現在7歳の娘が当時こども園に入園して3カ月経ったある日の出来事でした。入園当初は泣いて私から離れなかった娘が、こども園での生活にも慣れ始めて、帰ってくるとその日の出来事を話してくれるようになりました。そんな毎日楽しそうに通っていたのですが、ある出来事から、娘は自分から友だちの輪に入れなくなりました……。 「いーれーてーって言ったら…」こども園から帰ってきた娘に私はいつものように「今日は何して遊んだの?」と、聞きました。いつもなら「今日はね〜、誰々ちゃんとお砂遊びしたよ!」など、すぐに返事が返ってきたのに、その日は「う〜ん……」と下を向いて何も言いません。 私は何かあったのかなと思いつつ、本人が言いたくないなら様子をみようと、それ以上聞くことをしませんでした。 それからしばらくして晩ごはんの支度をしているときでした。娘が「あのね今日Aくんに、いーれーてーって言ったら、ダメー!って言われた……」と言ってきたのです。私が「なんでそんなこと言うんだろうね」と言うと、娘は「なんで? って聞いたけど、ダメ! しか言わなかった」と答えました。 悲しそうな様子の娘に私は「悲しかったね。だからあなたはお友だちに絶対にそんなこと言っちゃいけないよ」と伝えることしかできませんでした。Aくん側には理由があったのかもしれないと思いつつ、ダメと言われた娘の気持ちを考えるとなんとも言えない気持ちになりました。 遊びの輪に入れなくなった?その日を境に娘は、しばらく自分から遊びの輪に入ることができなくなってしまったようで、「今日は何をしたの?」と聞いても、詳しく教えてくれることが減ってしまいました。それから1カ月経ったころ、それまであまり元気のなかった娘が珍しく笑顔で帰ってきたのです。 すると娘から「今日Bちゃんに遊ぼうって言ったら、一緒に遊べたー!」と言うのです。あれ以来なかなか自分からお友だちを誘うことができなかった娘が勇気を出して行動したことで成長したように感じました。 あのとき勇気を出して声をかけたお友だちとは小学生になった今でもずっと仲良しで、娘にとっては親友のような存在に。当時の体験は、娘は幼いながらに悲しい気持ちと同時に人間関係の大変さを知って、一皮剥ける成長につながったのかもしれません。これからも娘の成長を見守っていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松村まや
2023年06月13日わが家は仕事の都合上、上の子を幼稚園、下の子を保育園に入れていました。上の娘には、長い期間登園渋りがあったのですが、そんな娘を救ってくれたのは、まさかの息子の保育園の先生でした……。 2年以上続いた登園渋りが…上の娘は、2歳になってすぐに幼稚園のプレ保育に通いだしました。最初は楽しく通っていたのですが、段々と登園渋りをするように。年少に上がってからはギャン泣きするほどになりました。幼稚園に着くまではよくしゃべりニコニコしているのですが、先生に引き渡す場面になると途端に泣き出すのです。 2歳違いの下の息子は、そのころ保育園に通っていました。息子を保育園に送ってから娘を送る生活をしていたので、毎朝、娘とともに保育園へ登園していました。ある日、息子の担任の先生に「毎日、娘を幼稚園に連れていくと、引き渡しのときだけ泣くんですよ」と、少し愚痴をこぼしたことがありました。すると、翌日から息子の担任の先生が毎朝、娘と向き合って会話をしてくれるようになったのです。 今までは挨拶と一言、二言ぐらいだったのですが、毎朝娘と同じ目線に立ち、「制服似合ってるね!」「今日の髪型かわいいね!」などと褒めてくれました。「幼稚園、楽しんできてね!」「また弟くんのお迎えに来るの待ってるよ!」といろいろな話題を毎日のように振ってくれ、娘もとてもうれしそうでした。 さらにびっくりしたのは、ほかの先生までも出会い頭に一声かけてくれるようになったのです。その後、娘の登園渋りは、私が愚痴をこぼしてからたった1週間で克服してしまいました。 長きにわたる娘の登園渋りは、息子の担任の先生によってあっさり終わりを迎えました。朝の忙しい中、ほかの幼稚園に通う娘に、園全体で真摯に向き合ってくれた保育園の姿勢に感激した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:横山こなつ地方在住の3児ママ。夫、小4、小2、2歳、犬2匹の5人家族。 美容の仕事をしながら育児、美容、ショッピング情報を主に執筆中。
2023年06月11日私は6歳と2歳の息子を持つ父親です。長男は家ではとてもおしゃべりで活発なのですが、人見知りで外に出ると、家にいるときとは別人のようになり、感情を出さずしゃべりません。そんな長男は保育園でどうしているのだろうと心配して、私は先生に聞いてみることにしました。すると、驚く返答があったのです……。典型的な内弁慶で保育園生活が心配家ではとてもおしゃべりで常に何か話している長男。しかし、外ではびっくりするほどおとなしく、ほとんど話しません。家族以外の人と話すのが恥ずかしいようです。 保育園での生活はどうしているのか心配になって先生に聞いたところ、家にいるときのように感情を出して自分から話すことは少ないようでした。誰でも家と外での違いはありますが、長男の場合、差が大きいので私と妻は心配していました。 何も話さない長男に保育園での生活を見る機会があり、長男には内緒で行きました。長男からバレないように教室をのぞくと、友だちの輪からはずれてひとりで遊んでいる姿が見えました。 やっぱり輪に入れずにいるのか……とショックを受けつつそのまま見ていると、やがてひとりの子どもが何も話さない長男に話しかけてくれていました。しばらく見ていましたが、その後も友だちに声をかけられたりしていてどうやら信頼関係はある様子。しゃべらないのになぜだろうと思い先生に聞くと、思いがけない答えが返ってきて驚きました。 思わず涙が…先生のお話では、長男はとても気が利いてやさしい面を持っているとのことでした。保育園でプール遊びをしたある日、具合が悪くてプールに入れず先生と過ごす子がいたそうです。そのとき、長男もプールへ入らずにその子と遊んで一緒に過ごしたと先生は言っていました。 また、給食の時間にひとりでテーブルに座って食べている子がいたときも、その子がひとりにならないように自分もそのテーブルに移動して一緒に食べたそうです。人見知りでおしゃべりできない長男が、なぜ友だちから信頼を得ているのかがわかり、涙が出ました。 私は外で話せないことを叱ったときもありましたが、長男なりにコミュニケーションを図っていたことがわかり、叱ったことを反省しました。思い返してみると私も幼いころは人見知りで内弁慶だったため、長男も似たのだなと感じています。家にいるときと保育園にいるときのギャップはいまだに大きいですが、人見知りなのは長い目で見守ろうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:佐藤 稜6歳と2歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
2023年06月06日結婚12年目、私が43歳のときに夫が初めての単身赴任をすることに。その約1年後には最初の緊急事態宣言が出され、単身赴任の上にコロナ禍で思うように会えないという事態になりました。そんな中で私たち夫婦のコミュニケーションの取り方も大きく変わり、夫との何げないやりとりが自分にとってはなくてはならないものなのだと改めて気が付きました。離れている私たち夫婦のコミュニケーションで大切なのは何かを考え、実践してきた2年半の体験談です。★関連記事:「夫とどう会話してたっけ?」会話ゼロ危機の夫婦に会話が増えた理由は【体験談】夫の初めての単身赴任生活でわかったことは単身赴任で夫のかけがえのなさを痛感!転勤が多い夫と結婚してからの12年間は、ずっと1~3年ごとに転居する転勤族でした。しかし、私と夫が42歳で家を購入したときに、次の転勤からは単身赴任をすると決めました。そして、ついに2019年に夫が転勤となり、初めての単身赴任をすることに。覚悟はしていたものの、家族の団らんが減り寂しい思いをすることにならないかと心配ばかり。そんななか、単身赴任生活がスタートしました。手探りで日々を過ごしていくうちに、親友であり家飲み友だちでもある夫の不在を寂しく感じるように。そして、今まで当たり前だった夫とのコミュニケーションは、自分にとってかけがえのないものなのだとひしひしと感じました。同い年の夫とは、21歳のときから一緒にいる長年の付き合い。「白髪が増えてきたね」と笑い合い、20代から40代になるまでをともに過ごしてきたからこそ、全幅の信頼関係がありました。いつも当たり前のようにそばにいてくれた夫の存在は、自分で思っていたよりも大きく、大切なものだったのだと気が付きました。夫の不在で最初は何をしたら良いのか戸惑いましたが、寂しさを吹き飛ばそう! と、ひとり時間を充実させる努力をしました。緊急事態宣言がもたらした夫婦の新たな試練単身赴任が始まり1年がたとうとしていたころ、新型コロナウイルスの感染が拡大。夫の赴任先は感染者が多い地域だったので、2019年2月から帰宅を自粛することに。3月から子どもの小学校が一斉休校になり、4月には最初の緊急事態宣言が発令されました。離れて暮らす夫の感染を心配する一方で、子どもや自分の感染への不安が募っていきました。5月の連休は、家族間での感染と他県からの帰宅への風評が立つことを懸念し、宣言解除までは帰宅しないと決断しました。最初は5月に帰るつもりだった夫を説得するのには時間がかかりましたが、夫婦として12年間ともに歩んできた私たちは、相手の嫌がることはしないという信念があり、最後は受け入れてくれました。そこで、長い休みをひとりで過ごす夫を応援するべく、家族団らんのリモート化に力を入れました。