息子が1歳半のときトイトレを始めた私。トイトレを始めて2カ月で一度もおまるにおしっこをしてくれない息子に疲れて、一旦トレーニングをあきらめました。息子が2歳半になり、うんちやおしっこに関心が出てきた今、さっそく再スタート! しかし、今度は成長したからこそ難しくなった出来事が……。そんな奮闘の体験談です。 一度トイトレをあきらめた私は、息子がまだおしっこやうんちが出てもまったく反応がなかった1歳半のとき、「トイトレも習慣だ!」と、出なくても毎日定時におまるに乗せました。しかし、息子をおまるに乗せてもまったくしない日が2カ月間続き、私は「まだ時期じゃないんだ」とあきらめたのです。 また、ママ友からも「時期がくれば、勝手におむつがはずれるから大丈夫!」と言われ、息子のペースに合わせようと心に決めました。それから1年、息子が排泄物に興味が出始め、トイトレを再開することにしました。 おまるを怖がる息子私がトイレに行くと必ずついてきて一緒に入り、「カカ(うんち)、ピピ(おしっこ)!」と連呼する息子。息子もおまるや子ども用の便座を付けたトイレに座らせるのですが、怖いのか毎回グズりだして大泣き! 大好きなぬいぐるみやトイトレの絵本を使って気を紛らわせても、すぐにトイレから降りたがってしまうのです。そして、おまるやトイレに座らせようとすると走って逃げるように……。私は困り果ててしまいました。 場所を変えてみると…おまるやトイレを怖がる息子に悩んでいた私ですが、ちょうど同じ時期に息子に良い反応があることに気づいたのです。それは、「シャワーのとき、立っておしっこをすること」。 私は「男の子だから、別におしっこはおまるに座る必要ないんだ!」と思い、トイレではなく毎回シャワー室で立っておしっこをさせることにしてみました。すると、息子はまったく怖がることなく、シャワーのお湯を流して声をかけるとおしっこをしてくれるようになったのです! 今のところ、息子はトイレではなくお風呂でしかおしっこをしませんが、おまるやトイレに対する恐怖感がなくなるまではこの方法で試してみようと思っています。私の声かけと自分の意思で排泄ができるようになったことは、息子の大きな成長だと思います。これからも息子のペースで、できることからトイトレをしていきたいです。 イラストレーター/さくら著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月20日現在、2歳の子どもがトイトレ中です。 トイレが嫌いにならないようにと、おしっこが出ると「おしっこ出たね!」「すごーい!」など、大げさに褒めてハイタッチをしたりしてやる気を出させていました。まさかのハプニングが!そのおかげか、本人もおしっこが出ると「出たー!」と喜んでいたので、私のトイトレは順調だと思っていました。 そんなある日、大型ショッピングモールのトイレに入り、私が用を足していました。すると周りに聞こえる大きな声で「ママ、おしっこ出たー?」「出たー!」「おー凄い凄い!」と拍手喝采! 終いには「やったね!」とハイタッチまで求められ、恥ずかしい思いをしました。さらには、服を直してるときに子どもが鍵を開けてしまい、慌てて止めたり、声を出してしまったりと大騒ぎ。 外に出ると周りの人たちに失笑されてしまいました。 ◇◇◇ ママのトイレを応援する素直で子どもらしいエピソードにほっこりしますね。子どもはしっかりと親のことを見ているのですね。そして、トイトレ中の子どものやる気を上げるママの努力も素敵です。おむつを卒業するその日まで、トイトレを楽しみながら頑張って欲しいですね。 作画/まげよ著者:西尾えり
2024年02月25日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!これまで2つの記事【 「トイトレ」が進まなかった5歳の息子。ステップアップのきっかけとなった出来事とは? 】、そして【 日本旅行中、ドイツ育ちの息子(5歳)に日本語を教えてくれた意外な相手とは? 】にて、日本旅行がきっかけで5歳のひとり息子・フリッツ君に成長が見られたことを描かせていただきました!今回ももう1つだけ、日本旅行中の出来事による彼の成長をご紹介したいと思います。ドイツにいる間「自分が注文していないものを食べる」機会といえば、おうちごはんと幼稚園の給食のみ。旅館内とはいえ、「外食」の感覚で自動的に決められたメニューが、しかもフリッツ君にとっては見慣れないものばかり(エビフライやおみそ汁など)出てきて、少しびっくりしたようです。そして、給仕さんがまだ席に食べ物を用意してくれている間に……。ひやっとしました(泣)。給仕さんの目の前で叱るのもはばかられたので、小声で止めようとしてみますが……。給仕さんに向かって直接「おいしくないもん」と、とんでもない発言……。だけど本人はまったく悪気はなさそうです。なぜなら、普段おうちで知らないごはんが出てきた時にはこういったやりとりを私と普通にしていて、「外ではそんなことを言ってはいけないよ」と教えたことがなかったのです。当然、給仕さんが食事の用意を終えてくれた後にフリッツ君と話をしました。おうちでは、これまで通り「何が欲しい、欲しくない」などは正直にママに言っても構わないこと。もちろん「欲しくないなら食べなくてもいい」ということではなく、「なぜ欲しくないのか、なぜ食べる必要があるのか」ということをお話する、という前提です。しかし外食の時など、料理を持って来てくれた人や作ってくれた人が聞こえるような状況では「欲しくない」「おいしくない」などとは言ってはいけないこと。この2つを説明すると、フリッツ君は素直にうなずいて理解してくれたようでした。しかし……。ひと晩眠って、忘れてしまったのでしょう……。翌朝、まったく同じ失礼をやらかしてしまいました。1回目は「知らなかった」のだからあまり厳しくは言わずにおきましたが、2回目からはそうはいきません。普段はあまり私に叱られることがないので、フリッツ君は涙を流してしまいましたが、心から反省し分かってくれたようです。その証拠に……。無事に日本旅行を終え、ドイツに戻ってきた後のこと。ある日のおうちごはんの時、フリッツ君は言いました。「嫌い、おいしくないと思っているわけではない」「今日はもう食べられないだけ」ということを彼なりに一生懸命伝えてくれた上で、「食べなくてもいい?」と聞いてくれたのです……!!私としても「これ欲しくなーい!おいしくなーい!」と言われるのとは大違い。あの1件以来、外食時だけではなく、ママの私にも「作ってくれた人」としてリスペクトを見せることを覚えてくれたのです……!旅館の給仕さんには本当に失礼なことをしてしまいましたが、大切なことを学ばせてもらって心から感謝しています。
2023年12月01日ママもキッズも精神的に負担がかかることもあるトイトレ。できるだけ楽しく練習できたらいいですよね。今回【トイトレ】がテーマの絵本を母であり、モデルで絵本ソムリエのアンヌさんが厳選してくれました。ひとりでうんちができるようになる過程を描くものや、クスッと笑えるキャラが登場するものなど、いずれも子どもの気持ちに寄り添ってくれるお話。トイトレに挑戦前、または最中の親子はぜひ一緒に読んでみてはいかが?トイトレがテーマの絵本 01“ひとりうんち”の過程を描く『ひとりでうんちできるかな』『ひとりでうんちできるかな』作:きむらゆういち (偕成社) 対象年齢:0歳くらいから「表紙を開くとネコのミケが『うーん、うーん』。何をしているのでしょう。ページをめくると、おや! おまるでうんち。お次は小トリのピイちゃん。それから……。オムツからおまるへ、そしてトイレへとステップアップしていく過程をシンプルに描いています。いないいないばあのような仕掛けは、赤ちゃんが喜ぶこと間違いなし。ひとり立ちをサポートする『あかちゃんのあそびえほん』シリーズの一冊で、ロングセラーです。ボードブックで破れにくいのも嬉しいですね」トイトレがテーマの絵本 02焦らずゆっくりトレーニングしよう『うんちがぽとん』『うんちがぽとん』絵・文 アロナ・フランケル訳:さくまゆみこ (アリス館) 対象年齢:2歳くらいから「イスラエルの作家による大人気のトイトレ絵本。まあくんは、オムツにうんちとおしっこをします。それをお母さんがきれいなオムツと交換してくれます。ある日のこと、おばあさんがまあくんに大きなプレゼントをくれました。帽子かな? ミルクつぼかな? よく見るとおまるでした。そこで、まあくんは座ってみることに。でもまだまだ上手くできません。子どもに無理強いすることなく、オムツ卒業に導く作品。おしゃれな絵と楽しい展開で和みます。『でたかな? まだまだ』という繰り返しは、親子で掛け合いの台詞にしても」トイトレがテーマの絵本 03おしゃれな絵も魅力的『おしっこ おしっこ どこでする?』『おしっこ おしっこ どこでする?』作:レスリー・パトリセリ訳:大浜千尋(パイ インターナショナル) 対象年齢:2歳くらいから「おしっこしたいときはどこでする? そんな問いに、小さな『僕』がお手本を見せてくれます。最初は尿意を感じて、どうしようか迷います。でも、もうオムツでするのは嫌。そこでおまるにトライ。しばらくすると……大成功! その気持ちよさがとてもよく伝わる、可愛いボードブック絵本。バイリンガルなので、英語でも親しめます」トイトレがテーマの絵本 04ユニークなキャラと一緒なら頑張れそう!『おトイレさん』『おトイレさん』作・絵:きたがわめぐみ(教育画劇) 対象年齢:2歳くらいから「お髭を生やしたちょっとシュールなおトイレさん。みんなに自分を使ってもらいたくて、森を歩いています。すると、リスが現れシャーッとおしっこ。嬉しくなったおトイレさんは親父ギャグを放ちます。次にヘビが来て、うんちをポトン。それから小さなキリンさんもやってきて、トイレに挑戦。ユニークなおトイレさんの姿にお子さんの緊張がほぐれそう。トイトレ成功も間近になりそうな楽しい絵本です」トイトレがテーマの絵本 05やさしい絵と文がグッド『できるよできる しっこっこ』『できるよできるしっこっこ』作:西内ミナミ絵:和歌山静子 (偕成社) 対象年齢:2歳くらいから「初めの一歩はトイレでおしっこ。できるようになれば、オムツも外れ、どんどん自信が湧いてきます。