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小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗旬演じる太宰治を通して描いた、蜷川実花監督の最新作『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)。太宰を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして映画化された。今回は主演の小栗と、太宰を支えた編集者・佐倉を演じた成田凌にインタビュー。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げる……という太宰と、彼を軽蔑しながらも圧倒的な才能を尊敬せずにはいられなかった佐倉を演じた2人に、作品や互いの印象について聞いた。○■「お前を犬だと思ってる」――今回、太宰治とその編集者という役で共演されて、ぜひお互いの印象について教えてください。小栗:成田くんの印象かあ。成田:小栗さんからいただいたのは、「俺はお前を犬だと思ってる。ゴールデン・レトリバー」という言葉でした。小栗:成田くん、ゴールデン・レトリバーに似てませんか? ちょっと犬っぽい顔してるでしょう? なんかそんな感じ(笑)。キャラクターも、ちょっと犬っぽいかもしれない。明るく元気な、気持ちのいい青年です。――「犬だと思ってる」と言われたとき、どういう感想を抱いたんですか?成田:腑に落ちてしまいましたね(笑)。小栗:いつもそうなんでしょ?成田:同い年の間宮祥太朗からは「人類の末っ子だな」と言われました。嬉しくもなんともないけど、そうなのかな? とは(笑)。でも、小栗さんには特に甘えてしまうかもしれないです。甘えさせる隙を見せてくれる。例えばこういうところ(腕の下の空間)に、行きたくなっちゃいます。『人間失格 太宰治と3人の女たち』でも、目を見て、顔がくっつくんじゃないかというくらいの距離でお芝居をしたんですけど、「ここに飛び込めばいいんだな」「絶対に大丈夫」という信頼と安心感がありました。――小栗さんは、役者としての成田さんにはどのような印象を持ったんですか?小栗:不安定な感じがいいんじゃないかな、と思います。他の作品も、溶け込み方が優れている。色々な顔を持ってますよね。――今回、太宰が色々な女性と接していく役ですが、成田さんもそういう役を演じられることが多いのかなと思いました。小栗:そうですよね(笑)。ダメ男みたいな役。成田:基本的に、ダメ男役なんですよね。小栗:『愛がなんだ』もすごく評判が良いよね。スタッフの女性から「『愛がなんだ』を観ました」という言葉をよく聞く。成田:『人間失格 太宰治と3人の女たち』と『愛がなんだ』は通じるところもあって、今回、二階堂ふみさん演じる富栄ちゃんが「どんな関係でもいいから近くにいたい」ということを言っていたので、どきっとしました。「もう、兄妹に生まれ変わってもいい」みたいな。愛の形にもいろいろありますもんね。――成田さんは、今回小栗さんと対峙して何か影響を受けた部分はあったんですか?成田:太宰は出てくる方に対しての接し方が全く違うので、「それでいいんだな」と思いました。今までは結構硬い頭で考えていて、1人の人間を演じるなら、周囲のどの人ともブレない感じで向き合おうと思っていたんです。でも、そうでなくてもいいんだ、と思いました。――小栗さんはまた大変な役だったと思いますが、楽しかったでしょうか? それとも辛かったでしょうか?小栗:楽しい半分しんどい半分でした。色々な人を裏切っている生活で、その罪悪感がない人ではないんです。役を通して、そういうものがどんどん彼の中に蓄積していく生活をするのは、しんどいことでもありました。○■本当にきついときに、嘘のような顔をする――印象的なセリフも多かったですが、お二人の心に残っているものはありますか?成田:佐倉から太宰への「心の底から軽蔑します」。小栗:なかなか、言うことないよね。いいセリフ。成田:本当に尊敬している人に言うんだけど、それでもまだ愛し続ける、みたいな。両極端な感情を持って接していたけど、結果、太宰の才能が全てを上回ってしまう。小栗:太宰の衝撃的なセリフで言うと、富栄への「大丈夫、君は僕が好きだよ」。あれはすごい。成田:しかも、タバコ吸いながらキスしている状況ですからね。小栗:けっこう乱暴なセリフだなと思いますけど、それが言えるのがすごいですよね。――今作の中で、妻子に他の女性との関係を見られてしまうシーンの、小栗さんの表情がすごく心に残っていて。初めて見るような、「こんな表情をするんだ」と驚くシーンだったんですが、何か意識をされてはいたんですか?小栗:これまで人生を生きてきた中で、人に見られたくないものを見られたり、他者と喧嘩したりとかする時って、滑稽な顔をしていることが多いんじゃないかと思ったので、今回はそこを考えてはいました。「本当にきつい瞬間に出る表情として、意外と、嘘のような顔をする」と考えて、太宰のキャラクターに反映させたので、そういう意味では意識していたのかもしれないです。――太宰のシリアスなシーンは、どこか滑稽な部分もあって、満員の試写室でも笑いが起こっていました。小栗:笑えますよね。みんな一生懸命だから、逆に笑えてきちゃう。太宰治という人も、自分のことを道化みたいな言い方しているけど、実際に残っている資料から、「明るくユーモアのある人だったんだろうな」と思うので、そういう人に写ったらいいなと考えていました。――成田さん演じる佐倉を見ていると、「また成田さんのちょっとバイオレンスなシーンが」という場面もありましたが、複雑なシーンだなと思いまして。佐倉の心境をどうとらえられていたんでしょうか?小栗:そんなにあるの?(笑)成田:そんなにありますか!?(笑) なかなか難しい行動で。相手を好きな気持ちと同時に「なんでわからないんだ」という苛立ちもある。言葉にするのは難しいですけど、死を散らつかせる人たちを目の前にして、あちらもこちらも守りたいという気持ちが暴走してしまったのかな。ずっと近くにいて、尊敬も軽蔑もしてる人に振り回され、でも「彼らを守る人は僕しかいないんだ」くらいの責任感もあるのかもしれない。たまりたまって、激しい行動に出てしまったんでしょうね。――今回蜷川実花さんとのタッグでしたが、蜷川幸雄さんとお仕事をされていた小栗さんにとってはどのような存在の作品になりましたか?小栗:実花さんともよく話すことですけど、蜷川(幸雄)さんに育ててもらった藤原竜也と自分が、同じ年に互いに蜷川監督作品で主演やるということには、非常に運命的なものを感じます。改めて実花さんと仕事ができるのもすごく光栄なことだなと思いました。実花さんご本人にも、すごく”イズム”は感じます。もちろん全然違うお二人ではあるんですけど、場の作り方とか似ているところがあって、物腰の柔らかい蜷川さんという感じ。――成田さんは、蜷川実花さんとご一緒されての印象は。成田:写真の現場からのご縁で、今回映像で初めてご一緒したんですけど、全然変わらなかったです。華やかで、気持ちのいい現場を作ってくださる。世間話風に話ながらも、「このシーンは~」と演出が入ってくるやり方だったりして。いろんな気持ちをわかってくださる監督なんだなと思いました。■小栗旬1982年12月26日生まれ。東京都出身。近年の主な出演映画作品に『信長協奏曲』『ミュージアム』(16年)、『追憶』『銀魂』『君の膵臓をたべたい』(17年)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』『響-HIBIKI-』(18年)、『Dinerダイナー』『天気の子』(19年)、『罪の声』ハリウッド版『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』(20年日本公開)。 ヘアメイク:KIMURA CHIKA(tsujimanagement)、スタイリスト:臼井崇(THYMON Inc.)■成田凌1993年11月22日生まれ。埼玉県出身。“MEN’S NON-NO専属モデル。主な出演作に、『キセキ‐あの日のソビト‐』(17年)、『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』『スマホを落としただけなのに』(18年)、『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』(19年)など。待機作に『カツベン!』(12月13日公開)、『窮鼠はチーズの夢を見る』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年公開)など。 ヘアメイク:宮本愛(yosine.)、スタイリスト:伊藤省吾(sitor)
2019年09月15日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の9月15日(日)放送回に、女優の本田翼、俳優の柄本明、モデルで俳優の清原翔らがゲスト出演。柄本さんの“謎”をめぐり志村けんに緊急インタビューも行なわれる。今夜のMCは東野幸治と市來玲奈アナウンサー。また話題のモノマネ芸人・りんごちゃんにカズレーザー、滝沢カレン、後藤輝基、渡部建らも登場。「白黒ハッキリさせたいこと」をテーマに放送される。ゲーム好きな自身のキャラを生かした「ゆうべはお楽しみでしたね」も話題に。月9「ラジエーションハウス」のヒロイン役も好評を博した本田さん。そんな本田さんが“謝りたい相手”と10年ぶりに対面する。『シン・ゴジラ』や『万引き家族』などの映画から大河ドラマ「西郷どん」に放送中の月9「監察医 朝顔」まで幅広い活躍をみせる柄本さんは、かつて志村さんと数々の番組でコントを繰り広げてきたことでも有名。なぜ志村さんは柄本さんをコント相手に選んだのか?33年越しの謎を志村さんに緊急インタビューする。また「MEN’S NON-NO」モデルから演技の道へ。「レンタルの恋」や「PRINCE OF LEGEND」などへの出演を経て、この春からは連続テレビ小説「なつぞら」にも出演している清原さんが俳優業を猛反対された相手とは!?さらに話題のりんごちゃんによる秋川雅史モノマネについて本人はどう思っているのかに迫るほか、カズレーザーさんが会いたいという期待のウエイトリフティング選手や可愛すぎるアリクイの赤ちゃんも登場する。今夜のゲスト、本田さん、清原さんが出演する木曜ドラマF「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」がこの秋スタート。年間被害総額が400億円にものぼる特殊詐欺をはじめ、若者たちにも魔の手が迫る詐欺事件をテーマに、人の心を見抜くことにかけては天才的な能力を持つヒロインが、クセ者ぞろいの仲間たちと悪徳詐欺師を騙して懲らしめていく痛快ストーリー。詐欺師を逆に騙し返して摘発につなげる謎のスペシャリスト集団「チート」の頭脳ながら売れない三流アイドル・如月モモとしての顔も持つヒロイン・星野沙希を本田さんが演じ、清原さんはそのマネジャー役で出演するほか、金子大地、風間俊介、上杉柊平、福原遥、桐山漣、富田望生、横田真悠らが共演する。柄本さんはオダギリジョー初監督の長編作品で、ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門に正式出品された『ある船頭の話』で、主人公の船頭トイチ役を演じている。明治と大正のはざま。文明の波がひたひたと押し寄せ、時代の移り変わりに直面した山あいの村を舞台に、「本当に人間らしい生き方とは何か」を世に問う同作。ヒロイン役に川島鈴遥、そのほか村上虹郎、伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優、笹野高史、草笛光子、細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功らが集結した。「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」は10月3日(木)24時9分~読売テレビ・日本テレビ系で放送開始。2話は10日(木)24時9分~、3話以降は23時59分~放送。『ある船頭の話』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。「行列のできる法律相談所」は9月15日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月15日小栗旬と成田凌。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』での共演を経て、近しい仲になったそうだ。取材前、成田さんが小栗さんに礼儀正しく「おはようございます!」と挨拶をすれば、小栗さんが屈託のない笑みを向け、一言、二言添えて成田さんに返した。朗らかに会話をする様子はインタビューでも顕在だったが、親しいけれど、決して“ゆるく”はない空気が心地いい、そんな信頼関係を思わせる先輩、後輩の間柄が、ほの見えた。ふたりが初共演を果たし、蜷川実花が監督を務めた『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、日本を代表する作家のひとり・太宰治の遺作となった「人間失格」の誕生秘話を、彼を取り巻く女性の視点を交えて事実をもとにしたフィクションとして描いたオリジナルストーリー。1946年、人気作家の太宰(小栗旬)は、彼の支持者である静子(沢尻エリカ)と「芸術のための恋」の名目で逢瀬を重ねる。そんな太宰の不貞を見て見ぬふりをしながら、支え続ける妻・美知子(宮沢りえ)だったが、ついには第三の女・富栄(二階堂ふみ)も現れ…。道ならぬ恋のうわさが絶えず、自殺未遂を繰り返しながらも、憎めない、惹かれずにはいられない魅力あふれる太宰を小栗さんが、そして、成田さんが太宰の行動に戸惑いながらも、才能にほれ込む編集者・佐倉を担当した。関係そのままとは言わないまでも、先輩俳優である小栗さんの魅力や立ち居振る舞いに、成田さんが心を寄せていることに違いはなく、インタビューでも嬉々として語られた。そして、現在俳優としても伸び盛り、本作でも未知の顔を見せ、さらには「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍する成田さんの才能を、小栗さんも「作品への溶け込み方が優れている」という最上の表現で、さらりと語ったのだ。「ああ、ここに飛び込めばいいんだな」という安心感を持って臨んだ撮影――すごく仲睦まじいおふたりの雰囲気なのですが、本作の共演を機に、ですか?成田:はい、そうです!小栗:『人間失格』を撮ったのが去年の12月で…それからいま8か月くらい経ったのかな?成田とは結構会っているんですよ。連絡をくれますし、パッと呼び出しても、すぐ来てくれるから(笑)。成田:フットワーク、もちろん軽いです(笑)。旬さんに呼ばれたら、海外でも、どこへでもすぐ行きますよ!小栗:本当?成田:もともと学生のときから視聴者として観ていましたし、こうしてお話をしていても、「ずっと聞いていたい」と思うくらい、尊敬しています。旬さんは、甘えさせる隙を見せてくれる方でもあるんです。――小栗さんから見た成田さんの第一印象は、いかがでしたか?小栗:僕から見た成田は…。成田:「ゴールデンレトリバーだと思っている」って前、言われました。小栗:そうそう、ちょっと似ていませんか(笑)?――僭越ながら、はい(笑)。小栗:ね、ちょっと犬っぽい顔してるでしょ?成田:自分でも腑に落ちます…。小栗:キャラクターも、ちょっと犬っぽいかもしれないですね。明るく元気な、気持ちのいい青年です。――本作ではご一緒するシーンも多かったと思います。お芝居をしてみての感想も教えてください。成田:目と鼻くらいの距離、くっつくんじゃないかと思うくらいの距離でお芝居をさせてもらいました。旬さんの目を見ていると、「ああ、ここに飛び込めばいいんだな」というくらいの信頼や、「何をしても絶対に返してくれる、大丈夫」という安心感があったので、僕はとにかくやればいいと思っていました。小栗:成田は…何だろうなあ。不安定な感じがいいんじゃないかな。決まっていないところが、素敵なところじゃないかなと思います。成田が出ているほかの作品を観ても、作品への溶け込み方が優れているのかな、と感じますね。いろいろな顔を持っているんだろうな。