ビデオ通話で顔を見て話すことで、お互いの寂しさが紛れていきました。また、簡単なレシピを夫に教えたり、映像配信サービスで同じ作品を観たりして楽しんでいます。6月に宣言解除が発表され、約4カ月ぶりに夫の帰宅が実現。会えない時間を乗り越えた達成感と安堵感で目頭が熱くなりました。夫婦のコミュニケーションについて学んだこと2カ月前、夫婦のあり方を改めて考えさせられる大きなできごとがありました。闘病していた実父が亡くなったのです。私の両親はずっと不仲で、夫婦のコミュニケーションをうまく取る方法を知りませんでした。そのまま年を重ねて、わだかまりがあるままのお別れになりました。両親がコミュニケーションを取って仲良く過ごせていたら、また違った夫婦のあり方があったのではと思いました。そのことによって、46歳になった私は夫婦と呼び合える時間には限りがあることを感じて、その時間を大切にしていきたいと心から思いました。そして、お互いの意見が合わないときや誤解が生じたときはなるべく早く解決して、大切な時間を無駄にしない努力をしていこうと思いました。また、なかなか会えなくなった分、頻繁にメッセージをやり取りするようになりました。その際には、なるべくやさしい表現を使うこと、積極的に近況報告をし合うことを心がけています。そのおかげで、離れていてもお互いのことがよくわかるようになりました。夫の単身赴任を通して、どんな状況下でもお互いに歩み寄り、気持ちに寄り添うことが大事なのだと学びました。まとめ最初はマイナスなことしかないと思っていた単身赴任も、プラスに考えると貴重な経験ができていると思えるから不思議です。夫が帰宅すると、私の作った料理をしみじみと味わって食べてくれています。また、夫がこだわって作った梅酒は格別のおいしさでした。今では習慣になった週末のビデオ通話で、画面を通して子どもの顔をうれしそうに見ている夫の姿を見て、私も癒やされています。夫の単身赴任生活を経験し、私たち夫婦は何を重んじれば良いのかを再認識しました。当たり前のことを当たり前と思わないで接することの大切さを知ることができました。離れていても、お互いの気持ちに丁寧に寄り添うことを忘れないでいようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/しおみなおこ著者/あめあがりのにじ (46歳)映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。
2023年06月02日小学校に入学し、「お友だちができた!」と喜んでいた娘。娘が仲良くしているお友だちなので家に来るのを歓迎してあげたいのですが、お友だちの行動には気になることが……。お友だちがわが家に来たとき、他人の子どもを注意していいのかわからず葛藤していました。 娘にとって、小学校での初めてのお友だち現在中学校2年生の娘が小学生だったときに、初めて仲のいいお友だちができました。わが家に、その子が遊びに来ることが多かったのですが、いくつか気になる行動が。それは、勝手にわが家の冷蔵庫を開けて物を取ろうとしたり、寝室に勝手に入ろうとしたりすることでした。 娘の初めてのお友だちだし、家に来るのを歓迎してあげたいけれど、私はいつもモヤモヤ……。他人の子に注意するのも気が引けるし、私が注意したことで娘とお友だちの関係性が悪くなるのでは? と思うと、やんわりと断るくらいで、しっかりと注意できずにいました。 娘のお友だちのママからのひと言学校の参観日で、例のお友だちのママと初対面。お互いにあいさつしたあと、ママさんから「うちの子、遊びに行ったときに変なことしてないですか? 何かあったら、どんどん叱ってくださいね」と言われ、「私が注意してもいいんだ」と思うようになりました。 それから、お友だちがわが家に遊びにきたときには、お友だちに冷蔵庫を勝手に開けられたら「欲しい物があったら、おばさんに言ってね。勝手に開けちゃだめだよ」と伝え、お友だちが寝室に入ろうとしたら「この部屋は入ってほしくないから、入らないでね」と注意することができるようになりました。 お友だちは私が注意したときには素直に「はーい」と聞いてくれて、娘との関係性がくずれることもありませんでした。この件があったことで、娘のお友だちを迎えることに対して気がラクになったように思います。そして、娘がお友だちの家に遊びに行く際には、「人の家の冷蔵庫は勝手に開けをする」等のルールを、私と娘で再確認するきっかけとなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:吉川 みきな
2023年05月29日職場や学校の先輩から飲み会に誘われると、どうしても断りにくいものです。気分が乗らない場合でも断るのが面倒に感じ、参加してしまった経験を持つ人もいるでしょう。汐(@_s0_rlll)さんは、恋人が先輩に飲み会に誘われた時のエピソードを、Twitterに投稿しました。先輩の「かわいい子がいっぱいいるよ」に、恋人は?投稿者さんが恋人と一緒に過ごしていた、ある日の深夜のことです。恋人のもとに先輩から、「今から飲みにおいでよ~」と電話がかかってきました。さらに先輩は冗談半分で「かわいい子がいっぱいいるよ」という誘い文句を使い、投稿者さんの恋人を呼び出そうとします。その言葉を聞いた恋人は、次のように返答しました。「隣にかわいい子がおるんで」すでに投稿者さんという『かわいい子』と一緒に過ごしていたため、恋人は先輩の誘いを断ります。その姿に投稿者さんは「心臓をぶち抜かれた」と感激!2人の仲はますます深まったようです。「すごくいわれたい」「かっこいい」などのコメントが寄せられた、恋人が発したひと言。その言葉のように、いつまでも隣に居続けてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月29日外国人にとって『習得が難しい言語の1つ』といわれる、日本語。日本語が難しいとされる理由の1つに、場面や接する相手によって言葉を使い分けることが挙げられます。同じ意味でも、言葉の表現が複数あるケースが多く、日本語を勉強中の外国人はよく混乱してしまうのだとか。ドイツ人女子のまさかの日本語漫画家の野宮レナ(rena_cocco)さんは、海外旅行が趣味で、多くの外国人の友人たちとのコミュニケーションで得た情報などを発信しています。ドイツ人のミンちゃんと日本語で会話している時に、ついびっくりしてしまったこととは…。「私の、ジジィとババァだ」家族写真を見せて祖父母を紹介してくれた、ミンちゃん。かわいらしい女性から、突然乱暴な呼び方が飛び出すとは思わず、野宮さんはギョッとしてしまったそうです。祖父、祖母を親しみを込めて呼ぶ場合は、『おじいちゃん、おばあちゃん』『ジィジ、バァバ』などがありますが、まさかのチョイスに笑いが込み上げますね…!野宮さんによると、ミンちゃんはゲームのおじいさんキャラクターが自分のことを『ジジィ』と呼んでいたことから、この言葉を覚えたといいます。自分の母国語ではない言葉を使って話すのは難しく、努力のいることです。いろいろな失敗を重ねながらも、日本語を一生懸命学んでいる外国人を見ると、エールを送りたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年05月25日イヤイヤ期が始まった2歳の冬、私は自転車で20分程の距離にある実家に娘を連れて来ていました。両親と遊ぶのが楽しい娘は、夕方になっても帰りたがりません。帰る時間になっても娘は動こうとはしなかったため、無理やり帰ろうとしたのですが……。 帰りたくない娘の最後の抵抗実家から帰りたがらない娘……。まずはお菓子で釣って両親との遊びを切り上げることに成功しましたが、今度はコートを着たくないと娘は言い出しました。しかし、季節は冬。私は別の話題で気を逸らしながら、コートをさっと着せ、素早く自転車の後ろに乗せました。とにかく家路につきたかった私は、乗せてしまえばこっちのものだと思っていましたが、出発してすぐに自転車の後ろで娘が泣き始めました。コートを着たくないと言ったはずなのに、着ていることに気付いたようです。私は娘に話しかけながら、自転車を必死に漕ぎました。さらに、自宅へ向かっていることにも気付いた娘の怒りは激しいものになり、「戻って!」と泣き叫びました。そして娘は家に着くまでの20分間、自転車の後ろで泣き叫び続けたのです。自転車を降りた娘は、最後の抵抗を見せました。 マンションのエントランスから動こうとしないのです。他の住民の目も気になる私は、なんとか家に入ろうとしましたが、娘の怒りは収まらず、マンションの周りを逃げ回りました。ついに私は折れ、実家には戻れないけど、ここから歩いて行けるところに行こうと提案すると、娘は「公園」と言いました。 日も暮れたころすっかり日も暮れたころ、私は娘を連れて近所の公園に行きました。夕飯の準備を諦めた私は、夜の公園で娘の気が済むまで過ごすことになったのです。 そして、しばらくすると娘の怒りは収まり、家に帰ることができました。こうして、娘と過ごした夜の公園は、イヤイヤ期の思い出として、忘れられないものになったのでした。 このとき、無理やり連れ帰ったことで、結果的に遠回りすることになってしまいました。やはり無理強いではなく、本人を納得させることが大事だと学んだ一件です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:矢飼ふゆ子4歳の娘と夫との3人暮らし。趣味は映画や海外ドラマを観ること。
