3か月〜半年に1回。忘れた頃に声がかかる異性からのご飯のお誘い。そんなつかず離れずな関係ってありませんか。大好きってわけじゃないし、すごく会いたいってわけじゃないけど、なんとなく近況報告しあう関係。でもそれ、幸せな恋愛においては不要な関係かもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 95「最近どう? ご飯行こうよ」季節のご挨拶男子の本音と関わってはダメな理由友達の距離感にはいろいろあるものですが、なかには3か月〜半年に1回くらい「ご飯いかない?」と突然誘ってくるような、つながりは薄いけど定期的に声をかけてくる異性の友達っていないでしょうか。すごく親しいわけでもないし、会うとめちゃくちゃ盛り上げるというわけでもない。でも会う頻度が緩やかなので、話すことはある。恋愛にもしかしたら発展するかも……という淡い期待がないわけではないけど(もしくはその相手は元カレもだったりもする)、でも今のところ恋愛にという感じではなさそう。そんな男性との関係って、実はこれから真剣に恋愛をしていこうと考えるならちょっと見直したほうがいいかもしれません。なぜなら、あなたの中にある恋愛に向かうエネルギーが、その異性と会うことでムダに消費されてしまうからです。季節のご挨拶男子の本音とは「季節のご挨拶男子」と表現しましたが、別に男性に限らず、女性が男性に声をかける場合もあります。ただ男女どちらも、「なんとなく久々に会いたくなって声をかけた」という動機のもとは「寂しさ」です。それは周りに人がいない寂しさではなく、自分が人生のスピード感に取り残されていないか、という不安感が募ってのさみしさです。1年ぶりに誘った女友だちが1年前と変わらないノリで応じてくれる。いつ会っても変わらないという状態は、思っている以上に私たちを安心させてくれます。しかしこれは、同類という愛しさはあれど、異性としての愛しさはありません。2人の関係が前は恋人だったとしても、です。むしろ恋人関係だったほうがタチは悪く、この場合ワンチャン期待の結果のお誘いであることも多い。そんな雑な関係のために声をかけられるのって、心外ではないでしょうか。久々の誘い、乗るまえにチェックしたい3項目では、季節のご挨拶男子からの誘いは断ったら良い……とわかっていても、後ろ髪を引かれるのが人間ですよね。ただきちんと相手との時間を有意義にするためには、これからご紹介する3点を改めて感じて、それから決めても良いかもしれません。本当に話したいことがあるか「久々だからご飯行きたい」これも目的としては良いのですが、そもそも会って話したいこと、会って知りたいことがあるか、本人に会いたいのか、もう一度心に聞いてみましょう。明確に話したいことがあるなら会う意味はあります。でも、なんとなく久々だから〜という気持ちで会うと、その会はだいたい「久々に会えてよかった」以上の楽しさが生まれないものです。そのために数千円のお金と時間を使うの、本当に見合っていますか?相手は私に会いたがっていると感じるか「あなたに会いたい」これもとても大切な動機のひとつです。でも、誘ってきている相手は本当にあなたに会いたいのでしょうか? たとえば日程調整のタイミングで、うまく日付が合わないと「それならまたにしよー」とサッと引いていく男性はいませんか? はたまた「今夜暇?」といった軽い誘いで、ダメといったらサッと引いていく方など。こういった誘いは、基本的に「仲いい人とご飯が食べたい」という目的を叶えるために行動しているわけで、あなたに会いたいわけではありません。そんな適当な誘い文句にエネルギーを割くほど、あなたは敷居の低い女性で良いのでしょうか。彼と会ったら楽しくて幸せな気持ちになれるかもちろん相手が適当な対応でも、あなたの中で彼に会いたいという気持ちがすごくあるなら、誘いに応じればよいと思います。ただ、ここで考えてほしいのが「彼と会ったら楽しくて幸せな気持ちになれるのか」という点を、もう一度感じてみてほしいのです。彼とお酒を飲んだら淡い恋が芽生えるかも…。そんな中途半端な期待で時間を使うと、結局大きな変化はなく、淡々といつもどおりの空気感で宴は進みます。「空いているから誘いに応じる」のではなく、「行きたいから、会いたいから応じる」とすることで、時間や幸福感の濃度を高めることができるのです。寂しいを自分で解決できるかは、いい恋愛への第一歩そもそも、こういった寂しいという気持ちをきっかけに人と会うと、中途半端に寂しさは満たされます。でも寂しさは本来、自分で乗り越えたい感情です。また自分ひとりで無理なら、恋人と幸せな関係を築くことで、2人で成長して乗り越えたい感情です。それを適当な友達で適当に濁すと、結局自分の本当の目的(幸せな恋愛)ではないところに使ってしまうことになります。だからこそ、季節のご挨拶的なお誘いには本当に行きたいと思ったものや、本当に自分に会いたがっている人以外の誘いは、男性だけでなく全部整理していけたらいいですね。幸せな恋愛のためには、時間の使い方も整理できるのが、素敵な女性に備わっている1つのスキルかもしれません。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Westend61/Gettyimages©Plume Creative/Gettyimages©Tara Moore/Gettyimages
2020年11月13日彼から急に「しばらく距離を置きたい」と言われたら、すごく不安で悲しい気持ちになってしまうことでしょう。だからちょっとしたらLINEを送ったり、彼に迫ったりしてしまう女性もいますが、これは絶対やってはいけないことです。そもそも距離を置きたいと言う男性の本音はどういったものなのか、少し考えていきましょう。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 94「ちょっと距離を置きたい」と言う男性の本音大好きだった彼から、「悪いけど、しばらく距離を置きたい」と言われたら、すごく悲しいですよね。でも、別れるわけじゃないし、少し距離を取って時間がたったら戻れるかも……なんて、好きな気持ちがある方は考えてしまいがちです。ただ、悲しい現実をお伝えするなら「ちょっと距離を置きたい」と言われたら、それは十中八九別れの挨拶です。そもそもなぜ、男性は「別れる」ではなく「ちょっと距離を置きたい」と言うのでしょう。また、言われたほうはどう受け止め、対処したら良いのでしょう。なぜ男性は「ちょっと距離を置きたい」と言うのか? その本音3つ「まだ別れるって言われてないし」と、距離を置きたいと言われた側は、彼からの告白に途方にくれてしまうものです。そもそもこの距離を置きたいという曖昧な表現の本音は、どこにあるのでしょう。まずは3つ、彼の中の本当の気持ちをご紹介します。とりあえず今のストレスを軽くしたいとにかく物理的なコミュニケーション量を減らしたい。希望の1つは、やっぱり今の関係がストレスであり、その負担を減らしたいという気持ちです。あなたからすると「ちょっとしたLINEのやり取りすらも?」と思うかもしれませんが、人によって負担になるコミュニケーション量は異なります。それに、別れを考えるほどなのですから、蓄積された悩みや不満は相当なものでしょう。別れるって言って向き合ってさらに疲れたくない別れを告げられるのは心に負担がかかりますが、実は別れを切り出すほうも、かなり心には負担がかかります。今その負担を背負うのがシンドイからこそ、人は「ちょっと距離を置かない?」と恋人に提案するのではないでしょうか。そもそも、バッサリ別れる=戻れない決断をする、ということです。決断は後で後悔するリスクをはらんでいるので、勇気がいります。勇気がない人ほど、距離を置こう…というひと言を言ってしまうのです。別れるかどうか、1人になって考えたい「嫌いになったわけじゃないけど、負担ではある」と感じている関係を、人は終わらせるべきか迷います。もしかしたら、自分の状態が良くなったら後悔するかも。もしかしたら、相手と距離を取ったら相手の良さがわかってくるかも。そう思ったら、人は終わりという決断を取れなくなります。ひとりになって考えたいというのは人の弱さなのですが、弱い人ほどいったん保留の選択を取りがちです。3つ理由をご紹介しましたが、はっきり言って、これは全部彼側のワガママです。でも、悲しいけれど、大好きなら受け入れるしかありません。まずはその気持ちを尊重してあげてください。そして尊重したうえで、尊重されていない自分で良いのか、大事にされていないのに本当に好きなのか、考えてみてほしいのです。彼の事情は彼の事情。あなたの事情はあなたの事情です。切り分けて考えることが重要なのです。別れたくない女性がやってはダメなこと彼から距離を置かれると、女性としては不安が募り、またいつまで待ったら良いのか、何をしたら関係がよくなるのか考えてしまいますよね。でもはっきり言って、ここで「待つ」という行動を取るのはご法度です。なぜなら、向こうからしたら、そもそも別れたい気持ちが募っていて、でも決断ができないから保留という選択肢を取っているのです。それは限りなく別れに近い状態といえます。そんな相手に対して、待つという行動をあなたが取ったらそれは負担にしかなりません。こっちも苦しいという場合には、距離を置きたいという提案に対して期限を決めてほしいと伝えれば、お互いこの日までに答えを出すという前向きな保留にできるでしょう。もしそんな提案すらもできない関係であれば、それは付き合いとして、あまり良い関係とは言えないかもしれません。また、待ってはいけないことと合わせて、やってはいけないことが2つあります。それは「連絡を不用意にしてはいけない」「彼の視界に入るような行動はしてはいけない」という2大アクションです。よく距離を置かれた女性側が「1か月経ったから連絡してみたけど返ってこない」と悩んでいる姿を目にします。これって相手からすると、別れた気分でいるから、彼女からの突然の連絡(それも日常的な連絡)はただウザいだけなのです。だからこそ、距離を置くときは期限を決めてしっかりとON/OFFをつけたほうがいいのですが、そうではないならいったん連絡は取らず、取るときは「結論を出すために話し合いたい」とするべきです。連絡を取る勇気がない女性が次にやりがちなのが、共通の知り合いに探りを入れたり、SNSや一緒に遊んでいるゲームアカウントのログイン履歴などをたどることです。彼は距離を置いて考えてくれていると思ったら、楽しそうに日々を送っている、なんて現実に、あなたは打ちのめされていませんか?でもこれも、彼からしたら負担が減った状態なので、楽しそうにしているのは当然なのです。だからこそ、あなたは探りを入れず、彼の視界にも入らないよう行動したほうがいいのです。距離を置かれたら、結局どうすればいいのか?彼視点とあなた視点で考えてみた「距離を置きたい」という問題。言われてしまったらどうしたら良いのでしょう。ケースバイケースではありますが、まず期限の決まっていないものに関しては、別れたと同じ感覚で行動したほうがいいです。むしろ別れたと思って生き生きと自由にあなたがしていたら、彼が焦って戻ってくる可能性が高まります。期限つきで彼と距離を置いた場合は、その日まで彼との接触は一切絶ち、そのうえであなたは彼への未練や執着を取り払い、本当に彼が大事か、自分の気持ちを振り返りましょう。この時「彼がどうしたらもう1回自分に戻ってきてくれるか」と考えてしまいがちですが、こういった彼中心の考え方で迷うと、どうしても都合の良い女になってしまいます。ちょっと大変かもしれませんが、これを機にお互いが良い関係、良い成長をするためにも、しっかり自分と2人のために考えてみましょう。そうすると、最善の答えが見えてくるものです。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©zoranm/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©Maskot/Gettyimages
2020年11月05日気になる人がいると「もっと知りたい」「理解したい」と感じますよね。ところが、相手に関心があるからこそ、NGな言動を見たときに一気に冷めるリスクもあるみたい。いい人と出会ったときのために、なにをするとダメなのか男性目線で知っておくことはとても重要です。今回は一発で恋愛対象外になるNG言動を5つご紹介していきます。無意識にやってしまう人も多いため、当てはまっていないかチェックしてみましょう。■ 過去の恋愛話をする男性は、自分以外のほかの男性をライバル視しやすい傾向があります。過去の恋愛話をするだけでもメラメラと嫉妬することもあるため、どうしても話さないといけない状況でない限り、ほかの男性の話題は出さない方が良いでしょう。とくにNGなのは、「この場所、元カレと来たことある」「むかし、大好きだった彼がいたんだよね」など、過去の恋愛の思い出を語ること。もう終わった恋愛だと分かっていても、男性は「元カレより微妙だったらどうしよう」「元カレと比べられてる……?」といった不安を感じてしまうもの。そういった不安や嫉妬から一気に脈なしになってしまうこともあるので、やめておいたほうが無難です。■ 「男って〇〇」と決めつける「男って〇〇だよね」「みんな絶対こう思ってるよ」など、決めつけた言い方をしてしまうのもNGです。あなたに「決めつける意思」があってもなくても、その発言をされた途端に「この人に本音を話すのは難しそう……」と心を閉ざす男性は少なくありません。自分の意見を伝えるのはOKですが、必ずしも相手の男性が「男って◯◯」に当てはまるわけではないため、「俺はそうじゃないのに」と思われてしまうかも。「〇〇君はどう思うの?」と相手の考えを聞く姿勢でいた方が、話は弾みやすくなるはずですよ。■ まだ親しくないのにボディタッチ恋愛上手な女性は、タイミングを見極めたうえで、巧みにボディタッチをしているもの。それは、ボディタッチのタイミングを誤ると逆に引かれてしまうことを知っているから、なのかもしれません。恋人からのボディタッチは嬉しくても、まだ親しくない相手からのボディタッチは「下品」に見てしまいます。また、あまりに慣れた様子で触ると「他の男にも同じことをしているのかな?」と思われやすくなります。■ 恋愛に対する理想が高い恋愛に対する理想が高いと、当然、恋人への期待が膨らんでいくもの。しかし、期待された側からすると、「失敗したらマズい」「頑張らないと」とプレッシャーに感じることもあるでしょう。いっそのこと「思った通りにならないのが自然」と考えて、過度に期待しすぎない方がベターです。期待するとダメな部分が気になりますが、期待を緩めるとちょっとした優しさや親切に気付く余裕も生まれます。恋愛経験のある男性ほど、こうしたプレッシャーを瞬時に察知して、フェードアウトしていくものです。相手への期待は言動の節々に表れるため、「今、期待してるかも」と思ったら目の前の彼に意識を向けましょう。■ ネガティブな言葉が多い相手が頼りになる男性だと、ついつい愚痴や弱音を言いたくなりますよね。しかし、「うんうん」と笑顔で聞いてくれている様子でも、内心は「しんどいな……」と思っているケースも少なくないようです。男性の多くは、ポジティブな言葉で前向きにしてくれる女性を好みます。……とは言っても、誰しも落ち込んだり弱気になったりするのは自然なこと。落ち込んでいるときほど、好きな人に話を聞いてもらいたい、と思うのも自然なことです。相手に嫌がられるのはどのあたりからか、という見極めをしっかり行い、ネガティブな発言をする時は短く済ませて、何度も言わないように意識してみましょう。我慢しすぎると良くないため、自分のなりにストレスを解消できる方法を見つけられるとベストです。■ NG言動に気を付けつつ楽しもう恋愛対象として見られるには、男性目線で「居心地が良い」と思ってもらうことがポイント。「〇〇してはいけない」と思うと恋愛が息苦しくなってしまうため、「相手の居心地を良くしよう」というプラスの思考で接しましょう。前向きな気持ちで行動すると、自然と良い雰囲気が流れるようになりますよ。(岡あい/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年10月31日大好きだった彼に振られてしまった。それは誰しもあることです。しかし、フラれた後彼から「でも友達ではいたい」と言われたら、あなたはどうしますか?実は応じることで、あなたには多くのデメリットがあるんです。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 93「別れても友達でいたい」言う側の本音と、応じるとめっちゃ損な理由悲しい別れ。ただでさえそれを受け入れるのは辛いのに、相手から「でも嫌いになったわけじゃないから、友達でいさせてほしい」って言われたら、あなたはどうしますか?数秒前まで彼氏だった人に、友達になりたいと言われる。そりゃあ冷静に「わかった」って受け入れられないですよね。そもそもカップルの別れの後に友達になるのは、もともと長年友達で、その後別れて友達に戻るパターンと、もともと付き合うまでは友達でもなかったのに、別れた途端友達に降格を図ろうとするパターンの2つがあります。