キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーが、個性が強すぎて恋愛も人生もうまくいかない男女を演じた『おとなの恋は、まわり道』。この度、ウィノナ演じる“ヘリクツ女”リンジーを襲うハプニングを収めた映像が到着した。過去の大失恋が原因で運命の恋を信じられなくなってしまったウィノナ演じるリンジーは、「自分の寛大さを示す」「気持ちにけじめをつける」という理由で元婚約者の結婚式に参加することを決意。空港で、同じ式に向かう“ヘンクツ男”フランク(キアヌ・リーブス)と出会う。しかし、皮肉屋同士お互いの第一印象は最悪。飛行機への搭乗列、飛行機内、迎えの車内と、ひたすらに口論を繰り広げながら宿泊先のホテルへと共に移動していくことに。今回公開されたのは、そんな2人がホテルに到着した直後の映像。飛行機の座席に続き、ホテルの部屋までも隣同士だった2人だが、ただ隣同士なだけではなく、なんと部屋までもドア1枚で繋がっていたのだ。映像では、フランクがパンツとシャツ、靴下というラフすぎる格好で、立ったままテレビに文句を言っているシーンから始まる。すると、突如リンジーが現れる!リンジーの部屋とフランクの部屋がドアで繋がっていたと知ると、リンジーは「クロゼットのドアかと…」と、入ってきた彼女自身も驚いた様子だ。ところが、ヘンクツ男のフランクは、女性の部屋と繋がっていたからといって、まるで動じない。それどころか、あまりの出来事に固まるリンジーに「僕に何か期待してる?」とデリカシーのない上から目線な一言まで。リンジーは一瞬絶句したのち「いいえ。ほら、ドアに鍵がついてる。ロックすべきよね」と、すぐに皮肉が飛びだすヘリクツ女にしては珍しく普通の言葉を残し、何事もなかったかのようにフランクの部屋と繋がる扉を閉じる…。常に強気なリンジーにしては意外にも、草食系らしいうぶな対応。そんなヘリクツ女が運命の恋を信じたい“肉食系”へと転身し、ヘンクツ男との間を隔たる扉を開く時はくるのか?リンジーを演じるウィノナは10月29日に47歳の誕生日を迎え、その美しさは衰えないどころか、歳を重ねるごとにより一層磨きがかかっている。口を開けば毒舌が止まらない“ヘリクツ女”リンジーは、いまのウィノナだからこそ演じられたハマり役。そんな魅力たっぷりの彼女の姿はぜひ劇場で確認してみて。『おとなの恋は、まわり道』は12月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おとなの恋は、まわり道 2018年12月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2018年10月29日元SMAPでタレントの草なぎ剛と香取慎吾が、14日に放送されたラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm78/毎週日曜19:00~20:00)で、同じく元SMAP・稲垣吾郎の呼び方について議論を交わした。番組冒頭、「親しい人の呼び方」の話題になった際、香取が「ツヨポンはゴローちゃんのこと『ゴローちゃん』って呼ぶときある?」と質問。これに対して草なぎは「昔は『ゴローちゃん』だったけど、いつしか『ゴローさん』になったね」と答えていた。逆に草なぎから「慎吾は『ゴローちゃん』って呼ぶの?」と問われた香取は「今でも言うかな。2人の会話でも言うね」と返答。しかし草なぎは「でも、おかしくない? 『ゴローちゃん』って(笑)」と言い、敬称呼びにこだわりを見せた。さらに、「『ゴロリン』って呼ぶ時もあるけどね」と告白した草なぎ。「いつ呼ぶの? ぶっ飛ばされるよ(笑)」と香取から突っ込まれると「ちょっと距離が離れたところから、マネージャーさんに『…あれ? ゴロリン何やってんの?』みたいな感じで(笑)」と、ささやくように呼んでいると説明。香取からは「バレないようにしてるってことはバカにしてるじゃん (笑)」とまたも指摘を受け「遊んでるんですよ、呼び方でね(笑)」と弁明していた。
2018年10月16日リンツ(Lindt)一番人気チョコレート「リンドール」から、初のジャパンフレーバー「リンドール 抹茶」がデビュー。2018年9月3日(月)よりリンツ全店およびリンツチョコレート オンラインショップで発売する。「リンドール」は、1949年にリンツのショコラティエたちによって誕生した、リンツのチョコレートの中でも最も高い人気を誇るアイテム。丸いチョコレートシェルの中には、なめらかなフィリングが詰められていて、シェルを破るととろけるフィリングが口の中に広がる。現在20種類以上もの種類が展開されていて、誕生から60年以上経った今でも、世界120カ国以上で愛され続けている。新作は、初めてのジャパンフレーバー。外側のシェルは、ホワイトチョコレートでできていて、中にはクリーミーな抹茶のフィリングをセット。ホワイトチョコレートのミルキーな甘さと抹茶のやさしいほろ苦さが相性抜群だ。「リンドール」を包むパッケージは、鮮やかな抹茶グリーンカラー。量り売りで買えるリンツの店舗の「ピック&ミックス」で展開されるので、気になる人はぜひトライして。【詳細】リンツ「リンドール 抹茶」取り扱い店舗:リンツ全店(アウトレット店を除く)およびリンツチョコレート オンラインショップ発売日:2018年9月3日(月)※アウトレット店での販売は10月以降を予定。価格:781円(税込)/100gあたり
2018年08月18日こうの史代による累計130万部突破の人気コミックを連続ドラマ化したTBS日曜劇場「この世界の片隅に」。その第4話が8月5日に放送された。本格化する戦争を背景に義理の姉・径子の葛藤、周作とリンの関係などが描かれた4話にネットの反応は!?オーディションで3,000人の中から選ばれた松本穂香が北條すず役に抜擢され主演を務めるほか、すずの夫・周作を松坂桃李が、すずの幼なじみ・水原哲を村上虹郎が、呉の遊女・白木リンを二階堂ふみが演じる。また周作の姉・黒村径子に尾野真千子、周作に想いを寄せていた隣人の娘・刈谷幸子に伊藤沙莉といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで呉湾をスケッチしていたのをスパイ行為と間違われ憲兵に叱責され、ショックで寝込んでしまったすずだが、その後も体調が戻らない。円太郎(田口トモロヲ)が「子どもができたのでは」と言ったことで、径子のすずに対する態度も軟化する。翌日、婦人科を訪れた帰り、すずは遊郭を訪れリンと話す。その夜径子の息子・久夫(大山蓮斗)が訪ねて来て…というのが4話の物語。今週もリンを演じる二階堂さんの艶めく魅力を絶賛するツイートが多数。「二階堂ふみさんが圧倒的な美しさで震える」「二階堂ふみ演じるリンさんが美人で儚くて切ない…」などの声とともに、すずとの会話のなかで母の死の事など自らの過去を語るなかでみせる憂いや悲しげな表情に「演技うますぎて見てるこっちがつらいよ」「二階堂ふみさんが出てきて、物語が急にしっとりし始め みんなが面白いというのがようやく実感」といった感想も。さらにアニメ版のリンと比較して「ドラマの二階堂ふみはそれを上回った」という賛辞までがタイムラインを踊る。また嫁ぎ先と離縁を決意した径子とその息子の久夫を巡る物語にも多くの声が。「尾野真千子がピッタリ過ぎて毎回スゴいってなってる」などの反応と「尾野真千子凄いなあ。子役の久夫なかなかいい」と、久夫を演じた大山君にも注目が集まっていた。「この世界の片隅に」は毎週日曜21時~TBS系で放送中。(笠緒)