2023年05月23日私は新社会人1年生、娘は小学校1年生。新生活の始まりに気合いを入れ、当時シングルマザーだった私は「ひとりでも、実母に頼らず全部がんばるぞ!」と意気込んでいました。ですが、娘を泣かせてしまう結果となってしまい……。 まさかの突然の残業現在中学校2年生の娘が、小学校に上がったばかりのときの話です。私は、娘の小学校入学と同時に新しい職場に入職したので、娘は学童保育を利用していました。学童保育の最終下校時刻は、19時。その時間には、必ずお迎えに行けると思っていたので、近くに住む実母から「学童にお迎えに行くのを手伝うよ」と言われても、私は「自分でお迎えいけるから大丈夫」と断っていました。 入職し、最初の1週間ほどは定時で上がることができ、娘の学童保育のお迎えにも間に合っていました。ですが、研修が終わって現場に入った2日目、なんといきなり2時間の残業が! 実母の支援は、一度断っていたのと直前だったため頼みにくく、当然、学童保育のお迎えに間に合わず、娘は突然ひとりで学童保育から自宅に帰ることに……。 私が仕事を上がり、学童保育の最寄り駅で降りて娘の姿を探すと、ちょうど学童保育から自宅までの道を、ひとりで歩く娘の後ろ姿を見つけました。小さな体で、大きなランドセルを背負ってとぼとぼと歩いている娘……。私は大きな声で娘の名前を呼び、かけつけて「急にひとりで帰ることになってごめんね」と抱きしめました。娘は「周りも暗いし、こわかったよ」とうっすらと涙目に。 娘に無理をさせるくらいなら、最初から実母に頼っておけばよかったと思いました。8年経った今でも、私はあのときの娘の後ろ姿を忘れることができません。この出来事以来、私が仕事で残業になりそうなときは、お迎えをお願いするなど、実母に頼るようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2023年05月22日人間誰しも、新しいことに挑戦をし始めたばかりの頃は、ミスをしてしまうもの。そう分かっていても、いざ自分が失敗をして、誰かに注意をされたら、落ち込んでしまいますよね。日常生活をベースにエッセイ漫画を描いているセオ(the_only351)さんは、会社で『大きな壁』にぶつかっている人を目にしました。それは、新卒で入社したばかりの岡村さん。まだ仕事に慣れていない彼女はミスが多く、先輩に強めの注意をされてしまったようで…。真面目な新入社員と真面目な先輩の『衝突』に、同僚たちは…?教育を担当するセオさんの同僚は、決して岡村さんのことが嫌いなわけではありません。むしろ、今後に期待しているからこそ、一生懸命に教育を行っているといいます。しかし、真面目な性格ゆえか、無意識のうちに言葉が強くなってしまう模様。同じく真面目な性格の新人女性は、叱られたことで落ち込んでしまいました。新人女性と同僚、両者の気持ちがよく分かるセオさんたちは、一連の流れを見てこう思ったようです。「ここは、自分たちが手助けをしたほうがいいかもしれない」社員たちは、見事な連係プレーで『真面目同士の衝突』をフォロー!落ち込んだ新人を優しい言葉で元気付け、つい強い言葉で叱ってしまった同僚には、上司が指導についてアドバイスを入れたのでした。人は共同生活を送る上で、お互いに足りないところを補い、支え合っています。それは、仕事の場でも同様です。今日も誰かが、日常生活のさまざまな場でたくさんの人に助けられながら、『壁』を乗り越えているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月21日電動自転車愛用者でペーパードライバーの私は、こども園まで坂道を登りながら毎日通っていました。しかし、雪国のため、さすがに冬の間は期間限定のバス通園に。運転手さんはとても無口な方なのですが……。 あいさつは大きな声で4歳の娘は、人見知りで恥ずかしがり屋。引っ越してきてから、こども園で先生にあいさつされても私の足によく引っ付いてまともにあいさつができませんでした。バス登園初日のバスに乗るとき、娘は恥ずかしくて 「おはようございます」とか細い声。バスの運転手のお爺さんは 「大きな声で元気よくあいさつ!」と一言だけ言って、正面を向いてしまいました。 それ以来、娘は運転手さんを怖がってしまい、あいさつが大きな声で言えない日々が続いていました。あいさつがじょうずにできなくて、少しバスに乗るのが憂うつになっていた娘。でも、バスを待っているときに知り合った犬と散歩をされているおばあさんととても親しくなり、ご機嫌で朝を楽しく過ごしていました。休日散歩をしていたら休日に娘と家の付近を散歩していたら、後ろから聞き覚えのある犬の鳴き声が。振り向くとなんといつもの朝のお婆さんとその隣にはバスの運転手さんがいました。世間は本当に狭いなと思っていたら娘はとっさに「おはようございます」と普段より大きな声であいさつしました。 運転手さんはとびきりの笑顔で「しっかりあいさつできたね」と初めて娘に言ってくれました。娘もその言葉がうれしかったようで笑顔で頷いていました。私は、運転手さんの笑顔のギャップに思わずほっこりしました。 バスの運転手さんのおかげで今では幼稚園の先生に対しても朝、大きな声であいさつするようになりました。バスの最終日、娘はなかなか降りずに涙を流して寂しいと言っていました。素敵な出会いに感謝です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:伊東理恵子
2023年05月20日好きなアーティストのライブの日が近付くと、ついドキドキしてしまうもの。中には、単なるファンとは思えない熱量で、好きなアーティストを追いかける『推し活』にいそしむ人もいます。marumi(marumi222)さんの職場の先輩は、『推し活』について、とても理解してくれているようで…。『推し』のライブのチケットを手に入れたmarumiさんに、どの席で観ることになったかを聞く、先輩。興奮のあまり「ま…ッ…!」と、声にならない叫びを上げたmarumiさんに、先輩は「前のほうなのね!?嬉しいのね!?」と、すべてを察しました。続けて、「アドベントカレンダーを作りますか!?」と、まさかの逆提案。クリスマスまでの日数を数えるカレンダーを、推しのライブに合わせて作ろうというのです…!楽しみにしていることを、一緒になってワクワクしてくれる先輩の器の大きさに感動する、marumiさんなのでした。【ネットの声】・先輩のような、人間力あふれる人になりたいです!・共感力が高くて、素敵な返しをしてくれるなんて、最高だわ。惚れてしまう。・クリスマス以外で、アドベントカレンダーが登場するとは。その発想はなかった!・この先輩は、『推し活』をしている、まるみさんのことが『推し』なのかもしれない…。自分の好きなものを受け入れてもらえた時、嬉しさのあまり、じーんときてしまう人もいるのでは。marumiさんの先輩のように、周りの誰かが、夢中になって何かを追いかけていたら、共感して寄り添いたいものですね…![文・構成/grape編集部]
2023年05月19日29歳のパニママは家族3人でタワマンに暮らしています。最上階に夫婦が引っ越してきたのですが、その女の人が嫌味ばかり言ってきて……。スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「金持ち自慢のマウント女と、思わぬ展開で親友に」を紹介します。29歳のパニママは専業主婦。元気な2歳の男の子・ハルトの母です。2カ月後には2人目の出産を控えていて、現在30階建てのタワマンの3階に住んでいます。 タワマンの最上階に引っ越してきたタチバナさんは不愛想最近、タワマンの最上階に夫婦が引っ越してきたという噂。ある日エレベーターで40歳くらいの女性に出会い、話しかけてみたところ彼女がその最上階に住むタチバナさんだと分かりました。しかし、タチバナさんは無愛想であまり話してくれません。 エレベーターで会うとマウントばかり翌日、パニママはハルトと一緒に買い物に行くことに。エレベーターでタチバナさんに出会ったのですが、「30階からここに来るまでの道のりがとーっても長いの」と嫌味を言ってきます。また別の日には、「低層階の住民のせいで各駅停車!」と低層階の住民がエレベーターを使うのが面倒だと言い、パニママには階段を使えと言う始末。 パニママはタチバナさんと会わないタイミングでエレベーターを使いたいのですが、なぜか偶然よく会うのです。タチバナさんは、その後も会うたびにマウントや嫌味を言ってきます。 タチバナさんが交通事故で車椅子生活にパニママはしばらくタチバナさんと距離を置いていたのですが、ご近所さんの噂によるとタチバナさん夫婦は交通事故に遭ったそう。旦那さんは亡くなり、タチバナさんは車椅子生活になったとのこと。 そんなある日、エレベーターを待っているとタチバナさんが車椅子で現れ、エレベーターに乗ろうとしています。しかし、まだ車椅子に慣れていないからか、エレベーターの壁にぶつかってうまく乗れない様子。皆でタチバナさんを手助けしようとすると「不愉快だわ!そこどいて! 私を見下ろさないでくれる?」と拒絶。 結局見かねたパニママが手助けをしてエレベーターに乗せて家まで送り届けましたが、感謝の言葉もなくタチバナさんは何も言わずに去っていきました。 エレベーターでよく遭遇していた理由が明らかに数日後、またタチバナさんとエレベーターで遭遇。すると、小さな声で「この間は、あ、あ、あ…あり…がとう…」とお礼を言ってパニママが降りる3階のボタンを押してくれました。パニママはタチバナさんと話をするうちに、じつは素直な人だとわかりました。そして、タチバナさんは家に招いてくれたのです。 タチバナさんは引っ越してきたばかりで友達がいなく、誰かと話し相手が欲しかったと本音を打ち明けてくれました。どうやら、パニママと会うためにエレベーターで遭遇するフリをして待ち伏せをしていたんだとか。 でも何を話せばいいのか分からず嫌味やマウントになってしまっていたとのこと。本心を聞けて、すっかり打ち解けたパニママはタチバナさんと友達になることに。 すれ違いを乗り越えて親友にパニママは、隣の部屋が空いていることを教え、引っ越すことを提案してみました。タチバナさんは泣きながら大喜び! 今ではタチバナさんがパニママの子どもたちの面倒も見てくれたりと、すっかり親友になっています。 出会いは最悪でしたが、素直な気持ちを打ち明けることで相手を理解できるのですね。その後、タチバナさんはマンションの住人とも打ち解け、第2の人生を歩み始めています。著者:ライター パニコレ
