初夏の陽光に照らされながら、東京の下町エリアにある運河をゆっくりと走る水上バス。真っ白なシャツをまとい、デッキで満面の笑みを見せているのは篠原涼子(47)。5月末日のこの日、大勢のスタッフが見守るなか、篠原は“初めての不倫”に挑んでいた。「篠原さんが撮影しているのは、Netflix配信のドラマ『金魚妻』。人気漫画の実写化作品で、篠原さんは不倫に溺れる専業主婦の主人公・平賀さくらを演じます。年内配信予定ですが、コロナで撮影スケジュールが後ろ倒しとなったため、連日、朝から晩まで撮影していると聞いています」(ドラマ制作関係者)不倫する役を演じるのは今作が初という篠原。出演に際し、こうコメントを発表していた。「お話をいただいて、私自身演じたことのない役柄でもございましたので、挑戦させていただくという思いで出演させていただくことになりました。(中略)新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたらと思います」不変の愛を伝える意気込みを見せた篠原だが、プライベートの生活様式は今も“激変”したままだった――。昨年8月、本誌は篠原と夫・市村正親(72)との別居生活を報じた。市村と2人の息子が暮らす自宅マンションから車で10分ほどの場所にある高級賃貸マンションで生活する篠原の姿を目撃。当時、篠原の所属事務所は市村との別居を認めたうえで、次のようにコメントしていた。「不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」それから10カ月。当然、別居は解消しているはずだと思っていたが、驚きの情報が本誌に飛び込んできた。篠原をよく知るテレビ局関係者は言う。「実は篠原さんは今も別宅のマンションを引き払っておらず、市村さんとの別居生活が続いているようなんです……」■撮影終了後、缶ビール片手に篠原が向かった先は――冒頭の撮影から数時間後の午後10時過ぎ。本誌がふたたび篠原を目撃したのは、家族が暮らす自宅マンションではなく、昨年と同じ高級賃貸マンション。手に缶ビール数本や食料品が入ったビニール袋を提げ、篠原はエントランスへと入っていった――。篠原が自宅を空けていたのはこの日だけではない。中学校に通う長男(13)を市村が一人で送迎する姿を本誌は何度も目撃。いずれもそこに篠原の姿はなかった。篠原が市村との別居生活を開始したのは昨年3月初頭。つまり、1年以上にわたって別居を継続していることになるのだが、所属事務所に確認すると、次の回答が。「篠原が今も別宅で生活していることは事実です。理由としては、市村さんをはじめ家族への感染を防ぐためであること。またコロナ禍により、朝ドラの撮影が今年4月まで延び、その後も『金魚妻』など出演作品の撮影が今日現在まで連続して行われているためです。決して不仲が原因ではありません。仕事が落ち着き次第、別居を解消し、自宅での生活に戻る予定です」昨年同様、“コロナ別居”を強調した。市村と親しい舞台関係者は言う。「別居状態になって1年以上経ちますが、子供たちも今はこの生活に慣れてきて、久しぶりに篠原さんが自宅に戻る日は子供たち用に手料理を保存容器に入れて持っていくこともあるそうです」本誌も篠原が“一時帰宅”する姿を目撃している。6月上旬の夕方、大きな買い物袋を提げ、自宅マンションに戻った篠原。ほどなくして長男と現れた篠原は、手をつないで母子の会話を楽しみながら、習い事に向かう息子に付き添っていた。市村はこの数年、定期的に舞台に出演している。「コロナ禍ではありますが、市村さんには舞台の出演オファーが殺到しています。昨年は5本、今年もすでに2本の舞台に出演。また、10月公開予定の『劇場版ルパンの娘』にも重要な役で出演するそうです。体力づくりにも余念がないそうで、お子さんを学校に送り届けた後に、よくジムに通っていると聞いています」(前出・舞台関係者)72歳とは思えぬ精力的な日々を過ごす市村だが、自宅には篠原以外に身近に頼れる存在が。■篠原は夫不在の日に“一時帰宅”「市村さん一家には、ほぼ住み込みで身の回りの世話をする女性の家政婦さんがいます。市村さんが仕事のときは、家政婦さんがお子さんを学校に送り届けたり、買い出しをすることもあるそうです」(近所の住民)しかし、朝ドラや『金魚妻』など多数の作品を抱えるのは篠原も同じ。なぜ、市村だけが子供のいる自宅に残っているのだろうか。そこにはコロナの影響だけでなく、自由を愛する篠原の性格が影響していると、前出のテレビ局関係者は言う。「仕事が大好きな篠原さんは、出産後もかなり早めに女優業に復帰しました。息子さんたちが成長してからは仕事量をさらに増やし、ほぼ毎年、主演作品を抱えている状況です。しかし、家庭を大切にしたい市村さんには、篠原さんの女優業を応援しながらも“母親は子供たちのそばにいてあげてほしい”という思いもあったそうです。ここ数年、篠原さんが夜遅くまで飲み歩いたり、バーで泥酔して『私の仕事をわかってほしいの!』と市村さんへの愚痴をこぼす姿が報じられたこともありました」くしくも6月上旬に篠原が“一時帰宅”した日は、市村が大阪での舞台出演のため不在にしていた日。これは“夫のいる家には帰らない!”という篠原の意思表示なのか――。「篠原さんへのオファーは今後も絶えないでしょうから、別居生活は続くと思います。昨年8月下旬に引き払う予定だった別宅で今も生活しているのも、思った以上に一人で過ごす時間の居心地がいいのでしょう。それだけに今は自分のキャリアを優先したいという思いもあるのだと思います。別居が続き、“夫婦の時間”が激減しているのは気がかりですが……」(前出・テレビ局関係者)篠原はかつて、結婚後に自分の時間が減ったことに触れたうえで、こう語っていた。《時には一人だけの時間が欲しいとないものねだりをしてしまいますけど、今のこの幸せがもしなかったら、と考えるとものすごく怖くなりますね》(『文藝春秋』’15年10月号)“一人だけの時間”を求めた彼女の選んだ別居生活が夫婦の“最終結論”となるのか。心まで完全にはなればなれにならないことを願うばかりだ――。
2021年06月08日女優の深田恭子が主演を務める映画『ルパンの娘』(10月15日公開)の追加キャストが28日、明らかになった。同作は横関大の同名人気小説を原作に、泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いた実写化作。2019年7月よりドラマが放送され、2020年に第2シリーズを放送、今回映画化となった。今回明らかになったのは、シーズン2のスペシャルエピソード『ルパンの娘~愛の物語~』に、世界を股にかける泥棒・円城寺輝(大貫勇輔)の父・円城寺豪役でゲスト出演した市村正親の出演。ドラマでは、許婚であった輝と華を結婚させようと海外から急遽帰国し、息子を後押しする厳格ながらも温かい父を好演した。息子の輝に「いつまでもくだらん歌を歌ってるんじゃない」と厳しく叱責していたが、最後には大貫演じる輝とともに盛大なミュージカルシーンを熱演し、 「最高で贅沢過ぎるミュージカルシーン!」「2人とも美しい!歌唱力ハンパない!」などとSNS上で大いに盛り上がった。市村自ら「ミュージカル俳優として参加」と語るように、本作でもスクリーンで繰り広げる圧巻のパフォーマンスに期待がかかる。スペシャルエピソードのラストには「華ちゃんに何もかも話そう、私の知っているLの一族の秘密を...」と尊(渡部篤郎)に告げる豪の姿が映し出されており、「Lの一族の秘密」を知る重要人物としても注目となっている。また、同じくドラマシーズン2からの続投となる太田莉菜も出演。第7・8話にLの一族を追うナイフ遣いの殺し屋・ナターシャ役として登場し、最終話ではもう1人のLの一族と思われる“三雲玲”の名前を言い残して姿を消すなど、謎の多い存在だった。寡黙でミステリアスなキャラクター設定のため、ドラマでのセリフはたった一言だったが、SNS上で「怖すぎる!」といったコメントが殺到するなど強烈な印象を残した。ドラマで見せたアクションシーンでのナイフさばきは劇場版でも健在で、太田も「見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました」と自信を見せた。○市村正親 コメント武内監督とは『テルマエ・ロマエ』等でもご一緒させていただいておりますが、どれも普通の作品とは違った独特の世界観のお話で、自分の芝居もそこまで高めなければならないところに難しさとやりがいを感じています。今回も監督が好きそうなポイントがたくさん詰まっていて僕自身完成が楽しみです。元々舞台人なので、声の出し方などで世界を股に掛ける大泥棒の不思議な雰囲気を出せればと思いながら、円城寺豪を演じさせていただきました。ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。私、市村正親も“ミュージカル俳優“として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!○太田莉菜 コメントシリーズ2の後半からの参加で期間は長くはなかったですが、すごく濃い現場で1シーン1シーンとても記憶に残る撮影でした。今回の映画では、ドラマのラストで謎として残された“三雲玲” とナターシャが作品の中でどう関わってくるのか、ぜひ注目していただきたいです。アクションシーンは久しぶりだったので不安もありましたが見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました。この作品は皆さんを日常から非日常へと誘ってくれる、とても楽しい作品だと思いますし、魅力的なキャラクターがたくさん登場しますので、隅から隅まで楽しんでいただければと思います!