2018年08月06日人気コミックを原作にドラマオリジナル要素を加え、松本穂香主演、松坂桃李らの共演で描くTBS日曜劇場「この世界の片隅に」。7月29日(日)放送の第3話では二階堂ふみ演じるリンとすずの出会いが描かれたが、SNS上には二階堂さんの美しさを絶賛する声が多数寄せられている。主人公・北條すずを松本さんが、その夫・周作を松坂さんが演じ、すずに冷たい周作の姉・黒村径子に尾野真千子。周作に想いを寄せていた隣人の娘・刈谷幸子に伊藤沙莉。すずに恋心を抱きながら海軍兵となった幼なじみ・水原哲に村上虹郎。呉の遊女・白木リンに二階堂ふみといったキャストが出演。幼い頃ともに人さらいから逃れ助かったすずと周作。大人になった周作はすずを嫁に迎え、すずは北條家に嫁ぐことに。周作に想いを寄せていた隣人の娘・幸子や、すずを快く思わない周作の姉・径子らからは冷遇され、慣れない生活のためストレスで髪が抜けたりしながらも、徐々に北條家の嫁として馴染んでいくさまがこれまで描かれてきた。結婚して3か月を経て、今さら周作への恋心が強くなっていくすずだったが、径子が周作の過去の結婚話を話してしまったことで精神的に不安定になってしまい、蟻がたかっていた砂糖の壺を落としてしまう。砂糖は配給が止まっており困り果てるすずに、すずの義母・サンが自分のへそくりを渡し闇市で砂糖を買ってくるように告げる…というのが3話の展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。闇市に行き砂糖を入手したすずだが、道に迷ってしまう。途方に暮れ遊郭の前の砂で落書きをしていると、それをみかけたリンがすずに声をかける…こうしてすずはリンと出会い、帰り道を教えてもらうのだった。二階堂さんが本格的に物語に絡み出した第3話。視聴者からは「二階堂ふみ美しすぎてしんどい」「二階堂ふみ可愛すぎない?」「二階堂ふみさん、めちゃくちゃ色っぽいな」と色々な表現で二階堂さんの美しさをほめたたえる声が上がる。また「すずさんの苗字を知ってからの目線の運び方が凄すぎる」など、その演技力に感嘆した視聴者の反応も多数。「脇役ながら存在感たっぷりです」「リンさん…二階堂ふみのための役だよこれは」と本作での二階堂さんに絶賛の声が集まり続けている。(笠緒)
2018年07月29日「中学のときにね、気になる女のコがいたんですよ。彼女は、当時、札幌オリンピックで銅メダルを取ったフィギュアスケートのジャネット・リン選手に似てて、学校中の男子が憧れたかわいらしいコでした。僕はもやもやしてたんですけど、ある日、意を決して電話で告白しようと思ったんです」 主演作『シラノ・ド・ベルジュラック』にちなんだ青春の思い出を話してくれた吉田鋼太郎(59)。今回、フランス古典の名作に挑む。 本作は不憫な三角関係を描く純愛物語。剣豪で詩人のシラノは、美人のロクサーヌに思いを寄せるも、醜い容姿を気にして告白できない。一方、彼女は誠実な美男子・クリスチャンに恋心を抱く。彼も彼女に気持ちが動くが、口下手で進展しない。そこで、シラノは彼に代わってロクサーヌに愛の詩を贈ることに……。 さて、吉田自身の告白のゆくえは? 「彼女の家に電話したはいいけど、とっさに彼女のことを好きな別の男子の名前を出して『あいつがあなたのことを好きだと言ってるよ』って言ってしまって。自分の気持ちは伝えられなかったんですよ。ダメだなぁ、俺……。しかも見事にビンゴ!お互いに気があったらしく、2人は付き合い始めちゃった。おいおい、何やってんだ、俺!?(笑)」 本作と重なるエピソードだ。男たちの心をつかむ美しいロクサーヌ役は、黒木瞳。吉田自ら推薦した。 「黒木さんは大好きな女優さんで、映画『嘘を愛する女』では、同じシーンには出ていないんですけど、今治市のロケを見に行きました。そして、もう1人僕が推薦した演出家の鈴木裕美さん。彼女は微に入り細に入り演出がわかりやすいんですよ。体を鍛えて節制して、立ち回りとせりふ、役者に要求される2つの要素を見事にやり遂げなければと思います」
2018年05月21日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。今季はメンズ同様、デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』といった映画に登場する"サイコパス"なキャラクター像から着想を得た、二面性がコレクションのキーワードとなる。ウィメンズで一際目を惹くのは、ハードな側面とセクシーな要素の2つを捉えるアプローチ。例えばジョン ローレンス サリバンらしい強さの中に、ランジェリーを思わせるディテールを施す手法を試みている。タフなデニムジャケットは、露わになった肩部分からちらりと覗く、華奢なストラップが印象的。一見するとメンズライクなテーラードジャケットも、後姿にはコルセットを彷彿とさせるレースアップリボンがあしらわれ、センシュアルな女性らしさが表現されている。一方でフェミニンなシルエットをベースに、シャープなエッセンスを加える技法も。総レースの繊細なドレスは、ブラックのカラーリングとアシンメトリーなスリーブで辛口なテイストに転換。ダークグリーンのキャミソールドレスは、バックスタイルにシックな花柄をドッキングし、エッジの効いたアイテムに仕上げた。強さの中にセクシーな魅力を忍ばせたスタイルにアクセントを加えるのは、メンズコレクションにも散りばめられているカウボーイ風のシューズやバッグ。ビブラムソールを融合したウェスタンブーツやスタッズを配したベルトポシェットなどをコーディネートに取り入れることで、ジョン ローレンス サリバンらしいウィットに富んだ着こなしが完成する。
2018年02月20日体が冷える冬場こそ、湯船につかってしっかりと体を温めて、疲れを癒やしたいですよね。「だけど、時間がなくて......」という方、半身浴でゆっくりと入らなければいけないと思っていませんか?今回は、バスクリンのお風呂博士・石川泰弘さんに、意外と知らない効率的なお風呂の入り方や、子どもとのコミュニケーションにもなる、お風呂時間の過ごし方を聞きました!半身浴よりも簡単!体が温まる入浴方法とは?〔バスクリン〕お風呂博士・石川 泰弘さん——入浴方法として、半身浴で30分ほどゆっくりつかるのがいいということをよく聞くのですが、忙しいとなかなか実践できなくて。石川泰弘さん(以下、石川さん):実は半身浴神話というのがあって、みなさんそういう風に半身浴がいいと言っているんですけれど、もともとは心肺機能が弱い方や、心臓に病気を持っている方のための入り方なんですよ。——えっそうなんですか⁉石川さん:そう。心臓に水圧の負担がないようにする入り方なんです。お湯の中に入ると、当然水圧がかかってきたり、浮力が働いたり、お湯の温度で温まったりします。この「水圧」「浮力」「温熱」が、お風呂の三大効果と言われているものなんです。これは温泉でも感じられるし、家庭のお風呂でも感じられる効果です。健康に問題がない状態であれば、全身浴がおすすめ。もちろん、水圧の負担を避けたい方は、半身浴がおすすめです。半身浴というと、腰ぐらいまでと考えてしまっている方もいますが、みぞおちまでつかりましょう。——全身浴をするとかなりお湯を使いますよね。石川さん:最近のお風呂は底が浅いので、みぞおちがつかるところまでお湯を入れて、温まりたいときは少し体をずらして肩までつかるというやり方もおすすめですよ。家族によって、圧迫感を感じやすい人、お湯が熱く感じる人とそれぞれですから、全身浴と半身浴両方の入り方ができるお湯の量がいいでしょう。——なるほど。節約にもなって、効率的ですね!石川さん:おすすめの入り方の順番は、最初は肩までつかってしっかり温めて、温まったと思ったら、半身浴でゆっくり入るやり方です。また、半身浴をしていて冷えを感じたら全身浴にするというふうに、臨機応変に入りましょう。——今まで半身浴で入らなければ!と思っていましたが、無理して半身浴で時間をかけて温めなくてもいいのはうれしいですね。石川さん:特に持病を抱えていない方は、肩までつかって短い時間でしっかり温まりましょう。自分に合う温度・入浴時間を知ろう!40℃前後の気持ちいと感じる温度で、10〜15分程度肩までつかるのがおすすめドキドキしてきたらお風呂から上がりましょう石川さん:体をじんわり温めるために重要になってくるのが、「お湯の温度」です。熱いとそんなに入ってられないので、気持ちよくつかっているられる温度をみつけてみましょう。血液を循環させることが大事なんですが、血液が体を循環するのに約1分と言われているんです。熱いお湯だと3分しかつかることができないところが、ちょうどいい温度だと10分つかることができる。