前者はまだ友達に戻りたいという気持ちが出るのもわかるのですが、どちらにせよ、別れた直後に友達に戻りたいって、それは本音なのでしょうか。今回は「友達に戻りたい」と話す側の心理と、フラれた側がどう受け止めたらいちばん自分にとって幸せになれるかを考えます。男性が友達に戻りたいという時「別れたいけど縁は切る勇気が持てない」。それが、別れて友達に戻りたいと言う側の本音の部分でしょう。人は捨てたり手放したりという行動には、全て勇気が必要です。それは人間関係の取捨選択でも同じこと。彼女と別れるという行為は、フラれた側にだけ負担がかかると思いきや、実は振る側にも迷って決断して行動するというさまざまな精神的負担がたくさん発生しています。この精神的な負担を少しでも和らげたい。別れた後「やっぱり違ったかも」と不安になった時の補償を残しておきたい。そう考えたとき、人は選択肢を残しておきたいと考え、「別れても友達でいさせて」という一言が出てくるのではないでしょうか。でも、そんな心のキープとしての友達って、よくよく考えたらフラれた側に対してとても失礼です。今もし誰かに別れを告げられ、そして友達扱いを受けている女性がいたら、本当にあなたは「友達として相手から大事にされているか」を、一度考えてみませんか。フラれた相手とすぐに友達に戻ってはいけない理由相手に振られ、未練や悲しみの感情が残っているのに、言われた通り友達に戻ろうと頑張る女性はよく見かけます。でも、それはあなたの人生にとってマイナスが大きいので、できれば避けたいところ。ではどんなマイナスがあるのか、3つご紹介します。そもそも、彼女には戻れないフラれても縁が切れていなければ、また付き合えるかも。そう考える人は多いですが、友達に戻ってまた彼女に昇格してということはあまり期待できません。よく別れた直後に復縁になるケースもありますが、そのほとんどは「友達に戻ろう」なんてきれいごとを言う余裕すらないほど、グチャグチャ揉めたりお互いが迷ったり、勢いで関係をぶち切ったりしているのがほとんど。「友達に戻ろう」宣言は、彼女候補に入っていない宣言であることを覚えておいてください。立場の上下があなたの存在を軽んじさせる振る側、フラれる側。本来そこに上下はないのですが、どうしても恋愛は好きになったほうが下という空気が生まれがちです。友達に戻ろうという提案をフラれた側が受ける流れは、この上下の空気をよりはっきり感じさせます。お互い意識していなくても、振った側は振られた側のあなたを軽く扱ってしまうこともしばしば。そんな関係で、あなたは自分の自尊心を高められるでしょうか。体こそ許していなくても、都合よく時間や思考を割くあなたは、都合の良い女といえるかもしれません。未練というエネルギーが次の出会いの壁になるフラれること、別れることは仕方のないことです。別れたら新しい未来への一歩を踏み出すしかありません。でも、一歩を踏み出す際に未練を抱えた状態では、次の出会いやチャンスに気づくエネルギーが残っていません。エネルギーの器には、人それぞれ大きさがあります。そこに空白があるから、人は新しいチャレンジや出会いに応じることができるのです。彼との友達関係を残しておくことは、このエネルギーの器に未練を入れておくようなもの。新しいチャンスを引き寄せたいなら、まず器を空っぽにすることが大事なのです。「友達に戻ろう」を断れない時どう言う?友達に戻るデメリットはよくわかったけど、相手に面と向かって「無理!」と言いづらい人もいるでしょう。その時は、きちんと相手と自分に境界線を引き、要望を受け取り、自分の要望を伝えることで、正しい人間関係を築き直すことができます。具体的に言うと、「友達に戻りたいという気持ちはわかった。でも、私はフラれて今傷ついていて、友達に戻れない。だから戻っても良いなと思ったタイミングで、戻らせてもらうね」と伝えればいいのです。相手の戻りたいという気持ちを尊重したうえで、自分は今は戻れない、友達になりたくないという希望をきちんと伝えるのです。これに対して怒りや反論をしてくる男性や「じゃあ気にせずご飯誘うわ…」なんて全然言葉を理解していない人がいたら、それは図々しい感じがしませんか?本来コミュニケーションとは、1つ1つの人間関係を通してきちんと距離感を自分で作っていき、そのうえで大切だなと感じる人との関係を残していくことが大切です。「フラれた」という出来事は、とてもショックだと思います。でもそれすらも、長い人生にとっては愛や人間関係について学ぶチャンスなのです。どうか傷ついた自分を責めたり、無理に相手の都合のいい存在に収まるのではなく、自分を大切にしてみませんか。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©fizkes/Gettyimages©izusek/Gettyimages©bymuratdeniz/Gettyimages
2020年10月29日不倫はダメなこと。そうわかっているのに、なぜ不倫を始めてしまうのでしょうか。過去に不倫経験があるという方に、お話をうかがってみました。まさか自分がこんなことをするなんて…と思っていた人もいるようです。文・西田彩花家庭がうまくいっていないときに頼られて…「今まで自分のことを一途な人間だと思っていました。浮気経験ももちろんないですし、妻を裏切るなんて考えてもいませんでした。だけど、妻が育児に大変だったとき、不倫をしてしまったんです。育児が大変だということはわかっているつもりでした。自分なりに協力しようと努力もしたはずです。それでも、日に日に妻は自分に冷たくなって…。ときに怒鳴られることも。疲弊している僕に気づいたのか、同じ職場の女性から『最近元気なさそうですけど大丈夫ですか?』とLINEがあったんです。人の優しさに触れたのが嬉しくて。結局家庭の悩みは打ち明けられず、彼女の相談を受ける形に。『数年前に婚約者と破局して、恋愛するのが怖いんです』『あなたみたいな男性がいると、私も立ち直れそう』といった具合に、自分への好意を送ってくるんですね。『もっと話を聞いてください』と、食事の誘いがあり、頼られていることが嬉しくて、行ってしまったんです。そのまま流れでホテルに行き…。関係は数か月続きましたが、ある日子どもの寝顔を見て我に返りました。関係を絶った今でも、罪悪感はなくなりません」(ヒロユキ«仮名»/43歳)家族関係が常に良好とは限りません。だからといって、その間に他の相手と関係を持つのは間違っています。家庭があることをきちんと自覚してほしいものです。軽率な行動で家族が傷つくのは言うまでもありません。既婚者だと聞いたときには好きになっていて…「彼と出会ったのは合コン。婚活をしている仲間で集まったので、まさか既婚者がいるとは思いませんでした。良い感じになった男性は、既婚者だったんです。それに気づいたのは、交際を始めてから。『実は俺、結婚してるんだ』と、突然の告白LINE。もちろん驚きましたけど、もう彼のことを好きになってしまっていて。『妻とはいずれ別れるつもりなんだ。リユのこと大切にするから、今は我慢してほしい』って。私は離婚するのを信じて、彼と交際を続けようと決意しました。だけど彼は、一向に別れる気配がないんです。結局都合の良い女として扱われていたのだと気づき、バカバカしくなって別れました。付き合った期間の時間を返してほしいです」(リユ«仮名»/34歳)自分を正当化しているようですけど、既婚者だとわかって関係を続けたのは事実ですよね。自分自身の人生も大切ですが、他人にも人生があります。不倫自体が身勝手なものだと気づくべきでしょう。マンネリ化した夜の生活の中、火遊びのつもりで…「若い頃はよく遊んでいたので、もう気が済んだかなと自分で思っていました。妻との関係も良く、不倫する理由もありませんでした。だけど、夜の生活がマンネリ化していて、少し不満があったんですよね。そんなとき、趣味で定期的に行っているジムに、若い女性が入会してきたんです。はっきり言うとひと目惚れというか、タイプの女性で。ノリで連絡先を聞いて、やり取りをするように。『かわいいよね〜』『超タイプなんだよね〜』とLINEで言っても、まんざらでもない様子。『モテるでしょ?』と聞いたとき、『好きな人にモテないと意味なんてないですよ。カツヤさんが結婚してなければ良いのに』という返信が。『確かに俺は結婚してるけど、やっぱりそれじゃダメかな?』と聞くと、『それでも良いです』って。正直自分としては火遊びのつもりだったんです。だけど、マンネリ化していた分燃えてしまい…。その後妻にバレて、こっぴどく叱られました。もう不倫は懲り懲りです」(カツヤ«仮名»/35歳)火遊びのつもりというのは、家族だけではなく不倫相手にも失礼な見方だと思います。だけど、不倫相手の女性も、家庭がある相手と接近するのは間違っています。この男性は、妻に許してもらっただけありがたいのかもしれません。本当に大切なものは何か、きちんと考えてほしいものです。©Inside Creative House/Gettyimages©petekarici/Gettyimages©wera Rodsawang/Gettyimages
2020年10月24日不倫している人の心理は理解に苦しむものがあります。全く悪びれないどころか、相手の自慢をしてくる人も中にはいるようです。そうした痛いLINEを受け取ったという人のお話をお伺いしました。即縁を切りたくなるような内容ばかりです…。文・西田彩花なぜか夫のスペックと比べてくる「既婚で、子どもがいない私。周りも既婚者が多いのですが、育児で大変な友人も増えてきました。以前のように頻繁に会うことができず、私は夫婦2人での生活を大切にしています。そんななか、学生時代からの友人から、突然LINEがあったんです。飲みに行くほどの仲だったのですが、しばらく連絡が途絶えていました。『サヤって結婚してるよね?』といった質問から始まったのですが、夫のスペックを細かく聞いてくるんです。『どうしたの?』と言いつつ返信していたのですが、最終的に彼氏を自慢し始めたんです。『学歴が高いと会話のレベルも違うよ』だとか『仕事の愚痴に付き合って大変ね。私の彼はホワイト企業勤めだから、残業少ないのよ。仕事の話をしてる彼って輝いてるの』だとか。話を聞いていると、なんと相手は家庭持ち。言葉を失いましたね。既婚者の友人が増えて、自尊心を保ちたかったのでしょうか。あれ以来距離を置きましたが、不快感しか残っていません」(サヤ«仮名»/30歳)彼氏がいない私をバカにしてくる「2年ほど彼氏がいないんですが、個人的には充実した毎日を送っています。相手がほしいなとは思いますけど、無理に合わない人と付き合うこともないし…。職場に苦手な女性がいるんですけど、彼女が上司と不倫しているのは噂で聞いていたんですよね。なるべく関わらないようにしようと思っていたのですが、同じチームになって。仕事の相談から入ってくる彼女のLINEは、いつも私をバカにして終わります。『ミズキさんは仕事人間だから。自分磨きすればきっと素敵な彼ができますよ?』みたいなことを言ってくるんです。『私なりに人生を楽しんでいますので』と返しても、『いつも強がりますよね。愛されていないと性格がひねくれるのかしら』といった感じです。マウントを取っているつもりなんでしょうかね。あなたがしているのは不倫でしょうと何度言いたくなったか。仕事でなければ縁を切ってますよ」(ミズキ«仮名»/34歳)デートの報告を詳細に送ってくる「断れない性格でしばらく困っていたんですが、不倫している知人から定期的にLINEが来ていたんです。いつもデートの話で、本当にうんざりしていました。『昨日は彼が高級レストランを予約してくれてて、私は遅刻しちゃったんだけどね。それでも優しくしてくれるから、愛を感じるの』といった具合に、詳細な内容を送ってくるんです。ときには『夜景がキレイなホテルで、ロマンティックな一夜だった』みたいな内容も。『妻には愛情がないって言うのよね。マンネリ夫婦なんて別れれば良いのに』と、愚痴が来ることもありました。『良かったね』くらいしか返せない自分にも嫌悪感を覚えるので、本当に辛かったんです。今ではブロックして一切連絡を取っていませんが…。周りを不幸にしているのに気づかないんですかね?」(ヒカリ«仮名»/28歳)堂々と言える関係ののろけ話ならまだしも、不倫相手の自慢をするなんて、感覚が麻痺しているのではと思ってしまいます。罪悪感が存在しないのでしょうか。こんなLINEが届いたら、すぐに関係を切ってしまいたくなりますよね。自分が何をしているのか、自覚してほしいものです。©tommaso79/Gettyimages©fizkes/Gettyimages©Johner Images/Gettyimages
2020年10月18日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第53回は、恋活や婚活をしているなかで見聞きした“女性のダメなクセ”エピソードを3つご紹介します。1. 男友達が多い女性【結婚引き寄せ隊】vol. 53出会いを探す女性のなかには、本人は決して遊び人ではないのに、密かに男性から軽く見られることをしてしまっていたという“ダメなクセ”を持つ女性がいるようです。そんな女性のひとりが、20代後半のAさん。スポーツインストラクターのAさんは、いつもハキハキとしていて笑顔が印象的な女性。職業柄もあってか、誰とでもフレンドリーに対応する性格のため、気づくと男友達がたくさんいたそうです。ただ、彼氏ができても「今度は誰と会ってくるわけ!?」と言われて恋は長続きしないという、Aさん。話を聞いてみると、彼氏が束縛しがちということでもなく、仕事終わりに職場の同僚男性と飲みに行ってデートの約束をつい忘れてしまったり、彼氏が休みの日でも、男友達に誘われるとすぐ出かけてしまったりしていました。彼氏ができても、女友達だけでなく、男友達に対しても対応がよすぎるAさんに、相手がうんざりしてしまうようです。それに、「女の子ならわかるけど、男にまでいい顔するなんて軽すぎる」と言われたこともあるAさんですが、まったく悪気がないため「べつに男女の関係じゃないからね」とあっけらかんと話すのです。でも、それを嫌がる大事な人がいるなら、せめてお付き合いしている人がいるときは、男友達との遊びの誘いを減らすほうがいいのではと思ったのでした。2. 誘われたらすぐ出かける女性それは営業職をしている30代半ばのBさんのこと。仕事柄、フットワークの軽いBさんは、もともと家でじっとしているのが苦手だという、行動派。それにひとりでいるより、誰かと一緒にいるほうがいいという考えがあるようで、毎日なにかしらのスケジュールが入っているという女性です。そんなBさんは常々「誰かいい人いたら紹介して〜」と言って出会いを探していたり、婚活にも精を出しているのですが、残念ながら出会いが結婚へと結びつくところまではいたらないのが悩みでした。とはいえ、アクティブなBさんのことを気に入る男性も多く、いろいろなところからお声はかかるのです。すぐ行動するBさんなので、たとえ夜遅くのお誘いであっても、「ま、いいか」とひょいっと外出。でもその結果、相手の男性から「呼んだらすぐ来るんだね」などと言われてしまうこともあったとかで、Bさんとしてはなんとか恋につなぎたい一心での行動が、知らないうちに“誘うといつでも会える”女性になってしまい、逆に本命から遠ざかっているようでした。そのフットワークの軽さは、お付き合いするまではちょっと控えめにしておいて、付き合ってから本領発揮すると、きっと彼氏もうれしいのかもしれないなぁと思ったのでした。3. ついボディタッチしてしまう女性それは事務職をしている30代後半のCさんのこと。職場ではベテランといわれるようになってきたCさんは、後輩の指導もする頼り甲斐のある一面を持ちつつも、寿退社に憧れているという、かわいらしい女性です。ただ、Cさんは、うっかりボディタッチをしてしまうところがありました。とくにお酒が入っている場合ではなくても、カフェで男女でお茶を飲んでいて「頑張ってね」と言いながら、ぽんっと男性の肩を触ったり、歩いているときでも横にいる男性の腕をつかんでしまったり。触られたほうの男性は、「気があるのかな」とちょっとドキッとしてしまうらしいのですが、Cさんはまったくそんな気はありません。そうです、本人にとってはただのクセなのですよね……。無意識だからこそ、止められないのか、飲みの席だとさらにボディタッチの頻度がアップ。もしも、気になる男性がCさんのそのボディタッチの様子を見ていたら、間違いなくドン引きするであろうことを忠告されたCさん。知らずのうちにうっかりボディタッチしてしまっていたCさんは、そのクセが縁遠い原因だとまずいと感じ、タッチしていたらまわりに教えてもらうようになり、少しずつ改善されているようです。真剣に結婚したい男性に「遊ぶだけならいいけど」と、見られてしまいがちなボディタッチ多めのクセは、なるべくなら封印できるといいのになあと思ったのでした。いい恋に巡りあえないのは、タイミングのせいかもしれないですし、もしかしたら“ダメなクセ”のせいかもしれません。でも、原因さえわかれば、傾向と対策を練って、よりよい出会いがすぐそこに待っているのではないでしょうか。©pixelfit/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©GlobalStock/Gettyimages
