今田美桜(22)が10月17日スタートの米倉涼子(44)主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に出演することを、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、今田は同シリーズに初出演で米倉と初共演。青森から上京した勤勉な新人看護師を演じるというが、看護師役も初めてだという。今作で第6シーズンとなる同ドラマ。先日も新キャストとして俳優の市村正親(70)、ユースケ・サンタマリア(48)、武田真治(46)、オリエンタルラジオの藤森慎吾(36)らの出演が発表されていた。「他局からしたらうらやましい限りの潤沢な制作費です。今やテレ朝の看板ドラマシリーズとなっただけに、シーズンを重ねるごとに制作費が増加。今や“1本1億円”とも言われています。米倉さんのギャラが民放では破格の1本500万円と言われるのも納得です」(民放キー局のドラマ班スタッフ)まだ放送開始まで時間があるだけにさらなる大物キャスト投入もありそうだが、制作サイドはかなり高い“ハードル”を設定しているという。「制作費がアップするということは、局の上層部からのプレッシャーもかなりのもの。第2シーズンから第5シーズンまで全話平均視聴率20%超えを達成しているが、今シーズンはそれに加えて前シーズンで逃した全話20%超え、さらにはこれまでの最高視聴率である第3シーズン最終回の27.4%超えも目指しているそうです」(放送担当記者)主人公の決めゼリフが「私、失敗しないので!」でおなじみの同シリーズ。制作サイドが設定したハードル超えも失敗せず達成できるのだろうか。
2019年09月17日10月から始まる米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」に、市村正親、ユースケ・サンタマリア、武田真治、清水ミチコ、藤森慎吾、戸塚純貴がレギュラー出演することが分かった。2年ぶりに第6弾となる待望の新シリーズをスタートさせる本作は、米倉さん演じる失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子が、再び日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」に現れる!かつてない大赤字に見舞われた大学病院は倒産寸前。そこに現れた投資家、世界でも指折りの企業再生のプロであるニコラス丹下が打ち出す再生プランとともに、経営再建の道を歩み始めることに。これまでよりさらにAIとの共存や内科的治療の推進を強固なものにするべく、海外から次世代型の医師たちがここに呼び寄せられるところから本作はスタートする。■市村正親が米倉涼子と初共演! 東帝大学病院再生へまず市村さんが演じるのは、“今世紀最大のコストカッター”と呼ばれる海外ファンドの投資家で日系2世のブラジル人・ニコラス丹下。未曾有の財政難に陥った「東帝大学病院」を再生すべく、蛭間病院長(西田敏行)が招聘した企業再生のプロ。「東帝大学病院」にやってきた丹下は、副院長に就任し、冷徹なまでのコストカットを断行。未知子とはとある山奥で偶然出会い、意気投合。その出会いが、未知子に大きな変化をもたらすことに。「正直びっくり」と今回の参加について明かす市村さんは「今回は、中園ミホさんが“ニコラス丹下”という、とても面白いキャラクターを作ってくださいました。僕に充てて書いたのではないかと思ってしまうような役なので、昔から僕のお芝居を見てくれていた中園さんのためにも、期待に応えられるよう演じ切りたいと思っています」としっくりくる役どころのようだ。また「陰と陽の両極を併せ持つ男です。これまでにも『ドクターX』に“大門未知子の敵”という立場で加入された方は数々いらっしゃいましたが、そのどなたとも違うキャラクターであることは間違いありません」とキャラクターについて説明し、「楽しみなことが多く、今、ワクワクしています」と期待している。■ユースケ・サンタマリア、未知子と真っ向から対立!またユースケさんは、丹下がボストンから呼び寄せる外科医・潮一摩役で出演。次世代インテリジェンス手術担当外科部長に就任し、丹下が導入したAIシステムによるオペで、徹底的なコストダウンを図ろうとする。また、未知子とは当然意見を対立させることになる潮。2人のやり取りにも注目。ユースケさんは「今回は“AI”というこれまでにない要素が組み込まれており、その部分を担う医師が、僕であったり、清水ミチコさんであったり、藤森慎吾くんであったり…。このメンツを聞いただけでもワクワクしますよね!僕らが入ったことによって、『ドクターX』という作品の世界観をかき回せたらいいなと思います」と意気込み、「大先輩ばかりで緊張もしましたが、どこか安心感もあって、なんだかうれしくなったんです。米倉涼子さんとは昔一度共演した以来…。まったく変わらない米倉さんにも安心しました」と加わった感想を明かしている。■ほかにも新キャラクター続々さらに、武田さんがニコラス丹下の使用人で「東帝大学病院」の新事務長に就任する鮫島有。清水さんが権威や権力を何よりも重んじる内科医・浜地真理。藤森さんが次世代型の外科医・村崎公彦。そして、戸塚さんが「東帝大学病院」の若き外科医・多古幸平を演じる。いまテレビに引っ張りだこ、「凪のお暇」への出演も話題の武田さんは、本シリーズにゲスト出演しており、そのときをふり返り「耳の聞こえないピアニスト役でゲスト出演させていただきました。今回はまったく違う役で出演ということでとても驚いています。『ドクターX』シリーズにレギュラーキャストとして加入するというのは、幕末で言えば“新選組”に入るようなもの。それくらいすごいチームに参加することになるので、非常に光栄に思っております」と喜びのコメントを寄せている。「これまでずっと楽しみに見てきたドラマ」と本シリーズについて明かす清水さんは「出演が決まったときはうれしかったのと同時に、まさか自分が配役されると思わなかったので、びっくりもしました」とオファー時の心境を明かす。そして藤森さんも「こんな人気ドラマの最新シリーズに参加させてもらえるなんて、この上なく光栄です!」と喜び、役柄については「日本人なんだけど海外でも鳴らしてきたイケイケのドクター・村崎」「白衣の下に着ているスーツも派手で、ネクタイも派手、髪も巻いちゃってるような、ちょっと軽い見た目なのですが、最先端の技術を駆使して医療の新時代を築こうとしている外科医です。そしてモテるのかはわからないですが、女性はかなり好きみたいで、すぐ英語で口説いちゃう(笑)」と説明。今回の参加に嬉しさと怖さがあると語る戸塚さんは「新キャストとしてしっかりと自分の役割を担い、前作にはなかった色を出しかなければいけないと思うので、そういう意味でのプレッシャーはしっかりと感じていますが、キャストの方々、監督をはじめスタッフ皆さんの新シリーズを作るという想いや熱量を受けて、絶やすことなく情熱を持って思いっきり楽しみたいと思います」と意気込んでいる。■主演・米倉涼子、新メンバーに「とても楽しみ」『ドクターX』はレギュラーキャストもたくさんいる分、お互いに頼り合っている部分も多いのですが、新キャストの方々もいらっしゃるので、私たちもちゃんとしないと、って思っています。新しく入る皆さんが緊張されている感じも伝わってきますし、その気持ちもすごくよくわかるので…。市村正親さんは、今回ポルトガル語のセリフを覚えなくてはいけないので大変そうです。でもそれを違和感なくできてしまうのは、市村さんのすごいところですよね!私も実はポルトガル語のセリフがあるのですが、いくらやっても覚えられなくて、正直医療用語よりキツいかも…!医局でのシーンなどは医療用語の応酬。いくら練習しても間違えるときは間違えちゃうし、「よし、絶対大丈夫!」ということはないんですよね…。一人のときにはできていたセリフも、人の前に立つと出てこなくなってしまったり…。新キャストの皆さんともそれが早速共有できているような気がします(笑)。そうやって皆さんと、この新しいシリーズを作っていくのがとても楽しみです。第1話あらすじ人里離れた山奥にポツンと建つ一軒家。道に迷い、お腹を空かせて山を歩き回っていたフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、そこでニコラス丹下(市村正親)という日系二世のブラジル人と出会う。ニコラス丹下の手料理を食べながら意気投合。その頃、蛭間重勝(西田敏行)率いる「東帝大学病院」は空前の財政危機に瀕していた。苦境を脱するため、蛭間が打ち出した秘策は「海外医療ファンドからの300億円出資」。「東帝大学病院」が誇る最新医療に投資するファンドのマネージャーを招聘することを決定する。2か月後――。蛭間たちが迎え出る車から降りてきた男は、なんと丹下!実はニコラス丹下の正体は医師免許も持つ海外投資ファンドのマネージャー。さっそくニコラス丹下は「東帝大学病院リバースプラン2020」を提示。附属病院の統廃合、医師・スタッフのリストラ断行に加え、業務の合理化を推進する新部門を設立し、そこに次世代インテリジェンス手術担当外科部長として潮一摩(ユースケ・サンタマリア)、次世代がんゲノム・腫瘍内科部長として浜地真理(清水ミチコ)を呼び寄せ、次世代超低侵襲外科治療担当部長に加地秀樹(勝村政信)を昇格させることを発表する。さらに、その場に未知子も現れたことで、蛭間や海老名敬(遠藤憲一)ら「東帝大学病院」の医師たちは騒然。そんな中、病院の食堂のおばちゃん・岩田一子が突然胸の痛みを訴え――。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月17日より毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月12日夏恒例のポケモン映画最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が先週末から公開をスタートし人気を集めている。“ポケモン”は今では日本だけでなく世界中にファンのいる作品で、本作は世代を超えた支持も集めている。最強のポケモンをこの手でつくりだしたいと考えた人間によって誕生した伝説のポケモン、ミュウツー。自身がどこから生まれ、なぜ生きているのかわからないまま最強の兵器として実験を繰り返されたミュウツーは、人間のエゴに対して憎しみを抱く。本作は、1998年に公開された記念すべきポケモン映画第1弾『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』を全編フル3DCGで新たに描いた作品。基になった映画は日本で驚異的なヒットを記録し、アメリカでは初の“日本映画の週間興行ランキング初登場第1位”を記録。人間のエゴによって生み出されたミュウツーの哀しい物語は当時から高く評価されており、子供たちから絶大な支持を集めた。その後、“ポケモン”シリーズは人気を落とすことなく映画、TVシリーズ、ゲームなどでシリーズを重ね、近年は『Pokemon GO』が全世界で大ヒット。さらにハリウッドで製作された実写映画『名探偵ピカチュウ』も成功するなど、世界中のあらゆる世代を魅了する人気シリーズに成長している。フル3DCG版も湯山邦彦監督、ミュウツー役の市村正親、ミュウ役の山寺宏一、小林幸子の主題歌などオリジナル版に関わったキャスト・スタッフが再登板。劇場には、オリジナル版を子ども時代に観ていた大人の観客から、新たにシリーズのファンになった子どもたちまで幅広い年齢層が集まっており、夏休みの間、さらに動員を増やすことになりそうだ。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開中(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2019 ピカチュウプロジェクト
