30代に入り、男としての色気に磨きがかかる高良健吾さん。最新主演作『多十郎殉愛記』は、高良さんが初の本格的な“ちゃんばら”に挑んだ娯楽時代劇です。「もっとも苦労したのは、殺陣(たて)です。長い稽古を経て、体に染み込ませることができるのは、殺陣のいくつかの基本的な型のみ。本番でどのような殺陣をやるのかは、撮影前の20~30分間で覚えなければなりません。しかも殺陣を完璧に覚えることよりも、真剣勝負の、命のやり取りに見えることのほうが重要。殺陣は、練習を重ねるだけでは対応できないところに難しさを感じました」本作のメガホンをとったのは、映画『木枯し紋次郎』『新・極道の妻たち』などで知られる、映画界のレジェンド・中島貞夫監督。「僕は以前から中島監督の作品と時代劇が好きで。本作は監督が20年ぶりに撮る最後の長編映画と聞き、ぜひ出演したいと思いました。作品に対する想いは人それぞれだと思いますが、演じるなら想いが強い人がやったほうがいいだろうと。僕はこの役に必要な勉強をして演じられる、だから僕に(オファーが)来てほしい、と願いました。撮影に入ると、監督は役者たちに厳しい言葉をぶつけることはなくて。言葉も多くありませんでしたが、監督が現場へ入ってきた瞬間に身が引き締まりました。監督に『いいね』と褒められると、僕たちは“よし、またやるぞ!”という気持ちになります。監督の立ち居振る舞いには、映画作りに何十年もの月日を費やしてきたすごみやかっこよさが表れていました。監督がもっとも輝く瞬間に立ち会えたことを光栄に思っています」剣豪・多十郎が、愛する者たちを守るため、大人数の役人たちに立ち向かっていく姿は圧巻です。特に、クライマックスの大立ち回りの中、寺島進さん演じる最強の敵・抜刀隊隊長の溝口と対峙するシーンは、手に汗握るほどスリリング。「寺島さんと殺陣に関する打ち合わせは行いませんでした。その緊張感が、本当の命のやり取りに見える秘訣かもしれません。本作で展開されるのは、体勢が崩れた泥くさい殺陣。いうなれば溝口はラスボスですから、もっと長くて派手な殺陣をやってもおかしくはない。しかし、監督から『剣の達人は数手で終わる』と言われて納得しました。監督が思い描く時代劇は、シンプルでいさぎよくてかっこいいなと思います。僕が溝口との一騎打ちで心掛けたのは、楽しそうに演じること。多十郎が生き生きと戦う姿に、命の輝きを感じていただけたら嬉しいです」愛する者たちのために命懸けの戦いに挑む、多十郎。高良さんもその生きざまに魅了されたひとり。「多十郎が刀を抜いた理由は、愛する人たちを安全な場所へ逃がすため。大人数を斬ることが目的ではありません。自分の命を捧げる、究極の愛。それを実行できるところが多十郎の強さだと思いました」高良さんの色気溢れる演技も本作の魅力。アンアン読者に注目してほしい見どころを聞くと、こんなお茶目な答えが返ってきました。「アンアン読者の方は、セクシーなものに惹かれると聞きました。僕が演じる多十郎がセクシーに見えるとしたら、それはふんどしのおかげです。監督は、ふんどしの長さ、見え方、色に対し、こだわりを持っていました。多十郎のふんどしにも注目して観ていただきたいですね(笑)」『多十郎殉愛記』舞台は幕末の京都。剣の強さを持て余す脱藩浪人・清川多十郎が、愛する者たちを守るため、命を懸けて戦う姿を描く。監督/中島貞夫出演/高良健吾、多部未華子、木村了ほか4月12日(金)より全国公開。©「多十郎殉愛記」製作委員会こうら・けんご1987年11月12日生まれ、熊本県出身。日本アカデミー賞、ブルーリボン賞を受賞した演技派。今夏には主演作『アンダー・ユア・ベッド』も公開。ストライプシャツ¥30,000プルオーバーシャツ¥18,000パンツ¥32,000(以上KAZUYUKI KUMAGAI/アタッチメント 代官山本店 TEL:03・3770・5090)※『anan』2019年4月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・渡辺慎也(Koa Hole inc)ヘア&メイク・森田康平インタビュー、文・田嶋真理(by anan編集部)
2019年04月10日菅原文太『木枯らし紋次郎』シリーズ、『まむしの兄弟』シリーズなど、50年以上に渡り数々の娯楽大作を世に送り出してきた中島貞夫監督の20年ぶりの長編時代劇で、高良健吾が主演を務める『多十郎殉愛記』。この度、本作の本編映像が解禁となった。主人公・多十郎役を務めるのは、『横道世之介』『万引き家族』などに出演、2019年も『カツベン!(仮)』『葬式の名人』など数々の出演を控えており、目覚ましい活躍を見せている高良健吾。本作では、初の本格的な“ちゃんばら”に挑んでいる。相手役のおとよを演じるのは、『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』『ピース オブ ケイク』『深夜食堂』で演技が評価され、主演女優賞を受賞した経歴を持つ若手実力派女優の多部未華子だ。そのほか、多十郎の弟・数馬を木村了、“維新の三傑”の一人・桂小五郎を永瀬正敏、多十郎の前に立ち塞がる最強の敵・溝口蔵人を寺島進が演じる。本作では日本映画界のレジェンド・中島貞夫監督が20年ぶりにメガホンをとり、中島監督の一番弟子である熊切和嘉も監督補佐として参加した。今回解禁された本編映像は、高良さん演じる多十郎がすりこぎ一本で悪漢を撃退する男気溢れるシーン。自身が切り盛りする小料理屋で横暴な岡っ引きに絡まれ、店の娘を気丈に守ろうとするのは多部さん演じるおとよ。膳をひっくり返され、連れの下っ端まで乱入してくるなど店内は騒然。そんな中、一人で静かに飲んでいた多十郎が立ち上がり、暴れまわっていた男たちを瞬く間に叩きのめす。歓喜に包まれる中、おとよは多十郎の背中に縋り付き、張り詰めてきたものが堰をきったかのように泣き出す様子が映し出されている。通常であればおとよが初めて見せた泣きの表情をアップで撮るのが定石であるこのシーン。中島監督は「受け芝居が天才的」と多部さんの演技を絶賛し、あえてワンカットで作り上げたという。『多十郎殉愛記』は4月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:多十郎殉愛記 2019年4月12日より全国にて公開©『多十郎殉愛記』製作委員会
2019年04月04日三浦春馬主演、多部未華子や原田泰造など豪華共演で映画化される、人気作家・伊坂幸太郎原作の『アイネクライネナハトムジーク』。この度、主題歌「小さな夜」と劇中音楽を、原作が生まれるきっかけにもなったシンガーソングライターの斉藤和義が担当することが決まった。ドイツ語で「小さな夜の音楽」を意味する原作は、「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる6章の短編からなる連作小説集。現在に至るまでに51万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラーとなっている。実はこの本が生まれるきっかけとなったのは、原作者の伊坂さんとアーティスト・斉藤さんの絆。元々、伊坂さんが会社勤めをしていたころ、斉藤さんの「幸福な朝食 退屈な夕食」を聞いて退職を決意し、執筆活動に専念することを決めたという逸話がある。そして2人の直接の交流は、斉藤さんが作家となった伊坂さんに、“恋愛”をテーマに「出会い」にあたる楽曲の作詞を依頼したところから始まる。この依頼を受けた伊坂さんは、「作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆。これが本原作の第1章「アイネクライネ」となった。これを受けて斉藤さんは、その文章から楽曲「ベリー ベリー ストロング ~アイネクライネ~」を制作。さらにこの曲がシングルカットされるにあたり、初回限定盤の特典小説として再び伊坂さんが書き下ろしたのが第2章「ライトヘビー」だ。物語の中には、1回100円でその人の心情に合わせた曲の一部をPCで再生してくれる露店商の“斉藤さん”が登場する。この2つの短編に、さらに新たな4つの短編が発表され、連作小説集として完成したのが本原作。そして、運命的ともいえる映画の主題歌と劇中音楽を斉藤さんが手掛けることになった。主題歌は、映画のために書き下ろした「小さな夜」で、本編内でも物語の重要なカギとなる。監督を務めるのは、「映像化するなら彼しかいない」と伊坂さんがラブコールを送った『愛がなんだ』『パンとバスと2度目のハツコイ』の今泉力哉と、強力な布陣が揃った。■音楽&主題歌:斉藤和義「こうして映画にまでなっちゃって…。なんとも不思議な気持ち」「小さな夜」は、「ベリー ベリー ストロング ~アイネクライネ~」から10年後の2人をイメージして書きました。元々は伊坂さんと僕で小説と音楽のコラボ企画として作ったものが、時を経て、こうして映画にまでなっちゃって…。なんとも不思議な気持ちです。イェーイ!やったね!伊坂さん!■原作:伊坂幸太郎「可愛らしさと寂しさのまざった、斉藤和義さんしか作れない曲」この小説はもともと、斉藤和義さんからの依頼で書いたものですし、おかげで、憧れだった斉藤和義さんに会うことができました。その小説が映画になり、さらに音楽を斉藤和義さんが担当してくれるのですから、幸せです。主題歌も可愛らしさと寂しさのまざった、斉藤和義さんしか作れない曲で、これまた幸せです。■主演:三浦春馬「小さな幸せはあると期待を持たずにいられない楽曲」なんでもない日常を丁寧に見つめたこの作品にそっと寄り添い、時にはふつふつとこちらを盛り上げてくれる音楽性が心地よかったです。気がついていないだけで何処かに小さな幸せはあると期待を持たずにいられない楽曲だと思います。この作品にピタっと寄り添ってくれている気がします。■監督:今泉力哉「映画に大きな力を、色をあたえていただいた」斉藤さんと伊坂さんの出会いによって生まれたこの物語にあとから混ぜてもらった私からすると、斉藤さんがこの映画に音楽をつけることはどこかで必然でした。でもそういう当たり前のことが実は一番難しくて、だから本当に本当に嬉しいです。映画に大きな力を色をあたえていただきました。お楽しみに。『アイネクライネナハトムジーク』は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイネクライネナハトムジーク 2019年秋、全国にて公開予定©2019 映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会