2023年05月19日娘が幼稚園に通い始めたころのことです。まだ園生活に慣れていなかった私は、幼稚園で先生やママ友と話すたびにひどく緊張していました。そんな生活が続いたある日の朝、目が覚めるとおなかに鈍い痛みがありました。子どもと朝の準備をしている間に、その腹痛はどんどん強くなって……。おなかが痛くてうずくまる朝娘が幼稚園に入園して間もないころ、私は幼稚園で先生やママ友と会話をするたびに、緊張する日々を過ごしていました。出産を機に会社を退職してから、他人との関わりが減った私は、以前に増して人と話すことに緊張するようになっていたのです。ある日の朝、私はおなかに鈍い痛みを感じて目を覚ましました。生理がいつもより早く来るのかなと思った私は、いつものように朝食の準備を始めました。しかし腹痛はどんどん強くなり、最終的にはうずくまらないと耐えられないほどになってしまったのです。 病院でレントゲンを撮ることに腹痛はなかなか治まらず、不安が募った私は病院に行くことにしました。病院に到着すると、耐えがたいほどの腹痛は緊急を要する病気の場合もあるとのことで、すぐに診察をしてもらえることになりました。先生がおなかを触り、軽く叩くとポンポンとまるで太鼓のような音が! 自分でも、いつもよりおなかが張っているのがよくわかりました。レントゲンを撮影し、原因は何だろうと不安に思っている私に、先生が告げた言葉は意外なものでした……。 私の胃には…「胃に溜まっているのは全部空気です」 レントゲンを見ると、私の胃からおなかにかけて大量の空気が溜まっていました。緊張したときやストレスがかかったときに、唾と一緒に繰り返し空気を飲み込むことで胃に空気が溜まってしまう「空気嚥下症/くうきえんげしょう(呑気症/どんきしょう)」ではないかとの診断でした。 たしかに娘の幼稚園生活が始まってから、緊張することが多かったのですが、聞いたこともない病名に驚いたのを覚えています。 おなかにたまった空気を体の外に逃がすマッサージをしたり、なるべくリラックスして過ごすように心がけてからは、病院に行くほどの腹痛は起こっていません。私が幼稚園に行く必要があるときには、娘が年長さんになった今でも少し緊張します。こればっかりは治りませんが、園生活を楽しむ娘を見習って、私も残り少ない幼稚園生活を楽しみたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/まめねこ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:河原りさ4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
2023年05月18日息子を寝かしつける際、自分も一緒に寝てしまうことに悩んでいた私。寝落ちを防ぐため、どうにか添い寝することなく寝かしつけをしようと試行錯誤していましたが、ある意外なひと言をきっかけに息子がひとりで布団に入るように! 寝落ちを回避できるようになった魔法の言葉をご紹介します。寝落ちでなくなる自由時間…息子が寝たあと、ホッとひと息コーヒーを飲むのが一番のリフレッシュタイムになっている私。しかし、寝かしつけで寝落ちしてしまうと、この貴重な時間がなくなってしまい、私にとって大きなストレスでした。さらに寒い冬の時季、あたたかいお布団の誘惑ったら……。 1度入ったらもう2度と出ることができず、結局、息子と一緒に夢の中へ。そして翌朝、溜まった家事にゾッとしたこともしばしば。冬の寝かしつけは寝落ちをしないようにするのが、特に大変で必死でした。 どうにか寝落ちを防ぐ方法を模索!この寝落ちを防ぐために、何か良い方法はないだろうかと考えた私。布団で横になると睡魔に勝つことができないので、息子の横に座っていようと考えたものの「ママも一緒にねんねして!」と息子が許してくれません。 どうにか「ママ、トントンするね」「おてて繋ぐね」など、添い寝以外の方法で寝かしつけようと説得したのですが、すべて効かず……。「やっぱり一緒に布団に入るしかないか……」と諦めていたとき、息子に何気なく言ったひと言が、まさかの効果を発揮しました。 寝落ちを防いでくれた魔法の言葉添い寝せず寝かしつけができるようになった魔法のひと言、それは「足マッサージしてあげるね!」です。 足をマッサージすると寝つきが良くなるとどこかで聞いたことをふと思い出し、たまたま発したひと言だったのですが、この言葉を言って息子の足元に座るとすんなりとひとりで布団に入ってくれました。そして実際に足をもんであげると気持ちがよかったようで、息子も満足げ。そのまま添い寝することなく眠りにつきました。 あんなに添い寝にこだわっていた息子が、私の何気なく発したひと言ですんなり布団に入ってくれるなんて。とても驚きました。この方法だと、私は座ったままなので寝落ちする心配がなくなり、息子が寝たあと、しっかりと自分の時間を取ることができるようになりました。ひとりの時間を楽しんだあとは、「また明日も息子と楽しく過ごそう」と気持ちを切り替えることができ、日々の育児にも前向きになれた気がします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:咲良ゆいか2歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
2023年05月15日娘が2歳半ごろにトイトレをしていたときのことです。娘はトイレに行くのを嫌がるので、シールで興味を引いてみたものの、長続きはせず……。そこで娘に「トイレでおしっこが成功したら、ご褒美は何がいい?」と聞いてみると、意外でかわいい答えが返ってきたのです。ご褒美シール作戦は不発…娘は2歳を過ぎたころからおしっこが出たことを報告するようになったので、トイトレを始めることにしました。失敗を繰り返しながら、始めて半年ほどでようやく、私から定期的に誘えば確実にトイレで排泄できる状態に。しかし問題は、娘がトイレに行くのを嫌がることでした。娘としてはトイレに行かず、ずっと遊んでいたいようです。 そこでなんとかトイレに行ってもらうために、定番のご褒美シールで娘の興味を引くことにしました。娘と100均でキラキラシールを選び、台紙には娘の好きなキャラクターの絵を描いて、準備は万全! しかし、娘はしばらく喜んでトイレに行ったものの、たった数日で「トイレ行かない!」「シールいらない!」と言うようになってしまいました。 娘の希望を聞いてみた!シール作戦が不発に終わり、次はどうしようかと悩んだ私。そこで娘に「トイレでおしっこが成功したら、何がしたい? ご褒美に娘の好きなことをしよう」と聞いてみました。すると娘は、しばらくうーんと考えて「ぐるぐる抱っこ!」と言ったのです。ぐるぐる抱っことは、娘を抱っこした状態でぐるぐる回る遊び。 トイトレを始めたばかりのころは、娘の排泄が成功すると私もテンションが上がり、よくぐるぐる抱っこをして娘をたくさん褒めていたものです。娘はシール貼りよりも、私に褒めてもらうことのほうがうれしかったのかなと、そのときハッと気が付きました。また、キラキラシールよりも抱っこのほうがいいという娘の気持ちがかわいくて、私は思わずキュンとしてしまったのでした。 ぐるぐる抱っこでトイトレ大成功!それからは、娘がトイレでの排泄に成功するたび、約束通りぐるぐる抱っこをしてたくさん褒めました。「キャー!」とうれしそうに笑う娘を見ると、私も幸せな気持ちに。そうして1週間もするとトイレに行くことが習慣となり、2歳8カ月の現在は、ぐるぐる抱っこなしでもトイレに行けるようになりました。 この一件で、娘は褒められるのが大好きだと改めてわかった私。当たり前にトイレに行けるようになった今も「自分からトイレに行けるなんてかっこいいね!」と、定期的に娘を褒めることだけは忘れずに続けています。 私は「トイトレといえばシール貼り」「子どもが喜ぶ物といったらシール」と勝手に思い込んでいましたが、娘にとっては褒められることこそが何よりのご褒美だったようです。娘がシールより私を選んでくれたようにも感じ、無性にうれしくなってしまいました。人と関わることが大好きな娘なので、これからもトイトレに限らず、たくさん褒めながら育てていきたいなと思っています。 著者:榎本まいこ夫は転勤族で、見知らぬ土地にて甘えん坊な2歳娘を育てています。元幼稚園教諭。育児と保育の経験を活かしながら主に子育て・教育ジャンルで執筆中。趣味は古民家カフェめぐり。