2019年07月18日長谷川京子、田中みな実、滝沢カレン、西野七瀬の4人がゲストと繰り広げるガールズトークバラエティ「グータンヌーボ2」。6月25日(火)今夜は、女優の篠原涼子とモデルの堀本陽子をゲストに迎え、俳優の夫を持つ2人がそれぞれの“家族のかたち”を語る。4人のMC陣の中から毎週1人が女性ゲストと都内近郊のカフェやレストランでロケ、ゲストと恋や生き方についてたっぷり語り合う本番組。今夜のゲストは俳優・市村正親を夫に持つ篠原さんと、同じく俳優の生瀬勝久を夫に持つ堀本さん。2人と田中さんがトークを展開。まずは2人の子どもたちの話題へ。篠原さんのキスシーンを見た息子はちょっとふくれっ面で「ママこの人のことが好きなの?」と聞いてくるという。そんな初々しいエピソードに堀本さんと田中さんから「かわいい~」の声が。堀本さんからは役者の父を持つ子どもならではの息子の苦悩が明かされ、篠原さんも共感。その内容とは?また「プロポーズはありましたか?」という田中さんの質問をきっかけに堀本さんの結婚に至る壮絶なエピソードが語られる。篠原さんと田中さんが「スゴイ! 積極的!」と驚いた堀本さんの結婚前の行動にも注目。さらにトークは3人の“譲れないフェチ”についても。「ヒゲが好き」という篠原さんは「ヒゲが生えたら、(ヒゲの)匂いを嗅ぎたい」と衝撃発言。堀本さんも「私なんか匂い分けとかしますよ」、田中さんも「私、頭皮たぶん臭いんですよ」と告白していく3人のぶっちゃけ発言も見どころ。スタジオでは「好きな人と一緒に自分が出ている番組を…見たい?見たくない?」をテーマにMC陣が語り合う。今夜ゲストで登場した篠原さんが主演する映画『今日も嫌がらせ弁当』は6月28日(金)より全国にて公開。同作は篠原さんと女優・芳根京子が母娘役で共演。物語は東京都の八丈島が舞台となり、篠原さんが演じるのはシングルマザーの持丸かおり。かおりの次女・双葉を芳根さんが演じる。「大人になったらお母さんと一緒にレストランをやる」と言っていた可愛い娘はどこへ行ったのか…いまでは反抗期に突入し、生意気な態度で何を聞いても返事すらしない双葉に、かおりは娘の嫌がる“キャラ弁”を作り続けて逆襲。やがてそのお弁当は、会話のない娘への大切なメッセージへと変わっていく――という物語。「グータンヌーボ2」は6月25日(火)深夜24時25分~関西ローカルで放送された後、翌日水曜日午前10時から、Amazon Prime Video、カンテレドーガ、TVerなどで配信予定。(笠緒)
2019年06月25日福山雅治主演、香川照之、三上博史、別所哲也らが出演する日曜劇場「集団左遷!!」の最終話が6月23日放送。横山の不正を暴こうとする片岡と真山の最後の戦いとその結末に多くの称賛が集まった。三友銀行蒲田支店の支店長となった片岡洋は本社の常務・横山輝生から蒲田支店は廃店予定だから「何もするな」という言われるも、行員たちと共に蒲田支店の再生のために奮闘、蒲田支店の面々はリストラを免れる。本店に戻った片岡は横山の不正を知り、今度は三友銀行の上層部にはびこる不正と隠ぺい体質に立ち向かう…というのが本作の物語。片岡洋を福山さんが演じて主演。片岡の右腕となる日本橋支店副支店長・真山徹を香川さんが、副頭取に上り詰めた横山輝生を三上さんが、横山と対立し片岡を陰で助ける常務・隅田優を別所さんが演じる他、横山の手先となる日本橋支店長・鮫島正義に小手伸也、片岡とは同期の梅原尊に尾美としのり、三友銀行頭取の藤田秀樹に市村正親。そのほか神木隆之介、中村アン、井之脇海、橋本真実、高橋和也、馬場徹らが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。横山から島津議員(石丸謙二郎)への献金の記録が書かれた手帳を渡せばすべてを水に流すと言われた片岡だがそれを突っぱねる。そして梅原からマスコミに告発しようという提案を受けた片岡は真山とともに手帳の裏取りを進めていくが、真山と梅原が出向させられることに。怒りに燃える片岡に対し横山は、会社を変えたいなら告発するのではなく自分の所まで上がってくるべきだと、新規事業のスタッフとして迎える。その言葉に思い悩む片岡だが、真山の言葉に改めて告発するの決意を固める…というのが最終話のストーリー。SNSでは自分の信念を貫くため奮闘した片岡の姿、そして福山さんに「片岡洋と言う役は、正義・情熱の塊の様な人で、こんな上司いたら最高」「自分が正しいと思ったことを貫くのは難しいこと。それを最後までやりきった片岡さんはすごい」「片岡さんの頑張りに勇気をもらいました これからも福山雅治について行きます」などの声が続々と寄せられている。また「香川照之、最後に全部持ってった」「三上博史さん。昔、ドラマ見てた頃から、変わってない、素敵!」「小手伸也は今後もいろんな役を見てみたい」など豪華なキャスト陣にも賛辞の声が多数。「沢山の勇気と元気をいただきました」「しばらくは、「片岡ロス」になりそうです」など感謝と放送終了を名残惜しむ声も大量に投稿され続けている。(笠緒)
2019年06月23日福山雅治主演、香川照之、神木隆之介、三上博史、別所哲也ら豪華なキャストが集結した日曜劇場「集団左遷!!」の第9話が6月16日放送。福山さん演じる片岡の“正義感”と“会社愛”に共感する視聴者の声が続々と寄せられている。三友銀行に勤務する片岡洋に福山さん。日本橋支店の副支店長・真山徹に香川さん。元蒲田支店の行員・滝川晃司に神木隆之介。専務で片岡の“宿敵”横山輝生に三上博史。片岡の同期で横山の部下となる梅原尊に尾美としのり。片岡を裏で支援する融資担当常務の隅田優に別所哲也。日本橋支店長・鮫島正義に小手伸也。頭取の藤田秀樹に市村正親といったキャストが出演。三友銀行蒲田支店の支店長となった片岡は、本社常務・横山からの「何もするな」という命に反し、リストラ候補だった蒲田支店の再生に挑む。惜しくも蒲田支店は廃店となるが蒲田支店の面々は銀行員を続け、片岡も本店に戻る。本店に異動した片岡は、専務となった横山の不正な金の流れを知り告白しようとするが、藤田頭取によってもみ消され、今度は横山の大リストラが始まる…というのがこれまでのあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。藤田頭取の裏切りで横山の不正はもみ消された。残るはダイバーサーチとの提携に際し横山が金融庁にバラまいたであろう金の流れを掴むしかない…。一方横山は9000人を超える大規模なリストラを発表。動揺する元蒲田支店メンバーとともに片岡は横山の金の流れを掴もうと動き出す。片岡らは横山の顧問料が政治家に渡ったのではないかと調べるが、決定的な証拠が出ない。梅原から情報を引き出そうとする片岡だが、梅原は協力を拒む。そんななか片岡の動きが横山の耳に入り、旧蒲田支店のメンバーが処分されることを知った梅原が、鮫島から託された手帳を真山に渡したことで、隅田と片岡は横山の不正を暴くのだが…というのが今回のストーリー。会社を守るために不正を暴こうと尽力する片岡の正義感、信念がこれまで以上に熱く描かれた今回、「自分が片岡さんと同じ立場になった時、同じことできるかなと思って見てた」「自分の会社もの凄く大事にしてて片岡素敵」など、片岡に共感するツイートが多数投稿。また今回、横山の不正を暴くきっかけを作った尾美さん演じる梅原にも「今日はやっぱり梅ちゃん」「とにかくずーっと「梅ちゃーん」と叫びっぱなしだった」「梅ちゃんに涙」など、その活躍を讃える声が続々と集まっている。(笠緒)
2019年06月17日福山雅治、香川照之らが銀行員を演じる日曜劇場「集団左遷!!」の第8話が6月9日放送。今回は女優の大路恵美がゲスト出演、福山さんとの共演に「ひとつ屋根の下」を思い出した視聴者からのコメントが多数寄せられているほか、馬場徹の演技にも注目が集まっている。三友銀行蒲田支店から本店に異動した片岡洋を福山さんが演じ主演。日本橋支店の副支店長となった真山徹に香川さん、専務の横山輝生に三上博史、融資担当常務の隅田優に別所哲也、頭取の藤田秀樹に市村正親、日本橋支店長となった鮫島正義に小手伸也といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。日本橋支店をめぐる横山の動きに不穏な空気を感じていた片岡は、隅田から近々上場を控えているレジーナホームズに不正融資の疑いがあることを知らされ極秘調査を命じられる。レジーナを日本橋支店に紹介したのは横山で、レジーナには売上に見合わない融資がされていたにも関わらず、経営実態は火の車で、違法な部材を使用するなど問題だらけだった。しかし問題を突き止めた途端、横山は日本橋支店長の金村を辞めさせ、鮫島を後釜に据え問題をもみ消す。その後も調査を続ける片岡、真山は、日本橋支店を介して横山ら一部の役員に裏金が流れていた証拠を発見、隅田に報告。その情報は藤田にも届く。会議で横山の不正を告発する片岡だが、藤田によって横山の不正はもみ消され、さらに横山は海外のネット企業との資本提携の話を進めていた…というのが今回のストーリー。大路さんは前の日本橋支店長・金村の妻役で登場。大路さんが登場するとSNSには「ちい兄ちゃんと小梅だ」「ちー兄ちゃんと小梅の再共演とかヤバい」「久しぶりだな。福山雅治と共演とか、ひとつ屋根の下だな」などの声が続々と投稿されていく。また、「陸王」「下町ロケット」など日曜劇場に数多く出演してきた馬場さんが2部から、片岡が異動した融資部の係長役で出演。片岡の監視役を言い渡されながらも、片岡の想いに共鳴しこっそり味方するその姿に「馬場徹(新堂)さんと日曜劇場の相性の良さよ。。最後は正義に傾く感じなのがいい!」「ツンツンしながらも味方してくれてツンデレかわいい」などの反応が集まっている。これまで片岡の行動を裏で支援してきたように見えた藤田頭取の“裏切り”ともいえる行動に、海外ネット企業との資本提携とラストに向け大きく動き出した本作。これまでのコメディムードから一転、怒涛の展開が待ち受けていそうな次週も目が離せない。(笠緒)