3周しか循環しないより、10周させた方が結果的には温まるんです。——お湯の温度の目安はありますか?石川さん:まず、温度は40℃くらいをひとつの目安にしてください。もちろん、熱さの感じ方は個人差があるので、入ったときに「気持ちがいいなあ」と感じる温度に調整しましょう。——自分に合う温度で調整するのがポイントなんですね!お湯につかる時間の目安はありますか?石川さん:10分もすれば体は温まりますよ。お風呂に入っていると、体にも段階的に変化が訪れるんです。——段階的な変化とはどのようなものでしょうか?石川さん:まずはうっすら額に汗が出るというポイントがあって、それが体が温まったというサインなんですね。長く入っていると心臓に負担がかかってきて、ドキドキしてくるんです。そうなると「もう出てちょうだいね」というサインなので、お風呂から上がりましょう。——それがその人にとってのベストな入浴時間ということになるんですね!石川さん:そうですね。15分も入浴すれば、体中の筋肉に酸素が行き届くので、長くても15分つかれば十分です。——筋肉に酸素が行き届くと、どのような影響があるのでしょうか?石川さん:筋肉は酸素を利用して継続的にエネルギーを作り出します。筋肉中の酸素が減ると、エネルギーを作れなくなるので、疲れを感じるのです。だから、酸素を取り入れることによって、疲労回復につながります。——10〜15分で温まって疲れも取れるのなら、忙しくても毎日続けられそうですね!逆にそれよりも長くつかるとどうなるんでしょうか?石川さん:もちろん、15分よりも長くお風呂に入ることは決してNGではありません。リラックスタイムを楽しんでいただいていいのですが、長く入ることでお肌への負担がかかります。長湯をする場合は、お風呂から上がった後は10分以内にしっかり保湿してあげましょう。入浴剤も上手に使おう!新商品《きき湯 バスエステ》——お風呂に入ることが多くなるこの季節は、入浴剤を使うことも多くなりますよね。おすすめの入浴剤はありますか?石川さん:乾燥が気になるこの季節は〔バスクリン〕の新商品《きき湯バスエステ》がおすすめです。水素と炭酸の泡が発砲する上に、アルガンオイルも配合されていて、乾燥を防ぎながら、ぜいたくなバスタイムを過ごすことができますよ。——女性にうれしい入浴剤ですね!石川さん:入浴剤を入れた場合も、通常の入り方と同じく、自分にあった時間と方法で入浴するといいですよ。子どもと一緒にお風呂に入るときは?入浴剤の発泡や色の変化は、お風呂が苦手な子どもも楽しめるかもお風呂での会話も大切なコミュニケーション——子どもと入浴する場合、おすすめの入り方はありますか?石川さん:発砲する入浴剤は子どもが喜びますよね。お風呂につかるのを嫌がる子でも、「シュワシュワしてるよ」「お湯の色が変わったね」などと言って、入浴剤の発泡やカラフルな色を楽しみながら入ってもらうことができます。——なるほど!それは耳よりです。子どもの入浴で気をつける点はありますか?石川さん:水分補給が大切ですね。入浴時の体温上昇時間は、若い人ほど早く、歳を重ねると遅くなります。子どもは体温が上昇するのが早いので、汗をかく量も大人より多い。子どもの場合は特に、入浴前にコップ1杯の水を飲んでから入浴しましょう。——風邪に気をつけたいこの季節、湯冷めしない方法も聞きたいです。石川さん:湯冷めしないポイントは、お風呂あがりに汗をかいたらちゃんと着替えること。お風呂から上がって、すぐに服を着て、汗をかきっぱなしにしておくと、冷えて風邪をひくんです。少し手間ですが、一度服を着ても、汗をかいたらすぐに着替えることを心がけましょう。バスローブなんかを羽織って、体温を落ち着かせてから着替えるのもおすすめです。インタビュー後さっそく新商品の《きき湯バスエステ》(クリアハーブの香り)を使って、入浴方法を実践してみました。きめ細やかで濃密な泡とハーブの香りに包まれながら、肩までつかって10数分。ドキドキしてきたタイミングであがると、ちょうどよく体が温まっていて、ぐっすりと眠ることができました!寒くなるこの時期こそ、正しい入浴方法で体をしっかり温めましょう♪●ライター・写真・イラスト宇治田エリ
2017年12月21日フォリフォリ(Folli Follie)から日本限定ジュエリー「インターリンキング ハート ネックレス」が登場。「インターリンキング ハート ネックレス」は、クリスタルが散りばめられた小ぶりなハートと、オープンハートが重なり合った愛らしいネックレス。2つハートを横並びに配置したり、重ねたり、ハート1つでシンプルにしたりと、8通りのアレンジを楽しめるのが特徴だ。毎日のスタイリングや気分に合わせて遊べるネックレスとなっている。カラーはフェミニンなピンクゴールドとシルバーの2色展開。クリスマスシーズンのギフトとして、また1年間頑張った自分へのご褒美として、ぜひ取り入れてみてはいかが。【詳細】インターリンキング ハート ネックレス展開時期:2017年12月価格:18,000円+税カラー展開:ピンクゴールド・シルバー【問い合わせ先】株式会社フォリフォリジャパンTEL:0120-940-630※受付時間 10:00〜17:00 月〜金(祝除く)
2017年12月11日◼︎今年は大ぶりイヤリングが旬9月に入り、涼しく過ごしやすい日が続いていますね。あっという間に、夏が終わりそうです。CHANELの2017年の春夏コレクションでは、大ぶりイヤリングが取り入れられており、わたしのイヤリングコレクションも、今年は大胆なデザインのものが多いです。春夏ファッションには、ビーズやパールなどの素材を取り入れていましたが、秋冬ファッションのイヤリングはおおぶりで、かつ「フリンジ」や「スウェード調」などがおすすめです。このイヤリングを身に着けるだけで、旬のアクセサリー使いを楽しめます。◼︎旬のグレンチェックも、大ぶりイヤリングで取り入れる前回のコラムでは、グレンチェックのパンツをおすすめさせていただきました。洋服だけではなく、アクセサリーでグレンチェックを楽しむのも良いなと思っている矢先、プチプラなイヤリングを発見したので早速購入したんです。ボタンのようなイヤリングは、300円というプチプライス!茶色系で顔映りもよく、気に入りましたが、もう少し旬っぽさがほしい。そこで、今年らしい大ぶりイヤリングにアレンジしてみることにしました。■簡単にできる、大ぶりイヤリングの作り方簡単アレンジ材料【用意するもの】・イヤリング・スウェード紐1m×2本・刺繍糸(糸など)適量・大きめの丸カン2個・アクセサリー用ペンチ簡単アレンジ作り方【作り方】1. 丸カンにスウェード紐を通す。フリンジの長さがここで決まるので、お好きな長さに調整する2. スウェード紐を丸カンの近くでまとめます。その際、スウェードで結んでも良いです。わたしの場合は、刺繍糸できつくしっかり結びました。3. 丸カンをイヤリングの金具に通し、アクセサリー用ペンチで留めます。4. スウェードの折り返し部分をハサミでカットし、フリンジにします。さらに、長さを綺麗に揃えます。スウェード紐の残りで、刺繍糸の結び目を隠します。簡単アレンジ完成!ボタン型のイヤリングにフリンジをつけたことで、今年らしい大ぶりイヤリングになりました。もし、ボタン型に戻したくなったら丸カンを外すだけ。簡単に取ったりつけたりできるようにしておくのが、自分でアクセサリーをアレンジする楽しみ方でもあります。◼︎大ぶりイヤリングで小顔効果も狙う大ぶりイヤリングの魅力は、ファッションを旬っぽく仕上がるだけでなく、縦のラインを取り入れることで、丸顔をシャープに見せる効果も狙っています。丸顔に、丸いボタンイヤリングをすれば、丸×丸で、横広がりになってしまうので、わたしは密かに縦のラインで小顔効果を作っているのです。そんなとき、フリンジなら軽くて着け心地も抜群です。さらに、スウェード素材を取り入れることで、秋らしい雰囲気が出せます。ファッションのマンネリを感じている方や、今年らしさをどこかに取り入れたい方は、大ぶりイヤリングがおすすめですよ。素材を楽しみながら、小顔効果も狙って秋ファッションを楽しみませんか?