太宰と佐倉、印象的なそれぞれのセリフは…――太宰は女性に対して懐の深い役ですが、こうした役は演じていて楽しいものでしたか?小栗:うん、楽しくはやっていたけど、楽しい半分、しんどい半分みたいな感じでした。太宰はいろいろな人をある意味、裏切っている生活だけど、それを感じていない人物ではないので、どんどん彼の中に蓄積していくんですよね。役を通してやりながら生活しているのは、なかなかしんどいところだったりします。――セリフでもまさに、太宰が佐倉に「何も感じていないと思っているのか」と詰め寄るシーンがありましたよね。小栗:ありましたね!成田:ああ、いいセリフですよね!――印象に残るセリフがほかにも数多く出てきますが、おふたりが好きなセリフは何でしたか?成田:好きとはちょっと違うけど、僕は「心の底から軽蔑します」というセリフです!小栗:「心の底から軽蔑する」って…なかなかだよね!?いいセリフだよね。成田:佐倉は太宰のことを本当に尊敬しているのに、そんな人に向かって言って、でもまだ愛し続けているんですよ。そんなこと、なかなかないし、いいですよね。結果、才能がすべてを上回ってしまっている、という。小栗:そうだね。僕は太宰の衝撃的なセリフで言うと、予告でも流れている「大丈夫、君は僕が好きだよ」かな。成田:タバコを吸いながら、キスして言うセリフですからね(笑)!――小栗さんが演じる太宰だから、色気に翻弄されて、説得力のある言葉になりました。小栗:いえいえ(笑)。なかなか言えるセリフじゃないですよね。結構乱暴な言葉だなと思いますけど、それが言えるあの人は、すごいですよね。成田:すごいと思います。結構なことをかなり言っていますよ!小栗旬「藤原竜也と自分が同じ年に実花さんの映画の主演をやることは、何だか運命的」――セリフ以外でも、演じる上で太宰の表情やしぐさなど、意識したことも多々ありましたか?小栗:例えば、富栄とのキスを妻の美知子と子どもに見られてしまうところ。あのシーンでの表情なんかは…自分が生きてきた中で振り返ると、人に見られたくないものを見られたとき、喧嘩をするときとかは、滑稽な顔をしていることが多いと思うんです。本当にきつい瞬間に出る顔は、うそのような顔を意外と本当にするんだよね、と思っていたりもして。太宰のキャラクターに出したところもあるので、そういう意味では意識したのかもしれないです。――太宰のおろかさや必死さには、試写室では笑いも沸き起こっていました。小栗:笑えますよね。これだけ一生懸命みんなが生きているから、逆に笑えてきちゃう、という。すごく喜劇だと思いますし。彼は自分のことを道化みたいな言い方をしていますけど、そういう部分がある人だなと思います。実際、いろいろ残っている資料からも、太宰は決して暗い人ではなく、明るくユーモアのある人なんだ、ということが見えてくるので、そう映ったらいいなと思ってやっていました。――蜷川監督との取り組みについてもお聞かせいただきたく。成田さん、今回初めての蜷川組でしたが、いかがでしたか?成田:写真の現場でお会いすることがあって、そのご縁で、映像で今回初めてご一緒しました。写真のときと変わらず、実花さんは現場を華やかにしてくださる印象です。すごくいい雰囲気でできたのは、とてもありがたいことでした。演出も、心にスッと入ってきてくださるというか、さらっと世間話風にしながらも「このシーンは…」というお話があったりして演出をされるんです。すごく聞きやすく、わかりやすく、本当に人の気持ちがわかる方なんだな、と思いました。――小栗さんは、蜷川監督のお父様である故・幸雄さんと非常にゆかりがあると思います。監督とは『Diner ダイナー』でもご一緒されていましたが、主演俳優として長い時間仕事をすることは、どのような経験になりましたか?小栗:そうだなあ…まだちょっとわからないんです。結局、作品というものは、作った後はお客さんたちに育ててもらうので、自分の作った太宰がどういうところに向かっていくのかには興味がありますけど、いまやり切った時点では、「やる前」「やった後」に大きな何かがあるわけではないです。ただ、蜷川(幸雄)さんに育ててもらった藤原竜也と自分が、同じ年に実花さんの映画の主演をお互いやることは、何だか運命的なものを非常に感じています。実花さんと仕事ができるのは、改めてすごく光栄なことだと思ってやっていました。全然違うんですけど、…それでもやっぱり場の作り方の部分では、(蜷川)イズムは感じましたし、僕にとっては物腰のやわらかい蜷川さん、という感じです(笑)。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年09月09日ロンドン発のぬいぐるみブランド「ボビーダズラー(Bobby Dazzler)」が、日本国内のクリエイターズブランドおよび西武渋谷店の売場「キー トゥ スタイル(key to style)」とコラボレーション。2019年9月17日(火)から23日(月・祝)までの期間、西武渋谷店の期間限定ストアにてぬいぐるみを販売する。「ボビーダズラー」は、ロンドン在住の2人のデザイナーが手掛けるぬいぐるみブランド。ぬいぐるみには古着の生地やヴィンテージボタンなどを使い、ひとつひとつハンドメイドで製作。すべてのぬいぐるみがオリジナルの1点物となっている。そんな「ボビーダズラー」が日本のクリエイターズブランドとコラボレーション。今回は、タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)、ノントーキョー(NON TOKYO)、ルール ロジェット(leur logette)、ビューティフルピープル(beautiful people)、ロキト(LOKITHO)の5ブランドとタッグを組む。コラボレーションでラインナップするぬいぐるみは、各ブランド10体ずつ計50体。いずれも世界に1つだけのピースとなり、ここでしか手に入らないスペシャルなアイテム。ボビーダズラー、各コラボレーションブランドのファンは見逃さずにチェックしたい。【詳細】ボビーダズラー×TOKYO CREATER×渋谷西武販売期間:2019年9月17日(火)~23日(月・祝)販売場所:西武渋谷店A館3階プロモーションスペース住所:東京都渋谷区宇田川町21-1コラボレーションブランド:タロウ ホリウチ、ノントーキョー、ルール ロジェット、ビューティフルピープル、ロキト【問い合わせ先】スラッシュTEL:03-6694-3514
2019年08月30日「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S」が、2019年10月14日(月・祝)から20日(日)までの期間で開催される。ハイク(HYKE)やショーヘイ(SHOHEI)、ティート トウキョウ(tiit tokyo)、チノ(CINOH)、ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)、レインメーカー(RAINMAKER)など全32ブランドの参加が決定。その内、バルムング(BALMUNG)やリト(RITO)など7ブランドが東京コレクション初参加となる。さらに、X JAPANのYOSHIKI(ヨシキ)が手掛ける着物ブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」が、初日オープニングステージを飾ることが決定した。過去のコレクションでは、モデルがランウェイを歩く中、YOSHIKIによるピアノの生演奏に加え、大量の雨がステージに注がれるという奇抜な演出で観客を魅了した。3年振りのコレクション披露となる今回では、どのようなデザインの着物と演出がなされるのか注目したい。また、今シーズンから、メインスポンサーがアマゾンから日本企業である楽天にチェンジ。会場は前シーズンから継続し、渋谷ヒカリエや表参道がメインとなる予定だ。【詳細】Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S開催期間:2019年10月14日(月・祝)~20日(日)<参加ブランド>バルムングボディソング(bodysong.)チルドレン・オブ・ザ・ディスコーダンス(Children of the discordance)チノディーベック(D-VEC)ダイエットブッチャースリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)ディスカバード(DISCOVERED)ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)グローバル ファッション コレクティブ(Global Fashion Collective)ガッツダイナマイトキャバレーズ(GUT’S DYNAMITE CABARETS)ハレ(HARE)ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)ハイクイルイット(ILL IT)ミスター・ジェントルマンミツル オカザキ(MITSURU OKAZAKI)ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)ノブユキ マツイ(Nobuyuki Matsui)ノントーキョー(NON TOKYO)アール エー ビー ディー(RABD)レインメーカーリトシンヤ コヅカ(SHINYA KOZUKA)ショーヘイステア(STAIR)タエ アシダ(TAE ASHIDA)タチアナ マルフェノフ(TATYANA PARFINOVA)スリュー(the SREU)ティート トウキョウトクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)ヨシキモノ
2019年08月25日ドラマ「偽装不倫」で杏の相手役を演じ、話題沸騰中の若手俳優・宮沢氷魚が映画初主演を飾る『his』が、2020年1月24日(金)に公開決定。また、彼の恋人役を「監察医 朝顔」に出演中の藤原季節が演じ、監督はドラマ版同様、『愛がなんだ』の今泉力哉がつとめる。宮沢さんといえば、現在放送中の「偽装不倫」にて、主人公が思わずついてしまった“既婚者”という嘘を信じ「不倫しましょう」と持ち掛けるイケメンカメラマン役で多くの視聴者の心を掴み、“塩顔イケメン令和代表”として話題沸騰中。「MEN’S NON-NO」専属モデルとしても活躍している。本作で演じるのは、周囲にゲイと知られることを恐れ、東京からひとり、田舎にやってきた主人公・井川迅。宮沢さんは「初主演映画を今泉力哉監督はじめ、素晴らしいキャスト、スタッフのみなさんと作れたことをとても嬉しく思っています。僕は光栄なことに、小さい頃から多国籍、多文化な環境で育ちました。同級生にはゲイ、バイセクシュアルの人もいて、LGBTQへの認識や理解は常識だと勝手に思っていましたが、日本ではまだまだそんなことはなく、何もできない自分にむずむずしていました」と告白、「今回このお話が来て、素直に嬉しく、絶対に引き受けたいと思いました」と本作への思いを語る。さらに、本作には「美しさ、醜さ、愚かさ、純情さ、など人間の生き様そのもの描いています。性別を超え、人を愛し、人に愛されるということはどういうことなのか。『his』にはその全てが詰まっています。この作品が一人でも多くの人に届き、迅という役を通して想いが伝わることをこころより願っています」とコメント。また、迅が恋焦がれる日比野渚役には、現在、U-NEXTにて配信中のオリジナル配信ドラマ「すじぼり」で連続ドラマ初主演を務め、月9ドラマ「監察医 朝顔」にもレギュラー出演するなど、話題作への出演が絶えない藤原さん。ゲイであることを隠しながら女性と結婚し、家事に子育てにと励む青年を演じる。「宮沢氷魚くんが演じた迅はダイヤモンドのような人」と語る藤原さんは、「迅役が宮沢氷魚でなければあの苦しい撮影を乗り越えることは出来ませんでした。映画の一秒一秒が本当に僕の宝物です。この宝物を苦しみながら生み出しプレゼントしてくれた今泉力哉監督をはじめとした『his』チームの皆に心から感謝します。早くこの宝物を日本中に届けたいです」と撮影をふり返り、宮沢さん、そして今泉監督へ感謝の気持ちを伝えている。メガホンをとるのは、角田光代の傑作恋愛小説を映画化した『愛がなんだ』のヒットが記憶に新しい、恋愛映画の旗手・今泉力哉監督。本作を製作するにあたり、「LGBTQの人々の葛藤についてを主題にした映画をつくることは意識的に避けてきました。その方が逆に差別的ではないかと考えていたからです。でもこのお話を脚本のアサダ(アツシ)さんからいただいて、自分にしかつくれないものもあるのかなと思い、引き受けました」と明かす。さらに「宮沢氷魚と藤原季節という、芝居の技術やうまさの前に、人として誠実で魅力的なふたりとこの作品をつくれたことを嬉しく思います」と語り、「この映画が多くの人の心を少しでも軽くできますように」と思いを込めている。ナチュラルで繊細な心理描写で様々な恋愛のかたちを切り取ってきた今泉監督が、初めて男性同士の恋愛を題材に、迅と渚の同性カップルが親権獲得や周りの人々への理解を求めて奮闘する姿を描く本作。今春、メ~テレ(名古屋テレビ放送)ほかにて放送された「his~恋するつもりなんてなかった~」では、主人公2人の出会いが描かれている。そのほかの共演者には、渚の妻・玲奈に松本若菜、迅に恋する美里を松本穂香、迅と渚を優しく見守る近所の人々を鈴木慶一、根岸季衣、親権を争う裁判を担当する弁護士役に堀部圭亮、戸田恵子ら実力派の俳優陣が名を連ねる。『his』は2020年1月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月30日話題を呼んだ宮迫博之(49)と田村亮(47)の記者会見。吉本サイドからの圧を明かすような証言が飛び出し、一夜明けてもまだネットで大きな反響を呼んでいる。6月に「FRIDAY」で詐欺グループの忘年会に参加していたと報じられた2人。会見によると問題発覚後に記者会見を開きたいと吉本側に伝えたところ、「会社としては静観です」と言われたという。そこで田村が再度求めると、同社の岡本昭彦社長は「やってもええけど、全員連帯責任でクビにするからな」と反対。さらに田村は会社主導の会見を求められたと告白。ネット視聴なども可能にしてほしいと要望したところ、「そんなんこっちで決める」「在京在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから」と返答されたというのだ。会見内容は、同じ吉本興業に所属する芸人たちの間にも衝撃が走った。松本人志(55)は会見後にTwitterを更新し《後輩芸人達は不安よな。松本 動きます》と投稿。同ツイートは1日たらずで35.5万件のリツイートと158万件の“いいね”を記録。翌日には「ワイドナショー」(フジテレビ系)を生放送し、「吉本興業がこのままでは壊れてしまう」と訴えた。田村の相方であるロンドンブーツ1号2号・田村淳(45)も同日、Twitterを更新。《正直者で真っ直ぐな亮が戻ってきて安心しました》と安堵していた。6月25日には《実はギャラをもらってましたと…亮から聞かされました…ショックでした》と投稿し、「嘘をついて、このままで平気なのか!」と亮に詰め寄ったことを明かしていた。また陣内智則(45)はTwitterで《謝罪会見 色んな感情で全て観ました。二人の偽りのない会見だと思う》《僕たちは笑いが大好きで大好きで お笑いの日本一だと信じた吉本興業に入ったんです》と投稿。NON STYLE・石田明(39)は《あかん、泣けてきた。ヘラヘラとお笑いさせてーな》とツイートした。品川祐(47)は《俺たちは吉本興業という会社に憧れて入ったんじゃなくて、吉本の先輩芸人に憧れて入ってきたんだよなぁ》と明かし、ダイノジ・大谷ノブ彦(47)は《芸人につめたい 事務所になったら ダメやろ》と怒りを滲ませている。会見の余波は、他の事務所の芸人たちのもとにも届いている。北野武(72)は同日、「新・情報7days ニュースキャスター」(TBS系)に生出演。「猿回しと同じで、芸人は猿と一緒。猿が人を噛んだからといって、猿に謝らせてもダメ。飼ってる奴が謝らないと」とコメント。さらに「食えないような事務所の契約がなんだ。家族がいて食えないようにしたのは誰なんだと。だったら雇うなよ。最低保証くらいしろよ」と吉本サイドを厳しく非難した。三村マサカズ(52)は同日、Twitterで《やっぱり笑いはいいなぁ。幸せになれるよ。吉本の芸人たちも頑張ってほしい。。月が変われば流れも変わる》とエール。爆笑問題の太田光(54)も21日、「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演。「大変な衝撃が走った」「相当な覚悟を持って命がけだったと思う」と2人の勇姿を讃えた。多くの反響を呼んだ今回の会見。宮迫のTwitterアカウントには、ファンからのこんな声が届いている。《嘘をついた事は確かに悪い事だと思いますが。しかし、その後の会社とのやりとり、ご自身の思い…色々と辛かったですね。私は、宮迫さんも亮さんも、芸人さんの前に1人の人として普通に応援してます》《人間誰にでもやり直すチャンスは必要だし戻って来るのを待っています》
