赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! おっぱいの始まりは病院で教えてくれるのに、終わりについて教えてもらえるところは少ないと思います。卒乳(断乳)についての情報は、ママ友やネットから情報を得ることも多く、いろいろあってわからないというママは多いのではないでしょうか。 今回は1歳半前後の子どもをもつママを対象に、ラクに卒乳(断乳)ができるための準備についてお話していきます。 卒乳と断乳の違いは?まず最初に、断乳と卒乳の違いを知っていますか? 様々な捉え方がありますが、主に以下の違いがあります。 断乳:ママのほうからおっぱいをあげないようにしていくこと。夜間だけの夜間断乳、保育園に預けている間だけお休みするといった部分断乳というものもあります。 卒乳:子どもがおっぱいを飲まなくなること。子どもの自発的なものなので、親子共に満足度が高いものです。子どもが欲しがらなければ、積極的にあげないようにする計画的卒乳というものもあります。 卒乳(断乳)の時期は?卒乳(断乳)の時期は様々で、日本ではかつて1歳での卒乳(断乳)をすすめられていましたが、WHO・UNICEFは2年以上の母乳育児を推奨しています。それとともに最近では、1歳を超えても授乳を続けるママが増えてきている印象です。私の開業している母乳外来でも、卒乳(断乳)の時期は1歳〜1歳半が多いです。ある調査では、1歳半までに卒乳する人が約8割となっています。しかし、これは断乳も含まれていると推測します。 ステップ1:断乳をする日程を決めよう卒乳は日程を決められませんが、断乳はママが日程を決めておこなうことが多いです。断乳をする場合、寝かしつけがおっぱいになっていることが多いので、お子さんが泣き続けて親子共に数日夜間眠れなかったり、機嫌が悪くなったりすることがあります。できるだけ、パパのお休みや連休を使うなど、他の家族に協力をしてもらうようにしましょう。お子さんの体調が悪いと、機嫌も悪くなることもあるので、ママやお子さんの体調が安定しているときが良いと思います。体調が安定しやすいので、気候が安定している秋や春の時期もおすすめです。日程を決めても、お子さんの体調が悪くなってしまったら延期するようにしましょう。 ステップ2:授乳回数を徐々に減らしていこう授乳回数や母乳分泌が多いママは、一気にやめるとおっぱいの張りも強く、痛くてつらいこともあるので、授乳回数を1日1〜2回程度ずつ徐々に減らしていくようにしましょう。離乳食のあとの授乳をやめてみたり、お腹が空きそうな時間帯には前もってボリュームのあるおやつやおにぎり、パンなどをあげたりしてみましょう。 日中は、外で遊ぶようにするなど、気がまぎれるように体を動かして疲れさせるのも効果的です。 ステップ3:子どもへ断乳することをお話しよう1歳半前後のお子さんでも、お母さんのお話はかなり理解できています。おっぱいをやめることについて、お話をしてあげてください。わかってないような態度や雰囲気であってもちゃんと理解してくれることがあり、断乳を開始したあとの受け入れ方に違いがでてきます。 例えば、下記のような声かけをしてあげてください。・◯◯になったら、おっぱいバイバイするよ。それまではたくさん飲んでね。・ご飯たくさん食べれるようになったから、おっぱいバイバイしようね。 最後の授乳は、お子さんが満足するまで、ゆっくり時間をかけてするようにしましょう。そして、「今までおっぱいたくさん飲んでくれてありがとう」と伝えてあげましょう。 断乳や卒乳は、おっぱいをあげていた期間に関係なく寂しいものです。家族で協力して乗り越えていきましょう。次回は、断乳・卒乳のセルフケア実践編についてお話しします。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年10月29日第二子不妊治療を開始するため、娘が1歳2カ月のときに断乳しました。断乳自体は予想していたよりもスムーズだったのですが、その後に母乳の代わりに欲しがった物が……!?。 予期せぬ断乳生後1カ月ころから完全母乳で育った私の娘。 「おっぱいはもういらない」 と言われるまでは授乳したいと思っていましたが、娘が1歳を過ぎたころから第二子について考えるようになりました。 娘を不妊治療で授かり、第二子も不妊治療でないと授かるのは難しいと言われていたわが家。通院先の先生と授乳について相談した結果、「投薬があるため断乳をしたほうがいいだろう」ということで急遽断乳を決意することになりました。 断乳は予想以上にスムーズ1歳を過ぎていた娘は離乳食をしっかり食べていたため、断乳に向けて日中の授乳から回数を減らしてやめるようにしました。 眠くなったり不安を感じたりするときに母乳を欲しがることがあったものの、抱っこや歌で落ち着かせておっぱいから離れられるように。夜の寝かしつけでは母乳の威力が抜群だったので私にも覚悟が必要でしたが、娘に 「もうおっぱいとはバイバイね」 と言い聞かせると、数日で昼も夜も断乳をすることができました。 母乳は欲しがらなくなったけれど…おっぱいから離れた寂しさを埋めるため、夜は特に娘をぎゅっと抱いて寝ていました。すると、断乳から数日経ってやたらと私の頭を触るようになった娘。髪の毛がぐしゃぐしゃになるくらい頭を撫で回すのです。 どうやら母乳の代わりになったのは私の頭と髪の毛だったよう。しかも不思議なことに私以外の頭ではだめで、寝ているときに間違って夫の髪の毛を触った娘が 「これじゃない!」 と叫んだことには驚きました。 とにかく私の頭と髪の毛が大好きな娘。4歳を過ぎた今でも頭を撫で回して寝ています。夫とほとんど髪の毛の長さが変わらない私ですが、どうして手の感触だけで違いを判別しているのかが不思議で仕方がありません。ボサボサになるので髪の毛が伸ばせませんが、触らなくなったら寂しくなるなと思う近ごろです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年10月18日みなさん、こんにちは。被り物イラストレーターのかわベーコンです。もう10月ですよ…時の流れが早すぎて、常にタイムマシーンに乗っている気分です。今日は子どもたちのお泊まりについてのお話です。息子も卒乳をしてからだいぶたちまして、ばあばの家にお泊まりもできるようになりました。卒乳、おトイレを覚える、ってところを通過するとだいぶ育児も落ち着く気がします。お泊まりができるようになると、きっと母はこんな気持ちになるかと…■体が勝手に喜びを表現しちゃう!おとずれるひとりの時間…! それはもう宴に近い…。もう、いつもなら横から取られちゃうアイスだってひとりで堂々と食べられるわよ!って感じ。やっぱりひとりの時間って大事ですからね。メンタルぶっ壊す前に頼れるところは頼って、メンタルバランスを取っていきたい所存…。だけど、子どもたちがいない夜を満喫してるとき、ふと家が静かなことに気がつきます。■子どもがいないとさびしいなやっぱりそう思うってことは、もう子どもたちがいて当たり前ってことで。私の生活、人生の一部で、二度と切り離せない、とっても大切な存在だからなのだろうなあ、と考えてました。子どもを持つ前の私ならそんなこと思ってないんだろうな。久しぶりのひとりのさびしさで、子どもたちふたりの存在の大きさを知る母なのでした。
2019年10月18日ウーマンエキサイトをご覧の皆様、こんにちは。赤井トマトと言います。前回、娘の卒乳に悩む話を書かせて頂きました。今回は続きになります。良かったらお付き合い下さい。2歳イヤイヤ期、真っ盛りの娘に心身共にヘトヘトのアラフォーオカンの私。きちんと強い意志を持って頑張れるお母さんは素晴らしいと思います。1日の寝かしつけにおっぱいを無くすなんて…わたしには無理でした。そんなズボラオカンな私は全く断乳する事もなく娘の寝かしつけには全力でおっぱいな毎日。色々と考えては日々の生活で疲れて何も実行せず不安ばかりが溜まっていってました。その日から、段々とおっぱい無しでも寝ている日が少しずつ増えていきました。断乳や卒乳の事を色々悩んだり考えたりしましたが、今となっては授乳していた時期が懐かしくあります。授乳はいつかは必ず終わります。そして一生、その子との間には訪れません。悩まないでもっと授乳を堪能すれば良かった!と、今は思います。授乳という素敵な時間を過ごすお母さん達が、少しでも悩まなくなるような話を描きたくて、今回は卒乳をテーマに描かせて頂きました。読んで頂きありがとうございました!