2019年03月26日2夜連続放送のドラマスペシャル「二つの祖国」に、ビートたけしと笑福亭鶴瓶の出演が決定。それぞれ東條英機と大川周明を演じ、ドラマ後半の山場となる東京裁判に登場することが分かった。本作は、大戦前・中・後のアメリカと日本を舞台に、歴史に翻弄されながらも、激動の時代を生き抜いた若者たちの愛と奇跡の物語を、小栗旬、ムロツヨシ、多部未華子、仲里依紗、高良健吾、新田真剣佑ら豪華キャストで描くヒューマンドラマ。新たに出演が発表されたたけしさんと鶴瓶さんは、ドラマの同じシーンで共演するのは今回が初めて。陸軍軍人であり、戦後A級戦犯として起訴された元総理大臣の東條と、東京裁判では唯一民間人としてA級戦犯として起訴されたが、のちに釈放される思想家の大川と、法廷で審理に臨む2人。裁判中には大川が東條の頭を叩くという、衝撃のエピソードを忠実に再現したシーンも描かれ、見どころのひとつとなっている。以前も東條を演じたたけしさんは「東京裁判は何度も見てるシーンだから、ちょっとね、やりやすいんだかなんだか…あまりに現物を見てるから、『本当に似てるかな』とそっちのほうを考えちゃいました。あと『なに言ってるわかんない』と東條が怒るシーンも、きっと一般の人も印象に残ってるから、自分が似てないと言われるのはやだなと。似てるのも変だけど(笑)」と今回演じてみての心境を明かす。一方、鶴瓶さんは「大川周明やから叩けるんですよ!たけしさん は叩かれへん!でもお兄さん(たけしさん)喜んでましたよ、コントみたいって。一発パーン叩いて、えらい音がなったんですよ(笑)」と注目シーンの撮影の様子を語っている。さらに、同じくこの東京裁判のシーンに登場する広田弘毅役のリリー・フランキーは「たった1日(の撮影)でしたけど、同じ日にたけしさん、鶴瓶さんとご一緒できて、ちょっと二日酔いで来て体がだるかったんですけど、2人のヅラを見た瞬間に体が元気になりました」と笑いつつ、「実際にあった話なんですけど、あの2人でやると実話を越えちゃいますよね。でもみなさんすごくいいもの作られている、そういうエネルギーに満ちている現場だったので出来上がりが楽しみです」とコメントしている。テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマスペシャル「二つの祖国」は3月23日(土)、24日(日)21時~テレビ東京系にて2夜連続放送。(cinemacafe.net)
2019年03月12日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(公開中)のトラ泣き感謝! 御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、筧昌也監督が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。北山の座長っぷりについて、多部は「素晴らしかったと思いますよ。こういう、なんていうんですか。主役として、いなきゃという自覚はおありだったんですか?」と尋ね、北山は「人だったら、あるよ!?」と驚く。多部は改めて「それが伝わっていて、盛り上げようとしてたと思うし、少なくとも私とこっちゃん(平澤)はすごく楽しくて、そういう現場の空気を作ってくれたのは北山さんだったと思います」と感謝を伝えた。また、筧監督からサプライズで北山への手紙が読み上げられ、「北山くんは、自分の頭の中に演出家を持っている俳優さんです。良い俳優さんは、みんな頭の中に小さい演出家さんを抱えています。つまりリトルみっくんです。そのリトルみっくんを大切に育てていってください」と絶賛。さらに筧監督は「『トラさん』はたくさんの方に見ていただき、熱い感想や、映画的な評価もいただいています。それは多部さんも含めた、みんなの力でもあるけど、最も大きかったのは、北山宏光という存在です。北山宏光という新鮮な素材に、皆さん驚き、感動を覚えているようです」と明かす。「数年前、僕らに映画人としての期待を寄せた人はほとんどいなかったと思います。しかし、この映画で、新しいスタート地点に立てたのではないかと思います」と語りかけ、「今後の役者・北山宏光の活躍に期待しています」と締めくくった。監督からの手紙とイラストを受け取った北山は「手紙はずるいですよねえ!」と感動。「改めてお手紙もらって、僕のこともすごく言っていただいて、映画は本当にみんなで作るものなんだなって感じました」としみじみ。「絵は、家に飾りますね。リビングかな?」と思案していた。
2019年03月05日今年1月25日に30歳を迎えた女優・多部未華子が、演じ、歌い、トークする2日間限定の特別公演「MIKAKO30~多部の素~」を5月に開催することが分かった。多部さんが“かねてからこれまで応援してくれた人たちと特別な時間を過ごしたい”という想いから企画したこの公演。「大人計画」の松尾スズキが書き下ろし、「デカワンコ」や舞台「農業少女」などで共演した俳優・吹越満を共演に迎えた、この日だけのオリジナルストーリーの“二人芝居”を上演するほか、総合演出にはノゾエ征爾を招き、トークあり、歌もありの、ここでしか見られない多部さんの魅力が凝縮された特別な時間をファンと過ごす。現在、母親役を演じた『トラさん~僕が猫になったワケ~』が公開中、これまで多数のドラマや映画、舞台、CMで活躍し、今後の公開待機作には『多十郎殉愛記』『アイネクライネナハトムジーク』がある多部さん。今回、30歳記念特別公演を開催するにあたり、「15歳からお仕事をはじめ、山あり谷ありでしたが、なんとかここまで運よくやってこれました。そこで、これまで応援してくださった皆々様に感謝の気持ちや素のわたしをお見せすべく(みんなが見たいかは別として)、わたしの生まれ故郷である西東京市のこもれびホールで特別公演することになりました」とこれまでの女優人生をふり返りつつ、この度の開催決定を報告。公演内容については「わたしのお父さん的存在、吹越満さんとの2人芝居や、皆様からいただいたリクエストをもとに、たくさんのステキなスタッフさん協力の元、中身が詰まった内容をお届けできるかと思います」と言い、「後にも先にも、わたし、これやりたいです!と自ら意見を言ったのは、“探偵ナイトスクープに出たい”と言ったことと、“30歳。応援してくださった方に直接お会いしたい”この2つだけです。自発的になにかやりたいと思うことも、それを実現させることも、なかなか今後生まれないでしょうから、ぜひ、この機会に皆様にお会いできたら嬉しいなと思います」とコメントしている。「MIKAKO30~多部の素~」は5月1日(水)・2日(木)、保谷こもれびホール 小ホールにて開催。(cinemacafe.net)
2019年02月25日現在公開中の「Kis-My-Ft2」北山宏光の映画初主演作『トラさん~僕が猫になったワケ~』から、本日2月22日の猫の日にちなんで、キュートな猫カットが到着した。現在公開中の本作は、北山さんのほかにも、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要潤、そしてバカリズムと、個性豊かなキャスト陣が集結。すでに本作を鑑賞した人たちからは、「まさかの猫スーツにこんなに泣かされるとは」「新しい感動のパターン」「最後の結末が悲しいだけで終わらない」「何度も観たくなる」など反響を呼んでいる。温かくも切ない物語やファンタジーな世界観に心奪われている鑑賞者が多くいる中、特に大きな注目を集めているのが、北山さん扮するキュートな“トラさん”の姿。映画公開前から話題となっていたトラさんだが、今回新たに到着した新カットでは、トラさんが娘・実優と頬ずりする、よりキュートなワンシーンだ。この場面は、北山さん演じる寿々男の葬式が執り行われた日の夜、トラ猫の姿で現世に戻った寿々男が、実優に拾われ“トラさん”と名付けられる、トラさん誕生の瞬間だ。前世ではイヤがられていた実優から、積極的に近づいてきてくれることに喜ぶ寿々男は、猫としての気楽な生活を満喫しながらも、やがて家族のために猫の姿では何もしてあげられないことに気づいていく…。寿々男の葬式での実優や奈津子とトラさんのやりとりは、鑑賞者の間でも反響が高く、本シーン以外にもコミカルなシーンは満載。特に、「台本に書かれていない余白の部分でどれだけ監督をクスリとさせられるか、台本を読みながらいつも考えていた」という北山さんのアドリブから生まれた“ガリを食べる”シーンは必見だ。なお、3月5日(火)には北山さんと多部さん、そして筧昌也監督が登壇する大ヒット御礼舞台挨拶の実施が決定。47都道府県含む70劇場でこの舞台挨拶が生中継される。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年02月22日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)の公開初日舞台挨拶が15日に都内で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、平澤宏々路、筧昌也監督、金時(猫)が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。初主演作となる同作に、北山は「ヒロミさんが見てくださるって、口だけかもしれないけど。あとHey! Say! JUMPの薮(宏太)が、『一緒に観に行こう』って。俺、誘われました」と明かす。多部が「どこの映画館に観に行くんですか?」と尋ねると「それ指定したら絶対来るじゃん、みんな!」と動揺。最終的に「都内?」と聞かれ、「まあ、東京だな!」と予定を語った。また今までに言っていない注目シーンについて聞かれると、北山は「子供達が不審者! 不審者! と言ってるところに寿々男が歩いて来るシーンは、実は"不審者"に合わせて踊ってるんですよ」と振り返る。もう1度観たがる観客から「不審者! 不審者!」とコールが起こってしまい、北山は「おかしいおかしい、絶対おかしい! 誰だ一番最初に始めたやつ! 悪いな、絶対やらないぞ」と拒否していた。平澤からは「ほとんど1カ月間、撮影を一緒にやってたんですけど、北山さんが毎朝、同じジュースを片手に『おはようございます』って。あれは何飲んでるのかな」と疑問が。北山は「あれは……タピオカミルクティーでした。前日にネットで注文して、冷蔵庫に入れて、ちょっと固まったタピオカミルクティーを飲むのが好きでした」と告白。多部も「本当に毎日同じのを持ってるから、毎朝寄ってるのか聞いたら、まとめ買いをして、冷蔵庫にストックしているんだって」と暴露した。イベントの最後には、猫のトラさん役を演じた金時が登場。金時を抱えた北山の様子に、観客からも「かわいい!」と悲鳴が上がっていた。
