『ITの神』『台湾の天才』といわれ、2016年に台湾史上最年少の35歳で閣僚就任を果たした、オードリー・タン氏。台湾がいちはやく新型コロナウイルス感染症の封じ込めに成功したといわれている背景には、同氏の働きが大きいといわれ、世界中で脚光を浴びました。そんなオードリー氏が、2021年3月23日放送のバラエティ番組『クイズ 天才の答えが答え』(NHK)に出演。世の中で『よい』とされているが、実はそうでもないものは?この問いに対するオードリー氏の回答が、日本中で反響を呼んでいます。オードリー・タン「私なら残業する代わりに…」ゲストの『天才』に対して日常生活をはじめさまざまな質問を投げかけ、なんと答えたかを出演者が当てていくという同番組。先の質問に対して、オードリー氏があげた答えは以下のものでした。睡眠時間を削って働くことです。クイズ 天才の答えが答えーより引用ひと昔前までは、寝る間も惜しんで勉強し、働くことが美徳とされていた日本。現代において、その風潮は薄れつつある一方で、いまだ当時の価値観を根強く感じる場面は多々あります。しかし、美徳とされていた『寝る間も惜しんで働く』という考えに「NO」と答えたオードリー氏。子供たちの宿題を例にあげ、「子供は寝る時間を削ってでも宿題を終わらせるようにいわれますが、寝不足になってしまったら宿題の内容は記憶に残らない」と効率の悪さを理由にあげました。その上で、大人である自分の立場に置き換え、こうも続けます。私なら、残業する代わりに睡眠をとります。9~10時間は寝ます。クイズ 天才の答えが答えーより引用寝る間も惜しんで努力しようとする姿勢は素晴らしいことかもしれません。しかし、睡眠時間を削るということは、一歩間違えれば、ただ時間を浪費していることにつながりかねないようにも思えます。現代にも根強く残る『寝る間も惜しんで』の風潮に対して否定的な意見を述べたオードリー氏。同氏の持論はネット上で反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられています。・睡眠時間を削って働くと、健康や寿命にも影響してくるのは今の団塊世代を見るとよく分かる。・睡眠は大事!若い時の無理は、歳をとるにつれ確実に身体をむしばんでいく。・睡眠不足による日本の経済損失は、年間15兆円にもなるといわれています。タンさんのいう通りですね。『経済協力開発機構』の調査で、平均睡眠時間がもっとも短いという結果も出ている日本。宿題にせよ仕事にせよ、期日までに終わらせなければいけないことはあります。スケジュールは自身で管理し、決められた期日は守るべきです。しかし、「寝る間も惜しんで頑張れ」などといって他者が無理難題を課すなど、相手のスケジュールをコントロールするべきではないのではないでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2021年03月24日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』の主演を務めることが24日、明らかになった。同作は古沢良太による脚本・シリーズ構成で2020年に放送されたアニメ『GREAT PRETENDER』の舞台化作。2021年にアニメーションのアカデミー賞と呼ばれる、国際アニメーション映画協会の主催アワード「アニー賞」でBest Direction-TV/Media部門にノミネートされ、大きな話題を呼んだ。疾走感ある展開と世界中を飛び回るスケールの大きさ、そして細やかでバラエティ豊かなキャラクター造形が幅広い層から熱い支持を受けている。初の舞台化となる今回の物語は、CASE1:ロサンゼルス・コネクションをベースに構成。そして、生バンドによる演奏でさらに疾走感あふれる、痛快クライム・エンターテインメントとなる。主演を務める宮田はアニメを心から愛していることでもおなじみ。2013年の舞台『キフシャム国の冒険』で舞台単独初主演を務め、久しぶりの舞台単独主演となる同作で、主人公の枝村真人(通称:エダマメ)を演じる。 “日本一の天才詐欺師”を自称するが、実は真面目でお人好しのエダマメを音楽劇として体現する。演出はストレートプレイやミュージカル、音楽劇とジャンルを問わず活躍する演劇界の奇才・河原雅彦が手掛け、古沢が監修、斎藤栄作が脚本を務める。公演は2021年7月に東京・東京建物 Brillia HALL、8月に大阪・オリックス劇場を予定している。○宮田俊哉 コメント今回のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。舞台の主演を一人で務めるのはすごく久しぶりで、一人で背負うのでドキドキしていますが、舞台は観に行くのも自分が演じるのも好きなので、本当に楽しみです。原作の『GREAT PRETENDER』は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が「面白いよ!」と勧めた友人達と皆で、ハマりました。出演のお話を伺ったとき、「僕、ローランじゃないの!?」とボケてしまいましたが(笑)、エダマメをやらせていただけるのは光栄です!エダマメは、ちゃんと芯があるな、と思います。心のある人物で、良心を感じます。物事を、“良いか悪いか”ではなく、“目の前の相手に対して、親切かどうか”というのが判断の基準になっているような、印象があります。僕も似たところがあるので、とても共感できます。あとはグループ内での立ち位置が似ていますね。僕もメンバーによくいじられるので(笑)。このコロナ禍で、ファンの皆さまと中々お会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります!○河原雅彦 コメント騙し騙されの応酬が飛び交うこの作品は、いわゆる“コンゲームもの”で、どっちに話が転ぶか分からないスリリングな展開が魅力。そんな場合、一番の肝は登場人物たちのキャラクターに尽きるわけですよ。宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、『日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師』って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ? 主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし。僕がアニメ原作を舞台する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に活かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました。欲張りすぎですかね??ま、ちょっとやってみます。(C)WIT STUDIO/Great Pretenders
2021年03月24日ミツメの6枚目のアルバムタイトルはシンプルに『VI』。コロナ禍ということもあり、リモートで作られた楽曲も多く、一曲一曲が独立した短編集のイメージがあったという。今はせめて作品ぐらいはポジティブにいきたい。「制作期間も長めだったので、コンセプトを設けずに曲を作っていって、アルバムまでそれをやりきった感じでした。その都度バラエティに富んだことをしたというか」(川辺)「リモートで人の意見を気にせず自分のアイデアを突き詰められたんです。そういう感じで各メンバーが音を乗っけていったので、アンサンブル的にも面白いものになった気がします」(nakayaan)様々な音楽を通過した、ミツメならではのミステリアスでドリーミーな音像。新しい制作スタイルによって、その独自性がより進化した。特に「コンタクト」は、不安定なビートにしっとりとした歌が乗るマッチングが面白い。「『コンタクト』は、デモではもっと不安定なビートを乗せていたので、僕的にはメンバーはNOと言うだろうと思ったんですけど、nakayaanが『面白いじゃん』って言ってくれて、(大竹)雅生も何も言わずにそれを飛び越えてくるような爆裂したギターを弾いて送ってくれて。『意外とみんなダメって言わないんだな。面白いな』って(笑)」(須田)「いつもみたいに集まってセッションで作ると時間の制限があるのでその場での反射神経が重要になるんですけど、今回は何日もかけて取り組むのが新鮮でしたね。変わったドラムパターンが送られてきたとしても(笑)、どうやってそれにギターを乗せようかってじっくり考えて」(大竹)叙情性とほのかな熱情感が高まった歌詞も今作の特徴だ。「前作『Ghosts』の歌詞は割とシビアに物事を捉えていたんですけど、今はせめて作品くらいはポジティブにいきたいなって思って、前向きな作り話めいたものを心掛けました。なかでも『コンタクト』の歌詞は、僕としてはシリアスな冗談として捉えてて。でもアルバム終盤の10曲目だと熱すぎなんじゃないかって思ったんですけど、メンバーに『ここがいいんじゃないか』って言われて(笑)」(川辺)「近況の話もするから、川辺の歌詞を読んで『こういうことなんじゃないか』って思うこともありますが、それが当たってるかどうかも確認しないし、それはそれでいいと思ってて。やっぱり含みがある方がいいんですよね。自分が他の音楽を聴く時もそういう楽しみ方をしたいので、川辺の歌詞を読む時も同じような感じというか」(須田)作品を重ねれば重ねるほど、時流にとらわれずに我が道を行く“ミツメらしさ”が増しているのでは。「メンバーみんな、周りを見渡してどうするかっていうより、自分はこの音楽が好きで、それをずっと聴いてるって感じが強まってるんじゃないですかね。自分の趣味を突き詰めているようで、結果的に社会ともどこかで接続している感じがベストだと思ってて。それで4人集まると、音楽の幅もできていくっていうのが、ここ数年よりできるようになってる気がします」(川辺)6thアルバム『VI』。3月24日発売。【CD2枚組】DISC1は12曲+ボーナストラックとして「Basic(feat. STUTS)」を収録。DISC2はインスト盤。¥3,000【初回限定生産商品LP】12曲入り。¥3,200(mitsume)ミツメ左から、nakayaan(Ba&Cho)、須田洋次郎(Dr&サンプリングパッド)、大竹雅生(Gt&Syn&Cho)、川辺素(Vo&Gt)。2009年、東京にて結成。’10年頃からライブ活動を開始。’11年、1stアルバム『mitsume』リリース。※『anan』2021年3月24日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)取材、文・小松香里(by anan編集部)
2021年03月23日株式会社コジット(本社:大阪府大阪市、代表取締役:久保慎一郎)は、マスクの耳ひもの痛みをおしゃれにカバーできる「イヤーカバーマスクアクセサリー3連パール/サークルリング」を2021年3月5日(金)より全国発売します。イヤーカバーマスクアクセサリーサークルリング価格:880円(税別)商品の詳細はこちらマスクを長時間着用していると、どうしてもマスクのひもで耳の痛みが気になるというお悩みがよく聞かれます。「イヤーカバーマスクアクセサリー」はマスクの耳ひもをアクセサリー感覚でオシャレにカバー。長時間着用しても耳が痛くなりにくいアイテムとなっております。モチーフはお好きなピアスに付け替え可能!モチーフは取り外してお手持ちのピアスに付け替えできるので、その日の気分やコーディネートにあわせてマスクでのおしゃれも楽しんでいただけます。ロングピアスがマスクに絡まって困っていた、というような方にもオススメのアイテムとなっております。実用的でオシャレを楽しめるアイテムを取り入れて、より快適なマスク生活を。【商品情報】イヤーカバーマスクアクセサリー3連パール価格:880円(税別)商品詳細はこちら販売先:全国のバラエティショップ、専門店など【お問い合わせ先】会社名:株式会社コジット所在地:大阪府大阪市西区西本町1–12−20担当者:安藤TEL:06-6532-8140e-mail:service@cogit.co.jp企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年03月23日2021年3月21日に放送された、バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、東京五輪・パラ五輪開閉会式の演出をめぐる、お笑いタレントの渡辺直美さんへの侮辱発言問題について特集しました。ことの始まりは、演出などを務めるクリエイティブディレクターの佐々木宏さんが、関係者の間で渡辺さんの容姿をブタに例えた企画を提案したことです。企画自体はボツになったものの、一連のやり取りは週刊誌で報じられ、渡辺さんは所属事務所を通してコメントを発表。