2017年09月07日2003年に行われたライブでのチェスター・ベニントン(写真:Everett Collection/アフロ) 先月、突如この世を去ったリンキン・パークのフロントマン、チェスター・ベニントン(享年41)の死亡診断書を米ゴシップサイトTMZが入手した。 ベニントンは7月20日の午前9:08に死亡が確認された。診断書によると、死因はベルトで首を吊ったことによる窒息死だったという。 また、職業欄にはは「ロック・スター・ミュージシャン」、従事期間は27年と記載されている。まさに音楽に捧げた生涯だった。 先週末、カリフォルニア州パロス・ベルデスで葬儀が行われ、家族やリンキン・パークのメンバーをはじめ、多数の列席者が故人を偲んだ。会場では記念品として、葬儀のプログラム、リストバンド、VIPパス、ピンズをセットにしたバッグが配られた。これがオークションサイトeBayに出品され、ファンの激怒を買ってしまった。入札額は5万ドルに達していたが、通報が殺到したとみえて現在は運営会社により出品は削除されている。
2017年08月04日ロックバンド、リンキン・パークのボーカルであるチェスター・ベニントンさんが死去した。41歳だった。TMZの報道によると、現地時間20日午前9時頃にロサンゼルス・パロスベルデスの自宅で首を吊って死亡しているのが発見された。自殺とみられている。チェスターはわずか数日前に、バンド仲間とレコーディングスタジオにいたそうだ。妻タリンダ・ベントレーとの間に3人、過去に交際していた女性との間にも3人の子供がいるチェスターは、薬物とアルコール依存に悩まされていた過去があり、子供のころに年上の男性から性的虐待を受けていたことから自殺を考えたこともあると以前告白していた。2011年にあるインタビューの中で「酒は飲んでないよ。もう、しらふでいることに決めたんだ。過去6年に渡って飲み続けてたけど、もうたくさんだ」「若い頃性的虐待を受けていたんだ。その時期は恐怖で震えていたよ」と語っていた。リンキン・パークとしてだけでなく、デッド・バイ・サンライズ、2013年から2015年までの間はストーン・テンプル・パイロッツのフロントマンも務めたことのあるチェスターだが、ソロとしてはサンタナ、モトリークルー、DJ Z-Trip、ハンサムボーイ・モデリングスクールとコラボしている。また俳優として『ソウ ザ・ファイナル 3D』『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』への出演も果たしている。(C)BANG Media International
2017年07月21日木曜日(現地時間)、「リンキン・パーク」のチェスター・ベニントンがロサンゼルスの自宅で亡くなっているのが発見された。「E!News」などの複数メディアが報じている。この日は2か月前に死去したクリス・コーネルの53歳の誕生日。チェスターはクリスと同じように首を吊った状態で発見されたという。生前2人はとても親しく、チェスターは2005年12月に生まれたクリスの息子クリストファー・ニコラスのゴッドファーザーになったほどだ。2000年代後半、チェスターは「リンキン・パーク」のツアーに一時期同行したクリスとステージで共演。当時、12歳年上の大先輩であるクリスや「メタリカ」、「ブラック・サバス」らとの共演に「俺ってどんな世界に生きているんだろうって感じだよ。だって、こんなスゴいことって現実だと思えないよね?」と「Rolling Stone」誌に興奮を語っていた。その後も一緒に音楽ゲームをプレイしたりとプライベートでも楽しい時間を共有してきた2人だったが、今年5月17日にクリスが滞在先のホテルで首を吊り、この世を去ってしまった。チェスターはクリスの葬儀でクリス・コーエンの「ハレルヤ」を歌ったそうだ。また、SNSに追悼メッセージを掲載し、クリスがいかに自分の理解者であったか、彼がいなくなった世界を想像することができない…と落ち込んだ様子を綴っていた。2人にはドラッグ&アルコール依存と闘ったという共通点もあった。(Hiromi Kaku)
2017年07月21日ブルガリ(BVLGARI)の「ディーヴァ ドリーム」コレクションから、フラワーモチーフの新作リングがデビュー。2017年5月中旬より、全国のブルガリ・ショップにて発売される。永遠の都・ローマが誇る壮麗な遺跡、カラカラ浴場の扇形のモザイクからインスピレーションを得て誕生した「ディーヴァ ドリーム」は、しなやかな曲線で究極のイタリアン フェミニニティを表現したコレクションだ。今回そんな「ディーヴァ ドリーム」のフラワーモチーフのコレクションから、初となるカラージェムをあしらったリングが登場。ピンクゴールドにピンクサファイアをあしらったフェミニンなモデルと、ホワイトゴールドにエメラルドをあしらったスタイリッシュなモデルの2モデルが新たにラインナップに加わる。それぞれのモデルの中央に配された宝石が、ダイヤモンドをあしらった花弁部分と共にエレガントな輝きを放つ、ラグジュアリーなリングに仕上がっている。【商品情報】ブルガリ「ディーヴァ ドリーム」フラワーモチーフリング発売時期:2017年5月中旬価格:・ピンクゴールドxピンクサファイアxダイヤモンド 950,000円+税・ホワイトゴールドxエメラルドxダイヤモンド 1,270,000円+税取扱店舗:全国のブルガリ・ショップ【問い合わせ先】ブルガリ ジャパンTEL:03-6362-0100
2017年05月15日ガラスの質感と滑らかな書き心地に虜♡数あるガラスペンメーカーの中でも、根強い人気を誇るドイツのブランド「Cipin(シピン)」。繊細にデザインされたガラスペンの1本1本は、なんと丁寧に手作りによるものです。お気に入りのインクを見つけたら、ガラスペンの先端部をボトルにイン。くるくるとひねって、溝にインクをからませれば、すらすらと書類1枚ほどは執筆できてしまうという実用性と機能性を兼ね備えた優秀な筆記具です。万年筆が滑らかに走りだす、とっておきのペーパーアイテムせっかくガラスペンや万年筆で手紙をしたためるなら、便箋や封筒にもこだわってみることをおすすめします。充実したペーパーアイテムのなかでも、一押しは「Linde CARTONNAGE」オリジナルシリーズ。白い紙シリーズの第2弾となる「Lin.02」は、国産ペーパーに特殊な透かしインクを使用し、光にかざすと罫線が浮き出るというセンス溢れる仕組みに。紙に対する店主の想い溢れる1冊です。世界中にファンの多い、初心者にもぴったりな万年筆万年筆というと敷居が高い大人のアイテムだと思いがちですが、万年筆と一言で言ってもその種類は様々です。「そろそろ万年筆デビューしてみたい」という方にぴったりなのが、ドイツの老舗万年筆メーカー「Pelikan」の万年筆「スーベレーン」。女性の手にもすっと馴染む、やや小ぶりなサイズ感が魅力のひとつで、普段使いにぴったり。日常生活をクラスアップしてくれる特別なアイテムです。取材・文/ ワタナベユウミスポット情報スポット名:Linde CARTONNAGE(リンデ カルトナージュ)住所:福岡市中央区大手門1-8-11 サンフルノビル2F-B電話番号:092-725-7745
2017年05月11日Facebookで出会った台湾全力女子のリンちゃんと、日本人緩慢男子なモギさんがゴールインするまでをたどるラブストーリー『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』。このほど、ジエン・マンシュー&中野裕太のラブラブデートを収めた場面写真がシネマカフェに到着した。台湾に住む元気いっぱいの女の子リン(ジエン・マンシュー)は日本のドラマやアニメが大好きで、通っている大学でも日本語を専攻するくらいの立派な“ジャパオタ”。日本を襲った震災の話で世界が揺れているとき、リンのFacebookに、日本人青年から1通のメッセージが届く。彼の名前は「モギ」。モギ(中野裕太)は震災で復興支援に協力的な台湾の国民性や親日感情を知り、興味を抱き、まだ見ぬリンにメッセージを送ったのだった。リンと茂木とのFaebookでのやり取りが始まり、内容はたわいもないことや、日本のこと、お互いの悩みや日々の出来事を伝え合ううちに交流を深めていく。そして迎えたゴールデンウィーク。台湾で初めて顔を合わせたことで2人の距離はより一層縮まり、その日を境に、たわいもなかったFacebook上でのチャットがリンとモギとのオンラインデートとなった。内容は相変わらずだったが、2人は幸せだった。お互いの気持ちはいつしか海を越えて…。SNSで出会った男女が恋におちるという、まさにいまどきの新しいラブストーリーとなる本作は、なんとFacebookで32万以上の「いいね!」を集めた実話。SNSを愛用する人が多い現代社会で、誰の身にも起こりそうな出会いを描いたストーリーは、ドキドキしながらも見守りたくなってしまう。今回シネマカフェに到着した場面写真は、中野さん演じる「モギさん」と、台湾の人気急上昇中の女優ジエンさん演じる「リンちゃん」の2人のラブラブなデートを収めたもの。広島の厳島神社、浅草寺、江の島、そして長崎ハウステンボスと、日本のさまざまな名所を仲良く楽しむふたりが愛を育んでいく様子が伺え、中野さんの柔和で優し気な雰囲気とジエンさんの愛くるしい表情に、思わず恋したくなること間違いなし!日本と台湾。生まれた場所、暮らす場所も違うふたりが国境を越え、どのように仲を深めていったのか…Facebookから始まる新時代のラブストーリーとして展開が気になる本作。まずはこちらの場面写真から、幸せいっぱいのふたりのほっこりした空気を感じてみて。『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』は5月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月05日ベトナムのブランド、グエン・コン・チー(Nguyen Cong Tri)が2017年秋冬コレクションを渋谷・ヒカリエで2017年3月21日(火)に発表した。