2019年02月15日ファンから「多部ちゃん」という呼び名で親しまれてきた女優の多部未華子。そんな彼女も、今年1月25日に30歳を迎え、最新作映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』では、娘や夫を包み込むような女性・奈津子を好演した。年齢を重ねるごとに作品への向き合い方も変わってきたという多部さんが“いま”を語った。作品中ずっと母親役というのは初めての経験板羽皆氏による同名人気コミックを実写映画化した本作。多部さん演じる奈津子は、「Kis-My-Ft2」の北山宏光が扮する売れない漫画家で、酒とギャンブルに溺れる夫・高畑寿々男と、愛娘・実優(平澤宏々路)を笑顔で支える太陽のような女性だ。多部さん自身「作品中、ずっと母親役というのは初めて」と話していたように撮影前は「しっかり母親として見えるのか」という不安があったという。しかし、現場では北山さんがフランクに会話をしてくれたことで、非常に温かい雰囲気で撮影に臨めたという。「娘役の宏々路ちゃんもとても利発で母子というよりは友達のような会話ができました。北山さんもすごく明るく、しかも猫の格好をしている時間も長いので、それだけでも和やかになるんです。ピリピリすることがまったくありませんでした」。多部さんの考える理想の家族像とは…漫画の才能はあるが、ギャンブルやお酒が大好きで、他人任せという夫。一般的には“ダメ亭主”にカテゴリーされそうだが、奈津子はいつも笑顔で明るく夫を支える。多部は本作に出演したことで「バランスがいいというのが家族なんだな」と実感したという。「奈津子というのは家族にとって一番大きな存在で明るくお金がなくてもニコニコしている。この状況を無理して楽しもうと考えているわけでもなく、自然と寿々男と一緒にいるんです。どうにかしようとか、明るく振る舞おうと無理していたらきっとうまくいかない。その意味で、本当にバランスがとれているなと思います」。とは言いつつも「もし多部さんだったら、寿々男みたいな夫は?」と尋ねると「絶対嫌ですね」と笑顔を交えて即答する。「私だったら絶対選ばないです。漫画家としての才能や家族愛が深いところなど、いいなと思うところはたくさんありますが、やはり引っ張っていって欲しいです」と女心をのぞかせる。そんな多部さんに理想の家族像を聞くと「小坂明子さんの『あなた』の歌詞にあるような感じかな」とつぶやく。「“真っ赤な薔薇と白いパンジー、子犬の横にはあなた”みたいな(笑)。小さい家でも犬とあなたがいてくれたら…なんていいなと昔は思っていたのですが、年齢を重ねるといろいろなことが見えてきますからね。分別がつかないときに結婚していればよかったかな」と苦笑い。30歳を迎えて感じること…前述したように、1月に30歳を迎えた多部さん。「特に大きく変わらないと思うのですが」と前置きしつつ「20代後半から、大切だと思う人としか一緒にいたくないと思うようになってきました。年々人間関係は狭くなっていくので、本当に大切な人とだけ深く付き合っていきたいという気持ちは強いです」と胸の内を明かす。仕事の変化については「ここ最近、キャストやスタッフの方々と、再度仕事をご一緒する機会が増えてきています」と語る。20代前半、多部さんは周囲の役者やスタッフさんたちが、現場で再会を懐かしがっている姿を目の当たりにして「いつか自分もこういう関係性を作っていければいいな」と思っていたという。「以前ご一緒した方と、同じ職業を続けているのに、また久しぶりに会う時は違う関係性で会うというのは、役者という仕事ならではの醍醐味だと思うんです。その瞬間って、なんとも言えない高揚感というか嬉しさがあります」。また、仕事に取り組む姿勢についても「夢を見すぎているのかもしれませんが、これからなにをしても楽しいのではないのかなと考えている自分がいます」と現状について述べる。決して楽になっているというわけではないと言うが「これまでは携わった仕事を最後まで責任を持ってやらなければという思いが強かったのですが、いまはそれにプラスして“楽しい”と思えるようになってきたんです。もしかしたら、年齢と経験を重ねて、少し余裕が出てきたのかもしれません」と自己分析する。「家族愛が描かれている物語。“こうしておけばよかった”と後悔するまえに、しっかりと気持ちを相手に伝えることの大切さを実感できる作品」と本作のメッセージ性について語った多部さん。そんな思いがスッと入ってくるぐらい、劇中で演じた奈津子の大きな心は観ている人の心を魅了するだろう。(text:Masakazu Isobe/photo:You Ishii)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年02月12日「Kis-My-Ft2」の北山宏光が映画初主演で、売れないマンガ家・高畑寿々男とトラ猫のトラさんという“二役”を演じた『トラさん~僕が猫になったワケ~』。公開を8日後に控えた2月7日(木)、縁結びとまねき猫で有名な浅草の今戸神社にて「“トラさん招き猫”でヒット祈願」イベントが行われた。本作で映画初出演にして初主演、そして初猫役に挑んだ北山さんと、北山さん扮する寿々男の妻・奈津子役として本格的な母親役に初挑戦した多部未華子がイベントに参加。天気に恵まれた今戸神社に、“夫婦そろって”華やかな和装姿で登場すると、集まったファン100名からは「可愛い~!」と黄色い歓声が飛び交った。本堂での祈祷を粛々と終えた2人。「朝早く、寒い中ありがとうございます」と北山さんが開口一番に感謝を述べると、続く多部さんも笑顔を浮かべながら深々とお辞儀。「こうして神聖な場所で和装してヒット祈願できたのは光栄です」とコメントする北山さんの姿に、多部さんは照れ笑いを浮かべながら「素敵なお着物ですね…(笑)」。またもや悲鳴に近い歓声が巻き起こり、思わず北山さんも「(リアクションの)練習してないですよね!?皆さんの反応がすごくいい(笑)」とファンを沸かせた。■北山宏光、祈祷中も「売れろ、売れろ~」のヒット祈願!?初主演ながら、撮影後には“自分の日常生活との境界線が分からなくなることが沢山あった”と語るほど全身全霊で難役に挑んだという北山さん。「初映画で初主演、そして初猫だったので、自分の中でこれからきっと忘れられない作品になっていくのだろうなと思う」とふり返り、「祈祷中も、『売れろ、売れろ~』って考えてました(笑)」と冗談をまじりに言いつつも「とにかく1人でも多くの方に観てほしいと願いました」と、公開間近の素直な胸中を明かした。一方の多部さんも、明るく大らかな“妻”であり“母”である奈津子という、これまで経験がなかった役柄に「奈津子は、まさに“こんな奥さんがいたらいいな”というキャラクターで。そんな素敵な奥さんを演じさせていただいて、正直難しかった部分もありました」とコメント。しかし、現場で明るくコミュニケーションをとる北山さんの人柄のおかげで、「すごく現場が楽しかった」と笑顔で撮影をふり返った。■「『一緒に食べよ』って言われたら食べるしかなかった」イベント中も終始、仲睦まじい様子を見せた北山さんと多部さんは、実は本作が初共演。多部さんの第一印象について、「人見知りなのかなって最初は思いました。10分位の少しの空き時間でも小説を読まれていて、『絶対、そんな短時間じゃ中身頭に入らないでしょ!』って(笑)。そんな時は、(実優役の)宏々路ちゃんも含めて『一緒にご飯たべよ』ってお誘いしてました」と北山さん。それに対し、多部さんは「すごく小さな空間だったので、『一緒に食べよ』って言われたら食べるしかなかったですね」と茶目っ気たっぷり。その発言に、「渋々だったの!?」とうろたえる北山さんのリアクションに観客や報道陣からも笑いが起こる中、多部さんが「そんなことないですよ!北山さんはイジられやすいキャラクターなので、現場は本当に和やかで楽しかったです」と笑ってフォローするひと幕も。そんな2人も、撮影を重ねるうちにお互いの印象も変わったとのことで、「多部ちゃんは実際は気持ちいいほどサバサバしてて、カッコいい方だなって」と北山さんが明かすと、多部さんは「実は、私の母親が一番好きなアイドルなんですよ、北山さん。この前も『やっぱり素敵な人だわ』って話していました(笑)」と絶賛していた。■多部未華子、北山宏光の猫姿に「可愛いなってほのぼのしました」特におすすめのシーンについて聞かれると、「どのシーンもオススメですが、奈津子と実優が、死んでしまった寿々男を想いながら話すシーンは、僕自身としても感動しました。いいシーンだなって。また、寿々男と奈津子が言葉を交わさず笑い合うシーンも、2人の関係性がすごく伝わるシーンなので、注目してもらいたい」と北山さん。「やっぱり北山さんの“猫姿”のシーンですね。飯豊まりえさんが演じられた白猫のホワイテストも含めて、2人のシーンはとても好きです。撮影初日に北山さんの猫姿を観たのですが、肉球を付けてもらっている北山さんの姿を見て、可愛いなってほのぼのしました」(多部さん)と、それぞれ見どころに言及した。また、イベントでは映画公開を記念した特製“トラさん招き猫”のお披露目除幕式も行われ、「トラさん大ヒット!」のかけ声を合図にトラ柄があしらわれた“トラさん招き猫”が披露。これには2人とも「可愛い!縁起も良さそうですね」と声を揃えて目を輝かせていた。最後に作品を楽しみに待つファンに向け、北山さんは「作品の魅力を一言で言うと、“家族愛”かなと。だから家族皆さんで観ていただきたい。例えば日曜日に、娘や奥さんに劇場に無理やり連れてかれたお父さんが、上映後には一番号泣して出てくるみたいなことがあったら嬉しいな(笑)」とコメント。続く多部さんも「物語の設定は少し変わっていますが、テーマはとてもシンプルで、素敵なメッセージが伝わるかと思います。北山さんと同じく、ぜひ大切な人と一緒に観ていただき、“家族愛”を感じてもらえたら嬉しいです」と想いを重ねて作品をアピールしていた。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年02月07日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)の大ヒット祈願が7日に東京・今戸神社で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。招き猫発祥の地としても知られるという同神社に、着物姿で登場した2人。祈祷では、「売れろ売れろ〜」という気持ちだったという北山は「たくさんの人に見てほしいな、という気持ちで。いろんなスタッフさんも関わってくださったので、その気持ちを背負って」と語る。北山への印象を聞かれた多部が「普段の立ち位置がよくわかってなくて」と明かすと、北山は「普通。たまにいじられ、たまにいじりみたいな……」と回答。さらに多部は、北山が撮影現場で「いじられまくってた」と振り返り、北山は「あなたにね!」と苦笑する。北山が「徐々にいじられ出して、僕は"多部化"と呼んでいたんですけど……」と、多部が筆頭となって北山をいじっていたことを語ると、多部は「いじりやすいキャラなので、そういう立ち位置なんだろうなと思ってた」と告白した。また、多部は「本人にも伝えたんですけど、私の母親が一番好きなアイドルなんですよ、北山さんが。この前も母親に会ったら、『やっぱりかっこいいわ』って言ってました」とフォロー。北山は「"北山推し"でいいんですよね? お母さんは」と念押ししていた。イベントでは、特製"トラさん招き猫"の除幕式も行われた。この招き猫は、同神社に設置される。