2019年06月09日福山雅治演じる廃店目前の銀行支店長が行員とともに奮闘する姿を描く日曜劇場「集団左遷!!」。その第6話が5月26日放送。融資を取るか銀行員のプライドを取るか…“究極の選択”を迫られる片岡たちの姿に多くの視聴者が共感の声を寄せている。50歳を目前に支店長に昇任するも赴任先は廃店候補、廃店を強引に押し進める本店に反旗を翻し再建に向けて奮闘する片岡洋を福山さんが演じ主演。香川照之が副支店長・真山徹に、蒲田支店の行員たちには神木隆之介、井之脇海、中村アンら、リストラ計画を立案した本店の常務・横山輝生に三上博史、本店の頭取・藤田秀樹には市村正親といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。国外逃亡する寸前で三嶋(赤井英和)を取り押さえ、融資詐欺を回避した片岡らだが、横山常務は「目標の100億円に一円でも届かなければ廃店は断行する」と厳しい態度を崩さない。そんな片岡に藤田頭取自ら融資先を紹介する。一方支店にはベンチャーを起業したい若者たちが融資を求め来店していた。蒲田支店の不断の努力の結果、藤田の紹介先に融資が決まればノルマ達成となるまでに至るが、滝川(神木さん)の表情は曇っていた。ノルマ達成のために融資すべきか、廃店とリストラを受け入れても融資先のことを考えるべきか…滝川から話を聞いた片岡が下した決断とは!?というのが今回のストーリー。結局蒲田支店は廃店が決まるのだが、行員たちは皆他の支店に異動、片岡も本店に戻る…というラストだった。会社員としてある意味“究極の選択”とも言える決断を迫られた片岡。その姿に「どちらを選んでも苦渋の決断になる」「会社の為に時には非情な決断は必要なのは分かる」「彼らの選択は間違ってなかったよね」など共感の声が集まる。また「蒲田支店は廃店になっても皆、銀行員で居続けられて良かった!」と蒲田支店の面々が銀行員を続けられることに安堵する声、「銀行員としての利益か顧客の利益、どちらを優先するのかという葛藤が凄く伝わってきた」「ああいうのは完全にはフィクションでないと感じてしまいます」などリアリティを感じたという感想まで様々な視点からの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年05月26日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストとトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。5月1日(水)今夜放送回は公開中の劇場アニメ『バースデー・ワンダーランド』で声優を務める女優の杏が9年ぶりにゲスト出演する。「TOKIO」のメンバーたちが毎回ゲストを迎えトークや“心理戦”を繰り広げる本番組。今回のゲスト、杏さんはティーン時代から国内外でモデルとして活動。2007年に「天国と地獄」で女優としてデビュー、その後大河ドラマ「天地人」などに出演、連続テレビ小説「ごちそうさん」ヒロインを経験後は「花咲舞が黙ってない」『オケ老人!』などで主演を務める女優へと成長した。そんな杏さんが9年ぶりに本番組へゲスト出演、彼女を迎えてお届けする企画は番組人気の「杏の生まれて初めて聞かれました」。杏さんの知られざる一面を引き出すため、TOKIOメンバーが考え抜いた“杏さんが今まで聞かれた事がないであろう質問”をぶつけていく。杏さんはこれにNGなしで答えなければならない。TOKIOメンバーの質問は?杏さんの回答は!?また“東京23区に住む女性たちが23時に何をしているか”を探る「23区23時のオンナたち」は目黒区編をお届けする。久々の本番組出演となった杏さんが声優を務めた『バースデー・ワンダーランド』は、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など“大人を泣かせるアニメ”作りに定評がある原恵一監督待望の最新作。自分に自信がないアカネの前に現れた謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ。「私たちの世界を救って欲しいのです!」という2人はアカネを無理やり<幸せな色に満ちたワンダーランド>へと連れていく。ふしぎな動物や人が住む世界から色が消えてしまう…その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは――?アカネ役には松岡茉優を迎え、杏さんのほか市村正親、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子らが声優を務める。『バースデー・ワンダーランド』は現在絶賛公開中。「TOKIOカケル」は5月1日(水)23時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2019年05月01日お笑い怪獣・明石家さんまがMCを務めるフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」の4月24日(水)今夜放送回に女優の松岡茉優がゲスト出演。松岡さんの人生相談に評論家軍団はどんな回答をするのか!?本番組はさんまさん司会のもと、強烈キャラクターの評論家軍団やパネラーが爆笑サイエンストークを繰り広げるバラエティ。今回のゲスト、松岡さんは『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』などへの出演を経て連続テレビ小説「あまちゃん」で注目され、これをきっかけに「問題のあるレストラン」「コウノドリ」や『ストレイヤーズ・クロニクル』などの作品に次々と出演。2016年から18年にかけて3作品が公開された『ちはやふる』シリーズや大河ドラマ「真田丸」、世界的に高く評価された『万引き家族』など、いまでは出演作がいずれも大きな話題を集める女優へと成長した。今回はそんな松岡さんの人生相談にさんまさんと百戦錬磨の評論家軍団たちが答えていく。また今回は誰もが1つはあるであろう「癖」について持論をぶつけ合うコーナーも。「鼻をほじる癖がある人は肺炎になる恐れあり!?」など“ホンマでっか!?”な情報が次々と紹介されていく。こちらのパートにも松岡さんがゲスト出演する。女優として様々な挑戦をしてきた松岡さんだが、『映画 聲の形』に続きアニメ声優に挑む『バースデー・ワンダーランド』がこの週末、4月26日(金)から公開される。『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など、“大人が泣けるアニメーション”を数々作り上げてきた原恵一監督の最新作となり、自分に自信がない主人公・アカネが、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポに無理やり連れて行かれた世界は、骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていた<幸せな色に満ちたワンダーランド>。その世界を守る救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは――という物語。松岡さんのほか市村正親、杏、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子ら多彩な声優陣を迎えて描かれる、美麗な映像世界をお楽しみに。「ホンマでっか!?TV」は4月24日(水)今夜21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年04月24日福山雅治主演の日曜劇場「集団左遷!!」が4月21日から放送開始。本作では福山さんが1話から土下座、顔芸を繰り出し、多くの視聴者から喝采の声が上がっている。本作は福山さんが演じる50歳を目前に廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋と、左遷された銀行員たちが協力して大逆転に挑む、平成最後の下克上エンターテインメント。福山さんのほか、蒲田支店の副支店長・真山徹役には香川照之、本社から左遷されてきた滝川晃司に神木隆之介、木田美恵子に中村アン、ドジで気弱で頼りなげな営業マン・平正樹に井之脇海。片岡“最大の宿敵”となる本社常務・横山輝生役には三上博史。本部のお飾り頭取・藤田秀樹役には市村正親。そのほか高橋和也、迫田孝也、増田修一朗、谷口翔太、橋本真実、酒向芳、橋爪淳、津嘉山正種、尾美としのりら豪華な面々が揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は蒲田支店の支店長に任命され喜ぶ片岡が、徹底した合理化を目指す横山から「半年以内にノルマを達成しなければ蒲田支店は廃店」と告げられ「廃店が決まっているから頑張らなくていい。無事廃店になればあなたの身は本部が保証する」と言われるところからスタート。蒲田支店に赴任すると早速融資先の社長が行方をくらます。さらにその直後本社から臨店の知らせが。片岡は頑張らなくていいという横山の言葉が頭をよぎりつつも、担当者の平正樹と共に社長を見つけ出し資金を回収する。しかし横山の行動は横山に報告されていた。片岡は支店長の食事会で横山に啖呵を切り、支店を立て直すことを決意する…というストーリー。クールなイメージの福山さんが繰り出す土下座&顔芸に「福山雅治も土下座しちゃった」「ここまで福山雅治の顔芸フルスロットルなドラマがあっただらうか」「ましゃの顔芸よかった」「顔芸フルで頑張る福山氏は新鮮」などの声が視聴者から続々と寄せられる。またこれまでも数々の日曜劇場で“顔芸”を披露してきた香川さんにも「平成最後に味わう香川照之の顔芸」「香川照之の顔芸を期待してしまう」など、今後の“活躍”に期待する声が集まっている。(笠緒)