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と井上裕介の全国ツアー、NON STYLE LIVE 2019「Re:争論~リソウロン~」がきょう21日に開幕。北海道公演を皮切りに全国8カ所を巡り、笑顔を届ける。開催に先立ち2人にインタビュー。今回のライブへの意気込みや、相方への思いなどを聞いた。――まず、今回のツアーはどんな内容を予定しているのか教えてください。石田:今までは漫才だけにこだわってずっとやってきたんですけど、今回はあえて、僕たちも若手の頃にやっていた単独みたいに、漫才やってコントあってトークあるみたいな。今回も漫才が多いですが、コントを長いことやっていなかったのでもう1回やることにしました。井上:僕はいつも決まってから教えられるので、内容に関して一切ノータッチです。ネタを送ってもらって、稽古を頑張るという感じです。――ネタを作られるのは石田さんですが、ネタ合わせのときに意見がぶつかることは?石田:もうないですね。井上の気分が乗ってないと意味がないので、やりにくそうだったら変えますし。井上:僕は何も関与していないので、文句言う権利もないです。――石田さんは脚本家としても活躍されていますが、脚本を書き出したきっかけは?石田:僕は、ザ・プラン9の久馬さんに憧れてこの世界に入ったんですけど、その方がずっとそういうことをやっているので、憧れている人の真似をしているだけです。最初はできないと思っていましたけど、継続は力なりと信じているので、なんでも続ければある程度まではいけるだろうと思って。――井上さんは、脚本家としての石田さんをどう見ていますか?井上:素晴らしいと思いますよ。僕にはできませんし。それこそ(ピースの)又吉(直樹)みたいになってくれれば。何かで評価されるのを願っています。そのほうがコンビとしてもやりやすくなると思いますし。石田:僕が又吉になったら井上さんにニューヨーク行ってもらわないと(笑)井上:そうですね。そのときはニューヨーク行きます(笑)――井上さんは、日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』が大ヒットし、今年4月に書籍『SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣』も発売。ポジティブキャラで大活躍ですが、昔からポジティブだったのでしょうか?井上:もともと自分の中にはある感情なので、生まれたときからそうなんだと思います。ポジティブだからって落ち込まないわけではなく、落ち込むけど次の日に持ち越さないということ。嫌なことがあったら落ち込みます。――石田さんは井上さんのポジティブぶりを見てどう感じていますか?石田:井上が生きていくためのディフェンス方法なんやろうなと思います(笑)――改めてお互いの魅力をどう感じているか教えてください。井上:真面目なところ。たくさんいる芸人さんの中でベスト10に入るくらい真面目だと思います。ずっとネタも書いてますし、子育ても仕事も。真面目なところがいいところであり、真面目なところがつまらなくもあり、でも今の時代では一番いいんじゃないかなと思います。石田:定期的に型落ちしていくというか、イケメン度がちゃんと落ちていくところが才能ですよね。しっかり老化に負けていく感じが、僕からするとうれしいです。ペンが走る。僕のペンが進むのは井上だから。ネタが尽きないですね。俺のために劣化してくれいるのかなと思ったりもするので(笑)井上:神様が与えた老化には勝てないです(笑)――井上さんが接触事故で謹慎した時期がありましたが、あのときにコンビの絆をとても感じましたし、笑いで返していくんだという強い思いも感じました。あの時期を乗り越えて成長できた部分など、振り返ってみていかがでしょうか。石田:また同級生に近づいた感じがして、いろんなもんが楽になった気はしました。お互い背伸びをしていたんじゃないですか。頑張りすぎていた部分もあったのが、いい距離感に戻れた気はします。井上:人も仕事も、残るものもあったし、残らないものもあったし、いい意味で現実を知ることができた。休んだことで離れていった先輩後輩もいたし、密につながった先輩後輩もいたし、そういうのがいい意味でジャッジできました。今の会社の騒動を含めてですけど、俺が例えば闇騒動で休んだら、事故で謹慎したときに残ってくれた人は残ってくれるんだろうなと。相方だけでなく、この世界を辞めてもつながっていける人間が見えたかなという感覚です。――お二人の今後の目標は?石田:井上にはいつも煙たがられるんですけど、月1でお見合い写真を送りつけているので早く成就してほしいですね。――石田さんがSNSでアップされるお子さんの写真に癒やされますが、井上さんにも家族の幸せを感じてほしいという思いが?石田:幸せ振りまいてすいません! まあ、差を見せつけているだけなんですけど(笑)――井上さんも、今年の目標として結婚を掲げられていましたよね?井上:そうなんですよ。今年は誰かとうまいことまとまって結婚できればと思っています。頑張っているところです。――最後に全国ツアーを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。井上:日本全国なるべくたくさんの方を笑顔に、幸せにできるように頑張ります!石田:全力の内輪ゲンカを見に来てください!
2019年07月21日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が21日、自身のツイッターを更新し、心境を吐露した。反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之と、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮が、20日に都内で会見。一連の闇営業騒動を謝罪する一方で、吉本興業の岡本昭彦社長から「全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんやったら記者会見やれ。俺にはお前ら全員クビにする力がある」など圧力があったことを告発した。井上はツイッターで「色々ありました。色んな気持ちで、胸がいっぱいですし、こんがらがってもいます。ただ、目の前の方を笑顔にさせたい。たくさんの人に笑ってもらいたい。純粋に、ただそれだけなんです」と心境を吐露。この日、NON STYLEの全国ツアーが幕を開けるが、「色んな人の色んな気持ちを背負いながら、北海道釧路で単独ライブツアー頑張って来ます」とつづった。
2019年07月21日新田真剣佑と北村匠海がW主演し、1つの体で2人が入れ替わる斬新な設定で展開する青春×音楽×ラブストーリー『サヨナラまでの30分』。この度、早くも本作に出演する新たなキャストとして葉山奨之、上杉柊平、清原翔が決定した。1年前に死んだバンドミュージシャンのアキを新田さんが、アキとは正反対の性格で人と関わることが苦手な大学生・颯太を北村さんが演じる本作。颯太が拾ったカセットテープが再生されるたった30分間だけ、颯太の体の中身はアキになり、颯太の体を借りて、アキは恋人やバンド仲間に会いに行く。今回新たに発表された3人が演じるのは、そんなアキのかつてのバンド仲間であり、颯太とも関りを持つようになる人物たち。まず、連続テレビ小説「まれ」で注目され、「僕たちがやりました」「セトウツミ」「ストロベリーナイト・サーガ」など話題作への出演が目立つ葉山さんが、ギター担当・山科健太(通称:ヤマケン)。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や『リバーズ・エッジ』に出演し、今後の活躍が注目される上杉さんは、ドラム担当・重田幸輝。そして、「MEN’S NON-NO」のモデルで現在放送中の連続テレビ小説「なつぞら」にも出演する清原さんが、ベース担当・森涼介を演じる。今回の役柄について“バンド内のムードメーカー”と立ち位置を明かした葉山さんは、「作品に提供していただいている楽曲がとてもパワフルでカッコいい曲が多く、毎日聴きながら僕自身も役に入り込めています」と注目の楽曲について語り、「撮影現場は、同年代でも僕が尊敬している新田真剣佑君、北村匠海君含め、出演者皆それぞれお互いを刺激し合える環境なので、日々リスペクトしながら撮影しています」と現場の様子も。上杉さんは「バンド内で、ドラムを演奏しているシゲは、繊細で傷つきやすく、無骨だけどとにかく皆を愛していて、でもその吐き出し方が下手くそな奴です。最初に台本を頂いた時から愛くるしくて仕方ありませんでした」と自身が演じるキャラクターを説明し、「今現在まだ撮影中ではありますが、心から身を委ねられる最高な尊敬できる仲間達に出会えた事に感謝します。きっとそれが伝わる作品になっていると思います」と熱いコメントを寄せている。そして「今回オーディションを受けさせていただいた段階でバンドをやると聞いて、いつか挑戦してみたいと思っていたので気合いが入りました。決まった時は本当に嬉しかったです」と出演決定時をふり返った清原さん。「それぞれ個別に楽器の練習をしていたのですが、撮影のクランクイン前にバンドメンバー全員で初めて練習をした時は、今までに感じたことのない感覚がありました。この味わったことのない感覚を大切に、撮影に挑んでいます」と現在の状況も明かし、「僕が共演するのは皆さん初めてなのですが、そんな事を感じないくらい楽しく、そして真摯に、映画"サヨナラまでの30分"に取り組んでいます」と語っている。なお、上杉さんと清原さんは、今回それぞれドラムとベースに挑戦するのは初となる。『サヨナラまでの30分』は2020年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年07月19日元SKE48でグラビアアイドルの佐藤聖羅がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『綺羅-KIRA-』(ともに発売中 DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:エスデジタル)の発売記念イベントを行った。SKE48の1期生として人気を博し、2014年に同グループを卒業してからはグラビアや女優業など多岐にわたって活躍している佐藤聖羅。そんな彼女の通算10枚目となる同DVDは、昨年12月にグァムで撮影され、OLに扮した佐藤が部下の男性と南国を旅行するというシチュエーションものとなっている。お気に入りのビキニ姿で豊満ボディーを披露して報道陣を悩殺した佐藤は「今回は私が上司役で、プライベートで部下の男の子とグァムに旅行するという内容となっています。ビーチのシーンではボーダーの水着を着ました。私は今年で27歳ですが、まだこの水着を着させてもらえるんだ? という感じで自分的にも気に入っています。そのシーンではビーチを走ったので、バストが上下左右に揺れまくってます」とバストフェチにはたまらないシーンが目白押しだという。セクシーなシーンは「ワンピースの変形水着を着たプールのシーン」といい、「水の中の胸の揺れ感や肌の揺れ感が独特で結構エロいんです」とアピールした。ブルーレイ版にはウエディングドレス風水着を着用したシーンも収録している。それにちなんだ、「いつまでに結婚したい?」という質問に「30歳までには結婚したいけど、あと3年しかないですね(笑)。でも最近は0日婚が流行ってますから。タイプは年上で経済力がある方なら、見た目は気にしないですよ」とコメント。その佐藤は、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と交際していたが、井上と別れてから「井上さんもないみたいなので、お互い頑張りましょうという感じですね」と話していた。
2019年07月08日主演吉岡里帆と『重力ピエロ』の森淳一監督のタッグで贈る究極のノンストップ・スリラー『見えない目撃者』から、國村隼、松田美由紀、渡辺大知ら追加キャストが解禁となった。今回解禁されたキャストは、日本映画界に欠かせないベテラン俳優から若手まで総勢9名。過去の事件との繋がりを持ち、事件の鍵を握る定年退職した元刑事・平山隆役を、圧倒的な存在感と演技力で国内外問わず数多くの映画に出演している國村隼が演じる。なつめが目撃した少女誘拐事件を担当する、長者町警察署刑事一課強行犯係の刑事・吉野直樹役には、コミカルからシリアスまで多彩な役柄を巧みに演じ分ける大倉孝二。なつめの強い意志に突き動かされ共に事件を追うベテラン刑事・木村友一役を、俳優のほか監督、ナレーター、ミュージシャンなど多岐に渡り活躍する田口トモロヲが演じる。生活安全課・少年係に所属する若手刑事・日下部翔役には、現在放送中のドラマ「あなたの番です」に出演し、謎を秘めたクールな刑事役を好演している若手俳優浅香航大。刑事一課・強行犯係で田口トモロヲ扮する木村の上司・高橋修作役を酒向芳が貫録たっぷりに演じ切る。主人公なつめの弟・浜中大樹役を演じるのは、2017年にドラマ「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」でのデビュー以降、複数作品への出演が続き、本作にて映画デビューを果たしたネクストブレイク必至の松大航也。過去の事故に苦しむなつめを心配し、優しく包み込む母親・浜中満代役を松田美由紀が演じる。高杉真宙演じる春馬の先輩で、事件の糸口を掴む個人情報を持つ怪しい名簿屋・横山司役に、ミュージシャンとして活躍の幅を拡げる一方、近年では俳優としても『勝手にふるえてろ』や『寝ても覚めても』など話題作への出演が続く渡辺大知。家出した女子高生たちと接点を持つ風俗スカウトマン・桐野圭一役を、独特な色気を放ち、MEN’S NON-NOの専属モデルも務め、『東京喰種 トーキョーグール 【S】』への出演も控えている柳俊太郎が演じる。■キャスト・監督コメント國村隼(平山隆役)台本を手にして先ず思った事と言えば、何だ?この矛盾に満ちたタイトルは。しかし読み進むうちになるほどと解ってくる。たとえ目は見えなくても、物事の本質は見える。物を見るのと物事を見て理解するのは別の事。そんなメッセージが伝わり、ミステリアスなストーリーと相まって、今までに無いエンターテイメント作品が出来上がるだろうと納得した次第。松田美由紀(浜中満代役)吉岡さんは、普段はとても柔らかく可愛い方だけど、本番になるときの集中力がすごいです!私たちは撮影中とても仲良しだったから、なるべく仲良くなり過ぎない様にしていました。森監督は、とても優しい印象の監督でしたが、とても粘る時は、粘り、カット割りされてたので、本作がどうなるのか楽しみです。田口トモロヲ(木村友一役)森監督の繊細かつ正確な指示の下、俳優部スタッフ共々一丸となって取り組みました。韓国、中国版とは異なる日本的リアリティを重視した、静謐さと大胆さを合わせ持つ骨太な映画になったと思います。吉岡里帆さん演じる主人公の健気で真摯な熱に背中を押され、登場人物達がそれぞれの事情を背負いながら、正義に関わっていく模様を是非“目撃”していただけたらと思います。よろしくお願い致します。森淳一監督ミステリアスであり、それでいてリアリティを感じられる俳優に集まっていただきました。独特の空気感、存在感を持った方ばかりなので、脚本では書ききれないキャラクターが生まれる喜びを感じました。大味になりがちなエンターテイメント作品に、繊細さと奥行きをもたらしていただき感謝しています。『見えない目撃者』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:見えない目撃者(2019) 2019年9月20日より全国にて公開(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.