2020年10月16日彼が自己中心的な場合、LINEで信じられないようなひと言を送りつけてくることがあるようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、衝撃的なLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:自分の価値観を押しつける「モラハラ気質だった元カレは、LINEで連絡をとっているときに驚くほど自分本位な言葉を送ってくることがありました。一番よく覚えているのは『お前さー、なんでもっと俺を喜ばせようとしないわけ?』というフレーズです。その元カレは、彼女ならば自分を笑顔にさせるように努力すべきだという価値観の人で、私が忙しくて相手ができなかったり、ちょっとLINEの返事が遅れるだけで、すぐにこの文を送ってきました。元カレに惚れ込んでいたときには、不思議と『もっと彼を喜ばせなくちゃ!』と思っていたのですが、別れてしばらくたって思い返せば、我ながら目が覚めて本当によかったなと思います」(34歳女性/ネイリスト)「俺の恋人なら、××すべき」という価値観は、モラハラ気質な男性ほど備えているものなのかもしれません。なお、恋人を「お前」と呼ぶ男性にも自己中心的なタイプは多いようです。2人で楽しい時間を築くのではなく、平然と「一方的に俺を喜ばせろ!」と言うあたり、生粋のモラハラタイプと言えるでしょう。2:年齢差を理由に言いくるめる「元カレは15歳も年上だったのですが、LINEで送られてくる文面には、幼稚なものもたくさんありました。その中でも特に印象に残っているのが『だって、俺のほうが年上じゃん』という言葉。自分の都合が悪くなると、すぐに年齢差を持ち出して『だから、君は俺の言うことを聞くべき』という展開に持ち込もうとするんです。ちょっとした言い争いでも、まともな話し合いを避け『年上じゃん』と言って逃げたがるので、LINEでそういう話になるたびイライラしていました。最初のうちはその人との結婚を考えていましたが、ケンカになるたびに年齢差を持ち出して言いくるめられるので、そこがいやで別れました」(36歳女性/教育関係)年齢差を理由に、パートナーにマウントを取ろうとするモラハラ男性も少なくありません。こういった男性と結婚してしまうと、ケンカが勃発するたびに年齢差を理由に言うことを聞かせようとする傾向にあるので、早めに別れて正解と言えるでしょう。3:学歴でマウントをとる「私は以前、ある男性と交際していたのですが、彼は気に入らないことがあると、必ず学歴でマウントを取ってきました。確かにその人は有名一流大学出身でしたし、仕事もできるほうで早々に出世していたのですが……。外で見せるイケメンで温厚な顔とは異なり、彼女に対してはわりと辛辣な言葉が多かったですね。特に自分が知らないことを私が知っているのを嫌っていて、料理とか地方の名産品とかの話題で私のほうが詳しかったときは、本当に面倒くさかったです。結局、そんなモラハラっぽいところにウンザリして、私の気持ちが冷めちゃいました」(31歳女性/アパレル関係)自分に自信があるモラハラ男性ほど、学歴などを引き合いにパートナーにマウントをとりがちでしょう。外に見せる顔と身内に見せる顔がガラリと変わる男性も多いので、早めに本性が分かって正解だったと言えますね。自己中心的すぎるモラハラ男性は、心を許した恋人に対してとんでもない文言をLINEで送りつけることも多いようです。モラハラ気質を感じさせるLINEが一度でも届いたら、そのまま関係を進めるよりも、冷静に相手の本性を観察し関係を続けるべきかどうか、今一度考えることをおすすめします。©Kathleen Finlay/gettyimages
2020年10月11日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第52回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その17をお届けします。1. テンションが高すぎる男【結婚引き寄せ隊】vol. 52それは結婚前提の恋人募集中だった女友達が、「あんまり婚活が前面に出ていない場で相手を探したい」ということで、ふたりで異業種交流会に参加したときのこと。普段は“ザ・婚活”といったかたちで、婚活パーティ専用の会場などに足を運ぶことが多かったのですが、たまにはということで毛色の違ったものにも挑戦してみたんです。ビジネス目的の交流で参加している男女はほぼいないであろう、その異業種交流会は、都心のイケイケエリア(!?)と呼ばれているおしゃれエリア近辺のビル内で開催されていました。1階はバイキング形式でのビュッフェで食事ができるようになっていて、2階はお酒などのドリンクを提供するカウンターが設置され、3階以上は関係者のみで入れなかったつくりだった気がします。そこには、スーツ姿やポロシャツ姿の男性など、わりあいビジネスマンらしい20代から50代ぐらいの男性、おしゃれをした20代から40代ぐらいの女性がわんさか。「こ、これってライブのモッシュですか!?」と思うくらい、時間が経つにつれてどんどん人が増えて大賑わい。ドリンクのおかわりをしに行くのも至難の技というほど、参加者多数でした。そんななか、私たちに「なんのお仕事してるんですかー!」と、話しかけてきたベージュのジャケットを羽織った30代半ばぐらいの男性がいました。とりあえず会話ができる場所へと移動し、話していると、お酒の飲みすぎなのか、それとももともと陽気な性格なのか、とにかく明るい男性。「こういうところは初めて来たんですよー!」「べつの場所で飲み直しませんかー!」など、ありがたいお誘いを受けつつも、終始ものすごくテンションが高いその男性に、私たちはちょっと食傷気味に…。引き気味だった女友達の無表情さが増してきたので、ある程度会話したあと「もうちょっとまわってみます〜」と言って、ふたりでその場から去りました。いやあ、好意的な反応をいただくのはうれしいのですが、こちらの状況よりも、“とにかく一緒に飲みたいだけかもしれないモード”の一点張りでテンション高く来られても、なかなかついていくのが難しいなあと思ったのでした。2. やたらと家に送りたがる男それはある合コンで出会った男性のこと。その合コン自体は出会いを目的としたものではなかったものの、知り合いが多ければ多いほど、今後どこかでご縁もあるかもということで、さまざまな年代と職業の知り合いがいました。そんななか、合コンで一緒だった数人の男女で、「また飲みに行こう」という話となって再会。会うのは2度目とあって、以前より打ち解けている私たちでしたが、ひとつだけ違うことがありました。サラリーマンの30代の男性が、飲み会を開始してしばらく経った頃から「今日は思いっきり飲もう!大丈夫、帰りは送ってくから」と言ってきたこと。最初はみんなで盛り上がるために、あとのことは気にしないでといういたわりで一応言っているだけなのかと思っていたら、その後も何度も「もっと飲んだら? 家まで送るしさ」との発言。だんだんと、えっ? もしかして本気で家に送るつもりなのかな? とむしろ酔いが覚めてきました。とはいえ、自分だけにそう言っているのであれば、気があるのかなと思うところ、他の参加女性にも「いいよ、オレが家まで送って行くからさあ」と言ってお酒をすすめています。もしかして本当に、やたらと家に送りたがる男なのか?酔っ払わせて妙なことを考えているのか?と考え出すとなんだかなあと思い、さらに終電の時間も近くなっていたので、さくっと「お先にー!」と言ってその場をあとに。いずれにしても、家に送られてまでどうでもいい男性と飲み明かすことはないな、と思ったのでした。3. ゴルフばかりする男それはある婚活サイトで知り合った男性と、ふたりで会うことになったときのこと。なかなかの好条件の持ち主で、30代半ばの人柄の良さそうなその男性は、会うまでの連絡もソフトでしっかりとした人柄を感じさせる印象でした。約束の待ち合わせ時間が11時だったので、少し前には到着するために、10時45分には到着していた私。ですが、50分になっても、55分になっても、11時を過ぎても、その男性は来ません。でも何かあったのかもしれないしと思うところと、もしかしてこれはドタキャンなのか…と、ガッカリしかけた気持ちが交互にきていたそのとき、目の前に現れた真っ黒に日焼けした男性が出現。最初はそれが、婚活サイトの男性だとはわからないくらい、どちらかというと色白に見えたプロフィールの写真と全く違う、色黒の男性が目の前にいました。「お待たせしてすみません!」と、息を切らしながら、話しています。「ここ数か月ゴルフにハマっていて、今朝もゴルフに行っていたら、遠いところだったから待ち合わせに遅れてしまって、ハハ」と言い訳。ゴルフが趣味とは、やり取りしていたときにひとことも聞いていませんでしたが、ゴルフ焼けだと思われる肌色を見ると、なんと返してよいのか思考停止に。結局、とりあえずその日の予定をこなし、連絡することはなくなったのでした。婚活していると、普段は知り合わないようないろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©Nastasic/Gettyimages©Jean Paul Meyntjens / EyeEm/Gettyimages©Tom And Steve/Gettyimages
2020年10月10日恋人から深夜に届くLINEには、過激なお願いが書かれているものも少なくないよう。今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな“彼の度が過ぎるお願いLINE”を3つご紹介します。文・並木まき1:深夜に往復タクシーで温泉旅館に呼び出し「元カレは、お酒を飲むと人が変わるタイプでした。泥酔すると必ず私にLINEをしてきて、はちゃめちゃな要求ばかりしてきましたね。連投してくるので、寝ていても通知音でよく起こされましたよ……。なかでも一番インパクトが強かった連絡は、『今すぐ箱根の温泉旅館に来い』というものですね。その日元カレは仲間と旅行に行っていたのですが、『お酒飲んだら会いたくなった。俺がタクシー代を払うから、今すぐ来て!』と言ってきて……。翌日の仕事を理由に断ると、『帰りのタクシー代も出すから、1時間だけ顔が見たい!』などとめちゃくちゃなことをLINEしてきました。元カレは経営者でお金があったこともあり、こんな風に深夜に『俺がタクシー代を払うから来い』というのはよくあったんです。けれど、まさか深夜に都内から箱根までタクシーで来いと言われるとは思ってもみませんでしたよ(笑)眠かったですし翌日も仕事だったので、もちろん断りました」(31歳女性/IT)お酒の勢いで恋人に会いたくなるのは、よくある話。ですが、なかには深夜に無謀すぎるお願いLINEを送りつける男性もいるんですね……。2:深夜1時に手料理を要求「今カレはフリーで仕事をしているので、生活時間が私と異なるんです。そのため、彼は深夜まで起きている日も多いですね。そのせいか、彼からたまに深夜1時頃に『今からウチに来て、ごはん作ってよ〜!』とLINEが届くことがあり、困っています。私は会社員なので、深夜1時は寝ている時間。それにもかかわらず、私が起きるまで連絡してきて『お腹すいた』『手料理食べたい』とわがまま三昧。彼の家は電車で一駅ほどの距離なので、タクシーなら15分で行けることも関係しているのかもしれませんが……。あまりにも自分都合のお願いばかりしてくるので、うんざりしています」(28歳女性/メーカー)疲れているときほど、彼女の手料理を欲する男性も少なくありません。しかしそれが深夜となれば、生活時間の異なる彼女には負担でしかないでしょう。3:元カノとの三者面談を深夜に開催「彼から深夜にいきなりLINEがきて、『今から元カノと3人で話し合いすることになったから、××のファミレスに来て』と言われたことがあります。その元カノは若干ストーカーっぽいところがあり、前から新しい彼女の私に会いたがっていたのですが……。まさか夜中にそんな話になると思っていなかったので、ビックリしましたね。しかもその時すでに彼の家の前まで元カノが押しかけていたみたいで、彼は困り果てた挙句に『とにかく来て』の一点張り。平日かつ夜中で終電も終わっていたこともあり、『行けそうにない』と伝えたのですが、そうしたら『元カノと話し合う場にオンラインで参加してほしい』とお願いされて……。結局、朝まで彼らの話し合いに遠隔で付き合いましたよ。翌日は眠くて、仕事になりませんでした」(30歳女性/エステティシャン)元恋人との間に揉めごとがあると、新しい恋人も巻き込まれがち。深夜にいきなり面談をすると言われても、頭も働かない上に翌日の仕事にも影響が出るので困りますよね。「親しき仲にも礼儀あり」とは言うものの、恋人だからと言って無謀なLINEをする男性もいるようです。いくら恋人とはいえ、無謀な連絡であれば「無理なものは無理」と断る勇気も大事でしょう。©Lilly Bloom/gettyimages
2020年10月04日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第20回は、もしかしてモラハラかなと思うような夫の言動があったママの声から、関係悪化を防ぐためのコツを3つご紹介します。1. 夫の小言は華麗にスルー【ママライフばんざい!】vol. 20コロナ禍の現在、仕事がテレワークに切り替わった方もいるでしょう。そうなると、以前よりも夫婦で過ごす時間が長くなり、よりお互いのことを知る時間も増えているはず。そんなときに、「もしかしてモラルハラスメントかも」と思うような相手の言動があったとき、関係悪化を防ぐためのコツを3つお届けします。相手が「夫」でなく、「彼氏」におきかえても、同じように使えるコツかもしれませんよ。共働きをしていてお子さんがいる30代半ばのAさんは、仕事に家事に毎日大忙し。同年代の夫はというと、たまに少しだけ家事を手伝う程度でしたが、大変そうなAさんのことを気にかけてはいる様子だったそう。ですが、だんだんとお子さんのことに意識が向くAさんに、嫌味を言うようになります。疲れ果てて休日の朝にAさんが起きられないときに、「あれ?洗濯まだしてないの」と催促したり、「最近部屋が片付いてないんだけど」と掃除を促したり。自分でやれば、と思うAさんですが、言い返すと倍になっていろいろと言ってくる夫の性格がわかっているのでそうなるとよけい面倒なため、疲れた体に鞭を打ってなんとか家事をすることも。しかし、あるとき、あまりに疲れ果てていて、夫が話してくる内容がほとんど頭に入ってこないときがあったのだとか。そこからわかったのが、適当に相槌を打って夫の話が終わるのを待てば、“とりあえず言いたいことを話した”という満足感からか、夫はスーッとおとなしくなるのです。モラハラかと思うような言動があっても、そこでいちいちビクビクしたり、言い返したりしないで“スルースキル”を身につけると、それ以上はしつこく言ってこないことがわかり、それ以来は華麗に夫の小言をスルーするAさん。耐えているわけではなく、相手にしないスタイルでいくと、ストレスもたまらないのだとか。確かに、ふっかけてくる相手と同じ目線になるともめやすいので、うまくかわすことができればいいかもしれませんね。但し、このやり方は、言えばスッキリする自己完結型の夫にはいいですが、なかにはスルーにキレる夫もいるのでご注意を。また、Aさんが負担過多であることに変わりはありません。家事分担など、根本的な解決を求めるのであれば、お互いが冷静な時に気持ちを伝え、じっくり話し合うのがよさそうです。2. 高いプライドを満足させるアラフォーのBさんは、バリバリ働いていましたが、結婚を機に退職。エリートサラリーマンの年上の夫と二人暮らしです。結婚当初は、恋人時代と変わらずに、記念日があるたびに高価なプレゼントを贈ってくれたり、おいしいと評判のレストランに連れていってもらったりしていたのだとか。ですが、だんだんと夫は仕事のグチをBさんに言うようになります。もちろん、がんばって働いてきているのですから、グチぐらいいくらでも言っていいと思っていたBさんですが、次第に「俺がこんなにがんばっているのにお前は家でのんびりして……」などと、八つ当たりのような言動が出てきたそう。最初は申し訳ない気持ちもあったBさんですが、働くことの大変さをわかっているからこそ、あるとき、夫がなぜそんなグチを言うようになったのかを冷静に考えました。思うに、仕事がうまくいかないモヤモヤを話せる相手がいないからぶつけてしまう、甘えてしまうんだろうと分析。そこで、夫の激しい言動が出てきたときは、「こんなに努力しているのに周りは見る目ないよね!」「やっぱりその考えはスゴイわ」などと、高いプライドを満足させるような言葉をあえて言うようにしたところ、夫の態度が落ち着いてきたのです。仕事のスランプ時期を脱したのか、夫も以前のように優しくなってきたのだとか。相手が口撃してくるときは、冷静に対処をするというのは、ポイントなのかなと思いました。とはいえこのケースは、たまたま仕事が落ち着いたことも大きいです。再び仕事が大変になった場合を考えると、また暴言を吐かれるかもしれません。穏やかないまのうちに、「あの時、あなたにあんなことを言われて、私はこういう気持ちになった。あなたも同じことを言われたらどう思う?」と自分の気持ちを正直に伝えると、夫なりに気づきを得られるかもしれません。夫の心に余裕がある時に諭し、このような事態を二度と繰り返さないようにしましょう。3. 我慢も限界になったら別離も考える30代前半のCさんは、もともとおとなしい性格で、女友達といるときも、自分から何かを提案するというようなことはありません。Cさんをグイグイと引っ張ってくれる、頼もしい夫がいて、相性は良さそうに見えていました。ただ、リーダーシップを取りがちな夫は、家庭での発言権も強く、だんだんとCさんに対して傲慢になっていきます。あるとき、Cさんが女友達と集まったときに、そんな家庭の様子を話すと、まわりからはブーイングの嵐。Cさん自身も、実は「ちょっともう限界かな」と思っていたそうで、まわりの励ましもあって、別れることも考え出すようになりました。すると、いつもと違ってきているCさんの様子に気づいた夫が、「なんかいつもと違う?」などと顔色をうかがうようになります。「別に」とそっけなく対応していたCさんは、少しずつ、本音が言えるようになり、結果として夫との関係も以前より回復しだしたのだとか。それもやはり、「別れることまで考えなかったら夫に冷たくならなかったかもしれない」と、最悪のパターンを想定したからこそ、本音が話せるようになったそうです。いずれにしても、自分にとってマイナスとなる相手や原因には、できるだけうまく対処していけるといいですよね。いろいろなものを乗り越えて、みなさんもすてきな日々を過ごしてください。©GeorgeRudy/Gettyimages©GeorgeRudy/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages
2020年09月23日明日はデート。何日も前から体調を整えたり、お肌のお手入れやオシャレチェックをしたり、デートへの期待が大きいほど準備も大変ですよね。しかし、なかにはそんなすべての準備が「無駄だった…」という気分にさせる残念なデートも。今回は、20~30代女性の集まる約200人のanan総研メンバーに、デート失敗談を聞いてみました!文・オリ子【アンアン総研リサーチ】もうコリゴリ! 残念なデートエピソード気遣いゼロ? 家の近くまで送ってくれない…「ドライブデートに行った時のこと。当たり前に家まで送ってくれると思っていました。しかし、実際は彼の最寄駅のそばで降ろされ…その後電車で帰りました」(25歳・会社員)理由はわかりませんが、彼の家のそばの駅で降ろされるなんて悲し過ぎます…。気遣いができる人なら、自宅のそばまで送ってくれてもいいもの。きっと付き合った後も、このような気の利かない扱いを受けると思うと、次は「なし」で正解かも。情けない…酒に飲まれ、赤ちゃん状態になる「オレ、酒が強いから」と言っていた、イケメンでクールな年上男性との初デート。1軒目で彼がベロベロに酔いつぶれ、介抱が必要なほどに。歩けなさそうなのでタクシーに乗ると、私の家に行きたいとダダをこねる赤ちゃんのような態度に。「こんな頼りなさそうな男とは絶対嫌」と思い、彼の自宅の住所を聞き出し運転手さんに告げたあと、先にタクシーを降り逃げました。その後しつこく連絡が来たので、LINEもブロックです」(29歳・その他)女性がお酒に強すぎたのか、はたまた男性が弱すぎたのか。いずれにせよ、初デートで男性がひとりベロベロに酔っ払ってしまったら、相手への思いも一気に冷めてしまうのも無理がありませんね。私生活がバレバレ!? 合コン好き男「二人きりの食事なのに、合コン仕様の店に連れていかれた。普段から合コンばかりで、本当に美味しいレストランに行ってないんだろうな〜と普段の生活が透けて見えて引いた」(29歳・会社員)デートでは、お店選びのセンスでその人の普段の生活も垣間見れるもの。素敵で美味しいお店に連れて行ってくれる男性は、それだけで株が上がりますが、その逆もありますよね。男性のお店選びは、その人の生活水準や普段の生活ものぞき見できる、重要なチェックポイントかもしれませんね。何事も経験!? デートで男を見る目を磨こう!「行かなきゃよかった!」なんて状態で終わってしまうデートもありますが、きっとそれも貴重な経験。さまざまな男性と会うことで、自分に合っている人や、自分の本当に好きなタイプが見えてくることも。何事も経験と思って、自分の糧にしていきたいものですね。©Martinns/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2020年09月19日気になる男性の発言にはつい前のめりになって、何でも聞き入れたくなるかもしれません。でも、何でもないセリフのように見えて実はワンナイトを狙っていたり、不倫を期待していたり……。裏の意味が隠されていることがあるんです。文・沙木貴咲「癒やして。癒されたい」これは、言い換えると「ヤラせて。ヤリたい」とも解釈できます。すでに恋人として付き合う彼氏が言うなら、遠回しのアピールでむしろ品がありますが、あまり親しくない男性が言うのであればヤリモクと見なしていいでしょう。男性 癒やして。女性 疲れているんだね。いいよ。男性 マッサージできる? 背中さするだけでもいいから。女性 えー、うまくはないよ。下手でもいいなら。男性 大丈夫、大丈夫! じゃホテル行こうか。……こんな展開を作りたくて言っていると思ってください。ホテルに誘われなくても、彼の家や漫画喫茶などに誘われるパターンも同じです。男性が求める癒しのシチュエーションは膝枕、マッサージ、ゴロンと横になるなど飲食店や公園では実現しづらいものばかり。人目に触れない場所でリラックスしたい、つまり「ヤリたい」なのです。とはいえ、仕事が激務の人や体を酷使する職業の人は、本気で「疲れた。癒やされたい」と思うこともあります。彼の真意を見極めるなら、猫カフェに誘ってみるといいでしょう。甘いもの好きな彼ならパンケーキ屋でもいいかもしれません。セックス以外の癒しを提案して、どうリアクションするかを見てみてください。「どれくらい彼氏いないの?」知り合って間もない男性がこう聞いたなら、裏の意味は「彼氏いない歴長いならエッチもご無沙汰でしょ。俺ならいつでも相手できるよ」かもしれません。ヤリモク男性にとって、フリー期間が長い女性は寂しさにつけ込むと落としやすく、狙いやすい相手です。彼氏いない歴が長いとわかると、口説く方向性が「週末にひとりだと寂しいよね」と寄り添うようなアプローチに定まります。何かと構ってくれる男性に対して、女性も悪い気はしないでしょう。優しくて良い彼氏になりそうと期待もふくらむはず。でも、男性がヤリモクなのか、本気で自分の寂しさを埋めようとしているのかは冷静に見極める必要があります。「どれくらい彼氏いないの?」には明確な期間を答えないか、実際とは違っていても「3か月」と答えるのが無難かもしれません。「なんだか疲れていない? なんでも話聞くよ」包容力アピールをして、どんなきっかけでもいいから口説き落としたい。そんな網の張り方をするのは既婚者が多いです。既婚男性は夫婦関係から女の面倒くささを存分に知っていますし、経験値が高いぶん、独身男性よりは確かに包容力があります。そのため、独身男性からすれば「女の愚痴なんて聞きたくない」と思うような話も、ウンウンと親身になって聞けるでしょう。大人しく聞き役に回ることで女性の信頼を得られるとを知っているので、「なんでも話聞くよ」「相談して」というスタンスを取るのです。そのため、既婚男性がそんなセリフを言うなら警戒したほうがいいですし、マッチングアプリで知り合った男性がやたらと聞き上手なときも一応疑ってみるといいかもしれません。初デートで相手の愚痴や相談を聞きたがるのは、恋する心理としてはちょっとズレています。彼の恋の目的は……?恋する目的は人それぞれ。みんなが真剣交際を望んでいるとは限りません。また、結婚相談所とは違って、マッチングアプリの「未婚」「独身」が絶対に正しいとは、残念ながら言いきれないのです。ヤリモク男や独身を装った既婚者は排除されるべきですが、それを見分ける目を持つことも大事。自分を守るためにも、相手の恋の目的を言動の端々から見抜くようにしましょう。©DUEL/Gettyimages©Plume Creative/Gettyimages©ZoneCreative/Gettyimages
2020年09月16日付き合うからには長続きさせたいのはもちろんのことですが、残念ながら一瞬で燃え尽きてしまう恋もありますよね。今回は、そんなすぐに終わりがちな恋愛の特徴について、経験者のエピソードをご紹介します!参考にしてくださいね。文・オリ子まるで花火!? すぐに散ってしまう恋の特徴は?周りには秘密。ドラマチック過ぎる恋「会社の年下の人気者と周りにばれないよう付き合っていたので、当時はスリルのようなものがあり、とても盛り上がった。でも、気疲れするし、何かと嫉妬してしまうしで、結局1年もせず破局。その後は気まずくなり転職し、私は次の転職先で出会った普通にまったり過ごせる彼と結婚。結婚は2番目に好きくらいの人がいいのかも、と感じた」(29歳・会社員)秘密の恋はスリルや一体感も強いので、盛り上がるのも激しいですが、そのぶん燃え尽きるのも早いケースも。また、秘密にしていることから、パートナーが他の女性から狙われやすくなるリスクが増えてしまう可能性も。長続きさせたいなら、周りにも付き合っていることを知ってもらったほうがいいのかもしれません。友達を見捨てる恋「友達のA子が好きだったイケメンB君から告白されてしまい、タイプだったのでA子に隠れて付き合うことに。その時は、モテ男と付き合えて浮かれ気分だったけど、A子は私たちが付き合っていることに気づき、A子やその周りの友達とも急に疎遠に…。結局、私はB君と破局、A子は別の男性と先に結婚しました。自業自得ってやつでしょうか」(35歳・その他)友達と同じ人を好きになることは仕方ないけれど、付き合い方が「裏切り」のようになってしまうと、誰からもサポートされない悲しい恋になってしまうのかも。正々堂々と付き合っていたら、状況も変わっていたのかもしれません。「妻と別れる」と言われ続ける不倫「同じ会社の既婚の先輩と結婚を前提に付き合っていたけど、『妻と別れる』といいながら2年付き合っても結局別れず。最後は向こうから『子どもができたから別れてほしい』と言われ終わった」(33歳・その他)「妻と別れるから」」という既婚男性との恋愛は、その時は激しく燃え上がっても、最終的には何も実りのない恋愛として終わってしまうことも多いようです。さらに、損害賠償問題に発展することも。避けて通るべき恋愛ですね。スリルの多い恋は、寿命も短いのかも?秘密だったり、後ろめたさのある恋は、瞬間的に激しく燃え上がるかもしれませんが、長続きしないことも多いようです。逆に、少し物足りないくらいの恋を大事にできれば、長い目で見て、幸せを手にできるのかも!? 今の彼が普通すぎて不満という方は、少し見方を変えてみるといいかもしれません。©PeopleImages/Gettyimages©dragana991/Gettyimages
2020年09月16日「モテテク」として知られているものでも、リアルな男性目線だと違和感を感じるNG行動もあるようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とし、時短美容家でもある並木まきが、男性がドン引きしかねないNGモテテクをお話しします。文・並木まきNG1:親近感が湧くはずの“ボディタッチ”気になる男性や好きな人には、さりげないボディタッチが有効とされていますよね。しかしこのモテテクは、古典的で有名すぎるため、男性目線では「男慣れしすぎ」「わざとらしい」などのネガティブな感想を生む場合も実際には多いようです。特に知り合って間もない段階でのボディタッチは、妙なプロっぽさを醸し出しやすく、「遊んでいそう」「ワンチャン目的かも?」など不名誉な疑惑のもとにもなりがち。親しい同僚や幼なじみなど、気心が知れた関係ならいやらしさを感じさせないかもしれませんが、まだきちんとした関係性が構築されていない段階で多用すると、逆効果になるモテテクと言えるでしょう。NG2:セクシーなデートを演出するはずの“グロス”デートで進展を望むときは、セクシーな口もとがモテメイクの王道。リップグロスで艶を出すテクニックは、その典型でしょう。ですが、グロスを塗った口もとは、女性が思っている以上に男性からは不評なことも……。ギトギトしていたり、艶感のつもりが「テカテカ」になっていると、男性目線では微妙に思われがち。「キスしたときに唇がベトベトしそう」「顔を近づけられたら、洋服につきそう」「そもそも見た目が……」など、筆者の周囲の30~40代男性たちにざっとリサーチしただけでも、ネガティブな意見が続々と出てきました。最近のリップアイテムは、上からグロスを重ねなくても適度な艶を出すものが多いので、あえて重ね塗りは避けたほうがモテる唇になりやすいのかも!?NG3:好感度アップのはずが“やりすぎ笑顔”笑顔は、モテにおける“最強の武器”とも言われますよね。実際、微笑みを絶やさない女性は男性から好印象を得やすいですし、いつもニコニコしている女性のまわりには多くの人が集まってくるでしょう。しかし、TPOを選ばずに常に笑っていると、男性からは「不自然にモテを狙いすぎ」「わざとらしい」などのネガティブな感想が出てくるケースもしばしば……。特に、誰に対しても同じレベルの笑顔を振りまいている場合、その八方美人的な印象から引いてしまう男性も少なくないようです。また、「モテたい!」という気持ちが強すぎて、ニヤニヤした印象の笑顔になってしまうと、かえって好感度が下がることもあるようなのでご用心を。王道の「モテテク」とされている方法のなかには、一般的になりすぎているからこそ、男性から「ん?」と思われやすいものもあります。気になる人にマイナスな印象を与えないよう、鉄板のモテテクをするときほどご注意ください。©PeopleImages/gettyimages©Sven Hagolani/gettyimages
2020年09月13日男性のなかには、意中の女性に何度振られてもめげずにアプローチを続ける人もいます。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男性たちの“めげないお誘いLINE”をご紹介します。文・並木まき1:トイレの時間だけでもいいから!?「ちょっと前から私を口説いてくる年下の男性は、やたら私と電話をしたがるので困っています。LINEなら時間があるときでも返事ができますが、電話だと時間をとられるので面倒くさいなーと思っています。いつも『今、電話いい?』とLINEが来るのですが、大抵は『ごめん、忙しい』と返していますね。でもこの前、どうしても電話をしたかったみたいで、『じゃあトイレの時間だけでもいいから声聞かせてよ』とLINEが来て思わず吹いてしまいました(笑)。確かにトイレ中は忙しいわけではないですが、でも用を足しながら電話をするのも変じゃないですか!? そこまで私と電話したいなんて、情熱的ですよね(苦笑)」(36歳女性/サロン経営)何度も「忙しい」と言われてしまうと、“脈なしかな”と察する男性が多いものの、こういった男性はいつも前向き。トイレの時間を自分のために活用してもらいたいとは、なかなかの大胆さですね。2:ZoomがダメならLINEやskypeで!?「数か月前から私を口説いてくる男性がいるんですが、正直タイプじゃないので『付き合えない!』とハッキリ伝えているんです。ところが、相手はなかなか諦めてくれなくて……。ついこの間も“コロナ禍だから”とZoomデートに誘われたのですが、準備も面倒だし断ったんですよね。そうしたら今度は『ZoomがイヤならLINEのビデオ通話でもいいし、skypeでもオッケー』と、ツールを変えて誘ってきて……(苦笑)。“イヤなのはZoomじゃなくて君だから!”と思いましたけど、そのアグレッシブすぎる様子になんだか笑ってしまいました」(34歳女性/PR)コロナ禍では、オンラインツールを駆使して恋愛チャンスを掴む人も多くなっています。手を替え品を替え誘ってくるこういった男性の積極性が、相手の女性に響くといいのですが……。3:1年後の今日!?「めちゃくちゃしつこい人が職場にいるのですが、まったくタイプじゃないので何度も告白をお断りしています。ですが最近、その人から『1回でいいので、デートをしてほしい』とお願いLINEが届いたんです。ただ、全く可能性がないのにデートをするのも時間の無駄だと思うので『しばらく忙しい』とお断りしたんですよ。そうしたらなんと、その人から『じゃあさ、1年後の今日はどう? それなら時間あるでしょ』と返事が来て思わずビックリしちゃいました。確かに1年後の予定はまっさらだけれど、そう言われても『OK』とはならないでしょ!」(31歳女性/秘書)惚れ込んでしまった女性となんとしてもデートをしたい男性ほど、突飛なお誘いをしがちなのでしょうか。仮に1年後に予定が入っていなかったとしても、本質がそこではないので女性としてもなかなか「イエス」と答えにくいでしょう。意中の女性にまっすぐすぎるアプローチをしてしまう男性のエピソードをご紹介しました。しつこいお誘いにはゲンナリしがちですが、思わずクスッと笑ってしまう爽快なお誘いLINEを送ってくる男性もいるようです。こんなLINEが届いたら、みなさんはどうお返事しますか?©fizkes/gettyimages