2019年09月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆様、はじめまして。赤井トマトと言います。4歳の娘、夫、アラフォーな私の3人家族です。どうぞよろしくお願いします。今回は娘の卒乳話をさせて頂きます。娘は1人目の子な事もあり、完全母乳で育てておりました。少しでも授乳回数を減らそうと、牛乳などを与えたり、スイカなど果物を食べさせたり昼寝のタイミングなら抱っこ紐で外出して授乳で寝かしつけしないなど、色々と試してみましたが娘の授乳回数は全く減りませんでした。そして時間が経つにつれ、娘の幼馴染がどんどん断乳していきました。そんな周りを見て慌て始める私と、フリードリンク状態で、しょっちゅう授乳しに来る娘。卒乳や断乳。娘の月齢が上がるごとに、私へのプレッシャーとしてとても大きくのし掛かってました。同じような月齢の子が、どんどん卒乳していく中。なかなか離乳食が進まず、完全母乳で育てていた娘は、1歳まではほぼ母乳で育った?というぐらいに母乳ばかり飲んでおりました。 辞めるタイミングが遅くなれば遅くなるほど、おっぱいへの執着が凄いと聞きましたが、本当にその通りでした。授乳による母親の体力消耗や睡眠不足で、断乳を考える人も多いと思います。私もそうでした。周りの真似して、少し授乳回数を減らす所から始めよう!と思っても、全然減らせない。私が授乳する回数を減らそうとしているのに気がついているのか、娘がおっぱいを求める回数は増えていった気がしました。人は人。自分は自分。娘は娘。と分かっていても、卒乳する子を見ては、慌てる日々。次回は卒乳するまでの事を書きたいと思います。良かったら是非、お付き合い下さい。この記事は、5年ほど前の卒乳の話を書いております。当時は、子供が自然に授乳を辞める事を『卒乳』。母親が授乳を終了させる事を『断乳』と呼んでいた為、この記事では当時のままの呼び方で書き分けております。
2019年08月31日撮影/川上ふみこ こんにちは、助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本です。授乳している姿の写真を撮ったことがありますか? 卒乳をされたお母さんのなかでは、授乳の写真を撮っておけばよかったなと話される方がいます。 今回は、プロのカメラマンである川上ふみこさんに授乳写真についてや撮り方のコツなどを伝授してもらいました。 母と子の写真は意外と少ない娘との母子写真を、公園のスナップショットで撮っていただいたのが縁で、当院で企画する授乳シーンの撮影会などで一緒に仕事をさせていただいている、カメラマンの川上ふみこさん。川上さんは子ども2人のお母さんでもあります。 川上さんは、子どもの写真や父子の写真は多いけれども、意外と母子の写真が少ないと言います。私自身、助産師とはいえ、はじめての育児に自信が持てなかったころに、川上さんに撮っていただいた娘との笑顔の写真から2人の絆のようなものを感じて大丈夫だと背中を押してもらいました。 この時期にしか撮れない貴重なシーン授乳フォトについて川上さんは、こんなふうにお話ししてくれました。 「授乳は母と子をつなぐ大切なスキンシップの時間。それは癒しの時間でもあったりして、ママもほっと心落ち着くひととき。でもその時期は育児に追われて、あっという間に過ぎて終わってしまいます。で、ほとんど全員のママさんが、卒乳して寂しく思うんです。だから、そんな気持ちが少しでも和らぐように、大切な思い出として写真に収めておくことをおすすめしています」(川上さん) 出張撮影・おうちスタジオなど種類も豊富授乳写真は、撮影場所も気になりますよね。今は、依頼すると自宅に来て撮影してくれる出張撮影や、住宅の一室を利用したお家スタジオもたくさんあります。出張撮影はお家でリラックスした雰囲気のなか、自然な写真が撮れるのがメリット。場所によっては出張費などがかかることが多いので、相談されると良いと思います。また、女性カメラマンのほうが安心などあるかもしれませんね。上のお子さんも一緒に授乳を覗き込んでいる写真などもかわいいですよ。 おうちで撮影するときのポイントご自宅で家族に撮ってもらいたいというお母さんに向けて、カメラマンの川上さんから、おうちで撮影するときのポイントを3つ教えてもらいました。 ・明るいカーテン越しの窓際で撮ること・おうちなら自然光が一番・ママさんの肩越しからも撮るママがいつも眺めている可愛らしい赤ちゃんのお顔や、おっぱいを飲んでいる姿を写真に残す。できるだけママ目線で撮ることで、写真を見返したときにその臨場感が伝わる。ママの顔も写る場合は、ママが撮られているという意識のせいか、飲ませることに一生懸命になり、真剣な表情になりがちなので、ちょっと意識して心穏やかに少し微笑むくらいが素敵です。育児真っ只中では、授乳写真を撮っておこうとはなかなか思いつかないことが多いと思います。ぜひ、貴重なこの時期に授乳写真を残してみてくださいね。監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年08月14日母乳や育児用ミルクを卒業する時期は、ママと赤ちゃんのペースでゆっくり決めたいもの。個人差がありますが、離乳食を卒業する1歳半ごろには授乳なしでも大丈夫といわれています。しかし仕事復帰などのママの都合で、焦って断乳させてしまうことも。私も娘の断乳をちょっと強引にしてしまい、後悔しているママの1人です。 1歳になったら断乳しなくちゃいけない?離乳食が進み、おっぱいやミルクの回数が減ってくると、断乳や卒乳を考え出すママも多いのではないでしょうか。娘が1歳になるのを機に仕事復帰の予定だった私は、母親からの「1歳になれば断乳でしょう」という根拠のない言葉を鵜呑みにしていたこともあり、ちょっと強引に断乳をしてしまいました。 そもそも、卒乳と断乳の違いについてもあいまいな知識しか持っていなかった当時の私。子どもの意思で母乳育児を終える「卒乳」ではなく、親の意思でやめる「断乳」という方法しか知らなかったとも言えます。 当時、離乳食も進み、昼間の授乳は卒業できていた娘。入眠時の授乳も1回に減っていたので、寝かしつけさえできれば断乳は簡単だと思っていました。しかし断乳を決行した日から娘はどう寝ればいいかわからず、パニック状態に! 何をしても泣きやまない娘を前に、私も途方にくれるしかありませんでした。結局、随分泣いた末に諦めた……という感じで断乳が完了しました。 どうすれば無理なく断乳できる?前出の母の言葉のように、何となく昔から言われている根拠のない言葉を鵜呑みにするのはよくなかったと思っています。子どもが自ら「いらない」と意思表示するのを待たない断乳の場合、離乳食の進み具合や子どもの成長に合わせて、無理のない時期を設定したいもの。 仕事復帰などの期限が迫ってくると焦りがちですが、夜1回程度の授乳であれば断乳せずに仕事復帰し、自然に卒乳できるのを待つという選択肢もあったのかな、と今なら思えます。 娘にとっては、ある日突然やってきた断乳。もっとやさしく声かけをしたり、母乳をやめることについて徐々に理解を深めたりしながら、お互いが無理のない方法を探せばよかったなと思うこともあります。 断乳してよかったことももちろんある少し強引だったとはいえ、断乳してよかったことももちろんあります。授乳中は、毎晩必ず夜泣きをしていた娘。おなかが空いているという訳ではないようでしたが、私も眠さに負けてついおっぱいをあげてしまう毎日でした。 そんな娘も、断乳を機に朝までぐっすり寝てくれるように。やっと訪れた朝まで眠れる生活に娘の成長を感じ、当時の私は感激を覚えました。睡眠時間を確保できるようになり、娘も私もストレスが軽減されたように思います。 ずいぶん泣かせてしまった娘もその後順調に成長してくれて、今では5歳になりました。現在、第2子妊娠中の私。長女の断乳に関する反省を生かして、次こそは親子のペースで卒乳を目指したいと思います。 イラスト:sawawa著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月13日「ブラのストラップが落ちやすい」「バスタオルを巻いても落ちてしまう」「バージスラインがない」 こんな悩みを「どうせ貧乳だから……」と諦めていませんか? “おっぱい番長”こと経絡整体師の朝井麗華さんによると、バストの悩みの原因は遺伝のせいではなく「胸の硬さ」にあることが多く、本来の筋肉の柔らかさを取り戻せば、1〜2カップのバストアップは当たり前。胸のお肉がないわけではなく、“あるはず”のバストが外側に流れてしまったり、筋肉が本来の弾力を失いバストがしょんぼりとしぼんでしまっている可能性が高いそうです。 今回は、朝井さんにうかがった、ふっくら&上向きおっぱいへと整える「乳トレ」の秘密をご紹介します。 貧乳の原因はパソコンやスマホ!?「美バストのポイント」3つパソコンやスマホを長時間使っていませんか? 小さな画面に集中すると、どうしても“前のめりな姿勢”になりがち。そんな姿勢が続けば首や肩、それを支える胸の筋肉がバリバリにこり、バストが本来の位置や形をキープできなくなってしまいます。特に次の3つのポイントのこりは、バストに大きなダメージを与えるそうです。 ●バストアップを妨げる3つのこり●3-1. 肩甲骨のこり現代女性の多くは肩甲骨が埋もれ、動きが悪くなっているそう。肩甲骨の可動域が狭くなると、胸の動きもブロック。肩が前に落ちてバストを引き上げる力が弱まり、たるみやすくなります。また、筋肉が硬くなることでバストへの血流が悪くなり、豊かなバストが育たなくなってしまいます。 ●3-2. 大胸筋のこり大胸筋はバストの土台。ここが硬く縮んでいると、バストが垂れて全体の位置が下がってしまいます。縮こまった大胸筋につられて肩が落ちたり、肩甲骨の動きが悪くなってしまうことも……。 ●3-3. 肋骨のこり正確には「肋間筋(ろっかんきん)」という肋骨と肋骨の間にある筋肉が大切。別名「呼吸筋」とも呼ばれるこの筋肉が硬いと、呼吸が浅くなって酸素や栄養素の供給を妨げ、バストを外側へと広げる原因になってしまいます。 1回5分!バストアップに効く「乳トレ」3つ「私、美バストポイントがバキバキかも……!」そんな現代女性には、朝井さんの考案した「乳トレ」がぴったり。美バストポイントの緊張を解き放つことでバスト本来のふっくら感を復活させ、本来の位置に戻す基本のトレーニングです。 ●大胸筋をほぐす「バストくるくる」右手の指をそろえて右のバストの下側に添える 左手の4本の指(親指以外)でバスト上部を内から外へ円を描きながらつまりを取りのぞくように30秒間マッサージする 左手を左のバストの下側に添え、同様に30秒間マッサージする ※左右どちらからおこなってもOK ●肋間筋をほぐす「肋骨ほぐし」右手指をそろえて左側の脇の肉をバスト側に集める 右手をじゃんけんの「グー」に握り、第二関節の骨をバストの外側から内側にむかって滑らせるようにマッサージする ※やや斜め上方向へ、バストトップへ肉を集めるイメージで ●谷間をつくる「グーパー推拿(すいな)」両手をじゃんけんの「グー」に握って右手を右わき下に、左手を左わき下に添える 第二関節の骨で外側から内側へと圧をかけながら10回寄せる わき下と同様に(1・2の要領で)バスト上部、バスト下部も10回ずつ寄せる ※ 外側に流れた胸の補正が目的。しっかりと力を入れましょう 正しい位置を覚えさせるように、大きく手を開いてバストを支え、内側に寄せて30秒キープする 朝井さんいわく、圧をかけて痛みを感じるのはこり固まっている証拠。筋肉をしなやかに保つには、続けることが重要です。全てをおこなっても5分程度ですから、痛みのない“流れる体”を目標に、毎日続けたいですね。 バストのこりを解す方法をもっと知りしたい! そんな場合は、朝井さんの著書『おっぱい番長の「乳トレ」 ダメ乳、ポッコリお腹、肩こり撃退!』(講談社,2014)がおすすめです。 流れる身体へと整える「乳トレ」は、全身に効く「乳トレ」のすごいところは、美バストポイントをほぐすことで全身が「流れる体」に整うところ。バストと同時に広がってしまったアンダーバストやウエストも本来の位置に戻り、くびれが出現。胸の動きがスムーズになることで内臓の調子が整い、美肌効果も期待できるそう。 バストに本来の位置と柔らかさを取り戻す「乳トレ」は、全身のボディラインを“ボンッ・キュッ・ボン”に整え、美肌まで実現できるトレーニングなんです。 最後に朝井さんいわく、見た目が美しいバストとは、周囲に流れることなく上を向いた“ふっくら&ブリンブリンおっぱい”。こり固まったバストを解き放つ「乳トレ」で、バストのベストバランスと美しいボディラインをゲットしませんか? 【取材協力】美容家・経絡整体師 朝井麗華さん「美しく健康になるサロン気・Reika」主宰。臨床検査業界を経て、アロマセラピーや東洋医学を学び、中国整体推拿療法の素晴らしさに目覚める。なかでもバストを中心とした施術の的確さから「おっぱい番長」と称される。現在は施術の他、独自技術のスクール、美容健康に関するセミナー、国内外のメディア等で専門家として講師業も行う。最新刊『病気がいやならわきの下をもみなさい』(幻冬舎,2015)はじめ、『おっぱい番長の「乳トレ」 ダメ乳、ポッコリお腹、肩こり撃退!』(講談社,2014)など著書多数。 ●ライター/パピマミ編集部