2019年04月21日劇場版第1作『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』をフル3DCGで新たに描く『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』から、アーマードミュウツーやコピーされたポケモンたちが初登場する最新予告映像が到着した。今回到着した予告編では、市村正親が引き続き声をあてるミュウツーや、サトシとピカチュウ、そしてロケット団らが登場。さらに、新たにその力を制御するためにアーマーを身につけたミュウツー、アーマードミュウツーやコピーされたポケモンたちの姿も。第1作目を観た人なら分かる、サトシのピカチュウの頬をコピーのピカチュウが泣きながら叩く、胸が熱くなること間違いなしの名シーンも確認することができる。また今回、第2弾ゲスト声優として小林幸子と山寺宏一が参加していることが明らかに。第1作目に続き、港育ちのため海のことをよく知っており、波止場を仕切る女性・ボイジャーに小林さん、世界で最も珍しいといわれている幻のポケモン・ミュウに山寺さんが声をあてる。エンディング主題歌を中川翔子と共に歌うことも発表された小林さん。この度の出演については「21年という時を経て、またこの『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』に参加出来ることを、とても嬉しく幸せに感じております」と喜び、「あの頃の子供たち、そして今を生きている子供たちに、さらに進化した伝説のポケモン映画をぜひ劇場で見て欲しいです!!」とコメント。また山寺さんは「今回はフル3DCG化されたことで、まさに原点であるけど新しいポケモンになる気がしていて…非常に楽しみです」と本作へ期待を寄せ、「当時観たことがある人も、初めてみる子供たちも、心に残る作品になると思いますし、そうなってほしいと願っています。まだあのミュウの声が出るか心配ですが、ハイトーンボイスで頑張ります!!」と意気込んでいる。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は7月12日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 2019年7月12日より全国東宝系にて公開©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon©2019 ピカチュウプロジェクト
2019年04月11日『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一監督最新作『バースデー・ワンダーランド』から、声優の藤原啓治と矢島晶子が担当するキャラクターが登場するちょっと怖い本編シーンが到着した。女優・松岡茉優が主人公の声を務めるほか、杏、麻生久美子、市村正親ら豪華俳優陣が参加することでも話題の本作。今回到着した映像は、「クレヨンしんちゃん」の初代“ひろし”と“しんのすけ”の声でお馴染みの藤原さんと矢島さんが演じるワンダーランドの世界を荒らす“悪役コンビ”、ザン・グとドロポのシーン。アカネが泊っている宿で、食料を奪おうとするザン・グとドロポ。食料が減り、水不足の危機に陥っているワンダーランドだが、「食い物を出せ」と店主を脅し、むりやり食べ物を奪ってしまう。さらに睨みつけて水も要求、怒った勢いでテーブルを破壊してしまう。ひろしとしんのすけとは全く違うキャラクターのザン・グとドロポだが、2人には本当の目的もあるようで…。「クレヨンしんちゃん」をはじめ、『河童のクゥと夏休み』『カラフル』『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』にも出演するなど、原監督作品には欠かせない存在となっている藤原さんと矢島さん。原監督は2人に絶大な信頼を寄せており、「敵役のザン・グとドロポの悪役コンビは、藤原さんと矢島さんにぴったりだと思ったので演じてもらうことにしました」とコメント。また「藤原さんにはワンダーランドの誰もが恐れているザン・グの怖さを表現してもらい、矢島さんは悪役だけどどこか憎めないドロポを演じてもらいました。ひろしとしんのすけとは真逆の悪役キャラを楽しみにしてほしいです」と呼びかけている。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年04月04日4月26日公開の映画『バースデー・ワンダーランド』のジャパンプレミアが18日、都内で行われ、松岡茉優、杏、市村正親、東山奈央、原恵一監督が出席した。アニメ界の巨匠・原恵一監督の最新作となる本作は、柏葉幸子の原作漫画『地下室からのふしぎな旅』をアニメ化。誕生日という誰にでもある大切な日に起こる物語を感動的に描く。カラフルでワクワクする不思議な世界(ワンダーランド)の救世主として強引に連れ出される主人公・アカネの声は、声優初主演となる松岡茉優が担当。「原監督とは監督の初実写映画(2013年公開の映画『はじまりのみち』)でご一緒しましたが、アニメーションで初めてです。今回は一行ずつご指導をいただけたので、安心して務めることができました」と振り返り、「大人になってから涙を流すって、怒ったり悲しかったりして泣くことはありますが、この作品の後半でいつから流してないのだろう?という種類の涙を流しました。感情のツボが一杯になって溢れ出す瞬間が後半に訪れます」とオススメのシーンをあげた。松岡が担当したアカネの叔母・チィ役を担当した杏は「生まれた時からアカネを見守っているし、親でも友だちでもない接点のある大人が自分にもいたらいいなと思いましたし、子どもにもいたら良いなと思いました。なんとも言えない素敵な関係性がこの映画にあると思います」と話した。自分に自信がなく、失敗することが怖くて「出来っこない」が口癖の主人公・アカネ。それにちなみ、「一歩踏み出さなければいけない時はどうする?」という質問に松岡は「オススメの方法があって。緊張するとドキドキして胸がバクバクし、震えてくると思うんです。そういう時に私は『興奮しているんだ』と思うようにしています。そうすると緊張がパワーに変わるんですよね。この春から新社会人や新学年になる方は、緊張が興奮だと思えばパワーに変わると思うので、ぜひ試して欲しいです」と観客にアドバイスを送った。また、緊張がパワーになったエピソードについても「初めて津川雅彦さんと1対1でお芝居をさせてもらった時、台本の2~3ページを喋らなくてはいけませんでした。舌も回らなかった時にこれは興奮だと思えば良いんだ! と思ったのが最初でしたね」と明かしていた。映画『バースデー・ワンダーランド』は、4月26日より全国公開。
2019年03月19日アニメーション映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が、2019年7月12日(金)に全国の劇場で公開される。ポケモン映画1作目“ミュウツーの逆襲”が降る3DCGでカムバック1998年に公開された『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』は、人間の手によって生み出されたミュウツーが心に抱える「葛藤」、そして自分を生み出した人間への「逆襲」を描いた作品。ファミリー向けの作品としては異例のテーマを掲げた同作だったが、アニメーション映画として1998年の年間興行収入ランキング1位に輝くなど記録的な大ヒットを記録した。そんな“ミュウツーの逆襲”が、フル3DCGアニメーション作品として劇場にカムバック。最強のポケモンをつくりたという人間のエゴによって生み落とされた伝説のポケモン・ミュウツー役は、オリジナルに続き市村正親がゲスト声優を務める。4DX上映決定!モーションチェアでポケモンバトル迫力UPフル3DCGに加え、“体で感じる映画”と称される4DXでも劇場公開が決定。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』内で繰り返されるポケモンバトルが、水・風・モーションチェアなどの環境効果が加えられることでさらに迫力がパワーアップ。大興奮のバトルを体感することができそうだ。あらすじ「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」その二つをもつ冒険者の前にだけ姿を現すという幻のポケモン・ミュウ。全てのポケモンの“はじまり”と言われ、世界中のポケモン研究者が行方を追うなか、ついに一人の科学者がミュウの化石を発見し、それを元に神をも恐れぬ禁断の行為に手を染めてしまう。「ここはどこだ…。わたしは誰だ…。」最強のポケモンをつくりたいという人間のエゴによって、この世に生み落とされた伝説のポケモン。その名もミュウツー。存在する理由も分からないまま、最強の兵器としての実験を繰り返されるミュウツーは、その心の中に、自分を生み出した人間に対する憎悪の念を宿していく――。作品情報映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』公開日:2019年7月12日(金)※同日全国4DX劇場で4DX上映開始。声の出演:サトシ/松本梨香、ピカチュウ/大谷育江、ムサシ/林原めぐみ、コジロウ/三木眞一郎、ニャース/犬山イヌコ、ナレーション/石塚運昇、特別出演/市村正親原案:田尻 智監督:湯山邦彦・榊原幹典脚本:首藤剛志©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku©Pokémon©2019 ピカチュウプロジェクト
2019年03月04日フル3DCGで描くポケモン映画最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の最新ビジュアルと最新予告映像が公開。併せて、市村正親がミュウツー役で続投することが分かった。「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」その2つを持つ冒険者の前にだけ姿を現すという幻のポケモン・ミュウ。全てのポケモンの“はじまり”と言われ、世界中のポケモン研究者が行方を追うなか、ついに一人の科学者がミュウの化石を発見し、それを元に神をも恐れぬ禁断の行為に手を染めてしまう。最強のポケモンをつくりたいという人間のエゴによって、この世に生み落とされた伝説のポケモン・ミュウツー。存在する理由も分からないまま、最強の兵器としての実験を繰り返されるミュウツーは、その心の中に、自分を生み出した人間に対する憎悪の念を宿していく――。ポケモン映画シリーズ1作目として放たれた1998年公開の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』は、人間の手によって生み出されたミュウツーが心に抱える葛藤、自分を生み出した人間への逆襲を描き、アニメーション映画としてその年の年間興行収入ランキング1位に輝くなど大ヒットを記録。その後、世界各国でも公開され、世界中が夢中になった。そんな伝説の映画が、今回フル3DCGとなり今夏公開!そして、本作のタイトルにもある伝説のポケモン・ミュウツーの声を、映画第1作から引き続き市村正親が担当することがこのほど明らかに。