「変化の時代」のみんなのスタイルは?アンケートでわかる、恋愛の距離(ディスタンス)。恋愛に対するみんなの価値観は、時代とともに大きく変化。今回は“距離”をテーマにアンケートを分析。今どき男女の意識や本音が明らかに。Q.新型コロナウイルスの影響で、あなたの恋のスタンスは変わったと思いますか?(女性123名)A.変わらない…70%、変わった…30%Q.「変わった」と答えた方、どのように変わったと思いますか?お互いを思う気持ちが大きくなり、今までより仲が深まった。(29歳・保育士)自分の身を守るためか、急に安定したくなり、結婚したくなった。(33歳・公務員)恋人に会えなくても全然大丈夫な自分に気がついて、今後の関係を考えています。(27歳・フリーター)楽な生活に慣れたので、恋愛が面倒くさい。(32歳・パート)この時期をチャンスに、自分磨きを頑張りたいと感じている。(31歳・不動産業)なかなか人に会えなくて、気持ちが冷めてしまっている。(26歳・サービス業)3割の人に影響が。恋に対する考えは二極化。変化なしと答えた人がほとんど。生活が変化して3か月あまりだけど、その影響は個人の恋愛スタンスにはそれほど及んでいないよう。ただ、変わったと答えた3割の人には、ポジティブな変化もあれば、恋愛を消極的に捉えるようになった人もいて、二極化している。Q.今あなたと“恋愛”との距離はどれくらいだと感じますか?(女性123名)とても近い(恋愛真っ最中!)…16%近い(恋したい気分が高まっている、気になっている人がいる)…3%少し離れている(恋愛に後ろ向きではないが、現時点で恋の気配はない)…17%離れている(恋愛への興味やリアリティが薄れかけている)…17%とても離れている(恋愛に興味がない、諦めた)…25%わからない…22%約6割の人に訪れている、恋愛に対する感度の低下。恋愛と心が離れていると感じている人は、“少し”~“とても”と強弱の差こそあれ、全体の約6割と多数派。また「わからない」と答えた人が2割いるのが象徴的。恋愛そのものに対して、しっかり向き合っていない人が一定数いそう。Q.恋愛に対して、苦手意識はありますか?【女性】A.ある…54%、ない…18%、どちらでもない…28%【男性】A.ある…41%、ない…27%、どちらでもない…32%Q.「ある」と答えた方、なぜ苦手意識があるのか、理由を教えてください。【女性】A.面倒くさい…44%、自信がない…26%、興味がわかない…13%、経験が少ない…9%、恥をかきたくない…4%、関係を壊したくない…2%、その他…2%【男性】A.面倒くさい…34%、自信がない…29%、興味がわかない…12%、経験が少ない…17%、恥をかきたくない…8%、関係を壊したくない…0%、その他…0%面倒くさいから恋は苦手、という声が男女で増加中。男女ともに、苦手意識がある人は半数近くになった。さらに、理由は「面倒くさい」がトップで、恋愛することで得る高揚感、満足感より、ネガティブな面を感じてしまう人が多いよう。様々なカルチャーが成熟し、恋愛以外で熱中できるものが増えた影響もありそう。Q.あなたは恋愛に対して、どのようなタイプ?【女性】A.超消極的…36%、消極的…31%、平均的…21%、積極的…10%、超積極的…2%【男性】A.超消極的…37%、消極的…19%、平均的…30%、積極的…13%、超積極的…1%恋愛に消極的なタイプが男女ともに6割前後。積極的に恋愛に向き合っている人は10人に1人程度。「恋愛に対して消極的」と答えた人が、男女ともに半数を超えているのが実情。積極的に行動して傷つくより、相手からアクションがあるのを待つ、受け身の人が増えている模様。Q.周りの人と恋バナをしますか?(女性100名)A.全くしない…35%、あまりしない…29%、時々する…32%、よくする…4%恋にまつわる話題を、周囲と話す機会も減少。友人同士の会話で自分の恋愛については6割以上の人が話題にしていない模様。話題にすら上らないのは、話すほどのニュース性がないのか、共通の趣味などの話が多くなり、みんなの興味が別の方向に向く機会も増えたからか。Q.あなたの周りは“恋愛”との距離はどのくらいの人が多い?(女性100名)とても近い(恋愛真っ最中!)…9%近い(恋したい気分が高まっている、気になっている人がいる)…10%少し離れている(恋愛に後ろ向きではないが、現時点で恋の気配はない)…16%離れている(恋愛への興味やリアリティが薄れかけている)…9%とても離れている(恋愛に興味がない、諦めた)…21%わからない…35%Q.上記の状況を、あなたはどう感じますか。(女性100名)A.特に気にしない…49%、焦りを感じる…22%、残念…17%、単純に嬉しい…11%、その他…1%周りがどういう状況でも気にしない人がほとんど。自分だけでなく、周囲の友人なども恋愛環境から離れている人が多い様子。また、恋バナをする機会も少ないので「わからない」と答えた人も3割以上。ただ、友人が恋愛から遠ざかっていても、どういう状況かわからなくても「特に気にしない」のが今の感覚のよう。*このアンケートは、23~39歳未婚の一般女性100名、一般男性100名と、anan総研メンバーを対象に行いました。心に余裕ができれば、恋への距離が近づく。「恋愛したいけど自信が持てない人は、ほとんどは心の余裕のなさが原因だと思います。特に今は“変化”の時代。変化がもたらすストレスに不安を掻き立てられ、余裕を失います。昔は、恋愛で心の隙間を埋める人も多かったのですが、今はカルチャーが充実し、『恋愛がなくてもいい』と思える人も増加したのでしょう。ただ、心に余裕がなければ、結局いつも不安に駆られてしまいます。ストレスに負けない心を作るには、“レジリエンス”といわれるしなやかな強さが必要。まずはこの機会にじっくり自分と向き合い、自分の強み、長所を理解しましょう。強みがわかれば、恋愛に対する不安な気持ちもほぐれていきます」(公認心理師・山名裕子さん)山名裕子さん公認心理師。「やまなmental care office」を開設し、クライアントのストレスケアやメンタルトレーニングなどに従事。※『anan』2020年7月8日号より。イラスト・maegamimami取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2020年07月02日カップルが別れる原因の上位に「価値観の違い」がありますが、これってとてもあいまいな言葉ですよね。具体的に、男女のあいだにはどのような「恋愛観の差」があるのでしょうか?今回は、男女の恋愛観の違いを3つご紹介します。■ 1、愛し方:体で愛する男性・心で愛する女性男性は好きな人を体で感じたいと思う特徴があり、女性は好きな人を心で感じたいと思う特徴があります。そのため、好きだから体を求めてくる男性に対して「もしかして体目当て……?」とカン違いしてしまい、相手の気持ちの見極めに悩む女性が多いのです。彼氏が会うたびに体を求めてきたとしても、純粋に彼の愛情表現である可能性が高いです。嫌なときは応じる必要はないですが、彼の態度にひそむ気持ちは理解してあげたほうがよいでしょう。■ 2、想い:熱しやすい男性・熱しにくい女性一般的な傾向として、男性は「熱しやすく冷めやすい」、女性は「熱しにくく冷めにくい」というものがあります。男性の中には、ひとめぼれしやすく、初対面なのにすぐにのめり込むタイプの人も多くいます。それが浮気へと発展し、すぐに彼女にバレてしまうケースも多々あるのですが……。一方で、女性は初対面の男性にいきなりハマることはあまりありません。だんだんと熱を帯びて、恋する気持ちが強くなっていくのです。そのようにじっくり熱くなった想いは冷めにくく、長く続くでしょう。■ 3、相手への評価:減点する男性・加点する女性異性の評価については、男性は減点方式、女性は加点方式と言われています。男性は、女性に対する理想が高め。最初に「満点」から始めて、幻滅した点があったら順々に減点していくようです。この方式が、男性が熱しやすく冷めやすい恋愛をする原因とも言われています。女性としては、つねに完ぺきな自分を保たなくてはならないため、ちょっと厳しく感じますよね。一方、女性は、男性に対して最初から極端に高い理想は持っていないことが多く、低い基準から入ります。そして、ときめきを感じたら加点していくため、愛情も長続きしやすく、熱しにくく冷めにくいと言われるのです。男性側は、第一印象で失敗しても、巻き返すチャンスがたくさんあるということですね。■ 恋愛観の違いを知って、恋を長続きさせよう今回は、男女の恋愛観の違いを3つご紹介しました。これらの違いを事前に理解しておけば、よくある「価値観の違い」で別れてしまうことも減るでしょう。性差を正しく理解して、彼と末長く素敵な恋愛を楽しんでくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月23日「オレたち、合わないのかもね」とカレに言われて落ち込んだ経験はありませんか?こんにちは、ライターのともしどです!男性は、恋愛において「フィーリングが合うこと」を重要視する傾向が強いようです。ただそれは感覚的なものなので、ちょっとしたきっかけで「合わない」と思われてしまうこともあるでしょう。そこで、男性に「合わない」と思われないために、今回は“男子が価値観のちがいを感じる瞬間”についてリサーチしてきました!■1.笑ってくれない「笑いのツボが合うと、価値観が近いのかなって思えますよね。たとえば、お笑い番組を見ているときとかに、ぜんぜん違うところで笑ってるのを見ると、『フィーリングが合わないのかな』と思ってしまいます。」(ゲームデザイナー/28歳/男性)笑いのツボは、まさに感覚的なものです。そのため、面白いと思うポイントが似ていれば「感覚的に合う」と思ってもらえるようですね。「笑いのツボ」をアピールするには、カレが笑っているときに一緒に笑うようにすることが効果的だと思います。とくに、お笑い番組などを見てカレが楽しそうに笑っているときには、一緒になって笑うように意識してみてください。■2.会話が途切れがち「一緒にいるときに会話が途切れがちになって沈黙が長くなると、感覚的に合わないのかなと思っちゃいます。」(美容師/25歳/男性)会話のレベルや内容が合うかどうかは、付き合う上での相性の良さにも関わるもの。知り合ったばかりの人との会話では、お互いに気を遣ってしまうとはいえ、、ネガティブなイメージを持たれるのは避けたいところですよね。そこで、会話が途切れてしまわないように、「相手の話を掘り下げる」、「関連する話題を振る」、「質問をする」といった方法で、会話をつなげることを意識してみてください。■3.友達のタイプが合わない「女の子の友達にどういう人が多いのかは気にします。類は友を呼ぶといいますし、ボクの苦手なタイプの友達が多いと、本質的には合わないのかなと思っちゃいんすね。」(営業/25歳/男性)長く付き合う友達には、自然と似た性格の人が集まることが多いものです。自分の性格を盛るために、相手の男性に合わせて「紹介する友達を選ぶ」というのは考えものですよね。ふたりの相性の問題であれば、あなた自身の努力で何とでもすることができるはず。交友関係に関わらず、あなたの良い部分をカレに見てもらえるようにしましょうね。■4.味の好みがちがう「自分が美味しいと思うものを『美味しい』と言ってくれる女の子には興味が湧きます。感覚的に近いのかもしれないと思えるからですね。」(整備士/23歳/男性)味覚も感覚のひとつです。そのため、味の好みが合う人に対して親近感を抱く男性が多いようですね。「これ美味しいね。」と言われたら、「だよね!私も思った!」などと答えて味覚が合うことをアピールすれば、相手の男性に「合うのかも」と感じてもらえるはずです。また、カレの味の好みを覚えて、それに沿う料理を作ってあげるのもいいですね。男性の胃袋を掴むと同時に、「フィーリングが合う」と感じてもらえれば一石二鳥です♪■おわりに男性に「フィーリングが合うこと」をアピールしたいときには、同調してあげれば簡単に伝えられるでしょう。ですから、カレの好きなこと、嫌いなことに「わかる!」と肯定的な姿勢を見せると、カレの心をグッと近づけることができるかもしれません。また、「相性が合う」ことを感じさせるには、「より多くのものが合う」と感じてもらうことが効果的です。気になるカレに、2つでも3つでもアピールして、「相性良いな」と感じてもらいましょう!(ともしど/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月19日育った環境、周りの環境によって、人の価値観って違ってきて当然ですよね。ですが、大好きな彼とそれが大幅に違ってしまうと、お付き合いに支障が出てくるのも無理ありませるにはどうしたらいいのか、うまく関係をつくる心がけをお教えします!■会うのは時々にする価値観の違いは、一緒にいれば居るほど大きく感じるようになります。ですから、会う頻度を減らせば、大きな価値観の違いは感じにくくなります。また、会うのが久々であれば、お互いに思いやりを持った行動ができて、愛情もうまく育めるはず。価値観のズレが気にならないだけでなく、会えない期間で好きな気持ちを高めることができるので、一石二鳥です。うまくやるためには、お互いに居心地のいい距離をあえてとる、ということも必要なのかもしれません。■価値観の違いを楽しむ食べ物の趣味が合わない、お金の価値観が合わない、趣味嗜好が合わない、など違いの種類には色々あるでしょう。そのすべてを無理に合わせようとするから、些細なことにもイライラするようになってしまうのです。お互いの価値観をつぶしてまで合わせようとするのではなく、その違い自体を楽しむ工夫ができると心地よい関係を築くことができるでしょう。たとえば映画の趣味が違うのならば、映画を見終わったあとに感想を述べあって彼の新しい意見を発見したりすれば、楽しく過ごせますよね。価値観が違うということは、ふたりで2倍の考えを持てるということ。うまく活かせるとお互いを高め合えるでしょう。■お金や生活の価値観は埋めておこう長いスパンで彼と一緒にいることを考えるならば、お金の使い方や生活に関わる部分の価値観は埋めておかないと後になって確実に困ります。特に生活をするうえでの大切になってくる価値観は、何としても折り合いをつけておきたいものです。付き合いはじめから無理に価値観をあわせようとすると、楽しい恋愛期間が訓練のようになってしまいますから、長い付き合いの中で徐々に、さりげなく自分の価値観を伝えていきましょう。何か違いを感じたなら、「こうしてくれたら嬉しいな」など、彼の価値観に気を配りつつも、あなた自身の意見を伝えるような言い回しをすることが重要です。■全面的に彼を受け入れるのもアリ「恋愛は惚れたもんが負け!」という言葉があるように、好きなら主導権を握るのを諦めるのもひとつの手。彼のどんな価値観も、甘んじて受け入れることが解決につながるかもしれません。「我慢」と言うと一方的に強いられている感じがしますが、他人を変えるのは、時間と労力さらに気苦労も増えるもの。他人を変えるより、自分を変える方があなたにとって楽な場合もあるのです。無駄なケンカを増やすようなことはせず、彼に合わせてみるのもアリでしょう。■価値観が違うのは当然価値観がはじめから全く一緒!というカップルは稀でしょう。価値観が違うから得られることもあります。その違いも含め、可愛いなと思ってあげられればうまく付き合っていけるはずです!(odango/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月16日自粛生活が徐々に解除され、「アフター・コロナ」の世界へ向けて。世の中の価値観や働き方が見直されるなか、私たち女性はどう生きるべきかーー今こそ新たな視点を持ち、主体性を持って発言・行動するときです。そこで、コロナの時代を生き抜く女性たちへの提言。■昭和女子大学理事長、総長・坂東眞理子さん(73)「ようやく“普通の生活”に戻りつつありますが、これからは“ウィズ・コロナ”。コロナ以前とは、何かひとつステージが変わった感覚ですね」そう穏やかにほほ笑むのは、『女性の品格』の著者で、昭和女子大学理事長の坂東眞理子さん。「ソーシャル・ディスタンスが定着したように、これからは家の中でもひとりになる時間、“ファミリー・ディスタンス”が大切になってくると思います。コロナ離婚、コロナDVなどと騒がれているけれど、やはり家族でも距離が近すぎると、接触事故を起こすもの。夫も子どもも思うようには振る舞ってくれず、心がザワつくこともあるでしょう。だから、見ないでいられる時間と距離を確保することが必要です。『どうぞ、ひとりで散歩に行ってらっしゃい』と見送ったりね(笑)」それは友人関係も同じこと。「久しぶりに会って話すのはいいことだけれど、時間を区切ったり、頻度を抑えたり。ベタベタしすぎないほうが関係も長続きするし、自分の生活や心の平静を維持しやすいと思うんです。そして、家族でも友人でも、自分の価値観を押し付けないことが、ウィズ・コロナの“たしなみ”ではないかしら。コロナに対しては一人ひとり、考え方が違いますよね。これは良しあしではなくて、価値観の相違だから、そっとしておく。論争してはいけないんです。『あの人はマスクをしていない』などと気になる人もいるでしょうけれど、ならば『2メートル以内に近づかないようにしよう』と思うまで。『変えなさい』『迷惑よ』と、口出しすることではありません。正義の意識は、自分の行動に対してだけ。価値観を押し付けると、自分の心が乱れます。それよりも、自分の大事な一日を、気分よく過ごすことに専念したいですね」今日という日は、今後の人生でいちばん若い、大事な一日ーー『70歳のたしなみ』を執筆中に、あらためて気づいたのだという。「70歳になると『もう私は……』と元気がなくなり、不機嫌になりやすい。でも、今回のコロナ禍では、想定外の環境に投げ込まれて、年代を問わず多くの人が不機嫌になったのではないかしら。そんなときだからこそ、みずからを上機嫌にしていくことが大事なんです。そのためには、自分の好きなこと、夢中になれることに取り組むのがいちばん。料理でも手芸でも、『あのとき、あれができた!』という経験が自信になり、のちの自分を励ましてくれます。自力では変えられないものを見分け、受け入れ、与えられた環境の中でベストを尽くす−−ウィズ・コロナの時代は、この先きっと長いでしょうから、息切れしないように。自分の心と体を上機嫌に保って、免疫力を落とさず、毎日を一生懸命に生きましょう」「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