セミもイヌも、大きなゾウもみんなおしっこするよとページをめくっていくと……。小さなゆうちゃんは、ほかにどんなものがおしっこするのか想像してみます。そしておまるの待っているトイレへ。『しっこっこ』というリズミカルな音が楽しく、小さい子にふさわしいシンプルな絵本です」トイトレがテーマの絵本 06ファンタジックなお話が素敵『じぶんでおしりふけるかな』『じぶんでおしりふけるかな』作・絵:深見春夫監修:藤田紘一郎(岩崎書店) 対象年齢:3歳くらいから「トイトレの最終段階は、用を済ませたあとどうするか。大人の手助けなく、ひとりでおしりを拭けるようにさせたいですね。そんなタイミングにおすすめの一冊。ひろきくんはトイレに行ってうんちをしました。すると便器が海に変わり、金色の船に乗って漂流することに。自分で拭けると意地を張っていると、船はどんどん小さくなっていきます。そして鬼のいる島に。やさしい鬼が、トイレットペーパーの使い方を丁寧に教えてくれるのです。ファンタジーのようでいて、とても実用的な作品。巻末の保護者へのアドバイスも参考になりますよ」トイトレがテーマの絵本 07真夜中のひとりトイレを描く『まよなかのトイレ』『まよなかのトイレ』作:まるやま あやこ(福音館書店) 対象年齢:4歳くらいから「真夜中、ひろこはおしっこがしたくなって、お母さんを呼びます。でも赤ちゃんのお世話で忙しそうなので、ひとりでトイレに行ってみることに。薄暗い廊下を見て、一瞬怖くなってしまいますが、ぬいぐるみのみいこに支えられて歩き出します。すると次々に動物が現れ、ドキドキワクワク。楽しいひとときに塗り替えてくれました。子どもの『身近な大冒険』を、気持ちに寄り添うように描いた暖かみのある一冊。オムツも外れ、昼間のひとりでトイレにもすっかり慣れた大きい子に」トイトレがテーマの絵本 08すっと理解できるわかりやすいストーリー『トイレトイレ』『トイレトイレ』作:©西村敏雄(小学館)「森の木の下にトイレがあります。動物たちは上手に使えるでしょうか。最初にやって来たのはサル。するりとうんちができました。次にクマ。しーしーとおしっこをします。それからゾウやワニなどが現れ、みんなキチンと水も流せます。最後に来たのはウサギ。ちょっと苦戦しますが……。小さい子にとって、ちょっと緊張するトイレ体験。暖かみのある西村さんの絵でバックアップしてくれるような一冊です」PROFILEアンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2023年09月28日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です。皆さんのお子さんたちは、何歳でトイトレを始めて何歳で終了しましたか? わが家の場合は……。まず、トイトレの開始は3歳半頃。日中のおむつを外し、最初はおもらしを繰り返していたものの、やがて自宅の幼児用おトイレ&幼稚園のおトイレではおしっこができるようになりましたが、外出先のおトイレは拒否。やがて外出先の大人用おトイレでも、おしっこができるように!しかし、自宅と外出先どちらでもうんぴの方は完全拒否……。おしっこは直前に「おしっこしたい!」と報告出来るのに、なぜうんぴはできないのか? ひょっとして……単純に恥ずかしいのかな? と気付いたので、フリッツ君が大人に報告しなくても1人でうんぴができるよう、4歳まで使っていた幼児用おトイレを子供部屋に設置してみました。すると…?案の定、1人でこっそりとうんぴをして、その後「出た」と事後報告をしてくれるように!(事後報告なら恥ずかしくないようです……笑)しかし、やっぱり次の課題が。自室の幼児用おトイレではうんぴができるようになったものの、案の定、他のおトイレ(自宅の大人用おトイレも含む)では頑なにうんぴをしてくれないのです。金曜日の夕方に出発し、日曜日の夕方に帰宅するスケジュールだったりすると、ほとんどまるまる2日間我慢をして、帰宅後すぐにうんぴをすることも。我慢するのは気持ち的にも体にも悪いし、心配……。それに、早く自室以外のおトイレでうんぴが出来るようになってほしい一番の理由がありました。それは……。日本にいる3週間の間、ずーっとうんぴを我慢するなんてもちろん無理。だけど、せっかく日本の楽しい場所に連れて行く予定なのに、外出先で何度もおもらしをしたら予定が狂ってしまったり、日本旅行が嫌な思い出になったりしてしまうかもしれない……。なんとしてでも普通に、おトイレでうんぴができるようになってほしかったのです。日本旅行に行くまでにフリッツ君と何度も話をし、そのたびにフリッツ君は「うん!おトイレでうんぴする!」と元気よくお返事をしてくれるのですが…。これまでにも何度も同じお話をして、同じ返事をもらい、それでも成功してこなかったので、私は半信半疑……(笑)。最終手段として「日本にいる間だけ日中もおむつ着用」という手もありましたが、これがきっかけでトイトレが退行してしまうかもしれないし、同じ年ごろの子供たちと遊ばせる予定もあり、その時に恥ずかしくなってしまう心配もあったので、できればそれはしたくない……。結局、日本旅行が始まるまで、おトイレでうんぴはできるようにならないままでした。しかし、日本旅行初日の夜、長い飛行機移動の後ホテルでゆっくりしていると……。めちゃくちゃ普通に「うんぴしたい」と初の事前報告。そして当然、普通にホテルのおトイレでうんぴをしてくれました。これ以降、日本旅行中はま~ったく問題なくホテルや外出先でうんぴをし、ドイツに帰国してからも何事もなかったように大人用おトイレへ行くように。ついにトイトレ、完了です。「生まれ育ったドイツを離れ、3週間長い海外旅行をする」という環境の変化でどうなるか心配していましたが、フリッツ君の場合は、トイトレ終了のとても良いきっかけとなりました。長期間の海外旅行ではなくとも、こういった大きな環境の変化が大きな成長につながることはあるんだなあと実感した出来事でした。
2023年09月01日娘のトイトレがまったく進まず焦る日々。補助便座や踏み台を購入し、自分なりにトイトレを進めるものの「おむつがいい」と言い張る娘に、私も半ばあきらめモード。しかし、保育園ではトイレの成功回数が増え、昼間は布パンツのみで過ごせる日も増えるように。先生からは「布の下着で大丈夫!」と言ってもらえますが、自宅ではおむつ生活が続いていました。ある日、おむつで帰宅しているはずの娘が「トイレに行きたい」と言い出して……。 トイトレが進まない…とママだけが焦る日々 もうすぐ3歳になる娘のトイトレが進まず焦る日々。自宅では試行錯誤していましたが「おむつがいい」と言われまったく進みませんでした。一方、保育園ではトイレの成功回数が増え、日中は布パンツで過ごせる日も増えるように。しかし、保育園を1歩出ればおむつ生活に逆戻り……。おしっこが出たことを教えてくれることもなく「お姉さんパンツはく?」と聞いても「はかなーい!」とのこと。やっぱり家でのトイトレはまだ無理なのかな……ともやもやしながら過ごします。 ある日の保育園後、夕飯を食べにお出かけをしていたら、娘が突然「おしっこしたい」と言い出したのです。私は、おむつなのになんでそんなことを言うのだろう?と思い「していいよ」と答えます。しかし、首を横に振る娘。よくよく聞くとトイレでおしっこしたいという意味のよう。トイレへ行きズボンをおろすと、娘はなんと布パンツをはいていました。先生は、娘がトイトレできていると思い布パンツをはかせていたようです。保育園を出発してから約2時間、布パンツをはいていることをきちんと理解し、私に「トイレへ行きたい」と教えてくれた娘の成長にただただ感動。トイレでおしっこができた娘をぎゅっと抱きしめて褒めました。すると娘は照れながら「今日はお姉さんパンツだったの~」とひと言。 翌日、先生に聞いてみたら、布パンツは先生が間違えてはかせていたことが判明! しかし、その日をきっかけに娘は自信がついたのか、自分から布パンツを持ってくるようになりました。今も自宅ではおむつでいることが多い娘ですが、娘なりにゆっくりと成長して頑張っていると思うことで心の余裕が生まれています。 作画/Pappayappa著者:藤田わか奈
2023年08月19日私は現在4歳と7歳の息子を育てています。わが家の息子たちは2人とも、2歳から3歳になるまでの間におむつが外れました。トイトレには時間がかかると聞くことが多かったので心配していましたが、息子たちはたった3日でおむつを外すことに成功。今回は長男が成功したときの体験をお話しします。作戦を考案私が息子のトイトレを始めたのは、長男、次男ともに2歳から3歳になるまでのころ。正直トイトレが面倒だと思っていた私は、なんとか短期間でスムーズにおむつを外すことができないかと考えていました。1日に何度もトイレに連れていき、失敗してはイライラし、険悪なムードになるのが嫌だったからです。 そこで私は、「おむつやトレーニングパンツをはいている安心感から、なかなかトイトレが成功しないのではないか?」と考えました。そして考えたのが、パンツもおむつもはかせない、「お尻丸出し作戦」です。 作戦実行トイトレを考え始めたのが夏ごろのこと。お尻丸出し作戦を実行するには、ちょうどいい季節でした。そこでトイトレを開始したその日から、日中息子はおむつもパンツもはかず、お尻を丸出しにした状態で過ごすことに。うんちを漏らされるのは抵抗があったので、朝食後おむつにうんちが出たのを確認してから、お尻を丸出しにしておくようにしていました。 息子も落ち着かないのか、何度か自分でおむつをはこうとしていましたが、しっかりと作戦の内容を説明すると、息子も納得。初日なので当然ですが、3回ほど床におしっこを漏らしました。ですが、脚が汚れることに息子も不快感を覚えた様子。漏らすたびに「次はトイレでしようね」と声をかけるようにしていました。 トイレ初成功トイトレ2日目、この日も日中はお尻丸出しで過ごしました。この日はおむつをはきたがることはありませんでしたが、すでに1回床にお漏らしをしていました。ですがお昼ごはんを食べたあと、なんと息子から「おしっこいく」と声を掛けてくれたのです。 私は大喜びしつつ息子をトイレに連れて行くと、初めてトイレでおしっこをすることに成功! 