2020年09月10日誰しもその気がなくても思わぬ言葉で相手を傷つけてしまった経験があるでしょう。女性にとっては嬉しい言葉でも、男性は密かに傷ついている場合があります。そこで今回は、男性が傷ついた“彼女のさりげない言葉”をご紹介します。もし付き合っている彼氏に無意識に言っていたら、気をつけた方がいいかも……。文・東城ゆず「細いね」「デートの最中に僕の腕を触りつつ、彼女が“細いね”と言ったことがありました。まるで“ヒョロい”と言われているようで、彼女の言葉に嫌味はないのだろうけれど、がっしりとした男性に憧れて筋トレを密かに頑張っている僕にとってはきつい言葉でした」(Yさん・28歳男性/金融関係)女性にとっては「細い」と言われたら喜ぶ人も多そうですが、誰にとってもそうとは限りません。ましてやカラダを大きくしたいと考えている男性にとっては残念な一言になったのでしょう。「仕事、大変そうだね!」「彼女に仕事の話をしているとき、僕は愚痴ではなく日常のありきたりな会話のつもりで話していました。ですが、その話を聞いていた彼女から“仕事、大変そうだね”と言われたんです。労いの意味だと思うのですが、遠巻きに“仕事が楽しくなさそう”と言われた感じがして……。仕事を大変と思ったことがなく楽しく働いている僕としては、ちょっとショックでした」(Aさん・27歳男性/自営業)仕事にやりがいを感じる男性の場合、この言葉を言われるとショックなようです。そういうときは、「忙しそうだけど楽しそうだね」「応援しているね」と、よりポジティブな言葉選びを心がけたいですね。「色白だね」「僕は屋内にいることが多い職業なのですが、ある日海水浴に出かけた際に僕の肌を見て彼女が“色白だね”と言ったんです。彼女は横で一生懸命に日焼け止めを塗りながら、“うらやましい”という意味で言ってくれていましたが、“美容に敏感な女性にもそう思われるなんて”とちょっと傷つきました。色白より色黒な方が男らしいと僕は思っているので、その理想に近づけるように頑張りたいです」(Nさん・24歳男性/アパレル)女性なら嬉しい言葉も、男性にとってはそうではない場合があります。一度、彼の視点に立ち返って言葉選びをするとよいかもしれませんね。「男のくせに~!」「これだけ性差をなくそうと動いている社会のなかで、彼女はよく僕に“男のくせに~”と言うんです。深い意味はないと思いますが、そんなことを言われ続けていると“これは男として変なのかな?”と考えるようになっちゃって……。男であることが窮屈に思えるときがあります」(Hさん・30歳男性/公務員)性差を感じさせるような言葉は、男性も気にしているかもしれません。たとえ冗談でも「男のくせに」と言うのは、控えたいですね。「性格はいいよね」「仕事が失敗続きで落ち込んでいたとき、同じ勤務先に勤めている彼女に相談したことがありました。すると、彼女は“性格はいいから落ち込むな”と言ってきたんです。励ましてくれたのでしょうが、同じ職場の人に“性格は”と限定的な褒め方をされたために、余計に自信を無くしちゃいました」(Iさん・33歳男性/IT関係)落ち込んでいるときは、ただ話を聞いてもらいたいだけの場合もあります。もし励ましたいときは、否定を匂わせるような限定的な褒め方をせずに「それでもよく頑張っているから、すごいと思うよ」と彼を丸ごと褒めてあげるといいかもしれませんね。「芸能人の××に似ている」「芸能界のようなきらびやかな世界が大好きな彼女は、よく芸能人について話してくれます。先日もデートの会話中に、“芸能人の××に似ているよね”と僕の顔を見て言ってきました。正直その芸能人を僕はあまり“かっこいい”と思っていないので、微妙な心境です。遠巻きにけなされている感じがしましたよ」(Nさん・26歳男性/美容関係)前後の会話でその芸能人を彼が褒めている場合は、「そういえば似ているね」と褒めてもいいかもしれません。しかし、人によって芸能人の捉え方は様々。言動には気をつけたいものです。以上、「男性が傷つく彼女のさりげない言葉6選」でした。女性にとっては褒め言葉として受け取れる言葉でも、男性にとっては傷つく可能性があると意識することが大事。また、相手を褒めたいときや日頃の感謝を伝えるときは、その人らしさを褒めてあげるといいかもしれませんね。©DjelicS/gettyimages©bymuratdeniz/gettyimages
2020年09月09日男女問わず、良くも悪くも付き合うと態度が変わる人っていますよね。今回は、悪い意味で態度が豹変したダメ男をフィーチャー。付き合わなきゃよかった男性のエピソードを3選お届けします!文・オリ子付き合わなきゃよかった男性3パターン好青年から急変! 頭を鷲掴みにされ…「昔付き合っていた彼は、誰からも愛される穏やかな好青年。しかし、彼と飲んでけんかした時に恐ろしい本性が現れたんです。私が怒って先に店を出ると、街の人ごみをかき分け追いかけてきた彼。振り向いた瞬間、頭を掴まれ閉まったお店のシャッターに頭をドンされました。唖然としてると、さらにもう片手で胸ぐらを掴まれ、殺意を感じる目つきで罵倒されました…。叩きつけられたシャッターの音が夜の街に響いて大勢の人に見られ、恐怖と恥ずかしさでいっぱいでした。優しいと評判の人だっただけに、人ってこんな別の一面もあるんだと、人間不信になりました」(27歳・会社員)周りからも評判のいい人なら、お付き合いしても安心と思いがちですが、必ずしもそうとは限らないようです。もともとそういう人格を持っていたのか、それとも彼女のことが好きすぎて変貌したのか、いずれにせよ、暴力的なその男性とは別れるべきですね…。実は、とっても気が弱かった…?「有名企業に勤め、仕事がバリバリできそうな年上の彼と付き合い始めましたが、しばらくすると、仕草や言葉が穏やかで優しくなってきて、ちょっとしたことでも泣き出すように。結局、私のスマホやカメラのデータを勝手に見るなど、ストーカー気質も判明して別れたけれど、彼は本当は引っ込み思案で仕事もつらかったのか…いまだに不明です」(31歳・会社員)付き合ってみると、想像していたのと全く別の人格だと気づいた、というケースはけっこう多いのかもしれません。彼がどんどんおとなしくなっていくのは、違和感なはず。どうせなら、別れた後は友達同士のようにわかり合えたらよかったのかもしれませんね!?好きすぎて、彼女の裸の写真を待ち受けにし学校へ…「交際していた彼は、付き合うと私への束縛がひどくなっていきました。ある日、他の男性と出かけたことを知った彼と言い合いになり、まさかの警察が来る事態に。なんとかその場を収めたけれど、その後、私の裸の写真をPCの待ち受けにし、学校での授業でそのPCを普通に使い、いろいろな人にその写真を見られていたことを知り…即別れました。当時は好きだったけれど、今はなぜあの人と付き合ったのか、後悔です」(29歳・その他)知らぬ間に裸の写真を待ち受けにされているとは! さらに、それを普通に公共の場でさらすなんて犯罪です。その写真がちゃんと削除されているのかしっかりと確認しましょう。相手をしっかり見極めて!こんな話を聞くと、勢い任せではなく、相手をよく見極めたうえでお付き合いをするべきだと切に思いますね。自分を大切に、地に足をつけて幸せな恋愛を掴みましょう。©Mixmike/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2020年09月09日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第48回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その16をお届けします。1. 甘えん坊の男【結婚引き寄せ隊】vol. 48それは個室で行われるプチお見合いのようなスタイルの婚活パーティに参加したときのこと。30代、40代の働き盛りの男女が集まり、個室に移動して、1対1でお互いのことを話し合います。何人かの男性と話した後に、その男性がやってきました。「はじめまして〜」と、頭を少しさげて笑顔を見せるポロシャツ姿の男性は、いい人そうな印象。こちらも笑顔で返し、自己紹介から始まります。お互いの仕事や趣味、結婚観などを短い時間の間に話さなくてはいけないため、どうしても駆け足で話すことになりがちな婚活パーティの場。とはいえ、短時間で相手を選んだり、選んでもらったりしなくてはいけないので、つい次々に話を進めようとしていたら、「そうやって話をリードしてくれる女性って、いいですよねえ」と言う男性。ちょっと前に出すぎたかなと心配する私をよそに、いい人そうなその男性は、「いつも僕は女性に甘えることが多くて」「僕がだらしないので何でもやってくれる女性を探しにきたんです」などと、こちらを甘えてもいい相手だと判断したのか、それまで無口だったのに、どんどん自分の気持ちを話してきます。話す時間終了ギリギリまで、「甘えられる女性が好み」と何度も話す男性に、そんなつもりのない私は「そうですか……」としか言えません。やっぱり、最初から依存することありきで話をすすめてくる男性は厳しい……と、やれやれと思ったのでした。2. 文面に(笑)が多すぎる男それはある婚活サイトで出会った男性のこと。名の知れた製造小売業で働くその男性は、年収も高く、いわゆる結婚相手としては、なかなかの好条件の持ち主でした。ただ、婚活サイトのプロフィール欄に提示されている写真はあまり写りがよくなく、さらにボケている写真で、いまいち外見がつかめません。とはいえ、趣味の部分などはこちらとも一致しているところが多く、コンタクトをとるようになると、その男性の対応はソツがなくスムーズ。かたすぎる文面でもなく、フランクすぎる文面でもなく、私にとって“ちょうどいい”感じだったんです、一点を除いては。その一点とは、メールの文面にやたらと「(笑)」が多かったこと。最初の頃はあまり気にしていなかったのですが、たいして面白い話をしていないときも、文末につけてくる「(笑)」に、「……あれ?」と少しずつ違和感が。たとえどんなに短い文章でも、必ず入ってくる「(笑)」。次第に「またか」と思うようになりました。実際に会う機会があり、会ったあとのお礼のメールを送ってくれるところはきちんとしている印象でしたが、「今日はありがとうございました(笑)」と、ここでも私にとってはつける必要がないと思う箇所に「(笑)」が…。ほかにもいろいろと気になるところがあり、結局は連絡することがなくなりました。気にならない人にはどうでもいいことだと思いますが、気になることが多くなると、なかなか難しいなあと思ったのでした。3. 同棲を推奨する男それはある飲み会に行ったときのこと。20代から40代まで、幅広い年代が集まっていたその飲み会では、「家にひとりでいてもやることないから」という出会いを求めるシングルの男女がわんさかいました。飲みながらみんなの恋愛観や結婚観を聞いていると、20代でも「早く結婚したい」という結婚願望の強い女性から、40代でも「まだしばらく落ち着きたくない」と話す男性など、さまざま。いろいろな視点からの話を聞くのも面白いなと思っていたら、まだ落ち着きたくないと言っていた40代の男性が、「やっぱりさ、絶対に同棲しないとお話にならないから」と言い始めました。みんなで話を聞いていると、その男性はこれまで恋人とは必ず同棲してきたのだとか。同棲メインで考えるから結婚していないのか、落ち着きたくない気持ちが強いから結婚を考えないため自由な関係を好むのかはわかりませんが、「同棲と結婚は似たようなもんだから」と言いいます。私は、そういう男性に引きずられて婚期を逃すことになったら大変だから同棲には賛成できないことを伝えました。すると、「まあそういう考えもあるよね。でも……」と、同棲すると見えなかった面が見えるしメリットばかりだと言い張る男性。結局のところ、年代問わず、同棲するかしないかはそれぞれ考えが違うものの、固定概念として同棲ありきで相手探しをする男性は、厳しいなあと思ったのでした。婚活していると、普段は知り合わないようないろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©DeanDrobot/Gettyimages©Ridofranz/Gettyimages©Antonio_Diaz/Gettyimages
2020年09月06日婚活に必死な人って、はたから見ているとなんかわかりますよね。あれってどこから漂うものか、考えたことはあるでしょうか。うまくいかない婚活や恋愛の多くは、あの必死さが原因になっていることがよくあります。では、なぜ必死になると人間関係はうまくいかないのか、どうやったら必死にならずにいられるのかを解説します。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 84婚活に必死! 相手に伝わるいや〜な空気はどこから出てる? 止められないのか?自粛生活を経て、そろそろ婚活も本気モードに……という方もいるでしょう。筆者の回りにも、婚活を再開させたという方が男女ともにチラホラ増えてきました。なかには「コロナで全然出会えなくなったから、頑張らなきゃ!」と反動で本気モードに火がつき、必死でガツガツ頑張る人もいます。しかし、実は「本気」であることと「必死」であることの本質は違います。「本気」は目線が理想のゴールなど外側に向いているのに対し、「必死」は、なんとかこの状況から脱しなくてはといった内側に向いています。つまり、頑張りが自意識過剰さを生み出しいているんです。また必死さが強まりすぎると、相手に“いや〜な空気”が伝わってしまい、自分の頑張りの足を引っ張ってしまうことも。ではこのいや〜な必死さは、どうやって止めたらよいのでしょうか。必死さが伝わる本当の理由は「人間関係のバランス力」にあった婚活に限らず、あなたの回りにも、なんか余裕がなくてなんかすべてにおいて必死だなーと感じる人っていますよね。その必死さが前向きな成長に向かっていたら良いのですが、婚活に限らず、恋愛においてこの必死さは、ほぼいい方向には働きません。それはまず、人間関係の持つある機能に由来します。それは「人間関係にはバランス力が無意識に働いている」というもの。例えばあなたは、怒りっぽい相手と話をする時は、自然と相手を怒らせないよう気を回しますよね。おそらく半分くらい無意識でする行動だと思います。こういった「相手がこうだから私はこう対処する」といったバランスのとり方を、私たちは無意識レベルで普段からしています。そういう前提があるうえで、婚活に必死な女性がいたとしたら、相手はどんな行動に出るでしょうか。おそらく彼は「自分が前に進まなくても相手が来てくれるなら、頑張らなくてもいいか〜」って思っちゃうかもしれません。その結果、あなたは雑に扱われたり、なかなかいい人とマッチしなかったりなんてことも……。これが「人間関係のバランス力」であり、婚活に必死になる最大のデメリットです。崩したバランスは強制的に戻す!相手から大事にされることのない必死さは絶対匂わせたくないところ。でも、本気で頑張りたい女子からすると、どう温度感を調節したら必死な空気が伝わらないのでしょう。個別のシーンを振り返ると、LINEをガツガツ送ってしまうとか、相手を質問攻めにしてしまうとか、マッチングアプリで「いいね」をつけまくるとか、写真を加工しまくるとか、いろいろ必死さが伝わる行動はあります。でも1つ1つを挙げたらキリがないので、今回は全ての行動でこの2つだけ意識できれば、内に向きすぎた視点を、ちょっと外に向けることができ、必死さが薄まるであろうポイントをご紹介します。リズムや量を相手の基準に合わせるやり取りや量を相手の基準に強制的に合わせることは、相手に意識を向けることの第一歩です。なぜ彼はこれを聞いてきたのか。なぜこの文章量なのか、など、少し落ち着いて相手の気持ちを想像し寄り添うと、自然とあなたの中の必死さは薄まっていきます。また、相手に意識を向けると、逆に相手が必死すぎてなんか冷めた…なんてこともあります。そう思えたなら、きっとそれはご縁がなかったのでしょう。1つ1つの関係にあまり執着せず、必死さを手放していきましょう。自分の本当の目的、本当の理想を見る自分の目的や理想を見たら、自意識がさらに強まるのではと思いますよね。でも、あなたが今必死になってしまうのは、自分の不安な未来に意識が向いているから起きることです。一方、理想や目的は、明るい未来の自分です。つまり、見ている先がちょっと違う。この見るべき対象をポジティブなものに変えると、自然と切羽詰まった必死さは薄まっていき、今に集中するための、正しい本気モードになれるかもしれません。「最後は神さまお願い!」信じられるまで頑張る必死な時って、どんなに頑張っても「もうあれも無理かも」「こんな不幸が来るかも」「きっとうまくいかない」と、常にネガティブな想像が頭を支配している状態です。だからこそ、先程ご紹介したような2つの視点で、変な必死さは強制的に引っ剥がしていきましょう。またよく「頑張ったらあとは神頼み」といった言葉がありますが、これも大切な考え方です。他力本願な言葉に聞こえるかもしれませんが、これってつまり「神さま、あとはお願い!」と言えるほど、自分はできることを頑張ったかを問うキッカケになります。意外と「もう神頼みだー」なんて言っている人ほど、自分でできる努力や見直しを何にもしてなかった……なんてこともあります。さあ、あなたはどうですか?「必死さって勝手に出るからやっかいだよなー」と思うものですが、出しているのが自分であれば、必ず止めることができます。いいご縁と巡り合うためにも、無駄な必死さはやめていき、正しい本気モードで前に進んでいきましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©d3sign/Gettyimages©We Are/Gettyimages©Halfdark/Gettyimages