2019年08月08日市の子育て指導パンフレットには「1歳になったら卒乳しましょう」という言葉がありました。長男が1歳を迎えて少し経ったころのことです。知り合いのママのお子さんが1歳数カ月で離乳食より母乳がメインになり、鉄分が欠乏してしまい、鉄分投与をしてもらいに小児科へ通っているというのです。その話を聞いたこともあって、市の育児相談で保健師さんに断乳のタイミングを尋ねてみました。 断乳はパパの協力が得られるときに保健師さんからは、「断乳は金・土・日などの、パパのお仕事が連休になる前日から決行するといいですよ」とアドバイスをもらいました。パパにはどう協力してもらうのだろうと思い聞いてみると、「ママひとりで対応すると大変だから……」との答えが返ってきました。 その場では、1歳過ぎの子に母乳をあげているママさんともお話しすることができました。家庭や親子の事情によっていろいろな形があることを見聞きでき、内心焦っていた気持ちが和らいだのを覚えています。 “おっぱいでねんね”という手が打てなくなる試練断乳は夫協力のもと、長男が1歳1カ月になる前に決行することができました。一番ネックに感じたのは、夜寝かしつけるときにおっぱいがあげられなくなることです。なんとか寝てくれたとしても、夜間泣いて目覚めたときにおっぱいをあげることができません。 思っていた以上につらかったことは、私が長男の泣き声に耐えられず、母乳をあげそうになってしまうことでした。 結局断乳の初日は、夫の抱っこで、泣き疲れて寝るまでに1時間くらいかかりました。途中私が痺れをきらしてそばに行ってしまい、泣き声がやや下火になっていた息子を余計母恋しくさせたようで、結果再びけたたましく泣かせてしまいました。 寝入るスタイルの習慣化は大きかった完全に断乳するまで、息子は泣き疲れて寝つくことがありました。そのたびに「これでいいの……?」と、わが子の泣き声を聞くのをつらく感じて葛藤しました。幸い夫が簡単には挫けない人で、「大丈夫だから」と根気強く抱っこでゆらゆらして寝かしつけてくれていました。すると、回を増すごとに寝入るまでの時間が短くなってきたのです。そのときはおっぱいを諦めて仕方なく眠ったかのようでしたが、次第に私の抱っこでもすんなりと寝られるようになり、夜間に泣いて起きることが減ってきたのです。 ママと子どもが集うママ子会で市の子育て専門スタッフと話すと、「ママはおっぱいのにおいがするからね」と言われました。たしかに乳児のころから、眠いと胸元に頭を埋めてグリグリ擦りつけてくることがありました。ママの抱っこではおっぱいを感じる半面、パパの抱っこではおっぱいのことがあまり気にならなくなるのかなぁと、自分の中では合点がいったように思います。 パパの協力なしでは、私も息子もなかなか落ち着くことができなかっただろうと、とても感謝しています。以降長男は夜間起床が1回に減り、数カ月後には一晩通しで寝られるようになりました。著者:海老原しずく二男の母。結婚を機に退職、地元の広島県を離れ石川県に移住。下の子を家で見ながら妊娠・出産・子育てに関する記事執筆やイラスト、web制作を中心に活動している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月31日母乳育児中は、「おっぱいをあげているときはいくら食べても太らないけど、おっぱいをやめると太るよ〜!」という言葉を周りの先輩ママからたくさん言われました。頭ではわかっていても、授乳中はどんどん体重が減っていたため完全に油断していたところ、断乳後にどんどん体重が増えていって……!? 授乳しているのにおなかがすかない!?妊娠中に8kgほど増えて63kgになった体重は、産後1年ほどで16kg減ってなんと47kgになっていました。授乳をしているとおなかがすくと先輩ママから聞いていましたが、私の場合は妊娠前のほうが仕事のストレスからくる暴飲暴食がひどくて、授乳中はそれほどおなかがすかなかったのです。どんどん体重が減っていったため、周りの友人からは「病気じゃないよね!? 大丈夫?」と言われていました。 1歳2カ月で断乳娘が1歳2カ月になるころ、第二子妊娠のための不妊治療を開始するにあたり、断乳しました。断乳に向けて昼間の授乳回数を少しずつ減らし、いざ断乳をするときには昼間の授乳も夜の授乳もすべて終わりにしたのです。 断乳した後しばらくは授乳をしていた時間が恋しくて、寂しくなったのを覚えています。このころから少しずつ食欲が増し、少量ではあったけれど食事の際にお酒を飲むようにもなりました。 気づいたら10kgも増えている!?断乳後から妊娠前までの体重に戻るのは、あっという間でした。半年後には5kg、1年後には10kgと順調に増えていき、体重増加が止まりません。さすがに元の体重を超えたあたりから「このままじゃヤバい!」と本気で思い始め、欲望のままに食べ過ぎないようにしたり、なるべく歩くようにしたりと気をつけるようになりました。今娘は4歳。いろいろと意識はしたものの努力の甲斐もなく、私の体重はさらに増え、最終的には11kg増えてしまいました……。 授乳でどんどん痩せていき、「少しぐらい太っても大丈夫」と油断していたせいで、体重増加を止めることがなかなかできませんでした。体重だけでなく体脂肪率もかなり増加してしまったので、娘と元気に生活するためにも運動して体を引き締めたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月24日こんにちは!むぎまるです!普段は第一子を妊娠してから始めた、成長記録のイラストをInstagramに投稿しています。全5話でスタートした「我が家の夜間断乳体験記録」。前回の記事はこちら夜間断乳リアル 3日間計画!!〜2・3日目〜こんにちは!むぎまるです!普段は第一子を妊娠してから始めた、成長記録のイラストをInstagramに投稿しています。全5話でスタートした「我が家の夜間断乳体験記録」、今回は「夜間断乳リアル 3日間計画!!ー2・3日目ー」につ[…]これまでは、夜間断乳を成功させるためのリアルな道のりを4話にわたってご紹介してきました。ラストエピソードの第5話では、夜間断乳を経てどんなふうに卒乳できたのかを書きたいと思います。目次 1 1歳でおっぱい卒業“卒乳”するために2 1日の授乳回数を減らす!3 寝かしつけ方法を変える4 実は大変だった入浴中の卒乳5 残すは朝の授乳タイム!6 夜間断乳から始めて正解だった!!1歳でおっぱい卒業“卒乳”するために私は、おっぱいからの卒業を1歳の誕生日と決めていました。生後9ヵ月ごろ、離乳食も1日3食食べるようになり、おっぱいが栄養摂取のメインではなくなってきました。「おっぱい無くても大丈夫かな…」そう思い始めた頃、まずは夜間断乳に挑戦しました。要は、卒乳に向けて一番大変そうな夜の授乳から減らしていこうという作戦です。その格闘が前回までの4話分の内容です…1日の授乳回数を減らす!夜間断乳完了すれば、あとは日中の授乳回数を減らしていくだけでした。突然授乳無しにしたのでは、子供も困惑するだろうし可哀想だなあと思って「もうすぐおっぱいとさよならしようね」って言いながら取り組みました。日中の授乳回数を減らすことは夜ほど大変なことではありませんでした。なぜなら、授乳していたタイミングでなにかおっぱいから気をそらすことをすればいいだけだったから!授乳キッカケでお昼寝に持ち込むのではなく、体力を使って疲れて寝るようにしました。疲れて寝落ち 児童館・公園・水族館・お買い物・お散歩 お友達の家に行って遊ばせるなど様々な手段を使っておっぱいから気をそらせる作戦です。こうして朝起きてからお風呂まで、日中の授乳回数はほぼゼロになりました。寝かしつけ方法を変えるそれまで寝かしつけは授乳でした。おっぱいを飲みながら寝るのが習慣になっていました。しかし、10ヶ月を過ぎた頃から、少しずつ寝かしつけの時におっぱいだけに頼らないようにしました。no!おっぱい 真っ暗な部屋でトントン背中をさすり続ける・絵本・抱っこ・おんぶなど、色々試してみました。我が子の場合、抱っこヒモで縦揺れが一番効果的でした! 家事が残っているときは、抱っこヒモでおんぶしてたら勝手に寝てくれるようにもなりました。抱っこヒモ縦揺れ実は大変だった入浴中の卒乳お風呂に入っていると丸見えのおっぱいに張り付く我が子でした。お風呂入りながらの授乳が癖になっていました。これをやめさせるのがなかなか大変でした。言葉で言ってもなかなか通じなかったので、実行した作戦は…服着てお風呂入れる!でした。ヒートテックでお風呂 服を着てお風呂に入るのは何だか不思議な心地でしたが、おっぱいを隠す手段としては最適でした。その後はカットバンをおっぱいに貼って隠して入りました。そうしているうちに、お風呂でおっぱいを欲しがることは無くなりました。残すは朝の授乳タイム!習慣となっていた朝起きぬけの一杯、朝授乳。朝おっぱいを求める おっぱいからお茶やお水に置き換え、だっこやおんぶで乗り切りました。しかし、授乳回数を徐々に減らしていたとはいえ、朝おっぱいが張って辛いことはよくあったので、無理せず少しずつ取り組みました。どうしてもというときは、授乳時間を短くしてあげることもありました。無理をしなかったお陰で、徐々に授乳を減らすことができ乳腺炎にもならず卒乳することができました!夜間断乳から始めて正解だった!!私の場合、夜間断乳から始めたことは楽に卒乳するには大正解だったと思います。一番大変な時間帯の断乳を一番初めに終えたことで、後々気持ちが楽でした。卒乳後はさらに食欲がアップした娘!外出時も授乳スペースや時間を気にすることがなくなり、活動範囲が広がりました!親子とも夜はぐっすり眠れるし、機嫌も良くていいこと尽くしでした。『授乳』という子供と母親の貴重な時間が無くなることは、少しさみしい気もしますが、これも子供の成長のひとつ。長いスパンで計画的に卒乳することで、親子共々ハッピーな日々を送れるはずです!全5話で我が家の夜間断乳のエピソードを書いてきましたが、これで最終話です。お付き合い頂きありがとうございました! 皆さんの卒乳計画が素敵な思い出エピソードになりますように。●ライター/むぎまる