2019年07月08日お笑いコンビ・次長課長の河本準一が6日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われた映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(6月14日公開)のMIBスペシャルイベントに吉本坂46のメンバーとして登場。女優の蒼井優と結婚した南海キャンディーズの山里亮太を「一番の裏切り者」といじって笑いを誘った。本作は、ブラック・スーツとサングラスに身を包み、地球上に生息するエイリアンが犯罪や侵略行為を行わないように監視・取り締まりを任務とする最高機密機関「メン・イン・ブラック」(MIB)の奮闘を描く「メン・イン・ブラック」シリーズの最新作。エージェントH役のクリス・ヘムズワースと、新人エージェントM役のテッサ・トンプソンがチームを組む。イベントでは、同作の日本語吹替版主題歌を担当し、46人全員が吹き替え声優を務めた吉本坂46から総勢38人がブラック・スーツにサングラスのMIB仕様で登場。集まった約200人の観客から大歓声が沸き起こった。そして、「吉本坂46いる“スパイ”を探せ!!」という企画の結果を発表。その際に、次長課長の河本準一が「南海キャンデーズの山里です。あいつが一番の裏切り者です。あのニュースを見てお腹痛くなった」と山里の電撃婚をいじって祝福した。イベントに出席した吉本坂46のメンバーは、村上ショージ、河本準一(次長課長)、尾形貴弘(パンサー)、遠藤章造(ココリコ)、ケン(水田れっぷう隊)、金田哲(はんにゃ)、エハラマサヒロ、斎藤司(トレンディエンジェル)、小川暖奈(スパイク)、おばたのお兄さん、榊原徹士、高野祐衣、A-NON、まちゃあき(エグスプロージョン)、HIDEBOH、SHUHO、しゅんしゅんクリニックP、西村真二(ラフレクラン)、きょん(ラフレクラン)、光永、田中シングル(8.6 秒バズーカ-)、八木真澄(サバンナ)、鰻和弘(銀シャリ)、岩橋良昌(プラス・マイナス)、川島章良(はんにゃ)、たかし(トレンディエンジェル)、松浦志穂(スパイク)、マサルコ(不思議なタンバリン)、山本圭一(極楽とんぼ)、三秋里帆、藤井菜央、ゆりやんレトリィバァ、池田直人(レインボー)、こいで(シャンプーハット)、てつじ(シャンプーハット)、小寺真理(吉本新喜劇)、さゆり(かつみ・さゆり)、なだぎ武。
2019年06月07日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(39)が5月27日、自身のTwitterを更新。幼い子どもを連れた家族から呼び捨てで呼ばれたことに対して持論を投稿したところ、フォロワーから「その通りだと思う」と共感の声があがっている。井上は「街で小さな子供を連れている家族が、僕とすれ違った瞬間に、『あっ!いのうえ!!』っと呼び捨てで言われる」と街中で遭遇したエピソードを紹介。「僕は呼び捨てでも、『気持ち悪い』でも何でもいい!」と自身は気にしていないというが、「ただ、お子様が呼び捨てを当たり前にならないためにも、子供の前だけでも親御さんは『くん』とか『さん』をつけた方がいいのになと思う」としつけについて意見をつづった。同投稿に対してフォロワーからは「本当にその通りですね!」「確かに!」「いいこと言いますね!ちょい株上がり!」「めっちゃ共感です」と賛同するコメントが寄せられている。
2019年05月27日タレントの蒼井そら(35)が令和初日の5月1日、第1子・第2子となる双子の男児を出産した。AbemaTV『蒼井そら出産当日アジア同時生中継』で報告した。帝王切開で出産した蒼井は「無事に出産を終えて病室に帰ってきました。双子はまだ新生児室にも入ってないかなって感じです」と報告。「まだ麻酔が効いてて少し苦しい感じですが、無事に産めた安心感でいます。早くここに来てもう1回会えることを楽しみにしています。頑張りました~」と笑顔でピースサインを見せた。夫のDJ NONも出演し、「祈ってただけですけど無事に産まれまして、子供も奥さんも元気だっていうのを先生に説明してもらいました。子供も奥さんも元気で無事に産まれてきてくれたので本当にホッとしています」と心境を語った。(C)AbemaTV
2019年05月01日2019年4月26日〜5月6日のゴールデンウィーク11日間、大型フードイベント「超カレーグランプリ」が福岡で開催されます。FBS福岡放送の開局50周年を記念し、人気番組「めんたいワイド」とコラボした企画になっており、お笑いステージなどのコンテンツも充実。今回は全国から集う実力派のカレー店第一弾をご紹介いたします。「超カレーグランプリ」とは?食の激戦区「博多」の地に、カレー文化を根付かせるべく、全国から実力派のカレー店が集結。会場では、来場者による投票を行いNo.1カレーを決定します。総勢20店舗以上の個性豊かな店舗が前期・後期で入れ替えもあるので、一度来場された方も会期後半に来場するとまた違うお店のカレーを味わうことができます。全国から実力店が集結!「超カレーグランプリ」注目店舗TURMERIC(高知)<メニュー名>高知発 大自然が生んだオーガニック旨辛チキンカレー<特長>開発年月15年。無添加・無着色にもこだわったカラダに優しいカレーで、ただ辛いだけじゃない、奥行きある味わいで食べた人の胃袋を掴んで離しません。<トッピング>うずらの卵kichen curry SPICE ONION(宮崎)<メニュー名>地鶏ダシの旨味溢れる話題のスリランカカレー<特長>宮崎地鶏でとった旨味とコク溢れるダシをベースに、20種以上のオリジナル特製スパイスと、ココナッツミルクのまろやかさをプラスし作り上げたスリランカカレー。インドカレーよりも油分が少なくヘルシー。<トッピング>地鶏もも炭火焼香住 北よし(大阪)<メニュー名>日本海贅沢蟹カレー<特長>兵庫県産香住のカニ料理専門店のまかない用カレーを特別に提供。炙ることで旨味を凝縮させたカニ身とカニミソのトッピングと独自にブレンドしたルーとの相性は絶妙。<トッピング>・アンコウ 300円・エビ 300円・ホタルイカ 300円船場カリー(大阪)<メニュー名>大阪船場 元祖イカ墨黒カレー<特長>厳選されたスパイスとイカ墨が入った濃厚でコク深い"黒カリー"。大阪人の厳しい舌に鍛えられ、育まれた大阪の味をご堪能ください。<トッピング>・ビーフ 150円・牛すじ 300円「超カレーグランプリ」出店店舗&カレー詳細全日程(4月26日〜5月6日)・Nepaka(東京):五つ星ネパールチキンカレー・香住 北よし(愛知):日本海贅沢蟹カレー・フジヤマドラゴンカレー(東京):フジヤマドラゴンカレー・インドレストランナンハウス(愛知):24時間煮込んで炭火で焼いたジューシーチキンカレー・エベレスト フレスポ鳥栖(佐賀):特製マトンと赤たま煮込みカレー前半(4月26日〜5月1日)・カレーの市民アルバ(東京):元祖!金沢カレー・TURMERIC(高知):高知発 大自然が生んだオーガニック旨辛チキンカレー・カレー食堂 コモやん。(山口):ポルトガル発祥!酸っぱ辛さがやみつきポークビンダルー・呉海自カレー護衛艦とね特製ビーフカレー提供店(広島):護衛艦とね特製 呉海自ビーフカレー・kichen curry SPICE ONION(宮崎):地鶏ダシの旨味溢れる話題のスリランカカレー後半(5月2日〜5月6日)・秋葉原カリガリ(東京):東京銀座 老舗クラブ発祥のオリジナルカレー・船場カリー(大阪):大阪船場 元祖イカ墨黒カレー・利休(宮城):仙台利久の特製スパイス牛たんカレー・華つばき(佐賀):国産黒毛和牛の牛すじグツグツ煮込みカレー・ステーキハウス食房小川(熊本):ステーキ専門店が作るトロトロ牛煮込みカレー※今後の出店店舗も順次発表予定同時開催「激辛ビアガーデン」激辛グルメと冷たいビールを楽しめる「激辛ビアガーデン」も同時開催。「九州ビアフェスティバル2019福岡城」とコラボし日本各地の地ビールが味わえます。出店舗名・シュガーガーデン・ヒゲムーチョ・スペインレストランLENTE・スズメバチ・カクテル酒場 バンブーめんたいワイド連動企画「お笑いステージ」会場内のステージでは福岡を代表するFBSの人気番組「めんたいワイド」との連動企画で人気芸人や有名タレントも続々登場。また、会場より「めんたいワイド」を生中継します。出演芸人・ひょっこりはん・サンシャイン池崎・コロコロチキンペッパーズ・尼神インター・ガンバレルーヤ・チョコレートプラネット・ガリットチュウ・サバンナ八木・アインシュタイン・NON STYLE「超カレーグランプリ」概要開催日程2019年4月26~5月6日開催時間・4月26日15:00~21:00(L.O.20:30)・4月27日〜5月5日11:00〜21:00(L.O.20:30)・5月6日11:00~19:00(L.O.18:30)会場舞鶴公園西広場屋外特設会場料金入場無料、飲食代別途主催FBS福岡放送出店店舗数カレー店舗20店舗以上、激辛ビアガーデン10店舗以上注意事項※会場内への飲食物、ビン・缶の持ち込みは一切禁止いたします。※雨天決行。荒天の場合は中止させて頂く可能性がございます。※会期中に来場者の皆様に、どのお店のカレーが一番美味しかったかを投票していただき、『超カレーグランプリ』初代王者を選出します。詳細超カレーグランプリ公式サイトイベント情報イベント名:超カレーグランプリ催行期間:2019年04月26日 〜 2019年05月06日住所:福岡県福岡市中央区城内1舞鶴公園西広場 屋外特設会場
2019年04月25日グラビアアイドルの森咲智美が21日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場し、セクシーな『GANTZ』コスプレを披露した。森咲は、NON STYLE、椿鬼奴、ガンバレルーヤ、ゆりやんレトリィバァとともに、パチンコ「GANTZ:2(ガンツ2)」のPRメンバーとして登場。Gカップの豊満バストや美しいヒップあらわなGANTZスーツ姿で観客の視線を釘付けに。写真撮影では、胸元を強調したセクシーなポーズを披露していた。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。11回目となる今年は、「化けろ! やりたいこと全部やろう」をキャッチコピーとし、4月18日~21日の4日間、那覇市、北中城村などで開催。レッドカーペットには、上映作品のキャスト・スタッフや、イベント出演者、同映画祭関係者が登場した。
2019年04月21日女優の内田理央が20日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」(18日~21日)で行われた映画『クソみたいな映画』の舞台挨拶に、稲葉友、村田秀亮(とろサーモン)、芝聡監督とともに登壇した。吉本興業とABCテレビの共同制作による同作は、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が脚本を担当。スクリーンに上映されている映画がコメディからシリアスに、さらには観客が事件の当事者になっていく映画館内パニックムービーだ。内田は、肩と背中を上品に出した黒のロングワンピースで登場し、レース素材のスカート部分から美脚もチラ見せ。「沖縄に来られてとってもうれしいです。まだ沖縄料理を食べられていないので、このあとたくさん食べたいと思います」とあいさつし、村田が「もうソーキそばを6杯ほどいただきました」と明かすと、「そんなに!?」と驚いた。本作では復讐を誓った主人公の女性を演じた内田は、「難しいですね、許しっていうものは」としみじみ。「でも、自分の近くに優しい人がいると許せるなっていう気持ちでやりました」と語り、村田らから「深い」という声が上がっていた。
2019年04月20日映画初主演の佐久間由衣に村上虹郎、大後寿々花、森山未來が出演する映画『“隠れビッチ”やってました。』。この度、草食系から肉食系まで、“隠れビッチ”のターゲットになる男性キャストたちが発表された。あらいぴろよ氏の同名ベストセラーコミックを映画化した本作。タイトルの“隠れビッチ”とは、メイクはシンプル、髪色は暗め、肌の露出も15%ほど、戦略的に「隙」と「タイミング」を演出しながら、男性の心を次々とハントしていく清楚派に扮装した女性のこと。決して自分からは告白をせず、相手から告白をされるまで罠を仕掛け続ける。今回発表となったのは、その“隠れビッチ”のターゲットにされてしまう男性陣と追加のキャスト。飾らない笑顔の美容師・安藤剛役に、『わたしに××しなさい!』で主演をつとめ、『覆面系ノイズ』『春待つ僕ら』、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でも話題となった小関裕太。一途なバツイチ男・川田利光役には、映画『勝手にふるえてろ』『旅猫リポート』などにバイプレイヤーとして出演し、au三太郎シリーズCMでは一寸法師役・彦星役を演じた前野朋哉。IT系肉食男子・永田裕志役に俳優としてドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」「あなたの番です」などに出演している片桐仁。包容力のある大人な男・小橋健太役にはドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です」で“ヒーロー”を演じた前川泰之。中堅会社営業のノーマル系男子・坂口征二役には、映画『勝手にふるえてろ』『東京喰種トーキョーグール』シリーズなどに出演し、「MEN’S NON-NO」モデルで俳優の柳俊太郎。真面目な草食系男子・船木誠勝役にはドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」「高嶺と花」に出演中の戸塚純貴。草食から肉食まで様々なタイプの男たちが、佐久間さん演じる“隠れビッチ”のひろみにどのように手玉にとられていくのか、注目だ。そのほか、幼少期のひろみにトラウマを植えつけた暴力的な父親・荒井雄二役に光石研、暴力的な父親に耐えてひろみを育て上げた母親・荒井涼子役に渡辺真起子に、笠松将、田中偉登、岩井拳士朗、山本浩司と、日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストから、いまや日本映画界に欠かせない存在となっている実力派が集結した。“隠れビッチ”が本気になった男性・小関裕太からコメント到着!男性を翻弄し続けてきたひろみが、本気で想いを寄せてしまう安藤剛役を演じた小関さんは、「この映画には色んなタイプの男性が出てきます。例えば、草食系、肉食系、ノーマル系…。そんな中でも僕が演じた安藤くんは細かいことはあまり気にせず、だらんとしていて常に自然体でいる感じの、とってもいいやつです。三木(康一郎)監督のもと、楽しく、そして真剣に安藤くんと向き合いました。ぜひ楽しみにしていただきたいです」と本作への想いを語っている。『“隠れビッチ”やってました。』は今冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:“隠れビッチ”やってました。 2019年、全国にて公開予定©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社
