないので、周囲の人に思いっきり甘えて頼りましょう。頼る相手は、まずは家族。それが難しいなら気の置けない友人、そして行政、同僚という順番がおすすめです。ただし家族の場合、特に両親などは「あなたが離婚なんてするから」「だから結婚に反対したのよ」と、さらに傷つけるようなことを言ってくることもあるでしょう。私はそれでもいいと思います。人は悲しみの底に一旦足がつかないと浮上することはできません。家族からの容赦ない言葉によって一時的に落ち込むことはあっても、この人は助けてくれない、頼りになるのは自分だけ、自分を救うのは自分しかいないと気づくことができます。それをきっかけに、気持ちも浮上できるでしょう。友だちに相談する場合は、すべてをひっくるめて受け止めてくれる相手か、どこまで頼っていいか線引きができる相手かを見極めて相談しましょう。そこを間違えてしまうと、頼られた相手が共感しすぎてつらい思いをする場合があるからです。自分に近しい人の場合は、それまでの関係性があるため、どうしても感情が入ってしまいがちです。それが面倒だと感じる方は、感情抜きの相談ができる「心の相談室」といった行政サービスを利用するのもいいでしょう。また、私のような心理カウンセラーへの相談もいいと思います。■離婚でつらい…子どもに頼ってもいいの?お子さんを連れての離婚の場合、ついつい子どもに甘えたり頼ってしまうこともあるでしょう。しかし、心理カウンセラーの立場から言えば、私はいかなる年齢の子どもでも頼らない方がいいと思います。特に「あなたのことだけが頼りなの」といったことを言ったり態度に出したりすると、子どもはお母さんから逃れられなくなり、人生の選択肢を狭めたり奪ってしまうことになります。親子で協力して頑張ろう! と双方が結託しているのならいいのですが、親が一方的に子どもに頼っている場合、子どもは親を置いて家を出づらく留学や進学、就職をあきらめてしまうことも少なくありません。親はそのつもりはなくても「あなただけが頼り」という言葉は、そうやって子どもの将来を決めてしまう力があるのです。子どもはお母さんのことが大好きですから、言葉や態度に出さなくてもつらい気持ちはわかりますし気をつかいます。それならお母さんは、つらいけれど頑張っている姿を見せた方がいいと思います。そんなお母さんを見ることで、どんな状況でも人は頑張れることを学ぶでしょう。本来、子どもは親に頼るものです。自分がつらい状況でも「何かあったらいつでも言ってね」と意識的に子どもに頼らせてあげる言葉かけが大切です。子どもは「お母さん、無理しているな」と気づいたとしても、どんな状況でも愛してくれた、自分のことを思って言ってくれたと心に残ります。離婚で落ち込む気持ちを引きずっていて、ついつい一番身近な子どもに頼りたい気持ちもわかりますが、これ以上負担をかけない意味でも甘えたり頼ったりするのはほかの大人に対してだけという強い自制が求められます。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年12月27日先日、杏さん(34)と東出昌大さん(32)の離婚が発表されました。原因は東出さんと女優の唐田えりかさん(22)の長期にわたる不倫行為。杏さんは離婚により、三児のシングルマザーとなりました。近年の芸能界の傾向をみると、不倫は一発アウト。社会的ダメージを受け、本業へ支障が出ることも多いものです。ただ東出さんもダメージこそ受けているものの、新作映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』は好調。俳優として立て直しを図っている最中とあり、何だか言葉で言い表せない才能というか……。“持ってる”感じがしてなりません。東出さんと杏さんはこれから互いに親としての責任を果たしながら、別の道を歩むことになりました。しかし彼らに限らず、“不倫ニュースのその後”を見て1つ気になることがあります。というのも夫の不倫後に「離婚する妻」と「離婚をとどまる妻」がいるわけですが、“妻の不満”に夫も妻自身も正しく向き合えているのかという疑問です。別れるか否かは、お子さんや金銭的な事情もあるものです。しかしまず傷ついた妻の心情にたいして、トンチンカンな対応をしている夫も多くいるようです。不倫発覚後の妻は、夫に対して何を求めているのか。今回は、そこを改めて考えてみたいと思います。不倫された。その事実が明るみになったとき、多くの妻は足元が崩れるような不安感に襲われます。それは安定した家庭生活の崩壊の危機……だけではありません。自分という存在価値の危機を強く感じているため、不安と恐れから大きな怒りや失望感を顕にするのです。「私という存在は一体何なのか?」そんな疑問が頭の中をぐるぐると回り、妻はある種のパニック状態になります。しかし当の不倫した夫は、あまり深く状態を把握できていません。「悪いことをした」という気持ちから謝罪はします。しかし謝って反省し、不倫相手との関係を真っ白に戻せば許されると思っている男性が非常に多いのです。しかし、そうではありません。ここで妻側が望んでいることは謝罪だけにとどまらず、ガラガラと崩れかけた自分の存在意義と存在価値の再確認です。女として、パートナーとして、私は彼にとって大切な存在ではないのか?今後も大切にし合いたい存在ではないのか?という疑問に、夫は答えなくてはいけないのです。そういう妻側の事情を知らない夫の多くは「謝って反省し、関係を全部正せばまた元に戻れる。戻らないにしても、戻るようにお互いが努力できる」と思っているようです。話し合ってから関係の再構築を決めたものの、妻の対応がなかなか前向きにならない。それに夫が「なんで?」と、逆に怒りを感じる話もよく耳にします。それは夫としては禊をしたという認識で、妻としては本当のニーズ(自分の存在価値の再確認)が満たされていないというミスマッチから起きるのです。不倫が起きた際に「無理してでも許す」という行為は、一見前向きな対処に見えます。しかし、実はこれも危険をはらんでいます。前を向かなくてはいけないのに、腹の中では感情がずっと不満感を抱き続けなければいけない。そのミスマッチはあなたの心に大きな傷を生み出しますし、その傷は体の不調や夫婦関係の別のトラブルにもつながっていきます。だからこそ不倫が発覚したらたった1回のことだとしても、許す前に別れを決める女性が多いのも当然の決断なのです。東出さんの場合は杏さんの育児中、しかも長期間にわたる不倫でした。不倫から別れるにしても継続するにしても、そこに難しさが残ることには変わりません。どうか東出さんと杏さん、そしてお子さんに明るい未来が訪れますように。(文:おおしまりえ)
2020年08月09日新型コロナウイルスの感染が拡がる中、感染拡大を防ぐために様々な取り組みをしているご家庭も多いでしょう。その中で夫婦関係に亀裂が生じてしまう場合があります。気を付けるべき点について見ていきましょう。家にいる時間が多くなるお互いに仕事ややるべきことがあって日中は外出していると、家で一緒にいる時間が大切になってきます。しかし、コロナの影響によって外出自粛が促され、在宅勤務や家に居ることなどが増え、お互いに家で過ごす時間が多い状況になると、普段であれば見せなかった嫌な部分が見えてきてしまったり、相手に不満を感じたりすることも多くなってきます。このような不安を感じている時はストレスを抱えやすく、コロナに対する危機感や意識の違いから夫婦間で揉めやすいこともあり、常に相手に優しく振る舞うことは難しくなります。この状態が長く続くと、夫婦関係にも亀裂が生じてくることになります。子どもの問題でトラブルに子どもを学校に通わせている家庭では、学校も休校になったりなど通常通りとは違ってくるので、その点が影響してくることもあります。子どもの面倒を見るために、その負担を夫婦どちらが持つかという事でトラブルになりやすいのです。どちらかが在宅勤務である場合、子どもの面倒を任せたくても仕事が忙しくて対応ができなかったり、子どもの面倒を見きれないということも起こります。もちろん逆のパターンもあるでしょうし、どちらも出社が必要な場合もまた子どもの対応に頭を悩ませる夫婦は多く、夫婦間の亀裂を広げてしまうきっかけになることもあるのです。子どもの対応をどうするか、お互いの仕事をどうするか、しっかり話し合っておくことが重要です。気分転換が出来ないコロナウイルスを広げないために、イベントなどが中止されたり外出自粛を求められたりしています。そうなると、常に家の中に居ることになり、お互いに気分転換が出来なくなります。喧嘩をしてもちょっと冷却期間を置けば改善していた夫婦関係も、飲みに行けなかったり、買い物しに行くことができなかっりと息抜きできない状況では、距離を置くことも難しいと感じる人も多いようです。家の中でも一人になれる空間を設けたり、家でできる楽しみや趣味を持つなどの気分転換の手段を作ると気分転換ができるのでおすすめです。関連記事はこちら『コロナ離婚』『コロナ破局』もありえる?現状で見えてきた「彼の本性」とはストレスを溜めすぎないようにコロナの影響で夫婦間の距離は近づきますが、それ故に関係を悪化させてしまうトラブルも多くなってきます。お互いの気持ちやスケジュールはしっかり話し合うこと、気分転換の方法を作っておくことなど、トレスを溜めすぎないようにそれぞれ注意することが大切です。コロナによって夫婦間が悪化して、離婚なんて最悪の事態にならないようにしたいですね。
2020年07月26日こんにちは、婚活FP山本です。嘘か誠か、新型コロナウィルスによる長い自粛生活で、「コロナ離婚」と呼ばれる離婚が増えているといわれています。愛し合ったからこそ結婚した夫婦なのですから、長く一緒にいれば愛が深まりそうにも思えますが、本当にコロナ離婚が増えているなら残念といえます。そこで今回は、コロナ離婚の真偽とその原因、さらに夫婦関係の見直しポイントについて詳しくお伝えします。あなたの人生に、お役立てくださいませ。確かにコロナ離婚は増えている!まずは、コロナ離婚が本当に増えているのかどうかをお伝えします。結論からいえば、コロナ離婚が増えているのは事実です。ニュースやネット記事でも頻繁に見かけるでしょうが、確かにコロナ離婚は今、すごい勢いで増えているといえます。強いていえば、離婚にまでいたっていなくても、コロナ離婚を考えるほどに夫婦仲が悪くなっている世帯は多いのが実情です。もっとも、元々不仲な夫婦もいれば、コロナによって不仲になった、相手の欠点が見えて嫌になった方までさまざまなので、原因は一概にはいえません。少なくともコロナ離婚が増えている状況なのですから、既婚者は全員が離婚を警戒すべき時期といえます。「ウチは絶対大丈夫」などと油断することなく、まずは自身の言動や立ち振る舞いを自己分析しましょう。コロナ離婚相談も急増中!実際に、筆者の元へコロナ離婚相談をしに来られる方も急増中です。直接的な相談でなくても、周囲でコロナ離婚を検討中という声は頻繁に届いています。さらにコロナ離婚でなくとも、夫婦間だけでは息が詰まり、愚痴という形でのガス抜きを要望される方も多いです。どちらかといえば、体感的には「愛が深まった夫婦」は残念ながら少数派といえます。ただ一方で、逆の「コロナ婚活」を希望する方も増えていますから、まずはこのような大局観を知っておきましょう。理由・原因はさまざまだが「価値観の相違」が多い次に、コロナ離婚の理由・原因についてお伝えします。直接的な理由は本当にバラバラですが、総じて「価値観の相違」が多いです。そして相手との違いが少しずつ、しかし確実に苦痛を感じ、そして自粛生活という逃げ場がない状況で苦痛が増大し、最終的にコロナ離婚を決意されています。少し注意が必要なのが、コロナ離婚では「年収」が関係ないことも多いという点です。分かりやすく年収が下がったから離婚というケースもありますが、1000万円程度の年収を保っていても離婚というケースもあります。特に年収が高い方は、要注意です。価値観も相手の心情も、目には見えません。自分は大丈夫と思っていても、ある日突然に相手から離婚を突き付けられることも多々あります。少なくとも今は十分に警戒しておきましょう。ストレス増やコロナへの警戒感の相違も要因になりがちただでさえ今は、コロナの自粛生活でストレスが増えて皆がピリピリしています。そしてコロナへの警戒感も人それぞれですから、この相違もコロナ離婚の要因になりがちです。収入が減った、雇用を失ったという方も多く、今は本当に誰もが離婚しやすい状況といえます。この状況をコロナ離婚せずに乗り切れるかどうかは、本当に「夫婦次第」です。普段以上にコロナ離婚を警戒して、相手と接するときには注意を払いましょう。コロナ離婚せずとも熟年離婚しそうなケースが多い次は、別角度でコロナ離婚の原因・理由をお伝えします。簡単にいえば、コロナ離婚は今、離婚をしなくても将来的に熟年離婚しそうなケースが多いです。どちらに転んでも最終的に離婚しそうな夫婦で、それが早まっただけといえるのがコロナ離婚といえます。そして熟年離婚もコロナ離婚も、基本的には「夫婦間の思いやりやコミュニケーションの不足」が最たる原因です。これらを増やそうとしなかった、大切にしなかった結果ともいえます。大切にしているはずが、相手からすれば大切にしていないと思われた結果ということも多いです。家族のためを思って一生懸命に働いた結果、「仕事が好きなだけ」と家族をないがしろにしてきたと思われるような方は本当に多いといえます。しっかりと、夫婦間の歩調を合わせていきましょう。なぜ離婚されるのか本気で分からない方も……コロナ離婚も熟年離婚も、どちらも双方が分かりやすく不仲と思っているケースもありますが、なぜ離婚されるのか本気で分からない方もいます。しかし思い当たる理由があってもなくても、実質的に離婚は夫婦の一方が望めば成立してしまうのが現実です。仮に法律上、離婚は回避できたとしても、恋人時代のような関係性に戻ることは不可能に近いといえます。一方が真剣に離婚を考える事態になってからでは手遅れですから、そんな事態になる前に対処していきましょう。夫婦関係の見直しには「コミュニケーション」が必須今度は、夫婦関係の見直しポイントについてお伝えします。結論からいえば、夫婦関係も人間関係の一種ですから、やはり「コミュニケーション」がポイントです。またここでいうコミュニケーションでは、「負の感情をともなうもの」を話し合えているかがポイントになります。たとえば、あなたが嫌だなと感じた相手の言動を、しっかり相手に嫌だと伝えているでしょうか。そして相手はそれを聞き入れ、謝罪や改善をしているでしょうか。離婚になる夫婦の多くは、このようなコミュニケーションを取れていないからこその離婚です。一般的には、女性は伝える努力を怠り、男性は聞き入れる努力を怠ることが多いといえます。そもそも夫婦は互いに生まれも育ちも性別も違いますから、普通や常識も違って当然です。ぜひ良質なコミュニケーションを通して、互いに歩み寄るよう配慮していきましょう。夫婦双方が在宅勤務や家事育児への思いやりが大切多くのコロナ離婚の事例を見聞きした結果、離婚の最初の引き金は「慣れない在宅勤務によるテレワーク」であることも多いです。一方が、あるいは両方が在宅勤務なのに、家事育児への配慮・思いやりが不足したことが原因といえます。現代は共働きが主流であるとともに、家事育児も共同作業なのが基本です。離婚の最初のきっかけは「実に些細なこと」がほとんどですから、些細なことのうちにコミュニケーションを図って改善していきましょう。[adsense_middle]コロナ離婚するなら事前にマネープランを立ててから!最後に、コロナ離婚を考えている方に大切なことをお伝えします。コロナ離婚するかどうかは当人の自由です。たとえ子供がいたとしても、不仲な関係性を見せ続けるくらいなら離婚したほうがよいこともあります。ただ、コロナ離婚するなら事前にマネープランを立ててから離婚しましょう。というのも熟年離婚も含めてですが、離婚したほうが幸せと思っていたら、主に経済面が原因でかえって不幸を感じているという方が少なくありません。どうしても離婚を考える場合は感情的になりがちで、多少の収入源があればなおさらですが、それでも警戒が必要です。実際にコロナ離婚相談で、離婚後のお金の面をシミュレーションした結果、全然生活できないというケースも実に多いといえます。特に子供がいる場合は教育費が誤算になりがちです。十分な見通しと準備のうえで、コロナ離婚を実行しましょう。恋人関係の破局ではない。「離婚の意味」を理解しようそもそも現代は「老後資金2000万円問題」が立ちはだかっており、多くの場合で結婚していないと生き抜けない時代です。コロナ離婚後に再婚活するにしても、すでに結婚適齢期を大幅に過ぎている方も多いといえます。コロナ離婚は、若い頃の恋人関係の破局とは意味合いが全然違うのが実情です。まずはマネープランを通して金銭面を確認し、そのうえで本当にコロナ離婚するのか考えましょう。コロナ離婚したほうが幸せとは限らない!コロナ前から、そもそも現代は3組に1組が離婚するような時代です。それだけ離婚も一般的とさえいえますが、少なくとも「コロナ離婚したほうが幸せ」とは限りません。コロナ離婚を考えるほどに今は追い詰められているでしょうが、最低限の冷静さだけは失わずに判断していきましょう。
2020年06月13日離婚原因には様々なものがありますが、多いのはやはり不倫。自分以外の異性と関係を持つことは耐え難く、一緒に「いたくない」と思うのは当然です。夫婦関係が冷え切ってしまうと、違う相手を見つけたくなるもの。しかし、婚姻中に第三者と交際することは、当然「不倫」。道徳的に許されることではありません。 離婚後に不倫が発覚したOさんそんな不倫ですが、なかには秘密裏に進められ、配偶者と離婚を成立させたのちに発覚することもあります。30代女性のOさんもその1人。旦那から「性格の不一致」を理由に離婚を打診され、関係が冷え切っていたこともあり、慰謝料などしっかりと話し合ったうえで申し出に応じ、離婚することになりました。ところが半年後、元夫が再婚したことを耳にします。あまりにも早いため不審に思い、共通の知人に聞くなどして調べたところ、結婚期間中から交際していたことが発覚。憤慨したOさんは、慰謝料の再請求を決意しますが、元夫は「そんなことはできない。結婚期間中に気が付かなかったお前が悪い」と開き直っているそうです。Oさんは開き直る夫に慰謝料を再請求することはできるのでしょうか?銀座さいとう法律経済事務所の齋藤健博弁護士に聞いてみました。 離婚後の不倫発覚で慰謝料の請求や増額は可能?齋藤弁護士:「可能です。戸籍などをとり、いわゆる10月10日と矛盾する形での不倫関係が立証されることはあります。ただし、公正証書で清算条項といって、お金のやり取りをそれ以上しない旨の合意などをしてしまっていると別です。それでもできる場合がありますので、他の証拠関係も見たうえでの判断となります」離婚条件によりますが、婚姻中の不倫関係が立証された場合、後から慰謝料の請求や増加などを行うことは可能のようです。 どうやって請求すればいい?Oさんにとっては道が開けましたが、元夫が強硬に慰謝料支払いに拒否しているのは気がかりです。問題解決のため、Oさんにできる手段はどのようなものがあるのでしょうか。銀座さいとう法律経済事務所の齋藤健博弁護士に聞いてみると…。齋藤弁護士:「共同不法行為責任と言って、不貞相手にも、もと配偶者にも、双方でも可能性はありますが、この場合、元配偶者に対するものであるよりも、不貞相手への請求をすることが多いのではないでしょうか。なお、離婚にまで至っているのですから、金額も婚姻関係を維持するものより高額になります」元夫よりも、不倫交際していた相手に請求することが一般的なんですね。 諦めず戦いを離婚後に不倫していたことが確定した場合は、元配偶者や交際相手に慰謝料を請求できる可能性があります。諦めず、戦っていきましょう。 *取材協力弁護士: 銀座さいとう法律経済事務所齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)離婚後に不倫が発覚し慰謝料支払いを拒む男請求する方法は?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。離婚後に不倫が発覚し慰謝料支払いを拒む男請求する方法は?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2020年03月10日woman man hands holding pieces of broken heart depression life crisis break up divorce betrayal concept flat horizontal vector illustration先日ある女性タレントと男性俳優が離婚を発表。仲の良い夫婦だと思われていただけに、驚きが広がりました。 子供の有無を巡って意見に相違双方が離婚原因として挙げたのが、「子供の有無」。男性俳優側は妻に子供を産んでもらい、家庭を持つことを望んでいましたが、妻の女優は舞台などの仕事継続を希望。話し合いを進めたものの溝が埋まらず、離婚に至ったといいます。妻側は既に新恋人を作っており、交際を進めている様子。男性は子に囲まれ、一般的に「幸せ」と呼ばれる家庭を望んでおり、それを拒否されたうえ離婚、かつ新恋人まで作られたのでは溜まったものではなく、慰謝料を請求したくなってしまいます。一方妻側についても「仕事があるのに勝手に子供がほしいといわれてはたまらない」「妻の収入で暮らしていると思われるのに子供を望むのはどうなんだ」「仕事を望む妻に子供を産めというのはちょっと…」など擁護の声があり意見が分かれているようです。 子供を持つことを拒否したら慰謝料の対象に?同じような事例は一般人でも起こりうります。一方が子供を望むにもかかわらず、拒否される。なかには、子作りを拒むケースもあるようです。「子供を持つ」ことを拒否したことを理由とした離婚の場合、やはり拒否した側が慰謝料を支払はねばならないのでしょうか?高島総合法律事務所の理崎智英弁護士に見解を伺いました。理崎弁護士:「夫婦間で性行為をすることは、夫婦で愛情を確かめるという目的以外に、子どもをもうけるという意味もあります。子どもをもうけることは、夫婦の婚姻生活にとって重要な要素の一つです。そのため、合理的な理由がないのに、子作りに応じないことは、『婚姻を継続し難い重大な事由』(民法770条1項5号)として、離婚事由となり、慰謝料の対象になるものと考えます」合理的な理由のない「子作り拒否」は、慰謝料の対象になりうるようです。 恋人を作る行為は?女性タレントについては、夫婦関係が破綻していたとはいうものの、既に恋人を作っていたことに批判があるようです。これは不貞行為にならないのでしょうか?高島総合法律事務所の理崎智英弁護士に聞いてみると…理崎弁護士:「婚姻関係継続中に、妻が夫以外の異性と性的な関係を持つことは原則として不貞行為に該当しますので、慰謝料の対象となります(民法770条1項1号)。もっとも、すでに婚姻関係が破たんしているような場合には、夫以外の異性と性的な関係をもっても不貞行為には該当しません」 結婚前に意思確認を子供を育てることは親の生活リズムを一変させます。とくに女性は身体的な変化もあり、仕事を休む必要が出ます。それだけに、「今は作りたくない」と考える人も、多いことでしょう。家族計画についても、十分に話し合ったうえで、結婚したほうがいいのかもしれませんね。 *取材対応弁護士: 理崎智英(高島総合法律事務所。弁護士登録以来、離婚や不倫問題を中心に取り扱っており、多数の解決実績がある)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)子供を望む夫とその気がない妻の離婚…慰謝料はどちらが払う?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。子供を望む夫とその気がない妻の離婚…慰謝料はどちらが払う?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2020年01月31日結婚生活をスタートさせるその前に、きちんと定めておきたいのは夫婦間のルール。ルールを共有していないことが原因で離婚に至った例も少なくないようです。今回は離婚経験者に結婚生活で共有しておいた方がいいことを聞いてみました。結婚生活を円満にするために参考にしておきましょう。■ イヤだと思うことの共有「私が共有しておくべきだと思うのは、イヤなこと。一緒に生活すると、食器の洗い方や洗濯物の畳み方など、細かい差が見え始めます。指摘すると喧嘩になるため、すべて我慢!しかし、一度イヤだなと思うと少しずつ愛情も減っていく……。距離が徐々に開いていきました。最後は爆発してあれもこれもと不満をぶつけることとなり、『早く言って欲しかった』と……。きちんと気持ちを伝えていればと、今は思います」(31歳/医療事務)思ったことをきちんと伝えられないカップル、意外と多いんです。喧嘩を回避するのではなく、喧嘩にならないような伝え方を工夫して自分の気持ちを伝えましょう。「言わなくてもわかるでしょ?」のスタンスではなく、夫婦だからこそ言葉にして気持ちを共有することが大切です。■ 将来像の共有「結婚式直前に『実家のリフォームが始まったよ』と、同居する前提での会話が……。彼は伝えたつもりだったと言いましたが、寝耳に水!というか計画犯としか思えない。結婚目前だったこともあり強く言えず、結局すぐに同居生活がスタート。家事は私の担当になり、仕事と家事で毎日ヘトヘト!お姑さんとも合わず旦那も空気……。子どもをせかされ始めたため、もう無理だと思い離婚を決意しました。結婚後の生活スタイルを共有しておくくべきだった……」(30歳/メーカー勤務)子どもの有無や住む場所などの未来予想図は結婚前にある程度話し合っておきたいところ。結婚してから相手の希望が判明した場合、自分の未来予想図が崩れてしまうことにもなりかねません。お互いの希望をしっかりと確認しておきましょう。■ お財布の共有「結婚当初から財布は別。相手の収入やお金の使い方、貯金はノータッチだったものの、お互いそれなりの企業に勤めており心配はしていませんでした。しかし結婚2年、将来のためにお財布を共有したいと伝えたところ、なんだかんだと拒否。不信感が生まれ調べたところ、毎週お気に入りのキャバクラで遊んでいたことが判明!自由に使えるお金はほとんどつぎこんでおり、貯金もほぼゼロ。結婚前にきちんとお財布を共有していれば……と後悔しています」(29歳/銀行員)お財布を共有していないと、独身のときのようなお金使いが継続してしまうことも。相手の貯金や収入を把握していない状態は、何かあったときに危険!結婚前にお金の使い方を話し合い、できればお財布を共有しておくのがおすすめです。■ 結婚前に2人のこれからを共有しよう2人のこれからの生活やルールについて話し合うのは、結婚前がベスト。2人の方向性を合わせておかないと、あとで関係性にほころびが出てしまう可能性もあるでしょう。目指すべくは何でも言い合える夫婦!きちんとルールを共有し、円満な結婚生活を送りましょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年10月15日【今週の悩めるマダム】夫との愛がなくなってもうずいぶんと長い月日がたちます。弁護士に離婚相談をしに行ったのですが、離婚理由などから、私に有利になる離婚はできない、と。さらに嫁いだ一人娘にも相談したら「今更やめて」と言われました。このまま愛のない結婚生活を死ぬまで続けるのでしょうか?(愛知県在住・60代主婦)60代というのは確かにある意味「今更」の年齢でもありますが、仮に奥様が70代や80代だとしても起こり得る問題だと思うのです。愛がないのに一緒にいることの苦しみは計り知れません。女として愛されたいと思うのは当然ですし、そういう意味で60代という年齢は「今更」ではないと思います。まだまだやり直せる年齢です。僕ももうすぐ還暦ですが、自分が還暦であることが信じられないくらいにまだ若いのです。離婚をした時には本当に老けました。未練たらしいことは言いたくないですが、家族みんなで幸せになると僕一人勝手に信じていたので、離婚を突き付けられた時の人生への絶望感は壮絶なものがありました。そこから怒濤の子育て生活が始まるのですが、それが逆に生きる糧になりました。その子も、この9月にフランスで高校生になったんですよ。長い間子育てに専念できたことで、僕は絶望から立ち直ることができたというわけです。還暦を直前に控えて、前よりも元気になったかな、と思っています。息子に感謝ですね。さて、話を本題に戻しましょう。僕が気にすることじゃないかもしれませんが、ご主人は離婚の可能性など毛頭考えていないと思うのです。そこでいきなり離婚を突き付けられると、ご主人がおいくつか分からないですが、相当なショックを受けられることでしょう。奥様は自由になられるからいいですが、ご主人の喪失感は半端ないんじゃないか、と想像できます。それとも、もう愛がないので、そこはまったく気にならないのでしょうか?「辻さん。でも、私の人生はどうしたらいいの?どこまで我慢をし続ければいいのですか?私だって生きているんです」そういう声が戻ってくるでしょうね。難しい問題です。そこで提案なのですが、一度、〝お試し離婚〟をしてみるというのはどうでしょう?ご主人と話し合い、お互いが同意したなら、仮の離婚をしてみる。真実味を出すため、周りに離婚したと伝えてもいいと思います。でも戸籍上は離婚をせず、あくまでも仮の離婚形態をとるわけです。そして、同居はしばらく続けるのです。とはいえ夫婦ではなくなったので、お互い何をしても自由ということがいちばんのポイント。それで様子をみて、気が変わったら復縁もあり、と最初に決めておいてください。面倒くさいと思われるかもしれませんが、ここまで時間をかけて夫婦をやってきたわけですから、もし解消するにしても、それなりの時間をかけるほうがいいと思います。いきなり離婚を突き付けるのではなく、お互い面と向かってしっかりと話し合ってみてください。そこに保険のこと、生活費のこと、年金のこと、娘さんのことなど、いろいろな事情が関わってきます。そのお試し期間を経たうえで、本当の離婚に踏み切るのか、思いとどまるかは奥様次第です。【JINSEIの格言】いきなり離婚を突き付けるのではなく、“お試し離婚”はどうでしょう?お互い何をしても自由ということがポイント。それで様子をみて、最終的な判断をしてみるといいと思います。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年10月01日離婚の原因でよくいわれるのが「お互いの価値観の違い」です。そうならないためにも、結婚前に考え方を合わせておくことが大切です。お金の使い方お金のトラブルは、ケンカのもとです。育ってきた環境や、収入の差によって、お金の使い方が違ってきます。結婚後は、どのようにして生活費をやりくりするのか、お金の管理は誰がするのかなどをきちんと決めておくとよいでしょう。両方が浪費家でお金を使ってしまうのも将来困ってしまうかもしれませんが、もっと大変なのは、片方が浪費家、片方が倹約家の場合です。相手のお金の使い方が気になって、それが大きなストレスになりかねません。自分が頑張って貯金をしようとしても、相手がたくさん洋服を買ったり外食ばかりしているとイヤですよね。逆に、たまにはパーッと散財したいと思っても、ケチケチされると頭にくると感じるタイプもいるでしょう。お小遣い制を導入するのもひとつの方法です。お互いの家族とのつきあい方恋人同士の時は二人だけの世界です。ただ、結婚となると、家と家との結びつきと考える人も少なくありません。個人主義を重んじる世の中ですが、相手の親や兄弟姉妹とも上手につきあっていく必要があります。そのつきあい方は、しばしば衝突を生むことになります。親が結婚生活に干渉してきた場合、NOと言えるか言えないかが問題です。お互いが密接につきあいたいと思っているのならばOKですが、どこまでつきあっていくかを話し合っておくと後々スムーズにいきます。例えば、年末年始の帰省はきちんとするとか、誕生日プレゼントは欠かさないといった感じで、線引きをしておくのがいいでしょう。家族に関することは、人によってはデリケートな問題です。だからといって隠しごとをすると、大きな問題に発展してしまうかもしれません。なるべく、結婚前からオープンにしておくことがベターです。人生設計について勢いで結婚してしまうと、後で「こんなはずではなかった」と悔やむことになりかねません。子どもは何人くらい欲しいか、住むところは賃貸か持ち家にするか、将来的に親と同居するかどうかなど、人生設計の大筋を合わせておく必要があります。それが、合わないなら結婚しても口論ばかりの生活になってしまうでしょう。最も大切なことです。価値観は違ってもかまわない価値観の違いは、結婚前にある程度は解消することができますが、一緒に住んでみて初めてズレを感じることも多いです。ですから、何もかもを合わせておく必要はありません。価値観の違いは離婚の原因になるかもしれませんが、価値観が一緒の人間なんて皆無に等しいです。違いこそが、自分にない相手の魅力なのです。
2019年08月22日離婚する夫婦は増えていると言われていますが、どのような理由で離婚をしているのかが気になるのではないでしょうか?ここでは、夫婦の離婚原因についてランキング形式でご紹介します。男性、女性がそれぞれ離婚を考える場合の離婚原因の違いについても知っておきましょう。離婚原因ランキング1位から10位は?夫婦がどんな理由で離婚しているかを知るためには、裁判所の発表している司法統計が参考になります。司法統計には、家庭裁判所に申し立てがあった婚姻関係事件(主に離婚調停)の申立人に「申し立ての動機」の調査を行って、男女別にまとめたものがあります。最新の司法統計のデータから、離婚原因をランキング形式でみてみましょう。※この調査は、複数の選択肢の中から、1人3個まで回答ができるものです。()内に、全体の何%の人がその理由を挙げているかを付記しました。妻から申し立てた場合の離婚原因ランキング平成29年度、家庭裁判所に離婚調停などの申し立てがあった件数は、妻側からが4万7,807件、夫側からは1万7,918件と、妻側からが圧倒的に多くなっています。妻側の申し立ての動機のランキングは、次のとおりです。1位性格が合わない(39%)女性が離婚原因とする中で最も多いのは、性格の不一致です。他の原因がある場合でも、性格も合わないと考える人は多いでしょう。2位生活費を渡さない(28%)夫から生活費を渡してもらえないことで離婚を考える女性はかなり多いようです。生活費を渡さないのは、経済的虐待と言えるでしょう。3位精神的に虐待する(25%)精神的虐待を理由に挙げる人も多くなっています。いわゆるモラハラです。4位暴力をふるう(21%)夫に暴力をふるわれると、当然離婚を考えることもあるでしょう。かなりの女性が夫の暴力を受けているようです。5位異性関係(16%)異性関係は、夫婦の関係に亀裂を及ぼします。夫が浮気すれば、夫を信頼できなくなってしまいますから、離婚を考えるのも当然でしょう。6位浪費する(10%)夫婦の財布は1つです。夫の浪費により生活に支障が出るようなら、離婚原因にもなるでしょう。7位家族を捨てて省みない(8%)夫婦というのは協力して家庭を築くものです。夫が仕事や他のことで全く家庭を省みなければ、何のために結婚しているのかもわからなくなるでしょう。8位性的不調和(7%)性交渉拒否、性的不能、異常な性癖、セックスレスなど、性的な問題は夫婦にとって大きな障壁となります。離婚の原因として夫との性的不調和を挙げる人も少なくありません。9位家族親族と折り合いが悪い(6%)今は夫の親との同居が少なくなったとはいえ、夫の家族や親族との付き合いをしなければならない場面はあります。家族や親族とうまくいかずに離婚を考える人もいます。10位酒を飲み過ぎる(6%)お酒を飲み過ぎ、問題を起こしてしまう夫はいます。夫の酒癖の悪さから、離婚を考えることもあるでしょう。夫から申し立てた場合の離婚原因ランキング夫が申し立てた場合の申し立ての動機は、次のような順位になっています。1位性格が合わない(61%)夫が申し立てた場合でも、やはり性格の不一致がトップです。男性の場合は、半数以上が性格が合わないことを離婚原因の1つとして挙げています。2位精神的に虐待する(20%)夫が妻から精神的虐待を受けているケースも多いようです。妻の性格がきつ過ぎる場合、夫側は虐待と捉えていることもあるでしょう。3位異性関係(14%)夫婦間には貞操義務がありますから、妻の浮気がわかれば、夫も離婚を考えるのは当然です。男女問わず、異性関係は離婚原因の代表的なものです。4位家族親族と折り合いが悪い(13%)夫が妻側の親族と折り合いが悪いこともあります。相手の親族との不調和を挙げる人の割合は、男性の方が大きいようです。5位性的不調和(12%)男性では、離婚を考える原因として性的不調和を挙げる人の割合が、女性の倍近くになっています。男性の方が、性的な問題を重視する傾向があります。6位浪費する(12%)妻の浪費も家庭生活に影響を及ぼします。夫が妻の浪費により離婚を考えることもあるでしょう。7位同居に応じない(8%)相手が同居に応じないことは、女性では圏外(12位)ですが、男性では7位にランクインしています。女性が出て行って戻ってこないケースが多いことがうかがわれます。8位暴力をふるう(8%)暴力をふるうのは男性だけではありません。妻の暴力を理由に挙げる男性も、相当数います。9位家族を捨てて省みない(5%)妻が家族を捨てて省みないこともあります。この場合には、夫の方が離婚を考えることもあるでしょう。10位生活費を渡さない(4%)妻が財布を握っていて、夫に生活費を渡さないこともあるでしょう。女性側ほどではありませんが、生活費を渡してもらえないことを理由に挙げる男性もいます。法律上の離婚原因となるものは限られている離婚原因が何であれ、夫婦が離婚することに合意していれば、協議離婚ができます。もし相手が離婚に合意しない場合には、裁判所を通じて離婚することを考えなければなりません。離婚調停は話し合いの延長ですから、両者が合意すれば離婚は可能です。しかし、裁判では、法律(民法)上の離婚原因がない限り、簡単に離婚はできないことになっています。民法上の離婚原因民法770条1項1~5号に離婚原因として定められているのは、次の5つになります。配偶者に不貞な行為があったとき配偶者から悪意で遺棄されたとき配偶者の生死が3年以上明らかでないとき配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないときその他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき性格の不一致、経済的・精神的虐待、暴力、酒癖などは離婚原因になる?上の司法統計で挙げられている離婚原因のうち、「異性関係」は民法770条1項1号の不貞行為に、「生活費を渡さない」は2号の悪意の遺棄に該当します。その他の離婚原因は、5号の「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当しない限り、法律上の離婚原因とはなりません。どんな場合に「婚姻を継続し難い重大な事由」となるかは、ケースバイケースの判断が必要になります。男女とも多くが離婚の原因と考える「性格の不一致」も、それだけでは法律上の離婚原因にはなりません。努力してもどうしようもないなら離婚原因になる「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚原因になるのは、共同生活の回復が見込めない程度に夫婦関係が破綻している場合、すなわち努力しても修復不可能な場合です。性格の不一致というだけでは離婚できませんが、性格の不一致により夫婦関係が実質的に破綻しているなら、離婚が認められる可能性はあります。離婚原因を作れば慰謝料を払わなければならないことがある法律上の離婚原因がある場合、離婚原因を作った側は、相手に対して慰謝料の支払義務を負うことがあります。ただし、離婚原因があれば必ず慰謝料が発生するわけではありません。慰謝料を払わなければならないのは、離婚原因となった行為に、違法性がある場合です。不貞行為や暴力、悪意の遺棄などでは慰謝料を請求できます。それ以外の離婚原因でも、違法性があると言えるレベルなら、慰謝料請求できる可能性があります。離婚原因を作った側でも親権者になれる夫婦間の離婚の原因と子供の親権とは関係ありません。たとえば、母親が不貞行為をして離婚原因を作った場合でも、母親は子供の親権者になることができます。子供の親権者は、子供にとってどちらの親に育てられるのが良いかを基準に決めます。夫婦の問題と親子の問題は切り離して考えるということです。夫婦の離婚原因まとめ日本では、法律上の離婚原因に該当していなくても、お互いが合意さえすれば離婚できるシステムになっています。全体の約9割が協議離婚ですから、大部分が「性格の不一致」など法律上の離婚原因とまでは言えない理由で離婚しているものと思われます。もし相手が離婚に同意しなかったら、簡単に離婚はできません。離婚したいけれど相手が拒否している場合には、離婚原因があることの証拠が必要になりますから、弁護士などに相談して対処しましょう。
2019年03月18日芸能人には、何度も離婚を繰り返す女性が少なくありません。離婚発表した女優のなかには、パートナーに問題があることも多いものの、それが2度や3度となると必ずしも男性に原因があるとは言えないように思います。それでは、なぜ何度も離婚を繰り返してしまうのでしょうか?今回は筆者の周囲にもいたバツ2女性などの話をもとに、離婚を繰り返してしまいがちな女性の特徴をご紹介します。経済力がある看護婦、自営業(成功していることが前提)など、女性に経済力があれば男性の稼ぎに依存する必要がないため、すぐ決断を踏み切ることができます。ただ、彼女たちと結婚した男性のなかには女性の稼ぎが目当てで結婚したような人も何人かいました。1人は奥さんが出産時に実家に帰っていたころ、なんと家に女を連れ込んだことが後でバレてしまい離婚へ・・・・・・。家のローンだけでなく、お子さんは2人もいたため、なんと養育費を9万も払っているのだとか。「もう一度嫁と再婚しないと、生活できない」と、彼はいまだに元嫁との復縁を交渉しているようですが、応じてもらえないようです。やはり、いざという時は女性も手に職なのかもしれません。熱しやすく、冷めやすい何度か離婚を繰り返している知人がいるのですが、彼女の周囲にはいつも男性の影が耐えません。大きな子供がいるものの、見た目は決して子持ちの女性には見えないほど美しく、オシャレで好きなことを自由にやっておりモテそうな雰囲気です。ただ、彼女には熱しやすく冷めやすい特徴がありました。冷めてくると、きまって男性への不満を呟いていました。おそらく、自分が思った通りに男性が動いてくれないと、どんどん相手のことが嫌になってしまうのでしょう。どこかで交際相手の欠点を許したりしないと延々と離婚を繰り返しそうなので、そろそろどこかで落ち着いてほしいものです。ダメ男が好きになってしまう離婚は、時としてどうしてもせざるを得ない場合があります。たとえば彼がDV、借金を抱えているなどと言った場合は、別れるしかないでしょう。また、彼が他の女性に夢中になり家庭を捨ててしまった場合も同じです。あと最近多いのが、彼の親からの干渉や同居が原因の離婚です。もちろん、このような理由の場合は男性に100%非があることが多いもの。ただ、最初からこのような結果となる男性を選ばないことが、離婚を防ぐ最大のポイントです。とくに女性は、相手に惚れてしまうほど悪い部分に蓋をしてしまいがちです。また、人の助言を聞かないタイプの女性ほど、恋の失敗が多いようです。恋ははまればはまるほど、盲目になりやすいもの。好きな人ができるとつい恋にはまりがちな女性は、彼氏ができたらまず親しい友人などに相談してみましょう。まとめ筆者の周囲には、何度か離婚をしている女性もいますが、揃ってみな魅力的です。また資格を所有していたり、好きな仕事をしているなど充実した生活をしている人も少なくありません。しかし、恵まれた環境の人だからこそ男性に対して厳しい目で見てしまうのかもしれません。また、離婚にはどうしてもせざるを得ない状況で決断に踏み切ることがあります。小さなお子さんがいる場合、女性は相当な覚悟をしなければ離婚には踏み切れないものです。女性が1人で子供を抱え、働こうと考えるのはとても大変なことです。少しでも苦労しないためにも、結婚に踏み切る時は周囲にパートナーのことを客観的な目でジャッジしてもらいましょう。
2019年03月05日結婚は、幸せの象徴というイメージがありますよね。しかし実際は離婚率が高く、バツがついてしまったという話もチラホラ…。結婚するなら後悔したくない!という人のために、ダメな結婚の3大原因を離婚経験者に聞いてきました!1.相手を顔で選んだ「若いときって、かっこいい人や見た目がタイプの人を選びがちでしょ?でも、見た目で選んだ相手とそのまま結婚したら絶対ダメ!!見た目なんてそれ以上良くなることなんて絶対にないし、むしろ粗が見えてくると余計に腹が立って見た目なんて関係なくなっちゃうんだから」(30代・歯科衛生士)ある程度自分の好みに合っていないと恋に発展することはありませんが、世に言う「面食い」と思われている女性は、相手の男性を顔や見た目だけではなく性格や優しさをもう少し真剣に見るようにしてみましょう。仕事が忙しくて寂しいと感じることもあるかもしれませんが、しっかり働いてくれることが1番です。男は顔ではありませんよ。2.価値観を二の次にした「普段の買い物も、クルマや家のような大きな買い物も、価値観が違うとめっちゃ揉めます。お金の使い方だけじゃなくて、友だちとか会社の人との付き合い方も…。飲みに行くって言ってイヤな顔されると、どうしてこの人と結婚しちゃったんだろう…ってガッカリします」(30代・会社員)ある程度お金の使い方や人との付き合い方が同じじゃないと、必ずどこかでぶつかりますよね。基本的に気は合うけれど、このときだけは険悪になるという人は、どちらかが折れることが大切。それができない夫婦は、離婚するしかなくなってしまうのです。3.お互いに「思いやり」を忘れてしまった「付き合ってるときは、もちろん相手にありがとうやごめんねを素直に言えてたんですけど、同棲してしばらく経つと、ご飯を作っても洗濯を畳んでも掃除をしても何も言われず、わたしもそれに慣れてしまってました。そして、わたしもありがとうやごめんねを言わなくなっていきました。やっぱり、思いやりを忘れてはいけなかったと感じます。お互いに、その気持ちを忘れなければ、離婚することなんてなかったかもですね」(20代・フリーター)思いやりは何年、何十年一緒にいても忘れてはいけないですよね。一度言わなくなってしまうと、どうしても照れ臭くなって言えなくなってしまうのが人間の性。「わかってはいるけど…」という状態は、どこの夫婦にも共通して言えることですよね。いかがでしたか?結婚するときは離婚するときのことなんて考えもしないですよね。とはいえ、結婚生活を送る中では、ふと頭をよぎることもあるかもしれません。そんなときは、自分にも非がなかったか、どうしたら今の状況が良くなるのか、考えてみることが大切です。また、冷静に話し合いができる関係であるというのも、重要なポイント。もし離婚のことを考えるときがきたら、本当に取り返しのつかないことになってしまう前に、一度ゆっくりと考えてみてはいかがでしょうか。
2019年02月27日家事が原因で離婚した…そんな話をよく聞きませんか?しかし本当に、家事が原因で離婚する夫婦はいるのでしょうか。そこでパピマミ編集部が、家事が原因で離婚する夫婦の特徴や家事で離婚しないための対策を調べてきました。家事が原因で離婚するのは全体の1割以下引用:司法統計からみた離婚「司法統計からみた離婚」の平成10年に行われた離婚申し立てを見ると、「性格が合わない 」が離婚原因の中でズバ抜けているのがわかります。しかしこれらの動機に、「家事」は含まれていません。つまり、家事で離婚している夫婦は少ないのです。「夫婦の「すれ違い離婚」を防ぐ3つの方法」にも書いたように、離婚の原因は、価値観の違いと経済面の不安 なのです。『「離婚」その潜在的要因』という2012年の論文でも同じような事実が記されており、夫婦関係が離婚する原因は、お金と価値観なのでしょう。家事で離婚ではなく、価値観の不一致や金銭の問題で離婚家事が原因で離婚する夫婦は少ない、と言っても、実際に家事で困っている夫婦も多いはず。・夫が家事を手伝ってくれない…・妻の家事がテキトーすぎる…夫婦ともに、相手への不満は溜まっていますよね。しかしその不満の根本の原因は、家事をやる、やらないの問題ではなく、価値観やお金の問題 なのです。ネット上では、家事をしない夫や妻への愚痴で溢れているので勘違いしがち。ただ、問題の根っこを間違えてしまうと、他の似たような問題にまた頭を悩ませることになります。家事の次は、育児や介護でしょうか。家事が原因で離婚を考えそうになったら、「夫婦で話し合う時間を設けているかな? 」と考えてみてください。話し合うことで、価値観の不一致や金銭的な問題が解決されることもあるはずです。家事で夫婦仲を良好にする3つの方法家事が原因で離婚しなくても、家事が原因で夫婦仲に亀裂が起きることはありますよね。これから、家事を上手に使って夫婦仲を良好にする3つの方法 をご紹介します。●1、家事代行サービスを使うお財布と相談ではありますが、家事代行サービスを使って「時間 」を買う のは1つの手です。共働きの夫婦であれば、家事を行うもの大変なはず。洗濯やお風呂掃除、ゴミ捨てだけでも、業者に頼むのは効率がいいですよね。家事代行サービスを使った経験がないのであれば、こちらの「見栄を張るとダメ? 家事代行サービスをうまく使いこなす方法4選 」記事などを参考に、ぜひ一度使ってみてください。家事代行サービスで空いた時間を夫婦で話し合う時間に使えば、価値観をすり合わせる時間 になりますよね。●2、家事ルールを徹底する明確さは力 です。家事で悩んでいる夫婦の話を聞くと、ルールがヌルッとしています。軍隊のような厳しいルールを!とまでは言わなくても、明確に行動ができるルールは必要です。夫が会社ではキビキビ動ける一つの要因は、明確なルールがあるから でしょう。しかし家に帰ると、ルールがないので行動の指針が見当たらない。そのため、「家事をしなくてもいい 」と勘違いしているのかも。もちろん指針がなくても動くのが当然なのですが、上手に動けない夫もいらっしゃいますよね。プライベートにそんなルールを設けたいくない、という話もよく聞きます。その気持ちもわかります。しかし考えてみてください。・お風呂に入ったら、そのあとは何をしますか?体を洗いますよね。・ご飯を食べ終わったら、次は何をしますか?お皿を洗いますよね。私たちは、言葉にしていないだけで、たくさんのルールに沿って行動しています 。毎日、違う行動をするのは疲れてしまう。つまり、そのルールを気が滅入らないように工夫して、夫婦で共有すればいいのです。こちらの「夫婦でケンカした時に決めておくべきルールとは? 」を参考に、ルールを作ってみてはいかがでしょうか?●3、家事をサボる日をあらかじめ作っておくダイエット中で節食した次の日の焼肉ほど美味しいものはありませんよね。いつも食べる焼肉よりも、ダイエット中の方が美味しく感じるはずです。なぜ美味しく感じるのかというと、がんばったご褒美として、罪悪感を持たずに食べられるから です。そして焼肉を食べ終われば、ふたたび節食に励む。辛いダイエットも、たまにのご褒美があるからがんばれる。「チートデイ 」という言葉を知っていますか?食事制限をしている方がよく使う言葉です。人は、何かをがんばった後だと、自分にご褒美をあげたくなる性質があります。この「チートデイ」を家事にも取り入れてみてはいかがでしょうか。先ほど紹介した「家事代行サービス 」を1日だけ使う、というルールにして、サボる日を設ける。サボれるとわかっているだけでも、他の日をがんばりやすくなりますよね。まとめ家事が原因で離婚する夫婦は、全体の1割もいません。離婚しないために大切なのは、夫婦間の価値観の不一致を防ぐこと。そのためにも、1、家事代行サービス2、家事ルールの徹底3、あえてサボる日を作るこの3つのどれかを実践してみてください。家事で夫婦仲が良くなった!と胸を張って言えるといいですね。文/パピマミ
2018年10月25日「浮気が原因で離婚した場合、どれくらい慰謝料がもらえるのか」あなたはどれくらいの慰謝料金額をイメージしますか?今回はインターネットリサーチにより、161人に「浮気で離婚した場合の慰謝料相場」のイ...
2018年10月17日・離婚したい・離婚させたくないいまのあなたはどちらの心境でしょうか。離婚に悩む夫婦や離婚を未然に防ぎたい夫婦に向けて、パピマミ編集部が、離婚の「原因」とその「解決策」、そして「予防」について、お話しします。離婚の原因パターンを知ろう!風邪を引く原因が様々なように、離婚をする原因も様々 です。風邪を引いた原因が「昨日お風呂に浸かりすぎたからだ!」とは思いませんよね。もちろん1つの要因かもしれませんが、いくつかの問題が合わさったときに、風邪の症状が出るもの。風邪と同じように離婚の原因も1つではなく、複数の問題があると思って問題ありません 。だからこそ、いろんなパターンの離婚原因を知る必要があるのです。●離婚しそうな考え方の特徴「破局するのはどのタイプ? 周囲で“離婚”した夫婦の特徴と対処法」や「辛党でお酒好きはキケン? 離婚しがちな人に見られる特徴3選 」を読むとわかるように、離婚する夫婦の話を聞いていると、一定の法則のようなものが見えてきます。価値観が違っていたり、金銭感覚が違っていたり。結婚する前は優しかったのに、結婚したらDVに変貌したり。あなたはどうでしょうか。極端な考え方をしていませんか?もし自分の考え方に疑問を持ったのであれば、「あなたにも訪れる?産後の離婚危機の考え方 」を読んでみてください。夫婦に亀裂が入る1つのパターン を理解できます。妻や夫にイライラしていても、イライラするだけなら問題ありません。ありませんが、その思いを口に出してしまうと離婚の危機につながります。「言っちゃってるカモ? 夫が離婚を考える“妻の無神経な一言”3つ」に書かれている3つの言葉は、男女問わず言われたら傷つく言葉です。離婚したくなるのも頷けます。自分が相手に対して、ヒドイ言葉を言っていないか、確認してみてください。●繋がっていたと思っていたのは自分だけ?離婚を切り出した経験のある方のお話を聞くと、相手がものすごく驚く、とおっしゃいます。ネット上では、・女は男の浮気をわかる・男は何も知らないというような意見であふれていますよね。しかし現実は、「20年待った!? トツゼン離婚を切り出す夫の気持ちと対処法」に書かれているような状況になり得ます。20年も前から離婚したいと思っていたことに、妻は一切気付いていなかった わけですから。「仲良しだったのにナゼ!? おしどり夫婦が突然離婚してしまう理由」を読んでもわかるように、周りからおしどり夫婦だと思われていて、片方が本当におしどり夫婦だと思っていも、もう片方はウンザリ しているかもしれません。自分たちは本当につながっているのか?を考えるのは、離婚を防ぐ上で大切なのではないでしょうか。実体験からわかる離婚問題を解決する方法離婚の原因がわかったら、次は離婚を解決する方法を考えてみましょう。解決といっても、「夫婦円満に戻りたい」「もう終わらせたい」など、十人十色ですよね。ここでは、離婚を防ぐための解決策 をご紹介します。●夫婦間での価値観のすり合わせ離婚危機に陥る夫婦の問題は、「夫婦の「すれ違い離婚」を防ぐ3つの方法」にも書いたように、価値観のすり合わせ を行なっていない夫婦は、離婚率が高いうえ、夫婦の満足度も低い傾向にあります。価値観や金銭感覚がズレているのは、ガソリンで動く車を水で動かそうとするようなもの。結婚の前提としてムリ が生じてきます。「離婚の危機にまで発展!私は産後の夫婦関係の危機をこう乗り越えた」には、すり合っていなかった価値観を元に戻すことによって、離婚を乗り越えたエピソードが紹介されています。「不倫から修復した例も!? 主婦たちが離婚危機を乗り越えたエピソード3つ」の3つのエピソードも、解決策は「価値観 」が重要になっています。ぜひ、自分の家庭と照らし合わせてみてください。●離婚を突きつけられたときの対処法「離婚するor許す? 夫が不倫したときに妻たちがとる対応ランキング」は、パピマミ編集部が453人にアンケートを取った結果から導き出されています。1位が「話し合いの上で判断する 」。2位が「問答無用で離婚する」でした。このランキングは妻にアンケートを取っていますが、夫に取っても1位は同じになるでしょう。結婚した相手ですから、問答無用で離婚を考えたりはしないはず。その点を踏まえると、離婚しようか迷っているときに、参考になるのではないでしょうか。パピマミ編集部が593人にアンケートを取った「問答無用で離婚? 夫が専業主夫を希望したときの妻の対応ランキング」のランキングも興味深く、夫が主夫になりたいと提案したときの妻たちの対処法を紹介しています。5位に、「離婚する」があり、すぐさま離婚しようとはならない様子。もし離婚を突きつけられたのであれば、まずは「話し合う」ことが何よりも大事ですね。まとめ離婚の問題は人それぞれで、やり方も考え方も違ってきますよね。「自分たちはどうすればいいんだろう?」としっかりと夫婦で考えて、納得のいく答えを出していきましょう。あなたが幸せになることを願っています。
2018年10月15日2分に1組の割合で離婚が成立していると言われています。この数字を見るとかなり多いと感じると思うかもしれませんが、離婚はもはや人事ではなく、あなたのすぐ近くに迫っているかもしれません。愛する旦那さんや子供たちを絶対に手放したくはないですよね!実は、離婚に至った夫婦と離婚していない夫婦を比較してみると、いくつかの ”していない事” があるみたいです。そのことをしていないと離婚の可能性がぐっと上がるということ。今回は、離婚リスクが高くなる4つの項目についてお届けします。1. 記念日を祝わない記念日を祝う夫婦と比べ、記念日を祝わない夫婦の離婚率は高めという結果が出ています。お互いの誕生日や結婚記念日など、節目節目の行事を大切にする夫婦は結果的に会話の量も増え、お互いを理解できるようになるという理由が隠されているみたい。結婚から数年経つと「祝うのは子供の誕生日や行事だけ」なんてご夫婦も増えますが、自分達の大切な記念日も一緒に祝う事で夫婦仲が良くなるとのこと。2. 二人でデートしない子供が生まれて家族ができるとどうしても二人だけでどこかへ出かけるという事が少なくなってしまいます。子供を挟んでお出かけするのも家族としては十分幸せかもしれませんが、旦那さんとの関係をもう少し大切にする事で夫婦仲は今よりもっと仲良くなります。統計的に見ても、やはり二人で出かける回数の多い夫婦のほうが離婚率は低いという結果に。時々は二人で恋人のような雰囲気を味わう事で、お互いにトキメキを感じてセックスレスを回避する事ができるのも大きな利点のようです。3. 約束事を決めない夫婦間での約束事をめていますか?例えば「記念日は必ず祝う」「お風呂掃除は旦那がやる」「飲みに行くのは週3回まで」というような色々な決め事です。離婚しない夫婦というのは、夫婦間での約束事を決めていることが多く、更にその決め事を都度更新して、その時の状況に合わせて変えていくそうです。約束を決めないと、自分ばかりがやらされていると不満を感じたり、我慢している気持ちになって、ストレスから喧嘩に発展しやすいみたいです。お互いに納得する契約をして夫婦仲を円満に保って行きましょう。4. コミュニケーションを取らない結婚する前は、お互いに何でも話して理解を深めていても、結婚すると家事や育児、更には仕事に追われ旦那さんとのコミュニケーションが取れない奥さんもたくさんいます。旦那さんは旦那さんで、仕事が忙しく家に帰ってきたらお風呂に入ってすぐ就寝。離婚しない夫婦というのは、コミュニケーションの取り方がとても上手。仕事でも大切な事ですが、夫婦間でも「ほう、れん、そう」を取り入れて、お互いに互いをしっかり把握できるように努めている事が多いそうです。報告、連絡、相談。1日のうちで話し合える時間を作らないと離婚リスクは高まります。忙しすぎて話し合う時間が持てない時は、LINEでほうれんそうしている夫婦もいるようです。誰もが結婚する時は「離婚」の事は考えないものです。でも、忙しい毎日の中で時間に追われて過ごしているうちに、夫婦間ですれ違いが生じて取り返しの付かない事になってしまわないように。自分が出来る所から少しずつ取り組み、夫婦円満を目指して行きましょう。written by 亀ぱんだ
2018年07月23日あまり考えたくない離婚のことですが、共働きをする中ですれ違いも増え、ふとその言葉が頭をよぎったかたもいるのではないでしょうか。妻に収入があり、中には夫より稼いでいる場合もある共働き世帯。専業主婦とは違って経済的に自立をしていることから、離婚時の不安であるお金の心配もクリアでき、離婚に踏み切りやすくなってしまうのかもしれません。今回はそんな共働き夫婦の離婚問題についてご紹介します。 共働き夫婦の離婚率厚生労働省の「平成28年(2016)人口動態統計」によると、全国平均の離婚率は1.73。1,000人中、約1.7人の人が離婚しているということです。その中で共働き夫婦はどのくらいいるのかはわかりません。ただ、厚生労働省の「同居をやめたときの夫妻の年齢別にみた離婚件数及び百分率(平成28年に同居をやめ届け出たもの)」を見ると、離婚の多い年齢は夫婦共に30~34歳だそうです。さらに「結婚生活に入ってから同居をやめたときまでの期間別にみた年次別離婚件数・百分率及び平均同居期間」によると、結婚後の同居5年未満で離婚する夫婦が多いのだとか。最近では専業主婦世帯より共働き世帯のほうが多いこともあるため、産後に職場復帰して離婚……というパターンも考えられます。 共働き夫婦の離婚原因とは離婚原因はやはり、共働きをするうえで大変な「仕事」と「家事育児」の両立に疲れてしまうことでしょうか。夫が家事をしないいまだに「家事は妻の仕事」という考えかたの男性が多く、妻が外で働いているということを軽視しがちなのではないでしょうか。人の考えかたを改めるのは大変です。何度お願いしても夫が家事をしてくれないので、仕方なく全部妻がやっている……という人も多いのでは。子育てを手伝わない育休の取得のしやすさから、主に育児をするのは女性が多いですよね。育休中も夫が積極的に手伝ってくれれば良いのですが、「妻が職場復帰してから手伝う」などの理由から子育てに参加しない男性もいます。妻が職場復帰するころには子どもは夫にまったく懐いておらず、夫も子どもへの接しかたがわからないために結局、育児の負担が全部妻にのしかかることも。すれちがい勤務時間や休日の違いにより、結婚しているのになかなか会えないというすれちがい状態になることも。特に共働きだと悩みも増え、相談したいことや癒されたいことがありますよね。そんなときに最愛の妻や夫がいないと、何のために・誰のために働いているのかわからなくなります。3つの原因を挙げましたが、どれも「コミュニケーション不足」がもたらしたことだと考えられます。共働きにより時間がなく、なかなか会話をすることが難しいかもしれませんが、LINEや置手紙などさまざまなツールを使って、少しでも夫婦の時間を取ることができれば、なにかが変わったのかもしれません。最低でも1週間に1回は、夫婦でゆっくり会話のできる時間を作りたいですね。家事育児と仕事の両立の大変さ、協力し合いたいこと、すれちがいによる孤独など、思っていることを話し合う機会を定期的に持ってくださいね。ただし、これだけのことをしてもダメなこともあります。どうしても離婚することになったら……気になる問題をご紹介します。 もし離婚することになったら子どもの親権はどちらに?離婚時に揉めやすい問題。親権は基本的に両親での話し合いとなります。父親と母親、どちらと暮らしたほうが子どもにとってよいか、一人の人生を決めることにもなるのでじっくりと協議します。子どもの意思も尊重してください。決まらなければ家庭裁判所の調停での話し合いとなります。養育費の相場とは?子どもを育てるためにも必要な養育費。実は「この金額を支払え」というものは決まっていません。ただ相場がわからないことには、いくら請求したらよいのかわかりませんよね。目安となるのは、裁判所が作成した「養育費算定表」。子どもの人数・年齢・支払う側の年収・受け取る側の年収などが表になっているので、当てはまる箇所を探すだけでOKです。相場がわかったら、子どもの将来のこと(進路など)を考えながら、具体的な金額を決めてくださいね。離婚時の財産分与離婚の際には、共有財産を清算する「財産分与」を行います。口座・家電・家具・車・など、結婚後に夫婦が協力して形成・維持されてきた財産が対象となるので、損しないためにもきっちりと確定しましょう。ローンがあるものはローンも含めるので注意。分与の割合は基本的に2分の1だそうです。慰謝料はもらえるのかまず、慰謝料は必ず発生するものではありません。「慰謝料」という名のとおり、相手に非がある場合に払ってもらえるようになっています。例えば不貞(肉体関係のある浮気・不倫)やDV、共働きの夫婦なのに家事を分担しないなどの場合は、慰謝料を請求できる可能性があるそうです。性格の不一致やすれちがいなど、お互いの問題が離婚原因だと、慰謝料の請求はできないことが多いので注意。共働き夫婦の場合の慰謝料相場とは慰謝料はケースバイケース。結婚年数や子どもの有無、離婚原因によって負った体や心の傷(診断書が必要)などでも変わりますし、離婚原因が浮気だとしたらその内容や期間など詳しく見ていく必要があります。慰謝料を多く請求したい場合は、証拠を取っておく必要があります。離婚となった原因とそれによって受けた損害について、形で残しておきましょう。 夫婦で負担の大きい共働き。仕事だけならまだしも、家事に育児にと悩みが尽きず、両立するのも大変です。夫婦との時間も取りにくく、すれちがってしまうかたも多い様子。それで「離婚」となっては、手続きや子どものことを思うと心も体も消耗します。そうならないためにも、日ごろから夫婦でコミュニケーションを取るようにしましょう。共働きならではの悩みを、夫婦で乗り越えていけるとよいですね。そして、もしも離婚となってしまったのなら、子どもがなるべく悲しい思いをしないように、また双方のわだかまりが残らないように、さまざまな準備や手続きを忘れずに行いましょう。 出典平成28年(2016)人口動態統計(確定数)の概況平成21年度「離婚に関する統計」の概況これが結構もめている!離婚の際の親権者の決め方養育費・婚姻費用算定表離婚協議と財産分与ケース別でみる離婚慰謝料の相場とできるだけ多くもらう方法
2018年05月06日*画像はイメージです:介護離婚(かいごりこん)とは、簡単に言うと夫の親(義親)の介護に嫌気がさし離婚してしまうことです。離婚を決意するほど疲れる原因として、義理の親との関係が悪く義親の介護をしたいと思えない・夫や夫の兄弟姉妹が介護にまったく協力してくれない・貢献しても労わってもらえないなどが問題になっているようです。このあたりの問題について、高島総合法律事務所の理崎智英先生に伺いました。 ■介護離婚に発展する3つの理由介護離婚は精神的なストレスが根本的な原因です。ここでは、ストレスになる3つの理由を紹介します。◆義親と仲が良くないから精神的にも肉体的にも辛い介護は愛情がないとできません。優しくされたことがなく、恩や情を感じない相手への介護はとても苦痛でしょう。また、離婚に発展しなくても、うつなどの精神病になってしまったり、虐待までしてしまったりする可能性があります。◆兄弟姉妹が介護に協力してくれないから『長男の嫁=義親の介護をしなくてはいけない』という暗黙の了解があることも少なくないでしょう。そうなってしまうと、まだ介護が必要でなくてもプレッシャーですし、「他の兄弟(姉妹)がすればいいのに!」と理不尽に感じてしまいますよね。◆介護をしているのに感謝してもらえないから一生懸命に介護しているのに義親や夫・夫の兄弟姉妹からまったく感謝されないと、介護を続けようという気持ちにはなりませんよね。介護は感謝されるためにすることではありませんが、自分の時間を削ったり、やりたいことを我慢したりしているので感謝や気遣いをしてほしいものですよね。 ■そもそも義親の介護責任は誰にある?夫が長男であったり義親と同居したりしている場合、義親でも妻が介護しなくてはいけないように感じますよね。しかし、妻に介護する義務はありません。その理由として、民法第877条1項の扶養義務者を定めた記述が挙げられます。直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。(引用:民法第877条1項)理崎先生)ここには『直系血族は』と記載されているため、直系血族ではない妻には、原則として、義親の扶養義務はありません。介護を拒否しても法的には問題にならないのです。もっとも、『特別の事情』がある場合には、例外的に『親族』である妻にも義親を扶養する義務が発生する場合があります(民法877条2項)。ただし、『特別の事情』は、扶養義務を負担させることが相当とされる程度の経済的対価を得ているとか、高度の道義的恩恵を得ている等の場合に限定して認められるものですので(大阪家裁昭和50年12月12日審判)、基本的には、妻が義親の扶養義務を負うことはないと理解してよいでしょう。 *取材対応弁護士: 理崎智英(高島総合法律事務所。離婚・男女問題を多数取り扱っている。)*取材・文:編集部【画像】イメージです最近話題の介護離婚って…?何が問題?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。最近話題の介護離婚って…?何が問題?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2018年03月31日昨年12月に厚生労働省が発表した「平成29年(2017)人口動態統計の年間推計」によると、離婚件数は21万2000組。最近では、「熟年離婚」や「死後離婚」といった言葉を耳にする機会も増え、離婚が珍しいものではなくなった印象も…。「離婚を考えたことがある」女性が多数派!?もっと身近な人たちの声を聞いてみたいと思い、ママテナでは、女性181名に「もしも夫にされたら真剣に離婚を考える行動(期間:2017年7月19日~7月21日まで)」という独自のインターネットアンケート調査を実施しました。同調査では、まず「これまで離婚を考えたことがあるかどうか」を聞いたのですが、その結果は以下の通り。Q. 今までに真剣に離婚について考えたことはありますか?・現在離婚の手続きをしている(1.1%)・離婚について夫と話し合ったことがある(26.5%)・離婚について考えたことはあるが夫には伝えていない(41.4%)・離婚について考えたことはない(30.9%)実際に手続きをしている途中の人がいれば、自分の中でだけ考えたことがある人もいて、離婚の検討度合いに多少の差はあるものの、約7割の女性が“真剣に”離婚を考えた経験があるということがわかりました。離婚が珍しくなくなってきたとはいえ、こんなに多いとは思わなかったので、少し驚いてしまいました…。「DV」「お金」は離婚のきっかけになりやすい?「離婚を考えたことがある」との回答が多数派であることがわかりましたが、女性たちはいったいどんなタイミング、きっかけで離婚を考えるのでしょうか?こちらは、TOP10までのランキング形式で見ていきましょう。Q. もしも夫にされたら真剣に離婚を考える行動1位:DV(78.5%)2位:生活費を入れない(76.2%)3位:浮気(60.8%)4位:借金(55.8%)5位:モラハラ(52.5%)6位:ギャンブル(49.2%)7位:愛情が感じられない(43.6%)8位:育児放棄(34.8%)9位:家事をまったくしない(18.2%)10位:親の面倒をみない(17.1%)「DV」には、「身体的暴力」や「精神的暴力」、「経済的暴力」など、種類も多様化していて、大きな社会問題のひとつとなっています。なかには、子どもに対しての暴力や子どもに「危害を加える」と脅すなどもあるようなので、1位になるのもうなずけます。また、TOP10には、「生活費」「借金」「ギャンブル」といったお金にまつわる項目が多くランクインしていて、離婚を考える上で重要視されていることがわかります。もうひとつ興味深いのは、9位「家事をまったくしない」の項目。18.2%とほかの項目に比べポイント数は高くはありませんが、共働き世帯が増えていることも関係しているのか、「家事は女性のやること」という考えがなくなってきている証拠ともいえそうです。出来ることなら、いつまでも円満に過ごしていきたいものですが、妻も夫も、そして子どももみんなひとりの人間。うまくいかないことがあって当然なのかも…。とはいえ、離婚というのは人生の大きな決断。ゆっくり時間をかけて考えて、決断すべきなのかもしれませんね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年03月05日アトピーの原因は数多くあると同時に、その原因を特定するのは困難だといわれています。アトピーになりやすい人の特徴や、考えられるアトピーの原因などについて見てみましょう。アトピーになりやすい人の特徴アトピーになりやすい人の多くが、アトピー素因を持っているといわれています。アトピー素因とは、家族や親族がアトピーを持っている、アトピーに関連する病歴を持っている、IgEという抗体が産生しやすいとかなどを意味します。これらをまとめると、遺伝的な要因が考えられます。IgEは、花粉など害を与えない物質を有害物質とみなし、過剰に産生して攻撃し、アトピーを引き起こし、悪化させることがあります。しかし、その人がアトピー素因を持っていても、なる人とならない人がいます。逆にアトピー素因を持っていない場合でもなるケースもあります。アトピー素因を持っている人は、絶対にアトピーになるのではなく、アトピーになりやすい体質と考えてください。IgEについては『プラセンタの効果(6)花粉症』 (で解説しています。アトピーになる原因アトピーの原因は、現在でも明確にわかってはいません。なぜなら、アトピーの原因は数多くあり、その原因を見つけ出すのが困難なためです。考えられる原因をいくつかあげて、改善方法も含めて見てみましょう。皮膚バリアの低下表皮の一番上にある角質層は、皮膚バリアとしての役目を持ち、外部からの刺激を守っています。角質層は角質細胞と細胞間脂質で構成されています。細胞間脂質に、セラミドと呼ばれる主成分が含まれており、そのセラミドが少なくなることで、皮膚バリアの機能が低下し、肌が乾燥します。肌が乾燥すると、外部からの刺激を受けやすい状態になり、少しの刺激でも皮膚炎になることがあります。アトピーの肌は、水分保持能力が低下して、肌が乾燥しやすい状態にあるため、保湿が欠かせません。保湿することによって、肌の水分保持能力を維持し乾燥を防ぐことで、皮膚炎の予防につながります。保湿は、継続的に行うようにしましょう。アレルギー花粉やハウスダスト、その他にダニやカビなどが要因となって、アトピーになることがあります。花粉を防ぐ方法のひとつに、マスクをするなどがあげられます。マスクをすることによって、花粉以外にも、空気中に待っているとされるハウスダストやダニ、カビなどの侵入を防ぐことにつながります。また、マラセチア菌という肌の常在菌のひとつが原因としてあげられます。マラセチア菌は、皮脂をエサに繁殖することでかゆみなどを発生させ、頭皮にできた場合は皮膚炎も発生させます。食べ物によるアレルギーも含まれますが、ハウスダストと比べると、食べ物で発生したというケースは少ないとされています。アレルギーについては『アトピー性皮膚炎になる原因』 (で解説しています。生活習慣の乱れ不規則な生活や偏った食事などが続くことによって、アトピーが発症すると考えられます。生活の乱れを改善し、栄養バランスのとれた食事をしっかり摂るようにしましょう。アトピーが悪化する原因アトピーをさらに悪化させる原因があります。考えられる原因をいくつか見てみましょう。化粧品普段使っている化粧品が刺激物となり、アトピー性皮膚炎などを引き起こす要因になることがあります。症状が現れたときは化粧を控えるほうがよいでしょう。アトピー肌の化粧品選びについて『アトピー肌の化粧品選び(10)ファンデーション』 (で解説しています。入浴身体が不潔であるとアトピーを悪化させる要因になるため、入浴で清潔にすることが求められます。しかし、入浴する際にも注意することがあります。具体的には、シャンプーやボディソープ、さらに洗顔料などがあげられます。これらが刺激となってアトピーを悪化させる要因になる可能性があるため、できるだけ低刺激のものを使用しましょう。そして、入浴後は肌が乾燥しやすい状態にあるため、やわらかいバスタオルで身体の水分を拭き取り、ていねいに保湿するようにしましょう。理想的な入浴方法については『アトピーの方にオススメの入浴方法』 (で解説しています。保湿剤については『アトピー肌の保湿ケアのために知りたい3種の保湿成分』 (で解説しています。その他アトピーを悪化させる要因は数多くあります。アトピー予防に求められることは生活環境です。よい生活環境とは、規則正しい生活、家の中を常に掃除して清潔に保つ、栄養バランスのとれた食事などがあげられます。また、ストレスをためこまないことも重要です。監修:大利昌久
2017年09月17日