2019年02月07日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)の完成披露試写会が26日に都内で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、要潤、筧昌也監督が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。会場に敷かれたレッドカーペットを、猫スーツ姿で登場した北山に会場は大歓声。司会から「なんで新人アイドルのようなマイクの持ち方してるんですか?」とつっこまれた北山が、「肉球があるからうまく持てない」と手を見せると「かわいい!」とさらに歓声が上がる。舞台挨拶が進むと、スーツの暑さから汗だくになる北山だったが、汗を拭う姿も「かわいい!!」と大人気だった。「いかに人間ぽくやりながら、猫のスパイスを入れてくかというバランスが難しかった」と振り返った北山は、改めて「ダメ夫だけど、どこか可愛くて愛されるスズオじゃなければいけないというのは、一貫して思っていました」と役作りを語った。また、猫役と接した苦労を聞かれた多部は「特に……」と苦笑する。北山が猫を演じているため、言動に反応してはいけないというシーンもあったが、多部は「セリフは聞かなきゃいい」とバッサリ。一方、平澤は両親役の2人について「若いんです。まずかっこいいし、かわいいし、面白いし、やさしいし、こんなお父さんとお母さんだったら、毎日が幸せだろうな」と絶賛する。平澤はさらに、現場での様子について「北山さんが猫を抱っこしてると、(猫スーツと)同化しててどこにいるかわからなくなるんですよ。それが可愛かった」と振り返り、北山は「癒やしを振りまいていたんですよ、僕は」とドヤ顔。しかし飯豊から「北山さん、実は猫の練習をしていたんですよ! 鏡に向かって」と猫の仕草を研究する様子をバラされると、「言わないでよ〜!」と、隠れた努力が明らかになったことに恥ずかしがっていた。
2019年01月26日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』(2月15日公開)の完成報告会見が26日に都内で行われ、北山宏光(Kis-My-Ft2)、多部未華子、筧昌也監督が登場した。同作は板羽皆の同名マンガを実写化。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(北山)は、ある日、交通事故で死んでしまう。地獄行きの前に1カ月の執行猶予をもらい、猫として妻子(多部未華子、平澤宏々路)のもとに戻されることになる。妻役となった多部には果敢に話しかけていた北山について、多部は「本当に、ケータイを触ってる時とか本読んでる時とか、話しかけてくるんですよ。すごいなと思って、その精神力」と苦笑。北山は「限られた時間ですからね」と弁解する。理想の家庭について聞かれると、「一姫、二太郎で」と力強く宣言していた。初映画、初主演、初"猫"となったが、北山は猫スーツを着た時の心境を「『あ、俺これでいくんだ』って気合い入れました」と振り返る。「意外に、『俺、いけんな』って、思いました」と自信を明かすと、多部も「撮影初日から猫の格好をしていらっしゃって、あ、かわいいなと」と褒め、北山は照れたような笑顔を見せた。手に肉球をつけると、「台本めくるのも、飲み物のふたを開けるのもできない」という北山は、「周りのスタッフさんが異様に優しい」と猫姿を満喫していた様子。筧監督からも、猫姿の撮影が終わる際に寂しがってたことをバラされ、「ちやほやされるのが終わるから」とつっこまれていた。猫姿について、Kis-My-Ft2のメンバーの反応を聞かれると「宮田(俊哉)さんが、『マジか〜』とおしゃってました。みんなビジュアルを見て『どういうことなの』と食いついて、話を聞きに来てくれたので、『早く見たいな』と、言ってましたね」と明かした。
2019年01月26日映画初出演にして初主演を務める「Kis-My-Ft2」北山宏光と女優・多部未華子が夫婦役で共演する映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』。この度、本作で“猫”に扮する北山さんの新たな猫ビジュアルが到着した。新たに到着した北山さんのカットは、“トラ猫姿”の寿々男が、娘・実優(平澤宏々路)のインスタ用写真撮影に付き合わされ、“段ボールの通り抜け”に成功して笑顔を向けるおちゃめな1枚。併せて<寿々男=トラさんのことは“人間にはこう見えている”>という、猫の金時が扮する“トラさん”の同じシーンカットも公開され、このシンクロぶりが確認できる。猫を演じるにあたり、北山さん自身が昔飼っていた猫のしぐさを思い返し、そして猫の動画を見て動きを研究、また原作漫画通り、猫が2足歩行で歩けたらどうなるかというイメージを膨らませるなどして、独自の役作りを行ったそう。先日公開された予告編でも、そんな作りこまれた北山さんの猫っぷりが披露され、ますます本編に期待が高まる。さらに今回、クリエイター筧昌也監督渾身の“猫スーツ”のデザイン画も公開。特殊造形物として、フェイクファーとウレタン素材を使用し、出来るだけ本物のトラ猫・金時と同じように着色されるなど、細部にもこだわって制作。監督の手書きで書かれた「寿々男の服を少し思わせるが、あくまで猫は『罰』なので猫らしくあるべき」というメモの通り、寿々男が着ていた服とリンクするようなデザインとなっている。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年01月21日映画『多十郎殉愛記』(たじゅうろうじゅんあいき)が、2019年4月12日(金)より全国ロードショー。“伝説の監督”中島貞夫が東映で20年ぶりの復活。高良健吾を主演に迎え、長編時代劇を描き出す。高良健吾が本格的なチャンバラに挑戦、色気のある“サムライ男子“に映画『多十郎殉愛記』は、俳優・高良健吾が初の本格的なチャンバラに挑んだ時代劇。高良健吾は、ひとたび剣を持てば強さと色気を放つ新ヒーロー“サムライ男子”を熱演する。映画『多十郎殉愛記』の舞台は幕末の京都。高良健吾演じる主人公の清川多十郎は、親の残した借金から逃げるように長州藩より脱藩して、京の都へ上洛してきた。大義も夢もなく、すべてを捨て日々を無為に過ごす毎日。多十郎に惚れ込んだ、悲恋のヒロインは多部未華子そんな清川多十郎の周りを取り囲むのは、2人の人物。根無し草のように生きる多十郎に不思議な魅力を感じ、その身を投げうち惚れ込んでしまう悲恋のヒロイン、おとよ。訳ありの小料理屋で女将として働くヒロイン役は、映画『あやしい彼女』『深夜食堂』に出演した多部未華子だ。多十郎の腹違いの弟・数馬役は、木村了が担当。大志を抱き京へ上り、兄の元へとやってくる若き青年役を演じる。その他、後に“維新の三傑”と呼ばれた桂小五郎を永瀬正敏、多十郎に前に立ち塞がる最強の敵・溝口蔵人を寺島進が演じる。“伝説の監督”中島貞夫20年ぶりの復活監督は、菅原文太「木枯らし紋次郎」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズ、「真田幸村の謀略」など、50年以上に渡り娯楽大作を世に送り出してきた中島貞夫。映画『多十郎殉愛記』で20年ぶりの長編時代劇復活となる。あらすじ幕末の京都。長州脱藩浪人・清川多十郎は大義も夢もなく日々を無為に過ごしている。一途に想いを寄せるおとよの想いに気付きながらも、頑なに孤独であろうとする多十郎。京都見廻組に浪人の取り締まりが強まる中、腹違いの弟・数馬が大志を抱いて、兄の元へとやってくる。その頃、町方からの注進で多十郎の存在を知った京都見廻組は、新撰組に先んじて手柄を立てようと多十郎の捕縛に動き出す。三者三様、それぞれの想いを胸に死闘が繰り広げられる。【作品情報】映画『多十郎殉愛記』公開日:2019年4月12日(金)より全国ロードショー出演:高良健吾、多部未華子、木村了、永瀬正敏(特別出演)/寺島進監督:中島貞夫脚本:中島貞夫、谷慶子
2019年01月20日映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』から、映画初出演にして初主演を果たす北山宏光の“トラさん=猫姿”がふんだんに使用された本予告映像と、新ポスタービジュアルが公開された。公開に先駆け実施されたマスコミ関係者向けの試写会では、感涙の声も上がっている本作。今回新たに到着した予告編では、まさに猫に完全憑依した北山さんの姿をたっぷり収録!奈津子(多部未華子)や実優(平澤宏々路)とじゃれ合いながら、楽しく気楽な猫ライフを満喫する寿々男(北山さん)の姿や、飯豊まりえ扮するトラさんの良き理解者、お嬢様猫のホワイテストの姿も今回初披露。全体的にコミカルなやり取りが展開していくも、後半ではほろりと涙誘う、感動の展開を予感させるシーンも挿入されている。さらに、作詞・藤井フミヤ、編曲・亀田誠治と強力タッグを迎えた、「Kis-My-Ft2」が歌う主題歌「君を大好きだ」も挿入。寿々男の伝えきれなかった想いを綴っているかのような切なく温かい歌詞も注目。また新たにポスタービジュアルも到着。トラさんのカットと共に、小さなコタツに入った笑顔の高畑家3人の姿も写し出されている。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2019年01月18日アンダーカバー(UNDERCOVER)とスーパーオーガニズムによるコラボレーションアイテムが限定発売される。スーパーオーガニズムは、2017年に結成された8人組多国籍バンド。インターネット上に突如現れ、そのポップで中毒性のある楽曲でたちまち話題となった。アンダーカバーとは、2019年春夏メンズコレクションのランウェイでの楽曲使用や、雑誌『スイッチ(SWITCH)』でのファッションシューティングなどを通して関係を築いている。「ロングスリーブTシャツ」各1万1,000円「ショルダーバッグ」各8,000円今回発売されるコラボレーションアイテムは、TシャツやロングスリーブTシャツの他、パーカ、コーチジャケット、ショルダーバッグの全5型が展開。いずれのアイテムも、スーパーオーガニズムが発信するピースフルなイメージを元に、宇宙や花といったポップなモチーフを組み合わせた、特別デザインのオリジナルモンスターがプリントされている。取り扱いは、スーパーオーガニズムのジャパンツアー初日の1月19日より、各ツアー会場とアンダーカバーの一部店舗にて発売される。【取り扱い店舗】UNDERCOVER 青山、伊勢丹新宿、六本木ヒルズ、梅田阪急、GINZA SIX、阪急メンズ東京、阪急メンズ大阪、LUCUA 1100、仙台、金沢、名古屋、京都、岩田屋本店、DSM銀座、MADSTORE UNDERCOVER ラフォーレ原宿、名古屋PARCO【ツアー販売】札幌(1月19日)、東京LIQUIDROOM(1月21日)、東京TSUTAYA O-EAST(1月22日)、名古屋(1月23日)、大阪(1月24日)、福岡(1月25日)