2020年08月31日男子にバサッと「この子との職場恋愛は……無いな」と切られてしまう、そんな残念な女子には実は共通点があります。今回は残念女子がとりがちな5つの代表的なNG行動をヒントとしてお伝えします。■ 1.べたべたしてくる職場なのに距離が近く話しをしたり、わざわざ2人だけで座って話しをしたり。残念女子は、男子をドキドキさせようとしてこういった行動にでることがあります。しかし、男子視点で言うと、まだ恋人でもないのに周りに対して誤解を与えかねず、かつ、そういう配慮ができない女子なんだな…と感じて、「この子との職場恋愛はないな〜」と、仲良くなる前から切られてしまうリスクが高くなります。「あの二人はべたべたしている」と他人から思われる距離感が、職場の場合は学生時代の学校などと比べてかなり厳しくなるでしょう。立ち話をしている時も、ちょっと距離が近いだけでウワサをするような人達もいる……こういったことを頭に入れておくのが丁度良いかと思いますよ。■ 2.影響力が大きい男子は、職場恋愛が「バレる」ことを嫌う傾向があります。ですから、いわゆる職場で声が大きかったり、みんなの中心にいるような女子……つまり、いろいろと影響力がありそうば女子は、職場恋愛ではモテにくいでしょう。恋愛関係で上手くいっているときは良いですが、万が一壊れてしまった場合、その後で悪口を含めて何かを言われるのではないかと男子は心配するようです。残念女子は、皆に慕われている感を出したり、たくさん知り合いがいる感を出したがりますが、かえって男子視点だと逆効果になってしまうことがあります。もし職場に狙っている男性がいるのであれば、注意しなくてはならないポイントでしょう。■ 3.食事の時に声が大きい会社で女子同士でランチを食べていたりする時に、男子の話をすることがあります。そのとき、周りに聞こえるような大きな声で話しをする女子がいますが、そういう残念女子は、男子から「職場恋愛は無いな」と切られてしまうリスクが高まります。恋人になったとして、デートの話しなど含めてそんな大きな声で話された日には、会社内に二人のことが筒抜けに…男子はそういうことが、将来のリスクになると考えます。基本的に職場では、周りに聞こえない範囲でおしゃべりを楽しむ。気になる男子が周りにいるときは、とくにそういう心がけをしておくと安全でしょう。■ 4.誰にでも優しい職場はいろいろな立場の人や仕事の人がいます。天真爛漫な女子は職場でもモテますが、誰にでも優しい女子は以外とモテないよう。誰からも好かれる人=誰かの恋人にはなりにくい傾向が。なぜなら、その行動に対して「八方美人」であると、マイナスイメージを持たれてしまう可能性があるから。また、男子に「あの子は誰に対してもやさしいからな〜」と、思われると恋愛対象から除外されてしまうリスクも。八方美人な人は、誰かと恋愛の距離感になることが、とても難しくなってしまうリスクがあるので注意が必要です。■ 5.ブランド品ばかり持ち歩く職場でどのレベルのものを身に付けるのか、持ち歩くのかは男女問わずとても悩ましいところです。妬みをかわない範囲で、しかし、貧相に見えないように……。男子視点では、「あからさまなブランド品を職場に持ってくる女子」というのは、周りに対する配慮ができているのか疑わしい、と感じるのだとか。大好きなブランドがある場合であっても、できる男子しか見極められないような、ブランドの特徴やロゴが控えめなものに絞り込むと良いでしょう。同じブランドで身の周りの物を揃える。そういう個人的な趣味は、プライベートでするようにして、職場ではブランドイメージを付けないような工夫をすると良いでしょう。■ NG行動があれば速攻修正今回のヒント、いかがでしたでしょうか?職場恋愛を考えている方は、今回のNG行動を1つでもやっていると思い当たった場合、速攻修正をかけていくと良いでしょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月25日withコロナの今、ズバリ婚活熱は高まっていますか?オンラインデートなど気軽なコミュニケーションがある一方で、気軽に人と繋がれるからこそ、面倒で婚活できない…と嘆く女子も多いものです。でもその下がった婚活熱、仕組みと対処を知れば、ぐっと上げることができるかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 82コロナ禍で婚活熱が消えてしまった女子が、気持ちをリセットする方法コロナをケアしながら過ごす生活が当たり前になった今、婚活熱は以前とくらべて高まっていますか? 実は新型コロナウイルス以降、「婚活熱が下がった」と話す人も少なくありません。結婚したい! 焦っている! それは本当なのに、婚活する気がなかなか起きない。そんな人のために、今日は婚活熱が下がっている理由と、上げ方についてご紹介します。実はコロナの変化に対応するだけで手一杯!人は誰しもさまざまな変化をいつも感じ、そして心と体で受け止めています。withコロナの今は、その受け止める量も多いため、ストレス度合いも半端じゃありません。無意識では、もしかしたらストレスをたくさん受けてしまっており、婚活をする余裕なんて全然ないのかもしれません。リモートワークに対応したり、人との会い方、コミュニケーションのとり方にも変化がでたり、未来の捉え方もわからない今、心は生きるだけで精一杯…。そんな時は、婚活について考える前に、いっぱいいっぱいの自分をまずは知り、抱きしめてあげましょう。セルフハグには(普通のハグにも)安心感のホルモンを生み出す作用があるといわれています。心をホッとさせてあげるだけで前向きなエネルギーも高まり、婚活への向き合い方も変わるかもしれません。婚活をしないで得られるメリットがあるのかも心がホッとしてきたら、「婚活をしないことで得られるメリット」が実はないか、考えてみましょう。人によってさまざまな無意識のネックがあるものですが、悩み相談を受けるとき、おもに2つの傾向が多いように思います。1:忘れられない恋を、うっすら引きずる誰しも生きていれば、忘れられない恋はあるものです。意識上は忘れていても、その恋を引きずっていると、なかなか次の縁を引き寄せるのは難しくなります。ここでポイントなのはガッツリではなく、「うっすら」引きずっている状態であること。うっすらなので、彼と再会してもう一回復縁したいというような、強い希望は願っていないし、気づいていません。例えば「憧れの恋愛を考えるとき、元彼とのエピソードに引っ張られる」という女子は多いですが、これはまさにうっすら引きずっている状態といえます。未来を見ようとしているのに、体は過去を向いている状態のようなもの。まるでブリッジをしながら前方を向いているくらい、無理な体勢なのです。今すぐ体を起こし、まっすぐ前を見据えましょう!2:あんな傷つき方、もうしたくない!失恋って、できることなら経験したくないですよね。でも、失恋して「ああ、もうこんな傷つき方は絶対したくない」と思っていると、傷つかない=恋愛をしないという選択を無意識に取ってしまうことになります。恋愛で傷ついたと感じるとき、そこには「自分の価値が否定された」といった、別の解釈が入っている場合があります。でも、その解釈は心が勘違いした結果起きたこと。本来私たちは、恋愛していてもしていなくても、振られても振っても、本質的な価値は変わらないのです。だからこそ「もう傷つきたくない」と思っている場合、そもそも私の価値は傷ついていないということを、心から理解してあげる必要があります。婚活熱を小さく上げる3つのトライ原因を少し知れたところで、モチベーションを強制的にあげていくことも、もちろんできます。それは仕組みを変えて取り組み、モチベーション頼みではなく習慣にしてしまうことです。ここでは具体的な3つの方法をお伝えします。1:1日1アクションから始める本当に小さくていいので、1日1アクションから初めてみましょう。例えばアプリを起動するとか、誰か1人にLINEを送ればOKとか。最初は負担を感じないレベルからで良くて、慣れてきたら、少しずつ行動を増やしていきましょう。これは「小さく積み上げていく」という習慣化の大原則を踏まえており、続けるほど積み上げたものは大きくなるだけでなく、気づいた頃には積み上げるのが当たり前になっているというメリットがあります。2:誰かと一緒にやる人間は他人に見られていると行動が変わります。婚活もその仕組みを利用し、誰かと一緒にお互いを見守りながら取り組むと、きちんと婚活熱が高まります。ただし、注意が必要なのが、スタート時点で同じくらいの熱量の相手とやることが継続のポイントです。あなたの婚活熱が低いなら、同じように「婚活したいけど面倒で…」と話す女子を見つけて、一緒に取り組んでいきましょう。3:毎日の行動を決める婚活は小さい決断の連続です。ネット婚活なら、プロフィールを読み、写真を見て、メールを1通1通作成し…と、真面目にやると本当に疲れます。そこで毎日の行動をスケジュールに組み込んでしまうことで、無駄な思考や労力をかけずに続けることができます。例えば「お昼休みの15分と夕飯後の15分だけアプリを触る」とかに決めて通知をオフしておけば、変に労力や思考を割くことはありません。ちまちま考えたり労力を使うようなやり方は、婚活熱が高まらないどころか、想像以上にあなたを疲れさせるのです。あなたの婚活熱、少しだけでも上がりそうでしょうか? 婚活にタイミングはありません。今したいと思った時が最適なタイミングです。どうかあなたに、素敵なご縁が訪れますように。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©Fabrice LEROUGE/Gettyimages©Jamie Grill/Gettyimages©JGI/Jamie Grill/Gettyimages
2020年08月13日好きになる人はいつも私を大事にしてくれない。そんな悩みを抱えていませんか?人は自分が思ったことを現実に反映しています。「結婚するのが私の望む幸せ」だと思っていたら、現実もそうなるはず…ですが、その下の深い部分で、幸せになれない思い込みを抱えているのかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 81いつも「私を好きじゃない男」を好きになってしまう心の思い込みとは好きになって、彼と付き合ったり、関係が深まったりすると、彼が急にそっけなくなる。嫌われたわけじゃないのはわかるけど、私に対して扱いが雑になる!いわゆる「釣った魚に餌はやらない」タイプとも言えますが、女子の中には、なぜかいつもこの「私を好きじゃない男」とばかり恋愛をしようとして、頑張り、疲れ、傷つく女性がいます。実はそれ、相手選びも問題なのですが、相手を選ぶ前段階として、彼女たちの心の中に、ある「思い込み」があることが原因かもしれません。世界は自分の思い込みでできているそもそも、心理学の考えでは、世界は自分の思い込みが作り出しているといわれています。思い込みとは「意識」「無意識」「潜在意識」の3つが作った、あなただけの概念(こうあるべきという考え方)です。例えば「女は愛されて結婚するのが幸せである」という思い込みがあなたの中にあったとします。この考えがいつ作られたかも気になるのですが、こういった考えを持っていたなら、日常生活では自然と自分が愛されて結婚できるように行動をしていくはずです。その結果、あなたはモテを考えたり恋愛がうまくいく方法を考えたり、スムーズにいけば結婚したり子どもを持ったりして、幸せな家庭を持つことを目指していくはずです。しかし、ここで1つ問題が。この「思い込み」には、自分で気づいているものと気づいていないものがあります。先ほどの「女は愛されて結婚するのが幸せである」という思い込みは、意識的に気づいている思い込みです。でも、そのもっと深い無意識の領域で、実は相反する思い込みを抱えていると、心は深いほうの思い込みを優先して採用してしまうのです。その結果、「幸せな恋愛をして結婚したいと思っているのに、なんか全然違う行動ばかりしてるかも…」なんて矛盾が起き続けるのです。愛されない恋愛ばかり繰り返す3つの思い込み冒頭の私を好きじゃない男ばかりを好きになってしまう女性には、まさにこの「幸せな恋愛がしたい」という意識の下に、それとは真逆の意識が隠れている可能性が高いです。では、具体的にどんなものがあるか、今回は3つご紹介します。思い込み1:「私が大事にされるはずがない」自己肯定感が低い女子にありがちですが、私が大事にされるはずがないと心のどこかで思っていると、表面的に愛されたいと思っても、やっぱり愛されないような相手やシチュエーションでの恋愛を繰り返しがちです。無意識で「自分が大事にされるはずがない」という思い込みの実証実験を繰り返して、無意識で「ほらやっぱりね」を繰り返しているイメージです。この思い込みがあると、セフレや不倫など、相手から1番大事にされない恋愛に走ることが多い印象があります。思い込み2:「尽くさないと愛されない」本来、恋愛というのは相手に尽くしても愛されるし、尽くさなくても愛されるものです。つまり、何か行動によって愛情が日々アップダウンすることはないはずです…が、「尽くさないと愛されない」と思っていると、不安からつい相手のためにいろいろしたくなります。でもそれは、本当は相手のためではなく自分が安心するためにやっているだけなので、当然相手からは大事にはされません。むしろやるほど相手にとって重い女になってしまうかも。また、場合によっては、お金を出すときだけ彼はデートしてくれるといった、アメとムチ的な恋愛関係につかまってしまうこともあります。でもアメとムチは結局尽くす側が疲れるので、恋愛はやっぱり続かないことが多いです。思い込み3:「ありのままの自分が嫌い」ありのままの自分を見せたら、嫌われるかもしれない。ありのままの自分が嫌だ。そんな風に自分にコンプレックスを持っていると、相手に心をしっかり開いてつながることが、怖くて難しくなります。心をつなげたら、否が応でも自分のいろいろな部分を見せなくてはいけないし、相手の心も受け止めなくてはいけないからです。この手の思い込みを抱えた女子がよくやるパターンとして、恋愛から結婚に発展するタイミングで、うまくいかなくなったり、結婚から逃げたりすることが多いです。表面的には、さも「この人じゃなかった」と言うための理由や問題が並べられますが、根底には何か問題を見つけることで、ありのままの自分で相手とつながることを拒否しているあなたがいるだけです。3つの思い込みを紹介しましたが、当てはまりそうなものはありましたか? ちなみに3つとも持っている場合もあり、全部に当てはまっていると感じる女子は、恋愛がすごく大変なのではないでしょうか。1つ1つ解消していくためには、まず「そういう思い込みが自分にはある!」という受け入れから始めてみてください。そこから、どうしてそうなったのか…と少し感じてみると良いでしょう。多くは幼少期の親との関係や経験から、思い込みを作っていることがよくあります。専門的なカウンセリングなどを受けるのもひとつですが、まずは自分の心の仕組みやクセを自分で知ることから、始めることが、思い込みを上書きする一歩といえるのです。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©EmirMemedovski/Gettyimages©Holly Wilmeth/Gettyimages©Photo by Rafa Elias/Gettyimages