大げさすぎるぐらいに息子を褒めちぎりました。その日はそのあとも2回ほど、トイレでおしっこをすることに成功。息子も自信がついたようでした。 作戦成功トイトレ3日目、この日は特に気温が高かったので、朝から夕方までお尻丸出しにしておくことに。もう息子も慣れたのか、おむつをはきたがることもありませんでした。 そして、この日はなんとうんちもトイレですることに成功。 息子もおむつより、トイレのほうがお尻が汚れなくて済むということに気付いてくれた様子でした。息子は尿意を感じるたびに「おしっこいく」と伝えてくれるようになり、その日は結局、1度も漏らすことなく終えることができました。 3日間のお尻丸出し作戦を終え、4日目からは、日中は普通のパンツをはかせることに。ですが、もうトイレですることに慣れたのか、ほとんど漏らすこともなく、そのままおむつを卒業することになりました。初日と2日目は床に漏らしたおしっこの掃除が大変でしたが、予想よりもスムーズにおむつを外すことができたので、この「お尻丸出し作戦」は息子たちに合った方法だったようです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2023年07月06日娘が1歳半になるころ、保育園の先生から「そろそろトイトレをしてみてはどうか」と言われ、家でも開始。トイトレは大変と聞いていたので、私も心していたつもりでした。しかし娘のトイレの間隔があまりにも長く、想像以上に苦労することに。日々が戦いのように大変だったトイトレの体験談です。 朝起きてすぐのトイレはなんとか成功!まずトイトレのはじめとして、娘が朝起きたらすぐにトイレに連れて行くことにしました。とにかく起きたらすぐにトイレに連れて行き、座らせてみるの繰り返しです。娘がぐずって座らないこともあれば、おしっこが出ないことも。 ちょろちょろ……と音がしたときは、ものすごく褒めてあげて娘もどんどんやる気に。そのうちに毎日成功するようになり、これでトイレの感覚がつかめたと思っていました。しかし、まさか娘がトイレの間隔が長いなんて、私はまだ気づいていなかったのです。 朝以降のトイレがうまくいかない朝起きてすぐのトイレは成功し続けたのですが、その後のトイレがまったくうまくいきませんでした。何度も娘をトイレに連れて行くのですが、一向に出ないのです。保育園の先生も遊びなどの合間にトイレへ連れて行ってくれるのですが、「気づいたときにはもう出ていました……」と濡れたパンツをいつも水洗いして返してくれました。 トイトレを始めたばかりだし仕方がないなと思いましたが、思っていたよりもトイレの間隔が長いようで、まったくタイミングがつかめません。1日3回とか4回おもらししてしまうこともありました。 トイレに何度も連れていかれ、娘が激怒何度もトイレに行き、遊びを中断させられるのは、娘にとって腹立たしいこと。出ないのにトイレに行き、落胆する私を見るのもつらかったのでしょう。ついにはトイレに連れて行こうとすると娘が拒否をするように! しかも唯一成功していた朝のトイレも怒るようになってしまいました……。 タイミングを外したくない私と、朝から大喧嘩することもありました。洗濯物は増え、家中おしっこまみれになり私はイライラ。毎日そんな状態でしたが、なるようになるとあきらめました。 そしてトイトレを始め半年くらいしたころ、なんと娘が尿意を訴えるようになったのです。 尿意を訴えるようになってからは、信じられないほど娘のトイレがうまくいくようになりました。娘もだんだん機嫌よくトイレに行くようになったのです。今思えば、娘にとってはトイトレを始めるのが早かったのかもしれません。焦らずにゆっくりとトイトレを始めればよかったと少し後悔しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2023年03月27日フランス在住の私にとって、トイトレは1つの大きな悩みでした。なぜならフランスでは3歳から義務教育が始まり、それまでに必ずおむつが外れていないと入学できないのです。「早い段階でおむつを外したい!」と意気込んでいた私は、息子が1歳半になったときトイトレを始めました。しかしあらゆる方法をおこなってもうまくいかず、大苦戦していたときの体験談です。 1歳半からスタートが基本おむつが外れないと学校に行けないことを知っていた私は、ママ友にどうやっておむつを外せたのか聞いてみました。すると、「1歳半から試して、毎回おまるに座らせることから始めるの」と教えてもらいました。しかし私は「1歳半から!? 最近ひとりで歩けるようになったばかりでもうトイトレ。大丈夫かな……」と不安に。でも、やるしかないので、私は「長い目で見ながら習慣にしていったらできるようになるだろう!」と覚悟を決めたのです。そしてその日から、おむつを替えるときに息子を必ずおまるに座らせるようにしました。 気合いのトイトレ開始まずは息子がおまるに慣れることを目標にしました。最初の2日間は、おまるに座るのは断固拒否。息子は絵本が大好きなので、おまるに座ったら絵本を読み聞かせると、結構すんなり座ってくれるように! 私は「これならいける!」とおむつ外れの日が近いことを確信したのです。しかし、それから2カ月間、息子は毎回おまるには座るものの1度もおしっこをしませんでした。私は息子がおまるに座ったときに水の音を聞かせたり、少量のぬるま湯をおまたにかけてみるなど試しましたがうまくいかず、疲れてきました。 トイトレにも時期がある他のママ友にトイトレの様子を聞いてみると、「トイトレの時期は1歳半から始める子もいるけど、成功するかは子どもによってさまざま。まだ時期じゃないんだよ」とのこと。私は「習慣にすればなんとかなると意気込んで始めたけれど、息子はまだ歩き始めたばかり。息子にも成長のペースがあって、しつけにも時期があるんだ」と気づきました。 私自身も、頑張って毎日トイトレをしても時間ばかりかかってしまい、おまるでおしっこをしてくれないことがストレスになっていました。トイトレは一旦やめて、息子の成長を待つことにしたのです。 悩みの1つだったおむつ外れをできるだけ早くしたいと思い、1歳半を機にいろいろ試しながら2カ月続けてきた私。ママ友の助言を聞いて、私は「成長のペースは子どもそれぞれ。おむつ外れの時期も子どもによって違う」ということを学びました。息子が2歳になる今、理解がよくできるようになったので再度トイトレを始めてみようと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2023年03月01日2児のママであるにしみつさんが描く「育児あるある」をお届け! 今回は、「我が家のトイトレ事情」の全編を紹介します。 2児のママであるにしみつさんが、長男のつむちゃんのトイトレ事情を現場からお届け! 一度は中断せざるを得なかったつむちゃんのトイトレでしたが……!? 昼間は順調だったけれど… 長男のつむちゃんのトイトレを始めたものの、夜のおむつがなかなか外れず、防水のおねしょズボンを導入したにしみつさん。しかし、「濡れた感覚がわかればきっと……」という願いもむなしく、ずっしり重みが増したおむつを毎朝取り替えるのが日課になっていました。 そんな中、夫の隔離生活が始まったことで、ストレスフリーな生活を手に入れるべく「生きていればそれで良し」の精神で、一旦トイトレを中断することに。すると、それを機に朝おむつが濡れていない日が続き、夜のトイトレも終わりが見えてきたそうです。 「ウントレ」はまだ続いているようですが、果てしなく続くように思えるトイトレでも、少し肩の力を抜いてみると思いがけずうまくいくこともあるのかもしれませんね! 著者:マンガ家・イラストレーター にしみつ2017年生まれの息子、つむちゃんの母親。笑ったり、泣いたり。苦しかったり、楽しかったり。日々の生活で感じたことを漫画にしています。
2022年12月19日息子が1歳半のときトイトレを始めた私。トイトレを始めて2カ月で一度もおまるにおしっこをしてくれない息子に疲れて、一旦トレーニングをあきらめました。息子が2歳半になり、うんちやおしっこに関心が出てきた今、さっそく再スタート! しかし、今度は成長したからこそ難しくなった出来事が……。そんな奮闘の体験談です。 一度トイトレをあきらめた私は、息子がまだおしっこやうんちが出てもまったく反応がなかった1歳半のとき、「トイトレも習慣だ!」と出なくても毎日定時におまるに乗せました。しかし、息子をおまるに乗せてもまったくしない日が2カ月間続き、私は「まだ時期じゃないんだ」とあきらめたのです。 また、ママ友からも「時期がくれば、勝手におむつがはずれるから大丈夫!」と言われ、息子のペースに合わせようと心に決めました。それから1年、息子が排泄物に興味が出始め、トイトレを再開することにしました。 おまるを怖がる息子私がトイレに行くと必ずついてきて一緒に入り、「カカ(うんち)ピピ(おしっこ)!」と連呼する息子。息子もおまるや子ども用の便座を付けたトイレに座らせるのですが、怖いのか毎回グズりだして大泣き! 大好きなぬいぐるみやトイトレの絵本を使って気を紛らわせても、すぐにトイレから降りたがってしまうのです。そして、おまるやトイレに座らせようとすると走って逃げるように……。私は困り果ててしまいました。 場所を変えてみると……おまるやトイレを怖がる息子に悩んでいた私ですが、ちょうど同じ時期に息子に良い反応があることに気づいたのです。それは、「シャワーのとき、立っておしっこをすること」。 私は「男の子だから、別におしっこはおまるに座る必要ないんだ!」と思い、トイレではなく毎回シャワー室で立っておしっこをさせることにしてみました。すると、息子はまったく怖がることなく、シャワーのお湯を流して声をかけるとおしっこをしてくれるようになったのです! 今のところ、息子はトイレではなくお風呂でしかおしっこをしませんが、おまるやトイレに対する恐怖感がなくなるまではこの方法で試してみようと思っています。私の声かけと自分の意思で排泄ができるようになったことは、息子の大きな成長だと思います。これからも息子のペースで、できることからトイトレをしていきたいです。 