2019年04月18日NHK連続テレビ小説の記念すべき第100作目「なつぞら」が好調スタートを切っている。ヒロイン・奥原なつの子ども時代を演じた粟野咲莉をはじめ、それぞれ好演を見せた子役たちから、4月15日(月)の第3週よりついに広瀬すずら大人キャストにバトンタッチ!近年、若手俳優の登竜門的な役割も担っている“朝ドラ”だが、今回はさすがに節目とあって、広瀬さんを取り巻く顔ぶれは岡田将生や吉沢亮、山田裕貴、清原翔、犬飼貴丈、中川大志など、とにかく豪華すぎ!その面々と役どころをまとめてみた。日本の女性アニメーターのパイオニアを描く「北海道・十勝編」「東京・新宿編」「アニメーション編」に分かれた本作は、2003年「てるてる家族」を手がけた脚本家・大森寿美男の2作目の朝ドラとなるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝で酪農を営む柴田家に引き取られた奥原なつ(粟野さん/広瀬さん)が高校卒業後に上京、日本のアニメ草創期を支えた女性アニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。オープニングは「スピッツ」初の朝ドラ主題歌「優しいあの子」に乗せた全編アニメーションという珍しい形で、新鋭アニメーター・刈谷仁美が題字とともに担当。そのアニメーション監修は、かつてスタジオジブリ時代に『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』などを手がけた、現アニメーション制作会社「ササユリ」代表の舘野仁美。そして、故・高畑勲や宮崎駿らと並ぶ日本を代表するアニメーターで、後に任天堂で「スーパーマリオブラザーズ」「ポケットモンスター」のゲームにも関わった小田部羊一がアニメーション時代考証を担当。小田部氏の亡き妻・奥山玲子さんがヒロイン・なつのモチーフといわれており、彼ら黄金世代が手がけてきた名作アニメへのオマージュらしき描写も随所に見られる。これまで2週間かけて、昭和21年夏、東京で戦災孤児となったなつが兄妹と離れ、亡き父の戦友・柴田剛男(藤木直人)に連れられて自然豊かな北海道の大地を踏み、少しずつ居場所を見つけていく様子が丁寧に描かれてきた。特に、“小なつ”と呼ばれていた粟野さんの涙の熱演や、北海道開拓1世で頑固者(実は誰より優しい)の柴田家のおじいさん・泰樹(草刈正雄)との関係性、一家で東京から北海道に移住してきた同級生・山田天陽とのやりとりなどが早くも話題を呼んでいる。吉沢亮、演じる“天陽くん”がトレンド入り!なつが、当時“漫画映画”と呼ばれていたアニメーションに関心を持つきっかけを与え、その後の人生にも大きな影響を及ぼす天陽。絵がうまく、同級生ながらどこか大人びたところがあり、なつにとって憧れの存在。その子ども時代は朝ドラ「とと姉ちゃん」や大河ドラマ「おんな城主 直虎」「西郷どん」「いだてん」などに出演経験がある荒井雄斗が演じ、「子役時代もカッコいい」「性格が王子様」と注目を集めていた。そして成長した天陽を演じるのが、4月19日公開の山崎賢人主演『キングダム』も控えている“国宝級イケメン”吉沢亮。朝ドラは初出演となる。先週の予告映像に登場した際にもタイムラインが騒然となったが、13日(土)放送回のラスト、なつや泰樹らの尽力もあって立派に育ったじゃがいも畑に寝転び、なつ(広瀬さん)の呼びかけに応じるシーンで本格初登場。「あんなイケメン 畑に寝てないよ?普通」「めちゃくちゃイケメンに育った」などなど歓喜の声が相次ぎ、“天陽くん”がトレンド入りする事態に。「絵だからこそ生きているように描く」という自身のモットーをすでに持ち、躍動感あふれる馬の絵が得意。なつもはじめて見たときから、彼の絵に魅了されている。同様に絵の才能がある兄・陽平は絵を学ぶ学校に進学したが、次男の天陽は農作業の合間にベニヤ板に絵を描き、アニメーターを目指すなつに絵心を教えていく。爽やかで繊細だが、苦労人の天陽を吉沢さんがどのように演じるのか、毎日、目が離せなくなりそうだ。なお、広瀬さんと吉沢さんは、ソフトバンク「ホワイト家族」シリーズや家庭教師のトライ「ハイジ」シリーズのCMプランナー・澤本嘉光のオリジナル脚本によるコメディ映画『一度死んでみた(仮)』でも共演。2020年公開予定となっている。山田裕貴、広瀬すず演じるなつの親友役!酪農を営む柴田家が牛乳をおさめている帯広市街にある和菓子屋「雪月」。ここでは、なつ(粟野さん)が泰樹(草刈さん)とアイスクリームを食べながら涙するシーンや、東京にいる兄・咲太郎にどうしても会いたくて“家出”をしたときに両家が勢ぞろいするシーンなど、要所要所でドラマが起こってきた。その店の息子で、なつの生涯の親友となる小畑雪次郎を演じるのが山田裕貴。朝ドラのオーディションは何度も受けてきたそうで、今回、念願叶っての初出演。雪次郎の子ども時代を演じていた吉成翔太郎との“W雪次郎ショット”を自身のインスタグラムにアップした際には、「目がそっくり」「成長したゆきじろたんも楽しみ」といった反響が続々寄せられた。そんな雪次郎はなつの家出の際、探しに来た柴田家の長女・夕見子(荒川梨杏/福地桃子)に「めんこい…」とひと目ぼれ!?だが、いまのところ全く相手にされておらず、農業高校時代は演劇部になつを誘うことに。卒業後はアニメーターを目指すなつと共に上京し、日本一の菓子職人になるべく修業するという。客商売をする賑やかな一家で育ち、陽気なお調子者で目立ちたがり屋…という役どころは山田さんのハマり役かも。雪次郎と一緒にいることでなつの気持ちが明るくなるように、視聴者も彼に癒やされることになるだろう。その一方、山田さんは井ノ原快彦主演ドラマ「特捜9」シーズン2(テレビ朝日系)では、井ノ原さん演じる主任の“相棒”である若手刑事・新藤役を続投中。山田さんの明るいキャラはますますお茶の間に浸透していきそうだ。岡田将生、なつと再会できるのか…たったひとりの兄役広瀬さん演じるなつの陽気な兄・奥原咲太郎役には、「目標としていた」という朝ドラ初出演の岡田将生。父(ナレーションを務める内村光良であることが判明!)を戦地で、母を東京大空襲で亡くしたが、幼い妹・なつと千遥の前では笑顔を絶やさず、「火垂るの墓」のごとく親がわりとして奮闘する。得意の歌とタップダンスを進駐軍の前で披露しては、物資を手に入れてくるしっかり者であり、なつを引き取ろうとする剛男(藤木さん)に対しては「不幸にしたら絶対許さない!」と強い剣幕で対峙するなど、妹を思う気持ちは何よりも勝る。ちなみに、子ども時代の咲太郎を演じた渡邉蒼は、もともとダンスの経験はあったものの、初めてのタップダンスを猛練習したそうで軽快なステップを見せてくれた。だが、そんな咲太郎はなつを柴田家に、末妹・千遥を親戚に預けた後、孤児院を飛び出して行方不明となってしまう。“小なつ”がひとりで東京に向かおうとしたのは、兄からの手紙が一向に届かなかったためだ。兄妹はいつ再会することができるのか。どうやら、咲太郎は夢を追うなつを困らせる役回りとなるらしく、“国宝級の愛されキャラ” 岡田さんの腕の見せどころとなるのかも。「昭和元禄落語心中」では落語家になり、鉄拳原作のパラパラ漫画の映画化『家族のはなし』では金髪のバンドマンも演じていた岡田さん。4月12日に公開されたばかりの「ニベア エンジェルスキン ボディウォッシュ」のWEB動画では頭ポンポンのある「素敵な恋人」篇、女子トークに溶け込む「モノ知り同僚」篇ほか、寝顔がエンジェルな「いやしの兄」篇が登場している。清原翔、なつに想いを寄せる?不器用キャラなつにとって “もうひとりのお兄ちゃん”といえるのが、柴田家の長男・照男。父・剛男に似て真面目で、責任感が強いが不器用な性格。北海道に来たばかりのなつが牛の世話を任されたことをうらやましく思うも、なかなか言い出せない。そんな子ども時代の照男を演じる岡島遼太郎と雰囲気もそっくりなのが、「MEN’S NON-NO」専属モデルの“きよたん”こと清原翔。朝ドラは初出演となる。成長した照男は祖父・泰樹(草刈さん)から、なつとの結婚を勧められ、密かにそうなることを願っているというから切ない片思い状態か?清原さんといえば、『PRINCE OF LEGEND』では美容師王子・嵯峨沢ハルとしてモテすぎる3大職業の美容師、バーテンダー、バンドマンの“チーム3B”の一角を担い、『うちの執事が言うことには』ではツンデレ執事を演じるだけに、本作の“素朴な不器用男子”とのギャップに惹かれる人が続出しそう。犬飼貴丈、吉沢亮と“仮面ライダー”兄弟に弟・天陽と同様に絵画の才能に恵まれ、貧しい農家の長男でありながらも、奨学金を得て芸術大学で学ぶようになる山田陽平。子ども時代を演じた市村涼風の穏やかさはそのままに、彼もまたイケメンへと成長する。演じるのは、「仮面ライダービルド」で天才物理学者の仮面ライダーを務め上げ、続く「獣になれない私たち」の“ポンコツ後輩社員”役も話題となった犬飼貴丈。彼も初めての朝ドラで、同じく仮面ライダー出身の吉沢さんと兄弟役を演じることで注目しているファンも多い。兄・咲太郎(岡田さん)を探しに東京に出てきたなつに、漫画映画(アニメーション)の世界を紹介する役どころとなるらしい。また、犬飼さんは風間俊介が日本一残念な刑事を演じるBSプレミアムの「おしい刑事」(5月5日スタート)にも出演しており、知名度はさらに上がりそうだ。工藤阿須加、なつの運命を左右する幼馴染なつの幼馴染で、空襲に巻き込まれたなつを機転で救った佐々岡信哉(三谷麟太郎)の成長した姿を、工藤阿須加が演じる。工藤さんは2015年の「あさが来た」で、あさ(波瑠)の娘・千代(小芝風花)と結婚し婿養子となる白岡啓介を演じていた。「なつぞら」では第1回の冒頭、『風立ちぬ』の菜穂子さながら、十勝の大地の絵を描くなつ(広瀬さん)の前に工藤さん演じる信哉が現れ、久しぶりの再会を果たすところから始まっていた。彼は苦学して大学に合格、なつや咲太郎と再会する日を夢見て消息を探していたというが、昭和30年代、音楽、映画、演劇、美術など流行の最先端が集まる街となった「東京・新宿編」に主に登場。なつの運命を左右する人物になるとか。「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ系)も記憶に新しい工藤さんは、波瑠×鈴木京香のドラマスペシャル「未解決の女 警視庁文書捜査官~緋色のシグナル~」(4月28日放送/テレビ朝日系)が控えている。中川大志&井浦新らアニメーション編の重要人物に東映動画(現・東映アニメーション)を彷彿とさせる “東洋動画”というアニメスタジオにて、なつが日本初の長編アニメーション制作に関わる「アニメーション編」には、「おひさま」以来、2作目の朝ドラとなる中川大志が東洋動画所属の監督見習い・坂場一久として、意外にも朝ドラ初出演の染谷将太が抜群の画力を持つ後輩アニメーター・神地航也役で参加。そして東洋動画アニメーターのリーダー格で日本初の長編アニメーションの作画監督・仲 努役を演じるのは、井浦新。中川さんは高畑勲、染谷さんは宮崎駿、井浦さんは彼らを育成した森康二のモデルではないかといわれているが、果たして!?「TEAM NACS」安田&戸次&音尾の役どころは?北海道出身の大人気演劇ユニット「TEAM NACS」安田顕、戸次重幸、音尾琢真の3人が集結している点にも注目。まず、2008年の「瞳」にも出演した安田さんは、帯広の和菓子屋「雪月」の主人で“お菓子の発明王”・小畑雪之助役に。山田さん演じる雪次郎の父親だ。雪之助のつくるアイスクリームやホットケーキが、なつとみんなを結ぶ架け橋となっている。そして戸次さんは、戦後、“新天地”北海道に入植するも荒れた土地を政府からあてがわれ、郵便配達をして生活費を稼ぐ山田正治役を演じる。吉沢さんや犬飼さんの父親というイケメン親子。開墾は難航し、一時は途方にくれるが、なつの強い思いや泰樹たちの助けによって大きく変わることに。また、柴田牧場の従業員・戸村悠吉(小林隆)の息子で、ユーモアある物言いでなつたちをいつも励まし、和ませる菊介役を演じるのが音尾さん。のちに照男(清原さん)の後見役となり、柴田牧場の発展に大きく貢献することになるという。山田家の開墾シーンでは戸次さんとの共演シーンも見られた。忘れちゃならない渋メンも!十勝でなつを支える「究極の頑固ジジイを演じています」と、第1週試写会にて語っていた草刈さん。初めこそ「確かに」と納得していたが、2週間たったいま、すっかり草刈正雄演じる“おんじ”柴田泰樹にがっちり心をつかまれた、という人は多いはず。なつ(粟野さん)が家出をした後の河原での再会では、「どうして私には家族がいないの!」と初めて感情をぶつける彼女を「もっと怒れ」と受け止め、「ワシらがおる」と優しく諭す姿に涙する人が続出。明治期、18歳の時に十勝に入植して酪農を始め、男手ひとつで富士子(松嶋菜々子)を育て柴田牧場を切り盛りしてきた泰樹。すっかり打ち解けたなつと荷馬車に乗る様子はまるで「アルプスの少女ハイジ」のハイジとアルムおんじ!あるいは「赤毛のアン」のアンとマシュウ!なつは上京してアニメーションの世界に飛び込んでからも、泰樹から学んだ“開拓者魂”を心の支えにしていくのだ。また、その婿養子で、戦友の子ども・なつを東京から十勝に連れてくる剛男役を演じる藤木直人にも「素敵」という声が上がる一方、その絶妙な頼りなさ加減からか「となりのトトロ」のお父さんみたい、とも言われている。久しぶりにわが家に帰り、妻・富士子(松嶋さん)に「ふ~じこちゃ~ん」と甘えるシーンは「ルパン三世」とも言われていた。なお、なつ(広瀬さん)や雪次郎(山田さん)が入部する十勝農業高校・演劇部員のアツすぎる顧問・倉田隆一を演じるのは、先の「まんぷく」のヒロイン・安藤サクラの夫である柄本佑。さらに「新宿編」にはリリー・フランキーらの名前もある。これから約半年、それぞれどんな活躍を見せてくれるだろうか?連続テレビ小説「なつぞら」はNHK総合ほかにて放送中。※全156回(text:Reiko Uehara)
2019年04月15日蒼井そら(35)の双子出産に密着した「蒼井そら出産当日アジア同時生中継」(AbemaTV)が、出産予定日の4月30日に放送されると発表された。出産当日の様子だけでなく、3ヵ月間の密着映像も放送されるという。元セクシー女優の蒼井は4月12日、自身のブログを更新し「子どもを作るなんて親のエゴだよね」という言葉を過去に受けたと明かした。「幸か不幸かは子ども本人が決めることであって、他人が意見することではないと私は思いました」とつづり、「生まれてくる子どもたちには“こんなにも望まれて生まれてきたんだよ”という証を残したいな。という思いが私にはありました」とドキュメンタリーを承諾した動機について明かした。また蒼井は同日再びブログを更新し“生中継”について「出産シーンを生放送するわけでは無い」とつづり、「基本的にはこの3ヶ月間 密着していただいたことの放送なのだと思っています」とコメント。「出産当日、どのように中継を挟むのかは 楽しみにしていて欲しいです」と呼びかけた。蒼井は昨年1月にDJ NONとの結婚を発表。同12月に妊娠を明かし、今月10日には帝王切開での出産予定であると報告した。保育士の資格を取得したほど、子供が大好きだという蒼井。1月に本誌が公開したインタビューでも蒼井は我が子を思い、「私の昔の仕事で、子供が傷つくこともあるかもしれない」と不安を吐露。そんななかでも、母になる決意をこう語っていた。「それでも、愛情を注いで『お母さんの子どもでよかった』って思われるようなママになりたい。母に知られたとき、『賛成はしないけど、応援はする』って言ってもらったんです。それって、生まれた時からずっと私のことを見ていてくれたからこそ、出た言葉だなって思って……。私の母がそうしてくれたように、子供の意見を尊重しつつ、見守ってあげたいなって思います」またインタビュー中、蒼井はセクシー女優だったことから妊娠発表時に「子供が不幸になる」などといった差別的な言葉を受けたとも告白。「差別をなくすことは難しい」と話しながらも、しかし「私は自分の仕事に誇りを持っています」「私、蒼井そらを絶対辞めたくない」と力強く語っていた。今回の試みは、彼女にとっても子供にとっても意義深いものとなりそうだ。