2019年01月17日今年もさまざまなできごとがあった芸能界。平成最後の年末に、女性自身の記事のなかでも反響の大きかったスクープを改めてお届けしたい。今年10月、第一子となる男子を出産したと発表した宮崎あおい(33)。実は事務所の「ヒラタオフィス」から、ひっそりと別事務所である「ヒラタインターナショナル」に移籍していたことをキャッチ。その陰には、新社長に就任したA氏への根強い不信感があったという。本誌は、ヒラタインターナショナルに移籍の理由を聞いた(以下、2018年4月25日掲載記事)。「宮崎あおい(32)や多部未華子(29)の所属事務所として知られるヒラタオフィスですが、いま大きな変化が起こっているのです」そう語るのは、芸能プロダクションの関係者。ヒラタオフィスは設立から29年になる“老舗芸能プロダクション”だが、今年3月末に新しい社長としてA氏が就任したという。前出のプロダクション関係者が続ける。「この新社長就任の時期にあわせて、宮崎と多部の2大看板女優がひっそりと別の事務所である『ヒラタインターナショナル』に移籍しているのです。こちらには3月末に女性の社長が就任しています。彼女は長年、宮崎のマネージャーを務めている人物です」プライベートでは昨年12月にV6・岡田准一(37)との結婚を発表した宮崎。実は女優業のほうでも新しい局面を迎えているというのだ。「ヒラタオフィスとヒラタインターナショナルは系列としては同じということになっていますし、それぞれの所在地も同じビル内です。しかし仕事の方針はかなり異なっており、特に宮崎はA氏のもとで仕事をすることに拒絶反応を示したと聞いています。彼女はヒラタオフィスの新社長・A氏に対して、根強い不信感を抱いているそうです」宮崎の移籍理由について、ヒラタインターナショナルに聞いた。「(宮崎は)女優として、より大きな目標を掲げ、事務所の名前どおり、大きな広い場所、国際的な場面で活動したいと願い、移籍しました。移籍時期は1年ほど前ですので、A氏の社長就任とは関係ないと考えています」だが前出の芸能プロダクション関係者は言う。「前向きな理由であればもっと移籍を大々的にアピールしても良いと思うのですが。それに移籍先のヒラタインターナショナルはつい最近ホームページを作成し、本格的に活動を始めたばかりです」宮崎のA氏に対する不信は、12年ほど前から芽生えていたという。「’05年に宮崎が出演した映画『NANA』は大ヒットしました。ただ彼女は自分が演じたヒロインに共感することができず、’06年公開の続編への出演を拒否していたのです。しかしA氏は宮崎のそうした意向を無視し、彼女の出演を強引に進めようとしたそうです。宮崎は女優のなかでも特に役柄にこだわるタイプなのですが、その後もA氏と何度も衝突したと聞いています」移籍は、宮崎の女優人生飛躍への契機になるのか。
2018年12月31日今年もさまざまなできごとがあった芸能界。平成最後の年末に、女性自身の記事のなかでも反響の大きかったスクープを改めてお届けしたい。宮崎あおい(33)に続いて昨年、ヒラタオフィスからヒラタインターナショナルに移籍していた松岡茉優(23)。その事実は発表されないままだったが、その陰には事務所マネージャーからの数時間に及ぶ罵倒があったという。だが本誌が移籍を問い合わせた直後、両事務所のHPが更新。初めて移籍が公表されることとなった(以下、2018年5月15日掲載記事)。「初主演映画の『勝手にふるえてろ』の演技も好評で、日本映画プロフェッショナル大賞も受賞した松岡茉優(23)ですが、“先輩女優”たちに続いて所属事務所を移籍しました」(芸能プロダクション関係者)松岡といえば、映画『ちはやふる』やドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)にも出演した若手有望株だ。この芸能プロダクション関係者が“先輩女優”と呼ぶのは、宮崎あおい(32)や多部未華子(29)のこと。彼女たちは昨年、長年所属していた『ヒラタオフィス』から『ヒラタインターナショナル』に移籍している。松岡もその後を追うように、ヒラタインターナショナルに移籍したのだ。関係者が続ける。「ヒラタオフィスとヒラタインターナショナルは、系列としては同じということになっていますが、仕事の方針はかなり異なります。宮崎は今年3月にヒラタオフィスの新社長に就任したA氏に昔から不信感を持っており、移籍を決めました。松岡の移籍理由も同じような“人間関係”ですね」問題が発生したのは3年前だという。発端は当時19歳だった松岡が写真週刊誌『FRIDAY』に、俳優とのツーショットを撮影されたことだった。「掲載されたのは自転車に二人乗りしている写真でした。間が悪いことに松岡は当時、ある公共機関のCM出演が決まっていたのです。しかしその二人乗り写真が問題となり、CM出演はご破算になってしまいました。そのことに彼女のマネージャーだったB氏は激怒し、数時間にわたって罵倒し続けたそうです」彼女も売出し中の大事な時期にとった自分の軽率な行動については反省していたそうだが、B氏の数時間もの罵倒による精神的ショックは大きかったという。B氏がマネージャーから外れた後も、松岡のパワハラ・トラウマは消えることはなかった。そして昨年12月、ヒラタオフィスの当時の社長のもとを母といっしょに訪れ、嘆願したという。「ほかの事務所に移らせてください。無理なら、女優を辞めてもかまいません」結局今年1月に彼女は移籍を果たしたが、その事実はずっと公表されていなかった。「看板女優が3人も移籍するのは大ごとで、ほかの所属タレントたちへの説明も必要ですが、それが進んでいなかったのです」(前出・関係者)だが本誌が5月10日に松岡の移籍について問い合わせた直後、両事務所のHPが更新。初めて移籍が公表されることになった。5月9日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では楽し気にトークも披露していた松岡。しかし、その笑顔の陰で“女優人生の転機”もむかえていたのだ。
2018年12月31日シャネル(CHANEL)のビューティ アンバサダーに、バレエダンサー飯島望未が2019年1月より就任することが発表された。飯島望未 / © CHANEL大阪出身の飯島望未は、1991年生まれ。6歳からバレエをスタートし、13歳でNYのバレエコンクール「ユース・アメリカ・グランプリ」へ3位入賞し、15歳で単身渡米。その翌年に、アメリカの5大バレエ団の一つである名門、ヒューストン・バレエ団とプロ契約を果たす。2014年に、同バレエ団のソリストに昇格をし、現在もファースト ソリストとして米国を拠点に挑戦し続けている。2016年には「シャネル N°5 ロー」グローバルプロジェクトに参加し香りの世界観をダンスで表現し、多くの人々を魅了した。2018年にはウォッチ コレクション「コード ココ」のアンバサダーに抜擢されたり、「ルージュ アリュール」「ヴィタルミエール グロウ」 のデジタルキャンペーンにも起用されたりと、これまでにもメディアに多く取り上げられてきた、今シャネルが注目するイットな存在。今後のさらなる活躍に期待したい。
2018年12月19日北山宏光の映画初主演作『トラさん~僕が猫になったワケ~』の主題歌を、このほど北山さんが所属するグループ「Kis-My-Ft2」が担当することが決定した。主題歌のタイトルは、「君を大好きだ」。本楽曲は、藤井フミヤが作詞、亀田誠治が編曲という最強タッグで贈る、本作のために書き下ろされた珠玉のロックバラード。北山さん演じる主人公・寿々男=トラさんの伝え切れなかった想いを綴っているかのような歌詞となっている。藤井さんは「『メロディーから浮かんだイメージ』『映画の脚本を読んで得たイメージ』『キスマイのメンバーが歌っているイメージ』そして『キスマイのファンが聴いているイメージ』。それをひとつのハートにして『君を大好きだ』」とコメント。亀田さんも「切なさと明るさと力強さがキスマイと繋がっていくイメージでアレンジさせて頂きました。平成最後の名曲誕生の予感がします」と自信を見せている。さらに今回、主題歌発表と同時に家族写真が公開。寿々男、妻・奈津子(多部未華子)、娘・実優(平澤宏々路)、笑顔いっぱいの3人の姿が写し出されている。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2019年2月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2018年12月10日Netflixが2019年前半のアニメ作品ラインアップを発表。近未来サバイバルコミックの金字塔「7SEEDS」アニメ化決定や、「新世紀エヴァンゲリオン」のSVOD“初”配信、女優の多部未華子が声優として参加する「リラックマとカオルさん」など注目タイトルが明らかになった。Netflixでは2018年に「DEVILMAN crybaby」をはじめ、「B: The Beginning」「バキ」「アグレッシブ烈子」など、様々な“Netflixアニメ”を配信してきた。先日、シンガポールで開催されたアジア初のラインアップ発表イベントでも、「パシフィック・リム」「オルタード・カーボン」のシリーズ、橋本花鳥原作による人気コミック「虫籠のカガステル」などハリウッド超大作から日本の人気原作、フィリピン発アニメまで新作5作が発表され、バリエーション豊かな作品が話題となったばかり。そして11月27日(火)、東京・千代田区のアキバシアターにて、Netflixアニメ2019年前半の注目タイトルおよび詳細が次々に明らかに。