「今回、新たに自分の中の“ミュウツー魂”を呼び起こして演じました」と語る市村さんは、「1作目を観た人も、観ていない人も…すべての人に伝説のポケモン“ミュウツー”のパワーをお届けしたい!来たれ、映画館に!」と熱いメッセージを寄せている。そんな市村さん演じるミュウツーも登場する最新予告映像では、ついにフル3DCG版のサトシやピカチュウ、そして懐かしい仲間たちの姿も初解禁されている。『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は7月12日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月01日江波戸哲夫の「新装版銀行支店長」「集団左遷」を、福山雅治主演でドラマ化する「集団左遷!!」。この度、本作の主要キャストとして神木隆之介、中村アン、井之脇海、三上博史、市村正親らの出演が明らかになった。本作は、福山さん演じる50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋と、左遷された銀行員たちが協力して大逆転に挑む、平成最後の下克上エンターテインメント。今回新たに発表された俳優たちが演じるのは、片岡の部下となる蒲田支店の“ダメ社員集団”と、片岡ら蒲田支店の面々に立ちはだかる“最大の敵”、本部の幹部を演じる主要キャラクターだ。まず、リストラ候補として蒲田支店に集められた“ダメ社員集団”の面々には、かつては幹部候補だったがある事件がきっかけでドロップアウトした法人営業一課・滝川晃司を、自身初の本格ラブストーリーに挑戦した『フォルトゥナの瞳』が現在公開中の神木さん。セクハラ上司を殴って蒲田支店に左遷させられた法人営業一課主任・木田美恵子を、「ラブリラン」「SUITS/スーツ」の中村さん。ドジで気弱で頼りなげな法人営業二課・平正樹を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「義母と娘のブルース」の井之脇さん。そのほか、高橋和也、迫田孝也、増田修一朗、谷口翔太、橋本真実らが蒲田支店の“ダメ社員集団”に決定。神木さんは「日曜の夜にこのドラマを見て『明日からまた1週間頑張ろう!』と思って頂けるとうれしく思います。諸先輩方の背中を追いかけて、必死で頑張ります!!」と意気込み、中村さんも「男性社会の中で必死に頑張る姿を表現できるよう、努めたいです。福山さんをはじめ先輩方、スタッフの皆さんの足を引っ張らないよう、最後までしっかり頑張ります!!」とコメント。また「この作品を通して多くのことを学びたい」と力強く語った井之脇さんは、「憧れの福山さんとの初共演、僕の人生を変えた映画『トウキョウソナタ』以来の香川さん、僕に芸能学校への進学をすすめてくれた神木くん、他にも僕の尊敬するたくさんの役者さんとスタッフさんの皆さん。僕の大好きな方々で溢れる素敵なチームで、どんな『平成最後の下克上』が描かれるのか僕自身とてもワクワクしています」と豪華俳優陣との共演を楽しみにしている様子だ。そして、片岡にとって“最大の宿敵”となる常務・横山輝生役には、ドラマW「交渉人」「パンドラ」など重厚なドラマに多く出演する三上さん。彼こそが蒲田支店を廃店にすることを決めた人物であり、かつ、片岡を蒲田支店に送り込んだ張本人なのだ。常に銀行の利益を優先し、時には非情ともいえる決断を下すことも。さらに、本部のお飾り頭取・藤田秀樹役には市村さん。ほかにも、酒向芳、橋爪淳、津嘉山正種、尾美としのりと実力派が本部をがっちり固める。演じるキャラクターについて「強烈な男」と語る三上さんは、「まだ撮影前だというのに、すでに彼の哲学にボク自身が乗っ取られつつあります。ボクの人格が完全に隠れてしまうのも時間の問題でしょう」とコメント。また市村さんは「初共演となる福山さんのエンターテインメントに触れることができるのは、この上ない喜びです」と言い、「ダメ社員以上にあがく私にご期待ください」とアピールしている。「集団左遷!!」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年02月24日松岡茉優が主人公の声を務める原恵一監督の最新作『バースデー・ワンダーランド』。この度、新たに杏、市村正親、麻生久美子らの出演と、さらに「クレヨンしんちゃん」の“ひろし”と“しんのすけ”の声でお馴染みの藤原啓治と矢島晶子の2人も加わることが決定。彼らの声が彩る本予告が解禁となった。『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『河童のクゥと夏休み』など、“大人が泣けるアニメーション”を数々作り上げてきた原監督待望の最新作となる本作。この度、原監督のイマジネーションが創り上げた、カラフルで幸せな色が溢れるワンダーランドの驚きのシーンや、見たことのない不思議な動物たちや風景が登場する予告編がついに完成した。■市村正親&杏&麻生久美子ら豪華キャストが声優に主人公アカネと一緒に冒険に出る叔母チィ役に杏、アカネをワンダーランドの冒険に巻き込む大錬金術師ヒポクラテス役に市村正親、謎めいたアカネの母親ミドリ役には麻生久美子、ヒポクラテスの弟子で身長15センチの小人ピポ役には人気声優の東山奈央。さらに、ワンダーランドから色を奪うザン・グ役で藤原啓治、ザン・グの相棒ドロポ役で矢島晶子が出演する。監督の“あてがき”だったという杏さんは「異世界に憧れはありますが、一人で放り込まれるのは心細いですね(笑)。ですので、アカネとチィのふたりの冒険にはワクワクし、うらやましかったです」とコメント。ヒポクラテス役の市村さんは「原監督は僕が迷っていたときに、確かな方向へ導く指示を出してくれる」と語り、ワンダーランドが「家に欲しいですね」とコメント。「2人の息子たちが喜びます。でも一番喜ぶのは僕かもしれないね(笑)」と童心を覗かせた。原監督作品3作目となる麻生さんは、「アカネが冒険に出るきっかけをつくり、冒険を通して成長するアカネを優しく見守る母親役ということもあり、アカネに感情移入して、こみ上げてくるものがありました」とふり返っている。そしてピポ役を務めた東山さんも子どものころから原監督作品に触れてきたそうで、「今作もまた、ファンタジーならではの素晴らしい世界観を表現されていて、そこにしかいない生き物や出来ごと、すべてが手に触れられそうなほどに質感が伝わってくるような気がしました」と表現した。■ドラマ「QUEEN」で話題のmiletが挿入歌・イメージソングを担当予告編にも流れる挿入歌・イメージソング「Wonderland」を歌うのは、竹内結子主演「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」のオープニング・テーマ「inside you」で話題沸騰中の新人シンガーソングライター・milet(ミレイ)。「inside you」はiTunesほか11の音楽配信サイトで初登場1位となり、MV再生回数が290万回以上超と大ヒット中。彼女のややハスキーで重厚感のある独特の歌声により、本作のために書き下ろされた「Wonderland」はさらなる感動を呼ぶことになりそう。主人公アカネの気持ちに寄り添った歌詞にも注目だ。「誰よりも敬愛するアニメーション監督である原監督の作品にこのような素晴らしい形で携わることができ、本当に夢のよう」とmiletさん。「作品から伝わってきた勇気や夢を、この曲を彩るすべての音に詰め込みました。すべての工程がとにかく楽しくて嬉しくて仕方ありませんでした」と「Wonderland」制作をふり返っている。■“巨大な驚き顔の金魚” “まん丸モフモフ羊”…ワンダーランドがお披露目予告編で描かれるのは、観る者をワクワクさせるワンダーランド。見たことのない不思議な動物や景色とカラフルな幸せ色に溢れる場所。自分に自信がない内気な普通の女の子アカネは、誕生日の前日、骨董屋の地下の扉から現れた謎の紳士ヒポクラテスとその弟子で身長15センチの小人のピポに「私たちの世界を救ってほしいのです!」と必死に頼まれ、むりやりワンダーランドの救世主にされてしまう。「そんなの知らない!」と戸惑うアカネが目にしたのは幸せな色に満ちた見たこともない不思議な世界。大きなピンクの鳥や、毛量がすごいまん丸のモフモフの羊、どうやって住めばいいかも分からない崖の上に浮いている斜めの家に、巨大な驚き顔の金魚や鯉…しかし、この美しい色に満ちた不思議なワンダーランドには“色が失われる”危機が訪れていることが分かる。変わりゆく世界で救世主にされた普通の女の子アカネが下す大きな決断とは?誕生日前日に巻き起こる大冒険の先に待つ驚くべき運命に、引き続き注目していて。『バースデー・ワンダーランド』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バースデー・ワンダーランド 2019年4月26日より全国にて公開©柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
2019年02月19日2月22日(金)より公開される映画『翔んで埼玉』。その公開を記念して2月16日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠では、2014年に公開され大ヒットした映画『テルマエ・ロマエII』を本編ノーカットでオンエアする。独創的な世界観が話題を呼んだ『翔んで埼玉』でメガホンを取った武内英樹監督が手掛けた『テルマエ・ロマエ』シリーズは、イタリア在住のマンガ家、ヤマザキマリが「コミックビーム」誌で2008年から連載開始した人気コミック。古代ローマの浴場設計技師が現代日本の“風呂”にタイムスリップ。時間も文化も超えて接した日本の風呂文化に影響を受けながら浴場作りをしていくという物語となっており、2012年に実写第1作が公開され大ヒット。そのヒットを受けて製作、公開されたのが本作となる。斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、その功績によりコロッセオにグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられる。アイデアに悩みまくるルシウスは再び現代日本にタイムスリップ。そこで風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸彩)ら「平たい顔族(=日本人)」と再会するのだが、その頃古代ローマでは平和推進派のハドリアヌス帝と武力行使派の元老院が対立。ルシウスもその中に巻き込まれていく。果たしてルシウスは日本の風呂文化でローマ帝国を二分する危機を救うことができるのか…という物語。ルシウス役の阿部さんをはじめケイオニウス役の北村一輝、アントニヌス役の宍戸開、ハドリアヌス役の市村正親ら日本が誇る(?)“顔の濃い”俳優陣が集結。ヒロイン役として登場する映画オリジナルキャラの山越真実役を演じる上戸彩をはじめ、竹内力、笹野高史、キムラ緑子、松島トモ子らが現代日本側のキャラクターで登場。さらに曙、琴欧洲らも出演している。本作の武内監督の最新作となる映画『翔んで埼玉』は2月22日(金)より全国公開。「埼玉が東京に虐げられる」という埼玉を徹底的にディスったストーリーが話題となった原作を関東圏一帯を巻き込んだ大スペクタクルにスケールアップ。GACKTと二階堂ふみがW主演を務める。土曜プレミアム『テルマエ・ロマエII』は2月16日(土)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:テルマエ・ロマエII 2014年4月26日より全国東宝系にて公開© 2014「テルマエ・ロマエII」製作委員会