2019年04月13日これまでになく若手俳優の層が厚い昨今の映画界では、この春、見目麗しい男前たちが桜と同じく満開となっている。温かな春の陽の光のように、キラキラと輝きながらスクリーンを彩るイケメンたち。顔面偏差値の高さのみならず、類まれなる演技力と賞賛すべき身体能力を兼ね備えた若手注目株たちが出演する、この春公開の話題作を5本紹介しよう。山崎賢人、吉沢亮、本郷奏多がスペクタル歴史絵巻『キングダム』で壮絶バトル!山崎賢人…大将軍を夢見る少年・信役でアクション全開!1994年生まれ、東京都出身。2010年に俳優デビューした山崎さんは、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』(ともに2015年)のほか、三池崇史監督作『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年)など、人気コミックの実写化にて主演を数多く務める“マンガ実写化の絶対的エース”として知られる。本作では戦災孤児として寄る辺ない身となりながらも、親友・漂とともに「天下の大将軍」になることを夢見て鍛錬に励む少年・信役。『オオカミ少女と黒王子』(2016年)のドSな黒王子役や『羊と鋼の森』(2018年)の繊細なピアノ調律師役とは真逆の、キラキラ輝くつぶらな瞳が印象的な“真っ直ぐで熱い男”を熱演している。見事に鍛え上げられた細マッチョから繰り出される、超絶アクションにも注目!吉沢亮…信の幼なじみ、秦の若き王のニ役をクールに演じ切る!1994年生まれ、東京都出身。「仮面ライダーフォーゼ」やTBSドラマ「ぶっせん」、沖田総悟役に扮した福田雄一監督作『銀魂』など話題作に出演する。山崎さんとの共演作『斉木楠雄のΨ難』(2017年)で演じた、中二病の少年役の成り切りぶりが秀逸。ドラマ、映画、舞台、CMと全方位で活躍中。信の幼なじみにして共に立身出世を願う親友・漂役と、中華統一への先陣を切らんとする秦国の若き王・えい政の二役に臨んだ吉沢さん。後々まで信の指標となる志高い少年と、気品と威厳そして知性を感じさせる高貴な人物を見事に演じ切っている。本作で演じた、冷静沈着ながら心に熱き炎を燃やす王役は吉沢さんの真骨頂と言えるだろう。本郷奏多…反乱を起こすヒール役を体現!1990年生まれ、宮城県出身。幼い頃よりキッズモデルとして芸能活動を行っていた本郷さんは、『リターナー』(2002年)で金城武が演じた主人公・ミヤモトの幼少期を演じて映画デビュー。本作でメガホンをとった佐藤信介監督作品への出演は『GANTZ』シリーズ、『いぬやしき』(2018年)に続いて4作目となる。えい政の異母弟・成きょうに扮した本郷さん。父母ともに王族の血を引く自分こそが正統な王であるとして反乱を起こし、えい政を追いやり王座に君臨する“ヒール(悪役)”を体現する。身分の低い者を見下し、整った顔をゆがませながら指図をする憎々し気な様子は、さすが俳優歴17年の堂に入った演技を見せている。中国・春秋戦国時代の史実をベースにつむがれた原泰久のベストセラーコミックを映画化。大将軍を志す戦災孤児の少年・信が、後に秦の始皇帝となる若き王・えい政と共に中華統一を目指すまでを描いた歴史エンターテインメント。『キングダム』は4月19日(金)より全国東宝系にて全国公開。成田凌が純度100%の恋愛映画『愛がなんだ』でヒロインを翻弄!1993年生まれ、埼玉県出身。「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして注目され俳優デビュー。2018年は井浦新と共演した『ニワトリ★スター』を皮切りに中田秀夫監督作『スマホを落としただけなのに』ほか計6本の出演映画が公開するなど、最も躍進した若手俳優に。岸井ゆきのがヒロイン・テルコを演じた本作で、成田さんはテルコの想い人・マモルに扮している。テルコを電話一本で呼び出し、用がなくなると深夜でも追い返す自分勝手なマモル。成田さん演じる、テルコの好意を利用するだけの厄介なダメ男は絶品。ワガママな顔の裏に自分自身に自信が持てない弱さもにじませた成田さんの卓越した演技力に感服させられる。直木賞作家・角田光代の恋愛小説を映画化。平凡なOLテルコがダメ男に翻弄され仕事や生活を犠牲にしながらも、“一方通行の片想い”に全身全霊でぶつかっていくホロ苦ラブストーリー。『愛がなんだ』は4月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開。高杉真宙、宮沢氷魚が『映画 賭ケグルイ』で超ハイテンション心理合戦!高杉真宙…最下層の生徒役を感情表現豊かに熱演!1996年生まれ、福岡県出身。2009年の舞台「エブリ リトル シング’09」で俳優デビュー。初主演作『ぼんとリンちゃん』(2014年)のアニメ&ゲームオタク役や中島哲也監督作『渇き。』(2014年)での金髪不良少年役、そして今年1月に公開された話題作『十二人の死にたい子どもたち』(2019年)でのクールな眼鏡男子役など変幻自在な顔を持つ。ギャンブルの強さによって生徒の階級が決められている本作で、高杉さんが演じたのはギャンブルに負けて最下層の“ポチ”として虐げられる涼太役。這い上がろうと必死になったり借金を抱えて絶望したりと、感情表現豊かに演じている。宮沢氷魚…ミステリアスな反生徒会組織のリーダー役に挑戦1994年、米サンフランシスコ生まれ。成田さんと同じく「MEN’S NON-NO」の専属モデル出身。「コウノドリ」シリーズや「トドメの接吻」などテレビや舞台を中心に活動し、本作で映画デビューを飾っている。国際基督教大学卒業。若手俳優きってのインターナショナルな知性派としても知られる。本作では反生徒会組織ヴィレッジの穏やかで冷静なリーダー・村雨天音役に扮した宮沢さん。「非ギャンブル・非服従」をモットーとしながらも、かつて生徒会長にギャンブルで勝利したという過去を持つミステリアスな人物に挑戦している。財政界の子女が通う名門・私立百花王学園。この学園を牛耳る生徒会が主催する賞金3億円のギャンブルイベントに、最強のJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺美波)が挑む。原作コミックの作者・河本ほむらがシナリオ原案・監修した完全オリジナルのギャンブル・エンターテインメント。『映画 賭ケグルイ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。横浜流星、中尾暢樹が青春スポーツドラマ『チア男子!!』で満面の笑顔!横浜流星…キュートな笑顔と高い身体能力で魅せる1996年生まれ、神奈川県出身。ファッション雑誌のメンズモデルを経て、2014年にスーパー戦隊シリーズ「烈車戦隊トッキュウジャー」で注目を集める。2019年早々、深田恭子と共演したTBSドラマ「初めて恋をした日に読む話」で大ブレイク。映画においても主演作『愛唄 -約束のナクヒト-』のほか計4本の出演映画が公開予定となっている今年最も活躍が期待される若手俳優。横浜さんが演じたのは、柔道一家に生まれながらも優しい性格のため強くなりきれない大学生・晴希役。本作では「はじこい」でのピンクヘアのユリユリとも、『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年)の赤髪の俺様男とも違う、黒髪で笑顔がキュートなスポーツ男子に扮している。極真空手の初段という高い身体能力を活かしたチアも必見!中尾暢樹…チアへの情熱は誰にも負けない“ガッツ男”を熱演!1996年生まれ、埼玉県出身。俳優集団「D-BOYS」の一員。2016年にスーパー戦隊シリーズ「動物戦隊ジュウオウジャー」で主役に抜擢され、本格的に俳優デビュー。池田エライザと共演した『一礼して、キス』(2017年)での弓道の天才役で注目される。この春から日曜ドラマ「あなたの番です」、深夜ドラマ「カカフカカ-こじらせ大人のシェアハウス-」の2本のドラマが放映予定。晴希の柔道仲間で男子チアリーディング部の創設を提案する一馬役に扮した中尾さん。実は一馬の亡き両親の出会いのきっかけだったチア。だからこそチアへの情熱は誰にもまけない“ガッツ男”を熱演している。横浜さんの柔和な笑顔に対し、中尾さんは元気イッパイの弾ける笑顔でスクリーンを明るく照らす。朝井リョウによる実在する男子チアリーディングチームをモチーフにした人気小説を映画化。男子チア部を創設した大学生2人が、人生に迷い葛藤しながらも仲間たちと深い絆を築き、新たな道を切り開いていく青春スポーツドラマ。『チア男子!!』は5月10日(金)より全国公開。松坂桃李が時代劇エンターテインメント『居眠り磐音』で本格的な殺陣を披露!松坂桃李…愛しい人への想いに胸をこがす、心優しき用心棒として見参!1988年生まれ、神奈川県出身。2008年に男性ファッション誌「FINEBOYS」の専属モデルとして活動開始。翌年、スーパー戦隊シリーズ「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューを飾る。樹木希林と共演した『ツナグ』(2012年)ほか多数の作品に出演し、白石和彌監督作『孤狼の血』(2018年)では第41回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した実力派俳優。松坂さんは本作で、ある悲しい事件から許嫁を残して脱藩した浪人・磐音に扮している。礼節をもって人と接する穏やかな磐音はまさにハマリ役。愛しい人への想いに胸をこがす大人な男の色気には胸キュン必死!太刀筋鋭い本格的な殺陣シーンも見どころポイントとなっている。佐伯泰英のベストセラー時代小説を映画化。昼はうなぎ屋、夜は両替屋の用心棒として働く浪人・磐音は、幕府が流通させようとしている新貨幣で一儲けを企む悪徳一味の陰謀に巻き込まれる。新しい時代に幕を開ける痛快・時代劇エンターテインメント。『居眠り磐音』は5月17日(金)より全国公開。中国史から時代劇まで多彩なジャンルがずらりとそろった春映画たち。まさに眼福のイケメン・ラインアップをお楽しみください。(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:チア男子!! 2019年5月10日より全国にて公開©朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会居眠り磐音 2019年5月17日より全国にて公開©2019映画「居眠り磐音」製作委員会キングダム 2019年4月19日より全国東宝系にて公開Ⓒ原泰久/集英社Ⓒ2019 映画「キングダム」製作委員会映画 賭ケグルイ 2019年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会
2019年04月12日4月11日(木)今夜の「VS嵐」に新火曜ドラマ「パーフェクトワールド」から松坂桃李、山本美月、瀬戸康史、「SixTONES」松村北斗、岡崎紗絵、木村祐一らキャスト陣がチームとなって参戦。一方「嵐」は「NON STYLE」をプラスワンゲストに迎えて応戦する。今回ゲストで参戦するのは昨年夏放送の「この世界の片隅に」も大きな感動を巻き起こし、『娼年』『不能犯』『孤狼の血』など多数の作品に出演し、数々の映画賞に輝いた松坂さん。「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」『去年の冬、きみと別れ』などドラマ、映画に幅広く活躍、女優として成長し続ける山本さん。「先に生まれただけの僕」での教師役や「海月姫」での美しい女装姿が話題を呼んだのも記憶に新しい瀬戸さん。さらにYouTubeチャンネルでの活動などジャニーズに新風を送り込む「SixTONES」のメンバー松村さんに、月9「トレース」も好評だった岡崎さん、芸人としてだけでなく「シグナル」などで俳優としても存在感を放つ木村さんも加わった「パーフェクトワールド」チーム。過去の本番組出演で2連敗中の松坂さんはどこか弱気なところを見せながらも、チームを率いて熱戦を展開。「ショットガンディスク」ではレシーバー担当として「嵐」大野智と松本潤が挑戦するが、果たしてプレーの結果やいかに。出されたお題に関するしりとりをスマホ上で行いスピードを競う「スマホ早打ちしりとり」では、毎回珍回答が連発して大爆笑が巻き起こる展開に。目が離せない「パーフェクトワールド」VS「嵐」対決をお見逃しなく。今回主要キャスト陣がゲストで登場した「パーフェクトワールド」は有賀リエが描く人気コミックのドラマ化作品。20歳のときに事故で脊髄を損傷し車椅子生活を送ることになった建築士・鮎川樹(松坂さん)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本さん)と再会し、心を通わせ合っていくさまを描いたラブストーリー。菅田将暉と米津玄師のコラボによる主題歌「まちがいさがし」にも注目が集まっている。「パーフェクトワールド」は4月16日(火)より毎週火曜21時~フジテレビ系にて放送。「VS嵐」は4月11日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年04月11日「MONGOL800」の名曲から生まれた映画『小さな恋のうた』。先日、佐野勇斗&森永悠希らの出演が明らかになった本作から、この度演奏シーンを中心に映したメイキング映像とポスタービジュアルが到着した。沖縄の小さな町。日本とアメリカ、フェンスで隔てられた2つの「国」が存在する場所。そこでは、ある高校生バンドが熱い人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観るものを熱狂させるその実力で東京のレーベルからスカウトを受け、なんとプロデビューが決まる。しかし、喜びの絶頂で盛り上がる彼らに1台の車が突っ込み、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに現れた1曲のデモテープと、米軍基地に住む1人の少女。それらによって、止まった時計の針は前に進み始める。フェンスの向こう側に友の“想い”を届けるため、彼らは再び楽器を手に取り立ち上がる――。「MONGOL800」が2001年にリリースした楽曲「小さな恋のうた」は、“平成で最も歌われた男性アーティストによるカラオケランキング1位”に輝いた名曲。映画製作に伴い、幾度となく沖縄で取材を重ね、8年にも及ぶ時間をかけて完成した物語は、「MONGOL800」の楽曲の数々に込められた知られざるメッセージを導き出し、2つの国と共に生きる若者たちの“生きた青春”を描く。キャストには、主人公でボーカルの真栄城亮多を『ちはやふる -結び-』『3D彼女 リアルガール』「トドメの接吻」に出演する「M!LK」の佐野勇斗。亮多のバンド仲間、ドラム担当・池原航太郎を『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でドラムを習得し、『ちはやふる』、大河ドラマ「花燃ゆ」など話題作に出演する森永悠希。ギター担当の譜久村舞を、「咲-Saki-」『ミスミソウ』の山田杏奈。舞の兄で亮多の親友、ギター担当の譜久村慎司には、新田真剣佑の弟で今作が役者デビューとなる新鋭・眞栄田郷敦。ベース担当の新里大輝を、MEN‘S NON-NOモデルでドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」「3年A組 -今からみなさんは、人質です-」にも出演していた鈴木仁と若手が集結。「小さな恋のうた」はもちろん、「DON’T WORRY BE HAPPY」「あなたに」…「MONGOL800」の名曲を半年以上ものトレーニングを経て劇中で披露する。今回到着したメイキング映像では、メインキャストたちが屋上をはじめ様々な場所で「小さな恋のうた」を演奏するシーンが映し出されている。また同時に、「このメンバーとなら爆発的なものを起こせるんじゃないか」「音楽に対する気持ちが変わって…」など、彼らのこの映画にかける想いや音楽について語られ、そして終盤では、佐野さんが感極まって涙しながら演奏しているシーンも登場している。併せて到着したポスタービジュアルには、フェンスの向こうに佇む外国人の少女をを囲むように、メインキャストたちが演奏している姿や歌う姿が切り取られている。『小さな恋のうた』は5月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:小さな恋のうた 2019年5月24日より全国にて公開©2019「小さな恋のうた」製作委員会