今年15周年を迎える人気キャラクター初のストップモーションアニメシリーズ「リラックマとカオルさん」や、神山健治×荒牧伸志のW監督によりフル3DCGアニメとして世界へ飛び立つ「ULTRAMAN」、壮大な小宇宙(コスモ)バトルに期待がかかる車田正美原作の「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」の最新情報の発表に加え、田村由美原作による近未来サバイバルコミックの金字塔「7SEEDS」制作決定、地軸を揺るがす伝説のメガヒット作「新世紀エヴァンゲリオン」がSVOD(月額制定額オンラインストリーミングサービス)初の全世界独占配信の発表が行われた。■多部未華子、ちょっとトボけたアラサー女性役で声優に!「リラックマとカオルさん」2019年4月19日(金)配信2003年にサンエックスより第1号グッズが販売されて以降、大人の女性を中心に人気に火が付き、この度15周年を迎えたリラックマ。その初のアニメシリーズを、世界最高水準のストップモーション技術を有する「ドワーフ スタジオ」が制作した「リラックマとカオルさん」は、彼女たちが過ごす色とりどりの12か月を描いた、やさしくて、ちょっぴりほろ苦い物語。これまであまり描かれることがなかったリラックマとOLのカオルさんとのやりとりを、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』などで知られる荻上直子監督の脚本による物語を軸に、CFを中心に活躍する小林雅仁監督が映像化。柔らかくも時に芯のある女性として描かれている“カオルさん”の声優を務めるのは、舞台・映画と幅広く活躍する演技派女優、多部未華子。動くリラックマの姿を「かわいいの一言に尽きる」と語る多部さんは、演じた“カオルさん”について「カオルさんの持っている“間”が私の中ではとっても面白くて。私も観て共感したり、クスっと笑ってしまう部分もありました」と楽しそうにふり返るコメントが到着。また、本作がNetflixで全世界配信されることについて「日本で一番癒されると言っても過言でないリラックマの存在を、色々な国のたくさんの方々に知ってほしい」と、リラックマ初のアニメシリーズの世界デビューを後押ししている。今回、キーアートとモーションキーアート、ティザー予告も解禁。愛くるしい動きや表情を見せるリラックマ、コリラックマ、キイロイトリたちとともに、これまで後ろ姿しか登場していなかったカオルさんの姿、そして多部が演じるカオルさんの声がお披露目。部屋でごろ寝するだけでなく夜桜を楽しむ様子が垣間見え、四季の移り変わりとともにおとずれる様々なドラマとコミカルな毎日を描く映像への期待が膨らむ内容となっている。■「新世紀エヴァンゲリオン」SVOD初の全世界独占配信へ!2019年春、配信企画・原案・監督:庵野秀明による伝説のメガヒット作「新世紀エヴァンゲリオン」が、2019年春より配信開始に。時は西暦2015年。第3新東京市に、様々な特殊能力を持つ“使徒”が襲来した。主人公・碇シンジは、人類が“使徒”に対抗する唯一の手段であるヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者に抜擢されてしまう。いま、人類の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされた。果たして“使徒”の正体とは?少年たちと人類の運命は?配信となるのはTVアニメ全26話のほか、『EVANGELION: DEATH (TRUE)2』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の2作。■「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」大ヒット漫画が3DCGアニメシリーズ化2019年夏、配信車田正美原作「聖闘士星矢」は東映アニメーションにより1986年にアニメ化され、世界で最も成功したフランチャイズのひとつ。原作漫画の発行部数は現在までに総計3500万部を超え、東映アニメーションでは250話以上のTVシリーズと劇場映画6本が製作され、80を超える国と地域で放送・公開された。Netflixオリジナルシリーズ「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」は、女神アテナを守るために聖闘士と呼ばれる戦士となって闘う少年・星矢の成長と冒険を描いた大ヒット漫画のリメイクCGアニメーション。本シーズンは「銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)篇」から「白銀聖闘士(シルバーセイント)篇」までが描かれる。今回は第2弾ティザーアートが解禁。主人公・星矢が必殺技のペガサス流星拳を放つ瞬間の、気迫にあふれた姿を捉えたビジュアルになっている。脚本には、ハリウッド・アニメーション業界の第一線で活躍するライター陣を起用。メガホンを取るのは、日本アニメのハードアクションでDCコミック作品を多数演出した芦野芳晴監督。■「7SEEDS」近未来サバイバルコミックの金字塔!夏Bチームの声優陣が発表2019年4月、配信2001年から16年にわたり連載され、綿密に想定された未来の世界観とリアリティ、希望と絶望のバランスなど、そのストーリーやキャラクターが高い評価を得ている田村由美の原作(小学館「flowersフラワーコミックスα」刊)がついにアニメ化。「GONZO」がアニメーション制作を担当する。また第1弾キャスト解禁として、物語の冒頭から登場する「夏Bチーム」の声優陣が解禁。岩清水ナツ役に東山奈央、青田嵐役に福山潤、麻井蝉丸役に小西克幸、早乙女牡丹役に沢海陽子、天道まつり役に阿澄佳奈、守宮ちまき役に石田彰、草刈螢役に悠木碧、百舌戸要役に井上和彦と、超豪華な布陣が発表となり、さらなる続報が待たれる。少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蝉丸、牡丹と共に島へと辿り着く。その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、凶暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活へと放り込まれる。そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。それは、人類絶滅を回避するため、若く健康な人間を冷凍保存し、災厄が過ぎ去った後の世界に人類の種を残そうという壮大な計画「7SEEDS計画」の話だった。「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆくーー。■「ULTRAMAN」木村良平&江口拓也ら主要キャスト、ティザー予告が解禁2019年4月1日(月)配信「月刊ヒーローズ」連載中で、累計発行部数280万部を超える清水栄一と下口智裕による大ヒットコミックスをアニメ化。ウルトラマンが去った後の世界を舞台に、主人公がメタリックなスーツを纏って異星人と戦う“等身大ヒーロー”としてのウルトラマンを描く。アニメーション監督を手掛けるのは、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治×『APPLESEED』の荒牧伸志。世界が注目する豪華クリエイターによるダブル監督体制で、フル3DCGアニメーションとして制作されている。今回公開されたビジュアルには、本作品の内容を捉える「ウルトラマンの息子が主人公」「親子の宿命」「等身大のヒーロー」というメッセージが表現されており、映像では3DCGならではの緻密な雰囲気と、徹底的に質感や光沢にこだわり躍動するULTRAMANスーツ、また本邦初公開の変身シーンやスペシウム光線など、アニメーションならではの飛躍が垣間見えている。主人公の早田進次郎役を木村良平、かつてウルトラマンと同化していた地球人・早田進役に田中秀幸、ULTRAMANスーツを着用し、通称SEVENとして活躍する諸星弾役に江口拓也、ACEとして活躍する北斗星司役に潘めぐみなど、豪華キャスト陣が作品を彩る。本作の見どころについて荒牧監督は、「役者さんの動きをベースに、アニメーション的な気持ちよさなども加味したカメラワークというのを目指してます」と語り、神山監督は「モーションキャプチャーを使っているけれども、アニメのキャラクターたちがダイナミックに動くところはだいぶリッチだと思いますね。アクションシーンをあれだけ長く1話の中でたっぷりやれるというのは、なかなかセルのアニメでは出来なかったことだったので、その辺はかなり見どころになってくるんじゃないか」とアピールした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年11月27日安田顕、倍賞美津子、松下奈緒、石橋蓮司、村上淳ら豪華共演で、宮川サトシの自伝エッセイ漫画を映画化する『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(ぼくいこ)の公開日が、2019年2月22日(金)に決定。感涙の実話を元にした本作から、お調子者の息子とパワフルな母の姿を映し出す本予告とポスタービジュアルが解禁された。黒木華×多部未華子×樹木希林の共演作『日日是好日』も好評を得ている大森立嗣監督がメガホンをとった本作。この度解禁となったポスターでは、安田さんや倍賞さんらが演じる宮川一家それぞれのポートレート写真を配置。一瞬ハッとするタイトルへのアンサーとして「それくらい、愛してる」という、息子サトシの感情を代弁したキャッチコピーも添えられ、母への愛を率直に伝えるものとなっている。■「俺がいるから大丈夫だよ!」…奔走する息子、母からの大きな愛に感涙必至そして予告編では、まず、お調子者の息子・サトシ(安田さん)とパワフルな母・明子(倍賞さん)のコミカルで微笑ましい日常のやりとりが描かれる。ずっと一緒、別れる日が来るなんて予想だにしていなかったある日、突如訪れる母へのガン宣告。「ガーン」と独り言のようにつぶやき、どこか現実感のないサトシ。しかし、幼少期に共に田舎道を歩いた日々を思い出し、いかに母に愛されてきたか噛み締める。恋人・真里(松下さん)からも「今度は愛する番だよ」と叱咤され、サトシは「医者が何と言おうとさ、俺がいるから大丈夫だよ!」と母を励ます。気丈に日々を送る母と奔走するサトシを、家族も戸惑いながら支えていく。紡がれる愛らしい家族の愛おしい日々。そして訪れる別れの日。やがて家族それぞれが新たなスタートを切ったころ、サトシの元に天国の母からプレゼントが届く。