「五輪開会式で渡辺直美をブタに」発案が炎上渡辺直美のコメントに称賛の声さらに渡辺さんは、YouTubeを通して「もしこの企画でオファーがきたとしても、私は断っている」「今回の報道で傷付く人がいることがつらい」と訴えています。渡辺直美への侮辱発言騒動に、出川哲朗がコメント番組では、渡辺さんの対応を含め、世間の反応を取り上げました。番組に出演していた、お笑いタレントの出川哲朗さんは、自分が容姿をいじられる芸風であることを述べ、次のような持論を語りました。僕なんてまさに、いじられ芸人の筆頭なんで。最初のこのコメントは素晴らしかったと思うんですよ。直美ちゃんが出した。その後にあの、動画も撮ってたじゃないですか。あそこで「内容を知っていたら断っている」とか、結構自分のそこの気持ちも、これよりももっとはっきりいってて、あの動画をわざわざ出すってことは、相当多分本人も腹立ってたとこがあるんだなって思ったんですけど。多分、だからいじられる側って、いってる人が愛があっていってくれてるのかどうかって、絶対に分かるので。僕らなんかも、MCの人なんかがいじってくれてる時に、愛があるからこそいじってくれてるのと、愛がないいじりは、はっきりやられてる本人が絶対分かるから。多分直美ちゃんは、この人(佐々木さん)となんの接点もなく急に名前を出されたから、そこに愛を感じなかったから、多分怒ったと思うんですよね。アッコにおまかせ!ーより引用「なんの接点もない相手から、愛がないいじりをされて、渡辺さんは腹が立ったのではないか」と推測した出川さん。発言に対し、視聴者からはさまざまな意見が寄せられています。・信頼関係が成り立ってこそのいじりだと思う。じゃないといじめになる。・その通り!いじりにもTPOは必要。出川さんの意見に救いを感じた。・愛があるかどうかはさておき、容姿をいじること自体がナンセンスと思う。容姿に関するからかいは、当事者はもちろん、多くの人を不快な気持ちにさせるものです。信頼関係のない相手であれば、なおさらでしょう。信頼や愛情、そしてリスペクトを感じられない言動は、相手にも伝わります。どんな時も、相手の気持ちをおもんぱかる姿勢を忘れずにいたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月22日2021年3月19日に放送されたバラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に出演した、俳優の大泉洋さん。大泉さんは、2020年12月31日の歌番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)で白組の司会者を務めました。その際に、事務所の先輩である俳優で歌手の福山雅治さんと、あるやりとりがあったといいます。大泉洋が語る、スター福山伝説に笑いが止まらない!以前から大泉さんは、『ぴったんこカン・カン』に出演すると、福山さんとのおもしろいやり取りを『スーパースター福山伝説』として語っていました。大泉さんが出演するたびに、福山さんとの新しいエピソードを求める、MCの安住紳一郎アナウンサー。『新作』ともいえる、今回のエピソードは『NHK紅白歌合戦』のリハーサルから始まりました。福山雅治、紅白歌合戦の本番前にまさかの…放送の前日からリハーサルを行っており、福山さんの歌唱シーンを大泉さんは横から見ていたといいます。現場では、歌唱シーンと、横から見ているシーンを撮影していました。翌日、そのリハーサル映像を見た福山さんは、大泉さんにこのように声をかけたそうです。「いや、洋ちゃん。昨日のリハーサルの画、見せてもらったよ。洋ちゃんがさー僕が歌ってるところをさ、すごいいい顔して僕の歌聴いてくれてんのよね」ぴったんこカン・カンーより引用リハーサルから、ウルっとした表情で福山さんの曲を聴いていた大泉さん。しかし、続く言葉に大泉さんは驚くのです。「洋ちゃんがさーすごくいい顔でさ、僕の歌聴いてくれてんのよ。だから僕いったのよ、ディレクターに。『この画、いる?』って。僕の顔のほうがみんな見たいでしょう」ぴったんこカン・カンーより引用「大泉さんの映像、いる?」とディレクターに確認をしてしまったという福山さん。安住さんをはじめとする出演者がつどうスタジオに、大爆笑を巻き起こしました。大泉洋、紅白歌合戦終了直後に福山雅治からいわれたこととは2020年の『NHK紅白歌合戦』は、紅組が優勝しました。白組の司会をしていた大泉さんは「すごく楽しい紅白だった。負けたか、悔しかったと思ったけど、紅白はそういうもんじゃない」と思っていたといいます。放送終了後、大泉さんの斜め後ろにいたという福山さん。大泉さんに労いの言葉をかけるかと思いきや…。「洋ちゃん、負けたじゃない!」ぴったんこカン・カンーより引用大泉さんに、大差で白組が負けたことを責めてきたのです!福山さんに「負けたけど、全然いい紅白でしたよ」と話すも、敗因は大泉さんにあると主張してきたといいます。「いや、だって4年間勝ってたんだよ?洋ちゃんが司会した途端に負けたじゃない。これはやっぱり洋ちゃんに何かあるでしょ」ぴったんこカン・カンーより引用福山さんの発言に、思わず耳を疑ったという大泉さん。しかし、その後も2人の良好な関係は続いており、福山さんは自身が出ていない番組でも大泉さんのために差し入れをするなど、優しい先輩であるようです。【ネットの声】・相変わらず福山さんとの話が面白くて、お腹が痛い!・『スーパースター福山伝説』が最強すぎる!そしてモノマネが上手い。・本当に面白くてこの2人の話が大好きです。関係性も素敵。きっと、長い間、信頼関係を築いてきた2人ゆえのやり取りだったのでしょう。面白いだけに、これからの2人の新しいエピソードにも期待してしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月22日いま、日本で一番“笑い”を求められる俳優である。俳優としての映画やドラマへの出演はもちろんのこと、バラエティ、さらには年末の紅白歌合戦の司会まで務めるなど、コロナ禍にあっても引っ張りだこの大泉洋。恐怖や不安が社会を覆ういま、観客、視聴者を笑顔にすべく、この男が強く求められるのだろう。周りを楽しませるサービス精神「四六時中ひとを笑わせたい」この日のインタビューでも、取材部屋に入ってくるや、質疑応答に入る前の何気ない会話ひとつで、あっという間にその場にいる全員を笑顔にしてしまった。すさまじいまでのサービス精神! しかし、そんなふうに常に周りを楽しませようとすることに、大泉洋は疲れないのだろうか? 常に“おもしろいこと“を求められ、そのハードルがどんどん上がっていくことにプレッシャーは感じないのだろうか?そんなこちらの問いを一笑に付す。「僕の場合、『ひとつの笑いも取らずに淡々と真面目にやってくれ』と言われる方がつらいんです。四六時中、ひとを笑わせたい人間なんでね」。この取材が行われたのは12月。年末の大仕事を前に「確かに紅白の仕事はちょっと特殊かもしれない…」と語ったが、それは決して紅白歌合戦という伝統ある大舞台に対する恐怖や不安といった類のものではなく「面白いことを期待されているというのはわかるんですけど、紅白って全然、(フリートークの)尺がないでしょうからね。その部分での難しさはあるのかなと感じていて…」というもの。“エンターテイナー”としてのこの男のすごさが垣間見える。今回、大泉さんに話を聞いたのは、主演映画『騙し絵の牙』について。出版界を舞台にした小説の映画化だが、本作が特殊なのは原作者の塩田武士氏が小説の執筆段階で、大泉さんにあてがきする形で主人公・速水を作り上げたということ。映画やドラマの脚本執筆の段階で、出演俳優をイメージしてのあてがきはよくあるが、小説で、しかも執筆前の段階で作家が公言する形で、特定の俳優にあてがきするというのは非常に珍しい。わざわざ、あてがきされたキャラクターということは、この速水という男は、さぞや大泉さんそのままなのであろうと思いきや…。「速水さんという人はやりたいことが明確にあって、そこに向かって忖度なく、どんな手段を使っても突き進んでいく人なんですけど、僕にはそういうところが全くない(笑)。ものすごく周りばかりを見てしまう人間なので…。『これ、やりたいけど周りに迷惑かかるよな』って(苦笑)。速水さんのように策を講じて…ということも全くできないですし」自信をイメージした役なのに「一番僕らしさを出せなかった役」出版不況のなか、崖っぷちにある出版社、出版業界でエネルギッシュに暴れまわる速水だが、一方で周囲の人間をその気にさせ、味方にして巻き込んでいく“人たらし”の側面も持っている。そんなところは大泉さんと重なるのでは?「どうなんでしょうねぇ? 自分ではそうでもないと思うんですけどね。こう見えて、僕はすごく人見知りだったりするし、人付き合いを面倒くさいと思ってしまうタイプなので。いや、人は好きなんですよ。甘ったれなところもあるから、出会った人となるべく別れたくないんです。だから、北海道での仕事もそうですけど、僕の仕事って長いんです。でも、メチャクチャべったりというのでもなくて、仕事でつながっているくらいがちょうどいい。関係が切れるのが寂しいけど、だからってこっちから『ごはん行こう』とか『遊びに行こう』って連絡するでもない。仕事で会って、そこでくだらない話をしてくれるのがちょうどいいんです」大泉洋をイメージして作られたはずの人物なのに、リアル大泉洋とはズレている…。そんな不条理(?)は映画の撮影の現場でも続く。「当初は単純に『だって僕をイメージしているってことは僕のままでいいんだろ?』って思ってたんですけど、現場でやってみたら全然、そういうことじゃなくて。なんで僕をイメージした役を演じてるのに、こんなに監督から『いまのは大泉さんっぽかったからNGです』って言われるんだろう…? って(苦笑)。いや監督、原作者は僕をイメージしてんだから、大泉洋っぽくてもいいんじゃない?って思ったんですけど。そこが吉田大八さんという監督の素晴らしさで、彼がイメージする速水という人間がハッキリとあって、それはバラエティなどで見せる素の大泉洋ではないんですね。結果、僕がいままで演じた中で、一番僕らしさを出せなかった役になりました(笑)。この間まで宣伝してた『新解釈・三國志』の方がよほど大泉洋でしたね。それは本来、おかしいというか問題ですよね(苦笑)。あの役は劉備玄徳という実在の人物であって、あっちこそ俺じゃいけないはずなのに、99%俺でしたからね」好感度は「そこまで気にすることはない」ちなみに、こうした“ボヤキ節”もまた、大泉さんの魅力だろう。取材の場で、バラエティ番組で、暑さや寒さから共演者への嫉妬、愚痴などなど、とにかくボヤく。だが不思議と聞いてて、ネガティブな気持ちにならず、ボヤけばボヤくほど、なぜか好感度が上がっていく。昨年末も、先述の出演作などのプロモーションであちこちの番組に出演し、ボヤキを交えつつ愛娘や料理の話を披露し、しっかりと視聴者の心をつかんでいた。とはいえ本人は「好感度をそこまで気にすることはない」という。「どうなんでしょうね? いや、いろんなところで『三度の飯より好感度が好き』って話はしてるんですけど(笑)、そう言いつつも実際は、そこまで『好感度を上げてやろう』と思ってるわけでもないんです。バラエティ番組に出る際に事前に『いま気になっていることは?』とか『興味があることは?』とアンケートがあるんですけど、僕の興味って『娘』か『ゴルフ』か『食べること』しかない。でもゴルフって、TV局はほとんど乗ってこないですからね(苦笑)。結果、娘か飯の話になるわけです。こないだも散々、TVに出たけど、娘の話しかしてない。さすがに申し訳ないですね。嫁は『パパはあんなに娘の話をしてるのに、1回もベストファーザー賞が来ないね』って。いったい、どういうことなんだろう、これは(苦笑)。だから、好感度がほしくて娘の話をしてるわけでもないんです!」この取材中も、あれやこれやと現場でのことをボヤきつつ、完成した作品、そしてスクリーンに映る自身について「この映画、派手なお芝居をする話じゃなくて、速水も飄々とした何を考えているかわかんない人なんですけど、僕自身も『いつもの僕とは違うな』と思いながら見れました」と充実した表情で語っていた大泉さん。TVで見せる“おもしろい”部分は、この男の魅力の一側面でしかない。ぜひ、映画館で、役柄をまとった上での大泉洋のかっこよさにしびれてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月22日2021年3月21日に放送されたバラエティ番組『林先生の初耳学!』(TBS系)に、俳優の大泉洋さんがゲスト出演。番組では、MCを務めるタレントの林修さんが、大泉さんにインタビューを行いました。大泉洋「前向きであれば、絶対に自分がくだした決断に間違いはない」大学時代から、出身地である北海道のテレビ番組などに出演し、人気を博していた大泉さん。華やかに見える人生の一方で、大学受験に失敗し、二浪した過去を持っています。大学に落ちた当時は、死を意識するほどショックを受けたそうです。