2023年05月12日当時3歳の長男が認定こども園に通っていたときのことです。同じクラスのママ友2人組が私の陰口のようなものを言っているのが聞こえてきました。その2人組は2人とも上のお子さんが小学生で、下のお子さんがわが家の長男と同い年という関係。私にとっては先輩ママで、その2人と話すときは少し緊張する感じでした。2人はお迎えも園の行事のときも常に一緒にいて、とても仲がいい様子。2人の会話を聞いてしまい、先輩ママに恐怖を感じてしまいました……。お迎えのときに遭遇長男の園では、お迎えの時間は園の門が開くまでは門の外で待ち、先生が門を開けてくれると下駄箱まで入れるようになります。ある日、私が門の外で携帯を見ながら待っていると、2人のママたちがお迎えに来たので、私はあいさつだけして携帯に視線を戻しました。2人は私のすぐ隣で、会話をしている状況。 数分待つと門が開き、2人が先に下駄箱へ向かって進んで行きました。私はあとを追うような形になり、2人のすぐ後ろを歩いていたので、聞くつもりはなかったのですが会話が聞こえてしまったのです。 会話が聞こえて、ショック片方のママが「今、○○さん(私)、話しかけてほしいオーラ出てたよね」と言い、もう1人が「そうかもね~」と答えて、2人で笑っていました。「そうかもね~」と言ったママが振り向き、私に聞こえていたことに気付いた様子。もう1人のママも私のほうを見て急に別の話題に変え、私に話しかけてきたのでした。 私は「今の陰口だよね……」と心のなかで考えながらも何も聞けず、振ってきた別の話題に合わせました。たぶん私の顔は引きつっていたと思います。長男が下駄箱から出てくると、私はそそくさと帰宅しました。 2人に苦手意識を持ってしまう私はあのとき、2人と話したいとは思っておらず、そんなオーラを出したつもりもありません。それに、私のほかにもひとりで待っているママはたくさんいました。私は「あの2人組のママたちは、私が話しかけてほしいオーラが出ていると思いながらも、話しかけてくれなかったわけだし、私のことを話のネタにしているんだな……」と切ない気持ちに。 私は2人に対して苦手意識を持つようになってしまいました。ただ、送り迎えでよく顔を合わせるので、あいさつや最低限の会話はしようと心がけています。 毎日の送り迎えで顔を合わせるママたちですが、苦手な人がいるとしんどいなと痛感。そういう人とは適度な距離をおき、余計なストレスを感じないように過ごすのが大切だと感じています。そして自分自身も人をネタにするような発言をしないよう、意識していかなければいけないと思った出来事でした。 著者:鈴木智子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年05月10日私は7歳と3歳の息子の父親です。子どもたちにはちょっとしたことでも感謝の気持ちを言葉で伝えるように教育しています。ですが「ありがとう」と口に出すのが恥ずかしいようで、私や妻にはなかなか言ってくれませんでした。ある日、そんな子どもたちが2人きりで……。 「ありがとう」が恥ずかしい長男と次男長男の性格は恥ずかしがりで、自分の気持ちを伝えるのが苦手です。自己紹介をする際はモジモジしてなかなか話すことができません。次男は対照的でひょうきんな性格なのですが、「ありがとう」は恥ずかしいようで、笑ったり変な顔をしたりとごまかしてしまいます。私と妻は、感謝の言葉は自然に口に出してほしいと思っています。「ありがとう」を言ってほしくてつい叱ってしまうということもありました。 驚きのやりとりある日、私と子どもたちでお風呂に入ってあがったときのことでした。 長男は自分で体を拭いて服を着ることができるのですが、次男はまだできません。いつもは妻か私が次男の体を拭いて服を着せるのですが、そのときは私も妻も対応に遅れてしまっていました。すると、長男が次男の体をタオルで拭き、服を着せてくれていたのです。 そして次男が「ありがとうお兄ちゃん」と自然に言っているのを見て、私は驚きとうれしさで胸が熱くなってしまいました。少し離れた場所から観察していたのですが、次男は私の姿を見つけるとニコニコしながら「お兄ちゃん、かっこいいね」と、私に気持ちを伝えてくれました。長男も「ありがとう」と言われたのがうれしかったらしく、その後も次男の歯みがきをしてくれたり水を準備してくれたりとお手伝いをしてくれました。 私や妻には恥ずかしくて言えない言葉でも子ども同士では伝えられるのだなと思いました。次男を進んでサポートする長男の成長した姿を見て、そして私と妻の「感謝は伝える」と教えてきたことがちゃんと子どもたちに届いていたことがわかり、うれしくなった出来事でした。 監修/助産師 松田玲子著者:佐藤 稜
2023年05月05日土日は夫が仕事の日が多く、2歳と5歳の息子と義母と一緒に公園に行くのが定番のコース。隣に住む義両親に予定がある日は私と子ども2人で公園に行くことになるため、できるだけ公園には行きたくないのですが……。 行き慣れた大規模公園に母子旅息子たちは、外遊びが大好き。しかし、ワンオペの休日は、できるだけ公園に連れていきたくありません。手に負えなくなることが容易に想像できるからです。この日は子どもたちが「公園モード」に入っていたため、仕方なく連れていくことに。 長男が大好きな公園は、10万平方メートルもあります。行き慣れた場所なのでなんとかなると思っていたのですが、やはり私の考えが甘かったのでした。 ワンオペ公園は…公園に到着するやいなや、一番好きな遊具へと走り出す長男。次男を抱きかかえて後を追う私は、もうこの時点で息が途切れ途切れでした。次男もお目当ての遊具へ移動しようとしますが、長男と離れてしまうためそれも出来ず次男をなだめるしかありません。 スワンボートに乗りたいと言われリクエストに応えますが、私ひとりで漕ぐしかなく、ゆっくりしている暇はなし。しかも次男が池に入ろうとしたり、長男はボートの上で立ち上がったりで、私は何度も声を荒げる始末。 さらに、トイレに行ったばかりなのに、急にまた行きたいと言い出す長男を連れて、次男を抱っこしたままトイレ目指して猛ダッシュ。いつもは動きの遅い弟のために待ってあげたりサポートするやさしい長男ですが、この日はまさに自由奔放! 次から次へと遊具を移動する長男に付いていくのがやっとでした。 大変そうな私を見て5歳の長男が少しでも手伝ってくれたり、弟の遊びに合わせてくれるかと期待していた私。しかし、やはりまだ5歳。どんどん自分のペースで進んでいく長男でした。今後、ワンオペ公園の際は、無理せず近所の小規模なところへ行こう、そして体力的にも気持ち的にも余裕を持って楽しめたらいいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
2023年05月04日うちの夫は、なぜか傘をさしたがりません。理由はよくわかりませんが、おそらく片手が不自由になるのが嫌なのではないかと思います。夫がひとりで行動しているときならかまいませんが、問題なのは、子どもと一緒にいても傘をささないこと。保育園の送迎でも、なぜか傘を使わない夫にイラッとした体験談です。「このくらいの雨ならいける」当時、年少クラスに登園していた次男の送迎を、夫に頼みました。その日は、霧雨よりは少し強い程度の雨が降っていたので、夫に傘を渡す私。しかし、夫は「車で迎えに行くんだし、このくらいの雨ならいけるでしょ」と手ぶらでお迎えに行ってしまいました。 次男が通う園は、駐車場から園舎までやや歩きます。私は「どのくらいの雨なら夫は傘をさすんだろうか……」と、うんざりしながら、玄関にタオルを用意していました。 しっとりと濡れた通園バッグ。その中には……案の定、しっとりと濡れて帰宅した夫と次男。玄関に私が用意したタオルはそのままに、お風呂へ直行した夫が「濡れて帰ってくるってわかっているのに、なんでお風呂沸かしてないの?」とまさかの小言。 玄関で次男を拭いていた私は、イラッとしながら「それなら傘くらいさせばいいじゃん」と言い返しましたが、気になったのは次男の通園バッグ。中には次男が園で描いてきた絵が入っていました。取り出してみると、絵の一部が雨で濡れてしわしわに。次男の自信作だったようで、しょんぼりしながら夫とお風呂に入っていきました。 どの程度の雨から傘を使うのかは個人の自由ですが、濡れてしまうのは人の体だけではありません。この件をきっかけに、子どもの送迎のときだけは傘をさしてくれるようになった夫。しわしわになってしまった次男の絵は、乾かしたあと、しばらく玄関に飾りました。夫が体調を崩しても大変です。これまで自分のためにも子どものためにも自主的に傘をさしてほしいとお願いしていました。今回の出来事を機に、夫にしっかり伝わったことを願うばかりです。 著者:安藤 はるか小3、年長の男の子と2歳の女の子のママ。カラーセラピストとしてお悩み相談のサービスを運用中。
2023年05月03日保育園の修了式の日、簡単な音楽発表会がありました。娘が歌やダンスを披露する姿をを想像して発表会を楽しみにしていた私。しかし、娘の当日の様子は期待と違ったものでした。そしてつい、よその子の成長や性格がうらやましい……と思ってしまい、私は失言してしまったのです。 期待はずれな娘の姿にがっかり保育園の修了式の日、各クラスごとに簡単な音楽発表会がありました。娘が歌やダンスを披露する姿を見たことがなかった私は、笑顔で踊る娘の姿を想像して、誰よりもその日を楽しみにしていました。 待ちに待った発表会当日、ついに娘のクラスの番になり、子どもたちが登場してきました。私の姿を見つけたら娘はどんな反応をするだろう、笑顔で手を振ってくれるかな? とワクワクしながら見守っていた私。しかし、恥ずかしがり屋の娘は、目の前にいるお父さん・お母さんに少し圧倒されている様子で、私を見つけるなり目に涙を浮かべたのでした。音楽が始まり、クラスの子たちは元気よく笑顔で歌いながらじょうずにダンスを踊り始めました。そんな中、娘は恥ずかしいのか、正面を向いて踊ることができず少しずつ体が横を向き、ついには真横を向いた状態になってしまいました。 私はクラスの子と娘を比べてしまい「他の子はかわいらしくお母さんたちにダンスを見せようと笑顔で踊っているのに……」と残念な気持ちになったのです。 じょうずだったねと言えなかった私とても恥ずかしがり屋だった娘が、人前でダンスができただけでも大きな成長だということはわかっていました。 でも、楽しみにしていただけに残念な気持ちが拭いきれなかった私は、家に帰る途中、娘に「横を向いて踊らなかったらよかったのに」と言ってしまったのです。 その日の夜、撮影していた娘のダンス動画を見返しました。もう一度見てみると、しっかりと振りを覚え、最後まで踊りきることができていたなど、発表会中には気づけなかった娘の成長を感じました。そして他の子と比べて足りないところばかりを指摘してしまったことを深く反省。