イラストレーター/さくら著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年12月12日私は4人の子どもを育てていますが、最近3番目の子どもが昼間のおむつを卒業しました。3人のトイトレはそれぞれ違いましたが、共通点もありました。ここでは、3人のトイトレの様子や進み具合、そして私が心がけていたことや感じたことをお話しします。 長期戦だった第1子第1子はおむつなしの育児に興味があり、生後6カ月からおまるに座らせましたが、実際に成功し始めたのは1歳半くらいから。家にいるときは下半身裸でおまるを置いておくと、勝手に座って用を足すようになりました。 2歳でおしっこもうんちもおまるで成功するようになったけれど、2歳半で第2子が生まれたこともあり、逆戻りしてしまいました。2歳8カ月くらいで卒業? と思いきや、遊んでいると失敗してしまうこともあったので、結果的にはずいぶん長いことトイトレしていたような気がします。 うんち成功が早かった第2子第2子は1歳半過ぎからおまるを活用しました。お兄ちゃんを見ているからか、やる気も十分! 1歳8カ月からうんちは絶対おまるかトイレにしてくれたので、第3子のつわり時期はとても助かりました。 養生テープで床に線路を描いてトイレへ楽しく行けるようにしたり、お兄ちゃんや祖父母に「一緒に行こう!」と誘ってもらったり、おむつを卒業したら大きいプールに行けるよ~!と言うとやる気スイッチが入ったようでした。2歳半ころ第3子の誕生で一時期失敗が多くなってしまいましたが、2歳10カ月くらいには卒業することに。 意外に手ごわかった第3子第3子は1歳半から保育園に入っていたのですが、周りのお友だちと一緒にトイレに行くことで成功することが多かったようです。保育園の先生からは「2歳前にとれるかもしれませんね♪」と言われていたのですが、訳あって保育園をやめてからトイレが遠のいてしまい……。 大好きなアンパンマンのパンツも、プール作戦もダメで、お姉さんパンツにしようか!と声をかけると「嫌だ! だって漏れちゃうもん! おむつがいい!」と言い張る始末。しかし、ある日お友だちがかわいいパンツをはいていたことがきっかけとなり、3歳目前にして昼間のおむつは卒業できました。 失敗したときの対処法と声かけ余談になりますが、失敗したときの掃除がラクになるように、トイトレが始まってからはリビングの床に敷いていたジョイントマットは外していました。床は雑巾で拭いてアルコール消毒、おふとんで漏らしてしまったときもまずはおしっこをタオルなどで吸い取り、アルコールを吹きかけ、外に干すと臭いも残らなかったです。 失敗したときは本人もショックだったと思うので、「おしい~! あとちょっとだったね!」とか「ちょっと心配ならおむつにする?」など本人が傷つかないように心がけていました。 3人共通していたのは、2歳くらい前にいったんできるようになっても、逆戻りや停滞があったということ。本人のやる気が一番なので、いろいろな作戦が必要でした。保育園や実家、出先だと成功することが多かったので、いろいろな人や場所の力を借りて、乗り気にさせることが一番だとわかりました。 今年最も読まれたマンガは?<べビカレマンガ大賞2022>を読むイラストレーター/ライコミ監修/助産師 REIKO著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2022年11月28日私は2歳の娘を育てているママです。ちょうど夏にあたる1歳10カ月のころにトイトレをしましたが、うまくいったのは最初だけ。娘はすぐにトイレを拒否するようになってしまいました。同年代の周りの子はトイトレが順調な子もちらほらだったのですが、本人にやる気がないならとトイトレはストップ。振り返れば、この判断がたった1日でおむつを卒業する結果になったと思っています。 1歳10カ月であっけなくトイトレ失敗娘が1歳10カ月のとき、ちょうど夏になり、通っていた子育て支援センターの子たちにもトイトレシーズンが到来しました。そこでその波に乗って娘もトイトレ開始! 娘に好きな布パンツを選ばせ、最初は娘もルンルン気分でした。 「トイレ行こうか」と言えばトイレでおしっこができて、怖いくらいに順調。しかし私がしつこく誘いすぎたのか、ものの1週間で娘はパタリとトイレには行かなくなりました。 トイレを飾る日々その後も私がトイレに入るときに娘を誘ってみましたが、拒否され続ける日々。あまりに娘が嫌な顔をするので、誘うのは一旦中止にして、ただトイレを飾ることにしました。 娘が書いた絵を壁一面に貼り、踏み台を段ボールで一緒につくる日々。内心、「いつトイレしてくれるかな」と思いながらも、私から娘に「トイレ行こう」とは言わないようにしていました。 久々の布パンツ登場でおむつ卒業春になり、娘が2歳8カ月になったとき、衣替えをしていてたまたま娘の選んだ布パンツが出てきました。これを見て娘は目がキラキラ。「今日からこれはくね。おむつははかない」と宣言をし、本当にその日から布パンツで過ごすようになりました。 私から娘に「トイレ行こう」と言っていたのは卒業からほんの2日ほど。それ以降は時々失敗することもありますが、自分から「トイレ!」と言ってくれます。 納得することが大切だった娘はちょっとこだわり屋で、自分が納得しないと行動しない性格です。そんな性格を考えれば、おむつから布パンツになることにも自分で納得する必要があったのだと思います。 おむつを卒業してから2カ月過ぎても娘は布パンツを選ぶのが楽しそうですし、トイレの飾りや踏み台のことも好きです。トイレに行かない日々も全部つながっていたんだなぁとうれしく思います。 長丁場だったけれど、最後はあっけなく卒業してしまったおむつ。まだほんの1・2歳の子どもでも、おむつを卒業するにはそれを自分の中で消化して納得することが必要なんだなと感じました。また、「いつでもトイレに行ってOK」とトイレへの意識を開き続けていたことも大事だったと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKO作画/やましたともこ著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2022年09月21日ついクスッと笑ってしまう家族の日常を描いた、月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんのエピソードマンガ。今回は、絶賛トイトレの最中だった2歳の娘ちゃんが起こしたトンデモエピソードを紹介します。まさか、こんなことになるなんて……!(ママ、涙)ある日の外出時、2歳の娘を連れて公共トイレに入るママ。ここで涙が出るほどの悲劇に見舞われるなんて、思いもしなかった……。これが本当のトイレの神様 思わぬところで赤っ恥をかいてしまったママ。トイトレでの熱心な声かけによる成果が、こんな形で出るなんて(笑)! ちなみにこの後、時間を置いて出ようと試みたものの、流した後に「うんちばいばーい」と叫ばれたそうです……。 ぜ、全力でお察しします!! 著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2022年08月21日私には5歳、3歳の息子、生後8カ月の娘がいます。わが家の3歳の次男はトイトレを始めて3カ月ごろ、ようやく昼間のおしっこは失敗なくトイレでできるようになりました。しかし、うんちはまだ出ず、パンツの中で力んでそのまま出してしまいます。しかも、トイトレのストレスのためか便秘になってしまい、毎日出ていたうんちが3~5日間出ない日が続きました。そこでわが家なりの対策をしてみたので紹介します。 トイトレがスムーズだった長男次男がトイトレを始めたのは2歳6カ月ごろで、保育園のプログラムで始めたタイミングで家庭でも始めました。 長男のトイトレのときは非常にスムーズで、始めて1カ月くらいですぐに昼夜問わずおむつを取って過ごせるようになりました。うんちも問題なくトイレでできていて、長男のトイトレで苦労した記憶はほとんどありません。 便秘になってしまう次男長男のときの経験があったので、きっと次男のトイトレもスムーズにいくだろうと安易に考えていました。しかし昼間でも失敗が続き、なかなかうまくいかず……。長男のときにあまり苦労した経験がなかったので、次男にうまく声をかけてあげることができませんでした。 しかも、私たち夫婦が失敗することに不安になってしまい、何回も「トイレ行く?」と聞くことが次男にとってストレスになったためか、便秘になってしまったのです。うんちが出ないことに次男は気持ち悪さも感じているようでした。 わが家の対策そこでまず便秘を解消するため「パンツでもうんちを出してもいいよ」と話し、「トイレ行こう」とあまりしつこく言わないようにしました。また、一般のトイレでは次男では足が届かずうまく力めないと考え、踏み台を購入。 すると、足が届くことでトイレで座る姿勢が安定し力めるようになり、トイレでうんちができました。1回出てからはコツを掴んだのか、昼夜問わず失敗することなくパンツで過ごせるようになりました。 トイトレがうまくいかないばかりか、便秘になってしまった次男。「トイレに行くよ」などのストレスになるような過度の声掛けをやめ、力めるような姿勢を保ってあげることで、うんちとおしっこ両方がトイレでできるようになりました。今では便秘になることもなく、自分から「トイレ行こう!」と元気よく言ってくれています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:西川しょた普段は看護師として勤務する5歳と3歳の息子、1歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2022年08月14日2歳児の息子くんのトイトレに奮闘中のパパの記録。良かれと思って褒め倒したら……。Instagramにて、ご自身の育児体験談や日常のヒトコマを紹介しているグッドスリープ(@good.sleep7416)さんの、息子くんのトイトレで苦労したというエピソードをご紹介します!息子とトイレ2歳の息子にトイレトレーニングに余念がないパパ。「出たね〜!やったね〜!」上手くできたことを褒め倒したら、意外な事態に……!? パパに褒めてもらったのがよほど嬉しかったのか、すっかり“頻の尿”になってしまった息子くん。可愛らしいけど、さすがに28回は多すぎですね……(笑)! 著者:マンガ家・イラストレーター グッドスリープ