大泉さんは「二浪を経て、出身校である大学に行ってなかったら、今の自分はない」という想いを明かします。大学受験に失敗した経験について、大泉さんはこんな考えを述べました。大学に落ちたという、自分にとって最悪の出来事が、それしかないぐらいに今の僕を支えていると思えるから。なんかこう、その後から何かにポジティブになったんですよね。林先生の初耳学!ーより引用その発言を聞いて、驚いた林さんが「大学に落ちたことが今につながるんですか?」と尋ねると、大泉さんはこう答えます。大学に落ちたわけじゃないですか。最低な、そん時はもう本当に「死んでもいいわ」くらいに落ち込んだんですけど。でもその出来事がなかったらテレビ出てないし、NACS(大泉さん所属の演劇ユニット)とも出会ってないと思うと、最低な出来事も実は自分にとってものすごく最高な出来事なわけですよね。だから悪いことが起きると、若干ワクワクするところがあるんですよ。「きてるよ、いいことあるよ」みたいな。林先生の初耳学!ーより引用ピンチな時こそチャンスととらえる、ポジティブな考えを持つ大泉さん。自身の経験を交えて、次のようなコメントをしました。大学に落ちてラッキーだったのは、結局自分の生き方だったり、自分の選択に間違いがないんだなっていうね。落ちたけれども、結局僕にとって最善の道だったわけじゃないですか。そこでやっぱり大事だったのは、腐らなかったってことだなあとは思うんですよ。林先生の初耳学!ーより引用大泉さんは「前向きでさえあれば、絶対に自分がくだした決断に間違いはない」と力強くうなずきます。そしてつらい状況に陥った時こそ、気持ちを腐らせることなく、ポジティブな行動につなげることの大切さを説きました。番組を見た人からは、さまざまなコメントが寄せられています。・大泉さんはやっぱりかっこいいな。身にしみる言葉の数々に、目が覚めた。・つらいこともあるけど、腐ったらいけないよね。前向きな気持ちになれた。・「前向きな選択は全部正解」という言葉が、スッと素直に心の中へ入ってきた。人生は山あり谷ありです。喜びに笑う日もあれば、身が引き裂かれるようなつらい思いをすることもあるでしょう。ピンチが訪れた時こそ、前向きな気持ちで取り組むことができたら、また新たな道がひらけるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月22日●ゴチでのトーク「大阪人の血が騒ぐ」 ナイナイらに感謝日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(毎週日曜22:30~) で、怒涛のサバイバルを繰り広げている女優の中条あやみ。トップモデルでもある中条は、2月末に開催された「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」では圧倒的なオーラを放っていた。今年は日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画「ゴチになります!」の新メンバーに選ばれ、きっちりと爪痕を残すバラエティタレントとしても頭角を現した。そんな中条は、現在のポジションをどう捉え、どんな気持ちでそれぞれの現場に向き合っているのだろうか。竹内涼真主演ドラマ『君と世界が終わる日に』ではヒロインを務めているが、中条自身はもともと怖がりで、ゾンビものは自ら進んで観るタイプではなかったとか。「最初の頃はゾンビに慣れなくて、本当に怖かったです。ゾンビに追いかけられるシーンを撮影した日は、寝ても夢に出てきて、夢の中でも追いかけられました(苦笑)」本作は、地上波ゴールデン帯の連続ドラマとしては日本初の本格ゾンビ作品。中条は「これまで挑戦したことのないジャンルのドラマなので、その辺の難しさはありますが、だからこそどんな風に見せていこうかと、みんなで考えながら作っているので、チームワークがめちゃくちゃ良いです」とやりがいを感じている。また、「監督やスタッフさんとかなり話し合いますし、共演者の方とは年も近いので、いつも集まるとお互いの演技の話になりますが、すごく楽しくて勉強になります。 ただ、本当にみんなが仲良くなりすぎたので、『ドラマのクランクアップになったら寂しいね』とも話しています」と明かした。ドラマは菅原伸太郎、中茎強、久保田充と3人の監督が演出しているが、菅原監督は中条の主演ドラマ『白衣の戦士!』(19)でも組んでいる。「以前にご一緒した監督には、やはり自分の成長したところを観てほしいと思いながらやっていました。そしたら『最近すごく積極的に意見を言えるようになってきたね』と言ってもらえたので、私の熱意が伝わったのかなと、すごくうれしくなりました」中条は何でも全力投球するタイプらしい。『ぐるナイ』のゴチバトルのメンバーに決まった当初は、「自分で大丈夫なのかなと心配しました」とプレッシャーも感じていたそうだが、「そこから私も楽しもうと切り替えました」と言う。「みなさんが本当に優しいし、面白いパスを投げてくださるので、それに乗っかった時は自分も心から楽しいと思えます。美味しいご飯を食べられるし、女子が私1人だけなので、みなさんがお兄ちゃんみたいな感じで、すでに “ホーム感”を感じています」高級料理の値段を当てることについては「私は全然わからないし、なかなか成長しません」と苦笑いしながらも、クロストークではアグレッシブに笑いを取っていく中条のサービス精神に、称賛の声が上がっている。「大阪人の血が騒ぐんです。できれば面白いことを言いたいし、楽しくしたいと思って参加していますが、ちょっと最近は過激になりすぎないようにも気をつけています(笑)。隣が岡村(隆史)さんで、『次はこういうことやったらいいんじゃない?』と小声でアドバイスをしてくださいますが、本当にみんなのお父さんみたいな感じです。矢部(浩之)さんも『ほんまに大阪の子やな。おもろいわ』と言ってくださるので、もっと頑張ろうって思います」その一方で「仮に私が面白くしゃべれているとしたら、それはいいパスを投げてくださるメンバーの方たちのおかげなので、他のバラエティ番組に出演して、同じようなことができるとは思えないです」と、俯瞰でもちゃんと自分自身を見ている。ナインティナインをはじめ、ゴチバトルのメンバーについては「芸人さんはみなさん、コメント力がすごいですし、場を回すのもお上手で、トークはこうやって広げていくんだなと、とても勉強にもなります。また、千鳥のノブさんは、私のドラマを観た感想を伝えてくれますし、増田(貴久)さんや松下(洸平)さんも本当に優しくて、みなさんで仲の良い空気感を作ってくださり、まさに“ゴチファミリー”という感じです」と感謝する。●モデル、女優、タレントの両立で「いいバランスが取れている」さらに、バラエティ番組での経験は、女優業にも生きているようで一石二鳥だ。「お笑いは会話のテンポ感や間の取り方がすごく大事なのですが、演技においても、シリアスなシーンや面白いシーンの間はとても大切なので、そこはすごく参考にさせていただいています」モデル、女優、タレントと、様々な分野で八面六臂の活躍を見せる中条だが、「全部をやれているからこそ楽しい」と充実感あふれる表情で話す。「モデルのお仕事できれいな服を着せてもらう時はフラットな自分に戻り、女優業ではアウトプットして、バラエティのお仕事ではまた違ういろいろなものを吸収してと、今はその出し入れが上手く回っている気がします。特に『君と世界が終わる日に』ではサバイバル中なので、『ぐるナイ』の現場へ行くと癒やされるから、3つをやっていることで、とてもいいバランスが取れている感じがします」昨年公開された映画『水上のフライト』ではパラカヌーの選手役にトライした。中条が競技用カヌーを短期間でマスターしたことも話題となったが、同作の舞台挨拶では、ストイックに練習を積んだエピソードも明かされた。「何でもそうですが、私はちゃんと練習しないとできないんです。本当に不器用なので」ある種、愚直さも彼女の武器かもしれない。そんな中条に今後の展望を聞いた。「いろんなことに挑戦し、幅をどんどん広げていけたらいいなと思いますし、中条あやみという人物を見て、楽しいなあとか、ちょっと悩んでいたけど、どうでもよくなったなとか、そう思ってもらえるくらいパワーのある人になれたらいいなと。これからも頑張っていきたいです」と、中条は最高の笑顔で締めくくった。■中条あやみ(なかじょう・あやみ)1997年2月4日生まれ、大阪府出身。2017年からは女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルを務める。女優としては、2014年に『劇場版零~ゼロ~』で映画初出演にして初主演。近作の主演映画は『雪の華』(19)や『水上のフライト』(20)など。現在放送中の日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』に出演中。日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』に「グルメチキンレース・ゴチになります!」のメンバーとしても活躍している。
2021年03月21日2021年3月19日に放送された、バラエティ番組『ダウンタウンなう』に俳優の戸次重幸さんが出演。自身の名前について語ると、スタジオからは驚きの声が上がり、ネットで反響が寄せられています。戸次重幸、本来の読み方に驚きの声戸次さんがトークを始めようとすると、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんから、「『戸次(とつぎ)さん』って不思議な名前ですよね。珍しいですよね」と話しかけられました。すると、戸次さんは、『戸次重幸』という名前は芸名であることを明かし、その由来を語ります。これ、亡くなった母の旧姓なんですけど、実際は『戸次(べっき)』って読むんですよ。戸次と書いて『べっき』って読むんですよ。大分の地域の名前なんですけど。2008年から僕、戸次姓を名乗らせてもらってるんですけど、本名は佐藤っていうんですよ。佐藤重幸っていうんですけど。ダウンタウンなうーより引用2008年から、芸名で活動をしている戸次さん。本来の読み方は『べっき』だといいます。しかし、芸名の読み方と、本来の読み方、さらに本名まで違うことにスタジオからは「何がどれか分からない!」とツッコミが入りました。なぜ、このようないきさつになったのかというと…。本名は佐藤。芸名を母の旧姓にしたいなと思って、「戸次(べっき)でいかせてくれ」って事務所にいったら「読めない」と1年ぐらい待たされて。「なんなら読める?」「とつぎ」「じゃあ戸次(とつぎ)でいいです」と、半ばキレ気味で。ダウンタウンなうーより引用本名は『佐藤重幸』、本当は『戸次重幸』とかいて『べっきしげゆき』という名前で活動したかったといいます。しかし、すぐに読めないことから『とつぎ』という読み方にしたのだとか。ネット上では「読めない」といった声や、「『戸次』と書いて別の読み方がある」といった声が寄せられていました。・大分県には『戸次』と書いて『へつぎ』と読む地域がありますよ!・知らなかった!これはさすがに読めないもんな…。・本名は佐藤で、読み方は『べっき』って複雑すぎる!・道民なら知っている人も多いと思うけど、珍しい名前だよね。「亡くなった母親の旧姓で活動したい」という、戸次さんの想いは読み方は違うものの母親にも届いていることでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月21日●キャスターを「つらい」と感じた瞬間「自分で決めて進むことに、気が引けてしまう。10代と20代と流されるまま過ごし、たまに歩くとダメージ床だったりして、だいぶ痛みに慣れ達観したようなフリをしてスタートさせた30代」(1st写真集『モノローグ』あとがきより)フジテレビ時代に『ニュースJAPAN』キャスターなど数々の報道番組を担当し、フリー転身後はバラエティやグラビアにも果敢に挑む大島由香里(37)。10代から20代、そして報道畑をひたむきに突き進んできた過酷な日々、それらの足跡を振り返る表情は凛々しく、どこか誇らしげだ。現在の大島にとって、「ダメージ床」とはどのような意味を持つのか。そして、踏破の先に見据えることができた「自分らしさ」とは。○■“FFの世界観”と重なる人生――昨年は『週刊現代』での本格的なグラビア初挑戦。そして、1st写真集『モノローグ』(講談社)の発売。「今しかできないこと」や「今だからこそ記録すべきこと」への思いが強くなったのは、最近ですか?完全にそうですね。幼い頃から「どうぞどうぞ。私はいいので」と譲ってしまう性格で、アナウンサー時代も「私がやりたい!」とグイグイ行くタイプではありませんでした。譲り続けてきた人生、とでもいうんでしょうか。あまりそういうイメージは持たれてないと思うんですけど(笑)。でも、これから娘を育てていくためにはこのままじゃダメだなと。「大島由香里」という自分を強く打ち出して、幅広くお仕事をさせてもらいたい。