2020年08月06日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第46回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その15をお届けします。1. うっすらとあわれむ男【結婚引き寄せ隊】vol. 46それは婚活サイトで出会った、商社勤務という、30代後半の男性とのこと。いわゆる“三高”(もう死語ですかね)の、高学歴、高収入、高身長の商社マンと、何度かメールでやりとりをして、実際に会うことになりました。商社マンに指定された、ラグジュアリーなホテルのカフェスペースは、見るからに高価そうなファッションに身を包んだマダムや打ち合わせらしきビジネスマンらで、ほぼ満席。予約をしてくれていたようで、2人で座るには広すぎるぐらいの奥のソファ席へと案内されました。とても条件がいいのに婚活をしている理由を「まわりに女性がいなくて忙しさもあって、時間があるときに確認できるネット婚活を利用している」と話す商社マン。こちらも出会いがなくネット婚活をしているという話をしていたのですが、なんとなく、話の内容よりも、商社マンの“目”が気になりました。この日、婚活にぴったりだと思って試着をせずに購入したもののまだ着ていなかったワンピースを着ていましたが、思いがけずちょっと丈が短めで、なんだか“無理をしているアラフォー”という出で立ちに……。そこにきて高級で大きくゆったりとしたソファーに座ることになり、さらにスカートの丈が短くなります。まわりはセレブな装いの人たちに囲まれているからよけいに“無理をしているアラフォー”感が増し、話を聞く限り、派手な生活をしていそうな商社マンには、セレブとは程遠いこちらのファッションにガッカリしたのかもしれません。また、婚活サイトではもっと上品な服装で微笑んでいた写真を掲載していたこともあり、実際に会って商社マンはかわいそうに思ったのか、終始あわれんだような目でこちらを見ていました。いや、あわれんだような目に見えたのは、気のせい……にしたいところですが、その後連絡が途絶えたので、きっとその通りだったようで。今後は事前に服装確認を怠らないようにしようと思ったのでした。2. 既婚者の疑いのある男それはある婚活パーティで知り合った男性のこと。30代から40代の男女が集まるその婚活パーティでは、さまざまな職業の人たちが参加していました。そこにいた40代前半の、清潔感のあるサラリーマンの男性は、フリータイムで女性が途切れずに話しかけに行っている様子が見えて、人気が高い様子。その清潔感のあるサラリーマンと話してみると「可もなく不可もなく」と思ったものの、こちらがいろいろ話していても「うん、うん」とやさしい表情でうなずく聞き上手で、ほかにいるガツガツとしている参加者と比べると、女性側としては好印象を持ちやすかったのです。そのパーティではとくにカップリングすることはなかったものの、連絡先を交換していたのでその後もやりとりをしていましたが、その男性はなんだか気まぐれな返信ばかり。日中に連絡があるかと思えば、何日も経って忘れた頃に返信がくることも。あるとき、その様子を聞いた女友達から、「その人、既婚者じゃない?」という投げかけが。そういわれてみると、夜は連絡が取れないし、家にいると言っていた時間も連絡が取れないし、清潔感があるのも妻がいて身だしなみをちゃんとしてくれていたり、聞き上手なのも自分の話を詳しく話せないからだと思えば、すべて腑に落ちます。結局、真相はわからないまま音信不通になりましたが、婚活パーティの中には、とくに「独身証明書」を見せなくても参加できるものもあるので、既婚者のお遊びには十分気をつけたいところだといえるでしょう。3. お腹がすいている男それはある飲み会に行ったときのこと。少人数での婚活飲み会の場に足を運ぶと、すでに大柄な男性がひとり、髪の長い女性がひとり到着していました。あと数名の男女が参加する予定で、コース料理がすでに決まっていたのですが、運んできてもらうのは人数が揃うまで少し待とう、ということになりました。しかし、ほんの数分しか経たないうちに、男性は「手持ちぶさただし、とりあえずビールだけ先に飲んじゃいませんか!?」と提案。女性同士顔を見合わせながら、まあいいかと、先に乾杯をすることに。すると、グビグビっとビールをあっという間に飲み干して、「じゃ、とりあえず料理も先に食べませんか!?」と言うのです。早急に飲み食いしたがる男性でしたが、「まだ開始時間前だし、さっきから5分しか経ってないので、もう少し待ちましょう」と髪の長い女性が言うと、がっはっはと大きな口をあけて笑い、「じゃあ、もうちょっとね」と「ビール!」とおかわりをしている男性。そうこうするうちに他の参加者も到着し、無事に飲み会がスタートしたのですが、大柄なその男性は出てくる料理を次々にあっという間にたいらげ、大量のビールを飲み干して、2時間きっかりで「じゃっ!」と帰っていきました。出会いが目的ではなく、どうやら「お腹がすいてたんだね」とざわざわとしたのでした。婚活していると、いろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©Juanmonino/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©ultramarinfoto/Gettyimages
2020年08月03日何かに夢中な男性って、すごく魅力的ですよね。でも、何かに夢中がゆえに、あなたのことを全く大事にしていないどころか、労力を搾取してくる男性っていませんか?実は「何かに夢中な男」と「女性を大事にしない男」は根本的に違う部分があるんです。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 80「何かに夢中な男」と「女性を大事にしない男」の微妙な違い理想の男性像を聞くと、「何かに夢中になっている人」と話す女子は少なくありません。確かに目標に向かって全力な人や、純粋に何かを楽しんでいる人ってキラキラして見えますよね。でも、「何かに夢中な人」を探すとき、一定数の女子は間違えて「女性を大事にしない男」を相手に選んでしまっています。一見すると自分以外に目を輝かせているという点では共通しており、見間違えることもあります。また、何かに夢中であることと女性を大事にしないことは、悲しくも両立する場合もあります。しかし、この女性を根本的に大事にする気がない男性を彼氏にすると、とっても大変。ではどうしたら彼らを見抜くことができるでしょうか。「何かに夢中な男」と「女性を大事にしない男」とはまずは明確に、これらの男性の違いを示しておきましょう。「何かに夢中な男」とは、言葉の通り仕事や趣味、勉強など、自分以外の特定のことに夢中になっている男性を指します。いわゆる人生を全力で謳歌している男性は(女性も)自然とエネルギーに満ちあふれた印象になり、多くの人の目に魅力的に映ります。こういった人は男女関係なくモテるため、あなたが好きになるのも当然といえます。一方で「女性を大事にしない男」は、そもそもパートナー女性を大切に扱おうという気持ちが欠けている男性です。彼らは意識しているかいないかは別として、自分の予定や気持ちがとにかく優先順位の1番で、その1番を叶えるため、周りをないがしろにしても良いと考えており、ナチュラルに感謝せず搾取します。また、相手の気持ちや行為をないがしろにするといった行動は、特に自分を許してくれる可能性の高い親しい人(家族や恋人や親友)に対して発揮させる傾向があります。でもこの男性、一見すると「自分以外の何かに夢中な男」と似ており、場合によっては両方の要素を持っている場合もあります。しかし、先程もお伝えしたように、親しい人であるほど「自分がとにかく1番大事」という価値観を押しつけるので、「女性を大事にしない男」と付き合うと、もれなく彼女は疲れます。彼は、あなたから時間や労力、気持ちなどを無意識に搾取してくるので、あなたの心や体はスカスカになってしまうのです。「女性を大事にしない男」を見分ける2つのポイント女性を大事にしない男と喧嘩になると、よく男性側が「今はお前より〇〇が大事だから」といった言い訳をします。でも正直、「自分のしたいことも彼女も、気持ちだけでも同時に大事にする」ことは可能なはずです。その時々で物理的に優先するものは変わりますし、いわゆる理想的なカップルの過ごし方ができないこともあります。でも、どちらも気持ちとして大切にしたら、接し方は変わっていくはず。それを明確に「こっちが大事だから無理」と突っぱねるということは、究極的にいえば「自分をとにかく大事にしたい。同時に、あなたからは好かれたいけど、あなたを大事にする気はない」と思っているのです。つ、辛い…。そんな男性のこと、絶対好きになりたくない! もっと言えば、縁すらつながっていたくないものです。ではそういった相手を間違えて好きにならないためにも、どこを見たら良いのか。2つのポイントをご紹介します。面倒なことから逃げがち女性を大事にしない男は、基本的に面倒ごとが嫌いです。付き合っている前からその傾向は読み取れると思います。例えばLINEであなたが落ち込んだり悩みを相談したりといった、ちょっと面倒な話になると返信が遅れたり途切れたりしていないでしょうか。「今忙しいから、後でしっかり返そうと思った」という言い分もあるかもしれませんが、そう思っているなら、後でホントにしっかり返しているはずです(笑)。少なくともあなたのことを人として大事にしていたら、その時できる誠意をするだろうし、それがいわゆるフォーマットに即していなくても、あなたは気持ちを感じられるでしょう。なんとなく欠けているなと思うなら、きっと彼はあなたを大事にしたいとは思っていないのです。相手からしてもらいっぱなし例えば彼はあなたから何かしてもらったとき「ありがとう」と言葉を発していますか? 予定をあわせてくれたとき、あなたが彼のために尽くしたとき、話を聞いてくれたとき、などなど。きちんと感謝が返ってくる感覚があったでしょうか。大事にしない男性の傾向として、親しい人に何かしてもらったときほど「感謝」を返さない傾向があります。一言で言えば相手の中にあなたへの「甘え」があるのです。でも同時に、根底には「大事にされたい」という切望感の強さもあるのかもしれません。でも、人間関係のバランスとして考えたとき、この「片方が与えて、片方が一方的に受け取って終わり」の関係性で恋愛を続けると、尽くす側はあっという間に疲れ果ててしまいます。だからこそ恋愛はお互い好き同士なのはもちろん「大事にしあう」ことができる関係性であることが重要なのです。今回は「女性を大事にしない男」について、いわゆるエネルギッシュないい男との違いをご紹介していきました。また、この女性を大事にしない男も、年齢を重ねたり、相手を変えたりすることで、全く違うタイプの素敵な男性に変わることもあります。だからこそ、女性側は今変わることを期待しがちなのですが、実際はあまり変わることは期待しないほうが得策です。まずは最初の一歩として、今日ご紹介した2つのポイントが彼にないか、彼はあなたや周りからエネルギーを搾取していないか、少し考えてみましょう。おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©SrdjanPav/Gettyimages©Hill Street Studios/Gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/Gettyimages
2020年07月30日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第46回は、大きな出来事のあと、パートナーに求めるものを見直した女性の声を3つご紹介します。1. 親が病気になり“とにかく健康な男性”がいい人【結婚引き寄せ隊】vol. 46仕事が大好きで、少しワーカホリック気味なくらいだったAさん。地方に住む両親のことを忘れたことはないものの、土日のどちらかにも仕事が入ることがあって毎日多忙だったため、だんだんと実家を気にかける機会が減っていったそうです。また、正月休みや夏休みがあっても、帰省せずに「自分自身へのご褒美」と称して女友達と海外旅行をするなど、ほとんど実家に帰ることがなくなりました。そんなあるとき、用事があって実家に連絡すると、父親の体調が悪いことを初めて知ります。東京で働くAさんに心配をかけまいと、Aさんの母親は、父親の具合を報告していませんでした。ただ、さすがに仕事にばかり意識を集中しているわけにはいかないと、Aさんはそれからちょくちょく実家に顔を出すようになり、だんだんと人生について考え始めたそうです。結婚についても真剣に考えたことのなかったAさんですが、両親の様子を見て、「仕事をするにしても、旅行するにしても、何よりもまず健康が一番」だと、実感。その後、時間に余裕のある仕事へと転職し、時間にも心にも余裕ができたそうです。そんなときAさんが心底思うのは、「結婚するなら“健康な人”であればいい!」ということ。身近な人が病気になると、健康であることにあらためて感謝したくなるものですよね。2. 都会より田舎暮らしで“素朴な男性”がいい人大学時代から東京で暮らしていたBさんは、もともとまわりに田畑があるような自然豊かな場所で育っていました。思春期の頃に触れたテレビや雑誌に、東京で流行っているファッションやスイーツがよく紹介されていて、見るたびに「早く東京に行きたい」「都会で暮らしたい」と、憧れていたのだとか。その憧れの通り、上京し、就職もして、おしゃれだといわれるショップで買い物をしたり、おいしいと評判のレストランへ足を運んだりしていたそうです。そうして何年も経ってくると、すっかり“東京の人”となったBさんでしたが、交友関係が広がるほど、おしゃれスポットに繰り出して人と会っていてもだんだんと都会の喧騒に疲れを感じてきました。あるとき、何気なくつけたテレビに、田舎で暮らす家族の姿を観て、おしゃれなものにもブランド品にもまったく興味がなく、ただ家族で美味しそうにご飯を食べているその様子がなぜか強烈に印象に残ったというBさん。もう十分すぎるぐらい都会を満喫してきたこともあったのか、「もういいかな」と思い、故郷へ戻ることにしたのだとか。以前は洗練された都会の男性が好みだったBさんですが、そこからはすっかり“自然が似合うような素朴な男性がいい”と、好みにも変化があったそうです。3. コロナ禍で“信頼できる男性”がいいと見直した人あまり恋愛をしたことがないという、女子校育ちのCさんは、女友達が結婚ラッシュを迎える時期でもとくに自分の結婚を焦ることもなく、のんびりと過ごしていました。それほど結婚願望もなかったCさんでしたが、まわりに婚活する女性が増えてくると、独身なので誘われて一緒に婚活パーティなどに参加するようになったのです。婚活友達は「いかに好条件の男性を見つけるか」という女性が多く、なんとなくCさんも、「私もみんなと同じで結婚するならエリートがいいのかな」と思っていたそう。そんなとき、コロナ禍で外出自粛制限がなされるという事態に。婚活はもちろん、普段の生活さえも外出することを控えるようになりました。婚活友達とも離れたCさんは、いかに普通の日常生活が大事かを実感。まわりに流されてエリート男性との結婚を夢見ていましたが、やっぱり条件より、どんな状況に陥ったとしても、「信頼できる関係を築ける男性」と結婚することが心から安心できる道だと思ったそうです。思いがけない大きな出来事を体験すると、結婚観や人生観に変化があることもありますよね。出会いを探していると、いろいろなタイプの人たちに会うこともあれば、自分自身を振り返ることもあるでしょう。みなさんにとって、良い出会いがありますように。©Corey Jenkins/Gettyimages©Aja Koska/Gettyimages©Robert Benson/Gettyimages