それは想像をはるかに超えた、特別な贈り物だったーー。息子に遺された、あまりに大きな母からの愛には感涙必至。一方で、全裸で海に向かって疾走していくサトシの姿や滝行に挑む姿、サトシが講師勤める塾の生徒たちが「誰のお母さんのカレーが一番か」と張り合う中、つい大人げなく「うちのが一番なんだから!」とサトシが叫んでしまう、という家族愛に溢れたユーモラスなシーンも多々登場する。■主題歌は「BEGIN」が担当「奇をてらわずストレートに」母への愛と愛おしい日々を丹念に描く主題歌を担当するのは、世代を超えて歌い継がれる名曲の数々を世に送り出してきた「BEGIN」。本作のために書き下ろした楽曲「君の歌はワルツ」も、予告映像の中で初解禁となった。島袋優(BEGIN)は「実は僕も母親を亡くしてて、あの時こうすれば良かった、もっとできたんじゃないかっていう胸の葛藤だったりいろんな感情が入り混じった時期が長くあったけど、それをすごくやさしく暖かく描いた映画だなと思いました」と、自らの体験と重ね合わせて思いを吐露。この書き下ろし主題歌について、「今回の楽曲は来年も再来年もこの先いつ聴いても、同じ感覚で聞けるような曲になったらいいなと思って、奇をてらわずストレートに書きました」とコメントを寄せている。また、劇中の音楽は「あまちゃん」の大友良英が担当。老若男女に愛されるのどかで、温かな楽曲が家族の思い出と始まりの物語を美しく、優しく包み込む。『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は2019年2月22日(金)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 2019年2月22日より全国にて公開©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会
2018年11月19日「未体験ゾーンの映画たち 2019」が、2019年1月4日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される。日本未公開の怪作映画58作品を上映様々な理由から日本公開が見送られてしまった怪作映画を敢えて上映する劇場発信型映画祭「未体験ゾーンの映画たち」。年々その規模を拡大し、着実に“未体験ファン”を作り出している本イベントに、2019年も各国から様々なジャンルの作品が集結。全58作品が上映予定となっている。デンマーク歴代興行収入1位の傑作ミステリー小説映画中でも特に注目したい作品の1つが、本国デンマークで興収歴代No.1の成績を記録した『特捜部Q カルテ番号64』。累計1000万部を売り上げた、ユッシ・エーズラ・オールスンによる傑作ミステリーを映画化した『特捜部Q』シリーズ最大のヒット作だ。『君の名前で僕を呼んで』主演ティモシー・シャラメ幻の主演作また、『君の名前で僕を呼んで』や、2019年4月に公開を控える『Beautiful Boy(原題)』でも主演を務めたティモシー・シャラメの幻の主演作『シークレット・チルドレン 禁じられた力』も上映。瞬間移動の超能力を持つエスパー兄妹が、運命に翻弄されながらたくましく生きていく演青春SFスリラーだ。“中国版カイジ”やエル・ファニングら豪華キャストSFファンタジーなどそのほか、2009年に藤原⻯也を主演に迎え実写化された漫画『賭博黙示録カイジ』の中国版実写映画『カイジ 動物世界』、近未来SFサスペンスの傑作『ガタカ』などで知られるアンドリュー・ニコル監督の最新作『ANON(原題)』、エル・ファニング、ポール・ジアマッティ、シャルロット・ゲンズブールらの豪華キャストが競演するSFファンタジー『孤独なふりした世界で』、そして、朝鮮戦争でトルコ軍が活躍したという知られざる史実を描いた実話『ブレイブ・ロード〜名もなき英雄〜』などもランナップする。【開催概要】「未体験ゾーンの映画たち 2019」開催期間:2019年1月4日(金)〜※シネ・リーブル梅田でも2019年1月下旬より開催予定場所:ヒューマントラストシネマ渋谷住所:東京都渋谷区渋谷1丁目23−16 ココチビル鑑賞料金:1,300円均一(毎週水曜、毎月1日は1,100円均一)、リピーター割引あり、TCG 会員割引あり<上映作品>特捜部Q カルテ番号64/シークレット・チルドレン 禁じられた力/シークレット・ヴォイス/ザ・スリープ・カース/カイジ 動物世界/ANON(原題)/孤独なふりした世界で/ブレイブ・ロード〜名もなき英雄〜ほか全58作品
2018年11月13日女優・桐谷美玲と「RADWIMPS」野田洋次郎が出演する、淡麗グリーンラベルの新CM「GREEN JUKEBOX 時篇」が、11月13日(火)より全国で順次放送スタート。一足先に、YouTubeにて動画が公開された。“発売17年目を迎える淡麗グリーンラベルの魅力をもっとたくさんの人にお伝えしたい”という想いから、多部未華子と「SEKAI NO OWARI」Fukaseが出演したCM「GREEN JUKEBOX」。今回の新CMは、そんな2人が登場し「RAIN」のオリジナルアコースティックバージョンを披露した「GREEN JUKEBOX雨篇」、「スターライトパレード」を同じくオリジナルアコースティックバージョンで披露した「GREEN JUKEBOX星篇」に続く第3弾。キャストを一新し制作された本CMだが、ストーリーはこれまでのシリーズ同様に展開。桐谷さんが草原の中、不思議なJUKEBOXに遭遇し、ボタンを押すと時が止まって野田さんが演奏する景色に変化。おいしいグリーンラベルと共にいいオフが楽しめる雰囲気を演出してくれる…というストーリーだ。新CMで使用されている楽曲は、社会現象にもなった『君の名は。』の主題歌として知られる「RADWIMPS」の「なんでもないや」。これも前シリーズ同様にオリジナルアコースティックバージョンで、さらに野田さんがピアノ弾き語りで歌い上げている。また、本CMを視聴した人たちから早速反応が。「緑の森の洋次郎 ピアノ弾き語り素敵」「景色… 桐谷美玲さん… 洋次郎の歌声と音楽… すべてが きれい」「桐谷美玲と野田洋次郎のCMとか俺得すぎる」「野田さんの声もCMの雰囲気もとてもいいなぁ~」「多部未華子になりたいって言ってたけど次は桐谷美玲になりたい」「野田洋次郎お願いだからそこ代わってくれ」といった声が寄せられており、早くも話題となっている。淡麗グリーンラベル新CM「GREEN JUKEBOX 時篇」は11月13日(火)より各キー局にて順次全国放送予定。※60秒CMはウェブ上のみで放送予定(cinemacafe.net)
2018年11月12日11月5日、ミュージカル『TOP HAT』が東急シアターオーブで開幕した。【チケット情報はこちら】まず冒頭から『Puttin’ On the Ritz』に乗せての大人数のタップシーンが壮観!気分が上がる。古き良きミュージカルの味わいと洗練が調和し、スフレのような美しい夢の世界に誘われた。坂本昌行はブロードウェイのスター・ジェリー役を好演。軽妙でお茶目、器の大きさを感じるジェリーだ。『No Strings』の単独の長いタップシーンも、『Top Hat,White Tie and Tails』での燕尾服姿が勢揃いするシーンも見事。モデルのデイル役・多部未華子が実にチャーミング、ジェリーに恋して、でも勘違いで混乱し…と、気持ちの揺れがまっすぐに伝わってきた。ふたりのペアダンス『Cheek to Cheek』は最高にロマンチックでこの名曲の意味を肌で味わえる。デザイナー役の屋良朝幸は強烈なキャラであっと言わせ、益岡徹と朝海ひかるは裏腹な夫婦関係を明るく描く。執事役の浅野は味わい深く、コメディにぴったり。たくさん笑って、時折ホロリ。観劇後は幸せな気分に満たされること請け合いだ。囲み会見で、坂本は「見所はタップ、ペアダンス、群舞、そして衣裳」、初ミュージカルの多部は「歌も踊りも特訓しました。お客さんの前で披露するのは未知の世界」と初々しいが、坂本は「多部ちゃんは本当に初めて?と思う出来。線が綺麗で、どうしたら美しく見えるかを考えながらリードしています」と良きパートナーぶりを発揮した。益岡徹は恐妻家の役で「妻をすごく愛していて、それゆえの惨劇も起こります」と言うと、妻役の朝海ひかるは「残念ながら殴るシーンはなくて(笑)」と、笑いを誘った。坂本と屋良の共演は『PLAYZONE』以来、約20年ぶり。屋良は「坂本くんは昔と変わらず、ストイックで黙々と練習するタイプ。背中で語る先輩で、ついていこう!と思えます。今回、僕は一切踊らないので、稽古場で毎日、“お前、今日も汗かいていないじゃないか”とツッコまれた」。そんな屋良を坂本は「今はジャニーズJr. の枠を抜けて、ひとりの役者として頑張っている。もしかしたら1番大爆笑を取れるかも」と推すと、多部も「そうですね。キャラが際立って面白い役ですし、屋良さんの才能かも」と乗り、屋良が焦るひと幕も。最後に、坂本が「お客さんに“元気や勇気をもらえる!”と思っていただきたい」、多部は「アンサンブルの方達のパフォーマンスが素晴らしく、彼らからもらった元気で乗り切れそう!」と心境を語った。公演は11月25日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、12月1日(土)から5日(水)まで、大阪、梅田芸術劇場 メインホールにて上演。取材・文:三浦真紀