「もっと頑張っていきたい」と心に強く思う中で、この写真集という仕事は大きなきっかけになると感じました。――ブログの文章もそうですが、ゲームがお好きなんですか? 写真集の最後に書かれていた「ダメージ床」が印象的でした。年齢とキャリアを重ねてきた中で、私ができるのはしっかりと自分の思いを言葉で伝えること。そう思って、写真集の最後にメッセージを書かせて頂きました。ダメージ床の絶望感ってすごいですよね(笑)。小さい頃、ゲームの画面が点滅してHPが減っていくあの感じが若干のトラウマで。「これはあと何歩で脱出できるんだろう……」と小さい頃に悩まされたことがずっと記憶の中に残っています。大人になると、子どもの頃にプレイしたRPGが重なることって多いですよね(笑)。人生を振り返る上で、自分の中で一番腑に落ちたのがFFの世界観でした。――確かに人生においても経験値を稼いでHPが上がると、過去に苦痛だったはずの「ダメージ床」を楽々と歩けるようになる。10代から20代はそこまで自覚はなくても、いろいろ傷ついたり、嫌だと感じたり、知らず知らずのうちに我慢していたり。それを今になって気づくというか。幼い頃は経験や情報が少ないからこそ、それが普通だと思って過ごしていたんです。でも、それなりに経験を積んでいくと、「あのとき、よく耐えられたな……」と思うことが多くて。でも、30代になってもいろいろなことがあって大変でしたけど、レベルアップすることができたからこそ、ここにいられるんだと思います。○■母の一言が人生の転機に――先ほど控えめなタイプだったとおっしゃっていましたが、キャスターは気が強くないと務まらない仕事だと思っていました。だから、つらかったです(笑)。人に譲るのは親の性格の影響もあると思います。人になるべく迷惑を掛けないようにとか、他の人が平穏に生きられるなら自分が我慢すればいいとか。今になってようやく分かったんですけど、そういう選択肢を選んで生きてきたんだと思います。アナウンサーの試験は一度落ちて、翌年の2度目で受かったんです。1年目は大学3年の夏、何も分からずに募集開始が早いからとりあえず受けて。セミナーやアナウンサースクールも一切通わずに受けたんですけど、試験がとにかく楽しかった。もともとテレビを観るのは好きだったので、昨日観たテレビのスタジオに入れたり、大きなカメラを目の前にしたり興奮の連続でした。『すぽると!』のセットでの試験が強烈に記憶に残ってて、そういう刺激的で怒涛のように過ぎていく採用試験が終わり、テレ朝も最終まで残っていたんですけどそれも落ちてしまって。「どうしよう……」と抜け殻になっていたときに、母から「アナウンサー以外に興味あるの? ないんだったら、来年も受けてみたら?」と言われたんです。母の世間知らずが良い方に転がりました(笑)。その言葉がなければ、アナウンサーにならずに全く違う業種に携わっていたと思います。――人生を左右する言葉ですね。面接で「4年生? 採用試験落ちたらどうするの?」と聞かれて、「そのときに考えます」と答えました。今思うと、本当に恐ろしい(笑)。●自分を閉じ込めていたアナウンサー時代の後悔○■救われた言葉「その声だからニュースが伝わる」――2度目の挑戦で無事にフジテレビに入社。でも、そこからが大変な道のりだったんですね。アナウンサーは、想像していたものとまるで違いました。情報バラエティをやりたいと言い続けていたんですけど、よくよく考えてみれば、面接の質問も報道の方だけでした(笑)。希望と違いましたが、見られないこと、行けないところを取材できましたし、すべてが糧になりました。夕方ニュースのフィールドキャスター時代は本当につらかったですね。泥のようになりながら二泊三日で取材して、VTRになって私が出ているのは街録の手だけとか(笑)。そんなことはざらにありました。地道にひたすら頑張るしかなかった。でも、見てくださった方から「助けられた」と感謝されたりすると救われました。それでも、体力的、精神的にしんどかったですね(笑)。性格や声、キャラクターはテレビを作る上ですごく大切なこと。私は報道を希望したことは1度もないですが、「その声だからニュースが伝わるんだよ」と言われたときに初めて自分の声を好きになって。今まで気づかなかった自分に、目を向けるきっかけにもなりました。――苦手なことや自分に不必要だと思ったことの中にも、思わぬ発見があると。自分のやりたいことだけをやるのと、自分の選択肢になかったことにも踏み入れるのとでは、その道程は2倍も3倍も険しいものになる。だからこそ、自分は恵まれていたんだと今になって思います。それから、私は『ニュースJAPAN』という番組でキャスターの席に座ることができたので、フィールドキャスター時代の苦労が報われた。フィールドキャスターは何人かいて、キャスターになれるかどうかのタイミングで結局アンカーの席に座れない可能性もあるわけです。(滝川)クリステルさんが大きくした番組の後任という重圧もありました。私の前任は、一期上の先輩の秋元優里さんでした。一期上の先輩がアンカーになると、3~4年は変わらないので、一期下の私は絶望するんですよ(笑)。秋元さんに決まったとき、「どうしよう私……」と思ったんですけど、秋元さんが3年やられた後に「大島で」と言ってくださった報道の方がいて。新人のときから報道でがんばってきて本当に良かったと思いました。○■重圧と向き合い続けた『ニュースJAPAN』――『ニュースJAPAN』の最初の収録は覚えていますか?いまだに覚えてます。ガチガチに硬くなって緊張しているのが自分でも分かりました。それから、「大島の『ニュースJAPAN』にしたい」といろいろな人に言われるんですが、改めて「私らしさってなんだろう」と。アナウンサーとしてそういうことをやってきてないので分からなくて。周りのスタッフさんが試行錯誤して、イメージカラーから衣装まで、番組の見せ方についてすごく話し合ってくださっているので、そういう支えてくださる方々の姿を見て余計に緊張する(笑)。これで最後に私がやらかしてしまったら……それまでのスタッフさんの努力が水の泡になってしまうのが、すごく怖かったです。――自問自答した「自分らしさとは」。終盤には見えてきたんですか?「ニュースを正しく伝えること」が私にとって最も重要なテーマですし、やっぱり「私なんかよりもニュースを大事にしたい」となってしまいます。それについては自分でも納得していますが、どんどん前に行くタイプでもないので「自分らしさ」はどうしても後回しに。バイクの免許を取ったとき、「バイクの企画やってみようか」と意見を上げてくださったこともありました。もっと自分を前に出していたら違った番組になっていたのかなとか、今でもふとしたときに頭をよぎります。フジテレビのアナウンサーである限り、フジテレビを背負ってニュースを伝えなければならない。「私見=フジテレビの意見」になってしまうということはいつも言われていました。もともと前に出る性格ではないですが、自分をどんどん閉じ込めていったアナウンサー時代でした。――その経験があったからよかったと感じることも。もちろんです。アナウンサーだったら当たり前と言われるかもしれないですが、カメラマンさん、照明さんを始めとした技術さんも含めて、現場でどのように伝えるのが一番伝わりやすいかを、相当な現場の数を経験して一緒に考えました。自分を出していくようになったのは、本当に最近ですね。子どもが生まれてからかもしれない(笑)。――ブログには、お子さんが生まれてからの育児の日々についても一時期はたくさん投稿されていましたね。ブログは思ったことをそのまま自然体で書いているので、そのときの心境がすごくあぶり出されていると思うんですけど、子どもを産んでからずっと子育て日記だったんです。でも、そこに「自分」はいない。確かに大島由香里は生きている。でも、それは娘のため、娘のサブとして生きているというか(笑)。多くのお母さんたちもみんなそうだと思いますけど。いつか娘も独り立ちする。そうしたときに、「○○の娘」じゃなくて一人の女性として個性をもって生きていってほしい。そして、私も「娘の母」じゃなくて、一人の女性として、一個人として生きていきたい。そんなことをふと強く思うようになったんです。もちろん、家族のつながりは大事にしたい。「一人で生きられるようになる」というのが娘を育てていく上でのテーマなので、いつか「私もブログに出たい!」と言われればまた娘が登場するかもしれません(笑)。■プロフィール大島由香里1984年1月24日生まれ。神奈川県出身。成城大学卒業後、2007年4月にフジテレビに入社。『FNNスーパーニュース』、『ニュースJAPAN』、『あしたのニュース』、『新報道2001』などを担当。2018月からはフリーアナウンサーとして活動し、『バラいろダンディ』(TOKKYO MX)でアシスタントを務めている。2021年2月に1st写真集『モノローグ』(講談社)を発売、YouTube公式チャンネル『大島由香里に乾杯 !』を開設した。歌唱力に定評があり、3月23日放送(18:30~)のテレビ東京系『THEカラオケ☆バトル』にも出演。
2021年03月21日第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、優秀主演男優賞を受賞した二宮和也、優秀助演男優賞を受賞した妻夫木聡らが登場した。写真家・浅田政志氏とその家族を映画化した『浅田家!』で、兄弟役を演じた2人。妻夫木は二宮について「初めて共演するんですけど、初めてじゃない空気感を作り出してくれるんですよね、二宮君が。僕自身も無理に兄貴になろうとせずに、二宮君が兄貴にしてくれたという思いが強いです」と感謝する。一方で、2人で食事に行ったものの「彼が全然お金を持ってこなくて、奢らされる」と苦笑。二宮が「持ってってますよ、それは」と反論すると、妻夫木は「5,000円しか持っていなかった」と暴露する。二宮は「5,000円は持ってましたよ。でもやっぱりお兄ちゃんですから、そういう所から信頼関係を作っていく。ちゃんと満額持ってたとしても、ブッキー(妻夫木)が払ってくれたんだろうと思ってます」とニヤリとしていた。浅田氏を演じるにあたり「政志君は素直にものを見たりとか、素直に言葉を発したりとか、そういうことができる人だったので、なるべくいやらしくならないように気をつけました」と振り返った二宮。妻夫木が「台本を読んでる姿、あんまりなかったです。ゲームしてる姿は何回も見ましたけど」と明かすと、二宮は「もういいんですって! お願いですから!」と苦笑する。同作には、二宮と同じく優秀主演男優賞を受賞した菅田将暉も出演していたが、二宮は「バラエティとかでしか共演できていなくて、いつか1回お芝居やらせてほしかったので、嬉しかったです」とラブコール。菅田は「嬉しいです。噂のゲームしてる姿も見れたので、大満足です」と語り、二宮はまた「いいんだって!」と小声でたしなめていた。○■「第44回日本アカデミー賞」最優秀賞受賞リスト作品賞…『ミッドナイトスワン』監督賞…若松節朗(『Fukushima 50』)脚本賞…野木亜紀子(『罪の声』)主演男優賞…草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)主演女優賞…長澤まさみ(『MOTHER マザー』)助演男優賞…渡辺謙(『Fukushima 50』)助演女優賞…黒木華(『浅田家!』)音楽賞…梶浦由記/椎名豪(『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』)撮影賞…江原祥二(『Fukushima 50』)照明賞…杉本崇(『Fukushima 50』)美術賞…瀬下幸治(『Fukushima 50』)録音賞…柴崎憲治/鶴巻仁(『Fukushima 50』)編集賞…石井巌/石島一秀(『男はつらいよ お帰り 寅さん』)アニメーション作品賞…『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』外国作品賞…『パラサイト 半地下の家族』(C)日本アカデミー賞協会