2019年02月16日市村正親と草笛光子の顔合わせで、『ドライビング・ミス・デイジー』が上演される。映画版がアカデミー賞最優秀作品賞をはじめ数々の賞に輝いた作品への挑戦である。共演は1993年の『ラ・カージュ・オ・フォール』以来25年ぶりとなる名優ふたり。不朽の名作を深く豊かに作り上げてくれそうだ。【チケット情報はこちら】1948年から25年間が描かれる物語の舞台となるのは、まだ人種差別意識が残るアメリカはアトランタ。夫を亡くしている72歳のユダヤ人・デイジー(草笛)が、運転していた車で事故を起こし、心配した息子が黒人の運転手・ホーク(市村)を送り込んできたことからストーリーは動き出す。独立心が強く黒人嫌いでホークを拒絶するデイジー。それでも辛抱強くデイジーのもとに通うホーク。そんなふたりが徐々に心を通わせ、ついにはかけがえのない友人となっていく姿が描かれる。上演のきっかけを作ったのは、演出を手がける森新太郎だ。「ミュージカルとかシェイクスピアではなく、違う市村を見たいと森さんが持ってきたのが、この作品だったんです」と市村。そこでデイジー役に浮かんだのが草笛だった。「市村さんから電話があったんです。“こういう話があるんだけどやらない?”って森さんから言われたと。実は前からいつかやりたいと思っていた作品だったこともあって、その場ですぐにやりたいと返事しました。それに、最初の勘として、市村さんとなら面白い関係になるなと思ったの」と草笛は言う。ただ、面白くなりそうだからこそ、草笛には心配なこともあるようだ。「台本を読んだらふたりのやりとりがあまりにも面白くて、しかも相手が市村さんだから、漫才になってしまったらどうしようと思ってるんです(笑)。謹厳なデイジーとして常に凛としていなきゃいけないのに」。それに応えて市村は、「大丈夫。森さんが漫才にはしないだろうし、僕は草笛さんのデイジーの台詞を聞いて、デイジーの生き方を見て、それに反応していくだけですから」ときっぱり。草笛も、「喜劇的な面白さもありつつ、深いものを腹に入れて演じないとこの作品の良さは出ないですものね。最後には人の心をズンと打たなきゃいけない」と引き締まる。年齢とキャリアを重ねてきたふたりだから表現できる人間ドラマとなるはずだ。「草笛さんとこの作品ができることが幸せ。長く俳優をやってきてよかったなと思います」と最後に語った市村。この巡り合わせに立ち会えるのは、なんと幸せなことだろう。公演は6月22日(土)から7月15日(祝・月)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。その後、7月17、18日に宮城・電力ホール、7月23日に愛知・日本特殊陶業市民会館を巡演する。ぴあでは2月1日から11日まで東京公演の抽選先行エントリーを受付中。取材・文:大内弓子
2019年01月30日世界的メガヒットミュージカルの代名詞、『オペラ座の怪人』の10年後の世界を描いた続編、『ラブ・ネバー・ダイ』。2010年にロンドンで誕生し、その後メルボルンで演出と美術が一新された話題作が日本に上陸したのは、2014年のことだった。あれから5年。新曲と新キャストを迎えた待望の再演が、明日1月15日(火)に日生劇場で開幕する。物語の舞台は、パリ・オペラ座でファントムが失踪してから10年後の、NYはコニーアイランド。クリスティーヌの幸せを願い、一度は彼女の前から姿を消したファントムだったが、その恋心が消えることはなかった。一方、ラウルと結婚したクリスティーヌは一児の母となり、歌手としての成功も収めていたが、ラウルがギャンブルで作った多額の借金に苦しめられている。コニーアイランドで興行師となっていたファントムは、そんなクリスティーヌに出演依頼をし、想い人をニューヨークへと呼び寄せるのだった……。波乱の三角関係を演じるのは、ファントム役が市村正親と石丸幹二、クリスティーヌ役が濱田めぐみと平原綾香、ラウル役が田代万里生と小野田龍之介、という充実のWキャスト。ほかにも、メグ・ジリー役の夢咲ねねと咲妃みゆ、マダム・ジリー役の鳳蘭と香寿たつきら、歌唱力と演技力を併せ持つメンバーが揃った。彼らならば、天才アンドリュー・ロイド=ウェバーの楽曲の素晴らしさを存分に味わわせてくれることだろう。2月26日(火)まで。文:町田麻子
2019年01月14日アニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』が、2019年4月26日(金)に公開される。原恵一、柏葉幸子のベストセラー『地下室からのふしぎな旅』をアニメ化本作は、世界35以上の映画賞を受賞、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』や『河童のクゥと夏休み』などの監督作で知られるアニメーション監督・原恵一による最新作。累計発行部数50万部を突破している柏葉幸子のベストセラー児童書『地下室からのふしぎな旅』を原作に、幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を、原監督らしいエモーショナルな映像世界でアニメーション化する。あらすじ誕生日の前日、自分に自信がないアカネの目の前に突然現れたのは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスとその弟子のピポ――「私たちの世界を救って欲しいのです!」と必死でアカネに請う2人。そしてアカネが無理やり連れて行かれた世界は、骨董屋の地下室の扉の先に繋がっている、幸せな色に満ちたワンダーランド。ふしぎな動物や人が住む世界から、色が消えてしまう。そんな危機から世界を守るための救世主にされたアカネが大冒険の果てに下した、人生を変える決断とは?一生に一度きりの、スペシャルでワンダーな誕生日が始まる。主人公アカネ役に、声優初主演の松岡茉優主人公のアカネ役を演じるのは、女優・松岡茉優。カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞した『万引き家族』など話題作への出演が続く松岡は、声優初主演となる本作について次のように思いを語っている。「台本をめくりながら次はどこにいけるのだろう、とワクワクしました。原さんとご一緒させていただくのは二度目ですが、またご一緒したいと思っていたのでうれしかったです。声のお仕事は、力むし、とても心配だし、お邪魔しますという気持ちが強いですが、「アカネ」というキャラクターへの愛情が原さんからビシビシと伝わってきたので、その気持ちに応えたい、原さんの思っている世界に少しでも近づきたいと思って演じました。アカネのように私が救世主にさせられて冒険に連れて行かれたら戸惑うし、前に進めないと思います。しかし、アカネは戸惑いながらも、冒険での人や動物との出会いを通して成長していきます。この作品は勇気を出して少し視点を変えてみると思いがけない世界が広がるかもしれない、ということを教えてくれると思います。楽しみに待っていて欲しいなと思います」脇を固める豪華キャスト声優陣主人公の脇を固める豪華キャスト陣にも注目。主人公・アカネの叔母で骨董屋を営むチィ役を務めるのは、映画『オケ老人!』で主演を務めた女優の杏。さらに、アカネをワンダーランドの救世主にして冒険に巻き込む大錬金術師ヒポクラテス役に市村正親、謎めいたアカネの母親ミドリ役に麻生久美子が抜擢された。挿入歌・イメージソングの「Wonderland」を歌うのは、新人シンガーソングライターの「ミレイ(milet)」。本作のために描き下ろされたメロディーを、ハスキーで重厚感のある声で歌い上げる。気鋭のロシア人イラストレーター、イリヤ・クブシノブがキャラクター/ビジュアルをデザイン原監督自らキャラクター/ビジュアルアーティストに抜擢したのは、ロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブ。6才で押井守監督によるアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を観て、この世界に進むことを決めたという気鋭作家のクブシノブが、独特の色彩感覚と透明感溢れる愛らしいキャラクター/ビジュアルデザインで、本作の不思議な世界を表現する。作品情報アニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』公開日:2019年4月26日(金)監督:原恵一キャスト:松岡茉優、杏、市村正親、麻生久美子、東山奈央キャラクター/ビジュアルアーティスト:イリヤ・クブシノブ脚本:丸尾みほ原作:柏葉幸子『地下室からのふしぎな旅』