2020年06月16日義父はいわゆる昭和スタイルの古い考えの持ち主で「男は外で働き、女はうちを守る」という価値観をいまだ持ち続けている人。そのため私に対しても古い価値観を押しつけてくることがたびたびありました。例えば「2人目の問題」について…いまだ男性上位の考えを持つ義父にとって、男の子は一家にとって重要な存在。娘を出産した後も「次は男だぞ」とプレッシャーをかけてくることがありました。そんな義父と私とのやりとりを隣で平然と聞いている夫は、男3兄弟の長男として生まれ育ち、義父の価値観を根底に引きずっているようで…。義父の言葉ひとつひとつに対して、特に違和感を感じることがないようです。義父に対して言いたい言葉を飲み込んで、その場をなんとかやりすごした私。しかし、義父の隣で同意するようにうなずく夫にはたまらなくモヤモヤしていました。その後、めでたく2人目妊娠が発覚することになるのですが…。お腹の赤ちゃんの性別を伝えた際の義父の言動によって、思いがけない事態に展開していくのでした。次回に続きます。6/4(木)16時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪ 【義父母がシンドイんです!】 連載 えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】 義母が夫に「きちんと食べてるの?」発言にモヤモヤ「義実家帰省」妻の仁義なき戦い【前編】 悪気もデリカシーもない義父…私のイライラが爆発する【第1話】 マザコン夫と過保護な義母にドン引き…! 2人のラブラブぶりに血の気が引いた瞬間【前編】
2020年06月03日子どもたちの未来を考え、エシカルな暮らしを実践する人たちが愛用しているサラヤの「ヤシノミ洗剤」。エコという言葉が広まる以前から、約50年にわたってずっと変わらず 【手肌と地球にやさしい】 がコンセプト、自然派の食器用洗剤です。そんな「ヤシノミ洗剤」が長年愛され続けている理由とは? そのヒミツに迫ります。自然に囲まれた環境で暮らす、コミックライターのまりげさん( @marige333 )も長年の愛用者。使い始めてから、手荒れが改善したそう。「野菜も洗えるのは、安心の証拠ですね」(まりげさん) まりげさんのインタビューを読む >> <ヤシノミ洗剤が愛され続ける 4つの理由>1)無香料・無着色。余計なものは入れない2)30年前から脱プラスチック、脱使い捨て3)汚れに合わせ 適切な量で洗うことを重視4)使うことで 環境保全活動に参加できる無香料・無着色、余計なものは入れない約50年間、ずっと変わらないコンセプト1971年に誕生したヤシノミ洗剤。石油系の合成洗剤が主流だったなか、手肌へのやさしさと高い生分解性を持つ、ヤシの実由来の植物性洗浄成分を使用。洗った後の排水は、微生物によってすばやく水と二酸化炭素に分解され、地球に還ります。無香料・無着色なので、小さな子どもやペットが使うお皿を洗うときにも安心。洗剤が無色透明なのは、色や香りでごまかさず、着色料や合成香料などの不要なものは入れていないという高品質の証です。毎日使う洗剤だから、手肌にも環境にもやさしいものを選びたいもの。50年前から変わらない「手肌と地球にやさしい」というコンセプトで作り続けているからこそ、信頼され、長年愛されています。いち早く脱プラスチック、脱使い捨て食器用洗剤で初の詰め替えパックを採用洗剤のボトルを使い終わるごとに捨てていると、プラスチックごみが増え、石油資源の浪費にもつながります。植物性の原料を使い、環境へ配慮するヤシノミ洗剤はその矛盾に気がつき、いち早く対応。せめてボトルや包装だけでもできる限りゴミを削減し省資源ができないかと考え、たどり着いたのが「詰め替えパック」でした。そうして1982年、食器用洗剤で初めて詰め替えパックを採用したヤシノミ洗剤。キッチンでずっと使い続けられるよう、ロゴが小さく、シンプルなものへとデザインも工夫。中身を詰め替えて、繰り返し長く使うことが、プラスチックごみとプラスチックの使用量の削減にもつながっています。「適切な量」で洗うことを重視汚れに合わせて洗剤量を調節できるボトルヤシノミ洗剤の洗浄濃度は検証を重ねた結果、洗浄力と手肌へのやさしさのバランスがもっともいい16%に。一度ですっきり洗い落とせる必要以上に洗浄濃度が高い洗剤は、じつは手肌に負担がかかり、大量の洗浄成分を排水に流すこととなるため、地球にもやさしくありません。洗剤は、汚れの度合いや洗いものの量に応じて、適切な量を使うことが大切。だからヤシノミ洗剤は、洗いものに合わせて洗剤をつぎ足ししやすいよう、日本初の「ポンプ式ボトル」を採用。簡単な汚れなら1回、しつこい油汚れなら2回とつぎ足しすることで、洗剤を使いすぎてほしくない、それがヤシノミ洗剤のコンセプトなのです。また、しつこい油汚れは先にふき取る、洗い桶に洗剤を適量入れて「ため洗い」をするなどの工夫をすることで、洗剤の量やすすぎ水の節約、排水の負担の軽減にもつながります。使うことで環境保全活動に参加売上1%で、ボルネオ環境保全を支援ヤシノミ洗剤を使ってから、排水がきれいになっていることを実感しているという、馬狩まどか( @mumakari )さん。「使い続けることで活動に賛同し、少しでも応援できたら」(馬狩さん) 馬狩さんのインタビューを読む >> ヤシノミ洗剤に使う植物性原料のひとつ、パーム油の生産地であるマレーシアのボルネオ島では、森林が伐採され、野生動物が生息地を失っています。サラヤでは「植物性原料を使うだけでは環境にやさしいとはいえない」と考え、原料の生産地の環境問題にも目を向け、2004年からはボルネオ環境保全活動への取り組みをスタートしました。さらに2007年からは、ヤシノミ洗剤シリーズの売上(メーカー出荷額)の1%がボルネオ保全トラスト(BCT)に使われ、プランテーションによって失われた熱帯雨林の森を買い戻したり、動物たちの多様性を守る活動をしています。森を守ることはCO2削減にも繋がります。毎日の食器洗いに「ヤシノミ洗剤」を使うことで、誰もが自動的に環境保全活動に貢献することができるのです。どう影響するのかを知り、適切なもの選びを今まで当たり前だと思っていた価値観が大きく変わってきている昨今。気候温暖化や環境問題など、子どもたちの未来を考えると不安になる問題がたくさんあります。個人でできる環境活動には限界がありますが、そんななか今すぐにできるのが、日常的に使う洗剤を【環境に負担が少なく、環境保全に貢献できるもの】に変えること。サスティナブル(持続可能な)な暮らしを意識して、どう影響するのかを知り、適切な選択をしていくことが大切です。普段何気なく使っているものを見直し、知識をもって選んでいくことによって、わたしたちの未来は変わるかもしれません。 ヤシノミシリーズ 詳しくはこちら 子どもたちの未来のために“人と地球にやさしい”ヤシノミ生活をヤシノミシリーズはヤシの実由来の植物性。洗った後の排水もすべて微生物によって分解され、すばやく地球にかえります。洗っても、洗っても、安心。今日の汚れをあしたの未来に残さない。そんな “人と地球にやさしい” ヤシノミ生活をはじめてみませんか。 楽天でヤシノミシリーズを買う amazonでヤシノミシリーズを買う ロハコでヤシノミシリーズを買う \ヤシノミ洗剤は50周年!/「毎日使うものだからこそ、地球のために洗剤にできること」をひたすらに考え続けて50年。昔も今も。そしてこれからも「手肌と地球にやさしい」をコンセプトにヤシノミ洗剤はあなたの暮らしにそっと寄り添い続けます。 ヤシノミ洗剤 50周年サイトを見る 【売上1%で、ボルネオ環境保全を支援】ヤシノミシリーズの売上(メーカー出荷額)の1%はマレーシア・サバ州政府公認の国際NGO「ボルネオ保全トラスト」を通じて野生動植物の保護と生息域の確保に使われています。また、ヤシノミシリーズをはじめとするサラヤ製品では、違法労働や違法伐採によって作られた植物油ではなく、環境と人権に配慮したRSPO認証油の生産を支援しています。 無香料、無添加のヤシノミシリーズとは 文:赤木真弓 写真:林ひろし[PR] サラヤ株式会社
2020年05月28日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情519】育った環境、物事の考え方などによって、形成されていく価値観は人それぞれ。お付き合いや結婚をする際は「価値観が合う人をパートナーにしたい」と考える人がほとんどでしょう。でも「好きだけど、価値観がなんか合わない」というカップルも意外と多いもの。価値観の合わない彼と関係を長続きさせるためには、どうすればいいのでしょう。また、縁の切りどきはいつ!?■価値観がぴったり合う人は、まずいないそもそもですが、価値観が似ている人はいても、ぴったり合う人はまずいません。生まれ育った環境、経験してきたこと、関わってきた人や影響を受けた本など、自分と全く同じ人生を歩んでいる人なんてどこにもいないんです。そう、相手が誰であれ、多少なりとも価値観は違います。ただ、その違いが許容範囲内であるかどうか、が大事なのではないでしょうか。一口に価値観と言っても、いろいろありますよね?金銭感覚、衛生観念、交友関係、人生において何に重きを置いているか、許せないこと・譲れないことは何か……。それらがあまりにも自分とズレている相手だと、長時間一緒にいるのはストレスですよ。■ “人としてどうなの?” は注意してよしただ、価値観の前に「モラルやマナー的にどうなの?」ということは注意していいと思います。例えば、衛生面で言えば、手を洗わないとか、歯磨きしないとか。経済面なら、税金を納めないとか、平気で人にお金を借りてギャンブルをするとか。そういう“人としてどうなの?”ってことですね。それで、改善をしてくれればいいですが……まぁ、難しい部分もあるでしょう。人って年々、柔軟性がなくなり、価値観やマイルールが凝り固まっていくので、そうそう変化は望めません。でも、彼女のことが大好きで別れたくない!という男性なら、改善するための努力はするはず。■価値観の違いは歩み寄るしかない交際前のデートで話が弾んで「この人と合う!」と思って付き合ったものの……ふとしたときに価値観の違いに気づくことってありません?例えば、あなたはランチで1000円くらいかかるのは普通と思っていても、彼は「1000円は高い!贅沢!」と思っているとか、たまの旅行のとき、あなたはちょっといいホテルに泊まりたいけど、彼はホテル代を抑えて遊びにお金をかけたがる、とか。もう価値観の違いはお互いの中間地点まで歩み寄るしかないです。それができない、一緒にいてなんかストレス、というのなら別れるしかありません。まぁ、かなり価値観が違っても、それなりに距離を置いて付き合えば、問題もストレスもそうないでしょうが、正直、そこまで行くと友達以下だし、赤の他人に毛が生えた程度ですからね。価値観って相手に強要するもの、相手から強要されるものではありません。だって嫌でしょう?彼の価値観をゴリ押しされたら?「彼のやることなすことが、自分の許容範囲を超えてる」「怒りや、傷つくボーダーラインがあまりにも違う」というのなら、その彼は少なくとも運命の人ではないんです……。縁の切りどきは、彼の言動があなたの許容範囲を超えることが多く、ストレスを感じ、彼を言葉で攻撃してしまいそうなときかと。■居心地が悪いなら離れどきかも素敵だなと思っても、時間の経過と共に合わない部分が露呈して「このまま付き合い続けていいのかな?」と不安になることもありますよね。誰しも交際中はそういう不安はあるもの。長続きのコツは、いかに折り合いをつけるか。折り合いがつかず、居心地の悪さすら感じるようなら、もう離れどきなのかもしれません。
2020年05月10日「コロナ流行中なのに旅行やデートをしたがる彼氏に困っています」と題する女性からの投稿が、3月下旬に掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。10歳年上で、交際2か月になる恋人がいるトピ主さん。新型コロナ感染のリスクを考えて「今は会うのをやめよう」と提案しても、彼はデートの予定を“ゴリ押し”してくるそうです。同居の両親にも配慮したいトピ主さんは、どう言えば彼に理解してもらえるのか……と助言を求めています。「相手がどんな人か」を知っていくのが交際初期彼が主張するには、「今は二人にとって大事な時期」「異動で休みが変わるから、今のうちに会いたい」とのこと。一方のトピ主さんは非常に専門性の高いフリーランスで、同居の両親は経営者と医療関係者。自分も父も「病気になったら安心して休めるという環境ではない」ことから、十分に警戒をしているそうです。読者からは「彼は自分勝手だ、別れたほうがいい」という助言が多数寄せられていますが、トピ主さんはそこまで考えておらず、「私自身も彼と会いたい気持ちがないわけではない」「日帰りならば問題ないとは思う」とのこと。「話して通じる方法を模索したかった」という記述もありますし、今回は「別れる」という選択肢はいったん傍に置いておきましょう。交際2か月と言えば、まだまだ「相手がどんな人か」を知っていく関係構築の初期段階。彼はどんな性格でどんな状況にあるのか、相手を理解しようとする姿勢はあるか……といった観点から、まずは考えていきましょう。“違い”の多い二人。「相手を理解しようとする姿勢」がより必要なのかもコロナ以前から彼はマイペースで、「忙しい」「締め切り前でヤバい」と断っても、「お願いだから一時間だけ!」「じゃあ近所まで行くよ!」などと会いたがるケースが多かったとか。恋人と会う必要頻度は人によって大きく異なり、月一回でも平気という人もいれば、毎日会いたいという人もいますが、どうやら彼は後者の模様。恋愛関係において「会うこと」が最重要と考えるタイプだと推測できます。だからこそ、「会えないと気持ちが離れてしまう」という不安も強く感じているのかもしれません。さらに投稿内容から、彼はひとり暮らしのサラリーマンとお見受けしました。社会不安や閉塞感が増大する今、家でひとり過ごす不安感は、家族で暮らすトピ主さんに比べて大きいのかもしれません。「こういう時期だからこそ、恋人といたい」と感じている可能性も推測できます。一方で、同居家族に気を遣うトピ主さんの感覚は、彼にはピンときていない可能性も。万が一感染した場合、「仕事(とついでに人生が)がパァになったらどうするの!」とまでの強い危機感を覚えるフリーランスの気持ちも、いまいち理解できないのでしょう。同様にトピ主さんも、サラリーマンにとっての休日や職場異動の感覚は、わかりづらいのではないでしょうか。慎重さや危機管理意識などにも違いがあるのでしょうが、こう見てくると、「二人の置かれている立場や環境が大きく違うこと」も今回の悩みに繋がっていると感じました。10歳の年齢差もあるとのことですし、お互いに、自分と異なる状況にある相手を少しでも理解しようと努め、協調の姿勢を持てるかどうか――。今後も含め、この点が二人の交際継続の鍵になってくるかと思います。自分なりの“譲歩ライン”を決め、提案してみよう折り合いをつけたいとき、まず重要なのはコミュニケーションです。トピ主さん側としては、「自分が仕事をいかに大事に思っているか」や「フリーランスの厳しさ」「家族の事情」などを今一度、丁寧に伝えてみる。彼側の状況や考えも、より深く聞いてみましょう。その上で、「私はこのラインまでなら譲れる。これ以上は無理」という“線引き”を設定してみてください。今回で言えば、<1>「今は絶対に会わない」と決め、それ以外の関わり方を工夫するか<2>「ちょっと会うだけならOK」と決め、リスクの少ない会い方を工夫するかこのどちらかになるかと思います。<1>の場合、「無理して会って感染したら、それこそ仲違いしてしまう。交際を続けるために今は控えたい」と伝え、「会えない分、接触の頻度を増やそう」と提案してみるのが最適かと思います。オンラインで顔を見ながら毎日話す、いつもより頻繁にメッセージのやり取りをする……等々、トピ主さん側も努力は必要かもしれませんが、“いつも以上”のコミュニケーションを取っていくといいでしょう。<2>の場合、日中に短時間、“三密”を避けて会える形を考えてみては。人の少ない公園や土手などで1時間程度の散歩をする、どちらかの家で映画を1本だけ見て帰る、等々。「相手の顔を見られれば、とりあえずの満足は得られる」と考え、今までのデートの形に拘らないことが肝心です。いつまでこの状況が続くかはわかりませんが、いずれまた必ず、気兼ねなく外で長時間のデートができる時期が来る。そのときの具体的な旅先やデートプランなど、楽しい話題を心がけていくといいでしょう。ただし、こちらが折り合いの提案をしても、彼が自分の主張ばかりを押し通そうとするのであれば、今後の関係について考え直してもいいかもしれませんね。「不安やストレスの強い状況下でも、思いやりを示しあえる相手かどうか」が試されているのかも……? なんて捉えてみるのも一案です。応援しています。(外山ゆひら)