私は娘の動画を見ながら、これからは他の子と比べるのではなく、娘の過去と今を比べて褒めてあげる努力をしようと心に誓ったのでした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年04月30日4歳の長男は、お店で行列に並んだり病院の待合室で診察を待ったりしていると、すぐに「まだ?」と尋ねてきます。長く待つ必要があるときにはどうやって長男を退屈させないようにするか、いつも私は苦心していました。ある日、お弁当屋さんでテイクアウトすることにした私。しかしお店は混雑しており、なかなか商品を受け取れません。そんなとき、退屈してきた長男に、小学生の男の子が声をかけてきました。 行列に飽きてしまった長男に男の子が…ある日、私は子どもたちを連れてお弁当屋さんに行きました。お弁当をテイクアウトしてラクにごはんを済ませたかったのですが、お店は大混雑。お会計が終わっても、なかなか商品を受け取れません。待つことが苦手な長男は、「まだ? 早く帰りたい」と言い始めました。私がどう長男の気を引こうかと悩んでいると、そばにいた小学校高学年くらいの男の子が突然、「その靴かっこいいね!」と長男に話しかけてきたのです。 男の子とのお話で長男はご機嫌に少し驚きながらも、「うん」と答えた長男。長男が履いていたのは新幹線の絵が付いた靴だったのですが、男の子は「新幹線が好きなの? 他にも赤とかいろいろな色があるよね」と会話をどんどん広げてくれました。長男は退屈を忘れて、男の子と楽しげに話していました。そして男の子は帰る前にも、「きっともう少しでお弁当出てくるよ。頑張って!」と長男を励ましてくれたのです。そのすぐ後に私もお弁当を受け取り、長男は機嫌よく家に帰ることができました。 長男はお気に入りの靴を褒められ、好きな新幹線の話ができたことがうれしかったようです。長男の相手をしてもらい、私もとても助かりました。お願いしたわけでもないのに、長男をスムーズな会話で楽しませて退屈を紛らわせてくれたあの男の子のふるまいは、神対応としか言えません。長男もあの男の子のように、小さな子にやさしくできるお兄さんに成長してくれたらいいなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:香川えりか4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2023年04月29日私たち親子が足繫く通う、市の子育て支援センターでの出来事です。イヤイヤ期真っ盛りの2歳の次男がこの日もお友だちとおもちゃの取り合いに。どうにもイヤイヤが収まらない次男。そこへ若いママが近づいて来て……!? アイスクリームが貸せない次男イヤイヤ期真っ盛りの2歳の次男は、まだお友だちにおもちゃを貸してあげることができません。この日はアイスクリームのアイスとコーンがセットになったおもちゃを3つほど使って、私と2人でアイスクリーム屋さんごっこをしていました。 そこへ同い年のお友だちとママがやってきて、アイスクリームのおもちゃを「貸して」とひと言。私は笑顔で「いいよ」と言ったものの、次男はアイスクリームのおもちゃを両手に抱え、逃げるように走り去る始末。 奪い取られたことでギャン泣き開始逃げる次男を捕まえたところに先ほどのお友だちがやってきて、アイスクリームを1つ奪い去っていきました。もともと3つもあったので「1つ貸してあげようね」「みんなで遊ぼうね」と次男に言い聞かせようとしたものの、次男はギャン泣き開始。 子育て支援センター内を次男の泣き声が響き渡り……。私は次男をなんとかなだめようと必死でした。 若いママが近づいてきて…そこへ騒動の一部始終を見ていたと思われる、顔見知り程度の若いママが近づいてきてくれました。 次男の好きそうなおもちゃをいろいろと持ってきてくれたり、次男の大好きなアンパンマンの歌を歌ってくれたりと、なんとか次男の気を引こうと頑張ってくれたのです。なかなか次男は泣き止まなかったものの、若いママのやさしさがとてもうれしく、私は「なんていい人なんだ」と心から思いました。 私よりも10歳は若いと思われるママ。初めての育児だと思われ、自分も大変な時期なのに私を含むほかのママに対しても余裕を持って助け舟を出せることがかっこよくて感心してしまいました。これまでは年齢差もありあいさつ程度しかしていませんでしたが、積極的に話しかけてみようと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
2023年04月28日私は5歳の息子と3歳の娘を育てる母です。息子が1歳になる前に、夫の転勤のため仕事を退職。その後すぐに娘を授かったこともあり、約5年間ずっと専業主婦でした。もともと仕事がそんなに好きではなかった私は家事や育児に専念できる専業主婦に憧れがあり、夫の転勤にも喜んでついて行きました。しかし、実母は何かと私に嫌みを言ってくるのです。私は悔しくなってしまいました。 想像とは全然違う専業主婦の生活専業主婦の生活は、私が思っていた以上にハードでした。何をするにも子どもから目が離せず、自分の時間はないので寝不足の日々。子どもの行動は予測不能で、気付いたら部屋はおもちゃや食べ物で散らかり放題。わが子は急な発熱も多く、予定が崩れてしまうこともしょっちゅう。 そんな中で家事を完璧にすることは難しく、最低限の食事・洗濯・掃除などをする生活で私は精一杯でした。そんな私に対して驚くべき発言があったのです。 「働いてないから、そのくらいいいでしょ」あるとき、私は「子どもたちの寝かしつけ中に、夫から迎えに来てと連絡があった」と夫の愚痴を母にもらしていました。すると母は「働いてないんだからそのくらいいいでしょ」と発言。てっきり同意してくれると思っていた私は驚きました。 また「子どもたちと1日中公園で遊んでクタクタ」と私が言えば、「でも働いてる人はもっと大変」と母は言います。さらに子どもたちが幼稚園に通い出し、ようやく自分の時間が取れるようになると「専業主婦はラクでいいね」とも母は言ったのです。 悔しくて私は…私は母にそう言われ続けるのが悔しく、仕事を始めることにしました。週3のパート勤務ですが、約6年ぶりの仕事にとても緊張。「専業主婦だった私がちゃんと働けるのだろうか」と不安でいっぱいに。 しかし、いざ働き出すと仕事はとても楽しくやりがいがありました。子どもの存在にとらわれずに役割をこなすことは、自分の存在意義を感じ自己肯定感も上がりました。何より一番に思ったことは「仕事より、何が起きるか分からない付きっきりの育児のほうが大変だ!」ということでした。 私自身も専業主婦を経験するまでは「仕事をしなくていい専業主婦はうらやましい」という気持ちがありました。しかし、専業主婦はまったくラクではなく、今も母の言葉にはモヤモヤが残っています。仕事と家庭の両立もまた大変で、どちらも決して完璧ではありませんが、仕事を始めて良かったと私は思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:都 うめこ5歳男児と3歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
2023年04月25日私には、9歳6歳3歳の三姉妹がいます。子どもの幼稚園の発表会を見に行くのが大好きな私。うまく演技してくれるかなという心配もありながら、とても楽しみにしています。けれど、次女の役のセレクトは少し変わっていて……。私が予想もしないキャラクターだったのです……。 次女の役のセレクトがおもしろい件について長女が幼稚園のときに選択していた役は「お母さん」とか「お姉さん」などが多かったのですが、次女の役のセレクトはちょっと変わっています。当時、幼稚園の年中だった次女が、「発表会で孫悟空(そんごくう)をやるの」と言って帰ってきました。幼稚園の発表会でドラゴンボールはやらないだろうから、西遊記かな? と私は予想しました。「何の役をするの?」と聞く私。「ぶたさん」と次女。 「ぶたさん? あ、もしかして、猪八戒(ちょはっかい)?! 」予想だにしなかった役に、私は答えに戸惑いました。 「みんな、馬に乗ったおぼうさんがいいんだって」と次女が言うのを聞いて、「そりゃ、そうでしょうよ。人間だもの。三蔵法師(さんぞうほうし)だもの」とツッコミたくなった私。でも、次女は猪八戒を勝ち取ったと思っているようなのでそっとしておきました。きっと、先生たちが工夫してどの役も興味がもてるように子どもたちに紹介してくれたのでしょう。おそらく猪八戒を知らなかったであろう次女は、猪八戒の何かに魅力を感じたのであろうと思いました。 話を聞くにつれ、楽しみが増していく発表会の練習が始まってから、次女は家で練習の様子を話してくれるようになりました。「最後にね、ぎゅーまおーとらせつーじょが、かわいそうなの」西遊記のお話がよくわからなかったので調べてみると、牛魔王(ぎゅうまおう)と羅刹女(らせつじょ)は、孫悟空の敵。孫悟空や沙悟浄(さごじょう)、猪八戒たちと戦って負ける様子が、次女にはかわいそうに思えてしまうみたいです。 話を聞くたびに、小さな孫悟空、沙悟浄(さごじょう)、猪八戒たちが牛魔王と羅刹女と戦う姿が私の頭のなかに広がり、楽しみがふくれていきます。「パンチをしてね、次はキックなの」と振付をしながら楽しそうに話す次女。もう、すごく楽しみではないですか! 私は、見どころが増えて心躍りました。このように次女の練習の話を聞くたびに楽しみが増え、練習期間の約1カ月間、私はわくわくしながら発表会当日がやってくるのを待ちました。 さあ、発表会当日!長女のときと同じで、次女の年中クラスは音楽劇でした。録音してあるセリフや歌が流れるなかで子どもたちは動作や踊りなどの演技をしました。「わしは、猪八戒!」という、体格のよさそうなおじさんの声で登場した次女。衣装は黄色のスカートに白タイツ。頭にかぶった豚のお面は次女の自作のようで、何ともシュールな笑みを浮かべています。もう、かわいいやらおかしいやらで、登場から言うことなしでした。 途中、孫悟空2人、沙悟浄2人、猪八戒2人で並んでパンチやキックを繰り出している姿を見て、「ああこのことか」と、次女が練習のときに話してくれたことを思い出しました。うれしそうに負ける牛魔王も、笑顔の素敵な羅刹女も、やる気のない孫悟空も、恥ずかしがりやの三蔵法師も、どの子もみんなとてもかわいかったです。でもやっぱり、私にとっては次女の猪八戒が一番でした。 今回はたまたま猪八戒と言う脇役でしたが、もし次女が主役を選んでいてもやっぱり私は喜んでいたと思います。私が感じた発表会の楽しみ方。それは、主役でも脇役でも、「わが子が一番かわいいな」と思いながら発表会を思い切り楽しむことでした。次女にそう教わった出来事でした。次女は次の発表会ではどんな役を選んでくれるのかな? そして、三女はどんな役を選ぶのかな? 私の楽しみはまだまだ続きそうです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:桃野ゆか9歳、6歳、3歳の三姉妹の母。小学校教員を19年勤め、その間、育休や仕事復帰を経験。子育てや仕事の経験を元に、執筆活動中。