2019年01月11日市村正親と石丸幹二がWキャストで主演を務めるミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』が2019年1月に開幕する。『オペラ座の怪人』の10年後を描く本作で、Wキャストでラウルを演じる田代万里生と小野田龍之介に話を聞いた。【チケット情報はこちら】『オペラ座の怪人』の生みの親である作曲家アンドリュー・ロイド= ウェバーが生んだ作品。クリスティーヌの幸せのために一度は身を引き、闇に潜みながら生きてきた怪人ファントム(市村・石丸)が、10年後に再びクリスティーヌの前に姿を現す物語で、日本では2014年に初演され、今回が5年ぶりの上演。初演に出演した田代は「2014年の日本初演のとき、ロイド=ウェバーさんがわざわざ日本の劇場までいらして。俳優にとってはアンドリュー・ロイド=ウェバー作品であるだけでも特別なものがあるのに、さらにそんな思い入れのある作品に携わることができ、時間を共有できたということが、僕にとって宝になりました。だからまたやりたい気持ちは強かったです」と熱く語り、日本初演を観た小野田も「人間の黒い部分が強く描かれていて、ドロドロしていました(笑)。でも決して、それは“悪”ではないから、その人間ドラマが面白いんです。そんな『ラブ・ネバー・ダイ』でラウルを演じられることが、僕は嬉しいです。」と語る本作。石丸も「ラウルがこんなことになるとは…」とコメントした役柄だが「劇中のラウルもそう思っていると思います。元の人間性も残っているはずだけど、それを上回る屈折したものに覆われてしまっていて。自分でも思いもしなかった10年後だと思う」(田代)。「初演では妻や子に歩み寄る部分があったのですが、今回の脚本ではそこもないんです。初演以上の壁ができそうですよ」(小野田)。そんなラウル役のふたりは口を揃えて「平和主義者」と笑う。同じ舞台を踏むのは初だが交流はあり「(田代は)明るくやさしいお兄さん。人に対して開けていて、明るく一緒にいてくださる方」「(小野田は)取材や会見でも落ち着いて中身のある言葉を発信してますよね。年齢詐称してるんじゃないかな(笑)」とお互いの印象を語る。作品の魅力のひとつは当然、楽曲。「この作品はいろんな人たちの間で微妙な空気が流れるのですが、それと重なる歌が『うわ、気持ち悪い!』と思わせる音になっていて(笑)。だから歌稽古だけしていると難しいです」(小野田)。ラウルとしてのイチオシは「ラストシーンです。舞台上でいろんな出来事が起きて、ラウルは全部見ているんだけど、台詞もなく、歌も歌わないんです。ぜひそのときの彼に注目してほしいです」(田代)見どころ満載の本作は1月15日(火)から2月26日(火)まで、東京・日生劇場にて。また、12月8日(土)16時30分より特別番組「表現者 浅田真央 ~ラブ・ネバー・ダイで開く新たな扉~ (TBS・関東ローカル)」を放送。チケットは現在発売中。
2018年12月06日『オペラ座の怪人』の10年後を描いたミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』が2019年1月より東京・日生劇場にて上演される。市村正親とのWキャストで主人公ファントムを演じる石丸幹二に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、ミュージカル『オペラ座の怪人』の生みの親である作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー自身が生み出し、2010年にロンドンで初演された作品。日本初演は2014年。それから5年ぶりの上演となる。1990年、劇団四季『オペラ座の怪人』のラウル役でデビューを果たした石丸。「こんなカタチでまたアンドリュー・ロイド=ウェバーの作品、それも『オペラ座の怪人』が透けて見えるような作品に挑戦できるのは、運命のようなものを感じます」と出演を喜ぶ。作品の舞台は『オペラ座の怪人』の10年後、ラウルと結婚したクリスティーヌが一児の母となり、“伝説のソプラニスト”としてオペラ座で活躍する世界だ。しかしラウルがギャンブルで多額の借金をつくるというまさかの展開。その事実を知ったファントムは正体を隠し、クリスティーヌがファンタズマ(見世物小屋)に出演すれば多額の報酬を払うとラウルに持ちかけ、物語が動き出す。「初演を観たときは、また(怪人の物語を)観れてよかったという思いと、ラウルがこんなになっちゃった…という複雑なものもありました(笑)。ただ、10年経ってこうなっているのは面白い描き方だなと思います。人生はわからないものですから」。舞台が“オペラ座”から“見世物小屋”に移ることも「どちらもショーをみせる場なんですけど、ドロドロとした人が覗き見たくなるようなものをやっている見世物小屋は、よりファントムの中身を見られるような場だと思います。彼がもともと檻に入れられ見世物になっていたことにもつながるし、自分が嫌いだったはずの環境を自らつくっていることに、すごく屈折したものを感じます」。Wキャストで演じるのは、本作日本初演に加え『オペラ座の怪人』日本初演でもファントムを演じた市村。「普通、横に並べるような先輩じゃないですから。嬉しいのと同時に、責任を果たさなきゃならないという意味では身が引き締まる思いです」。初演を観劇した際は、(市村とWキャストの)鹿賀丈史版だったそうで、「市村さんのファントムは稽古場で初めて観るとこになりますので、すごい衝撃を受けると思います。それがすごく楽しみ。市村さんの姿を見尽くして勉強したいです」。市村と鹿賀に挨拶をしたといい「“がんばれよ”と言ってくださいました。先輩方の築き上げた『ラブ・ネバー・ダイ』を引き継いでいけるように。バトンをひとつ渡してもらったつもりで走っていきたいです」。ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』は2019年1月15日(火)から2月26日(火)まで東京・日生劇場にて上演。取材・文:中川實穗
2018年11月30日2019年1月に開幕するミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』の製作発表が開かれ、Wキャストで主演を務める市村正親と石丸幹二をはじめ、濱田めぐみ、平原綾香、田代万里生、小野田龍之介、夢咲ねね、咲妃みゆ、鳳蘭、香寿たつき、大前優樹、加藤憲史郎、熊谷俊輝が登壇した。【チケット情報はこちら】本作は世界的名作『オペラ座の怪人』の10年後を描いた作品で、『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド=ウェバーが手掛けたもの。日本では2014年に初演され、5年ぶりの上演となる。今回は初演に続き市村と、新たに石丸がファントム役を務めるほか、初演に続き濱田と平原がクリスティーヌ、初演に続き田代、新たに小野田がラウル、今回から夢咲と咲妃がメグ・ジリー、初演に続き鳳と香寿がマダム・ジリー、クリスティーヌの息子・グスタフを今回から大前、加藤、熊谷が演じる。300名のオーディエンスが見守るなか、出演者は4曲の歌唱披露で登場。市村と石丸による『君の歌をもう一度』、濱田、平原、田代、小野田、夢咲、咲妃、鳳、香寿による『なつかしい友よ』、大前、加藤、熊谷による『心で見つめて』、濱田と平原による『愛は死なず』という本番では観られない組み合わせでの歌声が披露された。会見の冒頭では、ホリプロの堀義貴代表取締役社長より「『オペラ座の怪人』ファンの皆様も楽しめる楽曲が新たに追加され、編曲がリニューアルされたものもあります。新しい『ラブ・ネバー・ダイ』です」と今回のポイントが紹介された。劇団四季『オペラ座の怪人』日本初演でファントムを演じた市村は「『オペラ座の怪人』から30年になる来年、僕はこの作品の最中に古稀を迎えます。長く生きていてよかったとしみじみ思います。今回は曲が変わるので、5年前と同じにはならない。一生懸命覚えています!」、デビュー作が『オペラ座の怪人』ラウル役である石丸は「初演を観たとき“まさかラウルがこんなことになっているとは…”と衝撃を受けました(笑)」とその変貌への驚きを明かしつつ「お話をいただき、私の技術で大丈夫なのだろうか、市村さんと同じ役をやらせていただいて大丈夫なのだろうかと不安になりました。だけど今日、船出しましたのでそんなことは言っていられない。市村さんの演技を見ながら、歌を聞きながら、勉強させていただきます」と意気込みを語った。その後も出演者それぞれから意気込みや役への想いが語られ、最後に石丸より「皆様のご期待以上のものをお届けできるようにがんばります」、市村より「多くの方に我々のドロドロとした“泥仕合”をお見せしたい(笑)」と挨拶があり、和やかに会見は終了した。公演は1月15日(火)から2月26日(火)まで、東京・日生劇場にて。取材・文:中川實穗
2018年11月22日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された篠原涼子主演の映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、篠原、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、堤幸彦監督が登場。篠原は、夫で俳優の市村正親の一言に背中を押されて同作への出演を決めたことを明かした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化し、篠原と西島が映画初共演で夫婦役に挑んだ同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。篠原は「とても切ない話。東野圭吾さんのミステリー小説ということで、謎めいたミステリアスなところが描かれたハラハラドキドキする、最後まで緊張感漂う見応えのある作品になっています」と作品の魅力をアピール。「ぜひ期待してご覧になっていただきたいと思います」と呼びかけた。また、夫・市村正親の一言で出演を決意したことを告白。「いろんな思いがありましたけど、最後は主人が背中を押してくれて、『こんなに素晴らしい作品は読んだことがない。こんないい作品をやらないのは損だよ』と言われて、その一言で心が揺れ動かされてやってみようと思った」と明かした。左から堤幸彦監督、山口紗弥加、西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎、川栄李奈31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月29日篠原涼子と西島秀俊が映画初共演となった『人魚の眠る家』のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが10月29日(月)、「第31回東京国際映画祭」内にて行われ、篠原さん&西島さん、堤幸彦監督らが華やかな装いで歩いた。■篠原涼子が告白「主人が背中を押してくれた」全編、娘を想う篠原さんの迫真の演技が光るが、特にクライマックスシーンでは狂気にも似た様相に圧倒される。オファーされたとき、躊躇したという篠原さんは、「いろいろな想いがありました。一番最後は、主人(市村正親)が背中を押してくれた。“こんなに素晴らしい作品は読んだことがない。こんないい作品をやらないのはすごい損”と言われて、心が揺り動かされて」と出演の経緯を明かし、「自分でもいいチャンスに出会えた、この作品を逃したら大変もったいないと思ったので、逆にやらせていただきたいと思いました」と話した。『人魚の眠る家』は、作家生活30年を経て、東野圭吾がたどり着いた同名ミステリーを映画化。離婚寸前の夫婦(篠原さん・西島さん)のもとに、「娘がプールで溺れた」と突然のしらせが届く。