2020年04月13日親族が集まるお正月は、楽しいだけではなく親族付き合いで嫌な思いをするママもいるかもしれません。昔からの価値観を押し付けてくる親戚にうんざりしたママが、意を決して言い返してみた体験談です。 義叔父(義父の弟)は普段は話のおもしろいとても気のいい人なのですが、昔からの考え方が根強く、昭和の男的な価値観を押し付けられるため、私はへきえきしていました。お正月の帰省時、ついに我慢の限界が来て言いたいことを言ってスッキリしてしまった私の体験談です。 義叔父は典型的な昭和の男義叔父はおしゃべりで気のいい人なのですが、いわゆる昔ながらの価値観が強いタイプ。自分の父母(夫にとっての祖父母)をとても尊敬していて、「いかに父は偉大だったか、母が愛情深く育ててくれたか」を何度も聞かされていました。 それだけなら微笑ましい話なのですが、昔ながらの役割分担も重視していて「女は料理が一番大事」であるとか、「母は何よりも偉大、子ども産んでなんぼ」など凝り固まった価値観を私にも押し付けてくるのでうんざりしていました。 夫も改める気配なし比較的柔軟な考えを持った義父の弟であるというのに、義叔父の考え方はまさに昭和。夫には「平成も終わったというのにあれはひどい」「今度結婚する義弟夫婦にも悪影響」と訴えましたが、「60年あれで生きて来たから今更改めることは無理だろう」と言われてしまいました。 実際そうかもしれないけれど、だからといって私や義弟嫁が我慢する必要はないのでは? と思った私は、次に同じことを言われたら少しだけ反撃してみようと決意しました。 新婚の義弟夫妻にも絡む反撃の場になったのは、義弟夫婦も揃った初めてのお正月。新婚の義弟夫婦が話題の中心となり、和やかな時間を過ごしていました。ところが、お酒が入った義叔父は気分が良くなったのか、義弟の奥さんに対して「料理できるの?」「子どもは早いほうがいいよ。考えてるの?」とお決まりの質問攻め。 さらには「新婚旅行はハワイがいいよ」「ハワイベイビーなんていいんじゃない」なんて言い出す始末。当然彼女は困り顔。それを止められない義父母もいたたまれない様子で、気まずい雰囲気になってしまいました。 ついに反撃してみた!ついに言ってしまいました。「義叔父さん、ついにハワイデビューが決まったんですか?」「運命の相手と出会えたんですか!?」。義叔父は現在も独身。常日頃から「新婚旅行でハワイに行きたいから、それまでハワイの地は踏まない」が義叔父の口癖でした。義叔父が独身であることは本人の自由ですし、今まで言及は避けて来ましたが、自分のことを棚に上げてあれこれ言う姿にへきえきしてしまったんです。 初めての反撃に義叔父は一瞬口をつぐんでしまい、まずかったかな? と思いましたが、すぐに「それは言わない約束でしょ〜」と苦笑い。義父が「そうだよなあ、お前もまず自分をなんとかしないとなあ」とやんわり援護してくれたおかげで、その場は笑いで済ませることができました。 義叔父の独身をいじってしまった点は、大人げなかったなあと自分でも反省しています。しかしながら義叔父との親戚付き合いはこれからも続くので、今後も言われっぱなしにはせず、適度におもしろおかしく話せる程度の反撃をすることで、ストレスを溜め込まないようにしていきたいです。 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2020年03月26日嫁姑関係(お義母さんとのお付き合い)は、世代も育った環境も違うので、価値観がズレることも多く…なかなか難しかったりしますよね。私も結婚してしばらくは姑のことが少し苦手でした。今回は、そんなお義母さんとうまく付き合う方法について考えてみました。突然抜き打ちでチェックにくる…!お義母さんは、話し方が乱暴なことにまず驚きました。(…夫の実家周りのご老人はみんな同じ感じのようです)また気が強いタイプなのに几帳面なので、夫は子どもの頃、汚したり散らかしたりするとものすごく怒られたそうです。そんなお義母さんなので、子どもができてからはよく抜き打ちで家にきて、家の中や私たちの様子をチェック!…そして「子どもがいるから散らかってるけど仕方ないな」と苦笑いしていました。たまたま散らかってたのか、いつもなのか、気になっていたのでしょう。その後も定期的にアポなし訪問は繰り返されました。最初は「アポとってから来てよ」と思ったり、「ダメな嫁って思われてるんだろうな~」と凹んだりしていました。…が、私も次々子どもができてだんだん強くなっていきます。3人目が生まれてしばらくしてまたお義母さんが抜き打ちでやってきたときには…この頃にはお義母さんは遠慮なく思ってることを言ってくるようになりました(笑)…が! 私も言われっぱなしじゃないですよ~!「片付けは私のペースでやってます~」ということが分かってもらえたらと、ただただ普通に思っていることを話すようにしました。お義母さんは、家事もしっかりやって息子を労わる妻であってほしかったようですが、だんだんと自分の理想を求めるのを諦めてくれたようです!現在の私とお義母さんの関係はというと…いまではほんとの親子みたい! です。私たちは、結果いい関係になることができましたが、嫁姑関係というのは、性格の相性やどこに住んでいるかなど、それぞれ状況も違うので、お互いにちょうどいい距離感をみつけるのが大事かと思います。私の場合は「片づけるから子どもよろしく~」と、お義母さんを育児や生活に巻き込んで手伝ってもらうのは良かったなと思います。お世話になっていれば多少の言動は聞き流すことができたし、嫁が頼ってくるというのもお義母さんにとって嫌なことではなかったようです。手伝ってもらているなかで「さすが年の功!」って感心させられる部分があったり、お義母さんにもこちらのことを知ってもらったりしながら、お互いにいい距離感を作っていくことができました。小さな我慢を重ねることで苦手意識が大きくなってシャットアウトしてしまうよりも、敵ではなく味方なんだっていうことを忘れず、上手に付き合っていけたらいいですね。(もちろん歩み寄りがお互いにできれば…なのですが!)
2019年11月30日子どもがちっとも言うことを聞かないと嘆く前に、子どもとの信頼関係が築けていることが大切と語るのは、カリスマ的な人気がある映画「みんなの学校」の舞台となった大空小学校の初代校長である木村泰子先生と、子育てスキルの解説に定評がある高山恵子先生。そう言われても、そもそも「子どもに信頼してもらう大人」になるのが難しい! どうしたらいいですか? 引き続き、木村泰子先生と高山恵子先生の対談から筆者が探ります。 「子どもが言うことを聞かないのは、ママとの信頼関係に問題があった!」 の続きです。■大人が画一的な価値観を押しつけない―子どもが信頼できる大人になるためには、何から始めれば良いでしょうか?木村泰子先生(以下、木村):自分が子どもに信頼してもらえているのか? それは、いわば、子どもにとって自分が安全基地になれているのか? という問いです。言い換えれば、この問いは、「子どもにとって、自分が安全基地になるためには、どうしたらいいのか?」ということです。これについて、私は何段階かに分けて考えました。いろいろと考えた結果、最終的に、子どもにとって自分が安全基地になるためには、大人が持っている『限られた画一摘な価値観』を、子どもに一方的に押しつけないということなんだと思い至りました。高山恵子先生(以下、高山):自分が受けてきた過去の教育や、自分の親の育て方が正しいと信じている方は多いですよね。木村:そう、そこが問題の「核心」とも言える点なんです。いま、自分がやっている子育てが、自分がもっている「画一的な価値観」を押し付ける行為になっていないか? そこに対して、ママは主体的に自分の頭で考えてみて欲しいのです高山:たしかに。そこを考え始めてみることが、今、一番大切なことですね。■子どもにどんな人になって欲しいですか?―主体的に自分の頭で考えてみる…。なかなか、ハードルが高いですね木村:この話をしていたら、ある県の教員研修会に呼ばれた時のことを思い出しました。そのときは、大きな体育館に先生方が集まって、映画「みんなの学校」の上映後、「何かお話しをしてください」と言われていました。高山:どんなお話しをされたのでしょうか?木村:新任の先生が最前列に座っていらしたので、新任の先生方に向かって、「ご自身がどんな先生になりたいか、言えますか?」と聞いてみました。みなさん、意気揚々と「僕に当ててください!」「私が話したいです!」という顔をされていました。そこで、私は言いました。「そんなん、どうでもいいんです。自分が、どんな先生になるかなんて、どうでもいいんですよ。では、どんな子どもを育てたいですか? はい、どうぞ!」と、言ったんです。そうしたら、誰も手を挙げませんでした。高山:ああ、本当に先生と気が合います。私は講演会の最初によく、「みなさんは、子どもにどんな人になってほしいですか?」という質問から始めるんです。■家でも学校でも、教育の目的はたったひとつだけ―「子どもにどんな人になってほしいか?」…ですか?木村:たとえば、教員になる人たちは、教員養成課程で「自分がどんな先生になりたいか?」ばかりを勉強させられています。「子ども理解ができて、授業がうまくてなんとかかんとか…」と。そうしたら、自分がそういう教員になることが、すべての「目的」になってしまい、子どもは目的を達成する「手段」になってしまうんです。「目的」と「手段」が逆になってしまっているんです。高山:家庭でも、同じことが起きています。木村:「どんな親でありたいか、どんな教員になりたいか」ではなく、「自分は、どんな子どもを育てたいのか」ということだけを考えていればいい。もっと、言ってしまえば、「家庭や学校での教育の目的とは何か?」という話です。家庭や学校での教育の目的は、その子がその子らしく育つこと。それ以外にありません。高山:おっしゃるとおりだと思います。私は、アメリカの大学院で、教授法には「教師中心法」と「生徒中心法」があると学びました。「教師中心法」は、文字通り、教師中心の教授法で、従来の日本の一斉教育のイメージですね。一方で、生徒中心法は、子どもありきの教授法です。この「生徒中心法」の考え方が、これからの教育で、非常に大切なのだと私も思います。■親が変われば子どもも変わる―大空小学校には、保護者の方、ボランティアで来て下さる地域の方など、たくさんの大人がたくさんいました。学校に多様な大人がいて混乱はありませんでしたか?木村: 私たち教職員がすごく大事にしていたのは、「私らが子どもを一番見ていて、わかってへんかったら、給料返さなあかんで」ということです。「この子にとっていい関わりか? いい関わりでないか?」。そこを判断するのは、教員の仕事です。授業中に、地域の方がその子にとってプラスにならないような関わりをするときは、やっぱりキッチリ言わないと。専門家である私たちが、「いま、ちょっと邪魔やねん」と言う。それが教員の仕事です。高山:「この子にとっていい関わりか? いい関わりでないか?」を判断すると思えば、親も自分の感情に流されることは減るかもしれませんね。でも、そこまでキッパリ言って、気を悪くされる方はいらっしゃいませんでしたか?木村:そういうこともあるでしょう。「邪魔やねん」と言われて、「そんなん言われたし、もう行かへん」と思われる方は、それ以後、自らいらっしゃることはないでしょうね。一方で、「邪魔やねん」と言われたときに、「あ、そうか。いまの私の関わり、あかんかったな」と学んでくださる方は、それ以後、同じような関わりはされません。高山:なるほど。その方自身を否定するのではなく、その方の言動がNGなのですから、そこを変えればいいのですね。木村:自分の意思で学びつづけようとする。そういう人が増えて、そういう方が、どんどん学んでいってくだされば、家庭や学校、ひいては地域全体の「学びの場」としての空気が変わっていくわけです。ですから、大空の校門には、こんな看板をかけていました。●大空小学校の校門の看板木村:大人が「主体的な深い学び」を行えるようになってくれば、子どもたちも自然に「主体的な深い学び」を獲得していきます。親が変われば、必然的に子どもも変わっていくんです。高山:本当にそうですね。それにしても、木村先生は、行動の人ですよね。木村:「誰が、いつやるか?」というだけの話なんです。私の話を聞いて、「いいのはわかっているんですが、私の現実はそうではないんです」ではなく、「そうするためには、どうしたらいいですか?」なんです。「自分自身を、まず変えようよ!」と。自分自身を変えることからしか、何も始まらないのです。■今、自分自身を変えることから始めよう!いかがでしたか? 筆者は、「私の生きづらさは、どこからくるのだろう?」 そんなことをよく考えます。私が子どもだった頃、「その子がその子らしく育つこと」を最優先に考える大人に囲まれていたのなら、「私は、私であっていい」と、力みなくストンと思えたのかもしれません。そう思うのであれば、いま、自分が、そんな大人になればいい。「その子がその子らしく育つこと」を保障できる大人に、自分がなればいい。そんなふうに、考えるようになりました。下記の対談本は、筆者が取材・執筆を担当しました。取材を通じて、木村・高山両先生と多くの時間を過ごさせていただくなかで、実践してきた人しか持ちえない、「言葉の力」を体感しました。本書を通じて、それが少しでも読者さまに伝わるとうれしいです。<親の意識を変えるポイント>1)自分が持っている画一的な価値観を子どもに押しつけていないかセリフチェックを!2)教育の目的は、その子がその子らしく育つこと。それ以外には、ない3)大人が主体的な深い学びを獲得すれば、子どもも自然とそれに続く■参考文献 『「みんなの学校」から社会を変える: 障害のある子を排除しない教育への道』 (木村泰子・高山恵子 著/小学館刊 本体800円(税))●木村泰子(きむら・やすこ)先生文部科学省特別選定にもなったドキュメンタリー映画「みんなの学校」は、2015年2月に封切られてロングラン、今もなお全国の自治体などで自主上映され続けています。木村泰子先生は、この映画の舞台である大阪市立大空小学校の初代校長。2015年に退職後は、全国各地で公演活動を行っています。》 「『みんなの学校』流「生き抜く力」の育て方」 ●高山恵子(たかやま・けいこ)先生NPO法人えじそんくらぶ代表。保育所・幼稚園などへの巡回指導を通じて、子育ての現場支援に携わっています。著書に『しからずにすむ子育てのヒント(高山恵子/Gakken)』など、子育てのスキルをのわかりやすい解説に定評があります。「ママのストレスを少しでも減らしたい!」が、活動の原動力。》 「ママのためのアンガーマネジメント」