2021年05月28日市村正親と太田莉菜が、ドラマ「ルパンの娘」シーズン2に引き続き『劇場版 ルパンの娘』にも出演することが分かった。ドラマシーズン2のスペシャルエピソード「ルパンの娘~愛の物語~」では、世界を股にかける泥棒、円城寺輝(大貫勇輔)の父・豪としてゲスト出演していた市村さん。許婚であった輝と華を結婚させようと帰国し、息子を後押しする厳格ながらも温かい豪は、輝と共に盛大なミュージカルシーンを披露し、SNSなどで話題に。ラストでは「華ちゃんに何もかも話そう、私の知っているLの一族の秘密を」と尊に告げるシーンもあり、「Lの一族の秘密」を知る重要人物として、豪がどのように本作に関わってくるのか注目。市村さんは「ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。私、市村正親も“ミュージカル俳優“として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!」とアピール。また、ドラマシーズン2の第7&8話に一族を追うナイフ遣いの殺し屋・ナターシャとして登場していた太田さんも、劇場版に参加。最終話では、もう1人のLの一族と思われる三雲玲の名前を言い残して姿を消すという、謎の多い存在であり、ドラマでのセリフはたった一言だったが、「怖すぎる!」と視聴者に強烈な印象を残した。そして、アクションシーンでのナイフさばきは、劇場版でも健在。「映画では、ドラマのラストで謎として残された“三雲玲” とナターシャが作品の中でどう関わってくるのか、ぜひ注目していただきたいです」と言い、「アクションシーンは久しぶりだったので不安もありましたが見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました」と自信を見せている。『劇場版 ルパンの娘』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ルパンの娘 2021年10月15日公開©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会
2021年05月28日4月3日に亡くなった俳優・田村正和さんを偲んで、田村さんの代表作「古畑任三郎」シリーズの第3弾が、5月24日(月)よりカンテレにて放送されることが決定した。「古畑任三郎ファイナル~ラスト・ダンス~」の放送に続き、今回急遽放送が決定したのは、1999年4月13日から放送された田村さんが古畑任三郎を演じる「古畑任三郎」シリーズ第3弾。古畑任三郎が犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていく大人気ドラマシリーズは、毎話登場する犯人=豪華ゲストたちの対決が見どころとなっており、この第3弾では、真田広之、大地真央、津川雅彦、市村正親、福山雅治、江口洋介らが出演している。「古畑任三郎」(シリーズ第3弾)は5月24日(月)~6月7日(月)、15時45分~カンテレにて(関西ローカル)放送。(cinemacafe.net)
2021年05月21日女優の永野芽郁が主演を務める映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)の追加キャストが16日、明らかになった。同作は瀬尾まいこによる同名小説の実写化作。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野)は、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さん(田中圭)と2人暮らし。卒業式でピアノを弾く『旅立ちの日に』を猛特訓中で、将来のこと恋のこと友達のことなど悩みを抱える。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)は、泣き虫な娘のみぃたんに精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていたが、ある日突然娘を残して姿を消してしまう。全く違う2つの物語が繋がったとき、驚きとともに、感動が訪れる。優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人に岡田健史が出演。さらに大森南朋、市村正親も魔性の女性・梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく。また、梨花の娘役の泣き虫・みぃたん役には、映画、ドラマ、CMなど出演作が多数あり、今や引っ張りだこの子役・稲垣来泉が決定した。○岡田健史 コメント天才ピアニスト役ということで、彼にしかわからない欲望や悩みがあり、映画のなかではその悩みを解消していくことが描かれています。実は早瀬の要素の中に自分と近いものが発見できたのですが、それは“浮遊している”所です。少し変わったキャラクターですが、早瀬から生きる手がかりを得ることができました。永野さんとは同い年で初めての共演でしたが、彼女が先をいってくれればいってくれるほど、必死に追いかけながら芝居をするのが刺激的でした。同い年の方との共演は少ないので、とても恵まれた現場でした。ピアノも今回初めて挑戦しまして、クランクイン前から約4カ月間ピアノの先生に習い、おかげでピアノはとても好きになりましたが、圧倒的に難しかったです。仕上がりがどのようになっているのか僕自身も楽しみです。○大森南朋 コメント前田哲監督の作品に久しぶりに参加出来て嬉しかったです。脚本を読んだ時に、僕も騙されたので、そういう面白みが映像に出てくると思うと、一映画ファンとしても楽しみです。色々なエピソードが綴られているので、テンポの良い作品になるなと思うのですが、現場ではじっくりと芝居をしていたので、どういう仕上がりになるか。監督の手腕がすごく楽しみです。石原さとみさんは素敵な方です。あの石原さとみさん、に翻弄される役どころでしたので、光栄です。また、来泉ちゃんは本当にいい子でした。監督の演出で、急にさっきと違う演技を本番でやってきて、監督から『大森さん、大丈夫でしょ?』と言われて『大丈夫ですよ』と返していましたが、内心はドキドキしていました。○市村正親 コメント非常に穏やかで落ち着いた日々の中、泉ヶ原を演じさせて頂きました。私が演じた泉ヶ原は、非常に紳士でね、早くに妻を亡くし、子供は外国に行ったっきり、大きな家で家政婦と2人で暮らしている中、梨花さんやみぃたんに出会い、彼の人生にも変化が訪れます。石原さとみちゃんは以前から面識があり、色んな作品で見ていて、いい女優さんだなと。初めて会った時とは違って、年齢を重ねられて、目の奥にある深みというかな、悲しみ、温かさ、色んな物を表現出来る女優さんに成長されたんだなと感じました。○原作者:瀬尾まいこ コメントこの作品は自分でも「こんな気持ちを書きたかったんだ」と思えた大好きな作品なので、映画になるなんてとてもうれしいです。キャストの方をお聞きし、最初は皆さん美しすぎるんじゃないかと思っていたのですが、短い予告編を見ただけで、小説の中にいた登場人物が実際に目の前に現れたようでドキドキしました。映画を見るのが楽しみです。
2021年04月16日永野芽郁と田中圭が血の繋がらない親子を演じる映画『そして、バトンは渡された』に、新たに岡田健史、大森南朋、市村正親、稲垣来泉の出演が決定。本作初映像となる特報も公開された。血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった高校生・森宮優子(永野さん)の同級生で淡い恋心を抱く存在、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人を、「MIU404」『新解釈・三國志』など次々と話題作に出演する岡田さん。「私の家政夫ナギサさん」の出演が記憶に新しい大森さん、舞台や数々の映画で独特の存在感を放つ市村さんは、魔性の女性・梨花(石原さとみ)に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく。そして、梨花の娘で泣き虫・みぃたん役には、「砂の塔~知りすぎた隣人」「TWO WEEKS」の稲垣さんに決定。合わせて到着した本作初となる映像では、森宮さん(田中さん)と優子が料理をしたり、優子のピアノの伴奏に合わせて森宮さんが歌ったりするシーンから始まり、もうひとつの物語である、梨花とみぃたんのシーンも登場。いずれも血の繋がらない父と娘、血の繋がらない母と娘ながらも、血の繋がりを超えた親子の姿が描かれるが、後半、「実はあなたに伝えておかなければいけない事があります」という梨花の言葉で一気に物語が動き出す。ほかにも、梨花と夫婦を演じる市村さんをはじめ、今回発表されたキャストたちの姿も映し出されている。また映画は、原作とは違ったオリジナルの展開も予定されており、原作ファンもそうでない人も楽しめる作品になっている。そして永野さんは、本作で初めてピアノを弾きながらの演技に挑戦。「次いつ練習に行けるかな、という前向きな気持ちでピアノと接することができたので、この作品でピアノと出会えて良かったです」と感想を語り、そんな永野さんのピアノ演奏を見ていた田中さんは、「ピアノを弾いている永野芽郁はオーラを発していました」と明かしている。キャストコメント岡田健史天才ピアニスト役ということで、彼にしかわからない欲望や悩みがあり、映画のなかではその悩みを解消していくことが描かれています。実は早瀬の要素の中に自分と近いものが発見できたのですが、それは“浮遊している”所です。少し変わったキャラクターですが、早瀬から生きる手がかりを得ることができました。永野さんとは同い年で初めての共演でしたが、彼女が先をいってくれればいってくれるほど、必死に追いかけながら芝居をするのが刺激的でした。同い年の方との共演は少ないので、とても恵まれた現場でした。ピアノも今回初めて挑戦しまして、クランクイン前から約4か月間ピアノの先生に習い、おかげでピアノはとても好きになりましたが、圧倒的に難しかったです。仕上がりがどのようになっているのか僕自身も楽しみです。大森南朋前田哲監督の作品に久しぶりに参加出来て嬉しかったです。脚本を読んだ時に、僕も騙されたので、そういう面白みが映像に出てくると思うと、一映画ファンとしても楽しみです。色々なエピソードが綴られているので、テンポの良い作品になるなと思うのですが、現場ではじっくりと芝居をしていたので、どういう仕上がりになるか。監督の手腕がすごく楽しみです。石原さとみさんは素敵な方です。あの石原さとみさん、に翻弄される役どころでしたので、光栄です。また、来泉ちゃんは本当にいい子でした。監督の演出で、急にさっきと違う演技を本番でやってきて、監督から『大森さん、大丈夫でしょ?』と言われて『大丈夫ですよ』と返していましたが、内心はドキドキしていました。市村正親非常に穏やかで落ち着いた日々の中、泉ヶ原を演じさせて頂きました。私が演じた泉ヶ原は、非常に紳士でね、早くに妻を亡くし、子供は外国に行ったっきり、大きな家で家政婦と2人で暮らしている中、梨花さんやみぃたんに出会い、彼の人生にも変化が訪れます。石原さとみちゃんは以前から面識があり、色んな作品で見ていて、いい女優さんだなと。初めて会った時とは違って、年齢を重ねられて、目の奥にある深みというかな、悲しみ、温かさ、色んな物を表現出来る女優さんに成長されたんだなと感じました。『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年04月16日約3年ぶりに帝国劇場で上演されるミュージカル『モーツァルト!』の初日(4月8日)を控えるなか、ダブルキャストでタイトルロールのヴォルフガング・モーツァルトを演じる山崎育三郎、古川雄大が取材に応じ、意気込みを語った。“音楽の天才”モーツァルトが駆け抜けた、歓喜と苦悩に満ちた35年の生涯を描き、日本のオーディエンスを魅了し続けている大ヒットミュージカル。2002年の日本初演以来、演出を手掛ける小池修一郎による最新演出バージョンが帝劇に帰還する。NHKの連続テレビ小説『エール』での共演を経て、再びヴォルフガング・モーツァルトを演じることになり「朝ドラも含めて、これまでの経験を活かし、高め合ったものを発揮できれば。