2019年03月22日菅田将暉、神木隆之介、野村周平、福士蒼汰、竹内涼真など1993年生まれ俳優の豪華な顔ぶれ、層の厚さはよく知られており、“イケメン黄金世代”とも呼ばれている。そのすぐ下には山崎賢人や吉沢亮、志尊淳らがひしめき、さらに今クールのドラマ「初めて恋をした日に読む話」で大ブレイク中の横浜流星、「賭ケグルイ」2ndシーズンと劇場版が控えている高杉真宙、『十二人の死にたい子どもたち』の新田真剣佑らの96年生まれ組に、北村匠海、中川大志、伊藤健太郎といった成長著しい面々が連なっている。しかし、いま、そんな年下たちの躍進に「待った」をかけるように、新たな“黄金世代”の代名詞となりそうな93年生まれの俳優たちが、その実力を容赦なく発揮してきている!成田凌、鬼才や気鋭監督からのラブコール相次ぐ埼玉県出身。予想外に(?)大ヒット中の『翔んで埼玉』では現代パートに出演し、「え、そこで?」という絶妙な登場の仕方をして笑いをさらっている成田凌。2013年より「MEN’S NON-NO」専属モデルを務めているが、もともとは俳優志望。これまで『キセキ‐あの日のソビト‐』やNHK連続テレビ小説「わろてんか」、「逃げるは恥だが役に立つ」などに参加し、着実に成長を見せてきた。伊藤さんや中川さん、吉沢さんらと肩を並べた第42回日本アカデミー賞新人俳優賞の受賞作である、『スマホを落としただけなのに』から『ビブリア古書堂の事件手帖』までの振り幅は圧巻のひと言。加えて、かなた狼(ウルフ)初監督の『ニワトリ★スター』、大ヒット作『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』など、2018年は6本もの映画に出演した。そして2019年は、さらなる飛躍の年になりそうだ。今泉力哉監督『愛がなんだ』(4月19日公開)では、主人公のOL・テルコ(岸井ゆきの)に一方的に惚れられるイケメンで、優しいが基本ダメ男、なのに憎めないマモルを好演。2人がイチャつくシーンはいまから話題を呼んでおり、背後から女の子の肩に顎を乗せて甘える“肩トン”は壁ドン、顎クイなどに続く予感!?「サイテー男の無自覚の酷さを観客の皆さんと是非共有したい(笑)」と自信を覗かせるキャラで、見事に今泉ワールドにハマっている。さらに、『抱きしめたい真実の物語』『黄泉がえり』などの塩田明彦が原案・脚本・監督の『さよならくちびる』(5月31日公開)に加え、『舞妓はレディ』『それでもボクはやってない』の周防正行監督『カツベン!(仮)』(12月公開)では映画が活動写真と呼ばれ、サイレントでモノクロだった時代を舞台に待望の映画初主演。行定勲監督が手掛ける大倉忠義とのラブストーリー『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)を楽しみにしている人も多いはず。ちなみに、人気少女コミックの実写化『ホットギミック』の劇中で“成田凌”(注:なりた しのぐ)という名前の役を演じているのが、同じく93年生まれで『翔んで埼玉』にも出演している間宮祥太朗。今年は山戸結希監督×「乃木坂46」堀未央奈主演の『ホットギミック』(6月28日公開)、SNS漫画の実写化『殺さない彼と死なない彼女』(秋公開)といった新感覚の恋愛物で魅せてくれそう。竜星涼、新たな“カメレオン俳優”降臨!3月24日に26歳の誕生日を迎えるのが、竜星涼。2010年、上野樹里主演「素直になれなくて」でドラマデビューし、2013年「獣電戦隊キョウリュウジャー」の桐生ダイゴ/キョウリュウレッド役でまず注目された。183cmという高長身と爽やかなルックスを生かし、2016年、2017年と2年連続でパリコレのステージに立ったこともある。「GTO」「ごめんね青春!」「桜蘭高校ホスト部」などの話題のドラマはもちろん、土屋太鳳×山崎賢人コンビの映画『orange-オレンジ-』、『泣き虫ピエロの結婚式』『君と100回目の恋』などに出演してステップアップしてきた竜星さん。ダイゴ/キョウリュウレッドのような、明るく、真っすぐで、純粋、天然、ムードメーカー、あるいは主人公のよき理解者や“二番手男子”、といったイメージが強い人も多いかもしれない。ところが、キラキラした青春映画のみならず、R15+指定の問題作『シマウマ』ではこれまでと180度異なるハードな世界へ飛び込み、また、WOWOW連続ドラマW「賢者の愛」では谷崎潤一郎の「痴人の愛」の逆をいく物語で中山美穂の相手役を務め、一糸まとわぬ姿で濃厚シーンに挑戦。2017年には朝ドラ「ひよっこ」、日曜劇場「小さな巨人」への出演でその名前と顔が広く知られるようになったが、映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』と合わせ、ほぼ同時期の3作品で実直・クール・熱血と、異なるタイプの警察官を演じていた。「アンナチュラル」では中堂(井浦新)と関わる、この上なく胡散くさい葬儀社の社員・南雲を怪演、Amazonプライムオリジナルの「極道×学園×美食」の異色ドラマシリーズ「紺田照の合法レシピ」では身体能力の高さや妄想力、食べっぷりを披露し、「昭和元禄落語心中」でも確かな印象を残して、目の肥えたドラマファンからもお墨付きを得ている。そして3月15日に最終回を迎える「メゾン・ド・ポリス」では、ただの“買い物係”じゃなかった瀬川草介役は、これまでの彼の活躍を知れば知るほどニヤニヤしてしまうキャラだ。高遠建設常務の野間(佐野史郎)の周到な策略で、ひより(高畑充希)とおじさまたちはバラバラになってしまったが、最後は一体どうなるのか…?何を考えているのか分からない、味方なのか敵なのか、善なのか悪なのか、天然なのか計算なのかも読めない絶妙な雰囲気を醸し出せるのは、竜星さんの持ち味といえるかも。新たなカメレオン俳優のこれからが楽しみだ。清原翔、朝ドラ&王子&執事でブレイク必至!“塩顔”のクールな佇まいとギャップのある“きよたんスマイル”を武器にする清原翔。成田さんと同様、「MEN’S NON-NO」モデルとして活躍しながら、2016年「レンタルの恋」での俳優デビューを皮切りに映画『HiGH&LOW』シリーズ、『リベンジgirl』、ドラマ「警視庁いきもの係」「いつまでも白い羽根」などに出演してきた。劇場版『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)にドラマと同じ“美容師王子”・嵯峨沢ハル役として出演し、色気を振りまくうえ、4月1日スタートの連続テレビ小説100作目「なつぞら」にて朝ドラ初出演!戦災孤児のなつ(広瀬すず)を受け入れる北海道の酪農一家・柴田家の長男・照男役という“注目株”枠だ。さらに「King & Prince」永瀬廉が映画初主演を務め、同・神宮寺勇太も出演する『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)も待機。仏頂面であまり感情を表に出さない烏丸家の執事・衣更月(きさらぎ)を演じ、若き当主・花穎(永瀬さん)と“一触即発”不本意コンビで挑むミステリーでさらにファン層を拡大させるはず。コンビといえば、2.5次元ミュージカル界のトップランナー、鈴木拡樹とW主演するオリジナルドラマ「虫籠の錠前」(3月22日~)にも期待が膨らむ。吉村界人、唯一無二の個性で走り続ける!今年2月15日をもってデビューから所属していた事務所を退社し、今後の活動に注目が集まっている吉村界人もまた93年生まれ。彼のインスタグラムに連なる投稿は唯一無二の彼の個性や信念を映し出し、どこか尖っているようで繊細さも感じさせている。2014年に自主制作映画『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、『百円の恋』『ちはやふる』『ディストラクション・ベイビーズ』、「お前はまだグンマを知らない」ドラマ&映画、主演作『太陽を掴め』、『獣道』『関ヶ原』など出演作は数多い。昨夏から秋にかけては「花のち晴れ~花男 Next Season~」からの「GIVER 復讐の贈与者」「グッド・ドクター」「健康で文化的な最低限度の生活」、そして「獣になれない私たち」と人気ドラマに掛け持ちでゲスト出演して驚愕のカメレオンぶりを発揮。主演作『サラバ静寂』と共演の樹木希林にも絶賛された『モリのいる場所』の演技により、第10回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞に選ばれている。現在公開中の『ハッピーアイランド』は福島県出身の新人監督・渡邉裕也の思いに共鳴して、3.11後の福島で農業を営むことに真摯に向き合う主人公を演じた意欲作。「銀杏BOYZ」峯田和伸と脚本家・岡田惠和がタッグを組んだ映画『いちごの唄』にも出演する。稲葉友、SNSで話題の「花にけだもの」続編に参加!北村さんや小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮らと共演した『春待つ僕ら』の稲葉友は、2009年、16歳のときに第22回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞してデビュー。竹内さん主演「仮面ライダードライブ」に詩島剛/仮面ライダーマッハ役でレギュラー出演して以降、ドラマ・映画、舞台出演からラジオDJなどまで幅広く活躍中。特に『HiGH&LOW』シリーズではチーム「White Rascals」のキジー(KIZZY)役として知られ、身体は男性だが、性自認は女性というトランスセクシャルのキャラクターを熱演。2017年には千葉雄大、竜星さんの“谷口兄弟”に続くヒーローの3代目『N.Y.マックスマン』にも起用された。この3月23日からは、新キャストとして加わる「花にけだもの~Second Season~」が配信開始に。SNS世代から圧倒的な支持を得た前作キャストも続投する本作で、カンナ(入山杏奈)に好意を抱き、竜生(甲斐翔真)の恋敵となる芦田俊役を演じるというから楽しみ。黒羽麻璃央、“3次元”進出で注目度急上昇中!“2.5次元の王子様”と呼ばれる黒羽麻璃央も93年生まれ。第23回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリに輝き、芸能界入り。2012~14年、ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」で青学・菊丸英二役を好演して話題を呼び、ミュージカル「刀剣乱舞」や舞台「黒子のバスケ」、TVドラマとの連動企画「男水!」などに多数出演。「刀剣男士」のひとりとしてNHK紅白歌合戦に出演したことも記憶に新しい。しかも、近年は映画『宇田川町で待っててよ。』『アヤメくんののんびり肉食日誌』『Sea Opening シー・オープニング』『ラーメン食いてぇ!』ほか、ドラマ「レンタルの恋」「監獄のお姫さま」「プリティが多すぎる」など映像作品でも活躍が目立っており、この1月には岡田結実の初主演ドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」にゲスト出演。さらに毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る男子たちを描いた「広告会社、男子寮のおかずくん」では連続ドラマ初主演を務めたばかり。3月19日からは、“イケてる”ゲストとバトルを繰り広げるAbemaTVの新番組「イケてるヤツならアソバナイト」がスタート。天才心理学者を演じるサイコホラー『鹿沼』、「NON STYLE」石田明が脚本、井上裕介が初主演するラブコメ『耳を腐らせるほどの愛』が待機中。“3次元”の黒羽さんも見逃せない!(text:Reiko Uehara)
2019年03月15日4月18日に開幕される映画の祭典『島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭』の概要発表会見が4日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われ、浅田美代子、南海キャンディーズの山崎静代、松本穂香、NON STYLEの石田明らが出席した。今年で11回目を迎える同映画祭は、4月18日のオープニングを皮切りに計5日間沖縄の各所で開催。映画にかぎらずお笑いや音楽、スポーツなど様々なイベントが行われる。同映画祭の特別上映作品として上映される映画『エリカ38』に出演した浅田美代子は、劇中で62歳ながらも38歳と偽って男たちを惑わした山辺節子をモチーフにした主人公を熱演している。「ご本人自体も重くない感じがしました。たまたま詐欺になってしまいましたが、好きなように生きていたような気がします。そういう意味では暗い感じではなかったですね」と演じたキャラクターについての感想を語った。浅田と共演した山崎静代は「浅田さんがすごく美しくて、エロいシーンが結構あるんです。熟女好きな方には見ていただきたいですね」と笑いを誘う場面も。本作は昨年死去した樹木希林さんの企画作であり遺作となっている。樹木さんと親交が深かった浅田は「希林さんが動いてくれました。感動というかビックリでしたね」と感謝しつつ、「美代ちゃんは元アイドルでだけど、何か残せる作品を作りたいと仰ってくれて、それが本当にうれしかったですね」と感謝の言葉を述べた。特別招待作品の『おいしい家族』やTV DIRECTOR’S MOVIEとして上映される『酔うと化け物になる父がつらい』に出演した松本穂香。『おいしい家族』で共演した板尾創路と浜野謙太の話題になり、「板尾さんはずっとふざけていて、現場でもすごく楽しかったです。浜野さんも楽しい方なので、本当に楽しかったですね」とロケ中は撮影以外でも楽しんだようで、「新島での撮影だったので、本当の家族みたいな優しい雰囲気で撮影しました。景色がきれいだったり家族の優しい時間、愛の大切を感じさせてくれる映画です」とアピールした。また、同映画祭ではお笑いなどのステージも。ジャルジャルの大ファンだという松本は「是非お笑いの舞台をみたいですね!」と開催が待ち遠しい様子で、隣にいた石田が「ジャルジャルのマネージャー、一緒だから呼んでこようかな」と話していた。