2022年07月10日私は現在4歳と7歳の息子を育てています。わが家の息子たちは2人とも、2歳から3歳になるまでの間におむつが外れました。トイトレには時間がかかると聞くことが多かったので心配していましたが、息子たちはたった3日でおむつを外すことに成功。今回は長男が成功したときの体験をお話しします。作戦を考案私が息子のトイトレを始めたのは、長男、次男ともに2歳から3歳になるまでのころ。正直トイトレが面倒だと思っていた私は、なんとか短期間でスムーズにおむつを外すことができないかと考えていました。1日に何度もトイレに連れていき、失敗してはイライラし、険悪なムードになるのが嫌だったからです。 そこで私は、「おむつやトレーニングパンツをはいている安心感から、なかなかトイトレが成功しないのではないか?」と考えました。そして考えたのが、パンツもおむつもはかせない、「お尻丸出し作戦」です。 作戦実行トイトレを考え始めたのが夏ごろのこと。お尻丸出し作戦を実行するには、ちょうどいい季節でした。そこでトイトレを開始したその日から、日中息子はおむつもパンツもはかず、お尻を丸出しにした状態で過ごすことに。うんちを漏らされるのは抵抗があったので、朝食後おむつにうんちが出たのを確認してから、お尻を丸出しにしておくようにしていました。 息子も落ち着かないのか、何度か自分でおむつをはこうとしていましたが、しっかりと作戦の内容を説明すると、息子も納得。初日なので当然ですが、3回ほど床におしっこを漏らしました。ですが、脚が汚れることに息子も不快感を覚えた様子。漏らすたびに「次はトイレでしようね」と声をかけるようにしていました。 トイレ初成功トイトレ2日目、この日も日中はお尻丸出しで過ごしました。この日はおむつをはきたがることはありませんでしたが、すでに1回床にお漏らしをしていました。ですがお昼ごはんを食べたあと、なんと息子から「おしっこいく」と声を掛けてくれたのです。 私は大喜びしつつ息子をトイレに連れて行くと、初めてトイレでおしっこをすることに成功! 大げさすぎるぐらいに息子を褒めちぎりました。その日はそのあとも2回ほど、トイレでおしっこをすることに成功。息子も自信がついたようでした。 作戦成功トイトレ3日目、この日は特に気温が高かったので、朝から夕方までお尻丸出しにしておくことに。もう息子も慣れたのか、おむつをはきたがることもありませんでした。 そして、この日はなんとうんちもトイレですることに成功。 息子もおむつより、トイレのほうがお尻が汚れなくて済むということに気付いてくれた様子でした。息子は尿意を感じるたびに「おしっこいく」と伝えてくれるようになり、その日は結局、1度も漏らすことなく終えることができました。 3日間のお尻丸出し作戦を終え、4日目からは、日中は普通のパンツをはかせることに。ですが、もうトイレですることに慣れたのか、ほとんど漏らすこともなく、そのままおむつを卒業することになりました。初日と2日目は床に漏らしたおしっこの掃除が大変でしたが、予想よりもスムーズにおむつを外すことができたので、この「お尻丸出し作戦」は息子たちに合った方法だったようです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森井さやか小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。
2022年07月07日我が家のトイレには、約6年前からある生き物がいます。それは…。当時2歳のイチコが折り紙で作った恐竜です。トイレの壁に貼った理由は…。トイトレを成功させるため!いやほんとトイトレよく頑張ったよ私…。育児の大きな壁のひとつでした。そしてトイトレも完了し、とくに恐竜ちゃんがトイレにいるメリットは何もなくなったのですが、かわいいので貼り続けていました。あ! 親バカの私が癒やされるというメリットはまだ残っているのですが…。そんな風に思っていたある日、イチコがこんなことを言い出したんです…。イチコが作った恐竜ちゃん…トイトレ時代はトイレにイチコを呼び込み、小3になった今は悩みを聞いていると…!なんて役に立つ子なのかしら!!ちなみにイチコは私にも悩みを相談してくれるので内容は知っています!…が、そのうち私には言いにくい悩みも出てくるはず。そんなときに恐竜ちゃんに相談して(要は独り言だけど)、自分の中で気持ちの整理がついたり、何か発見できたりするといいなぁと思っています。これからもトイレに「恐竜ちゃん」飾り続けます!
2022年05月30日息子が1歳半のときトイトレを始めた私。トイトレを始めて2カ月で一度もおまるにおしっこをしてくれない息子に疲れて、一旦トレーニングをあきらめました。息子が2歳半になり、うんちやおしっこに関心が出てきた今、さっそく再スタート! しかし、今度は成長したからこそ難しくなった出来事が……。そんな奮闘の体験談です。 一度トイトレをあきらめた私は、息子がまだおしっこやうんちが出てもまったく反応がなかった1歳半のとき、「トイトレも習慣だ!」と出なくても毎日定時におまるに乗せました。しかし、息子をおまるに乗せてもまったくしない日が2カ月間続き、私は「まだ時期じゃないんだ」とあきらめたのです。 また、ママ友からも「時期がくれば、勝手におむつがはずれるから大丈夫!」と言われ、息子のペースに合わせようと心に決めました。それから1年、息子が排泄物に興味が出始め、トイトレを再開することにしました。 おまるを怖がる息子私がトイレに行くと必ずついてきて一緒に入り、「カカ(うんち)ピピ(おしっこ)!」と連呼する息子。息子もおまるや子ども用の便座を付けたトイレに座らせるのですが、怖いのか毎回ぐずりだして大泣き! 大好きなぬいぐるみやトイトレの絵本を使って気を紛らわせても、すぐにトイレから降りたがってしまうのです。そして、おまるやトイレに座らせようとすると走って逃げるように……。私は困り果ててしまいました。 場所を変えてみると…おまるやトイレを怖がる息子に悩んでいた私ですが、ちょうど同じ時期に息子に良い反応があることに気づいたのです。それは、「シャワーのとき、立っておしっこをすること」。 私は「男の子だから、別におしっこはおまるに座る必要ないんだ!」と思い、トイレではなく毎回シャワー室で立っておしっこをさせることにしてみました。すると、息子はまったく怖がることなく、シャワーのお湯を流して声をかけるとおしっこをしてくれるようになったのです! 今のところ、息子はトイレではなくお風呂でしかおしっこをしませんが、おまるやトイレに対する恐怖感がなくなるまではこの方法で試してみようと思っています。私の声かけと自分の意思で排泄ができるようになったことは、息子の大きな成長だと思います。これからも息子のペースで、できることからトイレトレをしていきたいです。 監修/助産師 松田玲子著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2021年11月17日息子のトイレトレーニングの際に、キャラクターもののかわいらしい補助便座を購入しました。キャラクターものではない方が値段が安かったのですが、トイレを楽しいところだと思ってほしいという願いから、息子の好きなキャラクターものに決めました。そして、自分でトイレに座る習慣をつけてほしいと思ったのと、大きい方をする際に踏ん張る場所があった方がよいだろうと考え、スツール(はしご)付きのものを買いました。そのため平均よりも若干お値段が高めな感じにはなってしまったのですが、トイレトレーニングというものは大切ですし、スツールは外しても使えるため、長く使えるのではないかと考えて購入しました。いざ届いてみると…とてもかわいらしい補助便座で、息子に良く似合っていました…!(補助便座が「似合う」という表現はおかしな気がしますが、とても子どもらしくてかわいらしかったと言いたいのです…!)息子もその補助便座を気に入り、トイレトレーニングは良いスタートを切ることができました。やはり良いものを買って良かったなぁと思っていたのですが……しばらくすると、「トイレ行きたくない!!」と息子が駄々をこねるように……。いったいどうしてしまったのか……。いろいろと試行錯誤しましたが、どうしてもトイレに行くのを嫌がる息子。するとある日、とうとう理由を話してくれたのです。なんと、補助便座を嫌になってしまっていたのです……!何がきっかけで嫌になってしまったのかはわかりませんが、とにかく補助便座はもう使わない、お兄さんだからもう無くてもいい! とのこと……。いつの間にか息子の気持ちも成長していたのだと知り、嬉しいような寂しいような。まだまだ使うものと思っていたのですが、本当に短期間の使用で終わってしまった補助便座……。もうあのかわいい姿が見られないのかと思うと、やはり寂しさもあります。そしてここまで短期間で使わなくなることを知っていたら、もう少し安いものですませたかったという勝手な気持ちも…!子どもの成長は突然訪れると知った一日でした。