こういう状況だからこそ、ヴォルフガングが運命と戦い、人生を全うする姿から“エール”を送れれば」(山崎)、「ダブルキャストとして、頼れる先輩と一緒に高め合えたら。3年ぶりで小池先生にもより良い演出をつけていただいた。僕自身も作品も進化している」(古川)とアピールしていた。おなじみの衣装で登場したふたりだが、実は今回の再演のために“新調”したものだといい、山崎は「僕はこの役を11年やっていますけど、ずっと先輩の衣装で……。雄大も含めて、朝ドラ効果で、やっと自分の衣装が(笑)。これを着ると気持ちも高まります」と笑いを交え、喜びのコメント。古川も「そうですね、朝ドラ効果で(笑)」とうなずき、初日を前に背筋を伸ばした。コロナ禍での稽古について、山崎は「ずっとマスクをした状態での稽古は、経験したことがない。しんどかったですが、まるで山でトレーニングしているようで、逆に強くなった気も。舞台上でマスクをとって、声を出すとそれがわかる」と苦労と引き換えに得た手応えに誇らしげ。帝劇公演後、北海道と大阪での公演も予定されており「何が起こるかわからない状況ですが、毎回の公演が千秋楽のつもりで、これが最後だと思える舞台をお届けできれば。無事にゴールしたい」と決意を新たにした。山崎&古川という活躍著しい若手キャストと、山口祐一郎(モーツァルトの前に立ちはだかる権力者・コロレド大司教役)、市村正親(モーツァルトの父・レオポルト役)といった日本のミュージカル界に君臨するレジェンドたちが夢の競演を果たす。古川は「市村さん、気合いが入ってらっしゃるというか、おこがましいですが、進化が止まらない」と敬意を示し、山崎は「市村パパは、今回が一番キラキラ艶のある声をしていて、感動しました」と話していた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼公演情報ミュージカル『モーツァルト!』【東京公演】2021年4月8日(木)~5月6日(木)会場:帝国劇場【北海道公演】5月14日(金)~5月17日(月)会場:札幌文化芸術劇場 hitaru【大阪公演】5月25日(火)~6月7日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出・訳詞:小池修一郎(宝塚歌劇団)出演:山崎育三郎/古川雄大(Wキャスト)、木下晴香、和音美桜、涼風真世/香寿たつき(Wキャスト)、山口祐一郎、市村正親他チケット情報
2021年04月07日ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』が2021年2月6日(土)から東京・日生劇場で開幕した。1905年、帝政ロシア時代のアナテフカという寒村が舞台。牛乳屋を営む父親・テヴィエと、その妻ゴールデ、5人の娘というユダヤ人一家の愛と絆を描いた作品。本作は、1964年にブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞、脚本賞、作曲賞など7つの賞を獲得している。日本では、1967年の初演以降、再演が繰り返されている。主人公のデヴィエ役は、森繁久彌、西田敏行と引き継がれ、2004年からは、“21世紀版”『屋根の上のヴァイオリン弾き』と銘打って、市村正親が演じている。市村は今回で6回目のテヴィエ。2009年からゴールテ役を演じる鳳蘭のほか、長女ツァイテル役を凰稀かなめ、次女ホーデル役を唯月ふうか、三女チャヴァ役を屋比久知奈が演じる。初日のカーテンコールで、市村は「コロナで世界のエンターテインメントが苦しんでおります。ブロードウェイも、ウエストエンドもまだ再開の見込みが立っておりません。その中で、初日を迎えられたことは、奇跡でございます」と感謝を述べた。そして、感染対策のためマスクをつけたままの稽古だったことを明かし、「ツレちゃん(鳳の愛称)はすぐ分かるけど、新しいメンバーがたくさんいて。どんな顔をしているのか、ようやく顔を見ることができました。非常にうれしかったです。本当はお客様の顔も見たいんですけど、ここはもう少しということで、頑張っていきたいと思っています。ワクチンも開発されましたし、治療薬もできると思っています。そのときには、また劇場で顔と顔を突き合わせて、お芝居を見てもらえたら」と挨拶した。ユダヤ教の“しきたり”を重じているテヴィエ。父の希望をよそに、長女は貧しい仕立て屋のモーテル(上口耕平)、次女は革命を志す学生のパーチック(植原卓也)、三女はロシア人青年のフョートカ(神田恭兵)とそれぞれ恋に落ちて……。しきたりと娘の願いを叶えてやりたいという思いの間で板挟みになりながら、さらにゴールデに頭が上がらないテヴィエの姿は、非常にコミカルで、見ていて飽きない。一方で、ユダヤ人排斥(ポグロム)の動きが村に忍び寄る様子も描かれている。家族がだんだん離れ離れになり、土地を追われる姿は心苦しく、胸を打つ。上演時間は約3時間25分。東京公演は3月1日(月)まで。3月5日(金)から愛知公演、3月12日(金)から埼玉公演。ぜひお見逃しなく。取材・文:五月女菜穂
2021年02月10日日本ミュージカル界を代表する名優・市村正親が、森繁久彌(1967~86)、西田敏行(1994~2001)に続く“3代目テヴィエ”となって以来6演目の『屋根の上のヴァイオリン弾き』が、本日2月6日(土)に日生劇場で開幕する。妻ゴールデ役は、3演目の2009年より同役を務め、市村をして“最強の女房”と言わしめた鳳蘭。夫婦の3人の娘たちとそれぞれの相手役には、凰稀かなめ、唯月ふうか、屋比久知奈、上口耕平、植原卓也、神田恭兵。神田を除く5人が初役(唯月と上口は役替わり)というフレッシュな顔ぶれだ。舞台は1905年、帝政時代のロシアの寒村アナテフカ。酪農業を営むユダヤ人のテヴィエは、妻ゴールデと愛する5人の娘たちとともに、貧しいながらも幸せな毎日を送っている。年頃を迎えた長女ツァイテル(凰稀)、次女ホーデル(唯月)、三女チャヴァ(屋比久)にとって、最大の関心事は自分たちの結婚について。両親の祝福がなければ結婚は許されないのがユダヤのしきたりだが、ツァイテルは貧しい仕立屋のモーテル(上口)、ホーデルは革命を志す学生のパーチック(植原)、チャヴァはロシア人学生のフョートカ(神田)と、両親にとって理想的とは言えない相手と恋に落ちてしまう。娘たちがそれぞれの旅立ちを迎える中、一家には革命の足音と共に、故郷を追われる日が刻々と迫っていた――。トニー賞9部門に輝いたブロードウェイ初演版(1964~1972)以降、各地で幾度となくリバイバルされている本作。直近だと、2015年のバートレット・シャー演出版(ブロードウェイ)、2018年のジョエル・グレイ演出版(オフ・ブロードウェイ)、2019年のトレヴァー・ナン演出版(ウエストエンド)が、いずれも高い評価を獲得した。ジョエル・グレイ版に至っては英語とロシア語字幕付きのイディッシュ語上演だったほど、“ユダヤ人の物語”色が強いことの多い欧米版に対し、日本版の特徴は“普遍的な家族の物語”色が前面に押し出されていること。だからこそ、50年以上にもわたり愛され続けているのだ。文:町田麻子ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』台本:ジョセフ・スタイン音楽:ジェリー・ボック作詞:シェルドン・ハーニック翻訳:倉橋健演出:寺﨑秀臣 / 鈴木ひがし出演:市村正親 / 鳳蘭 / 凰稀かなめ / 唯月ふうか / 屋比久知奈 / 上口耕平 / 植原卓也 / 神田恭兵 / ブラザートム / 他【東京公演】2021年2月6日(土)~3月1日(月)会場:日生劇場【愛知公演】2021年3月5日(金)~3月7日(日)会場:愛知県芸術劇場 大ホール【埼玉公演】2021年3月12日(金)~3月14日(日)会場:ウェスタ川越 大ホール
2021年02月06日榊原郁恵、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出したオーディション『ホリプロタレントスカウトキャラバン』(以下:TSC)。「ホリプロ60周年記念企画」と冠された第44回の決勝大会が12月12日に東京・新国立劇場 中劇場にて行われ、グランプリに愛媛県出身で千葉県在住の中学2年生・山﨑玲奈さん、17LIVE賞に京都府出身の高校3年生・佐竹桃華さん(以下:敬称略)が選ばれた。「未来のキング&クイーンを探せ!」をタイトルに、世界に羽ばたく次世代の“ミュージカルスター”を探す試みのもと開催されたTSC。今回は史上初となるプロダクション二部(マネジメント事業部)とファクトリー部(公演事業部)の共同主催となり、9月のエントリー期間には国内外から19,115通の応募が寄せられた。グランプリを選ぶ決勝大会のステージには、リモート審査・対面での地方予選・合宿選考などを通過した小学6年生〜大学2年生の男女10人が並ぶ。審査員には、鴻上尚史・宮本亞門ら7人が名を連ねた。参加者を見守るTSCスペシャルアンバサダーの市村正親は「審査員の皆さんは一人を選ぶと言っていますが、僕は全員にグランプリをあげたい」とコメント。緊張の面持ちだった10人を和ませる。最初のダンス審査で用いられたのは、映画『The Greatest Showman』のオープニングを飾る「The Greatest Show」。参加者は2人一組で、サビ前から曲調が変化するこのナンバーの特徴に合わせたパフォーマンスで客席を魅了する。ソロパートでは柔軟性をアピールする猛者も。続く演技審査では、戯曲化された辻仁成の青春小説『ピアニシモ』の一部をダンス審査と同じコンビで演じた。同一シーンが5回繰り返されたものの、解釈が千差万別で観客を飽きさせない。MCの登坂淳一と唯月ふうかによれば「それぞれ組んだ相手と話し合って演出した」という。見どころは、一人ずつ行われたラストの歌唱審査だった。課題曲として設けられたミュージカル『ヘアスプレー』の代表ナンバー「You can’t stop the beat」は、ブレスが難しいほどリズムが畳みかける楽曲。終盤は高音を響かせるパートも用意される中、参加者それぞれが持てる能力の最大限を出し切ったパフォーマンスに心が揺さぶられる。グランプリを獲得した山﨑はこのナンバーを難なく歌い上げ、審査員の宮本から「あなたスゴかったね!初めて聞いて全身鳥肌立ったよ」と絶賛されていた。すべての審査を終えたあと、栄冠に輝いた山﨑は記者会見で「すべての審査を思いっきり楽しんでグランプリが獲れたので心から嬉しい」と述べ、度胸を見せつけた。2019年のミュージカル『アニー』ではタイトルロールを務め、公演中止となったミュージカル『スクールオブロック』では優等生のサマー役にキャスティングされていた実力派。今後は「『レ・ミゼラブル』のエポニーヌ役や、映画やドラマでも活躍できる女優さんを目指したい」と抱負を語っていた。取材・文:岡山朋代