2021年03月19日みなさんは、配偶者や交際相手にされたら嫌なことはありますか。異性と頻繁に交流をしていたり、日頃の連絡がマメではなかったりと、人によってさまざまですよね。本田翼「多分、ビンタすると思う」2021年3月18日、バラエティ番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』(TBS系)では、女性が交際相手に『ドッキリ』を仕掛け、愛を再確認するという企画を放送。交際相手の浪費癖を直したいという女性は、その人の趣味であるフィギュアや洋服を「売った」とウソをつき、ベランダに隠すというドッキリを実行しました。帰宅後、部屋の中を見て動揺する交際相手。女性が畳み掛けるように「節約をしてほしい」と伝えると、交際相手は浪費癖を直すことを決断したのです。※写真はイメージその後交際相手は、高価な洋服を買う時もしっかりと考えてから購入するようになったのだとか。一連のドッキリを見届けた番組のMCである中居正広さんは、同じくMCを務める本田翼さんに、「目が悪くなるから」と、テレビゲームをすべて処分されたらどうするかと質問しました。テレビゲーム好きで知られる本田さんは「どうしよう!」と頭を抱えた後、絞り出すような声でこう返したのです。多分、ビンタすると思う…。手が出ちゃうと思う…。言葉にならないかもしれないです、本当に。「え!データ!」ってまずなって。もう捨てたら返ってこないから。(プレイ)データが入ってるから…。まず別れます!絶対別れる。「お願いだから出てってくれ」っていうと思うし。中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さんーより引用本田さんは、もし交際相手にテレビゲームを全部捨てられた場合、ビンタをして別れると発言!その後、中居さんに「ゲーム機を半分捨てられたらどうするか」と聞かれると、そうなった時の状況を想像し、怒りをあらわにしながら次のような掛け合いを始めました。本田さん:もう本当話し合う。ねえねえねえねえなんで…勝手なことすんなよな。中居さん:半分でいいんじゃない?本田さん:いやいやそんなんアンタが決めることじゃないじゃん。なんで私の人生をね、楽しむものを勝手に捨てて。自分が一番好きなものを捨てるってあなたどういう神経してるの?中居さん:将来子供ができて4台も(ゲーム機が)あったら…。本田さん:できてないから今!できてないから。中居さん:でも、子供に4台勧め…例えばよ?将来的なこととか…。本田さん:いいじゃん!今はゲームで1億稼げる時代なんだから、子供もやればいいじゃない!中居さん:スポーツの一種だもんね。あの…取り返してくるわ。中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さんーより引用中居さんが子供にゲームを勧めることに難色を示すと、本田さんは「今はゲームで1億円を稼げる時代」と一蹴したのです!確かに同年現在、日本のみならず、各国で賞金が出る大規模な大会が行われるほど、ゲームは一種の競技になっています。さらに、近年では『プロゲーマー』と呼ばれる職業も誕生し、ゲームはもはや『娯楽』の枠を超えた存在になっているのです。本田さんはどんな理由であれ、大切な趣味を勝手に奪われることに憤りを感じたようでした。【ネットの声】・本当にこれ。恋人だろうが家族だろうが、勝手に処分されるのは許せないし、男女問わず手が出るかもしれない。・共感しかない。どんなことがあっても、人のものを勝手に捨てたらあかん。・ゲームに限った話ではなく、人の趣味に干渉してくる人はちょっと嫌だな。「親しい仲にも礼儀あり」という言葉があります。相手の趣味や大切なものを勝手に処分するのはよくないことだと気付かされる本田さんの発言に、多くの人が共感しました。[文・構成/grape編集部]
2021年03月19日東京五輪・パラ五輪の開閉会式で、クリエイティブディレクターを務める佐々木宏氏。タレントの渡辺直美さんにブタをモチーフとした衣装を着せ、『オリンピッグ』というキャラクターとして出演させるアイディアを演出メンバーにLINEで送り、問題となりました。批判の声が噴出する中、あるテレビ番組のTwitterの投稿が注目を集めています。ブタのキャラクターだけど、違うから…2021年3月18日に、念のための投稿をしたのはバラエティ番組『ねほりんぱほりん』(NHK)。顔出しNGのゲストを迎え、センシティブな話題も人形劇を通して、根掘り葉掘りしていく番組です。聞き手はお笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太さんと、タレントのYOUさん。話題を深堀りしていく2人は、モグラの人形として番組に登場しています。一方、顔出しNGのゲストはブタの人形で登場するのですが…。ねほりんぱほりんのゲストはブタですが、これは「タブー」を逆さまに、ということで決まったことです。念のためのツイートでした。 #ねほりんぱほりん #人形劇 #Eテレ pic.twitter.com/8t3nrUoHzz — NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) March 18, 2021 「タブーをひっくり返していきたい」との想いから製作されている同番組。そのため、『タブー』という言葉をひっくり返して、ゲストを『ブタ』のキャラクターとして登場させているといいます。侮辱の意味はないものの、ブタの話題が過熱しているため、思わぬ火の粉が飛んでくる可能性がありました。勘違いをする人が出ると、お互いに無用に傷付く展開になることも。そんな事態を避けるためにも、早めに発信しておいたのでしょう。投稿には、さまざまな反応が寄せられています。・深いわ…。謎が解けて超スッキリした。・長年のファンですが、知らなかった…なるほどです!・勝手にネガティブに受け取られないよう、経緯や意味を発信するのは大切!・最高にセンスがいい。これからも番組を応援していきます。・ブタさんの人形、毎回クオリティが高くて、心を込めて作られていることが分かります。同じモチーフを使っていても、込められた意味や背景には大きな違いがあります。それを知ることの大切さを、改めて感じられる投稿でした。[文・構成/grape編集部]
2021年03月19日テレビ朝日の“好調”は単なる数字のマジックだった?テレ朝は昨年の年間世帯視聴率で全日、ゴールデン帯で民放2位、プライム帯で1位を獲得。個人全体視聴率でも3部門で民放2位(いずれも、ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)に付けるなど首位の日本テレビを追随しているように見える。しかし、実像はどうも違うらしい。テレビ局関係者が話す。「世帯や個人全体という基準だと、M3(男性50歳以上)やF3(女性50歳以上)も含まれるため、高齢者に人気のテレ朝は上位になります。しかし、広告主が最も重視する13歳から49歳までの個人視聴率だと、日テレだけでなく、フジテレビやTBSにも負けて、4位という日も目立っています。後ろにはテレビ東京がいるだけ。今の視聴率は世帯や個人全体ではなく、商品購買意欲のある13歳~49歳の“コア層”をいかに取れるかが重要なんです」以前からテレビ業界内では世帯視聴率の価値が疑問視されていた。昨年、ビデオリサーチ社の全国でのデータ提供開始によって、個人視聴率の重視が明確になったが、日本テレビは2018年から個人視聴率を基準に社内表彰を行ない、早めに評価方針を世帯から個人に変えていた。それに対し、テレ朝は2019年10月に時代に逆行するような編成を組んだのだ。「『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を金曜ゴールデン帯から外し、20時台の『ミュージックステーション』を21時台に繰り下げた。いずれも、ティーン層(男女13歳~19歳)やF1層(女性20歳~34歳)にはウケが良く、現在のテレビ界の潮流からすれば、最も重宝すべき番組なんです。しかし、テレ朝はF2(女性35歳~49歳)F3(女性50歳以上)に受けそうな『ザワつく! 金曜日』を19時台に、『マツコ&有吉 かりそめ天国』を20時台にした。これによって世帯視聴率は上がったものの、広告主が重視する13歳~49歳のコア層に訴えるなら、以前の編成の方が良かったという声は根強くあります」(前出・テレビ局関係者)■「変化に対応しきれていないのです」2010年代、テレ朝は躍進した。年間“世帯”視聴率で2012年、開局以来初のプライム帯で1位、ゴールデン帯で2位になり、全日帯では41年ぶりの2位に。翌年はプライム帯で2年連続1位、ゴールデン帯では日テレを破り、開局以来初の1位に輝いた。その後も好調を続けた。「テレビの視聴者が高齢化する中で、世帯視聴率狙いの作戦が功を奏した。『相棒』『ドクターX』『科捜研の女』などの連続ドラマで高齢者層をつかまえました。しかし、今は個人視聴率が指標になり、特に13歳~49歳の視聴者を奪う必要がある。その変化に対応しきれていないのです」(別のテレビ局関係者)日テレ、TBS、フジが49歳以下にターゲットを絞る中、テレ朝は明確な視聴対象年齢を公言していない。4月の改編でも、ゴールデン帯は火曜に『家事ヤロウ』を深夜帯から移動させるくらいで、ラインナップはほとんど代わり映えしない。「日曜の『ポツンと一軒家』は世帯や個人“全体”視聴率は良いですが、性別や年齢層に分けると、ティーン層やF1、M1は実はほとんど見ていないのです。だからといって、終了させるわけにはいきません。編成を極端に変えたら、高齢者が離れて世帯視聴率が落ち、若者も取り込めないという悲劇が想定されますから。そのため、今は世帯視聴率で体裁を保ちながら、徐々にコア層にシフトしていこうとしています。昨年10月の改編で、平日の深夜26時台に『バラバラ大作戦』という若者向けのバラエティ枠を設け、今年4月からは14番組のうち2番組が24時台に昇格した。好評なら、いずれゴールデンに上げるのでは」個人視聴率時代に乗り遅れた感のあるテレビ朝日。ここから巻き返せるか。
2021年03月19日タレントの山口もえ(43)、俳優の前田旺志郎(20)が18日、都内で行われた「分子マスク」プレス発表会に出席した。前田は、兄弟漫才コンビ・まえだまえだの弟で、現在俳優として活動中。前田が6~7歳の頃に山口とバラエティ番組で共演したことがあったという。山口が「かれこれ20年くらい前?」と言うと、前田は「そんな前ではないですね」と笑い、山口が「お会いした時、こんなちっちゃくて!」と手で身長を表現すると、「そんなちっちゃかったですか!? 今の半分くらい」と笑った。そして山口は「お兄ちゃんとすごい上手な漫才をされていましたよね。素晴らしい俳優さんになっちゃって。ご活躍はテレビの上から見ていますよ。すごいですよね」と目を細め、前田は「ありがとうございます」と喜んだ。さらに山口は「漫才する小学生が出たって衝撃でした。でも、小学校で漫才でこの世界を知ってしまったら、大人になったらどうしようもない子になるのかなと心配していたんですけど」と当時心配していたことを明かし、「こんないい子に育って本当によかったです。すごくまっすぐで好青年に育ったのはよほど素敵な親御さんなんだろうな」としみじみ。自身の子供も前田のように育ってほしいと言い、「どうやったらこんないい子になるんだろう」と好青年ぶりに感心しきりだった。「分子マスク」は、100ナノメートルの微粒子を99.9%以上キャッチし、不織布の2倍呼吸がしやすいマスクとして昨年12月に話題となり、総支援額1億8413万970円と、マスクジャンルにおいて「クラウドファンディング史上最も売れたマスク」。山口も前田も「付け心地がいい」「スポーツのときにつけていても呼吸もしやすい」などと気に入っていた。
2021年03月18日お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が13日、YouTube公式チャンネル「堤下食堂」で、動画「【居酒屋堤下】お客様は河本さん。色々な人生を語り合いました!」を公開。ウッチャンナンチャンの内村光良に対する思いを打ち明けた。バラエティ番組『内村プロデュース』(テレビ朝日系)の活躍ぶりを見て、堤下のことを「関東にすげーツッコミが来たぞ」と大絶賛していたという内村。堤下は、あるとき思い切って内村を食事に誘ったと言い、「2人っきりでご飯食べて。『“内P”ってみんな面白いし、ボケれる人。僕は大喜利とか全然できないし、面白い人間じゃないのに、なんで呼んでくれるんですか?』っていう話もして、相談もしてたんです。『お前は加速つけて、一発目にポーンと出してあとは逃げろ。ツッコめ』ってアドバイスいただいて」と懐かしそうに振り返った。また、若手時代からお世話になっている次長課長の河本準一を前に、「テレビに戻りたい」「自分の人生どうなるんだろうって悩んでて」と本音を吐露した堤下。交通事故を起こし、2017年から2018年にかけて謹慎処分を受けていた堤下だが、「これ誰にも言ってないんですけど、復帰したときに内村さんに電話した」そうで、「『また一緒にお仕事させてもらえるように頑張ります』って。僕的にはあったかい言葉なんですけど、『まだだな』って言われたんです。『もっと頑張って自分で這い上がって来い。お前のことは全然好きだし』っていう言葉をいただいて」と、厳しくも温かい言葉をかけられたことを告白。そして、堤下は、「僕も偉そうにしてた時期もあったし、天狗になってた時期もあったし。そんな時期でも怒ってくれた河本さん、脇田さん、内村さん、宮迫さん。そういう方々が僕のチャンネルに来てくれてるってことがすごいうれしくて」と、現在の心境を語りつつ、「だからいつか、この“居酒屋堤下”に内村さんっていうのを考えてるんですよ。来たら僕、泣いてしまうかもしれないですけど……」と、内村との共演を熱望。河本が、「ここに内村さんが来たときに、『まだだな』がようやく『来たな』に変わる」と話すと、「登録者数が100万人になったら、胸を張って電話できるかもしれない。『内村さん、出てくれませんか?』って。そこで『まだだな』って言われても、逆に頑張れる」と、明るく意気込んでいた。