2021年10月13日私は2歳の娘を育てているママです。ちょうど夏にあたる1歳10カ月のころにトイトレをしましたが、うまくいったのは最初だけ。娘はすぐにトイレを拒否するようになってしまいました。同年代の周りの子はトイトレが順調な子もちらほらだったのですが、本人にやる気がないならとトイトレはストップ。振り返れば、この判断がたった1日でおむつを卒業する結果になったと思っています。 1歳10カ月であっけなくトイトレ失敗娘が1歳10カ月のとき、ちょうど夏になり、通っていた子育て支援センターの子たちにもトイトレシーズンが到来しました。そこでその波に乗って娘もトイトレ開始! 娘に好きな布パンツを選ばせ、最初は娘もルンルン気分でした。 「トイレ行こうか」と言えばトイレでおしっこができて、怖いくらいに順調。しかし私がしつこく誘いすぎたのか、ものの1週間で娘はパタリとトイレには行かなくなりました。 トイレを飾る日々その後も私がトイレに入るときに娘を誘ってみましたが、拒否され続ける日々。あまりに娘が嫌な顔をするので、誘うのは一旦中止にして、ただトイレを飾ることにしました。 娘が書いた絵を壁一面に貼り、踏み台を段ボールで一緒につくる日々。内心、「いつトイレしてくれるかな」と思いながらも、私から娘に「トイレ行こう」とは言わないようにしていました。 久々の布パンツ登場でおむつ卒業春になり、娘が2歳8カ月になったとき、衣替えをしていてたまたま娘の選んだ布パンツが出てきました。これを見て娘は目がキラキラ。「今日からこれはくね。おむつははかない」と宣言をし、本当にその日から布パンツで過ごすようになりました。 私から娘に「トイレ行こう」と言っていたのは卒業からほんの2日ほど。それ以降は時々失敗することもありますが、自分から「トイレ!」と言ってくれます。 納得することが大切だった娘はちょっとこだわり屋で、自分が納得しないと行動しない性格です。そんな性格を考えれば、おむつから布パンツになることにも自分で納得する必要があったのだと思います。 おむつを卒業してから2カ月過ぎても娘は布パンツを選ぶのが楽しそうですし、トイレの飾りや踏み台のことも好きです。トイレに行かない日々も全部つながっていたんだなぁとうれしく思います。 長丁場だったけれど、最後はあっけなく卒業してしまったおむつ。まだほんの1・2歳の子どもでも、おむつを卒業するにはそれを自分の中で消化して納得することが必要なんだなと感じました。また、「いつでもトイレに行ってOK」とトイレへの意識を開き続けていたことも大事だったと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 REIKO作画/やましたともこ著者:水田 真理アレルギー持ちな娘の母で元理科の塾講師。子育てはできるだけ家にあるもので、娘と楽しめるように日々創意工夫を実践。
2021年09月26日わが家には3人の子どもがいますが、一番上の長女は2歳6カ月、次女は1歳11カ月で自然とトイレに行くようになり、あまりトイトレで苦労したことはありませんでした。しかし、末っ子の長男は甘えん坊でなかなか赤ちゃんっぽさが抜けず、3歳が近づいてきてもトイレに向かう気配がありません。これまで、それほど特別「トイトレ」というようなことをしたことがなかった私も、さすがに焦り始めていたのですが……。 進まないトイトレそもそも長男は体が非常に小さく、補助便座を使ってもお尻が落ちそうになっていたため、1歳代のときは便座に座らせることすらできませんでした。2歳になり少しずつ補助便座に座らせるようにしてみましたが、本当に座るだけでまったく意味を理解していないようです。男の子ということもあり、夫にお願いして立っておしっこをする様子を見せたり、息子自身も立ち小便にチャレンジしたりしましたが、どれも効果はなく月日だけが過ぎていきました。 水遊び中もじもじする息子あっという間にトイトレを始めて半年が経ち、幼稚園の手続きなどが目に見えてきた夏本番、私は焦っていました。しかし、意外なところで転機が訪れたのです。ある日、庭にビニールプールを出して子どもたちに水遊びをさせていると、遊んでいた息子が股間を抑えてもじもじしていました。 「おしっこが出そうなんだ」と気づいた私は息子の海パンを脱がせ、大急ぎでトイレへ。補助便座に座らせると、すぐに「ちょろちょろちょろ」と水音が聞こえてきました! 完全に私がタイミングを見極めただけでしたが、息子は初めてトイレで用を足すことができたのです。 1回だけと思いきやまさかのトイトレ終了ほぼ偶然というような初めてのトイレ成功でしたが、私はテンションが上がってしまい、息子を大きな声で褒めました。すると翌日、遊んでいる最中の息子が不意に股間を押さえてもじもじし、今度はしっかり私のほうを見たのです。「まさか昨日の今日で?」と思いつつトイレに連れて行くと、2回目とは思えないほどすんなりおしっこに成功。 「すごいねぇ! すごいねぇ!」驚きと喜びで騒がしい私を見ながら、息子は照れくさそうに笑っていました。それ以降、息子はほとんどおむつにおしっこをすることがなくなり、トイレに行きたくなると股間を押さえてもじもじしながら私の元にやってくるようになりました。 水遊び中はおむつをはいておらず、息子自身もそれに気づいていて、おしっこをすることを一瞬戸惑ったのだと思います。その一瞬を見逃さずにトイレに連れていけて本当によかったです。それにしても一度の成功で「トイレに行くこと」を理解する子どもの成長の速さには本当に驚かされました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。
2021年09月09日現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年09月04日娘が1歳半になるころ、保育園の先生から「そろそろトイトレをしてみてはどうか」と言われ、家でも開始。トイトレは大変と聞いていたので、私も心していたつもりでした。しかし娘のトイレの間隔があまりにも長く、想像以上に苦労することに。日々が戦いのように大変だったトイトレの体験談です。 朝起きてすぐのトイレはなんとか成功!まずトイトレのはじめとして、娘が朝起きたらすぐにトイレに連れて行くことにしました。とにかく起きたらすぐにトイレに連れて行き、座らせてみるの繰り返しです。娘がぐずって座らないこともあれば、おしっこが出ないことも。 ちょろちょろ……と音がしたときは、ものすごく褒めてあげて娘もどんどんやる気に。そのうちに毎日成功するようになり、これでトイレの感覚がつかめたと思っていました。しかし、まさか娘がトイレの間隔が長いなんて、私はまだ気づいていなかったのです。 朝以降のトイレがうまくいかない朝起きてすぐのトイレは成功し続けたのですが、その後のトイレがまったくうまくいきませんでした。何度も娘をトイレに連れて行くのですが、一向に出ないのです。保育園の先生も遊びなどの合間にトイレへ連れて行ってくれるのですが、「気づいたときにはもう出ていました……」と濡れたパンツをいつも水洗いして返してくれました。 トイトレを始めたばかりだし仕方がないなと思いましたが、思っていたよりもトイレの間隔が長いようで、まったくタイミングがつかめません。1日3回とか4回おもらししてしまうこともありました。 トイレに何度も連れていかれ、娘が激怒何度もトイレに行き、遊びを中断させられるのは、娘にとって腹立たしいこと。出ないのにトイレに行き、落胆する私を見るのもつらかったのでしょう。ついにはトイレに連れて行こうとすると娘が拒否をするように! しかも唯一成功していた朝のトイレも怒るようになってしまいました……。 タイミングを外したくない私と、朝から大喧嘩することもありました。洗濯物は増え、家中おしっこまみれになり私はイライラ。毎日そんな状態でしたが、なるようになるとあきらめました。 そしてトイトレを始め半年くらいしたころ、なんと娘が尿意を訴えるようになったのです。 尿意を訴えるようになってからは、信じられないほど娘のトイレがうまくいくようになりました。娘もだんだん機嫌よくトイレに行くようになったのです。今思えば、娘にとってはトイトレを始めるのが早かったのかもしれません。焦らずにゆっくりとトイトレを始めればよかったと少し後悔しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/みいの著者:佐藤りさ4歳の女の子の母。病院看護師として働きながら隙間時間に自身の体験をもとにライターとしても活動中。主に育児、健康について執筆している。
2021年08月26日2歳のお子さんにトイトレをおこなう際に「準備するものは多いほうがいいのかな」と思っていたママ。しかし、ママなりの「トイトレの目標設定」を決めたことで、ごくシンプルな準備で事足りる!と結論づけたそうです。 私は現在、4歳と1歳の2児のママです。上の子のトイトレは2歳2カ月のときにある程度は完了しました。もちろん、まだ2歳になりたてなので、なにもかもが完璧!とまではいかなくとも「誘えば排泄ができる」「日中のお漏らしは1週間に2回程度」「日中は綿パンツで過ごす」の3点をクリアできていました。私のトイトレ法はいたってシンプルで、準備したものはたったの2つ。そんな私のトイトレ法をご紹介します。 全部そろえなきゃダメ!? トイトレグッズの充実ぶりに困惑トイトレを始める前、「トイトレは準備しなければならないものが、とにかくたくさんある!」と思い込んでいました。たとえばトレーニングパンツの1つをとっても「5層タイプ」や「3層タイプ」などがあって、さらには「尿が出たのがわかりやすい紙おむつ」など……。 どのようなタイプのトレーニングパンツが娘に合うのか?と考え出したら、トイトレグッズがあまりにも充実していて、何を選べば良いのかわからなかったのです。しかし、これらグッズの合計金額を計算すると5,000~10,000円ほどとなり、「ばかにならない出費だなあ」とも感じました。 当面の目標を設定そんな痛い出費を前に、私は「最終的に上の子にどんな状態になってほしいのか」あらためて想像することにしました。そこで私は、上の子に対して「綿パンツ」で「日中お漏らしせずトイレに行ってくれる」状態になってもらうことが当面の目標決定であると位置づけ。 その目標に対して、トレーニングパンツや紙おむつといった「綿パンツになる前の練習グッズ」に関してはもう必要ないのでは?と判断し、思いきって最初から綿パンツで過ごしてみることにしました。 友人のアドバイスも参考に「綿パンツ10枚ほど」と「子どもがすぐに用を足せるおまる」の準備だけで、トイトレをスタート。さすがに最初から綿パンツなので大量に漏らされると思い、フリマアプリで格安の未使用綿パンツを10枚ほどGETしました。 おまるを選んだ理由としては、保育士の友人から「1~2歳の幼児は大人用の便器に座ると足が浮いてしまって踏ん張れないから、用が足しにくい。最初はおまるで練習するのがおすすめ」とのアドバイスを受けて、きちんと足がつけるおまるを選びました。 思い切った断捨離でストレスフリー「こんなシンプルな準備で本当に成功するのか」と当初は半信半疑でした。