アジアン ファション ミーツ トーキョー ベトナム(Asian Fashion Meets TOKYO Vietnam)」の枠で、唯一2回連続の発表となったグエン・コン・チー。前シーズンは、ベトナムの現地の女性たちの美しさを表現すべく稲作に従事する女性たちを描いたが、近シーズンも現地の女性にフォーカスしている。リヤカーを引いて花を売るベトナムの女性たちが、華やかなコレクションのキーとなった。とは言っても、過酷な労働環境の中で懸命に働く彼女たちの服は元来素朴なもの。だからこそ、カラーはホワイト、ブラック、グレーを主流としニュートラルに抑えられている。しかし彼女たちの働く姿は楽し気だから、その気持ちを反映するかのように、最初は遠慮がちに咲いていた花が時を経て色づき、まるで咲く喜びを謳歌するかの如く飛び出してく。咲き乱れた小さな花はブルゾンの開かれたラグランから飛び出し、花束は逆さ向けられ丸ごとドレスへ変換される。一方で、ベトナムの暑い日差しから体を守るアウターはデフォルメされた。その様相は、女性の小さな体と大きなリアカーがまるで一体化したよう。大きなアウターの背中は花を大きく表現するには最適の場所だった。立体的な刺繍の重なりと、時折見せるクリアな輝きによって変幻自在に姿を変える。花を支える茎を束ねたような長いリブは、洋服たちをより構築的に仕上げるために取り入れられたようだ。入り乱れ、ブルゾンなどは原型を留めるのが精いっぱいというほどにパターンが崩された。さらに女性の儚さを感じさせるランジェリードレスも登場している。それらは、町の喧騒や息苦しさを忘れさせ、人々に安らぎをもたらす彼女たちの存在を体現し、肥大化したアウターやボトムスと対比的に組み合わせられた。
2017年03月24日Facebookで知り合った台湾全力女子・リンちゃんと、日本緩慢男子・モギさんが国境を越えて距離を縮め、ゴールインするまでの過程をたどるノンフィクション・ラブストーリー『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』の日本公開が、初夏に決定。主演を務める台湾の注目女優ジエン・マンシューと俳優・中野裕太の“ほっこり”メイン写真も到着した。台湾に住む、元気いっぱいの女の子リン。日本のドラマやアニメが大好きで、通っている大学でも日本語を専攻するくらいの立派な“ジャパオタ”。日本を襲った震災に世界中が揺れているとき、リンのFacebookに1通のメッセージが届いた。それは、日本人青年からのメッセージ。彼の名前は「モギ」。茂木(モギ)は震災で復興支援に協力的な台湾の国民性や親日感情を知り、興味を抱き、まだ見ぬリンにメッセージを送ったのだった。彼の友達申請を承諾したリンは、茂木とFacebookでやり取りするように。内容はたわいもないことや、日本のこと、お互いの悩みや日々の出来事。そして迎えたゴールデンウィーク。台湾で初めて顔を合わせる2人。その時間はあっと言う間だったが、2人の距離はよりいっそう縮まり、その日を境に、たわいもなかったFacebook上でのチャットがリンとモギとのオンラインデートとなった。内容は相変わらずだったが、2人は幸せだった。お互いの気持ちは、いつしか海を越え――。実話をもとに、ドラマ「拝啓、民泊様」の谷内田彰久監督が初長編映画のメガホンをとった本作。Facebookで出会ったリンちゃんとモギさんの日常を紹介するFacebookページ「雖然媽媽説我不可以嫁去日本。」は32万人のファンを獲得し、日本を愛する台湾人女子は台湾好きな日本人からも高い支持を受けている。また、原作となるFacebookの内容を読みやすくまとめ、大反響を呼んだウェディングフォトも収録した書籍「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」(新潮社)も発売中だ。「リンちゃん」を演じるジエン・マンシューは、TVドラマ「あの日を乗り越えて」などで知られ、日本ではアイドル的なイメージが強いが、若手発掘を目的とされる映画祭で助演女優賞を獲得するなど演技派として注目度上昇中。今回、本作では大胆で活発、くるくる変わる表情が魅力的な「リンちゃん」を作り上げている。また、「リンちゃん」の夫となる「モギさん」役には、谷内田監督とは「拝啓、民泊様」でもタッグを組み、『新宿スワン』などにも出演してきた中野裕太。少し控え目だけど、実は「リンちゃん」を大切にしたいと思っている、そんな「モギさん」を体現する自然体の演技が魅力となっている。今回公開されたメイン写真は、ジエン演じるリンちゃんの無邪気な笑顔と、中野さん演じるモギさんの温和な笑顔に癒やされる仲睦まじいカット。国境を越えた2人がどのように出会い、どのように恋を育み、ゴールインするのか、『ママダメ』でのさまざまな展開を予感させている。『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』は初夏、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月23日ブリトニー・スピアーズの妹で、女優・歌手のジェイミー・リン・スピアーズの娘が交通事故に遭い、重体だと伝えられている。25歳のジェイミー・リンの8歳に成る娘・マディちゃんは5日(現地時間)にルイジアナ州で四輪バギー(ATV)に乗っていたところ、車体が横転。重傷を負ったマディちゃんは意識不明の状態で、飛行機で病院に搬送された。事故発生時、ジェイミー・リンは現場にいなかったという。ゴシップサイト「TMZ.com」は、マディちゃんは数分間水中に取り残されたと報じている。ジェイミー・リンの代理人は「ジェイミー・リンの娘・マディの事故に関する報道の詳細は正確ではありません」と声明を発表しているが、正しくない内容がどの部分なのかは明らかにしていない。声明は「現在、スピアーズ家はプライバシーの尊重を望んでいます。そして家族に寄せられた祈りと支援に感謝しています」と締めくくられている。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月07日ついにアカデミー賞のノミネーションが発表され、『ラ・ラ・ランド』が最多14ノミネートを果たし、圧倒的な強さを見せつけている。監督賞、作品賞など主要な部門で軒並みノミネートを受けている同作だが、今回は歌曲賞に注目。というのも、この部門にEGOTへの王手をかけているリン=マヌエル・ミランダが『モアナと伝説の海』の「How Far I’ll Go」で初ノミネートされているからだ。EGOTとは、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の頭文字を取ったもので、エンタメ界における主要な4つの賞をすべてを獲得した人がそう呼ばれている。現在までにオードリー・ヘプバーンやウーピー・ゴールドバーグを含む12人(ほかに、例外的な枠で5人いる)しか成し遂げていない“偉業”に、果たして彼が仲間入りすることはできるだろうか。リンのライバルはというと、アニメ『Trolls』(原題)の主題歌を手掛け、こちらもオスカーには初ノミネートのジャスティン・ティンバーレイク、HBO局のドキュメンタリー映画『Jim: The James Foley Story』(原題)でスティングが、そして『ラ・ラ・ランド』からは2曲がノミネートされており、そのうち1曲はゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を獲得したという強敵ぞろい。リンはオスカーの初ノミネートを受けて大興奮。「授賞式に向かうのが楽しみでしょうがないよ。控えめな態度を取ることすらできない。だって、子どもの頃からオスカーの授賞式のファンで、テレビで見ていたからね」とAP通信に語っている。(Hiromi Kaku)
2017年01月25日チャウ・シンチー監督の最新作として話題沸騰中の『人魚姫』。1月7日(土)に迫った日本上陸を前に、チャウ・シンチー作品のヒロインに抜擢された新星女優、通称“星ガール”の新旧2人が熱い火花を散らしていることが分かった。本作は、人間界と人魚界に住む男女のロマンスを中心に、環境破壊へのメッセージをギャグ満載の中に描いたファンタジック・アドベンチャー。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい自然保護区域を買収し、埋め立てを決める。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を決行するが、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。そして2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と欲に駆られた人間たちによる激しい武力戦に巻き込まれていくことに――。“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドのもと、どぎついメイクや変顔を披露し、本作でデビューを果たした新人女優リン・ユンリンは新たなブレイク候補の“星ガール”。日本の俳優・綾野剛も選ばれた「ニューヨーク・アジア映画祭」でライジング・スター賞を受賞するなど、早くも注目を浴びている。加えて本作には、先輩“星ガール”がなんとリン・ユンの恋のライバルとして登場しており、新旧の星ガールが1人の男・リウを巡って対決!そのライバル役は、『ミラクル7号』(’08)で主人公をやさしく見守る小学校の先生役として出演していたキティ・チャン。彼女もまた、当時チャウ・シンチーによって見出された新星だ。リン・ユン演じる無垢で恋を知らない人魚・シャンシャンに対し、キティ・チャンが演じるのは、財力があって才色兼備のパーフェクトボディの人間・ルオラン。種族を超えたラブロマンスの側面を持つ本作の中で、対照的なキャラの2人がリウの前に現れ、どのように男を虜にしていくのかにも注目していて。