2019年07月04日断乳と卒乳。迷われる方も多いのではないでしょうか?私は、一人目を断乳、二人目が卒乳でした。どちらかがよかったと推しているのではなく、一つの体験談として読んでいただけるとうれしいです。■ワンオペのわが家にあった断乳・卒乳スタイルは?離乳食も進んできて、そろそろ気になってくるのが断乳。よく断乳はとても大変だと聞きます。そりゃ、これまで慣れ親しんだ母乳から離れるのだから、そう簡単にはいかないんだろうと思いますよね。そしてネットなどで先輩ママたちの体験談を探したら…・断乳は夫婦の一大行事。夫が連休のときに行う方がいい・ママだと母乳がもらえると思ってしまうから、断乳中の寝かしつけは夫が引き受けるべし・三日三晩泣いて泣いて…家族全員寝不足を覚悟せよこんな情報を目にしました。しかし…■満面の笑みの娘への最後の授乳は…10ヶ月は少し早いような気がする。12ヶ月だと、おめでたい1歳のお誕生日に、赤ちゃんの心のよりどころ母乳とバイバイするのもかわいそうな気が…。そこで中途半端だけれど、11ヶ月に決定。次の子を妊娠した、働きにでる、病気…といった何か断乳しなければいけない理由はなにもなかったのですが、「1歳前には断乳したほうがいいよ」という母の言葉で断乳することにしました。■授乳は母子ともに幸せな時間だった離乳が進み、日中の授乳は少なかったものの、寝かしつけは毎回授乳頼み。三日ほどは眠れないと覚悟していましたが…。一日目はしばらく泣いて、お茶を飲ませてだっこでゆらゆらしていると、いつしか娘は眠り。少し胸が張るけれど、我慢我慢と、私もそのまま寝ました。夜中も何度か起きたけれど、お茶を飲んで30分ほどゆらゆらしていると少し泣くけど寝付く娘。あれ、案外いけるかも…。お風呂では娘に胸を見せないように、ブラジャーをしたまま入り、日を追うごとに娘の母乳への執着は薄れて2ヶ月、断乳は無事に成功。これまでずっとミルクタンクの役割を担っていたおっぱいはパンパンでつらかった。結果的には、娘の断乳は思っていたほど大変ではなく、案外すんなりと終わってほっとしたやら拍子抜けやら。無事に断乳ができて良かったはずなのに、しっくりこない。胸にぽっかり穴があいたように、さびしい。娘が授乳をとおして栄養と安心を得ていたのと同じく、私も授乳をとおして、癒やしを得ていたようでした。妊娠中に仲良くなった、娘と1ヶ月違いのママ友さんが、私の断乳後も授乳を続けているのをみて、すごくすごくうらやましかったです。幸せそうな母子だけの密着時間。いいなぁ…。■卒乳断乳は「いつまで」に縛られなくていいこうして、次に子どもを授かったときには、「断乳ではなく、自然卒乳を目指そう!」と思っていました。「いつまでも乳離れできないのでは」そんな心配もありましたが、遅かれ早かれ、いずれは離れていってしまうもの。そして子どもは二人の予定のわが家では、これが最後の授乳。そして第二子である息子が自然卒乳したのは、3歳半ごろ。びっくりしますよね…(苦笑)。2歳半ごろにいったん卒乳したかにみえたのですが、何かのタイミングでちょこっと飲んでみたり。そこまで頻度は高くないものの、甘えたいときや眠いときなど、飲みたがったときに飲ませて(とはいっても、このころは飲むというより吸っていただけだと思いますが)いました。さすがに2歳くらいからは人にまだ授乳していることを言うことははばかられたので、“たまにこっそり家で”でした。授乳期間が長かったおかげで(?)甘え上手な息子になりました。断乳と卒乳。いつの時期がいいのか、どっちが正しいのか…。いろんな議論がありますが、正解なんてないと思います。親子の数だけ、やりかたがある。いろいろ考えて、答えを出せるといいですね。自分たち親子のことなのだから、まわりの意見は気にせずに…(ただ実際には、外野はいろいろ言ってきたりしますが…)。自分と子どもが納得した乳離れができますように。そして、それまでの幸せな授乳時間を大切に過ごせますように。
2019年06月14日こんにちは! ちゅいママです。先週は三男の卒乳チャレンジについてのお話を読んでくださりありがとうございました。 前回 は卒乳初日にどのような苦労をしたかという話を中心に書いたので、今回は【卒乳したらどうなったか】について書きたいと思います。結論から先に言いますと、三男、無事に卒乳できました。パフパフパフーー!!しかもわりとあっけなく。 当初はすっごい苦労したような感覚でしたが、終わってみれば初日は2時間格闘して、2日目は1時間格闘しただけでした。 初日は泣いて悲しむ姿に「もう少し先延ばしにしようかな」と心が揺らぎましたが、なんと…!!3日目から添い寝で寝られるようになったんです!!(快挙) 1週間ぐらいは大変なんじゃないかと覚悟していたのですが、たった2日ですんなり寝るようになるという結果に。想像以上に早かったです。 というのも、ひとつ工夫したことがありまして。 寝る場所を変えてみたんです。 今までは2階の寝室で寝ていたのですが、夜中にお茶を飲ませたり、お茶がこぼれてタオルを取りに行ったり、泣く三男を1階に連れていって気分転換させたりするのが面倒だったので、1階の和室にお布団を敷いて寝るようにしてみたら、これがまぁ~~楽で!! 2階建てのおうちを建てたもののほとんど1階しか使っていないっていう声をよく聞きますが、どうしても子どもが小さいと生活の中心が1階になりますよね。 和室はオモチャ部屋になっているのですが、オモチャ部屋で寝るようにしたら2人の兄たちも添い寝しなくても寝てくれるようになったんです(私がリビングで片づけをしていても気配を感じるので安心するようです)。三男はまだ寝る時間(20時半)になったからといってすぐに寝られるリズムが出来上がっていないので、本人が疲れて眠くなるまでひたすら遊ばせておきます。 豆電球をつけておくと、お兄ちゃんたちが寝てる周りで三男が一1人で遊び続けているというシュールな状況ですが、これもオモチャ部屋だからできるワザ。 ひとしきり暗闇で遊んでようやく眠くなってきた頃に、担いでお布団に入れて添い寝をすると5分ぐらい泣いて… 寝ます(バンザイ!) 私の気配がないと時々目を覚まして起きますが、それでも添い寝さえしていればまた寝ます。ほんっっっとに楽になりました(涙)(私の場合、授乳を卒業した寂しさよりも、よく頑張った! という解放感・達成感の方が勝っていました)■夜中の授乳がなくなると私のコレが変わった夜中の授乳がなくなって何がいちばん違うかというと、朝の目覚めです。 当たり前ですけど、全っ……然!! 違います!! 今までは夜通し1時間置きに起こされてずーーっとおっぱいを吸われたまま寝ていたので朝起きた瞬間から疲れていて、肩がとにかく凝っていたのですが、まとめて寝られるようになるとスッキリ感が全然違います。あと、夜、子ども達と一緒に寝落ちしてしまうことが少なくなったので、夜の自由時間も確保できるようになりました。 溜まった食器を洗ったり(こんなこともしょっちゅう泣くので全然できませんでした)、テレビを見たり、おやつを食べたり…あぁ幸せ。洋服も授乳しやすさ目線で選ばなくて済むようになりましたし、お出かけ先でちょっと授乳タイム…なんてこともなくなりました。 それになにより卒乳したことで三男の情緒が逆に安定して、1日中朗らかに過ごすようになりました(それまではおっぱいが飲みたくてグズったり、なんだかムシャクシャしていました)。 この1週間で大きく階段を駆けあがった気がします。 1年間、朝も夜も関係なしに24時間母乳育児してきたけれど、それもこれでおしまい。 これにて私の母乳ライフも終了です!! よく頑張りました私。 卒乳して情緒が安定した他に、三男にもうひとつ変化がありました。■情緒安定の他、卒乳して三男が変わったこととは…?三男、とにかくよく食べます。 めっちゃくちゃ食べます。 朝から大量に食べて、朝しっかり食べたくせに昼もしっかり食べ、夜ももちろんたくさん食べる。 2番目のお兄ちゃんとさほど変わらないんじゃないかっていうぐらいよく食べます(誰よりも先に席について誰よりも後に席を立つ(笑))。 誰かが何かを食べていたらすかさず寄って行って「くれくれ!」ですし、そもそも食べ物をかぎ分けるセンサーが鋭いので、こちらもおちおち間食できません。今まで乳に注いていた愛情が、全部食べ物に注がれてしまったようです。 この小さなおなかによく入りきるもんだと感心しますが、実際入りきれていません。 入りきらないとなると、こうなりますよね…。1日5・6回うんち。 ところてんのように食べたら出てきます。 食べたら出す、健康でなによりなんですが…文句言っちゃいけないんですが…正直面倒な時もあります(笑)出かける用意がやっとできて、さぁぁ家を出よう! ってなった時に ぷぅ~~~~~ん…… 片付けが終わってさぁ一息つこう! って思った時に ぷぅ~~~~ん…… 夜寝かせようとお布団に入ったらぷぅ~~~ん…… 乳との戦いが終わったと思ったら今度は便との戦いが始まりました(笑)ガッツ。
2019年06月11日卒乳・断乳エピソードということで、うちの双子の娘たちはいつ辞めたかなと思い出してみました。わたしのおっぱいは最初こそ牛のようにたくさん出ていたんだけど、みるみるしぼんでいき、3カ月頃にミルクと母乳の混合になり、6カ月頃にはほぼ完全ミルクになりました。とにかく離乳食作りが億劫(おっくう)だったので、娘たちが飲んでくれる限り少しでもミルク期間が長いといいなと思っていました。食べムラのある離乳食より、確実に飲んでくれるミルクに全信頼をよせていた私。双子育児だし、まわりのママさんたちも「飲ませたいだけ飲ます」と言っていたので、卒乳なんて考えたことがありませんでした。ところがある日、事件がおきた!■さようなら、ミルク…それはある日、突然にとにかく、上から下から大変だったのですが、それが回復してきた頃…。そろそろ大丈夫かなと思ってミルクを飲ませたら、大丈夫じゃなかった…!! ミルクを全部、布団やら畳やらにぶちまけられました。これが娘たちのトラウマになったのか、これ以降、哺乳瓶をイヤがるようになり、娘たちはあっけなく卒乳したのでした。長くミルクを続けたいと思っていたわりには、1歳前後、一般的にちょうど「卒乳考えようかなー」と思い始める時期にロタ。そこから哺乳瓶拒否になり、「もうこれは神様がやめろと言ってるんだな」と仕方なく腹をくくりました。離乳食を与えはじめていたものの、ロタにかかってなかったらミルクの辞め時が分からず、ずーっとあげていたかもしれない…と思うと、これでよかったのかもなと今は思います。■夢遊病!? 寝たままお茶をゴクゴク…深夜にお茶を求める娘たち夜、このマグを枕元に置いておくと、娘たちが夢遊病のように、深夜勝手に飲むという現象が起こりました。実は、いまだに続いています深夜、勝手に起きてお茶を飲む習慣がついてしまいました。あんな暗い中よく飲めるな…って思うんだけど、本人たちは無意識らしく、飲んだ記憶はないとのこと。むしろ親のほうがびっくりします(急にむくっと起きるから!)。保育園の頃は、私がほぼ毎日お茶を準備していたけど、今は娘たちが「今日はお茶があったほうがいいな」「今日はなくてもいいな」と自分で判断して準備しています。「クセがついてしまって大変」というわけではないけれど、正直ここまで続くとは思いませんでした。子どもは夜寝ているときもたくさん汗をかくし、無意識にでも自分で水分補給しているのかな? と思うとある意味賢いのかな?私は夜に水分をとろうものなら絶対トイレに目覚めてしまうので、好きなだけ飲める娘たちがうらやましいです(笑)。
2019年06月10日ウーマンエキサイト読者の皆様、こんにちは。koyomeです。長女ムスメが1歳になった頃、離乳食はあまり食べず、まだまだ母乳メインでした。夜の授乳の間隔もなかなか開かず、精神的にも肉体的にもきつかったことを覚えています。想像以上にきつかったムスメの夜間断乳。もちろん、結果的に良く眠るようになったし、離乳食を食べる量が増えたりと、決行後のメリットもたくさんあったのですが、あまりの壮絶さがトラウマになり、次女が産まれたとき、すでに頭の中に断乳への恐怖が浮かんだんですよね…それを産後の入院中に助産師さんに相談して笑われた記憶があります。「気が早すぎる!」って。そして、次女も断乳の時期を迎えたのですが…い…いつのまにか終わってました。離乳食を開始する前から、長女ムスメが食べる食事に興味津々だった次女オコメ。いざ離乳食を始めたら食べる食べる! いつのまにか母乳を欲しがらなくなり、母乳が出なくなり、ミルクを足しても全然欲しがらなくなりました。なので、正直いつ断乳したか、正確な日にちは分かりません。最後の記憶は「あ、昨日の授乳が最後だったかも…」です。…私にとっても最後の授乳だったわけで、もう少し意識しておきたかったなぁと。こんな感じで、断乳も子どもの個性が出るんだな、と思った話でした。まぁあんなに離乳食を食べてくれたオコメも、今は立派な小食偏食大魔王になっていますけどね…!