2020年12月21日マスクが生活必需品となり東京オリンピックも延期――。新型コロナウイルスによってありとあらゆることが激変した2020年。芸能界もかつてないほど激動の1年を迎えていた。本誌が目撃してきた数々の“異変”のなかでも、特に反響が多かったものを改めて紹介する。朝ドラ『おちょやん』で杉咲花(23)演じる千代の奉公先の女将・シズを好演している篠原涼子(47)。主人公のもう一人の“母”となるシズだが、この夏、篠原は自身の家庭で一つの決断をくだしていた。結婚15年となる夫・市村正親(71)との別居していたのだ。実は、コロナ禍ならではの苦渋の決断を強いられていたという――(以下、2020年8月18・25日合併号掲載記事)※日付、肩書、年齢等は掲載時のまま曇天の下、雨模様となった7月下旬の昼前。都心にある高級マンションの地下駐車場にうつむきかげんで現れたのは篠原涼子(46)。ここは、篠原の自宅マンションから車で10分ほどの距離にある。黒いキャップを目深にかぶり、サングラスにマスク姿と完全防備で、待機していた事務所の送迎車に飛び乗ると篠原はそのまま仕事へと向かっていった。あっけらかんとした性格からこれまでプライベートでもあまり変装をしないことで知られる篠原にしては珍しい警戒ぶり。出演中の主演ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)で見せる、断固とした彼女の姿とはまるで違っていた――。いっぽう、その前日の昼前に篠原の“住まい”から少し離れた自宅マンションから現れたのは夫の市村正親(71)。そのそばには今年で小学3年生になった次男(8)の姿が。迎えの車に乗り込んだ2人はそのまま次男の通う有名私立小学校へと向かっていった。「この日は1学期最後の登校日で、コロナ禍での夏休みの過ごし方を保護者とともに説明する催しがありました」(学校関係者)2人が姿を現したのは正午過ぎ。送迎車に次男を乗せて、ともに帰宅するかと思いきや、入れ替わるように車から同じ小学校に通う6年生の長男(12)が現れた。長男を連れ、学年ごとに時間差で開催されている説明会へと市村はふたたび向かっていった。1時間後、説明会を終えた親子連れに紛れて学校をあとにする市村と長男。楽しそうに話す長男の手を市村はしっかりと握りしめながら帰路についた。しかし、両親ともに参加する親子が多いなか、篠原は最後まで姿を見せなかった――。この日以外にも、本誌は子どもを連れて自転車で遊びに出かけるなど一人で子育てに励む市村の姿をたびたび目撃。そこに篠原の姿はなく、連日、高級マンションから仕事場に向かう彼女も目撃している。それもそのはず、夫婦はある“選択”をしていたのだ。夫妻と親しい知人は言う。「篠原さんが生活しているマンションは1カ月以上の利用から借りることのできる高級賃貸マンション。家賃は1LDKでひと月当たり80万円ほど。篠原さんは3月初頭から1人で生活しており、市村さんとは別居しています。お子さんの面倒は市村さんが自宅でずっと見ているそうです」結婚15年目を迎えた25歳差夫婦が5カ月の別居に踏み切った陰にはいったい何が――。01年の舞台での初共演をきっかけ、篠原と市村は急接近したが当時の市村は妻帯者。03年5月に離婚し、その後、正式に交際をスタート。年の差から篠原の父が結婚に猛反対するという試練を乗り越え、05年12月に結婚。別々に開かれた結婚会見では互いに「神様が与えてくれた人」「魅力的な人なら年齢は関係ない」と愛を誓っていた。篠原は08年5月、12年2月にそれぞれ男児を出産。出産後もたびたび市村と仲睦まじくデートする姿を本誌も目撃するなど、絆を着実に強めていった。しかし、時が経つにつれ“夫婦不和”がささやかれ始めた。子どもが大きくなるとともに、飲み歩く篠原の姿が一部週刊誌でたびたび報じられるようになったのだ。そして、そんな篠原に市村が不安を吐露したこともあったという。今回の別居で2人の亀裂はついに現実となってしまったのか。篠原の所属事務所に、別居について確認すると、次の回答が。「篠原が市村さんと別居をしていることは事実です。しかし、不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」別居は認めたものの、あくまでコロナ禍によるものだというのだ。篠原が別居を決断した背景について前出の知人は言う。「がんを患っていた人はコロナの重症化リスクが高いこともあり、市村さんの体調を気遣って篠原さんは別居を決断したそうです。また、舞台を中心に活動する市村さんの仕事がコロナで軒並みキャンセルに。時間の空いた市村さんが篠原さんに『俺が子どもを見るからドラマの撮影に集中しなさい』と後押ししたことも大きかったようです」篠原が自宅マンションを出た3月初頭は都内で少しずつ感染者が出始めたころだ。別居の“決断”には早いように思われるが。コロナ別居で問われた“妻と母の品格”に篠原が出す答えは――。
2020年12月17日岡田准一主演の歴史エンタテインメント超大作『燃えよ剣』の新たな公開時期が来年10月に決定したことが分かった。5月22日より公開される予定だった本作だが、新型コロナウイルスに関連する諸状況を鑑み、4月に公開を延期することを発表していた。本作は、司馬遼太郎の国民的ベストセラーの完全映画化作品。史上最強の剣客集団「新選組」と、岡田さん演じる副長・土方歳三を描くストーリー。岡田さんのほかにも、鈴木亮平、山田涼介が新選組のメンバーを演じるほか、柴咲コウ、尾上右近、渋川清彦、高嶋政宏、柄本明、市村正親、伊藤英明ら豪華な面々が顔を揃えている。『燃えよ剣』は2021年10月公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年、全国にて公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2020年12月13日深田恭子主演、瀬戸康史、橋本環奈らが共演した「ルパンの娘」のスペシャルエピソードとなる「~愛の物語~」が12月10日オンエア。円城寺を演じる大貫勇輔と、その父親・豪役でゲスト出演した市村正親とのミュージカル共演に感動の声が続出中だ。代々泥棒一家の“Lの一族”。その娘だが泥棒として生きることを拒み続ける三雲華を深田さんが、華の夫となった代々警察一家の息子・桜庭和馬を瀬戸さんが演じ、京都で代々続く名探偵一家の娘・北条美雲には橋本環奈、華とは幼馴染で今も想いを抱いている円城寺輝に大貫勇輔。華の父・尊に渡部篤郎、母・悦子に小沢真珠、兄・渉に栗原類、祖母・マツにどんぐり、華と和馬の娘の杏に小畑乃々といったキャストも出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は再び平穏な日々を送る華と和馬、杏たちの前に円城寺が現れ、華に1日だけフィアンセのふりをして欲しいと頼み込む。円城寺の父・豪が突然帰国。許嫁だったはずの華とまだ結婚していないことを叱られ、事実婚しているふりをして豪を納得させて欲しいという。尊が豪と話し合うのだが、三雲家と円城寺家でグレース・ケリーの愛したカルティエのダイヤモンドリングを奪い合い、円城寺が先に奪った場合、華を差し出すことになってしまう。勝負は円城寺がわざと負け、華は和馬との結婚生活を続ける…というのが今回のストーリー。今回、視聴者の注目を集めたのが円城寺の“ダンスアクション”。歌う踊りながら敵を倒したり、ガドリング砲を避けたりと華麗すぎるその動きに「円城寺さんの歌と舞いがハンパねぇ…」「円城寺さんの身体能力エグイな、映画のアクション期待してる」「円城寺さんのアクションが普通にかっこいいのだが」「今回めっちゃクールでかっこよくて、あの身体能力やばかった」など、ネット上には絶賛の嵐が吹き荒れる。結局豪は円城寺の気持ちを受け入れ、最後は2人で“親子ミュージカル”へとなだれ込むのだが「市村正親さんと大貫勇輔さんの共演を観れるなんて」「市村正親さんのお茶目さ&大貫勇輔さんの美しさ」「最高で贅沢すぎるミュージカルシーンでした」「市村正親に歌の力は偉大だなんて歌われたらひれ伏すしかない」と、こちらにも感動の声が殺到。ラストでは華が“盗まれた子ども”だったことが尊の口から明かされるなど、新たな謎も提示され「気になりすぎる。映画楽しみ」「映画でも円城寺パパは出てくるのかな?」「来年の映画楽しみにしてます!」など、映画への期待の声も多数寄せられている。(笠緒)
2020年12月11日黒澤映画をミュージカル化した『生きる』が10月9日(金)、東京・日生劇場にて開幕。それに先駆け、主演の市村正親と鹿賀丈史、演出の宮本亞門がコメントを寄せた。本作は、’18年に主演を市村正親・鹿賀丈史(Wキャスト)、音楽をジェイソン・ハウランド、脚本・歌詞を高橋知伽江、演出を宮本亞門というタッグで初演された作品で、今回が2年ぶりの再演となる。自らの余命がわずかと知り、初めて生きようとする主人公・渡辺勘治を演じるのは、初演に続き市村と鹿賀。その息子・光男は新キャスト村井良大が演じる。さらに、新納慎也と小西遼生(Wキャスト)、May’n と唯月ふうか(二役をWキャスト)、山西惇が初演に引き続き出演する。市村が「初演では、あんな耳をつんざくような拍手をもらえるとは思っていなかったのでびっくりしました」、鹿賀が「静かなものすごい熱のあるスタンディングオベーションの光景を目にして、いい仕事ができたなと感じました」と振り返った本作だが、今回の再演はさらに「すごく作品がよくなっている」と宮本。そこには宮本自身の経験も反映されているといい「コロナ禍だから観てほしい作品になった。“生きる”ということをストレートに伝えられる作品になったなと思います」と明かす。市村も「今回の演出は2年前と随分違うんです。渡辺勘治の人間ぽさが出てきたなと感じています。勘治の『今、生きている。生かされている』という台詞があるけど、僕自身も今回すごく『舞台に立たされている、立つことができている』と実感を持って言えるので、とてもしあわせ。だからこそ、この『生きる』の感動をたくさんの人に伝えたいです」、鹿賀は今回「この作品を上演できると聞いた時はすごく嬉しかったです。これ以上の舞台に立つ喜びはなかなか経験できなかったと思います」と明かし、「今回僕が一番気にしているのは“リアリティ”です。台詞も歌も踊りもある中で、どこかに一本、すっと気持ちがつながっていないとと考えました。だから歌も、上手に歌えば十分なのか?と思いまして、普通の音楽監督だったら怒るかもしれないような歌い方もしています。今までのミュージカルとは一味違う、僕は新しいミュージカルだと思っています」と語る。宮本が「これはお芝居なんです。芝居としても、ミュージカルとしても楽しんでいただける作品。映画と違う新たな感動もあると思います。必ずあなたの人生に光が差す瞬間がある舞台だと、大げさじゃなく思います。市村さんと鹿賀さんが凄まじいです。今回の『生きる』は観ないと損です」と語る本作は、10月28日(水)まで東京・日生劇場にて上演後、富山、兵庫、福岡、愛知を巡演。文:中川實穂
2020年10月14日黒澤明監督の同名映画を原作に、宮本亞門(演出)と高橋知伽江(脚本・歌詞)がブロードウェイの作曲家、ジェイソン・ハウランドとタッグを組んで作り上げた日本オリジナルミュージカル『生きる』。2018年の初演は、日本ミュージカル界を支えてきたふたりの“レジェンド”、市村正親と鹿賀丈史(ダブルキャスト)の熱演も手伝い、大きな話題と感動を呼んだ。その再演の舞台が、本日10月9日(金)に日生劇場で開幕。たった2年で再演に至ったという事実が既に、初演の成功を物語っていると言えるだろう。主人公は役所の市民課長、渡辺勘治。早くに妻を亡くしてから男手ひとつで息子の光男を育て上げ、今は息子夫婦と同居しながら淡々と仕事をこなす毎日だ。そんなある日、自分が胃がんであり、余命が長くないと知る渡辺。振り返ると、そこにあるのは意味のあることを何ひとつ成し遂げていない人生だった。今からでも、何かできることはあるのだろうか――。定年間近にして新たな人生を歩み出す渡辺の姿が胸に迫る、シンプルで力強いストーリーだ。渡辺役の市村&鹿賀のほか、狂言廻しを兼ねる小説家役の新納慎也&小西遼生、光男の妻・一枝と役所の事務員・小田切とよを交互に演じるMay’n&唯月ふうか(各ダブルキャスト)、そしていわゆる“お役人気質”の上司役の山西惇は初演からの続投。そこに光男役として、日本ミュージカル界の未来を担う村井良大を加えた新生『生きる』カンパニーが、“ジャパニーズ・ミュージカル”のさらなる高みを目指す。日本にはここ数年、空前のミュージカルブームが到来中だが、上演が多いのはやはり海外産の、西洋人または人間ではないキャラクターが多く登場する作品。そこにきて本作は、日本の老人といういかにも等身大の人物が主人公という点で一線を画し、また音楽も、最初から日本語で歌われることを前提に書かれているため日本人の心に響きやすい。“ミュージカル=自分とはかけ離れた登場人物が華やかに歌い踊るファンタジー”といったイメージにとらわれてブームを遠目に見ている、アンチ・ミュージカル層にこそ観てもらいたい作品だ。ミュージカル『生きる』作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド脚本&歌詞:高橋知伽江演出:宮本亞門10月9日(金)~10月28日(水)東京・日生劇場11月13日(金)・14日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール11月28日(土)~30日(月)愛知・御園座他、 以下地方公演あり文:町田麻子