2019年11月18日こんにちは、ちんまいです。私はそもそも子供がだ〜い好き‼︎ってタイプの人間ではありませんでした。むしろ苦手?どう接したらいいかわからない。。そんな自分が子を授かり、出産。 一気に変わっていく自分の価値観。けれどそれは、新しい発見の連続という心地の良い変化でもありました。 特にアンパンマンへの見方(笑) お馴染みのオープニングソングも歌詞をよく聴くとなかなか考え深いですが、私が中でも一番感銘を受けた曲、すばり「アンパンマンたいそう」‼︎「もし 自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思い出せ」 引用:アンパンマンたいそうの歌詞よりこの最初のフレーズ。 これから世間の荒波に揉まれるであろう子供達に伝えたい‼︎正直本当に舐めてました。アンパンマン。子供だましの子供にウケるアニメ。ですが、知れば知るほど深いんです‼︎ 自分がどうなろうと、顔を分け与えて困っている人を助ける究極の自己犠牲のヒーロー。やなせ先生の戦争体験が大きく影響しているというアンパンマン。自己犠牲のヒーローって親が子を無償の愛で守ることと近いですよね。「アンパンマンは君さ。元気を出して。 アンパンマンは君さ。力のかぎり。 ほら キラめくよ。君はやさしいヒーローさ」 引用:アンパンマンたいそうの歌詞よりアンパンマンは、特別じゃない。 誰だって誰かのアンパンマンになれる。 私は、一生、子供達のアンパンマンでい続けたいと願った歌詞です。以上、私の価値観が変わった話はズバリ、アンパンマン‼︎でした!●ライター/ちんまい
2019年10月01日わが子と一緒にいると、「やっぱり親である自分と価値観が似ているな」と感じる瞬間はありませんか?物の見方、感じ方、考え方など、子どもと自分に通じる部分を感じ取ると、どこか嬉しく、誇らしいような気持ちになる人も多いはず。しかし一方で、無意識のうちに親の価値観をそのまま子どもに押し付けてしまう危険性も知られています。親と子どもは別の人格であり、違う価値観を持っていて当たり前なのに、自分とわが子を同一視してしまうのです。今回は、価値観の押し付けによって子どもに何が起こるのか、詳しく解説していきます。子どもの価値観を決める親の価値観まだ自己が確立されていない小さい子どもでも、それぞれに個性があり、意見をぶつけ合って喧嘩をしたり、同調して共感し合ったりする様子を目にします。ふとその子の親を見ると、子どもの価値観形成に大きな影響を与えていることが見て取れるのではないでしょうか。アドラー心理学で知られる精神科医アルフレッド・アドラー氏によると、両親が持っている価値観を『家族価値』と呼ぶそう。家族価値とは、家族の理想であり目標です。たとえば「学歴が第一」「将来成功することが大事」「男は男らしく、女は女らしく」など、夫婦間でよく話題にのぼるようなことを指します。子どもは、この『家族価値』を無視することができません。面と向かって言い聞かせなくても、家族の会話の中で感じ取り、無意識のうちにその価値観に影響を受けてしまうのです。そして多くの場合、子どもは全面服従して家族価値をそのまま自分の価値として取り込みます。もしくは、その逆に全面反抗するケースも多いそう。まじめで厳しい親に反発して非行に走ったり、落ちこぼれたりするのは、その典型であると言えるでしょう。親の価値観を押し付けると子どもはどうなる?筑波大学附属小学校副校長の田中博史先生は、自分の価値観を子どもに押し付ける親は、「どんなに小さくても、子どもはすでに『自分で考える生き物』だと認識できていない」傾向があるといいます。特に母親は、「自分から産まれた子なのだから」という理由から、自分と子どもを一心同体のように感じてしまいがち。しかし、親と子は別人格であり、子どもは子どもなりに少しずつ自己を形成していくのです。また、教育評論家の石田勝紀氏は、「子どもにこうなってもらいたい」と強く願う親が、その価値観や思考の枠からはみ出た子どもに対して “強制的に戻させようとする” ことに苦言を呈しています。広い意味での社会道徳や倫理観というものは確かにありますが、それが親の水準になると狭い意味での社会道徳、倫理観となり、極めて柔軟性の欠ける親主導型の「親の価値観押し付けモデル」となることが少なくありません。親と子では得意とする部分も異なり、才能も異なり、価値観も異なるのです。(引用元:東洋経済ONLINE|子どもを追いつめる、親たちの「願望と正論」「押し付け」を変えるための「6つの提案」)それなのに、何をするにも「こうしたほうがいいんじゃない?」「お母さん(お父さん)の言う通りにしたら失敗しないから」と、親の思い通りに誘導したり、決断の機会を奪ったりする生活を送っていると、どのような人間になってしまうのでしょうか。石田氏は、ほかの人に決めてもらうほうが楽な時間をたくさん過ごしていた子どもは、自分で決めないですぐにほかの誰かを頼るようになる、といいます。親はよかれと思ってあれこれと手出し口出しをしても、それは結果的に子どもの判断力や決断力を奪い、大人になってからも誰かに頼って生きていくようになってしまうのです。また、価値観を子どもに押し付けてしまう背景には、現代の余裕のない子育て環境も影響していると言われています。子育てに関する著書を多数執筆、カウンセラーとしても活躍中の高橋愛子先生は、「核家族化が進んだ現代は、親にゆとりがなく『子どもをきちんとしつけなくては』とプレッシャーを感じる人も多い」と述べています。お子さんが引きこもりやニートになってしまったご家庭では、子供の気持ちに耳を傾けず、「親の言うことは正しいのだから、その通りにしていればいいんだ」と命令しているケースがほとんどです。自分の気持ちを理解されずに生きてきた子供は鬱積した寂しさや悲しさを処理しきれなくなり、社会や家族ともコミュニケーションを断つのです。(引用元:プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.)このように、親の価値観を押し付けることは、成長後の人間関係にも大きな影響を及ぼすということを忘れないようにしてください。親と子は違う人間だと認識する親と子の価値観の違いは理解できたものの、やっぱりどこか受け入れがたいと感じる親御さんも多いのではないでしょうか。前出の石田氏によると、その場合「親が考える『こうあるべき』や『ルール』をすべて撤廃し、子どもの良い点は何か、子どもが大切にしている価値観は何か、にフォーカスすることが唯一の方法」だそうです。“親目線” ではなく、“子ども目線” で。わが子をよく観察して、何をしているときにもっとも「ワクワク感」や「充実感」に満ちた顔をしているか、それを見つけてみましょう。そして、そこを入り口としてアプローチすることが秘訣です。また、子どもに話しかけるとき、「〜〜しなさい」といった指示・命令用語を頻繁に使っていませんか?こういった言葉は、子どもの「できていない部分」に意識が向いてしまうがゆえに口を突いてしまうものです。その結果、子どものネガティブな部分にばかり目がいくようになり、結局は悪循環を引き起こしてしまいます。不完全である子どもの足りない部分にばかり注目することは、ありのままのわが子を受け入れていないことと同じです。そもそも、親である自分自身も完璧とは言いがたいのではないでしょうか?親も子も、どちらも良い部分と未熟な部分を持ち合わせているという前提に立ってみると、子どもが「別の人格を持ったひとりの人間」であることに納得できるはずです。子どもの価値観形成を手助けするのはOK子どもの価値観を理解するためには、親から子どもに歩み寄り、いつもの言葉がけに少し変化を加えるといいでしょう。NPO法人 親子コミュニケーションラボ代表理事の天野ひかりさんは、「母親として、この子を “しつけなければ” というプレッシャーや脅迫観念から、時として直接的で短絡的な言葉を使ってしまう。子どもをきちんと育てたい、能力を伸ばしてあげたいという目標設定は正しいのに、言葉がけという手段を誤っている」パターンが多いといいます。それは子どもの自己肯定感を低下させることにもつながります。たとえば、お子さんがマンガばかり読んでいることを心配して、「マンガなんかよりも歴史の本を読みなさい!」と命令していませんか?これはNGです。天野さんはこの声かけに対して、「子どもに本を読む楽しさ、本で知識を得られることの喜びを知ってほしいはずなのに、子どもの読書欲を邪魔している」と指摘します。ここで大事なのは、『本来の目的』を明確にすることです。「その本いいね。おもしろそう」などと、子どもの読書欲を削がない言葉をかけてあげましょう。そのうえで、どうしても子どもに読んでほしい本があるなら、「自分が読むこと!」と天野さんは提案しています。親が興味を持って読んでいるものは子どもの心を惹きつけるので、まずは親がお手本を見せてあげるといいでしょう。親が「子どものために」といくら環境づくりに励んでも、子どもにとっては「何でも勝手に決められてしまう」としか映りません。前出の筑波大学附属小学校の田中先生は、「難しい本に焦って出会わせなくても、考える子に育つ環境づくりはもっと身近なところにある」といいます。まずは、日々のお手伝いやお出かけの準備といった小さなことなどから、子どもたちに「選ばせて」「決めさせる」ように心がけましょう。たとえばお出かけのとき、子どもの靴まですべてそろえていませんか?たまにはいじわるして、とってもいい天気なのに長靴を置いてみたりする。我が子がどのように動くか少し離れて観察してみると面白い。もしも、何も疑わず長靴をはいて天気のいい日にでかけていったとしたら、少し我が子への接し方を見つめ直した方がいいかもしれない。(引用元:現代ビジネス|わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点)反対に、長靴を見た子どもが「どうして長靴なの?」と言ったり、外を見て「雨は降っていないよ」と言ったりするようなら、自分の頭で物事を考えているということ。このように、日常の中の小さな出来事をきっかけにして、「自分で考える力」を身につけることは可能です。その延長として、親の意見や価値観をそのまま鵜呑みにしない強い心が養われていくでしょう。***子どもが「親の言うことは絶対!」と信じ込むのはよくありません。自信を奪い、自立への妨げになってしまいます。わが子を心配するあまり、すぐに正解を出してしまったり、自分の思い通りになるように誘導したりすると、いずれ子ども自身が「選べない」「決められない」人間になってしまうかも。ここは一歩引いて、お子さんを信じて見守ってあげませんか?(参考)DIAMOND ONLINE|子どもの価値観を決めるのは「○○価値」である現代ビジネス|わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点東洋経済ONLINE|子どもを追いつめる、親たちの「願望と正論」「押し付け」を変えるための「6つの提案」プレジデントムック(2017),『プレジデントFamily 小学生からの知育大百科 2018完全保存版』, プレジデント社.LEE,2017年12月号,pp.202-205.
2019年08月31日結婚生活は山あり谷ありとも言われるように、楽しいことだけではなく、つらいこともともに乗り越えていかなければならないときがありますよね。パートナーに対して「もう少しこうだったら…」と思ったり、「もっとあんな人と結婚したかったな」と思ってしまうこともあるかもしれません。結婚経験がある人たちは、もし生まれ変わったら結婚相手に何を求めるのでしょうか。今回はアンケートから、子をもつパパやママたちの本音をひもといていきたいと思います。■生まれ変わって結婚するなら、何が重要?アンケートでは、生まれ変わって結婚するなら、何を一番重視するか聞きました。その結果、「経済力」と答えた人がもっとも多い43.7%となりました。続いて「考え方や価値観が合うか」という回答が2番目に多く、3割を超えました。Q.生まれ変わって結婚するなら何を重要視する?経済力 43.7%考え方や価値観が合うか 32.9%家事・育児能力 8.9%その他 5.5%もう結婚はしたくない 5.4%趣味、食事などの相性 3.6%■パートナーの条件1位、「経済力」もっともパパやママたちが重視したのが「経済力」。アンケートに添えられたコメントから、その裏に潜んだ思いを読み解いていきたいと思います。「絶対に経済力です。旦那はもちろん、自分も資格を身に付けて子育てしながらでも正社員で働けたら、今よりも子どもたちにやりたい事をやらせられると思うので」(岩手県 40代女性)「現在は夫婦が共働きで、私は毎日夕方6時に帰ってきてから、家事や育児に明け暮れる毎日です。家のローンや養育費、習い事など、出費が多く心に余裕もなくなってしまいます。経済力があれば、旦那にももっと優しくなれるんだけどなぁ」(福島県 30代女性)「経済的に余裕がある方がいい。お金がないから家事や育児を全部自分でする、そうなると旦那が手伝ってくれないと愚痴が出る、気晴らしに買い物したくてもお金がないから買えない。結婚相手によって、豊かになるかキツキツで暮らすか差が出る。愛は全てを変える、けど愛じゃ飯は食えない(笑)」(神奈川県 40代女性)そのほか、「ある程度の経済力があり、普通の生活ができれば充分」とか、「お金があればケンカも減るし、人間穏やかになれる」などという、パートナーの経済力を重視する意見が寄せられていました。集まっていたのは、ただ単に「お金持ちと結婚したい」「楽な人生を送りたい」という夢見心地な声ではありませんでした。その裏に込められていたのは、「パートナーと仲良く暮らせるのに」「子どもに笑顔が向けられるのに」といった、「お金があれば心に余裕が持てる」という現実的な実感に基づいた意見のようです。■パートナーの条件2位、「考え方や価値観」次に、考え方や価値観が合うことを最も重視するという人たちの意見を聞いてみたいと思います。「考え方や価値観が合っていると一緒にいて居心地がいいし、楽ちんです」(岩手県 40代女性)「経済力で結婚したけど、考え方や価値観が違いすぎてつらい。ありがたく生活させてもらってるけど、生まれ変われるなら、考え方や価値観があっている人、もしくは違う意見も聞ける耳を持っている穏やかな人と出会いたい」(三重県 50代女性)「『どうしても許せない事』。これが一緒じゃないと、本当にキツイ。人生では先の読めないイベントがたくさん起こります。家族ならチームとして助け合いたいけれど、価値観が違ったらその度に衝突しなきゃいけない。身内との戦いは本当に疲れる。家は元気を蓄える場所にしないと、長い人生やってけませんよね」(神奈川県 30代女性)アンケートに寄せられた声からは、価値観や考え方が合わないパートナーとのつらい生活も垣間見えました「もちろん経済力も大切だけど…」という前置きをする人も多く、悩みつつも価値観や考え方が近いことを最重視しているということがわかります。筆者自身、夫とは性格は正反対なのですが、子育てに関する考え方や、人生における価値観の軸はとても似ています。そのおかげなのか、小さなもめごとがあっても、大きなケンカには発展しにくいと感じています。毎日の生活において、大きなケンカがたくさんあるとお互いに疲れ果ててしまいますよね。価値観や考え方が合うことを重視する人たちは、そうしたいさかいを避けられることにも、メリットを見いだしているのかもしれません。■パートナーの条件3位以下、「家事や育児力」などそのほかにも、結婚で重視することについては、さまざまな意見が寄せられていました。「家庭的で家事や育児に協力してくれる人だと、相手の気持ちもわかると思う。誰に対しても平等で思いやりのある人と結婚したかった」(神奈川県 40代女性)「お金は普通でいい。それより、共通の趣味がある事はとても大事。うちは夫婦でゲームが大好きなので、子どもができた今もみんなで楽しんでやっています!」(東京都 30代女性)「旦那と親との関係性が私は1番大事だと思います。何でも義親の言いなりで自分の考えはなし。何か言われた時に親に対して自分の考えを言えるか、嫁を守る事ができるのか、唯一の味方になれるかどうかは育ってきた環境によると思う。結婚は当人同士が好きでもお互いの親も必然的についてきますから」(鹿児島県 30代女性)家事や育児への協力姿勢や共通の趣味、親との関係など、それぞれの背景に基づき、重視するものは違っていて、人によって、結婚生活に求めるものは異なるのだと、あらためて実感します。さらに少数派ではあるものの、「結婚しない」という意見も寄せられていました。「生まれ変われるなら結婚をしない人生も歩んでみたい。バリバリ働いて趣味も充実させつつ人生を謳歌してみたい」というコメントもあり、自分が歩まなかった人生への憧れに似た思いもあるようですね。■「来世も一緒に爆笑したい!」いまの相手が一番という人も…生まれ変わって結婚相手に求めることをいろいろと見てきましたが、「やっぱり今のパートナーと結婚したい」というほっこりするコメントも寄せられていました。「ケンカもするし、『大っ嫌い!』と思うこともたびたびありますが、どんな私でもまるごと受け入れ、許して、気味が悪いくらい愛し続けてくれる夫は多分ほかにいないので、生まれ変わっても夫と結婚したいです。だから重視するのは『相手が夫であること』ですかね」(神奈川県 40代女性)「じつはいま、結婚して本当に良かったと思うのは旦那のおかげなので、このラッキーな相手をもう一度見つけたい、誰かに取られないようにしたい」(東京都 40代女性)「いまのダンナと結婚したい。 価値観も趣味も経済観念も似ているし 子どもや人間以外の生物にもやさしい。笑いのツボも近いから来世も一緒に爆笑したい」(神奈川県 50代女性)そのほかにも、「大病をして死にかけて主人にすごく助けられた。来世も主人のような思いやりのある人とのご縁を切に願いたい」という胸を打つコメントも寄せられていました。これまで歩んできた生活や、してきた経験にもよりますが、今のパートナーに満足しているという人も一定数いるようで、ほほえましい関係性には心が温まります。■結婚生活において相手に何を求める?結婚生活において求めるものは人それぞれで、「もし生まれ変わったら…」と、いろいろと思い描いてしまう気持ちはよく理解できます。ただ、やはり目の前あるのは現在の結婚生活、どうすればより快適に過ごしていくことができるのでしょうか。「結局はすべてが必要なんじゃないかな。お金がなくても愛があればなんて最初だけだし、お金があっても精神的に安定していなければいけないし。考え方や価値観も全く一緒って訳にはいかないけど、許容範囲で譲り合えるなら問題はないし。どれが欠けても強すぎてもいけない、ほどほどがよろしいのではないでしょうか?」(愛媛県 40代女性)「経済力、価値観など、すべて必要だけど、自分の理想ばかりを相手に求め過ぎてもうまくいかないと思います。理想と現実は違うだろうし、お互いに譲りあいながら、相手に対して『いつもありがとう』と感謝する気持ちも必要だと思います」(山梨県 50代女性)「どんな人と結婚しようと苦しみや不幸はあるかもしれません。何もなかった人生がよい人生なのではなく、苦しみや不幸にも意味を見つけ出せた人生こそがよい人生なのではないかと思います。来世のことを期待するのではなく、いままでよりももう少し優しく相手を思いやりながら、この旅を続けていこうと思います」(東京都 40代女性)「いま幸せです。でも、いろいろと頑張って今の幸せがあると思っています。生まれ変わりたいとは思わない。別の人生を生きたいと思わない。ただただ今を一生懸命に生きてます」(東京都 40代女性)結婚生活においてがすべてがバランスよく大切、そして相手への感謝の気持ちも忘れてはいけないというコメントを読むと、気がひきしまる思いがします。育児に家事に仕事に毎日忙しい日々が続くと、パートナーに対していろいろと求めすぎてしまうこともあるかもしれません。「お互いに思いやりを持つ」というのは、あたり前のことのようでつい忘れがちなことですよね。長い時間いっしょにいるパートナーだからこそ、あらためてその大切さを見直してみてもいいかもしれません。そしてパートナーに望むことは、現実の世界で自分たちが不安に感じているものの正体なのかも。その不安をパートナーに打ち明けたり、話したりできれば、もしかしたらいま感じていることを変化させられるかもしれません。「もし生まれ変わって結婚するなら…」というあくまで空想上の話ではありましたが、そう考えることで、現実の生活で少し思いやりを持てたり、視野が広がったりする手助けとなるかもしれません。あなたはもし生まれ変わって結婚するなら、何を重視しますか?Q.生まれ変わって結婚するなら何を重要視する?アンケート回答数:5720件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年07月14日昭和生まれの私からすると、新しいイメージの平成。しかし、そんな平成さえも古い時代となる日が来るとは…。でも、時代が代わっても、良くも悪くも昔からの考え方や慣習はなかなか変わらない。妊娠出産育児を経験してきて、それがあらためて身に沁みました。■「男は仕事、女は家事育児」価値観で育ったママ私の両親は、昔ながらの「男は外で仕事を、女は家で家事育児」という価値観。母がパートで忙しかろうと、家事は母が一人でがんばっていました。夜遅くに体調の悪い母がふらつきながら台所で作り置きをしていた姿が忘れられません。そんな家で育ち、「家事と育児は私の仕事、私ががんばらないと!」という気持ちが私は抜けませんでした。核家族や女性の社会進出が進んだ現代社会では、そんんなやり方そぐわないとわかっていながらも…。そしてそれは、自分を苦しめていたように思います。女性自身の意識も変えていかないとなと思い、ここで一句。「力合わせ はじめて子どもの 親になる」■昔ながらの価値観と専業主婦という負い目女性しかできない妊娠出産が、ある程度女性中心になるのは仕方がない部分があると思います。でも「おなかで育てて生む」をできるのが女性であるだけで、妊娠出産は夫婦2人の問題。でも、自分の体に変化のない夫は、どうしてもひとごとになってしまいがちなんですよね…。そして出産後! 「育児は母親がするもの」と潜在意識があり、専業主婦という負い目を持っている私は、ワンオペは仕方ないと、乳児期はほとんど夫を頼れずにいました。夫がたまの飲み会で、帰宅後ゆっくり自分のしたいことをするのも仕方ない。でも、寝室まで別にしてしまうと、完全に母子と父の間に溝ができてしまいました。■「自分だけがつらい!」が加速するとき夫の「ちょっとした物音で起きちゃうから、夜は別でお願いします」という希望のもと、別寝室にしていたわが家。別寝室が悪いわけではない。役割分担も大事。でも、お互いの様子がわからないまま時がすぎ、生活パターンの違いから会話も減り、どんどん2人の関係は薄いものに。「今は仕方ない」と思いつつも、それぞれに「なんで俺(私)だけ…」という思いが加速していきます。■「だれにも助けを求められない」思い込みに追い詰められる「赤ちゃんのお世話は、私が一人でなんとかしなきゃ…」と、切羽詰まった顔で赤ちゃんを抱っこする毎日。そうだれにも助けを求めることができなくなっていました。うつむき寝が好きな子どもに、「私が熟睡している間になにかあったらどうしよう」と、寝ていてもずっと不安に駆られて、体は寝ていても頭は全然休まらない。その日も寝不足で、ひどく疲弊していました。夜中の授乳が終わり、寝かしつけをしていた時のこと。すぐに背中スイッチが作動してぐずりだす娘を抱き、部屋のなかをぐるぐる回ります。5分後、また置く。娘泣く。寝かしつけ再開。それを何度も繰り返し…。あと5分。たったあと5分、眠りが深くなってから置けばいい。でも、それができないほどイライラが止まらず、朝がた5時ころに、ついに涙が。「なんでこの子は寝てくれないの?」「私は一体どうしたらいいの?」「こんなにがんばっても寝かしつけられないなんて、私は母親失格なのかな」その気配に気づいた娘も泣き始め、私も不安な気持ちがあふれ出し、声を出して泣き始めてしまいました。■「夫は何もわかっていない」に気づいたら…10分後。深い眠りにはいった娘は、すんなりと一度で布団の上におろすことができました。この一件があっても、授乳中は別寝室は続き、夫が夜に手伝ってくれることはありませんでした。だってそんなものだと思っていたから…。でも、今になって思うと、一人で抱え込まず、もっと周りにヘルプを出せばよかったと思っています。いまは、イライラを私が爆発させたことで、たくさん夫婦で話し合いをして、家事も育児も分担してくれるようになりました。そこでわかったのは、「夫は本当に何もわかっていなかった」ということでした。私がどんな生活を送っていたのか。どんなことがつらくて、どんなことに困っているか。そんなことは、「私のやつれた状態を見たら、言わなくてもわかるでしょ?」と“察してちゃん”になってしまっていた私にも落ち度はあります。■妻にも権利はある! 夫と衝突して手に入れたもの女性は、妊娠中、精神的にも不安定になるうえに、さまざまな苦難やトラブルも起こる可能性があります。だから夫婦2人でいろんな本を読んだりしながら、共感・理解してほしいなと思います。わが家は、乳児期には、私が高熱で寝ていても、ゆっくりと休むことはできませんでしたが、いまは数日なら夫と子どもだけでも過ごすことができるように。さらに、たまに友人と遊んだりするときも、以前のように罪悪感を持つことも減りました。専業主婦だろうと、働いていようと、妻にもその権利があると思うから。そう思えるようになるまでには、数年かかりましたし、何度も夫と衝突しましたけどね。時代がかわっても、昔ながらの価値観はまだまだ残っているでしょう。女性に負担がかかる家庭も少なくないと思います(昔のうちも含め)。でも、新しい時代「令和」は、そんな昔からのしがらみを無くして、夫婦が2人で力を合わせて育児していく社会になるとうれしいですね。\「1人で抱える」は平成でおしまい!/「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか?平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集!最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて賞金18万円を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。>>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年05月31日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情362】世の中いろんなタイプの男子がいるけど、正直、付き合う価値のない人もいます。「付き合う価値がない」と言うと、相手を見下したり、値踏みしたりしてるみたいですが、交際相手はちゃんと見極めないと自分がしんどい思いをするだけです。というわけで今回は、付き合う価値のない男子についてお話ししたいと思います。■自分優先の考えが強いある男子に食事に誘われたときのこと。「場所はどうしようか?」と聞かれたので、筆者は「二人の家の中間地点か、大きめの駅にしたほうがいいのかな?」と思い「お家って〇〇方面でしたっけ?」と聞いたんです。そしたら「そうです!こっちまで来てくれるの?」と。誰も家の近くまで行くなんて言ってないのに。若干イラッとしながら「お互いの家の中間地点か、その辺から近い大きめの駅がいいかな?って」と送ったら「そうだよね。で、思いつきました?」と、完全にこちら任せ。「はぁ?こいつ何考えてんの?」と思いつつも、一応「〇〇駅か△△駅あたりはどうでしょう?」と送ったら、なんと「乗り換えが多いかも。少ないほうがいいなー」とほざき……。さすがに「こんな人に割く時間はない!」と思い「相手の都合を考えず、自分の乗り換えを優先。しかもこちらにばかり考えさせる男性は無理です。食事はパスで」という内容のメッセージを送ってLINEをブロックしました。交際前の段階でこんなふうに思いやりに欠ける言動が多いのなら、付き合った後はそれが加速すると思うんです。筆者の知る限り、男性の多くは初めて食事するときなど、まだお互いにそんなに知らない頃は、自分をよく見せたい気持ちもあるし、今後の関係のためにというのもあってか親切で愛想がいい印象があります。なのに、そこで「優しいな」と感じるどころか「はぁ?」となることが何度もあるのなら……“付き合う価値のない男”だと思っていいですよ。■女子を見下す発言をする「女のくせに」「これだから女は」と、女子を見下す感じの発言をする男子はやめたほうがいいですね。筆者の元カレの一人がまさにこのタイプでした。別れてから気づいたのですが、かなりのナルシスト&モラハラ男だったんです。付き合っている間もだけど、別れた後、何度か電話がかかってきたときもこちらを見下す発言が多くて。根本的に男尊女卑な思考の人は、最初は優しくても、交際後は見下す言動を取りがち。“女はこういう生き物”と決めつけて「わかり合おう、歩み寄ろう」とせず、むしろ開き直る感じの言動ばかりならパートナーにすることをおすすめしません。そういうのが好きって場合は止めないけど、付き合ったら、たぶんモラハラ彼氏になって、つらい思いをするでしょう。■将来、苦しまないために魅力的に見えても、話してみて「おや?」と思う部分が出てきたら“好き”の情熱だけで判断しないほうがいいかもしれません。付き合ってから、或いは結婚してから苦しまないためにも、変な男に引っかからないように気をつけて!
2019年05月09日価値観の不一致。それは世の男と女の間でもっとも多い決別の理由。でも、そもそも価値観の違いって、いったい何なのでしょう? なんとなくわかるけれど、でも当事者じゃないと腑に落ちない。そこで今回は、こんなとき価値観の違いを感じたという方のさまざまなエピソードをご紹介します。特定の宗教を信心している彼【リアルな夫婦生活】vol. 108「日本はまだ海外に比べると宗教・思想問題はそこまで根深くないものの、確固たる考え方をする人っていますよね。私がかつて付き合った男性も特定の宗教を信仰していました。もちろん、思想の自由はあるし何を信心していようが、彼が彼らしくあればそれで良かったんですけれど……。付き合って2年が経つ頃からか急に『ウチの集会(信心している宗教)に来ない?』とお誘いを受けるように。多分、彼は私との結婚を視野に入れていたからこそ、私にも宗教に関心を持ってもらいたくて誘ったのだと思います。はじめのうちは嫌だなと思いながらも仕方なくついて行ったのですが、そのうちに同じ宗教仲間の人から『いつ入信するの?』『結婚するなら早いうちにしたほうが良い』などなぜか勝手に私がその宗教に入ることになっていて、あれは本当に恐ろしかった。宗教に関しては文句は言わないから、私を巻き込まないで欲しい。でも、もう押し付けられたことがきっかけで彼への気持ちも興ざめ。彼には悪いけれど、数か月後に別れることにしました」(27歳 営業)束縛のつもりはなかったけれど……「誰に聞いても『そんなことで別れたの!?』と驚かれるし、私もいまだにあの時のことはわからないんですが価値観が違うと一方的に振られた経験があります。それは、20歳の頃に4歳年上の彼と付き合ってた時のこと。付き合いたてって、やっぱり盛り上がるじゃないですか。会えない時、彼は何してるのかな?とか、今声聞きたいなとか。そういうのって普通ですよね?だから私も学校やバイトが終わった後に『 今、何してるの~? 』とラインを返すことがよくありました。と言っても、そんな頻繁に送るようなことはしていませんよ。1日何ラリーかするうちの1回あるか、ないかです。そしたら彼からある日急に『 なんで会わない時のことまで報告しなくちゃいけないの? 俺、そういう束縛嫌いなんだよね 』と言われてしまいました。彼の言い分によると、束縛が激しすぎた元カノに、しつこく『今何してるの?どこにいるの?』と聞かれたことが相当トラウマになっていたみたいです。だからって私とその元カノは違うのに……。些細なひと言が別れのきっかけにもなってしまうのですね」(24歳 事務)仕事に対する価値観がまるで違う「私の彼は仕事に対する意欲がまるでない人なんです。野心家であれ! とまでは言いませんが、やっぱり男性だったら(という言い方も差別的かもしれませんが)、仕事に対する熱意は自分以上に見せて欲しいなと思ってしまいます。お給料がそれなりにもらえれば良い。別に無理して出世しなくていい。それなりに、生きていけたらそれでいい。欲がないといえば聞こえは良いのですが『そこそこ』で満足しているその姿が、仕事に意欲的な私からするととても物足りないんです。でも、付き合い続けていくうちに彼のそういう部分が変わるかなってどこか期待もしていて。合わないな……と思いながらも付き合いを続けています。やっぱり別れたほうが良いですかね?」(28歳 広報)話し合いで折り合いがつけられるかが鍵自分と全く同じ価値観を持っている人などいませんよね。しかし、だからと言って価値観が違い過ぎてもうまくやっていけない。価値観が違ってもうまく付き合いが続くパターンとそうでないパターン、果たしてその違いというのはどこにあるのでしょうか。今回3名の方のお話を聞いて、また私自身の過去の経験を踏まえて感じることは、『話し合いで解決できる問題かどうか』が分かれ目になるのかなと思いました。宗教や思想に関する考え方や違いは、大きな溝が生まれるほどの価値観の違いが生じますが、お互いにそれを相手に押し付けることさえしなければうまくやっていけるようにも思えます。一概にはいえませんが、今回のケースは彼が彼女を宗教に誘うことをせずうまく線引きできていれば、お付き合いとしては続けられたのかもしれません。もちろん、実際には、お互いに求めるものが違ったのでお別れしたというのが今回の結果ではありますが……。対して、最後にご紹介した方の仕事に関する考え方の違い。これは話し合いで一時的に解決できる場合もありますが、根本的な相手の人間性は変わらないのでお互いの在り方を認め合えない限りは、お付き合いを無理に続けても不満が生じるの可能性のほうが高いです。ご自身が相手の何に妥協できて、何に妥協できないか。そしてそれは話し合えば解決できるものか、そうでないのか。その見極めが大事なのかもしれません。
2019年04月30日ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事 「妻の仕事に理解のなかった夫、なぜ変わった? 夫に聞いてみた」 で、“夫に理解してほしいこと、変わってほしいこと”について、アンケートを実施しました。夫とは言え、異なる家庭や環境で育った人間だから価値観が違うのはあたり前。ましてやふたりだけの生活から子どもが生まれれば、今までの夫と妻だけの簡潔な関係から、父と母という役割も増えることで、さらに考えがぶつかることも増えてくるのではないでしょうか。アンケートには、具体的に「どう変わってほしいのか」はもちろん、「妻の気持ちを理解してほしい」という切実な思いも寄せられました。■夫の行動、態度に“変わってほしい!”妻たちはいったい、夫のどんな部分に「変わってほしい」と思っているのでしょうか。その回答は、夫の生活習慣、家事分担、育児方針、家族の在り方と、多岐にわたりました。ごはんは嫁が作るものっていう固定観念を外してほしい。自分が仕事休みな日くらい、私の仕事の帰りを待つだけじゃなくて、自分で夕飯作ってくださいませ。夫は、念願のマイホームを手に入れたので、妻である私に「いつでもキレイにしておけ」と言いますが、妊娠中で4歳の子どももいて、仕事もあるので完璧にはできません! あと、パートといえど仕事は仕事なので、子どもの病気で私がいつも仕事を休むのは不公平な気がします。スマホゲームしながら片手間に子どもの相手をするのやめて! うちの実家でスマホゲームしながら父と話すのやめてー!男だから泣いてはいけないとか、強くなくてはいけないとかいう考え。やたら息子に厳しすぎる。「だからおまえはダメなんだ」に結びつくような、うしろ向きの言葉を使ってほしくない。自分はそう育てられたかもしれないが、うちの息子は敏感でネガティブになりやすい性格。みんながそれで強くなると思わないでほしい。出したら出しっぱなし、置いたら置きっぱなしを直して欲しい。私と2人で暮らしているのに、自分が「一人暮らしのときはこれで何も不都合がなかったから」と、スタンスを変える気がないところを変えて欲しい。きっと夫にも「妻に変わってほしいこと」があって、“お互いさま”な部分もあるのだろうと思います。しかし、より円滑に家庭をまわし、夫婦や家族にとって心地よい関係を構築するには、ともに“変わっていく”ことも必要な場合もあるのではないでしょうか。■妻のつらさ、大変さを“理解してほしい”一方、「夫に理解してほしいこと」でもっとも多かったのは、やはり“主婦業、ママ業の大変さ” でした。家事と育児がメイン担当となりがちな妻ですが、それは簡単なことではなく、多くの苦労や工夫があって保たれているもの。子どもがいれば毎日何かしらハプニングが起こるものだし、夫や子どものためを思って手間を掛ければそれだけ時間が掛かることも多いのです。毎日がんばっているからこそ、そんな自分を評価してくれるパートナーでいてほしいという気持ちになるのではないでしょうか。ねぎらいの言葉を掛けてほしいなぁと思います。フルタイムパートの私、泊まりもある不規則勤務の夫。家事負担はほぼ私で…、週末買い物まとめ買い、作り置きで平日を乗り切っています。「ありがとう」とか「大好きだよ」とか、もっと言ってくれたらうれしいのですが…。恥ずかしくて言い出せません。私が落ち込んだり泣いたりすると怒る夫。なんでそんな腹立つのかわからないけどほっといていてほしい。いつも元気なわけないじゃん。落ち込むことだってあるよ!家事育児は家族でやること。外での仕事ができるのは、家の仕事をこなしてくれる人がいるから。仕事の方がえらい、というのはおかしい。子どもを育てることは未来を育てること。家事をすることは、生活を保つこと。それを普通に、こなせる社会になってほしいです。勤務時間が多い方がしんどいと夫は思っています。もうすぐ1歳になる娘が、春に保育園に入る予定です。私の勤務時間は9〜17時、夫は9〜20時。働く時間は私の方が夫より3時間短いですが、週5日勤務で保育園お迎えと家事育児を全部引き受ける事になりそうです。育休中の今でも、いっぱいいっぱいの日があるのに「職場復帰したらもう一人では無理!」と話しましたが、「オレより勤務時間短いでしょ?」と取り合ってくれません。ちゅいママさんのご主人は以前家事や育児に非協力的だったそうですが、いまでは全部を任せられるようになったそう。そして、実際やってもらって“わかったこと”が夫婦ともにたくさんあったのだとか。とはいえ、普段妻がやっている家事や育児を、全部夫に経験させるのは難しいのが現状。出張や入院など、妻が家を離れるシチュエーションがないと、なかなかできないかもしれません。「夫に妻の大変さを理解してもらうにはどうしたらいいのか」。妻たちの命題は、まだまだ解決の糸口がつかめていないのが現状のようです。■夫と妻の感覚がズレている?毎日家事や育児でてんてこ舞いの妻にとって、夫のフォローは不可欠。でも、夫がしてくれたフォローや言葉がけが、「え? そこ?」なんて思った経験はありませんか? しかも、夫は「オレ、今すごくいいこと言った」なんて思っていたりして…。そんな夫婦間の“ズレ” が浮き彫りになったエピソードも、今回のアンケートに寄せられました。やはり家事と育児の大変さ。本当に大変なのに、わかってない。「大変なら、明日したら?」って平気で言ってくる。明日にしたら明日は2倍以上大変やねん!「俺はすごく家事育児やるいい夫」という勘違い。妻を不死身だと勘違いするのはやめて欲しい。病気すれば私だってしんどいし、立っているのすらつらいときでも、家事や育児をあたり前にしなくてはならない。自分は少し微熱が出れば大げさに寝込んで病院の送迎や看病をさせるくせに、私が高熱を出してフラフラでも何にもせずにゲームとプラモ。「ご飯は簡単なものでいいよ」とか、「病院に行ってきていいよ」とか、平気で言ってきます。もっと他人の苦しみをわかる人になってほしい…。お、惜しい…。妻に気を使おうとする姿勢は感じるのですが…。もう一歩先の“自主的な”提案がほしいところですよね。ここはやっぱり、ちゅいママさんのように「もう無理、助けて!」と白旗をあげるのがいいのかも?■価値観は変えられるのか?結婚して家庭を作ったとき。夫婦ふたりだけの生活から、子どもが生まれたとき。家庭に、そんな新しい変化が起きたときは、妻にしても夫にしても、大きな意識改革が行われるのではないでしょうか。それは、ただの恋人同士だった頃では想像もつかなかったこと。「こんなはずじゃなかった…」なんて思うこともあるかもしれません。とくに出産後の妻は、何もできない赤ちゃんを育てることが第一になり、急激に価値観が変わるのではないでしょうか。というより、いきなり過酷な生活になり、自分をアップデートしないと生きていけなくなるのかもしれません。古い良き時代の妻像は、女性の我慢の元に成り立っていた過去の遺物と理解してほしい。結婚当初は私も古風なことに理解もあったのでがんばっていたが、もう無理! そんな仮面は外そうと思うので、夫もそんな私を変わったと嘆かずに…、理解してほしいです。子どもが生まれるとやはり子どもの事を1番に考えるようになりました。すると夫は「どうせ俺の事より子どもが大事なんやろ」と頻繁に言うようになりました。寂しいのかもしれませんが、赤ちゃんは私がお世話しないと生きていけないのです! そこをわかってほしい!筆者の場合、産後、息子に関することは妥協できず、夫にもそれを強要してしまいました。そのせいで、夫は育児や家事に協力的だったのですが、結果、後味悪い思いをすることが多々あったそうです。何度話し合っても絶対譲れない部分もありましたし、「そこまでしなくていいんじゃない?」と言われ、「ここは神経質になる必要ないのかもな」と考えをあらためたこともありました。目の前の子どものことで精一杯で1日があっという間に過ぎ、「●●をしてあげなきゃ」という焦りからいてもたってもいられなくなってしまう…。きっと、そんな妻に、夫は追いつけなかったのだと思います。しかしその当時は、そんな風に焦ってしまっている自分のことも、「夫にはわかってほしい」という気持ちが強くあったようにと思います。妻から母になり、そして仕事を持つ女性も増えている現在。それでも家事も育児もがんばろうとする女性が多くいます。そしてなかにはそんな状況に孤独を感じつつも、「母親なんだからそれぐらいできてあたり前」という価値観に女性もそして男性も囚われているのかもしれません。「察してほしい」と妻がどんなに望んだとしても、その心情まで夫に望むのは難しいのかも。夫は夫で「家族は僕が守るもの」と仕事をがんばっている場合も多いことでしょう。そこにいきなり「子どもと遊んで」、「お風呂入れて」、「お皿洗って」と言われても、育ってきた環境によってはとても理不尽に感じる可能性もあります。でも妻側が、パートナーに理解してもらえるまで何も言わずにがんばり続けても体力の限界もありますし、そもそもいつか伝わるものというのものではないような気もします。夫といっても、元は他人。だから、“価値観のズレ”があって当然なんですよね。でも、だからと言ってそれで仕方ないと終わりにできないのは、ふたりが家族であるから。そこをどうすり合わせて、お互いに助け合い、いたわり合えるチームになるか。もしかしたらこれこそが、夫婦に与えられた課題なのかもしれませんね。Q. 夫に理解してほしいこと、変わってほしいことがあれば教えてください回答数:65アンケート集計期間:2019/2/14~2/26
2019年03月15日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは!koyomeです。今回はバレンタイン企画「この人と結婚してよかった! うちのパートーナーのいいところ 」特集ということで夫について描いてみました!普段、夫は仕事、私は家事をメインでやっていますが、「育児は2人で」が基本な夫。だから家にいるときは家事も育児も一緒にやってくれます。「出発」という目的のために、2人で子どもの支度や出掛ける準備と、終わらせるべき家事を同時進行で進めます。手が空いた方が、残っている用事を片付けるスタンス。それが当たり前という価値観。本当にありがたい…。家族の在り方として、「育児」や「家事」、そして「仕事」を母親か父親どちらかだけのものにしてしまわない、夫の価値観。どんなときでも相手の立場を思いやってくれる夫を、(普段はあまり言えませんが)尊敬しています。仕事が忙しくても、家族のことを考えてくれているパパのこと、娘たちも大好き。私も、感謝を伝えたいなぁと思います。いつもありがとう!
2019年02月12日よく「価値観の違いから別れた…」なんて話を耳にしますよね。価値観とは、物事を評価する基準であり、何に価値を見出すかは人によって違います。誰もが自分だけの価値観を持っていて、必ずしも相手と一致するわけではありません。というのも、出会ってすぐに把握できるようなものではないからです。違和感や距離感が積み重なり、初めて「価値観が違う」と気づく…だいたいはそんな感じなのではないでしょうか。■誰もが独自の基準を持っている彼と一緒に過ごす中で「こういうことを大切にしているんだな」「重きを置きたいポイントはそこか」といったことが見えてきて、だんだんと自分も相手も理解していくのが常。ただ、難しいのは「価値観」は基本的に妥協できないってこと。自分はAというやり方を大切にしたい。彼はその反対のBというやり方でいきたい。と真っ向からぶつかった場合、もうどちらかがゆずるしかありません。もちろん全くこだわりを持たない人なら、ゆずることに抵抗はないでしょう。でも、大概の人は判断基準があってそれを曲げることに嫌悪感を抱きます。こういった「もやもやした感情」を消化しにくい人は不満が蓄積され、ある日「別れたい」と思ってしまう危険性があるのです。そんなわけで、自分と相手の価値観を知るのは、こういった衝突を避けるため、また自分に合った相手探しをするためにも、非常に重要と言えます。ドイツの心理学者Eduard Spranger(エドゥアルト・シュプランガー)は、人が文化的な生活を送る中で、人生や社会にどんな理想を抱き、何に重きを置くのか、という視点で6つのタイプを提唱しました。今回は、この「価値類型」をご紹介します!■「価値観」の6つの類型◎理論型真実の探究に価値を見出し、感情的な共感より論理的な思考を求めます。孤立しやすく社会適応度は低いのですが、二枚舌なところがないため信頼を得やすいタイプです。◎経済型経済的利益に価値を置きたがり、損得勘定で判断することが多いタイプになります。感受性が乏しいといった特徴がありますが、ものや人の動きを見ながら合理的、そして効率的に動けるので、社会適応度は高めです。◎審美型美しいこと=価値がある、と考えるタイプがこちらに当てはまります。芸術的に価値ある場所や人、また見目麗しい人との交流を求めるため、世界が狭く限定的になりがち。美的なものに触れて得られる陶酔や身体的な快楽に、意義を感じます。◎権力型社会的に高い地位を得ることや政治的な権力に、大きな価値を感じる人です。上下・強弱の二元論で考えるきらいがあります。自分で判断することなく、人任せにしたいタイプと好相性です。◎宗教型占いや神秘的な力に価値を置きます。基本的に善良で真面目です。ただしカリスマ性がある人物や神秘的な体験に弱く、盲目的に信じてしまうことも。◎社会型社会に貢献する活動や仲間と一緒になって何かをしたりすることに大きな価値を見出すタイプです。集団への帰属意識が強く、家族や仲間を大切にします。ただ、注意しないと人に尽くしすぎることが…。「何のためにそれをしているのか」がわからなくなり、自分を見失ってしまうときがあります。■まとめシュプランガーの「価値類型」、ご理解いただけましたでしょうか。大事なのは、相手の価値類型に対して「共感」ではなく「受容」「配慮」ができるかどうかです。違う類型同士だから合わないのではなく、同じであることを求めすぎるからダメになるんですね。自分は自分、人は人と思って、線引きをしつつ思いやりを持てれば、たとえ真逆の価値類型でもうまくいきます。しかし、価値観が一緒じゃないとつらいと感じてしまうなら、同じ人と付き合うほうがいいでしょう。自分が持つ価値観に対して、どこまでこだわりがあるのか。そこを探ってみてくださいね。
2018年12月29日ミニスカ、細眉、ルーズソックス…。1990年代後半~2000年代前半、渋谷を中心に起こったギャルブームの中心にいたプリクラ世代(1977~1986年生まれ・32~41歳位)が女子高生だったときの代表的なスタイルでした。そんなプリクラ世代も30代前半となった現在は、どんなママになっているのでしょうか?プリクラ世代が10代後半~20代前半だった頃、「カリスマ店員」という言葉が台頭したように、皆の憧れとなるようなキーパーソンがいたことも時代の特徴。制服にルーズソックスを合わせていたのはプリクラ世代まで、とも言われています。時代の変化と共に、トレンドやファッションは移り変わっていきますが、今回はプリクラ世代の中でも、2000年代に青春を過ごしてきた1982年~1986年生まれ(現在32~36歳位)の人たちの昔と今のファッションにフォーカスしてみました。■空前のギャルブームからコンサバスタイルへ「プリクラ」が皆の思い出ツールとして世に出てきてから、目の大きさや肌の色が変えられたり、落書きアイテムもぐんと増えるなど、その機能は着々と高度に。「落書きをいかにうまくするか?」など、プリクラ上での「デコレーション」も、ファッションやメイクと同じように自分を表現するためのツールの一つでした。ギャル文化がすっかり定着してきた2000年代になると、「ギャル」の中でもさらに黒ギャル、白ギャル、などさまざまなスタイルが台頭。これまで肌をこんがり焼き続けていた人が一転、歌手の浜崎あゆみさんに憧れて、美白を目指す!なんてことも。芸能人をはじめ、読モの影響も強かった時代。今のようにSNSもなかったため、TVや雑誌など限られたメディアの中で見かける彼女たちのスタイルを頻繁にチェックし真似ていた人も多かったのではないでしょうか。そして2005年頃になると、空前のギャルブームから少しずつ、赤文字系雑誌『Cancam』に代表されるようなコンサバスタイルが人気に。「エビちゃん系」「もえちゃん系」という言葉も出るなど、コンサバの中でもフェミニン系か、クール系かと、ここでも異なるスタイルが派生し誕生します。このように、多様なファッションテイスト、トレンドが登場し続けてきた時代の中にいたプリクラ世代。「乗り遅れないようにトレンドには敏感でいたい」という人が多いのも、この世代の特徴といえます。■そんなプリクラ世代が30代前半となった現在はというと…?「10~20代の頃は小花柄のワンピースやスカートなどフェミニンなスタイルが好きだったけど、30代になって180度方向転換。夫がカジュアルなスタイルだったことやノームコアの流行もあって、今ではベージュやネイビーなどベーシックな色のシンプルなデザインのトップス+ジーンズ、足元はスニーカーになった」と話すママさんも。一緒に過ごす人、そしてライフステージによってファッションテイストががらりと変わってきた人もいるようです。実際に、Webアンケートで※、この世代の人たちにファッションの情報源を聞くと、次のような結果に。<Q.ファッションの情報源は何?>1位 街行く人(51.9%)2位 ファッション誌(44.0%)※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’18-19」Webアンケート調査より時代に取り残されないためにも、周りがどのような格好をしているのか? リアルな情報と、メディア発信の情報を重宝しているようです。若い頃から常にトレンド情報を頻繁にチェックしてきたことから、30代となった今でもその意識は自然と身についているのかもしれません。今の10~20代の若い世代の人たちは、好みの細分化によって「トレンドは存在しない」と言われることもあるようですが、30代のプリクラ世代の人たちにとっては「トレンドは今、この時を楽しむために必要なもの!」。これから出てくるトレンドによっては、また自身のスタイルをがらりと変え、雰囲気が一気に変わった!なんて人も出てくるのかも…?価値観や美意識の違いなど、世代のより詳しい情報はこちらで読めます!■ 団塊ジュニア世代&プリクラ世代 伊藤忠ファッションシステム/世代研究ラボ
2018年11月22日「アムラー」「コギャル」「ルーズソックス」「細眉」…この言葉に反応したあなた、もしかして、プリクラ世代(1977~1986年生まれ・32~41歳位)ではないでしょうか?プリクラ世代は、バブルが崩壊し、超就職氷河期が訪れるなど、厳しい状況の中にあっても、新たなトレンド、カルチャーを生み出し、新たなムーブメントを築いてきました。「自分の人生は自分で切り開く!」とエネルギッシュな人が多いのも特徴。その代表格と言えば、先日引退した歌手の安室奈美恵さんが挙げられます。90年代、彼女をロールモデルとした「ギャル」文化が若者の街=渋谷を中心に生まれ全国的に広がり、時代の象徴ともなりました。そんなプリクラ世代の彼女たちが青春時代慣れ親しんできたものって一体?そしてあれから約20年…大人になり、ママになった今でも変わらないギャル的マインドとは?今回はプリクラ世代の中でも、90年代に青春を過ごしてきた1977年~1981年生まれ(37~41歳位)にフォーカスしお届けしたいと思います。安室奈美恵が生んだ“アムラー”ブーム1990年代、安室奈美恵さんを筆頭に、「ギャル」ブームが起き、新たなファッションカルチャーが生まれました。手にはポケベル、制服にはルーズソックス、私服ではミニスカに厚底ブーツといったスタイルが大ブームに! 学校帰りには、プリクラを撮りに行くことが習慣の一つで、撮ったプリクラは友達同士で交換したり、6つ穴システム手帳のシール台紙にペタペタと貼ったり…友達との大きなコミュニケーションツールにもなっていました。今のようにスマホもデジカメもまだ普及していない時代。撮った写真を加工するなんて機能も当然ありませんでした…。プリクラやインスタントカメラでより良く写るためには、派手めなメイクがよく映えていたのです。手をパーに広げて小顔効果をもたらすポージングなどもこの頃流行っていたり…! 映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』がその当時を象徴的に描いてくれています。いつのまにかアラフォーとなったプリクラ世代そんな青春時代から早20年、いつのまにかアラフォーとなったプリクラ世代。結婚をしても、ママになっても、「あの頃のギャルマインドは変わらない!」と熱い気持ちを持ち続けている人が多いのも彼女たちの特徴です。特に美意識の高さは格別! ママになっても、「いつまでもステキでいたい」という気持ちがそのモチベーションとなっているようです。「10代の頃から20年間ずーっと茶髪です。髪の毛は一生染め続けるに決まっているじゃないですか!」「昔からヒールは8cmと決めていて、それは子育てをしている今も変わらない。足がキレイに見える黄金ルール!」など、こだわりを持ち続けるママさんも。青春時代に培った美意識は大人になった今も変わらず彼女たちの礎となっています。一方で、今の時代とのギャップにとまどうことも…。当時流行ったブルーのアイシャドウなどの派手めなメイクや、こんがり焼いた小麦肌がファッションをより引き立たせていたことから、昨今の主流となっている「ナチュラル素肌系」はなんだかイマイチ…と感じている人も。太眉ブームに違和感?さらには太眉ブームも少し困ったもの。アムラーブームによって、細眉を整えることに一生懸命だったあの頃…「そんなに抜いてたら、眉毛生えてこなくなっちゃうわよ!」なんて親から注意され、「もう生えてこなくていいもん!」と思っていた人もいるでしょう。まさか太眉ブームが訪れるなんて、あの頃誰が想像していたでしょう。彼女たちのDNAを受け継ぐ子どもたちに期待!時代は繰り返すと言われているように、プリクラ世代ママたちの子どもが、高校生を迎える頃に、また細眉、ミニスカが流行るなんてこともあるかもしれません。ギャル文化を築いた彼女たちのDNAを受け継ぐ子どもたちが、プリクラジュニア世代としてこれから世に出ていく日が楽しみだったりします。価値観や美意識の違いなど、世代のより詳しい情報はこちらで読めます!■ 団塊ジュニア世代&プリクラ世代 伊藤忠ファッションシステム/世代研究ラボ
2018年11月01日別れ、そして離婚原因の第1位と言えば、「性格の違い」ですよね。それは時には性格ではなく、個人の持つ価値観の違いとも言える事でしょう。生まれた環境、そして育った環境で人の価値観は生まれるので、ぶつかる事は仕方のない事です。むしろ人の数だけ価値観は違い、それは例え家族同士であっても異なる事でしょう。そんな中、恋人と「価値観が違うから別れる」の前に、一度大切な人と自分の持つ価値観を話し合ってみませんか。ぶつかるからこそ人は成長ができる。お互いの持つ価値観の違いを楽しみ、そして受け入れ向き合って行く方法とは。出典:byBirth価値観を受け入れる。わかっていてもなかなか難しいですね。それは仕方のない事です。人の数がいる程その価値観も存在するものですから。似ている人は存在したとしても、完璧に自分と合う人はこの世には存在しないでしょう。ですが、その価値観の違いだけで大切な恋人と別れた経験はありませんか。出典:byBirthその後スッキリするのならいいのですが、別れた後、「自分の価値観を曲げればよかった」や「何にも変えられない、かけがえのない人だったのに」など気付いた時はもう遅く、大後悔をしてしまった経験はありませんか。出典:byBirthこのように、人の価値観は変わり続けます。あなたの基準の価値観は、他の人からは考えられないとも見える事でしょう。ですが、人は自分の価値観を拒否されるのは気持ちいいものではありませんよね。だからと言って、受け入れ方がわからず、自分の気持ちを抑え込み、ずっと溜め込む事もよくありません。出典:byBirth価値観は違うけども本当は愛し合っている。考え方は違うけど、お互い子供を愛している。一度、頭の中を柔らかくし、大切な人と永遠の別れをする前に、話し合ってみませんか。今の自分の持つ価値観と、今の相手の持つ価値観を知り、視野を広げてみましょう。出典:byBirth恋は盲目と言われるほど、付き合いたては「私たち似てるよね!」と幻想の世界にのめり込んでしまいます。ですが、時間が経つにつれ、お互いのズレに気付き、不満が溜まり、ドーパミンが減る頃には、あの頃の甘い記憶は何処へやら?となっていませんか。そして、相手の嫌な所だけが見え始め、そして最後には別れてしまう。出典:byBirthこの「価値観が違うから別れる」の決断で、何度か別れを経験してしまった方は少し落ち着いてみませんか。自分と合う人は、自分の都合に合う人です。「人との価値観の違いは当たり前」をまずは頭の隙間に覚えておくと、少し考えが楽になるかもしれません。別れる前に大切な人と自分の譲れない価値観と、相手の譲れない価値観を話し合ってみましょう。出典:byBirthそして、「どうして理解してくれないの?!」とヒステリーを起こさなくても大丈夫ですよ。それは、あなたも相手の価値観を理解しなくていいのですから。他人の持つ譲れない価値観を急に理解するには時間が必要です。ですので、まずはお互いの価値観の“受け入れ”をしてみましょう。自分が難しい事は、相手にとっても難しい事なのです。なので、まずはお互いの譲れない価値観を理解せず、受け入れ合う事から始めて下さい。出典:byBirthそして、自分が我慢できる範囲であれば、相手の為に少し頑張ってみましょう。きっとそれは、相手も同じようにしてくれているはずなのですから。お互いのその努力という先には、「愛している」から「大切な人だから」と同じ考えがあります。そうです、実は同じ価値観が存在している事にも気づいてみましょう。なので、まずは相手の為にも、お互い受け入れる努力をしてみましょう。出典:byBirthあなたの好きなものを教えて下さい。その趣味や考えの中に「昔の彼がそれが好きで、よく聴いていたから」、「昔の彼の影響で自分も好きになった」などが混ざっている事はありませんか。自分の価値観は変われないと思いつつも、このように実は経験を通して、新たな価値観を受け入れられているのです。気付かない内に自然と自分の価値観を変え、相手の価値観を受け入れ、視野を広げてきたのです。好きな事や好きな物を増やすには、まずはそのきっかけと経験が必要ですよね。その経験の先に、「すごくハマった!」事と出会えた時、また新たな自分に出会えた気分にもなる事でしょう。出典:byBirthそれと同じで、まずは一度物事の見方を変えてみるのもいいかもしれません。頭ごなしに「つまらない、無理」などと拒否をする前に、まずは経験をしてみてから判断をしてみましょう。そして、お互いの共通する好きをどんどん増やせるようにしましょう。例えもし、好きになれなかったとしても、相手を拒否する行為は控えて下さいね。出典:byBirth自分の好きなものを頭ごなしに「やっぱり理解できなかった!無理!ありえない!」などと言われたら、今までの自分を拒否された気分になってしまいますよね。ですから、好きになれなくても、拒否の発言だけは控えるようにしましょう。そしてお互いが理解できない所は一線を引いて、お互いを尊重するようにしましょう。例え理解がお互い出来なくても、あなたが嫌いという意味では決してないのですから。出典:byBirthそして、このように自分の本音が言えるような関係をまずは築き上げましょう。価値観の違いの話し合いができないと、他の事でも話し合いができません。話し合いは決して喧嘩ではなく、相手をもっとよく知る方法です。話し合いを行わないという行為は、自分とも向き合わず相手の事も尊敬したくない証拠です。自分のプライドだけが全てでは、どちらかの相手は耐えるしか方法がありませんよね。最初の頃は、続くかもしれませんが、それが段々と辛く、苦痛に感じ、それでも話し合いを避けられるようであれば、一度考え直す事も1つの経験として、別れの決断をする事もいいでしょう。出典:byBirth何よりも彼と過ごすと人生が2倍楽しい、彼と過ごしている自分自身が好きと思える事が何よりも大切です。まずはお互い、きちんと本音が言える関係を築けるよう日頃から努力してみましょう。そして二人だけのルールを作り、価値観の違いを楽しみ、育み、そして価値観が似ている二人を目指してみて下さい。そして、また新しい自分と出会ってみて下さい。
2018年10月18日有名人の会見で「フィーリングが合うと感じて結婚を決意しました」「価値観のズレで離婚に至りました」というフレーズをよく耳にしますよね。一般人も結婚相手を選ぶ際に気にするポイントは、1位:性格(51.6%)2位:年収(11.4%)3位:顔(9.8%)※ブライダルジュエリー専門店銀座ダイヤモンドシライシ調べと、約半数が生涯の伴侶を外見ではなく内面重視で選ぶようです。やっぱり価値観の一致を求める人は多いみたいで…。■みんなにとっての価値観とは?生活習慣やスタイルは人によって違うし、気になるポイントもそれぞれ異なります。20~30代の女性はどのような観点で相性を判断しているのでしょうか。◎金銭感覚「仕事柄かもしれませんが、お金にルーズな人との将来は考えられません。入ってくる給料をアテにしてカードを使う人がいたけど、私は『今払えないものを来月払えるわけがない』と思うので…。でも、何の疑問も持たずにそういう行動をする人もいるんですよね」(28歳/銀行員)◎時間の感覚「私はせっかちで、10分前行動じゃないと気が済まないんです。時間ギリギリ派の人とは結婚できません。きっとイライラしてしまいます」(25歳/保険会社)◎物事の優先度「趣味のために有給を消化する人もいれば、多くのことを犠牲にして仕事第一でこなす人もいる。そこの考え方が違うと、ケンカの原因になります」(26歳/事務)◎好き嫌い「私が『この人ちょっと苦手』と感じる人と彼がとても仲がいい場合、お互いが持つ常識が違うんだなぁと少し残念に思います。食べ物の好き嫌いなら、まだ歩み寄れますが…」(27歳/歯科衛生士)好きなものが合っていることも大事ですが、それ以上に苦手なもの(人)が合わないほうが、付き合っていてつらい、というのは、なんとなくわかりますよね?■この人と合う!と感じた瞬間では、価値観が合うとは具体的にどういうことなのでしょうか?エピソードをお届けします。「私は、休日もなるべく家族みんなで過ごしたい派です。実家がそうだったから。付き合っているうちに、彼も似たような考え・環境で育ったとわかりました。『休みの日もひとりで趣味の時間を過ごしたい』と主張する人もいる中で、家族の時間を優先したいという意見が一致するのはうれしいです」(29歳/メーカー)「住む家は、外観や間取りよりも立地第一で決めたいと思っています。住環境に求めることって意見が分かれやすいけど、今の彼も同じ考え。こういうちょっとしたところでも、積み重なると大きいですよね」(30歳/看護師)既婚者のこんなエピソードもありました。「価値観の中にはタイミングが合うってことも含まれると思うんです。私が『そろそろ結婚を真剣に考えてもいいかな』と思っていたとき、夫もちょうど仕事が落ち着いたようで『次のお休みは不動産屋さん行こうね』と言われました。ハッキリ言葉にしたわけではないのに、お互い同じ瞬間に同棲したいと考えていたんです」(28歳/経理事務)タイミングの合致は確かに重要ですよね。また、休みの日の過ごし方や住まいのように、この先、長く続くことにまつわる価値観は、合っていたほうがお互いにストレスを感じずに済みそうです。■価値観が違うとうまくいかない?次はこの問題。考え方が違う人と結婚すると、すれ違いばかりになってしまうのでしょうか。既婚女性のエピソードから、うまくいったケースと、わだかまりを抱えてしまったパターンをご紹介します。◎うまくいったケース「私は昔から、手元にあるだけお金を使ってしまうところがあります。『いつ死ぬかもわからないのに、お金を貯めてばかりいても仕方ない。頑張って稼いだ分、楽しい思いをしなきゃ』と常々言っていました。反対に夫はとにかく節約好き。はじめは息苦しさを感じていましたが、予想より早く貯金の目標額を達成!住宅購入の頭金にできました」(32歳/美容師)◎わだかまりを抱えたケース「夫は私に専業主婦でいてほしいようです。私は出産後、再び社会に出たいと思うようになったけど、なかなかOKしてもらえません。もちろん子どもはかわいいのですが、自分の人生がなくなったと感じることがあります」(29歳/専業主婦)一緒に生きていくうえで、お金や仕事に関する考え方が合うかどうかは大きな問題ですよね。こういうことは、できれば結婚前に話し合っておきたいところです。■全く同じ感性の人はそういない価値観が合う・合わないにより、結婚生活がうまくいくかどうかが左右されることもあるようです。しかし、完全に一致していないと必ず失敗する、というわけでもないでしょう。ひとつ自分が譲れない部分を考えてみて、そこが彼の感性と似ているのであれば、多少ほかの部分は目をつむることも必要なのかもしれません。あなたが最も大事にしているのはどんなことですか?
2018年10月10日こんにちは、美佳です。よく付き合うなら(結婚するなら)価値観の似た人がいいなどとも言われますが、人の価値観も十人十色。自分と価値観が同じ人を見つけることも、付き合うこともそう簡単ではありませんし、見た目はタイプだけど価値観が違う男子と付き合っている女子もいるはず。そこで今回は、価値観が合わない彼との付き合い方について、いくつか述べたいと思います。■価値観の違いを無理に理解してもらおうとしない価値観が違う彼と付き合っていく上で一番のタブーは価値観の押し付け。自分の価値観が絶対とばかりに彼に押し付けては、二人の関係はうまくいきません。もちろん「なんでわかってくれないの?」と無理に自分の価値観を理解してもらおうとするのもタブー。価値観が違う人にとってそれは、ストレスでしかありません。うまく付き合っていきたいのなら「彼は彼、私は私」とそれぞれの価値観を認めるしかないです。どうしても私の価値観をわかってほしい!というのなら彼はあなたのパートナーには相応しくないので離れるべきかと。■「価値観の違い」のポジティブ面に目を向ける彼と価値観が違うとちょっとイラッとしてしまうこともあるでしょう。けどそれってお互い様ですよね。価値観が違っても彼と関係を続けていきたいのなら「なんで彼はあんな考えなの?信じられない・・・」とネガティブに考えるのではなく、「彼はああいう考えなのね。私にはない考えだったな」とポジティブに考えた方がいいかと。彼と価値観が違ったおかげで視野が広がった!くらいに思った方がいいです。まぁ、あまりにも違いすぎるとお互い理解できないシーンが多くてストレスにはなるかもしれません。そういうときは、二人でルールを設けてしまうのもアリかと思うのです。例えば、いつも揉めてしまうことに関しては、お互いの折衷案として~しよう、とか。その方が意見のぶつかり合いも減りますからね。■ぶっちゃけ、絶対に譲れないこと以外は譲るくらいの気持ちは必要誰にでも、譲れないことの一つや二つはあるもの。価値観の違う彼と付き合っていくのなら、お互い絶対に譲れないことは譲らなくてもいいけど、(というか、譲れないでしょうけど・・・)それ以外は相手に譲る!くらいの気持ちは必要かと。価値観が似てる似てないに関わらず、人づき合いって少しは譲り合いが必要です。なので価値観の違う彼とうまく付き合えるようになれば、耐久性もつくと思うので、学校や会社で価値観の違う人に会っても上手にやっていけるかと。その点で考えると、価値観の違う彼というのは今後の自分の人付き合いの上でメリットだったり。■終わりに付き合ってから「価値観が違ったなぁ・・・」と気づいてもすぐに別れを考えないほうがいいです。そもそも価値観が全く同じ人なんて、いないんですから。むしろ、どうすれば価値観の違う彼とうまくやっていけるか想像して工夫したほうがいい。じゃないと誰と付き合っても短期間で終わってしまいますって。(美佳/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年10月04日「あの人、何歳くらいだろう?」普段の生活でなにげなく顔を合わせるあの人の年齢、気になったことはありませんか?特に女性は、結婚、出産をきっかけに新しい世界にデビューしている人も多いでしょう。子どもの学校や保育園など、そこで新たに出会う人の年齢も仕事もばらばらに入り混じっているはず。コミュニケーションはしたいけれど、どんな話をしようか、自分と相手に共通点はあるのかな?と困ることも…。その際に、一つネタとしておすすめするのが、自分や相手が「何世代か?」ということです。「世代」とは、例えば、「アムラーファッションが流行った時、学生だった」など、同じ時代に同じような年齢で過ごした人たちは、当時18歳でも、14歳であっても、共通の体験が多いことから『同世代』となります。年齢で人を判断する時代でもないものの、例えば「年が近い」という事実が判明しただけで「高校生の頃はポケベル持ってたよね~!」なんて、同じ時代の話で盛り上がり、初対面の人であっても親近感を覚えることってありますよね。反対に、「私、小学生の頃から携帯持ってました」と、衝撃! の事実を突きつけられ、昭和生まれの自分とは育った環境がまったく違うんだなと思いつつも、逆に「物心ついた頃から携帯があるって、一体どんな感覚なんだろう?」と、興味が湧くこともあるかもしれません。年齢も、職業も、家族構成も、十人十色、様々なスタイルを持っている中でも、誰もが経験してきた青春時代の中には必ず共有できる話があり、それは会話のネタとして大変盛り上がります。「◯◯さん何歳ですか??」と聞くことはなかなか難しいものの、「何世代ですか?」と、聞くと、思わぬ共感や発見が得られるかもしれません。さて、早速ですが、あなたは何世代?そして、あなたの周りの人は何世代?下記は、22歳~47歳の年齢を、4つの世代に分けたチェックボックスです。当てはまる数が多ければ多いほど、あなたはその世代の確率が高いと言えます。まずは、あなたがどのくらい当てはまっているかをチェックしてみましょう。無理せず今を受け入れる【団塊ジュニア世代】□学生時代、20代の頃に「渋カジブーム」を経験した□ポロ・ラルフローレンのポロシャツが思い出のファッションアイテムだ□朝シャンブームを経験した。憧れのヘアスタイルはさらさらヘアだった□白、ベージュ、ネイビーや、シンプル&ナチュラルなテイストのファッションが好き上記にあてはまるものが多かった場合、あなたは団塊ジュニア世代の可能性が…!団塊ジュニア世代とは1971年~76年生まれの人たちのことを指します。学生時代は、BEAMSなどのセレクトショップや、シンプルなテイストの無印良品が人気に。ポロ・ラルフローレンの白いポロシャツを定番アイテムとしていた人も多いようです。社会人になる前後でバブルが崩壊したことから、「就職氷河期」を経験し、苦労した人も…。すぐ上の世代の人たちは、バブリーな暮らしや遊びを謳歌していたにも関わらず、悲しいかなそれは叶わず…団塊ジュニア世代の人たちは「質実剛健」「堅実」な志向を持つ人が多いとも言われています。トレンドには常に敏感でいたい【プリクラ世代】□学生時代、ポケベルやPHSを持っていた□学生時代、ルーズソックスを履いていた□学生時代、眉毛を細くすることに一生懸命だった□ミニスカート+厚底スタイルをしていた(もしくは周りにいた) □モテファッションが流行っていた上記にあてはまるものが多かった場合、あなたはプリクラ世代の可能性が…!プリクラ世代とは、1977年~1986年生まれの人たちのことを指します。1990年代、アムラーファッションに代表されるようなミニスカ+厚底など、いわゆる「ギャル」ファッションが誕生。他にもストリート、コンサバなど様々なスタイルが出てきたのもこの頃でした。また、2000年代になるとガングロギャルブームから美白ブームへ、さらには「エビちゃんOL」など、モテ系ファッションも生まれました。プリクラ世代の人たちは、様々なファッションカルチャーをつくりだしたことからも、年を重ねた今もトレンドには常に敏感でいたいと思っている人も多いようです。 「友達親子」のように家族仲が良い人も!【ハナコジュニア世代】□親はいわゆる「バブル世代」である□小学生の頃にパソコンデビューを果たした□雑誌「nicola」が流行っていた□小学生の頃は、黄色やサックスブルーなどカラフルな服を着ていた□不本意だが、ゆとり教育世代と言われている上記にあてはまるものが多かった場合、あなたはハナコジュニア世代の可能性が…!ハナコジュニア世代とは1987年~91年生まれの人たちのことを指します。「ハナコジュニア」ってどういう意味?と思った人も多いでしょう。この世代の両親は、いわゆるバブル景気を謳歌した「ハナコ世代」(バブル当時に流行していた雑誌『Hanako』から命名)の人たちが多い傾向があります。親から、当時の好景気によるイケイケ話を聞いたことがある人も多いのでは?ナルミヤ・インターナショナルの『エンジェルブルー』といったブランドが注目されるなどファッションへの興味は小学生の頃に芽生えたという人も。黄色やサックスブルーなど、当時流行していた色鮮やかなお洋服に身をつつんでいたという人も多いかもしれません。ハナコジュニア世代の人たちは、親と一緒にショッピングを楽しむ、休日を過ごすなど「友達親子」のように家族仲が良い人も多かったりします。 「盛る」よりも「はずす」が大事【LINE世代】□中学・高校生の頃には『H&M』『Forever21』などの海外系ファストファッションが流行っていた□森ガール、山ガールという言葉に親しんでいた□10代後半から、Twitter、Facebook、LINEなど段階的にSNSに親しんでいた□ファッションの情報収集は、雑誌よりもSNSだ上記にあてはまるものが多かった場合、あなたはLINE世代の可能性が…!LINE世代とは1992~96年生まれの人たちのことを指します。物心ついた頃から携帯電話が当たり前のようにあり、LINEやTwitterなどには10代から親しんでいる、SNSネイティブと言われています。30代のプリクラ世代、20代後半のハナコジュニア世代のようにセクシーさやかわいさを全面に押し出すファッションよりも、「ノームコア」スタイルのように、男女限らず着られるユニセックスなデザインの服を好む人が多いのも特徴。また、「盛る」よりも「はずす」ことをコーディネートのポイントとして取り入れる人も多いようです。LINE世代の人たちは、SNSを使いこなしながらまわりとの関係性を大切にしてきたため、一人だけが目立つような突飛な行動はなるべく避けたいという傾向もあるようです。 価値観や美意識の違いなど、世代のより詳しい情報はこちらで読めます!■ 団塊ジュニア世代&プリクラ世代 ■ ハナコジュニア世代 ■ LINE世代 次回は、プリクラ世代についてもう少し詳しいお話をお届けします!
2018年09月20日遠距離恋愛であまり会えないのに、彼が連絡を返してくれないととても不安になりますよね。だけど、向き合い方や考え方を変えることで、辛い気持ちはビックリするくらいラクになるもの。今回は、遠距離恋愛なのにマメじゃない彼との付き合い方のコツをご紹介します。■●彼とのLINEに関する価値観をよく話し合っておくまずは、彼とあなたとでLINEへの意識の持ち方がちょっと違うな?と感じたら、会ったとき、もしくは電話でLINEに関する彼の価値観、あなたの価値観をしっかり話し合っておきましょう。頻度、時間帯、内容など彼の価値観を色々聞いてみると新しい発見もいくつかあるはず。きっと連絡無精の彼が抱く思いは「愛情=連絡に頻度に比例しない」「用がないのにダラダラLINEするのは苦手」「忙しいと仕事のこと以外考えられない」といったことのはず。でも、女子側からすれば遠距離で会えないのだから、その分を日々の連絡で埋めてほしいところですし、返事がないと不安になってしまいますよね。その二人の思いをきちんと伝えて、彼にも遠距離だけに連絡がないととても不安になる、ということを理解してもいましょう。1度言って伝わらなければ、何度も根気よく教えてあげるのです。■●LINE以外でのツールでつながるのも◎彼が特別忙しい、というわけでもなければ、LINE以外のツールで彼とつながるのもおすすめ。SNSやオンラインゲーム、スカイプなどを一緒にはじめてコミュニケーションをライトな感じでとるのもいいですよね。また、LINEの文章のやりとりにとらわれずテレビ電話機能をつかって、すぐそこで話しているような感覚を楽しむのもいいですよね。たまに電話できるときに、よく充電しておくようにしましょう。■●連絡を「待つ」ことをやめるLINEを彼に送ってしまったらそこから返事を待つ時間がスタートしますよね。彼から返信が来るまで、「まだかな、まだかな」「遅いな」と不安やモヤモヤを抱える時間になります。彼の行動をコントロールすることはできないのだから、自分の考え方を変えたほうがラク。彼にLINEを送ったら、もう切り替えて返事を待つことはしないようにします。疑問文でない、短文やスタンプなどの返事が無くても気にならないLINEのほうが、気持ちはラクです。彼からの返事が来なくて気分がブルーになってしまう・・・というのではなく、「返事が来たらラッキー、嬉しい」ぐらいの感覚で、待つ時間ではなく自分のためだけの時間を過ごすようにしましょう。友達と好きな所へ遊びに出かけたり、恋の悩みを相談できる男友達と話をしたり、ショッピングを楽しんだり。日々を楽しんでいつも笑ってるあなたのほうが彼も会いたくなるに決まってますよね。■●連絡が来ないとなぜ不安になるのか考えてみるそもそも連絡がないとなぜ不安になるのか考えてみましょう。・連絡がない=気持ちが冷めた浮気されている自然消滅されるのでは・連絡がない=彼の身に何かあったのではこのふたつの心配で連絡がないことに不安を覚えることが多いものですが、ほとんどは前者の「彼の気持ちが離れてるのではないか」という部分でしょう。しかし、その気持ちが離れてる最悪のケースは「自然消滅」ですが、連絡がない時点で、もうすでに気持ちを取り戻すことは難しいのです。関係を修復に向かわせるにしても、別れるにしても、「もっと連絡してもらうようにする」のではなく、きちんと話し合いをもってどうにかするしかありません。そして、二人の関係の変化のタイミングというのは、それはそれで、また新たな道を自分は探せる、という自信をつけることが大事です。上のステップで挙げた連絡を待つことをやめ、自分の時間を楽しんでいくことで、自然とその自信はついていきますよ。■遠距離なのにマメじゃない彼は意外と付き合いやすい遠距離恋愛にもかかわらず、連絡をマメにくれない彼は厄介そうに見えて、意外とお付き合いしやすいタイプ。日々のLINEでお互い余計な詮索をしないで済むので、彼も自分の好きな時間を過ごせますしあなたも同様のことが言えます。LINE=愛情と考えていない彼だからこそ、電話や実際に会ったときには彼の気持ちはきっと感じ取れるはず。辛い遠距離恋愛なんてもったいないです。今の状況を楽しい生活の一部のエッセンスとして上手に向き合っていくようにしましょうね。(mashu/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月20日どんなカップルの間にも違いがあって、彼氏彼女の間で価値観が同じでないことは当然です。それ自体は何も焦ることじゃありません。そもそも、自分と違うところがあるからこそ、実際お互いに惹かれ合ったはずなんですからね。だけど、いくらふたりが違うと言っても、違ってはいけない大切な部分もあるはずなんです。価値観が違って当然なところ。違うはずのないところ。このふたつの違いについて今日は考えてみようと思います。■譲れる? 譲れない?価値観の違いがあっていいところ、いけないところ、その違いははっきり言ってシンプルで、結局「譲れるかどうか」だと思います。例え恋人が自分以外の人とキスしたり、そういうことをしてもいいのかと聞かれたら、それはいくら何でも、どんな理由があろうと「譲れない」と感じるでしょう。じゃあ、ただのデートはどうかしら? これなら「状況によっては譲れる」という人もいるかも? それでもやっぱり、「どんな理由があろうと譲れない」という人もいるんでしょうね。じゃあLINEだけなら? このあたりから割合が逆転してくるのかもしれませんけど、まあ、周りの意見はいいんです。ようは自分はどうか。どこからなら譲れるか、どこまでは譲れないかという自分なりの線引きをしてみる。その上で、自分が譲れないテリトリーの範囲内で彼との価値観の違いが生まれて「それは人それぞれの考え方あるじゃん。俺には俺なりの・・・・・・」とか言われたら、「それは違うよ。屁理屈だよ」とピシャリとそしてヒンヤリと言っていいはずです。■何でもかんでも「譲れない」は違うよ?私たちにとっての防波堤は「譲れない」というラインでないといけません。よく似てるけど、「嫌なこと」とか「私だったらしないこと」という理由で、彼との違いを拒絶してしまうことはよくあることです。「私がLINEしたら、きちんと返してほしい。あと、ちゃんと自分からもしてほしい」と考えて、彼がそうしてくれないことを「嫌だな」と感じるからと言って、そこまでもが一緒の価値観でないとダメだと言うのは、本当は譲れるはずのことを、譲れないものであるかのように偽っているに過ぎません。繰り返しますが、違いを認めず、「そこは一緒でなくちゃならないでしょ?」と言う権利が私たちにあるのは、「譲れない」とこだけ。そしてそれは、彼の「ずっと守るよ」という告白の言葉の中で約束されていたことだけなんじゃないかと思うんです。きっとあなたの彼の告白には、「浮気をしないよ」とか(直接的には言葉に出てないかもしれないけれど)そういう意味合いが含まれていたはず。「ずっと好きでいるよ」とかもね。でも、「毎日LINEするよ」とか「二度と女子のいる飲み会にいるよ」とか、そんなことはあなたとの約束に含まれていなかったはず。にもかかわらず、付き合った後になって、つけあがって、「好きならわかってくれるでしょ?」と詰め寄るとしたら、彼から「付き合ってから変わったな」とか「こんなはずじゃなかった」と思われて仕方がないんじゃないかと思うんです。こういう観点から、違いを尊重して許すべきところ、同じ価値観を主張すべきところを分けて考えることができれば、ほどよく広い心で、細かいところにこだわり過ぎず、重くも軽くもないバランスのとれた彼女でいられるんじゃないでしょうか。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年05月15日人間関係において「価値観の違い」ってとても大事ですよね。それが恋愛となってくると「自分と同じ価値観の人と付き合いたい!」と思うのは、ごく自然なことだと思います。それに実際、「価値観が合わない」という理由によって恋人と別れる人は多いもの。今回は、価値観が合わないと思う瞬間と、その解決策についてご紹介していきます。■「価値観が合わない」ってどんなこと?「価値観」というのは、ものや行為に対して良い・悪い、好ましいか・好ましくないかを判断するときの根底となるものの見方のことです。そこから考えると、「価値観が合わない」ということは何を良いとするか、悪いとするかの判断が一致しないということを意味します。具体的に見ていきましょう。たとえば、以下のようなことが挙げられます。・彼がゴミをポイ捨てするのが許せない・嫌だと言っても目の前でタバコを吸う・洋服の趣味が合わない・好きな食べ物がことごとく違った・LINEの頻度が違ったこのように本当に人の価値観は様々ですが、価値観が合わないと感じる瞬間は特に男女で違うようでした。そこで続いては、男女別で価値観の違いを感じる瞬間をご紹介していきます。■女性が価値観の違いを感じる瞬間まずは、女性が男性に価値観が合わないと感じる瞬間を見ていきましょう。女性が男性に対して価値観が合わないと感じやすいのは、男性が自分より仕事や趣味を優先するといった優先順位や、「女なんだから家事くらいしろ」など、固定観念にとらわれている女性に対する考え方を目の当たりにしたときです。また、料理を作る機会が多い女性の方は、食べ物の好みに対して価値観の違いを感じることもあるそうです。外食した際の食べ物の好みはもちろんですが、外食では分からない、いわゆる「家庭の味」に関する価値観の違いが気になるということでした。どう頑張っても、たとえば卵焼きには砂糖がいいとか、塩だとか、そういう慣れた味に対する価値観は変えにくいでしょう。■男性が価値観の違いを感じる瞬間それに対して男性は、より生活に近いことがらで価値観が合わないと感じることが多いようです。たとえば、金銭感覚、住居、趣味の時間、結婚に対する考え方などが挙げられます。金銭感覚で価値観が合わないというのは、例として、男性が自分にとって価値のないもの、たとえば彼女の化粧品などに対して、そんなに高いものでなくてもいいのではないかと疑問を呈することが挙げられます。また、同棲するときにどんな部屋に住みたいかや、結婚はいつまでにしたいかなどの考え方で、女性に対して価値観が合わないと感じることが多いようです。■解決策:相手の価値観を否定しない男女の間で価値観が合わないというのはよくあることです。むしろ、お互いの価値観がぴったりと合うなんてことの方が珍しいでしょう。では、長続きするカップルはどうしているのか、男女間で価値観が合わないときの解決策をご提案していきます。相手と価値観が合わないときに一番大切なのは、自分とは違う相手の価値観を否定しないということです。自分と違う価値観の人に出会ったとき、人はしばしば自分の価値観を押し付けたり、相手の価値観を否定したりしてしまいますが、これから長く付き合いたいという相手の場合、相手の価値観を尊重することが大切です。人それぞれなので、「そういう考え方もあるのか」と肯定的に受け止められるようになるとよいでしょう。■解決策:歩み寄る価値観が合わない相手であったとしても、相手の価値観を尊重できるようになったら、次のステップは、お互いの価値観をすり合わせることが大切です。これは恋愛に限ったことではありませんが、何らかの衝突が起こったとき、お互いに譲歩しながら歩み寄るというのは必要不可欠でしょう。歩み寄るためには、あなたが相手の価値観を否定しないだけでなく、あなた自身の価値観を開示し、相手に理解してもらわなければなりません。価値観が合わないときでも、お互いが相手のことを大切にできればその問題は良い方向に向かいます。まずはあなたの価値観を相手に開示し、なぜそういう価値観をもっているのか理由をつけて説明することで、相手はあなたの価値観も自分の価値観と同じくらい大切にしてくれるでしょう。■おわりに現実問題、自分と価値観がぴったり合致する相手に出会えることはないですよね。それなのに全てにたいして「自分の価値観」で相手をはかるのは、ただ意見を押し付けているだけだと言われても仕方ないでしょう。もちろん、人としてNGな行為は許す必要はありません。でも彼氏や彼女の趣味嗜好であるならば、少し許容範囲を広げてみる、もしくはすれ違いがあったときはきちんと話し合うことも時には必要です。目には見えないからこそ難しい「価値観が合わない」問題。でも「価値観が合わないから」とバッサリ切り捨てる前に、「自分は相手を思いやれているか」「なぜ自分がそうしたいかきちんと伝わっているか?」を考えてみる必要がありそうです。
2018年05月08日