2021年03月18日フリーアナウンサーの高橋真麻とお笑いコンビ・霜降り明星のせいやと粗品が18日、都内で行われた「ブルドックソース新商品『Jソース』発表会」に出席した。色々な食材と相性がいいという同商品を、どんな食品にかけてみたいか尋ねられると、高橋は「私は普通の使い方しかしたことがないですけど、例えばアイスクリームにかけてみたらどんな味になるんだろうな」と興味を示し、実家が焼肉屋の粗品は「お肉にかけたいですね。(実家の)タレは自家製なんですけど、研究としてソースをかけたらどんな味がするのかやったことがあります」とコメント。これにせいやは「粗品に実家のお肉にかけたいんですけど、気をつけないといけなくて、A5ランクとかいいお肉似合うと思うんですけど、粗品の実家の焼肉はD3の肉なので、このソースすら合わないかも」と冗談を言って会場を沸かせ、粗品は「マジで最低の肉ではないので。ウチも企業なので」と突っ込んだ。また、同ソースを様々な食材にかけて試食する一幕もあり、同商品をステーキにかけて食べた粗品は「飲食業界に革命が起きたかもしれません。アニキを救える調味料3つ目が出ました」と興奮気味に語り、「客には出せないような3日前くらいの古い肉のことをアニキって言うんですけど、アニキをごま油、胡椒が救えた調味料で、ごま油まみれにしたら客にわからないんですけど、3つ目出ました。革命が起きました」と力を込めた。すると、せいやは「粗品の実家はアニキどころかオジサンが出てきますから」とイジって笑いを誘った。さらに、MCが"高橋とせいやに共通点が多い"とコメントすると、せいやは「真麻さんと僕ですか? お父さん(高橋英樹)以外にあるんですか? 英樹さんがおモテになられるので隠し子なんです」とボケ、高橋の小さい頃の写真がせいやに似ていることが明かされると、高橋は「そうなんですよ。見返すとほぼせいやさんなんですよ」と認め、せいやも「僕も見たんですけど、そっくりなんですよ」と驚いていた。イベント後の代表質問で、霜降り明星の2人と共演しての感想を求められた高橋は「今までは、バラエティでご一緒するタレントさんが自分より年上の方が多かったので、割と強めのツッコミを受けるタイプだったんですけど、最近は第7世代とかお若い方で、私のほうが年上になっちゃったので、大丈夫かなって思っていたんですけど、楽しくやらせていただきましたし、次回はもっと強目に突っ込んでいただいても大丈夫ですよ」と吐露すると、せいやは「えー、ホンマですか?僕的には『お父様が一緒なので』とか踏み込んだんですけど、もっと!?」と目を丸くした。また、ソースの常識を覆す同商品にちなみ、常識を覆すエピソードを聞かれた高橋は「娘が生まれまして、子守唄といえば『ね〜むれ〜、ね〜むれ〜♪』とかゆったりとした素敵な音楽がいいと思っていたんですが、あるあるで反町隆史さんの『POISON』を聞かせると泣き止むという、それが本当に効くんですよ。しかもそのまま寝てくれるんですよ」と打ち明け、「なので、子守唄がまさかの『POISON』という。それは常識が覆りました」と語った。
2021年03月18日タレントとしてさまざまなバラエティ番組で活躍するSHELLYさん。「日本の若い世代に性教育を行いたい」と公言するなど、最近では、社会的発言が話題になることもあります。SHELLY、性行為をめぐる『間違った常識』に苦言称賛の声相次ぐ「セックスは権利じゃない」そんなSHELLYさんが、自身のYouTubeチャンネルで『バラエティ番組の現場で意識していること』という動画を公開。バラエティ番組などで見られる、人の性的指向や性自認、容姿や体格などを笑いのネタに変えることに関して、持論を展開しました。SHELLY、笑えないいじりに遭遇した時に意識していることバラエティ番組にかぎらず、会社や学校でも、誰かが面白いことをいうと、その場にいる人たちは笑わなければいけない空気感があると指摘するSHELLYさん。だからこそ、SHELLYさんはあえて笑わないことを意識しているのだといいます。本人が変えられないことで、みんなで笑うのって古くない?SHELLYのお風呂場ーより引用一方で、古い価値観にとらわれている人たちに対してもSHELLYさんは理解を示しました。「あのジジイは何も分かってないからもういいよ、無視」ってやるのってすごい簡単だよね。そうしたくなる気持ちもすごく分かる。けど、私がそういう時にすごい思うのは、もし自分の父親だったらとか、自分のおじいちゃんだったらとか、おばあちゃん、おばさんとか。もしかしたらそのルールの中で一生懸命生きてきてるから、そのルールの中で生きてきた人たちにとっては、今のルール(考え方)が、そんなすぐに受け入れられない。私たちが先に気付いちゃっただけなんだよね。SHELLYのお風呂場ーより引用気付いてない人たちを切り捨ててしまうだけでは、分断が起きて、ただ嫌な世の中になるだけど語るSHELLYさん。また、同じ価値観や考えを持っている人同士で集まっていても、何も問題の解決にはならないとSHELLYさんは語ります。急に世の中を変えるのではなく、徐々に粘り強く新しい考えにあわせていけるように動くことが大切だとするSHELLYさんの持論は反響を呼び、動画にはさまざまなコメントが寄せられました。・テレビに出てる人がそういう意識でいてくれるのはすごく嬉しいし、SHELLYさんのような考えが広まればいいのになって思います。・バラエティ番組のLGBTいじりの風潮が変わってきたおかげで、こないだ学校の先生が笑いをとろうと発言をした時、誰も笑いませんでした。SHELLYさんのそうした気遣いは、世の中に届いています!・性教育にしてもいじめにしても、『寝た子を起こすな』教育が好まれてきた日本であえて『優しく起こす』と主張できるSHELLYさん、本当にかっこいいです!多くの反響を呼んだ、SHELLYさんの主張。賛同や称賛の声が多く寄せられている点に、社会の風潮が変わりつつあることを実感します。しかし、すぐにこれまでの『当たり前』を変えるのは難しいこと。不快に感じる言動は、これからも日常の中のどこかしらで目にするはずです。そんな時、私たちは何を思い未来に向けてどんなアクションをとれるのでしょうか。SHELLYさんが動画で強く語った思いは、多くの人に大切な気付きを与えてくれたはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月18日2021年2月28日に『林先生の初耳学!』(TBS系)で、塾講師でタレントの林修さんとお笑いタレントの渡辺直美さんが対談。その内容がネット上で話題となっています。渡辺直美、留学で変わった人生とは林さんと渡辺さんは、バラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)で共演していました。しかし、同番組は2014年の3月に放送が終了。さらに、渡辺さんが出演していたバラエティ番組『ピカルの定理』(フジテレビ系)も同年に終了しました。当時25歳だった渡辺さんは、同時期に2つの番組が終了し、「あまりにも自分に力がなさすぎて、30歳まで持たないんじゃないか」と不安になり、留学を決意します。マネージャーからは「お前の席はなくなる」と反対されつつも、「何もカードがない状態で消えていくより、戦って消えたほうがいい」と思った渡辺さんは、世界一の表現者が集まるニューヨークへ旅立ちました。渡辺直美、メンタルが弱く耳鳴りで苦しむことも留学前は、自分でも「メンタル超弱かったですよ」というほど、心が強くなかったといいます。収録中に周りが笑わないと、耳鳴りがすることもあったのだとか。ちょっとでもスベったら耳鳴りがすごくなるんですよ。だから例えば収録。こういう大勢の前で「マンキン(本気)でボケました」ってなった時にどんズべりしたら両耳がキーンってなるんですよ。林先生の初耳学!ーより引用「笑ってないという現実を受け入れないように、キーンとさせていたのかも」と、身体の原因は分からなかったものの、笑いが起きないことに大きな不安を抱えていたのでしょう。しかし、留学したことによって、ポジティブになったそうです。そのきっかけとなったのが、ニューヨークで行われたあるダンスレッスンでした。渡辺直美、ダンスレッスンで衝撃を受けるスタジオには30人ほどの生徒がおり、ストレッチ中に「あんたみたいな体型で踊れちゃうってマジでウケる」というような発言をされ、渡辺さんは委縮していたといいます。しかし、レッスンが始まると…。その先生が教えるダンスを1時間でみんなで覚えて最後発表するんですけど、そのダンスを教えるのとまったく全然違うダンスをその人は踊るわけですよ。最後の発表も1人だけまったく違うダンスやって先生に怒られてたんですけど、それでも「え、間違った?しょうがないな」っていう感じで自信満々でいるのを見た時に衝撃を受けて。周りと違う、失敗してると思っても自信をもって「あ、そうなの?ごめんね~」みたいな軽い気持ちって私、今までなかったかもって思って。林先生の初耳学!ーより引用それまでは失敗してはいけないという気持ちが強かった渡辺さん。間違っても動じない生徒の姿を見て衝撃を受けたのです。失敗しても「あ、失敗しました。じゃあ次行きます」という切り替えがすごく大事だということを学んだといいます。そして、渡辺さんのダンス披露の順番が回ってきました。生徒たちからは「え、あの人踊れるの?」というようなクスクスと笑う声が響いたのだとか。その声に気付いた渡辺さんがとった行動は…。そのクスクスですっげぇスイッチ入っちゃって、私はまったく違うダンスを踊っちゃったんですよ!使ってない端から椅子持ってきて、椅子に対してセクシーダンスを踊るみたいな。ビヨンセのスイッチが入っちゃって、わーってやったら全員が「フォー!」ってなって!めっちゃ盛り上がったのを見た時、「やっぱいいんだ」と。その時にやりたいことやってみんなが「フォー!」といえばそれでOKなんだって思って。林先生の初耳学!ーより引用渡辺さんは「自分を変えるためには環境を変えることが大事だと思った」と語ります。ネット上でも、渡辺さんの言葉に大きな反響が上がっていました。・「フォーとなればOK」という言葉が新鮮で響きました。見習いたい。・最高すぎる。かっこいいな、渡辺さん。・世界に誇れる日本人だと思う。本当に尊敬する。日本から外に出たことで、渡辺さんはこれまでよりも強いメンタルを手に入れて、よりいっそう面白いお笑いタレントになったでしょう。周囲から反対されたとしても自分の考えを強く持ち、実行させる行動力を見習いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月18日フジテレビ時代に『ニュースJAPAN』キャスターなど数々の報道番組を担当し、フリー転身後はMC業のほかバラエティにも果敢に挑んでいる大島由香里(37)。昨年8月に『週刊現代』で本格的なグラビアに初挑戦し、今年2月22日に発売した1st写真集『モノローグ』(講談社)は早くも重版が決まるなど話題を呼んでいる。結婚、出産を経てフジテレビを退社し、現在はシングルマザーとして生きる日々。今回の写真集オファーを、彼女はどのように受けとめたのか。そして、タイトルの「モノローグ」に込めた思いとは。――表紙に選ぶ写真をかなり悩んだそうですね。表紙は買う方、買わない方が全員が目にするものなので、「これでいいんだろうか」と悩みに悩んでしまって(笑)。最終候補の2枚まで絞って周りの関係者では男性と女性で意見が分かれたんです。「素の自分」が一番出せている自然な写真の方が男女問わず印象が良いのかなと思って、こちらを選びました。それから、アナウンサーは感情を抑える仕事でもあるのですが、今回表紙に選んだ写真は見る人の立場や状況、その時の感情によって印象が変化しそうな表情だったのも選んだポイントです。あとは、スマホのサイズで見たときにどちらの見栄えがいいかなとか。――そんなに細かいところまで!一生残る本ですから(笑)。しかも、丸々1冊が自分というなかなか作ってもらえない内容です。――昨年、週刊誌の撮り下ろしで本格的なグラビアに初挑戦。その後、写真集のオファーがあったそうですね。やっぱり、ちょっと悩みましたね。でも、結局は自分で決めることなので、あまり周りには相談しなかったです。批判する人はきっと何をやっても批判すると思うので、「じゃあ何のためにやるのか」と考えた時に「自分のために残そう」と思って。あとは、『バラいろダンディ』で共演しているくらたま(倉田真由美)さんが「若いうちに撮ってもらえばよかった」とおっしゃっていて、くらたまさんだけじゃなく私の周りでは同じような思いを抱いている女性が多くて。