2020年10月09日榊原郁恵、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出し、今年で44回目の歴史を誇る『ホリプロタレントスカウトキャラバン』(以下:TSC)が9月に幕を開ける。実行委員長を務めるマネージメント第二事業部・川畑良太氏と、公演事業部・大屋佳枝氏に話を聞いた。新人発掘の場として、募集テーマを変えながら日本全国を行脚してきたTSC。今年は「未来のキング&クイーンを探せ!」をタイトルに、世界に羽ばたく次世代の“ミュージカルスター”を探すオーディションが開催される。根底にあるのは「新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けた演劇界の“夜明け”を象徴する原石を見つけたい」という想いだ。コンテストを見守るスペシャルアンバサダーには、今秋ミュージカル『生きる』で主演を務める市村正親が就任。アイコンとしての起用に「彼のように長く第一線で活躍し、舞台でも映像でも通用するマルチな才能を目指して欲しい」という狙いが込められる一方で、両者ともに「その才能をホリプロ全体で“育てる”」といった気概も覗かせる。そのため、川畑氏は「いま歌やダンスの能力が未熟でも大丈夫」「応募者の意欲を尊重したい」とコメント。タレントと作品のマッチングを意識してきたプロデューサーの大屋氏も「育ったグランプリや受賞者が活躍する“場”を提供できる土壌があるところもホリプロの魅力」と続き、フォロー体制の充実をアピールした。応募資格は、芸能プロダクションに所属していない11~20歳の男女。女性タレント発掘のイメージが強いTSCだが、川畑氏は「チャンスに性別は関係ない」と幅広く門戸を開く構えだ。Webエントリー制の一次選考はプロフィールと写真のほかに、歌唱動画の提出が求められる。大屋氏は「好きな曲を大きな声で歌ってもらい、光る個性を見せてください」と応募を呼びかけた。通常のTSCと異なり、二次・三次選考ではオンライン面談を中心とした審査を行う。リモート環境下でどれだけ人を惹きつけられるか確認するために、両者いわく「配信サービスを使って観客とコミュニケーションを図る機会なども検討中」──。視聴者を巻き込んで展開する新たなTSCの構想に「オーディションの過程で応募者が成長し、スターが生まれる瞬間を見届けてください」と語り、取材を結んだ。一次選考のWebエントリー期間は、9月1日(火)~30日(水)。通過者にのみ、10月16日までに結果が通知される。その後、二次・三次選考は10月下旬~11月上旬、講師によるレッスンを通じた審査を行う四次選考は11月下旬、グランプリを決定する決戦大会は12月中旬に行われる。取材・文:岡山朋代
2020年08月28日曇天の下、雨模様となった7月下旬の昼前。都心にある高級マンションの地下駐車場にうつむきかげんで現れたのは篠原涼子(46)。ここは、篠原の自宅マンションから車で10分ほどの距離にある。黒いキャップを目深にかぶり、サングラスにマスク姿と完全防備で、待機していた事務所の送迎車に飛び乗ると篠原はそのまま仕事へと向かっていった。あっけらかんとした性格からこれまでプライベートでもあまり変装をしないことで知られる篠原にしては珍しい警戒ぶり。出演中の主演ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)で見せる、断固とした彼女の姿とはまるで違っていた――。いっぽう、その前日の昼前に篠原の“住まい”から少し離れた自宅マンションから現れたのは夫の市村正親(71)。そのそばには今年で小学3年生になった次男(8)の姿が。迎えの車に乗り込んだ2人はそのまま次男の通う有名私立小学校へと向かっていった。「この日は1学期最後の登校日で、コロナ禍での夏休みの過ごし方を保護者とともに説明する催しがありました」(学校関係者)2人が姿を現したのは正午過ぎ。送迎車に次男を乗せて、ともに帰宅するかと思いきや、入れ替わるように車から同じ小学校に通う6年生の長男(12)が現れた。長男を連れ、学年ごとに時間差で開催されている説明会へと市村はふたたび向かっていった。1時間後、説明会を終えた親子連れに紛れて学校をあとにする市村と長男。楽しそうに話す長男の手を市村はしっかりと握りしめながら帰路についた。しかし、両親ともに参加する親子が多いなか、篠原は最後まで姿を見せなかった――。この日以外にも、本誌は子どもを連れて自転車で遊びに出かけるなど一人で子育てに励む市村の姿をたびたび目撃。そこに篠原の姿はなく、連日、高級マンションから仕事場に向かう彼女も目撃している。それもそのはず、夫婦はある“選択”をしていたのだ。夫妻と親しい知人は言う。「篠原さんが生活しているマンションは1カ月以上の利用から借りることのできる高級賃貸マンション。家賃は1LDKでひと月当たり80万円ほど。篠原さんは3月初頭から1人で生活しており、市村さんとは別居しています。お子さんの面倒は市村さんが自宅でずっと見ているそうです」結婚15年目を迎えた25歳差夫婦が5カ月の別居に踏み切った陰にはいったい何が――。01年の舞台での初共演をきっかけ、篠原と市村は急接近したが当時の市村は妻帯者。03年5月に離婚し、その後、正式に交際をスタート。年の差から篠原の父が結婚に猛反対するという試練を乗り越え、05年12月に結婚。別々に開かれた結婚会見では互いに「神様が与えてくれた人」「魅力的な人なら年齢は関係ない」と愛を誓っていた。篠原は08年5月、12年2月にそれぞれ男児を出産。出産後もたびたび市村と仲睦まじくデートする姿を本誌も目撃するなど、絆を着実に強めていった。しかし、時が経つにつれ“夫婦不和”がささやかれ始めた。子どもが大きくなるとともに、飲み歩く篠原の姿が一部週刊誌でたびたび報じられるようになったのだ。そして、そんな篠原に市村が不安を吐露したこともあったという。今回の別居で2人の亀裂はついに現実となってしまったのか。篠原の所属事務所に、別居について確認すると、次の回答が。「篠原が市村さんと別居をしていることは事実です。しかし、不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」別居は認めたものの、あくまでコロナ禍によるものだというのだ。篠原が別居を決断した背景について前出の知人は言う。「がんを患っていた人はコロナの重症化リスクが高いこともあり、市村さんの体調を気遣って篠原さんは別居を決断したそうです。また、舞台を中心に活動する市村さんの仕事がコロナで軒並みキャンセルに。時間の空いた市村さんが篠原さんに『俺が子どもを見るからドラマの撮影に集中しなさい』と後押ししたことも大きかったようです」篠原が自宅マンションを出た3月初頭は都内で少しずつ感染者が出始めたころだ。別居の“決断”には早いように思われるが。コロナ別居で問われた“妻と母の品格”に篠原が出す答えは――。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月04日長期化するコロナ禍で、芸能界きってのおしどり年の差夫婦が転機を迎えていた。篠原涼子(46)が自宅を飛び出し、市村正親(71)と3月初頭から5カ月間にわたる別居生活を送っていたのだ。ここ1カ月ほど、1人で長男(12)と次男(8)の子育てに励む市村の姿をたびたび目撃。2人が通う有名私立小学校の父兄が参加する登校日にも市村は1人で参加していた。いっぽう同じころ、自宅から10分ほど離れた高級賃貸マンションから仕事場に向かう篠原の姿を何度も目撃。前述の登校日も、ほとんどの家庭が両親揃って参加するなか、篠原の姿はなかった。事務所に確認すると、次の返答が寄せられた。「篠原が市村さんと別居をしていることは事実です。しかし、不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」別居は認めたものの、あくまでコロナ禍によるものだと説明。今年で15年目となる2人だが、結婚生活は幕開けから波瀾万丈だった――。「’01年9月の舞台共演をきっかけに2人は距離を縮めましたが、当時の市村さんは妻帯者。市村さんが’03年5月に離婚し、その後正式に交際をスタート。そのまま結婚かと思われましたが、男手ひとつで篠原さんを育ててきた父・勝雄さんが年の差を理由に猛反対。最終的に勝雄さんが折れる形で、交際2年半でようやく結婚にこぎつけました」(芸能関係者)篠原は、25歳上の夫に惜しみない愛を注いだ。「’14年7月に市村さんの胃がんが発覚。8月に大手術を受けたあとは篠原さんが献身的に看病しました。また篠原さんが検査を勧めたことでがんが発覚したこともあり市村さんは『妻に救われた』と感謝しきりでした」(舞台関係者)数々の試練を乗り越えた2人の絆は確かなものとなっていた。本誌は’18年4月に次男の入学式に家族4人で仲よく参加する様子や、腕組みしながらデートをする2人をたびたび目撃している。しかし時間とともに、2人の間にも次第に溝が生じ始めたようだ。「市村さんは“女優・篠原涼子”のファンであり、応援していますが、それ以上に家庭を大事にしています。特に、息子たちには寂しい思いをさせたくない気持ちが強く、母親には極力、そばにいてほしいようです。しかし、篠原さんは次男が小学校に入って手がかからなくなったことで仕事量を増やしました。市村さんががんを患ったことで、“自分が働かないと!”という思いが強くなったそうです。有名大学の付属小学校ですからもう受験をする必要もありませんからね」(テレビ局関係者)そして、そのころから一部では“夫婦不和”がささやかれ始めた。「出産後はしばらく大好きなお酒を控えていた篠原さんですが、子どもが成長するにつれ解禁。そのころから、深夜に飲み歩く姿が一部の週刊誌で報じられるようになりました。バーで泥酔し『私の仕事をわかってほしいのよ!』と市村さんへの愚痴をぶちまける姿が報じられたことも。市村さんは『涼子が深夜になっても帰ってこない。彼女のスケジュールが見えない』と知人に不安を漏らしていたそうです」(前出・芸能関係者)実際、’18年8月に市村が舞台の地方公演で出張中に、次男を連れてママ友と飲み歩く篠原の様子を本誌が報じたことも。離婚カウンセラーの岡野あつこさんによるとコロナ禍が夫婦の危機を誘発するケースが多いという。「コロナによる離婚や別居がよくいわれていますが、実際に相談件数はふだんと比べて2~3割ほど増えています。またコロナ禍の今は、本当に離婚を決断して相談に来る人が多いんです。自粛中に自宅で朝から晩まで顔をつき合わせていることで、目指す方向や子どもに対しての考え方など価値観の違いが浮き彫りになったことも要因でしょう」篠原は今年で47歳。年齢も大きな要因となるようだ。「50歳手前の女性に多い特徴で“もう一度輝きたい症候群”があります。結婚して子どもを産んで、手がかかる時期も終えた。妻と母としての人生を経て、残された女として輝く時間を求めるのです」昨年、篠原は反抗期の息子たちに手を焼くことを明かしながら、母親の苦悩をこう語っていた。《日頃の私は、決して出来のいい母親ではありません。このダメっぷりを、子どもたちもどこか心配しながら見ているのかも》(『婦人公論』’19年7月9日号)愛する我が子と離れて暮らす今、篠原は何を思うのか――。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月04日東山紀之主演の痛快時代劇シリーズ「必殺仕事人」の新作が、スペシャルドラマとして6月28日(日)に放送されることが決定した。今回の新作では、“親だまし”がテーマ。仕事人たちがハンパな悪党=グレ者と、息子をかたって親から多額のお金を引き出す卑劣な犯罪…いわゆる“オレオレ詐欺”に挑む。また東山さんと対峙することになるのは市村正親。今回念願の初共演を果たす。「必殺シリーズ」初登場となる市村さんが演じるのは、本町奉行所に赴任してくる奉行・湯川伊周。悪人を撲滅するためにやって来るのだが、実は裏の顔が…。東山紀之、「市村さんをすごく目標にしていた」東山さんは「市村さんとお芝居で共演させていただくのは初めてです。最初にお話させていただいたのは確か『紅白歌合戦』(1989年)でご一緒した時だったと思います。僕は市村さんをすごく目標にしていたんですよ。