2020年07月30日彼氏がほしいとき「誰か紹介して!」と友達に助けを求める女子っていますよね。でもその一言が恥ずかしくて言えないなんて人もなかにはいます。きっと「言っても紹介してもらえないと思うし」という心理もあるのでしょうが、実はその先回りして相手と自分に線を引く心理が、恋愛にも影響しているかもしれません。文・おおしまりえ【おおしまりえの恋愛道場】vol. 79彼氏がほしいのに「誰か紹介して」が言えない女子が恋愛ベタな理由彼氏がほしい! そんなときあなたはどうやって相手を探しますか? 最近はマッチングアプリなどで付き合う人も増えていますが、もう少し自然な感じで、できれば出会いたいですよね。そんなとき、「誰かいい人いたら紹介してください」と周りに呼びかけることも大切です。しかし、婚活中にも関わらず、周りに「誰か紹介して」の一言が言えない女子がいます。人脈もチャンスもフルで活用したいところなのに、勇気がなくて言えない。はたまた「言っても紹介できる人なんて多分いないし」なんて、言う前から諦めているのかもしれません。でも、ちょっと待って!実はそういった友達に対して手放しに助けを求められない心理は、人間関係の築き方が“恋愛向き”になっていない証拠かもしれません。ちょっとだけ立ち止まって、見直してみませんか。職場と紹介は恋愛の2大チャンス「誰か紹介して」が言えない心理を探る前に、そもそも婚活を効率的に進めるための大前提を説明します。それは、結婚相手と出会いやすい場所について。これは統計データですでに証明されているのですが、1位は職場、2位は友達の紹介です。つまり、女性ばかりの職場で、しかも周りの友達にも頼ることができない女子は、それだけで出会いのチャンスが減っているということを自覚しましょう。職場を変えろとまでは言いませんが、せめてできることを全部やる。自分で何か変えたほうがチャンスが増えるなら、可能な限り変えていく(無理して相手に合わせることとは違います)。そんな前向きさに、恋愛の神さまは微笑むのです。「言うだけタダ」ができない残念な心理とは大前提を説明したところで、本題である「誰か紹介して!」という宣言についてです。今回のコラムでは、友達が男性を実際に紹介してくれる(できる)かどうかが重要なのではありません。すでにいる友達に対して、「助けて宣言」をあなたが言えるかどうかの話です。つまり、あなたは困ったときに、周りに頼れるような人間関係を築いているかを見ています。このコラムを読んでいる人の中には、「ちょっと恥ずかしくて言えない」とか「どうせ言ったって笑われるだけだから言わない」なんて考える女子が多いのではないでしょうか。でもその心は、恋愛を遠ざける“残念な心理”が働いている証拠かもしれません。何が残念な心理なのかというと、友達を勝手にジャンル分けしたり、友達の枠や線引をしてしまう心理。もっと言えば、友達という存在を、「この人は仕事の話をする人。この人は恋愛トークする相手」といった、自分のニーズを満たすための関係にとどめている心理です。友達を無意識にジャンル分けすると起きる弊害友達と一言で言っても、当然ながら距離感はバラバラです。なんでも話せる友達から、仕事ならこの人、婚活の話をするならこの人…といった具合に、距離に合わせて話題を分けたりするものです。それ自体がダメなわけではないのですが、過剰にこのジャンル分けのような心理を持ち込むと、実は友達としての真の信頼関係を築くことが難しくなります。本来は信頼できる友達関係というのは、話すジャンルが限定されていても「心を許して、信じあえる関係」を指します。「この人とはこういうジャンルだけでのつながり」と自分で先に線引きをしすぎると、本当の意味で心を許したり、信じ合えたりする関係を築くのは難しくなります。その結果が、「困ったときに助け舟を求められない」といった弊害として現れるのです。よくある例として聞くのが、男友達にはなんとなく本音の恋愛相談ができないというパターンです。これは深層心理でその男性との恋愛チャンスを期待しているか、過度に恋愛に発展することを避けているときに起こります。つまりちょっと期待したり、過剰に怖がるから、その話題を避けて相手と距離を取る自分がいるのです。でもそういう関係は、信頼できる友達関係という点でも、あまり健康的とはいえないのです。シングル女子は人間関係の築き方を見直すチャンス誰も言える人がいない…そんな風に絶望してしまう女子は、今この瞬間から人との向き合い方を変えていくと、人間関係が広がるチャンスになるかもしれません。ポイントは、「相手を信頼して心を預けること」。先程の例でいうと「男友達にホンネで恋愛相談ができない」と考えるとき、「この人に恋愛相談をすると、弱さにつけこまれるかも?」「自分の恋愛ダメすぎて引かれるかも?」なんて過剰な警戒心が生まれています。でもこの過度な警戒心は、自分の中での思い込みです! その気持ちに気づき「きっとこの人との関係は、話しても大丈夫」と信じて相手に心を委ねられれば、その人との心の距離は近づくことになります。ちなみに信頼して心を預けるという行為は、当然誰にでもできることではありません。しかしこういった本当の意味での信頼を模索するために友達関係を見直すと、自然と1つずつの友達関係がよくなったり、なんとなく続いていた腐れ縁が終わったりします。その瞬間はストレスを感じるかもしれませんが、長い目でみれば良い人間関係だけが残っていくという好循環が起きます。そしてその良い人間関係の中では、当然良い恋愛も起こりやすくなるのです。友達関係がボロボロだけど、恋愛はいつでも絶好調…なんて人、実はいません。いても長く続かなかったりするものです。それは恋愛関係というものが、1番心が近くて濃い人間関係だから。逆に考えれば、友達関係すらも枠にはめたり線引したりするような状態なら、恋愛関係も「彼氏はこうあるべき」「彼女はこうあるべき」といった枠にとらわれているかもしれません。「誰か紹介して!」という一言はきっかけにすぎません。あなたは困ったときに、ありのままの自分をさらけ出して、友達に助けを求めることができますか?おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©laindiapiaroa/Gettyimages©skynesher/Gettyimages©LeoPatrizi/Gettyimages
2020年07月23日人それぞれ、異性に対して好みのタイプはあると思います。でも、まったくタイプではない人を好きになり、付き合ってから後悔した経験がある人もいるでしょう。そこで今回は、“なんで好きだったんだろうと思う男の特徴”を女子の意見をもとにご紹介。今後の恋愛の参考にどうぞ。文・塚田牧夫だいぶ年上「5年くらい前、20歳上のお医者さんと付き合っていました。マンションも車もあるし、美味しいものもご馳走してくれるし、良かったんだけど……。話がまったく合いませんでした。私がずっと聞き手に回っていて……疲れました」ナツミ(仮名)/32歳やっぱり年上の経済力に惹かれることはありますよね。お姫様気分が味わえるのはいいことです。ただ、ずっと一緒に暮らせるかどうかという点では、ジェネレーションギャップなどが問題になることもあるでしょう。ある程度歩み寄ってくれる彼なら年上でも問題はないのですが、そのような相手なのか見極める必要はありそうです。ナルシスト「以前付き合っていた彼は、筋金入りのナルシストでした。確かにカッコ良かったんですけどね……。デートをしていると、ガラスに映る自分をしょっちゅう見ている人だったんです。この人は、私よりも自分の方が好きなんだろうなと思い、結局別れました」ナミ(仮名)/26歳彼の容姿がいいというのは、確かに大きな魅力です。最初のうちはなんでも許せてしまいますよね。ただ、一緒に過ごす時間が長くなると、それだけアラも見えやすくなります。彼に好意を抱けなくなることもありますよね。アクティブすぎた「マッチングアプリで、海外にいる日本人男性と知り合いになりました。日本に戻ってきたときに会って、私は恋に落ちました。彼はとてもアクティブでフットワークが軽く、いろんなところに連れて行ってくれたので楽しかったです。ただ、あまりにもアクティブすぎて……。あるとき急に海外に行ってしまい、それっきり連絡がつかなくなりました」ユイ(仮名)/25歳彼に振り回されている状態に、喜びを感じる女性は多いもの。でも、その思いが長く続くことは難しいでしょう。アクティブな人は、女性に束縛されることを嫌う傾向にあります。付き合う前に、彼に確認してみた方がいいかもしれませんね。ネガティブ「飲み会に参加したとき。ひとりで他の誰とも話していない、暗い感じの男性がいました。ちょっと興味が湧いたので、私から声を掛けたところ、思いがけず話が弾みました。それから彼と仲良くなり付き合ったんですが、彼はとてもネガティブでした。後ろ向きな発言ばかりで、まるで私の“そんなことないよ”というひと言を待っているように感じました。私までネガティブな性格になりそうだったので、思い切って別れました」マフミ(仮名)/28歳異性が自分に心を開いてくれたとき、大きな喜びを感じることがあります。その喜びを「彼に対する好意」と勘違いしてしまうケースもあるでしょう。交際前に、本当に彼でいいのか、しっかりと自分の胸に聞いてみましょう!ほかに本命がいる「元カレは、本命の女性が別にいる人でした。それは私も分かっていました。ただ、私は諦めきれず……。私のところに来てほしいという一心で頑張りました。でも、まったく彼の心は動かず……。今思えば、無駄な時間でしたね」キミエ(仮名)/27歳人は、手が届きそうで届かないものを見ると、無性に欲しくなるもの。今回もそのケースですね。また、既婚者の彼と交際する不倫も、根底には同じ欲求があります。くれぐれもご注意を……!以上、“なんで好きだったんだろうと思う男の特徴”をご紹介しました。たとえ別れたとしても、あとから思い返して「この人を好きでよかった」と感じたいもの。それが“いい恋”なのでしょう。皆さんも、例に挙げたような男性を好きになってしまったときは、気を付けてくださいね。©Westend61/gettyimages©Deagreez/gettyimages
2020年07月15日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第45回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その14をお届けします。1. 「忙しい」が口癖の男【結婚引き寄せ隊】vol. 44それは20代から30代の男女が集まる、飲み会に参加したときのこと。自己紹介もひと通り終わり、それぞれがまわりにいる人たちと打ち解けて、お酒もすすんで盛り上がってきた頃。「このお店は2時間制だから、あと1時間もしないうちに出なきゃいけない。話し足りない人がいないよう、自分から話しかけよう」と、その飲み会で一番年上だった30代半ばの男性が言いました。いや、まだ1時間あるよねと思いながらも、ちょっと強制的に誰かに話しかけにいかなくてはいけない雰囲気になり、正直なところ「このメンツではそこまでしたい人がいない……」と内心思っていた私。ですが、とりあえず、近場にいる30代前半の男性と話していると、あることに気づきました。その男性に仕事のことをたずねても「忙しいんだよね」、趣味をたずねても「忙しいから何もしていない」、家にいるときはどうしているのかをたずねても「いつも忙しいから、家とか会社とか関係ない」という返事。“忙しい人”を演出しているのか、それともこちらに気がないから、話すのが面倒で“忙しい推し”で逃げ切りたいのかどっちだろうと、ふと冷静になってしまいました。その後、その男性は他の女性と話していても、「毎日忙しい」を連発。総合的に考えて、どうやら“忙しい俺=有能でまわりからひっぱりだこの俺”をアピールしたかった様子。でも、本当に忙しかったら、この飲み会にも来るヒマないやん! と、心の中でツッコミながら、「忙しい」が口癖の男性とは距離を起きつつ、飲み会は終了。何事も、過度なアピールは逆効果だと思ったのでした。2. やたらとオシャレな店を選ぶ男それはある婚活サイトで出会った男性と、初めてふたりで会うことになったときのこと。都内の企業に務めるサラリーマンのその男性から、会う場所として提案されたのは、由緒あるホテルのカフェラウンジでした。その男性は、女性をエスコートするスマートさも持っているようで、これは婚活サイトの文面上だけでやりとりしているとわからなかったであろう、ソツのなさを発見。カフェラウンジのゴージャスさもあって、優雅な気持ちでお茶を楽しみ、「よかったら次に会うお店もボクが決めてまたご連絡しますね」と言われ、お任せすることにしました。数日後、連絡があり、指定されたのはオシャレ雑誌に載っていそうな、リゾート気分が味わえるような南国テイストのオシャレなお店。ここでもそれなりに食事を楽しんだものの、少しずつ、違和感を覚え始めたのです。それは、「ボクのセンスはスゴイでしょ」という、けっこうなドヤ顔が見えてきたこと。その男性は、なぜその店をチョイスしたのかを長々と説明する人でした。この日も無難に時間は過ぎて、後半はほとんど「はい」「そうですね」しか言っていなかった私でしたが、それが逆に良かったのか、その男性から「また次に会うお店を決めたら、ご連絡します」と言われ、店をあとにしました。よく考えてみると、その男性はこちらの食事の好みは聞いてこなくて、いかに自分がオシャレだと思っているお店に女性を連れていくかしか、頭にない様子。こちらから「こんなお店はどうですか」と言っても、「いや、それよりも、もっとイイお店知っています」と返されてしまうのですから。最初は、少しでもイイ場所に連れていこうと努力してくれているのかな、なんて思いましたが、そうではなかったんですよね。そう思うと、ちょっと違うな……と感じて、会うことも終了。その男性には、きっとなんでも「スゴーイ!」と盛り立ててくれる女性が合いそうだなと思ったのでした。3. すぐに家に来たがる男それはある婚活パーティに行ったときのこと。エリート男性が集まるという名目のそのパーティでは、いかにも“仕事がデキる感じの男性”や“小金を持っているからちょっと遊んじゃってます”という雰囲気を醸し出している男性など、いろいろなタイプの男性が参加していました。ほぼフリータイムのスタイルだったので、なんとなく近くにいる人と話す場合もあれば、目当ての人を決めてガンガン話しかけに行く人もいるなど、ざわざわとした会場は活気づいていました。そんななか、少し離れた場所にポツンとひとりで立っていた小麦色の肌の男性と目が合うと、その男性は私のところにつかつかとやってきました。その男性は、少し話すとすぐに、「じゃあこのあと、家に行ってもいいかな?」と聞いてくるのです。「は?」と、聞き間違えたかと思って聞き返すと、「きっと仲良くなれる気ががする」と言って笑っています。……怖! と思い、スーッとその場を離れて、私はトイレに行きました。仕切り直しだと思い、会場に戻ると、小麦色の肌の男性は女性と話していたかと思ったら、サーっと一緒にいた女性が離れていきました。たぶんまた家に行きたいと言って、ドン引きされて、それでポツンと状態が多いのに違いないと確信。初対面で相手の家に行きたがる発言は、距離の取り方が性急すぎて、ついていけないわと思ったのでした。婚活していると、思いがけずいろいろなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな人を見つけてくださいね。©Johnce/Gettyimages©Koldunova_Anna/Gettyimages©Taiyou Nomachi/Gettyimages
2020年07月15日真剣に交際しているつもりだったのに、実は相手が既婚者だった…。そういったひどい話も、本当にあるようです。いつだまされていたのに気づいたのか、その後どのように別れたのか。経験談をうかがいました。文・西田彩花着歴が女性の名前だらけ…「もともとあまり干渉しないタイプなのが災いしてか、2か月ほど彼が既婚者だと気づかなかったことがあります。デートの最中、彼がスマホを触っていたんですよね。その時目に入ったのが着信履歴だったのですが、女性のあだ名らしきものがびっしり。もちろん浮気を疑いましたよ。問いただすと、本当は私が浮気相手だったみたいで。しかも妻は妊婦らしく言葉を失いました。その時は怒りや悲しみでいっぱいになって、何も言えなかったんです。気持ちの整理がついてから、もう一度彼を呼び出しました。『もう終わった話だろ』と面倒くさそうでしたが、『家庭や職場に伝える』と言うと態度が一変。『頼むから言わないでください』と懇願されました。結局あちらの家庭などには言っていませんが、最初から不倫なんてするな、と。一生罪悪感を背負ってくれれば良いのにと思っています」(カズミ«仮名»/28歳)残業するとLINEが来た瞬間に退社している姿を…「マッチングアプリで出会った人だったんです。外見もタイプだしすごく優しくて、まさにゾッコン状態。今思えば怪しいと思う言動も、当時は見過ごしていました。あまりに忙しい彼を不審に思ったのがきっかけです。休日出勤や残業が多すぎるというか。最初は心配していたんですけど、わざと私との時間を取らないようにしているのでは…と、だんだんそんな風に思うようになってきました。彼の職場近くに寄ったとき『今日は会える?』とLINEすると『忙しくて日付を越しそう』と返ってきたんですよね。そのときに彼が建物から出てきたんですよ。残業のはずじゃ…と思いながら彼に話しかけると、慌てた様子で私を避けたんです。周囲がザワつき、彼は職場に連れ戻され…。近くにいた女性が、彼は既婚者だと言い、私のことを慰めてくれました。その後連絡を絶ったのでどうなったのかはわかりませんが、痛い目を見ていればいいのにと思ってしまいます」(スズナ«仮名»/26歳)彼の妻から突然の電話が…「彼は、連絡がマメな方でした。なかなか予定が合わず、デートできる日が少なくても、きちんと連絡をくれるので安心していたんですよね。ある日、彼の妻だと名乗る女性から電話がかかってきて。もちろん寝耳に水ですよ。最初彼女は私のことを責めていましたが、本当に知らなかったと説明すると、なんとか納得してくれたんです。最終的に、『今夫は寝ているから一緒に復讐しよう』と言われ、彼女たちの家に。目覚めた彼は、見たこともない顔で驚き、私たち2人に土下座して謝っていましたね。その後、夫婦関係が冷え切っていたと彼女から聞かされました。子どもはいないし、離婚も視野に入れているとのこと。私のもとには彼から『もう会ってくれないんですか?』というLINEが来るし、本当にイライラしましたけど…。彼のような男性とは、一生関わりたくないです」(キョウカ«仮名»/32歳)既婚者でありながら違う相手を求めるなんて、最低のことです。ましてや相手を騙すとなると、どれだけの人を傷つけるのだろうと思ってしまいます。許されない行為をしているのだと自覚し、改心すれば良いのですが…。そして、傷ついてしまった人たちの心が癒えるのを願うばかりです。©Prostock-Studio/Gettyimages©SeventyFour/Gettyimages©RyanJLane/Gettyimages
2020年07月12日