『人魚姫』は1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日チャウ・シンチー監督の最新作となる、ぶっ飛びロマンシング・アドベンチャー『人魚姫』。シンチー監督といえば、見いだした新星女子が軒並み人気女優となっていることから、作品のヒロインはみな“星ガール”と呼ばれている。今回のヒロインに抜擢された新“星ガール”、リン・ユンに注目した。人間の世界と人魚の世界に住む男女の恋を、相変わらずのギャグたっぷりで描く本作。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい海を買収し埋め立てるプロジェクトを進めていた。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。しかも、2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と人間たちによる激しいバトルが勃発してしまうのだった――。チャウ・シンチーの作品で、毎回注目される通称“星ガール”。『喜劇王』のセシリア・チャンや『カンフーハッスル』のホアン・シェンイー、本作にも出演している『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、無名の新人女優を軒並み人気女優にしてきたシンチー監督のもと、本作でその座を射止めたのは、オーディションで12万人の中から選ばれたリン・ユンだ。黒髪ロングで、華奢で清楚なルックスの彼女は、まさに人々が思い描く“人魚”のイメージにぴったり。しかし、本作ではひどい不細工メイクで登場したり、顔にウニが刺さったりと体当たりの演技を見せる。その一方、ダン・チャオ演じる実業家リウとの禁断のラブロマンスで見せる儚げな表情は、同性から見ても魅力的に映るはず。シンチー監督は、彼女を選んだ理由について「野生動物のようで、未知の可能性を感じたから」と言う。「ヒロイン選びにはたくさんの選択肢がありましたが、リン・ユンのオーディションのときに、彼女だけ他の候補者にはないある種の感覚があり、自分の思い描いたヒロイン像に一致しました。リン・ユンはコメディの才能があり、本作の中でもその演技力が十分に発揮されていると思います」と、その“野性味”ある(?)コメディセンスに太鼓判を押す。本作で華々しいデビューを飾った彼女は、すでに中国「華鼎奨」最優秀新人俳優賞、「ニューヨークアジア映画祭」アジア新人賞を獲得。また1人、新たなスター女優が誕生したといえそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日ドン・チードルが監督、主演、脚本、製作の4役を務めた『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』。このほど、彼が熱演で見せた“マイルス・デイヴィス”のもと、錚々たるミュージシャンが集結したライヴシーンをとらえた、セッション予告映像が解禁となった。本作は、ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人、マイルス・デイヴィスを没後25年にして初の映画化。アカデミー賞ノミネート経験を持つ名優ドン・チードルが監督デビューを飾った本作は、クラウド・ファンディングで製作資金を募ってまで実現にこぎつけた、念願のプロジェクトだ。輝かしいマイルスのキャリアの中でも、1970年代後半、5年間の空白期にスポットをあて、愛すべきカリスマの破天荒な人生に迫っていく。しかし、ありがちな伝記映画とは一線を画し、クライムアクションのようなテイストあり、ラブストーリーありとエンターテインメント性に富み、過去と現実が入り交じり、時系列を飛び越えてマイルスの音楽と共に躍動する本作。まさに映画自体で「マイルス・デイヴィスを体現する」ことに重きを置いた作品といえる。その中でも見どころの1つとなるのが、クライマックスのライヴシーン。チードル扮するマイルスを中心に、マイルスの弟子ともいえるハービー・ハンコックやウェイン・ショーターといったベテラン勢から、マイルスの遺伝子を受け継いだロバート・グラスパー、天才女性ベーシストと名高いエスペランサ・スポルティング、『バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡』のサントラを手掛けたアントニオ・サンチェス、ニュー・ギター・ヒーローといわれるゲイリー・クラーク・Jr.といった次世代を牽引する若きミュージシャンも豪華競演。チードルは、「もしもマイルスがいまも生きていたら、集めただろうなというグループになっているよ。コンサート自体も公開リハーサルのようなすごく自由なスタイルだった。彼の曲は、それぞれが作られた時代を反映していたけれど、時代の先をゆくものも多かった。彼はジャズという言葉も嫌っていて、“ソーシャル・ミュージック”という言葉を好んで使っていたよ」と、熱を込めて語っている。気まぐれで破天荒、ギャングスタ―のようでありながらも、認めた才能を育て、可能性を切り拓くリーダーでもあったマイルス・デイヴィス。常に進化を求め、前に進み続けた彼の魅力のすべてを凝縮した本作を鮮やかに締めくくるライヴを、まずはこちらから確かめてみて。『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月08日「GTO」や大河ドラマ「八重の桜」、「S -最後の警官-」などに出演する俳優の池内博之が、年内に中国で公開される映画『鉄道飛虎』で初めてジャッキー・チェンとの共演を果たすことが分かった。舞台は第二次世界大戦下の中国。在中日本軍を襲撃するため、中国の鉄道労働者や一般市民の人々は、鉄道による日本軍への物資支援を妨害しようとゲリラ隊「鉄道遊撃隊」を組んで立ち上がる。ジャッキー・チェン演じる馬元は一般市民の代表として、その「鉄道遊撃隊」を率いて鉄道が通る橋を爆破しようと企むが、池内博之が演じる山口が、在中日本軍の指揮者として「鉄道遊撃隊」の企みを阻止しようとする。そんな「鉄道遊撃隊」と「日本軍側」との攻防を描いたアクションコメディーとなっている。今回池内さんの起用は、監督の丁晟(ディン・シェン)が、池内さんの過去に出演した2008年公開の大ヒット香港映画『イップ・マン序章』での演技を見て惚れ込み実現したという。見どころは、なんといっても池内さんとジャッキーの息の合った格闘シーン!中には走っている列車を追いかけて飛び乗る場面など、ワイヤーなしの体当たりで挑んでいるアクションシーンもあり、注目すべきポイントだ。今回池内さんが演じる山口は、頭が良くて強い“悪役”だが何かツイていない、中国の人から見てもどこか憎めないような存在。決して完全なる“悪人”としてではなく、自らの責任を全うしようとする人物として描かれており、アクションシーン以外に「おじさんとのキスシーン」など、作品の中で幅広い役を演じ切っているという。昨年10月末~12月末に遼寧省と山東省にて、気温マイナス約20度という過酷な環境で行われた本作の撮影。ジャッキーとの初共演に池内さんは、「子どもの頃から憧れていた方と共演できて本当に嬉しい」と感想を語り、「撮影初日からアクションシーンがあったのですが、ジャッキーさんご本人から“テンポ感を大切にしてほしい”など直接アドバイスを頂きました。過去にジャッキーさん御自身がたくさんの怪我をされ、生死をさまようこともあったようで、私が怪我をしてしまったときも気を遣って優しく接して頂きました。また周りの俳優陣に対しても、アクションシーンの安全には特に気を遣ってくださる方でした」とジャッキーについて語る。また、撮影ではちょうど自信の誕生日と重なったそうで「ジャッキーさんを始め、スタッフの皆さんにお祝いしてもらえたのが嬉しかったです」と撮影当時のエピソードについてもふり返った。作品については「アクション部分に関しては特に苦労したので注目して頂きたいですが、この作品は”アクションコメディー”になっているので、よりたくさんの方々に楽しんで頂けたら嬉しい」とコメントした。なお本作は、中国で年内公開予定、台湾で来年1月6日公開予定だが、日本での公開は未定となっている。これまでにも、『イップ・マン序章』を始め、2013年には日中合作映画『スイートハート・チョコレート』で人気海外女優のリン・チーリンとW主演。また2018年春には、世界的名匠であるジョン・ウー監督の最新作で、福山雅治と中国の人気俳優チャン・ハンユーがW主演を務める香港・中国合作映画『追捕 MANHUNT』(日本語タイトル未定)への出演も決定。ほかにも中国での作品への出演オファーが殺到!来年以降も中国での大作映画への出演も控えているとのこと。今後も池内さんの海外でのさらなる飛躍に期待が高まりそうだ。(cinemacafe.net)
2016年12月03日『少林サッカー』などを手掛けた奇才、チャウ・シンチー監督が手掛ける『人魚姫』。この度、チャウ・シンチー節全開の予告編が到着した。美しい自然が残る香港郊外の海辺・青羅湾。開発計画が進んでいるこの海に住む人魚族は、開発プロジェクトのトップである富豪リウ(ダン・チャオ)の元に、刺客として若く美しい人魚のシャン(リン・ユン)を送り込む。普通の女の子としてリウに近づいていくシャンは、リウの気まぐれでデートに誘われる。最初はそっけない素振りだったリウだが、次第にシャンに魅了されていく。そんな中、人魚族はリウを捕まえることに成功するが、彼らの存在が人間たちにバレてしまう!人魚を研究材料にしようと企む者たちによってボロボロにされる人魚たち…果たして彼らの運命は――?日本で大旋風を巻き起こした『少林サッカー』や、『カンフーハッスル』、『西遊記~はじまりのはじまり~』などを手掛けるシンチー監督が、新作の主人公に選んだのは”若い人魚姫”。罪のない彼女たちの住処を荒らす人間の自分勝手な行動を手厳しく批判しながら、いつものチャウ・シンチー節は健在、随所に大笑いを起こすネタを仕込み、子どもも大人も満足できるファンタジーに仕上げている。本作は、住む世界の違う男女のロマンスを美しく描きながらも、地球環境破壊への警告と未来へのメッセージが込められており、中国のみならず、アジアで歴代興行成績No.1を記録する超特大ヒットとなっている。また人魚姫には、12万人の中からオーディションで選ばれた新人女優リン・ユンが大抜擢されている。このほど到着した予告編では、“ヒロインは必ずブサイク顔で登場させるべし!”というチャウ・シンチーメソッドに則って、新人女優リンが破壊的ルックスで登場!さらにシンチー映画でお馴染みの面々も次々登場し、この映像だけでも面白さが存分に伝わってくる仕上がりとなっている。「人魚vs人間」の戦いは一体どのような結末を迎えるのか…?まずはこちらから、チャウ・シンチー節全開の映像を楽しんでみて。『人魚姫』は1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年11月08日2017年、『PとJK』『トリガール!』などの公開が決まっている高杉真宙が、「コップのフチ子」原案で知られるアーティスト・タナカカツキ氏の漫画デビュー作「逆光の頃」の実写映画化で主演を務めることになった。「逆光の頃」は、「コミックモーニング」および「モーニングOPEN」にて1988年から1989年にかけて連載されたタナカ氏のデビュー漫画。日常と非日常、夢と現実。双方の世界を行き来する高校2年生の少年のゆらめきときらめきが、京都の街を背景に鮮やかに紡ぎだされ、その叙情性が高く評価された名作。今回、その全12編の中から「僕は歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編にオリジナル1編を加え、1本の映画作品として製作する。監督・脚本は『ももいろそらを』『ぼんとリンちゃん』の小林啓一。監督自身が特別に思い入れのある原作として映像化を切望していた本作で、高杉さんは第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を獲得した『ぼんとリンちゃん』以来のタッグ。「いつかまた必ず一緒にお仕事をしよう」と交わした約束が、4年を経て実現することになった。高杉さんが演じる主人公の赤田孝豊は、京都生まれ、京都育ちのごく普通の高校生。同級生たちとの友情、別れ、ケンカ。幼なじみの女の子へのほのかな恋。京都で生きる親との暮らし…。ごく普通の日常の中で、孝豊が揺れながら、惑いながら、少しずつ成長していく姿を描き出す。大人と子どもの間を行き来する思春期ならではの不安定な心情と、だからこそキラキラしている時間を、みずみずしく表現。高杉さんは、京都弁にも初挑戦しておいる。高杉さんは、「孝豊は、演じた自分でもつかみづらいところがある不思議な子。いまに満足もしているけれど、変わりたいという気持ちもある。そんな孝豊の目には、変わっていく周りがキラキラして見えるんじゃないかなって思います。だから『逆光』なんだなと思いながら演じました」と、自身の役柄についてコメント。さらに、「京都は最高ですね!」と約1か月半におよぶオール京都ロケをふり返り、「ご飯も美味しいですし、あの空間自体が好きです。お寺や観光地周辺だけじゃなく、そこから少し外れた場所でも雰囲気があって、歩いて見てまわりたくなる感じ…いつか京都に住んでみたいくらいです。僕も学生に戻って、京都で青春を送りたいなと思いました」と、すっかり気に入った様子。「京都弁にはやはり苦労しました」と述懐しながら、「僕はけっこう早口なので、ゆーったり喋るっていうのが難しくて苦戦しました。ただ、京都弁はそこがすごく良いところでもあって柔らかくて聴き心地がよくて好きな方言のひとつになりました」と明かしてくれた。また、小林監督との再タッグについても、「『ぼんとリンちゃん』撮影時、僕はまだ16歳で、小林監督とのお仕事は(今回)4年ぶりでしたが、あの時とは自分も演技に対する向き合い方や考え方が変わったので、20歳の自分がまた小林監督とご一緒できるのは、緊張しながらも楽しみでした。いろんな作品を経たことで自分の中で固まっている部分があったのですが、小林監督と撮影をするにつれ、それが崩れて、少しずつ京都の子になれたかな?と思います」と喜びを語る。古い歴史と現代、幻想と現実が同居するかのような京都の魅力が映し出された本作に、「京都の素晴らしさと、いろいろなところにある孝豊の『逆光』をぜひ見ていただきたいです。そして、この不思議な子・孝豊を見て、ハマっていただけたら嬉しいです」と期待を込めている。なお、今回は撮影風景を収めた写真とオフショットも一挙に到着。京都のお寺で撮影した喧嘩のシーンは、9月でまだ暑いとはいえ、曇っているときを狙って雨降らして濡れながらの撮影となり「震えながら喧嘩したのを覚えています。喧嘩は泥臭く泥臭くを意識して負けないよう頑張りました」と高杉さん。そんな大変なシーンを乗り越えた喧嘩相手の役者さんとは、終わった後さらに仲良くなり、京都で一緒に映画を観に行ったとか。11月4日(金)発売の「まひろさんぽ」では本作撮影時に京都を訪れている様子も収められている。映画『逆光の頃』は2017年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『オーシャンズ』シリーズ、『アイアンマン』シリーズなどでも活躍するドン・チードルが監督・主演・共同脚本・製作の4役を務めた『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』。没後25年、ジャズ界の帝王マイルス・デイヴィスを初めて映画化した本作から、予告編映像が解禁となった。1970年代後半のニューヨーク。長らく音楽活動を休止中のマイルス・デイヴィスの自宅に、彼のカムバック記事を書こうとしている音楽記者デイヴが押しかけてくる。しかし体調不良に苦しみ、ドラッグと酒に溺れるマイルスは、創作上のミューズでもあった元妻フランシスとの苦い思い出にもとらわれ、キャリア終焉の危機に瀕していた。やがて、デイヴと行動を共にするうちに、悪辣な音楽プロデューサーに大切なマスターテープを盗まれたマイルスは、怒りに駆られて危険なチェイスに身を投じていく。その行く手に待ち受けるのは破滅か、それとも再起への希望の光なのか…。ジャズ・ミュージックの歴史を語るうえで欠かすことのできない巨人にして、既存のジャンルやスタイルの枠を軽々と打ち破り、革新的なサウンドを創造したマイルス・デイヴィス。ドン・チードルが満を持して監督デビューを飾った本作は、クラウド・ファンディングで製作資金を募ってまで実現にこぎつけた念願のプロジェクト。70年代後半、5年ものキャリア空白期にスポットをあて、史実とフィクションを織り交ぜながら、まさしく偉大なる“帝王”の音楽と人生の本質に迫っていく。このほど、ジャズトランぺッターの日野皓正、現在ジャズピアニストとして活動する大江千里といったミュージシャンからも絶賛のコメントが寄せられた予告編では、マイルスの名曲「So What」をフィーチャー。トランペットの特訓を積み、マイルスの外見、性格、仕種を完璧なまでに体現したドン・チードル迫真の演技を垣間見ることができる。気まぐれ、かつ傲慢で、ユーモアのセンスや危うい狂気をはらみながら、圧倒的な才能とカリスマ性を放った帝王マイルスは、当時、表舞台から姿を消し、隠遁生活を送っていた。そのマイルスの自宅に、ユアン・マクレガー演じる「ローリング・ストーン誌」の記者デイヴが押しかけてくるところから物語は動き始めるのだが…。常に新たな挑戦を試み、音楽の可能性を切り開いたマイルスの、独創的なジャズ・セッションのような波乱に満ちたその人生の一端を、まずはこちらから覗いてみて。『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日『少林サッカー』『カンフーハッスル』『西遊記 ~はじまりのはじまり~』など、常に奇想天外な爆笑エンターテインメントを届ける香港の奇才チャウ・シンチー監督。その最新作にして、アジア歴代興行収入No.1の超特大ヒットとなった『人魚姫』が、2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」として日本公開されることが決定した。美しい自然が残る香港郊外の海辺・青羅湾。若き実業家リウ(ダン・チャオ)は、リゾート開発のため、この自然保護区域を買収し、埋め立てることを決める。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は、幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、“刺客”として送り込む「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、リウとシャンシャンはお互いに惹かれ合ってしまう。そして2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と欲に駆られた者たちによる激しい武力戦に巻き込まれ…。果たして、彼らの運命や、いかに!日本で大旋風を巻き起こした『少林サッカー』や、日本語ボイスキャストに斎藤工が参加した『西遊記 ~はじまりのはじまり~』などで知られるチャウ・シンチーが、次に選んだ主人公は、なんと人魚姫。12万人の中からオーディションで選ばれた新人女優リン・ユンが大抜擢された。罪のない彼女たちの住処を荒らす人間の自分勝手な行動を手厳しく批判し、地球環境破壊への警告と未来へのメッセージを込めながらも、いつものチャウ・シンチー節は健在。大笑いを起こすネタを随所に仕込み、住む世界の違う男女のロマンスを軸に、子どもも大人も満足できるファンタジーに仕上げている。巨大映画市場・中国の歴代興行成績を塗りかえたメガヒットファンタジーが、お正月から日本を笑わせることになりそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)で世界をうならせたJ・J・エイブラムス監督。J・Jは監督としても超一流だが、プロデューサーとしての目利きも秀逸だ。