自分を律して舞台に立ち続けるというご苦労もよくわかるので、『こんな舞台人になりたい』と思っていました」と語り、「長い歴史のある必殺シリーズですが、今回もとてもいいお話になっております。ぜひ、今年もこの世界観をお楽しみください!」と呼びかける。市村さんは「いざ入った現場では『あ、(テレビで)見ていた人が目の前にいる!』という感じでしたね。今回、殺陣をした時に『日本人でよかったなぁ』と思ったんです。時代劇の殺陣ってやっぱりかっこいいですよ。斬られるのもかっこいい!僕、実は緊張して東山くんの目を見られなかったんです。刀を交えながらも『かっこいいな』と思っていました」と撮影をふり返り、「前半と後半の変わり身に、ぜひ注目していただきたいですね」と見どころをアピールしている。杉野遥亮&森川葵らが登場さらに、意外な展開を巻き起こすことになる引きこもりの若者・田上新之丞役で杉野遥亮、娘と一緒に暮らすため健気に働くたけ役を森川葵と、若手キャスト陣が作品に華を添える。そのほか、杉本哲太、古川凛、中島ひろ子、大東駿介、駿河太郎がゲスト出演。そして、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、松尾諭、生瀬勝久、キムラ緑子、中越典子らお馴染みキャストも登場する。なお、今年は1973年の初登場以来、必殺シリーズを牽引してきた藤田まことさん没後10年にあたる。撮影前には、仕事人のアジトに藤田さんの写真と中村主水の好物であったメザシを飾り、東山さんら出演者たちが手を合わせた。東山さんは「藤田さんに『相変わらずみんなで集まってワイワイと藤田さんの話をしながら頑張っています』と報告しました。今でも藤田さんのような存在は絶対に必要だと思っています」と思いを語った。あらすじ親だましが横行中の江戸。これに歯止めをかけるため、同心・渡辺小五郎(東山紀之)らが勤める本町奉行所に奉行・湯川伊周(市村正親)と与力・田上誠蔵(杉本哲太)が赴任してくる。ある日、小五郎はまんじゅうを盗んで逃げる少女・つゆ(古川凛)に出くわし、その場をとりなした小五郎は、つゆに懐かれてしまう。そしてすっかりつゆのとりこになった妻・ふく(中越典子)と、叔母てん(キムラ緑子)に押し切られ、しばらく家で預かることに。一方、水茶屋で酒を飲んでいた経師屋の涼次(松岡昌宏)は、自分の店をもって娘と暮らすために働いているというつゆの母・たけ(森川葵)の話に耳を傾けていた。するとたけが常連客に呼び出され、席を立つことに。その客・五十嵐鉄三郎(大東駿介)の傲慢な振る舞いが気に食わない涼次。また、たまたま誠蔵の家で庭師として働いていたリュウ(知念侑李)は、引きこもりの息子・田上新之丞(杉野遥亮)と言葉を交わすようになり、いつしか友情が芽生える。ついに一緒に外出することになり、溝端九右衛門(駿河太郎)が新生塾という若者に多様な生き方を説く私塾に通い始めるが、リュウは無条件で溝端に心酔していく新之丞の様子に不安を感じていた。そんな中、五十嵐がたけに破格の金額で店付きの家を口利きしてやると持ち掛ける。すっかり舞い上がったたけは、必死の思いで貯めた金を渡し、つゆを連れて店と家を見に行くが、そこは空き家ではなかった。そして五十嵐のもとへ向かったたけだが、無残にもつゆの目の前で殺されてしまう…。スペシャルドラマ「必殺仕事人2020」は6月28日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2020年06月03日阿川佐和子がMCを担当するTBS系土曜朝の番組「サワコの朝」。その4月4日(土)オンエア回に、女優の高畑充希がゲスト出演する。子役時代を経て中学時代にホリプロの45周年を記念したオーディションで選出され、高校進学後はミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢。17歳の時には舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を熱演し、さらに注目を集める。2013年連続テレビ小説「ごちそうさん」に西門希子役で出演すると、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの作品で多くの人に知られる存在に。一途に信念を貫く主人公を演じた「過保護のカホコ」「同期のサクラ」や人気グルメコミックをドラマ化した「忘却のサチコ」などのドラマから『引っ越し大名!』『ヲタクに恋は難しい』などの映画、「エレクトラ」といった舞台まで幅広く活躍する高畑さん。今回は、3年前の舞台「エレクトラ」で母娘役での初共演が実現したという憧れの女優からのサプライズメッセージ映像を紹介しながら、共演時のエピソードをトーク。また1人で舞台のモノマネをして遊ぶほど“舞台”が大好きだったが、一方で「人の先頭に立つとか、学級委員長をやるとか、めちゃくちゃ程遠い学生だった」という幼少期をふり返り、「こんな未来が待っているとは想像していなかった」と語る高畑さんに阿川さんが驚く場面も。いまでも「カメラを向けられているのが怖い」という高畑さんの、劇中では見られない意外な素顔に迫っていく。2020年はミュージカル「ミス・サイゴン」への公演も予定されている高畑さん。ブロードウェイミュージカルの日本版として1992年から公演されてきた同作。ベトナム戦争末期のサイゴンで出会った戦災孤児の少女キムとアメリカ兵クリス、2人が出会うきっかけとなったエンジニアらの運命を描いていく。エンジニア役を市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久が務め、クリスには小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、高畑さんはキム役を昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈と共に演じている。ミュージカル「ミス・サイゴン」は5月23日(土)より帝国劇場で上演予定。プレビュー公演は5月19日(火)から22日(金)まで。「サワコの朝」は4月4日(土)、7時30分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2020年04月03日舞台『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈、クリス役の小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、ジョン役の上原理生、上野哲也、エレン役の知念里奈、仙名彩世、松原凜子、トゥイ役の神田恭兵、西川大貴、ジジ役の青山郁代、則松亜海らが登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本での通算上演回数は1368回を重ねる。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。製作発表は全員で「火がついたサイゴン」を披露し、さらに全キャスト楽曲メドレー「世界が終わる夜のように」「トゥイの死」「今も信じてるわ」「生き延びたけりゃ」「命をあげよう」「ブイドイ」「アメリカン・ドリーム」のパフォーマンスを行った。初演より同作に主演し、2016年の公演では一度卒業も宣言した市村だが、「その方がお客さん入るかな」とジョークを飛ばす。卒業撤回は「想定内ですね。今回はまた0からやってみたいなと思って。前やったことはすっかり忘れて、やったことのないような方向から」と意気込んだ。小さい頃から両親と一緒にミュージカルを観に行っており、同作を何回も観ていたという高畑は「偶然、ヘリが止まって、筧(利夫)さんが15分フリートークしてくださった回を観てたりして、思い入れの深い作品」と明かす。「自分には務まらない、遠い存在の役だったんですけど、今年28歳で、もしチャレンジできるならそろそろ最後なんじゃないかと思ったので、ダメ元でオーディションを受けてみようと思って受けてみたのが、一昨年。決まった時はびっくりもしましたし、嬉しかったけど、今はどうしようという感じで。プレッシャーもありますけど、初めてお会いできた方も多くて、ワクワクが膨らんできました」と心境を表した。高畑と同じく、初出演の大原も「デビュー映画の打ち上げのときに『ミス・サイゴン』の歌を歌って、そこからスタッフさんが初舞台のオファーをくださったりして、すごくご縁のある作品でとても嬉しかったです」と、思い入れたっぷり。また「フランス人寄りのエンジニア」という伊礼は、「初演から演じ続けている方と一緒になることは、まあないですよ。今後もない。貴重な経験なのでしっかりと、盗めるものは盗んでいきたい」と語る。東山は「最初に帝劇に立った時は、『エリザベート』のトートダンサーとして踊っていたので、こういう形でまた帝国劇場に帰ってこられたのは身が引き締まる思い。足を無駄に上げるようなエンジニアとか、柔軟性を生かしたエンジニアをやってくのかな」と会場のオーディエンスを笑わせていた。製作発表終了後の取材では、再度卒業について聞かれた市村が「今は、続けられる限りやってくれと言われてます。120歳……できるだけ長く。息子がクリスやるくらいまで」と答える。ミュージカル出演が7年ぶりという高畑は、その間のトレーニングについて「全然やってなかったです。なので、お尻に火がつきまして……」と苦笑。「今、必死でみなさんに追いつけるように頑張っております。(お尻が)燃えてます。お稽古がすごく楽しみです。役になった時にそれぞれどんな風になってくのか楽しみにしています」と意気込みを表した。同作は東京・帝国劇場にて5月23日〜6月28日に上演された後、北海道、長野、大阪、静岡、富山、愛知、福岡、埼玉と全国8都市で公演を行い、9月6日に千秋楽を迎える。
2020年02月26日ケチで意地悪な金貸しスクルージが、クリスマスの精霊が見せる過去・現在・未来によって自身の生き方を見つめ直す様を描く、イギリスの文豪ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』。この名作をミュージカル映画化した『スクルージ』(1970年)が、同じレスリー・ブリカッスの脚本・音楽により舞台化され、日本では1994年に初演された『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』が、本日12月8日に東京・日生劇場で6度目の再演の幕を開ける。名曲の数々とにぎやかな演出(井上尊晶)に彩られた、クリスマスにぴったりの心温まるファンタジーだ。スクルージ役を務めるのは今回も、初演以来たびたび同役を演じ、当たり役のひとつとしている市村正親。意地悪な中にもかわいらしさが見える市村スクルージは初演から評判だったが、「だんだんスクルージの年齢に近づいてきて、メイク時間も最近では少なくなっております」と本人が語るとおり、今回はより真実味を増した演技が期待できそうだ。また、四半世紀を超える『スクルージ』の歴史の中でも、日生劇場での上演は今回が初めて。「日生劇場の怪人と言われる市村にとってはベストの劇場」との言葉に、期待はさらに高まる。あわせて注目したいのは、スクルージが営む高利貸し屋で事務員として働くボブ・クラチットを、今をときめく武田真治が演じること。今回が3度目の登板となるが、“筋肉キャラ”で彼の魅力に開眼した新規ファンにとっては、貧しいながらも幸せに暮らしているお父さんという役どころは新鮮に映ることだろう。ほかにも田代万里生、実咲凜音、今井清隆といった実力派キャストが集結、多くの子役たちと共にクリスマスイブの奇跡を描き出す。12月25日(水)まで。文:町田麻子