2023年04月19日「〇〇ちゃんに自転車買ってあげようか?と言ってるのに、要らないって言うのよね〜」〇〇ちゃんとは義姉の7歳の息子で、義母にとってはかわいい孫。私にとっては甥っ子です。私の息子は5歳なので、甥っ子とは2歳違い。なんてことない日常会話で義母がポロッと言ったこの話ですが、のちに私にとってショックな事実が判明したのです……。 甥っ子にはたくさんのプレゼント冒頭の自転車の話は、義母が甥っ子に自転車をプレゼントしたいと思ったけれど、甥っ子は自転車に興味がなく「要らない」と言われた話。私が「プレゼントというのは、誕生日か何かですか?」と聞くと「全然違うわよ、でも孫には何でも買ってあげたくなるじゃない」と、にこやかに答えられました。 詳しく話を聞くと、今までに他にもたくさんの物をプレゼントしているのです。例えば、甥っ子の洋服や靴は多くが義母からのプレゼントだったり、甥っ子が好きそうなおもちゃをプレゼントしていたり……。自転車の話をきっかけに、今まで義母がたくさんの物を甥っ子へプレゼントしていることがわかりました。 息子にはお下がりのみ…私はとてもショックでした。なぜなら、私の息子は誕生日以外に義母からプレゼントをいただいたことがないからです。その代わり、義母は頻繁に甥っ子が使った「お下がり」を送ってきます。 今回の話から、今までいただいていた洋服、靴、おもちゃなどのお下がりの多くが元々、義母から甥っ子へプレゼントした物だと知りました。私は「息子には新しいものや欲しいものを買ってあげようと思わないのかな?」と思ってしまいました。 義母の会話に息子が出てこない義母本人に問いただすわけにもいかず、私はそれとなく夫との話題に出してみました。すると夫は「別にいいじゃん、まだ使える物をタダでもらえてるんだから」と言いました。たしかにお下がりをいただけるのはありがたいことです。ただ義母にとっては同じ孫なのに、甥っ子には新品や好きそうなおもちゃをプレゼント、息子にはお下がりばかりを渡すという差に、息子の好きなおもちゃも気にかけてほしいなと思ってしまったのです。 一連の話を義母から聞いている間、義母は常ににこやかに話しているので、まったく悪気がないものと思われます。お下がりは使える物なので、タダでもえらえることには感謝しています。ただ、義母のお話はこのプレゼントの件に限らず、いつも甥っ子のことばかりで、息子のことが出てくることはほとんどありません。それもあって、なんだか淋しく感じてしまったのです。今は私がモヤモヤしているだけですが、息子が大きくなったときに孫同士での差を感じることがないようにだけは気をつけておきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:海原えめ5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。
2023年04月09日夫の転職で娘が大好きな先生がいる幼稚園をたった1年で退園し、北海道から知り合いもいない石川県に引っ越しすることに……。娘にとっては、初めての悲しい別れとなり、「ごめんね」という思いでいっぱいな引っ越しをしました。突然決まった石川県への引っ越し娘は担任だった先生が本当に大好きで、ヘアスタイルもまねするほどでした。送迎バスに先生が乗っていると、私のことは知らんぷりでニコニコ笑顔でバスに乗っていきます。そんな中で、夫から転職先が石川県であると言われたのは引っ越しする半年前で、私は戸惑いしかありませんでした。 娘が大好きな担任の先生を始め、大好きなお友だちがいて、さらに近所には子どもが多い環境の中、本当に楽しめる生活をしていたので、1度も行ったことがなく、知っている人もいない石川県での生活はやはり不安だったのです。 大好きな幼稚園の先生とのお別れ…娘はまだ3歳なので、最後の登園が「本当の最後」とは正直わかっていなかったと思います。引っ越しまでの間は幼稚園の話を楽しそうに話している娘を見ていると、私はとても切なくて、本当に引っ越しを決断してよかったのだろうかと悩みました。 幼稚園に通う最終日、絵本バッグにたくさんの荷物を持って帰ってきた娘。荷物の中には幼稚園での制作物や退園証明書があり、私自身も大好きな幼稚園に行くのが最後なのだと思うと、本当に悲しい思いしかありませんでした。最後の登園から3日後、「もう幼稚園に行かないんだよ」と娘に話すと、とても切なそうな顔をして「先生に会いたい」と言っていました。 石川県での新しい幼稚園選び知り合いがいない石川県での幼稚園選びは、本当に悩みました。いろいろな幼稚園を見学しすぎると、逆にもっと悩んでしまいそうだったので、まず気になった幼稚園に見学に行くことに。 娘には園児が大勢いる幼稚園より、少人数のほうが合っているかなと思ったことと、娘が先生方とたくさんコミュニケーションをとることができて、楽しい幼稚園生活を送れそうな気がしたので、小規模で運営している幼稚園に決めたのです。しかし、娘は登園し始めて1週間は、毎朝「幼稚園嫌だ、おうちにいる」と号泣していたのです。 好きと思える先生が出現!?登園して3週間を過ぎたころ、幼稚園バスがきて、私が「今日は誰先生かな?」と言うと、娘の口から「あ! 大好きな先生だ!」という言葉が。娘が何気なく言ったその言葉に、私はとてもホッとしたのです。 最初のうちは、朝、幼稚園に行くとわかると泣いてしまい、私にしがみつきながら「おうちにいたい」と言っていた娘。この幼稚園は娘には合わなかったのかなと不安になることも多かったので、娘が好きと思える先生に出会えたようで安心しました 環境がガラリと変わる引っ越しをして、娘もかなりストレスを感じていたのではないかと思います。最初はどうなることかと思いましたが、今では幼稚園で仲良く遊べるお友だちもできたようで本当によかったです。娘はまだ北海道の幼稚園の先生の話をするので、今度一緒に先生へのお手紙を書こうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:のろ ゆうこ
2023年04月07日春は出会いのシーズン。ふとしたきっかけから、あなたにとって大切な人やキーパーソンとなる人とのご縁が生まれるタイミングです。ご縁をつなげていくためには、あなたから“一歩踏み出す”ことも重要でしょう。そこで今回は、12星座別におすすめの「コミュニケーションスキルを上げる方法」をご紹介します。おひつじ座(3/21~4/19)あなたは熱しやすく冷めやすい一面があり、人付き合いにおいては「すぐに仲良くなってすぐに縁遠くなる」傾向があるかもしれません。そんなあなたのコミュニケーションスキルを上げるためのおすすめな方法は、友人と一緒に新しくできたお店や話題のスポットへ足を運ぶこと。新たなドキドキやワクワクを一緒に体験することで、長く関係を維持できるはず。おうし座(4/20~5/20)あなたはかなり慎重派で、相手を信用するまでに時間がかかるところがあるみたい。そんなあなたの人付き合いは「深く狭い」傾向があるでしょう。コミュニケーションスキルを上げたいのなら、多くの人と関わるために友だちの友だちとも積極的に仲良くする機会を持つのがおすすめ。深く狭い関係から広く豊かな関係へと変わっていくはずです。ふたご座(5/21~6/21)あなたには二面性があり、相手によって見せる顔を使い分けるところがあるのでは?いつも相手に合わせてしまうため、「相手と似た行動をとりがち」になることもありそうです。そんなあなたがコミュニケーションスキルを上げる方法は、「自分の価値観」を相手にきちんと伝えること。そうすれば相手の考えだけに偏らず、お互いに刺激し合える関係を築けるでしょう。かに座(6/22~7/22)あなたは人付き合いにおいて「好き嫌い」が激しいところがあり、すでに親しい人とばかり仲良くしてしまう傾向があるようです。あなたがコミュニケーションスキルを上げるためには、親しい友人以外にも「先入観を持たずいろいろな人と話す」ように意識すること。意外な相手と良い関係になれるかもしれませんよ。しし座(7/23~8/22)あなたは自分の非を責められると頑固になって譲らないところがあるかも。そんなあなたの人付き合いは「自分に合わせてくれる相手とばかり仲良くなる」傾向が。コミュニケーションスキルを上げたいのなら、柔軟に人と関わるために、自分と異なる意見にも積極的に耳を傾けるよう意識してみて。視野が広がって幅広い人と円滑な関係を築けるでしょう。