いまや"J・Jクオリティ"は業界のお墨付きで、それは彼が製作した『スター・トレック BEYOND』(公開中)を観ても大いにうなずける。今回J・Jがメガホンを託したのが、『ワイルド・スピード』シリーズのイケイケ監督、ジャスティン・リンだ。本作のストーリーがこれまた大胆不敵な展開を見せる。『スター・トレック』の象徴とも言うべき宇宙船エンタープライズ号が、強敵によって見るも無残な形で撃破されてしまうのだ。さらに、カークたちクルーはバラバラにされ、いまだかつてない大ピンチに陥る。『スター・トレック BEYOND』は『スター・トレック』シリーズ誕生50周年記念の映画ということで、ジャスティン・リン監督は相当の重責を担ったはずだ。しかし、決して守りに入らず、それどころか完全に攻めのイケイケ姿勢で挑み、シリーズの熱烈なファンであるトレッキーたちを驚嘆させた! その見事な手腕、いや肝っ玉は相当なものである。来日したジャスティン・リン監督にインタビューし、制作秘話を聞いた。――J・J・エイブラムスから3作目のバトンを渡されたことでプレッシャーは感じましたか?もちろん、ものすごいプレッシャーを感じました。50年も続く素晴らしいシリーズですし、そのエッセンスを大切にすると同時に、新しい世界を探検していくこともやってみたいと思い、そこがチャレンジのしどころでした。あまり時間もない中でアイデアを出し合い、撮影を敢行するということは大変でしたが、フィルムメーカーとしては良いプレッシャーだと思ったので、ある意味ラッキーなことでした。実際に物理的な意味でチャレンジしたことはかなりあったと思います。でも、その大変さを、私たちは絆に変えていこうとみんなで努力していきました。――J・J・エイブラムスとは初タッグとなりましたが、一緒に仕事をしてみていかがでしたか?私はJ・Jの大ファンです。彼はたくさんの大作を手掛けていますが、すべて成功しています。すごくクリエイティブでありつつ、職人的なところもある。いつも一生懸命仕事をしていて、常に向上したいと思っている人です。J・Jは「大胆にやれ。自分の映画を作れ」と言って、すごく応援してくれました。そういうふうに言ってもらえたのは、信頼してもらえた証拠かなと思いました。私は元々自分のクレジットカードで製作費を払うようなインディーズ映画を撮っていて、彼とは全く違うフィールドにいたわけですが、今回一緒に仕事をしてみて、ハリウッドでは珍しいほど素晴らしい人だと思いました。私たちがいつも考えていたのは、どうやって映画をより良いものにするかということでした。彼は常に正しいやり方で映画を作っています。だから私も将来的に彼のようになっていきたいです。――今回俳優としての参加だけではなく共同脚本も手掛けたサイモン・ペッグとはどんなふうにコラボレートしていったのですか?私はフィルムメーカーとしても俳優としてもサイモンのファンだったので、今回彼が脚本にも関わってくれたことは非常にありがたかったです。サイモンは天才ですが、人間的にもよくできた人です。サイモンも『スター・トレック』シリーズの大ファンで、キャラクターをよく知っているし、演じている役者さんのこともすごくよくわかっているので、今回は非常に助けてもらいました。――監督も脚本段階から参加されていたのですか?もちろんです。J・Jから電話をもらった時、まだ脚本は何もできていなかったんです。参加を決めてからすぐロンドンに飛び、サイモンと共同脚本のダグ・ユングに会いました。そこで「これまでのものを全部壊して、再構築する」というアイデアを提示しました。そこからいろいろなことを準備しながら脚本を進めていった感じです。すごくタイトなスケジュールでしたが、各自が不平不満を言うのではなく、この映画を有機的なものにしようと務めました。目指したのは、まるで自分たちと同じように呼吸をして生きている人たちの映画でした。――今回、エンタープライズ号をあそこまで大破させてしまうことに抵抗はなかったですか?僕自身もすごく感情的になりました。なぜなら私はエンタープライズ号を見ながら育ってきたので。でも、このシリーズは50年も続いてきたから、ここでそろそろテーマや哲学を再構築しても良い時期なんじゃないかと考えたんです。それをするには、クルーをバラバラにすることが一番いいと思いました。そのために彼らを1つにつなげているエンタープライズ号を壊すことにしました。実際にエンタープライズ号を壊滅させたことは軽々しく思っていないですし、むしろ重いことだと受け止めています。ただ、それぞれのクルーが自分なりの成長を遂げ、最後にまた1つになるのを見て、観客の方々が「『スター・トレック』のこういうところが好きだったんだ」と肯定できるような流れにしたいと思いました。――アントン・イェルチンの急逝は本シリーズにおいて大きな損失だったと思います。彼との思い出を聞かせてください。アントンと仕事ができた経験自体がかけがえのない贈り物だったと思います。彼は映画作りにおける正しいやり方を思い出させてくれました。それは「映画を作るというのは特別なことをやっているんだ」という自覚です。彼はそういう姿勢を常に忘れないでいた人でした。たとえ自分の生活に何かが起きたとしても、現場に来たらその瞬間は演技に集中しようという姿勢を常に保っていました。アントンとセットにいる時はいつも楽しかったです。セリフが多かろうが少なかろうが、彼はいつもたくさんのアイデアをもちかけてくれました。映画作りの楽しさを体現してくれた人です。きっと彼と一緒に仕事をした人はみんな、絶対に彼のことを忘れないと思います。まだ私にとっては生々しいことで、彼がこの世にいないということ自体、信じられません。――スポック・プライム役のレナード・ニモイさんも肺疾患で他界されました。劇中でスポック・プライムの功績を表するシーンも印象深かったです。僕は、テレビシリーズでスポック役のレナード・ニモイをずっと観てきたので、彼が亡くなった時にああいう形で言及するのもいいかなと思いました。サイモンとダグと3人でお互いの目を見合って、ああいう形で彼を登場させることを決めました。あのシーンを挿入することで、これまでの50年間の神話的なキャラクターといえるスポック・プライムに対する敬意を表せるんじゃないかと思ったのです。――あらためて『スター・トレック BEYOND』は、監督のキャリアにおいてどんな位置づけの作品になりましたか?僕は、今回大きなボーナスをもらったと思いました。実は最初、やるつもりは全くなかったんです。J・Jから電話をもらった時、別の作品を作ろうと動いていたので。私が映画を作り始めた時は、誰もチャンスをくれなかったので、自分でチャンスを作るしかなかったんです。すなわち自分でお金を払って作るしかなかったということです。でも、今はいろんなチョイスが用意されているのでありがたいです。『スター・トレック BEYOND』が監督できたことは、良い意味で“偉大な寄り道”ができたことだと思っています。ある種の道しるべみたいな作品になりました。僕は2001年に映画を作り始め、ちょうど10年前に初めての大作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)を東京で作りました。だから、今回また東京に来られたことはいろいろと感慨深いです。ある意味、その場所に戻ってこられたということで、自分の中の1つの章が終わったなと思いました。そして家に帰ったら、また次の章が始まる気がします。■プロフィールジャスティン・リン1971年10月11日台湾生まれ。映画監督、脚本家、プロデューサー。『Better Luck Tomorrow』(02)で監督デビュー。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)の監督に抜てきされ、以降『ワイルド・スピード MAX』(09) 、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(11)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)と人気シリーズを手掛けていく。テレビシリーズでは『SCORPION/スコーピオン』(14~)が好評を博した。(c) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc.
2016年10月22日エミリー・ブラントとリン=マヌエル・ミランダが出演する『メリー・ポピンズ』の新作『Mary Poppins Returns』(原題)にコリン・ファースが出演するようだ。「Variety」誌によると、現在、出演を交渉中のコリンは、フィデリティ信託銀行の社長ウィリアム・ウェザオール役を打診されているという。今年コリンは『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』(現在日本公開中)、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(10月29日(土)日本公開)と精力的に出演しており、『Mary Poppins Returns』公開までも待機作を多く控えている。オリジナル版の『メリー・ポピンズ』から20年後のロンドンを舞台に描く今作には、魔法使いでナニーのメリーのことが大好きだったバンクス家のジェーンとマイケルも登場。それぞれエミリー・モーティマーとベン・ウィショーが演じる。名女優メリル・ストリープもメリーのいとこ役としての出演が決定している。監督は『シカゴ』や『NINE』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などミュージカル映画を得意とするロブ・マーシャル、音楽は『アダムス・ファミリー』や『ヘアスプレー』のマーク・シャイマンとパートナーのスコット・ウィットマンが手掛けるということだから、期待を裏切らないミュージカルになるだろう。(Hiromi Kaku)
2016年10月20日うちのダメ夫
あの日、私はいじめの加害者にされた
東京マウントガールズ