ところが、2歳ちょうどからトイトレをスタートさせてから、あっさりと1カ月後にはおまるで用が足せて、日中のお漏らしはほとんどない状態になりました。 ただ、元々あった「ソファ」は断捨離しました。なぜかというと、何もできていない状態から綿パンツで過ごしてもらうわけで、当然ですが、何度も部屋中を汚されることを想定しなければならなかったからです。そこは覚悟を決めました。 結局、私の場合は「綿パンツ10枚ほど」と「子どもがすぐに用を足せるおまる」の準備だけで、1~2カ月程度の短期的なトイトレは事足りました。シンプルな準備を徹底したおかげで、非常にストレスフリーなトイトレ、今となってはよかったなと感じています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年08月20日おむつはずれの時期は個人差が大きいですが、私は娘が2歳になったら少しずつ始めようと考えていました。ママ友に話を聞くと、2~3歳の間で始める人が多かったからです。「誰かと競争するわけではないし、いつかは必ずはずれるだろうから」という気持ちで、のんびりトイトレに取り組んだ私の体験談をご紹介します。 まずは便座に座ってみることからスタートは、娘が2歳になったころから。 私がトイレに行く際に娘も一緒についてくるようになったので、1日のうちに何度か「トイレ行ってみる?」と声掛けし、トイレに座らせてみました。タイミングが合えばトイレで排泄でき、できたときには「すごいねー!」とほめ、娘も満足気。2~3カ月経過すると、娘も自分から「おしっこ!」や「トイレ!」と言うようになりました。 このころからは私から声掛けせずに、娘が行きたがるときだけトイレへ。気分が乗っている時期は日中のほとんどをトイレで排泄できていましたが、まったく「トイレに行く」と言わない日も。私は根詰めてする必要はないという考えだったので、あくまで娘のペースに任せていました。 綿パンツ生活開始娘は普段保育園に通っていますが、2歳7カ月のときに新型コロナウイルスの影響で登園自粛をすることになりました。1日の大半を家で過ごすことになったのを機に、家の中では綿パンツをはかせることに。娘が通っている保育園は綿パンツでトイトレをする方針のため、トレーニングパンツにはしませんでした。 第2子が生まれてから「お姉さん」という言葉が好きな娘。綿パンツのことを「お姉さんパンツ」と呼んで、「はいてみる?」と聞くとうれしそうにはいてくれました。最初はタイミングがつかめず、何度もおもらし……。 掃除が大変で怒ってしまいそうなのをぐっとこらえつつ、「次は出そうになったらトイレに行こうね」と声掛けを繰り返しました。 おむつ卒業!娘は「お姉さんパンツ」生活3日目で日中すべてトイレで排泄することに成功しました!「すごいね!お姉さんだね! かっこいいね!」と夫とほめちぎり、娘も「もうお姉さんだからトイレできる!」と自慢げ。それからは家の中だけでなく、外出する際も綿パンツで過ごすように。 外出する前に必ずトイレに行き、外出時間が長い場合はトイレがある場所で「とりあえずトイレに行っておこう」と言って娘を連れて行くようにしています。この方法で外出中にもおもらししたことはありません。夜は寝る直前にトイレに行っておくと、おねしょはほとんどありませんが、念のため下着につけるパッドを使用しています。 娘の場合はトイトレを始めてから約8カ月で紙おむつを卒業することができました。娘のペースに合わせたのんびりなトレーニングで、親子ともストレスは少なかったです。トイトレは焦らず子どものやる気に任せることが大事だと感じた体験でした。 ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:うしじまさやか2歳女の子、0歳男の子の母。登録販売者としてドラッグストアに勤務するワーキングマザー。育児、健康、美容について執筆中。
2021年08月07日トイレトレーニングはいつから?生まれたての赤ちゃんは膀胱が小さく、おしっこを溜めておくことができません。赤ちゃんは意思とは無関係に反射的におしっこをしていて、回数も頻回!1日に10数回もおむつ交換をしていたことを、懐かしく思い出すママ、パパも多いでしょう。1歳半ごろになると膀胱も成長し、排尿の間隔があいてきます。また、脳の神経伝達も発達するため、おしっこが溜まる感覚もわかるようになってきます。トイレトレーニングには、こうした体と心の準備が不可欠です。親が主導して「今日からトイトレ」と始めるべきものではなく、子どもの「準備OK」のサインをキャッチしてからスタートするもの、と心に留めておきましょう。トイレトレーニングの始めどきに迷ったら、次の3つを参考にしてください。「おしっこの間隔が一定時間あいている」膀胱が発達し、一定時間尿を貯めておく機能が発達してくると、だんだんとおしっことおしっこの間隔があくようになってきます。2時間以上あけば、トイレトレーニングの始めどきです。おしっこの間隔は、おむつを交換してから“おしっこライン”が出るまでの時間をチェックしたり、おしっこの前やおしっこ中にモゾモゾしたりなど、表情の変化や仕草がないかを見るとわかりやすいでしょう。「ひとりで歩ける」ひとりで歩ける程度の運動発達段階となっていることが一つの目安です。※身体障害などがある場合はこの限りではありません。「コミュニケーションの理解が進んでいる」トイレトレーニングには、大人からの「おしっこ、出る?」「トイレに行こうか?」といった呼びかけや、絵カードなどでの指示などを理解する力が必要です。※発語がない、少ない場合でも指示の理解が一定できればスタートの目安となります。トイレトレーニングを始める前に準備しておきたいこと子どもの体と心の準備が整うことはもちろん、親の側もトイレトレーニングについて予習をし、準備をしておくことが大切です。おむつ替えのときに「おしっこ出たね」「おむつを替えると気持ちいいね」など声をかけることも、トイレトレーニングのための大事な準備。赤ちゃん時代からこうした声がけを意識するといいでしょう。おむつが濡れた感覚や、おしっこが出る前後の感覚をつかむ手助けになります。また、おしっこのときにもじもじしたり、落ち着きがなくなったり、おむつを触ったりするなどの決まった仕草をしているようであれば、おしっこの“サイン”として覚えておきましょう。タイミングよくトイレに誘うことは、トイレトレーニングの成功の鍵。「トイレでおしっこができた!」という成功体験を積み重ねることが、子どもの自信につながります。そろそろトイレトレーニングを初めてもいい、というサインをキャッチしたら、ママやパパ、きょうだいがトイレに行く様子を見せることもおすすめ。子どもは、大好きなママやパパ、おにいちゃん、おねえちゃんの真似をしたがるものです。トイレでおしっこをする様子を見せることで、「自分も!」という意欲が高まります。おまるでトレーニングをする予定なら、少し前から部屋に置いて、慣らしておくといいでしょう。トイレの環境を見直すことも、トイレトレーニングをスムーズに進めるための重要なポイントです。暗くて狭いトイレをこわがったり、場所見知りをしてしまうケースは少なくありません。子どもが好きなキャラクターのポスターや、トイレでおしっこができたらシールを貼れるカレンダーを貼るなど、親子で楽しくトレーニングができる演出を心がけましょう。トイレやうんち、おしっこをテーマにした絵本を読み聞かせるのもおすすめです。トイレでおしっこやうんちができると、気持ちいい、すっきりする、というプラスのイメージを持てると、子どものやる気も高まります。また、寒い時期を避け、気候が良い季節から開始するほうがよいでしょう。トイレトレーニングの上手な進め方は?トイレトレーニングは、まずは回数が多いおしっこから進めるのがよいでしょう。トイレでおしっこができるようになると、リズムがわかりやすいうんちのトレーニングも進めやすくなります。おしっこのトイレトレーニングは、4つのステップを踏んで進めていきます。朝起きたとき、食事のあと、お昼寝の前後などにおむつをチェックしてみましょう。まだおしっこが出ていなければ、「トイレに行ってみよう」「おしっこ出るかな?」と、誘います。補助便座やおまるに座ると、偶然にでもおしっこが出ることがあります。おしっこができたら、「気持ちいいね!」「おしっこできたね」と声をかけ、排尿の感覚を学ばせましょう。おまるやトイレでの排尿に一度でも成功したら、だんだんとトイレに誘う回数を増やしていきましょう。もちろん、失敗することもたくさんあると思います。失敗を叱ると、子どもはトイレやおしっこに対して恐怖心やマイナスな気持ちを抱いてしまいます。失敗は当然とおおらかに構え、うまくいったときにたっぷりほめることを心がけましょう。トイレやおまるでおしっこをすることに慣れてきたら、日中は紙おむつを卒業し、トレーニングパンツや布パンツにステップアップしましょう。おもらしをしてしまうこともありますが、それも子どもにとっては大切な学びです。失敗したときでも叱らないようにしましょう。濡れると気持ち悪いことを体感することで、だんだんとおしっこの前にトイレに行く習慣が身につきます。トイレトレーニングの最終仕上げは、子どもが自分から「トイレに行く」という意思表示をするのを待つことです。これまではママ、パパが「そろそろおしっこじゃない?」「トイレに行こうね」と誘っていましたが、先回りして誘うのはストップ。子どもから「おしっこ」と教えてくれるのを待ってみます(必ずしも言葉による意思表示である必要はありません)。おしっこが出る前にトイレに行きたがり、便器で排尿ができたら、おしっこのトイレトレーニングは完了です。※ステップは子どもの困難性の種類や態度によって異なります。上記は一例であり、発達が気になる子どもの場合はよりスモールステップにするほうがいいでしょう。たとえば、感覚鈍麻があったり、失敗に過度に反応してしまう場合や、こだわりの強いタイプには、よりスモールステップで少しずつ進めましょう。成功のコツは「のんびり見守る」トイレでの排尿・排便は、行きつ戻りつしながらゆっくり習得していくものです。順調にトイレに慣れていったように思えても、急におむつに逆戻りしてしまうこともよくあります。また、その日の体調や気分によっても、うまくいく日、いかない日もあるでしょう。失敗しても当たり前とおおらかに考え、おもらしをしても決して声を荒げないように意識しましょう。トイレトレーニングのときに大事なのは、親子の信頼関係。じょうずにできたらたっぷりほめて、子どものやる気を応援してあげましょう。子どもが楽しくトイレトレーニングに取り組めるように、好きなキャラクターのパンツを用意したり、脱ぎ着がスムーズな服を着させたりするのも、親ができるサポートのひとつです。また、パンツへの移行期には、とくに失敗が多いものです。外出先でうんちやおしっこを失敗してしまうと、ママやパパも大変。ついイライラしてしまったり、楽しいお出かけを早く切り上げて帰る、なんてことにも。外出時はおむつ、家では布パンツというように、臨機応変に使い分け、トイレトレーニングがストレスにならないように工夫しましょう。ママ、パパが準備万端に整えていても、下の子が生まれたり、引っ越しでおうちの環境が変わったりすることで、トイレトレーニングが降り出しに戻ってしまうこともあります。もし子どもがトイレでおしっこをすることにストレスを感じているようならば、思い切ってトレーニングを中断し、少し時間をおいてから再チャレンジするのも一案です。焦らなくても、必ずいつかはトイレでできるようになるから大丈夫! 少し先の未来を思い描きながら、ゆっくりトイレトレーニングを進めていきましょう。発達障害がある子のトイレトレーニングはどうする?発達障害のある子どもは、トイレトレーニングが苦手な傾向があります。その理由は、発達の特性によるもの。たとえば感覚過敏や感覚鈍麻があると、トイレの水音に恐怖を感じたり、おしっこが溜まる感覚に気づきにくかったりすることがあります。また、筋力の弱さから、うんちのときにトイレに座った姿勢だとうまくいきめなかったり、独特の姿勢でないと排泄できないこともあります。そのほか、排泄する場所へのこだわりがあって、「おむつを履いていないと排泄できない」「カーテンの後ろに隠れながらでないとできない」などの特性を持つ子もいます。また、便座に座るのが嫌だったり、足がぶらぶらしていると力が入らず、中腰姿勢にならないと排泄できないという子も少なくありません。ただ、時間はかかっても、必ずおむつを卒業できる日はきます。発達障害のある子どもの場合は、特にトイレに苦手意識を持たないようにサポートすることが大切です。年齢の目安にこだわらず、「ひとりで歩ける」「言葉でのコミュニケーションができる」「おしっこの間隔が2~3時間以上あいている」の3つの条件がそろってからスタートするようにしましょう。トレーニングがうまくいかないときは、子どもの様子を観察して、つまずきの原因になっているものを探ってみましょう。たとえば「狭い空間がこわい」ようなら、ドアを開けっ放しでトイレをしてみる、トイレではなくまずはおまるでトレーニングをする、などの対策が考えられますね。おむつが汚れた感覚に気づいていないときは、トイレトレーニング用のおむつに替えて、濡れた感覚を感じやすくするのもよいでしょう。発達障害があるお子さんの中には、強い便秘症状を示す場合もあります。便が固めの場合、排泄の際に痛みが伴うため便を我慢し、そのためにさらに便が出にくくなるという悪循環にもつながります。便秘になるとかんしゃくを起こしやすいこともあります。そのような状況が続いていたら、医療機関を受診するようにしましょう。発達障害のある子のトイレトレーニングについてはこちらの記事もチェック!時間がかかってもOK!気負わずトライしてトイレトレーニングのベストタイミングは、子どもによって違います。子どもの体と心の準備ができているかをチェックし、家庭ごとのペースで進めていくことが大切。「お友達がおむつを卒業したから」「下の子が生まれてお兄ちゃんになるから」といった理由だけで始めると、かえって親子ともにストレスを感じて挫折してしまうことにもなりかねません。早い・遅いに一喜一憂せず、おおらかに取り組んでいきましょう。
2021年07月24日ついクスッと笑ってしまう家族の日常を描いた、月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんのエピソードマンガ。今回は、絶賛トイトレの最中だった2歳の娘ちゃんが起こしたトンデモエピソードを紹介します。まさか、こんなことになるなんて……!(ママ、涙)ある日の外出時、2歳の娘を連れて公共トイレに入るママ。ここで涙が出るほどの悲劇に見舞われるなんて、思いもしなかった……。これが本当のトイレの神様 思わぬところで赤っ恥をかいてしまったママ。トイトレでの熱心な声かけによる成果が、こんな形で出るなんて(笑)! ちなみにこの後、時間を置いて出ようと試みたものの、流した後に「うんちばいばーい」と叫ばれたそうです……。 ぜ、全力でお察しします!! 著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2021年07月10日フランス在住の私にとって、トイトレは1つの大きな悩みでした。なぜならフランスでは3歳から義務教育が始まり、それまでに必ずおむつが外れていないと入学できないのです。「早い段階でおむつを外したい!」と意気込んでいた私は、息子が1歳半になったときトイトレを始めました。しかしあらゆる方法をおこなってもうまくいかず、大苦戦していたときの体験談です。 1歳半からスタートが基本おむつが外れないと学校に行けないことを知っていた私は、ママ友にどうやっておむつを外せたのか聞いてみました。すると、「1歳半から試して、毎回おまるに座らせることから始めるの」と教えてもらいました。しかし私は「1歳半から!? 最近ひとりで歩けるようになったばかりでもうトイトレ。大丈夫かな……」と不安に。でも、やるしかないので、私は「長い目で見ながら習慣にしていったらできるようになるだろう!」と覚悟を決めたのです。そしてその日から、おむつを替えるときに息子を必ずおまるに座らせるようにしました。 気合いのトイトレ開始まずは息子がおまるに慣れることを目標にしました。最初の2日間は、おまるに座るのは断固拒否。息子は絵本が大好きなので、おまるに座ったら絵本を読み聞かせると、結構すんなり座ってくれるように! 私は「これならいける!」とおむつ外れの日が近いことを確信したのです。しかし、それから2カ月間、息子は毎回おまるには座るものの1度もおしっこをしませんでした。私は息子がおまるに座ったときに水の音を聞かせたり、少量のぬるま湯をおまたにかけてみるなど試しましたがうまくいかず、疲れてきました。 トイトレにも時期がある他のママ友にトイトレの様子を聞いてみると、「トイトレの時期は1歳半から始める子もいるけど、成功するかは子どもによってさまざま。まだ時期じゃないんだよ」とのこと。私は「習慣にすればなんとかなると意気込んで始めたけれど、息子はまだ歩き始めたばかり。息子にも成長のペースがあって、しつけにも時期があるんだ」と気づきました。 私自身も、頑張って毎日トイトレをしても時間ばかりかかってしまい、おまるでおしっこをしてくれないことがストレスになっていました。トイトレは一旦やめて、息子の成長を待つことにしたのです。 悩みの1つだったおむつ外れをできるだけ早くしたいと思い、1歳半を機にいろいろ試しながら2カ月続けてきた私。ママ友の助言を聞いて、私は「成長のペースは子どもそれぞれ。おむつ外れの時期も子どもによって違う」ということを学びました。息子が2歳になる今、理解がよくできるようになったので再度トイトレを始めてみようと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2021年06月26日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。今回は2歳の長男のトイトレについてお話ししたいと思います。2人目の出産が6月だったので、赤ちゃんとの生活に慣れたころから長男のトイトレを始めました。そのとき長男は2歳4カ月でイヤイヤ期真っ盛りでした。 トイレを嫌がるまずは補助便座とトレーニングパンツを4枚購入してトイトレ開始。食事の前後と外出前、入浴前、就寝前にトイレに誘うことにしました。しかし、相手はイヤイヤ期。「ごはんの前にトイレに行こうか?」と聞いても、毎回「行かない!」から始まり、無理やり連れていくと大泣き。 トイレに座ってもすぐに「おしっこ出ない!」と言って逃げてしまい……。これではトイレが嫌いになるばかりだと思い、何か良い方法がないか調べ始めました。 トイレに入ってもらうために思い付いたのは、トイレに入ったらシールを貼るという「ごほうびシール」作戦。もう1つは長男の大好きな電車の写真をトイレにたくさん貼り付けることでした。作戦は成功し、「トイレに入れたらシールを貼ろう!」と言うと、長男はトイレに喜んできてくれるようになりました。貼り付けた電車の写真を見ながらゆっくりとトイレには入れるけれど、肝心のおしっこはなかなか出ることはなく……。気付けば半年ほど経っていました。 ついに…!?おしっこが出ないまま半年……。私自身の焦りも出てきて、おしっこが出ないことにイライラしてしまうこともありました。毎日何度も漏らしてパンツや床を掃除して、一度トイトレをお休みしようかな……と悩む日々。 足台の高さを調整してみたり、お茶を飲ませてどのくらいでトイレに行きたくなるのか観察してみたり、長男が楽しそうに遊んでいても何度もトイレの確認をしたりしていました。 そんなある日、朝食後にトイレに行くと突然おしっこが出たのです! うれしくてうれしくて、長男とやったー!と一番大きなシールを貼りました。 今でも遊びやテレビに夢中になってしまうと間に合わないこともあり、まだトイトレが完了していません……。親としては焦ってしまいますが、トイレでおしっこが出るまで半年かかりました。長男のやる気が出て、トイレの心配をせずに過ごせるようになるのを気長に待つばかりです。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2021年05月25日たんこんちは ボロボロゆかい
ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル