不倫中の既婚女性の中には「そろそろ本気で離婚しよう」と考える人もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな妻たちが夫に送った、離婚決意のLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:「実は好きな人がいて…」「離婚した元夫には、LINEで離婚話を切り出しました。面と向かって言うよりも、言うべきことを伝えやすいと思ったのが、その理由です。離婚を決めたときは、単刀直入に、仕事に行っている夫に『実は、好きな人がいて離婚したい』とシンプルに送信しました。しばらく返信がないと予想していましたが、既読になってすぐに『やっぱり』と返事が届きました。夫は私の浮気に気づいていたようです。そこから話し合いを始めて、3ヶ月後に離婚しました」(34歳女性/専門学校勤務)浮気をしている、とは言わずに「好きな人がいる」という言い方で、離婚を切り出す人もいるようです。2:「もう帰らないから」「4年前に私は元夫と離婚しました。その理由は、今の夫と再婚するためでした。当時、どうやって離婚しようか悩んでいたのですが、結局、前の夫に面と向かって言いだせず、こっそり家を出る形で別居を開始しました。家に戻ってこない私を心配した夫からのLINEに、『もう帰らないから。ごめん』と返事をしたのを、今でもはっきり覚えています。本当は、きちんと話し合って別れるべきだったのはわかっていたのですが……。結局、そのLINEをキッカケに離婚の話をすることとなりました」(41歳女性/経営)離婚の話し合いを切り出せず、勝手に別居を始めた身勝手な女性も……。前の夫にとっては、彼女のLINEはトラウマになっているに違いありません。3:「離婚届、書いたから」「3年前に私が不倫したとき、その人と一緒になりたいと考えて、今の夫と本気で離婚しようと思っていました。でも、顔を合わせて“離婚したい”と言っても、全然相手にしてもらえませんでした。そこで私は、夫が仕事に行ったあとに離婚届を書き、その写真とともに夫に『離婚届、書いたから』とLINEしたんです。しかし、結局これも相手にされることはなく……。そうこうしているうちに、彼への気持ちも冷めてしまい、結局今でも離婚せずに夫と暮らしています」(40歳女性/専業主婦)離婚届まで書いて準備をしたとなると、彼女にも相当な覚悟がありそうです。しかし、夫は彼女の気持ちがすぐに冷めると気づいていたのでしょう。今回は彼に軍配が上がりました。不倫をしている妻が離婚を決意すると、LINEでその意思表示をするケースもあるようです。こんなドロ沼にはまってしまわないように、皆様もお気を付けください。© GaudiLab / shutterstock© Syda Productions / shutterstock
2019年07月27日夫婦関係って円満なように思えても、どちらかが不満を抱えていて、ある日突然「離婚しよう」と言われてしまうこともあります。こういう場合、不満を抱えている側は直接的にではなくても、サインを発していることがほとんど。では離婚を考えている夫はどんなサインを出していることが多いのでしょうか?離婚経験者の男性に話を聞いてみました。■ 「疲れてるんだ」「妻との関係に限界を感じてからは、とにかく会話するのが面倒になって。『疲れてる』って言っては、先に布団に逃げ込むことが多かったですね。愛情がある相手なら疲れていても話をしたくなるものでしょ。そういうのがなくなると、もう無理なんじゃないかな」(46歳/IT)会話を途中で打ち切ろうとしたり、全然スキンシップを取ってくれず「疲れている」とだけ言ってその場を離れようとする場合には注意が必要でしょう。この時点で、相手の不満点を聞き出すことができれば歩み寄りも可能かもしれません。相手の心と体を気遣いながら、それとなく原因を探ってみましょう。■ 「一人にして」「別れる直前の口癖は『一人にして』でしたね。妻は結婚する前から寂しがり屋で、休日もずっと一緒にいたがってて。それが可愛いとも思ってたんですけど……。結婚してから余計にその兆候が強くなって、負担に感じるようになりました。だからとにかく一人の時間が欲しいってことばかりでした」(38歳/建築)男の人はどんなに好きな相手がいても、一人の時間を持ちたがることもあります。一人の時間に好きな趣味に没頭することで、ストレス発散をしているのです。なのに、その時間をすべて奪われては、ストレスが溜まって離婚を考えたくなるのも理解できます。夫婦になってからも相手のプライベートの時間まで奪わないように気をつけましょう。■ 「仕事だから」「家にいるのが苦しくなると、とにかく仕事だからって言って外にいたくなります。妻から『どうして○○してくれないの』とか責められては『仕事があるから』って言って休日も公園で一日過ごしたりしてました。そんな生活に耐えられなくて離婚してもらいました」(42歳/ゲーム)仕事は相手から逃げるのに一番都合の良い言い訳です。夜遅くなったり、土日の外出も「仕事だから」と言われては仕方ないと諦めるしかないでしょう。ですが、あまりにも休日出勤が多いようなら、本当に仕事なのか、ただ家にいたくないだけなのかは確認した方が良いでしょう。もし家に夫が居たがらないのなら、追い詰められていると感じている可能性もあります。■ おわりに離婚はある日突然思いつくものではなく、つもりつもった負の感情から生まれるもの。夫の離婚したいサインを見逃さないように気を付けてくださいね。(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月22日夫の不倫相手から、予期せぬタイミングで、まさかの“宣戦布告LINE”が届いた妻もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな背筋の凍るLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:「早く離婚してくれませんか?」「夫が不倫をしているんじゃないか……とは、当時も薄々思ってはいたんです。けれど、相手の女性からいきなりLINEが届くとは思いませんでした。あるとき、知らない女性のアカウントから『早く離婚してくれませんか?』とメッセージを受信したときは、しばらく理解できませんでしたね。よく分からないまま放置していると『往生際が悪すぎませんか?』と、続けて入ってきました。夫は不倫相手に対して、離婚できないのをすべて私のせいにしていたようです。その女性からのLINEには返事をせず、帰宅した夫を問い詰め、その場で電話をさせて、女性とは別れてもらいました」(Aさん・42歳女性)不倫相手である男から『離婚できないのは妻のせい』と聞かされていると、それを鵜呑みにして妻に直談判をもちかける女性もいるようです。さすがの妻も、こんなLINEがいきなり届けば、慌てますよね……。2:「××さんのことで、話があります」「知らない女のアカウントから、夫の名前を出し『××さん(夫)のことで、話があります』とLINEが届きました。一見すると、そのアカウントのアイコンはペットの写真で、特に怪しい感じはなく、最初は『彼がどこかでトラブルでも起こしたのかしら』と、思っていました。そこで『どのようなご用件ですか?』と聞いてみると、その女性から『離婚していただきたいのです』と丁寧な返信が来たので、驚きました。夫が不倫しているなんて思ってもいなかったし、私のLINEを相手の女が知っているのもビックリじゃないですか。頭が真っ白になった私は、とりあえず仕事中の夫に電話をして事実を確かめることに。結局、そのLINEをきっかけに夫との関係はドロ沼化したのですが、夫が家庭に戻ると決めたので、彼を許すことにしました」(Uさん・38歳女性)どんなに丁寧な口調であれ、不倫相手から本妻へのLINEは、宣戦布告に変わりありません。不意に離婚を望むLINEが届けば、パニックになる妻も少なくないはずです。3:「今、返しましたから」「夫の帰宅が遅い日が続いていて『なんか変だな』とは思っていたのですが、特に気にせず過ごしていました。しかし、ある夜、見知らぬアカウントから私にLINEが届き『今、そちらに夫を返しましたから』と書かれていたんです。最初は意味がわからなかったのですが、それから1時間もしないうちに夫が帰宅。そして、この不気味なLINEが、ふたたび夫の帰宅が遅い日、同じ文面で届いたのです。その時点で初めて、不倫相手からの宣戦布告だとピンときた私。何度かこういうLINEが届いたので、少しためてから夫に見せ、不倫を白状させました」(Eさん・45歳女性)不倫相手が家庭に戻るときに、本妻にわざわざLINEを送るとは、かなりの根性です。とはいえ、今回は動じなかった妻の勝利でしょう。夫の不倫相手から、予期せぬタイミングで宣戦布告的なLINEが届けば、驚きますよね。できるなら、こんな経験をせずに夫婦生活を送りたいものです……。© Aaron Amat /shutterstock© fizkes /shutterstock
2019年07月21日付き合う前から気が付いていたとしてもそれほど気にしなかったことや、「大好き!」という気持ちが強すぎてそれすらも許せちゃう!なんて思っていたことはあるでしょう。でも、結婚したあと徐々に気になってきて今やもう許せない、受け付けない…なんてことありませんか?今回は離婚した今だからこそ言える、交際中は許せたけど、結婚してから許せなくなった元旦那のイヤなところ5つを紹介します。■ 1、ケンカしても謝らない今まで育ってきた環境が別々なのですから、そんな2人が一緒に暮らしていてケンカになることがあるのは当然です。むしろケンカをしない方が不自然です。ですが仲直りをするときに謝らないのはNGです。少しでも自分も悪いところがあったなと思うのであれば、きちんと謝るべきです。「どう考えても元旦那が悪いのに絶対に謝りませんでした。ケンカの度にそんなことを繰り返していたので、もう後半は会話もしなくなりました」(20代女性・主婦)いつもどちらかが一方的に悪いままになってしまうと、後味も悪いですよね。ケンカをしたら2人とも謝る。小さい時に習ったはずが、大人になるにつれてできなくなっていきますよね。■ 2、いつも自分が一番正しいと思っている人の考え方なんて10人いれば10通りの考え方があるはずで、いつも自分が正しいなんてことはあるはずがありません。相手の考え方を尊重し理解を示すことが大切です。そういう当たり前のことができないと2人の間にはあっという間に溝ができてしまいます。相手の考え方を否定するような言動はよくありません。お互いの意見を聞かずに自分本位な考え方になり、お互いに対する諦めが出てしまうと、2人の間でも関係の終わりを感じるようになってしまいます。■ 3、仕事のことを家庭に持ち込む仕事をしていれば嫌なことなんていくらでもあるでしょう。だからといってそれを家に帰ってまでズルズルと引きずるのはいかがでしょうか。嫌な事を話したい気持ちはよくわかります。ですが度が過ぎると2人の関係にまで亀裂が入ってしまいます。「元旦那は、仕事で嫌な事があると、帰ってきてから寝るまでずっと愚痴を言う人でした。こっちだって疲れて帰ってきているのにネガティブな話を延々と聞かされ続けて本当にもうウンザリでした」(30代女性・会社員)あまりおおっぴらに愚痴を聞かさられても、聞いている方は大変。かといって余計なことを言っても更に機嫌が悪くなるものです。たまに愚痴を聞かせるくらいであれば問題ないですが、家庭にいつまでも会社のことをひきずることはせず、割り切れるようにならなければお互いへの感情が薄れていってしまうかもしれません。■ 4、束縛が激しい結婚すると交際している時ほど束縛はなくなるものなのでしょうか?結婚すれば束縛は落ち着くかな?と思うかもしれませんが、そうではなく、むしろ結婚後の方が束縛が激しくなることもあります。極度に心配性だったり、自分に自信がなかったりする人にありがちですが、奥さんを自分の所有物みたいに思ってしまうタチの悪い旦那さんもいるようです。仕事中に何度も連絡をしてきたり、いつも一緒に行動しないと気が済まないなど、そういう人に限って自分の行動は制限されたくないんですよね。自分のことは束縛してほしくないけれど、人のことは縛り付けたいというのはダメですね。誰だって監視するようなことをされたら、息が詰まるどころかもう離れたいと思ってしまいますよね。嫉妬や束縛は適度にするからこそドキドキしたり、愛情を感じて嬉しく思えたりするもの。度が過ぎてしまうとあっという間に耐えられなくなり離婚の原因になってしまいます。■ 5、自分の家族の意見ばかり取り入れる付き合っている時は家族を気にする彼に「自分の家族を大切にしていて素敵!」なんて思うかもしれません。ですがそれって結構危険かもしれません。結婚式や新婚旅行、新居への引っ越しや妊娠・出産、育児の事など、結婚すれば付き合っていた時に比べて、2人で大切なことを決める場面に多く遭遇します。そんな時「うちの家族はね」とか「うちの親はね」なんて言われたら「なんであなたの家族の意見を優先させなきゃならないの!」と思ってしまいますよね。「娘の育児について相談したら、『うちの家族はこう!」とか『俺は親にこう育てられたから娘にも同じ風にしたい』と言われ激しく対立することに…。あなたの家族と私たちの家族、違ったっていいじゃない!娘には娘に合った育て方をしてあげたいのに結局溝は埋まらず離婚しました」(30代・販売店勤務)今の自分たちの暮らしを大切にしながら、それに沿った方向で柔軟に物事を考えてもらうことはとっても大切だし、必要なことですよね。自分の育った環境のいいところを参考にするのはいいのですが、あくまで今後のことを決めていくのは2人で決めること。一緒に家庭を築いていく気持ちを持つことができないのであれば、一緒に過ごしていくことができるのか怪しく思ってしまいますね。■ 6、イヤなところ…受け入れるか、改善させるか付き合う前は許せていたことでも、実際に結婚して毎日一緒に生活を送るとなると、相手の良いところも悪いところも受け入れなければなりません。受け入れられる範囲のものであれば問題は起きないのですが、それができなかった場合、大きなストレスになります。そんな二人が出した答えが離婚になることもあるでしょう。離婚することで、そのストレスから解放されて毎日を送れるようになる人もいるので、離婚が一概に悪いこととはいえません。ただし、結婚する前にも考えることができる可能性もいくつか見えてくると思います。そろそろ結婚を…という考えている人たちは、相手に対して思うことがあれば、それがお互いに受け入れることができるものかどうか考えてみてはいかがでしょうか?(コンテンツハートKIE)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月19日俳優・草刈正雄の長女でタレントの紅蘭が17日、インスタグラムの「ストーリーズ」を通じ、18日発売の週刊誌『週刊新潮』について「見ていただけたら」と呼び掛けた。新潮社のニュースサイト「デイリー新潮」により、事実婚の夫でラッパーのRYKEYとの離婚が報じられていた紅蘭。2018年12月に第1子女児を出産したが入籍はせずに事実婚を続け、今月10日にはRYKEYが知人男性2人を殴ったとして、暴行容疑で逮捕されたことが報じられていた。紅蘭は、「今年に入ってから全く彼をSNSに載せなくなり気づかれてた方もいたかもしれませんが今回、彼が事件を起こしニュースになり皆様から沢山心配して頂きました」と報告し、「遅くなって申し訳ありません」と謝罪。「今回の事件に関しましては週刊新潮さんにお話させて頂きました」と明かし、「今回の事件の被害者は私達であること」「なぜ事件にまで発展してしまったのか 事件の真相 詳しいことは明日発売の週刊新潮を見て頂けたらと思います」と呼び掛けている。18日発売の同誌では、「再逮捕された『DV夫』に絶縁宣言! 父『草刈正雄』が後ろ盾になる『離婚の乱』』「『紅蘭』独占手記」として、3ページにわたって掲載されている。
2019年07月18日不倫をしている男の中には、不倫相手をつなぎとめるために、必死で嘘をつく人もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男の嘘LINEを3つご紹介します。文・並木まき1:「親に会わせるから」「私が不倫をしていたときのこと。相手の彼は、離婚すると言いながら離婚せず、私はいい加減彼と別れようと思っていました。そんなとき、彼から『俺の親に会わせるから、今度こそ信じて』とLINEが届きました。確かに、親に会うってことは将来を見据えた関係ってことになるんだろうけれど、私たちはしょせん不倫の関係。親に会ったところで、離婚しなくちゃ何も前に進まないじゃないですか?結局、親に会わせてくれることはなかったので、私を引き留めるための嘘だったようです」(30歳女性/美容師)「親に会わせる」という言葉は、結婚を考えているカップルにとっては、かなりのキラーフレーズ。しかし不倫の関係でこのセリフを出してくるとは……。そもそも親が認めてくれるはずがないと考えると、すぐに嘘だとバレそうなものですけどね。2:「今日、離婚届出してくる」「1年以上不倫関係にあった前職の上司ですが、『離婚する』って言いながら、全然、話が前に進まなかったんです。いい加減、私も我慢できなくなり、もう別れようと思ったので、彼にLINEでそれとなく話をしたんです。すると彼は『今日、離婚届出してくる』と返信しました。そのときは、彼が覚悟を決めて、ついに離婚してくれるんだ! と思って嬉しかったんですけど……。その後、いつまで経っても彼は離婚しませんでした。あのときのLINEは、その場しのぎの嘘だったのかな……と思いながら、別れました」(34歳女性/不動産)不倫相手の離婚を望んでいる女性にとっては、彼が離婚すると宣言するのは本当に嬉しいことに違いありません。しかし、一方の不倫男にとっては、今の関係を少しでも長く続ける方便に過ぎなかったようです。3:「来週、旅行に行こう」「奥さんと別れると言いながら、全然別れてくれなかった年上の既婚男性と交際していたころの話です。私はいつまでも宙ぶらりんの関係を続けるのはイヤだったので、いつも彼に文句を言っていました。私が『なんでいつまでも離婚しないの?』とLINEすると、必ず『ごめんごめん。お詫びに、来週海外旅行に行こう』と提案してくるのですが、結局、彼と海外旅行に行ったことは一度もありませんでした!今考えると、“海外に行こう”と言えば、私がおとなしくなると思っていたのでしょうね。案の定、私は彼にそう言われるたびに、彼の言うことを聞いていました……」(29歳女性/トリマー)旅行や食事など、分かりやすいエサで不倫相手のご機嫌をとろうとする不倫男もいます。ただし、偽りの関係である不倫をしている男のことです。約束を守るような人間は少ないと考えた方がよさそうですね。以上、「不倫男の嘘LINE」をお送りしました。不倫相手をつなぎとめるために、いとも簡単に嘘をつく不倫男もいます。皆さんも、くれぐれもこんな男に引っかからないようにご注意くださいね。© VdZ /shutterstock© FGC /shutterstock
2019年07月17日いつでもどこでも手軽に連絡がとれるLINEは便利ですよね。もはや私たちの生活には欠かせないLINEですが、使い方を誤ると破局の原因になるかもしれません。今回は、離婚経験者から破局しがちなLINEの特徴について聞きました。どんなLINEが危ないのでしょうか……。見ていきましょう。■ 大事なことをあえてLINEで言う「直接言ったらケンカになりそうなことは、家にいてもLINEで伝えてました。結果、険悪なLINEになってしまったり、顔を合わせてよりなにも言えなくなってしまいました」(Aさん・20代女性/会社員)すれ違いの生活で仕方ないならともかく、同じ屋根の下にいるのなら直接話した方がいいような気がします……。これはお互いに「家にいるんだから直接言ってよ」という気持ちになりそうです。それに大事なことなら、やはりきちんと話し合う必要がありますよね。LINEは気軽に相手にメッセージを送ることができる便利なツールですが、大事な話をするときにはあえて気軽に話題にはせず、あくまでもコミュニケーションを助けるのためのツールとして使うように工夫しましょう。■ 不満を長文LINEで一気に伝える「いつも言えない不満をLINEで伝えようとすると、かなりの長文になりました。何度かそれを送っちゃいましたし、相手からもきましたね。LINEは消せてもなかなか消す行為をしないので、結局後になってもそのときのLINEを見て気分が悪くなることに…」(Bさん・30代女性/パート)LINEは口で言うのとは違って、いい意味でも悪い意味でも文章として残ってしまいます。不満をつづったLINEを改めて読み返してしまうと「あのときもそうだった」という気持ちになってしまいますね。不満は言いにくく、自分の中でためがちになりますが、やはり小出しにして相手に伝えるようにした方がいいかもしれません。余談ですが、筆者もケンカになったときにたまっていた不満を一気に伝えると、「そのときに言ってよ」と夫に怒られることがあります。■ 都合が悪い内容のLINEは無視「答えたくないようなお願いなどには一切返信せず、都合が悪い話は無視していました。結果、こちらのお願いも無視され噛み合わなくなり、連絡手段としてLINEを使わないし”旦那はアテにならないから頼まない”というスタンスになりました。結局頼れない旦那の存在意義がわからなくなり、離婚しました」(Cさん・20代女性/公務員)自分が送ったLINEが無視されると、悲しいですよね。相手のお願いをすべて聞く必要はありませんが、無理なら無理、ときちんとその内容に対して返事をした方がいいでしょう。「LINEしてもムダ」という風になってしまうと、相手に伝えることへの諦めが生まれてしまい、話し合いをするのも難しくなってしまいます。■ 相手と向き合いコミュニケーションをとるのが大事破局しがちなLINEはどれも自分本位な内容であったり、コミュニケーションの方法を間違えて知った際に、起きてしまうものだということがわかりました。LINEはコミュニケーションを助けるためのツールなので、一方的に送ってしまわないよう、思いやりを持つことが大事だと思います。そして、きちんと相手には向き合ったコミュニケーションをしましょう。言葉で言えないことをLINEで送ってしまいがちですが、言いにくいことこそ、LINEではなく直接話すようにした方がいいのかもしれませんね。直接言うとケンカになることもあるかもしれませんが、ケンカができないカップルは問題ありでしょう。コミュニケーションをとりながら、ケンカをしつつ、仲は深まっていくもの。LINEをうまく活用しつつ、顔を合わせた直接のコミュニケーションも大切にしてくださいね!(コンテンツハートKIE)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月14日6月26日、モデルの西山茉希さん(33)と俳優の早乙女太一さん(27)が離婚したことを発表しました。双方のオフィシャルサイトで同じ文章を掲載。「夫婦という形ではなく、パートナーとして、変わらずお互いに尊重し合い、協力し合いながら、2人の間に生まれてくれた大切な子供達の笑顔を、父親と母親として守っていきます」とし、今後は別々の道を歩みながら2人のお子さんの子育てに邁進すると報告しました。西山さんと早乙女さんといえば12年5月、女性自身で早乙女さんの“DV騒動”をスクープしたのを記憶している人も多いはず。その際に早乙女さんは西山さんの体をアスファルトに叩きつけるなどして、後日、ブログで謝罪をしたほど。以降、早乙女さんには“ダメ男”のイメージを持った女性も多かったことでしょう。くっついたり離れたりをしていたイメージの2人。結婚後は「すぐ別れるのでは?」という声もあったものの、ふたをあければ6年という意外な長さとなっていました。世間一般には「別れそう」と多くが予想をするカップルは、本当に別れることがほとんどです。しかし中にはレアケースとして、長く続くカップルも存在します。いったい、この“別れる・別れない”の境界線には何があるのでしょう。■どちらか一方が別れないと決意している離婚というのは双方の同意がないと成立しません。一般的な離婚や別れというのは一方が気持ちをつのらせ別れたいと提案し、条件を飲む形でもう一方も承諾することが多いもの。そんな流れの中で、稀に「絶対別れない!」と強い意志を持って抵抗する方がいます。もちろん安易に離婚に踏み切るよりずっと良いのですが、本来結婚は家族全員が幸せになるための1つの形態であるべきです。その根本をすっ飛ばして「絶対別れない」と意固地になった結果、愛も情も冷めているのにただ“夫婦という形”にこだわっているご家庭もいたりします。根本には後述する「続けるメリット」が明確に存在する場合が多いのですが、良くも悪くもどちらか一方が「必ず続けていく!」という強い意志を持つことで別れそうなカップルでも意外と長く続きます。■別れないメリットが明確にあるどんなネガティブな出来事も、実はその根本にはそれをするメリットが隠されています。たとえば仲が悪い夫婦が「別れたい」と口にしていても別れない。そんな場合は、裏側に「金銭的な安定」や「権力」「生活を変化させなくていい」などのメリットが隠されています。よく「子どもがいるから別れない」という理由を聞くこともあります。もちろんお子さんが別れない理由の1つではあるのですが、深く話を聞いていくと「離婚した後の生活が不安で……」という本音の部分が聞こえてくることも多々あります。現実問題ですから、そこを批判することはできません。ただ物理的・心理的なメリットが明確にあると、どんなに上手くいっていないご夫婦でも別れないという選択を取りがちです。■「人である前に親でなくてはならない!」という思い込みがある当然ながら私たちはどんな役割を担うよりも前に、一個人として存在しています。「女性である前に人間」「妻である前に人間」とここまでは割と多くの方がすんなり受け入れるのですが、「親である前に人間」となると意外と「いやいや、親として全身全霊を尽くさないといけないでしょ」など抵抗感を示す人がいます。この「一個人である前に親として生きなくてはいけない」といった強い意志があると実生活が上手くいっていなくても「親として両親揃っていた方がいいに決まっている」「子どもを成人まで育てきらないと親としても人としても失格」なんて思い込みを強く持ち、離婚を遠ざける場合があります。もちろん離婚が良い悪いはケースバイケースなので、そういった強い責任感がプラスに働くこともあるしマイナスに働くこともあります。ただ強すぎる責任感が結婚生活を良くも悪くも続かせる要素になるという点だけは、書き記しておきたいと思います。西山さんと早乙女さんの結婚は2人のお子さんという宝物も授かりつつ、6年という周りの予想よりずっと続く結果となりました。内情がどうなっていたかは分かりませんが、別れようと別れまいと、子育てという道は続きます。4人全員がこの選択をしたことで、より幸せな人生を歩めることを願いたいと思います。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年07月02日3組に1組の夫婦が離婚すると言われている現代ですが、何が引き金になるかは人それぞれ違いがあります。誰が見ても「離婚すべき!」というわかりやすい理由もあるでしょうが、中には「それで離婚!?」と言われても本人が絶対に嫌なこともあるはずです。そこで今回は、既婚男性たちに、妻にされたら離婚を考えることについて聞いてみました。■ 内緒で10万円以上の物を買う「基本的にお金のことははっきりさせておきたいので、お互いに高い物を買う時は相手の了承を得るべきだと思っています。だから妻が10万以上の物を内緒で買っているのがわかったら、離婚を考えちゃうかもしれません」(34歳/不動産)結婚したら家計は一つになることが多いです。男性は毎月のこまごました家計簿をつけるのは苦手という人もいるので、妻にお金は一任ということもあるでしょう。とはいえ、それは信頼されているからこそです。いくら自分も稼いでいたとしても、夫に内緒で高価な物を買えば裏切られたと思われても仕方ありません。ただし“高価な物”がいくら以上かは、夫婦によって変わって来そうです。■ セックスを拒まれ続ける「周りでもセックスレスな夫婦が本当に多くて。今は新婚なので最低月に1回はできてますけど、今後こちらから誘ってもエッチを断られ続けたりしたら、夫婦を続けていけるか自信がありません」(44歳/教育)男女ではセックスに関する考え方や感覚がずれていることもあります。筆者の友人の女性でも、「結婚して落ち着いた生活をしていたら性欲を感じなくなったけれど、愛情が薄れたわけではない」という人もいます。ですが男性はそうはいかないことが多いようです。夫婦なのにセックスがないことを不満に思って離婚する男女もたくさんいるのです。■ 妻の実家で同居「言われたことはないけど、妻の実家で同居してくれって頼まれたら無理ですね。基本的に妻の両親とソリが合わないので」(40歳/自動車)結婚は夫婦だけではなく、家族と家族がつながることでもあります。もちろん、理想的なのは舅や姑とも仲良くすることですが、本人同士の相性がどんなによくても、親の相性まで良いとは限りません。もし将来的に親との同居を望んでいるというのであれば、それは結婚前からしっかりと話し合っておかないと問題になるかもしれませんね。■ 趣味の物を捨てる「友達に結婚して2年で喧嘩して、趣味で集めてたフィギュアの半分を妻に勝手に捨てられたってやつがいるんですよ。俺、そんなことされたら絶対に離婚すると思います」(35歳/映像)趣味で集めている物って、本人以外からみるとよくわからないこともありますよね。ですが、本人にとっては宝物で、それをなくすくらいなら離婚すると考える場合だってあり得ます。こちらも結婚前からどのくらいのお金をかけるのかや、置くためのスペースをどうやって確保するのかなど話しておく必要がありそうです。■ おわりに結婚生活ってちょっとしたボタンの掛け違いで破綻する可能性を常に秘めています。旦那さんの逆鱗に触れることがないように、結婚してもしっかり相手の気持ちに敏感でいたいものですね。(大木アンヌ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年07月02日「最近の西山さんは周囲に『もう疲れた……』と漏らしていました。早乙女さんは仕事人間で育児に積極的なタイプではありませんでした。彼女は仕事に育児に家事と孤軍奮闘する日々で、心身ともに限界だったようです」(西山の知人)6月26日に早乙女太一(27)との離婚を発表した西山茉希(33)。2人は13年6月に結婚。同年10月に長女(5)、16年に次女(3)が誕生したが、結婚生活に6年間でピリオドを打った。結婚前から“波瀾万丈”な2人ではあった。12年5月、本誌は早乙女の“路上DV騒動”をスクープ。深夜、早乙女が路上で激高し、地面に押し倒された西山は泣いてその場を立ち去ったのだ。後日、早乙女は謝罪会見を開き同棲していることを告白。翌年4月に2人は結婚と妊娠を発表した。近年、西山は出演番組で“元夫のグチ”をこぼすことも多かった。テレビ局関係者の談。「西山さんは『食材とか生活用品は全部自分で買っている』と夫婦の財布が別々と公言。『うるさく言うと、理解されずにけんかになるのが嫌』とも話していました。長女出産後、早乙女さんが公演日と偽って1人で遊園地に行っていた日は大げんかの末、『出産後、初めてしっかり泣いた』と暴露。今春の番組でも、会食に行くと何時に帰るかわからない早乙女さんに対して『私よく考えたけど、あなたのこと何も知らないわ』と突き放したと話していました」夫妻の知人も言う。「昨秋、友人俳優の誕生会でも彼は朝まで飲み明かしていましたね。そのまま仕事に行き、帰宅したのは夜だったといいます。彼は在宅の日も子供の面倒よりゲームに熱中。彼女が仕事で留守にする日も、彼の母親を呼んで子守りを任せ飲みに行ってしまうことがあり、彼女は悩んでいました。父親になっても自分のやりたいことが最優先の夫と言い争うようになり、離婚を決めたそうです」だが、早乙女の知人は、彼の心情をこう代弁する。「実は早乙女さんは15年に解散した『劇団朱雀』の復活が悲願で、自分の稼ぎの多くをそこに投資し全力で動いていました。今秋、復活公演がかなった矢先の離婚でした。生活費すべてを奥さんが出していたわけではありません。家長として家賃は彼が出していると聞いています。ただ、このご時世、父親として家族ともっと密にコミュニケーションをとるべきでしたね……」離婚発表の書面で2人は《大切な子供達の笑顔を、父親と母親として守っていきます》とコメント。シングルマザーとして茨の再出発となる西山だが、離婚後の今も同居を続けているという。「子供たちがまだ小さいので生活環境をすぐに変えることは避け、当面は“パートナー”として一緒に生活するようです」(西山の知人)自宅“居座り”で早乙女に「父親の自覚」は芽生えるか――。
2019年07月02日西山茉希(33)と早乙女太一(27)が6月26日に離婚を発表した。2人は13年6月に結婚し同年10月に長女が、16年4月に次女が誕生していた。各メディアによると親権は西山が持つという。早乙女のホームページで連名のコメントを発表し、「6月26日に離婚したことをご報告させていただきます」とつづった2人。また「今後は、夫婦という形ではなく、パートナーとして、変わらずお互いに尊重し合い、協力し合いながら、2人の間に生まれてくれた大切な子供達の笑顔を、父親と母親として守っていきます」と明かしている。結婚前から波乱万丈だった。12年5月、本誌は早乙女の“DV騒動”をスクープ。深夜に早乙女が路上で激高し、西山の体を突き飛ばす様子を目撃していた。「俺はお前といっしょになりたいんだよ!」と早乙女が迫ると、西山は「いつもそう。もう別れよ」と切り返す。すると早乙女は再び突き飛ばし、ガードレールにめり込んだ西山はアスファルトへ打ち付けられた。西山が起き上がったところ、その喉元をつかみガードレールに叩きつけた早乙女。「こんなんで別れたら、俺は絶対、お前を許さない!絶対に別れねぇ!!」と叫ぶと、西山は泣きながらタクシーで去っていった。本誌がその“DV現場”を報じたところ、早乙女はブログで「人として男として失格してしまいました」と謝罪。さらに会見を開き「もう2度としない」と話し、西山と仲直りし同棲していることも明かしていた。13年1月には破局報道があり、西山も当時参加したイベントで「いまはもう一緒には住んでいません」と明言。しかし同年4月に結婚と妊娠を発表した。14年5月には長女誕生から7カ月経った一家が東京ディズニーランドを楽しむ姿もキャッチ。早乙女が荷物片手にベビーカーを押すなど、甲斐甲斐しく尽くしていた。しかし近年、テレビで西山が早乙女の愚痴を漏らすこともしばしばあった。15年1月の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演した西山は、早乙女が何も言わずひとりで遊園地に遊びに行っていたと暴露。大ゲンカとなり「子ども産んで初めてぐらいしっかり泣きました」と明かしていた。また今年3月には、西山が「チマタの噺」(テレビ東京系)に出演。早乙女の不可解な言動に触れ、「私よく考えたけど、あなたのこと何にも知らないわ」と思わず漏らしてしまったというエピソードも明かしていた。昨年8月には「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演し、早乙女が家事に協力してくれないがあまり「協力しろやって思う」とも語っていた西山。今月26日には「週刊文春デジタル」が育児や家事の負担が自身に偏っていたため、「ワンオペ育児も限界!」と西山が早乙女への不信感をあらわにしていたと報じている。6歳差の2人の選んだ、6回目の結婚記念日目前での離婚。シングルマザーとなった西山に、ネットでは《西山茉希ちゃんは、娘ちゃん思いで頑張りやさんのイメージで好き》《子供達と幸せになって欲しいな。これからも応援する!》《お子さんのことも考えてのことだったら、これからいいことがあるといいなと思った》といったエールが上がっている。
2019年06月28日韓国の俳優ソン・ジュンギ(33)が、妻で女優のソン・ヘギョ(37)と離婚調停手続きを踏んでいることが分かった。6月27日、ソン・ジュンギの法律代理人を務める弁護士が韓国メディア向けに正式な報道リリースを通じて発表した。2人は’15年に放送されたドラマ『太陽の末裔』での共演をきっかけに交際をスタート。’17年10月に入籍した。韓国のみならず、中国や中東でも絶大な人気を誇るスター同士の結婚は大きな話題となり、苗字からとった“ソンソンカップル”として愛されたが、2年足らずでピリオドを打つことになった。ソン・ジュンギ側の弁護士は「26日、ソウル家庭裁判所に離婚調整申請書を届けた。ソン・ジュンギ氏の正式なコメントをお伝えします」と明らかにした。ソン・ジュンギは「私を愛し、大切にしてくださっている多くの方々によくない便りをお伝えすることになり申し訳ないという言葉をまずお伝えします。私はソン・ヘギョ氏との離婚のための調停手続きを進めることになりました。2人とも是非についてよく確認しあい、互いを非難するよりは円満に離婚手続きを終えることを望んでいます」とコメントしている。世紀の大物カップルの破局に韓国のポータルサイトでは「ソン・ヘギョ」「ソンソンカップル」「離婚訴訟」といったワードが上位を占拠。ファンからは「好きなカップルだったのにショック」「悲しい」といった反応が上がっている。
2019年06月27日6月20日のお昼すぎ。東京の下町にある自宅から、ひとりの女性が出てきた。岩崎良美(58)だ。自宅から外出するだけなのに、周囲をキョロキョロと見回すなどかなりの警戒ぶり。それもそのはず。この日、『週刊文春』で彼女の離婚が報じられたのだった――。良美は80年に岩崎宏美(60)の妹としてデビュー。85年にはアニメ『タッチ』の主題歌が大ヒットし、一躍有名になった。私生活では11年に3歳年上の産婦人科医男性と結婚。彼には当時23歳と18歳の子どもがいたことから、良美は50歳で2人の子の母となった。そんな彼女が結婚から7年目となった昨年、離婚していたのだ。報道によると医師として多忙な日々を過ごしていた夫が良美の“自由奔放さ”にあきれて三くだり半を突き付けたとのこと。“フランス愛”を公言していた彼女はここ数年、フランス語の勉強に奔走。これまで20回以上パリを訪れ、離婚後も「パリに遊びに行きたい」と言ってばかりいるという。「良美さんは直撃に離婚の事実を認め、理由について『まあお互いに性格の不一致ということで』と言葉少なに告白しています。さらには02年に両親が離婚して以降、家族関係が悪化。2人の姉や母親とも距離を置くようになっていたそうです」(芸能記者)良美は54歳当時、『婦人公論』15年8月11日号で母親との確執についてこう語っていた。《母は面倒見が良くて周囲の人に好かれる半面、家のなかではとても感情的な部分を隠さない人でした。激情にかられた母に大声で叱られることはしばしば。姉たちももちろん怒られてはいたのですが、私に対してはその態度も声の大きさも、ほかの2人より上回っていたように思います》さらには《宏美の歌は聞けるけど、あなたの歌は聞いていられない》と面罵されたこともあったという。また《私が結婚してからも、夫の見ていないところで母に怒鳴られたことがあります》と語るなど、実母の“毒母”ぶりを赤裸々に明かしていた。実は“毒母”の存在が、夫婦関係に影を落とす場合は多いという。母娘関係改善カウンセラーの横山真香さんは語る。「『母との関係に悩んでいる』と相談に来る人には、『娘とうまくいかない』『夫婦関係がうまくいかない』などの悩みも抱えているケースが多いです。“毒母”に育てられたことで、家庭関係をうまく築く方法がわからないという人も見受けられます。本来、母親は調整役でいたほうが家族円満になりやすいもの。マネージャーのような立ち位置が理想かもしれません。しかし毒母は、自分が家庭の中心になりたがるのです。それが刷り込まれていると、家族関係で悩むことになってしまいます」“毒母”に育てられた結果、コミュニケーションの取り方で悩む人も少なくないようだ。「幼いころから毒母に叱られ続けると、感情を殺してしまいがち。すると相手の感情もわからなくなるのです。共感する力が低くなると、配慮ができにくい。結果、家族関係が悪化することになります。また毒母は、コミュニケーション能力が低いともいえます。そんな母親に育てられると、子どもも意思疎通の取り方を教えてもらっていないケースも多い。そのため話し合って折り合いをつけるということが苦手になり、夫婦げんかも極端な結論になってしまう。つまり、そのまま離婚という結論に達してしまいがちのようです」良美は結婚当時、本誌に「母もごきげんです」と語っていた。また関係悪化を語っているにもかかわらず、母のいる実家へと戻っていた。それだけ彼女にとって、母の存在は離れがたいもののようだ。そこで本誌は良美に離婚の真相を聞くべく直撃した。「離婚についてお話をうかがいたいのですが……」問いかけると良美は口をつぐんだまま両手でバツの字をつくる。だが記者が「お母さまに離婚の話はされたのでしょうか」と母親の話題を切り出すと瞳には涙がにじんでいた――。
2019年06月26日俳優の早乙女太一(27)とモデルの西山茉希(33)が26日、離婚した。それぞれの公式サイトで発表した。2人は連名で「この度、私たち早乙女太一と西山茉希は、6月26日に離婚したことをご報告させていただきます」と報告。「事実より先に今朝の報道が出てしまったことには困惑しておりますが、突然の事にご心配をおかけした皆様へ、心よりお詫び申し上げます」とつづった。そして、「今後は、夫婦という形ではなく、パートナーとして、変わらずお互いに尊重し合い、協力し合いながら、2人の間に生まれてくれた大切な子供達の笑顔を、父親と母親として守っていきます」とし、「これまで、私たち夫婦を応援して下さった皆様には心から感謝しております。これからもそれぞれの場で努力し、精進して参りますので、温かく見守って頂けたら幸いです」と呼びかけた。2人は2013年6月に結婚し、同年10月に第1子女児、2016年4月に第2子女児が誕生した。
2019年06月26日最近では全く珍しくなくなった「授かり婚」。幸せそうなカップルもいる一方で、短期間で離婚してしまうカップルもいますよね。もしも自分が授かり婚をすることになったとき、状況によってはいろんな不安に襲われると思います。今回は授かり婚で幸せになれるカップルと、なれないカップルの違いを考えていきたいと思います。■ 1 、授かり婚で幸せになれるカップルとは…授かり婚で幸せになれるカップルとは、妊娠が結婚の「きっかけ」にすぎない場合や、2人が望んでできた場合が多いです。例えば、長く付き合っていてなかなか結婚するきっかけが掴めずダラダラ続いているカップルや、結婚することはすでに決めていて、いつ赤ちゃんができても大丈夫と思っていたカップルなど。特に妊娠を伝えたときに、彼から相手を気づかう言葉が真っ先に出てくれば幸せになれる可能性大!ここで授かり婚で幸せになった女性の意見を聞いてみましょう。「妊娠発覚後に、彼がすぐ両親に挨拶に行ってくれて、頼りになると思いました。『順番が違ってすみません』と誠実に丁寧に頭を下げてくれたことが今でも印象に残っています」(30代女性・会社員)結婚より先に妊娠してしまったことを両親に伝えるのって、本当に勇気がいることです。それなのに真っ先に実家へ挨拶に行き、順番が逆になってしまったことの謝罪をしてくれるなんて本当に誠実で信頼できますよね。次に、相手を思いやり支えあう気持ちがちゃんとあるかもポイントです。「妊娠を告げたら、彼が体調第一と言ってくれたことですかね。当時は仕事をしていたのですが、とにかく私の体調を気づかってくれました」(30代女性・パート)妊娠初期は心も体も不安定になりやすいので、自分の保身に走るのではなく、女性の体調を最優先に考えてくれる気づかいは本当に心強いもの。自分への気づかいを感じると、相手にも自然と優しくしようと思えるので、これも長続きするポイントといえます。■ 2、授かり婚で幸せになれないカップルの特徴とは…反対に、授かり婚で幸せになれないカップルの多くは、妊娠が「結果」になってしまった、想定外の妊娠だった場合。授かり婚をしたけど、結局うまくいかなかった女性の意見を聞いてみましょう。「妊娠したといったら『どうすんだよ』と言われた。でも、怖くて中絶は選べなかったのでデキ婚しました。でも結局、父親としての自覚が芽生えることなく離婚しました」(30代女性・パート)無責任発言が出た時点で、幸せな結婚生活はなさそう……。こういう男性は強引に結婚に突き進んで子供が産まれたとしても、父親だという自覚はなかなか芽生えない人が多く離婚につながりがちです。「俺は無理とか、結婚はまだ考えてなかったと言い始めたときは不安しかなかったです。籍を入れれば落ち着くかなと思って結婚した夫婦でしたが、4年で終わりを迎えました」(40代女性・公務員)想定外、というのはただの言い訳。これも幸せになれない特徴といえます。そもそも避妊しないでエッチをすれば必然的に妊娠する可能性はでてくるのですから、俺は無理などという無責任な言い訳は通用しません。付き合ってすぐ妊娠してしまうと、お互いの性格をまだよく知らないのに結婚や育児のことなど、大切な事をきちんと話し合いをする暇なく決めなければなりません。そして、結婚し親になるという心の準備ができないまま妊娠→結婚→出産→育児と短期間でどんどん変化する環境に心がついていかなくなってしまい、必然的に衝突することが増えてしまうのです。離婚経験のある筆者も、まさにこのパターンでした。結婚は、お互いが相手を思いやり信頼しあえる関係があった上ではじめて成り立ちます。思いやりや信頼は、相手を大切に思えばこそ生まれる気持ちです。そして結婚後もお互いが相手を思いやる努力を続けることで長続きしていくものです。その努力がなければ相手を受け入れることも受け止めることもできなくなります。■ 授かった命を大切に、心穏やかに暮らしていくために…不妊で悩む夫婦やカップルも多い中で、新しい命を授かれたということはとっても幸せなことです。もちろん授かり婚でも幸せに暮らしているカップルは山ほどいます。最初からうまくいかないと決めつけず、新しい命を授かったことにまずは2人で感謝しましょう。そして、幸せな家庭を作るにはどうしたらいいか一つ一つ考え悩み、時にはぶつかったって大丈夫です。そうしながら2人の将来を新たな命とともに切り開いていきましょう。(コンテンツハートKIE/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年06月20日離婚は、誰もが経験するものではありません。離婚を経験する人も、人生のうちにそう何度もあるわけでもないと思います。離婚を考えたときに、「いったい何から手を付ければよいのかがよくわからない…」という人がほとんどなのではないでしょうか?今回は、離婚の際の手続きを大まかな手順に沿ってご紹介しますので、必要書類なども含めて知っておきましょう。【離婚の際の手順①】 離婚に合意する離婚したいと思った場合には、まず、協議離婚ができないかを考えてみます。夫婦が離婚に合意すれば、協議離婚が可能です。離婚の合意は簡単ではない離婚は1人だけの問題ではありません。相手が納得しないのに、自分の意思だけですぐに離婚できるわけではないことを意識しておきましょう。法定離婚原因がある場合には、裁判を起こして離婚判決を得ることもできますが、裁判が終わるまでにはかなりの時間がかかります。長期化すると、精神的なダメージも大きくなります。離婚について相手の承諾が得られそうなら、協議離婚するのがいちばんです。夫婦仲が険悪になっていたり、家庭内別居が長く続いていたりすれば、「相手も離婚に応じてくれるだろう」と安易に考えてしまいがちです。しかし、「離婚したい」と言って相手を「うん」と言わせるのは、想像している以上に難しいことがあります。相手にも考える時間は必要です。相手の気持ちや立場を無視して強引に離婚手続きを進めようとすれば、相手も意固地になり、離婚できるまでに余計に時間がかかってしまいます。相手に納得してもらえるよう、じっくり時間をかけて話し合いをしましょう。離婚に合意できない場合には話し合いをしても相手が離婚を承諾してくれない場合、もしくは相手が話し合いを拒否して前に進まない場合には、家庭裁判所で離婚調停をする方法があります。離婚調停をし、調停が成立すれば離婚の条件についても家庭裁判所で決まることになります。離婚の条件は、家庭裁判所で調停調書という書面にしてもらえます。【離婚の際の手順②】離婚の条件を決める離婚に合意ができたら、離婚の条件を決めます。決めるべき離婚条件は、主に次の6つです。(1)~(3)は、子どもがいる場合には必ず取り決めすべき事項になります。(4)~(6)については、必要な場合に取り決めしましょう。親権養育費面会交流財産分与慰謝料年金分割(1)親権子どもがいる場合には、どちらの親が親権者になるかを決めます。親権者は離婚届に書かなければならないので、親権者を決めなければ離婚ができないことになります。(2)養育費子どもと別居する親は、養育費を払う義務があります。養育費は通常は毎月払いにするので、毎月の支払額を決めます。さらに、毎月の養育費とは別に、進学時などにまとまってかかる費用についても決めておくとよいでしょう。支払う側に一括払いできるお金がある場合には、一括払いにしてもかまいません。(3)面会交流子どもと別居する親は、子どもと面会交流する権利があります。面会については、必ずしも月1回などの回数を決めなければならないわけではありません。細かく決め過ぎると、子どもの体調などで面会が実現しなかったときに揉めてしまいます。目安としての回数や宿泊の有無などを決めておき、その都度話し合いをしながら柔軟な対応ができるようにしておきましょう。(4)財産分与離婚するときには、夫婦が婚姻中に築いた財産を財産分与で公平に分けます。必要に応じて、預貯金を移し替えたり、生命保険を解約したりしましょう。不動産のように物理的に2つに分けられないものは、どちらが引き継ぐかを決め、金銭の支払いで清算します。借金についても原則的に財産分与の対象になります。ただし、結婚生活のためではない個人的な借金は対象になりません。住宅ローンについては、家の現在価値や残高、名義などによってどうすべきかが変わってきます。当事者だけで決めないで、専門家に相談して対処するのがおすすめです。(5)慰謝料相手の浮気が原因で離婚する場合には、相手に慰謝料を請求できます。その他にも、暴力を受けた、生活費を渡してもらえなかった、一方的に別居されたなどの理由があれば、慰謝料請求が可能です。逆に、自分の浮気などが原因の離婚なら、相手に請求された場合に慰謝料を払わなければなりません。(6)年金分割夫婦の一方または両方が会社員や公務員の場合、年金分割ができます。女性側は、年金分割をすれば、将来の年金受取額が増えるのが一般的です。年金分割には合意分割と3号分割の2種類があります。専業主婦でなくても、合意分割をすれば年金が増えることがあります。合意分割をする場合には相手との合意が必要なので、離婚時に話し合っておきましょう。[adsense_middle]【離婚の際の手順③】離婚届を用意する離婚届は、役所に行ってそのまま記入して出すような書類ではありません。事前に届出用紙を入手し、記入を完成させておきましょう。市役所や区役所に離婚届を取りに行く離婚届の用紙は、市役所や区役所に置いてあります。「○○市長殿」などの宛先が印刷されているところもありますが、書式は全国共通ですから、宛先を訂正すればどこでも使えます。役所によってはホームページからダウンロードできるようになっていることがありますが、A3サイズの用紙1枚におさまるように印刷しなければなりません。また、すべての役所でダウンロードしたものを受け付けてもらえるわけではないので、事前に確認しておきましょう。離婚届に署名して印鑑を押す記入例や説明を参考に、必要事項を記入します。「届出人署名押印欄」以外は、誰が書いてもかまいません。「届出人証明欄」には、夫婦がそれぞれ自分で氏名を手書きし、別々の印鑑を押します。証人を依頼する協議離婚で離婚届を出すときには、証人2名の署名押印も必要です。証人は、20歳以上の人なら誰でもかまいません。本籍や住所も書いてもらわなければならないので、家族や親戚、親しい友人などに頼むとよいでしょう。戸籍謄本を取得離婚届を提出する役所が本籍地でない場合には、戸籍謄本を添付する必要があります。本籍地が遠方の場合には郵送で取る必要があるので、前もって用意しておきましょう。離婚届不受理申出を取り下げるどちらかが離婚届不受理申出(※離婚届を受理しないよう役所に申し出る手続き)をしている場合には、不受理申出の取り下げをしなければ離婚届を受け付けてもらえません。不受理申出を出している側が離婚届を出しに行かない場合には、事前に取り下げをしておきましょう。【離婚の際の手順④】離婚協議書を作成協議離婚する場合には、離婚時の取り決めを離婚協議書にしておきましょう。離婚の条件を離婚協議書や公正証書にしておく裁判所を通じて離婚する場合と違い、協議離婚の場合はそのままでは離婚時の取り決めの書面が残りません。夫婦で離婚条件を確認し、離婚協議書を作成しておきましょう。公証役場で離婚時の取り決めを公正証書にしておけば、より効力があります。特に、毎月養育費を払ってもらう場合や、慰謝料を分割払いしてもらう場合には、公正証書にしておくことで執行力が付き、お金が支払われないときに強制執行が可能です。離婚協議書を作成するタイミング離婚協議書は、必ず離婚前に作成しなければならないわけではありません。離婚届を出した後でも離婚協議書を作成することはできます。たとえば、「子どもの進学に合わせて名字を変えたいので、すぐに離婚届を出したい」というようなケースもあるでしょう。そのような場合には、離婚届を先にし、離婚協議書を後にしても問題はありません。【離婚の際の手順⑤】離婚届を出す離婚届を出せば、協議離婚が成立します。事前にいつ提出するかを決めて準備しておきましょう。離婚届の提出先離婚届は、本籍地または住所地の役所に提出します。なお、夫婦の本籍地は同じですが、既に別居していれば住所地が別のことはあります。この場合には、どちらの住所地に出してもかまいません。運転免許証などの本人確認書類を持参離婚届を出しに行く人は、本人確認書類として、運転免許証やパスポートなどを持参する必要があります。婚氏続称するなら「戸籍法77条の2の届」が必要離婚後に旧姓に戻らない「婚氏続称」の場合には、「離婚の際に称していた氏を称する届(戸籍法77条の2の届)」を提出します。離婚届と同時でなくても、離婚日から3か月以内なら提出できます。離婚手続きの手順に関するまとめ離婚に合意する離婚の条件を決める離婚届を用意する離婚協議書を作成離婚届を出す離婚届を出すまでの手続きの流れは、大まかには上記のような手順になりますので、理解しておきましょう。なお、状況によって上記のとおりにはいかないこともありますし、公正証書を作成する場合の必要書類などもケースバイケースです。細かいところは専門家に確認しながら、臨機応変に離婚手続きを進めましょう。