2019年12月08日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」のスペシャルが11月3日(日)オンエア。明石家さんまがMCを担当し「ちょっと揉めてる人、ちょっと気まずい人」をテーマに豪華ゲストを迎えて3時間にわたり放送する。今回はゲストに「グッドワイフ」や『恋妻家宮本』の相武紗季、「トドメの接吻」や『十二人の死にたい子どもたち』などの新田真剣佑。「ミス・サイゴン」等の舞台から「ドクターX」といったドラマまで幅広く活躍する市村正親。AKB48を卒業後女優として活躍、最近第一子の妊娠を公表した篠田麻里子。TBSアナウンサーからフリーに転身、「モトカレマニア」などで女優にも活動の場を広げた田中みな実。女優とモデルの両方で個性を発揮する長井短。『君の膵臓をたべたい』や『アルキメデスの大戦』などの浜辺美波。「VOYZ BOY」としてのグループ活動から先日まで放送された「ノーサイド・ゲーム」で俳優デビューも飾った村田琳。ファッション界で話題沸騰、菅田将暉と共演した『タロウのバカ』で俳優デビューしたYOSHI。ホスト界の帝王で、その華麗なライフスタイルも話題のROLANDをゲストに迎える。今回もさんまさんと25年ぶりの再会となる世界的歌姫が登場。ROLANDさんの香りに自由すぎるYOSHIさん、浜辺さんはイラつく芸人“T”の存在を、新田さんは間違ったイメージに困惑していることを明かすほか、田中さんに想いを寄せる炎鵬関がスタジオに登場、田中さんと初対面を果たす。3時間SPならではの充実トークをお楽しみに。相武さんと新田さんが共演しているドラマ「同期のサクラ」は毎週水曜日22時~日本テレビ系で放送中。市村さん主演の舞台「スクルージ~クリスマス・キャロル~」は12月8日(日)~日生劇場で上演。田中さんは初写真集が宝島社より12月13日(金)発売。長井さんが出演する舞台「街の下で」は、こまばアゴラ劇場で11月4日(月・祝)まで上演。浜辺さんがヒロイン役で出演する『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にて公開。「行列のできる法律相談所」3時間SPは11月3日(日)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年11月03日今年で10回目の開催を迎えるWOWOW「勝手に演劇大賞」。今年は10回目の開催を記念し、スペシャルトークイベントの開催が決定。さらに、『グリーン&ブラックス』出演の井上芳雄より、コメントが寄せられた。「勝手に演劇大賞」は、を演劇ファンからのWEB投票によって選出された作品・演出家・俳優を表彰する賞。投票期間は、本日11月1日から12月31日まで。「作品賞(ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門)」 「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」に分けられ、結果は2020年2月下旬、勝手に演劇大賞特設サイトにて発表される。10回目の開催を記念して開催されるトークイベントには、フリーアナウンサーの中井美穂と演劇ジャーナリストの徳永京子の登壇が決定。ゲストとともに今年の演劇と過去の演劇大賞を語る予定だ。本イベントの参加は同じく「勝手に演劇大賞」の特設サイトで11月29日まで受け付けられる。対象はWOWOW加入者で、定員は25組50名。また今回寄せられた井上芳雄のコメントは下記の通り。●井上芳雄コメント一番感動したミュージカルは、名古屋で観た劇団四季の『ノートルダムの鐘』でした。ストレートプレイですと、『ドライビング・ミス・デイジー』。名作とは聞いていましたが、初めて観ました。市村正親さんと草笛光子さん、堀部圭亮さんの3人芝居で素晴らしかったです。アメリカの翻訳劇ではありますが、どこの国の話というのは関係ない、人と人の話になっていて、シンプルではあるのですが素敵な作品でした。草笛さんをはじめベテランの皆さんの演技を観ていると、僕もお芝居を続けてこんな風になりたいという希望になりました。WOWOWオリジナルミュージカルコメディ福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』#3211月27日(水)夜11:00WOWOWライブ(毎月第4水曜日夜11:00 ※変更の場合あり)・勝手に演劇大賞2019投票期間:11月1日(金)〜12月31日(火)対象作品:2019年に国内で上演された全ての作品投票方法:勝手に演劇大賞特設サイトにて ※WOWOWのWEB会員登録が必要となります(登録無料)投票各賞:「作品賞(ストレートプレイ部門/ミュージカル部門/2.5次元部門)」「演出家賞」「女優賞」「男優賞」「新人賞」結果発表:2020年2月下旬 勝手に演劇大賞特設サイトにてプレゼント:カブキグラス 1名様 ※投票いただいた方の中から抽選でお送りいたします。勝手に演劇大賞特設サイト: ・勝手に演劇大賞2019 第10回記念スペシャルトークイベント日付:12月8日(日)開場:13:30 開始:14:00 終了16:00(予定)会場:都内某所(当選された方にのみお知らせします)人数:25組50名様(お一人でのご応募も可能です)登壇者:中井美穂、徳永京子ほか(予定)応募期間:11月1日(金)〜11月29日(金)
2019年11月01日「ドラマのなかでポルトガル語を話す場面がたびたび出てくるんですよ。僕自身は、日本語をしゃべっているときよりもしっくりきて(笑)。サンバのリズムに乗せて踊ったりしていると、この役は僕に当てて書いてくださったのかなという気がしてならないです」そう語るのは、ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系・10月17日、21時~)の新シリーズに出演する市村正親(70)。彼が演じるのは、“今世紀最大のコストカッター”の異名を持つ日系二世のブラジル人投資家、ニコラス丹下。財政難の病院や会社を再建してきた彼の決めゼリフは、「私に救えない企業はない!」。「市村正親で言い換えるなら、『私を使って失敗はありません!』とか、『私の芝居にハズレはありません!』って言うようなものですよね(笑)。僕は、そんなことを口に出して言いませんけど」また、奨学金で医学部に通うなど、人知れず苦労した過去を持つ丹下に自身を重ねる。「僕の両親は父が新聞記者で母は飲食店のおかみという本当に普通の家庭で、決して裕福ではなかった。役者の道に入ったとき、ある種の劣等感があって。学歴やコネとか自分にはないものを持っている人を見ると嫉妬したものですよ」実は、11歳と7歳になる2人の息子さんが今、俳優になりたいと言っているそうで。「そう考えると、今度は自分の子が特別扱いされたら、それはいかんと思います。人間、楽して進むよりも下積みの経験や挫折を味わったほうがいい。そのほうが自分の身になりますからね」劇団四季の舞台でデビューしたのは今から46年前。これまでの舞台出演作品数は100本以上にわたる。「たかだか2~3時間の舞台で激しい人生を生きられる。舞台は一つの旅だと思っています。いい作品だと毎回いい旅ができるんですよね」70代に入り、ますます精力的に仕事に取り組む市村。日ごろの体づくりに余念がない。「有酸素運動にマグマヨガ、とにかく汗をかいて新陳代謝をよくすることと体幹を鍛えることを心がけています。もちろん肉体的にはだんだんキツくなってきている。でも気力の衰えは全く感じません」モチベーションはどこから?「それはもう、やはり見にきてくださるお客さんがいるからですよ。家族が来るとまた変な張り切り方をしちゃうんだけど、僕、人が見ていないとダメなの。だから舞台稽古が嫌なのかな(笑)」
2019年10月20日米倉涼子(44)主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の第6シリーズが、10月17日スタートした。各メディアによると、初回は平均視聴率20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好発進。19年の民放連続ドラマでは初の20%超えとなった。初回のあらすじは、財政難の「東帝大学病院」に現れた“コストカッター”ニコラス丹下(市村正親)が院内の赤字部門を切り捨てる改革を進める。そんな中、食堂で働く岩田一子(松坂慶子)が突然の胸の痛みを訴えた。検査を考える大門未知子(米倉)とは反対に、ニコラスが導入したAIシステムによって一子は手術することに。ニコラス主導の方針に大門が反旗を翻す――というストーリー。大門の「致しません」や「私、失敗しないので!」といったお決まりのセリフも健在だった初回。放送後、ネットでは米倉の期待を裏切らない演技を絶賛する声が上がった。《Doctor-X 大門未知子といえば。「致しません」コール。待ってました》《流石、未知子。そう来ると思ったよ。カッコよすぎる。ほんと、カッコよすぎる》《ドクターXは現代の水戸黄門だわ。米倉涼子が還暦になるまで続けて欲しい》米倉は8日の制作発表会見で、ドラマ撮影前に「低髄液圧症候群」という病気を患っていたと明かしていたという。そんな病を乗り越えて挑んだ新シリーズ。米倉は令和の水戸黄門となるか――。
2019年10月18日先日、TOKIOの城島茂さん(48)がグラビアアイドル菊池梨沙さん(24)と結婚を発表。菊池さんは妊娠3カ月ということで、ダブルおめでたとなりました。しかし24歳という年齢差に、一部の人は「いかがなものか」と困惑の声をあげているようです。筆者も最初聞いたとき、「離れてるなぁ」と思いました。しかし芸能界での20歳以上の年の差婚は、たまにあること。過去別の年の差婚の報道を思い出しても、ここまで騒がれたことはありませんでした。では一体、城島さんの報道のどこに見る人が困惑するポイントがあるのでしょう。■困惑のポイントは、実は年齢だけじゃないそもそも今回の「いかがなものか」といった声の根っこには、年齢差以外の要素も含まれていると思います。・48歳で妊娠と結婚という順番を間違えたという指摘・城島さんが菊池さんの母親より年上というねじれ関係大きく分けるとこの2点に集約されるのではないでしょうか。しかしこうしたデキ婚への指摘や母親より年上という点に関しては、受け取り手である私たちの価値観がガチガチに固まっているからこそ起きるものだと思います。・大人は結婚や子どもを生む順番を間違えない・結婚相手が親と同世代なのはおかしいこういった価値観を無意識的に持っていると、今回の報道に違和感を覚えてしまうのでしょう。城島さん個人をみれば見た目も立ち居振る舞いも一般的な48歳よりもずっと若々しいですし(ギャグでおじいちゃんキャラをしていますが、やっぱり若い)、立場や年齢の問題からなかなか結婚に踏み出せずこういう結果になった可能性もあります。年の差婚という事実は変わりませんが、数字のインパクトを少し脇に置くと“違和感の正体”がみえてくるかもしれません。■本当の違和感は24歳差婚ではなく「24歳が48歳を選んだ」部分24歳差婚はいかがなものかと一部の人が声高に叫んでいる今回の報道。こうした人たちは、実は24歳差ではなく「24歳が48歳を選んだ」という点に引っかかりを覚えているのではないでしょうか。例えば同じ芸能界では、09年にプロゴルファーの東尾理子さん(当時40)と俳優の石田純一さん(当時62)が結婚を発表しました。年齢差は22歳。しかし熟年結婚ということもあり、年齢差を報じることはあっても困惑する声はありませんでした。他にも女優の篠原涼子さん(当時32)と市村正親さん(当時56)も05年に24歳差で結婚していますが、こちらも同じです。つまり、問題なのは24歳という年齢差ではない。「社会人経験のとぼしい24歳が48歳というオジさんを選んだ選択は正常ではない」と、2人を叩く人たちは勝手に思っているのかもしれません。国民的アイドルとグラビアタレント。24歳と48歳。妊娠3カ月。問題はあるように感じるかもしれませんが、結婚なんて問題がないほうが珍しいもの。だからこそ、今はリーダーの結婚を全力で祝いたい。祝える価値観を持った自分でいたいと、私個人は強く思うのです。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年10月10日「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6弾となる待望の新シリーズが9月上旬にクランクインし、主演・米倉涼子が撮影スタートした感想を語った。2年ぶりの待望の新シリーズとなる本作は、失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子が、再び日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」に登場。