おとめ座(8/23~9/22)あなたは嫌われたくないという気持ちが強く、恥ずかしがり屋な部分があるかも。そのため人付き合いにおいては「気後れして何事も控えめになる」傾向があるようです。あなたがコミュニケーションスキルを上げるには、ノリの良い関係をつくるために「言いたいことを我慢せずに言う」練習をすることが必要かも。素直に気持ちを伝えられるようになれば、風通しの良い関係を築けるはずです。てんびん座(9/23~10/23)あなたは石橋を叩きすぎて結局行動せず、チャンスを逃してしまうことがあるかも。そんなあなたは周囲からのお誘いを断ることも多く、人付き合いが狭くなりがちではないでしょうか。コミュニケーションスキルをアップさせたいのなら、お誘いには「顔だけでも出す」ようにすると良いでしょう。気乗りしなくても、なるべく人と会う機会を断らないのが吉。非社交的な印象が薄れて人脈も広がるでしょう。さそり座(10/24~11/22)あなたは自分のフィーリングを重視しがちなところがあるかも。そのため、相手の気持ちを汲み取れずに一方的な人付き合いになっているおそれも。コミュニケーションスキルを上げたいのなら、会話をするときに相手の表情や態度も見るようにしましょう。しっかりと相手の気持ちを汲むことができるようになれば、真に心を通わせられる間柄になれるはずです。いて座(11/23~12/21)あなたは良くも悪くも感情に流されるタイプのよう。その場の雰囲気だけで、思ってもいないことを口にしてしまったり、「会話が面白くないと冷めてしまう」傾向があったりするのではないでしょうか。コミュニケーションスキルを上げたいなら、うまく話題を盛り上げるために、相手が何に興味があるのかを事前にリサーチしておくのがおすすめです。話が弾んで楽しい関係を続けられそうです。やぎ座(12/22~1/19)あなたは思いやりがあるがゆえに、人間関係においてつい我慢してしまう部分があるかも。その結果、ストレスが溜まって人付き合いが面倒になってしまう傾向が。コミュニケーションスキルを上げるためにおすすめなのは、相手も自分もリラックスできる状態になれるように、食事やお酒の席を設けること。手持ち無沙汰になりにくいので、気負わず会話を楽しめるでしょう。みずがめ座(1/20~2/18)あなたは調子が良くて少し忘れっぽいところがあるようです。特に仲の良い人に対しては、その傾向が顕著に出てしまい、「親しい人ほど振り回してしまう」ことも多いかもしれません。コミュニケーションスキルを上げたいのなら、相手に信頼されるために、約束はきちんとメモしておく習慣をつけると良いでしょう。予定を忘れることが減って、信用し合える関係を続けられるはずです。うお座(2/19~3/20)あなたは優しすぎるあまり、人や環境に流されやすい部分があるかも。そんなあなたは「気乗りしないお誘いを断りにくい」ことも多いのではないでしょうか。コミュニケーションスキルを上げたいのなら、自分にとって“プラスになる関係”を大切にするために、イヤな誘いはきっぱりと断るように努力してみて。そうすれば本当の友人を大切にでき、自分の判断にも自信が持てるようになるでしょう。脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。©Betsie Van der Meer/JohnnyGreig/gettyimages文・脇田尚揮
2023年04月04日私は、自分にとっての普通が周りの常識とは限らないと思っています。普通と感じることにも、大きな個人差があると思います。しかし、あるママ友は「普通は」が口ぐせのよう。私は「このママ友とは合わないな」と感じてしまいました……。 ある日、急接近することになったママ友私の息子は、幼稚園の同じ年中クラスにいるAくんととても仲良しです。そして、Aくんママは気さくな人で話しやすく、いつも子どもには笑顔で接しており好感をもっていました。 幼稚園のお迎えが一緒になったときには、くだらない世間話で笑いあったり、時間に余裕があれば近くの公園で少し子どもたちを遊ばせたりと、適度な距離感で良い関係を築けていたと思います。そんなある日、私とAくんママは急接近することになりました。 「普通は…」「普通は…」幼稚園のイベント準備を私とAくんママとで担当することになり、打ち合わせなどのため、2人でかかわる機会も増え、お互いのことを話したりもするようになっていきました。そして、わかったのが、Aくんママは会話の中で、「普通」という言葉をとてもよく使う人だったということです。 「普通はユニクロとか行かないよね」「普通は女だったら、結婚して子どもも産みたいって思うよね?」など、自分の常識が正しいと思い込み、私にも同調を求めているような会話の流れになります。 共感できないママ友にとっての「普通」Aくんママにとっては普通のことでも、私にとっては普通とは思えない部分が多く、まともに受け取っていたら疲れるだけの会話に感じました。これまでの付き合いで、Aくんママは根本的には悪い人ではないことは知っています。 私は、Aくんママの思う「普通」を否定するつもりはありません。でも、共感もできませんでした。そして私は、Aくんママの「普通」の話になったときは、いちいち気にせず「へえ~、そうなんだ」と、聞き流すことにしていました。 幼稚園のイベント後は、以前のようにくだらない世間話で笑いあったりする距離感に戻り、良い関係が続いています。息子はAくんのことが大好きなので、このまま良い関係を続けたいと思います。そして私自身、無意識のうちに、自分の価値観を周りの人に押し付けることのないように、気を付けようと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:竹中 しゅう先天性難聴を持つ5歳の男の子のママ。息子、夫、黒猫兄弟2匹と暮らしている。以前はフルタイム勤務で働いていたが、子どもの療育を優先するため退職。現在はドタバタ育児と療育に奮闘中。
2023年04月03日毎日楽しそうに幼稚園に登園していた5歳の息子が、ある日突然幼稚園に行くことを嫌がるようになりました。 朝になると大泣きして登園を嫌がります。普段は幼稚園まで通園バスで通っていますが、毎日大泣きしながらバスに乗ることを拒否するため、車で送迎する毎日。 現状を打破できないかと先生と試行錯誤し、ある方法で解決しました。毎日登園を拒否する息子に私もヘトヘト夏休み前までは毎日楽しそうに幼稚園に登園していた息子ですが、夏休みが明けて少し経つと、「幼稚園つまらない。行きたくない」と言うようになりました。初めは幼稚園に行きたくないとつぶやく程度だった息子も、次第に大泣きで登園バスに乗るときに暴れて拒否するように。 毎日激しく暴れ、大泣きする息子に、ときには私の心も折れそうになり、もう今日は幼稚園を休ませてしまおうかなと弱気になっていました。ですが先生に、「ここで休ませてしまうと癖になるから、遅くなっても大丈夫なので登園させたほうがいい」と言われました。そこで、行きたくない気持ちをいったん受け止めてから、毎日泣いて暴れる息子を幼稚園につれていくという日々を約2カ月間送っていました。 幼稚園に行きたくない理由とは息子が幼稚園に行くことを嫌がる理由は2つありました。幼稚園に行きたくないきっかけとなった1つ目の理由は、仲良しだったお友だちが夏休みに入る前に退園してしまいつまらないということ。2つ目の理由は、家にいるときの空いた時間に見せていたYouTubeが楽しくて、幼稚園に行かないでYouTubeを見ていたいということでした。 息子が泣いているときに「幼稚園つまらないから行きたくない。ママと一緒にいたい」と言っていたのですが、あるとき「YouTubeを見てるほうが楽しいからおうちにいたい」とポロっと本音が出て判明しました。 なんとか解決!?約2カ月間大変な日々を過ごしていましたが、ようやく解決の糸口が見つかりました。それは、先生が考案した「きちんと静かに幼稚園バスに乗って登園できたら、息子の好きな虫のシールを台帳に貼ってあげる」というものでした。俗にいうごほうびシールです。 今までたくさん抱っこしたり、物で釣ろうとしたりしてもまったくダメだった息子が、楽しそうにバスに乗るようになったのでビックリしました。ごほうびシールを使って1週間ほど登園していましたが、翌週からはごほうびシールがなくても幼稚園バスに乗れるようになりました。息子の気持ちを受け止め続けてあげたのも、もしかしたらよかったのかもしれません。 また幼稚園で楽しく遊べるように無事に幼稚園に通えるようになってからの息子の様子は、虫が好きなお友だちと虫捕りや観察をしたり、鬼ごっこをしたりと、充実した日々を送っているようです。 退園してしまったお友だちがいない生活にもようやく慣れてきたようで、新しいお友だちと毎日楽しく遊んでいます。 また、新しいお友だちができるとそのつど私に報告してくれるようになり、以前のように幼稚園で安定した日々を過ごせるようになって私も安心しました。 約2カ月間登園拒否をしていた息子ですが、ごほうびシールをきっかけにバスに乗れるようになりました。きっかけはシールでしたが、「幼稚園に行きたくない」という息子の気持ちを、しっかり正面から受け止めて寄り添うことが必要だということも感じました。なかなか大変な2カ月間でしたが、息子と真剣に向き合うことの大切さを学んだ出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:千葉 里美6歳、5歳、3歳、1歳の4児の母。約7年間総合病院で医療事務として勤めていたが、結婚を機に退職。現在は育児に専念しつつ、ブログで育児やハンドメイドの記事を執筆。趣味は読書やドライブ。
2023年04月02日東京マウントガールズ
兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい