「現代を生きる王子様」をコンセプトに、SNSやYouTube、ライブを中心に活動中の9bicと、その後輩グループ7m!nが所属するWAIWAIが1日限りのスペシャルライブを12月26日に開催!ライブでは2グループ合同のパフォーマンスだけではなく、シャッフルユニットも登場予定です。今回はシャッフルユニット「四天王」、「3kyu」、「ちーむふぁいやー!」それぞれにインタビュー!それぞれのユニットのアピールポイントや、ライブへの意気込み、さらにクリスマスの過ごし方についてお聞きしました。※7m!n「木瀬怜芽」に関しましては、体調不良のため12/26に行われるWAIWAI LIVE 2021 ~X’mas Edition~には出演取止めとなりました。詳しくは公式HPをご参照ください。( )四天王「登場でみんなをノックアウトしたい」左から、日之出莉玖(7m!n)仮屋瀬さつき(9bic)四季涼雅(9bic)藤堂伊月(7m!n)最初に登場いただいたのは四季涼雅さん(9bic)、仮屋瀬さつきさん(9bic)、日之出莉玖さん(7m!n)、藤堂伊月さん(7m!n)によるユニット「四天王」です。――今回、7m!nのみなさんはぴあ初登場ということで、まずは9bicのおふたりからご紹介いただいてもいいですか?仮屋瀬さつき(以下さつき):じゃあ僕のほうから。日之出莉玖(以下莉玖):お願いします!さつき:莉玖は歌もダンスもMCもすべてが完璧なんですよ。すべての頂点に立つような百獣の王です!四季涼雅(以下涼雅):WAIWAIのドンですね。さつき:誰も逆らえません。莉玖:ちょっとやめてくださいよ!(笑)さつき:でも本当に歌もダンスもうまくて、初めてレッスンでダンスを観たときは腰を抜かしました。何回か一緒にカラオケにも行ったんですけど、めっちゃ上手で、まじリスペクトです。莉玖:俺もさつきくんをリスペクトしてます!歌がめちゃめちゃうますぎです。さつき:えっ、本当に?ありがとう! 伊月は本当に見た目がカッコイイですね。洋服もすごくオシャレなんですよ。自分でも作ってたよね。藤堂伊月(以下伊月):そうですね(照)さつき:本当にオシャレだな、と思って。あと、アクロバットができるんですけど、アクロバットの話になったときに「僕、そこでバク転しますよ」って軽く言っていて、こいつタダ者じゃないな、と思いました。涼雅:確かに!さつき:莉玖も伊月もなんでもできる人ですね。伊月:莉玖が最初からダンスも歌もできていたので、僕は追いつきたいって気持ちが強かったんです。それでずっと練習していました。――お二人を紹介していただいたところで、ユニットのアピールポイントをお聞きしていきたいんですが、「四天王」ということは、4人の王、ということですよね。さつきさんと涼雅さんは何の王なんでしょうか?さつき:僕は一応歌の王ということでやらせていただいております。涼雅:言いにくいんですけど、顔です。……本当にすごく言いにくい(笑)莉玖:歌の王、顔の王がいて、一応僕はダンスの王をやらせてもらっていて、あとは伊月がアクロバットの王で。全部が揃っているわけです。涼雅:グループ名からもう惹かれるもんね。莉玖:顔にも注目してほしいし、パフォーマンスにも注目してほしい。もう全てを見てほしいです!――このユニットでそれぞれがんばりたいところや、観てほしい点についてお聞きしたいです。さつき:全員が王ということで、他のユニットとは違ったオーラがあるパフォーマンスがしたいですね。登場だけでお客さんを失神させるほどに。(笑)一同:おお~!(笑)さつき:僕らが締めの登場だといいですよね。トップで出ると誰も残らないので(笑)涼雅:うん、登場の時点で僕らの出せる魅力を全部出しちゃうんで、本当にみんな失神すると思います。(笑)莉玖:他のユニットはかわいい系とか、かっこいい系なんですけど、「四天王」は全てを持っているので!登場ですべてをバン!と出すことによって……やっぱり失神させていく、そこですかね。涼雅:うん、ノックアウトさせていきます。――伊月さんはいかがですか?伊月:チームとしてみんなを輝かせられるようなパフォーマンスをしたいということが一番ですね。さつき:カッコイイ。僕ら登場の話しかしていなかったので、言ってくれてよかったです(笑)みんなの理想のクリスマスは?――ライブが26日ということで、クリスマスの翌日となるわけなんですが……理想のクリスマスの過ごし方はありますか?涼雅:やっぱりいくつになってもプレゼントは枕元に置いてほしいな、というのはありますね。長靴みたいなのあるじゃないですか。あれに入ってるのが好きなんですよ。――誰かからプレゼントもらいたい、というのはありますか?涼雅:友だちにもメンバーにも長靴に入れてほしい、というのは伝えました(笑)伊月:僕は1回もクリスマスプレゼントをもらったことないんですよ。さつき:えっ!?そうなの?伊月:一応、それには理由があって……クリスマスが両親の結婚記念日なんです。莉玖:ロマンチック!伊月:ライブに両親を呼びたいですね。今回ちょっと親孝行できるかな、って。さつき:わ、かっこよすぎる!莉玖:僕は弟が誕生日なんですよ。だから毎年、弟のお祝いをしていて。5人兄弟で僕が1番上なので、もらうより、弟たちにプレゼントあげる立場でいたいですね。さつき:クリスマスはケーキとか、お肉とか、美味しいものがたくさんあるので、みんなでワイワイ食べたいですね。WAIWAIだけに(笑)それで、夜はちゃんとプレゼントが欲しいです。どんなささやかなものでもいいので。やっぱりプレゼントの数は幸せの数だと思っているので、クリスマス付近で会う人はみんなプレゼントの用意はしておいてほしいですね!(笑)――このユニットでクリスマスパーティーをやるとしたら、どういうことをやりたいですか?涼雅:やっぱりみんな王だから高いステーキとか用意して……想像つかないけど。莉玖:でも、プレゼント交換はしたいですね。さつき:してみたい!あ、でも2人とも高価なものをあげないと喜んでくれないかな(笑)。伊月:僕は何か変わったものあげますね。いい靴下とか……いいものをあげるようにしますね。涼雅:えっ、くれるんですか!僕とプレゼント交換しませんか!伊月:しましょ、しましょ!ぜひ!――続いて、9bic+7m!nの新曲「MARCH」についてお聞きしたいのですが……歌ってみていかがでしたか?さつき:13人全員で歌うところも多いので、みんなの声が重なったらどうなるかはすごく楽しみですね。涼雅:僕はサビの歌詞がかわいくて好きで。今までは9bicの6人でひとつの声だったんですけど、13人が集まったときにどんな化学反応があるのか楽しみです。莉玖:7m!nの楽曲はアップテンポな曲がすごく多いんですけど、『MARCH』はスローテンポの曲。そういう曲がずっとやりたかったんです。初めて9bicさんとの合同の楽曲ということで、普段とは違ういろんなメンバーの組み合わせが楽しめる感じになっています。伊月:曲の世界観的には、ファンの方たちがくじけたときとか、辛いときに聴いて欲しい曲なんですけど、逆に僕たちも辛いときに助けられる曲だな、って思ってます。めっちゃ好きな曲です。――ライブに向けての意気込みをお願いします。さつき:7m!nのパフォーマンスがすごいので、僕らも負けないようにもっと頑張らないとな、って不安もあるんですけど、一緒にできるのがすごく楽しみです。みんなでワイワイできたらいいなと思います。涼雅:さつきが言った通り、7m!nのパフォーマンスはすごいです。負けないように、必死で頑張って2グルーブで大成功を収めたいですね。莉玖:9bicさんは一度経験されていますけど、僕らはぴあアリーナという大きな舞台でやるのは初めてなので。会場の迫力に押しつぶされそうになったり、緊張や不安もあると思うんですけど、それ以上に自分自身が楽しんでパフォーマンスして、皆さんにも楽しく帰っていただけたらなと思います。伊月:常に一番輝いているつもりでがんばります!3kyu「普段とのギャップが一番大きい」左から、水原匡也さん(7m!n)六花清春(9bic)火ノ宮夕さん(7m!n)市川慶一郎(9bic)続いては市川慶一郎さん(9bic)、六花清春さん(9bic)、火ノ宮夕さん(7m!n)、水原匡也さん(7m!n)のクール&セクシーな「3kyu(さんきゅー)」。――まずは9bicの市川慶一郎さん、六花清春さんによる7m!nの紹介からお願いします。市川慶一郎(以下慶一郎):火ノ宮は元気なんですけど……うるさい。そこもかわいいんですけど。ここまでうるさい人間に会ったことないです。本当にずっとテンションが高くて。前に撮影で一緒だったとき、7m!nが朝から入っていたんですけど、朝なのにうるさいんです。朝からずっと夜中までそのテンションを引っ張ってる。――すごい。朝起きた瞬間から元気なんですか?火ノ宮夕(以下夕):いや、その日がたまたま元気だったんです。六花清春(以下清春):今日も朝からテンションが高くてすごいな、って。逆に元気をもらえますね。眠かったのに目が覚めました。あと、7m!nの中では一番後輩っぽいですね。――この紹介を受けていかがですか?夕:おふたりとも僕のことが好きなんだな、って思いました。慶一郎・清春:(笑)――匡也さんについてはいかがですか?清春:初めて会ったのは1年ぐらい前なんですけど、一緒にレッスンもしていて。7m!nの中ではまとめ役なのかな。結構真面目で……僕も9bicの中なら真面目なほうでやらせてもらっているんですけど(笑)立ち位置とか似てるな、って思います。価値観が合うというか、一番話しやすいです。慶一郎:匡也は根が真面目なんですよ。清春はキャラです。清春:違う違う(笑)慶一郎:そこだけは皆さんに間違えないように書いていただいて……(笑)匡也は努力家だな、と思いますね。ダンスに関しても、努力しているのがすごく伝わるというか。水原匡也(以下匡也):ありがとうございます。多分負けず嫌いなので、常にそういう向上心は持っていますね。――「3kyu」としてはどういうユニットなのでしょうか。匡也:まずかっこいいっていうコンセプトなんです。クールで……。パフォーマンスでも、ダンスがメインな感じのユニットなので、そこを注目していただければな、と。夕:普段とは違うクールな部分を見せられて嬉しいです!――それぞれ、ユニットのパフォーマンスで見てほしいところ、頑張りたいところなどをお聞かせください。慶一郎:見てほしいところは7m!nとパフォーマンスをするのは初めてなので、一番はそこかなっていうのと、普段見られないパフォーマンスが見られると思います。あと7m!nの中でも関わることが多い2人と同じグループでやれるっていうのがすごい楽しみですね。清春:個人的に、7m!nで推すとしたらこの2人なので、そのメンバーとできるのが嬉しいですね。でも、2人ともダンスがめちゃくちゃうまいので、負けないように頑張らなきゃって思います。吸収できるところは吸収して。衣装もスタイリッシュな感じになっているので、楽しみにしてもらえればな、と。かっこいいところを見せられたらいいな、と思っています。夕:今回初めて9bicさんと一緒にやらせてもらうんですけど、9bicさんにも負けないくらい頑張っているところを見てほしいです。あと、9bicさんも僕らもかわいい曲が多いんですけど、今回3kyuはバチバチにかっこいい曲をやるので、普段とのギャップを一番見せられるんじゃないかなと思っております。匡也:合同ライブで、学ぶことがたくさんあると思うんですけど、9bicさんに負けないぐらい、いいパフォーマンスをできるように頑張りたいです。そして、3kyuのパフォーマンス力で、他のグループを圧倒していきたいと思います。――クリスマスのお話というのも伺っていきたいんですが……みなさんの理想のクリスマスの過ごし方について教えていただきたいです。夕:クリスマスデート的な?――なんでも!四天王では、長靴にプレゼントが入っていてほしい、という話が出ました。慶一郎:3kyuはクールなんで……ちょっとリアルなほう攻めますね。クリスマスって人も多いからあんまり出かけたくないんですよね。遊園地に行くとか、外食に行くとかも素敵だなと思うんですけど、クリスマスだからこそ、逆に家でゆっくり大切な人と過ごしたりとか、そういうのにすごく憧れますね。匡也:大人……!清春:僕もそうですね。インドア派で基本的にずっと家に1人でいるタイプなので、どこかに出かけるとか苦手なんです。思い出とかもないんですよね。今年は25日がリハーサルなので、「仕事があるから」といって、断るのがなんか優越感というか。「暇じゃないんだよ、ごめん」みたいな感じで行きたいですね。(笑)今年はハロウィンライブもあって、クリスマスライブもあるので、個人的にはそれがすごく思い出になるなって思います。――ファンの皆さんとしては嬉しいですね。清春:嬉しいですね、僕も。慶一郎:いや、やっぱりファンのみんなとの時間が一番大事だよね。清春:急に!(笑)匡也:僕は食べるのが好きなので、七面鳥3羽ぐらい食べたいですね。あの、中に野菜が詰まってるやつ。――3羽!大食いなんですか?匡也:めちゃくちゃ食べるんですよ。――ちなみに、今までにこれはすごくたくさん食べた!みたいなものはありますか?匡也:え、どうだろう……。夕:米じゃない?匡也:そうだ、何合食べたか分からないけど、米は尋常じゃなく食べます。――尋常じゃないくらい……すごいですね!夕:僕はこれまでクリスマスに何かした思い出がなくて。強いていうなら……そうですね、雪合戦とかできたらいいな、って感じですね。――3kyuでクリスマスパーティーをするとしたら、何がしたいですか?夕:スマブラですね!オールでやりたい。で、市川くんに自慢のツイートをします。慶一郎:うーん。このユニットでクリスマスパーティーが開かれるとして、1回連絡が来るじゃないですか。「行くね」って返信するけど、行かないです。夕:えっ!?慶一郎:クリスマスぐらい仕事のことを忘れたいんで、行くっていう連絡だけしてそこから音信不通にします。匡也:追いかけます(笑)夕:ひとつしたいのはみんな成人済みなんで、ちょっと軽くお酒でも嗜みたいですね。市川:それはいいね!――続いて、9bic+7m!n合同の新曲「MARCH」についてお伺いしたいです。市川:ラストのサビを多分13人全員で歌うんですけど、生で聞いたらすごいんじゃないかな。どんな大所帯のグループでも13人の声が重なることって滅多にないじゃないですか。だから、その迫力を楽しんでもらえたらなって思いますね。まだ生で全員で歌ったことはないので、自分たちもどんな感じになってるかわかんないんですけど。清春:全員で歌うのにぴったりの歌詞だったり、パートも9bicと7m!nの同じメンバーカラーの人がペアで歌うところがあるんですけど、僕はそこがすごい素敵だなと思っています。実際にどうやってこの曲をライブで表現するのかも個人的にすごく楽しみですね。夕:初めて聞いたときはこの曲を13人みんなで歌うんだ、っていうことにすごく感動したのを覚えていて。皆さんも初めて聞いたときは感動すると思います。9bicさんとライブ中にどうやって絡みながら歌うのかも楽しみですね。匡也:一番最後の部分の歌詞が大好きなんです。歌詞の内容についてはまだ詳しくは言えないんですけど、ポイントだと思っているので、注目してほしいですね。――最後に、ライブに向けて意気込みをお願いします。匡也:僕たち7m!nはデビューしてまだ半年くらいなんですけど、大きな会場でやらせていただけるということで感謝の気持ちと、そこに対するファンの気持ちにちゃんと応えられるように、リハーサルなども気合入れて頑張っていきたいと思います。夕:今回、大きい舞台でやらせていただけるのは本当に9bicさんのおかげだと思っていて、まず感謝を忘れずにいたいです。そしてデビューして半年しか経ってないのにそこまで足を運んでくれるファンの方がいるっていうことにも感謝して、今までの人生で一番いい思い出を作りたいのと同時にファンの人にも作って帰っていただけるように頑張っていきたいと思います。清春:急に真面目。夕:真面目なことも言わないと(笑)清春:初めての合同ライブで、しかも初めてのクリスマスライブなので、思い出にも残ると思います。そして、やっぱり3つユニットがある中で、この4人でやってよかった、3kyuが圧倒的に良かったねって言ってもらえるように、バチバチに決めたいですね。全員で力を合わせて頑張っていきたいなと思います。慶一郎: 13人だから出せる色とか、この4人だから出せる色とかいろいろあると思うんですけど、今までの9bicのライブとはまた違った視点でも見て欲しいなって思いますね。あと、せっかく7m!nと9bic一緒にやるので、9bicのファンと7m!nのファンの交流のきっかけにもなったら嬉しいですね。ファンの人たちがみんなで盛り上がってくれたらすごくいいライブになるんじゃないかなと思うので、仲良くしてください。ちーむふぁいやー!「ステータスを100%かわいいに振り切ったユニットです」後列から時計回りに、双葉小太郎(9bic)木瀬怜芽(7m!n)宇佐美健土(7m!n)椚三波斗(9bic)白金倫太郎(7m!n)トリをかざるのは双葉小太郎さん(9bic)、椚三波斗さん(9bic)、木瀬怜芽さん(7m!n)、白金倫太郎さん(7m!n)宇佐美健土さん(7m!n)による「ちーむふぁいやー!」です。――かわいい魅力を持つメンバーが集まったこちらのユニットは、もともと仲が良いメンバーも多いようですね!他己紹介をお願いします。椚三波斗(以下三波斗): 宇佐美くんはこの中だと一番中性的なんですけど、身長高いしスタイルもいいし、かっこよさもありつつの、かわいさもありますね。個人的に一番かわいいと思うときは、一緒にご飯行って僕がおごってあげる雰囲気出したときの顔が一番かわいいです。とにかく跳ねて喜びます。宇佐美健土(以下健土):めちゃめちゃプライベートで仲がいいんで、いつも一緒にいます。三波斗:本当に結構一緒にいるよね。一緒にいないときはだいたい家でゲームしてますね。双葉小太郎(以下小太郎):じゃあ僕は倫太郎を……7m!nライブをたまに見に行くんですけど、倫太郎は普段、めちゃめちゃアイドルなんですよ。ただ、倫太郎の面白い話があって。TikTokとか撮るときに自分で自分を盛り上げるんです。「いいよ、倫太郎、今日もいいよ!」って言いながら1人で撮ってるんです。自分を高めながら撮るとかちょっと変わった面もあるんです。――それは撮影前に自分を鼓舞するという感じなんですか?白金倫太郎(以下倫太郎):自分のテンションを上げるために「いいよ、いいよ、俺!かわいいよ!」って言いながら何度も撮り直します。10テイクぐらい撮って、その中で一番いいやつを選びます。小太郎:「もっといい服なかったの、倫太郎!」とか言いながらやってるよね。ほんとおもしろい。――自分でスイッチを入れる、みたいな?倫太郎:確かに自分でスイッチ入れてテンション上げてとにかくやってます。三波斗:7m!nで一番面白いです、この人。ハロウィンのときに、7人全員でインスタライブをやっているのをちょっと見たんですけど、みんなかわいらしい仮装をしてるのにひとりだけ顔真っ白で髪を全部かきあげて。誰かな?と思ってたら倫太郎でした(笑)倫太郎:みんなかっこいいんで、ひとりぐらいそっちにいってもいいかな、みたいな。三波斗:ひとりだけガチ仮装だったよね。―――怜芽さんはいかがですか?小太郎:僕と唯一の同い年なんですよ。いつもコタくんコタくんって喋りかけてくれるんです。ドライブに行こうって約束してたんだよね。まだ行けてないんですけど、怜芽が免許持っているので、早く助手席に乗せてほしいです。木瀬怜芽(以下怜芽):早く行きたいですね。小太郎:前に7m!nがみんなで花火を観に行ってるのを見ていいなー、と思ってたんだよ!――みなさんの仲の良さが伝わってくるのですが、「ちーむふぁいやー!」はどんなユニットなんでしょうか。小太郎:一言で言うとかわいいの権化です。WAIWAI唯一のかわいくて母性本能をくすぐるようなグループになっているので、やっぱりそこに注目していただけたらなと思います。――個人としてそれぞれ、このユニットで見てほしいとか、がんばりたいポイントについてお聞きしたいです。三波斗:曲も見せ方も全部かわいいので、ずっと口角上げながら見ていられるグループかなって思います。あと、結構みんな仲いいのでライブ中の掛け合いとかも楽しみにしててくれたら嬉しいなって思います。小太郎:ちょっと小動物感があると思うので、本当になんですかね……ディズニーのパレードを見に来たみたいな感じのテンションで見ていただけたら、楽しめるかなと思います。衣装もめちゃめちゃ派手なのでそういう面も見てほしいです。健土:仲良しでかわいい5人が集まっているので、お客さんも多分50回ぐらい「かわいい」と言うと思います(笑)衣装も曲もわちゃわちゃしていて、他のユニットにはないじゃれ合いも見ていただけたらなと思います。倫太郎:ステータスを100%かわいいに振ってます。プライベートでも仲良くしてくれている先輩2人なんで、僕たちが楽しくワイワイやってるところを、みなさんと共有できたらなと思います。怜芽:パフォーマンス面でかわいいところっていうのはあるんですけど、それぞれの衣装に、名前が入っていたり、結構こだわって作られてるのでそこも見てほしいですね。――今回、ライブがクリスマスライブということで、みなさんの理想のクリスマスについてお聞かせください。三波斗:今20才なんですけど、19歳で東京に来たので、これまで18回は家族と過ごして、19回目は涼雅(四季)と過ごしたんですよ。今年は20回目で大事なので、仲が良い友達とケンタッキーとか頼みまくって、ちょっとお酒も嗜みながら。小太郎くんはまだちょっとね、未成年だからジュース飲んでもらって。小太郎:うん。三波斗:みんなでクリスマスパーティーしたいですね。プレゼント交換とかもしたい人なんで。倫太郎:今までクリスマスを家族以外と過ごしたことがないんです。でも今年は多分リハーサルなのでみんなでホールケーキを食べたいですね。切るんじゃなくて、もうそのままみんなでフォークでつっついたりして。あと、高校生になってから急にサンタさん来なくなったんです。三波斗:最近、いい子にできてないのかな。倫太郎:そうなのかな。今年は来てもらえるように、いい子にします!健土:僕はクリスマスが誕生日ということもあって、今までは結構家族や友達と過ごしたりで、1人で過ごすことはなかったんですけど、今回もリハーサルでみんなとね、過ごすと思うんですけど。誕生日、なおかつ、ライブの前日ということで、今年はみんなで盛り上がっていければいいなって感じで……期待してます!三波斗:誕生日プレゼントね。小太郎:任せて!怜芽:まだ東京でクリスマスを過ごしたことがないので、メンバーの誰かと東京のイルミネーションとかいけたらいいな、と思いますね。倫太郎:いいね、ロマンチック!小太郎:行こう、行こう。車は出してもらっていい?(笑)怜芽:わかりました!(笑)小太郎:僕はそうですね……外は寒いので家にいたいですね、ずっと。あんまり外に出たくない。誰かが来てくれる分にはいいんですけど……すみません(笑)――家で何かしたいとかありますか?小太郎:特に……ゴロゴロするっと感じですね。三波斗:彼の一年にはイベントがあんまりないんです。年中無休でベッドの上なんで。小太郎:そう、そんなにイベント好きじゃない……。――理想の過ごし方はバラバラだったんですけど、このユニットでクリスマスパーティーをするなら何がしたいとかありますか?三波斗:家にいたい?小太郎:車を出してくれるならどっか行く(笑)でも、今はなかなかね。鍋とかしたいよね。倫太郎:ホームアローン観たい!健土:映画いいね。みんなでお鍋とお鮨。倫太郎:すきやきもいいな。健土:全部まとめる?オールスターみたいな(笑)――続いて、9bic+7m!n合同の新曲「MARCH」の感想について聞かせてください。小太郎:初めて13人で一緒に歌うのも新鮮ですし、皆さんに、この13人の想いを届けられたらなと思います。健土:グループの垣根を越えて、ファンの皆さんも一緒に横並びになって前に進んでいくという深い意味があってめちゃめちゃ前向きになれる曲です。皆さんも前を向いて、一緒に歌ってほしいですね。あとは13人で一緒に歌う迫力とエモさも持ち合わせているので、その辺りにも注目していただけたらなと思います。倫太郎:今まで自分たちの楽曲ってずっとコンセプトっぽい曲が多かったんですけど、今回はファンのみんなに語りかけるような歌詞になっているので、僕らの曲で前向きになれたらなって思います。三波斗: 13人で歌う分、一人一人の歌割りは減っちゃうんですけど、その分みんなの思いがフレーズにしっかりのってると思います。歌詞もみんなで頑張っていこう!っていう励ますものになっているし。スローテンポなので盛り上がる曲ではないんですけど、みんなでワイワイ楽しく歌いたいなと思います。怜芽:それぞれの個人パートも、もちろんあるんですけど、サビとか13人で歌うところに注目してほしいです。あとは、この曲をファンのみんなに覚えてもらって、サビは僕らと一緒に歌っていただければな、と思います。――最後にライブへの意気込みをお願いします。三波斗:このライブは絶対に僕が一番楽しみにしてると思います(笑)ずっとやりたいって言っていたシャッフルユニットができることがすごく楽しみですし、あとメンバーが最強にかわいいんで。今までで一番かわいいって思ってもらえるようにして、頑張って張り切って、キメたいと思います。小太郎:プライベートでも7m!nさんと仲良くさせていただいてるので楽しみな気持ちが強いです。9bicだといろんな個性があるんですけど、ここだとかわいいで統一されてるので、もっと大きな何かを見せるんじゃないかな、と。シャッフルユニットだけじゃなくて13人で歌う「MARCH」もあるので、13人の熱い歌声が重なったときの音色もよく聞いてもらえればなと思います。健土:僕たちはぴあアリーナという大きな舞台に立ったことがないので、まだ緊張とかはあんまりないんですけど、こうやって取材をしていただいたり、撮影やレッスンがあったりしてどんどん近づいてきてるんだなっていうのを実感しています。僕たちはデビューしてまだ1年も経ってないグループなので、この大きな舞台に立たせていただく感謝と頑張らなきゃな、という気合を持って臨みたいなと思っております。倫太郎:9bicさんの弟分としてデビューさせてもらったときから、こういう機会があったらいいな、やりたいなと思ってたのが実現できるということで……。楽しみ8割と、頑張れるかな、かっこいい人が13人いる中で輝けるかな、っていう不安が2割あります。でもその日しかないコンテンツがたくさんあるので、来てくれた人がみんなが楽しかったって言ってくれるようなライブにしたいですね。怜芽:まずデビューして半年ちょっとでぴあアリーナに立てるのはが僕たち7m!nだけの力じゃないので、そこに感謝したいです。あと、緊張しいなんで、絶対ステージの上で緊張すると思うんですけど、それも今回で終わりにする、というぐらいの意気込みで迎えたいと思います。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントそれぞれのユニット別のサイン入りポラを各1名にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!▼9bic official LinksOfficial site & Streaming Fanclub『9bic House』 ▼7m!n official LinksOfficial site Fanclub『ななっち』 【「MARCH」 Music Video】【WAIWAI LIVE 2021 ~X’mas Edition~】■出演者9bic / 7m!n■会場ぴあアリーナMM■開催日時2021/12/26(日)1部 13:30 開演 ( 12:00 開場 )2部 18:30 開演 ( 17:00 開場 )詳細はこちら:【9bic Zepp tour 2022~Theater~】■ツアー日程1/9(日) Zepp Nagoya1/16(日) Zepp Sapporo1/23(日) Zepp Fukuoka1/30(日) Zepp Osaka Bayside2/6(日) Zepp Haneda詳細はこちら:撮影/奥田耕平、取材・文/ふくだりょうこ
2021年12月04日日々野 希色さんの注目の新連載「婚活パーティーで出会った人は既婚者でした」がスタートです!ある日婚活パーティーでM男というやさしそうな男性と出会ったS子でしたが…?婚活パーティーに参加出典:instagram最初の印象は…出典:instagram惹かれあう2人出典:instagramついに、夜ごはんを食べにいくことに…出典:instagram婚活パーティーで連絡先を交換し合った2人。楽しみにしていた夜ごはんに早速M男が現れますが…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@hibino_kiiro)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年11月09日2020年、M-1グランプリでくっきりと爪痕を残したコンビといえば、おいでやすこがに他ならない。ピン芸人同士のユニットがビッグドリームを掴んだ。結成秘話、そしてこれからの夢を語ってもらおう!「知らんなああああああ!!!」美声で飄々と聞いたことない歌を歌うこがけんの横で、小田が絶叫ツッコミを繰り出す。このスタイルでM-1準優勝までたどり着いた、おいでやすこが。あくまで、それぞれはピン芸人。コンビではユニットという形式をとる二人のこれまでとこれからについて話を聞いた。――ユニットを組む以前の、初対面の印象は覚えていますか?小田:僕、覚えてないんです。ベロベロに酔ってたんで。こが:2019年のR-1で僕は初めて決勝に進出したんですが、その準決勝の日が初対面ですね。合格発表があって、そのあと(三浦)マイルドさんが「小田や粗品たちと飲むけど一緒に来るか?」と誘ってくれたんです。小田:知らんなあ。こが:小田さんや粗品たちは先に飲みに行ってました。僕が到着したころにはもう、小田さんは顔が真っ赤で出来上がってましたね。小田:ずっと、誰と勘違いしてんの?って言ってたんですけどね。一緒に飲んでいる証拠写真が出てきてもうて。これは僕の記憶が間違ってたと認めます。ただ、三浦マイルドはその時の話を大げさに、二人をくっつけたのは俺やと自慢しているようですが、まったく覚えてないんでね、そこは違いますときっちり否定しておきたい。こが:覚えてないんですもんね。小田:最初、僕はこがけんのこと、他の事務所の後輩芸人やと思ってたくらいで。ずっと大阪で活動をしていたので大阪のピン芸人同士の交流はありますが、東京のことはよくわかっていなかったんです。こが:小田さんはR-1で5年連続決勝進出しているレジェンドですから、もちろん存在は知っていました。ただ、R-1でしか見たことないというのも正直なところで。小田さんが言う通り、東京にいると大阪のピン芸人さんと会う機会なんてほとんどないんです。――そんな二人がユニットを組んだのだから不思議ですね。きっかけは’19年8月、大宮ラクーンよしもと劇場でのライブイベントで即席コンビを組んだことですよね。小田:そうです。くじ引きで相手が決まって、ほとんどネタ合わせもしないで即興で漫才を。お互いのネタを組み合わせた今のネタの原型のようなものです。それがめちゃくちゃウケた。その時に、ネタの相性ええんやなと思いました。こが:ピン芸人って普段ツッコまれないじゃないですか。それをツッコんでもらって笑いが起きている。しかも他の即席コンビはスベっている中、唯一僕たちだけウケまくった。こんなに楽しいことないなって思いました。ただ、だからってその後があるとは考えなかったです。小田さんは、なんせミスターR-1ですから。胸を借りていい経験させてもらったな、くらいの気持ちでした。――その後、その日の小田さんの様子を覚えていた奥様が、「M-1でユニットをやるなら、こがけんさんと組んだら?」と提案をされたんですよね。小田:ハイ。なんで自分で思いつかんかったんやろ、と思いました。で、その日のうちに電話をして。こが:僕はもうふたつ返事で「やります」と。小田さんと漫才ができるんだって。それだけでうれしかったです。ただ、ウケたとはいえ大宮のお客さんは20人くらいだったから。たった20人の反応を鵜呑みにしてこの人、大丈夫か!?ともちょっと思いました。――そうして出場した’19年のM-1は3回戦で敗退しています。小田:がっちがちやったんで。まあ、ダメやろな、と。漫才師っぽくしようとしすぎて、空回りしてしまったと思います。こが:僕も噛みまくってしまいました……。準備期間も短くて、ほぼネタ合わせもしてなかったし。小田:そう?やったつもりやったけどなあ。僕、その前年と前々年はゆりやん(レトリィバァ)と組んでM-1に出てたんです。ゆりやん、僕に輪をかけてネタ合わせしないんで。――その年のM-1の夢はそこで断たれましたが、翌’20年からおふたりでYouTubeを始めたり、コミュニティラジオのレギュラーもスタート。おいでやすこがとして、活動を続けたいというのはどちらからの発信ですか?小田:全部、僕です。こが:だって小田さん先輩だし、僕より確実に忙しい方ですから。僕からは誘えないですよ。小田:いや、こがけんはやりやすかったんですよね。年も同い年だし、芸歴も1年しか違わないから。こが:僕的には全部うれしかったです。ラジオなんてノーギャラですけど、でも当時は月に2~3回ライブがあればいいほうで。芸人としての活動ができるだけで、全然違う。とくに新型コロナウイルスの影響で、そのころは舞台もなくなっていたから芸人としての正気を保つのが難しかった時期。誘っていただいてありがたかった。小田:とはいえ、それ誘っていたのも別に、M-1を見据えてとかじゃ全然ないからね。――あ、そうなんですね?小田:M-1のこと考えたのなんて、めっちゃ直前やったもんな?こが:そうです。申し込みの締め切りがあるから。それで、「どうする?出る?」「あ、出ましょう、出ましょう」って。めっちゃ軽い感じでしたね。小田:賞レースに出るのも、勝ち抜きたい、一発当てたいという感覚ではなかったんですよね。どれもピン芸のため、R-1に還元できればいいという気持ちでいただけです。R-1以外の他の賞レースは武者修行のような感覚と言いますか。こが:僕に至ってはそこまでの気持ちもなかったかもしれません。ラジオで話すネタになるな、くらいで。お笑い芸人としての活動が一つ増えたら、もうそれだけでいいって思っていました。小田:僕、M-1大好きなんでね。憧れはありましたけど、漫才師のみなさんが持っているような積年の想いとはまた違う感覚だと思います。そんなに甘いもんじゃない、とも思っていましたし。こが:そうですよね。売れたらラッキーですけど、そんな簡単なことじゃないって身をもって知っている。だから決勝行けるんだってわかった時、「M-1すげえ」って思いました。参加したらいつか決勝まで行ける。面白いって認めてもらえたらユニットだろうがなんだろうが決勝に行かせてもらえるんだって。これガチなんだって。まず、そこに感動しましたね。小田:前年と違って意識したのはそれぞれのピンのスタイルを貫こうということ。前年、漫才師の真似事をして失敗したのでストレートに自分たちの持ち味を出せたら、と。それが最低限漫才の形になっていたらいい。センターマイクの前でちゃんとやる。それだけは守ろうと思いましたし、それが良かったのかな、と思っています。僕たちは会社と会社の業務提携みたいなもん。―――結果を見てどう感じました?小田:えっと、いまだに訳わかってないです。―――え、もうそろそろ1年たちますが……。小田:準決勝進出で僕の喜びの感情はマックスで、それ以降はずーっと訳がわからん状態です。ファーストステージ1位通過、決勝の3組に残って、最後の審査で上沼(恵美子)さんと松本(人志)さんが票を入れてくれた。もう全部、どういうことか訳がわかりません。――(笑)。もう、現実のことと思えないんですね?小田:そうですね。80回以上、録画したやつ見ていますけど、想像の域を超えています。もうなんか、できすぎているんですよ。こが:うん、できすぎてますよね。小田:目標を掲げて目指すとかそういうレベルを超えてしまっているんですよね。ドラゴンボール7個集めて神龍にお願いするランクの夢が叶ってしまった。だから、1年たっても現実味がないです。――こがさんもそんな感じ?こが:僕は小田さんほど忙しくないですが、それでも必死で食らいついてます。ananさんにももうすでに2回ほど映画のコラムのお仕事をいただいていますし、そういうふうに知ってもらっているからこそ頼まれる仕事も増えました。テレビの収録の合間に、漫喫で雑誌の原稿を書いて……みたいなこと自分がしているんだ、と思うと客観的に考えてびっくりします。だって1年前はバイトしてないと飯が食えないから、清掃の仕事をしていたんですよ。――これからのおいでやすこがは、どうなっていく?ユニットはずっと続くのでしょうか?こが:二人のネタを認めていただいてここまで来られたので、多くの方に求めていただけるうちはやり続けたい。あと、小田さんが一緒にやろうって言ってくださる間は、全力でやるだけです。小田:会社と会社の業務提携みたいなもんだと思います。結局は、ピン芸人同士。最終的な夢もやりたいこともそれぞれ違う。お互い好きなことをやればいい。そういういびつさもいいと思いますね。こが:でも、そうやってコンビらしくしていないから、レギュラーとか決まらないんですよ、僕たち。小田:え、そう?こが:そろそろ僕たちの冠番組だってあっていいのに!前例がないから誰も手を出せないんですよ。小田:確かに、かまいたちや霜降り(明星)と違って、どう扱っていいのかわからんのかもなあ。こが:僕たちの進化はこれからですからね。もっと、もっと、おいでやすこがに期待してほしいです。小田:出ようと思えばM-1だって56歳まで出られる。こっちはルール改正せんでほしいなあ(笑)。写真右・おいでやす小田(おいでやす・おだ)1978年生まれ、京都府出身。ツッコミ担当。左・こがけん1979年生まれ、福岡県出身。ボケ担当。2019年にユニット結成。こがけんの得意とする流暢な歌ネタに小田の鋭いツッコミをかぶせるピン芸とピン芸の融合が持ち味。同年、M-1グランプリで3回戦進出。翌年、準優勝をかっさらい大きな話題となった。おいでやす小田はNSC大阪校23期出身。かつて、モンスターエンジンの西森洋一らとコンビを組んでいたが2008年ごろよりピン芸人として活動。R-1ぐらんぷりで5年連続決勝進出。こがけんはNSC東京校7期出身。2012年ごろからピン芸人に。「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でのハリウッド映画モノマネが注目されるなど映画通としても知られる。※『anan』2021年11月10日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・ナライユミ取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年11月05日お笑いコンビ・祇園(木崎太郎、櫻井健一朗)が17日、オンラインで開催された「SDGs-1グランプリ2021」で優勝した。「京都国際映画祭2021 ~映画もアートもその他もぜんぶ~」の一環として開催された「よしもとSDGs LIVE」内で行われた「SDGs-1グランプリ2021」。アキナ、ミキ、Everybody、ぼる塾、ヤンシー&マリコンヌ、おいでやすこが、祇園(ネタ披露順)が、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたネタを披露し、いかに楽しく、そしてわかりやすく伝えることができたかを競った。審査員長は西川きよしが務め、「お客さん審査員」として視聴者へのアンケート投票も実施。その結果、全票数の39%を獲得した祇園が優勝に輝いた。2人は、17の目標のうち「質の高い教育をみんなに」を取り入れたネタを披露。西川は「子供からご高齢の方まで、SDGsの趣旨がわかる。見事でした」と評価した。櫻井は「非常に光栄」とコメント。今後、よしもとSDGsアンバサダーとしてさまざまな活動を行っていくが、「いろんなお仕事ができるように勉強していきたい」と意気込んだ。木崎は「僕たち両親が、僕は両親とも教師、櫻井くんはお父さんが教師で、4分の3が教師」と明かし、「質の高い教育をみんなに」のネタにすることは「すぐに決まり、バッチリのネタができた」と説明。「母親が見ていてすぐLINEが来まして、国連さんの賞をいただくって、一番の親孝行やなと思います」と喜びを語った。現在、『M-1グランプリ2021』に挑戦している祇園。木崎は「3回戦免除してもらえないですかね」とおねだりもしていた。
2021年10月17日J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)とのコラボレーションアフタヌーンティー「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」が、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルで2021年10月1日(金)から11月30日(金)まで提供されます。J&M デヴィッドソンとのコラボアフタヌーンティー英国生まれのJ&M デヴィッドソンとインターコンチネンタルが初のタッグを組む「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、J&M デヴィッドソンの2021年秋冬コレクションから着想を得た、英国に馴染みのあるメニューを展開。“フリンジ カーニバル”バッグを表現したモンブランスイーツは、アイコニックな“フリンジ カーニバル”バッグをモチーフにした「モンブラン」や、コレクションに登場するスミレ柄のオリジナルプリントをデザインした「アップルクランブルタルト」、コレクションのキーカラーであるオリーヴグリーンを取り入れた苺&ピスタチオのチェック柄ケーキ、ナガノパープルとシャインマスカットを贅沢に使用した英国のグラススイーツ“トライフル”などが並びます。セイボリーは“イギリスと秋”をテーマに“イギリスと秋”をテーマにしたセイボリーは、伝統的なイギリス料理“ローストビーフ”やイギリス国旗のデザインから着想を得た“ズワイ蟹のジュレ”、秋トリュフとポルチーニ茸の芳醇な香りが印象的なライスケーキの3種類が揃います。ランチプランやテイクアウトプランもまた、「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、イギリス料理“コテージ・パイ”と一緒に味わうランチプランや、客室でゆっくり楽しむ「プライベート・アフタヌーンティー」、自宅で味わうテイクアウトプランなども用意。多彩なプランの中から希望のスタイルをセレクトして、特別なアフタヌーンティーを楽しむことができます。【詳細】「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」提供期間:2021年10月1日(金)~11月30日(金)場所:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)住所:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー時間:14:00~、16:30~(L.O.)※2時間制価格:5,380円メニュー・スイーツ:モンブラン、アップルクランブルのタルト、サン・セバスチャン、葡萄のトライフル、洋梨の赤ワインコンポート&チョコレートガナッシュ・セイボリー:ローストビーフグラハムトースト、ズワイ蟹のジュレカブ&ビーツソース、ポルチーニ茸のライスケーキ秋トリュフ&チェダーチーズ、・スコーン:マロン、アールグレイクロテッドクリームと無花果ジャムで・ドリンク:コーヒー、紅茶、ハーブティー、フレーバーティーなど20種以上のセレクションから好きなだけ楽しめる■ランチ&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:11:30~※2時間制価格:6,600円■プライベート・アフタヌーンティー時間:第1部 12:00~、第2部 16:00~※3時間制、月~木曜日の平日限定での提供。価格:1室大人4名利用時:9,800円、大人3名利用時:10,500円、大人2名利用時:11,800円、大人1名利用時:15,800円※上記は、1名・サービス料込の価格■テイクアウト・アフタヌーンティー J&M デヴィッドソン受取時間:14:00~19:30※受取希望日前日20:00までの要予約価格:スタンダード 4,320円、プチ 3,240円■ナイト・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:18:00~※2時間制価格:7,150円■STAY&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン価格:プレミアムルーム 1泊1室2名 49,600円~(サービス料込、都民税別途)※表示料金は特別表記がない限り、別途15%のサービス料が必要。※提供時間が変更になる場合がある。※画像はイメージ。【予約・問い合わせ先】TEL:03-5783-1258(レストラン予約直通)
2021年09月27日2年連続『M‐1グランプリ』決勝進出、『ABCお笑いグランプリ』優勝と、着実にスターへの階段を上っているオズワルドの二人。天職ともいえるお笑いとの向き合い方を伺いました。2019年から2年連続で『M-1グランプリ』のファイナリストに選出、さらに今年『ABCお笑いグランプリ』で優勝し、いま熱い視線を集めているお笑いコンビ、オズワルド。二人がお笑い芸人を目指したのは、「自分の好きなことを仕事にしたい」という、共通の思いからだった。畠中悠:中学生の頃、『爆笑オンエアバトル』を見たことがきっかけで、お笑いが好きになりました。高校卒業後に就職して3年くらい経った時に、さくらももこさんの『ひとりずもう』というエッセイ漫画を読んで、好きなことを仕事にするというのはなんて素晴らしいことなんだ、自分もそうしようと思ってNSCに入りました。伊藤俊介:僕が最初に影響を受けたのは、『ダウンタウンのごっつええ感じ』ですが、一番の理由としては、「面白い」と言われることくらいしか褒められることがなかったから。あと、もともとは教員を目指していたけど、朝起きられない俺なんかが、子どもに教えていいワケがないと思ったんです。一般社会で働くのは不可能だから面白おかしく生きようと思って、同じくNSCに入りました。畠中:仕事を辞めて芸人になることへの不安は一切、なかったです。チョコレート工場に勤務していた時、1t分の溶けたチョコを床にこぼしたことがあって。くるぶしくらいまでチョコに浸かり、パニックになってティッシュを2枚くらい手に取ったんですけど、まあ、無力で。こんな失敗をするやつは働けないと踏ん切りがついた。伊藤:芸人の何がいいかというと、失敗しても、自分のせいになるだけなんですよね。他の仕事は、特に教員とかは責任の塊だから。畠中:ミスさえも仕事になる、唯一の仕事だと思います。――NSCには、それぞれ別の相方と入所。その後、畠中さんは在学中、伊藤さんは卒業後にコンビを解散することに。畠中:それからはずっとピンで、肩書は一応、吉本の芸人でしたけど、月に1回、2分間のライブをするような生活。そんな時に伊藤が声をかけてくれたんです。伊藤:面白いなというのはもちろんですけど、一番の理由は、こいつは辞めなそうだと思ったから。おそらく才能があるのに辞めていくやつ、めちゃくちゃいるんです。畠中:しっかりしていて社会に適応できる人とか。伊藤:人生を逆算して、先が見えちゃうんでしょうね。あとはシンプルに頑張れないというか、だらしなくて、面白いんだけど辞めていくやつ。その点、畠中は、良くも悪くもあまり深く考えていなかったというか、売れようが売れなかろうが辞めなそうだなと。そういうやつが強いと思います。畠中:お金もないしどうなるかはわからないけど、幸せ指数は、就職をしていた時より、芸人になってからのほうが高いですから。伊藤:そんな僕も、月1回だけのライブを4年近くやるような生活だったけど、なぜか「売れる」と感じていて。根拠のない自信を持っておくことは大事だと思います。M‐1の1回戦で負けてボケとツッコミを逆に。――そんな二人が目指したのは、M‐1の決勝に進出すること。伊藤:芸人が辞める理由として一番大きいのが、売れないから、だと思うんです。俺は芸人を辞めたくないからこそ売れたいと思い、世に出るにはどうすればいいかと考えて、M‐1しかないなと。それが唯一にして最大の方法だと。畠中:ネタで売れたいという気持ちもありましたしね。――実際、ファイナリストに選出されたことで、変化もあったという。畠中:存在を知ってもらえたことで、劇場でネタをやった時の反応が変わりました。自分のクラスの面白いやつがやることでは笑うけど、隣のクラスのやつが同じことをしても笑わないみたいな感覚ってあると思うんですけど。隣のクラスの人も笑ってくれるように。伊藤:逆に、前に同じクラスで笑ってくれていた人が笑わなくなったらどうしようという懸念もあったけど、根本が変わってないので、「あの時のお前らのままじゃん」と受け入れてくれたみたいで。全校生徒に笑ってもらえるようにならないと、優勝できませんから。畠中:でも、M‐1の決勝に出るとすごく人気になるというイメージがあったけど、そういうことはなく(笑)。ただ、地に足がついたまま漫才ができので、逆にありがたいですけど。応援してくださっている人のこともちゃんと見えるし、大切にできるのかなと。――決勝進出時より、1回戦で落ちた時のことのほうがターニングポイントになっていると話す。伊藤:芸人としての何だかよくわからない自信とかを全て、粉々に砕かれました。でも、めちゃくちゃベタですけど、ピンチはチャンスというか、負けて学ぶことのほうが多いですよね。だって、勝ったら調子に乗るもの!M‐1で優勝した日には、町中を練り歩くんじゃないですか(笑)。畠中:いろいろ変えなきゃいけないと思い、先輩であるダンビラムーチョの原田(フニャオ)さんにネタを見てもらったんです。当時は、伊藤がボケて僕がツッコむというスタイルだったけど、「普段は伊藤がツッコんでいるんだから逆だ」と言われて、ハッとしました。実際にやってみたら、ちゃんと前よりウケたんです。ネタは会話の延長線上にあるものだと思うので、普段の人柄が映し出されるほうが見ているほうも自然な感じがするし、やっているほうも楽。こうした会話劇というのが、一番いい形なのかなと。伊藤:二人とも竹原ピストルさんが好きなんですけど、“積み上げたもので勝負しても勝てない、積み上げてきたものと勝負しなきゃ”みたいな歌詞の曲があって。それが刺さりましたよ(笑)。――今、目指すのはM-1優勝。伊藤:その目標が大きくドーンとあるから、その先が見えない。その先に何があるのかを知りたいから頑張っているところもあります。畠中:優勝しなきゃ、というプレッシャーとかはないですね。僕たちはチャレンジャー側ですから。守る人のほう、つまりM-1側こそ感じていると思いますよ。若手の憧れである大きな大会でい続けないといけないですから。伊藤:…何言ってるかわからないですけど(笑)。あと、僕はもっとテレビに出たいです。たまに“今のテレビは面白くない”と言う人もいるけど、知ったこっちゃないですよ。あの頃の自分が憧れていたものに出たい。僕は浜省スタイルというか、「ベッドでドン・ペリニヨン、純白のメルセデス」みたいなのが好きなので。とんねるずさんとか大好きなんです。畠中:僕は劇場で本物の漫才をやりたい。お笑いが好きで、お笑いが見せたいものを見せる。手作りで生産数が少ない革靴を、本当に欲しい人に売るような感じです。伊藤:そこは正反対なんですよ。でも、M-1優勝という目標は同じ。きっと、それが達成された時には、漫才師として別のレースがスタートすると思います。劇場で一番ウケるようになりたいし。M-1だと漫才の尺は4分くらいだけど、劇場だと10分とかありますから。その中でどれだけ笑わせられるかという勝負になると、他のコンビと話にならないくらい差をつけられているので。結婚式の余興でちゃんと滑りますし。畠中:目の前のお客さんを見てネタを変えられるレベルには、達していないですから。あくまで今は競技漫才に力を入れているので。伊藤:その時期を抜けた後、みなさん、めちゃくちゃ楽しそうになっているんですよ。畠中:新しい漫才の世界が、そこにはあると思うんです。オズワルドボケ担当の畠中悠、ツッコミ担当の伊藤俊介からなるコンビ。2014年結成。ヨシモト∞ホール15周年のリニューアルにより誕生した、劇場看板芸人「ムゲンダイレギュラー」として活躍中。※『anan』2021年9月22日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月21日一昨年、昨年と2年連続で『M-1グランプリ』のファイナリストとなったお笑いコンビ、オズワルド。今年の『第42回ABCお笑いグランプリ』では優勝を果たし、悲願のM-1制覇に向けて着実に歩みを進めています。今週のananではそんな、飛ぶ鳥を落とす勢いのお二人に“人生のターニングポイント”というテーマでお話を伺いました。「M-1という目標が大きすぎて先が見えない、その先を見たくて頑張っているのかも」という伊藤さんの静かな決意を感じさせる言葉や、「昔、1tのチョコレートをこぼした時に…」と衝撃的なエピソードを淡々と語り始める畠中さんのスケール感はぜひ誌面でチェックいただくとして、ここではオズワルドさんの撮影を機に漫才の見方が少し変わった、僕の極私的ターニングポイントを。今回の撮影では、漫才師のアイコンでもあるサンパチマイクを小道具として用意。いつものサスペンダー衣装を着こなした二人をクールに撮り下ろしました。感動したのは、伊藤さんと畠中さんがマイクの前に歩いてきて、伊藤さんがマイクの高さをサッと調節する、さりげないその仕草。真っ白で無機質なスタジオが、一気に満員のステージに見えてくるんだから、本当に不思議です。マイク一つで笑いをかっさらう漫才師の仕事人ぶりを見せつけられた瞬間でした。あまりにその仕草がかっこよかったため、帰ってから他の方の“マイク調節”も見てみようとネット検索すると、さまざまなお笑い芸人がマイクを調節するシーンだけを集めたマニアックな動画が。三者三様、それぞれのスタイルがあって奥が深い!あれ以来、テレビで漫才を見る時には思わず、高さを調節する仕草に注目してしまいます。個人的には、つかみの挨拶をしながら、ノールックで高さを整えるパターンが好み。例の動画、10万回以上も再生されていたので、共感してくださる方、きっといますよね…?(笑)ちなみに、マイクの前に立ってもらった後、そのまま漫才をする様子を連写させていただいたのですが、畠中さんが3割くらいの確率で目を閉じていました。思わず伊藤さんが「目ぇ、つぶってんなあ!」と突っ込んでいたのが忘れられません(本誌ではバッチリ目が開いているカットを掲載していますのでご安心ください)。(TN)
2021年09月14日自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿している、陸上競技100mで元日本記録を保持する桐生祥秀(きりゅう・よしひで)さん。100mで9秒98の自己ベストを持つ桐生さんが、50mを走った様子を投稿しました。桐生祥秀が、50mを走ると?多くの人が、体育の授業などで50mを走ってタイムを測定したことがあるのではないでしょうか。中学生や高校生が受験する『新体力テスト』の基準に従うと、男性なら8秒、女性なら9秒を切ると速いそうです。2021年8月16日現在における50mの日本記録は、2002年に朝原宣治(あさはら・のぶはる)さんが記録した5秒75。一般の人の感覚からすると、想像がつかない速さですね。桐生さんは今回、次の2種類のスタート方法で走りました。・立った状態で片足を前に出してスタートする『スタンディングスタート』・かがんで手を地面につけた状態からスタートする『クラウチングスタート』陸上の大会などで、スタート前にかがんだ選手が、足を器具にセットしている様子を見たことがないでしょうか。クラウチングスタートの時に使う、強く蹴って瞬発力をつける器具『スターティングブロック』(以下、スタブロ)と呼ばれるものです。「5秒7~8台を狙いたい」と意気込んでいた桐生さんの結果は…。スタンディングスタートだと5秒90、クラウチングスタートだと5秒83でした。日本記録にはおよびませんでしたが、さすがはプロの陸上選手。6秒を切る好タイムを出しています。桐生さんは、走り終えて次のように振り返りました。スタブロ使って、50m走ると少し速くなったので、0.0何秒が誤差と思われるかもしれないですけど。それでも僕ら(陸上選手)は0.01秒を競っているので、スタブロとスタンディングとでは全然違うと思いますし。50mの場合はそんなに差はないと思うんですけど、100mになるとスピードの乗りとかそれがスタブロがあるかないかで違ってくる。桐生祥秀 / Yoshihide Kiryu Channelーより引用短距離の場合、1秒以下のコンマ何秒台と激しい戦いを繰り広げるといいます。走り方によって、同じ秒台でも、コンマ以下が違うために順位が変わってくる…。短距離走の選手は、「どうやったら0.1~0.01秒を短縮できるか」を常に考えて日々、練習に励んでいるのでしょう。桐生さんの走りに、多くの人が驚いています。・速すぎます!50mってこんなに短かったっけ…と思ってしまうほどでした。・体育の授業で50mを走る、小学生にとっては、「こういうのが見たかった!」と興奮しそうですね。・あっという間に走り去っていく…。記録更新に向け、日々走り続ける桐生さん。今後の活躍から、目が離せないですね![文・構成/grape編集部]