「あの時、撮ってもらってよかったな」と思える自分が想像できたのでお受けすることにしました。何よりも、お仕事としてきれいに撮って頂けて、それが一生残る上に売って頂けるなんて夢のような話で(笑)。――タイトルの『モノローグ』には、どのような思いが込められているんですか?「一人の女性として生きていく」というニュアンスの言葉がいいなと思って、「ひとりごと」が自分の中でしっくりきたんですけど、字面や響きが私の中の世界観とギャップがあるなと感じて、「ひとりごと」よりも奥深いような「独白」を意味する「モノローグ」にしました。フジテレビアナウンサーという肩書からフリーになって、私生活面でもステージが変わりました。“大島由香里”という一人の女性としての強い意志、そして次のステージへの節目として見てもらえればいいなと思って撮影して頂きました。――表紙には「1st」とあるので、気が早いですが次回作も期待してしまいます。やっぱりそこ、引っ掛かりますよね(笑)。どういう反応があるのか怖い部分もあるんですけど、自分は満足しても周りにはいろいろな意見があるということを再確認するための写真集でもあると思います。自分ができる限りのことを凝縮したつもりなので、「次」を考えてもちろん作ってないです(笑)。人生に1度しかない「1st写真集」。壮大な前フリとかでは決してありません(笑)。あと最近改めて気づいたんですけど、ニュースもバラエティも、映画やドラマ、本と違って、生産と消費をされるものであまりコンテンツとして残らない。今回、写真集のオファーを頂いた時に、真っ先に思ったのが「私がこの世からいなくなってもこの本は残る」。ずっと残り続けるものを作ることができて、「今までと違う仕事」という実感があります。――昨年は『週刊現代』での本格的なグラビア初挑戦。そして、1st写真集『モノローグ』(講談社)の発売。「今しかできないこと」や「今だからこそ記録すべきこと」への思いが強くなったのは、最近ですか?完全にそうですね。もともと、私は「どうぞどうぞ。私はいいので」と譲ってしまう性格で、小さい時からアナウンサー時代も、「私がやりたい!」とグイグイ行くタイプではありませんでした。譲り続けてきた人生。あまりそういうイメージは持たれてないと思うんですけど(笑)、これから娘を育てていくためにはこのままじゃダメだなと。「大島由香里」という自分を強く打ち出して、幅広くお仕事をさせてもらいたい。「もっと頑張っていきたい」と心に強く思う中で、この写真集という仕事は大きなきっかけになると感じました。■プロフィール大島由香里1984年1月24日生まれ。神奈川県出身。成城大学卒業後、2007年4月にフジテレビに入社。『FNNスーパーニュース』、『ニュースJAPAN』、『あしたのニュース』、『新報道2001』などを担当。2018月からはフリーアナウンサーとして活動し、『バラいろダンディ』(TOKKYO MX)でアシスタントを務めている。2021年2月に1st写真集『モノローグ』(講談社)を発売、YouTube公式チャンネル『大島由香里に乾杯 !』を開設した。
2021年03月18日ジェンダーがからむ心ないノリに違和感を覚え、自分も無自覚に加害者になっていないかと心を痛める男性主人公を描いた、大前粟生さんの「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」。それを表題作とした短編集は、繊細で生きにくさを感じている読者のもとに届き、一躍注目作家に。待望の新刊『おもろい以外いらんねん』は、お笑い好きな男子3人の、高校時代と10年後を追う青春小説だ。お笑いに向き合う3人を介して、“既存の当たり前”に風穴をあける。「僕は、お笑いが好きで、劇場や配信でよく見ているのですが、いわゆるいじり笑いも多いんです。僕自身もイヤだなと感じたし、演者たちも本当に楽しんでやっているのかなとよく思っていました。学校という集団の中でのお笑いを描くことで、お笑いを取り巻く社会全体の空気感までグラデーションで描けるかなと」みんなを笑わせてクラスの中心にいる滝場、滝場の幼なじみで語り手の〈僕〉こと咲太、そんなふたりと仲良くなった転校生のユウキ。文化祭で漫才をやろうと滝場とユウキは〈馬場リッチバルコニー〉というコンビを組んだ。そんな高校時代から10年後、精力的にライブに出演していた〈馬場リッチバルコニー〉が、動画配信がきっかけで人気と知名度が上がり始めていた矢先に…。売れることと、面白いということ。お金のためなのか、生きがいのためなのか。両極端な価値観に翻弄される彼らの衝突や苦悩は、実は私たち読者の日常とも地続きだ。「自分ではふつうのつもりでも、時代の価値観に合わなくなっている危なげな人物。そんな人間に批判の目を向ける人物。さらに、いまはお笑い界と社会との境目にいて、距離を置きながらもよく見ている人物もいたらいいなと。人によっておもろいは違うし、正解を絞らないことで、面白いということの多様性、多面性を損なわずに書きたかったですね」本作でもジェンダー差別の問題に切り込んでいる。「男社会や男性性に起因する問題解決を、イヤな目に遭っている被害者たちに求めてしまうのはグロテスク。引き受けさせすぎ、背負わせすぎだったことが心苦しすぎます。せめて作中では女性たちに甘えずに、男たち3人の中で解決させてみました」咲太ら男性自身が問題に気づき、自主的に変えていこうとする展開は、読者にとっても間違いなく希望だ。『おもろい以外いらんねん』作中に登場するネタ台本も、大前さんの作。「小説なので省略することは可能でしたが、笑いのバラエティも出したかったので」。河出書房新社1400円おおまえ・あお作家。1992年、兵庫県生まれ。2016年、「彼女をバスタブに入れて燃やす」が「GRANTA JAPAN with 早稲田文学」公募プロジェクト最優秀作となり、デビュー。※『anan』2021年3月24日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年03月17日吉本興業がInstagramに公開した、お笑いコンビ『平成ノブシコブシ』の若かりし頃の写真が反響を呼びました。同アカウントでは、カメラマンの河村正和さんが撮影した、吉本興業に所属するタレントたちの写真をたびたび公開しています。2021年3月12日には、お笑いトリオ『ロバート』の秋山竜次さんの写真が投稿され、注目を集めました。ロバート秋山の『20年前の写真』に驚愕「誰!?」「本当に同一人物…?」同月16日に公開されたのは、18年前に撮影されたという、『平成ノブシコブシ』の吉村崇さんと徳井健太さんです。さわやかさがあふれる、貴重なツーショット写真をご覧ください! この投稿をInstagramで見る 【公式】吉本興業(@yoshimoto.official)がシェアした投稿 破天荒な彼らはいずこへ…!『平成ノブシコブシ』といえば、破天荒なキャラクターである吉村さんが、予想だにしない行動を取るのが売りなコンビです。あどけない表情で、キュートなピースを決めこむ2人からは、型破りのかけらもありません!【ネットの声】・うわー!吉村さん、かわいすぎる。・若っ!徳井さんは、もはや別人のようですね。・若い頃の『平成ノブシコブシ』は、アイドルみたいだったなあ。数多くのバラエティ番組などに出演し、経験を積み重ねるうちに、幼さを残していた顔立ちは、大人びた精かんなものに変わっていったのでしょう。18年という長い歳月によって、2人が大きく成長したことが伝わってくる1枚ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月17日「私は8年間学んだ日本女子体育大学を卒業いたしました。大学で出会った方々、支えてくださった方々、近くで遠くで応援してくださったり見守ってくださった方々、本当に本当に本当に…ありがとうございます」3月15日、インスタグラムにこう感謝の気持ちを綴ったのは土屋太鳳(26)だ。日本女子体育大の体育学部運動科学科で舞踏学を専攻する彼女は、8年間に渡る学生生活に終止符を打ったようだ。本誌は昨年10月中旬、東京・大手町にある「平将門の首塚」で土屋の姿をキャッチ。“卒業祈願”だったのだろうか、プリントなどを挟んだファイルやテキストを両手に抱えながら熱心に祈りを捧げていた。当時はミュージカル『ローマの休日』で、主演・アン王女を務めていた土屋。15年上半期放送のNHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインを演じて以来、主演級女優として駆け上がってきた。いっぽうインスタグラムで、《8年生で卒業がラストチャンスなのでがんばってはいるのですが…》と綴ったこともあったように学業に苦戦してきた。「土屋さんは高校生の頃から、『仕事も学業も妥協したくない』とストイックに取り組んできました。彼女の出世作となった『まれ』や映画『るろうに剣心』も、自らオーディションで掴んだチャンス。喜ばしいことに主演作やバラエティ番組などの仕事も増えていったのですが、大学は欠席しがちになってしまったのです」(芸能関係者)4度目の留年を選択した土屋だったが、“ラストチャンス”では奇しくもコロナ禍が追い風になったようだ。「レポートの提出期限前に舞台がキャンセルになるなど、学業に向き合える時間が増えたといいます。仕事が再開されてからも、オンラインで講義を受けながらレポートに励んでいたようです。土屋さんのなかで中退という選択肢はなく、『卒業します!』と宣言していました。その根気に先生方も応援するほど。幼い頃からバレエや日本舞踊に親しんできた土屋さんだけに、専攻の舞踏学を修めることは悲願だったようです」(学校関係者)“4度目の正直”で卒業を有言実行した土屋に、祝福の声が広がっている。《太鳳ちゃん卒業本当におめでとうございます!レポートや課題といった単語がインスタにちらほら出ていましたが、お仕事だけでも忙しいだろうにコツコツ地道によくぞ…と改めて感嘆しました有言実行する姿、本当に素敵です》《8年かけて卒業。中退しても良かったんじゃないかという声もありながら最後までやり遂げるのは素晴らしいと思います》《太鳳ちゃん、卒業おめでとう! 仕事忙しいのに、頑張りましたね!》
2021年03月16日2021年3月13日に放送されたバラエティ番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に、お笑いタレントの明石家さんまさんがゲスト出演。お笑いタレントの吉住さんに送った言葉に、反響が上がっています。明石家さんま「その日が頂点」吉住さんといえば、2020年に開催された第4回『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で優勝し、ブレイクを果たしました。実はネガティブな性格で、テレビ番組の収録が決まったら、プレッシャーのために撮影収録まで「当日が来てほしくない」と憂うつな気持ちで過ごしてしまうのだとか。ネガティブ思考になりやすいことに悩む吉住さんに対し、明石家さんはこうアドバイスを送りました。ネガティブ、ポジティブという言葉を、彼女(吉住さん)から取ったほうがいい。言葉があるからややこしいんやな、人は。『幸せ』っていう字も邪魔やな。それでなんかうろちょろしとるわ、みんな。「幸せになりたい」とか。幸せっていう文字を作ったのも人やから。メレンゲの気持ちーより引用吉住さんの状況を「人が作った言葉に踊らされている」と指摘した明石家さん。自身も27歳くらいまでは周囲の反応に左右され、「ああすればよかった」「こっちが正解だったかも」と落ち込むことがあったといいます。しかし、28歳からは考え方を変えて、自分が持つ笑いのスタイルを認めた結果、周りに振り回されることがなくなったそうです。明石家さんは、吉住さんに「見る人によって好き嫌いはあるから、自分の笑いを過保護にして甘やかしたほうがいい」と声をかけます。さらに、番組のMCを務める久本雅美さんから、ストレスの発散方法を聞かれた明石家さんは、こう答えました。ストレスはたまらない。だから、自分を過大評価していないってことやねん、結局は。「俺はできる」「できた」って思うからストレスやろ。違う。その日が頂点やから。その日できなかったことは、どうしようもない。メレンゲの気持ちーより引用明石家さんは、仕事の収録がある時に、いつも「その日が頂点」だと思って取り組んでいるのだそうです。その日にできたことが自分の実力ととらえ、過大評価せず、失敗などは後に引きずらないという考えを明かしました。明石家さんの考え方に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。・なるほど…。めっちゃためになる。・さんまさんのマインドを見習いたい。・「その日が頂点」だからこそ、過大評価しないで取り組むって、素敵な考え方。吉住さんのように「仕事で失敗したくない」「結果を残したい」と感じている人にとって、過度なプレッシャーはストレスになります。小さな経験を積み重ねて、人は成長していくもの。