2019年06月09日こんにちは! ちゅいママです。 先日友人と卒乳した時の話になったもので、今日は我が家の三男の卒乳にチャレンジした初日の話を書きたいと思います。 当時の記録が残っていますのでそちらを振り返りながら書いていきますね。 卒乳を決意したのは彼が1歳1か月になった頃でした。 添い乳で寝かせていたのですが、あまりにもコマ切れ睡眠で30分~1時間おきに泣くので、私が全く寝た気がせず疲労困憊状態だったので思い切って卒乳を決めました。 ■三男の卒乳チャレンジ!この日三男は卒乳、初めての夜を迎えようとしていました。三男にとっては初めての卒乳ですが、私にとっては三度目の卒乳チャレンジです。 昼間はおっぱいを飲まずに過ごせていましたし、この日はたっぷり遊ばせて体力も使っていたので、夜ももしかしたらスムーズにいくんじゃないかな? って気がしていました。 現に21時に寝かしつけた時には、夫の寝かしつけで寝る事ができました~~!! すごい! 意外とあっさり寝ましたね!! 今までは常に寝かしつけは私の役目だったんですもの。それが夫の抱っこで寝れるようになっただなんて…しかもコテンと寝ただなんて、幸先いいスタートを切りました。 もしかしたらこのまま朝まで寝るんじゃないの? …と淡い期待を抱いていましたが、そんな一筋縄ではいきません。午前0時。 ボーンボーンボーン……。 起きました…。しかもおもいっきり泣いてます。 だけども、聞いてください!!21時から24時まで3時間続けて寝られただけでも、この子からしたらすごい事なんです! 快挙!! さぁ~~ここからが勝負。 今まで泣けばすぐにおっぱいをくわえさせて寝かせていたんですもの。おっぱいがないとなると、どうやって寝かせたらいいのやら。 ■そして、作成開始!まずは作戦その1!【「牛乳あるよ」作戦~~~!!!!】 さっそく枕元に置いておいた牛乳をあげてみました。 1歳を過ぎて牛乳が解禁になったので、少しでもおっぱいに風味の近い牛乳でも飲んで心静めるがよいわ!! と思ったけど、 あぁぁぁっ!! 隊長ーーー!!失敗しましたーーー!! 全力で牛乳を投げ捨てられ、むなしく床に転げ落ちましたーーー!! よしっ! ならば次!! 牛乳がダメなら王道で【抱っこ作戦!】 鉄則です! 抱っこでゆらゆら。だいぶ長い間ゆらゆらし続けました。 でも…まったく泣き止む気配がしません。泣き止むどころかむしろますますひどくなるばかり…ど…どないしよ。 こうなったら最終作戦に切り替えます!! その名も、 【大好物で気分転換しましょ作戦~~~!!!!】 三男を抱っこして1階に降りていき、台所へ連れていき、お茶を飲ませてイチゴを与えてみました。 夜中の12時過ぎにイチゴ。 いいーーんです!! 夜中にイチゴを食べさせていいなんて、どこのマニュアルにも載ってないけれどそんなことはどうでもいいんです!一度泣き止んで心落ち着けてくれるのなら夜中にイチゴを食おうが何食おうがかまいません。そんな境地です。 大好きなイチゴを食べる事ができて本人大変ご満悦。 暗闇でイチゴを食べながら(寝室に戻ってきました)、傍らにはお茶だの牛乳だの一式広げて、食べて飲んで雄たけびあげて、 宴が始まってしまいました。 ドンチャンドンチャン。ひねりつぶされたイチゴの汁で床がべちゃべちゃです…。 イチゴの宴で超ご機嫌になったものの時刻は深夜1時です。さぁ…どうしましょう。ここからどうやって寝かせばいいんでしょうか(笑) さらに困った事に思いがけない事が起こったんです。 最初の抱っこの大泣きの時点で、お兄ちゃん(長男)が起きちゃったんですー!! いつもはどんなに泣いても気づかずに寝ているはずの長男が、この日に限って泣き声に反応して目が覚めてしまったらしく、しかも弟が泣いているのを聞いて長男の方が泣き出してしまったんです。なぜ~~~!!いや…なんで長男が泣くのよぉ~~~。 やはり子どもなりに異変を感じとったのでしょうか。三男がおっぱいをもらえず泣いている姿をみてかわいそうになったんでしょうね。 「おっぱいあげてよぉ~~…あげてよぉ~~~」って言いながらシクシク泣き始めてしまいました。 優しい心なのは素晴らしいのですが、まさかこんな事態になるとは思っておらず、兄弟のあるなしによっても断乳事情が変わってくるんだな~と実感しました。 子ども1人ならその子だけに集中してあげられるけど、他に兄弟がいると他のメンバーが予想外の行動を起こしてくるんですね。 しかも長男だけじゃなくて、なんと次男までもが!!ふと目を覚まして「ママーーー!」だの「パパーーー!!」だの喋りかけてきて… わーーん! ナニコレ! 全員起きてる!! しかも全員泣いてる!! 最悪な状況に陥ってしまいました。 この状況を打破するためにイチゴの宴を開催したのですが、宴が終わったあと寝かせようとするとものすごく泣いてしまうので、さっさと白旗をあげて、三男には好きなように遊んでもらいました。夜中にパソコンのキーボードをたたいて、 大はしゃぎで遊んでいます…。 バンバンバン!!ダシダシダシ!ベンベンガンガン!! そんなに叩いちゃキーボード壊れちゃうかもしれないけれど、この際もういいや…。 キーボードが壊れてもいいのでとにかく三男に泣いてほしくなかったんです。泣く事で上の2人がさらにややこしくなるので。 結局長男はそのまま目が覚めてしまったままです(しかもまだ泣いてる)。 これは一体いつになったら寝られるんだろうかと少々不安になりつつも、しばらく遊んで気が済んだ三男がトコトコと私の元へとやってきました。どうやら眠いのは眠いようです。 そりゃそうですよ。お昼寝も1回しかしていないし、夜だってまだ3時間しか寝てないんですから。 目がとろーんとしておててもぬくぬく。寝たいのは寝たいんだろうけど、おっぱいがないと寝られないんですよねぇぇぇーーー。 ■本番スタート…!ここからが大変でした…!! 泣いて泣いて、布団の上を転げ回って大号泣です!! 最初は「どうしてくれないんだーー!」と怒っているような泣き方でしたが、そのうち悲しそうな泣き声にかわってきてしまいました。 私もずーーーーーっと体をさすったり、声をかけたり、子守歌を歌ったり、呼吸を合わせたり、足を撫でたりと、あの手この手で落ち着かせようとしたんですが、こんな事で寝るような男ではありません(超しつこい)。 ずっと泣き続ける三男に集中してあげたくても、ご近所迷惑も気になりますし…。夜中に赤ん坊の泣き声が1時間も2時間も続くとなると苦情でも来てしまうんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていました。 そしてなによりとても悲しそうに泣いて、それでもおっぱいを求めてくる三男を目の当たりにして いっそのこともう与えてしまおうかと心揺らぎました。 何度心折れそうになったことか!! こんなに泣いてるんだもん。もう少し先延ばしにしてもいいかな。寝不足だって私が我慢すればいいことなんだし。 そう何度も思いました。でもここでやめたら、今までの1時間半が何のために泣いてたのか分からなくなるし、余計にかわいそうですもんね。 三男も辛抱。私も辛抱。 こうなったら2人の我慢くらべです。 お布団の上をゴロゴロ転がりながら泣きじゃくりながらも、最終的には眠気の方が勝ったようで泣き寝入りしてくれました…ホッ…。 かなり泣いたような気がしたけれど時刻を見たら深夜2時。 大号泣していたのはせいぜい30分か40分といったところでしょうか。 でも泣き声って体感ではものすごく長く感じるんですよね。。 0時から2時までのちょうど2時間。あの手この手で格闘しましたが、なんとか寝てくれました!!! はぁぁぁ~~~~!!!! かわいそうだったけれど、これも大事なステップのひとつ!! このあともう1回起きたりするかな? と不安に思っていたのですが、どうやらそのあとは4時間連続で寝続けて6時に起きました!! 記憶が定かではないのですがふと見た時にはひとりでガチャガチャ遊んでたので(こんなの初めて)、泣かずに6時には起きていたらしいです。 成長したぁぁぁ~~~!!!! 少々手こずりましたが、まぁこんなもんでしょ! 着実に成長の階段一段あがりましたとさ!! ■あれから4年…こうして読み返してみるとまるで昨日のことかのように思い出されます。現在三男は5歳。大きくなりましたねぇ…。
2019年06月03日タイミングを見失った娘の授乳事情と泥沼化した卒乳の体験談です。長男の場合。「離乳食が始まると昼間の授乳は少しずつ減り、1歳になるころにはおやすみ前の1回のみ。次第に、それがなくともスゥーっと寝入ることが増え自然と卒乳…」と、まるで育児書の一例のような卒乳でした。しかし、その後一度だけ夜におっぱいを欲しがって泣いたときに、オッパイを飲ませず、抱っこやおなかポンポンでムリヤリ(?)寝かしつけてしまったことがありました。「本人のペースを無視してしまったかな」「無理強いしてしまったかな」と、ちょっぴり後悔が残りました。■娘への負い目で卒乳タイミングを見失うそんなわけで娘の授乳は「とことん付き合う!」に作戦変更。これは当然、息子同様「娘も1歳前には授乳回数が減るだろう」というのが前提だったのですが、とんだ目論見違いでした。上の子がいると、生活リズムはどうしても上の子中心になりがち。下の子はベビーベッドでゆったりしてもいられず、上の子につき合って抱っことおんぶでアクティブに過ごし、その間、下の子ができる主張はオッパイのみ…。そのせいか、上の子以上にオッパイへの執着が強くなったような気がします。夜は、静かに寝てほしい一心で、ちょっとでもグズったら下の子にはオッパイを飲ませるという日々。気がつけば1歳を過ぎてもなお、夜中の頻回授乳が続いている泥沼状態…。夜の授乳も夜泣きも、2回目となれば多少は「ゴールが見えているからがんばれる」はずだったのに、2歳近くなってもまだ終わらないとなると、ゴールなんて完全に行方不明。とっくに通り過ぎているのに、コースを飛び出して意地になって市中を走り回っている感じです。■「卒乳は本人のタイミングで」にこだわりすぎかも…!?「卒乳は本人のタイミングで」「とことん付き合う」にこだわりすぎて、娘も私も終わらせ方がわからず惰性で「飲み・飲ませ」ているのではないか?さらに授乳に関して、「息子のときこうだった」から「娘もこうだろう」と決めつけていないか? と、このころ、ようやく気がつきました。そして夜中に何度も起きていては私はもちろん娘も寝不足になってしまうのでは? という心配もあります。そんなわけで娘の場合、2歳を過ぎてようやく本腰をいれて卒乳にいどみました。2歳ともなると、こちらの言葉への理解もどんどん進み、おしゃべりも上手になると同時に主張も激しくなってくるころ。とりあえず声かけから始めてみるも、イヤイヤ期に突入しつつある娘の答えは当然…。■イヤイヤ期の卒乳作戦に、禁じ手を出してしまったこうなってはお互い引くに引けません。子守唄やおなか・背中ポンポン、絵本の読み聞かせ、その他いろいろ育児書に記載されているような方法は一とおりやりつくした上で、正攻法の説得に応じないなら…最後の手段です。コレだけは使いたくなかった…しかしお互いの良質な睡眠のため、背に腹は代えられません! あの人の力を借りるしかない…。ひと言です。「ウソっこ赤ちゃんどこだどこだオバケ(長い)」なぞのこの人の登場をにおわせるひと言で、長かった娘の卒乳(授乳)は完了しました。私の場合ですが、普段は脅かしたり恐怖心を与えるような接し方はしたくないと考えており、オバケや鬼を引き合いに出すことはありません。なので「オバケ」と言ったところで、娘に響くどうかかわかりませんでした。でも、何やら得体の知れない雰囲気を感じ取ったらしく、聞くや否やバッとオッパイから顔を離し布団にもぐりこみました。私にとっては禁じ手の「オバケ」を、言い聞かせるのに使ったのはこのときが初めてです(そして最後の手段です)。それからは「オバケ」の件には触れず、布団に入ってギュッと抱くように体を密着させるとスゥ~と寝るようになりました。「オバケを登場させてまで無理やりに授乳を終わらせた」と言えなくはないですが、娘の様子見るに授乳については「大・満・足!」で、私は私で「やり切った感」がありこれはこれで良しとします。途中、体力と睡眠時間を削る泥沼状態があったものの、「卒乳」は誰が何と言おうと結果オーライ大成功です。
2019年05月28日今回は長女ほぺこの卒乳のお話です。ほぺこは今でもおっぱい大好きっ子で、ぶっちゃけ次女が産まれる直前まで寝る前におっぱいを触りながら寝るのが習慣なくらい執着していました。■ほぺこの卒乳プロジェクト始動!そんなほぺこから授乳をやめさせるんですから、すんなり自分からやめてくれるはずがありません。汗別に減るもんじゃないのでほぺこの気がすむまで授乳してもよかったんですが、いかんせん私の乳首が痛くてしょうがない…。さらに夜中に起こされるので寝不足もピークになり、色々限界な親の都合で卒乳プロジェクトが始動しました!!この時点で昼間の授乳は自然となくなっていましたが、問題は夜!!寝る前や途中で起きた時、睡眠薬代わりに乳を欲しがっていました。もはや精神安定剤としての役割でしかない授乳をどうやって終わりにするか…。まずは夜中の授乳からやめさせてみることに。色々対策を考えた結果…■私は何にも気づいてな〜い !!ほぺこが起きたことに気づかないフリをしてたぬき寝入り!!すると、フガフガ言っていたほぺこが、睡魔に負けて寝てしまったではありませんかっ !! 笑この強硬手段が意外と成功し、3日目には夜中に起こされることはなくなりました。この勢いにのって寝かしつけの授乳も一気にカタをつけたい!!ここは旦那にも協力してもらい、私抜きでの寝かしつけへ。すると最初こそ「ママー!」と愚痴っていましたが、すぐにすやすや眠ってくれました。ここまでは拍子抜けするくらい順調。いよいよ最終ステージの「私とマンツーマンでのノー授乳」にチャレンジ!!ちょっとフガフガ愚図り出した時の奥の手は… ■YouTubeの力を借りて卒乳完了!?やっぱりYouTubeでした。うちの子の場合、赤ちゃんがよく寝ると評判の音楽はあまり効果がなかったんですが、旦那が探してきた超マイナーソングがテキメンでした。笑ハワイアン調の耳障りのよい優しい音楽だったので、眠りを誘ったのかもしれません…!こうして特に苦労することもなく卒乳させることに成功しました。もともと私の母乳自体がほぼ出なくなっていたので、おしゃぶりをやめる感覚だったのかもしれません。長女は2歳手前までかかったけど、果たして次女はどのくらいかかるかな?できるだけ母子共に負担のない卒乳になりますように。。。
2019年05月23日私の授乳の経験談をお話します。長女のときは、私が妊娠をしたのが原因で、断乳することになりました。おっぱいをやめないと流産をするかもしれないと医師にいわれ、仕方なくそうなりました。最初は長女は泣きましたが、このときは、おっぱいのかわりに彼女の好きな子守り歌を歌うことで、しだいに彼女の涙はなくなりました。断乳は長女が泣いた記憶があったので、次女のときは、ゆっくりと卒乳したいと思っていました。しかし…次女は突然、おっぱいを飲みたいとまったくいわなくなりました。おっぱいよりも、おかしのほうが好きになっていました。…そして、おっぱいをお風呂でみると、フフッとほほえむようになりました。おっぱいを見るのは好きみたいなのですが、飲もうとは思わないようでした。そのとき、私はひっそりかくれて泣きました。成長の証でうれしいことのはずなのに、さみしかったのです。もうおっぱいに未練なんてまったくないというふうに、ご飯やおやつをモリモリ食べて、グーグーと眠る次女をぎゅっとだきしめ、毎日眠りました。私にとって授乳の時間は、癒しのひとときでした。本当に幸せな時間をありがとうと今は娘たちに感謝しています。
2019年05月22日妊娠前から脇にお肉がついていることがコンプレックスで、ノースリーブの服が苦手でした。そんな私が妊娠したことで脇に変化が起き、「副乳」があることが判明。今回は、私の妊娠中の副乳についてお話しします。 「副乳」って何!?人間の乳房は進化する過程で、左右一対の状態になっていますが、副乳は「退化しきれなかった乳房」と考えられているようです。私は脇の部分にありますが、人によってはおなかに副乳がある人もいるよう。妊娠する前から、ふくらみ具合や小さな乳首が付いていることで気が付く人もいるようです。 妊娠して副乳におきた変化妊娠するとホルモンの変化から、乳輪や脇などが黒ずみやすくなるといわれています。それと同様に、私の脇に小さいほくろのようなものがあらわれました。よく見ると、2mmくらいの乳首のようなものがついていたのです。 また、脇のふくらみも少しずつ大きくなっていき、脇を閉じるとふくらみが以前よりも目立つようになりました。普通に生活していると痛みはありませんが、押さえると乳房を押したときのような痛みがありました。 助産師外来で相談すると……私は妊娠して副乳の存在に気が付きましたが、だんだんと「副乳ってどこまで成長するの?」「副乳も母乳は出るの?」と不安になり、産院の助産師外来で助産師さんに相談することにしました。 助産師さんからは、「副乳でも乳腺が通っている人と、通っていない人がいるようで、産後、副乳から母乳が出る人もいます。個人差がありますが、妊娠すると乳房が大きくなるように、副乳も大きくなる人もいます」と、教えていただきました。副乳に乳腺が通っていることもあるなんてびっくりしましたが、副乳を見守りながら妊娠生活を過ごしました。 妊娠によって気付いた私の副乳。次回は、産後の副乳の状態についてご紹介したいと思います。 イラスト:sawawa著者:田中麻奈一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月20日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、偶然できたわが家の卒乳時のお話です。■突然訪れた卒乳のきっかけその頃はまだ寒い次期だったので、娘は1歳を過ぎたくらいだっただろうか。まだ寝かしつけの時の添い寝授乳も日々の習慣であったが、娘は歯も生えてきたので、虫歯にさせないためにはそろそろ卒乳をしたい頃合いだった。見た感じはすっごい強そうなくせにもともと体力のない妻は、出産後風邪ばかりひき、抵抗力は一層落ちている様子だった。おっぱいを作ることははとてもエネルギーが要るという。これは明らかにひとつの要因である。卒乳の機運は高まっている。本当はすぐにでもしたい。そんな話にはなるものの、おっぱいを飲むわが子のかわいさに、妻もなかなか踏ん切りがつかない様子もあった。そんな時、妻が高熱で寝込んだ。インフルエンザだった。■妻を隔離して迎えた夜娘は感染していないため、妻は寝室に隔離し、われわれはリビングで寝ることにした。タミフルが処方されているため、どちらにしても母乳はあげられない。「これは卒乳のいい機会かもしれない。ま、つるちゃんは大変だろうけど…」確かに、娘の面倒はしばらく私一人のワンオペになる。とはいえ、日頃から娘と多くの時間を過ごしているのは私の方だ。妻が出張でいない夜にも慣れているし、ミルクでの寝かしつけもよくあることなので、そこまで深刻な事態ではないんじゃないかと思った。1日目の夜。娘はママを激しく求めた。隣の部屋にママがいることもわかっている。いつもと違う部屋で寝かされるのも違和感があったのかもしれない。とりあえず、リビングで危険がないよう、私は余ったマットレスでバリケードを作り、娘を寝かしつけた。2日目の夜。やはり、ママが恋しいしおっぱいも欲しい。妻の熱はいまだに高い。これは長い戦いになるかもしれないと思った。そして3日目の夜。娘は、おっぱいのことなどすっかりどうでもよくなっていた。私にとってこの数日間のワンオペは大変だったような気もするが、正直あまり覚えていない。とにかく、インフルにかこつけたら、卒乳はあっさり成功した。それだけははっきり記憶に残っている。卒乳すると、程なくして妻のおっぱいは出なくなった。長い育児の旅の、ひとつの終わりを感じた。
2019年05月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。 前回 は完母で育てた長男の卒乳エピソードを書きましたが、今回はミルクで育てた次男の卒乳エピソードを書きたいと思います!■最初は混合、その後完ミで育った次男次男が生まれて3ヶ月くらいまでは混合で育てていました。母乳の出が長男のときと違ってそこまで良くなかったのと、長男がまだ3歳だったこともありバタバタすることも多かったので、おっぱいの後にミルクを足す感じでした。夜はミルクを飲ませた後に寝かすという感じでしたが、ミルクを飲みながら寝る→そのまま次のミルクの時間までぐっすり寝るというサイクルでした。3ヶ月過ぎを機に完ミ(完全ミルク育児)になり、ミルク大好きっこに。量は守っていましたが、足りなくて泣き出すことも…(笑)そして夜はミルクが入眠アイテム化している気がして、このころから卒乳がちょっと不安に。■いよいよ離乳食開始! すると離乳食も順調に進み、ミルクの回数も徐々に減らしていきました。長男のときと同じように、減らしても欲しがって泣くということもなく、かなりスムーズでした。そしてついに夜のミルクをなくそう! と決意し決行!!ミルクがなくて寝れなくて泣かれたら…と不安にも思いましたが、“ある物”のおかげか泣くことなく寝て、そのまま朝まで起きませんでした。ある物の正体とは…おしゃぶりです!長男はおしゃぶりも拒否だったのですが、日ごろから哺乳瓶に慣れている次男はおしゃぶりも大好きでした。なので夜はおしゃぶりを口に入れると寝てくれました。今度は逆におしゃぶりがないと寝れないんじゃ…という不安にはなりましたが(笑)■順調すぎた卒乳へのステップ最後にあげたミルクは1歳になってすぐのころでした。このころは明らかに遊び飲みしているのがわかっていました。お腹が空いてるから飲んでるんじゃないなと思う行動。なかなか減らないし、哺乳瓶の乳首だけ噛み噛みしていたり…(笑)これはもう卒乳のサインかな? と思ってミルクがなくなると同時にミルクを卒業!すると次男もスムーズに卒乳することができました。兄弟そろって卒乳に悩むことがなかったのはすごく有難かったです。そしてミルク以上に不安だったおしゃぶり。こちらは1歳3ヵ月くらいで卒業しました。あると口に入れてしまうので、おしゃぶりをする時間を少しずつ減らして、最終的に寝るときのみになっていたんですが、試しになしで寝かせてみたら普通に寝たので卒業しました!
2019年05月17日こんにちは、助産院ばぶばぶのHISAKOです。1回の授乳で、赤ちゃんが片方しか飲まなかったということはありませんか? たまにならいいのですが、これが毎回続くとよくないこともあります。なぜ危険なのか、片乳授乳のリスクについてお話しします。 母乳が出るしくみとは作られた母乳は少しずつ乳管腔に溜まって行き、授乳間隔が空くと満タンになります。乳腺腔の真ん中には、脂肪分以外の母乳成分が溜まり、脂肪分は乳腺胞の壁に付着しています。 赤ちゃんがおっぱいを吸うと、その刺激で母乳分泌ホルモン(オキシトシン)にスイッチが入ります。するとホルモンの分泌を受けて、乳管胞を取り囲む筋肉が収縮し、中に溜まった母乳を排出する「射乳反」が起きます。 授乳の最初と最後で栄養価が違う射乳によって乳管胞の容積が小さくなるにつれ、徐々に壁からはがれ落ちた脂肪分が乳管へと押し出されて行きます。乳頭に向かって、より脂肪含有量の高い母乳が流れ出て行きます。 飲ませ始めの母乳(前乳)より、飲ませ終わりの母乳(後乳)のほうが栄養価が高いので、ぜひ赤ちゃんに後乳を飲ませましょうという片乳授乳推進の意見につながっているのはそのためだと思います。 後乳だけを飲ませるのはあり? なし?未熟児や低出生体重児、早急に高カロリー食で体重を増やさなければならない赤ちゃんは体力がないので、後乳を飲む前に放心してしまう可能性が。だから前乳は搾って捨てて、後乳を飲ませることを優先する指導が存在します。 でも、前乳に栄養がないわけではなく、健常新生児にわざわざ高カロリーな母乳のみを選んで与える意義は感じません。 また、片側をとことん飲ませる授乳方法では、反対側を同等に飲めるはずがありません。結局片っぽで赤ちゃんは力尽きてしまいます。こうなると反対のおっぱいをくわえさせようとしても無意味です。 アンバランスな授乳は乳腺炎になる可能性も授乳間隔が3時間ごとだと仮定すると、片乳授乳なら飲まなかった側は6時間も授乳間隔が空くことになりますね。そのうち、左右のおっぱいはアンバランスになって心身ともに収拾がつかなくなってしまいます。 片乳授乳を励行することで乳房内に長時間母乳が溜まったままにすると、張ったおっぱいを赤ちゃんが上手に飲めず浅吸いになる結果、乳頭亀裂の原因をつくり、乳腺炎になるリスクが上がります。だからこそ、一回の授乳では必ず両乳を飲ませてほしいと思います。 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2019年05月15日こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)になると、1日の離乳食の回数が3回になるので、今までよりも離乳食を食べる量が増えていきます。しかし、9~11カ月ごろ(離乳食後期)になっても離乳食を食べたがらず心配というママもいます。 今回は、9~11カ月ごろ(離乳食後期)になっても離乳食をほとんど食べてくれない子へのアプローチ方法をお話します。 離乳食を食べない赤ちゃんを持つママの悩み離乳食を食べない赤ちゃんを持つママから多い、2つのお悩みにお答えします。 Q1 母乳・ミルクばかりでも大丈夫?9~11カ月ごろ(離乳食後期)は離乳食と母乳・ミルクの栄養の対比が6:4~7:3と言われています。そのため、あまりにも離乳食を食べてくれなかったら心配になりますが、母乳・ミルクにも栄養があります。離乳食後は、ミルクの場合は適量を、母乳の場合は赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげましょう。 Q2 卒乳したほうがいい?「離乳食を食べなければ、その後は母乳(ミルク)が待っている」と赤ちゃんは分かっているから、食べない場合があるのではないか? 卒乳したら嫌でもおなかがすくから離乳食を食べてくれるのではないか? と相談されるママもいます。でも、9~11カ月ごろ(離乳食後期)の赤ちゃんにはまだ乳汁栄養が必要。卒乳はしないようにしましょう。 ママができる5つの対処法あまり離乳食を食べてくれない赤ちゃんに対してママができることがあります。「今すぐ効果がある」ものではありませんが、毎日続けていくことが大切ですので、ぜひ試してみてください。 1:ママが必死になりすぎないまずは、ママが必死になりすぎていないか、自分自身に問いかけてみましょう。 私の息子もあまり食べてくれない子でした。その当時の私は「とにかくひとさじでも多く食べさせないと!」ということに集中してしまい、「楽しく食べる」ことは考えていませんでした。もし、今必死になっているなら、少し肩の力を抜いて離乳食に取り組みましょう。「私も赤ちゃんと一緒に離乳食を食べてみようかな」と一緒に食べてみてもいいですね。 2:赤ちゃんが離乳食の何が嫌なのかを観察する赤ちゃんは離乳食の何が嫌なのかをよく観察してみましょう。 きっと「これは(少し)食べてくれる」という食材やメニューがあるはず。そのメニューの何が好きなのか? 食べないメニューと何が違うのかを考えてみましょう。「水分が多くベタッとしたものよりも、水分が少ないメニューのほうが好き」「月齢の目安の大きさよりも小さいほうが食べてくれる」ということなら、水分を少なくしたり、小さく刻んだりして与えてもOKです。 3:スープから試してみる保育所であまり食べてくれない赤ちゃんには、だしで数種類の野菜を煮たスープ(みそ汁)から試してみます。スープの味が「おいしい」と分かれば、ゴクゴクと飲んでくれます。 1日目はあまり欲張らず、他のメニューを食べる様子がなければ、ここでおしまいにします。スープがおいしいと分かった赤ちゃんは、その経験があるので次の食事もスープを飲む確率が高くなります。まずはスープからチャレンジし、その後に具も食べるようになります。そうしているうちに徐々に他のメニューにも興味を持ち始めます。 4:一段階前に戻ってみる今、9~11カ月ごろ(離乳食後期)でも、7〜8カ月ごろ(離乳食中期)のやわらかさや大きさに戻っても、もちろんOKです。思い切って5〜6カ月ごろ(離乳食初期)に戻ってもOK。これで食べてくれたら嬉しいですよね。 食べることはおいしい、楽しいという経験を積んで、徐々に9~11カ月ごろ(離乳食後期)の形状に戻していきましょう。 5: 自分で食べるメニューを取り入れてみる9~11カ月ごろ(離乳食後期)ですので、そろそろ手づかみをして、自分で食べる時期になります。自分で食べることは食べる意欲を増やしてくれるので、手づかみメニューも徐々に取り入れてみましょう。 赤ちゃんが食べてくれないと成長や発達が気になります。でも、赤ちゃんが離乳食に興味を持ち「食べてみようかな」と思うまでには、時間がかかる場合もあります。今、ママができることは、離乳食づくりの工夫をしながら、赤ちゃんの様子をゆっくり見守ることなのかもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年05月13日第二子が生まれて数日したころ、おむつ替えのときに出血を確認しました。長女のときにはこんなことはなかったのでビックリ。そんな私の体験談をお話しします。 新生児のビックリ! 「新生児月経」生後3日から5日ぐらいに、女児の性器から少量の出血が見られる現象を「新生児月経」というそうです。健康上の問題はないそうで、すべての女の子にあるわけではないとのこと。わが家も長女のときにはありませんでした。 母親からの女性ホルモンの作用で起こる現象らしく、これによって痛みや貧血が起こることはなく、特別な処置は必要ないのだそうです。 うちの子の「新生児月経」出産後の入院中、生後2日目ごろにおむつ替えをしていたら、やや明るい色の血液がおむつにほんの少量ついていました。明らかにおしっこでもうんちでもなかったので、毎朝赤ちゃんを診察してくれている小児科の先生に聞きました。 「生理みたいなものだから心配いらないし、すぐに出血しなくなるよ」とのことでした。先生の言う通り、2~3日で出血は見られなくなりました。 新生児のビックリ! 「魔乳」わが子の新生児月経に加えて、もう1つ驚いたことがありました。それはわが子のおっぱいから白い液体、母乳みたいなものがちょっと出ていたことです。 これも母親からの女性ホルモンの影響で起こる現象らしく、もう少しソフトな言い方はないのかとも思うのですが、「魔乳」と呼ばれているそうです。1週間ぐらいでおさまる新生児特有のもので、男の子でも「魔乳」が出ることがあると言われています。いったいこの子にはどれだけ私のホルモンが注入されたんだ! と、ドキドキしてしまいました。 経験しなければ知ることがなかった「新生児月経」と「魔乳」。これから女の子を出産される方は、驚かないように覚えておきたいですね。著者:山田孝子不妊治療を経て高齢出産し、現在は三児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月11日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 7歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。今日は長男の卒乳エピソードを書きたいと思います!■おっぱい大好き! 完母で育った長男長男は1人目だったこともあって母乳で育ててみたいと思い完母で育てました。夜はミルクで…と思ったのですが哺乳瓶拒否になってしまい、完母になってしまったと言ったほうがいいかもしれません(笑)長男はおっぱいが大好きで卒乳できるのだろうか…と不安でした。“無理に辞めさせる必要はない”と聞いてはいたものの、ずっと授乳をしていると「そろそろ授乳から解放されたいな~」と思うようになってきました。初めに言います! 長男の場合卒乳はかなりスムーズで楽でした!たまたまかもしれませんが、うまく段階を踏めて卒乳ができたと思います。■1歳前後、卒乳前の授乳状況卒乳や断乳をする中で「夜おっぱいがないと寝ない」というのをよく聞きます。長男もいつも寝る前にはおっぱいをあげていました。夜は何度か起きることもあったし、夜泣きもひどかったほうだと思いますが、そのときはなるべく抱っこで寝かすようにしていました。(※新生児期や頻回授乳が必要な時期はおっぱいをあげていましたよ!)どうしても泣きやまなかったり寝ないときはおっぱいをあげていましたが、夜泣きが落ち着いてきたころには夜に起きてもトントンしたら寝るようになってくれていました。夜中の授乳がなくなり、体も少し楽になりましたそして1歳前後。長男は離乳食もよく食べてくれていたので、授乳の回数を勇気を出して減らしてみることにしました。泣かれるかな…と思ったのですが、全くおっぱいを要求されることもなくスムーズに減らすことができました。■1歳3ヶ月、いよいよ卒乳を決意そして1歳3ヶ月になったころ。年末実家に帰るので、それまでには卒乳したいなと思っていました。このころ、授乳の回数は夜寝る前の1回。私から見て、この1回はとても楽しみにしてるように見えて、辞められるだろうか…と思いました。辞めたところで夜泣かれて、かえって授乳回数が増えるんじゃないか…と不安に。それと卒乳となるとすごく寂しくなりました。もう長男がおっぱいを飲むこともおっぱいを飲んでるところも見れないのかぁ…としんみり。そしていざ卒乳の日。おっぱい欲しがるかな…と思ったのですが「おっぱいないんだ?」みたいな感じであっさりと卒乳しました(笑)夜も起きることなく次の日も欲しがることもありませんでした。ちょっと寂しくもあり、かなりスムーズに卒乳できたことにホッとしました!次男はミルクで育てたのですが次回は次男の卒乳エピソードを書きたいと思います!
2019年05月09日こんにちは。5歳3歳兄妹の母、グラハム子です。うちは息子が1歳2ヶ月、娘は1歳4ヶ月で断乳しました。断乳を決めた理由はいろいろありますが、■子どもの虫歯や小食が心配で…断乳作戦を開始!インターネットで「断乳 方法 1歳過ぎ」などと検索すると、いろいろと方法が出てきたので、まず私がやったのは、「ばんそうこう作戦」。息子のときも娘のときもやりました。近所のドラッグストアで売っているばんそうこうの中で1番大きなものを購入し、娘の大好きなキャラクターを描く。そしておっぱいに貼っておく。娘の場合、おっぱいが欲しいときは自分で私の服をめくってきました。するとそこには、いつもあるはずのおっぱいではなく、大好きなキャラクターが…。最初は怒りながら泣いていた娘でしたが、そのうち笑うようになりました。何度服をめくっても大好きなあのヒーローが「いないいないばぁ」するのが楽しいようでした。こうして、日中はわりとスムーズに断乳することができました。手こずったのは夜の部です。夜は、彼を見せてもちっとも泣きやみません(むしろもっと泣く)。■断乳中の夜泣きにゲッソリでも抱っこしたりあやしたり、いろいろやっているうちに本人も泣き疲れて寝ます。が、しかし、またすぐ起きます。最初の3日はこれの繰り返しでした。ところが、4日目から変化が...! 起きて泣いても、お茶を飲むと落ち着くようになりました。どうやら「泣いてもおっぱいはもらえない」と気がついたようでした。そして1週間後には夜起きても泣かなくなり(隣に私がいると、安心してそのまま寝てくれる)、2週間後には起きる回数自体、ひと晩で1、2回になりました。ここまでくれば、もう断乳成功を確信しました。確信した日、1人で夜中に祝杯をあげました。また、断乳中は、息子は夫の部屋で寝ていました。夫の仕事が翌日休みのときは、娘も夫の部屋で寝て、夜泣きの対応をしてもらいました。これが本当に救われました。わが家は夫の協力があったおかげで、断乳が夫婦の中で「共通のがんばった思い出」になりました。「あのときは大変だったよね」と、たまに話題にのぼります。と思ってしまう自分もいるのですが(笑)、それはまぁ置いといて。これから断乳を考えている方へ。断乳は寝不足との戦いでもあります。旦那さんやまわりの方に頼れるときは、遠慮せず頼ってください。旦那さんも、できる限り奥さんをサポートしてあげてくださいね。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年05月07日上の子が卒乳したタイミングで、初めて市の乳がん検診を受けました。その1カ月後、2人目の妊娠が判明。それと同時に乳がん検診の結果が届き、要検査をすすめられました。今回は、私が体験した妊娠中でも受けることができる検査などについてお伝えします。 卒乳と同時に乳がん検診前から一度は乳がん検診を受けておきたいと思っていましたが、上の子が授乳中ということもあり時期を考えていました。1歳半で卒乳したとき、ちょうど市の乳がん検診が受けられる年だったので、念のために受けることに。 30代のため触診・超音波検査のみでしたが、超音波検査でなんと「しこりの可能性がある」と診断を受けたのです。早めに病院を受診し、再検査をするようにすすめられました。 妊娠初期に精密検査をすることに要検査の通知が届いたときは妊娠8週。妊娠初期の流産のリスクを少しでも減らすために、妊娠12週を過ぎてからの検査をすすめられました。そして妊娠13週で受診し、妊娠初期のため超音波検査と触診をおこなうと、2〜3個のしこりが確認されたのです……。 しかし今のところ、針を刺して細胞の検査をする必要まではないとの診断でした。触って増えている感じがしたり、固くなっているようなら再受診してくださいとアドバイスを受けました。 通常は経過観察の場合、1年後に再受診なのですが、妊娠中のため乳腺の発達とともに進行が急速に進むおそれがあり、念のため半年ごとに経過観察をおこなうことになりました。 妊娠後期に2回目の検査妊娠9カ月のとき乳腺外科を再受診し、1回目と同様に超音波検査と触診のみをおこないました。結果は前回よりしこりの数が1〜2個増えていましたが、妊娠後期なので乳腺が発達していることが関係しているかもしれないとの診断でした。 今後出産を経て授乳していくと小さくなっていく場合もあるようで、また半年後に受診することになりました。 出産からその後の授乳期は…経過観察中だからといって日常生活で特に気をつけることも変わったこともなく、無事に妊娠38週で2人目を出産! 出産時も出産後の入院中も変わりはなく、普段通りの生活でした。 母乳育児においても赤ちゃんに影響はなく、母乳もよく飲んで順調に成長しています。出産して半年が経ったので、また乳腺外科を再受診しようと思っています。 妊娠中でしたので、不安になったりおなかの子に影響はないか心配でした。しかし再受診したことで、妊娠中でも赤ちゃんへの影響はないことがわかり一安心。やはり不安を抱き続けるよりも、しっかり検査することで悪化を防いだり、早期発見に繋がったりするのだと思います。要検査になったときは動揺しましたが、今は早めに自分の体について知ることができてよかったと思っています。著者:福山あかね一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月04日こんにちは! ねここあんな。です!わが家の愛息子きっくんは、もう2歳2カ月です。つい先日、卒乳できたばかりなのですが(2歳0カ月で卒乳)今回はそんな「卒乳をすることになったキッカケ」について書きました。■突然やってきた「授乳がつらい!」という感覚完全母乳の私にとって「卒乳」は、とてつもなく不安なことでした。息子はおっぱいが大好きで、それ以外ではほとんど寝てこなかったんです。そんな息子をどう寝かしつけるのか? また、数時間おっぱいをあげなかっただけで乳腺炎になったこともあったのに…防ぐことはできるのか?などに悩み「本人からやめる日がくるかも」と淡い期待を抱いていました。がしかし、そんな日がくることはなく息子のおっぱい愛は加速するばかり…。でも正直、授乳以外のの寝かしつけ方法で眠らせる自信がなかったのでそれでも良いかと思っていました。そんなある日、私の中に変化が訪れました。なんだかよくわからないけど、しんどい! という思いでした。潔く吸わせるのをやめてみました!卒乳をさせるつもりではなく、この日は本当に早く寝たかったというか…とにかく吸われることが嫌でしょうがありませんでした。■泣き叫ぶ息子の声に夫が起きて、夫婦喧嘩勃発!まぁもちろん急にそんなことをしても、寝てくれるわけはありません。部屋中に鳴り響く息子の泣き声。そこでいつもは起きない夫が、息子のあまりの大泣きっぷりにうんざりしたように起きて一言。今思い出しても腹が立ってきました…(笑)深夜2時くらいまで言い争っていたような気がします。■喧嘩のおかげで卒乳が成功!?結局この日は泣き続ける息子に折れたのと、あまりに急な卒乳にはしたくなくて、おっぱいを飲ませながら疲れ果てて一緒に寝ました。眠りに落ちたのは深夜3時ぐらいだと思います。夫が思わず言ったであろう言葉を都合よく覚えていた私は、怒りを原動力に卒乳をする決心をしました!考えてみれば、キッカケなんて、自分で作らなくちゃずっと来なかったかもしれません。心のどこかでは、以前から授乳はやめたかったはずなのに。ちなみに私の中には、ケンカするぐらいなら何かを得たい! という謎のモットーがあります。ケンカって意見の交換としては大事だろうけど、お互い心がすり減るし、そのあとも険悪になったりしてすごく嫌! ですよね。できれば回避したい!でも起きてしまったことは仕方ない。だから今回は、「喧嘩のおかげで卒乳を成功させた」と言えるようにがんばろうと意欲に燃えました。ちなみに突然の卒乳になったのは息子にも悪いなぁという気持ちだったので、一日中「おっぱいとバイバイするんだよ」と説明してあげました。その後1週間ほどで無事卒乳できたので、結果オーライ! と思っています!
2019年05月04日こんにちは。助産院ばぶばぶ 院長のHISAKOです。夜間だけおっぱいなしで朝までぐっすり眠れる方法があると聞いたら、「やってみようかな?」と心がグラっと傾きそうになるかもしれません。今日は夜間の授乳についてお話しします。 生後6カ月までは栄養として夜間の授乳が必要生後6カ月ぐらいまでは、純粋に空腹が理由で夜中1~2回の授乳があります。これは栄養学的に必要な母乳です。この時期の夜間断乳は母体的にも乳腺炎のリスクを抱えることになるのでおすすめできません。 生後6カ月以降も夜間の授乳は大切生後6カ月以降、子どもは新しい世界へと羽ばたきます。たくさんの刺激を受け、頭の中で情報処理をしていきます。新しいことを知ることはワクワクする反面、とても疲れます。 だから夜中に、疲れた心を大好きなおっぱいで癒し、明日への活力を得るために何度も繰り返しおっぱいを求めるのです。子ども視点で考えれば夜中のおっぱいには理由があるわけで、どんなに頻回の授乳でも、ママに苦痛がないのなら続行でかまいません。 自分はどうしたいのか考えてみよう子どもが離乳食を3回ちゃんと食べられる月齢以降で、ママが「そうしたい!」と思うのなら子育ての1つの方法として夜間断乳はありだと思います。 いろいろな意見に耳を傾けてみることは大切ですが、それに振り回されないようにしましょうね。「自分はどうしたいのか」「そんな子に育ってほしいのか」自分流の子育てを模索していくのが一番です。 ゆる~い夜間断乳のススメ夜間断乳をしてみようと思うママは悶々と考えるより、まずはやってみて、子どもの反応、ママの気持ちの変化と相談しながらケースバイケースで臨機応変に方針を決めていってもいいと思います。 思っていたよりスムーズにいくこともあるだろうし、ギャン泣きで途中棄権してしまうこともあるかもしれませんが、それは結果論。スパっといきなり夜中も授乳をやめてしまうより、親子に負担の少ない方法で、なんとなく授乳間隔をあけていくぐらいのイメージですすめてはいかがでしょうか。 夜間断乳といっても、寝かしつけのおっぱいはあげてもいいと思います。朝起きてすぐのおっぱいもOK。夜中だけ、なるべくおっぱいなしで寝かせる「努力」をしている……。そんなゆる~い感じでいいのではないでしょうか。 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2019年05月03日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々