2019年06月19日【今週の悩めるマダム】私は54歳、夫は40歳。14歳の年の差夫婦なのですが、磯野貴理子さんの離婚報道を見てから不安な毎日を送っています。うちにも子どもはおらず、いつ夫が貴理子さんのご主人同様「やっぱり子どもがほしい」と言ってくるか気が気ではありません。若いコとの浮気くらいは覚悟の上ですが、離婚は避けたいです。(埼玉県在住・54歳主婦)僕はパリで暮らしていることもあり磯野さん側の言い分しか読んでいませんが、離婚の可能性も分かっていて彼女は結婚したんだと思います。“姉さん女房”なので、彼の幸せを考えたとき「それでいいんじゃないの」と自ら身を引いたのではないでしょうか。磯野さんとは直接の面識はありませんが、いつも番組を拝見していました。その豪快で底なしに優しいお人柄が読み取れますし、今回の件でさらに共感できるところが増えました。奥様の場合はご自分のほうが14歳も年上ですから、やはりご主人のほうが甘える関係性なのかもしれない。奥様がご主人に対して年上の妻として接することが多いなら、尚更気にされておいたほうがいいかと思います。僕は『サヨナライツカ』という小説の冒頭に「人間は常に傘を持って生きなければならない」という一言を添えました。“そうなるかもしれないな”という直感は、残念ながら大体当たるものです。“浮気されるかもな”と思うと浮気されることもあります。浮気くらいなら覚悟の上と書かれていますが、そういう気配を少しでも感じているならば、最悪のケースも起こりえると多少の自覚もあるわけで、ならば余計に覚悟を持たれたほうがいいでしょう。覚悟を持つことで、いかなる事態が起きても心の準備をすることができます。不安ばかり抱えて生きていても人間はどうにもなりません。1人で生まれて1人で死んでゆくのが人間の定めですから。運命というものを人間がコントロールすることも不可能です。離婚を何度も経験したからか、僕は“どんなに信じられないことでも起きる可能性がある”と常に考えながら生きるようになりました。いつ何が起きてもおかしくない世界なのだから、人生の傘と杖は持っていようと心に決めているのです。そして、もうひとつ大事なことは“愛した人に何が起きても許してあげる”という優しさです。もし磯野さんと同じ状態になったとしても、ご主人を許すという気持ちが奥様を救うことになるでしょう。このような覚悟を再確認された上で、もう一度ご主人と向き合ってみてください。いまよりもっと大きな愛で包み込んでください。奥様が選ばれた方ですから、きっと間違いありませんよ。年齢とか性別とか、そういうものから人間は解放されるといいですね。たくさんの愛を注いで、たくさんの愛をもらいましょう。まずは不安よりも、いまこの瞬間の愛が大事です。今日しかない、くらいの勢いでご主人を愛してください。その愛がある限り大丈夫。ただし、奴隷にならないように。常に対等じゃないとダメですよ。そして、こっそりと傘を隠し持っていてください。折り畳み式の傘のほうが隠しやすいかもしれませんね(笑)。【JINSEIの格言】離婚を何度も経験したからか、僕は“どんなに信じられないことでも起きる可能性がある”と常に考えながら生きるようになりました。奥様も、“人生の傘”を持っていてください。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年06月18日好きになった男性に離婚歴があったらどうしよう……。今回は離婚歴がある男性との結婚のメリットとデメリットを挙げていきます!メリット1:結婚に関して真剣に考えてくれる離婚経験のある男性は、結婚に関して真面目に考えてくれるというメリットがあります。こういった男性とお付き合いをすると、一度目の失敗を活かしてより良い結婚生活を送る努力をしてくれるかもしれませんね。何度かデートを重ねて、結婚についてどう考えているのか聞いてみましょう。メリット2:女性に優しい離婚経験のある男性は女性と一緒に生活をした経験があるので、女性に対して優しく振舞えるという特徴があります。また、女性の言動に深い理解を示してくれるかもしれません。こういった男性と結婚すれば、家事を手伝ってくれたり、買い出しを手伝ってくれたり…など、日常生活であらゆるメリットがあるでしょう。メリット3:結婚を急かしてこない女性と一緒に生活した経験があるので、女性との距離感を分かっている男性が多いです。それゆえに、結婚を急かすような事はしない可能性が高いです。貴方と一緒に歩むペースを大切にしてくれるはずなので、落ち着いた恋愛が出来るかもしれませんね。こういった男性と結婚すれば、二人のペースでゆっくり家庭を築き上げられるかもしれません!デメリット1:結婚にネガティブな感情を抱いている離婚経験が元になり、結婚に対してネガティブな感情を持っている可能性があります。離婚原因が何であれ、こういった感情を抱いてしまうのは仕方のないことです。離婚経験のある男性とお付き合いを続けていく以上、男性と向き合う覚悟が貴方にも必要かもしれませんね。デメリット2:金銭的なトラブルを抱えているケースも離婚経験のある男性で最も多いのが、このタイプの男性かもしれません。金銭的なトラブルの内容としては、相手の女性への慰謝料や、子供への養育費…といった所でしょうか。もしも、離婚経験のある男性と付き合う場合は、自分にも経済的な負担がのしかかる可能性があります。離婚経験のある男性にはこういったデメリットがありますので、よく考えてから結婚しましょう。デメリット3:自分本位な男性に振り回される可能性がある離婚理由は人それぞれですが、離婚経験のある男性の中には自分本位な男性がいるかもしれません。仕事ばかりを優先し、家庭を顧みない男性も自分本位な性格と言えます。このデメリットを受け入れられる強い愛情があるかどうか、結婚する前にもう一度考えてみましょう。
2019年06月14日「亭主元気で、留守がいい」なんて言葉が幅を利かせた昭和の時代には、離婚は夫婦にとって「今生の別れ」とも言えるものだった。ところが平成に入ると、離婚件数はうなぎのぼりに増加。離婚はそれまでの「人生の一大事」から「まあ、よくあること」に。そして、それにともない、離婚後の夫婦の距離感も、徐々に近づいてきた感すらある。実際、テレビのバラエティ番組では、フラットな距離感で共演する元夫婦タレントが、違和感なくお茶の間に受け入れられているし、一般人でも、それぞれのSNSで離婚を報告しながら、その後もあっけらかんとツーショットをアップするケースも増えている。そこで今回は、離婚後の元夫婦たちの最新事情を徹底取材。別れた男女関係はいったいどんなふうに変わってきたのだろう。【読者の実例ケース・1】真田ゆかりさん(仮名・40歳・専門学校講師)29歳で3歳上の同僚と結婚しました。すごく好きだったのかと聞かれると微妙なのですが、当時は年齢も気になっていたものですから……。ただ、彼は仕事熱心で誠実な、いわゆる“いい人”でしたから、「まあ、いいかな」という気持ちでした。結婚後、立て続けに2人の子どもを授かったこともあり、夫婦関係は良好だったのですが、夫は子育てにはまるで関わらない人だったので、徐々に私のイライラが募っていくようになりました。仕事をしながらの家事・育児に忙殺される私を横目に、夫は「資格を取ってスキルをあげたい」などと無神経なことを言いだす始末。私のなかにあった愛情が冷え切ってしまうのは、時間の問題だったのかもしれません。そして、35歳のときに離婚。周囲の友人からは、「養育費はきちんともらえるの?」と心配されましたが、じつは私、その点だけは安心していたんですね。妙な話に聞こえるかもしれませんが、私は夫への愛情はなくなっていたものの、生真面目な性格だけは信頼していましたから。彼は、思ったとおりこれまで5年間、養育費は滞りなく払ってくれています。そういう恩義もあって、日曜日には子どもたちだけ彼に会いに行くという習慣も続けています。彼は「子どもと会いたい」という気持ちがとても強いんですよ。ちなみに私は現在、子どもを連れて実家に戻っているのですが、たまたまシングルマザーに手厚い自治体だったこともあり、生活には大きな支障もありません。そして、こういう環境になって気づいたのは、「夫としての期待」さえ捨てれば、彼のことを「人間としては」まだ信頼できるということ。子どもの送迎時に会うこともありますし、進学のことを電話で相談することもあります。彼にはもう感情的には何もありませんが、円滑に生活していくためには、こういう関係がしばらく続くのも悪くないかなと思っています。【読者の実例ケース・2】佐川麻巳さん(仮名・53歳・会社員)私は40歳(長女が中1、次女が小5のとき)で離婚しました。当初、私といっしょにいたいと言っていた娘たちですが、元夫が「パパは1人になったら東京でホームレスになる」と言いはじめたため、「ママは1人で生きていけるよね……」と夫の元に行くことになってしまいました。離婚後は、束縛が強く口うるさい夫と離れ、毎日が穏やかに暮らせるようになった半面、娘たちと離れてしまったことは本当につらかったですね。娘に会いに行っても、いつも元夫から「来るな!」って追い返されていましたし。きっと私に娘たちを取られることを恐れていたんでしょうね。ただその後、元夫から「ママに会えないと娘たちが不安定になるから」と連絡があり、ようやく会うことを許されました。娘たちが私の家に泊まりに来るようになると、元夫の家での様子もだんだん伝わって来ましたが、彼は娘たちが後ろ指をさされないよう、縫い物やお弁当作りも頑張り、なんとPTAの役員まで引き受けていたそうです。けっして私には弱音を吐きませんでしたが、彼なりに孤軍奮闘していたのでしょう。そんな様子を聞くと、やっぱりどこか「ほっとけないな」という気になりますよね。ですから、彼が娘たちとの関係に悩んでいるようなときは、「お茶でもしない?」と誘い出し、娘たちとの仲を取り持つようなこともしてきました。もちろん離婚そのものはつらかったですが、離婚によって、お互いの関係は確実にいい方向に変わりました。最近では、「きみならもっといい男と結婚できたんだろうけど、俺のせいで人生狂わせちゃったね」なんて殊勝なことを言ってくれるくらいですから(笑)。私はいま、仕事も恋愛も充実していますが、元夫になかなかいい出会いがないことだけが心配の種。元夫は娘たちに「パパが病気になったら面倒みてね」と言っているらしいのですが、それはさせられません。娘たちには「大丈夫、パパの面倒はママがみるよ」と言っています。淡々とした「ビジネスライク」な付き合いから、男女の関係を超えた「友達感覚」な関係……。それぞれの事情は異なるが、元夫との関係は「いい感じ」だという。これからの令和の時代には、離婚はけっしてネガティブな選択肢ではないのかもしれない。
2019年06月14日一度、離婚したらそれっきり。二度と顔も見たくない――。「亭主元気で、留守がいい」なんて言葉が幅を利かせた昭和の時代には、離婚は夫婦にとって「今生の別れ」とも言えるものだった。ところが平成に入ると、離婚件数はうなぎのぼりに増加。離婚はそれまでの「人生の一大事」から「まあ、よくあること」に。そして、それにともない、離婚後の夫婦の距離感も、徐々に近づいてきた感すらある。実際、テレビのバラエティ番組では、フラットな距離感で共演する元夫婦タレントが、違和感なくお茶の間に受け入れられているし、一般人でも、それぞれのSNSで離婚を報告しながら、その後もあっけらかんとツーショットをアップするケースも増えている。淡々とした「ビジネスライク」な付き合いから、男女の関係を超えた「友達感覚」な関係、果ては一度離れてみたことで互いのよさを見直せた「元サヤ」夫婦まで……。それぞれの事情は異なるが、元夫との関係は「いい感じ」だという。これからの令和の時代には、離婚はけっしてネガティブな選択肢ではないのかもしれない。若いうちの離婚は「心の整理9割、経済は1割」と語るのは、これまで500件の離婚を手がけてきた弁護士の原口未緒先生(44)。離婚後に新たな仕事に取り組んだり、再婚する可能性の高い年代は、お金でもめるよりも、一日も早い再出発が大切だからだ。一方、50代以上での離婚は、こうした可能性が低い半面、結婚生活で蓄えた財産も多いので、「お金」で折り合いがつくかどうかが幸せの分岐点だという。「ある程度の経済的余裕が見込めれば『幸せな離婚』も夢ではありませんが、離婚後の窮乏が目に見えているのであれば、生活のためと割り切って、夫婦関係を継続するほうが『幸せ』な場合も。私が相談者に『離婚したら何がしたいですか?』と尋ねると、『ホットヨガ』『ママ友とランチ』など、意外なほどささやかな願いを話してくれることがあります。おそらく夫の束縛が厳しく、自由がないためだと思いますが、これくらいなら離婚せずともできるはず。まずは勇気をもって夫への遠慮を捨ててみて。それだけでも夫婦の行き詰まりはだいぶ改善できると思いますよ」
2019年06月14日「先日、彼と電話で子どものことや仕事のことをあれこれと、気づいたら1時間半も話していたんです。こんなに話すなんて、自分でもびっくりしちゃいました」そう語るのはつちやかおりさん(54)。通話の相手は、20年近く連れ添った元夫の布川敏和さん(53)だ。「いっしょにいた期間は親きょうだいより長いので、お互いのことがよくわかるんです。離婚前はお互いの悪いところばかり目につきましたが、いまではいいところも見られるようになった感じですね。夫婦じゃなくなったことで、相手に求めるものがなくなったからでしょうか」つちやさんは、18歳から9年の交際を実らせ’91年に布川さんと結婚。ハネムーンベビーで’92年に長男(現在・俳優の隼汰さん)を、’94年に長女(モデルの桃花さん)、’01年に次女(花音さん)を授かったが、’14年6月に離婚を発表。当時つちやさんは、布川さんの度重なる浮気に手をやいていたと各紙で報じられている。「当時は、離婚の原因についていろいろと書かれました(苦笑)。でも、原因はひとつではなく、長い年月の間に積み重なってきたもの。もちろん“これで本当にダメだ”と感じた出来事はありましたが、それは2人とも墓場まで持っていくつもりです。その意味では、離婚の2年前に別居を始めたことで、実は私の中ではもう区切りがついていたんですね。戸籍上の離婚はしてもしなくても」離婚の理由は他人に語るようなものではないというつちやさんだが、けっして家族の絆が弱かったわけではない。次女の花音さんの難病治療や、それと前後して両親を相次ぎ亡くした布川さんのうつ病など、布川家には大きな試練が相次いで降りかかってきたが、いつも家族で一丸となって乗り越えてきた。そして、その中心となって家族を支えてきたのが、専業主婦として家庭に入っていたつちやさんだった。そんなつちやさんだからこそ、夫婦としてやり直す道を幾度も模索したという。「ずっと別れることばかりを考えていたわけではありません。もちろん楽しい日だってあるわけですから、もう一度やり直してみようかと思ったことも何度もありましたよ。でも、一度うまくいかなくなった者どうしがひとつ屋根の下で暮らしていても、事態は好転しないというのが私たちの結論でした。それに、敏和さんの体調不良をいっしょに克服したことで、私の中では“やりきった”という思いも強くなっていましたから」離婚の意思を固めて別居に踏み切ったつちやさんだが、唯一気がかりだったのは次女の花音さんの存在だった。長男と長女はすでに成人していたが、末っ子の花音さんは、そのときまだ11歳。「離婚が子どもに与える影響は心配でしたが、当時の私は末っ子の花音が成人するまで待つことはできなかったので彼女を連れて家を出ることにしました。とにかく彼女と本気で向かい合うことを心がけましたね。彼女はまだ幼かったけれど『本音で話したいから、聞いてくれる?』と正面から向き合うようにしたんです。お互いの気持ちを曖昧にごまかしたままだったら、いまの関係は築けなかっただろうと思います」
