こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。わが子がお座りすれば“ハイハイ”を、よちよち歩きをするようになれば“言葉”を、口が達者になってくれば“文字”をと、親は当たり前のように子どもの学習能力に期待します。ところが、その学習能力には個人差があり、文字を学ぶ段階で大きく平均的な子どもたちに遅れている場合には、学習障害の可能性も考えられます。今回は学習障害についてお話ししていきます。●学習障害だと学習メソッドが異なる学習は通常、“文字→音→映像” という流れを通して身につけていきます。文字は音を持ちます。「あ」はただの意味のない記号ではなく口に出せる音を持ち、文字を組み合わせて、「あめ」とすれば、食べ物の「アメ」や天気の「雨」の呼び名になり、その呼び名とアメや雨の映像が結びつくわけです。そのため、文字の基本となる“ひらがな”さえ覚えれば、その応用で無限大の単語と事象をマッチさせることができます。ところが学習障害には、文字と音とが結びつきにくい という特徴があります。ひらがなを全部丸暗記することはできても、その音を手掛かりに組み合わせて使うことができないのです。アメや雨についての体験があり、その呼び名も知っていたとしても、文字の「あ」と「め」の組み合わせとしては認識できない場合があるのです。●学習障害の場合の学習方法では学習障害の場合、どうやって学習を進めていけばいいのでしょうか?文字と音とがつながりにくいため、新しい単語と映像をマッチさせるには、音に頼らず覚えていく しかありません。「あめ」という文字の塊とアメや雨の映像を直接つなげて記憶するのです。この作業をあらゆる物に対してコツコツと行っていく必要があります。フラッシュカードを使ったり、手帳を持ち歩いて、子どもの「これ何?」に発音だけでなく必ず文字で示す ことを繰り返します。文字の集合した塊と物の映像を目で見てメモリにインプットしていくことで、時間はかかっても、学習を進めることができます。●まとめ子どもは生まれてわずか数年の間に驚くほど多くを学習して身につけていきます。でも、その習得スピードや内容には個人差があります。ここでは文字を例に出しましたが、計算や推論などに障害が現れることもあります。親の心には「この子は勉強が苦手なのかしら?」とか「ひょっとして学習障害?」といった不安も湧きあがりやすいのです。不安を感じたら、早めに専門医の診断を受けてみましょう。学習障害は知的障害ではありません し、子どもが怠けているわけでも、ふざけているわけでもありません。ただ、学習障害だと気づかないまま過ごしてしまうと、学習に時間がかかる性質上、遅れが広がってしまう恐れもあります。少しでも早く学習障害だと認識することで、その子に合った学習方法でサポートしてあげることができるはずです。【参考リンク】・学習障害 | 松浦こどもメンタルクリニック()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年04月06日自宅で子どもに英語を学ばせたい。でも、家庭用の英語教育教材は高額なものが多いし、本当に英語が身につくか心配。そんな声をよく聞きます。そこで、バイリンガル育児コンサルタントの山田日弓さんに、家庭でできる効果的な英語学習法について伺いました。英語絵本の読み聞かせは効果絶大!「日本にいながら子どもが英語を覚えるためには、『絵本なくしては不可能』というくらい絵本は大切です。英語に限らず、日本語が上手な方も、幼児期にたくさんの本を読んでいますよね」たしかにそうですね。1日に何冊くらい読むのがいいのでしょうか。「できれば1日5~10冊、読んであげられるといいですね。『そんなにたくさんはムリだわ』という方は、1日1冊でもいいので、心を込めて読んであげてください。毎日、枕もとに5冊くらいの英語絵本をおいて、そのうちの1冊を読んであげる。余裕があればもう1冊。という感じで毎日の習慣にするといいですよ」子どもと一緒に英語絵本を楽しむことで、ママの英語力もアップできそうです。英語絵本を選ぶポイントは「初めのうちは、子どもが好きな絵や興味を持つしかけがある絵本がいいですね。英語の発音に自信のない方は、CDなどの音声付き絵本を利用されるのがいいと思います。ママが読まなくても、ネイティブの音声を聞かせてあげられます。図書館で、英語絵本やCD付き英語絵本を借りるのもいいでしょう。ただし、英語を学びはじめた頃は、同じ絵本を何度もくり返し読むことで英語力が身についていきます。気に入った本は購入して手元に置き、くり返し読んであげてください」オンラインの英語絵本がスゴイ「さらにおすすめなのが、オンラインの英語絵本です。iPadやスマートフォンなどで、絵を見ながらネイティブの音声を聞くことができます。場所をとらないので、絵本が増えて保管場所に困ることもなく、CDを入れ替える面倒がないのも嬉しいです。たとえば「 Raz-Kids 」は、アメリカの小学校でも利用されているオンライン絵本です。ネイティブの音声による絵本の読み聞かせ・内容理解クイズ・音読(録音)があります。その3つを行うと次のレベルに進めるしくみになっていて、楽しく英語のレベルアップが図れます。子どもが興味を持つしかけがたくさんある、非常にすぐれた教材です。年間の利用料が数千~2万円ほどかかりますが(※コースによります)、レベルに合わせた絵本が数百~1,000冊以上収録されているので、絵本とCDを購入することを考えたらお得ですよ。無料サンプルもありますので、ぜひ試してみてください」英語絵本を読み聞かせるポイントは「絵本に書かれた文字を読むだけではなく、お子さんと会話をしながら読み進めてください。絵やストーリーについて親子で話しながら、絵本を楽しみましょう。このとき、日本語で話しかけても大丈夫ですよ」 前回 、英語を覚えるにはインタラクティブ(相互的)であることが重要だと伺いました。ママとコミュニケーションをとることで、英語が身につきやすくなり、さらに英語を学習すること自体が楽しくなっていきそうですね。今回取材に協力してくださったのは山田 日弓(やまだ ひゆみ)さんソレイユインターナショナルスクール学長。東大法学部卒。米国デューク大学ロースクール修士。米国コロンビア大学プロフェッショナルフェロー。外資系企業(GE)などを経て現職に。自身の経験や、バイリンガル研究の成果を元に、バイリンガル育児コンサルタントとして活躍中。■0歳からのバイリンガル育成スクール Soleilis(ソレイユインターナショナルスクール) ■ブログ「 年収3000万円以上の子供を育てる方法 」
2016年03月29日【ママからのご相談】こんにちは。小学1年生と4年生の男子の母親です。子どもたちの勉強のことで、今壁にぶち当たっています。私自身の学歴コンプレックスもあって、子どもたちが幼いころからいろいろな教材を買い与え、幼児教室にも通い、勉強には力を入れてきました。下の子はまだ低学年なので何とも言えませんが、長男の成績を見ると今まで頑張ってきた成果を感じることができず、つい焦ってしまいます。周りの友だちは、小学生のうちからそんなに気合いを入れなくてもいいんじゃない?という意見が多く、主人(大卒)も自分が本腰で勉強を始めたのは中2くらいのときだったし、小学生のうちから追い詰めたらかわいそうだ……という意見です。別に中学受験をさせるわけではないです。ただ、今のうちに学習能力の基礎を作っておかないと、将来の選択肢が少なくなってしまうのでは?(自分がそうだったので)と心配なのです。上の子のクラスでは、とくに算数で理解力の差が開いてしまっているようで、おそらくうちの子は中の下くらいだと思います。見ていて思うのは、長男は自分から勉強を楽しんでやっている様子がありません。私が押しつけすぎたんでしょうか?●A. まだまだ修正は可能です! 王道は“能動的な学習”に導くこと初めまして!ライターの月極姫です。ウチの末っ子もこの春やっと小学校に上がり、ご相談者様と同様、私も2人の小学生の母親になりました。お子さんが小さいころから学習面に力を入れてきたとのこと、熱意も労力も大変なものだったとお察しします。たしかに「三つ子の魂百まで」と聞くと幼児期にできる限りのことを……と頑張ってしまうのが親心ですよね。0~3歳までに脳の発達がピークを遂げることを考えると、たしかに幼児教育は無駄にはならないと思われますが、小4で思うような成果を感じないからといって、焦ることはありません。ご相談者様のご主人様が「自分も本腰で勉強を始めたのは中2くらいだった」とおっしゃっているように、受験間近に思わぬ力を発揮するお子さんも結構います。大切なのは、いざというときに高い学習能力を発揮するだけの“基礎”が、小さいうちに構築されているか否かです。とはいえ、小学校中学年の学習内容は急に難しくなる部分もあり、この時期の成績低迷は確かに気になるところ。まず、断じて「ウチの子はダメかも」などと思わないことです!お子さんが、うるさく言わなくても“能動的に学習する子”に育つよう、日頃の接し方をちょっぴり見直してみましょう。熱心なあまり、親御さんが陥りがちな“NG行動”を繰り返してはいませんか?●子どもの学習意欲を妨げる“親のNG行動”6つ●(1)勉強を“神聖化”する勉強部屋の環境をばっちり整え、雑音をシャットアウトし“集中”を余儀なくさせる。一見理想的な学習環境のようで、子どもの勉強嫌いを促進させる、ありがちな間違いです。テレビや音楽をかけながらの“ながら学習”は賛否両論ですが、リビングでお母さんが料理する音、お父さんや兄弟のおしゃべりを聞きながらの学習は大いに結構。勉強を特別視するから嫌いになってしまうのです。“勉強=日常” という図式を植え付けてしまえば、肩の力を抜いて勉強するようになります。受験の年頃になれば、自分の意思で自室で集中するようになるので大丈夫。幼児~小学生のうちは雑音・生活音の中でリラックスして学習できることの方が大切です。●(2)勝手に“学習計画”を立てる「今日はこれをやりましょう」「今週はここまでクリアしよう」と、親の方で勝手に計画を立てていませんか?まず、最初に行うべきは「何を勉強したいか」 を子どもに問うことです。勉強が好きになれば、勝手に勉強する子に育ちます。しかし、お子さんがどの教科を好きなのか、把握していない親御さんは意外に多いものです。小学生のうちは、お子さんが「やりたい教科」がメイン。他は、余った時間にできる範囲でやる。1つの教科で自信をつけた方が、他の教科に対してもやる気がわくものです。●(3)飽きっぽさを否定する「1つの教科をじっくりと」「最後まで集中して」これも、大人にありがちが押しつけです。極端に落ち着きのない性格の場合は別として、じつは知能が高いほど“飽きっぽい” 傾向があります。学校から出た宿題は最低限やらなくてはいけませんが、その他のワークや家庭学習に関しては「飽きたら他の教科をやる」でOK。飽きた教科を延々と無理矢理やらされた記憶は、そのまま勉強嫌いの原因になってしまいます。飽きっぽさは、じつはお子さんが親御さん以上に頭の回転が速いサインかもしれませんよ。●(4)“ゆっくりじっくり、長時間”勉強させようとする長時間の学習、延々とした復習もまた、子どもを勉強嫌いにさせてしまう原因の1つ。「スピーディに、短時間集中型」 で行うのが効果的です。ご相談者様は、授業参観に出られたときに、先生の授業がとてもゆっくりであると感じられたことはありませんか?先生の手腕にもよりますが、学校の授業がゆっくり進むのは、ある程度仕方ない面があります。数十人いる生徒の理解度はさまざまで、やはりゆっくりの方に合わせていかなければならないからです。しかし、これがあまりに極端だと、お子さんの授業離れが進んでしまいます。ご家庭でできることは、お子さんの興味関心やスピードに合わせた学習をさせてあげることです。たとえばワークや教材をお持ちならば、15~20分くらいで、学校の授業の進度は気にせずお子さんがやりたがる部分をやる。