急いで病院に駆けつけるも、愛する我が子は意識不明のまま回復の見込みはないと医師に告げられる。状況を受け止めきれず、奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すことにするが、その行為こそが次第に運命の歯車を狂わせていく。■篠原さんの演技に各キャスト絶賛!篠原さんの怪演に負けず劣らず、各キャストも渾身の芝居を見せた。しかし、口を開けば、篠原さんへの賛辞が止まらない。旦那を演じた西島さんは、「最初の段取りの段階で篠原さんがずっと号泣していて。篠原さんをはじめ、みんな本当に集中力がすさまじく、子役の子もカットがかかっても泣きっぱなしで。みんなで慰めるくらい、異様なのめり込んだ現場になっていました」と、その熱気を伝える。共演の坂口健太郎は「現場がすさまじく濃かった。どんどん精神が没入していく不思議な現場でした」とし、川栄李奈は「クライマックスのシーンでは、皆さんの熱量がスクリーンから伝わってきて、“涙腺が崩壊する”のはこういうことかってくらい、本当に泣いちゃいました」とそれぞれの演技を絶賛。篠原さんの妹役となった山口紗弥加は、「薫子さん(篠原さん)のためにため込んだ感情の爆発を見て、息ができなくなった瞬間があって…くらくらして、めまいすら起こしちゃうような。とにかく素晴らしくて、今思い出しても目頭が熱くなる感じでした」と、じっと篠原さんを見つめ微笑み合った。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月29日市村正親と鹿賀丈史がWキャストで主演を務める黒澤明 没後20年記念作品『ミュージカル 生きる』が10月7日(日)に開幕する。市村と鹿賀の2チームで上演される本作の、鹿賀チームの通し稽古に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、黒澤明監督の代表作「生きる」(1952年)を初めて舞台化した作品。演出は宮本亜門、作曲・編曲は「デスノート THE MUSICAL」などのジェイソン・ハウランド、脚本・歌詞はディズニー作品の訳詞でも知られる高橋知伽江。役所の市民課に30年休まず務めてきた主人公・渡辺が、定年退職を目前に病で余命半年であることを知り、生まれて初めて自分の人生を探し始める姿を描く。脚本や楽曲、芝居、歌、セットから小道具に至るまで、徹底的に詰められたであろうことが存分に伝わってくる通し稽古。キャスト陣の芝居もそれぞれが印象的で、ミュージカル初挑戦の市原隼人は父親の変化に戸惑いぶつかる息子を熱演。新納慎也が演じる小説家は本作ではストーリーテラーの役割も担うが、その独特な存在を新納が絶妙に溶け込ませる。渡辺の部下とよを演じる唯月ふうかは、次の時代を生きる女性の活発で生き生きとした姿が鮮やか。息子の妻・一枝役のMay’nも市原同様ミュージカル初出演だが、新しい時代を謳歌する女性を美しい歌声でみせる。そして山西惇が渡辺の意志を阻むヒール・助役をどっしりと演じる。しかしそのなかで、やはり鹿賀の圧倒的な存在感はなんとも言えないものがあった。ただただ判で押したような生活を続けてきた男が余命を知り、生きようともがき始める様を、繊細に豊かに、けれどときにお茶目に演じる。そして歌唱の一つひとつが強烈に胸を打つのだ。主人公は不治の病で亡くなってしまう。舞台上で必死に生きていた彼がもういないと知るのは寂しくなることなのだが、さまざまな場面で稽古場のスタッフたちが流していたのは、悲しみの涙ではなかったように思う。そこで沸き上がる感情はぜひ劇場で体感してほしい。66年前に発表された映画『生きる』は、世界のクロサワの代表作のひとつとして今なお愛される作品だ。映画を観たことがある人は、作品と“ミュージカル”という表現方法が結びつきにくいかもしれない。映画を観たことがない人は、静かで高尚で重い世界観をイメージするかもしれない。けれどそのどちらの人にも驚きと発見を届けるような、そんな作品になっている。一方のチームを観ると、もう一方のチームも観たくなること必至な本作。まずは早めの時期の観劇をオススメする。公演は10月7日(日)にプレビュー公演、本公演は10月8日(月・祝)から28日(日)まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて。取材・文:中川實穗
2018年10月02日ウエンツ瑛士(32)が8月28日、「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に生出演。ミュージカルを中心に演技の勉強をするため、ロンドンへ留学すると発表した。期間は一年半で、その後は再び日本に戻るという。ウエンツは「いつかイギリスのロンドンで舞台に立ちたいという夢を持ち始めて。日本にいながらその夢に近づくための方法なり努力をこの数年重ねてきたのですが、日に日にイギリスに行って勉強したい気持ちが強くなりました」と留学の意図を説明。そして「“たとえ誰かに迷惑をかけても達成したい夢である”と自分のなかで確認できましたし、それ以上の恩返しをするという覚悟ができましたので留学するという決断をしました」と語った。「ウエンツさんは幼少期に芸能界デビューを果たし、子役として活躍。音楽方面でも才能を開花し、小池徹平さん(32)とのユニット・WaTでは紅白歌合戦(NHK総合)に出場して話題を呼びました」(舞台関係者)バラエティ番組の印象の強いウエンツだが、役者デビューは9歳のときに出演した劇団四季のミュージカル「美女と野獣」。12年以降は1年に1回の頻度でミュージカルに出演し、市村正親(69)や大竹しのぶ(61)といったそうそうたる俳優陣と共演している。「バラエティでの司会業では『相手の話を聞く』ということを意識していたそうですが、舞台でも相手のセリフを聞くと役柄の心情に反映しやすい。そう気づいたウエンツさんは、さらに舞台仕事にハマっていったといいます。WaTで培った音楽性もありますから、ミュージカルはまさにピッタリでしょう」(前出・舞台関係者)今回の突然の発表に《ウエンツ突然の休業宣言留学??えー!》《ウエンツさん、突然の事で驚きです》とファンは驚きを隠せないようだが――。このタイミングには、理由があるようだ。「ウエンツさんは30を超えてから余裕が出てきたといいます。肩の力が抜けたことで、本当に自分のしたいことがわかり始めたそうです。テレビの仕事だけだと人生設計がうまく組み立てられなかったこともあり、『思い切ってミュージカルに飛び込もう!』と舵を切ったようです」(前出・舞台関係者)成長した姿をまた見せて欲しい!
2018年08月29日映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』が、2018年11月30日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場にて公開される。英文豪ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」の創作過程描くファンタジー聖なる夜に家族が集って贈り物を交換し、お互いの幸せを祈る。現在では、世界中で行われているこのクリスマスのお祝いのルーツには、イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」の影響がある。本作は、そんな「クリスマス・キャロル」の物語がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を描くファンタジー。笑ったり悩んだり、コロコロ表情の変わる気分屋なチャールズが魅力だ。文豪の産みの苦しみとともにディケンズ家の奇跡を追ったストーリーで、大切な人たちと過ごすクリスマスシーズンを温かく彩ってくれる。あらすじ1843年10月、ヒット作に恵まれない中、家族や家の維持費で金欠状態だった小説家チャールズ・ディケンズは、どうにかヒット作を生み出そうと奮闘する。新作の執筆に没頭しているうちに小説の世界に入り込んでいき、やがて現実と幻想の境目が曖昧になっていく――。そこで「クリスマス・キャロル」の登場人物スクルージらとの出会いを経て、幼少期の隠された記憶や実父との確執といった自分の問題と対峙していくのだった。若き日のディケンズ役にダン・スティーヴンス主人公チャールズ・ディケンズ役を務めるのは、ディズニー映画『美女と野獣』で脚光を浴び、ドラマ「ダウントン・アビー」などで絶大な人気を誇るダン・スティーヴンス。自身が生み出したキャラクターたちと対話をしながら、新作の執筆に挑む若き日のディケンズ役に挑戦した。また、彼の前に分身のように現われてはインスピレーションを与えるスクルージ役に、『人生はビギナーズ』のオスカー俳優クリストファー・プラマー。これまでに幾度も映像化、舞台化されている「クリスマス・キャロル」お馴染みのキャラクターであるスクルージを、偏屈でありながらユーモアある人物として演じている。日本語吹き替え版も上映、スクルージ役に市村正親また豪華キャストによる日本語吹替版も上映される。スクルージ役の吹替声優には、これまでミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』で5度も同役を演じてきたという市村正親が抜擢された。“日本のスクルージ”ともいえる市村が、その思入れの強いキャラクターに新たな形で命を吹き込む。なお、主人公チャールズ・ディケンズ役(ダン・スティーヴンス)は人気アニメから洋画まで幅広く活躍する声優の小野大輔、チャールズの妻・ケイト役(モーフィッド・クラーク)は、声優、そしてエッセイストとしても活躍する坂本真綾が務める。吹替え版は、説明的な和訳を簡略化することで、19世紀のイギリスの情勢・時代背景を知らなくとも、「クリスマス・キャロル」の内容を本編だけで習得出来る、わかりやすさを極めた吹替になっている。作品情報映画『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』公開日:2018年11月30日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー監督:バハラット・ナルルーリ出演:ダン・スティーヴンス(『美女と野獣』、「ダウントン・アビー」)、クリストファー・プラマー(『ゲティ家の身代金』、『人生はビギナーズ』、『サウンド・オブ・ミュージック』)、ジョナサン・プライス(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」)原題:The Man Who Invented Christmas
2018年08月24日モラハラ夫図鑑
婚約者は既婚者でした
うちのママは過保護なの?