2019年03月05日第42回日本アカデミー賞で、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮、上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子が新人俳優賞を受賞し、3月1日(金)に行われた授賞式に臨んだ。受賞の第一報を受けたときのことを聞かれ、伊藤さんは「ちょっとパニックでわからなかったんですけど、とにかく“超やべえ!”と思いました(笑)」とフレッシュに、温かい笑いを振りまいた。もともとモデルとして活躍していた伊藤さんは、2014年にドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビューを飾った。『俺物語!!』や『ミュージアム』で注目を浴びながら、2017年『デメキン』で映画初主演を果たす。翌2018年からは、さらに頭角を現し、『ルームロンダリング』、『ういらぶ。』など立て続けに出演、ドラマ「今日から俺は!!」でコミカルながら硬派なツッパリを魅力的に演じ、中高生を中心に絶大なる支持を集めた。受賞対象作『コーヒーが冷めないうちに』では、唯一の映画オリジナルキャラクターを担当。過去に戻る不思議な喫茶店の女主人に、まっすぐな想いを寄せる大学生を等身大で演じた。そんな伊藤さんと『覚悟はいいかそこの女子。』で共演を果たした中川さんは同作と『坂道のアポロン』で受賞。『坂道のアポロン』では、ジャズドラムを叩く日米ハーフの高校生・千太郎演じるために10か月のハードなドラム練習を積み、原作者・小玉ユキも大絶賛のキャラクターを果せた。ブロンズ像を手にした中川さんは、「自分にとって憧れの場所だったので、この景色を見て、この先も映画作りの世界に携わり続けたいと改めて強く思いました」と、心の内を明かす。「MEN’S NON-NO」の人気モデルでありながら、『スマホを落としただけなのに』から『ビブリア古書堂の事件手帖』まで振り幅の広さを見せつけた成田凌は受賞を受け、「映画の現場に未熟さを感じるんですけどこのよなしょうをいただけてありがたくほっとしたのが正直な気持ちです」と安どの表情で語った。また、芳根さんは、これまでの明るくピュアな印象を覆す、欲と嫉妬にかられるダークな役柄で圧倒した『累-かさね-』と、初の時代劇に挑戦した『散り椿』という力作においての受賞。両作品において、「どちらも自分では逃げたくなるような高い壁だなと感じておりました」と芳根さんはふり返りながら、「あのとき真っすぐ、真正面からぶつからせてもらえたので、ここに立てていると思うと、これからもいろいろな人生に挑戦したいです」と意気込む。さらに、目標の女優を「篠原涼子さんです。大好きです」と、会場にいる篠原さんに向かって告げると、篠原さんは、「芳根ちゃんは、謙虚で明るくて現場を和ませてくれるキラキラしている存在。これからもエネルギーをたくさんいただきたいと思います」とチャーミングに視線を絡ませ合っていた。(cinamacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会リバーズ・エッジ 2018年2月16日より全国東宝系にて公開© 2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会累-かさね- 2018年9月7日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018映画「累」製作委員会 ⓒ 松浦だるま/講談社響 -HIBIKI- 2018年9月14日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会Ⓒ柳本光晴/小学館コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会散り椿 2018年9月28日より全国東宝系にて公開Ⓒ2018「散り椿」製作委員会覚悟はいいかそこの女子。 2018年10月12日より全国にて公開©椎葉ナナ/集英社©2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
2019年03月01日“本家”の米国アカデミー賞にはない新人俳優賞。生涯でたった一度しかない、この賞を受賞することは俳優自身にとっても大きな励みとなり、感激もひとしおのはず。第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞に選ばれた8人は、現在「New Cinema Face2019」として撮りおろしビジュアルが西武渋谷店にて掲出されており、それぞれのファンを中心に大きな話題となっている。そんな今年の“ニューフェイス”に改めて注目してみた。伊藤健太郎、どんな役も“等身大”にしてしまう演技力2018年10~12月に放送された「今日から俺は!!」で大ブレイクした伊藤健太郎は、同9月に公開された『コーヒーが冷めないうちに』で主演・有村架純を献身的に支える大学生を誠実に演じての受賞となった。2014年、“健太郎”として「昼顔~平日午後3時の恋人たち」で斎藤工の教え子役でドラマ初出演、若手豪華キャスト共演の広瀬すず主演ドラマ「学校のカイダン」をはじめ、映画『ミュージアム』では小栗旬の学生時代を演じて注目を集めるように。「今日から俺は!!」出演を機に本名に改名。恋に奥手なヘタレのメガネ男子を演じた『覚悟はいいかそこの女子。』では中川大志と共演した。今年は初主演舞台「春のめざめ」ほか、湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)では声の出演、押見修造の人気コミックの実写化『惡の華』(秋公開)では主演を務める。“ブレイク登竜門”「JR SKISKI」CMにも出演したが、最近ではフレッシャーズのCMも話題。なお、伊藤さんは日本アカデミー賞で唯一、一般の映画ファンによって選ばれる「話題賞」俳優部門にも選ばれ、新人俳優賞とW受賞を果たしている。上白石萌歌、影のある学園のアイドルがハマリ役に!2歳年上の姉・萌音とともに応募した東宝シンデレラオーディションで当時最年少の10歳でグランプリを獲得した上白石萌歌。『羊と鋼の森』では初めて姉妹共演を果たし、対照的な双子のピアニスト役を好演した。ドラマ「幽かな彼女」や映画『脳漿炸裂ガール』『ハルチカ』などに出演する一方、ミュージカル「赤毛のアン」「魔女の宅急便」や、伊藤さん(当時:健太郎)と共演した「続・時をかける少女」、浪漫活劇「るろうに剣心」など舞台女優としても存在感を発揮。声の出演をした細田守監督『未来のミライ』は第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた。2016年冬から続いたキリン「午後の紅茶」CMに加え、昨年は「義母と娘のブルース」で視聴者を魅了、現在は「3年A組―今から皆さんは、人質です―」で物語の起点となるキーパーソンを演じている。なお、姉の萌音さんは2015年・第38回にて『舞妓はレディ』で新人俳優賞を受賞している。平手友梨奈、初映画&初主演で圧倒的存在感!大人気アイドルグループ「欅坂46」の不動のセンターとして知られ、憑依型と呼ばれるダンスで観る者を魅了する平手友梨奈。映画初出演にして初主演を務めた『響 -HIBIKI-』では大人たちの常識をぶち壊していく天才女子高生小説家・鮎喰響役を見事に演じ切り、日本アカデミー賞新人俳優賞ほか、第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の新人賞を受賞するなど映画界でも圧倒的存在感を発揮した。2016年「欅坂46」のメンバーが出演したミステリー学園ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」、続く2017年「残酷な観客達」に出演。「SEKAI NO OWARI」のMV「スターゲイザー」に出演しているほか、ヤクルト「ミルミル/ミルミルS」のCMでは清廉な印象を放つ一方、「欅坂46」の新曲「黒い羊」では情熱的な感性と表現力を炸裂させている。吉沢亮、超絶美形なのにクセ者がハマりすぎ!二階堂ふみと共演し、90年代に生きるゲイの青年を繊細に演じた『リバーズ・エッジ』で高い評価を受けた吉沢亮。そのほか2018年は『悪と仮面のルール』『猫は抱くもの』『BLEACH』など8本の映画に出演する大活躍ぶりを見せ、その一方で7月クールの「サバイバル・ウェディング」と「GIVER 復讐の贈与者」という全くタイプの異なるドラマでもファンを虜にした。2011年の「仮面ライダーフォーゼ」以降、ドラマ、舞台、映画などで着実に知名度を高めてきた吉沢さん。人気コミック「トモダチゲーム」のTVドラマ・劇場版で主演を務めたほか、『ママレード・ボーイ』の少女漫画のイケメンから、『銀魂』シリーズや『斉木楠雄のΨ難』といった福田雄一作品でもしっかり印象を残している。広瀬すずがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」、山崎賢人主演の実写大作『キングダム』(4月19日公開)でも重要キャラを演じており、さらなる飛躍を見せてくれそう。ソフトバンクの新CM 「スマホ舟」篇では5浪阻止に燃える受験生を熱演中。成田凌、振り幅が半端ない!メンノンモデルの“ジョーカー”クセ者といえば、「MEN’S NON-NO」の人気モデルでありながら、『スマホを落としただけなのに』から『ビブリア古書堂の事件手帖』まで振り幅の広さを見せつけた成田凌。前者では、これまで見せたことのない境地で観る者を驚愕させ、後者では詩人・中原中也とミュージシャンのジャミロクワイを掛け合わせたようなフェミニンな文学男子に。俳優としての活動は2014年から。伊藤さんと共演したドラマ「学校のカイダン」や、「逃げるは恥だが役に立つ」「人は見た目が100パーセント」、連続テレビ小説「わろてんか」など話題のドラマに起用されつつ、『君の名は。』では声優に挑戦。『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』ではヘタレ研修医を返上し、『ニワトリ★スター』では赤髪モヒカン男など、愛嬌のあるルックスとはギャップのある役柄にも果敢に挑んできた。現在大ヒット中の『翔んで埼玉』ほか『チワワちゃん』が公開中、『愛がなんだ』(4月19日公開)、『さよならくちびる』(5月31日公開)、周防正行監督の初主演『カツベン!(仮)』(12月公開)などが控え、映画界に熱い新風を吹かせている。芳根京子、可憐なる憑依系は時代劇も似合う若手女優の登竜門、連続テレビ小説(朝ドラ)ヒロイン同士の共演で話題を呼んだ『累-かさね-』で、土屋太鳳とキスで入れ替わるコンプレックスまみれの少女という難役を怪演した芳根京子。一方、『散り椿』では池松壮亮演じる若き武士の許婚を可憐に務めあげた。篠原涼子主演ドラマ「ラストシンデレラ」で2013年に女優デビュー。朝ドラ「べっぴんさん」ヒロイン、1,000人以上のオーディションで選ばれた「表参道高校合唱部!」主演、豹変ぶりが話題となった「高嶺の花」ほか、『64 -ロクヨン-』『心が叫びたがってるんだ。』などで活躍し、その確かな演技力は早くから注目の的に。今後、HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」主演、木村文乃とWヒロインを演じる松坂桃李主演『居眠り磐音』(5月17日公開)に司馬遼太郎×役所広司の『峠 最後のサムライ』(2020年公開)と大型時代劇が続き、憧れの篠原さんと親子役を演じる『今日も嫌がらせ弁当』(6月公開)も控えている。趣里、猫のような瞳と情熱で観る者を釘付けに!菅田将暉を相手役に、芥川賞作家・本谷有希子の同名小説を映画化した『生きてるだけで、愛。』で体当たりの熱演を見せた趣里。気鋭の映像ディレクター・関根光才の長編初監督作となった同作では、16mmフィルムによる儚げでリアルな世界観に、心の病を抱え、感情の行き場も生き方もとっ散らかるエキセントリックな主人公がハマった。ケガでバレエを断念した後、2011年より演技の道へ。舞台を中心に活躍しつつ、山戸結希監督『おとぎ話みたい』や松岡茉優主演『勝手にふるえてろ』に出演。「リバース」の嫉妬に狂う令嬢役、「ブラックペアン」のクールな看護師役が反響を呼び、現在は「イノセンス 冤罪弁護士」で朝ドラ「とと姉ちゃん」の共演者でもあった坂口健太郎の専属パラリーガルを好演中。風間俊介と夫婦を演じる「ダスキン」CMでのキュートさの反面、華奢なスタイルからは想像もつかない“熱さ”は、これからも大きな武器となるはず。中川大志、王子から細かすぎる男子まで変幻自在知念侑李、小松菜奈と共演した『坂道のアポロン』、そして伊藤さんと共演し、TVドラマ版・劇場版で展開した『覚悟はいいかそこの女子。』で新人俳優賞に選ばれた中川大志。特に前者ではドラムを猛特訓し、知念さんとセッションしたジャズシーンの完成度の高さは話題となった。2009年に俳優デビュー。高視聴率を獲得した社会現象ドラマ「家政婦のミタ」で注目を集めると、映画『青鬼 ver.2.0』で映画初主演。「監獄学園-プリズンスクール-」や大河ドラマ「平清盛」「真田丸」などに次々に起用され、吉沢さんとも「水球ヤンキース」で共演する。『きょうのキラ君』『虹色デイズ』などのモテ男子や「花のち晴れ~花男 Next Season~」の王子キャラで人気を博したが、『覚悟はいいかそこの女子。』では恋にヘタレな男子に。現在公開中の『サムライマラソン』や、「LIFE!人生に捧げるコント」、「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」など強者たちに“揉まれる”機会が多く、芸達者ぶりにますます拍車をかけている。(text:Reiko Uehara)
2019年02月28日お笑いコンビNON STYLEの井上裕介(38)が2月6日、自身のTwitterを更新。「イジり」と「イジメ」の境界線について持論を語った。井上は、Twitterで「イジりとイジメは紙一重」と前置きし、「僕も、誰かをイジることはある」と明かし、「その数十倍、イジられることがある」と伝えた。続いて、「笑いのためにイジることは必要だと思うし、笑いのためのイジメはあってはならない」と主張。また、「難しい線引き」としながらも「要は、イジる側もイジられる側も、お互いを尊敬しあえるかが大切。信頼関係こそ笑いの原点だと思う」と綴った。次のツイートでは、 「さぁ、フォロワーみなさん!!これからも、ドンドン僕のことをイジって下さいねぇ」と呼びかけた。これに対しファンは「かっこいい!」「 いじられキャラっていうのも必須やしそれの度が超えるとあかんなムッチャええこと言うやん」と称賛の声が寄せられ反響を呼んでいる。
2019年02月07日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」。その2月2日(土)今夜放送回にドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」から主演の坂口健太郎と女優・趣里がゲスト出演する。「MEN’S NON-NO モデルオーディション」を経てモデルデビュー、『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビューを飾ると『海街diary』『ヒロイン失格』「コウノドリ」シリーズなどの作品で一気に注目の俳優に。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で知名度を上げ、『64-ロクヨン-』2部作では第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し実力も評価されると、『君と100回目の恋』で映画主演、昨年放送の「シグナル 長期未解決事件捜査班」で連ドラ主演とこの数年で一躍超人気俳優の階段を駆け上がった坂口さん。バレエを経験したのち演技に目覚めると、舞台を中心に活躍。「リバース」でみせた狂気に満ちた演技が話題を呼ぶと昨年放送の「ブラックペアン」で演じた看護師役も大きな反響を呼び、主演を務めた映画『生きてるだけで、愛。』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、ここに来て一躍注目度を上げている趣里さん。今回、坂口さんと趣里さんは「この冬食べたい鍋デスマッチ」に参加。福岡炙りもつ鍋、大行列軍鶏すき焼き、自然薯とろろ鍋など各所の絶品鍋が続々登場する“鍋デスマッチ”対決をお楽しみに。また二宮さんが趣里さんとのドラマ撮影裏話を明かしてくれる。坂口さんと趣里さんが出演する「イノセンス 冤罪弁護士」は、有罪率ほぼ100%といわれる日本の刑事裁判で“冤罪”を晴らすという“奇跡”を起こすため戦う弁護士・黒川拓を坂口さんが演じる。坂口さんが勤務する保駿堂法律事務所の新人弁護士・和倉楓に川口春奈、拓の学生時代の先輩で拓に力を貸す科学者・秋保恭一郎に藤木直人、趣里さんは拓専属のパラリーガル・城崎穂香役で出演している。また杉本哲太、志賀廣太郎、市川実日子、草刈正雄(特別出演)らも共演、豪華なキャストで新感覚の弁護士ストーリーが展開する。「イノセンス 冤罪弁護士」は毎週土曜22時~日本テレビ系で好評放送中。「嵐にしやがれ」は2月2日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月02日