2018年11月07日アイドルグループ・V6の坂本昌行が5日、東京・東急シアターオーブで行われた主演ミュージカル『TOP HAT』の初日前に、共演の多部未華子、屋良朝幸、朝海ひかる、益岡徹、浅野和之と共に取材に応じた。同作は、ハリウッド・ミュージカル映画を代表するフレッ ド・アステア&ジンジャー・ロジャースが主演し、1936 年に日本でも公開した映画『トップ・ハット』をミュージカル化。2011年に英国で初演された。ミュージカルスターのジェリー・トラヴァース(坂本)と、美しいモデル デイル・トレモント(多部)のすれ違いの恋を描く。2人のタップダンスやペアダンスなど、見所いっぱいの同作。初ミュージカルとなる多部は「衣装も華やかで、豪華で、これを着る以上は素敵なパフォーマンスをしたいと思っています。歌も、踊りも、だいぶ特訓しましたがそれが今日から、ちゃんとできるか……」と不安を見せつつも意気込む。そんな多部について、坂本は「見ればまず、『本当に初めてなの?』と思うくらい。何と言っても線が綺麗。一緒にやってても、リードしながらどうやったら美しくなるのかなって考えます」と称賛した。また、20年ぶりの共演になるという坂本と屋良。坂本が「少年隊の『PLAYZONE』以来ですね、共演は。初めての時正直覚えてなくて……」と言うと、屋良は「結構、面倒見てもらったんですけどね」と苦笑。坂本は「正直、必死だったんです、僕も」と振り返り、「もうJr.という枠からも抜けて、一人の役者として頑張ってる。どうですかどうですかって言われるけど、アドバイスする必要性もない」と太鼓判を押した。一方屋良は「10代の頃以来で、どうにか成長を見てもらいたいと思ったんですよ。でも今回一切踊ってないので、稽古場で毎日『お前、今日も汗かいてないじゃねーか』ってツッコミをもらっています」と明かす。さらに20年前と比べ「全然かわってない、すごくストイックだし、常に黙々と練習してる姿を見て、背中で語ってくれる先輩。見てついていこうって思える先輩で、すごく嬉しかったです」と語った。20年前の舞台では、井ノ原快彦のアンダースタディも務めていたという屋良だが、坂本は「覚えてますよ。全部忘れるわけないじゃないですか。語っちゃうと長くなっちゃうので」とフォローしつつ、今作で「この中で、もしかしたら一番大爆笑がとれる。悔しいくらい笑いとりますよ」とプレッシャー。多部も「屋良さんの才能と言いますか……」と乗っかり、屋良は「なんなのそれ! やめてくださいよ! 悪意がある」と焦る。ダメ押しで坂本が「今回の見所は屋良ですね」といじると、「変な汗かいてきた!」と苦笑していた。坂本自身は、20歳の時に初ミュージカルに出演したという。「浅野さんと『阿国』(1992年)という舞台でご一緒させてもらって」と明かすと、浅野は「変わってないですね、人間的には。まんまという感じ」と語る。さらに「変わらない秘訣」を聞かれ、「意識したことない。私生活がどうのこうのとか気にしたことないんですけど……」と答えると、レポーターから「今日、私生活聞かないんで、いいです」と断られ、憮然とする坂本。その様子に「聞いて欲しいんですか?」とつっこまれ、「何もないんで、ごめんなさい」と謝っていた。また、秘訣については「目の前にある好きなお仕事を誠心誠意やらせていただくというのが一番」と改めて回答した。東京公演は東急シアターオーブにて25日まで。大阪公演は梅田芸術劇場にて12月1日〜5日までを予定している。
2018年11月05日「Kis-My-Ft2」北山宏光が映画初出演にして、映画初主演を果たす『トラさん~僕が猫になったワケ~』。この度、北山さん演じるダメ夫・寿々男と猫のトラさん両方を写したポスタービジュアルと予告編が公開された。今回到着した予告編は、娘・実優(平澤宏々路)に呆れられながらも、妻・奈津子(多部未華子)ら家族と明るく楽しく過ごす北山さん演じるダメ夫・寿々男の姿が描かれる。しかしある日、交通事故であっけなく死んでしまう寿々男。“あの世の関所”で裁判長(バカリズム)から「執行猶予1か月、過去の愚かな人生を挽回せよ。但し、“猫”の姿で」という判決が下され、猫の姿で家族の元に戻されてしまうシーンも収録。数秒だけ映る、北山さん扮する猫の姿に注目だ。なお、今回公開された予告編映像とビジュアルは、10月26日(金)より順次全国の上映劇場にて展開予定。また同日より、本ビジュアルをあしらったオリジナルクリアファイル付ムビチケカード(数量限定)も発売スタートする。『トラさん~僕が猫になったワケ~』は2019年2月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トラさん~僕が猫になったワケ~ 2019年2月15日より全国にて公開© 板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
2018年10月23日10月2日(火)、ミュージカル『TOP HAT』の製作発表が行われた。【チケット情報はこちら】最初に、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが主演した映画「トップハット」や、2011年の舞台映像が流れた後、クリエイターとキャストが登場。演出のマシュー・ホワイトは作品の魅力について、「コミカルでスタイリッシュ、チャーミングでロマンチックなところです。素晴らしい振付と、当時のアメリカで一番有名な作曲家アーヴィング・バーリンによる音楽も魅力。現実社会の悲しい出来事から遠く離れて、軽妙で楽しいコメディをご覧いただくことで現実から逃避できるでしょう」と語った。振付のビル・ディーマーは「本作には1930年代を彷彿させる多くのダンス、タップ、社交ダンス、ジャズダンス、ミュージカルダンスが登場。映画のように、燕尾服を着た素敵な男性たちが1列になって踊る、エレガントな世界を見ていただきたい」と胸を張った。ジェリー・トラヴァース役の坂本昌行は「アステアの軽やかなステップは彼にしかできない。それを自分が演じるわけですから、ダンス稽古は大変です。特に高速ステップは激しくもあり、その激しさを表に出さず軽やかに表現したい」と意気込んだ。デイル・トレモント役の多部未華子は「今年の初め、オーディションを受けました。決まってからは不安、自信のなさ、怖さなど、今もネガティブに(笑)。デイルは1番感情が揺れ動く人物。その感情の流れに沿って、歌や振付が付いているので、トータルで表現したいです」と心情を吐露。屋良朝幸はアルベルト役について「情熱的で自分が大好きな男。この仕事をする上でナルシストな部分は多少なりともあるので、その部分を存分に大きくして、人物を作りたい」。マッジ役の朝海ひかるは「本読みでテンポが大事だと感じました。セリフがとても楽しいので、言っていると興奮する感じ」、マッジの夫ホレス役の益岡徹は「結婚したことで何かが終わった気持ちになっている男。マシューが作品の世界観を“スフレのように”と喩えたような、軽やかで空気がたくさん含まれていて柔らかでふわっとした感じを伝えたい」。執事ベイツ役の浅野和之は「相手の心を読むことに長けた、パーフェクトな執事。衣裳を変えて5役ぐらいを演じます」と語った。坂本と多部はふたりの呼吸の合い方について聞かれ、坂本は「多部ちゃんはマイペース。何事にも動じずニュートラルで、僕もリラックスできて稽古が楽しい」と語り、多部は「まだ呼吸は感じていない(笑)」と笑わせつつ、「この先、ちょっとしたことでも言い合える関係性になれたら、いい作品になると思います」と前向きさを見せた。公演は11月5日(月)から25日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、12月1日(土)から5日(水)まで、大阪、梅田芸術劇場 メインホールにて上演。取材・文:三浦真紀
2018年10月17日◼︎”お茶”がテーマの究極の癒しムービーDRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、人気エッセイスト森下典子さんが茶道教室に通った20年の日々を綴ったベストセラー原作を映画化した『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』です。茶道体験記という枠を超えて、幅広い読者の胸を打った原作本「日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」は"マインドフルネス本”と称されることもあるそう。いま自分がいる空間そのものを、五感を使って全身で味わうという茶道の行為を通じ、”日日是好日”という言葉の本質を感じるーーそんな”お茶”を通じた究極の癒し映画が誕生しました。◼︎『日日是好日』のストーリー大学時代に、一生をかけられるような何かを見つけたいと思っていた典子(黒木華)は、母からの突然の勧めと、同い年の従姉妹の美智子(多部未華子)からの誘いによって、”お茶”を習い始めることになった。はじめはまったく乗り気ではなかった典子だったが、近所で「タダモノじゃない」と噂の武田先生(樹木希林)の稽古に惹かれ、毎週土曜にお茶に通い続けることにするのだった。大学を卒業し、貿易会社に就職を決めた美智子はお茶をやめてしまったが、志望の出版社に落ちて就職を諦めた典子は、出版社でアルバイトをしながらお茶に通い続けた。時は流れ……典子がお茶を始めて十年が経った。美智子は結婚し、ひとり残された典子は、中途採用の就職試験にも失敗し、お茶でもお点前の正確さや知識で後輩たちに抜かれてしまい……。◼︎描かれるのは、お茶と過ごしたひとりの女性の人生真面目で、理屈っぽくて、おっちょこちょい。本作では、そんな主人公・典子が二十歳でお茶を習い始めてから45歳になるまでの歳月が描かれます。雨の日は雨を聞く。雪の日は雪を見て、夏には夏の暑さを。冬は身の切られるような寒さを。就職の挫折、失恋、大切な人との別れ……。ひとりの女性が大人になっていく過程が、五感を使って全身でその瞬間を味わう”お茶”と共に丁寧に切り取られてゆきます。◼︎樹木希林さんの名演はスクリーンで典子にお茶の作法や道具についてだけでなく、お茶を通じて知ることができる”今を生きる喜び”をも教える武田先生は、まさに樹木希林さんにぴったりの役柄。稽古初日、意味も理由もわからないお茶の所作にとまどう典子と美智子に、武田先生は「意味なんてわからなくていいの。お茶はまず『形』から。先に『形』を作っておいて、その入れ物に後から『心』が入るものなのよ」と説きます。季節が巡り、時が流れても同じようにお茶を教えながら「私、最近思うんですよ。こうして毎年、同じことができることが幸せなんだって」と語る武田先生の姿から、典子は教室でみた掛け軸に描かれていた「日日是好日」という言葉の本質を自然と感じ取っていくのです。「世の中には『すぐわかるもの』と『すぐわからないもの』の二種類がある」と典子は思います。「すぐわからないもの」の代表のような茶道を通じ、典子が辿り着くのは、果たしてどんな心の境地なのでしょうか。日本が誇る名優・樹木希林さんの演技はぜひスクリーンでご覧ください。◼︎『日日是好日』公開情報『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』10/13(土)シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、イオンシネマほか全国ロードショー脚本・監督:大森立嗣『まほろ駅前』シリーズ、『さよなら渓谷』、『セトウツミ』、『光』原作:森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(新潮文庫刊)出演:黒木華樹木希林多部未華子配給:東京テアトルヨアケ上映時間:100分公式サイト:(C)2018「日日是好日」製作委員会
2018年10月13日SNS依存夫の裏の顔
そのピエロは帰ってくる
夫婦の危機