2021年08月19日●上沼恵美子の酷評を乗り越えM-1優勝コンビ結成14年、お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)の躍進が止まらない。昨年、彼らにとって雪辱戦とも言える『M-1グランプリ2020』では見事トロフィーを手にし、野田はピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり2020』でも栄冠を手中に収めた。『M-1』優勝劇で同時に“漫才論争”が巻き起こったことは周知の通り。披露した「高級フレンチ」「つり革」のネタでは野田がほぼしゃべらず、村上が状況説明をしながらツッコミ続けるというスタイルが、漫才かどうかで話題になったのだ。「そもそも僕らの漫才は、そういうレベルじゃない」と無関心だった2人だが、DVD『M-1グランプリ2020 スピンオフ マヂカルラブリー漫才論争へのアンサーLIVE』(8月18日発売)で、何が漫才で何が漫才ではないのか、一つの道筋をつけているという。そんな2人にインタビューすると、漫才論争が巻き起こった時、今の漫才が置かれている状況に対して危機感を抱いたと明かす。チャンピオンの目には今のお笑い界の状況はどう映っているのか。忘れたことはないという上沼恵美子の審査や、コンビの関係についても語ってくれた。――その独特の漫才のスタイルは、初期から貫いているものなのでしょうか?野田:スタイルが変わらないというより、これと決めてやっていないので、変わっていると言えば変わっているし、変わっていないと言えば変わっていないです。村上:自然の変化しかないですね。変えようと思ったことはないです。――ネタは基本的に野田さんが作っている?野田:僕がやりたいテーマを持ってきて、村上とやりながら作っていく感じです。「つり革」だと、「つり革につかまりたくない」というのがあり、そこからどう動いていくかはやりながら決めて、それ村上が見てどう思うかみたいな。――相談をしながら作り上げていくのでしょうか。野田:相談はしないです。つり革で揺られて床を這いずり回った後、次は当然トイレもあるだろうし、気持ち悪くもなるだろうし、横揺れだけじゃなく縦にも揺れるだろうと。15分くらいでできますよ(笑)。村上:1回通したらもうできていますね(笑)。――とはいえ難産の場合もあるのではないでしょうか?野田:もちろんあります。でもそういう時はネタを変えます。追い詰めず、捨てて別のテーマに行きます。面白いネタはすぐできるので、行き詰まるってことは面白くないんだなと。最近は詰まることはないです。すんなりいくだろうなってわかるようになってきました。――そのスタイルが最初に世の中に広まったのが2017年の『M-1グランプリ』、審査員の上沼恵美子さんとの一件だったと思いますが、お二人はどう受け止めていたのでしょうか?野田:もちろん悩みましたし、もう嫌だなとも思いましたよ。知名度が上がればいいものではないんですよ。それはもう炎上と同じなので。村上:「面白い人だよ!」と言いたかったのに「面白くないでしょ?」だと逆ですから、一番嫌でした。――それはどう乗り越えたのですか?野田:切り替わった瞬間はないです。実は昨年の『M-1』は決勝が決まった瞬間、嫌で嫌で仕方なかったですから。ずっと引きずっていて、ああはなりたくないという思いで頑張りました。――あの一件がコンビにとってプラスになったと感じている部分もありますか?野田:仕事が増えたことによって、経験値はちょっと上がったのかなと。2017年の時に最下位でちょこちょこテレビに出ていたことがよかったと思います。村上:すべることもある、それをわかった状態でテレビに出ることは強いと思います。――あの2017年を踏まえると、昨年の『M-1』優勝は喜びもひとしおだったのでは?野田:優勝した直後は、忙しくなっちゃうなあと(笑)。でも、優勝はテレビに出ていくためには通らざるを得ない道だと思っていたので、頑張るしかないと思いました。村上:今夜は寝られなさそうだなと、それを最初に思いました(笑)。ただ、実を言うと、1本目のネタが終わったところがめちゃくちゃうれしかった。上沼さんが高い点をつけてくれて、「ごめんな、そんなことあったっけ?」って。あそこが一番うれしかったです。――やはり優勝効果は違いますか?野田:それはもう全然違いますよ。テレビで3~4本の収録が1週間続いたり、これはもう「タレントじゃねえか!」って(笑)村上:すごいっすよ(笑)。――チャンピオンキングの称号は重圧にはなっていないですか?村上:重圧はないです。『M-1』、マジ強いんですよ。仮にスベってもM-1チャンピオンだから、が勝つんですよ。M-1チャンピオンなのにスベっちゃった、じゃないんです。M-1チャンピオンでもスベることあるんだぜ、みたいな。『M-1』はすごい盾になるんです。●「漫才か漫才じゃないか論争」に自ら終止符――発売中のDVD『M-1グランプリ2020~漫才は止まらない!~』だけでなく、スピンオフDVD『M-1グランプリ2020 スピンオフ マヂカルラブリー漫才論争へのアンサーLIVE』が8月18日に発売されますが、そこでは「漫才か漫才じゃないか論争」に自ら終止符を打つそうですね。野田:漫才だ、漫才じゃないなど、どれだけのパターンがあるのかなと思って表を作ったら、すべての漫才師の漫才がその表の中に当てはまる、そういうものが作れました。でも、ほぼほぼみんな漫才だったなと思います。――漫才の定義とそうやって向き合ってみてよかったなと感じていることは?野田:この表を見てから『M-1』を見る人がいると思うと笑けてくるというか、ざまあ見ろって(笑)村上:みんなごめんねって(笑)――どういうことでしょう?野田:この表は、漫才を冷めた目で見た時に作れるものなので、これを踏まえると漫才がつまらなくなると思います(笑)。審査員やこれからM-1に挑みたいNSC生が見るべきもので、お客さんは見ないほうがいいです。村上:プロ向け、業者向けですね。野田:ただ、漫才は面白ければいいという大前提を取っ払ってこの話をしているんだよと、そこは理解しておいてほしいです。村上:そもそも『M-1』の審査基準はそれですからね。面白ければ何でもよかったわけなんですよ。――それにしても漫才論争、このスピンオフDVDを含め、お笑い界に何かしらを投じますよね。野田:投じているつもりはないんですけどね(笑)。ただ、あの時も漫才ではないという批判は、来そうだなとは思っていましたよ。逆に言えば、そういう漫才ですから。そんなの漫才じゃないだろ! ってなる面白さの笑いを審査員に届けていたところはある。村上:今田耕司さんなどは「しゃべってないやん!」で笑っていたわけですから。そういうものなんですよね。野田:ある意味、『M-1』そのものをフリにしているわけですから、そりゃそうだろうと。だから「あ、論争になっちゃったんだ」と思いました。素直にわからないから面白くないでいいのに論争になっちゃったので、漫才について考えなくちゃいけないなと。――それで今回の企画が生まれたわけですね。野田:まあ、マイクが立っていれば漫才ですけど。芸人で「あれは漫才じゃない」と言った人はほとんどいないんですよ。村上:漫才じゃないかどうかを言いたくもないと思うんですよ。もともと漫才だし。野田:そもそも僕らの漫才は、そういうレベルじゃないんですよ。漫才かそうじゃないかの論争になるくらい極めているわけでもないので。――なぜ論争になったのでしょう?村上:単純に勉強が足らんすね。論争をしたいのであれば、もっと深く勉強をしたらいいです。野田:料理に木の枝を入れただけで料理じゃないと言っているようなものです。まだまだ深いぞと。村上:でも僕らなりの解釈なので、「何言ってるんだ、こいつら!」と言い出す人もいるかもしれない。基本的に定義はないので、そこは結局のところもうわからないですね。●コンビの関係は「仲悪い兄弟」 目標も語る――お互いの魅力についてはどう思っていますか?村上:真面目なところですかね。野田:ザ・芸人の部分を村上がちゃんとしてくれるので、そのおかげで僕が芸人じゃない部分をやれている気がします。村上:途中で役割分担するようになったんです。僕は後輩や先輩と付き合い、楽屋でみんなと過ごす。先輩や社長に「ライブ呼んでください!」「仕事ください!」と話すとか。野田:お互いがやらざるを得ない部分を分担して担った感じですね。ネタを作らねばならないし、付き合いもしなくちゃいけないから。――『M-1』で優勝まで行ったことで改めて相方の良さを再確認されたりしましたか?野田:優勝して「コイツと組んでいてよかった!」と感じることはない。14年もやっていれば、急に何かに気づくことはないですよ(笑)。村上:特に「コイツでよかったー!」とは思わないです(笑)。野田:一応僕たち、これは仕事としてやっていますので、そうでもなければコイツとこんなにしゃべらないですよ(笑)村上:お金をもらわず、しゃべることはそんなにない。2人でずっとスマホを見ていると思います(笑)――世間で例えるとするならば『M-1』の優勝は、同期の社員が14年越しに大きな契約とれたみたいな感じですか?村上:僕はいつも「仲悪い兄弟」って言っているんです。「この間いつ口きいたっけ?」みたいな。そういう兄弟にいきなり遺産(優勝賞金)が入ってきたような感じですかね(笑)。――『M-1』優勝、漫才論争も含め、飛躍の2020年はいかがでした?野田:漫才じゃないもので優勝していたとしたらすごいなって。村上:点数けっこう入れさせたなあと。漫才じゃないのであれば上手くダマしたなあと(笑)。――お笑い芸人としての自信になりましたか?野田:認めざるを得なくなったと思います。大御所たちが点数を入れてしまったら誰も否定できない。「ほら!」って感じですね。村上:逆に漫才が伝統芸能になりつつあるのかな、ピンチかなと思いました。カタチが決まったら伝統芸能になってしまい、歌舞伎は飛んじゃダメでしょってみんなが思う。漫才もたぶんそうで、寝転んじゃダメでしょってみんなが思っていたら、カタチが決まっているということ。2人がしゃべり合うと決まってしまったら、もう伝統芸能になっちゃうので進化は止まってしまう。――やはりある意味で一石を投じていたことに。村上:そう思いながら漫才しているわけではないですけど、漫才ってそこまで行ってたんだ、ピンチ! と思いました。なのでこれで1回戻したかなと。野田:戻せたかは、今年の『M-1』次第じゃないですかね。今年、「ちゃんとした漫才が見られた」みたいな感じになったら、より一層漫才が凝り固まると思う。――コンビとしての今後の目標は?村上:目標は穏やかな暮らしですね。これは2人とも同じです。野田:ストレスフリーな暮らしですね。るんるん気分で仕事場へ向かう。そんな毎日がいい。1日の終わりが気持ちいいくらいの仕事量が毎日あって。村上:週3日休みで月80万円。野田:家賃25万。――もっとすごい野望をおっしゃるかと(笑)野田:いや、これ以上の野望はないでしょ! これぞ完全なる状態です。――『キングオブコント』の優勝も狙っているとのことですが、意気込みを聞かせてください。村上:もちろん出るからには優勝を目指しています。野田:見事『キングオブコント』で優勝して、勝ち逃げという感じにしたい。賞レースという僕らをずっと悩ませてきた悪魔を追い払おうかなと思っております。■マヂカルラブリー2007年結成のお笑いコンビ。ボケの野田クリスタル、ツッコミの村上で構成。『M-1グランプリ2017』の決勝で審査員の上沼恵美子が酷評し最下位になるも、全国区の知名度を得る。その後、『キングオブコント2018』では初の決勝進出を決め、2020年の『R-1ぐらんぷり2020』では見事、野田が優勝の栄冠に輝くなど着実に腕を上げ、『M-1グランプリ2020』では悲願の優勝を果たした。
2021年08月15日『シックス・センス』の監督M.ナイト・シャマランによる最新作『オールド』が、2021年8月27日(金)より全国ロードショー。M.ナイト・シャマラン最新作、“一日で老いて一生が終わる”ビーチでの謎解きタイムスリラー映画『オールド』は、“時間”をテーマに恐怖とサバイバルを描く謎解きタイムスリラー。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、[時間]が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できないという極限状態に陥った家族を描く。『シックス・センス』のM.ナイト・シャマランが監督メガホンをとったのは、スリラー映画の名手、M.ナイト・シャマラン。シャラマンの作品は、見るものをじわりじわりと恐怖の世界に引き込む独特の世界観を特徴とし、これまで数々の話題作を送り出してきた。なかでも『シックス・センス』は、数々の伏線の延長線上にある驚愕の結末で話題を呼んだ名作であり、シャラマンの出世作。翌年続けて発表したブルース・ウィリス主演の『アンブレイカブル』のほか、『スプリット』、『ミスター・ガラス』なども手掛けている。そんなシャマランが、今回の『オールド』では“一日で老いて一生が終わる”脅威にさらされたビーチでの恐怖を、驚愕のラストまで誘っていく。『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナルほか出演出演者には、『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナル、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のアレックス・ウルフ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のエリザ・スカンレンらが名を連ねる。【映像】脱出不可能なビーチを舞台に描かれる“一家の恐怖とサバイバル”公開された映像は、ある家族がバカンスに出かけるありふれたシーンから始まる。秘境のビーチに到着すると美しい眺望が広がり、各々が浜辺で寛いでバカンスを楽しむが、暫くすると奇妙なことが起こり始める。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。子供たちは急速に成長してしまった。さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明し、一家はじめこの場所に訪れた人々は狼狽しパニックに陥る。なぜ、このビーチで子供たちは急に成長し始めたのか?この場から逃げることはできるのか?【詳細】映画『オールド』公開日:2021年8月27日(金)全国ロードショー出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープスアレックス・ウルフ、トーマシン・マッケンジー ほか原案:「Sandcastle」(Pierre Oscar Lévy and Frederik Peeters)監督・脚本:M.ナイト・シャマラン製作:M.ナイト・シャマラン、マーク・ビエンストックほか配給:東宝東和
2021年06月14日お笑いコンビ・笑い飯が4日、オンラインで行われた「笑い飯の漫才天国 ~結成20+1周年記念ツアー~」開催発表会見に出席した。2020年7月にコンビ結成20周年、12月に『M-1グランプリ2010』の優勝から10周年を迎えた笑い飯。新型コロナウイルスの影響で昨年大きな活動ができなかった悔しさをぶつけるべく、20+1周年記念ツアーと銘打って、単独公演「笑い飯の漫才天国」を7月17日より全国12カ所で開催することが決定した。同ツアーでは、これまでのネタに加えて会心の新ネタを披露。また、豪華ゲストも出演し、千鳥、中川家、かまいたち、ミキら吉本芸人だけでなく、サンドウィッチマン、ナイツら他事務所の芸人たちも参戦し、共に笑いを届ける。この日の会見には、笑い飯の西田幸治と哲夫、そして、司会進行として、笑い飯の後輩にあたり、20年来の付き合いとなる、南海キャンディーズ・山里亮太も出席した。哲夫が「ストレスがたまるような去年からの厄災を吹き飛ばせるようなライブにできたら。“爆笑ワクチン”になれば」と意気込むと、山里が「爆笑ワクチンだと、爆笑が起こらなくなる」とツッコミ。西田も「ライブを見て笑ってもらい、爆笑抗体を!」と乗っかって笑いを誘った。『聖☆おにいさん』をイメージしたツアーのビジュアルも公開され、西田はイエス、哲夫はブッダになりきった姿を披露。これまでも似ているという言われていたが、見事にハマっている2人。会見にもこの姿で登場した。西田が「僕はめっきり中年太りになりまして、イエス感は薄い。哲夫は似ているなと思います」と話すと、山里も「確かに」と同調。哲夫は「ありがたいです。頭蓋骨が真ん中、盛り上がっているので、丸坊主にしたとき恥ずかしかったんですけど、それをこんなに生かせる機会はないなと。しかも、ちょいちょい仏教関連のお仕事もしているので違和感なく見てもらえるかなと思います」と気に入っているようだった。ちなみに、『聖☆おにいさん』ファンのマネージャーからの提案で、このビジュアルが実現したという。
2021年06月04日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが20日、公式YouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』に出演。動画「もう一つのM-1グランプリ ~三浦-1GP開催!~」内で、俳優の三浦誠己にまつわるエピソードを明かした。現在は俳優として活躍する三浦だが、芸能界入りは吉本のお笑い養成所であるNSCに入学したことがきっかけで、ジュニアとはもともとお笑い芸人の先輩・後輩という関係性。周りからは「“ジュニアの弟子”」として見られるほど、一緒の時間を過ごしていたという。しかし俳優転身後はジュニアと会う頻度も少なくなり、そのペースは1、2年に1回ほどになったそうだ。するとその間に、ヒリヒリとした関係でお互いに付き合っていた芸人界隈の雰囲気は「みんなで楽しく仲良くという空気」に徐々に変化していく。そして、ジュニアもそれに順応していったのだが、芸人仲間と会う頻度が減っていた三浦だけは当時のまま。ジュニアいわく「冷凍保存された状態」のため、数年に1回、芸人界隈に現れると「時代錯誤が甚だしいというか、今そんなこと言ってるやつおらんって状況になる」という。そんな状態のなか、後輩芸人の“てつみち”らがジュニアの誕生日会を開催。三浦も仕事の合間に駆けつけ参加していた。そのお会計をする際、てつみちが少しもたついてしまったものの、無事に会計を済まし店を出ると、三浦が「なんで(ジュニアが帰るための)タクシー呼んでないんじゃー!」と激怒。そして、自らが捕まえたタクシーにジュニアを乗せながら、てつみちの「仕切りの悪さ」を厳しく注意していたという。その翌日、ジュニアと食事をしたてつみちは「なんであんなキレられなきゃいけないんですか」「俺、マジであの人無理ですわ」と納得いかない様子で、愚痴をこぼしていたそうだ。すると翌々日、てつみちの電話番号を誰かから聞いた三浦から「お前どこにおんねん?」との電話があり、てつみちがアルバイトをするラーメン屋に来ることに。再び怒られることを覚悟していたのだが、三浦はてつみちオススメのラーメンをすすりながら「てつみち、昨日は悪かったな」と謝罪。「兄さんの前やったら、あの頃の三浦誠己に戻ってしまうねん」と目を潤ませながら反省していたのだという。てつみちはまた怒られると思っていただけに、そのギャップに感動。「三浦さん……好き」と、完全に心を鷲づかにされてしまう。そして「兄さんのこと頼むわな」と言い置き、店を後にする三浦。感極まったてつみちは店を飛び出し、「三浦さん!」と呼び止めるも、何を言っていいのかとっさに浮かばず、「ラーメン……どうでしたか?」と聞くと、爪楊枝をくわえながらゆっくりと振り向いた三浦が「また、来るわ」と言ったという。
2021年05月24日お笑いコンビの霜降り明星が8日、公式YouTubeチャンネル『しもふりチューブ』に出演。14代目王者となった2018年の『M-1グランプリ』の最終決戦で、ネタが飛んでいたことを告白した。動画「実はM-1決勝でネタが飛んでいた…今だから明かせるM-1優勝ネタ作りの裏話!【霜降り明星】」のなかで、『M-1』で披露したネタを振り返った霜降り明星。最終決戦では、「小学校」をテーマにしたネタを披露して初優勝を果たしたが、粗品が、「気づいてる人おるかな? ネタ飛んでるんですよ」とぶっちゃけると、せいやは、「一瞬飛んだ。俺がね」とポツリ。「『M-1』のために色んなネタを試し過ぎて、どれがどれか分からへんようになった」ことが原因だったことを明かした。すると粗品は、「でも、ネタ飛んでたよな? って言われたことないねん。すごいですよね。ネタ飛んでんのに、すぐ修正して演技したんです」と、臨機応変に対応したせいやを称賛。すると、せいやは、「漫才師って、飛んだ瞬間に飛ばないんですよ。2個前くらいで飛んでるって分かるんです。ヤバい、次の次のくだりなんやっけ? って思いながらしゃべってるんです」と語りつつ、「ヤバい思い出してない、なんかせなアカンって、アクションを適当にやって」と、最終決戦でのハプニングを述懐した。また、「せいやさんのおかげで優勝した」という粗品に対し、「俺は真逆やと思うで。俺はマジでずっとお前のおかげだと思ってる」と返したせいや。「粗品さんが、違うでしょ! 違うでしょ! って言ってんねん。そうじゃないでしょ? 違うボケでしょ? って。思い出せよみたいな間を作ってくれたんですよ。俺、思い出したの、あれのおかげやってん」と、すぐさまツッコんでくれた粗品に感謝しつつ、「ホンマ、最後に降りてくるのよね」と、奇跡のような出来事をしみじみと振り返っていた。
2021年05月16日2020年の『キングオブコント』で準優勝し、知名度が一段と高まったお笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政。テレビ出演も増え、『さんまのお笑い向上委員会』や『アッコにおまかせ!』などでしっかりと爪痕を残している。「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)では、フェイスペインティングをし、バルーンを手にランウェイを歩いたニューヨーク。2人を直撃し、ブレイク後の変化や、先輩芸人から得たもの、今後の目標などについて話を聞いた。TGCは2度目の出演となったが、屋敷は「すごく貴重な経験をさせていただきました。メイクも30~40分くらいかけてしてもらえて、めっちゃええ感じに仕上げてもらいました」と満足そうな表情。嶋佐も「楽しかったです。気持ちよかったです。でも今回は無観客だったので、また歓声を浴びたいなと思いました」と頷いた。キャリアにおける分岐点となったのは、やはり『キングオブコント』での準優勝だと2人も感じているそうで、屋敷は「それまで若手芸人が出る番組しか出たことがなかったですが、いろんなバラエティ番組に呼んでいただくようになりましたし、いろんな変化もありました。例えば、飲み物がただの水から色がついたものに変わりました」と告白。嶋佐も「全く変わりました。仕事の量というか、質が変わりました。心境の変化も大きかったですし、新しい世界に入っているなと。また、未体験のことっていっぱいあるんだなと、つくづく思いました」と感慨深い表情で語る。『さんまのお笑い向上委員会』では、明石家さんまとも絶妙な掛け合いを見せている2人。屋敷はさんまの印象について「やっぱりさんまさんは、元気ですね。テレビのなかの方がそのまま目の前に飛び出してきた感じです」と言うと、嶋佐も「テレビのままのテンションです。稀代のテレビスター」と感心しきりだ。また、屋敷が「強いて意外さを挙げるとしたら、さんまさんは見た目がめちゃくちゃ細くて、スタイルがええなと。テレビよりも顔が小さくて細いんです」と言うと、嶋佐も「そうそう。といかくカッコいいし、トークも上手い」と同意。さらに屋敷は「とにかくどんな球を投げられても、瞬時に返せる点はすごいなと思います」と心からリスペクトしているようだ。『アッコにおまかせ!』の和田アキ子については、テレビから想像していた印象と全く違ったそうだ。屋敷は「アッコさんは怖い印象があったのですが、初めてお会いした時からずっと優しくしてくださって、接しやすいキュートな印象です。楽屋に挨拶へ行っても、ひと言ふた言しゃべってくれるし。この間もバレンタインチョコをいただきました」と明かし、嶋佐も「アッコさんは、ほんまにキュートです。そこはギャップがありました。いただいたチョコもめちゃくちゃお洒落でおいしかったです」と語った。2010年にコンビを結成してから今年で12年目を迎えるニューヨーク。ネタは常に2人で考えてきたそうでコンビ仲も良好のよう。嶋佐はTGCのランウェイを歩きながら、相方を見て「けっこう着こなせてんじゃんと思った」と照れくさそうに言う。屋敷も「こいつとお笑いをやってて良かったなと思いましたし、これからもお笑いというランウェイをずっと一緒に歩きたいなと思いました」と臆面もなく言えるところが素敵だ。今後の目標について、屋敷は「自分が面白いと思うことをやることですかね」と言うと、嶋佐も「そこの芯の部分は曲げたくないですね。そこは今後もぶれずにやっていきたいです」と清々しい表情で語った。■ニューヨーク嶋佐和也(しまさかずや)と屋敷裕政(やしきひろまさ)によるお笑いコンビ。2010年に結成。2020年の『キングオブコント』で準優勝、同年の『M-1グランプリ』で第5位。2019年1月に開設したYouTubeチャンネルでは企画動画と共に「ニューヨークのニューラジオ」が人気を博している。
2021年05月04日4月26日放送の『Qさま!!』(テレビ朝日系)で「吉本インテリ軍団」と「サンミュージック&人力車連合軍」のクイズ対決がおこなわれた。そこで注目を集めたのが、同番組に出演した人気芸人達の華麗なる学歴や経歴だった。まず周囲を驚かせたのが、吉本軍団の一員として参戦したピン芸人のこがけん(42)。彼は昨年のM-1グランプリに「おいでやすこが」というユニットで出場。みごと準優勝に輝いたのは周知の事実だが、いっぽうで慶応義塾大学卒という学歴を持った超エリートでもあるのだ。こがけんは番組内で「実はSAPIXの国語の先生をやってたんです」と告白。有名進学塾の講師であったことを明かし、出演者の優香(40)やカズレーザー(36)が「凄い!」「一番レベル高い…」と驚愕する一幕があった。またこがけんと同じく共演者を唸らせたのが、吉本所属で昨年のM-1王者でもあるマジカルラブリー・村上(36)だった。メンバー紹介で法政大学卒に加えて国語の教員免許を持っていることが明かされ、チームリーダーのロザン・宇治原(45)も「吉本チーム、誰も知らんかった」とコメント。村上も「あんまり言ってないですね」と照れ臭そうに応じた。そうしたM-1優勝・準優勝コンビの華麗なる学歴紹介に、ネットも騒然。驚きの声が多数上がっていた。《芸人って今の時代、頭良くないと人気者になれないの!?笑》《マジラブ村上が教員免許取得でこがけんが元SAPIX講師!?M-1ファイナリストの肩書ヤバすぎだろww》■実は他にもいたインテリ芸人たち実は最近、こうしたインテリ芸人が増加しているという。「この日の『Qさま!!』にはこがけんさんや村上さんに加えて、宇治原やカズレーザーといったインテリ芸人の代表格も出演。さらにはオアシズ、小島よしおさん(40)、フットボールアワーの岩尾望さん(45)といった中堅・ベテランの人気芸人も“高学歴芸人”として出演しました。一昔前だと高学歴芸人というだけでキャラ立ちするほど珍しかったかもしれませんが、最近ではかなり増えています。彼らは芸人としての面白さがありつつも、知識もあるので起用しやすいんです。そのため、一定の市民権を得ている印象です。コロナ禍では感染対策を考慮して、ロケ番組などが減少。代わりに、スタジオで完結するクイズ番組への需要が高まってきています。そうした流れも、彼らにとってはむしろ追い風になっているようです」(テレビ局関係者)『Qさま!!』や『ネプリーグ』・『東大王』といったクイズ番組の人気が高まるなか、今後はインテリ芸人たちがバラエティ界を席巻していくのだろうか。
2021年04月29日ボーカルダンスユニットM!LKがライブツアー『M!LK SPRING TOUR 2021“energy”』をスタートさせた。その初日となるカルッツかわさきで行われた公演の模様をレポートする。M!LKのワンマンライブは、2020年1月に行われて以来1年3カ月ぶり、現在の5人態勢となってからは初めてとなる。昨年の4度の配信ライブを経て、大きく成長した姿を見せる公演となった。メンバーが待ちわびていたライブ。そして、み!るきーず(M!LKファンの総称)も待ちわびていたツアー初日。開演前から、会場にはソワソワと期待、ツアー初日ならではの空気が満ちていた。定刻。暗転すると、客席には5色のペンライトが揺れる。シンプルなステージにセットされた5つのLEDパネルにモノクロの花びら、砂時計、心電図が次々と映し出され、心音が会場に響き渡る。速くなっていく心音、LEDパネルにまるで閉じ込められているかのように5人の姿が。そして、一瞬の暗転のあと、パネルの前にメンバーが現れる。堪えきれないファンの声が客席から漏れた。みんな会いたかったぞー!オープニングで披露されたのは『疾走ペンデュラム』。冒頭からメンバーのテンションが上がっているのがその表情からわかる。1曲目を終えると佐野勇斗が「みんな会いたかったぞー!」と声を張り上げ、『テルネロファイター』でメドレーがスタート。『SAY YEAH』ではメンバーそれぞれの言葉でみ!るきーずにご挨拶。山中柔太郎は「会いたかったぞ!盛り上がる準備できてる?」と笑顔を見せ、塩崎大智は「会いたかったかー!?俺はみんなに会いたかったよ!」と気持ちを爆発させれば、曽野舜太は「みんな久しぶりやなあ~!盛り上がれるん?」とほんわかと、吉田仁人「盛り上がっていけるのか!」とチェストコールで力強く煽る。佐野が「東京初日盛り上がっていこうぜー!」とシャウトし、会場の熱を上げていく。そんな佐野が『Goin’Down』をしっとりと歌い始めると、客席もペンライトを振って応える。ジェットコースターのようなオープニングのあと、「ペンライト久しぶりに見た!」と興奮しつつも、改めて吉田が「み!るきーずのみんな、久しぶり!このような状況の中、足を運んでくれましてありがとうございます。来ていただいたからには、全力でパフォーマンスをして楽しんでもらえたらと思います」と挨拶。そして、「楽しんでもらえるところはまだまだありますから。このままいきましょう!新曲です」と塩崎が紹介したのは11thシングル『energy』に収録されている『行けたら行くよ』。ポップな歌詞をディスコナンバーに乗せて歌う5人をミラーボールの光が艶めかせる。続いては曽野と塩崎がメインボーカルの『SDR』。ロックなメロディに2人のシャウトがパワフルに響き、キレの良いダンスで曲の力強さを表現していく。幕間となる映像ではオープニングでも登場した砂時計や、しおれていく花。そして雨。少しばかり心を寂しくさせるような雨音が響く中、メンバーが白の衣装で登場すると、雨の映像をバックにスタートしたのは『May』。先ほどまでのパワフルなステージとは打って変わって、しなやかな、それでいてどこか色気を漂わせる。さらにその雰囲気を膨らませるかのように『君の知らない世界へ』では椅子を使ってのパフォーマンス。まるでキスをするような振り付けには客席からは小さく息を吞むような様子も見られ、大人のムードで酔わせた。更にさなりが手がけた『energy』ではクールなサウンドを響かせ、静かな空気をまとわせながらも力あるダンスでこれまでとは異なる魅力を垣間見せた。声が出せない中でも気持ちを伝えたいMCに入ると、佐野が「めっちゃしんどいじゃん、これ!」「M!LKすげぇわ!」と自画自賛したが、客席も同じ気持ちだったはず。パフォーマンスで圧倒したメンバーだったが、やはり気になるのが客席とのコミュニケーション。声が出せない中でどうやって気持ちをステージに伝えてもらうか、と苦心する。ペンライトを振るか拍手、どちらがいいか曽野や佐野、塩崎が「みんな大好きだよ」という言葉を例に反応を確かめ、「基本的に曲終わりは拍手で!」と佐野がファンに向かって呼びかけた。にぎやかなMCから一転、披露された曲は初披露の『何処へ』。山中の甘く繊細な声、佐野の力強い声が際立ち、吉田と塩崎、吉田と曽野のハーモニーが会場を包みこむように響く。『君がくれた宝物ならココにある』では歌声のみで思いを届けた。それぞれを照らすピンスポ、LEDパネルに映し出された表情に、歌声以上のものが届けられた気がした。再び幕間ではモノクロだった街や風景が色づいていく様子が。不安げだったメンバーの表情も笑顔に変わる。不安でふさぎこむ日々が続く中、少しずつでも彩りが戻り、そして、画面越しにしか会えなかったファンと、画面から飛び出しようやく同じ会場の空気が吸えるようになった――という喜びの気持ちが込められているようにも思える。スクリーンに咲き誇る花とメンバーの笑顔。そしてピンクを基調した衣装で登場し初披露したのは配信されたばかりの新曲『恋がはじまる』。照明も柔らかなピンクになり、キュートなフリで会場を華やかに彩っていく。続いて『My Treasure』では青空の映像をバックにさわやかに。メンバー同士が肩を組んで微笑み合ったりじゃれ合ったり、さらに曽野は「みんな大好きだよ」と曲中に笑顔で伝えみ!るきーずをニッコリさせた。「電力を溜める」対決!優勝は…そのあとのMCでは、塩崎が演出を、山中が衣装を担当していることが明らかに。山中は特にお気に入りの衣装を聞かれると曽野の衣装を挙げ、塩崎も「MC中のLEDパネルの映像にもこだわっている」と演出について語り、ぜひ今後の公演でもチェックしたいところだ。「(ライブの制作に関わることで)僕たちもやっていて責任感というか、より愛着が湧くようになった」と吉田。そんなライブも残すところあと数曲。山中が「残り数曲となりましたが、悔いないように楽しみましょう」という言葉を噛み、「ここすごく練習したのに!」と照れくさそうにいい、『桜咲く頃には』『Feel Alive』をメドレーで届け、『ERA』、『Now Story』とポジティブな曲でライブ本編を締めくくった。しかし、これで終わる彼らではない。アンコールでは『めちゃモル』がスタート……と思いきや、パネルには「なわとび」「風船」「バランスゲーム」などと書かれたルーレットが。どうやら書かれた内容で対決をするというものらしい。この日は「電力を溜める」対決。自転車を必死に漕ぐ山中、腕立てをする塩崎、ポンプを押す曽野、牛の人形を振る無心に振る吉田、エアロバイクを漕ぐ佐野……。曽野が一番電力を溜めているのは明らかだったが、なぜか優勝は吉田。動揺した吉田はそのあとのフリを間違え、塩崎は自転車を乗り回し、山中が地味に転ぶ……というまさにカオス状態。でもこんな笑いいっぱいのステージがM!LKらしいのかもしれない。ここが5人のスタート。改めての意思表明そして、改めてお決まりの自己紹介をしたあとは、塩崎のドラマ出演、佐野の映画、ドラマ出演の報告が。更には7月には全国5都市のZeppツアーが行われることを発表。会場のみ!るきーずを喜ばせた。ライブグッズ紹介では、「プライベートでもメンバーが一番買いたいと言っていた」というマスクストラップが客席からは不人気ということで驚愕の表情を見せ、グッズのプロデュースをした山中が崩れ落ちるなど、どんなシーンでもタダでは終わらせないところが彼らの魅力のひとつ。さて、ライブも本当に大詰め。『Brave Saga』ではステージの端から端まで走り、遠くのファンにもご挨拶、『DEAR LIFE』ではライブが終わることを惜しむかのように思いっきり飛び跳ね、メンバー同士で笑いあう姿が印象的だった。それでもダンスのキレが衰えることなく、文字通りで全力で最後までみ!るきーずを魅了し続けた。最後には、メンバーそれぞれからメッセージが届けられた。山中は「こんな中、お集りいただきまして、本当にありがとう、感謝でございます。開催できたことを本当に嬉しく思いますし、大成功に終わって……みんな楽しめましたか?」と客席に問いかけ、大きな拍手に顔をほころばせた。「僕の長い受験生活も終わって、みんなとやっと会えることができました。本当にここまできてくださってありがとうございました」という曽野には、メンバーからも「お疲れ舜ちゃん!」という声がかかる。そしてこの日、一番の運動量だったであろう佐野は「みなさん、今日はいかがだったでしょうか。M!LKの5人として初のツアーということで僕らもすごく楽しみにしていましたし、無事開催できて、無事みなさんとお会いできて本当に嬉しく思います。まだまだツアー続きますし、ケガのないように、そして体調にも気をつけてがんばっていきますのでよろしくお願いします!」と力を込めて言い、塩崎は「みなさんいい思い出作れましたか?僕たちも1年ぶりにみなさんにお会いすることができて本当に、本当に、楽しみにしていました。ここからどんどん続いていくので、今日の思い出を大切にまた会えるのを楽しみにしています」と次の再会を約束した。そして吉田は「この5人で初めてのツアーでみなさんを目の前にしてパフォーマンスをするっていうことが、改めて5人のスタートになるというか、やっとみなさんが僕たちのことを応援してくれてるんだな、と実感できた気がしました」と胸の内を明かし、「これからの6公演、そしてZeppツアーもありますので進化し続けるM!LKをこれからもよろしくお願いします」と力を込めて伝えた。深々とお辞儀をしたあと、会場全てのひとりひとりに手を振るように丁寧にあいさつをしてから帰っていくメンバー。明るく、前向きに、まさに“energy”をプレゼントしてくれるようだった今回の公演。ツアーで更に成長し、Zeppではどのようにパワーアップした姿を見せてくれるのか、今から楽しみだ。撮影/笹森健一、取材・文/ふくだりょうこ
2021年04月19日お笑いコンビ『ミルクボーイ』の内海崇さんは、2021年4月12日にTwitterを更新。投稿された写真が話題になっています。妻との交際10年の記念日として、過去に撮影した和服姿の1枚を公開した、内海さんその時の髪型は、トレードマークの角刈りではなく…。今日は妻と付き合いだしてから10年記念日です!愛する人は、ほんまに毎日元気に生きてくれてるだけでいいよなぁ!そう思えるようになったことが幸せだなぁ!また着物着て京都デートしたいなぁ! pic.twitter.com/QkeZFU5Uil — ミルクボーイ内海 (@uttakaga) April 12, 2021 サラサラストレート…!髪型が変わると、一瞬誰なのか分からなくなってしまいそうですね。写真を見た人たちからは、「お笑いコンビ『霜降り明星』のせいやさんに似ている」「別人みたい」といった声が上がりました。また、内海さんは写真とともに「愛する人は、毎日元気に生きてくれているだけでいいよなぁ!そう思えるようになったことが幸せだなぁ!」と惚気の言葉をつづっています。妻への愛情を感じる投稿に「素敵なツイート」といったコメントが寄せられていました。・素敵なツイート。幸せのおすそ分けをありがとう!・おめでとうございます!着物も似合いますね。髪型もオシャレです。・付き合った日をちゃんと覚えているの、すごいなあ。末永くお幸せに!漫才の日本一を決定する大会『M-1グランプリ』で2019年にグランプリを獲得して以来、忙しい日々を送っている、内海さん。大好きな妻と、また和服デートができる日が訪れるといいですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月13日2021春anan「カラダにいいもの大賞」を発表!見事グランプリに輝いたのは…!?2021春anan「カラダにいいもの大賞」グランプリ『リフレリング』指圧力が5倍にパワーアップ!?セルフリフレクソロジーの実力派。だるい、痛い、重い…。肩や首、腰などカラダのパーツの不調が続けば、メンタルのコンディションまで下がってしまうもの。リモートワークによる運動不足、パソコンやスマホの使いすぎで、全身にガタがきている現代人に必要なのは、疲労を溜めずに日々解消すること。そこで、長年セルフケアグッズに触れてきた、我々“カラダにいいもの”スタッフが2021年春の大賞に推すのがこちら。写真を見て「これが?」と目を点にした方も多いでしょう。でも「これが!」なんです。筋肉のコリや疲労は、溜めずに都度解消することが大事。セルフケアグッズには使いやすさが一番求められます。そこを踏まえて改めてこちらのリフレリングをご覧あれ。指にはめ、狙うポイントを突起で押すだけの実にシンプルな仕様です。リングのフィット感と突起の形状、硬さが絶妙で、試しに手の甲側にあるツボ“合谷”を押してみると、今まで指で押していた感覚とは違う「ツボを捉えた!」という実感が得られます。大した力も入れていないのに、ここまでピンポイントに刺激できるなんて、小さいくせに画期的な器具。足の脛や腕の骨際の腱を刺激するのにもぴったりです。さらに、頭の重みを使って後頭部を刺激すれば、頭がスッキリ、目はパッチリ!持ち運びもしやすいから、仕事中でもサッと出して使えるのもうれしい。親指にぴったりな大サイズと、そのほかの指にちょうどいい小ぶりなサイズの2個セット。親指と人差し指にはめて、ツボや筋を挟んでマッサージするのもオススメの使い方。とにかく、今期の大賞は満場一致でリフレリングに決定です。こんな声も…・ネイルをしていても、狙った場所に心地よい圧をかけられます。(29歳・美容ライター)・疲れたらサッと出して刺激すれば気分爽快。ポーチの必需品です。(32歳・金融)指にはめて押すだけ!指に装着しやすいサンダルのような形状。リングに隙間があるので、多くの指にフィット。指の腹がしっかり密着するよう局面形状になっていて、圧がかけやすい仕様。頭皮にツボに首筋に眉毛まわりにこめかみに手や足裏の反射区にも。リフレリング¥660イイダモールドTEL:0296・22・7256ブラ¥7,500(ルルレモン TEL:080・0080・4090)※『anan』2021年4月14日号より。写真・多田 寛スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・メイ・パクディ文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2021年04月11日お笑いコンビ、オズワルドの単独ライブ「あたらしいとうきょう」が9日、東京・新宿のルミネtheよしもとで開催され、オズワルドのツッコミ担当・伊藤俊介の妹で女優の伊藤沙莉がサプライズ出演。コントに歌に、サービス精神で夢の兄妹コラボで会場を沸かせた。この「あたらしいとうきょう」は、「M-1グランプリ」2019年・2020年と2年連続でファイナルに進出した実力派しゃべくり漫才師・オズワルドが、昨年3月開催予定だった単独ライブを新たにブラッシュアップ。得意の漫才あり、映像ネタあり、コントありと、今の実力を存分に発揮した至極のネタを90分間で披露した。最後のネタでは、シークレットゲストとして伊藤沙莉と、お笑いコンビのカナメストーンがサプライズで登場。ユニットコント「あたらしいとうきょう」を、オズワルドも含めて全員で披露した。同コントは、SNS発達の弊害で戦争が起こった世界を舞台に、嘘禁止法と全市民に嘘発見器の着用が義務付けられた地下世界の大都市“ニュートーキョー”に暮らす人々の人間模様を描く。ボケの畠中悠や伊藤たちが、伊藤の妹の20歳の誕生日をお祝いしたいと話していると、そこへ伊藤沙莉本人がサプライズで登場した。ピンクのマスクをつけてはいるものの、観客もすぐサプライズに気づいた様子。「本物の沙莉だ!」(畠中)「お、おう」(伊藤)とたじろぐ男たちの怪しい言動を見た伊藤沙莉は「ははーん、お兄ちゃんの遅刻癖がどうやったら治るか相談してたんでしょ?」と言って、爆笑を誘っていた。終盤、伊藤沙莉は畠中が作曲したという「あたらしいとうきょう」でハスキーボイスの歌声も披露するなど、兄の晴れ舞台を大いに盛り上げた。ライブ終盤のトークコーナーでは、兄の伊藤が「とうとう呼んでしまいました!天才女優・伊藤沙莉です!」と妹を紹介。畠中も「伊藤沙莉って簡単に呼べるんだね。本当にありがとう!」とお礼を言うと、伊藤沙莉は「めちゃくちゃ楽しかったです!」と笑顔を浮かべながらも、「最初で最後にしていただきたいな(笑)」と返し、笑いを誘っていた。ライブの模様は、オンラインチケットよしもとにてアーカイブ配信中。販売は4月16日12時まで、見逃視聴は16日19時まで。
2021年04月10日今田耕司さんが、放送作家の鈴木おさむさんとタッグを組み、2008年よりライフワークとして続ける演劇シリーズ。今年、約3年半ぶりの公演となる第7弾『てれびのおばけ』が開催される。過去には、千原ジュニア、堀内健など数々のお笑い芸人仲間と共演。今回、W主演として迎えたのは、若手の中で最も勢いのあるコンビ、霜降り明星のせいやさんだ。芸歴が20年以上も違う二人。物語も、現代と1980年代それぞれの“テレビを作る人たち”を描く。ジェネレーションの違いが、どのように物語を動かすのか?現代と’80年代、2つの時代が交錯し、テレビのリアリティを描き出す。――今田さんとせいやさんという組み合わせが意外でした。今田:面白いですよね。おさむさんから「せいやとやるというのはどうですか?」と提案されて、最初は驚きましたけど、ええんちゃう?と。まあ、大阪で一緒に番組もやっているし、知らない仲ではないので。真面目なのもセリフの覚えがいいのも知ってますから、安心感はあります。ただ自分が下だと考えると、僕が(桂)文枝師匠と本気の舞台をやるようなもの。しかも、せいやはこれが(演劇では)初舞台なんやろ?せいや:そうなんです!最初、マネージャーさんから「舞台の依頼が来てるよ」と言われたときは興味が70%くらいだったんですけど、それが今田さんとご一緒で、脚本と演出は鈴木おさむさんと聞いて、もう「やらせてください!」とその場で即答しました。今田さんとはMCとひな壇という関係なので、今まで共演していたといっても、やっぱり距離感がありましたから。これでがっつりご一緒できるのは本当に勉強になりますし、うれしいです。――今回の舞台は、テレビ業界を描く物語です。テレビを作ることに取り憑かれ、魂を売る……どんな物語になりそうでしょうか?今田:今回、2つの時代を描きますけれど、’80年代というのはまさに僕がデビューした頃。あの頃は本当にヤバい人たちがむちゃくちゃいたんですよ。プロデューサーやディレクターだけでなく、現場の技術さんとかも、職人気質で厳しくてすごく怖かった。テレビという業界に取り憑かれたおばけは、確かにたくさんいたと思います。お笑いの演出も過酷でありえへんもの多かったですから。せいや:そういう先輩たちの苦労のおかげで、今のちょうどええテレビバラエティがあるんやな、と思いますね。ありがたいです。今田:先輩たちが臨床実験をめちゃくちゃしてるからな。せいや:皮膚がただれない、ちょうどいい温度のアツアツおでんとか、体に悪くない程度のビリビリ電気とか(笑)。これくらいやったら死なへんやろ、ケガせんやろ、というのを、みなさんが実際に体験しながら実用化してくださってる。とはいっても、今でも“てれびのおばけ”はいると思います。たまにバキバキの目をして、“せいやギャグ”ってカンペを出されることありますから……。――せいやさんの初舞台に今田さんからアドバイスはありますか?今田:いや、僕自身が憂鬱ですから。やりたくないですもん。せいや:(笑)。どうなってるんですか、やりたくないんですか!?今田:それくらいプレッシャーがあるってことや。演劇はお笑いのステージとは別物。何回やっても慣れへんし、幕が開くまでセリフがちゃんと入っているか不安になる。最後まで気が抜けないです。せいや:いや、今田さんがこんな緊張しているとわかって、僕もさらに緊張してきました。『テセウスの船』のときは、家で大声出して練習しすぎてご近所トラブルになったので、今回は喉を潰しても大変なので、慎重に取り組みたいと思います!『てれびのおばけ』現代と1980年代、2つの時代でテレビを作る人たち。テレビを作るために取り憑かれ、魂を売り、てれびのおばけになるしかなかった…。4月14日(水)~18日(日)下北沢・本多劇場脚本・演出/鈴木おさむ出演/今田耕司、せいや(霜降り明星)、藤田玲、石井杏奈全席指定7000円配信チケット3500円チケットよしもと問合せダイヤル TEL:0570・550・100(10:00~19:00)いまだ・こうじ1966年生まれ、大阪府出身。1986年に舞台デビュー。『人生が変わる1分間の深イイ話』(NTV系)、『炎の体育会TV』(TBS系)など、MCとして多数番組を抱える。YouTubeの「今ちゃんねる。」も話題。せいや1992年生まれ、大阪府出身。2013年にピン芸人として活躍していた粗品と霜降り明星を結成。2018年にM-1グランプリで優勝。ものまねや演技にも定評がある。冠番組に『霜降りバラエティ』(テレ朝系)など。※『anan』2021年4月14日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年04月09日●M-1は「生きがいそのもの」優勝への強い思いコンビ結成7年目のお笑い芸人・オズワルドが、着実に存在感を高めている。畠中悠の奇妙で不思議なボケに、伊藤俊介が付き合いながらつぶやくようにツッコミを重ねる“静”のしゃべくり漫才が特徴で、『M-1グランプリ』では、2019・2020年と2年連続で決勝に進出している。4月9日に初のルミネtheよしもとでの単独ライブが控えている彼らがこだわるのは独自の漫才であり、それを突き詰めた上での『M-1グランプリ』優勝が目標だ。昨年の大会では審査員であるダウンタウン・松本人志らの指摘を受け、自分たちの漫才に迷いも生まれたとテレビ番組で語っていた2人。あれから数カ月、オズワルドは迷いの突破口を見つけたのか――。――『M-1グランプリ』でもオズワルドさんらしさを発揮されていますが、その独特のしゃべくりスタイルは結成当時からですか?伊藤:最初の頃は明確に突っ込まないスタイルでやっていたんですけど、それではいろいろと勝てないだろうと思い、僕が正式にツッコミになりました。――それまでは両方ともボケだった?伊藤:ノリツッコミ、ノリボケでずっとやっていました。でも、畠中と組む2年目の時に『M-1グランプリ』の1回戦で落ちたんです。このままではきついと思っていたら、ダメ押しのようにまんじゅう大帝国が出てきて、カテゴリーでいうと同じだったんです。同じやり方なら彼らのほうが上手かった。俺たちが先なのにバクったと思われかねないくらい向こうがお見事だったので、徐々に今の感じになっていきました。5年くらい前のことです。――その後、2019年、2020年と『M-1グランプリ』でファイナリストになり、知名度も上がったことで、コンビとしてさらに成長・変化したのでないでしょうか?畠中:ウケやすくはなりました。『M-1』の決勝の前にルミネに出演する機会をもらったんですけど、まったくウケなかった。いずれ決勝でやるネタだったのですが、まったく知らない奴らが出てきて奇妙なネタやってもダメなんですよね。伊藤:ネタにもよるかもですね。『M-1』のネタは寄席でやってもウケないんです(笑)。だからネタを使い分けていかなくちゃと思います。畠中:それでもまったく知られていない時よりはウケやすくなってきたなという感じはします。伊藤:『M-1』には感謝しています(笑)――その『M-1』とは、おふたりにとってどういう意味合いの大会でしょうか?伊藤:現状は生きがいそのものですね。お笑い芸人として売れたいし、僕はめちゃくちゃテレビに出たい人なのですが、それと『M-1』は別ものというか、絶対に優勝したいんです。畠中:僕はテレビに出て売れたいとは思っていないんです。漫才師に憧れているので、一生ネタをやっていたいし、一生劇場に出たいので、そのための、一個の称号としてM-1チャンピオンになりたい。世間も認めてくれますし、自分らの誇りになりますし。――笑いの頂点を目指す過程で気づいたことはありますか?畠中:ネタの進化を感じます。ブラックマヨネーズさんの掛け合い漫才、チュートリアルさんの憑依型、パンクブーブーさんの凄まじいシステム。それを踏まえると、新しい、とんでもないものを作らないと優勝はできない。僕らの場合も普通の愉快な漫才とは若干違うので、これを突き詰め、その最高峰を出さないと優勝はできないのかなと思います。伊藤:向いていないこともやらないと勝てないと思う。得意なことだけをやっていると狭まってしまうというか、これもできるあれもできるが増えていくほうが強くなる。ミルクボーイさんにしたって、あのパッケージをやりながら、いろいろなことを加えていって、その結果の優勝だと思います。畠中:一昨年よりは去年のほうが進化しているとは思いますが、またさらにそれを超えていかないといけない。伊藤:そもそも相当いいものがないと決勝には行けない。去年と同じものを持って行っても、決勝にあげてくれないと思います。●M-1後の松本人志の助言に納得「それだ! と思った」――昨年の『M-1』では突然大きな声を出すという少し変えた漫才を披露されましたが、審査員の松本人志さんは「“静”の漫才を期待していた」と。あの声を張り上げていくスタイルは、変革願望の表れだったのでしょうか?伊藤:もちろん勝つためにという気持ちはありましたが、僕、普段からデカイ声を出すこともあるんですよ(笑)。だから、あの日無理していたわけではないんです。ただ、去年に関しては声の出し方も無理くりな感じで、流れの中ではなく、急にワンポイントで爆発的にブチ切れて、そこから無理やり着火していく感じでした。そういう粗さがバレちゃったかなと。――そこを面白いと感じる人もいると思いますが。伊藤:僕らもそうだと踏んだんですけどね(笑)畠中:実は一昨年の『M-1』に出た時に、何カ所か伊藤がデカイ声で突っ込む瞬間があったんです。それがネタの中でめちゃくちゃ大きな笑いを生むポイントだったので、そこから一年、ネタを作っていくなかで、そういうポイントを増やせば増やすほど大爆笑が生まれるはずだという感覚がありました。伊藤がデカイ声を出すやり方はキー・ポイントだったはずなんです。伊藤:でも、去年の予選の時に感じたのは、準々決勝で決勝よりもデカイ声を出すネタをやったんですけど、反応がイマイチよくなくて。その時確かに、求められていることと違うのかなと思ったんです。これが松本さんに言われたこととリンクするんです。そういうのではないと、オズワルドは。ネタの中でアクセントとして大きな声を出すことはいいけれど、それをメインで進めるのは違うと。松本さんが言ってくれたことは、準々決勝のネタの反応を思い出すと、ああ、こういうことなのかなって思いました。――松本さんは『松本家の休日』で、『M-1』での発言の真意を説明し、「大きい声を出すというより、テンポをあげていくやり方がいいと思う」と明確なアドバイスをされていましたね。伊藤:松本さんが審査の日よりかみ砕いて説明をしてくれて、チューニングを合わせていったほうがいいと。あの熱量の調整みたいなものは、コンビの課題というよりも、僕の課題だと思っています。畠中:松本さんに言っていただいたことで、なるほどなと。それだ!と僕らも思ったので、今後のネタを作る上で参考にしたいと思っています。伊藤:なんとなくの方向性は見えてきているけれど、一番やっかいなのは、それをお客さんが気にしすぎないでほしいなと。観ていると時に僕がデカイ声出したら、「お! デカイ声出したぞ!」となっちゃうのはダメじゃないですか(笑)畠中:「松本さんの言うことを守っていないじゃないか」って(笑)伊藤:逆に小さい声で言っていても「そっち取りましたか」みたいな。――同じく審査員のオール巨人さんには大きい声を出したほうがいいと正反対のアドバイスをもらい、それは迷いますよね。伊藤:これが難しいのが、「迷いません」と言い切っても失礼なんですよね。だからノーコメントにします(笑)。松本さんも巨人師匠も、僕たちがどっちを選ぼうが好きにしろ、だと思うのですが。畠中:でも、『松本家の休日』で指摘されるまでは明確な答えを見つけていなかったんです。それを受けて、まだお客さんの前で完璧に出来たネタを披露していないので、もちろん単独ライブではそれを意識してネタを作ります。どういう反応になるか楽しみですね。伊藤:ただ、単独ライブには間に合わないので、年末までに完璧に仕上げる感じです。畠中:もちろん単独ライブでいいネタを出すつもりですけど、その後も、めちゃくちゃネタを変えるっていう意味です。1年とか1年半かけて少しずつ直していくので、本当に種だけですね。とりあえずは。●根幹は“ありえない会話”「地球上にない会話をしていたい」――9日の単独ライブ「あたらしいとうきょう」は、初のルミネ単独ライブですね。延期による一年越しの開催ですが、意気込みのほどは?畠中:去年はようやくルミネで単独ライブができるって矢先に4月に緊急事態宣言で中止になり、この1年間、やりたいと思い続けてきました。元通りの状態ではないなか、お客さんもようやく入れられるようになり、単独で言うと2年間やってないので、その分いいネタ見せたいです。伊藤:吉本芸人なら関西のNGKで単独ライブをやることがキャリアの第一章じゃないけれど、それが関東であればルミネだと思うんです。だから初の単独ライブのような気持ちです。初ルミネというよりは、初単独の気持ちでやらせてもらう感じです。そして、『M-1』に向けて弾みをつけたい。畠中:単独って基本的に新ネタライブなので、いいネタをここで出したいんです。新ネタを下ろすライブもあるんですけど、単独の場合は絶対に失敗できない。伊藤:プレッシャーがね。根本的にいいネタがないと話にならないので、そこは一番力を入れたいと思っています。畠中:いいネタ作ります!伊藤:とにかく恥をかきたくない。それは一番強い思いです(笑)――そもそもなのですが、静の漫才という自覚はあるのですか?畠中:そうですね。今までの傾向は、ほかの漫才師に比べたらゆったりしているほうなので、カテゴライズするならそうなりますね。でも、静かにやろうと意識していることはない。でも、客観的に見たら、そういうスタイルの漫才を求められているのかなということもわかりました。――求められているものと、やりたいことは一致していますか?伊藤:そうですね。無理している瞬間はまったくないです。普段もテンション低い時もあれば、大きい声を出すこともある。――静か動か、みたいにレッテルを貼られてしまいがちなところもありますよね。伊藤:でも逆に言うと、何か貼られないと、というところもある。畠中:自分らでは見えなくなってくるんです。人に言われて、ああ、自分ってそういう人間なのかと、人に言われないと気づかないことってあるじゃないですか。だからお客さんが観たいものを見せられるようにならないといけないと思っています。――今後も静のスタイルは貫いていかれますか?伊藤:静か動かは、そこまでこだわらなくてもいいかなと思っています。いろいろなことをやっていていい。僕らの根幹は“ありえない会話”。ほかのコンビがやっても成立しないようなネタをやっていきたい。普通のツッコミだったら「もうええわ」でシャットアウトできることを掘り下げていくという。畠中:それは僕の提案というか、そういう設定が多いんですよね。否定も、完全否定しないのが僕らの漫才のよさだと思うので。伊藤:畠中のネタは僕にしか突っ込めないと思う(笑)畠中:「もうええわ!」で否定されたら、もう先に進めないんですよ。根本の題材を否定されたらそこでもう終わりなんですけど、伊藤のちょっと汲み取ってくれる会話の流れなので、その先に進める。それはオリジナリティーかなと思いますね。伊藤:地球上にない会話をしていたいなと思っています(笑)■オズワルド畠中悠(1987年12月7日生まれ、北海道出身)と伊藤俊介(1989年8月8日生まれ、千葉県出身)による漫才コンビ。2014年、『M-1グランプリ』の決勝出場を目標にコンビを結成する。ネタのスタイルはしゃべくり漫才で、畠中が繰り出す独特の疑問や奇妙なボケに、伊藤が疑問を持ちながらつぶやくようにツッコミを入れていくシュールな世界観は、唯一無二の芸風。『M-1グランプリ』は、2019・2020年と2年連続ファイナリストに。初のルミネtheよしもとでの単独独ライブ「あたらしいとうきょう」が、4月9日に開催される。
2021年04月06日●「お笑いコンビじゃなく、“漫才師”と言われたい」兄弟ならではの息の合ったしゃべくり漫才で人気を博す、お笑いコンビのミキ。『M-1グランプリ』でも毎年注目を集めている2人は、バラエティ番組に引っ張りだこで、それぞれが俳優や声優としても個性を発揮している。■「自分らのことを芸能人と思ったことは1回もない」様々なフィールドで活躍しつつ、漫才師としてコンスタントに舞台に立ち続けているミキ。初のオフィシャルブック『ミキ、兄弟、東京』(4月13日発売)では、2019年4月に大阪から東京へ拠点を移してからの2年間が記録されている。2人を直撃し、これまでの足跡を振り返ってもらい、準々決勝敗退で自分たちを見つめ直すきっかけにもなったという『M-1グランプリ』への思いや、“漫才師”という肩書きにこだわる理由を語ってもらった。――大阪から東京に拠点を移して2年経ちましたが、上京して良かった点とは?亜生:良かったのは、芸能人を間近で見られることです。僕はめちゃくちゃミーハーなので、芸能人と一緒にご飯に行けることも、一緒に写真を撮れることもすごくうれしいです。最近は永野芽郁ちゃんにメロメロです。昴生:僕もです。確かに芸能人の友達は増えました。――お二方も今や人気芸人ですし、同じ芸能人というくくりではないですか?昴生:いや、僕たちは自分らのことを芸能人と思ったことは1回もないです。だから、毎日芸能人に会えるのがうれしくて。マネージャーから仕事の連絡が来たら、どんな仕事かだけではなく、ゲストが誰かというのも、めちゃくちゃモチベーションにつながります。この前は、永野芽郁ちゃんに会えて、めっちゃうれしかったです。亜生:気合入りますが、ただただ空回りしてしまうこともあります(笑)――上京したことでのマイナスポイントはありますか?亜生:物価が高い。昴生:そこはびっくりしましたね。亜生:正直、東京で1カ月の駐車場代だけで、大阪ではワンルームが借りられます。昴生:家賃などいろんなものが高いので、僕は嫁に任して、一切見ないようにしています。飯も高い。でもまあ、東京に住むのが長くなったらその感覚も変わるとは思いますが。■コンビ歴9年も兄弟歴32年「漫才師として武器に」――テレビ出演が増えたことで、漫才に注ぐ時間が減ってしまうという葛藤もあったそうですが、今はその葛藤は解消されましたか?昴生:はい。マネージャーにお願いして、そこのバランスは保ってもらっています。でも、テレビに出ないと劇場の出番ももらえないので、両方とも大事にせんとあかんなと。僕はテレビの仕事も大好きやし、頑張りたいけど、主軸はあくまでも漫才なので。ほんまは全部漫才の仕事をしたいけど、世の中、そんなに甘くないので。亜生:お兄ちゃん、本にも書いているんです。「芸人じゃなく、お笑いコンビじゃなく、“漫才師”と言われたい。」って。昴生:やめろや、いじってるやろ(笑)。亜生:そこは覚えておいてください。――昴生さんは、いつ頃から“漫才師”にこだわるようになったのですか?昴生:亜生と漫才をやり始めた頃からです。僕はずっとしゃべくり漫才がやりたくていろんなコンビでやっていたんですが、どこか違うなと感じていて、亜生と組んだ時に、「これや!」と思いました。お笑いの世界では、多才な人がめちゃくちゃ多いけど、僕らがどこで勝負できるかなとなったら、漫才しかないなと。だからそこを強くしたくて。――そこから漫才を突き詰めていこうとされたのですね。昴生:そうです。でも、しゃべくりってめっちゃ難しくて、地でしゃべらんとウケへんし、形にもならへんのです。でも、亜生とだと、それがすんなりいけたので。亜生:まあ、僕がおらんかったら、今のこの人はないでしょうね。昴生:いやいや、こいつが泣きついてきたんです。助けてくれと(苦笑)。――ご兄弟なので、子供のころから、今のように丁々発止な漫才のやりとりをされてきたんですか?亜生:いや、それはないです。中学時代のお兄ちゃんは思春期で、ぜんぜんしゃべってくれへんかったし。昴生:家にいて2人でお笑いをするようなことは1回もなかったです。ただ、関西人なので、普通にしゃべっていても、ボケとツッコミがあるので、そこの違和感はなかったかなと。僕らはコンビ歴9年ですが、兄弟で一緒にいて32年になるから、そこは漫才師としては武器になりますね。最初に初めて人前で漫才をやった時、先輩から「ずっとやってたん?」とも言われたんです。そこはだいぶ得しているなと思います。●M-1挑戦を終わりにしようと思った過去■昴生・妻の言葉で「優勝するまで出よう」と決意――『M-1グランプリ2020』では準々決勝で敗退され悔しい思いをされましたが、自分たちを見つめ直すきっかけになったそうですね。昴生:ほんまにおごりやったなと。『M-1』を舐めてたわけではないけど、自分らの普段と変わらんスタイルの漫才で優勝しようと思っていて、『M-1』はそんなに簡単なもんじゃなかった。自分らは天才やないのに、そのままでいけると思ったのが大きな間違いでした。亜生:そうそう。『M-1』に合わせて調整とか全くしてなかったので。昴生:でも、『M-1』だけを考えていたら、漫才がおろそかになっちゃう気がして。ただ、今となれば、1年間、『M-1』に照準を絞ってもいいのかなとも思っています。『M-1』はそういうことを、いろいろ気付かせてくれるありがたい大会です。――今年は攻め方を変えますか?昴生:それは企業秘密ですが、去年とは意気込みが違います。もちろん、毎年モチベーションは上がっていますが。亜生:過去に1回下がった時もあったしね。――モチベーションが下がったというのはいつ頃ですか?昴生:2019年に、もう今年でやめよう、優勝できなくてもやめようって思っていたら、決勝にさえ行けへんかった。ちょうどミルクボーイさんが優勝した年です。その時は悔しさもあったけど、嫁から「やめる必要ないやん。出られるんやったらずっと出や」と言われて。ほんまにそうやなと思ったので、亜生と話して、優勝するまで出ようと思いました。――奥様は素敵なアドバイスをされますね。昴生:嫁はミキを俯瞰で見ているからこそ、時々ええことを言ってくれます。僕らはすでにこれまで『M-1』に出させてもらったことで、十分恩恵を受けているので、もう出る必要もないのかなとも思っていたんです。ただ、そういうことではないなと。■コロナ禍で「お客さんのありがたさを再確認」――7月2日からは全国ツアー「ミキ漫 2021全国ツアー」が始まりますが、昨年はコロナ禍で中止になったことで、特別な思いがあるのではないでしょうか。昴生:お客さんのありがたさを再確認しました。もともとお客さんがおらな僕らが漫才している意味はないんじゃないかと思っていましたが、コロナ禍になって、余計にそう思いました。無観客でやった時、僕たちは一体、誰に向かって漫才をやっているんやろって思いましたから。亜生:僕も、本当にコロナ禍でそのことに気づきました。単独ライブは特に、わざわざ僕たちのために、足を運んでくれるというありがたさを感じましたが、それはコロナ禍になるまで気づかなかったなと。そういう意味で、いい緊張はありますし、全国ツアーはほんまにありがたいです。昴生:確かにいい緊張はあります。でも、緊張せえへんかったら、漫才師として終わりやし。この年で、こんなに毎日毎日緊張することってあんのかなとも思います。そういう意味では、刺激が多いから恵まれているなとも思いますし、全国ツアーは気合入れていきたいです。■ミキ2012年に結成した兄弟漫才師。ツッコミ担当の兄・昴生が1986年4月13日生まれ、ボケ担当の弟・亜生は、1988年7月22日生まれで、共に京都出身。『M-1グランプリ2017』3位、『M-1グランプリ2018』4位。また、2019年に「第54回上方漫才大賞」新人賞、2020年に「第5回上方漫才協会大賞」大賞を受賞。昴生は俳優として、TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(20)に出演、亜生は、実写版『ライオン・キング』(19)に声優として参加。『トロールズ ミュージック★パワー』(20)では兄弟で声優を務めた。
2021年04月03日兄弟お笑いコンビ・ミキが、全国ツアー「ミキ漫 2021全国ツアー」を開催することが2日、明らかになった。2018年から続けてきた「ミキ漫」だが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったため、今回は2年ぶりの開催となる。7月2日の東京・有楽町よみうりホールを皮切りに、東京、北海道、愛知、石川、宮城、福岡、大阪の全国7カ所を回るツアーを開催。『M-1グランプリ2020』後に作った新ネタを引き下げて各地を回る。今年から「ミキ漫」公式Twitterも開設し、ツアーの最新情報や各地での様子などもアップしていく。■昴生コメント昨年中止となった全国ツアー。今年は開催できることになりました!昨年予定してた所には行けませんが必ずいつか行きます!今年はリスタートの気持ちで挑む所存でございます!是非おいでやす!■亜生コメント僕らにとっての全国ツアーはみなさんにとっての全国ツアーでもあります。みなさんで作り上げる全国ツアー、それが「ミキ漫」です。「ミキ漫」ではなく「ミナサン」です。こんな冗談を言いながら全国7カ所回りたいと思います!よろしくお願いします!○「ミキ漫 2021全国ツアー」公演日程【東京】7月2日(金) 会場:有楽町よみうりホール【北海道】7月17日(土) 会場:共済ホール【愛知】8月8日(日) 会場:御園座【石川】8月15日(日) 会場:金沢市文化ホール【宮城】8月29日(日) 会場:電力ホール【福岡】9月10日(金) 会場:福岡国際会議場 メインホール【大阪】10月1日(金) 会場:なんばグランド花月
2021年04月02日お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)、お笑い芸人・おばたのお兄さんが1日、都内で行われた「株式会社ヴィエリス2021年度入社式」に登場した。脱毛サロン「KIREIMO(キレイモ)」を手がける同社は、新入社員110人がオンラインで参加する入社式を開催。『M-1グランプリ2020』の王者・マヂカルラブリーは、新入社員に向けたネタを披露し、さらに、おばたのお兄さんも登場し、トークセッションを行った。囲み取材で、コンビの危機を聞かれた野田は「解散危機はないですね。2013、4年くらいは、月の給料が1、2万円の状態もあったのでピンチでしたけど、辞めようというのはなかったです。ちゃんとやりたい何か芯があるから、ピンチとも思わない」と説明。また、『M-1』優勝後の給料の変化を聞かれると、2人とも「シャレにならない」「引いちゃいますね」と満足そうな表情を見せた。マヂカルラブリーは、今年1月1日に開催した配信イベントのチケットが1万7000枚売れたことも話題に。おばたが「配分どうなんですか?」と尋ねると、村上は「十分いただいています」と答え、吉本興業について「いい会社です」とコメント。3人とも「めっちゃいい会社です」「本当に変わったんです。あのあたりから」「給与明細にそれが反映されています」と口をそろえた。
2021年04月01日西川貴教のソロプロジェクトT.M.Revolutionが、2021年5月13日(木)でデビュー25周年を迎えるにあたり、25周年企画の第1弾として、滋賀県下10市のみをまわるライブツアー「T.M.R. LIVE REVOLUTION’21 - VOTE -」を開催することが明らかになった。T.M.Revolution名義の単独ライブは、2017年5月14日の20周年ライブツアー千秋楽(さいたまスーパーアリーナ)以来となる。「T.M.R. LIVE REVOLUTION’21 - VOTE -」では、5月13日の滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホールから、12月23日(木)開催の滋賀県立文化産業交流会館 イベントホールまでの全25公演を開催する。西川は25周年を迎えるにあたり、「近年は西川貴教としての活動が定着しておりますが、今の多様な活動があるのもT.M.R.という礎があったからだと思っております」とコメント。ライブを待望んでいるファンに向けては「滋賀県民の皆様はもちろん、県外の皆様にもくれぐれも感染症対策の徹底をお願いしながら、無理のない状況でお越しいただけたら幸いです。それでは、滋賀県で待ってます」とメッセージを送った。西川貴教 コメント全文皆様のお陰でT.M.Revolutionは、今年25周年を迎えることになりました。近年は西川貴教としての活動が定着しておりますが、今の多様な活動があるのもT.M.R.という礎があったからだと思っております。長引く自粛でスポーツやエンターテイメントを取り巻く状況は、まだまだ厳しい目が注がれています。そんな今だからこそ、僕にしか出来ない方法で皆様に元気をお届けしたいと思い、T.M.R.25周年記念第一弾として、ふるさと滋賀県内のみでツアーを行うことを決めました。奇しくも滋賀県の都道府県ナンバーも「25」ということで、地方創生の想いを込めて、先ずは身近な方々を元気にしていく活動からはじめていきたいと考えております。滋賀県民の皆様はもちろん、県外の皆様にもくれぐれも感染症対策の徹底をお願いしながら、無理のない状況でお越しいただけたら幸いです。それでは、滋賀県で待ってます。滋賀ふるさと観光大使 西川貴教■公演概要「T.M.R. LIVE REVOLUTION’21 -VOTE-」公演日程:5月13日(木) :大津 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール5月15日(土):米原 滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール5月16日(日):米原 滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール5月26日(水):彦根 ひこね市文化プラザ グランドホール5月27日(木):彦根 ひこね市文化プラザ グランドホール6月3日(木):栗東 栗東芸術文化会館SAKIRA(さきら) 大ホール6月4日(金):栗東 栗東芸術文化会館SAKIRA(さきら)大ホール10月13日(水):守山 守山市市民文化会館(守山市民ホール)大ホール10月14日(木):守山 守山市市民文化会館(守山市民ホール)大ホール10月21日(木):甲賀 あいこうか市民ホール10月22日(金):甲賀 あいこうか市民ホール10月30日(土):大津 大津市民会館 大ホール10月31日(日):大津 大津市民会館 大ホール11月9日(火):東近江 八日市文化芸術会館11月10日(水):東近江 八日市文化芸術会館11月20日(土):近江八幡 近江八幡市文化会館 大ホール11月21(日):近江八幡 近江八幡市文化会館 大ホール11月27日(土):野洲 シライシアター野洲(野洲文化ホール)11月28日(日):野洲 シライシアター野洲(野洲文化ホール)11月30日(火):草津 草津クレアホール12月1日(水):草津 草津クレアホール12月8日(水):大津 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール12月9日(木):大津 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール12月22日(水):米原 滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール12月23日(木):米原 滋賀県立文化産業交流会館 イベントホール●チケット料金:全席指定 9,000円(税込)※3歳以上有料一般発売日:<5月大津公演・米原公演> 4月29日(木)<5月彦根公演・6月栗東公演> 5月15(土)「T.M.R. LIVE REVOLUTION’21 - VOTE -」オフィシャルサイト
2021年03月31日今や全国区の冠番組を持ち、MCクラスの実力派となったかまいたち。YouTube「かまいたちチャンネル」もチャンネル登録者数100万人に迫る人気を獲得。そんなお二人にとって、千鳥の存在が大きかったそうで……。千鳥さんが荒野を開拓して道の歩き方を示してくれた。――関西の芸人さんが関西ローカルから東京に進出して、全国区でもう一回売れる、というのはもはや芸人出世コースの定型になっていると思います。お二人は、今まさにそのルートを着実に上っていらっしゃっていて。そのことについては、今、どのように感じていますか?山内:ステージが10まであるとしたら、やっと6まで来たな、という感覚。でもやることは東京に出てきたころから変わらなくて、ひな壇で呼んでいただいても、冠番組でも、どちらもフルスイングでいくだけかな、と思ってます。濱家:山内が大きく振ってホームランを狙いにいってくれるから、僕は僕で全力でミートできる。全部外さずに、慎重にミートするだけ。二人のそういう関係性はずっと変わらないですね。山内:東京に進出した時に、千鳥のノブさんに言われたんです。「全番組でちゃんとフルスイングしたほうがいいよ」って。それをめちゃくちゃ大事にしています。――お二人にとって、やはり千鳥さんの存在は大きいんですね。山内:そうですね。それこそ、千鳥さんが関西から先に乗り込んでくれて、荒野を開拓して、道の歩き方を示してくれている。だから、後輩の僕たちは自由にどこへでも歩いていける。そこは天才2人が先頭を行ってくれたことが本当に大きくて。僕たちが、そのすぐあとについていけたことは、本当にラッキーだと思っています。濱家:僕たちって、ほんまに強運なんですよ。トップになるってめちゃめちゃしんどいことだけど、なんとなくそれをスルーしてここまできている。キングオブコントの時も、にゃんこスターがでっかくブレイクしてくれて、優勝したけどおいしい立ち位置をもらえたし、M-1も準優勝だけど面白かったと言ってもらえた。東京進出では「千鳥の次は、かまいたち」と言っていただける。こんなにラッキーなことってないと思います。山内:今は、千鳥さんにずっとスリップストリームしてもらっているようなものです。――そうなると、“風除け”になってくれている千鳥さんの脇から、かまいたちさんがどう先頭に躍り出るのかも気になるところです。山内:それは本当にこれからですね。僕らのピークとなる2021年で全てお見せしていきたいです。濱家:山内曰く、今年、僕たちピークらしくて。不安しかないです。山内:やっぱ、ずっと売れ続けるというのはないと思うので。ある程度スピードに乗れれば、あとはその余力で走っていけると思うんです。だから、今年やりきって燃え尽きて。で、終わります。濱家:今の俺らがピークで、そのあとは余力でいくとしたら、今後2年くらいしかもたへんで。山内:いや、今年のピークの余力で、その後70歳までもたせたい。濱家:……やっぱり不安しかないです。――(笑)。濱家さんは、どういう考え方なのでしょうか?濱家:僕は逆で、このままじゃ終わってしまうと焦るから、今こそあれこれなんでも試したい。欲張って仕事したいってなってます。本当に考え方が逆なんですよ。でも、山内がこうどっしりしたこと言っていてくれるほうがいいです。僕が心配しすぎるタイプなんで。――山内さんが流れとかにあまり動じず、濱家さんのほうが心配性。性格が真逆だと、かまいたちとして、方向性で対立することなどはありませんか?濱家:それはないです。僕たち、“人生の第一目標”はビタッと合っている。だからぶれないんです。――それは、どんな目標で?山内:スーパー金持ちになる、ですね。このゴールが一緒だから、どうすればいいか意見が食い違っても、金持ちになれるほうを選べばいいのでケンカになりません。濱家:これマジで僕ら大金持ちになりたいんです。年収7億欲しい。――……それ、大御所芸人さんのリアルな数字なんですか?山内:いや、そんな人見たことないです(笑)。濱家:でも、言っておかないと絶対にできないと思うからバンバン大声で言っていきたいと思います。かまいたちは、絶対に二人でスーパー金持ちになります!『かまいガチ』(テレビ朝日)、『千鳥vsかまいたち』(日本テレビ系)、『かまいたちの知らんけど』(MBS)などレギュラー番組多数。YouTube「かまいたちチャンネル」もチャンネル登録者数100万人に迫る人気を獲得。また、お笑いのこと、家族のことなどを赤裸々に綴った山内さん初のエッセイ集『寝苦しい夜の猫』(扶桑社)も好評発売中。写真左・山内健司1981年1月17日生まれ、島根県出身。ボケ担当。右・濱家隆一1983年11月6日生まれ、大阪府出身。ツッコミ担当。共にNSC大阪校26期生。卒業後の2004年5月にコンビ結成。‘17年、キングオブコント優勝。‘17年から3年連続でM-1グランプリ決勝に進出。ラストイヤーの‘19年、ミルクボーイに敗れ惜しくも準優勝に。※『anan』2021年3月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年03月20日漫才、コントでは誰もが認めるネタクオリティ。今や全国区の冠番組を持ち、MCクラスの実力派となったかまいたち。賞レースで華々しい活躍を見せてきた二人が今、目指す頂とは?現在、テレビ・ラジオ・ネット番組など合わせてレギュラーは15本以上。漫才、コントの実力はもとより、最近はトーク番組やMCとしての顔を見ることも全国区で当たり前になってきた、かまいたち。キングオブコントを制し東京進出、そして伝説となったラストイヤーの2019年M-1グランプリを経験し、たどり着いた彼らの現在地点、そしてこれからについて、ざっくばらんに語っていただきました。――最近、TV番組を拝見していても、「僕らがいる“ステージ”が変わった」と、よく山内さんがおっしゃっています。昨年あたりから、お仕事の方向性に変化があったと感じていますか?山内:確実にMC仕事が、しかも急に増えたと思います。濱家:そうですね。今までなら東京ではやらせてもらえなかった仕事をやれるっていうのが、昨年どっとやってきて。僕たちがMCの番組だとか、僕たちがメインの特番をやっていただけたりとか。山内:最初におやっ?と思ったのは昨年6月にあった日テレの『クイズ!その時スーパースターは?』という番組。特番だったんですけどMCが僕たちと亀梨(和也)くんというキャスティングで。え、これ絶対どっきりやんって思いました。僕たちでええの?と。濱家:亀梨くんの横に並ぶとか、どうしてええかわからんもんな。現場でもずっとそわそわしてました(笑)。でもこの番組を見て、かまいたちはこういう立ち位置なんや、こういう使い方をしていい芸人なんやって、多くの制作サイドの人に思ってもらえたように感じています。だから、今のかまいたちがあるのは横に立ってくれた亀梨くんのおかげですね(笑)。――その変化のきっかけは、やはり2019年のM-1でしょうか。山内:そうですね。やっぱりあの、史上最高の大会だった2019年のM-1が大きかったです。濱家:勝手に史上最高って……。山内:まあ、そのインパクトが想像以上に大きくて。いろんな先輩方がラジオやトーク番組で「優勝はできなかったけれど、かまいたちがよかった」と言ってくださったんですね。テレビで第一線張っている方々にそう褒めていただくと、やっぱり世間の印象は大きく変わりますから。僕は、2018年の時点でM-1でやれることは出し切った、もう卒業やと思っていたんです。でも、濱家はそう思っていなくて「ラストイヤーも出たい」と言われた。僕は、もうええやろ、すでにステージは1つ上がっていると思っていたけど実は全然そうじゃなかった。そのことを2019年大会の結果で思い知らされました。結果、出てめちゃくちゃよかったです。マジでかまいたちの天下分け目の年でした。濱家:2018年大会での山内のパフォーマンスは完璧やったんです。悪いところがなかった。問題は僕の個人的なこと。自分の間や声のボリュームが全然ちゃうかったな、と感じていて。もっと面白いのに、かまいたちの漫才はもっと面白いんやからそれを見せたいと思って、やっぱり2019年も出たいとお願いしました。――山内さんは、出たいと言われて、すぐOKされたんですか?山内:いや、すごく悩みました。濱家:わかってたから出たいって言い出すのがめっちゃ怖かったのよ。めちゃめちゃ覚えてるわ。タクシーの中やで、最初に言ったの。山内:全然、覚えてない。濱家:なんか、マネージャーが、村上ショージさんが作ったでっかい陶器を風呂敷に包んで運んでた時。届けないといけないとかで。でっかいツボ持ってタクシーに乗って、それ抱きながら「出たいんやけど」って話したんやけど、覚えてない?山内:まったく。陶器のことしか覚えてない。――山内さんが出場するか迷われた理由はなんだったのでしょう。山内:やっぱり、それはしんどいからです。出るとなったら優勝しないと意味がないと思ったし、優勝するためには急ピッチでモチベーションを上げないといけない。10何年もずっとやってきたことではあるんですが、やっぱりM-1に出ている時の夏場過ぎからの焦燥感ってすさまじくて。やらなあかんことがずっとある感覚。あれをもう1年やるかどうかって、やっぱり即決はできなかったですね。濱家:ずっと期末テストが続いているみたいな感じやもんな。山内:そう考えると、それがなかった2020年はそれだけで、めちゃめちゃ楽やったな。濱家:そうやな。ネタやっている時も、舞台であれこれ試さないといけないというのがない。――ネタへの向き合い方もM-1 以降、変わりましたか?濱家:基本は変わらないと思います。でも、M-1の時の思考って、どうしてもボケの回数とか、4分という制限時間でどう構成するかということに頭がいっていたので、ここでボケて、ここでツッコんでをきちっとできないといけないからずっと計算で。でも、今はそれがないから、なんか楽しいです。山内:漫才、楽しいよな。濱家:本当に今は劇場でも、二人で楽しくやっている感じしますね。アドリブ入れるのとかも、昔だったら内輪ノリっぽい雰囲気になっていたけど、今は、その雰囲気をお客さんとも共有できてる感じがします。僕たちのそういう楽しさをいい感じで漫才に乗せられる余裕が出てきたんだと思います。『かまいガチ』(テレビ朝日)、『千鳥vsかまいたち』(日本テレビ系)、『かまいたちの知らんけど』(MBS)などレギュラー番組多数。YouTube「かまいたちチャンネル」もチャンネル登録者数100万人に迫る人気を獲得。また、お笑いのこと、家族のことなどを赤裸々に綴った山内さん初のエッセイ集『寝苦しい夜の猫』(扶桑社)も好評発売中。写真左・山内健司1981年1月17日生まれ、島根県出身。ボケ担当。右・濱家隆一1983年11月6日生まれ、大阪府出身。ツッコミ担当。共にNSC大阪校26期生。卒業後の2004年5月にコンビ結成。‘17年、キングオブコント優勝。‘17年から3年連続でM-1グランプリ決勝に進出。ラストイヤーの‘19年、ミルクボーイに敗れ惜しくも準優勝に。※『anan』2021年3月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年03月20日吉本興業に所属するお笑いコンビ、オズワルドが「オズワルド単独ライブ『あたらしいとうきょう』」を4月9日(金)にルミネtheよしもとにて開催することが決定した。「M-1グランプリ」2019年・2020年と2年連続ファイナリストに進出した実力派しゃべくり漫才師・オズワルド。昨年3月開催予定だった単独ライブを新たにブラッシュアップし、今の実力を存分に発揮した至極のネタを披露する。今回のライブは、会場・配信どちらでも見ることが可能。なお、先行チケット販売は3月20日(土)11:00より開始となるので、申し込みの上、漫才の頂点を目指すオズワルドの世界観を堪能してほしい。●畠中悠去年中止になってしまったルミネtheよしもと初単独が、1年越しに開催できる事になり感無量です!1年間溜めたパワーをすべて出し切るので、終わった後ルミネのビルが残ってるのか心配です!●伊藤俊介昨年流れてしまった初ルミネtheよしもと単独をやっと開催出来るのが嬉しくてたまらないんだってさあー!!【開催情報】オズワルド単独ライブ『あたらしいとうきょう』開催日時 :4月9日(金) 開場18:30 / 開演19:00 / 終演20:00※緊急事態宣言解除後、ルミネ新宿店の営業状況により終演時間が20:30に伸びる可能性がございます。あらかじめご了承ください。会場:ルミネtheよしもと(東京都新宿区新宿3丁目38−2 ルミネ2 7F)出演者:オズワルド料金:前売 3,000円 / 当日 3,500円 / 配信 2,000円先行発売:3月20日(土) 11:00 ~ 3月22日(月) 11:00一般発売:3月24日(水) 10:00~※配信チケット発売は一般発売と同日になります。チケットよしもと: オンラインチケットよしもと :
2021年03月18日●ずっと “自分じゃない”みたいな感じに2019年の『M-1グランプリ』にアマチュアとして唯一準決勝まで進出し、昨年一気にブレイクを果たしたお笑いコンビのラランド。ボケのサーヤは会社員と、ツッコミのニシダは大学生(現在は中退)との“二足のわらじ”でフリーランスとして活動してきたが、このたび個人事務所「レモンジャム」を設立し、新たなステージに進むことになった。この発表と同時に明かされたのが、“大阪進出”。東京の全国区で順風満帆に活動を送っているように見える2人だが、その裏側では芸人としての葛藤を抱えていたという――。○■大阪で単独ライブ隔月開催、メディアも積極出演へこのスピードでここまで売れるとは「想像がついてなかったですね」というニシダ。サーヤは「2019年の『M-1』の予選の時期とか、本当にちょこちょこお仕事頂けるようになったのが、まず夢みたいな状況だったんですよ。その後に、敗者復活で初めて地上波に出てから、適当に作ったGmailのアドレスにオファーがバンバン入ってくるようになって、本当に環境が180度変わりました」と転機を振り返る。そこから、一気に仕事のオファーが舞い込んできたが、そんな矢先にやってきたのがコロナ禍。各局でテレビ番組の収録が激減したが、ラランドはギリギリで滑り込むことができた。「テレビの活動も制限されるのかなと思ったんですけど、意外といろいろ呼んでいただけてありがたかったです」(ニシダ)「もしコロナ直前にテレビに呼んでもらってなかったら、今何もしてない可能性もあったなと思いますね」(サーヤ)こうして売れっ子芸人の仲間入りを果たしたものの、テレビに出れば出るほど、不安を感じるようになった。「大学1年のときからずっとサークルでお笑いをやって、自分たちのやりたいコントや漫才をやってきたのに、テレビに出ていると“二足のわらじ”とか“OL芸人”みたいなタレントの“側”の部分ばかりを出して、ずっと “自分じゃない”みたいな感じになっていることに突っかかりがあったんです。このまま行っても浅いタレントとして自分が活動していくのが見えたんですよね」(サーヤ)この現状から「舵を切りたい」という思いを抱えた結果、今回打ち出したのが“大阪進出”という決断。引き続き、東京の全国区で活動していくのに加え、大阪での単独ライブを隔月で定期開催し、関西のメディアにも積極的に出演する意向だ。○■「ちゃんとお笑いの実力を磨きたい」大阪での舞台経験は、現在ほどテレビに出ていない昨年2月に1回だけあったというが、「ファンの方がいっぱい来てくれて、温かかったんですよ」(サーヤ)、「関西にも見てくれる人がいてくれるんだなと、気づけました」(ニシダ)と、手応えを感じた2人。「東京では“タレント”みたいな立ち居振る舞いをしなきゃいけない場面が多かったんですけど、トークバラエティ番組では関西のほうがイジって掘り下げてくれるし、ペラ1の台本で『こういう感じでやってくださいね~』とか『最初からボケちゃって大丈夫です~』って任せてくれるんで、そういう環境がキラキラして見えました」(サーヤ)そうした居心地の良さを感じた面もあるが、あくまで意識は“修業”。「お笑い以外のことをすると目立つような場所に、1回身を置きたいなと思っていたんです。大阪で『ロケが面白いね』とか『トークが面白いね』と評判になるところから仕事が増えていくようになって、いろいろ場を踏んで、ちゃんとお笑いの実力を磨きたいなと思います」(サーヤ)●活躍の場・仕事の幅を広げたい“二足のわらじ”のフリーランスから個人事務所設立、そして全国区から“大阪進出”と、従来の芸人ルートにはなかった新たな道を開拓していくラランド。今後のさらなる飛躍に意欲を示してくれた。「会社を作っただけっちゃだけなんですけど、より身が引き締まるような感じもしましたので、ここで体制を整えて大阪進出という形でお笑いと一層向き合いながら、かつ全国区でもしっかりお仕事できるように、仕事の幅を広げていろいろできたらなと思います」(サーヤ)「大阪の単独ライブってすごく挑戦でもあるし、盛り上げたいなと思っているので、関西の人にも見ていただいて、活躍の場が広がれば」(ニシダ)○■会社員は継続「安定した生活がいかに重要か」ちなみに、サーヤは「レモンジャム」の社長に就任したが、広告代理店の会社員も引き続き勤めていく考え。「タレントさんがアパレルとかラーメン屋をやるとかあるじゃないですか。ああいうのと本当に変わらないのに、私だけ浮いてるような感じで見られてると思うんです。それに、コロナの状況を経験してみて、安定した生活を送るというのがいかに重要かというのも感じたので、やりたいことの1つとして広告作りとお笑いを、今後も一緒にできればと思っています」と話している。●ラランド上智大学お笑いサークルSCS出身のサーヤ、ニシダの男女で2014年に結成されたお笑いコンビ。お笑いサークル団体戦NOROSHI2018で優勝。M-1グランプリ2019で準決勝に進出し、ベストアマチュア賞を受賞。2020年に『新春おもしろ荘』に出演し、SNSのフォロワー数が急増。プロに転向しても芸能事務所に所属せずフリーで活動してきたが、個人事務所「レモンジャム」を設立した。現在のレギュラー番組は『ラランド・ツキの兎』(TBSラジオ)、『卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ』(文化放送 ※サーヤのみ)。3月29日からは『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレビ朝日 ※サーヤのみ)がスタートする。
2021年03月14日お笑い芸人のおいでやす小田が女優の吉高由里子と共に、ジュピターテレコム「J:COM」サービスの新CM「リモート会議」に出演することが分かった。新CMは、5日から放送される。自宅のベランダでリモート会議を行う吉高が、分割画面の中、部長の小田が1人白目を向いて固まってしまっていることに気付くというCM。撮影時吉高は、テーブルに置かれたパソコンに自分が映っているのを見ると「え~! 映ってる! これどうなってるの?」と興味津々。一方、部長役の小田はやや緊張気味でスタート。トレードマークである「激しくキレる」アドリブを披露するも、うっかり立ち上がったことで画角からはみ出してしまい、現場は笑いに包まれた。また、参考までにこの日の小田の声量を測ると、工事現場と同じ120デシベルを記録したとのこと。小田は吉高との共演を「ドッキリだと思ってましたよ。まだ5%くらいは疑ってます、正直な話。吉高さんと同じCMに出られるってちょっと現実感ないし」と驚くも会うことはできなかったようで「楽屋が隣の隣で、吉高さんの足音だけは聞いたんで。一生忘れないですよね。あの足音は」とコメント。『M-1グランプリ2020』で準優勝を果たしたおいでやすこがだが、ネタ合わせについて「僕らはずっと自粛期間で会えないっていうのもあって、さらにピン芸人同士っていうのもあって、ほぼリモートでやってて。今もそうなんですよ」と明かした。一方吉高は、最近ハマっている家での過ごし方を「相変わらずゲームは好きなんですけど、おうちでお酒飲んだりとか。あと、デリバリーがものすごく増えたなと思って。今まででは考えられもしないようなものが配達していただける時代になったので、それも楽しんでますね」と語る。どんなものを頼んでいるかというと「生牡蠣を配達してくれるようになってて。大好物でもあるので一回頼んでみたら、本当にしっかり氷に包まれた袋と牡蠣が殻付きで入ってて、それをバアッて開いたら、もうすごいキラキラしたブリンブリンの牡蠣があってテンション上がりました。おいしかったです」と話した。
2021年03月03日私、「サレ妻予備軍」になりました。
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…