市村正親、ユースケ・サンタマリア、清水ミチコら新キャストも出演する。未知子役の米倉さんがクランクインを迎えたのは、都内から遠く離れた山の中。第1話の冒頭、未知子が山奥をさまよい歩いた後に見つける一軒家での撮影で、ニコラス丹下役の市村さんや、丹下の使用人・鮫島有役の武田真治、そしてシリーズお馴染みの加地秀樹役・勝村政信の4人でクランクインした。山奥で、足場の悪い急斜面での撮影だったため、演技以外にも気を使わなくてはならなかったキャストたち。撮影を終えた米倉さんは「ヌメヌメしたところでバランスをとりながらお芝居をしているのが、意外と大変だった」と言い、「次の日腕が上がらなかったり、脚を引きずって歩いていたり、と後遺症が残っていました」と過酷な撮影だったとふり返っている。また、「バーベキューしてくれたり、かき氷を作ってくれたり…スタッフの皆さんのおかげで遠いところでのロケも頑張れました(笑)」と撮影の合間を楽しんだようだ。さらに、この数日後には、スタジオで「東帝大学病院」外科医局のシーンの撮影もスタート。遠藤憲一や鈴木浩介らお馴染みレギュラーキャストと再会し、新たなレギュラーメンバーのユースケさんらと初共演も果たした。そんな撮影について、米倉さんは「帰ってきたなー、という懐かしい気持ちもあったのですが、それ以上にものすごく緊張してしまいました…。人前で医療用語を使いながら説明することのプレッシャーと苦しみを久々に思い出して、『ああ、「ドクターX」ってこうだったな』とあらためて感じています」と明かす。そして「『ドクターX』は、人の命がかかっているお話。それだけ緊張感がありますし、身を引き締めながら撮影をしています。それだけのハードルを与えてくれているドラマなので、きっとご覧になる皆さんもその緊張感を楽しみながら見ていただけるのではないかと思っています。ぜひ楽しんでいただけたら、と思います」と放送を楽しみに待つ視聴者へメッセージを寄せている。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月17日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月19日今田美桜(22)が10月17日スタートの米倉涼子(44)主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に出演することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、今田は同シリーズに初出演で米倉と初共演。青森から上京した勤勉な新人看護師を演じるというが、看護師役も初めてだという。今作で第6シーズンとなる同ドラマ。先日も新キャストとして俳優の市村正親(70)、ユースケ・サンタマリア(48)、武田真治(46)、オリエンタルラジオの藤森慎吾(36)らの出演が発表されていた。「他局からしたらうらやましい限りの潤沢な制作費です。今やテレ朝の看板ドラマシリーズとなっただけに、シーズンを重ねるごとに制作費が増加。今や“1本1億円”とも言われています。米倉さんのギャラが民放では破格の1本500万円と言われるのも納得です」(民放キー局のドラマ班スタッフ)まだ放送開始まで時間があるだけにさらなる大物キャスト投入もありそうだが、制作サイドはかなり高い“ハードル”を設定しているという。「制作費がアップするということは、局の上層部からのプレッシャーもかなりのもの。第2シーズンから第5シーズンまで全話平均視聴率20%超えを達成しているが、今シーズンはそれに加えて前シーズンで逃した全話20%超え、さらにはこれまでの最高視聴率である第3シーズン最終回の27.4%超えも目指しているそうです」(放送担当記者)主人公の決めゼリフが「私、失敗しないので!」でおなじみの同シリーズ。制作サイドが設定したハードル超えも失敗せず達成できるのだろうか。
2019年09月17日10月から始まる米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」に、市村正親、ユースケ・サンタマリア、武田真治、清水ミチコ、藤森慎吾、戸塚純貴がレギュラー出演することが分かった。2年ぶりに第6弾となる待望の新シリーズをスタートさせる本作は、米倉さん演じる失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子が、再び日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」に現れる!かつてない大赤字に見舞われた大学病院は倒産寸前。そこに現れた投資家、世界でも指折りの企業再生のプロであるニコラス丹下が打ち出す再生プランとともに、経営再建の道を歩み始めることに。これまでよりさらにAIとの共存や内科的治療の推進を強固なものにするべく、海外から次世代型の医師たちがここに呼び寄せられるところから本作はスタートする。■市村正親が米倉涼子と初共演! 東帝大学病院再生へまず市村さんが演じるのは、“今世紀最大のコストカッター”と呼ばれる海外ファンドの投資家で日系2世のブラジル人・ニコラス丹下。未曾有の財政難に陥った「東帝大学病院」を再生すべく、蛭間病院長(西田敏行)が招聘した企業再生のプロ。「東帝大学病院」にやってきた丹下は、副院長に就任し、冷徹なまでのコストカットを断行。未知子とはとある山奥で偶然出会い、意気投合。その出会いが、未知子に大きな変化をもたらすことに。「正直びっくり」と今回の参加について明かす市村さんは「今回は、中園ミホさんが“ニコラス丹下”という、とても面白いキャラクターを作ってくださいました。僕に充てて書いたのではないかと思ってしまうような役なので、昔から僕のお芝居を見てくれていた中園さんのためにも、期待に応えられるよう演じ切りたいと思っています」としっくりくる役どころのようだ。また「陰と陽の両極を併せ持つ男です。これまでにも『ドクターX』に“大門未知子の敵”という立場で加入された方は数々いらっしゃいましたが、そのどなたとも違うキャラクターであることは間違いありません」とキャラクターについて説明し、「楽しみなことが多く、今、ワクワクしています」と期待している。■ユースケ・サンタマリア、未知子と真っ向から対立!またユースケさんは、丹下がボストンから呼び寄せる外科医・潮一摩役で出演。次世代インテリジェンス手術担当外科部長に就任し、丹下が導入したAIシステムによるオペで、徹底的なコストダウンを図ろうとする。また、未知子とは当然意見を対立させることになる潮。2人のやり取りにも注目。ユースケさんは「今回は“AI”というこれまでにない要素が組み込まれており、その部分を担う医師が、僕であったり、清水ミチコさんであったり、藤森慎吾くんであったり…。このメンツを聞いただけでもワクワクしますよね!僕らが入ったことによって、『ドクターX』という作品の世界観をかき回せたらいいなと思います」と意気込み、「大先輩ばかりで緊張もしましたが、どこか安心感もあって、なんだかうれしくなったんです。米倉涼子さんとは昔一度共演した以来…。まったく変わらない米倉さんにも安心しました」と加わった感想を明かしている。■ほかにも新キャラクター続々さらに、武田さんがニコラス丹下の使用人で「東帝大学病院」の新事務長に就任する鮫島有。清水さんが権威や権力を何よりも重んじる内科医・浜地真理。藤森さんが次世代型の外科医・村崎公彦。そして、戸塚さんが「東帝大学病院」の若き外科医・多古幸平を演じる。いまテレビに引っ張りだこ、「凪のお暇」への出演も話題の武田さんは、本シリーズにゲスト出演しており、そのときをふり返り「耳の聞こえないピアニスト役でゲスト出演させていただきました。今回はまったく違う役で出演ということでとても驚いています。『ドクターX』シリーズにレギュラーキャストとして加入するというのは、幕末で言えば“新選組”に入るようなもの。それくらいすごいチームに参加することになるので、非常に光栄に思っております」と喜びのコメントを寄せている。「これまでずっと楽しみに見てきたドラマ」と本シリーズについて明かす清水さんは「出演が決まったときはうれしかったのと同時に、まさか自分が配役されると思わなかったので、びっくりもしました」とオファー時の心境を明かす。そして藤森さんも「こんな人気ドラマの最新シリーズに参加させてもらえるなんて、この上なく光栄です!」と喜び、役柄については「日本人なんだけど海外でも鳴らしてきたイケイケのドクター・村崎」「白衣の下に着ているスーツも派手で、ネクタイも派手、髪も巻いちゃってるような、ちょっと軽い見た目なのですが、最先端の技術を駆使して医療の新時代を築こうとしている外科医です。そしてモテるのかはわからないですが、女性はかなり好きみたいで、すぐ英語で口説いちゃう(笑)」と説明。今回の参加に嬉しさと怖さがあると語る戸塚さんは「新キャストとしてしっかりと自分の役割を担い、前作にはなかった色を出しかなければいけないと思うので、そういう意味でのプレッシャーはしっかりと感じていますが、キャストの方々、監督をはじめスタッフ皆さんの新シリーズを作るという想いや熱量を受けて、絶やすことなく情熱を持って思いっきり楽しみたいと思います」と意気込んでいる。■主演・米倉涼子、新メンバーに「とても楽しみ」『ドクターX』はレギュラーキャストもたくさんいる分、お互いに頼り合っている部分も多いのですが、新キャストの方々もいらっしゃるので、私たちもちゃんとしないと、って思っています。新しく入る皆さんが緊張されている感じも伝わってきますし、その気持ちもすごくよくわかるので…。市村正親さんは、今回ポルトガル語のセリフを覚えなくてはいけないので大変そうです。でもそれを違和感なくできてしまうのは、市村さんのすごいところですよね!私も実はポルトガル語のセリフがあるのですが、いくらやっても覚えられなくて、正直医療用語よりキツいかも…!医局でのシーンなどは医療用語の応酬。いくら練習しても間違えるときは間違えちゃうし、「よし、絶対大丈夫!」ということはないんですよね…。一人のときにはできていたセリフも、人の前に立つと出てこなくなってしまったり…。新キャストの皆さんともそれが早速共有できているような気がします(笑)。そうやって皆さんと、この新しいシリーズを作っていくのがとても楽しみです。第1話あらすじ人里離れた山奥にポツンと建つ一軒家。道に迷い、お腹を空かせて山を歩き回っていたフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、そこでニコラス丹下(市村正親)という日系二世のブラジル人と出会う。ニコラス丹下の手料理を食べながら意気投合。その頃、蛭間重勝(西田敏行)率いる「東帝大学病院」は空前の財政危機に瀕していた。苦境を脱するため、蛭間が打ち出した秘策は「海外医療ファンドからの300億円出資」。「東帝大学病院」が誇る最新医療に投資するファンドのマネージャーを招聘することを決定する。2か月後――。蛭間たちが迎え出る車から降りてきた男は、なんと丹下!実はニコラス丹下の正体は医師免許も持つ海外投資ファンドのマネージャー。さっそくニコラス丹下は「東帝大学病院リバースプラン2020」を提示。附属病院の統廃合、医師・スタッフのリストラ断行に加え、業務の合理化を推進する新部門を設立し、そこに次世代インテリジェンス手術担当外科部長として潮一摩(ユースケ・サンタマリア)、次世代がんゲノム・腫瘍内科部長として浜地真理(清水ミチコ)を呼び寄せ、次世代超低侵襲外科治療担当部長に加地秀樹(勝村政信)を昇格させることを発表する。さらに、その場に未知子も現れたことで、蛭間や海老名敬(遠藤憲一)ら「東帝大学病院」の医師たちは騒然。そんな中、病院の食堂のおばちゃん・岩田一子が突然胸の痛みを訴え――。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月17日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月12日夫婦の危機
セレブ婚で変わってしまった親友
義父母がシンドイんです!