2019年06月14日「ふっくん」こと布川敏和さん(53)との約20年に及ぶ結婚生活にピリオドを打って5年。別れた夫婦が「いい感じ」になるための秘訣をつちやかおりさん(54)に聞きました。「先日、彼と電話で子どものことや仕事のことをあれこれと、気づいたら1時間半も話していたんです。こんなに話すなんて、自分でもびっくりしちゃいました」そう語るのはつちやかおりさん。通話の相手は、20年近く連れ添った元夫の布川敏和さんだ。「いっしょにいた期間は親きょうだいより長いので、お互いのことがよくわかるんです。離婚前はお互いの悪いところばかり目につきましたが、いまではいいところも見られるようになった感じですね。夫婦じゃなくなったことで、相手に求めるものがなくなったからでしょうか」つちやさんは、18歳から9年の交際を実らせ’91年に布川さんと結婚。ハネムーンベビーで’92年に長男(現在・俳優の隼汰さん)を、’94年に長女(モデルの桃花さん)、’01年に次女(花音さん)を授かったが、’14年6月に離婚を発表。夫婦という関係を解消してから5年、つちやさんには、自分自身でも意外な変化があったという。「結婚前は本当に早く仕事を辞めたかったんです。当時、敏和さんはアイドルとしての全盛期でしたから、会う時間が全然取れなくて。いつでもいっしょにいられるように早く芸能界をやめて、結婚したいって(笑)。それがいまでは、仕事を受けすぎてマネージャーにも怒られるくらいの変わりぶりです」実際、現在のつちやさんは舞台やテレビのバラエティから、本の出版、講演など仕事が切れることがない。さらにはグループホームで暮らす認知症の母親の介護経験から、介護関連の資格取得も目指しているという。もちろん、冒頭のエピソードのように、布川さんと長電話ができるような関係になれたということも、当時のつちやさんには考えられなかった大きな変化だろう。「かといって『2人でランチでもしようか』ということにはならないんです。犬を預ける都合でしょっちゅう顔を合わせてはいるんですけど。もはや親戚のおじさんですね(苦笑)」たしかに“親戚のおじさん”とはランチに行く関係にはならないが、子どもたちが自立し、一人暮らしをしている布川さんのことはどう思っているのだろう。「早く新しい奥さんをもらってほしいですね。だって、もし彼に何かあっても、まだ子どもたちに面倒を見させるわけにはいきませんから。じゃあ、私なの?ってことになっちゃうでしょ(笑)」元夫である布川さんとの関係を屈託なく語るつちやさんだが、昨年の夏には“家族5人”の写真をブログに掲載して話題となった。「花音が留学先から帰国したときだったんですけど、どうする?パパも呼ぶ?ってことになって。敏和さんも楽しそうにしていました。けっこう緊張していたんでしょうね。途中で真っ青になって倒れちゃったんです。あとで『本当に体調が悪かったんだよ』と言っていましたが、子どもたちは大爆笑でした」この先も、子どもが結婚したり、孫が生まれたりすれば、もちろん顔を合わせる機会はあるとつちやさんは言う。「離婚から5年たってようやく、こういう関係もありかな、と思えるようになりましたが、それにはお互いが同じ距離感じゃないとだめなんでしょうね。どちらかに未練やわだかまりが残っていると成り立たないと思います。そう考えると、いまは本当に“いい感じ”に落ち着くことができていると感じています」
2019年06月14日お互いのことが好きで結婚したはずなのに、結婚した途端にうまくいかなくなり離婚に至ったケースも少なくありません。その理由としてよく耳にするのが「価値観の違い」。お互いに違った環境で育ったので、同じ「価値観」を持っている人の方が少ないですよね。今回は、実際にどのようなところで価値観のズレを感じるのか、また価値観のズレが理由で離婚した人の経験談をご紹介します。■ 1、お金に関しての価値観のズレ「お金に対する考え方の擦り合わせできませんでした。私はお金を必要なことには思い切って使うべきという考えでしたが、夫はお金はできるだけ使わず貯蓄したい派。結局それが原因で離婚しました」(30代 女性)「妻は私のお金の使い方がどうしても気に入らないようでした。そのうちどんどん口を出したりチェックしたりが厳しくなり、夫婦仲が険悪に」(30代 男性)価値観の違いで離婚する理由として「金銭感覚の違い」はかなり多いケースです。金銭感覚は、個人差が大きく出てしまいやすいもの。何にお金をかけるのか、何に価値を感じるのかというのは人によって全く違います。貯金を重視している人が、収入をすべて使う事に喜びを感じる人と結婚してもうまくいくはずはありません。結婚する前や結婚直後に金銭感覚についてのすり合わせをすることはとても大事なことです。お金の話をしにくいと思うかもしれませんが、だからこそ最初に話し合い、お互いの価値観のズレを埋めておくことが穏やかな結婚生活に繋がるのです。■ 2、生活スタイルに関しての価値観のズレ「子どもが産まれるまでは仲良しでしたが、産まれたとたん彼女の愛情が子ども中心になってしまったことがきっかけで離婚しました」(20代 男性)「子どもが欲しいという私に対して、夫は子どもは必要ないという考え方。結局どちらも譲歩することができずに離婚に」(30代 女性)生活スタイルが全く違いすれ違いの末に離婚というのも、理由としてはよく耳にします。今まで一人暮らしや実家暮らしをしていた人が、結婚すると他人と生活を共にしなければなりません。他人との生活スタイルは違って当たり前です。その違いをお互いに受け止め譲歩していくことが大切です。離婚された方の体験談で共通しているのが「話し合いが足りなかった」ということ。結婚前や結婚直後に話し合いをしていれば価値観のズレが広がることを防げたケースも多いと思います。■ 価値観のズレは気付いた時点で修正を!せっかく好きになって結婚した相手なのですから、ずっと仲良く暮らしていきたいですよね。価値観のズレを何もせずに放置してしまっては絶対に良い結果にはなりません。相手との価値観のズレを感じたら勇気を出してすぐに話し合いをすることが大事なのではないでしょうか。(コンテンツハートKIE/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年06月11日先日、人気俳優が複数の女性と不倫していたことが話題になりました。本人にとっては「火遊び」レベルだったようですが、相手女性はそうではなかった模様で、ネタを週刊誌に売られてしまったようです。既に仕事への影響も出始めており、「笑ってはいけない」といわれるまでもなく「笑えない」状況に陥っている様子。しかし妻は俳優を「許して」おり、離婚には至らないものと見られています。 離婚せず複数女性に慰謝料請求はできるのか?不倫をしている人は少ないと思われますが、意外に多いと言う声もあります。配偶者がいるにもかかわらず不倫に及ぶことは許されざる行為で、責任を問われることになるのは言うまでもありません。なによりも、パートナーに裏切られることは、心の傷になります。離婚をしない場合でも配偶者はもちろん、相手方の女性にも慰謝料を請求したくなってしまいます。この俳優のように、複数女性と不倫していることが発覚した場合、離婚をしなくても相手方に慰謝料の請求を行うことは可能なのでしょうか?虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士にうかがいました! 弁護士の見解は…齋藤弁護士:「結論から言いますと、可能です。不貞行為は、最高裁でも認める不法行為責任を伴うものです。したがって、慰謝料請求は可能です。仮に離婚となった場合でも、原因となるべき行為から3年、もしくは、離婚時から3年、または、相手方と原因行為の認識ができた日から3年、これらが経過していなければ可能でしょう。離婚になった場合には、実は、離婚ではなく婚姻関係を維持した場合より、慰謝料金額は高くなる傾向にあります。実際に考えてみると、戸籍まで変動してしまっている以上、あたりまえとみることもできます。かといって、原因行為自体はなくなるわけではありませんから、離婚でない場合も慰謝料請求は可能でしょう」 請求をすることは可能なようですね。 週刊誌にネタを売る行為を訴えることは?今回の問題では俳優と交際していた女性が週刊誌にネタを売ったことも問題視されています。不貞があったとはいえ、自分の私生活を暴露されることを快くは思わないでしょう。俳優が女性を訴えることはできないのでしょうか?虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士に見解を伺うと…齋藤弁護士:「プライバシー権の侵害についても、不法行為責任が確かに成立し得るものですが、ネタを売る行為そのものは、不特定第三者に拡散させる行為などとは明らかに質が異なります。 また、週刊誌側にも出版の自由ですとか、情報源の秘匿などの利益が発生しています。そのため、認められたとしても、高額には上りにくいでしょう」 請求が不可能とまでは言えないものの、高額な慰謝料請求までは難しそうですね。 節度ある行動を芸能人は、どうしても一般人に比べて、プライベートな情報が世に晒されてしまいます。辛いでしょうが、それも自分で蒔いた種。しっかりと反省し、今後は節度をもって行動してもらいたいですね。 *取材協力弁護士: 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。)*取材・文:櫻井哲夫(本サイトでは弁護士様の回答をわかりやすく伝えるために日々奮闘し、丁寧な記事執筆を心がけております。仕事依頼も随時受け付けています)【夫が複数の女性と不倫】離婚せずに不倫相手全員に慰謝料を請求できる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。【夫が複数の女性と不倫】離婚せずに不倫相手全員に慰謝料を請求できる?はシェアしたくなる法律相談所で公開された投稿です。
2019年06月11日「磯野さんが今のマンションを購入したのも、元夫・Tさんが経営するバーから徒歩数分のところにあるためです。彼が通いやすいよう、『少しでも愛する夫の役に立ちたい』という彼女なりの愛情だったのですが……」5月19日、12年に再婚した24歳年下の男性・Tさんとの離婚を発表した磯野貴理子(55)。6月2日には自身が出演するドラマ『つばめ刑事』(ひかりTV)の完成披露挨拶に出席。共演者から離婚についてイジられる場面でも、「ついこの間、離婚しまして。でも、おかげさまでこんなに元気になりました。つば九郎と一緒にドラマの宣伝をさせてもらっています!」と明るく語っていた。「5月末に磯野さんは大ファンである東京ヤクルトスワローズの始球式に参加しましたが、オファーがきたのは直前でした。それでも『絶対やらせて!』と引き受けたのは、“好きなことをしている間だけは離婚のつらさを忘れられる”という思いがあるのでしょう。また離婚後にバラエティ番組にほとんど出演していないのも、元夫に批判が集中しないよう気遣っているのだと思います」(知人)人前で気丈にふるまう磯野。しかし、苦悩は続いていた――。「実は離婚発表後も、磯野さんのマンションへTさんが毎日のように出入りしているんです。仕事場へもマンションから通っており、着替えるためだけに立ち寄ることもあるそうです。それどころか、駐車場に自分の車を止めているといいます。マンションの住人たちも『まだ出ていかないの……』とため息をもらしています」(前出・知人)5月末日、本誌も磯野の自宅マンションから出てくるTさんの姿を目撃。現在の生活について聞くと「お話しするつもりないんで」と渋い表情で立ち去っていった。夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんはこう語る。「全国でどのくらいあるかは不明ですが、こうした事例は非常にまれです。ほとんどの夫婦は離婚する前にまず別居を選択します。私は今までに約8千人の離婚相談を受けてきましたが、そのなかで離婚後すぐに家を出て行かず、一定期間夫婦で一緒に暮らしていたケースは4~5件しかありません」離婚の理由について、自身のレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で磯野はこう語っていた。「(元夫が)『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……」自ら離婚を切り出したともいえるTさん。それなのに、なぜ今も磯野のもとに居座り続けるのか。高草木さんは続ける。「単純にお金がなかったり、引っ越し先が決まらないといった現実的な問題があるのではないでしょうか。ですが大抵の人はパートナーに離婚を言い出す前に、離婚後のシミュレーションなり準備をしています。そういった意味でTさんは、磯野さんの優しさに甘えている部分があるといえるでしょう。ほとんどの女性は離婚後に姓が変わるため、さまざまな手続きをしなければなりません。ただでさえ忙しいわけですから、いつまでも居座られるのは迷惑でしょう。これから数カ月、数年とたっても出て行かない場合、磯野さんの新たな恋愛や再婚にも悪影響が出てくると思います」それでも磯野には、Tさんの“自宅出入り”を許す理由があった。「磯野さんは決してTさんのことを嫌いになって離婚したわけではありません。Tさんが過去に女性への暴行騒動で非難を浴びたときは、誰よりも彼のことをかばっていました。今回も『子どもが欲しい』という彼の気持ちを尊重して、前向きに離婚を選択したのだと思います。14年に磯野さんが脳梗塞で倒れた際に寄り添っていたのもTさんでした。彼女は『彼は命の恩人』と、とても恩義を感じているといいます。だからこそ、彼のことは今でも気にかけているのでしょう。再出発をできる限り応援したいと考えているようです」(芸能関係者)磯野は17年6月13日号の『婦人公論』で、こう語っていた。《緊急入院以来、私の事務所との連絡、仕事関係の人とのやりとり……全部一人でやってくれていましたから。飄々としていたけれど、神経をすり減らすような毎日だったのでしょうね。本当に感謝しています》常にTさんのことを一番に考えていた磯野。たもとを分かった今でも、彼への感謝は変わっていないのだろう。そうした元妻の優しさを感じ取ってか、Tさんにも変化が見られているという。「最近は心を入れ替えて、バーの経営に力を入れているようです。必死に切り盛りしたかいもあって、お客さんも徐々に増えてきていると聞いています。『いつまでも磯野さんの好意に甘えて迷惑をかけるわけにはいかない。早く独り立ちしなければ』という彼なりの思いがあるのでしょうね。近いうちに磯野さんのマンションからも離れると決めているそうですよ」(別の知人)6月上旬、本誌は今の“同居”生活について聞くべく、仕事に向かう磯野に声をかけた。「Tさんへのお気持ちを聞かせていただけないでしょうか」しかし磯野は笑顔で「ごめんなさい」とだけ言い残し、去っていった。突然の離婚発表から3週間。嘆息の日々は、2人の新たな関係に向かって少しずつ変わり始めていた――。
2019年06月11日://専業主婦の人は、経済的には夫に頼って生活しているはずですから、離婚後自立して生活していく方法を考えておかなければなりません。シングルマザーの貧困が取り沙汰されていますが、離婚して生活に困らないためには、しっかりした準備が必要です。本記事では、専業主婦が離婚したい際に知っておきたいポイントをまとめていますので、参考にしてください。専業主婦が離婚するならお金が必要専業主婦が離婚するとき、お金の問題は重要です。準備が不十分なまま離婚すれば、悲惨なことになります。離婚後に継続的に収入を得られる手段を確保し、離婚時に夫からもらえるお金は忘れずに受け取っておきましょう。【離婚後のお金について①】養育費や手当だけでは生活できない離婚するとなると、その後は夫の収入に頼って生活するわけにはいきません。子供がいる場合でも、夫から受け取れる養育費は子供の生活費のみですから、自分の生活費は自分で稼ぐ必要があります。母子家庭には児童扶養手当も支給されますが、養育費と手当を合わせても、それだけで生活が成り立つことはないのが普通です。専業主婦の人も、離婚後は仕事を見つけて働かなければなりません。結婚と同時に仕事を辞めた人も、仕事を探して再就職する必要があります。児童扶養手当はどれくらいもらえる?離婚して母子家庭になった場合、条件を満たしていれば、児童扶養手当(母子手当)を受給できます。児童扶養手当の金額は一律ではなく、前年度の収入を基準に支給金額が決まります。専業主婦だった人は前年度の収入がゼロですから、子供が1人の場合1か月あたり約4万2,000円、2人目がいれば約1万円加算、3人目以降がいれば1人につき約6,000円が加算されます。しかし、働いて収入が増えると、次年度から手当の金額は減ることになります。また、児童扶養手当支給の基準になる収入には、元夫からの養育費の8割も加算されます。養育費をたくさんもらっていると、児童扶養手当の金額は少なくなるということです。児童扶養手当を受給するには?児童扶養手当を受給するには、役所に毎年現況届を提出しなければなりません。また、5年以上継続して受給していると、自立に向けて努力していることや病気で働けないことを証明しなければ、支給額を減らされてしまいます。働けるのに働かず、手当だけもらい続けるということはできないのです。離婚後の生活設計を考えるとき、児童扶養手当をアテにしすぎるのは危険です。児童扶養手当は、働いて十分な収入が得られるようになるまでの間、足りない生活費を補充してくれるものと考えましょう。【離婚後のお金について②】仕事はいつ探す?仕事を探しても、すぐに見つかるとは限りません。離婚を考えたら、早い段階から仕事探しを始めましょう。子供を抱えて働くとなると、保育園や学校の都合がありますから、勤務時間にも制約が出てきます。希望する条件の職場が見つかっても、実際に働いてみたら合わないこともあるでしょう。離婚後、急に仕事を辞めなければならなくなったら困るはずです。離婚前に仕事を探し、その職場でやっていける目途が立ってから離婚した方がよいでしょう。【離婚後のお金について③】離婚時に夫から慰謝料はもらえる?離婚するときに、夫から慰謝料を払ってもらえないかも考えてみましょう。一方的に離婚原因を作った側に対しては、慰謝料を請求できます。たとえば、夫の浮気が原因で離婚に至った場合、夫に対して慰謝料を請求できます。慰謝料の相場は200~300万円程度ですから、離婚後の生活の元手として役立てることが可能です。夫に慰謝料を請求したい場合でも、離婚後3年を経過してしまうと時効になってしまいます。慰謝料をもらうのであれば、早めに請求しましょう。【離婚後のお金について④】専業主婦でも財産分与で2分の1をもらえる離婚するときには、財産分与という形で、婚姻期間中築いた財産を分けることができます。財産分与では、専業主婦でも2分の1の割合で財産を取得できるのが原則です。たとえば、夫名義になっている預貯金でも、結婚している間に貯めたものであれば、半分を分けてもらうよう請求できます。財産分与を請求できる期間は離婚後2年間と限定されているため、権利があるものについては忘れずに請求しましょう。【離婚後のお金について⑤】夫がサラリーマンなら年金分割を忘れずに!夫が会社員や公務員の人は、年金分割の手続きもしておきましょう。年金分割は、婚姻期間中の厚生年金保険料の納付実績を分ける制度です。離婚時に夫の納付実績を分けてもらうことで、将来の年金受取額が増えることになります。年金分割を希望する場合には、離婚後2年以内に年金事務所で手続きが必要です。専業主婦の場合、平成20年4月1日以降の納付実績については「3号分割」となり、自分1人で年金分割の手続きができます。一方、平成20年3月31日以前の納付実績については、夫の同意を得て「合意分割」の手続きをしなければ分けてもらえません。離婚するなら夫に養育費を請求できる子供がいるなら、夫に養育費を請求できます。離婚するときには、養育費についての取り決めもしておきましょう。専業主婦でも親権を取ることは可能専業主婦であっても、親権を取ることはできます。親権者を決めるとき、収入の多い少ないは関係ありません。収入の少ない側が親権者になっても、他方が養育費を払って補えば問題ないと考えられるからです。養育費の相場は?養育費を決めるときには、裁判所で使われている養育費算定表を参考にします。たとえば、夫が会社員で年収400万円、妻が年収0円、子供の年齢は全て14歳以下と仮定した場合、養育費の相場は子供の人数によって次のように変わります。子供1人の場合…4~6万円子供2人の場合…6~8万円子供3人の場合…6~8万円養育費を確実に払ってもらうには?離婚時に養育費について約束しても、きちんと払ってもらえるとは限りません。協議離婚の場合には、養育費の取り決めを公正証書にしておきましょう。公正証書があれば、差押えして養育費を回収しやすくなります。夫が納得いく額の養育費を払ってくれない場合には、離婚調停を申し立て、裁判所で解決する方法があります。調停が成立すれば裁判所で調停調書を作ってもらえるので、それに基づき差押えが可能です。[adsense_middle]離婚後の住まいの確保は重要離婚すれば、通常はそれまで住んでいた家を出て行かなければなりません。離婚するなら、住む場所を確保しておきましょう。【離婚後の住まいについて①】持家やマンションに住み続けることはできる?結婚している間に購入した家やマンションがある場合、離婚後もそこに住み続けたいと思うことも多いでしょう。住宅ローンが残っていない場合、夫と話し合って合意すれば、財産分与で家をもらうことも可能です。一方、住宅ローンが残っている場合には、家の名義変更は原則的にできません。住宅ローンの残っている夫名義の家に妻が住み続けることにはリスクがあります。離婚するときには、新しい住まいを探した方が安心です。【離婚後の住まいについて②】公営住宅に入れば家賃を抑えられる生活費の中で、大きな割合を占めるのが住居費です。住居費を抑えるためには、都道府県営住宅、市営住宅、町営住宅などの公営住宅に入るのがおすすめです。自治体によって、シングルマザーは公営住宅に優先的に入居できる扱いがされているところも多くなっています。離婚調停になっている場合には、裁判所発行の証明書を提出することにより、離婚成立前でも優遇してもらえることがあります。【離婚後の住まいについて③】民間住宅を借りるには保証人が必要離婚後、民間の賃貸住宅を借りて住む場合には、保証人も用意しておく必要があります。保証料を払って保証会社に依頼すれば、常に保証人なしで賃貸住宅を借りられるわけではありません。まず保証会社の審査に通らなければなりませんし、保証会社と連帯保証人の両方が必要になる物件が大半です。親が生きていても、高齢の場合には保証人になれないことがあります。親戚や知人など、保証人を頼める人がいないかどうか考えておきましょう。離婚の手続きに関するまとめ専業主婦が離婚するときには、経済的不安を解消するために、準備にしっかり時間をかけましょう。養育費や慰謝料、財産分与について知識をもっておくことも必要ですが、まずは自身の自立が最優先です。離婚後の生活設計について十分考えた上で、離婚を進めるようにしましょう。
2019年06月09日「私はいまだに、なぜこんな目に遭ったのだろうかという思いでいます。義母の介護がなければ、私たちは離婚には至らなかったのだと思います」’01年に離婚成立後も「悶々と考え続けている」と語るのは、離婚専門弁護士として活躍する原口未緒さん(42)の母・原口ふじ江さん(71)。話す内容とは裏腹に、声が大きく、エネルギッシュな明るい雰囲気の女性だ。ふじ江さんは薬剤師として65歳まで勤め上げ定年退職。いまは東京都下の一戸建てで長男と2人暮らし。長女として生まれ、その背中を見続けてきた未緒さんは、「もっと早く離婚に応じていたら母は人生をやり直すこともできたのにとも思います」と語る。ふじ江さんは24歳のとき、実兄の東大時代の友人である男性と結婚した。元夫は当時、公務員だったが、結婚後に「夢が諦められない」と一念発起し、司法試験に再挑戦。30歳で合格した努力の人だった。「ジャニーズ系のイケメンで『こんな人がいるの?』とぽーっとなってしまったんです。弁護士として事務所を独立後、一人前になるまでは私の給料だけでやりくりをして、家計費を請求したことはありませんでした」長女と長男に恵まれ、家族4人、つつましくも幸せな日々を送っていたが、ふじ江さんが30歳になったばかりのころ、すでにこのとき肝硬変を患い、余命宣告も受けていた義母を在宅介護する生活が始まる。しかし、このときの選択を、ふじ江さんは悔い続けることになる。「義母は身の回りのことは自分でできたので、子どもたちを保育園に預け、仕事を再開したんです。義母にとっては私が子どもを連れて出勤したほうが、静かでくつろげるかなと思って。義母は『自分の食べるぶんは自分で』というので、買い物だけを私がして、夕食は好きなメニューを自分でこしらえていた。でも、それがいけなかったんです」義母は2週間で倒れてしまい、搬送され、緊急入院となる。ふじ江さんは毎日仕事が終わると介護のため病院へ駆けつけていたが、結局帰らぬ人となってしまう。そして、このことが、元夫の心がふじ江さんから離れてしまう原因となる。元夫は、この期間の介護について、後に「何から何まで至らないことばかりだった!」と、調停や裁判で主張。入院中の介護も、「訪れても洗濯ばかりして、部屋で付き添うことをしなかった」と指摘された。「私は義母には誠心誠意尽くしたつもりでしたから、なぜなのか?と信じられない思いでした」ふじ江さんは悔しさをにじませるが、未緒さんはこう分析する。「母の『私なりに尽くした』というのは独りよがりなんです。『お父さんはどうしてほしいの?』と尋ねたことは一度もありません。母は自分がしたいことをしているだけで、相手がしてほしいことではないということ。そんな行き違いも離婚の原因かもしれません」最後の手段ともいえる、介護離婚という難しい結論。離婚するかしないか、その分岐点はどこにあるのか。未緒さんは次の4つをあげる。【1】夫の“妻への思いやり”「義父母の介護について「自信がない」とあなたが言ったとき、『悪いね』という夫からの思いやりは感じられますか?まずは感情的にならず話し合うこと。責めるのではなく、いまの自分の気持ちを伝えるように努めてみて。まったく伝わらなければ離婚も視野に」(未緒さん・以下同)【2】夫の“親への依存度”「夫の親への依存度はどのくらいですか?彼の人生において親からの自立は物心共に難しく、施設に入所してもらうことが精神的にも経済的にも不可能な状況で、夫はただあなたに介護を担わせようとするのであれば、離婚を考えることもやむなしかも」【3】妻の“介護スキル”「実際問題として、あなたに介護スキルはありますか?仕事をしているほうが断然好きで、『料理や掃除など家事全般は苦手』というなら、介護スキルは低いでしょう。介護に向いていないのであれば自己犠牲の気持ちは拭えません。自立できるなら離婚もありかも」【4】妻の“自立のための経済力”「1~3で『離婚も視野に入れたほうがよさそう』とわかっても、まずは2人でとことん話し合うことが大切。また経済的自立(仕事、財産分与、年金)は介護離婚をする大前提。それが難しいなら、夫を経済的な関係と割り切り、感情の処理に努めるほうが懸命です」両親の係争を長年見つめてきた未緒さんは、一時は母親に同情し、父親に反発し、疎遠にもなった。しかし同じ弁護士として活動するうちに父親の気持ちも理解できるようになったという。「父のような完璧主義者は、求める水準も高い。母はそういう要求に応えられる人ではない。母は家事全般があまり好きではないから介護には不向きです。どちらかというと仕事をしているほうが生き生きしている。そういう人は介護を担っても自分が犠牲になっているという意識がどこかにあり、うまくいきません」
2019年06月07日「“介護離婚”の多くは熟年離婚になりますが、熟年離婚は経済的に厳しいのが現実です。それでも精神の解放を求めて『離婚したい!』と思うなら、一度きりの人生、後悔のないようにしてほしいですね」そう語るのはマネーセラピストの安田まゆみさん。最後の手段ともいえる、介護離婚という難しい結論。そんな介護離婚についての知っておくべきお金の話を安田さんに聞いた(会社員の夫を持つ専業主婦」を想定)。「まず、婚姻中に夫婦が築いた共同財産は離婚時に財産分与の対象になり、基本は夫婦半々。預貯金のほか夫の厚生年金や結婚後に購入した自宅などが対象です」(安田さん・以下同)一聞すると収入の少ない主婦にとっては福音だが、いざ試算すると現実は甘くない。「たとえば40~50代の夫婦なら、子どもにお金がかかる時期なので、いざ介護離婚となっても預貯金が少ないことがほとんど。仮に自宅を売却しても多くはローンの残債もあり、1,000万円も残ればいいほうです。そうすると、妻がもらえるのは500万円にすぎません。介護が始まると身動きがとれなくなることが多いので、不安がある人はいまのうちに正社員などの安定した職を得て、かつ共同財産の額を増やしておきましょう」離婚には初期費用も必要だ。「安く見ても引っ越し関連で80万円。また、裁判や調停費用に備えて、80万円は用意しておきたいところです」いっぽう60代以降ともなると、就職は難しい。そのため、夫の退職金などまとまった財産があればそれを分け、あとは年金分割でやりくりすることが基本になる。「現在、夫婦合わせた年金の支給額は月に22万~23万円ぐらいです。そのうち、仮に妻の年金受給額が老齢基礎年金(6.5万円)と結婚前に加入していた厚生年金を合計した7万円だとしたら、夫の受給額は差し引き約15万円。このうち、年金分割の対象になるのは夫の老齢基礎年金分を除いた8.5万円のなかから、勤めていた期間のうちの結婚期間分だけなので、妻がもらえるのは半分で多くても4万円弱。つまりこの場合、離婚後の年金収入は7万円+4万円強で月11万円と少しです。財産分与があれば手元のお金は増えますが、離婚後も数十年生きることを考えれば、1カ月あたりのプラスは数万円でしょう」なお、夫に介護を丸投げされたことが離婚の火種になったとしても「それで慰謝料を請求するのは難しいでしょう」と安田さん。離婚を検討するなら、まずは“いまできること”を考えてみよう。
2019年06月07日「私はいまだに、なぜこんな目に遭ったのだろうかという思いでいます。義母の介護がなければ、私たちは離婚には至らなかったのだと思います」’01年に離婚成立後も「悶々と考え続けている」と語るのは、離婚専門弁護士として活躍する原口未緒さん(42)の母・原口ふじ江さん(71)。話す内容とは裏腹に、声が大きく、エネルギッシュな明るい雰囲気の女性だ。ふじ江さんは薬剤師として65歳まで勤め上げ定年退職。いまは東京都下の一戸建てで長男と2人暮らし。長女として生まれ、その背中を見続けてきた未緒さんは、「もっと早く離婚に応じていたら母は人生をやり直すこともできたのにとも思います」と語る。ふじ江さんは24歳のとき、実兄の東大時代の友人である男性と結婚した。元夫は当時、公務員だったが、結婚後に「夢が諦められない」と一念発起し、司法試験に再挑戦。30歳で合格した努力の人だった。「ジャニーズ系のイケメンで『こんな人がいるの?』とぽーっとなってしまったんです。弁護士として事務所を独立後、一人前になるまでは私の給料だけでやりくりをして、家計費を請求したことはありませんでした」長女と長男に恵まれ、家族4人、つつましくも幸せな日々を送っていたが、ふじ江さんが30歳になったばかりのころ、転機となる義母の介護が始まった。「義母は助産婦として長年働き、義父と建てた家で長男と同居していました。ところがあるとき長男の事業が連鎖倒産してしまい、担保にしていた持ち家も追い出され、次男である元夫が義母を引き受けることになったのです」ふじ江さんは「夫が大切に思っている母親を介護するのは当然」と快く承諾した。3歳の未緒さんと1歳に満たない長男を抱え、すでにこのとき肝硬変を患い、余命宣告も受けていた義母を在宅介護する生活が始まる。しかし、このときの選択を、ふじ江さんは悔い続けることになる。「義母は身の回りのことは自分でできたので、子どもたちを保育園に預け、仕事を再開したんです。義母にとっては私が子どもを連れて出勤したほうが、静かでくつろげるかなと思って。義母は『自分の食べるぶんは自分で』というので、買い物だけを私がして、夕食は好きなメニューを自分でこしらえていた。でも、それがいけなかったんです」義母は2週間で倒れてしまい、搬送され、緊急入院となる。ふじ江さんは毎日仕事が終わると介護のため病院へ駆けつけていたが、結局帰らぬ人となってしまう。そして、このことが、元夫の心がふじ江さんから離れてしまう原因となる。元夫は、この期間の介護について、後に「何から何まで至らないことばかりだった!」と、調停や裁判で主張。入院中の介護も、「訪れても洗濯ばかりして、部屋で付き添うことをしなかった」と指摘された。さらに決定的だったのは、義母の入院後、「仕事は辞めて介護に専念してほしい」と元夫に促されたとき、とっさに「女の働く権利を認めないの?」と反論してしまったことだった。未緒さんがこう解説する。「母はいつも一言多いんです。なぜそこでそんなことを言わなければならないの?というような間の悪さなんです」この直後から夫の浮気の痕跡を感じながら、ふじ江さんは仕事を続け、日々を過ごしていた。そして長男が小学6年生になったころ、夫から「ある女性に子どもができた」と告白される。当初は「認知だけはするが、お前と離婚はしない」と言っていたため、ふじ江さんは「私は妻なのだから」と毅然としていた。相手の女性が出産をしたと知ると、おむつを持って見舞うこともした。しかし次第にその女性は元夫との結婚を望むようになり、調停、そして離婚訴訟へと進む。そして夫側は「母親の介護から始まった妻への不信感が払拭できず、夫婦関係は修復できない」と長年の別居を理由に、離婚を主張。「私は義母には誠心誠意尽くしたつもりでしたから、なぜなのか?と信じられない思いでした」ふじ江さんは悔しさをにじませるが、未緒さんはこう分析する。「母の『私なりに尽くした』というのは独りよがりなんです。『お父さんはどうしてほしいの?』と尋ねたことは一度もありません。母は自分がしたいことをしているだけで、相手がしてほしいことではないということ。そんな行き違いも離婚の原因かもしれません」両親の係争を長年見つめてきた未緒さんは、一時は母親に同情し、父親に反発し、疎遠にもなった。しかし同じ弁護士として活動するうちに父親の気持ちも理解できるようになったという。「父のような完璧主義者は、求める水準も高い。母はそういう要求に応えられる人ではない。母は家事全般があまり好きではないから介護には不向きです。どちらかというと仕事をしているほうが生き生きしている。そういう人は介護を担っても自分が犠牲になっているという意識がどこかにあり、うまくいきません」ふじ江さんは自虐的にこうつぶやく。「ずっとどん底ですよ。もう一度人生をやり直したいの」しかし、未緒さんはこう励ます。「夫がいたらいたで、介護とかお世話が大変よ。お母さんのような人は悠々自適に生きていれば、それなりに幸せなのよ――」
2019年06月07日夫婦仲が悪くなると、会話もなくなり、「家庭内別居」と呼ばれる状態になることがあります。家庭内別居になったら、そのことを理由に離婚できるのでしょうか?本記事では、家庭内別居が離婚理由として成立するかどうかについて説明します。家庭内別居から離婚する場合の注意点についても知っておきましょう。家庭内別居とはどんな状態?誰でも一度は耳にしたことがある「家庭内別居」。いったいどのような状態なのかを知っておきましょう。家庭内別居の定義「家庭内別居」は法律用語ではありませんが、一般によく使われている言葉です。「家庭内別居」に、厳密な定義はありません。夫婦としての関係は破綻しているにもかかわらず、離婚することなく同居している場合に、「家庭内別居」と呼ばれます。家庭内別居の状態では、夫婦間に会話が全くなくなっているのが普通です。寝室はもちろん、食事も別々というケースもあります。家庭内別居が続くと熟年離婚になりがち日本では、離婚率自体はそれほど上がっているわけではありませんが、離婚全体に占める熟年離婚の割合が増えています。家庭内別居が続くと、夫婦関係修復が困難になり、熟年離婚になる可能性が高くなります。家庭内別居の夫婦がどれくらいいるのかのデータをとるのは困難ですが、熟年離婚が増えていることで、家庭内別居も増えていることが推測されます。家庭内別居になるケースとは?別居や離婚との違いを知っておこう「家庭内別居するくらいなら、離婚した方が良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、離婚や別居の選択ができず、家庭内別居となることはよくあります。家庭内別居になるケースとしては、次のような場合が考えられます。別居したいけれどできない理由がある夫婦の関係性が悪くなると、離婚するか否かの結論を出す前に、まず別居という選択肢をとることもあります。しかし、別居すると経済的困難が生じる場合や、持家があってどちらも出て行きたくない場合などは、すぐに別居というわけにもなかなかいきません。このような場合には、家庭内別居せざるを得ないことになります。離婚したいけれど親権について決まらない子供がいる場合、離婚時にどちらが親権者になるかを決めなければなりません。親権を取りたい場合、離婚前でも子供と別居すれば不利になってしまいます。離婚時の親権が不安な場合にも、家庭内別居することがあります。明確な原因がなく家庭内別居になることもある家庭内別居になった原因がよくわからないことも珍しくありません。結婚生活に不満やストレスを感じている場合、いつの間にか夫婦の会話がなくなり、生活も別々になってしまうということがあります。家庭内別居は何年か続くと離婚理由になる?離婚をするときに問題になるのが、離婚理由です。家庭内別居が離婚理由になるかどうかを知っておきましょう。裁判で離婚するには離婚理由が必要離婚理由とは、裁判になった場合に離婚が認められる理由(法定離婚原因)です。離婚理由がなくても双方が合意すれば協議離婚ができますが、一方が離婚に納得しない場合には、離婚理由が必要になります。家庭内別居はそれだけでは離婚理由にならない別居が長期間続いている場合には、法定離婚原因のうち「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当する可能性があります。長期間の別居により、婚姻関係は実質的に破綻していると考えられるからです。家庭内別居を長期間続けた場合でも、別居の場合と同様、婚姻関係は破綻していると思うかもしれません。しかし、家庭内別居というだけでは、婚姻関係は破綻しているとはみなされないのが通常です。[adsense_middle]家庭内別居で離婚が認められるケースとは?家庭内別居自体を理由に離婚することはできませんが、次のようなケースでは離婚できる可能性があります。浮気がきっかけになっている家庭内別居となったきっかけが離婚理由となるようなものであれば、離婚は可能です。たとえば、どちらかの浮気をきっかけに、家庭内別居になることもあるでしょう。浮気(不貞行為)は離婚理由になりますから、浮気をきっかけに家庭内別居になった場合には離婚できます。生活費を渡さないたとえ家庭内別居の状態であっても、婚姻中である以上、夫婦は生活費を分担する義務(婚姻費用分担義務)があります。家庭内別居中、相手が必要な生活費を渡してくれないなら、悪意の遺棄として離婚理由に該当します。家庭内別居を終わらせるにはどうすればいい?家庭内別居を終わらせるには、夫婦関係を修復するか、離婚を進めるか考える必要があります。家庭内別居からの夫婦関係修復は可能?家庭内別居になったとしても、夫婦関係修復が不可能なわけではありません。ただし、放っておいて自然に修復できる可能性はきわめて低いでしょう。また、家庭内別居が長引くほど、修復が難しくなってしまうことは言うまでもありません。夫婦関係修復をしたいなら、自分から相手に働きかけることが必要です。会話が全くなくなっているなら、あいさつからでも始めてみましょう。いきなり面と向かって関係修復について話し合うよりも、ちょっとしたきっかけから少しずつ会話を増やしていく方が効果的です。家庭内別居からの離婚の切り出し方家庭内別居になっている場合でも、離婚については慎重に切り出した方がよいでしょう。協議離婚するには、夫婦が離婚に合意しなければなりません。たとえ家庭内別居であっても、相手が離婚にNOと言えば、簡単に離婚はできないということです。「婚姻関係は実質的に破綻しているんだから、相手は離婚に応じれくれるはず」という思い込みは危険です。強引に離婚を進めようとすれば、相手は意固地になって離婚を拒否することもあります。相手の気持ちも確認しながら話を進めるようにしましょう。家庭内別居で離婚する場合の注意点家庭内別居の後、離婚することになれば、慰謝料や財産分与で夫婦の関係を清算しなければなりません。家庭内別居後の離婚で注意すべきことを確認しておきましょう。①家庭内別居中の浮気でも慰謝料が発生する家庭内別居では夫婦としての関係が破綻しているため、どちらかが浮気をする可能性も高くなります。家庭内別居になっている状態で浮気をした場合、慰謝料が発生するのかという問題があります。婚姻関係が実質的に破綻していれば、不貞行為は認められず、慰謝料は発生しないのが原則です。そのため、別居している夫婦の場合には、一方が浮気をしても、他方が慰謝料請求できないことがあります。家庭内別居の場合には、裁判になっても、婚姻関係が破綻しているとまではみなされないのが一般的です。家庭内別居中に浮気をすれば、離婚時に慰謝料請求される可能性があります。②家庭内別居は財産分与には影響を与えない財産分与では、離婚時の夫婦の財産を2分の1ずつに分けるのが原則です。しかし、離婚する前に別居が先行している場合には、別居時が財産分与の基準時となります。離婚前に家庭内別居の期間があっても、家庭内別居が開始したときを基準として財産分与を行うということはありません。通常どおり、別居時や離婚時を基準として財産分与を行います。家庭内別居に関するまとめ家庭内別居は、別居とは違います。同居している以上、婚姻関係が破綻しているとはみなされにくく、通常は離婚原因にもなりません。家庭内別居の状態で浮気をしたとしても、不貞行為として慰謝料が発生する可能性があります。家庭内別居から離婚したい場合には、相手と話し合って、離婚に合意する必要があります。夫婦関係の清算のため、きちんと話し合いをし、円満離婚を目指しましょう。離婚問題で困ったら専門家に相談することが大切親権や養育費・慰謝料など、離婚問題でお悩みの場合は法律のプロに相談することをおすすめします。でも、どうやって法律のプロを探せばよいのか戸惑う方も多いはず。。日本法規情報では、日本全国3000人以上の専門家の中からあなたの要望に沿った専門家を案内することが可能です。もちろん、相談窓口や専門家案内は無料なので、まずはお気軽に相談することをおすすめします。
2019年06月05日