ありのままの実力で挑んだ1日が、未来の自分を作るのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月15日●ずっと “自分じゃない”みたいな感じに2019年の『M-1グランプリ』にアマチュアとして唯一準決勝まで進出し、昨年一気にブレイクを果たしたお笑いコンビのラランド。ボケのサーヤは会社員と、ツッコミのニシダは大学生(現在は中退)との“二足のわらじ”でフリーランスとして活動してきたが、このたび個人事務所「レモンジャム」を設立し、新たなステージに進むことになった。この発表と同時に明かされたのが、“大阪進出”。東京の全国区で順風満帆に活動を送っているように見える2人だが、その裏側では芸人としての葛藤を抱えていたという――。○■大阪で単独ライブ隔月開催、メディアも積極出演へこのスピードでここまで売れるとは「想像がついてなかったですね」というニシダ。サーヤは「2019年の『M-1』の予選の時期とか、本当にちょこちょこお仕事頂けるようになったのが、まず夢みたいな状況だったんですよ。その後に、敗者復活で初めて地上波に出てから、適当に作ったGmailのアドレスにオファーがバンバン入ってくるようになって、本当に環境が180度変わりました」と転機を振り返る。そこから、一気に仕事のオファーが舞い込んできたが、そんな矢先にやってきたのがコロナ禍。各局でテレビ番組の収録が激減したが、ラランドはギリギリで滑り込むことができた。「テレビの活動も制限されるのかなと思ったんですけど、意外といろいろ呼んでいただけてありがたかったです」(ニシダ)「もしコロナ直前にテレビに呼んでもらってなかったら、今何もしてない可能性もあったなと思いますね」(サーヤ)こうして売れっ子芸人の仲間入りを果たしたものの、テレビに出れば出るほど、不安を感じるようになった。「大学1年のときからずっとサークルでお笑いをやって、自分たちのやりたいコントや漫才をやってきたのに、テレビに出ていると“二足のわらじ”とか“OL芸人”みたいなタレントの“側”の部分ばかりを出して、ずっと “自分じゃない”みたいな感じになっていることに突っかかりがあったんです。このまま行っても浅いタレントとして自分が活動していくのが見えたんですよね」(サーヤ)この現状から「舵を切りたい」という思いを抱えた結果、今回打ち出したのが“大阪進出”という決断。引き続き、東京の全国区で活動していくのに加え、大阪での単独ライブを隔月で定期開催し、関西のメディアにも積極的に出演する意向だ。○■「ちゃんとお笑いの実力を磨きたい」大阪での舞台経験は、現在ほどテレビに出ていない昨年2月に1回だけあったというが、「ファンの方がいっぱい来てくれて、温かかったんですよ」(サーヤ)、「関西にも見てくれる人がいてくれるんだなと、気づけました」(ニシダ)と、手応えを感じた2人。「東京では“タレント”みたいな立ち居振る舞いをしなきゃいけない場面が多かったんですけど、トークバラエティ番組では関西のほうがイジって掘り下げてくれるし、ペラ1の台本で『こういう感じでやってくださいね~』とか『最初からボケちゃって大丈夫です~』って任せてくれるんで、そういう環境がキラキラして見えました」(サーヤ)そうした居心地の良さを感じた面もあるが、あくまで意識は“修業”。「お笑い以外のことをすると目立つような場所に、1回身を置きたいなと思っていたんです。大阪で『ロケが面白いね』とか『トークが面白いね』と評判になるところから仕事が増えていくようになって、いろいろ場を踏んで、ちゃんとお笑いの実力を磨きたいなと思います」(サーヤ)●活躍の場・仕事の幅を広げたい“二足のわらじ”のフリーランスから個人事務所設立、そして全国区から“大阪進出”と、従来の芸人ルートにはなかった新たな道を開拓していくラランド。今後のさらなる飛躍に意欲を示してくれた。「会社を作っただけっちゃだけなんですけど、より身が引き締まるような感じもしましたので、ここで体制を整えて大阪進出という形でお笑いと一層向き合いながら、かつ全国区でもしっかりお仕事できるように、仕事の幅を広げていろいろできたらなと思います」(サーヤ)「大阪の単独ライブってすごく挑戦でもあるし、盛り上げたいなと思っているので、関西の人にも見ていただいて、活躍の場が広がれば」(ニシダ)○■会社員は継続「安定した生活がいかに重要か」ちなみに、サーヤは「レモンジャム」の社長に就任したが、広告代理店の会社員も引き続き勤めていく考え。「タレントさんがアパレルとかラーメン屋をやるとかあるじゃないですか。ああいうのと本当に変わらないのに、私だけ浮いてるような感じで見られてると思うんです。それに、コロナの状況を経験してみて、安定した生活を送るというのがいかに重要かというのも感じたので、やりたいことの1つとして広告作りとお笑いを、今後も一緒にできればと思っています」と話している。●ラランド上智大学お笑いサークルSCS出身のサーヤ、ニシダの男女で2014年に結成されたお笑いコンビ。お笑いサークル団体戦NOROSHI2018で優勝。M-1グランプリ2019で準決勝に進出し、ベストアマチュア賞を受賞。2020年に『新春おもしろ荘』に出演し、SNSのフォロワー数が急増。プロに転向しても芸能事務所に所属せずフリーで活動してきたが、個人事務所「レモンジャム」を設立した。現在のレギュラー番組は『ラランド・ツキの兎』(TBSラジオ)、『卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ』(文化放送 ※サーヤのみ)。3月29日からは『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレビ朝日 ※サーヤのみ)がスタートする。
2021年03月14日2021年3月12日、アイドルグループ『V6』が、同年11月1日をもって解散することを、所属事務所が発表しました。突然の発表に、ネット上では悲しみの声が相次いでいます。V6が解散を発表、森田剛は事務所退所へ「突然でびっくり」「一つの時代終わった」青木源太アナウンサー「心からの感謝を込めて」大のジャニーズ好きを公言している、青木源太アナウンサー。同日、V6の解散報道を受けて、Twitterに次のようなメッセージを投稿しました。1995年、僕は小学6年生。V6の華々しいデビューをワクワクしてTVの前で見ていた。中学でも『学校へ行こう』の翌日はその話題でもちきり。自分の学校にも「未成年の主張」が来ないかなぁと願っていた。少年から青年、そして素敵な大人へ。誰一人欠けることなくアイドル四半世紀。心からの感謝を込めて。— 青木源太 (@Aoki_Genta) March 12, 2021 青木アナウンサーは、自身が中学生の頃に放送され、幅広い世代に愛されたバラエティ番組『学校へ行こう!』(TBS系)の思い出に触れています。中でも、さまざまな学校をV6のメンバーが訪れる『未成年の主張』は、番組の人気コーナーだったため、記憶に残っている人もいるでしょう。青木アナウンサーは自分自身の青春時代とからめて、少年から素敵な大人へ成長し、新たな門出への決断をしたメンバーに、感謝の気持ちをつづったのです。心のこもったメッセージに、ネット上では共感の声が集まりました。・『学校へ行こう!』が懐かしい。また放送してほしいな。・涙が止まりません…。青木アナの投稿に、胸が熱くなりました。・これまで頑張ってくれたメンバーには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分の青春時代そのものでした。・まったく同じ!私もよく『未成年の主張』が、うちの学校にも来てほしいって思ってた。1995年のデビューから、メンバーが1人も欠けることなく、活動を続けてきたV6。26年にもおよぶ期間をグループとして過ごした彼らと、その活躍を見守ってきたファンの絆は強いものでしょう。解散後は、個人としての活動になりますが、グループとして活躍してきた歴史が消えることはありません。V6としての歩みや思い出は、いつまでも多くの人の心に残り続けるに違いありませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月13日2021年3月8日、お笑いタレントの山田花子さんがInstagramを更新。投稿された写真に、反響が上がっています。山田花子、息子2人のツーショット写真を公開山田さんといえば、2010年にトランペット講師の福島正紀さんと結婚。その後、2人の息子さんを出産し、2児の母親になったことで知られています。同日、山田さんは「子供たちの遊び場に、エアーベッドを買いました」という言葉とともに、10歳と4歳になる息子さんたちのツーショットを公開したのです。ファンから反響が上がった、写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 山田花子(@hanako702)がシェアした投稿 左に写るのが4歳、右に写るのが10歳の息子さんです。エアーベッドに並んで座りながら、『iPad』と『Nintendo Switch』を巧みに操る2人。息子さんたちの成長ぶりにも驚かされますが、顔立ちについて「山田さんにそっくり!」「長男はパパ似かな?」といった声が上がっています。・次男くんが山田さんにとてもそっくりですね。似すぎていて、ビックリしました!・長男くんはお父さん似なのかな?かわいい!・山田さんと福島さんが並んで座っているみたいですね。素敵な写真です。1991〜1997年まで放送されていたバラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)にレギュラー出演したり、吉本新喜劇で活躍したりと、ユーモアなボケやツッコミで人気を集めた山田さん。2人のかわいい息子さんと夫ととともに、笑顔の絶えない家庭を築いているのでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年03月13日人気グループ・V6が3月12日、解散すると発表した。95年11月のデビューから25年間、エンターテイメント業界を駆け抜けてきたV6。その突然の発表は衝撃を与えている。同日、連名でコメントを発表したV6のメンバーたち。19年の春頃から話し合いを重ねてきたといい、「僕たちV6は、2021年11月1日をもちまして、解散します」と報告。さらに「V6を愛してくれてありがとうございました。見守ってくれてありがとうございました」と感謝の言葉をつづっている。V6は『MUSIC FOR THE PEOPLE』でデビューを果たして以降、これまで52枚のCDシングルと13枚のオリジナルアルバムをリリース。『愛なんだ』『WAになっておどろう』『Darling』などヒット曲を連発してきた。さらに音楽活動だけでなく、バラエティ番組でも大活躍。97年10月からスタートした『学校へ行こう!』シリーズは、11年にわたりレギュラーで放送された。メンバーそれぞれが映画やドラマにも出演し、幅広い世代に支持されてきたV6。その中でもアラサー世代は、V6の音楽や番組とともに成長してきたため特に思い入れが強い様子。Twitterにはこんな声が上がっている。《え!?V6解散!?!?我々アラサー世代にとって、WAになっておどろうは運動会定番曲だし、学校へ行こうは青春でした》《いやほんと、V6はアラサーにとっては青春の象徴じゃない???》《V6はアラサー世代のみんなのお兄さん》《高校生の時からアラサーの今までの人生のほとんどをV6が占めてて……うまく言えないけど私の人生を楽しくしてくれてありがとう。今までお疲れ様でした》
2021年03月13日《「この6人でなければV6ではない」という思いが6人の中で一貫していたことから決断することができました》12日、V6が2021年11月1日をもって解散することが、ジャニーズ事務所より発表された。メンバーのうち森田剛(42)はジャニーズ事務所を退所する。森田は、退所後も俳優業を続ける意向。ほかの5人のメンバーはジャニーズ事務所に残る。「2年ほど前に森田さんが退所を申し入れたことがきっかけだったと聞いています。その後メンバー同士、話し合いを重ね、解散という結論に至ったようです」(芸能関係者)1995年11月1日にデビューしたV6は、『愛なんだ』『WAになっておどろう』などのヒット曲をリリースし、『学校へ行こう!』(TBS系)などのバラエティ番組でも活躍した。近年は、各メンバーが舞台、ドラマ、バラエティに出演するなどソロ活動が充実。一方で、グループとしても、昨年11月1日にデビュー25周年記念の配信ライブを行っていた。「昨年には、最年少メンバーである岡田准一(40)が40歳の誕生日を迎え、メンバー全員が40代になりました。森田さんのみならず、メンバーそれぞれが今後の人生を考えたうえでの決断だったようです」(前出・芸能関係者)
2021年03月12日SNS依存夫の裏の顔
体調悪い詐欺夫
夫婦の危機