また、学校で学んだことが理解できているようなら、延々と復習するよりも短時間で予習をして、終了 。家庭で予習、授業で復習という形の方が、お子さんが意外に勉強好きになったりします。●(5)「勉強しなさい」と命令するはい、のび太くんのママがよくやっていますね(笑)。「勉強しなさい」という命令はナンセンス です。そうではなくて、自分から勉強する子になるように、日頃から働きかけていたか否かを、親は自分に問うべきなのです。もっとも大切なのは、親に向上心があること、親自身がよく勉強することです。年頃になった子どもに「どうして勉強なんかしなくちゃいけないの?」と聞かれ、答えに詰まるような親ではいけないということです。資格の勉強、料理の勉強、家計管理の勉強、趣味の向上、大人にも学ばなければいけないことはたくさんあります。親が、自分自身の人生が豊かになるように、努力しているかどうか。これを、子どもはじつによく見ています。「勉強しなさい」と言われなくても「よし、勉強しよう」と思える子どもになるためには、あなたがお手本になること です。●(6)遊んであげない、人任せにする遊びにしても、学習にしても、人任せにし過ぎると子どもの学習意欲に影響してしまいます。子どもと接する“時間の長さ”ではなくて“時間の濃さ” が大切です。先生や塾に頼りすぎず、親が勉強を教えることも大事。また、遊んであげることもとても重要なのです。体を使った遊び、トランプやボードゲーム、カルタなどを使った遊びを、お子さんとしていますか?1人で遊ぶゲーム機とは違い、たとえば家族でやるトランプなどは感情をコントロールしたり、論理的に考えて目標を達成する訓練になります。ゲーム機も確かに楽しいものですが、一見能動的にやっているように見えて、結局はゲームのプログラムに誘導された受動的な遊びです。東北大学の竹内光准教授らの研究グループが「長時間のゲームが言語性知能の低下につながる」という研究成果を発表しましたが、あまりに長時間、ゲーム機に子どものおもりをさせるのは考えものです。やはり家族が頭と体を使って遊んであげる。これが結局は、お子さんの能力を総合的に向上させる ことになるのです。●“勉強する喜び=親からの愛情”。この図式が一生の宝物ご相談者様は、ご自身の経験から「子どもに勉強や学歴で苦労させたくない」という強い思いで、今まで学習面に力を入れてこられたのですね。「人間は勉強ばかりじゃない」という考え方もその通りですが、実際に一定の学習能力があること、学歴があることで将来の選択肢が広がるという面はあります。たくさんの選択肢の中から、自由に選ぶ権利を与える。これは確かに、親の大切な役割ですよね。しかし、結果を焦るあまり、お子さん本人の心の中に「勉強は楽しい」「勉強は役に立つもの」という“学習意欲の種” を撒く過程をないがしろにすると、結局学習意欲や向上心は身に付きません。理想は、“勉強”と“親の愛情の思い出”が直結していることです。「本を読み聞かせてくれた」「一緒に勉強してくれた」「わからないところを、学校や塾の先生以上に根気よく教えてくれた」「自分に合った教材や塾を一所懸命探してくれた」「成績が悪くても怒らず、励ましてくれた」「あなたならできる、と信じてくれた」親御さんなら誰もが、最初に抱く「この子自身の将来のためにも、できるようになって欲しい」という思い。この思いの“純度”をいかに末永く保つかがポイントです。一所懸命時間とお金をかけているうちに、その努力の目的が他のお子さんとの競争、家族・親族・友だちへの見栄、プライド、意地といった、大人のエゴにすり替わってはいませんか?お母さんが頑張ることに疲れてしまったら、お子さんの赤ちゃんのころのアルバムなどを開いて、誕生したころの純粋な喜びを思い出してみるのもおススメです。お子さんはまだまだ小学生。もっともお子さんのためを考えてあげられるのは親御さんであるという自信を持って、のんびり努力を続けていきましょう!結局は「この子に幸せになって欲しい」という思いが純粋であるほど、学習成果も上がると思うのです。【参考文献】・『13歳からの頭がよくなるコツ大全』小野田博一・著・『自分から勉強する子が育つお母さんの習慣』村上綾一・著●ライター/月極姫(フリーライター)
2016年03月24日【ママからのご相談】小学校に入学する息子は、ひらがなが書けません。やらせようと厳しくし過ぎてしまったのがいけなかったと後悔しています。他の子どもは書けているので、スタート地点ですでに出遅れている感じです。ほとんど書けない状態で入学させるのが不安です。●A. 学びが楽しいことを知ってもらうことが一番重要です。こんにちは。学習塾で幼児クラスを担当していたことのあるメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。お子さんがまだ文字が書けないこと、他のお子さんとの差があると感じているために、相談者様は焦りを感じられているのですね。まず知っていただきたいことがあります。公立小学校の場合、新1年生に求められるのは、自分の名前をひらがなで読めることです。そして、今大切なのは、「学ぶことが楽しい」という気持ちを奪わないで入学させることではないかと思っています。楽しくなければ、子どもはやろうという気が起きませんからね。●まずは席に着く練習からひらがなが書けなかったり、数字がよくわからなかったりするお子さんの場合、イスにちゃんと座ることができない ことがあります。きちんと座ることができれば、目の前の課題に取り組みやすいので、まずは座る練習からしてみましょう。最初にどのくらい座れるでしょうか。その時間を計って、お子さんと共有しましょう。座れたことをほめれば、そこから楽しくなっていきます。座れたら、その短い時間で文字カードを見せたり、紙芝居や絵本などを読んであげたりと、文字に関する何かをしてみてください。途中で立ってしまった場合は、そこでストップさせます。「今日はこれでおしまい、終わりにしましょう」でいいです。そして、少しでもできたこと、座れたことをほめてあげれば、着実に前進します。幼児クラスで教えていたときは、1日に何回もやり出す子もいたくらいです。ひらがなや数字を最初から無理に書かせようとはしないこと も大切です。頭に文字が入っていない段階で書かせようとしても書けるようにはなりません。まずは文字のインプットです。●読み聞かせをたくさんする文字のインプットは、たくさん絵本を読むこと、看板などの文字を見て何が書いてあるか教えること、そしてお子さんの名前を文字で見せることが効果的です。インプットをするときに、私がよくやっていたのが、「つくえ」「いす」など家にある物に名前をつけて貼ったことです。こうしておけば、自分の目・親からの発音を耳で捉えることができます。五感を使いながら楽しく頭に入れてあげる ことが大切です。入学前準備で、たくさんの物に名前を書きますよね。それを見せて読んであげることも学びの一つになります。自分だけの物を持つことは子どもにとってうれしいことですから、興味を示すと思います。●楽しさを教えると覚えるドリルを買ってきてさせることも悪い方法ではありません。ただし、集中力はそんなに持続しません。だから、お子さんが席を立ったときが終わり、という決まりを相談者様の中で持っておくといいでしょう。何度も同じ文字の反復練習をさせてしまうと、つまらないと感じてしまうため、勉強が嫌になってしまう可能性があります。プリントやドリルに向かって、丸をもらえる楽しさや、「がんばって書けたね!」という相談者様のほめ言葉があれば、学習は楽しいものなのだと知ることができます 。ここがとても大切な点です。----------入学までそんなに時間がないので、怒ったりやらせようとしたりするのが、早い方法のように感じるかもしれません。でも、これは本当に逆効果なんです。一番は、大好きなお母さんにほめられることです。そうすれば、あっという間に文字を修得できるようになります。子どもの成長はめざましいものです。だから、怒るよりほめる!これを実践してみましょう。きっとできるようになります!ご相談ありがとうございました。【参考文献】・『「言葉の力」は家庭で伸ばす―今日からできる最強メソッド(齋藤孝の実践母親塾)』齋藤孝・著●ライター/桜井涼(フリーライター)
2016年03月16日【ママからのご相談】4月から小学生になる子どもがおります。今まで幼稚園での毎日は、遊びが中心。自由保育の良さで、のびのびと楽しく過ごしてきました。小学校に入って、勉強する環境に慣れることができるのか心配しています。●A. 日々の生活の中にある“学び”のチャンスを生かしましょう。ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。お子さんのご入学、おめでとうございます。新しいお友達や先生との出会いに加えて、本格的に学習する環境になることへの戸惑い。お子さん本人はもちろん、ママたちにとっても当然大きなものでしょう。平成27年7月、埼玉県が小学校1年生の保護者に行ったアンケート調査では、「入学前、わが子が小学校の学習についていけるか」「学習に興味や関心を持てるか」などの心配をしたという回答が多く見られました。急に算数や国語をやりましょうと言うとハードルが高く、子どもが興味を持つかどうか心配になりますよね。しかし、実は日常生活の中には“算数”や“国語”に通じるきっかけがたくさんあるということを、今回はご紹介していきたいなと思います。●遊びの中にある学びのチャンスをみつけてみましょう子どもが大好きな鬼ごっこは、“10までの数”を数えることが自然と身につく遊びです。ぜひ一緒に鬼ごっこをして、「10まで数えたら今度は20まで数えてみよう」「10から1まで逆に数を数えて」というように遊びの中に数とのふれあいのチャンスを見つけ、楽しくトライしていくと良いのではないでしょうか。ドッジボールをみんなでするときは、チーム分けをしますよね。その際はお子さんに、同じ人数で2つのチームを作るにはどうしたらいいか、と質問を投げかけてみてください。割り算の基礎がそこに存在しています。数に親しむ機会は遊びの中にたくさんある ので、それをママたちが見つけて、考えるきっかけを与えていくのは効果的だと思います。そのような日々の遊びの中でお子さんが数に興味を持つようになったら、周りの大人たちはその興味・関心に敏感になり、答えてあげることでその理解が深まっていくのだと思います。●スーパーでのお買い物は学びの宝庫スーパーマーケットは、お子さんの知的好奇心を刺激するものにあふれた場所のひとつです。たとえばお子さんが大好きなイチゴを買いに行くとき、イチゴは特定の季節でないとお店に並ばないということをママが話してあげるとどうなるでしょうか。きっと、「どうして?」という質問が返ってきます。その「どうして?」に答えてあげて理由が分かれば、季節ごとに旬の食材があるということを知るきっかけになると思います。魚や野菜にも季節ごとに旬のものがあること、産地もさまざまであることなど、いろいろ教えてあげるととても興味深く聞いてくれることでしょう。興味があって聞いたことは、お子さんの記憶にしっかりと残り 、小学校に入った後の学習に役に立ちます。もちろん、お菓子などを買うとき「値段はいくらかな?」などの質問をしてみると、大きな数を意識することができます。お会計でおつりがもらえることも、引き算という考え方のヒントになりますから、ママがお会計をしている姿をよく見せてあげてください。●ポイントは、お子さんが「楽しい」と感じられること1年生はまず、環境の変化に慣れることが重要ですから、学習に関しては「楽しい」ものと感じられるようにママたちが工夫していくと良いのではないかなと思います。そのために、日常生活の中でお子さんが興味を持っているな、好きそうだなというものを見つけます。そこから学びのきっかけ ができ、小学校の学習へとつながるのです。----------いかがでしたか?小学校への漠然とした不安感は、間もなく小学校に入学という年長児の保護者の皆さん共通の心配として存在しているものです。今回ご紹介したのは、(1)学習とは身近なところにたくさんヒントが転がっているということ、(2)それを見逃さずに「楽しい」ことにつなげていくこと。難しそうに感じますが、実は簡単かもしれません。“一緒に遊ぶ”のがひとつの近道であるような気がします。かくいう私もなかなかできていないのですが、これから春を迎え暖かくなる季節なので、子どもと一緒に全力で遊びたいと思います。遊びの中にこそ、“学び”があると思うから。【参考文献】・『子育てジャーナル』全埼玉私立幼稚園連合会・発行●ライター/あしださき(元モデル)
2016年03月14日【ママからのご相談】4月から小学2年生になる女の子がいます。幼稚園のころから、塾や水泳、英会話などに通わせています。でも、自宅では自分から全く学校や塾の宿題をやらないので、「早く宿題をやりなさい!」と叱ってばかりいます。まだ低学年だから仕方がないとは思っていますが、中学受験を考えているのでこの先不安です。どうしたらよいのでしょうか?●A. 熱心なママほど子どもの未来にレールを引きがち。何事も強制はNG。こんにちは。中学受験の経験があるママライターのKOUです。ご相談者さんは、お子さんが学校などの宿題を自分から進んでやらず、なかなか学習習慣がつかないことをお悩みなのですね。学校から帰ってダラダラ過ごし、宿題をやらないお子さんを見ていると、イライラしてしまって「早く宿題やりなさい!」などと叱ってしまうのは、世の中のママたちがつい陥りがちな行為です。知人の小学校教員によると、親から何度も「宿題やりなさい!」と言われると、お子さんは“やらされている感”が強くなって、ますます自分からやるという意欲が湧いてこなくなる という悪循環が起きやすいといいます。●学ぶ環境を整え、あとは放任するまずは、私自身の小学校時代を振り返ってみます。中学受験をしたのは30年くらい前。母は働いていましたが、私に習い事をほぼ毎日させていたほどの教育ママでした。ただ、「勉強しなさい」とは一切言いませんでした。低学年のころは、私もそれほど宿題を真面目にこなしていた記憶がありません(苦笑)。私立小に通っていたこともあり、4年生になると周囲は進学塾に通っている人がほとんどでした。母によると、「お友達がみんな塾に行っているから」という理由で、私から母に頼んで受験対策の塾に通い始めたといいます。受験勉強をしている途中、勉強自体をやめたくなったことが何度もありました。でも、「塾に通いたいと言い出したのはあなたなのだから、やめるのも自由よ」と母から軽く言われると悔しくなって、受験勉強は続けました。母は、習い事などたくさんの学ぶ環境を整えてくれましたが、決して強制はせず、どちらかというと放任されていたように感じます。そのやり方が、私には合っていた ようです。あくまでも私の経験談であり、全ての方に当てはまるというわけではありませんので、ひとつの例としてご参考にしてください。そこで、教育熱心なママさんたちが陥りがちなNG行為について、御三家や灘中などの難関校に何人も合格させたカリスマ家庭教師で名門指導会代表の西村則康さんの著書『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』を基に探ってみました。●(1)「教育熱心な母親ほど子どもの未来にレールを引きがち」【例】『4年生のAくんは、1年生から大手進学塾に通っている。塾通いは母親が決めた。なぜならば、難関の男子校に入らせ、最終的には東大や慶応大に合格し、父親と同じ医者を目指してほしいからだ。母親は受験経験がなかったが、小学校入学と同時に志望校の合格実績が高い大手進学塾で学べば間違いないと思い選んだのだ。ただ、Aくんは最近、入塾してきた優秀な子たちに圧倒され、クラスが落ちるのではないかと不安な気持ちでいっぱいだ。本音は、塾ではなく野球をやりたい。今は頑張る気になれない』偏った教育熱心なママさんは、先回りして子どもの未来にレールを引きがち。しかも、そのレールの幅が狭いことが特徴 です。勉強も遊びも、親がいいと思ったことだけをやらせて、机に向かわせる。さらに有名大学や一流企業に入ればもう人生は安泰だという、今の日本にはそぐわない考えを持っていると言います。それが、『本来は可能性を秘めている子どもの未来を狭めている』と、西村さんは警鐘を鳴らしています。●(2)「英才教育のほとんどは間違っている」【例】『Bさんは、娘さんがお腹にいたときからクラシック音楽をかけたり、絵本の読み聞かせをしたりして胎教に取り組んだ。出産後、子どもの脳に良いことは全て試し、2歳からは右脳を鍛える幼児教室に入室。そのほか、スイミングや体操教室にも通った。そのおかげか、幼稚園や小学校の低学年までは他の子と比べて飲み込みが早く、運動神経も勝っていた。ところが、中学受験が本格化してきた5年生のとき、娘さんは思うように学力が伸びなくなり、親子共々、初めて人生の壁にぶつかった』西村さんは、『英才教育のほとんどは役に立たない』と言います。人間の脳は、特別なことは何もしなくても自然に成長していけるだけのプログラミングが施されており、間違った英才教育というのは、そのプログラミングを無視して無理やり脳を早く作りあげようとするものだと指摘しています。だからこそ、人間が自然に育っていくプログラミングに応じて、その年齢なりのベスト を目指すことをお勧めします。●(3)「習い事を強制しない」【例】『男の子は運動ができた方がいい、と思い込んでいるCさん。水泳にサッカー、空手を1年生の息子さんに習わせている。でも、お勉強も大切。文武両道を目指し、週2回は学習塾にも通わせている。息子さんは嫌がらずにやっていたが、最近になって突然「塾に行きたくない」と言い出した。学校の宿題や毎日の習い事が負担になり、疲れが出てきたようだった。「継続は力なり」と考えるCさんは、「休んじゃダメ」と息子さんを叱咤激励。無理やり塾に行かせた』偏った英才教育について疑問を投げ掛ける西村さんは、子どもが幼いころには、適切な量や質の刺激を与えることを心がけるよう強調しています。意図的に与える英才教育などの“学習刺激”以上に、普通の生活の中で親が知らないうちに子どもが受けている“学習刺激”に注目すべきだと言います。たとえば、友達との遊びや一人遊び、家でのお手伝いや会話を通じて、子どもは学習に結びつく刺激を受け続ける そうです。小学生の場合は、習い事にしても、親の一方的な考えて決めるのではなく、続ける基準は子どもが喜んで楽しそうにやっているかどうかです。どんな習い事でも、子どもが喜々としてやっていればそれは間違いなく効果があると言います。●(4)「“たくさん解きなさい”は親の幻想」【例】『5年生のDくん。4月からもう6年生。中学受験の勉強にも力が入る。Dくんの目標は、苦手科目の算数を克服すること。母親からは「やった分だけ力がつく。問題をたくさん解きなさい」とハッパを掛けられる。だから、塾のテキストで間違えた問題と類似した問題を、自宅で何度も解いてみる。でも、テストになるとまた同じような問題につまずいてしまい、なかなか得点に結びつかない』今まで子どもにかけてきた時間やお金が、その子自身の能力や成績の伸びにつながらない場合は、そのやり方が間違っているようです。親の中には、猛勉強さえさせれば成績が上がると考えている人がたくさんいます。西村さんは、勉強量と成績の伸びは必ずしも比例しないと言い切ります。勉強の質も大切な要素 だそうです。たとえば、子どもを塾に通わせている親の多くが陥りがちなのは、少しでもたくさんの問題を解かせようとすることです。塾から帰ってきた子どもが、今日習った知識をきちんと身につけたどうかわからないうちに、それと似た類題を解かせる。そのときの子どもたちの解き方を見ると、ほとんど問題文を読んでいない と言います。「このあたりの数字と、あのあたりの数字を引いて、それをこっちの数で割れば……」という、あいまいな記憶に基づいた解き方をしているようです。つまり、問題に対して“何が分かっているのか?(仮定)”と“何を聞いているのか?(結論)”を確認して、結論までの過程を考える作業がスッポリ抜けた解き方で終わってしまう危険があるのです。●(5)「悪い点をとってきたときの口争いは、何のメリットもない」【例】『3年生のEくんは、国語で30点台を取ってしまった。これまでの最低点だ。テストは、必ずお母さんに見せないといけない。気が進まないが、テストをお母さんに見せた。「え?これ、どういうこと?」と、お母さんは何度もEくんに尋ねる。「こんなひどい点数を取って!ちゃんと勉強しているの?」と怒鳴った。Eくんは、「今回は調子が悪かったから……」などと答えた。「調子が悪いって、どこが悪かったのよ!」とお母さん。しばらく説教が続き、Eくんはうなだれながら言い訳を探していた』悪い点数を取ったとき、親が怒りに任せて「何なのこの点数は!」と子どもに責めるのはNG行為だと言います。西村さんによると、とげとげしい言葉を浴びせることで、子どもは「やっぱりお母さんに怒られちゃった」「お母さんのこの怒りをどう静めようか」などと考え始めます。低学年の場合は、「大変なことをしちゃった。お母さんがこんなに怒るんだから、とんでもなく悪いことをしてしまったんだ」と頭の中はパニックになります。このような会話が繰り返されると、子どもはやがて起死回生のセリフを見つけ出します。「うるさい、くそばばあ!」と、点数が悪くて叱られている状況から、ひどい言葉を投げ掛けることで論点をすり替えよう とするかもしれません。口争いは子どもにはささくれだった気持ちだけが残り、母親には怒りと心配が渦巻きます。言い争うことではなく、悪い点数を取ってしまった原因を探りその対策を考えることが大切だそうです。----------以上、教育熱心なママさんたちが陥りがちなNG行為5選でした。子どもたちのほとんどが宿題をやりたくないと思うのは当然です。私もそうでした。そこで親が、「宿題をやりなさい」と言ったとしても心に響かないかもしれません。まずは子どもに、宿題をやらないことによって「どうなるか?」と考えさせることが重要だと思います。実際に、宿題をやらず学校で先生から怒られたり、きちんとやってきた子が褒められたりすることで、自分から「やろうかな」と思えるまで様子をうかがっても良いかもしれませんね。強制だけでは、子どもは動かないと感じます。ぜひ、ご参考にしてください。【参考文献】・『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』西村則康・著●ライター/KOU(ママライター)
2016年03月13日最近、小中学校でも俳句コンテストをやったり、テレビ番組で辛口先生が俳句を添削するコーナーが人気だったり、俳句の面白さが広く見直されてきているようです。俳句に年齢は関係ないので、子育て中のパパやママは、子どもと競って楽しむこともできます。親子で俳句づくりに挑戦してみたいという方に、俳句を始めるにあたって、知っておきたいことをまとめてみました。子どものことばを俳句にしてみよう松尾芭蕉は俳諧は、三尺の童にさせよ。初心の句こそたのもしけれ。出典:『三冊子』という言葉を残しました。小さな子どもに俳句を作らせることをすすめています。子どもに俳句作りなんて難しいかなと、普通は考えてしまうもの。筆者もこれまで俳句を日常的に作ってこなかったので、なんとなく身構えていましたが、やってみるとまず大人が楽しくてハマります。普段暮らしている中に面白いことを探すので、なにげない日常が生き生きと面白くみえてくるのが魅力です。子どもの俳句を読むと、会話の中では拾いきれない子どもたちの心の機微がにじみ出ていたり、小さな子どもでも大人が思っている以上によく見ているなと感心するような句がたくさんあったりして、大人も勉強になります。俳句は年齢に関係なく同じ土俵で戦えるので、親子で取り組むと刺激しあってより楽しめると思います。「雪にシロップかけたらかき氷になるかな」「あの雲、○○みたい」忙しいときは、適当にあいづちを打って受け流してしまいがちな子どものつぶやき。そんなつぶやきに耳を傾けながら、日常の中にある面白いことを一緒に探してみましょう。今さら聞けない俳句の超基本ルール俳句は、五・七・五の十七音で作る短い詩です。その中に、季節を表す季語を入れること。ルールはたったこれだけです。制約があって難しそう、と感じてしまうかもしれませんが、これさえ守れば、誰でも俳句が作れるともいえます。「あじさいは きれいなお花 たからもの」(小学2年生の作品)子どもは難しく考えないので、さらっと一句できてしまうことも。季語の表す季節はひとつひとつ決まっていますが、中にはイメージと異なるものもあります。たとえば、「西瓜(すいか)」は夏のイメージですが、俳句では秋の季語です。俳句の季節は旧暦で決まるので、「バレンタインデー」は春、「母の日」「カーネーション」は夏です。「シャボン玉」や「ぶらんこ」「風船」なども、ある季節の季語ですが、どの季節だと思いますか? 気になる方は調べてみてくださいね。ネット上でも季語を調べるサイトは数多くありますが、「歳時記」という、季語の辞典のようなもので季語の季節や使い方を確認することができます。小中学生向けに書かれている歳時記も多くあり、手元に置いておくと便利です。(参考)・『 大人も読みたい こども歳時記 』季語と歳時記の会・著/長谷川 櫂・監修(小学館)初心者が手っ取り早く俳句をよむには、基本的な型に当てはめると作りやすいようです。初心者でもすいすい作れる基本的な型って?夏井いつきさんの著書『 100年俳句計画—五七五だからおもしろい! 』(そうえん社)では、「取り合わせ」という技法の中で最も基本的な型である、「五音の季語+季語とは関係のない十二音」で俳句を作るやり方が紹介されています。「五音の季語」+ ○○○○○○○・○○○○○○○○○○○○・○○○○○ +「五音の季語」○の中に自分の創作した十二音文を当てはめれば、俳句の完成です。この十二音の中には、「自分の目で見て、耳できいて、肌でふれて」感じたことを言葉にします。内容は五音の季語とはまったく関係のないものが面白く、どの季語と組み合わせるかによって、印象が大きく変わってきます。たとえば、春の季語で五音のものは、春の空、春の暮れ、春来る、春の風、風光る、山笑う、桜草、桃の花、葱坊主、牡丹雪、などがありますが、これらと「洗濯ものの山高し」という十二音を組み合わせてみると、以下のような句ができます。「春の空 洗濯ものの山高し」「春の暮れ 洗濯ものの山高し」「春の風 洗濯ものの山高し」それぞれ印象が微妙に変わってきますよね。「春の暮れ」だと、疲れがにじんでいる感じですが、「春の空」だと、たくさんの洗濯ものを前に「よしやるぞ」と気合が入る感じでしょうか。「春の風」だと、より爽快感がアップしますよね。帰省して家族で集まったときに、お題を決めて制限時間内に俳句を作ってみるのも、ゲーム感覚で楽しめそうですね。歳時記を片手に、俳句の世界にハマってみませんか。(KANA)
2016年03月11日【ママからのご相談】小1男の子のママです。リビングルームで子どもがテレビを見る機会が多いのが心配です。こちらもついつい家事で忙しいとテレビに子守りをさせてしまい、罪悪感もあります。勉強に影響が出ないのか心配です。また、どうせ見るのならば勉強に興味を持てるようにならないかとも考えています。なにか良い方法はありますか?●A. テレビとの上手な付き合い方をお教えします。こんにちは、遊びと学びの専門家大根はじめです。子どもがテレビにかじりついているとあまりよくないのでは……と心配になってしまいますよね。うちの子どもも、恥ずかしながらテレビ大好きないわゆるテレビっ子です。テレビと上手に付き合う方法 をご紹介します。●安心してください。テレビを見ても大丈夫です中室牧子さんの著書『「学力」の経済学』によると、親が心配するほどテレビは子どもに悪影響がないこと、1時間程度ならばテレビを見ても問題がないことが分かっています。同時に、2時間以上だと悪影響がある ことも判明しています。時間にメリハリをつけて見る番組を決めるなど、ルールを決めることでダラダラ視聴を防ぎましょう。●テレビを見ているときに学習効果を上げる方法その1わが家ではテレビの置いてある居間に、子ども専用の国語辞書を置いています。先日テレビで『肺結核』との言葉が出てきて質問してきたので、夫が「自分の辞書で調べてみなよ」と促し調べていました。深谷圭助さんの著書『辞書引き学習が自分でできる!』でも、小学校で覚える言葉は7,000語、語彙力を増やすためにも辞書を引くことが有用である と指摘しています。いきなり辞書を引くよりも、テレビを見て興味を持ったらすぐに調べるということを繰り返していると、自然と自分で調べることができたり、語彙を増やす力になったりします。●テレビを見ているときに学習効果を上げる方法その2テレビを通じて子どもが興味を持つのは言葉だけではありません。この国はどこ?ここはどこ?と地名にも興味を持ちます。日本地図、世界地図、地図帳を置いておくと社会科の勉強 にもなります。地図帳は難しすぎる……という場合は地図絵本もあるので絵本でもいいですね。興味を持ったらすぐ調べることを習慣化すると、ものを学ぶ習慣を身につけるきっかけにもなります。働くようになっても自分で物事を調べる力は大いに役に立つので、テレビを見ながら一石二鳥を狙いましょう。----------いかがでしたか?まずはテレビの前に辞書や地図絵本を置いてみることから始めてみるのもいいかもしれませんね。【参考文献】・『「学力」の経済学』中室牧子・著・『辞書引き学習が自分でできる!』深谷圭助・著●ライター/大根はじめ(マンガ家)
2016年03月08日英語を学ぶ環境は、インターナショナル・プリスクールや英語保育園、英会話スクールなどたくさんあって、どこがいいのか迷ってしまいますよね。それぞれの特徴と選び方について、バイリンガル育児コンサルタントの山田日弓さんに伺いました。インターナショナル・プリスクール(以下、プリスクール)英語のみ、または主に英語で保育を行う保育施設のことです。毎日、英語にたっぷり触れられるので、自然と英語が身につきます。英語を勉強として学ぶのではなく、英語を日常生活で使うことによって英語の習得を目指します。年齢に合ったスキルや知識などもあわせて英語で学ぶことができます。教師はネイティブであることが多く、英語圏の文化や行事、考え方などに触れる機会が得られることも人気です。英語幼稚園保育に英語を取り入れた認可保育施設のことです。日常会話のすべてが英語の幼稚園と、週に数時間だけ英語を教える幼稚園があります。すべてが英語の幼稚園は、プリスクールとほぼ同じと考えていいでしょう。週に数時間だけ英語の時間があるという幼稚園は、英語に触れる時間が短いため、それだけで英語が身につくことを期待するのはムリです。幼稚園に英会話スクールがオプションでついているという感覚で利用してください。英会話スクールスクールによって教師とカリキュラムの質に差があるので、よく見極める必要があります。自分から発言することが苦手なお子さんもいるので、積極的に話しかけてくれる先生を選んでください。できれば少人数制のクラスが望ましいですね。生徒数が多いと、子どもが発言する機会が減ってしまいます。生徒数が6人くらいまでなら、先生が一人ひとりに話しかけることが十分できるでしょう。英語家庭教師1対1で、ていねいな会話ができます。英会話スクールなどでよくあるのが、お子さんが単語だけで答えるケースです。初めのうちはそれでいいのですが、慣れてきたらセンテンス(2語以上の文)で答えられるようにしたいですね。マンツーマンの家庭教師なら、お子さんがきちんとセンテンスで答えられるようじっくりと指導することができます。お子さんに合ったペースで、ちゃんと理解していることを確認しながらレッスンを進められるのもいいですね。プチ親子留学(短期親子留学)1~3ヶ月くらいの期間で、両親とお子さん、またはママとお子さんで短期留学をするケースが増えています。滞在先はホテルや語学学校内の宿舎、短期賃貸アパートなどさまざまですが、おすすめなのは親子でのホームステイです。英語を使う時間が増えるうえ、現地の暮らしや文化に触れることができます。とくに人気がある留学先はカナダです。住みやすい都市トップ10に選ばれ続けているバンクーバーでは、複数言語を話す人が多いため、英語を話せない日本人に対しても親切です。室内で靴を脱ぐ習慣があり、衛生面でも安心できるところが多いです。ネイティブでない家庭や、衛生面で問題のある家庭を紹介されたなどのトラブルもあるので、信頼できる紹介業者に依頼しましょう。「週2回のプリスクール+週1回の英語家庭教師」「プチ親子留学+英会話スクール」など組み合わせているご家庭もあるようです。ご家庭の事情やライフスタイル、お子さんのタイプにあった環境を選んで、英語に触れる時間を増やしてあげたいですね。(佐々木月子)今回取材に協力してくださったのは山田 日弓(やまだ ひゆみ)さんソレイユインターナショナルスクール学長。東大法学部卒。米国デューク大学ロースクール修士。米国コロンビア大学プロフェッショナルフェロー。外資系企業(GE)などを経て現職に。自身の経験や、バイリンガル研究の成果を元に、バイリンガル育児コンサルタントとして活躍中。■0歳からのバイリンガル育成スクール Soleilis(ソレイユインターナショナルスクール) ■ブログ「 年収3000万円以上の子供を育てる方法 」
2016年03月03日こんにちは。日本の少子化対策には“家族力”の強化が鍵だと常々考えているライターりょんぺいです。さて、もうすぐ春、お子さんの新しい環境が始まる季節です。この機会にお子さんの学習環境を一工夫したい!そうお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、家族の中心にホワイトボードを設置する魅力についてご紹介します。●“書くこと”の大切さ住宅総合コンサルティング会社を設立し、お子さんがいる住まいを研究している四十万靖さんも、著書『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』の中で、有名進学校に通ったり、家庭学習の習慣がしっかりついていたりするお子さんの特徴に“家族間のコミュニケーションがとれている”ことを挙げています。「わが家はみんなおしゃべりでコミュニケーションは取れているから必要ないわ」そうお考えの方こそ知っていただきたいのが、ホワイトボードならではの“書く”という作業の効果 です。四十万さんは前述の著書でも、“書くこと”は“話すこと”に比べ、視覚で伝えることができ、書いたものが残るのでしばらくたってから伝えたかったことの意図を改めて理解できる、より効果的なコミュニケーションであると述べています。他にも、自分で書くという動作を伴った文章は、反射的に出てしまった言葉にはない、熟考した言葉を相手に伝えることになるので、思いやりの心を育むことができると筆者は考えています。この“書くこと”のコミュニケーションをらくがきのような感覚でサッと行動にうつせることが家族の中心にホワイトボードを活用するメリットとなります。リビングや冷蔵庫の扉など家族全員が目にする場所にホワイトボードを置くだけで今まで以上に家族のコミュニケーションが取れるようになります 。筆者も長男が小学校に入学することをきっかけに、ダイニングテーブルの横の壁に90×120cmのホワイトボードを設置いたしました。きっかけは、それまで使っていたホワイトボードタイプのカレンダーに書くことが多くなったため、いっそ大きなホワイトボードを設置しようと考えたからでした。子どもの学力向上に効果があるか……については正直なところ具体的な効果はまだ見えません。ただ、家族のコミュニケーションアップという点では著しい効果をいくつも感じることができましたのでご紹介します。●ホワイトボードを家族で使うメリット5つ●(1)家族の情報ステーションになるホワイトボードの一角に家族のスケジュールを記入するカレンダーを掛けることで、スケジュールの共有のほかに持ち物やTO DOリストを一緒にホワイトボードに記載し、家族全員で共有 できます。今週中に用意しなければいけないものなど、子ども自身が書くこともできるので、実際に書き出すことで忘れ物防止に大きな力を発揮してくれます。●(2)これどういうこと? という説明がしやすい例えば海の中にあるトンネルを説明するとき、言葉だけでは伝えづらくてもホワイトボードでサッと図解 できます。「紙と鉛筆ある?」という中断がなくなり、ダイニングテーブルでの会話の延長で説明できるので子どもの興味を引き立てることができます。●(3)きょうだい同士で教え合える上の子が下の子に先生気分でひらがなの書き順を説明することもできます。人に教えるには自分もしっかり理解できていることが前提ですし、教わる側がわかりやすいような配慮をしながら説明しているのが伺えます。また、教わる側も紙に書いて説明されるよりもホワイトボードを見ながら説明を聞くと素直に聞いているように感じます。●(4)子どもが作った作品を飾ることができるマグネットが取り付けられるホワイトボードでは、壁に穴をあけることなく すぐに作品を飾ることができます。常に目につくところに飾ることができるので子どもの満足度も高まります。●(5)残業の父親とのコミュニケーションホワイトボードを設置して一番良かったのがこちらです。残業で子どもが起きている時間に帰宅できない父親に「おかえりなさい」と子どもが書き、その下に「ただいま」と父親が書くことができます。朝起きて父親からメッセージの返答を読んだときの子どもの表情は穏やかでした。置き手紙でも同じことですが、ホワイトボードの手軽さ が双方無理なく続けられるヒケツとなっているようです。----------視覚と動作を伴い、家族間のコミュニケーションを取れるツールとして絶大な力を発揮してくれるホワイトボード。ご家族だけの使い方を見つけるのも面白そうですね。お子さんの学習環境や家族のコミュニケーションについて考えるきっかけ、参考になると幸いです。【参考文献】・『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』四十万靖・著●ライター/りょんぺい(ママライター)
2016年02月28日【ママからのご相談】小学校3年生の息子が、学校の宿題をなかなかやりません。学校から帰ってくるとすぐに遊びに行ってしまうし、やり始めてもすぐに飽きてしまい、テレビを見たり、漫画を読んだりと集中が続きません。私も意識して声をかけるようにしているのですが、いつも宿題が終わるまでの戦いになります。私が息子の様子に我慢がしきれずに、怒ってしまうこともしばしばあります。自分から勉強するようになるいい方法はないでしょうか?●A. 実は夫婦仲の良さが子どもの勉強のやる気を高めます。ご相談ありがとうございます。家族を笑顔にする教師&6人の子育てパパ・荒川茂樹です。子どもの勉強と家庭環境って、一見つながりがないように思えます。でも、もし相談者さんが子どもだとしたら、どんな家庭でなら「勉強しようかな」という気になるでしょうか?まずは、「ここでなら安心して勉強ができる」「集中して勉強頑張るぞ」など、安心して勉強ができる雰囲気、前向きに頑張れる雰囲気 かどうかが重要な要素になるのではないでしょうか。では、子どもが居心地良く感じる家庭とはどのような家庭でしょうか?それは、親の仲が良く、子どもを受け入れる雰囲気がふんだんにある温かさです。子どもは親の姿をよく見ています。そして、敏感に察知します。夫婦の仲が良く、いつも笑顔にあふれ、コミュニケーションも積極的に取る。そんな両親を見ていたら、子どもの心はどんどん優しく、輝いていきます。また、ご両親のお子さんへの関わりが常に肯定的で、愛情にあふれていれば、子どもの心も愛で満たされ、やる気も湧いてくるようになりますね。勉強をするためには、それなりのパワーが必要です。そのパワーの根底を作るのは、誰でもないご夫婦の良き関係なのですよ 。●子どもが勉強するようになる環境作り2つ●(1)親の言葉かけを工夫しましょう子どもは、ママのことが大好きです。そのママから褒められるようなことが多ければ多いほど、やる気が出てくるものです。そこで心がけて欲しいのは、「勉強しなさい」「なんでやらないの」などのような否定的な言い方です。今村暁さんの著書『子どもの成績を決める習慣教育』でも、「勉強しなさい」という親の言葉の弊害を述べています。言われれば言われるほど、子どもは勉強へのやる気を失っていってしまう からです。ではどうするか!お子さんと話し合い、勉強する時間を明確に決めてください。その時間帯に自ら勉強をしたら“褒める”。できなかったら、グっとこらえて“何も言わない”。これをまず2週間続けてみてください 。褒めるときは、ものすごくうれしそうに、大げさに!これが重要なポイントです。2週間でたった1回かもしれません。でも、大好きなママが褒めたことは確実に子どもの心に残っています。さらに、お子さんが進んで勉強したことがうれしかったことを、オヤツや夕食時の話題に出すのも良い方法ですね。お子さんが自分から勉強する日が少しずつ増えてきたらしめたもの!どんどん“ほめ褒め作戦” を行なうことで、学習習慣があれよあれよという間に付いていくようになりますよ。●(2)宿題の量チェック大作戦お子さんは、日々の宿題がどれくらいあるのかを把握できているでしょうか?もしできていないで、いざフタを開けてみたら大量の宿題があった……なんてことがあれば、大人でも嫌になってしまいますね。そんなときの対応策をご伝授します。お子さんが学校から帰ってきたら、やることは・1……宿題をすべてリビングのテーブルに出す・2……1つの問題だけやってみる・3……遊びに行ってもOKこの重要なところは、“宿題の全体量チェック”“宿題の難易度チェック”を自分自身で確かめさせること です。だんだん慣れてくると、どのくらいやれば終わるかという見積もりができるようになっていきます。見通しを持って学習ができる子どもってステキですよね。●勉強する環境ができていますか?お子さんが安心して勉強できる環境づくりとして、家庭における学習環境があります。例えば、息子さんが勉強を始めるときに、下のお子さんは何をしているでしょうか?そこで、テレビを見ていたり漫画を読んでいたりしたら、気になってしまうのは仕方のないことです。また、ママさんが携帯やパソコン操作をしながら、なんとなくお子さんの様子を見ていたとしたら、それも集中をそらせる要因になってしまうんです。だから、お子さんが勉強をする時間になったら、家族も協力をして勉強しやすい環境を作ってあげること が、親御さんの重要な役目なのですよ。ママさんは、“下のお子さんと静かに読書をする”“一緒になって勉強する”などをしながら、息子さんの様子をよく見ていてあげるようにしてくださいね。●心からの応援がやる気を起こしますお子さんの勉強に対して、親のできることは限られています。しかし、工夫しだいでさまざまな協力・応援ができるようになります。親が勉強できる環境を整えていくことが、お子さんだけでなく、家族を笑顔にしていくことにもつながっていくのです。【参考リンク】・『子どもの成績を決める「習慣教育」』今村暁・著●ライター/荒川茂樹(プロ学習講師)
2016年02月23日yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜
あり子のワーママ奮闘記
PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトでした。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありません。自由気ままに過ごす夫が羨やましく思えて、つい夫に「入れ替わりたい」と非現実的なことを言ってしまいました。すると、なんと本当に入れ替わってしまい、夫はりささんとして過ごすことに。覚悟を決めたものの、ひどいつわりに耐えながらの家事や育児は想像以上に大変……。しかし、手探りで娘との生活を続けるなかで、りささんの頑張りや思いやりに気付き始めます。りささんとして過ごす日々が続く夫。ここ最近は、娘の超ハードモードなイヤイヤ期に困っています。インターネットで見かけた対処法も通用せず、何かいい方法はないかと悩むばかり。同僚に相談すると「自我が芽生えた証拠」と言われ、まだしばらくは頭を抱えることになりそうで……。ちょっとだけわかってきた! 娘お着替えを嫌がる理由を探るべく、観察を続けていた夫。ついに、星柄のパジャマの日は着替えを嫌がるということに気付きます。保育園の先生に話を聞いてみると、蛍光塗料で星が光るのが保育園のお友だちにも人気なようです。 りささんは一足先にそれに気付いていたようで、同じパジャマを2着用意していて「星柄パジャマから星柄パジャマへのお着替え」ができるようにしていました。お着替えの拒否は、ただのイヤイヤ期ではなく、ちゃんと理由があってしていた行動だとわかった夫は、その後の対処もバッチリ! しかし、イヤイヤ期は絶賛継続中。油断をすると地雷を踏んでしまうため、ちょっとしたことがきっかけで遅刻確定になってしまいました……。 お着替えを嫌がるのは、イヤイヤ期だからではなく、まさしく「自我が芽生えた証拠」でしたね。着ている洋服を褒めてもらったり、自分のまわりに人が集まってきてくれたりするのがうれしいのは、大人も子どもも同じようです。みなさんはお子さんのイヤイヤ期をどのように乗り越えましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年04月30日藤井爽子(そうこ)はやさしい夫・拓也、3歳の娘・未来(みくる)と慌ただしくも幸せな毎日を送っていた。ある日、爽子は家の掃除中に、娘と同じ「未来」という名前の女性に宛てた夫の手紙を発見。さらに身内の形見だと言って結婚指輪の代わりに身につけている指輪に「MIKURU」という刻印があることを知ってしまった。どうやら、夫には娘と同じ名前の恋人がいたようだ。不信感を抱えたまま、2人目の妊活を考え始めた爽子だが、娘が慕う保育園の先生の先生の下の名前が未来(みくる)であることを知ってしまう。夫はこの保育園の先生と昔付き合っていたのだった。 どうしたらいいかわからない…未来(みくる)という女性に向けた手紙を見つけたこと、指輪の裏に「MIKURU」と刻印がしてあるのを発見したこと、そして大学時代のアルバムにカナエ先生の写真を見つけたことを夫に問い詰めた爽子。 夫はたしかに大学のときにカナエ先生と付き合っていたという。そしていまはメンタルが不安定なカナエ先生のために「支えになりたい」と思って会ったこと、娘の名付けの際は「そのときはその名前が1番いい名前だと思っていた」と告白した。 これを聞いてショックを受けた爽子は、娘とともに家を出て先輩の家に身を寄せた。 そのころ、カナエ先生は爽子の義母に接触を始めていて……。 v 夫のことを許せない気持ちと、娘と父親を引き離してしまう申し訳なさに悩む爽子。 一方の夫は、友人にお灸を据えられていた。夫は「妻と子どもを失うことは考えられない。けれど元恋人を放っておくこともできない」と悩んでいるよう。 そんなところに、義母から電話が。別居がバレたかと焦る爽子だったが、それは娘の未来の誕生日をみんなで祝おうというお誘いだった。夫とも話し、娘のために誕生日はこれまで通りに過ごすことに決めた。しかしその影で、実はカナエ先生は義母に近づいていたのだった。 ◇◇◇ 自分の気持ちと、娘の気持ちの両方を考えなければいけない爽子さん。きっと、とてもつらい状況ですよね。それなのに夫の拓也さんは、別居したあとも元恋人を「放っておけない」と言っています。一見やさしいように思える拓也さんですが、それは真のやさしさとは言えないのではないでしょうか。大切なものは何なのか、きちんと考えてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 樹ユウマ
2024年04月30日亮太さんは妻の麻耶さん、4歳の息子・和馬君の3人家族。亮太さんは、麻耶さんに対して不満があり、会社で寝泊まりして1週間になります。亮太さんが家を出ることになった理由とは……?何を伝えてもいつも屁理屈ばかりの麻耶さんに、亮太さんはいつしか「話し合うだけ無駄」と考えるように。ある日体調不良で早退した亮太さんは、自宅で麻耶さんが楽しそうに浮気相手らしき男性と電話している声を聞いてしまいます。それでも「子どもの手前、夫婦喧嘩はできない」と考えた亮太さんは、一旦電話が終わるまで待つことに。ところが肝心の和馬君の姿が、家のどこにも見当たらないのです。そんなとき、玄関のインターホンが鳴り響きます。そこにいたのは、隣人の山田さんに連れられて泣いている和馬君でした。 イヤホンで音楽を聴いたり電話したりしていた麻耶さんは、和馬君が外に出たことに気づかなかったようです。 亮太さんが「なぜこんなことが起きたのか」を和馬君に尋ねると……? 和馬君が自宅から締め出されてしまった理由とは 帰宅するなりイヤホンで音楽を聴き始めた母を邪魔してはいけないと、庭に出てしゃぼん玉で遊ぶことにした和馬君。 ところが、そんなことを知らない麻耶さんは、ついいつもの癖で庭に続く窓の鍵を閉めてしまったようです。 そんな自分の行動を棚に上げて、反省するどころか開き直るかのように亮太さんに逆ギレする麻耶さん。 思わず亮太さんは妻に対して強い怒りを覚えるのでした。 亮太さんが言うように小さな子どもがいる家庭では「いつ何が起きるか」わからないもの。 息抜きで音楽を聴くにしても、イヤホンを片耳だけにしておく・小さな音量で聞くといった配慮が必要だったかもしれませんね。 今回は山田さんのおかげでことなきを得ましたが、これを機に摩耶さんには自分の行動を見直して欲しいですね。 そして、もし亮太さんの聞いた麻耶さんの電話が本当に浮気なのならば、妻としても反省が必要です。 二度と和馬君や亮太さんが嫌な思いをすることがないよう、改めて家族と向き合ってもらいたいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くろねこ
2024年04月30日2児のママ・モグさんの夫は、イケメンですがモラハラ気質を持っています。ある日の夕食後、娘・ハナちゃんが熱を出してしまいました。パパは子どもの体調不良に気付かなかったモグさんを責め、病院への送迎も、長男・タロくんの面倒を見ることも拒否! その上、自分から「病院へ行くよな?」と言っていたはずなのに、「ただの風邪なのに大げさ」と、夜間診療を受診することに文句を言い始めたのです。さらにパパは、子ども2人連れて慌ただしく出かけようとするモグさんに、“出かけるついでに”と言って、お酒とおつまみの買い出しを頼んできました。モグさんが断っても「俺は(ゲームで)手が離せないから」と冷たく言い放ったのです。病院から帰宅した妻に夫は… 混んでいる夜間診療……熱があって機嫌が悪いハナちゃんと、いつもなら寝ている時間で眠いタロくんを連れての診察は容易なことではありません。 しかし、パパはそんなことはお構いなし。買い物に行けなかったモグさんを責め、挙句の果てには夜間診療へ行ったことを非難し、子どもがかわいそうだから早く寝かせろと命令してきたのです。 反論したい気持ちをぐっと堪え、モグさんは何も言い返さずに2人を寝かしつけるのでした。 帰宅後、パパから真っ先に出たのがモグさんを労う言葉や、体調が悪いハナちゃんを心配する言葉ではなく、自分が頼んだ買い物のことなんて……本当に2児の親なのかと呆れてしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター モグ
2024年04月30日出産直後から産後うつになり、とても苦しい時期を過ごしました。夫や私の両親は理解を示してくれたのですが、義母に症状を伝えたところ、とんでもないひと言が返ってきて……。ドン引きしました。 産後うつだと義母に伝えたところ…出産して、産後うつになった私。「自分は子育てができない」と悩み、食事もまともに食べられない、眠れない、涙が出てくる、と思い出しても本当につらかったです。 夫や私の両親は産後うつについて勉強し、理解を示してくれました。私が少しでも休めるようにと、夫は早めに帰宅をして育児をしたり、母は家事を手伝ってくれたりと、本当に有難かったです。 あるとき、義母に産後うつだと電話で話したところ、「子どもを産んだだけでうつ? どういうこと?」「そんなことでこれから育てられるの?」とお説教が始まり……。追い詰められた私は始終泣いていました。 その後も義母から電話が続き、堪忍袋の緒が切れた夫が「いま○○(私)は病気なんだ。看病する気がないなら放っといてくれ!」と言って電話禁止令を出してくれました。家族の助けや病院の治療で、うつの症状は治っていきました。今は元気を取り戻し、夫と両親にはとても感謝しています。しかし、義母の余計なひと言で症状が悪化したため、義母の言動は今も忘れられません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◇ ◇ ◇ 産後はホルモンバランスが急激に変わり、この変化が自律神経に影響を及ぼします。よく聞かれる「マタニティブルーズ」は一過性の生理的なもので、産後2週間ほどで自然に治まることがほとんど。一方の「産後うつ」は早ければ産後2〜4週ごろに発症し、こちらは医療機関での治療が必要です。マタニティブルーズが悪化して産後うつになるケースも少なくないので、ひとりでかかえこまず、かかりつけの医師または心療内科や精神科に相談して治していきたいですね。 イラスト/シュー子著者:中田美子監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日子どもとスーパーで買い物をしていたときの話です。 ちょっとやめてよ!野菜コーナーでカボチャを見たときに子どもが突然「ママのおしりはかぼちゃみたいに大きいよね」と大きな声で話しました。周りの人にも聞こえる声だったので、それを聞いたご婦人が驚いていたのを覚えています。とても恥ずかしかったです。 家でよく夫が私に対し言っていた言葉を真似したのだと思います。子どもは夫婦の会話をよく聞いているため、気をつけなければならないなと感じたと同時に、子どもの前では乱暴な言葉や、下品な言葉を使う事はしないようにしようと夫とも共有し、気をつけています。 作画/加藤みちか著者:北川みずき 3人の男の子を育てる専業主婦。
2024年04月30日私の息子はよく汗をかきます。当時1歳の息子は、単純に子どもで代謝が良いから汗がよく出ると思っていました。しかし、保育園の先生から「汗っかきだよね」と言われるように。髪の毛があまりなかった赤ちゃん時代や冬は問題なかったのですが、夏になると頭から強い臭いが出るようになり……。こまめに汗を拭いてみても…保育園の先生から指摘されてから、肌荒れを防ぐためにタオルなどでこまめに息子の体を拭くようになりました。清潔に保てたのか肌荒れはありませんでしたが、息子を拭くたび、頭から汗の臭いが強く出ていることに気が付きました。 そこで、頭皮や髪の毛もなるべく拭くように心がけ、シャンプーでなるべく丁寧に洗うようにしたのですが、頭の臭いはなかなか消えてくれなかったのです。 理容室のご主人に相談してみるとある日、息子を理容室に連れて行ったときのこと。私は、ふと息子の頭の臭いに悩んでいると理容室のご主人に相談してみました。ご主人は、「たしかに少し臭うね。予洗いを長めにしてみたら?」とアドバイスをくれました。 予洗いとは、ブラッシングして髪の毛の絡まりをといたあと、シャンプーをする前にお湯だけで髪の毛を洗うことです。先に予洗いすることで頭皮や毛穴の汚れを浮かし、シャンプーの効果が高まると言われているそう。 早速、翌日から試してみると、私の息子には効果テキメン! 完全に臭いが消えたわけではありませんが、不快には感じない程度に改善されていたのです。 臭いの原因はさまざまなため、予洗いで必ずしも臭いが軽減されるわけではないそうです。今回の件で初めて予洗いというものを知った私。毎日汗を拭く作業は大変でしたが、子どもがいるからこそ自分の知識が広がったと感じます。また、ささいなことでも困ったときは、誰かに相談したほうが良いと改めて学びました。 イラスト/森田家著者:長谷川 なぎ
2024年04月30日わが家には、保育園に通う3歳の娘がいます。ある朝、マンションのエントランスで70代くらいのAさんとBさんが立ち話をしていました。「おはようございます」と私があいさつすると、Aさんが「あらぁ、保育園に行くの?」と声をかけてくれたのです。声をかけられた娘はうれしそうでしたが、一方のBさんは無愛想で……? 毎朝登園を阻むマンションの住人… Aさんの「あらぁ、保育園に行くの?」という声かけに、娘は「うん、そうだよ。これ! クマちゃん!」とニコニコ。一方Bさんは、ひと言も話すこともなく少し不愛想な様子。 翌朝、娘の機嫌が悪くスムーズに準備が進みませんでした。遅れ気味のため急いでいると、AさんとBさんがまたエントランスで立ち話をしていました。遅れそうだったのであいさつだけして通り過ぎようとしたとき、Aさんが急に私の腕をつかんで「今日は何を持っているの?」と横にいる娘に声をかけたのです! 強引な行動にぎょっとした私。しかし振り切れず、仕方なく少し会話をしてギリギリで保育園に到着しました。このままだといつか遅刻するかも……と思った私は、次の日から出発時間を少し早めることにしましたが、2人はまたエントランスにいます。ただでさえ朝の準備は大変なのに、他人のことも考慮しながら出発しないといけないことが苦痛になっていました。 1週間後。この日もエントランスにはAさんとBさんがいました。いつものように私たちの行く手を阻むように立ち、声をかけてくるAさん。もう嫌だ……と気持ちが折れかけたそのとき、Bさんが「いいかげんにしなさいよ」と言ったのです。突然の言葉にびっくりした私とAさん。Bさんは続けて、「私にも3歳くらいの孫がいるけれど、毎朝保育園に連れていくのが大変って娘が言っていたわ。あなたも毎朝大変でしょう。話につきあわなくていいから、早く行きなさい」と言ってくれました。Aさんはすぐにバツの悪そうな表情に。そして「気が回らずごめんなさいね」とひと言。私は、Bさんの言葉に涙が出そうになりました。 今思えば、Bさんは無愛想なのではなく、私たちが忙しいだろうと気にかけて、話しかけないようにしてくれていたのかもしれません。その日からAさんとBさんは「おはよう」とにこやかにあいさつするだけで、引き止めてくることはなくなりました。同じようなことがあったときは自分で事情を話し、気持ちを伝えられるようにしようと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:中川みかん
2024年04月30日息子が生まれたばかりのころの話です。里帰り出産をした私は、実家から近い祖父母の家で1カ月ほどお世話になっていました。そんなある日、祖父が何気なく放った言葉に私はとてもショックを受けてしまいました……。 祖父の何気ない一言そのころの息子はよく泣く子だったので、泣き始めてすぐは様子を見ているようにしていました。息子を抱き上げた祖父は、「こんなに泣いているのにママに抱っこしてもらえないなんて、かわいそうに」と言ったのです。 私にとっては初めての子育て。泣いている理由もまだわかりませんでした。 祖父にも悪気はなかったと思いますが、そのときの私は産後で心身ともにボロボロの状態。その一言が割れたガラスのように心に突き刺さってしまい、ショックでぼう然……。その後、そのまま別室に行って、しばらく一人で泣いていました。 後日、夫が私の祖父母の家に来たとき――。 息子を夫に任せ、私はのんびりとお風呂へ。私が入浴してからしばらく経つと息子はぐずり出してしまい、いくら夫があやしても私が戻るまで泣き続けていました。 そのときにも祖父は「かわいそうに」「やっぱりママじゃないとダメなんだ……」と夫と息子に対して言ったそうです。今度は、夫が祖父の言葉にひどくショックを受けていました。 私たち夫婦は、2人で協力して子どもを育てていこうと約束していました。もちろん性差はありますが、「ママじゃないとダメ」「パパじゃないとダメ」ということはできるだけないようにしていくつもりだったのです。 今回のことで、祖父のような近しい存在でも、子育てに対する考え方が違ったり、何気ない言葉で傷つけてしまったりすることがあると気づかされました。子育てをしていく過程では、大小あれどこのようなことはまた起こるのかもしれません。私たち夫婦は、この出来事をきっかけに改めて話し合いました。そして、アドバイスは参考にしつつも、人の言葉に惑わされず、息子に合った育児スタイルを確立させていこうと心に決めました。 イラスト/ふくふく著者:松本 ロイ子
2024年04月30日3歳の息子と公園にお出かけしたとき、息子と遊んでいた小学生のひとりが「トイレ」と言い出します。公園内にトイレはなく、自宅のトイレを貸してあげたのですが、その後まさかの展開に……。 こんなことってある!?団地住まいの3歳の息子と私は、敷地内の公園によく遊びにいきます。あるとき、息子と一緒に遊んでいた小学1年生くらいの男の子がもじもじし始め、「トイレに行きたい……」とひと言。公園内にトイレはないため、自宅のトイレを貸してあげることにしました。最後に「ありがとうございました」とお礼が言えるいい子だったのですが、その日以降、その子は私と息子が公園にいない日でも「トイレを貸してほしい」と何度もわが家を訪ねてくるように。漏れそうで困っているという様子でもありません。トイレを一度貸したことをきっかけに、わが家のトイレが「気軽に行ける公衆トイレ」だと思われているのでは!? と思った私は、「漏れそうで急いでいるとき以外は、自分の家のトイレを使ってね」とやんわり注意しました。 その後、その子がトイレを貸してほしいと言うことはなくなりました。困っているときはトイレを貸してあげたいですが、「漏れそうなときだけ」などのルール作りは必要だと感じた出来事です。 作画/Pappayappa著者:桂ゆかり
2024年04月30日息子が3歳、娘が1歳のときの話です。当時、私は家で遊ぶと部屋中散らかり放題になるため、できるだけ児童館や公園などへ外出していました。ある日、ママ友のと子連れで公園へ行った日のこと。帰宅した私に放った夫の言葉に一瞬耳を疑いました……。 ママ友と公園ピクニックを計画あるとき、仲良しのママ友と子どもを連れて大きな公園に行く計画を立てました。ママ友親子と会うのは久しぶりだったので、お弁当を持参し、午前中からたっぷり遊ぶことに。お出かけまでの準備や乳幼児を2人連れたワンオペの外出は一苦労ですが、私も子どもたちも公園ピクニックをとても楽しみにしていました。 しかし、準備の段階でやっぱり大変! まず、お弁当。それから水筒・着替え・タオル・おやつ……など外出時の常備品。さらに、息子には三輪車もせがまれました。いつも以上に準備で疲れてしまいましたが、すべては子どもたちの笑顔のために! そう思って頑張りました。 当日は、大量の荷物を持ちながら娘の抱っこに対応。また、元気な息子を見守ることにも必死の私。 当然、ママ友とゆっくり話せる時間もありません。それでも、楽しく遊べたので私は満足でした。 夫のありえない発言公園から帰宅すると一気に疲れが押し寄せてきました。この日は休日で在宅だった夫に「ちょっと疲れたから休んでくるね」と私は言いました。すると夫は……。 「今、友だちと遊んで息抜きしてきたのに、疲れたって?」と言ったのです! 思わず「これのどこが息抜きなんだよ!」と私は夫にまくし立てて、準備から当日まで大変だったことを話しました。 私の訴えに夫は、「ごめん。息抜きではないね」と謝罪。私はひとりで休憩することができました。その後も、わが家ではこのスタイルが定着。夫の休日に私が子連れでママ友とお出かけしたあとは、帰宅後は育児を夫とバトンタッチするように。そうすることで私も夫もひとりの休憩時間を確保することができるようになりました。きっかけは夫のありえない発言でしたが、結果的にお互いに息抜きができるようになってよかったです。 著者:都 うめこ
2024年04月30日下の子が幼稚園のとき、クラスの違うお友達のママからなぜかとても気に入られ、よく話しかけられるようになりました。え!?今なんて!?特に避ける理由もなかったので、会ったらおしゃべりする程度でした。ある日、そのママが通っているクリニックの整体師さんがどれだけカッコ良いのかを話してきました。私は「へぇ、イケメンだね」程度に答えていたのですが、それからというものもっぱら彼女の話題は整体師さんがどれだけイケメンなのかばかりに。ある日、別のママから「あの人整体師の人と不倫してるんだよ」と告げられました。旦那さんは単身赴任で海外にいると聞いていたのですが、楽しそうに不倫している姿を彼女はSNSに投稿しているのも見てしまいショックを受けました。 その後、話かけられたら対応はするけれど、自分からは挨拶以外は話をしないようにしました。 ◇ ◇ ◇ 不倫していることがバレバレなのに、アピールするような行動をとる人と仲良くするのはトラブルなどに巻き込まれたりしないためにも、このママのようにある程度距離を置くことも大切かもしれませんね。子どものことを考えると、わざと避けるよりも当たり障りのない対応をすることが良いのかもしれませんね。自分と価値観が合わない人とは、ある程度距離を置き無理に合わせず、ママの心の平和を優先させると良さそうですね。 作画/さくら著者:米田芽衣子40代、中学生と大学生の子がいる母。正社員で働きつつ家事は全て担当しているブラック主婦。
2024年04月30日私自身の通院のため、3歳の息子を義実家に預けていました。息子を迎えに行くと、義父が息子と仲良く遊んでくださっていて感謝の気持ちでいっぱいでした。しかし、後日、再び預けた日……私は義父が息子にとんでもないことを言い聞かせているのを目撃してしまったのです――。 冗談では済まされない息子が帰宅後、義父と遊んだ時のことを話してくれたのですが、義父のことを「おとうさん」と呼んだのです。 いつもなら義父のことを「じいじ」、夫のことを「パパ」と呼んでいる息子。義母が義父のことを「おとうさん」と呼ぶので、それを真似しているのかな?と思い、その場ではとくに何も言いませんでした。 後日、再度、預けた息子を義実家へ迎えに行ったとき――。 わたしが「お義父さんありがとうございました」と言いながら部屋に入っても、耳が遠い義父は私に気が付きません。そこで、近くまで行って声をかけようとしたそのとき……とんでもない会話を聞いてしまったのです。 いつも通り義父のことを「じいじ」と呼んだ息子。すると、義父は「『じいじ』じゃなくて『おとうさん』と呼びなさいと言っただろ」と息子に言ったのです。 その言葉を聞いて私はゾッとしました……。たとえ冗談のつもりでも、自分を「おとうさん」と呼ばせようとしていたことに驚きとモヤモヤした気持ちに。また、私や夫のいないところでそんなことを息子に教えていたということを不快に感じました。 息子も違和感を覚えたのか、すぐに「おとうさん」と呼ぶことはなくなりました。夫の親族のこともそれなりに信頼していた私。身内と言えども、子どもに関しては目を光らせておかないといけないのかなと考えさせられた出来事でした。 イラスト/ぽん子著者:二原 紗奈
2024年04月30日私は35歳の主婦。夫と娘の3人家族です。私たち一家は、最近車で30分ほどの会員制スーパーに、家族で買い物に行くのがお気に入り。テレビでも数多く取り上げられていて、見るだけでも楽しい場所です。会員以外にも大人は2人まで一緒に入れるので、友だちや両親や兄弟を誘って一緒に行くことも♪ 保育園の仲良しのママ友と会員制スーパーに行く約束をしていたところ、あまり話したことがないB美が「私も行きたい」と話しかけてきました。迎えに行くと、あまり知らないママが突然現れた3人で行く予定でしたが、急に仲の良いママ友が体調不良に。予定を変更しようとしても、B美は「パート休んだんだから連れていってよ! 旦那にも買い物を頼まれてるし!」とどうしても行きたいと言います。 当日、待ち合わせ場所に行くと、なんとあまり話したことのないB美の友だちも一緒に待っていたのです! 理由を聞いてみると「1人減ったから連れてきてあげたの。私って気が利くでしょ」とリナ。 私はしぶしぶ出発したものの、コンビニや銀行などにも寄らされ、予定より30分以上遅れて到着。買う物がない上に2人と一緒にいたくない私は、車で待つことにしました。 会計のタイミングでどこかへ消えたママ友2時間後、買い物が終わった2人から連絡が。会員が会計をしなければいけないため、私が一旦支払うことに。会計中、2人はどこかへ行ってしまいました。そして買い物の合計金額はなんと6万円超え! 私がカードで支払いを終えると、近づいてきました。 2人に3万円ずつ支払いするように伝えると、「3人で割り勘だから、1人2万じゃないの?」「たくさん買い物してポイントついたでしょ? 6万くらいおごってくれるのがママ友」などと言い始めました。 おまけに手持ちのお金もない様子。最初から私に支払いをさせるつもりだったのです。我慢の限界に達した私は、荷物を車に詰め込むと2人を置いてそのまま帰宅!叫びだす2人に、保育園の先生が喝翌日保育園にお迎えに行くと、大激怒の2人が詰め寄ってきました。そして「みなさ~ん! この人はスーパーに私たちを置いて帰る、薄情な人です!」と叫びだしたのです。驚いた保育園の先生に質問された私は、昨日のことをすべて話しました。 話を聞いた先生は「子どもたちには自分のことは自分でするように教えています。お買い物の方法も、おままごとを通じて覚えてもらっています。あなた方は『お金がなかったらお友だちにねだりなさい』って教えるんですか?」と毅然とした態度で説教してくれました。 どうやら2人は同じ手口で、他の人にも支払いをさせていたとのこと。子どもたちの前で説教され、2人は涙ながらに謝罪をしてくれました。 大切なのは思いやり。車に乗せてもらったりお世話になったりしたら、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月30日モグモグと美味しそうにご飯を食べる赤ちゃん。するとママから、「いただきますした?」の一言が。ママの質問への赤ちゃんの反応に思わずクスッ♪ ママとお姉ちゃんはお話し中 ご飯の時間。その前に、ママとお姉ちゃんは大事なお話しをしています。 ご飯美味しい…♡ その横で、妹のかんなちゃんはすでにご飯に夢中です(笑) 美味しそうに食べていますね♪大物っぷりを発揮しています! あれ?「いただきます」したかな?ご飯をモグモグ食べていたかんなちゃん。すると、お姉ちゃんとのお話しが終わったママがあることに気づきました。 「かんな、いただきますした??」 すると… あ!?そういえば… ママの言葉に思わず振り向くかんなちゃん。 「あ!忘れてた…!?」という表情が微笑ましいですね(笑) さらに… 「いただきます!」 ママの方を見て、「いただきます」をアピール(笑)(あたち、「いただきます」忘れてなんかないよ…) しっかり「いただきます」もできました! ママも思わずクスッ♡ かんなちゃんの大慌てな「いただきます」を見て、ママも思わずクスッ。ママ達にも再び笑顔が♡かんなちゃんのファインプレーで、みんなで笑顔の食卓になりました♪ YouTube「いっちーファミリー@itchyfamily」では、他にも思わずクスッとしてしまう動画がたくさん配信されていますよ。 ショート動画はどれも大人気♪姉妹で遊ぶ姿や、仲良し姉妹の日常の姿をぜひご覧くださいね。また、Instagram(@kokopapagram)も更新しているので、そちらも要チェックですよ! 「いただきます」をし忘れてママにバレた!その時、1歳児の反応は|いっちーファミリー画像提供・協力/いっちーファミリー
2024年04月30日出先のトイレに、小学1年生の娘と一緒に入ったときのこと。私は生理だったため、使用済みナプキンをトイレットペーパーでくるんでから、包装フィルムに包みサニタリーボックスに入れました。すると娘から「ゴミ箱に入れるのに、なんでトイレットペーパーでくるくるするの?」と言われ……。 なんでトイレットペーパーでくるくるするの?出先でトイレに入るときは、防犯対策やほかの方への迷惑を考えて娘と同じ個室に入るようにしている私。 ある日、娘とトイレに入ったときのこと。私は生理だったのでナプキンを取り替えました。いつものように外したナプキンを丸めてからトイレットペーパーで包み、新しいナプキンの包装フィルムで巻いてサニタリーボックスへ。 それを見た娘が「ゴミ箱に入れるのに、なんでトイレットペーパーでくるくるするの?」と聞いてきました。不思議に思ったようです。 掃除をしてくれる人へのやさしさ小学校1年生の娘にどう説明したらいいのかと悩みましたが、この子もいずれ生理がくるのだから、きちんと伝えようと思いました。 そして、「例えば、学校で鼻血が出た子がいて、血の付いたティッシュはゴミ箱に捨てるよね。お掃除のときに間違ってその血の付いたティッシュが、お掃除する人の手に付いたらどうかな? 嫌じゃない?」と、私は娘にもわかってもらえるよう、学校でありえそうなシチュエーションに例えて話してみることに。 「それに、血が苦手な人もいるよね。お掃除してくれる人に見えないように、血が手に付かないようにするのがやさしいと思うの。だからお母さんはトイレットペーパーでくるくるするんだよ」と言うと、娘は笑顔で「お母さん、偉いね!」と褒めてくれました。 経験したからわかること私がトイレットペーパーでくるくる包んで捨てるのは、そう教わってそれが当たり前のことだと思っていましたし、この方法がいいと思うからです。 仕事でトイレを掃除したときに、サニタリーボックスの中身は、ナプキンを丸めただけで捨ててあったり、トイレットペーパーで巻かれていたり、包装フィルムに巻かれていたりと、いろいろでした。できるだけナプキンが見えないように包んで捨ててくれる人はやさしいなぁ……と、掃除のたびに思っていたのです。 サニタリーボックスに入れる使用済みナプキンをトイレットペーパーでくるくる包むのは、それを片付けてくれる誰かへのやさしさでとても大切なことなのだと娘に伝えられたと思います。娘に生理がくるようになったら、またこの話をしてあげたいです。 著者/神谷 まりな作画/ののぱ 監修/助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2024年04月30日同性カップルの日常をYouTubeチャンネル『ふたりママFamily(旧Maho Risa Family)』で発信しているMahoさんとRisaさん。パートナーシップ宣誓し、家族となった2人。その後Risaさんが2022年11月に長男・ぽこ太郎くんを出産しました。今回は、Mahoさんが妊娠・出産したということで、1人ずつ出産しようと思った経緯や年子育児のメリット、デメリットなどをお聞きしました。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 職場の同僚のMahoさん(写真左)とRisaさん(写真右)。一緒に仕事をする中でお互いに惹かれあい、お付き合いをスタートし、家族になりました。 付き合ったころから「子どもが欲しい」と思っていたという2人。さまざまなステップを経て、デンマークの精子バンクで1,000人以上の候補の中からドナーを決定。5回目のチャレンジでRisaさんが第一子・ぽこ太郎くんを授かり、2022年11月に出産しました。 育児に専念するため、しばらく動画をお休みしていた2人。久しぶりに更新した内容は、なんと「2人目の妊娠発表」! 今回妊娠したのはMahoさん。2024年3月に第2子を出産しました。2人のママが、1人ずつ出産したわけとは…!? マイノリティだからこそ、分かり合えるきょうだいが欲しかった2人は元々、「子どもは2人欲しかった」そうです。 その理由は、「マイノリティだから、分かり合える相手としてきょうだいがいた方が良い」と考えてのことだと語っていました。 年齢的に子どもを3人もつことは厳しいかもしれないため、話し合って子どもは2人と決めたようです。 2人のママが1人ずつ出産したわけとは?子どもたちの将来を考えて、きょうだいを作ろうと計画した2人。Mahoさんは最初から「絶対に子どもを産みたい!」と思っていたそうですが、Risaさんは自分で産むことに関しては、「どちらでもいいかな」と思っていたそう。 そんな中、「家族が増える=家族としての幸せが倍になる」という話を2人でしているうちに、Risaさん自身も自然と「子どもを産みたい」と考えるようになったといいます。 自分も産みたいけど、2人の子どもを想像したときに「Risaの子どもを育てたい」というMahoさんから熱望もあり、1人ずつ出産することにしたようです。 なぜ「絶対に自分が産みたい!」と思っていたMahoさんからではなく、Risaさんが先に出産したかというと、年功序列で決めたそうです。 年子育児のメリット・デメリット動画では、年子での妊娠・出産・育児を振り返って良かったこと、大変だったことを教えてくれています。 良かったこと・上の子もまだ小さいので、ママが妊娠することによる寂しさをあまり感じていない・1人目の出産・育児の記憶が新しいから、2人目育児の想像がつきやすい・出産準備がラク。上の子のものを使える 大変だったこと・ぽこ太郎が保育園1年目なので風邪をひくことが多かった・妊娠中のMahoさんが子どもと一緒に風邪を引きやすかった・妊娠中の抱っこが大変だった このほかにも、「上の子と同じ産院で出産し、同性カップルという特殊な環境を温かく受け入れてもらえた」ことが良かったそう。 同性カップルだからこそわかり合えること「1年前にパートナーが妊娠・出産を経験しているからこそ、つらさや大変さをわかり合うことができた。これはめちゃくちゃ良いことだった!」と語るMahoさん。 初めての妊娠で不安な中、一度出産を経験しているパートナーが横にいてくれるのはとても心強かったそうです。 また、2人のつわりの重さが違ったことから、「人によっても妊娠や出産の状況は異なる。決めつけた価値観で話さない方が良い」など、お互いに経験しているからこそ理解し合えることもあったといいます。 ◇◇◇ 動画では、終始おふたりが笑顔で見つめ合って話す姿から、お互いを想いあっている様子がとても伝わってきます。そんな姿に、視聴者からは『愛に溢れた素敵な家族だと心から思える。お体お大事に赤ちゃん楽しみにしてます!』など、たくさんの応援コメントが届いていました。 同性カップルの子育てや年子育児はたくさんの苦労もあるかと思います。お互いの気持ちを分かり合えるおふたりなら、支え合いながら笑顔溢れる子育てができそうですね。 YouTubeチャンネル「ふたりママFamily」では、おふたりの日常生活妊娠中や子育てについてなど、さまざまな動画が投稿されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:ライター 逆井マリ
2024年04月30日次男が3歳のころ、家族全員で地元のお祭りに行ったときの話です。そろそろ帰ろうと階段を上っていると、次男が転んでしまいました。私はすぐさま次男を抱きかかえ、階段をのぼりました。ただ転んだだけだから大したことはないと思った私。まさか救急車を呼ぶことになるとは思いもよりませんでした――。 楽しいお祭りのはずが…救急車!?階段を上ったところで、一呼吸していると、見知らぬ女性が「お子さんの額から血が出てますよ!」と教えてくれました。よく見ると次男の額はぱっくり割れていて、そこから血が流れていて、私の服も血だらけになっていたのです。予想外の出血量に少しパニックの私に、額に当てる用にとティッシュを差し出しながら、女性は「救急車を呼んでもらった方がいいかもしれませんね」と言いながら救護所へ誘導してくれました。 救護所へ着いてもなかなか止まらない出血……。結局救急車を呼んでもらうことに。そして次男と一緒に私もそのまま病院へ行きました。 病院に到着すると、まずCTを撮り、その後、額の傷を縫ってくれました。後日、抜糸に行くことに。 お祭り会場は暗がりで人がたくさんいたため、3歳の次男にとっては歩きづらかったのかもしれません。そして、階段のとんがった角部分に額をぶつけたようで、縫うほどの怪我をさせてしまいました。 処置が早かったおかげか、幸いにも次男の額の傷は目立たなくなりました。あのとき声をかけてくれた女性には感謝してもしきれません。 二度と大きな怪我をさせないよう、今は子どもの目線に立って、歩きづらさや危険なポイントがないかどうかなどを確認するようにしています。 イラスト/ふくふく著者:丘里リル監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月30日全国農業協同組合中央会(JA全中、代表理事会長:山野徹)は、「食」や「農」を身近に感じてもらい、特に子育て層の皆さまにその魅力を感じてもらうことを願い、Instagramを活用したフォトコンテストを初開催します。受賞された方には、賞品として豪華な国産和牛や国産黒豚をプレゼントします。ぜひご応募ください。■コンテスト概要名称:『#(ハッシュタグ)みんなのよい食フォトコンテスト』主催:JA全中応募テーマ:「食・農の魅力をシェアしよう!」応募期間:令和6年5月1日(水)~5月31日(金)審査員:・一般社団法人SNSエキスパート協会 代表理事 後藤 真理恵氏・JA全中■審査基準・下記(1)~(3)のいずれかの要件を満たし、応募者が撮影した写真または、撮影者の許諾を得た写真。(1)子供や親子が国産農畜産物を食べている写真(2)子供や親子が国産農畜産物を料理している写真(3)子供や親子が農作業体験をしている写真・子供や親子が「食」や「農」に親しんでいることがわかる写真。・文字入れや組み写真、明るさ・色の調整など、Instagramに投稿した際に目を惹くように加工されている写真。・投稿に合った、興味を惹くキャプション(投稿文)。・応募から6月1日(土)までの‘いいね’の数。■応募方法1.JA全中公式アカウント「みんなのよい食プロジェクト(@yoishoku_ja)」をフォロー2.指定のハッシュタグ『#みんなのよい食フォトコンテスト』をつけ、アカウントから発信3.投稿にJA全中公式アカウント「みんなのよい食プロジェクト(@yoishoku_ja)」のメンション「@yoishoku_ja」をつける。4.投稿する(応募完了)。※応募数は1アカウントにつき5投稿まで↓「みんなのよい食プロジェクト」のInstagramはこちらからご覧ください。■賞品大賞(1点) :国産和牛(3万円相当)優秀賞(5点) :国産和牛(5千円相当)入賞(20点):国産黒豚(3千円相当)■「みんなのよい食プロジェクト」とはJAグループがすすめる、心と体を支える食の大切さ、国産・地元産の豊かさ、それを生み出す農業の価値を伝え、国産・地元産と日本の農業のファンになっていただこうという取り組みです。↓「みんなのよい食プロジェクト」のサイトはこちらからご覧ください。★「みんなのよい食プロジェクト」のシンボルキャラクター<笑味ちゃんのプロフィール>[年 齢]7歳、小学生[性 格]いつも明るく元気で食べることが大好き。好奇心がおうせいで、思っていることは素直に言っちゃう。[特 技]「食のポーズ」をかっこよく決める![口ぐせ]パク! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月30日